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棚橋の愛してま~すガウン tvasahi_tanahashi_gown_*_1002.swf gl, rd 芸能人 六本木 テレビ朝日ランド プロレス広場 男子限定 ファッション トップス 300アメG http //ameblo.jp/pigg-staff/entry-10450617128.html
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嘘吐きがいたらすぐ殺す~狂気の初音ミク ◆/mnV9HOTlc ここはB-3。 さきほどまでこのエリアではブロリーとトキが戦っていた。 だが、その戦いの最中に入ってきた少女、初音ミクを助けるためにトキは自分の支給品である「エリアジャンプスクリプト機能」を使った。 その結果、ブロリーを飛ばす事ができた。 だが、一つのミスにより、ミクと自分自身までもが飛ばされてしまったのだ。 その飛ばされてしまったうちの一人、初音ミクはE-3のオアシスに飛ばされていた。 「あれ…?」 やはり彼女も驚きが隠せなかったようだった。 さっきまで目の前に大の大人二人が馬鹿臭い事をやっていたからである。 「とにかく嘘吐きを倒さなきゃね。 ここにはまだたくさん嘘吐きがいるんだもの…。」 魔導アーマーに乗った初音ミクは嘘吐きを倒すためにそれを動かした。 「シゲル、大丈夫?」 先ほどの戦いで、かなりのダメージをくらってしまったシゲル。 シゲルはドレインで回復をしているが、まだダメージは回復されないのだ。 「無理させてゴメンね。 でも嘘吐きを倒すためにはどうしてもシゲルの力が必要なの。 だからもうちょっと待っててね。」 「…」 彼女にとってシゲルは信頼できる数少ない仲間であった。 本当は他のボーカロイドの友達も信頼していたのだった。 だが、その友達であったテトが嘘吐きだったということがあったので、その考えは取り消された。 オアシスを越え、草原を渡っていくと何かが見えた。 それは橋であった。 川の向こう岸へと続く橋であった。 彼女が地図を確認するとデパートが向こう側にある事を知った。 嘘吐きがたくさんいそうだったので彼女はそこへ行くことにした。 橋を渡り終え、周りを見渡すとなにやら人影が橋の下に見えた。 彼女は魔導アーマーに乗りながら、橋の下へと行った。 「あなたは嘘吐きさんだったの? それとも嘘吐きさんに裏切られて殺されたの? ねえ、どっちなの?」 もちろん話している相手が死んでいるのは誰が見ても一目瞭然であった。 首がない人間だったのだから当然である。 「壊れた人形は何もしゃべらない…と。」 次に彼女が向かった先は倒れているスーツ姿のおじさんのほうであった。 彼はいまだに「一休さん」を踊っていたのだ。 「あなたは嘘吐きさんなの? あの人を殺した嘘吐きさんなの?」 彼女の存在に気づいた振付マスターは後ろを振り向く。 彼の目に見えたのは得体も知れない機械とそれに乗った緑の長い髪の少女だった。 「ねぇ答えてほしいの。 嘘吐きかそうじゃないかって答えてよ。」 「チチチ…チチチガガガ…」 振付マスターは声が出にくくなっていた。 さすがにナイフを突き刺されたのだからしょうがない事であった。 「そう…やっぱりあなたも嘘吐きさんだったのね。」 彼の声が聞こえなかったせいか、ミクは彼が嘘吐きだから自分の質問に答えられないと思ってしまったのだ。 「嘘吐きさんにはおしおきだね。」 それを言うと、ロボットの足が大きく上がり… 「死んじゃえ…。」 振付マスターの上にへと踏んづけたのである。 「やっぱりこの人も嘘吐きさんだったんだね。」 「見かけでは判断できないって事だね、ミクちゃん。」 「そうだね。 シゲルの言ってた事が正しかったよ。」 そして、彼女を乗せたそのロボットは動き出した。 そこに体をぐちゃぐちゃになった振付マスターを置いて…。 【振付マスター@完全振り付けマスター 死亡確認】 【E-2/橋の下/一日目・昼】 【初音ミク@VOCALOID2】 【状態】混乱(大)、恐怖、精神疲労(限界突破)身体疲労(限界寸前) 【装備】ルイージの帽子@スーパーマリオシリーズ、魔導アーマー(左腕欠損、武装チャージ中1/2)@FF6 【道具】基本支給品、あおばシゲル@MF2死ぬ気シリーズ 【思考・状況】 基本思考:重度の疑心暗鬼により、不明 ※初音ミクは今現在正常な判断ができません。精神に多大なショックを受けたようです。 【オボロゲソウ「あおばシゲル」の思考】 【状態】大ダメージ(移動と戦闘に支障はない。ドレインの効果で再生中) 【思考・状況】 1:嘘付きからミクを守る 2:ミク…… sm132 エチゼンとバンパイア 時系列順 sm134 強い力を持っているあなたに sm132 エチゼンとバンパイア 投下順 sm134 強い力を持っているあなたに sm116 トキが危険を修正するようです 初音ミク sm143 嘘と現実の境界
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夕日の下の苦悩 ◆j893VYBPfU 荒々しい呼吸が不規則な拍子を作る。 脈打つ心臓が、破裂せんほどの暴走を始める。 酷似された全身の筋肉が、心肺が、 これ以上の疾走は無理だと身体の総司令部――「脳」に訴え駆ける。 だが、その訴えを延々と黙殺し続ける。 このツケは、いずれ大きく返ってくることだろう。 逃げ場のない大橋は少しでも速く通過しようと 僕は体力の限界も無視して全力で駆け抜けたが、 その先で遭遇したものは新たなる生命の危機であった。 大橋の袂から少し離れた通りで、 沈む夕日をその背に豪奢な衣装を纏った男…。 それも、おそらくは王侯貴族に類する出で立ちの男が軍馬に跨り、 周囲の空気が歪む程の殺気を漲らせつつ怒声を張り上げていた。 それはもはや通常の人間が出せる声量を遥かに凌駕し、 その響き渡る禍々しい声は、もはや肉食獣の咆哮にも等しい。 気配も、その行動も、まるで人間じゃあない…。あれは、人の形をした獣だ。 考えるまでもない。あの男はこの殺し合いに乗っている。 いや、殺し合いに“乗っている”というのは正確な表現じゃない。 あれはそのような理性的判断が出来るようには見えない。 本能の赴くままに狩りを行い、そして欲しいままに殺戮を行う捕食者なのだろう。 あのヴォルマルフという男が言った“ゲーム”など、最初から関係がないかのように。 男の怒声は、まだ遠くに離れているため、その内容までは良く聞こえない。 ただし、ただ一つだけ確実に言える事がある。 ――もし見つかれば、逃げ場もなく、為す術もなく僕はあの男によって殺される。 あの男にとっては、殺戮の対象に区別などないが故に。 元より相次ぐ全力疾走で、ただでさえ少ない体力は既に限界を迎えている。 その上軍馬で追いかけられれば、どこをどう逃げようとも瞬く間に追いつかれる。 橋から落ちれば、この高さだとおそらく死ぬ。無論、隠れる事も出来ない。 気付くな。 気付くな。 こちらを振り向くな。 このままでは、突き進む事は出来ない。 ここままでは、引き返す事も出来ない。 前方にも、背後にも、まごう事無き「死」が待ち受けているが故に。 進退はここに窮まる。 気付かれぬ幸運に縋り、運がなければ死を待つしかない。 やがて赤い騎手の肩がぴくりと震え、何かに反応する。 ――まさか、勘付かれたのか? 来るな。 来るな。 来るんじゃあない。 来ないでくれ。頼む。 そして幸運にも、赤い騎手…。 いや、“赤い悪魔”とでも形容すべき瘴気を漂わせた男は、 遠くにいる黒い何かに向かって全速力で疾駆し、 その黒い何かは得物を振り回しそれに応じていた。 やがて、その二人は先程の怒声に劣らぬ程の、 甲高い生命なき者どものによる悲鳴の調べを奏で始める。 それは二人が織り成す命懸けの競演、いや、狂演。 それはただおぞましく、只でさえ冷汗の張り付いた背筋に さらに氷柱を差し込まれたかのような怖気さえ与える。 あの赤い悪魔も凄まじいが、あれと渡り合えるような猛者までいるのか。 いや、見とれている場合ではない。奴らに勘付かれてはならない。 ――あの争いに巻き込まれれば、間違いなく死ぬ。 二人は幸いにも壮絶な殺し合いに夢中であり、今はこの場を大きく離れている。 そして、奥の方にもあと二人ほど人がいたようだったが、 少なくとも今はこちらから見える場所にはいない。 だったら、この橋を渡り切り村に避難する絶好の機会だ。 どうせ、もう後ろには引き返せないのだ。今、ここを通り抜けるしかない。 僕はなけなしの体力を振り絞り、橋の袂を抜け、 四人の集団を避けながら手近にある民家に滑り込んだ。 ◇ ◇ 一息つける場に来て、緊張の糸が切れ安心してしまったせいだろう。 膝が大きく笑い始める。腕も上がらず、そしてただ息苦しい。 身体以外で、脳以外にまともに従ってくれる箇所はもはやない。 脳以外の全ての器官がそう強訴し、それ以外の命令を一切拒絶する。 体力は既に限界を越えてしまっていた。 もとより、マグナと違って、それほど体力がある訳じゃない。 それに無理をし過ぎたせいだろう。一歩たりとも動けないようだ。 僕はよたよたと、歩くというよりは見えない力に突き飛ばされるように 寝室に転がり込り、そこで大の字になる。 自分の荒く激しい呼吸音だけが大きく民家の寝室に響く。 いやに耳障りだ。 運動と冷汗による濡れた汗が服にじっとりと染み込んで、 濡れ雑巾を身体中にべっとりと張り付けたような不快感が襲う。 兎に角、休養が欲しい。そして着替えも欲しい。 着替えた後は、この村から誰にも見つからず逃げ出したい。 あの先程の騒乱の中に、マグナらしき人影はなかった。 ならば、先程見かけた争いに加わる気は毛頭ない。 マグナやアメル、そしてギブソン先輩等の掛け替えのない仲間達なら兎も角、 見知らぬ人間が何人、何万人殺し合おうが僕には一切関係がない事だ。 誰かを助けようとも、誰かに協力しようとも僕は思わない。 むしろ、こちらとマグナ達の目の届かない所であれば、 好きなだけ勝手に殺し合えばいいとさえ思っている。 元より、僕は人間というものがあまり好きではない。 どちらかといえば、憎悪の念さえ抱いている。 僕が融機人であり、人間ではないが故に。 僕が融機人であり、祖先から受け続けた迫害の歴史と記憶を継承しているが故に。 認めたくはないが、確かにあの男が言うとおり、僕は人間の振りをしているに過ぎないのだ。 僕が融機人である以上、人間への憎しみは和らぐことはあっても、生涯消えることはないだろう。 僕が受けた、僕達融機人が受けた扱いは、比喩抜きでその血が永久に忘れる事を拒絶する。 いや、そうでなくとも。僕が融機人である以上、 その無念は決して忘れてはならないものなのだ。 僕の祖先が犯した、取り返しのつかない過ちや罪と同じく。 かつてレイム=メルギトスを倒そうとした時も、人類の為とか、 平和の為だとか、そういった正義のようなものは一切なかった。 もしあいつらが傍にいなければ、レイムにはそもそも関わろうとすら考えなかった。 最も、マグナ達はどんな場合でも間違いなく、全ての人達の為に戦っていたのだろうが。 だが、僕はあいつじゃない。僕はあいつのように、決して優しくも綺麗にもなれない。 それは僕の中にある、そして僕が融機人である以上決して切り離せない醜い部分であり、 どす黒いしこり…。 ――やれやれ。『融機人は本当に血も涙もない』って言われているが、 融機人の血は本当にオイルのようにどす黒いものなのかもしれないな。 それなら、確かに過去を“水に流す”というのも出来ないんだろう…。 ――所詮は水と油、なんだからな…。 気が付けば、頬が皮肉げにゆがんでいた。 自虐的な妄想を、一旦切り離す。 今はこんな詰まらない事に思い煩っている場合じゃない。 呼吸が整いだした所で、民家の手近にある衣装棚から、衣装を引き出す。 僕が最初に見つけ出したのは、見たこともない、黒い光沢のある革製の衣装だった。 成人女性の体格に合わせてある…。体に密着し、その全身の曲線を大きく誇張する それはさらに胸元が大きく開いていた。傍には黒く長い手袋とブーツが並んであり、 それで合わせて一対の衣装となっているようだ。 なんとまあ。 なんとまあ、いかがわしいものだ。 もし、これをパッフェルさんやミモザ先輩なんかが身に付けたら、一体どうなる事だろう…。 この場には相応しくない、邪な、 全くもってふしだらな妄想を抱いてしまったせいだろうか? 不謹慎にも自分の顔が赤く染まり、余計な場所に熱が帯びるのを感じる。 この時ばかりは、自分自身の若さが少々恨めしい。 融機人だろうが、堅物メガネと言われようが、 僕にだって性欲くらいはちゃんとある。 でもこれは、流石に男性の僕が着れる代物じゃあない。 だからといって、この場にいるアメルやパッフェルに勧めれば良いのかのかといえば、 決してそういうわけでもないのだが。いや、アメルにはそもそもサイズが合わないな…。 深呼吸をして妄想を振り捨て、平静を取り戻す 件の黒い革製の衣装一式は、とりあえずデイバッグにしまうことにした。 一民家に置いてあるには余りにも不自然な、奇抜な衣装である以上、 もしかすれば、主催者側が特別に用意した支給品の類かもしれない。 そうであれば、何かこのゲームに優位に立てる効果があるかもしれない。 いや、これは自分が誰かに着せたいからというわけじゃないんだ。 そこの君、胡散臭そうな目でこの僕を見ないでほしい。 念のため言っておく。それは誤解というものだからな。 別の衣装棚には平凡な成人男性向けの普段着もあったらしい。 その中でも最も露出度の低いものを探し出し、それを拝借する事にする。 それでも、顔以外は全て覆った今の学生服に比べれば露出度は若干高くなるのだが。 調べて見ればその衣装も新品同然で、何故か使い込まれた形跡が全く見当たらい。 いや、衣装だけに限らない。この民家にある食器や家財一式、 その他全てが綺麗なままなのだ。 …一体、どうしたことなのだ? だが、今はそんなささいな事に疑問を抱いている時ではない。 呼吸も整ったことだし、早急にこの村から離脱することを優先したい。 自分の生命すら危うい状況なのだ。 疑問はゆっくり出来る時に考えればいい。 …だが、これからどこに避難する? この村を離れて向かうとするならば、 西にある塔か、それとも南にある城か…。 僕はその民家から調達した救急箱から包帯を取り出し、 手足と首筋に念入りに巻きつけ、その上から調達した普段着を着る事にする。 これで、傍目からは融機人の外見的特徴は隠れるはずだ。 服は乾いたらまた着直すのでデイバッグに詰め込み、 その際に少しだけ透明の水筒から水分を補給する。 生き返る。ひんやりとした感覚が喉から胃を伝い、身体が悦びの声を上げる。 わずかにだが、今、僕はここに生きているという実感を感じる。 本当は出来ればもう少し休憩が欲しい所なのだが、 今まさに殺し合いが始まっている村なんかに長居なんて出来ないし、したくもない。 なにより、いつ先程のあの場にいた四人の内誰かがこちらを訪れに来るとも限らない。 無論、その四人の内誰が来ようとも、内容は決して平和的なものではありえないだろう。 だからこそ、この場は早々に立ち去ることにした。 ◇ ◇ 呼吸が整ったので、音をたてず、ゆっくりと引き戸を閉め民家を後にする。 魔法によって出なくなっていた声は、体力が回復した頃には元に戻っていた。 まだ本調子とは言えないが、召喚魔法を使う分には支障にはなりえないだろう。 念のため、周囲を見渡す。 地表を赤く染めていた夕日は落ち、すでに周囲は薄暗くなり始めていた。 立ち並ぶ民家の陰に隠れて、斬撃が聞こえない、人の声がしない場所を選び少しずつ南下する。 早く、この死の村を脱出したい…。 早く、あのマグナ達と出会いたい…。 ここにきて、緊張と疲労が再び頂点に達したせいだろうか? 僕には正面の広場で二人の男女が殺し合いを行っている事にすら、 遭遇する直前まで気が付いてはいなかった。 振り向けば、近くで打撃音と何かが倒れる音。そして、刀剣の鍔が鳴る音。 幸い、向こう側がこちらに気づいた様子はない。その前にこの場を離れよう。 だが、うかつに動き、音を立てるのは危険だ。 それに、危険人物の顔立ちだけは確認しておいたほうがいい。 僕は立ち並ぶ民家の物陰から、その様子を窺う。 その様子を眺めて見れば、そこは顔色の悪い悪鬼の形相を浮かべた少年が 赤毛の女性の首筋に剣を突き付け、今まさに刃を引こうとしていた。 ――おそらく、瞬く間にあの女性は致命傷を受け息絶える。 どちらが悪で、どちらが助けるべき存在なのか、 それはもう誰に問うまでもないだろう。 もしマグナなら考える前に身体が動き、 あの少年を止めに入っていくことだろうが。 だが、僕は彼女を助けない。 いや、彼女を助けられない。 残念だが、どうあってもこの状況からでは僕は彼女を救う事は不可能だ。 手に入れた召喚魔法を今から詠唱した所で、到底援護にも間に合わないだろう。 それに、今疲労困憊の僕があいつを相手にしようとした所で、 その場に余計な死体をもう一つ増えるだけにしかならない。 そして、僕はまだマグナやアメルと出会うまで死ぬわけにはいかないんだ。 一瞬、そんな冷たい僕を非難するマグナの姿が脳裡に浮かんだが、僕はそれを黙殺する。 残念だが、僕は見知らぬ人間を生命を賭してまで助けようとする程のお人よしじゃない。 悪いが、君を見捨てざるをえない。 だが、どうか悪く思わないでほしい。 見知らぬ赤毛の方。 僕は目の前の女性に、無言で謝罪する。 『終わりだ、死ね』 少年の静かな死刑宣告が周囲に響く。 僕は惨劇の瞬間に、僅かに目を伏せる。 いや、それは僕自身の醜さに目を逸らしたのかもしれない。 だが、女性の喉から血潮が噴き出す、奇妙な笛の鳴る死の音色が 響く瞬間は、いつまでたっても来る事はなかった。 彼女には、まだ幸運というものが残っていたらしい。 薄情者の僕にとっては災難…。いや、天罰だったのかもしれないが。 僕は、二人が殺し合いをしている中で、さらに遠くで緑髪の少女が こちらを注意深く眺めている事にすら気がついてはいなかったのだ。 その緑髪の少女は、発見した僕を指差し、何を思ったか息を大きく吸い込む。 ……マズいッ!! 『ああーーーーーっ!』 指さされた瞬間に、僕は物陰の奥に隠れる。 理由は言うまでもない。僕に大声を掛けようとしている。 このような場所に留まれば、確実に巻き込まれる! 『ね、ねえ! あそこ――――あそこにも人がぃ、ふが……っ!』 『バカチンがぁぁ! あんなやつらに存在を教えたら…………。』 何か騒ぎ出す声が聞こえる。さっきの緑髪の少女のすぐ傍に、 悪趣味かつ奇抜な衣装をした銀髪の青年がすぐそばにいたが、 その者が口を塞いだ。あとはただもがもがと言う声が聞こえるのみである。 先程の少年は、おそらくこちらの存在に気づいたであろう。 そして、大声を出した緑髪の少女ともう一人の銀髪の青年の存在にも。 だが、それから直ぐに先ほどの少年らしき男の苦痛の絶叫が周囲に響き渡り、 僕は全速で後退しようとしたその脚を一旦止める。 ――まさか?!あの状況から、あの人は生き残ったのか? 驚く僕を尻目に、よたよたと何かが近くを通る足音がする。 距離はかなり近い。 足音からして、先程の女性のものであることは間違いがない。 そうか。あの赤毛の女性は、助かったのか…。 それは、よかった…。 それは喜ばしい事だが、僕には関係のない事だ。 そして、僕がそれを祝福する資格もない。 悪いが、僕も先を急がせてもらう。 貴女に関わり合っている暇は惜しいからな。 僕はあいつらを守らなきゃならないんだ。 余計な事に首を突っ込んではいられない。 あいつの為に。 僕自身の為に。 僕は考え直し、再び逃走を開始しようとする。 だが、あいつの事を再び考えた時。 僕はふと、あいつが今の僕の行動を知った時の事を考えてしまった…。 なぜか、心臓がちくりと痛む。 その心の棘は、確かに錯覚に過ぎないのだが、奥にずぶずぶとめりこんでいく。 人を見殺しにする事自体に、僕は別段心は痛まない。だが、しかし。 人を見殺しにした薄情な親友の事で悲しむマグナの姿を想像する事が、 僕にとってはどんな事よりも、何よりも、辛い。 気がつけば、僕は足音のする方角に駆けだしていた。 考えるよりも先に身体が動く。僕が一番嫌いな、軽率な行動だ。 それをマグナに叱りつけた事が何度あることか。 だが、僕はその愚かな行動をマグナのように率先していた。 僕の中にある計算高い、そしてどす黒い部分が今の僕に囁く。 ――あんな女、放っておけ。関わって、何の得がある? ああ、たしかにその通りさ。関わり合うことで、なんのメリットもありはしない。 むしろあれは厄病神の類だろう。たとえ本人に罪は無くとも、関わってはならない。 ――お前は自分死ぬ危険に巻き込まれてもいいというのか? ああ、それは物凄く嫌だ。マグナなら兎も角、見知らぬ人間にそこまで世話を焼く必要性はない。 自分の身の安泰を考えるなら、この場を逃げ出すべきだろう。彼女に巻き込まれてはならない。 ――なら、どうしてお前は彼女を助けようとする?あいつは人間だろう? 僕は確かに人間は嫌いだ。むしろ憎悪さえ抱いている。僕は融機人だからな。 でも、そんな事は今関係がない。あの女性を助けるのは、彼女のためなんかじゃ決してない。 僕はあいつの為に、いつまでもあいつに顔向けできる人間でいなければならないんだ。 僕自身の為に、そして僕を信頼するマグナのために。 だからこそ窮地の彼女を助けるんだ。たとえ、何があってもな。 「……ったく、僕は馬鹿か?!」 理性はこれ以上なく明確に、あの女性と関わり合うことを拒否している。 にも関わらず。僕はあの赤毛の女性を助けるべく、行動を開始していた。 あいつのように。 あいつのように、感情の赴くままに。 どうやら、あいつの馬鹿が移ってしまったらしい。 僕は自嘲の笑みを浮かべる。 やがて、片足を引き摺るように歩く彼女の後姿を捉える。 その全身は土埃にまみれ、太腿からは血を垂れ流している。 今はさほど血は吹き出ていないが、すぐにでも応急手当が必要だろう。 もしかすると、殺される直前にあの少年から凌辱を受けていたのかもしれない。 そんな事を考えながら彼女に声を掛けようとした時――。 『――諸君、これから第一回目の放送を始める』 ――あのヴォルマルフという男の、声が村中に響き渡った。 時刻は、今が逢魔が刻。 【C-3/村/1日目・夜(18時)】 【ネスティ@サモンナイト2】 [状態]:全身に火傷(軽症)、身体的疲労(中度)、精神的疲労(中度) [装備]:ダークロア@TO 、村人の服(その下に、襟元と手足に包帯を巻き付けて肌の露出を無くしてます。) [道具]:支給品一式(食料1/2食分消費) 、蒼の派閥の学生服(ネスティ用)、女性用の黒い革製の衣装一式(詳細不明)、包帯。 [思考]1:協力者を探す 2:仲間たちとの接触も早めにしたい 3:自分と仲間の身の安全を優先 4:自分がマグナに信頼される人間である為に、目の前の赤毛の女性(アティ)を助ける。 5:赤毛の女性に、ほんの僅かな罪悪感。 6:“赤い悪魔(ハーディン)”と黒い何か(漆黒の騎士)、そして顔色の悪い少年(ヴァイス)を警戒。 [備考]:沈黙状態は時間の経過により解除されました。 :前話でチキが指差したものは、物陰に隠れていたネスティでした。 :なお、ヴァイスやレンツェンは振り向いた時には既に奥に隠れた為、 存在は認識してますが顔までははっきりと見ておりません。 :女性用の黒い革製の衣装一式(詳細不明のボンテージ)はネスティは深読みをしておりますが、 残念ながら別段なんの特別な効果もありません。衣装の詳細は次の書き手様にお任せします。 :ネスティは赤毛の女性(アティ)が少年(ヴァイス)に性的暴行を受けたかもしれないと考えています。 092 力在る者すべて(後編) 投下順 093 臭いと芝居と色々と 092 力在る者すべて(後編) 時系列順 094 臨時放送・裏 057 死闘 アティ 110 REDRUM 057 死闘 ヴァイス 098 ハイ・プレッシャー 057 死闘 レンツェンハイマー 098 ハイ・プレッシャー 057 死闘 チキ 098 ハイ・プレッシャー 072 愚者の集い ネスティ 110 REDRUM
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新規の方へ スレ参加の前に、元彼関連と経歴と語録をチェックするとより良い ゆらオチが楽しめます。あむちゃん時代からウォッチを始めた人も まずはゆら時代の語録と元彼関連、元親友さんの証言などを見ておくと よりあむちゃすの言動がおかしい事に気付いていただけるかと思います。 面倒な方は元彼関連と経歴の組み合わせで大まかな流れが理解できるかも しれません。こちらも時々更新しています。 被害者の方は特に最初はゆらの言動に怒りを感じるかもしれませんが まずは深呼吸しておちつくこと。落ち着いた上でまだ怒りが納まらないときは スレに感情を叩き付けて。勢いでゆらや周辺のお友達に対して凸することだけは避けて下さい。大丈夫、相手は堕ちて行くだけだ!溜飲は幾らでも下がる! オチャの基本姿勢 ネットウォッチ板のローカルルールに基づいていると思われます。 ネットウォッチ板をご存じない方は下のURLをご覧ください。 http //www42.atwiki.jp/stop-modoki/pages/1.html 個人的には本人凸は厳禁、周辺の方への凸は極力避ける、 スネークは(住民にバレないなら)いいんじゃないかと思っています。 ホススレ住民ってどれ位? みんな水風関連の人なの? 人数:過去スレで点呼を取ったときには50人ほどいました。(改造・6) 傾向:風水の方、オタク時代からのオチャ、偶然街でみて知った方等… ホスラブは風水の掲示板ですが、ゆらスレに限って(?)はロリさんやオタ、 ギャの方…幅広い層が見ているようです。たまに男性っぽいレスもあります。 元々2のネトオチ板にもスレがあったのですがあちらで作れなくなった為に ホスラブに流れてきた人も多そうです。 何でゴリゴリ言われているの? 名前の無い女達 最終章 にて「ゴリラ」と形容された事が最初でしたが ゆらがBBチャットをはじめて待機中の動画が見れるようになって、本格的に 「ゴリ」の名が定着したようです。他には「はまじ」とか言われていた事もあります。 ブログだけ見ている方はピンと来ないかもしれませんが 待機動画を見た方は大抵ブログの自撮り画像とあまりに違うので驚かれるようです。 めるちゃん事変(要約) 住民の受験生が板で「ついったー垢取ってゆらと絡もうかな」 めるちゃん登場良い具合に接近 しかし、ブログの内容を詳しく把握しているのを露呈しまくってしまい ゆらに「何でゆらのことそんなによく知ってるの?ちょっと怖いな」とリプされる。 オチャであるとバレるかと思いきや、なぜかゆらはめるちゃんをネカマ扱い。 めるちゃん「ネカマだなんてナンセンスー☆めるは女だよ!」と写メールUP。どうみても女の子。 ゆら、何も言わずにめるちゃんをブロック。 以後、めるちゃんはゆらのフォロワーさんと絡みつつゆらを皮肉るツイートを続ける。 捨て垢らしきkotomicyasu出現。呟きは当WikiのURLを載せたものだけ。 ゆらのフォロワーに手当たり次第にフォロー、WIKI爆撃を仕掛ける。 フォロワーさん数人はWIKIと現行スレを見たようで、反応有り。 kotomi垢消滅。 めるちゃん垢スレのURLを呟いた後で消滅。 めるちゃん、スレ内でkotomi垢が自分の捨て垢であった事を告白。 ゆらついった「個人情報明かしすぎたかも…」とこれまでの垢を削除。 鍵つきの新アカに移行する。フォロワーはその時期に絡んでいた人とお友達だけ。 数日後、アメーバIDも削除。ブログ停止。 《その時の背景》 ゆらが逆ナンした設計士(汁たん)がゆらに気がありそうな素振りだったので スレには汁たんへのWIKIのURL凸を推奨する書き込みも多かった。 めるちゃん登場当初からスレではオチャのスネークであると言われていたが ゆらがそれに気付いていた感じはなかった。(スネーク宣言から実行まで少し時間があった&スレを跨いでいたので忘れていた可能性も否めないが…) めるちゃんはスネークのつもりで近づいたが、下手を踏んでゆらを警戒させてしまい、ブロックされたので方向を変えて凸の爆撃をしたと思われる。 凸を嗜める声が余りなかったことも考えてめるちゃんだけを責めるのは酷かもしれません。 フォロワーさんの目に留まる事も考えて、ゆらちゃんのお友達向けの文章を TOPに掲載していました。現在はお友達の目に留まる可能性は低いと思われますのでお友達向けの文章は削除しています。 バンドスレへのwikiアドレス凸も遠慮してもらえると嬉しいです。
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ここを編集 目次 3月 2月 1月 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 この下は広告です。
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Marquis 概要 船種:ヨット 和音:マーキス 日本語訳:侯爵 性能 重量:5000kg 最高速:190km/h 加速:0m/s2 解説 エンジン付きヨット。 帆を広げることは出来ないが、エンジンが備えてあるため帆が畳まれていても進むことができる。 便利なことにマスト類に当たり判定がないので、低い橋の下を通ることができる。 その反面性能は乏しく、ミッションや逃走などには全くつかえない。大海原をのんびり航海するための船だと思おう。 ボートスクールオールブロンズの賞品でもある。
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■旧修練場 ├紫色の霧に入る └近くの紫色の霧に入り、忘れられし遺跡へ ■忘れられし遺跡 └橋を降りて紫色の霧に入る ■風の渓谷 ├敵を全滅させて赤い封印を解除 └MAP右上の紫色の霧に入る ■集いの広場 └敵を全滅させて赤い封印を解除 ■ラピス川 └橋の下の紫色の霧に入る ■風の渓谷 └捨てられし教会へ ■捨てられし教会 ├武闘神像を破壊して『ブルーオーブの欠片』を入手 └階段下から優しき森へ ■優しき森 └中央の像の影と反対方向に4回進む ■忘れられし遺跡 └時空神像があるので活用しよう ■最深部 ├エキドナと戦闘 ├『ギルガメス』を入手 └先に進む DMC4 Topページへ
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木原の下は何もありませんってなぁ! -- (名無しさん) 2011-04-18 19 35 55
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発注者 17-00339-01:きみこ:FVB 目的 詩歌藩国で戦闘中のFVB国民に投降と帰国をお願いするため 広告データ L:007・FVB国民の皆様へ={ t:名称=FVB国民の皆様へ(イベント) t:要点=広告 t:周辺環境=なし t:評価=なし t:特殊={ *FVB国民の皆様へのイベントカテゴリ = 広告イベントとして扱う。 *FVB国民の皆様へ掲載藩国と人口 = 詩歌藩国で戦闘中のFVB設定国民:1万人 追記:10万人に修正 *FVB国民の皆様への視聴者層 = 全員 *FVB国民の皆様へのGRP = 600GRP *FVB国民の皆様への内容 = { FVB国民の皆様 帰ってきて下さい! 即刻戦闘をやめて、投降して下さい! 皆さんが武器を置けば、誰もそれ以上の戦いは望みません。 しかしこのまま戦闘を続ければ、必ず全滅させられるでしょう。 FVBは皆さんの帰りを待っています。 火星の戦いが終わったら藩王と摂政が直接そちらに赴きます。 どうぞ待っていて下さい。 一緒にもう一度、やり直させて下さい。 どうぞ、生きて故郷へ帰ってきて下さい。 FVB } t:→次のアイドレス = なし } 広告費用 広告枠費用計算 http //syaku003.appspot.com/entry/show/2649 こちらの質疑により、人口1万人。 特別広告費用として広告費を20倍。 1万人×600GRP×20=1億2千万 ※)人口チェックミスがありました。実際の人口は10万人です。 10万人×600GRP×20=12億 広告枠費用 資金:1億 → 資金:12億 消費申請 17:FVB:-1億 → 17:FVB:-12億 備考 修正根拠 http //p.ag.etr.ac/cwtg.jp/bbs2/25487
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作:絵の人