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三笠彩 [翻訳者さん案] 特徴:自称女子高生。放っている雰囲気はただものではなく、目の前に死体を転がされても動じない胆力を誇る。 テキトーに無責任な事ばかり言い、自分の事ですらコロコロ変えるため、パーソナルデータは名前ですらアテにならない。 常に傍観者的立場を貫き、面倒事を嫌うが、興味が高じたものはその限りでない。 自分本位なためか危機感知能力は高く、逃げ足が速い。奇談の内容にもそれが現れている。 彼女のせいで事態が悪化することも多い。 半ば自覚的に災いの種を振りまいており、最も始末に負えないタイプ。 挑発的な語り口にもそれが表れている。 基本はただの女子高生なので非力。数字は好きだが数学は苦手、体力は人並み以下と本人も言している通り、幽霊はともかく として物理的に殺されることが多い。 また、何かしら譲れない一点をもっているらしくそこを突かれると途端に脆くなる。 小松崎登 [翻訳者さん案] 特徴 着流し姿の30代くらいの男性で、戦前の小説に出てきそうな風貌をしている。 ただし、清潔好きで不潔感はない。職業は自称高等遊民、他称無職。 大正や昭和の御世において宿帳に無職との記述があれば、上客とほくそ笑んだというように働く必要がない=金持ち(地主の子 弟など)の構図が成立するのである。 彼も何らかの手段によってか知らないが、毎年多額の不労所得を得ているらしい。 結構落ち着きのある性格で嫌味のない善 人、常識もわきまえた大人だが、まるで後ろに目のあるようであったり、当人しか知りえない情報を言い当てたりと気味悪がら れることも多い。 何でもナニカに取り憑かれているとか、異次元空間を旅しているとかの噂だが、本人は気にも留めた様子もない。 基本的にどっしり構えており、求められない限り、発言も最小限に抑えている。死ぬことは少ないが、気付かれないうちに行方 不明になっていることが多々ある。 好きなものは帽子だが、自分では被らないらしい。 ロリコンとの噂が流布される事が多々あるが、本人は否定しない。 事実、子ども受けは良い。さしずめ、柳の木のような人。 御宝 達也《みたから たつや》[樋野案] 27歳。ニヒリスト。冷静な心霊否定派。責任感が強い。金縛り、幽霊目撃などのいわゆる心霊体験を数多く経験している が、自らの体験を論理的に検証していくうちに、心霊現象は『虚言』『錯覚』『幻覚』『生理現象』『記憶の捏造』のいずれかに当てはまると確信するに至った。 だが心霊話の持つエンターテイメント性には心惹かれており、新たな話を求めて百物語オフに参加する。 オカルトに関する知識量はそれほどでもないが、論理的思考に基づく問題解決能力に優れる。 はったり屋と目立ちたがり屋が心底嫌い。
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名前~まったけ コード~0775-4791-5356(ぷよぷよ7) レート~4000前後 種類~なんでも 一言~とりあえず5連鎖が限界ですががんばります 時間帯~10:00~12:00くらい土日はいついるかわかりません すい♪です。30日は対戦ありがとうございました。速攻や大連鎖など色々試せて楽しかったです。 また機会がありましたらよろしくお願いします。
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【桜の吹雪のその中で】 この季節は一番苦手だ 眠くて、眠くて…春って怖い そんな事を考えながら いつもの場所から城下を見下ろす 所々に淡い桜色が散りばめられ春一色 我ながらいい場所を見つけたと思い、午後の仕事まで昼寝決行 欠伸をしながら、優しい日差しと風にゆっくりと 意識を沈めかけた時 「弥助ー!!弥助!」 上総様からのお呼びだし 仕方なく、体を起こし上総様のもとへ 「はいはいはいはい…なんですか、上総様。」 「花見する「昼寝してきていいですか」お前も花見するに決まってんだろーが!!」 「ですよねー…」 サヨナラ俺の昼寝よ… 「2人で、ですか」 「花見は騒ぐのもいいが…ゆっくりするのも乙だろ?」 上総様お気に入りの中庭にある樹齢、百数十年のしだれ桜 満開の桜の下に杯セット 花見するき満々かよ… ワクワクした表情を見せる上総様 どっちが年上なんだか… そう思うと笑みが零れる 「弥助!はよ、来い!」 「急がなくても桜は逃げませんよ」 晴天に舞う桜を眺めながら 昼間から酒を煽る 酒を呑むのは構わないのだが 陽気と酒に徐々に睡魔に襲われる やべぇ、眠い 「ふぁ…」 「弥助…眠いのか?」 気づかれないように欠伸したのだが、バレていたようだ 「平気ですよ…ふぁ…」 「よし!俺が膝枕してやる!」 忍如きにそんな事しなくていいのに… 手招きで呼ばれ、近づくと腕を引かれバランスを崩した 「わっ…ちょ、上総様」 「たまにはいいだろ」 理由になってない気がするが 今の俺にはツッコム気になるない 「最近、忙しかったからな…」 「へーきです…ってば…」 ダメだ、目蓋が思い… 「しばらく寝ろ…少ししたら起こすから」 「じゃ…少しだけ…」 優しく髪を撫でる手が気持ちよくて それだけ呟くと意識を飛ばした -------- 静かに寝息を立てる弥助に微笑み残った酒を飲み干した よく見ると綺麗に整った顔… 甘い匂い… 春の陽気のせいにして、弥助の唇にそっと接吻をした この事は弥助に秘密にしておこう… 桜のもと、弥助に寄り添い目を閉じた 優しい春の日差しの中、2人で昼寝も…悪くない
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読む前に 幽体離脱について 前兆について 金縛りからの抜け方 【必読】モチベーションと意識レベルについて モチベーションの大切さについて。 「体外離脱訓練日誌」内の記事より。 https //web.archive.org/web/20090807105252/http //www003.upp.so-net.ne.jp/OOBE_DIARY/teq1.html モチベーションを上げれる要素がなければ人の提供するものばかりを頼りにせずに自らで上げていきましょう。 主なモチベーションの上げ方は投稿された体験談を読む事や自分で何をしたいかを考える事ですがそれでもモチベーションが上がらなければ一度身を引いてみるのも手です。 惰性で続けていても悪循環になる可能があります。 練習期間は自分が何も学んでいなければどれだけ長くてもまったく関係ありません。 自己悲観をしてますますモチベーションが下がり余計に訓練に手を抜くという事になってないでしょうか? そういう状況にある場合は一度自己を客観的に見据えてください。 方法と体験談の投下や挑戦時のアドバイスは他人が行なってくれる事ですが成功させるのは自分次第です。 他人をアテにしすぎたりネガティブな意思は持たないように「心掛ける」ようにするといいでしょう。 夢日記法の重要性 968 名前: 幽体かもしれない名無しさん 投稿日: 2008/06/02(月) 14 56 29 XAI8JOmkO ぶっちゃけ夢日記は究極 他に○○法とか色々あるけどあれってほとんどがただ条件を調整してるだけだからな いやもちろん条件の調整も必要だけどあくまでも間接的にしか影響しないんだよな それに対して夢日記…というか訓練日記は毎晩の意識体験を思い返すわけだから他とは根本的に違う 他の方法は全部切り捨てても記録だけはガチでやっておいた方が良い ※ちなみに日記はモンロー研でも推奨されている 他にも読んだ方がいいページ 離脱入門 離脱の概要です。 幽体離脱プロセスシート ○○法などの具体的方法を模索するのも良いですが 離脱に至るまでのプロセスを把握するのが第一です。 睡眠状態の線引き 自分の睡眠状態がどの段階にあるかを知るのも必要です。 明晰夢からの離脱 明晰夢からの離脱法です。 自律訓練法 離脱をする時のための訓練法です。 アクティブイマジネーション イメージ訓練になります。 心像入身法を使った離脱に移行が可能 。 最近幽体離脱にはまった スクラップ帳 – 3rd - 分類目録 まとめに載っていない離脱法もあります。 色々な離脱の仕方 幽体離脱の仕方には絶対やらなければいけない事項もないし、 全員が必ず同じ事をやらないと成功しないわけでもない。 これらを参考に、自分流の最も効果的な離脱方法を見つけよう。 ■色々な離脱方法1(別ページ) 離脱方法index 名前 分類 関連 エネルギー変換箱 イメージ、暗示、訓練 数かぞえ法(数数え法) 意識操作 数数え耳鳴り法、時計集中法(秒針法)、視線age法 読書法 意識操作、イメージ 二度寝法、不眠法 腹筋法 肉体負荷 指マン法(指先ブレーキ法) 肉体負荷、意識操作 長門ブルブル法、フィストファック法 腰枕法 肉体負荷、イメージ オナニー寸止め妄想ブースト、∧_%法 /膝枕法 /高枕法、浮足法、うつぶせ地球法 心像入身法 イメージ 心像入身 耳鳴り双子化法 感覚集中、ヘミシンク 数数え耳鳴り法、耳鳴り育成法 オナニー寸止め妄想ブースト 肉体負荷、イメージ 名倉引き回しの刑 イメージ 心像入身 ラジオ法 外部刺激 砂嵐法 チェーンアラーム法・改 外部刺激、意識操作 小音量アラーム法 電気つけっぱなし二度寝法 外部刺激 徹夜電気つけっぱ法 徘徊老人法 イメージ 心像入身 夢日記法 訓練、感覚集中、暗示 これ夢法、これは夢だ法 二度寝法 意識操作 電気つけっぱなし二度寝法 時計集中法(秒針法) 外部刺激、感覚集中 数数え、指マン法、視線age法 指輪法 外部刺激、暗示 軍手法、荒巻法、座布団圧迫法 軍手法 外部刺激、肉体負荷 指輪法、荒巻法、座布団圧迫法 脳内レコード法 イメージ、意識操作 砂嵐法 外部刺激 ラジオ法 眉間集中法 感覚集中 紙切れ法、おでこ集中法 瞑想法 意識操作 受動的集中 肯定法 暗示 否定法、絶望法 否定法(ツンデレ法) 暗示 肯定法、絶望法 ブランコ法 イメージ 心像入身 1氏のイメージ法 イメージ 心像入身 暗転法 イメージ、意識操作 250氏の離脱の仕方 イメージ 心像入身 |■色々な離脱方法2(別ページ) 名前 分類 関連 長門ブルブル法 肉体負荷、意識操作 指マン法、フィストファック法 夜這い法 イメージ 妄想会話法 氷枕法 外部刺激 紙切れ法 肉体負荷、感覚集中 眉間集中法、おでこ集中法 無の瞑想法 意識操作、暗示 受動的集中 ガチホモ大玉転がし法 意識操作、感覚集中 ローリング 荒巻法/ゴッチ式/ゴッチ式荒巻法/ゴッチ軍艦荒巻法 肉体負荷 指輪法、軍手法、座布団圧迫法 浮足法 肉体負荷 腰枕法、∧_%法 ネオ・チ・リ・ダンツ法 イメージ、感覚集中 恋人つなぎ法 絶望法 暗示 否定法、肯定法 黒点集中法~改~ 意識操作 座布団圧迫法 肉体負荷、イメージ 指輪法、軍手法、荒巻法 視線age法(名称仮) 肉体負荷、意識操作 数数え、指マン法 フィストファック法/FF法 肉体負荷、感覚集中 指マン法、長門ブルブル法 ∧_%法 /膝枕法 /高枕法 肉体負荷 腰枕法、浮足法 |■色々な離脱方法3(別ページ) 名前 分類 関連 数数え耳鳴り集中法 意識操作、感覚集中 数数え法、耳鳴り双子化法、耳鳴り育成法 天井近すぎ法 イメージ 心像入身 瞼裏風景傍観法 イメージ、意識操作 受動集中 明晰夢五感強化法 イメージ、感覚集中 これ夢法、これは夢だ法、夢日記 宇宙イメージ法 イメージ 受動集中、心像入身 離脱したつもり法 訓練、意識操作、イメージ 夢日記 小音量アラーム法 外部刺激 チェーンアラーム法・改 1億円持ってる妄想法 意識操作、イメージ 黒い箱振動法 オベパルス、イメージ 地面ひきこまれ法、ブランコ法 地面引き込まれ法 イメージ 黒い箱振動法、ブランコ法 これは夢だ法 イメージ、暗示 これ夢法、夢日記 徹夜電気つけっぱ法 外部刺激 電気つけっぱなし二度寝法 インストール法 イメージ、暗示 心像入身 うつぶせ地球法 肉体負荷、イメージ 腰枕法、∧_%法 /膝枕法 /高枕法、浮足法、恋人ツナギ法 行動妄想法 イメージ 心像入身 無限扉法(インフィニティ・ゲート法) イメージ その他コツ等 コツ ■色々な離脱方法4(別ページ) 名前 分類 関連 恋人ツナギ法 肉体負荷 ネオ・チ・リ・ダンツ法、腰枕法、∧_%法 /膝枕法 /高枕法、浮足法、うつぶせ地球法 耳鳴り育成法 感覚集中、イメージ 数数え耳鳴り法、耳鳴り双子化法 これ夢法 暗示 これは夢だ法、夢日記 妄想会話法 イメージ 夜這い法、エヴァ法 おでこ集中法 感覚集中 眉間集中法、紙切れ法 鳥肌法 イメージ、感覚集中 エヴァ法 イメージ 妄想会話法 うつらうつら法 意識操作 指マン法 脳内嫁法 イメージ 夜這い法、妄想会話法 起きたら動かない法 体脱フリー 高速カウント法 感覚集中 数数え法 直接体脱フリー法 意識操作 体脱フリー、数数え法 卵光体法 イメージ、感覚集中 1氏の方法 寝落ち法 イメージ、意識操作 入眠時離脱、うつらうつら法 ボッキング法 暗示 二度寝法 起きたら天井を想像する法 イメージ 起きたら動かない法 角回刺激法 イメージ 光体法 SSILD法 感覚集中 瞼裏風景傍観法 イーリ氏の脱力法 コツ その他コツ等
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150 :まったり:2009/03/04(水) 21 15 54 ID ZKapg3I.O 最近わかったのは、いつも精神的に疲れてたりイライラしてたのは 自分の思い描く理想に追いつけない自分が大嫌いだったんだってこと イライラしたら、イライラしたままただ単に「そんなわたしを愛してるよ」 って3回くらい呟いてみると、心の奥からじんわり幸せになってきて いつの間にかニコニコになれます そして以前より理想に近づいてきて、よりがんばれるようになっています
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堀江伸一さんこと私の自己分析。 人生経験にしろ学問にしろ同じ体験をしても賢い人は1を体験して10を知る。 馬鹿は1を経験して0.1をしる。 学問だと高度な教育を受けているなら、新しく得た一つの知識が今まで学習した知識や経験のネットワークと結び付いて相乗効果をおこしてたった一つの知識がより多くの知恵に昇華される。 人生経験も同じ理由で多い方がいい。 人生経験や学力は、複利みたいなもので元が多い人ほどより多くより早く増えていく。 だからできるだけ幼いうちから賢い子供に育てようってのはいいことだ。 一度人生経験の経験値稼ぎや教育から抜け落ちたり、1の体験から得られる経験値がとても低い私のような人間はどんなに頑張っても賢い人には手も足も及ばない。 必至の状況に追い込まれたり自分たちで知恵をギリギリまで絞らないといけない状況は人間を成長させるけど、それだって土台にある人生や教育の経験値が多いほど後で成長できる。 教育や人間関係って大事だと思う。 俺の場合子供のころは一日16時間寝て起きたらテレビを見てすごしたり。 たまに頭が少しはっきりして1日起きてられる日でも、ずーっと一日中ぼーっと座って寝る前まで水を飲むのを思いつかず、水不足で体調を崩したりするくらい愚鈍だった。 自分家の住所だって15歳でも記憶できなかった。 教室の机で物をぽろぽろ落としてもなにも考えず拾いもしなかった。 青年期は、知能障害を調べるための検査をするからと言われて腕を数回簡単に動かすだけの動作を真似しろと言われ、まったく真似が出来ないほど白痴だった。 愚鈍で白痴だったため人生経験なんてものは全くつめてこなかったし、社会教育や人格に投資をしてもらった経験もなければ、 人生経験を積める人付き合いの輪に入ることなんてできないときたものだ。 社会性もなければ人間性もないと。 いい歳になったら奇跡的に論理的思考力と言語操作能力だけ不思議なことに機能しだしたけど。 人生経験も社会的教育も義務教育も満足に受けてない俺がそんなもの復活しても、プチアルジャーノンに花束状態。 豚に真珠猫に小判馬の耳に念仏、自分の不幸を状況認識できるようになった分だけ不幸感を増すだけの神様からのプレゼント。 最悪なことに知能障害なら大勢でよってたかって笑い物にすればいいんだよ、なんてのがご近所さんにいたりする。 どうすりゃいいんだろ。 どこか場末の馬鹿でも雇ってもらえそうな使い捨て仕事で食いつないでいくくらいしか道がないのだろうな。
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99. 1 ◆Zxk1AsrDG6 2008/12/15(月) 09 43 44 ID dRDsTljJ おはようございます 今から投下します。今回は3発です いろいろな意見を頂きましたが、一応これが私のプランだとお考え下さい 100. 1 ◆Zxk1AsrDG6 2008/12/15(月) 09 45 12 ID dRDsTljJ アムロとセイラ、そしてラル隊の面々はWBのブリッジに集まった WBクルーを乗せたと思われる輸送機が今、飛び立って行く それをブリッジの窓から見ながらアムロは あれはどこに向かうのだろうとぼんやり考えていた しかし、ラルが語るセイラの素性は、アムロの思考を現実に引き戻していった 「何ですって!?この方は、あの『ジオン・ダイクン』の娘さんなんですかい!?」 クランプの驚きはラルとセイラを除く、その場全員の驚きだった 「アルテイシア様とその兄上のキャスバル様はわしの父、ジンバ・ラルと共に地球に逃れて暫く過ごした事があるのだ 最も、キャスバル様はすぐに家を出て行かれ行方不明となってしまわれたが…」 「それにしても姫様、良くぞご無事で…」 ラルの言を継いだハモンの言葉にセイラは顔をほんのり赤らめた 「姫様なんてやめて下さい。私は今は『セイラ・マス』なのですから」 「いいや!あんたは俺達の『姫様』だ!大尉!そう呼んで構いませんよね!?」 コズンの嬌声にラルが重々しく、しかし、まんざらでも無さそうに答える 「…許可する」 拍手と歓声がWBのブリッジに響き渡った 事情が良く飲み込めていないアムロだったが、一同の放つ歓喜のエネルギーに圧倒されると同時に 輪の中心ではにかむ金髪の女性にこれまでには見られなかった「輝き」と言える様な物…が顕現している様に感じられてならなかった 101. 1 ◆Zxk1AsrDG6 2008/12/15(月) 09 48 47 ID dRDsTljJ ラル「何ですと!キャスバル様が生きていると言われるのですか!」 セイラ「兄は今、ジオンで…『赤い彗星』と呼ばれています」 オォッというどよめきとそれを上回る衝撃がブリッジを席巻した ラル「何という事だ…ジンバ様のご子息が2人とも御健在だったとは…!」 浮き立つラルの横でハモンが冷静に言葉を継いだ ハモン「あなた、『若様』は、ゆくゆくはジオンを内部から突き崩すのが目的なのでは? そしてお父上の無念を晴らそうとお考えなのでは無いでしょうか?」 ラル「何と…!」 雷に打たれた様にラルは感慨する。その胸にはこれまでの自身の苦境がありありと蘇っていた 暫くうつむいていたラルは顔を上げると決然とした表情で言い放った 「諸君、暗闇で蠢いているしかなかった我々の前に、光が見えたぞ!道標は示された! まず我等は態勢を固め、キャスバル様を迎える準備を整えるのだ!」 102. 1 ◆Zxk1AsrDG6 2008/12/15(月) 09 53 00 ID dRDsTljJ ハモン「それと、この子の立場にはひと工夫必要でしょう、あなた?」 ハモンはアムロを示す ラル「…そうだな。ザビ家の寵愛を受けるガルマ様を討ち取った憎き木馬の しかもガンダムのパイロットだからな…」 ハモン「ザビ家は殆ど独裁国家…このままではこの子の命は風前の灯です」 苛烈なザビ家のやり方は身に染みているラルだった。ハモンの言はその通りだと思える 傍らのアムロはごくりと唾を飲み込んだ ハモン「ここは先の制圧時に犠牲となった唯1人のあの軍人に身代わりとなって貰いましょう」 アムロ「リュウさんに?」 ラル「身代わりだと?」 ハモン「ガンダムの正規パイロットだったのは『彼』だったと上には報告するのです どう考えても状況的にもその方が自然でしょう? まさか正規軍人を差し置いて… 戦闘訓練をした事が無い民間人の、しかも少年がガンダムを乗りこなしていたなどと… ふふ、そちらの方が非現実的な報告ですわ」 ラル「な、成る程!」 ハモン「アムロあなた、メカニックの真似事はできる?」 アムロ「は、はい、得意です!」 ハモン「結構。あなたは手が足りない木馬の軍人にメカニック助手として不当に拘束されていた事にします その扱いに不満を持っていたこの子は、軍人のスキを見てガンダムを奪い命懸けでジオンに亡命した… これはジオン国民にとって賞賛に値する行為でしょう。何せこの子は 『WBに拘束させられていただけでこれまでの戦闘には一切参加していない』のですから」 アムロは目を見張った。自分の過去が書き換えられて行く ハモン「もちろん木馬を手に入れたのは我々ラル隊の功績とします WBのクルー達は尋問でガンダムのパイロットはこの子だったと証言するでしょうが…」 ラルがニヤリと笑う ラル「それは、全員で示し合わせた『アムロ憎し』の証言だと判断されるだろうな」 ハモン「この子はこれからラル隊に入り、パイロット見習いとして働いて貰う事になりましたと上に報告すれば 特にお咎めは無いでしょう。真正面からで無ければ抜け道はいろいろ見つかるものです」 ハモンは妖艶に微笑しながら一同を見渡して見せた 103. 1 ◆Zxk1AsrDG6 2008/12/15(月) 10 24 46 ID pMk5w3ri 101 しまった ハモンのセリフ間違いました 内側から突き崩すのは「今のジオン」又は「ザビ家」ですね すみませんが脳内修正をお願いします… 104. 通常の名無しさんの3倍 2008/12/15(月) 10 34 13 ID ??? 103 ジンバのご子息もミスだろw 105. 1 ◆Zxk1AsrDG6 2008/12/15(月) 10 38 39 ID pMk5w3ri うわあああああああ 脳内修正をお願いしますうぅ 107. 1 ◆Zxk1AsrDG6 2008/12/15(月) 11 29 58 ID pMk5w3ri ちなみに ×ジンバ様 ○御屋形様 で、お願いします…うぅ… 109. 通常の名無しさんの3倍 2008/12/15(月) 12 30 40 ID ??? さぁ続きを 112. 通常の名無しさんの3倍 2008/12/15(月) 13 42 30 ID ??? セイラ総統シナリオ? 125. 通常の名無しさんの3倍 2008/12/15(月) 20 00 57 ID ??? コズンがカイを殴る場面の描写ええわ 哀戦士付近の映像が浮かんだもの 128. 1 ◆Zxk1AsrDG6 2008/12/15(月) 20 33 02 ID dRDsTljJ うわあ全レスしてえ… 一人一人に是非ともお礼を… でも今後は我慢して自重します。皆さん有難うございました では、どうしてもという1人にだけ 126 自演は無いです それと、この質問ももう一度↓ 詳しい方にちょっと教えて頂きたいんですが、ストーリーのこの時点で連邦のMSって何がありますかね? 陸戦型ガンダムやら陸戦ジムなんかはもう登場可能なんでしょうか 次の展開に関わる重要なファクターです どうか宜しくお願いします 131. 通常の名無しさんの3倍 2008/12/15(月) 21 15 36 ID ??? 陸ガン陸ジムはモルモット部隊とかに数機いたっぽい あとイグルのフェデリコさんみたいに鹵獲したザクぐらいは出せるかな 133. 1 ◆Zxk1AsrDG6 2008/12/15(月) 23 46 16 ID dRDsTljJ 支援と応援感謝します それでは一発だけですが投下します 134. 1 ◆Zxk1AsrDG6 2008/12/15(月) 23 49 03 ID dRDsTljJ 「アムロ、こいつらをじっくりと読み込んでおけ」 クランプからドサリと渡されたのはやたらと分厚いファイルが一冊と、記録ディスクの束だった 両腕に余るほどのその量と重さにアムロは戸惑い、クランプを見上げた 「これは?」 「ジオン製MSのマニュアルだ。お前には今後これが必要になる だが、まあ、見ての通りこれがちょっとばかり厄介でな…」 後ろ頭を掻きながら苦い顔になるクランプ 「何せコクピット内の規格や操縦法がMSごとにテンデンバラバラなんだ。 メーカーや製造時期によってある程度の傾向はあるが、それでも納入時には勝手に仕様が変更されてる場合が多い とりあえず、現在確認できるMSの資料をかき集めたら、まあ、そうなっちまった訳だ」 アムロはもう一度手にした資料に目を落とした。ジオンの抱えた生の問題点を垣間見た気がする 何という不合理なシステムなのだろう。これではジオンのMSパイロットやメカマンの負担は相当なはずだ 「まあ現場の俺達はもう諦めちまってるがな。新型が配備されるたびにああ、また徹夜か…ってな」 横から自嘲気味にコズンが口を挟んだ。しかしその表情はやはり苦々しい 「これから俺達には多分新型が回されて来るとは思うが、正直どうなるか判らん 念の為にどんな状況でも対応できる様にしておかんとな。まあ、大変だろうが自分の為だ。大尉の期待を裏切るなよ」 アムロの肩に手を置きクランプは踵を返したが、ふいに振り返り思い出したように付け加えた 「ああ、その資料の最後の方は実験機やMAの物だったな。実戦とは関係の無い機体だ。取り敢えずそれらは目を通す必要は無いぞ」 軽く手を挙げて去ろうとしたクランプだったが 「ラル大尉!友軍偵察機からの連絡です!どうやら連邦軍の部隊がこちらへ向かって来るそうですぜ!」というヘッドホンを付けたアコースの大声を聞いて キャプテンシートに座るラルの元に駆け戻った 140. 通常の名無しさんの3倍 2008/12/16(火) 00 28 25 ID ??? ところで テンデンバラバラ って、ジオン訛りなのかー! なぁキャリオカ。 142. 通常の名無しさんの3倍 2008/12/16(火) 00 53 46 ID ??? そんなの知らないでジオン。 146. 通常の名無しさんの3倍 2008/12/16(火) 07 33 12 ID ??? 140 バーニィと一緒でオーストラリア訛りでつ 149. 1 ◆Zxk1AsrDG6 2008/12/16(火) 17 31 09 ID I57RCGon 自演ネタは本当勘弁して下さい。やってませんので 応援感謝しております それでは投下します。2発です 150. 1 ◆Zxk1AsrDG6 2008/12/16(火) 17 38 38 ID I57RCGon 「敵は真っ直ぐこちらを目指しているそうです。目的はこの木馬とガンダムの奪還だと思われます!」 アコースの報告に冷静にラルが付け加える 「奪還もしくは破壊、だろうな。連邦もなりふり構ってはいられんだろう」 WBとガンダムは共に連邦の最高機密 奪還できなければ破壊せよ、それは当然の作戦だろう 「木馬」ブリッジの空気が張り詰めて行くのが判る。だがそこにピリピリした危うさは無い アムロは明らかに「WB」の空気とは違う、余裕の入り混じった緊張感に浸り そこに一種の心地良さを感じている自分を発見していた 「敵部隊には少なくとも大型機と地上戦力が確認できません。爆撃機と輸送機で構成された中規模の航空部隊だと思われます」 アコースは刻々と判明する敵情報を顕にしてゆく 「ふむ。緊急発進で逃げ切れそうか?」 「いえ、恐らく今の自分の操縦では無理です だいぶエンジンがヘタってるのに加えて、えらく出力調整がデリケートなんですよ この艦を操縦してた奴はよっぽど上手く取り回してたんでしょう。 自分にはクセがまだ掴めていません。もう少し時間があれば、コイツを手足の様に飛ばして見せるんですが・・・」 ラルの問いに操舵輪を握るクランプが悔しそうに答える アムロはふと、いつも背筋を伸ばした姿勢でWBを操縦していたミライの後姿を思い浮かべた 「泣き言を言っても始まらん。諸君、迎撃の準備だ!全ての友軍機にもそう伝えろ!むざむざ木馬をやらせる訳にはいかんぞ!」 激を飛ばしながら自らもキャプテンシートを降りたラルだったが 「大尉!友軍のガウ3番機から通信入りました!大尉に代われと言ってます」というアコースの報告に 「回せ」と答えながら手近なヘッドホンを片耳に当てた 151. 1 ◆Zxk1AsrDG6 2008/12/16(火) 17 41 08 ID I57RCGon スピーカーから聞こえてきたのは豪快な銅鑼声だった 「久しぶりだなラル大尉!今回貴様らの直属護衛をしてやる事になった! 光栄に思えよ!」 不遜とも取られかねない挨拶にアムロとセイラは思わず顔を見合わせた だが、相手を察したラルは嬉しそうに相手に負けない大声で返す 「恩に着る!貴様の愚連隊も一緒か!?」 「愚連隊とは失敬な!突撃機動軍第7師団第1MS大隊司令部付特務小隊御一行様と呼んで貰おうか!」 ガハハと笑うその声には、粗野の中に何とも言えない温かみが感じられた それには確かに、こういう緊迫した状況の中、聞く者の心を鼓舞する効果があるのだろうとアムロには思えた 「そんな舌を噛みそうな名前で呼ぶのは御免こうむる!通り名の方で許せ!」 「応!他でも無い貴様の頼みだ特別に許そう!」 再度豪快に笑い飛ばした後、一拍おいた銅鑼声の主は誇らしげに言い放つ 「ガイア大尉、マッシュ中尉、オルテガ中尉だ!『黒い三連星』推参! 俺達が来たからには、何人たりとも御前達には指一本触れさせん!」 154. 通常の名無しさんの3倍 2008/12/16(火) 17 45 51 ID ??? ジオン始まりました 155. 通常の名無しさんの3倍 2008/12/16(火) 18 06 41 ID ??? はやくも三連星合流かw アムロの成長止まりまくりじゃんw 156. 通常の名無しさんの3倍 2008/12/16(火) 18 07 12 ID ??? ラル隊と三連星のコラボとは!これだけでお腹いっぱいになれるな! 159. 1 ◆Zxk1AsrDG6 2008/12/16(火) 20 03 59 ID I57RCGon 続けて投下します。一発です たぶん本日はこれにて打ち止めです 160. 1 ◆Zxk1AsrDG6 2008/12/16(火) 20 06 34 ID I57RCGon ガウ3番機から滑り出して来たのは三機の黒いモビルスーツだった ずんぐりした外観に似合わない俊敏な拳動で砂上を『滑って』ゆく 全くフォーメーションを崩さないその機動にアムロは眼を見張った 「待って下さい!敵の動きが止まりました!輸送機が次々着陸してます!どうやら地上部隊を降ろすつもりのようです!」 緊迫のあるアコースの報告にもコズンはあくまで落ち着いていた 「どうせナントカ式とかいう戦車の類だろう、三連星に任せとけば問題無いんじゃないのか?」 その時― アムロは、脳裏に何か閃くものを感じた そして、それは例えるなら強烈な圧力とでもいうものを 肉眼では見えていない筈の「敵」のいる場所を アムロは正確に察知し、睨み付けていた 「・・・危険な感じがする・・・」 思わず呟いたアムロの囁きは、隣のセイラに微かに届き 彼女を振り向かせた 「違います!戦車じゃありません!」 なら何だという周囲の視線にアコースは驚愕の叫びで答えた 「電送写真、送られてきました! 不鮮明ですが・・・これは・・・ガンダムの群れにしか見えませんぜ!」 161. 通常の名無しさんの3倍 2008/12/16(火) 20 13 26 ID ??? おっ、いよいよ添い遂げる型の登場か! 162. 通常の名無しさんの3倍 2008/12/16(火) 20 50 35 ID ??? シロートアマチャンで大丈夫なのか? せめてフランシス・バックマイヤーやらギャリー・ロジャースやらユウ・カジマあたりのクラスじゃなきゃ三連星の相手にもならないだろ 1stのジオンエースなめすぎ 163. 通常の名無しさんの3倍 2008/12/16(火) 20 54 25 ID ??? 普通にヤザンとライラでおk 165. 通常の名無しさんの3倍 2008/12/16(火) 21 22 43 ID ??? 陸戦型か! しかし群れって言うほど生産されてたのか? 166. 通常の名無しさんの3倍 2008/12/16(火) 21 36 44 ID ??? 陸戦型ガンダムでなくとも陸戦型ジムならハイスペックの高級機だからな それなりのやつが乗ったのが9機もいたら三連星のドムでも苦戦しておかしくないだろうね 176. 1 ◆Zxk1AsrDG6 2008/12/17(水) 02 00 45 ID sD8NltNq こんな時間ですが投下します。一発です 書きたいネタは山ほどあるんですが 本日はあんまり執筆時間が取れないかも知れません 年末に近付くにつれて、リアル忙しくなって参りました・・・ 178. 1 ◆Zxk1AsrDG6 2008/12/17(水) 02 04 35 ID sD8NltNq 「何ですって!?」 「ガンダムの群れだと!?」 アムロとラルは同時にアコースに駆け寄る アコースから写真を渡されたアムロは目を細めてそれを凝視する ラルも体を寄せて覗き込んだ 「嘘だろ…連邦はもう既にガンダムの量産態勢を整えていたってのか…?」 クランプの呟きは全員の代弁でもあった 暫く前にアムロの駆るガンダムの威力をまざまざと見せ付けられているラル隊は あの「白い悪魔」とでも形容すべきMSが群れを成して襲い来る姿を想像して 薄ら寒いものを感じざるを得なかったのである 「待って下さい、断定はできませんが、これは少なくとも2種類以上のMSが混在した部隊のようです」 アムロの指摘にラルが頷く 「アムロの言う通りだ。この先頭の三機は確かにガンダムに似ていなくも無い が、後方のMSは頭部の形状が捕獲した木馬の赤いMSの方に似ているように思える」 「もう一枚届きました!」 アコースが更に写真を渡して来る。今度はやや俯瞰の写真だ。敵MS部隊のおおよその全体像が確認できる 「敵MSは全部で9機…か?こちらの方が判り易いな。ガンダムもどきが3機、その他が6機だ」 ラルは正確に敵の陣容を分析したが軽いショックは免れなかった 「少なくとも連邦はMSの量産を始めているという事だ。これからの戦闘は、今までの様にはいかんという事か…」 ラルの横で口には出さなかったがアムロには確信があった 『特に危険なのは、このガンダムもどきの中でも左端に写っているコイツだ』という事を… オール回線になっていたスピーカーからガイアの声が響く 「驚きだな!まさか連邦のMS部隊とは!だが心配はいらんぞ!俺達が先行して蹴散らしてやる!」 ブツッと回線を切ったと同時に『黒い三連星』はフォーメーションを組み疾走を始め 回り込みながら敵を襲撃する動線に乗った様だった。 6機のザクが3機づつの隊列を組んでそれに続くがスピードが違い過ぎる為、『三連星』が突出した格好になっている アムロは焦りにも似た何かを感じた 「ラル大尉!あの人達を援護しましょう!油断すると危険です!」 「おいアムロ、そりゃガイア大尉達に失礼だ。連邦のヘナチョコ共にやられるもんかよ」 「コズンさん!僕だってヘナチョコだったんです!でもガンダムのお陰でWBを制圧できたじゃないですか!」 アムロは自分の能力よりも敢えてガンダムの性能の高さを主張した。その方がこの場合効果的だと思えたからである ぐ…と言葉に詰まるコズン ラルは必死の顔で訴えるアムロの進言を軽く見たりはしなかった。傍らのハモンを見る 「ハモン、後を頼む。我々はこれより『黒い三連星』を援護し、敵を殲滅する!総員出撃だ!!」 181. 通常の名無しさんの3倍 2008/12/17(水) 02 57 32 ID ??? いや普通に陸ガンと陸ジムだろ 187. 通常の名無しさんの3倍 2008/12/17(水) 08 02 06 ID ??? さてさて左端はヤザンかカジマか 188. 通常の名無しさんの3倍 2008/12/17(水) 12 27 57 ID ??? スレッガーだったりしてw 189. 通常の名無しさんの3倍 2008/12/17(水) 13 19 44 ID ??? 死神のサンダースならどうせ生き残るな 190. 通常の名無しさんの3倍 2008/12/17(水) 15 00 45 ID ??? 189 サンダースだけな? 194. 通常の名無しさんの3倍 2008/12/17(水) 17 36 38 ID ??? 左はEXAM 195. 通常の名無しさんの3倍 2008/12/17(水) 17 45 57 ID ??? その他はEXILE 197. 通常の名無しさんの3倍 2008/12/17(水) 18 47 36 ID ??? さあ続きを 198. 1 ◆Zxk1AsrDG6 2008/12/17(水) 20 18 38 ID CUSkKwOy 投下します。とりあえず2発です 199. 1 ◆Zxk1AsrDG6 2008/12/17(水) 20 20 57 ID CUSkKwOy 「ラル大尉!僕もガンダムで出ます!」 「駄目だ、それを許可する訳にはいかん!」 飛び出しかけていたアムロは 意外なラルの言葉に踏鞴を踏んだ 「敵の狙いはガンダムだからな。お前に敵の狙いが集中するのは明白だ」 ふと優しい眼でアムロを見たラルだったが 周囲の視線に気が付くと咳払いをして言い直した 「ガンダムが落とされたら我がジオン軍は折角手に入れた最重要軍事機密を失う事になるからな! それだけは何としても避けねばならんのだ!」 やれやれと一同は首を竦めながら苦笑する ハモンも口を押さえてクスクスと笑っていたが、表情を正し、アムロに向き直った 「それにアムロ、あなたは目立ってはいけません。『ガンダムの正式パイロットは死んだ』のですから・・・」 心遣いは有り難いと思えたものの、アムロはラルが敵の戦力をまだ甘く見ている気がして心配になった。 しかしそれは己等の実力に裏打ちされた物であるだろう事も理解していた。 それに、この巌のような武人は一度口にした言葉は決して曲げないだろうとも思え、これ以上口を差し挟む事はとりあえず控えた 「とりあえず今回お前はここで大人しくしてろ ラル隊と黒い三連星の共同作戦だ! 姫様と一緒に大船に乗ったつもりでいればいいぜ!」 アムロにそう言うなりコズンは親指を立ててブリッジを出てゆく ラル隊のメンバーもクランプを残しそれに続く 急いでアコースが抜けたオペレーター席に滑り込みインカムを装着したセイラは決然と呟いた 「私も、できる事をやらなくちゃ・・・」 ラルはハモンとキスを交わしてからアムロを見、きびきびした動作でブリッジを後にしていった 残されたアムロは― 無言で手近な席に座ると、おもむろにクランプに渡されたディスクをセットし、内容を閲覧しながら分厚いファイルを開いた 時間は、あまり残されていない様に感じられてならなかった。 200. 1 ◆Zxk1AsrDG6 2008/12/17(水) 20 22 47 ID CUSkKwOy 「クランプさん、ここに運ばれて来ているMSで予備扱いの物はありませんか?」 資料から眼を離さずアムロは聞いた。 「さっき到着した部隊の中で輸送機が何機かあっただろう? あれはラル隊用の補充物資だ。MSも何体かあった筈だ。リストは・・・ ほれ、これだ」 投げよこされたリストを空中で受け取り急いで内容を確認するアムロ 「補充MS・・・あったぞ。MS-06J・・・これはザクか・・・追加装備・・・・・駄目だ、これじゃない・・・ MS-06Dも駄目だ・・・これじゃ『あの人達』に追いつけない・・・」 ぶつぶつ呟きながら急いでリストを捲るアムロに興味深そうにハモンが近付く 「アムロあなた、まさか出撃するつもりなの?」 「はい。ガンダムは大尉に言われたとおり使いませんけどね」 眼を上げずに答えるアムロにクランプが面白そうに笑う 「おい!いきなり実戦はムチャだぞ!まあ、マニュアルをコックピットに持ち込んでカンニングしながら操縦するなら話は別だけどな!」 がははと笑う 「冗談だ冗談!取り合えず現物を見て来い!まずは慣れる事からだ!」 「これだ!・・・これなら・・・!はい!クランプさん!行って来ます!」 パッと顔を輝かせマニュアルを片手にブリッジを飛び出して行くアムロ 「なんだあ?そんなにジオン製MSに触れるのが嬉しいのかね?」 不思議そうに苦笑するクランプにセイラがぽつりと語りかける。 「私、聞いた事があります。 アムロは・・・サイド7で初めて乗ったガンダムにマニュアルを持ち込み、それを見ながらの操縦でザク2機を撃破した事があると」 火の点いていない煙草がクランプの口からポロリとこぼれ落ちた。 まとめ その3へ
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とまったつばさ【登録タグ Genic Manic dice と 巡音ルカ 曲】 作詞:dice 作曲:dice 編曲:dice 唄:巡音ルカ 曲紹介 Genic Manicのボカロデビュー作。 歌詞 (ピアプロより転載) 飛べない翼のくいなは空に憧れ 窓の外 旅鳥を眺めることしかできない 君だけが不安ではない 何故? 夢がある 何奴? 夢を追う者の宿命 傷ついた翼ひろげ 誰の為にはばたくのか? 鳥目の旅鳥は暗闇を彷徨う 未来が見えなければ 飛び方さえも忘れてしまう 君だけが一人ではない 何処? 隣にいる 何時? 一筋の光が射し込む迄 傷ついた翼ひろげ 明日を信じてはばたいて 未来への近道はない 止まったままの心を解き放とう コメント 名前 コメント
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あらすじ 俺「スコップ突撃!!」 マイルズ「銃剣突撃!!」 ケイ「誰が28よ!?」 以上!! ~~午後ティ~~ 俺「んで?次は何するんだ?」 さて、昼食をとり終えた三人は今度は射撃場へと向かっていた。俺はザッザッと歩きながら隣を歩くマイルズとケイに話しかける。 ケイ「そうねぇ・・・正直さっきの戦術指導の続きをしたいんだけど・・・あなたたちじゃ絶対に進まないし、他の人は忙しいだろうし」 ジトッと俺とマイルズに視線を向けるケイ・・・マイルズはうっと気まずそうに視線をそむけ、俺は空を見て口笛を吹く。 マイルズ「しょ、しょうがないじゃない。あれはこの馬鹿が実戦はスコップのみ見たいな発言するから・・・」 俺「んだと?お前だって実戦は銃剣突撃がサイコーみたいな発言してただろうが」 マイルズ「な、銃剣突撃はブリタニアの伝統にして最高の戦法なのよ?それを誇りに思ってるのよ私は!!」 俺「だァからスコップ突撃もそうだといってんだろうがこのぽんぽんたぬき!!」 マイルズ「ちょ、な、なによぽんぽんたぬきって!?なに?もしかして私の使い魔のこと言ってるわけ!?」 俺「いや、ごめん普通に見た目で」 マイルズ「きいいいい!!!失礼しちゃうわね!!」 だんだんとまた地団駄を踏むマイルズ・・・まあ見た目というのはもちろん嘘であるが、以外にもぽんぽんとこういうことに乗ってくれるのでからがう側からしたら 面白いことこの上ない。 俺「(ちょろいわ~ガチでちょろいわ~そして面白いわ~)」 以前いた世界ではここまでちょろく引っかかってくれる相手もいなかったため俺のいじりテンションもMAXに近いだろう。 ケイ「はいはいはい!!二人ともいい加減にしなさい!!それよりもさっさといくわよ!!」 さすがのケイもまたさっきみたいなことになったらたまらないと思ったのか、パンパンと手を叩いてまたもや仲裁に入る・・・ご苦労様です圭子お母さん(笑) マイルズ「・・・わかったわ」 俺「りょう~かい」 プンとよそを見るマイルズに、べべろべ~という挑発的な顔をする俺。ケイはその俺を見て苦笑いを浮べる。 ケイ「ほらもう止める・・・ええと俺君。この後何をするか?だったかしら?とりあえず、座学はまた明日から続きをしてもらうわ。それで、次なんだけど」 ケイはスタスタと歩きながら俺に説明する。 ケイ「次は射撃訓練をするわ。いくらあなたがスコップに自信があるからってそれだけで戦うのはちょっと無謀だと思うの。それにさっきもあなたが言ったみたいに 手榴弾とかの訓練もしたいし」 そうケイは説明する。確かに、スコップのみで戦うとなると色々と問題はある。近接戦のみでしか戦えないため不便といえば不便だ。一応俺自身がそれをしっかりと 理解してるようなので問題はないだろう・・・が、なぜか返事がない。 ケイ「?あれ?俺君?返事がっ・・・て・・・いない?」 先ほどまで後ろを歩いていた俺が忽然と姿を消したのだ。さすがの出来事にケイも驚いたのか、キョロキョロと辺りを見回す。マイルズも一緒に探していたところ、 マイルズ「あ、ケイ!!あそこ!!」 すると、マイルズが俺を見つけたのか、マイルズが指差しているところを向くと・・・ 俺「おおお!!!こいつは第二次大戦中イギリス軍が使っていた分離型スコップじゃいか!!こっちはソ連軍のストレートスコップだし・・・どっちも向こうだと現物は そうそう残っていないから実物を見るのは初めてだなァ!!」 ケイとマイルズが向いた先にいたのは、スコップを持って子供のように目を輝かせている俺がいた。その手にはイギリス・ソ連・・・こちらではブリタニア・オラーシャ の軍用スコップだ。ちなみに俺がこちらに来る際に持ってきたのはそのソ連軍が使っていたスコップをモデルにした強化版シャベルで、これが購入の一手に なったのも一つの理由であったりする。俺はおもちゃ売り場でおもちゃを見る子供のように次々とスコップを手に取る。 俺「おお、こっちはドイツ軍のストレートスコップに折りたたみ式スコップ・・・折りたたみはあれ高かったなァ・・・東ドイツのは比較的に安く手に入ったけど 第二次大戦中のは2,3万したっけな・・・懐かしい・・・」 しみじみとした顔になる俺・・・本当にスコップがすきなのだろう・・・が、 ケイ「お~れ~く~ん~?なに勝手に行動しているのかしら?」 少し、怒気を含めた声で俺に呼びかけるケイ・・・だが、今の俺にそれはなんの効果ももたらさない。 俺「ん?お、ケイ!!見てくれこの軍用スコップの山々!!もう俺ここに住んでいい?てか住む!!」 ケイ「はいはい馬鹿いってんじゃないの俺君。さっさと武器庫に行って武器弾薬もってってあなたの射撃訓練するんだから、さっさといくわよ」 ガシッと俺の後ろ襟を掴みながらケイは俺を引きずっていこうとする。が、残念ながらこれで連れて行かれるほど俺のスコップに対する愛は薄くはない。 俺「やだやだやだやだやだ!!俺はもっとここでこのスコップたちを眺めるんだい!!いきたきゃ二人でランデブーしてこいよ~!!」 俺はザシュッと持っていたスコップを地面へと突き刺しその場に倒れこみ、そこから動かないようにする。 ケイ「子供かあんたは!?そんな駄々こねないでさっさと来なさい!!」 俺「嫌なこったいも!!俺はここでこのスコップたちを愛でるんじゃいボケェ!!」 マイルズ「なに馬鹿なこと言ってんのよ!!さっさと来なさい俺!!」 俺「うるせェ!!ぽん太は山に帰りやがれこのすっとこどっこい!!」 マイルズ「相変わらず私だけ扱い酷いわね!?てか何よポン太って!?」 ギャースカギャースカピースカムリダナクリークエイメン!!ピーチクパーチク 駄々を捏ねる俺。それを連れて行こうとするケイとマイルズ・・・正直大の男が女性二人に引きづられて行く姿はシュールとしかいいようがない。 ?1「・・・」 ?2「・・・」 ?3「・・・」 そんな連れて行かれる俺を、テントの物陰から覗く三人の姿が見えた。その三人は連れて行かれる俺を見て、それぞれ何か考え付いたのか無言でその場から離れる・・・果たして この三人の招待は何者なのか・・・?それは神のみぞ知る。 兵士1「なああの三将軍何やってたんだろうな?」 兵士2「ああ?またウィッチのケツでも追いかけてたんだろ?」 兵士3「違いない!!ハハハ!!」 神のみぞ知る。 ~~武器庫~~ なんとか俺を武器庫に連れてきたケイとマイルズはふうと一息突く。 マイルズ「もう・・・本当にどんだけスコップ好きなのよあんた・・・」 俺「すくなくともお前の想像以上だよぽん太」 マイルズ「その名前止めなさい!!ぶっとばすわよ!!」 がーッ!!と今にも俺に噛み付きそうな怒るマイルズ。 ケイ「はあ・・・ほら喧嘩しないの。早く銃を選ぶわよ(なんかこの台詞いうのも慣れてきたなァ)」 ふうとため息を吐くケイにへ~いと答えた俺はキョロキョロと辺りを見回す。 俺「うへ~・・・マジもんの銃か・・・すげえな」 俺の目の前には木で作られた銃架けに立てかけられたり、箱の上や中に鎮座している大量の銃の山だ。 俺「ふ~ん・・・こっちはMG34でMG42もあるのか・・・こっちはブレンか・・・こっちのでかいのはなんだ?」 ガチャガチャと色々と触れる俺。軍用スコップが大好きとはいえ、やっぱりこういう銃関係が好きなのはやはり男なのだからしょうがない。ぺたぺたと初めて触る 銃の感触を感じながら、俺は次々と銃を見る。 ケイ「それは九八式機関銃甲ね。扶桑の機関銃で確かカールスラントのMG15っていう銃をモデルにしているものよ」 ふ~んと、ケイの説明を聞きながら銃をジイと見つめていると・・・ 俺「・・・ん?」 ふと何かを見つけたのか俺はそちらに視線を向ける。するとそこには・・・ 俺「・・・銃剣?」 長い、刃渡り30センチはあろう銃剣が何本か山積みにされていた。俺は近づきその一本を手に取る。 俺「(これって確かあれだよな?M1ガーランドの銃剣だったと思うが・・・)」 俺は記憶のかなたにある昔見た戦争記録で着剣したM1ガーランドを思い出す・・・ちなみにM1ガーランドはアメリカ陸海空軍と海兵隊に愛用された傑作ライフル である。この銃剣はそれ専用の銃剣で長いのだが・・・ 俺「(銃剣・・・銃剣・・・銃剣・・・!!)」 ピコーンとあることを思いついた。俺は早速といわんばかりにもう一本の銃剣を手に持つ。 俺「おいケイ、ぽん太少佐見てみて~」 ケイ「ん・なに?」 マイルズ「だからぽん太やめなさいっていってるでしょうが!!」 俺の問いかけにそちらを向く二人・・・すると俺は 俺「我らは神の代理人。神罰の地上代行者。我らが使命は我が神に逆らう愚者を、その肉の最後の一片までも絶滅させることーーーーAmen」 ジャリン!!と銃剣を十字架のように交差させてそんな台詞を真顔で吐く俺・・・まあわかる人もいると思うが某吸血鬼漫画の某神父の名言である。 ケイ「・・・え?」 マイルズ「・・・え?」 まあもちろんそんな名台詞を知らない二人にとっては俺がいきなり変な発言をし始めたとしか認識できないのだが・・・ 俺「うん、よし完璧だ!!」 二人「「いやなにが!?」」 満足げにコクリと頷き銃剣を元の鞘に戻し山へと戻す。その何事もなかったかのようにまた銃を選び始めた俺に対してツッコミを入れる二人。 俺「え?いやだって・・・ねえ?長い銃剣二本となればそりゃあれやるしかないっしょ?」 ケイ「え?そうなの?あなたの世界だとあんなことばっかしているの?」 俺「いやいや、他にもたくさんあるよ?でも今回は銃剣があったから」 マイルズ「どんなカオスな世界よ。あなたの世界は・・・」 俺「いやこっちも十分にカオスだと思うよポン太ズ少佐」 マイルズ「名前と混合するの止めてくれる!?」 少し無理やり感のある組み合わせだが、俺としては案外できのいい名前だと思ったんだが・・・残念である。 ケイ「はいどうどう・・・それで俺君?どれか銃選んでくれる?適当に選んでいいから」 とケイは促す。一応俺は陸上ウィッチという扱いになるのだが、大砲はまだ早いと思いまずは銃そのものに慣れてもらおうと思ったケイは俺に適当に銃を選ばすことにした。俺はう~んと唸りながら 目の前に鎮座する銃器類を眺め・・・ 俺「んじゃこれにする」 ひょいと一丁の銃を手に取る。俺が手に取ったは世界的に使われているカールスラントの汎用機関銃MG42だ。 ケイ「(あら、意外とまともなチョイス・・・もっと変なのをチョイスするかと思ったけど・・・そうでもないわね)」 俺「(最後の大隊~♪セラスの二挺持ち~♪)」 ケイは意外とまともな選択をしたなァと思っているのだが・・・肝心な俺はそんなことは思っていなかったりする。 マイルズ「なに決まったの?・・・あら、意外なチョイスね。あなたのことだからあの扶桑や他の国から来た新兵器の山から何か持ってくると思ったんだけど・・・」 俺「ふふん、私はあんたみたいな脳筋と違ってちゃんと考えているのだよマイ太少佐」 マイルズ「誰が脳筋ですって!?あんたに脳筋呼ばわりされたくないわよ!!あとマイルズよ!!」 まったく失礼しちゃうわ!!といいながらマイルズは肩を怒らせながら歩いてゆく。ケイはその後姿を見て思わず苦笑し、俺は面白そうに笑っている。 ケイ「あなたも飽きないわねぇ・・・楽しいの?」 俺「おう、楽しいともさ」 あっけらかんと答える俺にケイはまたもや苦笑して武器庫から出る。 ケイ「それじゃあ次は弾丸取に行くわよ。あ、あとMG42用の銃身を何本か持って行ってね。すぐ加熱しちゃうから」 俺「ヤー(了解)であります大尉殿」 スチャと敬礼をする俺。ケイはそれを見てクスリと笑い、弾薬庫へと向かう。俺はその後をMG42と銃身三本を持ってケイの後についていった。 ~~射撃場~~ さて、弾薬庫で弾丸をかっぱらってきた三人は現在射撃場へとやってきていた。 ケイ「まあ、今回はあくまで銃の反動とかに慣れてもらうから、的には数発当たる程度でいいから当ててね」 俺「あいよ~」 俺はそう答えて持ってきた銃を台の上に乗せ、ドラムマガジンを手にもつ 俺「これってどう弾こめるん?」 マイルズ「これはここをこうやるのよ」 実銃を持ったことの無い俺にとってこういうマガジンのこめ方もよくわからない・・・そこを優しくマイルズが教えてくれた。 俺「お、なるほどね~サンクス、マンマル少佐」 マイルズ「マ・イ・ル・ズ・よ!!」 ガチャンと初弾を荒々しく込めて俺へと差し出す。俺はへいへ~いと気の無い返事をしてそれを受け取る。 ケイ「MG42なら構えるより腰だめのほうが撃ちやすいからそうしたほうがいいわよ」 俺「ん、了解」 俺はケイの指示通りにMG42を腰だめに構える。 マイルズ「ちょっと、そのまま持っていたら手が焼けるわよ。そこの二脚を持って撃つのよ」 俺「え?なにこれ動くの?」 マイルズ「当たり前でしょ?ほらこうやって・・・」 俺「ああ、なるほどね~」 マイルズは構える俺のいけない箇所をところどころ指摘する。俺はたまにボケをかますが、すぐに言われたとおりに直す・・・ケイはそれを見てう~むと見る。 ケイ「(なんだかんだで俺君も真面目なのね。マイルズ少佐もなんだかんだで面倒見がいいし)」 これはこれで貴重ね、と思ったケイはすばやくライカを取り出しカシャッとその一枚を撮る。 マイルズ「はい、これでいいわ。しっかりと腰に構えて撃つのよ?いいわね」 俺「あいよ」 ガチャっと改めてマイルズに教えられたとおりに銃を構える俺。俺は銃口をおそらくここだろうと思える場所に向け、 俺「んっ」 引き金を引く。 ブオオオオオッ!!!! MG42は毎分1200発を撃つことができる連射性の高い機関銃だ。その速い連謝音から連合国軍からは『ヒトラーの電動ノコギリ』というあだ名をつけられるほどである。 俺「うおっ!?」 だがもちろん連射性が高ければその分反動も弾丸のバラケ具合も多くなる。その上弾丸の消費量もかなり増える。 ケイ「あ~・・・まあ予想していた通り一発も当たらなかったわね」 マイルズ「というよりもう撃ちつくしたのね・・・そういえば短連射教えるの忘れてたわ」 二人は100m離れた場所にある的に一発も当たっていないのを見て苦笑を浮べる。 俺「・・・すっげこれが実銃の反動かよ」 対する俺は的に当たらなかった悔しさよりも、実銃の反動を受けることができた喜びのほうが大きいようだ。 マイルズ「俺、さっき教え忘れたけどMG42に限らず大隊の銃は短連射したほうがいいわ。じゃないとすぐに弾丸がなくなるわよ」 ケイ「それに銃身も焼けちゃうからジャムる原因にもなるわ。次から気をつけてね」 俺「ん、おうわかった」 そういえばなんかの資料でそんなこと書いてあったなと思い出しながら、俺は新しいドラムマガジンに変えて先ほどと同じように銃を腰だめに構える。 俺「(短連射でっと)フッ!!」 ブオオ、ブオオ、ブオオッ!! 俺は引き金を引いたり離したりを繰り返す。多少なれど弾丸が的の近くに当たるようになってきた。 ケイ「あら、さっきよりもいいじゃない」 マイルズ「ええ、的自体にはあたってないけど、的の周辺に弾丸が集まるようになってきたわね」 さっきよりもまともになってきたのを見て頷く二人・・・だが、もちろん俺としてはいまいち納得いかない。 俺「(むう・・・どうせだから的に当てたいなァ)」 まだ撃ち始めて二回目なので外してもしょうがないのだが・・・そこで俺はぴこんと思いつく。 俺「・・うん、そうだこいつを最初っから使えばいいじゃなイカ」 俺はうんうんと頷くと、銃を台の上に置き、腰にぶら下げているスコップを手に取る。 マイルズ「?ちょっと俺急になにスコップを持ち出して・・・ってまさか」 急にスコップを手に持った俺に怪訝な顔をしながら聞くマイルズ・・・だが、すぐに俺が何をしようとしているのか気付いたのかハッとする。 俺「いやなに・・・いつもねこいつのことを言ってるからな、こんな風に・・・」 ブンと俺はスコップを後ろに振りかぶり、ざっと左足で踏み込み 俺「おらァ!!」 ブオンッ!!と投げ飛ばす。スコップは綺麗に回転して的へと凄まじい速さで飛んで行き、 ズガンッ!! スコップの足掛けのところまで綺麗に深く突き刺さった。 俺「・・・おお~やっぱスコップ便利だな」 二人「「いやいやいや!!そういう問題じゃないわよ!!」」 俺が凄い満足そうな顔で言うなか二人はそれにツッコミを入れる。 俺「え、なんで?ど真ん中ドストライクじゃん。これはもう行ったしょ色々と」 ケイ「いや、確かに俺君の能力を考えるとあれもありえるかもしれないけど・・・ねぇ?」 マイルズ「というか、なんであんな弾丸ばら撒いて一発もあたらないのにスコップは綺麗にド真ん中に当たるのよ?」 俺「それは俺とスコップとの相性がいいからさぽんぽん少佐」 マイルズ「何よポンポン少佐って!?人をお腹みたいに言うの止めてくれる!?」 俺「だが断る!!ポンポン少佐!!」 マイルズ「キイイイッ!!!!」 先ほどの真面目な一面はどこにいったことか・・・俺は今までどおりのスコップ好きのボケキャラへと戻っていた。そしてマイルズも今までどおりのいじられ キャラへと戻っていた。 俺「楽しい♪少佐ぁと♪ポポポ~ン♪」 マイルズ「なんか腹立つ!!よくわからないけどとてつもなく腹が立つわ!!」 某CMのような歌を歌いながらくるくると回る俺。マイルズはそんな俺の歌にイラついてワナワナと震える。 俺「怒るぅと♪小皺ぁが♪増えるぅよ~♪」 マイルズ「怒らせてるのはあんたでしょうがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!!!!!」 小皺の部分にカチンときたのか、マイルズは俺のことを追いかける。 俺「うわ~怒った~逃げろ~♪」 ブーンと両手を飛行機のように広げ、あろうことか射撃場の的のほうへと逃げる俺・・・しかもマイルズもその後を凄い形相で追いかけ始める。 マイルズ「待ちなさい!!顔面に拳骨百発ぶち込むから止まりなさい!!」 俺「きゃー!!誰か助けて~!!マイルズ少佐が○斗百列拳かまそうとしているよ~!!」 マイルズ「あんたの自業自得よこの馬鹿!!てか何よ北○百列拳って!?」 ドドドドッと凄い砂煙を上げつつ、しっかりとスコップを回収した俺はそのまま凄い勢いでその場から逃げる。マイルズはその後を拳を握り締めつつ凄い形相の まま追いかけていった。 ケイ「・・・ふふ」 ケイはその後ろ姿を見て、少し薄い笑みを浮べる。 ケイ「なんだかんだで・・・あの二人とても相性がいいかもしれなわね」 今日も、アフリカの空は青く眩しく輝いている。 マイルズ「まぁぁぁぁちぃぃぃぃなぁぁぁぁさぁぁぁぁいぃぃぃぃッ!!!!!」 俺「待てといわれて誰が待つか!!ばーかばーかwww」 今日も平和な一日である。
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夜の帳も降り、月でさえ見えない暗闇の許で、男は一人煙草をくゆらせていた。 冬の気配を纏った風が紫煙を浚っては、緩やかに流れていく。シャツの上にガウンを羽織っただけの男には肌寒い程だったが、部屋で寝息を立てている『もう一人』に喫煙を気取られる訳にはいかない。 男は今一度部屋の中に目配せすると、ゆっくりと煙を吐き出した。 ――よく、寝ている。 男のいるバルコニーから硝子一枚隔てた寝室の中。ゆったりとしたキングサイズのベッドの上では、微かに掛け布団が上下するのが見えた。規則正しく呼吸を繰り返しているあたり、男がベッドを抜け出したことには気付かないまま、眠りに落ちているのだろう。 それを確認した男は、暗闇の彼方へと視線を戻した。そして、真新しい煙草の箱から煙草を取り出して火を着ける。重厚な趣のライターの火が、一瞬だけ男の顔を照らして揺れた。 かつては日に十箱近く煙草の箱を空けていた男だったが、今は日に一箱開けるかどうかというところか。吸い始めたきっかけは疾うに忘れてしまったが、いつしか口寂しい時にその煙を呑んでは考えを巡らす癖が出来ていた。 煙草に口を付ける前、先ほどのひとときの余韻を味わうように、男の赤い舌が唇を滑る。 一瞬、残り火のような情欲が男の中でくすぶるのを感じたが、馴染みの銘柄の煙草をくわえて誤魔化す。 男は胸一杯に煙を吸い込むと、ゆっくりと呑み下した。 男はまだ三十路に足を踏み入れたばかりだった。 物心ついた時には親はなく、無法地帯とも言えるマフィアの類の牛耳る街で、同じような境遇の子供たちと共に身を寄せ合って暮らしてきた。生きるために盗み、騙し、奪っては自分や仲間の腹を満たす日々。かつての青年は、父親を知らない父親だった。 そしてそれは今も変わらない。 金と力を得た青年が街ごと手に入れた後に開いたのは、夜毎金と欲とが飛び交う煌びやかなカジノ。そしてその経営の傍ら、親のない子供や訳あって流れ着いた子供を引き取っては養育する孤児院のパトロンをしていた。 マフィアの暴虐が去り、本来の機能を取り戻した都市に生きる次代を育成するために。 表の世界で生きるべき次代に、暖かな家を。十分な食事と教育を。慈しみ深い母を。子供らしく暮らせる幸せを。 忙しさを増す裏の仕事の合間を縫って子供達の様子を見に行けば、自らを『主』と呼び慕う女と子供達が待っていた。 『さぁさ、お父様にご挨拶して』 『お父様、お帰りなさい』 『お帰りなさい』 こうして毎度のように口々に挨拶をする子供達の頭を撫でたり、声をかけたりした時に、男は子供達の小さいながらも確かな成長を感じていた。 本当に妻がいて子供を設けていたら、きっとこうした幸福感に満たされていたのだろうか。女とは男女を超えた仲であり、そういったことを望んだことはないが。 しかし、自分のような立場に影が差す者は、家庭を持つべきではない。持ってはいけない、と男は常々思っていた。その大きな影はいずれ家庭に及び、最後には荒涼とした『幸せな家庭』の抜け殻だけが残る。 影を背負うのは自分の世代で終わりにしよう。それが男の望みの根底にはあった。 挨拶を終えた子供達を下がらせてからは、女から簡単な報告を受けた。養育の方針は彼女に一任してある。 『どうだ、最近は』 『皆良い子ばかりで助かります。ただ、あの子は…』 『またあいつか…』 養母役を引き受けてからというもの、本来の母親以上に熱心に取り組んでいた。文字通り慈母の如く子供を導く良き母親だった。 そんな女の顔に翳りが見えるのは決まって、最近孤児院に入った一人の少年について話す時だった。 『申し訳ありません。なるべく目を離さないようにはしているのですけれど、我(わたし)が至らないばかりに…』 『…構わん。子供達の事をお前に押し付けすぎたな』 幾度も道を間違え掛けた子供を連れ戻し、正しきへ導いてきた彼女でさえも手を焼いているようだった。しかし、それは男も同じで。 『あいつには俺が話をする。お前はあいつだけに目を掛けず、平等に接してやってくれ』 『分かりました、主様』 女は恭しく頭を下げると、子供達の世話をするべく下がっていった。 一人残された男は小さくため息を吐く。 『さて、どう話すべきか…』 男の小さな呟きは、遠くから聞こえた子供達のはしゃぎ声に掻き消された。 『…お呼びですか』 翌日、遠慮がちなノックの音とは反面に、少し訝しむような不機嫌そうな顔をして孤児院の一角の書斎を訪ねたのは、例のあの子供。 くりりとした青い目がドアの隙間から覗いたのを見ると、男は書き物を中断してペンを置いて手招きした。 『そこに』 男が示した先には簡素な作りの椅子が一脚置かれており、少年が座ると男のデスクと向かい合う形となった。 『学校に行っていないらしいな。悪い奴らとつるんでいると聞いているが』 『只の説教なら聞き飽きてるんですけど。言いたいことがそれだけなら、もう部屋に戻して貰えませんか?』 孤児院を一歩出れば、街の再生に携わった名士、あるいはこの界隈の一切を取り仕切る影の統治者として尊敬と畏怖を向けられる男。それを目の前にしても不遜さを見せるあたり、相当他人に対しての不信感を持っていることを伺わせる。 『…説教をしたい訳ではないが、最近のお前の行動は目に余る』 『…だから?』 『…俺はお前に真っ当な人間として生きていくための手助けをする義務がある』 家出してきたらしい少年を孤児院に迎え入れてから、既に数ヶ月が経っていた。街からはマフィアを始めとした『悪』たらしめるものは駆逐され、現在は僅かな子悪党を残しているだけ。それらもいずれはこの街から排除する予定であるが。そのような街で『悪い奴ら』など大したことはないだろう。しかし、少しでも子供達が道を踏み外す要因は潰しておきたい。『悪』は簡単に伝染するからだ。男は身を以てその事実を知っていた。 『お前のように若い時は色々と馬鹿をやったり、悪ぶりたい時もあるだろうが、それは只の気の迷いに過ぎん。いつか必ず後悔する』 『はぁ…』 適当に相槌を打ってやり過ごそうとする少年に男は疲労感を覚えたが、更に続けた。『今は学んで、自分を磨けよ。大人になってからでは遅すぎる』 二人の年齢は十も離れていないだろう。親子というよりは兄弟という関係が似合いそうだが、今は本気で父親の気分だった。名士とも影の統治者とも異なる、ただ子供が健やかに育ち、幸福になることを願う、一人の父親としての男の一面がそこにあった。 『あんたに何が分かるって…』 『俺のようになってくれるなよ』 切れ長の瞳が真っ直ぐに少年を射抜く。 影を背負うのは自分の世代で十分。自分の中で結論付けた言葉を頭の中で繰り返した。 『頼むから、な』 最後の一言に懇願を滲ませた男が、少年の言葉を遮って締めくくった。少年も何も事情を知らないなりに何かを察したらしく、それ以上食い下がってくることはなかった。 『…それでは、始めるか』 『始めるって何を…』 『勉強だ。最近まともにしてないだろう』 暫くの沈黙の後、男が唐突に話題を変えた。少年が呆気に取られている間に、取り寄せておいたらしいテキスト類を引っ張り出してきた。 『俺はあいつのように優しくはないからな』 養母を思い浮かべながら、手元の時計に目を落とした。時刻は昼を少しを過ぎたところだった。 『それに…時間がない。夕方には戻らねばならん』 カジノの経営が軌道に乗ってきたとはいえ、何かイレギュラーな事が起こらないとは限らない。人員が不足している今、余計な問題に従業員を割くわけにはいかなかった。 『…始めるぞ』 『何を勝手に…俺はもう部屋に…』 『お前ならこなせると思ったが…俺の見込み違いだったようだな』 『…っ』 席を立ちかけた少年に挑発じみた言葉を投げ掛けると、青い瞳が鋭く光った。 『…やりますよ。それくらいすぐに片付けられます』 そこらの孤児とはまた違う複雑な経緯を持っているらしい少年は、どこか達観したような冷めた態度を取り続けていた。それはどこか周囲と距離を取り、感情を閉ざしているようにも感じられる。しかし、今はその瞳に青い炎が宿っているように見えた。 ――安い挑発に乗る辺りはまだ子供ということか。これも一つの収穫だな。 そう内心苦笑しつつ、少年に席に着くよう促した。少年が大人しく席に着いたのを見届けると、男がテキストを開いた。 『…では、第二章第三節から』 それから数時間はゆうに過ぎ、日がとっぷりと暮れた頃、男は店に電話を入れていた。書斎には男一人だった。 『…あぁ、済まない。長居するつもりはなかったのだが』 少年を相手にした勉強会は、お互いがのめり込む形で長々と続いた。少年のどんな質問にも男は的確に答え、少年は男の知識を柔軟に吸収していったからだ。男の設定したタイムリミットは疾うに忘れ去られてしまっていた。 『…あぁ、今日はこちらで仕事をすることにした。明日には戻る。…何かあったら連絡を寄越してくれ。頼んだ』 話し終えると、男は携帯電話を懐に仕舞って、一人小さく呟いた。 『あれ程出来る奴だったとはな…』 少年の出自を男は詳しく知らなかったが、ただの孤児とも、ただの家出少年とも違う印象を受けていた。知識の基礎はしっかりと固められおり、手助けさえしてやれば知識の応用も難無くこなしていた。それは以前にある程度の水準の教育を受けていた証拠。恵まれていただろう生活を抜け出してまでこの街にやってきた理由は分からないが、少年はこのことに対しては口を頑なに閉ざしていた。今はまだ聞くには早いということなのだろう。 男はそう自分を納得させると、念のために持ち込んでいた仕事を片付けるべく、ペンを取った。 ――あの時と同じなのだ。 より冷たさを増した夜風が男を過去から現実へと引き戻した。 ――俺は大人で、あいつは子供で。俺はあいつの手を引いてやる義務がある。 勉強会を数度繰り返したある夜、身体を重ねてからというもの、親子や兄弟、あるいは師弟に似た関係には歪みが生じてしまった。 眠りの浅い深夜に決まって現れるのは、綺麗な顔をしたかつての少年。『眠れない』と言って男を訪ねるのが、いつしか習慣となっていた。 ――所詮、子供のお遊びだ。すぐに終わる。きっと…飽きてしまう。 どんなに趣向を凝らした玩具でも、いつか飽きてしまう。宝物は最期にはゴミへと変わってしまう。 先程点けた筈の煙草は吸われないまま、その大半が灰となっていた。男の指の些細な動きでも散り散りに崩れていく。 男は煙草を消すと、静かに硝子戸を開けて寝室へ入っていった。音を立てぬよう、細心の注意を払って鍵を閉める。 暗闇の中見下ろしたのは、いつものように部屋を訪ねてきた青年。珍しく酒の匂いを漂わせて頬を上気させている姿は、行為中の彼を連想させ、酷く扇情的に見えた。 ――誰に呑まされたんだか。 男は小さくため息を吐いて、青年の顔にかかった前髪を払ってやる。 飲み慣れない銘柄の酒も手伝って彼らしくもなく男を求めてきたまでは良かった。しかし何度か深い口付けを交わしていく内に、完全に酒が回ったらしく糸が切れたように眠り込んでしまったのだった。 流石に寝入った相手を抱く趣味はなく、青年を寝室に寝かせてやり、男は冷えたバルコニーへと出た。中途半端に高ぶった熱が腹の底でくすぶっているのをやり過ごすために。 「…付き合ってやるよ、お前が飽きるまで。俺はそれで…構わんさ」 額にキスを落として、男もベッドへ潜り込んだ。暖かな寝具が冷えた身体に心地良い。安堵感からか急速に睡魔に襲われていく中で、男は柄にもないことを思っていた。 月さえ見えない夜のその下で (俺はいずれ現れる誰かの代わりだ) (その時がくるまでは手を引いててやろう) (愛することが絶望的に下手だと言うのならば) (その身を以て知ると良い) Twitter診断のお題より『愛することが絶望的にヘタな君』でした。 勢いで描いたので意味がよく分かりません_( 3」∠)_ 聖羅さん宅ジュゼ君お借りしました。