約 32,351 件
https://w.atwiki.jp/modandcraft/pages/10.html
@wikiにはいくつかの便利なプラグインがあります。 アーカイブ インスタグラム コメント ニュース 人気商品一覧 動画(Youtube) 編集履歴 関連ブログ これ以外のプラグインについては@wikiガイドをご覧ください = http //atwiki.jp/guide/
https://w.atwiki.jp/modandcraft/pages/12.html
コメントプラグイン @wikiのwikiモードでは #comment() と入力することでコメントフォームを簡単に作成することができます。 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_60_ja.html たとえば、#comment() と入力すると以下のように表示されます。 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/modandcraft/pages/7.html
アーカイブ @wikiのwikiモードでは #archive_log() と入力することで、特定のウェブページを保存しておくことができます。 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/25_171_ja.html たとえば、#archive_log()と入力すると以下のように表示されます。 保存したいURLとサイト名を入力して"アーカイブログ"をクリックしてみよう サイト名 URL
https://w.atwiki.jp/takyu-x-aki/
あ~あ、やっちゃった、やっちゃったよ…! そう、前々から言っていた「現時点では」会員専用のアレがここに誕生したわけです。 (なんで会員専用かというと、内輪ネタが・・・ねぇ) とか何とかいいつつも、現時点で完成しているのはここだけだったり。 もしかしたら永遠にこの状態かもしれません。 まあ、お気に入りに入れといて損はしないよ。キミの行為は無駄ではない! ちなみに 1.卓球と聞くと真っ先・・・または二、三、四、五番目かに「アレ」を連想する 2.頭に「千葉市教育セ」と来て終わりに「ンター」とくる十二文字の愉快な施設を知っている、そして通っている 上記どちらか、または両方共に当てはまった人は問答無用、もう嫌でも会員です。 (二番目の項目はヤバかったら消します。)
https://w.atwiki.jp/rottenjam/
伝説のネットラジオ ロットンジャムに関する情報を集約するためのページです。現在工事中。 「伝説のネットラジオ ロットンジャム」とは? 2005年に放送を開始したネットラジオ。Podcast対応。 パーソナリティ改変を繰り返し、2006年9月に突如番組終了するものの、同年11月に「第二章」スタート。が、2008年6月に再び放送を終了。(尚、2007年6~10月の放送休止は番組終了期間ではない) 番組内では2006年9月11日放送のロットン85までを「第一章」、同年11月7日放送のロットン86からを第二章と銘打っている。2008年7月現在、放送終了でサイト(http //www.rottenjam.com/)も削除されているが、リスナーの半数以上はまた復活するものと確信しているようである。(参照;http //lislog.livedoor.com/r/10503) まずはこちらをご覧ください。 @wikiの基本操作 用途別のオススメ機能紹介 @wikiの設定/管理 分からないことは? @wiki ご利用ガイド よくある質問 無料で会員登録できるSNS内の@wiki助け合いコミュニティ @wiki更新情報 @wikiへのお問合せフォーム 等をご活用ください その他お勧めサービスについて 大容量1G、PHP/CGI、MySQL、FTPが使える無料ホームページは@PAGES 無料ブログ作成は@WORDをご利用ください 2ch型の無料掲示板は@chsをご利用ください フォーラム型の無料掲示板は@bbをご利用ください お絵かき掲示板は@paintをご利用ください その他の無料掲示板は@bbsをご利用ください 無料ソーシャルプロフィールサービス @flabo(アットフラボ) おすすめ機能 気になるニュースをチェック 関連するブログ一覧を表示 その他にもいろいろな機能満載!! @wikiプラグイン @wiki便利ツール @wiki構文 @wikiプラグイン一覧 バグ・不具合を見つけたら? 要望がある場合は? お手数ですが、メールでお問い合わせください。
https://w.atwiki.jp/harukaze_lab/pages/347.html
異変斑猫丸事件 山本周五郎 【テキスト中に現れる記号について】 《》:ルビ (例)斬《き》 |:ルビの付く文字列の始まりを特定する記号 (例)体|判《わか》 [#]:入力者注 主に外字の説明や、傍点の位置の指定] (数字は、JIS X 0213の面区点番号またはUnicode、底本のページと行数) (例)※[#感嘆符三つ、56-4] [#3字下げ]刀がひとりで人を斬《き》る[#「刀がひとりで人を斬る」は中見出し] 「刀がひとりでに動きだして人を斬る!」 安永《あんえい》元年秋から冬のはじめにかけて、江戸市中はそういう噂《うわさ》で騒然と湧《わ》きたった。 「刀が自分で人を斬る? そんなばかなことがあって耐《たま》るものか※[#感嘆符三つ、56-4]」はじめのうちは、誰も彼もそういって笑い去ってしまった。まったく、そんなばかなことがあるはずはない! しかし、間もなく人々は笑わなくなった。噂は嘘《うそ》ではなかった。 たつき1検査 たつき1完成 木挽町六丁目角にある骨董商、杵屋周左衛門方で所蔵する無銘の古刀、斑猫丸と呼ばれる一刀が、ふしぎや自然と動きだして、ほんとうに人を斬殺すのだ。「本当だとすれば面白い!」旗本小十人組の一人、三田村庄兵衛が、その話を耳にするなり笑って起った。「ひとつ、拙者がその妖刀の正体を見究めてやろうぞ!」「無駄な業だ、止せ止せ!」友達がそういって諫める言葉を、耳にもかけず出かけていったが、やがてその一腰を買取って帰った。そして、その夜のうち、三田村庄 こじゅうにんぐみん みたむらしょうべえ ようとう」 わざ こぶしんぐみ もん .ほうゆう とん ひなもと あだ 兵衛は自分の居間で、妖刀斑猫丸のために斬殺されてしまったのである。「三田村がやられた!」「刀がほんとうに人を斬る!」 やながわじゅう「暴れ者ぞろいの旗本の間に、その噂がひろまった。小普請組を勤める柳川重右衛門が、朋友の弔いとして第一の名乗りをあげた。 しかし、その柳川も、刀を持って自邸へ帰ったその夜、固く閉めきった居間で斬殺されてしまった。外から人の入った形跡はない。床の中に寝たまま、妖剣斑猫丸蒲団の上から胸元深く突刺されていたのだ。 場 合 やぎむねすけ「よし!朋友二人の仇だ!」第二の名乗をあげたのは、重右衛門の親友八木宗助異であった。そして彼も、妖剣を持って帰るなり、その夜のうちに斬られて死んだ。 「では、拙者が!」旗本中での暴れ者、長坂八郎左が第三に起った。そして八郎左が同じ剣の下に斬殺された時――最早、自分が友の仇を討つこと名乗り出る者は一人もなかった。 霜月七日の夜。時雨そぼ降る初更―。したやおくろもんちょう)さかいでわのかみ『下谷御黒門町、酒井出羽守の邸。その広庭に面した書院には、七八名の武士があ いたくらだいぜん≫つまっていた。主人出羽守、大目附根岸肥前守、町奉行板倉大膳、町奉行名越下総、 異?斑猫丸事件 ながさかはちろうざ もはや しぐれ しょこう なごししもうさ おおめ けねぎしひぜんのかみ?________________ みつぎんみ そろ、 いく ひざもと きんらん こし さや つかいと 8その外旗本の士四名である――。いうまでもない、妖刀斑猫丸の密吟味をしようというのだ。1 、高 コパーカー「これで人数は揃いました、どうぞ!」「では――」町奉行板倉大膳は、頷いて膝元にある、金襴の袋に入った一腰をさし出した。( 目次 )は、「拝見!」と、云って受取ったのは、大目附根岸肥前であった。取上げて見ると ろういろかい、――、袋は古金襴の磨り切れた、糸目の出ている古い物。袋をはらうと蝋色貝ぢらしの鞘で、ところどころ剥げ落ちているし、柄糸も古びてほぐれかかっている。拵えはすべて尋常、目抜は鉄地に銀象眼で斑猫が彫ってある、斑猫丸という名はそれから由来したところと思われる。 静かに引抜いて見ると、鍔元から切尖まで、むらむらと血曇りが浮いている、ひと眼見て分る悪剣村正だ。「村正だな!」肥前守は呻くようにいった。小普請、運な国は「――ひどい血曇りだ、十人は斬ったな!」傍から名越下総も眉をひそめながら口を添えた。この時一座の上に、卒然として鬼気が立った。人々は思わず身馴いして退った。( 対了ます 臆病一番首 めぬき じぎんぞうがんまだらねこ つばもと きっさき むらまさ NU16 まゆ みる。 すさ」 きだい うちくだ こくどりょもぎさんのすけ うじ 異?斑猫丸事件 「これは―」根岸が低い声でいった。「稀代の悪剣だ。村正は持主の身を誤ると聞くが、これは更に妖怪をなして人を殺傷する、憎むべき刀だ。このままおいてはどれだけ世に害をするか知れぬ。今のうちに打砕いてしまうほかはあるまいが―――、どうだ?」「――それが宜しかろう」奉行板倉大膳がうなずいた。ひと眼見て、並ならぬ斑猫丸の妖気を知った一座は、誰ひとりその説に反対する者もなかった。「では、さっそく―」根岸は傍にいた旗本二百石取、四方木三之助をかえり見た。「四方木氏、御苦労ながらこの一刀、かの庭石の上にてお砕き下されい!」「はッ!」三之助声に応じて立った。』 (通「人々は妖刀が始末されることになったので、ほっとして膝を崩した。しかし、すぐそこへ意外な事件が持上ろうとは、誰も、気がつかなかった。最島美、 斑猫丸の鞘を払って、庭へおりようとした四方木は、沓脱石へ、つとおりたとたん、どうしたはずみか、足を踏滑らせて、だだと庭へ転び落ちた。見ていた人たちは、思わず「あッ!」と声をあげた。四方木の友だち、沢本六郎兵衛が駈けよって、 「どうした、四方木!」と、声をかけたが返辞がない。傍へよって見ると、沓脱石品へのめりかかっている四方木の、右頸筋から胸へかけて、ぱっくりと大きな傷が口 くつぬぎいし ふみすべ さわもとろくろうべえ みぎくびすじ?________________ そうだち あぜんたちすく しがい 8 を明いていた。三之助は死んでいる。でも、「やッ!四方木が斬られた!」の 音源「なに?」といって、総立になった人々は、そこへ走りよったが、四方木の屍を見下したまま皆、唖然と立竦むばかりである。( いつき「斑猫丸が――又斬った!」(0)本場合員は、[四方木の屍の傍にころげている妖刀を取あげた根岸肥前守は、その血まみれの刀首身を見つめながら悲壮に呻いた。( あ「この剣は打砕くこともできぬ、―そして、これからまた何人を斬ることぞ!」勝雨は、じとじとと降続《ふりつづ》いている。 [#3字下げ]動き出した魔剣[#「動き出した魔剣」は中見出し] 川本日、本題 。 動き出した魔剣 ふりつづ 臆病 まちよりきあつきはんべえ すまい ふすま」 はんじゅうろう。 ここは赤坂一ツ木町与力篤木半兵衛の住居だ。今しも半兵衛は客をおくり出して、居間へ戻ったところ。 ー「父上」と、声をかけて鍵をあけたのは一子半十郎。父一人子一人の静かな暮しだ。話というほど、改まったこともないはずだに――。 「何だ?」 かきと 異?斑猫丸事件 「唯今のお客は、やはりまた町奉行からでござりますか?」「うん!」半兵衛は眉を曇らせた。話したくない用件である、半十郎は膝を進めて、 でもフレの関「むろん、例の斑猫丸の件でございましょうな」「――知っていたのか」等 、出「存じておりました、あの刀の今までのふしぎな事件は残らず自分で書取っておいけたのです、また何かあったのではございませんか?―」 「――あったのだ!」たった。「聞かせて頂けませんでしょう?」等、、「――旗本衆が又一人斬られたのだ、しかも七人もいる眼の前で!」 半兵衛は手短に、四方木の死の有様を話して聞かせた。半十郎は眼を閉じて、じっと父の話に耳を傾けていたが、やがて聞き終るとともに、低く太息をもらして、「―――分らない」と呟やいた。半兵衛はそれを耳にとめて「分らぬ?|なにが分らぬのだ?」と いうの「生なき剣が、自然と動いて人を斬るなどということが分らないのです。父上はおa信じなさいますか。」等 の ためいき せい」?________________ ぬきみ 臆病一番首 8 「――信じまいとしても、信ぜぬわけにはゆくまいよ。現に、四方木氏などは、七人も歴々の方の居られる前で……。」 さ ま「いえ、四方木様は、本当に足を踏滑らせたのかも知れません!」 半十郎は信じきったようにいい放った。「足を滑らせて転ぶとたんに、抜身で持っていた斑猫丸で斬ったとも考えられます!」 イルラッ「それでは四方木のことはそれとして、前に殺された七人のことはどうだ?」「それも、刀が現に斬るところを見ていた者があった訳ではなし、どうとも申されません!」 その時だった。庭先の方で低く、ちの、、「では、証拠を見せてやろうぞ……」と云う声がした。での書類「やッ!」と叫びざま、半十郎ぱっと起つと、障子を蹴明けるようにして広縁へ出た。 庭は手狭だ、隠れるような余地はどこにもない。声を聞くとたんに跳びだしたのだが、その狭い庭の内には人影はさておいて、猫の仔一匹見えなかった。そのかわりにー。 つかい」 せんこく 異?斑猫丸事件 「や!や!」と半十郎が思わず驚きの声をあげたような物をみつけた。それは広縁の上に投だされている古金襴の袋に入った一腰の剣だ!「父上、斑猫丸がこれに!」 です)、であるので半十郎も、さすがに声を顕わせていた。どこから、誰が、斑猫丸をここへ持って来たのだろう。-半兵衛は使を飛ばせた。すると、町奉行役宅に先刻まで、たしかにあった妖剣が、件いつの間になくなっているという返辞だ。正しく斑猫丸は、奉行役宅を脱け出て、 篤木半兵衛の邸へあらわれたのだ。斑「――斑猫丸は飛んできた!」 半兵衛は呻くように呟やいた。しかもー。たしかに人を斬ったかどうか疑わしい!といった半十郎の言葉に応じて、皆(ではその証拠を見せよう!)といってあらわれたからには、いうまでもなく人を斬って見せようと云う挑戦だ。 上「よし!証拠を見よう!」やがて決心した半兵衛は、直ちに使を走らせて二名の 与力を呼び集めた。二名とは青山重三郎、沖龍助、半兵衛とは年来の友。しかもこ8の三人、江戸市中に「名与力三幅対」と呼ばれる、その道の、達人であった。 あおやまじゅうざぶろう「おきりゅうすけ 「さんぷくつい?________________ きき こぶし ふり いや、せんじょう らしてくんこう三人揃ったことをぬかすが」 ろうじょう 臆病一番首 半兵衛からくわしく話を聴とった二人は、さすがに拳をふるわせて膝を進めた。「奇怪千万なことだ、高が一振の刀、どれだけのことがあるものか!」「しかも証拠を見せようなどと、僭上至極なことをぬかす奴だ」(サ「――証拠を見ようではないか、こう三人揃った上は虚実を明白にして世を迷わす悪剣の正体をあらわしてくれよう」「うん!それが宜い!」三人は異口同音に叫んだ。 かくて三人の名与力は、半兵衛の居間に集って、斑猫丸を中におき、怪異を見究めるため一籠城ときめたー。 。)その夜だ。 、。半十郎は玄関に、外からくる者の見張りをして頑張っている。更けるにしたがって、今宵もまた雨だ。しとしとと陰に降る雨だ。だいおう」 四ツ(十時)、四ツ半(十一時)ー。。「よく降るな!」「いやな雨だ、梅雨時のようだ……」 三人は火鉢を囲んで言葉も砂ない――。五ツ(十二時)の鐘が遠くで鳴りだした。すると――何となく暗さが部屋にこもって三人とも、ぞくぞくと肌寒さを感じた。「寒い」と、青山重三郎が呟やいたとたん、三人の眼の前にあった斑猫丸が、 よ うきあが まっさお たちすく、 きりさ 異?斑猫丸事件 するすると動いた。「あッ!」と三人が片膝を立てる、刹那!斑猫丸はつうと宙へ浮上った。そして見る間にするすると鞘を抜け出た。「あ!あッ!」三人は魔に憑かれたように、蒼白になって立竦むばかりだ。と――宙に浮いた斑猫丸が、きらりと空をきって飛んだ。「う!む――!」悲鳴と共に、肩から胸へ袈裟がけに斬下げられて、うち倒れたのは青山重三郎だ。とっさに半兵衛と沖は抜きつれて起った。「油断すな、沖!」( ク「おう!」 呼びあって構えた二人は、じっとり恐怖の脂汗だ。半兵衛は、血を滴らせて空に浮いている妖剣を睨みながら、 テープの道を「半十郎!半十郎!」と呼んだ。刹那!ふたたび躍る斑猫丸。きらりきらりと二度空をきって斜に飛ぶ、ばっと血しぶきをあげて、だだと前のめりに倒れたのは沖龍助だ。別の台 に 、「……半十郎、半十郎はおらぬか!」半兵衛は顧える声でさけんだ。その虚!ぎらりと空に弧を描く、第三の飛剣。 あぶらあせ 「したた ななめ きょ?________________ はな ぬきう かい とりと一 「あッ!」と叫んで身を沈める半兵衛。肩を割られる。とたんに障子を蹴放してとびこんできた半十郎、「父上、御助勢山」と叫びざま、血しお滴る斑猫丸へ、さっと抜討ちに斬つけた。と、空に声があって、「――約束どおり……証拠は見せた!」といったかと思うと、宙に浮いていた血みどろの斑猫丸は、ばったり畳の上に落ちてきた。そして、もう動かなかった。 青山、沖の二人は、手当ての甲斐もなく絶命。半兵衛もただ命を取止めたというばかりだ。斑猫丸はたしかに斬った。 [#3字下げ]妖刀の正体|判《わか》る[#「妖刀の正体判る」は中見出し] 勝。事長の気軽にいけるした。 優10人 「ごめん!」 その二日後、篤木家の門に訪ずれる声。父半兵衛は重傷で呻吟している。半十郎が立って出ると、うす汚ない衣服に、韓を茫々と生やした男がぬっと立っている。「いずれから?」「――斑猫丸とか申す刀は、まだここにあるかな?」いのうたが しんぎん 「ひげぼうぼう 「おれ」 なん おもて すわ ほほえ一 異?斑猫丸事件 男は挨拶もせずにそう訊く。半十郎は油断なく身構えながら、きっぱりといった。「そう云うあなたは?」 人間「己か―己は天下の素浪人だ、名乗るほどの者ではないよ」「斑猫丸のことを訊いて何になさる?」自業)「助言をしようと思ってな!」「助言?―」半十郎は浪人の面をひたと見た。そしてすぐに、こなたへ!といってその男を座敷へ招きあげた。『座敷へとおった男は、どっかり坐ると、半十郎の取り出してきた古金襴の袋から、 妖刀を引出して、つくづくと見守っていたが、やがてにっこり頻笑んでいった。」異「――覚えがある!」 「なに?|お覚えがありますか?」という中高「これは山県大弐の持っていた剣だ。由井正雪の後をうけて、徳川幕府顛覆を計り、 われいつあくけん事成らぬうち捕われて首を斬られる時―我一の悪剣となって世に崇ろう!といって死んだ。その時大弐の持っていた刀が、徳川に仇をなす村正であったことを、不思議な縁で己は知っていた。即ち、この斑猫丸がそれだ※[#感嘆符二つ、1-8-75]」選ぶ%半十郎は眼を閉じていた。(質 問さい やまがただいに つるぎゆいしょうせっ てんぷく ことな」 あだ。 おれ すなわ?________________ 68 たけのうちしきぶふじいうもん くつが あなた一 おんりょう、 おのず 臆病一番首 山県大弐、それは甲斐の人で、竹内式部や藤井右門らと徳川幕府を覆えすべく計るうち、捕えられて斬られたのである。しかし――その大弐の霊が剣に憑いて、それで斑猫丸が人を斬るのであろうか?―。「では、貴方はこの剣が、大弐の怨霊で人を斬るのだと思いますか?」「「――お前はどう思う?」「男は、茫々と伸びた骨の中から、からかうように頬笑んでいった。半十郎はきっぱりと、「信じません。生なき剣が物をいい、自から動いて人を斬るなど、到底私には信じられません!」( 8)CMラ金で「では何故斬る?」「人がやるのです」美人、 ランキン「姿が見えぬぞ!」(「忍術か、又はそのほかの秘法を行う奴の仕業でしょう!」「偉い!」男は快よさそうに笑いました。「でかしたぞ小僧、江戸府中人の多い中に、妖剣斑猫丸の怪を、人間の仕業だと信じて少しも疑わぬはお前一人だ。よし、助言にきた甲斐があった、近うよれ」、 な 「こころ ささや おれ一 げんない ふうらいさんじん そう云って、男は半十郎の耳へ口をよせ、何かしばらく私語いていた。半十郎の顔色は、見る間に明るく晴れていった。「分ったか」と男が訊く。半十郎大きく頷ずいて、「分りました、して……あなたの御姓名は」、「己か?」男は立上ると笑いながら答えた。気に入「姓は平賀、名は源内、号は風来山人だ!」 ち は。そして風のように去っていった。一代の奇人平賀源内は、百六十年前の当時、既に、電気の実験をやり、火に焼けぬ布を発明し、飛行船の研究をし、そのほか数知れぬ珍奇な発明発見をした男だ。その源内が、果してなにを教えたか。我が半十郎は、果してどんな活躍をするか。 妖刀をめぐる嵐の渦はいよいよ急だ! 異?斑猫丸事件 あらし [#3字下げ][#中見出し]危うし※[#感嘆符二つ、1-8-75] 少年の命[#中見出し終わり] それから四五日。バー 、10年もの )、江戸市中は、またまた不思議な事件で騒ぎ立った。それは――夜にまぎれて一人8の少年が、?________________ あだ 「りょう おんりょう ちまた 「―――徳川の天下は滅びるぞ。斑猫丸は幕府に仇をするのだ――。山県大弐の死霊で江戸は火の海になるぞ!」と叫びながら走って通ることだ。 声のする度に、それ!と町役人が駈けつけるが、少年は風のように素速くどこかへ姿を消してしまうのだ。「徳川様の天下も滅びるか!」 「――斑猫丸は山県大弐の怨霊だ!」首そういう声が、たちまちのうちに巷にみちていった。物情騒然として日はすぎた。安永元年霜月二十日、雨もよいの深夜。、 、麻布片町坂上の角邸、老中松本出雲守の家に、闇を衝いてひそかに相集まる、十数挺の駕籠があった。この夜更になんの会ぞ――?客の数がはいりきると、やがて、邸の門は、ぎいと鳴って閉ざされた。そして、夜目にかくれてかしこここの物蔭に、身拵えかたく警護の武士が三人五人、近づく者あらばひと討と見張っている。 とーふいに夜の闇を縫って、「徳川の天下は滅亡だ!」と、叫びながら、脱兎のように駈けてくる少年があった。少年の二三間後からは、七八人の捕方、十手を振あげながら追ってきた。 臆病一番首 あざぶかたまちさかうえかどやしき まつもといずものかみ やみ すうちょうかご よけ ものかげる、みごしら だっと 「けんうしろ とりかた じってり 。 わあ みちばた つまず。 おいとりかた たちあら はくじん さがげす かば どぎも 「斑猫丸は大弐の怨念だ」少年はなおも喚きながら、ちょうど出雲守の門前まで走ってきた時、道傍の石に躓いてダダとのめって倒れた。「しめた!御用だ!」と、追つく捕方。あわや少年捕えられるかと見えた時、物蔭に見ていた出雲守邸警護の武士、ばらばらと、立現われるや、「退れ、下司役人斬るぞ!」と、抜きつれて少年を庇った。ふいに現われた白刃の光に、度胆を抜かれた捕方、「わッ、危ねえ!」と声をあげるや、意気地なくもばらばらと逃げ去ってしまった。後見送った忍びの武士たち、からからと笑って、倒れている少年を抱起こした。打処が悪かったとみえて少年は気絶している容子だ。(10 )「これはいかん、絶息している」(イーパー、「では邸へ!」武士たちは少年を抱えて、松本出雲守の門内へ消えた。 あと一 だきお」 斑猫丸事件 どころ。 [#3字下げ]声ばかりの男の姿[#「声ばかりの男の姿」は中見出し] 狸山《たぬきやま》とよばれる深い森を邸の中へ取いれた広大な庭――、泉水に向って縁をひら れきれきたいしんnいた主人出雲守の書院には、燭をかこんで歴々の大身ばかり十四五名、俳句の会と あるじ?________________ ? 世間をつくろって、いま秘密の会合の最中だ。 「殿、申し上げます!」会議なかばの襖をあけて、平伏した武士がある。 「何だ?」 「――恐れながらお耳を!」 出雲守は頷いて武士を近くまねいた。膝ですりよった武士、出雲守の耳に口をよせて、何事か囁やく、―と、出雲守はにっこり笑って、一座の方へふり向いた。「皆さん、徳川家滅亡と、流言をふれて歩く少年が捉まりました。当邸の前で、町役人に捕えられようとしていたところを、いま邸の武士が救ったとのことです XX っか 臆病一番首 さいさき」 「やあ、それは幸先の良いことだ」と で もいい。「ここへ連れてくるがよかろう!」「それは必らず、我らと同志の者に違いない」1 3一座の者は口々にそういった。 武士は退下がって行ったが、すぐにさっきの少年を伴なって出た。少年は泥まみれになった着物のまま、臆する色もなく招かれた席へ坐る。「その方、名は何という!」出雲守がまず訊いた。少年は悪びれた様もなく、面を とも おもて いずみ こころざ いさぎよ あっぱ こせがれ そち あんど そのほうこころざし 丸事件異変斑 あげて答えた。 や、そづかたっさい「姓は泉、名は三郎。慶安の変に由井正雪と連座し、捕えられて死んだ八十塚達斎 いたしかたの孫です。父祖の仇徳川家を倒そうと志しましたが、かく捕えられた上は致方ありません、潔く斬って下さい!」そういって少年は首をさし伸べた。聞くより出雲守は、 コ ー「天晴れ、気骨ある小だ!」と膝を進めて、「だが安堵いたせ、ここは幕府の役所ではない。それどころか、其方を見こんだ故うちあけるが、これに集まったは、皆其方と志を一にする方々ばかりじゃ!」斑「え?―それはほんとうですか?」 少年は眼を輝やかしてのり出した。「泰平の夢に酔い痴れている徳川幕府を討って倒し、天下の政権を握ろうという、大望の下に集った、我われの計画は既に九分通り成就している、合図の狼火一発空に飛べば、江戸市中五千の同志は鉾を揃えて集ってくるのだ――どうだ小体、我われの味方になって働くか?」 で、「むろんです!」少年は拳を握ってうなずいた。8「私は真先かけてめざましく働きます」 た じょうじゅ」 のろし よもう ほこ まっさき?________________ いつわ 首 番 あるじ」 * 「――嘘をつけ!」ふいに縁先で声がした。少年はびくッとして片膝立てる、一座の人達もきっとなった。「その小保を要心なされ、泉三郎などとはまっ赤な嘘り!」一人影も見えぬ縁先で、声ばかりがつづいた。(バー「――まことは斑猫丸に斬られた与力、篤木半兵衛の件半十郎、我らの密事を探らんために、計画して入込んだ憎き奴だ!」「やッ!」「人々は呻くと共に、さっと左右へひらいた。主人出雲守は声をあげて、「方々騒がれるな、あれこそ拙者の使う忍びの男、これ弥太八、姿を見せよ!」「はっ!」声と共に、縁先へ忽焉と姿をあらわしたのは、黒装束、身軽にいでたった忍びの武士だ。「――それがし斑猫丸を以て篤木の邸に三名を斬りし折、たしかに見覚えたこの小件、間者となっているに相違なし!」 忍びの男にず星を指された少年半十郎、「残念!見破られたか!」と叫びざまぱっと立った。、、、、、、ハー「逃がすな、斬れ!」と、喚いて一座総立ち、ぎらりぎらりと抜つれて、半十郎を かたがた やたはち」 病 こつえん 臆 もっ [かんじゃ| くぼし ふとこ 3000 おれ」 異?斑猫丸事件 おっ取囲んだ。 いだ [#3字下げ]父の仇《あだ》思い知ったか[#「父の仇思い知ったか」は中見出し] 「騒ぐな!」半十郎は懐《ふとこ》ろから小さな火縄銃を取り出して突つけた。人々はあッ! と云って退る。 「いかにも己《おれ》は篤木半十郎だ。父の恨み、世人の仇を返さん為、斑猫丸の秘密をさ件ぐりにまぎれ入った。どこからでもこい、この邸の周囲は、南町奉行配下五百人の 同勢で取巻いているぞ、貴様たちの狼火より先に鳴るこの一発を合図に五百の人数が踏こんでくるのだ、そら!」(半十郎の指が引金へかかる。ずどんと耳を裂くばかりの爆音、それと同時に邸の周囲で、「わあーッ!」とあがった潮のような喚声だ。 中「最早これまで、かくなる上は斬死にだ!方々まずその小件を血祭りにされょ!」「心得た!小僧覚悟!」叫び狂って詰寄る面々。半十郎は火縄銃を投棄てると父半兵衛秘蔵の、近江兼定 うしお もは一 かたがた こころえ つめよ なげす おうみかねさだ?________________ 76 うらみ つばめ こしゃく こた つか すきん かぶ きっさき %を引抜きざま、 「そこな弥太八、父の恨だ!」と叫んで、燕のようにぱっと、黒装束忍びの男に斬りつけた。「小癪な!」と応えて身をかわす弥太八、左手に?んでいた怪しい頭巾を、頭から冠ろうとする刹那、さっときた半十郎の兼定の切先、ずばっと頭巾をふたつに裂く。 とたんに、「半十郎、天晴れだぞ!」と、云って縁先にあらわれた男がある。大太刀をひっさげて立った韓だらけの浪人、それは風来山人―平賀源内その人だった。「弥太八、きさま己のところから盗み出した遁套布で、こんな稼ぎをしていたのだな。この頭巾さえ切裂けば水から上った河童同然だ、半十郎、父の恨みを晴らすがよいぞ」本人の「あッ!」と、庭へ飛んだ弥太八、うぬ!と呻って迫る半十郎、ほん降りになった雨中、庭前に出た二人だ。大 人「来い!」「えやッ!」激しい気合、つつと詰めよる半十郎、さっと弥太八の頭へ。身を沈めた敵のないでくる剣、得たり!と受止めて押返す、必死の力だ、三四足だだと下る弥太八、剣をひいて横に払ってくる、刹那、稲妻のように下からぐっと 臆病一番首 「おれ、 とんとうふ かっぱ」 あし あおむけ とど 突く、充分はいった。「うッ!」と含んでよろよろとよろめく弥太八、おかせず半十郎つけ入って肩を一 ひばら刀、胸まで斬下げる。声もなく仰反に倒れるところを、踏込んでもう一太刀、脾腹を割った。「思い知ったか!」止めを刺して振返ると、座敷では既に、松本出雲守はじめ謀反人の大半は斬死にしていた。「思う存分に斬ったな、半十郎」縁先へ出た風来山人は、 「それで恨が晴れたであろう。さあ、早く帰って重傷の父を慰さめるがよい!斑斑猫丸も二度と再び、人を斬りはすまいぞ、あはははは」そういって声高だかと笑っ た。 ――――――――――――――――― 今日雪時の画期的で にん 異?斑猫丸事件 まくらべ 「家へ帰った半十郎は、父の枕辺ですべての話をした。3. 3「あの弥太八という男は、平賀先生の門人だったのです。それが一日、平賀先生に叱られたのを怒って、先生が発見した秘法、遁套布という布を持って逃亡したのです。この布は先生が苦心して発明した或る染料で塗った物で、それを冠れば冠った人の姿は他人に見えなくなるのです、―つまり昔話にある隠れ頭巾のような物な ?________________ かたみー たくら うお え のです。斑猫丸が自然と動いて人を斬る!そういう噂を聞いた平賀先生は、それ が遁套布を使って弥太八のやる仕業だとすぐ気付いたので、私を訪ねて下すったのです。しかし、斑猫丸をひと目見て、それが山県大弐の遺品であると知った時、先生はすぐに、弥太八の背後になにか陰謀を企む者達がいるなと察しられました。そこで魚を釣るには餌のたとえ、私はわざと『徳川の天下危うし』などと触れてまわり、ついにあの松本出雲守一味の秘密を探り当てたのです」「そうか、これで儂の面目もたった。青木、沖の両名も必ず地下で満足であろう」そういって半兵衛は涙とともに我子の手を固く握りしめた。――かくてさしも大江 させた斑猫丸の異変も無事に納った。 底本:「周五郎少年文庫 臆病一番首 時代小説集」新潮文庫、新潮社 2019(令和1)年10月1日発行 底本の親本:「少年少女譚海」 1931(昭和6)年11月号、12月号 初出:「少年少女譚海」 1931(昭和6)年11月号、12月号 ※表題は底本では、「異変|斑猫丸《はんみょうまる》事件」となっています。 入力:特定非営利活動法人はるかぜ
https://w.atwiki.jp/hyouken/pages/38.html
生産一覧表 誰がどの生産をできるかをまとめたものです。 ここを見て生産依頼しましょー。 余ったPD元素は蜻蛉さんか胡さんへどうぞ。(㌧゚∀゚)人(゚∀゚胡)<ゴミ箱!ゴミ箱! 生産 生産可能な人 生産できるレベル 金属武器加工(防御・攻撃・戦術武器) 胡 45まで 精霊 45まで 生産 生産可能な人 生産できるレベル 金属防具加工 胡 45まで マイコー 48まで 素材で上げてるので作れませんw 生産 生産可能な人 生産できるレベル 木材加工(投射・練丹・妖術武器・霊符) 胡 45まで(霊符もおk) ✿回復波の霊符 在庫多数 精霊 45まで霊符も マイコー 50まで 純化霊水 回復波札 生産中 生産 生産可能な人 生産できるレベル 皮革加工(皮装備) 胡 45まで 生産 生産可能な人 生産できるレベル 布地加工(布装備) 生産 生産可能な人 生産できるレベル 宝飾加工(装飾品) 胡 43まで 精霊 43まで 生産 生産可能な人 生産できるレベル 医食調合(お薬・お料理) 胡 40まで。40以上の高級なアイテムは今のとこ作っていません。 マイコー 50まで ✿桃饅頭 ばっちり作れます 最近は 浄化薬増産 上級医食を少量
https://w.atwiki.jp/harukaze_lab/pages/352.html
決死仏艦乗込み 山本周五郎 【テキスト中に現れる記号について】 《》:ルビ (例)半兵衛《はんべえ》 |:ルビの付く文字列の始まりを特定する記号 (例)死|仏艦《ふつかん》 [#]:入力者注 主に外字の説明や、傍点の位置の指定] (数字は、JIS X 0213の面区点番号またはUnicode、底本のページと行数) (例)※[#「二点しんにょう+官」、第3水準1-92-56] [#3字下げ]仏艦ネプチュン[#「仏艦ネプチュン」は中見出し] 半兵衛《はんべえ》は静かに双肌《もろはだ》をぬいだ。 たつき13検査 たつき13完成 「虫がないているな」と低く呟きながら、短刀を抜いて白紙できりきりと巻いた。瞑目する耳へ、近々と聞えてくる虫の音だ。「虫念仏か」ともう一ど呟いてにっこり笑うと、短刀を逆手にとって左の脇腹へ、ぐっと押当てようとする、刹那!「父上!しばらく!」と叫んで、襖を蹴放さんばかりに跳りこんだ新三郎、まさに突立てようとする父の腕をしかと掴んだ。「え、見苦しい、放せ!」「放しませぬ、ひと言、たったひと言聞かせて頂くことがござります、しばら たい」く!」必死に押えて放さぬ力だ。半兵衛はせんかたなく体を崩して、「よし、ひと言とあれば聞かしてやろう、何なりときけ」 つかまっ「御生害の次第、何故の儀にござりますか、お伺い仕りまする」 つきた。 っか (ごしょうがい」 うわがき」 「自殺の理由はそれに認めてある」 半兵衛の指さす机上に、新三郎殿へと上書のしてある遺書の一通。拝見!といって新三郎は封をきった。( 3)遺書の次第を手短かに話そう。 もし、 なべしまはんおい らんぽう もと そう しゅんこう」 決死仏艦乗込み たた ここ、九州佐賀鍋島藩に於ては、数年前から蘭法の図面を基本に、一般の鋼鉄軍艦を建造中であった。それは安政元年にいたってほぼ竣工したのだが、いかにせん設計図は古法のもので、機関の一部にどうしても不可解な点がある、藩では苦心焦慮して、江戸から造船家の名ある人々を招き、意見を叩いてみたが、何しろ普通の蒸汽船とちがって鋼鉄軍艦のことだ、どうしても不明の点を解くことができない。「困ったことになったものだ!」『造船係の役人達がはたと思案の体に行迷った時、天の助ともいうべき事件が起ったのである。C識設 3本大西意(それは、安政二年二月、長崎港へ仏蘭西の鋼鉄軍艦ネプチュンが入港した。百ポンド巨砲を四門、三十六ポンド・ボムカノン砲を二十門もっているという優秀艦で、a艦長のデマリオン大佐は有名な日本好き、へたな奴よりも上手に日本語を話すとい ゆきまよ」 たすけ クーポンながさきみなとフランス?________________ おふねがぎょう ことわ うぐらいの人物だった。部員日本ハムが11日 「よし、大佐に談じこもう」造船係の役人たちは相談一決、さっそく御船奉行へこの事を申し立て、藩公の許しをえて、家の道道で の自「機関部密図の借覧を―」と申込んだ。しかし、デマリオン大佐は意外にも即座にこれを拒んで、、 、 、「軍艦の機関部は秘図であるから見せるわけにはゆかぬ!また教えることはできぬ」ときっぱり断ってきた。 そう いうこの交渉が行われている時、軍艦ネプチュンの水兵達は、連日長崎へ上陸して、傍若無人の振舞を行い、ある日のごときは街上を行く三人の娘にからかいかけ、酔にまかせて軍艦へ担ぎこんでしまった。 かけあい「怪しからぬ赤毛共だ」「掛合に行け!」と押して行くと、二人の娘をかえして、軍「連れてきたのはこの二人だ」といい張り、「三人などとはいい懸りだ」 頑として突ぱねた。もちろんそれは嘘だ、艦には一人残されていた。これは長崎下馬場に住む船大工藤太夫の娘で澄江という、今年十五になる少女だった。) 機関部の密図は見せぬ、見学も許さぬという上に、水兵共の暴行を聞いて御船奉 臆病一番首 まち」 ふるまい かつ あかげ うそ しもばば とうだゆう すみえ さま」 行もついに怒り、さっそく役人を遣わして残っている娘一人を返すよう、厳重に交渉をした。ところがデマリオン大佐は水兵の暴行を実際は知らなかったので、これを日本人の腹いせと思い、「さような疑いをかけられては迷惑、嘘と思うなら艦内をお探し下さい」と答えた。 よし!というのですぐ様艦内を捜査したが、軍機の秘密といって機関部はもちろん、砲塔の中へなどへは頑として入れないので、結局娘はみつからなかった。。 「残念!」と腕を撫して艦を下りると、まもなく軍艦ネプチュンは長崎の港を出帆乗してしまった。 [#3字下げ]新三郎|起《た》つ[#「新三郎起つ」は中見出し] ところが――。一度出帆したネプチュンは、神《かみ》ノ島《しま》の砲台下で急に停まってしまった。そして二三日すると短艇を下ろして御船奉行へ使をよこし、文書をもっていうには、「機関部に故障ができた故、修理のできるまで碇泊するお許しが願いたい、それから、船艦造修の智識ある船大工、鍛冶工人を四五名お貸し下されたい!」そういう願い出であった。出であった。干 しぶるぶる ていはく、 かじこうじん 8?________________ ねがい おみなかたこもりた 前からの関係から考えて、こんな勝手な願は当然突ぱねるべきだが、御船奉行は協議の結果、 大「この機会に、腕のある造船家を乗込ませて、ネプチュンの機関部の秘密を探索させるがよかろう!」ということになった。 そこで選まれたのが、御船方の小森田半兵衛である。半兵衛は蘭学に通じ、またフランス語も話すことのできる才物、おまけに造船術については藩中指折りの士で首あった。 「ネプチュン修理に事よせて、機関部の秘図を写してくるよう!」という秘命を受けた半兵衛は、心利きたる船大工、鍛冶工人五名を連れてネプチュンへ出かけることになった。その船大工の中には、例の娘を奪われた藤太夫も入っていたのである。 一行は艦へ乗こんだが、娘澄江のことで狂人のようになっていた藤太夫が、娘のありかを探すために、砲塔内へ忍び入ったところを発見され、気関す。「六名は密偵である!」といいなされ、ついに艦から下されてしまった。半兵衛の役目は水泡に帰したのだ。「御船方を勤むるほどの者が、なんという粗忽!」奉行に面責されて、面目を失った半兵衛、家に帰るとともに、切腹の覚悟をきめ 臆病一番首 こころき そこつ たのである。 よみ おもて 決死仏艦乗込み うなず一 「遺書の次第をとくと読おわった新三郎、「よくわかりました、父上!」と改めて両手をつき、「つきましては、御自害を明朝までお延ばし下さいませぬか!」、 です「明朝まで延ばしてなんとする」「私これよりネプチュンへ乗込み、機関部の密図を奪い出してまいります、明朝までには必ずもどります故、それまで!」と決死のさまだ。半兵衛その面をじっとみつめていたが、ふたたび頷いて、「頼む!」と一言、あとは無言で体新三郎の手を握るばかりであった。 その夜、新三郎は屋敷をぬけだし、出島の岸から一艘の小舟を操って沖へでた。はるかに黒く横わる神ノ島、岬の突端、砲台のあたり近くに、巨鯨のごとき、仏艦ネプチュンの姿が見えている――。「この辺でよかろう」呟いた新三郎、くるくると衣服を脱ぐと下は稽古着一枚、関五郎の脇差を口にくわえると、舟ばたを蹴って、しずかに波の中へ身を沈めた。 せがれ でじま よこた一 けいこぎ わきざし 85?________________ 86 きとうりゅう| ねむけ こちら| せ、 かたわら) [#3字下げ]起倒流《きとうりゅう》秘術[#「起倒流秘術」は中見出し] 起倒流秘術 ( 中へ、「仏艦ネプチュンの甲板見張所だ。 ルイとマズルウといわれる二人の水兵が見張に立っていたが、睡気がさして二人ともい眠りをやっている。 と、ふいにルイは横っ面をぐわんとやられて眼をさました、士官にみつかったの首かと冷汗をかいて直立不動の姿正をとって、 「は!三等水兵ルイ……」といいかけたが誰もいない、見ると傍にはマズルウの奴がいびきをかいて眠っている、畜生此奴だな!と思ったから、、面「やいこの、地獄の番卒野郎め!」と吸鳴りながら、力まかせに横っ面をはりとばした。吃驚とび起きたマズルウ、殴ったのがルイとわかって、「殴りやがったな二十日大根め!」と組ついて行った。のっぽのルイ、二十日大根といわれるちびのマズルウは、無我夢中で格闘をはじめた。 と―――闇の中から躍り出た黒い人影、「やっ!」叫ぶと共にルイとマズルウの二人に神速の当身だ。起倒流の秘手をまともに喰った両人、うんともいわずに絶気するのを、引倒して充分におとす、いわず びっくり はっか しんそく ひきたお ひきおこ げかん) はしご 決死艦乘?人 と知れた新三郎だ。「夢の中で気のすむまで殴り合をやるがよかろう、ふふふ」低く笑いながら、二十日大根のマズルウを引起して服を脱がせ、稽古着の上へ手早く着こんだ。「これでよし」頷いた新三郎、父から貰ってきた艦内見取図を頼りに、そっと下甲板へ忍び込んだ。とたんに梯子の下でばったり出あったのは、見張所を見まわりに行く甲板士官だ。「誰だ?」と声をかけられて新三郎、父親から日ごろ教えられているフランス語で、「三等水兵マズルウです!」と答えた。士官は頷いて行すぎる、刹那!後ろからおどりかかった新三郎、。 禁室(中央「やっ!」というと頸へ腕を巻いて引倒し、ぐいぐいと絞めておとすと、そばにある扉をあけて暗い雑具室の中へ放りこんだ。出ようとすると、ふとかすかに聞えてくる人声、 クンの「この夜更に、騒がしい人の声、さてはみつけられたか?」と身をひそめて聞くと、「さあ、呑めよ、ジャン!」母(1)「己やあもう、へべれけだ、貴様呑め!」とかすかに響いてくる酔いどれ声だ。 しょけ おれ、 87?________________ はなしごえ ドア のそ 臆病一番首 「酒盛をやっているのか」ほっと安心して雑具室を出ようとする、新三郎の耳へつ づいて聞えてきたのは、、「おい、この日本娘にも呑ませろよ!」「そうだそうだ、強情を張りやあがったら、口を割ってでもやれ!」という声。「澄江だ!」と胸おどらせた新三郎、声を頼りに忍んでいくと、雑具室の奥にもうひと部屋ある様子、話声はそこから聞えてくる。「ここだ!」と頷いて、静かに壁をさぐって行くと、扉の握り手にふれた。音のせぬように、そろそろとあけて覗くと、案の定、そこはがらんとした監禁室で、中央にランプを下げ、三名の荒くれた士官が坐りこみ、手に手に盃を持って騒いでいる。「澄江は?」と見ると、士官共のまん中に、着物を剥がれて半裸体、しかも後手に縛りあげられて、蒼白い顔をきっとあげ、さすがは日本の乙女だ、臆した色を見せずに、卑しみの眼で士官達を見下している。 や ら長い「おいジャン、己はこの赤い着物をきるぞ」と士官の一人は、そこへ引?いでおいた澄江の長襦袢をとると、へらへら笑いながら着込んでしまった。「よし、では僕はこれを着るぞ」ジャンと呼ばれた士官は、それと見るより澄江の友禅の着物をとってきた。 さかずき うしろで、 あおじろ ひっ ながじゅ ゆうぜん 「かんぱい えりがみ くせもの たま 「似合う似合う、わっはっは」「乾盃だ!」と盃をうちつける、とたんに!扉を蹴放して跳りこんだ新三郎、 ひばら「うぬ、犬め!」と叫ぶと、先ずジャンの脾腹を力任せに蹴った。あっ!といって立つ奴を、衿髪つかんで肩車にかけるや、「曲者だ」と仰天して立つ次の奴の、頭の上へぐわんと叩きつけた。なんで耐ろう、「ぎゃっ!」といって倒れる二人、残ったのが短剣を抜こうとする、刹那!手もとにとびこんだ新三郎、拳を握って下腹へひと当て、 目 合。「ぐっ!」といって身を弱める奴を、引落して頸を絞めた。これを見て、 「あ、新三郎様!」と澄江が叫ぶ、走り寄った新三郎、決「しずかに!」制しながら縛った縄をきった。 こぶし したはら かが ひきおと一 決死艦乘 [#3字下げ]あっぱれ新三郎![#「あっぱれ新三郎!」は中見出し] 縄をとかれた澄江は、 「新三郎様、ありがとうございます」とすがりつく。 「もはや大丈夫でござる、さぞ苦痛《いた》いめをみられた事でござろうな」 「もう駄目かとぞんじ、じつは今宵《こよい》にも舌を噛切《かみき》って死のうかと――」 こょい かみき?________________ 1 90 危い時にまに合ってようござった」「嬉しゅうぞんじます」韓と手をとる澄江、新三郎も思わず引寄せて背を撫でてや はインサインがかんしてしへ ささや こころえ一 臆病-番首 「ところで」と、やがて気を取直した新三郎は、澄江の耳へ口をよせてしばらく何か囁いたが、「はい、心得ました」 頷く澄江、新三郎は自分の着ている水兵服を脱ぐと、手早く澄江に着せて、しずかに監禁室を出て、雑具室から廊下へぬけた。「ようござるか、決死の覚悟で」「はい、それでなくとも死んだつもりの私、必ずお役目を果します」手をとり合った二人は、まっ直ぐに艦長室へ近づいた。新三郎は扉へ近寄って叩く。「誰だ?」と答える声。 明 こで「三等水兵マズルウであります」「なんだ、入れ!」「はっ」扉をあけて入ると、艦長は軍服のまま机に向っている、新三郎につづいて入った澄江は、艦長が振向かぬまにそばの衣装戸棚の蔭へ身を忍ばせた。 かげ テーブル しょるいばこ ピストルとりだ ひるが そこ 決死仏艦乗込み 「なんの用だ!」と振返った艦長、そこに立っている稽古着ひとつの新三郎をみつけて、「あっ!」と叫んだ。新三郎はにっこり笑って、 、 、「機関部の密図を頂きにまいりました」の「なにっ!」と思わず艦長は、卓子の上にある書類筐を手でおさえた。 「その書類管の中にあるのですね」という新三郎、隠れている澄江に眼配せをするみすきだ、つと艦長が短銃を取出す、 「しまった」と叫んだ新三郎、燕のように身を飜えすと、ぱっと室をとび出した。「曲者だ、みんな来い!」喚きながら追ってでる艦長、声を聞きつけて其室からも此室からも、士官やら水兵やらがぞくぞく出てきた。 資「あすこへ行く奴を捕えろ、日本人だ!」「それ!わっ!」と雪崩のように追う。見取図で艦内の容子に精しい新三郎は、狭い廊下狭い通路を選んで逃げる、追う方は大勢だから、互いにぶつかったり躓いたりして、不便この上もない。二十分あまりたったと思う、時分はよしと、新三郎は火薬庫の中へかけこんだ。「しめた、追込んだぞ!」と勇み立って、艦長を先頭にどやどやとこみ入ってみる ここ つかま」 になだれ| ようす くわ つまず おいこ」?________________ つみあ セットクル おち つき一 臆病一番首 てなげだん%と、新三郎は山と積上げた火薬を背にして、片手に手投弾を高く振上げて立ってい た。電「あっ!」と息を呑む艦長。パ ー「どうですデマリオン大佐、短銃をお撃ちなさいませんか、それともこの手投弾を叩きつけましょうか――?」「ま、待て」大佐は慌てて制した。「待てとおっしゃるなら待ちましょう、そこではっきりした談判だ!」新三郎は落着はらったものだ。「私は正当な要求として、ネプチュンの機関部の密図を頂戴いたしたいのです」「正当な要求?」「そうです、貴艦の水兵は、長崎で日本の乙女を不法に誘拐しました」「だがその二人は無事に返したはずじゃ」管クー「一人残っております」「しかしそれも、お国の役人衆が、艦内を捜査した結果、監禁していない事をたしかめて帰られておる」「ところが娘は現にこの艦の秘密監禁室に捕えられておりました、ジャンという士 ちょうだい ばか はだぎ ピストル はた 決死艦乘?? 官とほか二人の者が、娘を裸にして酒を呑み、狼藉を働いている場所を私が発見したのです」「そんな馬鹿な話があるか」「人をやって下さい、雑具室の奥に、乙女の着物、肌衣を着た、三人の士官が倒れているはずです!」 艦長はすぐに人をやった。そして三人の士官が、新三郎のいう通り、澄江の着物みを着てぐでんぐでんに酔っ払っているさまを見た時、手にした短銃を下ろした。 「私の父は役目を果さなかった責をひいて、今宵自殺しようとしました。密図を借覧させてくれぬ限り、私もこの手投弾を叩きつけて火薬庫を爆破し、ネプチュンを長崎湾の水底に沈めるつもりです、デマリオン大佐!」 第 7新三郎はきっぱりといった。、、、「機関部の密図の借覧を承知しますか、それともネプチュンを爆破しましょうか」「儂の負けじゃ」大佐は呻いた。「いかにも密図を貸そう、だがそれはネプチュン爆破が怖ろしいからではない、 貴下の素晴しい勇気に感じたからじゃ、ああ儂は生れてはじめて日本人の恐ろしさ%を知った」 あなた?________________ しりめ 大佐はそういって去ろうとする、新三郎はそれを止めて、「ああ、密図ならもう頂いてあります」また、 日本人。「え?何?」と驚くのを後眼に、新三郎は物陰にひそんでいた澄江をさし招いた。澄江は書類筐を奪って早くもここに隠れていたのである。「あっ!」と眼を瞠るデマリオン大佐。今までで も「ご紹介しましょう、これが捕われていた澄江です!」首「素晴しい、じつに際立った少年だ!」大佐は舌を巻いて嘆賞する、新三郎は書類筐を抱えて、悠々と笑った。 かくて数ヶ月の後、日本における最初の鋼鉄軍艦朝日は、無事に竣工し、堂々たる勇姿を長崎湾上に浮かべたのであった。日本恐るべし!の言葉は、この時分から欧米諸国の人々にいわれ初めたのである。あっぱれ新三郎! 底本:「周五郎少年文庫 臆病一番首 時代小説集」新潮文庫、新潮社 2019(令和1)年10月1日発行 底本の親本:「少年少女譚海」 1933(昭和8)年2月号 初出:「少年少女譚海」 1933(昭和8)年2月号 ※表題は底本では、「決死|仏艦《ふつかん》乗込み」となっています。 入力:特定非営利活動法人はるかぜ
https://w.atwiki.jp/continuousdemon_plus/pages/13.html
このページは鬼レンチャン出演者予想リストの「サビだけカラオケ出場者予想に挙げられている方を中心にグループ・カテゴリー別にしたものです。 更新自体はあっまりにも遅いので、抜けがある場合の指摘・修正をお願いします。 ※まだ工事中です 1.アイドル含む音楽グループ 主な出場経験者 神山智洋・濵田崇裕(WEST.) 柏木ひなた(当時私立恵比寿中学、現在は2.) 加藤史帆・齊藤京子(当時)・富田鈴花(日向坂46) 人物 備考 尾崎匠海・髙塚大夢・藤牧京介(INI) SUZUKA(新しい学校のリーダーズ) After the Rain(そらる・まふまふ) 上國料萌衣(アンジュルム) 佐々木舞香・野口衣織(=LOVE) 橘慶太(w-inds.) 別所芳彦(VOICE) ToshI(龍玄とし、X JAPAN) 佐月愛果・眞鍋杏樹(NMB48) 持田香織(Every Little Thing) LISA(m-flo) K(&TEAM) 浦野秀太(OWV) 四谷真佑(OCTPATH) YAMATO(ORANGE RANGE) からあげ姉妹(生田絵梨花・松村沙友理) 前川真悟(かりゆし58) キマグレン(ISEKI・クレイ勇輝) 玉城千春(Kiroro) 伊藤俊吾(キンモクセイ) R-指定(Creepy Nuts) 尾崎世界観(クリープハイプ) 横山剣(クレイジーケンバンド) ChroNoiR(叶・葛葉) CHEMISTRY(川畑要・堂珍嘉邦) 武藤潤(原因は自分にある。) 村上てつや(ゴスペラーズ) 椎名慶治(SURFACE) 井上梨名(櫻坂46) サスケ(奥山裕次・北清水雄太) 大久保伸隆(Something ELse) 山口隆(サンボマスター) C&K(CLIEVY・KEEN) 金城碧海・河野純喜(JO1) 中嶋イッキュウ(ジェニーハイ) 片寄涼太・数原龍友(GENERATIONS from EXILE TRIBE) ヤマグチユウモリ(SIX LOUNGE) IZAM(SHAZNA) 栄喜(SIAM SHADE) 岡平健治(元19) 安本彩花(私立恵比寿中学) 詩羽(水曜日のカンパネラ) 古川毅(SUPER★DRAGON) 大橋卓弥(スキマスイッチ) 鈴木鈴木(十夢・聖七) 根本要(スターダスト☆レビュー) AYAKA(ストイック高校) ジェシー・京本大我・田中樹(SixTONES) 莉犬 渡辺翔太・向井康二(Snow Man) 島袋寛子(SPEED) MAIKO(元ZONE) 松岡充(SOPHIA) 大野雄大(Da-iCE) ISSA(DA PUMP) ASKA タカシ(松尾太陽)・シューヤ(志村秀哉)(超特急) 寺尾香信・福田歩汰(DXTEEN) 池森秀一(DEEN) D-51 アサガオ(デラックス×デラックス) 氏原ワタル(DOES) 宮近海斗・松倉海斗(Travis Japan) 大橋和也(なにわ男子) 肉チョモランマ(Gero・めいちゃん) 久保史緒里・遠藤さくら・賀喜遥香・田村真佑・井上和・奥田いろは・中西アルノ(乃木坂46) 杏子(BARBEE BOYS) 井上瑞稀・猪狩蒼弥(HiHi Jets) KEVIN(BUDDiiS) MANATO(廣瀨真人)・JUNON(池亀樹音)・RYOKI(三山凌輝)(BE FIRST) 岩﨑大昇・佐藤龍我(美 少年) ハシヤスメ・アツコ(元BiSH) 佐々木久美・佐々木美玲・上村ひなの・藤嶌果歩(日向坂46) 5th Elements(YU・A-RA) 鎮西寿々歌・仲川瑠夏(FRUITS ZIPPER) DAIGO KOHSHI(FLOW) 平松賢人(BOYS AND MEN) ちばしん(ほーみーず) 吉本此那(僕が見たかった青空) akko(My Little Lover) はっとり(マカロニえんぴつ) NANA(MAX) AYANE(高見文寧)・SHIZUKU(飯田栞月)・TSUZUMI(海老原鼓)(ME I) 佐野勇斗・吉田仁人(M!LK) MELOGAPPA(もり・さくま) 小田さくら(モーニング娘。 24) もーりーしゅーと(MORRIE(森英寿)・SHOOT(森愁斗)、兼BUDDiiS) ももいろクローバーZ(百田夏菜子・玉井詩織・佐々木彩夏・高城れに) メイナード・プラント、ブレイズ・プラント(MONKEY MAJIK) 石垣優(元やなわらばー) ゆず(北川悠仁・岩沢厚治) 長屋晴子(緑黄色社会) 渡瀬マキ(LINDBERG) 藤田恵美(元Le Couple) 河村隆一(LUNA SEA)(Tourbillon) 藤巻亮太(レミオロメン) 橋口洋平(wacci) EIKU(山下永玖)・TETTA(関哲汰)(ONE N ONLY) 2.ものまね・アイドル含むソロアーティスト 主な出場経験者 荒牧陽子 丘みどり 島谷ひとみ chay 徳永ゆうき 小林由依 3.ものまね・ピン含む芸人 主な出場経験者 せいや(霜降り明星) 津田篤宏(ダイアン) ほいけんた Mr.シャチホコ 駆け抜けて軽トラ(餅田コシヒカリ・小野島徹) 4.俳優・声優・ダンサーなどその他のグループ 伊沢拓司 鈴木伸之 やまと(コムドット) 大泉洋 としみつ(東海オンエア) ンダホ(Fischer s) 5.俳優・声優・ダンサーなどその他 主な出場経験者 いっこく堂 炎鵬 佐藤仁美 翔猿 朝倉未来 伊藤かずえ 大沢あかね 大島由香里 おじゃす 鬼頭明里 木村昴 草野仁 斉藤壮馬 JOY すみれ SEIKIN 武尊 當間ローズ とも兄 豊ノ島 ナジャ・グランディーバ 原田龍二 春香クリスティーン 前野智昭 松丸亮吾 宮野真守 宮本亞門 森香澄 山田勝己 山寺宏一 ゆうちゃみ 遼河はるひ ロイ
https://w.atwiki.jp/tomicawiki/pages/96.html
トミカドリームモータース ロゴ 国 日本 メーカー タカラトミー 誕生年 2001年 製造国 中国→ベトナム 特徴 トミカ初の独自ブランド 目次 概要 特徴 車種一覧実際に配布・販売されたもの 試作品・展示のみ 関連項目 外部リンク 参考文献 概要 2001年10月に『世界で一番小さな自動車メーカー』というコンセプトを掲げ誕生した。トミカを通して夢の未来の車を提案することが目的になっている。トミカ同様、乗用車に限らず、トラックなどいわゆる『はたらく車』も製造している。また、公式サイトでは、未来の自動車社会を提案することも主な目的としている。 特徴 前述の通り、近未来的なデザインをした車が多いことが特徴。2001年のブランド誕生時に発表されたTDM-007(*1)が円柱に近いボディをしていることから、ブランド誕生時から具体的なコンセプトが固まっていたことが分かる。また、著名人や自動車メーカーとのタイアップが多いことも挙げられる。中には、光岡・CON-VOY88のようにトミカとタイアップした限定車が発売された例も存在する。 当初は展示のみで一般販売はされなかったものの、2000年代後半になってからは、トミカ博でTDMブランドのトミカが入場特典として配布されることが多くなっている。また、一部の車種に関してはトミカ博でイベントモデルが発売されることがある。細部の変更はあるものの、たいていの車種は試作品のデザインそのままで配布・発売されることが多い。 2018年のトミカ博まではTDMのトミカが入場特典として配布されていたものの、2019年は入場特典が通常のトミカの色違いに変わっている。加えて、2020年以降はコロナ禍でトミカ博が中止になっているため、今後TDMのトミカの新作が発表されるかどうかは不明である。 車種一覧 実際に配布・販売されたもの トミカショップで販売されたものは除く 発売・配布年 車種名 アクション 元車種 備考 2007年 TDM パトロールカー※未作成 なし TDM-007 トミカ博で配布 2008年 TDM ビルドトルネード※未作成 ボディ回転・アーム可動 ビルドトルネード 2009年 TDM ハヤテ※未作成 サスペンション・エンジンルーフ開閉 なし TDM ハヤテブルー※未作成 サスペンション・エンジンルーム開閉 なし イベントモデルとして販売 2010年 TDM ジクウアンビュランス※未作成 サスペンション・コックピット回転 なし トミカ博で配布 TDM ジクウパトロールカー※未作成 サスペンション・コックピット回転 なし イベントモデルとして販売 TDM ジクウビルド※未作成 サスペンション・コックピット回転 なし トミカ博で配布 2011年 TDM スカイウォーター※未作成 ブーム伸縮・放水銃上下 なし トミカ博で配布 TDM スカイウォーターキャノンブルー※未作成 ブーム伸縮・放水銃上下 なし イベントモデルとして販売 TDM スカイウォーターキャノンホワイト※未作成 ブーム伸縮・放水銃上下 なし トミカ博で配布 2012年 TDM リクカイクウ※未作成 ウイング可動 なし トミカ博で配布 TDM リクカイクウ ブルー※未作成 ウイング可動 なし イベントモデルとして販売 TDM リクカイクウ ホワイト※未作成 ウイング可動 なし トミカ博で配布 2013年 TDM ロックワンダー※未作成 アーム可動 なし トミカ博で配布 TDM ロックワンダー ブルー※未作成 アーム可動 なし イベントモデルとして販売 TDM ロックワンダー レッド※未作成 アーム可動 なし トミカ博で配布 2014年 TDM スカイダッシュ※未作成 ウイング可動 なし トミカ博で配布 TDM スカイダッシュブルー※未作成 ウイング可動 なし イベントモデルとして販売 TDM スカイダッシュレッド※未作成 ウイング可動 なし トミカ博で配布 2015年 TDM ハコブンダー※未作成 アーム台座伸縮・アーム可動 なし トミカ博で配布 TDM ハコブンダー ブルー※未作成 アーム台座伸縮・アーム可動 なし イベントモデルとして販売 2016年 TDM スイマックス※未作成 なし なし トミカ博で配布 TDM スイマックスMB※未作成 なし なし イベントモデルとして販売 2017年 TDM ツナグーン※未作成 サスペンション・左右ドア開閉 なし トミカ博で配布 TDM ツナグーンS※未作成 サスペンション・左右ドア開閉 なし イベントモデルとして販売 2018年 TDM ウォータードライブ※未作成 キャノピー回転 なし トミカ博で配布 TDM ウォータードライブ ブルー※未作成 キャノピー回転 なし イベントモデルとして販売 試作品・展示のみ 発表年 車種名 発表イベント 備考 紹介ページ 2001年 TDM-001 東京モーターショー2001 リンク TDM-007 2007年にTDM パトロールカーとしてトミカ博で配布 リンク TDM-009 リンク Q-1 なし 2020 SPIDER カトキハジメ氏とのコラボ作品 リンク JET-CAR No.99-5ベース リンク 工事中 関連項目 ドリームトミカ※未作成 外部リンク 公式サイト 参考文献 『トミカライフ』(p.74-75)(2005,ネコ・パブリッシング)