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デライトの強襲から一時間経過した。 兵の士気は完全に落ちており、指揮系統は完全に混乱していた。だが、誰もが生き残るのに懸命であった。 もっとも、それをあざ笑うかのように一つ目の鬼と黒の修羅、そして――。 「うあああああああああああああああああああああ!!」 パイロットの断末魔と共に縦に切り裂かれた。その際、衝撃でオイルが返り血のように顔に浴びるが拭う事 もせずに次の獲物へと向かう。赤き修羅。ネオ・バイラム。メアリーは我関せずといった無表情でネルソンを、 ポーンを、青龍を斬り裂いていく。手に持った刃は止めどころを知らず、まるで絵筆が走るかのように次々に 手足や胴を真っ二つにしていく。端から見れば恐怖を通り越し、痛快といっても過言ではなかった。だがそれ を賛美するものは誰もいなかった。 「ユウイチ……」 メアリーは小さくつぶやくが誰も答えない。思わず操縦幹を握る手が弱くなる。それと同じようにバイラム 自体の動きも止まった。それを隙だと思いハンドサインを送り、周囲を囲む。そして、腕を振ると一斉に向か っていく。だが、それはすらメアリーにとっては児戯でしかなかった。すかさず、操縦桿を倒しペダルを踏み込む。 先頭を走っていたPMの攻撃は空を切った。攻撃目標であるバイラムの姿が突如、消え去ったのだ。 「き、消え――」 全てを言う前に斬り捨てられた。左肩から斜めに一直線。手応えが無かったのか配線から始まり、装甲やシ リンダーなども滑らかな切り口を見せている。動力炉にダメージを受けたわけではないので爆発をすることな く、そのまま宇宙に流れる漂流物になった。 メアリーは止まることなく、集まっているPMを本能が、気分が赴くままに切り捨てていく。 いたるところから断末魔が聞こえてくるが彼女には五月蝿い雑音でしかない。 つまらない。もっとゾクゾクする戦いをやりたい。あの時のユウイチみたいに。 そんな考えが思い浮かんでくる。必死に逃げようとした祐一は自分が思った以上にその力を行使してくれたのだ。 だが、今戦っている者たちにはその力が無い。数で攻めて来るという考えはメアリーにも理解できたが数で 押せば勝てるという考えがどことなく染み付いているように見えた。 かつて、メアリーも祐一と一緒に高校へと通った事があった。森宮祐一がまだ高校一年生の頃である。 元々メアリーは学校では人気が高かった。金髪と整った顔つき、成績は優秀であったがどこか抜けていて人 懐っこい性格が男女共に受けていた。一応、祐一の監視という任務があったがそれを抜いたとしてもあまり関 係なかった。彼女は元々こういう性格であったのだから。 しかし、当然のように目の敵にする生徒も居た。簡単な嫌がらせから始まり、悪質な行為まで一通り受けた がメアリーには効果がなかった。そして、犯人が分かれば誰よりも陰湿な嫌がらせをしたこともある。 暴行、密告、吊るし上げ、失脚。例を挙げればきりがない。やられたらやり返すのが彼女のやり方であった。 噂が噂を呼んだが彼女は決して尻尾は見せなかった。それとは別の問題行動を起こす事で噂を忘れさせたのだ。 明るく、そしてお茶目な自分を演出するのは苦痛ではなかったが全て計算ずくであった。 しかしそんな彼女が一番気を使ったのは意外にも祐一への配慮であった。 噂の的にならないように、被害の渦に巻き込まれないように気を使う。行動を先読みをし、素早い行動で敵 を排除する。メアリーにとって今までの中で一番過酷な任務とも言えた。 何故こんな事をするのかと自分に問いかけてみた事がある。答えはメアリーが予想していた以上にあっさり 出ていた。簡単な話である、メアリーは祐一が好きになっていた。 ターゲットという理由もあるがそれだけで人を好きになる事はなく、いつ好きになったのか? 何故好きに なったのか? どこが好きなのか? それすら分からなかった。 だがメアリーは一緒にいたいとそのうち思うようになっていた。彼のことをもっと知りたいと思った。 しかし、彼は開けてしまった。父への真実、自分の出生という名のパンドラの箱を。飛び出してきたのは尤も 残酷な真実と言う名の刃。それは彼自身を深く傷つけた。 そして、自分も同じように開けてしまった。自分の居場所、本拠地を。 迂闊? いや、これは舞台に上がるための大切な装置でしかない。クライマックスへ向かうための下準備だ。 「ひ、ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!」 悲痛そうな叫びが響く中、ネオ・バイラムが剣を振り下ろすと最後のPMが二つに分かれ、爆発共に消え去った。 つまらない……ユウイチ、早く来て。そんな事を思いながら再び虚空の空へを向かっていく。 手慰みと言わんばかりに地球のPMを弄びながら……。 そして、エグザトリアもまた刃を振るっていた。 「これで!」 がむしゃらとも言えるほどの乱雑な斬撃。振り回すという言葉が最も正しかったが辺りにいるデライトは瞬 く間に斬られていった。切っ先が触れれば一つが二つに、二つが四つにと次々に分けられていく。 もっとも、動きに関して言えば完全に機体に振り回されているといっても過言ではなかった。 その証拠に攻撃を終えた後、減速する事が出来ず、大きな曲線を描きながら宇宙を滑空していた。 だが、AIの船長がとっさに機転を利かせ、デライトが一列に並んでいる位置にたどり着く。 そしてそのまま腰のライフルを近くにいるデライトにあわせるとそのままトリガーを引いた。 放たれた光の矢は三機のデライトを一撃で貫く。場所が良かっただけではなく、エグザトリア自体もまた 凶悪な兵器を持つものであることを知らしめていた。 だが、一息つく間もなく新たなデライトが向かってくる。祐一はペダルを踏み込み、再び間合いを取り直す。 緊張のあまり息をするのも忘れてしまう。敵はまるでゲームのように大したことはなかったが止まる事ない出現 と死の恐怖が襲い掛かってきた。死神の姿は見えなかったが冷たい刃が喉元に突きつけられるかのようであった。 「くっ!」 背後からバイラムがビームを撃ってくる。まだ全てが駆逐されたわけではない。赤が増えたが黒がなくなっ たわけではない。素早くライフルを使って串刺しにし、そのまま近くにいるデライトを斬り捨てていく。 メアリーはどこにいるのだろうか? そんな疑問が浮かぶ中、通信が入ってきた。雑音が酷く、声も小さかったがエグザトリアはその声を何とか 抽出してくれた。 「こちら、第八PM小隊! 救援を求む! 負傷者が多く、このままでは!」 救援要請だった。恐らく退路がないのだろう。このままでは彼らは死ぬ。祐一は見捨てるわけには行かない と思い、通信の方へ向かった。暗礁空間には大小さまざまな隕石が所狭しと並んでおり、宇宙の神秘さをかも し出していた。ゆっくりと落ち着いて辺りを見渡すと、隕石の一つに一機のネルソンが横たわっており、それ を守るポーンと青龍、クレマンソーが円陣を組んでいた。 「くそ、こいつら!」 マシンガンのトリガーを引き絞るがバイラムとデライトの軍団には効果がなかった。マシンガンの弾をはね返し つつ、一気に近づくが共有結合の槍がそれを阻んだ。背後からビームを撃とうとする者がいたらポーンがすぐ さま率先して突っ込み、発射を阻止する形であった。 だが、疲労はピークに達し、集中力も切れ掛かってきた。額の汗が目に入り、瞳を軽く閉じた瞬間――。 「しまった!」 黒の鬼が一目散に背後にいるネルソンへと向かっていった。すぐさま追いかけようとするが性能差ははっき りとバイラムのほうに分があり、必死の追跡も瞬く間に離されて行く。 横たわるネルソンには無数の軍人たちが居た。機体を失ったものたち、怪我をした者たち、艦を失った者たち。 みな、バイラムが近づくたびに青ざめた顔や覚悟を決めた顔をしていく。 だが、それは単なる徒労と化した。銀光が一直線に降って来るとバイラムは真っ二つに切り裂かれた。 まるで、花火のような爆発の後、エグザトリアはくるりと彼らの方へを向き直った。 「す、すげぇ……」 誰かが呟いた。バイラムと同じ存在でありながらもその光景にだれもが見惚れてしまった。 そして、デライトたちのほうへと視線を向けると一気に近づき、その刃を振るった。火花が散る事はなくす んなりと横にずれるとそのまま上半身は近くの暗礁へと乗り上げる。 だが、すぐさま別のデライトが来るかに見えたがそう動く様子はない。彼らはエグザトリアを、ネルソンを 取り囲むかのように左右に、上下に、前後に展開をしている。 ライフルは使うか? いや、行動一つ間違えれば後ろにいる全員が死ぬ。それにこのまま守っててもジリ貧 になるのは明白だ。なら、どうする? と祐一は自分自身に問いかける。それなら――。 「こちら、エグザトリア。ここは自分が突破口を開きます。怪我人を収集後、一気に離脱を!」 「りょ、了解!」 ポーンの主は少し戸惑ったような声を上げるがすぐさまネルソンに近づき、怪我人や取り付ける者たちをそっ と抱き上げる。そして掌に載せるとそのままエグザトリアを戦闘に離脱体制を整えていく。 宇宙という場所では慣性の法則に気をつけなければ迷子になるが衝撃やブレーキングといった物を考えなく て済んだ。現在の状況から脱出できればほとんどの問題はクリアされるのだ。 「カウントをお願いします」 祐一の言葉にクレマンソーの隊員が大きく深呼吸をする。そして――。 「これより一分後にブースターの点火を行う。エグザトリアはルートの確保を頼む」 「了解」 祐一は操縦桿を握り直すと群がるデライトへと視線を向けた。機械的な冷たい視線の先にはただ仕事をする だけの無機質な殺意があった。 やるしかないと自分に言い聞かせ、思い切りペダルを踏み込んだ。背面のバーニアを輝かせ、デライトの群 れへ突っ込んでいく。それを合図だと思ったのか、デライトたちもまた動き出した。その動きは一糸乱れるこ となく、ただ先頭を走っているエグザトリアへと照準を向けた。 だが、その動きは祐一――エグザトリアにはあまりにも格好の的であった。 「拡散モード、範囲指定六九〇〇!」 祐一の声と共にエグザトリアは腰のライフルをデライトへと向ける。ライフルは火山の噴出し口を思わせる ような充填をし始める。近接武器である長い棒をエグザトリアに向けて突っ込んでくるがエグザトリアは微動 だにせず向かってくるデライトを見つめていた。メーターが徐々に上がっていく。規定値を知らせるアラーム が鳴り響くと同時にサイトを向ける。マーカーが、変わった。 「発射!」 トリガーを引くと光の飛沫が勢い良く飛び出してきた。近接戦闘を仕掛けようとしたデライトは身体中に穴 を開け、その後ろで援護射撃をしようと銃器を構えていたものたちも巻き込んでいく。 拡散モード、簡単に言えば散弾銃モードであるが祐一がこのモードを知ったのはエグザトリアからの提案で あった。戦闘中、絶え間なくエグザトリアは戦いのノウハウを祐一に教えてくれた。戦術の立て方から効率の いい武器の使用法まで考えてくれるのは人の脳が持つ構成力をフル活用したからである。 だが、その穴もすぐさま別のデライトによって塞がれようとしている。数自体は恐らく祐一たちが思ってい る以上に減ってはいなかった。 「そのままバスターモードに移行!」 祐一の声と共にライフルが形状を変える。バレルが開き、巨大な花を思わせる形に変形した。 残りタイムは二十秒。十八秒のチャージの後、2カウントと共に脱出を決行しなくてはならない。 バスターモード、一撃必殺の高出力荷電粒子砲ならば攻撃の後に通路が出来るだろう。 デライトのほうは気にせずエグザトリアへと向かってくる。先ほどのような手痛い反撃を食らいたくないの か、今度はゆっくりと、そして確実に歩みを進めていく。 クレマンソーのパイロットから通信が入った。だが、祐一には全く聞こえていない。彼の耳に入ってきてる のは自分の心音だけであった。 「カウントを開始します! 5……」 PMに捕まっているパイロットたちは息を呑む。中には瞳を閉じて神に祈る者も居た。震えが止まらないら しく自身を鼓舞しようと何度も「問題ない」と呟く者も居た。 「4……」 デライトは向かってくる。レンズがきらりと光る。エグザトリアとその後ろの獲物をめがけて一直線に。 「3……」 エグザトリアの照準が先頭のデライトを捉える。距離が徐々に縮まっていく。射程に入ったことを知らせ るアラームと赤くなったディスプレイが引けと祐一に命じる。 「2……」 祐一は一足先にトリガーを引いた。眩い閃光がデライトたちを包み込む。 「1……」 爆発が起こった。まるで線を引かれたかのようにデライトが、バイラムが、光の洪水に飲み込まれていく。 大きな穴が開いたかのように黒い空間が生まれ、その場には人の形をした者は何一つ無かった。 「0!」 言葉と共にエンジンに灯がともる。真空の壁を突き破り、ポーン、クレマンソー、青龍の順番で一気に飛び 出していた。一部のパイロットが軽く呻くがそんなことは気にしていられなかった。 ただひたすら、逃げることを、生き延びる事を祈って飛びたって行く。 そして祐一はそれを見送った後、残ったデライトたちをあっさりと切り捨てて行くと再び雪の結晶を目指し て進み始めた。 「オラオラ! 邪魔すんじゃねぇ!」 バイラムⅡは群がるデライトに対し、右に左にと薙ぎ払う。薙ぎ払うというよりもその姿は槍を鈍器のよう に構え、力の限り薙ぎ倒すようにも見えた。だが、その一撃でデライトたちは次々に吹き飛んでいく。 銃剣一体型であるがこの槍の特性を考えた場合、近接戦闘に持ち込んだ方が戦いやすい。 銃部分自体はかなりの精度を誇っているが充填率が悪く、スナイパーライフルのような一撃必殺に特化した 特徴があるため、よほどな事が無い限りアジャムは銃を使うのを控えた。 それ以上にこの青の鬼は機動性が高く、間合いが一気に詰められるため近接戦闘に持ち込むのは苦労しなかった。 「司令部っていうのはどこにあるんだ?」 デライトの頭部を叩き潰しながら後ろにいるカミーラに聞く。彼女はちらりと雪の結晶を一瞥すると――。 「司令部は基本的に上部に位置することが多いのです」 「上部って行っても宇宙だから上下も無いんじゃねぇか?」 「いえ、これを見てください」 素早くキーを叩き、ディスプレイに小さく、雪の結晶の全体図が現れる。カミーラの言う上部とは――。 「アステロイドベルトの暗礁をつなぎ合わせる以上、上下、すなわち北や南といった軸が現れるはずです」 「てことは、上部っていうのは北なんだな?」 「そういうことです」 雪の結晶の上部、揺れの中で尤も静かな場所である。上下がない宇宙では動かない部分を故意的に作ること でその安定を保つのだ。回転をさせることでも安定を得ることが出来るが返って方向感覚が狂わされる場合があった。 「ですがくれぐれも直接攻撃をかけないようにしてください」 カミーラの言葉にアジャムは少し考える。向かってくるデライトを串刺しにし、横へ放り投げるとそのまま 別のデライトにぶつかった。そしてすかさず一気に近づくと二機とも心臓部を貫いた。爆発を背景に思いつい た言葉を並べてみた。 「……あの手の物にありがちな暴走って奴か?」 「それもありますが破壊をしてしまうとあちらのパイロットが全員目覚めてしまいます」 「目覚めるとどうなるんだよ?」 「有人機が一番厄介ではありませんか?」 「……納得だわ」 無人機と有人機、比べたら圧倒的に有人機の方が有利であった。コンピューターの瞬間的かつ合理的判断も いいものであるが一度コントロールが奪われてしまうと奪還するまでの間、味方に多大な被害が起こってしまう。 何より、コンピュータは思っているほど融通が利かない部分もあり、センサーがなくなればマニュアルモー ドに移行をし、照準で捉えるのだが的確すぎて返ってよけやすいと言うデータも出ている。何よりもフェイン トも駆け引きもないのが機械の限界なのかもしれない。 そんなやりとりをしながら雪の結晶の隔壁を滑るように上昇していくと追いかけてくるデライトの数が徐々 に少なくなっていく。ダメージを与えてはいけないのか、攻撃も乱雑かつ少なかった。 そしてカミーラが指摘した上部に近づくと彼女が叫んだ。 「そこです! そこに緊急用の通路があります。そこから中に入りましょう」 指を刺すところには僅かながら人が通れるかのようなハッチが見えた。 「あいよ」 アジャムはゆっくりとバイラムⅡをハッチへと近づける。横にあるのは数字のような文字のような独特の形 をした記号がいくつも見えている。どうやらナンバーロックらしい。数は単純に十二。入力する数は八つ。ち らりとカミーラの方へを視線を送ると大きく頷いた。 「ナンバー式みてぇだけど……」 「では、私が入力します」 コックピットを開くと彼女はゆっくりと扉へと近づくと横についている素早くナンバーを叩く。アジャムは ナンバーの変更を考えたがそれは無く、あっさりとロックは解除された。固い金庫が開くようにゆっくりと扉 が開いていく。カミーラは辺りを見渡すと手を上げてアジャムを呼び出した。 「参りましょう」 「そうだな」 アジャムはコックピットから小型のアサルトライフルを取り出すと肩紐をかけ、奥へと進んでいった。 一方、リーシェンたち陸戦大隊の面々もまた雪の結晶が近づいてきた。 外では戦闘をしていると言うのにここら一辺は森の奥のように静かであった。 ここまで来るのにかなりの面々が命を落とした。残っているのは半分以下、ここまで残った事はほとんど奇 跡であった。人類のために捨石になった者たちをリーシェンは忘れないだろう。だが、目の前にある巨大な建 築物に驚きが隠せなかった。 「すごい……これが人工物なのか?」 チャンは思わず息を呑んだ。圧倒的勝つ巨大な”それ”は人類がいまだに到達できない事を指し示すかのよ うに威圧的な雰囲気をもたらしていた。豆粒のようなPMに対して数千倍を誇る大きさであった。 「よし、各員、抜け道を探すぞ」 「了解」 リーシェンは辺りを見渡す。バイラムとデライトの姿が無いのが気になる。 対空砲火すらない、バリアや何かが張ってあるのかと思えばそうでもない。 キーを叩いて隔壁を調べる。飛び出たセンサーが雪の結晶の壁を調べ始める。 数秒の待ち時間の後、映し出された結果はバイラムと同じ、共有結合を使われていると言うことだった。 小さく息を吸って、大きく吐き出す。そしておもむろに壁に向かって手を添えると腹に力を入れて拳を叩き込んだ。 「むっ!?」 リーシェンの一撃は重い手ごたえと共に弾き返された。 黄龍の力はバイラムと戦っても差支えが無い性能がある。だが、それがはじき返されたのだ。 これでは一筋縄ではいかない。となると別の場所を探すしかない。リーシェンは再び辺りを見渡す。 銀色の鋼鉄に包まれた一角に他とは違った壁が見え隠れしている。ゆっくりと近づくと突如、デライトが飛 び出してきた。リーシェンは流れるかのようにそのまま拳をデライト顔面に叩き込むとそのまま畳み掛けるか のように腹部を蹴り上げ、胸部に掌打を打ち込む。殴られた部分は完全にへこみ、ひしゃげるとそのまま宇宙 の漂流物となり、外へ流れていく.。 「ふぅ、驚いたな」 再び落ち着いて辺りを見渡すと通路が見えた。通路の大きさはPMが縦で三機入りそうであり、軽く進んだ 辺りには隔壁があった。分厚そうなその壁を見渡してみるが開錠装置らしい物がどこにも見えない。 どうやら破壊するしかない。再び呼吸を整え――。 「でぇぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」 まるでドラの音を思わせるような衝撃が手の甲から伝わってくる。だがその一撃を隔壁は自身の屈強さを表 すかのように全く動じなかった。力任せに開くつもりは無いと言いたげであった。 「くっ!」 ここさえ突破すれば敵の心臓部へいけるはずだ。こんなところでぐずぐずしてはいられない。 奈央との約束と減りつつある味方。一秒一秒進むたびに焦りが心を蝕んでいく中――。 「少尉、報告が遅れているぞ」 コウシュンから通信が入った。その声からは感情を押し殺した中に怒りが含まれていた。 本来ならば報告をする時間であったがリーシェンはそれを完全に忘れ去っており、目の前の壁に意識を向け すぎていた。 「も、申し訳ありません」 「何かあったのか?」 「隔壁を見つけました。現在のところ開く様子が無いので……」 「よし、ならばその場で待機しろ。くれぐれも無茶はするな」 釘を刺しておこうといわんばかりに声が重く響く。独断専行をするつもりはなかったが迫る時間が自分に余 裕を失わせていると思い、深く呼吸をする。吐き出す息がヘルメットを曇らせる。 「……ここか?」 コウシュンをはじめ陸戦大隊の面々も奥へと進んできた。この辺りには敵がいないのか、全機健在だった。 「へへ、ここの奥に行けば……異星人とご対面ってわけか……」 誰かが呟くのが聞こえてきた。軽口であるはずなのに緊張感がほぐれず、空気は重くなるばかりであった。 「ここは私に任せてもらおう」 コウシュンの玄武が隔壁の前に立つ。隔壁は挑戦者を威圧するかのように堂々と立っている。 「隊長!」 そして玄武を隔壁にすかさず取り付いた。軽く、扉自体を叩いていく。 恐らく、手ごたえを感じているのだろう。そして、一通り叩くのをやめると軽く息を吸うと思い切り棒で壁を叩いた。 尤も、リーシェンが先ほどやったようにただ叩いたわけではなく隔壁の四隅を慎重に、かつ大胆に叩いてく。 空気の無い宇宙だと言うのにリーシェンには壁が叩かれる轟音が耳に入ってきた。 最初はしなるだけの隔壁であったが少しずつ力を入れるたびに隔壁がへこみ、そして徐々に亀裂が入っていく。 最後と言わんばかりに思い切り壁を殴りつけると隔壁が大きく奥へと飛んで行った。 「すごい……」 この光景にリーシェンはただ見惚れるだけであった。が、そんな彼にコウシュンが発破をかける。 「ボサッとするな! このまま格納庫へと突っ切るぞ!」 「了解!」 「AUA部隊から通信! ワレ、ナイブニセンニュウセリ!」 伏義から各司令部に報告入った。オペレーターは真偽を確かめると共に素早くキーを叩いていく。 デライトの数は以前と変わらなかったが、エグザトリアとバイラムⅡの活躍により体勢を立て直すことが出来た。 損傷が酷くないPMは既に戦列に復帰しており、数自体は多くは無かった。 「よし、このまま防御の陣形を取りつつ現状維持だ! いいな!」 「了解っ!」 司令の激が飛び交うと前線にいるパイロットたちにもこの報告が入ってきた。 ある者は驚愕をし、ある者は感動にむせび泣き、ある者は呆れた顔をしながら。 だが、全ての物には幸運な報告として入り込んだのだ。士気は一気に上がっていく。 そんな中、彼女もまた新しい報告に対し何らかのアクションを取り始めた。 手に持っていた剣をしまい、骸となったデライトを押し退けると相手に向かって怒鳴りつけた。 「え? 突入に成功?」 「うん、AUAの部隊は突撃に成功したんだって!」 通信機から聞こえてくる言葉を一字一句確認するかのように何度も反芻すると意を決したかのように踵を返した。 「ならあたしもそっちに行くから! 後はよろしく!」 「あっ、ファルちゃん!」 ファルはマールの静止を聞かず、思い切りペダルを踏み込むとビスマルクは猛スピードで飛んでいってしまった。 彼女の行き先、それはあの雪の結晶だった。デライトの攻撃をかいくぐりつつ確実に奥へ奥へと進んでいく。 一方、報告を受けたマールはファルの行動に戸惑いを隠せなかった。が、すぐさま艦長としての責務を取り 戻すと新しい指令を飛ばした。 「みんなは防衛について、ここで戦力を拡散しちゃうとこっちが耐え切れないもの」 「了解!」 黄色の部隊は素早く布陣し、帰って来たPMの後ろについているバイラムやデライトを丁寧に破壊し始める。 ファルちゃん、必ず帰ってきてね。マールはそんな思いを胸の奥に秘めると再び、指示を叫び始めた。 銀の剣と黒の大剣が宇宙に舞う。バイラム・カスタムとパラディンの刃はお互いの装甲表面に軽い切り傷を 負わせるだけであり、刃がぶつかるたびに火花が飛び散り、空を何度も切り裂いた。 「もう一度聞く! なぜ私の友を殺した!」 「任務だからよ。貴方も同じでしょ?」 パラディンとバイラム・カスタムの刃がお互いの眼前に突きつけられた。 端から見れば男と女の言い争いにしか見えなかった。だが、やってることは命を懸けたやり取りである。 「違う!」 「どこがよ?」 バイラム・カスタムの太腿に蹴りを叩き込むとそのまま一気に懐に飛び込む。そして小脇に手を入れ、後ろ に投げつける。飛んでいった先にある暗礁へ叩きつけられると思いきやあっという間にバランスを整え、着地 と同時に再びパラディンへと向かってくる。 「私は人を殺して平気な顔は出来はしない!」 「でもそれを仕事としたのよね?」 くないが投げられるが素早く上昇し、避ける。そしてそのまま間合いを詰めると一気に喉元へと刃を突きつ ける。だがバイラム・カスタムは大きく後ろに仰け反るとそのままパラディンの腹部を蹴りつけてきた。 奥歯で衝撃に耐えつつ操縦桿を素早く傾け、バランスを立て直した。 「否定はしない、だが奪われた命に、ケントに対し哀悼もしない貴様――」 この言葉にセルの顔が歪んだ。バイラム・カスタムにオレンジのラインが入るとパラディンに向かって突っ込 んでいった。突然の事にボルスは姿を一瞬見失った。 「何!?」 姿を確認する頃には彼女は懐に入り込んでおり、手に持っていた刃が大きく振るわれた。 ボルスはとっさに操縦桿を引いて、離れようとするが時遅く、パラディンの左腕が吹き飛んだ。 「哀悼をしない? 私が? ふざけないで!」 大きく腹を蹴りつけられるとそのまま体当たりされ、近くの隕石へと叩きつけられる。 そして、そのまま馬乗りの状態で殴られた。殴られるたびに激しい振動が伝わってくる。 「ぐぉ!」 圧倒的ともいえるパワーの前にコックピットに火花が飛び散る。ペダルを踏み込んでいるのに一行に跳ね除 けられない。バイラムを改造した事は決して伊達ではない事を身をもって理解する。 殴る手が止まった。 「こっちに来て初めて友達になったのがケントだったのよ……」 通信機から涙で滲んだ声が聞こえてくる。握っていた操縦桿の手が震えていた。 「ならば何故……」 が、ボルスは目を見開いた。気づいたのだ、彼女の価値観は我々地球人に似ていることに。 そう思うとどことなくだが自身の目で彼女を見透かしてみると何だか小さい女の子に見えてきた。 「……これで、終りにしましょう」 バイラム・カスタムは刀を取り出すと刃をパラディンの喉元へ突きつけた。そして、そのまま振り下ろされ そうになった瞬間、横からアルとレイの二人がそれを阻止するために突っ込んできた。素早く飛びのくと二人 に向かってくないを投げつけたが素早く遠ざかった。 その間にボルスは思い切りペダルを踏み込み、体勢を整えると剣をバイラム・カスタムへと突きつけた。 ケント、私は……。苦虫を噛み潰したかのような顔をしながら軽くお腹に力を入れなおすと――。 「アル、レイ! この女を戦闘不能にする! 我々の誇りにかけて全力で全うしろ!」 「了解!」 二人とも大声を上げて気合を入れ直す。ボルスもまた肩を軽く回して体の状態を確かめた。 音はなるが激しい痛みは感じない、腕も背中も大丈夫だ。ならば! ペダルを踏み込むとパラディンが先頭となり駆け抜けていく。 セルは冷たい笑みを浮かべると自身もまた同じように突っ込んできた。 振り上げた剣と剣がぶつかり合うとと激しい火花が飛び散る。 切っ先がお互いの装甲を掠めるがパワーは相変わらずバイラム・カスタムのほうが上だった。 だが、これは既に織り込み済みだった。左腕が無いパラディンでは負けるのは目に見えている。 だからこそ――。 「アル、レイ!」 素早くバイシクルシュートの要領でバイラム・カスタムの頭部を蹴りつける。蹴られた衝撃でセルは顔をし かめ、映っている映像が大きく乱れた。離れた事を確認するとすかさずミサイルを発射する。 爆発と共に離脱をする。が、当然のように彼女は手を伸ばしてきた。その隙から――。 「これで!」 「どうだ!」 二人は閃光弾を発射する。だが、目をつぶした程度ではバイラム・カスタムは怯まなかった。 センサーの音を頼りに二機の居場所を発見した。そちらへとくないを投げつけようとするが横から来たパラ ディンの体当たりによって阻止される。 セルは舌打ちをしてパラディンを牽制しようとするが今度はナイツ二機がマシンガンで牽制をしてきた。 これまでの戦いからダメージが与える事は出来なくても動きを止める術を学習してきた三人だ。 機体特性を理解していれば必ず致命傷を与える事が出来ると信じてきた。 その証拠に徐々に追い詰められているではないか。 だが、ここで彼女は別の手段を講じた。 操縦桿から手を離すとシートの奥にあるスイッチに手を伸ばすと、そのまま――。 「え――」 「な――」 突然、二機のナイツが爆発した。ボルスは一瞬の事に躊躇してしまう。 一体何が起こったんだ? しかし、そんな事を考える事はやめ、すぐさま攻撃に移った。 間合いを計りながらマシンガンをバイラム・カスタムに向かって撃つが弾が通り抜けたのだ。 どういうことだ!? そんな疑問が浮かぶが目の間にいる敵は動く様子はなく、ただ、ボルスを、パラディンを見つめているだけ であった。そしてその姿が幻影のように消え去るとボルスは理解した。これが残像である事に。 すぐに周囲にミサイルをばら撒く。爆発の中、動く影が見えた。だが、問題は……・ 「どういうことだ?」 レーダーに数個の点滅が存在していた。影もいくつも見える。 バイラム・カスタムがいくつも存在している……という事実であった。 それを理解した瞬間、パラディンの胸がはじけ飛んだ。装甲が無くなった為、エンジンがむき出しになった。 そして、ゆっくりと目の前まで来ると音速の拳が飛んできた。パラディンの顔が砕け散るが反撃に転じよう と刃を振るう。だが目の前の敵は幻に過ぎず、刃は空を切った。それと同時にバイラム・カスタムの刃が大き く振るわれた。背中についていたバーニアが吹き飛び、手に持っていたマシンガンが真っ二つに切り裂かれた。 そして、再び前に回ると今度は腹部を思い切り殴りつけてきた。 衝撃でコックピットの一部にヒビが入る。破片が飛び散ると同時に自分の腕を傷つけた。それだけではない、 瞼を切ってしまったらしく、血が止まらない。瞳に入ることは無かったが今の状況では治療薬にも手が出せない。 「さようなら、ボルス大尉」 バイラムの手に力が入るとコックピットが歪み始めた。軋んだ音と共にコックピットが潰れていく。 必死に操縦桿を動かしたり、背後にあるミサイルを使ってみるが動く様子が無い。脱出機構も壊れたらしく レバーを引いても反応が無かった。 これまでか、と思いきやバイラム・カスタムは動かなかった。何度も力を入れてみるがこれ以上潰れない。 「パワーが下がってる? どうして……」 操縦桿に力を入れているのにパラディンのコックピットは全く潰れないのだ。 メーターを見るとEX1の反動が現れたらしい。エネルギーゲージが底をついていた。 セルは軽くため息を付くと目の前の死にぞこないの聖騎士へ視線を送る。 お互いに沈黙を保ったままであったがセルは思わず目を見開いた。 動いているのだ、パラディンが。まるで最後の力を振り絞るかのように手足を痙攣させて動いていた。 「ありえないわ……」 その光景にセルは青ざめた顔をしながら操縦桿を動かそうとする。 だがバイラム・カスタムの動きは重く、離れるにも従来のスピードが出せずに居た。 エネルギー切れがここに来て、効果を表したのだった。 「うおおおおおおおおおおおおおお!」 ボルスは自分の力を全て叩きつけるかのようにペダルを思い切り踏み込むとパラディンはそれに応えるかの ように背中のバーニアを輝かせた。 セルは回避をしようとするが思った以上にバイラム・カスタムは動かなかった。 徐々にパラディンは迫っていくが機体が壊されすぎたのか、ゆっくりとだが減速していく。 このままではスピードが死んでしまう! ならば! ボルスは動かなくなったパラディンの左腕を肩ごと切り裂いた。若干バランスを失いフラ付いたが気合で持 ち直させる。血で視界が悪くなっていた。腕や足がしびれている。だが、この一撃にかける! 「これでぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」 パラディンの刃はバイラム・カスタムの胸元を貫いた。そのまま近くの暗礁へ叩きつける。 二機ごと突っ込んだ衝撃で暗礁が砕け、バイラムの装甲がバラバラに砕け散っていく。 「うおおおおお!」 その衝撃で何かが砕ける音がしたがボルスは気にせずバイラム・カスタムを叩き続けた。 そして、二機の動きが止まった。バイラム・カスタムの体から激しい火花が飛び散る。 手足が軽く痙攣をし、そしてそのまま眠りについた。操縦桿を動かすが機能は完全に停止しているらしく、 モーター音も、エンジンの振動も聞こえてこなかった。 セルはため息を付くとその場にうなだれた。 「……もうだめね、殺しなさいな」 諦めにも似た口調、いや、実際諦めているのだろう。彼女は。ボルスは――。 「断る」 そう言って剣を差し込み、てこの原理を利用して。バイラム・カスタムのコックピットを毟り取ろうとする。 パラディンは既に形を成しておらず、動くたびに軋んだ音を響かせた。だが、まるでボルスの意思が宿った かのように、最後の力を振り絞って何度も剣を押していく。そして、バイラム・カスタムのコックピットが外 れ、セルが外に飛び出してくると外部についている拘束機を射出し、手足を動かなくさせた。 「お前には法廷に立って貰わねばならん。それがケントへの報いであり、お前への罰だ」 「……負けたわ」 「だが、私はこれを勝利とは言わん」 そうだろ? ケントよ……。 全てを言う前にボルスは力なくその場に崩れ落ちた。痛みも何も感じないままゆっくりとまぶたを閉じると そのまま宇宙の風に流れ行くまま横たわった。
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強いものは弱いものを食らって生きる。それが自然界の掟だ。 (つよいものはよわいものをくらっていきる。それがしぜんかいのおきてだ。) 82話の公式格言。 ファイアードラゴン戦の最中、ついに出番が来た不動がフィールドへ向かう際に発した言葉。要約すると弱肉強食。 久遠に出番が告げられた瞬間、誰よりもポカーンとしていたのは不動本人だったが、 「不動はジョーカー(切り札)」「(不動なら)流れをこっちに戻せるかもしれない」と言われ、 もう内心ノリノリのイケイケでウッキウキな状態でフィールドへと向かっていった。 しかしテンションが立ち上がリーヨしすぎてしまったせいか、格言コーナーにて、 「~の掟だ。」「「以上!」」「あっ…フフン」 と、円堂と一緒に「以上!」と言ってしまったうえにミスに気づいてさらに誤魔化すという醜態をさらしてしまった。 たとえベンチを飛び立ってもネタキャラはいつまでもネタキャラのようだ。 【関連】 不動 ベンチウォーマー どうせ俺は今日も出番なしさ
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Quest of D MAIN SYSTEM コントロールパネル Control Panel レバー アナログレバー 通常(格闘やアクション、シューティング等)使われるレバーと異なり、可動範囲が広く設定されている。 これを軽く倒すと歩き、限界まで倒すと走る S スタートボタン ゲームを開始する時や、決定する時に使用。 しかし触れなくてもタッチパネルで全て出来てしまうため、非常に忘れられやすいステキボタン。 G ガードボタン ボタンを押すことでガードポーズを取り、ポーズ中に攻撃を食らうとガードできる。 ガード成功時はダメージが黄色く表示される。 また、盾装備時(両手武器では不可)に攻撃を食らう直前でガードボタンを押すとジャストガードとなり、 ガード時のダメージが必ず1になる。 A アタックボタン ボタンを押すことで攻撃が可能。 当然使用する武器によりダメージやモーションが変化する。 V ビューチェンジボタン 視点を、自分を後ろから見た状態(最初の視点)にできる。 通路でキャラクターが右を向いている時に、画面が 「右を向いているキャラクターを映している」状態から 「後ろから映している」状態に変更できる、というと解るだろうか。 つまり「キャラクターが向いている方向に画面を向けることができる」 押しっぱなしにすることで、(フォローは遅いが)視点を常にその状態に保つことも可能。 U ユーズボタン カレント状態にあるeアイテムやeカードアイテム、スキルを使用。 キャラクターにドラッグやダブルタッチよりも素早く使用できる。 特殊操作 強攻撃 G+A ○←V ●←A ●←G ○←U 出が遅く単発だが、強力な攻撃を繰り出す。 緊急回避 A+V ●←V ●←A ○←G ○←U キャラクターの向いている方向に素早く前転する。 出始めが素早い 当たり判定が小さくなる 緊急回避中はスーパーアーマー扱い 立ち上がるまでが若干遅い 敵の包囲網を脱出したり罠を抜けたりする時に役に立つ。 基本的に食らってはいけない(特にダウンを貰うのはダメな)ゲームなので、必然的に使用率が高くなる。 武器変更 G+V ●←V ○←A ●←G ○←U タッチパネルにある「武器変更」と同じで、表武器から裏武器へ武器を変更する。その逆も可能。 これを応用して武器キャンセルというモノができるが、これは予習復習を参照のこと。 全方位攻撃 G+A+V ●←V ●←A ●←G ○←U ENを10消費し、押した瞬間に発生する無敵の攻撃。 職業ごとにある程度差はあるが、発生から終了まで無敵なのは同じ。 また僧侶のみアンデッド系に多大なダメージを与える。
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ソーナンス虐 「ソーナンスを殺す」 かなり難しいが無敵のソーナンスにも弱点が有る それは尻尾だ,しかし。ソーナンスに近付くと影踏みを食らう そしてそのまま空腹となり大抵は餓死になる しかも攻撃しても跳ね返るので無敵だ そんなソーナンスを倒すのは 二人で近付き、一人が影を踏まれる もう一人が尻尾を切る その後抵抗力が無いソーナンスに攻撃すれば殺せる 尻尾を切れば道連れも聞かなくなる
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「光」と「闇」は表裏一体。 光がある限り、闇は生まれる。 闇を完全に消し去る方法とは即ち光を消し去ること。 光は大地に恵みを与える。 人はその恵みが無ければ生きることはできない。 闇は人々に破壊を与える。 人は生きるために戦わなければならない。 これは恵みを与えられた代償なのだ。 人は生きるために、戦い続ける道を選んだ。 永遠に続く戦いの道を……。 光と闇、元々の存在は同じであってもそれが与える影響はそれぞれ異なる。 言わばそれぞれが既に独立した存在であり、 創作において対極した存在として描かれる場合が多い。 正と負があるように、常に世界はある種の連動において廻っていると考える。 何かを得るためには何か同等の対価を……そんな考えの中生まれたお話。
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ゴウキは有利といわれますが、いろいろと特殊なキャラなのでしっかり押さえておかないとやられてしまいます。 ゴウキの強い部分をしっかりと対策したいところです。 <EX斬空波動など飛込みの対策> 安定はEX昇竜ですが ダメージが60と小さいです 端に追い詰めているときであれば、ダウンを取ることはとても有効なので狙いましょう。 間合いにもよりますが飛びこみを見てからダッシュするとくぐれる場合があります バックジャンプ対空などで付き合わない(ただ、EX斬空にひっかかって昇竜で拾われたりする場合があって割と危険なので注意しましょう)、相手ゲージがあるときは飛びは落とさずガード、などでも良いでしょう。 <空中竜巻逃げ対策> スパコンゲージがあれば、頭上を越えたのをみてからでも強真空が確実に間に合います。 リベンジゲージ50%あるなら、236214PPP(自分1P)の振り向き入力の滅が強いです。 ゲージが無い場合、反応が厳しくなりますがバックJ中Pが有効です。 ただし、その後の拾いはなかなか安定しづらいので注意しましょう。 <起き攻め対策> 正面の百鬼、飛び込みを食らってしまうと大ダメージを受けてしまいます・・・ 百鬼Kは中足ですかしたりできます。 正面飛びorめくりの2択は、現状では 昇竜で暴れる(ムズイ) 前→後ろのファジーガードしてみる(遅く重なる百鬼Kを食らってしまうのであまりオススメできません) 中足で竜巻をかわしつつリターンを狙う くらいですか。 ハイリスクハイリターンですが、ゴウキ側も体力が少ないなどダメージを食らう方を選択しづらいと思うので、 暴れをちゃんと見せた上で、正面ガード重視 が基本になるのではないでしょうか。 何よりの対策は、足払い戦の実力UPで大足を食らわないことですね。 <リュウ側起き攻め> お互いゲージが無い場合は、波動拳重ねが安定です。 相手にリベンジゲージ50%以上ある場合、ウルコンを食らう状況があるので注意。 相手にゲージが50%あると、密着からの起き攻めは大昇竜で安定して返されてしまうので、 若干密着より離れた位置に立ち(昇竜カスあたりのプレッシャーを与える) ゴウキが起き上がる直前に歩き、攻撃を重ねる、または歩かず鎖骨を重ねる。 が基本でしょうか。 結局は阿修羅でかわされる場合が多いので、画面位置等を考えて攻めるのがよいです。 真空が打てる状況であれば、強気に攻め、阿修羅の方向を見て真空を確定させられます。 a -- test (2009-10-06 18 00 50) 名前 コメント
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恵みの使者ブレン (ナンバー0083) 白・クリーチャー S3/C2 飛行 あなたのエンドフェイズ時、あなたは2点のライフを得る。 フレーバー:恵みを運んできました。-恵みの使者ブレン 【天使】 パワー:2 収録:第一弾リスト
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#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (f安五郎.png)安五郎【やすごろう】 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (安五郎.png) 牛、鶏の親友の喋る犬。 頭に青い毛が生えている。 関連キャラ 牛,鶏,トロッコ,勇魚,ノックアウト:仲間 ケルベロス:敵、外見がダサイと突っ込みを食らう カテゴリ:牛&鶏シリーズ
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ここは魔王と一進一退の戦いを繰り広げている勇者御一行の部屋です おもなさくせん コマンド ・れいぎだいじに ・いただく ・えんりょするな ・さしあげる ・みんなほおばれ ・えんりょする ・ガンガンのもうぜ ・とめてもらう ・おれにまねかせろ ・はなす ・めいれいをきけ ・かえる 主なメンバー 1番目のスレを参考にまとめてみました 勇者 いわずと知れたリーダー 戦士 ??? 僧侶 女 魔法使い 年をとり腰がきついようだ あそびにん 少しせっかちのようだ 賢者 ふぅ… 名前 コメント - 今日のアクセス数を表示します - いままでのアクセス数を表示します - 昨日のアクセス数を表示します
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道具でボールを打ち狙った穴にボールを入れる単純なスポーツ。 それがゴルフじゃ。 単純じゃが、少ない手数でボールを穴に入れるためにゃぁ様々 な技術が必要な奥の深いスポーツでもあるんじゃ。 恵みのゴルフ日記じゃぁそがぁなゴルフの技術 (グリップの握り方や、構え方、スイングのしゃぁやら) をはじめ、ゴルフ全般について書いいこうゆぅて思いますけぇの。 リンク 北海道 ゴルフ 場 神奈川 県 ゴルフ 場 沙耶のゴルフ日記 ゴルフプレー時の服装