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「おのれ!BK201、コードネーム黒(ヘイ)、そしてまたの名を黒の死神!許さぬ!」 ジロリアン五人衆最後の一人、赤王こと赤セイバーは怒っていた。 「三田本店ではないとはいえ余が楽しみにしていた二郎をよくも食らい尽してくれたな!必ず余が直々に葬ってくれる!」 そう言うと早速、船に乗り黒を追いかけ始めた。 ついでに、二郎を食らい尽くした他の大食い達は 暗示かけられたり掘られたり、悲惨な目にあっていたので放っておく事にした。 【一日目・23時30分/海上】 【赤セイバー@Fate/EXTRA】 【状態】黒に怒り 【装備】赤セイバーの剣、船 【道具】支給品一式 【思考】基本:殺し合いには乗らない 1:黒を倒す 2:美少年や美少女が居れば愛でる 3:レジスタンスの事は後回しだ! ※一応レジスタンス側です
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【名前】立花響 【名ゼリフ】「あの場所に生きて帰るためにッ! みんなと笑い合える明日のためにッ! どんな壁だって乗り越えていけるッ!」 【本ロワでの動向】 参加者として登場。 今回の主人公格の1人でもある。 とはいえ登場話が書かれた時には、田中ぷにえと鉢合わせ、一方的に叩きのめされるという、非常に情けない開幕戦を披露することになった。 その後もなかなか調子が出せず、いまいち戦果を挙げられずにいたのだが、獅子王凱らと交流するうちに、徐々に成長を重ねていく。 そんな響の最大の転換期は、凱の死亡の瞬間だった。 未熟な彼女の中にも勇気を感じた凱は、自らのGストーンを、響に託そうとする。 しかし、響にとっての凱の死は、予想以上に大きな衝撃となった。彼を喪った悲しみが、ガングニールの破壊衝動を加速させ、響を暴走させてしまったのだ。 このまま暴走マーダー化かと思われたが、天羽奏からガングニールを受け継いだジャイアンの、必死の奮闘と説得により、暴走現象は一旦終息を迎える。 正気に戻った響は、敗北と恐怖の味を噛み締め、それをバネにし立ち上がることを誓ったのだった。 ゴッドライディーンとの戦いのさなか、遂に響は凱のGストーンを使い、ガオガイガーとのファイナルフュージョンを成功させる。 「勇者王誕生!」を熱唱しながら、鋼の巨体を振りかざす、シンフォニックガオガイガーの誕生である。 更に最終決戦においては、起動キー代わりとなるデュランダルを手に入れていたこともあり、 ラーゼフォンに認められ、調律の力を得た新たな勇者――真聖シンフォニックガオガイガーへと覚醒。 無意識に行った調律によって、イザナミが生み出した、現実と虚構の揺らぎを無効化した。 そして迎えたSSが、どんなときでも、ひとりじゃない。 これで逆転勝利かと思いきや、大聖杯と融合した伊邪那美大神は、更にその遥か上を行く。 受けたダメージを全回復させ、幾千の呪言を発動し、その驚異的な力をもって、逆に響達を圧倒する。 ガオガイガーも満身創痍となり、もはやこれまでかと諦めかけた時、響の目の前に現れたのは、概念存在と化した鹿目まどかだった。 彼女は真聖ラーゼフォンに宿された、調律の力の真の意味を、傷ついた響へと語りかける。 ラーゼフォンの力を使い、世界を再構成すれば、こんな悲惨な殺し合いそのものを、なかったことにできるのだと。 「――いらない」 「私が欲しいのは、新しい世界を作る力じゃない…… 今ある世界をこの手で守り、今ある居場所へ帰るための……たったそれだけの力でいい」 しかし、響の口から語られたのは、その力を否定する言葉だった。 死んでいった者達の戦いを尊重し、同時に今ある世界を守ろうとする響には、全てをなかったことにすることはできなかったのだ。 神の力を持ちながら、しかし響はそれを使わず、その一部だけを借りようとする。 ラーゼフォンの力の一端を行使し、世界と繋がった響は、自分が今までにかかわってきた、全ての人々の存在を再認識した。 人々の想いを力に変え、所有者の勇気を力に変える、立花響が戦うためには、それだけで十分だったのだ。 「これが私達の――絶唱だぁぁぁぁーッ!!!」 まどかと不動遊星の後押しを受け、再び立ち上がった響は、ガオガイガーの必殺技を解き放つ。 ヘルアンドヘヴン・アークインパルス――ラーゼフォンの力で響と繋がった、全ての人々の想いが生み出す力は、 真聖シンフォニックガオガイガーを黄金に輝かせ、その手に勝利を掴み取らせた。 人間を試さんとする邪神は、人間・立花響の体現する力によって、見事に打ち倒されたのだった。 「ぷにえちゃんと友達になるために」 「私の強敵になるというのなら」 「「肉体言語で語るのみ!」」 全ての戦いが終わった後、ライダーのマスターとなった響は、再びぷにえと対峙する。 かつて彼女のサブミッションを前に、為すすべなく敗北した少女は、勇気と力を身につけて、立派な戦士へと成長した。 その想いと力のぶつかり合いが、いかなる未来へと向かったのかは、また別の話になるだろう。 【名前】風鳴翼 【名ゼリフ】「ばっ、馬鹿、わら、わら、笑うなぁぁぁぁ!(ゼロ仮面ボイスで)」 【本ロワでの動向】 参加者として登場。 彼女の最大の不幸は、支給されていたゼロの仮面を、うっかり被ってしまったことだった。 その長い髪が挟まれでもしたのか、仮面はがっちりと固定され、そのまま外れなくなってしまう。 しかし、そんな有り様でも発動してしまうのが、シンフォギアシステムの恐ろしい所。 のっぺらぼうのようなフルフェイスマスクを被り、男か女かも定かではないボイスチェンジャー声で、 バリバリに熱唱しながら戦う姿は、登場人物・読者の双方を大いに爆笑させ、彼女自身を大いに赤面させることになった。 しかしそんなゼロの仮面も、インベーダードラゴン戦では砕け散り、名シーンを演出している。 【名前】雪音クリス 【名ゼリフ】「アンタもそれを言うのかよ!」 【本ロワでの動向】 参加者として登場。 彼女が登場話で遭遇したのは、1人の娘を持つ父親の、車弁慶だった。 「何であたしにそんなに構うんだよ!」「そりゃお前、俺がお前より大人だからじゃねえかな」という、 どこかで見たようなやりとりは、シンフォギア勢の萌え担当として、読み手達を和ませていた。 【名前】天羽奏 【名ゼリフ】 【本ロワでの動向】 参加者として登場。 原作で既に故人であった彼女は、健闘むなしく、このアニロワでも、命を落とすことになる。 しかし、問題となったのはそれ以上に、彼女がガングニールを託した相手が、あのジャイアンだったことだった。 奏の遺品を身にまとい、殺人ボイスで歌う彼の姿は、のちに翼とクリスの2人を、発狂にまで追い込むことになる。 とはいえ、ジャイアンがガングニールを受け継いでいなければ、 響の暴走は止められなかったということを考えると、一概に「余計なこと」とは言い切れないのかもしれない。 【名前】風鳴弦十郎 【名ゼリフ】 【本ロワでの動向】 外部勢力として登場。 大河幸太郎率いるGGGや、くろがね五人衆と連携した彼らは、 主催者の本陣に殴り込みをかけ、参加者達を救出しようとする。 中でも彼の活躍は目覚ましく、素手でシャドウをなぎ倒し、ブロッケン伯爵やSPすらも一蹴し、 機械獣ガラダK7の踏みつけを発勁で受け止めるなど、一騎当千という言葉が相応しい大暴れぶりを披露した。 さすがにガラダK7の攻撃を受け止めたことで、負傷してしまった弦十郎だったが、それで終わるような奴はOTONAじゃない。 なんとそこからゲッタードラゴンの1体を強奪し、そのまま乗り込んでしまったのだ。 ここまでの大立ち回りを演じておきながら、ほとんど反対意見が挙がることがなかったのも、弦十郎の恐ろしさを物語っていると言えるだろう。 とはいえ、やはりロボットの操縦は無理があったのか、今度は逆に、機械獣と化したあしゅら男爵に圧倒され、機体ごと押し潰されてしまう。 しかし死に際に放ったゲッタービームは、主催に混ざっていた切札勝舞に命中し、見事彼にかかわる問題に決着をつけたのだった。 あるいはあしゅらとの戦いの敗因は、守るべき子供を殺さなければならなかった、その葛藤によるものだったのかもしれない。 【名前】フィーネ 【名ゼリフ】 【本ロワでの動向】 主催者の1人として登場。 彼女は己が持つ古代の技術によって、ラーゼフォンを改造し、シンフォギアシステムの到達点として仕上げるという、割ととんでもない偉業を達成する。 しかし、それがフィーネのピークだった。 いざ弦十郎らに攻め込まれれば、くろがね五人衆相手に翻弄され、 せっかく改造したラーゼフォンは、その改造のせいで響に奪われることになるという、散々な噛ませ犬扱いを受け続ける。 「馬鹿な……こんなことがあってたまるかッ! まったくあの役立たずめ、かくなる上はソロモンの杖を――」 「そうはさせん!」 「がッ! だ、誰だお前はッ!?」 「私はガッツィー・ジオイド・ガード長官――大河幸太郎!」 おまけにその末路は更に悲惨。 ユベルの近くにいたことで、彼の撃退の二次被害をモロに被り、右往左往してしまったフィーネは、 なんと参加者ですらない、ゴールドタイガーをまとった大河幸太郎の攻撃を受け、あえなく身柄を拘束されてしまったのだ。 ベール・ゼファーやジュラルの魔王と異なり、ネタキャラとしてのパンチもなかった彼女は、 シンフォギア原作のラスボスでありながら、ほとんどいいところなしのまま、御用となってしまったのである。
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___ _,. . . ―--- . . ._ ,ィ升/|____,.. ´ ,. -  ̄ ̄ ―-- `ヽ、 _,.. -- 、r、_ __二二 ニニ- ,. .-_、, . ' 、 、 \ \ ,.. -_,. .  ̄`ヽ、. ,. '/ ./ ; l 、 i/,.、 ∨ }-77,. . ',.ィ、二 ̄  ̄ヽ }リ /イ ./ . | __| l| }マオ ト、 |` _, --'--、,. .-ァ /イ ___ {! | { | {マオ /' _ 从!---ァ / /__,. . . ―' ´ `ヽ、 Ⅵ ゝ iム / ' ハ | /,. ' / _, -―― - \ `ヾjr、-r、イヽ くt{_/ ,.イヽ}----rィ`ヽ、 ̄ ̄´ /{①}ミ}ー------イ/rィ. } ー!ミ、/} ________ /{ | ー-マノ / . ヽ o}__ ; /{`ヾ{/\_,..ィ///////////////\ /{\\ノ{ .Ⅵ .. /ヽ }/ { /{| ト≧=-//////////__////////`ヽ. / . . .\\ノ  ̄ \、_ | |/ /} O! ∧ . . . \ニ/// ̄ ̄ ̄´ ` ̄ ̄ ̄ ` \ { . . . . . / `ヽ!/ イ ヽィ/// ー- '――-_、 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ー---_、_ `ー ' __}! /,ィ{\ノイ_,..ィ -――'' _/ /´ ̄ ̄ \ \ ///∧// / / _O/\ _ /-/'---- ' `ヽ、\ \/// } / / _ \_ _,.-ァ__,イ / / ー----- _ `\ \/ / / _} /´ }' ,.ィ_/} \ / / / | ̄Y , -―- 、/_/_/ ____ {_,/ / ! |/ / |///}/\ ̄ ̄ `ヽ、 \  ̄ ̄\ | {__j!\//rヽ ヽ \ \ ヽ| /ヽ }'、ー ' } ` \ { { Y \ー‐' ', i / 、` ー 、 、 /、 ' \ ー-- ' ` ー 、 \ `ヽ、 \、 \ /// ヽ Y-、/\_/\ \_ //O /\ \v/イ//\ ∨/////{, ヽ//-、} ヽ {'ヽ-' } \__ノ┏━━━━━┓┃アインハルト┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ゴチャゴチャとした特性群が【覇王流】でまとまるので実にスッキリするようになる。 最早盾なんだかメインアタッカーなんだか良く分からない化け物に進化する。 硬くて攻撃通らないのに放置してると超火力でブン殴ってくるという悪夢のような存在。 それでいてさらにデバフを載せてくるのだから堪らない。 あと何をやってもテンションが増える。なんだこいつ。 成長方面としてはしろがね金剛でやや弱かった防御方面が多くなる予定。 前世代が攻撃に偏った分ゆり戻しで防御能力が増えるような感じ。┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
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くろがめです にせものが出ているためここに書きます 偽物を見たらIDをください 偽物の機種はPCで 本物はスイッチです
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「ジャンジャジャ~ン!」 漫画・アニメにおけるスーパーロボットの金字塔『マジンガーZ』に登場するロボット。 主人公・兜甲児の親友にして悪友であるボス*1が三博士を脅迫して造らせたもので、 子分であるヌケ、ムチャと共に搭乗し、マジンガーZと共にDr.ヘル率いる機械獣軍団を相手に戦いを繰り広げた。 + 担当声優 ボス 大竹宏 東映アニメ版 立木文彦 『マジンカイザー』シリーズ 松田健一郎 『真マジンガー』 高木渉 『INFINITY』 ヌケ 富田耕生 『Z』『グレンダイザー』 加藤治 『グレートマジンガー』 緒方賢一 『スパロボ』シリーズ(『グレートマジンガー』名義での参戦時) 梅津秀行 『マジンカイザー』シリーズ 吉開清人 『真マジンガー』 菊池正美 『INFINITY』 ムチャ 田の中勇 『Z』『グレンダイザー』 緒方賢一 『グレートマジンガー』 鈴木泰明 『決戦!大海獣』 加藤治 『スパロボ』シリーズ(『グレートマジンガー』名義での参戦時) 永野広一 『マジンカイザー』シリーズ 中西英樹 『真マジンガー』 山口勝平 『INFINITY』 本来の名称は「ボスロボット」だが実際には「ボスボロット」と呼ばれ、以後は公式名称もそれで定着している。 TVでの初登場は全92話中第48話だが、OVAやスパロボなど他作品では軒並み序盤から登場する。 あまり知られていないが、デザインは『マジンガーZ』放送当時に児童誌の企画で読者公募されたもので、 続編『グレートマジンガー』に登場するコメディリリーフ仲間のロボットJr.も同じ経緯で登場している。 + 「読者公募」と言ったが… 実際の所、ボスボロットのデザインは永井豪氏が最初からおおむね決めており、マジンガーZの企画関係界隈では最初から永井デザインのもので行く事は決定事項だった事が 永井豪氏のデビルマンやマジンガーZ連載当時の裏事情を描く漫画『激マン!』で語られた。 言わばマジンガーZのアニメを見てもらうための話題作りであったのだ。 この事を永井氏は当時を振り返る形で漫画内で陳謝している。 優秀デザイン者の多くには賞品などが贈られたため、決してあこぎな子供騙しとは言い切れないのだが…。 『マジンガーZ』では全高12m・重量95tだが、続編『グレートマジンガー』登場時には20mに増量されている。 その素材はスクラップであり、燃料はガソリン、ハンドルで操縦、操縦席は畳張りでトイレ付きというかなり無茶な機体。 コメディリリーフとして多彩な表情や装備(マントやスキー板等)を度々見せるのも特徴。 『ゲッターロボ』の浅太郎ロボ、『勇者ライディーン』のボインダー、『鋼鉄ジーグ』のメカドン1号・2号、 『超電磁ロボ コン・バトラーV』のケロット、『光速電神アルベガス』のゴリロボなど後の作品への影響は大きい。 なお、『戦闘メカ ザブングル』のウォーカーマシンもハンドルとガソリンで動くため、ボロットとたまに比較される。 スパロボで共演した際は当然の如くネタにされた。 その見た目からコミカルなイメージが強いが、実際にはボスボロットがいなければ マジンガーZが負けていた可能性が高い戦いも非常に多く、 そういった意味ではアフロダイA・ダイアナンAと並ぶマジンガーZの相棒と言える存在である。 続編の『グレートマジンガー』にも引き続き登場し、主人公・剣鉄也の操縦するグレートマジンガーをサポートした。 そのまた続編の『UFOロボ グレンダイザー』にも二回ほどゲスト出演し、相変わらずの活躍ぶりを発揮した。 シリーズ三部作で唯一(主役ロボを差し置いて)皆勤したロボットであり、映画『マジンガーZ対暗黒大将軍』や 『グレンダイザー ゲッターロボG グレートマジンガー 決戦!大海獣』でも結構重要な役割を担うなど、扱いはすこぶる良い。 OVA『マジンカイザー』にも登場し、TV版のボスボロットとはと異なりまゆ毛があるのが特徴。 また、津島直人の漫画版『マジンカイザー』では、「スパロボじこみのDXボロットパンチ」で、 無数の機械獣を一気に粉砕するという無双ぶりも見せていた。 2009年の『真マジンガー 衝撃!Z編』では、光子力研究所の作業用ロボットの色をボス専用に塗り替えたという設定で登場。 出番は最終決戦しかなかったものの、蛇腹状に伸びる腕で巨大ミサイルを投げ返す、マジンガーと互角以上の性能を持つ、 機械獣あしゅら男爵を足止めした後自爆する事で行動不能にまで追い込む、頭部だけでも飛行機能を持ち、 更に搭載した電磁石で海に沈んだマジンガーを引っ張り上げる……と下手したらマジンガーよりも活躍していた。 まあ今川監督作品だからしょうがない。 TV版の続編として作られた2018年の映画『マジンガーZ INFINITY』ではボスの経営するラーメン屋の地下にあり、予備電源として利用されていた。 Dr.ヘル復活の際には敵陣に突入するマジンガーZをサポートするために重戦車Z改*2と共に囮役を引き受け、見事役目を成し遂げた。 漫画『真マジンガーZERO』でも大体いつも通りだが、時折眼光が鋭くなる事がある。 特に、第3巻にて描かれた「マジンガー大戦」においては、多くのマジンガー軍団が空を飛べる中で一体だけ飛べなかったが、 代わりに超大型のバズーカ砲やマシンガンを装備し、弾幕を張って熱海の絶対防衛線を各国の軍隊と共に死守し、最終的に大破した。 このマジンガー大戦ではマジンガー軍団はほぼ壊滅、ビューナスAも全身をバラバラに引き裂かれ大破、 Zですら操縦不能に陥る大打撃を受けており、決してボロットがいつもの展開で一人だけやられたわけではない。 さらに、後の時系列ではビューナスAと違い普通に復活していた。 また直接関係はしていないが、漫画『マジンカイザーSKLヴァーサス』(同名OVA作品の外伝)では 敵ロボットに操られる作業用ロボットのデザインとしてボロットが使用されており、ある意味本来の役所である。 数の暴力をもってカイザーに襲いかかったが、やはりあっという間に弾き飛ばされてしまった。 他、1970年代にテレビマガジンで連載された、ボロットを主役とした漫画『ジャンジャジャ~ン ボスボロットだい』、 その続編である『おなり~っ ボロッ殿だい』といった作品も存在する。 この2作におけるボロットは自分の意志を持ったロボットであり、作中の雰囲気などからして、 後年のSDガンダムを十年以上も先取りした作品とも言える。・・・・すごいロボットだ。 東映公式の擬人化企画『ロボットガールズZ』ではボスボロッ娘として登場。担当声優は牛丼こと竹達彩奈女史。 キャラクターの初出はブラウザゲーム『ONLINE』で、アニメでは第2期『プラス』より登場している。 元がコミカルなデザインのためか、こちらでも非常にデフォルメされた外見になっている。 マジンガーZことZちゃんとは幼稚園からの腐れ縁で、顔を合わせる度に殴り合っている。 やはり美味しい所を持って行くポジションなのは変わらず、 『プラス』最終回では偶然ラスボスにトドメを刺し、練馬を救った英雄として黄金像が建てられた。 + スパロボでの活躍 『スーパーロボット大戦』シリーズにもマジンガーZと共に出演し、ガンダムやゲッターロボを筆頭に、 エヴァンゲリオンやブラックサレナ(ナデシコ)、飛影、アーバレスト、ファフナーなどといった そうそうたるスーパーロボット軍団と共に共闘しながらも、コメディリリーフ的なポジションを確立している。 スクラップで出来ている事から、修理費が10(普通のユニットは安くても数千程度)という驚異的な低コストを誇るのがお約束。 そしてそのコストを利用しての精神コマンド「自爆」もお約束だったが、 複数の機体でユニットを組む「小隊制」の作品では自爆そのものがオミットされている。 『J』や『W』なんかでは自爆が精神コマンドではなく普通に武装に含まれている。 他にもコスト面からオメガミサイル(『合身戦隊メカンダーロボ』に出てくる敵勢力の兵器)という回避不可能の追尾弾が存在する『COMPACT3』や、 ヒイロを仲間にするためにゼクスに味方機を1機落とさせる必要がある『新』では、生贄としてお勧めされている (ただしどちらの作品でも撃墜されても外装パーツが外れるだけで修理費のかからないリ・ガズィ等が最適とされている)。 また、乗り換え台詞の多彩さにも定評がある。興味がある人は甲児や鉄也も乗せてみよう。ボロットの新たな魅力に気付くかもしれない。 3回目に登場した『EX』では敵に鹵獲され、 その際「他に何の役にも立ちそうにない」という理由で補給装置が搭載された。 ……が、案外具合が良かったのか、その直後の『第4次スーパーロボット大戦』でもそのまま搭載され、 その後、シリーズが変わり別世界の話になってもやはりお約束としてそのまま搭載されっぱなしになっている (ストーリー的には無いはずの『第2次G』でも搭載されている)。 また、『新スーパーロボット大戦』ではオリジナルの強化形態「スーパーボスボロット」を披露した。 どの辺りが「スーパー」なのかというと、頭部に金魚鉢のようなガラスを被せて酸素ボンベらしきものを繋いだ事で、 宇宙での出撃が可能になっている事。 そして何よりMAP兵器が搭載された事(マップのマス単位で一度に複数の敵を攻撃できる広範囲攻撃)。 ……搭載というよりはただ単に小脇にミサイルを抱えているだけだが。 なお、このミサイル、あの寺田プロデューサーの発案である。 しかし『新』では本体の型番次第でMAP兵器使用時にフリーズするバグがある上、宇宙編では甲児がボスボロットに乗って強制出撃し、 イベントで使用するシーンがあるため、進行不能の原因となる場合も……。 ……と、こんな感じで『スパロボ』参戦にあたって性能の底上げ(?)が図られているのだが、 原作アニメからのファンに言わせると「原作での多芸さを考えれば、あの程度で「スーパー」を名乗るのはおこがましい」そうな。 下記に参照されている戦闘アニメを見れば納得できるかもしれない。 その後の作品では通常のボスボロットが(適正は悪いが)宇宙へ出撃できるようになったので登場していない。 ちなみに素で宇宙に出撃出来るようになったのは、デザイン発注後にスタッフが、 「別に宇宙戦仕様にしなくてもパイロットが宇宙服着れば問題ないんじゃね?」と気付いたからである。先に気付けよ まともに戦えるかどうかは作品次第で、昔は武装は射程1な上にろくに命中させられない (但し、攻撃力と燃費のバランスだけは優秀)、近付くための移動も遅い、空の敵には無力、 終盤の舞台になる宇宙適正が悪いと、お荷物同然の扱い(宇宙適正は主に気密性の問題)。 古い作品だと宇宙に行く時点で置いてかれて永久離脱となってしまい、離脱しなくても宇宙で使えなかった (上記のように新発売後にスタッフが宇宙服に気付いたため、F以降に宇宙で使えるようになった)。 だが、適正強化パーツを付けられたり、遠距離技の「ボロットプレッシャーパンチ」が追加されたり、一発技を持っていたり、 二人の子分がサブパイロット扱いになったりと、シリーズを重ねるにつれて着実に強くなってきている。 特に『マジンカイザー』の「ボスボロット」として出てきた『J』と『W』では従来の補給装置に加えて修理装置まで付いた上に、 武装が大幅に増えて戦闘能力が上昇し、より強く使いやすくなっている。おまけに何故か宇宙適正まで高い。 勿論、素のままで戦えるほど強くはないが、プレイヤーが愛を込めて資金や強化パーツを投入すればするほど応えてくれる、 それが『J』と『W』のボロットなのである。 にも拘わらず、『J』では『ナデシコ』のルリに「頭数に入れないでおけば、万が一活躍した時うれしいと思います」等と言われた。 …ルリはボロットの使い方が何一つ分かっていないらしい。『J』だとナデシコも無双出来るぐらい強いから叩いた大口、という声もあるが また、『J』『W』のボロットがあまりに強かったために、その次の『K』での参戦時に『マジンガーZ』のボスボロットとして出てきて、 いつも通りの性能になってしまった事に血の涙を流したプレイヤーも多かった模様。 尤も、こちらはこちらで全武装に「脱力」効果(格ゲー的に言うなら「通常攻撃がヒットするだけでゲージが減少する」と、 言えば解り易い)が付いており、やはりどこか狂っている。…そこ、無敵団の方が使いやすいとか言わない。 『L』では『マジンカイザー』のため基本『W』を引き継いでいるが、 『K』での脱力効果も下がり、修理装置削除なうえ、宇宙適正もそのまま。 また強化パーツがないというシステム変更の煽りも食っているため、同じ出典の『J』や『W』と比べるとやや微妙である。 とはいえ、本作では使徒のA.T.フィールドが割と簡単に貫けるので、 「使徒のフィールドを貫いて気力をゴリゴリ削るボスボロット」というステキな光景が見られる他、 パートナーにした時の能力補正にも有用なものが並んでいるので扱いは決して悪いものではないと補足しておく。 前述の一発技「ボロットダイナミックスペシャル」が初登場した『第2次α』からの戦闘アニメの進化は凄まじく、 「ボロットの戦闘アニメでその作品の戦闘アニメのレベルがわかる」と一部のファンからは言われている。 それにしてもこのボロット、ノリノリである。……いや、むしろスタッフか? 余談だが、これまでのシリーズと異なり『スーパーロボット大戦Z』の戦闘アニメは全て原作に元ネタがある。 気球を付けて飛ぶのは『グレートマジンガー』21話、ページトップの画像にもあるシルクハットとマントは同43話、 足にミサイルを付けて飛ぶのは劇場版『マジンガーZ対暗黒大将軍』…といった具合。 『第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇』では前述の『真マジンガー 衝撃!Z編』名義での参戦となり、 ストーリーの途中までしか再現されなかった結果、ボスボロットは一切登場する事なく終わってしまい、初の不参加となった (ボス自身は登場するがNPCで、原作再現でチラリとくろがね屋に出入りしている事が示唆されるのみ)。 そして、続編『再世篇』において満を持して真マジンガー版ボスボロットが参戦。 OVA版ボスボロット同様破格の強さを誇っており、装甲値1680、武装の威力は軒並み3800超え、 止めにくろがね五人衆を召喚する事もできる(しかも最強武器)など原作準拠とはいえ、 こちらも相当なインパクトを見せた。五人衆攻撃中はボロットは何もしていないのはご愛嬌 まぁ、今川だからしょうがないよね。ちなみにこのくろがね五人衆宇宙でも召喚可能。 というかこのくろがね五人衆、宇宙での地形適応はデフォルトでA。その割に空と海はCなのに ちなみに本作では修理費1000となっている。それでもかなり安い方だが。 第2次Zから続く『第3次スーパーロボット大戦Z 時獄篇』でも引き続き参戦。 くろがね五人衆も健在であり、最終的には他作品の展開に併せる形で生身で銀河規模に天元突破する。 『BX』では『真マジンガー』設定で登場。これまで通り宇宙A。 エーアイスパロボでは宇宙Aも珍しくないが、宇宙B以下がエステバリスの宇宙戦に対応していないフレームや、 戦車にヘリというあたりにボスボロットの凄さが窺える。 本作では変な奴が増えた。追加イベントでのボスのカッコよさは必見。 当然宇宙でも使えます。それどころか水以外は全部地形適応がAである(ボスボロット自体は空の適応無し)。 ちなみに本作で増えた変な奴は完全生身が2人いる。本作ではボロットも攻撃するのでご安心を 性能面では最大射程の短さと装甲の脆さがあるが、反面改造ボーナスの陸Sに3人分の精神コマンド、補給装置によるEN回復、 気力低下効果の追加武装とサブPUとしては優秀なので、オーラバトラーやエステバリス辺りと組ませれば地形適応を補えかつ射程も噛み合う。 火力押しで行くのであればHPの高さ故狙われやすくなるが、EN消費が重く、武器の射程も短めで足が遅いスターガオガイガーと相性がいい。 なお、中断メッセージでは撃墜数を稼げば色々と良い事があるとメタい発言をする。 確かに撃墜数を稼げば隠し要素フラグが立つ事もあるが本作のボスで立てる隠し要素フラグは無い。 最後に、記念すべきシリーズ史上最初の声付きイベントを喋ったのはボスであり、新シリーズ第一作『α』でもその大役を務めた。 他にも『第3次α』では増長するトウマに対して喝を入れるという見せ場があったりする。 + その他のゲームでも… ソーシャルゲーム『機動戦隊アイアンサーガ』二周年記念のマジンガーコラボにおいても、Wマジンガーの相棒として参戦。 次元転移に共に巻き込まれた際、コクピットのある頭以外のパーツを欠損したのだが、現地で滞在を許してくれたマッドサイエンティスト、 七瀬汐月のご厚意で譲って貰った粗大ごみとスイカジュース(七瀬の研究しているスイカをベースにしたオーガニックマシンの果汁)を用い、 見事復元に成功する。なお復元までの所要時間、ジャスト5分。ギャグ補正も大概にしろ! イベント周回のみでフル改造出来る為に無課金勢にも優しく、Wマジンガー同様、最初から超改造が実装されている。 超改造後は「ボスボロットZ」というマジンガーZに似せた外装に変化し、武装も射程以外はマジンガーに寄せてくれるのでなかなか強い。 更にスパロボではお約束となっていた自爆機能も搭載。撃墜されても三度まで復活出来るとあるパイロットを乗せれば最大で4回自爆可能である。 正規パイロットのボスにも、召喚ユニットや分身を含む味方に自爆装置を追加する「自爆のプロ」のスキルがあるため、運用次第で大変派手な事になる。 MUGENにおけるボスボロット Tetsuo9999氏(現・Viewtiful9氏)による『スーパーロボット大戦J』(OVA『マジンカイザー』版)の画像を元にしたボスボロットが存在していた。 OVA版なので眉毛と風呂敷マントを装備済み。OVA版の立木文彦氏のボイスも搭載されている。 更新でAIも搭載されたが、残念ながら現在は公開停止。 NIN氏による『スパロボA』のスプライトを使用したキャラも公開されていたが、こちらも正規入手不可。 出場大会 終戦管理局主催 ロボットトーナメント 2nd GGG主催!スーパーロボット大戦トーナメント 削除済み 国内 VS 国外 アニメチームバトル 第2次ランセレで即興タッグトーナメント 出演ストーリー 勇者王ガオガイガー∞ *1 本名は不明。初代漫画版では、捕まえたブロッケン伯爵(の生首)に対しボス自身が、 「よう、俺はボスって言うんだ。本名は俺も作者も知らない」と自己紹介している。 流石はギャグマンガでデビューした作者だけの事はあると言えよう。なので手抜きと言ってはいけない (ただし下ネタメインだったため、デビュー当初はギャグマンガの神・赤塚不二夫氏から邪道だと怒られたらしい。 逆に本人は「赤塚作品と差別化出来る」と喜んでこの路線を推し進める事にしたとか)。 その作者本人によるリメイク漫画『マジンサーガ』ではボスマン・ベンソン、『Zマジンガー』では棒田進という本名だが、 あくまでそれぞれの漫画のみの設定であり、漫画版やTV版、OVA版のボスの本名という訳ではない。 『Zマジンガー』設定の本名については漫画『真マジンガーZERO』でも拾われている。 スパロボのキャラクター解説でもこの下りは触れられている(『第2次Z再世篇』の戦闘セリフでもたまにボス自身が口にする)。 *2 「重戦車Z」とは、光子力研究所に配備されていたミサイル装甲車。 元々ポピーがマジンガーZの玩具「ジャンボマシンダー」の台座兼用の玩具として「ミサイル重戦車Z」を発売したのだが、 スポンサーの意向でアニメ本編にも登場する事になり、新パイルダーへと改修中のZの代わりに甲児が乗り込んで活躍する一幕があった。 『INFINITY』では近代化改修によってBigDogを思わせる四脚歩行マシンになっており、更に内蔵した光子力3Dプリンターによって、 その場で必要な物資を成型するハイテクサポートマシンに生まれ変わっていた。 (シリーズの慣例として補給ユニット化したボスボロットと違い)最初から機能として補給できる!そういうのもあるのか この光子力3Dプリンター、劇中では敵の攻撃で破壊されたマジンガーZを短期間で丸々再建造した他、改修されたマジンガーZ自体にも内蔵されて、 ミサイルパンチやドリルミサイル等の弾薬をほぼ無尽蔵に生産している。こうしりょくの ちからって すげー! 『スーパーロボット大戦T』ではレアな強化パーツとして登場しており、ターン開始時に機体のENが最大値の60%以上残っていれば、 弾数式の武器の残弾が最大まで回復するという強力な性能をしていた。光子力エネルギーのちょっとした応用だ
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目指していた。憧れていたんだ。ひたすらに追い続けていた。 精一杯輝ける星に憧れて、一生懸命運命の扉を開けようとしていた。 でも、簡単に開くなら誰も苦労することなんてなくて。 毎日毎日レッスンをこなす。汗を流して、怒られて、疲れての繰り返し。 本当にアイドルになれるのかな、夜になると独り何時も不安になっていた。 テレビに出ているアイドルは何時も笑顔で、私はそれが印象に残っていて、憧れたんだ。 明るい笑顔。誰でも出来る簡単なことなんだけど、とっても惹かれたんだ。 「……笑顔、だよね」 シンデレラプロジェクト――私が第一歩を踏み出す運命の扉の名前。 何人もの応募があったんだけど、私は選ばれた。ううん、選んでもらった。 落ちた人もいるし受かった人もいる。だから私は落ちた人たちの分も頑張ろうって思って。 どんな時でも笑顔だけは、私が暗い顔していたら落ちた人に申し訳ないから。 理由はそれが全てではないけど、みんなにも輝いてほしいから笑顔だけはどんな時でもしよう。そう思ってた。 『ねぇねぇプロデューサー! この本田未央を選んだ理由聞かせてよー」 『……《笑顔》です」 『やっぱりー? いやー、アイドルって言ったら笑顔だよねー!』 努力していた甲斐があったかな、なんてちょっと思ってさ。 笑顔は努力何てしなくても出来る、私はそう思ってたし友達からも笑顔が似合うってよく言われてた。 当たり前の事で選んでもらったのは嬉しいのか嬉しくないのか……嬉しいのは当然なんだけど。 笑顔は特別じゃなくて、だから理由が笑顔だけだと少し寂しい感じがしたんだ。 でもそれを表に出したらいけない。だってアイドルになるんだもん。 私の笑顔で誰かが笑顔になってくれるなら、私は何時だって笑顔を崩さない。 『城ヶ崎美嘉の――バックダンサー!?』 『えぇ!? ほ、本当ですか!?』 『はい。あなた達三人にお願いします』 『……嘘みたい』 シンデレラプロジェクトに選ばれてから次はカリスマアイドルのバックダンサーに抜擢。 正直思っちゃったよ。《私は特別なのかな》って。今思うと馬鹿みたいだけど。 私、本田未央のシンデレラストーリーが始まった、なんて思って独りで笑ってた。 まだ思ってなかった、ガラスの靴にはもうヒビが入っていたなんて、ね。 初のライブは楽しみだった。不安もあるけど、それよりも楽しみが強かった。 レッスンは何時もよりも辛くて、たくさん怒られて。でも挫けることはなかったよ! しまむーとしぶりん……私は一人じゃないもん。一緒に頑張る仲間がいたから。 『納得いかないにゃ―! みくと勝負にゃー!!』 シンデレラと同じなのかな。登場人物全員が魔法に掛かるわけじゃないよね。 選ばれなかった人は当然納得いかないと思うし私達を妬む気持ちだって解る。 それに私達は遅れてプロジェクトに合流したんだもん。私がみくにゃんと同じ立場なら……。 『その勝負乗った―!!』 辛いよね、きっと。 だから私はみくにゃんを適当に流さないで真剣に相手をする。 それでも暗い雰囲気にしたくないから、笑顔で。でも、ふざけないで。 ごめんね。選ばれたのは私達だから、努力しているのはみんな同じだから、ごめんね。 「一回負けちゃったにゃー……はは」 みくにゃんはしつこかったよ、ちょっとヒドイ言い方だけど。 でもそれだけ強い気持ちを持っているんだよね。次はみくにゃんが輝ける番だよ。 私何かと違って堕ちてももう一回上がれるお星様みたいに、さ。 志が違ったかもしれない。私は夢しか見れてなくて。なのにチャンスだけは回ってきて。 もし私が不遇のアイドルで念願のライブ――そんな風だったら今もみんなと一緒に……。 美嘉ねえのバックダンサーをやる時、本番が近付てくれば来る程不安になった。 あれだけ一番騒いで、明るい笑顔だってしまむーとしぶりんには勝っていた。 「あの時はごめんね……特にしぶりん」 私ビビってさ……声一つ出せなかった。 本当は不安がってるみんなを励まそうとしていたのに……その役はしぶりんに押し付けた。 結局私が励まされて……本当に私って馬鹿、っつーか弱い? ライブ前にやっと本当に直前で復活して。迷惑かけてごめんね。今もあの時も。 ライブの瞬間は最高に輝いていた。私が言うんだから間違いない。 バックダンサーだけどまるで自分が主役のように踊ってた。 笑顔、みんなが私のために集まってくれてる。だからそれに答えるために私は最高の笑顔で舞台に立つ。 練習は嘘をつかない……本当だった。頑張って良かった、心から思った。 それがいけなかったんだ。悪いことじゃないけど、私が勘違いしたんだ。 それから有頂天だった。あの時のことを絶対に忘れないで、ヘラヘラしてて。 勝手に偉くなった気分でさ。ドヤ顔も多かった。何かある度にライブの話を持ち出して。 みんなそれを笑って聞いてた。でも、しつこいとか想われてたよね。解る、だって私、うざいもん。 ごめんね、本当にごめん……ごめん。 「う……っ……っぁ」 なんで、私はなんで……本当に迷惑しか掛けない。 ライブの余韻に浸ったまま私達はCDデビューが決まった。しかもミニライブまで。 《ミニ》だけど《主役は私》達、《初の主役》に《私》達はなるんだって。 他のメンバーには少し申し訳ない気持ちもあった。でも自分のことを考えるとそんな余裕はない。 だって、《私》達のライブにお客さんがたくさん来るんだよ? しかも《私》《が》《リーダー》。 《私》の《輝き》がステージに広がるんだもん……他の人ことなんて考えていなかった。 衣装を決める時も、レッスンの時も、何もかも。 毎日が輝いていて充実していてそれはもう最高だった。 周りなんて本当に見れていなかった。他のユニットも全然気にしていなかった。 だから他の人の意見は全部妬みに思ってた。 《選ばれた私》と《その他》……思ってないけどそう《なっていた》と思う。 思ってない、絶対に思ってない。でも、比べるとやっぱ……ごめん。 「ごめん……みんな、ごめんよぅ……っ」 ミニライブ当日、私にとって最悪の一日だった。 違うよ、話と違う。なにこれ、小さい、ミニって聞いてたけど全然違う。 小さい子供みたいだった。誰も前のライブと一緒なんて一言も言ってない。 私が勝手に前のライブと同じ規模で、《私が主役》になる番だって勝手に思ってた。 無意識で私は逃げ出した。 お客さんは笑顔だった。 拍手もくれた。 でも。 でも、でも。 私が独りで勝手に舞い上がってる状況が恥ずかしくて、情けなくて、惨めで。 大切にしていた笑顔も忘れて私は逃げ出した。 消えたかった。でも、助けてもらいたかった。 面倒な女だよ私は。自分から弱音は吐きたくない、でも救って欲しい。 だから最初に声を掛けてくれたプロデューサーに強く当たった。 自分が悲劇のヒロインを演出するように……でも言葉は慰めじゃなかった。 どうかと思う、私が悪いのは解るけど……大人何だから。 「今日も着信来てる……」 けれど私が電話に出ることはない。メールも返さない。 しまむーも無視した。体調を崩したらしいけど確実に私が原因だ。 勝手に恥をかいた私はあの日からずっと部屋に引き篭もってた。 ニートだよ……笑い話にもならない。 それから時間が過ぎるのが遅く感じた。ライブは一瞬だけど。 心が段々重くなって私は笑顔なんて完全に忘れていた。 「あ……十二時……今日が終わる」 このまま今日じゃなくて世界が終われば。どれだけ幸せだろうか。 学校にも行かない、誰とも会わない、アイドルも諦めた私に何が残っているんだろう。 何処で間違ったのかな。ライブ……最初から間違っていたのかも。 私の笑顔じゃ他人を幸せにすることなんて出来ないことが解ったんだ。この結果は最初から決まっていた。 だからやり直すなら最初から、アイドルを目指さないことにしたい。 「そんなこと……思えるわけないよ……っ。やり直したい……私、みんなと……っぁぁ」 聖杯戦争。 本田未央が少しでも願ったやり直しの機会は偶然にも、必然かもしれない。 言えることは唯一つ、彼女は奇跡を手にする権利を与えられた。 条件は最後の一組になることであり、それ以外に存在しない。 「私……また、もう一度夢を見たい……」 「……」 この想いは本物だ。彼女の真の叫びであり本来の姿である。 歳相応の叫び。アイドル《偶像》ではなく本物《女の子》の叫びだ。 「もう一度夢を追いかけたい……だから力を貸して……」 その言葉は小さく今にも途切れそうな程にか弱い。 しかし込められた意思は本物であり、これを笑う人間などいるだろうか。 いない、目の前のサーヴァントを含めて彼女を笑う人間など存在は許されない。 「でもよぉ、それは他の奴らを殺すことになるんだぜ」 男は放つ、夢だけ見つめている少女に辛い現実を放つ。 願いを叶える奇跡には相応の代償が必要となる、それが他社の脱落。 必ずしも殺す必要はないが全員生き残る、何て話は有り得ない。 本来、人生において過去に戻る何て事は存在しなく、開けてはならないパンドラの匣だ。 それに触れようとしている、謂わば運命の扉を無理やり抉じ開けようよとしているのと変わりない。 「い、嫌に決まってる……そんなの嫌だよ……」 少女は俯く。その言葉は弱い。 本田未央はアイドルだ、しかし彼女は高校一年生、殺しの覚悟がなど持ち併せていない。 しかし男は聞く。覚悟は、ある、のか、と。 「嫌だよ……言わなくても解るよね……それでも聞きたいなら、れ、令呪を使って……」 辛い思いはもうしたくない。 無理矢理理由を吐かせるつもりならマスターの証である令呪を使う。 自分のサーヴァントを殺すつもりはないけど痛い目を見てもらう。 最後の奇跡を無駄にしたくないから。 でも男が取った行動は予想外で、本田未央の頭の上に手を置いて優しい笑顔で語りかけた。 「邪魔な奴は俺が片付ける。マスターは殺さない、倒すのは俺たちサーヴァントだけだ」 その笑顔は見ているだけで安心させ、嘘の欠片も感じられないほど和やかであった。 彼は弟と出会えなかった。生まれることがなくその生命は照らされる前に沈んでしまった。 男は誓った、その弟の分も生きる、強くなる、と。日々を鍛錬に費やした強さは本物。 その力は人間を超えた人形をも破壊する絶対にして唯一の武器と誇りと意地を形成していた。 力は牙無き人のために――子供の笑顔を守るため、男は悪魔にだって変貌する覚悟がある。 「なんで……なんでそんなこと言えるのッ!? 私は自分のためだけに願いを叶えようとしているんだよ、いるんだよ……。 またみんなに、色んな人に迷惑を掛けるかもしれないのになんで……どうして!」 「笑顔――忘れてるぜ?」 「……なにそれ……意味解かんないよ……っ……解かんないよぉ……」 誰か私を救って。私はもう一度やり直したい。 もう一度、輝く星になりたいから。独りじゃなくて、みんなと。 だから――力を貸して。 私にもう一度、夢を見させて。 笑顔の――魔法を。 【マスター】 本田未央@アイドルマスターシンデレラガールズ(アニメ) 【マスターとしての願い】 もう一度輝く星になりたい。 【能力・技能】 明るさと笑顔が彼女にとっての特徴であり象徴。 しかし現在は曇っている。 【人物背景】 シンデレラプロジェクトの最終メンバーとして合流した高校一年生。 その笑顔と明るさで大勢の友達がおりリーダーとして輪の中心にいた。 カリスマアイドルのバックダンサーを経験した後、自分達のライブが決まって有頂天になっていた。 全てを都合よく解釈しありもしない楽園を彼女は勝手に想像していた。 来る日、彼女の中にある夢は砕け散り輝きを失う。 彼女はその時期から聖杯に招かれた。 【方針】 やり直す、私はもう一度やり直したい。 嫌な時にワケなんて言う必要はない。 男は泣いているマスターを見て深追いはしない、する必要がない。 少女に人を殺させるなど外道が行う悪趣味な遊戯だ。 ましてや今まで血の匂いすらしない地域で育った少女ならばなおさらである。 誰にだって失敗はある。その先が大事であり腐っていれば一生腐っているままで終わる。 聖杯戦争。本来起きるはずのない絶対にして唯一の奇跡が目の前に広がっているのだ。 ならばサーヴァントとして召された男は少女のために戦う。 今宵、男は独りの少女のために悪魔の面を被るだろう。 人間は殺さない、殺すことなど許されない。 狙いはサーヴァントだ。一度死んだ霊体の身だ。もう一度死んだって問題はない。 泣いている少女を救うために泥を浴びる――言葉にすれば響きは最高だ、至高に値する。 しかしこれから幕開けされる舞台は血で血を洗う聖杯戦争だ、夢物語ではない。 ある者は笑い、ある者は涙を流す。 ある者は他人を愛し、ある者は他人を破壊する。 ある者は願いを叶え、ある者は死ぬ。 弱い者が死に強き者が生き残る殺し合い――それが聖杯戦争。 招かれた人間は何かしらの願い、意思を持って参加している。 個人差は在れど、簡単に諦めきれる問題ではない。 ならば、信用するのは己が力。 笑うのは悪魔か外道が死神か。 それとも一人の少女なのか。 加藤鳴海――総てはお前の拳に託された。 【クラス】 しろがね 【真名】 加藤鳴海 【パラメーター】 筋力A 耐久B+ 敏捷C 魔力E 幸運D 宝具E 【属性】 混沌・善 【クラススキル】 不死の身体:C しろがねとは生命の水を体内に取り込んだ自動人形の破壊者を表わす。 彼らは不死の身体となり、己の生に満足するか大量に血を失うことでしか死なない。 戦闘を続行させる力に長け、魔術も正面から立ち向かっていけるが対魔力の力はない。 加藤鳴海はしろがねでありながら、人間を貫き多くのしろがねに影響を与えたためランクが下がっている。 【保有スキル】 武道の極み:B 各分野における武道を極めた証であり信念。 しろがねの中国武術は生前多くの自動人形を破壊したことから由来する。 気を掴めば魔力を突破できる可能性を秘めている。 直感:B 戦闘時、つねに自身にとって最適な展開を”感じ取る”能力。視覚・聴覚に干渉する妨害を半減させる。 悪魔降臨:EX 生前に敵である自動人形に例えられた悪魔《デモン》が由来。 他者を守る時、彼の感情に触れてしまった時に己の感情を爆発させステータス以上の力を発揮する。 狂化ではなく、意思は存在しており、狂う訳でもなくしろがねは敵を破壊する。 【宝具】 『聖・ジョージの剣』 ランク:E 種別:対人宝具 レンジ:1 最大補足:3 左腕に仕込まれた刃。 しろがねの左腕は生身ではなく人形の物を移植している。 彼は生前己の武術と組み合わせ多くの自動人形を破壊してきた。 【weapon】 己 【人物背景】 元々は弱い男だったが生まれてこなかった弟のために強くなる決意をした男。 極めた武術は多くの自動人形を破壊し悪魔と恐れられてきた。 彼は生前、一人の子供を救うために左腕と記憶を亡くしてしまう。 その後は左腕を移植し、新たな戦いに身を投げ込む。 その旅で彼は多くの子どもたちが苦しんでいることを知り、自動人形を破壊する決意を決めた。 来るサハラの決戦では多くの仲間を失い、己も四肢を失うが敵の親玉を破壊した。 しかしそれは偽物であり、死んでいった仲間の無念も晴らせず彼は生き残ってしまう。 その後も真の親玉を破壊するため彼は悪魔となりて戦場に多くの血を流し続けた。 そして人類の最後の希望を乗せた列車に乗り込み彼は過去から続く絡まった因縁に終止符を打つため最後の――。 【サーヴァントとしての願い】 少女の笑顔を取り戻す。 【基本戦術、方針、運用法】 サーヴァントを狙い、マスターのために戦う。 彼の身体は左腕のみが機械であり、他は生身である。 BACK NEXT -006 ボッシュ=1/64&バーサーカー 投下順 -004 前川みく&ルーザー 時系列順 BACK 登場キャラ NEXT 参戦 本田未央 000 黄金のホーリーグレイル-what a beautiful phantasm- しろがね(加藤鳴海)
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「ん・・・・・・。」 リゾットは、光を感じて目を開けた。 嗅ぎなれない畳の匂いに、見慣れない天井、パチパチと、薪のはぜる音がする。 「あ・・・、起きましたか?」 銀髪の女性が、彼をの顔を覗き込んだ。 「あんたは・・慧音・・・?ここは・・・・。」 そう言ってリゾットは頭を抑えながら起き上がろうとする。 「だ・・駄目です!大丈夫ですからお連れの人達が戻るまで寝ててください・・!!」 「しかし・・・任務が・・・・。」 あくまで仕事を遂行しようとするリゾットを、慧音は必死に押しとどめる。 「大丈夫です!!たったいま閻魔様から代理の方を送ったという連絡が来ましたから。」 そう言って慧音は布団の上から、リゾットを取り押さえる。 半獣の力で、リゾットはあっさり強制的に寝かしつけられた。 リゾットはしぶしぶ、抵抗をやめる事にし、大人しく布団で寝る事にした。 「先ほど、里の医者に見せましたけど大分疲労が溜まっているのと、寝不足だそうですよ。」 「そうか・・・・・・。」 それを聞いて、リゾットはため息をついた。 最近寝付けないと思っていたが、まさかここまで酷いとは思ってもいなかったのだ。 寝付けないせいで居眠りをし、その遅れを取り戻すために頑張ったつもりだったのだが、それが仇になったようである。 「しかし・・・このままだと多いに問題があるな。」 以前の生活は全くといっていいほど子供と縁のない生活だったからいいが、今はそうは行かない。 このままだと、今後も仕事に支障が出るし、仲間達にも心配をかけてしまう。 困ったな・・・・とリゾットが考えていると・・・・・・。 コンコンッと突然、慧音の家の扉が叩かれた。 「ん・・・・?誰だ?」 そう言って、慧音は土間の方へ降りていき、扉を開けた。 そして、扉を開けた瞬間、金色の塊が飛び込んでくる。 「リゾット!大丈夫か?!」 「藍?!」 そう言って飛び込んできたのは八雲紫の式 八雲藍だった。 「あ・・あの・・・・?」 「あっ!!」 突然飛び込んできた藍にあっけに取られ、慧音は言葉をかけ損じる。 それに気づいた藍は、顔を真っ赤にして慧音の方を振り返った。 「す・・・すみません、紫様からリゾットが急に倒れたと言われて慌ててしまって・・・・・。」 「い・・いえ、大丈夫ですよ・・・・。」 気まずい雰囲気が、家の中に流れる。 そして、リゾットは「え?もしかして俺達ストーキングされてる?」とか考えていた。 さらに開けっ放しになった扉の向こうから、走ってくる青い影が一つ。 「リゾットさぁぁぁん!!生きてますかぁぁぁぁぁ!!」 そう叫んで布団で寝ていたリゾットの元へ飛び込んできたのは、洩矢神社の巫女、早苗だった。 「っ!!」 思いっきり飛び掛られて、リゾットは内臓にダメージがいきそうになる。 「あ・・・・・すみません!大丈夫ですか?!」 そう言って早苗は、リゾットの襟元を掴みぶんぶんと振る。 「あ・・あの・・・貴方は・・・?」 さらに飛び込んできた謎の人物に、慧音はさらに戸惑う。 「あ・・はい!すみません!リゾットさんのご近所に住んでいる東風谷 早苗です!リゾットさんには時々、英語を教えてもらっています!!」 早苗はそう言ってビシィッと慧音の方に向かって敬礼をする。 「いや、近所といっても確かに家は向かい合っているが標高がかなり違うし・・・・。」 「そんな事いって!しっかり挨拶に来てくれたじゃないですか!その後英語教えてくださいって言ったらイタリア人なのに教えてくれてるし!」 バァンと思いっきりリゾットの背を叩く。それにしても、この巫女ハイテンションである。 「もー、でもリゾットさん英語教えにきてくれる時以外全然来てくれないですしー!ちょー寂しいんですよ!!」 頬を膨らませて、ぷんすかと早苗は怒る。 「いや・・、すまない。その、加奈子の傍にいるとメタリカが気持ち悪がってな・・・・・。」 「駄目ですよそんな事いっちゃー!加奈子様だって女の子なんですから傷つきますよー!」 (女の子・・・・?) (少なくとも・・・・女の子じゃないだろ・・・・。) 早苗の発言に、思わず心の中で慧音と藍は突っ込む。 「それにしても・・・、どうして俺が倒れたと分かった?」 「やだなー、洩矢神社の情報網舐めないでください!冬眠間近ですけどカエルや蛇からリアルタイムで情報が届くんですから!!」 そう言って早苗はふんぞり返った。 近々暗殺チーム邸付近のカエルや蛇がいっせいに退治されるかもしれない。 「と・・・とりあえず寒いから扉を閉めますね。」 そう言って、慧音が扉を閉める。 「そ・・・それにしても、ご人望があるのですね・・。リゾットさんは・・・。」 慧音はそう言って顔を引きつらせる。 内心、「なんだこの男、無表情に見えてむっつりか?女たらしか?」とか考えていた。 次の瞬間、再びトントンと扉が叩かれる。 嫌な予感がしつつも、再び慧音は扉を開けた。 「どなたですか?」 「突然の訪問すみません、閻魔の四季・映姫ですが・・・・・。」 そして、映姫が室内の女性陣を見た瞬間、リゾットの頭に思いっきり悔悟の棒が突き刺さった。 その頃の他の面子 「えーっと・・、これで里の家は全部回ったな。」 ホルマジオがあらかじめ渡されていたリストを見る。 既に日はすっかりくれ、ただ今6:30である。 出発したのが5:00だったので、妥当な時間と言えるだろう。 夜遅くなったので、一同は懐中電灯片手に、暗い夜道を歩いていた。 「後何処に行けばいいんだ?」 「あー、紅魔館と博麗神社そして永遠邸、最後に洩矢神社だ。」 ソルベが予定リストを覗き込み、ホルマジオがそれに答える。 「まだそんなに距離があるところ回るの?!俺、早く戻りたいよ・・・・。」 ジェラートがソルベの腕に抱きつきながら文句をいい、俯いた。おそらく、倒れたリゾットのことが心配なのだろう。 「じゃあ先に戻ってるか?」 「ヤダ、そしたらリゾット任務をサボったって怒るし。」 そう言ってジェラートはうーっと顔をしかめる。 「いやぁ、マジで放っておいても大丈夫だと思うけどな。」 ホルマジオが、視線を子供達の列の前方に向ける。 「何しにきやがったチルノ!!俺もレティも仕事なんだよ!!」 「えー何だよ何だよ!!あたいを仲間はずれにする気だろー!!」 人間の里から紅魔館に向かう途中、一同はチルノと鉢合わせていた。 「ほら!大ちゃんと一緒にかぼちゃも繰り抜いたんだから!!」 「チ・・チルノちゃん・・。やめようよ・・・、迷惑だよ・・・・・。」 必死にギアッチョに主張するチルノに対し、彼女の友達の大妖精は彼女を止める。 「何言ってるのさ!そんなんだから大ちゃんはいつまでたっても中ボスなのよ!」 「それはちょっとひどい言い草だよチルノちゃん!!」 チルノの言葉に、流石の大妖精も思わず声を荒げた。 「まぁまぁ、チルノに大ちゃんも落ち着いて。」 そう言うとレティは自分の体の大きさを元に戻し、チルノ達を見て騒然としていた子供達と向き合う。 「はーい、皆!静かに!こっちにちゅうもーく!」 レティはそう言って手を叩き、子供達を纏める。 「ごめんねー、お姉さん達の友達の妖精さんとちょっと揉めて皆を足止めしちゃって。 実はね、この妖精さんたち皆と一緒にハロウィンの行列に参加したいんだって。いいかしら?」 レティの言葉に、子供達はざわざわと戸惑う。 妖精達は彼らにとって決していいモノではない。 お弁当を盗まれるし、悪戯はされるし、時には命を奪うことさえある。 どうもこのままでは子供達は許可してくれなさそうである。 「チルノ?」 そう言ってレティは今度はチルノの方を振り返った。 「このままじゃとてもじゃないけど、一緒にはいけないわ。」 「えぇー?!じゃあどうすればいいの?!」 「チルノ、他人の理解を得るのに一番いいのはこれよ。」 レティは手の人差し指と、親指で丸を作る。 「世の中、金とか、もしくはモノよ。信仰だのなんだの言ってる神様は時代遅れなのよ。 ギアッチョ達もお金がなかったからこんな極東の田舎で閻魔様にこき使われてるのよ?」 「「「「「悪かったな!!」」」」」 レティの言い草に、暗殺チーム一同が怒鳴った。 「お前、元神様なのにそんな言い草ねえだろ。」 「あら、まだ僅かに信仰してくれている自分の信者をすてて新たな信仰を得ようとした神様よりはマシだとおもうわよ? これでも私は慈悲深いから、信者を守る為に去ることはあれど、自身の保身の為に信者を捨てるような事はしないわ。」 どうやら、レティは洩矢の神々にいい思いを抱いていないらしい。 ふんっと言ってレティはそっぽを向く。 「ならあたいいい物持ってるわ!!」 そう言うと、チルノは腕にかけていた籠から、ある物を通りだす。 「ほら!山ぶどうの氷付け!!冷たくてシャリシャリしてて美味しいのよ!!」 そう言って、チルノは月明かりを反射してキラキラ光る凍りついた山ぶどうを掌に載せる。 「じゃあチルノ、それをあの子達の持っているお菓子と、それを交換してきなさい。大ちゃんも一緒にね?」 「うん!」 「え・・・?!レティ?いいの?!」 大妖精は、レティの言葉に戸惑う。 「いいのよ、むしろこれからの幻想郷において、人間と仲良くしておくのはとっても大事よ?ほら、私だって彼氏作ったし。」 「彼氏じゃねえ!!」 自分の腰に手を回すレティに、ギアッチョは声を荒げた。 「え・・・?ギアッチョはそんなに、私が魅力がないと思ってるの・・?」 そう言いながらレティは俯いて、暗い声を出す。 その様子を見て、途端にギアッチョは慌てだした。 「ち・・違うっ!!そうじゃなくてよ・・・!!だから・・っ!!」 「だから・・・?」 「だからっ・・・!!」 ギアッチョは真っ赤になりながら、レティにどう言えばいいのか必死に考える。 ちなみに、おぉーっと子供達とチルノ達は二人の繰り広げるラブコメ風景を興味ぶかそうに見ていた。 「おい、何時までアフタヌーンとかそこら辺で連載してそうなラブコメは続くんだ?」 「俺早く帰りたいー!!」 「でもよぉ、突っ込んだら駄目な空気だろ。」 既にソルベ、ジェラート、ホルマジオ、メローネはいつもの二人のやりとりに飽きたのか、こっそり持ってきたPSPでモンハンをやっていた。 「ペッシ、火。」 「あ・・あの・・兄貴、子供がいるんで煙草は・・・・・。」 「・・・チッ。」 そして休憩タイムと言わんばかりにプロシュートは煙草を取り出し、ペッシに火をつけろ、と要求する。 しかし、ペッシは断り、それに納得したのか、プロシュートはしぶしぶ ちなみにマジアカも流行に乗って買ったのだが、日本人にしか分からないような問題ばかりなので、速攻で売った。 『いい加減日本はマジアカとアイマスを輸出すべき』とはメローネの談。 「・・・ファイナル ベント。」 何処からともなく、電子音が聞こえる。 その声のした方を見ると、何やらバックに炎を燃やす、仮面ライ・・・・・イルーゾォがいた。 雰囲気からして、どう見ても必殺技を放とうとしている。 「お・・・落ち着けよ・・・。イルーゾォ。」 そのトンでもない嫉妬オーラに、流石のメローネもたじろぐ。 「てゆーか何?そのスーツマジで必殺技出来るの?」 「何か押したら、出来た。」 「「「「地獄の科学力すげぇ!!」」」」 何かエフェクトが掛かっているイルーゾォを見て、一同は驚く。 だが、それどころではない。 「落ち着けよ!お前一応その衣装正義の味方だろ?!正義の味方が嫉妬して必殺技放つなよ!!」 「いいんだよ!!俺は・・あれだ!!仮○ライダー○ュウガだから!真逆の存在だから!!」 「なんだそりゃ・・・ぎゃぁぁぁぁっ!!」 ペッシがイルーゾォを取り押さえるが、本物のライダースーツのような効果があるのか、吹っ飛ばされる。 「ジェラート!足止めしろ!!」 「わかったー!」 ソルベに指示されるとジェラートのグローブのギミックが動き、ガチッと言う音と共に刃が上着の袖から飛び出てくる。 「邪魔をするなっ!!この世、あの世の全てののバカップルに武力介入してやるぅぅぅぅ!!」 そう言うと、次の瞬間、イルーゾォはスペルカードを発動する。 光を反射する鏡の欠片が周囲一体に浮きあがった。 「くそっ!!」 接近戦専門のジェラートは、次々襲い掛かる銀色の欠片を弾いていく。 「スペルカードにスタンド、さらにこのスーツがあれば、今の俺に死角はない!!」 完全にイルーゾォは暴走特急と化している。 そしてさらに、弾幕は量を増して行く。 「お・・おいっ!!イルーゾォの奴完璧に我を失ってるぞ!!」 プロシュートが激しい弾幕に驚いて後ろを振り返る。 すると、子供達はすでにチルノが作った氷の障壁の後ろに隠れていた。 「・・こんのクソガキどもぉぉぉぉ!!何自分達だけ安全地帯に逃げてんだぁぁぁぁぁ!!』 「兄貴!落ち着いてください!大人気ないですぜ!!」 グレイトフルデッドで氷の壁をぶち壊そうとするプロシュートを、ペッシが止める。 「おーい!!本物の変身ヒーロー!!こっち・・・・・・。」 メローネがベイビィ・フェイスを盾にしながらギアッチョを呼ぶが・・・・。 「そうか・・・・、そんなに言葉に詰まるってことは・・やっぱりそう思ってるんだ・・・。」 「違うっ!!違う違うつってんだろ!!クソッ・・!!だから・・!!」 「・・・・・駄目だこりゃ。俺が突っ込みに回るようじゃな・・・。」 そう思い、メローネはこそこそと氷の障壁の後ろに隠れようとするが・・・・。 次の瞬間、イルーゾォの体が結界で拘束される。 青く輝くそれは六角形であり、まるで甲羅の模様のようだ。 「とうっ!!」 そして、掛け声と共に、背後からイルーゾォは思いっきり蹴りとばされた。 「がっ・・!!」 そのままイルーゾォは吹っ飛ばされ、木々に叩きつけられる。 だがスーツのおかげか、気は失っていないようだ。 氷の障壁は透明なので、よく見えるのかすっかりお子様達は楽しそうに体育座りでその様子を見ている。 「誰だ!後ろからなんて卑怯だぞ!!」 スーツの変身装置がおかしくなったのか、マスクが半分壊れ、イルーゾォの顔が出る。 「卑怯?よく言われますよ。」 そう言って、イルーゾォを攻撃した相手はその場に降り立った。 「私が操るスタンドは嘘千万、それでもいいなら・・・・。」 そこにいたのは、オレンジ色のトンボのような目に甲羅のような防具の青いスーツ。 「私に釣られてみる?」 どっからどう見ても仮面ライ○ー電○ ロッ○フォームだった。 (*1))))) ハロウィンの夜が、日曜日の朝に、そしてここが特撮板になったような錯覚を一同は覚える。 「なーんてね。」 そう言ってベルトのボタンを押し、変身を解く。 「解けるんだ・・・・。」 「技術の無駄遣いすぎるぜ・・・。」 ため息をつくメローネと、その肩に乗った小さくなったホルマジオ。 そこにいたのは、予想道理・・・・。 「親衛隊の・・・・ティッツァーノだったか?」 「はい、そうです。貴方方のリーダーが倒れたとの連絡を受けて、代理として来ました。」 何が代理だよ、と小さくジェラートが呟く。 ボスの正体を調べていた彼とソルベにとって、親衛隊は相対した敵なのだ。 「ジェラート、我慢しろ。」 「・・・・・分かってる。」 ソルべにそう言われて頭を撫でられ、ジェラートは両腕の鉄爪を再び袖の中にしまう。 「それにしてもイルーゾォ、何であんなにいらついてんだろ?」 「まぁ、あれじゃね。あの童貞、慣れない片思いなんてしてるからストレス溜まってんだな。」 やれやれだぜ、といいながらソルベは再びジェラートの頭を撫でた。 「イルーゾォ、取り合えずそのスーツ、変身解けるみたいだから解いたら?」 「そうする・・・。熱くて息苦しくて、ぶっちゃけクラクラする。」 「そんなスーツなら着るなよ馬鹿!!酸欠状態の結果がそれだよ!!」 そう言ってプロシュートはイルーゾォのスーツのベルトを剥ぎ取る。 すると、Tシャツジーンズというラフな姿のイルーゾォが現れた。 髪はいつもと違い、一つに纏めてある。 「何なら先に人里に戻ってろよ。汗まみれじゃねえか。」 ギアッチョがまるで人事のように、イルーゾォに話しかける。 「ちなみに、そのスーツは放映当時に作られたので現在の物に比べて性能が悪いそうで。」 汗一つ掻いていないティッツァーノが、平然と言った。 地獄で再就職しても、貧乏くじな暗殺チームである。 「そう言えばあんた、相方はどうしたんだ?」 メローネがふと、気づいたようにティッツァーノに問う。 すると、ティツァーノは渋い顔をして告げた。 「その・・実は・・・・うちのスクアーロに支給された仮装も相当問題がありまして・・・・。」 「何だ?半魚人とか?」 「あれだ、ワンピー○の方の○ーロンだろ。」 色々と勝手な予想をつけて暗殺チームは次々にティッツァーノをからかおうとする。 ちなみにお子様達はレティが面倒を見ているので問題ない。 「いえ・・スクアーロは・・・・・。」 「おーい!!ティッツァぁ、先に行くなよぉー。」 情けない声が、ズリズリズリと何かを引きずる音と共に森の中から聞こえてくる。 「遅いですよ!スクアーロ!」 そう言って現れた、最近の小中学生に別のキャラを連想されそうな彼は、巨大な、そう、強いて言うなら鉄の塊のような剣を背負っていた。 髪型は、まるで某大物RPGの七つ目の主人公のように跳ねており、ぶっちゃけ彼はまんまその主人公の格好だった。 「・・・・・お前は何から、その格好を連想されたんだ?」 「・・・多分、俺の任務用の服の肩の防具から。」 イルーゾォの問いに、スクアーロは暗い表情で答えた。 一同の中で、地獄の上層部に対する不信感がドンドン募っていく。 「ま・・まぁ、二人も来てくれたら安心だな。イルーゾォ、お前も早退しとけ。 このまんまだとお前の精神ではあの二人の固有結界に耐えられねえだろう。」 「うん・・、そうする。」 微妙に半泣きになりながら、イルーゾォはリゾットの様子見もかねて人間の里に早退する事にした。 「嫌いだ・・・、嫌いだ・・・・・。ギアッチョの馬鹿やろぉぉぉぉ!! てめぇなんかエロゲの主人公になってMAD作られてニコニコに投稿されて「ギアッチョ氏ね」ってコメントつけられろぉぉぉぉ!!」 訳の分からない言葉を呟きながら、イルーゾォは天狗も真っ青な速度で人間の里の方向に飛んでいった。 「メローネ、永遠亭に今すぐベイビィ・フェイスを向かわせろ。」 ホルマジオがメローネに指示を出す。 「医者?」 「いや、むしろあの髪の長い女子高生兎の目を見せて、狂気に狂気で相殺しろ。むしろ催眠術で強制的に寝かせろ。あいつ今日マジで何かおかしいわ。」 多分色々と何か溜まってるんだろうな、あいつも、と一同は遠い空を見上げた。 前へ 目次へ 次へ
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プロフィール 名前 銀雪(しろがねゆき) カラー 銀 年齢 19歳(大学1年) 身長 180cm 血液型 O型 誕生日 武器 ライフル 憑依動物 狼 性格 ストーリー
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戦国時代の三河国の大名・松平清康に仕えた重臣 天野貞有 石川忠輔 植村新六 内藤義清 林藤助