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896 名前:彼女の事情1/2 :2009/03/30(月) 02 27 21 ID ??? ルイス「沙ー慈っ」ドーン! 沙慈「ル、ルイス? 今日は用事だったんじゃ…」 ルイス「ん。 その用事が終わったから、沙慈に会いに来たの」ギュッ! 沙慈「そ、そうなんだ…」(////) ルイス「………」ギュウゥ 沙慈「………」 ルイス「………」 沙慈「えっと、ルイス?」 ルイス「………」 沙慈「あの、いつまでも背中にくっついてられると、その…」 ルイス「……えへへ、ごめんね。 ちょっと、勇気補充…」 沙慈「え? 勇気?」 ルイス「その、変でも、笑わないでね?」 沙慈「変って…」 ルイス「じゃーん!」 沙慈「…あれ? ルイス、その髪…」 ルイス「思い切って切っちゃいました! ………変じゃない?」 沙慈「あ、う、うん。 変じゃ、ない…」 ルイス「………ホント?」 沙慈「うん。 えっと、ロングが似合ってなかったってことじゃなくて」 ルイス「………似合わない?」 沙慈「元気なルイスにぴったりだと思うな」 ルイス「ん…んふふふふ…似合う?」 沙慈「うん。 か、かっ、可愛いよ、ルイス」(////) ルイス「えへへへー♪」 ルナマリア「けっ!」 メイリン「お、お姉ちゃん?」 ルナマリア「バカップルを取り締まる法律って、できないかしら」 メイリン「お姉ちゃ~ん(汗」 897 名前:彼女の事情2/2 :2009/03/30(月) 02 28 12 ID ??? 沙慈「でも、どうしたの急に… あんなに大切にしてたのに…」 ルイス「えっとね、免許取ろうと思って…」 沙慈「免許? なんの?」 ルイス「その、モビルスーツ、の…」 沙慈「へ?」 ルイス「あのね、えっと… 宇宙で働くなら、乗れたほうがいいよね?」 沙慈「え? あ、まあ、そりゃあ…乗れないよりは… でも、なんで?」 ルイス「沙慈は、宇宙のお仕事がしたいんでしょ?」 沙慈「う、うん」 ルイス「だったら…私も、宇宙でお仕事するから…免許がいるの」 沙慈「でも…」 ルイス「沙慈と!」 沙慈「うわっ」 ルイス「沙慈と! ずっと一緒にいるの! 私も、宇宙にいくの!」 沙慈「ルイス…」 ルイス「ずっと、一緒にいるの。 一緒に、居たいの…」 沙慈「ルイス…」 ルイス「一緒に居ても、いいよね?」 沙慈「もちろんじゃないかルイス」 ルイス「沙慈…」 沙慈「ルイス…」 ルイス「………」 沙慈「……えっと、ルイス?」 ルイス「………」 沙慈「あの、ちょっと…」 ルイス「んーーーー」 沙慈「ちょ、だめだってルイス、こんな、人前で…」 ルイス「んーーーー」 子供A「あー! ちゅーだー!」 子供B「ちゅーするんだ!」 沙慈「しません!」 ルイス「………しないの?」 沙慈「やりません!」 ルイス「ちぇーー… ま、いっか。 沙慈が可愛いって言ってくれたし。 今日のところは勘弁してあげるわ♪」 沙慈「ははは…ありがと、ルイス」 898 名前:彼女の事情 :2009/03/30(月) 02 29 06 ID ??? エンドマーク付け忘れた… orz おわり
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書籍情報 あらすじ 既刊一覧 作者の他作品 関連リンク 書籍情報 タイトル 理想の彼と擬似結婚生活 著者 柊あまる イラスト 朱月とまと 出版社 ホビージャパン レーベル シンデレラノベルス Nコード N0127CQ(ムーンライトノベルズ) 連載開始 2015年 04月16日 備考 Web版本編削除済(2016年02月28日) あらすじ 結婚というものに超消極的な28歳の笹田楓は、自宅兼仕事場の日本家屋でまったり一人暮らし中。 そんな恋も枯れ気味の楓に親友が紹介してきたのは、イケメンキャリア公務員の安藤八尋だった。 見た目も性格も何もかもが自分の理想に近い八尋に、出会った直後からどんどん惹かれていく楓。 そんな中、結婚願望の強い八尋からの提案で、楓は彼と同居という名の擬似結婚生活を始めることに! 理想の彼からの甘くて熱烈、時に淫らな求愛を前に、頑なだった楓の心もいつしか陥落寸前に――!? 既刊一覧 タイトル 発売日 分類 ISBN 値段 詳細ページ ストア ランキングデータ 理想の彼と擬似結婚生活 2016年 03月24日 一般書 978-4-7986-1200-3 1,200円 ホビージャパン Amazon B☆W 書籍データ 作者の他作品 美味しくお召し上がりください、陛下 関連リンク 紹介ページ 理想の彼と擬似結婚生活
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▼ Not-So-Clean Bill 依頼者: スヴェンヤ(Svenja) / 西アドゥリン・ジャニストン家 依頼内容: 病の青年ローガンがモンスターを探しに 森へ向かったようだ。 モリマー台地のF.ステーションに行き、 ローガンの捜索を依頼してほしい。 西アドゥリン / ジャニストン家 Grevan 流行り病のせいで、 治療院には大勢の患者が運ばれているようだ。 早く病の原因がわかればいいのだが……。 (Door Svenja s Manorを調べる) Lhe Lhangavo エヌティエル草を 調達しに行った奴らが 流行り病に感染し始めている……。 Lhe Lhangavo これ以上 感染者が増えるようなら、 パイオニア・ワークスとしても 調達を中断せざるを得ないよ。 Lhe Lhangavo それに、 エヌティエル草の生息数も限られている。 いつまで持つか……。 Svenja エヌティエル草の栽培は うまくいきそうですか? Chalvava 栽培所でも 寝る間も惜しんで研究を進めてるけど、 まだ……。 Svenja そうですか……。 ふたりとも、引き続き頼みますね。 Lhe Lhangavo スヴェンヤ、 あまり無理するんじゃないよ。 Svenja ええ…… ありがとう。 Svenja ……[Your Name]。 来てくれたのですね。 選択肢:何を聞く? アリアンネについて Svenja アリアンネの意識は まだ戻っていません……。 Svenja それに…… 感染者の治療に当たっていたせいか、 流行り病の症状も出ているんです。 Svenja 患者さんを救いたいなら 自分が倒れてはだめだって いつも言って聞かせていたのに…… あの子ったら……。 流行り病の原因について Svenja 各地の F.ステーションで調査を進めていますが、 原因は未だ掴めていません。 Svenja 治療薬によって 症状の進行を抑えることができているのが 唯一の救いです……。 Othellius スヴェンヤ様……! Svenja オセリウス……? 何かあったのですか? Othellius ローガンさんが 治療院にいないんです…… こちらに来てませんか? Svenja 来てませんよ。 よく探したのですか? Othellius はい…… ですが、どこにも……。 Svenja 治療薬のおかげで 症状が軽くなったとはいえ、 まだ安静が必要なのに…… いったいどこへ……。 …………………………………………………………………………… Logan 実は、俺も開拓者なんだ。 こう見えて、つるはし一本で モンスターとやり合ったこともあるんだ。 Logan まあ、途中でつるはしは 壊れちまって、挙句モンスターには逃げられるし 踏んだり蹴ったりってやつだな……。 Logan あっ、そういえば とっさに予備の短剣で反撃したんだが 深く刺さりすぎて、抜けなくなったんだっけ。 俺の短剣……がっくり。 Logan 病が治ったら 見つけ出して、取り返さなきゃな。 …………………………………………………………………………… Svenja なんですって……? モンスターを探しに森へ……!? Othellius なんて無茶なことを…… これだから開拓者は! Svenja ローガンさんの 開拓拠点は、たしかモリマー台地でしたね。 Svenja [Your Name]、 モリマー台地のF.ステーションに行って ローガンさんの捜索を 依頼してもらえませんか? Svenja オセリウス、 万が一に備えて、あなたも同行しなさい。 Othellius わかりました! Svenja どうか、お願いします……! (Door Svenja s Manorを調べる) Svenja ローガンさんの 開拓拠点は、たしかモリマー台地でしたね。 Svenja [Your Name]、 モリマー台地のF.ステーションに行って ローガンさんの捜索を 依頼してもらえませんか? Svenja どうか、お願いします……! モリマー台地 / F.ステーション Borghest おう、あんたか。 悪いが、流行り病のことなら 収穫はねぇぜ。 Othellius ここに ローガンさんは来てませんか!? Borghest ん? あんたは……? Othellius ジャニストン家のオセリウスです。 実は、ローガンさんが 治療院を抜け出しまして……。 Borghest なに? Othellius この者の話によると、 どうやら、あるモンスターを 追ってるようなのです。 Borghest カッカッカッ! あの野郎、やるじゃねぇか! Borghest 流行り病も あいつの開拓者魂には敵わなかったようだな。 Othellius 感心している場合じゃない! あんたたちには 危機感というものがないのか!? Borghest ……っと、すまねぇ。 まあ、そう熱くなるなよ、兄ちゃん。 Borghest ここには来てないぜ。 だが、おおよその見当は付く。 Othellius 見当……ですか? Borghest あいつが 探しにいったモンスターってのは、 モルボルのことに違いねぇ。 Borghest モルボルっつったら、東ウルブカじゃ モリマー台地にしか生息してねぇのに、 ヨルシア森林で見かけたらしくてな。 Borghest 珍しかったもんだから、 ちょいと生態を調べようと手ぇだして、 やり合ったんだと。 Othellius では、ローガンさんは ヨルシア森林に行ったと……? Borghest おそらくな。 すぐに捜索を開始しよう。 Borghest ん? 前にエヌティエル水林で モルボルに出くわしたって? Borghest ……ひょっとして、 そいつに短剣が刺さってなかったか? Borghest ローガンがやり合ったときに 短剣が刺さったまま どっかにいっちまったらしいんだが……。 Borghest この短剣は、ローガンの……! エヌティエル水林で拾ったのか? Borghest つーことは、 モルボルはいま エヌティエル水林にいるのかもしれねぇな……。 Borghest この短剣は、 エヌティエル水林を徘徊中に 体から抜け落ちたんだろう。 Borghest ……ふむ。 ローガンが奴の居場所を突き止めてたら エヌティエル水林に行ってる可能性もある。 Borghest あんたらは、 エヌティエル水林のF.ステーションに行って ローガンのことを聞いてみてくれ。 Othellius わかった。 Borghest 俺たちは ヨルシア森林を当たってみる。 Borghest あんたらは、 エヌティエル水林のF.ステーションに行って ローガンのことを聞いてみてくれ。 エヌティエル水林 / F.ステーション Fritha [Your Name]さん。 それと、オセリウスさん。 Fritha その後、 アリアンネさんの具合はどうですか? Othellius まだ意識は戻っていない……。 ここでモルボルに遭遇したんだな? Fritha ええ、そうですけど…… おふたりもモルボルをお探しですか? Fritha 先程も ある青年が尋ねてきたのですが……。 Othellius ……! ローガンだ! Othellius 彼はいまどこに!? Fritha ええと、 (J-10)地点に向かいましたよ。 Fritha あのあたりでも モルボルの目撃情報があったので……。 Othellius 彼は 流行り病を患ってるんだ。 すぐに助けにいかないと……! Fritha ……! ですが、ここの開拓者たちもほとんど……。 Othellius ヨルシア森林の F.ステーションに連絡を取って、 ボルゲストさんたちに知らせてくれ。 Othellius 我々は先に向かう! Fritha は、はいっ。 お気をつけて……! Fritha ローガンさんという方は (J-10)地点に向かいました。 どうか、お気をつけて……! エヌティエル水林 / F.ビバック#2 (Foreboding Vineprintsを調べる) Logan 今度は こんなところにいたのか……。 やっと見つけたぞ。 Logan その傷口から出てるもん、 調べさせてもらうぜ。 Logan おとなしくしてろよ……! Logan うっ……。 Othellius ローガンさん!! (Foreboding Vineprintsを調べる) 嫌な気配がした! [Your Name]は、Pungent Patriciaを倒した。 (Foreboding Vineprintsを調べる) Borghest ローガン……! Borghest おい、 返事しやがれ!! Logan ボス……。 へへ、また……しくじっちゃいました……。 Othellius ……まったく、 君の無茶な行動で 貴重な治療薬が失われたんだぞ。 Logan すま……ない……。 Borghest お、おいっ!! Othellius 大丈夫。 気を失っただけだ。 Borghest あんたのおかげで どうにか片付いたようだな。ありがとよ。 Borghest ……って、おい、おまえら! モンスターより先に仲間の心配しやがれ! Donda-Bonda 嫌だなぁ。 僕たちが冷たいみたいな言い方して。 Donda-Bonda ローガンは無事だって 一目見た瞬間にわかりましたよ。 Jaureche こいつの生態、 ローガンの代わりに 俺たちが調べてやりますよ! Borghest ほう、 そいつは頼もしいじゃねぇか。 Othellius あなたたちという人は…… いったいどういう神経をしてるんだ? Borghest ん? Othellius こうしてる間にも 多くの命が危機にさらされているんだぞ? Othellius 流行り病の原因調査はどうした? 調査が立ち行かなくなってるなら、 エヌティエル草の調達でもいい。 Othellius モルボルを調べる暇があったら、 もっと他にやるべきことがあるだろう!? Borghest まぁ、そうカッカすんな。 これも立派な調査だぜ。 Borghest 森ってのはひとつなんだ。 森で起こってることは、 森のどこかに必ず原因がある。 Borghest だから、 些細な変化も見落としちゃならねぇんだ。 たった1匹のモンスターでもな。 Othellius …………。 Jaureche ……ぼ、ボス! モルボルの体から、何か出てきました……! Borghest あんだって? Borghest どうしてこんなもんが体内から…… モルボルがこいつを食べたっていうのか……? Donda-Bonda それにこの植物…… 新種かもしれません。 Donda-Bonda ナム・ブロッサムに 似てますけど、微妙に葉の形が違います。 Borghest なっ……! Logan これは……あの時の……! Borghest な、なんだ……? これはいったい……。 Othellius エヌティエル草の胞子だ……。 植物が放出したガスを浄化しているのか……? Borghest ローガン、おまえ さっきのガスに覚えがあるみてぇだったが……。 Logan は、はい。 前にモルボルとやり合って、短剣を刺したとき 傷口から噴き出してきたんです。 Othellius ……! まさか、この植物が流行り病の……。 Borghest ……そうみてぇだな。 過去に森を焼き払って感染者が途絶えたって話だ。 つまりはこいつが原因なのかもしれん。 Borghest そんでもって どういうわけかモルボルの体内で 生き延びてたってわけか。 Borghest モルボルの奴も 生きてたっつーことは、 こいつとうまく共生してたんだろう。 Othellius 有毒なガスを放出する植物と それを浄化するエヌティエル草……。 Othellius そうか…… 毒された森は環境を変え、 エヌティエル草によって均衡を保っていたんだ。 Othellius それなのに、開拓が再開し エヌティエル草が減少した……。 そして、流行り病が……。 Othellius あなたはさっき言いましたよね? 森はひとつ……森で起こることは 森のどこかに必ず原因がある、と。 Othellius それなら、なぜ開拓をする? 大地のことわりに反するから、 こんなことになったんだぞ!? Logan ち、違う……! ボルゲストさんは……他の開拓者と違って むやみに森を荒らしたりなんかしない……! Borghest いいんだ、ローガン。 Borghest たしかに、あんたの言う通りだ。 流行り病に限らず、森に立ち入ったおかげで ひでぇ目に遭った連中はたくさんいる。 Borghest ……だけどよ、 それはまだ俺たちが森のこと よくわかってねぇからだと思うんだ。 Borghest 森には 危険なことばかり転がってるわけじゃねぇ。 森からもたらされる恩恵だって たくさんあるはずだ。 Borghest まだまだ 時間がかかりそうだけどよ、あんたも 森と共生できたらいいと思わねぇか? Othellius …………。 ……………………………………………………………………… Alianne ……オセリウス、10年前 私たちが目の当たりにしたことを忘れたの? Alianne 今は 開拓が禁止されていたあの頃とは違う…… 今度こそ助けないと……! ……………………………………………………………………… Othellius ……本気で 森と共生できると思ってるのか? Borghest できるさ。 少なくとも、俺たちはそう信じてるぜ。 Othellius ……その信念、 いつまで続くか見ものだな。 Othellius ……治療院に戻ろう。 今度は勝手に抜け出すんじゃないぞ。 Logan はい……。 Othellius ……それと、 ここであったことを報告しないとな。 君も一緒に来てくれ。 (Foreboding Vineprintsを調べる) Borghest なんだ、まだいたのか? 早く治療院に戻れ。 Borghest ああ、あの植物なら 俺たちが厳重に封をして、ワークスに届けるぜ。 先のことも考えて、徹底的に 研究してもらわねえとな。 西アドゥリン / 治療院 (Door Hospitalを調べる) Othellius [Your Name]、 来てくれたか。 Othellius ローガンさんなら心配ない。 さっき眠ったところだ。 Othellius アリアンネの意識はまだ……。 スヴェンヤ様がつきっきりで 看病してるんだが……。 Othellius よかったら、 少し顔出してやってくれないか? Svenja 呼吸も落ち着いて 顔色も元に戻ったのに、この子ったら まだ目を覚まさないんです。 Alianne うん……? Svenja ……! Svenja アリアンネ……! Alianne スヴェンヤ……様? Svenja アリアンネ…… ああ、よかった! 本当に……! Borghest おお、意識が戻ったか!! Othellius ……! あなたたち、どうしてここへ……。 Borghest どうしてって、見舞いだよ見舞い! いやあ、よかったよかった! Alianne みなさん……私……。 Borghest もう心配いらないぜ。 流行り病の根源は、突き止めたからよ。 Alianne え……? Svenja それは本当ですか……!? Borghest なんだ、 まだ聞いてなかったのか? Svenja 私もオセリウスも 治療に追われてましたから……。 何があったのか、聞かせてください。 Svenja そうだったんですか……。 有毒な植物がモルボルの体内に……。 Margret なんという生命力……。 まったく、森には驚かされることばかりだ。 Svenja みなさん、 よく突き止めてくれました。 Svenja 根源がわかったいま、 ワークスでの研究が進めば、 流行り病の薬も完全なものになるでしょう。 Borghest ああ。まだ あのモルボルについてはわからねぇことがあるが、 とりあえず一件落着ってわけだ。 Alianne よかった……。 Margret モルボルが ヨルシア森林にいたことなら、 そう不自然でもないよ。 Margret 彼らはもともと ヨルシア森林に生息していたんだ。 大遠征時代、森が焼き払われた際に 多くはモリマー台地に逃げたそうだよ。 Borghest そうなのか? そいつは知らなかったぜ。 Margret モルボルの体内で植物が生きていたのも 焼け落ちる森の植物を助けるために、 モルボルが取り込んだ……とも考えられる。 Borghest モルボルが? まさかそんな、信じられん。 Margret ま、真実は私にもわからないよ。 彼らは語れないからね。 Margret ただ、その後 なぜエヌティエル水林に移動したのか……。 Borghest ……そういえば、 ローガンが最初に奴に出くわしたのは ヨルシア森林の澄明の池だ。 Borghest んでもって、 この前はエヌティエル水林の 清浄の浜付近だった。 Borghest ひょっとして、あいつ 植物から出ているガスをどうにかしようと 清浄な泉を求めてたんじゃねぇか? Margret なるほど……。 その考えは思いつかなかった。 可能性はあるかもしれないね。 Borghest あとは、病の原因が アンブリルにあるって噂だ。 どうも単なる噂とは思えねぇ。 Margret モルボルに接触した 他のモンスターも、あるいは 被害に遭っていたかもしれないね。 Borghest そういうことか…… だんだん見えてきたぜ。 Borghest よし、おまえら! とっとと戻って、調査再開だ! Donda-Bonda ええっ!? いま来たばかりじゃないですか! Borghest ぐだぐだ言うんじゃねぇ。 思い立ったら即行動だ! 行くぞ! Jaureche は、はいぃぃ!! Svenja ふふ、頼もしいですね。 Othellius 森との共生、ね。 あいつらが言っていたこと、 少しは信じてやってもいいかもしれんな……。 Alianne オセリウス……。 Svenja きっと共生できる日が来ますよ。 そして、病で苦しんでいる人たちが 救われる日もいつか必ず……。 Othellius だといいのですがね。 Svenja そして、[Your Name]…… あなたもそんな未来を切り拓いてくれる 1人だと思っています。 Svenja 開拓者の受け入れが始まった頃は 異国の方がこんなに力になってくださるなんて 思いもしませんでした。 Svenja あなたは開拓者でありながら 民を思う心を忘れない方…… Svenja 私たちジャニストン家と 同じ志を持っている方と出会えて 嬉しく思います。 Svenja これは感謝の気持ちです。 どうもありがとうございました。 Alianne [Your Name]さん、 私からもお礼を言わせて……。 Alianne 私……さっきまで [Your Name]さんの夢を見てたの。 Alianne [Your Name]さんは 治療院の医師で、たくさんの人を助けてた……。 私もああなりたいって思いました。 Alianne [Your Name]さんは 開拓者だけど……私たち以外にも きっとたくさんの人を助けてきたんですね。 Alianne 私も もっと……がんばらなきゃ…… 本当に……あり……と……。 Othellius また眠ってしまった……。 世話の焼けるやつだ。 Svenja さぁ、 治療に戻りましょう。 患者さんたちが待っています。 Svenja 流行り病も まだ完治したわけではありません。 今後も研究を続けなくては。 Svenja [Your Name]も どうか、身体には気をつけてくださいね。 Svenja 治療院の 世話になるようなことがあったら、 私が許しませんよ。 [Your Name]は、1000リミットポイントを獲得した。 同盟戦績1000ベヤルドを手にいれた! 朝露の耳飾を手にいれた! 朝露の耳飾 Rare Ex MP+30 敵対心-5 ケアル回復量II+2% Lv99~ 白 称号:アドゥリンの露騎士候補 (Door Hospitalを調べる) 扉は固く閉ざされている……。 Grevan 流行り病の新たな感染者は出ていない。 ジャニストン家では患者たちの回復に向け、 引き続き治療法を研究中だ。 朝露の耳飾りを捨てた場合 (Door Svenja s Manorを調べる) Othellius [Your Name]。 どうした? 具合でも悪いのか? Othellius なに、 朝露の耳飾をなくした……? Othellius 先日、ここに 朝露の耳飾が届けられたから まさかとは思っていたが、 やはりおまえだったのだな。 Othellius あれは 功労者に贈られる大変貴重な品だぞ? まったく、これだから開拓者は……。 Othellius もちろん、返却しよう。 だがな、残念だがタダでとはいかないぞ。 10000ベヤルド寄付してもらう。 Othellius これを贈った スヴェンヤ様の気持ちを踏みにじったのだから、 そのくらい当然だ。 選択肢:どうする?(同盟戦績 [Number]) やめておく +... Othellius そうか。 おまえにはどうでもいい代物なのだな。 所詮、開拓者風情にこの価値はわからないだろう。 (Door Svenja s Manorを調べる) Othellius 朝露の耳飾か? 返却するのはいいが、タダでとはいかないぞ。 10000ベヤルド寄付してもらう。 Othellius これを贈った スヴェンヤ様の気持ちを踏みにじったのだから、 そのくらい当然だ。 10000ベヤルド寄付する(足りない場合) Othellius ……足りないぞ。 用意できたら、また来るといい。 10000ベヤルド寄付する Othellius ……たしかに。 ほら、受け取れ。もうなくすんじゃないぞ。 朝露の耳飾を手にいれた! (Door Svenja s Manorを調べる) 扉は固く閉ざされている……。 ▲ 侵食 彼の日の軌跡 ■関連項目 西アドゥリン Copyright (C) 2002-2015 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved. ~
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君と虹の彼方には少ないメインが投げ賊のメンバーの一人。 愛称はちょこ ぴくちょこ ハーミット(たぶんLV115くらい) ぺかちょこ ナイトウォーカー れしゅみすと デュアルブレイド 盗賊を中心に活動している自称イケメソの高校生。 イケメソと言いつつも大好きな天狗を見つけると、 その場で抱きついてしまうおちゃめな一面もある。 4次が近づいたところでトリプルスローのスキルブックを獲得すべくジャクムに参加するも、 非対応のVistaだったため開始直後に落ちて獲得ならず。 そのことを悔やみ、今はイケメソを磨くための修行の旅に出ています。 修行が終わった暁にはまた君と虹の彼方に戻ってくるはず。 そのころにはきっと真のイケメソになっていることでしょう・・・。
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【検索用 にしのかなた 登録タグ NAOX VOCALOID に 初音ミク 曲】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:NAOX(ニコニコ、Twitter) 作曲:NAOX 編曲:NAOX 唄:初音ミク 曲紹介 曲名:『虹(二次元)の彼方』(にじのかなた) NAOX氏製作の動画「ニコニコメモリアル〜そして伝説の樹の下で〜」の(その24)に登場する楽曲。 歌詞を要約すると「ネトゲ中、メンテで中断したんで、ギャルゲを始めて二次元キャラを現実に呼び出そうとしたり、二次元に行こうとしたり」とのこと。(「」内は作者コメ引用) 尚、動画内では初音ミクが(動画の登場人物の一人として)作曲を、まつもと(動画の主人公)が作詞をしたという設定になっている。 歌詞 (動画より書き起こし) 注 ルビを含め、()内は動画に字幕として表示されているだけで実際に歌われている訳ではない。 幾千の大地((サーバー))を廻り 希望の芽((レアアイテム))求め 今日も さまよう 夜明けが 訪れるまで 時に 挫けても(突然のメンテなどで) 別の何か((別のゲーム)) が待っている そっとドア((DVDドライブ))を開き 一歩、だけ 進み(別のゲーム起動) また あの子達と出会う 近く見つめあっても 届かないこの手は… 立ち止まらず目指してゆこう 二つ目の((二次元の))世界へ 数え切れない人達((嫁)) 共に過ごした時((プレイ時間))達 夢、まぼろし じゃない 永久(とわ)に、忘れず… 光る多くの手((触手))をとり 共に次元を破って 明日はここ((リアル))で会おう 星((SF物))を越えて 時((過去、未来物))を越えて 夢((ファンタジー物))を渡りここへ… 走り((フラグダッシュ))続けた幾年 守り続けた約束((おやくそく)) 遥か遠いキミに、いつか届くと 七つの星((北斗七星))を見上げて 命をかけて誓うよ(あの星が見えて死亡フラグが立っていないか確認して) 明日は僕が行こう(二次元へ) 壁を殴り((壁を殴り)) 海((液晶モニター))の果てへ どこまでも行く… 虹((二次元))の彼方… コメント 名前 コメント
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君と彼女と彼女の恋。 【きみとかのじょとかのじょのこい】 ジャンル名義 Alternative ADV 対応機種 Windows XP/Vista/7 発売・開発元 ニトロプラス 発売日 2013年6月28日(初回限定版/USBメモリ)2013年8月30日(通常版/DVD-ROM) 定価 7,500円(税別) レーティング アダルトゲーム 配信 2014年6月27日/6,500円(税別) 判定 賛否両論 怪作 ポイント ニトロプラスがエロゲーマーに叩きつけた、禁断の問いかけと究極の二者択一あらゆる意味で、何もかもが賛否両論「人生に、『IF』なんてない」 ニトロプラス作品リンク ストーリー キャラクター 概要 踏み入った内容・特徴 賛否両論点(兼主なゲーム内容) 評価点 問題点 総評 余談 WARNING!!!!!!! 閲覧の際は、ゲーム本編のネタバレに最大限注意してください! ストーリー 毎日は、階段のように過ぎていく。 まるでモブのように無個性な主人公・心一。学園のヒロイン・美雪とは幼馴染みだが、目立ちたくないがために声をかけることもなく、ただのクラスメイトの1人として、平凡な日々を過ごしていた。 そんなある日、親友の雄太郎に呼び出され向かった屋上で出会ったのは、クラスで浮いている電波少女・アオイ。「ビリビリ、するの?」そんな言葉とともに、突然キスを迫られた心一。偶然居合わせた美雪に助けられ、なんとかその場は切り抜けたが、それ以後アオイに奇妙につきまとわれるようになる。 友達もなく、人間らしい感情を持たないアオイ。彼女に友達との付き合い方を教えてやりたくて、意を決して美雪に頼み込み、3人で時間を過ごすことに。日が経つにつれ、徐々に人間らしい感情に目覚めていくアオイ。一方美雪も、幼い頃無理矢理押さえ込んでいた心一への想いが蘇り、徐々に主人公との距離を詰めていく。せっかく友達同士になれたのに、日に日にギクシャクしていく3人の関係。 ずっと、一緒にいられると思ってた でも、3人ではもう、いられない 主人公が選ぶのは美雪か、それともアオイか……? (公式サイト 「ストーリー」より抜粋) キャラクター + クリックで開閉 須々木 心一(CV なし) 主人公。この手のゲームの主人公らしく特筆する特徴は無い。 ただしキャラ名は変更できない。 曽根 美雪(CV 手塚まき) ヒロイン。容姿端麗かつ才色兼備で主人公とは幼馴染。演劇部に所属。 今は疎遠というこれもまたこの手のゲームの幼馴染キャラにありがちな設定。 向日 アオイ(CV 仙道ミツキ) もう一人のヒロイン。いわゆる電波・無感情系の不思議ちゃん。 常に電波の届かないスマートフォンを持ち歩いて「カミサマ」という謎の者と交信しようとしている。 ハル(CV 桐谷華) 演劇部所属の美雪の後輩。気弱なドジっ子。 曙雄太郎(CV ほうでん亭ノドガシラ) 心一の同級生で親友。暑苦しい。弟が一人いる。 エル(CV 北都南) アオイが見つけた黒い猫。 カミサマ(CV 北都南) アオイがスマートフォンで交信しようとしている謎の相手。 概要 『アザナエル』から2年半ぶりのニトロプラスのアダルトゲーム。略称は平仮名だけを抜いて『ととの。』 ライターは同社で『スマガ』や『STEINS;GATE』を担当した下倉バイオ氏。下倉氏曰く本作のコンセプトは 一般的な美少女ADVは、選択肢を選びCGを100%にしたりトゥルーエンドを見るために、全てのルートをプレイしなければならないといった義務的なものになっているが、本作品ではヒロインを2人に絞りどちらを選ぶかに主眼を置いた (要約)とのこと。 近年のニトロプラスは、自社以外の一般向け作品への製作協力を活発化しており、元々のメインフィールドである18禁ゲームが発売されない状況が続いていた。そのためファン及びアダルトゲーム愛好家的には嬉しい一作になると思われた…が。同社の18禁ゲームはいわゆる「抜きゲー」よりも活劇ものや暴力性が高い作品となる傾向にあった。このため「純愛」をテーマにした学園モノというどこかありきたりな第一報が知らされた時には困惑する声が多かった。一方同社の「純愛」は強烈な前例があったため、この時点で何か裏があるのでは?と勘ぐる人もいた。 やがて、例によって暴力描写のあるCGが公開され、同時に「 選ばれなかった彼女は…? 」という意味深なあおり文も掲載された。 これにより今作もただの純愛モノとは一線を画すただならぬ雰囲気を醸し出すようになっていき、発売後誰もが身構えながらプレイしたが、その中身は予想のさらに斜め上を行くものであった。 本ゲームはかなり独創的なギミックが仕込まれており、一切ネタバレや「仕様」について知らない状態でプレイした方が望ましい。 ただ、本作は「プレイヤー側がADV形式のアダルトゲームを何作かプレイしていること」および「プレイヤーが主人公視点でストーリーに没入してくる」ことを想定している。よって 初アダルトないしノベルゲーとしては全くオススメできない 。アダルトゲームを何本か遊びきった上で「ストーリーに没入し、主人公視点で楽しめる人」にこそ向いているゲームである。 上記の通り、ニトロ作品の例に漏れずやはり暴力描写はある。 ただし本作の場合は、流血描写のある暴力・グロよりも精神的に刻み込まれる怖さが大きな比率を占める。 また、注意事項として本作には一種のマニュアルプロテクトが含まれている。パッケージを絶対に捨てずにプレイすること。 中古品だと最悪詰む危険性があった。(*1)買うなら新品または未開封品を推奨。 途中でこのギミックについて気づいてしまったとしてもゲーム側のテキストをしっかり読み込み、ゲーム側の指示にきちんと従っていくこと。そうしなければ正常なプレイが続けられなくなる恐れがあるので要注意。 + 踏み入った内容・仕様について、ネタバレを含みます。 踏み入った内容・特徴 前述の通り「純愛」が表向きのテーマだが、もう一つのテーマはずばり「アダルトゲームそのもの」である。 一見相反するようなこの二つだが、ストーリーが進行するにつれこの二つのテーマが交わっていくことになる。 1周目は美雪ルート(のGOODエンドかBADエンド)固定となっている。主人公である心一が美雪と永遠の愛を誓ってEND、とこの時点では実にありふれたアダルトゲームである。 真価はGOODエンド以降の所謂「2周目」からである。アオイルートへの選択肢が解禁されるので、大抵のプレーヤーはアオイの好感度が上がる選択肢をとるだろう。 そして「2周目」は、そういった形でADV形式のアダルトゲームを体感し尽くしてきた本数が多い人ほど、衝撃が大きくなるような内容が待ち受けている。 賛否両論点(兼主なゲーム内容) ネット上で公開されているチートコードを特定箇所にて入力すると、警告メッセージを経て製品版収録の全CGやミュージックが解放されると同時に、"崩壊状態"というべき専用ルートに突入して事実上のゲームプレイ不可になる。これが発売前の体験版ですら行使・閲覧できてしまう(*2)。もちろん体験版でチートコードを入力した場合も、後で製品版を買ってこようがストーリーはプレイできなくなる。 バグでも何でもなくスタッフの意図した仕様である。これは本作の製品版に仕込まれた特殊なギミックの数々に起因しており、ニトロプラス社内でも賛否があったが、幾度もの討議の末に決断されたらしい。 つまり アダルトゲームのCGだけにしか興味が無い人はこのゲームを買わず、体験版をDLしてくるだけでいいのだ。 しかしその体験版にまで仕込まれた大胆な仕様そのものが本作のスタンスを示しており、同時にいわば製品版への伏線にもなっていた。 本作はシナリオが進むと諸般の事情でシステムの一部(ボイス音量調節設定等)が利用できなくなる。 演出の一環としては斬新と言えば斬新。この手のゲームに欠かせないとある機能が封じられることは不便に感じるかもしれないが、そう思った時点で製作者の術中に嵌っているのかもしれない… 原画は『すーぱーそに子』でおなじみ津路参汰氏が担当。氏独特のどこか淡い絵柄はこれまた稀代のゲームである本作に合っているとの意見が多い。 が、「あえて一般的な量産型エロゲー風の絵柄の方が本作のテーマを語るうえで適切だったのでは?」との声も。 とにかく評価は分かれる怪作だが、好評の人にはとことん好評。普通のゲームとは一味どころか二味も違う作品で、他の作品では絶対に味わえないものは味わえる。 「PC用アダルトゲーム」そのものを逆手にとったギミックとそれを生かした演出が多く、プレイヤーからの驚嘆・感心の声も多い。 + 以下、本作の核心である「仕様」に関するさらに重大なネタバレを含みます。構わない方のみ開いてください。 『2周目』のアオイルートを進めると、何故か美雪はアオイと主人公がくっつくのをあからさまに妨害してくるようになる。その中で美雪は「永遠の愛」は嘘だったのかと心一に問いただしてくるが、ここで違和感を覚えるだろう。まだ主人公は『1周目』と違って美雪に告白していないからである。 それでも美雪を避け、アオイの好感度が上がるであろう選択肢を選んでいくとアオイルートが進んでいくが、終盤でなんとアオイは主人公以外の男と性行為をするというとんでもない展開になる。 「純愛ゲーをうたっておいてこんなことするなんて」とどこまでも清らかな恋愛物を期待して買った人から非難されているが、しっかりとした理由づけはされている。そして心一は自分自身がアオイを愛する気持ちは本物だとして、アオイがそのような行為をする理由を受け入れる。 二人は紆余曲折はあったものの幸せに結ばれ、アオイルートはGOODエンドとなる。……と思いきや突然その場に美雪が現れる。そのまま美雪は恨み言を並べながら、 アオイと心一を殺害してしまう 。 もはや舞台には美雪しかいなくなったが、突如として美雪は”舞台”の外にいるある人物を呼ぶのであった。それは―――――― 本作が賛否両論となった最大の理由は、メタフィクション性および、プレイヤーへの風刺性が極めて強いことにある。(*3) メタフィクションを持ち込んだ作品は古今東西にそれこそ400年以上前の『ドン・キホーテ』の時代から、風刺的な芸術となると実に紀元前時代から存在してきていたが、前者はギャグのネタにしたり、ストーリーの重要な局面でプレイヤーを感動させたり…というプラスの活用法が多く、後者も時代を経るに連れてユーモアの側面が強まっていった。 古くからの演劇、戯曲から近年のマンガやアニメ等まで、登場キャラが「自分がフィクション内の登場人物であること」を自覚していて、キャラが視聴者や読者に向かって直接語りかけたりする展開はそれほど珍しいものではない。しかしそれらのほとんどは単なるギャグ描写であったり、もしくはせいぜい、虚構と現実の境界を曖昧にすることでちょっとした混乱感覚をもたらす演出意図によるものであった。 対して本作は言わばマイナスの方向にメタ演出を利用しており、上述した場面以降はメタ演出を最大限に活用した展開が繰り広げられることになる。そうして叩きつけられる展開の恐ろしさはプレイヤーに向けたある種のホラーの域にまで入り込んでいる。この一環としてアダルトゲーム及びアダルトゲーマー批判がなされるが、そこでは「明確な答え」や「こうであれという姿勢」は示していない。 好意的に解釈するのであれば、プレイヤーや業界人に考えさせられる内容となっている。悪く言うと、言いたいことだけ言って全てユーザーに投げている。 人によっては凄まじい罪悪感を感じる可能性や、今後このゲームがトラウマになって、アダルトゲームをプレイするたびにこのゲームのことを思い出して楽しめなくなる可能性すらある。実際完走したプレイヤーの感想の中でも、クリア後茫然としてしまってしばらくアダルトゲームに手が伸びなくなった、やろうとしたら美雪やアオイの顔が浮かんできたとの報告がある。憤ってすぐさまアンインストールしてこのゲームのことを忘れようとしたり、インストールメディアを破壊してまで別のアダルトゲームに手を出した人もいるが、それを過ちだとは一概に言えないであろう。 本作のやっていることをかいつまんで例えるなら「企業として最も大切にするべきであろう自社の商品に加えてお客様さえもこき下ろす」という禁じ手をやってしまっているのである。 ゲーム業界外の評論家等が「ゲームは生産性が皆無かつ低俗な趣味でゲーマーは性根が悪い」と罵倒する事はあるし、ゲーマーが自虐的に言うこと自体はありえるとは言える。だが、業界のクリエイターが恒常的にそのような発言をするのはまず無いであろう。そのようなことをすれば仕事が来なくなり、多くのコアユーザーがそっぽを向くのは間違いないからだ。 しかしその禁じ手を今になって使った事そのものが良くも悪くも本作最大の特徴なのである。このお客様批判をぼやかさずにはっきりと行ったことは必ずしも評価できるとまで言い切れないが、挑戦的な作品として存在感を放っていることは確実である。 ゲーム中盤以降、美雪とアオイはそれぞれ作中のキャラクター一人という枠には収まらなくなり、一種の「象徴」として扱われるようになっていく。このことに対して「関係ない作品を巻き込むな」「これからもキャラクター商売をしていくだろうに、自らを棚に上げルート固定までしてこんな主張はどうか」という批判もあれば、「実に個性的で興味深い内容だった」「ゲームに対する考え方が変わった」と肯定的な意見もあった。 結果として、こういった特色が毀誉褒貶にも近い激烈な賛否両論を巻き起こす原因となった。 また、本作発売当時のニトロプラスは上述の通り一般向け作品への製作協力が多くなっており、アダルト作品での商品展開について消極的になっていたので「本作をもってアダルト分野から撤退するからこそこのようなゲーマーへの恨み節をぶちまけたような内容にしたのではないか」と勘繰るユーザーも一定数存在したのも本作の評価が荒れることになった一因ではある(*4)。 補足しておくとその後も(2、3年に1作ペースではあるが)18禁ゲーム自体は発売しており、結果的には邪推に過ぎなかったと言える。 驚愕の展開の果てに待つのは、オルタナティブ(二者択一)ADVにて要求される最後の解答の提示。すなわち、プレイヤーが美雪とアオイのどちらを選ぶかという「究極の二者択一」である。 その選択の結果は、本当に作中で述べられた通りの結末を辿る事になる。両方のエンドを見る手段は作中で言及されるが、その行為は「彼女たちへの裏切りないし冒涜」となる構成・仕様に仕立て上げられている。 ただこの二択について片方の描写不足から「状況的に、どうしてもある方を選びたくなる」との指摘がある。もっともクリア済みレビューを見る限り最後に選ばれたのが("ある方"がやや優勢気味ではあるが)どちらかに偏重しているわけはないので、ある程度意図した・構成的にやむを得ない部分はある。 最後の選択を終えスタッフロールの後、タイトル画面に戻るとある変化が起こっている。さらにそこで回想モードを開くと、発売前の宣伝広告の「 選ばれなかった方は…? 」の真意がついに判明することとなる。これらを見てしばし机の前で固まってしまったという感想も多い。 「一つの選択肢しか選べず、別の人生を送れない」ということは、否ゲーム的で極めて現実的な話である。下手にハーレムルートや3人の良い関係が続くENDを用意することなどせず、二つのどちらかしか選べないという、この現実的な「純愛」のひとつの極致を、徹頭徹尾まで表現しきったことには相応の評価が与えられて然るべきだろう。 評価点 楽曲の評価は安定している 適切な状況で使われており、無音になる箇所では否が応でも緊張感が高まる。 距離が近づくにつれて大きくなる足音等の生々しい効果音が臨場感・緊張感に貢献している。 問題点 初期版にバグが多い 本作は中盤以降の異常事態が肝だが、プレイヤーは動揺するよりも先に本来のバグの発生を疑ってしまい、演出意図がうまく伝わらなかったという事態が多発した。 とりわけ後半にフリーズバグが発生すると、本作の独自仕様も相まって泣ける事態に…。 公式で修正パッチが公開されているのでプレイする人は必ずDLしておくように。それでも固まるときは固まるが、安定性自体は大幅に向上している。 平均プレイ時間は11~13時間程度とされ、価格に対してやや短いと言える。 確かに中盤からは怒涛の展開が続く。しかし、そこに至るまでの肝心の前半部が何の変哲もなく薄味な話であるというのは致命的だった。このためにキャラの描写が薄くなり魅力を感じ取れずに終わってしまったという声が少なからずある。 少々ひねくれた言い方をすると、(価格の分遊べるだけのボリュームがあるという意味ではないが)場合によってはプレイ時間は無限大にまで上がりうる作品ではある。 総評 一見すると何の変哲もない正統派であり、その観点だけで見ると本作の導入部が淡白すぎる印象は否めない。 もちろんそれ自体は文字通りの仮の姿にすぎず、その先に踏み入った途端、あまりにも直球なメッセージがニトロプラスらしい攻撃的な演出を以って突きつけられてくる。 それこそが本作最大の特徴であり、そしてこの二面性が”アダルトゲームとして”の評価を賛否両論極まりないものにしている最大の要因であり、 「初心者お断り」「アダルトゲーム経験者でなければ本作の真髄を理解することは不可能」と言われる最大の理由となっている。 その演出手法から奇作・怪作を体験したい人をも引きずり込む力を持っているが、 内容そのものはあらゆるアダルトゲームプレイヤーに大きな一石を投じる、まさに純粋すぎるほどの問題提起作なのだ。 ニトロプラスなりの「純愛」を類稀なほどに徹底した2度目の作品であるとはいえ、尖ったゲームの目立つニトロプラスのカラーがまたも色濃く表出した一作である。 その方向性のため、個人によって受け取り方や印象は各々が異なるものになって来るだろうことは避けられない。 「このゲーム」の果てに、あなたが選ぶのは美雪とアオイのどちらなのか。その「究極の二者択一」を、あなたは受け容れられるか否か。そして、その先に待つものは、あなたにとっては果たして。 余談 本作は新作ゲームとしては珍しく、USBメモリスティックで販売された。賛否両論さと初見印象の凄まじさに比例する話題度から購入希望者が徐々に現れたものの、初回版は早期に完売したため、2ヶ月後にDVD-ROMディスクパッケージを通常版として発売した。 USBメモリスティックで発売された理由は、作中のキーアイテムがスマートフォンであり、「スマホのパッケージのような小さな箱を開けるワクワク感を実現させるため」とのこと。 しかし、USB版とDVD版は同価格である。最初から安価なDVDで売るか、逆に最後までこだわり通してUSB限定にするべきだったのではないか、という意見もある。もう少し間を置いてDVD版を廉価版に位置づければ、価格に対する不満は生じなかったかもしれない。 ただし、USBとDVDでは部品の単価が10倍以上違っているなどUSB側が圧倒的に不利である。内容の短さに対してやや高価格な設定、DVD版の発売時期については営利を目的とする企業活動の一環として致し方ないところもある。少し詳しい内容は下倉バイオ氏自身の発売前発言まとめも参照。 2024年6月28日に『君と彼女と彼女の恋。 普及版』が「ニトロオリジン」ブランド名義で発売。こちらのメディアもDVD-ROMである。 小ネタ的な隠し要素が非常に多い。特定の記念日や久しぶりに起動した場合に聞ける専用メッセージだけでも多数存在する。 ゲーム中特定条件を満たすことで聞ける隠しメッセージを含めればさらに細かいところにまで仕込まれていることも判明している。本作はコンプに一生懸命になるようなソフトを意図して作られたものではないが。 その中には、プレイヤーが本来その場面に到達した段階では知りえない行動をそこでとると出現するものも存在する。…が、これはいわゆるトラップ的な役割を兼ねていて、出すと大変なことになるのでやめた方がいい。どの場面・どんな行動・それによって起こる効果の真意はその時に察せられるようになると思うので、こちらも伏せておく。 深夜11時に公式サイトが変化するギミックがあったが、残念ながら現在ではそれは削除されている模様。しかし表の公式サイトも非常に細かい仕掛けが隠されている。 2015年12月10日発売のお祭り格闘ゲーム『ニトロプラスブラスターズ -HEROINES INFINITE DUEL-』のパートナーキャラクターとして美雪、アオイが出演している。 2020年4月20日にソーシャルゲーム『凍京NECRO<トウキョウ・ネクロ> SUICIDE MISSION』にてコラボイベント『君と彼女と彼女の恋。ソシャゲ版』が開催された。 2020年6月にYouTubeの期間限定で2019年9月のニトロプラス設立20周年記念のライブイベントで人形劇の『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀(サンダーボルトファンタジー トウリケンユウキ)』と特別ドラマを公開し、共演していた。凜雪鴉(リンセツア)と殤不患(ショウフカン)の主人公は二人で声優は鳥海浩輔氏と諏訪部順一氏と豪華。ネタバレは極力避け、ドラマ内容は健全なネタ路線。登場人物は美雪だけで声優も手塚まき氏ご本人(背景で十分ネタバレである)
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昔描いた夢で 僕は別の人間で ギャング・ボスを自らと思いこんでた 現実には僕は僕だとわかっていた ここの所描く夢の 僕はあなたじゃない あなたの部下 それだけでもう幸せ 電話だけの声は確かな あなたのこと守らなきゃ 厳かなその声 僕の耳に響き渡れば何でも出来得る 姿見えないことだけ ちょっぴりさびしいけど そんなことどうってことはないさ 絶対的帝王 あなたについて行こう 独りきりじゃ 情けない僕だけど あなたにそっと 寄り添うことは出来得る あなたは僕が居なくちゃ 薄っぺらな世界で 独りきりで寂しいでしょ一緒に居ます 僕あなたの絶頂を ずうっと信じてます 見えなくても傍に僕は居ます あなたのこと守らなきゃ 厳かなその声 僕の耳に響き渡れば 何でも出来得る 離れ離れになること 本当は寂しいです だからまた電話を下さい
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君と虹の彼方@wikiへようこそ このウィキはメイプルストーリー椛鯖で活動するギルド『君と虹の彼方』の公認wikiです。 とりあえず自分のページを作成してギルドメンバーページにリンクして下さい。 まだ内容が全然無いのでジャンジャン新規作成してリンクを繋いでいきましょう。 ユーモアあふれる編集をお願いします。でも悪口はダメだよ? ギル員連合員の方以外はページをあまりいじらないようお願いします。 まずはこちらをご覧ください。 @wikiの基本操作 分からないことは? @wiki ご利用ガイド よくある質問 @wiki更新情報 @wikiへのお問合せフォーム 等をご活用ください
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彼女に幸せを 【投稿日 2006/03/09】 カテゴリー-荻ちゅ関連 結局私は何も手に入れられなかった。 あの男は去った。私の目論見どおり。 でも荻上は帰ってこなかった。 かつては信頼と愛情に満ちていた目にこもるのは不信とおびえ。 それはそうだろう。 彼女を裏切ったのは、彼女を利用したのは、間違いなくこの私なのだから。 あの男にした事には一片の後悔も無い。 そうされて然るべき事をあの男はやったのだ。 悔いがあるとすれば、それはあの男の器量を見誤ったこと。 秘密を自分の内に閉じ込められず、無様にも親にすがりつき、逃げ出してしまった小さな男。 そして問題を内輪で片付けられず、公にしてしまうその親。 よく出来た親子と言うべきだろう。 彼女には一片の非もない。道具に非などあるわけが無い。 責められるべきは私。 だけど名乗り出る気など毛頭ない。 私にも守るべき立場がある。 それにこれは彼女への罰とも言える。 おびえるがいい。疑うがいい。苦しむがいい。 そして気付け。お前の味方は私だけだ。 今日も荻上はヘッドホンで耳をふさぎ、ノートに向かっている。 だが私は知っている。彼女が常に聞き耳を立てていることを。 臆病な彼女には周りから孤立して生きることはできないのだ。 そんな彼女を観察しながら、くだらない会話をする。 「…ホモ上…」 どこかのバカの声がする。苛つく。彼女の事を何も知らない奴が彼女を語るな。 「だれだ、今言った奴!!」 立ち上がって怒鳴る。誰よりも自分が驚いている。これは私のとるべき態度ではない。 彼女が立ち上がり、教室を飛び出す。追いかける。追いかけながら後悔する。 これではだめだ。これでは私が彼女を追い詰めてしまう。 後ろを振り返る。まだ誰もついてこない。役立たずども。 再び彼女を追いかける。見失うわけにはいかない。 …ようやく彼女の行く先の見当がついた。屋上だ。 『なんとかと煙は高いところが好き』なんて言葉を思い出し、軽く笑う。 私から逃げきれるつもりなのか? 屋上への扉にたどり着く。呼吸を整える。落ち着いて、慎重にやるのだ。 ノブに手をかけると、後ろから声がする。 ああ、文芸部で妙に私に懐いている奴だ。酷く息を切らしている。 この方が余計な事を言われずにすむと思い、そのまま屋上に出る。 彼女はフェンスにしがみついて外を眺めている。 胸が高鳴る。直接話し掛けるのは久しぶりなのだ。 「荻上さん、大丈夫?」 優しく声を掛ける。もういいだろう。彼女を許そう。彼女は十分苦しんだ。 彼女がゆっくり振り返る。私は優しく微笑みかける。泣いていたのか彼女の目が赤い。 私はゆっくりと近づく。彼女はおびえている。さあ、戻ってきなさい。 私はゆっくりと近づく。彼女はおびえている。優しく受け止めてあげる。 私はゆっくりと近づく。彼女はおびえている。そしてまた仲良くしましょう? 「荻上!!」 あと数歩、というところで隣の馬鹿が大声を出す。 彼女は体を震わせると、叫びながらフェンスをよじ登る。 駆け寄る。 大丈夫、間に合う。 そして 彼女がフェンスのふちに足を掛けた時 私の指が 彼女の背中を 押した。 …すぐ下に大きな木が立っていた事もあって、彼女は軽傷で済んだ。 そうして私と彼女との絆は切れた。 彼女は部をやめ、卒業するまで私と一言も口を利かず、私と違う高校に進学した。 卒業式の日、私は馬鹿を呼び出して犯した。 馬鹿は泣き叫んだが、知ったことか。お前が悪いのだ。 お前さえいなければ私は荻上を取り戻せたのだ。 馬鹿は醜かった。荻上は可愛かった。 馬鹿は馬鹿だった。荻上は賢かった。 馬鹿の声は耳障りだった。荻上の声は心地よかった。 私はいつの間にか泣いていた。馬鹿が私を抱きしめて言う。 「大丈夫。私はずっとあなたの傍にいるから…」 ふざけるな。私が欲しいのはお前じゃない。お前など荻上の足元にも及ぶものか。 私は小説を書くことをやめた。 自分で見ても不出来な作品を絶賛されては、書き続けることなどできなかった。(馬鹿のせいだ) それでも「ヤオイ」とやらから離れられなかった。 それが荻上と残した唯一のものだったから。 馬鹿はどこまでも私にくっついてきた。高校にも大学にも。 そして私たちは今東京にいる。 馬鹿がコミフェスに行きたいとごねたからだ。 見て回る。 私は買う気などない。冷やかしだ。馬鹿は一人ではしゃいでいる。 そして見つけた。 彼女だ。間違いない。 鼓動が早くなる。 足を踏み出そうとして肩に手がかかる。振り返ると馬鹿が不安げに私を見ていた。 生意気な馬鹿め。あとでお仕置きだ。 鼓動が静まる。私は一息つくと改めて彼女の元へ歩き出す。 「荻上…?」 声を掛ける。彼女が固まる。 隣で馬鹿が必要以上にはしゃぐ。うるさいだまれ。 「あ!これ荻上の本?スゴー!」 我ながらわざとらしい。 「まだ描いてたんだー」 うれしい。彼女がやめていなかった事が。私の見立てが間違っていなかったことが。 「買う買う!500円?」 「いーよ、あげる」 懐かしい彼女の声が心地よく響く。 「え、いーの?」「うん」「あんがと!」 ただこれだけのやりとりが楽しい。 隣の男に気付く。特徴のない、優しさだけが売りのような男。 「彼氏?」「違う!」「フーン」 否定する彼女。嘘つき。私を騙せると思ってるの? 「ま、いいや。同人誌あんがと」「ほんだら元気で。バーイ」 彼女から離れる。平然と。いつもどおりに。 馬鹿が傍に擦り寄る。 なぜか今だけは突き放す気になれなかった。 彼女は変わっていなかった。 昔と同じように頼りない男に捕まっている。 そしてまた放り出されるのだ。 それを繰り返して不幸になっていくのだろう。 彼女はバカだ。 そして私はもっとバカだ。 彼女が好きで 彼女と一緒に居たくて 彼女を幸せにしたくて 彼女を不幸にした。 たぶん二度と彼女に会う事はないのだろう。 今の私には全てを捨ててまで彼女を救おうとすることは出来ない。 だからせめて信じてもいない神様に祈ろう。 彼女の幸せを。
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蒼天の彼方 の攻略対象。 学者肌の物静かな貴族出身の文官。位は第二級文官。 いつも笑顔だが、笑顔で怒ったりもするタイプ。 見かけは穏やかそうだが、内面には貴族らしい腹黒さも持ち合わせている。 名前 劉瑯 (りゅうろう) 年齢 27歳 身長 体重 誕生日 血液型 声優 千葉進歩 該当属性 微笑み、物腰柔らか、金髪、ウェーブ、長髪、丁寧口調 該当属性2(ネタバレ) 『女装、監禁、ヤンデレ』