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【エリア名】 1-2の電脳 【読み方】 いちねんにくみのでんのう 【分類】 電脳 【場所】 才葉学園 【登場作品】 「6」 【詳細】 才葉学園の1年2組の教室のブラックボードにプラグインすると入れる電脳。 中にはホワイトカプセルとHPメモリのミステリーデータがある。 どちらも割と有用なので回収しておこう。 また、3章からはウイルス博士が登場し、話しかければバトラーカードを2000ゼニーで買える。 学校の、それも1年生の教室に不審者がいるが、大丈夫なのだろうか。
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所沢市北秋津876-2 所沢コーポラスB-608 ベビーマッサージセラピスト 金澤 美紀 Your Name Email Address Message
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【検索用 こっかいきょうしつにて 登録タグ 2020年 VOCALOID こ 初音ミク 卯花ロク 曲 曲か 水豹】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:卯花ロク 作曲:卯花ロク 編曲:卯花ロク イラスト:水豹 唄:初音ミク 曲紹介 恋は懲罰 曲名:『告解、教室にて』(こっかい、きょうしつにて) 卯花ロク氏の処女作。 歌詞 (YouTubeの動画説明欄より転載) 光が射す教室で談笑は右から左へと バレないように目を流す それだけでよかったのにね 日に日に思いは募るばかり 気になり何もかも手につかない 見えない掌が心を掴む これは満たされない感情だ これは許されない誤ちだ 裁決を 恋を育てた私に あなたが私を救わなかったら こんな気持ち 孕まなかったのに 二人で笑い合う姿見つめ その度に罰が締め付ける 誰か この薄汚れた私を叱ってください 茜照らす教室で居残るあなたと目が合った 嬉し哀し 綯交ぜに 浅き夢を見て溺れる私 あなたが私の全てになった こんな気持ち 亡い方がよかった お姫様から奪い去れたらと 希うバカな気持ちなど 腫れたこの心の臓が私を押し潰しそう 伝えたら楽になれるかなって あわよくばがあるかもしれないって 吐き気がして 苦しくって 抑えつけた恋は破裂しそうだよ かみさま どうして産み落としたの? こんな気持ちを知るくらいだったら 水底の貝でありたかったのに この器が悲鳴を上げる ただ あなたが私の太陽だった こんな気持ちじゃなかったら きっと照らされてるだけでよかったのに 焦がされること 望みました 誰か この恋心と私を炉に焚べてください そしてあなたと恋人の糧になれたらと願うの コメント わーすごーい(語彙力低下) -- 名無し (2020-12-21 20 59 58) しぬほどすき -- 名無しさん (2021-02-20 15 46 30) 最近初めて聞きましたが、神ですね! -- 名もなき人 (2022-07-14 18 43 48) 名前 コメント
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【黒の教科書】とは世界がまだ暗黒のときに作成された魔導書である。『エターナルフォースブリザード』を始めとした一般人には到底扱うことのできない魔法が多く掲載されおり生半可な者が見ると目が潰れると言われている。あまり現存しているものはなくホグワーツ図書館などで厳重に保管されており一般人の閲覧は不可能となっている。そんな魔導書に掲載されている魔法を書いていくっていうここから先は最上級魔法使いの世界だァ! 炎 水 雷 木 煙 音 地 風 氷 鉄 光 闇 無 3つ以上の合体禁忌魔術 炎 ライジングソウルフレア 発動条件 炎ランク+闇ランク=12以上から 分類 攻撃魔法 範囲 魂の炎の勢いによって変化 自身の魂の炎を消費し敵を焼き尽くす命がけの黒焔の禁忌魔法。自身の魂の炎の勢いを感知できるほどの高位な闇の力も必要とする。 死魔殺炎烈光(ディアボリックデスバースト) 発動条件 炎ランク8以上かつ光ランク4以上 分類 攻撃魔法 範囲 術者の力量によって変化 ある魔王がエターナルフォースブリザードに対抗するために編み出したVIP三大魔法の一つ。前方にもの凄い衝撃波を放ち一瞬で大気ごと敵を燃焼させる。しかし未だこの魔法がエターナルフォースブリザードとぶつかり合ったことはなくどちらが上かはわかっていない 水 雷 木 煙 音 ハイブリッドシナジードライブ 発動条件 木ランク+音ランク=12以上から 分類 補助魔法 範囲 超広範囲 禁忌の洗脳魔法。木属性によって強化された洗脳音波を発生させる。生物を操る能力を持つ二つの属性を組み合わせたこの魔法の力は極めて強力で空、地中に居てもこの魔法からは逃れることはできない。しかしこの魔法の発動中術者は行動不能になるので注意 地 風 氷 エターナルフォースブリザード 発動条件 氷ランク8以上かつ闇ランク4以上 分類 攻撃魔法 範囲 術者の力量によって変化 一瞬で周囲の大気ごと敵を氷結させる。王立研究機関VIPで開発された氷影の禁忌魔法。魔法の体系化に成功したVIPの永きに渡る研究の末に生み出された最凶最悪の魔法である。 エターナルフォースホーリーブリザード 発動条件 氷ランク≧光ランクで合計が12以上 分類 攻撃魔法 鉄 光 闇 無 ル・ラーダ・フォルオル 発動条件 無ランク12以上 分類 補助魔法 範囲 術者の気分次第 西のエデンの中心に存在するりんごの樹の精霊が使用したVIP三大魔法の一つ。『オメガルーラ』に匹敵するほどの力を発揮する転移魔法だが『ある呪文』を唱えられると自分が死ぬので注意 3つ以上の合体禁忌魔術 パッシヴ・ヘル・アンド・デス 発動条件 炎ランク4+雷ランク4+鉄ランク4 分類 攻撃魔法 範囲 一点集中型なので狭い 攻撃力の高い2つの魔力を鉄を媒体に集中させ敵を叩き一瞬で肉塊にする。その肉でドーナツを作ると美味しい
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三好剣道教室 稽古場所 木曜日 PM6 30~PM8 00 三好公園総合体育館 剣道場 土曜日 PM6 30~PM8 00 みよし市立三好中学校 武道場 指 導 者 剣道教士七段 水野 隆 ・ 剣道教士七段 小林恒夫 対 象 者 小・中学生 会員募集 いつでも入会を受け付けています。 親子での参加も歓迎します。経験者・初心者を問いません。 お気楽に見学にお越しください。 ※稽古時間内であればいつでも見学が可能です。1ヶ月の無料体験あり 年 会 費 16,500円 ※年会費に含まれるもの 剣道連盟年会費、スポーツ保険、スポーツ少年団登録費、月謝(会場使用料含む) <お問い合わせ> 直接稽古場所へ 又は指導者小林恒夫へ メールアドレスkobatsune.77@gmail.com 携帯090-8867-6850 ※ドコモ、au、ソフトバンクからメールを送信される方は、 Gメールを受信可能にして下さい。
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登録日:2009/08/12(水) 08 20 42 更新日:2021/08/04 Wed 01 33 09 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 ruf エロゲー エロゲーブランド シエラレオネ 魔改造ポルシェ ruf(ルーフ、アールユーエフ) 1. RUF(Revolutionary United Front) 革命統一戦線 シエラレオネ内戦に関与していたアフリカ・シエラレオネの反政府武装集団。 内戦終結後は「革命統一戦線党(RUFP)」として政党に改組したものの、2007年に全人民会議(APC)と合併した。 シエラレオネ東部のダイヤモンド鉱山を抑えたことで、豊富な資金と武器を確保し、一般市民に対して暴行・虐殺・破壊を繰り返した。 また、少年少女を拉致して、麻薬・セクース漬けにして殺人マシーンに調教。 そして、国際調停員にも手を出すとやりたい放題していた。 2. RUF ドイツの自動車会社。 ドイツ製高級スポーツカーポルシェ911シリーズをベースとしたチューニングカーを製造している。 ポルシェ製車両の整備、修理やチューニングにレストア(車両復元)等もこなす。 ライセンスの都合でレーシングゲームに出ないポルシェの代わりとして登場することが多い。 名車「CTR」、通称「イエローバード」はPSP「グランツーリスモ」での扱いにくさが異常。 それ故テールスライドを抑え、時にテールスライドを上手く利用し乗りこなす達成感もなかなかの物。 それもそのはず、RR駆動方式でホイール感覚が狭くトラクションがかかりやすい反面オーバーステア気味になりがちな930型911にツインターボで、 469馬力までチューンアップされたエンジンを搭載し、さらにボディも1.15トンにまで軽くされたと来たら… 危険な香りがするのは目に見えているのである。 ちなみに最高速は340km/hと未だにポテンシャルが高い。 チューニングカーといえども魔改造でほとんど純正911のパーツを使用せず、ほぼ自作。 自動車メーカーとして登録されてるので車検証もポルシェとは記入されない。 また、自社が公認したコンプリートカーやコンバージョンカー以外にはパーツ供給をしないなど徹底している。 ポルシェ側はホワイトボディを提供しているのみで、自社のプライドといえるエンブレム変更を唯一容認しているメーカーである。 3. RUF 日本の芸能事務所。 4. RUF(Ready-to-Use-Food) 栄養価が高くそのまま食べられる栄養治療食品。 5. ruf 日本の株式会社ウィルのアダルトゲームブランド。 作品のほとんどを他社が製作している。 メーカーが弱小企業なので作品もかなりマイナー。 だが、作品の評価自体は高く、実は地雷率がかなり低くかったりする。 正に「知る人ぞ知る」メーカー。 作品リスト ※は製作した会社 POW ~捕虜~※FlyingShine 贖罪の教室 ~The seven stories of sin~※FlyingShine 贖罪の教室 BADEND※FlyingShine 生贄の教室※FlyingShine 傀儡の教室※FlyingShine 傀儡の教室 HAPPYEND※FlyingShine 奴隷市場※大吟醸 いなおり※大吟醸 奴隷市場 Renaissance※大吟醸 セイレムの魔女たち※大吟醸 螺旋回廊※age 螺旋回廊2※age 独占 背徳 羞中恥療室 ユメミルクスリ つくとり 追記、修正よろしく。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 名前 コメント
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人類管理局の組織図。微妙に裏で政府が支援してる非政府組織(NGO)。 活動範囲は主に極東。西にもちらほら拠点がある。 アルファ基地、ブラボー基地という風に東アジア一帯に拠点がある。 ヨル達の渋谷支部はX。だから上司がミスターX。 アルファベットが若いほどエリート的社会復帰。XYZは汚れ仕事。 つまり、ヨルのいる支部は問題児ばかりの教室のようなもの。 トーキョーメビウスは案外ヤンキー教師マンガと近いかもしれないw ヨルは人類管理局の設立メンバーで本当はけっこうエライ人。 妻子の死をきっかけに幹部からドロップアウトして現場に居ついた。 人類管理局のトップは旧友。ヨルへの未練やら失望やらで嫌味をぐちぐち。 でも悪い人ではない。実は幹部の椅子もずっと空けてある。 アサ柔道部時代。胴着に鉢巻。長髪。 顔は広く、各部活に知り合いや友人。 吹奏楽部(スイブ)のミヤネとか演劇部(ゲキブ)のイソダとか、サークル名+人名。 運転手の意外な年齢(15歳)。他キャラと対比させて強調。 たとえばアサより2才年下。ホワンや水野より6才年上。 同じく年齢差ネタで、シャオチャオ(22)はアトリ社長(20)より年上。 運転手は色んな組織のキャラと絡ませる予定。敵というより業者。 コクリ医師のもとに薬届けたりとか。 トランスフォーマー機動を活かして目の前にズドンと到着。 運転手。乗り物との融合能力。 身体像(ボディイメージ)にあわせて現実変容。トランスフォーム。 乗り物以外の物は巻き込めない=人や積荷があるとNG。 戦うときは「降りてください」。 変身パターン。 車のボディが折れて胸部全面と背部後面に分かれる。折れた隙間から頭部。 キンキンキンキン…!って連続折り畳みするパーツ。南京玉すだれ。 ヘリのプロペラがシャキンと回転して扇子のように閉じる。二対の翼パーツに。 完成したあと胸部のヘッドライトが点滅。 激しく変身したあと、後ろ向いてた上半身がぐるーりとまわって正面に。ロボっぽく完成。 機動パターン。 逃げる武装トラック後方を追う変形スーパーカー(人型)。スケートみたいに滑る。 対向車をむんずと掴んで投げ。トラック直撃、爆破…とか。 ヘリで飛んでる時、敵砲弾を受けてふらふら、赤レンガの時計塔に衝突ズズーン。 壁沿いにぶつかりながら回転落ち→地面直前で変形→にゃんぱらり。 大型バイク→遠くからミサイル飛来→変形して曲芸避け。通行人の頭上を飛んだり。 ミサイル撃った戦車に迫り、発砲タイミングぎりぎりで人型化ひらり、砲塔に腕ひしぎ。 「なにすんですか!えい!」銃身をリボンのように捻じ曲げて結ぶ。 企業名。日系が多いので普段はカタカナ表記でも実は漢字表記も存在する。 ガラサキ→伽藍埼重工、とか。 元ネタのTRPGシャドウランにも淵(フチ)・コーポレーションとか シアワセインダストリィとかあったもんな。シアワセ→死泡瀬、とか?w わかりやすい悪役がもっと欲しい。ぶっ飛ばしても構わん奴。 ラストの蜘蛛の糸展開のところで、ガチで何十年も時間を経過させたりしたい。 逆「精神と時の部屋」みたいなワームホールを通過してる的なかんじで。 SFっぽい。喪失とか、もう戻れない感欲しい。物語世界を壊したい。
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「おい須賀、今日も行くのか?」 京太郎「ん?あぁ。あの人のこと放って置けなくてな」 「まったく、早く爆発しろよ」 京太郎「べ、別にそんなんじゃねぇし!!」タタッ 「……ほんと、素直じゃねぇな」 昼休み、いつもと同じやり取りをして教室を出て行く。あの人はなんか放っておけないんだよなぁ。 いつも通り早起きして作った二人分の弁当を持って三年生の教室まで小走りに向かう。 三年生の教室の前に着くと先輩の一人がこちらに気付いて声を掛けてくれた。 「あ、須賀君いらっしゃ~い。いつも大変だね、ご苦労様」 京太郎「あ、どうも。お邪魔します!全然大変じゃないですよ。好きでやってることなので」 「ふ~ん好きで、ね~」 京太郎「か、からかわないでくださいよ」 「あはは、ごめんごめん。ま、頑張ってね~私たちは応援してるから、じゃね~」 そういって笑いながら去っていく顔なじみの先輩達。いつもこの教室に来るたびにからかわれている。 もはや入りなれた三年生の教室へ入っていく。中では昼食を食べてらっしゃる先輩達がいるが、既に皆顔見知りだ。 俺に気付くと先輩達は声を掛けてきてくれるかニヤニヤと笑みを浮かべている。 俺は適当に挨拶して窓際のとある席へ近づく。その席には一人の女性が座っている。 くせのある綺麗な白い髪、特徴的な眉毛、ダルそうに机に身を預けてる女性。俺は近づいて声を掛けた。 京太郎「お待たせしました。シロ先輩」 白望「……ん、いらっしゃい…」 窓際の一番後ろ、この席に座っている先輩にお弁当を届ける。それがここ半年の俺の日課だ。 京太郎「さ、食べましょう。今日のは自信作なんですよ」 白望「ん……はぁ……ダル…食べさせてほしい」ダルー 京太郎「はいはい、かしこまりました。はい、あーん」 白望「あー……ん、おいひい……」モグモグ 京太郎「ありがとうございます。その卵焼きは今日一番のできだったんですよ。じゃぁ俺もって……おれの卵焼きは?」 白望「……京太郎……あ、あーん…」スッ 京太郎「え?い、いやそれは恥ずかしいっていいますか、その……いつもはそんなことしませんよね?」 白望「今日はダルくないから……ん…」スッ 京太郎「それじゃあ、あ、あーん。……ん、うん。おいしい」 白望「……自画自賛?」 京太郎「やっぱり綺麗な先輩に食べさせてもらうと全然違いますね」ニコッ 白望「っ……バカ…///」カァ 京太郎「次は俺の番ですね。はい、あーん」スッ 白望「今は…ちょっとダルい///……ちょいタンマ…」 いつもと同じようで少し違う日常が過ぎ去っていく。 カンッ! おまけ 塞「うわー。あんなこといつもやってるの?」 エイスリン「半年間ズット!」バッ!(口から砂糖の絵) 胡桃「そりゃエイちゃんもこっちに避難してくるよね。ここのクラスの人はよくあの教室でご飯食べられるよ」 エイスリン「ミンナコーヒー飲んでる!」 塞「あ、本当だ。しかも皆ブラックだし…。私達は隣のクラスでよかったね」 胡桃「部室ではそんなそぶり全然見せないのにね」 豊音「いいなー私も京太郎君とお昼食べたいよー。……私も作ってこようかな」ボソッ 塞「えっ!?」 エイスリン「ワタシモ!負けない!!」(ハートがバーニングしてる絵) 塞「エイスリンも!?」 胡桃「……充電しながら食べさせあうのも……ありかも」 塞「胡桃まで!?だったら私だって……でも……///」 トシ「青春…だねぇ……」 もいっこカンッ!
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長い歴史を持つトリステイン魔法学院でも前例のない、幻獣でも、ただの獣でも、ましてや亜人でもない、人間が召喚されるという事態に、ルイズのコントラクト・サーヴァントによる契約は、禿頭の教師、コルベールによって一時的に中止となった。 中止の言葉を聴いた際、ルイズはこれ以上ない程に不安な顔を見せたが、サモン・サーヴァントは、結果はどうあれ成功した事に変わりがない。と、ただコントラクト・サーヴァントの契約は、コルベールの名前の元で預かる形にすると言葉に、安堵の余り、その場で腰を下ろしてしまった。 しかし、ここからが問題だ。 生徒達よりも長く魔法使いとして生き、教師としての生活も長いコルベールにも、この目の前に立つ女性の処遇について、個人では決めかねる問題だ。 「ミス・アティ。でよろしいかな」 「あ、はい」 生徒達に見せる、穏やかな視線に若干の困惑を混ぜ、アティに向き直る。 未だ素性の分からない女性ではあるが、万が一にも高貴な身分の人間であるとしたら、魔法学院はおろか、トリステインという国家規模の問題にまで発展しかねない不祥事なのだ。 教師生活が長いとはいえ、このような問題に直面した事のないコルベールは、しかし柔軟な思考を以って、この問題は自分だけではどうにもならない事だと判断した。 「私は当トリステイン魔法学院で教鞭を執っている"炎蛇"のコルベールと申します。 失礼ですが、現在の貴女の状況を詳しくお教えする為に、一度場所を変えてお話したいと思うのですが、よろしいでしょうか」 場所を変え、トリステイン魔法学院の学院長室へ向かう道すがら。 校舎に入るまでの間、三者の間で交えた言葉はコルベールにとってはいたく興味深く、ルイズにとっては救いであると同時に、絶望で、アティにとっては、現在の自分の立場を理解する上でとても貴重なものであったようだ。 曰く、アティというこの女性は、貴族ではないらしい。これにはコルベールもルイズも驚くと同時に安堵のため息を漏らした。彼女が貴族でない以上、少なくとも外交問題に発展する危険性はなくなったのだから。 これに対して、ルイズは持ち前の強気さを取り戻し、それならば、コントラクト・サーヴァントをこの場で実行してしまえば良い、とコルベールに進言したが、それはコルベールが却下した。貴人でない事はアティ自身の進言ではっきりとしたが、会話の端々に、何か自分達の使わない言葉や地名が表れた事から、遥か遠い土地から召喚されてしまった可能性があり、安易かつ一方的に契約を許可する訳にはいかないと判断した為だ。 コルベールのこの対応に、ルイズは大層不満を抱いた。何せ、召喚と契約の儀式のセットをこなさなければ、進級が危うくなるのだから。 しかし、アティの方としても、突然先ほどまで居た、名もない島の田舎道から急にこのトリステインと呼ばれる土地に飛ばされ、未だに自身の状況も分からないままに契約(おそらくは護衛獣のそれと同じだろうと当たりを付けたが)されるのは、温厚な彼女としても遠慮したい事態だ。 更に、トリステインと言うこの国の名前を、アティは自身の記憶している範囲には存在していない。教師という職業柄、さすがに世界の国や主要都市の名前は記憶しているが、その中にトリステインという地名はない。そもそも、国名と言ったところで、現在リィンバウムに存在する国家はたったの三つだ。 それならば、或いは未だ知らない、最近では冒険屋稼業がすっかり板についてきた、海賊の青年の目指す、新天地の国なのだろうか。とも思ったが、後者に向かう途中、自分達三人を追い越して校舎へと向かう生徒達は、何と空を飛んでいたのだ。召喚獣に乗っている訳でもなく、何か特殊な憑依召喚を行っている気配もない。つまり、自分のような、エルゴの王を祖とした召喚術とは異なる系統の何かが、この国、あるいは世界には存在しているのだ。 しかし、アティの知る限りでリィンバウムと同じような、亜人や獣人、鬼人ではない通常人類を主とした世界は、リィンバウムの他に"名も無き世界"として存在だけは確認されているが、名も無き世界出身の老人から聞いたその世界と、この場所には大きな隔たりがあるように感じられた。 それならば、ここは4界と1つの世界とは更に別の、未発見の世界なのかもしれない。 その事を説明したのが、学院長室に入り、学院の代表者であるオールド・オスマンと対峙した時だ。 「では、アティと言ったかの。おぬしは自分がハルケギニアではない、違う世界からやって来たと言うのかな」 「はい。道すがら、コルベール先生やルイズさんと話していた際の見知らぬ単語や、召喚獣を用いず空を飛ぶ生徒の姿を見て不思議でしたけれど…」 違う国、というよりは違う世界と考えた方が理解し易いと思いました。というアティの弁に3人は驚いていたが、これは自分の住む世界の他に、4つの異世界の存在が既知のものとなっている、リィンバウムの人間独特のものだろう。 教師である2人は、アティの言葉に腕を組んで沈思したが、ルイズはそんなアティに即座に噛み付いた。 「異世界って、何バカみたいな事言ってるのよ! 別にマントを着ていたからって即座に捕まるような場所じゃないんだから、正直に本当の事を言った方が身の為よ」 「信じられない話かもしれませんが、本当なんですよルイズさん。 私も最初は混乱してましたけれど、召喚術で違う世界に呼ばれたと考えるのが一番自然なんです」 「だから、それが何で自然になるよ!!」 「でしたら」 とアティは腰に下げた杖を手に取り、更にマントのポケットから緑色の少し濁った石を取り出し、証拠をお見せします。と宣言した。 「契約の元に希う…召喚!」 召喚術が成功する事に不安は何もなかった。 自身が異世界に来てしまったのかもしれない、と思い至った際に不安になり、それとなく周囲を伺う素振りで"剣"との接続を確認したが、若干量の魔力集中による接続は確立されていた。ならば、召喚術も行使は可能な筈である。 緑色の光が学院長室を優しく照らし、魔力の奔流が微風となって逆巻く。 そして光が収まると、果たしてそこには、青黒い皮膚を持った、小さな蜥蜴のような生物が、腕を組みながら、胸を張って仁王立ちしていた。 頭に眼鏡付きの、変わった帽子を被った蜥蜴はアティに近寄ると、小さな身体から信じられないような跳躍で、アティの腕の中に納まり、威嚇するようにオスマンら3人を睥睨した。 「ありがとうテテ。でも心配ないですよ。皆さん、良い人ですから」 「何よそんなの、ただのサモン・サーヴァントじゃない」 私にだって、一応できたんだから、とつい先程の出来事を思い返し、悔しげに目を吊り上げるルイズに対し、やはり2人の教師は終始冷静に、アティの召喚術を観察していた。 しかし、始めに持った感想は、やはりルイズと同じだったようだ。 「失礼ながら、私もミス・ヴァリエールと同じ意見です。珍しい種類の獣のようですが、その獣が異世界からやって来たという、確たる証拠はありませんか?」 「それなら、この子というより、これからお見せする術で、信用を得られると思います。 先程、歩いている際に言っていましたが、この世界には召喚術は存在しても、送還術は存在しないのですよね」 「はい。召喚術によって呼び出されるのはハルケギニアに存在する、人以外の生物。というのが基本ですね。同じ世界にいる生物を呼ぶという点からでしょう。過去に送還術が存在したという記述もありませんし、研究もされていないのが現状です」 コルベールの弁に、テテを腕に抱えるアティは苦笑いを浮かべた。 リィンバウムでは、はぐれ召喚獣の存在は世界共通の問題であるというのに、このハルケギニアという世界では、召喚されたものに対しての処遇が、リィンバウム以下である可能性がとても高いようだ。 コルベールは使い魔を召喚する儀式は、神聖なものであり、召喚されたものを一生のパートナーとするのが通例としている、と言っていたが、そこには召喚された側の事情など一切配慮の内に入っていない。 確かに、リィンバウムのそれと異なり、同じ世界に存在する生物を召喚しているのだから、極端な話元居た場所を突き止め、そこに連れ戻せば、なるほどそれは送還と言えるかもしれないが、既知の生物ではない何かが現れたり、人跡未踏の地からやってきた生物であるとしたら、やはり同じ世界でも送還は難しいのではないだろうか。 現に、リィンバウムから召喚された自分は、どうやらこのままでは自分が死ぬか、召喚したルイズが死なない限り、永遠に帰れないと、この世界の魔法の頂であるトリステイン魔法学院の教師直々に言っているのだ。 これには、温厚で知られるアティも閉口してしまった。 しかし、ずっとそんな事を言っている場合ではない。先ずは己の立場を明確にしなければ、帰るための手段は愚か、只の法螺吹きの狂人扱いされても仕方のない状態なのだ。 ぎゅ、と手にしていたテテを抱きしめる。 テテ自体は幻獣界メイトルパに住む獣だが、この召喚石から呼ばれるテテとは随分長い付き合いだ。 抱きしめると、それだけで安心した。 「また何かあったら、お願いします、テテ……送還!」 召喚された時とは逆に、テテの姿はアティの小さな言葉と共に、まるで風に吹かれた花びらのように、魔力の粒子を僅かに光らせると、アティの腕の中から消失していた。 アティにとっては珍しくない、召喚獣の送還だったが、どうやらそれが己の身を証明するには充分なものであったらしい。 初めて会った頃から、終始硬い表情を保ち続けていたコルベールは、光の粒子が消え去るよりも早く、アティの送還術に驚きの声を上げ、そのままぶつぶつと独り言を繰り、沈思し始めた。 ルイズはコルベールほどの驚きは持たなかったが、先程までの勢いは削がれてしまったらしく、先程までテテの居た、アティの腕を、奇術師に注目する子供のような瞳で見つめていた。 先程から黙っていたオールドオスマンもまた、豊かな顎鬚に手をやり、鋭い瞳をアティに向けている。 「成るほど、確かにあの生き物に対して説明を入れるより、分かりやすい証明じゃったな…。 魔力の残滓も完全に消えたとなっては、どこかに隠したという可能性もないしの。 ふむ。 ミスタ・コルベール」 「……はっ、何でしょう学院長」 「ミス・ヴァリエールのサモン・サーヴァントじゃが、特例として2度目の機会を与える事としよう。 貴族でないとは言え、この世界の住民ではないと言え、我々と異なる術を使う者じゃとしても、既に生徒達が目にしておるからのう…。おそらく、明日には学院中に噂話として伝播するじゃろ。それを払拭すればアティ殿の風当たりも強くなるじゃろうし、あまり好ましい事ではないからのう。 ならば、いっそ生徒達には勘違いをそのまま信じて貰う事としよう。 そして、アティ殿が貴族であるなら、ミス・ヴァリエールが2度目のサモン・サーヴァントを行ったとしても、非難は少ないはずじゃ。 まあ、色々疑問や不満もあるじゃろうが、一切認めん。速やかにミス・ヴァリエールの再試験を行いなさい」 普段はひょうきん者で、助平な印象ばかりの学院長のこの真面目な台詞に、コルベールは普段であれば当然上げる疑問の声を噤み、胸に手を当て一礼をすると、未だ何事かと呆然としているルイズを連れて、学院長室を後にした。 そうして、学院長室には、アティとオールド・オスマンの二人が残された。 「さて、色々あって遅れてしまったが、礼儀を欠いていたようじゃな。 先ずは、召喚事故とでも呼ぶべき事態に巻き込んでしまった事を、生徒と教師に代わりお詫びしよう」 コルベールに向けていた、上に立つ者として威厳ある風体を崩すと、オスマンはアティに向き直り、頭を深々と下げた。 驚いたアティだったが、オスマンの態度が真摯だったからか、その態度に不安は覚えなかった。似ても似つかない容姿だが、どこか自分の教師としての師匠に似た影を見たからだろうか。 「お気になさらないで下さい、オスマンさん。 事故と病気は予測できないものと言いますし、それに、こう言っては何ですが、事故には免疫があるんです!」 拳を握り、慰めにもならない事を言うアティに、オスマンは初めて、学内外にも広く伝わっている、ひょうきん者として名高いオールド・オスマンとしての表情を浮かべ、声に出して大きく笑った。 「はっはっは、面白い女子じゃのぅ。我々にとっては恐らく史上初めての大問題だというのに、そんな風に構えられては適わんの!」 「それは、多分召喚に対するリィンバウムとハルケギニアのスタンスの違いだと思います。こちらでは魔法が生活に根ざしているように、私達の世界では、召喚術が当然のものとして存在していますから、自然と召喚事故は…確かに珍しい事ですが、誤召喚程度は、事故にすら思われないのが実情だと思います」 「ふむ、儂らで言う所の魔力の暴走事故や、魔術の行使失敗のようなものかの。だとしたら、確かにさほど珍しい事ではないのかもしれんが、やはり……問題は問題じゃな」 何せ、我々には送還する術を持たん。 と、オスマン。 「はい。でも、コルベール先生の先程の言葉の通りなら、これからでも研究を始めれば良いと思いますし…。私自身は送還術を心得ていますから、多分きっと、成せばなる筈です…!」 「うむ。元はと言えば、こちら側の過失があった故の事故じゃったからな。儂らとしても、協力は惜しまぬよ。 と、先程からどうにもいかんのぅ。 儂自身が自己紹介するのを忘れておったわい。 儂の名はオールド・オスマン。このトリステイン魔法学院の学院長をしておる…ジジイじゃ」 「はい。オスマンさんよろしくお願いします。 では、」 すうっと、大きく息を吸い、イメージする。 名も無き島の、青空教室でのワンシーン。初めての授業で、子供達の前でそうやったように、けれどもその時以上の誇りと、確信を持って。 「わたしは、アティと言います。 職業は……教師ですっ」 そんな宣言をした。 余談になるが、その後2度目の召喚儀式による試験で、ルイズは再び人間を召喚してしまった。 呼び出された人間は、変わった服装をした平民の男の子で、名を平賀才人と言った。 続く。
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