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SIDEーA 「ヤスタカ…!?な…なんで…」 驚きで先の言葉が出てこない。 なんでここに居るの…? やっぱり気付いてたの…? 立ち尽くすあ〜ちゃん達の前でヤスタカは笑っていた。 「やはり逃げる気だったか。言っただろう…国のためにも、国民のためにも君は唄わなければならない。それとも君は…裏切り者か?君達はどう思う?」 ヤスタカが後を振り返って暗闇に話しかける。 「あ〜ちゃん、ヤバイかも…よく見て」 のっちに肩越しに言われ、ヤスタカが話しかける暗闇を目を凝らして見てみる。「嘘じゃろ…」 そこにはあ〜ちゃん達と同じように真っ黒の服を着ている兵士たちがいた。 『裏切り者だー!!』 一斉に声があがる。 「残念だよ。…でもまだチャンスはある。今直ぐ戻るんだ。そうすれば君は裏切り者にならなくて済む。」 「でも…あ〜ちゃんの記憶は消えちゃうんでしょ…?」 「もちろんそうだ。女王になるのだから。」 「だったら嫌じゃ…あ〜ちゃん記憶無くしたくない。」 「君は大勢の国民の意志より自分一人の意志を貫こうとするんだな…やはりコドモだ」 「あ〜ちゃん一人の意志じゃない!」 「ゆかちゃん…!?」 ゆかちゃんがヤスタカを真っ直ぐ見据えて一歩前に出る。 「ゆかものっちも、あ〜ちゃんの記憶無くしたくない!」 「ほぉ…神官様までコドモだとは。この国の未来はどうなることやら。」 「さっきからコドモ、コドモって何なん!コドモでいることがそんな悪いん!?オトナがそんなに偉いん!?」 「ふっ…わかったことを…。とにかく僕は君たちを通す訳にはいかないんでねぇ…。ここを通るつもりならそれなりの覚悟をして貰わないと。」 ヤスタカはゆっくりと服の内ポケットに手を入れた。そして… 「あ〜ちゃん、危ないっ!!」 「のっち、駄目じゃ!」 響き渡る銃声。 目の前で崩れ落ちる影。 「のっち…」 その影に恐る恐る近づく。 「ねぇ…のっち…」 「のっちってば!…冗談じゃろ?」 「のっ…ち…」 状況が理解できないのに、なんだか涙が溢れ出てくる。力ないのっちの身体を抱き寄せた。 TO BE CONTINUED...
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ノーマルD テクニカルD スペシャルD 曜日 ゲリラ・降臨 コラボ コイン その他 協力 レーダー 実施終了 旅立ちの塔火のダンジョン水のダンジョン木のダンジョン光のダンジョン闇のダンジョン試練の塔 ウルカヌ火山ネプトゥ氷河ディメテル樹林聖者の墓プルトゥ渓谷巨人の塔 ネルヴァ灼熱林メルクリア海底洞窟霊峰バッケスアポルォ双神殿ディエナ双神殿魔王の城 陽炎の塔極夜の塔森羅の塔聖者の墓 -深層- ヒュペリオ溶岩河オケアーノ大瀑布クローノス大密林レア・テミス寺院クレイアス監獄天へと続く塔 天上の海原ヴェスティーア大空洞プローセル凍土マルースクレーター空中都市ジュピテルジュノース島星空の神域 伝説龍の足跡天空龍の領域神王妃の不夜城勇者のアジト伝説の航路伝説の大地 練磨の闘技場極練の闘技場 stage1 豊穣の大地氷の大迷宮紅蓮街道名も信仰も無き神殿宵闇の森深淵の魔王城樹水の祠水火の祠炎樹の祠三界の神殿 stage2 ヒュプノ原生林ネレウスの入江ヘーメラウ火山地帯アイテール砂漠タロス奈落穴イーリスの虹の丘封印の塔風樹の塔水氷の塔猛炎の塔魔石龍の大洞窟 stage3 裏・深淵の魔王城裏・樹水の祠裏・水火の祠裏・炎樹の祠裏・三界の神殿裏・ヒュプノ原生林裏・ネレウスの入江裏・ヘーメラウ火山地帯裏・アイテール砂漠裏・タロス奈落穴 EX1 機械龍の巨大基地歴龍の大魔境戦国龍の領土龍騎姫の聖地神秘龍の史跡海賊龍の潜窟華龍の庭園蟲龍の密道 EX2 神王の空中庭園聖獣達の楽園伝説の山道伝説の丘陵伝説の空路伝説の雪渓伝説の樹海伝説の星海伝説の遺構伝説の空域マシンヘラ降臨!マシンゼウス降臨!マシンアテナ降臨!からくり五右衛門参上!マシンノア降臨! 闘技場 極限降臨ラッシュ!(百花繚乱)(百花繚乱2) 極限の闘技場極限の闘技場2極限の闘技場3運命の三針異形の存在列界の化身 裏・極限の闘技場裏運命の三針裏異形の存在裏列界の化身 超絶極限コロシアム 紅の華龍蒼の華龍翠の華龍橙の華龍紫の華龍 炎の蟲龍水の蟲龍地の蟲龍光の蟲龍闇の蟲龍 赤の丼龍青の丼龍緑の丼龍金の丼龍黒の丼龍 火の猫龍水の猫龍木の猫龍光の猫龍闇の猫龍 火と光の機甲龍水と闇の機甲龍木と雷の機甲龍 火と影の犬龍水と光の犬龍木と闇の犬龍 火と湖の古代龍雷と海の古代龍木と炎の古代龍 火と闇の鉄星龍水と光の鉄星龍木と焔の鉄星龍煌と地の鉄星龍冥と海の鉄星龍 赤の契約龍青の契約龍緑の契約龍橙の契約龍黒の契約龍 緋空の転界龍藍海の転界龍碧地の転界龍 火の護神龍水の護神龍木の護神龍光の護神龍闇の護神龍 火の宝珠龍水の宝珠龍木の宝珠龍光の宝珠龍闇の宝珠龍 火の戦武龍水の戦武龍木の戦武龍光の戦武龍闇の戦武龍 火の伴神龍水の伴神龍木の伴神龍光の伴神龍闇の伴神龍 月曜ダンジョン火曜ダンジョン水曜ダンジョン木曜ダンジョン金曜ダンジョン土日ダンジョン メタドラ大量発生!ルビドラ大量発生!サファドラ大量発生!エメドラ大量発生!ゴルドラ大量発生! 精霊の宝玉天使と死神潜在たまドラ発見!? ラグオデAコラボ【降臨】パズドラZコラボ【降臨】女神降臨!大泥棒参上!ヘラ・イース降臨!サタン降臨!ゼウス・ディオス降臨!ドラりん降臨!ヘラ・ウルズ降臨!大天狗降臨!アテナ降臨!タケミナカタ降臨!ベルゼブブ降臨!イザナミ降臨!ヘラクレス降臨!ドラゴンゾンビ降臨!ヘラ・ベオーク降臨!ガイア降臨!サンダルフォン降臨!ヘラ・ソエル降臨!ワダツミ降臨!ゼウス・ヴァルカン降臨!ノア降臨!トト&ソティス降臨!張飛参上!メフィスト降臨!カネツグ降臨!ゼウス・マーキュリー降臨!関銀屏参上!コシュまる降臨!暗黒騎士降臨!趙雲参上!グリモワール降臨!メジェドラ降臨!ディアゴルドス降臨!ソニア=グラン降臨!ゼウス&ヘラ降臨!かぐや姫降臨!スフィンクス降臨!アーミル降臨!周瑜参上!レジェロンテ降臨!インディゴ降臨!西遊記降臨!ヨルズ降臨!デウス=エクス=マキナ降臨!エーギル降臨!スルト降臨!ヘル降臨!ヘイムダル降臨!ヤマツミ降臨!サンタクロース降臨!タケミカヅチ降臨!ヘパイストス降臨!グラン=リバース降臨!ヨルムンガンド降臨!酒呑童子降臨!ハヌマーン降臨!セラフィス降臨!アグニ降臨!パズドラクロス・エース降臨!スタージャスティス降臨!リバティーガイスト降臨!パズドラクロス・アナ降臨!ケプリ降臨!コスモクルセイダー降臨!ミオン降臨!クラミツハ降臨!セルケト降臨!ラス降臨!ティターニア降臨!アザゼル降臨!ガチャドラ降臨!夏のガチャドラ降臨!ガチャドラ降臨!(ネイガチャドラ)秋のガチャドラ降臨!デモニアス降臨!エノク降臨!エルメ降臨!ルシャナ降臨!ジル=レガート降臨!クロガネマル降臨!ヘキサゼオン降臨!マンティコア降臨!ビッグフット降臨!白鯨降臨!パネラ降臨!エイル降臨!ソール&マーニ降臨!ニーズヘッグ降臨!リントヴルム降臨!マイネ降臨!ケツァルコアトル降臨!ザッハーク降臨!リベルタス降臨!チィリン降臨!シェヘラザード降臨!レイワ降臨!エリス降臨!ドロシー降臨!ブラフマー降臨!センリ降臨!ジャバウォック降臨!ヴィーザル降臨!ドット・ゼウス&ヘラ降臨!デザインコンテスト記念ダンジョン!ラジエル降臨!ニムエ降臨!ベレト降臨!ドット・ヴァルキリー降臨!ゼレンバス降臨! 【特殊】降臨系 ゼローグ∞降臨!ノルディス降臨!スカーレット降臨!ヴォルスーン降臨!リンシア降臨!ガイノウト降臨!ミル降臨! 超絶極限コロシアム ゲリラ ○○ドラ大量発生進化用~大量発生たまドラ大量発生!レアキャラ大量発生!ぷれドラ大量発生!降臨カーニバル精霊の宝玉ラッシュ!転生の間その他のゲリラ希石の神殿降臨希石ラッシュ! 覚醒素材降臨 西洋神 覚醒素材降臨!1西洋神 覚醒素材降臨!2和神 覚醒素材降臨!1和神 覚醒素材降臨!2東洋神 覚醒素材降臨!エジプト神 覚醒素材降臨!四獣神 覚醒素材降臨!北欧神 覚醒素材降臨!三国神 覚醒素材降臨!英雄神 覚醒素材降臨!天使 覚醒素材降臨!悪魔 覚醒素材降臨!戦国神 覚醒素材降臨! レーダードラゴン ヘパイストス=ドラゴン降臨!ノア=ドラゴン降臨!ガイア=ドラゴン降臨!ゼウス=ドラゴン降臨!ヘラ=ドラゴン降臨! (+297)降臨(ゼウス、ヘラ+297はレーダーのカテゴリ) 女神(+297)降臨!ヘラ・イース(+297)降臨!ゼウス・ディオス(+297)降臨!タケミナカタ(+297)降臨!ベルゼブブ(+297)降臨!ヘラクレス(+297)降臨!ワダツミ(+297)降臨! 【降臨五十音順】 あ 秋のガチャドラ降臨!アグニ降臨!アザゼル降臨!アテナ降臨!アーミル降臨!暗黒騎士降臨!イザナミ降臨!インディゴ降臨!ヴィーザル降臨!エイル降臨!エーギル降臨!エノク降臨!エリス降臨!エルメ降臨!大泥棒参上! か ガイア降臨!かぐや姫降臨!ガチャドラ降臨!ガチャドラ降臨!(ネイガチャドラ)カネツグ降臨!関銀屏参上!クラミツハ降臨!グラン=リバース降臨!グリモワール降臨!クロガネマル降臨!ケツァルコアトル降臨!コシュまる降臨!コスモクルセイダー降臨!ケプリ降臨! さ 西遊記降臨!サタン降臨!ザッハーク降臨!サンタクロース降臨!サンダルフォン降臨!シェヘラザード降臨!ジャバウォック降臨!周瑜参上!酒呑童子降臨!ジル=レガート降臨!スタージャスティス降臨!スフィンクス降臨!スルト降臨!ゼウス・ヴァルカン降臨!ゼウス・ディオス降臨!ゼウス&ヘラ降臨!ゼウス・マーキュリー降臨!セラフィス降臨!セルケト降臨!ゼレンバス降臨!センリ降臨!ソニア=グラン降臨!ソール&マーニ降臨! た 大天狗降臨!タケミカヅチ降臨!タケミナカタ降臨!チィリン降臨!趙雲参上!張飛参上!ディアゴルドス降臨!ティターニア降臨!デウス=エクス=マキナ降臨!デザインコンテスト記念ダンジョン!デモニアス降臨!ドット・ヴァルキリー降臨!ドット・ゼウス&ヘラ降臨!トト&ソティス降臨!ドラゴンゾンビ降臨!ドラりん降臨!ドロシー降臨! な 夏のガチャドラ降臨!ニーズヘッグ降臨!ニムエ降臨!ノア降臨! は 白鯨降臨!パズドラクロス・アナ降臨!パズドラクロス・エース降臨!パズドラZコラボ【降臨】ハヌマーン降臨!パネラ降臨!ビッグフット降臨!ブラフマー降臨!ヘイムダル降臨!ヘキサゼオン降臨!ヘパイストス降臨!ヘラ・イース降臨!ヘラ・ウルズ降臨!ヘラクレス降臨!ヘラ・ソエル降臨!ヘラ・ベオーク降臨!ヘル降臨!ベルゼブブ降臨!ベレト降臨! ま マイネ降臨!マンティコア降臨!ミオン降臨!女神降臨!メジェドラ降臨!メフィスト降臨! や ヤマツミ降臨!ヨルズ降臨!ヨルムンガンド降臨! ら ラグオデAコラボ【降臨】ラジエル降臨!ラス降臨!リバティーガイスト降臨!リベルタス降臨!リントヴルム降臨!ルシャナ降臨!レイワ降臨!レジェロンテ降臨! わ ワダツミ降臨! ポリンの塔太鼓の達人ECOコラボぐんまコラボCDコラボケリ姫コラボガンホーコラボガンホーコラボ【制限時間2分】神羅万象チョココラボカピバラさんコラボエヴァコラボCoCコラボグルーヴコースターコラボラグオデAコラボ【降臨】ドラゴンズドグマコラボ高岡市コラボアイルーでバザールコラボバットマンコラボアングリーバードコラボパズドラZコラボ【降臨】HUNTER×HUNTERコラボハローキティコラボパズバトコラボROコラボドラゴンボールコラボ聖闘士星矢コラボビックリマンコラボドラゴンボールコラボ2DCコミックスコラボ北斗の拳コラボ神羅万象チョココラボ2ファイナルファンタジーコラボデュエル・マスターズコラボ進撃の巨人コラボサンデーオールスターズコラボクローズコラボBLEACHコラボファイナルファンタジーコラボ2バットマンvsスーパーマンコラボるろうに剣心コラボキン肉マンコラボマガジンオールスターズコラボモンスターハンターコラボモンスターハンターコラボ2ジャスティス・リーグコラボ鋼の錬金術師コラボKOFコラボKOFコラボ幽☆遊☆白書コラボペルソナコラボマジック:ザ・ギャザリングコラボパワプロコラボガンホーコラボ2ガンホーコラボ2【制限時間2分】銀魂コラボソードアート・オンラインコラボ仮面ライダー昭和Ver.仮面ライダー平成Ver.妖怪ウォッチ ワールドFate/stay night[HF]コラボストリートファイターV AEクエストマクドナルド×ガチャドラ降臨!シャーマンキングクエストサンリオキャラクターズコラボチャンピオンオールスターズクエストサムライスピリッツクエスト コインダンジョン(配信履歴・ダンジョン一覧など) ガンホーコラボECOコラボ太鼓の達人ぐんまコラボグルーヴコースターコラボ高岡市コラボ ドラプラ大発生!伝説龍ラッシュ!天空龍ラッシュ!機械龍ラッシュ!超絶ドラゴンラッシュ!超絶ドラゴンラッシュ2! 極限ゴッドラッシュ!極限ヘララッシュ!極限デビルラッシュ!極限ドラゴンラッシュ!極限大和ラッシュ!超極限ドラゴンラッシュ!特殊降臨ラッシュ! ゼローグ∞降臨!ノルディス降臨!スカーレット降臨!ヴォルスーン降臨!リンシア降臨!ガイノウト降臨! ペンドラの里 ヘラ・ウルズ降臨!(5×4マス)ノア降臨!(5×4マス)かぐや姫降臨!(5×4マス)トト&ソティス降臨!(5×4マス)イザナミ降臨!(5×4マス) キングカーニバル集結!進化ラッシュ!!集結!レア進化ラッシュ!!降臨カーニバルたまドラの里超絶メタドラ降臨! 火のアンケートカーニバル水のアンケートカーニバル木のアンケートカーニバル光のアンケートカーニバル闇のアンケートカーニバル イベントダンジョン一覧(贈り物系)公式生放送プレゼントダンジョン一覧 降臨チャレンジ!チャレンジダンジョン!ランキングダンジョンタイムアタック降臨ダンジョン制限付き降臨ダンジョン 一度きりチャレンジ!超絶極限コロシアム無限回廊真・無限回廊絶・無限回廊超絶・無限回廊超壊滅・無限回廊 伝説龍ラッシュ!天空龍ラッシュ!機械龍ラッシュ!超絶ドラゴンラッシュ!超絶ドラゴンラッシュ2! 極限ゴッドラッシュ!極限ヘララッシュ!極限デビルラッシュ!極限ドラゴンラッシュ!極限大和ラッシュ!超極限ドラゴンラッシュ!超極限マシンラッシュ!超極限北欧ラッシュ!超極限中華ラッシュ! 白蛇の地下迷宮一層二層三層四層五層六層七層八層九層最終層 異聖の天上宮殿一階二階三階四階五階六階七階八階九階十階 緋炎の雲海都市一階二階三階四階五階六階七階八階九階最上階 王妃の舞踊神殿一階二階三階四階五階最上階 神王の天空境界一階二階三階四階五階最上階 魔神王の無間獄一層二層三層四層五層六層七層八層九層最終層 工龍契士の創玉殿一節二節三節四節五節六節七節八節九節最終節 クリスマスダンジョン私立パズドラ学園パズドラアイランドハロウィンナイトお正月ダンジョンジューンブライドダンジョン 火のアンケートカーニバル水のアンケートカーニバル木のアンケートカーニバル光のアンケートカーニバル闇のアンケートカーニバル 進化素材アンケートダンジョン進化素材アンケートダンジョン2 超極限アンケートラッシュ! リクウ降臨! アンケート1アンケート2アンケート3アンケート4アンケート5アンケート6アンケート7アンケート8アンケート9アンケート10アンケート11アンケート12アンケート13アンケート14アンケート15アンケート16アンケート17 光届かぬ悪魔の巣闇払う翼龍ブレイカーズジュエルの塔 協力プレイダンジョンの概要 2人でガッツリ スコアアタックダンジョン 極限ヘララッシュ!極限ゼウスラッシュ!極限デビルラッシュ!超極限ドラゴンラッシュ!極限大和ラッシュ!特殊降臨ラッシュ! 3人でワイワイ 協力!無限回廊協力!進化ラッシュ!協力!極限の闘技場協力!降臨ラッシュ!協力!超壊滅ドラゴンラッシュ!協力!輝空の闘技路超壊滅・無限回廊 協力!アグニ降臨!協力!スタージャスティス降臨!協力!デモニアス降臨!協力!ケプリ降臨!協力!リバティーガイスト降臨!協力!ルシャナ降臨!協力!ビッグフット降臨!協力!セルケト降臨!協力!アザゼル降臨!協力!ヘキサゼオン降臨!協力!ゼローグ∞降臨!協力!ノルディス降臨!協力!クロガネマル降臨!協力!白鯨降臨!協力!パネラ降臨!協力!エイル降臨!協力!ミオン降臨!協力!ジル=レガート降臨!協力!エノク降臨!協力!クラミツハ降臨!協力!ラス降臨!協力!スカーレット降臨!協力!ソール&マーニ降臨!協力!ニーズヘッグ降臨!協力!コスモクルセイダー降臨!協力!ミル降臨!協力!リントヴルム降臨!協力!マイネ降臨!協力!ケツァルコアトル降臨!協力!ザッハーク降臨!協力!リベルタス降臨!協力!ヴォルスーン降臨!協力!エルメ降臨!協力!リンシア降臨!協力!ガイノウト降臨!協力!ティターニア降臨!協力!マンティコア降臨!協力!チィリン降臨!協力!シェヘラザード降臨!協力!レイワ降臨!協力!エリス降臨!協力!ドロシー降臨!協力!ブラフマー降臨!協力!センリ降臨! 協力!モンハンコラボ!協力!進撃の巨人コラボ!協力!ファイナルファンタジーコラボ!協力!キン肉マンコラボ!協力!サンデーオールスターズ!協力!幽☆遊☆白書!協力!ペルソナ!協力!マガジンオールスターズ!協力!マジック:ザ・ギャザリング!協力!銀魂!協力!ソードアート・オンライン!協力!仮面ライダー!協力!妖怪ウォッチワールド!協力!Fate/stay night[HF]!協力!ストリートファイターV AE!協力!シャーマンキング!協力!チャンピオンオールスターズ!協力!サムライスピリッツ! α版 協力オリジナルダンジョン(実施終了) 超絶極限ゴッドラッシュ!α超絶極限デビルラッシュ!αチャレンジダンジョン!α絶・無限回廊 特別版α 上記のカテゴライズはメニュー欄を元に作成した仮のものです。編集はこちらから プレゼント形式(クリア1回のみ) ノエルラッシュ!光の星導機パーツダンジョンアーマードロップ連動降臨 降臨ダンジョン(協力対応) ゼウス=ドラゴン降臨!ガイア=ドラゴン降臨!ヘパイストス=ドラゴン降臨!ノア=ドラゴン降臨!ヘラ=ドラゴン降臨! X連動降臨(★6以下強化) ドラクリスト降臨!ウェルドール降臨!ラグウェル降臨! 数字龍喚士降臨 ディアラ降臨!グラト降臨!ウォレス降臨!アムネル降臨!エナ降臨! プラス降臨(クリア1回のみ) ゼウス(+297) 降臨!ヘラ(+297)降臨! 大泥棒(+99)参上!ノア(+99)降臨!コシュまる(+99)降臨!アテナ(+99)降臨!サタン(+99)降臨! その他 シバマル大量発生!デビニャン大量発生!パイレーツ大量発生!フェアリー大量発生! パズドラクロス・エース(+10)降臨!パズドラクロス・アナ(+10)降臨! 伝説の炎龍伝説の氷龍伝説の島龍伝説の機龍伝説の邪龍 炎の天空龍水の天空龍樹の天空龍光の天空龍闇の天空龍 焔の機械龍氷の機械龍風の機械龍皇たる機械龍滅びの機械龍 炎の歴龍水の歴龍木の歴龍光の歴龍闇の歴龍 火の戦国龍水の戦国龍風の戦国龍光の戦国龍闇の戦国龍 焔の龍騎姫海の龍騎姫風の龍騎姫聖の龍騎姫影の龍騎姫 炎の神秘龍水の神秘龍地の神秘龍光の神秘龍闇の神秘龍 紅の海賊龍蒼の海賊龍碧の海賊龍金の海賊龍黒の海賊龍 ヘラ降臨!勇者降臨!ゼウス降臨!ツインリット降臨!トライフルーツ降臨! 三蔵法師降臨!沙悟浄&猪八戒降臨!サーティワンコラボ チャレンジ1チャレンジ2チャレンジ3チャレンジ4チャレンジ5チャレンジ6チャレンジ7チャレンジ8チャレンジ9チャレンジ10チャレンジ10チャレンジ11チャレンジ12チャレンジ13チャレンジ14チャレンジ15チャレンジ16チャレンジ17チャレンジ18チャレンジ19チャレンジ20チャレンジ21チャレンジ22チャレンジ23チャレンジ24チャレンジ25チャレンジ26チャレンジ27チャレンジ28チャレンジ29チャレンジ30チャレンジ31 一度きりチャレンジ!1一度きりチャレンジ!2一度きりチャレンジ!3一度きりチャレンジ!4 ↑カテゴリを選んでください 闇の宝珠龍概要 闇珠龍 (4体以下編成)(テクニカル) 闇珠龍 超地獄級(テクニカル) 闇珠龍 地獄級(テクニカル) 闇珠龍 超級(テクニカル) 闇珠龍 上級(テクニカル) 闇珠龍 中級(テクニカル) 攻略指南スコアSランク コメント 闇の宝珠龍 概要 「宝珠龍」シリーズ新登場!! (公式ページ)の第5弾。 「闇の宝珠龍・エイロウ」を入手することができるスペシャルダンジョン。このモンスターは司馬懿、鬼謀の宣王神・司馬懿と同じスキルを持つ。 難易度は「中級」「上級」「超級」「地獄級」「超地獄級」「4体以下編成」の6種類。 全ての難易度をクリアすると魔法石を1つもらえる。 「4体以下編成」級をクリアすると運営から「ぷれドラ」がメールで届く。 【初実装】 2017.07.10(月) 0 00 【実施期間】 2017.07.10(月) 0 00 ~ 2017.07.23(日) 23 59 2019.02.11(月) 0 00 ~ 2019.02.17(日) 23 59 『 「宝珠龍」シリーズ復活!! 』スコアリセットによりSランクの達成点数が変更。 【スキルLvUP合成早見表】 モンスター名 スキル名 同スキル所持の例(最終進化系) 闇の宝珠龍・エイロウ 神出鬼没の策略 インシー ミストルテインの風 シャドロン 天下無双の崩撃 シャイロン 則天去私の献身 光の犬龍・チンバウドラ 神癒の奇跡 水の犬龍・トサバウドラ 水明星心の占術 闇珠龍 (4体以下編成)(テクニカル) 【スタミナ:50 バトル:7】 獲得経験値:/獲得コイン: バトル モンスター名 HP 防御 攻撃 タ|ン 使用スキル 備考 スキル名 効果 ※HPは、グラビティ系を使用しての推測値です。 +モンスター別獲得Exp/コイン 出現モンスター別獲得Exp/コインまとめ モンスター名 Exp コイン 闇珠龍 超地獄級(テクニカル) 【スタミナ:50 バトル:7】 獲得経験値:26,000程度/獲得コイン:43,000程度 バトル モンスター名 HP 防御 攻撃 タ|ン 使用スキル 備考 スキル名 効果 B1B3B5 ブラッドデビル 62,340 RIGHT4,200 11,617 1 怒り 3ターンの間、攻撃力1.3倍 Lv10 ブラッドデビルをドロップ ブラックコドラ 53,840 120 5,572 3 Lv15 ブラックコドラをドロップ クロムギドラ 139,490 150 11,436 2 バインドアタック ランダムで1体が数ターンの間、行動不能 Lv10 クロムギドラをドロップ シャドロンx2 135,900 120 4,770 1 プチダーク 3,816ダメージ+ランダムで1色を闇ドロップに変換 Lv10 シャドロンをドロップ 武器をふりまわした 2~4連続攻撃 計3,816~7,632ダメージ(HP50%以下で使用) インシー 1,501,200 140 - 1 ヘイアンフーシェンフ 先制 2ターンの間、闇属性の攻撃を吸収 Lv10 インシーをドロップ HP50%以下で1度のみ使用 ヘイアンシュウフ 4,770ダメージ+闇ドロップをロック(攻撃力1.5倍時7155) 残り1体で1度のみ使用 フェンヌ 999ターンの間、攻撃力1.5倍 上2つの条件を満たさないときに繰り返し使用 ヤオシュ 7,632ダメージ+ランダムで2色をお邪魔ドロップに変化(攻撃力1.5倍時11,448) ゴンジー 2連続攻撃 計9,540ダメージ(攻撃力1.5倍時14310) 飛び跳ねている 何もしない シャイロン 173,400 120 5,670 2 プチサンダー 4,536ダメージ+ランダムで1色を光ドロップに変換 Lv10 シャイロンをドロップ 武器を振り回した 2~4連続攻撃 計4,536~9,072ダメージ(HP50%以下で使用) ピカペンドラ 70,550 180 10,098 2 ようすを見ている 何もしない Lv10 ピカペンドラをドロップ B2 光の中忍×2 15 60,000 4,050 1 暁光の術 2,835ダメージ+ランダム1色を光ドロップに変化 Lv10 光の中忍をドロップ インシー 前述データ参照 Lv10 インシーをドロップ B4 インシー×2 前述データ参照 Lv10 インシーをドロップ アメペンドラ 360,270 320 11,947 2 ようすを見ている 何もしない Lv1 アメペンドラをドロップ B6 光の犬龍・チンバウドラ 1,859,870 368 - 1 イーグルアイ 先制 99ターンの間、光ドロップがロック状態で落ちてくる Lv8 光の犬龍・チンバウドラをドロップ 愛くるしいポーズ スキルの効果を打ち消す(スキルの効果が残っている場合使用) 跳び回る 6,784ダメージ+ランダムでドロップ4個をロック ペロペロバインド ランダムで1体が1ターン行動不能 噛みつく 6,784ダメージ セイントコロナ 4,749ダメージ+上から2,4段目の横1列を光ドロップに変化 気まぐれ サブ1体とリーダーを1ターン入れ替え(HP70%以下で使用/一度のみ) プチメテオ ?連続攻撃 計18,318ダメージ(HP10%以下で使用) 水の犬龍・トサバウドラ 2,093,350 368 - 1 鬼眼 先制 ランダムで1体が3ターンの間、行動不能 Lv8 水の犬龍・トサバウドラをドロップ バトルソウル 999ターンの間、攻撃力が2倍に上昇(1体だけ残ったとき使用) 剛吠 スキル使用に必要なターンを1~2ターン遅延(HP50%以下で使用/一度のみ) 御手 6,464ダメージ(攻撃力2倍時12,928ダメージ) コールドホーン 9,234ダメージ+ランダムで水ドロップを4個生成(攻撃力2倍時18,468ダメージ) 丘割 12,928(攻撃力2倍時ダメージ25,856ダメージ) 猛突進 3連続攻撃 計27,702ダメージ(攻撃力2倍時55,404ダメージ)(HP10%以下で使用) B7 闇の宝珠龍・エイロウ 9,254,000 600 0 1 黒煙の策略 先制1ターンの間、指定された場所を超暗闇状態にする BossLv10 闇の宝珠龍・エイロウをドロップ超暗闇状態になる場所◯◯◆◯◯◆◆◆◆◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◆◆◆◆◯◯◆◯◯ 爆計 先制ランダムでロック爆弾ドロップを6個生成 HP70%以上の時1ターン目に使用 闇転の鎧鱗 4ターンの間、受けるダメージを75%減少 宣王の加護 7ターンの間、ロック状態のドロップが落ちてくる HP70%以下の時1ターン目に使用 闇転の鎧鱗 4ターンの間、受けるダメージを75%減少 運否天賦陰陽魚 7ターンの間、回復,お邪魔ドロップが落ちやすくなる HP20%以上で①~④までABどちらかを順に使用、以降繰り返す。※④は初回「憤怒の形相」、2回目から「闇転の鎧鱗」 覇壊 ①A 15,300ダメージ+お邪魔ドロップを毒ドロップに変化(攻撃力1.5倍時22,950) 覇壊 ①B 11,220ダメージ+ランダムで毒ドロップを4個生成(攻撃力1.5倍時16,830) 苦鈍牙 ②A 13,260ダメージ+毒ドロップをお邪魔ドロップに変化(攻撃力1.5倍時19,890) 苦鈍牙 ②B 13,260ダメージ+回復ドロップをお邪魔ドロップに変化(攻撃力1.5倍時19,890) 黒錬弓 ③A 10,200ダメージ+お邪魔ドロップをロック(攻撃力1.5倍時15,300) 黒錬弓 ③B 現在HPの90%ダメージ 憤怒の形相 ④999ターンの間、攻撃力が1.5倍になる 闇転の鎧鱗 ④4ターンの間、受けるダメージを75%減少 HP20%以下で使用 極龍眼 全ドロップをお邪魔ドロップに変化(1度のみ/最優先) 暗燈の殃禍 306,000ダメージ+全ドロップを闇,お邪魔ドロップに変換 ※HPは、グラビティ系を使用しての推測値です。 +モンスター別獲得Exp/コイン 出現モンスター別獲得Exp/コインまとめ モンスター名 Exp コイン 闇珠龍 地獄級(テクニカル) 【スタミナ:45 バトル:7】 獲得経験値:/獲得コイン: バトル モンスター名 HP 防御 攻撃 タ|ン 使用スキル 備考 スキル名 効果 ※HPは、グラビティ系を使用しての推測値です。 +モンスター別獲得Exp/コイン 出現モンスター別獲得Exp/コインまとめ モンスター名 Exp コイン 闇珠龍 超級(テクニカル) 【スタミナ:40 バトル:7】 獲得経験値:/獲得コイン: バトル モンスター名 HP 防御 攻撃 タ|ン 使用スキル 備考 スキル名 効果 ※HPは、グラビティ系を使用しての推測値です。 +モンスター別獲得Exp/コイン 出現モンスター別獲得Exp/コインまとめ モンスター名 Exp コイン 闇珠龍 上級(テクニカル) 【スタミナ:25 バトル:6】 獲得経験値:/獲得コイン: バトル モンスター名 HP 防御 攻撃 タ|ン 使用スキル 備考 スキル名 効果 ※HPは、グラビティ系を使用しての推測値です。 +モンスター別獲得Exp/コイン 出現モンスター別獲得Exp/コインまとめ モンスター名 Exp コイン 闇珠龍 中級(テクニカル) 【スタミナ:15 バトル:6】 獲得経験値:/獲得コイン: バトル モンスター名 HP 防御 攻撃 タ|ン 使用スキル 備考 スキル名 効果 ※HPは、グラビティ系を使用しての推測値です。 +モンスター別獲得Exp/コイン 出現モンスター別獲得Exp/コインまとめ モンスター名 Exp コイン 攻略指南 ボスドロップ率 難易度(スタミナ) ドロップボーナス 2倍 1.5倍 通常 超地獄級(50) 確定 地獄級(45) 確定 2/3以上 超級(40) 確定ではない 3/4未満 1/2未満 参考( ダンジョンボーナス時間帯 スペシャルダンジョン ) スコアSランク Sランクを取るにはスコア-が必要。(スコア計算表) コメント お疲れ様です。道中雑魚が吸収やら爆弾やら陰湿行動をする時代があたりまえになり、情報をくれる勇士は消え。 -- 2017-07-11 19 09 06 見に来たけど何もなかった… -- 2017-07-12 11 20 04 今や(競技性が全くないのに)TAとかいう謎ダンジョン作ってタイムリミット強制排除しないと運営がプレイヤー倒せない時代ですし…。 -- 2017-07-13 19 48 39 コメント すべてのコメントを見る
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第322話:闇の眷属 作:◆1UKGMaw/Nc 森の中を行く影が一つ。 黒い肌と長く尖った耳を持つ長身の女性――ピロテースである。 オーフェン、リナ、アメリア、そして敬愛する黒衣の将軍――アシュラムの捜索のため、ピロテースは島中央の森を訪れていた。 だが、 (……案外、遭遇しないものだな) 時計を確認する。時刻は10 05。 まだ時間はあるが、今までその四名どころか、他のどの参加者とも出会っていない。 森の精霊達が微かに騒いでいる。幾人かの参加者がこの森を通過したことは間違いないだろう。 だが、その者達と接触できないのでは何の意味もない。 今までに見つけたものと言えば、無人の小屋だけだった。 デイバッグと空のペットボトルが放置されていたので、誰かがここを利用していたのは確かだった。 デイバッグの中身は気になったが、これ見よがしに置いてあること自体が怪しい。 罠の可能性を考え、これには手をつけなかった。 (残りの時間は、あと半分か) その間に成果は上がるだろうか。 現在のところ収獲なしだ。たとえ今後もそうであっても時間通りに戻らなければならない。 この森からならば、警戒しながらでも40分もあれば戻ることが出来る。猶予はあと一時間強といったところか。 さらに森の奥へ向かおうと足を踏み出したところで……、ピロテースは異常に気づいた。 「……血の匂い?」 微かに風が運んできた、嗅ぎ慣れた匂い。 ピロテースは警戒した面持ちになると、その匂いを辿り歩き出した。 森を出て少し行った草原に、その墓はあった。 墓碑銘は無い。 ただ、そこだけ土が盛り上がって露出しており、その周囲に血溜りが出来ていることから、目の前のこれが墓だと判別できた。 (誰が眠っているのだ?) 逡巡する。 ここに埋葬されているのが自分達の探し人である可能性もあるだろう。 死体を見るのは慣れている。死体の野晒しも慣れている。だが、だからと言って墓を暴く趣味は無い。が―― 「……やむを得ないな」 そう呟き心の中で死者に詫びると、精霊への呼びかけを開始。 精神を集中し、対象範囲を拡大して、その分奥行きを浅くするようアレンジを加える。 「"我が友なる地霊(ノーム)よ、豊かなる大地の子よ。その強大なる力をもって、大地に穴を空けよ"」 精霊語(サイレント・スピリット)による詠唱が響く。瞬間―― 目の前の地面がいきなり陥没したように変形し、墓のあった場所を中心に円筒形の浅いクレーターが出現していた。 そしてその中央に、一人の女性が横たえられていた。 女性は出血が酷かったようで、その姿は見るに耐えないものだった。 元は白かったであろうその服も、土と、そして死体自身のものと思われる夥しい血によって赤黒く汚れている。 だというのに、ピロテースは僅かにほっと息をついた。 死者に対してはすまないと思うが、自分にとって最悪の予想は外れてくれた。 気を取り直して、その女性の死体をよく観察する。 まだ少女だ。肩の辺りで揃えた癖の強い黒髪に白いローブ。腰の辺りに一房のアクセサリー…… (……待て) まさか、と思う。 この容姿は、協力関係にある石人形のような肌の男――ゼルガディスの探し人と一致しないだろうか? 確か、名前はアメリアといったはずだ。 (人違いであるに越したことはないが……一人脱落か) これは戻って報告しなければなるまい。 そう考えると、今度は直接の死因を調べることにする。 その死因を付けられる武器を持つ者がいたら、要注意人物と見てかかることができるからだ。とはいえ、 (……酷いな。これではどれが決定打かもわからん) アメリアの全身には、引き裂かれたような傷跡と出血の跡があった。 言わば、その全てを総合して致命傷となっているというところか。 (まるで獰猛な魔獣にでも襲われたかのようだな。背後はどうなっている?) 身体を返そうとしてアメリアの顔を動かした時、首筋に"それ"が見えた。 「!!」 反射的に飛び退り、センス・オーラをかける。 最悪の展開が脳裏をよぎった。 アメリアの精霊力に異常が見えれば、彼女はヴァンパイア化していることになる。 が、予想に反して精霊力に異常は見当たらなかった。 首筋の、二本の牙の痕を露出させたまま、彼女はピクリとも動かない。 (ヴァンパイアではないのか? ……いや、しかし) 首筋のあの痕。ピロテースの知る限り、闇の眷属の中でも上級に位置するヴァンパイアの仕業に違いない。 だが、彼女がその眷属と化していないのはどういうわけだろうか。 (つまり……私の知らない類のヴァンパイア、ということか?) 自分の知らない能力を持つ者なら、協力者の中にもいる。自分の知らない闇の眷族もまた、存在していてもおかしくはない。 断定は出来ないが、この場ではピロテースはそう結論付けた。 アメリアの腕輪と腰のアクセサリーを外し、自分のデイバッグへ移す。 これらをゼルガディスに見せ、本当に彼女がアメリアかどうか確認する必要があるだろう。 デイバッグを閉じたところで、足元の地面が僅かに震えたような気がした。 (時間切れか) そのまま、背後へと跳躍する。 ピロテースが地面に降り立った時には、もうそこにはアメリアの身体もクレーターも無く、元通りの墓があるだけだった。 「収獲なしのほうがマシだったかもしれんな」 そう独りごちて、墓に背を向ける。 数歩踏み出したところで、最後にちらりと視線だけで振り返った。 (ヴァンパイア……気に留めておいたほうがいいかもしれんな) そしてピロテースは、また森へと消えていった。 自覚もないまま殺人者となった哀れな少女がその墓を訪れる、僅か数分前のことだった。 【D-4/草原/1日目・10 20】 【ピロテース】 [状態]:健康 [装備]:なし [道具]:デイバッグ(支給品一式)/アメリアの腕輪とアクセサリー [思考]:アシュラムに会う/邪魔する者は殺す/再会後の行動はアシュラムに依存 [備考]:ヴァンパイアの存在に気づきました。 行動:捜索後、学校へ戻り、アメリアの遺品をゼルガディスに渡す。 ←BACK 目次へ(詳細版) NEXT→ 第321話 第322話 第323話 第331話 時系列順 第341話 第293話 ピロテース 第364話
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一途な意志 依頼主 :ベアティヌ(グリダニア:新市街 X10-Y12) 受注条件:木工師レベル20~ 概要 :木工師ギルドのベアティヌは、冒険者に製作を依頼したい武器があるようだ。 ベアティヌ 「Nikuq Niuniuさん・・・・・・ いいところに来ましたね・・・・・・。 だいぶ、腕を上げたようです・・・・・・。 ここでひとつ・・・・・・「マテリア」の装着に 挑戦してみては、いかがでしょうか。 「マテリア」の装着とは・・・・・・ 使い込んだ装備品を結晶化した「マテリア」を 装備品に組み合わせて・・・・・・性能を向上させること。 今回は・・・・・・「ランス」に「マテリア」をひとつ、 装着していただこうと思います・・・・・・。 「マテリア」には様々な種類がありますが・・・・・・ どんなマテリアでも・・・・・・構いません。 好きなマテリアを選んで、装着してみてください・・・・・・。 マテリアを装着する武器、「ランス」の材料ですが・・・・・・ 「エルム材」に「アイアンインゴット」、 それから「ハードレザー」です。 ここで気をつけなければいけないのが・・・・・・ 「アイアンインゴット」は、グリダニア都市内では 扱っていない、ということです。 黒鉄の塊「アイアンインゴット」は・・・・・・ 海洋都市リムサ・ロミンサの鍛冶の技で 作られるものですから・・・・・・。 調達には「黒檀商店街」のマーケットボードで探したり・・・・・・ 知り合いに、お願いしてみるといいかもしれません・・・・・・。 まとめると・・・・・・今回の課題は・・・・・・ 素材を仕入れて、「ランス」を作り・・・・・・ 「マテリア」を装着して、性能を高めること・・・・・・。 もし「マテリア」について、よく分からないなら・・・・・・ 中央ザナラーンの「狼煙の丘」を訪ねるといいでしょう。 あそこにいるゴブリン族が、説明をしてくれます・・・・・・。 やることが多くて、大変だと思いますが・・・・・・ 一段と成長したあなたが作り上げる、 素敵な「ランス」を、お待ちしていますよ・・・・・・!」 ベアティヌにマテリア付きのランスを納品 ベアティヌ 「あなたの「ランス」の完成が・・・・・・ 待ち遠しくて、仕方ありません・・・・・・!」 (マテリア付きのランスを渡す) ベアティヌ 「ああ・・・・・・間違いなく、 「マテリア」が装着された「ランス」です・・・・・・! Nikuq Niuniuさん・・・・・・! 期待以上ですよ・・・・・・素晴らしい・・・・・・! 「ランス」というのは・・・・・・もともと・・・・・・ 城塞都市「イシュガルド」の、チョコボ騎兵用の 武器として、作られた槍なんです・・・・・・。 イシュガルドの騎兵は・・・・・・ 高速で疾走するチョコボの勢いを利用し・・・・・・ すさまじい威力の突きを繰り出します・・・・・・。 ですが・・・・・・そのぶん、反動も大きい。 その衝撃に耐えるために、彼らの使う槍は、 とても頑丈に作られました。 イシュガルドの騎兵用の武器だった槍を・・・・・・ グリダニアの歩兵用に、調整をしたのが、 この「ランス」なのです・・・・・・。 円錐状の穂先が、末広がりになっているでしょう・・・・・・? これは、騎兵用のランスについていた鍔・・・・・・ ヴァンプレイトの名残なのですよ。 ・・・・・・武器ひとつにも、深い歴史があります。 歴史とともに歩むのは、人だけではない・・・・・・ 武器や防具、森も、都市も、成長してゆく・・・・・・。 その装備品に「マテリア」をつけることで、 さらなる一歩を踏み出す・・・・・・。 フフフ・・・・・・勉強になりましたか? 今回学んだことを、しっかりと心に刻んでくださいね。 ところで、ランスの最大の魅力は・・・・・・ フォルムの美しさもさることながら・・・・・・ シンプルでいて、とても、頑丈であることだと思うんです。 形状は変わっても、頑丈さは、変わらず受け継いでいる・・・・・・ 私は「ランス」を見るたびに・・・・・・ 木工師になったばかりの頃を思い出します。 どんなに辛く悲しいことがあっても・・・・・・ 「ランス」のように、真っ直ぐと、己を貫けるよう、 強くありたいものですね。」
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闇の奥へ [429] Client error `POST https //webservices.amazon.co.jp/paapi5/getitems` resulted in a `429 Too Many Requests` response { __type com.amazon.paapi5#TooManyRequestsException , Errors [{ Code TooManyRequests , Message The request was de (truncated...) 題名:闇の奥へ(上・下) 原題:The Bear s Tears (1985) 作者:クレイグ・トーマス Craig Thomas 訳者:田村源二 発行:扶桑社ミステリー 1989.7.25 初版 1991.4.25 第6刷 価格:上\680(\660)下\660(\641) これはすごい作品である。冒険小説ファンなら必読の本であろうと思う。まだ読んでない方は、すぐにこの本を入手してすべての本を差し置いても早いところ読んだ方がいいと思う。こういう物語を読むとクレイグ・トーマスってすごい作家だなあと改めて認識できる。『ファイア・フォックス』シリーズはおかげさまで映画にもなったりして多くの読者を抱えたようだけど、ミッチェル・ガント以上に作者が力を注いでいるパトリック・ハイドというヒーローがいいのである。 『レパードを取り戻せ』『ジェイド・タイガーの影』では、複数ヒーローと共演で影が薄かったハイドだが、最近の作品での活躍を見てもわかるように、作者はこの孤独な工作員をオーブリー組の最も重要なヒーローとして配している。そしてパトリック・ハイドの最大の冒険となったのがこの『闇の奥へ』である。 トーマスの作品は一応全作シリーズとなっているので、本来は発行順に読む進むことをオススメする。初期作品はそれでも順番を無視して読んで十分楽しめるとは思うし、どの作品も面白さは一定水準に達している。ぼくは一応全作発行順に読んでみたのだが、唯一『ファイアフォックス』シリーズだけは、あまりにも話が連続し過ぎているが故に、続けざまに読んだ。印象としてはこれで正解だと思う。 前半のピークが『ファイアフォックス』であり『狼殺し』だとすると、後半のピークの作品がこの『闇の奥へ』であることは間違いないと思う。ちなみに『冒険・スパイ小説ハンドブック』では『ファイアフォックス』が冒険小説部門で 17 位、『闇の奥へ』は謀略・情報小説部門で何と 6 位を獲得している。総合でも『ファイアフォックス』の 39 位に対し『闇の奥へ』が 19 位になっているが、現実には 『ファイアフォックス』の方がこれまでもこのフォーラムでは話題になって来たと思う。一方がハヤカワ文庫で読みやすい一冊であるのに、本作が扶桑社ミステリーで、なおかつ 1000 ページを越す分厚い上下巻であることも抵抗になっているかもしれない。 しかしそういう抵抗を差し置いても、この本は読み始めたらもう息抜きができない、 面白シーン連続の冒険小説である。 ハイドがアフガニスタンで対決するのが 『レパード……』と『ジェイド・タイガー』で未決着であったライバル、ペトルーニンなのだが、彼をコンラッドの『闇の奥』でのクルツ (映画『地獄の黙示録』の原作です) になぞらえるシーンは、寒気がするくらいのど迫力である。アフガンのあとのチェコ潜入も良いが、闇の奥へと赴かねばならないハイドの単独冒険行は、ちょっと冒険小説史の金字塔としてどこかに刻んでおきたいほど過酷で息詰まるものであると思う。 もともとこの作品辺りの評価を聞いて一作目から順に読んできたものだから、この作品でまたもクレイグ・トーマスの真価に触れられたぼくは大変に幸せものであるのだ。 (1993.02.11)
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+ フィールドが〔暗闇〕特性のフリクエ一覧 章 座標 クエスト名 F 変動座標点0号 大空洞 1 ティエール 刃物の町 2 メディオラヌム 平原の真中 形ある島 女神の洞窟 ゲルマニア 黒い森 3 暗礁海域 船の墓場 4 ホワイトチャペル 貧民窟 シティ・オブ・ロンドン スクエアマイル クラーケンウェル 癒しの井戸 ハイドパーク 水晶宮の残影 5 ラボック テキサス・レンジャー シャーロット ゴールドラッシュ シカゴ ウィンディ・シティ 6 西の村跡 無情の残影 無の大地 荒涼たる世界 7 湿原 川間の大地 クタ 冥界のとば口 亜Ⅰ パーティー会場 キリングパーティー 新宿御苑 デモンズガーデン 亜Ⅲ 荒川の原 古戦場 裏山 戦戦恐恐 亜Ⅳ 静寂な森 ループステリトリー カーター家 クロウズネスト 公会堂 コートルーム 波止場 ダービーワーフ 郊外の屋敷 セブンゲイブルズ ウェイトリー家 アルケミックフィールド 牧草地 コモンズビュー ガローの丘 エクスキューションサイト 空き家 ピューリティドメイン L1 ヤガ・スモレンスク 獣の街 焼き払われた村 雪に沈む焼け跡 潰れた村 巨象の足跡 L3 隣村 凄凄切切 氷冷窟 虎穴虎子 景陽原 仰天不愧 収容所 青天白日 石泉峡 水紫山明 L4 隠遁窟 瞑想の岩屋 L5O 星間都市東部 美と愛の都 平 七条四坊 侍従池領 七条二坊 西七条 六条大路 引き回しの刑 稲荷神社 狐のほら穴 大宮大路 百鬼夜行 頼光の屋敷 一条邸 L6 涙の河 願いの淵 L7 チコモストク 七つの洞窟 賢者の隠れ家 星詠みの丘 メツィティトラン 歌うイルゥイカ・アトル ヤヤウキ 太陽なき地底山脈 オ ハワイエリア 常夏の休暇 奏Ⅱ 自宅 ないしょの待ち合わせ 学校 ななふしぎ調査 いのこり特訓 新宿御苑 バードウォッチング
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「声なき意志」 プレイ日:2009.01.16 マスター:ありりん あらすじ PC1: PC2: PC3: PC4: NPC 在科棗 敵側 “ファンタジア”百合川 多義(ゆりかわ たぎ) 年齢:? 性別:男 シンドローム:モルフェウス/ソラリス 【HP】? 【イニシアティブ値】? 侵食率:?% エフェクト: “水晶人形(リビングドール)”百合川 会蓮(ゆりかわ あれん) 年齢:? 性別:女 シンドローム:ブラックドッグ/オルクス 【HP】16 【イニシアティブ値】10 侵食率:93% エフェクト:ブラックドッグ 〈イオノクラフト〉1 〈雷の砦〉1 〈MAXボルテージ〉1 〈自爆装置〉2 〈シークレットポケット〉1 〈セキュリティカット〉1 〈タッピング〉1 エフェクト:オルクス 〈水刃〉2 〈大地の加護〉2 〈支配の領域〉1
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本来的にぶつけるべき攻撃魔法を、自分の肉体・魂と融合させるというマジキチ魔法です。 心身を変質させる邪法のため、適合者が限られる上、死どころか魂の消滅のリスクさえあります。その分(魔法の割には)非常に強力です。 ネギ君が研究済みですが、他の技術に応用するなら再研究が必要でしょう。 なお、闇魔王計画での道具使用によってリアルcivでも闇の魔法は使用可能になっている。 雷速瞬動:雷撃魔法を取り込み、雷速での行動を可能とする魔法。 氷の女王:氷魔法を取り込み、対象を凍結させる空間を展開する。 自己魔法拡大:自身を魔法に見立てて制御限界まで自分の威力規模射程を強化。 炎帝喰羅(えんていくうら):何もかもを燃やし尽くす意思持つ炎化。 アンカーマイルの化身:自分自身が沈黙魔術になる魔法。見た目が文字だらけになるらしい。なお、神格扱いの模様。 氷帝降鱗:何もかもを凍り付かせる絶対零度たる化身化。氷の女王の上位版かもしれない。 星光帝:スターライトブレイカーの応用で、戦場で使われた魔力だけ自身を強化していく。いざとなれば自爆も可能? 魔断帝:対邪神対悪霊特効。 闇の傀儡人形:自分を生産してマジックプログラムで動かす自己従者生成能力。 雷天太壮(ヘー・アストラペー・ヒューペル・ウーラヌー・メガ・デュナメネー) 効果:千の雷(雷の大精霊ヴォルトさんかサンダーさんあたり)を取り込み、自身の体を雷撃化する。 本当に雷速での攻撃・移動が可能となるが(時間加速していれば時間加速状態でさらに雷速が上乗せされる) 速すぎて自分自身の反応が間に合わない上に直線的な動きとなるので、先読みされやすい。別名雷速瞬動 雷天双壮:千の雷を二つ同時に取り込み、自分の体を雷撃化する。 こちらは反応速度も雷速度に対応するため、先読みされにくくなっている。 またインファイトやカウンターヒッターなど、近接戦での複雑な動きも雷速状態で行えるため、特に白兵戦で強い。 魔演掌握:マジックコンピュータを闇の魔法で取り込んだ物。自身を加速術式で加速させると演算能力も加速する。 それ以上に重要なのは、知覚能力の向上であり、別な言い方をすると想像力が圧倒的に向上する。 それこそ、完全大系で一つの宇宙を創造出来てしまうほどに。 故に、扱える人は限られている危険技術一歩手前であり、英雄限定で運用する事ができる。 常闇の魔法:闇の魔法と合成魔法と保護魔法と制御魔法を組み合わせて出来た魔法。 闇の魔法に合成魔法を組み込む事で複数の魔法を取り込む事を可能にしており、保護魔法で解呪等を防ぎ制御魔法で制御し易くする。 副次的にセキュリティ面、安全対策面も向上しており、ハッキング、直接干渉攻撃、暴走自爆などのリスクが低減・解消されている。 太陰道:闇の魔法に薔薇の夜を複合することで、敵の魔法・念能力を吸収して無理やり術者に取り込む。
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月のない夜、瞼を開き、目に慣れぬ暗闇に安堵の息を付く。 傍らで息づく夜陰の気配が、未だ離れていない事に喜びを噛み締め。 常闇の中、記憶に翳む彼女の姿を想いながら、二度目の眠りに落ちる。 忘れてしまった遠い過去の想いを夢見るために。 ■ かつて、まだ幻想郷を大結界が蔽うより以前のこと。あれは、たしか明治初期の 頃だっただろうか。 文明開化により国外からの往来が徐々に増えてゆき、それに伴い西洋妖怪もまた 多数日本に入り込んで来た時代だ。 僕は、その頃にはすでに魔法の森の入口付近に建てられていた庵に人知れず住ん でいた。 当時は古道具屋を営むような事もしていなかったので、勝手に商品を持ち出す魔 法使いや、ツケ払いと言って強引に商品を持ち帰る巫女なども居らず。 本当に人知れず、独り何をするでもなく、ただ生きているだけのような生活を続 けていた。 そんなある日の事、いつもの様に薄暗い自室の隅で本を読んでいた僕は急に窓の 外から漏れる陽光が消えたことに困惑することとなった。 首を傾げながら手元に置いていたランプを手に壁際に置かれた洋時計を覗き込も うとすると、僕をあざ笑うかのように時計は鐘の音を鳴らし始める。 十二回目で途切れた鐘の音に、僕は今が午後零時である事を理解した。 だが、もちろんそんな時間に夜がくるわけは無く、かといって時計が故障してい るわけでもない。 そもそも僕自身、外の景色が真昼から闇夜へと変わる瞬間を目にしたのだから時 計の不正を疑う必要はないのであるが。 すわ、天照大神が天岩戸へ隠れでもしたのかと、野次馬根性を発揮した僕は数年 ぶりに庵の外へと出たのであった。 しかし外に出たからといって、宴に興じる神々や女神の舞が見れるわけも無くた だ、暗く深い闇が辺りを覆うばかり。 あてども無く森の中を歩き回れば、すべからく道に迷うは道理である。 迷走すること幾星霜、とまではいかないまでも既に足は棒になる程歩き通し、気 が付けば辺りは真の常闇。 あまり信頼できない体内時計によれば、すでに『本物』の夜が訪れていても良い 時間になっていた。 次第に歩く気力も薄れ、元々無いに等しい体力も尽きて地べたにへたり込む、そ んな僕の元に新たな異変が舞い降りた。 死臭、それも大量の人間の発する死の匂いが前方から漂ってきたのだ。 半分妖怪とはいえ、大した妖力も役に立つ能力も持たない僕は、君子危うきに近 寄らずの精神で、慌てて立ち上がり回れ右をしようとする。 しかし、当の異変の方はというと、どうやら僕を逃がすつもりはさらさら無いよ うだった。 「あら、こんばんは良い夜ね」 死の匂いの中心で常闇が宣もうた。 「あぁ……、こんばんは良い夜ですね、もっとも僕にとっての、であるかと言えば は甚だ疑問ではありますが」 声をかけられた僕は逃げるのを諦めて闇の中心へと声を返した、気配からしてど うやら途方もない大妖であることが判ったからだ。 基本的に強大な力をもつ妖怪は、同じく大きな力をもつ妖、もしくは特別な力を 持つ人間にしか興味を持たない事が多く、敵意を向けずに紳士的に対応すれば危害 を加える事は殆んど無いからだ。 もちろん、そのような大妖相手に逃げ遂せることが出来るほどの足の速さを僕が 持ち合わせていない事も理由の一つではある。 「ところで、あなたに少し質問があるのだけれど良いかしら?」 「はあ、僕に答える事の出来ることならば幾らでも答えますが」 「あなたは、取って食べても良い人間?」 前言撤回、僕は残された全ての体力と全ての気力を脚力に変えて、その場から全 力で逃げ出した。 半場やけくそ気味に足の回転を速め、八百万の神々に片っ端から自らの無事を祈 りながら、暗い森の中を走り続けた、しかし、ふと僕は気が付いた。 先ほどの闇の主が追ってこないのである、撒いたとは欠片も考えられない、それ ほどまでに強大な力を相手から確かに感じたのだ。 見逃された? しかし、先ほど感じた死臭の数は絶望的なほどに容赦の無い有様 だった、僕だけが見逃されるとは考えにくい……それでは一体? 数刻後、気が付けば僕は元の場所へと戻ってきていた、住処としている庵にでは なく死臭漂う常闇の元へと。 「酷いわね、急に逃げ出すだなんて」 「あんな事を言われれば逃げ出すのは当然だと思うのだけれど……」 酷い、と言いながらも欠片も傷ついていないような声に向けて、弱者として当然 の感想を返すと、先ほど来た時よりもさらに一歩、闇の中心へと向けて足を踏み入 れる。 そうして、ようやく僕は声の主の姿を御目にかかることができた。 黒を基調とした洋服に、腰元までとどく絹のように艶やかな亜麻色の髪、聖女の ような微笑を浮かべた容貌は美しく、その肢体からは、えも知れぬ色香を漂わせて いる。 しかし、その姿は返り血と自らの流す血に汚れ、両腕は一見して名刀と判る二口 の太刀によって彼女の背後に佇む巨木へと縫い付けられていた。 「……その姿は?」 「そうね……聖者は十字架に磔られました、という風に見えるかしら?」 「どちらかというと、凶悪な悪魔が封じられました、という風に見えるね」 どうやら彼女は動くことが出来ないようだと安心した僕は、それでも慎重に距離 を取りつつ軽口を叩く。 「まあ、当たらずとも遠からずね、まったく忌々しいものだわ」 僕の推測は当たっていたようで、彼女はただ煩わしいといった様子で自らの両腕 を縫いとめる太刀を一瞥すると溜息をつく。 それでも、欠片も動揺した様子を見せないあたりは流石大妖という事なのだろう、 夜闇の中、目を凝らし周りを見回すと彼女を巨木へと封印したと思しき集団の成れ の果てが所狭しと散らばっているのが見てとれた。 「この国に着いて、やっと良い具合に襲い易そうな人間の集落を見つけたというの に、たった二、三人殺しただけで大勢に寄って集って追い回されたわ、この国は教 会もまだ少ないと聞いて穴場だと思っていたのに……」 「それは、まあ災難でしたね……」 主に襲われた人間と殺された退魔の者が、とは流石に自重して言わなかった。 その所為か、僕が彼女の境遇に賛同する者だと認識されてしまった様で、彼女の 故郷に存在する退魔師の集団(?)に対する文句や最近の人間の襲い難さなどの愚 痴を延々と聞かされる羽目になった。 長い間、彼女の話を右耳から左耳へと聞き流していると、やがて夜は明け始め、 世界が白み始める。 時間は有限であり、明けない夜は無いのである、それに気がついた彼女はという と、先ほどまでの勢いはどこへやら、急にしおらしくなると視線を地面へと落とし た。 「太陽は嫌いなのよ……この変な形の剣の所為で常闇の能力も使えないし」 その一言で僕は合点が着いた、先ほどの、というには些か時間が立ち過ぎた間が あるが、とにかく昨日の昼間に突如真夜中の如き闇が訪れたのは彼女の能力による ものだったのだ。 思うに、その能力を使用して闇に乗じて人間の里を襲おうとしたのだろうが、し かし突然昼が夜へと変われば誰だって不審に思うし、直ぐに妖怪の仕業と思い至る であろう、退魔の者たちが挙って押し寄せるのも無理は無い。 納得のいかない様子でションボリと頭を垂れる、この強大な力をもつ割に迂闊な 性格の大妖の姿に、どうやら僕は珍しく同情をしてしまったようだった。 「良ければその太刀を抜いてあげようか?」 「……本当に?」 僕の一言に顔を上げ期待に目を輝かせる彼女……こんな単純な相手に恐怖に怯え ていた過去の自分が馬鹿みたいに感じてしまう。 しかし、仮にも彼女は大妖、実力も凶悪さも折り紙つきなのは周りに散らばる肉 片を見れば周知の事実、油断して直ぐに開放するわけには行かないのだ。 「もちろん、ただでとは言わないよ……そうだね、まずは貴女が自由になった後の 僕の命の保障を誓ってもらおうか、太刀を抜いた瞬間襲い掛かられるのは御免だか らね、もちろんこの誓いはただの口約束じゃない、儀式に則った魔術的な誓約だ」 「わかったわ、私は自由になってもあなたのことは襲わない……肉が少なくて食べ 難そうだしね」 最後に呟かれた一言に何故か微妙に釈然としないものを感じながらも僕は安堵を 感じていた。 「それともう一つ、まぁ、これは君に断ることでは無いとは思うのだけれど……そ の君を封じている太刀、それは僕が貰う」 その言葉に、彼女は美しい容貌を歪めて唸りはじめる……やはり、僕が危惧して いたように彼女は自由になれば、腹いせに太刀を破壊するつもりだった様だ。 しかし、道具には罪は無いのである、折角の名刀をこんな事で失うのも馬鹿々し いし、何よりも、こんな事に半日以上も付き合わされた僕に対して少しぐらい御褒 美がないと割に合わないのだ、ここは譲れないのである。 うーうーと暫く唸っていた彼女は、しかし僕の意思が固いと悟ると不承不承に頷 いた。 「……仕方が無いわね、その剣はあなたにあげるわ、本当に癪に障るのだけれど」 その言葉を確認した僕は彼女の側へ慎重に近づき恐る恐る太刀を掴む、やはりこ の太刀は類まれなき名刀だ、銘は無いようだが幾多もの妖を屠ってきた為か既に妖 刀の域へと達している、それが二口、思わず口元が綻びそうになる。 そんな僕の様子に気付いた彼女からの無言の殺気に慌てて太刀を掴んだ腕に力を 込める、その瞬間、思いの外簡単に彼女の腕から刃が抜ける、もう片方の太刀も力 を込めると拍子抜けするぐらい簡単に抜けた。 「はい、抜けたよ……調子はどうだい?」 彼女は太刀の刺さっていた箇所を擦りながら少し考えた後に言った。 「まだダメね……その剣の所為で力が上手く出せないわ、どこか日の当たらない安 全な場所で力を蓄えないと、あなた……そんな場所を知らないかしら?」 その言葉に一瞬、住処である森の入口の庵を思い浮かべたが、直ぐにその結論を 取り消した、彼女のような大妖と一時とはいえ一緒に住むなどと考えられない、表 情に出さないように否定の言葉を出そうとするが、そんな僕の言葉を遮るように彼 女は得心したように頷くと。 「どうやら、当てがあるみたいね、すぐに案内しなさい」 と、当たり前のように命令を下した。 「まさか君は心を読む事も出来るのか……?」 心を見透かされた僕は当然のように驚きの声を上げるが、しかし彼女は何が楽し いのかケタケタと笑いながら。 「まさか、あなたの瞳が口以上にモノを言っているだけよ」 そう言って、パチリと器用に片目を瞑って見せるのだった。 ■ それからというもの、僕と彼女の共同生活が始まった。 とはいえ、今までの独り暮らしと何が変わるものでもなく、人知れず独りで生き ていたのが、人知れず二人で生きていくようになっただけであった。 昼間の明るいうちは室内の隅で日の光から隠れるようにして過し、夜になると窓 から見える月を見て酒を嗜む。 ランプの光は彼女が眩しいと言うので、以前の様に本を読む機会は少なくなった がそれ以外は概ね以前と変わらない生活が続く。 ある時に、彼女の名前をまだ知らない事に気がついた僕は彼女に名を尋ねた。 「名を名乗るのは良いのだけれどあなたの名前を私はまだ聞いていないわ、一方的 に聞くのはフェアじゃないでしょう?」 そう返されてしまい僕は狼狽してしまった、確かに他人に名前を聞くのに自分の 名を明かさないのは不義理であろう、しかし……。 「すまない、僕には名前は無いんだ」 そう、当時の僕には名前というものが無かった、もともと親が名付けなかったと いうのもあるが、自分で自分の名を付けるという行為が、自らの存在の意味を決定 付けてしまう事が何故か怖かったのである。 「そう、なら私も名前を持っていないわ」 僕の内情を知ってか知らずか、彼女はそう言うとつまらなそうに僕から視線を離 した。 またある時には、彼女の方から僕に話しかけてくる事があった。 「あなたの匂いは変わっているわね」 「風呂には毎日入っている筈だけど?」 体臭がキツイのだろうかと首を捻りながら自身の体の臭いを嗅ぐ僕の様子に、彼 女はケラケラと笑う。 「違うわ、あなたからは美味しそうな匂いと不味そうな臭いが混ざった様な妙な香 りがするの」 何だそれはと思いながらも、何となしに思いついた事を僕は答えた。 「ぼくは半妖だからね、きっとその所為だろう」 だから食べてもきっと美味しくないよと冗談交じりに言うと、彼女は何故か不満 げな様子だった。 「それ、初めて聞いたわ」 「今日、初めて聞かれたからね……」 当時の僕には彼女の不満の意味が判らなかったために、そう答える事しか出来な かったのだが。 後になって、もしかしたらいつか僕の事を食べようと各策していたのかも知れな いと思い至り、出会った時に誓約を科したのは正解だったと胸を撫で下ろしたもの である。 そんな何気ない日常は、しかしいつまでも続く事は無かった。 彼女はある日、僕の庵から姿を消したのである。 ただし別に彼女と喧嘩別れをしたという訳ではなく、何か離別の要因となる事件 が起きたという訳でもない。 ある月のない夜、彼女は既に特等席となりつつあった部屋の最奥の暗がりから立 ち上がると僕に外出の意を伝えて庵の外へと出て行ったのである、その頃になると 彼女の力も戻りつつあった様で、よく外出するようになっていた為、僕も特に気に する事も無く彼女を見送った。 それから十数日、幾ら待てども戻らない彼女に徐々に不安に駆られた僕は、外へ 出ると彼女の姿を探して走り回った。 少しでも彼女の足取りが掴めないかと庵の周辺を隈なく探した、遠い妖怪の山へ まで出向いて居ない彼女の姿を追いかけた、苦手だった人里へと赴き人間たちに彼 女の事を聞いて回った、幻想郷のありとあらゆる場所を尋ね歩き、終には探す場所 が無くなった。 そして最後に、僕は意識的に遠ざけていた場所、初めて彼女と出会った想い出の 場所へと赴いていた。 しかし既に彼女と出会った当初の痕跡は全て無くなっていた。 妖怪か獣にでも食べられたのだろう、あれだけ散らばっていた人間の肉片は綺麗 に消えていた。 そこらかしこに存在した血痕も長い風雨によって流されていた。 彼女が繋ぎ止められていた巨木の傷は、この森特有の強い生命力によって既に塞 がっていた。 こうして僕は、彼女が完全に僕の側から居なくなったのだと理解した。 その後、僕は自身がどのような行為をとったのかを思い出すことが出来ない。 急に姿を消した彼女に対して怒りを覚え、姿の見えぬ相手へと罵倒したのだろう か。 もしくは、彼女が居なくなった寂しさに耐え切れずに涙を流し声をあげて泣いた のだろうか。 それとも、ただ元の生活に戻るだけだと、平然と気を取り直すことが出来たのだ ろうか。 そして、未だに判らない事が一つ、彼女は何故に姿を消したのか。 僕との生活に嫌気がさした? 力が戻り僕の元に居る必要が無くなったから? それとも外出の折に、何か……そう、例えば強力な力を持つ人間、博麗の巫女な どによる妖怪狩りにでも……。 いや、止そう……当時の僕が何を想い、彼女にどんな理由があったにせよ、結局 のところ彼女が僕の元から居なくなり、そして戻ってくる事が無かったという事実 があるだけなのだ。 そして、それは、あれから何年たったのかも判らない、遠い遠い遥か過去の古い 想い出の出来事なのだ。 記憶は翳り、夢に見ることでしか思い出すことのできない擦り切れた想い。 この夜が明ければ、この疑問も彼女への想いも僕は忘れてしまうのだろう。 ああ、瞼の向こうで、太陽が上る気配を感じる。 あと少し、もう少しだけ待ってくれと天を照らす神へと祈りながら、僕は完全に 日が昇りきるまで古い記憶にまどろみ続けた。 ■ 日の照らす午後、汗を拭き、変わらない世界に目を細める。 燦々と降り注ぐ強烈な光に、全くの翳りが無い事に苦渋を噛み締め。 陽光の中、店を壊した少女たちの姿を思いながら、何度目かの悪態をつく。 ありのまま起こった事を話そうか……。 惰眠を貪り、昼まで眠りこけていたら何故だか店が半壊していた。 何を言っているのか判らないと思うが、僕も何が起こったのか判らなかった。 頭がおかしくなりそうだ、『すまん』だとか『修理代はツケでお願い』だとか そんなチャチな書置き如きで許せる事では断じてない。 いまだ嘗てない憤りの片鱗に身を震わせながらも、僕は工具を手に修理を再開す る。 流れ落ちる汗に苛立ちを募らせながら、斜めに歪んだ『香霖堂』と書かれた看板 を修復していく。 数刻かけて何とか元の姿に戻すことが出来た店(の一部)の出来に、自画自賛し つつ休憩を入れようと腰を下ろしたその時、僕は妙なものに気がついた。 空中をふよふよと浮かぶ黒い点、それは次第に大きくなってくる。 どうやら、黒い球状の何者かがこちらに向かってくるようだ。 店がこんな状態の挙句に厄介事は勘弁して欲しいのだが、きっとその祈りは通じ まい、現実とは得てして残酷なものなのである。 そんな事を考えていると案の定、黒い球は店の近くまで飛んでくると。 ゴンッ という鈍い音をたてて『修理したばかりの看板』にぶつかった。 そして、そのまま地面へと落下、衝撃で外れた『修理したばかりの看板』の下敷 きとなり 「あ痛たぁ……ふぎゅっ」という何やら可愛らしい声をあげて沈黙した。 さて、どうやら、あの謎の黒い球は妖怪の一種のようだ。 一瞬だが言葉を発していた事から考えて、いくらかの知恵もあるようだ。 大方、身体の周りに闇を発生させる能力を使っていたためにあのような姿だった のだろう。 しかし、その所為で前方が見えずに店にぶつかったというのは間が抜けていると しか言いようがないが、僕の大事な店を壊したのだ、責任を持って修理をしてもら わなければなるまい。 どうやって口車に乗せ、いや説得してやろう……そんな事を考えながら、未だに 看板の下敷きになってジタバタともがいている亜麻色の髪を持つ少女を助け出すた め僕は重い腰を上げた。 ■ 「あ~、もう酷い目にあったわ、あら……あんた誰?」 「ようこそ香霖堂へ、僕は森近霖之助という古道具屋を営んでいる者だ、君は?」 「私はルーミア……ねえ、あんた昔に会ったことなかったっけ?」 「いや、無いと思うが……まあ、それより君に少し重要な話があるんだが」 「そうなのかー」 裏へ