約 14,478 件
https://w.atwiki.jp/succulents/pages/124.html
■戻る■1-101-201-301-401-501-601-701-801-901- ■ 多肉植物 part3 ■ 501名前:花咲か名無しさん:04/03/13 13 39 暖かいとこでたっぷり日光浴びせたってぇな。 それから数日して、一発たっぷり水やって、 それでも葉っぱがぴんとせんのなら、 それから根腐れ疑ってちょ。 502名前:花咲か名無しさん:04/03/13 13 55 鳥が多肉をかじっていく。 被害にあっているのはマツバギク 美味いのか? 503名前:花咲か名無しさん:04/03/13 14 03 499 俺なら軽石にしとく。 でも、 ・植え替え間隔短くてもいい/面倒くさい ・水のやり方 とかの、それぞれの事情によるんじゃねか。 504名前:ありま:04/03/13 14 21 501 ありがとうございます。明日頑張って植え替えしてみます。 ちなみに根腐れしていた場合は、もう駄目なのでしょうか? 505名前:404:04/03/13 14 34 以前エケベリアのことで質問させていただきました404です。 あの後水を切って、ゴミ袋で簡易温室作って外に置いておいたら 高砂の翁やシャビアナ、紅化粧はかなりロゼット状になってくれました。 御助言ありがとうございます。 花うららは相変わらずなんですが…w 506名前:花咲か名無しさん:04/03/13 15 56 504 根がいかれてても、比較的ぱっつりした元気そうな葉を、 3節ほど(もちそれ以上でも可)繋がったままそのグループを節目から千切って、 2,3日乾かして、乾いた砂にでも挿して暖かくしとく。 しばらくしたら根が出てくる。 507名前:ありま:04/03/13 16 51 504 なるほど、勉強になります。また分からない事が出ましたら教えてください。 ありがとうございました。 508名前:471&487隅の園芸◆vvBfnSn32M:04/03/14 01 05 490さんありがとうございました。 住宅環境上、地上ができないので、鉢植えですが植えてやりました。 挿すタイプの液体肥料も気休めに添えて、日当たりのよいところにおいています。 このまま様子を見てみて見ます。 そして、今度はカランコエが元気がありません。 水のやりすぎ?冷たい風があたるから? 先ごろ買ってきたばかりなんですが、きれいに花が咲いてくれません。 509名前:花咲か名無しさん:04/03/14 02 00 508 液体肥料はたぶん現在の状態では、百害あって一利なし・・・ 気温が高く、バリバリ成長中、という時期以外はやめた方がいいっすよ。 510名前:花咲か名無しさん:04/03/14 05 45 502 鳥害ヽ(`Д´)ノ ありゃもう無差別テロっすね いまいち食欲わかなそうなフォーカリアにまで口ばし型のv字カットが。 しかもかじった瞬間マズ!ペッ!でループしたのか 切断面ピッタリっぽいパーツが散乱、かなり現場はシュールなことに。 うちで無傷なのは棘者と照波だけだったです・・照波最強w!? 防鳥ネットけっこうなお値段だったので 自分は計り売りの安いナイロンネットで肉棚を包囲しますた。 ただ被せてクリップ留めしただけの簡易防御ですが それ以来、攻撃は免れてるです。リーズナブルだし、おススメかも。 511名前:花咲か名無しさん:04/03/14 10 42 508 液体肥料と活力剤と間違えてない? 512名前:隅の園芸◆vvBfnSn32M:04/03/14 18 18 509さん、勉強になります。 511さん、大正解! 508「液体肥料」ではなく「活力肥料」のアンプルでした。 513名前:花咲か名無しさん:04/03/14 21 38 先日、多肉植物を買いました。十二の巻と紅牡丹と乙女心。 植物育てるの初めてなんですが、とってもかわいいです。 514名前:花咲か名無しさん:04/03/14 22 50 初めてだからといってかわいがりすぎるとよくないよ 水のやり過ぎとか ところで0には何の意味が?w 515名前:花咲か名無しさん:04/03/15 05 31 503 レスありがとう。 つまり、赤玉土は崩れるんで短期植え替え必須、 水遣り少ない人は保水性の高い赤玉使用、 という感じの解釈でいいですかね? 516名前:花咲か名無しさん:04/03/19 12 33 普通の多肉だと思って宝石の様な美しきに惹かれていリト-プスを18個購入しました。 夏に冬眠するなんて知らなかった… 517名前:花咲か名無しさん:04/03/19 14 28 まあ、夏場は日陰のなるべく涼しいとこに置いておいてやればいいだけのこと。 518名前:花咲か名無しさん:04/03/19 14 28 いきなり18個か~ 休眠っつーか、変化しない(夏) ってか、春の脱皮と秋の開花以外、見た目殆ど変化無いんだよね ヘンテコな植物で面白いけど、成長していく様を見るのが好きな人にはあまりお勧め出来ない>リトープス 519名前:花咲か名無しさん:04/03/19 16 18 池袋西武サボテンフェア行ってきたよ。 7鉢購入。給料日まで赤貧生活突入・・・ttp //www.f-lohmueller.de/cactus/succ/liliaceae/imf_haw14.htm きれいだなあ。日本にも入ってくるの?こういうの。 520名前:花咲か名無しさん:04/03/19 16 43 519 見たけど、すごくキモかった・・・ 521名前:519:04/03/19 17 05 520 そう?そりゃすまんです。ttp //www.suishokan.co.jp/ishi53.jpg こんな感じの水晶等の原石のような風体が気に入ったのだが・・・ 写真は拡大しすぎてるから粗が見えるけど 日に当てたら綺麗なんじゃないかなあ、と。 522名前:花咲か名無しさん:04/03/19 20 14 519 すげーキレイ!オイラは好みです、こういうの。 でも日に当てたら赤くなっちゃいそうな気もする・・・ オイラも行って来ました、西武肉祭。 置き場がないので、2鉢で我慢。 奇想天外売ってるの初めてみた。ちっちぇ~! 植物園の温室のでっかいのしか見たことないんで、 「始めはこんなにちっこいのか~!」と感心しました。 523名前:花咲か名無しさん:04/03/19 20 28 519 520みたいな野良犬の煽りに、まんまと乗っていてはダメじゃん! 524名前:519:04/03/19 22 27 522 奇想天外ありましたね。迷った末買わなかったけど。 最初は四つ葉なんだなあ。 芽が出た時からずっと双葉のまま成長すると思ってたので ちょっとトリビア気分でした。 523 今思ったら綴化とかそういうのが苦手な人なのかも。 自分は好きなので気にしてませんでしたが。 525名前:花咲か名無しさん:04/03/19 22 55 あのーものすごい基本的なこと教えてください。 水やりって、「葉茎にかけないように土にたっぷり」なのか「ジョウロみたいなので 上からたっぷり」なのか「霧吹きで葉茎土を湿らす程度」なのか、それとも これ以外のやり方なのかどうなのか・・・。 回数についてはそれなりに調べたんですけどやり方がわかりません。 ひと目ボレの初多肉「セダム オーロラ」、買って4日目只今ちょっとしなしな してるけどまだ水あげてません。 526名前:花咲か名無しさん:04/03/20 00 35 519=523 527名前:花咲か名無しさん:04/03/20 00 55 525 暖かくなったら、葉茎にかかるように頭から、鉢底から流れ出るくらいたっぷり。 かけた後は、葉っぱの間とかに溜まった水を息で適当に吹き飛ばす。 その後は「日数で計る」のではなく、乾いてから次の水やり。 (私は)寒い時期は月に1~2回程度チョビ水(用土にお湿り程度)、頭からはかけない。 オーロラ(虹の玉)が冬には休眠するのか活動しているのか本当は私は知らないけど、 なんとなく寝てるような気がして2回の冬をそうしてるけど、別に具合は悪くない模様。 今「しなしな」してるのが、単に水が足りないだけなのか、それとも根が痛んでいるせい なのか、ちょと分からんですね。 528名前:花咲か名無しさん:04/03/20 23 39 527 詳しくありがとうございました。 とりあえずまだ「寒い」と感じる時期(地域)なので「チョビ水」でやってみます。 晴れの日を狙って水やりしてみて、張りが戻ったら水切れ、それでもしなしな だったら根の痛みを疑ってみようと思います。 何かあったらまた相談しちゃうかもしれません。よろしくです… 529名前:花咲か名無しさん:04/03/22 18 17 520=526 530名前:花咲か名無しさん:04/03/23 05 45 521 こうゆうシンビフォルミスたまに輸入で入ってるよ。 写真みたいに丸く作るのは難しそうだけど。 531名前:花咲か名無しさん:04/03/23 17 01 530 そうなんですか?ちょっと期待が持てました。 こういうのに強いショップとかショップのサイトって どこなんだろう?探してみることにします。 532名前:花咲か名無しさん:04/03/23 21 57 奈良研かな? 533名前:花咲か名無しさん:04/03/24 09 25 奈良多肉植物研究会 www.sakainss.com/index.html 534名前:隅の園芸◆vvBfnSn32M:04/03/24 12 30 多肉植物買ってきますた。2種とも名前は不明。セラミスで寄せ植えにしますた。 535名前:花咲か名無しさん:04/03/25 11 22 532、533 サンクスです。 マメにチェックしてみます。 536名前:花咲か名無しさん:04/03/26 22 25 このスレを読んで、多肉がほしくてほしくてたまらなくなりました。 栽培が容易な種を幾つか教えていただけませんか? あと、多肉のネット通販の店で、いくつか購入者が選んだ小さい株を かわいく寄せ植えして販売してくれるところを見つけました。 栽培するにはやはり寄せ植えするより、一種ずつ鉢にうえて個別にしたほうが 適切でしょうか? よろしくお願いします。 537名前:花咲か名無しさん:04/03/27 02 19 ホームセンターなんかで売っている殆どの多肉植物は 鑑賞価値は有るけど、多くが丈夫な普及種だよ。 コイツらを育てて経験値を上げよう! 困ったときには、勿論、このスレで聞いてね!! 538名前:花咲か名無しさん:04/03/27 03 32 ありがとう537さん。 もうすでにいくつか注文しました。 539名前:530:04/03/27 04 00 531 たまに入ってくるよとかいっといてなんなんだけど、 よくよく見たらうちに似た奴が…。 弱光線で間延びしてるうえに小苗だけど、 ちゃんと作れば 519に近くなるかも。ttp //www.42ch.net/UploaderSmall/source/1080327239.JPG 538 多肉を通販で買うならここもいいかもしれない。 小徳堂ttp //www.nnc.or.jp/~kotoku/saboten/saboten.html 540名前:花咲か名無しさん:04/03/27 14 26 すんません、こいつの正体判る方おられますか。http //2ch.shacknet.nu/engei/img-box_engei/img20040327051913.jpg ホムセンで「爪れんげ」の札で売られてたんですけど、 なんだか、あたしが去年春から育ててるツメレンゲとは大きく感じが違う。 前からのは、この写真のと違って、葉っぱ表面が粉っぽくなくてつやつやしてるし、 緑色ももうちょっと濃いんですよね。 「こういうツメレンゲもあるのかな」「単に『札落ち→間違って挿し直された』かな」と どっちか判らないままに、とりあえずゲットしてしちゃいましたけど。 541名前:花咲か名無しさん:04/03/27 14 48 高く売る気かよ 542名前:花咲か名無しさん:04/03/27 15 56 去年、花付きで買った紫晃星 今年はその半分も蕾ついてない~ ウチの環境じゃムリぽ・・・・(´・ω・`) 543名前:花咲か名無しさん:04/03/27 22 19 542 うちは1つしか蕾が付いていないから安心しろ 買った時は花無しだった。 544名前:花咲か名無しさん:04/03/28 00 32 うん。ありがと。俺の環境だと現状維持が精一杯みたいだけど 543のは来年楽しみだね、花無しの株から蕾つくとこまでいけたんだし、 もっと花数増える可能性ありあり 545名前:花咲か名無しさん:04/03/28 14 49 星の王子 星乙女 星姫 を買いました。 名前に惹かれて 546名前:花咲か名無しさん:04/03/29 12 03 540 普通にツメレンゲではないかと 547名前:540:04/03/29 22 20 まじですか? とすると、粉っぽさなんてない緑つやつやのこいつは…何者?http //2ch.shacknet.nu/engei/img-box_engei/img20040329131848.jpg 548名前:花咲か名無しさん:04/03/30 02 16 それは「元禄」ずら 549名前:隅の園芸◆vvBfnSn32M:04/03/30 15 24 不慮の事故で、葉をポロリと落としてしまったブロンズ姫。 そこから芽を出してくれました。しあわせ~。 550名前:花咲か名無しさん:04/03/30 22 05 ウチでも、寄せ植えにした時にぽろぽろ落ちてしまった虹の玉の葉っぱから 子株がたくさん出てきて可愛いでつ。 多肉って普及種はほんとに丈夫で手がかからなくていいね。 551名前:花咲か名無しさん:04/03/30 22 46 ネット通販で、お好みの株を選んで寄せ植えにして送ってもらいました。 一週間は水上げないでといわれたけど、なぜですか? 552名前:花咲か名無しさん:04/03/30 23 00 根が傷ついてるところに水やると根が腐るから。 553名前:540:04/03/30 23 22 548 やっと分かりました。 教えていただいた「元禄」、「どういうやつだろう」と "元禄 多肉" でぐぐってみると、2ちゃんの過去ログがひっかかりました。 というか、このスレですた… 239-242あたりで出てた話だったのですね、ども済みません。 554名前:花咲か名無しさん:04/03/30 23 37 多肉について書いたガイド本は必要でしょうか? やっぱり一冊は持ってたほうがいいですか? 555名前:花咲か名無しさん:04/03/31 01 02 「わからないことがあればすぐ検索する」という思考回路がないのなら 一冊ぐらいは持ってたほうがいいのかもしれんが その一冊に書いてあることだけ見て鵜呑みにせずに いろんなやり方であれこれ調べて自分の環境にあった方法を探すべし。 だいたい、ガイド本にせよネットで調べるにせよ書いてあることはピンキリだよ。 556名前:隅の園芸◆vvBfnSn32M:04/03/31 10 00 550 子株!希望に満ちたことばだ~。((((゛゚∀゚)))ワクワクブルブル 559名前:花咲か名無しさん:04/04/01 17 24 教えてください。 買ったばかりの火祭りが首をかしげてます。 お日様に向いてるのかなと思ったけど違うみたい・・・ 葉っぱもなんかシワになってるし。どうしたら 元気になってくれるんでしょうか? 秋の紅葉まで枯らしたくないYO! 560名前:花咲か名無しさん:04/04/01 22 14 「わからないことがあればすぐ検索する」という思考回路がないのなら 一冊ぐらいは持ってたほうがいいのかもしれんが その一冊に書いてあることだけ見て鵜呑みにせずに いろんなやり方であれこれ調べて自分の環境にあった方法を探すべし。 だいたい、ガイド本にせよネットで調べるにせよ書いてあることはピンキリだよ。 561名前:花咲か名無しさん:04/04/03 00 51 560 もったいぶってねーで教えてやれよ。 562名前:隅の園芸◆vvBfnSn32M:04/04/04 10 10 ∧ ∧ /カランコエも多肉植物としてかきこしていいすか? ~′ ̄隅( ゚Д゚)< 3月くらいに中途半端な開花で買ってきたんですが、 UU ̄ ̄ U U \いまだにかいかが中途半端。。・゚・(ノД`)・゚・。うえーん。 どうしたら、きれいに咲いてくれるんでしょうか。教えて、多肉マスター。 563名前:花咲か名無しさん:04/04/04 13 39 とりあえず、糞みたいなコテと アフォ丸出しのカキコを訂正してからご来場くださいませ。 564名前:花咲か名無しさん:04/04/04 17 28 初めてビアホップとオーロラを葉挿し してもうすぐ3週間になるんですが、 葉っぱがシヨシヨになるだけで芽が出て 来ないんです。これはもう無理でしょうか? 565名前:花咲か名無しさん:04/04/04 21 12 「わからないことがあればすぐ検索する」という思考回路がないのなら 一冊ぐらいは持ってたほうがいいのかもしれんが その一冊に書いてあることだけ見て鵜呑みにせずに いろんなやり方であれこれ調べて自分の環境にあった方法を探すべし。 だいたい、ガイド本にせよネットで調べるにせよ書いてあることはピンキリだよ。 566名前:花咲か名無しさん:04/04/04 21 47 562 カランコエも多肉植物扱いでいいとは思うけど 花が中途半端なままなのはちょっとわからないです(なら書くなって感じですね。でしゃばってすいません)。 日照時間が12時間以下にならないと花芽が形成されないのとは何か関係あるのかな? ちなみにウチのカランコエも去年からつぼみのままいまいち生育していません。 564 斑入り種は、葉緑素がない葉だと芽が出てこないか、出てきても育たないようです。 オーロラは虹の玉の斑入り種だし、ビアホップも葉緑素が薄そうなので うまくいかないのかも。挿し穂が取れるなら挿し木のほうがいいかもね。 567名前:隅の園芸◆vvBfnSn32M:04/04/04 23 28 566タン、ありが㌧。 他にもカランコエマスターいらしたら、教えてください! &多肉植物ブロンズ姫、増やそうとルートンをまぶして挿し木しましたが、 根が出てませんでした。。・゚・(ノД`)・゚・。うえーん。 そのために、きった?ちぎった部分からは、子株が出ました! 今から、根っこ、出てくれないかなー。 568名前:花咲か名無しさん:04/04/04 23 48 「わからないことがあればすぐ検索する」という思考回路がないのなら 一冊ぐらいは持ってたほうがいいのかもしれんが その一冊に書いてあることだけ見て鵜呑みにせずに いろんなやり方であれこれ調べて自分の環境にあった方法を探すべし。 だいたい、ガイド本にせよネットで調べるにせよ書いてあることはピンキリだよ。 569名前:花咲か名無しさん:04/04/05 01 33 567 ブロンズ姫にルートンなんぞいらんです。 茎ごと切ったんならそのまま土に挿しとけ。 てか葉っぱちぎって土の上に転がしとけば桶。土に挿す必要も梨。 捨てるほど増える種類だぞ? 570名前:花咲か名無しさん:04/04/05 02 25 園芸版も最近香ばしいレスがちらりほらりですね。 しづこころなく はなのちるらむ 571名前:花咲か名無しさん:04/04/05 08 50 565 検索しましたがシヨシヨになるかどうかまでわからなかったので ここに書き込みました。 566 わかりました。どうもありがとうございます 572名前:花咲か名無しさん:04/04/06 00 29 コモチレンゲを買ったんですけど、ボンボンはえているので切って挿し木してみました。 4日目… なんか溶けてるんですけど、土におくだけじゃダメなんですか? コモチレンゲは本とかネットにあまり出てないので教えていただけると幸いです。 花みたいなのから棒が出てそこに子供が付くやつです。 縦に長く伸びるやつではありません。 よろしくお願いします。 573名前:花咲か名無しさん:04/04/06 06 46 そこについてる子供の内、地面に接してるやつに根が生えて新しい株になるんだよ。 ランナー(棒みたいなやつ)切るのはそれからでいい。 574名前:花咲か名無しさん:04/04/06 19 19 573 572です。 回答ありがとうございます。 なんか鉢いっぱいになってしまって、ぎゅうぎゅう詰めになってたので切ってみたんです。 株が増えた感じになってしまって… 切った分はランナーが茶色くなって残っているので、切ってしまったんです。 これは鉢に土を入れて根を出してから切った方がいいですか? 575名前:花咲か名無しさん:04/04/07 00 40 572, 574 じゃあ、わたしからは、補足ね。 コモチレンゲとして流通している物は、実は学名もいかがわしい 謎の植物。 記載されているコモチレンゲわ、イワレンゲの一変異個体群の 植物に付けられたのだが、現在流通しているコモチレンゲ氏は それとは全く別の植物。 大先生に聞いても??? が返ってくるだけで 今後の研究に寄るところが大です。 現在、流通している、小型のうじょうじょ増える「コモチレンゲ」は 排水性・通気性・若干の保湿性 の3点を考慮した用土なら何でも 育ちますが、夏場の猛暑時に、特に熱帯夜時に無風の状態が続くと あっけなく死にます。ここんところは、イワレンゲと同様ですから 沢山増える駄物とバカにしないで大切にしてやってくださいね。 576名前:花咲か名無しさん:04/04/07 06 52 多肉類を「切った」なら、挿し芽なり葉挿しなりは、その辺に転がし陰干しして切り口乾かしてから行うのが一般的(だと思う)。 577名前:花咲か名無しさん:04/04/08 00 50 575 ありがとうございます。 コモチレンゲってぐぐっても縦に長いのしかでてこなかったのは そういう訳だったんですね。 広島のホームセンターや花屋をチャリで7件まわって見つけた コモチレンゲなので大切にしたいと思います。 学生なので家にいない暑い夏の昼間が心配かも… 576 ありがとうございます。 茶色くなったランナーらしきところも切って乾燥させた方がいいかもしれませんね。 やってみます。 578名前:花咲か名無しさん:04/04/08 00 57 http //www.42ch.net/UploaderSmall/source/1081327369.JPG これが私のコモチレンゲです。 大きいのを切って鉢を増やしたいって思っています。 579名前:花咲か名無しさん:04/04/08 01 56 わうわう、カワイイねえ~~~ 580名前:花咲か名無しさん:04/04/08 12 08 コモチレンゲ、にぎやかでいいですね~。 今まで多肉って寄せ植えにしかしてなかったから、 「ランナーが広がって扱いにくそう」くらいにしか思ってなかったけど ちゃんと育ってるのを見ると一鉢ほしくなりました。 581名前:花咲か名無しさん:04/04/08 16 27 sedum treleasei の葉挿しをしようとしました。 葉がしっかり付いてて取れないので強めに引っ張ると、葉の付け根が茎のほうに残って切れてしまいました。 ブロンズ姫などだと取れやすく失敗したことがなかったのですが 何かいい方法があれば紹介してください。 582名前:花咲か名無しさん:04/04/08 22 22 皆様ありがとうございました。 無事、コモチに根っこがはえてきました。 絹糸のように頼りないほそーい根っこです。 葉っぱは黄色く腐っていますが、暖かくなるのでこれから成長してくれることでしょう。 これで10鉢くらいになりそうです。 多肉デビューにしてめちゃめちゃハマりそうです。 次は虹の玉を買いたいと思います。 これも増やしてみたい… 583名前:隅の園芸◆vvBfnSn32M:04/04/09 00 32 581タン ブロンズ姫だと、取れた茎からも子株が出てきますよね。 と、同じように、他の多肉植物でも、葉っぱの取れた部分=茎からも子株が出るんでしょうか。 教えて、多肉マスター。 584名前:窓際園芸素人( ´ v `)ノ:04/04/09 00 56 実家の裏庭に放置されていた多肉各種を引き継いで早2年。 あんなに弱っていた十二の巻の中心から ついに花芽?がひょっこりと! ・・( ´Д⊂ヽ 嬉しいのれす~~ 585名前:花咲か名無しさん:04/04/09 04 11 少し前に花うららの話題が出てたけど ウチのは黄花咲いてます。でも1つ子吹きしてる・・・ これも雑交種なのかなぁ?まあ愛着あるから構わんですけど 586名前:花咲か名無しさん:04/04/09 09 18 最近晴れの日が多いから毎日外に出してたら かわいいトレレアシーがシヨシヨに… 587名前:581:04/04/10 01 34 586 この時期でもシナシナになっちゃうもんなんですねぇ。真夏にしか気にしたことなかったです。 きれいに葉をはずすコツがあったら教えていただけませんか? 水を多めにやると取れやすくなる種類もあるようですが、この場合どうなんでしょう。 583 うちは日当たりが悪いためか、徒長するばかりで子がでません。 参考になりませんね。 588名前:586:04/04/10 09 26 587 私の場合、葉をいためない内容にそっと持ち クリッとひねって採っています。 最初は慣れないと思いますが、コツをつかめば簡単に 採れますよ、頑張ってみてください。 589名前:586:04/04/10 09 27 葉をいためない内容にそっと持ち 葉をいためないないように でした。すみません 590名前:隅の園芸◆vvBfnSn32M:04/04/10 10 52 589タン ありが㌧。 かといって調子にのって、葉をとりまくっても、子株増え放題にはならないですよね。 もう、やっちゃったんですけど。藁 経過報告しまーす。 591名前:589:04/04/10 11 51 590 いえいえ ではけっかよろしくおねがいしますね♪ 592名前:花咲か名無しさん:04/04/10 16 33 コモチレンゲ買いに行ったけど、 温室内が薄暗かったためか縦に伸びてて 587とはまったく違う雰囲気・・・ランナーもまったく出てないし。 それともこれが本物のコモチレンゲ? 120円だったから買ってきたけど。ちょっと不安。 593名前:花咲か名無しさん:04/04/10 16 46 592 うpしてちょ 594名前:花咲か名無しさん:04/04/10 22 29 イワレンゲにアブラムシ そんな季節になりました。 595名前:花咲か名無しさん:04/04/11 02 20 虹の玉、黄麗、ブロンズ姫、月兎耳、白牡丹とかいろいろ 葉っぱを転がしておいて芽やら根やら出てきたけど、 熊童子だけ、全く変化なし。一番好きなのに。 596名前:花咲か名無しさん:04/04/11 08 43 もちょっと暖かさが上昇した状態が好きなのかもよ 熊童子 しばらく前に話題沸騰(か?)だった朧月くんに花が咲きました。 597名前:窓際園芸素人( ´ v `)ノ:04/04/11 14 08 596 朧月の花ってこれれすか?ttp //homepage2.nifty.com/TENKO/p/030529d.jpg (ぐぐってもこれしか出てこなかったれのれす) 598名前:花咲か名無しさん:04/04/11 17 06 597 これの「宇宙人」れす。 百花繚乱~花を撮りましょう~8http //hobby3.2ch.net/test/read.cgi/dcamera/1081037310/155 599名前:花咲か名無しさん:04/04/11 22 47 すみません、質問です 班入りの金のなる木をはじめてみたので 買ってみたのはいいのですが、 直射日光が当たる、ほかの多肉と一緒に おいておいても問題ないですか? 600名前:花咲か名無しさん:04/04/11 22 59 斑入りはもとの種より日焼けしやすい傾向があるので、 たとえば午前中だけ直射光が当たる場所とかに置いたほうが無難ですよ。 戻る1-前100次100
https://w.atwiki.jp/nekomimi-mirror/pages/240.html
虹絹の乙女達 第4話 ~ココとアズキと温泉と~(前半) 「うーわー……こりゃまた汚い花火だねぇ」 主に赤はあんただろうが。 「はにゃぅ」 昨晩、この旅室を赤と白のプレリュードで埋め尽くした張本人達(俺含む)は、 まぁ部屋の掃除はプロに任せといて…というかそのプロのコールにより全員ハダカのまま起こされて… もう泣きたいくらい恥ずかしいのをこらえ、今日も、前に進む。…青春番組か。 「なに難しい顔してるの? アズキくんっ」 で、こちらがアル様。金髪クセッ毛でショートカットがクリクリ渦を巻いてネコミミがピクピクしている。 それがバスタオルで半身を隠してるのだが少女体型に似合わぬ巨峰がクッキリと浮かび上がっている。 「だからぁ、様は付けないでってばぁ!」 「にーちゃ、ぱりぱりですー」 こっちのちっこいプニプニ肌の白竜が、ノア。丸くって大きな瞳と空色のモフモフヘアーが……っておい! なんということだ、よくわからん体液でっゃっゃであるハズの頭髪がパリパリしとるではないか! 「ともかく、お風呂を浴びようよ。さすがに外出れないって~」 「その間にお部屋のほうを片しておきますので、ごゆっくりどうぞ」 …ルームクリーナーさんがまるで『よくあること』のようにテキパキと精液や血液をモップで拭う姿が非常にアレだが、まあ今はいい。 そんなわけでして、三人はまとめてバスルーム。 洋室造型(トイレは別部屋タイプ)の風呂付きシャワーで、今は湯をダバダバと張り始めたばかり。 元がエロい部屋を想定して作られていたからか(ベッドからして2人部屋なのにシングルキングだし) 大人が二人くらい肩を並べて浸かろうとも十分に足を伸ばせるサイズだ。 …ん、待てよ。2人部屋でノアはちっこいからノーカンとしても、俺とカナとアルが寝る予定だったんだよな… ふっ、乱戦は避けられたわけだ。…やれやれ。 それまでの累積経験値(精液)を温水で洗い流すべく、俺がシャワーのバルブを捻ると。 「わきゅっ!!」 おお、ノア! 愛しのノア!(宝塚調)シャワーの出頭が冷たいことも知らず むしろシャワーの存在に興味を示してプチプチした射出孔をまじまじと見つめていたノア! でも冷や水をモロ顔面に浴びて飛び跳ねる姿がかわいいよ、かわいいよノア。 「ふえぇぇ…」 「にゃっははは! にゃはっ、ノアったら、にゃはっ、ごほっ、にゃははは!!」 涙目に咳き込みながらアルが腹を抱え心地よいほど大笑い。 思わず俺もプッと吹き出してしまう。 「…うええええ、いじわる、ふえええ!」 よーしよしよし、泣くな、泣くな。泣いても微笑ましくて主に俺がニヤけてしまうが泣くな。抱っこしてやるから。 ほれ、涙拭いてな。拭く俺の指がいろんな体液でパリパリだけど。 「にうぅぅぅ……ぐすん」 全身からドロドロと乾燥ワカメがふやけるように汚れが落ちていく。 ノアったらすっかりシャワー嫌いになっちゃってシャワービームから狂ったように逃げ回る。四足ダッシュでドリフト萌え。 ひと通り皆が全身を流した後、話題がアレに移る。 というわけで、まずはノアの男根を引っこ抜くわけだが。 …いや、双頭ディルドーの事な。 「うにゅー…」 「あー…これ、カナのヤツなんだよね。忘れて行くなんてホント珍しいなぁ」 ともかく、昨晩から俺の大事な妹のような存在たる白子竜(最近本当に竜なのか微妙になってきた)の 小さな膣が長時間わけのわからん合成魔法化学樹脂に犯されているというのは健康上よろしくない。俺の精神衛生上も。 「はぅ」 二人の視線を浴びて、おどおどする姿もキャワユイのだが、個人的に一刻も争う自体。だって女の子なのに俺より立派なコレはねーわ。 「どう抜くんだっけなぁ…とりあえず、ノアちゃん動かないでねっ」 「あい」 そう言うと、俺達の視線に嬲られ剛直している人工擬似男根は 幼女のようなネコミミ女性の手により目一杯の力で引き抜かれようとして、 「うに゜ゃー――――――――――――!!!!?」 「うわっ!?」 …痛いらしい。飛び跳ね走り回った後、水に足を滑らしてベチっとコケたままうずくまって股間を押さえプルプル震えている。 その痛さはタンスに小指をぶつけて飛び上がった拍子に反対の足ももってかれたようだと容易に想像できた。。 「うぅー…どうやるんだっけ、カナ、抜くときは手際いいからやり方わかんないよぉ…」 ふんだんに夜のお供を相手しているアル様…いや、アルでも分からないらしい。 まさかここでクソ隊長の呪縛を受けるとは想定の範囲外だ。やっぱり帰ってきたらメシに噛んだガム入れてやる。 「ちょっと触るね?」 「ふにゃっ!」 今度は、うずくまって股間を隠すノアの隙間を縫って細い手が入り込み、擬似男根を『ふわっ』とつまんでみせた。 「うーん…どこかを揉むと外れる気がするんだけど」 「にゃ、にゃあ!?」 『ぐにぐに』と表面を擦るように揉みシゴくと、体の影で目認できないとはいえ ノアの漏れる声、小刻みに震える背中、アルのピストン運動を促す手の動きが俺にもハッキリと見えた。 「にゃぁ…、あっ、はにゃ…!」 「んふー、感じるぅ?♪」 …目的を忘れていませんか、八重歯だしてニンマリしてるご主人様。 「そ、そんなことないよっ! どっかを何度か揉むと、外れるハズ…」 なぜか一瞬の動揺を見せ、それを隠すようにちょっと乱暴に手を竿の中ほどから根元にズラすと、 『ぞりっ』 「はうにゃー――――!!?」 びくりっ、とノアがエビゾリになり、恥部が晒される。…おお!? 男根がノアの皮膚と同じ真っ白だったのに、黒くなってる!! 「おぉ! そうだ、根元もみまくると取れるんだったよぉ!」 徐々に揉むペースを上げるアル。ソレはまるで、白いタイルに墨汁が垂らされるかのように染まって行く。 ガクガクとディルドとしての無機質な剛直棒へと変化し、ついにはソレが左右に揺れるたび 子竜の膣が『にちゅっ』っと音を立ててソレに蹂躙されている様子が伺えた。無論、俺は内股。 「よおっしふぁいとおおお、いっぽおおおん!!」 「にゃにゃにゃ、にゃー――――ああっ!!!」 『ぬっぽーん!』って効果音が聞こえた気がする。勢い良くソレが抜け落ちる拍子に、 つるっ 「はえぇ?」 ベキャッ 「きゃうんッ!」 …アルが盛大に滑って、風呂のタイルでモロ頭打った。 「きぅ~……」 こんな打たれ弱くて国家の兵士やってけるんだろうか。 「大丈夫ですか!? すごい音が…」 ぬおっ!? 黒のメイド服に身を包むルームクリーナーさんがこちらを覗いているってか風呂はいってくんなバーロー! 「わ、わ!! ごめんなさいっ!!」 思わずカチューシャが外れそうなのを顔ついでに押さえパタパタと走り去って行った。 「お、お部屋はもうキレイにしましたからぁ~~~……!!」 「へくちっ」 唐突にクシャミをしたのはノアだ。 「うぅ~…」 ヘビの縦筋みたいな鼻の穴をヒクヒクさせて指でクシクシ擦っている。 ともかく、これじゃ冷える一方だな。……ちょうど湯船が溜まった。 あぁ……ひと仕事をした後の風呂は、いいもんだ。 ってのは、気絶したご主人様を引きずって湯船に誘っただけだが。 主人が気絶したせいか、ヘビが活動を開始している。しかし呼吸の必要がないらしく、揺れる水面の下からこっちを見ている。ちょっと怖い。 「やー、やー――!!」 そしてお湯を嫌がって手足をパタパタさせるノアの短い四杯が俺を殴らないように気をつけつつ、湯に引きずり込む。 「に゛ゃー――――!!!!」 クッソそんなに熱いのか、暴れて水飛ばすなんがぁぁあぁああ鼻に湯が入るッ!! 「…ぐすん」 なんとか落ち着きを取り戻してくれた。ふてくされて片頬を膨らましている。 現状を再確認すると、俺はバスタブに足を伸ばして肩までやや熱めの湯に浸かり、左手でノアの濡れてヘニャっとした空色のタテガミを撫でつつ アルが滑って湯を飲まないように肩に右手を回し支えている。 アルのヘビは相変わらず湯船の中を潜水中。……こいつ、どうも危険感知しないと本体を起こさないらしい。ま、今はムリに起こす必要もないが。 「ぶ~」 言葉にならない不満を漏らしつつ、湯気の立ち上る水面を軽く払うノア。ぱしゃん、と蒸気を出しつつ跳ね、波紋を作る水面。 「…にゃ?」『パシャン』 同じように、水面にパンチをかます子竜。 「にゃ」『パシャ』 フック。 「にゃ」『パシャッ』 ブロー。 「にゃにゃにゃっ♪」『バシャバシャシャッ』 乱撃。 「にゃー――――♪」『どぶん。』 ヘッドダイブ。 驚いたヘビが思わず身を湯の中で引き、威嚇するかのように水中でアゴを開いてみせる。 ……グチャグチャの水面でよく見えないし、主人の尾ってことでイマイチ怖くない。 こうして、ノアはお風呂だいすきっ子になった。……あああ泳ぐな、泳ぐなこんな狭いところでッ!! 「ふゆ~♪」 なんとかノアを制して湯船に落ち着かせる。静かな水面に鼻先だけ出して頭のてっぺんに白いタオルのっけてる。萌え。 とかく、俺たちはまだ体を軽く流したものの、こすっちゃない。ちゃんとアカを取らなくては。 ええと、セッケンセッケン……おお、ボディソープあんのか。意外と近代的。 「にーちゃー、これー?」 俺がバスタブの壁にあるクボミにセットされた洗剤の品定めをしているのを眺めたノアが、ひとつの容器に興味を持った。 …ふぅむ、張ってあるプリントから見る限り、泡風呂だな。 ターバンみたいに紫のタオルを頭に巻いた優しそうな三毛猫女性が小奇麗な湯船で泡風呂を堪能している絵が印刷してある。 あーこれが名前かな?『バブルラッシュM200T』。やたら楽しめそうな商品名だな。 カラカラとキャップを回して、ダバダバと100cc程度のソレを注ぎ…… なんだ? この中フタは。これじゃ1滴づつしか出ないじゃねーか。 へんなの。ツメでねじとって……よし。 ノア。 「にゃ?」 三回まわってニャン。湯をお前がかき混ぜる姿が見たい。 「あいにゃ!」 湯船で腰を下ろすと息もできないので、体育座りだったノアがすっくと立ち上がる。 水面が、揺れる。 『ボゴォ』 瞬時、『バスタブ全体が泡に包まれる』……非常にマズい予感が。 そこまで思考を進めたとき、ノアは既にぎゅうっっと体をひねっていた。 ノア! やめ――― 天使が、舞うと。 虹が舞う。 泡が、舞うと。 視界が埋まる。 さぁ、妖怪マシュマロンの襲来だ!(違) ぬうおおおおお 『ぼふっ』 ぐへぇ……うげ……泡のんだ……バスルームとびだし……げふ……。 「だっ、大丈夫!? 私のシッポが危険を感知して起こしてくれたんだけど……」 アルが俺を抱え、バスタブ出たらお約束の足の水滴取るマットの上に横たえる。 ……急激に膨張した泡に飛ばされたのであろう、元凶の容器が目の前に転がっていた。次のような文が見えた。 裏面:魔法性洗剤なので1滴で十分な効果です。一気に使用すると泡立ち過ぎなのでご注意下さい。 「とー!」 軽快な掛け声と共に、泡に占有され1ミリ先も見えないバスルームから変なカンフーポーズでノアが飛び出してきた。 「にゃん!」 招き猫の構え。ふっ……にいちゃん、そんな可愛らしい泡まみれの天使見れたら…心置きなく…がくっ。 「にゃにゃー!?」 「わ、わ、アズキくーん!!」 ―――まだぁなぁ。 あと、やたら長風呂になってすっかり日が昇っても戻らない仲間を、ロナさんが寂しげに待っていたのは、まぁ別の話。 退屈しのぎに、鎧竜は、あくびをひとつ。 「フガァ『りぶーと!!』ァァ……」 「かったーい! アズキくんせなか、おちんちんよりかったーい!」 アル様の小さな手により繰り広げられている強制座位前屈攻撃により『あばば』とか言い出しちゃいそうな俺は 物理的ダメージのみならず受け取り方次第でどうとでもマイチキンハートが傷つける発言を実に浴びつつスキンシップ。 つーかこんなイチャイチャシーンすっとばしてベッドインする現代の若者共は一体俺は何歳のオヤジなんだという 自己嫌悪にさいなまれつつ、ご主人様と背中を押し合うはずがずっと俺のターン。 あばばばばばいたいいたいそれ以上前はむり!!ムリだってば!!! 「人間やめちゃったボクたちほどじゃなくってもいいけど、これは硬すぎでしょっ! ほれほれー!」 畜生ッ!! 今朝の泡まみれの部屋洗浄代が俺の『週間少年ニャンプ』(ライバル誌は『週間少年ワンデー』) 専用費を押して『マダラ侍』が読めないだけで鬱気味なのに何で俺はこんな!! 「はぅー……ぅー?……みのどー……ん……にゅふへへ……ぅゅー……ゅー……」 しかしまた幼児化したノアのほんわかほわほわ、うつらうつら眠るかどうか微妙な表情を見ているだけで和むんだけど これ以上は背中が角度的に無理無理無理無理無理無理無理無理無理MURYYYYYYYYYY!!! ボスケテ!! 違ったロナさん助けて!! 俺の体がDIOに乗っ取られるから!!! ―――誰それ? でも直立から前屈して地面に手が届かないのは、ちょっと… 「そーだよっ! もっとカラダやらかーくしないと、キツい体位で耐えられないぞっ♪」 既にセクロス前提!? 「ぅー♪ うぅー♪ けーる……だく……みっつ……まふぅ……にゃん……♪」 でもノアが夢の中で口いっぱいミノ丼頬張っているであろう幸せいっぱいの寝顔を意地でも起こすものかこなくそおおおお 「ゆうしゃよ、これがきみの試練だっ♪ そらそらー!!」 うおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!! …ん。読書中に昼寝して、今朝方のことを夢に見ていたらしい。カオスな後半もソレだ。 いやはや、カナがいない朝ってのは別の意味で騒がしいもんだね。 王都からの命を受けて単騎行動中である隊長の帰りを望みつつ次の目的地に向かう虹絹隊の竜車は、 ヒトの俺と白竜のノアと鎧竜のロナさんとキマイラなアル様だけ。…いや、様づけするな、って言われたんだった。 ガタゴトと進む金属フレームで補強された木製車輪が凹凸を拾い跳ね上がるはずが、 しかし微妙にサスペンションとか近代機構がついちゃって振動を吸収するのが流石のネコ工学技術。 でもいかせん基本原理は馬車で、馬じゃなくって竜などの動力源が必要であり 『城砕種≪シタデルバスター≫』に変身中なご主人様のひとり、ロナさんが牽引している。 本来の姿はネコミミ人間でさらりとしたグレーの長髪でやさしい眼差しを愛読魔道書片手に向けてくる女性。 でも竜モードになると体重とか質量保存の法則そこんとこどうよって感じに巨大化し、 この世界の過半数と人権を占める、ヒトなんてアイアンクロー一発で頭蓋骨粉砕が標準規格の獣人さんだって尾の一薙ぎで吹き飛ばせる。 そんなモ○×ーハ○×ーのボス格がドラクエ級に仲間になっちゃったくらいの今ならお買い得な安心感。 ん、俺は今何をしてるかって? そうだな、ロナさんが思い出にとっといた魔道入門書片手に、もう片手を ノアのもふもふとした頭髪をチョコラータよろしくヨシヨシしながら暇つぶし兼ねて魔法の勉強中。 「にーに、おなかもー♪」 そして頭を撫でられ飽きたのかごろーんと万物生物共通の弱点たる腹部を無防備にも俺に差し出す彼女。当然ワシャワシャ。 最近理解したことは、身体年齢によって会話能力ってか呂律が上下するっての。つまり、また蘇生魔法で若干の退行をしてしまった。 つっても今回は俺の体内の異物抜きだから低コストでパッと見じゃ変化ねぇ。大きな傷とか神経ボロボロとかは魔力が多くいるらしいが。 …俺が死んだり死にかけるたびノアの発育が阻害される。よろしくないことだ。 ん、そんなことより俺が死ぬことが問題なのか? …まあ、どうでもいい。 さすが入門書、基礎の基礎単語から説明されてるから、めっちゃわかる。日本語で。 話は変わるけど、魔法って案外とコンピュータのプログラムに近いね。 『電源』は魔素(マナ)、脳という『CPU』で魔法という『ソフト』を実行、『世界』というハードを操作するわけで。 扱い慣れると脳の中でマクロみたいにアクセラレータの構築が進んで詠唱省略なんて芸当もできるってわけ。 無理に当てはめるとそんな具合である。しかしまあ、俺には『電源』がないから実行不能。 いや、ほんのちょっとだけ、雀の涙ほどにはあるんだけど、そうだな、単三でVistaは動かせれないんだ。 「にゃうぅー…♪」 そして使えなくって悔しくってしょうがない。貴様ら、剣と魔法の世界で剣を握れないヘナチョコが魔法も使えなかったら 『とりえ』の『と』の字もねーってことじゃんか。たまねぎ剣士とかそういうレベルじゃねーぞ。 腹いせにノアのおなかを撫でて撫でて撫でまくる。こそばゆいのか仰向けの背中を俺のあぐらしたフトモモの上に擦り付けてくるノア。 ちびっこい白羽も擦り付けてくるが意外と丈夫で引っかかっても全然痛くなく、むしろゴムみたいに簡単に曲がり俺にも負荷がない。 金魚運動に伴いニャンニャンの構えをした小さな両腕をゆらゆら揺らし真っ白なシッポをハタハタさせてまじかわいい。 ガコン。 「はにゃっ!?」 竜車にブレーキがかかる。ノアが俺の膝から転げ落ちて頭からゴチンという音がした。 ―――はーい、ご搭乗の皆様、到着ですよ。 おお、会合場所に付いたらしい。つっても、硫黄の立ち上る草木も少ない荒れ肌岩地だけどな。 ロナさんみたいな鎧竜と普通にエンカウントできそうな背景を催していると思って差し支えない。 なお、ロナさんは自身の声質に自信がないのでいつもテレパシー。射程は通常の声が届くくらいで、やさしいお嬢様みたいな声が脳内に響く。 「うぅ~~~……!」 む、我が愛しのノアが涙目でシャツの胸にしがみ付いて来た。頭打ったからな。だっこして背中をポンポンしてやる。 もう一人のご主人様…じゃなかった、呼び捨て希望だったな。 アル、ついたぞ。竜車の屋根は布製だからその上で日光浴しながら昼寝するのは大層に心地が良いだろうけど。 「んー…? ふあぁぁ…」 痛がるノアの頭をさすりつつ見上げると、天井の布地に写る日光を遮っていた黒い塊がモゾリと動く。 ひゅっ、っとソレが動いて、 「ん、おっはよっ♪」 ひょっこりと半ちくわ状になってる天井の前方入り口から逆さまになって顔を出すアル。 お昼寝もほどほどにしないと風邪引くぞ? まぁ小さな影が寝返り打って日光を吸い込んだ布の天井を黒く彩るのは乙ではあったが。 「いーじゃん、光合成、光合成♪ 硫黄もお肌に良いらしいしさっ」 断っておくが、決してご主人様が合成獣(キメラ)だからって葉緑素は持ってないからな。 つーか見張りって名目で昼寝すんな。 「あははっ、だいじょーぶだよっ。アルが寝てても、アルヘビが起きてるからねーっ♪」 アルがコウモリよろしく宙吊りに顔を覗かせる横から蛇の頭がロープみたいに垂れて来て、 ひと声シャーっと鳴ってみせた。この人は尻尾が合成獣技術でヘビになっており、 ネコ側が寝ていてもヘビ側が周囲を警戒できるという安心と信頼のアルソック。 「そろそろ、ココちゃんと合流するのかなぁ?」 ―――そうよ。って、いつも王都からちゃんとスケジュールが送られてるでしょ? 「小難しいんだもん、ぱぱーっと読んでちゃちゃーっとお仕事こなせばいーじゃんっ♪」 ―――ふふ、もー、アルったら… ロナさんのテレパシーはもはや無意識レベルで行使してるらしい。だから本人も気がつかない間に ナチュラルに感情とか笑い声とかを送信してしまう。おかげで竜顔でも表情が伝わってくるようだ。 「んじゃ、アズキくん、お昼ごはんつくってーっ♪ はらごしらえしたいよっ!」 「にーちゃ、つくってー♪」 ―――あっ、わ、私も、食べたいかも… そんな美女三名からリクエストあるのに断ったら給仕を任されている男としてどうよ。 まぁ隊長の一声でキャンセル決定だが。俺に決定権があればの話だがな。 「つーくねーっ♪ つーくねーっ♪ たーっぷり、つーくねーっ♪」 「つーくにゃーつくーにゃーたーっぷり、つーくにゃーがやーってくる♪」 ―――気がつけーば、口のなーか、気がつけーば、夢のなーか♪ 著作権的に微妙なBGMと共に魚肉つくねをキャンプ用のコンロにかけた鍋に投下しつつ、食は進む。 ―――あーん、ちっちゃいよぉ。もっとおっきーカタマリにして? ロナさんは基本形がネコミミだが、最近は諸事情により竜のまま戻れないらしい。 そのへんは深く掘り下げるとマリアナ海峡くらいディープに雰囲気が暗くなるので触れない。 とにかく、合成獣なご主人様達は新陳代謝が異常に早いためそれに比例して大食いだ。 たぶん俺にとって3人分くらい、それぞれが食べる。あとノアは俺が大食いチャレンジモードの1.5倍が標準量。 しかもロナさんは竜状態だと胃もデカいので、なかなか満腹にならない。太らないか若干心配。 つまり、俺の鮮魚加工業は硫黄と昭和のかほりの中で自分の取り分ももらえないというどこのアフリカ農園だって状態。 しかしまあ、目の前の装盾亜目だかなんだかがが明日の美女と思えばどデカミートボールになっちゃったつくねを よっこらせと担いで口元に運ぶのも決して悪くはない。むしろ非常にお世話になってる日ごろの感謝感謝。 「ガウ、ハフ、ガフウ…」 …やっぱ地の声が竜だから漏れる声が割りと怖い。 魚肉を噛むとグッチョグッチョ言うからまさかその勢いで人を飲み込んだりしてないかと若干の不安が過ぎるが忘れておく。 「ごちでしたっ♪」 小学生が九九の表を覚えて意気込んでるみたいな勢いでビシッと手を上げて完食の宣誓をするアル。 「まふー! おにゃか、いっぱーい…」 今日が臨月なのっておなかの子供をスリスリする母親みたいな満ち足りた表情で空につぶやくノア。 ―――ごちそうさま。食べさせてもらって、ちょっと恥ずかしかったけど、良かったよ…えへへ。 大きな若干タレ気味の目を上目遣いにして口を動かさず見つめているであろう俺の妄想が竜の顔にかぶさって見えてしまうロナさん。 ―――あ。 ん? どうしました? ―――きた、きたわよこれは!! 「はうっ!?」 ビキッ、とロナさんの体に岩盤がきしむような音。変化開始の音。ノアが驚く音。 ―――1週間ペース外の予想外にネコモード来たわよっ! 「おお、ついにロナちゃんの可愛らしい容姿が再びくるんだねっ!」 本人も待ち望んでいた瞬間。 岩っぽい皮膚より先にどんどん骨格が修正され、今は竜人状態。 ―――ごらんの皆様、只今、ロナ帰還しまっす! そして嬉しさのあまりか意味不明な発言。 皮膚が徐々に、かさぶたが治るように盾鱗から白いなめらかな人肌へと変化し、 ネコミミがあるべき場所を覆っていた大き目の鱗もひっこんで本来の耳が生えてきた。 ―――ネコ、光臨!! そこには、つややかな灰色の長髪を朝風にさらりと靡かせ、 ビシっと天に指を突き刺してワンナントフィーバーよろしく腰をひねってこちらに向いているグレーロングヘアなネコの女性。 『おおぉー!!』 パチパチと三名のよくわからん拍手。 「…で、服は?」 ―――… 「ろなちゃん、はだかんぼですー」 んでもって、ロナさんの程好くふくよかなるラインを描くボディは桜色乳首および頭髪と同じ灰色陰毛を日光の元に晒してひとりフィーバー。 ―――きゃー―――――!!!! ぬうおおおおそのさっきまで俺が調理に使ってた熱湯の残ったつくね鍋こっちに投げんなあちちゃちゃちゃほわちゃああああ!!! 「あらー、これはー…」 ロナさんは調理雑巾と内股で大事な場所を隠しつつ包丁を投げ構え、アルはノアを担いで緊急避難を開始し、俺はクリリン一歩手前。 唐突に俺達の後方から響く、のほほーんと間延びした音源。それによりザ・ワールド。 「いわゆるー、しゅらばー、ですのー?」 栗色の、アホ毛一本たずさえた栗色ショートボブの頭に細目をフレームのない丸っこいメガネから覗かせるネコの女性がいた。 ---------------------------------------- 「……はぁ」 ため息。 一人の、イヌのケダマが吐いた。 白い綿毛の茂る、川の土手に腰掛けて、彼女は白い体毛を風に流す。 「間に合う、かな」 ひとり、自身に愚痴って、すっと腰を上げる。 「すまん、そこの者。」 「おー? なんだ、ねーさん?」 「長老さんはどちらかな?」 「あー、あの段々畑の、ふもとさー」 私は、田舎独特のゆったりとした口調の農夫に感謝の意を表し、示された方向へ向かう。 「さぁさぁカナ様、とりあえずお掛けになられて……」 私はメタボリックが目に付くオス猫長老に促され、西洋風の客間に招かれた。 といえど、特に大きな屋敷でもない。まぁ貴族にあこがれた成り上がり、ってとこだろうか。メイドも見当たらない。 2ケタ座れるか怪しい長食台の上座を頂いた。 「それで、どのようなご用件でして?」 上目遣いにこちらの様相を伺う主人。商売人が官僚を伺う目。 「どうもこうも、あんたが呼んだのだろう?」 「へ? あ、あー! そうでしたそうでした!!」 ……なんだこいつは。殴ってやろうか。 そう思う私の横を、きれいな白いメイド服で着飾ったヒトメスが銀のお盆を運んできた。 「いーやー、実はですね、要請した後、ほんのつい最近にスズメバチの方がいらして それはもう華麗によくわからん金属の塊を殴り倒していったもんで」 「……くっ、スズメバチはキライだっ!!」 「うひぃ!?」 思わず毛を逆立てて後ろに飛びのく主人。 後ろでヒトがよろけ、手の上のもののバランスを取る「わ、た、あたた」って声。 「あーくそっ、ほんの少し前にイヌに加え、なんでまたあんな人の話を聞かずにブツッっと刺すイヤなヤツらを…… いやあいつらの毒を中和する過程で毒の知識が身についたからその点は感謝してでもなぁいちおう私も正義なのにブツブツ」 「独り言こわっ!? と、とりあえず当地方自慢のブッフーステーキなぞ、 いましがた当屋敷のメイド兼コック兼妻のヒトが作りましたが落ち着いて!?」 「いただきます。」 いいにおい。 とりあえず、現場を視察しに行く。わけがわからんでも、報告書が必要だからな。 それはすぐに目についた。なんか金属破片が転がってるし。 「…あー、そこのひと、いいかな?」 手近にいた、私に背を向けて金属破片を手に取り調べている白毛の男性に声をかけた。 「え、わたし?」 ふっ、っと振り向いたそいつは、ネコじゃなくってイヌだし、ケダマだった。 「うわっ、イヌか!?」 「あら、何だと思ったの?」 高い、透き通った、女性の声。悔しいが私よりも女っぽい声。 「むぅ……こんな田舎にイヌがいるとは」 「あはっ、そうよね。イレギュラーよね」 ふわっと微笑む。……ふむ、まあ、あのイヌとは遠いイメージだ。少し嫌悪感が晴れる。 「しかし、こんなところで何をしている?」 「あぁ……私、傭兵なの」 なるほど、確かに背中に身長ほど巨大な剣を鞘に収めている。 「あなたもかしら? 長老さん小心者っぽいから、重複で契約したのかしら?」 「ああ、そんなところだ」 重複契約って意味は正しい。ただ、国家の傭兵って言うとややこしいので割合しといた。 「なんかね、へんな蒸気科学主義の宗教集団が暴れ始めてるって聞いているわ。 スズメバチの先回りをしているとか。飛び散った破片に、蒸気機関に見られる 対高圧処理されたパイプなんからあるから、たぶんそれ」 「終わった戦闘なのに分析が詳しいな」 「この先生きのこるには、他の戦いも分析して血肉にしないとね」 手の中でまるくひしゃげたそれをポンポンと、白毛のケダマはお手玉している。 パシン、と上に投げたそれを勢い良く横から掴む。 「あーあ、これじゃ歩き損だなぁ」 彼女はふぅ、空にとため息。ふわっとなびく白い毛並みが美しい。 「まったくだ」 私も肩をすくめてみせる。 「ね、暇?」 「まぁ、やること無いからヒマだな。帰るのも急ぐ必要はない」 「じゃあさ、同じ傭兵のよしみ。手合わせしない?」 にっこりと微笑む、白犬よりも白狼が似合う優雅な笑みを向けられて。 抱いてみたく、なった。 「……こういうのはどうだ。 『キズひとつ先に負わせたら勝ち。』 『負けたら相手の言うこと、ひとつ聞く』。」 「なるほどね。あなたが勝ったら、条件は?」 私はにっ、っとしてみせる。 「お前を抱く」 ちょっとだけ、驚いた表情を見せる。 「どうだ、何かお前は条件があるか?」 私の給料ならば、まぁ武器の一つ新調してやるのも悪くない。 美人には長生きしてもらいたいからな。 「そうねぇ……」 ふぅん、と軽く息を漏らし、空を数秒見上げて。 「あなたを抱くわ」 「いいだろう」 決闘の腕輪。 私の、ちょっとした遊び道具。 『互いに殺意がない場合のみ、武器の攻撃を極端に防ぐ』 兎の、実践刃物用のマジックアイテム。 腕につけて。 土手の下。 一面、綿毛。 コインを、投げて。 地面に、ついて。 わたしは、純白の巨剣を。 ケダマは、漆黒の巨剣を。 抜いて。 共に、駆け抜ける。 風になる。綿毛が、付きまとう。 刃先を、しっかり狙って彼女の胸へ突く。 サイドステップで回避される。 そのまま横薙ぎに移る。 半回転。ケダマは姿勢を低くして回避。 その低い姿勢をバネにして、私の腹の辺りを突こうとする。 私は薙ぐ勢いをズラして避け。 互いに飛び、薙ぎ、勢いを止めれず、すれ違う。 距離ができた。振り向け。 振り向く。いない。 日光が遮られる。 バックステップ。目の前で白狼が地に黒剣を突き刺す。 攻める。土を蹴り推進する。 彼女は、地面ごと振り払う。土煙。 私は地に剣を刺し、棒高跳び。 白狼ば数歩下がり土煙から飛び出るはずの私を探していた。 上から前方宙返りして出てきた私を即座に見つけたが、動揺の様子はない。 わたしは速度と重力と回転に任せ剣を振り下ろす。 横に構えたマダラと鍔迫(つばぜ)る。 マダラは体重と地面と腕力に任せ私を吹き飛ばす。 打ち上げられる私。 回転ベクトルが変更され、バック宙状態で十数メートル後退して着地を目指す。 着地。前方からの突撃に備える。 いない。 ゴスッ 「ふぐっ!?」 背中を刺される。 『決闘の指輪』により守られるものの、腹まで響く。 どさっ。 「あたしの勝ち」 「……早すぎだろ」 青空と、さかさまに見える、にっこりと見下ろした白狼の顔だった。 いいわけがましいが、私が合成獣の能力を使えば痛覚を抑え 腹をブッ刺されたまま相手に迫ることができる。でも、私の人間としての技術は 到底及んでいないことは思い知らされた。……素直に、負けとく。 「はぁっ、はぁっ……」 彼女は、息が荒い。 「はぁ……ふぅっ……」 私も、荒い。 「…ここで、しよ?」 「…おう」 …受身は苦手でも、約束は、守る。
https://w.atwiki.jp/isekaikouryu/pages/2571.html
「そら、始まるぞ」 腕を組み脚を組んで光景を眺めていた女が涼やかに呟いた直後、“それ”はやってきた。 太陽は中天、ちょうど正午。海の中は若干の"微海流"がそよぎ、波間から差し込む光がぼんやりと遥か下の海底まで照らしている。 海中の民たちの家畜である巨大なカジキが引っ張る移動屋台。 わたしの隣の席、ところどころ傷に塗れた古びたスツールに腰掛けていた女が顎でしゃくった方面、遠離に何やらじわりと黒い染みができる。 少しずつその染みが大きくなってきている、と感じたのもつかの間。どう、と勢いを増して黒い染み、いや群れは大いなるざわめきと共に到来した。 染みに思えたのは無数の小魚たちの群れだ。黒い嵐を思わせるような、海面から漂ってくる光さえ遮る、夥しい数の小魚の大群だ。 地球におけるバッタの大量発生のことを蝗害と呼ぶ。空を埋め尽くすようなバッタの群れが農作物を荒らす害のことだ。あの映像を思い出す光景だった。 だが、かの災害と違い今この海中に不満そうな顔をする者はひとりとしていない。小魚がざわめきを轟かせて通過する音に交じるのは人々の歓声だ。 現地の人々、魚追いのミズハミシマの遊牧民たち、その他諸々の種族が一緒になって楽しげに嬉しげに口々に、サーカスでもやってきたかのように、わめきたてている。 “それ”の到来を待ち望み、今か今かと待ち構えていた人々の喝采が海中に満ちた。 お祭りだ。お祭りだ。今年もやってきてくれた。お祭りだ。お祭りの始まりだ。 「なんですか、これ!?」 「“やつ”が海の底の底から巻き上げた栄養を追ってるのさ。 あれらも実りのひとつだ。そしてあれらが来たということは、じきに来る。 年に2度の祭りの、その主役がな」 瓢箪に似た水筒から酒精を口に含みながら女が語る。水精霊の加護により水中でも問題なく中身を飲むことが出来る謎の一品だ。 表情は相変わらずのポーカーフェイスだったが、その声音にはどことなく楽しげな雰囲気もある。 ゆったりとした長ズボンの裾から竜人用のサンダルがぶらぶらと揺れている。 沸き立った喧騒に目を白黒とさせつつ、そのつま先が目に留まりきれいな爪の形をしているのだなぁと薄ぼんやりと思った頃。 突然到来した膨大な魚群は、来たときと同じように唐突に消え失せた。振り返ってみれば慌てふためいて逃げ回るように一目散に魚の群れは直線を描いて去っていく。 「何を余所見しているんだ」 と、 「役者の登場だ。“やつ”がお出ましだ。 今年もはるばる深淵からやってきたらしい。その一部始終を見届けないではここに来た意味が無いだろう」 屋台のカウンターに肘をつき、至極リラックスした態勢で女が遠くへ瞳の焦点を合わせている。それに習った時、思わずわたしはぎょっとした。 再び見た。二度見した。目を擦るのを禁じ得なかった。 今の今まで、あの小魚たちの嵐に隠れていた光景が海中の向こうへ浮かび上がる。 ゆらゆらと空から照りつける陽の光を受けながらゆっくりと近づいてくる“それ”は、端的に言えば、城だった。 城塞がこちらに向かって前進してくる。低速に見えるのは彼我の距離がまだ離れすぎているからであって、近くまでくれば驚くほど速いのだろう。 太陽の光を受ける“それ”が鈍い硬質な光を反射している。正面から見る分には鉄の塊が浮いているようにしか思えない。 しかし、“それ”は間違いなく意思を持ち、冗談のような超質量でもってわたしの眼前へとやってこようとしているのだ。 迫りくる圧迫感もあまりに桁が違いすぎて度を超えているのか恐怖すら感じない。浮世離れしたその姿に生物ではなく大きな重機が車輪を動かして前進している錯覚すらある。 そう。生物。生物、なのだ。あれは。 実際にこの目で見れば、そうとはとてもではないが思えないが。 「“やつ”を始めて見た地球人たちは皆そういう顔をする。 いや、地球人だけでもないか。同じミズハミシマ国内でもわざわざこれを目当てに物見遊山へやってくる者もいるくらいだからな」 水筒を傾けながら女は言った。 この時ばかりは周りにたくさん浮いている遊牧民たちの移動屋台も忙しいその手を止め、一様に肩を叩き合って笑っている。 今にも大合唱でも歌いだしそうな熱気だ。既にミズハミシマの庶民的な振り付けで踊りだし、“それ”を迎え入れようとする一団もいる。 どこからか祭り囃子も聞こえてきた。海水を伝ってきっとあの生きたお城にも届いていることだろう。 皆が皆、遠くから泳いでくるその大きくて大きくて、なお念を押すほどに大きい、積層の鎧を纏った深海からの上等客を拍手で迎え入れようとかぶりつきだ。 お祭りだ。お祭りだ。今年もやってきてくれた。お祭りだ。さあ、お祭りの始まりだ。 女が水筒の紐に指を引っ掛けてくるくると弄ぶ。ふん、と鳴らした鼻息は、もしかしたら笑いの感情表現だったのかもしれない。 「これがミズハミシマ、海守テドロニロド公領名物。 ――――1年に2回。海の底の真っ暗闇からやってくる、『鎧鯨』の到来。たった2日間の大騒ぎの始まりさ」 わたしにミレイと名乗った女は呟くように言う。どこか感慨深げに。 莫大なる質量に轢かれぬよう人々がはしゃぎながらもこぞって鯨の進路から逃れようと動き出した。 わたしたちが座っている移動屋台も店を引っ張るカジキに店主が拍車をかけて移動を開始し、その意外なスピードにつんのめったわたしはミレイによって抱きかかえられることとなるのであった。 わたしより頭ひとつは小さな身体なのに、支える腕は想像の何倍も力強かった。 . ミレイは小さな女だ。 竜人なるミズハミシマでも希少な種族らしい。国中のどこにもいるにはいるが、会うには少し手間をかける必要がある、といった程度か。 頭に生えた2本の角など差異こそあるが、この国では魚人や鱗人に比べればあくまで外見に関しては比較的我々人間に近しい。 褐色の肌に映える白銀の髪を編み込んで後頭部に纏め、飾り気のない紅い櫛で留めている。編み込みを解いて降ろせば肩や腰まで真っ直ぐ伸びるのだろう。 碧眼というよりは藍と呼ぶべき深い色の眼差しが神秘的な女性だ。線が細く小柄であり、居住まいから漂う浮世離れした空気も相まって彼女に作り物めいた美を与えている。 ああ、そう。作り物めいている、というのは我ながら的を得た表現かもしれない。 全体的に朱色の構成である上半身の服は丈の短いタンクトップに似る。多くの収納箇所を有するあたりタクティカルベストとも言える。 下は袴のような裾の広い黒のズボンといった着こなしの彼女は主に腕や首筋、腹部が露出している。前を歩く彼女を追うとそれが視界に入る。 質の良い糖蜜にも似ている肌は壊れ物のようで、握れば割れてしまいそうだ。それはもう、同じ女性であるわたしがどきりとするほど。時にひどく、扇情的。 しかし、たびたび慣れない水中で身体を彼女に支えられるたびその脆さは見せかけだけだと思い知る。 彼女の身体に触れれば分かることだが、女性らしい柔らかさを保った部分があまり無い。全く無いとは言わない。出るところはそれなりに出てはいる身体だ。そこだけ吹き溜まりのように脂肪が乗っている。 だが鍛えられる部分は筋肉という針金を捻って出来ている。その上にセロハンでも貼り付けたように薄っすらと脂肪が覆っており、角張った様子を隠している。絶妙なバランスで見た目だけの脆さを演出していた。 それが海中暮らしによって培われるものなのか、彼女の職業に要求されたものなのか、はっきりした推測には至らない。 海中に、海上に、海底に。あっという間に出来上がった屋台の群れを繋ぐ通路をゆくミレイの足取りはその身体能力によるものかひどく姿勢がいい。小揺るぎもしない。 「私の職?よしなよ、今は概ね非番なんだ。なるべく忘れさせてくれ。 今は気晴らしの副業といったところだ。火急なら“海風”も吹いてくるだろうしな」 「“海風”?」 「こちらの話だよ。さて、これが鎧鯨到来の名物。 鎧鯨が『腰を落ち着けてから』一刻もあれば完成してしまう、祭り好き共の馬鹿騒ぎ。 海の上、海の中、海の底と1度に3粒も楽しめる即席屋台街、たった2日間だけ成立する商業都市。通称、『鯨都』だ。 共通する合言葉は『稼 ぎ ま く ろ う ぜ !』だとさ」 頭の悪い話だろ、と振り返ったミレイが肩をすくめる。 ミレイはこのたびのわたしのミズハミシマ訪問に合わせて現地で雇ったナビゲーターだ。 ゲートを通ってきたわたしが役人に依頼したガイドとして派遣されてきた竜人。それが彼女である。相当費用がかさむかと思いきや不思議と高くつかなかくて首をひねったことはまだ記憶に新しい。 ひとまずここまでの彼女の仕事に不満は無い。的確なアドバイス、迷いのない足取り、必要十分のコミュニケーション力。 更には水精霊と彼女は折り合いがいいようで海の中にいてもまるで支障を感じさせない。大当たりと言っていいだろう。 海上の屋台のひとつ、氷精によって敷き詰められた氷の中に酒瓶を無造作に放り込んだ、破れかぶれな酒屋の前に今わたしたちはいる。 溜め池の流氷に混じって浮かんでいるのはミズハミシマ産の酒と並び見慣れたラベルのアルミ缶たちもある。その中の一本、缶ビールを手に取り小銭を店主に放ったミレイは早速プルタブを開けて痛飲した。 ガイドがナビゲート中に飲酒。この適当さは我が祖国にはない。妙なところで外国情緒を感じてしまう。 「………ぷは。うん、あなたのところの酒は私も好きだよ、この喉越しはこの国には無いね。美味い。 で、なんだったか。ああそうだ、話を戻すか。 そもそも鎧鯨てのは……なんなんだろうな。私たちにもまともなことは分かっちゃ無いんだ」 「分かってないんですか」 「分かることは大昔から変わらない生き方をしているやつってことだけさ。 毎年春と秋に2回ずつ。やつは海の墓場、ミズハミシマの海溝からやってくる。魚人や人魚でもごく限られた者しか潜れない、暗闇の世界からな。 決まってこのあたりに鎧鯨はやってきて“息継ぎ”をする。次に海面に来る半年後までに使う空気をたらふく溜め込むんだ。まるまる2日かけてな」 つい先程から飲みっぱなしであるせいか、どこかミレイの瞳に陶酔したような霞がかかっている気がする。視線は海からその身体の僅かな一部分を覗かせる鎧鯨に注がれている。 氷山の一角と言えど海上からでもそれはちょっとした小山が聳え立っているようなものだ。そこに人々が舟を寄せたり泳いで到達したりして騒いでいるのが見えた。 「“息継ぎ”って。それじゃ、生き物なのに半年も呼吸無しで海の底で?」 「地球から来た客は鎧鯨の話を聞けば皆そういう顔をするが、それが事実だ。やつは水精霊の力も借りずに遥か昔からそうやって生きてきた。 このへんの住民、海守テドロニロド公、あの烏賊野郎の民草たちはやつを“彼の方”と呼んで半ば神サマみたいに扱ってる。 まぁ、その手の話はやりだすとミズハミシマ建国の歴史から語り始めなきゃならない。今は割愛して、やつが運んでくる豊穣の話をしよう」 ちょうど始まる、見ろ、とミレイが指差した。 指先は鎧鯨の体表の上に上陸する人々に向けられている。主に魚人たちで構成される一団は、手に手に大工仕事で使うような大きな工具を携えていた。 その工具の数々で鎧鯨の甲冑の如き体表を削ったり砕いたりしている。相当体力を使う仕事らしく、大の大人たちが顔を真っ赤にして鋸を引きノミを振るっている。 背中の上で好き放題されているにも関わらず、鎧鯨の方はといえば巨大な体躯をびくとも動かさず日光浴に勤しんでいた。 「あれは何をやってるんですか?」 「鎧鯨の古くなった鎧を剥がしてるんだ。海の上だけじゃない、海中でも同じことをやっている。 鎧鯨の体皮は恐ろしく硬く、加工難度も高くて限られた職人しか扱えないがな。形に出来れば無二の品物が約束される。 刀にすれば切れ味抜群にして刃毀れ無し、鎧にすれば堅牢にして軽く動きやすい。おまけに物によっては不思議な力が宿ったりもする。 なかなか国外にまで出回らない素材だが、延でこいつの鎧で作った包丁が妖刀ならぬ妖包丁として出回ってるんだと。料理人の命を吸って天下一品の料理を作るんだそうだ。この国の笑い話だよ」 一体何が笑いどころなのか分からないが、ともあれ今目の前で行われている作業は金の発掘現場とさして変わらない状況らしい。 そのためか積層の皮を剥がそうとする者たちの姿は皆真剣極まりない。野太い声で連絡を取り合い、一糸乱れぬ連携で鋼よりも硬い素材を切り裂く。 それでも作業が遅々として進まないあたり、それほど厳しい難行なのだろう。 缶ビールの中身をちびちびやりながら、ミレイの話は進む。 「鎧鯨が運ぶのはそれだけじゃない。 海溝の底に積もった栄養塗れの泥を掻き揚げて運んでくるもんだから、やつが浮いてくるだけでやつの周りには小魚の大群の出来上がりだ。 後は分かるだろ。あなたの世界でも一緒のはずだ。餌になる小魚が群れてりゃ何が来る?」 「………それを餌にする魚?」 そう、と頷く。 「あとは倍々だ。それを餌にする魚、そいつを餌にする魚、そいつをも餌にする魚…。 ミズハミシマの遊牧民たち、『潮の民』なんかはそいつが目当てだ。今頃この周りの海を大喜びで駆け巡ってるところだ。この時ばかりは魚追いの仕事を放り出す。約束された大漁だからな。 人が集まるところにはもっと人が集まる。鎧鯨の周囲に作業する者たちの宿舎が出来る。そいつらを養うための飯処が出来る。こっちも倍々だな。 そういうのが巡り巡って、今じゃあなたみたいな観光客まで押し寄せる大祭りになってしまった、というわけだ」 言われてあたりを見回せば、確かに雑多というのも形容としては不十分に思えるほど多種多様な出店が鎧鯨をぐるりと囲んで軒を連ねていた。 ひときわ大きなのは作業員たちの簡易宿舎か。話に上がった食事の屋台は数え切れないほど。もはや鎧鯨も関係ない土産物屋まである始末。 カオスを具現化した様相の発掘現場は、ただひたすらに人々の活気に満ち溢れていた。 お祭りだ。お祭りだ。今年もやってきてくれた。お祭りだ。お祭りの始まりだ――――と。 「屋台だって組み立ててあるものをミズハミシマの海の家畜たるカジキどもに牽かせて持ってくるだけだから軒を構えるのも至極簡単だ。 この祭りは鎧鯨が海の底へ帰っていくときも見ものなんだ。2日だけ築かれる都が、潮が引くように一瞬で影も形もなくなるのは初めて見るやつは唖然とする。 これがこの鯨都の概要だな。あとはひたすらこの混沌を楽しむだけだぜ、地球人。なんせ2日間じゃ味わい尽くせない。 元々この鯨都にまともに法なんて無いんだ。海守テドロニロド公の逆鱗にさえ触れなきゃ、あとはさっき言ったとおりさ。 国籍種族一切関係なし、何でもありだ。唯一不文律があるとすれば、『稼 ぎ ま く ろ う ぜ !』、そういうわけだ」 今じゃあなたみたいな観光客も増えて暗黙の了解みたいなものはあるけどな、とミレイは続けた。 あまりに洒脱。あまりに破れかぶれ。我が祖国が失ったものかもしれない。良いことも悪いこともあるだろうが。 だが、行き交う人々はみんな楽しげだ。ようやくやってきたカーニバルの熱気の中でゆらゆらと人の波が揺れている。 きっとこれが我が祖国にも遠い昔にあった原風景なのだ。娯楽の少ない毎日の中、今日という日をみんなずっと待っていたのだろう。 屋台と屋台を繋いでいる簡易桟橋を威勢のいい掛け声と共に上半身裸の男たちがやってくる。えい、おう、えい、おう。 地球で言うウツボを何回りも大きくしたような怪魚を肩に担いだ彼らに歓声を浴びせながら人々が道を空ける。それに習って一歩後退したわたしは、ふとミレイの姿が傍らから消えていることに気づいた。 見渡すと、この酒屋の庇の下、隅に設えられたゴミ箱のすぐそばに腕組みをして立っていた。と同時に、何やらぶつぶつと呟いてもいる。 周りには誰もいない。虚空に向かって話しかけているのだ。 「……ああ……ああ………。 ………………馬鹿なことを。…………今から文句を言いに出向いたところで虻蜂取らずか。 ……“私ら”をいいように使ってくれて、あの烏賊野郎め」 こめかみ(と思われる箇所)を人差し指で円を描くようにしばらく揉んでいたが、やがて下腹のあたりに人差し指と中指を添える。 「『い号・黄・肆』」 奇妙な声だった。掠れたような、咳き込むような、何か特別な呼吸で意図的に生み出された声。少なくともそう聞こえた。 ミレイが缶ビールの空き缶をゴミ箱に投げ捨てている間にわたしは彼女に近づく。表情は変わらず、だが物陰にいるせいか少し物憂げな表情にも見えた。 「今のは」 「ン。ああ。 風聴(ヴリエラ)と言ってね。ドニーの咆哮術(リョーフ)に似た技術なんだが…。 知ってるか、ドニー・ドニー」 「この国の隣国、海賊の国のことですよね」 「そうだ。簡単に言えば遠くに声を届ける技だよ。 もっとも、このミズハミシマでもだいぶ旧い技術だ。習得も難しいから使う者は極稀だが…だからこその利点もある」 誰も使わない、使えないからこその利点。アナログ技術の意味。 「……どこでも使えて、盗聴されにくい?」 視線を落としていたミレイが顔を上げた。怜悧な美貌の表情筋は動かずとも瞳に宿る感情の色が変化している。ぱちぱちとまぶたが瞬いた。 「なかなか鋭い。あなたのことを警戒していいか」 「それはちょっと困るかな」 「だろうな。話を戻そう。 ああ…その、なんだ。副業と言ったろう。今やっていることは。 それとは別に本業があるわけだ。私には」 わたしの目から視線を逸らさずにミレイが説明しだした。深い藍色が揺れている。 小首をちょこんとかしげながらまた人差し指でこめかみのあたりを揉んでいる。困ったときの癖なのだろうか。こうしてみると意外と感情豊かな女だった。 「そちらの仕事は……まあ、こうして副業をしていても問題ないはずだったんだがな。 急な横槍で別件の仕事を押し込まれた。お偉い方はいつもこちらの事情など知ったことじゃない」 お偉方。そういえば先程『烏賊野郎』と呟いていた。二度目だ 一度目はついさっき聞いたばかり。烏賊野郎。海守テドロニロド公。海守といえば地方領主のことであるという予備知識くらいはわたしにもある。 「テドロ………なんでしたっけ」 「そこまで聞いていたのか。そうだ。横槍を入れてきたのは海守テドロニロド公。ここの海守さ」 「ということは、ミレイの本業はもしかしてお役人?」 ミレイが腕組みをした。ふん、と鼻を鳴らして首を今まで向けていた方向と反対に傾けた。じぃ、とまっすぐに見つめられる。 「やはり頭の回転が早いな、あなた。断片から類推すれば誰でもたどり着ける内容でも、そこにたどり着くまでが早いか遅いかで大違いだ。 そこまで察するなら話は早い。そして、先に仕事を請け負った以上私はあなたには説明する義務があるだろう。 事態は単純。鯨祭にこのテドロニロド公領では有名な盗人集団が潜り込んでいる、という話だ。その星を挙げるのに協力しろ、とのことだ」 「警察官だったんですか」 「ケーサツ……ああ、そちらの治安維持機構のことだな。だいたいそのようなものだ」 道理で鍛えているわけだ。実際に検挙する側ということは刑事に似た職務ということだろうか。 公的な機関に属する者が副業、と言えば我が祖国の法律からすると首を傾げる話だが、ここは異国ミズハミシマである。独自のルールがあるのだろう。 ついでに言えば下の者が上の無茶振りで苦労するのはさして変わらないようだ。似なくていいところまで似るのは種は違えど社会性を持った者たちの共通するジレンマか。 ミレイが肩をすくめる。 「テドロニロド大公は強かな男でな。 海守としては中堅といったところだが口先三寸であの地位まで昇り詰めた食わせ者だ。まあ、いいさ。 横槍は横槍に違いない。先に請け負っていたあなたの仕事こそが優先だ。無視して後からいくらでも難癖つけてやろう。 同僚にひとり、そういうことに長けている男がいるからな。あの腹黒にひとつ貸しを作ることになるか……」 「でも、それは困るんでしょう」 「…………それは、まるで困らないとは言わないが。 あなたを連れて良からぬ連中を追いかけるわけにもいかないだろ」 「いいえ、そうしましょう。 このままここに放り出されるのは困るけれど、それならわたしは構わない」 「だが」 「あなたが困ったことになるのは、わたしも困ります」 初めてミレイの表情が変わったのを見た。視線を逸し、答えに窮して黙り込むのもまた今までにないことだった。 右腕の肘を左手で支える。右の人差し指でこめかみを弄る仕草が、円をなぞるものから軽く叩くものに変わる。 時間にして10秒ほどだったろうか。そうして熟慮していたミレイが顔を上げ、視線がわたしの視線と交錯する。 「仕事は絶対だ。例え祀族長オトヒメからの依頼だろうと、前もって受けていた仕事を放り投げていい道理にはならない。それが“私ら”の世界だ。 故に優先順位は変えない。あなたの案内をする、これは最後まで完了しなければならない絶対の任務だ。そこを譲るわけにはいかない。 だが、あなたがそうまで言うなら。仕事の並行は本来好ましくはないことだが、盗人集団とやらの捜索を同時に行うとしよう」 「分かりました。それじゃあ」 ミレイがかぶりを振ってため息をつく。降参だ、とでも言いたげな様子だ。 「どのみちあたりをつけなければならない。 上から下、海上から海底まで、鯨都の中を隈なく見て回ることになる。あなたを案内しながら様子でも探るとするさ。確かに、あなたを連れていれば私もただの案内役にしか見えないだろうしな。 都合がいいといえば都合はいい。だが荒事になるかもしれない。いいのか」 「大丈夫です。少しくらいなら身に覚えもあります」 「………分かった。 2日かけてこれで捕まらなければその時はあの腹黒を頼るとしよう。さて――――」 ミレイが歩きだす。薄っぺらい木組みの屋台。滲み出る海水に濡れた床板に触れて彼女のサンダルが軽い音を立てる。 そのまま蓙のような素材で編まれた庇を抜けた。祭りに興じる者たちのどよめきが行き交う中へ身を投じたミレイがこちらに振り返る。 太陽の下に出たミレイの姿を目にして、わたしは瞳を細める。日差しを浴びて輝く銀の髪。地球人からすれば彼女の身体は異形と言えたとしても、それでもわたしはどこか落ち着かない気分になる。 相変わらずミレイは微笑みもせず、素っ気ない表情でわたしを見ている。腰に手を当てしなを作ってわたしを待つ彼女の、その怜悧なる美をどう例えたものなのか。 「―――行こう。時間は有限だ。 鯨都を楽しむにしても、盗人を捕まえるにしても。2日なんて、あっという間に経ってしまうじゃないか」 Notice コラム形式で文化を紹介していく予定 缶ビールとかいくらでも使い道がありそうな缶が使い捨てみたいになっているとか異世界では結構カルチャーショックなのではと考えさせられた。翻訳加護を使ってもミズハミシマでは美尉流とかお品書きに書かれそう -- (名無しさん) 2016-10-19 02 32 15 押し寄せる海の幸に巨大な鎧城、異世界スケールならではの海の民の祭りに感嘆 -- (名無しさん) 2016-10-19 07 13 10 なんとも艶めかしくも鋭く美しい表現のミレイ。色んな語句が出てくるけどしっかりイレゲナイズされてて面白い想像してしまう -- (名無しさん) 2016-10-24 18 50 09 巨大生物祭とか異世界の各地であるんかな。ガイドがいるとまわりやすくていいね -- (名無しさん) 2016-12-20 17 47 31 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/40666.html
登録日: 2018/10/16 Tue 00 01 21 更新日: 2024/06/14 Fri 06 11 20 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 18年秋アニメ 2014年 4コマ漫画 AXsiZ KADOKAWA Studio五組 きんいろモザイク ぎんいろモザイク となりの吸血鬼さん アニメ コミックキューン ジェネリックきらら ロリババア 人外 合法ロリ 吸血鬼 富田美憂 富田飯 引きこもり 日常系 漫画 百合 鬼畜こけし 『となりの吸血鬼さん』はコミックキューンで連載していた4コマ漫画作品。 作者は甘党。全8巻。公式略称は「吸血鬼さん」。 ◆概要 2014年に連載開始された4コマ漫画作品。 現代に住む吸血鬼ソフィー・トワイライトと人間の少女天野灯の同居生活とその周囲を描くコメディ漫画。 寿命も価値観も全く異なる者どうしの交流や生活がテーマだが、特にシリアス展開はなくむしろその違いをコメディタッチで描く。一貫してゆる〜い雰囲気である。 また百合要素の強い作品であるが、恋愛事情のこじれなども今のところない。男性はほぼ登場しない。 2018年10月にアニメ化された。 ◆あらすじ 人間の少女天野灯はある夜、森のそばにあるという『人形の館』を探して森の中で迷っている所を通りすがりの吸血鬼ソフィー・トワイライトに助けられる。 ソフィのことを一目で気に入った灯は以降毎日彼女の家を訪れ、とうとう半ば強引に同居生活を始める。 それまで一人で静かだったソフィーの生活は、灯とその友達、腐れ縁の吸血鬼エリーによってどんどん賑やかになっていく。 イマドキ吸血鬼さんとの同居コメディ。 ◆吸血鬼について 西洋の伝承に登場する不老不死の存在で、人間とは全く違う力を持った怪物。生物の血液の『生命力的なもの』を栄養源とする。 様々な特徴を持っているが、その多くは伝承にあるものそのままである。 生きてはおらず呼吸や体温がない。体温を測ると気温がそのまま出る。 不老不死である。吸血鬼になった時の外見、身体的特徴が永遠に維持される。(*1) 怪力。作中では片手でロードローラーを軽々と持ち上げている。 日光が苦手で直接浴びるとすぐに灰になる。日傘やマントなど日よけを万全にしても日光の存在下では極端に弱体化し、逆に夜は元気になる。 ニンニクの匂いが極端に苦手でかなり敏感。 血液のみを口にする。現代では生きた人間から摂取せずとも通販で入手できる。 人間が口にする物は食べられない。 蝙蝠状の羽を生やして飛ぶことができる。羽は普段は隠れている。 流水や犬、十字架が苦手。 狭いところを好み、基本的に棺の中で寝る。 鏡に映らない。しかし写真には写る。 また、元は人間だが、どのようなきっかけで吸血鬼になるのかは明らかでない。 一応作中では「吸血鬼に襲われ亡くなった者が埋葬、その後そこそこの確率で吸血鬼になる(ならなかった場合はそのまま死ぬ)」と説明されている。 通販などで買い物をしているが、資金がどこから出ているのかも不明。 現代ではその存在があまり信じられておらず、吸血鬼を自称すると厨二病扱いされる。 吸血鬼ハンターも存在しているものの、実際に敵視されることは少ない。 ◆登場人物 ソフィー・トワイライト CV 富田美憂 主人公その1。見た目13歳くらいで銀髪の美少女だが、360歳代の吸血鬼。つまり合法ロリ。肌は白く瞳は赤い。 静かで質素な生活を好み、屋敷に一人で暮らしていた。現代的で庶民的な生活を送っている。 しかし吸血鬼ゆえに昼夜逆転生活を送っており深夜アニメをリアタイで視聴していたり、 棺の中にはアニメキャラの抱き枕があったりと、はたから見れば引きこもりのアニオタの生活にも見える。タイピングも速い。 また買い物は全て通販である。友人もほぼいない。 日本に来た理由はスーパーマ●オを買うため。 アニメ以外はサイン本収集が昔からの趣味。100年以上前の本もあり、屋敷のコレクション部屋に保管されている。 最近ではサイン本以外の本は電子書籍で揃えている。 食事にはこだわりがあり、血液だけでも様々な種類を揃え、気分や季節に合わせて食器や温度も使い分けている。 生きた人間から血を吸うことも一応可能だが、今はそういう時代ではないと語り拒む。 曰く、特に灯の血はまずいらしい。 一方で人間の食べ物には非常に疎く、(担当声優と同じく)料理の腕は壊滅的。食材に土や釘を用意したこともある。 レシピ通りに作らずオリジナリティーを加えて失敗するところなどは料理下手そのものである。自分で食べないので仕方ないが... 人間の食べ物を理解できておらず、日本人はとにかくおにぎりを食べると思っている。 何かと年齢を気にしている。 360歳代相応の振る舞いを心がけており、人間には貫禄を感じさせる口調で話す。 しかしお化けや雷など怖いもの全般が苦手。 人間だった頃は家族もいたが、ひとりだけ吸血鬼になったため家族はもういない。 天野 灯(あまの あかり)CV 篠原侑 主人公その2。15歳の女子高生で黒髪のこけしおかっぱ頭。明るくポジティブな性格。 家族を含め周囲がドン引きするほど人形が好き。 ある夜、魂を持った人形が住んでいると言われる『人形の館』を探して森の中で迷っている所をソフィーに助けられ、 お人形さんみたいと一目で気に入り、半ば強引に同居生活を始めた。 ソフィに対して極端なほどの好意を寄せており、人形のように髪を梳いたり撫でたり一緒にお風呂に入りたいと思っている。 その狂気から、普通の人間ながらソフィーやエリーによく怖がられている。 さらにその奇人ぶりはクラスにも知れ渡っている。 部屋にはこれまで集めた人形が大量に飾られている。日本人形から西洋人形まで幅も広い。 またホラーは大の得意であり、髪が伸びる呪いの日本人形すらも欲しがる。幽霊の噂を怖がることはない。 吸血鬼を恐れる様子も全くなく、むしろ襲われたがるほど。 自分が怖くないためか、ホラーを怖がるひなたに容赦なくホラー映像を見せる天然鬼畜でもある。一方で虫は苦手。 一通りの家事ができ、料理や裁縫が上手で女子力が高いが、ソフィーとの生活ではいまいち活かせていない。 なお少なくともこの後20年、白髪が生え始める頃までは吸血鬼になってないままソフィーと一緒にいる。挙げ句小じわすら無い若い姿のままと言うことが判明している。 夏木 ひなた(なつき ひなた)CV Lynn 灯の小学校からの幼馴染で、クラスメイト。 橙色の髪と瞳で、身長も胸もでかい。少し男っぽい口調で快活な性格で、柄にあわない巨乳を気にしている。 灯に少し危ないレベルで好意を抱いており、灯の毎年の身長の伸び方や下着の柄を把握している。 灯に悪い虫が付きそうになると焦って止めようとし、灯に大事にされていることを実感すると泣いて喜ぶ。 しかしその気持ちは灯に全く認識されていない。 ソフィーに対してはよくヤキモチを妬いているが、一方で灯の良き同居人として・友人として信頼している。 (灯のこと以外は)作中きっての常識人で、本当の意味で普通の人間。 空気が読めるところもあり、基本的にいつもツッコミ役を担っている。 ホラーが苦手だが、灯の前では強がって怖くないフリをしてしまう。 弟が一人いる。ひなたは仲良くしているつもりだが、弟に対する扱いが雑なためよく怒らせている。 また犬の「みかん」を飼っており、弟よりも可愛がっている。 エリー CV 和氣あず未 吸血鬼。ソフィーとは腐れ縁で、100年間寝ていた後にソフィーを追いかけてきた。お洒落で気まぐれで高飛車な性格。 目覚めてからはソフィーの家の近くに引っ越し、頻繁に遊びに来ている。 金髪に大きなリボンをつけて幼い姿をしているが、ソフィーより年齢は100歳近く上。 母親のような綺麗な大人の女性に憧れていた想いが叶わぬまま吸血鬼になった過去があるため、幼い姿をネタにされるとムキになる。 100年寝ていたこともあり価値観や時代感がずれており、人間からの吸血に抵抗がないなどトラブルを起こしかねない振る舞いも目立つ。 灯のことは平和ボケ人間と認識しながらも認めている。 倉井 朔夜(くらい さくや) CV 日高里菜 灯のクラスメイト。 赤髪のツインテール。 怖い話が好きでオカルトサークルを主催しており、部長。しかし会員は彼女のみ。 だいたい作中の怖い話の出処は彼女である。物語の発端となった『森のそばにある人形の館』の話を灯にしたのも彼女で、ある意味この物語の元凶。 よく肝試しや怪談大会などを提案する。怖い話で人を怖がらせるのも得意かつ好き。 しかし本人は超常現象を直接見たことがない。 友人の夕に好意を寄せており、独占欲も強め。 青木 夕(あおき ゆう) CV 内田彩 灯のクラスメイト。朔夜の親友。文芸部に所属しているが朔夜のサークルを手伝っている。 朔夜のツッコミ役を担う。 森さん CV 片貝薫 ソフィーの屋敷のお隣さん。50代女性。吸血鬼のことを理解しておらず、ソフィーによく食べ物をおすそ分けしている。 またそれ以外にも何かとソフィーの事を気にかけている。 『森のそばにある人形の館』の噂の『森』とは実は彼女のこと。 ◆テレビアニメ 2018年10月からテレビアニメが放送中。Studio五組制作。 主題歌 オープニングテーマ「†吸tie_Ladies†」 歌 ソフィー・トワイライト(富田美憂)、天野灯(篠原侑)、夏木ひなた(Lynn)、エリー(和氣あず未) アップテンポで中毒性の高いOP。開始5秒でキスシーンが入る。 止め絵が多く、百合シーンと合わせてエロゲOPのようなムービーである。 エンディングテーマ「HAPPY!!ストレンジフレンズ」 歌 ソフィー・トワイライト(富田美憂)、天野灯(篠原侑)、夏木ひなた(Lynn)、エリー(和氣あず未) OPと打って変わって落ち着いた雰囲気の曲で、ムービーに動きが多い。 主演の富田美憂曰く「癒し系」「ふわふわっとした、the女の子みたいな曲」だが、曲や歌詞から"癒し"を感じるか"切なさ"を感じるかは貴方次第。 EDの途中で次回予告が入る斬新な構成でもある。 ◆余談 灯の髪型や振る舞いがきんいろモザイクの大宮忍と酷似していることから、ファンの間で本作は「ぎんいろモザイク」と呼ばれることもある。 また灯は忍と同じくその髪型から「こけし」、振る舞いから「鬼畜こけし」の通称で呼ばれることも。 きんいろモザイクのアニメもStudio五組が制作しており、公式アンソロジーコミックの表紙をきんいろモザイク原作の原悠衣が担当しているため、様々な点で灯と忍が瓜二つである。 360歳以上の人は追記・修正をお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 第一印象がシノがチノちゃんにだきついてるように見えた… -- 名無しさん (2018-10-16 01 38 43) 昨今ありがちなゆるふわ萌え四コマかと思いきや、人間と吸血鬼の感性のズレをネタにしたギャグとしても結構面白いんだよな。「沈まない太陽は無い!!」とか。 -- 名無しさん (2018-10-16 10 05 48) ソフィーちゃんってやっぱり日光にあたりすぎると死んじゃうのかな…?しばらくは耐えられるだけDIO様よりは頑丈だけど -- 名無しさん (2018-10-16 21 46 14) 当たった部分だけ灰になっていたから、全身に日光浴び続けると多分消滅するんじゃないかな -- 名無しさん (2018-10-16 23 23 25) アイアンメイデンの話が出てきたり、血の池風呂が出てきたりしてるけど、それやってるエリーちゃんってエリザベート・バートリーなんじゃ… -- 名無しさん (2018-10-30 22 30 33) ジェネリックきらら -- 名無しさん (2019-01-21 01 44 34) 主人公がマジキチ過ぎるから好き -- 名無しさん (2019-08-18 17 51 50) 吸血鬼を真夏の真昼間の海水浴に(寝てる間に)連れて行くという狂気 -- 名無しさん (2019-12-14 00 52 17) ↑あの行為はまごう事無き鬼畜こけし… -- 名無しさん (2019-12-14 01 33 36) 芝刈りヴァンパイア -- 名無しさん (2019-12-14 02 06 35) 今でもグッズがちょくちょく出るから微妙に二期の希望が捨てられないでいる -- 名無しさん (2021-05-21 22 24 47) 原作が10月で完結 -- 名無しさん (2021-07-28 11 07 37) ついに完結した -- 名無しさん (2021-10-27 17 39 44) 毎回新刊楽しみに買ってたから完結は残念だわ… -- 名無しさん (2021-11-02 16 52 11) アニメのOPもEDも好きだったからサブスク来て嬉しいわ -- 名無しさん (2024-03-27 15 09 33) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/daiparesult/pages/292.html
ダイノーズ杯(PⅢ) 8/7(鼻の日) ダイノーズ限定 出場可能 ダイノーズ 出場禁止 フシギバナ クサイハナ キレイハナ ハ(ピ)ナ(ス) コノハナ ボスゴドラ トリデプス ワタル オーバ ルール シングル LV50 1on1←ここ大事 大会結果 ┏━1陽の光浴びる一輪の鼻 ┏┛ ┃└─2参加辞退 ┏┛ ┃│┌─3参加辞退 ┃└┤ ┃ └─4参加辞退┏┛┃│ ┌─5参加辞退┃│┌┤┃││└─6参加辞退┃└┤┃ │┌─7参加辞退┃ └┤┃ └─8参加辞退┛★│ ┌─9参加辞退│ ┌┤│ │└─10参加辞退│┌┤│││┌─11参加辞退││└┤││ └─12参加辞退└┓ ┃ ┏━13ネタ勢 ┃┏┛ ┃┃└─14参加辞退 ┗┛ │┌─15参加辞退 └┤ └─16参加辞退 決勝戦 ビデオ41-55345-05347 ○陽の光浴びる一輪の鼻 △ネタ勢○ ダイノーズL50を繰り出した△ ダイノーズL69を繰り出した△ ダイノーズの大爆発 相手ダイノーズに8分の1のダメージ勝者 陽の光浴びる一輪の鼻
https://w.atwiki.jp/vipnagatoeva/pages/21.html
1. 「キョン君、学校なれた?」 「ん? まぁまぁかな」 屋上、金属製のそろそろ修理が必要そうな柵に背を預け 自分で作った弁当をつつきながらの場面で今回は始めようと思う 「玉子焼きくれ」 「意地汚い野郎め、だが寛大な心を持つ俺はお前のようなものにも施しを与えるのだ さぁ玉子焼きを取るがいい」 「へへー」 正直なことを言うと俺は日下部が昼食のたびに心配になる いつぞやの肉カレーよりも肉々しい、ミートボールで構成された弁当 栄養分が偏るにもほどがある 「…うめぇ! キョンの弁当は毎度美味いな!」 「どうも」 前回の敵襲が木曜日、それから一週間たっての今日が金曜日 あやのと”仲直り”したその木曜日から今日まで 今のところ毎日昼食を三人で取っている 「自分で作ってるのよねキョン君」 「あぁ、なんか流れでそのまま毎日作ってる」 結局バイク登校に関してはこなたの力を借りることになったし まぁなんというかあいつを俺が起こしてる以上 あいつが俺より早く起きることは無いわけで… 「お前らは?」 「私も自分で作ってるお弁当よ、みさちゃんもそうよね?」 「おう、自分の好きなもんばっか入れてる」 なるほど、それであの弁当か どうにも日下部は調理実習の班を組みたくないタイプらしい ちょっと眼を離してるうちに自分が好きだという理由で味噌汁に肉団子をいれそうだ 「文字通り肉汁…」 「ん? どうしたのキョン君」 「いやなんでもない」 俺はからっぽになった弁当をカバンに仕舞って 空を見上げてみる、太陽がひたすらに核融合反応を続けていた エネルギーを地球に分けてあげてください 「暑いな…」 風が吹くし、屋上という場所は比較的涼しいのだけど 雲ひとつ無い晴天の空を見てると自然と額に汗が浮かぶ 「あれだ、海とかプールとか生きたくなんよなー」 「俺はどちらかというと山とか行って木陰ですずみたい派だな」 「あ、私も登ることを考えなければそっちの方がいいかも」 「土日で行くってのもありだな…」 この手の会話は続ければ続けるほど行きたくなるしやりたくなるし欲しくなる 「えぇ~だから登るのどうすんだよ! 普通に登ったら疲れるじゃん」 「俺はバイクで行くっていう方法がある」 「卑怯者、私達を置いてきぼりにするか!」 「じゃあ私はまた後ろに乗せてもらおう」 「あやの~」 楽しい会話だった 「ほら、話は中断、もう教室に戻らんと午後の授業遅れんぞ」 「うぃ~、どこでもいいから遊びに行きたいな~」 「あっ! そうだ」 校舎に入る扉に手をかける前で日下部のでかい声に止められる 「どした日下部、くだらない事言って俺達を授業に遅らさせたら極刑だぞ」 「いや…飛ばしてるなキョン、まぁあれだ私もバイクは持ってないけどさ ちょっと時代遅れなもん持ってるんだよ、それ使ってみようと思って」 「…前時代的とな?」 なんだろう、キックボードとかか? あれでバイクについてくるつもりなのか? …死ぬぞ 「いや、だからちげーし…」 「とっととしろ、くだらない話でなくてもお前の所為で遅れたらヘッドロックをかましてやる」 俺がそういうと日下部はニヤッと笑ってこそこそ近づいて 何事かを耳打ちした 「ほう、面白そうだな」 「だろ?」 「あぁ、俺がその役をやってみたいくらい面白そうだ」 これは明日行くしかないだろ― ―廊下をとがめられない速度で早歩きして 教室までの道程を短縮する俺達三人 日下部は教室の扉が見えるとさらに加速して扉を ガラッではなくバーンッと勢いつけてあけた 「セーフ!」 「なにがセーフやあほんだら、よくみて発言せい。そもそも鐘はとっくになっとったやろ!」 あの後、話を終えて屋上の扉に手を掛けた時点で鐘がなり 三人で顔を見合わせた後できるだけ早く来たのだが まぁ、ダメだったか 「ちぇ、今回に限っては大丈夫だと思ったんだけどなー」 「俺もだ、油断していた」 「私も…」 そうだ、鐘が鳴っても五割以上の確立で俺達は間に合っていたはずだったんだ いま壇上で俺達の遅刻を咎めてる先生こそ、この学校一番の遅刻魔なのだから 鐘がなった時点でいたことなんて二割程度(ずっと彼女の授業を受けてる奴談)らしいので まぁその辺の油断はしかし仕方の無いことだろう。合掌。 「なんで今日に限って遅くないんですか…」 「ひきょーもの!」 いや、それは意味がわからない ってか言ってしまえば俺の発言も無理を言ってる 「はっはーん、屋上で談合してるお前らがみえたからわざわざダッシュ決めたんや!」 子供のようにつまらないことを得意げに話すえせ関西弁の彼女 黒井ななこ 2X歳 独身は金髪のポニーテールを振りながらけらけらと笑う 基本的に話しやすく、いわゆる最近の友達先生という奴なのだが 少々幼稚なところがある。 そのポニーは俺にとって学校での数少ない心の拠り所になっては居るけれど 「あの、三人とも、えっと、席に座ったほうが…。先生もそろそろ授業の方を…」 委員長が流石に見るに見かねてか席から立ち上がっての発言 えっと…岩崎さんだっけか、おとなしめの外見通りの性格なのだろうか 注意する声にいまいち迫力が無い 「あぁそうだな、おら日下部とっとと席につけ」 「そうよみさちゃんいつまでも立ってちゃダメよ」 そっと自分達は席についての発言である 「え? あっ、ひでぇ!」 ダダダと走って最後尾の席について 「よし、初めていいぞせんせー」 ついでにこの時間は歴史 残り時間は35分と言ったところ まだ十分に授業をできる時間だろう 俺は端末を開いて授業用の頭にスイッチを切り替えた― 2. 「よし、準備はOK」 適当な私服に着替えて財布と携帯二つ あとは音楽プレーヤーをポケットに入れてバイクの鍵を人差し指でくるくる回す 自分の部屋の机には一枚の書置き 『探すな危険』 正直、遊びに行くって事でもっとも面倒なのはこなただった クラスメートであるあの二人と遊びに行くわけで それを説明すれば確実にあいつは邪推してその持ち前の好奇心で下手すると追尾してくる可能性がある しかし自分の立場を考えるとなにも言わずに外出するのもはばかられたので この一枚の紙である 「行ってきます」 寝てるこなたに一応一言告げてから家を出る 本日は晴天なり、否本日も晴天なり 俺はエレベーターで一階へ 「いよう!」 「おはようキョン君」 「うっす」 淡い色のワンピースに麦藁帽子という夏らしい姿のあやのと …あやのと 「なんだよー」 ヘルメットをして肘と膝にプロテクターをつけて ローラーブレード履いてる日下部だった いや、予定通りなのだがどうにも場違い感も否めない 「よし行くぞ」 「あれ、ヘルメットは?」 「いらんだろ」 この服装のあやのにメットをかぶせて後ろに乗せるのが少し惜しくなっただけだったりする 日下部は駐車場のアスファルトの上のゴロゴロと… 「おい、それうるさいぞ」 「仕方ないだろ」 バイクに跨り後ろにあやのが横のりする、男なら一度はやってみたいシチュエーションだ 後ろにつかまったローラー少女が居なければだがな 「よし、キョン! レッツラ号だ」 「意味がわからん」 ゆっくりと駐車場の出入り口まで進む このマンションに出入りする人間は酷く少ないことは最近わかったことだが かといって外の道路に行き来が無いわけじゃ決して無い 「日下部、やばくなったら手を離せよ。俺もすぐ止まるから」 「おっけだって、自転車で押されるよりはバランス取れるって」 「ならいいが…」 まぁスピードは抑え目にしとくのが吉だろう ここは最新鋭の都市であるからして道路は酷く綺麗でほとんど劣化してない まぁだからこんな荒業を考えたわけだが 「しっかりつかまれよ二人とも」 いって俺は公道にバイクを進めアクセルをふかした 3. バババババ ゴロゴロゴロ 「いやぁ、ミラーに写ってる光景が面白すぎるだろ…」 「ふふっ」 麦藁帽子を片手で押さえてもう片方の腕を俺の腰に回し俺にもたれるあやの 後ろにはフェンダーの辺りをつかんで滑らかに舗装されてる道路の上を引きずられる日下部 「おぉ! キョンこれおもしれーぞ!」 「そうか、よく手が疲れないと感心してやってもいいぞ」 目的地は結局当初の予定通り山へ といっても近くの俺が先の戦闘で陥没させた山でなく ここらで少し有名な観光場所である山だ 「おっと」 信号が黄色に変わったので減速する べつに普段は気にしないが現状では安全思考にならざるを得ないだろう いや本当に 「ねぇキョン君」 あやのが信号で止まったのを待ってた様に声をかけてきた いや実際まってたのだろう、走行中はうるさくて喋れないし 俺も注意力散漫になること請け合いだ 「なんだ?」 「お昼どうするの?」 「ん~、登ればなんかあるだろ」 するとあやのは、そういうと思ってた、といって 肩にかけてたバックを俺に示して 「お弁当作ってきた、キョン君もみさちゃんもよく食べるから足りるかわからないけど」 「おぉ、凄いな。実はちょいちょいお前の作った弁当は食べたいと思っていた」 これは正味かなり思ってた 学校の昼食のたびに見るあやのの弁当は非常に素晴らしい出来だと思えた 中途半端に料理をする人間として一度教えを乞いたいものである 「キョン! 青!」 「お、おぉ」 気がつかなかった 俺はアクセルをふかす、この道を真っ直ぐいってあと十分程度で目的地だ 4. 「そういや、お前その装備をしたまま登るのか?」 バイクから降りて停めながらの台詞 山の半ばまでをバイクで登り、残りをのんびり頂上まで歩くのだが しかしローラーブレードで登るのは無茶があるだろ 坂を上ろうとして下っていきそうだ 「いや、ここに置いてく、靴持ってきたし」 「ならいいが」 靴に履き替えてる日下部を置いて先に行動を起こす俺とあやの 少しまわりを見渡すだけで、なにやらもう店とかが色々あるのが見える 傾斜があって高度がたかいだけの田舎町の様呈だ 「結構色々あるのね」 「だが飲食店ならともかく雑貨店とか百均とかあるとな…」 「あれだろ? …まぁ色々入用なんだよ!」 「なにもないなら思わせぶりな発言するな」 追いついた日下部と三人で軽い傾斜の坂を登る 木は大量に生えて風にあわせて葉がさざめく ひんやりとした空気が避暑地的だ 「まぁ水筒とかよりいまはペットボトルのご時世だからな」 「私は水筒持って来たよ」 「わたしも」 ピンクの可愛らしい水筒となんと迷彩柄の水筒 どっちがどっちかなどは考えるまでも、ましてや俺が教えるまでも無いだろう 当然だが魔法瓶だろう、でなければあっというまにぬるくなってしまう 「中身は?」 聞いてみる、外見同様中身にも個性が出てるのもまた歴然としてるだろう 「紅茶」 「カルピス!」 紅茶は全然問題ない、アイステーだ だがカルピス…小学生の遠足の定番とは違うぞ 飲めば飲むほど喉が渇いてしまうじゃないか と、そこで日下部は急に走り出す 俺とあやのはしかし突然の日下部の行動に驚くような学習機能の無い精神は持ってないので あるいて追いかける 日下部は雑貨屋の前で止まって商品を掲げながら 「キョン! バトミントンやろうぜ!」 「馬鹿か、なぜ涼みにきて運動しないといかんのだ」 晴天のなか運動する気分のよさはわかるが だがしかしいい汗をかきに来たわけでは決して無い 俺はバトミントンが個人的にかなり好きであるが だからこそいざ始めたらかっぱえびせんになることは確実だ。やめられないとまらない。 「麻薬だろ」 「ん?」 「なんでもない」 「んじゃソフトボール」 「より疲れるものに!」 「じゃあ卓球」 「卓が無いぞ!?」 「じゃあどうすりゃいいんだよぉ~」 「俺がわるい方向に!?」 店頭で漫才をやってる俺達だった ってかどうするんだよこの空気 え? なにあの人達? みたいな 仕方ないなにか買っていこう 俺は水筒持ってきてないから飲み物でも 「どうしたー?」 「いや、俺も自分の分の飲み物を…」 「私の水筒でよかったら」 「ん~、炭酸気分」 「じゃあ無理よね」 「あぁ」 「まいどー」 ジンジャーエール500mlで157円為り 「神社を応援?」 「違う、ジンジャーは生姜だ」 確か、うろ覚えだが 「じゃあ生姜を応援?」 「それも違う、直訳というか超訳の域だ」 緩やかな坂道を歩きながらの行程 いつだったか、どっかの山の地獄坂とかいうのを登った覚えがあるが しかし比べ物にならない程の快適な道である 「いい天気だな~」 「そうね」 「…」 さて…、この辺りでちょいと語ることがなくなってくる 頂上についたならともかくそれまでの移動中にそこまで語るべき物語もなかなかあるはずがなく そもそもそんな移動にまでハプニングにまみれてしまう様な人生など俺はごめんである 精神の磨耗速度がアスファルトでドリフトした後輪タイヤよりも早くなる ということでここから少し簡略かした状態で語りさっさと頂上へ到着したいと思う 頂上までの行程 その1、日下部はなにかしらの店が見えるたびにそれに走り寄り時間を潰そうとする その2、それ以外の場面では明らかに発言に覇気が無い その3、あやのの麦藁帽子が一度ならず飛び、それを取るために俺が一度ならず跳んだ その4、俺のジンジャーエールは半分以上を日下部に飲まれた 以上が山頂の自然公園に至るまでの主な日常的なできごとだ 「おぉ! キョン見てみろよ、川が流れてるぞ!」 「自然公園だからな」 「おぉ! あやの見てみろよ、リスが居るぞ!」 「自然公園だからね」 この辺も描写は必要ないだろ 台詞だけで思う存分情景が浮かぶ 頂上は公園になっている ということは一般的な思考を持っていれば推理できると思うが 来るときに使用した道のように木が生い茂りまくってるわけじゃなく広場になっている 木陰が出来るほどに木が生えてる公園ではキャッチボールもできやしない フライングディスクを投げれば即行方不明だ 「お、小魚も居るみたいだな」 川は公園の中央を走り、大き目の石で脇を固められている 川幅は大体一メートル弱ってところで、人工の川だと思われるが しかしメダカの様な小さな魚が結構うろついていた 「キョン! このリス人懐っこいぞ!」 日下部は早速半野生動物とフレンドリーに遊んでいる 本人も犬みたいな奴だからな …いや、犬に安易に近づいたら食われるだろリス 警戒心がなさすぎる 「あら、ここから見ると虹ができてる」 あやのは小さめの噴水を眺めてにこにことしている 噴水はテーマパークにありそうなちゃちな丸い形式の奴だったが しかし場所と雰囲気の所為かなにやら少し厳かなものを感じないでもない 「俺もちょっと歩き回ってみるか」 川に沿って少しぶらついてみる 腕時計を見ると正午を少し回った辺りで どうやら太陽の機嫌も最高潮で虫眼鏡があればバグジェノサイドも可能の熱量 「お、上流の方はまた森林地帯か」 丁度いい、涼しげな木陰の中川にそって歩くのもいいものだろう 一昔前なら夜に蛍が居そうな風景 「…」 その先、川の中心辺りにある岩に腰掛けてる人物が居た 木陰の隙間から射す日光に照らされながら、風にさざめく水と葉の音のなか ポツンと取り残されたように、小さな存在感を持たせ ふと、妖精か何かと誰かが呟けばそれが真実になるような儚い感覚 「長門…か?」 俺は以前に一度彼女と会ったことが無ければ 自身がその想像に飲み込まれていた可能性を慮りながら声をかける 「…なに?」 川縁に靴を置いて、素足を水流にさらし 岩の上で読書に勤しむ彼女の邪魔をしてしまったことにちょいと後悔しながら しかし反応をしてもらった以上ここで去るわけにも行かず話を続けようとする俺 「よく来るのか?」 「…」 本に目を戻しながらなにも言わずに頷く長門 どうにも無口な性質らしい 「俺は今日始めてきてさ、結構いい場所だなここ」 「…えぇ」 今度は返事があった、俺は少しでも会話として成立させようと どうにか頭を巡らす 「長門は一人か?」 「…」 「そうか、歩いてここまで来たのか?」 「…」 「あぁ、ここに直通バスがあるのか…」 そういえばそれなりに有名だとか言ってたな 上野動物園前みたいなノリか 「なんの本を読んでるんだ?」 「…」 本を持ち上げて背表紙を俺に見えるようにかざす長門 「英語の本か、原文で読むのか」 「…」 コク 博学のようである その題名は俺のボキャブラリー内にあるものだったし それでなくても長門とは似た立場でありながらほとんど話したことが無いので もう少しだけ会話をしていたかったが、しかしこれ以上読書の邪魔をするのもはばかられたので 「ほう、まぁ俺はそろそろ行くから。 邪魔して悪かったな」 そういってさらに上流に向かおうとしたのだが 「…いい」 足をすぐに止めた 「…ん?」 どこか逃げるようにその場を去ろうとした俺は肩透かしを 食らったような感じで振り向いて長門を見ると 長門は本をばたんと閉じて、細い折れそうな足で水を掻き分けて 靴を置いてある川縁に座りなおし 「べつに、どこかに行こうとする必要は無い。ここが気に入ったなら居ればいい」 「あ、あぁじゃあそうするよ」 俺は長門から人一人分距離を空けた隣に腰を下ろす ふと手を伸ばし川の水に手を触れると思った以上に冷たく心地よかった 「…気持ちいいな」 「冷たい」 「それが気持ちいいんだよ」 「冷たいは気持ちいい?」 「それは極論だが…」 話が少しだけスムーズに行われてる 「長門は、俺と同じなんだよな」 「…?」 俺の方に目を向けて首をミリ単位で傾げる長門 向けられた漆黒の瞳に戸惑いながら、それでも目を逸らさないように 「ほら、エヴァのパイロットなんだろ?」 「…そう」 「長門の機体って…」 「凍結中、来週にその零号機の再起動実験が行われる」 零号機、初めて聞いた言葉 名前から推測するに初号機の前の機体だと言うのは理解できる しかし再起動実験とは起動させる実験、しかも二回目以上 つまり何回かは起動に失敗してると言うことか? なるほど、今まで戦闘に参加しなかった理由が漠然と見えてきた 「そっか、がんばれよ」 「なにを?」 「実験」 「…」 …そろそろ面倒な会話は切り上げるか ハンドル操作を間違えると気分が沈みかねない 「…長門、目を瞑ってみてくれ」 「…?」 言われた通りに目をつぶる長門 純粋なのかなんなのか、俺が悪人だったらこの時点でバットエンド一直線だ だが俺は当然悪人でない、悪戯好きではあるが 「…」 目を瞑ったままの長門に気付かれないように川に手を入れて 長門の顔の前にもってって、水飛沫を顔に飛ばす 「…っ!?」 「ははっ!」 驚いたような表情で眼を白黒させる長門 少し間をおいて濡れた俺の手を見て、俺を軽く睨んでくる だが怒ってるわけではなく呆れてるというのが近い感じ 「たまにはそんな表情するといいぜ」 俺はそういって今度こそその場を歩いて去った 俺はどうにも長門を少しばかし誤解してた面があったらしい 長門は無口な普通の女の子だった 5. 「おう、キョンどこ行ってたんだ?」 日下部は俺が広場に戻るなり開口一番俺にそう聞いた そういえば長門と日下部やあやのは俺よりよっぽど長くクラスメートやってるわけだが なんとなく長門とあったことは伏せといた 言えば日下部の事だ、騒がしく長門を探しに行くだろう 俺が長門のことを吹聴したと思われるのも嫌だし そもそもこれ以上長門の時間の邪魔をしたくはない 「上流に旅してた」 「優雅に旅してたのか?」 「上流階級の上流じゃない」 長門の時とは反対にこいつと話してるとなぜか自分の知能指数が下がった気がする 話してるだけで自分を馬鹿だと自覚させるとは そういう意味では日下部はなかなかに稀有な人材のようだった 「そろそろお昼時よね、お弁当食べましょ」 あやのがそう切り出し 俺はなるほど、確かに日下部がどこ行ってたと問いたくなるほどには 長門とともに時間を過ごしていたことになる すでに一時をすこし過ぎている 「なら少し移動して影のあるあたりの芝生で食うか」 ついでに広場は全面芝生、念のため。 あやのは用意周到でレジャーシートも持っていたらしく 二畳程度の大きさのそれを芝生に広げ、隅に飛ばないように水筒を置く 「わたしのも置いとくな」 「俺のペットボトルはすでに中身がないな」 「飲んだ!」 「この野郎…」 トライアングルを作るように座る俺達 俺は胡坐をかいて、あやのは正座を崩したような女の子座り 日下部は… 「なんで体操座りなんだ?」 その格好での弁当が食いにくさは折り紙つきだ 「へへー、なんとなく運動会を思い起こしまして」 「運動会…ね」 そんなものもあったなとかいうレベルの俺 誰かと弁当を食った記憶の無い俺にはこの環境から運動会を思い起こすことは無い 「しかしこりゃまた気合の入った弁当だな」 重箱は普通遊びにいったときの弁当として現れることはないだろ ってかよく持ち運んでたな、意外とあやのは体力があるらしい 「二人ともよく食べるから張り切っちゃった!」 「張り切りすぎだろ…、これは一日仕事だぞ」 確かにいまの空腹具合をと面子を考えれば問題ない量だが それにあやのが作った料理だそれでなくとも残すわけにはいかん 「あやのの料理はうめーからな」 「ありがとうみさちゃん、ほら食べて食べて」 にこにこと本当に笑顔を絶やすことの無いあやのは 俺と日下部に早く食べるように勧める 自分の作った料理を他人に食べさせるときの こう…形容しがたい気分はしかし俺にも親しみのあるものだったので 言葉に押されるままにいただきますと言って箸を手に取った …どれから手をつけるか一瞬迷うものの しかしそれは迷い箸という礼を欠いた行動であることを知識として一応ながら知っていた俺は とりあえず手近にあるアスパラの肉巻きに箸を伸ばす 本当に色々なおかずがある、和洋折衷と言うか和洋中 「…やっぱりというか、うまいな」 「えへ~、よかった。人に食べてもらうのって結構緊張するわね」 「あやのならそんな心配とは無縁だと思ってたな」 正直羨ましい 俺ではこうは行かない、やはり本格的に教えを乞うことを選択肢に入れておくべきか… 「たけのこー」 「…これはなんだ? 煮付けてあるのか?」 「うん、醤油とだしとみりんと…塩かな?」 ほう、なるほどそれでこの味か 「しかしあやの」 「なに?」 「この場にちょっと散らし寿司はがんばりすぎだろ」 あやのが現在最下層に位置する重から取り分けてる散らし寿司 既製品と勝負? ドンとこいや! と言わんばかりのそのできばえは流石と感嘆の一息だが しかし友人同士の外出でこれは本当に一日作業だ 「なんか…ね、つい」 そう困ったような笑いを漏らすあやのに言いたいことも多少あったが しかし美味そうなことに変わりなく、俺は素直に渡された分を口に運ぶことにした それからは非常にのんびりとした時間だった 「お茶飲む?」 「…? もらう」 シートに置いてある水筒とはべつの水筒をとりだすあやの 曰く、紅茶じゃあわないじゃない だそうである、あやのはあれだ、他人とかに気を配りすぎて自身の体調管理がおろそかになって がんばってがんばってがんばって、急にばたんとなりそうな雰囲気の人間だ …そうならないように俺がしないといけないな、友人として 「あやのー! これうまいぞ、もっとくれ!」 「はいはい」 その第一段階として日下部をもっと大人しくさせる必要がありそうだ まるで親子のようなやりとりは見ていて心和むところもあるのだが しかし今日はやけに耳鳴りの回数が多い 「おい日下部」 「なんだ?」 「もう少しボリューム下げろ、野生動物がお前の声を威嚇だととってみんな居なくなる前に下げろ」 この風景は基本的に鳥の声が聞こえるような場面であって 決して遊園地の絶叫マシーン付近ではない 「いや、だってこれ美味いって、キョンにもやる」 「もらう、が、話を逸らしてやるつもりは無いぞ」 「お前はなにが不満なんだ!」 「その声がでかいと言っているんだ!」 変なテンションになりかける前にここで一時中断 日下部がよこしたものを食べる 「あっ、うまっ」 「だろ?」 「あぁ、だがそこで胸を張るべきなのはあやのであってお前ではない」 6. 「ご馳走様でした」 「ごちそさま!」 「お粗末さまでした」 綺麗にからっぽになった重箱(やはりこれを素直に弁当箱と呼ぶのは抵抗がある)を前に礼をして 俺は芝生に横になる、食った後に転がると牛になる? 知ったことか 親が死んでも食休みだ馬鹿野郎 「いや、腹いっぱいだ」 少しだけ傾いた太陽を観測しつつ流れる雲を目に映す 晴天とは空に対する雲の割合が一割未満の場合を指すため 空を眺めていて、あの雲はなんの形だ見たいな事をするほどの雲は無い 「キョン寝るなよー」 「ちょいと無理な相談かもしれないな」 いや、まだ問題ないが、このままぽかぽかと寝転がって日光浴をしていると 本気で眠くなりそうだった。猫の気分。 「てぃ」 「つめて!」 なにか投げられる 投げられたものを見ると、氷 日下部が水筒に入って溶け残ってた氷を投擲してきたらしい 「お前な…」 投げられた氷を投げ返す なにかを投げるということは投げ返される危険性があるということだ して、俺が投げ返した氷は見事日下部の額にクリーンヒットさせ砕けた 「いって……いやほんとに」 「知らん」 微妙に濡れた手をはたきながら さて、これからどうするかという方向へ話を進めてみる 別に丸一日外で遊ぶ必要もないし帰るなら帰ってもいいのだが しかし中途半端ではある 「しっかし、二人乗り+αの移動方法であまり移動したくないのも事実としてある」 「どした」 「このあとどうするかと思ってな」 「…帰るのか?」 「別に予定はないから夕方くらいまでなら私は大丈夫よ?」 「あやのんちは門限あるからな」 門限とはまた今時のそこらの高校生には絶対に無い概念だろう あってもスルーだ 「何時まで?」 「7時」 中学生でも余裕で遊んでる時間だ なるほど古風な両親なのか、単純に小さなころの制限が続いてるのか 俺が少しばかし頭を悩めていると日下部が立ち上がり選手宣誓よろしく 「わたしカラオケ行きたいです!」 宣言した
https://w.atwiki.jp/cataclyj/pages/7.html
ゲームの攻略に関する質問は@の溜まり場IIのCataclysmスレか Discord でするのをおすすめします。 特性のDrunken Masterについて、実は初期案は「酔拳マスター」で、「酔拳をマスターしているか、」の部分も訳そうと思いましたが実際には酔拳は習得しておらず、武術流派としての酔拳と混同されるかも、と思い最初の「飲酒マスター」にしてたわけです。 -- 名無しさん (2013-08-16 17 57 03) 元表記では飲酒自体に主眼を置いているように見えましたので、現表記に変更させていただきました。解説にもZui Quanを会得しているかのような表記がある以上、"混同されるのが正しい"と言ってしまってもそう語弊は無いかと思っています。 -- 名無しさん (2013-08-18 04 29 17) ただ勿論、混同や誤解を防ぐ表記の方が望ましいとは思います。これも慣用句の類のようですので、片仮名表記でいいと思いますが。グラスジョーやトリガーハッピーは最初から片仮名ですし。 -- 名無しさん (2013-08-18 04 38 26) 世界の項目全部削ってしまいたいような。一覧表でフラグのこと書いてあるだけで正直日本語でも英語でも変わらない気がします。 -- 名無しさん (2013-08-23 01 42 42) 地形は向こうへのリンクで済まされてる事ですし、マップも同じような扱いで良い気がしますね。 -- 名無しさん (2013-08-25 22 43 08) 一応、地形のFlagsや表の見方等は日本語化した方が可読性は上がりますし、最低限の解説+向こうへのリンク、くらいにするとページの存在意義が出てくるかもしれません。その場合、"マップ"と"地形"はほぼ表なので、"マップと地形"に統合してしまえますし。 -- 名無しさん (2013-08-25 22 55 01) 実は!マップも近接武器も消耗品も掲載初日はリンクだけで表はありませんでした。順次整形して追加しています。moraleが下がったままだとそのままになってる、ということです。 -- 名無しさん (2013-08-25 22 59 44) 向こうには項目毎のソート機能も付いており、数字の色分けもなされています。これらも再現のご予定であれば別ですが、リンクを今の原始的な表に置き換える利点が(特に労力面で)あるとは思えません。一部抜けも見られますし、今の時点でも結構苦労されているのではありませんか? -- 名無しさん (2013-08-26 04 12 00) 米英語ではApple ciderは無濾過リンゴジュースなので林檎ジュースにしてみました(レシピ的にも発酵や炭酸付加してる雰囲気はないですし)ついでに髄の字が「随」になってたので直しときました -- 名無しさん (2013-09-04 01 20 00) 左メニューのリプレイがわかりづらい (クリックに至りにくい) と思います。もしよければ「冒険記」など太字の見出しをつけてくださると助かります。 -- 名無しさん (2014-02-12 18 07 21) ご対応ありがとうございます! こんなに早くやっていただいて、恐縮です。 -- 名無しさん (2014-02-13 00 15 54) リプレイにニコニコの動画って貼っていいんですか? -- 名無しさん (2014-03-27 18 56 11) リプレイページ作りましたが、ダメだったら消してください -- 名無しさん (2014-03-27 20 46 37) 武器のところをちょこちょこいじってて思ったけど、刺突属性も加わってる事だし意欲がある人が、わかる範囲で表をいじったほうがいいのかな? -- 名無しさん (2014-06-20 20 09 14) スキルの項目なんだけど、Submachine gunsno -- 名無しさん (2014-06-24 20 36 59) スキルの項目なんだけど、Submachine gunsの意訳は短機関銃にした方がいいと思う。軽機関銃はlightmachine guns になってしまうから -- 名無しさん (2014-06-24 20 38 19) ここ、質問とかOKですkaneショッピングカートを見つけたのですが、操作が分かりません -- 名無しさん (2014-07-09 20 34 21) 「G」で掴んで引っ張りまわす。アイテムを出し入れしたい時は「/」で方向指定して出し入れするなりいちいち「e」「D」で出したり入れたりするなり -- 名無しさん (2014-07-10 07 53 44) ありがとうございます! -- 名無しさん (2014-07-11 07 00 04) 確かに短機関銃と軽機関銃はまったく別モノだね、爆竹とダイナマイトくらいの差がある -- 名無しさん (2014-08-08 10 25 32) 短機関銃に変更しました -- 名無しさん (2014-08-09 21 53 39) 実行しようとするとすぐに閉じてしまうのですがどうしたらいいですか? -- 名無し (2014-11-18 11 45 50) ↑ FAQに追加したやつ試してみて -- 名無しさん (2014-11-18 14 13 24) ありがとうございます!無事起動できました! -- 名無しさん (2014-11-19 23 42 56) このゲームってマップは無限生成? -- 名無しさん (2014-11-20 23 08 43) 自分なりに未翻訳の部分を翻訳してみたのですがゲーム中の文章を日本語に変えるためにはどこのファイルを弄ればよいのでしょうか? -- 名無しさん (2015-03-19 16 32 02) 日本語化のページ、間違いではないけど正しい情報じゃないです。全部変える必要は無くて、"typeface" だけ変えれば十分です。"map_typeface"や"overmap_typeface"では2バイト文字を使わないので、自分で見やすいフォントに設定した方がいいかと。 -- 名無しさん (2015-04-23 01 08 46) 一応、map_typefaceはポップする戦闘メッセージ(SCT)を使うなら、overmap_~はメモや車の名前に日本語使うなら、必要ですよ。 -- 名無しさん (2015-04-25 16 31 49) フォントよりも_fontsize、_fontwidth と map_fontheight の説明があった方がいいかもしれませんね。デフォルトじゃ縦長なので、16x16 のように正方形にした方が、コンソールでも見やすいかと思います。 -- 名無しさん (2015-04-25 20 27 31) オプションページにある -- 名無しさん (2015-04-26 09 17 35) これ、明らかな誤訳結構あるんですけど、どこで指摘すればいいんでしょう? -- 名無しさん (2015-04-27 01 20 01) ↑あ、ゲームの日本語化のことです -- 名無しさん (2015-04-27 01 20 22) これかな 翻訳作業 -- 名無しさん (2015-05-31 12 37 05) フォントの日本語化、0.Cでやってますがファイル「FONTDATA」いじってもダメで、「fonts.json」の方で変えたら反映された・・・んだけど、なんか季節の表示だけおかしい。¥とか二みたいな文字が表示されてしまいます。 -- 名無しさん (2015-05-31 19 50 50) いっつもタイルがずれてやりにくいと思ったらソフトウェアレンダリングをONにしてたからなのか。 -- 名無しさん (2015-06-07 18 03 06) 日本語化して季節表示が変になるのは前からあるバグで最早仕様。 -- 名無しさん (2015-07-14 15 29 55) オプションの固定スポーンの説明について。Trueだと「序盤の難易度が上がります」と書いてあるが、誤解を生むので改定すべき。せいぜい、True=群れがMaxで生成される、Flase=群れがMin~Maxの範囲で生成される 時間経過でMaxまで沸く、という説明だけに留めた方がいい。どちらが難しいかは単純には語れなくて、少なくとも、動的スポーンにすると難易度が下がるってことはない。動的スポーンでは、群れの規模が読みにくく、睡眠が頻繁に妨害されるし、睡眠・建設等の長時間経過作業でゾンビに包囲される危険も。ここは、難易度についての文は消して、誤解のないような説明にして欲しい。本家Wikiには野生動物類にはこの設定は及ばない、とも書いてあるので、本家Wikiに倣う記述にするのがベストかな。 -- 名無しさん (2015-07-18 10 52 32) 日本語化のページだけどMingLIUというフォントにすればよいと某ブログで読み、TerminusをMingLIUに変えるのを試してみると……それだけでタイトルも¥じゃなくて\で表示されてオススメ -- 名無しさん (2015-08-01 00 38 25) tipsとか豆知識的な情報を書き留めて置きたいんだけど丁度いい場所は無いかな? -- 名無しさん (2016-08-10 04 34 43) FAQにもそんな色はあるけど、全部ごっちゃにすると長すぎるだろうしねぇ。別ページ作ったうえでFAQには知らないと通常のプレイに支障が出ること、新ページには知ってるとお得なことと分けてしまえれば理想なんだけど・・・ -- 名無しさん (2016-08-10 10 46 05) 情報量も更新も多くないしページ追加していいと思います まぁ乱立しない程度にですが。」 -- 名無しさん (2016-08-10 16 29 53) 専用ページよりFAQのほうが詳しかったりするからなぁ -- 名無しさん (2016-08-11 00 09 24) 生存者のメモって -- 名無しさん (2016-08-11 21 09 09) 失礼 生存者のメモってページはあるけど初心者向けと銘打ってあるし、項目増やすと逆に分かりにくそうだ。こことは別にTIPSページを作った方がいいかな -- 名無しさん (2016-08-11 21 10 39) 結局作られない予感...作る? -- 名無しさん (2016-08-12 13 52 56) 作っちゃえばいいよ。「内容が重複するから」とか言って相談もせずに既存ページの文言を削除しまくったりしなきゃ問題にはならないさ -- 名無しさん (2016-08-12 16 56 12) 作るとしたら普通にtips作って豆知識書き留めていくのもいいと思うけど、 生存者のメモ(初心者向け)に倣って 生存者のメモ(Tips/豆知識) みたいな感じの方が良いのかな -- 名無しさん (2016-08-12 18 17 13) やっぱ誰も作らないみたいだからページだけ作っといた。好きに書いて、どうぞ -- 名無しさん (2016-08-15 20 25 34) TIPSページができてたから左のメニューにリンク張ってみた。「基本」のところに書くのもなんか違うと思ったので、暫定で「先達の記録」のところに置いてみたけどどうかな? -- 名無しさん (2016-08-18 12 44 41) いいね。リプレイは書ききれる気がしない人も気軽に小技共有の場として活用できそうだ -- 名無しさん (2016-08-19 10 27 18) ちと寒い気もするが役に立つ情報ばかりでありがたい。 -- 名無しさん (2016-08-22 18 58 59) 私はxottoplus(tileset)を作った人です。mxp tilesetの製作者と連絡する方法がないでしょう?外国人であるため、スレッドに文を書くことができないですね。 -- xotto (2017-02-06 13 13 18) xottoplus tilesetを更新するつもりなのですが、mxpの画像をいくつかの使用してもいいか聞きたいと思います。もしかしたら作者の方が見れば返事お願い致します。使用したい部分は、tiles_additionでbanditmodとfantasy monsterを引いた残りの部分と、tiles_modの盾です。 連絡する方法がなく文を残します。 申し訳ありません。 -- xotto (2017-02-07 18 52 33) どうぞお使いください D xotto -- zc2Bz5A2 (2017-02-09 22 53 26) MODマシマシの日本語翻訳ファイルのリンク先が消えているのですが、どこから手に入りますか? -- 名無しさん (2017-04-15 22 45 14) 翻訳が古い部分を全体的に修正中 他のページも全体的にブラッシュアップ中です 編集者増えないかなぁ…… -- 名無しさん (2017-06-11 18 15 07) 鉛や金などを作るにはどうしたらいいですか? -- BAFFOIw (2017-06-18 13 19 42) 建物の天井を撤去する方法ってありますか?コンピュータの前で日光浴をしながら寝たいのです -- 名無しさん (2017-07-16 05 06 01) バグ報告。力強さ(MAX)について、開発版6719以前からで、元の筋力が18を超えている時に力強さ(MAX)を取得すると、筋力が18まで下がります。それから元の筋力発達(レベル2)に戻すと17まで下がります。これは知覚(MAX)や器用さ(MAX)でも同じなので、アルファ(英傑)の方は注意が必要です -- 名無しさん (2017-08-28 14 44 10) 停滞しっぱなしなのでトップのスレと過去スレ欄の更新しておきました -- 名無しさん (2017-09-13 21 51 11) MODの導入し方の案内とか作れるからいらっしゃいますか? -- 名無しさん (2017-09-24 21 46 59) MshockXotto+patch2 modを導入したいのですが、どのフォルダに入れればよろしいでしょうか? -- 名無しさん (2017-09-28 23 36 47) ↑↑MODはdata modsに、↑タイルはgfxに、サウンドはdata soundにファイルを入れよう! -- 名無しさん (2017-10-01 16 42 19) あと質問は「したらば掲示板」の「@のたまり場スレ」ですると良いぞ! -- 名無しさん (2017-10-01 16 44 05) 前は装備の一覧とかあったのに無いなーと思って検索してみたら、0.Bのままのページが見つかった。これって更新しきれなくて放棄された感じなのかな? -- 名無しさん (2018-01-12 09 32 18) アイテムの個別ページは新管理人の方針で更新停止だね -- 名無しさん (2018-02-01 00 57 32) 返答ありがとう。更新停止しちゃったのか…役立つ豆知識とかあって好きだったんだけどな -- 名無しさん (2018-02-19 03 57 21) 実行は気が向いたらなんだけど、武術ページの表に主観主体の解説の項目を加えても大丈夫かな?規模が大きいって程ではないけど、基本構造が変わるので一応連絡。武術のページって情報量が多くてそれぞれの武術が実際どのくらい有用なのかわかりずらいと思うので -- 名無しさん (2018-05-27 18 55 17) 武術の解説があると助かるので賛成 -- 名無しさん (2018-05-28 00 47 37) ここは質問可ですか? -- 名無しさん (2018-06-03 00 05 25) 連投失礼しました。 -- 名無しさん (2018-06-03 00 05 46) NPCの感染症を治癒するにはどうすればいいのでしょうか? -- 名無しさん (2018-06-03 00 06 19) [e]でアイテムを使う から行けなかったっけ -- 名無しさん (2018-06-03 21 26 47) どうもios版でなくpc版でないと実装されていない昨日のようです...失礼しました -- 名無しさん (2018-06-06 13 43 34) 木って切ったらまた生えてきたりするんですか?藪は一回漁ったらもう漁れないのですか? -- 名無しさん (2018-06-06 17 52 20) 質問は質問板でしましょう。 -- 名無しさん (2018-06-07 18 31 05) 各武術の詳細を分かる範囲でまとめたんだけど武術詳細のページ作ってもいいかな?↑に解説書く予定ある人いるっぽいんだけど -- 名無しさん (2018-06-17 00 29 47) ↑早い者勝ちで良いと思われ。 -- 名無しさん (2018-06-22 15 01 55) なんか知らないうちにCBMを入れるのにオートドク(AutoDoc)と麻酔キット?が必要になったらしい。※MODのBrightNightsを入れるとそのまま埋め込めるように -- 名無しさん (2018-08-04 12 52 08) 凄くいい武術ページ感謝です!とりあえずわかればいいかレベルを超えて非の打ち所がない出来ですね。気が向いたら・・・って言ってたんですけど検証辺りで挫折しかかってて。育ってるキャラと育ってないキャラ二つの視点も考えると結構な量になりますし。本当に感謝です -- 名無しさん (2018-12-22 22 59 04) Android版のcataclysm dda出てますけど、それのページ、どこに作るのが適切でしょうか。wiki編集初心者です -- 名無しさん (2019-02-09 06 50 25) とりあえず用意してみました (左のメニュー欄にあります) 中身は自由に編集していただいて構いません。内容が1〜数ページならリンクはメニュー欄、10ページ以上に及ぶなら非公式ビルドに関する案内ページの作成を検討した方がよいかと思います。 -- 名無しさん (2019-02-10 02 58 16) Android版せっかくページ作ってあるのに使ってないやん -- 名無しさん (2019-03-14 11 39 24) 左メニューの欄に呪文を追加して頂けないでしょうか。ページは作成しました -- 名無しさん (2019-07-19 15 56 01) せめて何のMOD、どのverの事なのか概要が抜けてるから、wikiに載せる情報としてはかなり不十分 不親切に思える。 -- 名無しさん (2019-07-20 12 53 49) 左メニューの、非公式ビルドの項目は一旦削除して、記事は「ダウンロード方法・導入」のページからリンクさせて -- 名無しさん (2019-10-28 01 51 56) (途中でした。すみません) リンクさせるだけにするのはどうでしょうか。半年くらい様子見したら実行しようかと思います。 -- 名無しさん (2019-10-28 01 54 49) したらば消えた…? -- あ (2019-11-03 23 14 18) したらばどうなるか分からんけど消滅した時のことも考えたほうがいいかもね -- 名無しさん (2019-11-03 23 24 25) 避難場所無かったんだっけ? -- 名無しさん (2019-11-04 02 27 00) ないと思う。。。泣きながらログを探してる。Google のキャッシュが78ページ、Internet Archive では URL が73ページある。IA の方はスレッド全体ではなく部分的なのも多いなあ。溜まり場住民は同じ掲示板に落ち着いていてほしいと思うのは、感傷的すぎるだろうか。 -- 名無しさん (2019-11-04 03 09 56) 復活したの??? 涙を返してよう!!!。・゜(ノД`)゜・。 -- 名無しさん (2019-11-04 04 00 07) 「覚書:json解読recipe編」が非常にためになりました。書いてくださった方ありがとうございます! -- 名無しさん (2020-01-04 09 53 51) 忍者MOD 逆輸入版のreadme付きの元ファイルを発掘したのでURL変えときました。現行版への対応修正はしてないです。すまん。 -- 名無しさん (2020-01-19 00 46 12) 体臭が強いって初めてとってみたけどかなり地雷だな、狩猟が上手くいかなくなるのはかなりきつい -- 名無しさん (2020-03-01 05 51 01) バイクに乗りながら「f」で射撃すると楽に狩れますよ。 -- 名無しさん (2020-03-01 10 49 00) ラジオってUPS化するとスキャンできなくなるのな... -- 名無しさん (2020-03-30 22 33 40) 0.E公開されてるけどwikiも0.Eに対応しないのかな? -- 名無しさん (2020-04-18 22 54 15) トップページに書いてある日本語対応版アイテムブラウザ…落ちてない? -- 名無しさん (2021-03-30 10 17 29) 最近久しぶりにプレイしたのですが、アイテムドロップ時にエンターキーを押すとゲームが落ちるようになったのですが、原因がわかる方いらっしゃいますか? -- 名無しさん (2021-06-01 00 46 46) ↑自分も確認してる -- 名無しさん (2021-06-03 01 35 09) 誤爆 恐らくバグだと思うからver上げるか下げるかすれば解決すると思う -- 名無しさん (2021-06-03 01 35 51) ありがとうございます(*- -)(*_ _)ペコリ -- 名無しさん (2021-06-05 01 42 27) 作ってる最中のmodがアップデートでフォルダごと消えた・・・フォルダ名が_で始まってたのが原因か? -- 名無しさん (2021-06-09 14 57 36) 階段の上で「Xキー→<キー」で階下の様子を探ったり、区画設定で勝手に耕作出来たり、運転の自動運転?があったり、知らなかった便利機能が多い。誰かまとめてくれないかしら(丸投げ) -- 名無しさん (2022-02-28 10 16 18) 丸投げする前に自分でページ作るなりしたらどうだい -- 名無しさん (2022-03-01 21 14 31) 容器のページ、色々と情報が足りなさすぎるので勝手に編集したけど...自分好みに編集していい?(漏出系と分けたりとか)/それと、0.F-2基準で更新するけど、良いかな? -- 名無しさん (2022-04-13 19 32 51) wikiだし使いやすいようにどんどん編集していってもいいと思うよ。sandboxにあるダイエット版v1.2の表がとてもいいと思うので武器とかのページをこの形式で更新してみようかな… -- 名無しさん (2022-04-27 18 37 35) wikiの「敵」欄「異界のもの」にある「hunting horrorホラー」って名前に違和感が…。英名的に、正しくは「駆り立てる恐怖/忌まわしき狩人」かな?エアプ勢故、どなたか詳しい方、確認していただけるとありがたいです。 -- 名無しさん (2022-06-22 21 50 20) 0.f対応の初心者向けのキャラメイクの仕方のページ欲しい・・・ -- 名無しさん (2022-09-08 15 46 29) ディスコードURLの変更編集を短時間に2回行いました、変更後は次の通りですttps //discord.gg/2z5MxHg2zh -- 名無しさん (2022-10-26 04 20 11) Android版のページを公式ビルドの説明に書き換えてメニューの非公式ビルドから移動させようと思うんですけどいいですかね。Android限定オプションやMOD導入法とか単独ページとして残しておく意味はあると思う -- 名無しさん (2023-11-30 00 54 05) Android版でプレイしてる(ただしChromeBookから)一般人なんですが、公式でリリースしている安定版があるのだから、非公式の分類から外してあげるのは良いと思います。後はwikiをandroid版で検索すると2ページ見つかっちゃって少し混乱するので、それをどうにかするとかでしょうか -- 名無しさん (2023-11-30 09 49 35) 完成していたページがあったのでそちらを編集してメニューに乗せておきました。非公式ビルドの方のページは消しても構わないとは思います -- 名無しさん (2023-11-30 19 48 27) 安定版0.GでアルカナやCataclysm++を導入してみたいんですが上手くいきません cataclysmdda/modsフォルダを作って入れれば良いの? -- 名無しさん (2024-02-19 17 27 42) Android版編集しようと思ったけど何あの不便な編集モード… -- 名無しさん (2024-05-16 20 52 35) もしかしてログインしてないと編集回数に制限ある?規制で未完成になってるページが何個かある気がして -- 名無しさん (2024-08-04 20 34 38) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/31265.html
登録日:2015/02/05 (木) 00 12 00 更新日:2024/01/12 Fri 12 41 21 所要時間:約 11 分で読めます ▽タグ一覧 おバカンス じょうじ そこに住めばいいんじゃないかな となりのヤングジャンプ エロフォーマーズ ギャグ漫画 コメディ ゴキブリ サバイバル スピンオフ セクハラ テラフォーマーズ ビーチが舞台なのに異様に水着シーンの少ない漫画 中学生の夏休み 愛すべきバカ達 有給休暇 服部昇大 漫画 衝撃のラスト 集英社 諸事情で火星じゃない、どこかの星に不時着したアネックス1号!! 敵(テラフォーマー)もいない、その星で通達されたミッションは…… 休日を楽しむことだった!? 概要 主な登場人物達日米合同第一・第二班 ロシア・北欧第三班 中国・アジア第四班 ドイツ・南米第五班 ヨーロッパ・アフリカ第六班 九頭龍 エロフォーマーズ 地球 その他 概要 タイトルの通り、テラフォーマーズに登場するキャラクター達の休日を描く、ギャグスピンオフ漫画。 作画は服部昇大。 火星に向かう途中で謎の故障を起したアネックス1号。 しょうがないので近くの火星じゃない星でしばらく休暇とします! しかし、なぜかその星にもゴキブリが…… 時間軸は第一部序盤の火星航行中。したがって、1巻の惨劇は既に行われているという設定。 本作の見所はギャグ漫画らしい登場人物達のコミカルなやり取りや、本編では出番の少なかったキャラクターの掛け合いを楽しめることである。 また、作中でも言われている通り、誰も死にようがない設定なので本編の緊迫した空気間から一転して、 コメディムードな安心感があるのも特徴の一つ。油断していると斜め上の発想と展開に腹筋を持っていかれるが。 A.E.ウィルスのことは多分みんな忘れてる 初期設定の「故障の修理見込みに40日」という期間も多分とっくに経過してる 89話でめでたく完結した。 主な登場人物達 日米合同第一・第二班 小町小吉 ゴキブリが苦手なアネックス1号の艦長兼日米合同第一班班長。健康に不安を感じる年頃。 アネックス1号に発生した謎の故障により、マジで緊急なプランである『プランΣ』を決行。結果、謎の星で休暇を取ることに。 何故か休暇を取ることには賛成派。真面目な顔で大真面目に不真面目なことを言ってのけ、ミッシェルさん達を感動させた。 ふざけた状況で大真面目にイケメンな発言をする。そういうのは本編で言え! 姓名判断ではすべての運が凶。「小町末吉」への改名を勧められた。 「会社は放っとくと我々に休みなど与えない!! 有給絶対消費!!」 ミッシェル・K・デイヴス アリさんは力持ちことミッシェル兄貴さん。 最初は休暇に否定的だったが、回が進むごとに満喫している。 下着は白派。書類はアンチ手書き派。 燈の空気の読めない態度にしばしば殺意を抱く。 (とりあえず燈は殺す……!!) 「オッサン3人が裸でひたすら汗かいてどこに需要があんだよ!!」 膝丸燈 原作主人公。マルコス、アレックスと共に休暇を真っ先に満喫し、その態度は修学旅行で羽目を外す学生並の為、三馬鹿その一。 やたらとミッシェルさんにお熱だが、全然気付いてもらえず不憫。それどころか童貞丸出しのKYで逆に殺意さえ抱かれることも。 トレーニングに誘われて喜んだり、夢の中でミッシェルさんにお姫様だっこされたりしている。もはや乙女。 彼女の言動に一喜一憂するめんどくさいチョロイン。 あとサービス要員。彼の尻は後にゴキブリ達に崇められることになる。 桃太郎の夢の中でミッシェルさんがお母さんと言う状況に惹かれたりした。DT拗らせすぎだ 「ミッシェルさんは俺の……体だけが目当てだったんですか!?」 「マジで……ミッシェルさんの初めてを俺に……!?」 マルコス・E・ガルシア 三馬鹿その二。 ギャグ空間なだけに、休暇を満喫しつつ持ち前のスケベ魂を発揮。 結果、エロ関係の事件はマルコス達三人が真っ先に疑われるのがお約束。マル公。 とうとうこっちで出た最初の死人。 死んでないけど。 「フォーウ!!」 アレックス・K・スチュワート 三馬鹿その三。 マルコス達以外に八恵子ともよく絡む。 が、あまりろくな目にあわない。(主に金銭絡みで) 野球をやろうと女子に布教したり、エロフォーマーズとの試合で乗り気になった。 「くっさ!!」 シーラ・レヴィット 原作救済対象その一。 本編同様、艦長に好意を寄せて密かにアピールしている。 ゴキブリによる最初の犠牲者。 こっちでは人為変態も披露した。 原作者曰く真の主人公。 「おっぱいを……しこたま揉まれました……」 柳瀬川八恵子 お調子者の性格が災いして借金が出来てしまい、能力とアレックスを利用して何とか返済する。 SKNK。 「徳政令カード使ったのに、すぐキングボンビー来ちゃったみたいなこの感じっ!!」 三条加奈子 スピンオフではすっかり胸関連でいじられるようになってしまったスレンダーハリオアマツバメ。 何気に出番は多い。卵を産んだり、マル公を殺っちゃったり。 「そんなにおっぱいか!? 社会はそんなにおっぱい中心か!?」 「真っ当な貧乳としてやり直します…」 鬼塚慶次 例え尻を丸出しにされようが股間に打球が直撃しようがキャラがぶれない真面目ボクサー。真面目すぎて変なやつ。 最終的にジョセフからマーズ変態ランキング三位に認定される。 燈からも「 変 な 態 度と言う意味で」という条件付きで同意された。 鶏胸肉が好き。女性の胸への興味はないわけでもない様子。 痴女西さんを見てニヤけたり、アミリアの偽乳パッドを三度見したりした。男だからね。 「『胸塚慶次』って呼ばれだしたりしてね」 ジャレッド・アンダーソン シャチ息子。みんなご存知だと本人は思っている好物はハンバーガー。 八重子に股間をヤられる。 「It`s Dangerous!!」 ペギー・フォーティ 未亡人な母乳もぐら。 大食い対決で男達のプライドを粉砕する。 「腹八分目でやめときます♥」 アミリア・ヴェンカテッシュ まだ慶次への気持ちに気付いていないアミリアさん。 洞窟で慶次とラブコメ空間を形成、その場に居たゴキブリを苛つかせる。 気付いてないわりに意識しまくっている。末永く爆発しろ。 慶次が真面目なようで何処かズレたアイデアを出しても真っ先に賛成するが、 大真面目に女装し始めた時は流石に引いた。 26世紀にもなってまだコンピュータ音痴なクルーのためにパソコン教室を開く。 「何でお前そのっ……胸塚を噛塚にするんだよ!?」 ロシア・北欧第三班 シルヴェスター・アシモフ 軍神。でも妻と娘には弱いカニモフパパ。 何故か休暇には賛成派。娘さんのことはいいのかと思いつつ、星の調査を出し抜いたりと強かさは変わらず。 下着ドロ事件で加奈子をデリカシーゼロの発言でからかった事で徹底的に胸を揉まれた男。 「あはァーーーーッ!!」 イワン・ペレぺルキナ 第三班末っ子。 ロン毛じょうじのあまりのキモさに一目散に逃げ出していた。 埋まってると気持ちいい。 「えっ先輩白目剥いてます?」 エレナ・ペレぺルキナ 原作救済対象その二。 相変わらずのナイスバデー。 日光浴が気持ちいい。 「男子うるさい」 アレクサンドル・アシモフ モテるハゲことアレキサンダー先輩。 嫁さんが美人。 「そのハゲDISを反省しろ! これは全国のハゲた人からの怒りだ!!」 ニーナ・ユージック いい尻のサソリ姉さん。 エレナさん共々ロシアの女は強い。 砂が好き。 「人間に驚いて逆に向かって来るゴキブリっていましたよね」 アーロン・ユージック かわいくない方のモグラ。常識人に見えて意外と……。 「やっぱ作戦って大事だよね」 アナスタシア・アンドレーヴナ・ポリトコフスカヤ 地味な方の蜘蛛ことアナスタシアさんじゅうきゅうさい。 調査用車両とは思えないすさまじい走りを見せるテクの持ち主。8輪でドリフト。 ゴキブリに尻タッチされてキレてひき殺した。 「たまにはいいですね、ドライブ」 中国・アジア第四班 劉翊武 裏で色々企ててる蛸親父。火星での計画のために休暇反対で修理を急ぐ。 結果的に言ってることとやってることは一番正しい不思議。 部下は休暇満喫したり、ランキング隠す気なかったりの苦労人。しかし、段々と本人も休暇を満喫するようにry (中国でもチャイナでもどっちもイケる『ち』……!?) ジェット 創作タイ料理『ジェット寿司』の使い手のオッドアイなタイ人。 一番信頼している調味料はナンプラー。『料理がうまい男子ランキング一位』を狙ってアドルフをライバル視している。 同僚が色々アレな人ばかりなためアドルフに次ぐツッコミ役となっている。 「オ……オレは今ナンプラーの神と対話してるのか!?」 西春麗 人為変態を駆使してまでもジェットをいじることに全力を注ぐ99位さん。 能力の都合上全裸で艦内をうろついているが痴女扱いは心外らしい。 隠している能力に気づかれたかと隠れて慶次をスパイついでにトレーニングを妨害していたら、 目の前でパンツ一丁になられた ときは流石にドン引きした。 でも紅ちゃんには甘い。馬鹿親状態。 「1ジェット! 2ジェット!! 3ジェットオォーー!!」「は! 〇! た! の! し・お!!」 紅 本編では凶悪な能力を見せたが、この漫画では全然そんな必要は無い為、普通に休暇を楽しんでいる。 しかし不器用。天然で他人を巻き込むトラブルメーカー。 バーキに犬耳つけさせたり、ジェットに料理のリクエストだしたり、うっかり中国班を全滅させかけたり。 でもかわいいから問題ない。 「わ……私お寿司が食べてみたいです!」 爆 なんかいっぱいいる。夢もいっぱい。 にこやかに冷淡なセリフを吐くが、名犬バーキを目の当たりにした時は流石に硬直した。 上司にしたくない男。 「落ち込んでるゴキブリってウケますね」 「何だよ結局バルブ作れるのかよ~」「こりゃ次からもっと厳しくしないといけませんね!」 バーキ 影が薄いと思ってたら、犬耳つけて紅ちゃんに飼われることになったおっさん。名犬バーキ。 爆やゴキブリが凍りつくレベル。 西と別の意味で紅ちゃんに甘く、わがままを助長させつつ被害者となる。 紅により色々と酷い目に遭うが、それがきっかけで隠れた才能を発揮させた。 「いきなりロングスロー!? いいぜ~犬心煽ってくんじゃねーか!」 「フオォオゥ!! 海!! サイッコー!!」 技術班 休暇返上でアネックス修理中。 破損したロケットエンジンのバルブシステムを組み立てるべく奮闘。下町ロケッt 上からの無茶な注文に苦しむ下請けGに共感し、それでも作業をやめない彼らの姿に技術屋魂を燃やす。 「技術屋だぜ……技術屋の鑑だぜあいつら……!」 ドイツ・南米第五班 アドルフ・ラインハルト ドイツ産まじめウナギこと俺達のアドルフさん。ストレスが溜まりやすいが、わりと読書とかで発散できるタイプ。性癖はノーマル。 数少ない、そして屈指の常識人だったために、逆に周囲から変態扱いされたりどっちでもアリと誤解されたりと苦労することになる。 班員からは慕われているが、完全に苦労人と見られ、うっかり感涙すると「泣くほど悩んでる」と心配される。 仲間の好意を受け取ろうとして、結果的に彼も休暇を満喫しているがどこか振り回されている。 「これは……ヒドい漫画になりそうだ……!」 「いい奴だな かぜ●や君は…(しみじみ)」 エヴァ・フロスト でかい。故に下着泥棒なんて慣れっこ。 同じランキング100位でもどこかのネガティブおっぱいとは違う図太さを持つ。おっぱいレシーブの使い手。 良くも悪くもアドルフさんのことはよく理解している。 だが、アドルフさんへの行動は大体裏目に出る。 「アドルフさん、どうせまた…一人で何か悩みを抱え込んだりしてるんじゃないんですか!?」 「今よ 確保!!」 イザベラ・R・レオン 原作救済対象その三。はっきり言おう! 原作の10倍は出番がある!! 持ち前のポジティブさでアドルフさんの心労を更に加速させる。 彼女の獲ってきた電気鰻はパーティを悪魔の儀式に変貌させた。 服を着ない。他にもダチョウの卵を獲ってきたり、自分の専用武器の用途を忘れたり。 野生化しつつある気がするが、盗撮騒ぎの時は本気で怒った。 「この……ドブ川産エロクソウナギ……!」 ヨーロッパ・アフリカ第六班 ジョセフ・G・ニュートン むしろ裸体じゃない方に違和感を感じるようになってしまった人類の到達点。燈のことはマーズ変態ランキング同率一位のライバルとして見ている。 班員との絡みがないので若干空気気味。スポットが当たる時は大体が半裸。 ミッシェルからはあまり信用されていないようだが、意外に脱ぐだけでスケベ行為には出ていなかった。 しかし、とうとう彼女の部屋に侵入。もちろん半裸。アウト。 地球でやり残した節分イベントのため、ONIに扮した。言うまでもなく半裸。 しかし本気回避してビーンズが当たらない。そういうイベントじゃねえから! 精神集中により脳波をシンクロさせて他人の夢に侵入する能力を持つ。 燈(気持ち悪っ!) こっちでも立派な変態なのに本編よりも遥かにマトモに見えるようになるとか誰が予想しただろう。 「同じむっつりスケベのアドルフさんはどう思う?」 「ミッシェルさんの部屋に入ると思うと何だか興奮してね」 九頭龍 凱将軍 色々企んでた中国の将軍。 アネックスの不時着で彼らも40日間宇宙で立ち往生。 出発前に卓球で爆将軍をボコボコにした。結果毎日のように卓球勝負を挑まれる羽目に。 「根に持っているんだな爆将軍……!!」 爆将軍 判断が早すぎる爆くんオリジナル。 やっぱり宇宙で立ち往生し、凱と共に卓球で時間を潰す。 負けると根に持つタイプ。負けそうになるとリセットする。敵には回したくない男。 「さあ、もう一回やろうか」 エロフォーマーズ ゴキブリ 過去に火星からたまたま飛来し、未知の星に降り立った地球の先人からスケベな遺伝子を奪い取り、 『スケベ・オーガン手術』によって(違う意味で)人為変態を遂げたテラフォーマー達。 通称『エロフォーマーズ』。 火星の個体に比べて臆病で、人為変態していないミッシェルさんが複数纏めてぶちのめせるくらい弱い。 ジョセフ曰く、一言で言い表すならば『むっつりスケベ』。 ロン毛遺伝子を奪った異様にキモい個体も一度登場した。 テラフォーマーズにはメスもいるはずだが総じて人間のオッパイお尻大好きな変態集団。 地下道を掘って女湯をのぞこうとしたら過って男湯をのぞいてしまいそのまま死んだ。 艦長のイメージ映像だと手術を行ったのはハゲゴキのようだが、ハゲ本人は最終盤まで未登場。 このハゲは無人星生まれのハゲで、額のマークはない個体。何考えてそんな手術したんだハゲ 無駄な程高い学習能力と行動力で度々スケベなことを行い、火星の個体とは別の意味でアネックス乗組員(主に女性陣)を苦しめる愛すべき馬鹿共。 「じょうじょ!」 ニセアドルフ 盗撮目的でチンコ手術さんから剥いだ制服とモップでアドルフに変装したゴキブリ。雑な変装だが結構通用し、酷い誤解をばら撒いた。 エヴァのスカートの中にレンズを差し込んで取りまくるという暴挙に出たが、アドルフの激しい怒りを買い唯一燈のケツのどアップ写真だけが残った。 ドブ川産エロクソウナギ。 野球ゴキブリ この星に降り立った地球人が残した野球道具で野球を覚えたゴキブリたち。 球場にやってきた一行に親善試合を申し込んだ。 この時の態度は甲子園球児並みに礼儀正しかったが、女性陣と試合をし、勝ったらオッパイ揉ませろと契約書まで書かせた。 ちなみにその項は地球サイドには読めない字な上、隅っこに小さく書いていた。セコイ。 下請けゴキブリ 以前降り立った宇宙船の脱出ロケットの開発・修理をしているゴキブリたち。 上からの無茶な注文に苦しむ姿には中国技術班も共感。それでも作業を続ける彼らの姿には全中国技術班が泣いた。 ハゲゴキブリ 火星同様、こっちにもいたエロフォーマーズのリーダー。最終章で登場。 エロの星地球を目指し、こっそりアネックスに侵入。 裏切り者の存在を知り、人間同士の疑惑を煽ってアネックスの乗っ取りをもくろむ。 「同じ種族で団結すらできない」「「人間とは何て愚かな生物だ」と」 本編の人間にも言ってやれ 地球 蛭間一郎 総理大臣。最終章で登場。 ゴキブリの計略で身動きが取れなくなったアネックスと連絡を取り合い、各国首脳と会談する。 「ゴキブリの仕業です」 「トラスト・ミー」「トラスト・ミー」「トラスト・ミー!」 その他 無人星 アネックスが『緊急プランΣ』で着陸した『火星じゃない近くの星』。 小さいがまるで地球のような星で、動物も植物もいるが人間だけはいない。 南国的な海岸や森林、適温の温泉等に恵まれ、しいたけやバナナも採れる。 火星と地球の間にそんなのあったっけとか、火星をテラフォーミングする必要とか、明らかにアフリカ大陸があるとか突っ込んだら負けである。 以前にも人間が来ていて、エロフォーマーズが使う小道具は彼らが持ってきた様子。 調査車両やカメラはともかく、エロ本やら釣竿やら野球道具やら。何しに来たんだ。 無人島 アネックスが着陸した島から少し離れた位置にある小さな島。 動植物は豊富で、裸一貫で漂着した燈・マルコス・アレックスが 三日間不自由なく生活できる程度には過ごしやすい島となっている。 同時に、無人島というフレーズが男子の心にストライクしたのか、僅か三日で三人を野生化させ人語を失わせた罪深き島でもある。 アネックス1号 謎の星に緊急着陸した宇宙船。 どういうわけか色々なものが積んであり、水着はもとよりバレーボールやらハンバーガーやら、果てはツイスターゲームに般若の面まで積んである。 巨大殺虫剤やら巨大ごきぶりホイホイもある。何しに行くんだ。 ゴッド・リー 嘗てのバグズ二号乗組員。小吉曰く『武装組織出身の凄まじい男』だが、 小吉によるバグズの思い出話は彼の珍場面が中心のため日米合同班員からは『愉快な人』と認識されてしまっている。 小吉が勘違いで三途の川を渡りかけたときは前半はドナテロ艦長と共に彼を信頼し落ち着いていたが、 その直後にもう一回渡りかけたときはベンゾキノンを向けた。 最終話ネタバレ 無人星パート2 地球でも火星でも、ずっと休暇を過ごした星でもない、別の星。 ツッコんだら負けだ。 ようやく再出発したアネックスだが、ゴキブリとの最終決戦で再び故障が発生し、この星に緊急着陸した。 こちらは今までと違って冬の雪山といった風情。 もちろんゴキブリも住んでいる この星でしばらく冬季休暇とします! 追記・修正は休日にお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] これかおすキッチンの人だっけ -- 名無しさん (2015-02-05 01 03 06) ↑そうそう。あと『ダークアクト』とかも。ヒーローものや魔法少女もののギャグパロディ作品が、得意らしい。 -- 名無しさん (2015-02-05 01 34 47) この世界線なら桜人とかジーナさんはただの風邪かもしれない… -- 名無しさん (2015-02-05 02 29 46) ジェット寿司の回は笑ったなぁwww -- 名無しさん (2015-02-05 11 35 44) 屁コキ… -- 名無しさん (2015-02-05 14 19 34) 電気ウナギだからと言って電子機器に強いわけではないアドルフさん -- 名無しさん (2015-02-09 21 25 44) たぶんこの漫画で一番得してるのはジェット -- 名無しさん (2015-02-16 09 25 27) 【悲報】本編でも変装は結構通用する -- 名無しさん (2015-03-13 06 49 25) 作者中国班好きすぎだろwww -- 名無しさん (2015-05-01 23 34 41) リアルアシダカグモはどっからあの発想になったしwww馬鹿じゃねえのwww -- 名無しさん (2015-05-02 01 07 51) ここのゴキって犬耳生やした魔物を見てしまったりトンネル掘って死んだり海に落とされたりと結構酷い目に遭ってるよな -- 名無しさん (2015-05-30 14 24 37) 最近イザベラさん野人化してないかwww -- 名無しさん (2015-06-13 22 58 58) 実は寿司(なれずしの方)はタイ含む東南アジアあたりがルーツと言われているらしい -- 名無しさん (2015-06-28 23 13 29) アニメ化しないかなぁ -- 名無しさん (2015-09-09 08 42 38) 加奈子とアレックスには鳥が寄ってきて、燈には蛾が寄ってくるって事は…ミッシェルさんには蟻が、 -- 名無しさん (2015-09-28 19 36 08) ↑途中送信しちまった…ミッシェルさんには蟻が、艦長には雀蜂が寄ってくるって事か⁉︎ -- 名無しさん (2015-09-28 19 37 16) 1ジェットで我慢の限界でしたww -- 名無しさん (2015-10-02 13 22 48) 「あたしよりでかいじゃねーかクソックソッ」とアシモフの胸を揉む加奈子で笑い転げた -- 名無しさん (2015-10-11 10 43 23) もうこれが本編でいい気がする -- 名無しさん (2015-10-24 20 38 03) ああ今思ったらこいつ剃ってるだけなのにやたらハゲの事擁護するなと思ったけどそいやハゲって嫁さんに勧められた髪型だったね・・・ -- 名無しさん (2015-10-24 21 06 36) みんなの期待を背負って代打に出てきたミッシェルを普通に敬遠→ピンチヒッター女装アレックス→もう全員女装メンバーと交代 はずるい -- 名無しさん (2015-11-06 00 24 21) この作品を見た瞬間、「アドルフに次ぐ萌えキャラはバーキ」と確信しましたw -- 名無しさん (2015-12-05 07 48 36) ジョセフがアレックス達3人にも敬語になってたけどそういうキャラだっけ? -- 名無しさん (2015-12-26 10 12 25) なんだかんだでこっちのゴキとは意気投合できそうなのが怖い -- 名無しさん (2015-12-26 10 57 45) もう火星を諦めてこの星に移住しようぜwAEウィルスはエロゴキブリから取ろう -- 名無しさん (2016-01-05 19 33 54) ここのペギーさんが可愛くて本編のプロフィール読んだら、衝撃受けた… -- 名無しさん (2016-03-31 01 34 28) 永遠に休んでて下さい、本編は3巻でダウンしちまいました… -- 名無しさん (2016-04-21 21 46 11) ついにジョセフが次元の壁を突破したな -- 名無しさん (2016-04-23 13 04 32) エロゴキは普通にかわいいから困る -- 名無しさん (2016-05-30 21 48 35) ラグビー編やってほしいわw -- 名無しさん (2016-06-02 19 06 41) 地球と火星の間にある星ってそれラハブなんじゃ… -- 名無しさん (2016-08-15 22 34 01) 「ゴキブリ達は人間を同じ種族で裏切りあい足を引っ張り合う愚かな生き物だとみていた」 ストレート過ぎて草 -- 名無しさん (2016-10-06 15 00 55) こっち実写化したら誰も文句言わなかったと思う -- 名無しさん (2016-10-06 15 34 53) 火星のゴキは向こうの悪意が強すぎて殲滅しか選択肢ないけどこっちのエロゴキとは普通に共存できそうだもんなあ。エロゴキ達を火星に送り込んで内部からエロで侵食させれば無血で勝ちそうなのがなんとも・・・ -- 名無しさん (2016-10-14 00 24 12) ほんへの足引っ張り合いを見てるとこちらの人間たちの仲良しっぷりとゴキブリの物わかりの良さを見習ってほしい。 -- 名無しさん (2016-12-03 09 36 32) 火星ゴキの中学生レベルのスケベ感が最高wwwww -- 名無しさん (2017-02-05 16 26 49) 燈とアレキサンダー先輩がハゲゴキ捕まえて飛び込んでくる図の何とも言えない異世界感w -- 名無しさん (2017-02-05 16 32 37) こんな星があったら火星テラフォーミングする必要ないだろ。つまりこの世界の人間は火星より近いこの星に気づいていなかったうっかりさんということか -- 名無しさん (2019-12-07 18 28 41) こっちだけ連載再開してくれねーかな 本編はいつやるか知らんが、ギャグ面ではこっちの方が面白いし、もう世代交代でええやろ -- 名無しさん (2022-08-24 19 53 58) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/sparrow-club/pages/50.html
わいわい写真掲示板にヒワ@愛知さんがまとめられた、記事No.1678のスレッドを、ほぼそのままに転載しました。 野鳥駆け込み掲示板の関連スレッド 片足のヒワ、放鳥のタイミングについて 投稿者:ヒワ@愛知 投稿日:2011/08/01(Mon) 02 49 01 No.6014 片足のヒワを保護しました。 投稿者:ヒワ@愛知 投稿日:2011/06/12(Sun) 14 28 01 No.5583 片足のカワラヒワ、現在に至るまでの軌跡。 片足のカワラヒワ、現在に至るま... 投稿者:ヒワ@愛知 投稿日:2011/08/02(Tue) 15 42 34 No.1678 初めまして。 野鳥駆け込み掲示板の方で、大変お世話になっている者の一人です。 ペットの鳥の雛すら1度も面倒を見たことがなかった(単純に挿し餌が怖いのと、鳥の雛はか弱すぎるように見えまして…;)私が、偶然出会ったカワラヒワの雛を何とか育てられないかと奮闘する、今日までの軌跡のスレッドです。 まだヒワを放鳥するのに最適な時期まで至っていない為に保護と訓練を継続している最中ですが、カワラヒワの育成情報が少ないようなので保護をした1日目から順を追って、画像を添付しながら詳細を書いていきたいと思います。 自身のスレッドに返信をするという形で書き込ませて頂きますが、私が掲示板や画像の容量調整等に慣れていない為にモタモタと手間取ってしまうと思います。ごめんなさいorz 内容は、取り合えず今日カメラで撮影出来たところまでとします。 画像と同時にその時の詳細もなるべく付けるように致しますが、よくわからなかったり気になる部分がありましたら書き込んで下さると、ひょっとしたらお答え出来るかもしれません。 2011年5月18日 #ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。 2011年5月18日 投稿者:ヒワ@愛知 投稿日:2011/08/02(Tue) 15 54 31 No.1679 保護当日、直後の撮影です。 発見した時刻は夕日の落ちる頃で、道路の溝の直近くでした。 殆ど鳴き声をあげる事も無く、よたよたとたまに翼で動こうとしていたようです。 野鳥のことを全く知らなかった為、スズメか何かだろうと思いながらも周辺をくまなく探しましたが、巣も兄弟も親も何も見つかりませんでした。 家に持ち帰り、新聞紙を何枚か敷いた小さめのダンボール箱に入れ、「外側から」貼るカイロやパネルヒーター等で保温を開始しました。 たまたま最近迎えた大型オウムの緊急時用に「ズプリーム社大型オウム用フォーミュラー」と「大型オウム用の注射器型給餌機」が手元にあった為、これを何とか3回に分けて飲み込んで貰いました。 給餌機が大型過ぎた・私が慣れていない為にお腹一杯は入らなかったかもしれません。 応急処置が終わる頃には動物病院が間に合わなくなっていた為、このまま1夜を明かす事になりました。 5月20日撮影 5月20日撮影 投稿者:ヒワ@愛知 投稿日:2011/08/02(Tue) 16 06 54 No.1680 #ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。 撮影は出来なかったのですが、足の先端に黒っぽいかさぶたの様なものが付いたり取れたりしていたので、私が気付けなかっただけで恐らく保護する以前より出血を繰り返していたものと思われます。 後に大きな事件となる細菌感染も、保護前から恐らくしていただろうとの事です。 19日に動物病院にて数日分の抗菌剤を処方して頂いています。 カワラヒワの雛ならば、「ラウディブッシュ社の文鳥用フォーミュラー」がいいとの助言を掲示板で頂きまして、この頃からこのフォーミュラーに摩り下ろした小松菜と、抗菌剤を混ぜたものを与えるように変更しました。 保温は当日からとほぼ変更せず、少しでも落ち着けるよう・保温し易いようにダンボールの中にはティッシュを丸めたものを軽く入れるということをするようになりました。 現時点で10g~12g?程です。 食前食後でやはり前後してしまっていると思います。 5月21日撮影 5月21日撮影 投稿者:ヒワ@愛知 投稿日:2011/08/02(Tue) 16 15 21 No.1681 #ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。 羽を包んでいた殻が徐々に取れ、少しずつ翼が伸びてきています。 初日はカワラヒワ特有の翼の黄色いラインもほぼ全く確認が出来なかったのですが、この日には翼を広げると少し出てきています。 保護した当日と比較して、とにかく良く動きまわり、餌をねだる声も大きくなりました。 動く時は、歩けないのでジャンプして頭から転ぶ、ジャンプしてまた頭から転ぶ、を繰り返すような感じです。 餌にも保温にも特筆する変更点はありません。 あまり上手に挿し餌が出来なかったのと、獣医さんから思っていたより小さい雛だと言われた事もあり、この頃は1日に6~7回程に分けて与えるようにしています。 あまりに動き回る為、正確な体重測定が出来ていません。 追記、5月21日夕刻 追記、5月21日夕刻 投稿者:ヒワ@愛知 投稿日:2011/08/02(Tue) 16 38 51 No.1682 すみません、記録が分かれていたもので詳細に書き忘れてしまいました。 緊急の大事件だったので画像はありませんが、その前後に焦りながらも記録していた事を殆どコピーして追記しておきます。 21日午後4時半頃容態が急変しました。~ 保護する前から無い片足が、細菌感染していた模様です。 昼までは声も出ていたのですが、静かになった為様子を見に行くと意識混濁状態に陥っておりました。 今までそこまでなかった黄変が、途中までしか無い片足に見られます。~ 腫れていた足の腫れが突然引きました。(シワシワとしぼんだ様に) 体重も減少している模様。 (強制給餌前、8gまで低下) 初めての強制給餌後、保温を強めて即病院へ、到着までの途中で意識がやや回復しました。 獣医さんの指示に従って強制給餌用フォーミュラー(*1)(文鳥用のものと同じラウディブッシュ社です)に変更、様子見をします。 体重減少とかなり危険な状況の為、一時的に食べるだけ与える方向に変更します。~ この強制給餌用フォーミュラーは動物病院からのみ処方されるもので、成分バランスを見ると文鳥用の通常のものより脂質が高く高栄養で、消化にもある程度優しいらしい…です。 これを頂いてから、このフォーミュラーに抗菌剤を暫く続けることになります。 この日は夜間も入るだけ食べさせ、様子も見続けました。 この日から暫く、保温はダンボール内のティッシュの量を増やし、室温30度以上、ダンボールの中がなるべく40度付近を保たれるように更に強化するようになりました。 午後8時53分若干持ち直しの気配有り。 目に意識と力が戻ってきました。 この後はまた調子や体重が落ちる事も無く、意識と食欲が完全に戻りました。 細菌感染との戦いは、もう暫く続きます。 この餌に変更してから、糞の色が茶色と白のペレット食のような色になりました。 これ以前は緑と白です。 サイズもやや大きくなりました。 5月23日 5月23日 投稿者:ヒワ@愛知 投稿日:2011/08/02(Tue) 16 47 39 No.1683 #ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。 21日以降は特に大きく体調が崩れる事は無く、画像のように大口開けての待機&元気に大暴れに戻りました。 この日の体重は食事前で10gです。 じわじわと体重にも回復傾向が見られます。 注射器型の給餌機は、流石に大型オウム用のものだと大き過ぎて与え難い&量が分からない為、強制給餌用フォーミュラーと一緒に小鳥用の同じ形のものを病院で頂き、そちらに変更しています。 約3時間おきに、1回の量は2ml~(*2)を飲み込みます。 お腹一杯まで与えすぎると食滞を起こす可能性があるとの御指摘で、後もう少し入るかなというところで止めるようにしています。 5月23日撮影その2 5月23日撮影その2 投稿者:ヒワ@愛知 投稿日:2011/08/02(Tue) 16 55 49 No.1684 #ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。 危篤状態になった頃から丸めたティッシュを大量増加させた為、足先からの出血に気付き易くなりました。 画像でわかるかどうかはわかりませんが、結構出ていると思います。 この後もかなり長い期間に渡り、1~2日に1回はこの位の出血を確認するようになります。 これから色々な方に助言を頂きながら色々な床材(新聞紙、柔らかいキッチンペーパー等)を試したのですが、結局丸めたティッシュ(比較的肌触りが良いタイプ)をダンボール内に大量に敷き詰めること(高さ6センチ以上、かなりの量です)が1番出血し辛い事に気づいた為、そうするようになりました。 出血はしますが、今後その事に対して雛自身に大きな変化はありません。 5月24日撮影 5月24日撮影 投稿者:ヒワ@愛知 投稿日:2011/08/02(Tue) 17 18 18 No.1685 #ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。 この日に、出血を何度も繰り返してしまう為に止血方法がないかどうか、また動物病院へ伺いました。 そこでクイックストップというものを頂いたのですが…、少々荒過ぎて傷口に付け難いのと、ザラザラする砂のようなモノの為、傷口そのものがかなり痛いのでは…と躊躇しております。 本来は、深く切り過ぎた爪の止血等に使用するモノらしいです。 全体公開はしていないのですが、ネット上の日記で友人さん達に他の方法で何とか止血出来ないか、情報を募りました。 麺棒の先にイソジンを付けて、それで患部を簡単に消毒してから片栗粉か小麦粉を付ける止血方法はどうだろうかとの提案を頂きました。 実践してみたところかなり有効且つやり易いものだったので、これ以降は再出血したらこの対処法を利用するようになりました。 念の為に獣医さんにも問題ないかどうかはうかがいましたが、これでも良いとの事です。 最後に粉で固めるので、それがかさぶたとなる為に再出血の頻度がやや減りました。 挿し餌は今しばらく、3時間に2ml辺りをキープしています。 元気になりすぎてじっとしてくれないので、正確な体重がまた計れなくなりましたが、少なくとも減少はしていないようです。 保護直後と比較して、翼と尾羽が見て分かる程には伸びてきました。 5月26日 5月26日 投稿者:ヒワ@愛知 投稿日:2011/08/02(Tue) 17 25 29 No.1686 この日の画像は残っていませんでした。 ヒワ自身は元気な状態が続いていますが、23日の後の様子を診て頂く為に病院につれて行きました。 下は病院で主に診察・相談した内容です。 Q.足の傷口の経過はどうか? A.以前2度診察した時と比べると、随分状態は良くなってきているらしいです。 治りが遅いような気がすること(出血が頻繁…1日に1回程ある等)についてですが、元々が危篤状態に近いレベルの細菌感染・負傷だった為、これでもそれなりに順調な経過であるとの事です。 抗生物質等も与えない方が、むしろ体調を考えるといいだろうとのことです。~ 念の為に糞検査等もして頂きましたがそちらの方も特に問題なしです。 Q.傷口を出来るだけこすらないようにしたり出来ないか、傷口にテーピングのようなガードが出来ないか。 A.通常の飼い鳥であれば出来ますし、やります、とのことです。~ しかしながらどうしても外れ易いということと、野生復帰の可能性のある野鳥の為、ストレスや人に慣れさせすぎないようにすることを考えると今回のケースでは出来ない、しない方が良いということです。 26日現在も、歩くことは殆どできません。 つんのめりながらズリズリ動き回りますが…。 病院では大人しかったので体重を計りました。 26日の体重は、13gです。 5月27日撮影 5月27日撮影 投稿者:ヒワ@愛知 投稿日:2011/08/02(Tue) 17 36 58 No.1687 #ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。 かなり「カワラヒワらしい」見た目になってきました。 記録を見ると、この日ついに部屋を1周飛んでしまったようです。 しかし相変わらず歩いたり何かに掴まったりすることは出来ず、ベッドにボトッと落下する形で着地します。 挿し餌時以外は殆ど止まっていてくれないので正確な体重は不明ですが、明らかにサイズが大きくなってきています。 そろそろ一人餌の訓練を始めなければならなかったのですが、シードを床にばら撒いたり粟穂等を使用したりすると、散らばった種で足が擦れてしまい再出血をします。 中々丁度いいサイズの容器も思い浮かばずに困ってしまったのですが、ペットボトルのキャップなら頭だけ突っ込めるとの提案で、この日から実践する事になりました。 画像ではかなり良く見ないとわからないかと思いますが、キャップの周りを針金で固定し、更にその針金を伸ばしてダンボールの壁に固定、絶対にキャップが動かない・倒れないようにしてあります。 針金部分で怪我をすると危ないので、その部分に白いストローでカバーしてあるのが分かるかと思います。 まだ導入したばかりですので、ヒワはキャップを突いたり噛みついたりして興味を示しているだけです。 5月29日撮影 5月29日撮影 投稿者:ヒワ@愛知 投稿日:2011/08/02(Tue) 17 48 46 No.1688 #ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。 羽ばたいたり飛んだり、頭から転んだり、あまりにも忙しなくてこの頃から携帯での撮影が困難になってきています。 これも飛び立つ瞬間になんとか撮影出来た画像です。 デジカメ無かったんです、ごめんなさい…; しかしながら、この画像でも頭と背中の産毛?の範囲がどんどん狭くなってきているのだけは確認が出来ます。 未だに挿し餌と再出血&止血は繰り返している状態ですが、キャップに入っているシードを口に入れて割ろうとする仕草が見られるようになりました。 挿し餌の内容は強制給餌用のフォーミュラーを継続して使用しますが(出血だけは治っていないので…)、高栄養の為に内臓に負担が掛かり過ぎないよう、小松菜等を多めに混ぜたり等を行ってある程度様子を見ながら調節をしています。 5月30日 5月30日 投稿者:ヒワ@愛知 投稿日:2011/08/02(Tue) 17 53 34 No.1689 ついにヒワが殻付アワを食べ始めました。 直接見たわけではないのですが、明らかに殻だけのものが増えておりました。 体重を維持出来るには程遠い為、挿し餌の回数を1回減らして様子を見ます。 細菌感染を起こして黄変していた片足も、出血はすることがありますが色が元に戻ってきました。 6月8日撮影 6月8日撮影 投稿者:ヒワ@愛知 投稿日:2011/08/02(Tue) 18 03 22 No.1690 #ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。 この頃になると、翼も尾羽もかなり伸びてきて、黄色いラインが大きく見えるようになってきました。 産毛も徐々に減ってきています。 顔付きが悪っぽく、更にカワラヒワらしくなってきています。 この時点で、挿し餌は1日3回程にはなっていたはずです。 殻付アワでの一人餌訓練も、少しずつ進んできています。 「ザ・文鳥」という本を購入して、挿し餌から一人餌への移行はコチラの本の挿し餌頻度と具体的な日数の表を参考にしています。 6月10日撮影 6月10日撮影 投稿者:ヒワ@愛知 投稿日:2011/08/02(Tue) 18 18 45 No.1691 #ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。 この日から、オカメインコ独居サイズのケージに移動しました。 床材は変わらず丸めたティッシュです。 部屋で飛んでいる最中に壁についている扇風機の網等に掴まったりすることが出来るようになった為、止まり木も同時に導入しています。 画像で止まっている細い枝が楽なようです。 保温は後ろに写っている電球とパネルヒーターを併用し、室温はまだ30度以上をキープ出来るようにしています。 食事はアワ以外にも、ヒエや少しのエゴマ等も導入していますが、積極的に練習を重ねているようです。 食事量は明らかに増えています。 ケージ移動と共に、餌入れをキャップから小動物用の陶器製餌入れ(小)に変更しました。 全く同じというわけではないと思いますが…カワラヒワはカナリアにかなり近い種らしく、実際の自然下でも比較的高たんぱく質な食事を取る事が多いようなので、完全に同じにするわけではないのですが参考にはしています。 合わせて体力訓練も積極的に行っております。 この頃には既に部屋を10周されたようです。 しかしながら、歩行や着地は、相変わらず苦手です…。 着地と言うより、ブレーキを掛けた落下です。 6月13日撮影 6月13日撮影 投稿者:ヒワ@愛知 投稿日:2011/08/02(Tue) 18 29 14 No.1692 #ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。 ケージに移して数日目になりますが、ここに移動してから成長・学習速度が一気に上がりました。 画像左側に見える稗の穂から、自力で食べる事が出来るようになりました。 体重が減少する事も無く、むしろ増加し続けて遅れた分を取り戻そうとしているようです。 また同時に、タンポポやススキタイプの雑草(*3)も種子を千切って食べられるようになりました。 もう1つ、小松菜を直接食べられるように、教えました。 目の前で何枚か私自身が食べて見せたところ、素直に学習して毎日ガツガツ1枚以上を食べるようになりました。 挿し餌も1回の量は2ml以下になり、回数も2回程になっています。 床に見えるものが小動物用の陶器製食器です。 コチラの方は、アワ・ヒエを中心に少量のエゴマ、ボレー粉も混ぜています。 6月15日撮影 6月15日撮影 投稿者:ヒワ@愛知 投稿日:2011/08/02(Tue) 18 40 18 No.1693 #ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。 挿し餌を1回にするようになり、体重の様子を見ながら完全一人餌に移行しようとしている時期です。 度々起きる出血が治っていない為、移行はかなり慎重にしています。 片足が無い為、水の事故はどうしても起こり易いので、水入れをどうするか悩んでいたのですが、和鳥用のおちょこ(小)が非常にぴったりだったので、水のみはこの日からこれを利用するようになりました。 画像は、早速自分で飲んでいる最中です。 久々にまともな体重計測が出来ました。 この日で、17gです。 段々手から逃げる事を覚えてきています。 バードウォッチングの画像等では、カワラヒワがヒマワリの種を咥えているのを良く見かけていたのでいずれ教えなければと思ったのですが、まだ流石に割れないようです。 小松菜は、1日3回与えています。 大体1度に1枚の半分ほどは齧ります。 6月20日撮影 6月20日撮影 投稿者:ヒワ@愛知 投稿日:2011/08/02(Tue) 18 49 07 No.1694 #ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。 どうしても金網や木の枝等、まだ揺れないところにしか止まれなかったのですが、やっと頑丈なアワの穂ならば乗って食べられるようになりました。 15~20日の間に、挿し餌は止めて完全に一人餌に移行しています。 それと合わせて、念の為に飲み水にはネクトンSを軽めに入れるようにしています。 穂や雑草以外の穀物は、ヒエを中心としてアワに少量ずつカナリアシード・エゴマ・ナタネ等で、総合的にカナリア寄りになっています。 地鳴きもここの辺りで本格化して来ました。 日光浴と外に慣れる事を兼ねて、1日に2時間は窓は網戸ごと全部開けています。 片足の出血は、未だに続いています。 6月22日撮影 6月22日撮影 投稿者:ヒワ@愛知 投稿日:2011/08/02(Tue) 18 56 40 No.1695 #ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。 この頃出血をしなくなり始め、床材をティッシュからバードマットという比較的ふかふか感のあるものに変更しました。 体重は17~18gです。 飛行出来る長さがどんどんと伸び、着地だけはなんとかある程度出来る事が増えました。 1日の運動量は、既にかなりのものになっています。 それ以外は特筆するようなことは起きていません。 7月初め~24日ごろまで 7月初め~24日ごろまで 投稿者:ヒワ@愛知 投稿日:2011/08/02(Tue) 19 03 00 No.1696 もう、携帯で撮影するのはかなり無理が出てきました…申し訳ないです。 ・7月の初め頃に私の自室からリビングにケージを移動しました。(元々オカメが自由に飛ぶ場所だったので、危険は少ないです) ・7月10日には飛行からの着地がほぼ完全に安定しました。 ・7月15日頃から平地移動が安定し始め、スズメと同じホッピング移動をしながら床にあるものや新聞等をひっぱったりするようになりました。 片足でもバランスを取って踏ん張ることが出来るようになって来たようです。 ・食事の基礎メニューはほぼ変わりませんが、雑草はとにかく問題なさそうなものはどんどん種類を増やしていっています。 穂ごと突っ込みますが、大抵は直に種子がカラッポになっています。 7月31日撮影 7月31日撮影 投稿者:ヒワ@愛知 投稿日:2011/08/02(Tue) 19 06 18 No.1697 #ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。 なんとか撮影することが出来ました。 ホッピング移動中、着地をする瞬間の画像です。 結構な速度で移動してきます。 7月31日、同日撮影のもの 7月31日、同日撮影のもの 投稿者:ヒワ@愛知 投稿日:2011/08/02(Tue) 19 11 14 No.1698 #ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。 同日撮影、ケージの中でホバリングしているところです。 このところ、下口ばし周辺の羽毛が少しだけ取れてハゲが見えていました。 広めで薄いしょうゆ皿のようなもので水浴びはしているのですが、恐らく足が無い為に頭だけメンテナンスが行き届いていないのだろうと判断して、濡れた布で軽く拭くようにしています。 2日目で直に羽毛が戻ってきました。 8月2日撮影 8月2日撮影 投稿者:ヒワ@愛知 投稿日:2011/08/02(Tue) 19 16 26 No.1699 #ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。 徐々に下口ばし付近の羽毛が生え戻ってきました。 体重は18gより上。 これで終わりです。 長々と失礼致しました。 Re 片足のカワラヒワ、現在に至... Re 片足のカワラヒワ、現在に至... 投稿者:ヒワ@愛知 投稿日:2011/08/02(Tue) 21 20 01 No.1701 凄く大した事ないのですが、何となく書き忘れてしまったので…。 最近ヒワマリの種を再チャレンジさせてみたところ、何度も練習したようで割って食べられるようになりました。 でもあまり食べすぎると良くない気がするので、練習位にしておきます…;
https://w.atwiki.jp/jfsdf/pages/859.html
第41話 霧の向こう 1482年 9月10日 午前3時 ジェリンファ沖南南西200マイル沖 その日、ジェリンファ沖の近海は、珍しく濃霧に覆われていた。 粉ミルクを粉末状にぶちまけた様な感がある海を、第13任務部隊はバルランド輸送船10隻を護衛しながら、 時速12ノットで航行していた。 「この世界の天候を正確に予測する事は、やはり難しいか。」 第13任務部隊旗艦である軽巡洋艦ヘレナの艦橋上で、司令官のノーマン・スコット少将はため息を吐きながら呟いた。 「仕方ありますまい。わが合衆国はこの世界に放り込まれて1年も居ないのですから。」 「天候の推移自体、元の世界と比べて暴れ馬のごとく変わっているからな。 片や北の地方で日光浴できるほどの晴天であれば、片や南の地方で家に引き込むほどの寒さ。 こんな変わった天候では気象班は大変な思いをしているだろうな。」 この日、気象班はジェリンファ近海の天候はやや曇り、時々雨と言う予報であった。 確かに、2時間前までは曇り空で時々雨が降っていたが、今や洋上は一面濃い霧に覆われている。 「まるで、アリューシャン列島で見るような霧ですな。」 軽巡洋艦へレナの艦長は、どこか懐かしむような表情で言う。 「アリューシャンの霧は、このように先があまり見えぬような霧なのです。ですから、編隊行動訓練の際に、 回頭運動を行う時は、寮艦と衝突せぬか冷や汗ものでした。」 「確かに。ほんの一昔前まではレーダーなど無かったからな。今の所、レーダーは正常に動いているから、 このように隊形を組みながら航行できる。」 「本当に便利になりましたな。」 艦長がそう言うが、スコット少将はかぶりを振った。 「そうでもないぞ。確かに便利ではあるがね。でもな、艦長。SGレーダーはまだまだ不具合が解消されておらん。 2週間前だって別の戦隊で夜戦訓練中にいきなり故障を起こして、敵役の水雷戦隊にあっさり負けたそうじゃないか。 これで肝心の実戦をやっている時に故障を起こしたりしたら、ただの役立たずだ。」 「しかし、このヘレナに搭載されているSGレーダーは、今まで不具合がありませんぞ。レーダー員も信頼しとります。」 「だから、私はTF13の旗艦をアトランタからこのヘレナに変えたのだ。全てのSGレーダーがこのヘレナのように 信頼に足る物であれば、いらん苦労はしなくてもいいのだが。」 スコット少将は、やれやれと言って苦笑する。 この時期から、アメリカ海軍の諸艦艇には各種レーダーが配備され始めている。 諸艦艇と言っても、主に戦艦や空母といった大型艦や新鋭艦に配備が優先されていて、既存の艦艇にはまだ未装備の艦が多い。 それでも、既存艦のレーダー配備は急ピッチで進んでいる。 軽巡洋艦のヘレナは7月にサンディエゴでSGレーダーを搭載された。 今日までの間、少しばかりの故障は2、3度起きたが、突然レーダーがブラックアウトしたり、 表示機があり得ぬ物を映し出した、とかいった故障は起きていない。 他の艦では未だに、レーダーが突然停止するなどの初期不良が相次いでいる中、ヘレナのレーダーだけは目立った故障がなかった。 第13任務部隊は、バルランド輸送船の護衛のために、新たに設立された艦隊である。 この任務部隊の編成内容は次の通りである。 重巡洋艦クインシー ヴィンセンス 軽巡洋艦ヘレナ フィラデルフィア アトランタ ジュノー 駆逐艦ハンマン フレッチャー オブライエン ヒューズ ラッセル アンダーソン ウォールデン モナガン エールウィン バートン オースチン ニコラス スミス オバノン モンセン カッシン 重巡2隻、軽巡4隻、駆逐艦16隻、合計で22隻の米艦が、10隻のバルランド輸送船を取り囲んでいる。 TF13の所属艦は、ほとんどがTF14、17の所属艦艇である。 実を言うと、TF14、17は書類上では健在ではあるが、実質的には無きに等しい。 8月25日に起こったバゼット半島沖海戦(バゼット海海戦とも呼ぶ)で、TF14はレキシントンを。 TF17はヨークタウンを傷付けられた。 反撃で敵竜母3隻、戦艦1隻を損傷させてエンデルドに追い返したが、艦隊の主役たる両空母は本格的な 修理を受けねば長期の作戦続行は不可能と判断された。 爆弾7発を受けたレキシントンはエレベータ部が全滅状態であるため、最低でも3ヶ月。 比較的傷の浅いヨークタウンも遅くて1ヶ月少々、早くて4週間の修理を受けねばならない。 このため、主役を欠いたTF14、17はただの水上打撃部隊と化した。 だが、シホールアンル側がジェリンファ向けの輸送船団を完全に見放したとは考えにくく、アメリカ側は バルランド側の更なる要請と、今後の事も考えて新たに第13任務部隊を編成し、TF14、17の残存艦を 中心にこの護衛艦隊を編成したのである。 そして、新編された第13任務部隊初仕事が、濃霧の海での船団護衛である。 最も、気象班が現場海域の天候予測を外したお陰で、TF13は否応無しに霧の中を進むしかなかったのだが。 「ところで艦長。」 スコット少将はふと、ある事を思い出し、まず艦長に聞いてみた。 「ここ最近、ジェリンファ沖では物騒な事件が起きているようだが。」 「司令官も聞いておられたのですか?」 艦長も、スコットの思い出したことが分かっていた。 「君も知っていたのかね。凶暴な海洋生物がまた暴れ始めている事を。」 「ええ。何度か耳にしたことがあります。確か、異変が起きたのは先月の上旬辺りからのようです。」 8月10日から、ジェリンファ沖でとある異変が起きていた。 その日は、いつもなら漁船の船倉を満たすはずの漁獲量が目に見えて減っていた。 その日の漁獲量は通常と比べて、7割ほどにしか届かなかった。 10日以来漁獲量の低下は日を追う毎に酷くなり、8月29日には漁獲量が通常の4割強にまで落ち込んでしまった。 翌日の30日。突然2隻の漁船が消息不明となった。 ジェリンファの漁協組合は、捜索隊を出したが、その捜索隊に参加していた1隻の漁船が31日の深夜、 凶暴な海洋生物に襲撃された、との魔法通信を発して以来行方知らずとなった。 それからと言うもの、ジェリンファの漁師達はこの海洋生物が去るまで沖には漁に出ないと言い張り、漁協組合は 凶暴な海洋生物のために大打撃を被る事になった。 「海洋生物は、ラエンガという名前で、なんでもサメとクジラとタコを合わせたような姿らしいですな。 昔から南大陸の住民に恐れられている生き物で、ミスリアルの部族の中には、神と奉っている連中もいるようです。」 「人をパクパク食べまくる生き物が神だって?呆れたもんだ。ならば、その部族の連中をゴムボートに乗せて この海に放り出してやればいい。そしたら、ラエンガと言う化け物の扱い方を変えるかも知れんな。」 スコットの冗談めいた言葉に、艦橋で爆笑が沸き起こった。 「まっ、ラエンガと言う奴がどんな物かは知らんが、そいつよりも恐ろしい敵、シホールアンルの奴らが この海にいるかも知れん。あの海戦の後、シホットの連中は巣に戻ったようだが油断は禁物だ。密かに 快速艦を出撃させて、待ち伏せている可能性は必ずしも否定できん。」 スコット少将は艦長の肩をポンと叩いた。 「奴らはずる賢いからな。いつ来ても迎え撃てるように、常に警戒しておけ。 のんびりしている時ほど、一番危ないのだ。」 彼は自分も戒めるように、やや強い口調で言い放った。 「分かりました。部下達にもしっかり言っておきます。」 艦橋で艦長とスコット少将が談話している間、CICではレーダー員が、PPIスコープと睨めっこをしていた。 PPIスコープは、半径24マイルの範囲にある水上目標を捉える事が出来る。 現在、レーダーに映っているのは味方か、バルランド船ばかりである。 「どうだ、異常は無いか?」 班長が陽気な声で声をかけてきた。 「ええ。静かなもんです。」 SGレーダーを見張るルイス・ベニントン二等兵曹は、レーダーを見つめたまま答えた。 「静かか・・・・それでOKだな。」 班長は無表情のまま呟いた。 ベニントン兵曹が他の者と交代してから早1時間経つが、レーダーは今の所敵らしきものを捉えていない。 同僚と交代した時、その同僚は 「どうせ暇だから、シホット共に登場してもらってお祭り騒ぎと行きたいね。」 と、不謹慎な言葉を彼に口走っている。 あの時はとんでもねえ野郎だなと思ったものだが、こうしてじっとレーダーばかりを見続けると、そう思わぬでもない。 CICは外と比べるとどこか閉鎖的な空間であり、外の見張員はあまり中に入りたがらない。 理由としては引き籠る癖が付きそうだから、だそうだ。 そのCICの外は、今は夜間という時間帯に加え、濃霧という敵が見張員の警戒活動を阻害している。 (暇とは言え、外があんな状態では、このCICが艦の眼となるんだから、重要な場所と言う事に関しては今、 この場に居る連中に艦の運命が握られているわけだ) 決して気を抜いてはならぬ。ベニントン兵曹はそう思うと、改めて身が引き締まるような思いがした。 その時、 「・・・・・ん?」 一瞬、レーダーに何かが映った。 反応は微弱である。 「今のは?」 彼は眼を凝らして反応を待った。 反応を映し出す棒状の線がまた一回転すると、PPIスコープに再び反応があった。 反応は、先程より増えていた。 「班長!レーダーが何かを捉えました!」 彼の声を聞きつけた班長が慌てて彼の傍にやって来た。 「どうしたベニントン。」 「これを。」 ベニントン兵曹はまたもや現れたレーダーの反応を班長に見せた。 「艦隊から北東方面に反応を捉えました。数は3、いや、4隻。いえ、まだ増えています。」 彼らはしばらくの間、この光点を見つめ続けた。 最終的には12もの光点が現れた。 「反応は12。そのうち、先頭の4が巡洋艦、または大型駆逐艦程度の大きさ。残りが駆逐艦程度です。」 「こっちに向かって来るな。この時間に航行中の味方艦はいない、とすると・・・・・・シホットだな。」 CIC内の空気が一瞬にして凍りついた。 「・・・・そうか。分かった。」 艦長は、電話を置いてからスコット少将に説明を始めた。 「司令。艦隊の北東、方位30度付近で敵らしき艦影を捉えました。数は12。そのうち4隻は巡洋艦クラスの反応です。」 「来たか。」 スコット少将は驚かなかった。 「全く、ずる賢いな。バルランド輸送船に対するその執念は恐れ入った。だが、今回は相手が悪かったな。」 相手側の戦力は、分かっているだけで巡洋艦4隻、駆逐艦8隻。 それに対して、スコットの手持ちは重巡2、軽巡4、駆逐艦16である。 対空軽巡であるアトランタ、ジュノーと駆逐艦8隻は護衛に残すとしても、残りで充分対応できる。 おまけに、こちら側にはレーダーがあり、敵の位置は既に掴んでいる。 「クインシー、ヴィンセンス、ヘレナ、フィラデルフィアと第23駆逐隊、第20駆逐隊で迎撃する。 全艦戦闘体制に移れ!」 スコット少将は即座に命令を下した。 敵を見つけたからには、早々に討ち取らねばならない。 「敵艦隊、なお接近中。距離20マイル、速力24ノット!」 「単縦陣に移行しつつ、敵艦隊に向かう。各艦、互いに連絡を取りつつ、隊形を組め。」 夜間、それに濃霧という悪条件の中、懸念された衝突事故は起こらずに単縦陣は汲み終えた。 先頭には、旗艦である軽巡のヘレナが立ち、次にクインシー、ヴィンセンス、ヘレナ、フリラデルフィア、 後方には第23駆逐隊、第20駆逐隊が続き、各艦とも700メートルの距離を置きながら、25ノットの スピードで敵に向かった。 敵に向かってから10分後、 「敵艦隊、本艦の左舷前方13マイルを依然として航行中。速力、進路変わらず。」 「このままいけば、反航戦になるな。ここはこのまますれ違いながら撃ち合うか、それとも同航戦に移って 正面からの殴り合いをやるか・・・・・・」 スコットはしばらく考えた後、参謀長のルイク・バートン大佐に聞いてみた。 「ミスターバートン。君ならどうするかな?」 「私が敵とやりあうのならば、12000メートルほどの距離を置いたまま反航戦をやった後、反転して 敵艦隊の後方から逆T字をしかけて砲撃します。」 「まずはレーダー射撃を行ってから、敵のケツに食らいつくというわけか。なるほど、いい案だ。」 スコット少将はやや頷いてから決断を下した。 「君の案で行く。距離が12000メートルになったら敵に砲撃を加える。」 彼は参謀長の案を取る事にした。 彼我の距離が12000メートルまで縮むまで時間は早かった。 砲撃が開始される前に、砲撃可能な第1、第2砲塔が左舷前方に向けられる。 12000に縮むまで、今にこちらに向きを変えて突っ込んで来ないか気掛かりだった。 だが、幸いにも敵は気付かなかった。 やがて、彼我の距離が12000に縮まった時、その生き物達の悲劇は始まった。 「12000です!」 CICから報告が入るや、スコット少将は命令を下した。 「撃ち方始め!」 命令一下、艦の前部がめくるめく閃光に包まれた。ヘレナの6インチ砲6門が斉射を開始した。 反航戦の場合、互いに高速ですれ違うために射撃時間は短い。 その間、1発でも多くの有効弾を得るために、スコット少将は全艦に、最初から斉射で敵を叩けと命じていた。 ヘレナの発砲が合図となり、クインシー、ヴィンセンス、フィラデルフィアが前部主砲を発砲した。 「遠慮はいらん。通り過ぎるまでどんどん撃て!」 スコット少将は続けて命令を発した。 それに従って、ヘレナを初めとする4巡洋艦や、後方の駆逐艦群までもが、5インチ両用砲を狂ったように撃ちまくる。 その直前までに、敵は24ノットのスピードで航行していたが、砲撃開始から1分が経ってまず1番目の光点が 被弾したのであろう、急にスピードを落とした。 ヘレナはレーダーが示した敵艦の位置を元に、7から6秒おきに6インチ砲を放つ。 第3砲塔や第4、第5砲塔も射界に入ったのだろう、6インチ砲15門のつるべ打ちを、霧の向こうの敵に向けて撃ちまくる。 重巡も12から14秒おきに1発ずつの割合で8インチ砲を放つ。 霧の向こうで何が起きているのかは、肉眼では全く分からない。 ただ、水柱が崩れ落ちる音や、砲弾が爆発する音、そして何か不気味な悲鳴らしき音が聞こえた。 「敵1番艦、速力低下!有効弾が出た模様!あっ、2番艦が進路変えます!」 2つめの光点が、慌てふためいたように隊形から離脱しようとする。 艦船にしては、動きが妙に俊敏に思えたが、その光点もすぐに速力を落とし、やがては消えた。 「敵2番艦、レーダーから消えます!轟沈した模様!」 「砲撃開始から10分で早くも2番艦撃沈か。いきなりドカドカ撃たれまくればたまらんだろうな。」 スコット少将は事も無げにそう呟いたが、この時、彼は何かが足りないと思った。 そのまま5分ほど砲戦を静観したあと、彼は参謀長に聞いてみた。 「参謀長、何か変じゃないか?」 「・・・・司令官も気付きましたか?」 「ああ。どうして、霧の向こうはずっとあのままなんだ?」 スコット少将は、左舷側海面を見てみる。 ヘレナが斉射を撃ち込んでいる左舷側は、霧に隠れて全く見えない。 霧の向こうは、一面淡い闇に覆われている。だが、本来なら、あるべきはずのものが、起こっていない。 「敵さん、撃ち返して来ませんな。いくら不意討ちを食らったとは言え、当てずっぽうでも砲を撃つはずですが。」 「火災炎も見えん。夜間だし、この霧だから視認はできんだろうが、それでも霧の向こうが 薄いオレンジ色に染まるとか、色々起こるはずだが・・・・・」 あるべき事、起こるべく事が起きない。なのに、レーダー員は興奮に浮かされた口調で、 「敵3番艦も速力低下!有効弾を与えた模様!」 と、きっちり戦果を報告して来る。 だが、艦橋職員は納得がいかなかった。 この不可解な現象に頭を抱えているうちにも、全艦が主砲を撃ちまくる。 砲撃開始30分後には、第23、第20駆逐隊が、敵艦隊に7000メートルまで接近するや、魚雷までも発射した。 発射してから4分後、2回のくぐもった轟音が辺りに鳴り響いた。 「目標、消滅しました。」 いつの間にか、レーダーに映っていた敵艦は、全て消えていた。 「敵艦隊は全滅した模様です。」 参謀長がスコットに言う。その表情は納得しがたいと言わんばかりだ。 「撃ち方やめ。」 スコット少将はそう命じた後、すぐに時計を見てみた。 時間は午前4時50分。 砲撃開始が午前3時50分あたりだから、丸々1時間ほど砲撃を続けていた事になる。 「司令、本艦の残弾数、定数の4割です。」 「残り4割か。撃ち過ぎたな。」 スコット少将は思わず舌打ちした。 本当であれば、3、40分ほどでカタをつけるはずだったが、砲戦中は不可解な事ばかり起きたので、 何がどうなっているのか考えているうちに1時間が経過したのだ。 その結果、ヘレナの残弾は通常の4割にまで減っていた。 「各艦とも、残弾は5割を切っているようです。」 通信参謀がそう言いながら、砲撃に加わった艦の残弾報告が届けられる。 「まずいなこれは・・・・・・しかし。」 スコットなぜ、こうなったのか思い直してみた。 敵艦隊は輸送船団に接近しつつあり、スコット少将はそれを迎撃した。 レーダーによって捉えられた敵艦隊は、スコット部隊がいる事に気が付かなかったのか、そのまま彼らの横を通り過ぎようとした。 スコット部隊はその不意を付いてレーダー射撃を行った。ここまではいい。 問題はその後だ。 砲弾が着弾し、火災炎を吹き上げる艦。弾薬庫に被弾して火柱を吹き上げる艦、と言った物は全く無く、 彼らはレーダーから送られてくる情報を頼りに延々と、砲弾を霧に向こうに撃ち込んだ。 そして敵艦隊はレーダーから消滅。文字通り全滅した。 だが、どうもおかしい。 何かが引っ掛かる。 まさか。 スコット少将は一瞬、馬鹿な考えが頭をよぎったが、すぐに打ち消した。 しかし、打ち消そうと思えば思うほど、その考えは浮かび上がってくる。 しばらく考え抜いた末、スコットは決断を下した。 「気象長。霧はどうなっている?」 「はっ。10分前から霧は徐々に晴れつつあります。あと2時間もすれば、夜明けと共に晴れるかと。」 「そうか。」 彼は頷いてから、新たなる命令を下した。 「輸送船団はこのままジェリンファに直行。我々は今より、この海域を捜索する。」 1482年9月11日 午前8時 ヴィルフレイング 南太平洋部隊司令官であるチェスター・ニミッツ中将は、通信文を目を通してから苦笑した。 「スコットも、お茶目な事をしてくれたな。」 昨日の9月10日未明、第13任務部隊は敵らしきものと遭遇し、これと1時間にわたって砲撃戦を行った。 だが、砲撃戦の最中、敵の動向に不審を抱いたスコット少将は、砲戦終了後に調査を命じた。 その結果、TF13が敵艦隊と思い込んで、砲弾を叩き込んだ相手は、あろうことかこの海域を荒らし回っていた と見られる海洋生物であった。 この海洋生物は、僅かながらに回収された死体からして、ジェリンファ住民の話していたラエンガという化け物と判明した。 つまり、TF13はレーダーに映ったラエンガの群れを敵艦隊と誤認し、砲撃を加えたのである。 「参謀長はどう思うね?」 ニミッツ中将はスプルーアンスに問いかけた。 「私が思うには、まず現場海域の天候条件がこのような結果を生んだと推測します。」 スプルーアンスはまず、結論から言った。 「TF13は、ジェリンファ沖南南西200マイル沖でこの海洋生物と遭遇していますが、現場海域には 濃い霧に覆われていたようです。夜間でも、照明弾を打ち上げれば、おぼろげながらも敵の姿は確認出来ますが、 霧に覆われているとなると、そうはいきません。それに、レーダーを導入した事が、このように砲弾を浪費させる 結果を生んだのかもしれません。レーダーは確かに優れものですが、欠点はあります。」 「それは敵味方が識別できん事。そうだな、参謀長?」 ニミッツの言葉に、スプルーアンスは深く頷いた。 「そうです。このような条件が重なった末に、今回の珍事は起きてしまったのです。」 「たかが海洋生物に1時間も延々と撃ちまくっていたのか・・・・弾薬は各艦とも4割~5割、酷いもので 3割強に減っているから・・・・・撃った砲弾は軽く2000や3000は超えるな。」 「魚雷も30本以上消費しました。下手したらその数字の上に1000発上乗せ、と言う事も考えられますな。」 スプルーアンスの相槌にニミッツは肩を竦めた。 「考えたくもないな。国民の血税を無意味にばら撒いたも同然の結果だ。スコットにはきつく言っておかねばな。 ところで参謀長。例の件だが」 ニミッツは声のトーンを下げてから、肝心の情報を聞き出そうとした。 「キンメル長官の頼みごとですな。状況は以前と同じです。」 「ふむ。以前と同じか。」 ニミッツは抑揚の無い口調で呟く。 「シホールアンルがこの南大陸に侵攻した本当の理由を調べろと、キンメル長官に頼まれたのだが、 バルランド側からの収穫は相変わらず無しか。まあ仕方あるまい。」 と、彼はそう言ってから、別の話に移って言った。 後日、スコット少将は9月10日未明の珍事の件で、ニミッツ中将から厳重注意を受けた。 その一方で、ジェリンファ沖に跳梁していた凶暴な海洋生物は10日を境に出没しなくなった。 それ以来、漁師達は安心して漁に勤しめるようになり、アメリカ海軍に感謝する事になる。 1482年9月12日 シホールアンル帝国領ヴェリンス 午後10時 ヴェリンス共和国とミスリアル王国の境目の町、ヒルクレンクは、2ヶ月前まではヴェリンス共和国残存軍 の総司令部が置かれていた。 そのヒルクレンクも、シホールアンル側の攻勢によって陥落し、現在ではシホールアンル陸軍第7軍集団の 司令部と、駐屯地が置かれていた。 そのヒルクレンクの一角で、北大陸から来た補給部隊が物資の荷降ろしをしていた。 「なあ御者さんよ。2日前から思っていたんだが。」 この日、1人の将校が、物資を積んできた馬車の御者に問いかけた。 「普通のモノに混じって積み込まれている、この円筒形の物体はなんだい?」 御者である軍曹は、表情を変える事無く質問に答える。 「次の作戦の鍵、とか言っとりましたよ。」 「次の作戦の鍵ぃ?」 将校は怪訝な表情を浮かべつつも、今しがた荷降ろしした、同様の物体の上蓋を開けた。 「こんな中身が空っぽのモノで何をするんだい?俺達に剣の代わりに、これを振り回して敵を 叩きのめせ、とでも言ってるのかな?」 「詳しい事は、自分も知らんのですよ。ただ、そいつを積み込む時にいた魔道士は材料を後で入れるとか、 現地調達とかボソボソ言ってましたが。」 「見たところ、鉄製の割には軽いし、高さは余り無い。」 将校はまじまじと円筒形の物体を見つめる。 その物体は、全体が緑色に塗られており、全高はせいぜい5、60センチぐらいである。 この円筒形の物体が、2日前から他物資に混じって前線部隊に届けられているのだ。 「中に火薬でも積めて、敵に投げ込むんじゃないんですか?ホラ、カレアントの地上戦でアメリカ軍とやらが、 自走式の化け物を持ち出したじゃないですか。」 「なるほど、戦車対策にか。だが、中身はなぜ空っぽなんだ?どう見てもおかしいが。」 将校は納得がいかなかったが、その後は別に気にする事も無く、部下と共に荷台から物資を降ろし続けた。 この時からシホールアンルの作戦は既に開始されていた。