約 2,888 件
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau9/pages/344.html
注意 この話はfuku1394.txt「大会に行こう! そして、それから…」と関係があります 俺設定が大量にでてきます 虐待は、ほとんどありません 若干の性的表現が含まれます お兄さんが主人公です 今回はIFストーリーです ふらんと暮らすようになって一年と三ヶ月が経った。 ふらんは今でも害ゆっくりの駆除の仕事をしているが、最近では巨大なゆっくりが出てきて大変らしい。 まあ、巨大種についてはその内に効率の良い狩り方が確立されるだろう。 ……チッ、またでかい奴か。 正直に言って私はこのでかいやつらが害ゆっくりの中でも、特にきらいだ。 理由はいくつかあるが何よりも、くじょがめんどうだ。それに、 「ゆぅっくりしていってねぇ!!」 この、他のゆっくりと比べておそく、低く、地面をゆるがすような声がかんにさわる。 「ここで何をしている?」 「ゆゆぅ?ここはまりさのみつけたゆっくりプレイスだよぉ。」 「そうか、なら死ね。」 「ゆゆぅ!たとえフランでもまりさにかてるとおもってるのぉ?ばかなのぉ?」 ……天罰決定! いかに巨大種といえど、しょせんは一ぴき、 まずは手刀で攻撃する 「ゆぅ!なんできれるのぉ!」 こいつらの皮はゆっくりにしてはかたいので、『ふつうの』ほ食種ではそうそう傷つけられない。 だが、私にとっては問だいにならない。 「まだまだいくよう!」 右目にぬき手をあびせる 「ゆ!ゆぐああああああああ」 手にアンコが付いたのでなめる 「うーん、ふつう」 「よ、よぐもやっだなあぁ!」 デブが体当たりをしてくる、が、当たるわけが無い。 そのままのいきおいで顔面から着地した。 「ゆぼおおお!」 このスキに一旦高くとびあがる、とどめをさすためだ。 「ゆぅ、フランがいない!どこいったぁ!」 体を起こしたデブが下でさわいでる。お前の真上だよ。 「ふふん!さてはにげたな?」 莫迦か?どうしてそうなるんだ? さっさと終わらせるために急こう下して、体当たりを食らわす。 「ゆべぇ!」 私がとつ入したあなと、だっ出したあなからせいだいにアンコをふき出すデブ。 「ゆべべべおおがががえ……うぺ……」 なんともきたないだんまつまを残してデブは死んだ。 「二度と会うことも無いだろう…」 おなかもすいたしそろそろ帰ろう。 たしか今日は外食だって言ってたっけ。 「うーん、ここにするかな、いや、それともこっちに…」 俺は夕飯をどこで食べようかと考えチラシを読んでいる…そこへ カランカラン 「ただいまー」 「おかえり」 ふらんが帰ってきた。 「だんな、夕食はどこにする?」 「ん?ふらんはどこがいい?」 「私は、マウンテンにいきたいなぁ」 「マウンテンはこの前行ったから他のところにしないか?そういえば、何であそこの店長はいつもマスクしてるんだろ?」 「マスク?何を言ってるんですか?それに、そんなこと私に聞かれても…」 「それもそうだな。…お、このゆ民って店はどうだ」 「どんなお店?」 「ちょっと前に出来たお店で、とても評判のお店らしい。ここにするか?」 「うん、そのお店に行こう」 俺達はゆ民で食事をして帰ってきた。 ゆ民の食事はおいしく、値段も親切だった。 これなら評判になるのは当然だ。 「おいしかったね、だんな」 「ああ、また行こうな」 「さて、おいしいもの食べたし…」 「ん?まさか…」 「食後の運動といきますか」 「やっぱりか」 「それにしても、お前本当に好きだなあ」 「ん…それは……あっ……だんなもでしょう……」 それにしてもあれだけ食べたのに一戦したらお腹が空いてしまった。 そうだ、ふらんを食べよう。 「ん…あ…だんな…だんな………ひあっ!?」 おお、締まった。 「うう…急にちぎらないでよう…」 「ああ、悪い。腹が減ってな」 そのまま千切った左手を食べる。 「だんな……私……おいしくないでしょ……」 「……」 「ふつうの子にくらべたら……私なんてああっ…」 食べ終えたのでもういちど千切った。 「もう、だんなったら……」 結局ふらんを食べながら行為を続けた…… 「ねえ、だんな……」 「どうした?」 「私ね……子どもがほしいの……」 「……よし、明日加工場で買ってきてやる」 「違うの……私、こどもをうみたいの……」 「……相手は誰だ?れみりゃか?フランか?」 もちろん他の誰かにふらんを渡すつもりは無い。 「もう!私がだんな以外とするわけないでしょ!」 「……ってことは……相手は……俺…?」 「うん」 「いや……しかし……人間とゆっくりの間に子供なんて……」 「う…う…でも……ヒグ……わたし……」 「あー、わかったから泣くな。なんとかならないか調べてみるよ」 「…ヒグ……うん…ありがと…だんな……」 こういったことは、あの人に聞くのが一番手っ取り早そうだ。 ………と、いうわけなんです」 うわ、なんか汚いものを見るような目で見られてる気がする。 「……ふう、最近そう言う相談が多いんですよ」 ホントかよ? 「結論から言うと方法はあります」 「本当ですか!」 思わず語気を荒げてしまう 「はい、近頃開発に成功したこのYエキスを使えば可能です」 「Yっていうのはやごk「ゆっくりです」 「……で、そのYエキスを使えば本当にできるんですね?」 「もちろんです。しかも妊娠確率はほぼ100%」 「おお、すごい」 「これは元々捕食種の量産のために開発された薬なんです」 「そうなんですか」 「あなたの所は確かフランでしたね」 「はい、そうです」 「それでは、こちらになります」 そう言ってビンを一本俺に渡した。 「ありがとうございます。えーとお値段は…」 「これぐらいです」 「これぐらいですか」 結構安い値段だ、俺は料金を払って家路を急いだ。 ………と、いうわけだ。喜べ、ふらん」 「本当!だんな!それじゃあ、さっそく…」 「ああ!いつでも来い!」 翌朝…… 「えへへ~だんな~」 ふらんがニコニコしながら扉で体を隠しながらこちらをみている。 その態度じゃバレバレだ。 「あのね……できちゃった//////」 そういって膨らんだお腹を見せてくる。 「おお、おめでとう」 「家族がふえるよ!」 「やったねふらん!」 ゆっくりの妊娠から出産までは早い。恐らく今日中には産まれるだろう。 「よし、今日は仕事を休んで俺もいっしょにいるよ」 「うん!ありがとう、だんな」 そして、出産のとき…… 「あ…だんな…いたい…いたい…」 「がんばれ!ふらん」 「あ…あ…うまれる!」 ポンッ まるでそんな音がしたかと思うとふらんは恍惚の表情を浮かべていた。 無事産まれたようである。そうだ、子供の方は……!! 「う~♪う~♪」 空気が凍るのを感じた… 「ど…どうして私とだんなの子どもがれみりゃなの!う…!」 「どうした!?」 「まだ…うまれるみたい……」 結局ふらんは三頭の子供を産んだが、その総てがれみりゃだった…… 「なんで…どうして…」 「ふらん…今日は…もう寝よう…」 「………うん」 次の朝 「……ふらん…本当に大丈夫か?」 「うん、大丈夫。一ばんねたらスッキリしたよ」 ウソだ。でもだんなは今日、大事な里のかいごうがあるんだ、 私のせいで休ませるわけにはいかない。 「…それじゃあ、いってくる……できるだけ早く帰ってくる」 「うん、いってらっしゃい」 本当は行かないでほしい。でも、そんなわがままをいえるわけが無い。 ……ああ、なんだかねむくなってきた… そういえば、きのう…よく……ねむれ………なかった……な……… ……ハッ! いけない、ついウトウトしちゃった。 そうだ、あいつらにエサをやらないと。 そう思いリビングに入ると、しんじられないこうけいが目に入った。 「なに…これ…」 へやはメチャメチャにあらされていた。 ゆうしょうトロフィーはたおされ、れいぞうこの中みはゆかにぶちまけられていた。 「「「う~♪う~♪」」」 この声は、まさか 「あ、ま~ま~、れみりゃがんばっだどぉ~」 豚が一ぴき、やぶれたしゃしんをふみながらこっちにきた。 …!あのしゃしんは私がここにきて一年のきねんしゃしんじゃないか! 「う~♪ま~ま~、いいこいいこして~♪」 どこでおぼえたんだ、そんなことば 「…これをやったのはお前らか?」 「う~?そうだどぉ~」 ……ブチ 私の中で何かが切れた。 「…おい、ちょっとこい」 「う~♪すぐいくどぉ~」 気持ち悪い笑みでよってくる豚の顔面めがけて… こんしんの… 拳を… ふりおろす! 「ぷぎゃ!」 顔にきたないしると皮と肉へんがとんできた。 そこで私のいしきはとだえた。 俺が会合から帰るとリビングが酷い有様になっていた。 「フ……フ…フ…」 ?ふらんか? 声のする方に行ってみよう…ってうわ! 足元に子れみりゃの頭の無い死体が転がっていた。 ……!まさか! 声のした場所ではふらんが笑っていた。 「フフフフフフフフフ」 その足元には子れみりゃの死体が二つ。 「ふらん、これはいったい?」 俺は恐る恐る尋ねた。いや、何が起こったかの大体の想像はついている。 「あ、だんな、フフフフフフフフフフ……」 「ふらん、まさか…」 「だんな、ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい……」 「ふ、ふらん?」 「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい…」 ふらんは……壊れてしまった。 その後ふらんが治ることはなく、ベッドの上で壁を見つめ、 ごめんなさいを繰り返したかと思えば、急に笑いだす、 急に笑いだしたかと思えば、ごめんなさいを繰り返す。 そんな日々はふらんが死ぬまで続いた。 一方永遠亭では…… 「あ」 「どうしたんですか?師匠」 「ちょっとてゐ呼んできて」 「また、いたずらですか?」 「ええ、薬のラベルが張り替えられてたわ」 あとがき 例によって酔ったいk(ry 今回はIFの話なんで、続きを書くにしてもこの話の中での出来事は無かったことになります。 マウンテンの店長のマスクの話ですが、名古屋にある喫茶マウンテンの店長が 年中マスクを着けていることに基づくネタです。 久しぶりに行きたいな、マウンテン。 SSを書くに当たって、自分にインスピレーションを与えてくださった 他のSSの作者様に感謝の意を表したいと思います。 ゆっくりふらんは改造ゆっくりである。 ゆっくりふらんを改造したのは永遠亭に住む八意永琳である。 ゆっくりふらんが無邪気に笑う姿はもう見られない。 このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/2234.html
静寂な高音 6KB 虐待-普通 小ネタ 悲劇 理不尽 駆除 ツガイ 野良ゆ 都会 現代 人間なし 超小ネタ 「静寂な高音」 羽付きあき ・小ネタです 「ゆゆ~ん!おちびちゃんはやくうまれてきてね!」 ここは街の路地裏、ダンボール箱にすっぽりと入る様に二体の街ゆっくりがいた。 一体は「ゆっくりまりさ」もう一体は「ゆっくりれいむ」 どこでもよく見る組み合わせだ。両方ともバスケットボールほどのサイズで、恐らく番いだろう。 変わったところと言えば、ゆっくりれいむの頭には蔓が延びていて、そこには三個の実ゆっくりが成っている。 れいむ種が一個、まりさ種が二個。 どちらも十分に育ち、目を閉じて時折わさわさと体を揺らしながら落ちる時を待っている。 「ぴっぎぃっ!」 「ぎぴぃっ!」 「ゆっぷぎっ!」 …蔓の上の実ゆっくりが突如寒天の目を見開いてブルブルと震えだした。 「おぢびぢゃん!?どぼじだのおおおおおお!?」 「ど、どうなっでうんだぜ!?」 蔓をつけているれいむが驚いて上を見上げる。 番いのまりさも心配そうに見つめていた。 「ゆっ!ぴきぃぃぃぃぃぃぃ!!」 「ゆぎっ…!…ぃぃぃいいいいいいいっ!」 「ゆっきぃぃぃいいいいいいいっ!!」 耳鳴りの様な甲高い声が耳に届く。実ゆっくりの声だ。 蔓がわさわさと揺れている。実ゆっくりが異常なほどつながった蔓の部分を中心にグルングルンとまわっていた。 寒天の目から流れる砂糖水の涙は餡子が混じって黒くなっている。 口が裂けて小麦粉の皮が破れるのではないかというぐらい体を縦に伸ばして口を開けていた。 舌がブルブルと揺れて、まるで植物の蔓の成長を倍速で撮影した時の様にゆっくりと舌が伸びてきている。 「おぢびぢゃん!ゆっぐりじでね!ゆっぐりじでねぇえええ!」 「おぢびぢゃんんんんんん!?どうなっでるんだぜっ!?なんでなんだぜええええええ!?」 番いのれいむとまりさが涙を流して叫ぶ。どうしようもないのだ。何故さっきまで幸せそうに目をつぶって時折嬉しそうに身をフルフルと動かしていた実ゆっくりがこうなったのか、ゆっくりでは理解できなかった。 いつしか蔓の先がプチンと切れてポトポトと実ゆっくりが落ちていく。あまりに揺れ動きすぎたため蔓から離れてしまったのだ。 「おぢびぢゃん!ゆっぐりじでいっでね!ゆっぐりじでいっでねっ!」 「べんじずるんだぜ!ゆっぐりじでいっでね!ゆっぐりじでいっでね!ゆっぐりじでいっでねぇぇぇ!!」 通常蔓から離れた実ゆっくりは赤ゆっくりとなり「ゆっくりしていってね」と言葉を発するはずだ。だが番いのれいむとまりさがいくら呼びかけても赤ゆっくりは先ほどと同じように甲高い声しか上げていない。 まるでガラスに爪を立てるような音を聞いて耳をふさぎたくなる。それほどの音だ。 グネグネと小麦粉の皮全体が揉まれた様に動きながら口をあんぐりと開けている…寒天の目からは餡子の混じった黒っぽい砂糖水の涙がダバダバとあふれていた。 口からはすでに餡子の混じった砂糖水の涎が、泡のようになってブクブクと口から漏れだしている。 「「「っ…!ぃぃぃいいいいいいいいっ!?ゆっぴきぃいいいいいいいいい…!?」」」 「「おぢびぢゃん!ゆっぐりじでええええええええええ!」」 番いのれいむとまりさが舌でぺーろぺーろしたりすーりすーりをしても一向にやむ気配はない。 いつしか三体の赤ゆっくりは見開いた寒天の両目がまるでカメレオンのように焦点を失ってグルグルと左右非対称に回り始める。 通常跳ねる事も「そろーりそろーり」も出来ず、モソモソと底部を動かす事しかできないはずの蔓から離れて間もない赤ゆっくりは、凄まじい速度でコロコロと辺りを回る様にしたり、小麦粉の皮を上下にのーびのーびさせて垂直に跳ねだしたりしてもがき苦しんでいる。 …火事場の馬鹿力と言うべきか?ゆっくりの重い着物力が生んだ出来事だろうか?それは分からない。 「「「ぃぃぃぃいいいいびょっ!」」」 そして赤ゆっくり(れいむ種が二体、まりさ種が一体の構成)が…一斉に「爆ぜた」 いや、寒天の目玉がボコンと飛び出し、穴と言う穴から餡子の混じった砂糖水を垂れ流して力なく地面に潰れている。 赤まりさが時折クネクネと動いているが、それも時間の問題。 小麦粉の皮全体が大きな亀裂がいくつも入って餡子が飛び出していたのだ。最後に大きく動くと、やがて動かなくなってしまった。 「どぼじでえええええええ…ゆ”!?ゆ?ゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆ…!!!!」 「でいぶどぼじだの…ゆゆ?ゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆ・・・!!!」 突如として番いのれいむとまりさが激しく振動を始めた。ヌラヌラとした水飴の液体が吹き出し始める。 「んほほほほほほお、お、お、お、!!ででででいいいいいぶぶぶぶぶぶぶううううう!!」 「ままままままままでででででででぃぃいいいいいざざざざざざざざざざあああああ!!」 通常震動がおさまって「すっきり」になるはずのゆっくりだが、この番いは違ったブルブルと小麦粉の皮が小刻みに波打ちながら激しく小麦粉の皮同士を擦り合わせ始める。 …だがそれもほんの一瞬であった。突如としてれいむとまりさの「振動」が止まる。 「んほぉぉぉぉ…ゅ?ぉ”ぉ”ぉ”ぉ”ぉ”お”お”お”お”お”お”ぎぃぃぃいぃいいいいぃいいいいぃぃぃあ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”」 「でいぶうううううう!すっき・・・り…びゅりゅぼぼぼばぁがぁっ!っぎぃいいぐぐぐぐぐゆぐげぇぇぇっ!?」 すっきりの所作をやめ突如激しくグネグネと動きだすれいむとまりさ。 口をぽっかりとあけ、舌をあらん限り伸ばしている。そして寒天の両目が見開き、餡子の混じった砂糖水の涙が垂れ流される。 …いや、目からだけではない。しーしーの穴やあにゃるからもゴボゴボと流れ出ている。 口からは餡子の混じった砂糖水の泡が吹き出しており、まるでジャグジーの様にブクブクと泡立っている。 「あぎゅぎぎびゅうううぐぎぇごぁぁぉおぉおおぉああぁおぁおおゆぼっ!?」 「ぎぃぐがががぎっぐぎゅぶぉばぁぁぁあああああおおおおあああおあおあぁおぁぉぉぁおあおあぁぁおおあおぁおおぉおゆぶっ!?」 カメレオンの様に寒天の両目をグルグルと回し、凄まじい音を響かせていたれいむとまりさが突如として大きく跳ねた。 暫く動きが止まっていたかと思うと突如口から大量の餡子が吐き出される。 「ゆっげぇぇぇえええええおおおああああがぎっきゆぐっぐぐ・・・ゅげぇぇええええええええええ!ごぼおおおおおお!?」 「ゆぐっぶ…ぶぐぐぐ・・・ゆっごばあああばばばああああああああああ!?ゆ”・・・!おぼごげえええええええええええええぇぇぇ!?」」 砂糖水の涎も餡子も一切合財凄まじい勢いで穴と言う穴から出ていく。 やがて小麦粉の皮がしわしわになって地面に潰れるように小さくなったれいむとまりさはピクピクと動いているだけでやがて動かなくなってしまった。 加工所が出した新製品「ゆっくりすぴーかー」 ゆっくりの餡子を直接振動させ、中枢餡を破壊する画期的な駆除装置。 その凄まじい効果は先でもお分かりいただけただろう。 ちなみに「他の飼いゆっくりがいたらどうするんだ」という意見で製品化には至らなかったのは後の話である。 挿絵 by絵本あき 過去に書いたもの ふたば系ゆっくりいじめ 504 かりすま☆ふぁいたー ふたば系ゆっくりいじめ 516 サバイバル・ウィンター ふたば系ゆっくりいじめ 527 シティ・リベンジャーズ ふたば系ゆっくりいじめ 582 ビルディング・フォレスト ふたば系ゆっくりいじめ 587 バトル・プレイス ふたば系ゆっくりいじめ 592 コールド・ソング ふたば系ゆっくりいじめ 604 ロンリー・ラック ふたば系ゆっくりいじめ 625 ループ・プレイス ふたば系ゆっくりいじめ 632 フェザー・メモリー(前編) ふたば系ゆっくりいじめ 643 フェザー・メモリー(後編) ふたば系ゆっくりいじめ 690 ウィンター・ブルース ふたば系ゆっくりいじめ 706 シティ・エレジー ふたば系ゆっくりいじめ 1051 街を跳ねるもの達 ふたば系ゆっくりいじめ 1052 UNDER ふたば系ゆっくりいじめ 1069 CLOUDY 羽付きあきの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る この絵が、最高!! -- 2017-08-17 23 01 25 絵wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww -- 2012-07-26 20 10 17 挿絵が軽いホラーだよ -- 2011-11-11 12 28 50 ここまで苦しみぬいて死に腐った実ゆは見たことねえ! 挿絵もまた恐ろしい程に素晴らしい! もっと殺ってくれ! 全てのゆっくりに残虐の限りを尽くした死を!! -- 2011-01-06 00 08 05 すごくゆっくり出来ました! 作者さんも絵師さんもありがとうございます!! -- 2011-01-04 05 51 12 すっきりー! 野良ゆっくり駆除には最高そうなのになぁ… 増えすぎた群れを駆除するのには使えそうだw -- 2010-12-12 19 04 25 すきっり!!! -- 2010-09-04 13 15 45 凄く面白かった、赤ゆがめちゃくちゃに苦しんでくたばるのが最高に良かった イラストも手伝って素晴らしい爽快感を得られました -- 2010-08-01 00 12 30 挿絵の赤ゆがとてもイイ!! -- 2010-07-31 14 33 45 しかし…これ饅頭なんだが、グロい、泣く、叫ぶ、食欲失せるわ… -- 2010-07-12 09 25 58 イラスト見たら話しがよりいっそう良くなった。でも叫び声のセリフが少々くどかったかな。 -- 2010-06-29 20 41 25
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau9/pages/268.html
―――ここは幻想郷にある人里 この人里で、俺は便利屋として生計を立てていた。 趣味と実益を兼ねたゆっくりの駆除を行い、甘党な俺は仕事が終わったあとで頑張った自分へのご褒美(笑)に狩ったゆっくり達の餡子でスイーツパーティー(笑)を行うのが恒例行事であった。 しかし・・・最近人里で、とある噂が囁かれている。 「ゆっくり達が消えるのではないか」という噂だ。 幻想郷にある日突然現れた生物(?)であるゆっくり達は「ゆっくりしていってね!!!」という独特の鳴き声をしており、 人語も多少は解するが中身は餡子やらクリームやらであることから人里では甘味の材料として重宝されていた。 実際、以前は人里を少し離れれば頻繁に見かけられたゆっくり達がここ数週間殆ど見当たらないのだ。 本当に居なくなってしまうのだろうか・・・ まぁそれならそれで構わないし、ゆっくりが幻想郷に突如出現するまでは普通に農作業を手伝ったり、獰猛な野犬の駆除などをして生活していたのだ。 その生活に戻ったところで大して困ることも無いさ。 そんな事を考えながら過ごしていたある日、里の少しはずれの畑で農夫の手伝いをしていると森の方から大きな物音が聞こえてきた。 音のする方へ急ぐと、森の入り口に異様に大きなゆっくりまりさがどっしりと構えていた。 巨大ゆっくりまりさの近くにある若木から察するに、身の丈は六~七尺程であろうか・・・ゆっくりとしてはとんでもない巨体である。 俺と農夫が近づくと巨大ゆっくりまりさは声を張り上げて叫んだ。 「よくもまりさたちのおともだちをたくさんころしたね!!!まりさたちをゆっくりさせないにんげんたちはゆっくりしね!!!」 その言葉を発した直後、どこに隠れていたのか大量のゆっくりが「「「「ゆっくりしね!!!」」」」の掛け声と共に巨大ゆっくりまりさの元に現れた。 近頃ゆっくり達を見かけなくなっていたのは、この蜂起の準備をしていたせいなのだろう。 「・・・早く!あなたは里に戻って自警団に報告してください!」 俺はひとまず農夫をこの場から逃がし、ゆっくりの大群と相対した。 ボスまりさの後ろには様々な種類のゆっくりが群れを成している。その総数は二千は下るまい。 「「「ゆっくりしね!!!」」」 近くにいる十数匹のゆっくりが俺にいっせいに飛びかかってくる。 人間を滅ぼそうというゆっくり、それがこの数で飛びかかってきた。 「う・・・うぉわあぁぁぁああぁあああぁぁ!!!」 死ぬ、そう思った。 ボムッ、ボヨォン、ブニッ。「……あれ?」 と思いきや無傷、まったくの無傷であった。 数の多さと勢いで圧倒されるかと思ったが・・・よく考えれば所詮はただの饅頭である。殺傷能力などあろうはずもない。突進の速さも種族の名に違わずスロウリィ。 「・・・ふ、ふふふ、うふ、ふふふふふふ」 と、在りし日の魔法の森の白黒のような笑いがこみ上げてくる。 「ゆ?きもちわるいわらいかたするにんげんはゆっくりしんでね!」「ゆっくりじゃまするにんげんはゆっくりはやくしんでね!!!」 「がぁおー♪たーべちゃーうぞー♪」「ちーんぽ!!!」「わたしたちのあっとうてきせんりょくにぜつぼうしちゃったんだね!!!わかる、わかるよー!!!」 俺の様子を見たゆっくり達が騒ぎ立てるが、ゆっくり達が集まったところで全くの無力。 それを悟った俺には、もうこの状況が――― 「すいいいぃぃぃぃいいぃぃつ祭りィ・・・、開催じゃあああぁぁぁああぁぁああぁッ!!!!!みんなァッ!!!ゆっくりしていってねえぇっ!!!」 ―――もはや、大地一杯に広がる甘味畑にしか見えなくなっていた。 大声で「ゆっくりしていってね!!!」という言葉を聞いた途端に動きが止まるゆっくり達、これも種族の性か。 大地を蹴りゆっくり達の群れの中心に飛び込む。手当たり次第にゆっくりをつかみ上げて噛みちぎり、啜り尽くし、薙ぎ払い、踏み潰し、蹂躙する。 「おいちいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!最高でえええぇぇぇぇぇッス!!!」 気分がノってきて、すごく楽しくなってきた。やっぱりゆっくり狩りは最高だね!こんな楽しい事が無くなっても構わないなんて、 最近の俺はどうかしてたね!!!スイーツ(笑)最高おおおおおおおおおおおおお!!!」 「おじさんはゆっくりできてないよ!!!ゆっくりやめてね、こっちこないdぎゅbりゅぎッ!!!」 「ゆっぐりじだげっががごれだよ゙おおぉぉおおぉぉっ!!!」「もっど、ゆっぐり、ぢだがっだよおおおぉぉおおぉぉっ!!!」 「ぢぼっ、ぢんっ、ぢんぼおおおぉぉおおぉぉぉっっ!!!」「わがら゙な゙い、わがら゙な゙いよ゙おおおおぉぉおおおぉぉぉ!!!」 辺りに鳴り響く大量の断末魔、阿鼻叫喚とはこの事を言うのだろう。 「あ、肉まんはいいや、ポイだポイ。」言うと俺はゆっくりれみりゃの両腕を千切り取り、遠くへ投げ捨てた。 「あ゙あ゙あ゙があ゙あぁぁ゙!!い゙だい゙、いだいぃぃぃ!!!でみでゃのぷりぢーなおででがあ゙あ゙ぁぁあ゙ぁぁっ!!! ざぐやにいいづげでやどぅううぅぅ!!ざぐや!!ざぐやあ゙あ゙あ゙あ゙ぁぁぁ!!!」 投げ捨てた両腕に向かって飛んで行こうとするゆっくりれみりゃの両足を捕らえて地面に叩きつける。支える腕の無いゆっくりれみりゃは顔面から勢いよく地面に激突した。 「ぶぎゅる!!がぁおー!!!だべぢゃうぞおおおおおぉぉぉ!!!」 それでも闘志を失っていないのか、それともただやけっぱちになっているだけなのか、恐らくは後者であろう。この期に及んでまだ威嚇などしている。 これ以上時間をかけても面倒なので、手早く頭を踏み潰すと俺は再び他の甘味ゆっくりの蹂躙を始めた。 ひとしきりスイーツ(笑)を堪能し終えた頃、自警団や里の男達が鎌や鍬を携えてやってきた。 俺は里の者達と合流して残党ゆっくりの掃討を始めた。逃げ遅れたゆっくり達が残っている、こいつらも処分しなければ。 「どおぢでええええええええぇぇ…。」 「ゆぎぐがあああああああああああああああああ!!!!!」 残党をあらかた処分し終えた頃、ある事に気付いた。群れを統率していた巨大ゆっくりまりさの姿が見当たらないのだ。 「逃げたか・・・」 ゆっくりまりさ種は自分の身に危険が迫ると群れを犠牲にしてでも逃げる狡猾さで有名だ。 しかし所詮はゆっくり、まだそんなに遠くには逃げていない筈だ。幸いなことに、その巨体の重さ故に巨大ゆっくりまりさの移動跡は大きく荒々しい。 程なくして巨大まりさは自警団に発見・捕縛された。辺りを必死に逃げ回ったのだろう、所々皮が破れて中身が見えている。 「まりざはなにもわるいごどじでないよおおおおおおお!!!ごろずならほがのゆっぐりにじでねえええぇぇぇええぇぇっ!!!」 巨体から発せられる大声を間近で受けて、耳にキーンときた。 なにはともあれ、ここまで人間を恐れるようになってしまえば、もう駆除までの手間は普通のゆっくりまりさと大して変わらない。さっさとバラしてしまおう。 と、ここで巨大まりさの餡が露出した部分から濃く甘い匂いが漂ってきた。なぜだろう、さっきまでゆっくり達を喰い散らかしていたというのに唾液が止まらない。 中身の露出した部分へ腕を突っ込み、手で掬って口へ運んでみる。 「ゆ゙ぎぎぐうぅぅぅっっ!!?」 巨大まりさが耳障りな悲鳴を上げたが、俺はそんなものは意識に入っていなかった。 「これは・・・美味い!凄く甘くて美味い!!」 強烈な甘さ、それに特有の舌触り。この味は――― 「栗だ、こいつの餡は栗の味がするぞ」と、農夫が言う。 そう、栗の味がする。この巨大ゆっくりまりさの中身は通常のゆっくりと違って栗餡なのだ。 おせち料理の栗金団に入っているアレである。 「よし、こいつは持ち帰ってみんなで食べよう。今晩は宴会だァ!!!」 「「「「うおおォーーーッ!!!」」」」 ・・・でもまずは、この残骸を片付けないとな・・・。思い切って残業(笑) その後、生きたまま里へと持ち帰られた巨大ゆっくりまりさの中身の栗餡は里を挙げて行われた夜の宴会にて振舞われた。 ―――厨房にて 「もう・・・やべでええええええぇぇぇぇぇ・・・・・・」 特別に用意された十尺四方の檻の中で力なく抵抗する巨大ゆっくりまりさ、もはや暴れる気力も体力も無いようだ。 食べる時は栗餡の鮮度を保つため、食べる分だけを巨大ゆっくりまりさの背中に空けた穴の中からへらを使ってこそぎ取る。 「ゆぎゃが゙あ゙ぁぁぁあ゙ぁ!!!や゙め゙っ、ゆ゙るじでぇぇぇぇぇ…ま゙りざのながみ…なぐなっぢゃうのほお゙お゙お゙ぉぉお゙お゙ぉ…!!」 「こいつは・・・すごいな」ゆっくり加工所勤務の友人が言う。 「そんなにすごいのか?」 「ああ、このゆっくり、エサを口に入れたそばからどんどん消化して栗餡にしてるよ。この特異体質のせいで今まで野性で生き続けられたんだなぁ。これなら死なない程度に餡を取って、エサを与え続ければかなり長い間餡が採れそうだ。子を産ませるのも良いかもな。」 ふたりの会話を聞いた巨大ゆっくりまりさは悟った。「もう自分は二度とゆっくりできない」と。 (ゆっくりしたけっかが・・・・・・これだよ・・・・・・) きっとこれからも、ゆっくりは人間達に搾取され続けるのだろう。スイーツ(笑) このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/vip_witches/pages/126.html
―第999統合戦闘航空団基地― 司令「任務だ」 司令「これより正体不明の新型ネウロイ討伐に向かってもらう」 司令「支援部隊も派遣されるそうだ」 司令「現地ではかなり苦戦を強いられている」 司令「油断するなよ。以上だ」 ナイト「りょーかいっ」 ロボ子「うはwww楽しみwww」 三角「なんか久々だしな」 722 :前1[]:2010/10/08(金) 17 18 02.18 ID p6wT3xU/O ―ハンガー― ナイト「気合いいれてくぞお前らぁ!」 ナイト「第999統合戦闘航空団」 ナイト『出撃するッ!』 他『了解ッ!』 フォオオン ブォオオオオオオ ヒュンヒュンヒュンヒュンヒューーーーーン 723 :前1[]:2010/10/08(金) 17 26 25.18 ID p6wT3xU/O ―空― ブロロロロ・・・ 男の娘「新型ってどんなのなんですか?」 ナイト「さぁ?」 ショタ「今までのネウロイより巨大でかなり強いみたいですよ」 ロボ子「おれらつえーしwwww」 ロボ子「主に俺がwww」 オレ「最強は俺だ」 三角「さっさと倒して帰ろう」 ブロロロロ・・・ ナイト「!(いるな)」 ナイト「お喋りはそこまでだ」 ナイト「目標に近づいてきたぞ」 ロボ子「了解www」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー ブロロロロ 三角「ん?」 三角「アレか」 男の娘「かなり大きいですね」 ショタ「怪獣だぁ~」 オレ「粉々にしてやるよ」 741 :前1[]:2010/10/08(金) 19 05 28.53 ID p6wT3xU/O ネウロイ「ギャオオオオオオオオオ」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー ブロロロロ ナイト「よくとおる声だぜ」 ガガッ ???『第999部隊か?』 ナイト『ああそうだ』 ???『こちらは増援部隊』 ???『扶桑士翼号部隊隊長青い彗星だ』 ナイト『こちらは999部隊隊長ナイトウィッチ』 ナイト『支援感謝する』 742 :前1[]:2010/10/08(金) 19 11 20.22 ID p6wT3xU/O ショタ「わぁ今度はロボットだぁ~」 男の娘「結構いますね」 三角「お前の同類(なかま)か?」 ロボ子「だwwwまwwwれwww」 青『これより作戦行動に移る』 ナイト『了解した』 青『全機作戦行動に入る!』 士達『ラジャー』 ナイト「俺達もだ!」 他「了解!」 ブォオオオオオオオオ 青「全機攻撃配置に着けぇ!」 士達『ラジャー』 ウィーーーン ボォオオ 青「よし!てぇー!」 ボバボバボバボバシューーーー ドゴォンドゴォンドゴォンドゴォン ドダドダドダドダドダドダドダドダドダドダ ネウロイ「ギャオオオオオ」 ナイト「始まったな」 ナイト「フォーメーションAだ!」 745 :前1[]:2010/10/08(金) 19 28 52.44 ID p6wT3xU/O ショタ「了解」ブオオオ 男の娘「よっ」チュンチュン ロボ子「おkwww」ピカッ ナイト「準備はいいか?三角、オレ」ブロロロ 三角「ああ」ブロロロ オレ「いつでも行ける」ブロロロ ナイト「よし、うてぇ!」 男の娘「了解」 ビッ ビッ ロボ子「ビィーーーーーーーム」 ドッゴオオオオオオオン ナイト「しっかり着いてこいよ!」ブーーーン 三・オ「了解ッ」ブーーーン 746 :前1[]:2010/10/08(金) 19 34 20.45 ID p6wT3xU/O ブォオオオオオオオオン ナイト『こちらナイト。俺達3人でコアを狙う』 ナイト『うちの残り3人と援護してくれ』 青『了解』 青『あの3人を援護する。間違ってもあいつらに当てるなよ』 士達『ラジャー』 ナ・三・オ「うおおお」 ダダダダダ ダダダダダダ ダダダダダ 747 :前1[]:2010/10/08(金) 19 41 43.34 ID p6wT3xU/O 青『こちらに注意を惹き付ける』 士達『ラジャー』 青『砲撃よ~い!』 ウィーーーン 青『撃てぇ!』 ボバボバボバボバシューーーー ドドドドドドドドドドドドドドドドォン 三角「堅いな」ダダダ ナイト「ああ」ダダダダ オレ「俺が爆破させる」ブオオオ ナイト「わかった。援護するぞ三角」 三角「了解」 ブォオオオオ 748 :前1[]:2010/10/08(金) 19 49 13.34 ID p6wT3xU/O ギャオオオオオオオオオ ロボ子「全然攻撃してこねぇwwww」 ロボ子「吠えてるだけじゃねえかwwww」 ショタ「クールタイムは終わりました?」 ロボ子「おうwww」 ショタ「じゃ次の攻撃行きますよ!」 チュン チュン 男の娘「準備オーケー」 ロボ子「おkwww」ピカッ ショタ「いきますよ」 ショタ「うてー」 ビィーーーーム ビッ ビッ ズドオオオオオオオン ネウロイ「ギャオオオオオ」 749 :前1[]:2010/10/08(金) 19 55 47.44 ID p6wT3xU/O ブォオオオオ ナイト「あれだけ食らってまだ平気そうにしてやがる」 三角「攻撃してこないのはありがたいな」 ピカッ ナイト「!」 ナイト(これはまずい!) ナイト『全員今すぐその場から離れろーッ!』 オレ「なに?」 ロボ子『は?』 ズッドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ ブワッ! ショタ「わぁあああ」ヒュルーー ロボ子「おうふッ」ブワッ 男の娘「!」ブオッ ざっぼおおおおん ボコッ ボコ ショタ「ガボッ」 ロボ子「」ジジッ ボン! 男の娘「ごばっ」 752 :前1[]:2010/10/08(金) 20 07 15.05 ID p6wT3xU/O ピカッ 『全員今すぐその場から離れろーッ』 青『!』 青『たいきゃーく!』ブオオ ドッゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン ボンボンボンボンボンボンボンボンボンボンボンボンボンボンボンボオオォン 753 :前1[]:2010/10/08(金) 20 10 56.93 ID p6wT3xU/O ナイト『全員今すぐその場から離れろーッ』 三角「!」タンタン ナ・オ「なッ」 三角(間に合えッ)バババッ ドッゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン ボンボンボンボン ワァアアア 754 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/08(金) 20 11 30.05 ID CO+fLh630 支援 755 :前1[]:2010/10/08(金) 20 17 00.50 ID p6wT3xU/O ドッゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ ーーーーーーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーーーー シーーーーン・・・ ナイト「ッ!」 ナイト(生き…てる?) 三角「くっ」ボバッ ナイト「三角!」ガシッ 三角「す、すまない」ハァハァ オレ「はぁ…はぁ…」 ナイト「無事か!」 オレ「ああ、なんとかな」ハァ 756 :前1[]:2010/10/08(金) 20 23 35.06 ID p6wT3xU/O ナイト「おまえ俺達の魔力を吸いとって…」 三角「飛ぶだけの魔力は残しといたさ」ハァハァ ナイト「ああよくやった」 ナイト『こちらナイトウィッチ被害状況は?』 青『俺を含めた数機以外全滅だ。とてもじゃないが戦える状況じゃない』 青『なんなんだあの攻撃は』 757 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/10/08(金) 20 27 29.85 ID lJ+elR2J0 4en 758 :前1[]:2010/10/08(金) 20 28 47.91 ID p6wT3xU/O バシャ バシャ ショタ「げほっげほっ」 男の娘「ぷはっ、はぁはぁ」 ショタ『隊長!無事だったんですね!』 ナイト『なんとかな。で、状況は?』 ショタ『ロボ子が…ロボ子が…』ウッ 男の娘『ロボ子がやられました。俺達は無事です』 ナイト『そうか。ロボ子は心配ない。本体は別の所にいるからな』 ナイト『しかし…』チラッ ナイト『最悪の状況だな…』 ネウロイ「ギャオオオオオオオオオッ」 青『ああ…』 ガガッ 『お前達!どういう状況だ!無事なのか!?』 ナイト『全員生きてますよ司令』 司令『おお!無事か!』 ナイト『…生きちゃいますが最悪の状況です』 ナイト『応援をよこしちゃくれませんか?』 司令『今から要請して間に合うかどうか…』 761 :前1[]:2010/10/08(金) 20 45 10.58 ID p6wT3xU/O ???『自分が行きます』 ナイト『ん?』 司令『しかし…』 ???『もう隠さなくていいでしょう?』 司令『お前は頃合いをみて…』 ???『今がその時です』 司令『……わかった許可する』 司令『出撃だ…メモ!』 ナイト『なに!』 メモ『了解!』 メモ『もう少し持ち堪えいてください』 ―ハンガー― フォオオオン メモ(行くか!) ブォォォ ドゴオオオオオオ ーーーーーーーーーーーーーーーーーー ゴオオオオオオオオ メモ『到着しました』 ナイト『ああ』 ネウロイ「ギャオオオオオ」 メモ『アレですね。皆さんは避難してください』 ナイト『なっ!一人で戦う気か!無茶だ!やめろ!』 764 :前1[]:2010/10/08(金) 21 03 58.34 ID p6wT3xU/O ネウロイ「ギャオオオオオ」 メモ『はあああああああ』 ナイト『やめろッ』 ピカッ ナイト『よけろ!メモ(なんだ?メモの腕が光って!)』 メモ『ハァァァァァァ』 ドッゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン ナイト「ネウロイの上半身を吹き飛ばしただとッ」 パリィン メモ「はぁはぁ」 メモ『ネウロイ消滅しました!』 ナイト『あ、ああ』 ナイト『任務完了だ』 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー ブーーーーーン ナイト『迎えが来たようだ』 ナイト『協力に感謝する』 青『ああ、またどこかの戦場で会おう』 ナイト『ああ』 ナイト「全員乗ったか?」 ショタ「はい」 オレ「……」 メモ「はい」 三角「zzz」 男の娘「ええ、ロボ子以外は」 ナイト「よし、出してくれ」 ブーーーーーン 767 :前1[]:2010/10/08(金) 21 21 31.48 ID p6wT3xU/O ―帰路・機内― ナイト「まさかお前が飛べたなんてな」 メモ「ええ、でも長くは飛べません」 オレ「くそっ!俺は何も出来なかったッ」ガンッ オレ「俺がもっと強ければッ!」 男の娘「何も出来なかったのはオレ一人じゃないですよ」 ナイト「ああそのとおりだ」 ナイト「正直あのネウロイを舐めていた」 ナイト「俺達は自分の強さを過信していたんだ」 768 :前1[]:2010/10/08(金) 21 26 43.79 ID p6wT3xU/O ナイト「その結果がこれさ」 三角「ロボ子なんて舐め過ぎてたからな」ムクッ ナイト「大丈夫なのか?」 三角「ああ」 オレ「俺はもっと強くなる。もう墜ちない!」 ショタ「ぼ、僕も!」 ナイト「ああ俺達はまだまだ強くなれる」 ナイト「だが今は休め」 ナイト「いいな」 俺団Ⅱ11へ続く
https://w.atwiki.jp/83452/pages/9571.html
紬「∵∴∵∴∵∴」ギーー 唯「っ……」 合わせてしまった目を反らせない……ううん、反らすことを許されない気がした…。 紬「∵∴∵∴∵∴」ギーー 唯「…………」ゾクッ 紬「∵∴∵∴∵∴」ギーー 唯「…… 」 律「ぉっおい二人とも…」 和「……」 紬「∵∴∵∴∵∴」ギーー 唯「 」 紬「∵∴∵……」ギー… 紬「…ごめんね唯ちゃん」 唯「 」 唯「 ……」ダラリ 緊張が切れて首がだらしなく垂れた。 律「…わたしもごめん」 唯「……わたしこそごめん…」 顔を上げることはできなかった。 ――昼休み。りっちゃんたち三人が普段通りお昼に誘ってくれた。でも断った。 わたしが混ざっても空気悪くするだけだもんね。 律「……だめか?」 唯「……」 唯「………」ゴソゴソ 唯「…」パカッ 唯「……」モグモグ 律「……」 和「ゆい…」 紬「……」 断る意思表示のために、私は三人の前でお弁当を広げた。そのまま黙々と食べ始めた。 唯「………」モグモグ 律「……いつでも来いよ」 唯「……」 返事はできなかった。 そして三人は離れていった。 唯「……」ジー ……気になる。そばにいてくれてた事が名残惜しいのかもしれない。 横目で三人を追跡する。 三人が澪ちゃんの席に集まる。その周りの机4つを澪ちゃんの机にくっつける。五人分のいびつなテーブルができた。 和「…」チラッ 唯「!」プィッ 和ちゃんと目があったから追跡をやめた。 唯「…はぁ……」 唯(お弁当食べよ…) 唯「……」モグモグ 唯(…味しない…)モグモグ 唯(……みんなと食べたらどんな味したかな…)モグモグ 唯(…そういえば) 唯(澪ちゃんがまだ保健室から帰ってこない……) 唯(どうしてるんだろ…) 唯(りっちゃんたちには聞きづらいし…) 唯(……なにやってんだろね私…) なんとなく窓の外に首を向けた。 唯(あっ雨…) 唯(昨日憂に言われてたっけ) 唯(…外暗い…) 頬杖をつく。食事中なのも忘れてぼうっと外を眺めた。教室の喧騒が意識から取り除かれていく。 規則的に降る雨。地面に垂直に降り注いでいく。風はないみたい。 唯(昨日より雨が強そう) 唯(今日はタイツどころかスカートまで濡れちゃうね…) 唯(そろそろ大きな傘が欲しいな) 唯(……あっ傘) 唯(…持って来るの忘れてた) 唯「ははっ…どうしようもないね…」 唯(……今みたい…) 私はやっぱり馬鹿だ。 あれだけりっちゃんたちの言葉を否定しておいて、結局自分は動かない。 紬「澪ちゃんのところに行ってくる」 律「やめとけって」 唯「!」クルッ 澪ちゃん、突然そう聞こえて思わずムギちゃんを見た。 席を離れようとするムギちゃんと、ムギちゃんの右腕を座ったまま掴むりっちゃんが映った。和ちゃんは何事もなくお弁当を食べてる。 唯(ムギちゃん……怒ってる…?) 紬「いくらなんでもひどすぎると思うの」 律「まっまあそうだけどさ…あの澪だし…」 紬「りっちゃんは澪ちゃんに甘すぎる! あれじゃただ臆病なだけ!」 律「……」 唯(……澪ちゃんに怒ってるの…?) 紬「りっちゃんの代わりに連れ戻してくる」パンッ 律「おいムギ!」ガタッ 紬「……」ツカツカツカ 紬「……」ガラッ ドア「ピシャッ」 律「……まずいな…」 和「………」モグモグ 唯(ムギちゃん……) 澪ちゃんは悪くないよ…悪いのは私でしょ……。 …なんでわたしを責めないの………? 律「…電話しとくか…」カチカチカチ 唯「………」 律「……ああ澪? いまムギが保健室向かってるから」 律「……はあ!? そうたいいぃ!!?」 唯「!!」 律「はあ……はあっいや意味わからんぞ! とにかく戻ってこい!!」 律「……おまえいい加減にしろ? な?」 律「…ムギがマジ切れしてるぞ?」 唯「……」 今日も仲直りできなくなる……。 …もしかしたらこのままずっと……? それだけは絶対イヤ! 律「…いやなんとかしてっておまえ……」 唯(やっぱり澪ちゃんを追いかけなきゃ!!)ガタッ! ダダダダ! 和「?」 ドア「ガラッ!」 律「って唯! かばん持ってどこに――」 何ヶ月ぶりかの全力疾走はきつい。それに澪ちゃんの正確な位置は知らない。 でも走らなきゃ。 唯(そうだよ、避けられるのを怖がっちゃいけないんだ)ダッダッダッダッ 唯(だってこのままなら本当に友達じゃなくなっちゃうもん!)ダッダッダッダッ 唯(ちゃんと謝って許してもらう!!)タッタッ タッ 唯(…息…苦しい)タッ タッ タッ 唯(もうすぐ下駄箱…)タッ タッ タッ 唯(……いない…) 唯(ううん、まだだ) 唯(靴はあるかな…)トコトコ 唯(……ない) 唯(…はあ……) 唯(行っちゃったかぁ……) ため息。上履きの置かれたスペースを見つめたまま…。 唯(間に合わなかった……) 唯(……)チラッ 唯(!!) 中庭にまっすぐ伸びる道。突き当たる円状に広がる常緑樹。 その道の分かれ目に差し掛かる傘。 その傘から伸びるあの長い黒髪は……澪ちゃん! 唯(間に合う!)ガタゴトッ 唯(待って待って!)クツ ハキハキ 唯(あっ傘) 唯(澪ちゃんのに入れてもらえばいいや!)ダッ 澪「……」トボトボ 唯「はあっはあっ」バシャバシャ 澪「…?」クルッ 澪「!!」ダッ 唯「待って!」バシャバシャ! 澪「///」バシャバシャバシャ! 唯「おねがい!!」バシャバシャ! 澪「///…」バシャ バシャ 唯「はあっはあっ!」バシャバシャ! 澪「///」 唯(校門前で止まってくれた!)バシャバシャ 澪「///…」チラッ 澪「/////」プイッ 唯(やっと追いついた…)バシャバシャ 唯「澪ちゃ」ガッ 唯(足がもつれた!)グラァ 澪「/////」 唯「あぶない!」ァァァ 澪「///!?」 不思議なことに動作がやけにスローモーションに思えた。 澪ちゃんが体ごと振り返る。澪ちゃんの首の両脇を私の両腕が通り抜ける。澪ちゃんの胸と私の胸がぶつかった。 押し倒さないために澪ちゃんの体を引き寄せた。なんとか二人とも立て直した。 ……わたしが抱きしめてるみたいな態勢じゃないのこれ…。 澪「はっはわわわわわわ!!/////」 唯「あっごめん!」パッ 唯(昨日も澪ちゃんが嫌がってたのにわたしのバカバカバカ!!) 澪「わああああ!!!!/////」ババババシャシャシャシャ!!! 唯「澪ちゃんごめんね!! 待って!!」パシャッ 唯(あっあれ…足が……) 澪「ああああアアアアア―――」ババシャシャ――― 唯「待ってええ!!」パシャッ パシャッ 唯(追いかけなきゃ…)パシャッ 唯(追いかけなきゃいけないのに……) こわい。 昼間悩まされた恐怖。どんなに澪ちゃんに近づいても避けられてしまうんじゃ…。澪ちゃんを傷つけてしまうんじゃ……。 足の震えが止まらない。前に足を踏み出そうにも足が上がらない。 唯「今追いかけないと! ……」 唯「走って! 走って……」パシャッ 唯「走らないと……ヒック…」 唯「…グスン…」 唯「……ヒック…ヒック…」 唯「…もうやだあ……」 唯「グシュッ……う゛ぇ…」 唯「……みおぢゃあん……」 唯「……ヒック…」 唯「…う゛っ…う゛ぅ……」 唯(……もうかえろ…)トボトボ 無気力。雨天下の暗い町を帰ることにした……我慢できず泣いてしまった。 ―――またぼおっとしてた……。 ふぇ…ふぇ…… 唯「ぶぇっくしゅん!!」 唯「…グシュッ……」 唯「公園で降られてたっけ……」 唯「……」 唯「…グスンッ…」 唯(……どうしよう…)ブルルッ 唯「ハックシュン! ……うぅ…」 唯(りっちゃんたちにはもう相談できないし……)ブルッ 唯(……あずにゃん…) 唯(…だめだよ…)ブルブル 唯(わたしが解決しないと……)カチ カチカチ 唯(………どうしたら…)カチカチカチ 唯「…ん……?」カチカチ たたんだ制服の中から聞こえてくる、くぐもった振動音。携帯…とっくに壊れてたと思ってたのに。 歩み寄って制服を探る。 唯「んしょんしょ…」ゴソゴソ 唯「あった……まだ震えてる」ブルッ 唯「…あずにゃんから……」 唯(……出る…?) 唯(……) 唯(………やめとこ)ピッ 唯「あっ通話ボタ」梓「おそいです!!!」 唯「はうっ!」 手に持った携帯から聞こえる声。それは耳元に持ってこなくても響きすぎた。 梓「しかも今電話無視しようとしましたね!!?」 唯「あっあのあず」梓「口答えしない!!」 唯(たっためぐち…) 梓「まったくもー…どの先輩もダメダメです」 唯「…それはけっこうヒドいよ」 梓「はっすいません」 唯(でもあずにゃんの声聞いたら少し楽になれた…かな) 唯「で、何の用?」 梓「そうだった、唯先輩今どこにいるんですか?」 唯「家だよ。あっごめんね、部活さぼっちゃって」 梓「そんなことは今はいいです」 梓「それより澪先輩のことなんですけど」 一気に血の気が引けた気がした。 唯「やめて」 口が勝手に動いた。 りっちゃんたちの助けを拒絶しておいて、あずにゃんの助けは借りる? そんなことできるわけないよ。 それに……こわい…。 梓「…いいんですか、このままで」 唯「っ」 唯「いいわけないじゃん!!!」 あずにゃんの言葉で頭に血が昇ってしまった。 いけないことだってわかってる……わかってるのに口が勝手に…勝手……。 唯「何度もダメだって思ったよ! だから早退してまで追いかけた!」 唯「でも許してもらえなかった!! わたしが転んだせいでまたイヤがることしちゃったの!」 唯「だから澪ちゃんは逃げちゃって……ひとりになっちゃって……グシュッ…」 唯「うわああああ゛あ゛あ゛ああぁん!!!」ボロボロ 梓「………」 もう涙をこらえられなかった。 なにもできない。仲直りしようと近づけば、友達が傷つき避ける。それを見て私も傷つく。それでも諦めず近づけば……。 あずにゃんの一言がそんな負の循環を現実として再び突きつけた。 わたしには耐えられなかった。 唯「ぅ゛ぇ゛ぇ゛ぇぇん……」 梓「……」 唯「…ヒック…ヒック…」 梓「………澪先輩の家に行ってください」 唯「……無理だよぉ……」 梓「どれだけ怖いのかは伝わってきます。でも」 梓「やっぱりあきらめちゃダメです! でないとそれこそなにも変わりません!」 唯「………」 梓「…はあ」 梓「いいですか? 唯先輩が話しかけると澪先輩が逃げるんでしたね?」 唯「……うん」 梓「だったら逃げられない状況にすればいいんですよ」 唯「…えっ?」 梓「というよりもうなってます」 唯「……?」 梓「クエスチョンマークが伝わってきました」 梓「つまり、澪先輩の家なら逃げようがないんです」 4
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/864.html
朝目が覚めると、俺は畳の上に布団をしいて寝ていたはずなのに何故かベッドの上でフローリングの小洒落た部屋に居た。 「…?」 きょろきょろと辺りを見回すがどこを見ても全く見覚えが無い。 「おはようございます清く正しいナビ妖精のきめぇ丸です ようこそ学園物ギャルゲーの世界へ」 「…は?」 突如部屋のドアを開けて入ってきた生首を見て俺は呆然とした。 ギャルゲ?ナビ妖精?学園物? 「が、学園物なのにナビ妖精っておかしいだろ!?」 混乱のあまり最もどうでもいい点を突っ込んでしまった。 しかしその生首は全くこちらを無視して話を続けてきた。 「あなたはギャルゲー『甘い青春-YUKKURI』の主人公として 私立博麗高校の一年生としてこれから学校生活が始まります その中で出会う可憐な美少女達と親しくなるのが目的です 進行の仕方は順次説明していきますので今後ともよろしく」 「………」 4/2 8 15 通学路 「ィィイイイイイイイイイヤッホォオオオオオオオオオウ!」 俺は即座に学生服に着替えてトースト咥えて飛び出した。 「おおはやいはやい」 これでもてなかった俺もモテモテ学園ライフを楽しめる。 希望と胸のドキドキがどんどん足の動きを早めていった。 これは超えちゃうかもね、音速っ。 っていうかこのスピードに余裕で付いてきてるナビ妖精怖い。 む、あれは曲がり角。 来るぞ来るぞ来るぞ。 「うわああああああ!!」 「きゃああああああ!?」 当然のごとく誰かとぶつかった。 よし来た。 出会いのシーンはスチル付きでお願いします。 「いてて…大丈夫かい?」 俺は曲がり角の向うで倒れているであろう人に向かって立ち上がり手を差し伸べた。 「あいたたた… いやー、学校始まって早々酷い目にあった 俺は愛でお兄さん、女の子の機嫌には詳しいから困ったことがあったらいつでも聞いてく」 「邪魔だ死ねえええええええええええええええええ!!!」 俺のシャイニングウィザードが愛でお兄さんの顔面に炸裂した。 「彼は愛でお兄さん 女の子のステータスや機嫌をおしえてくれる頼もしい奴です」 「やかましい!きゃああああ!って絹を切り裂くような悲鳴あげてたのに騙したな! 下からスクロールしながらスチルが表示されたのが余計に腹立つわ!! 記念すべき初スチルがあれか!?」 「おお怖い怖い、ほら急がないと遅刻しますよ」 俺は釈然としない気分で学校へと走っていった。 校門…風紀委員が委員長タイプの女の子じゃなかったので風紀検査を強行突破 下駄箱…上履き良し、ラブレター無し、通過 階段…パンチラ無し、荷物運ぶ女の子無し、通過 教室発見、これより突入する。 「あっぶねー遅刻遅刻!」 ドアを開け教室に突入成功! come on girl!!! 「「「「ゆっくりしていってね!」」」」 あり得ない広さの教室の中に高さ2メートル、幅3.5メートルほどの球体の物体が二十数体。 全ての球体に顔らしきものが描かれている。 全員…生物としてカウントするのは癪だが仕方ない認めよう 全員がこちらを見て奇怪な挨拶?をかけてきた。 「はじめまして!おにいさんのとなりのせきのれいむだよ!ゆっくりしていってね!」 「ほおあたああああああああああああああああああああああああああああああ!!」 俺はなにやら根源的恐怖を感じてその巨大な球体に正拳突きを繰り出した。 「ゆぶべぇ!?」 「かわいい女の子が出る前に死ねるかあああああああ!!」 俺は決死の思いでそのモンスターに連撃を繰り出し、その顔面…らしきものをぼこぼこにした。 「うおおおおおおおおおおりゃああああ!!」 トドメの前蹴りをその鼻面、鼻は見当たらないが…に叩き込み俺はほうほうの体で教室を飛び出した。 「おやおや大分お疲れのようで」 教室を出るとナビ妖精が目の前に居た。 「ふぅ…」 俺は深呼吸をして意識を落ち着けた。 「おいおいこういうのは最初に言ってくれよ 学園物なのにナビ妖精なんておかしいなーと思ってたら 怪物とか異次元とか出てくる新伝奇物とかラノベ系の話かよー それじゃ妖精も出てくるよな全く 最初に突っ込んだ俺が馬鹿みたいじゃないかはっはっは」 「いきなりメインヒロインを殴り倒すなんておおこわいこわい」 「認めるかああああああああああああああああああああ!!!」 俺は拳を握り締めて腹の底から叫んだ。 「ほらほら早く教室に戻ってくれないとストーリーが進みませんよ」 「誰が戻るかあんなモンスターハウス!」 「可憐な少女達がたむろする教室を事にも欠いてモンスターハウスとはおお酷い酷い」 「やかましい!今すぐまともな女の子出さないと絞め殺…」 「むきゅー!はやくきょうしつにはいってね!じゅぎょうがはじまるよ!」 その時、階段をあがって廊下の方からまたも巨大な球体がこちらへと向かってきた。 不健康そうな白い球体部分にドアノブのようなみょんな帽子と紫色の気持ち悪い紐を大量に備えた クリーチャーの存在に俺は戦慄した。 「くっ、どうする…逃げるか…しかし下りの階段はあそこしかない…囲まれる前に突破するか…!?」 「おお不良不良、はやく言われたとおりに教室に戻ってくださいよ」 「こっちが俺の希望の明日だあああああああああああ!!!」 俺は力強く踏み込みクリーチャーの目玉と思しい球体に向けて拳を叩き込んだ。 「ばぢゅりいのおべべがあああああああああああ!?」 眼窩に埋まった腕を引き抜くとどろりとしたクリーム状の白い謎の物体Xが流れ出た。 「いかん腕に付いたこれ洗い流さないと…」 「む゛ぎゅうううん!どぼぢでぜい゛どのぐぜにぜんぜいにごんなごどずるのおおおおおお!?」 「まだ生きてたか死ねぃ!」 俺はクリーチャーの胴体を両腕を広げて抱え込むと、思い切り押し出して階段の下へと叩き落した。 「ゆぎぁぁあああああああああああ!?!?!?」 クリーチャーはビタンと音を立てて落下すると謎の物体Xを撒き散らして痙攣したのち動かなくなった。 「よし、突破!」 「おお怖い怖い、遂に殺してしまいましたよ」 「もういい喋るなお前は俺の経験値の計算とレベルアップのファンファーレ鳴らすのだけやってろ」 俺は二階に下りてから少し落ち着いて考えた。 「このままじゃ体が持たないし武器が欲しいな…そうだ」 俺はトイレに向かって走り出した。 トイレならモップもあるしゴム手袋をつければ多少あのバケモノに触るのに抵抗も無くなりやりやすくなるだろう。 「やあ、女の子の機嫌を聞きに来たのかい? 今の機嫌は れいむ 最悪 ぱちゅりー 意識不明 みょん ふつ」 「人外のバケモノの精神状態なぞ知るかああああああ!」 俺の真空回し蹴りがトイレで用をたしていた愛でなんとかのこめかみを捕らえた。 動かなくなったそいつのことは無視して用具入れをあさる。 モップ…良し、ゴム手袋…あった、装着 「あとはこの学校を脱出してから考えるか…」 俺はモップを肩に背負いトイレを出ると階段に向かって走り出した。 「早く…早く逃げ出さなくちゃ…」 「ゆ?さぼりなんてなかなかのわるなんだぜ いっしょにおくじょうでゆっくりしようぜ!」 前方、敵確認。 三角帽を被った怪物に対して俺はブラシ部分ではなく棒の頭を向けて突進した。 「これでどうだあああああああああああ!!」 「ゆっげええええええええええええええ!?」 モップに貫かれた怪物は痛みにもだえながらも暴れ始めた。 「ゆぐううううう!ま゛り゛ざにな゛んでごどずるんだぜえええ! ゆ゛っぐり゛ざぜずにごろぢでやるうううううう!!」 「ちぃ、決定打には浅いか!」 俺はモップを引き抜くと黒い謎の物体Xを傷口から噴出す怪物に対して今度は突きではなくなぎ払いを繰り出した。 「ゆべぇ!?いだい!いだいいいい!」 「糞っ!しぶとい奴め!!」 このままでは埒が開かないので俺は一度責めるのをやめて三歩下がって距離を取った。 「ゆううううう…!まりさをおこらせるなんてばかなやつなんだぜ…! ゆっくりしねええええええええ!」 怪物が体をたゆませ力をためたかと思うとその反動を利用し飛び上がった。 俺は驚きモップをかざして身構える。 「ゆっびべぼおおお!?」 怪物は天井にぶつかりぼよんぼよんと床と天井の間をバウンドし始めた。 巻き込まれるのが嫌だったので後ろに飛んで距離を開けた。 「いだいよおおお!おうぢがえるううううううううう!」 「ゆ!?なにごと!?」 「じゅぎょうちゅうはしずかにしていってね!ゆっくりおべんきょうできないよ!」 怪物はバウンドが止むと大声で泣き出した。 その声を聴いて教室から次々とおぞましき化け物が出てくる。 「しまった!挟まれた!」 「どおぢでまりざがごんなごどなっでるのおおおおおおおおおおお!?」 「ゆううううう!おにいさんがやったんだね!ゆるさないよ!!」 様子を見た化け物達は仲間がやられたことに怒り俺に向かって突撃してきた。 「いかん…こうなれば…!」 俺は廊下の窓をモップで叩き割って外に飛び降りた。 二階からなら死にはしないだろう。 それなりの痛みを覚悟しながら落下していくと、予想外にべちゃり、という音とともにやわらかい場所に落ちた。 「ん?」 「でい゛ぶのあ゛ん゛ごがあああああああ!?」 「どぼぢでえええええ!?」 どうやら怪物の真上に降りてしまったようだ。 「まさか…」 俺は慌てて運動場を見渡した。 そこには大量のモンスター達が所狭しと並んでいた。 「ちくしょおおおおおおおおおおおお!ここもモンスターハウスかあああああああ!?」 「女子高生の体育風景、おおえろいえろい」 久々にナビ妖精が現れてにやりといやらしい笑いを浮かべながら言った。 「うるせえええええとっとと電源を切れよプレイやあああああ! いつまでこんな糞ゲーやってんだよおおおおおおおお!?」 俺の叫びは青春をそのまま表したかのような青い青い空に吸い込まれていった。 GAME OVER このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/fushimi_eroparo/pages/448.html
http //pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1299681223/751-756 ある休日の午後、俺は例のごとく加奈子とブリジットのマネージャーとしてイベント会場に訪れていた。 イベントはまあまあ大成功。加奈子はいつものことながらミスが一度もなかったし、 ブリジットは普段一、二回どこかでとちってしまうのだが、今回はミスしなかったんだ。 今回俺は偽マネージャーではなくバイトのマネージャとしてここにいるので、 いくらかの事務的な仕事もこなさなくてはいけない。 てな訳で俺は今控室でもろもろの書類の整理をしていたのだが…… 「あのぉ……、マネージャーさん?」 てっきりもうすでに加奈子と一緒に帰ったと思っていたブリジットが俺の前に姿を現した。 なにやらもじもじとこちらを窺いながら何かを言いたそうにしている。 「どうしたんだ、ブリジット?」 「え……っとですね、その……、あの……」 やさしく聞いたつもりだったが、ブリジットはもじもじしているまま。 ふむ。どうしたものか…… 「あの!」 「うぉぁっ! ……なに?」 急に大声を出すもんだから思わず叫んじまったぜ。 ブリジットはようやく決心がついたみたいだ。 「お願いがあるんですっ!」 「へ? お願い?」 こんなに言いにくそうにしていたから俺はてっきり愛の告白だと…… ってのは冗談だが、正直驚いた。 ブリジットといえばどこまでも謙虚で清純、やさしい心の持ち主である。 そして俺は今まで一度もブリジットに「お願い」などされたことはない。 だから、ブリジットが「お願い」を口にするなんて―― 驚くと同時に、それがどんな「お願い」なのか楽しみでもあった。 一度吹っ切れて、躊躇いがなくなったのか。 ブリジットは迷うことなくその可愛らしい口を開いた。 「私に“ドロリッチ(イカ風味)”を奢ってくださいっ!」 「ブッッ!!」 ちょっと待てちょっと待てちょっと待てくぁwせdrftgyふじこlp ……ブリジットサン、今何と? “ドロリッチ(イカ風味)” オイオイ、いいのかいいのか? 本当にいいのか? こんなに純真な少女にぶっかけちまってもいいのかぁぁぁ!? …………いいのかな? 改めてブリジットをみると、ブリジットは何かを待つように目を閉じている。 そして俺は―――― ――――ピンと来た。 「待て、ブリジット。どうしてそんなことを聞くんだ?」 ブリジットは閉じていた目を開けて笑いながら言った。 「かなかなちゃんに、「ブリジットおめー、今日ノーミスだったんだからくそマネにご褒美でも貰えよ。 ……たとえばドロリッチ(イカ風味)を奢ってもらうとか」って言われたので」 やっぱり、加奈子の、策略、か。 「……ったく加奈子の奴」 「あのぉ、どういう意味だったんですか、コレ?」 「う゛。……それは…………」 俺は意を決してブリジットの耳元に口を寄せた。 「ごにょごにょ……」 「……え!? ――わ、わたし! なんて恥ずかしいことを!?」 ブリジットは顔を真っ赤にして手をバタバタとさせた。 俺はいたって冷静を装って、やさしく慰める。 「しょうがないよ、加奈子に嵌められたんだから」 「うう……恥ずかしいです……」 ――ということがあったんだ。 ある休日の午後、俺は例のごとく加奈子とブリジットのマネージャーとしてイベント会場に訪れていた。 イベントはまあまあ大成功。加奈子はいつものことながらミスが一度もなかったし、 ブリジットは最近あまりとちらないのだが、今回もミスしなかったんだ。 今回俺は偽マネージャーではなくバイトのマネージャとしてここにいるので、 いくらかの事務的な仕事もこなさなくてはいけない。 てな訳で俺は今控室でもろもろの書類の整理をしていたのだが…… 「あのぉ……、マネージャーさん?」 てっきりもうすでに加奈子と一緒に帰ったと思っていたブリジットが俺の前に姿を現した。 なにやらもじもじとこちらを窺いながら何かを言いたそうにしている。 「どうしたんだ、ブリジット?」 「え……っとですね、その……、あの……」 やさしく聞いたつもりだったが、ブリジットはもじもじしているまま。 ふむ。どうしたものか…… 「あの!」 「うぉぁっ! ……なに?」 急に大声を出すもんだから思わず叫んじまったぜ。 ブリジットはようやく決心がついたみたいだ。 「お願いがあるんですっ!」 「へ? お願い?」 こんなに言いにくそうにしていたから俺はてっきりプロポーズだと…… ってのは冗談だが、正直驚いた。 ブリジットといえばどこまでも謙虚で清純、やさしい心の持ち主である。 そして俺は今まで一度しかブリジットに「お願い」などされたことはない。 だから、ブリジットが「お願い」を口にするなんて―― 驚くと同時に、それがどんな「お願い」なのか楽しみでもあった。 一度吹っ切れて、躊躇いがなくなったのか。 ブリジットは迷うことなくその可愛らしい口を開いた。 「私に“ドロリッチ(栗の花風味)”を奢ってくださいっ!」 「ブッッ!!」 ちょっと待てちょっと待てちょっと待てくぁwせdrftgyふじこlp ……ブリジットサン、今何と? “ドロリッチ(栗の花風味)” オイオイ、いいのかいいのか? 本当にいいのか? こんなに純真な少女にぶっかけちまってもいいのかぁぁぁ!? …………いいのかな? 改めてブリジットをみると、ブリジットは何かを待つように目を閉じている。 俺はズボンから己の一物を取り出した。 そして―――― ――――ピンと来た。 ……ってか、前にもこんなことなかったか? 「待て、ブリジット。どうしてそんなことを聞くんだ?」 ブリジットは閉じていた目を開けて俺の露出した一物を見て顔をこわばらせてから言った。 「かなかなちゃんに、「ブリジットおめー、今日ノーミスだったんだからくそマネにご褒美でも貰えよ。 ……たとえばドロリッチ(栗の花風味)を奢ってもらうとか」って言われたので」 やっぱり、加奈子の、策略、か。 「……ったく加奈子の奴」 「あのぉ、どういう意味だったんですか、コレ?」 「う゛。……それは…………」 俺は意を決してブリジットの耳元に口を寄せた。 「ごにょごにょ……」 「……え!? ――わ、わたし! なんて恥ずかしいことを!?」 ブリジットは顔を真っ赤にして手をバタバタとさせている。 そして時々ちらちらと俺の股間に視線を向けたりなんかもしている。 俺はいたって冷静を装って、やさしく慰める。 「しょうがないよ、加奈子に嵌められたんだから」 「うう……恥ずかしいです……」 ――ということがあったんだ。 ある休日の午後、俺は例のごとく加奈子とブリジットのマネージャーとしてイベント会場に訪れていた。 イベントはまあまあ大成功。加奈子はいつものことながらミスが一度もなかったし、 ブリジットはいつもミスはなし、いつだって完璧なのだが、今回だって完璧だったんだ。 今回俺は偽マネージャーではなくバイトのマネージャとしてここにいるので、 いくらかの事務的な仕事もこなさなくてはいけない。 てな訳で俺は今控室でもろもろの書類の整理をしていたのだが…… 「おい……、くそマネ?」 てっきりもうすでにブリジットと一緒に帰ったと思っていた加奈子が俺の前に姿を現した。 なにやらもじもじとこちらを窺いながら何かを言いたそうにしている。 「どうした、加奈子?」 「え……っとぉ、そのぉ……、あのぉ……」 いつも通り投げやりに聞いたら、加奈子はもじもじしているまま。 ふむ。どうしたものか…… 「おい!」 「うぉぁっ! ……なんだよ?」 急に大声を出すもんだから思わず叫んじまったぜ。 加奈子はようやく決心がついたみたいだ。 「お願いがあるんだけどよぉ……」 「はぁ? お願い?」 こんなに言いにくそうにしていたから俺はてっきりどっかの中年との間の子でも妊娠したのかと…… ってのは冗談だが、正直驚いた。 加奈子といえばどこまでも理不尽で屁理屈上等、やましい心の持ち主である。 何かある度に人をパシリに使うのだから始末に負えない。 そして俺は今まで一度も加奈子に「お願い」をされなかったことはない。 だから、加奈子がこんなに女の子らしくするなんて―― 驚くと同時に、それがどんな「お願い」なのか楽しみでもあった。 一度吹っ切れて、躊躇いがなくなったのか。 加奈子は迷うことなくその可愛らしい口を開いた。 「加奈子に“ドロリッチ(精液風味)”を奢ってくれよぉ!」 「ブッッ!!」 ちょっと待てちょっと待てちょっと待てくぁwせdrftgyふじこlp ……加奈子サン、今何と? “ドロリッチ(精液風味)” オイオイ、いいのかいいのか? 本当にいいのか? こんなに極悪な女にぶっかけちまってもいいのかぁぁぁ!? …………いいのかな? 改めて加奈子をみると、加奈子は何かを待つように目を閉じている。 俺はズボンから己の一物を取り出した。 そして―――― ――――ピンと来た。 俺は加奈子の後頭部をしっかりと掴むと、その口に一物を無理やり突っ込んだ。 「むぼぉぉぁっ!?」 驚きに目を見開く加奈子。 俺は構わずに腰を前後させ、加奈子の咥内で一物を扱く。 「おら、欲しかったんだろ? たくさん飲めよ!?」 「ち、ちがっ! じょうだ、冗談っ! 今のはっ、じょうだっ!」 「何いってんのか聞こえねえなあ。……あ、「もっと奥まで」ってか?」 「ちが! 違うっ! 違ううぅぅ!!」 「ほら、お望み通り激しくシてやるよ!!」 「うむぼぁぁっっ!?」 せりあがってくる快感。 俺はそれに抗うことなく一気に射精した。 ――もちろん、加奈子の喉奥に向けて、だ。 どぴゅっ どぴゅっ ぴゅっ ぴゅっ 「ごぼおぉぉぉっ!?」 口を一物にふさがれている加奈子は獣のような唸り声を上げることができず、 またたっぷりと口の中に出された精液を吐き出すこともできない。 しょうがなく、加奈子はごくりと精液を飲み干したようだった。 「ふうっ……」 すっきりした俺は一物を加奈子の口から抜き出し、手じかにあったティッシュでふいた後しまう。 解放された加奈子はしばらく荒い息をついていた。 息を整えてから、俺を恨めしげに睨んできたが、俺は無視した。 ――ということがあったんだ。 ……それから、加奈子が俺をからかってくることはなくなった。
https://w.atwiki.jp/sailorsousaku/pages/88.html
愛を込めて花束を みなしほ TLみなしほ補足 鴨さん著「揺れるポッピングシャワー」 http //privatter.net/p/438494 の読後を推奨します。 美南の家に行くと、少なからず緊張する。 その緊張は、放課後、生徒会室で二人きりになってからずっと続いている。 隠しきれていないのだろうオーラに周りが示し合わせたように仕事を処理して帰っていって、美南と紫歩、二人だけになる。 毎日顔を合わせていて、話すことはそんなに特別な話題はない。 美南の口から生まれる、科学部の活動の話だとか、家庭のこと、彼女自身のこと。それらを、にこにこ聞いていられたら、紫歩は充足感に包まれる。 照明の煌々と光る中を、窓から見える暗闇との対比にくらくらしながら見回りしてゆく。今日は文芸部は綾葉の脱稿祝いに一週間休みであるし、漫研部の賑やかな面々も帰っているらしい。たまにダンス部の先輩が一人、音楽に合わせて夜遅くまで練習していたりもするが、それもなかった。演劇部も、あの少し流れる時間のゆっくりしたメンバーたちは帰って行ったらしい。 やたらと賑やかな屋上にも、空色のセーラーの親友や、彼女に熱い視線を注ぐ二年の先輩も居なかった。二人乗りで帰る姿を頻繁に見るようになってから、少し経つ。距離は縮まったのだろうか。 クールな美貌で赤タイツの風紀委員長も帰ったらしい。美南には、近寄り難いのは見た目だけで普通の子だよ、なんて笑われたけど、紫歩は風紀委員長のことが憧れだった。 美術室も、真っ暗だった。そういえば今週は何かと予定が立て込んで、行けなかったと思う。あの、あひゃひゃ女がそれをどう感じたかはわからないが、さみしい。来週になったら、昼休み、一緒にコンビニでも行くか、と勝手に予定を決める。 なんとなく、人の気配を察する。ヒールの音がかすかに聞こえる。 背筋がゾッとすることはなく、ああ、きっとあの人か、と美術室から離れた。 隣にいる美南には、そのコツコツと歩く音も聞こえなかったようだ。 意地悪な人ね、と内心クスクスしてしまう。それに存外シャイなのだろう。美南のことが好きだから、わざと姿を隠しているに違いない。 図書館も消灯、施錠されていた。一公立高に相応しくない、あまりに立派な図書館が暗闇の中でも、少ない灯りに照らされて、ぬぼおっとそびえ立っている。借りっぱなしの本があることを思い出し、月曜の朝一番に返さないとな、と予定が埋まってゆく。 会話をすればするほど、冬に向けて着込んだ真っ黒のカーディガンが外気を吸い込んでゆくほど。 身体は熱くなる。顔と冷気の差に、肌がぴりぴりする。 「大丈夫? 紫歩」 「ええ……何でもないの」 「紫歩はそうやって何でもかんでも隠すからなあ。ちゃんと私に頼ってよ?」 「うん。あなたに伝えなきゃいけないことは、ちゃんと言うから」 少し視線の下にあるお団子が、ひょいっと揺れる。自分より明るい髪に、明るい虹彩は暗がりの中でもきらきらして見えた。 母親じみた慈愛の目線に、心臓が高鳴りだす。 旧校舎は見回りの範囲ではない。電子の防犯センサーが入り口についている程度で、生徒には立ち入り禁止を申し付けているのだから、という判断だった。 今のところ、目撃情報も上がっていない。 美南は真面目だから、きっと真っ当な理由以外で訪ねたことはないだろう。 三年の、あの雀が煙草の煙に、小さな小さな鳴き声を乗せていることも、きっと知らない。 紫歩は煙草が嫌いだ。母も、二人の父も煙草を吸わないから、鼻がまったく慣れない。 たまに気分を変えに遊びに行くと、先客として鎮座しているあの雀には嫌味をよく言われるし、言ってしまう。何もやましいことはしていないし、するつもりもないが、きっと美南は良い顔をしないだろう。 美術室に足繁く通うことも、それは中学からの習慣だと知っていても、どこか寂しげな顔をして話を聞く彼女だ。 下手に誤解を招いたり、傷つけてしまうなら、言いたくはなかった。 美南が思っているほど、紫歩は綺麗でも美しくも何ともない。世俗の欲に塗れた、ただの15歳だ。眩しそうに見つめられると、嬉しいのに、どこかで、この人が見ている間宮紫歩は本物なのか? と疑問に感じられてしまう。 「じゃあ、帰ろっか」 ようやく繋がれた手は、またとなく温かかった。 紫歩の不安を塗り替えるくらいに。 寒さゆえにゆっくりと歩く。秋冬用に厚手に変えたタイツでも、風が通ってゆく。スカート丈を長くしたら温かいのか、と思うが、自分のファッションの信条上、嫌だった。 隣の美南は寒がりではないのか、元気そうである。 ちらちら見ていると、視線に気づかれた。 「私の顔、何かついてる? 何か、今日のあなたはたくさん考えごとをしているみたいだけど」 「取り留めもないことよ」 「そうやって隠される方が、つらいんだよ? ねえ。私たちは付き合ってるんだから、さ。あなたが人に自分の気持ちを吐露するのが苦手なことは知ってるし、理解してるんだけど。やっぱり、ちゃんと言ってほしいな。時間がかかってもいいから」 「うん……」 「ごめん、私も結構、感情的で、一言に留めておくつもりが言葉をぶつけちゃうことがあるんだ。追い詰めたり、怖がらせたいわけじゃないんだけど、怒ってる、ように聞こえちゃうかな」 美南の家は目前で、家に入ってから話をしたらいいのに。 暗い中でも一番明るい電柱の下で、見つめ合う。 車も人も通らない閑静な住宅街。闇に溶け込む私とは違って、美南はクリーム色で、光の色をしている。 「それだけ言ってくれるのは、私のことが好きだからで」 「うん。あなたのことが、好きだよ。紫歩」 「ありがとう。一人きりの家に帰っても、あなたがいるから寂しくないの。この世界に、自分はたった一人じゃないと思えるから」 美南は、私の両手を握った。抱き締めるにも、万一窓から見られたら、ご家族に知られてしまうから、踏みとどまっている。 「そっか。良かった」 「たぶん、明日からいきなり、はっきり口にできるように、なんてはならないと思うわ。私が、頑張って、頑張ってやっと私が今どう思っているかを伝えられるようになる。時間はかかると思うの。癖、だし、生き方、だから。秘密がいっぱい、に思えるかもしれないし、不安にさせてしまうと思うけど、待っててほしい。美南のことは、本当に好きなの……あなたがいいから」 簡単に私は涙声になってしまう。簡単なことで泣く女なんて、嫌な奴なのに。 「うん……このままだと、紫歩が泣いちゃいそうだね。家、帰ろっか」 自分より背丈は小さな、一つ上の恋人に、手を握られて、柔らかな温もりに包まれたお家に招かれる。 紫歩はゆっくり目を閉じて、涙を引っ込めた。 ご家族に挨拶を済ませ、スマホのゲームやろ! と元気に声をかけてくる、美南の妹のつぐみの頭を優しく撫でる。 美南はきちんと、紫歩が泊りにくることを事前に伝えているから、椅子も用意されていて、一緒に出来たての料理をいただくことができる。 遠い昔は、こんな景色を毎日見ていた気がする。確かにあったような。 気を遣ってもらって、会話も弾む。時間は過ぎてゆく。 お風呂には先に入っていいよ、と言われ、自宅だったら一時間でも二時間でも楽しむところを三十分に留めてあがる。 美南はもう少し短い時間で部屋に戻ってくる。その間、スマホでファッションサイトをチェックしているだけで、なるべく夜のことは考えないようにしていた。 「あの、さ」 後は寝るだけ、だがベッドそばに座って暇つぶしにストレッチしている紫歩に美南が声をかけてくる。 「……美南?」 「伊織とは、その」 「ああ、伊織とは……褒められた関係じゃなかったわね」 一つ上の、美南と同い年の、紫歩とはまた違う病的に細い短髪の彼女。美南が振り向く日が来るとは知らず、彼女と不埒な遊びを−−生きるために、死なないために、互いの肌で心臓の音を聞きあったのは事実だった。伊織曰く、校内で抱き締め合っていたのを美南が目撃したことがあるらしいのも聞いている。 「私、ちゃんと紫歩の口から聞きたくて。過去の話だとはわかってるんだけど、さ」 じいっと美南の顔を見つめてしまう。考え込むと、相手を見てしまう。普通は、怖いと怒られるが、美南は視線をそらさない。 「ねえ、美南。伊織とは、途中まで、しかしてないの。途中までって言うと、変かもしれないけど。やっぱり、ちゃんと付き合った人のために最後は取っておこうって」 しばし沈黙が流れた。美南は美南で、考え込んでいるようだった。真向かいで、見慣れないおろし髪に、リラックスできるからか、いつもより幼く見える様子に、何を考えているのかはか読めない。 「教えてくれて、ありがとう。ごめんね、付き合ってない時の話なのに、詳しく話せ、なんて言っちゃって。でも、知りたかったんだ。紫歩のことだから」 美南が近づいてきて、ふわ、と抱き締められる。 紫歩はそれだけで泣きそうになった。 「ちゃんと話してくれたよね。私、嬉しい。紫歩が、自分のことをあんまり話さない紫歩が、ちゃんと、私をあなたの領域に許してくれたんだって思えるから」 耳元で囁かれ、身体がびくっと跳ねる。 今まで何度もハグもキスもしてきたが、雰囲気が違った。もっと、濃厚な何かがある。 「紫歩は、私と、したい?」 「……うん、もちろん」 「良かった。じゃあ、電気暗くするね?」 「……はい」 豆電球に照らされて、何度もキスをする。寒くないように、ベッドの中に招かれる。不慣れな美南の震える手が、紫歩の肌を揺らす。 溢れる涙は、至上の喜びゆえに流れてゆく。
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/487.html
注意 この話はfuku1394.txt「大会に行こう! そして、それから…」と関係があります 俺設定が大量にでてきます 虐待は、ほとんどありません 若干の性的表現が含まれます お兄さんが主人公です 今回はIFストーリーです ふらんと暮らすようになって一年と三ヶ月が経った。 ふらんは今でも害ゆっくりの駆除の仕事をしているが、最近では巨大なゆっくりが出てきて大変らしい。 まあ、巨大種についてはその内に効率の良い狩り方が確立されるだろう。 ……チッ、またでかい奴か。 正直に言って私はこのでかいやつらが害ゆっくりの中でも、特にきらいだ。 理由はいくつかあるが何よりも、くじょがめんどうだ。それに、 「ゆぅっくりしていってねぇ!!」 この、他のゆっくりと比べておそく、低く、地面をゆるがすような声がかんにさわる。 「ここで何をしている?」 「ゆゆぅ?ここはまりさのみつけたゆっくりプレイスだよぉ。」 「そうか、なら死ね。」 「ゆゆぅ!たとえフランでもまりさにかてるとおもってるのぉ?ばかなのぉ?」 ……天罰決定! いかに巨大種といえど、しょせんは一ぴき、 まずは手刀で攻撃する 「ゆぅ!なんできれるのぉ!」 こいつらの皮はゆっくりにしてはかたいので、『ふつうの』ほ食種ではそうそう傷つけられない。 だが、私にとっては問だいにならない。 「まだまだいくよう!」 右目にぬき手をあびせる 「ゆ!ゆぐああああああああ」 手にアンコが付いたのでなめる 「うーん、ふつう」 「よ、よぐもやっだなあぁ!」 デブが体当たりをしてくる、が、当たるわけが無い。 そのままのいきおいで顔面から着地した。 「ゆぼおおお!」 このスキに一旦高くとびあがる、とどめをさすためだ。 「ゆぅ、フランがいない!どこいったぁ!」 体を起こしたデブが下でさわいでる。お前の真上だよ。 「ふふん!さてはにげたな?」 莫迦か?どうしてそうなるんだ? さっさと終わらせるために急こう下して、体当たりを食らわす。 「ゆべぇ!」 私がとつ入したあなと、だっ出したあなからせいだいにアンコをふき出すデブ。 「ゆべべべおおがががえ……うぺ……」 なんともきたないだんまつまを残してデブは死んだ。 「二度と会うことも無いだろう…」 おなかもすいたしそろそろ帰ろう。 たしか今日は外食だって言ってたっけ。 「うーん、ここにするかな、いや、それともこっちに…」 俺は夕飯をどこで食べようかと考えチラシを読んでいる…そこへ カランカラン 「ただいまー」 「おかえり」 ふらんが帰ってきた。 「だんな、夕食はどこにする?」 「ん?ふらんはどこがいい?」 「私は、マウンテンにいきたいなぁ」 「マウンテンはこの前行ったから他のところにしないか?そういえば、何であそこの店長はいつもマスクしてるんだろ?」 「マスク?何を言ってるんですか?それに、そんなこと私に聞かれても…」 「それもそうだな。…お、このゆ民って店はどうだ」 「どんなお店?」 「ちょっと前に出来たお店で、とても評判のお店らしい。ここにするか?」 「うん、そのお店に行こう」 俺達はゆ民で食事をして帰ってきた。 ゆ民の食事はおいしく、値段も親切だった。 これなら評判になるのは当然だ。 「おいしかったね、だんな」 「ああ、また行こうな」 「さて、おいしいもの食べたし…」 「ん?まさか…」 「食後の運動といきますか」 「やっぱりか」 「それにしても、お前本当に好きだなあ」 「ん…それは……あっ……だんなもでしょう……」 それにしてもあれだけ食べたのに一戦したらお腹が空いてしまった。 そうだ、ふらんを食べよう。 「ん…あ…だんな…だんな………ひあっ!?」 おお、締まった。 「うう…急にちぎらないでよう…」 「ああ、悪い。腹が減ってな」 そのまま千切った左手を食べる。 「だんな……私……おいしくないでしょ……」 「……」 「ふつうの子にくらべたら……私なんてああっ…」 食べ終えたのでもういちど千切った。 「もう、だんなったら……」 結局ふらんを食べながら行為を続けた…… 「ねえ、だんな……」 「どうした?」 「私ね……子どもがほしいの……」 「……よし、明日加工場で買ってきてやる」 「違うの……私、こどもをうみたいの……」 「……相手は誰だ?れみりゃか?フランか?」 もちろん他の誰かにふらんを渡すつもりは無い。 「もう!私がだんな以外とするわけないでしょ!」 「……ってことは……相手は……俺…?」 「うん」 「いや……しかし……人間とゆっくりの間に子供なんて……」 「う…う…でも……ヒグ……わたし……」 「あー、わかったから泣くな。なんとかならないか調べてみるよ」 「…ヒグ……うん…ありがと…だんな……」 こういったことは、あの人に聞くのが一番手っ取り早そうだ。 ………と、いうわけなんです」 うわ、なんか汚いものを見るような目で見られてる気がする。 「……ふう、最近そう言う相談が多いんですよ」 ホントかよ? 「結論から言うと方法はあります」 「本当ですか!」 思わず語気を荒げてしまう 「はい、近頃開発に成功したこのYエキスを使えば可能です」 「Yっていうのはやごk「ゆっくりです」 「……で、そのYエキスを使えば本当にできるんですね?」 「もちろんです。しかも妊娠確率はほぼ100%」 「おお、すごい」 「これは元々捕食種の量産のために開発された薬なんです」 「そうなんですか」 「あなたの所は確かフランでしたね」 「はい、そうです」 「それでは、こちらになります」 そう言ってビンを一本俺に渡した。 「ありがとうございます。えーとお値段は…」 「これぐらいです」 「これぐらいですか」 結構安い値段だ、俺は料金を払って家路を急いだ。 ………と、いうわけだ。喜べ、ふらん」 「本当!だんな!それじゃあ、さっそく…」 「ああ!いつでも来い!」 翌朝…… 「えへへ~だんな~」 ふらんがニコニコしながら扉で体を隠しながらこちらをみている。 その態度じゃバレバレだ。 「あのね……できちゃった//////」 そういって膨らんだお腹を見せてくる。 「おお、おめでとう」 「家族がふえるよ!」 「やったねふらん!」 ゆっくりの妊娠から出産までは早い。恐らく今日中には産まれるだろう。 「よし、今日は仕事を休んで俺もいっしょにいるよ」 「うん!ありがとう、だんな」 そして、出産のとき…… 「あ…だんな…いたい…いたい…」 「がんばれ!ふらん」 「あ…あ…うまれる!」 ポンッ まるでそんな音がしたかと思うとふらんは恍惚の表情を浮かべていた。 無事産まれたようである。そうだ、子供の方は……!! 「う~♪う~♪」 空気が凍るのを感じた… 「ど…どうして私とだんなの子どもがれみりゃなの!う…!」 「どうした!?」 「まだ…うまれるみたい……」 結局ふらんは三頭の子供を産んだが、その総てがれみりゃだった…… 「なんで…どうして…」 「ふらん…今日は…もう寝よう…」 「………うん」 次の朝 「……ふらん…本当に大丈夫か?」 「うん、大丈夫。一ばんねたらスッキリしたよ」 ウソだ。でもだんなは今日、大事な里のかいごうがあるんだ、 私のせいで休ませるわけにはいかない。 「…それじゃあ、いってくる……できるだけ早く帰ってくる」 「うん、いってらっしゃい」 本当は行かないでほしい。でも、そんなわがままをいえるわけが無い。 ……ああ、なんだかねむくなってきた… そういえば、きのう…よく……ねむれ………なかった……な……… ……ハッ! いけない、ついウトウトしちゃった。 そうだ、あいつらにエサをやらないと。 そう思いリビングに入ると、しんじられないこうけいが目に入った。 「なに…これ…」 へやはメチャメチャにあらされていた。 ゆうしょうトロフィーはたおされ、れいぞうこの中みはゆかにぶちまけられていた。 「「「う~♪う~♪」」」 この声は、まさか 「あ、ま~ま~、れみりゃがんばっだどぉ~」 豚が一ぴき、やぶれたしゃしんをふみながらこっちにきた。 …!あのしゃしんは私がここにきて一年のきねんしゃしんじゃないか! 「う~♪ま~ま~、いいこいいこして~♪」 どこでおぼえたんだ、そんなことば 「…これをやったのはお前らか?」 「う~?そうだどぉ~」 ……ブチ 私の中で何かが切れた。 「…おい、ちょっとこい」 「う~♪すぐいくどぉ~」 気持ち悪い笑みでよってくる豚の顔面めがけて… こんしんの… 拳を… ふりおろす! 「ぷぎゃ!」 顔にきたないしると皮と肉へんがとんできた。 そこで私のいしきはとだえた。 俺が会合から帰るとリビングが酷い有様になっていた。 「フ……フ…フ…」 ?ふらんか? 声のする方に行ってみよう…ってうわ! 足元に子れみりゃの頭の無い死体が転がっていた。 ……!まさか! 声のした場所ではふらんが笑っていた。 「フフフフフフフフフ」 その足元には子れみりゃの死体が二つ。 「ふらん、これはいったい?」 俺は恐る恐る尋ねた。いや、何が起こったかの大体の想像はついている。 「あ、だんな、フフフフフフフフフフ……」 「ふらん、まさか…」 「だんな、ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい……」 「ふ、ふらん?」 「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい…」 ふらんは……壊れてしまった。 その後ふらんが治ることはなく、ベッドの上で壁を見つめ、 ごめんなさいを繰り返したかと思えば、急に笑いだす、 急に笑いだしたかと思えば、ごめんなさいを繰り返す。 そんな日々はふらんが死ぬまで続いた。 一方永遠亭では…… 「あ」 「どうしたんですか?師匠」 「ちょっとてゐ呼んできて」 「また、いたずらですか?」 「ええ、薬のラベルが張り替えられてたわ」 あとがき 例によって酔ったいk(ry 今回はIFの話なんで、続きを書くにしてもこの話の中での出来事は無かったことになります。 マウンテンの店長のマスクの話ですが、名古屋にある喫茶マウンテンの店長が 年中マスクを着けていることに基づくネタです。 久しぶりに行きたいな、マウンテン。 SSを書くに当たって、自分にインスピレーションを与えてくださった 他のSSの作者様に感謝の意を表したいと思います。 ゆっくりふらんは改造ゆっくりである。 ゆっくりふらんを改造したのは永遠亭に住む八意永琳である。 ゆっくりふらんが無邪気に笑う姿はもう見られない。 このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/433.html
―――ここは幻想郷にある人里 この人里で、俺は便利屋として生計を立てていた。 趣味と実益を兼ねたゆっくりの駆除を行い、甘党な俺は仕事が終わったあとで頑張った自分へのご褒美(笑)に狩ったゆっくり達の餡子でスイーツパーティー(笑)を行うのが恒例行事であった。 しかし・・・最近人里で、とある噂が囁かれている。 「ゆっくり達が消えるのではないか」という噂だ。 幻想郷にある日突然現れた生物(?)であるゆっくり達は「ゆっくりしていってね!!!」という独特の鳴き声をしており、 人語も多少は解するが中身は餡子やらクリームやらであることから人里では甘味の材料として重宝されていた。 実際、以前は人里を少し離れれば頻繁に見かけられたゆっくり達がここ数週間殆ど見当たらないのだ。 本当に居なくなってしまうのだろうか・・・ まぁそれならそれで構わないし、ゆっくりが幻想郷に突如出現するまでは普通に農作業を手伝ったり、獰猛な野犬の駆除などをして生活していたのだ。 その生活に戻ったところで大して困ることも無いさ。 そんな事を考えながら過ごしていたある日、里の少しはずれの畑で農夫の手伝いをしていると森の方から大きな物音が聞こえてきた。 音のする方へ急ぐと、森の入り口に異様に大きなゆっくりまりさがどっしりと構えていた。 巨大ゆっくりまりさの近くにある若木から察するに、身の丈は六~七尺程であろうか・・・ゆっくりとしてはとんでもない巨体である。 俺と農夫が近づくと巨大ゆっくりまりさは声を張り上げて叫んだ。 「よくもまりさたちのおともだちをたくさんころしたね!!!まりさたちをゆっくりさせないにんげんたちはゆっくりしね!!!」 その言葉を発した直後、どこに隠れていたのか大量のゆっくりが「「「「ゆっくりしね!!!」」」」の掛け声と共に巨大ゆっくりまりさの元に現れた。 近頃ゆっくり達を見かけなくなっていたのは、この蜂起の準備をしていたせいなのだろう。 「・・・早く!あなたは里に戻って自警団に報告してください!」 俺はひとまず農夫をこの場から逃がし、ゆっくりの大群と相対した。 ボスまりさの後ろには様々な種類のゆっくりが群れを成している。その総数は二千は下るまい。 「「「ゆっくりしね!!!」」」 近くにいる十数匹のゆっくりが俺にいっせいに飛びかかってくる。 人間を滅ぼそうというゆっくり、それがこの数で飛びかかってきた。 「う・・・うぉわあぁぁぁああぁあああぁぁ!!!」 死ぬ、そう思った。 ボムッ、ボヨォン、ブニッ。「……あれ?」 と思いきや無傷、まったくの無傷であった。 数の多さと勢いで圧倒されるかと思ったが・・・よく考えれば所詮はただの饅頭である。殺傷能力などあろうはずもない。突進の速さも種族の名に違わずスロウリィ。 「・・・ふ、ふふふ、うふ、ふふふふふふ」 と、在りし日の魔法の森の白黒のような笑いがこみ上げてくる。 「ゆ?きもちわるいわらいかたするにんげんはゆっくりしんでね!」「ゆっくりじゃまするにんげんはゆっくりはやくしんでね!!!」 「がぁおー♪たーべちゃーうぞー♪」「ちーんぽ!!!」「わたしたちのあっとうてきせんりょくにぜつぼうしちゃったんだね!!!わかる、わかるよー!!!」 俺の様子を見たゆっくり達が騒ぎ立てるが、ゆっくり達が集まったところで全くの無力。 それを悟った俺には、もうこの状況が――― 「すいいいぃぃぃぃいいぃぃつ祭りィ・・・、開催じゃあああぁぁぁああぁぁああぁッ!!!!!みんなァッ!!!ゆっくりしていってねえぇっ!!!」 ―――もはや、大地一杯に広がる甘味畑にしか見えなくなっていた。 大声で「ゆっくりしていってね!!!」という言葉を聞いた途端に動きが止まるゆっくり達、これも種族の性か。 大地を蹴りゆっくり達の群れの中心に飛び込む。手当たり次第にゆっくりをつかみ上げて噛みちぎり、啜り尽くし、薙ぎ払い、踏み潰し、蹂躙する。 「おいちいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!最高でえええぇぇぇぇぇッス!!!」 気分がノってきて、すごく楽しくなってきた。やっぱりゆっくり狩りは最高だね!こんな楽しい事が無くなっても構わないなんて、 最近の俺はどうかしてたね!!!スイーツ(笑)最高おおおおおおおおおおおおお!!!」 「おじさんはゆっくりできてないよ!!!ゆっくりやめてね、こっちこないdぎゅbりゅぎッ!!!」 「ゆっぐりじだげっががごれだよ゙おおぉぉおおぉぉっ!!!」「もっど、ゆっぐり、ぢだがっだよおおおぉぉおおぉぉっ!!!」 「ぢぼっ、ぢんっ、ぢんぼおおおぉぉおおぉぉぉっっ!!!」「わがら゙な゙い、わがら゙な゙いよ゙おおおおぉぉおおおぉぉぉ!!!」 辺りに鳴り響く大量の断末魔、阿鼻叫喚とはこの事を言うのだろう。 「あ、肉まんはいいや、ポイだポイ。」言うと俺はゆっくりれみりゃの両腕を千切り取り、遠くへ投げ捨てた。 「あ゙あ゙あ゙があ゙あぁぁ゙!!い゙だい゙、いだいぃぃぃ!!!でみでゃのぷりぢーなおででがあ゙あ゙ぁぁあ゙ぁぁっ!!! ざぐやにいいづげでやどぅううぅぅ!!ざぐや!!ざぐやあ゙あ゙あ゙あ゙ぁぁぁ!!!」 投げ捨てた両腕に向かって飛んで行こうとするゆっくりれみりゃの両足を捕らえて地面に叩きつける。支える腕の無いゆっくりれみりゃは顔面から勢いよく地面に激突した。 「ぶぎゅる!!がぁおー!!!だべぢゃうぞおおおおおぉぉぉ!!!」 それでも闘志を失っていないのか、それともただやけっぱちになっているだけなのか、恐らくは後者であろう。この期に及んでまだ威嚇などしている。 これ以上時間をかけても面倒なので、手早く頭を踏み潰すと俺は再び他の甘味ゆっくりの蹂躙を始めた。 ひとしきりスイーツ(笑)を堪能し終えた頃、自警団や里の男達が鎌や鍬を携えてやってきた。 俺は里の者達と合流して残党ゆっくりの掃討を始めた。逃げ遅れたゆっくり達が残っている、こいつらも処分しなければ。 「どおぢでええええええええぇぇ…。」 「ゆぎぐがあああああああああああああああああ!!!!!」 残党をあらかた処分し終えた頃、ある事に気付いた。群れを統率していた巨大ゆっくりまりさの姿が見当たらないのだ。 「逃げたか・・・」 ゆっくりまりさ種は自分の身に危険が迫ると群れを犠牲にしてでも逃げる狡猾さで有名だ。 しかし所詮はゆっくり、まだそんなに遠くには逃げていない筈だ。幸いなことに、その巨体の重さ故に巨大ゆっくりまりさの移動跡は大きく荒々しい。 程なくして巨大まりさは自警団に発見・捕縛された。辺りを必死に逃げ回ったのだろう、所々皮が破れて中身が見えている。 「まりざはなにもわるいごどじでないよおおおおおおお!!!ごろずならほがのゆっぐりにじでねえええぇぇぇええぇぇっ!!!」 巨体から発せられる大声を間近で受けて、耳にキーンときた。 なにはともあれ、ここまで人間を恐れるようになってしまえば、もう駆除までの手間は普通のゆっくりまりさと大して変わらない。さっさとバラしてしまおう。 と、ここで巨大まりさの餡が露出した部分から濃く甘い匂いが漂ってきた。なぜだろう、さっきまでゆっくり達を喰い散らかしていたというのに唾液が止まらない。 中身の露出した部分へ腕を突っ込み、手で掬って口へ運んでみる。 「ゆ゙ぎぎぐうぅぅぅっっ!!?」 巨大まりさが耳障りな悲鳴を上げたが、俺はそんなものは意識に入っていなかった。 「これは・・・美味い!凄く甘くて美味い!!」 強烈な甘さ、それに特有の舌触り。この味は――― 「栗だ、こいつの餡は栗の味がするぞ」と、農夫が言う。 そう、栗の味がする。この巨大ゆっくりまりさの中身は通常のゆっくりと違って栗餡なのだ。 おせち料理の栗金団に入っているアレである。 「よし、こいつは持ち帰ってみんなで食べよう。今晩は宴会だァ!!!」 「「「「うおおォーーーッ!!!」」」」 ・・・でもまずは、この残骸を片付けないとな・・・。思い切って残業(笑) その後、生きたまま里へと持ち帰られた巨大ゆっくりまりさの中身の栗餡は里を挙げて行われた夜の宴会にて振舞われた。 ―――厨房にて 「もう・・・やべでええええええぇぇぇぇぇ・・・・・・」 特別に用意された十尺四方の檻の中で力なく抵抗する巨大ゆっくりまりさ、もはや暴れる気力も体力も無いようだ。 食べる時は栗餡の鮮度を保つため、食べる分だけを巨大ゆっくりまりさの背中に空けた穴の中からへらを使ってこそぎ取る。 「ゆぎゃが゙あ゙ぁぁぁあ゙ぁ!!!や゙め゙っ、ゆ゙るじでぇぇぇぇぇ…ま゙りざのながみ…なぐなっぢゃうのほお゙お゙お゙ぉぉお゙お゙ぉ…!!」 「こいつは・・・すごいな」ゆっくり加工所勤務の友人が言う。 「そんなにすごいのか?」 「ああ、このゆっくり、エサを口に入れたそばからどんどん消化して栗餡にしてるよ。この特異体質のせいで今まで野性で生き続けられたんだなぁ。これなら死なない程度に餡を取って、エサを与え続ければかなり長い間餡が採れそうだ。子を産ませるのも良いかもな。」 ふたりの会話を聞いた巨大ゆっくりまりさは悟った。「もう自分は二度とゆっくりできない」と。 (ゆっくりしたけっかが・・・・・・これだよ・・・・・・) きっとこれからも、ゆっくりは人間達に搾取され続けるのだろう。スイーツ(笑) このSSに感想を付ける