約 2,981,982 件
https://w.atwiki.jp/monosepia/pages/2432.html
. 当ページ下に放り込みログあり(添付ファイル) 2ちゃんねる / 2ch:新・放り込みスレ .
https://w.atwiki.jp/1000ed/pages/76.html
561~570 571 ①チハルが泣き止むまで待つ 今の状態ではチハルから話を聞くことは難しい。 私はチハルを落ち着かせるために、背中を撫でる。 「そんなにこいつが怯えるって普通じゃないよな」 泣きじゃくるチハルの頭を優しく撫でながら隆が顔をしかめる。 「そうよね。そんなに怖い人なのかな……」 そんな人についていった春樹がますます心配になる。 「ほら、チハルもう怖い人は居ないんだからそんなに泣くな。男だろ?……男だよな?最初はその姿だったし」 ぽんぽんとチハルの頭をあやすように叩きながら言った隆は、自分の言葉に疑問を覚えたのか最後のほうは小さくぶつぶつと呟いている。 「……ぐすっ、うん」 最後のほうは聞こえなかったのか、隆の言葉にチハルは小さく頷くと何とか涙を止めようとごしごしと目をこする。 「あんまりこすると赤くなっちゃうよ」 私はあわてて鞄からハンカチを取り出すとこすらないようにチハルの顔をぬぐってあげる。 「大丈夫チハル?」 「うん」 まだ時々しゃくりあげるけれど、だいぶ落ち着いたらしい。 チハルはこくんと頷いて、まだ赤いままの目で少しだけ笑う。 とりあえず、チハルが落ち着いてくれたことにホッとする。 「春樹の父親ってのは、そんなに怖いやつだったのか?」 落ち着いたチハルに、隆は首を傾げながら聞く。 チハルはそのときを思い出したのか、また怯えた顔になったけれど今度は泣き出さず頷いた。 「すごい、真っ黒でどろどろしてるの。他の人のヒメイとかうウラミとかいっぱいついてた。僕たち精霊とははんたいのチカラ。つよいチカラ」 言いながら、チハルが震える。 「悲鳴?恨み?」 「精霊とは反対の力?」 私と隆は顔を見合わせる。 真っ黒でどろどろと言うのは感情のことだと予想はつく。 けれどその他の言葉は良く分からない。 ピンポーン チハルに詳しく聞こうと口を開きかけた所に、チャイムが鳴る。 時計を見ると美波さんが到着する時間になっていた。 私は玄関まで行き、外に居るのが美波さんだと確認してから扉を開ける。 「こんばんは、愛菜さん」 「こんばんは美波さん。急にすみません」 「愛ちゃん?お客さん?」 「あ、お義母さん……」 チャイムの音にお義母さんが階段を降りてくる。 美波さんは、お義母さんをみて微笑んだまま会釈をしている。 どうしよう…… ①病院の先生だという ②周防さんの友達だという ③自分の友達だと言う 572 ①病院の先生だという 「えっと、こちら大宮美波先生。この前私も春樹も続けて病院に行ったでしょ?苗字が同じだったから覚えててくれたらしくて」 「そうなの。こんばんは、先生。家の子達がお世話になりまして。……それで、こんな時間にどうかなさったんですか?」 とっさに口をついて出たのは我ながら情けなくなるような怪しげな説明だった。言いながら自分でそう思ったくらいだ、お義母さんが納得できる筈が無い。 お義母さんの表情は美波さんが医者と聞いて多少は和らいだものの、やはりいつもよりは幾分険しい。 ない知恵をしぼってどうにかこの場を乗り切ろうと頭をフル回転させていた私の前で、美波さんは小さく苦笑してお義母さんに告げた。 「夜分に失礼かとも思ったのですが。春樹さんがこの前病院にいらした時に念のため精密検査を 受けて頂いたのはお母様もご存知かと思います。その時は特に異常は見られないようでしたがぶつけた場所が場所でしたので、経過を見るためにもう一度いらしてくださいとお話したのですけれど」 美波さんがそこで言葉を切ると、お義母さんは春樹がその後病院に行っている様子が無いのに思い当たったらしい。 「まあ、そのためにわざわざ?お忙しいところこんな所までご足労頂いて……」 頭を下げるお義母さんに美波さんはとんでもないというように首を振った。 「どうかお気になさらず。私も帰宅の途中ですし、春樹さんの担任……近藤先生ですか、彼からもよろしく頼むと言われていましたので」 (……近藤先生ってあの、近藤先生?美波さん、近藤先生と知り合いなの?) 何でもないように美波さんが口にした言葉に、私の頭の中にふと疑問が浮かぶ。 そう思ってみれば確かに近藤先生と美波さんの年齢は同じくらいだし、真面目そうな雰囲気や生徒・患者思いなかんじは似ているような気がしないでもない。 思わず凝視していた私の視線に気がついたのか、美波さんは内緒話をする子供みたいにいたずらっぽく笑った。 「彼とは大学の同級生なんです。私はてっきり彼も医者になるものと思っていたのですが、彼が教師とは生徒さん達もなかなか大変でしょうね。……ところで、春樹さんは?もうお休みですか?」 「え…ええ、今日はなんだか文化祭の準備で疲れたらしくて。せっかくお越し頂いたのに」 まるで事情を知らない素振りで問う美波さんに、お義母さんは申し訳なさそうに頭を下げた。 外の人間に春樹がいなくなったとは言う気にならないのだろう。美波さんはそうですか、と答えてお義母さんの顔に目を止めた。 「……おや。お母様、お顔の色が優れませんね」 「そうですか?嫌だわ、少し疲れているのかしら」 誤魔化すように無理矢理笑顔を浮かべて元気な振りをするお義母さんの様子に、胸が痛くなった。春樹のことが心配でたまらないはずなのに。 「お薬はお出しできませんが、お手をよろしいですか?」 不意にそう言って美波さんがお義母さんの手をとった。透き通るように白い両手でお義母さんの手を包むと、目を閉じて額にあてる。その姿はまるで祈りを捧げているかのようだった。 「あれ?お義母さん?」 美波さんが手を離すと、お義母さんはこちらに目もくれずにふらふらと階段を登っていった。表情はぼんやりとしてまるで眠っているかのようだ。 振り返って美波さんを見ると「これで明日の朝までぐっすりお休みになれますよ」と笑った。 美波さんに…… ①お義母さんに何をしたのか聞く ②近藤先生について尋ねる ③時間が惜しい、周防さんのことを話してもらう 573 ①お義母さんに何をしたのか聞く 「美波さん。お義母さんに何をしたんですか?」 お義母さんの空ろな瞳に不安を感じて、私は尋ねた。 「お疲れのようでしたので、まじないを施しておきました。今、お母様に必要なのは、あなたの支えと睡眠ですからね」 (そうだ。私がいつまでも悩んでいたら、お義母さんを支えてあげられないもんね) 「ところで……、そろそろお話させて頂きたいのですが、上がってもよろしいですか?」 玄関に立ったままの美波さんが困ったように笑いかけてきた。 「き、気がつかなくてすみません。どうぞ」 美波さんを居間に通し、私たちは簡単な挨拶をすませた。 紅茶を持って居間に戻ると、隆と美波さんは春樹のことについて話し合っていた。 「春樹はやっぱりあのインチキくさい連中の所に居るのか……」 「今は周防が調べています。その報告があるまでは動かない方が賢明でしょう」 「くそっ。わかってるのに助けにいけないのかよ」 「今は堪えてください。私たちも出来る限りのことをさせてもらいます」 「春樹のやつ……戻ってきたら一発殴ってやらなくちゃな」 隆と美波さんのやりとりを聞きながら、私は人数分の紅茶をテーブルに置いていく。 すべての紅茶を置き終わり、ようやくソファーに腰を下ろした。 「ねえ、隆。春樹が戻ってきたら、私も殴るのに参加していい?」 「お、おい?……愛菜?」 突然の私の発言に、隆は目を丸くしている。 「ボクもナグっていい?」 チハルは意味が分かっているのかいないのか、参加を申し出る。 「じゃあ。チハルも含めてみんなで殴ろっか」 「うん。春樹ナグル」 少し元気が出てきたのか、チハルはようやく笑顔を見せた。 驚いていた隆も笑いながら、「おう、でかくなって殴ってやれ」と言ってチハルに右ストレートを見せている。 「春樹さんは戻ってきたら袋叩きですか。それはある意味主流派より恐ろしいですね」 美波さんは穏やかな笑みを浮べたまま、私に向って話しかけてきた。 「美波さんも参加されますか?」 私は冗談で美波さんに尋ねる。 「そうですねぇ。私は一応医者ですし……殴られた春樹さんの傷口に塩でも塗っておきますよ」 (……それが一番怖いかも) 何から聞こうかな? ①周防さんの過去 ②近藤先生とのこと ③チハルが言っていた反対の力の心当たり 574 ①周防さんの過去 「あの、早速なんですけれど、周防さんの過去について聞いてもいいですか?」 「ええ、そのために来たのですからね」 とりあえず会話が一区切り付いた所で、私は本題を切り出す。 「どこから話しましょうか……とりあえず、私が周防を知ったのは彼が7歳、私が10歳のときです」 美波さんはそう言って過去を思い出すように頬に手を当てる。 (美波さんて周防さんより3歳年上なんだ……あ、近藤先生と同級生ならそのくらいで当然だよね) 「といっても、私が周防を知ったというだけで周防が私のことを私として認識していたかはわかりません。 私も周防に実際に会ったわけではありませんでしたから」 「要するに、周防って子供が居るって話を誰かに聞いたんだな?」 「少し違いますが、そう思っていただいて差し支えはありません」 隆がの言葉に、美波さんは微笑んで頷いた。 (あ、美波さんだって能力者だもんね、どんな力か分からないけど力を使って周防さんのことを知ったのかも……) 「実際に彼に会ったのは私が16歳、彼が13歳のときです」 13歳という年齢に、ふと以前見た夢の光景が思い浮かぶ。 病院の中庭のような場所に座っている周防さん。美波さんが会ったのはあのくらいの年齢の周防さんなのだろう。 そう言って美波さんは懐かしむように微笑んだ。 「彼は昔から組織のあり方について疑問を抱いていました。 けれど当時はおおっぴらにそれを公言することはなく、表向きはそれなりに従順でした」 何かを思い出したのか、美波さんがくすっと笑う。 「彼は高村の直系ではありませんが、その能力は高いものだったので親元をはなれ、直系の能力者と共に生活をしていたそうです」 私はその言葉に周防さんに聞いた言葉を思い出す。 『うん、知ってるよ。というか、組織を作ったヤツを知ってる』 夢の中で周防さんがそう言っていた。 と言うことは、組織自体はそんなに古いものではないのだろうか? 「とりあえずここまで、よろしいですか?」 えっと…… ①「大丈夫です」 ②「組織っていつからあるんですか?」 ③「隆は何か聞きたいことある?」 575 ②「組織っていつからあるんですか?」 私はふと疑問に思ったことを口に出した。 「今の組織は、周防の祖父にあたる方が創設者なのですが、旧組織の歴史はもっと古いと聞いています。第一次世界大戦から生物兵器の研究していたようです」 「……そうですか」 ずいぶん歴史のある組織なのはわかったけれど、いまいちピンとこない。 そんな怪しい研究所が現代にあることすら、未だに納得できないところがある。 「ていうか、どうしてそんなアブナイ研究している所を放っておくんだ? どう考えても犯罪だろ」 隆は美波さんに向って、身を乗り出すようにして訴えた。 「ええ、その通りです。しかし、表向きは極めて合法的かつ良心的な研究所ということになっています。研究所の裏の姿は一部の人間しか知りません」 「じゃあ、俺達が裏の研究について警察に言えばいいんじゃないのか?」 「だけど……証拠がないよ」 私も以前、その事を考えたことがあった。 だけど、そんな突拍子もない話を信じてくれるとも思えない。 「残念ながら、警察に届けても、マスコミに公表しても、潰されてしまうでしょうね」 美波さんは苦笑を隠すように、紅茶に口をつけてながら言った。 「どういうことだよ?」 「元々高村というのは、明治時代に財閥の一つとしてあげられる企業家だったようです。爵位を獲て華族として政界にも参加していきました。ですから現代になっても、政界、財界、マスメディアに大きな影響力を持っているのです」 「なんだよ……それ」 にわかには信じられないという様子で、隆は美波さんを見ている。 『優秀な能力者であり、研究者であり、権力者でもある……それが高村の名を持つ者なのです』 冬馬先輩の言葉を思い出す。 そして、桐原さんが言っていた『たいへんな権力者』という言葉も。 「でも、そんなの昔の話だろ。財閥や華族なんて現代では関係ないじゃないか!」 権力を振りかざす大人を最も嫌う隆には、この話は許せないのだろう。 けれど、美波さんは首を振って否定する。 「隆さん。名だたる企業の多くは旧財閥ですし、世襲政治家ばかりが総理大臣になっている。それでも関係ないと言えますか?」 美波さんの問いに、隆は何も言えなくなってしまった。 私や隆が思っている以上に、世の中には見えない権力が渦巻いているのかもしれない。 「現在の高村は、製薬会社、病院、医療機器メーカーなど、医療を牛耳る存在となっています。……話が少し逸れてしまいました。周防の話に戻りますね」 そう言って美波さんは、紅茶のカップをソーサーにゆっくりと置いた。 次は何を聞こうかな ①13歳の周防さんの様子を聞く ②16歳の周防さんに何が起きたのか聞く ③綾さんと周防さんの関係について聞く 576 ①13歳の周防さんの様子を聞く 「13歳の頃の周防さんはどんな感じだったんですか?」 「……そのあたりのことは実は私は良く分かりません」 「え?」 「彼が13の頃に始めて会ったといいましたが、本当に会っただけなのですよ。 会話もなく、視線すら合わすことはありませんでした」 「すれ違った、とかそういうことか?」 「そうですね……同じ空間に居た、と言うのが正しいでしょう」 美波さんは笑うと言葉を続けた。 「私がその頃の周防を知らない理由は、私が施設を離れたからです」 「施設を離れた?」 「ええ。私は従順な研究対象でしたので、外部の高校へ編入する事になったのです」 そういえば、美波さんは小学校に上がる前に施設へ入ったと言っていた。 その間はずっと施設に居て外に出ることはなかったということなのだろう。 「それから二年あまり、私は外の世界を体験し高校を卒業と共に施設へ戻りました。 もちろん、高校へ通っている間も定期的に施設へ通い報告もしておりましたが、周防に会うことはありませんでした」 だからその頃の周防さんのことは分からないのかと、私は納得する。 「ですが、妹が送ってくれる言葉に、時々周防の名が出てきました」 「綾さんの?」 「ええ。物心付く前に私と共に施設に入った綾は、能力が高くなかったため、主に薬による実験を受けておりました」 「……」 「私と綾は血のつながりがあったためか、どれほど遠くに居ても言葉を交わすことが出来ました。 といっても、綾は薬によってほぼ自我はありませんでしたので、時々薬が切れたときのみの会話でしたが」 美波さんは寂しそうに笑う。 「そして高校を卒業し大学に入学した私は、大学へ行く以外は組織で被験者たちの管理をするようになりました。 それと同時に私と周防の付き合いが始まります。私が18、周防が15ですね」 今日地下で聞いたかれこれ9年の付き合い、というのはこの時からということなのだろう。 「13の頃の周防のことはあまり話せず申し訳ありません。 ここまでで何か質問はありますか?答えられるかは分かりませんが」 ①特にない、話を続けてもらう ②綾さんは周防さんをどう言っていたのか? ③これからの話が美波さんにとってつらい話ではないのか聞く 577 ②綾さんは周防さんをどう言っていたのか? 「綾さんは周防さんの事をどう言っていましたか?」 私が夢でみた綾さんは自我を失っていたのか、気持ちまで分からなかった。 亡くなった綾さんの心を覗くみたいで気が引けるけれど、知らなければならない事のような気がする。 「最初の頃は怖い人だと言っていました。綾にとってはじめての友達でしたし、接し方がわからなかったのでしょう。 綾は精神的に少し幼い子でした。薬のせいで、なかなか心が成長できなかったのです」 美波さんは下を向き、自分の手を見つめながら話していた。 その綺麗な手も綾さんと似ていたのか訊こうと思ったけれど、美波さんの気持ちを考えると何も言えなくなってしまった。 「その内、綾に変化が現れてきました。周防と会えるのが嬉しいと言いだしたのです。 兄としては焦りましたが、綾本人の心境としては、ようやく周防を友達として認めることができただけのようでした」 夢に出てきた少年の周防さんは、すでに綾さんのことを好きだったように見えた。 けれど、綾さんの心はそれを受け入れるほど成長していなかったのかもしれない。 「二年あまりが経ち、私が研究所に戻った時、綾はすでに特別棟に入れられていて会う事はできませんでした。 投与される薬もより強いものになってしまい、思念の伝達もままならない状態だったのです」 「綾さんの事が心配だったでしょうね……」 「はい。心配でしたね。ちょうどその頃、すでに研究員として綾の担当をしていた周防と知り合ったのです。 綾の様子を伝え聞くようになり、私たちは親しくなっていきました。もちろん、その時に周防の気持ちを知ることになります。 そして……綾を一途に想う周防の気持ちを、知れば知るほど…私は恐ろしくなっていったのです」 「恐ろしいだって?なんで怖がる必要があるんだよ」 腑に落ちないのか、隆が美波さんに問いかける。 「周防は高村の血筋の者ですから、実験体の綾に乱暴しようと、処分しようと咎めることは出来ません。 綾がもし周防を拒むことがあれば、どうなるか……周防が一途ゆえに余計恐ろしかったのです」 「で、でも……周防さんはそんな事をする人じゃ……」 「愛菜さんが言いたいことはわかります。ですが皮肉なことに、当時の私の精神もまた、洗脳によって侵されていたのです。 研究員達の代わりに何の疑問も持たず、組織に都合の良い人間を次から次へと養成していたような人間でしたからね。 本来ならば組織のあり方に疑問を抱くはずなのですが、正常な判断に欠いていた私は、周防を憎み、なんとかして綾を助け出したいと考えるようになっていきました。 そんなある日、綾から久しぶりに思念による連絡が入ってきました。それが逃亡計画だったのです」 「あの…美波さんは、洗脳されて組織に従順だったんですよね。なのに組織にいる周防さんに従おうとはしなかったんですか?」 私は疑問に感じて、周防さんの話に割り込んだ。 「洗脳といっても万能ではありません。特定の研究員達には従順でしたが、周防に従うようには洗脳を受けていませんでした。 さらに組織のあり方に疑問を抱く周防を、私は異分子としても敵視しはじめていたのです」 (組織全員に従うという訳ではなかったのね) 美波さんは一旦、話を区切って紅茶を飲んだ。 「……どうしましょうか。その頃の周防の話をしましょうか? それとも、続きを聞きますか?」 ①話を続けてもらう ②15~16歳の周防さんの様子を詳しく話してもらう ③隆に理解できているか尋ねてみる 578 ③隆に理解できているか尋ねてみる 「隆、話についてきてる?」 よく考えれば、隆は私のように夢を見ているわけではないし、地下で周防さんや美波さんに会っているわけではない。 今の話で理解できているかどうかふと気になって尋ねてみる。 「なんとかな。 要するに、この人は周防ってやつの好きだった女の兄貴で、元組織の被害者で今は組織に対立してるんだろ?」 「ま、まあそうかな……」 あまりにも大雑把に要約されて私は苦笑する。 けれど間違っているわけでもない。完全に真ん中をすっ飛ばしている気はするけれど……。 とりあえず一応隆にも理解できているようなので、美波さんに向き直る。 美波さんも、隆の言葉に苦笑めいた微笑を浮かべていた。 「長々と話していましたが要約するとそうなりますね。では、続けましょうか」 「お願いします」 「ここから愛菜さんが聞きたいといった8年前の話になります」 美波さんの言葉に、私は無意識に背筋を正す。 「私は綾から逃亡計画を聞きました。綾の思念は一週間後に計画が実行されると伝えてきました。 私はその時、自我とマインドコントロールによって洗脳された意識の間で葛藤が起きたのです。 今組織にこのことを伝えれば、高村である周防は軽い処分で済むだろう。 けれど綾は本当の意味で処分されてしまう可能性が高い。 しかしこの事を組織に伝えないわけにはいかない。けれど伝えたら綾が……、といったふうにグルグルと思考がループしていました」 当時のことを思い出したのか、美波さんはかすかに眉根をよせる。 マインドコントロールされていても、家族が大事だと言う意識は消えなかったんだろう。 ましてやずっと同じ境遇、いや綾さんのほうが過酷な環境で過ごしていたのだから当然かもしれない。 「こうして私は表向きは普通に今までの生活を続けながら、内心ではずっとこの葛藤を続けていました。 そして、結局組織に何も言えないまま当日がやってきました」 そう言って美波さんは押し黙る。 私は… ①美波さんが話しだすのを待つ ②美波さんを促す ③無理して話さなくていいと言う 579 ①美波さんが話しだすのを待つ (美波さんにとって辛い過去のはずだよね。だけど……) そんな私の様子を見て、美波さんは「大丈夫」と声を出さずに頷いてくれた。 そして、ソファーに深く座りなおすと、また口を開いた。 「当日を迎え、私は葛藤しつつも組織に逃亡計画を伝えました。 その時、この情報を提供する代わりに、妹を見逃してくれるように懇願しました。 組織の幹部達は、綾の自由を約束してくれました」 「けど、その約束は守られなかった…そうなんだろ?」 顛末のみえた物語のように、隆は淡々と言った。 「ええ。隆さんの仰る通り、約束が守られることはありませんでした。 何も知らない周防は綾を連れ、通路を出たところで組織に捕まりました。そして、殺されそうになる綾を庇って、周防が…」 そこで、美波さんは話すのをやめてしまった。 (やっぱり、話したくないよね) 私がもういいですと言いかけたところで、美波さんが私の名前を呼んだ気がした。 「今、私を呼びましたか?」 「はい。愛菜さん、すみませんが……ナイフなどの刃物と消毒液を頂きたいのです」 「??」 「出来れば、血で汚れてもよさそうな物をお願いします」 「……わ、わかりました」 私は意味も分からないまま、言われた通りにカッターナイフと消毒液を用意し、美波さんに渡した。 美波さんはカッターの刃を出し、刃に消毒液を垂らした。 「実際に見ていただくのが一番早いと思います。少しグロテスクなので、愛菜さんは見ない方がいいでしょう」 自分の腕を捲くりながら、美波さんは言った。 「何をするんですか?」 「すぐに終わります」 美波さんはそう言うと突然、私の手を握った―― 「――さん、愛菜さん」 「え?」 私はぼんやりしていたのか、美波さんの声で我に返った。 「終わりましたよ」 何が終わったのか分からないまま、頭を振って二人を見た。 「隆さん、綾も私と同じ特殊能力を持っていました。わざと力を暴走させ、生命力のすべてを周防のために使ったのです」 美波さんはさっきと全く同じ様子だったけれど、隆は黙り込んでいた。 (何? 隆、顔色が悪いみたいだけど……) 私は…… ①隆に何があったのか尋ねる ②美波さんに何があったのか尋ねる ③黙って二人の様子を見る 580 ②美波さんに何があったのか尋ねる 「何が、あったんですか?」 顔色の悪い隆を気にしつつ、美波さんに尋ねる。 「私の力を見てもらっていたんですよ。私の力は治癒能力に特出しています。もちろんそれだけではありませんが」 美波さんは微笑んで人差し指を立てた右手で、すっと左腕をなぞる仕草をする。 「先ほどこのようにカッターで切って見せたのです。 ソファーは汚れないようにしておりましたので大丈夫ですご安心ください」 そういった美波さん腕は滑らかで傷一つない。 半信半疑で隆を見ると、隆は小さく頷いた。 「この人の言ってることは嘘じゃない。言われただけじゃ信じられなかったが、見ちまったからな」 隆はそう言って、深くため息をつく。 「綾の力は強くないものでした。自分の傷を癒すのも、他の人より幾分早いという程度の。けれど綾は周防が傷つき倒れたあの時、自らの命を削り暴走させることでその力を最大限に発揮しました。 その場に居合わせた私は、綾の暴走した力の余波によってマインドコントロールを解かれました」 美波さんはそう言っていったん口を閉じ、静かに目を閉じた。 数呼吸後、美波さんは言葉を続ける。 「周防の傷は綾の力で癒えました。けれど周防はそれから三ヶ月あまり意識を取り戻さなかったのです。 組織は肉体は綾の力によって癒されたけれど、精神はすでに死んでいるものと判断しました」 「それで、周防さんは死んだっていうことになっているの…?」 「そうです。けれど周防が死んだという通達が組織に回ったその一週間後、周防は目覚めました。 その三ヶ月の間に周防の中で何があったのかは分かりません。けれど、目が覚めた周防は完全に反主流派として組織と相対する姿勢を示すようになりました」 美波さんは穏やかな顔で私を見た。 その瞳が質問はありますか?と尋ねているように見える。 ①「組織は周防さんが生き返ったことをなぜ公表しなかったの?」 ②「周防さんに意識がない間、何があったのか聞かなかったの?」 ③「意識がない間のことを周防さんは何も言わなかったの?」
https://w.atwiki.jp/sys120/pages/10.html
旧帝都大帝国 主義 帝国主義 人口 33億1400万人 領土 1pエジプト イギリス 中国 インド パキスタン グリーンランド 2pパキスタン アラブ首長国連邦 軍事勢力 軍人・10億4200万人(国家補償省) 諸外国派遣軍隊・2万人 2pロシア北部 2j北海道 緊急時は全国民が軍隊になります 予備軍人・4890万人(軍人も入れて) 大学卒業後及び高校卒業後は軍事学校にいれる!!兵隊の数と兵器の数が合わない 戦闘機・8850機 戦車・8870車 戦艦・8530隻 潜水艦・120隻 保持金額・6京800兆.... 今月予想使用額・20兆円
https://w.atwiki.jp/healeracademia/pages/68.html
/ / / _ \ // / /_ 冫 / / / ,;´ "|□匸二 了 ゝ L L__ ..z:: ‥"´ ̄\ `、\ _ < =ニ二 彡",ィヽ、、\ へ \ \__ 二ニィ 厂ト、 `ゞ_トェ,,\ヽ rヒ壬iゝ\、ヘ ト\ ヽ、 、\ : ; | `ャ依l \、` l/ 」ヽ ト 、. \ ; ; | ヤ| 「r| \ ヽ ` ヽ _厂ヽ | | ヽ ―` .,ィ / ,/ォ ハ` .\ ` r" ; Y ヽl ; | \ヤニニ" 、 / ; l /―┐ ` | ; 冫 ̄ コ _ Vl |\ lゝ´/ , / " ヽ ヽ__ト┘ヒ二二ミ| / _〕 ヾー`ヽ / ___` ュ ト、 ヽ _ Y / ┌──ァく冫´ /´ \ \ | ` ; / ∨ / / C^. \ c/ / \ ..\ ヽ У / _/ , イ ;;;/ >、 / \ ヽ 、 ∧_ヽ _ / ┌ 什 / レ´ / / / /" ̄ ̄ ___\ ∧ フ / / / У C / / / / | /` ミ二二フ / | / / / / / / /´ ̄ ̄ 了 / / / r‐ァ´ / C / / / / _ 冫/ / / イ ∠ / / / / / / \ 冫 【名前】 鏑木・T・虎徹 【ヒーローネーム】 ワイルド・タイガー 【個性】 ハンドレッドパワー 【AA】 鏑木・T・虎徹(TIGER BUNNY) 備考 「ワイルドに吠えるぜッ!!」が決め台詞のベテランヒーロー。 年とともに身体と個性が衰えたため引退していたが、オールマイトの活動休止宣言を機に同期のエンデヴァーを頼って現役復帰を果たした。 現在はエンデヴァー事務所に所属している。 娘はアイドルで高垣楓(アイドル名)としてテレビに出ている。 個性 【ハンドレッドパワー】 5分間すべての身体能力が100倍になる、シンプルかつ強力な増強型個性。なお現在は年のせいで1分しかもたなくなっている。
https://w.atwiki.jp/tomtan57577/pages/19.html
由来 2012年の秋、東北大学の学部1年生であった一人の短歌好きの学生が、1つの考えを巡らせていました。 「東北大学に、学生短歌会を作れないだろうか……」 今までに何度か設立されながら、現在では活動が確認されなくなってしまった東北大学短歌会。 その再興を考えていたのでした。 早速Twitter上で呼びかけてみると、活動に賛同してくれる人達がいました。 ここから、東北大学短歌会がゆっくりと動き始めたのです。 活動の目的 東北大学とその近辺の短歌に興味がある人達のための交流の場を提供すること 短歌を楽しみたい人、自身の作品の質をより高めたい人、これから短歌を始めたい人、どの人にも意味のある場を提供すること 沿革 2012/12/28 東北大学短歌会@wikiの設立 創世記 Twitter上でのメンバー募集の呼びかけが始まる
https://w.atwiki.jp/1000ed/pages/78.html
581~590 591 ③「そういう隆の料理の腕はどうなのよ?」 隆の言う事は正しいのかもしれないけれど。 なんとなく釈然としないものを感じてそう問い掛けると、隆はふふんと笑った。 「人並み程度には。まあ、お前よりはまっとうな料理作れるぜ」 「まっとうなって……さっきから随分な言い様じゃない」 「だから言ってるだろ。料理が上手くなりたいんならマズイものを作ったらマズイって気付かなきゃ駄目だ。お前のとこの春樹やおばさんみたいに黙ってちゃ愛菜はわからないだろ」 散々な言われように言いたい事もあったはずなのに、隆の言葉に私は思わず口をつぐんでしまった。 (春樹も、お義母さんも……私に気を使って何も言わなかったのかな?) 「そう、だね。……我慢してマズイもの食べさせるなんて、可哀想だよね」 「愛菜?……やれやれ」 押し黙ってしまった私の前で、隆は困ったような顔で溜息をついた。 「春樹やおばさんに関しては確かにそうかもしれないけどな。その点、俺なら大丈夫だ。さっきから言ってるけど、お前にマズイ物喰わされたらちゃんとマズイって言ってやる」 下がり気味だった視線をゆっくり上げると、真っ直ぐにこちらを見る隆と目があった。 「だから、お前は遠慮無く俺を実験台にすれば良い。俺の胃腸は頑丈なんだ、ちょっとやそっとじゃびくともしねえよ」 「隆……ありがとう」 隆なりの優しさが嬉しくて、素直にお礼を言うと隆は照れたようにそっぽを向いてしまった。 「別に。礼を言われるほどのことでもないだろ。……俺自身のためでもあるし」 「? そうなの? 隆ってば食いしん坊なんだね」 「……」 「隆?」 「あーもう良いよ、そういう事で!」 隆はどことなく不機嫌そうにお皿に残っていた八宝菜を口に詰め込んだ。 (? 変な隆) それから二人で黙々と食事をとっていると、丁度会話の切れるタイミングを計ったかのように携帯が鳴った。 「おい愛菜、誰からだ?」 ディスプレイに映し出された番号は…… ①周防さんの携帯の番号 (周防) ②一郎くんの携帯の番号 (一郎) ③修二くんの携帯の番号(修二) ④春樹の携帯の番号(春樹) ⑤電場ボックスからの着信(冬馬) ⑥未登録の携帯の番号(美波) ⑦固定電話の番号(あれば近藤先生) ⑧非通知での着信(592の選択に続く) 592 ⑧非通知での着信(592の選択に続く) 「非通知だ……」 テーブルの上で鳴っている携帯のディスプレイを覗き込むと、非通知着信だった。 私は首を傾げて隆を見る。 隆はかすかに眉をしかめている。 私はとりあえず、携帯に手を伸ばした。 「きゃっ」 携帯と指先が軽く触れた瞬間、バチンと激しい火花が発生して携帯をはじく。 携帯はくるくると回りながら、テーブルの端で止まった。 「な、なに?」 「なんだ?」 突然の出来事に携帯を呆然と見る。 隆も何がおこったのか分からないというように、携帯と私を交互に見ている。 携帯は何事もなかったかのように鳴り続けている。 「静電気……じゃないわよね」 「静電気が携帯はじくわけないだろ」 いいながら、隆が立ち上がり携帯に手を伸ばす。 携帯は何事もなく隆の手に納まった。 いまだ鳴り続ける携帯を調べるように、ひっくり返したりしていたが特に何もおかしな事はなかったらしい、私に携帯を差し出してくる。 私がそれを受け取ろうと、手を伸ばし携帯に触れた途端。 「あっ」 「うわっ」 バチンとまた携帯がはじかれる。 落としそうになった携帯を、隆が慌てて持ち直す。 「なんだぁ?」 隆が不思議そうに鳴り続ける携帯を見ている。 「隆、おかしいよ……」 鳴り続ける携帯に、私はだんだん不安になってくる。 「マナーモードじゃなくても、一定以上電話にでなかったら伝言モードになるはずなのに……」 「!」 電話が鳴ってから結構な時間がたつが、いつまで経っても伝言モードに切り替わらず鳴り続けている。 「まさか、組織が何か仕掛けてきてるのか……?」 「そうかも……だから私が電話に出ないように冬馬先輩の契約かなんかが働いて携帯がはじかれるのかも……隆は平気みたいだし」 鳴り続ける携帯が不気味だ。 「で、これどうするよ……?」 一向に切れる様子のない携帯に隆が顔をしかめる。 どうしよう…… ①隆に出てもらう(隆) ②電源を切ってもらう(トゥルー) ③隆に電話を持ってもらったまま自分で対応する(秋人) ④そのまま鳴らし続ける(チハル) 593 ②電源を切ってもらう 「お願い。電源切って……」 私は恐ろくなって、隆に携帯を渡した。 「ああ」 隆は携帯を受け取って、ボタンを押す。 すると、何事もなく電源が切れた。 「ほら、これ返す。しかし、不気味だよな。 とりあえず、明日になるまで携帯の電源は切っておいた方がいいぞ」 携帯を差し出した隆は、相変わらず不思議でならないという顔をしていた。 「でも、春樹からまた連絡があるかもしれないよ」 「俺がここに居ることは、さっきの電話で知っているんだ。もし、どうしても連絡を取りたかったら俺に掛かってくるだろ。 確か、春樹は俺の番号を知っているはずだしな」 「そうだね」 また静電気のように、はじかれたら怖い。 組織の仕業だったら、他にどんな細工がしてあるかも判らない。 ずっと鳴り続けるのも不気味だし、隆の提案通り、夜の間は切っておくことに決めた。 私は夕食の後片付けを始め、その間に隆にはお風呂に入ってもらった。 片付けも終わり、お継母さんの寝室をそっと覗く。 美波さんのまじないが利いているのか、安らかな顔で寝ていた。 (心配だったけど、大丈夫そうね。お継母さん、おやすみなさい…) ドアを閉め、リビングに下りると隆がお風呂から出てきた。 私は隆の次にお風呂に入り、そのまま自室に戻った。 携帯の電源は切ったままにして、充電の卓上ホルダに差し込む。 (すごく疲れたなぁ。今日はもう横になろう) チハルを起こさないように、ゆっくりベッドに入る。 そして、瞼を閉じた。 私は…… ①今日一日を振り返ってみる ②夢をみた ③冬馬先輩に連絡をとってみる 594 ①今日一日を振り返ってみる (今日は朝からいろいろあったな……) 朝は桐原さんとの一件があった。 昼は普通に何事もなく過ぎて言ったけれど、放課後は文化祭の準備をするはずだったのに修二くんと地下道を見つけた。 そこで周防さんの無事を確認して、美波さんに会って、こよみさんが美波さんの妹の綾さんだったことが分かった。 その後は一郎くんが迎えに来て修二くんと別れた後は、力をコントロールできるようにカードでの訓練の仕方を教えてもらった。 その途中でお義母さんから電話があって、春樹が連れていかれてしまったことを聞いて……。 (なんか、本当に今日はいろいろあったんだなあ) 途中まで思い返して、思わずため息をつく。 「……ぅん、愛菜ちゃん?」 自分で思っていた以上にため息が大きかったのか、小さくうなってチハルが目を開けた。 「あ、チハル、ごめん起こしちゃった?」 「んー、大丈夫。ボクいつの間に寝ちゃったんだろう?」 不思議そうな顔をして首を捻るチハルを軽く抱きしめる。 少し高めの体温に、とても安心する。 さっきの携帯電話の件が自分で思っていた以上に怖かったみたいだ。 「愛菜ちゃん?どうしたの?」 心配そうなチハルの目が私を見上げてくる。 なんて答えよう。 ①「チハルが居てくれてよかったと思って」 ②「さっきちょっと怖いことがあったから」 ③「なんでもないよ、寝よう?」 595 ①「チハルが居てくれてよかったと思って」 人の体温がこんなに心休まるんだと、チハルを抱きしめながら改めて感じた。 「やっぱり、春樹が居なくなって寂しいんだよね? 守るようにお願いされてたのに……引き止められなくてごめんね」 「ううん。チハルはいつも頑張ってくれてるよ。 それより、春樹が悩んでいることに気付いてあげられなかった私がダメだったの。 姉失格だよ……」 チハルは私の言葉を聞き終わると、黙ったままゆっくり手を伸ばした。 そして、ぎこちなく笑って口を開く。 「いつも愛菜ちゃんがこうしてくれると、ボクすごく安心するんだ。だから、ね?」 チハルの伸ばされた手は、私の頭の上にそっと置かれた。 前髪を梳くように、不器用に手を動かす。 いつも私がチハルにしてあげている仕草を真似るように、優しく頭を撫でてくれていた。 (チハル……) チハルは一生懸命、私の真似をしてくれていた。 きっと、撫で方もぎこちない笑い方も私にそっくりなのだろう。 私は目を瞑って、しばらく撫でられ続けた。 「もういいよ、ありがとう。チハルのお陰で元気が出てきたみたい」 「元気に…なって……よか…った」 そう言って、手を止めると同時にチハルの寝息が聞こえてきた。 眠たかったのに、無理してくれていたのだろう。 私はチハルの小さな手に頬を寄せた。 (ありがとう。チハル) どうしようかな? ①もう少し今日のことを考えてみる ②眠る ③携帯が気になった 596 ②眠る チハルの規則正しい呼吸を聞いていると、心配や不安が和らいでくる。 ふわふわの髪に顔を寄せてチハルの体温を感じていると、自然と眠りに引き込まれていった。 「……姉さん?」 気がつくと家の前に立っていた。目の前に春樹がいる。 春樹は門の外に立っていて家を見ていたようだ。 門をはさんで春樹と向き合う。 「春樹……?」 私はすぐにこれが春樹の夢だと分かった。 春樹には力が無いはずだから私が春樹に同調したのだろう。 「どうして姉さんが?……いや夢なんだから、俺の希望って事かな」 春樹は少しうつむいて、ぶつぶつと呟いている。 (そういえば予知夢みたいなのを見るって話はしてるけど、同調すれば夢で会えるって詳しく言ってないっけ……?) ちゃんと話すべきかどうか迷っている間に、春樹が話しだす。 「姉さんは怒ってるよね、俺があいつについていったこと」 「少しはね。お義母さんがすごい心配してるんだよ? もちろん私も」 「そうだろうね……でも、俺が行く必要があったんだ」 「どうして?」 「あいつに近づいて油断させることが出来るのは俺だけだから」 春樹の言葉をききながらふと思う。 (このまま夢だと思わせてたら、春樹の本心が聞けるかもしれない) どうしよう ①このまま春樹と話をする ②普通の夢ではないことを話す ③とりあえず家の中で話そうと誘う 597 ①このまま春樹と話をする 「あいつって……春樹の父親の事だよね?」 春樹はコクリと頷いた。 「父親だと思いたくもないんだけどね。本当に、最低な人だよ。 でも……それをあいつに言ったら、きっとお前が不甲斐ないからだって一蹴されてしまうだろうね」 「どうして春樹が不甲斐ないなんて言うの?自分の子供なのに……」 会ったことも無い人だけど、悔しさがこみ上げてくる。 過去の出来事だとはいえ、私の大切な家族に暴力を振るっていた人はやっぱり許せない。 「ようやく分かったけれど……俺に力が無いって事が許せなかったんだと思う。 あの人はいつも母さんを痛めつけながら『どうして無能の子を産んでくれたんだ。高村の恥さらしめ』って怒鳴りつけていたからね。 俺は自分がどうして無能の子だと言われるのか、ずっと分からなかった。 母さんが暴力を振るわれないように、必死で勉強もしたし、どんな事でも誰にも負けないようにしたんだ。 だけど……」 春樹は言葉を切って、唇をかみ締めている。 「お継母さんへの暴力は収まらなかったんだね」 「それどころか、段々酷くなっていった。俺を見る目もまるで羽虫でも見るように、いつも冷ややかだった。 とうとう耐え切れなくなった母さんは俺を連れて、逃げるように高村家を飛び出したんだ」 「そうだったんだ……」 「生まれてからずっと、俺はあの人が怖かった。逃げ出したとき、正直、会わなくて済むとホッとしたよ。 そして、姉さんや継父さんに会って、ようやく本当の幸せを手に入れたと思った。 どんな事をしても、絶対に守り通すと誓ったんだ」 私の背後に建つ我が家を、春樹は慈しむように仰ぎ見ていた。 出会った頃の春樹は人を寄せ付けない雰囲気があった。 私を守ると約束してくれた裏には、春樹の悲壮な思いがあったんだ。 「だけど、ショッピングモールで姉さんが寝ている時……冬馬先輩から高村の研究所について教えられたんだ。 もう決して関わりたくない父の事も。その時、ようやく悟ったよ。俺に力が無い為に、母さんが傷ついていた事をね」 春樹は悲しそうな瞳を私に向けながら、話を続けた。 「話を聞き終えて、怖くなった。あの人とまた会うくらいなら、逃げたした方がいいと思った。無能な俺よりも、力のある人達が姉さんを守るべきだと思った。 だけど、それじゃ姉さんとの約束を守ったことにはならない。俺はずっと平常を装いながら、考えていた。俺にしか出来ない姉さんを守る方法を。 考えすぎて、あんまり眠れない時もあったけどね」 春樹は口の端を上げ、少しだけ笑った。 (『もうこれ以上の厄介事は、ご免なんだ!』と公園で言った事は…父親に対する恐怖心があったからなのね) どう言おうか? ①「私を守る方法が……研究所へ行くことだったの?」 ②「ごめんね、春樹」 ③「辛かったら、相談くらいしてよ! 姉弟じゃない」 598 ②「ごめんね、春樹」 思わず口をついて出たのは、謝罪の言葉だった。 「どうして姉さんが謝るのさ。姉さんは何も悪くないだろう。 これは、俺自身のけじめでもあるんだから……」 春樹は色々な感情の入り混じった視線で、私を見つめる。 私は耐え切れなくなって、その視線を外すように下を向いた。 「春樹がそんなに苦しんでいるのに、ぜんぜん分かってあげられてなかったんだよ。 私、春樹の気持も考えずに頼ってばかりだったもの」 春樹を追い詰めてしまった一端は私にある。 今、思い返せば春樹の苦しみを理解してあげるチャンスはいくらでもあったはずだ。 「……困ったな。夢の中だと思って、少しおしゃべりが過ぎたのかもしれないね。 ホント、夢の姉さんまで悩ませるつもりなんてなかったんだ」 キィと軋んだ金属の音が聞こえる。きっと、春樹が門を開けたんだろう。 不意に、右肩に暖かな手が置かれた。 顔を上げると、すぐ傍らに春樹が立っている。 「姉さん、俺はね」 「どうしたの? 春樹」 「俺はね……」 黙り込んだままの春樹を、そっと覗き見る。 春樹の表情は硬く、肩に載せたれた手が小さく震えていた。 「俺は……」 (どうしたんだろう? 春樹) 「ねぇ、姉さん。……ある昔話をしていいかな?」 手の震えが収まった春樹はいつもの調子で私に話しかけてきた。 「いいよ。どんな話?」 「昔、ある男が居て…どうしても手に入れたい物があったんだ」 「うん」 「だけどね、その物を男が手にすると、男の周りにあるすべての大切な物が壊れてしまうかもしれないという代物だったんだ。 その男の周りにある物っていうのはね、男がコツコツと血の滲むような思いで集めてきたそれは大切な物だったんだ」 「うん」 「更にね、すべてを犠牲にしてまで欲しかった物自体、男のものになるとは限らないと分かっているんだ」 「その男の人が何もかもを失うリスクがあるのね」 「そうなんだ。でも、その男はすべて失ってもいいと思えるほど、手に入れたい物は魅力的で、大切で、かけがえの無いものなんだよ。 そして今、その男はかけがえの無い物を手に入れるか否かの最後の選択を迫られていたとする。 姉さんだったら、その男にどう助言をする?」 私は… ①「手に入れた方がいい」 ②「手に入れない方がいい」 ③「わからない」 599 ③「わからない」 私は少し悩んで答えた。 「その手に入れたい大切なものは男の人のものになるとは限らないんでしょ?」 「うん」 「男の人が手に入れる決断をして手に入れようとしたとして、自分のものにならなかった場合、その大切なものはどうなるの?壊れちゃうの?」 「……」 何も答えない春樹に、私は言葉を続ける。 「その辺がどうなるかによって、助言はかわるかな?」 「もし壊れるものだったら?」 「壊れるものだったら、手に入れない方をすすめるよ。 すごく大切なものが、手に入らない上に壊れたら男の人だってすごく悲しくなるし、自分のせいで壊れてしまったって自分を責め続けることになるかもしれないじゃない」 「じゃ、壊れないものだったら?」 「それなら手に入れる努力はするべきじゃないかな? もし自分のものにならなくても、その大切なものは壊れないで他の誰かが大切にしてくれるかもしれない。 自分のものにならないって悲しみはあると思うけど、努力はしたんだからあきらめもつくんじゃないかな?」 「夢なのに……姉さんはやっぱり姉さんなんだね」 どこか泣きそうな顔の春樹に私は続けた。 「でもさ、きっとその男の人は私がどんな助言をしても手に入れようとすると思うよ」 「え?」 春樹が驚いたように私を見る。 「だって手に入る希望があるんでしょ? 最後の選択っていうことは、今までは手に入れるための努力をしてきてるってことじゃないの?」 「……」 黙りこんだ春樹から私は視線を外して、空を見上げる。 どんよりと曇った空が春樹の心情を表しているみたいだ。 「それってさ、手に入れるって最初から決めてたって事じゃないのかな? 私はその男の人じゃないから分からないけどね」 そういって視線を春樹に戻すと、春樹が肩を震わせている。 どうやら笑っているようだ。さっきまでの雰囲気がすっかり消えている。 心なしか、雲も薄れてきたようだ。 ①「どうしたの?」 ②「私、何か変なこと言った?」 ③「元気になった?」 600 ②「私、何か変なこと言った?」 一生懸命考えて答えたのに、春樹に笑われてしまい、少々ガッカリしてしまった。 「ごめんごめん。……姉さんには敵わないと思っただけだよ。 そうだよね、その男の答えは最初から決まっていたじゃないか……」 笑いながら、晴れやかになっていく春樹の顔を見て、ホッと安心する。 「姉さん、ありがとう。 普段はボンヤリしていて頼りないけど、ここぞという時には必ず俺の欲しい答えを教えてくれるよね」 (ボンヤリって……ひどいなぁ。頼りないのは認めるけど) 褒められるのは嬉しいけれど、一言が余計で素直に喜べない。 春樹に文句を言おうとして、ようやく身動きが取れないことに気付く。 肩に載せられた春樹の手に力が篭っていたからだ。 春樹はそんな私を真っ直ぐ見つめたまま、ゆっくり口を開いた。 「……そんな姉さんだからこそ、好きになってしまったんだろうな」 「え!?」 心臓が大きく跳ねる。 体がカッと熱くなった。 反射的に、身を引くように春樹との距離を置く。 「わ、わ、私も……春樹のことが好きだよ。たった一人の弟だもんね」 声が上ずって、早口なってしまう。 私一人が酷く動揺してしまって、恥ずかしいことこの上ない。 春樹は手持ち無沙汰になってしまった手のひらを見つめると、少し困った顔をした後、優しく微笑んだ。 「……昔話に出てきた男が前途多難だということはよくわかったよ。 それに、夢でこんなに緊張するのなら、現実ではまだまだって事だよな……」 「? さっきの昔話の続き?」 私は春樹との距離を保ったまま尋ねる。 春樹はクスッと笑い、「内緒だよ」と呟いた。 私は ①「……春樹の話してくれた昔話、男の人が幸せになる結末だったらいいな」 ②「ところで、さっき油断させることができるって言っていたけど……」 ③「ところで、体は大丈夫なの?」
https://w.atwiki.jp/asigami/pages/3924.html
なんでこんなにギミックを仕込んだのか…譜面自体の密度はそこまでではなくノーツ数も少なめなのでクリアに関してはさほどではないが、要所要所で捻り系のテクニカル配置があるのでギミックと相まってかなり踏みづらく感じる。スコア詰めが厳しいのは勿論、個人的にこればかり踏みすぎると認識がバグって普通の譜面まで踏みづらく感じるようになってしまうので過度な粘着は厳禁。 (2022-04-17 15 18 42) 過度な粘着厳禁 ←マジでこれな。 感覚云々以前にやっててホント楽しくねえんだけど…… (2022-06-19 07 07 39) 長めかつまるごと3連符のリズム+配置に捻りや逆足入り等があり単純ではない+低速中にも一瞬BPM252になる加速ギミック有と、低速地帯の破壊力が高め。全体的にギミック多いのも含めてかなり個人差出そう (2022-04-17 18 25 01) まずギミックを覚えないと話にならない。それを踏まえて捻り+逆足入りがどこなのかを理解してようやくスタートラインに立てる。ノーツが少なくおそらく鳥A許容グレは3~4個程度と思うのでスコア詰めの方は頑張ってください… (2022-04-17 23 46 39) フリーズアローがめちゃくちゃ多いからグレ9個くらいなら大丈夫だぞ (2022-04-18 21 55 50) 因みにFAが0だったとしても鳥Aの許容グレは大体6,7個。3,4個程度って200ノーツくらいのはず。 (2022-04-21 11 46 16) 鳥A目安はパフェ50以下ならグレ11個、パフェ100以下ならグレ10個ぐらいだと思われます (2022-04-19 18 45 27) ギミック含めて何も面白くない譜面 (2022-07-25 21 48 46) とにかくギミック面がどうしてそうなる…って言いたくなる譜面。密度こそ低いものの、それを免罪符と言わんばかりの逆足入りや捻りに加え要所で出てくる超加速のせいで先のノーツが見えない事態が起こりがち。上にもあるけどノーツ数が少ない+要所で捻り+ギミック過多の3拍子のせいで14ではトップクラスの精度難。よほど鳥とか目指す人でなければクリアや一定スコアまで詰めたら完全放置でもいいかと…。 (2022-07-25 22 22 02) 鬼譜面でギミック無くすの謎すぎてウケる、なくすべきギミックは習と楽の譜面だったんだよDDRチーム…… (2022-09-10 02 20 06)
https://w.atwiki.jp/f_go/pages/6140.html
│ステータス│入手方法|詳細情報|性能|性能比較│その他│コメント│ 北の柳 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (e1941.png) No.1941 礼装名 北の柳 初期 最大 Rare 4 LV 1 80 Cost 9 HP 320 1200 タイプ イベント期間限定/イベントボーナス ATK 200 750 自身に毎ターンNP獲得状態を付与 3% 4% &Artsカード性能をアップ 3% 5% &クリティカル威力をアップ 10% 15% 毘天ステッカーのドロップ獲得数を増やす【『ぐだぐだ超五稜郭』イベント期間限定】 1個 2個 詳細情報 イラストレーター すず氷 解説 春の裏。 桜にはまだ遠く。 あの日辿り着く事のなかったその土地で、 何かを探すように耳を澄ませる。 誠の旗の夢の果て。 それでも街の灯りはあたたかく、 あるがままに、煌々と。 入手方法 聖晶石召喚 「ぐだぐだ超五稜郭 武田信玄(武田晴信)ピックアップ召喚」(2023年11月29日(水) 20 00~12月19日(火) 12 59まで) 性能 コメント 名前 すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/jfsdf/pages/1609.html
75: 303 ◆CFYEo93rhU :2017/04/23(日) 19 13 12 ID guO46a5g0 投下終了です。 以前投下したものを二重投下していないかビクビクしています。 『現代知識チートマニュアル』 なる本を、書店で見かけてぱらぱらと立ち読みしたのです。 時間が無かったのでとりあえず軍事チートの項目の中の弾丸について読んでみて……。 中世(近世)のマスケットや前装式の大砲を想定して書かれただろう 部分で、ドングリ型の弾丸は球形の弾丸に比べて質量を大きく、 断面積を小さく出来るから遠距離で速度が落ちず射程が長い。 大砲においては球形の弾丸は地面を転がりながら敵を薙ぎ 倒していくがドングリ型の弾丸は地面に刺さってしまう。 銃なら全部をドングリ型に、大砲なら攻城戦等で射程を長く取りたい時は ドングリ型の、野戦で範囲効果を求めるなら球形の弾丸を使い分けると良い。 球形のマスケット銃弾は空気抵抗が大きく150mも飛ぶと威力が無くなる。 というような事が書いてあって、首を捻ってしまいました。 ライフリングされていない銃からドングリ型の弾丸撃ったらひっくり返るだろうし、 球形砲弾が跳ね回る地面なら浅い角度でドングリ型の砲弾撃っても跳弾するのではと。 大砲で範囲効果を狙いたいなら榴弾を使えば良いのではないか(中近世の 導火線式の時限信管では狙った場所で起爆させるのは難しかったですが)と。 銃弾の威力に関しても、使う銃の種類や火薬の量で違うにしろ、 150mも離れれば安全かのような書き方は誤解を招くのではと。 中世のスムースボア前提っぽい文脈の軍事チートの項目で ライフルのラの字も出て来ないってどういう事だと。 他にも、攻城戦ではなく野戦で塹壕を提案していたり、 塹壕に対して遠距離からの弓射なら有効だと書いていたり。 他の政治チートや農業チート等の項目は見ていないのですが、軍事チートの項目でずっこけたので、 面白そうな本だけど参考にするのは危険な臭いがして、購入はしなかったのですが……。 軍事の項目が例外だっただけで、他の項目はそれなりに使えそうなんでしょうかね。 「創作で上手い嘘をつく為の糧にどうぞ」みたいな売り文句でしたが……。 77: 303 ◆CFYEo93rhU :2017/04/27(木) 21 20 16 ID guO46a5g0 いつも拙作を読んで下さる方、感想下さる方、まとめて下さる方、ありがとうございます。 今日はまとめwikiの修正のお願いです。 この投稿自体も、修正依頼があったという履歴になるので、まとめに加えて頂けるとありがたいです。 以前、もう1年半前になりますが、対等な国家間関係において 友好関係を示すための贈り物を「献上」はおかしいのではないか。 というご指摘がありました。 それで「献上」から「贈呈」に変更した方が良いという提案を頂き、納得したのですが、 私の方から『献上を贈呈に直して下さい』と修正を求め、機械的に「献上」から「贈呈」に 変更すると、「献上」という表現で正しい部分も変更されてしまう恐れがあるので、保留していました。 今回、最初の投下分から現段階の最新版まで含めて、全部を確認しました。 「献上」という言葉があっても、それで間違っていない箇所(西大陸編35話など)を除き、 全ての箇所を「献上」→「贈呈」にした方が良いと思いましたので、まとめwikiに関して、 私の間違いによる表現から「献上」→「贈呈」に修正して欲しい箇所は以下のとおりです。 ・西大陸編 >外伝的掌編『エレーナ殿下の御訪問』 「イルフェス国王への献上品」 →「イルフェス国王への贈呈品」 西大陸編の短編『皇国に献上された赤人』は、あえて“献上”という言葉を使わせてもらいました。 皇国の担当部署的には贈呈なのでしょうけれど、ここは厳密には間違いだと分かった上でご理解下さい。 ・東大陸編 >外伝的掌編『最高のレシプロ戦闘機』あとがきと補足 「皇国人と結婚したリンド女王への“友好の証しとしての献上品”」 →「皇国人と結婚したリンド女王への“友好の証しとしての贈呈品”」 この件の確認と修正が遅れに遅れた事をお詫びします。 あと「献上」問題とは関係ありませんが、 ・西大陸編 >外伝的掌編『エレーナ殿下と三八式歩兵銃の話』 「皇国は最大で50万丁の売却が可能」 →「皇国は最大で10万丁の売却が可能」 という部分も数字の修正をお願いしたいです。 50万丁は多すぎました。 79: 303 ◆CFYEo93rhU :2017/05/05(金) 16 30 52 ID guO46a5g0 76 本編の展開は既に泥沼とも言えますが。 敵の幹部の一人がラスボスと思われていた奴を裏切って独自行動をとるって、特撮とかゲームとかでありがちな展開かな。と。 『現代知識チートマニュアル』の参考資料は、普通の書き方なら章ごとか巻末に纏めて書かれる ものだと思いますが、5分くらい読み流しただけでそこまで目を通していないので、分かりません。 78 私の方の確認不足でした。そちらも修正してください。 皇国軍の中古小銃に関して「50万丁」とある箇所は 全部「10万丁」に直していただけると助かります。 85: 303 ◆CFYEo93rhU :2017/05/17(水) 21 08 13 ID guO46a5g0 現代人の異世界召喚ものの設定を考える度に、集積回路を作るとか、 地上人の持ち込んだチート知識のせいで異世界が戦乱祭りになるとか、 現代人というイレギュラーの介入によって激変する異世界というのを 35年も前にやっていたダンバインって偉大だったんだなぁと。 80 あっ、あ……(震え声) 81 Amazonレビューだと星五つで、重版かかった書籍なんですがね。 調べましたら、新紀元社の『Truth In Fantasy』シリーズの執筆者だったのですね。 一部ファンタジー界隈でロングボウはクロスボウより威力も連射性能も優れてる! 的なイメージ? が浸透してクロスボウが不遇なの、このシリーズの影響も多少あったのではないかと疑ってるんですが。 ロングボウが優秀でも、イングランドは結局フランス王権取れなかったしドーバーから追い落とされたんで、 幾らロングボウがフランスの騎士を射抜いても戦略目的が達成できなかった時点で駄目だったよ……って話ですが。 ネジ ネジはあっても銃のライフル化という発想が無かった異世界を書いている身としては、ちょっと耳の痛い話です。 逆に言えば、発想さえあればすぐにでも造れる前提技術は整っていたので、皇国軍の影響によってライフルドマスケットが生産されつつあるとしていますが。 ネジも、部分的には古代や中世初期からあったようですが、民需や軍需で本格的に使用されたのは中世後期か近世からでしょうか。 日本でも火縄銃生産で、銃身となる筒の生産は問題無かったが、ネジの部分で難儀したという話はよく出ますね。 旋盤の話だと、大日本帝国軍で部品の標準規格化が出来ず、組み立ての段階や現場で部品の寸法の辻褄を合わせて いたというのも、結局旋盤の性能が低かったり数が足りなくて、良質の部品が供給出来なかった問題に行きつきますね。 戦艦大和は国産戦艦だけど、じゃあその主砲を削り出した旋盤はというとドイツ製ですからね。 スクリュープロペラの加工とか、蒸気タービンエンジンの加工とかも結局欧米の工作機械が無いと造れない。 逆に言うと欧米の高品質な旋盤を輸入出来て初めて、戦艦大和は誕生しえたというか、何というか。 そういう基礎技術から全部国産だったら、外面だけは何とか取り繕えても実性能が危うかったでしょうね。 駆逐艦島風のボイラーは日本海軍が丹精込めた特注品の高温高圧ボイラーだったけど、 アメリカはそれと大差ない性能のボイラーを量産してたと聞くとげんなりします。 軍靴 近世ヨーロッパの常備連隊では、靴職人を雇って居ましたね。 兵站 兵站関連の食料事情に関しては多分政治チートと農業チートの項目にあるんだと思います(未購入ゆえ未確認)。 恒例のじゃがいも栽培とかノーフォーク農法とかも載っているようですし。 というか20世紀以降の現代軍でもなければ、軍隊の食料って最初の10日分とかを使い切ったらあとは基本現地調達では? 適正価格で購入するか、武力を背景に略奪するかの違いはあれど、現地調達が基本なのは19世紀になっても変わりませんよね。 食料を現地調達するのが難しい場所では道路や港からの補給頼りですが。 映画「ワーテルロー」(1970) 野戦砲兵が普通に居る近世で、グリーンジャケットとかイェーガーとか、ヴォルティジュールとか居る時代だし! いわゆる中世ヨーロッパ風の映像資料とするには、『バリー・リンドン』なんかもそうですが時代が違うでしょう。 兵士は勿論、士官(中世で言えば騎士)も鎧着てないですし、胸甲騎兵は中世の騎士とは違いますし。 『ROCK YOU !』とか『ブレイブハート』くらいが、中世ヨーロッパの(主に戦闘や戦争を題材にした)映画作品になると思います。 86: 303 ◆CFYEo93rhU :2017/05/17(水) 21 08 48 ID guO46a5g0 82-84 なろうにそういう作品群があり、一定の需要がある事は私も理解していますし、否定するつもりは毛頭ありません。 私も、たまにそういうの読みますし、私なんかより文章上手いし執筆速い人は多く居ますからね。出版化された物は特に。 それに裾野が広ければ頂点も高くなるという意味で、むしろそういう作品群には肯定的な部類だと思います。 アニメ化までされた『ゲート』等の影響もあるでしょうが、自衛隊を含む転移ものは増えてる感じですし。 勿論、増えたら増えたで検索が面倒臭くなる弊害はありますが、それは私にとっては嬉しい悲鳴です。 ただこの『現代知識チートマニュアル』に関しては、著者側から 「異世界チートというフィクションを書く為に、創作に深みを与えるために本当の事を知ろう。フィクションだからこそ知ろう。 前提知識を持って嘘を嘘と知った上で書くのと、前提知識なしに知らずに嘘を書いてしまうのは違う。この本はその為の創作資料だ」 というような感じの売り文句(前書きに、そんな事が書いてありました)で並んでいましたから、 そこに書かれている事実内容に関して疑問があれば、突っ込み受けても仕方ないとは思うのですよ。 勿論それは、なろう作家に対してではなく『現代知識チートマニュアル』の著者に対しての突っ込みです。 アマチュアによって無料公開されているなろう作品と違って、プロによる最初から商業出版されてる書籍ですし。 私自身、文章は上手くないし、執筆は遅いし、数多のなろう作家を笑える立場ではありません。 仮に拙作が商業出版されて50万部売れてアニメ化されてBlu-rayも1万枚売れたとかの実績があったとしても、なろう作家を蔑むような事はしたくないです。 少なくとも私の場合、発表している場所がなろうではないというだけで、既存作品に影響されて「なんか楽しそうだから似たようなの書いてみたい!」をやってるだけです。 そしてそれは、数多のなろう作家のやってる事と同じだと思います。 なろう作家の中には、最初から商業出版を目的に、その布石として作品投稿している人も居るでしょうが、そういう人は少数派だと思いますから。 92: 303 ◆CFYEo93rhU :2017/06/03(土) 00 21 25 ID guO46a5g0 まとめをして下さった方、早速の対応ありがとうございました。 この事を前回の投稿に入れるのを忘れており失礼しました。 87-91 日本全土がそのまますっぽり入る巨大な塩湖の中に 出現して、湖の沿岸国の港が使えれば……? でも相当数の船舶が無駄になりそうですね。 95: 303 ◆CFYEo93rhU :2017/06/07(水) 21 00 11 ID veNW9HQ60 今年も日本で開催されたエアレース。 あれを見ていると、急旋回で速度が落ちるのは致命的なんだなと凄く良く分かりますね。 無理な急旋回よりは、多少大回りしても速度を保ったまま飛ぶ方が結果的に速いと。 最高速度120km/hの飛竜を追う皇国軍戦闘機は、ある程度失速がやむを得ないので意外と戦い辛いかもしれないと改めて感じる機会でした。 大陸の中に召喚 ロシア召喚とかドイツ召喚とか、元から海とは一切接していないスイス召喚とか、でしょうか。 異世界でも永世中立政策を貫くスイスとか、面白そう……。 アジアで全く海に面していない国はモンゴルとかラオスとか、あとインド北部とか中東の小国ですね。 99: 303 ◆CFYEo93rhU :2017/06/14(水) 20 25 04 ID C5LTI3lU0 天皇陛下の退位、譲位に関して「三種の神器」は贈与税が非課税。 という話題を見つけて、そういえばこういう古代や中世から続く王家は何かしら 持っているレガリアに、現代国家はどう対処してるのだろうかと興味がわきます。 96 帝国の竜神様……はちょっと違いますか。 異世界と“門”で繋がる系とか、異世界から一人ないし数人転移してくる系はなろう等で 見た事ありますが、異世界から現実世界に国ごと転移系は、私は見た事ありません。 次元の壁を超えるほどの技術を持つ異世界人が転移してきたら、 その超技術を得るため第三次世界大戦が勃発しそう……。 97 現代モンゴル軍より中世のモンゴル帝国の方が強そう……。 でも海に弱いから、世界は一つの大陸という異世界が好都合ですね。 あと森林や山岳が多い地形も不都合だ……殺風景な異世界になりそうです。 98 つまり皇帝(可汗)も兵士も将軍も全員幼女なのですね! 102: 303 ◆CFYEo93rhU :2017/08/07(月) 23 53 07 ID C5LTI3lU0 303です。 5000兆円欲しいです。 異世界チート、俺TUEEEE、と呼ばれる系統のやつで、このネタ使えそうだと思いました。 『5000兆円貰う代わりに異世界に飛ばされる権利を手に入れた』みたいな。 101 個人が召喚されるものだと、世界を救う勇者を呼ぼうとしたみたいな設定も多いので、 国ごと召喚であっても異世界の意思が日本を召喚したみたいな設定でも良いと思います。 「これが世界の選択か……」とか言わせれば万事解決。 ムー大陸なども、実は海底に沈んだのではなく異世界に国ごと転移させられたんですよ。 104: 303 ◆CFYEo93rhU :2017/08/11(金) 09 00 34 ID C5LTI3lU0 103 異世界転移は真面目に考えると地獄だから、何らかのチートは必要です。 「俺TUEEEE」ではありませんが、古典の不思議の国のアリスやオズの魔法使いだって迷い込んだ世界で普通に会話(主人公は英語を話している筈)が成り立ってますし。動物や無機物とさえ会話してます。 これだって突っ込もうと思えば「異世界なのになんで言葉が通じるんだ(主人公が異世界言語を習得するところから始めるべき)」と突っ込めますけど、それは野暮ってものですし、そもそも魔法の世界だから言葉が通じても不思議ではありません。 ・パターン1-1(王道チート) 「チート」ですから、現代日本と異世界の物価を比較してで5000兆円分(インフレなどは考えない)の「何か(異世界通貨でもいいし、ギルドカードのような魔法のプリペイドカードの仮想通貨でもいい)」ですよ。 つまり現代日本で宿屋一泊5000円、異世界の都市で宿屋一泊金貨1枚なら、5000兆円≒金貨1兆枚分という換算(宿屋だけでなく食事やその他を総合的に比較した場合の平均値)です。 勿論、異世界に突然そんな大量の現金が流入して経済が大混乱! なんてのも都合が悪いから無視無視! 主人公がどんな大量に散在しようが物価は変わりません。 RPG(MMORPGは除く)では、カンストになるまでお金稼ぎして、それを散々使ってアイテム爆買いしても、ある町や村の宿屋の値段、アイテムの値段は変わらないでしょう? 現実的に考えれば、主人公の所持金カンストする程度で揺らぐ経済規模ではないと考えるのが自然なのでしょうが。 1G≒1000円くらいのゲーム世界で、主人公が999,999,999G持っているとしても、円換算すると約1兆円。 個人資産として見れば莫大ですが、世界の経済規模から見れば僅かです。 1兆円なら問題にならなくても5000兆円だと問題になるだろうなぁ、というのはまあ……それで世界経済がおかしくならない事も含めて「チート」なのだと“作者と読者が”信じるしかないと思います。 ・パターン1-2(覇道チート) 莫大な現金が流れ込んでインフレが起きるが、主人公はその前に5000兆円分の異世界通貨を不動産やら宝石やら貴金属にちゃっかり変えていた。というのでもいいかと。 チューリップだって投機対象になるのだから、ハイパーインフレとバブル景気のダブルパンチが異世界を襲うかもしれません。 パン1個が1億円みたいに異常な物価高騰が進んだ異世界で、地歩を固めた主人公が「パンが無ければ蕎麦でも食ってろ」とか上から目線で庶民を眺めるのも一興。 ・パターン2-1(異世界には持っていけなかったよ) 女神様「あなたの(日本の)銀行口座に5000兆円振り込みました。それでは異世界に行ってらっしゃい」 主人公(特に何も持たず異世界に放り出された俺にとって、異世界に転移したという現象そのものがチートだったんだ) ・パターン2-2(主人公、日本を救う) 女神様「5000兆円のうち、贈与税が2749兆9999億9539万5000円。残る2250兆飛んで460万5000円があなたの分です。あ、実は私がお母さんという事にすれば、控除額で240万円有利になりますよ!」 主人公(240万なんて誤差じゃねえか。持ってかれた贈与税だけで国と地方自治体の借金ちゃらにしてまだ余りまくるじゃねーか。良かったな、念願の財政再建だぞ!) ・パターン3(日本以外で日本銀行券が通用する訳ないじゃん) 「5000兆円貰えるなら何でも出来る気がする!」と意気込んで異世界に行ったら「異世界ではただの紙束でした」というオチもありかとは思います。 一万円札なら5000億枚、一円札だと5000兆枚なので、紙の分量だけで凄まじいものとなり、それはそれで何かチート材料に使えそうな気もします。 アルミの一円硬貨だと50億t。精製済みの純アルミだし、魔法のある世界なら素材として活用出来そう? 記念硬貨ですが、法定通貨としても使える10万円金貨とか1万円銀貨とかなら、純金、純銀製だから使いづらいというのはあっても異世界で無価値とはならないでしょうね。 異世界なら勝手に鋳つぶして貰っても法律的に問題無いでしょうし。 凄まじく重くて嵩張るので「アイテムぶくろ」は必須です。 109: 303 ◆CFYEo93rhU :2017/08/18(金) 20 51 57 ID C5LTI3lU0 ドラえもんの大長編の『ドラビアンナイト』では、未来の旅行グッズとして「現地通貨が幾らでも出て来る袋」(正式名称忘れました)がありました。 それを使って街で買い物したり、船をチャーターしてましたが、ドラえもんが商人(のび太とかは召使い)という設定で金貨をジャラジャラ出してましたから、使い方によっては相当ばやい道具ですよね。 ドラえもんやのび太たちは人が良いから、船のチャーター料金ぼったくられてるのに気付いてませんでしたし。 5000兆円をぽんと渡されるより、必要に応じて必要なだけ引き出せるドラえもんの道具の方が便利そう……。 105-108 近くに資源島があっても、現実の昭和10年代の日本だと技術的に未熟で自力開発出来ない (全く出来ないか、出来ても欧米ほど高効率に出来ない)分野があり、せっかくのチートを 生かせないので、「全ての必要資源が使用可能な状態で開発済み(何故か日本の工業規格に 適合)」くらいの資源島である必要すらあるのではないかと、考えるようになりました。 鉄鉱石ではなくて純鉄が、ボーキサイトではなくて純アルミが転がる資源島! その他も純金や純銅などがごろごろと転がっています。 どうせチートなのだからチート度合が千か万かの違い。少なくとも近代化以降の日本が助かるにはそれしかないのではないかと。 これなら、現代日本召喚ものでも使える設定です。 液体水素で満たされた超低温の湖でも、核融合炉ですぐ使えるトリチウムの湖でも何でもアリ……。 ただ、いわゆる資源島はご都合主義展開過ぎて萎えるという感想も多いので、そういうご都合主義無しでやっていくにはどういう条件が必要か、考えたりもします。 別ベクトルのチートしか思いつかないのですが。 111: 303 ◆CFYEo93rhU :2017/08/19(土) 23 06 08 ID C5LTI3lU0 本編の続き投下します。 現代文明に必要な資源が無くなって徐々に衰退していくしかない世界というと、ゾンビアポカリプスものを思いつきます。 たいてい、警察や軍隊が出動するも手遅れで終末へまっしぐらか、ゾンビが発生した地域を爆破して強引に終わらせるかですが。 異世界で、死霊術師とかが居る世界だと、起こりうる危機ですね。 不死者を浄化する神聖魔法とかもセットであるのがつきものですが、神聖魔法使いの 処理能力を超えて不死者が氾濫し出したら異世界版ゾンビアポカリプスになるでしょうか? 自衛隊(化学学校)が極秘裏に開発していた禁断の薬品トライオキシン246が異世界転移した日本と異世界人を襲う! 自衛隊や警察と異世界の冒険者や魔法使いが協力して、何とか事態を収束しようと試みるものの……。とか。 110 異世界開拓物語になってしまって、戦記ものになりませんからね。 それに無人惑星だと、異世界人(原住民)との交流も無くなりますし。 石油はともかく、鉄すら無くても成り立つ時代となると、石器時代か青銅器時代……。 逆にそこまで遡ると、最初から異世界に適した文明として発展するでしょうね。 異世界の人類が現実の人類と同じ姿で交配すら可能なのは、まさか!?
https://w.atwiki.jp/kt108stars/pages/3595.html
825 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/07/14(月) 03 34 41 ID ??? もう昨日だけど、コンベで隣の奴が俺のコーラのキャップに砕いた メントスをこっそり悪戯で入れやがった。それに気付かずにキャップを 閉めたせいで1.5Lのコーラのペットが破裂して会場じゅうにコーラが 飛び散って大惨事になった。 そいつが色々弁償する事になって涙目だったけど泣きたいのはこっちだ。 827 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/07/14(月) 06 45 36 ID ??? 825 もう少しネタならネタらしくリアリティーを考えなw メントスコーラをコンベでやる池沼なんて居るわけねーだろw 828 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/07/14(月) 06 55 56 ID ??? メントスゲイザーで「コーラが吹き上がる」ならまだしも 「ペットが爆発」したらけが人が出るのは必至で、新聞沙汰になるはずなので ネタ決定 829 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/07/14(月) 06 58 15 ID ??? ああ、あとメントス入れたら即座に吹き上がるはずだから 「気づかずキャップを閉めたせいで」もおかしいな 830 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/07/14(月) 07 34 32 ID ??? メントスコーラロケットを作った経験から言うと、知らずにゆっくりキャップをしめるのは無理。 かなり急いでフタをしないと吹き出すコーラのせいでキャップをしめられない。 キャップを閉めすぎるとまんなかあたりが破裂するけど怪我人が出るほどの威力は無い。 ただペットに当たるとかなり痛い。顔に当たれば鼻血くらいはでるかも。 スレ189