約 664,707 件
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/1826.html
「おじいちゃんっ!」 大雨の中駆けつけた春奈は、病室のドアを勢いよく開け叫んだ。 「・・・少し静かにしたまえよ。ここは病院だよ?」 そこには彼女の姉である都が、ベッドの脇で腕を組んで座っていた。 都の目の前にあるベッドに横たわるのは・・・彼女たちの祖父である記四季だった。 が、春奈はその光景に何か違和感を感じる。 まるであるべきものが無いような・・・。 「おじいちゃん・・・大丈夫なの?」 「今は問題ない。近日中に手術が必要だそうだが・・・それには本人の同意と親族の同意が必要なんだと」 春奈の言葉に都は冷静に答える。 「・・・それって」 「親族なら私や両親で足りる、しかし同意を取ろうにも当の本人は意識不明。・・・代理人として同居人でもいいそうだがね。神姫が同居人扱いされるかどうか・・・それに、彩女はここにいない」 言われて春奈は違和感の正体にようやく気づいた。 いつも祖父と共にいたあの銀の狼が、いない。 「・・・彩女ちゃんは?」 春奈は震える声で、姉にそう問うた。 「・・・・・・恐らく、おじい様の屋敷だろう」 苦虫を噛み潰したような顔で、都はそう呟いた。 ホワイトファング・ハウリングソウル 第三十二話 『遠吠え』 ・・・雨の音がする。 彼女が目を覚まして一番初めに思ったのは、そんなどうでもいいことだった。 パソコンの脇に設置されたクレイドルから上半身だけ起こし、彩女は周囲を見渡す。 部屋は真っ暗だった。 「・・・・・・」 無言でクレイドルから降り縁側の方へと足を運ぶ。 ガラス越しに見た外は真っ暗で、時折雷鳴が轟いていた。台風でも来たのだろうか。 そういえば、主は洗濯物は取り込んだだろうか。どこかに出かけるくらいなら取り込んでいる筈だけれど ――彩女はそんなことを考える。 「・・・この調子なら、主が帰ってくる頃には道はぬかるんでますね。転ばなければ良いのですが」 そういいながら彼女にとっては長い廊下を歩く。 行き先なんて、無い。 ただ単に歩くだけ。 「そういえば、主はいつ頃帰ってこられるのでしょうか。・・・連絡もありませんし。不安です」 そういいながら歩く。 「・・・主」 彩女は歩みを止めその場に座り込む。 細い膝を小さな腕で抱きしめ、雨の音に耳を澄ます。 「・・・今、どこにおられるのですか?」 記四季が一人で家を開けることなんてめったになかった。あっても彩女に書置きの一つくらいはしていく。しかし今回はそれも無い。 そうなると考えられるのが、何かトラブルに巻き込まれた可能性。 だがそれは無い。こんな山奥に強盗なんて来るはずもないし、来たとしても記四季なら問題は無いだろう。 ・・・一体記四季に何が起こったのか、彩女には見当もつかなかった。見当もつかないからこそ余計に不安になる。 帰りを待っていてくれている人が忽然と消えた。自分にはその理由なんて見当もつかないし、小さな身体では探すことも出来ない。 恐らく、今ほど自分の小さな身体を呪ったことはなかっただろう。昨日の時点で既に記四季の携帯に電話をかけてみたが、繋がらなかった。どうもこの雨のせいで回線が不通になってしまったらしい。ネット回線も同様だった。 今の彩女は外部への連絡手段も無く、ただ暗闇で記四季の帰宅を待つしかないのだ。 「主・・・・・・・・!」 情けないのは判っている。みっともないのは判っている。 初めて世界を認識したあの日から、彩女を含む神姫は既に大人として生まれてきた。だが、それでもこの気持ちはいつだって変わらない。 記四季に会いたい。 あって頭を撫でてほしい。名前を呼んでほしい。 その大きく無骨な手に抱かれて眠りたい。 「主・・・・・・!」 闇の中呟いたその言葉もやはり、空しく反響して消えた。 前・・・次
https://w.atwiki.jp/mgrpgar2e/pages/1404.html
メニュー>パワー>アコライト共通>小さな奇跡 ☆4 戦闘中より諸々の判定に役に立つ。2dでも30%でクリティカルするようになるのは強烈だ。単純にダイス事故で固定値が足りないのもカバーできる。 戦闘時もクリティカル発生の助けになるので、味方のビルド次第では喜ばれる。 ブロウアップするウォーリアがいる場合などにも。 -- 名無しさん (2014-04-22 23 46 42) [Spc,-,1,視,-,1/MA’R’E:1d→6(除U.1/Sn)] ☆☆☆☆☆ SKG:個人戦闘以外でも判定は多いが、メジャーアクションで行なう判定と扱われないものも少なくない気がする。それでも警戒行動とFS判定での進行判定はメジャーだからすごく便利には違いないけれど。 ロールで1個以上6が出る確率は5dの2回振りで84%ほど。クリティカル狙いに使うならベースの判定もこのくらいは振りたい。 -- 灯 (2014-05-13 23 06 25) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/wrtb/pages/5152.html
小さな楽園 原題:Little Patch of Heaven 作曲:アラン・メンケン 作詞:グレン・スレイター* 楽曲:『ホーム・オン・ザ・レンジ にぎやか農場を救え!』(2004年) バリエーション ホーム・オン・ザ・レンジ にぎやか農場を救え! 英語 K・D・ラング* 日本語 大木理紗 パール・ゲスナーの楽園農場ののどかな生活を紹介する歌。 映画では一部の歌詞がカットされており、フルバージョンは『Home on the Range An Original Walt Disney Records Soundtrack』に収録。 ホーム・オン・ザ・レンジ にぎやか農場を救え!(リプライズ) 英語 K・D・ラング* 日本語 大木理紗 マギー、ミセス・キャロウェイ、グレイスがアラメダ・スリムを捕まえた後、最後にもう一度楽園農場で流れるリプライズ。 『Home on the Range An Original Walt Disney Records Soundtrack』に収録。
https://w.atwiki.jp/rpgsure/pages/50.html
自然と戯れる精霊のしもべ達 フェアリー 一般的な妖精族の事で,花畑や木の生い茂る豊かな森に住む。 蝶や蜻蛉,蜂のような透き通った羽を持ち,体長を自在に変更出来る。 一般的には15~25㎝程の小さな身体に落ち着いている。 森の民 羽を持たず,体長15~25㎝程の少年少女の姿をした森の妖精。 甲虫たちと心を通わせる事が出来る。 ちなみにムシキングのポポもこの森の民の一人。 ネレイス 海に住まう美しい女性の姿をした海の妖精。 純粋な心を持つ者に魔法の水着を与え,溺死から救ったりする。 海底に宮殿を構え,水精族と共に暮らしている。 エルフ 人間サイズになったフェアリーと人間族との間に生まれた混血児の総称。 羽を持つ者は少なく,体長変更が出来なくなったが,その代わり精霊の声を聞く耳と弓術に優れたしなやかな身体,強大な魔力を手に入れた。 普段は森の奥に住み着いており,森に迷い込んだ者を入り口まで送ってくれる。 サラマンダー 身体に火を纏う,体長20~30㎝程の火の妖精。 纏う炎は命の象徴であり,消えるとその命も尽きる。 火山地帯に火龍族や火精族達と集落を作り暮らしている。 ウィンディア 風と同化出来る能力を持ち,翼なしで飛行出来る,体長15~20㎝の風の妖精。 現れるのは気まぐれで,時折風属性エナジストの耳元で噂を囁いて去ってゆく。 定住する地はなく,いつも風となって放浪している。 ホビット 俗に言う小人族で,森の奥に小さな集落を作り森の民と共に暮らす者と,人間達の家の屋根裏に住居を構え,食料を分けて貰う『借り』をして生きる者とに分けられる,体長10㎝程のソフビ人形のような妖精。 空を飛ぶ事は出来ないが,動物や昆虫たちと心を通わせ,会話をする事が出来る。 チビデビル 悪魔界を飛び回る悪魔見習いの小さな子供の姿をした妖精達。 イタズラ好きで,たまに人間界などに姿を現して恋仲を引き裂くなどのイタズラをしては喜んでいる。 成長して,人生経験がかなり豊富になると悪魔試験の受験資格が与えられ,合格すれば悪魔族に進化出来る。
https://w.atwiki.jp/jojobr2/pages/34.html
誰かの「ママ」が死んだ………… 彼、矢安宮重清が最初に考えたのはそんな事だった。 彼は考える、あの荒木を野放しにしたらきっと自分のパパとママも殺されると。 他の人達の大事な人たちも殺されるかもしれないと。 だから、しばらく彼は考え、結論を出した。 「オラが……」 ──それは── 「パパや……」 ──小さな決意── 「ママを……」 ──けれど── 「守るど! 」 ──大きな勇気── そして少年は歩き出す、この地獄から抜け出す為に。 「これなんて読むんだど!? 東方…………とうほう? 」 ──その道程は、些か不安かもしれないが── 【G-3・1日目 深夜】 【矢安宮重清(重ちー)】 [時間軸] 「重ちー」の収穫終了後 [状態] 健康 [装備] なし [道具] 不明支給品一式 [思考・状況] 1.大事な人達を守る。打倒荒木。 2. 仗助と億泰に合いたい(いないかもしれないとも考えている) 3.ゲームに乗った奴は倒す。 [備考] ※ 重ちーは漢字が読めません。なので、名簿を見ても仗助、億泰が参加している事がわかりません(いるかもしれないぐらいには思っています) ※ 自分の名前は読めるので、自分の両親が参加していない事には気づきました。 投下順で読む 前へ 戻る 次へ 時系列順で読む 前へ 戻る 次へ キャラを追って読む 矢安宮重清 17 ペッシ、兄貴になる
https://w.atwiki.jp/299nobe/pages/279.html
「カイン・・」 突然聞こえたその名に、思わず彼女はビクリと震えた。 どうやらセシルの寝言のようだった。 (・・・カイン・・さん) リディアはあの忌まわしい竜騎士の姿を思い浮かべた。 記憶の中の竜騎士の姿は、兜を深くかぶっており、口元しか見えない。そして・・、 「あの人・・笑ってた」 ふいに先ほど皆の前で口にしかけた言葉がこぼれていた。それこそが、彼女がカインに 対して並々ならぬ恐怖を抱いている理由。だからこそ、セシルやローザがどうして彼を あんなにも信頼できるのか、理解できなかった。そしてあの時も、どうしてもセシル達に ついていく気になれなかった。なぜなら────、 あの人は、笑っていたのだ。 目の前で私の村が燃えさかる様子を見て、笑っていた。 その顔を思い出すと、記憶に深く刻まれた村人達の悲鳴や炎の熱さが、彼女の肌を ひどく震わせた。暗闇の中、リディアは胸に両手をあわせると、カタカタと身震えた。 だが、やがて小さな身体に積み上げられ続けた疲労が泥のようにのしかかり、彼女を 深い眠りに誘いこんでいった・・。
https://w.atwiki.jp/naianakikaku/pages/2531.html
京とアンに付き添われて、アーサーは病院へと向かった。 病院に到着すると、ハヅルと長久はすぐさま運び込まれる。 アーサーも痣だらけという事で診察を受けたが、気絶するほど頭を強く打ってはいたものの命に関わるようなものではない。 ぶつけた時にできた痣はそれほどひどいものではなく、捻挫も軽いもので安静にしていればすぐによくなるだろうとのことだった。 同年代の女子より小柄で軽い体が幸いしたのだろう。 今、京は手当てを受けたアーサーと共に待合室にいる。 アーサーが京の服の裾を握って離さなかったからだ。 アンは京の代わりに医師からハヅルと長久の状態を聞いている。 「……」 「………」 アーサーは表情を強張らせたまま、俯いている。 時折何か言いたげに口を小さく動かすが、すぐに口を一文字に引き結んでしまう。 やはり言葉が出ないのがもどかしいのだろう。 「……そうだ」 ふと思い出したように呟くと、京は荷物からメモ帳とペンを取り出し、アーサーに渡した。 「よかったら、これを使ってちょうだい」 「………」 メモ帳とペンを受け取ると、京の伝えんとすることが分かったのかアーサーは小さく頷く。 よほど話したいことがあったのか、すぐにメモ帳に書き込み始めた。 「…………!」 書き終わると、それを京に見せた。 どうやら、先程情報屋で京に聞かれたことへの返事らしい。 『知らない人が来たら そう介がおかしくなって、ハヅルをおそったの。』 「…そうすけ?」 『ベニー姉さんの家族。姉さんがずっとさがしていた人。』 「………その人がおかしくなって、皆を襲ったの?」 その問いに、アーサーはまたペンを走らせる。 そのやり取りを何度か繰り返してから、メモに書かれた情報を元に、アーサーの言いたい事をまとめた。 「………つまり…情報屋に怖いお客さんが来て、その人の声を聞いたソウスケくんがひどく怯えたから、ハヅルさんはソウスケくんを連れて二階へ避難した。そのお客さんが声を張り上げたら、ソウスケくんが急におかしくなって、ハヅルさんの木槌を取り出して皆を襲った。アーサーちゃんは長久くんに助けを求める途中で階段から落ちて気を失って、目が覚めたらソウスケくんとお客さんはいなくて、二人が倒れていた…ということでいいのかしら?」 「………」 京が確認すると、アーサーは小さく頷いた。 「……そう。辛いこと思い出させて、ごめんなさいね」 京の言葉に、アーサーは首を振る。 待合室の椅子に膝を抱えて座る様子を見ていると、小さく胸が痛んだ。 「…………」 「…?どうしたの、アーサーちゃん?」 不安そうな表情でじっと自分を見つめてくるアーサーに気づき、軽く問う。 声をかけられたアーサーは、おずおずとメモ帳を差し出した。 『そう介 たすかる?』 「…ソウスケくんを、心配してるの?」 『そう介は、今こわい人といっしょにいる。きっとこわい思いしてる。おうちに来てからおきものみたいだったのに、あの人が来たらすごくこわがってた。』 だから、と書いて、ペンが止まった。 しばらく何を書くか迷い、やがてゆっくりとペンが動く。 『早く、ベニー姉さんといっしょにしてあげたい。姉さんやハヅル、長久と会えなくなるんじゃないかって思って、ぼくはすごくこわかった。きっと、そう介も同じ気持ち。だから、早く見つけてあげたい』 文章を見せたアーサーの瞳は、まだ恐怖に揺れていた。 そして、それと同じくらい、姿を消した仲間を心配していた。 小さな決意 (廊下の奥から靴音が聞こえてきた) (アンか、医師か、別の誰かか…)
https://w.atwiki.jp/senka/pages/114.html
作者:戦火人氏 焼けた柱が音を立てて崩れる中、刃金の打ち合う音と男達の雄叫びが響いている。 丸太の様な腕に振るわれた戦槌が、轟音を立てながら目の前を通り過ぎた。 もし当たっていたなら、俺の頭は柘榴の様に潰れていただろう、しかし膂力はあっても大振りに過ぎる。 一瞬の隙を突いて、俺は手にもった剣に力を込めて振り下ろす。 今まで何度となく経験してきた、ばきりという乾いた音と、ぞぶりと肉を裂く感触、鎖骨を砕いた刃が肉を潰しながら肋骨まで達した標だ。 殺った…と思った瞬間、その隙を突いた男の手が、俺の喉輪に掛かっていた。 しくじった、異常な程の握力に、俺の首が軋みを上げる、遠ざかる意識の中、俺は残る力の全てを剣の柄に集中する。 果たして、先に力尽きたのは奴の方だった。 俺は痛む首をさすりながら、男の胸に深々と刺さった剣を引き抜いた…生きている、どうやら今日は運がいいらしい。 他の連中も、大体はカタが付いた様だ、戦に敗北した男達は、頭を割られ腸を抉られて泥に横たわる。 そして、今日の戦を生き抜いた俺達には、勝利の美酒が与えられる、戦火に焼け出された女達は格好の獲物だ。 集落の至る所から、女の悲鳴が木霊する。 この村の事ならよく知っている、獲物達に逃げ場など無い。 皆、殺戮の昂ぶりをそのままに、逃げ惑う女を捕え、衝動のままに犯す。 崩れた小屋の外では、妙齢の婦人が屈強な男に後ろから犯され、その豊かな乳房を揺らしている。 女らしさの中にあどけなさを残した娘は、首に縄を掛けられたまま下から突き上げられ、若鮎の様な身体を躍らせる。 未だ子供と言ってもいい様な幼げな少女が、二人掛りに責め立てられ、未発達な身体を玩具にされる。 誰もが、気の向く侭に犯し、殺してまた犯す。 陰部ごと槍に貫かれた女、犯されながら梁に吊るされた娘、陵辱に耐え切れずに力尽きた少女、飽きるまで弄ばれた身体が打ち捨てられる音は、次の獲物の悲鳴にかき消された。 今日は本当に運がいい、八人を殺して五人を犯した、後は日が変わる迄、楽しむだけだ。 気が付けば、女の反応が無くなっていた、どうやらくたばったか、俺が女から離れた時、それまで俺の頭があった場所を、ひょうと音を立てて一本の矢が通り過ぎた。 瞬時に振り向くと、立っていたのは弩を手にした十三にも満たない様な小娘。 弩は体躯に関係なく強力な武器だが、一度外れてしまえと、次の矢を番えるには時間がかかる。 矢が外れたと見るや、小娘は舌打ちと同時に身を翻し駆け出した。 俺も間髪をいれず追うが、小娘は山猫の様に素早く森を駆ける、だがこの場所なら俺もよく知っている、俺は高台に駆け上がると、切通しの上から下を走る小娘に向かって飛び降りた。 いかに素早い山猫であろうと、一度虎に牙を突き立てられてしまえば、逃れる術は無い。 俺はその小柄な身体を力尽くで組み伏せた。 女だてらに狩人の服、肩上の短い髪に、気の強そうな顔。 「よう…また逢ったな。」 俺はこの小娘を知っていた、あの集落で最も厄介な存在、静かに森に潜んで、手にした弩で敵を射殺す山猫。 今まで、どれだけコイツの犠牲になった事か、だが今回は俺の勝ちだ、殺す前にせいぜい嬲り者にしてやる。 俺は、粗末な狩人服の胸元に手を掛けると、力任せに引き裂いた。 無駄な肉のないしなやかな身体、その胸元で膨らみかけの薄い乳房が、ふるりと揺れた。 乳房といっても、まだ固く突き出したばかりで、先端の色付きも淡い蕾だ。 その蕾をどう摘み取ってやろうかと思い手を伸ばすと、小娘は強気にも下から俺を睨みつけ、あろうことか唾を吐きかけやがった。 俺は、反射的に小娘の顔面を殴りつけていた。 勝気ながらも整った顔を鼻血で汚す小娘、二度三度と殴りつけると、その勝気な瞳にも恐怖の色が浮かんで来る。 だが、今更怯えても、もう遅い、俺は胸の固いしこりを潰す勢いで、膨らみかけの乳房を蹂躙する。 舌を這わせ、噛付き、淡い先端を嬲ってやると、未発達にな蕾が固く尖ってくる、女としての反応ではなく未知の刺激に身を固くしているだけだ。 固く尖った蕾は、前にも増して痛むらしく、そこを責める度に食いしばった歯の間から、いい声を漏らしている。 あの生意気な小娘が、未発達な乳房を蹂躙されて痛みに喘いでる。 まったく最高の光景だ、しかし、当然これで終わらせる気は無い、小娘の下着を剥ぎ取ると、細くしなやかな脚を掴んで大きく広げさせた。 乳臭い小娘とは思っていたが、小娘そこには未だ何も生えておらず、外界を拒む様に閉じた割れ目があるだけだった、もしかしたら本当に子供なのかもしれない。 抵抗する小娘を力尽くで押さえて割れ目を開いて見ると、薄い臓物色の肉にようやく確認出来る小さな孔、淫核も奥に隠れ、コイツが文字通の小娘である事が見て取れた。 あんまり時間を掛けたのでは日付が変わってしまう、小さ過ぎる肉孔をほぐそうと、指を突き入れた。 思った通り、狭い肉穴は固く、指一本でもぎちぎちと締め付けて来る。 小娘は痛みの為か、見開いた瞳に涙を溜めながら益々身を固くし、指先で固い肉を掻き回す度に、ひいひいと声を上げる。 いっそ刃で肉穴を裂いてやろうかとも思ったが、突き入れた指を抜くと、小娘はぐったりと脱力して息を深くしていた。 これなら、と俺は肉槍をしごき上げ、割れ目に突き付けた。 ようやく気が付いた小娘が、細い脚をばたつかせて抵抗するがもう遅い、暴れる脚ごと抱え込むと、俺はその小さな身体に体重をかけて行った。 固い肉孔をみしみしとさいて肉槍が侵入する、鴉を捻り潰した様な悲鳴を上げる小娘、涙と鼻血で顔をくしゃくしゃにして、悲鳴ともつかない声で鳴く。 弾力に欠けつるりとした内壁は固く抵抗するが、俺の肉槍は閉じていた未発達な孔をこじ開けながら蹂躙し、やがて、全てが収まり切る前に、最奥に到達した。 小娘は産気付いた妊婦の様に激しく息づいている、これ以上は壊れてしまうかとも思ったが、どうせ遅いか早いかの違いと思い、俺は細い腰を掴んで一気に突き入れた。 ぼこりと肉槍が未発達な子宮口ごと胎を突き上げた、同時に小娘はひゅっと声を上げたまま、だらりと手足を投げ出して、ひくひくと痙攣する。 早くも壊してしまったかと思ったが、見れば何とか息はしている、ただ見開いた眼に光はなく、意識を感じる事は出来ない。 仕方が無いので、そのまま何度か突き入れてみると、意識はなくとも口元から弱々しい声を上げ、胎を突き上げる度にその身体が小さく震える。 俺は何度か繰返したが、狭い肉穴には長く耐え切れず、再び胎を突き上げると、その最奥に向けて、込み上げる熱い塊を吐き出した。 未発達な子宮に精を受けた瞬間、小娘の身体が仰け反り、小さな口が言葉もないまま、ぱくぱくと開く。 肉槍を抜くと、狭い胎には収まりきらない精液が、すっかり開ききった割れ目の奥から、音を立てて溢れ出した。 仰向けにされた蛙の様な格好で、ひくひくと全身を痙攣させる小さな身体。 これが、あの山猫の様な小娘だったのかと思うと、笑えて来る。 俺は胡座をかく様に座ると、小娘の身体を抱え上げ背中から犯す。 一度犯した後とは言え、未発達な肉穴は未だ狭く、肉槍をぎちぎちと締め付けて来る。 軽い身体を下から突き上げると、収まりきらぬ肉槍が子宮口を叩き、小さな唇から、「あ」だの「う」だの微かな声が漏れる。 とはいえ、この小娘既に意識はない、幾ら乱暴に突き上げても、小さな身体をかくかくと揺らすだけだ。 気がつけば、もう月が高い…日が変わる前に、終わらせるとしよう。 俺は、小娘の細い首に腕を回して力を込め、みしみしと軋む身体を、力任せに締め上げながら陵辱する。 ごきりと鈍い音がして、細い首が折れ曲がった瞬間、小娘の身体がびくりと跳ね、俺は激しく引きつける肉穴の奥に、残った精を吐き出していた。 再び日が昇り、今日も戦が始まる。 集落を戦場に殺戮と略奪を楽しむのも良いが、城を奪い合う激しい戦もまた良い、言葉の通じぬ異民族と存分に殺しあうのもいいだろう。 果たして今日は、如何な戦を楽しむか、程なく他の連中も野営地に集まる頃だ。 そんな事を考えながら歩を進めると、右足に熱い物を感じて、身体がどうと倒れた。 見れと、右足の膝を1本の矢が、見事に貫いている。 畜生やられた、これでは走るどころか、歩く事もままならない。 弓を引く音に見上げると、そこには1人の小娘の姿。 粗末な狩人服に、新たな矢を番えた弩、俺はコイツを知っている。 小娘は眉ひとつ動かす事無く、ゆっくりと俺の額に狙いを定める。 どうやら今日は運が悪かったらしい、仕方がない、戦はまた明日だ。 せめて、最後にこう毒付いてやろう。 「よう…また逢ったな。」
https://w.atwiki.jp/terrachaosgaiden/pages/333.html
「どうやら、完全に見失っちまったみたいだな……」 「さすがに、あれに走って追いつくというのは無茶な話ですよ」 肩で息をしながら、二人の男はようやく走るのをやめた。 阿部高和に杉下右京……何故かさんをつけて呼びたくなる大人コンビである。 警部である右京と、普段いい男たちと秘密の場所で激しい運動をしている阿部。 二人の基礎体力はかなり高いのであるが、そんな二人をもってしても、逃走者を捕らえることはできなかった。 だが無理もないだろう。相手は、上半身は普通の主婦だが下半身が古代文明最強兵器なのだから。 「あれは一体、なんだったんだ?」 「わかりませんが、町を焼き払ってまわっていた点からして…… このバトルロワイアルに乗った、無差別殺人魔の可能性があります」 逃走したオメガ……もとい、フグ田サザエをそう判断する右京。 彼女はある種被害者ではあるのだが、既に世田谷区を相当焼き払っている。 いかにうっかりのせいとはいえ、とても済まされないレベルである。 「仮に追いつけたとしても、俺たちの支給品じゃ取り押さえるのも大変そうだがな」 デイバックからにゅっと姿を現すのは巨大レンチ。 だが途中で止まり、そこで引っ込められた。出しきるとしまうのが面倒だからである。 そんな代物では、あの主婦を止めることができないことを、阿部は理解している。 止めたいという感情があってもだ。 残念なことに、この二人は志とは裏腹に支給品に恵まれていない。 彼らは知る由もないが、このバトルロワイアルの支給品はかなり当たり外れが激しい。 運がよければ、核だのドラゴンだの強力なものが入っているが…… 酷いとスリッパやまどかタイタスなど、どう考えても詰んでるものまで様々。 右京に支給された鎧は装備品としては当たりではあるが、使い手が非常に限られる。 それこそ常時鎧を装備している騎士の参加者ぐらいだろう。 「早いとこ他の参加者見つけて、支給品わけてもらった方がよさそうだな」 「そうですねぇ……現地調達にも、限度がありそうです」 姿を見失い、道具も満足に揃っていない状態では、あの主婦を捕らえるのは至難のわざだ。 そもそも何故二人が走って主婦を追いかけていたかというと、理由は単純だ。 会場に、車やバイクといった移動手段が見当たらなかった。これだけ。 さらにいえば、自動販売機の類もだ。 各地を隅々までまわったわけではないため、右京にも絶対にないという断言はできない。 しかし少なくとも、その数が少ないことは事実だ。 国会議事堂に集められた参加者を、二人は確認しきれていない。 だがざわめき具合、椅子に座らされた参加者の間隔から推測すれば、その人数はおよそ50。 一人にランダムで支給品が最大3つ配られるのであれば、質はどうあれ支給品最大数は150。 ありえないが、全員のランダム支給品が1つであれば、最大数は50。 二人にはそれぞれ1つと2つのランダム支給品が配られているため、そんな極端なことはないとわかっているが…… 平均すれば、各自2つ、約100種類の支給品。 外れを除いた実用性のある支給品に限れば、その数はさらにぐっと減る。 優勝を目指すにしろ、首輪を外すにしろ、道具は必須だ。 戦いは確実に起きる以上、武器がいる。疲労困憊の身体を癒す飲食物や医薬品もだ。 それらの現地調達には、右京が言うように限界がある。 金物屋に行けばある程度の刃物、老舗の鍛冶屋などであれば刀剣類もあるだろうが、銃はそうはいかない。 自衛隊、あるいは警察の押収した品物など手に入りそうな場所はあるにはあるが、必然場所が限られる。 仮にもここは東京都なのだから。 そもそもの問題として、現地のブツで倒せる相手がどれほどいるのだろうか? 先ほどの主婦が乗っていた兵器に一般的な銃は通用するのか? 比較的細めだった足の間接部分をピンポイントに狙撃するかバズーカをぶちこむしかないだろう。 高速移動する相手にそれができるか?まず無理だ。 結局のところ、危険な相手を倒すには支給された強力な武器でないと安定しない。 このバトルロワイアル参加者は文字通りピンからキリまでいる。 見せしめに殺されてしまった眼鏡の小学生や、普通のサラリーマンがいれば…… 世界に災厄をもたらす神に、50億の民の命を背負う皇帝など凶悪すぎる面々もいる。 支給品の手助け無しに、それらと真っ向勝負ができるのは同レベルの人外くらいだ。 優勝を目指すなら、次々に弱い参加者を殺して支給品を奪う。 脱出や主催者を倒すなら、仲間を増やして支給品を分け合う。 極一部の例外をのぞき、集められた参加者は、誰かと接触する必要に迫られているのだ。 そして、狭いようで広い、広いようでせまいこの東京都において。 誰かと出会うには、自らの足であるかねばならない。 「では、行きましょうか」 「そうだな」 二人の大人が、主婦を止めるという目的が果たせていなくても、移動していることは事実。 「あ……」 そして大人も子供も関係ないこのバトルロワイアルの地であれば、子供が一人で移動していても不思議ではない。 大人も動き、子供も動く。 目的地が同じ人が集まりそうな場所であるならば…… 「おや?」 必然なのだ。 「首輪つき……ってことはあの子も参加者ってことか」 赤い糸などというかわいらしいものではなく、銀の首輪という冷たく悲しいもので拘束された哀れな参加者の出会いは。 「南千秋ちゃんですか。僕は、警視庁特命係の杉下右京と申します。そしてこちらが阿部高和さんです」 「よろしくな、嬢ちゃん」 「よ、よろしく……」 近くのオープンカフェの椅子に腰掛け、出会った三人の参加者は軽く自己紹介を行った。 右京と阿部から見れば、この会場に飛ばされてから初めて目にした子供の参加者。 年齢はおそらく小学生程度、見せしめに殺されてしまった少年と同じくらいだろう。 あの子供以外にも、こんな幼い少女を狂ったバトルロワイアルに放り込んだ主催者への怒りがこみ上げてくるが、 二人はそれを抑えて、努めて落ち着いた優しい声で千秋に語りかける。相手は未知の恐怖に震える子供なのだから。 その表情は、柔らかい。 千秋から見れば、この会場に飛ばされてから初めて目にする人間の参加者。 そして、攻撃的でない……主催者に逆らおうと考えているであろう参加者。 その表情は、僅かに緊張している。 (警戒されている……まあ、無理もないでしょうね) その表情を読み取る右京だが、これは止む無しと考える。 いくら自分が警視庁の者だと言っても、それを証明する手帳その他の道具は全て主催者に奪われている。 加えて、子供にはあまりに酷なバトルロワイアルという非日常。 殺害された少年と歳が近いであろう少女が、次は自分が殺されるのではないかと、疑心暗鬼に陥ってもおかしくない。 だからこそ、右京も阿部も、彼女に警戒されないように接する。 「大丈夫ですよ。こんな殺し合いに乗るような人は、そうそういません。 君の探しているお姉さんも、きっと無事ですよ」 「あ……ありがとうな、おじさん。 あ……あのさ! 私は子供だし、支給品も外れで渡せるのこれぐらいしかないけど……! 私の姉さまたちを探すの手伝ってくれないか!?」 やがて緊張が少し和らいだのか、薄い笑みを浮かべた後、少女は大人たちに何かを差し出す。 「これは……」 小さなプラスチック容器に入れられた、薄茶色の液体とそれに封をしている赤銀の包装。 右京も阿部も普段から飲んでいるわけではないが、それの正体はすぐにわかった。 スーパーでよく売られている、圧倒的知名度を誇る乳酸菌飲料だ。 確かに美味しいかもしれないが、このバトルロワイアルでは外れの支給品と言って間違いないだろう。 「もちろん、協力しますよ」 「ああ。それにちょうど俺たちも走って喉が渇いていたところさ」 ここで少女の願いを無碍につっぱねるのも、もとよりそのつもりもなかった二人は快諾をする。 そしてそれと同時に、子供なりに考えたのであろう贈り物も受け取った。 こんなものがなくても少女の願いは聞き届けたが、折角の心づかい。無駄にするのも忍びないと思ったのだ。 付属されていたストローを突き刺し、銀の包装が突き破られる。 その瞬間に少女が笑ったのを、二人は見逃してしまった。 いや、右京が遅れて気がついたが、もう手遅れだ。 「……!? いけません阿部さん! この飲み物はっ…………!!!!」 右京が乳酸菌飲料を吐き捨て叫んだ直後……彼の口や鼻から真っ赤な血が溢れ出した。 「右京さん!?」 飲む直前だった乳酸菌飲料から阿部が口を離して驚く。 目の前の惨状、血を吐き散らす右京と彼の制止。これから導かれる結論は…… 「ちっ!」 だがその結論に辿りついた時には、既に少女が後ろに飛びのき奇妙な銃を構えている。 支給品が外れだけだというのも嘘だったのだ。ここまでくれば、もはや疑う余地もない。 「死ねっ!」 「……!」 千秋が銃を発射するのと、すでにうつぶせに倒れていた右京が自分の開いたデイバックを投げるのは同時だった。 もはや薄れゆく意識の中、直感であの銃は危険物の類だとわかったのだ。 開かれたままのデイバックは中身をぶちまけながら宙を舞う。 飛び出しコロコロと転がる袋入りのコロッケパン。 そして…… 「な……また化け物!?」 阿部の眼前に墜落するかたちで現れた騎士鎧。 どことなく禍々しささえ感じるそれは、右京の狙い通り見事に銃の光線を防ぐ盾となった。 鎧に意思があるとは思えないが、千秋には僅かにその鎧が、自分で動いたように見えた。 自分が遭遇したディアボロモンはこの銃で倒せなかったように、この鎧も傷こそついたが消滅する気配はない。 そしてなにより、鎧が間に入ったせいで後ろの阿部はまだ生きているのだ。 「くそ……っ!」 右京に毒を飲ませることができたのも、光線銃を先に撃てたのも、相手の油断があってこそだ。 真正面から、あのがたいのいい男と鎧の化け物を相手にできるほど、しようと思うほど千秋は強くなかった。 目的だった支給品の強奪もせずに、彼女は脱兎のごとく逃げ出した。 「待て! くそっ右京さん!」 阿部が追いかけようとするが、倒れたまま動かない右京に後ろ髪を引かれてしまう。 結果として彼は、千秋の追跡よりも右京の安否確認を優先した。 「…………くそ!」 だが、彼の願い空しく、警視庁が誇る稀有な頭脳の持ち主だった杉下右京は…… 呼びかけに応じることも、身体を動かすことも、二度となかった。 「……」 カフェにあったペーパータオルで右京の血をふき取り、その遺体を店内の椅子に安置したあと…… 阿部高和は形見の支給品を手に、無言で歩き始めた。 あの時、右京が叫ばなければ、おそらく自分も死んでいただろう。 彼が最後の力を振り絞りデイバッグを投げなければ、やはり死んでいただろう。 後悔の念が、渦巻く。 もう少し警戒しておくべきだった……? だがそれは難しかっただろう。自分よりも遥かに頭の切れるあの杉下右京でさえ、あの少女の本性に気がつけなかったのだから。 彼は犯罪者の心理を読み解くことには優れていたが、さすがに子供の心までは読めなかった? 違う。 彼にも、杉下右京にもまだ甘さがあったのだ。こんな小さな子供が、まさか殺し合いに乗っているわけがない。そう思った…… いや、そう願っていたのだろう。醜く愚かで身勝手な大人の犯罪者と違って、子供は純粋無垢であると。 そんな彼の願いを、優しさをあの少女は……南千秋は裏切ったのだ。 今にして思えば、彼女はその見た目に反して中々狡猾だったといえる。 怯えたフリをして、姉を探してるいたいけな小学生を完全に演じきっていた。 姉の名前は口にしていないところからすると、本当に姉がいるのかどうか、そもそも彼女自身本名か怪しい。 そして渡された毒入り飲料。外れと見せかけての、立派な凶器。 落ち着いて考えれば、非力な者が誰かを殺すのに毒殺は常套手段である。 さらに、毒殺に失敗した場合の光線銃。 デイバックの中ではなく、予め服の中に忍ばせてあったのだろう。 狙撃が失敗したとみるや、追撃をしかけずにすぐに退いた。 2発目以降も撃ってきたら、こちらも負傷覚悟でその頭にレンチを振り下ろしてやったというのに。 二段構えの殺人方法、あるいはまだ奥の手があったのかもしれないが…… その容姿を利用して相手を油断させ、息の根を止める小さな殺人鬼。 あの乳酸菌飲料は確か5本セットのはず。自分達に2本使われて残りはおそらく3本。 さらに犠牲者が増える可能性が、もうすでに出てしまっている可能性もある。 「……止めねえとな、なんとしても!」 憎むべきはあの少女か、それとも主催者なのか……まだ頭の整理はついていない。 しかしそれでも、一人残された男は立ち止まることはなかった。 自分だけではない、いい男だった杉下右京の遺志も継がねばならないから…… 【一日目・午後/中野区・カフェ周辺】 【阿部高和@くそみそテクニック】 【状態】健康、若干の混乱、僅かに疑心暗鬼 【装備】無し 【道具】基本支給品一式×2、すごく……大きいレンチ、コロッケパン×2、デュラハン(再損傷) 【思考】 基本 主催者を倒し、日常を取り戻す 0 信用できる参加者を探し、南千秋と主婦(フグ田サザエ)の危険性を伝える 1 参加者の容姿や言動に油断しないようにする 2 この国の現状を知りたい 3 準備が整えば、千秋とサザエをなんとしてでも止める ※フグ田サザエ、南千秋を危険人物と判断しました ※南千秋に姉がいることを聞かされましたが、半信半疑です 「くそ……しくじった!」 阿部高和より少し離れた建物内で、千秋は小さく舌打った。 遭遇した二人組は、自分が少し怯えた様子で接すればすぐに隙を見せた。 彼らがあの化け物、ディアボロモンとも戦えるような力の持ち主であれば、素直に協力要請はしたが、 多少がたいがいい男と、警察ごときではあの化け物は倒せない。 そう踏んだからこそ、作戦を殺害に切り替え、支給品の奪取を目的としたのだが。 (まさか、鞄の中から化け物が出てくるなんて…… いや、この光線銃だって普通じゃないんだ。何が支給されててもおかしくないな……) 思わず、あの騎士鎧に恐怖して逃げ出してしまい、支給品を奪い損ねてしまった。 しかも片方の男はまだ生きている。 自分が優勝を目指していることを複数の参加者に言いふらされては、たまったものじゃない。 毒殺も銃殺も、相手が油断しているからこそ千秋でも可能なのだ。 相手が警戒心を抱いてしまっては、かなり厳しい。 (でも、私とちょっとワルな感じがするあの男の話とじゃ…… 十中八九、まず私の話を信じてくれるはずだ。それこそ、猫をかぶってやればいい…… 一人にばれた程度じゃ、まだ問題ないはずだ……) 阿部を追うことも考えたが、もしあの化け物が自分に敵意をもってやってきたら危険だ。 毒入り飲料は、実際にその効果を見て、人間相手ならまず必殺の威力だとわかったが、化け物相手はわからない。 光線銃は、確かに強力だが撃つ前に払われる可能性もあるし、直撃してもあの鎧は耐えていた。 確実に優勝を目指すには、やはりもう少し支給品を集めたいというのが千秋の本音だった。 (ん?) そんな千秋に、天からの贈り物か……いや、この場合悪魔の贈り物と言ったほうが正しいか。 脱ぎ散らかされた衣服、その中にデイバッグが埋もれているのが目に入った。 かつて、正気を失っていた参加者の一人、脱衣拳が放置していったものだ。 (罠……? 違うな、服も散らばってるし……まさかシャワーでも浴びに? ……とりあえず、いただいてさっさとおさらばだ。中身はあとで確認すればいい……) 小さな死神は、脱衣拳の支給品を奪い去ると、素早く去っていった。 次の獲物、あるいは強そうな参加者を求めて…… 【一日目・午後/中野区・住宅街】 【南千秋@みなみけ】 【状態】精神が若干不安定、小疲労 【装備】スーパー光線銃@スクライド、毒入りヤクルト3本@カオスロワ 【道具】基本支給品一式×2、不明支給品0~1、脱衣拳の不明支給品1~3 【思考】 基本 優勝してみなみけ三姉妹の日常を取り戻す 0 ディアボロモンを倒せそうな参加者を探す。弱そうな参加者は殺害し支給品を奪う 1 真正面から殺しはしない。幼い外見を利用する。 2 優勝はするがカナとハルカは殺されてほしくない。 3 阿部高和を警戒 ※脱衣拳の服は放置されました 【毒入りヤクルト@カオスロワ】 6期で登場したその名前の通りの支給品。 正体は不明だが、超即効性かつ強烈な猛毒が使用されており、少し飲むだけで竜人クラスでも死に至る。 だがあくまで人間かそれに近い存在にのみ有効。人外には通用しない可能性が高い。 また人間相手であっても、普段から毒に慣れているなどの特殊な人物には効かないものと思われる。 初期支給本数は5本。 あくまでカオスロワの生み出した産物である。現実の物はおいしく飲んで欲しい。 【杉下右京@相棒 死亡確認】残り49名 061:狂人は静かに笑う 投下順 063:母の来襲 061:狂人は静かに笑う 時系列順 063:母の来襲 043:最終兵器主婦 阿部高和 074:職能の有効活用 043:最終兵器主婦 杉下右京 死亡 024:サマーウォーズ・ゲーム 南千秋 078:戦乱 その忌むべき者より、世界を救え(前編)
https://w.atwiki.jp/pazdradraz/pages/19.html
主人公 男女どちらかを選び、プレイヤーの分身としたパズドラZの世界を冒険する。 どちらもゼットシティに住む11歳の新米ドラゴンテイマー。 シロップ 主人公をサポートし、冒険をナビゲートしてくれるドラゴンの子供。 その小さな身体には、秘められた力が…。 悪の組織パラドックス ドグマ 世界を一度壊し、自分たちの理想郷を再構築しようと企む悪の組織「パラドックス」のリーダー。 信念のある誇り高き悪のカリスマ。 ジレン 通り名は「緑の憂鬱・ジレン」。影を持つ究極のナルシスト。 なんでも難しく考え、常に何か悩んでいる。 あやめ 通り名は「黄金の仁義・あやめ」。何でもしっかり筋を通す男気あふれるスケバン。 敵味方関係無く、自分が正しいと思うかどうかを判断基準に動く。 ひよまろ 通り名は「紫の自堕落・ひよまろ」。 1000年以上続く名家のボンボン。 ムームー&ジュンジュン 通り名は「青き攻防・ムームー&ジュンジュン」。 一卵双生児の双子の兄弟。 リベラ パンクな服装を好むフリーダムな「赤き破天荒・リベラ」。 コメント欄 勉強になりました(笑) - 駿平 2013-12-19 20 00 23 名前