約 7,071 件
https://w.atwiki.jp/seirei_san/pages/1182.html
湯けむりスペクター シークレットレア 必要魔力 20 遠距離 変更前→ 攻撃 防御 TOTAL 親愛度MAX 6936 4777 11713 8000 誕生日 2月7日 身長 164cm 体重 無 3サイズ スキル スカスカ回避効果 敵からの全体攻撃を高確率で回避する 親愛度 コメント 低 ワタシは不慮の事故により温泉で溺死してしまい、現世に未練を残したままさまよう温泉の亡霊…というのは冗談です…別に温泉で溺死したわけじゃないので安心してください… 中 亡霊になってもこの暗い性格は変えられませんでした…そして、この貧相な身体も変えられませんでした…一度でいいから、胸が浮いて困るとか言ってみたい人生でした…シクシク… 高 ワタシ、広い温泉よりも普通のお風呂の方が狭くて好きです…でも、アナタと一緒だったら温泉も悪くないと思います…いえ、むしろ好きかもしれないです…だから、もっとくっ付いてもらえませんか…? 嫁 たくさん温泉に浸かって満足できました…だから、ワタシは成仏します…というのは嘘です…まだまだ未練はありますから…ワタシ、まだアナタと楽しい時間を過ごしたいんです…それまでは死ねません…あ、もう死んでました… 親愛度 セリフ 低 シャンプーが目に入ってしまいました…痛いです…シクシク… 温泉…極楽すぎて成仏してしまいそうです… 亡霊が温泉に入るのは変ですか…? 命を落として亡霊になったのは事実ですが… 中 亡霊なのにのぼせるって変ですか…? 生前使っていたお風呂セットは手放せません… 温泉…それは命の洗濯…どこかでそんな話を聞きました… 目立たぬようにひっそりと温泉に浸かります… 高 お背中流しましょうか…?アナタの役に立ちたいんです… バスタオルって、喪服よりも着心地がいいかもです… ワタシの肌、亡霊なので透き通るほど白いんですよ… ワタシを見捨てて先に上がらないでください… 嫁 湯上りのコーヒー牛乳を用意しておきました… アナタと一緒に温泉に入ることが幸せすぎて思わず成仏するとこでした… 未練タラタラですけど、アナタとずっと一緒にいたいです… バスタオルを着ていれば、喪服よりも強いワタシになれる気がします… スキンシップ後 朝 ひどい悪夢を見てしまいました…シクシク… 夜 一緒に温泉に入りませんか…?背中、流しますよ… なでなで そ、そんなに肌をなでたらダ、ダメです… その他 誕生日 ワタシの誕生日を覚えてくれる人なんて、アナタくらいです… ファンやクラスメイトなど覚えてる人は割といる模様 -- 名無しさん (2016-02-07 22 22 49) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/chaos-blade/pages/977.html
婦人?夫人? 夜叉 グギッ!グギギギィイ!!坊ヤァァァ!アアアアッ! (プレイヤー) うわっ!びっくりした、出会い頭の夜叉さんは心臓に悪いですね…… ひまり こやつのおかげで夜に一人で用足しが出来なくなった家臣もおるからな、確か月乃じゃったか 夜叉 坊ヤァァ!グガーッ!!坊ヤァ!坊ヤヲ、カエセエエェ! (プレイヤー) 夜叉さんは時々発作が激しくなりますよね、うわ……あそこの壁は後で修理を手配しないと ひまり 敵軍の士気を下げ混乱を呼び起こす事が出来るが、諸刃の剣である事は否定出来ぬ ひまり わしの調べでは、日記や土偶を適切な順序で用いれば成仏させてやる事が出来るらしいな (プレイヤー) 万年人手不足なので、成仏されてしまうと困ってしまいますけどね (プレイヤー) でも、それが夜叉さんにとっての救いになるなら……検討するべきなんでしょうか? ひまり 年がら年中があの様子ならそれも一つの選択肢とはなるが、普段は多少落ちついておるからな ひまり それに生きておれば何か良い事があるかもしれん、可能性の芽は残しておいた方がよかろう (プレイヤー) 既に奴は死んでますけどね、夜叉さんは 次へ 一覧に戻る
https://w.atwiki.jp/tsundereidayon/pages/767.html
多少霊感があるせいで、時々霊能者の真似事をさせられる。 今回の依頼主は幽霊の少女だ。 『最後に一目会いたくて』 寂しそうに俯きながら現れた彼女。 真夜中に、人の首絞め時々力をこめながら、幼馴染の少年への思いを延々惚気られたよこん畜生。 彼女にとっとと成仏してもらう為、俺は協力する事にした。 可能な限り自分の力で思いを伝えたいというので出来る事を探した結果、テープに一度録音する方式で、彼女の声が記録できた。 数日後。 俺は幼馴染の少年の前に立った。彼女は俺の後ろで恥らっている。 非常に香ばしい人扱いされたものの、少女と少年しか知らない情報を伝える事で何とか信じてもらうことが出来た。 で、いよいよメインイベントの告白タイム。 まっさらなテープをセットし、録音ボタンを押す。少年は期待と不安の入り混じった表情で俺とレコーダーを交互に見ている。 『あ、あ、あの』 暫くの沈黙の後、彼女が喋りだした。 …って何ですかその『話すことなんて無いけどへっぽこ霊能者に言われて仕方なく』だの『死んだ後でまたアンタと顔合わせなきゃいけないなんて』だの『ただの同級生なだけで変な期待なんてするな』だの以下略は。 人の首絞めながら惚気てたのは嘘ですかそうですか。 俺はまだしゃべくっている彼女に気付かれないようにテープを停止。きょとんとしている少年に声を出さないように手で制し、万一のために持ってきていた練習テープをセット。 割と大音量で再生させた。 そのテープには、練習だからと気負わず自然な感じで気恥ずかしい告白をする少女の声がしっかり録音されていた。 『いやあああぁぁぁーーーっ!!』 悲鳴を上げる少女。耳まで真っ赤になったその姿が急激に薄れていく。どうやら告白成功で成仏できたようだ。 少年にも彼女の思いは伝わったようで真っ赤になって照れている。 一応録音したばかりの罵倒テイストテープも渡して俺はさっさと家路についた。 彼女が素直じゃないのは少年は良くわかっていたようで、後日彼から『どちらのテープも大事にします』と苦笑と感謝の入り混じった手紙が届いた。 無事成仏できた彼女だが、盆で帰ってくるたびに、俺の首を絞めに現れる。 『お節介有難う』という割には割と本気モードに見えるが何故だ。
https://w.atwiki.jp/tunderesure/pages/330.html
227 :ツンデ霊とツンデレ少女:2010/08/19(木) 00 20 17 ID PSVh2IN/ ある新入生の少女が某格安物件のアパートの部屋を借りた…しかし、そこは… 「あんた何よ!出て行きなさいよ!」 「あのね…わたしが先にココにいたの」 「……幽霊のくせに」 「ふん、ツンデレ女が……」 「……所であんた‥何で幽霊に成ったの?」 「………………」 「ねぇ~何でよ~」 「う、うるさい!呪い殺すわよ!」 「はは~ん‥大方片思いの男にでも未練があるよでしょう~ほら言ってみ!うり、うり」 「///………………………………………」 「え!?マジ…………」 「ば、ばか…死んじゃえ~」 ツンデ霊はその日を境に忽然と姿を消した…… 「あ~あ…酷い事言っちゃったかな~」 「でも、アタシもあの幽霊の事笑えないんだよね~」 そう…アタシも片思いの人が…でも…素直になれなくて… ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 数日後なんと片思いの彼から…告白された♪ 「いや~数日前から変な女の子が夢に現れてね‥そ、その君の事を良く見ろと…まあ…良く見たら…か、可愛いなと…」 もしかしたら…あの幽霊…の仕業…どう言うつもり…アタシは急いでアパートに戻った… 「ちょっと!幽霊!聞いているんでしょ!出てきなさい!」 「…………何よ、うるさいわね~」 「あ、あんた‥何で余計な事を…」 「余計な事?…アナタはわたし、素直に成れない…それが“私達”」 「あ、あんた…身体が…」 「ふふふ…アナタが望みをかなえたので…満足したのかも」 「そ、そんな…」 「さようなら…アナタに会え…て…良かった…わ…」 「ば、ばか…勝手に成仏するな!!…」 彼女が答えることは二度となかった… 「///……さようなら…親友…」 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 「ふう…やっと書き終わった…」 「へ~どれ、どれ」 「って…どわわっーーーー!!!…あ、あんた…成仏したはずじゃ…」 「誰か成仏したって…アナタみたいな“ばか”を残して往けないわよ…」 「///」 「わたしにまた会えて嬉しいでしょ…うり、うり」 「こ、このバカーーーー!!!///」 「それは良いんだけどね…ア・ナ・タ…今日の彼に対する態度はナニ!!…このツンデレ女!今から可愛く成る特訓よ!クリアーするまで飯抜きね」 「ひえええ~~~」
https://w.atwiki.jp/kenkaku/pages/299.html
地上の島で深夜から行われている剣客達の激しい闘い。 それとは別に、昼過ぎからは、天上において仏と魔の闘いもまた、人間達の知らない内に始まっていた。 闘う主体の一方は妖女玉梓、対するは強大な法力を持つ仏……前世においては天海と呼ばれていた偉大なる如来だ。 先程、天海は剣客達との闘いの中、中村主水に刺された直後に死亡したが、その死因は刺された傷ではなく餓死。 天海は御前試合が始まるかなり以前から五穀を断ち、食を断ち、水を断っており、本来ならばとうに死んでいるべき状態だった。 強烈な意志力によって死を遅らせていたのを主水にとどめを刺される直前に止め、天海は死に至ったのだ。 天海の死に方は、肉体を木乃伊と化す事で己を永遠なる存在・仏と為さんとする即身仏の修法と似ている。 苦行によって己を高めんとする修行によって本当に成仏が適うかは仏法者の中でも意見が分かれるが、そこは天海には関係ない。 天海は今までに積んだ修行と徳により、既に成仏する事が可能な境地に達していた。 だが乱世において、仏としてよりも人として為すべき事を残していた天海は、敢えて今まで成仏せずにいたのだ。 丁度、衆生救済の為に成仏を遅らせている観音や地蔵といった偉大な菩薩達と同様に。 故に、死に方がどうあれ……魂をも切り裂く一流の剣客の剣によって死ねば話は別だが、そうでなければ天海の成仏は確定事項。 人として果心の企みを打ち砕くのに失敗した天海は、仏となってこの狂気の御前試合を粉砕せんと試みる。 対手の玉梓は果心との約定により御前試合の運営に与していたが、彼女は特に御前試合自体に思い入れがある訳ではない。 また、憎き里見や犬士の縁者は別として、人間の動向にも無関心であり、剣客や天海が御前試合を妨害しても看過して来た。 しかし、相手が人ではなく仏となれば話は別。 そもそも玉梓自身が一度は成仏して如来となった身であり、仏から再び魔に堕ちた彼女にとって仏はいわば反存在のようなもの。 よって、玉梓は仏となった天海を無視してはおけず、嘗ての仏と新生の仏は天上において出会い、激しくぶつかり合う。 凡人にとっては時の流れは一様と思えるかもしれないが、神仏の観点からは異なる見え方がある。 人間界の幾千年が天界の一日となり天界の数十劫が地獄の一夜となるが如く、時の流れの緩急は一定しないもの。 当然、仏如来やそれに匹敵する魔王ともなれば時流の速度など自由自在。 下界の島において刹那の時が過ぎる間に天上では幾劫もの時間が流れ、天海と玉梓の闘いは早くも転機を迎える。 そもそも、本来ならば、玉梓が如何に強大な魔であっても天海に太刀打ちできる筈はなかった。 何しろ、天海は自身の悟りと修練によって自力成仏し、阿弥陀や将来の弥勒といった高名な如来に匹敵する境地に達した偉大な高僧。 対する玉梓は、他力で、しかも、神変大菩薩の加護を受けているとはいえ神に過ぎない伏姫の力により成仏した仏。 嘗て、いや、信乃にとっては未来の話だが、犬士の犬江親兵衛やその主君の里見義成が念仏等による手軽な他力成仏を難じた事がある。 そして、この論理に従えば、他人の読経を聞いたり宝珠の光に打たれて成仏した玉梓は、自ら仏を念じて助力を願った者にすら劣ろう。 当然、同じ仏・元仏と言っても厳然たる格の差があり、玉梓は天海には遠く及ばない……天海が仏としての本来の力を発揮できれば。 しかし、他ならぬ玉梓自身、一度は成仏しながら妖人の仕掛けにより魔へと堕ちた女の存在が、仏の法力を妨げていた。 完全に悟りを開く以前ならば、成仏一歩手前の菩薩ですら、僅かの邪念により修行の成果を全て失う事は十分にあり得る。 また、仏が衆生救済の為、敢えて己の悟りを封印して、神に垂迹しまた人に化身して下界に現れたという話も数多い。 しかし、悟りを開き解脱した筈の仏が、完全にその悟りを失い、再び邪心に塗れた妖怪に堕落するなど、決して起こり得ない筈。 仏は永久に仏でありもう二度と苦しみ多き生類に生まれ変わったりしないからこそ、成仏が衆生にとっての救いとなるのだ。 なのに、仏ですらも完全ではなく、いずれ他の生き物の如く転生するのであれば、成仏しても輪廻からは逃れられない事になる。 そして、天人五衰の苦が無間地獄に勝るように、仏が悟りを失う時、その苦は比類なく成仏は人の救いではなく最悪の宿業となろう。 故に、仏でありながら魔の誘惑に敗れた玉梓は、存在そのものが仏の威光と意義を揺るがす仏法の天敵。 この島を覆う結界が、玉梓が仏であった頃に統括していた三千世界の大半を放棄して島一つのみを覆う事で密度を高めているとはいえ、 たった一体の魔王の力で外界の無数の仏菩薩の干渉を撥ね退け、この狂気の御前試合が外部の存在に妨げられずにいるのもその為。 天海もまた彼女の前では十全に力を振るう事は出来ず、為に本来ならば力に大差のある二者の闘いは相討ちの形へと収束して行く。 空に雷光と見紛う一閃の光が走り、力を削がれた仏と魔が地に堕ちる。 といっても、人智を超える闘いを繰り広げる中で純粋な精気と化していた彼等の姿もその闘いも人の目には捉えられないが。 ただ、一部の目聡い者は、島を囲む海の荒れ、この小さな世界を外界から遮断する結界の象徴たる海流が大きく弱まったのを見定めた。 島の南西、城の天守閣。 犬塚信乃・芹沢鴨等の剣客達は、屋根の上で不慮の死を遂げた足利義輝の遺体を天守の中に運び入れ、ひとまず安置する。 暗い空気の中、坂田銀時が声を上げるが、その言葉はいつものように皆を明るくする軽口ではなかった。 「んじゃ、連中のボスも倒した事だし、俺は行かせてもらうぜ。いい加減、お前らの顔を見るのも飽き飽きだしな」 そう言って階段を降りて行こうとする銀時。 「銀さん……!?」 いきなりの別離宣言に、驚いた剣桃太郎が声を掛けようとするが、芹沢が身振りで制した。 「行かせてやれ。連中の主だったところが片付いたのは確かなようだしな」 そう言うと芹沢は眺めていた鏡を放り捨てる。 これは、忠長達のいた広間に飾ってあり、剣客達と共にこの辺りに飛ばされ、屋根の上や城内に幾つか転がっていた鏡。 先程までは半数程が御前試合を戦う剣客達の様子を映し出していたのだが、今は鏡面は闇に覆われ、何も映さなくなっていた。 「昼までは荒れてた海も収まったようだ。妙な術を使う連中も、俺達が手を下すまでもなく討たれるか逃げたんじゃねえか?」 「先程の怪しい唐人は沖田殿が討ったようだ。鏡の機能が失われてのもそのせいとみえる」 芹沢の言葉を石川五ェ門が裏付ける。 皆が打ち沈む中、それでも五ェ門は情報を集めようと、出来る限り鏡を回収して観察していたのだ。 「鏡……坂田さんも持っていました。そこに、多分、私よりも若い男の人が死んでいる姿が映っていて……」 千葉さな子の言葉に、桃太郎は銀時が共にこの島に連れて来られた仲間を保護しようとしていた事を思い出す。 死んでいた男というのがそれだとすれば…… 敵の首領を倒したと言っても、それで全てが解決する訳ではなく、そもそも此処が何処でこの御前試合か何なのかすらわかっていない。 重苦しい空気が漂う中、義輝の遺体の傍らで項垂れていた信乃がいきなり顔を上げて叫ぶ。 「皆、気を付けろ!」 ――犬士……―― 信乃の言葉と同時に何者かの声ならぬ声が聞こえ、天守の中に巨大な、禍々しく殺意に満ちた気配が生まれる。 いや、この瞬間に現れたと言うより、或いは最前からそこに在った気配に、信乃の言葉で初めて気づいたと言うべきだろうか。 「……玉梓!」 本能的に気配の正体を悟って信乃は呻く。 だが、此処にいる玉梓は、犬士や里見家を脅かした怨霊や妖獣としての玉梓とは根本的に存在の規模が違う。 神、いや、或いは仏すらも凌駕し、聖杯によって生み出され足利義輝の命を奪ったあの魔剣士すら小さく思えるほどの存在感。 だが…… 「ふん、ちょうど辛気臭くなってたところだ。憂さ晴らしに切り刻んでやるぜ」 芹沢が吐いた言葉は、実はこの場にいる剣客の多くが、大なり小なり共有する感情であった。 確かにこの存在は強大であり、本来ならば決して油断をして良い相手ではあるまい。 しかし、ただそれだけ。玉梓は、剣客や、先程の聖杯の魔剣士ですら持っていた武人特有の鋭さを持ち合わせていないのだ。 これなら如何に強大でも打ち果たすのはそう難しくはあるまい、というのが剣客達の持った共通の印象。 そして、倒すべき敵という当面の目標を得た事で、先程までの沈んでいた状態よりはぐっと活力を取り戻す剣客達。 そんな中、一人信乃だけは、成仏した筈の玉梓が再び悪意の塊として現れた事に当惑していた…… 【ほノ参/天守閣/一日目/午後】 【坂田銀時@銀魂】 【状態】健康 額に浅い切り傷 【装備】木刀、 【道具】支給品一式(紙類全て無し) 【思考】基本:さっさと帰りたい。 1:新八の所へ向かう。 ※参戦時期は吉原編終了以降 ※沖田や近藤など銀魂メンバーと良く似た名前の人物を宗矩の誤字と考えています。 【犬塚信乃@八犬伝】 【状態】肩に軽傷、精神的ショック 【装備】小篠の鞘@八犬伝、備前長船「物干竿」@史実(亀裂) 【所持品】支給品一式、こんにゃく 【思考】基本:主催者を倒す。それ以外は未定 一:義輝の死に呆然 二:毛野の死の真偽を探る。 三:村雨、桐一文字の太刀、『孝』の珠が存在しているなら探す。 【備考】※義輝と互いの情報を交換しました。義輝が将軍だった事を信じ始めています。 ※果心居士、松永久秀、柳生一族について知りました。 ※自身が物語中の人物が実体化した存在なのではないか、という疑いを持っています。 【剣桃太郎@魁!!男塾】 【状態】健康 【装備】折れた打刀 【道具】支給品一式 【思考】基本:主催者が気に入らないので、積極的に戦うことはしない。 1:信乃に同行する。 2:向こうからしかけてくる相手には容赦しない。 3:赤石のことはあまり気にしない。 ※七牙冥界闘終了直後からの参戦です。 【芹沢鴨@史実】 【状態】:健康 【装備】:新藤五郎国重@神州纐纈城、丈の足りない着流し 【所持品】:なし 【思考】 基本:やりたいようにやる。 主催者は気に食わない。 一:義輝の元部下を統率する。 二:五ェ門を少し警戒。 【備考】※暗殺される直前の晩から参戦です。 ※タイムスリップに関する桂ヒナギクの言葉を概ね信用しました。 ※石川五ェ門を石川五右衛門の若かりし頃と思っています。 【石川五ェ門@ルパン三世】 【状態】腹部に重傷 【装備】斬鉄剣(刃こぼれ)、打刀(刃こぼれ) 【所持品】支給品一式 【思考】 基本:主催者を倒し、その企てを打ち砕く。 一:主催者を倒し、芹沢の行動の記録を探す。 二:千葉さな子を守る。 三:芹沢を警戒 四:ご先祖様と勘違いされるとは…まあ致し方ないか。 【備考】※ヒナギクの推測を信用し、主催者は人智を越えた力を持つ、何者かと予想しました。 ※石川五右衛門と勘違いされていますが、今のところ特に誤解を解く気はありません。 【千葉さな子@史実】 【状態】健康 【装備】磯田きぬの薙刀@駿河城御前試合、童子切安綱 【所持品】なし 【思考】基本:殺し合いはしない。話の通じない相手を説き伏せるためには自分も強くなるしかない。 一:主催者の部下として現れた女と薫の関係を探る。 二:主催者から仲間達の現状を探り出す。 三:芹沢達を少し警戒 四:間左衛門の最期の言葉が何故か心に残っている。 【備考】※二十歳手前頃からの参加です。 ※実戦における抜刀術を身につけました。 ※御前試合の参加者がそれぞれ異なる時代から来ているらしい事を認識しました。 「くそっ!」 仲間を助ける為に天海との決戦の場から離れ、服部を強敵の前に残し、仲間が居る筈の商家へと戻って来たオボロ。 しかし、そこで彼が見出したのは、崩壊した家と、仲間達の死体であった。 坂本龍馬・伊東甲子太郎・緋村剣心・志村新八……どうにか気を静め辺りを捜索して遺体を発見して行くが、外薗綸花が見付からない。 「まさか……お前が食ったんじゃないだろうな?」 言うと同時にオボロは跳び、直後に彼が立っていた地点を何かが薙いだ。 「何者かと思っていたが、こんな化け物だったとはな」 そこに居たのは、彼等が保護し、この商家に置いて行った富士原なえか……もっとも、オボロは彼女の名など知らないが。 ただ、もしもオボロがなえかの事をもっとよく知っていたなら、逆に目の前にいる「それ」がなえかとは思えなかったかもしれない。 なえかは未だ人型を保ってはいるが、所々で不定形の怪物の如く輪郭が崩れ、その眼は明らかに人間のものではなくなっていた。 半怪物となったなえかは髪の毛、或いは既に触手と言うべきかもしれないが、とにかくそれを伸ばしてオボロを襲う。 しかし、人外の力に覚醒したとはいえ、今のなえかは妖の力と剣士としての技がまるで噛み合っていない半端な怪人。 オボロは再び跳躍して触手をかわし、その触手自体を隠れ蓑にしてなえかの死角に潜り込む。 今のなえかは五感のみならず無数の超感覚に目覚めているが、慣れない今はそれらの感覚は彼女を混乱させる役しか果たせていない。 死角に居るオボロの動きを察知しながら、己の感覚を翻訳し理解するのに時間を掛け過ぎ、結局は的確な対応が出来ずにいるなえか。 そんな彼女に致命の一撃を叩き込もうとするオボロだが…… ――やめろ―― 「!?」 驚愕の表情を浮かべて大きく飛び退く。 「あれは……兄者、いや、違う。なら一体何なんだ……?」 オボロがなえかを斬ろうとした瞬間、静止の声と共に人影らしき者がオボロの前に立ち塞がったのだ。 声も人影も微かで朧な、空耳や蜃気楼のようなものであったが、オボロにはただの幻とは思えなかった。 無論、幻だろうが実体だろうが、ただ制止された程度で振り被った刃を止める程、オボロは甘くない。 しかし、その人物が、主たるハクオロと同様に仮面を着け、声も良く似ていたとなれば話は別。 とはいえ、落ち着いて思い出すと人影の体格も仮面の様式も明らかに異なっているのだが。 それにしても、この異郷の地で主に似た印象を持つ存在に遭遇した事には何らかの意味があるのではないかと、オボロには思えた。 或いは自分を惑わせる為の幻術の類かと疑わぬでもないが、それならもっとハクオロに酷似した幻を見せても良い筈。 加えて、これはオボロの直感に過ぎないが、あの人影に邪なものは感じなかったのだ。 なえかの攻撃が簡単に凌げる程度のものである事も手伝って、オボロは再び彼女を討とうと試みる事に踏み切れない。 オボロは仕掛けられず、防御に徹する彼になえかの攻撃は通用せず、ただ時だけが過ぎて行く。 城下町、闘っているオボロとなえかを見下ろせる位置にある一軒の民家の屋根の上。 「また妙な術か」 不覚な事だが、そう話しかけられて初めて、天海は新免無二斎がすぐ傍まで近付いて来ている事に気付いた。 玉梓との激闘で消耗した上、無数の神仏が破れずにいる結界に一時的な裂け目を作っての外部の者の思念の誘引。 この島の結界が基本的に外からの干渉を防ぐ機能に特化しているとはいえ、全ての意識を集中させなければ不可能な所業だ。 故に天海が無二斎の接近に気付かなかったのも無理ないのだが、機先を制された事で心理的に不利な立場になったのは否めない。 その上、そのまま天海を無視してオボロとなえかの許へ歩み去る素振りを見せられては、天海は無二斎を呼び止めざるを得ないのだ。 「あの娘は放っておけばやがて己の力により自滅する。それまで攻撃を凌ぎ続ければ、男の方も幾らかは消耗しよう。 今、彼等の前に姿を現すのは愚策」 「自滅……か。自害に自滅、それが御坊の望みか?」 言いつつ、相手を観察する無二斎。 この言葉に天海が反応した事で、漸く目前に居るのが神谷薫の自害を図った妖僧である事を確信する。 なえかが半ば妖怪と化し人間離れした形態となっているように、天海もまた、生前とは外見が変わり人外の姿を現しているのだ。 もっとも、天海のそれはなえかとは違い、表れているのは妖怪ではなく仏の特徴……俗に言う三十二相というもの。 光明や香気、彼方まで響く声といった隠れ潜む妨げとなる相好は抑えているが、残りの相だけでもそれが仏の相と見抜くには十分。 (この坊主は死んで仏となったか) そう理解する無二斎だが、特に反応も示さず、冷徹に天海との会話を続ける。 天海にしても、無二斎が真相に半ば気付いている以上、下手に誤解されるよりも事実を話した方が都合が良いと判断。 「この場に在る者は、本仏……釈迦牟尼であろうと、大日・毘盧遮那であろうと構わぬが、それから切り離されておる」 「ふむ……?」 天海が挙げたのは、大乗の教えや密教で根源仏などと呼ばれる仏。 人を含むあらゆる宇宙の存在・非存在は全て根源仏に由来し、根源仏の一部であり、故に全ての者が仏性を宿すという。 その仏性故に、凡夫や鳥獣・草木に到るまで成仏が可能……逆に、仏と切り離されたこの島の者は仏性を失い成仏できないという事か。 「つまり、我等を救い成仏せしめるのが御坊の望みだと?」 皮肉を込めて言う無二斎だが、考えてみれば仏の望みが衆生の救済・成仏であるのは当然とも言える。 だが、天海は首を振って言う。 「島を仏から切り離した上で、蠱毒によって貴殿等の力を増し、本仏に勝る力を得させる事こそが果心の目的」 本来であれば、根源仏は全てを内包し全てに内在しているのだから、剣士達が強くなれば同じだけ根源仏の力も増す筈。 だからこそ、果心は玉梓という仏の天敵を用意し、根源仏から切り離した上で蠱毒の儀式を行ったのだ。 「仏に属さず、仏よりも強き者……そのような者が生まれれば、仏法そのものが揺らぎかねぬ。 仏の慈悲が遍く十方世界に行き渡り、一切衆生の成仏を保証するには、如来の光明を遮り得る者の存在を許すわけにはゆかぬ」 遂に己の目的を無二斎に明かした天海。 この場合、無二斎が蠱毒によって得られる力に興味を持ち、天海に敵対する可能性は否めない。 故に、天海は無二斎の心中に目を凝らし、彼が欲望に呑まれる徴候が見えたなら、その心の隙を衝き強制的に成仏させる準備をする。 仏となれば邪念は失われるが、御前試合の参加者である無二斎を強化する事になり、天海にとっても危険のある方策ではあるが。 しかし、無二斎の心には欲望はおろか驚きも感情のさざめきすらも生まれず、ただ冷やかに天海を嗤った。 「聞く所によれば、大日とは全てを持ち欠ける所が無いとか。ならば、人は大日から何かを削り、欠けさせたものと言えようか」 言いながら、無二斎は手にした木刀を掲げて見せる。 これは、元々商家にあったが爆発で飛ばされ、無二斎に拾われた物。 「大日が大樹とすれば、武芸者はそれを削って作りし木剣に喩えられよう。確かに、大きさならば大樹が勝るが、より強いのは木剣」 そんな事を話しながら歩き始める無二斎。 「仏道者も同様であろう。木や岩を打ち欠いて仏と為し、人の煩悩欲心を削り覚者と化す」 無二斎は天海の横をすり抜け、軽く跳躍して屋根から地に降り立つ。 「武芸者もまた、人の余分なる性を削り、研ぎ澄ませて己を剣者と為している」 そのまま無二斎はオボロ達の方へ歩き始めるが、天海はそれを制止する事も、無二斎の言葉に答えを返す事もしない。 「故に、術などなくとも、武芸者は全てを持つ仏より遥かに強く鋭い。汝等が企み阻止せんとする蠱毒とやらは、そもそも無意味」 無二斎は、そこで言葉を止める……己の剣により両断され、消滅していく天海への言葉を。 木刀を掲げて見せ天海の注意が逸れた瞬間、無二斎は腰の剣を抜き打ってこの如来を斬り捨てていたのだ。 蠱毒によって剣客達の力が上がっているとはいえ、その恩恵は島中の全ての存在、つまり天海も含めて受けている筈。 そして、天海は三千世界、即ち文字通りでも十億、実際にはそれより遥かに多くの宇宙を統括する権能を持つ仏の中でも別格の大如来。 当然、力の大きさでは天海が圧倒的に勝って居た筈だが、無二斎はそれが全く障害にならぬが如くあっさりと打ち克って見せた。 しかも、使ったのは名刀とはいえ、本来の物とは違う鞘に押し込んだ状態からの居合という、無理のある技の一撃で、だ。 無二斎の言うように、己を極限まで研ぎ澄ませ闘いに最適化させた剣客の前では力の巨大さなど何の意味もないのか、 或いは玉梓との相克で天海の力が予想以上に消耗していたのか……どちらにしろ、天海が破れた今、島の中に仏は存在しない。 魔縁である玉梓は居ても、その力は天海に勝らず、ずっと結界を維持してきた分、消耗の度合いは天海以上だろう。 即ち、この島には剣客以外に御前試合の参加者に対抗し得る者は居ないという事だ。 この御前試合の、また天海の懸念が正しければ十方世界そのものの未来は、全て剣客達の決断と行動にのみ委ねられた事になる。 【南光坊天海@史実? 消滅】 「お前は……」 近付いて来た無二斎に気付き、なえかから距離を取るオボロ。 「これが全て、宮本武蔵とやらの仕業か」 元の仲間達の死体を目で指し示しながら、無二斎は問う。 「ああ、多分。俺が来た時には、もう……」 俯くオボロに対して、無二斎の語りは続く。 「この者達の仇は討っておこう。故に、安んじて……死ね!」 言うと共にオボロに斬り付けようとする無二斎だが、それよりも先に、無二斎から漏れ出る殺気を感じ取ったオボロが仕掛けていた。 だが、速度で自分に勝り警戒心も強そうなオボロに対し、不意打ちで機先を制する事の難しさは無二斎も承知の上。 そこで、無二斎は己の殺気を隠そうとはせず、逆にわざと漏らして見せたのだ。 結果、オボロの先制攻撃を受ける事になったが、無二斎が殺気で釣り上げようとした本命はもう一人の方。 無二斎が殺気に反応し横合いから襲い来るなえかを後に下がって避けると、彼女の身体がオボロと無二斎を遮る形となる。 咄嗟になえかを斬り捨てる決心が付かず、オボロの動きが半瞬だけ止まった瞬間、下がっていた無二斎が反転した。 肩がなえかに触れた瞬間、さして強く押したとも思えないのになえかの身体が急速度で撥ね跳び、オボロに衝突。 体勢を立て直すよりも早く駆け寄った無二斎が……いきなり後方に跳んで間合いを開く。 無二斎が急に退いた理由は単純、その場に新たな剣客が現れたのだ。 その風格に、無二斎やオボロは勿論、半ば理性を失っているなえかですら打たれてしばし動きを止める。 だがそれはほんの一時、集まった四人の剣客、或いは三人の剣客と一匹の妖怪は、各自の思惑に従い、激しく動き出そうとしていた。 【ほノ肆 城下町/一日目/午後】 【富士原なえか@仮面のメイドガイ】 【状態】暴走 【装備】折れた打刀 【所持品】支給品一式、「信」の霊珠 【思考】基本:戦う目的か大義が欲しい。 【オボロ@うたわれるもの】 【状態】:左手に刀傷(治療済み) 【装備】:打刀、オボロの刀@うたわれるもの 【所持品】:支給品一式 【思考】基本:男(宗矩)たちを討って、ハクオロの元に帰る。試合には乗らない 一:無二斎を倒す 二:トウカを探し出す。 ※ゲーム版からの参戦。 ※クンネカムン戦・クーヤとの対決の直後からの参戦です。 ※会場が未知の異国で、ハクオロの過去と関係があるのではと考えています。 【新免無二斎@史実】 【状態】健康 【装備】十手@史実、壺切御剣の鞘@史実、打刀(名匠によるものだが詳細不明、鞘なし) 【所持品】支給品一式 【思考】:兵法勝負に勝つ 一:宮本武蔵を探す 二:他者の剣を観察する 【上泉信綱@史実】 【状態】疲労、足に軽傷(治療済み)、腹部に打撲、爪一つ破損、指一本負傷、顔にかすり傷 【装備】オボロの刀@うたわれるもの 【所持品】なし 【思考】基本:他の参加者を殺すことなく優勝する。 一:殺さずに眼前の戦闘を収める。。 二:宮本武蔵とはあらためて勝負する。 三:機会があれば柳生連也斎の新陰流をもっと見たい。 【備考】※服部武雄から坂本竜馬、伊東甲子太郎、近藤勇、土方歳三の人物像を聞きました。 ※己の活人剣で以蔵を救えず、赤音の殺人剣でこそ以蔵が救われた事実に、苦悩を抱いています。 ※己の活人剣の今回の敗北を率直に認め、さらなる高みを模索しようとしています。
https://w.atwiki.jp/tsundereidayon/pages/477.html
「ねえ、私が見えるの?」 そう、そこには彼女が立っていた。腰と肩の中間くらいまでまっすぐ伸びる髪の毛をさらりと垂らして、うちの学校のセーラー服を着たまま。 「え? 何?」 当然、見えるに決まっているだろう。 「うん、見えるけど?」 「そう――」 そよ風で揺れる植木の若葉が眩しかった。彼女は右のほうを向いて後者の屋上を見上げて、僕と目を合わさないようにして言った。 「じゃあ、あんたはもう死んでいるわ」 「へっ!?」 ぼうっとシラカバを見ていた僕は、ドキっとして彼女のほうへ振り向いた。もう一度、彼 女を良く見る。綺麗――とか言う問題じゃない――彼女は・・・・・・立っていなかった。 いや待て待て待て、足が無いぞ、どういうことだ? っていうか、よく見ると彼女自身微妙に透けているじゃないか。待て待て、彼女は何て言った? 『あんたはもう死んでいる』 そんな――っ!馬鹿な、どこかのアニメのセリフじゃないんだぞ。 「ふふ、うろたえているわね」 必死の言い訳を考える僕。 「だって――だって僕はこうやって話をしているし――」 何か確証はないか。僕が生きているっていう証拠、証拠・・・・・・。 「それに――それに、僕には・・・・・・」 足は、無かった。 なぜ、なぜ死んだ? どうして? 「あなたは死んだ、その事実は変わらないわ」 彼女はくるっと僕に背中を向けると、 「付いてきて」 と言って歩き始めた。 「待って!」 僕は足をもつれさせ――るような気がし――て、前につんのめりながら彼女の後を追った。 「ほら、あそこ」 彼女は白くて細長い指をある一点へ向けた。高1、2年棟と職員、高3棟の境目にある渡り廊下の、下の部分へ。 「ん、何?」 「よく見なさい」 近づいていって、僕ははっとなった。黒いアスファルトに浮かぶ濃い赤色のシミ。これは・・・・・・。 「あんたは、その3階の渡り廊下から落ちたのよ。屋根が無くて開放的なもんだから、ふざけ合っててね。」 「なんでそんな事が――見ていたの?」 「え、ええ・・・・・・一応私にはこの学校の守護霊として、校内を見回る義務があるわ」 「ふうん・・・・・・」 僕の心はしかし、死んだことに対するショックや焦りからは立ち直りかけていた。 自分が死んだという事をしっかり認識すると、幽霊は成仏する覚悟が出来る、とテレビで見たこともあった。 僕は図らずして彼女にそれを認識させられたのだ。 だが、それは同時に今後の自分の幽霊としての行く末と、死後の世界への不安を沸き立たせるということでもあっ た。 「何悩んでるのよ」 アスファルトの赤いシミを見つめる僕の横に、彼女も歩いてきた。こんな美しい彼女が、なんで幽霊になったのだろう。 「僕はその――幽霊になっちゃうのかな?」 「そうね、そういうこと――もう半分なってるしね」 「幽霊になったら、どうなるの?」 「そりゃ、どうってことも無いわ。向こうの人には話しかけることは難しいけど、幽霊同士の話とかはできるし、何だったら――」 「何だったら?」 「・・・・・・ふんっ」 言いかけて、彼女はなぜかそっぽを向いた。彼女のさらさらとした髪は、梅雨晴れの日差しを受けて亜麻色に輝く。 「ねぇ」 少し間があって、僕は尋ねた。 「何?」 「幽霊って、ずっとこのまま居るの?」 「えっ―――」 彼女は今度はあからさまに動揺した。先ほどの恥らうような動揺の類ではないことが、僕にも簡単に見て取れた。 「君――って言うのもなんだけど、君は、ずっとここに?」 「・・・・・・」 「・・・・・・そんなの、私の勝手よ。“成仏”したいなら“成仏”すれば良いわ」 「“成仏”?」 「あんただって、今すぐ“成仏”しようと思えば出来るわよ。強く念じるの。新しい存在に生まれ変わりたい、って」 「ううん――」 なるほど、死んでしまった身にも選択肢はあるというわけか。そう念じれば、新しい人生が始まる。今までの人生は終わる。生まれ変わるのはいつかな。どんな時代が来るのだろう。未来かな、それとも過去なのかな。 「そうか・・・“成仏”、ね・・・」 16年間僕を育ててくれた両親や友達のことを思い出しながら、僕は目を閉じた。 たった16年間の人生は、あっという間に終焉を迎えてしまった。ああ、結局あのゲームはクリアせずじまいだったか。チャットの常連は突然消えた僕をどう思うかな。 「ねえ」 そういえば、仲田には酷いことを言ったままだっけ。不思議だね、人の死というものは。 「ねえ!!」 生きてる間は怖かったり不安になったり色々とおびえたりしたものだけど、死んでしまうと妙にすがすがしい。 「ちょっとあんた!」 そういえば、担任の黒ゴリラからも苛められないのか。成績のことで親にどうこう言われることも無くなるし、毎日のしがらみからも解放される。死ぬって、こんな気分だったのか。 バシン!! 頬を思い切り叩かれたような気がして、僕は驚いて目を開いた。正面に白い肌を赤く染めて激昂する少女の姿があった。 と、不思議に頬が痛み出した。ちょっと待て、幽霊に殴られたのか?僕は。 「な、何だよいきなり!!」 「何だよじゃないでしょうが!」 「――だいたい何で“成仏”とか簡単に決めちゃうのよ! もっと真剣に考えなさいよ! あんたのことを大事にしていた友達とか親とかはどうなるの!? あんたが居たこと、生きてたことを簡単に否定しちゃうの!? あんたは16年間、いったい何をして生きてきたのよッ!!!」 思い切りまくし立てる彼女を、ぼくは冷静な目でじっと見ていた。 「だって――」 「だってじゃないわよ! もっかいよく考えなさい! あんたを愛してくれた両親、友達、先生のことを!! それに――それに、あんたの事が好きだったとかいう誰かも、もしかしたら居たかも知れなかったじゃない!」 そりゃ――そうかもしれないけど――。 「“成仏”すると言うことは、そんな人たちとの繋がりを、今までの思い出を、ぜんぶ消すってことなのよ!? いいのあんたは!? それでいいの!?」 尋常でない彼女の怒り方に、僕はたじろぎ始めていた。ちくしょう、折角の覚悟が台無しじゃないか。僕はだんだんとイライラしてきて言った。 「何だよいきなり! “成仏”しろとかするなとか!! もう幽霊として生きてても――生きてても――しょうがないじゃないか!」 僕だってそりゃ死にたく無かったさ。だけど――。 「バカッ! この分からず屋! ドアホッ!」 もう髪が振り乱れるのも顔が泣き崩れてぐしゃぐしゃになっていても、気にせず彼女は僕をぶってきた。 「バカッ! バカッ! バカッ―――!」 何度も、何度も。 拳で胸を殴られた。 生前ならアザになるくらい。 でも、何だか心地よかった。 彼女の殴打が落ち着いた、その時だった。 彼女は不思議な仕草で胸の前でを2、3回指をなぞるように動かすと、僕を睨み付けてこう言った。 「もう、あんたなんか、大ッ嫌いッ!!」 世界がぐるりと回った。周りにあった木々と校舎がぐにゃりと捻じ曲がった。僕は強烈な頭痛と吐き気に襲われた。目の前の色が全部混じりあって、網膜に突き刺さった。だめだ、目を開けていられない。 目を瞑った瞬間、今度は僕の体がすっと浮くような感触を覚えた。 ******************************************************* 「――太っ!」 「――将太っ!」 誰かが僕の名前を呼ぶのが聞こえた。暗い。真っ暗だ。何だろう、体中がだるい、重い、狭い、鈍い。でも――なんか違う感触のような――。 もしかして、僕は――? 僕は目を開けた。途端に、また世界が反転した。強烈な光が網膜の奥を突き刺した。眩しい。目を開けていられない。でも、開けていたい。誰かが歓声を上げた。耳が、一気に周りの音を集めはじめた。 「目を覚ました!」 カッターシャツの少年が言った。目が、見えてきた。 そして僕は、文字通り我が目を疑った。 病室には20人近い人たちがひしめき合って、両親と親友のケイジ、そして執刀医らしき医師がベッドの横に立っていた。担任の黒ゴリラは、僕の左足元でハンカチを拭っていた。何、みんな――? 『もっかいよく考えなさい! あんたを愛してくれた両親、友達、先生のことを!!』 こんなセリフが、脳裏によぎった――気がした。 「みんな・・・・・・」 僕は初めて口を開いた。騒ぎ声の溢れていた病室が、一気に静まり返った。周りの黒ゴリラや両親、友達、そして医者の先生や看護師さんを見回して、僕は言った。 「――みんな、ありがとう」 それしか言えなかったけど。 話を聞くと、僕の怪我は相当に危なかったらしく、手術は4時間近くにまで及んだと聞いた。頭蓋骨損傷に始まり、内臓破裂、右足骨折などの損傷コレクションを同時に山ほど併発していて、手の施しようがないと誰もが思ったそうだ。 だが共に、そんな症状の僕を引き受けて緊急で執刀してくれた外科の先生はこの病院で一番の名医であり、僕のそういった損傷はほぼ全て縫合してくれたとも僕は聞いた。 結局、僕が全快してこの白い巨塔から退院できたのは、夏休みもほぼ終わりに近づいた8月下旬のことであった。 内科の先生にはお世話になったし、リハビリの兄さんには色々と迷惑をかけてしまった。 でも、おかげで――。 僕は、自分の足で地面を歩ける。確実に、一歩ずつ。 当直の先生に挨拶をして校内へ入ると、けたたましいセミの声が耳にまとわりついてきた。行くところは、決まっている。 高1、高2棟と職員、高3棟を結ぶ3階部分にある、渡り廊下。 職員用駐車場を超えると、例のシラカバが目に映る。少し、大きくなっていた。そして、その横には――芝生が、植えられていた。 見上げると渡り廊下は柵が出来ていて、鉄の屋根で覆われ安全なものに改良されていた。転落事故があったということで、設計の不備をこの休み中に直したのだろう。 と、その時――。 「ねえ、私が見えるの?」 振り向くと、シラカバの下で、髪の毛の長いセーラー服の少女が、そこに立っていた。 長くてすみません。ツンデ霊初体験です。
https://w.atwiki.jp/yoro2/pages/62.html
ステータス 名称 MHP MMP ATK DEF AGL MGC SPR 使用魔法 獲得経験値 ドロップアイテム 出現場所 備考 ミミックン スリプラムゴンラデスラ成仏 1000 古い銅貨空の箱 パイレツ島 宝箱を開けると出現即死無効眠り無効 解説 パイレツ島にある宝箱を開けると出現するモンスター。 看板の注意書きを読まずうっかり開けてしまいがちだが、逃走は可能なので落ち着こう。 睡眠、沈黙の状態異常を付与した後に成仏による即死を狙ってくる。 魔法は使いにくい戦いになるので物理主体の戦法推奨。 MPが切れると低威力の通常攻撃しかできなくなるので安全に戦える(時間はかかるが)。 看板のメッセージや宝箱に潜むというシチュエーションを考えると、島の海賊たちが仕掛けた泥棒退治トラップなのだろうか。 にしては即死攻撃など物騒な動きが目立つが。 編集・修正用コメント欄 デスラが強力。運が悪いと全員即死するかも。 -- 名無しさん (2012-03-08 20 01 37) ムゴンラがおそろしい -- しゅんちー (2012-03-10 14 22 39) 成仏が効かなかったりステ変化がほとんど効果がなかったりと、キツイ相手ですね……。 -- アリア (2012-03-10 18 32 24) 即死 毒 眠りが効かないそうです -- しゅんちー (2012-03-11 14 38 15) 毒は効いたよ -- 名無しさん (2012-03-31 13 32 55) 倒したら空の箱のドロップのときがありました。 -- 井上 (2012-08-23 17 22 33) 金儲け要員、古い銅貨盗んで逃走、繰り返し -- 名無しさん (2013-06-04 22 39 59) ミミックンを倒した後に「鑑定」が実装されたので、ミミックンに「鑑定」を唱えることができなくて図鑑に載せることができませんでした。とても残念です。 -- 名無しさん (2013-06-18 17 59 09) 使用魔法が、どれも素敵です。 -- 名無しさん (2013-06-24 18 17 36) 開けてはいけないという警告を無視して開けてしまったために、『鑑定』を唱えることができなくなったのですね。自業自得というものです。警告には従いましょう。 -- 名無しさん (2013-06-24 18 18 45) ↑のコメントnoだ、第一ミミックンは鑑定する必要が無いモンスターだぞ -- 名無しさん (2014-01-03 22 43 23) ↑×2のコメントの突っ込み所が多すぎると書こうとしたらミスった -- 名無しさん (2014-01-03 22 44 39) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/ryouhouji/pages/2116.html
壱 弐 参 極 極+ 名前 [宴怪!]地縛霊 (えんかい じばくれい) セリフ 壱 「満足したら成仏できるかもしれないでしょ?」 弐 「満足させてほしいなぁ」 参 「待ち続けるのも大変なのよ」 極 「こんなんじゃまだまだ成仏できないなぁ」 極+ 「ほーら、夜は長いよ?」 解説 自分が死んだ場所から離れる事が出来ずに、ずっとその場に留まり続ける浮かばれない霊魂。自分が死んだ事を理解していないか、受け入れる事が出来ずにいる場合が多い。本人が納得するまで、その場を離れる事はないと言われているが祝い事となれば話は別なようだ、もちろん招待はされていない。 レアリティ 必要法力 攻 防 知 壱 SSR 36 7720 8110 5710 弐 8500 8930 6290 参 9600 10090 7110 極 10850 11410 8100 極+ UR 36 24230 30530 25180 術式名 属性 MAX Lv 効果 専:誘い文句は祝い酒 雷 10 味方全体の攻防アップ 極+ 専:一気にぐっとね☆ 雷 10 味方全体の攻防アップ お邪魔戦術式 発動率 攻撃力アップ 中 極+ 攻撃力アップ 高 備考: ※このカードは、【極】まで進化させた後、進化アイテムカード『騒ぎ升』との進化によって、 【極+】(UR)にすることができます。
https://w.atwiki.jp/sentai-kaijin/pages/648.html
「さらばです、ゴーオンジャー!」 【名前】 元害地副大臣ウラメシメデス 【読み方】 もとがいちふくだいじんうらめしめです 【声】 中井和哉 【登場作品】 炎神戦隊ゴーオンジャー 【登場話】 GP-24「最初ノエガオ」 【製作者】 なし 【分類】 蛮機族ガイアークの害地副大臣 【モチーフ】 電球及び各種計算用器具 【口癖】 ポク、ポク、チーン ウラメシまして御座います 【名前の由来】 恨めしい+アルキメデス 【詳細】 蛮機族ガイアークの害地副大臣ヒラメキメデスが倒された後、ゴーオンジャーへの恨みから幽霊となった姿。 冥界へ行ったときに意気投合した亡者達の力によってゴーオンジャーを森に閉じ込め、サムライワールドに生息する妖魔の伐鬼に声をかけヒューマンワールドへと連れ込みゴーオンジャーを襲わせていた。 伐鬼がゴーオンイエローに倒されたのを見ると自ら憑依しウラメシ伐鬼となる。 エンジンオーG9を押すも、塩を混入したG9成仏グランプリを受け消え去った。 【余談】 死してなおゴーオンジャーへの恨みを晴らそうとしたヒラメキメデスだが、何気に機械生命体なのにしっかり霊体=魂があることが証明される存在でもある。 巨大戦で破れ強制的に成仏するも、その魂はシンケンジャーVSゴーオンジャーにて三途の川を流れているのが一瞬確認できる。
https://w.atwiki.jp/goronka/pages/2045.html
【作品名】1年777組 【ジャンル】4コマ漫画 【先鋒】幽霊 【次鋒】ミナ 【中堅】夏花 【副将】仙山幽子 【大将】サクラwith桜の木 【共通設定】・幽霊および精霊について 作中の幽霊は、「霊が見える」というもの以外に ・幽霊 ・精霊 ・魔法使い ・天使 ・忍者 ・かなり小さい(20センチ弱程度か?)人間 ・人間から別の生物に変身する者 ・姫およびその従者 ・上記のいずれかの条件を満たす人間と何らかの関わりを持つ人間 でも見ることが出来る 【先鋒】 【名前】幽霊 【属性】幽霊 【大きさ】女子高生相当 【攻撃力】テンプレ的には無し 【防御力】物理攻撃無効 【素早さ】女子高生相当 【長所】物理攻撃無効 【短所】名無しキャラな上に数合わせ 【備考】第四プールにいた幽霊 次鋒も同じプールにいたが、次鋒が成仏されたがっていた場面で別の幽霊もいることが確認できるため、「その他大勢」の中から一名のみ参戦 【次鋒】 【名前】ミナ 【属性】幽霊 【大きさ】女子高生相当 【攻撃力】テンプレ的には無し 【防御力】物理攻撃無効 【素早さ】女子高生相当 【長所】物理攻撃無効 【短所】成仏された 【備考】幽霊になって長いため、成仏されたがっていた 【中堅】 【名前】夏花 【属性】残留思念の強い幽霊 【大きさ】女子高生相当か 【攻撃力】旅館で働ける程度の物理的な力はあると思われる 【防御力】物理攻撃無効 【素早さ】女子高生相当か 【特殊能力】水の中に入ると眠る癖がある(生前からの癖か?) かれこれ300年は寝ているらしいので、どれだけ短く見積もっても寿命はそれくらいはあるか 残留思念が強いため、他の幽霊とは違い足がある たとえ成仏したとしても、自らの意思で現世に戻ることが可能(描写もある) 【長所】物理的な力もある幽霊 【短所】待ち続けた恋人に逢えないまま死んでしまい、さらにはその恋人の子孫(と思われる男)も登場した 【副将】 【名前】仙山幽子 【属性】1年777組の生徒(幽霊) 【大きさ】女子高生相当 【攻撃力】10年前(当時小学校入学直前)の時点で、自分と同じくらいの大きさのハンマー(材質不明)をギリギリ動かせる程度 (この時点ではまだ幽霊になっていなかったが、幽霊になってからも傘を持っていたり テスト勉強およびテストを受けている描写があるため、少なくとも一般的な女子高生相当程度の物理的な力はあると思われる) 一般人では触れることが出来ない霊界グッズを持ち運べる 【防御力】物理攻撃無効 幽霊なので、雨に濡れることはない 幽霊なので、人間が感染するような風邪や病気にはかからない 【素早さ】女子高生相当 【特殊能力】幽霊なので、食事、睡眠の必要はない 【長所】777組の一員なので、描写が豊富 【短所】メインとなるようなエピソードが少なかったため、意外と描写を見つけづらい 【大将】 【名前】サクラwith桜の木 【属性】木の精霊と木 【大きさ】少女相当with満開の桜相当 【攻撃力】直接的な物理攻撃力はない 桜の木から、任意で毛虫を落とす程度 【防御力】サクラは物理攻撃無効 桜の木は満開の桜の木相当 【素早さ】サクラは少女相当 桜の木は満開の桜の木相当 【特殊能力】桜の木の成長を操る 【長所】1年に一度の出番なので、素材を非常に探しやすい 【短所】それでも出番があったのは連載開始から3年目まで 参戦 vol.98 385-386 vol.103 33 :格無しさん:2011/07/28(木) 17 12 13.27 ID NHcKYDgr 1年777組考察 物理無効で攻撃できるおかげで普通の成人男性の下くらいまではいけると思う 成人男性の壁>1年777組>NEXT LEVEL