約 517 件
https://w.atwiki.jp/mayshared/pages/708.html
怪物記 第七話 ・・・・・・ 別れ谷――女王蜘蛛の居室 私が扉の前に立つと自然にその扉は開いた。 無論自動ドアではないが、この扉も壁や通路と同じで糸で出来ているので操作する仕掛けがあり、恐らくは設置された罠と同じ技術で作られているのだろう。人に人の技術があるように、ラルヴァにもラルヴァの技術がある。この城の仕掛けもその一つだ。 「待っておったよ、学者」 私が入室すると、部屋の奥に敷かれた座敷の方から声をかけられた。 そこに座っていたのは一人の童女。 一筋だけが白くなった長く美しい黒髪。 鮮やかだが名称不明な色彩の糸で織られた着物。 着物に包まれているが、胎内に宿した命によって膨らんだ腹部。 魅せられるような美貌。 そして、人間とは異なる空気を纏っている。 そう、彼女は正しく人外だった。 彼女の名は女王蜘蛛。 蜘蛛型ラルヴァの王であり この別れ谷の城の所有者であり 齢千年を数える怪物であり もうすぐ死ぬ運命にある女性だった。 ・・・・・・ ・OTHER SIDE 別れ谷――突入部隊。 東西南北の戦いが終結した頃、突入部隊は別れ谷の城の中枢近くを進んでいた。 これまでに幾度となく襲ってきた蜘蛛型ラルヴァの姿も見えなくなって久しい。 どうやら城内のラルヴァのほとんどは駆逐し終えたようだ。 「順調なのはいいんだがちょいと聞きたいことがあるぜ」 入り口から中枢への道程も半ばを過ぎたころ、龍河が春奈に質問する。 「女王蜘蛛ってのはどんなラルヴァなんだ? モバイルに入ってる情報だけじゃよくわからねえんだが」 龍河の問いに他の学生のメンバーも「俺もそれは聞きたかった」「そういえば知らなかったなぁ」「ボンテージファッションの悪の女幹部みたいなの? 燃えるわね。ていうか萌えるわね」「流石にそれはないんじゃ……」と反応する。 「もう襲ってくる敵もないみたいだし、今のうちに少し説明しておこうかな」 春奈はメンバーの視覚情報に一体のラルヴァの姿を映し出す、といってもそれはシルエットだった。シルエットの隣にはデミヒューマン中級Sノ1とカテゴリー及び等級が書かれている。そのシルエットに那美が補足説明を加える。 「今回の事件で危険度は改正されるだろうけど概要はこのとおり。女王蜘蛛が最初に確認されたのは今からざっと千年前、平安時代ね。その頃は女王蜘蛛とは呼ばれていなかったけど、美女の姿をした蜘蛛に化ける妖怪と言われてたみたいね」 「蜘蛛に化けるってことは人間の姿がメインってことですか?」 「そう。だからカテゴリーデミヒューマン。まぁ、それだけならただのどこにでもいるラルヴァだけど女王蜘蛛には一つの特徴があった。他のラルヴァを食べることで力を増す、って特徴がね」 「血や魂源力を吸って強くなるラルヴァかー。でもそれって珍しい能力じゃないですね。半ばあって当然みたいな能力じゃないですか?」 「女王蜘蛛は即物的なパワーアップを選ばなかったのよ」 「……どういうことだ?」 「捕食して魂源力を集めてもそれをすぐ強くなるためには使わず、自分の心臓の中に二百年間溜め込み続け、凝縮させて魂源力の核にする。その心臓を子供に食べさせるのよ。自分の知識と意思が詰まった脳髄も一緒にね」 「…………」 その光景を想像し、何人かが胸に吐き気を覚えた。 「二百年かけて凝縮された魂源力の核は通常のパワーアップとは桁違いのパワーアップを女王蜘蛛に齎した。そうして生まれた子供はまた二百年かけて核を造り、自らの子供に知識と共に食べさせる。こうして段々と、爆発的に強くなる。 三度目の儀式を終えた頃、その子供は溜め込んだ力と知識でこの国の蜘蛛型ラルヴァの頂点に立って女王蜘蛛と呼ばれるようになった。この先にいるのはそこから更に一段階パワーアップした女王蜘蛛。儀式を終えていたら二段階ね」 千年の力。千年の知識。はたしてどれ程のものか。 メンバーは戦慄や緊張、そして疑問を覚えた。 「よくそんなに詳しいデータがありましたね。どこかの異能力者組織の文献か何かですか?」 「それもあるけれど、何十年か前に女王蜘蛛がここにやって来た異能力者に語って聞かせたらしいわ。その異能力者は無事に帰されたそうよ。そんなこともあって女王蜘蛛は人間に友好的って話だったんだけど」 「友好的な姿勢は今回の儀式のためのカモフラージュだったんですか?」 「さぁ? 初めからそのつもりだったのか、心変わりでもしたのか。知る由もないわね。ただカモフラージュだった場合は……」 それもまた千年の内の研鑽した知謀によるもの。時を重ねた蜘蛛の女王の恐ろしさの一つだ、と那美は考えた。 「女王蜘蛛は子供を産み、継承するその生態から選外になっているけど支配力、戦闘力共にワンオフ級のラルヴァです。戦えばこのメンバーでも勝率は五割を切ります。ましてやここは相手の城、奇襲や罠を無力化できていても何が起きるかわかりません」 「でも勝つ手段はあるんだろ、せんせーさん」 「内緒です♪」 『いくつか手は考えてあるので説明しますね』 口と仕草ではとぼけつつ、春奈は作戦内容が女王蜘蛛に伝わらぬようテレパシーで伝える。 相手はワンオフ級、グルジオラスやギガントマキアと同等の怪物。用心するに越したことはない。 『……っと、以上が女王蜘蛛対策の概要です。何か質問は?』 質問はない。これで後は女王蜘蛛との戦いを残すのみ。 しかし、春奈には生徒達に伝えていないある疑問があった。 『春奈先生、少しいい?』 『何ですか那美さん?』 『ちょっと相談。私とあなたの間だけでホットライン繋いでくれない?』 『あ、はい。……テレパシー限定しました。それで相談ってなんですか?』 『ちょっと気になることがあるんだけど、生徒には言いづらいことだから私達だけで話そうと思って』 『あたしもです。ずっと考えてたことがあって、それは……』 『『女王蜘蛛はどうして人間をさらったのか』』 答えが火を見るより明らかでありすぎたがために、多くにとっては疑問にすら浮かばなかったこと。蜘蛛型の大半は人を食らう。人類にとってわかりやすい外敵の一つであり、これまで友好的であっても女王蜘蛛は蜘蛛の王であった。 折しも事件の発生した時期は二百年に一度の産卵の儀式に重なっていたゆえに、儀式のために人間を大量に攫ったと考えるのが最も自然な考えだった。自然すぎてそれ以外の可能性が皆無となるほどに。 しかし、女王蜘蛛の食糧は人間ではなく他のラルヴァであり、人を食ったことはない。 それが一度疑問として湧き出れば、他の可能性も自然と浮かんでくる。彼女はそのことも考えながら戦いの指揮をしていた。 『これまでに女王蜘蛛がこんなに大勢の人間を誘拐したなんて前例は文献のどこにも書かれていない……』 『書かれていたら危険度の等級は最初から4だったろうしね』 『ひょっとしてこの事件の犯人は女王蜘蛛じゃないんじゃないか……とすら考えました』 『それはないわよ。誘拐の際に多数の蜘蛛型ラルヴァが確認されているし、東西南北、それに上空までも完全な防衛態勢で待ち構えていたんだからこの別れ谷に棲む女王蜘蛛が事件を起こしたのは疑いようがないわね。他にこの国で蜘蛛型ラルヴァにあれだけのことを命令できるのはラルヴァにも人間にもいないのだから女王蜘蛛が犯人であることは間違いないけど、目的には別の可能性がありそうね」 『目的?』 『今のところ誘拐事件の目的には四つの可能性があるわ。 一つ目。今までも儀式に人間は必要だったけど人間側が気づいてなかった。 二つ目。今回の儀式から急遽必要になった。 三つ目。儀式とは別の理由で必要になった。 四つ目。……第三者の介入』 『なんだかきな臭くなってきましたね。……あたし達はこのまま進んでいいんでしょうか?』 『指揮官がうろたえちゃいけないってのは私よりあなたの方が知ってるでしょ。兎にも角にも今は万全を期して女王蜘蛛のところに辿りつく。何にしても町の住民は取り戻さなきゃならないし、住民が死んでいたら女王蜘蛛は倒さなきゃならないしね。 それにしても、こういうラルヴァ絡みで面倒なことになったときはあいつ任せだっていうのに肝心なときにいないってどういう了見なのかしらね、あの無職』 『神出鬼没な人ですから。もしかしたら単身この城の中に入り込んでいるかもしれませんよ』 『……もしもそうで産卵の儀式が見たいからなんて理由だったらあとでぶん殴るわ』 彼女らの予想は半分ほど当たっていた。 『まぁ、この場にいない奴のことを話しても仕方ないわね』 『……いないと言えばフリーランサーの方はどこに? いつの間にか姿が見えなくてあたしの能力にも応答がないんです。この城にはいるみたいですけど不通で……。そもそもあの人は誰なんですか?』 突入部隊最後の一人、フリーランサー。彼女だけは双葉学園の人間ではなかったし、春奈と面識がある人物でもなかった。そもそも突入部隊の選考の半分は那美によるもので、フリーランサーは彼女の選んだ面子だ。しかし。 『彼女を連れてきたのはミナだからよくわからないのよね、ミナにも繋いでもらえる?』 『はい』 殆どラグもなくテレパシー会話のネットワークにミナが加わる。 『なんですか那美?』 『あのフードとマスクであからさまに顔隠した怪しい女は何者だったの?』 『……古い知人ですね。突入部隊のメンバーに加えて欲しいと言われまして、理由も正当なものでしたし実力も申し分ないので了承しました。』 『ふぅん。それで、姿が見あたらないのはその理由に関係してる?』 『それもあるでしょうけど、私がつけた条件を何とかしているのかもしれませんね』 『条件?』 『私達は女王蜘蛛との戦いにかかりきりになるので、住民の方々を助ける手伝いをしてほしいと言ったんです』 別れ谷――入り口 「……どういうことだ? これも突入部隊の仕業か?」 別れ谷突入部隊の増援として駆けつけた西と南方面部隊の残存戦力は、別れ谷の入り口に近づいたところで奇妙な光景を目にした。 別れ谷の城の一部に大穴が開いているのである。 壁や通路、天井を巻き込み、「さあ邪魔な部分はどかしましたよ、これでいいですね、仕事は終わりましたよ」と言わんばかりの大雑把さで開けられ、それでいて穴の縁は以上に滑らかだった。 穴は道になるように続けて開けられていて、穴の奥には無数の白い塊が見える。それは蜘蛛の糸で作られた繭に閉じ込められ、蜘蛛の眠り毒で深い眠りについている町の住民達だった。 「撫子先輩、どうしましょう……」 「どうしたもこうしたも……。ああ、大の名前のことじゃないぞ?」 「わかってます」 「……コホン、何はともあれこうして目に見えるところに助けるべき住民達がいるならやることは一つだ。突入部隊の助勢が出来ないのは心苦しいが、彼らもこちらを優先して欲しいと思っているだろう」 「坂上さんの言うとおりですわね」 撫子の意見に甘利も賛同する。 「上空もじきに決着がつきそうですし、我々は住民の移送を最優先にしましょう。首魁を倒したら崩れる城など物語にも史実にもいくらでもありますし、そうなったら目も当てられませんわ」 「そういうことだ。それじゃあ崩れる前に運び出そう。特に肉体派の男衆は人の十倍は運べよ」 「はっはっは! 十倍どころか百倍だって軽いぜ!」 「さっきの戦闘で大分魂源力を消費したばかりだろう。調子に乗っていると変身が解けて崖から落ちるぞ」 「崖落ちは基本だ!」 「何の基本だ」 こうして、別れ谷に捕らわれた網里町の住民達は無事に救出された。 別れ谷――突入部隊 『よくわからないけど、とりあえずは大丈夫そうね』 『はい。ところで先ほどからお二人で何の話をなさっていたんですか?』 『ああ、ミナにも話しておいた方がいいかな?』 『はい。話しておきましょう』 春奈と那美はミナに自分達がこの事件について抱いた疑問のあらましを伝えた。それを聞いたミナは何事かを思い出し、自分の意見を述べる。 『もしも第三者が介入していたのだとしたら、その人物はラルヴァを操って人間と争わせたことになりますね。……そういうことをしそうな輩には覚えがあります』 「えっと、ミナ、さん? どうしたんですか、何か苦虫でも噛み潰したような顔してますけど」 ミナの傍を歩いていた伊万里が心配そうにミナを見る。 「顔に出ていましたか。申し訳ありません。少々……不快な生物の顔を思い出したもので」 そういう彼女の顔は表情こそ元に戻っていたが、目は笑っていなかった。 『ミナがそこまで嫌うなんて相当な奴みたいね、そいつ』 『那美も嫌いなタイプだと思いますよ。常に上から目線で人やラルヴァを掌の上で弄び、自分だけが利益を得るのが大好きな輩です』 『とりあえず殴りたいわ』 『同感です』 那美と春奈は、いまだ見ないその人物に対して強い憤慨を覚えた。どう考えても彼女らの最も嫌いなタイプの人格の持ち主だったからだ。 『あれが関与している可能性がある以上、このことは生徒達にも話すべきでは? 考えているとおりなら共倒れになりかねませんよ』 『……いえ、それはやめておきましょう』 疑問点について生徒と話せば、それは戦いを解決させる糸口になるかもしれない。だが同時に戦いの中での迷いに繋がるかもしれない。そして何かがあれば、例えば女王蜘蛛が最初に考えられていた通りの好戦的で残虐なラルヴァならその迷いは即座に生徒の死に繋がる。だから彼女は疑問について那美やミナとだけ話していた。少なくとも……生徒達が死ぬ可能性を増やすことにはならないからだ。 『それにまだどっちか確定ってわけでもないでしょ、ミナ。なにか話し合いの余地があるならそのとき考えればいいことよ』 『確かにそうですね。それでは那美、クラウディウス先生、私に一つ考えがあります。……私だけ単独で動くのはどうでしょうか?』 『でもそれは……』 『いいじゃない、私は賛成するわ。さっきも言ったけどもしも裏で笑ってる奴がいるならぶっ飛ばしてやりたいしね。それにミナなら不覚をとることもない』 ミナ。またの名を【ランページビーナス】 カテゴリーデミヒューマン、中級Aノ1 ワンオフ登録番号ⅩⅩⅩⅦ――【白い荒神】 人と共生して力の上限が落ちてはいても、彼女もまた超常の力を操る内の一体である。 『ええ、私なら大丈夫です。けれど那美、私がいなくてあなたは大丈夫ですか?』 『あはは、答えわかって聞いてるでしょ?』 『ええ』 『離れていたって私達は一緒よ、二人が死ぬまではね』 那美の言葉を聞いてミナは満足したように微笑み、突入部隊から離れて駆け出した。 「あ! ミナさん! ……あの、いいんですか?」 「はい。あたし達は先を急ぎましょう……もうすぐ女王蜘蛛の間のはずです」 突入部隊はこの作戦の終着点へと向かっていた。 別れ谷――??? 「荒神は別行動か……。やれやれ、もしかすると荒神に僕の関与がばれたかな。まずいね、僕と荒神は相性が悪い。昼ならなおさらだ」 その人物は、別れ谷の城中のどこかから突入部隊の姿を見ていた。彼の分身である『目』と『耳』が一つずつ、迷彩擬態を施されて彼女らを尾行しているからだ。 『目』と『耳』は彼女らに気づかれない。 殺意がないため『アウト・フラッグス』には感知されず、対ラルヴァのイージスシステムである『ザ・ダイアモンド』も高等なラルヴァが隠そうとしたものを見破りきることはできないからだ。 それは彼が非常に高等なラルヴァであるという証左に他ならない。 「さてさて、彼らはじきに女王蜘蛛のところへと辿りつく。この分だと丁度六代目が生まれた頃合での遭遇になるのかな。女王蜘蛛はどう出るか? 事情を説明するか? 子の延命を願うか? それとも……」 彼が言葉を区切ると、掌中に銀色に輝く物体が握られていた。 それはチェスの駒の一つ。 チェスで最強を誇る女王《クイーン》である。 「女王蜘蛛が誇り高く強いラルヴァなら、僕の考えている通りの行動をとるだろうね」 彼はチェスの駒を放り投げ、被っていたシルクハットをクルクルと指で回す。 「たしか人間側の指揮官は|金剛の皇女様《ダイアモンドプリンセス》と呼ばれているんだっけ? 女王と皇女。配下の戦いでは皇女の圧勝。けれど……女王が自ら戦場に出てきたらどうなるかな? 勝敗が一気に逆になることだって考えられるね。女王が盤上の駒を全て討つか、最後の一つが倒れる前に女王を討ち取るか。ああ、見ものだ、実に見ものだよ」 けれど、と彼は弄っていたシルクハットを被りなおす。 「僕には僕でしないといけないことがある。ギガントマキアはいなくなったし、この城の蜘蛛ももうあまり残ってないから目くらましが足りない。木を隠す森が無くなってしまった。おまけに荒神が僕を探しているとなると見つかってしまうかもしれないからね。そろそろ用件を片付けて帰るとしようか」 彼――シルクハットと燕尾服を着た少年は呟いて……城中の闇に溶けるように姿を消した。 ・・・・・・ 先刻まで続いていた爆発の音が上空を除いて聞こえなくなった。 「……どうやらこの城が落ちるようだな」 城内を防衛していたラルヴァもどうやら大半が倒されたようだ。しかし、これは仕方のないことだろう。蜘蛛型ラルヴァの殆どは単体、もしくは個々の種族ごとの狩猟に特化した種族。軍団戦闘など門外漢にも程がある。 何より、彼らのブレインである女王蜘蛛が指揮していない。 これでは統制の取れた人間との戦いに勝てるわけがない。 「そうじゃのう。百年近く過ごした城だが仕方あるまいな」 「恨み言は無いのか?」 「恨み言とは異なことを。妾が恨む筋合いなどない。むしろ妾が人に恨まれるべきであろうよ」 人によっては人間を虚仮にしていると取られるかもしれない発言だが、彼女は本心からそう言っている。微塵も自分の城を落とした人間を恨んではいないし、自らが恨まれるのも仕方のないことだと理解している。 「しかしそれは……」 「妾の病気を治すために配下の蜘蛛達が先走ったから、などというのは理由にならんよ」 この事件の真相を語ろう。 今代の女王蜘蛛は重い病に罹患していた。 このままでは次代の女王蜘蛛を生み、儀式を執り行えるかも怪しいほどの病。 部下の蜘蛛達はうろたえた。何か、自分達の主を助けるすべはないものか、と。 そこにあるラルヴァが現れてこう言った。 「人間を集め、その生き血を女王に飲ませればいい。そうすればきっと治るよ」 蜘蛛に対して高すぎた女王蜘蛛の人望と女王蜘蛛に心酔していた蜘蛛達。 ゆえに蜘蛛達は女王蜘蛛のために甘言を信じて独自に動き、麓の街の住民達を攫って女王蜘蛛に差し出した。 彼女は部下の蜘蛛達のしたことに嘆き悲しんだ。そしてそれが自分のためであるということも彼女を悲しませた。 彼女はすぐに住民達を返すつもりだったが時既に遅く、人間と蜘蛛達の間で戦端が開いてしまった。女王蜘蛛を護るために女王蜘蛛の制止を聞かず自らの意思で人間と戦う蜘蛛達と、攫われた人々を救うために蜘蛛と戦う人間達。 この事件は両者にとって不幸なことだ。笑っているのは……仕組んだ誰かくらいだろう。 何より、この事件が起きたのは彼女のせいではない。それでも彼女は「妾には責任がある。それは王の責任というものじゃ」と言った。 「そんなことより学者よ、妾の病の原因はわかったのか」 「……ああ」 私が蜘蛛に捕まりこの城に連れてこられた際に、女王蜘蛛は一目で私が一般人ではなく異能力者、そしてラルヴァの関係者であることに気づいた。それゆえに私は彼女にあることを頼まれた。それは彼女の身を蝕む病の正体を探ることだ。(余談だが、女王蜘蛛に私が関係者であると気づいた理由を尋ねると「強い怪物の匂いがしたので気になった」との答えが返ってきた。要は自宅に住み着いている助手の匂いが移ったせいである。いや、お陰と言うべきなのかもしれないが……) 私は学者だが、昔取った杵柄で多少は医者の真似事も出来る。女王蜘蛛ほど概形が人に近ければ病について調べることも不可能ではなかった。かくして私は彼女の病について調べ、その正体を割り出した。だが……。 「その身体を蝕んでいるのは……脳の病だ」 それは、彼女にとっては死刑宣告に近いものだった。 「思考や記憶に変調・欠陥が起きる種類ではないが、内臓の制御機能が死んでゆく病だ。はっきり言って、今もって意識があるのも、胎内の子が流産していないのも奇跡だ」 「奇跡は……胎の子が生まれるまで続くかのう?」 「出産までは保障しよう。しかし、儀式はやめておくべきだ。儀式で摂取した脳から子に感染する公算が高い」 だから、彼女はもう死ぬしかない。 女王蜘蛛は心臓を子に渡すことで力を、脳を子に渡すことで知識、そして意思を移す。つまり歴代の女王蜘蛛は身体こそは代わってきたが、千年前からずっと同じ意思で生きてきた。 しかし、それはもうできない。知識と意識の在り処である脳が助からないのだから。 「……仕方が、ないのう」 私が告げてしまった死の宣告に、彼女はふぅと溜息をつき……優しげな顔になる。 「ふふ……これまで身体を乗り換え、知識を蓄えながら千年生きてきたが……頃合じゃ」 膨らんだ腹を撫でるその仕草、その表情は……、 「妾ではなく娘に生命を譲ろう」 母親そのものだった。 「すまぬの学者。御主にとっては面倒なことに付き合わせてしまったのう。けれど妾には僥倖であったよ。部下達が捕らえてしまった人間の中に、我ら怪物について知る御主がいたお陰で、妾は自分の病について知ることができた。お陰で胎の子に爛れた脳をやらずに済んだ」 「礼を言われることじゃない」 「ふふ、それでも礼くらいはさせておくれ。御主は元々儀式を見に来たのであろう? 本来ならば、外部の者は決して立ち入らせぬが御主は特別じゃ。見てゆくがよい」 そう言って彼女は身重の体で立ち上がり、居室の奥にある扉と歩き出す。 「さぁ、儀式を始めるぞ」 「ク、ゥ……ハ、ァ……!」 薄暗い室内に少女――女王蜘蛛の苦悶の声が響く。 暗室の中央に置かれた寝台の上では女王蜘蛛が儀式を行っていた。 壁際には隙間無く並んだ蜘蛛型ラルヴァと、この場にいるただ一人の人間である私がいた。希望したのは私自身だが、場違いだったのではないかという気と緊張を覚える。これがラルヴァでなく人であったとしても、出産に立ち会うという行為はそういった感覚を男性に与えるものだ。 それにしても、資料では女王蜘蛛の儀式は産卵の儀式と書かれていた。しかしそれは大きな間違いだろう。彼女が産んでいるのは卵ではなかった。既に命を持って生まれてくる一個の生命だ。 やはり彼女は人に近い生き物だ。 それも多くの人よりも……誇りある生き物なのだろう。 「ア、ァ嗚呼ァ……!!」 彼女が一際大きな苦鳴をあげると、彼女の腹部の膨らみが減じる。間もなく、彼女の着物の裾の中から白い手、少女の手が現れた。 母の体液に塗れたその手は震えながら何かを探すように伸ばされ、やがて暗室の床を掴む。生まれようとする少女は震える手に力を込め、這いずる。 少しずつ、少しずつ少女の身体は母の胎内から外界へと出で、やがて全身が外界の大気にさらされた。体液に塗れたその身体はもう母とは繋がっていない。胎生であっても人とは違うのか臍の緒もない。 生まれ、既に確固たる一個の生命として存在する少女。少女は生まれたばかりだというのに、両手と両足をつき、立ち上がろうとする。少女は慣れない外界に全身で適応しようと苦闘しながら、何度もよろめきながら……立ちあがった。 少女が生まれたことを祝して周囲を囲んでいた蜘蛛が糸を吐く。最初に白い糸が吐かれ、少女の身体に付着した体液を拭う。次いで虹の七色よりも多い様々な色の糸が彼女に向けて放たれる。糸は空中で機織られ、繕われて極彩色の衣装を織り成す。彼女は世にも美しい着物を羽織っていた。 次代の女王蜘蛛がこの世界に生まれたのだ。 長い黒髪を揺らし、豪奢な着物を身につけた少女の姿は正に姫……いや、女王と言うべきか。 「…………」 生まれて初めて立ち、衣服を纏った彼女は重力の感覚にふらつきながら立ち上がったことで目線があった私の顔を見ている。私もまた彼女を見返す。立ち上がった彼女の背格好は十になるかならないかの子供のそれだった。 童女の姿であった親の女王蜘蛛から生まれるには大きいように思えるが、それは女王蜘蛛もラルヴァなのだから然るべき人との相違点と言えるだろう。というよりも、生まれてすぐに代替わりする女王蜘蛛の生態からいってある程度は成長して生まれるのは当然なのだとも言えた。 「間に合った……かのう」 子を産んだばかりの女王蜘蛛が荒く息を吐きながら、我が子を見る。 「ああ」 「ふふふ、御主の云うたとおりであったな。この身の奇跡は子が生まれるまで続いてくれた」 女王蜘蛛は全身に汗を浮かべ、憔悴している。病のこともある、彼女の寿命はもう尽きる間際なのだろう。あと一日もつかどうかだ。 「のう、心臓は……子に渡しても大丈夫かの?」 心臓――女王蜘蛛が二百年かけて生成した魂源力核の在り処。脳と違い、そちらは何の病にも感染していない。 「問題ない」 「そうか、ならばこれも子に譲ろう」 「しかし……」 心臓を渡せば、ただでさえあまりにも短い彼女の寿命はもう欠片ほども残らない。 それに核は女王蜘蛛が生態として生来持っていた力ではなく彼女がある意味では儀式的に造ったもの。ゆえに子に与えても脳髄の知識がなければ使えない。暗証番号を紛失した金庫のようなものだ。 そのために寿命を縮めるくらいならば、せめて今日だけは子と共に生きてもいいのではないだろうか? 「人の親は、子に何を遺す?」 私の心中を察したのか、女王蜘蛛は私に問いかける。 「妾はこれまで何度か子を産んできたが、それは全て妾であった。されど、今度の子は妾ではない。この子自身じゃ。子には一つでも多く遺してやりたい……ああ」 彼女は何かを思い出し、残念そうに俯く。 「この子の名を考える時間がないのう」 「ならせめてそれまでは……」 「ふふふ、どちらにしろ考える時間はない。……おいで、娘よ」 手招きされて少女が女王蜘蛛に慣れない足取りでゆっくりと歩み寄る。 少女が手に届くところまで近づくと、女王蜘蛛は自身の薄い胸にそっと指を伸ばし……胸の内へと刺し込んだ。 口の端から血を流しながら女王蜘蛛は静かに指を引き出す。 彼女の手の中に在ったのは心臓ではなかった。 それは一個の宝石。血のように紅く、沈む夕日のように美しい結晶だった。 彼女は自分の血に濡れた結晶を少女の口元へと運び、少女はそれを飲み込む。 その光景に私は昔読んだ図鑑の一節を思い出した。 蜘蛛という生き物は子が生まれたときに自らを餌として子に与える。 その行為は自らの血肉を与え……、子に外界で暮らす力を与えるための儀式なのだ。 それだけが、蜘蛛が子にしてやれる唯一のことだから。 「…………」 少女は結晶を飲み込むと眠りに落ちるように瞼を閉じて、母の胸へと倒れ込んだ。 「その子は?」 「心配は要らぬよ。核を身体に取り込むには少々眠りにつかねばならん。ふふふ、本来ならば脳髄が先であるゆえ妾は子の寝顔を見ることが出来なんだが……なんとも愛らしく、可愛らしいものよ」 彼女は腕の中で眠る娘の髪を手櫛で梳く。 名残を惜しむように、ゆっくりと娘の髪を梳く。 何度か梳いたあと、彼女は娘の髪から手を離し、娘を寝台の上に寝かせる。 「さて、妾はそろそろ逝くかの」 彼女は寝台からおり、娘がそうであったようにふらつきながら歩く。 脳の病、出産、心臓の摘出。どれ一つとってもまともに動けるはずがない体で。 「……その体でどこへ?」 「この城に来ておる人の兵《つわもの》らのところへ」 それは即ち、双葉学園の突入部隊のことだが、なぜ彼女らのもとへ? 「この戦もじきに終わる。妾は役目を果たさねばならん」 「役目? しかしそれは……」 「妾の母としての役目、生命としての役目は果たした。しかしの、まだ王としての役目が残っておる。この戦を終わらせるには王である妾が討ち取られねばなるまい」 「……話し合いでは終わらないのか?」 「ふふ、尋ねる御主もそれは無理だと理解しておろう?」 「…………」 彼女の言うとおり、もう話し合いでは終わるとは私自身でさえ殆ど信じていない。 先の町への襲撃や今回の戦闘で人間側に死傷者が出た。それに蜘蛛達もほぼ全滅した。もう事態は彼女の死なくしては収まらない。何より……。 私と彼女は寝台に眠る娘を見やる。 「首魁である妾が討ち取られねば、責を負うのは次代であるこの子になる。それだけは避けたい。……えご、と言うのだったか」 王としての役目、そして娘のために余命いくばくもない彼女は娘を残して死地に赴く、そう言っている。 「それに……ふふ、怪物としての願望じゃな。妾も千年生き、戦ってきた怪物の一柱。最後に人の強き子と死力を尽くして戦いたいと思うのよ。妾もまた、他者と争う宿命にある生命――蜘蛛であるからな」 そう言って彼女は不敵な笑みを浮かべた。 しかしそれは嘘だろう。今の言葉は真実を知る私が背負うことになる後ろめたさを減じるために彼女が言ってくれた嘘に過ぎない。そういう人物であることは、この三日間で話してよくわかっている。 「貴女が生きる道はないのか? せめて、この子が目を覚ますまでは……」 「ふふふ、学者よ。生きる道と言うが、妾はもう死んでおるよ。女王蜘蛛の生の終わりは子を産んだときじゃ。故に生きるも死ぬも過ぎしもの。あとは最後の役目を果たして朽ちるのみ」 彼女は潔かった。 高潔であり美しかった。 美しいなどと……何かに対して思ったのは、何度目だろう。 「そうだ、学者よ。まだ名を聞いておらなかったな。何と申す?」 「語来灰児」 「語らい、それに白でも黒でもなく灰色か……奇縁な名前よな。この三日間、御主と話すのは楽しかった。あと百年若ければ婿に欲しかったわ」 先刻の不敵さとは異なる笑みを浮かべて、彼女は暗室を出てゆく。 「娘を頼む。それと……名は御主がつけておくれ」 それが、彼女の最後の頼みだった。 女王蜘蛛が去ると壁際に控えていた蜘蛛もいなくなり、残されたのは私とまだ名前のない少女だけとなった。 「このままここにいるわけには……いかないだろうな」 突入部隊と遭遇したときに何と弁明すればいいのか。私一人ならまだしもこの子がいる上手い言い訳が思い浮かばない。 「まずは見つからないようにここを脱出するのが先決か」 少女は寝台で眠ったまま目覚める様子がなかったため、私は彼女を背負ってここを出ることにした。 「っ……」 しかしいざ背負ってみると少女とはいえ重みがあり、体勢を崩しかけてしまう。なんとか体勢を立て直すも、少女の重みは私の背にのしかかる。 「そういえば【死出蛍】の事件のときは私が背負われる側だったな……」 誰かを背負うとはこうも重いものだったのか。そんなことを考えながら私は城の外へと歩き始めた。 ・・・・・・ ・OTHER SIDE 別れ谷――中枢『大広間』 大広間は城の中心とも言える位置にあった。 一般の学校と比べても幾分広い双葉学園の体育館と同程度の広さをもつこの部屋は人に似た嗜好をもった蜘蛛型ラルヴァが大規模な宴席のために設計したものであった。しかし、城の主である女王蜘蛛は『大仰に食事する』行為である宴を好まなかったため、今まで使われることがなかった。 そうして建てられてからこれまで使われることのなかった大広間は、人間と蜘蛛の最後の決闘の舞台として初めて使われようとしていた。 女王蜘蛛は大広間に立ち、やってくる人間達を待っている。 城内に張り巡らせた糸で彼らの動向と実力は把握している。女王蜘蛛を防衛していた蜘蛛の軍団を倒し、ここまでやって来たことからも人間の異能力者の中でも強い部類だということも理解している。 女王蜘蛛は考える。 この戦いを終わらせるためには討たれねばならない。しかし、容易く討たれれば影武者ではないかと疑われることもありうる。事実、核を娘に譲り渡した女王蜘蛛は影武者のようなものだ。ゆえに女王蜘蛛はわざと負けることは出来ないし、全力で戦わねばならない。 (どちらにせよ、ああなってしまえば手加減など殆どできはせぬがな) だが、病と出産によって体力を消耗し、心臓を摘出した女王蜘蛛にとってそれは負担が大きい。特に心臓を失ったことが痛手だった。心臓という機関自体は糸で造った人工心臓で代用できているが、心臓の中に在った魂源力核は代用できない。 今の女王蜘蛛は自らの力を支えていた魂源力がない。身体に残っている魂源力を限界まで振り絞って戦うことになるが、それとて長くはもたないだろう。女王蜘蛛が病死する前に人間達が倒してくれるかは賭けだった。 「いずれにせよ、この戦を終わらせられるかは人の手にかかっておるか……では、出迎えるとするかの」 そう呟き、女王蜘蛛は変容する。 腰までの長さだった黒髪が伸び、床を這い、それでもなお広がっていく。 女王蜘蛛が自らの髪を梳くと、髪は意思があるかのように蠢き女王蜘蛛の全身を覆い隠す。そして、瞬く間に女王蜘蛛の姿はまるで違うモノへと変化していた。 黒い毛で覆われた八本の脚。 一つの眼球もない頭部。 頭胸部、腹部に分かれた独特の体節。 何よりも、戦車に倍する巨躯。 曰く、女王蜘蛛は美女の姿をした蜘蛛に化ける妖怪である。そう伝えられていたように黒き大蜘蛛の姿こそが女王蜘蛛の戦装束であり、死装束でもあった。 (……ふふふ) 大蜘蛛に変容し、女王蜘蛛は己の血が昂ぶるのを感じた。 暗室での蜘蛛のラルヴァとしての言葉は灰児のための嘘であったが、あるいはそうではなかったのかもしれない。王としての責務。死が確定している僅かな寿命。けれど、確かに一個のラルヴァとして生涯最後の戦いが……楽しみだった。 「では……死合うとしよう、人間よ」 彼女の宣言と時を同じくして、大広間の扉は開かれた。 少女を背負って暗室を出てから二十分ほどが経過した。まだ城の外へは出れていない。 三日の間この城の中で過ごしていたが、それでも内部を把握し切れてはいないために若干迷っている。それ以前にこの城は巨大すぎる。蜘蛛の防衛があったとはいえ突入部隊が女王蜘蛛に辿りつくまで数時間かかったのも納得というものだ。 今頃、彼女らは戦っているのだろうか。 ……考えたところで仕方はない。今の私がすべきことは一刻も早くこの城から抜け出すことだ。それも、双葉学園の学生達に見つからないように。 「やれやれ、どうしてそんな真似をしなければならないんだ?」 などと言葉にするまでもなく、私の背中の少女が理由だった。 私一人ならば早々にモバイルで連絡を入れるなりして救助を待つことも可能ではあるが、この少女がいる以上そうもいかない。だから私は少女を背負い、歩いてこの地から離れねばならなかった。 それは一人のときと比べ遥かに重い労苦となるだろう。 けれど、 「頼まれてしまったのだから仕方ない、か」 私はこういうことが似合う人間でもないが、それでも私の手でやらねばならないことだとは理解できる。 なんだ、自問自答するまでもなかったか。 結局のところ、私は少女の重みを背負って歩いていくしかないということだ。 「さて、あとどれくらい歩けばここから出れるのか。あまり遅くなると後発の部隊に見つかってしまう」 「アハハハハ。君がそんなことを心配する必要はこれっぽっちもないんだよ、カタライハイジ君」 不意に聞こえたソプラノの声に振り返る。 今しがた通り過ぎたばかりの通路の暗がりに、一人の少年が立っていた。 見た目の年齢に相応でないシルクハットと燕尾服を身につけ、女王蜘蛛とは別種な人外の気配を纏っている。 ただそれだけの特徴で、私はすぐにその少年が何であるか理解できた。 「なるほど。なるほど。なるほど……」 それの正体を知ると共に私は理解し、確信した。 「お前がこの事件の真犯人か、【ナイトヘッド】」 四番目の ワンオフ は私の問い掛けに天使を騙る悪魔のような笑いを返した。
https://w.atwiki.jp/sinoalice_kousatu/pages/58.html
ウェポンストーリー 実装時期 none/ none/ none/ none/虹の聖弓 精霊奉葬SS1点確定ガチャ none/太陽の銃 特化43 none/厳格の響弓 SS1点確定PickUpガチャ none/宝海の覇者 猛狼と雅熊 none/水月の静弓 魔晶石購入 none/開戦華の弾丸 純真ノ花束 none/不義の法螺吹き銃 正義の楽隊 none/微風の精霊弩 特化42 none/猛獣の怨念 魔晶石購入 none/青騎士の矜持 束縛の発光 none/弓騎士の火矢 特化41 none/道化師の戯言 入湯の旅装 none/白の淑女 怠惰な臙熊 none/邪鬼の角弓 怠惰な薔熊 月夜の銃 精霊奉葬「怠熊」 毒蛇の銃(百錬) 百錬ノ果テ 義賊の銃 振袖警察、出動! none/灼陽の旋条銃 特化40 none/火精霊の魔銃 浄火の訪れ none/時越えの弩 魔晶石購入 none/七人の白鳥の銃 特化39 none/水海囁きの弓 リサイクルガチャ9 none/永久凍結の弩 特化38 none/鮫猟師の銃 大食の虎舞 none/火龍の焦熱火群 特化37 none/速射の水竜銃 SS1点確定+SS出現率6%ガチャ~陰・陽属性武器PickUp~ none/風車遠視の弓 魔晶石購入 none/蠱惑の美声 特化36 none/薔薇蛙の銃 納涼の祭宴 none/妖精王の愛弓 強欲ナ舞鴉 none/妖精の花弓 特化35 none/煤墨の灯弓 魔晶石購入 none/最後の深紅 リサイクルガチャ8 none/自己犠牲の弓 4周年記念武器配布 none/邪海獣の弩 冥宮ノ邁進2 none/炎鶻の弓 冥宮ノ邁進2 none/悪魔の溶岩銃 禍・凶禍・惨禍特化(復刻) none/希を与える銃 冥宮ノ邁進 none/光輪の神弓 冥宮ノ邁進 none/不触の毒蝶 淫蕩ナ亢蠍 none/燃える殺意 美男への変貌 none/高台の魔塔の弓 特化34 none/駒鳥の夢の弓 聖ノ祝祭9 none/激情の貴婦人 リサイクルガチャ7 none/酒豪の猟銃 特化33 none/修道士の御守り 淘汰ノ果テ6 none/宿命の長銃 特化32 none/溟海の嘆き 精霊奉葬水属性SS1点確定ガチャ none/蟲の報せ 淘汰ノ果テ4 黒き疾風 初心者ナビリニューアル配布 弐確殺の銃 初心者ナビリニューアル配布 none/欺瞞の水鳥 クリスマス記念武器配布 none/勇者狩りの弓 特化31 none/真髄の小銃 魔晶石購入 none/紳士の嗜み 大食ノ侵虎 none/唄う哀哭 リサイクルガチャ6 荘厳なる牡羊弓 閑雅の鎚弦 none/夜夢伝承の弓 特化29 none/老いた有翼の弓 精霊奉葬火属性SS1点確定ガチャ 石蝕の魔弓 淘汰ノ果テ2 none/蛇神の守り銃 清火の泡影 none/大海馬の弓 特化27 none/病魔の跋扈 憤怒の破狼 氷散華の弓 聖夜の旅路(聖夜の葬宴イベ) 侵食の魔銃 大食ノ憐虎 淑女の短銃 新生活応援ガチャ 人魚の銃 悲哀の足枷 追蹤する悪意 戦力強化SS1点確定ガチャ 溶解の魔銃 睡眠の揺り籠 燈の短銃 特化22 秩序の炬火 真夏の休宴(蟲ノ戦イ、終ワリナキ晩夏イベ) 憧れの前衛 3周年武器記念配布 殺意の旋律 凶禍祭特化2 海底海馬の弓 童歌ノ聖域ミッション報酬 火神の銃 リサイクルガチャ5 宝石商の弓 桜花ノ歌宴イベント報酬 疾風の銃 怠惰な灰熊 恋の狩人 恋菓子の祈り(恋菓子の挽歌イベ) 海龍の息吹 年末年始JD祭記念武器配布 攻撃擬態 聖夜の葬宴ログイン報酬 大罪の弓 魔晶石購入 暴腐の銃 醜竜ノ在処イベント報酬 奸譎な誠意 特化19 世界の終末 憤怒ノ狼傷 海馬の神弓 悲哀ノ魔術師 哀惜のリキッド リサイクルガチャ4 腐怨な足音 淫蕩ナ蒼蠍 机上の空論 大食の赫虎 暗殺者の妄執 特化20 廃滅の華 耽美の旋律 凶事の報弓 特化17 摩回廊の射交(錬) リサイクルガチャ錬 毒牙の弓 大食の書虎 蝶蜻蛉の弓 リサイクルガチャ3 亡魂の喚き 憤怒の狼鎖 魔薬の小銃 淫蕩ナ輪蠍 鉄骨の魔弓 大食の虎呪 渇望の鱗 豪傑の将星 颶風の短銃 2周年記念武器配布 無限薬莢 2nd ANNIVERSARY SELECTION 朝の知らせ 魔晶石購入(天幕ノ遊宴イベ) 蝙蝠の怪弓 火属性限定ガチャ 射影の矢 憤怒の狼壊 王国兵の飾り銃 大食の虎牙 緊密な関係 特化13 熟練の達人銃 特化9 多角の銃 憤怒ノ狼紺 無作為の銃 特化2 炎魔獣の銃砲 特化6 入れ替えの弓 リリース記念ガチャ 逆鱗の銃 特化4 凝り性の銃 紫煙の道化師 終結の銃 リリース記念ガチャ 樹海の弓 特化11 不知火の矢 真夏の夜の悪夢 華奢な切札 怠惰な熊面 廃煙の歯車 祈リノ学徒 悪病の天つ風 賤劣ノ銃槍 磁力の銃 風属性限定ガチャ 老兵の大筒 正義の鉄槌 三弦の弩 魔晶石購入(復刻 ブリキノココロイベ) 嵐扇の弓 ブリキメダル(復刻 ブリキノココロイベ) 不死鳥の炎弓 淫蕩ナ妖蠍 聖晶の弓 特化15 聖邪の裁き 淫蕩ナ硬蠍 百毒の銃 終焉ノ声 貴族の長弓 憤怒の狼砕 魔眼の射手 虚ノ鼓動 貝響の弓 リサイクルガチャ2 時の座標 魔晶石購入(復刻 偏執ト虚言イベ) 氷弾の魔銃 成金の宝物庫 麗しの銀髪 大食の虎爪 火蜥蜴の焔銃 賀正の宴 水兵の突撃銃 水属性限定ガチャ 霊鳥の弩 三匹ノ晩餐 清裁の銃 スイーツメダル(聖夜の饗宴イベ) 今際の夢 リサイクルガチャ 零度の血脈 羞恥ノ泪 天荒の狼弓 叡智ノ雫 追跡者の弓 リリース記念ガチャ 黄金の弓 運命紡ぐ糸車 恨みの呪銃 リリース記念ガチャ 逆恨みの縁刃 暗室ノ研究者 絶対零度 二人の淑女 邪鬼の威圧 匣中ノ熱帯魚 白波の弓 不思議の国の小夜曲 聖騎士の小銃 リリース記念ガチャ 聖騎士の弓 茨ノ騎士 焼却の銃 チャームメダル 死神の弓 リリース記念ガチャ 見せかけの弓銃 血染メノ外套 捨て石の大砲 白銀の誓い F8魔導小銃 茨ノ騎士 導きの銃 黒の禁書 森然の弓 ブリキの宝箱 狩人の魂 悲哀ノ雫 蒼翼の弩 正義の鉄槌 闇蜘蛛の弩 現実篇配布 水鳥の弓 現実篇配布 人狼の偽り リリース記念ガチャ 蛮勇の弩 リリース記念ガチャ 大狼の弓 リリース記念ガチャ 失命の美 リリース記念ガチャ エルフの古弓 リリース記念ガチャ 奪姫の代償 リリース記念ガチャ 亡国の古銃 リリース記念ガチャ 農民の弓 リリース記念ガチャ 災いの弓 リリース記念ガチャ 自警団の誇り リリース記念ガチャ 妖銃黒白 リリース記念ガチャ 必中の弩 リリース記念ガチャ
https://w.atwiki.jp/retropcgame/pages/391.html
慶子ちゃんの秘密 メーカー チャンピオンソフト 発売 1984年4月 ハード PC-88/FM-7 メディア テープ/5インチFD/3.5インチFD 攻略に使ったバージョン PC-88 5インチFD シャワー編 ・さてどうしますか・・・ 1 アケテ アゲル ・さてどうしますか・・・ 1 シャワー OK スル ・さてどうしますか・・・ 1 ノゾク 恋占い編 20歳以上になるように答える。 ・今年は昭和何年ですか 任意 (1984年の場合59) ・何月ですか 任意 ・何日ですか 任意 ・あなたの生まれたのは昭和何年ですか? 任意 (昭和59年に20歳以上にするためには39以下) ・何月ですか 任意 ・何日ですか 任意 TELEPHONE編 ・TEL.No? 741-953 (慶子ちゃんは話し中ですと言われる この番号は配置がKの字になっている事から導く仕掛け) 741-953 (話し中) 741-953 (話し中) 741-953 (2~4回目で通じる) ・さてどうしますか・・・ 1 イク 慶子ちゃんのマンション編 部屋の配置はスタート毎にランダム。コンテニューでも配置が変わる。 ヌードモデルor着替え中の女の子orファッションモデル → カメラマンの質問 → 開かなかったドアが開く。 しつこく開けても開かないドアは当たりなので、階層と部屋番号はメモっておきましょう。 ノック・インターホンを押して入っても泥棒と間違えられるのは防げない。 エレベーターは左右関係なし。 地下は降りれるが立ち入り禁止。 1階は10部屋、2階~6階は17部屋なので気長にやりましょう。 ・ガードマンの部屋 1 話をする 何もなし 2 殴る →泣かせてしまい、みんなから白い目で見られる 体力-3 3 逃げる ループ ・集会所 何もなし ・女子校生「あなたとデートしたい!!」 1 デートする →End 2 部屋を出る 3 いきなり襲う →体力-10 ・泥棒とまちがえられた! 体力-10 ・人の部屋に勝手に入るな! 体力-3~5 ・ヤカンをぶつけられた! 体力-5 ・こんぷう亭えんじょう 体力-3 ・お化け 何もなし ・開けたら壁だった 何もなし ・Office Lady 何もなし ・ドラキュラ「血が欲しいぃぃぃッ!」 1 血をやる →体力-30 2 逃げる 3 戦う →END ・聖子ちゃん 体力-1 ・女子プロ(レスラー?) 体力-8 ・看護婦 1 打って貰う 体力+20 2 やめておく 何もなし ・ヌードモデル ヤカンをぶつけられて体力-5 1 話をする カメラマンへのフラグが立つ 体力+5 2 部屋を出る 何もなし 3 いきなり襲う 体力-10 ・トルコ嬢 1 お相手してもらう 体力-10 2 部屋を出る ・マイコン少年 1 見る 2 部屋を出る ・青春はサッカーだ 体力-10 ・着替え中の女の子 1 話しかける 何もなし 2 もう少し見ている →脱ぎ始める →1 じっと見ている →カメラマンの話が聞ける →2 キスをする →体力+30 3 抱きつく 体力-5 4 部屋を出る 何もなし ・ファッションモデル ヤカンをぶつけられる-5 1 話をする →カメラマンの話が聞ける 体力+5 2 部屋を出る 何もなし ・ガラの悪いおじさん 「ワリャ! 何のよぅけぇ ?」 1 殴る 体力-50 2 蹴る 体力+100 or 体力-20 3 逃げる 体力-20 ・ウルトラ四人マージャン 1 マージャンする 体力-50 2 マージャンしない END ・カメラマン(タイ吉三平) 「ところで君はマンションの女性達に会ったか」 1 会った →鍵が開くようになる 2 会っていない 何もなし ・慶子ちゃんの部屋 (テンキーでカーソル操作) ドラえもん(?)のお腹から財布 本棚の一番下の引き出しからセミヌード写真 机の引き出しからマッチ箱 ・まだ部屋を探しますか? →n COFFEE RESTAURANT JJ編 ・どうしますか JJ ハイル ・どうしますか マスター ヨブ ・どうしますか シャシン ミセル ・どうしますか イエ キク ・どうしますか ケーキ カウ ・どうしますか ケーキ カウ (3種の中からどれを選ぶかは任意。再びJJに入って買いなおす事はできるが、上書きされてしまうので買えるのは実質1種類。セーブできるなら推奨。) ・どうしますか アトリエ イク アトリエの外編 ヒダリ イク (カメラマンの車) クルマ シラベル ドア アケル フク シラベル フク トル クルマ デル ミギ ススム マエ ススム (犬) ケーキ ヤル (最難関かも。犬が欲するのは3種の中からランダムで決まり、持ち込めるのは1種類で引き返せない。運次第?) ドア アケル ドア ハイル アトリエ内編 ・どうしますか ミギ ムク ・どうしますか ドア アケル ・どうしますか ドア ハイル (書斎) ・どうしますか シラベル ・(カーソル移動モード) 窓からカメラ ・どうしますか しらべる ・(カーソル移動モード) 右の棚、最下段からフィルム ・どうしますか デル (廊下) ・どうしますか ヒダリ ムク ・どうしますか マエ ススム ・どうしますか ミギ ・どうしますか ドア アケル ・どうしますか ドア ハイル (暗室) ・どうしますか シラベル ・(カーソル移動モード) 机の真ん中の引きだしからキーボックス ・(キーボックス) 777にすれば鍵が開く Aを7に固定するとBは3ずつアップ、Cは5ずつアップ →つまり(x,4,2)の状態でAに7を入れればよい。 →Bを固定すると、Cは3ずつアップ →つまり(x,4,2)にするには(0,0,0)の状態からBを4に固定して4回回す →(x,4,2)になったらAに7を入れて一回。 ・デル ・どうしますか ヒダリ ムク ・どうしますか ヒダリ ムク ・どうしますか ドア アケル ・どうしますか ドア ハイル (スタジオ) ・どうしますか シラベル ・(カーソルモード) 白いシート中央の下端、境界のライン上でリターンキー。 (地下室) ・どうしますか タスケル タスケル タスケル カメラ コワス フィルム ヤク カメラ コワス フィルム ヤク ラブ・レッスン キレイ キス スル フク トル キス スル ミミモト ササヤク キス ウナジ ケイコ ダク キス スル ステキ ミミモト ササヤク ブラ トル キス スル ステキ クビ アイブ クビ モム ナメル チクビ フトモモ サスル ムネ モム パンティ トル (ハートマーク出現) ナメル チクビ サスル フトモモ ケイコ ダク (ハートマーク2個目) NGワードは「ミル」、「ヒラク」 アイブ アソコ ナメル アソコ イレル アソコ
https://w.atwiki.jp/xbox360score/pages/2300.html
Life Is Strange 項目数:60(12+12+12+12+12) 総ポイント:1000 難易度:★☆☆☆☆ 製品情報:海外ストア(米国) 配信日:2015年1月30日~10月20日 価格:episode1 $4.99→無料化、ep2〜5 各$4.99(シーズンパス$16.99) ジャンル:アドベンチャー Other, Action Adventure エピソード毎に購入する形式 各エピソード$4.99で全部でエピソード5まである。 コンプリート目的ならシーズンパス($16.99)の購入がお得。パスを購入したアカウントでないと各エピソードは落とせないが、DLした後は日本等他国のアカウントで遊べます。 エピソードクリア+写真10枚+写真コンプが各エピソードで設定されている。 ※日本ストア未配信、日本語未翻訳(余談:XBOXの実績は有りませんが、STEAMやPS系等の他機種では日本語吹き替え音声あり) 「Episode 1」(無料) Chrysalisサナギ Finish Episode 1 Chrysalis 55 Macro Eyesマクロの目 Take optional photo #1 in Episode 1 Chrysalis 10 Wide Angles広角 Take optional photo #2 in Episode 1 Chrysalis 10 Telephotogenic望遠フォトジェニック Take optional photo #3 in Episode 1 Chrysalis 10 Close-Upsクローズアップ Take optional photo #4 in Episode 1 Chrysalis 10 Red Eye赤目 Take optional photo #5 in Episode 1 Chrysalis 10 Focusedフォーカス Take optional photo #6 in Episode 1 Chrysalis 10 Zoomed Inズームイン Take optional photo #7 in Episode 1 Chrysalis 10 Focal Pointed焦点 Take optional photo #8 in Episode 1 Chrysalis 10 Maximum Aperture開放F値 Take optional photo #9 in Episode 1 Chrysalis 10 Light Leak光漏れ Take optional photo #10 in Episode 1 Chrysalis 10 Visionary先見の明 Take all optional photos in Episode 1 Chrysalis 45 DLC「Episode 2 Out of Time」($4.99) Out of Time時間切れ Finish Episode 2 Out of Time 55 Field Of View視界 Take optional photo #1 in Episode 2 Out of Time 10 Full Exposure最大露出 Take optional photo #2 in Episode 2 Out of Time 10 Processorプロセッサ Take optional photo #3 in Episode 2 Out of Time 10 Image Stabilizer手ブレ補正 Take optional photo #4 in Episode 2 Out of Time 10 Compressed圧縮画像 Take optional photo #5 in Episode 2 Out of Time 10 Pixelatedピクセル化 Take optional photo #6 in Episode 2 Out of Time 10 Dynamic Rangeダイナミックレンジ Take optional photo #7 in Episode 2 Out of Time 10 Colorizedカラー化 Take optional photo #8 in Episode 2 Out of Time 10 Meter Madeメーターメイド Take optional photo #9 in Episode 2 Out of Time 10 Resolution Revolution革命的解像度 Take optional photo #10 in Episode 2 Out of Time 10 Lab Masterラボマスター Take all optional photos in Episode 2 Out of Time 45 DLC「Episode 3 Chaos Theory」($4.99) Chaos Theoryカオス理論 Finish Episode 3 Chaos Theory 55 Parallax Viewパララックス・ビュー Take optional photo #1 in Episode 3 Chaos Theory 10 Lenscraftedレンズクラフト Take optional photo #2 in Episode 3 Chaos Theory 10 The Reflex反射 Take optional photo #3 in Episode 3 Chaos Theory 10 Histogrammarヒストログラマー Take optional photo #4 in Episode 3 Chaos Theory 10 Bokehぼけ味 Take optional photo #5 in Episode 3 Chaos Theory 10 Pinholedピンホール Take optional photo #6 in Episode 3 Chaos Theory 10 RAW Strength未加工の美しさ Take optional photo #7 in Episode 3 Chaos Theory 10 Viewfinderファインダー Take optional photo #8 in Episode 3 Chaos Theory 10 Opticanオプティカン Take optional photo #9 in Episode 3 Chaos Theory 10 Flash!フラッシュ! Take optional photo #10 in Episode 3 Chaos Theory 10 Camera Eyeカメラ・アイ Take all optional photos in Episode 3 Chaos Theory 45 DLC「Episode 4 Dark Room」($4.99) Dark Room暗室 Finish Episode 4 Dark Room 55 Ambient環境写真 Take optional photo #1 in Episode 4 Dark Room 10 Time-Lapsed微速度撮影 Take optional photo #2 in Episode 4 Dark Room 10 Balanceバランス Take optional photo #3 in Episode 4 Dark Room 10 Rangefinderレンジファインダー Take optional photo #4 in Episode 4 Dark Room 10 Gamma Valueガンマ値 Take optional photo #5 in Episode 4 Dark Room 10 Dioptic Power屈折力 Take optional photo #6 in Episode 4 Dark Room 10 Fisheye魚眼 Take optional photo #7 in Episode 4 Dark Room 10 Manually Exposed手動露出 Take optional photo #8 in Episode 4 Dark Room 10 Slideshowスライドショー Take optional photo #9 in Episode 4 Dark Room 10 Tripod三脚 Take optional photo #10 in Episode 4 Dark Room 10 Shutterbugアマチュア・カメラマン Take all optional photos in Episode 4 Dark Room 45 DLC「Episode 5 Polarized」($4.99) Polarized偏光 Finish Episode 5 Polarized 55 Incandescent白熱 Take optional photo #1 in Episode 5 Polarized 10 Night Vision暗視 Take optional photo #2 in Episode 5 Polarized 10 Framedフレーム Take optional photo #3 in Episode 5 Polarized 10 Camera Obscuraカメラ・オブスクラ Take optional photo #4 in Episode 5 Polarized 10 Blowup引き伸ばし Take optional photo #5 in Episode 5 Polarized 10 Iris虹彩絞り Take optional photo #6 in Episode 5 Polarized 10 Sensorセンサー Take optional photo #7 in Episode 5 Polarized 10 On Displayディスプレー Take optional photo #8 in Episode 5 Polarized 10 Light Meter露出計 Take optional photo #9 in Episode 5 Polarized 10 Silhouettesシルエット Take optional photo #10 in Episode 5 Polarized 10 Selfie Awareness自撮りへの目覚め Take all optional photos in Episode 5 Polarized 45
https://w.atwiki.jp/sr_archives/pages/499.html
このページは、株式会社トミーウォーカーより掲載の許可を頂いた上で作成されています。 ページ内の一部を除いた文章と、リンク先の画像の著作権は、株式会社トミーウォーカーが所有します。 2012年 2011年 2010年 2009年 2008年 2007年 2007年~2008年の時限トップ ここでは、2007年~2008年にかけて掲載された時限トップを保管してあります。 (※時限トップとは、数分~数十分の間だけ表示されるページの事です) 2008/09/19 18 45頃 2008/09/17 17 30頃 2008/08/27 12 00頃 2008/08/22 12 00頃 2008/06/25 10 30頃 2007/12/06 18 00頃 2007/11/24 10 15頃~11 50頃1回目 10 15頃~10 30頃 2回目 11 30頃~11 50頃 2007/10/11 10 00頃~12 10頃1回目 10 00頃~10 30頃 2回目 11 37~12 00 3回目 12 00~12 10頃 2007/08/07 16 10頃 2007/07/23 13 50頃~16 00頃1回目 13 50頃 2回目 14 50頃 3回目 15 50頃 2007/07/12(学園祭2日目) 10時頃 2007/04/06 15時頃 2008/09/19 18 45頃 →画像(シルバーレインコンテンツ内への直リンクになります) ~愛媛県今治市~ 「瑞貴、これが本家にあった『玉鋼の塗箱』だ」 長身の男、帯刀・圭吾は、主である『土蜘蛛の女王』朝比奈・瑞貴に、その小箱を差し出した。 「見事なメガリスだね。鋼鉄でありながら柔らかい。そして、何らかの能力があるんだろうけど、そんなものはどうでもいい。圭吾、メガリスの本当の使い方を教えてあげる……」 そう言うと、瑞貴はメガリスを持つ手に力を込めた。土蜘蛛の凄まじい怪力により、たちまちのうちにメガリスはひしゃげ、破壊される。 「瑞貴、いったい何を……!」 圭吾が叫ぼうとした刹那、破壊されたメガリスから大量の光が溢れ出る。 膨大な光に包まれながら、瑞貴が叫ぶ。 「これこそが≪無限繁栄≫! 僕の本当の力!」 弾ける様に、狂った様に笑う瑞貴。 遂に全ての準備が整った、その瞬間であった。 2008/09/17 17 30頃 →画像(シルバーレインコンテンツ内への直リンクになります) ~愛媛県今治市 笠松山~ むせ返るような匂いを放つ、肉の群れ。 一糸纏わぬ姿で折り重なるように絡み合う、百を越える数の男女。 その中心に、彼女は座していた。 しばしの惰眠から目覚めた彼女は、大きな背伸びをひとつした後、傍らの男性を淫らに愛撫する。 そして、たちまちの内に人外の快楽に陥った彼の脳を切開し、肉片を可憐な口元に運ぶ。 噴出した鮮血が周囲を赤く染めるが、男女は自らの営みに夢中で、気にかける様子すら無い。 既に、この空間は死と快楽に支配されているのだ。 「えっちなのうみそおいしいです」 少女のように無垢な、彼女の姿。しかし彼女の肌の上には不気味な蛇が這い回り、周囲の男女は欲望に濁った崇拝の眼差しを向ける。彼女はリリスであり、また、リリスを従える者でもあった。 周囲に侍る女性の中には、多くのリリスも存在した。彼女の淫蕩さは同属すらも魅了するのだ。 裸身のまま蠢く者達は、口々に彼女を『揺籠の君』と呼び、崇拝していた。 「みずきんはいいひとです。ゆりゆりはやりたいほうだいです」 揺籠の君はすっと立ち上がり、爽やかな風を浴びる。 能力者を察知する彼女の本能が、風と共に彼女を敏感に刺激する。 能力者達が、この今治市に集結する気配……彼女はそれに昂ぶっているのだ。 「むげんはんえいぷらすてんりんしゅうばーさすぎんせいかんがくえんです。よそうどおり、のうりょくしゃほいほいでたべほうだいです」 そして、周囲のリリス達に向き直り、言葉を続ける。 「もうまちのひとはあきました。ゆりゆりはそろそろのうりょくしゃがたべたいです。みんなはどうですか?」 嬌声を上げて主に応じるリリス達。そして、自らの望みを叶えるべく、リリス達は行動を開始するのであった。 2008/08/27 12 00頃 →画像(シルバーレインコンテンツ内への直リンクになります) 帯刀・圭吾 & 朝比奈・瑞貴 ~四国某所~ 暗室に断末魔の悲鳴が響く。褐色の肌の青年……帯刀・圭吾が、今、暗室に群がっていたリリスの最後の1匹に、止めの破魔矢を放ったのだ。 全てのリリスを仕留めた圭吾は、この様子を微笑みながら眺めていた人物に向けて叫ぶ。 「朝比奈……!!」 「さすがは僕の巫女だね、圭吾。強いじゃないか」 朝比奈・瑞貴の明るい物言いには、いささかの驚きも戸惑いも無い。 「朝比奈、あのリリス達は何だ! お前は一体、この土地で何をしようとしている……!」 「さぁ、何だと思う? 『巫女』である君に、『女王』である僕の意志が見抜けるとでも?」 「……朝比奈、お前はまだ女王として覚醒したばかりだ。我々にはお前を教え導く義務が……」 「圭吾、それ本気で言ってる? 本気で、僕を君達巫女の操り人形にしようと思ってるの?」 「それは違う! 俺達は……俺は、瑞貴の為に生きる巫女だ! それを疑うならば、今すぐお前の赤手でこの胸を切り裂けばいい!」 「圭吾。ようやく僕を瑞貴と呼んでくれた……」 微笑の中に浮かんだ瑞貴の別の表情を、果たして圭吾は気付くことができたか。 「ならば帯刀・圭吾よ。君に、僕の目的を教えよう。僕の目的は、ここに『僕らの国』を作ることだ。 リリスも、天輪宗の老人共も、その為の手段に過ぎない」 「瑞貴……それは本当か……?」 とまどう圭吾の表情をゆっくりと眺めた後、瑞貴は言い放つ。 「もし嘘だったら、何なの?」 しばしの沈黙の後。 「……確かにお前の言う通りだ、瑞貴。女王であるお前を教え導くなど、俺達の傲慢だった。 俺達は、土蜘蛛の女王に忠誠を誓う巫女。お前の意志は、俺達の意志だ」 そして瑞貴は、ゆったりと満足げな笑みを浮かべる。 「良かった。それじゃ圭吾、さっそくひとつ、お願いを聞いてくれるかな……?」 2008/08/22 12 00頃 →画像(シルバーレインコンテンツ内への直リンクになります) 吸血姫エレイン ~都内某所~ 私を、解放する……? 処刑も、取引材料にすることも無く!? 銀誓館学園の奴等にとって、私など何の価値も無い、取るに足りぬ存在だと言う事か……! ……これほどまでの屈辱を、与えられるとは! まずは急ぎヨーロッパへと戻り、手勢を携え速やかに貴様等に報復してやろう。 我等吸血鬼の総勢が揃えば、貴様等などものの数ではない! 目にもの見せてくれる! 2008/06/25 10 30頃 →画像(シルバーレインコンテンツ内への直リンクになります) (銀誓館学園の、ある一室) 『久しぶりだね、エレイン。前に会ったのは、何年前だったかな』 渡された受話器を耳に当てた吸血姫エレインは、アルバート・ローゼスの声に息を呑んだ。 「アルバート。……何の用かしら?」 『久々に言葉を交わす従弟相手に、つれないね。……とはいえ、この電話を取り次いでもらっている銀誓館学園の人に迷惑をかけてはいけない。手短にいこう』 神戸の吸血鬼アルバートはそう言うと、一呼吸で切り込んで来た。 『君達の組織は、僕達の組織にスパイを潜り込ませているね? 狂気に陥った者達の棺の輸送が失敗したのも、ヨーロッパに銀誓館の生徒達が行くのが君に伝わっていたのも、そのせいだ』 「今さら気付いたのね。それとも、軟弱者にしては早かった、と誉めて差し上げましょうか?」 『軽口に付き合う気は無いよ。君達のせいで、こちらは立場を悪くするところだったんだ』 エレインがからかうと、アルバートの声にも微かな苛立ちが混じった。 その苛立ちを深めてやろうと、エレインは言葉を続ける。 「あなた達は年長者が狂気に陥ったと言ったわね。けれど、私達の見解は違う。血を求め、自らの勢力を拡大すること……それはすなわち、ヴァンパイアの業。彼らは、自らの業に目覚めた方達よ。その行動を抑制する事こそが罪であると、何故気付かないの?」 見解の相違を強調するかのように、言葉の後には嘲笑も添えてやる。 電話の向こうで、アルバートが深い溜息をつくのが聞こえた。 『君たちは、変わらないんだね。僕達が、この銀の雨が降る楽園……日本に影の城を構えたのは、過去に囚われ無益な争いを続ける君達にも、平和な暮らしを与えられればと……』 「笑わせないで」 冷たい言葉できっぱりと、エレインはアルバートの声を遮った。 「もし、あなた達が日本を征服して私達を呼び寄せたなら、まだ考慮の余地はあったわ。でも、あなた達は歴史も無い能力者組織におもねり、情け無く生き延びただけ……」 アルバートの頭に理解が染み通るのを待つように、エレインはゆっくりと息を吸い、そして告げる。 「そんな惨めな境遇に加われ? お断りだわ。私達は、その軟弱な考えに付き合う気は無いの」 『……僕達も、そう考えた事はあった。でも、考えを変えない限り、君達が歩むのは滅びの道だよ』 アルバートの声音に、道を違えた従姉への悲しみが混じる。 だが、エレインの言葉は、ヨーロッパに残る幾つもの吸血鬼組織に共通する考えでもあった。 そして、彼らの考えが容易に覆らないことを、アルバートは知っている。 もはやアルバート達の吸血鬼組織と、ヨーロッパの吸血鬼組織は、別の道を辿っているのだ。 『僕達は、銀誓館学園に合流する。それが、この時代に合った新しい生き方だ。出来れば、君達もそれに加わって欲しかったけれど……』 「そう……話は終わりかしら?」 『ああ。君達の処遇は、銀誓館学園の能力者達が決めるだろう。……さようなら、エレイン』 その言葉を最後に、電話は切れる。 エレインは母国のものとは違う電子音を立てる受話器を耳から離した。 「誰もが、あなたの様に生きられるわけじゃないのよ、アルバート……」 小さく呟いた彼女の言葉は、誰の耳にも届くことは無かった。 2007/12/06 18 00頃 →画像(シルバーレインコンテンツ内への直リンクになります) アルバート・ローゼス ごきげんよう。 先日は楽しいパーティーが開けて嬉しかったよ。皆も楽しんでくれたのなら嬉しく思う。 さて、今日はちょっとしたお願いがあって、来させてもらったんだ。 実は、人狼達がメガリスを破壊し、凶悪な破壊の化け物『フェンリル』を召喚してしまったんだ。 メガリス破壊による召喚は既に行われ、12月16日には実体化するという。 そうなれば、人狼達はすぐさま、僕等の城がある六甲アイランドを襲撃するだろう。 フェンリルが暴れだせば、世界結界に大きなダメージを与えてしまうのは間違いない。 僕達吸血鬼は、戦いを望んでいない。 世界結界の存在は様々な問題を内包しているが、総論的には、この世界から来訪者同士の争いを無くした素晴らしい魔術だと思っているからね。 だから、フェンリルを撃破し、世界結界を守るために、君達と共に戦う事ができると思うんだ。 詳しい作戦内容についても連絡しておくから、是非、検討をお願いするよ。 2007/11/24 10 15頃~11 50頃 1回目 10 15頃~10 30頃 →画像(シルバーレインコンテンツ内への直リンクになります) ~兵庫県・山岳地帯~ 山中に潜伏する人狼騎士達に、戦慄が走る。 それは、騎士団長よりの新たな命であった。 「鉄鎖ドローミを、解き放て」 団長よりの勅使は、羊皮紙に書かれたその一言を読み上げると、それに火をつけた。 燃え上がる羊皮紙と共に高揚し、雄叫びを挙げる騎士達。 そう、騎士団長の勅令はまさしく、決戦の開始を告げる狼煙であったのだ。 2回目 11 30頃~11 50頃 →画像(シルバーレインコンテンツ内への直リンクになります) ~兵庫県・山岳地帯~ 「エルザ、奴等は吸血鬼の協力者と目されている。情けなど不要と思うが」 出立の準備をする銀髪の女に、ひとりの騎士が声を掛ける。 エルザと呼ばれた銀髪の女は、静かに首を横に振り、決然と言い放つ。 「そうではない、パトリック。ひとたび戦場で出逢えば、私の銃口に躊躇は無い。だが、彼らはこの日本を本拠とする能力者組織であり、その本心はまだ分からぬ。ならば、警告を与え、彼らに選択させねば、騎士道に反する行いとなるだろう」 パトリックは、実際にその組織とも遭遇している彼女の言葉に賛意を覚えながらも、同時に、心の奥底に違和感を覚える。 彼女の提唱する正しき騎士道を、何故か疎ましく思う心。それは、鉄鎖ドローミによって邪魔者共を一掃せんと高揚する、己の闘争本能が為なのだろうか……。 思索を打ち切り、パトリックはエルザに言葉を掛ける。 「だが、彼らがもし本当に吸血鬼の協力者だったならば、お前の命は無いのだぞ」 エルザは薄い微笑を返し答える。 「むざむざ殺されるつもりは無い。それに私が死ねば、お前か、誰かが、仇を討ってくれるだろう?」 そしてエルザは一人、移動を開始した。 目的地は鎌倉……銀誓館学園。 2007/10/11 10 00頃~12 10頃 1回目 10 00頃~10 30頃 →画像(シルバーレインコンテンツ内への直リンクになります) ~兵庫県 神戸市~ 「アル君、おはよ~」 暗く、カーテンを閉ざした部屋。 仲間を代表して様子を見に来た山崎・あゆみは、部屋の中央に佇む黒衣の少年に言葉を掛ける。 黒衣の少年の傍らには、淡く輝く黄金の欠片が3つ。 「なぁ、これ、いつ頃メガリスになるん?」 あゆみの言葉に、少年が口を開く。 「虚ろなる月が、中天に輝く時……。要は新月の事だから、今日の11時37分、という事になるね」 11時37分、欠片のどれかが、メガリス「黄金の林檎」に変わる。 欠片は全部で8つ。そのうち、吸血鬼が所有する欠片の数は3つ。 8分の3。 その確率は、期待するには低く、絶望するには高い。 今は、ただ待つのみ。少年は瞳を閉じ、瞑想に入る。 「(メガリス手に入ったら、ええね)」 あゆみは、黒衣の少年に向けてそう呟くと、静かに部屋を退出するのであった。 2回目 11 37~12 00 →画像(シルバーレインコンテンツ内への直リンクになります) ~兵庫県 神戸市~ 運命の11時37分。この兵庫県神戸市にて、虚ろなる月が中天に差し掛かる時。 黒衣の少年の傍らに置かれた黄金の欠片が、不意に激しい輝きを放つ! 暗室を眩く照らした欠片は瞬時に粉砕され黄金の霧と化し、そして……。 彼の眼前にゆっくりと姿を現した『黄金の林檎』 それは紛れも無く、彼が求めたメガリスの姿であった。 「どうにか、取り戻せたか……」 冷静沈着な少年も、流石に安堵の溜息を着いたその時。 部屋の扉が乱暴に開かれ、同時に『パーン』という破裂音が部屋に響き渡った! 3回目 12 00~12 10頃 →画像(シルバーレインコンテンツ内への直リンクになります) ~兵庫県 神戸市~ 「アル君、メガリスゲットおめでと~!!」 破裂音のした方向には、クラッカーを持った少女達。 そういえば、この位置が人狼に知れている筈が無い。苦笑して、少年はガンナイフを懐にしまう。 「いや~めでたいなぁ~! ほら、サっきゅんも手伝って!」 そう言いながら、『アル君おめでとう!』と書かれた横断幕をてきぱきと広げ、何やら祝賀会場のようなものを用意する少女達。「サっきゅん」と呼ばれた仮面の女性も、会場設営に加わる。 続いて、大量のシャンメリーを持ち込み、全員に配っていくあゆみ。 「ノンアルコールやから、気にせんと飲んでな。ぱ~っとやろ!」 乾杯コールに続いて沢山のお菓子も持ち込まれ、突然のお祭り騒ぎが始まった。 サっきゅんも、促されてシャンメリーをこくこくと飲んでいる。言葉を持たぬ彼女だが、彼女も大事な仲間なのだ。その感情を計り知る事は難しいが、蛇の尻尾は楽しげに揺れている。 「アル君アル君、この後は三ノ宮のカラオケ屋に予約入れてるから!」 「学校休めんかった子らもそっから合流するから、絶対参加やで!」 口々に話しかけ、笑いかけてくる少女達。 黒衣の少年は静かに微笑み、言葉を返す。 「カラオケも良いが、晩餐会は『城』で行うものだよ」 そして、言葉を続ける。 「六甲アイランドに赴き、今こそ君達に披露しよう。メガリスを破壊して生まれる、我等の『城』を」 2007/08/07 16 10頃 →画像(シルバーレインコンテンツ内への直リンクになります) ~福島県 阿武隈峡~ 「これ終わったら、絶対温泉に行くんやからね!」 昼下がりのハイキングコースを楽しげに歩く、学生と思しき少女達の集団。 彼女達の中心には、黒衣を纏った外国人の少年が1人。 中高生の少女達の中で、彼だけが男性で、年齢体格も小学生程度に見える。 ただし、その落ち着き払った態度から、彼が一行のリーダーである事は間違いないようだ。 「≪黄金獣≫の気配を感じる……。この先か……」 ふと、その彼が、ハイキングコースの外れを見つめ、静かに呟く。 彼の言葉を受け、少女達はハイキングコースを外れ、山道に分け入っていく。 「前のは可愛い金色ウサギやったけど、今度は何やろか?」 「あと7体もおるんやろ? 早よ終わらそうよ~」 「今日は終わったら温泉~♪ でも混浴やないから残念やね、アル君?」 軽口を叩きながらついてくる少女達に、 「確かに残念だね。次の機会に期待しよう」 と、少年はこともなげに答える。何事を想像したのか、真っ赤になってうつむく少女達。 次の瞬間。 「あっ、アル君! あの鹿、金色や!」 少女達の一人、あゆみが指差した先には、確かに、黄金に輝く巨大な鹿が存在した。 「≪黄金獣≫にはメガリスの欠片が宿っている。逃がすな!」 少年の号令と共に少女達は速やかに戦闘態勢を整え、黄金の鹿へと攻撃を開始するのであった。 2007/07/23 13 50頃~16 00頃 1回目 13 50頃 →画像(シルバーレインコンテンツ内への直リンクになります) ~とある街角にて~ 街角を行く、一人の青年。 黒いアタッシュケースを懐に抱えた彼は、空を見上げて呟く。 「まさか、この高度に文明化された日本が、我等が安住の地になるとはな」 詠唱銀の豊かな力を感じて、彼はうっすらと笑みを浮かべた。 「この地に、我らが『城』を。さすれば確かに、我等は昔日の栄華を取り戻す事だろう……」 だが、彼の笑みは一瞬でかき消される事となる。 「あの……女は……!」 それは、彼の視線の先にいる、一人の女に気付いたからである。 長身で精悍な女の姿。銀色にたなびく長髪は……まるで狼の如く……。 次の瞬間、男は弾かれたように走り出す。 「(今は戦うべき時ではない。これを、奴等の手に渡すわけには……!)」 2回目 14 50頃 →画像(シルバーレインコンテンツ内への直リンクになります) ~とある街角にて~ 「あの……女は……!」 彼は、視線の先にいる、一人の女に気が付いた。 長身で精悍な姿の女。銀色にたなびく長髪は……まるで狼の如く……。 次の瞬間、男は弾かれたように走り出す。 「(今は戦うべき時ではない。これを、奴等の手に渡すわけには……!)」 しかし。 「騎士の力を侮ったな、吸血鬼!」 銀髪の女がそう叫ぶと同時に放った詠唱銃の弾丸は、走り出した男を的確に捕らえる。 平和な市街の中央で、乾いた銃声が響き、男の全身が血に染まる。 「……ぐっ!」 男はアタッシュケースを後ろ手にかばいながら、それでも女に反撃を加えるべく、懐からガンナイフを取り出し、応戦する。 だが、それも一時の仇花。 更なる女の射撃を浴び、男は血まみれで路上に倒れ伏すのであった。 3回目 15 50頃 →画像(シルバーレインコンテンツ内への直リンクになります) ~とある街角にて~ 銀髪の女の襲撃を受け、男は路上に倒れ伏した。 女は素早く彼に近付き、後ろ手にかばっていたアタッシュケースに近付く。 しかし、アタッシュケースは既に開いており、中身は空であった。 「出し抜かれたか……元より空だったか、或いは交戦中に、中身だけを行き交うトラックの荷台にでも投げ入れたか……」 そう呟くと女は立ち上がり、雑踏に紛れるように姿を消した。 「……アレは取り逃したが、どこに逃げても無駄だ。古よりの運命の糸があるかぎりな……」 2007/07/12(学園祭2日目) 10時頃 →画像(シルバーレインコンテンツ内への直リンクになります) 山崎・あゆみ なんや、凄い賑やかやなぁ! これが銀誓館学園の学園祭なんやな。話には聞いてたけど、これやと雨音ちゃんらに会うのは難しそうやな。 やっぱ、ケータイ忘れたんは失敗やったなぁ……。 2007/04/06 15時頃 →画像(シルバーレインコンテンツ内への直リンクになります) ~とある街角にて~ なるほど、ここが日本という国か。 近代文明の氾濫するこの国が、まさか世界最大のシルバーレイン降雨量を誇るとはね。 『城』に閉じこもっていた僕達の日々が、まるで何もかも無駄だったかのようにすら感じるよ。 何より、日本には美しい女性達が多い。 この国と僕達の『運命の糸』が結ばれた事に、深く感謝しよう。 さて、僕はこれから何をしようかな。 そうだ、この国にも当然何らかの組織はあるのだろうから、人狼共がこの国に気付く前に、あらかじめひとつふたつでも潰しておくことにしよう。 戦争時の拠点ぐらいには、なるだろうからね。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/24651.html
登録日:2010/06/25(金) 18 35 40 更新日:2021/12/10 Fri 16 20 04 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 SF デブリ プラネテス 世界観 宇宙 用語集 漫画及びアニメ『プラネテス』に出てくる用語を記載する。 ○デブリ関連 スペース・デブリ(宇宙ゴミ) 廃棄された人工衛星、打ち上げロケット、宇宙船の破片や部品、宇宙飛行士が落とした工具などの人工物が軌道上に残った物。 秒速10kmで移動し、10倍の質量のTNT火薬と同等の破壊力を持つ。卵大の物でも宇宙船に大穴を開け、時には大事故を起こすことがある。 デブリ回収員が回収するか大気圏に落として燃やすしか減らす方法がない。 ケスラー・シンドローム デブリによって破壊された物体が無数のデブリとなり、そのデブリがまた別の人工物を破壊し無数のデブリを生み出す。それが繰り返し行われ、ネズミ算式にデブリが増える現象。 ホイップルバンパー 対デブリ装甲。 宇宙船の外壁のさらに外側に金属板を設置し、金属板でデブリを消滅もしくは粉々にして外壁の損害を抑える物。 だがレーダーでは観測できない極小デブリにしか効果がない。巨大なデブリには紙も同然。 軌道地雷 軌道上に置かれる地雷。 爆発してデブリ化することで目標物に無数のデブリを浴びせる兵器。 ○宇宙病 はしか 宇宙飛行士が罹る精神病。 何のために自分は宇宙に来たのか、自分は宇宙にいて良いのかと悩み込んでしまう病気。 宇宙にいる者なら誰でも一度は罹ると言われる。 宇宙酔い 無重力空間であらゆる認識が上手く出来ないことが原因で起こる乗り物酔いのような物。 しかし乗り物酔いの薬は効かず、治すには慣れしかない。 低重力障害 低重力下で生活することで肉体が弱くなる病気。 トレーニングやビタミン・カルシウムの摂取をしっかりすればある程度の予防は可能。 ルナリアンは生まれた時からこの障害を持っている。 空間喪失症 何らかのトラウマが原因で発生するパニック症状。 暗室や宇宙空間でパニックをおこし、酷い時は幻覚や幻聴までおこる。 ○人物 ウェルナー・フォン・ブラウン フォン・ブラウン号の名前の元でロックスミスのモデル。 大戦前後にドイツとアメリカという2つの大国を利用して宇宙を目指した人物。 ナチス所属時代に世界初の実用的ロケット兵器を開発し、大量の死者を生んだが、彼は全く罪の意識を感じていなかったという。 ツィオルコフスキー 「地球は人類にとってゆりかごだ。だがゆりかごで一生を過ごす者はいない」という言葉で有名な宇宙旅行の父。 宇宙空間を飛行するにはロケットしかないことを証明し、宇宙飛行の基礎理論を組み立て、現在も続く宇宙開発計画の根本を作った人物。 多段式ロケットや宇宙服も彼の発案した物。 ○組織 EDC(原作のみ) 地球外開発共同体。 その名の通り宇宙開発を共同で行う組織。 木星往還計画を主導する組織で、過去には火星開発計画を成功させている。 連合(アニメ版のみ) 宇宙を管理する組織。 前述のEDCの役割に加え、治安維持なども行っている模様。 テクノーラ社 ハチマキ達が所属する会社。原作ではロゴのみだがアニメでは中心となる舞台。 宇宙企業の最大手である模様。 軌道保安庁 宇宙の治安を守る組織。(アニメ版のみ) 宇宙空間による不法投棄の取り締まりや、宇宙に来た犯罪者やテロリストの逮捕などを行っている。 治安組織であるため、所有する宇宙船には宇宙船捕縛用アンカーが備えられ、隊員は武器の携帯と使用が許可されている。 ○メカニック トイボックス DS-12号。 ハチマキ達が乗るデブリ回収船。 建造から30年以上経つオンボロ船で、アニメではよく内装が壊れる。しかし外装は頑丈。 エンジンは三基で燃料は液体水素。長期間の航行を考えて作られてるため居住スペースは広い。 トイボックス2 フィーの功績により贈呈されたデブリ回収船には勿体無いほどの新造船。 アニメでは機体の一部を分離させて巨大デブリを回収できる機能が付いた。 フィッシュボーン ハチマキ達が使用する小型のデブリ回収作業艇。 漫画ではバイクのように操縦する。 EVAスーツ 船外活動服。いわゆる宇宙服。 アニメと原作では大きくデザインが異なる。 握力を感知して手の甲から推進材が噴射し、それを上手く操って移動する。 宇宙往還機 地球と宇宙港を往復する機体。スペースシャトルの進化系。 高々度旅客機 宇宙旅行のための機体。 ユーリが妻と乗っていた物もこれ。 フォン・ブラウン号 木星往還船。ロックスミス設計。 人類最高の核融合エンジン タンデムミラーエンジンを搭載し、一年半で木星に到達できる。 航行中は居住スペースを傾けることで重力を得ている。 微生物単位で管理された農業エリアが存在し、食料が不足することはない。 ○都市 国際軌道宇宙港 いわゆる宇宙ステーション。 地球と宇宙の中継地点であり、数々の宇宙企業が本社を置く場所。 宇宙で働く人達の多くが住む場所であるためコロニー化している。 月面都市 正式名称 オリエンタレ・ベイスン宇宙港。 月面に存在する地球外で最も発展した場所。 火星基地 火星開発拠点。 ゴローが若い頃にいた場所であり、ここと地球を日帰りで往復できるようにするのが九太郎の夢。 ○その他 ルナリアン 月で生まれた人間。 低重力下で育つため身長が非常に高くなるが、生まれつき低重力障害を持ち、地球に下りることができない。 作中世界では4人しかいない。 宇宙葬 カプセルの中に遺体を収容し、外宇宙に放ったり衛星軌道上を漂わせる。 作中世界では50年以上前に禁止されているが、現実では今現在も行われている。こちらは少量の遺骨を小型カプセルに入れて打ち上げる散骨の一種。 太陽面爆発 フレアとも。 太陽の表面で大きな爆発が起こり、その余波で地球に膨大なエネルギーや放射線が降り注ぐ現象。 これに直撃すると人間は即死、宇宙船は一時的に機能が停止する。 はやぶさが食らったのもこれ。 作中では天気予報のようにフレア予報があるようだが、外れることもある。 ヘリウム3 作中世界の主な燃料。 月や木星に膨大な量が埋蔵されており、これを使用した核融合発電で全世界の70%の電力を賄っている。 コスモノーツ 電子化された雑誌。 作中ではハチマキが入院中に地球特集号を購入していた。 追記・修正をお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 漫画の第一話でハチマキがデブリを蹴って地球に落とすシーンがあるが、実際にはそんなこと出来ないらしい。 -- 名無しさん (2013-10-27 08 54 39) デブリの速度って秒速7〜8kmぐらいじゃないの? -- 名無しさん (2013-10-27 09 20 37) はしかみたいなもんであって はしかではなかったと思うんだけど -- 名無しさん (2020-10-21 10 27 45) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/sinoalice_kousatu/pages/52.html
ウェポンストーリー 実装時期 none/ none/ none/ none/ none/ none/ none/ none/ none/ none/英知の剣 探究の機装 none/野獣の刻剣 特化43 none/翠葉の大剣 SS1点確定PickUpガチャ none/封妖精の紅剣 聖ノ祝祭20 none/囚われびとの剣 特化42 特効の剣(〇一一八) 碩学の承継 ペテン師の罠 教導の講宴 none/神意の大剣 特化41 none/破流の竜刀 世界ノ軌跡3 幽騎の黒剣 湯煙ノ旅宴 七夜叙事の大剣 紅葉ノ寫宴 魔界の大剣 強欲ナ護鴉 慟哭の刃 ミッション配布 魔液の髄剣 ミッション配布 刃折りの剣 ミッション配布 古都の大剣(百錬) 百錬ノ果テ none/氷霊の祭剣 覇者ノ頂キ2 none/フルブルーム 創生の版菓 none/猛獣の大顎 特化40 none/荒ぶる海の大剣 特化39 none/深海船の怪刃 リサイクルガチャ9 none/愛念と拘泥の大剣 魔晶石購入 none/紅玉王の宝剣 特化38 none/平等公平の大剣 特化37 none/星巡りの大剣 精霊奉葬SS1点確定ガチャ none/涙石の泡剣 憤怒ノ狼宝 none/過去の栄光 特化36 none/少年が憧れた大剣 世界ノ軌跡2 none/流寓の孤客 特化35 none/叫びと狂気 リサイクルガチャ8 none/黒衣の淑女 4周年記念武器配布 none/揺るがぬ威光 4th ANNIVERSARY SELECTION none/懐旧の剣 砂漠の悠奏 none/幼火の牙 冥宮ノ邁進2 none/鋭愛の大剣 魔晶石購入 none/氷結の慧剣 禍・凶禍・惨禍特化(復刻) none/魔鋲の剣 幼年期ノ再来Ⅱ none/孔雀王の剣 学究の王冠 none/いにしえの魔剣 冥宮ノ邁進 none/切り裂く心の大剣 冥宮ノ邁進 none/捕縛の短剣 強欲ナ疾鴉 none/待ち人の心 特化34 none/新緑の風花 燭火の風来 none/大蛇の毒牙 リサイクルガチャ7 none/追悼の殉剣 特化33 none/水底の静剣 淘汰ノ果テ6 none/終幕の短剣 淘汰ノ果テ5 none/魔血の呪剣 特化32 none/舞い踊る剣 精霊奉葬水属性SS1点確定ガチャ 黒悲恋 初心者ナビリニューアル配布 哀憐の雫 初心者ナビリニューアル配布 幾千戦火の大剣 初心者ナビリニューアル配布 none/魅惑の蝶の剣 クリスマス記念武器配布 none/裁断の剣 華宴の聖夜 none/不死鳥の水晶剣 特化30 none/命の燭台剣 リサイクルガチャ6 none/風伯の大剣 特化29 none/大樹火焔の大剣 魔晶石購入 none/淑女の午後 被虐の帰郷衣 none/煉獄の業 特化28 none/睡蓮刀 食祭の支度 炎雷斬刀 強欲ナ拘鴉 オールドローズの悪戯 強欲ナ縛鴉 贖罪の業風 新生活応援ガチャ 古の巨人剣 精霊奉葬風属性SS1点確定ガチャ 清流の螺旋 特化25 毒味の銀ナイフ 特化21 脈打つ剣 防粉者達ノ宴 幻惑の大剣 魔晶石購入(童歌ノ聖域イベ) 鎮魂の大剣 第3回キャラクター人気投票結果ガチャ 不断の絆 3周年武器記念配布 炎帝の剣 3rd ANNIVERSARY SELECTION 月夜の刀 精霊奉葬「淫蠍」報酬 使い魔の短剣 歌姫ノ受難ログイン報酬 罪の意識 強欲ナ淑鴉 大鷲の剣 桜花ノ歌宴イベント報酬 祭壇の同盟 復刻 追想の晩夏ログイン報酬 慈悲なき暴風の刀 純潔の小鳥 悲嘆の短剣 リサイクルガチャ4 薄闇の騎剣 怠惰な緋熊 佳人の大剣 特化18 山神の激憤 大食の術虎 魔女の業火剣 天幕ノ祝宴(天幕ノ遊宴イベ) 葬歌 依存の矯正 熾火の石剣 特化23 岩漿の大剣 魔晶石購入(恋菓子の挽歌イベ) 美食家のナイフ 恋菓子の挽歌ログイン報酬 哀哭の断頭台 怠惰な熊皮 祝意の繋縛 聖夜の葬宴イベント報酬 深海の霊刀 年末年始JD祭記念武器配布 半疑の大剣 聖夜の旅路(聖夜の葬宴イベ) 破滅への道標 花冠ノ奏楽 侵略の爪痕 魔晶石購入(執事達ノ饗宴イベ) 七星の嚮導 淫蕩ナ祈蠍 寂びた風月 強欲ノ鴉爪 驟雨の令嬢 黄金の神官 柘榴石の刀 強欲な黒鴉 魔鳥のはばたき 特化16 古鉄の呪剣 2nd ANNIVERSARY SELECTION 少女の悲愴(錬) リサイクルガチャ錬 失墜の短剣 傲獅メダルⅡ(スノウ、二つの正義イベ) 天使の傲慢 2周年記念武器配布 旋廻の剣 怠惰な魁熊 海神の刀 強欲ノ鎧鴉 膨張の剣 水属性限定ガチャ3 苦難の英雄 特化14 紅の七刃 火属性限定ガチャ 毒蛇の顎 特化10 鷲狩の短剣 夜会の狂騒 殉教者の剣 リサイクルガチャ2 古城の秘め事 怠惰の熊囃 深食の剣 逢魔ノ遺響 残焔の剣 怠惰な子熊 王家の天声 特化8 波紋の魔剣 色欲ノ灼蠍 偽りの勝者 リリース記念ガチャ 腐敗の大剣 深淵ノ孤独 打直の火鋼剣 三匹ノ晩餐 魔焔の大剣 純潔ノ響 人類学の大剣 強欲の鴉羽 聖花の風剣 白銀の星 緑の凪刃 羞恥ノ泪 鎌鼬の剣 大食の飢虎 黒牙剣 強欲な寒鴉 選定の剣 ミストメダル(復刻 偏執ト虚言イベ) 水龍の刃 特化7 氷原の花 CONCERT SELECTION 殲滅の大剣 特化12 翠鳥の剣 リサイクルガチャ 神秘の名刀 特化5 聖剣・剣絶ち 籠ノ灯リ 岩水の刀 妖艶ノ蠍 転生の約束 虚ノ鳥籠 不条理の刃 不条理の刃 風光の大剣 大食の虎牙 愛憎の刀刃 リリース記念ガチャ 剣に宿りし者 傲獅メダル(アリス、もう一人イベ) ウラミ時雨 路地裏ノ死神 赤蛇の短剣 患者と任侠 熱鉄の剣 特化 水禍の剣 狂炎ノ調ベ 融和の剣 ハッターメダル(宵闇の奇術師イベ) 瞳の刀 匣中ノ熱帯魚 平定の剣 特化3 最高の食事 リリース記念ガチャ 水脈の剣 暗室ノ研究者 復讐の大剣 現実篇配布 覇者の剣 蜜月ノ夢 純潔の証 白銀の誓い 冷徹なる暴力 不思議の国の小夜曲 謙虚な魔剣 チャームメダル 不殺の刃 リリース記念ガチャ 刀鍛冶の呪縛 リリース記念ガチャ 両断の刀 血染メノ外套 師の教え 欠月の泪 緋色の剣 茨ノ騎士 蒼き剣 黒の禁書 絆の短剣 フレンドメダル 記憶の大剣 現実篇配布 復讐鬼の剣 悲哀ノ雫 英雄が使いし剣 リリース記念ガチャ 静寂の願望者 リリース記念ガチャ 夜想刀 リリース記念ガチャ 剣豪の太刀 リリース記念ガチャ 生贄の抱く大剣 リリース記念ガチャ 必要悪の剣 リリース記念ガチャ 無銘 リリース記念ガチャ 相思の双刀 リリース記念ガチャ 悪女の悲劇 リリース記念ガチャ 誓約の短剣 リリース記念ガチャ 純愛の塊 リリース記念ガチャ
https://w.atwiki.jp/tuttri/pages/40.html
落し主が見つかりました。 最近、SCICON製のサドルバッグを無くされた方いませんか? 学校近辺の道端で拾いました。 中身は、 チューブ・タイヤレバー・携帯ツールetc でした。 心当たりのある方は なんらかの反応を返してください。 でないと 私がありがたく頂戴します。 中身が パンク修理済みのチューブ・黒いタイヤレバー・4種しかない携帯ツール・使い古した単三電池 見た目が黒っぽくて430ccサイズなら俺のかも 今見てみたらなかった @うえまつ 完全にあなたのです。くそっ! 受け渡しはどうしましょうかね? 仕事 大会の抽選で何かに当たる事 履歴 2007伊良湖トライアスロン大会 → ヤクルト 一ヶ月分 2008シマノ鈴鹿ロード → 蒲郡温泉ペア旅行 2009伊良湖トライアスロン大会 → メロン 一玉 出身高専 奈良高専 情報工学科 所属 知識情報工学 研究内容 人間を暗室に閉じ込めて,日本語として成り立っていない言葉を聞かせ続けたときの 脳波の測定 自転車 SPECIALIZED 現時点の実力 スイム:水圧に負ける バイク:股関節を痛める ラン :内臓の揺れに苦しむ 出場大会履歴 2007 伊良湖トライアスロン Bタイプ 富士チャレンジ200 ソロ200km 学内駅伝 大阪市民淀川マラソン 袋井クラウンメロンマラソン 2008 乗鞍ヒルクライム レイク・ハマナトライアスロン大会(代打出場) シマノ鈴鹿ロード 2時間エンデューロ エリート(代打出場) 伊良湖トライアスロン Aタイプ 2008年度天狗党カップ第8戦 お楽しみ会 豊橋万場クリテリウムロード ビギナー 学内駅伝 2009 豊橋スポーツ祭 1kmTT Tour de tanioka 愛知県豊橋市~奈良県奈良市 シマノ鈴鹿ロード インターミディエイト オープンⅡ 伊良湖トライアスロン Aタイプ 2009年度天狗党カップ第8戦 やる気会 豊橋万場クリテリウムロードレース チームTT オープン 富士チャレンジ200 ソロ200km 2010 第一期 Tour of TUT 第一ステージ 最終ステージ 出場予定大会 シマノ鈴鹿ロード 豊橋万場クリテリウムロード Tour of TUT 近況 密かに 肉体カンチェラーラ化計画を実行中。 相方の復帰と共に姿を現すはずです。 M1で実際にやっていた練習メニュー 谷岡ストーキング 自転車編 練習目標 相手を利用する事を覚える 練習内容 肉体・精神共に充実している時の谷岡さんに、ひたすらについて行きましょう。 → 谷岡さんはプライドが高いので、逆撫ですると良いでしょう。 谷岡さんは精神面が異常にタフです。ちょっとの言動には動じません。大丈夫です。 → 谷岡さんが踏まずに脚をクルクル回し始めたときは、あなたはなめられています。頑張りましょう。 → あなたが前を走っているはずの谷岡さんの哀愁漂う顔を頻繁に見るようになった場合、あなたはなめられています。頑張りましょう。 → 谷岡さんが不自然なダンシングを始めたとき、あなたはなめられています。頑張りましょう。 → 谷岡さんは登りが嫌いと公言していますが、時折何故か平地を走っている時よりスピードを上げます。気をつけましょう。 → 谷岡さんは信号待ちからの再スタートが異様に早いです。油断は禁物です。 → 谷岡さんが「平地や!」とか「下り坂や!」と発言したら要注意です。 トリップします。覚悟しましょう。 → 谷岡さんは高い確率で何らかのトラブルに遭遇しますが、ほっときましょう。キリがありません。 谷岡さんは他人の厄を吸収し、自分のモノにするという特異体質を持っています。あなたは安全です。 しかし、感謝の念は忘れないでおきましょう。 → 私は勝った事がありませんが、谷岡さんは一度敗北すると次に現われる時にはパワーアップしています。 彼のためにもどんどん挑戦していってください。 筋骨有効活用トレーニング 練習目標 意識しにくい筋骨を意識できるようにする 練習内容 筋骨を意識的に使えるようなトレーニングを編み出す。 例1.コアリズムをやる。 → 骨盤だけを動かせるようになります。 例2.「おしり、おしり」と念じながら自転車を漕ぐ。 → 馬鹿みたいですが、実際効果があります。 → この年の年間走行距離は1500kmに満たないくらいでしたが、実質この年度が一番強かったように思います。(自転車だけ) → 練習は量も大切ですが、効率も大事だと実感しました。 → 量が足し算なら、効率は掛け算です。多分。 B4で実際にやっていた練習メニュー ベンツ工場 単独全力疾走 練習目標 対向かい風強化 あきらめない気持ち強化 筋肉使用率「強」時の持久力強化 感覚を麻痺させる 練習内容 ベンツ工場10周(約30km)を単独で全力疾走する → 今は30km/hで回れなくても,一週間も続けていれば平均時速35kmが出せるようになります → ちなみに一週間ここで練習して,自転車を洗わないでいると,ディレイラーが塩漬けになり壊れました. → 「疲れた休憩しよ」という時の速度が30km/hなら,君の感覚は麻痺し始めている! 蔵王山 インナー禁止 練習目標 登りでも踏めて回せる筋力強化 練習内容 アウターで蔵王山を登る → 蔵王山特練その1 → ゆっくりでもいいので,きれいに回転させる事を意識して登りましょう. 蔵王山 インナーローダンシング 練習目標 登りのアタック練習 練習内容 ガードレールが途切れる所で,インナーローダンシングと普通に登るのを繰り返す. → 蔵王山特練その2 → がむしゃらに登りましょう. 蔵王山 両手離し登り 練習目標 登る時の姿勢練習 練習内容 ガードレールが途切れる所で,両手離しと普通に登るのを繰り返す. → 蔵王山特練その3 → ここでも,きれいに回転させる事を意識しましょう. 蔵王山 片足ペダリング 練習目標 きれいなペダリング強化 練習内容 ガードレールが途切れる所で,左足だけで登ると右足だけで登るのを繰り返す. → 蔵王山特練その4 → がくん,がくん,とならないようにキレイに回転させましょう. 蔵王山 全力疾走 練習目標 あきらめない気持ち強化 練習内容 持てる力を振り絞って全力で登りましょう → 蔵王山特練その5 → 蔵王山メニュー1-5を1週間も続ければ,13分もかかっていたのが10分12秒にまで縮まります. オレンジロード 全力疾走 練習目標 アップダウンに屈しない肉体強化 練習内容 オレンジロード約10km往復 ×3回を全力疾走 → オレンジロードと言っても,いろいろあるので,いずれコースをリンクします. B3で実際にやっていた練習メニュー 学校3周ランニング → ブートキャンプ 練習目標 ダイエット 疲労してても笑顔で動ける肉体強化 練習内容 学校外周を3周回ったあとにブートキャンプに入隊する → 一か月で約15kg痩せました ハーフ朝湖 (約50km) 練習目標 朝に強くなる練習 追い込まれたときの潜在能力を引き出す練習 練習内容 学校の授業が始まる前に伊良湖岬までの道半分くらいまで行き,帰ってくる → パンクすると遅刻するから,朝早く起きてやろう.
https://w.atwiki.jp/kswc_kesc/pages/28.html
1999年3月 KSWCのメンバーは1999年3月16日~19日に大島に星空観望会をしに行きました。その体験記です。 注:この文章は、僕の視点からのみ書かれていますので、多少の書き漏らしがある可能性があります。 ①16日~17日 16日18時50分頃、新宿駅12番線。このホームの一番代々木寄りに、僕を含んだ「大島星空観望会」参加者が集結した。参加者総勢18人。これだけいればかなりの大集団だ。そのうえ、見るのは星空。従って望遠鏡や双眼鏡といった、図体がやたらにでかい機材が伴う。こんな集団が山手線に乗り込んだら大迷惑となるに決まっている。そこで、3~4人ずつに分かれて、浜松町駅に移動することにした。 この時僕は、Gimete君とO先輩と組んだ。車内では特に問題はなかった(はず)だが、浜松町駅で迷った。出口がどっちなのかわからない。結局逆方向に行ってしまい、出口を見つけた時には、次の組が到着していた。いやはや、とんだ大ドジをこいたものだ。 全員集合したところで暫し休憩。この時、僕は食料を買い込みに、かなり離れたデイリーストアーまで出向いた。買ったのは、確か飲み物2本(500mlのペットボトル)と、納豆巻きだったと思うが、確かなことは思い出せない。本屋にも寄ったりした。この時、暗室の帝王君が、何だか得体の知れない変な物を買っていた。見ると、「トンガラC」であった。よくこんな物を買う気になるものだ。因みに本人の感想は「不味い」だったと記憶する。 その後、全員で竹芝桟橋に移動した。さっき寄ったばかりのデイリーストアーを見ながら(無駄なことをしたものだ)待合室へ。この途中、殿様先輩の「ドラム缶発言」が出た(部員紹介参照)。ここで乗船手続きをするわけだが、この時僕は最悪の事態に気づいた。 「生徒証がない!」 とは言ったものの、事前に取ってあった学割証のおかげで、何とか割引がついた。この時の学割は、学生証か、学割証を出せばよい、というものであった。そのためか、学割証を持っていながら、生徒証を出す人もいた。恐らく次の合宿に回すのであろう。ここでも食料を補給。 何とか手続きを済ませ、いよいよ乗船だ。僕らは当然?2等船室に入る。2等ではあるが、何とか寛げた。だが、天井から吊るしてあった団体名を表記した紙を見ると、何と「○○○○様(白色Y星人本名)」。これには笑った。しかし、この後、さらなる驚きがあろうとは、この時点では知る由もなかった。 荷物を船室に置いてから、僕達は甲板へ出た。吹く風が少し寒かった。他の客と同様、僕達もかなり興奮していた。夜景を撮る人、暴れ回る?人、物思いに耽る人……。船出前という場面は、人を興奮させるらしい。もっとも、病み上がりの白色Y星人君のように、さっさと寝てしまう人もいたが。因みに僕は、「夜景撮影組」であった。 a href="oshima/oshima1.jpg" img src="oshima/oshima1.jpg" align="right" border="0" hspace="0" width="339" height="238" /a そして22時0分、「さるびあ丸」は、大島に向けて、出航した。それほど感動はしなかった。これが世界一周するような船であったなら、話は別だったかもしれない。しかし、今乗っているのは、紛れもなく東京都大島町へ向かっている。竹芝桟橋も東京都。そのうえ、風呂などという贅沢な物は存在しない(つまり、豪華でない)。大して感動しないのもある意味当然かもしれなかった。 しかし、夜景には感動した。特にレインボーブリッジの下をくぐる時が、よかった。いつもとは違う視点から眺めた橋は、巨大であった。ついでながら、僕の母がレインボーブリッジの名付け親の一人なので、この橋には特別な思い入れがあった。それだけに尚更よかった。 船は羽田沖らしき場所で一旦停まった。夜風が強くなってきた。しかし、夜明けは遠い。そして、部員のテンションもだいぶ下がってきた。そうこうしているうちに、日付が変わった。僕も激しい睡魔に襲われた。 船室に入ると、寝ている部員が結構いた。迂闊に音は立てられないから、場所取りは慎重に行わねばならなかった。何とか一人分のスペースを確保し、床に就いた。1時30分頃だったと思う。しかし、その後も寝付けない部員が出たり入ったりで(但し、壁はない)、暫く眠れなかった。寝ながら、こんな事を考えた。 「隣で寝ているの、誰?」 ②17~18日 旅先であまり眠れない。この僕の嫌な癖はこの時も出た。目覚めたのは午前4時。3時間も寝ていない。そのくせ目が妙に冴えていたのは、興奮からだろうか。 甲板に出る。人はまばらであった。というより、無人に近かった。他の部員が数名いた。そろってテンションがやや高い。僕と同じように、眠れなくなったのだろうか。進行方向に向かって左側に、大島の島影がぼんやり見えた。港の明かりも目に飛び込んできた。 船は、停まっていた。外洋に出たせいか、揺れる。甲板には他に人は上がってこない。1人になると、波だけが騒がしい。漁火は見えない。とにかく、辺りは静寂に包まれていた。しかし、僕達の間では確かこんな事が話題になっていた。 「船室に知らないおばさんが寝ている」 そして、6時。船は、大島は岡田港に入った。みんなが起きて、下船準備をしている間、そのおばさんは、自分が部屋を間違えているとは知らずに、ぼんやりしていた。どうも大島では降りないらしい。僕達の存在を気にも止めていない風であった。だからと言って、「ここは僕達の船室だ」と言うのは憚られた。どうせすぐ降りるのだから。 港に立つ。辺りは未だ夜の雰囲気だ。しかし、空は少しずつ白み始めていた。専門用語で言えば、「薄明」ということになろうか。未だ暗い中で、船の明かりだけがやけに目立つ。吹いてくる風は寒いが、爽やかだった。起きたばかりだからか、荷物が妙に重かった。宿からの車が出迎えに来ていた。 a href="oshima/oshima1.jpg" img src="oshima/oshima2.jpg" align="right" border="0" hspace="0" width="339" height="238" /a 僕達が投宿したのは、「けんじ」と言う民宿だった。僕も数々の民宿に泊まったが、ここが最も広かったと思う。そして、全体的に窓が多いせいか、明るい。そんな民宿に、まずは荷物を運び込み、朝食までの間、暇ができた。その間、部員それぞれが、思い思いの時間を過ごす。 僕はと言うと、砂浜に出た。宿からすぐ近く、「砂の浜」の名が付いていた。夏に備えてか、駐車場やトイレがあった。砂浜に下りると、砂の黒さに驚いた。恐らく火山灰か、その他火山関連の成分でできたのであろう。実際、砂を持ち帰って磁石を近づけたら、砂粒の殆どがくっついた。このことが、その砂には鉄分が多いことを何よりも如実に示していた。 一旦宿に帰り、また来た。この時は白色Y星人君とAOmori先輩を伴い、岩場へ入った。思ったより険しい。これらも三原山の噴火の産物なのであろう。奥の奥の奥まで入ったところで、朝食の時間を考え、引き返した。遠く、利島が見えていた。帰り道もやっぱり険しかった。それだけでなく、別の道を伝って帰った結果、予想以上に歩いてしまった。観望前に体力を消費するのは出来るだけ避けたかったのだが……。 しかし朝食後、僕はまた体力を消耗する行動に出た。三原山登山である。 img src="oshima/oshima5.jpg" align="right" hspace="0" width="321" height="221" 同行者はT橋君、暗室の帝王君、O先輩、Level E.先輩、殿様先輩。まずはバスを待つ。大島のバスは、停留所以外の場所でも、タクシーのように止まってくれる。もっとも、定期観光バスの場合は話は別だが。 元町港に到着。そこから御神火茶屋までのバスが出ているので、迷わず乗車。このバスは定期観光バスだ。よって(?)、終点までノンストップで走破する。だが、なんとまあ、このバスにはガイドさんがいない。定期観光バスにガイドさんが乗るほうがおかしいのかどうかは知らないが、観光案内は全部テープによった。そのテープを聞いて、「あんこ娘」の「あんこ」とは、本当は「姉」を意味するものだということなどを勉強した(はず)。また、そのテープには、3曲ほどの歌が収録されていた。勿論大島の文化や風土に根ざしたものだが、似たような歌を同じ人が歌うだけに、3曲も聞かされると、飽きる。 そうこうしているうちに、御神火茶屋に到着。ここからは徒歩。最初のうちはカルデラ内を歩くので、道は殆ど平坦だ。所々に気休めばかりの避難所がある。途中、溶岩に埋もれた旧道を見た。割れ目噴火の火口にも近く、三原山の力を目の当たりにするようだった。 暫くカルデラを歩いた。が、その先の坂はかなりきつかった。舗装されているところを見ると、車も入ってくるらしい。所々に標識が立つ。その内容は、「大変きつい坂です。手摺りをご利用下さい」、「足元には十分ご注意下さい」、「このあたりで一休みしませんか。素晴らしい眺めです」などなど。 頂上に着く。試験休みを使って来たので、この日は平日。人はまばらである。ここまで来るのにも結構体力を使ったが、無謀にも今度は御鉢巡りを始めた。 道は岩と砂。今までのようには歩けない。そのうえかなりの坂が続く。かなり疲れた。が、ある所からの眺めはよかった。眼下には真っ黒な砂漠が広がっていた。溶岩流がはっきり確認できた。しかし、雲が多いせいか、海は少々見えにくい。 また歩き始める。火口から蒸気が立ち上る。風が強い。柵は貧弱そのものである。実に歩きにくい。そんな時、路傍に設置されているスピーカーがこんな事を言った。 「大島町役場より、地域振興券の……」 そんなことが続いて、何とか御鉢巡り終了。だが、まだ僕達の勢いは止まらない。次は火口展望台へ向かった。舗装路なうえ、平坦なので、歩くのにさしたる苦労はない。で、いざ着いてみると、思ったほど火口は見えなかった。山は穏やかだった。ここで集合写真を撮る。 御神火茶屋に戻って、さあ昼飯だ!と言いたいところであったが、誰も食べようとしない。皆、食欲がなくなったのだろうか。かく言う僕自身、食べたのは明日葉の胡麻和え一皿。どちらかと言えば、土産のほうに興味が向いているらしく、数名が土産物屋に入っていった。 下山のバスは、車内の雰囲気と言い、大きさと言い、歌が流れることと言い、行きと大した変わりはなかった。が、下ろされたのは元町港ではなく岡田港。そこで、一旦元町港に出た。乗るべきバス(波浮、間伏方面に向かうバス)がここからしか発着していないからだ。おかげで、かなりの交通費を取られる羽目になった。全て合計して確か3000円くらいだったと思う。 午後だいぶ経って、宿に到着。不思議なくらい疲れを感じなかった。その後、夕食、観望準備と進んで行った。この時の事はあまり記憶にない。 そして、夜。20時ごろだっただろうか。空には多少雲がかかっていたが、とりあえずは観望開始となった。機材のセッティングも終わって、初めに僕は何をしたか?ほかならぬ写真撮影であった。この夜に撮ったのは、しし座・ふたご座・北斗七星・うしかい座・スピカ・おとめ座・てんびん座・こと座・かんむり座・ヘルクレス座・火星・さそり座・ラスアルハゲ(へびつかい座)とラスアルゲティ(ヘルクレス座)・りょうけん座・かみのけ座・いて座であった。枚数はかなり多いと思う。しかし、これだけの写真を撮るのは、結構大変だった。 というのも、僕はカメラの使い方を教える立場にあったからだ(A君なども)。この合宿では、星の写真は初めてという人が2人いた。一人はTさんで、買ったばかりだというニコンのFM10でもって北斗七星などを撮っていた。もう一人はTさんだった。こちらはキヤノンのFXを引っ提げて、こと座などの撮影に精を出していた。2人とも時々僕のところへ質問や手伝いを頼みに来る。おかげで、かなり時間が潰れた。とはいえ、それほど大きな失敗はなかったので、一安心。ただ、時々やってくる車のヘッドライトには弱った。 空の雲は18日2時ごろまでにはすっかり晴れていたと思う。おかげで、東京都内とは思えない星空を楽しむことができた。が、朝が近くなるにつれ、だんだん飽きてきた。たまに流星が出たりすると、一瞬興奮するのだが、その間がなんとも退屈なのだ。時々宿に戻った。夜間の出入りがOKなので、大きな音さえ立てなければ旅館内でもかなり寛げる。幸いにして自販機もある。食料も買い込んである。観望に疲れたら、いくらでも休めた。 が、宿と観測地の間の道は、街灯がない。光害の点ではそっちの方が寧ろ好都合なのだが、いざ歩くとなるとかなりの勇気が必要だった。本当に真っ暗なのだ。 午前2時過ぎ。さそり座がその全容を現した。待ってましたとばかりにカメラ持ちが一斉にファインダーをさそり座に合わせた。たちまち追尾撮影の「席」は埋まってしまい、僕はまずは固定撮影に回った。追尾撮影はそれからかなり経ってからになった。いて座が出た時も同じような状態になった。 そして、夜明け。もう、見慣れたシーンだ。従って、大した感動もなかった。そうして、無感動のまま?、1回目の観望は終わった。昼の風景が、星を隠していった。 ③18日~19日 確か寝たのは午前8~9時頃。で、起きたのが午後1時過ぎだっただろうか。寝場所は押入れの中だった。 起きてみると、大貧民をやっている人が数名。寝ている人がこれまた数名。外出中がまた数名。静かだった。いつもの騒がしさが嘘のようだった。 それから暫くして、僕は、Level E.先輩・W先輩・のりたま先輩にくっついて、火山博物館に出向いた。 img src="oshima/oshima4.jpg" align="right" hspace="0" width="331" height="227" いざ着いてみると、想像以上に立派な玄関があった。まるで宮殿。傍らには読売新聞社が使った火口探険用のゴンドラが置いてあった。大きな玄関と、ちっぽけなゴンドラ。これがまた意外とよく合っていた。 中には人はそんなにいなかった。おかげで、ゆっくり、落ち着いた気分で見学できた。火山弾・世界の火山分布・大島の火山灰の地層・噴火の様子のVTR……。その中で、最も興味を引いたのは、「世界の火山」だった。そこには、例えばキラウエアについて、その位置・性質などがこまごまと述べられていた。火山を表す英語の「volcano」の語源が、ブルカノという火山であることも知った。 ところで、僕はこの時、英語のある教材で、火山がしょっちゅう出てきたのを思い出していた。その中には、ベスビオ火山と、サントリーニ火山が出ていた。ベスビオはともかく、サントリーニについて、その教材の中では「サントリン島」となっていた。ところが、この博物館では、あくまでもサントリーニなのである。また、以前見た世界地図では、「サントリン」なる島はどこにもなく、かわりに「テラ島」の名が与えられていた。この博物館も「テラ島」の名を使っていた。これらを総合して達した結論は、「テラ島にあるサントリーニ火山の英語名がサントリン」ではないか、ということだった。勿論、テラ島の別名がサントリンであるという可能性もあるが。帰ってきたのは午後4時をかなり過ぎた頃だった。 ここで、僕達が博物館にいた頃の、殿様先輩・I先輩・I君・K君の行動について記しておかなければならない。彼らは、僕達が博物館へ行くバスを待っている時に外に出てきて、海へ向かっていった。そこで、K君を砂に半分埋めたり、ぼんやり海を眺めたり、波をかぶったりしていたようだ。写真や伝聞でしか知らないことなので、確かなことはわからないが、殿様先輩が異様に子供っぽくなっていたのは確かだ。 一気に時間を飛ばして、夜8時頃。空はだいぶ曇っていた。それでも、とりあえず観望開始。しかし、明るい星しか見えず、実につまらない。都会と変わらない。やがてさらに曇り、19日0時頃までには全く見えなくなった。どころか、さらに何時間か経つと、雨まで降り出した。こうなったら、もう雑談で一晩過ごすしかない。観測地に一人残して(交代あり)、他は宿に戻った。 ここで威力を発揮した?のが、のりたま先輩の毒舌だった。そのおかげで、2時頃までものすごくテンションの高い状態が続いた。もっとも、全員聞いていたわけではなかった。1年では、僕とA君しか聞いていなかった。と言うより、他は寝ていたり、観測地にいたりと、かなりバラバラだった。「毒舌リスナー」は、僕を含めて6人くらいだった。 さらに時が経って4時。そとは曇り時々雨。もう観望は無理という判断が下った。しかし、相変わらず観測地と宿を僕達は往復していた。観測地へ遊びに行くために。そして、いいかげん疲れた僕と白色Y星人君とO先輩その他はさっさと寝てしまった。しかし、その間に、起きていた人々は、「Natural High」( a href="#NH" 用語解説 /a 参照)になっていた。砂浜に「I LOVE YOU」と書いたり、とんでもなくふざけた写真を撮ったり……。それはもう、興奮の坩堝だった!? そうこうしているうちに夜は明け、部員の殆どが眠りについた。しかし、それも束の間、帰る時は刻々と迫っていた。 出発の時がやって来た。それは確か午前9時頃ではなかったかと思う。帰りの船が出るのは元町港。この船で、一旦熱海に出ることになっていた。 a href="oshima/oshima1.jpg" img src="oshima/oshima3.jpg" align="right" border="0" hspace="0" width="339" height="238" /a 宿の主人(「けんじさん」と呼ばれていた)の車で元町港へ向かう。そこから眺められた物……地層切断面、砂の浜、海、そして観測地。全てが僕達を見送っているかのようだった。そして、外は雨。全てが寂しく感じられた。心なしか外が灰色に見えた。(僕達を元町港まで送って下さったけんじさんに、この場を借りて厚くお礼申し上げます。ありがとうございました) 元町港に着いたのが10時頃。僕達の乗った船が出たのはその30分後だったと思う。集合写真を撮った後、デッキに出て、沢山の思い出を作ってくれた伊豆大島がどんどん遠ざかって行くのを、僕は眺めていた。他の人は、寝たり、談笑したり、感傷的になったり……。僕は3番目。今までになく感傷的になっていた。何故船に乗ると、こんな気分になるのだろうか。他の交通機関では味わえない何かがあった。 相変わらず雨が降っていた。水平線は霞んで見えない。イヤホンから「終わりなき旅」が流れていた。哲学的な話になるが、「終わりなき旅」の真っ只中に僕達がいるような気がしてきた。「閉ざされたドアの向こうに新しい何かが待って」いる。それは決して「いいことばかりではない」。しかし、そのドアを開けて、また新しい人生の旅が幕を開ける。そこで、また僕達は、人間として成長する。するとまた、新しい扉が現れる。そしてまたそれを開けて、また違った人生の旅に出る。そして、僕達もそんな「終わりなき旅」の中で生きている。こんな事を考えた。ここまで変なことを考えてしまうのも、船旅のせいだろうか。 12時過ぎ。雨に煙る熱海の街が見えてきた。船から下りた後、とりあえずタクシーで熱海駅へ。そこで解散となった。この後、うなぎ屋に行く人、そのまま帰る人、行動は自由になった。卒業生は全員うなぎ屋に入った。しかし、僕とK君は、駅前のマクドナルドに入ってしまった。おかげで、うなぎ屋に行けなくなってしまった。仮に行っても、僕の体が許さない。 13時30分頃だったろうか。僕とAOmori先輩、Tさん、Tさん、Sさんは帰途に就いた。うなぎ屋にはまだかなりの人が残っている。すでに解散していたからその辺は問題にはならないが、寂しかった。さよならも言わずに別れたのが少し辛かった。帰りは東海道線と小田急線を使った。途中、小田急の秦野のあたりで思わぬ混雑に見舞われながらも、何とか帰りつくことが出来た。他の4人とは新百合ヶ丘で別れた。 こうして、1999年大島星空観望会は終わりを告げた。卒業生を送る目的で挙行された観望会にしては、あまりにも呆気ない幕切れだった。 * 参加者一覧(敬称略) 98年組……T 天然パーマン 白色Y星人 h/2π S 暗室の帝王 T Gimite K 97年組……AOmori 96年組……ひとくん まる のりたま Level E. 上様 オレにまかせろ! W 特別参加(?)……殿様(1995年組) 番外:用語解説 「Natural High」…外気温が室内の気温より低く、且つ空が曇るなどの理由で、明らかに星空の観望に向いていない時、日頃のストレスやゲームなどのきっかけにより、人間(地学部員)の脳内細胞が狂い、通常のテンションがハイになる以上の実力を出す現象。
https://w.atwiki.jp/shichouseiko/pages/263.html
月光仮面 データはほとんどありません 第1部 : 毎週月~土曜18 00~18 10(TBS) 第2部、3部7話まで : 毎週日曜18 00~18 30(TBS) 第3部8話以降、第4部、第5部 : 毎週日曜19 00~19 30(TBS) 視聴率はビデオリサーチ調べ(東京地区) 【表組】 # サブタイトル 放送日 視聴率 第一部 どくろ仮面 01 月光仮面現れる 1958/02/24 02 危険重なる 1958/02/25 03 疑われた仮面 1958/02/26 04 夢の脅迫者 1958/02/27 05 悪魔の微笑 1958/02/28 06 捕らえて見れば 1958/03/01 07 月よりの使者 1958/03/03 08 間違われた迷探偵 1958/03/04 09 謎の顔 1958/03/05 10 悪魔の脅迫 1958/03/06 11 新聞は正義だ 1958/03/07 12 美女と妖婆 1958/03/08 13 敵あなどりがたし 1958/03/10 14 暁の勝利 1958/03/11 15 危険なドライブ 1958/03/12 16 さてどうなる 1958/03/13 17 運命の七時 1958/03/14 18 神の如く現る 1958/03/15 19 勇敢なる人々 1958/03/17 20 運がわるすぎる 1958/03/18 21 奇妙な手紙 1958/03/19 22 どくろの指令 1958/03/20 23 声はすれども 1958/03/21 24 敵は動き出した 1958/03/22 25 敵の裏側に 1958/03/24 26 奇襲戦法 1958/03/25 27 アジト急襲 1958/03/26 28 謎の女 1958/03/27 29 赤星博士は生きているか? 1958/03/28 30 複雑怪奇である 1958/03/29 31 月とオルゴール 1958/03/31 32 意外なる挑戦 1958/04/01 33 悪魔の血笑 1958/04/02 34 死か、それとも 1958/04/03 35 二人の月光仮面 1958/04/04 36 五郎八捕る 1958/04/05 37 電話の魔術 1958/04/07 38 名探偵出現す 1958/04/08 39 月下の決闘 1958/04/09 40 美わしの呼声 1958/04/10 41 決然として起つ 1958/04/11 42 さかさま戦術 1958/04/12 43 眞晝の銃声 1958/04/14 44 酷なるボス 1958/04/15 45 お先に失敬 1958/04/16 46 救われたユリ 1958/04/17 47 彼の正体は・・・・・・・ 1958/04/18 48 仮面は裁く 1958/04/19 49 裏切者・・・・・・・ 1958/04/21 50 敵は考える 1958/04/22 51 二つの顔の老婆 1958/04/23 52 どくろの罠 1958/04/24 53 事件は飛ぶ 1958/04/25 54 拳銃は招く 1958/04/26 55 蛇と悪党 1958/04/28 56 危機一発 1958/04/29 57 火焔魔出現 1958/04/30 58 消えたオルゴール 1958/05/01 59 ドラゴン来る 1958/05/02 60 危うし月光仮面 1958/05/03 61 張られたワナ 1958/05/05 62 秘密命令 1958/05/06 63 名探偵活躍す 1958/05/07 64 山本は何処へ 1958/05/08 65 正義の苦悩 1958/05/09 66 決戦の前夜 1958/05/12 67 良心の叫び 1958/05/13 68 ジョー発爆弾の秘密は! 1958/05/14 69 脱がされた仮面 1958/05/15 70 不安のひととき 1958/05/16 71 勝利の歌声 1958/05/17 第二部 パラダイ王国の秘宝 72 姿なき殺人 1958/05/25 73 黄金の鍵 1958/06/01 74 事件は飛ぶ 1958/06/08 75 女神と魔女 1958/06/15 76 正義の逆襲 1958/06/22 77 花と拳銃 1958/06/29 78 二つの顔 1958/07/06 79 黄金の鬼 1958/07/13 80 悪魔の正体 1958/07/20 81 舞台は廻る 1958/07/27 82 地獄の奇蹟 1958/08/03 83 決戦近かし 1958/08/10 84 アジトは何処だ 1958/08/17 85 罪の償い 1958/08/24 86 正義は死なず 1958/08/31 87 情報来る 1958/09/07 88 金は魔物 1958/09/14 89 嵐は近い 1958/09/21 90 尊き犠牲者 1958/09/28 91 バラダイの月 1958/10/05 92 悪魔の最後 1958/10/12 第三部 マンモス・コング 93 生きている怪獣 1958/10/19 94 予言的中 1958/10/26 95 狙われた総裁 1958/11/02 96 海の決戦 1958/11/09 97 祖国のために 1958/11/16 98 不死身の戦い 1958/11/23 99 知恵くらべ 1958/11/30 100 正義の逆襲 1958/12/05 101 迷路の追跡 1958/12/12 102 危うし名探偵 1958/12/19 103 悪は滅びる 1958/12/26 第四部 幽霊党の逆襲 104 幽霊党の逆襲 1959/01/04 105 正義を信ぜよ 1959/01/11 106 幽霊台風 1959/01/18 107 フィルムの秘密 1959/01/25 108 死の催眠術 1959/02/01 109 土地を守る人々 1959/02/08 110 蟻地獄 1959/02/15 111 呪文の部屋 1959/02/22 112 魔神の火 1959/03/01 113 悪の実弟 1959/03/08 114 仮面の女 1959/03/15 115 死の暗室 1959/03/22 116 悪魔は自滅する 1959/03/29 第五部 その復讐に手を出すな 117 狙われた男 1959/04/05 118 正義の旗 1959/04/12 119 大阪駅の対決 1959/04/19 120 ドクロ仮面出現す 1959/04/26 121 第一の告白 1959/05/03 122 不幸な男 1959/05/10 123 どくろの反撃 1959/05/17 124 毒ぐもの秘密 1959/05/24 125 見事なる計略 1959/05/31 126 生きていた妻子 1959/06/07 127 死刑台の月光仮面 1959/06/14 128 アジト襲撃 1959/06/21 129 警視庁対悪の巣窟 1959/06/28 130 天の裁き 1959/07/05 42.2% 平均視聴率 40.0% 最高視聴率 67.8% #??…1958/??/??放送 最低視聴率 ??.?% #??…19??/??/??放送 ※ 「昭和特撮大全―蘇る伝説のヒーローたち」 に 『67.8%は10分番組だった第一部の期間に出した』 との記載あり。 視聴率一覧へ戻る トップページへ戻る