約 61,786 件
https://w.atwiki.jp/orirowaz/pages/315.html
地獄の釜が開いたような世界において、そこだけがまるで聖域であるかのよう静寂に包まれていた。 月光のみが照らす薄暗い草原にて、小柄な少女が長身の男の前で忠義を示すように片膝をついていた。 「ようやく……ようやく出会えました、同志よ」 言って、色黒の少女は随喜の涙を流した。 その涙を受ける男は無言のまま、少女を見下ろす。 それは零れ落ちそうなほどに見開いた目玉が特徴な痩せぎすの男である。 男の纏う祭服ような長いローブが夜に揺れるのも相まって、それは宗教画に描かれる洗礼を受ける信者の様でもあった。 「同志が聖戦のため、この村に向かったと聞き及び勝手ながら馳せ参じました。 同志よ。私を覚えておいででしょうか?」 起立する大男と跪く小娘。 その身長差もあってか、ギョロリとした目玉が見下すように少女を捉える。 「……覚ぇでぃるぞ」 地の底から響くようなしゃがれた声。 喉に欠損を抱えているのか、発音のズレた喋り方だった。 「革名……征子」 「ええ……! ええ、貴方に薫陶を受けた征子にございます」 革名征子。 彼女は政府高官の娘として生まれ、父の権威を振りかざして威張り散かすそんな高慢な少女だった 父は多忙でほとんど家に帰ってこず、その憂さを晴らすように母は征子を連れ二人で海外旅行に連れて行くのが趣味だった。 10歳になる頃には欧州、北米、亜細亜の諸外国の殆どを回り切り、南米ツアーの途中ベネズエラを訪れた時に事件は起きた。 政府高官の娘と言う彼女の立場を知るテロ組織に征子が誘拐されてしまったのである。 そして、そのテロ組織において彼女の「教育係」だったのがこの物部天国である。 それはテロ組織の方針か、それとも天国の個人的な信条か、人質と言う立場でしかなかった征子には今でも判別できないが。 人質として攫ってきた征子に天国は己の掲げる思想と理想を語って聞かせた。 戦争や虐殺への抗議。腐敗の根絶。平等で公平な社会。世界の救済。 10歳の子供に対して、今の世界や体制がいかに間違っているのか、世界の醜さを噛んで含めるように。 彼女が救出されるまでの4カ月間、毎日毎日聞かせ続けた。 そしてその洗脳めいた教育を受け、まだ分別のない幼かった彼女はそのお題目を真に受けた。 大抵のテロリストは掲げる理想だけは綺麗で真っ当なモノだ。 目的達成の手段として自身が人質として取られているという醜い事実を忘れ、その綺麗なだけの目的に感銘を受けた。 小学生だった征子にとっては彼の語る理想は刺激的で、隠された世界の真実を知った気分だった。 むしろ真実を覆い隠してきた父やこれまでの世界の方が醜く思えた。 だから、救出された後もその偽善と欺瞞に満ちた世界の醜さに吐き気がした。 周囲は全て醜い豚に見え全てに噛み付く様に反抗していた。 周囲からすれば陰謀論を風潮する頭のオカシイ少女だっただろうが。 だが、それも成長するにつれ世間との折り合い方を覚えていく。 自身の知る世界の真実、衆愚の知る世界の真実。それらの差異、ズレを学びながら補正して行く。 そうして表面上はただのミリタリーオタクとして振る舞い、「来るべき日」に備えて鍛え続けてきた。 そうして、やってきたのが今日という日だ。 政府高官の娘という伝手をすべて使って国内テロ組織の動きを徹底的に調べ上げ、天国たちがこの辺鄙なこの村に訪れると知った。 いてもたってもいられず征子は闇ルートで揃えた装備を整え、こうして聖戦の地に馳せ参じたのである。 あるいはこの惨劇も、研究所を狙った同志の成果であるとすら征子は考えていた。 「…………ぉ前ぁ日本人だなぁ」 「え、ええ。そうですが」 征子は日本政府高官の娘であるから人質として攫われたのだ。 それを攫った天国が問うまでもない事実である。 黒いローブがゆらりと不気味に揺らめいた。 「―――――――ならば死ね」 「え?」 唐突に突きつけられた死刑宣告。 さしもの征子もこれには戸惑う。 「日本人は死すべきだ。世界で最も愚かな民族それが日本人である。国民の生命が脅かされている状況でも己が既得権益を優先する政府に、隣国で戦争が起きようとも危機感を持たない平和ボケした国民どもよ。マスコミの垂れ流す情報を鵜呑みにして自らの頭で考える事を辞めた奴らにでは啓蒙する機会すらない。己が無知を知れ、己が恥を知れ、己が罪状を知れ。それすらも出来ぬなら首をくくって死ぬが良い。憲法違反の自衛隊に守られる事を恥ずことすらない愚かで恥ずべき民族よ。第二次で鬼畜が如き米帝に受けた仕打ちを忘れ米国に尻尾を振るだけの狗となる日米安保など今すぐに破棄すべきだ。死刑制度などと言う犯罪者から更生の機会を奪い、被害遺族への損害補償や償いの機会すら奪い取る野蛮で残酷な国際的潮流に取り残された時代遅れの制度を続けている愚かな司法。国民が一致団結し節電を行えば原発に頼らずとも十分な電力は供給できるにも拘らず、地震大国でありながら放射性廃棄物の処理方法が確立も確立せず原発再開の声が後を絶たぬのは暴利を貪る政府や電力会社の陰謀に他ならない。これを腐敗と呼ばず何と呼ぶのか。民主制を謳いながら長らく続く一党支配による政治腐敗を打破できぬ愚かな国民、具体的な提案もできず国を背負う覚悟もない野党ども。何もかも腐っている。飼いならされる事に慣れきった家畜どもには自らの頭で考え行動する事すらできないのだ。責任感を捨てた人間に未来など無い。上も下も何もかもが救うべきに値しない愚かさである。不浄なる血脈を救うは血で贖う他ない。やはり日本は滅びるべきである!!!!!!!!!!」 恨み言を呪詛のように淀みなく並び立てる、その様子に征子も困惑を隠せず呆気に取られていた。 支離滅裂でただ恨みを吐くだけで内容がない、耳を傾けるに値しない戯言である。 「…………ど、同志?」 征子が共感したのは、もっと理路整然として輝かしい思想だった。 このような妄言を垂れ流す男ではなかったはずだ。 天国は確かに狂っていた。 テロリズムに傾倒する時点で正気ではない。 だがそれでも、征子の知る天国は己が狂気をコントロールできる理知的で聡明な男だった。 しかし征子の目の前にいる男どうだ? その瞳に浮かぶ狂気の色は。理性の欠片も感じられない。 それこそ周囲に溢れるゾンビと大差がない様にすら思える。 この男がここに至るまで、いったいどれほどの出来事があったと言うのか。 物部天国。 彼の活動は学生運動から始まり日本赤軍へと編入するお決まりのコースだった。 そして日本という国に絶望した彼は国内を飛び出し海外テロ組織にまで辿り着いた。 それは世界救済を謳う国際的テロ組織であり、北部に位置する大国を諸悪の根源として目の敵にしていた。 征子を人質として攫ったのも同盟国の政府高官の娘を人質として大国に牽制したかったからだろう。 結局、彼の所属していた組織は軍の介入より壊滅し、帰国を余儀なくされた天国は自らをリーダーとするテロ組織を国内で結成。 国際指名手配犯としてテロルのカリスマだった天国は腐敗した日本破壊を目標に掲げ同志を集った。 多くのパトロンや賛同者が集まり彼らは国会議事堂の爆破を計画を始めた。 しかしその計画は組織内部に送り込まれていたエスにより公安当局に把握されており、計画実行前に組織拠点に踏み込まれ、構成メンバーの殆どが逮捕された。 だが、その混乱に生じてリーダーである天国は逃亡。 潜伏先を転々としながら単独でのテロ強硬を目論む。 しかし、その決断が公安よりも深い闇を動かす事となった。 天国の逃亡生活はあっという間に終了した。 恐るべき迅速さで12か所あった潜伏先は瞬く間に潰され、天国は下水道に設置していた最後の隠れ家にまで追い詰められた。 そして彼の潜む下水道には重火器を装備した特殊部隊と思しき部隊が展開されていた。 今更になって思えば、重火器の使用を前提とした作戦を展開するために目撃者が出ない場所に追い詰めるべくこの隠れ家を最後に残したのだろう。 日本国内でここまで大胆な作戦行動を行える組織があるとは天国ですら思いもよらなかった。 そして下水道を逃げ回っていた所を容赦なく銃撃された。 頭部に銃弾を受けた天国はそのまま下水へと落ちた。 その間際に見た、己を狙撃した男を覚えている。 切れ長の、まるで爬虫類のような冷たい目をした男だった。 頭部に弾丸を喰らい、汚水と糞尿に塗れながらも、それでも天国は生き延びた。 だが、弾丸は手術でも摘出できない脳の深くに食い込み、脳を激しく損傷させた。 そして脳に残留する弾丸は種子のように根を張って、その憎悪を花と咲かせた。 そうなっては正気など保っていられない。 食事中も入浴中も排泄中も睡眠中すらも、何をしていても四六時中憎悪が脳を焼く。 脳に残った弾丸を中心に、己を貶めた日本人を殺せと悲鳴のような叫び声がする。 天国にもテロリズムという手段に訴えかけるに足るそれなりの理想と、それなりの良識があった。 そんな正気など狂気によって焼き切れた。 もはや高潔なテロリストだった物部天国と言う男はいない。 そこに在るのは呪いのように日本人への憎悪を垂れ流すだけの物部天国だった抜け殻に恨みと憎悪と狂気だけを詰め込んだ狂人でしかない。 細く枯れた枝木のような指が征子を指す。 「日本人ょ――――――――呪ゎれょ」 瞬間。 征子の体が爆発した。 ■ 呪い。 それは言葉によって他者に災禍を与える超自然的な現象である。 災禍の詳細は病気にする。財産を失わせる。果ては死を齎すなど様々だが、共通しているのは対象に対する悪意によって成り立ち不幸をもたらすという点だ。 脳を損傷し日本への憎悪を拗らせた天国は怪しげな呪術に傾倒した。 その信憑性など定かではない黒魔術や血の儀式に手を出した。 果たしてその成果が為ったのか因果関係は不明であるが、天国の覚醒した『異能』は相手を呪う呪詛の類であった。 狂おしいまでの憎悪を向けた「日本人」のみを対象とする、武器を暴発させ相手の自滅を引き出す自業自得の呪い。 相手が強力な武器を持つ者ほど手痛いしっぺ返しを食らう、この世で最も原始的な報復の呪詛であった。 その結果がこの爆発である。 征子が覚醒した『異能』はそれは己が肉体を爆弾として爆発させる力だった。 武器として判定されたこの異能が征子本人の自覚よりも早く呪詛によって強制的に引き出される。 全身を爆弾と化した征子の体が爆発を繰り返す爆発地獄が発生した。 連鎖する爆炎を見届け天国は踵を返す。 背後で繰り返される爆発の結末を振り返ることなくその場を去った。 彼にとっては日本人を一人呪殺したに過ぎない。 取るに足らなない些末事である。 彼の行うべきは日本人の根絶。 1億2000万を殺さねばならぬのに1匹註したところで喜んでいられようか。 天国は進む。 手始めにこの場にいる日本人を全て呪い殺さんがために。 ■ 黒衣の教祖が去りし後。 爆発は止む様子を見せなかった。 一つ爆発が終わるたびに次の爆発が始まり、断続的に少女の爆発は繰り返される。 連鎖的に続く爆音は鳴りやむことなく、周囲にまき散った炎が草原を燃やしていた。 燃える草葉が風を生み、発生した上昇気流が炎を巻き上げる。 その爆心地に在りながら、革名征子は生きていた。 己が体を爆弾とする『異能』。 爆発はあくまで征子の肉体を起点とするだけで、肉体そのものが爆発してる訳ではない。 いくら爆発しようとも彼女の体が消費されるわけではなく、この異能によって引き起こされた爆発が直接征子を傷つけることもない。 間接的な影響として、こうも爆発を続けられては呼吸は困難となるのだが、爆発自体は一過性の物であり次の爆発までの僅かな隙間を縫えば不可能という程ではない。 影響があるとするなら爆発により持参した装備が使い物にならなくなったことくらいだろう。 異能がいくら爆発しようとも征子は死なない。 征子が生きている限り呪詛によって征子は爆発し続ける。 つまり、天国にかけられた呪いを解くか征子が生命活動を停止するまで彼女は無限に爆発し続けるという事である。 「…………何故です」 だが、それすらも征子にとっては大した問題ではない。 繰り返される爆発よりも、彼女にとって問題だったのはただ一つ。 人生の半分近くの長き時間、待ち望んでいだ同胞との再会がこんな形で終わったことである。 征子にとっては待望でも天国にとって征子は一時を共にしただけのただの人質であり、同志などではなかった。 その事実を受け入れられず、何故という疑問が征子の頭を埋め尽くす。 「何故なのです、同志ぃいいいいいいいい!」 悲痛な叫びは繰り返される爆音に掻き消されて行った。 【D-1/草原/一日目 深夜】 【物部 天国】 [状態]:健康 [道具]:C-4×3 [方針] 基本行動方針:日本人を殺す 1.日本人を殺す 2.日本人を殺す 3.日本人を殺す 【革名 征子】 [状態]:呪詛、無限爆破中 [道具]:AK-12(爆発により損傷、使用不可)、コンバットナイフ(爆発により外面が損傷、使用可能) [方針] 基本行動方針:同志に従う、従いたかった 1.同志、どうして…… 030.霧の中 投下順で読む 032.Danger Zone 時系列順で読む 033.深夜病棟廻 SURVIVE START 物部 天国 野獣死すべし SURVIVE START 革名 征子 JUST THE WAY I AM
https://w.atwiki.jp/kakureminshu/pages/18.html
東京電力福島第一原子力発電所の事故で、気象庁が放射性物質の拡散予測を連日行いながら、公開していなかったことに関し、枝野官房長官は4日午後の記者会見で、「少なくとも隠す必要のない情報。誤解を生まない説明を付けて、公表すべきだった」と述べた。 http //www.yomiuri.co.jp/national/news/20110404-OYT1T00746.htm ちなみに、記事にはないが、2週間前、枝野は気象情報の公開の必要なしと明言していた。 地震直後からドイツ、オーストリア等、日本、および全世界への放射性物質の悲惨予測を公開しており、いくら民主党が隠ぺいしても正しい情報が日本を含めた全世界の人間に知れ渡ることがまるで理解できないほど知恵が回らないのが菅、枝野をはじめとする民主党、および官僚である。 また、これまで数々隠ぺいやねつ造情報の流布に対し、一切反省のコメントも謝罪もなく、平気で国民を危険にさらすことを何とも思っていないようである。 もはや枝野をはじめとする民主党や官僚には、人間としての良心や精神が全くないのであろうことがうかがえる。
https://w.atwiki.jp/kknpnews/pages/37.html
lt; nbsp;2007-07-16 | 2007-07-18 nbsp; gt; 目次 プラント状況 6 号機、海水への放射性物質漏洩 7 号機、大気への放射性物質漏洩 プラント状況 東京電力 新潟県中越沖地震の影響について(午後5時現在) 46 項目の問題を報告。 1 号機 励磁用変圧器油漏れ、主排気筒ダクトにずれ、原子炉建屋ドア電源断のため開放、非常用ディーゼル発電機室水溜り、消火系配管損傷で 1670 m3 の浸水、変圧器「相分離母線」ずれ、オペフロに水溜り。 2 号機 主変圧器油漏れ、主排気筒ダクトにずれ、励磁用変圧器電源ケーブルダクトにずれ、取水設備洗浄ポンプ故障、タービン建屋ブローアウトパネル脱落、タービン駆動原子炉給水ポンプ油漏れ、オペフロに水溜り。 3 号機 変圧器火災、主排気筒ダクトにずれ、低起動変圧器油漏れ、原子炉建屋ブローアウトパネル脱落、オペフロに水溜り。 4 号機 主排気筒ダクトにずれ、復水器水室連絡弁に亀裂 2.4 m3 の漏洩、オペフロに水溜り。 5 号機 主排気筒ダクトにずれ、濾過水タンク水漏れ、取水設備洗浄ポンプ故障、オペフロに水溜り。 6 号機 低起動変圧器油漏れ、非管理区域と海水へ放射能を含んだ水漏れ、オペフロに水溜り。 7 号機 取水路開梁護岸ひび割れ、原子炉隔離時冷却系・残留熱除去系の水蜜扉の水密性低下、オペフロに水溜り。 開閉所 500KV 新新潟 2L 停止・遮断機付近からエアリーク、500KV 南新潟 2L 停止・油漏れ。 固体廃棄物貯蔵庫 ドラム缶約 100 本転倒、数本については蓋が開く。 事務本館 常用電源断、緊急時対策室等は非常用電源で供給、柱・梁は問題ないがつなぎ目破損、ひび多数、ガラス破損多数、空調室外機破損、防水槽破損、ダクト落下、調理器具落下。 構内その他 土捨て場一部崩落、飲料水タンク漏れ、消火設備 4 ヶ所漏水、環境ミニコン伝送不能、構内道路寸断、液状化、進入路段差、放水口護岸沈下。 原子力安全・保安院 平成19年新潟県中越沖地震における東京電力(株)柏崎刈羽原子力発電所の影響について ☆2007-08-12 追加。 6 号機、海水への放射性物質漏洩 原子力安全・保安院 平成19年新潟県中越沖地震における東京電力(株)柏崎刈羽原子力発電所6号機の放射性物質の漏えいについて ☆2007-08-12 追加。 7 号機、大気への放射性物質漏洩 原子力安全・保安院 平成19年新潟県中越沖地震における東京電力(株)柏崎刈羽原子力発電所7号機の主排気筒からのヨウ素等の検出について ☆2007-08-12 追加。 ☆2007-08-12 プレスリリースのみ追加。 おわり lt; nbsp;2007-07-16 | 2007-07-18 nbsp; gt;
https://w.atwiki.jp/kankyoanzen/pages/139.html
https://w.atwiki.jp/monosepia/pages/4923.html
食品の放射能汚染 / 放射能汚染砕石 / 汚染による予測 / 放射能汚染の今後 / 放射性物質の除去法 / 環境放射線情報 / ホルムアルデヒド汚染事件と放射能汚染 .
https://w.atwiki.jp/hamaosenmatome/pages/88.html
http //ameblo.jp/shigeo-kanou/entry-11029617233.html (関係する部分のみを記載) 9月10日、新聞各社に“放射性セシウムが検出された下水汚泥の焼却灰を横浜港の南本牧廃棄物最終処分場(中区)に埋め立てる方針を発表した”と報道される。地元住民ら約100人が13日、横浜市役所に集まり林文子市長あての抗議文を提出し、計画中止を求めた。市議会でも埋め立て決定に批判が集中した。 ―つまり、横浜市役所の上から目線、そして議会軽視の今までの強引な手法が露呈したのだ。そして。14日、市長が説明不十分を謝罪し、埋め立て凍結を表明するというどたばた劇が起こる。しかし、役所言葉の凍結は、撤回という意味ではない。その解釈には注意を払う必要がある。
https://w.atwiki.jp/hamaosenmatome/pages/31.html
【神奈川】汚染焼却灰をセメント材料に、横浜市が方針 横浜市は8日、汚泥処理施設に保管している放射性セシウムを含む汚泥焼却灰について、セシウム濃度が安定して1キロあたり300ベクレル以下になれば、セメントの原材料として資源化する方針を決めた。 市環境創造局によると、放射性セシウムを含む汚泥焼却灰は、北部汚泥資源化センター(鶴見区)と南部汚泥資源化センター(金沢区)の2か所に計5034トン(10月末現在)が保管されている。 同局は、セメントに含める汚泥焼却灰は全体の1%程度と見積もっており、「1キロあたり300ベクレル以下なら、原材料として使用しても問題はない」と判断。セメント会社との間で交渉を進めている。南部汚泥資源化センターに保管中の汚泥焼却灰のセシウム濃度は、10月27日の測定で、1キロあたり1990ベクレル。同局は「安定して2000ベクレルを下回るようになってきた」としている。セシウム濃度が300ベクレル以下に落ち着いてからセメントの原材料として引き取ってもらう。 セシウムを含む汚泥焼却灰を巡っては、市は9月上旬、南本牧廃棄物最終処分場(中区)への埋め立てを検討していたが、周辺住民が不安を訴えていることなどから計画を凍結、処理が大きな課題となっている。 (2011年11月9日 読売新聞) http //www.yomiuri.co.jp/e-japan/surprise/20111109-OYT8T00325.htm
https://w.atwiki.jp/yashima_order/pages/43.html
被爆について東大の原子力専門の早野教授のQ Aまとめ http //smcjapan.blob.core.windows.net/web/faq.htm 1. 被曝について Q. いま現在,報道されてる程度の放射線量でも被曝するものなのでしょうか? A. 放射性の原子が数十~数百個皮膚に付着しただけで,ガイガーカウンターで被曝が検出されます.今回の被曝程度は分かりませんが,被曝の検出感度は非常に高いものです. ⇒健康に影響が出始める被曝量より少ない量になることが,発電所周辺の放射線監視施設からの情報から推定されますので,ご安心ください.放射線検出の感度(被曝の有無を確認する方法)の精度は非常に高いです. Q. 間接的な被曝などについては心配したほうがよいのでしょうか.たとえば近海で獲れた魚とかには気をつけたほうが良いのでしょうか? A. 漏れた放射性物質の量が,いま報道されているレベルなら心配ありません.自然界にも放射線を出す物質は沢山あります. ⇒周辺地域の農作物,近海の魚,酪農などの環境への放射性物質の混入の影響は,今得られる情報からは微弱であると考えられます.加えて,状況が落ち着いた後に,しっかりとした調査も当然されると思います. Q.「外に出ない」ということが防御策となりますか? A. 原発の近くに行かないことが第一です.政府の避難指示20kmが目安です.そして外気に触れないことです. ⇒原子力施設からの直接の放射線や突発的な放射性物質の放出による影響は多く見積もっても2,3キロメートルです.放射性物質から身を守るためには,外気に触れない事が大切です.そのためには屋内退避が効果的です. Q. 20km以上離れれば安全ということですが,外気に触れないというのは,東京でも同様でしょうか. A. 福島と東京のあいだは250km以上離れていますので心配無用です. ⇒放射性物質は距離が離れるほど,急激に薄まりますので,問題ありません. Q. ではなぜ20kmに拡大したのでしょうか? A. 政府の判断基準はわかりませんが,アメリカで1979年に発生したスリーマイル島の原発事故の時は16km以遠には影響が及ばなかったとされています.このデータから推測すると,政府の避難指示は適切だと思います. ⇒スリーマイル島の際には,16kmでした.今回はそれに習い,万全を期す為に,20kmに設定したものと考えられます.もちろん,16km以内にいると健康に害がでるという訳ではないです. Q.一時的に放射能の量が上下しましたよね.その理由はなんですか? A.容器の内圧を下げるため排気していて,その時に放射性のキセノンやヨウ素が出たと考えられます.現在の状況では格納容器を守るほうが重要なので,これは避けられないものであったといえます. ⇒私達も,早野先生のコメントの通りであると考えます. Q. 最悪の場合はどうなるのでしょうか? A. どうなるかは,放出量と天気で決まります.ヨウ素131は空気より重いので,風が弱ければあまり遠くまで拡散しません.半減期も8日と短いです. ⇒原子力発電所の設計時の安全評価で,最悪の場合でも周辺住民に健康影響が出ないように対策されています.(立地審査指針より) Q. 放射性物質の半減期はもっと長いのかと思っていました. A. キセノン137の半減期は3.8分であり,半減期が30年のセシウム137に変化するおそれがあるので,油断はできません. ⇒半減期(放射性物質の量が半分になるまでにかかる時間)は放射性元素の種類によって,短いものあれば長いものもあります.半減期が短いものはすぐに減ります.ただし,短期的には多くの放射線を出すので,皮膚への接触や吸い込みを極力避けることが必要です.一方,半減期が長いものは,放射線をほとんど出さずに安定です.ただし,長期的に緩やかに放射線の放出が続くので,影響がないか継続的な調査が必要になると考えられます. Q. 1 時間で放射能が1/100 に落ちるというのが,ちょっと解せません.風向きとかでしょうかね. A. 放出されるのは,キセノンやクリプトンなどの希ガスの短寿命放射性同位元素が多いのです.たちまちレベルが落ちたなら,放出は長時間に及ばなかったと推測されます. ⇒原子力発電所からの放出が少なくなれば,①放射性物質は自然と崩壊し,放射線の量は減衰します.また,②大気中に拡散して薄まるという効果もあります.主にその2点のくみ合わせで,放射線の量が減少していきます.寿命の短い物質(半減期が短い物質)の場合,①の効果で「放射能が(急激に)落ちる」ということになります. Q. 第一原発付近の双葉厚生病院にて被曝者が出ているようなのですが? A. 第一原子力発電所の北北西4kmあたりのところにある,双葉厚生病院のグラウンドで自衛隊のヘリコプターによる搬送を待っていた三人が被曝したようです.除染(まずは体を洗う)が必要ということは,ここでの被曝とは原発から風で運ばれた放射性同位元素が体に付着しているという意味のようです. ⇒外気にさらされている部分が汚染されている可能性があるので,先ずは服を取り替え,手や顔を洗ってください.洗えば放射線物質は落ちます. 2. 純水・海水での冷却について Q. そもそも地震直後に運転停止はなぜできないのでしょうか? A. 「運転」は停止しています.制御棒を入れ,核分裂連鎖反応は止まっています.しかし,核分裂で生じた放射性同位元素が燃料棒にあるので,その崩壊熱で温度が上昇しますから,冷やす必要があるのです. ⇒「制御棒」とは,原子炉内に挿入することで,緊急時に核分裂反応を制御したり止めたりするための棒です. この制御棒は地震直後に挿入されており,既に連鎖的なウランの核分裂反応は止まっています. 原子力発電では,中性子による核反応を制御することが,安全な運転のために必要になります.原子炉では核分裂反応によりエネルギーが放出され,発電ができますが,同時に中性子も発生するので,その中性子を利用して次の核分裂反応を起こすことができます.このように連鎖的に核分裂反応がおこることで,大量のエネルギーが発生して発電ができます. 制御棒はその中性子を吸収する材料で,これを燃料の間に「入れる」ことで,中性子を吸収させて中性子の数を減らし,原子力発電炉の中で生じる連鎖的な核分裂反応を制御したり止めたりすることができます. ただし,燃料の核分裂により生じた生成物がさまざまな反応を起こしており,その反応による発熱を除去しなければ,燃料本体の温度上昇につながります. 今問題になっているのは,その温度上昇の抑制機能が,一部の号機に失われていることです. Q. 海水で満たすというのは最後の手段ですか?仮に失敗した場合はどうなるのですか? A. 決断したからには,何としてもやり遂げて格納容器内を冷やさねばなりません.現場の方々の御努力に期待します. ⇒これについては既に福島第一原子力発電所1号機で実施されました.今では,原子炉への海水注入作業が完了し,圧力容器(「4」の回答部分を参考にしてください)が満水状態になっていますので,作業は成功したと言えます. Q. 今後の容器の崩壊は免れたのでしょうか? A. 現在は無事ですが,海水を入れて格納容器内を冷やすことが必須ですね. ⇒「現状では無事」というのが正確な認識だと思います.全ての原子炉の核燃料の温度が十分に下がり低温で安定化すれば,「崩壊は免れた」と結論でき,それを目標に最善の対策が練られていると思います. Q. 冷却に成功すれば大惨事は回避出来たと考えていいのでしょうか? A. はい.現場の方々のご努力に期待します. ⇒現状のニュースを見る限りでは,回避できていると考えています. Q. 冷却水がどこかから漏れていたということは,海水を入れてもどこかから漏れてしまい,満たすことができないと思うのですが.だからこそ,圧力容器ではなく格納容器ごと満たそう,ということでしょうか? A. 確かな回答が出来るだけの情報がありません.「漏れていた」といいうのは,水面低下データにもとづく推測です. ⇒現状では十分な情報がなく確かなことは言えません.「漏れていた」というのは,①原子炉内の冷却水の水位が大幅に低下したこと,②蒸気の意図的な放出が始まる前の12日明け方から発電所敷地における放射線の量(モニタリングポストによる測定値.モニタリングポストとは,放射線の定点観測装置.概観は四国電力のホームページ参照:http //www.yonden.co.jp/energy/atom/word/page_02.html)が上昇していたことなどに基づいて推測されたものと考えられます. Q. 冷却水の循環が止まった結果沸騰して水蒸気になった可能性はあるのでしょうか. A. 水を圧縮しても体積は減らないので,水蒸気圧力上昇で水面が大きく下がることはありません.やはり水がどこかから失われたと考えるのが妥当だと思います. ⇒原子炉内は大気中よりも圧力が高く,水は容易には沸騰・蒸発しません.(富士山の頂上では圧力が低いため,水が100℃より低い温度で沸騰しますが,圧力が高い原子炉内ではその逆の現象が起きます.)つまり,原子炉内では,水の沸騰・蒸発によって水位が大幅に低下する状況は考えられません.そのため,早野先生が指摘されている通り,「水がどこかから失われた」というのが現状でわかる範囲の正確な認識であると思います. 3. ホウ酸について 中性子捕獲に有効なのは質量数のホウ素原子核です.ホウ酸はホウ素を含む水溶性の物質.これを海水に混ぜて,冷却水として原子炉に注入しています. ⇒ホウ素(原子番号:B)は核分裂反応の維持に必要な中性子を吸収する性質を有します.ホウ酸(H3BO3)はこのホウ素を含む水溶性の物質です.現在,福島第一原子力発電所1号機ではこれを海水に混ぜて,冷却水の代わりとして原子炉に注入しています.通常では,核分裂連鎖反応を抑える役割は主に制御棒が担っていますが,今回は燃料の一部が溶けている可能性があり,設計外の形で存在する核燃料の反応を抑えるため,ホウ酸を注入しているものと考えられます. Q. ホウ酸には,どのような効果があるのでしょうか? A. 原子炉内で中性子を吸収するのに有効です.一応,制御棒は入っていますが,燃料が制御棒の守備範囲の外に出てしまった場合,ホウ素を入れておけば核分裂の連鎖反応が始まるリスクを抑えられると考えられます.つまり制御棒による核分裂防止を補強するものです. Q. 海水・ホウ酸投入ということは,事態が収まった後も炉をつかえなくなるということでしょうか? A. 燃料棒が破損していることは明らかなので,事態が収まったらすぐに運転再開などということはあり得ません. ⇒A. 燃料棒が破損していることは明らかなので,事態が収まったらすぐに運転再開などということはあり得ません.この点に関しては状況が安定した後にまた報告があると思います. 4. 爆発について Q. 何故福島第一原発は水素爆発したんでしょうか.格納容器と建屋の間に水素が充満していたという事ですか? A. 核燃料はウランをジルコニウムという物質で包み込み,原子炉内に設置されます.このジルコニウムは高温になるほど水と反応し,水素を発生させます.水素は配管などを通じて格納容器の外に漏れ出し,建屋内に溜まっていたとみられています.この水素が酸素と反応し爆発したとみられています. ⇒ジルコニウムは,次の質問のコメントにある「第2の壁:丈夫な金属の被覆管」というものです.「格納容器」や「建屋」についても,その役割は次の質問へのコメントで確認してみてください. Q. 爆発によっても格納容器は壊れていないということですが,水素の爆発によるエネルギーが,格納容器を破損するほど大きくないということでしょうか? A. はい.建屋は壊れますが,格納容器は丈夫です.これが原子炉の重大事故を防ぐ最後の砦です.格納容器は破壊されなかったらしいので,ひとまず安心です.格納容器が守られていれば,大惨事にはなりません. ⇒以下に,どのように原子力発電所で放射性物質が閉じ込められているかを,関西電力のホームページから引用します: 「ウランが核分裂すると放射性物質がつくられます.そのため原子力発電所では,放射性物質を閉じ込めるため5重の壁でおおい,万が一の異常の際にも放射性物質を閉じ込められるように,安全確保に備えています.」(http //www.kepco.co.jp/bestmix/contents/16.html) この中で福島第一の1号機については,第1,2の壁および第5の壁が破られている可能性があります.ただ,第3の壁と第4の壁については現状では守られていると考えられています. この2つを守ることが重要で,現在全力をあげて対応が行われています. clip_image001 5. 原発の稼働状況等について Q. 「いわゆる原子炉の暴走」って何ですか? A. チェルノブイリ事故のように,核分裂が制御不能になり,原子炉出力が標準的な運転出力の10倍にもなってしまう場合のことです.ただし今回の場合は,原子炉としては運転を停止しているので,意味が違います.それでも,冷却水のレベルを下げないようにすることは必要です. ⇒「原子炉の暴走」とは核分裂反応が人間のコントロールできる範囲を超えて急激に進行する状況のことを指します.その点,福島第一原子力発電所および福島第二原子力発電所では,原子炉内での核分裂は地震直後に正常に停止しているため,「原子炉の暴走」状態にはありません.現在問題になっているのは,ウランの燃えカスがさまざまな反応を起こす際の発熱です. Q. 東京電力によると,モニタリングポストは,8カ所とも機能していないということですが? A. 第一原子力発電所のモニタリングポストは動いていませんが,第二原子力発電所のものは動いています. ⇒福島第二原子力発電所のモニタリングポスト(放射線の定点観測装置.概観は四国電力のホームページ参照:http //www.yonden.co.jp/energy/atom/word/page_02.html)は,東京電力のHPからは速報値を確認できませんが,正常に作動している模様です.また,第一原子力発電所のモニタリングポストについては,定点に設置されている通常の地点は動いていませんが,車で運べるモニタリング装置や小型のポータブルな線量計を用いて放射線量の測定は行われています.その点,発電所周辺の放射線の現状は,適切に管理し切れていると言えます. Q. リアルタイムモニターはないのでしょうか? A. 第二発電所のモニターは動いていますが,第一のモニターは昨日(3/11)から動いていません.福島県の放射線モニターも動いていません. ⇒通常であれば,発電所周辺に設置されているモニタリングポストの測定値は,電力会社をはじめとする関係機関のHPを通じてリアルタイムで確認することができますが,現状では何らかの原因でHP上のデータが更新されない状況になっています.なお,原子力安全保安院が行った13日未明の会見では,福島県が設置しているモニタリングポストの観測データも入っており,現在では福島県設置のモニタリングポストは測定可能な状況のようです. Q. 福島第二の状況も気になります.冷却が十分でないのは同じと思いますが,第一と同様の対応が必要でしょうか. A. 気になりますが,3/13 21 10現在,周辺の放射線レベルは正常値です.福島第二原子力発電所の排気筒からは,放射性物質は放出されていません. ⇒福島第二発電所は,福島第一発電所と比べて制御がある程度できている状況です.そのため,第一発電所で見られたような放射線の放出は,突然には想定されないと思います.具体的には,以下に説明します.原子力発電所では,冷却系を含む安全上重要な機器は,万が一個々の機器にトラブルが発生した場合でも正常に原子炉を制御できるよう,同じ機能を持った複数の機器が設置されています.第二原子力発電所でも冷却系統に異常が発生しているということですが,現状ではバックアップの機器を用いて冷却を維持できている状況です.そのため,福島第二原子力発電所では原子炉の冷却機能は完全には喪失されておらず,その点で,既に冷却機能が完全に喪失している福島第一原子力発電所1号機および3号機とは状況が
https://w.atwiki.jp/hamaosenmatome/pages/95.html
http //mainichi.jp/kansai/news/20111228ddf041040020000c.html 東日本大震災:大阪府「100ベクレル」がれき受け入れ 焼却ガス汚染懸念 処理拒否の市町村も 東日本大震災による岩手県の災害廃棄物(がれき)について、独自に処理基準を定めて年明けから受け入れを進める大阪府に対し、放射性物質への懸念や不安の声が上がっている。環境省は「99・99%除去できる」としているが、大気中への放出は避けられないとの意見もある。一方、がれきの処理に苦しむ岩手県内の自治体は早期の受け入れを期待している。 環境省は、排ガス中の粉じんを取るバグフィルター(ろ過式集じん)装置などがある一般廃棄物の焼却施設なら、固体化した塩化セシウムの粒子は99・99%以上除去できるとした。大阪府は、府内46施設のうち39施設で焼却可能としている。 山内知也・神戸大教授(放射線計測学)は今月、府が定めた1キロ当たり100ベクレルのがれきを燃やすと仮定し、府内のある焼却施設で放出量を試算した。その結果、セシウムを99・99%除去できたとしても、1日120トンペースで1年間焼却を続けた場合、約44万ベクレルが大気中に放出されると評価した。山内教授は「周辺住民が受ける線量は低いかもしれないが、放出を完全に止めることはできず、焼却を続ければ放出量も増加する」と指摘する。 また、山内教授は、排ガス中のセシウムがほぼすべて塩化セシウムになり、固体化するという環境省の考え方についても、「別の化合物やイオンの状態で存在する可能性が高い。だとすればバグフィルターで本当に除去できるか分からない」と懸念する。 住民の不安も高まっている。「生活協同組合コープ自然派ピュア大阪」(大阪府茨木市)の黒河内繁美理事は「少量のサンプル調査では放射性物質を正確に把握できず、過小評価の恐れがある。がれきは、汚染を広げないよう現地で処理すべき」と指摘する。 環境省が今年10月に実施した調査では、全国の市町村のうち、受け入れに前向きだったのはわずか54。同府箕面市の担当部長は10月中旬、市のホームページ上で「安全性が確認されるに至っていない。『受け入れはしない』と回答する」とし、今月27日にも「基本的スタンスは変わらない。このままでは市民の理解を得られる説明ができない」と話した。 一方、大阪市の橋下徹市長は、安全性が確認できれば受け入れるよう担当部局に指示。「大阪府市統合本部」で受け入れ場所などを検討する方針だ。府と市は今月16日、環境省に海面埋め立てに関わる指針を作るよう申し入れている。 岩手県内で発生したがれき約476万トン(環境省調べ)のうち約100万トンを抱える陸前高田市の久保田崇副市長は「とにかく早く処理したいが、手いっぱいの状況。このままだと終わるまで2~3年はかかる。大阪府が受け入れてくれればありがたい」と話している。【須田桃子、日野行介】 毎日新聞 2011年12月28日 大阪夕刊
https://w.atwiki.jp/earthruinfes/pages/1667.html
日記/2011年10月06日/ニュース記事 2011-10-07 首相 震災復旧費は全額国費で NHKニュース ttp //www3.nhk.or.jp/news/html/20111006/t10013087321000.html +記事コピペ収納 首相 震災復旧費は全額国費で 10月6日 19時17分 野田総理大臣は、東日本大震災の復興に関する参議院特別委員会で、震災からの復旧や復興に伴う財政負担について「事実上、地方の負担がなくなるような努力をしたい」と述べ、全額を国費で賄う考えを示しました。 この中で野田総理大臣は、東日本大震災からの復旧や復興に伴う財政負担について「今回は、被害の規模が大きく、自治体の財政力はもともと弱いところがあるため、できるだけ国が負担を担う取り組みを行ってきた。もっと工夫して、事実上、地方負担がなくなるような努力をしたい」と述べ、全額を国費で賄う考えを示しました。また小宮山厚生労働大臣は、民主・自民・公明の3党が、来年度から事実上廃止することで合意した「子ども手当」について、5日夜、「ちょっと姿は変えたが継続した」などと述べたことに関連して「今の仕組みは、児童手当でも子ども手当でもない中間的な形だ。子ども手当がそのまま存続しているとは言っていない」と釈明しました。これを受けて、野田総理大臣は「3党合意の精神を守っていくという思いは、小宮山大臣も当然、共有していると思う。3党合意を踏まえ、来年度の予算編成に間に合うように制度設計をしていきたい」と述べ、3党合意を重視する考えを示しました。さらに細野原発事故担当大臣は、除染によって集められる土などの放射性廃棄物の処理方法について「今月中に示すロードマップの中で、土の仮置き場や中間貯蔵施設の考え方を示したい。最終処分場に関しては、実施主体として、国がある程度全面に出るべきだと考えているが、在り方を含め、今度のロードマップに盛り込むのは難しい」と述べました。 小沢元代表“国家権力の乱用” NHKニュース ttp //www3.nhk.or.jp/news/html/20111006/t10013074471000.html +記事コピペ収納 小沢元代表“国家権力の乱用” 10月6日 17時8分 民主党の小沢元代表は、みずからの政治資金を巡り、収支報告書にうその記載をしたとして強制的に起訴された事件の初公判で、「私が罪に問われる理由は全くない」と述べて全面的に無罪を主張したうえで、「検察が国家権力を乱用して、政治家・小沢一郎個人を標的に行ったものだ」として検察の捜査を批判しました。 民主党の元代表、小沢一郎被告(69)は、資金管理団体が土地の購入資金に充てた4億円を巡り、元秘書らと共謀して収支報告書にうその記載をしたとして政治資金規正法違反の罪に問われています。小沢元代表は、検察の捜査では不起訴になりましたが、検察審査会の議決によって強制的に起訴されました。6日の初公判で小沢元代表は、用意した書面をおよそ8分間にわたって読み上げました。この中で、小沢元代表は「虚偽記載に当たらないし、共謀したことは断じてなく、私が罪に問われる理由は全くありません。この裁判は直ちに打ち切るべきです」と述べて全面的に無罪を主張しました。さらに「実質的な犯罪を犯したという証拠は何もないのに、私と私の資金管理団体だけが東京地検特捜部によって強制捜査を受けたのは、公正で厳正な法の執行とは言えず、明らかに常軌を逸しています。捜査は検察という国家権力が政治家・小沢一郎個人を標的に行ったものとしか考えようがありません」と述べて、検察の捜査を批判しました。また、小沢元代表の弁護団も、「小沢元代表は4億円を秘書だった石川議員に渡しただけで、収支報告書に記載する必要はなかった」と述べ、無罪の判決を言い渡すよう裁判所に求めました。これに対して、検察官役を務める指定弁護士は「元秘書らは、小沢元代表から提供された4億円について、『表に出せない資金』と考え、収支報告書に故意に記載しなかった。元秘書らは日頃から小沢元代表の指示を受けずに無断で行動することはなく、小沢元代表が報告書が提出される前に元秘書らから説明を受け、了承していたことは明らかだ」などと主張しました。小沢元代表は弁護士と弁護士の間の席に座り、時折、手元の書類を見る以外は背筋を伸ばして、じっと法廷でのやり取りを聞いていました。また、閉廷する前に、裁判長から「次回の裁判にも必ず出席するように」と言われると、「はい、分かりました」とうなずきながら答えていました。審理は来年3月まで合わせて16回開かれ、判決は、来年4月下旬に言い渡される見通しです。 2号機炉内、センサーで調査=作業員死亡、3人目―福島第1 (時事通信) - Yahoo!ニュース ttp //headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111006-00000063-jij-soci +記事コピペ収納 2号機炉内、センサーで調査=作業員死亡、3人目―福島第1 時事通信 10月6日(木)13時24分配信 東京電力福島第1原発事故で、東電は6日、2号機原子炉内の損傷状況を詳細に確認するため、通常は運転中の出力確認に使う計124個の中性子センサーに電気信号を送り、反応があるセンサーがどれだけ残っているか調べると発表した。3号機でも来週行う。 1~3号機原子炉は冷却機能喪失で炉心が溶融し、燃料の大半が底部に落下したとみられている。中性子センサーは炉内の上から下まで4カ所に設置され、1カ所につき31個。大半が燃料と一緒に落下したと考えられるが、信号に反応があれば残っている可能性がある。 また東電は3、2号機に続き、1号機でも原子炉への注水ルートを複数にして安定化させるため、圧力容器上部のヘッドスプレー系を使えるか調べる。 一方東電は、同原発で放射能汚染水の貯蔵タンク関連の作業をしていた50代の男性作業員が5日に体調不良を訴え、6日に死亡したと発表した。男性は8月から働いており、累積被ばく量は約2ミリシーベルト。東電は、被ばくと死因との因果関係は考えにくいが、死亡診断書で確認するとしている。作業員の死者は計3人となった。 【関連記事】 〔写真特集〕福島原発 〔写真特集〕原発20キロ圏 〔写真特集〕海外の原発事故 〔写真特集〕津波、その瞬間~福島原発の防波堤を乗り越える様子~ 【ルポ】重大事故から25年、チェルノブイリは今~住民いまだ帰還できず 最終更新 10月6日(木)17時20分 「日本で大麻もらって知らずに吸った」 BIGBANGメンバーの説明に疑問の声 (J-CASTニュース) - Yahoo!ニュース ttp //headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111006-00000003-jct-ent +記事コピペ収納 「日本で大麻もらって知らずに吸った」 BIGBANGメンバーの説明に疑問の声 J-CASTニュース 10月6日(木)19時22分配信 日本でも大人気だという韓流グループ、BIGBANGのG-DRAGONさん(23)が大麻を使用したとして韓国で摘発されていたことが2011年10月5日、分かった。結果的に起訴猶予処分となったが、G-DRAGONさん側の説明には疑問の声も挙がっている。 これまでの報道をまとめると、G-DRAGONさんは6月中旬に検察で毛髪検査を受け、陽性反応が出たが、使用量が少ない上、常習性も認められず、大学生であることも考慮して起訴猶予処分になったという。 ■弁護士「1回吸っただけで陽性反応が出るのは少しおかしい」 10月5日には所属事務所によって事件の経緯を説明する謝罪文が発表された。 BIGBANGの公演で5月に来日したとき、日本の関係者との酒席に参加した。そこでトイレに行った際、ファンと見られる若い日本人が、G-DRAGONさんに挨拶をしてきてタバコをくれたので、好意に応じるため2~3口吸ったところ、普段のタバコと違う変な感じがしたので便器に捨てたという。 なぜ突然、韓国で毛髪検査されることになったのかなどは明らかにされていない。 常習的に吸っていたのではなく、日本で大麻を譲り受け、大麻と知らずに少し吸ってしまったということだが、本当にそれだけで陽性反応が出るのか。 薬物事件に詳しい弁護士の小森榮氏によると、常習者の場合、使用後数か月経っていても毛髪検査で陽性反応が出ることはあるが、それまで大麻を吸ったことのない人が2~3服吸った程度で反応が出るかは微妙だという。 「日本の裁判では、毛髪検査は薬物の常習性を立証するためにやる。1回ちょっと吸っただけで毛髪から陽性反応が出るというのは少しおかしい。海外のことなので詳しくは分からないが、鑑定やったことある人ならみんなそう思うのではないか」 ■テリー伊藤「本当に反省しているのか」 また、G-DRAGONさんは2~3服吸って普段のタバコと違う感じがしたというが、大麻は臭いが強く、大麻の臭いを知っていなくても、手元に持っただけでタバコと違うことが分かるという。 G-DRAGONさん側の説明については、テレビの情報番組でも疑問の声が挙がっていて、アナウンサーの小倉智昭さんも「とくダネ!」(フジ系)で「大麻って臭いで普通すぐわかる。ちょっと吸っただけで毛髪に反応が出るかも疑問」とコメント。 テリー伊藤さんも「スッキリ!! 」(日テレ系)で「彼の言ってることは全部、受け身なんですよ。もらいました、吸いました、知りませんでした。本当に反省しているのか」と厳しく意見していた。 BIGBANGは日本では09年にデビュー。東方神起に続く男性の韓流グループとして、若い女性を中心に高い人気がある。今回の事件はファンにとってかなり衝撃だったようで、Mixi内にあるG-DRAGONさんのファンコミュニティには「悪いことは悪いことだし しっかり反省してほしい」といったものだけでなく「検察に毛髪検査を受けるってことはやっぱり常用者として目をつけられてたんではないかと思います…」という見方が書き込まれていた。 【関連記事】 小林よしのり「フジデモ」痛烈批判 「ネトウヨ」は年収200万円以下の下層でしょ? 2011/10/04 「日本文化ぱくってばかり」と非難 ネット動画に韓国メディア激怒 2011/10/03 ジョブズ氏訃報「ジョン・レノン死亡に似ている」――茂木健一郎氏 2011/10/06 「お前の会社をつぶしてやる!」 電話口で呪いをかけるお客さま 2011/10/05 コスパ優秀店集めた新ミシュランガイド 2011/07/14 最終更新 10月7日(金)11時32分 労使交渉打ち切り…NBA開幕絶望 シーズン消滅も (スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース ttp //headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111006-00000039-spnannex-spo +記事コピペ収納 労使交渉打ち切り…NBA開幕絶望 シーズン消滅も スポニチアネックス 10月6日(木)7時2分配信 NBAの労使交渉が4日にニューヨークで行われたが、年間9億ドル(約693億円)の収入配分をめぐって紛糾。オーナー側の譲歩案を選手会が拒否したために交渉は打ち切られた。 この結果、プレシーズンの残り77試合は中止。レギュラーシーズンが82試合から50試合に短縮された98年以来、13年ぶりに開幕が延期されるのは避けられない事態になった。 旧協定での選手への収入配分は57%で、選手会側はすでに53%にまで譲歩。一方、オーナー側は当初の46%をこの日47%に修正し、交渉終盤では49%を提示してきたが、選手会側は51%までしかハードルを下げなかった。11日までに新労使協定が成立しない場合には開幕(11月1日)から2週間の全試合も中止。次回交渉は未定で、最悪の場合はシーズン消滅という危機的状況に陥る可能性もある。 ▼フィッシャー選手会会長(レイカーズ)溝を埋めることができず、合意できるような一日にはならなかった。 ▼スターン・コミッショナー いい案を提示できたと思うがうまくいかなかった。今のところ新たなプランは何もない。 【関連記事】 親善どころか大乱闘!人民解放軍チームVS米名門校 コービーは伊へ ロシア、中国にも…NBAスターの海外流出加速 ロッドマン氏 殿堂式典にド派手衣装で登場 ロックアウト中なので…NBAリバウンド王がビーチバレー参戦 ニューヨーク 、 労使協定 、 フィッシャー を調べる 最終更新 10月6日(木)8時16分 クローン技術でヒト万能細胞作成…米チーム (読売新聞) - Yahoo!ニュース ttp //headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111006-00000120-yom-sci +記事コピペ収納 クローン技術でヒト万能細胞作成…米チーム 読売新聞 10月6日(木)3時7分配信 読売新聞 未受精卵に皮膚細胞の核を移植するクローン技術を使って、様々な種類の細胞に変化できる人間の「万能細胞」を作ることに、米コロンビア大学などのチームが成功した。 6日付の英科学誌ネイチャーに発表する。 通常のクローン技術では、未受精卵の細胞核を除いてから皮膚細胞の核を移植する。マウスでは、この細胞を胚盤胞という段階まで分裂させ、「クローンES細胞」とよばれる万能細胞を取り出すことに成功している。しかし、人間の場合は細胞分裂が途中で止まり、万能細胞を作れなかった。 研究チームは、未受精卵の核を残したまま皮膚細胞の核を入れた。電気刺激で二つの核が融合して細胞分裂を始め、胚盤胞まで成長。万能細胞を取り出せた。 最終更新 10月6日(木)3時7分 名前 コメント ◇◆前へ/次へ/目次へ