約 488 件
https://w.atwiki.jp/toaruindexpsp/pages/154.html
うん。建宮は出してよかったと思うな。技の無い土御門もだしたんだし、てかアニェーゼだせよ…桐原クゥゥンも出してあげて… -- (名無しさん) 2011-04-12 06 50 13
https://w.atwiki.jp/seisoku-index/pages/1096.html
8月20日午前10時00分、第7学区の地下街 迫る『エッジ・ビー』を叩き落としながら、建宮は自分の計算が甘かったことを思い知った。 (迂闊……隠密行動に長けた我らの居所を、ここまで把握されているとは!) (それだけじゃない。天草式独特の戦闘方法についても調べ上げられているのよな!) 天草式が鋼糸を使うことを予測した上での、『エッジ・ビー』の同時自爆作戦。 人の目では発見出来ない紛れ方をしたにも関わらず、機械によって居場所を索敵された事。 (敵さんは、想像以上に魔術サイド(こちらがわ)について詳しいようだが……) 彼らのうち、誰が想像出来るだろう。 今の学園都市には、イギリス清教の誇る『禁書目録』が居ることを。 木原数多という狂人が、その知識の全てをコピーして手中に収めていることを。 そして――自分達の女教皇が、死して尚彼の悪意に利用され続けていることを。 傷ついた仲間を助けながら、建宮は考える。 (この科学の街が、どうやって魔術の知識を手に入れた?) (それだけじゃない。その知識を魔術師との戦闘に利用する事に慣れているのはどうしてだ?) (イギリス清教の話では……) そこまで思い至ると建宮はハッとし、次いで痛恨の表情を隠すことなく露わにした。 (そういう事か、あの女!) 女教皇殺害に関する情報を提供した、イギリス清教の最大主教ローラ・スチュアート。 彼女が提供した情報を元に、今回の侵入は行われている。 イギリス清教は天草式よりも先に魔術師を派遣していたからだ。 (考えてみりゃ、明らかにあちらさんは“学園都市の高い対魔術能力”を知っていたはずなのよ) 神裂の死についても、ローラは詳しいことは分からないと言っていたがそれも怪しい。 (情報の意図的な封鎖……我ら天草式を嵌めやがったって事よな!) ローラの思惑に気づいたところで、現状打破には繋がらない。 建宮は激怒しながらも、その熱を一旦放置するしかなかった。 彼は高速で通信術式を作り上げると、今生きている仲間に撤退を呼びかける。 「全員逃げろ! この作戦は失敗だ! こっちの情報が相手に漏れているのよな!」 『そんな……もう間もなく探査結界が完成するのに!?』 牛深の反論を、建宮が無念さを滲ませた声で否定する。 「無駄なのよ。こちらの情報が知られている以上、ヤツは安全な場所へ逃げた後だ」 『……』 皮肉な事に、地下街にいない仲間によって探査結界が完成したのはその直後。 木原数多のいる場所は――。 地下街の“真上”。 急行すれば、数分で手が届く場所だった。 もしかして、今ならいけるかもしれない。 天草式の誰もがそう思ってそこへ向かおうとする。 だが、教皇代理の建宮だけは判断を間違えなかった。 彼は溢れる激情を抑え込み、歯を食いしばって繰り返す。 「撤退しろ! さっきも言ったが、ヤツが都合よくその身を晒すなんてありえねえってのよ!」 「ここは各自で逃げ延びて、 薄明座で合流するのよな!」 それは、女教皇のためにここまで来た彼らにとっては極めて厳しい決断だった。 だが建宮は即断する。 「惨めだろうが何だろうが、今は次の機会を待つべきなのよ」 「ここで俺達が全滅したら、誰が女教皇の敵を取る!! そいつが分かってんのか!!」 こうして彼ら天草式は、自らの誇る隠密術式を駆使して全力で逃走した。 木原が自らの作戦の失敗を悟ったのは、モニター越しで相手の撤退を見たその瞬間。 『エッジ・ビー』がしつこく追いすがるが、天草式は巧みに隠れて逃げ切った。 (こりゃー駄目だな) ステイル達が14人、地下街で10人、待機所で1人。 都合25人――侵入した天草式の半数だ――を倒しておきながら、木原は今回の戦いは失敗したと判断した。 (地図を奪うどころか、連中を仕留めきることすら出来なかっただと?) (無様にもほどがあるだろオイ) 天草式は知らなかったことだが、木原のいる車の近くにはクローン部隊が展開している。 彼は、侵入者が自分の命を狙いに来た所で叩き潰すつもりだった。 地下街のメンバーを捕まえて人質にし、隠れた仲間をおびき寄せる算段だった。 天草式の持つ『大日本沿海與地全図』を奪い、その術式を手に入れるはずだった。 教皇代理建宮の判断は、それらの目論見を悉く覆したことになる。 (……あー失敗だ。あっはっは、何やってんだかなあ俺) 今までの魔術師戦闘の中で、初めて倒しきれなかった相手。 木原は素直に賞賛し、また興味を抱いた。 (天草式十字凄教。今までの魔術師とは違うタイプだ。チェックメイトかけた盤上をひっくり返しやがった) (悔しいなぁ、うざってえなぁ、そして何より面白えなぁ!) 木原はシルバークロースに撤退の指示を出すと、速やかに“今後”に目を向けた。 (連中の狙いが俺の命である以上、いずれまた相手をする時が来るはず) (……ゾクゾクするじゃねーか) 計算外の相手を見つけた木原は、飢えた獣のように舌なめずりをする。 その表情は恍惚としており、見る者を心から震え上がらせるほど。 「……」 1,2分ほど経過して。 彼は隣に座る『人材派遣』に唐突に話しかけた。 「おい働きアリ君、さっき頼んだ取引はどうなった?」 「まだ結果は出てないです。いくら何でも、統括理事会相手じゃ厳しいですよ」 「じゃあ後で報告しろ」 そう言って、木原は強引に『人材派遣』を車から放り出し、そのままアジトへ帰還した。 これが、天草式十字凄教との“最初の戦い”の結末である。 8月20日午後6時35分、アビニョン『教皇庁宮殿』近くの庭園 ローマ正教の切り札たる霊装を失って、それでもアックアから戦意は消えない。 「見事である」 ただ一言そう述べて、巨大なメイスをマイクへ向ける。 アックアはかなり酷い火傷を負っているのだが、そんな様子は微塵も感じられなかった。 「私の負けを認めよう。だが、だからと言ってこのまま見逃すわけにもいかんのでな」 その言葉を聞いたマイクとナンシーが、忌々しそうに舌打ちをする。 敵との実力差を考えれば、ここから無事に離脱できる可能性は極めて低い。 例えクローン部隊を犠牲にしても、アックアからは逃げ切れないだろう。 『いいや、今回は引いておけアックア』 ところが、そんな両者の間に割って入る声があった。 その声を聞いたアックアが、渋面を浮かべてメイスを影へ仕舞う。 「どういう事であるか、フィアンマ?」 アックアの聴覚を無視して、彼に直接届けられた『声』。 それは『神の右席』のリーダー、右方のフィアンマからのものだった。 『これまでの戦いで、学園都市の耐久性チェックは十分だよ』 「耐久性、だと……?」 『ああ。テッラを殺せたんだ、俺様と組む相手としてはまあ合格点をやれるレベルになる』 かつて、フィアンマと木原が電話で交わした密約。 テッラの策をマイク達が破綻させたという事は、正式に両者が手を組むという意味だ。 これ以上の人的被害は無意味で無価値なものになる。 『それに、そろそろ学園都市の爆撃機が到着するぞ。流石のお前でもそれには太刀打ちできまい』 「……謀ったのであるか?」 『いいや、俺様としてはどちらが勝っても問題無い、というそれだけのこと』 僅か4人しかいない同僚の1人を失って、それでもフィアンマは気楽に告げた。 「つまり、『C文書』も最初から当てにしていなかったのであるな」 『何度も言わせるな。上手くいこうが阻止されようがどちらでも良かったんだよ』 「……」 『まあ、詳しいことは帰ってから説明してやる』 それで会話は終了したので、アックアは釈然としないながらも指示に従わざるをえない。 「……二度と戦わずに済むことを祈るのだな」 最後にそう言い残すと、アックアは地面を蹴り上げ飛翔した。 残された学園都市の兵士は唖然とするが、やがて彼らを指揮するマイクが静かに呟く。 「作戦終了。学園都市へ帰るぞ」 それから30分後には、彼らはあらゆる後処理を終えてアビニョンを飛び立った。 これが、後方のアックアとの“最初の戦い”の結末である。 8月20日午前10時20分、第7学区のとある大通り とある男が賑わう人ごみの中を歩いていた。 衣服はどこかのブランドが出しているスーツで、ネクタイをせず、ボタンを3つほど外して胸板が見えるほど開けて着ている。 軽薄そうな顔立ちの大学生ぐらいの男で、首からは携帯電話を4つも5つもぶら下げているのが特徴的だ。 『人材派遣』と呼ばれる彼は、木原と別れた後徒歩で隠れ家へ向かっていた。 そして今、彼は大量の携帯の1つを耳に当てて会話している。 「いやー、本気で殺されるかと思ったよ。マジであの男はヤバいって」 『……そうか』 低い男の声が、言葉少なくそう応じた。 一見すると、どこにでもある通話に見える。 だが、誰かが注意深くその姿を見れば違和感を感じたかもしれない。 その声は、携帯から聞こえるものではなかった。 携帯に付いているストラップ――そのお守りを模した“霊装”から、声は届いている。 「なにせ、木原数多は化物染みた勘の良さと思考速度を持ってるからな」 『ふむ。まさか気づかれた可能性が?』 「いや、幾らなんでもまだ大丈夫だろうけど……」 自信なさげに『人材派遣』が否定すると、相手の男が、分かった、と何かを決断した。 『私も学園都市へ行こう』 「はあ!?」 『外部調査では埒が明かない。そろそろこちらから動く時だ』 「え、いや、“闇咲先輩”!?」 通信相手――闇咲逢魔(やみさかおうま)からの連絡は、それで断ち切れた。 『人材派遣』は、結局諦めて携帯を首に掛けなおす。 (こりゃー、また荒れるんじゃねーか?) 先ほど話していた闇咲は、学園都市とは縁遠い警察の人間だ。 それもただの警官ではない。 彼が所属している部署は、警視庁霊能専門部門――通称『捜査零課』と言った。
https://w.atwiki.jp/kinsho_second/pages/673.html
その頃、初春、神裂、建宮、シェリー、ステイル、インデックスは当麻の高校へと向かっていた。 目的は先ほどの戦いの内容を収めた映像を小萌に届け、罰ゲーム終了を報告する為である。 ちなみに浜面は滝壺、それに闇咲と一緒にカエル顔の医者の病院へ、半郭はデート、一方通行は打ち止めを迎えに行ったのでここには居ない。 「シェリーさん、病院行かなくていいんですか? 滝壺さんに殴られた所痛くなはわわわっ!」 「ん~♪ 飾利は本当に優しいね~。まあ、ちょっとは痛むけどこれくらいなら腫れる心配も無いだろうさ。それに今の私にはあんたが一番の特効薬だからね♪」 「……シェリー、どさくさに飾利に抱きつくなと何度言えば分かるのです? 体で教え込まないとダメなのですか?」 往来の場だというのにまたしても喧嘩を始める二人と喧嘩の原因たる初春を置いて、インデックス、ステイル、建宮は歩いていた。 建宮は先ほどのゴーレム性能実験の映像を、ちょっとした驚きを抱きながらチェックしていた。 「それにしてもシェリーのゴーレムも凄ぇけど、最後の上条当麻達のコンビネーション。即席にしてはなかなかのモノだったよな」 「彼らがあんな風にまとまって戦うなんてね。僕としてもあれはちょっと意外だったかな」 「みんな個性が強いし、まとまってないからそう見えるんだよ。でも、あんな風に連携が取れるようになったらとうま達はもっと強くなるかも」 協力することはあってもあのようにコンビネーションをまともに組むことは無かった当麻達。 エリハル弐号機との戦いで見せたコンビネーション、初めてにしては上手く機能していたとインデックス達は思った。 そこへシェリーの腕の中から抜け出した初春が合流する。 「およ? 飾利姫、どうされたのよね? プリエステスとシェリーを置いてきちまって大丈夫よな?」 「平気ですよ。お二人は私達がどこに向かってるのか知ってますし、喧嘩も本気じゃないですから。喧嘩するほど仲がいいって言うじゃないですか♪」 三人は揃って『それはちょっと違う……』と言いたかったが、初春の屈託の無い笑顔に何も言えなかった。 「シェリーさんの新しいゴーレムの性能テスト、当麻お兄ちゃん達のチームワークの強化、無事に成功しましたね♪」 「とうま達のチームワークの強化……? かざり、もしかしてそれも目的のうちだったの?」 「ええ。確かに皆さん、一人一人でも充分お強いです。でも個人差はあれど、一人で出来ることには限界があります」 「成程。その為に彼らがちゃんとチームとして動くように規制を設け、個人で倒せないレベルの相手を用意したというわけか。……君は本当に恐ろしいね」 インデックスは初春の考えに驚き、建宮はそんな彼女に更なる敬意を評し、ステイルは将来のことを思い不安と期待を抱くことに。 「その話は後にしましょう。今はその映像を当麻お兄ちゃんの高校に届けて、遅めの昼食を摂らないといけませんから」 「はうっ! す、すっかり忘れてたんだよ! お昼ご飯、もう午後の一時を過ぎてるのに食べてないんだよ! お、思い出したらおなか、すいてきたんだよ……ガクッ」 珍しく昼食のことを忘れていたインデックスは初春の言葉でそれを思い出すと、空腹でその場に倒れ込む。 慌てたステイルは彼女を抱きかかえ、建宮からビデオカメラを引っ手繰る、それはもう強引に。 「ステイルさん、それを届けたら『喰わせ殺し』に来て下さい。先に待ってますから」 「分かった、すぐに合流しよう。頑張るんだインデックス、もう少しの辛抱だから!」 初春はステイルのやろうとしていることを理解し、インデックスお気に入りの店『喰わせ殺し』に向かうことを告げた。 ちなみに以前倒壊してしまった『喰わせ殺し』だったが、サバイバル合宿中にあっという間に建て直し、連日繁盛していた。 「じゃあ建宮さん、私達は先に『喰わせ殺し』に向かいましょうか」 「(こ、これは二人っきりというまたと無いチャンス!)か、飾利姫、わしの手を掴むのよ。はぐれては姫の一大事あだだだっ! ぐおっ! 目が! 目があああっ!」 初春の手を握ろうとした建宮だが、いつのまにか喧嘩を終えた神裂にいつものようにワイヤーで拘束の後、シェリーのオイルパステルで目を突かれる羽目に。 「まったくこの男は油断も隙も無い。さあ飾利、お姉ちゃんと手を繋ぎましょう。私達は仲良し姉妹なのですから♪」 「神裂てめぇ! 飾利、私と手を繋いで歩こうか。あんたは私の大切な友人だからね。はぐれないようにしないとな♪」 建宮に制裁を加えた連携の良さはどこへやら、またしても喧嘩を始める神裂とシェリー。 初春はその様子をちょっと可笑しく思いながらも、笑顔で二人に対して両手を差し出した。 「火織お姉ちゃんは右手、シェリーさんは左手で。これなら喧嘩もしないでみんな仲良しさんです」 両手を差し出してくる初春の笑顔に二人は毒気を抜かれ、目の前の少女の手をそれぞれ強く握った。 こうして3人と拘束されたままの建宮は『喰わせ殺し』へと向かうのだった。 一方、打ち止めを放っておいたことを申し訳なく思った一方通行は、マンションに彼女を迎えに行った。 しかしそこに打ち止めはおらず、それどころか黄泉川も芳川も居ないという状況だった。 「ったく、アイツらどこ行ったァ? ……ン、メールか。誰から……ンだよ、黄泉川かよ」 ちょうどそこへ黄泉川からメールが届いたので、一方通行は面倒に思いながらも同居人からのメールに目を通した。 【今、桔梗と打ち止めとメシ食ってる。罰ゲームが終ったのならすぐに来い。場所は『喰わせ殺し』じゃん。必ず金持って来い、以上!】 「必ず金持って来いって黄泉川のヤロウ、俺に奢らせる気満々じゃねーかァ! けどまあ、クソガキの詫びとしちゃ悪かねェな」 こうして一方通行も『喰わせ殺し』に向かうことになったのだが、彼は慌てておらず、汗だらけの体をサッパリさせる為にシャワーを浴びるのだった。 そんなころ、真夜、茜川、真昼はというと… 「あの、そろそろ昼めし食いませんか?」 「あ、もうこんな時間!?時間って過ぎるの早いね。」 「ほんとだな。結局俺達って何時間ここにいたんだ?」 トライアングルカップルは今、真夜のベットの上で横になっているんだが、それがもう五時間以上もここにいて、いちゃついていたのだ。 「昼めしは外でするか。」 「じゃあ外で食うとして、どこにするか?」 「じゃあ月夜ちゃんのお祝いパーティした『喰わせ殺し』にしない。」 「そこでいっか。じゃあ二人とも行こう。」 という事で、トライアングルカップルも『喰わせ殺し』に向かった。 「何か久々にのんびりしたよね、俺達」 「まーな。つーかさ、真夜が頑張るからいけねーんだぞ。せっかく恋人になったってのにお前も赤音も……」 「真昼ちゃんの言いたいことも分かるよ。私達の能力強化、それと真夜君自体を鍛えるのに手一杯だったもんね、ここんところ」 『喰わせ殺し』へ向かう途中、トライアングルカップルは自分達の最近のライフスタイルについて思い返していた。 学校では相変わらず真夜に対する異常なまでの嫉妬の視線が強いが、真昼と茜川が心底怖いので何もしてこないのは幸せなことだった。 トライアングルカップルの最近の日課、それは自分自身を鍛える真夜の手伝い&真夜と茜川の能力強化に勤しむという、甘い恋人生活とは縁遠いものだった。 「おかげで俺もちょっとは強くなってきた感じはするし、赤音さんも能力の使い方の幅が増えたからね。木山先生には感謝しないと」 「そうだよねー。ちゃんと私達の能力のことを考えてくれて、トレーニングメニュー組んでくれたもの。あんないい先生はそうはいないよ」 「いつか木山先生にはお礼しないとね。……ところで真昼さんはどうして機嫌が悪いの?」 木山を褒める真夜と茜川に不満を持った真昼、顔には出していないつもりだったが双子の弟で最愛の恋人にはバレていたようだ。 「んだよ二人して木山先生ばっかり……。俺だってお前らときゃんっ!」 「ゴメンね真昼さん。真昼さんにもすっごく感謝してる。文句言わずに俺の組み手の相手してくれたり、赤音さんの能力使用実験の相手もしてくれて」 「わ、分かってんなら、そ、それでいい……。あんがとな真夜」 そっと抱きしめられて不意に女の子らしい声を上げた真昼に、心からの感謝を告げる真夜。 顔を赤くしながらお礼(抱きしめられたことも含む)を言う真昼にドキッとした真夜だが、後ろからクイクイッっと服を引っ張られてることに気付く。 「あ、赤音さん?」 「真昼ちゃんばっかりずるい。私も真夜君に抱きしめて欲しいなー」 「そ、そっか、ごめん。赤音さんもいつもありがとう。俺のワガママに付き合ってくれて」 最初は真昼と茜川の積極性に途惑っていた真夜だったが、彼女達の気持ちに全て応える為と考えたら慣れてきてしまった、あくまで最初と比べてだが。 真夜が茜川から離れると、真昼は右から、茜川は左から腕を絡めてくるが、真夜はあるがままを受け入れる。 「俺さ、もっともっと強くなる。それで真昼さんも赤音さんも守れるようになるから」 「やれやれ、すっかり逞しくなっちまったなー。でもま、そんなお前だから惚れただけどな、俺達は。愛してるぞ、真夜」 「こうして日に日に強くなってる真夜君を見るたびに私達の目に狂いは無かったって思えるよねー。毎日カッコよくなってるし♪ 愛してるよ、真夜君」 「ありがとう二人とも。愛してるよ、真昼さん、赤音さん」 こうして今日、何十回目の愛の言葉を囁くと、トライアングルカップルは幸せムード全開で『喰わせ殺し』への道を歩き続ける。 そのころ、上琴は新居で合流していた。 「なあ美琴こ、の荷物置いたら昼にするか。」 「そうね。でも食材は無いから外で食う事になるけど。」 「じゃあ、『喰わせ殺し』にするか。なんか一番近そうだし。」 「そうね。行きましょ。」 という事で上琴も『喰わせ殺し』に行く事になった。 そのころ、黒子はというと… 「二人とも。もう今日は終わっていいよ」 「「分かりました。」」 と固法に言われたので今は黒子と絹旗と一緒にいる。 「にしても、AIMジャマーが効かない能力者がいるなんて。」 「まだ超考えていたのですか?確かにAIMジャマーが効かないなんて超ありえないですけど。すこしは考えるのを超やめて、昼にしましょ。飾利に一緒に『喰わせ殺し』で食べないかって超言われているんです。」 「そうですわね。それに初春なら知っているかもしれませんし。」 「そういうことなら早く『喰わせ殺し』に行きましょ。」 「そのまえに○○様にメールしないと。」 黒子は青ピに『『喰わせ殺し』で食いますけど来ますよね?』とメールを打って送信した。 そして一分もかからず青ピから『もちろんやで』と返ってきた。 「メールも終わったので、行きますか。」 と黒子が言うと二人は『喰わせ殺し』に向かった。 また、浜滝以外の土白、半郭も『喰わせ殺し』に向かっていた。 そのころ、建宮から無理やりビデオカメラを捕ったステイルとインデックスはというと… 「これに今回の上条当麻達の罰ゲーム内容が入ってます。時間は4時間と長丁場でしたが、ちゃんと罰にはなってるので安心して下さい」 「わかりましたー。……ところでステイルちゃん、何だかソワソワしてませんか? それにインデックスちゃんもグッタリしてて……」 罰ゲーム内容を撮ったカメラを渡すステイルの様子がいつもと違い落ち着いておらず、インデックスが元気無く彼の腕の中にいるインデックスを見た小萌。 小萌に理由を尋ねられたステイルは急ぐ気持ちを抑えて、目の前の合法ロリ教師に事情を話す。 「そうだったですか、それは一大事ですね。しかたありませんねー、ここは先生が一肌脱いで上げましょう! 二人を車で送って行ってあげますー」 「本当ですか! それは助かります! 良かったなインデックス! 『喰わせ殺し』に早く着けるぞ!」 「そ、それは、ほ、本当にラッキー、なんだよ……。じゃ、じゃあステイル、こもえ、着いたら、教えて……ガクッ」 渡りに船状態になったステイルとインデックス、こうゆう所は当麻と違って運がある。 そこへ今日はトライアングルカップルが居なくて暇をしていた木山がやって来て、驚きの提案をする。 「ならついでに『喰わせ殺し』でその罰ゲームをみんなで見ようじゃないか。食事を摂りつつ罰ゲームの内容も確認できる、まさに一石二鳥だ」 その提案に異を唱えたのはステイルで小萌にインデックスを預けると、先に『喰わせ殺し』に向かうように促す。 小萌がインデックスと一緒に車で出て行くのを確認した後で、ステイルは木山に詰め寄った。 「一般市民がいる店であの映像を見せるなんて冗談じゃない! 君は魔術の秘匿を軽く見ているのか!」 「それこそ杞憂だ。ここは学園都市。どんなに非常識なことが映し出されたとしても全て能力で片が付く。魔術を思わせる言葉を使いさえしなければな」 「……確かに一理ある。いいだろう、君の言うことを信じよう。問題があるとすればその映像を撮っていたのが建宮ということくらいか」 木山の言い分に納得したステイルだが、撮っていたのが建宮だということを思い出して別の心配をし始める。 それを聞いた木山はステイルが何を心配しているのかすぐに理解した。 「どさくさに紛れて初春も撮っているだろうな、間違いなく」 「さっき軽くチェックしたが、戦闘場面はしっかり撮れていたよ。彼女が映ってるとしても自然な感じで撮ってるはずだ」 「なら安心だ。私はそちらの方に興味があるからな。月詠先生達は車で『喰わせ殺し』に向かっていたな。なら私達も急ぐぞ」 こうしてステイルは新たに木山を伴い、彼女の車で『喰わせ殺し』へと向かうことに。 木山提案による罰ゲーム内容上映というサプライズイベントを携えて。 一方、美琴の惚気話を聞かされた婚后は彼女と別れた後、仲良しの泡浮と湾内が待っているというある場所へ向かっていた。 「泡浮さんも湾内さんも物好きですわね。ですが、たまには庶民の味というのも悪く有りませんわ。名前が『喰わせ殺し』というのは些か不安ですが……」 「まあ、とりあえず行って見ませんか?」 「そうですわね。それでは行きましょうか。」 婚后と泡浮と湾内は『喰わせ殺し』に向かった。 そろころ佐天も『喰わせ殺し』に向かっていた。 「やばい、遅れたら飾利になんて言われるか。」 佐天は昨日初春に『食わせ殺し』で食べることにしていたんだが、朝学校に呼ばれ、それが終わった後ころにはもう一時を指していたのだ。 だから、今走っているんだが、 「「痛っ!!」」 佐天は誰かにぶつかった。 「だ、大丈夫ですか?」 「大丈夫です。ってあなた、どこかで見たような。ウィリアム見覚えありませんか?」 ぶつかったのは第三王女ヴィリアンであり、その隣にいたのはウィリアム=オルウェルだった。 「ああ、パーティの時にいた子である。たしか…」 「佐天です。ところでなんで二人が日本にいるのですか?」 「まあ、少し時間が出来たものでちょっと日本に来ましたの。」 「そう言うことである。ところで君はなんで急いでいたんである?」 「友達と昼を食べる約束していたもので、ちょっと時間に間に合わそうじゃないので走っていたのです。」 「なら私達も行っても良いか?」 「別に良いですけど、店は一般の店ですよ。大丈夫ですか?」 「ヴィリアン、別に構わんよな。」 「構いませんよ。じゃあ、行きますか。」 という事でヴィリアンとウィリアムも佐天と一緒に『食わせ殺し』に向かった。
https://w.atwiki.jp/kinsho_second/pages/585.html
「結果、俺達はお前を見捨てない!!」 出番が少ない最弱からのお言葉に 「ありがてェ……」 マジで感謝した。 「んで、誰がアクセラに付くんだ?」 「それじゃ私が行くよ。打ち止めちゃんも心配だし。」 「お前が付いてくれるのは心強ェ」 「それにお荷物がいるってのもね……働いてもらわないと。」 「グサッときたぞ……」 「はいスルー、さっさと行くよ。」 時間を短縮するために氷のボードを作り、雪を原動力として跳ばしていくと言うなんともスゴい移動手段を取ることに… 「それじゃあ行ってきます!!」 「「「「「「頑張ってこいよー!!」」」」」」 「ラジャー!!」 氷のボードと言ってもただの板にあらず。 風防付き。 見た感じはズバリ。 「これってよォ…リニアモーターカーじゃねェか?学園都市が20年前くらいに作った。」 「まあね♪スピードだしたいからモデルにして作ったよ。…まぁかっこいいし。」 「ンで、所要時間は?」 「ボードの下に吹雪みたいなのを起こして浮かすから時速360キロは出るね。だから…えーっと14秒くらい?あ、でも急には止まれないし減速しないといけないから30秒くらいだね。」 (時速360=分速6=秒速100メートル 1.4キロ先までの所要時間:14秒。) 「原理からしてリニアモーターカーだなおィ。にしても早くて助かるぜェ。」 「んじゃ、行くよ。歯ぁくいしばってぇええええ!!!!!」 「ぬォおおおおおおお!!!!!」 後半はあまりのスピードによるドップラー効果。 「早え…。」 「にゃー。…あまりのスピードで待ち伏せしてた奴らを衝撃波で吹っ飛ばしてるぜい。」 「28・29・30。そろそろ着いた頃です土御門氏。」 「にゃー。着いたら電話が来るはず。…おっ来た来た。ピッ…もしもし」 『あー、元春?お宿のエントランスホールの修理費って出せる?』 「…なんとかするぜい。(ネセサリウスとグループ両方使うかにゃー。)…にしてもどうしたにゃー?」 『えーっとね、調子に乗って時速500くらいまで出ちゃったみたいでさ。ブレーキもきかしたんだけどそのままドッカーン!…ゴメン。』 「まあいいぜい。うちらを陣地から出そうとした先生達がいけないにゃー。」 『だよね。あっ、それと今打ち止めちゃんの回収終わったので今から帰りまーす。地下壕の中に退避してて。』 「…了解。ブチッ 総員退避ーっ!!」 10秒後。 彼らのいた場所は凄まじいことに。 「あっちゃー、こりゃまた酷い有様だにゃー。地下に陣地作っておいて正解だったぜい」 月夜が帰って来た場所、そこはまるで爆発があったかのような惨状だった。 「ただいま元春。行きと帰りで待ち伏せしてた人達は戦闘不能になってるよ」 「め、目が回るゥ……」 「わーいわーいってミサカはミサカは月夜おねーちゃんのアトラクションをもう一度体験してみたいって言ってみる!」 帰って来た月夜と打ち止めは余裕だが、能力使ってない一方通行にはハードだったらしくグロッキー状態だ。 一方通行の有様に同情した土御門は彼を抱えて、自分達の陣地へと戻り、打ち止めに一方通行のチョーカーの充電を頼むと昼食兼今後の話し合いをすることに。 「やれやれ。いざという時の核シェルターが役に立つとはな」 「まさか白雪ちゃんがあんな強攻策に出てくるとは予想外でしたよー」 「仕方ないじゃんよ。こっちが護衛も指名しなかった落ち度もあるじゃんよ。ところで災誤先生、今ので何人リタイアしましたか?」 教師達は無人島に不要な核シェルターのおかげで無事に難を逃れていた。 ベースよりも設備的には整っているのでむしろこっちで過ごせることはラッキーとか思っていたりする。 災誤は戦闘不能者の数を数えると、浮かない顔で黄泉川に伝える。 「今ので30人やられてますね。これくらいの数なら一人で充分回収出来ますので、黄泉川先生たちはその間に作戦会議を」 そうやって災誤は月夜にやられた30名の脱落者を回収に向かうことに。 災誤を見送った教師達は当麻&土御門グループ対策を考えるがいい案が浮かばない、ハンター以外は。 「ハンターだがあと二人ほど増やすのはどうだろうか? 最初の3人だけでは心もとない」 「そんなことないですよー。ナンバー7ちゃんに結標ちゃんにステイルちゃん、彼らならきっと……」 「ダメだろうな。第七位はともかく他の二人はあのグループと面識がある。それなりの対策を練ってくるはずだ」 「じゃあどうするじゃんよ? 木山先生には他に当てがあるじゃん?」 木山の言う通り、削板以外に関しては土御門が既に対処方法を考えていたりする。 黄泉川の指摘を受けた木山は特に動じる様子も無く、彼女なりの考えを皆に告げる。 「私ではない。だがあの花飾りの少女ならいい人選をしてくれるはずだ。一応、私の要望も添えて彼女に頼んでみるとしよう」 (初春さんか……。少なくとも建宮さんは出張ってきそうね) 小萌は木山の案に首を傾げたが、黄泉川と芳川はクリスマスでの初春の手腕を知っているので淡いながらも期待することに。 その頃、青ピ&姫神グループもまた当麻&土御門グループに対抗する為の作戦を練っていた。 「カミやんやつっちー、アクセラはんだけじゃないやん危険なの!」 「白雪さん。人が変わった。目的のためには手段を問わないみたい。」 「どないするん?」 「まあ良くも悪くも吹っ飛ばされて発信器がとれて攻撃を受けなかったのはラッキーだったな愚弟よ♪」 「うううあと3日間ねーちゃんにこき使われると思うと…敗者になったほうがマシゴギィ!!!!」 「愚弟、我が家の家訓その2『敗北主義は許されぬ』を忘れたか?」 「…なあ真昼はん、その家訓っていくつあるん?」 「…17カ条?」 「…よく覚えてるね真昼ちゃん。」 青ピがとりあえず作戦会議をしまひょと言って本陣に戻って地図を広げて会議をしているころ、学園都市では。 ジャッジメント第177支部は第7学区に存在し、白井黒子や固法美偉。 そして、 花飾りの少女が在籍する。 「初春のやつ、今日は来てませんわね。どうしたのでしょう?」 白井に話しかけられた固法はさあとかえし、 「まあ最近変わっちゃったからねー…はぁ、あのまじめで誠実なかわい子ちゃんは今いずこ?」 「まぁ…もともと腹黒い所がありましたのでそれが頭の花よろしく開花し…」 「誰が腹黒なんですか白井さん♪」 白井が恐る恐る入口の方を振り返ると。 そこには黒子が一番恐れている少女、初春飾利の姿が。 あわててなんでもありませんのっ!と黒子は取りつくろい 「所で初春、今日は遅かったですのね。何かありましたの?」 すると初春はハハハーと笑い、 「いやー、神裂先生からのお願い事を聞いてましてー、正確には○○高校発柵川中学経由神裂先生経由初春行きの依頼なんですけどねー。」 学校で下の名前で呼びかけてヒヤリとして以来、初春は神裂先生となるべく人前では呼ぶようにしている、。 「○○高校と言えば○○様(青ピ)や上条さんのいる所ではありませんの?確か今無人島で能力強化のための合宿中とか。」 御坂や白井も其の行事についてはかなりに気にしている。 聞いた所では学年240人のうち無傷で帰ってくるのは8人~12人と言う恐ろしい行事らしい。 そうですそうですと初春は言って、 「最終日にハンターを投入するんですけど今年の生徒は強すぎるので3人追加しようという話でその人選と言うか手配をお願いされたんです。…って白井さん?」 初春は気が付く。 そう言えば白井黒子という人間は青ピにしろ御坂にしろ自分が尊敬し慕う人間への攻撃は何が何でも許せない性格である事を。 「○○様に危害を加える奴はたとえ初春といえども見逃すわけにはいきませんわ。」 そう言って金属矢を手に取る白井。 慌てふためく固法。 だが、初春はしれっとして言う。 「そう言われても困りますよー。もう手配完了しちゃいましたからー。」 「「何ですって??」」 黒子があまりの驚きに金属矢を落とすカランと言う乾いた音がとある詰め所に静寂をもたらす。 初春が手配した追加3名は。 ①神裂 火織(最終日は休みで次の日は祝日なので) ②シェリー(日本美術に隠された魔術的要素の研究とか言って来日中) ③シークレット♪ 黒子が茫然自失してる中、大慌てで第一七七支部へと駆け込んだ何者かが初春を掻っ攫う。 突然のことで固法も何が起こったのか分からなくなると、初春がいたことを忘れるという現実逃避に出た。 「か、火織お姉ちゃん? どうしたんですか?」 「あんまりです飾利! 上条当麻の合宿に参加してハンターとかを演じろだなんて! お姉ちゃんのことが嫌いになったんですか?」 初春を掻っ攫ったのは追加のハンターとして選ばれた神裂だが、その表情には驚きと悲しみが混じっていた。 驚きは初春が自分に何の相談も無く決めたこと、悲しみは連休で初春と一緒に過ごせなくなったことで。 しかし初春はここで意外な一言を口にした。 「え? だって火織お姉ちゃんがハンターやりたいって志願したんじゃないんですか?」 「何でそんなことを私が志願するんですか! 私は飾利のお姉ちゃんとして連休は飾利と遊びたいって思ったのに……。ところで、誰がそんなこデマを?」 「建宮さんです」 犯人が分かった神裂はすぐにでも犯人こと建宮を殺してやろうと動き出すが、それは初春によって止められた。 初春も建宮が嘘をついたことにちょっと怒っていたので、お仕置きを兼ねて神裂を取り下げて建宮をハンターとして派遣することを決意する。 「しかし飾利。建宮がごねる可能性は十二分にあるわけですが、対処方法は考えてるのですか?」 「出発前日にばらして逃げ道作れないようにすればいいだけですよ♪ 建宮さんが嘘を吐くような人とは思わなかったのでショックです」 「(建宮、同情はしませんよ。元はあなたが悪いのですから)ところで気になっていたのですがシェリーの次のシークレットとは誰ですか?」 神裂は日本にシェリーがいたことも驚きだが、シークレットが何者か、その一点が非常に気になっていた。 そのシークレットこそ、木山が要望した人材だった。 「この人は今から交渉するんですよ。木山先生が『土御門がおそらく会ったことのない相手。出来れば魔術師が好ましい』って言っていた人材です」 「土御門が会ったことの無い……なるほど、あの男が事前に対策を練られない相手ということですね。しかしそのような人材がいるのですか?」 「それなんですけどインデックスさんに尋ねたらちょうどいい人がいたんです。当麻お兄ちゃんとは会ってますけどインデックスさんがどうせ忘れてるから大丈夫って」 「インデックスや上条当麻が会っていて土御門が知らない魔術師……? 何者ですか?」 木山の要望に頭を悩ませた初春だったが、教会に行ってステイルとインデックスに相談したらインデックスが紹介してくれたのだ。 インデックス曰く『とうまはおバカだからあの人の魔術も会ってからじゃないと思い出さないんだよ』とのこと。 初春はインデックスに紹介された魔術師の名前を口にした。 「闇咲逢魔さんっていうフリーの魔術師です」
https://w.atwiki.jp/seisoku-index/pages/470.html
9月9日(午後2時00分)、天草式十字凄教のとある拠点 計画通り(?)イギリス清教の傘下に入る事になった天草式の面々は、現在荷造りに励んでいた。 日ごろから比較的頻繁に拠点を変えているとはいえ、本拠地を国外に移すのはさすがに手間がかかる。 そんな中1人荷物の少ないフルチューニングは、早々に支度を終えて退屈そうにしていた。 もちろん他の人の手伝いをしたいのだが、フルチューニングは魔術に詳しくない。 素人が触ると危険な霊装が有ったりするので、手を出し辛いのだ。 しかも天草式の霊装は、傍目にはただの日用品に偽装してある事が多いので、魔術師でも見わけが付きにくい。 (ゴミだと思って捨てようとした和紙が、間違って濡らした途端に30mの船になるってどういう事ですか!?) ついでに言うと、昨日の戦いで重傷を負ったフルチューニングをこき使うような人間もいない。 長々説明したが、一言でいえばフルチューニングは暇だった。 (…建宮さんの所へ行こうかな) (きっと一番荷物が多いはずだし、魔術品以外を運搬する手伝いでもしよう) そう判断するや否や、フルチューニングは建宮の部屋へ向かって歩き出した。 部屋の扉をノックすると、陽気な声で中へ呼ばれたので、おずおずと中に入る。 「あれ…もう準備終わってるんですか?」 驚いた事に、教皇代理として様々な資料を持つ建宮の荷物は、ほとんど綺麗に纏められていた。 「大体のところは終わってるのよな。レイは手伝いに来てくれたのか?」 「はい。…そのつもりだったんですが、流石は教皇代理。すでにここまで纏めてあるなんて…」 「いやー、動かすのに儀式が必要な霊装の類がここにはないからな」 「本や道具を適当に段ボールへしまうだけだから、早いのは当たり前ってわけなのよ」 なるほど言われてみれば、建宮の部屋にある段ボールには、本や手紙、文房具等の小物が多く入っていた。 これでは手伝う意味が無いなあ、とフルチューニングが辺りを見回していると、部屋の隅に目を引くものが有った。 「建宮さん…このフリップボード、建宮さんのですか?」 「お、すまん。危うく入れ忘れるところだったのよな」 「…何に使うんです?ひょっとしてそれも魔術的な…」 「ん?当然これは字を書いて見せるために使うのよ」 「…そうですか」 何分この世界の常識に疎いと自覚しているフルチューニングは、それ以上突っ込むのをやめた。 そして他の段ボールに目を向けると、何故かサッカーボールが入っている。 「建宮さん、このサッカーボールは?」 「当然蹴るために使うのよな」 (天草式のみんなでサッカーゲームでもする気なんでしょうか?) 他にもよーく見てみると、双眼鏡や望遠鏡を始めとする、今まで使ったのを見た事が無い道具がいくつも存在していた。 フルチューニングはそれらをゆっくり見ていたが、やがて興味は建宮の所持する本へ移った。 (いろんな本が有りますね…『聖人の成り立ち』『確実に当たる競馬予想』『これであなたもマッサージマスター』) (ジャンルがバラバラ…乱読家なんですかね?) その様子に気づいた建宮が、フルチューニングに声をかけた。 「そうだレイ。お前さんにもマッサージしてやろうか?」 「え、でも…良いんですか?」 「もちろんよな。俺の荷造りも終わるし、流石に昨日の今日でレイを働かせる訳にはいかないのよ」 「…」 「それに、五和には中々好評だったのよな?」 「じゃあ、お願いしま…」 内心喜んだフルチューニングが、いそいそと横になろうとたその瞬間。 抱えていた本――『聖人の成り立ち』――が落ち、カバーが外れて中身が見えてしまう。 「…『巨乳と貧乳、正義はどちらに』…?」 「あ、ちょ、レイ!今のは忘れて――」 嫌な予感がしたフルチューニングは、他の真面目そうな本のカバーを次々と外していく。 「『脚線美の魅力に迫る』『今、メイド服がアツイ』『熟女と少女、その美しさ』…なるほど?」 ぶっちゃけて言うと、隠されていたのはエロ本やマニアックなフェチ本だった。 「わわわわ、レイ、そう言うのは男のロマンでな…?」 フルチューニングは、無言のまま笑顔で一旦本を集め始める。 そして顔を青くする建宮の目の前で、能力全開で焼き出した。 「ギャー!!」 「安心してください、建宮さん」 「…今から建宮さんにも電気マッサージをしてあげます」 「落ち着け、な!お前さんもいずれは分かるようになるのよ!」 「レイは極めて落ち着いています。これは倫理に基づく適正な判断を行っているに過ぎません」 「いやいや、なんかメッチャ切れてるじゃないの!?」 「…レイが、建宮さんをその下らない煩悩から救ってあげます」 それから数分後。 真っ黒になった教皇代理を、レイがまるで荷物のように引きずって行くのが目撃された。 こうして、天草式の引っ越しは(ごく一部を除き)順調に行われた。 9月9日(午後6時00分)、とある飛行機の中 フルチューニングを含む天草式は、現在ロンドン行きの飛行機に乗っている。 てっきり、魔術で瞬間移動でもするのかとフルチューニングは期待したのだが、そんな事は無かった。 『縮図巡礼』は日本国内しか移動できないし、他の大掛かりな魔術を発動させるよりは飛行機の方が遥かに速い。 (魔術は便利なのか、それとも不便なのかイマイチ判断できませんね) (デタラメに思える魔術にも、一定の法則は存在するって事は聞きましたが…) (その法則とやらをレイが実感出来るようになるには、修行が足りないってことでしょう) そう思案するフルチューニングの手には、天草式魔術の説明書が握りしめられている。 と言っても、初心者用に分かりやすい表現でまとめられた、五和お手製の薄い本だが。 一日も早く仲間の役に立つために、フルチューニングは魔術を詳しく知ろうと決意していた。 それは単に、天草式の魔術だけではない。 (ロンドンに慣れたら、イギリス清教『必要悪の教会』を訪ねてみたいですね) (他の天草式のみんなと違って、レイは圧倒的に経験が足りないですから) 天草式十字凄教が誇る魔術の真髄は、何と言ってもその『隠密性』だ。 日常生活の中にわずかに残る魔術的要素を拾い上げ、術式として組み上げていく。 だが、生まれて日の浅いフルチューニングは、そもそも日常生活そのものにすら慣れていない。 そこからさらに術式を組み上げるには、どう考えても長い鍛錬と慣れが必要になる。 いかに超能力という武器が有っても、このままでは本当の意味では役に立てない。 (あのステイルさんが使ったルーン魔術…ああいう術式を覚える事が出来れば) (きっとレイも、今以上にみんなをサポートする事が可能なはずです) だからこその、即効性のある『本物』の魔術。 フルチューニングは、さらなる力を求めていた。 長い道のりの中、結局フルチューニングは一睡もすることが無かった。 やがて。 1人の少女の強い決意を乗せた飛行機が、天草式の新たな舞台、ロンドンへと到着する。 9月12日(午前10時00分)、ロンドンの日本人街 無事に日本人街に拠点を移し、天草式が落ち着きを取り戻しつつあったその日。 フルチューニングは、久しぶりにご機嫌な様子で歩いていた。 ちなみに機嫌の良い理由は、この辺りでは珍しい、日本茶の茶葉も取り扱うお茶屋さんを見つけたからである。 店主に勧められ、さっそく試飲したフルチューニングはその味をとても気に入った。 そして迷わず1キロもの茶葉を購入し、みんなのところへ帰ろうとしている最中である。 (五和さんに美味しいお茶を淹れてもらいましょう!) (今日のレイはラッキーですね) ドン! 笑顔で考え事をしていたフルチューニングは、曲がり角で1人の女性とぶつかった。 その拍子に、五和の作ってくれた天草式魔術の説明書を落としてしまう。 「すいません…」 「いや、私も前見てなかったから…」 そう言って、金髪で褐色の肌を持つ女性が説明書を拾おうとして――固まった。 より正確に言うと、説明書に描かれていた、天草式だけが持つ特異な術式の図面を見て固まったのだ。 「あの?」 「これは…大地の特性を利用した拘束術式…?」 その女性――シェリー・クロムウェルが思わず漏らした呟きに、今度はフルチューニングが固まる。 (一発で術式に見当を付けるなんて、この人も魔術師なんでしょうか?) 「ひょっとして、あなたは魔術師なんですか?」 「ん?あー、あなたも?」 「いえ、一応勉強中ですが、レイはまだ見習いレベルです」 「…日本人で、魔術師の見習い?」 わずかな時間黙考して。シェリーはああ、と思い当たった事を口にした。 「そういやあ、天草式っていうのがイギリス清教の保護下に入ったっていう話だっけか」 「はい。レイは天草式十字凄教に所属しています」 「ふーん。じゃあこの術式は、その天草式のオリジナル構成ってことよね」 「そうですよ」 「日本なんて、魔術の遅れた科学かぶれの国だと思ってたが、なかなか味のある術式を使うじゃねーの」 「は、はあ…」 「ゴメン、名乗り忘れてたわ。私はシェリー・クロムウェル。シェリーでいい。…あなたはレイ、でいいのよね?」 フルチューニングは、戸惑いがちに頷いた。 このシェリーと呼ばれる女性は、イマイチ口調が定まらない。 男のような粗雑な口調と、女性の丁寧な口調が混ざり合っているのだ。 ただ、悪い人ではないらしい、とフルチューニングは判断し、恐る恐る質問した。 「シェリーさんは、どこに属する魔術師なのですか?」 その問いに、シェリーはバツが悪そうに頭を掻きながら答えた。 「一応、イギリス清教『必要悪の教会』に所属はしてんだけど…」 「『必要悪の教会』ですか!?」 「そ。ただ、今は謹慎中で…ぶっちゃけ処分待ちってところかな」 「?」 シェリーの言った通り、現在彼女は宗教審議中であった。 去る9月1日のこと。学園都市に攻め込んだ彼女は、上条たちによって敗北しイギリスへ強制送還された。 その為、本来ならば処刑されてもおかしくないはずだった。 ただ、シェリーは極めて優れた暗号解読及び戦闘能力を持っている。 その能力を惜しむ最大主教ローラ・スチュアートが、現在裏で手を回して寛大な処置を下そうとしているのだ。 罪人であるシェリーが、比較的自由に動けるのはそのためである。 そんな事情を知る由も無いフルチューニングは、渡りに船とばかりに飛びついた。 「シェリーさんにお願いが有ります」 「初対面の相手に突然お願いするなんて、意外と図々しいのね」 「まあ、一応聞くだけ聞いてやるけどさ。何?」 「レイに、魔術を教えて欲しいのです!」 「はあ?」 9月12日(午前10時30分)、とある喫茶店 話が長くなりそうだと感じたシェリーは、フルチューニングを連れて贔屓の喫茶店へ入る事にした。 そこでお茶を飲みながら、今までフルチューニングの説明を聞いていたのである。 「はー、つまりメチャクチャ簡単に言うと、お手軽で強い魔術を教えて欲しいと?」 「はい」 「あるわけねーだろ、そんなモン」 にべも無く一刀両断されたフルチューニングが、ガックリとうなだれた。 「大体そんな便利な術が存在したら、魔術師は全員それを使うだろうよ」 「う…確かに」 「こんだけ魔術が細分化されてんのは、どんな術式にも一長一短有るからなの」 「そりゃあ『聖人』みてーな例外はあるけどさ、そう都合よくはいかねえんだよ」 「…はい、すいません…」 「いや、そんなにガッカリしなくても…」 素直に落ち込むフルチューニングを見て、流石にシェリーも言葉に詰まる。 「っていうか、そもそも何であなたは魔術を使いたい訳?」 「え?」 「魔術師っていうのはな」 一呼吸置いて、シェリーが挑むように話しだした。 「何が何でも叶えたい願いがあるのに、“普通の方法”じゃ叶わない」 「そうやって世界に裏切られた果て、最後に裏技として魔術にすがるような人間の事を言うんだ」 「その象徴が『魔法名』。自分の願いを名前に示すのさ」 「魔法、名…」 フルチューニングも、漠然と感じる事が出来た。 きっとこのシェリーにも、魔術を求めるに値する願いがあり、それを示す魔法名を持っているのだろうと。 顔つきの変わったフルチューニングを見て、シェリーは励ますように話を続ける。 「力が足りない。仲間の役に立ちたい。その気持ちはもちろん分かるけどさ」 「そんなに急いで魔術を学ぶほど、焦る必要があるのかよ?」 その問いかけが、フルチューニングの奥底まで入り込んできた。 (焦り…これは焦りなのでしょうか?) (…きっとそうなのでしょう) (この前のアニェーゼ部隊との戦闘で、レイは確信しました) (この体は、単にクローンとして製造された訳ではないようです) (レイの体には、“レイも知らない”改造が施されているのは間違いない) (もしかしたら、いつ異常が生じても不思議では無いのかもしれません) (元々レイは生まれるはずの無いクローン、命は惜しくありませんが…) (天草式のみんなに、恩を返せないままで終わるのは我慢できません!) 自分の中で結論を見つけたフルチューニングは、もう一度シェリーに頭を下げた。 「お願いします、シェリーさん」 「…」 「天草式の魔術は日常動作が基本ですから、レイが習得するには時間がかかります」 「ですがレイには、もう残された時間がありません」 「このまま、レイを助けてくれたみんなのお荷物で終わる訳にはいかないんです!」 「…大したことは、教えられねーんだけど」 「魔術師についてレイに教えてくれた、シェリーさんから学びたいんです」 「…めんどくさい子供に懐かれちゃったなぁ」 その言葉に、フルチューニングが目を輝かせた。 「ありがとうございます!」 「しょうがないわね。ところで、あなたが今使える術式は?ゼロって事は無いでしょ?」 「はい。天草式の魔術を7つほど覚えています!」 そして。次の言葉を聞いた瞬間、シェリーの表情が激変した。 「後は、魔術ではなく“超能力”で2億ボルト程度の発電が出来ますが…」 「“超能力”?…あんた、まさか学園都市の能力者?」 「? はい、そうで…」 言葉が終わる前に、シェリーがフルチューニングを掴み上げた。 フルチューニングがゴホゴホと苦しそうに咳き込むが、シェリーは全く気にしていない。 「どういうことなの…?」 「…な、にが…?」 「なんで、能力者に魔術が使えんのかって聞いてんだよォッ!!!」 そう叫ぶ魔術師の目には、今まで見たことも無い感情が燃えるように浮かびあがっていた。 9月12日(午前10時50分)、とある喫茶店 突然胸倉を掴まれたフルチューニングは、咄嗟にシェリーへ電撃を放つ。 バチン!と目の前で火花が飛び散り、シェリーは思わずその手を離した。 「…術も霊装も使ってないどころか、魔力の流れすら感じられない。マジで能力者かよ」 「いきなり何をするんですか!」 「能力者なのは間違いない、か。…あなた、本当に魔術が使えるの?」 フルチューニングの怒りを無視して、シェリーが押し殺したような声で問いかける。 「シカトですか!?…魔術なら何度か使用していますけど、それが一体…」 「超能力者に、魔術は使えない」 再度フルチューニングの声を無視して、シェリーは冷たく断言した。 「使えない?…何か罰則規定でもあるんですか?」 「罰則? ハ、とぼけんなよ。魔術師の中じゃ常識じゃねーか」 要領を得ないフルチューニングに、シェリーは顔をズイ、と近づけた。 「もう一度言うが…超能力者は魔術を使わないんじゃねえ、“使えない”んだよ」 「超能力者っていうのは、普通の人間と『回路』が異なっている。つまり…」 「テメェら超能力者が魔術を使えば、その体は破壊されて死んじまうって事なんだけど?」 「そんな、まさか!?」 驚くフルチューニングに対し、シェリーは俯きながら首を振った。 「他の誰よりも、私が“一番良くその事を知っている”」 「…どういう事ですか?」 尚も理解できないフルチューニングを見て、シェリーは自嘲しながら全てを話しだす。 「簡単な話さ。20年ほど前、学園都市と協力して試したんだよ。能力者に魔術を使わせてみようってな」 「じゃあ、もしかしてその結果」 「そうさ」 フルチューニングの言葉を遮り、シェリーが苦い過去を口にする。 「私の教えた術式を使った途端、友達のエリスは血まみれになって倒れた!」 「!」 「挙句の果てに、その実験施設を潰しにやってきた『騎士』に殺されたのよ!」 「そんな、事が…?」 絶句するフルチューニングに、シェリーは自分の思いを叩きつけた。 「だから科学と魔術は、その領分を守らなくちゃいけねーんだよ!」 「だっていうのに、なんで…」 相当混乱しているのか、シェリーの声は徐々に小さくなり、フルチューニングの耳に届かなくなる。 だが、シェリーは目に浮かんだ涙を拭い、今度はしっかりと声を響かせた。 「さあ、今度こそ質問に答えやがれ。何でテメェは魔術を使えるんだ、ああ!?」 「分かりません」 端的に一言で返され、ポカンとするシェリー。 フルチューニングも軽い混乱状態に陥っていて、目をぐるぐるとさせている。 「そもそも、超能力者に魔術は使えないという事を、今初めて知りました」 「…いやいや、確かにさっきからそんな感じの態度だったけどさ…本当に?」 「はい」 「ちっ、そもそも天草式って言えば、学園都市のある日本が拠点だったはずだろ」 「その科学のお膝元にいた癖に、誰も気にしてなかったのかよ?」 「はい」 困った顔をしながらも、フルチューニングは素直に答えていくしかない。 (そう言えば建宮さんたちは、能力と魔術の関係については何も口出しをしませんでしたね) (天草式は魔力よりも日用品の霊装を利用した術式がメインですし、みんなも知らなかったんでしょうか?) 黙り込んだフルチューニングに、シェリーは難しそうな顔をして質問をする。 「じゃあ、何の心当たりも無い訳?」 「あります」 「まあ、そりゃあるはず無いわよね…え、は?」 「?」 「心当たりはあんのかよ!?」 「はい」 「何で魔術使えるのか分からねえって、自分で今言ったばかりだろーが!」 「分かりません。が、1つ仮説なら立てられるのです」 「仮説?」 (仕方ありません、ここは全て話しておくべきでしょう) (それに、これでレイも確信できました) (やはりレイには、何か特別な処置が施されているのですね) そしてフルチューニングは、自分の境遇を話し始めた。 すなわち、自分がクローンである事。 売り払われたところを、天草式に助けてもらった事。 自分以外にも1万体近くの同型クローンが存在している事。 かつて戦闘中に、そのクローンたちと脳波ネットワークが繋がった事。 普段は、どう頑張ってもそのネットワークに繋がらない事。 そしてネットワークに繋がらない理由と、魔術を使える理由は同じだと思っている事。 シェリーは最後まで黙って聞いていたが、フルチューニングが口を閉じたのを見てようやく口を開いた。 「科学の話は良く分からないけど…つまり、あなたたちクローンは特別なネットワークで繋がっている」 「で、あなただけは何か特殊な繋がり方をしているから、他のクローンとは自由に話も出来ない」 「その特殊な繋がり方っつーのが、自分が魔術を使える秘密かもしれない、と」 それなりに理解してくれたシェリーに、フルチューニングはコクンと頷いた。 「レイの予想では、能力者の『回路』を、ネットワークを利用して魔術用に書き換えているのだと思います」 「信じらないわ…つくづく科学ってのは狂ってる」 「ただ、具体的にどうやって脳波ネットワークをいじっているのかは、レイにも分かりません」 「もういいわ、それ以上想像したくねえし」 顔色の悪くなったシェリーが、手を振ってフルチューニングの言葉を止めさせた。 「じゃあ、これでレイの話はおしまいです」 「あ?」 「今度は、シェリーさんがレイに魔術を教えてくれる番ですよ?」 「喧嘩売ってんのかよ?」 ガタン!と音を立ててシェリーが立ちあがった。 「話を聞いていなかった?」 「私が教えた術式はなあ、エリスを殺しちまったんだよ!」 「例えあなたが例外的に平気だとしても、超能力者だと分かっているのに魔術を教える訳ないでしょうが!」 「レイは、エリスさんではありません」 「っそういう話をしてんじゃねえんだよ!」 「科学と魔術、その両者は絶対に相容れないんだ!」 「不用意に互いに干渉すれば、また悲劇は起こる…」 「ですが」 今度は、フルチューニングがシェリーの言葉を止める番だった。 「『能力者』であるレイを救ってくれたのは、『魔術師』の天草式のみんなです」 「…」 「そしてレイは、あなたのいう絶対に相容れない人たちとすでに一緒に行動しています」 「…」 「レイの居場所は、天草式です。そして、天草式十字凄教は魔術組織なんです」 「だからレイも、魔術師になるんです」 あまりにも子供っぽく、真っ直ぐな主張。 わずかな説得にさえならないような我儘。 「そして、レイにはその為の時間も技術も足りません」 「…」 「ですが、レイは元々実験用のクローン。“実験をされる”のはお手の物です」 「もしレイが壊れても、それはシェリーさんの責任ではありません」 「レイがポンコツなだけです」 「だから、心おきなくレイで実験をしてください。レイに魔術を叩き込んでください」 そしてフルチューニングは、子供であると同時に、どこまでいっても試作型(ジッケンドウブツ)だった。 ここに建宮たちがいれば、引っぱたいて怒ってくれたかもしれない。 そんな事の為に助けた訳じゃない、と涙ながらに語ってくれたかもしれない。 でもここにいるのは、たった1つの願いをその名に刻む、不器用な魔術師だけだった。 「壊れてもいい?心おきなく実験?…駄目に決まってんだろ」 「!」 「私は、もう2度とあんな思いをしたくない」 その言葉に、思わず目を伏せるフルチューニング。 だが、俯くフルチューニングに対して、シェリーの話はまだ続いた。 「“だからこそ”、レイ。…鍛えてやるよ」 「え…?」 「言ったろ。もうあんな思いをしたくねーんだ。つまり、もう2度と壊れる超能力者を出す訳にはいかないって事だ」 「は、はい」 「なのにこのままあなたを放っておいたら、どんなバカをしでかすか分かったもんじゃない」 「シェリーさん…」 「死ぬ気で付いてこい。そのどこまでも甘い顔を、グシャグシャの泣き顔に変えてやるから」 「よ、よろしくお願いします、師匠!」 こうして。 僅かに歪みを持ったまま、事態は大きく進んでいく。 新たに生まれた魔術師(ジッケンドウブツ)が、再び無能力者(ヒーロー)と出会うまで。
https://w.atwiki.jp/toaruindexpsp/pages/162.html
垣根提督、浜面、神の右席全員、レッサー、海原(偽)、あわきん、番外個体、ロシア編のパワードスーツ部隊、アニェーゼ、建宮、ナイトリーダー。出たらすげぇな! -- (名無しさん) 2011-04-16 09 36 28
https://w.atwiki.jp/vipdetrpg/pages/212.html
2013/03/20の冒険 使用システム ダブルクロス3rd 参加メンバー “火薬庫少女《バルカン・ガール》”神城 愛華(エンジェルハィロゥ/モルフェウス/ノイマン) “サクセサー・シャーロック”浅田 写六(ノイマン/オルクス) “Colony laser”闇雲 菖蒲(エンジェルハィロゥ) 建宮 雄二(モルフェウス/サラマンダー) ログファイル 2013/03/20HTMLログ版
https://w.atwiki.jp/cooledit/pages/109.html
科学サイド +上条当麻 科学と魔術(幻) ⇒ツン>?>ウニ髪 ⇒属性>普通の属性>アレな属性>引きつける属性 ⇒幸運属性 ⇒不幸属性 ⇒手>右手>普通の右手>綺麗な手>不幸の手 ⇒怪しい手 ⇒不思議な手 +土御門 元春 科学と魔術(スパイ) ⇒不思議な力(陰陽)>不思議な力(陰陽)>不思議な力(陰陽)>不思議な力(陰陽)>力(陰陽)>(陰陽)>最高峰の陰陽術 ⇒再生>肉体再生 ⇒自称嘘つき ⇒妹愛 ⇒Fallere825 ⇒スパイ>二重スパイ +青髪ピアス 科学と魔術(青髪) ⇒ピアス ⇒アレな強気思い ⇒アレなアレ ⇒エセ関西弁 ⇒青髪 ⇒豊富なアレ知識 +姫神 秋沙 科学と魔術(吸血) ⇒原石(1) ⇒血の力 ⇒十字架 +御坂 美琴 科学と魔術(3位) ⇒ボロメダル>硬いメダル>メダル>ゲーセンのメダル ⇒ツンデレ?>ツンデレ初級>ツンデレ中級>ツンデレ上級>ツンデレ ⇒電気>弱い電気>普通の電気>強い電気>雷 ⇒短パン ⇒ゲコ太 +心理掌握(メンタルアウト) 科学と魔術(5位) ⇒常盤台中学最大派閥 ⇒掌握 ⇒精神操作 ⇒最強の精神系能力者 ⇒心理 +風斬 氷華 科学と魔術(天使) ⇒AIM拡散力場 ⇒雷光の欠片 ⇒虚数学区・五行機関 ⇒人工天使の欠片 ⇒正体不明 ⇒ドラゴン ⇒天使の輪の欠片 +一方通行 科学と魔術(1位) ⇒操 ⇒羽 ⇒悪(闇) ⇒悪(善) ⇒反>反射初級>反射中級>反射上級>全反射 +垣根帝督 科学と魔術(2位) ⇒未元物質の仮面 ⇒スペアプラン ⇒未知>未知の物質 ⇒未知の翼 ⇒ピンセット +削板 軍覇 科学と魔術(7位) ⇒念>念動>念動砲>念動砲>念動砲弾 ⇒凄い>凄い?⇒ 何か凄い>すごいパーンチ ⇒原石(2) ⇒根性 ⇒ナンバーセブン +シスターズ 科学と魔術(雷妹) ⇒欠陥電気 ⇒縞パン ⇒ハートのネックレス ⇒ネットワーク500>ネットワーク1000>ネットワーク2000>ネットワーク5000>ネットワーク7000>ネットワーク9000>ネットワーク10000>ネットワーク11000>ネットワーク15000>ネットワーク19000>ネットワーク20000>ネットワーク20001>ネットワーク20002>ミサカネットワーク20002 ⇒ねこなのにいぬ +... 魔術サイド +インデックス 科学と魔術(大食い) ⇒妨害 ⇒壊れた服 ⇒Dedicatus545 ⇒腐った食べ物 +ステイル・マグヌス 科学と魔術(バーコード) ⇒巨人 ⇒バーコード刺青 ⇒軽い治癒術 ⇒Fortis931 ⇒摂氏3000度 ⇒必要悪の教会 ⇒炎の剣 +神烈 火織 科学と魔術(刀) ⇒ウエスタンルックサムライガール ⇒唯閃 ⇒Salvare000 ⇒七閃 ⇒聖人 ⇒刀>刀>刀>刀>刀>不思議な刀>覚醒刀>七天七刀 ⇒天草式庶嚼ヲ教 ⇒きわどい服 ワースト 科学と魔術(番外)(Lv3) ⇒ 負の感情 科学と魔術(番外)(Lv3) ⇒ 磁力狙撃砲 ラストオーダー 科学と魔術(最終)(Lv3) ⇒ 管理者 科学と魔術(最終)(Lv3) ⇒ 絶対能力進化実験 科学と魔術(最終)(Lv3) ⇒ 最後の希望 科学と魔術(最終)(Lv3) ⇒ 大きなアホ毛 科学と魔術(最終)(Lv3) ⇒ 毛布 白井 黒子 科学と魔術(移動)(Lv3) ⇒ 怪しい通販グッズ 科学と魔術(移動)(Lv3) ⇒ 移動 ⇒ 普通の移動⇒ 怪しい移動⇒ 凄い移動⇒ 不思議な移動 科学と魔術(移動)(Lv3) ⇒ アプローチ ⇒ 過激なアプローチ 科学と魔術(移動)(Lv3) ⇒ 錆びた鉄矢 ⇒ 普通の鉄矢⇒ 鉄矢 科学と魔術(移動)(Lv3) ⇒ 怪しい思い⇒ お姉様思い 初春 飾利 科学と魔術(花)(Lv3) ⇒ ジョーク 科学と魔術(花)(Lv3) ⇒ 花 科学と魔術(花)(Lv3) ⇒ セキュリティ破り 科学と魔術(花)(Lv3) ⇒ 温かさ 科学と魔術(花)(Lv3) ⇒ ダメなハッカー⇒普通なハッカー⇒ハッカー⇒ある程度凄いハッカー⇒凄いハッカー⇒神的なハッカー⇒守護神⇒守護神⇒守護神⇒守護神⇒守護神⇒守護神【ゴールキーパー】 左天 涙子 科学と魔術(スカート)(Lv3) ⇒ 幻想御手 科学と魔術(スカート)(Lv3) ⇒ 無能力コンプレックス 科学と魔術(スカート)(Lv3) ⇒ 風 ⇒ 風⇒ 風⇒ 風⇒ 風⇒ 不思議な風⇒ 能力で起こす風 科学と魔術(スカート)(Lv3) ⇒ スカートめくり 科学と魔術(スカート)(Lv3) ⇒ 汚b流行好き 科学と魔術(スカート)(Lv3) ⇒ キャパシティダウン破壊バット婚后 光子 科学と魔術(空力)(Lv3) ⇒ 高そうな扇子 科学と魔術(空力)(Lv3) ⇒ 蛇 ⇒ 普通の蛇⇒ 大きい蛇⇒ ニシキヘビ⇒ エカテリーナ 科学と魔術(空力)(Lv3) ⇒ 空力 浜面 仕上 科学と魔術(無能力)(Lv3) ⇒ 無能力 科学と魔術(無能力)(Lv3) ⇒ 鍵技術 ⇒ ピッキング 科学と魔術(無能力)(Lv3) ⇒ ダメな弱気 ⇒ 小さな弱気⇒ 弱気 ⇒ 強気 ⇒ 勇気⇒ 誰にも負けない勇気 誰にも負けない勇気(Lv3) ⇒ 大切な者を守る勇気 誰にも負けない勇気(Lv3) ⇒ ヒーローになれる者 科学と魔術(無能力)(Lv3) ⇒ バニーフェチ 科学と魔術(無能力)(Lv3) ⇒ メール メール誤送信 滝壺 理后 科学と魔術(AIM)(Lv3) ⇒ 未知の可能性 科学と魔術(AIM)(Lv3) ⇒ 追跡 ⇒ 追跡 ⇒ 追跡 ⇒ 追跡 ⇒ 追跡 ⇒ 能力追跡 科学と魔術(AIM)(Lv3) ⇒ 純粋なる愛 科学と魔術(AIM)(Lv3) ⇒ 干渉 科学と魔術(AIM)(Lv3) ⇒ AIM拡散力場浴 科学と魔術(AIM)(Lv3) ⇒ 体晶回復 絹旗 最愛 科学と魔術(装甲)(Lv3) ⇒ 自動防御機能 科学と魔術(装甲)(Lv3) ⇒ 窒素 科学と魔術(装甲)(Lv3) ⇒ B級映画 科学と魔術(装甲)(Lv3) ⇒ 装甲 科学と魔術(装甲)(Lv3) ⇒ 暗闇の五月計画 フレンダ 科学と魔術(脚線美)(Lv3) ⇒ 着火式爆弾 科学と魔術(脚線美)(Lv3) ⇒ リモコン式爆弾 科学と魔術(脚線美)(Lv3) ⇒ 結局 科学と魔術(脚線美)(Lv3) ⇒ 時限式爆弾 科学と魔術(脚線美)(Lv3) ⇒ 絶対能力進化実験妨害戦 建宮 斎字 科学と魔術(教皇代理)(Lv3) ⇒不思議なデータ(Lv3) ⇒ 対馬脚線美説 不思議なデータ(Lv3) ⇒ 五和隠れ巨乳説 科学と魔術(教皇代理)(Lv3) ⇒ クワガタ髪 科学と魔術(教皇代理)(Lv3) ⇒ 怪しい服取り寄せ 科学と魔術(教皇代理)(Lv3) ⇒ 仲間思い 科学と魔術(教皇代理)(Lv3) ⇒ 長剣 結標 淡希 科学と魔術(座標)(Lv3) ⇒ トラウマ 科学と魔術(座標)(Lv3) ⇒ 辛き座標移動 科学と魔術(座標)(Lv3) ⇒ 標と移動の戦い 科学と魔術(座標)(Lv3) ⇒ 座標 ⇒ 座標 ⇒ 座標 ⇒ 座標 ⇒ 座標 ⇒ 座標移動 科学と魔術(座標)(Lv3) ⇒ 克服の力 ショチトル 科学と魔術(アステカ)(Lv3) ⇒ 美琴愛 科学と魔術(アステカ)(Lv3) ⇒ 原典 科学と魔術(アステカ)(Lv3) ⇒ 石 ⇒ 怪しい石 ⇒ 不思議な石 ⇒ 黒い石 ⇒ 黒曜石 科学と魔術(アステカ)(Lv3) ⇒ 金星の光 科学と魔術(アステカ)(Lv3) ⇒ 偽装 オリアナ=トムソン 科学と魔術(追跡)(Lv3) ⇒ Basis104 科学と魔術(追跡)(Lv3) ⇒ 追跡 科学と魔術(追跡)(Lv3) ⇒ 速記 科学と魔術(追跡)(Lv3) ⇒ 刺突杭剣運搬 科学と魔術(追跡)(Lv3) ⇒ 簡単魔道書 ヴェント 科学と魔術(前方)(Lv3) ⇒ 大量のピアス 科学と魔術(前方)(Lv3) ⇒ 天罰術式 科学と魔術(前方)(Lv3) ⇒ 風の術式使用ハンマー 科学と魔術(前方)(Lv3) ⇒ 「0930」事件 科学と魔術(前方)(Lv3) ⇒ アドリア海の女王 科学と魔術(前方)(Lv3) ⇒ 神の火(ウリエル) 科学と魔術(前方)(Lv3) ⇒ 刻限のロザリオ フィアンマ 科学と魔術(右方)(Lv3) ⇒ 遠隔制御霊装 科学と魔術(右方)(Lv3) ⇒ ベツレヘムの星 科学と魔術(右方)(Lv3) ⇒ 神の如き者(ミカエル) 科学と魔術(右方)(Lv3) ⇒ 四大属性調整 科学と魔術(右方)(Lv3) ⇒ 聖なる右 科学と魔術(右方)(Lv3) ⇒ プロジェクト=ベツレヘム 後方のアックス 科学と魔術(後方)(Lv3) ⇒ 霊装 科学と魔術(後方)(Lv3) ⇒ 盾の紋章(エスカッシャン) 科学と魔術(後方)(Lv3) ⇒ 神の右席 科学と魔術(後方)(Lv3) ⇒ 5mの大型メイス 科学と魔術(後方)(Lv3) ⇒ Flere210 科学と魔術(後方)(Lv3) ⇒ 聖母の慈悲 科学と魔術(後方)(Lv3) ⇒ 神の力(ガブリエル)
https://w.atwiki.jp/ws_wiki/pages/3824.html
【魔術サイドデッキ】 この枚数でLV1までに記憶満たすのきつくないですか? -- (名無しさん) 2011-01-11 23 55 21 明らかに0多すぎww神裂0サーシャ2修道女4ぐらいにはしたい -- (名無しさん) 2011-01-11 23 58 44 というかコンセプトがどうかと思うんだが・・・ かなでビート以上に問題あるぞこれ かなでビートは一応ABの死アンコールの参考にくらいはなってたけどこれは・・・ 本デッキでやるか、魔法デッキとして作れよ -- (名無しさん) 2011-01-12 00 01 04 ここまでひどいと叩く人たちの気持ちも少しわかった気がする…。このデッキ勝つ気無いっしょ。 -- (名無しさん) 2011-01-12 00 08 17 ホント最近オナニーする奴多いな。マジ、イカくせぇー。 -- (名無しさん) 2011-01-12 00 11 56 とりあえずこれどうするかwiki議論に載せていいか? さすがにこのままなら消した方がいいと思う -- (名無しさん) 2011-01-12 00 17 54 インデ軸本デッキなら載せられるけどかなでビート叩かれたしなぁ(ボソッ。うちは内容には干渉しないでおくわ、うん -- (名無しさん) 2011-01-12 00 27 19 勝率を聞きたいもんだ -- (名無しさん) 2011-01-12 01 50 52 でも冷静に見ると構築下手くそなだけだぞこれ。禁書の青なんてこんなもん。枚数調整して必要なカード追加すればファンデッキくらいにはなるだろ。かなでビートは虚無とか訳分からんカードばっかだったしこっちの方が幾分マシだと思うが。 …こういう反応するとまた色々言われるけどな -- (名無しさん) 2011-01-12 01 56 24 構築っていうか・・・ネオスタ青の方が強くないか?相対的とかじゃなしに -- (名無しさん) 2011-01-12 02 11 16 ↑×2ABは回収長けてないからしょうがなかったんだよ。まあ、もうネスタだから関係ないだろ?藁 いじるなら誰か早めに -- (名無しさん) 2011-01-12 02 18 07 禁書の青で頑張りたいなら、ネオスタンにして、純白少女軸の防御デッキにすると、ネオスタン環境で大体真ん中くらいの強さにはなる。サーチ無いし事故の危険性が高いのと、防御デッキなのに+2が無いのがネックだが。 -- (名無しさん) 2011-01-12 02 44 05 ↑サーチ無いってか、サーシャに回すコストが捻出出来ないが正解。 -- (名無しさん) 2011-01-12 02 45 19 魔道書っていうコンセプト意識して即興で構築案出してみたけどどうだろう?神裂が無いのは気にしない。 -- (名無しさん) 2011-01-12 02 46 54 ってかカリムとシャマザフィなくても“強く支えるもの”リインフォースで行ける気がしてきた…。 -- (名無しさん) 2011-01-12 02 51 37 ↑2 元が元だし割といいけどこれだと記憶辛くないか? -- (名無しさん) 2011-01-12 03 26 18 それはしょーがなくね?3バカとか入れるとなんか違う気がするし。発動したらラッキー、しなくても場を持たせるだけなら十分じゃないか? -- (名無しさん) 2011-01-12 03 34 57 場を持たせつつ、記憶を満たしたいなら、氷華&インデックスがいいんじゃないか?ネオスにはなる。まぁ、本持ちではないけど。。 -- (名無しさん) 2011-01-12 07 44 41 とりまデッキタイトルとコメントログ直してデッキレシピに入れるなら入れてほしい -- (名無しさん) 2011-01-13 09 18 37 普通に青単本デッキで良い気がしてしょうがない。もしくはネオスタにするか…… -- (名無しさん) 2011-01-13 10 40 53 どうでもいいが、コレ何処からリンクされてんの?検索で表示はされたんだが -- (名無しさん) 2011-01-13 20 03 33 素人目から見ても酷いと思いました。あと魔法と本を持ってるシリルさんを思い出してあげて下さい… -- (名無しさん) 2011-01-14 11 16 35 ↑一応白サイドになってるぜ! ・・・まぁそれがどうしたってかんじだが -- (名無しさん) 2011-01-14 11 43 40 同じく魔法と本を持つレビィも思い出してあげてください…色違うけど… -- (名無しさん) 2011-01-14 12 22 58 シリル -- (名無しさん) 2011-01-14 17 35 07 ↑ミスったwwスマン -- (名無しさん) 2011-01-14 17 35 36 これホントどうすんの?作成者は何をしてるんだ? -- (名無しさん) 2011-01-19 12 34 43 どやぁ -- (どやぁ) 2011-07-31 14 13 27 一応とある青単が大阪で優勝したし、今となっては禁書魔術サイドデッキは一応アリなんだよな 禁書ネオスタにして最初から作りなおせばいいんじゃね ならお前がやれって言われるのはわかってるが -- (名無しさん) 2011-07-31 15 33 07 言われる前に簡単に作っておいた いや、全部消して作り直しはマズイだろ、と思ったら復元でもしてくれ キーカードはとりあえず個人的に必須レベルのものだけ書いた 他にも追加していってくれ デッキレシピは誰かうp頼んだ いろいろ投げっぱなしで悪い -- (名無しさん) 2011-07-31 16 06 17 「建宮 斎字」は1/0の2000助太刀ですよね・・・ -- (名無しさん) 2011-07-31 18 49 39 ↑1/12000助太刀ですよ にしても間違いだらけだなぁこのデッキレシピ -- (名無しさん) 2011-07-31 19 28 20 ↑すみません。「このデッキでは」が抜けてました -- (名無しさん) 2011-07-31 20 17 28 別に魔術デッキなんて作ったことも考えたこともねえから間違いが多いのは許せ 文句あるなら以前の復元してくれ ↑他にどこ間違いがあるんだよ -- (名無しさん) 2011-07-31 20 20 43 大阪の使用者はジャッジキルしまくって勝っただけって聞いたけどどうなん? -- (名無しさん) 2011-07-31 21 08 18 ↑2間違えじゃなくって足らないだった すまん 一目見たら能力が分かる程度には色々付け加えてみた -- (名無しさん) 2011-07-31 21 31 49 L3キャラは青にこだわる必要ないから黄色のTD限定当麻インデックスがパワーは高いし、黄色には変化する日常一方通行もあるからパワーゲーができるようになる。 -- (名無しさん) 2011-08-01 10 56 46 いかにも夏休みって感じのデッキやなwww -- (名無しさん) 2011-08-01 12 03 10 いかにも夏休みって感じのコメントやな(苦笑) TD当麻インデックスはありだと思うが、一方通行はコンセプトが違うのでは?デッキ名的に -- (名無しさん) 2011-08-01 14 14 19 全部のキャラを魔法サイドに絞る必要があるなら不適切だけど、普通に勝ちに行くなら…ねぇ?魔法って書いてあって黄色で一方通行と同じ効果のカードあるならそっちを使えばいいんだろうけどさ…。俺のとある単青黄t赤の黄色は当麻インデックス4枚、変化日常4枚、竜王の顎1枚だけで十分回るし回復魔術も撃てるよ。 -- (名無しさん) 2011-08-01 20 41 24 これってギミックがどうこう言うよりもただの嫁デッキだろ。大阪で入賞したときのデッキレシピはほぼインデックス単だし、一部なんで入ってるか分からないカードは絵が可愛いからとかサインだからとかそんな理由で入れてるだけな気がする -- (名無しさん) 2012-06-04 04 37 44 ↑ただ単に魔術側の優秀なカードがインデックスに集中しているだけだと思うよ -- (名無しさん) 2013-01-26 15 33 30 竜王の顎と氷華&インデックスの連携は結構優秀じゃない?相手のターンで、一気に二枚を退却するじゃない?最近リバースでサーチ能力を持ちキャラが多いし。 -- (名無しさん) 2015-09-29 21 24 16 移動黒子と屋根下はガチなら入るんじゃないかな?皆入れてるし。 -- (名無しさん) 2015-10-26 10 42 36
https://w.atwiki.jp/vipdetrpg/pages/164.html
2012/01/23の冒険 使用システム ダブルクロス3rd GM タッカの中の人 参加メンバー 建宮雄二(モルフェウス/サラマンダー) “サクセサー・シャーロック”浅田写六(ノイマン/オルクス) “MILLENIUM”みー(ブラックドッグ) “ナハト・イェーガー”夜鳴 煌司(ブラックドッグ/ハヌマーン) “《シュランゲ》”錦 刹耶(バロール/エンジェルハィロゥ) ログファイル 2013/01/03HTMLログ版