約 4,647,891 件
https://w.atwiki.jp/eirei/pages/303.html
ヴィレム1世(ギヨーム1世)オランダ1772~1843統率:C 武力:C 政治:C 知力:C 文化:C 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------オラニエ公ヴィレム5世の息子で初代オランダ国王兼初代ルクセンブルク大公。ナポレオン戦争後のウィーン条約でオランダを立憲君主国にした。しかし、代わりにベルギーが独立を果たす。 ヴィレム2世(ギヨーム2世)オランダ1792~1849統率:D 武力:D 政治:D 知力:D 文化:D 魅力:D--------------------------------------------------------------------------------オランダの第2代国王兼第2代ルクセンブルク大公。ヴィレム1世の息子。
https://w.atwiki.jp/pipopipo555jp/pages/346.html
日本の侵略の底流をなしたもの 明治以来のアジアに対する差別的民族観による破局 高嶋伸欣 一九四五年八月の敗戦からまもなく半世紀になろうとしている昨今、日本ではなお、アジア・太平洋戦争あるいは十五年戦争で、どのような侵略行為をしていたのか、さらにはあの戦争は侵略戦争だったのかについて、議論がつづいている。なぜ、これまでの間に戦争を実行した世代によって、それ、についての事実の確認や意味づけなどの総括がすませられなかったのか。戦勝国による東京裁判などの戦犯追及でよしとしたこと、戦争責任の議論が天皇のそれに及ぶことを避けようとしたこと、あるいは国民の多くになんらかの形で侵略にかかわっていたという意識があったことなど、さまざまな要因があげられる。 ともあれ、結果として半世紀近くもの間、侵略の事実の究明は遅れ、戦後補償の議論も最近になってようやく進められようとしている。その間に、日本軍によって侵略された近隣諸国の人々は戦争責任を明確にしようとしない日本に対して不満といらだちをつのらせてきた。その不満が一気に表面化したのが一九八二年の教科書問題だった。 日本政府が、学校教育において、近隣諸国への侵略の事実を否定しようとしていることに対して、日本以外のアジアの人々は、歴史の歪曲として抗議の声をあげた。それに対して日本政府は教科書検定の是正を約束した。けれどもそれは、教科書に「侵略」の記述を認めはしたものの、個々の侵略の事実の記述に対しては従来以上に厳しい検定意見をつけるというものだった。 そのようなごまかしに対する内外からの批判がつづいたのちに、教科書に侵略の個々の事実の記載が大はばに認められるようになったのは、一九九一年度の検定からだった。それは、世論の批判にこたえざるをえなかった面もあるが、その一方で、PKOへの自衛隊の参加に対する近隣諸国からの反対や批判の声を緩和するための措置とも受けとめられるものだった。日本政府が、侵略の事実を率直に認めようとしていないことや戦争責任を認めず補償の実行を回避しようとしていることは、いわゆる従軍慰安婦問題などで、内外に明白な事態となっている。 こうした日本政府の対応とは対照的に、近隣諸国の学校教育や新聞報道などでは、日本の侵略の事実が明確にされ、戦後世代に語りつがれている。それは、各国の歴史教科書などの翻訳によって日本国内にもしだいに知られつつある。各国の教科書のなかの領土侵犯、物資強奪、強制労働、住民殺害と暴行などの具体的記述が、そのまま日本国内で話題になり、議論をまきおこすことにもなっている 近隣諸国民への無理解 こうした残虐な行為を明確にしている教科書記述が多いなかで、インドネシアの中学校の歴史教科書には、表面的にはそれとは異質あるいは軽徴と思われることを強調しているものがある。本書でもあきらかにされているように、インドネシア(旧蘭領東インド)でも日本軍は住民虐殺をはじめさまざまな残虐行為をくり返していた。けれども、それらの事実をその教科書ではあまり強調しておらず、数少ない図版のなかで最も大きく強調されているのは、日本兵が住民を殴打している場面、それもとくに顔をたたいているビンタの場面である。 ビンタはこぶしではなく平手で顔をたたくのであるから、その他の日本兵による暴力行為に比較すれば、打撃は弱く後遺症は少なかったと思われる。もちろんそれは比較のうえでのことでしかない。しかし、それにしても、ビンタ以上に残虐な暴力行為がインドネシアでもあったはずなのに、なぜここではビンタが強調されているのだろうか。 その意味を読みとるためには、昔から今もインドネシアの社会では、人前で首から上を殴打されることは死にもまさる恥辱とされてきているという事実を認識しなければならない。したがって、インドネシアの中学生たちは、このイラストを見るだけで、日本軍が戦時中に住民に加えた行為の不当性を的確に読みとるのである。それは、強制労働や物資強奪等あるいは住民虐殺などよりもはるかに悪質な行為として印象づけられる。そして、そこに生徒たちは、日本の侵略の本質を読みとる。 アジア・太平洋戦争を、「大東亜共栄圏」建設のための解放戦争とした日本軍が、占領地で住民にビンタを加えたとき、住民たちは日本軍が侵略軍であることを身にしみて思い知らされたのだった。その一方で、日本軍は本質を見抜かれていたことにも気づかずに、日本国内と同様にビンタを日常茶飯のこととしてくり返し、侵略者に面従腹背の対応をしている住民の側の本心に気づかないでいたのだった。ちなみに、インドネシアで日本占領時代のことを尋ねると、まっさきにビンタをくり返されたと答える人が多いという。 人前でのビンタを死にまさる恥辱とするのは、インドネシアだけではなく、他の近隣諸国全体に共通している。換言すれば、日本以外のすべての国に当てはまることでもある。それは中国の人々についても例外ではない。華北地方に戦時中ずっと駐屯していたというある元日本兵(陸軍歩兵)は、一九四三年後半になってから、軍の全部隊に対して中央から「以後、中国人に罰を加える場合など、首から上をなぐってはならない。肩から下をたたくこと。さもなければ強い恨みを買い、これまでの宣撫工作がご破算になる」という意味の指示がいっせいに出されたことがあると証言している。その指示があってから注意して見ていると、住民の間で激しい争いがあっても相手の首から上をなぐることはほとんどなく、もし首から上をたたけば本当のケンカだったと、その元兵士は語っている。 さらに、東南アジア戦線で捕虜になった元連合軍兵士、とりわけイギリス、オーストラリア、ニュージーランドそれにオランダ系の人々の間では、今なお日本軍の扱いに対するこだわりが強い。それは、戦時捕虜の国際ルールに反する扱いによって多くの戦友を死に追いやり、生存者たちも健康を害して多くの後遺症で苦しめられていることに対するこだわりを含んでいる。しかし、それ以上に強調されているのは、日本兵が戦友たちの面前で、ビンタをはじめ殴打を日常茶飯にくり返したことだと、生存者たちは強調している。 ともあれ、欧米諸国の兵士に理不尽な暴力をふるい、人間としての尊厳を奪った行為は、アジア・太平洋戦争の、本来は帝国主義国間の戦闘であったはずの部分までも、より不正義なものに変えたのだった。敗戦後に、東南アジア各地に抑留あるいは戦犯として留置された日本兵が連合軍兵士からさまざまな暴行を受けたのも、その多くはこうした戦時中の日本軍による捕虜虐待の事実が伝えられてからのことであった。戦時中にも一部では捕虜になった日本兵への虐待の事実があったとされているが、大半の捕虜や民間人は国際法にもとづいて安全に保護されていたという事実がもう一方にはある。 差別的民族観の系譜 では、アジアの近隣諸国の人々に対して差別的な民族観をもっていたことが、侵略とどのように関連していたのか。この点については、すでに今日までの平和教育の多くの実践が一つの解答を示している。 それは、小学校以来くり返して、日本軍による侵略の具体的事実を学習するなかで、生徒たちが思い浮かべた疑問に由来している。家庭にもどればよき父、よき夫、よき兄や弟であるはずのふつうの日本人になぜ住民虐殺などの残虐行為ができたのだろうかという疑問は、中学から高校の段階で、多くの生徒から提起される。 生徒たちは討論をつうじて、上官の命令は天皇の命令とされていたことや利益に直結する略奪と暴行虐待との関連などを指摘しながら、戦前の社会の思想統制、皇民化教育の意味に目を向ける。そして、アジアの人々を植民地支配から解放して「大東亜共栄圏」を確立するという大義名分は、「東亜新秩序」という名の新たな日本による支配体制をアジアに築くものであったことに気づく。なぜ、日本が盟主なのか。そこにかってな優越感、思い上がりがあったのではないかと、生徒たちは指摘する。 そのような指摘にいたる判断の材料はすでに歴史教科書などによって、数多く提供されている。韓国併合以後の日帝三六年の支配の学習では、生徒たちは「三・一独立運動」に示された民族のエネルギーに感動し、「創氏改名」政策に最も強く反発する。そして強制連行された人々の墓が犬や猫などペットの墓よりも粗末であることに怒る。さらに生徒たちは、日露戦争が朝鮮半島を奪い合うためのものだったことを教科書から読みとる。日露戦争を他国の領土の奪い合いと認識しているかぎり、東郷平八郎をいくら日本海海戦の英雄として強調しても、日露戦争の正当化はできない。また、人物中心の歴史学習が強調されているなかで、生徒たちは、和服を着せられた韓国皇太子のわきに立つ伊藤博文の記念写真(下)に注目する。韓国の民族衣装ではなく和服を着せられているところに、日本による同化政策のいかがわしさを生徒は読みとり、韓国・朝鮮の人々の伊藤に対する反発の根拠を読みとる。 そして、さらに日清戦争にまでさかのぼってみると、教科書には、日本の勝利後のこととして次のように記述されている。「図版・戦争ごっこ=勝つのは日本、負けるのは清と決まっていました。こうして、日本人のあいだには、中国や中国人をさげすむ意識が強くなりました」(小学校六年生用)と。またこのとき、「日本は、欧米の強国と同じように、植民地をもつ国となりました」ともある。 台湾を初めての植民地として領有することになるのに先がけて、福沢諭吉は「脱亜論」(一八八五年)で、「其支那朝鮮に接するの法も、隣国なるが故にとて特別の会釈に及ばず、正に西洋人が之に接するの風に従て処分す可きのみ」と論じていた。さらに、日清戦争については、「文明開化の進歩を謀るものと其進歩を妨げんとするものとの戦にして、決して両国間の争に非ず」(一八九四年『時事新報』)と主張した。日本は欧米流の文明を吸収している文明国であり、善であり、正義であると位置づけ、清(中国)や他のアジア諸国は野蛮であり、悪であるとする対比がそこには示されている。 福沢はつづけて、中国侵略を正当化する意味で次のように中国人蔑視を強調している。「幾千の清兵は何れも無辜の人民にして之をみなごろしにするは隣れむ可きが如くなれども、世界の文明進歩の為めに其妨害物を排除せんとするに多少の殺風景を演ずるは到底免れざるの数なれば、彼等も不幸にして清国の如き腐敗政府の下に生れたる其運命の拙(つた)なきを自から諦むるの外なかる可し」と。 福沢の中国人蔑視は、これよりも早く明治二年(一八六九年)発行の最初の地理教科書『世界国尽(づくし)』の中国の記述に次のように示されている。「そもそも『支那』の物語、往古(むかし)陶虞(とうぐ)の時代より、年を経(ふ)ること四千歳(せんざい)、仁義五常を重じて人情厚き風なりと、その名も高かく聞えしが文明開化後退去(あとずさり)、風俗次第に衰て徳を修めず治をみがかず、我より外に人なしと世間知らずの高枕、暴君汚吏の意にまかせ、下を抑えし悪政の天罰遁(のが)るるところなく、頃は天保十二年、『英吉利国』と不和を起し、唯一戦に打負けて和睦願いし償(つぐない)は、洋銀二千一百万、五虚の港をうち開き、なおも懲さる無智の民、理もなきことに兵端を妄(みだり)に開く弱兵は負て戦いまた負て、今のすがたに成(なり)行しその有様ぞ憐(あわれ)なり」と。 こうした中国・アジア観は福沢だけのものではなかった。明治時代の政府高官、知識人など指導者層に多く、共通に見られるものだった。たとえば岩倉具視を団長とし、大久保利通や伊藤博文などが参加していた特命全権大使一行による欧米視察旅行(一八七一~七三年)の記録『特命全権大使米欧回覧実記』(岩波文庫、全五巻、一九七七~八二年刊)においても、帰途に見聞した東南アジアについて、住民はなまけ者と決めつけ、勤勉で欧米文明を手本として吸収しようとしつつある日本人だけが、アジアでは優秀な存在であるとしている。 「日本民族=優秀」説を支えたもの しかも、この『回覧実記』では、東南アジアの資源産地としての価値に着目し、その活用のためにインドや欧州へ往来する者「年々ニ盛ニシテ、其地理物産ヲ記スル、此米欧実記ノ如キモノ森出スルニ及ンデ、始メテ日本富強ノ実ヲミルベシ」と、資源産出に関する情報収集の必要性までも提言している。 この提言は、おもに地理学と地理教育において具体化され、実践される。近代地理学のうちのいわゆる経済地理の分野は、大英帝国が世界を支配していく過程で、世界の各種物産の産地が「世界はイギリスのために」とするパックス・ブリタニカの構造のなかにいかに組みこまれ、位置づけられたかを説明するための知識体系として整備された。その知識体系のなかで、日本の地理学に求められたのは、日本の近代化、帝国主義的立国のためには、どこの資源を奪うことが効率的で合理的かという方針立案のための情報の収集と整理だった。そこでは、日本以外のアジアの人々は、一貫して劣等民族として位置づけられていた。 日本民族がアジアで最優秀であるとする論拠は、第一に現人神(あらひとがみ)天皇の存在であり、他に類例がないということだった。その権威づけは皇国史観に立脚した歴史学と歴史教育によって推進され、日常生活においては天皇を神と崇(あが)める天皇神道によって推進された。 第二の論拠、それは日本こそアジアで唯一欧米の植民地支配を排除し、独立を維持した国という歴史上の“事実”だった。そこでは日本を唯一の正当な独立国とするために、もう一つの独立国タイの独立維持の歴史がゆがめられ、緩衝国としてたまたま植民地化されなかったにすぎないとするタイ国観が流布された。朱印船貿易時代の東南アジアの日本町や山田長政の逸話が、古くからの日本民族の優越性を示すものとして、もてはやされた。 その結果、日本人のあいだには、タイを軽視する風潮が根強く残った。それは、一九四一年二一月八日の開戦時に、日本軍が日タイ間の中立尊重・領土不可侵の「日タイ友好和親条約」を踏みにじり、タイ領に侵攻したにもかかわらず、日本国内では今もこの事実に多くの人々が関心を示そうとしない事態の一因ともなっている。 さらに、日本の独立維持が、アジア各地の民衆による欧米諸国への人間の誇りをかけた根強い抵抗運動によって支えられていた事実を、日本ではこれまで軽視してきた。一九世紀以後のアジアの民衆の抵抗によって、日本に対する欧米列強の圧力が削減され、日本への介入を本格化する段階では、それまでの武断的手法を、関税自主権を奪った不平等条約を最大限に活用する程度に改めるほうが得策と欧米列強に方針転換をはからせた事実を知るとき、高校生たちは「アジア観が変わる」と一様に言う。そして、「日本は明治以後、そのアジアの人々に恩をアダで返す仕打ちをしてきたことになるのではないか」と指摘している。 こうした差別的民族観によるアジア侵略の正当化の仕上げをしたのは、地理学のなかの地政学だった。生物学における"適者生存""弱肉強食"の論理をそのまま人間社会に適用し、優秀な人種・民族が劣等な人種・民族をほろぼしてでも繁栄していくのは、自然界の法則にかなった正当な行為であるとする論理は、ナチスドイツによって実践され、数かずの悲劇をもたらした。 日本はドイツからこの地政学の論理を導入し、現人神天皇の存在をもって日本民族の"優秀性"を強調し、周辺諸国への侵略を正当化する"皇国地政学"を展開し、支配地域を台湾、南棒太、朝鮮、南洋群島へと拡大していった。それは、やがて破局にいたる十五年戦争への序曲であり、国内に差別構造を築きながら占領地においても民族差別を拡大していくという点で、終始一貫した行動だった。 拡大 過去は克服されたか 敗戦後、日本は平和主義を掲げ、主権在民の民主的国家に転換したと主張しながら、「経済大国」への道を歩みつづけてきた。 しかし、日本では戦後半世紀たっても、侵略の事実を隠そうとする動きが根強く、戦争責任はややもすればうやむやにされかねない状況がつづいている。まして、侵略を正当化したアジアに対する差別的民族観の意味についてまで、議論が及ぶことはほとんどなく、そうした民族観が明治時代から日本の近代化路線の基調として厳然と存在してきた事実にもほとんど関心が払われていない。 その結果、敗戦後半世紀近くをへた今も、差別的民族観が日本の社会の底流にはそのまま存続し、あらたな国際間題を生み出す温床となっている。今なお根強い近隣諸国の対日不信、それは目下のところは戦争責任にかかわる個々の侵略の事実を認めるかどうかにかかっているが、アジアの人々の視野には、私たち日本人の差別的民族観までが、批判の対象として位置づけられていることを私たちは自覚しなければならない。 本書は、そのほとんどが日本が他国を侵略していた当時の写真によって構成されている。写真のなかに語られている当時の差別的民族観、日本人の思い上がりを私たちがどれだけ読みとり、現在の私たちのアジア観を改める手がかりをどれだけ見いだせるかに本書の意義がかかっている。 私たち日本人にはつらく、厳しいいとなみではあるけれども、避けて通るわけにはいかないこの課題に対処するための糸口を、本書を通じて多くの読者がつかんでくださることを心から念じてやまない。
https://w.atwiki.jp/sumatora/pages/4.html
ヤフーのニュース検索結果 googleのニュース検索結果 ヤフーのニュースリスト <地震>スマトラ島付近でM8.5 インド洋津波の恐れ
https://w.atwiki.jp/eirei/pages/658.html
ベアトリクスオランダ1938~統率:C 武力:D 政治:C 知力:C 文化:C 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------オランダの第6代女王。第二次世界大戦中は祖母ウィルヘルミナ、母ユリアナと共にイギリスに亡命していた。戦後は周囲の反対を押し切り、ドイツ人外交官のクラウス・フォン・アムスベルクと結婚した。 ユリアナオランダ1909~2004統率:C 武力:D 政治:C 知力:C 文化:C 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------オランダの第5代女王。ウィルヘルミナの娘で、第二次世界大戦中、母と共にイギリスに亡命していた。王位に就くとオランダの再建に尽力した。
https://w.atwiki.jp/nikkepedia/pages/117.html
リアルカインドネス 【部隊名】リアルカインドネス 【隊員】ギルティ シン クエンシー 【所属組織】更生館 過去に何らかの罪を犯したニケで構成された囚人部隊。 本来は記憶消去の処分を受けるがニケにとって記憶と戦闘能力は密接な繋がりがある。優れた能力を所持していた3人は普段は更生館に収容され「必要な時に出して使う」ために記憶消去を免れている。 しかしその優れた能力故に3人を中心に更生館の囚人達で派閥が出来てしまう。 派閥同士の衝突や協力による暴動となると手が負えなくなるためアンダーソンは主人公に3人の更生を命令する。
https://w.atwiki.jp/doc_exam2007/pages/28.html
ATIS調査報告第120号 日本軍における各種アメニティー 内容 9【料金と時間帯】 “The scale of charges and time-table was fixed by instructions from the regiment, the time-table being so contrived that officers, noncommissioned officers and men would not meet each other at the same time. The schedule was strictly adhered to and noncommissioned officers and men were supposed to visit the brothel only once weekly, officers as often as they wished. Payment was made on a ticket system, the girl retaining the ticket, which was of cardboard about two inches square, bearing the name of the house, the regimental seal, and the price of the ticket. In prisoner of war s house the schedule was originally laid down as follows Soldiers 1000-1500 hours charge 1.50 yen Noncommissioned officers 1500-1700 hours charge 3 yen Officers 2100-2359 hours charge 5 yen Officers 2359 morning charge 20 yen Stiffmuscle試訳 料金と時間帯は連隊からの指示によって決定されていたが、時間帯は非常に巧妙に練られており、将校、下士官、および兵卒が、同じ時間にお互いに顔を合わせることはなかった。スケジュールは厳格に順守されていた。下士官と兵卒は週1回しか売春宿に行くことができないものとされた一方で、将校は望むだけ行くことができた。支払いはチケット方式であり、女性がチケットを持っていた。チケットは2インチ四方の厚紙で、慰安所の名前、師団の印、およびチケットの料金が書かれていた。捕虜の慰安所では、当初、以下のようなスケジュールが定められていた。 兵卒 10 00~15 00 料金 1円50銭 下士官 15 00~17 00 料金 3円 将校 21 00~23 59 料金 5円 将校 23 59~朝 料金 20円 ni0615試訳 料金と時間帯は軍の指導で決められていた。時間帯は非常に巧妙に練られており、将校、下士官、および兵卒、同じ時間帯に違う階級が顔を合わせることはなかった。スケジュールは厳格に順守されていた。下士官と兵卒は週1回しか売春宿に行くことができないものとされた一方で、将校は望むだけ行くことができた。支払いは(前払い)チケット方式であり、女性がチケットを持っていた。チケットは2インチ四方の厚紙で、慰安所の名前、師団の印、およびチケットの料金が書かれていた。 捕虜(楼主)の慰安所では、当初は以下のようなスケジュールが定められていた。 兵卒 10 00~15 00 料金 1円50銭 下士官 15 00~17 00 料金 3円 将校 21 00~23 59 料金 5円 将校 23 59~朝 料金 20円 ATIS調査報告第120号 日本軍における各種アメニティー ,
https://w.atwiki.jp/hisnet/
各国歴史文書館ネットは、各分野の歴史研究者が、文書館利用に関連するさまざまな情報を集積していくものです。 ある国の歴史を調べるにも、思いもよらない国の文書館が役立ったりします。しかしそのような文書館を利用するのは、専門家以外には非常に困難なことが多いです。ここでは、各分野の研究者が、そのような便利な情報を共有できることを目的とします。 現在、試験的立ち上げ段階です。初期メンバーのみが編集を行います。 文書館利用の留意項目 研究分野別 帝政ロシア外交:ロシア外務省、ロシア個人文書、英国外務省 ソ連インテリジェンス:FSB、SVR、ミトローヒン文書、米国VENONA、英国Mask 中華民国 中国関係史料 文書館所在地別 ロシア 中華人民共和国、台湾 (中国をもとに編集) 便利な情報源 仲本 和彦『研究者のためのアメリカ国立公文書館徹底ガイド』(凱風社、2008/06) ISBN-13 978-4773632125 Archives in Russia 編集メンバー用 連絡用メモ ブログ風追記
https://w.atwiki.jp/eramegaten/pages/851.html
ver0.309 概要 攻略条件 イベント クリア報酬 概要 聖華学園退魔生徒会関連依頼のスタート。 攻略条件 陥落した人間の奴隷が1人以上いること。 イベント 陥落している人間の奴隷1人を5日間に渡って聖華学園へ潜入調査させる。 その間、探索への同行や調教が行えなくなるので注意。 事前に労役を設定しておけば、労役は可能。 クリア報酬 ¥1,000 依頼27 依頼:退魔生徒会調査(未作成)が出現。 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/kou6/pages/21.html
彩色・表示 容器表面における彩色赤色に因る塗装 25%以上 充填気体色別の塗装 50%以上緑色 2酸化炭素 灰色液化窒素 ハロン1201 ハロン1301 円形標識における制約適応火災別に付加表示A火災 白地に黒文字 B火災 黄地に黒文字 C火災 青地に白文字 寸法2[l]以下の消火薬剤 半径1[cm] 3[kg]以下の消火薬剤 半径1[cm] 各量超の消火薬剤充填 半径1.5[cm] 使用済表示用途 使用の可否を判定 ハロゲン化物消火器の表示ハロン1301を除くハロゲン化物消火器 消火時の毒性に因り注記を記載 所要性能 使用温度消火器別の使用許容温度化学泡消火器 5~40[℃] 他の消火器 0~40[℃] 使用許容温度の改良使用下限温度の改良は10[℃]単位に制約対象・許容温度①対象水消火器 強化液消火器 機械泡消火器 許容温度下限 -20[℃] 対象・許容温度②対象ハロン1211 ハロン2402 粉末消火器 許容温度下限 -30[℃] 消火器別の所要性能水系消火器性能拡張の許諾下記の混合に因り性能を改善浸潤剤 不凍液 他添加剤他性能向上 性状改良 強化液薬剤固有の制約凝固温度に対し-20[℃]以下に制限 粉末消火器種類・特性燐酸アンモニウム適合火災 abc火災 着色 淡紅色 他化合物適合火災 bc火災 着色炭酸水素ナトリウム 白色 炭酸水素カリウム 紫色 炭酸水素カリウム・尿素化合物 灰色 形成粒子における制約寸法上限 180[μm] 液体への放出に対し1時間超の浮揚 操作制約 操作数における上限換算例外保持装置から分離 背中への積載 安全詮の除去 ホースの固定解除 種類・方式別操作数における制約化学泡を除く手提式 1 化学泡・据置式消火器 2 車載式 3 消火操作における所要要素容易 確実 操作付加構造・機能 開閉・放射量変更構造における制約開閉式機能 流路を開閉 切換式機能放射状態を可変棒状 霧状 操作における制約打撃に因る放出操作金具打撃に因る放出操作の採択に対し下記に限定所要性能における制約 B火災能力1に限定強化液消火器 2酸化炭素消火器 ハロゲン化物消火器 充填質量における制約 1[kg]以下粉末消火器 上下反転に因る放出操作化学泡消火器に限定 ハンドル反復操作に因る放出操作手動ポンプ式水消火器に限定 ハンドル収縮に因る放出操作 消火遷移における制約操作における即時・有効な放射 周囲温度20[℃]に対し10[s]以上の放射時間 充填・放射量における制約化学泡以外の消火器 充填量に対し90[%]以上の放射 化学泡消火器 充填量に対し85[%]以上の放射 泡消火器固有の制約充填・発泡量における所要性能機械泡消火器 5倍以上 化学泡消火器手提・背負い式 7倍以上 車載式 5.5倍以上 ホース接続の減免ノズルに因り放射流路を形成4[kg]未満のハロゲン化物消火器 1[kg]未満の粉末消火器 ホース全長における制約据置式に対し10[m]以上を確保 濾過網の内蔵における制約化学泡 手動ポンプ式水消火器 液面表示の付加における制約化学泡消火器 手動ポンプ式水消火器 安全栓用途 誤操作を防止 付設例外手動ポンプ式水消火器 転倒式化学泡消火器 単一消火操作に限定 構造・機能における制約内径2[cm]以上 引抜に対し垂直上方向に限定 引抜操作遷移における制約容易な操作 単一動作 封の付加 減圧構造用途 分解における急激な圧力開放を防止 種類減圧孔付設部位キャップ プラグ 口金 減圧溝 キャップ内部に縦溝を付加 排圧栓 流路配管に対し付加 減圧構造の欠如における排圧上下反転・圧送流体放出に因り排圧 パッキン用途 キャップ・容器の結合に対し介在に因り密閉性能を改善 所要性能脱落 顕著な変形 消火薬剤の侵食 住宅用消火器設置に対し居住用途に限定制約要素蓄圧式に限定 消火剤の再充填禁止 ABC火災への全適合 表示における制約使用方法の図示 適応火災の図示 使用温度範囲 放射時間 採択禁止消化剤2酸化炭素 ハロゲン化物 減免要素消火能力不要 彩色制約免除 ホース不要 指示圧力計付設対象 2酸化炭素・ハロン1301を除く蓄圧式 表示における制約使用圧範囲を緑色にて彩色 [MPa]に因る圧力表示 "○"内に"消"文字の表示 構造における制約指針・目盛板に因り形成 ブルドン管・接合部位に対し耐食性能の具有 強化液消化剤における制約アルカリ性薬剤の選定に対し銅系材質の採択禁止 使用圧力範囲における制約対象 高圧ガス保安法規制対象外の消火器 圧送方式 蓄圧式に限定 薬剤別充填圧ハロン1211 1.05~1.8[MPa] ハロン2402 0.6~0.98[MPa] 他薬剤 0.7~0.98[MPa] 化学泡消火器種類・操作方法転倒式上下の反転 下部の打撃に因り放出 破蓋転倒式金具の押込に併せ内蔵カッターに因り封印を破断 上下の反転に因り放出 構成外筒 アルカリ性A剤を充填 内筒 酸性B剤を充填 消火遷移 混合に伴う反応2酸化炭素に因り発泡・放出 機械泡消火器車載式ガス加圧式大型消火器構造消火剤・圧送流体に対し下記にて分割消火剤充填容器 加圧用ガス容器 動作遷移加圧用ガス容器のバルブを開放 消火剤充填容器に流入・混合・昇圧 ノズルレバーの操作に因り放出・遮断を制御 発泡ノズルに因り空気と混合・発泡放射 ガス加圧式粉末消火器の消火剤放出遷移レバーを収縮 内部カッターに因り加圧用ガス容器封を破断 圧送流体が送出 ガス導入管に流入 昇圧に伴い逆流防止装置が開放 消火剤充填部位底部に流入・撹拌・昇圧 粉上り防止用封板の破断に因りサイホン管に流入 消火剤を放出開放式レバー操作に因り消火剤を規定量迄全放出 3[kg]以下に限定 開閉バルブ式レバー操作に因り放射・遮断を制御
https://w.atwiki.jp/gwss/pages/44.html
インド India 1 基本情報 1.1 地理・経済情勢 人口:12億1,000万人(2011年国勢調査(暫定値)) 人口増加率17.64%(2001-2002年:2011年国勢調査(暫定値))※2) (世界の16%。一方,水資源は地球上の4%)※11 首都:ニューデリー GDP:1兆3,102億ドル(2009年:世銀資料)(一人当たり 1,031.7ドル(2009年度:IMF資料))※2) (その他、基本情報は後日一覧表から一括で転記) 1.2 年表 年 代 出 来 事 備 考 1950年台 (当該国の歴史的経緯と水に関連する主要なイベントの発生時期を記述) 1.3 政治 1993 年の憲法改正により,地方政府の法的基盤,地方レベルにおける参加のプロセスを強化。 地方議会の3 分の1 は女性であること(義務) 指定カーストおよび少数民族もその人口に比例して議席を占めること(義務) 結果,国政レベルでは、地域や特別の利害を代表する小数党の影響力が増大(※8) 1.4 経済 社会主義型の計画経済政策の不調による経済の長期停滞を経験したインドは、旧ソ連崩壊による輸出市場喪失や湾岸戦争による外貨危機(1991 年)等を契機に、外資の導入を含む経済自由化政策を本格化。その結果、インド経済は、1990 年代中盤3年連続で7 パーセントを超えるGDP 成長率を達成。このような経済の発展の中で、90 年代以降、インドのIT 産業が世界的な注目を集め、経済の発展に貢献(※8)。 1.5 社会 インドの停滞的社会の原因とされてきた古い社会構造は、自給的な村落共同体、大家族制度、およびカースト制度の三つで構成されていたが、農村の近代化、都市化、民法の改革等で、村落共同体や大家族制度は、崩れつつあり、残るカースト制度も、これまでのインドの政治の指導層による取り組みや、93 年の憲法改正による指定カースト等に対する権利の確保等を通じ、社会的にも変わりつつある(※8)。 2 水資源と水利用 2.1 水資源 1)ひとりあたりの水資源量は2464m3で豊富だが、地域的、季節的に偏在しており、また河川の水質は良くない。工業地域において地下水の汚染が確認され、都市部の死亡の60%が水系伝染病によるものと推定されている。大規模な浄水場は表流水を水源としているものが多い。 2.2 水利用 (農業用・工業用・家庭用の配分、廃水の再利用など、水の使われ方の特徴、等) インドは、全世界の16%の人口(11億人)を擁する一方、地球上の4%の水源しか持たない。上水の普及率は70%に対し、下水の普及率は28-30%となっている。高い経済成長率(8%)に牽引され、水ビジネス市場の成長も確実視されており、さらに、生産性の向上率(10.4%)に対応して、各分野において、水管理へのニーズが拡大すると見込まれる。分野別では生活用水分野の伸び(18%)の見通しが著しい。(産業用:8.5%、上水(市営):6.5%)※13 各国の取水量当たり生産性(実質ドル/m3)※12 国名 全産業 産業 工業 サービス業 英国 157.9 48.3 49.2 461.4 日本 53.0 1.5 89.9 182.4 ドイツ 40.9 2.2 15.9 208.5 フランス 34.2 8.8 9.4 144.6 韓国 30.6 2.4 66.7 42.2 米国 20.9 0.5 9.6 116.2 豪州 17.9 0.6 43.2 77.7 世界 8.6 0.4 11.4 54.8 中国 2.2 0.4 4.0 13.8 インド 0.8 0.2 3.4 4.7 日本/中国 23.6 3.5 22.2 13.2 日本/インド 68.2 8.9 26.1 39.0 2.3 家庭用水需要 (水道の一人一日使用水量やその範囲、都市村落給水の間での違い、等) 水道管による給水は現在30%程度 給水時間は,デリーで約6時間/日,バンガロール市で約6時間/日※15 2.4 公衆衛生 デリーにおける伝染病の21%(2002)は水系伝染病で,男子死亡率の9.3%および女子死亡率の9.7%が下痢性疾患による(下痢性疾患の5-7%はコレラ)※9。 2.5 水質 調査(※16)の結果,デリー、ムンバイ、ダッカ、ホーチミン、シラチャ、重慶のミネラルウォーターは総硬度が10mg/l以下で、ほとんどカルシウム、マグネシウムを含んでいないことがわかった。飲用にこの水を利用している長期滞在者や、成長期の小児ではとくに、食べ物から十分にカルシウムを補給するように気を付けなければならない。インドでは内陸に位置するデリーやバンガロールは200mg/l前後の総硬度を示し、海岸部のムンバイは軟水であった。マドラスやカルカッタの海岸に近いところでは、海水が混入した井戸水が多く見られ、注意が必要である。 アジア各地の硬度※16 水道水の硬度 ミネラルウォーターの硬度 家庭水の硬度 インド デリー 4 1 ムンバイ 1 1 1 バンガロール 4 3 3 チェンナイ 1 2 バングラディッシュ ダッカ 4 1 2 チッタゴン 3 1 1 ネパール カトマンズ 2 3 1 ベトナム ハノイ 4 2 4 ホーチミン 1 1 1 ミャンマー ヤンゴン 2 3 1 タイ シラチャ 1 1 2 チェンマイ 1 4 1 インドネシア ボンタン 2 4 2 バンドン 3 2 4 スラバヤ 6 3 3 中国 重慶 4 1 4 (註) 1:総硬度49mg/l以下 2:総硬度50~99mg/l 3:総硬度100~149mg/l 4:総硬度150~249mg/l 5:総硬度250~349mg/l 6:総硬度350mg/l 3 水に関する住民意識 3.1 徴収率 (水道料金の徴収率、あるいは水供給に対してお金を払う気持ちや文化があるかどうか、等) 3.2 料金体系 (平均的な水量あたり料金、料金の決め方、等) 3.3 水に対する不満・クレーム (平均的な水ニーズ、特徴的な水に関する意識、等) 節水を呼びかけるステッカー photo Kondo 3.4 公衆衛生 野外脱糞などによる水汚染が水系疾患の原因となることを知らない人の割合は,デリーで64-98%,アグラで98-100% ※9。 4 水関連の政策・法規制・基準 4.1 政策と計画(policy and plan) (国の開発計画、水セクターのマスタープラン、等) 1)National Water Policy (2002) ※6 国家の方針として,飲料水の確保を最優先課題に位置づけており,都市部,農村部の全ての人々に十分な量の安全な水を供給することを目標に掲げている。 2)第11次五カ年計画(2007-20121) ※7 都市部,農村部における灌漑施設,飲料水,公衆衛生の向上を掲げている。また,統合的な開発計画,都市の生産性・効率性を高めるよう都市部の上下水整備に重点が置かれている。自治体に対しては運転維持管理を賄う合理的な料金設定を行うことが要求されている。※7 第11次計画における水道部門の資金ニーズ総額は522億5,000万米ドルと見積もられている。主要な資金供給は各州からもたらされ、全体の79%(410億3,000万米ドル)を負担する見込みである。また政府予算からの支援は約21%(112億2,000万米ドル)になる見込みだ。※13 4.2 法規制 (上水下水などの水関連の個別法、基準のうち環境基準や水質基準) 4.3 水行政機関 (法規制を執行する機関) 5 上下水道事業の実施状況 5.1 上下水道の普及状況 1)州政府では、公衆衛生技術局(PHED)が水道の計画・実施に対して責任を負っている。多くの州では水道衛生評議会(WSSB)にその権限を与えていて、水道経営の効率化と責任の確立がその責務である。また、大規模な州都では分離された評議会があり、一部の大都市では地方公営企業として水道サービスが行われている。 2)普及率は比較的高く、都市部79%、農村部73%である。国連の定義による安全な飲料水を入手できる人の比率は都市部85%、農村部79%。ただし、中央水委員会の水需要予測によると、2025年には現在の7千億m3から1兆1千億m3に需要が増加するとみられている。 (地方水道については、デリー、ムンバイのコメントあり) 3)水供給衛生設備の普及状況[人口比](2010)※3 (水供給全体) 88% 都市部 96% 農村部 84% (衛生設備全体) 31% 都市部 54% 農村部 21% 上水道普及率 70%(給水時間は1日4時間程度) 下水道普及率 30%程度(しかし一般住民の下水管接続への動機付けがないため,接続率低)※10 5.2 その他パフォーマンス (漏水率、24時間給水の実現度、その他水供給事業の水準を定量的に把握できる数字) (1)サービス指標※17 (2)浄水・配水関係データ※17 (3)効率性指標※17 6 上下水道への援助・民営化 6.1 国内援助 1)水道事業運営は地方公共団体が行うが、通常設備投資に対する10%〜60%の補助を州政府から受けることができる。特別な場合に限り維持管理費にも収入の30%の補助がある。 6.2 その他の援助 (外国からの援助等) 1)諸外国の経済協力実績[100万ドル](2007)※4 1位 英国 510.53 2位 ドイツ 127.97 3位 日本 99.89 4位 米国 84.87 5位 ノルウェー25.81 6.3 民営化 (民営化、公民連携の進行状況) 1)民間資金活用プロジェクトの実績件数[件](2010)※5 コンセッション 3 投資 0 グリーンフィールド 4 運転・リース 5 合計 12 6.4 水市場 (1)概観※11 歴史的に、インドにおける水ビジネス参入への最も大きいチャンスは、産業部門。(上水(市営)はルール変更が多い。) 部品供給を行わない/独立しているEPCコントラクターはインド市場で成功している。 インドにおける水問題の深刻化に伴い、自治体水事業者、産業部門の水技術ニーズが高まっている。これに対応可能な技術を有する外国企業に チャンスあり。 インド国内産業のグローバル化により、インド水ビジネスの需要も国際レベルとなり、外国企業のチャンスとなりうる。 今後、インドの水道の運営管理についても民営化が進む可能性がある。 (2)マーケットの特徴※13 インドは高い水ビジネス市場の成長率が期待される一方、市場の参入には高い障壁がある。 市場は、非常に脆弱であり、わずかな为要プレーヤーと大部分は中小・零細により構成されている。また、産業部門での水事業の成功は、最終需要者の事業の成否の影響を強く受ける。 インドでは、憲法により国又は州政府にそれぞれ水に関する法的権限が付与されているが、基本は州政府に属している。これらの規制に重複、役割分担の不明確さ、水資源の配分等に関する地域間の紛争等が関連し、市場の予見性を低くしている。 インドの水ビジネス市場の事業分野別成長見通し※13 (上段:2025年・・・合計1.1兆円、 下段:2007年・・・合計0.3兆円) 事業分野/業務分野 素材・部材供給 コンサル・建設・設計 管理・運営サービス 合計 上水 0.2兆円(0.05兆円) 0.7兆円(0.1兆円) 0.9兆円(0.2兆円) 工業用水・工業下水 0.1兆円(0.03兆円) 0.1兆円(0.04兆円) 0.2兆円(0.1兆円) 下水(処理) 0.02兆円(0.01兆円) 0.01兆円(0.01兆円) 0.03兆円(0.02兆円) 合計 0.3兆円(0.1兆円) 0.8兆円(0.2兆円) 1.1兆円(0.3兆円) (出典)Global Water Market 2008、(注)1ドル=100円換算 6.5 水関連企業 水関連トップ10企業※11 1 IVRCL $504.0m Includes Irrigation projects 2 Ion Exchange $116.0m Industrial and municipal 3 Eureka Forbes $80.0m Residential 4 Wabag $62.6m Industrial and municipal 5 Thermax $56.5m Mainly industrial 6 Doshi $46.4m Industrial and municipal 7 Degremont India $44.1m Industrial and municipal 8 Hindustan Construction $38.79m Includes irrigation projects 9 Driplex $32.5m Industrial 10 Geo Miller $27.8m Industrial and municipal 7 水技術 1)国立環境衛生研究所が49箇所の浄水場を調査した結果では、47事業体でアルミ系凝集剤を使用した凝集沈殿、うち11箇所が凝集補助剤を使用。すべて重力式?急速ろ過で消毒は塩素による。 ISOの飲料水水質基準に対して、23事業で濁度適合、36事業で細菌検査適合、両方適合は15箇所。 出典 ※1)水道年鑑2006 世界の水事情 ※2)外務省HP http //www.mofa.go.jp/mofaj/area/india/data.html ※3)WHO/UNICEF2010年更新データ。「水供給」は水道以外による水供給も含む。 ※4)国別データブック,外務省 ※5)PPIデータベース,World Bankホームページ,2010年12月時点 ※6)National Water Policy(2002), Ministry of Water Resources, Government of India, April 2002 ※7)Eleventh Five Year Plan (2007-2012), Planning Commission, Government of India, First published 2008 ※8) JICAホームページ:概評報告(国別レビュー)インド (2003) http //www.jica.go.jp/activities/evaluation/oda_loan/after/2003/pdf/sector_03_full.pdf ※9) JICAホームページ:インド,ヤナム川流域諸都市下水等整備事業(現地調査,2004) http //www.jica.go.jp/activities/evaluation/oda_loan/after/2005/pdf/theme_07_full.pdf ※10) 私信(2009) ※11) 経済産業省水ビジネス・国際インフラシステム推進室 (2010), http //www.meti.go.jp/committee/materials2/downloadfiles/g100115c04j.pdf ※12) 経済産業省産業技術環境局産業技術政策課 (2008), http //www.meti.go.jp/policy/economy/gijutsu_kakushin/innovation_policy/pdf/mizuhoukokusyo.pdf ※13) 水ビジネス国際展開研究会 (2010), http //www.meti.go.jp/report/downloadfiles/g100426b01j.pdf ※14) JETRO, インドのインフラ開発にかかるファイナンス実態調査報告(概要) (2011), http //www.jetro.go.jp/jfile/report/07000815/report.pdf ※15) JICA,アセアン諸国・インド等における水事情(市場の状況)(2012) http //www.clair.or.jp/j/forum/forum/pdf_267/04_sp.pdf ※16) 月館,途上国の水事情 ,(財)海外法人医療基金HP (1998), http //www.jomf.or.jp/report/kaigai/22/2.htm ※17) JWRC水道ホットニュース,インドにおける水道事業ベンチマーキング(2005-2006年),(財)水道技術研究センター (2008), http //www.jwrc-net.or.jp/hotnews/pdf/HotNews97-2.pdf 水システム国際化研究会 トップページへ