約 19,729 件
https://w.atwiki.jp/ymst/pages/579.html
【名前】 エル・トポム提督 【大きさ】 成人男性並み 【攻撃力】 不明 【防御力】 不明 【素早さ】 時間無視行動可能 【特殊能力】 非存在だが考察が可能 【戦法】不明
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/358.html
提督×金剛、提督×比叡2-768もたしか -- (名無しさん) 2014-04-23 21 27 32 失礼 間違えました 管理お疲れ様です。提督×金剛、提督×比叡2-768もたしか同じ作者さんだった気がします -- (名無しさん) 2014-04-23 21 28 31 有難うございます。追加しました -- (名無しさん) 2014-04-26 02 43 58
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/198.html
皐月「司令官、ボク病気になっちゃったよ」 提督「ん?どうしたんだ?皐月。熱でもあるのか」 皐月「ううん・・・・。あのね・・・」もじもじ 提督「言いにくかったら言わなくていいんだぞ」 皐月「あのね、司令官。ボクのおしっこするところから、いっぱい血が出るんだ」 皐月「ボク、死んじゃうのかな・・・。血が止まらないよ」 提督「・・・。ん。ああそれか」 提督「いいかい、皐月。それは皐月が大人になった証拠だよ」 皐月「大人に?」 提督「そう、その血はね本当は赤ちゃんを守る予定だった血なんだ」 提督「でも赤ちゃんができなかったから、入らない血を捨てているんだよ」 皐月「え?じゃぁボク、もう赤ちゃん産めないの?」 提督「ははは、それは毎月起こるから大丈夫」 皐月「そうなんだ・・・・。ねぇ、司令官。これでボクも司令官の赤ちゃん産めるって事だよね?」 提督「うん。そういう言い回しならそうだね。」 皐月「じゃぁ、来月は・・・。」 提督「明日から(ゴム)つけるよ」 数か月後 皐月「司令官、ボク・・・。ボクっ」 提督「ああ、俺も皐月っ」 皐月「司令官っっっ」 提督「ふぅ・・・・」 皐月「司令官のが、お腹の中にいっぱい。暖かいよ」 提督「え?」 提督「や・・・。破れてるじゃねーか」 皐月「司令官の赤ちゃん・・・。できると良いな」 約7か月後 提督「ただいま、皐月」 皐月「お帰り、司令官あっ・・・。」 提督「どうした、お腹痛いのか?」 皐月「違うよ。今動いたんだ。この子」 提督「そうか・・。うん。」 皐月「ボク、今すごく幸せだよ?」 提督「ああ、俺もだ」 提督(しっかし、使用したゴムの使用期限が超過していたなんて・・・。慢心・ダメ・絶対) 提督(でも、ボテ腹の皐月との夜戦もいいものがあるな。さて、臨月だが今夜も一戦交えるか)
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/314.html
15 :名無しさん@ピンキー:2014/02/26(水) 01 23 40.68 ID rrWidLhX ゲイの出会い系で知り合った10歳以上年上の提督の執務室へ そしたら「これ着て責めて欲しい」と言われて、オリョクルというか、 潜水艦の娘が着てるようなスクール水着を着させられ、浮き輪をさせられた 向こうは全裸 まあこんなのもたまにはいいか、と愛撫してたら、提督が喘ぎ声の中、喋りだした 「お、おにいちゃん…お、おかえりなさい…た、大漁だった?ねえ大漁だった??」 …オレは突然の、しかも想定の範囲を超えたセリフにポカーンとしてしまった 提督は素に戻って、「…返事して欲しい」と恥ずかしそうにオレに言った プレー再開 耳とかをなめつつ体中をさわさわと触る 「お、おにいちゃん、大漁だった?」 「ああ、大漁だったよ」 「あぁぁぁあぁすごいいいぃいぃ!、、な、なにが、、ハァハァなにが捕れたの?」 乳首を舌でやさしく舐めながらオレは答えた 「…燃料とか、、、弾薬がいっぱい捕れたよ」 セリフを聞き、提督はびくんびくんと身体をひきつらせた 「はっ!はぁぁぁあんっ!イ、イムヤは?イムヤは、と、取れたの??」 チ●コをしごく 「ああ。でかいイムヤが取れたよ。今年一番の大漁だ」 「ワァオ!!大漁!大漁っ!!おにいちゃんかっこいいいいぃぃぃい 19ううううう!」 実話です。。きっと潜水艦の娘との幼い頃の体験というか、淡い恋心とかが あったんだろうなあ、といろんなことを考えさせられた一夜でした。 16 :名無しさん@ピンキー:2014/02/26(水) 02 23 04.14 ID 3Ut+Zw0/ 何が何だか分からない…(AA略
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/193.html
前回の話 『雲外鏡』 提督の前に、青い服を着た長い銀髪の少女が立っていた。 人間でも艦娘でもない彼女を前に、ラバウル赤旗艦隊の艦娘たちは、ドロップ組も建艦組も等しく、 好奇の目を彼女に送っている。 「霧の艦隊?」 提督が眉を吊り上げると、机の前に立った、霧の艦艇のメンタルモデル――イオナは、周囲の奇 異の視線も意に介さず、悪びれた様子もなく言った。 「そう。私もその一つ。霧の艦艇イ-401、そのメンタルモデル」 提督は手元の報告書へ目を落とした。新たな敵勢力に関する情報が記されていた。すでに霧の 艦隊と交戦した他の提督が鎮守府で公表したものだ。 手短に目を通してから、提督は書類を机上へ投げた。 「よくわからんが、その霧の艦隊は深海棲艦と共同行動をとってるんだな? では絶滅させる。そう だな、長門」 長い黒髪の美女――戦艦・長門は夢見るような微笑を浮かべた。 「造物主殿……お父様。長門が、この身に代えても絶滅する」 「んー、絶滅は、できるかどうかわかりませんが」 建艦組の長門と違って、ドロップ組の重雷装巡洋艦・北上は、彼女の上官と同僚が用いた奇妙な 単語に渋面を作りつつ言った。 「私も大井っちも強化されましたし、もう並大抵の敵艦隊には負けませんよ」 イオナが表情を動かさずに言った。 「絶滅? それは困る。私はいずれ群像や僧たちの元へ帰らなくてはならない」 「そうなのか?」 「提督。何故おなかを見ようとするの?」 彼女の服をめくりながら尋ねた提督に、イオナは静かな目を向けた。彼女の白い腹部を観察する と、提督はイオナの服から手を離して、彼女を見下ろした。 「君は味方だろう。味方は殺さん。では本隊に帰投するまでよろしく、イオナ」 「ごめん、司令官。悪いんだけどさ、ちょっと休ませてもらってもいい?」 霧の艦隊とラバウル赤旗艦隊が交戦を開始して数日が経過した。 幾度目かの出撃から帰投した 北上は、いくらか申し訳なさそうに申告すると、提督は合点のいった表情で首肯した。 「しばらく第一線を任せっぱなしだったな。問題ない。君の雷撃は艦隊の誇りだ」 「あはは、ありがとね、司令官。直したらすぐ帰って来るから」 北上が答えると、提督は、二人の様子を部屋の隅から楽しそうに伺っている、彼が建艦した、もう 一人の北上に冷たい目を向けた。 「では北上。しばらく北上さんの代わりをお前に任せよう。準備はいいな?」 「もちろんだよ、司令官」 建艦組の北上は、新しい殺戮ゲームへの期待を隠さずに答えた。彼女は、ドロップして艦隊に組 み入れられた北上と同様、二段階の改造を終え、もう一人の彼女に劣らない攻撃力をすでに身に つけている。 提督は彼女に歩み寄ると、建艦組の北上の目を見返して言った。 「まだお前が戦ったことのない敵だ。用心しろ」 ドロップ組の北上も、気をつけろと言われたことがあった。だが、提督は、彼女の頬に手を添え、 彼女の瞳を覗き込んだりはしなかった。提督が建艦組の北上の顎に手をやると、彼女は陶然と目を 閉じた。 「ん、ちゅ、司令官、ん……」 彼女は提督と唇を重ね、さらに彼を求めて提督の胸にすがりついた。 彼の舌に唇を嘗められ、歯をなぞられ、涎を垂らして、建艦組の北上はキスを受け容れ続ける。 「は、あう……ふふ、造物主様……」 建艦組の北上が提督から唇を離すと、唾液が糸を引いて、二人の間に淫靡な弧を描いた。ぼうっ とした表情の彼女の頬に提督が手を伸ばし、頬をついた唾液を指で拭うと、彼に建艦された北上 は、その指先を唇に含み、唾液をゆっくり嘗め取ってみせた。 建艦組の北上が、名残惜しげにピンク色の舌で彼の指をひと嘗めすると、提督は言った。 「死ぬなよ」 「うん」 建艦された北上は提督に蕩けた目を向けた。そんな二人を、ドロップ組の北上は複雑な表情で 見つめていた。建艦組の北上はその視線に気づくと、もう一人の自分へ、あからさまな悪意の目を 向けた。 「ゆっくり入渠してきなよ、ドロップ組の私。仕事と造物主様は私に任せてさあ。そうだね、2,3世紀 くらい入っててくれてもいいよ」 「……司令官、すぐ戻るよ」 北上は抑制の利いた声で提督に言い足すと、建艦組の北上が露骨な嘲笑とともに言った。 「ねえ、ドロップした私。出撃中の私に万が一のことがあったら、司令官を頼むね。……じゃ、よろし くね、大井っち」 建艦組の北上に手を振られて、重雷装巡洋艦・大井は、彼女が愛する友人と同じ姿の艦娘に複 雑な目を向けた。大井は、彼女の友人の北上と同様、提督が作った艦娘ではなかった。 提督は嘆息した。 「北上、北上さんをからかうのはやめろ。俺は君たちを一人も沈めるつもりはない」 「はーい」 「加賀、お前も出番だ。北上と一緒に、殺せるだけ殺してこい」 「造物主様の仰せのままに」 恭順と一礼した正規空母・加賀は、頭を上げるや大井に冷淡な目を向けた。 「ドロップ組の子ですか。どこの海域で拾われたか知りませんが、私たちの足を引っ張らないで」 スターリン主義に特有の被害妄想だった。 提督と、彼に盲従する建艦組たちによって、この鎮守府は異形の突然変異を起こしつつあった。 現実的な実用主義と、古代ペルシャ式の権威主義が同居することで、艦隊は末期のアレクサンドロ ス大王と同じく、バルカン半島往年の僭主政のようなものへと堕落していた。 「通商破壊作戦は上首尾か。よくやった、摩耶」 机の上に健康的な脚線美を投げ出して、重巡洋艦・摩耶は満面の笑顔で答えた。燃料の増加量 を書き入れながら、提督は摩耶の太ももを撫でた。健康的に締まった摩耶の足は、ある種の猫科の 動物を思わせる。任務の疲れをねぎらって、提督は摩耶の足を撫で続けた。 「メンタルモデル勢は強力だが、消費する資材が比較にならんな」 提督は手元に置いてあったレーニン全集の一冊を開いた。そこには、ロシア内戦中、この冷酷な 理想主義者が各前線に送った命令も収録されている。 「“石油がなければ……戦争ができない”」 皮肉に満ちた口調で口にすると、彼は諧謔に満ちた笑声を零した。 「初めて吹雪と始めた時には、想像もつかなかった状況だ。あの時は、俺が戦艦や空母を編成して、 艦隊を運用する資材にすら困るようになるなんて、夢にも思わなかった」 吹雪の名が出た途端、摩耶はとたんに不機嫌になった。 「ふん。で、初代秘書艦様は、いったいどこだよ?」 「鼠輸送作戦だ。海上護衛任務から戻ってすぐにな。さすがだよ、吹雪は」 摩耶は舌打ちした。 吹雪がこの艦隊の最古参なら、摩耶は建艦組の艦娘たちの長姉だった。提督が初めて建艦した 大型艦の摩耶は、空母や戦艦が艦隊に加わるまで、強敵の空母ヲ級も、戦艦ル級も、全部沈めて きた。摩耶は彼のもっとも苦しい時期を支えたのだ。 提督の一番は自分だ。 そう自負する摩耶は、提督が建艦組の姉妹たちと肉体関係を持っても、些末なこととしか思わな かった。だが、自分より長く艦隊に所属する吹雪には、埋めようのない差を感じていた。 提督が、ドロップ組の艦娘に一切手をつけないことにも、摩耶は当初、建艦組の多くと同じように、 優越感を抱いていた。だが、吹雪の場合に限っては、彼女だけが特別扱いされているように思えて、 今ではどこか不愉快だった。 愛してるって言われたことがあっても、特別だって言われたことは一回もないんだぞ、くそっ。 摩耶の締まった腰を自然な動作で抱き寄せると、提督は彼女の白い首筋に幾重にもキスを落とし ていく。吸血鬼のキスに神経を焼かれながら、摩耶は口にした。 「なあ提督。吹雪は特別なのか?」 提督は鼻先を彼女の首筋へ埋めた。 「ひゃん!」 卒然に首筋を舌先でなぞられて、摩耶は普段とは違った様子の声を上げた。声を上げてから、顔 を真っ赤にして、悔しそうに提督を睨みつける摩耶を、提督は冷めた目で見返した。彼は摩耶の額 に、駄々っ子を寝かしつけるようなキスを落とした。 提督は摩耶とキスしながら、彼女の胸元のリボンを解いていくと、真っ白な胸を晒させた。ブラジャ ーをずらすと、期待に震えている先端をひと嘗めし、もう片方をやさしく揉んでいく。摩耶が口元を 押さえ、生娘のように声を抑えていると、提督は彼女の胸元から冷たい目を向けた。 「スターリンは、役に立たなければ友達でも殺したよ」 「はあ? それ、ちゃんと答えてんのかよ……あう」 摩耶が柳眉を吊り上げると、いつのまにか摩耶の股に添えられていた提督の指が、下着の裏に 滑り込み、摩耶の中へ入った。提督が軽く摩耶の中で指を動かすと、彼女は切なく喘いだ。摩耶の 反応を楽しんで幾度も指を動かす提督から、摩耶は気恥ずかしげに顔をそらした。 「お前は敏感だからな」 「変なこと言うな! 提督のバカ!」 摩耶が無感情に言ってのける提督の胸に拳を叩きつけると、提督は摩耶の栗色の髪に手を添え、 有無を言わさず彼女を抱き寄せた。 「この口か」 「んっ、ちゅぷ、あん……こら、息が……ちゅ、ん、ふ……できないってばあ……」 提督が強引に摩耶の唇を奪うと、口では逆らいながら、摩耶は自分の中に侵入した舌に自分の 舌を絡めた。提督が送り込んでくる猛毒に満ちた液をすべて飲み干すと、彼女は提督の腕の中で 脱力した。 摩耶が、熱に浮かされた顔で胸を上下させている前で、提督はベルトを緩めて黒々とした怒張を 露出させた。助けを求めるように摩耶が見上げると、彼女の創造主は恬淡に命じた。 「ほら、脱げ」 「う、うん……」 提督の唾液で口と胸元を濡らした摩耶は、もう彼に弄ばれて脱げかかっている白い下着に指を 差し入れた。提督は、彼の蹂躙を待ち焦がれている摩耶を丁寧に机の上へ横たえた。 「綺麗だ」 こめかみにキスされ、摩耶は咽び泣いた。 「バカぁ」 足をゆっくり広げられ、太ももの裏側を提督の充血した先端がなぞっていくと、摩耶の背筋に戦闘 や殺戮とは違った甘美な電流が走った。摩耶は頬に手が触れられ、熱く滾った肉の塊が、欲望の 捌け口を求めて自分にあてがわれるのを感じた。 目を閉じた摩耶は、子供のように身を縮こまらせた。 提督はそんな彼女を楽しそうに見下ろし、一気に貫いた。 「んッあ、うあッ!」 悲鳴のような声を上げ、摩耶は背をのけぞらせる。 上の口からも下の口からも涎を垂らす摩耶に覆いかぶさり、提督はまた唇を重ねた。 彼の首に手を回す摩耶の唇を貪りながら、提督は彼の唾液で汚された彼女の胸に手をやった。 吸い付くような柔らかい胸を好き放題に弄ばれて、摩耶は目尻から涙を零した。 「あう、提督……」 提督は摩耶の涙を嘗め取ると、彼女の真っ白な片足を持ち上げ、側位の体勢へ持っていった。 摩耶のすらりと伸びる足を抱きしめると、摩耶の締まった体は柔らかな弾力で押し返してくる。提 督はさっきと同じように無言のまま、摩耶の一番奥を思い切り突いた。 「ひゃう!」 摩耶の嬌声と、彼の動きに合わせて揺れ動く彼女の胸、ぶつかる体を押し返す柔らかい弾力、そ れから彼女の潤んだ瞳に、提督は唇を歪めた。唇を嘗め、彼は摩耶に思い切り突き入れ始めた。 「あ、あ、あ、あ……」 提督は摩耶の尻に指を喰い込ませると、子宮の入り口に先端を押し付けて擦ってやった。お気に 入りの場所を責められ、摩耶は両足を提督の腰に絡みつけた。 摩耶はこの上なく淫靡な笑顔を浮かべた。 「あは」 摩耶の真っ白な胸も手で楽しみながら、提督は叩きつけるように腰を動かし、摩耶を思うさま掻き 回した。彼の胸にしがみついた摩耶は、呂律の回らない舌で嬌声を漏らしながら、自分でも尻を振 り出した。 摩耶のしなやかな上半身を抱きしめ、提督は彼女の期待に応えた。 悶える摩耶が垂れ流す粘液を潤滑油に、力を込めて彼女の一番奥を突き上げる。提督の体を挟 んで伸びた摩耶のつま先が、彼女の喘鳴に合わせて震えた。 提督の胸に包まれ、摩耶は彼を見上げた。涙の浮かぶ目で彼女は懇請した。 「キスして……」 「好きだな、本当」 提督は今日で一番優しくキスした。 唇を舌でなぞられ、摩耶は甘い息を漏らした。 「ん、う、すご……幸せ……ん……」 提督を胸元に抱きしめ、摩耶は消え入るような声を漏らした。摩耶の熱い肉に、肉の剣全体を締 め上げられ、提督は最後の仕上げにかかった。 「提督、このまま、中に……」 溶かされるような快楽と摩耶の声に促され、提督は歯を食い縛った。摩耶の尻に思い切り指を喰 い込ませながら、最後の一突きを打ち込むと、提督は彼女の中に溜まりに溜まった情欲をぶち撒け た。断続的に遺伝子を注ぎ込む提督の動きを感じ、摩耶は満足しきった顔を浮かべた。 絶頂の余韻に浸り、冷めやらぬ熱を楽しみながら、摩耶は提督の胸元に顔を埋めた。 「えへへ」 提督はそんな彼女の頭を見下ろした。 「どうした?」 「なんでもない! あたし、提督のいちばんがあたしだって知ってるもん」 「そうだな」 嬉しそうに笑っている摩耶の頭を抱いてやりながら、提督は言った。 「一番の重巡洋艦だな」 轟然―― 爆音とともに、引きちぎられた手足や砕け散った艤装が夜の海上に飛び散った。火薬と重油のに おいを漂わせ、さざ波に揺れる海面に、血の気が引いた大井の顔が映っている。 「あ、あのね、北上さん……」 「新しい艦娘は、ドロップしなかった」 北上ではなく、長門の断固たる声が落ちた。腕を組んだ長身の美女は、血の混じった水面に浮き 沈みしている肉と鉄の欠片を、死刑執行人のように冷然と見下ろした。 「遺憾ながら、想定外の夜戦で弾薬を消費してしまった。だが、造物主殿もお喜びになるだろう。深 海棲艦を予定よりも一匹多く沈めたのだからな」 「そうですね、長門。造物主様は仰せられました。殺せるだけ殺せと」 長門と加賀が平然と宣言する中、建艦組の北上はけらけらと笑った。 「だよね。私たちは深海棲艦を殺したんだからね」 Das Ende/Koniec/Конец/おわり
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/335.html
286 :名無しさん@ピンキー:2014/03/25(火) 02 02 38.15 ID QdtMc50L 渋で艦娘たちの戦後っていうタグを見つけた時に思いついたネタ投下します 「あら、いらっしゃいませ」 ある小さな飲み屋街の一角の小料理屋「鳳翔」に一人の男が現れた。 まだ開店してから一年と経ってないこの店はしかし、 女将の気立てと古き良き日本の家庭料理を売りに順調に常連客が増えてきている。 「随分今日は静かだね」 カウンターに座った男は、タオルで顔を拭きながら馴染みの女将に話しかける。 いつもは仕事帰りのサラリーマンで賑わうこの店だが、今日はこの男しか客がいない。 「世間様は、今日はお休みですからね」 そう答えながら、女将は冷奴の皿を客に出す。 鯵のたたきと冷奴にお湯割りが二杯というのがこの客のいつものメニューだ。 常連の好みをしっかりと覚えているのもこの店が人気の秘訣だろう。 「実は、都合で今度引っ越すことになってね。ここに来るのも今日が最後かもしれない」 「あら、そうでしたか……寂しくなりますね……また近くに寄ったら是非いらしてくださいね」 帰り際、名残惜しそうな女将に見送られて夜の街を歩く男の耳に並びの居酒屋の裏口から漏れたテレビの声が聞こえてくる。 「終戦から二年目を迎えた今日、各地では―」 テレビの声が伝えている通り、二年前のこの日、人類と深海棲艦との戦争は深海棲艦の無条件降伏という形で終わった。 二年前、対深海棲艦に本腰を入れた世界各国は強力な対深海棲艦兵器を多数開発し、前線に配備した。 これにより、人類と深海棲艦との戦争はそれまでのシーソーゲームから戦争とも呼べないような一方的な殲滅へと変わり、 それまで主力であったはずの艦娘は新兵器の撃ち漏らした敗残兵を始末するだけの存在となった。 それから数か月後、深海棲艦側の代表団が降伏文書に調印し、彼女らはほとんどの版図と引き換えに僅かな生き残りの命の保証を得た。 その時に設定された深海棲艦居住区から彼女達は出ることを許されず、周辺諸国により厳重な監視下に置かれることとなった。 負けた彼女達は悲惨だが、勝者にも悲惨な者はいる。 戦争の終結とともに、行き場を失った提督と艦娘達だ。 戦争初期の功労者達の処遇は、大規模な軍縮を余儀なくされた対深海棲艦軍において最も大きな問題ではあったが、部外者からはどんな問題も小さな問題に思えるらしい。 折悪しく戦争終結により支持率が上がっていた当時の政権に対し、野党は膨れ上がった対深海棲艦費用を追及。 これにメディアが同調し不要となったはずのこれらの負担が国民生活を圧迫していると主張すると、 批判を恐れた政府はそれまで計画されていた段階的な縮小からより急激な縮小へと変更。 結果として当初の想定をはるかに上回る勢いで元提督と元艦娘が各地に溢れかえり、これらを対象としていた再就職支援はパンク状態となったが、 それでも強引に推し進められた縮小計画によってほとんどの者が何のあてもないまま路頭に迷うこととなった。 そしてその無数の元提督の一人が、この男である。 「おい、待てよおっさん」 喧しいネオン街に差し掛かった所で、この元提督は呼び止められた。 声の方を振り返ってみると一組の若い男女が近寄ってくる。 既に悪趣味の域に達している派手なシャツの男がくすんだ金色の髪の毛の下から元提督を睨みつけ、人の女に色目を使っただのなんだの騒いでいて、 女の方は金髪の少し後ろでにやにやと成り行きを眺めている。 元提督は一瞬口元に笑みを浮かべ、金髪が騒ぐまま路地裏へ消えていく。 一分もせずに元提督がズボンのポケットに一万円札を一枚追加して大通りに戻ったとき、女の方はいなくなっていた。 強いと思っていた彼氏が、しょぼくれたおっさんに一瞬で伸されたのだから無理もない。 「つまらないな」 誰に言うでもなく元提督は呟く。 軍を放り出されてから何度かこういう喧嘩をしたが、いつもこんな終わり方だ。 結局絡んでくるのは酔っ払いか、女の前で粋がっただけの不良が関の山で、それまでの命がけの戦争と比べればままごとの様なものだ。 そういう場合は今回のように財布からいくらか抜き取ってきているが、 迷惑料と生兵法は大怪我のもと―具体的には陸戦隊あがりで師団対抗の柔道大会において九十キロ級準優勝の有段者には喧嘩を売らないこと―の授業料としては破格の筈だ。 それにあの金髪が多分人生で初めてごみ箱の中で目を覚ました時、すぐに必要となるであろう歯科と形成外科の受診料ぐらいは残してきた。 ―入れ歯の代金が受診料と別に前払いでなければの話だが。 「うるさいなぁ…」 元提督の後ろで、不機嫌そうな女の声がする。 「そいつは悪かっ―」 振り返った先にいた女を見て元提督は言葉を失った。 その女はひどくやつれ、長い黒髪は輝きを失って汚らしく、以前の姿からは想像もつかなかったが、間違いなくかつて自分のもとにいた第一艦隊旗艦だ。 「赤城か!?」 「提督!?」 赤城の方も相手が誰であるのか気付いたのだろう、元提督と鏡写しのように驚いている。 「ああっ、提督!本物ですか!?はははは、まさか…」 そういって赤城はばったりと倒れた。 「!?おい!しっかりしろ!赤城!!」 倒れた赤城を抱え上げた元提督の耳に大きな腹の音が聞こえた。 「うーん……うっ、ここは?」 次に赤城が目を覚ました時、最初に目に飛び込んできたのは見知らぬ部屋と元提督だった。 「やっと起きたか。安心しろ、ここは俺の家だ」 「提督!?夢じゃなかったんですね!!」 ぼろぼろの体のまま飛び起きた赤城は、提督を見て声を弾ませる。 「話は後にしてとりあえず風呂に入ってこい。…その、なんだ……女が臭うのはあまりよくない。幸い今月はまだガスが使える」 そういわれて自分がどういう状態なのか思い出した赤城は、真っ赤になって顔を伏せると 「すみません……ではいただきます」 消え入りそうな声でそう言って風呂場に向かった。 しばらくして風呂から上がった赤城は、在りし日の姿に戻っていた。 心なしか顔にも血の気が戻ったように見える。 「俺のしかないが我慢してくれ。んで、そいつを着たら飯を食え。また倒れられても困る」 適当に畳まれたままの提督の古いシャツを着て、赤城は何度も礼を言い、卓袱台の上に広げられた食事を無我夢中で流し込んだ。 一切れだけ残っていた小ぶりな明太子とパサパサに乾いた温め直しの冷や飯と買い置きされていたインスタントの味噌汁。 これだけでも、今の赤城にとっては十分すぎるほどのご馳走だった。 「ご馳走様でした」 全て平らげてようやく人心地ついた赤城に提督は切り出す。 「なあ、今まで何をしていた?」 赤城は顔を赤らめて、ばつが悪そうに俯きながら答える。 「行き場も仕事もない女のすることなんて……提督だってお判りでしょう」 「まぁ、な」 「当然最初は普通の仕事を探しましたけれど、何にもないんですよ艦娘って。何の仕事もないんです。 それで仕方なく…でも、その……どうしても苦手で……その、知らない男性とそういうの…」 「そうだな…そうだよな」 俯いて寂しそうにそう答える赤城に、元提督もため息交じりに呟く。 「俺も似たようなものさ」 元提督だって同じような経験をしてきた。 軍を放り出された後、方々で仕事を探したが、何もありはしなかった。 数えるほど少ないがチャンスも巡っては来たものの、戦争帰りというのがわかるとそれだけで敬遠され、雀の涙な日雇いの賃金で何とか食いつなぐのが精々だった。 ようやく入居できた今時共同トイレなこの空き室だらけのボロアパートも、特に問題を起こしたわけではないが、今月中に出ていかねばならない。 ―理由など聞きたくもないが。 「お前の身の上はわかった…… ところで、悪いとは思ったがお前の着ていた服を調べたらこんなものが出てきたんだが、これは何か教えてもらえるか?」 透明なビニールの袋を卓袱台の上に置く。 中には小麦粉のような白い粉。 「……」 赤城は黙って俯いたままだ。 「なあ、これは何なんだ?」 ゆっくり諭すように繰り返し尋ねる元提督に赤城は何か決心したように顔を上げ、それでも伏し目でぼそぼそと口を開いた。 「……市販されていない…ビタミン剤です」 言い終わるか否かのうちに元提督は卓袱台を飛び越えて赤城を押し倒し、胸ぐらをつかんで馬乗りになった。 「ふざけるな貴様!!娼婦になったのは分かる。客が取れなくなってひもじい思いをしたのも分かる。だがこれはどういう事だ!!!自分が何に手を出したかわかっているのか!!」 「…落ち着いてください提督。私は商品には一度も手を出していません。それは試供品として渡されたものです」 自分の下で自嘲的な笑みを浮かべながらそう答える赤城を元提督は更に強く締め上げる。 「商品だと?貴様は…」 「そんな事はしないと思っていましたか?」 先程までの悲しい笑顔は消え、真剣な目で元提督を睨みつけながら、赤城は言葉を遮った。 「言いましたよね。艦娘には仕事がないって。三つしかないんですよ。体を売るか、薬を売るか、その両方を売るか。 鳳翔さんみたいな例外を除けば少なくとも私の周りはみんなそうでした。だって仕方がないですよ。私達は戦争以外なにも知らないんですから」 「……」 「ご飯、ありがとうございました。お風呂もありがとうございました。それにあの頃はとても言い足りないくらいお世話になりました。 でも、もうお終いなんですよ。提督がもう提督でないように、私ももう赤城じゃないんですよ」 赤城の声が震えはじめ、目に何かが光る。 「離してください。もう他人なんですよ私達は」 「赤城、お前は…」 「もう赤城じゃないんですよ。もう提督の…あなたの部下じゃないんですよ…だからもう離してください」 「赤城…」 「私をあそこに戻せないなら、もう離してください……お願いですから…」 いつしか元提督の手は力が抜け、ただ赤城の胸ぐらに引っかかっているだけとなっていた。 「おい赤城―」 「もうお説教はしないでください!!大体、私にお説教なんてできるんですか?」 真っ赤になった眼で赤城は元提督を睨みつける。 「提督だって酔っ払い殴ってるだけのくせに……提督だって碌なことできないくせに……提督だって、提督だって……」 そこが赤城の限界だった。 「提督だって戦争しかできないくせに!!!!」 そう叫ぶと堰を切ったように赤城は泣きだした。 大粒の涙が滝のように流れ、子供のように泣きじゃくった。 元提督はすでに両手を離し、ただ泣きじゃくる赤城を見下ろしていた。 どれぐらい時間が経っただろうか。 赤城はそれまでの二年間耐え続けてきたのであろう涙を流し、もう自分は何にもなれないということを改めて実感することで泣き続けている。 元提督は何も言わずに赤城を抱き起し、泣き止むまで母親が子供にするように背中をさすり続けた。 やがて落ち着きを取り戻し始めた赤城に、元提督はゆっくりと諭すように言った。 「なあ、赤城。今俺のポケットに一万円入っている。この部屋中かき集めれば多分もう一万円ぐらいはある筈だ。計二万でお前を買えるか?」 しゃくりながらではあったが赤城は答える。 「ぐす…はい……ひぐっ、買えます」 「そうか、じゃあお前を買う。そしたら今日で娼婦も薬の売人もやめてくれ。それで……俺と一緒に戦争をしよう」 「え?」 「戦争だ。敵はいくらでもいる。 俺達に守られながら俺達を見捨てた者。お前に汚い真似をさせながら食い物にしている者。財布の中の一円五円のためにそれを放置している者。 その他にもいくらでもだ。俺達が満足するまで、俺達のための戦争をしよう」 「本気……ですか?」 呆気にとられている赤城に、元提督は自らの考えを打ち明ける。 何も今思いついたことではない。本当はもっとずっと前から気付いていて、ただそれを実行に移す踏ん切りがつかなかっただけだった。 だが、赤城と再会したことで、落ちぶれて傷ついた彼女を見る事で、ついに実行に移す決心がついた。 説明を聞くうちに、赤城もそれが最良の手段であり、今の惨状から抜け出す唯一の方法であるように思えてきた。 「わかりました。やりましょう。私と提督の戦争を」 「そうか!やってくれるか!!ありがとう赤城」 二人はまた抱き合い、そして見つめあった。 「でも、本当に私を……買ってくださるのですか?……私は…汚れていますよ」 「汚れてなどいるか。必死で生きていたお前が、汚れてなどいるものか」 その言葉を合図に、二人は唇を合わせる。 くちゅくちゅと互いの舌を絡ませ、同時に両手の指も同様に絡ませる。 先程と同様に、赤城を下に元提督が上になって横になり、赤城は両腕を元提督の背中に回し、抱きしめるような形を作る。 やがて光る糸を引いて唇を離すと、元提督は下を脱いで一物をさらけ出し、赤城も大きな男物のシャツを脱いで一糸まとわぬ姿となると、 うるんだ瞳で元提督のそれを眺め、次に自分が何をすべきかを一瞬考え、すぐに実行に移す。 上体を起き上がらせると丁度目の前にある元提督のそれを咥え、チロチロと舌先で触れはじめる。 やがてそれの大きさと比例して、先端で触れるだけだった赤城の舌は徐々に根元から先端までを舐め上げる動作に変わり、さらにそれを膨らませる。 「ん……む…んん、…ぷはっ」 やがて膨張したそれから飛び出した白濁液が赤城の口の中いっぱいに広がり、 口から離した際に顔にもかかったが、それを気にすることもなくにこりと笑顔を向ける。 「ふふ。提督の、美味しいです」 「食い意地は変わらんな」 からかうように元提督が言うと赤城は泣き腫らした目で少し恥ずかしそうに笑った。 「さて、今度は俺の番か」 「え?何をすひゃあ!」 赤城の体は電流が流れたようにビクンとのけぞり、それにも構わずその反応の原因である元提督の舌が綺麗に剃られた股間を這う。 「随分綺麗に剃ったな」 「ひゃれは、ひゃん!この方ふぁ、おひゃくはんが!よろひょん……ふああっ!」 呂律が回らないままの赤城は、元提督の舌の動きに合わせて嬌声を上げ、そして嬌声を上げる度に自分が唾液以外で濡れていくのを感じる。 「ふあっ!は!あぁ!ひゃああっ!!」 体をビクつかせる赤城を元提督の舌が愛撫し、存分に赤城を味わおうとヌルヌルと滑らせていく。 やがて頭を上げた元提督は、上気して色香を放つ赤城の柔らかな太ももを抱えて起き上がると、十分に濡れた赤城の中に入り込んだ。 「あっ!んっ!ああっ!ああああ!」 元提督が中で動き、その度に赤城が先程より大きな声を上げる。 生娘に比べれば少し締め付けは弱いが、それでも咥え込んだものを吸い込むように包んでいく。 「世間のっ、男はっ!くっ、見る目がないな」 「ひゃあ!ふっ!くぅ!ああっ!ふああっ!!」 ずんずんと進む元提督のそれは、ついに赤城の最奥部に到達し、その中で小動物のように動き回る。 「ひゃあん!!提督っ!提督ぅ!ふひゃあああああっ!!!」 赤城の体はビクンと大きく跳ね、はぁはぁと荒い息遣いとそれに合わせて上下する形の良い乳房以外は糸が切れたように動かなくなった。 元提督は赤城から一物を引き抜くと、足元に倒れている赤城を優しく抱き上げる。 「お前……痩せてしまったな……」 元提督は裸の赤城を見るのは今日が初めてだが、少なくとも昔抱きしめていたら、あばら骨に指が触れるようなことは無かったはずだ。 全て終わった後、元提督は赤城の体を使い古した手拭いで丁寧に拭いていく。 「明日、今の文の二万で準備してくれ。そしたら始めよう」 赤城の全身を拭き終わると、二人は再び濃密な口づけを交わす。 「きっと楽しいぞ」 「勿論です。二人でずっと」 唾液を光らせて口を離した二人は、悪戯を思いついた子供のように笑いあった。 これより数日の後、大家がこの部屋を訪れると、今まで世話になった事への感謝を綴った置手紙だけを残し入居者は忽然と姿を消していた。 その後、男女二人組の暗殺者が裏社会に現れる。 莫大な報酬と引き換えに困難な依頼も確実にこなす二人は、元提督と元艦娘であるということ以外ついに引退まで誰もその正体を知る者はいなかったという。 終
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/645.html
63 :名無しの紳士提督:2015/02/12(木) 19 56 10 ID Da0WDTxc 提督「俺は命令とかするけど君たちのように戦えないから、君たちの為にご飯を用意するぐらいしか出来ないんだ…」 艦娘達「(提督の手料理…)いただきまーす…………ンマアアアアイ!」 赤城「MVP貰って提督のご飯は私のです!」 加賀「提督の手料理は譲れません!」 金剛「テートクの焼いたデリシャスなケーキで二人きりのティータイムデース!」 武蔵「この武蔵、提督の手料理の為ならどんな敵にも負けぬ!」 吹雪「MVPとって、て、提督特製のあんみつを」 深海凄艦「ダ、ダレカタスケテエエエエエエ!?スゴイ殺ルキニミチタカンムスタチガコッチニヤッテクルゥゥゥゥゥ!!」 提督「MVPとった人に何か作ってあげると言ったらなんか戦果が格段に挙がっているのだが…」 間宮「orz…ワタシノタチバガガガガガ」 鳳翔「(提督と二人でなにか店を、そして…ポ)」 トニオさんばりの料理上手な提督のお陰で今日も鎮守府と深海凄艦は修羅場です おまけ 提督「俺の焼いたクッキー美味しいかい?」 ほっぽ「ウマイ!モットクレ!」 提督「そうか、なら鎮守府にきたらケーキもあるけど、どうかな?」 ほっぽ「ケーキ!!イクイク!!」 陸奥「深海凄艦の情報 を得るとはいえ、提督、それじゃ不審者よ…」 提督「みんな、ご飯出来たよ」 艦娘達「まってました!」 他鎮守府艦娘達・深海棲艦達「御相伴預リニキマシ…」 艦娘達「カエレ!!」 65 :名無しの紳士提督:2015/02/12(木) 21 57 38 ID mMAbmXt. 深海凄艦になつかれる提督か、pixivのちいか○提督やつ○提督のイメージが 前者は女で後者は妻子持ちだけど 66 :名無しの紳士提督:2015/02/12(木) 22 00 54 ID mMAbmXt. 間違えたつ○じゃなくてご○だ 74 :名無しの紳士提督:2015/02/14(土) 11 50 55 ID B4a2mrSs メシウマ提督かな 75 :名無しの紳士提督:2015/02/14(土) 12 17 07 ID KaO.e07s 泊地で取れた新鮮な海産物で毎晩豪華なディナーだって?w 77 :名無しの紳士提督:2015/02/14(土) 12 57 57 ID vftbawpw ドロップ艦も深海棲艦も海で産まれた海産物だよなぁ・・・・・・。 78 :名無しの紳士提督:2015/02/14(土) 13 33 22 ID HAuCF4PU マグロ漁船(レア艦掘り) これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
https://w.atwiki.jp/magamorg/pages/10395.html
滅皇提督アルマロスZ(ゼータ) 闇 VR 9 6000 デーモン・コマンド/ダークロード E・ソウル ■相手のターン中、このクリーチャーが手札から捨てられる時、墓地に置く代わりにバトルゾーンに出してもよい。 ■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から3枚を見る。その中から、名前に《Z》(ゼータ)とあるクリーチャーを全て手札に加え、残りを好きな順番で山札の一番下に戻す。この時、3枚全てがE・ソウルクリーチャーであれば、その中から1体を選び、バトルゾーンに出してもよい。 ■《滅皇提督アルマロスZ》が自分のバトルゾーンにある時、自分は《滅皇提督アルマロスZ》をバトルゾーンに出せない。 ■W・ブレイカー 作者:匿名 関連 《爆竜提督マグマカイザーXX》 収録 《要塞編》 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/tokukaikan/pages/18.html
・特改警備府提督 提督A 提督B
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/574.html
前回の話 私は、提督に叱られてから素直に自分の部屋に戻って布団に身を預けていた。 隣の布団では姉が憑き物なさげに寝息を立てているけど、私はその姉のようにはなれないでいた。 横になると再び緩んできてしまう涙腺から流れる一粒の涙を拭う気力も起きない。 ――私、提督に嫌われてるのね―― 自分でも忘れそうになるが、私はこの鎮守府では最古参の戦艦だ。 提督が言うには初めての戦艦らしい。 まだ不慣れな様子を隠し切れていない提督が物静かに挨拶し、手を差し伸べてきたあの頃の記憶も、 今では忘却の危機に晒されている。 その頃のここは私以外に戦艦はいなかったし、姉も含めて幾つかの戦艦が私より後に建造されてきた。 艦が多く増えていくまでのしばらくの間、秘書艦として提督の補佐をしてきた経験もあるが、 その記憶もまた崖っぷちでつま先立ちしているような状態だ。 何せ、記憶に留めておけるほど特徴的な出来事があったわけでもない。 あの頃の私は執務に慣れようと奔走するのに必死だった。 対して不慣れだった提督の姿を見れたのは極短期間で、その後は仕事人間と言える性格の全貌を露わにした。 それから私達の関係はいつまで経っても上官と部下でしかなく、淡々とカレンダーを捲ってきた。 そしてある日を境に、秘書の座を降ろされたのだ。 私にとってはもうそれなりに執務や出撃に慣れることが出来ていた頃で。 さあ明日も頑張ろうと思っていた矢先、めっきり艦隊にも招集されなくなった。 この鎮守府に配備される時期が私より遅れた姉はその後も暫くは持ったが、 やはり私と同じように艤装を部屋の置物にせざるを得なくなった。 それからの提督は、私達より性能の良い戦艦を招集するようになって行って、今に至る訳だ。 ここまで鑑みて、私が提督に好感を抱かれていることを決定付ける出来事が全く無かった事に気付いた。 救いなのは、提督がその後継の戦艦組にも私と同じような態度で接していることか。 果たしてあの提督が感情を心から溢れるようにして曝け出す相手がこの鎮守府にいるかは永遠の謎だが、 それでも今日の提督の仕打ちは私にとってかなりショックな出来事となった。 提督は私達艦娘を部下としか見ていない。 好き嫌いの感情はない。 私の中で長く保ってきたそういう前提が崩れた。 あんな提督だって男の人だし。 対して私は女。 艦としての性能は欠陥レベルでも、人格の方くらいはまだ並に自信を持っていたのだ。 それなのに突き放されるなんて、滑稽の極み。 提督の局部は反応を示していたけど、今思えばそれは私の与えた刺激がそうさせただけだったのだ。 興奮していた様子は微塵もなかったのだ。 あの提督は性欲基準で物を考えるタイプではないことを失念していた。 あの場面までいってなお提督に鬱陶しがられる、と言う事はやっぱり。 嫌われている。 「……っ」 いつもの口癖も出ない。 ただ、これは提督に嫌われている事がショックなんじゃない。 提督に嫌われているということは、艦だけでなく人格の方も欠陥があったということを示しているのだ。 それがショックだから、涙が漏れているのだ。 ……そんな有様でも姉だけは心から信頼できる唯一無二の味方だ。 姉が私を受け入れてくれれば、私は艦底の下駄を脱いで海に身を投げる気にならなくて済むのだ。 話を戻そう。 不幸のどん底で姉だけは私の事を受け入れてくれるが、私はそれだけでは我慢できなくなっていた。 不幸のどん底で互いの傷を舐めるのは、 不幸の底なし沼に一人で沈む事と相対的に見れば幸せかもしれないが、 絶対的に見てしまうとそんな訳が無い。 私はこの現状では満足出来ていないのだ。 あの鎮守府で提督とケッコンカッコカリを行った艦の話を思い出してみる。 毎晩提督と夜戦をしている。 それはとても幸せな事だ。 夜戦とは具体的に言えばこうこうこういった事をするのよ、と言っていたが、 経験のない私は話の内容を半分も理解できなかったように思う。 とにかく、まずはやってみるだけやってみようという突っ切った考えの下私は動き、 自分で自分を近代化改装させるべく提督に夜這いをかけた。 不幸の渦中にずっと巻き込まれ続けた私にとっての幸せが何かなんて、もうよく分らない。 いくら考えても纏まらず、思考はぐちゃぐちゃになっていくだけだ。 だから、提督に拒まれてお説教されたところで自分の意志は変わらなかった。 藻にも縋る思いの私は、 提督と夜戦をしてみれば何か状況が変わるはずなのだ、という短絡的な思考しかできなくなっている。 提督の出した罰は何だったっけ。 山城にとっての幸福を考え直せ、と。 ならば、私はそこに抜け穴を作ってしまおう。 適当にでっち上げて、提督と夜戦する事が私の幸福なのだとでも説得してしまおう。 「もうやめさせないわよ、提督……」 私は、深く布団を被って目を瞑った。 …………………… ………… …… 次の日。 提督の元から現行の秘書が離れた晩の頃を見計らって、私は執務室の扉を叩いた。 「入れ」 「失礼します」 命令が下りたので扉を開け入室する。 提督は依然として執務に励んでいるようだった。ご立派なこと。 フローリングの木目の奥の執務席に鎮座する提督は、私の顔を見てなお顔色を一切変えず問いてくる。 「どうした」 「昨日の事で話があります」 私は提督の執務卓の前まで歩き、提督を見つめた。 それから、赤いスカートの上で両手を重ね、深々と頭を下げる。 「まず、昨日は迷惑をかけてしまって、すみませんでした……」 「……嗚呼。それについてはもう気にしていないから大丈夫だ」 部下に気を遣ってのコメントなのだろうけど、 私はこれを"お前のあんな醜態なんか思い出したくない"と言っているように解釈してしまう。 手が痺れるように震えるが、我慢。 本題はここからで、うまく提督を頷かせなければならない。 書類を提督宛に書き上げてポストに投函する選択肢は、私にはなかった。 直談判でないと押し切れない気がした。 「それで、昨日言われた通り私にとっての"幸福"というものを考えてきたので、お願いがあります」 「何かな」 「まず一つ。私をもう一度主力艦隊旗艦に、そして提督の秘書艦にさせて下さい。 二つ。扶桑姉様も随伴艦とさせて下さい」 私は嘘の理由で象られたお願いと、本心からのお願いを並べ立てる。 そして、一間置いて本質のお願いを述べる。 「三つ。提督は私と、や、……夜戦をして下さい」 軍帽のつばの下に潜む、まるで値踏みするように鋭くさせている目を見つめる。 提督はペンを握ったまま瞬き一つしない。 何を考えているのだろう。 数秒待ったが、何の反応もないので再度私は頭を下げる。 目を瞑って祈るように懇願する。 「お願いします」 「……頭を上げてくれ」 言われた通り頭を上げる。 提督はペンを置き、軍帽のつばで陰っていた目元を、顔を上げることで明かりを受けていた。 提督は机に肘を突いて顎を手で擦り、まだ値踏みするような訝しげな目をしている。 「山城にとっての幸福が何なのかは聞かない。 最初の願いは受け入れよう。 次の願いは出動目的や資源のあり方で毎回はできないと思うが、努力はする。 だが……」 戦艦タ級に特攻をかける位に後先考えず放ったのだが、嫌われている割には意外にもすんなりと通ったものだ。 ほっと安堵するのも束の間、最後の回答を待つ。 提督は作戦を編み出すのに行き詰まった時のように軍帽を脱いだ。 心底理解が出来ないという様子だ。 提督は私の内を覗き込むように首を伸ばして目を凝視してくる。 「最後の願いは本当にお前にとっての幸福なのか?」 ま、昨日あんな事があった手前、疑われて当然か。 それでも私は、下手に心の内を漏らすことがないよう唇をきゅっと結び、ただ無言で顎を引く。 「……分かった、受けよう。仕事のない夜に好きな時に来るといい」 提督はやはり、何を考えているのか見透かせない顔のままに軍帽を被り直した。 前衛作戦はうまく行った事を確認し、私は執務室を後にした。 …………………… ………… …… 次の日、約束通り提督は私を秘書に任命した。 これから久し振りに提督とほぼ一日を共に過ごしていくのだ。 すぐに見限られないためにも、自分の責務はしっかり果たさなければならない。 のだけど……。 「あの、提督。これはどうすればいいんでしたっけ」 「嗚呼、これはな……」 最古参の面目は渋いお茶の底に沈んでいた。 ずっと前に提督の秘書を離れてから今まで何をやっていたか問われても、語れる事は何もない。 他言できない疚しい事があったという事ではなく、本当に何もない。 だからお茶淹れも、執務を処理する腕も、すっかり訛っていた。 私が以前秘書をやっていたあの頃とは書類の内容も違っているから尚更だ。 これでは駄目だ。 こんな醜態を晒すために提督に頭を下げてここにいるのではない。 隣に座って、私とは対照的に何も聞かず執務を処理していく提督の足を引っ張りに来たのではない。 私は書類に何をどう書けばいいのか、この書類をどこに仕分けるべきか、 多少分らなくても提督には聞かず生半可な考えで処理して行こうとする。 「山城。これ違うぞ」 なのに、自分の書類に集中しているように見えた提督にすかさず指摘されてしまう。 「あっ、……ごめんなさい……」 またやってしまった。 焦る気持ちが一人歩きして、ついてこれていない実力が警鐘を鳴らす。 こんな調子では秘書なんかさせてもらえない。 保身のために出た謝罪の言葉が震える。 まだ出来るはず。欠陥戦艦とは言わせたくない。 本心は醜く足掻いてこう叫ぶ。 俯き視界の半分を書類で埋め尽くしていたが、視界の端から不意に提督がこちらへ手を伸ばしてきた。 「ひっ……!」 私を嫌う提督がとうとう堪忍袋の緒を切らした。 殴られるか髪を掴まれるか。 艦娘の肉体は防御力が格段に向上されているとか関係ない。 何も強化されていないどころか、下手すれば人並みより精神が弱いかもしれない私は、 提督から体罰が来るという予想に怯え、ぎゅっと目を閉じた。 「っ……?」 しかし、息を呑んだ私の予想に反し乱暴な衝撃は来なかった。 頭にあるのは何? 私や姉とは違い、ごつごつした手。 その手付きは子でもあやすように優しい。 そうやって私の髪を、頭を撫でている? この感触は今まで経験がない。 ゆっくり瞼を開いて広げた視界には、私の頭に伸ばす腕と、私を見つめる真顔の提督の顔があった。 「えっ……、あっ、あれ……」 私は非常に困惑した。 そこは怒る場面じゃないの? なんで私は頭を撫でられているの? なんで提督は私を撫でているの? 提督が何を考えているのか分からない。 でも私の中にさっきまで感じていた恐怖心などは消え失せている。 提督はゆっくりとだがたった三度だけ頭を撫でて手を離した。 「あっ……」 「山城には久し振りの執務なんだから。分からない事があったら遠慮せず聞いていいんだよ」 提督はそんな事を言って、私がミスした書類の訂正作業を始めた。 私も自分のミスしたところがどういう具合に訂正されていくのか見なくちゃいけないはずだけど、 私はぼーっとして提督の横顔を見つめていた。 一心に私を見つめて救済の言葉を優しくかけてくれた時の提督の顔を思い出す。 ――こんな提督でも、笑ったりするのね―― あれは ぱっと見、いつもの真顔。 しかし、注意深く見れば笑っていたような気がする。 何よりは目。 目は口ほどに物を言うとはよく言った物で、いつもの淡白な提督像が少し掠れた。 夜這いを仕掛けたときは目も口も険悪な雰囲気があったけど、今見たそれらの雰囲気は全く真逆で。 酷く剣呑なまでに冷たく波打っていた私の心の海は、温かく穏やかな物へと変わって行った。 「よし、出来た。山城も、欠陥呼ばわりされたくないならどんどん聞いていけよ」 「……欠陥? 私が? ち、違いますから」 この人のらしくない冗談を躱しながら、私は再び書類の丘に手を付ける。 …………………… ………… …… 「不幸だわ……」 結局私は、欠陥戦艦だった。 南西諸島海域を制圧する任務を遂行すべく艦隊の旗艦として華々しく出撃したけど、 不幸と足の遅さと装甲の薄さが災いしたか、 敵主力艦隊の戦艦から重い一撃を貰って入渠し、起きてみればもうこんな真夜中だ。 戦艦は入渠が長いのだからあまり被弾してはいけない性能を求められるのに、この様。 姉を始めとする随伴艦に気遣われる旗艦なんて、情けない。 執務も戦闘も一人前に出来ないなんて、この先未来はあるのか。 「はあ……、月はあんなに明るいのに……」 一寸先はあの遠くから照らす月さえない真っ暗闇か。 不幸の私には、お似合いかも……。 「ふ、ふふふ……。あれ……」 海辺の堤防をやや俯きながら歩いていると、ぽつんと申し訳程度に置かれているベンチに人影が見えた。 こんな夜中に誰だろう。侵入者? 下駄を鳴らしながら近づいてみる。 粗末な電灯が、その人の横顔を微かに照らしている。 「……山城か」 そういうあなたは、提督じゃないですか。 軍帽を脱いでベンチに背を預け、朧げに紫煙を燻らせている。 「隣、いいかしら」 「どうぞ」 何となく、だ。 同族を見つけたような気持ちになって、私もベンチに腰を落ち着かせる。 提督とは三十サンチほどの距離を開けて。 目の前に広がる黒い海を眺める振りで、横目で提督を見やる。 提督はどこを眺めているのか分からない目付きで煙草を嗜んでいる。 「寝ないんですか?」 「……眠れなくてな」 か細い声もあってどこか儚げだ。 らしくない。 私の知る提督は、ネガティブな今の私のようにこんなところで途方に暮れる姿が似合う人じゃない。 私が提督の事をほとんど知らないから、そんな身勝手な感想が出るんだけど。 「山城はどうしてここへ?」 「……へ?」 まさか提督からそんな事を聞かれるなんて。 提督は艦娘の私情には全く興味を示さない人物だと思っていた。 無感情な目で私を見つめる提督からの思わぬ問い掛けに気の抜けた声が出るも、すぐさま本心を口走っていた。 「私、何をやっても駄目だなって思って、気付いたらここに来ました」 何と要領の得ない回答だろう。 自分で言って呆れる。 提督はそれだけ聞いてまた海の方へ顔を戻した。 不気味なまでにひっそりとした海が、ざああ、と寝息を立てる。 提督は煙草を咥え、それから重く溜息を付くように、ふうー……、と白煙を吐き出す。 「山城が被弾したのは、私も悪い」 「え?」 提督は、今なんと言ったのだろう。 「私が適切な命令を出せなかった不手際で、山城に手傷を負わせてしまった」 どう考えても、随伴艦が避けろと叫んだのに避けられなかった私の不手際だと思うんだけど。 提督の横顔は遠回しに馬鹿にしているようには見えず、自分にも責任があると本気で捉えているらしい。 そう言って体の重心を前に置き、背を丸めて地面に視線を落とす提督を見ていると、 私は急に何か言ってあげないといけない衝動に駆られる。 「わ、私っ……。頑張りますから!」 「山城?」 「今日は全然駄目でしたけど、欠陥戦艦なんて言われなくなるよう、頑張ります。 だから、提督がそんなに悩む必要はないんです……」 「……山城は優しいな」 "だから"の使い方が合っていないこんな拙い言い分でも、 提督はほんの少しだけその横顔に安堵したような笑みを浮かべてくれた。 褒められた、のかな。 それが嬉しくて、私は気付かれないよう静かに腰を提督の方に少しずらす。 何も知らない提督は煙草の火を明るくさせて、また白い溜息を漏らす。 「今日みたいにうまく行かない日は、仕事が終わってからここに一人でいるんだよ」 そういえば、提督の言葉遣いも執務真っ最中の時と違って柔らかい。堅っ苦しい厳格な言葉遣いはどこへやら。 そして、それにはまるで"こういうことはよくある"という意味でも含まれているように聞こえる。 こんな提督でも"うまく行かない日"は多いのだろうか。 「そういう日はもやもやするから何となくで煙草に当たるんだけどね。 一時的に何も考えなくなるだけで何も変わらない。 自分でも何がしたいのかと思うよ……」 提督は短くなった煙草を挟んだ指で弄んでから、地面に叩きつけて踏み躙った。 それを拾って、揉み消したそれを携帯灰皿に仕舞い、全てを無かったことにしようとする。 背もたれに身を沈めてそんな事を言う提督の声の抑揚はひどく平坦で、提督はまるで他人の話をしているよう。 何だか、ここまで来ると提督に親近感が湧いてきた。 遥か遠くを走っているようで、実は私と大して変わらないところで足踏みしているのではないか。 締まらないぼんやりした顔で空を眺める提督に見つからないよう、更に腰をずらす。 機械のようだと思ってきたけど、提督だって、一人の人間だったのだ。 もう今の提督に警戒心と疑心は、ない。 だから私は、こんな事まで聞いてしまう。 「提督は、私の事……嫌いですか」 「……嫌いだなんて言った事はない筈だぞ」 「はっきりしてください」 「嫌いだったらこんな事を喋ったりしない」 「もっと」 「山城の事は嫌いじゃない」 あの晩、不幸、だと思ったのは私の早とちりだったか。 嫌われていない。 それだけでも私は随分と救われた気持ちになっていた。 それなのに。 「寧ろ、こう優しくしてくれる山城は好きな方だよ」 ――反則だわ―― そんな科白、姉以外に囁かれた事はなかった。 ここまで言えとまでは言っていないつもりだった私は、冷たい潮風が吹くにも関わらず体を、特に顔を熱くさせる。 じんわりと胸の中を何かが満たしてゆく。 この気持ちは何だろう。 ああ、そうだ。 きっと、姉だけだと思っていたら、提督も私の味方だった事が分かって嬉しいのだ。 私は、今一度腰を静かにずらす。 ぴったりと、私の体が提督にくっついた。 「山城?」 「提督って、似てますよね。私と……」 「そうか?」 「はい。ですから、今度またここに来る時は、私も誘ってくれませんか」 「……山城が迷惑じゃないならな」 こっちからお願いしているのに、そんな気遣いまでしてくれる提督と黄昏る事が、迷惑なわけがない。 こてん、と提督の肩に私の頭を預けても、何も言わないでくれる提督と一緒にいて、迷惑なわけがない。 提督から伝わる熱が私の心を穏やかにしてくれて、私は目を閉じた。 端から見れば幸せでも何でもないだろうけど、憩いの場を一つ見つけた私は、確かに小さな幸福を感じていた。 この幸福を存分に味わいたい。 暫くそうしているとその思いが強まり、私は提督に囁く。 「提督」 「どうした」 「私が言った三つ目のお願い、覚えてますか」 「……覚えてるよ」 「今ここで、それをしようと思うんですけど」 「……お前、自分が今どこで何を言ってるのか分かってるのか」 分かっている。 でも、今提督が欲しくなったのだから仕方が無い。 思えば、私がここで提督を見つけた時からこうなる運命だったのだろう。 煙草の火のように、静かながらも確かに燃え始めた情欲を、私は抑えようとは思わない。 「提督が嫌いなら、諦めます」 「……何度も言わせるなよ。嫌いじゃない、って」 提督はどういうわけか、このお願いも本気で受け入れてくれるみたいだった。 夜這いを仕掛けたあの時と比べると、対応がまるで正反対だ。 「どうしたんですか、本当に。あの時はあんなに怒ったのに」 「あの時のお前はやりたくてやっているようには見えなかった。だから止めたんだよ。 こうする事が自分の幸せだときっぱり言うなら、私は受け入れる。山城の好きにするといい」 それは心なしか、提督自身にも言い聞かせているように聞こえた。 それなら、と、私は席を立って提督の前に立ち、跪く。 私は拒絶する余地を残すつもりで、両手でやんわりと提督の足を開かせた。 提督は宣言通り全く抵抗せず、嫌な顔もせず私を真顔で見下ろす。 私は恐る恐るズボンのファスナーをつまみ、ゆっくりと下ろしていった。 その穴に手を入れ、下着の中を探って取り出した。 提督の砲は最初小さいままで、ちょっと可愛い。 だけど、それは手を添えて観察しているだけで、すぐに私を威嚇するように戦闘態勢に入っていった。 「提督、興奮してるんですか?」 「見れば分かるだろ」 口は素っ気ないけど、そこは正直みたい。 こんな私でも興奮するんだ。 ないと思っていただけに反動は大きく、意外だし嬉しい。 何本も血筋を浮かべて大きくなったそれは、 潮風で冷やされた手で握ってみると、手が温められるほど確かに熱かった。 私はそれを熱く見つめながら握った手を上下に動かす。 「っ、っ……」 提督が息を詰まらす音が聞こえる。 浮いた血筋の手触りを感じながら、砲身を観察する。 私の扱う無機質な砲とは違い、生きたそれはどういう構造をしているのか、時折びくっと震える。 「はぁ……、はぁ……」 私の少し荒くなってきた息が、それに当たるのがこそばゆいらしい。 小さくて可愛いとは思ったが、大きくなっても可愛いままだった。 これは、優しく愛でてあげないといけない。 私はそう悟り、顔を近付ける。 濃い提督の臭いが一杯に鼻を満たすが、不快には感じなかった。 感じた事のない独特の臭いだけど、癖になりそう……。 「はぁ……、んむ」 くにゅ、と唇を砲身に押し付ける。 あ、また震えたわ。 これだけでも物怖じするなんて、提督じゃないみたい。 「ん、んん、んぅ……、えぅ、ちろ、ちろ、ぺろ……」 「っ、く……」 堪らなくなって舌を這わせてあげるでも、提督はやや強く息を吐き出す。 なんだ。あの晩は強気で押し退けておいて、実は経験多くないじゃない。 「うぅ、えぅー……、ぺろ、……はぁ」 でも、私はまず経験が全くない。 だからこれくらいしかできない。これより先のことは知らない。 舌を離し、目を動かして提督の顔を見上げる。 ……眉間に皺を寄せて口を結ぶとは、苦しそう。 「提督。私、この後どうしたらいいか分かりません。教えて下さい……」 「唾液を多くしてから、咥えてくれ」 提督は迷わず開き直ったようにそう答えた。 提督の断らせる気力は完全に奪う事に成功しているようだ。 一方こちらも準備は出来ている。 とっくに沢山出ている唾液を舌に乗せ、再度それの腹を砲身の先端に押し付ける。 口も小さく開いて先端を包み込み、歯を立てないように気を付けながら、ずるりと呑み込んだ。 「ぁ、むぅっ……」 「うっ……。舌を動かしたり、頭を上下に動かしてみろ……」 「っ……」 ほんの少しだけ顎を引くことで了承の意を伝える。 舌をどう動かすのかを具体的に教えて欲しかったけど、そこまでの不満を漏らすのは無粋だろう。 試されているということにしておいて、私は言われた通りにしようとする。 と言っても、口の中を埋め尽くさんとばかりに砲身は熱膨張を起こしていて、 舌を満足に動かせるほど口の中にスペースは残されていない。 硬い砲身を無理矢理押し退けるように舌を動かす。 「……んぐ、おぇ、んちゅ、えぅ、ちゅる……、んう」 「おっ……、く……」 提督は呻くのを堪えている。 経験ない私だし、堪えるのは簡単よね……。 「ちゅる、んむぅ、はぁ……、んく、じゅる、はぁ、……」 鼻からでなく、わざわざ口に隙間を作らないと呼吸もままならない。 たどたどしいのは自分でも分かっているけど、それでも精一杯に舌を動かす。 巻きつけようとする私の舌が提督の砲身を更に熱くしているのか、あるいはその逆なのかも分からない。 咥えて舐め回すままに、提督を見上げる。 「う、はあっ……」 負けないくらい熱っぽい吐息を提督は抑えられていない。 なんだ。これでは提督も経験が全くないみたいじゃないか。 やっぱり、提督は私と似ている。 楽しくなってきた私は、行為をエスカレートさせた。 「ん……ちゅ……、ん、んっ、んっ、ふっ」 「く、うっ、あっ」 言われた通り、頭を上下に動かしてみる。 口の壁で砲身を擦る。 歯が当たらないように気を付けるのに精一杯で、あまり大きく上下させることはできない。 小刻みながらもそれなりのスピードはつける。 「う、うああっ、やま、しろっ。すぐ、出ちまっ……」 出る? 何が? 脳内演習どころか予習さえしていない私は、どこから何が出てくるのか皆無検討がつかない。 まずそれは出てはいけない物なのかすらも。 しかし今更撤退する選択など、今の私にはあり得ない事だった。 単純な動きのままどこを目指しているかも分からず突き詰めて行く 「ふっ、んむ、んっ、んんっ、ぅ、んぐっ!? んんっ、んんぅぅぅぅ……!!」 すると、突然何かが私の口の中を染め上げた。 じわあ、と熱い液体が広がっていく。 ――不味っ!? 何、これ―― 味覚が新しい感覚を図鑑に登録しようと、頭にそれを送ってきた。 苦いような、臭いような、一言でひっくるめるなら不味いとしか表現できない直撃弾を喰らった。 提督の砲身を咥えるどころではなくなった私は、 こんな時でも最後まで歯を立てまいと砲を解放するのに時間をかける。 ……まさかとは思うが、本当にここから出てきたの? 口を離すと、提督の砲身の先端にある小さな裂け目と私の唇が白い何かで結ばれていた。 それは一瞬の事で、重力に負け切れてしまったので未だに口の中身の正体を確かめられない。 この口の中に残ったもの、どうしよう。 「はあっ……。……や、山城?」 「……! ……ん、んん、ぅ、くっ、んぐっ、こく……っ! げほっ!?」 ――不幸だわ―― 口の中に入った以上、飲むしかない。 少なくとも人間の体から出た物であるから、毒ではないはず。 覚悟を決めて体内に納める事で事を収めようとしたけど、 それは不味いだけでなく物凄い粘度で、少し飲み込んでから盛大に器官を犯されてしまった。 みっともなく私は提督の足の間で咳き込む。 よく考えてみれば、最初から私の目的はこれにあった。 提督が出してくれる液体Xを取り入れる事こそ近代化改装の裏の手順であるはずだ、と。 今出来る限界まで近代化改装を終えていた私は、これを行えば更に強化できる。 なのに、私の口から灰色の地面に向かって白い何かが吐き出された。 ああ、勿体無い。 限界を超えようと無茶したのに、なんてこと。ふふ、ふふふふ……。 「山城。誰も飲めなんて言ってないんだぞ」 別に誰から言われてやっているわけじゃない。 自分のためだ。 でも自分に跳ね返ってきたこの苦痛に、私は未だもがき、涙ぐむ。 すると、私の背中に何やら擦るような感触が。 いつまで経っても咳き込み続ける私を見かねてか、提督が手で撫でてくれていた。 こんな事をしたって体の拒絶反応は収まらないけど、精神的には苦痛から大きく逃れる事ができていた。 私の体の怒りが鎮まってくれるまで、提督は優しく温かい手付きで背中を撫でて待ってくれた。 「けほっ……はあ……。て、提督、次は……?」 「いや、夜戦はこれで終わりだよ。よく頑張った」 体の津波が去ると、提督が今度はやんわりと笑って頭を撫でてくれる。 その言動はどう見ても私を子供扱いしていたのが分かったけど、 反論する気も起きず提督のあやしに甘んじる私は子供よね、と思った。 というか、大人か子供かなんてどうでもよかった。 安心感を覚えさせる提督の細くないこの掌でこう撫でられる事は、 私にとっては確かに小さくも大きな幸せだと感じていたから。 「こんな時間なのに付き合ってくれて、悪かったな。もう戻ろう」 提督は下腹部の乱れを整えてから、愛想ない口調に戻してそんな事を言う。 私は、本当にこれで終わりなのだろうか、と釈然としない疑問を馳せながらも素直に提督に従った。 火照った体を、涼しいくらいの潮風が撫でてくれていた。 これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/