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_ _ .. -‐‐¬_ ̄  ̄`¬- 、 _ -‐ ¬  ̄ /, ` `ヽ /_...-,r‐ /,/ i i 、 ヽ // ,/ ,r' // ,イ l l λ ヽ. / / /,' / / / l . . } ! ! l | ヘ / ,/,./ / ,/,/ /!. . . /}_ム‐.ト. i ! ヽ、 l / /// / //{ /l.| r'7/ /__l_|___.l ! | } .ヘ. l __.-‐‐‐‐ 、// / / / ,. {//._,/-| { .. ///i´ !lヾ` l | } . ト }.1 /ヘ. ヘ / { / r1 ,/ {.´/ L.ヘ //イ弋. ' ノ., },1 ! | l l! |. ベ ヘ i./ !///| {! | lri'´ ∧ヾ. `ニ ‐' /// . }ノ }.! ! ∨ .ヘ ..ヘ. {// l {!i! ! l、弋 丿, /// . / / .!! ∨ ヘ . . ヘ // | l.!|. N∧.`´ /イ . / / |!. ヘ .ヘ...,,={l}=.//、 l.|l { | .λ ´ / / . / / ノ \〃/バ {.|_ || l ヾ ; | iiゝ、 / ,r/ . /. / \ヘ、/.|l \.i. | l| .|. i! _`≧z-i‐<,/ /! / \ . ! . \ゞ !ゞ!ベ´ \ ^`¬./∠.__{_,、`< ヘ . .,r,ェ \ヾ ` .ヘ \ レ'/, -テi \ ./ /,rーっ 、 ヘ.!_ >=' '´ . ≧'! !丶_ ヘ! l/ /_~´ .ヘ \,>' . . . . . . . . . . . . / . . . . { ! ヽ`ヽ | / ,'/,r,ミ'. ヘ f、´ . . . . . . . . . . . . . . . . /! . . . . . ヘ ! 冫.! 、' ",rべ .\`< . . . . . . . . . . . . // . . . . . . . l! / ! //\ \ ..\ヽ` < . . . . ..// . . . . . . . _ }_ i'l l // ,ヘ} ヘ、 ..... \ヽ_`` !っ--,- ´ ゞ'.| ! l // / \-、ハ .\  ̄フ´ _/ ,...、 | i l /'/ c/`マ lヘ ..\ ,..Τ´ ゝ ' l! ! / ,ノ / 〉 ヘ ヘゝ '|. {i ! / '´ c/ / \ \ ! !i l]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]] 【玉響】 種族:川添珠姫+7 ♀ Lv1 すなお HP 590 MP 280 人系 こうげきりょく / AA- しゅびりょく / A- すばやさ / B+ かしこさ / B+ せいしん / B+ こうかんど / 60 ちゅうせい / +60 【装備】 [ ??? / 詳細不明 【職業】メイン/サブ ゆうしゃ:★4/おどりこ★4 【職歴】 せんし:極 まほうつかい:極 ろうにん:★2 まほうせんし:★3 きょうきし:★1 【呪文】 [ マヒャド 消費9 / 敵全体に強烈な冷気を浴びせる【ヒャド系】 [ ベホイム 消費8 / 仲間一体のHPを大きく回復する [ ギガデイン 消費12 / 敵一列に巨大な雷を降らせる【デイン系】 【特技】 [ らいめい斬り 消費8 / 稲妻と閃光をまとった剣で斬りつける【ギラ系】【デイン系】【斬撃】 [ ふぶき斬り 消費8 / 氷雪と真空をまとった剣で斬りつける【ヒャド系】【バギ系】【斬撃】 [ ばくえん斬り 消費8 / 火炎と爆炎をまとった剣で斬りつける【メラ系】【イオ系】【斬撃】 [ ドラゴン斬り 消費8 / ドラゴン系に対して大ダメージを与える【斬撃】 [ ふくしゃはどう 消費10 / 敵全体にギラ属性のダメージを与える。モンスターのLv上昇で威力が上がる【ギラ系】【物理攻撃】 [ もろば斬り 消費2 / 大ダメージを与えるが自分にもダメージ【斬撃】 [ はやぶさ斬り 消費6 / 2回連続で攻撃を行う【斬撃】 [ かいはざん 消費12 / 海を斬るほど鋭い斬撃、「かばう」行動を無視してダメージを与える【斬撃】 [ だいちざん 消費12 / 大地ごと敵を切断する。「みをまもる」行動を無視してダメージを与える【斬撃】 [ くうれつざん 消費12 / 空を裂く斬撃を放つ。敵の特性を無視してダメージを与える【斬撃】 [ ひかりのつるぎ 消費48 / 煌く光を剣にまとわせて斬り裂く。対象のステータス増加が多いと威力が上がる【光系】【斬撃】 [ きあいため 消費4 / 気合をためて次の攻撃の威力を上げる [ かわいいポーズ 消費10 / 光り輝くかわいいポーズで敵も味方も虜にする。【光系】 【特性】 [ ??? / 戦闘開始時にPT全員のテンションが上昇する(未開放) [ 努力家 / レベルが上がりやすい。 [ 三段突きx / 対象が単体である斬撃攻撃を、三つ連続で放つ。テンションを3段階消費する。1戦闘1回。 [ 疾風怒濤 / 中確率で誰よりも早く行動する、割と空気を読む [ 首落とし / 斬撃攻撃命中時、低確率で相手のHPをごっそりと減少させる [ 闘志の瞳 / 戦闘開始時に敵単体を指定する、対象が存在しなくなるまでその対象以外を攻撃出来なくなるが、行う攻撃のこうげきりょくと命中率が上昇する [ 軌跡把握 / 斬撃属性の特技が回避された場合、次に行う同じ攻撃は必中になる [ 流し斬り / 斬撃属性の攻撃で敵を倒した場合、同じ技で再度攻撃する [ 重ね斬り+ / 斬撃属性の特技が命中した際、中確率でさらに追加攻撃を行う [ ピンチでかいしん / HPが大幅に減少した時、HPの残り少ない時に会心の一撃が出やすくなる [ 仲間思い / 交流度の高い仲間が「戦闘不能」になった際、会心の一撃が出やすくなる [ 修羅x / 「きあいため」使用後、直後に攻撃を行う、ただし「きあいため」の消費MPが倍になる [ 斬り払い / 斬撃属性の攻撃を低確率で無効化する [ ふくしゃはどう障壁 / 大ダメージを受けた際に「軽減して生き残れる場合」に自動発動、自分が受けるダメージを軽減する。1ターン1回。 [ まほうけんx / 1ターンに呪文と特技を同時に行う、 1戦闘1回 [ 勇者の魂 / 「ゆうしゃ」の素質がある。受けたダメージに応じて会心の一撃発生率が上昇し、ステータス減少を無視して行動する [ 勇者の証 / 低確率で敵が発動する「複数回行動」を行う特性を打ち消す [ 勇者の剣x / テンションを1段階消費してこうげきりょくとしゅびりょくを大幅に上げる [ エンチャントソード / 特定の斬撃属性の攻撃にに中確率で追加効果が発生するようになる [ 風車の怪物+ / メガボディ、ギガボディ持ちの敵へ与えるダメージが増加する [ 七煌宝樹 / 七煌宝樹の血統を所持している。 [ PL・FS+x / 「メラ」「ギラ」「デイン」系の呪文を最大六発まで「貯めて」ターン終了時に敵ランダムに放出する。 [ エーテル制御 / 制御が必要な呪文・特技・特性の暴発を低確率で安定させる。 【耐性】 [ 即死耐性EX / 【無効化】「ザキ」「即死」 [ 麻痺耐性+ / 【無効化】「マヒ」 【耐性】「石化」「混乱」 【弱点】「毒」「眠り」 [ 精神耐性 / 精神攻撃や幻術、それに類する効果を無効化する
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目次 概要 収録曲 クレジット翔べ!ガンダム Gの閃光 BEYOND THE TIME ~メビウスの宇宙を越えて~ いくつもの愛をかさねて 砂の十字架 STAND UP TO THE VICTORY ~トゥ・ザ・ヴィクトリー~ RIVER Meteor ターンAターン ビギニング 「機動戦士Ζガンダム」メドレーΖ・刻をこえて~水の星へ愛をこめて 動画 配信情報iTunes Apple Music Spotify Amazon Music mora mora ハイレゾ 商品リンク 概要 『GUNDAM SONG COVERS 3』は2022年3月9日に発売された森口博子さんのアルバム。レーベルはキングレコード.。 「STAND UP TO THE VICTORY ~トゥ・ザ・ヴィクトリー~」にオーイシマサヨシさんが参加している。 特設サイト→https //cnt.kingrecords.co.jp/gsc3/ 収録曲 1. 翔べ!ガンダム 歌:森口博子 作詞:井荻 麟 作曲:渡辺岳夫 編曲:西村健司 2. Gの閃光 歌:森口博子 with 押尾コータロー 作詞:井荻 麟 作曲:菅野祐悟 編曲:押尾コータロー 3. BEYOND THE TIME ~メビウスの宇宙を越えて~ 歌:森口博子 with TM NETWORK 作詞:小室みつ子 作曲:小室哲哉 編曲:小室哲哉 4. いくつもの愛をかさねて 歌:森口博子 with SALT SUGAR 作詞:井荻 麟 作曲:岩崎元是 編曲:塩谷 哲 5. 砂の十字架 歌:森口博子 作詞:谷村新司 作曲:谷村新司 編曲:時乗浩一郎 6. STAND UP TO THE VICTORY ~トゥ・ザ・ヴィクトリー~ 歌:森口博子 with オーイシマサヨシ 作詞:井荻 麟、みかみ麗緒 作曲:川添智久 編曲:大石昌良、eba 7. RIVER 歌:森口博子 with 寺井尚子 作詞:石井竜也 作曲:石井竜也 編曲:北島直樹 8. Meteor 歌:森口博子 作詞:井上秋緒 作曲:浅倉大介 編曲:時乗浩一郎 9. ターンAターン 歌:森口博子 with 神永大輔 (和楽器バンド) 作詞:井荻 麟 作曲:小林亜星 編曲:時乗浩一郎 10. ビギニング 歌:森口博子 with VOJA 作詞:井荻 麟 作曲:井上大輔 編曲:時乗浩一郎 BONUS TRACK 11. 「機動戦士Ζガンダム」メドレーΖ・刻をこえて~水の星へ愛をこめて 歌:森口博子 with 鮎川麻弥 Z・刻をこえて 作詞:ニール・セダカ 詞訳:井荻 麟 作曲:ニール・セダカ 編曲:時乗浩一郎 水の星へ愛をこめて 作詞:売野雅勇 作曲:ニール・セダカ 編曲:時乗浩一郎 ・Blu-ray(Music Video) ※初回限定盤 / 数量限定ガンプラセット盤に同梱 1. 水の星へ愛をこめて / with 寺井尚子 2. フリージア / with 塩谷哲 3. 一千万年銀河 / with 塩谷哲 4. 君を見つめて –The time I’m seeing you- / with 本田雅人 5. 翔べ!ガンダム 6. ビギニング / with VOJA クレジット Sound Producer Recording Director: 時乗浩一郎(Bellwood Records) Assistant Recording Engineer: 高橋友一 / 山川春佳(KING SEKIGUCHIDAI STUDIO) 大石夏美 / 佐々木陽平(DUTCHMAMA STUDIO) Recorded at KING SEKIGUCHIDAI STUDIO DUTCHMAMA STUDIO Pavilions Studio SOUND INN Mastering Engineer: 柴 晃浩(TEMAS) Mastered at TEMAS A R Director: 寒川大輔(KING RECORDS) Artist Manager: 柳橋良美(No Reason) Supervisor: 加藤 努 / 石岡朋子 / 茂呂奈津子 / 永田陽子(KING RECORDS) 山田智子 / 栁 瑠美(SUNRISE Music) Executive Supervisor: 中西 豪(KING RECORDS) 植松伸一(No Reason) 黒田学(SUNRISE Music) Executive Producer: 三嶋章夫(KING RECORDS) 前村 悟(NO Reason) 佐々木 新(SUNRISE Music) 翔べ!ガンダム Drums: 大江航平 Bass: 長谷川彗人 E.Guitar: 舘野公一 S.Sax A.Sax: 辻野進輔 T.Sax 小笠原 涼 B.Sax 宮木謙介 Trumpet: 具志堅 創 河原真彩 Trombone 西村健司 B.Trombone 笹栗良太 Piano: 武藤勇樹 Recording Mixing Engineer: 高桑 心(DUTCHMAMA STUDIO) Gの閃光 Acoustic Guitar: 押尾コータロー Recording Mixing Engineer: 片石喜之 BEYOND THE TIME ~メビウスの宇宙を越えて~ Chorus: 宇都宮隆 木根尚登 小室哲哉 Programming: 小室哲哉 溝口和彦 Keyboard: 小室哲哉 A.Guitar E.Guitar: 西田修大 Bass: 赤堀眞之 Recording Engineer: 伊東俊郎 Mixing Engineer: 佐竹央行 いくつもの愛をかさねて Vocal: 佐藤竹善 Piano: 塩谷 哲 Recording Mixing Engineer: 高桑 心(DUTCHMAMA STUDIO) 砂の十字架 Drums: 松原"マツキチ"寛 Bass: Park A.Guitar E.Guitar: 恒枝賢治 1at Violin: 下川美帆 2nd Violin: 今井博子 Viola: 青木史子 Cello: 中村美保 Trumpet: 佐々木史朗 Chorus: 森口博子 Keyboard Programming: 時乗浩一郎 Recording Mixing Engineer: 高桑 心(DUTCHMAMA STUDIO) STAND UP TO THE VICTORY ~トゥ・ザ・ヴィクトリー~ Chorus: オーイシマサヨシ Drums: 坂本暁良 Bass: 小林修己 Piano: 高尾奏之介(F.M.F) E.Guitar All Programing: eba(cadode) Recording Mixing Engineer: 高桑 心(DUTCHMAMA STUDIO) RIVER Violin: 寺井尚子 Piano: 北島直樹 Bass: 仲石裕介 Drums: 荒川 諒 Recording Mixing Engineer: 高桑 心(DUTCHMAMA STUDIO) Meteor Drums: HAZE 大宮洋介 Bass: 出口博之 A.Guitar E.Guitar: 島 優一 1st Violin: 下川美帆 2nd Violin: 原田百惠実 Viola: 関 明子 Cello: 中村美保 Chorus 森口博子 Keyboard Programming: 時乗浩一郎 Recording Mixing Engineer: 高桑 心(DUTCHMAMA STUDIO)} ターンAターン Shakuhachi: 神永大輔(和楽器バンド) Drums: HAZE 大宮洋介 Bass: 出口博之 E.Guitar 佐々木直也(空想委員会) Violin: 下川美帆 原田百惠実 Viola: 関 明子 青木史子 Chorus: 森口博子 Keyboard Programming: 時乗浩一郎 Recording Mixing Engineer: 高桑 心(DUTCHMAMA STUDIO) ビギニング Chorus: The Voices of Japan(VOJA) 倉地恵子 増村エミコ 徳岡智恵子 高木美奈子 西澤真実 上中彩子 西尾祐輝 結城賢吾 Drums: 松原"マツキチ"寛 Bass: Park A.Guitar E.Guitar: 恒枝賢治 1st Violin: 下川美帆 2nd Violin: 今井博子 Viola: 青木史子 Cello: 中村美保 Keyboard Programming: 時乗浩一郎 Recording Mixing Engineer: 高桑 心(DUTCHMAMA STUDIO) 「機動戦士Ζガンダム」メドレーΖ・刻をこえて~水の星へ愛をこめて Vocal: 鮎川麻弥 Drums: HAZE 大宮洋介 Bass: 出口博之 A.Guitar E.Guitar: 恒枝賢治 Violin: 下川美帆 原田百惠実 Viola: 関 明子 青木史子 Keyboard Programming: 時乗浩一郎 Recording Mixing Engineer: 高桑 心(DUTCHMAMA STUDIO) 動画 配信情報 iTunes Apple Music Spotify Amazon Music mora mora ハイレゾ 商品リンク ・通常盤 ・初回限定盤
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夜道にご用心 ◆xXon72.MI. 千葉紀梨乃(室江高校)と坊屋春道(鈴蘭高校)の二人は、相馬光子の死体から離れ、少し間を取って紀梨乃が落ち着くのを待った後、当初の予定通り鷹野神社へと向かった。 二人の移動手段は原付スクーターだったので、移動を開始すればすぐに到着すると思われたが、 既に日は落ち、街灯も点かないこの島の夜道では、原付のライトと空の月以外に灯りはなく、 今日初めて原付を運転している紀梨乃は、暗闇と慣れない運転から来る恐怖心であまり速度を上げられず、 普段自転車で出す程度のスピードしか出すことができなかった。 それでも歩くよりは遥かに速いのだが、結局二人は第二回放送までの間に鷹野神社に到着することは出来ず、 その手前の分かれ道に差し掛かかったあたりで放送が流れ始めた。 仕方なく、二人はその場で原付を停め、放送を聞く事となったのだが……。 「…………」 「…………」 放送終了後、二人はしばらく無言だった。 その理由は、それぞれで少し違うのだが、原因は同じ。 十一人という死者の数もさることながら、読み上げられた名前の中に、紀梨乃の学校である室江高校の生徒の名前があったからだ。 春道の鈴蘭高校からも一人、死者として加東秀吉の名前が呼ばれていたが、春道と秀吉はあまり面識がなく、もちろん、鈴蘭の生徒が死んだのだから、それで春道が何も思わない訳ではなかったが、それほどのショックにはならなかった。 それよりも春道は、紀梨乃の方が心配だった。 しかし、紀梨乃に何と声をかけたらいいか、あるいはかけない方が良いのかわからず、 結果として無言になってしまっていた。 対して紀梨乃は、精神的ショックが凄まじく大きい。 川添珠姫。 桑原鞘子。 この二人は紀梨乃にとって、剣道部のかけがえの無い仲間だったのだ。 川添珠姫は、紀梨乃が部長を務める剣道部の一年生エースで、部員の少なかった剣道部の救世主であり、紀梨乃にとっては目指すべき目標でもあった。 また、剣道を抜きに考えても、紀梨乃にとって珠姫はとても可愛い後輩で、彼女を可愛がることが学校に行く楽しみの一つでもあった。 今年に入ってから、部活が楽しくて仕方が無かったのは、珠姫のおかげだったと言っていいだろう。 そして、桑原鞘子と紀梨乃は小学校からの付き合いであり、性格は大分違うが不思議と思考パターンは近く、気が合った。 高校で同じ部活に入って(紀梨乃が引き込んだのだが)一緒に過ごす時間が増えたせいか、 最近ではお互いの顔や態度を見れば、声に出さずとも考えていることが分かるほどの間柄になっていた。 友達の多い紀梨乃だが、親友といえば間違いなく鞘子だったし、鞘子の側からしてもそれは同じことだった。 そんな二人を、紀梨乃は一度に失くしてしまったのだ。 しばらくの間、紀梨乃は放心状態で泣くでも喚くでもなく、ただ無言で立ち尽くしていた。 バサ カランカラン 力の抜けた紀梨乃の手から地図や筆記用具が落ち、地面で音を立てても、紀梨乃は微動だにしなかった。 それに気付いた春道が原付のライトを地面へ向けて紀梨乃が落とした物を拾い、それをキッカケに何か声をかけようとしたのだが。 「キリノちゃん……」 紀梨乃の名前を呼んだその後が続かなかった。 大丈夫か?――って、大丈夫なワケがない。 きっと嘘だって!――そりゃ、単なる気休めだ。 思い付く言葉は、どれも違う気がした。 「……え~っと、春道、くん」 「おぉ?」 気付くと、呆然と立ち尽くしているだけに見えた紀梨乃の口から春道の名が呼ばれていた。 紀梨乃に掛ける言葉を考えていた春道は、先に声を掛けられて少し驚いたが、そんな春道をよそに、 紀梨乃は会釈をして、春道の手から自分の落とした筆記用具や地図を受け取り、それをデイパックに入れると。 「あたし、ちょっとトイレです」 と言って、春道の返事も待たずにスタスタと、近くの林へ向かって歩いて行った。 「おー。……あー、キリノちゃん!」 そんな紀梨乃を一度は見送りかけた春道だったが、紀梨乃の姿が林の中に消える前に、やや大きな声を出して呼びとめた。 紀梨乃の今のセリフは昼間の第一回目の放送の後で、春道が紀梨乃から少し離れる時に使った口実と同じものであり、 恐らく紀梨乃も、口実として使ったのであろう事は春道にもわかった。 そのことを咎めようというのではない。 ただ春道は、紀梨乃が見えなくなるその前に一言、言いたいことがあったのだ。 「はい?」 春道の声で少し驚いたように振り返った紀梨乃に、春道続けた。 「あんま遠く行くなよ。キリノちゃんは、オレがゼッテー守るからよ」 「あ…、は~い」 紀梨乃はそれを受け、笑顔で、作り笑いだったがこの時出来る精一杯の笑顔で春道に頷くと、 再び林の方へと足を向け、月明かりも原付のライトもほとんど届かない木々の中へと入って行った。 そして、春道から紀梨乃の姿が見えなくなって割とすぐ、「びえええええ」という紀梨乃の泣き声が春道の耳に届いた。 昼間の放送直後には、春道が一人で物想いにふけるため、一度紀梨乃から離れたが、 今の紀梨乃の場合は、一人で、大声で泣きたかったのだろう。 「キリノ…………」 紀梨乃の泣き声を聞いた春道は、今すぐ紀梨乃の元へ駆け寄って泣きじゃくっている紀梨乃を抱きしめてやりたかった。 直前の春道の言を守ってか、姿こそ春道からは見えないが、紀梨乃の声はそう遠くない所から聞こえてきていたし、それは可能だろう。 しかし、紀梨乃は一人になりたくて林の中へ入って行ったのだろうし、その意思を尊重するならここは堪えるべきだろう。 そう考えて、春道は紀梨乃が戻って来るのをこの場で持つことにした。 「……しっかし、ホント大丈夫か?」 待つと決めた春道だったが、紀梨乃の泣き声は数分間経っても全く治まる気配が無く、え~んえ~んと、延々と、続いていた。 元々、春道は紀梨乃のことを心配はしていたが、それは精神面のことだ。 しかし、そろそろ紀梨乃の喉の方も心配になってきた頃、ピタリと、唐突に泣き声が止んだ。 「ん?」 だんだん弱くなるとかではなく、急に止んだことに違和感を覚えた春道が耳を澄ませると、 何か、内容はよくわからなかったが、何かに呼びかけるような紀梨乃の声が聞こえた。 * * 桂言葉(榊野学園)は、夜の真っ暗な林の中を慎重に進んでいた。 放送後に見えた女らしき人影に接近するためだ。 * * 「ふぅ」 それにしても、明かりも無しに林の中を歩くのは思った以上に大変ですね。 月明かりが差し込んでいるところはまだ目を凝らせば地面が見えるのですが、 影になっているところは本当に真っ暗で、何も見えないので、 一歩踏み出すにも、すり足で先を確認しながら慎重に足を出さないと危険です。 出来れば何か明かりが欲しいところです。 支給品のランタンならありますけど、これを使うと私の居場所がバレてしまいますよね。 あの女の姿は、彼女がちょうど月明かりが差し込んでいるところを通ったときに見えたものらしくて、 今は見えなくなってしまいました。 もっとも、今は泣き声が聞こえるので――そうそう、この泣き声で、やっぱり女だと確証が持てました。――この声のおかげで、大体の位置はわかります。 真っ暗な林の中を進むのに苦労して、なかなか近付けないのですけど、 幸い、あの女はずっと泣いたままその場を動いていないので、焦らず、ゆっくりと近づく事にします。 「ああああああぁぁぁ!! サヤああああああぁぁぁぁぁ!!! タマちゃああああああああん!!!」 だんだんと、女の声の内容までハッキリと聞き取れるようになってきました。 そのくらい近づいたということでしょう。 何だか、聞き覚えのある声の気がしますけど、そんなことはどうでもいいですね。 ここにいる女は皆、死んでもらうのですから。 誠くんには、私以外の女はいらないんです。 さて、そろそろ銃を出しておきましょう。 さっき神社で見つけた銃を使うといたしましょうか。 ドサッ あら、いけない。 デイパックに突っ込んであったライフルを取り出すのに、ちょっと引っかかってしまって、 デイパックが足元に落ちてしまいました。 「だ、だれ?」 ああ、やっぱり、今の音で気付かれてしまいました。 せっかくここまで慎重に近づいたのに、ドジですね、私。 「誰か、いるの?」 仕方ないので、ここから撃つことにしましょう。 この暗い中逃げ回られたら追いかけるのも面倒ですし、やるなら今の内でしょう。 さっきの音に気付いても、女がすぐに逃げなかったのが不幸中の幸いです。 「ねえ、誰かいるの? ミヤミヤ? ダンくん?」 姿は見えませんが、声のする方へ狙いを付けて、私は引き金にかけた指に力を込めます。 ダァァン――― 「きゃあああああ!!」 銃声から一瞬遅れて、女の悲鳴が上がりました。 当たったでしょうか? いいえ、どうやら外れていたみたいですね。 悲鳴の後、ほんの少し間がありましたけど、すぐに私から遠ざかる足音が。 やっぱり、声だけで狙いを付けるのは無理がありました。 早く追いかけないと。 あ、でも、その前に。 この銃は一発撃つごとに、レバーを引かないといけないのでした。 撃ちたい時に撃てなくては、意味が無いですからね。 ガチャ これでよし。 それにしても、銃の音って思ったよりも大きいんですね。 耳の中にはまだ、キーンという耳鳴り音が残っています。 女の足音はなんとか聞こえていますけど、距離感はちょっと分からなくなってしまいました。 立て続けに撃っていたら、耳がおかしくなってしまうかも。 でも、負けません。 私以外の女には、死んでもらわないと。 誠くんのために。 * * 夜の闇の中、銃撃を受けた紀梨乃は必死で逃げた。 「ハッ、ハッ、ハッ、ハッ」 紀梨乃を狙った弾丸は、紀梨乃の身体には当たっていない。 銃撃を受ける前、紀梨乃は木に縋りつくようにして泣いており、物音がしたその後は、 自分と、物音がした方の間に木の幹を挟むようにし、木を盾にして音の方を覗っていたのが良かったのか、 あるいは、単純に弾が外れていただけなのかは、紀梨乃には分からなかったが、 とにかく、紀梨乃が狙われたことはだけは間違いない。 紀梨乃は一瞬、パニックになってしまい身体の動きが止まったが、すぐに選択の余地が無い事に気付き、全力で逃げだした。 この辺りは、剣道という人の生き死にがかかった状況を想定することが起源にある武道で、日々鍛錬していることが活きたのかもしれない。 ところどころ月明かりが差し込んでいるとはいえ、ほとんど真っ暗な林を走ることに恐怖心はあったが、銃で狙われていることの方が、余程恐怖だった。 それに、真っ暗といってもさっき来たルートを戻るだけだったし、すぐに原付のライトの明かりが見えてきたので、後はそこを目標に走るだけだ。 時折、地面の凹凸に足を取られそうになったが、その度に剣道の継ぎ足や送り足の要領で足を前に出し、体勢を立て直した。 「キリノ!!」 紀梨乃が原付の方へ向かって走っていると、そちら側から春道が姿を現した。 「は、春道くん!」 「大丈夫か! ケガはねーな?」 春道は紀梨乃に駆け寄ると、紀梨乃の肩に手を置き、彼女の身体を観察した。 「う、うん。はい。大丈夫です」 紀梨乃が答えた次の瞬間、二度目の銃声が響き、近くの木で何か弾けるような音が鳴った。 「うおっ」 「ひっ」 「クソ、こっちだ!!」 春道が紀梨乃の手を引き原付の方へ駆けだし、紀梨乃も出来るだけの脚力でそれに応じた。 そして、林を抜けると、すぐに春道は紀梨乃を原付に乗りこませる。 「よし、運転できるな?」 「はい!」 出来ないなんて言っていられない。 「よし、先行け!」 「春道くんは?」 「オレも行くさ。キリノちゃんはオレが守る。もう離れたりしねー」 「わ、わかりました」 春道の顔は林の方を向いていたが、体はもう一台の原付の方へ駆け寄って行くのを見て、紀梨乃は自分の乗る原付のスロットルを捻った。 アイドリング状態だったエンジンが唸り、紀梨乃の乗った原付の車体を押し出す。 「……っ」 紀梨乃の原付が動き出したところで三度目の銃声が響き渡り、紀梨乃からかなり近い所で何かの風切音がした。 銃弾が通り過ぎたのだろう。 心臓が跳ね、思わず息を飲み込んだ紀梨乃だったが原付のスロットルは戻さず、なんとか次弾が来るまでに走りぬけられるよう、心の中で祈った。 「チッ! 調子に乗んなァ!!」 春道がワルサーPPKを抜き、銃声のした辺りに向かって立て続けに二発、銃弾を撃ち込んだ。 さらに原付に跨ると、スロットルを回しながらワルサーPPKを左手に持ち直してもう一発。 その間に、紀梨乃の原付の方はスピードが乗ってきてその場を離れる事に成功した。 もちろん、春道もその後に続く。 今の春道が最も重要視していることは、襲撃者を倒すことではなく、紀梨乃を守ることだ。 あまり、紀梨乃から離れるわけにもいかない。 そうして、春道の原付が先ほどまで原付を停めていたところから数十メートル離れた先にあるカーブに差し掛かった際、春道は一度後ろを振り返り、先ほどまで自分達が居た場所へと目を向けた。 するとそこには、黒く長い髪を持った女生徒が、月明かりを浴びて佇んでいた。 暗い上に距離もあるので、顔や服装の細かい部分はわからなかったが、シルエットで今日の夕方、首を切断された死体のところで出会った子だと分かった。 そして、その手に持っている何やら大きな物が、ライフルのような種類の銃であることも。 「……アイツ、か」 その姿は、カーブを曲がり始めると木の影になって見えなくなった。 【G-4 道/1日目 夜】 【千葉紀梨乃 @BAMBOO BLADE】 [状態]:精神的ショックと動揺 [装備]: 短刀 、原付スクーター [道具]:デイパック、支給品一式、チャッカマンなどの雑貨数点、常備薬 [思考] 基本:殺し合いはしない。 1:室江高校のみんなを探す 2:そのために島を一周する。 3:春道を、信用しようと思っている [備考] ※春道から、加東秀吉以外の鈴蘭高校出身者の特徴を聞きました。 【坊屋春道@クローズ】 [状態]:健康、精神的緊張感 [装備]: ワルサーPPK(4/6)、改造ライター(燃料:90%)、原付スクーター [道具]:デイパック、支給品一式、救急箱、缶詰、私物のタバコ、ワルサーPPKのマガジン [思考] 基本:キリノと仲を深める 1:キリノを守る 2:電話番号をもらう 3:できれば、その先も…… [備考] ※紀梨乃から、室江高校出身者の特徴を聞きました。 * * ああ、行ってしまいました。 今のスクーター。 夕方の、あの二人でしたか。 あんな女に誠くんがなびくとも思えませんけど、誠くんは優しいから、 なかなか来る人を拒めないんですよね。 でも大丈夫。 優しいのは良いことです。 その優しさにつけこむような女は、私が始末してあげればいいのですから、 誠くんは今まで通り、優しい誠くんでいてくださいね。 それにしても、誠くんの優しさにつけこもうだなんて、あの女、許せません やっぱり、諦めるわけにはいきませんね。 確か、キリノさん、と言いましたっけ。 早く追いかけて、始末してあげませんと。 誠くんのために。 【G-5 道/1日目 夜】 【桂言葉@School Days】 [状態]:喉に軽いダメージ(治癒しつつあります) [装備]:ワルサーP38(9/8+1)、ワルサーP38の予備マガジン×5、鉈、レミントンM700(2/5)予備弾丸 20 [道具]:相馬光子のデイパック、支給品一式、相馬光子の首輪 [思考の基本]:全ては誠くんのために。優勝狙いだが最終的にどうするかは誠次第 1:伊藤誠との合流。 2:女は殺す。誠の無事と意思を確認するまでは男は殺さない。ただし誠を害する可能性がある者は何をしてでも殺す。 3:紀梨乃を追いかける。 ※誠の死を嘘だと思っています。普通に会話はできます。すでに狂人の世界に足を踏みいれています。 ※何か彼女にとって衝撃的な出来事があれば元に戻るかもしれません。 67:岐路 投下順で読む [[]] 67:岐路 時系列順で読む [[]] ▲
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”*1,007-” 何かの端数、ではない。 コジローの預金通帳、その現在高―― つまりは、彼の持ち得る資産、そのほぼ全てである。 今月の給料日まで、残り10日。 (……さて、どうしたもんか、石田虎侍。) ―――しゃんとしなくては。 取り敢えずは、そう決めた。 それが彼の目指す「大人の強さ」その第一歩…のはず、だった。 だが、現実に目を向ければ、問題は堆く積まれた山のように屹然とそこにある。 家計簿をつける取っ掛かりになればと思い、レシートは残し、週末には通帳記入をするようにもした。しかし―― (これはビールの特売日、これもビールの特売、こっちはビデオの延滞…って、おい。) まとめて記帳された実に76件ものカード取引件数、その日付と引き落とし金額は… 己の金遣いの荒さ、ムダさを如実に物語っていた。 (……とりあえず、酒は控える、として…問題は食い物だな…) ちら、とキッチンを見やると。 そこに在るのは辛うじて実家から送られてきた僅かばかりの米と―― ほとんど空っぽの冷蔵庫の中には、先輩と飲んだ時の残りの枝豆が2袋。 (…これであと10日、か…) ―――はぁ、とひとつ深い溜息をついてから……がさごそ、棚を漁ってみる。 しょうゆ、みりん、サラダ油、砂糖、塩、酢、コショウ、味噌、バター、各種ソース――― 一人暮らしで自炊をしない男の部屋にしては、十分過ぎるほどに調味料の品揃えはいい。 ほとんど全て、実家から送られて来た物だ。 母曰く、お前もお料理くらいできないと今の時代お嫁さんも来てくれませんよ、とのこと。 (…単に、セットで買った余りだとか、お歳暮とかで貰ったのを俺に押し付けてるだけじゃねえのか?) 実家に帰った時に見た、コンビニ弁当で腹を膨らす父と母。 その姿をありありと思い出し、そりゃ調味料なんかいらんわな、と思いつつ―― 何が嫁だ、ふざけんなあのババア、と一言漏らすと。 「……しょうがねえ、いっちょやったるか、料理」 コジローの人生における初めての挑戦は、そのような形であっさりと齎された。 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ ”¥1,105-” 先の口座の残高が増えた、わけではない。 引き落としが済み、生鮮100均ショップで買物を済ませた… 今のコジローの財布の中に納められているなけなしの生活費。その全てである。 紙幣1枚に僅か2枚の硬貨と少しのカードと免許証・職員証だけのとても簡素で軽い財布。 (――少なくとも、「大人の財布」ではないな、こりゃあ…) そんなボヤキをどうにか肚に収めつつ。片手の買物袋には… とりあえず卵に、ツナ缶、竹輪、胡瓜、玉葱。そしてスティック味噌汁。 そういった、なんとか主菜のごはんを引き立てられる食材。 これでどうにかまず5日凌げれば、という目論見と共に、部屋への階段を上がる。 「まずは、メシだな。……炊けてるかな?」 部屋に入って荷物を置き、まず買物に出る前に仕込んでおいたジャーを開くと… それと同時にもわぁっ、とした白煙が立ちのぼ―――らない。 「…うわっちゃ、水が少なかったのか?」 それは、ごはん、と言えば間違いなくそうであるという形をしていたが… ”炊き立て”のつやと瑞々しさのイメージからは程遠い、 パサパサでいかにも味気の無さそうな白米であった。 (――ま、まあいい。米炊くのも久し振りだし…それにどうせ炒めるんだしな。) 心の中でそう呟くと、引き出しの中から。 引越しの時に母親にムリヤリ買わされ、押し付けられたまま―― およそ4~5年もの間、只の一度も使われる事のなかった――包丁とまな板を取り出す。 そのまま、玉葱を一刀両断すると、溢れる涙を抑えて微塵切りに。 タタタタタ、と小気味よい音が部屋に流れる。 (……なかなか手馴れたもんじゃないか、俺も。へへ) そのまま油をひいたフライパンに移し、あめ色になるまで炒め… 頃合になるとまな板に移し返し、余った分をラップに包んで冷凍保存、一丁上がり。 自分で自分の手際の良さに感動しつつ、炒めたタマネギの香ばしい香りにお腹をぐぅ、と鳴らすコジロー。 (あとは、食べる分と一緒に飯を炒めて、と…) ジュワジュワ、といい音をさせながらフライパンの上で玉葱と混じり合って踊る白米。 それに少しづつケチャップと胡椒で味付けをしていく―――とそこに、異変が。 「…む、なんか…ベチャベチャだな…?」 ケチャップをかけすぎたか、と思うが時既に遅し。 オレンジを超え、もはや真っ赤に染まった玉葱とご飯は… オムライスの下地というより、さながらケチャップ混ぜご飯の様相である。 (こ、こりゃ…辛そうだな……まあ、次は卵タマゴ、と…) 一先ずソレをお皿に盛りつけ、といた卵をそのままフライパンに。 やや強火にしてぐちゃぐちゃに掻き雑ぜると、こんがり焼き上がるプレーンオム。 やれやれこっちはどうにかなったか…とコジローが胸を撫で下ろすと、 続いて最終段階、ハヤシソースの作成へ。 (デミグラスソースに、ケチャップとバターを混ぜて…と。こんなものか?) オムを赤いごはんの上に乗せ、フライパンの上で調味料をかき混ぜると… じゅわぁぁぁ、とこれまたいい音と共にソースの焦げる臭いが鼻を包む。 よしこんなもんだ、とオムの上にソースをかけ、完成。 ”オムハヤシライス一人暮らし風”の出来上がり、である。 「よっしゃ!食うぞ食うぞっと!」 スティック味噌汁にお湯を注ぎ、机に運ぶと、試食タイム。……が、しかし。 ―――がりっ。 一口目にして、口当たりに違和感。 オムの中から出てきたソレは紛れも無い、卵の殻であった。 そしてそのような違和感すら遥かに上回る勢いで訪れる―――さらなる違和感。 「かっ、かっ、辛れえ~~~~ッ!!!」 慌てて水道に駆け込み、蛇口をひねると口をすすぐ。 その常識外れの辛さの正体は……ケチャップの蓋に記されていた。 [”激辛”ホット・ケチャップ タイ人もびっくり] そんなものを、浸かるほどにもかけてしまっては… 上に乗るプレーンオムレツの繊細な味など、ひとたまりもない。 おそるおそる、二度三度と…どうにか口に運ぼうとするものの、その都度辛さに音をあげそうになる。 みそ汁と冷水でどうにか誤魔化しつつ、半分ほど食べきった所で…ギブ。 「もう、ダメだなこりゃ…枝豆でも食おう……」 ヒリヒリする口で枝豆一袋を掻っ込み、皿を片付けた所で時間はもう23時を回ろうとしている。 いかんいかん、と大慌てで風呂に飛び込み、汗だけ流して一日終了。 布団に潜り込み、まだぐるるるる、と獰猛な音を立てるお腹からの追求をどうにか捌く。 (しかし、こんなに上手く行くかんとは…不器用にも程があるな、俺は――) 作成過程で有頂天にもなっていた分、一旦沈み込むとその振れ幅は限りなく大きい。 まして今日は適度な酒も入ってない。素振りもしていない。必然―――寝付けるはずもない。 布団の中で二転三転しながら明日からの事を考えると、ますます気が滅入る。 (まず一度、誰かに教わるべき、なのか…?) ―――”誰か”。 自分で考えておいて、一発で思い当たるシルエットが、一人。 猫口で、いつでも笑顔の絶えない、ポニーテールをゆらゆら揺らすその姿は、紛れもなく――― もわもわ、と具体的なかたちを持ち始めたその空想を、しかし瞬時に脳内で打ち消しにかかる。 (……ったく、しっかりしろ!) 川添道場で目を啓いて以来、しゃんとしよう、という事と共にもう一つ考えていた、いや… どうしてもそれと連なる思考のスミからこびり付いて離れようがないものが、ひとつ。 (俺は、俺自身は―――あいつにいつまで頼るつもりだ?) メシの事も勿論だが、それだけであろう筈もない。 その根本に根差しているのはおそらく春先、まだ一人ぼっちだったあいつに… どうする事もしてやれなかった申し訳なさに端を発する、積み重なった罪の意識。 あいつが弱っていて、何か力になってやろうとしたIH県北予選では、結局、何もしてやれずに。 あまつさえ川添道場では、自分の取るに足らない面子を守る為に逆にまた…借りを作ってしまった。 このツケはいつか払わねばならない。そしてまさに今こそがその時である。それは分かっているのだが――― そうは思いつつも、脳内に浮かぶその姿を無理にでも打ち消そうとすればする程に… 何の意識もしていなかった母のなんでもない言葉までもが脳内でフラッシュバックされる。 ”お嫁さんも来てくれませんよ” ―――嫁、さん……母親。 これまで、それなりに多くの生徒や知人と関って来た、という自負もある自分の交友範囲の中で。 それでも……あいつ程その言葉に相応しい人間がいるだろうか?いや、おそらくは居まい。 まだ高校生でありながら、でしゃばらず、引きすぎず… 全ての人間に平等に接する博愛の目を既に備えており――― 加えて家事百般に通じ、気立ても勿論いい。それに努力家だ。 唯一、何事も自分で溜め込んでしまう癖だけは欠点と言えなくもないが… 何といってもまだ高校生のあいつにそこまで望むのは高望みという物だ。 ましてやあいつなら、そのような事をも優しく包み込むふくよかささえ―――じきに手に入れてしまう事だろう。 (あんな才能…って言うなら、あいつも十分すげーよな……はは) 自分には、過ぎたる宝が、二つ―――いや、七つ。いやさ…九つ、か。 ともあれ自分は、そういう光の粒たちに… いやむしろ、自分に関わる全ての生徒の導き手として――― 恥じぬ態度を、姿勢を、そして在り方を示さなくては為らない。 (”大人の強さ”なんだ、コジロー。……いつまでもあいつに甘えていて、どうする。) そう思うと、むくりと起き上がり、傍らの竹刀を携え、外へ。 一つ、二つ―――何かを確かめるように竹刀を振る。 日付が変わっても、その風を切る音が絶える事は無かった。 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ ――――”ごぎゅるるるる” 工事のドリルが地面を掘削する音ではない。 一人の人間の…お腹から発せられる――轟音である。 その音がする度教卓にへたり込んでいた以前までの姿とは異なり… 必死に背を起こし、なんとか教師らしく振舞おうとしているその姿は――― 違う意味で滑稽だと言え、やはり生徒たちにとっては失笑の対象でしかない。 あれから数日、料理はとにかく失敗続きであった。 米は何故かどうしてもムラができ、上手く炊き上がらない。 「ツナと胡瓜の味噌和え」は、またも味付けを間違えてほとんど味噌の味しかしなかった。 「ちくわと刻み胡瓜のマヨネーズがけ」は流石に上手くいったものの、ダイエット料理にも程がある。 辛うじて満足と言える出来栄えだったのは目玉焼きくらいのもので、結局のところは――― ジャーに残ったまずいメシと小分けにした枝豆、そしてスティック味噌汁で凌ぐ毎日。 朝と昼は、抜き……その生活も限界に近付き、既に貧血に基く立ち眩みを起こす事2回。 そして今日も、終業のチャイムに救われなんとかふぅ、と片息をつくと… コジローのそんな様子を見かねた生徒が、二人。 「先生、お腹すいてそうだから…パン食べる?」 「あたしもあげるよ…っていうか大丈夫、先生?」 数ヶ月前にも自分にパンをくれた女生徒二人が、いかにも心配そうに見つめている。 その目には、かつてのガツガツとした「残パンマン」コジロー復活への期待が湛えられていた。 が、しかし……今のコジローとしては、その好意に甘える訳にもいかない。 払拭せねばならない。醜聞を。そして、取り戻さなければならない。威厳を。 「―――はは。だらしねー先生で、ごめんな…」 辛うじてそう言い残すと、やつれた顔でどうにか笑顔をこしらえ…軽く手をあげ、教室を出る。 それを背後で見送る二人の生徒の瞳に、旗が――はっきりとはためいてしまっている事に。 彼はもちろん気付くよしもない。 ともあれ、そういう…ある意味今まで以上の天然たらしっぷりを見せつつ… 時間は刻一刻と放課後、すなわち部活の時間へと近付いていた。 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ ―――ブンッ!ビュン!……ヒュンッ! 閑まりかえった道場に木霊するは、もちろん素振りの音。 川添道場にて「何か」を得る事のできた、もう一人―――即ち、ミヤミヤその人のものである。 (あ…最後のは、近かった気がする。) 一旦竹刀を降ろし、汗をぬぐって呼吸を整える。 ―――よもや、ここまで自分が剣道にのめり込む事になるとは。 1年前の自分に言っても、恐らくは鼻で笑われるだけだろうな、と思う。 でも、悪い気はしない。こうして放課後、一番乗りで練習を始めている自分も――うん、悪くない。 よし、もう一回、と竹刀を強く握り締めたところで―――背後の引き戸が開くと。 「はよーっす……んっ、今日はまだミヤだけなのか」 一人でも練習とは感心感心、とでも言外に仄めかすような… 相変わらずの人を食ったような態度で顧問のコジローが入って来る。 「おはようございます、コジロー先生」 一旦竹刀に込めた力を抜き、軽く笑顔を作って会釈をし… すたすた、と近付いてくるコジローをじいっと見る。 (…やっぱり――何も、変わってないじゃない。) 自分が直接、何かを見聞きした訳ではないが――元々、他人の気持ちには聡いミヤミヤの事。 川添道場の一件以来、部内の空気が微妙に変化してきている事は、十分に感じ取っていた。 そう、微妙に……今までのどこかのほほんとした温和で穏やかな空気は残しつつも、 何か確かな目標を見つけたような、そういう伸びやかな空気が今の部にはあり… 自然とそれが今の自分の成長を後押ししてくれているようでさえある。そういう感じ。 そしてその変化の中心に居るのが目の前に居るこの顧問であるという事も――― ……以前より自分はこの顧問とは、他の部員たちよりも幾分フラットな、 良く言えば依存の無い、悪く言えば距離を置いた付き合い方をしてきたつもりではある。 しかし、そのせいで見え難い部分もあるのだろう、という点を差し引いたとしても… それでも、自分だけが具体的な「その変化」に気付けていない、というのはどこかもどかしく。 また同時にそれはミヤミヤのプライドを刺激してもいた。 ――――ただそれでも、今の自分にもどうにか、分かる事があるとすれば。 「な…何だよ。俺の顔、何かついてるか?」 間近までやって来たコジローの顔をそのまま、ずい、と覗き込む。タバコの時のお返しとばかりに。 女の子にしては長身のミヤミヤとはいえ、元々の身長差に加え、背筋を立てた男性相手では… さすがに下から睨め付ける様な視線になる。が…… その眼光と、眼の前まで寄せられた顔から漂う髪のにおいにコジローは息を呑む。 「……先生、あごの下にニキビできてますよ」 どんな生活してるんですか、と云うミヤミヤの言葉に慌てて下顎に手をやるコジロー。 その所作が少し、おかしく見えて――いや、Sの血が疼いたのか――にやり、と口角をあげると。 「――最近、ちゃんとごはん食べてるんですか?」 気になっていた事をズバリ、ぶつけてみる。 元々姿勢のいい人ではあったが、今なお背筋こそぴんと伸び、しゃんとしてはいるものの… よく見ると日に日に頬はこけ、髪はパサつき、青白い唇の色はいかにも不健康さを表し、顔色もいかにも、よくない。 そういえば最近――とは言っても、ここ数日だけの話だが――皆での昼食の席に先生を見かける事が無かった。 まさかそれが原因で、とは思いもしなかったものの…… 確かに目の前にいるコジローは”栄養失調”その典型的な患者であると言えた。 ともあれ、それは―――ミヤミヤからすれば、ほぼ純粋に心配の気持ちからの言葉であったのだが。 言われた当のコジローにしてみれば、またもや生徒に自分の不調を気遣わせてしまった事、そして何より… ”ちゃんとごはん食べてるんですか?” その一言一句に”誰か”の姿をまたもや連想してしまっている自分に対する嫌悪感。 そして勿論、気を使ってくれているミヤをそんなふうに見ている事への申し訳なさ。 まとめて押し寄せるそんなネガティブな感情を振り払うようにぶんぶんぶん、と頭を振ると。 「はは…そうなんだよな、最近、晩メシがうまくできなくてさ」 頭をぽりぽりと掻きながら照れくさそうに告げるコジローの… その何気ない言葉の中に、ほんの少しの違和感を見つけるミヤミヤ。 「うまくできなくて、って……自炊とかしてましたっけ?初耳ですけど」 料理をするようなタイプには余り見えないし、そんな話も聞いた事がない。 何よりこちらは彼が生徒に昼食をたかる姿を幾度も目にして来ている。 それが一体、どうした心境の変化だろう。 至極もっともなミヤミヤの疑問に一瞬、しまった、という表情を浮かべた後… 隠してもしょうがないかと一呼吸おいて、コジローが言葉を紡ぐ。 「いや……いつまでもお前たちの世話になってたんじゃ、みっともないだろ?」 たったそれだけの言葉ではあったが、聞くミヤミヤの耳には、それが何故か… 信じ難い情報となって飛び込んで来たように、思えた。 そしてそれと同時に。 ―――ああ、こういう事なのか。 と得心の行く部分も、確かにある。 つまりは……「変わった」のだ。この顧問は。 別につまらぬ見栄を張る部分が無くなった訳ではないだろうし、 勿論これからも度々、そのだらしなさに辟易させられる場面もあるのだろう、とは思う。 しかしそれらが持つ意味は、おそらくこれまでの物とは大きく異なって来るのだろう――― そういう不思議な確信をもつだけの理由が、その言葉からは感じられる。ような気がした。 ともあれミヤミヤがそうして、ようやく分かった、という納得の笑みを浮かべていると… その和やかな空気を引き裂くように、ムードもへったくれもない、地鳴りのような音が道場に鳴り響く。 ――――”ぐぐぐぐぅ” 言うまでもない。コジローの腹の音、である。 流石に教室とは勝手が違い、多少は付き合いの深いミヤの前では照れを隠し切れず… 頬をぽりぽり掻きながら口元を緩ませ、申し訳無さそうに顔を赤くするコジロー。 しかし、ミヤミヤにしてみれば……従来の自分であれば。 ここで「はぁ?」とでもいうような態度を取るのだろうな、と思いこそしたものの… 何故かその心中は、自分でも驚くほどに穏やかだった。 「ぷっ…っく、ふふふ……ダンくんのお弁当の残りでよければ…食べますか?」 そう言ってお弁当を取って来ようとするミヤミヤの救いの手に… 一旦は乗りかかるような素振りを見せたものの、しかし手の平を向け、いやいや、と俯きがちに首を振るコジロー。 「いーんだって。自分の事は自分で何とかするさ。……まあ今日は何ともならなかったんだけどな、はは」 その言葉に、でも、とあくまで食い下がろうとするミヤミヤに対し、やや真剣さを混じえた表情で、さらに―――呟く。 「……俺はもう、お前らに頼るわけにはいかないから、さ…」 遠い目で、自分ではない誰かに向けて言っているような… その、あまりの。依怙地なまでの頑なさに。お前ら、と口では言いながら――― まるで誰か…特定の人物を指して言っているような錯覚をおぼえる。 そしてこの顧問を、ここまで真剣にさせている”誰か”とは… ―――ミヤミヤにとっても、思い当たるのは一人しかいない。 (……キリノ部長と、何かあったんですか?) 聞けない。なにかそれが……そこまで関ってしまう事が、自分のキャラではない気がして。 しかし目は口ほどに物を言う、とはよく言ったもので… 当のコジローにはその、じっとりと見つめるミヤの視線の意味がどんな物なのか、伝わっているようにも思えた。 実際、その視線攻撃に耐えかねてか、コジローの方が参った、とばかりに話をそらす。 「…また、今度でいいからさ、簡単なレシピ本でも貸してくれよ」 お前、料理得意だったろう、と締められたその言葉は――― 体のいい、拒絶のようにも聞こえ……先程までの穏やかさよりも、苛立ち。 いや、それよりももう少しだけ複雑な感情が先に顔を出す。 「そんな物なくても……部長に教わればいいじゃありませんか?」 思わずに投げてしまった直球に、コジローの顔がひきつる。のが見えた。気がする。 しかし、こちらとしても。こうなってしまった以上引き下がる気は毛頭、ない。 「さっきから聞いてると……随分逃げ腰なんじゃありませんか?」 「”関わらない事”と”頼りにしない事”は、違うでしょう?」 「それとも…そんなものが…」 ―――先生の見つけた”正しい事”、なんですか。 ミヤミヤが、そのいつもの自分らしからぬ多弁さに自分でも驚いていると… コジローは、ぐっ、と唇を噛み締め、その一言一言を真剣に咀嚼しようとしていた。 そこへようやっと、遅れて来た2年生組――キリノとサヤ――が、姿を見せる。 「おはようございまー、ってアレ?先生とミヤミヤだけ?」 「アヤシーなあ、二人で何してたんですか?」 即座に表情を切り替え、おう、遅いぞ、と答えると… 茶化すようなサヤの言葉にもバーカ、と笑顔で答える。 今の今まで自分に見せていた深刻な表情は、どこにもない。 それを見たミヤミヤが、 (―――やっぱり、変わったのね、この人は。) と…先刻の自分の確信が間違いでは無かった事を改めて感じていると。 そんな事はつゆ知らないキリノが、二人の方へと近付き、朗かに話し掛ける。 「先生がまだ背広って事は…ミヤミヤ、一人で練習してたんだねえ。感心感心」 そういって、少しおどけ気味にキリノがミヤミヤを褒めると、 「いや…俺が、話しかけて止めちゃってさ。ごめんな、ミヤ」 コジローもそれに乗る。 そのまま始まりそうなこの部恒例のお喋り会に… 今はあまり乗り気にはなれず、メイク直してきます、と一人その場をはけようとするミヤミヤ。 その場に背中を向け、半歩ほど場を離れた所で、キリノの言葉。 「おりょ、センセー…最近やっぱり顔色悪いねえ。ダメですよー、ちゃんとごはん食べてるんですか?」 ――――”ちゃんとごはん食べてるんですか?” 先ほど耳にした物と、全く同じフレーズに刹那、二者二様に動きを止める。キリノはわからない。サヤは気付きもしない。 しかしミヤミヤはすぐさま硬直を解くと、そのまますたすた、と洗面所のある更衣室の方へ去って行く。 コジローはそれを確認だけすると、言葉を紡ごうとする。が… 「ああ、それなんだが……」 ……このまま、思い切って話してしまおう、とした所でやはり口の動きは止まる。 どうしても、理性ではなく本能的な部分で―――キリノに頼るのを、由としない自分がいるのだ。 それはもはや…母親に逆らい、自立をさけぶ反抗期の子供の感情のようなものだ、と自分でも分かってはいる。頭では。 (それでも、俺は……) 言葉を止め、目をいったん宙空に泳がせていると… 更衣室の扉に手をかけたまま、半眼でこちらをぎろり、と睨むミヤと視線が合う。 息を呑み、釘付けにされるこちらの視線に、ミヤは唇の動きでもって何かを伝えようとしている。 遠目にも確かに見えた、その三文字の科白、それは――― ――――せ・い・ぎ。 それはいつか、自分自身がミヤに言った事でもある。 ”自分の行動で迷う時があったら、その行動が――『正義』かどうかで、俺は判断する。” そして今、自分が。キリノに頼ろうとする事は――― 果たしてそれが大人として正しいのかどうかは、分からない。 だが、確かに……誰かの力を借りずに自分で解決しようとする事と、 依存を恐れ、関わり合いを持たないようにする事との間には、雲泥の違いが在る。 ましてやこんなにも誰かに心配をかけてまで…自分の、いわばエゴを貫く事が。 そんな事が果たして本当の”大人の強さ”だと、正しい事だと胸を張って言えるのだろうか? ―――違う。気がする。 (……ああ、分かったよ。ミヤ。) 扉に手を掛け、立ち止まったままでこちらを見ているミヤから視線を切ると。 一度ふう、と大きな嘆息を漏らし……すぐ傍にいるキリノの目を見て、話す。 「…キリノ。すまんが今度……料理教えてくれないか?」 コジローがそう言うのを確認し、ぱたん、と更衣室の扉を閉じると… えーっ先生料理なんかするの、というサヤの驚きの声が遠くに聞こえるようになる。 それと同時に―――ポトリ。更衣室の床を濡らすもの。 (……あらら?) 安心の?後悔の?それとも―――その他の何か? 自分でも良く分からないが、少なくともそれは納得の行かない、理不尽な物ではない。 (…やれやれ、これじゃホントに顔、なおさなくちゃいけないじゃない――…) 笑顔で涙をぬぐうと、僅か扉一枚隔てた向こう側では… なにやら賑やかに談笑する声が聞こえてくる。 「……あとでダンくんに、謝らなくっちゃ」 そう口にしながらも、そのミヤミヤの表情は―――やはり、穏やかなものであった。 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ 「こんにちはー、お邪魔しまーす!っと…」 がちゃり、とドアが開くと、七畳一間の狭い部屋にキリノの挨拶がこだまする。 入ってまずすんすん、と鼻を立てると、鼻腔を擽る、男の人の部屋特有の香り。 続いてガラス障子の向こうの寝屋を見やる、と。 「……いやー、これはまた…」 先生の部屋に上がるのは初めてではない。 以前にもサヤと一緒に、お掃除のお手伝いがてらに遊びに来た事はある。 しかし、その時は――感心したものだが――意外にも部屋は片付いていた。 …それが今日はどうだろう。 着替えは脱ぎ散らかされ、布団は敷きっぱなし、ゴミ箱はあふれている。 そこはまさに、帰って来て、寝るだけの部屋―――飾らないにも、程がある。 ともかく、そういう風にキリノが奥の部屋の汚れに眉をしかめていると。 コジローにしてみれば、学校で別れてすぐのその来訪に… 片付ける暇も無かった、と言い訳のひとつも挟みたい所であったが。 「――はは。きたねえ部屋で、すまんなあ…」 …と、無闇に虚勢を張らない言葉を返すのが精一杯。 とはいえそもそも、今更キリノの前で気取る必要もない。 となると、誰に対しても無遠慮に付き合える、コジロー本来の性質の方が強く顔を出し… 必然、キリノに自分のだらしない所を見られようとも―――いや、見せているからこそ。 ある種、心持ちは今日の天気を映したように晴やかでもあった。 台所の片隅に貼られた暦が示す日付は、川添道場から丁度一週間後の、土曜日。 "明日"に備えて練習はお昼迄で切り上げ、そのままこのような運びとなった次第である。 ともあれキリノが、ある物は買い込み、ある物は家から持ち込んだ食材をてきぱきと冷蔵庫にしまうと。 「…まずは、お掃除しましょう!」 「おお!やったるか、いっちょ」 阿吽の呼吸でそう言うや否や、キリノは洗濯物をまとめ、コジローは溜まったゴミを出しにいく。 気が付けば大きな袋三つ分にもなっていたゴミ袋を戸口に出し… それらをどうにか結ぼうと、コジローが悪戦苦闘している間に。 寝屋で一人になったキリノは、洗濯物をまとめながらテーブルの上にあるプリントやら書類の山に目を向けていた。 (小テスト… 練習試合日程… 剣道部通知表、って…?) つい、そっと手を出して読もうとすると。 戸口のコジローからおい、机の上の物は勝手に見るなよ、との声がかかり… にゃっ、と猫のように反射的に飛び退くキリノ。 あわてて散乱した服に手をやり、洗うべき物と汚れの少ない物とに分類し終わると、布団に手をつける。 ばさっ、とひとつ大きく布団に風を通すと、部屋中にその香りが広がるようだ。 (あ… 先生のにおいだね… ふふ) 多少、恍惚感を覚えながら、テレビ台の裏のカーテンと窓を開け放ち、ベランダに布団を干す。 その眼下には、脇の集積所に大きなゴミ袋を抱えて運んでいる先生の姿。 上からセンセー、と呼び掛け手を振ると、おー、片付いたか、すまん、と言う返事。 傍から見れば新婚のようにも見える二人だが、通りを渡るはねこの姿のみ。 ツッコミ不在のままで話は、進む―――― ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ 「―――さて、片付いたところ、でだ……」 二人掛りで近くのコインランドリーに洗濯物を全て放り込み… すっかり片付いた部屋でコジローがぽつりと呟く。 「……見るか?通知表」 その言葉に一瞬、キリノの呼吸が止まる。 机の上のソレを―――気にしていたつもりはない。 視線も切っていたし、さっき注意された時にだって先生はこっちを見てなかった、はず。 ましてやこの人は……自分の物を無闇に他人に見せたがるような人ではない。なのに。 「……いいん、すか…?」 おずおずとしたこちらの態度にぷっ、と吹き出しながら。 大人の余裕―――そんな物を感じさせるような態度で、コジロー。 「お前も…意外とまだ、子供で居てくれてるんだな?……顔に出てんだよ」 おどけるようにそう言いながら、少年のような笑顔を向けるコジローに、思わずはっ、と頬に手をやる。 その仕草をにやにや、と見守るコジローに多少バツの悪い顔を向けながらも… 差し出された自分のファイル―――通知表を手に取ると、そこには。 「まだ、途中なんだけどな…」 自分の癖や良い所、悪い所などがつぶさに記された「通知表」。 それには、踏み込みや素振りのクセ等から…これまでの試合の勝敗分析まで。 実に多岐に渡って事細やかに解析・網羅されており… 書いた者の眼力の確かさを否応無しにも感じさせられる内容になっている。 そしてその最後は、総評として、こう締め括られていた。 "面倒見のいい頼れる部長で、チームに欠かせないムードメーカーでもある。 まっすぐで練習熱心なんだが、それゆえに相手は動きを読みやすいかもしれんな。 もう少し技を覚えるとより強くなるだろう。" こちらが一通り目を通したのを確認するや。 照れ臭そうに頬をかきながら、コジローが口を開く。 「もうすぐ学期末だから…俺まだクラス受け持ってないし、せめてこれくらいは、ってな…真似事だけど」 その内容の濃密さ、そしてその言葉は、言外に――― いずれクラス担任を受け持った時、多くの生徒に関わる… その責任の重さと向き合おうとする覚悟をも示しているようでもあった。 そしてその”強さ”は、今の自分たち剣道部員にもどこか友達か兄貴分のように接し、 ある種…責任ある立場からの発言を避けているようでもあった以前の彼には、無かったものだ。 (……そっか…) それと同時にキリノの思考の内で、確かに結び付くものがある。 今日、先生の部屋に入った時に感じた片付かなさ。 それは食事等に於いては、確かに概ね自堕落ではあるものの… こざっぱりとした衣服やある程度整頓された職員室の机、大事に使っていそうな剣道着等には。 いつもどこかに清潔感を感じさせていた先生のイメージとは異なるものだ。 ―――では今、先生の時間を…そしてそのような清潔感までもを奪い去らせてしまっている物は何か? 必然……自分達、生徒の為に時間を取られ、部屋の片付けも。ともすれば、眠る事すらままならない。そういう像が浮かぶ。 そうとも知らずに、自分は――― (また、失礼な事、しちゃったなあ……) それはずっと前から根差している―――先生に対する、罪の意識。 部員が減って行き、どんどんやる気を失っていく先生をどう励ましてあげる事も、出来なかった自分。 タマちゃんや皆が入部してくれて、先生がやる気を出してくれても…そこに自分の力は何も働いていない、という無力感。 インターハイ予選では自分の事でたくさんの迷惑を掛け、しかも最後には……期待に応えられずに、負けてしまった。 川添道場の時にしてもそうだ。図々しくも興味本位で一緒に押し掛け――― 生徒に、私たちに。自分の弱い姿を見せまいとした先生の意図を汲んであげられなかった。 ―――いつになれば自分は、この恩を…先生に返す事が出来るのだろう? そのような思いが駆け巡り、キリノが口をつぐんだまま俯き、何も言えないでいると。 目の前のコジローはそんな事に気付く由も無く、生唾をごくん、と飲み込み…キリノからの評価に身構えている。 その可愛らしい様子と、脳内で描き出した大人である先生の姿とのギャップは… 何とも言えない可笑しさとなってキリノを包む。 その雰囲気に、ぷっ、と吹き出しながら、顔を上げつつ。 「…ホメすぎ、ですよ……もうちょっと厳しく見なきゃ!先生なんだから」 意外に厳しいキリノの採点に、ええ、そうかな、と不満気な顔を覗かせるコジロー。 それでも、そうっすよ、と鼻息を立てながらもどこか嬉しそうなキリノに、照れながら微笑みを向けると。 「…そう、かな…」 「そうっす、よ…?」 ……刹那、目が合い―――二人の間に何とも言えない沈黙が流れる。 室内にもねこが通り掛かりそうな、生暖かな空気にお互いに俯き、喋る事ができずにいると… 間が悪く、コジローの携帯のアラームが鳴る。 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ ―――ピピピピピピ。 「ン、洗濯、終わったみたいだな……」 「そ、そうっすか。じゃあ取りに行きましょー!」 取り敢えず安堵した二人が、洗濯物を預けたコインランドリーに向かい… キリノがシャツ類にアイロンをかけ、丁寧に畳むとそれを持ち。 コジローは洗濯カゴ一杯の洗濯物を抱え、家路に着く。 歩いて10分ほどの距離であったが、先の空気を引き摺ってか…互いに何を話せばいいか、分からない。 しかし押し黙ったまま、並んで歩く事数分――― ふと、キリノはコジローと並んでいながらも、しばしば遅れそうになる自分に気付く。 重い物を抱えているとは言え、先生の歩幅は自分よりも広く……自分が3歩かけて歩く所を、2歩で行ってしまう。 それをトコトコ、と追いかけているうちに、それが楽しくなってにやけていると、コジローもその変化に気付く。 「あ…すまんな、歩くの、速かったか?」 コジローの気遣いにふるふる、と首を振ると。 「……いいんですよ、先生はそのままで」 その言葉に、そうか、と頷きながらも、歩みを少し遅めてくれるコジロー。 その優しさをすぐさま理解し、嬉しい、と素直に感じながらも、少しの胸の痛み。 (…また、気遣わせちゃってる…) それは客観的には、ただの身長差の問題にすぎなかったが… キリノにとってはもう少し、根本的な問題のように感じられていた。 自分が3歩かかる所を、2歩で進んでゆく先生。 それはきっと、何事に於いても―――剣道に於いても、そうなのだろう。 この人もまた、自分とは別種のひとだ。……才能、という点に於いて。 それは「火が点いた」日以来、メキメキと自分の実力を取り戻して行く様子からも… 対峙している時に感じる、タマちゃんにも通じる最近の集中力からも、窺い知る事ができた。 ――――才能の壁。 そこに一人取り残される寂しさを、全く感じないかと言えばウソになる。だけど。 「……先生。あたし、ついて行きますから…普通に歩いて?」 精一杯の笑顔でそう言うと、コジローはひとつ、不思議そうな顔をしたが… ああ、と呟く様に返すと、やがて元通りの、普通の速度で歩き出す。 その後ろを追うように、並んで離されぬように…再びトコトコ、と笑顔のままで歩き出すキリノ。 (…やっぱり、こうでなくっちゃ。) ……取り残されるのは、構わない。 でも、”先を行く人”のその歩みを、自分が止めてしまっては、いけない。 自分は、その背中を必死で追い掛けられれば、それでいい。 ひどく観念的で、抽象的な考え方ではあったが… キリノにはそれが、自分の在り方だと言う自覚があった。が… (―――でも、もしその背中が見えなくなったら?) 自分でも何故そんな事を考えたのかよく分からないが――― 突然、去来したその疑問に胸がざわつく。 そうなっても、自分は頑張れるのだろうか。心を…折らずに居られるのだろうか。 弱りそうになる心をぶんぶん、と頭を振る事でどうにか払拭しようとしていると… 気付けばそこはもう、コジローのアパートの階段であった。 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ 「お邪魔しまーす…」 先ほどより幾らかテンションの低いトーンでキリノが挨拶すると。 その元気の無さを気にかけていたコジローは、せめてその場をリードするように指示を出す。 「じゃあ俺、布団取り込んじまうから。悪いけど洗濯物、畳んで仕舞っといてくれるか?」 それにコクン、と頷くとてきぱき、洗濯物を畳みに掛かる。 流石に下着類はコジローのたっての願いで別口で、という事になり… シャツやズボン、上着類といったあたりを簡単に畳み、タンスに仕舞うと。 丁度コジローも布団をあげ終わり、襖の奥に仕舞い終わった所である。 ちょっと休憩だな、と言って台所からお茶を持って来るコジロー。 「なあ…さっきから元気ないな?どうした?」 二度目の気遣いに、流石に申し訳ない気持ちが一杯になり… 大丈夫ですよ、とカラ元気を振りまいてみるが、コジローにはお見通しのようであった。 しかし、いざ打ち明けようにも、このような漠然とした不安を何と言って表現したものだろう? 表情をクルクルと変え、必死で脳内のアーカイブを開いていくと―――あった。 そうだこれは、あの時。……先生があと1年で首になると聞かされた時に感じたものと、同じだ。 しかし、あれから状況は変わってないと言うのに、前を向いて歩き始めたこの人に比べて。 無根拠に自分で励ましておきながら今、ありもしない妄想に取り憑かれ… しかも心配までさせている自分の心の何という弱さだろう。 ―――そう、自分は弱い。 それを確認できただけで、随分先刻よりの胸の痛みと不安は和らいだ気がする。 ともあれ何か、喋らなくてはと思い、センセー、と言いかけた所で… またも、ムードと言う物に一切気を遣わないコジローのお腹がその存在を声高に主張する。 ――――”ぐごごごごごごごぅ” 地獄からの咆哮にも似たその響きは。 もはや一個の人間から発せられているのも疑わしい。 ああもう勝手にしてくれ、とばかりにコジローが… 強情とも開き直りともつかない不可思議なものを撒き散らしていると。 目の前のキリノは、お腹を抱えてはちきれそうな笑いを堪えている。 ……しかしどうにか、すぅ、と一呼吸置いて、涙目を軽くぬぐいながら。 「じゃあ、じゃあ…ご飯、やっちゃいましょうか」 「…おっ、おう…」 ひきつった笑顔で目線を下げ、顔を耳まで赤くしたコジローの… 背後の目覚まし時計が指し示す時間はちょうど、4時。お腹の空き始める頃ではある。 無節操なお腹とは言え……その腹時計の正確さは、中々のものであるのかも知れない。 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ 「…よかった。お父さんのだけど、サイズ合いますね」 「い、いや、でもこれ…」 キリノが鞄から取りい出したる、大小お揃いの花柄のエプロン。 さらに胸の所にはひまわりの刺繍がしてあり、男がするにはやや可愛すぎる代物である。 エプロンなんて、と躊躇するコジローに上から無理矢理被せ、背中の紐を結ぶと――― 見事なペアルックの新婚夫婦のできあがり、である。 ……尤も当人たちは、カケラもそんな事を考えてはいないが。 ともあれ、キリノがイキイキとした表情を復活させ、嬉しそうに料理のプランを話してくれるのは… コジローにとっても、やはり嬉しく……ついつい、表情を綻ばせてしまう。すると。 「……聞いてます?センセー」 気が付けば、間近にキリノの顔が在る。 不意を突かれ驚いたコジローが両の掌を正面に向け、うんうん聞いてるよ、と軽い相槌を打つと。 キリノはほんとかなあ、と軽く牽制を入れつつ、炊飯ジャーに手をかける。 「さて、まずはご飯、なんですけど……上手く炊き上がらないんですか?」 そうなんだよ、と一気にしょげかえるコジローに… ふんふん、と釜を一通り覗き込んだ後、ひとつ問いかけるキリノ。 「先生、例えば……3合炊く時って、お水の量どこに合わせてます?」 それに答えてコジローが指差したラインは、下から3番目の短いライン。 キリノはそれを確認すると、やっぱり、と言う顔でちっちっちと指を振ると。 「それ、2合の線です…多分これ、数字消えちゃってる…」 ……言われてみれば。 おふくろに貰ったこの炊飯器、オジさんか誰かの引き出物だって言ってた気がする… しかしてその裏をよく見てみると―――その底面に記された文字は「88年製」。 「に、二十年前の遺物かよ…あのババア…」 ひきつるコジローにあはは、と薄ら笑顔を浮かべながら… まあ炊けるだけいいじゃないですか、と窘めつつ、キリノ。 「……とにかく、仕掛けちゃいましょう!」 その意見にコジローもそうだな、と合意すると… 計量カップでお米を掬い、二人替わりばんこでお米を洗って、浸水。 「ちょっと浸けとかないと、ご飯が白くならないんですよ」 キリノの語る薀蓄に、コジローがふむふむ、と頷きながら逐一メモを取っていると。 大きな身体に似合わない小さなメモ帳と、そのいかにも不器用そうな様子がおかしく、ついにやけてしまう。 なんだよ、と口を尖らせるコジローに尚一層その笑顔は膨らみ―――次の工程へ。 「じゃあ、次はお野菜!行ってみましょう」 ビタミン摂らないと、ニキビ沢山出来ちゃいますから、と言うキリノの言葉に… 一瞬反応し、下顎のあたりを抑えるコジロー。それを訝しがるキリノに、首をぶんぶんと振る。 その不思議な動きにんっ、と口を猫の形にし、頭の上に「?」を浮かべるキリノ。 しかし、まずはお構いなし、とばかりに野菜を流水ですすぎつつ。 「よく洗わないと、虫さんとかがいますから、念入りにですよー…ハイどうぞ」 といって、手渡されたジャガイモをごしごしと束子でこするコジロー。 何やらこの歳で手習いの気分のようにもさせられるが、「上司」であるキリノの顔を見ると…悪い気はしない。 続けてキャベツ、ピーマン、人参等を順々に洗い出し、浸し終わったお米を炊き付けると…メインの―――調理法へ。 まないたと包丁を取り出し、温水で洗うと。 「まず、むき方なんですけど……ピーラーなんて無いですよね…」 しょうがないのでお手本を、とばかりにキリノが包丁を持つと、するするする、と剥けて行くジャガイモの皮。 そのままはい、とコジローに手渡された新しいジャガイモと包丁に、悪戦苦闘はしてみるものの… そこには形の歪なオブジェが1個、また1個と増えていくのみ。 流石に見かねたキリノが小さな身体をすっぽり、コジローの両腕の間に入り込ませると。 包丁を持つコジローの手にそっと自分の手を添える。 「おっ、おい…」 「いいですか、親指の使い方がコツですよ」 そのまま添えられた手に力を入れると、コジローの手の中で先程見たのと同様にするすると剥けて行く皮の部分。 コジローはその技術に感動……してはいたものの、ある意味でそれどころではなかった。 二人羽織のような体勢で、余りにも近くにキリノの髪のにおいを、体温を感じ… いかな理性が勝るコジローとはいえ、脳天に直通で感じるそのクラクラ感は抑えようが無い。 事実、後に思い出そうとしても、この後他の野菜をどう切ったかの記憶を呼び出すのは…なかなかに難儀する事になった。 「じゃあ次はおそば…ですね。先生、大丈夫?」 「ああ…どうにか…」 キリノが体を離し、なんとか眩暈感が収まって来ると、キリノがコップに塩ダレを作っている。 小さじ半分の塩と、わずかにレモン汁と胡椒をコップの底に溜まる程度のお水に溶かすのみ。 それは自分でも作れる、できるだけ簡単な料理を、と言うコジローのリクエスト通り… これならば一人でも出来そうだ、と自信を持つには十分な程のシンプルさであった。 さらに麺をフライパンに取り、お好み焼きのように焼き色がつくまで引っ繰り返すのみ。 「……ね、簡単でしょう?」 そう云いながら、こんがり焼き上がった麺を一旦お皿に取り、野菜を炒め始める。 そこからコジローに交替し、シャバシャバと音を立てる野菜に少しづつタレを加えてゆくと… 香ばしい匂いが上がり、同時に”く~”、と気の抜けるような可愛いお腹の音が部屋に響く。 コジローはまたかよ、と恨めしげに自分の下腹部に目をやるが―――違和感。 あの、音がした直後の……突き刺すような感じが今の音には、しなかった。 そもそもキリノは。こういう時に真っ先にリアクションを見せるあの元気娘はどうした。 ……と、そう思い後ろを振り返ると…そこには赤い顔を見せながら、頭をぽりぽり掻くキリノ。 「お前も、すいてたの?お腹…」 いやー、あっはっは、と照れを隠しながらも、顔は耳まで赤い。 まあ、無理もない。今日の稽古が終わってからこっち、自分は勿論… こいつも家に戻ったり何やかやで、何かを口にするヒマなど無かったはずだ。 あまりまじまじ見てしまうのも悪いなと思い、一応すぐに目線は切る。しかし。 (まあ、そりゃ恥ずかしいだろう…女の子だもんな。……でも、可愛い音だったな、「ク~」って。) …と、それでもまだそのようにコジローが後ろのキリノに気を取られていると… 突然、そのキリノの怒声が部屋中にこだまする。 「センセー!……野菜、焦げてますっ!」 うおっ、と慌ててフライパンを持ち上げようとする手が、飛び付いて来たキリノのものと重なる。 そのまま、合わせた手で一緒にフライパンを安全圏まで離脱させ、ほっと一息つくと… いつの間にかぴったり密着している身体に気付き、慌てて離れる二人。 「え、えっと……ごめんなさい…」 「い、いや俺も…気付かなくて…ありがとな、キリノ」 またも流れそうな”そういう”空気に、今度は戸口の外からがりがり、とドアを引っ掻く音がする。 その音に二人してびくっ、と反応し固唾を飲むと……可愛らしい鳴き声が、ひとつ。 ―――なんだ、ねこか、と同時に胸を撫で下ろすと、ぷっ、とどちらからでもなく笑い出し… その笑いがひとしきり収まると、威勢のいい声で、コジロー。 「……さぁて、残り、片付けちまうか!」 それにキリノがうん、と答え―――そこからは、早かった。 フライパンに麺を加え、十分に汁気を吸わせてさらに炒めた「野菜たっぷり塩そば」、 余ったスティック味噌汁に残りの具材を加えてコトコト煮込んだ「具だくさんおみそ汁」の完成である。 同時にぴー、と音が鳴り……どうやらご飯も炊けたようだ。今度こそ、お米は見事に銀色の輝きを放っている。 最後に…キリノが自分の家から持ち込んだメンチカツをオーブンで解凍し、できあがり。 「な、何日かぶりの人間の食事だ…!」 必ずしも豪勢とは言えない、いかにも男の手料理然とした料理の数々に… しかしそれでもコジローが感動を隠し切れずに居ると、しかし同時にふと、湧き上がる疑問が。 「そう言えば…このメンチカツとか食材とかって、タダって事は…無いよなあ?」 ―――そう思うと、背筋が凍り付く。 今の自分の財布には、確かランドリーで使った分も引いて…硬貨が3枚。 "明日"必要な分を抜いて考えると、その額わずかに……5円玉ひとつ。 「く…また借金か…しかも今度は生徒に……どこまで落ちるんだ、俺?」 食事を前にした喜びも束の間、完全に顔色を失い意気消沈してしまっているコジローに… にひひ、と少しいやらしい笑みを浮かべながらキリノが話し出す。 「そうですねえ、トイチで貸して……だとちょっとあくどいですから、出世払いで!」 やっぱりかよ、と尚も血色を失おうとするコジローの表情に、次はふふん、と鼻息を立てながら。 「冗談ですよ…ふふ。……先生、ホントはお金あるの、知ってますか?」 それはいつぞやの―――コジローが実家で得た、一晩のバイト代。 キリノに預けたその5万円は、手付かずのままで今も貯金箱の中に在る。 コジローは、あ、とすっかり忘れていたようであったが… それを聞くと漸く安心したような、困惑のような、不可思議な顔を覗かせる。 「じゃあ…自炊する必要も無かったんだな…はは…」 その、どこか自嘲気味に乾いた笑いを浮かべるコジローに… またも、ちっちっち、と指を横に振るキリノ。 「いやいや、センセーもお料理くらいできないと、今の時代お嫁さんも来てくれないっすよ?」 まるで、母親から聞いたのと全く同じ言い回しに――― しかし今度は反発を覚える事もない。 軽く笑顔を覗かせると、どこか遠い目で、ぽつり。 「はは、誰かにも同じ事言われたっけな……」 そのように、自分の母親と重ね見るキリノの姿に向ける、コジローの優しい視線に。 意味が分からないキリノは始めはきょとんとするばかりだったが… それが自分にとってイヤな物でない事が分かり、笑顔でひとつぱちん、と拍手をうつと。 「―――さあ、冷めない内に食べちゃいましょう!」 「…おお、そうだそうだ!」 両手を合わせて、全ての生命へ―――感謝のしるし。 その心と声が、ばっちりと重なる。 『いただきまーす!』 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ 「…なんか―――おふくろの味、ってやつだよな」 うめーうめー、と絶賛の嵐で始まった夕餉の膳。 その酣を迎えんとする時に……手を止めぽつり、コジローの言葉。 キリノはほえ、と一瞬呆けつつ、しかしそのただならない雰囲気にお箸を止め… それを確認すると、ン、とすこし躊躇いがちに喋りだすコジロー。 「いや…うちのお袋が、テレビとかに染まりやすい人でなあ……元々料理もそんなに得意じゃなかったんだが…」 「健康特集みたいなのがあった日にゃあさ、身体に良いんだ、とかってカレーに野菜、ばかみたいにドカドカ入れやがって」 「―――それが…俺がまだちっちゃい頃に、風邪で熱出した時にさ」 「また変な……白菜だか山芋だか人参だか、とにかく野菜一杯入れたスープ、作ってくれたんだけど…」 「それが偶々ツボにはまったのか、えっれえ美味くてな」 「何度かまた作って、ってごねてみたけど、結局再現できなくてさ」 「これ作ってて、食ってて……ちょっとそんなこと、思い出してた」 そこまで言い終わると。 改めてキリノの目を正面から覗き込むように。 或いはキリノの目に映る自分の姿を確認するかのように。 「俺の身体に……気ぃ使ってくれたんだろ?ありがとうな、キリノ」 ―――その言葉に、その笑顔に。 図星、であったにせよ返事はできずに……穏やかながらも少し、緊張した空気が流れる。 黙りこんで俯いたまま、しかしチラチラと上目遣いにコジローの顔色を見上げるキリノ。 (いつごろから、気にしてたんだっけ…?) とびっきりのごちそうより、まずは身体の事を考えた食事を――― 先生が体の具合を悪そうにしているのに気付いたのは、昨日今日の話ではない。 少なくとも、週の頭に集まった昼食会に先生が姿を見せず… 沢山作っておいた筈のお惣菜を余らせてしまった時から違和感はあった。 その後どんどん窶れていく先生を見かねて、お弁当をあげようとしたのが、一昨日。 そしてその時は、自分と同じようにパンを差し出す女生徒の好意をすまなさそうに断る先生に… 自分もまた、何となく渡しそびれ……しかしお料理の相談を受けたのも、その日だった。 (今でも…不思議なんだけど…) 具体的な変化が伴い始めた川添道場の日から、ただの一週間ではあるけれども。 先日の―――ミヤミヤが感じたのと同じ事を、キリノもまた…もう少し以前よりではあるが、感じていた。 最近のどんどん上昇志向にある剣道部。その根源にある先生の、部員や生徒に向ける「目」の変化を――― 一方の当事者とも言えるキリノは逸早く感じ取り、自分なりに咀嚼できているつもりではあった、筈なのだが。 (だからって、なんで……お料理なんだろう。) 自分に一言―――任せてくれればいいのに。……食べる物の事くらい。 ふと、そう考えた所で、しかしそれはすぐさま現実によって打ち消される。 あの.日、川添道場で交わされた先生とのやり取りと、その後の先生の得心の表情は… もう少し深い意味を持っていたような気がする。 即ちそれはおそらく、だらしなく生きる事をやめた―――というと言い過ぎなのかも知れないけど… 少なくとも、今までの様な自堕落さを他人に晒すのを良しとしない、そうした矜持を感じさせるものがあった。 しかし、それが今、このような形で現されているのは……キリノにしてみれば、やや不満もある。 (それを―――ちょっと寂しい、って考えちゃうのは……勝手な事なのかな?) 自分を、生徒を。あまり頼りにしてしまう事は……当然その決意にはそぐわない。 それは感覚としては分かるし、実際自分もその通りだとは思う――――だけど。 それと同時に今までの、自分に対するあの気兼ねの無さまでもが失われてしまう事に、一抹の寂しさを覚えてしまうのは… 我侭であると分かっていても、偽らざる本音というものだ。 (結局……頼りにされたいんだね、あたし自身が。) 思えばどこかに、そういう自分も確かに居るのを感じる。 もっと先生から頼りにされたい、自分を頼りにして欲しい。 自炊なんかしなくても、ただ一言。 ”毎日、お弁当作ってくれ”とだけ言ってくれれば。 自分は喜んでその期待に応えられる。その筈なのに… ……そんな事を頭の中で囁くのもまた、間違いなく自分の一部なんだろうな、と。 しかしそのような妄想は、客観的に見れば… いつまでも子離れできない母親の気持ちのようなものだ。 ともあれ今、栄養不足で悩む先生に、お料理を教えてあげる事。 そのこと自体には、何の不満があるわけでもないのだから。 そして実際、今日は―――自分にとっても楽しい一日であった。はずだ。 そのようにキリノが自分の気持ちに整理をつけようとしていた頃。 さらに一方の、コジローはというと。 (……俺は、なんでこんな話を、こいつにしてるんだ?) 相変わらず黙ったままのキリノに、その緊張は高まる。 喋り始めた当初はただの何気ない、お料理の感想のつもり―――のはずだったのだが。 改めて自分の言葉を咀嚼してみると、その端々に現れているものに身悶えがする。 (マザコン、なのか俺は―――しかも。) その母の像を、あからさまに目の前のキリノに押し付けている事がまた羞恥心を加速させる。 それは別に好意を抱いているから、というわけではなく、キリノだからこそそう見えてしまうのだし… またキリノだからこそ、変な誤解を持たれたくはない、というのも勿論、ある。 そうした逡巡の中、コジローもまた二の句を告げられないでいると、どうにか先に頭を整理したキリノが言葉を紡ぐ。 「……先生は、どうしてお料理、あたしに教わろうと思ったんですか?」 キリノにしてみれば当然の疑問ではあった。 だが、コジローには思考の死角を突かれた格好になり… んむ、と少しアゴに手をやると。 「いや、さすがにお前に……”毎日、お弁当作ってくれ”なんつー訳にもいかんだろう?」 …それはほとんどミエミエの、体のいいごまかし。 いっそ開き直って、先日のミヤとのやり取りをそのまま話しても良かったのだが… コジローにも多少は面子を守りたいという気持ちがある。 まさか自分の度重なる失敗のせいで生徒に心配をかけ、それでやっと踏ん切りがついた、などと… 流石に話せるわけがない。ましてや当初はそれを最も知られたくなかった相手であるキリノに。 ―――しかしその言葉は、またも多少の誤解を含んでキリノの耳に届けられる。 とりあえず整理のついた筈の頭の中に、再びそれを掻き乱すもの。 しかし先生の気持ちを慮れば、その返事は想像出来ない範囲の回答ではない。 何故かは分からないが、先生はむしろ、他の生徒よりも特段に… 自分に依存するのを避けているのではないだろうか。 そのような漠然とした感覚は、今日の些細なやり取りの中においても確かにあった。 そして今の言葉は、まさにそれを証明する物であり……ひいては、自分との距離を感じさせるものだ。 そんなつもりは全く無くとも――――自然と、皮肉の一つも、口をつく。 「じゃあ…お料理、出来るようになっちゃったら……あたしのお弁当、もういらなくなっちゃいますね…」 そう言って、直ぐさまやって来る反省と後悔。逆走にも程がある。 自分で言っておきながらこれではまるで、貰って欲しいと催促しているようなものだ。 全く、今日の自分のネガティブさはどうした事だろう、とキリノがままならない自分の態度に歯痒さを覚えていた頃。 しかし一方のコジローはと言うと……うむ、と少し考え込んだ後。 「―――いや、そんな事はないぞ…料理できるようになっても、さ」 「やっぱり、たまにはお前の弁当も食べたくなるだろうし」 「作ってくれよ……今までどおり、気が向いた時とかでいいから」 そう答え、照れ臭そうに……少し、はにかんだような笑顔を向ける。 ”今までどおり”でいい―――キリノにしてみれば正直な所… それが自分にとって、とても喜ばしい物か、少し残念がるべき物か、もうひとつ判然とはしなかったが。 とりあえずは喜びの方が勝ったキリノがにへら、とひとつ笑うと立ち上がり、コジローの背中に回り込むと。 「…おっ、おい?」 「お弁当の代わりに……いつものお返しっすよ」 「代わりっつーか……お、おお、おっ」 ――――もみんもみんもみん。 座るコジローの肩へそっと添えられた手にぐっと力を込め、抜き、その繰り返しがリズムを生む――― それは普段ならコジローが、肩に力の入り過ぎなキリノをリラックスさせる為にしてやる行為の裏返し。 「…よく凝ってますねーセンセー?」 「あっ、ああ、そりゃまあ……う、おお」 「最近、頑張ってますもんねえ、うふふ」 「………」 見透かす様なキリノの言葉に返事は返せず、ただ頬をぽりぽりといじるのみ。 しばらくはそれに負け、ただ心地好い感覚に酔いしれていたコジローだったが… やがてキリノの指の力にも慣れてくると、ふう、と一つ大きな嘆息を吐き出し、おもむろに。 「……俺、最近さ。自分で言うのもなんだけど―――変われた、と思うんだ。お前達のお陰で」 「あたしたちの、おかげ…?」 「…うん」 肩を揉む力は維持したまま、その話し出す声に耳を傾けるキリノ。 先生が何かを掴もうとしている、というのは……傍目にも、わかる。それは大半の部員の皆とて同じ事だとも、思う。 だがそれに自分達がどう貢献していたのかと言うと―――分からない。それが正直な所だった。 ともあれ今、そうやって話す先生の目線は……こちらへの意識は残しつつ、真っ直ぐに一点を見ている。 「ちょっと前までの俺なら、先輩に直接試合、持ち掛けられた時にもさ… 何のかんのと理由をつけては、避けてた気がするんだ」 言葉を紡ぎ出しながら、コジローは振り返る。先輩に勝てた時の事。 二度と勝てる気がしなくて再戦を避け続けて来た後ろ向きな自分の事。 そして、壊してしまったトロフィーの事。 (思えば、あれだって……逃避行動のようなものではなかったと…言い切れるか?) 砕けたトロフィーを見て、「しまった」と思うよりもどこか「ホッとして」しまった自分。 ―――――これで再戦する理由もなくなる。 あれが再び賭けの俎上に載せられた時、知られたくなかったのは、本当はむしろ… 壊したというその事実よりも、チラとでもそう思ってしまった自分の逃げ腰ぶりの方ではなかったか。 そう、思い悩むコジローの気持ちは伝わるものの… やはり釈然としないキリノは指を動かしながら、性急に解を求める。 「…それがなんで、あたし達と関係あるの?」 ……勿論こんな気持ちは、具体的に伝えようにも伝えようがない。 しかしコジローは、んむ、とまたひとつ腕を組み、少し考え込んだ後に。 「そうだな…例えばインターハイの後。 負けたお前達はもっと悔しかっただろうけど……俺だって悔しかったんだぜ?」 その言葉に。 ――――――痛い所を突かれた。 キリノは咄嗟にそう思ったが、慌てて表情を隠し、指の力も緩めない。 あの日に味わった口惜しさは、未だに拭い難い後悔となって自分の胸の中で燻り続けている――― ”あの時、あたしが勝ててさえいれば。” …しかし勿論、皆の前で露骨に悔しがる事など出来る筈もない。 そんな事をして、あの場で一番責任を感じていたとても小さなあの両肩に… 自分の分まで重荷を背負わせるような真似を、はたして誰が出来ただろう。 その責任感だけを頼りに、どうにか抑え込んだ筈のくやしさを甦らせる、先生の言葉。 辛うじて態度は保持したものの、返事は囀るような小さな声にしかならない。 「…クビに…届かなかったから?あたしが負けちゃったせいで…」 その声の調子と内容、そして次第に弱まっていく指の力からキリノの気持ちを察し… しまった、と思ったコジローが強い口調で振り向きざまに否定する。 「ちげーよ!!……違うよ」 「……でも…」 「ホントに違うんだって…あのな」 コジローはごほん、と喉の調子を整えると、再び前を向き直り… やや照れ臭そうに薄目を閉じ、言葉を続ける。 「俺が悔しかったのは… もっとお前達にしてやれる事があったのに、 もっと教えてやれる事があったはずなのに……それが出来てなかった自分への歯痒さ、だよ。 クビの話だって、いわば俺の指導力の無さの問題だからさ。……お前がいつまでも、気に病むような事じゃない」 「……だけど、ごめんな。”俺だって”なんつっても…そりゃ、お前達の方がくやしいに決まってるのに」 その真剣さに、キリノは一度、はっ、とコジローの意図を解し… それにふるふる、と首を横に振ると。 「……あたしの方こそ、ごめんなさい」 ――――いくら罪悪感の方が勝ったとは言え。 相手の言葉を曲解して、自分を責めている、などと取ってしまった自分が恥ずかしい。 それもこうまで自分達の事を気にかけてくれている先生に対して、それは見縊っていたのと同じ事だ。 申し訳なくて、どれだけ謝っても謝り足りない。顔から火の出そうなくらいの反省があった。 そのまま、少し…キリノがコジローの背中に凭れ掛かるような姿勢になって、沈黙が数分。 始めはそれに弱ったな、と言う表情を浮かべていたコジローは、またもふう、と嘆息をつくと。 「…でも、先輩の話を受けた当時はまだ漠然としてて、気付いてなくて……結局、後で分かった事なんだけど、な」 「バクゼン…と?」 「ああ、フワフワしてた……でも、どっかにそんな気持ちが、きっとあったから―――」 相変わらず抽象的で当を得ないコジローの言葉だが、キリノに急かす気持ちはもはや無い。 ただ両手をコジローの背にぴったりと付け、軽く寄り掛かり…少しづつ紡ぎ出されるその声に耳を貸すのみ。 「あのとき多分、俺も悔しかったから… お前達の為に、俺自身が”もっと強くならなきゃ”って思えたから… そういう気持ちが何処かに引っ掛かってたからこそ、先輩の試合を受けたんだと思う。 先輩と戦って……あの頃の、強かった頃の自分をちょっとでも思い出せれば、って――― ……大人の持つべき心の強さって言うのは、多分そういう事を積み重ねて、乗り越えていく事なんだ。 それをきっと、最初に教えてくれてたのが…お前達なんだよ」 そう喋りながら、活発に脈打ち始めるコジローの心の音。 背中越しに、キリノにもその緊張は伝わり… ドクンドクンという音がそのまま自分に伝播したかのようにシンクロを始める。 だが、ふっ、と気配が変化するのと同時に、片やのコジローの心音は何故か弱まってしまう。 「……先生?」 心配するキリノの不安をよそに、自らの手をじっと見つめているコジロー。 背中越しに覗き込めば…竹刀タコはここ数日日を追う毎に増し、その手は立派な剣道家の掌だ。 …が、その手はかすかにだが―――震えている。 「―――でも、さ。少し、怖くも…あるんだ。明日の試合が…」 「怖い…ことなんて…」 「はは、なっさけねえ…」 背中越しで見られないその表情も、口調の上では薄ら笑みを浮かべているのだが… その雰囲気は少しも笑ってなどおらず、むしろ今まで以上に真剣そのものに見える。 「…思うんだ。これでもし明日、何も出来ずに負けたりしたら…」 「また俺は、ちょっと前までの、だらしない俺に戻っちゃって―――」 「そのまま、何も出来ないで…何もしてやれないままで……来年もう、お前達と一緒に居られなくなっちまうかも知れない」 ―――その、かつての先生からは不似合いなまでの悲愴感に。 うまく励ます言葉の一つも見つからず、ただ項垂れるキリノ。 そして自分にもまた否応無しに、数刻前に抱いた不安が再び降りかかる――― ”でも、もしその背中が、見えなくなったら?” 弱い自分は、頑張るしかない。それは……理解したはず。 でも、いざ先生から突き付けられると、不意にあの想像が現実味を帯びてくるようで… 必然、胸の奥が締まり、息をするのも苦しくなる。中腰の姿勢から、両膝をつき、寄りかかるように。 徐々に……コジローの背中にかかる重みが、増してゆく。 そしてまた、その負荷を感じながらも、ただネガティブな自分を垂れ流すしかできない自分自身に… 益々コジローの自責の念は強くなり、ついには――キリノにとっては絶望的な――結論に辿り着こうとする、その時。 「もし、俺が…」 「―――だめ。」 「キリノ…?お、おい」 片膝をついて少し身体を起こし、肩越しに腕を回すと……震える両手で、いまだ震えている先生の手を握る。 キリノの震えがコジローの震えに重なり、そのまま二人羽織のような格好で―――数秒のあと。 「……勝てますよ、先生は。だから…」 ”(―――いかないで。)” 顔を肩に乗せ、耳元で呟くその声も、ほとんど涙声のようなものにしかならない。 しかし、その想いをどうにか察したコジローが、空いたもう片方の手でみっともなく震え続ける手を抑えつけ… ぴた、とその震えを止める。―――教師として、これ以上情けない物を晒してどうする。そう自分に言い聞かせつつ。 「キリノ、俺…」 そのように、なんとか自分を立て直させてくれたキリノに感謝のことばを――― しかし生憎、携帯の着信音がジャマをする。 ――――ピリリリリリリリ。 「……あたしのだ…先生、ごめんね」 「…いや、いいんだ。たぶん家からじゃないか?」 両手を離し、電話に出るキリノ。 相手はやはり家からのものであったらしく、キリノにしては珍しく表情に落ち着きが無い。 ふと時計を見やると、もう6時前……普段なら、それこそ晩ご飯にでもありついている時間だろう。 コジローがそんな事を思ってるうち、どうやら話の終わったキリノが電話を切ると、済まなさそうに話し掛けてくる。 「お母さんが……帰って来るの、何時くらいになるの?って」 「そっか…親御さんに心配かけちゃいけないな」 「あたしは…まだ大丈夫なんだけど…」 「ダメだろ」 「…うん」 そうして少し躊躇いがちではあるものの、キリノが帰り支度を始めると… コジローはふう、と嘆息をつき、食べ終わった食器をまとめて洗い桶に浸け込む。 その作業も粗方終わり、戸口に立つ二人。 「じゃあ、また明日な…」 「うん…」 何か、決定的な何かを言いそびれているのではないか――― お互いがお互いにそういう思いで目線を被せるが、言葉が出ない。 大事な物は、キリノの側に謝りたい事が、ひとつ。コジローの側にも伝えなくてはならない事が、ひとつ。 「へ……」「あ……」 計らずとも、声が重なりあう。 しかし、まるでそうなる事が分かっていたかのようにコジローが先を譲ると… それを不思議に感じながらも、手で促され、キリノがまず先手を指す。 「……変な事、言っちゃってごめんなさい」 「ん?ああ…」 ―――――「いかないで」。 それが、あの消え入るような囁き声で聞こえていたかは分からないけど。 聞かれていようといまいと、流石にあれは……取り下げたい。 恥ずかしさも勿論だけども、艱難辛苦を乗り越えようとする先生にあの言葉は…重荷にしかならない。そう思う。 …が、しかし。キリノのそんな想いが伝わったのか伝わらないのか、当のコジローの反応は鈍く… その様子をもって、聞こえてなくて良かった、とキリノが胸を撫で下ろすと、そこへ繋げる様に言葉を紡ぐコジロー。 「…じゃあ次、俺…いいか?大した事じゃないけど」 キリノがそれにこくん、と頷くと。 そのままキリノの頭上には掌が置かれる。 「明日…勝とうな、キリノ。俺達…みんなで」 その掌は―――もはや震えていない。 コジローにしてみれば、どうにか不安そうなキリノを安心させてやりたい苦肉の策ではあったが… どうにか奏功し、頭上に置かれた手の甲に自分の手を重ねるキリノ。 見上げるその笑顔に曇りは無く――― 「……はい!」 ―――その返事もまた、いつものキリノだ。 そうして、しばらく頭を撫でた後、コジローがそっと手を離すと… ニコリ、と更に弾けるような笑顔を返すキリノ。 「今日はごちそうさまでした、センセー」 「…ああ、こっちこそ……ありがとうな。おそまつさま」 にひ、と、はは、と言うお互いの笑みが重なり、それが通じ合ったのを確認すると。 「……じゃあ、また明日!頑張りましょう!おやすみなさい」 そのまま踵を返し、大きく手を振り上げながら去って行くキリノにいつまでも手を振り返し… やがてその姿が見えなくなると、ふと再び自分の掌を見やるコジロー。 その具体的な意味すら定かではないが… キリノの囁いた言葉が奇妙に頭の中でリフレインする。 「”いかないで”、か…」 ――――その意味すら、定かではないのだが。 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
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名前はミサミサでの通称を基本とする。 あ行 アーカード アーニャ・アールストレイム あ~る・田中一郎&鳥坂 アウル・ニーダ 赤井ほむら 秋姫すもも 暁美ほむら 明智光秀 あざみ アシェン・ブレイデル あしゅら男爵 (アスタ様)魔将軍アスタロット (あずにゃん)中野梓 アスラン・ザラ アシュリー 愛宕「艦これ」 アダム アッシマー アナカリス アナザーブラッド 阿部高和(あべ・たかかず) 天草シノ 天海春香(あまみ・はるか) アメリア・ウィルテスラ・セイルーン アラン・トワイライト アリシア・メルキオット&イサラ・ギュンター アリス・マーガトロイド アルパカ アルフィミィ(アインスト・アルフィミィ) アレハンドロ・コーナー アンチョビ 安藤夏希 アンラブリー IKA イカ娘 (イクさん)永江衣玖 池田華菜 十六夜咲夜 石川五ヱ門 石野あらし 泉こなた イタチ イデオン 糸色望 イナズマン 因幡てゐ イリヤスフィール・フォン・アインツベルン(イリヤ) 銀(イン) イングリッド インデックス ヴァンプ将軍 ヴァンピィ ヴィータ ヴィルヘルミナ・カルメル ヴァン・ヘルシング?(←急いで作るんだ) 宇佐美奈々子 牛股権左衛門(うっしー) ウッソ・エヴィン うっちー(天野卯兎美) うどんげ(鈴仙・優曇華院・イナバ) 右代宮戦人(うしろみや・ばとら) ウンコティンティン ウリたん?(←急いで作るんだ) AWACS(エーワックス) エイラ・イルマタル・ユーティライネン エヴァンジェ XP Me エリーゼ・フォン・ディートリッヒ エクシア(ガンダムエクシア) エクスカイザー 袁術「恋姫」 閻魔アイ 大友ソウリン 大森カズフサ 沖田十三 小野塚小町 斧乃木余接 オプーナ か行 (かーさん)ミュール・テイワズ・アルトネリコ カーリー渚 カイ兄さん ガイコツ剣士 海馬瀬人 カイム カエル (かがみん)柊かがみ カスケード・レインジ 風のヒューイ 片岡優希 桂小太郎(ヅラ) 金糸雀 蟹座のデスマスク(旧)=初代 蟹座のデスマスク(新)=2代 庚夕子(かのえゆうこ) 上条当麻 神風海上特攻隊(戦艦大和) 仮面ライダーアビス(鎌田、パラドキサアンデッド) 仮面ライダーキックホッパー(矢車想) 仮面ライダーギャレン(橘朔也) 仮面ライダークウガ(小野寺ユウスケ) 仮面ライダータイガ(東條悟) 仮面ライダーディエンド(海東大樹) 仮面ライダーファイズ 仮面ライダーV3 烏丸ちとせ 川添珠姫 ガテゾーン 鴉 ガラダK7 カリオストロ カレン・オルテンシア ガンタンク ガンバスター カン・ユー 鬼太郎 木下秀吉「バカとテストと召喚獣」 キバヤシ キャプテンコマンドー キャル・ディヴェンス キョーダイン キョン子 雪華綺晶 ギリースーツ 霧雨魔理沙(魔理沙) ギルガメッシュ(英雄王) キリンさん「モンスターハンター」 ギルバート・デュランダル ギンガ・ナカジマ 如月?(←急いで作るんだ)「艦これ」 空条承太郎 グラーキー グラハム・エーカー クリス クリス・レッドフィールド グレート・ゼブラ グレン団 黒レン クロ(クロぬこ?) クロエ・フォン・アインツベルン クロコダイン ケイト 携帯写メあき ケダモノ ケンシロウ ゴーグ ゴーゴン大公 ゴールド三兄弟 小泉花陽 高坂桐乃 高坂穂乃果 高僧チンポ 輿水幸子 越谷小鞠?(←急いで作るんだ) KOS-MOS(モッコス) ゴッグ 小西良徳 琥珀 狛村左陣 ゴラン 井之頭五郎(ごろーちゃん) コンボイ さ行 サーシャ(真田澪) サイクロプス サウザー サウラー 坂田銀時 咲坂つかさ 佐倉杏子 佐天涙子 佐藤&鈴木 (さなえ)東風谷早苗 真田武志 ザフト兵 三角頭(レッドピラミッドシング) サンジ GA1年5人組 C.C. シアン?(←急いで作るんだ)(SHOWBYROCK!!) ジェノザウラー 四季・映姫・ヤマザナドゥ(映姫) しっとマスク 祇堂鞠也&汐王寺茉莉花 柴犬 ジバン 島津豊久「ドリフターズ」 シャア・アズナブル 邪神軍としあき ジャック・O ジャック・バウアー ジャベリン 射命丸文(しゃめいまる・あや) シャロン 珠音 ジョルノ・ジョバァーナ 白井黒子 シン・アスカ スー スイス(バッシュ) 翠星石 ズォーダー大帝 蘇芳・パヴリチェンコ ズシオ 涼宮ハルヒ スタースクリーム スティング・オークレー ステラ・ルーシェ (ステルスモモ)東横桃子 ストレイト・クーガー スネーク(ソリッド・スネーク)(ヒダグリーン) スパイダーマッ スバル・ナカジマ 酢ロボ すわくん(州倭 慎吾) セイバー ゼットン 瀬戸燦 ゼロ?(←急いで作るんだ)(DOD3) ゼロガンダム 戦闘機 全裸様(ビッグ・ファイア)「ジャイアントロボ」 蒼星石(そうせいせき) ゾック た行 ターちゃん ∀ガンダム(ターンエーガンダム) 大鯨?(←急いで作るんだ)「艦これ」 田井中律(律) タオカカ ダガー タカオ(アルペジオ) 竹井久(部長) 大空寺あゆ 高町なのは(白なのは) 多々良小傘 ダブラスM2 ZZガンダム(ダブルゼータガンダム) ダンディ ダンバいさん ダンボール(ダンボー) 痔悪化(ディアッカ) 痔陛下 チャチャ ちゅるやさん(鶴屋さん) ちょいあ 張(沢下条張、刀狩の張)「るろうに剣心」 チルノ ちんぽ刑事 月影ゆり(キュアムーンライト) 椿定光(つばきさだみつ) T-elos ティアナ・ランスター ティアンム?(←急いで作るんだ)提督 ティセ・ロンブローゾ デスラー(総統) テスラット テッカマン テッカマンダガー テッカマンランス 伝通院洸 ドーラ(ドーラ一家) [[ドアラ 東條希 東方不敗(マスターアジア) 遠坂凛 時崎狂三?(←急いで作るんだ)(ときさきくるみ) 朱鷺戸沙耶 徳川吉宗(上様) (とっしー)土方十四郎 巴マミ とらぬこ どりす(瑠璃堂どりす) ドリル組長鬼島 な行 那珂?(←急いで作るんだ)「艦これ」 長門?(←急いで作るんだ)「艦これ」 (ナギ)三千院ナギ 夏木りん(りんちゃん) ナックル星人 名取羽美 ナナリー・ヴィ・ブリタニア 2k(2000)(にけー) ニコラス・D・ウルフウッド 西住みほ?(←急いで作るんだ) にゃ~たん?(←急いで作るんだ) 尿悪化 ネオ・ロアノーク ノーラ・アレント ノエル・ヴァーミリオン ノノ のりおオバQ は行 這いずりあき(行き倒れあき) ばくだんいわ 博麗霊夢 ハサハ バサルモス バゼット・フラガ・マクレミッツ(ダメットさん) 初音ミク バド星人 ハドソン夫人 パトリック・コーラサワー バトルノート パパス パピヨン(蝶野) パプテマス・シロッコ ハロ B52 ビーストコンボイ Hitman 一橋ゆりえ(ゆりえ神様) ひとみ先生 比那名居天子(ひなないてんし) 平沢唯 ヒロイン(エリザベス) 貧乏姫(マリナ・イスマイール) フィア・キューブリック フェイト・テスタロッサ(フェイト・T・ハラオウン) フォックス・モルダー 藤岡ハルヒ 藤村大河 藤原妹紅 太音ニク フブキ 蕪羅亭魔梨威 プリズ魔 プルツー フレンダ=セイヴェルン 黒(ヘイ) ベガ ヘカテー ベ痔ータ ベムスター 変態仮面 北条沙都子 鳳統士元 蓬莱山輝夜 (ぽぷり)西野かおり ホレイショ ホロ ホワイトタイガー 紅美鈴 ボンバーズ ま行 マーフィー(ロボコップ) マイ マイメロ マインスイーパー まお 魔王様「魔王様ちょっとそれとって!!」 真壁一騎 間桐桜 マ・クベ まじしゃん 松平瞳子 マリア・バルタザール 丸井家三姉妹 マナコ まんぼう 三笠真清 美樹さやか ミケ 御坂美琴 御坂妹(ミサカ 妹達 シスターズ) 水橋パルスィ ミスタ(グイード・ミスタ) 三峰真白?(←急いで作るんだ) 水瀬伊織 南夏奈(次女) 宮小路瑞穂 宮藤芳佳 宮永咲 宮前かなこ (ミュウイチゴ)桃宮いちご みるく ムーミン むささび むすー メイドガイ・コガラシ メガトロン(破壊大帝) メガロ メトロン星人 モーデン兵 モモタロス や行 八神はやて(変態長) 夜神月 ヤクイさん 八雲藍 矢澤にこ 結城ノナ(野菜) 山田葵 ユエル 雪藤洋士 雪村あおい ユグドラ=ユリル=アルトワルツ ゆり (ようむ)魂魄妖夢 良男(アーサー・グッドマン) よわいさん ヨシキリヨシコ ら行 ライエル ライダー ライトさん ラオウ(拳王) ラッコ ラピス ラプタン リーゼ(タランダ・リーゼロッテ・橘) (リーダー)不幸な黒猫さん リッテ・ラートゥス(リッテ先生) 両儀式 リンク リン・ジャクスン ルイージ ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール るくは ルシファー(傲慢のルシファー) ルリルリ ルルーシュ・ランペルージ レイ・ザ・バレル レイトン教授 レオン(レオーネ・トラサルディ) レベッカ宮本 レッサーパンダ レン ロールシャッハ ロカ・ルカ わ行 (ワカメ)間桐慎二 わはー(大和鈴蘭) (ワハハ、鶴賀の部長)蒲原智美 笑い男 ワルキューレ ンドゥール
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2013/08/11 12 00 45 ランカ・リー=中島 愛 - ニンジーン Loves you yeah ! 2013/08/11 12 01 38 ランカ・リー=中島 愛、シェリル・ノーム starring May n - 娘々スペシャルサービスメドレー(特盛り) 2013/08/11 12 14 02 スキマスイッチ - ゴールデンタイムラバー 2013/08/11 12 19 44 米倉千尋 - Butterfly Kiss / 「RAVE」オープニングテーマ 2013/08/11 12 24 04 米倉千尋 - WILL / 「仙界伝封神演義」オープニングテーマ 2013/08/11 12 28 42 米倉千尋 - 嵐の中で輝いて / OVA「機動戦士ガンダム第08MS小隊」オープニングテーマ 2013/08/11 12 33 00 井上大輔 - 哀 戦士 (劇場版 『機動戦士ガンダムII 哀・戦士編』 より) 2013/08/11 12 36 51 椎名恵 - いつか空に届いて (OVA 『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』 より) 2013/08/11 12 40 54 再接続待ち(15sec) 2013/08/11 12 41 29 vip 2013/08/11 12 41 30 松原みき - THE WINNER (OVA 『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』 より) 2013/08/11 12 45 11 鮎川麻弥 - Z・刻をこえて (テレビ 『機動戦士Zガンダム』 より) 2013/08/11 12 48 48 新井正人 - アニメじゃない-夢を忘れた古い地球人よ- (テレビ 『機動戦士ガンダムZZ』 より) 2013/08/11 12 52 54 TM NETWORK - BEYOND THE TIME ?メビウスの宇宙を越えて? (劇場版 『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』 より) 2013/08/11 12 58 27 森口博子 - ETERNAL WIND ?ほほえみは光る風の中? (劇場版 『機動戦士ガンダムF91』 より) 2013/08/11 13 03 12 川添智久 - STAND UP TO THE VICTORY ?トゥ・ザ・ヴィクトリー? (テレビ 『機動戦士Vガンダム』 より) 2013/08/11 13 07 47 鵜島仁文 - FLYING IN THE SKY (テレビ 『機動武闘伝Gガンダム』 より) 2013/08/11 13 11 32 TWO-MIX - RHYTHM EMOTION (テレビ 『新機動戦記ガンダムW』 より) 2013/08/11 13 15 28 ROMANTIC MODE - Resolution (テレビ 『機動新世紀ガンダムX』 より) 2013/08/11 13 17 07 RAY-GUNS - CENTURY COLOR (テレビ 『∀ガンダム』 より) 2013/08/11 13 20 16 玉置成実 - Believe (テレビ 『機動戦士ガンダムSEED』 より) 2013/08/11 13 24 15 T.M.Revolution - ignited -イグナイテッド- (テレビ 『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』 より) 2013/08/11 13 27 34 マリナ・イスマイール(恒松 あゆみ) - TOMORROW (テレビ 『機動戦士ガンダム00』 より) 2013/08/11 13 32 43 イワーク・ブライア(乃村 健次) - Desperado Blues 2013/08/11 13 37 49 nobodykows+ - ココロオドル (テレビ 『SDガンダムフォース』 より) 2013/08/11 13 42 02 C.C. (CV.ゆかな) - C.C.モノローグ1 2013/08/11 13 42 33 FLOW - COLORS 2013/08/11 13 46 13 SunSet Swish - モザイクカケラ 2013/08/11 13 50 51 ORANGE RANGE - O2~オー・ツー~ 2013/08/11 13 54 49 ARI PROJECT - わが﨟たし悪の華 2013/08/11 13 59 23 C.C. (CV.ゆかな) - C.C.モノローグ5 2013/08/11 14 00 09 ステレオポニー - ツキアカリのミチシルベ 2013/08/11 14 04 08 牧野由依 - 雨降花(あめふりばな) 2013/08/11 14 09 59 ROUND TABLE Feat. Nino - 夏待ち 2013/08/11 14 15 45 山崎まさよし - One more time,One more chance 2013/08/11 14 21 16 Girls Dead Monster starring LiSA - 一番の宝物 ~Yui final ver.~ 2013/08/11 14 27 25 Key Sounds Label/Lia - 青空 2013/08/11 14 31 44 遠藤正明 - 鳥の詩(TVアニメ『AIR』) 2013/08/11 14 38 27 Key Sounds Label/Rita - Alicemagic 2013/08/11 14 42 59 富永TOMMY弘明 - ジョジョ~その血の運命~ 2013/08/11 14 47 23 Coda - BLOODY STREAM 2013/08/11 14 51 45 大槻ケンヂと絶望少女達 - 林檎もぎれビーム! 2013/08/11 14 56 16 福山芳樹 - 真っ赤な誓い 2013/08/11 15 00 10 福山芳樹 - キングゲイナー・オーバー! 2013/08/11 15 05 04 水樹奈々 - 恋の抑止力 2013/08/11 15 10 02 遠藤正明 - ETARNAL BLAZE(TVアニメ『魔法少女リリカルなのはA s』) 2013/08/11 15 15 40 遠藤正明&水樹奈々 - ETARNAL BLAZE 2013/08/11 15 17 32 遠藤正明 - 爆竜戦隊アバレンジャー 2013/08/11 15 21 52 大槻ケンヂ - GO!リュウケンドー 2013/08/11 15 25 51 田中昌之 - 仮面ライダークウガ! (仮面ライダークウガ) 2013/08/11 15 29 53 大黒摩季 - Anything Goes! (仮面ライダーオーズ(OOO)) 2013/08/11 15 33 25 松本梨香 - Alive A life (仮面ライダー龍騎) 2013/08/11 15 37 47 上木彩矢 w TAKUYA - W-B-X ~W-Boiled Extreme~ (仮面ライダーW(ダブル)) 2013/08/11 15 41 08 土屋アンナ - Switch On! 2013/08/11 15 44 31 遠藤正明 - 空色デイズ(TVアニメ『天元突破グレンラガン』) 2013/08/11 15 48 56 田村ゆかり - fancy baby doll 2013/08/11 15 53 22 タケシ(上田祐司) - タケシのパラダイス 2013/08/11 15 57 02 松本梨香 - タイプ ワイルド 2013/08/11 16 00 27 JAM Project - レスキューファイアー 2013/08/11 16 04 28 JAM Project - SKILL 2013/08/11 16 10 20 JAM Project - STORM 2013/08/11 16 14 18 JAM Project - Break Out 2013/08/11 16 18 24 JAM Project - RISING FORCE 2013/08/11 16 22 26 JAM Project - 未来への咆哮 2013/08/11 16 27 15 JAM Project - 限界バトル 2013/08/11 16 31 25 芹沢文乃(伊藤かな恵) 梅ノ森千世(井口裕香) 霧谷希(竹達彩奈 - はっぴぃにゅうにゃあ 2013/08/11 16 35 24 JAM Project - VICTORY 2013/08/11 16 41 00 JAM Project - 我が名は牙狼 2013/08/11 16 45 04 JAM Project - GONG 2013/08/11 16 50 56 アンティック-珈琲店- - 覚醒ヒロイズム~THE HERO WITHOUT A “NAME”~ 2013/08/11 16 55 15 パルコ・フォルゴレ (高橋広樹) - チチをもげ! ~音頭でボイーン~ [みんなで踊ろう! オリジナルバージョン]
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戻る 2011/01/09 23 58 57高田雅史 - 攻勢の刻 2011/01/10 0 01 10次は「あ」 ※曲名しりとり※ 2011/01/10 0 04 49カラーボトル - 青い花 2011/01/10 0 05 36次は「な」 ※曲名しりとり※ 2011/01/10 0 08 22影山ヒロノブ - なせばなるほどロボタック 2011/01/10 0 09 48次は「く」 ※曲名しりとり※ 2011/01/10 0 12 25新谷良子 - crossing days 2011/01/10 0 13 26次は「す/s」 ※曲名しりとり※ 2011/01/10 0 16 34day after tomorrow - Starry Heavens 2011/01/10 0 17 37次は「す/s」 ※曲名しりとり※ 2011/01/10 0 21 20飛蘭 - SERIOUS-AGE 2011/01/10 0 21 50次は「じ/e」 ※曲名しりとり※ 2011/01/10 0 26 33彩音 - 十字架に捧ぐ七重奏 2011/01/10 0 28 11次は「う」 ※曲名しりとり※ 2011/01/10 0 31 34きただにひろし - ウィーアー! 2011/01/10 0 32 35次は「あ」 ※曲名しりとり※ 2011/01/10 0 35 37妻夫木崇次 - アオイタビビト 2011/01/10 0 36 16次は「と」 ※曲名しりとり※ 2011/01/10 0 37 57次は「鳥」 ※曲名しりとり※ 2011/01/10 0 40 52千里愛風 - 鳥の歌 2011/01/10 0 41 17次は「た」 ※曲名しりとり※ 2011/01/10 0 42 16次は「戦」 ※曲名しりとり※ 2011/01/10 0 44 33宮内タカユキ - 戦え!エンジェルファイブ 2011/01/10 0 44 59次は「ぶ」 ※曲名しりとり※ 2011/01/10 0 46 02次は「B」 ※曲名しりとり※ 2011/01/10 0 47 40水樹奈々 - BRAVE PHOENIX 2011/01/10 0 48 09次は「す/X」 ※曲名しりとり※ 2011/01/10 0 49 22次は「X」 ※曲名しりとり※ 2011/01/10 0 53 04サイキックラバー - XTC 2011/01/10 0 53 37次は「し/C」 ※曲名しりとり※ 2011/01/10 0 54 37次は「勝」 ※曲名しりとり※ 2011/01/10 0 58 01関智一 - 勝利者達の挽歌(ドモン・ヴァージョン) 2011/01/10 0 58 39次は「か」 ※曲名しりとり※ 2011/01/10 0 59 47次は「塊」 ※曲名しりとり※ 2011/01/10 1 01 36松崎しげる - 塊オンザスウィング 2011/01/10 1 02 29次は「ぐ」 ※曲名しりとり※ 2011/01/10 1 04 00次は「G」 ※曲名しりとり※ 2011/01/10 1 06 17彩音 - GRAVITY ERROR 2011/01/10 1 07 08次は「R」 ※曲名しりとり※ 2011/01/10 1 11 20米倉千尋 - Return to myself 2011/01/10 1 12 21次は「F」 ※曲名しりとり※ 2011/01/10 1 15 08エンジェル隊 新谷良子,田村ゆかり,沢城みゆき,山口眞弓,かないみか - FINAL FLIGHT 2011/01/10 1 15 51次は「と」 ※曲名しりとり※ 2011/01/10 1 18 39次は「時」 ※曲名しりとり※ 2011/01/10 1 19 37Lia - 時を刻む唄 2011/01/10 1 20 42次は「た」 ※曲名しりとり※ 2011/01/10 1 23 24次は「T」 ※曲名しりとり※ 2011/01/10 1 24 30橋本みゆき - TIME 2011/01/10 1 27 20次は「e」 ※曲名しりとり※ 2011/01/10 1 28 36川田まみ - eclipse 2011/01/10 1 29 39次は「ス」 ※曲名しりとり※ 2011/01/10 1 32 47いとうかなこ - スカイクラッドの観測者 2011/01/10 1 33 31次は「しゃ」 ※曲名しりとり※ 2011/01/10 1 35 42次は「しゃ(S)」 ※曲名しりとり※ 2011/01/10 1 37 24保志総一朗 - Shining Tears 2011/01/10 1 38 55次は「ス(S)」 ※曲名しりとり※ 2011/01/10 1 42 23麻生かほ里 - Sky High! Fly High!! 2011/01/10 1 43 18次は「ハ(H)」 ※曲名しりとり※ 2011/01/10 1 46 15彩子 - HEART TO HEART 2011/01/10 1 46 56次は「ト(T)」 ※曲名しりとり※ 2011/01/10 1 49 55GRANRODEO - tRANCE 2011/01/10 1 50 20次は「エ(E)」 ※曲名しりとり※ 2011/01/10 1 54 48RIDER CHIPS Featuring Ricky - ELEMENTS 2011/01/10 1 55 42次は「ス(S)」 ※曲名しりとり※ 2011/01/10 1 58 10abingdon boys school - STRENGTH. 2011/01/10 1 59 08次は「ハ(H)」 ※曲名しりとり※ 2011/01/10 2 02 47B∀G - HEARTの形状 2011/01/10 2 03 41次は「ち」 ※曲名しりとり※ 2011/01/10 2 05 30次は「地」 ※曲名しりとり※ 2011/01/10 2 07 00植田佳奈 - 地球 Merry-Go-Round 2011/01/10 2 08 01次は「D」 ※曲名しりとり※ 2011/01/10 2 11 16酒井ミキオ - Discovery 2011/01/10 2 12 09次は「Y」 ※曲名しりとり※ 2011/01/10 2 16 18松澤由実 - YOU GET TO BURNING 2011/01/10 2 17 03次は「G」 ※曲名しりとり※ 2011/01/10 2 20 32福山芳樹 - GO!グランブレイバー! 2011/01/10 2 24 11川添珠姫(広橋涼)、千葉紀梨乃(豊口めぐみ)、桑原鞘子(小島幸子)、宮崎都(桑島法子)、東聡莉(佐藤利奈) - BAMBOO BEAT 2011/01/10 2 25 19次は「T」 ※曲名しりとり※ 2011/01/10 2 27 52和田光司 - The Biggest Dreamer 2011/01/10 2 28 38次は「ま」 ※曲名しりとり※ 2011/01/10 2 31 44仲間由紀恵 - 負けない愛がきっとある 2011/01/10 2 33 28次は「ル」 ※曲名しりとり※ 2011/01/10 2 36 39桃月学園1年C組 feat.一条さん - ルーレット☆ルーレット 一条さんver. 2011/01/10 2 37 37次は「ト」 ※曲名しりとり※ 2011/01/10 2 40 27Suara - トモシビ 2011/01/10 2 42 02次は「ビ/B」 ※曲名しりとり※ 2011/01/10 2 44 36exige - Believe yourself 2011/01/10 2 46 24次は「フ/F」 ※曲名しりとり※ 2011/01/10 2 48 47島谷ひとみ - Falco -ファルコ- 2011/01/10 2 52 04次は「1ko」 ※曲名しりとり※ 2011/01/10 2 52 11次は「コ」 ※曲名しりとり※ 2011/01/10 2 52 18U - コトノハ ~my leaf of words~ 2011/01/10 2 52 46次は「は」 ※曲名しりとり※ 2011/01/10 2 56 28芹沢文乃(伊藤かな恵) 梅ノ森千世 霧谷希- はっぴぃ にゅう にゃあ 2011/01/10 2 58 38おしまいにゃあ ※曲名しりとり※ 戻る
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ここを編集 ■ストライク・ザ・ブラッド 作画監督 4(氏・井) 6(滝・今) 13(佐野隆・丹) 18(滝・川・丹) 24(佐・丹・佐・井・橋・井・明) ■最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。 作画監督 12(武・武・日) ■今際の国のアリス 作画監督(全話 全て丹羽信礼、須藤智子と共同) 1 2 3 ■魔法少女リリカルなのはViVid 作画監督 1(渡) 8(シ・山) 11(シ・川・針・清・小) ■ケイオスドラゴン 赤竜戦役 作画監督 7(重・丹・井) 12(井・丹) 作画監督補佐 1(重・井・橋) ■学戦都市アスタリスク 作画監督補佐 4(永・小・川・石) ■対魔導学園35試験小隊 作画監督 5(重・丹・井) 8(井・丹・井・山・山・澤) 11(丹・井・本・山) 12(山・井・本・氏・神・野・澤) ■あんハピ♪ 作画監督 2(重・丹・井・山) 5(井・向・井・橋・重) 9(重・井・竹・向・林) ■アンジュ・ヴィエルジュ 総作画監督(滝本祥子と共同) 作画監督 12(橋・井・飯・千・向) 総作画監督 4 5 8 9 11 ■青の祓魔師 京都不浄王篇 作画監督補佐 OVA(門) ■武装少女マキャヴェリズム 作画監督 12(重・橋・川) 総作画監督 2 6 8 10 11(大) ■異世界食堂 作画監督 6(川・重・木・橋) 11(川・木・重・橋・崔) ■Fate/Apocrypha 作画監督 16(古・臼・小・細) 21(古・臼・廣・木・小・早・辻・伊・河・浜) 23(み・野・栗・田・高・小・木・臼・青・浜) 24(山・河・山・廣・細・菊・古・野・辻・臼・早・普・浜) 25(田・蛯・浜・廣・古・普・み・高・河・辻・須) ■デスマーチからはじまる異世界狂想曲 総作画監督(全て滝本祥子、橋本真希と共同) 4 5 6 7 8 9 10 11 12 ■川柳少女 作画監督 4(冨) ■俺を好きなのはお前だけかよ 作画監督 3(兼原画 第二原画あり) 11(川・劉) ■俺を好きなのはお前だけかよ~俺たちのゲームセット~ 作画監督(飯飼一幸、齊藤雅和、中澤勇一、佐野隆雄、川添亜希子、井嶋けい子、林隆洋、劉雲留、STUDIO MASSKET、梅田一城、藁科将斗、滝本祥子と共同) ■魔法科高校の優等生 作画監督 5(萩・川・井) ■スローループ 作画監督 2(川) 5(橋・今) 8(井・S) 作画監督補佐 12(川) ■あやかしトライアングル 作画監督 5(梅・川) 11(丹・幡) ■望まぬ不死の冒険者 サブキャラクターデザイン 作画監督 2(萩・古・日・ト・ナ) 3(林・古・ト) 9(林・古・ト) 12(萩・林・權) 総作画監督 8(永・古) クリーチャー作画監督 1 ■関連タイトル ストライク・ザ・ブラッド Blu-ray BOX 初回仕様版 rakuten_design= slide ;rakuten_affiliateId= 053df7e0.7c451bd1.0c852203.190c5695 ;rakuten_items= ctsmatch ;rakuten_genreId=0;rakuten_size= 468x160 ;rakuten_target= _blank ;rakuten_theme= gray ;rakuten_border= on ;rakuten_auto_mode= on ;rakuten_genre_title= off ;rakuten_recommend= on ; 随時更新! pixivFANBOX アニメ@wiki ご支援お待ちしています! ムック本&画集新刊/個人画集新刊/新作Blu-ray単巻/新作Blu-ray DVD-BOX アニメ原画集全リスト スタッフインタビューwebリンク集 最新登録アイテム Switch ゼルダの伝説 Tears of the Kingdom Switch 世界樹の迷宮Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ HD REMASTER Switch ピクミン 4 大友克洋 Animation AKIRA Layouts Key Frames 2 小説 機動戦士ガンダム 水星の魔女 1 ONE PIECE FILM REDデラックス・リミテッド・エディション 4K ULTRA HD Blu-ray Blu-ray 劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥き夕闇のスケルツォ 完全生産限定版 Blu-ray 映画『ゆるキャン△』 Blu-ray 【コレクターズ版】 Blu-ray ウマ娘 プリティーダービー 4th EVENT SPECIAL DREAMERS!! Blu-ray 天地無用!GXP パラダイス始動編 Blu-ray第1巻 特装版 天地無用!魎皇鬼 第伍期 Blu-ray SET 「GS美神」全話いっき見ブルーレイ Blu-ray ソードアート・オンライン -フルダイブ- メーカー特典:「イベントビジュアル使用A3クリアポスター」付 ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 5th Live! 虹が咲く場所 Blu-ray Memorial BOX 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち Blu-ray BOX 特装限定版 地球へ… Blu-ray Disc BOX 完全生産限定版 神風怪盗ジャンヌ Complete Blu-ray BOX HUNTER×HUNTER ハンター試験編・ゾルディック家編Blu-ray BOX BLEACH Blu-ray Disc BOX 破面篇セレクション1+過去篇 完全生産限定版 MAZINGER THE MOVIE 1973-1976 4Kリマスター版 アニメ・ゲームのロゴデザイン シン・仮面ライダー 音楽集 テレビマガジン特別編集 仮面ライダー 完全版 EPISODE No.1~No.98 MOVIE リスアニ!Vol.50.5 ぼっち・ざ・ろっく!号デラックスエディション ヤマノススメ Next Summit アニメガイド おもいでビヨリ アニメ「魔入りました!入間くん」オフィシャルファンブック 『超時空要塞マクロス』パッケージアート集 CLAMP PREMIUM COLLECTION X 1 トーマの心臓 プレミアムエディション パズル ドラゴンズ 10th Anniversary Art Works はんざわかおり こみっくがーるず画集 ~あばばーさりー!~ あすぱら画集 すいみゃ Art Works trim polka-トリムポルカ- つぐもも裏 超!限界突破イラスト&激!すじ供養漫画集 開田裕治ウルトラマンシリーズ画集 井澤詩織1st写真集 mascotte 鬼頭明里写真集 my pace 内田真礼 1st photobook 「まあやドキ」 進藤あまね1st写真集 翠~Midori~ 声優 宮村優子 対談集 アスカライソジ 三石琴乃 ことのは 亀田祥倫アートワークス 100% 庵野秀明責任編集 仮面ライダー 資料写真集 1971-1973 金子雄司アニメーション背景美術画集 タローマン・クロニクル ラブライブ!サンシャイン!! Find Our 沼津~Aqoursのいる風景~ 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア 友の会[復刻版] 梅津泰臣 KISS AND CRY 資料集 安彦良和 マイ・バック・ページズ 『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』編 氷川竜介 日本アニメの革新 歴史の転換点となった変化の構造分析 Blu-ray THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 10th Anniversary Celebration Animation ETERNITY MEMORIES Blu-ray おいら宇宙の探鉱夫 ブルーレイ版 Blu-ray 映画 バクテン!! 完全生産限定版 アイカツ! 10th STORY ~未来へのSTARWAY~ Blu-ray BOX 初回生産限定版 はたらく細胞 Blu-ray Disc BOX 完全生産限定版 Blu-ray 長靴をはいた猫 3作品収録 Blu-ray わんぱく王子の大蛇退治 Blu-ray 魔道祖師 完結編 完全生産限定版 魔道祖師Q Blu-ray Disc BOX 完全生産限定盤 にじよん あにめーしょん Blu-ray BOX 【特装限定版】 Blu-ray 鋼の錬金術師 完結編 プレミアム・エディション Blu-ray付き やはりゲームでも俺の青春ラブコメはまちがっている。完 限定版【同梱物】オリジナルアニメ Blu-ray「だから、思春期は終わらずに、青春は続いていく。」
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公式(今日は一日 ○○三昧) http //www9.nhk.or.jp/zanmai/index.html 司会:緒方恵美・藤崎弘士アナ ▼ニュース(12 00~12 15) ▼DJトーク(ここから6曲連続ガンダムだぜ!数字に弱い緒方さん、8曲と言い間違える)※ここから午後の部・開始 029.「STAND UP TO THE VICTORY」 / 川添智久 (機動戦士Vガンダム OP1) 030.「FLYING IN THE SKY」 / 鵜島仁文 (機動武闘伝Gガンダム OP1) 031.「JUST COMMUNICATION」 / TWO-MIX (新機動戦記ガンダムW OP1) 032.「DREAMS」 / ROMANTIC MODE (機動新世紀ガンダムX OP1) 033.「焔の扉」 / FictionJunction YUUKA (機動戦士ガンダムSEED DESTINY IN) 034.「DAYBREAK S BELL」 / L Arc-en-Ciel (機動戦士ガンダム00 OP1) ▼DJトーク 035.「My Soul,Your Beats!」 / Lia (Angel Beats! OP1)※事前に曲紹介なし不意打ち ▼DJトーク(ゲスト:Lia[電話]) 036.「鳥の詩」 / Lia (AIR OP)※アニソン三昧では4回連続配信 ▼DJトーク(ゲスト:水木一郎&堀江美都子[電話]、畑亜貴) 037.「千本千女の刃毬唄」 / 畑亜貴 (刀語 ED3) ▼DJトーク 038.「盗んだハートはココですよ?」 / 小倉唯 with ぷるぷるいゃ~ん (怪盗レーニャ TM) ▼DJトーク(曲の作り方 by 畑亜貴) 039.「銀河鉄道は遥かなり」 / ささきいさお (銀河鉄道物語-THE GALAXY RAILWAYS- OP)※畑亜貴リクエスト ▼DJトーク(「全世界の女性にアニソンを作りたいです」 by 畑亜貴) 040.「冒険でしょでしょ?」 / 平野綾 (涼宮ハルヒの憂鬱 OP2) ▼DJトーク(昨年亡くなられた方にまつわる曲を放送) 041.「宇宙大シャッフル」 / LOVE JETS (ちびまる子ちゃん(第2期) ED6)※作曲・歌:忌野清志郎(2009年5月2日逝去) 042.「アンパンマンのマーチ」 / ドリーミング (それいけ!アンパンマン OP1)※作曲:三木たかし(2009年5月11日逝去) 043.「ハクション大魔王のうた」 / 嶋崎由理,大平透 (ハクション大魔王 OP1)※作詞:丘灯至夫(2009年11月24日逝去) ▼DJトーク(引き続き、最近もしくは5月5日に亡くなられた方の曲を3曲紹介) 044.「ゲゲゲの鬼太郎(墓場の鬼太郎)」 / 熊倉一雄 (ゲゲゲの鬼太郎(第1期) OP)※声優:田の中勇(2010年1月13日逝去) 045.「すきすきソング」 / 水森亜土 (ひみつのアッコちゃん(第1期) ED)※作詞:井上ひさし(2010年4月9日逝去) 046.「Agape」 / メロキュア (円盤皇女ワるきゅーレ IN)※作詞・作曲・歌:岡崎律子(2004年5月5日急逝) ▼DJトーク(故人を偲び、声を詰まらせる緒方さん) 047.「失われた伝説を求めて」 / アンディ (機甲創世記モスピーダ OP) 048.「ガリアン・ワールド」 / EUROX (機甲界ガリアン OP) 049.「夢色チェイサー」 / 鮎川麻弥 (機甲戦記ドラグナー OP1) ▼DJトーク 050.「ときめきトゥナイト」 / 加茂晴美 (ときめきトゥナイト OP) ▼DJトーク(再びアニソンイントロを5曲、ゲスト:水野佐彩) ★アニソンイントロ 「タッチ」 ★アニソンイントロ「魔訶不思議アドベンチャー」 ★アニソンイントロ 「CAT S EYE」 ★アニソンイントロ 「愛を取り戻せ!」 ★アニソンイントロ 「ラムのラブソング」 ▼DJトーク 051.「氷の上に立つように」 / 小松未歩 (名探偵コナン ED6)※水野佐彩リクエスト ▼DJトーク(コナンの誕生日は5月4日) 052.「My Secret」 / 水野佐彩 (会長はメイド様! OP) ▼DJトーク(ゲスト:中田敦彦 from オリエンタルラジオ) 053.「残酷な天使のテーゼ<Director s Edit.Version>」 / 高橋洋子 (新世紀エヴァンゲリオン OP) ▼DJトーク(好きなエヴァ本体は三号機 by あっちゃん) 054.「魂のルフラン」 / 高橋洋子 (新世紀エヴァンゲリオン シト新生 ED) 055.「Beautiful World」 / 宇多田ヒカル (ヱヴァンゲリヲン新劇場版 序 ED) ▼DJトーク 056.「やるぞ一発!野球道」/千葉由美,ヤング・フレッシュ,こおろぎ 73(一発貫太くん OP) 057.「エッちゃん」/増山江威子(さるとびエッちゃん OP) 058.「おじゃまんが山田くん」/こおろぎ 73(おじゃまんが山田くん OP1) ▼DJトーク 059.「ブルーウォーター」/森川美穂(ふしぎの海のナディア OP) 060.「ゆずれない願い」/田村直美(魔法騎士レイアース OP1) 061.「炎のさだめ」/TETSU(装甲騎兵ボトムズ OP) ▼DJトーク 062.「恋は突然」/堀江美都子(愛してナイト OP) 063.「私はマチコ」/今田裕子(まいっちんぐマチコ先生 OP)※終盤に激しく音飛び ▼DJトーク(第2回イントロクイズの正解発表) 064.「タッチ」/岩崎良美(タッチ OP1) 065.「魔訶不思議アドベンチャー!」/高橋洋樹(DRAGON BALL OP) 066.「CAT S EYE」/杏里(CAT S EYE(第1期) OP) 067.「愛をとりもどせ!!」/クリスタルキング(北斗の拳 OP1) 068.「ラムのラブソング」/松谷祐子(うる星やつら OP1) ▼DJトーク(当選者発表、「私はマチコ」を再配信します) 063.(再)「私はマチコ」/今田裕子(まいっちんぐマチコ先生 OP) ▼DJトーク(第3回・イントロクイズ) ★アニソンイントロ 「おどるポンポコリン」 ★アニソンイントロ 「ムーンライト伝説」 ★アニソンイントロ 「君が好きだと叫びたい」 ★アニソンイントロ 「微笑みの爆弾」 ★アニソンイントロ 「わぴこ元気予報!」 ▼DJトーク(藤崎弘士アナ「マクロス歌姫メドレー!」) 069.「天使の絵の具」/飯島真理(超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか ED) 070.「…だけどベイビー!!」/チエ・カジウラ(マクロス7 ED2) 071.「愛・おぼえていますか -桜井智ver.-」/桜井智(超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか AR) 072.「射手座☆午後九時Don t be late」/May n(マクロスF IN) 073.「アナタノオト」/中島愛(マクロスF IN) ▼DJトーク(第二部・パーソナリティーの榎本温子が一足早く登場、丹下桜さん出演作品から3曲) 074.「プラチナ」/坂本真綾(カードキャプターさくら OP3) 075.「デフォルトの笑顔」/丹下桜(アンドロイド・アナ MAICO 2010 ED) 076.「Poo」/Neko Jump(あにゃまる探偵 キルミンずぅ OP) ▼DJトーク(榎本温子さん出演作品の曲を3曲) 077.「Be My Angel」/榎本温子(機動天使エンジェリックレイヤー OP) 078.「天使のゆびきり」/福田舞(彼氏彼女の事情 OP) 079.「ガンバランス de ダンス~咲 舞 version~」/樹元オリエ、榎本温子 with フラッピ&チョッピーズ(ふたりはプリキュア Splash Star チクタク危機一髪! ED) ▼DJトーク(第3回・イントロクイズの正解発表) 080.「おどるポンポコリン」/B.B.クィーンズ(ちびまる子ちゃん ED1) 081.「ムーンライト伝説」/DALI(美少女戦士セーラームーン OP) 082.「君が好きだと叫びたい」/BAAD(SLAM DUNK スラムダンク OP1) 083.「微笑みの爆弾」/馬渡松子(幽☆遊☆白書 OP) 084.「わぴこ元気予報!」/内田順子(きんぎょ注意報! OP) ▼DJトーク(残念なお知らせ「丹下桜さんが退場します」、ゲスト:水木一郎&影山ヒロノブ[電話]) 第一部(前半) 第一部(後半) 第二部(前半) 第二部(後半)
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IG主力のコンスタントな参加に加え、「ももへの手紙」に関わったアニメーターもスライド式に参加 2010年代屈指の芝居アニメとなった 原作:宇仁田ゆみ「うさぎドロップ」(祥伝社・フィールコミックス) 製作:新坂純一、冨川八峰 (フジテレビ) 、北川直樹、寺田 篤、森下勝司、志倉知也 チーフプロデューサー:村田祐一、山本幸治 (フジテレビ) プロデューサー:小中大典、尾崎紀子 (フジテレビ) 、中武哲也 シリーズ構成:岸本 卓 キャラクターデザイン・総作画監督:山下 祐 プロップデザイン:秦 綾子 美術監督・美術設定:立田一郎 色彩設計:田中美穂 撮影監督:田中宏侍 編集:植松淳一 音響監督:若林和弘 音楽プロデューサー:佐野弘明 音楽:松谷 卓 音楽制作:フジパシフィック音楽出版、ソニー・ミュージックエンタテインメント アニメーションプロデューサー:松下慶子 制作デスク:霞 麻衣子 制作設定:洞 美帆 アニメーション制作:プロダクション I.G 監督:亀井幹太 製作:アニメ「うさぎドロップ」製作委員会(東宝、フジテレビジョン、ソニー・ミュージックエンタテイメント、電通、プロダクション・アイジー、祥伝社) オープニング映像 森本千絵 × 泰永優子 × 大塚いちお (goen゜drops) 制作協力:葵プロモーションエンディングアニメーション 劇団イヌカレー 第1話「りんどうの女の子」 脚本:岸本 卓絵コンテ・演出:亀井幹太作画監督:山下 祐原画:名倉智史 末冨慎治竹中真吾 千葉崇洋 片桐貴悠 橋本高明 本田真之大道寺美穂 三輪幸彦 近岡 直 黒岩裕美 沼田くみ子澤井真紀 中山知世 平牧大輔 樋口聡美 矢向宏志 飯山菜保子 青木麻貴 秦 綾子 動画検査:酒井怜子色指定・仕上検査:田中美穂制作進行:洞 美帆 ■大道寺美穂 Cut227【Cパート ちゃぶ台合わせてごはん食べる二人】 Cut236 【Cパート 手に付いたおにぎりの粒を食べるりん】おそらくCパート丸々を担当(パルコのうさぎドロップ原画展にて) 第2話「ゆび切りげんまん」 脚本:岸本 卓絵コンテ:亀井幹太演出:京極義昭作画監督:海谷敏久 島村秀一原画:宇佐美 萌 山田雄一郎 竹中真吾 瀬口 泉 瀬池奈保藤城香奈 戸田さやか 橋本高明 齊藤拓也 北沢典子 万年麻美 吉岡佳宏 宮崎 瞳 角田春美 下妻日紗子 稲田俊子 石塚 健 加藤里香 第二原画:清水亮吾動画検査:古林美里色指定:田中美穂仕上検査:谷口ゆり子 吉岡あかね制作進行:山地史彦 ■橋本高明 Cパートのおねしょがわかるところ(パルコのうさぎドロップ原画展にて) 第3話「ダイキチの決めたこと」 脚本:岸本 卓絵コンテ:森田宏幸演出:荻原露光作画監督:楠本祐子原画:大平剛生 深川可純 木村優子 梅本賢一 吉本智恵加藤久美子 北村淳一 川口弘明 平田和也 清水由紀子 千葉山夏恵 瀧原美樹 小野可奈子 中村純子 高橋 賢 松村和子 柏 淳志 リバティー 動画検査:中嶋美幸色指定:山中真紀子仕上検査:水野多恵子制作進行:松下富美制作協力:SILVER LINK. ■木村優子 Cut241 【Cパート 寝転がってるダイキチにうさぎの人形をみせるりん】 第4話「てがみ」 脚本:岸本 卓絵コンテ・演出:満仲 勧作画監督:高橋英樹原画:名倉智史 末冨慎治 安藤雅司 浦上貴之瀬口 泉 戸田さやか 宇佐美 萌 角田桂一 冨田惠子 山梶明美 古川真生 福永智子 伊勢奈央子 中山知世 清池奈保 沼田くみ子 樋口聡美 本間 晃 杉山了蔵 大導寺美穂 第二原画:藤城香菜 宮崎 瞳シナジーSP動画検査:野上麻衣子色指定・仕上検査:谷口ゆり子制作進行:霞 麻衣子■瀬口泉 髪を結われたりんがおゆうぎの練習をするところ(キャラ☆メル Febri Vol08より) 第5話「ダイキチはダイキチでいい」 脚本:岸本 卓絵コンテ:金子秀一演出:湖山禎崇作画監督:秦 綾子原画:名倉智史 浦上貴之佐々木 守 上石恵美 石田慶一 竹中真吾 長野路子宇佐美 萌 小曽根孝夫 大導寺美穂 河村信道 板津匡覧 本間 晃 青山浩行井上 鋭 安藤雅司 沖浦啓之 野村和也 第二原画:津坂美織 宮崎 瞳 角田桂一 中山知世 清水亮吾春日広子 福家舞子動画検査:菅田朋子色指定:横井未加仕上検査:横井未加 谷口ゆり子 佐久間ひとみ 田中美穂制作進行:小堀高徳 第6話「わたしの木」 脚本:岸本 卓絵コンテ:亀井幹太演出:宇井良和作画監督:黒岩裕美作画監督補佐:齋藤卓也 島村秀一原画:浪上悠里 戸田さやか 片桐貴悠 本田真之 瀬口 泉徳野悠我 飯山菜保子 宇佐美 萌 吉田夫美子 甲斐泰之 万年麻美 斉藤拓也 春日広子 京極義昭 村山章子 長谷川和世 松下公美子 齋藤卓也 末冨慎治 荒木 涼 名倉智史 南井 希 第二原画:津坂美織 冨田恵子 福家舞子動画検査:古林美里色指定:吉岡あかね仕上検査:吉岡あかね 谷口ゆり子 佐久間ひとみ 田中美穂制作進行:洞 美帆 ■末富慎治 玄関をスキップするりん(キャラ☆メル Febri Vol08より) 第7話「ないしょで家出」 脚本:岸本 卓絵コンテ・演出:満仲 勧作画監督:樋口聡美原画:奥野治男 小野田将人 河野恵美 上石恵美 本多美乃小倉寛之 本間 晃 荒木 亮 満仲 勧 吉岡佳宏百瀬恵美子 新号 靖 錦見 楽 ワタナベケンイチ 森本由布希岡部 実 酒井KEI 安西俊之 森 悦史 村山ともみ第二原画:浦上貴之 名倉智史 津坂美織 宮崎 瞳 村山章子 深沢美智エクラアニマル マウス SILVER LINK. 動画検査:酒井怜子 川島 勝色指定:谷口ゆり子仕上検査:横井未加 吉岡あかね 佐久間ひとみ 田中美穂制作進行:高畑美香 山地史彦 廣木章悟制作協力:ブリッジ 第8話「おじいちゃんのだいじ」 脚本:岸本 卓絵コンテ:鶴岡耕次郎演出:坂口竜太郎作画監督:池内直子原画:備前克彦 小嶌エリナ 細萱明良 関 暁子 森 亜弥子西村友美 中島一美 竹村 南 吉森直子 小室未来齋藤陽子 大田久美子 志田ただし 村田憲泰 小田不二夫柴田美和子 中田 誠 秦野好紹 安東平助第二原画:臼井里江 金井千鶴 阿曽仁美 長尾未来 飯塚葉子小林麻衣子 三田遼子 前田 准 平林良樹 川添亜希子作画協力:名倉智史 満仲 勧 奥野治男 本間 晃動画検査:笠原あずさ 野上麻衣子 今岡律之色指定:眞家一義仕上検査:山口由希子 眞家一義制作進行:桜栗英人 廣木章悟制作協力:作楽クリエイト 第9話「たいふうがきた!」 脚本:岸本 卓絵コンテ・演出:宇井良和作画監督:金子志津枝原画:名倉智史 井上俊之 奥野治男 齋藤卓也 黒岩裕美山田雄一郎 小丸敏之 清水亮吾 村山章子 大導寺美穂 竹中真吾 中山知世 藤城香奈 片桐貴悠 北村友幸 万年麻美 中澤一登 山下 祐 亀井幹太 吉田夫美子 金子志津枝 第二原画:樋口聡美 栗田新一 洪昌煕 京極義昭 沼田くみ子荒木 涼 山梶明美 津坂美織 浪上悠里 寺田眞佐子 八田典子 加来由加里 秦 洋美 藤巻裕一 片岡恵美子 スタジオウォンバット SILVER LINK.マーヴィージャック 動画工房動画検査:野上麻衣子色指定・仕上検査:吉岡あかね制作進行:小堀高徳 ■齋藤卓也 タクシー見送るカット(Twitterより) 第10話「おなかのかぜ」 脚本:岸本 卓絵コンテ:井上 鋭演出:湖山禎崇作画監督:井上 鋭作画監督補佐:宇佐美 萌 本間 晃原画:鈴木美千代 山口明子 上石恵美 本間 晃 西尾鉄也 宇佐美 萌末冨慎治 徳野悠我 戸田さやか 瀬口 泉 中山知世 篠田知宏 福永智子 猪口美緒 南部広海 井元愛夕 第二原画:冨田恵子 山梶明美 栗田新一 津坂美織 沼田くみ子清水亮吾 洪昌熙 上村雅春 秦 綾子 飯田愛美 傳 沙織 竹下美紀 作画協力:安藤雅司動画検査:酒井怜子色指定・仕上検査:横井未加制作進行:霞 麻衣子 第11話「はじめの一歩」 脚本:岸本 卓絵コンテ・演出:亀井幹太作画監督:山下 祐原画:名倉智史 浦上貴之 満仲 勧 齋藤卓也奥野治男 長野路子 平牧大輔 田中孝弘 岸 友洋瀬口 泉 高橋英樹 本田真之 河野恵美 大導寺美穂 古川真生 佐藤利幸 竹中真吾 田中将賀 薮野浩二 合田浩章 中澤一登 波 連 鈴木博文 中嶋敦子 第二原画:樋口聡美 角田桂一 宮崎 瞳万年麻美 山梶明美 清水亮吾動画検査:野上麻衣子 古林美里色指定・仕上検査:谷口ゆり子制作進行:洞 美帆 ■名倉智史 鏡の前で歯が抜けたりんが笑う所 ■満仲勧 縄跳びの前半 ■中澤一登 縄跳び後半