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X、解放の刻/パンドーラーの箱 ◆7pf62HiyTE 第5節 悪魔な相棒 「……冗談? 僕は検索結果を話しただけだ……そうそう、君の求めていた答えは見つけられなかった。つまり魔法少女となった者を元の人間に戻す方法は無い、そういう事だ」 何事も無かったかの様に口にするフィリップ、更に、 『Mr.Philip s woad is truth(フィリップの言葉は真実です)』 マッハキャリバーがフィリップの言葉を肯定した。 「ちょっと待て、なんでマッハキャリバーが……そうか」 ここで翔太郎は大事な事を思い出した。 そう、アインハルト・ストラトスが言っていたではないか。ソレワターセに取り付かれたスバル・ナカジマが多くの参加者を殺し取り込んでいったと。 その中には杏子の知り合いの鹿目まどかもいた。彼女が魔法少女の事を知っていたのならば、その記憶を取り込んだソレワターセを介しマッハキャリバーが把握していてもおかしくはない。 魔女の名前を知っていたのもそれが理由だったのだろう。 「杏子ちゃん達魔法少女は何れ魔女となって人々を脅かす、それが魔法少女の真実さ」 「ちょっと待てフィリップ、確か魔法少女を産み出しているのはキュウべぇだろう。願いを叶える代わりに魔女を倒してくれって言って……それじゃキュウべぇの野郎は魔法少女と魔女の両方を産み出し戦わせて潰し合わせているって事だろう。なんでそんなマネする必要がある」 「キュウべぇ……君はそれを本名だと思っているのかい?」 「どういう意味だ?」 「インキュベーター、それがそいつの本名さ……その正体は地球外生命体……要するに異星生命体さ」 「だからどうした?」 「彼等は自分達の宇宙を守ろうとしただけさ」 フィリップは真実を語る。 キュウべぇことインキュベーターの住む宇宙のエネルギーは減少しつつあった。つまり何れ滅びを迎えるという事だ。 その為減少しないエネルギーが必要だった。 そこでインキュベーターの文明は感情をエネルギーに変換する技術を開発した。 「まぁよくある話だな、でそれと魔法少女が何の関係がある? 大体そういう技術があるなら自分達で……」 「残念ながらそれは出来なかった。何故ならインキュベーターには感情というものがないからだ」 「自分で使えない技術なんて開発するんじゃねぇよ……俺達のガイアメモリだって一応自分達で使っているんだぜ……ってまさか……」 「そのまさかさ、杏子ちゃん達の地球の人類にそれを見出したんだ。地球の総人口は数十億人、繁殖力を考えれば実に膨大な数字だ。そして1人の人間が産み出すエネルギーは成長するまでに消費したエネルギーを凌駕する…… そう、インキュベーターにとってあまりにも都合の良いエネルギーだったということさ。 そして最も効率が良いのは……第二次性徴期を迎えた少女……ここまで説明すればもうわかるだろう……」 「感情豊かな多感な時期……その時に魔法少女となればその力は強い……」 「そう、そして……その魂が燃え尽きた時、つまりは魔女となった時、膨大なエネルギーを発生させる……魔法少女になった時のプラスエネルギーがそのまま反転し魔女のマイナスエネルギーとなる、 その差となったエネルギーをそのままインキュベーターは手に入れるというカラクリさ つまり、魔法少女が魔女となったエネルギーを手に入れる、その為にインキュベーターはあの手この手を使い魔法少女を増やしていったというわけさ」 「魔法少女が増えれば当然その分魔女も増える、それだけインキュベーターが得られるエネルギーは大きいというわけか……くっ、ミュージアムや財団Xよりも質が悪いじゃねぇか! こっちにしてみりゃ、魔法少女になって希望を与えても、それと同じだけ絶望を振りまいているわけだろう、それじゃプラスマイナスゼロで何の意味もねぇだろうが。そのくせインキュベーターはエネルギーをそのまま確保……あまりにも悪趣味じゃねぇか……」 「彼等にとっては宇宙のための小さな犠牲に過ぎないってことさ、感情の無い彼等にしてみれば取るに足らない問題だ」 「巫山戯るな! 杏子達は人々を守る為に魔法少女になったんだぞ! それなのに人々を泣かせる存在になったら意味ねぇじゃねぇか!!」 「意味が無い? 確かに短絡的にみればそうだろう。だが長期的に見れば大きな意義があった……」 「どういう事だ?」 「魔法少女が大きな奇跡を起こす事は杏子ちゃんの話からもわかるだろう。彼女の場合は悲劇的な結末に終わったが……契約した魔法少女の中にはその奇跡によって世界に発展という名の変革をもたらした英雄もいる。 そう、魔法少女の存在が杏子ちゃん達の世界を発展させたんだ」 「だが結局その魔法少女は魔女になったんだろう!」 「だがそれは彼女達の自業自得だ、杏子ちゃんの例を見てもわかるだろう、道理に反した歪な力である以上、その歪みは自身に返る、わかりきった事だ。それがイヤなら最初から願わなければ良かったんだ。 それにさっきも話したがそんな彼女達の犠牲があったからこそ彼女達の世界は発展した」 「そんな犠牲の上に成り立つ発展なんかなぁ……」 「別にこれは彼女達の世界に限った特別な話じゃあない、僕達の世界を見ても戦争によって技術が進歩したという実例がある。 僕達の使うWの力もガイアメモリの研究がもたらしたものだ、そこに至るまでにどれだけ犠牲が出たのか、わからない君じゃないだろう。 そう……そういう犠牲が無ければ……人類は未だ野生の猿として自然の中で生きていただろう……」 フィリップの語る魔女の真実、それは一見理不尽にして残酷な話ではあるがそれは特別な話では無い。 見方を変えればそれは自分達の世界の1つの縮図でもあるのだ。 だが、それを素直に受け入れられる程翔太郎は冷徹では無い。 「確かにキュウべぇの作り出したシステムはある意味理にかなっているかも知れねぇ……けどな、人の感情なんてそんな簡単に数値化や計算出来るもんじゃねぇ……絶対に何処かに無理が生じる筈だ……」 「その通りだ翔太郎……そう、杏子ちゃん達の世界は何れ滅びを迎える事になる……その切欠がワルプルギスの夜さ……」 「なっ……どういう意味だ? そいつが世界を……」 「確かに並の魔法少女が束になっても勝てる相手じゃあない……だが言っただろう、それは切欠に過ぎないと……そう、そのワルプルギスの夜は1人の魔法少女によっていとも簡単に倒される……」 「1人の魔法少女によっていとも簡単に倒される? ちょっと待て、並の魔法少女が束になっても勝てない魔女を簡単に倒せる魔法少女って事は……」 「そう、その魔法少女が魔女に変貌し……その星は滅びた……10日程度でね……」 「キュウべぇはそんな状態になって何もしなかったのか!?」 「する必要がなかったのさ、その魔法少女が魔女に変貌した際のエネルギーでインキュベーターの求めるだけのエネルギーは得られたのだからね。後はどうなろうと知った事じゃない。たった1つの星が滅んだ、広い広い宇宙にとっては小さな犠牲って事だ」 「まさか最初からそれを狙って……巫山戯るんじゃねぇ、それじゃ完全に詐欺じゃねぇか!!」 「翔太郎……前にも言っただろう……拳銃を作った工場の人間が悪いんじゃない……使って悪さをする奴が悪いと…… 確かにインキュベーターの使った手法は悪辣だ。だが本当に悪いのはその歪みに手を出した少女達、そしてそれに気付かず発展の恩恵を受け続けていた愚かな人間達だ。 知恵の実を食べたアダムとイブは楽園から追放され苦難の道を歩む事になった、そういう事さ」 「だがな、楽園を追われたからといって終わりってわけじゃねぇ……その先にきっとそいつらだけの楽園が……」 「そんなものが本当のあるのかな……?」 「何……」 「少女が魔法の力を得た事で魔法少女となり、魔法少女が力を使い果たし魔女へと変貌した、これは1つの成長といえる…… だったら、絶望を振りまいた先に悪意の象徴となり、女性という殻すらも脱皮したものは何と呼べば良いのだろうね? それはきっとこう呼ばれるのだろう……悪魔と…… 魔女すら超越した悪魔はそれを産み出した者すらをも害を成す…… つまり最後の楽園すらも消し去ってしまうだろう……故に誰一人として救われる事は無い……決して……!!」 その言葉で翔太郎の中で何かが切れた。 「フィリップ、テメェェェェェェ!」 気が付いた時には、翔太郎はフィリップを殴り飛ばしていた。そしてすぐに我に返る。 ――そうだ、こんな所でフィリップを殴ったって意味はねぇ……それに何かおかしい……なんでフィリップは急に悪魔みたいに魔法少女の真実を語ったんだ?―― 「気は済んだか翔太郎……」 そう言ってゆっくりとフィリップは立ち上がり、 「だが、一発は一発だ……」 そう言って構えを取り、 「少し……頭、冷やそうか……!」 その言葉と共に、右拳で翔太郎の左頬を殴り飛ばした。 「がはっ……」 と、何とか踏みとどまろうとするが、 「もう一発」 続いてフィリップの左拳が右頬に炸裂した。 「ぐっ……」 今度は耐えきれず翔太郎は倒れた。 『Deja vu(あれ、どっかで見た様な気がする)』 そして翔太郎の中で急速に熱が冷めていくのを感じた。 「フィリップ……俺をわざと怒らせて……考えて見れば当然だ、初めて会った頃ならともかく今のお前がその真実を知って冷静でいられるわけがねぇ……」 「翔太郎……君は優しい男だ、この真実を聞けばきっと嘆き悲しむ。それ自体は理解出来る……だが僕達には最早、戻る事も立ち止まる事も許されない…… それに、この真実を知って一番辛い想いをするのは誰だ? 僕か? それとも君か? 違うだろう、それを知って一番辛いのは杏子ちゃんだろう! だが美希ちゃんやヴィヴィオちゃんがこの真実を聞いたら彼女達もショックを受ける……彼女達ではすぐに杏子ちゃんを支える事は出来ない…… だったら誰が杏子ちゃんを支えられるんだ!? 君しかいないだろう! そんな君が潰れたら誰が杏子ちゃんを……みんなを支えるんだ! 君は人々を守る希望……仮面ライダーなんだ!!」 その叫びを聞きながらゆっくりと立ち上がる。 「ああ……お陰で目が覚めたぜ……そうだな、俺が……いや、俺達が支えなきゃならねぇよな……こんな所で腐っているわけにはいかねぇ……全く、悪魔らしいやり方しやがって……」 「最大級の褒め言葉として受け取っておくよ」 「………………けどよ、1発目はともかく、2発も殴る事は無かったんじゃねぇか?」 「ああ、それは天道あかねとの戦いでメモリを奪われた時の分だ」 「いや、あの時のは杏子が代わりに……」 「それはドライバーも付けずに単独で挑んでいった時の分だ……それにこういうのは人任せにするより自分でやらなければ意味が無い」 「だったらあの時も殴らせるんじゃねぇよ、殴られ損じゃねぇか!」 そう言いつつも態勢を整える。 「ともかく、足止めしておいて悪いが急いで戻った方が良い」 「そうだな、警察署の先輩達にもいつきや月影なのは、それにガドルの事とか色々説明……」 「いや、それもそうだが杏子ちゃんの方が心配だ」 「? ちょっと待て、確かにその真実を知ったらショックを受けるだろうが、それは落ち着いてから説明すりゃ……」 「翔太郎、『ソウルジェムが穢れきった時、魔女へと変貌する』、言い換えれば魔法少女が死んだ時魔女になる……これはある意味死んでも1度復活出来るという他の参加者にはないアドバンテージだ……」 「そうか、自我の有無を考えに入れなきゃ……他の参加者よりも有利じゃねぇか! それを主催側が制限しない理由はねぇ……」 「勿論、これは只の推測に過ぎない。だがこの推測が的中しているならば……それが杏子ちゃんに説明される事になる……」 「だが単独行動しなけりゃ……」 「そんなもの交代でやればどうにでもできる、真っ先に杏子ちゃんがやらない保証はない」 「そうだな、杏子……早まるんじゃ……」 その時、 『Something comes!!(何か来ます!!)』 僅かな異変をマッハキャリバーが察知、そして次の瞬間―― 2人の目の前に杏子が出現した――その時刻、21時41分 第7節 パンドーラーの箱 「「「『……』」」」 レストラン内に静寂が包み込む――数十秒も経過していないというのにもう何十分も経過しているように錯覚してしまう。 「(杏子……何で『そいつが兄ちゃんの相棒か? よかったじゃねえか、無事に相棒取り戻せて』って言わねぇ……まさか)」 「(兄ちゃん……何で……『何故1人で勝手に出歩いてるんだ!?』って言わねぇんだ……まさか)」 その無言の反応だけで気付いてしまった。 『翔太郎達(杏子)は魔法少女の真実に気付いている』と 「(最悪のパターンじゃねぇか……)」 冷静さを取り戻したとはいえ、正直なんて言えば良いのか判らない翔太郎、それを余所に、 「(はぁ……誰にも会わずに出てきたのに……これじゃ意味ねぇじゃねぇか……)」 そう、誰にも会わずにアカルンの力で出たのに出た先に翔太郎達がいては意味が無い。 偶然にしてはあまりにも出来すぎているとも感じる。 だが、もしかするとアカルンが杏子を助ける為に翔太郎の所に移動させてくれたという風にも考えてしまう。 真相はどうとでも取れる話という事だ。 「(けどまぁ……兄ちゃん達も気付いているなら都合が良いか……)」 そう言って杏子は自身のソウルジェムを出す。 「これ、砕いてくれ……」 「!!」 その頼みに言葉を失う翔太郎、 「その反応……やっぱりか……やっぱり知っちゃったんだな……知らなかったら『何馬鹿な事言ってんだ』っていう筈だもんな……」 翔太郎は言葉を紡げないでいた。本音は杏子の言う通りの事を言いたい。だが真実を知った以上、それを口にする事は出来ない。 わかっている、杏子は自殺するつもりでソウルジェムを砕かせようとしているのではない。 魔女になった後、自我を失い仲間達を傷つけてしまいたくない。だからこそ魔女へと変貌する前に終わらせるつもりなのだ。 今なら真実を知るのは自分達だけ、参加者としての魔法少女は最早杏子だけである以上、警察署の皆にはまだ誤魔化し様がある。 仲間達が真実を知りショックを受ける前に事を済ませる事も出来るだろう。 「あたしの所に美国織莉子という魔法少女が現れた、そいつの話じゃ24時を過ぎたら2体の魔女が兄ちゃん達を襲う為に現れる。マミとさやかのソウルジェムが変化した……そいつを倒さなきゃ兄ちゃん達が危ない……」 「ちょっと待ってくれ、確かもう1人魔法少女がいた筈だ、彼女は魔女にはならないのかい?」 「さぁなんか条件から外れているとかどうとか言ってたけど……」 「条件……そうか彼女のソウルジェムは既に砕けている、だから魔女にはならないというわけか……」 「その声……そうか、あんたが兄ちゃんの相棒の……」 「今更自己紹介の必要は無いと思うが……僕はフィリップ……またの名を園咲来人……どちらでも好きな方で呼んで構わない……」 「じゃあ言いやすそうな方でいいや……フィリップ兄ちゃん……なぁ……」 「魔法少女を普通の少女に戻す方法は無い……既に翔太郎から依頼されていたからね……もし可能な方法があるならすぐにでも説明するよ……」 「説明出来ないって事は無いって事だな……」 「奇跡さえ起これば良いだろうが……それを説明出来ないからこそ奇跡だ、僕に頼まれてもそれは出来ない相談だ……」 「はっ……本当に悪魔みたいだね……けどまぁ、変な希望を持たされるよりもずっといいや……これで諦めもついた……」 そう言って改めてソウルジェムを出す。 「フィリップ兄ちゃんの推測通りならソウルジェムさえ砕けば魔女になる事はねぇ……早く砕いてくれ……」 その言葉に遂に翔太郎が口を挟む 「ちょっと待て杏子、それがどういう事か判ってるのか? そいつを砕いたら死ぬんだぞ? もう命を粗末にしないんじゃなかったのかよ……」 「そんなこと……あたしだってわかってる……あたしだって絶対に生きてみんなを助けたかった……けどダメなんだ……どれだけ強く願っても……魔女になったらそれが全てひっくり返される……魔女になってみんなを傷つけたくはねぇんだよ……」 「だからってなぁ……」 「兄ちゃん達は割り切れているかもしれねぇよ! けどもしあたしが魔女になった姿を美希やヴィヴィオ、それにいつき達がみたらどうなる!? あいつらきっとショックで動けなくなる……目の前で暴れている怪物がついさっきまで笑い合った仲間だった事実……あまりにも残酷過ぎるだろう…… 元に戻す方法が無い以上、倒すしかねぇ……その時、あいつらがどれだけ哀しい顔をするか……わかるだろう…… もしかしたらあいつらは方法もわからないのに奇跡を信じて自分の命を投げ出してでも助けようとするかもしれねぇ…… 倒したらグリーフシードじゃなくてソウルジェムの方が出てくるという愛と勇気が勝つストーリー……それをあいつらは信じている……」 「(そう……確かに君は一度それを信じ、ある魔法少女を助けようとした……だが、それは結局無駄に終わった……)」 「けどな、あたしがあいつらの立場、助ける側だったらそう思えただろうけど……助けられる側に立っちまったらそう思えねぇんだ……わかってるんだ……そんな奇跡や魔法なんて無いって……」 「けどな、魔法少女はその奇跡を願って魔法少女になったんだろ! どんな奇跡だって起こせるって思えねぇのか!?」 「気休めはもういい!! あたしだけじゃねぇ……マミにさやかもみんな希望を信じて魔法少女になった……けど結局それは全部無駄だったってわけだ…… きっとほむらは全部知っていたんだ……だからああいう態度を……はっ……あいつも結局希望を信じて裏切られたピエロだったってわけか……キュウべぇという演出家に騙された…… 結局の所さ……あたし達が信じた希望は全部無駄だったんだ……マミ達が人々を守り続けようとしても……あたしらが死んで全て無駄に…… まるでキュウべぇにそそのかされて箱を開けた憐れなパンドラだな……世界に絶望を振りまくだけの……」 「ちょっと待て、だが最後には希望が」 「翔太郎、それは解釈の1つに過ぎない。偽りの希望とする説もあるし災いの1種と捉える説、そして希望だけが残ったからこそ世界には希望が無いという説もあるぐらいだ」 「ははっ……なんだやっぱりそういう事か……なぁ、もういいよな……このソウルジェムを壊してくれ…… 人々を泣かせたくはねぇんだろ……だったら、人々を泣かせる魔女になる前にこいつを……」 そう言ってソウルジェムを差し出す杏子、ドウコク等との戦いで僅かな穢れがあるにはあるがその輝きは殆ど衰えていない。 ――そう口にした杏子の目には今にも涙が溢れ出しそうだった。 人々を泣かせる泣かせない以前の問題だ、今一番泣いているのは他でも無い杏子だ、 だが、俺はそんな杏子に掛けるべき言葉が未だ見つからないでいた。 相棒を取り戻しWは本来の力を取り戻した。だが仮面ライダーの力の有無など関係無い、この場においては俺は…… 余りにも無力だった―― 【1日目 夜中】 【左翔太郎@仮面ライダーW】 [状態]:疲労(中)、ダメージ(大)、胸骨を骨折(身体を折り曲げると痛みます・応急処置済)、上半身に無数の痣(応急処置済)、照井と霧彦の死に対する悲しみと怒り [装備]:ダブルドライバー@仮面ライダーW、T2ガイアメモリ(アイスエイジ)@仮面ライダーW、犬捕獲用の拳銃@超光戦士シャンゼリオン、散華斑痕刀@侍戦隊シンケンジャー、マッハキャリバー(待機状態・破損有(使用可能な程度))@魔法少女リリカルなのはシリーズ、リボルバーナックル(両手・収納中)@魔法少女リリカルなのはシリーズ [道具]:支給品一式、ガイアメモリ(ジョーカー、メタル、トリガー)、ナスカメモリ(レベル3まで進化、使用自体は可能(但し必ずしも3に到達するわけではない))@仮面ライダーW、ガイアドライバー(フィルター機能破損、使用には問題なし) 、少々のお菓子 [思考] 基本:殺し合いを止める。 0:杏子…… 『What are you talking about?(冗談顔だけにしろよ)』 今まで沈黙を保っていたマッハキャリバーが口を挟んできた。 「なっ……冗談なんかじゃ……てか宝石がしゃべ……」 『I m not worried about that(そんな事はどうでもよい) "Since I do not want to wound people, I die."? Do you already give up helping people? Can t you help people? (『人々を傷つけたくないから死ぬ』? もう人々を助けるのを諦めるのですか? 人々を助ける事は出来ないのですか?)』 「なっ……あたしだって諦めたくはねぇよ! だけど、魔女になったら……」 『Is it right now? Are you already helped for nobody? (それは今すぐの話ですか? もう誰も助けられないのですか?)』 「そうじゃねぇけど……」 『If it becomes, don t give up till the last moment...(ならば、最期まで諦めるな……)』 「テメェに何がわかるんだよ!」 「杏子……コイツはマッハキャリバー……スバル・ナカジマのインテリジェントデバイス……いや相棒だ……」 「え……」 「アインハルト・ストラトスから聞いているだろう、ソレワターセによって望まぬ殺戮を強いられた悲劇の少女を……」 「彼女の死を目の当たりにした響やつぼみ達の話じゃ解放された時にはもうどうにもならない状態だったらしい……」 「操られていたとはいえ彼女の罪は重い……しかし彼女にはその罪を数える事も、やり直す事も許されなかった……」 『Buddy could never give the opportunity to help people, but could not but die... However, you are different. You are still alive... (相棒は二度と人々を助ける機会を与えられず死ぬしかなかった……だが貴方は違う、貴方はまだ生きている……) There is an opportunity to still help people without limit... Do you crush it yourself? (まだ幾らでも人々を助ける機会はある……それを自ら潰すというのか?)』 「だけど魔女になったら……」 『It is set to Witch "some day"...When is it "some day"? It may be tomorrow however, it may be in tens of years... (いつか魔女になる……それは『いつ』ですか? 明日かも知れない、しかし何十年先かも知れない……) What is necessary is just to help people who count and are not competent until that time comes... (その時が来るまでに数え切れないぐらい人々を助ければ良い……)』 「それは……」 『The future had not been decided yet!! Which gives hope by the life, or give despair , it can be chosen for yourself. (まだ未来は決まっていない!! その命でどれだけ希望を与えるのか、あるいは絶望を与えるのか、そしてそれはまだ貴方の手で選ぶ事が出来る。) You are going to abandon it yourself, although it is trying to choose to give hope! (貴方は希望を与える事を選ぼうとしているのにそれを自ら放棄しようとしている!)』 「そりゃあたしだって諦めたくなんかねぇ……だけどそれは最初から無理だったんだ……変わるなんて事、出来なかったんだ……だったらもう死ぬしか……」 『A certain person said!!(ある人は言った!!)』 『ったく……死ぬ事でしか救われない……死んで救われるなんて話……そんなもんもう二度と聞きたくねぇんだ……』 それは理不尽な死に嘆き悲しみ死による救済を否定した永遠を受け継ぎし一人の迷い子の言葉―― 「Moreover, a certain person said!!(またある人は言った!!)」 『君を悲しませたままにする事も私には出来ない……私の友もきっと今の君を見れば放ってはおかないだろう……もう君が悲しみの涙を流す必要は無いんだ……』 それは誰よりも人々の笑顔を望んだ友の遺志と共にあり続け空となった一人の戦士の言葉―― 『And a certain person also said!!(そしてある人も言った!!)』 『生きているならば何度でもチャンスはあります。今からでも変わる事は絶対に出来ます。もし、変わる事すら許さないという人がいるならば……そんな人達から私が貴方のこころの花を守ります!』 それは変わりたいというその心を守ろうとする花の名を持つ一人の少女の言葉―― マッハキャリバーは自身が受け取った言葉を杏子へとぶつける―― 自分達は何処で間違えたのか? あの時、シャンプーとの戦いの最中にソレワターセを植え付けられ最悪な結果を引き起こした。 どうすればそれは避けられたのだろうか? 翔太郎とフィリップ、相棒同士再会出来たにもかかわらず突然互いに殴り合う姿を見てマッハキャリバーは困惑していた。 なぜ相棒同士でこうも争うのか、それが相棒なのだというのか? だが真相は違った、2人はあくまでも互いの意志を察し、それぞれが考える最良の判断をとっただけなのだ。 そう、相棒は決して唯々もう片方に従うだけの存在では無い。状況によっては相棒の意見を根本から否定する事も必要なのだ。 致命的な過ちを犯す前に止める、そうでなければ相棒の意味などない。 そう、マッハキャリバーはあの時ただスバルに従うまま戦うのではなく、推測しうる最悪の事態を彼女に伝えるべきだったのだ。 シャンプーを再起不能にまでダメージを与える事も視野に入れるべきと、そして周囲への警戒に当たるべきだと、彼女の甘さを戒めるべきだと。 それが出来なかったからこそ僅かな隙を突かれソレワターセを植え付けられ、スバルが知らぬままシャンプーを惨殺し戻れない所に陥らせてしまったのだと。 例えば、予めシャンプーを潰してでも止めるべきと伝えておけば仮に惨殺する結果になったとしてもいくらかショックを軽減できたかもしれない。 周辺をもう少し警戒しておけばそもそもソレワターセが植え付けられる事もなかったかもしれない。 甘さを諫めれば、殺戮兵器となったとしても早々に心が壊れる事もなかっただろう。 IFの話に意味は無い。だが、マッハキャリバーの甘さが最悪な結果を引き起こしたのだ。だからこそスバルは誰にも真意を知られず破滅の道を進むしか無かった。 そして、目の前の佐倉杏子はその破滅の道を進もうとしている。 今更となっては遅すぎる。だがまだその後悔があるならば――今度こそあの時出来なかった事をするのだ――相棒として 『Is it said that even such people s thought is betrayed!?(そんな人々の想いすら裏切るというのか!?)』 「ははっ……みんなバカだよ……お人好しすぎるよ……けどよ……魔女になったら全部無駄になっちまうんだぜ……あたしたちのやってきた事は最初から……」 「杏子ちゃん、君には少し話したと思うが……僕は1年ほど消えていた事があった」 「ああ、そういやそんな事……それがどうかしたのかよ?」 「実はその時、僕は不思議な体験をした……そう不思議な世界に行ったんだ……その世界でも僕はある男と仮面ライダーWとして戦っていた」 「おいおい、俺じゃねぇのかよ?」 「ああ君じゃない……その男の正体は1人のマンガ家……いや、萬画家の先生だった」 「なんでマンガ家がライダーやってるんだよ……ていうかどんなマンガ描いてたんだ?」 「その人は9人のサイボーグ戦士の戦いを描いた萬画を描いていた……もう何十年も前からね……」 「何十年も?」 「ああ……言ってしまえば何十年も戦い続けていたと言っても良い……だから、その人はその戦士達の戦いを終わらせる……つまり完結させようとしていたんだ」 「ちょっと待ってくれ……何十年も前ってことはその人もう結構な歳じゃ……」 「それ以前の話さ……その先生は既に死んでいた……そう、僕の行った世界はそういう死者が辿り着く世界だったというわけさ……ちなみにその世界には仮面ライダースカル、鳴海荘吉もいた」 「おやっさん、死んでもなお戦っていたんだな……」 「死んでも希望があるっていうのかよ……」 「僕が言いたいのはそれよりも先のことさ……確かに志し半ばにして先生はその戦いを終わらせる事は出来なかった……だが、彼の息子……その人が先生の遺志を継いでその物語をある形で発表した……」 「じゃあフィリップ、その9人のサイボーグ戦士達は……」 「ああ、彼等の戦いは終わったよ……そう、先生が与えようとした希望はその息子が引き継ぎ9人に希望を与えたんだ…… そう、杏子ちゃん達魔法少女の戦いは決して無駄なんかじゃない……例え杏子ちゃんが散ってもその希望を引き継ぐ者が必ずいる…… わかるだろう、君は姫矢准、そして東せつなから力を、その希望を引き継いだんだ、まさか君は彼等が死んだから彼等のした事が無駄だったと言うつもりかい……」 「いや……そんな事絶対に……絶対に無駄になんてしないよ……」 「だったら諦めるにはまだ早い、ここでソウルジェムを砕く事は簡単だ。だがそれをする事は彼等の願いすら無駄にしてしまう……それでもいいのかい?」 「いやだ……そんなのは……」 「そしてもう1つ……散っていった魔法少女も恐らく僕の行った世界で人々の希望を守る為に今も戦っていると僕は思う……だがそんな彼女が絶望を振りまく存在として戻ろうとしている…… 彼女達の生き様を泣かせる……それを君は許せるのか……?」 「許せねぇよ……マミやさやか達……人々を守る為に戦っていたあいつらの想いを踏みにじる事なんて……あいつらが何も判らずみんなを傷つける姿なんて見たくねぇよ……」 「そう……彼等を人々を泣かせる怪物にするわけにはならない……なら……」 「ああ……あたしは戦う……みんなから受け継いだ想いを無駄にしない為にも……だけど……」 最早杏子にはソウルジェムを砕いてもらおうという意志は消えていた。 だが、内心ではやはり不安が残る、戦いの果てに魔女になった時、今度は自分が仲間達を傷つける事になるからだ。 それが何時かはわからない、遠い先かもしれないが次の瞬間にはそうなっているかもしれないのだ。 早いか遅いかの違いはあれど最早それは不可避なのだ。 「ふっ……世話になったなフィリップ、マッハキャリバー……」 そう口にしながら杏子へと向き直る。 つい数分前に『杏子の支えになれるのは翔太郎しかいない』と言われておきながら結局2人に頼ってしまった。 相変わらずの半人前だ、だが最後の締めだけは自身の手でやらなければならない。 「何も心配するな……魔女は俺が倒す……」 「翔太郎、それを言うなら『俺達』だよ」 「頼んどいてアレだけどわかってるのかよ……アレはマミやさやかだった奴だぜ……それを本気で」 「ああ……邪魔するのがそいつら自身だっていうならそいつらとも戦う……あいつらの本当の願いは俺達の胸の中にあるからな……」 かつて、翔太郎の前に師である仮面ライダースカルこと鳴海荘吉が立ちふさがって来た事があった。 自身の罪から一度は戦えなかった翔太郎だったが、フィリップからの言葉などから再起し、再度対峙した時には自身の中にある荘吉の教え、それを胸に戦うと明言した。 そう、翔太郎にとって、例え相手がかつての師や友、仲間であっても、人々を守る為ならば彼等を倒す事にも迷いはない―― 「はっ……あいつらに会ったことないくせに……」 「それに杏子……お前が魔女になったとしても何も心配はするな…… お前が人々に絶望を振りまき泣かせる前に……俺がお前を殺してやる」 「なっ……本気か?」 「ああ……だから杏子、お前も諦めずに最後まで足掻いてやれ、偉そうにしているその美国の野郎に思い知らせてやれ」 「魔法少女だから女なんだけどね……それより翔太郎、それは仮面ライダーとしての言葉か?」 「いや、先輩達だったらもっと上手いこと言えるんだろうけどな……俺にはそれは無理だ……だからこれは仮面ライダーとしての言葉じゃねぇ…… 街を泣かせる存在から人々を守る、1人の探偵としての言葉だ……」 「ははっ……半人前のハーフボイルドのくせに……」 そう言いながらも泣きながら嬉しそうに笑う杏子である。 「何時までも半人前でいるつもりもねぇし、心だけは常にハードボイルドだ……」 ふっと優しい笑みを浮かべる翔太郎であった。 「どうやら纏まった様だね……それじゃそろそろ警察署に戻ろうか」 「そうだな。杏子、ちゃんとあいつらに事情を説明してやれよ。何処まで話すかにしろフォローはしてやるからな」 「あ、ああ……そのごめん……なんかまた迷惑かけちまって……」 「気にすんなそんな小さな事……」 そんな中、フィリップが笑っている。 「何がおかしい?」 「いや、大した事じゃ無い、さっきの君の言葉……これが本当の『殺し文句』だと思うとね」 「「な゛!!」」 フィリップの言おうとする意味に2人も気付いた様だ。 「ちちち違うぞフィリップ、俺にそんなつもりはねぇ!」 「ななな何言ってんだよ兄ちゃん、あたしだってそんな悪い趣味じゃねぇよ!」 「翔太郎……いくらモテないからって杏子ちゃんはまだ若すぎる……節操がなさ過ぎだとは思わないか?」 「ばばばバカ言ってんじゃねぇ、もう少しこう胸とか腰の辺りとか……」 『Is a schoolchild the highest too?(やっぱり小学生は最高ですか?)』 「小学生じゃねぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」 「お前等人をおちょくってんじゃねぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」 第8節 1つの終わり、1つの始まり ――何はともあれ、俺達は警察署へと移動をしていた。道中で杏子にダークプリキュア改め月影なのはの事やガドルの襲来によりいつきが殺された事、そして新たなエターナルの事などを大まかに話した。 月影なのはの事を受け入れてもらえるかは気がかりだったが―― 「そもそもあたし直接会ったことねぇからなぁ……あいつらが良いって言うんだったらいいんじゃねぇか? 今更あたしが偉そうに言える口じゃねぇし」 ――と、何時もの軽い調子で言った。その最中、俺は密かにフィリップに頼まれドライバーを装着している。 この状態ならば俺とフィリップの意志は繋がっている、だが一体何を―― 『翔太郎、ここから先の話はまだ誰にも言わないで欲しい』 『ああ、わざわざこうさせたってことはそういう事なんだろうが……』 2人は声を出さず、心だけで話している。 『君の所に現れたのは誰だ? 加頭順か?』 『いや、サラマンダー男爵だ……』 『君の目から見て彼はどんな人物に見えた?』 『人々を泣かす様な悪人、救いがたい程の奴には思えなかったぜ……』 『恐らく君の事だからきっとそうなんだろう……ところで、今の状況……奇妙だとは思わないか?』 『お見通しか……ああ、確かに目先のガドルやドウコクは強敵だが……数だけを見れば殺し合いに乗った奴が少ない気がする……正直、主催側にとっては良くない状況だと思うが……その割には動きが静かだ……』 『そう、それに条件付きとはいえ制限解除という強化の機会……少々僕達にとって都合の良い状況だ』 『何が言いたい?』 『翔太郎……さっき杏子ちゃんが話していた美国織莉子という人物についても検索出来ている……細かい説明は省くが彼女も彼女なりのやりかたで世界を守ろうとした魔法少女だ……』 『ん、じゃあなんでそいつがあの連中に従って……ちょっと待て……』 『気付いた様だね、そう、主催の仲間である彼女の詳細は簡単に調べる事が出来ている』 『あの連中……何考えているんだ? 仲間の情報を明かして……』 『そもそも他世界にわたって検索出来る事自体が異常なんだ、普通はそんな事はあり得ないし、閲覧範囲を弄る事もまずあり得ない』 『でもよ、確か若菜姫がエクストリームの力を得た時はフィリップよりも強い権限あっただろ』 『原理自体は若菜姉さんと同じだと考えて良い……だが重要なのはそれが無数の世界の範囲まで広がっているという事だ。 纏めよう、連中は無数の世界の地球の記憶……いや言い換えれば『無限の記憶』にアクセスする力を持っている』 『ちょっと待て、それが本当だとしたら……』 『ああ、連中は途方も無い力を持っている。先程それが解放されたといっても恐らくはごく一部、肝心要な部分だけは何も閲覧出来ないと考えて良い』 『その言い方じゃ美国は別に重要じゃねぇって事か?』 『勿論そう見せかけたフェイクという可能性もなくはない。だが恐らく目に見える主催側、その殆どは本当の敵とは言えないと考えて良い……』 『本当の敵? 待てよ、それじゃ加頭も男爵もニードルやゴバット、それに美国は全員そうじゃねぇって事か? ていうか本当に何が言いたい?』 『落ち着いてくれ、これはまだ誰にも明かせない事なんだ……それともう1つ……24時を過ぎたら現れる2体の魔女……』 『確かさやかとマミの魂が変貌した奴だよな……』 『だが2人は既にこのデスゲームから退場している。自我の有無を考慮に入れなければ24時間経って敗者復活というのはゲームとしては余りにも不公平だと思わないか?』 『そりゃ……』 『何故24時間というタイムラグが必要か……恐らくこのゲームが次の段階に移行する事を意味しているんじゃないのか?』 『次の段階……まさか……主催陣との戦いか?』 『そうだ、魔女は主催側が参加者達に差し向ける刺客、つまり美樹さやかと巴マミは既に連中の手駒という事だ。そして21時を過ぎてから徐々に解禁される制限、これは殺し合いを勝ち抜くためのものではなく主催戦を見据えてのもの……』 『ちょっと待て、それじゃ前提が間違っていたということか? 俺達は最後の1人になるまで殺し合う中、主催側はゲームを円滑に進めるべく妨害を行う、ではなく、 俺達と主催陣の2陣営が戦う中、最後の1人になろうとする者は妨害する、 こういう構図になっているというわけか?』 『状況はそういう風に移行している様に見受けられる』 『けどそれおかしいだろ、主催側にしてみりゃさっさと首輪爆破すれば済む話だろ、その構図じゃ主催連中も参加者……そうか、そういう事か…… 主催連中もゲームの参加者というわけか……それじゃフィリップの言った本当の敵というのは……』 『そう、加頭達主催陣、そして僕達参加者をそれぞれの陣営に配置した真の黒幕の事だ……』 『なるほどな……確かにそれなら主催連中があそこまでバラバラなのも頷ける……じゃあその真の黒幕は誰だ?』 『それはまだわからない……ずっと裏で潜んでいるか、それとも主催陣、あるいは参加者の中に潜んでいるか……』 『おいおい、参加者の中にいる可能性なんてあるのか?』 『可能性は低いだろうが0じゃない。そもそもミュージアムの幹部、つまりは僕の家族だって表向きは風都の一住民に過ぎないんだ、疑えというつもりはないがありとあらゆる可能性は考えておくべきだ…… もっとも、現状では未だ姿を見せていないという可能性が一番高いけどね……地球の本棚を解放したという事はその気になれば主催連中だっていくらでも調べられる。だが、そうそう簡単に足を掴ませるマネもしないだろう?』 『まぁそうだろうな……』 『それと気をつけた方が良い……地球の本棚の管理権限が牛耳られているという事は、地球の本棚は監視されていると考えて良い。通常の参加者についての情報は問題無いだろうが、このゲームの根幹に関わる部分には手を出せないと考えて良い』 『つまり、あまりフィリップの検索を当てにしすぎる事も出来ないというわけか……けど美国の事がわかったのはなんでだ?』 『簡単さ。暁美ほむらが彼女と面識があったからさ。つまり本棚を使わなくても情報を得られるという事さ、その気になれば調べられる事を伏せても仕方ないだろう』 『俺が地道に足で調べるか、フィリップの検索で一気に見つけるか、その程度の違いって事か……』 『ともかくだ、僕達が本当の意味でこの戦いに勝つには真の黒幕が持つ『無限の記憶』をどうにかしなければならない……』 『そうか、俺達の全てがわかるという事はその対処法も全てわかるという事だからな……』 『いや、それ以上に……それをどうにかできなければこのゲームは永遠に繰り返される事になる』 『な……どういう事だそりゃ!?』 『無論、同じゲームとは限らない……だが、真の黒幕は『無限の記憶』を手にしそれを悪用してこのゲームを催した……ここで奴を倒しそびれ逃げられれば……』 『再び悪用され繰り返す……』 『それも同じミスはしないように対策を取った上で……だからこそ『無限の記憶』、これは確実に奴等から取り戻さなければならない』 『……なぁ、その推測が間違っているという可能性は? 説明を聞いても突拍子もなさ過ぎるんだが……』 『根本的な所で間違えている可能性は否定しない、だが地球の本棚に影響を与えている存在、つまり『無限の記憶』にアクセスできる存在がある事だけはまず間違い無い。その脅威は僕達が一番わかるだろう?』 『そうだな……』 『とはいえ、最優先にやるべき事はそれじゃあない。現状でもまだ殺し合いに乗った人物は多い、1つずつ対処していくしかない』 『ああ……仲間達を集め、ガドルにドウコクを倒し、そして天道あかねを止める、それがまずやるべき事だな』 『その通りだ、だが気をつけてくれ……恐らく主催陣の差し向ける刺客は魔女だけじゃない……それら全てを切り抜け無ければ僕達に勝利は無い……』 『わかったぜフィリップ……頼りにさせて貰うぜ、相棒!』 『その意気だ……翔太郎』 そんな2人を余所に、 「おーい、何やってんだ、早く戻るぞ!!」 「わかってる、すぐ行くよ」 ――相棒は取り戻した……だが、それは戦いの終わりでは無く新たな始まりに過ぎなかった。 フィリップの推測が正しいと言う保証は無い。が、状況が悪化の一途を辿っているのは確実だ それでも俺達は足を止める事は無い、散っていった者達が託したものを受け継いでいるのだから。 彼等の想い、あるいは願いを胸に、必ずこの戦いを終わらせると。 フィリップの出会ったマンガ家が志半ばで成し遂げられなかったサイボーグ戦士達の戦いの完結を、その息子が果たした様に―― ――そして後2分弱で22時になろうと言うとき、俺達は警察署前に辿り着いていた―― 「……なんだこりゃ」 「あ、沖の兄ちゃんから頼まれたんだっけ。チェックなんとかって……ていうか出る時気付かなかったのかよ」 「あーそういや何か違和感は覚えたが気付かなかったな……」 「それでよく探偵出来るな……」 「ふむ、実に興味深い」 「……って杏子テメェ確か店から持ち逃げして真っ先に帰ってきただろうが、持ってきたのはいつきと孤門だろ」 「いいじゃん別に無事にここまで運べたんだし、確か禁止エリアにあったから……」 「というか、そういう大事な事は先に言え……」 「それにしても、兄ちゃん達が別れた奴ら大丈夫か……」 「大丈夫だろう、もう月影なのはは人々を泣かせる様な奴じゃ……」 「いや、さっきも言ったけどあたしもとやかく言うつもりはないって……それよりも……Pちゃん」 「あ゛」 「流石にPちゃんと一緒にさせたのはまずかったんじゃないの……なんか色々危なそうだし……流石にああいう小動物はもう信用が……」 「仕方ないね」 「そうだな……アイツにエターナルを託して良かったのか……」 『Reasonable(ごもっとも)』 【1日目 夜中】 【F-9/警察署前】 【左翔太郎@仮面ライダーW】 [状態]:疲労(中)、ダメージ(大)、胸骨を骨折(身体を折り曲げると痛みます・応急処置済)、上半身に無数の痣(応急処置済)、照井と霧彦の死に対する悲しみと怒り [装備]:ダブルドライバー@仮面ライダーW、T2ガイアメモリ(アイスエイジ)@仮面ライダーW、犬捕獲用の拳銃@超光戦士シャンゼリオン、散華斑痕刀@侍戦隊シンケンジャー、マッハキャリバー(待機状態・破損有(使用可能な程度))@魔法少女リリカルなのはシリーズ、リボルバーナックル(両手・収納中)@魔法少女リリカルなのはシリーズ [道具]:支給品一式、ガイアメモリ(ジョーカー、メタル、トリガー)、ナスカメモリ(レベル3まで進化、使用自体は可能(但し必ずしも3に到達するわけではない))@仮面ライダーW、ガイアドライバー(フィルター機能破損、使用には問題なし) 、少々のお菓子 [思考] 基本:殺し合いを止め主催陣を打倒する。 0:杏子達と共に警察署に戻り、色々事情を説明する。 1:ガドル、ドウコクは絶対にに倒してみせる。あかねの暴走も止める。 2:仲間を集める。 3:出来るなら杏子を救いたい。もし彼女が魔女になる時は必ず殺す。 4:現れる2体の魔女は必ず倒す。 [備考] ※参戦時期はTV本編終了後です。 ※他世界の情報についてある程度知りました。 (何をどの程度知ったかは後続の書き手さんに任せます) ※魔法少女の真実(魔女化)を知りました。 ※※第三回放送指定の制限解除を受けました。彼の制限はフィリップ、ファングメモリ、エクストリームメモリの解放です。これによりファングジョーカー、サイクロンジョーカーエクストリームへの変身が可能となりました。 【フィリップ@仮面ライダーW】 [状態]:健康 [装備]:無し [道具]:ガイアメモリ(サイクロン、ヒート、ルナ、ファング)@仮面ライダーW、エクストリームメモリ@仮面ライダーW [思考] 基本:殺し合いを止め主催陣を打倒する。 0:杏子達と共に警察署に戻り、色々事情を説明する。 1:翔太郎及び仲間達のサポートをする。 [備考] ※参戦時期はTV本編終了後です。 ※検索によりまどマギ世界(おりマギ含む)の事を把握しました。 ※参加者では無く支給品扱いですが首輪を装着しています。 【佐倉杏子@魔法少女まどか☆マギカ】 [状態]:疲労(中)、ダメージ(大)、ソウルジェムの濁り(小)、腹部・胸部に赤い斬り痕(出血などはしていません)、ユーノとフェイトを見捨てた事に対して複雑な感情、マミの死への怒り、せつなの死への悲しみ、ネクサスの光継承、ドウコクへの怒り、真実を知ったことによるショック(大分解消)。 [装備]:ソウルジェム@魔法少女まどか☆マギカ、エボルトラスター@ウルトラマンネクサス、ブラストショット@ウルトラマンネクサス [道具]:基本支給品一式×3(杏子、せつな、姫矢)、リンクルン(パッション)@フレッシュプリキュア!、乱馬の左腕、ランダム支給品0~1(せつな) 、美希からのシュークリーム [思考] 基本:姫矢の力を継ぎ、魔女になる瞬間まで翔太郎とともに人の助けになる。 1:翔太郎達と共に警察署に戻り、色々事情を説明する。但し、魔法少女の真実についてはどこまで話せば良いか…… [備考] ※参戦時期は6話終了後です。 ※首輪は首にではなくソウルジェムに巻かれています。 ※左翔太郎、フェイト・テスタロッサ、ユーノ・スクライアの姿を、かつての自分自身と被らせています。 ※殺し合いの裏にキュゥべえがいる可能性を考えています。 ※アカルンに認められました。プリキュアへの変身はできるかわかりませんが、少なくとも瞬間移動は使えるようです。 ※瞬間移動は、1人の限界が1キロ以内です。2人だとその半分、3人だと1/3…と減少します(参加者以外は数に入りません)。短距離での連続移動は問題ありませんが、長距離での連続移動はだんだん距離が短くなります。 ※彼女のジュネッスは、パッションレッドのジュネッスです。技はほぼ姫矢のジュネッスと変わらず、ジュネッスキックを応用した一人ジョーカーエクストリームなどを自力で学習しています。 ※第三回放送指定のボーナスにより、魔女化の真実について知りました。 【特記事項】 ※G-9にあったチェックマシン@仮面ライダーSPIRITSは163話の段階(杏子達の買い出し)で警察署前に移動させました。 ※警察署のとある部屋(168話での杏子が織莉子と遭遇した部屋)に杏子の書き置きが残されています。具体的な内容は本編を参照。 【フィリップと翔太郎の推測】 ※このデスゲームは参加者同士の殺し合いから、主催陣対参加者の構図に以降しつつある。 ※24時以降に出現する魔女、21時以降解禁される制限は主催戦を見据えてのもの。 ※現在表向きに現れている主催陣(加頭、サラマンダー男爵、ニードル、ゴバット、織莉子)は全員、本当の敵ではない可能性が高い。 ※本当の敵(黒幕)は現在も現れていない可能性が高い、但し上述の主催陣あるいは参加者の中に潜んでいる可能性も低いがある。 ※主催側は全ての世界の地球の記憶(『無限の記憶』と呼称)とアクセスでき、地球の本棚に干渉できる『存在』を手にしている。 ※その為、その『存在』を奪取しなければ勝てる可能性は限りなく低く、仮にその『存在』が奪われたまま逃げられた場合、似た事が繰り返される可能性が高い。 ※地球の本棚は監視されている可能性が高く、核心に触れる内容の検索は危険、但し現状現れている主催者を含めた参加者については問題無い可能性が高い。 ※以上の内容は現時点での推測である為、間違っている可能性はある。但し、『無限の記憶』にアクセスできる『存在』だけはほぼ確実。 ※以上の内容は下手に明かす事は危険故、現在の段階ではまだ他の参加者に明かすべきではない。 『う゛……また悪寒が……』 『大丈夫、良牙さん……?』 『ああ……それにしても……なのは、お前の声聞いているとなびき思い出すんだが……』 『そういえば私に支給されたパラシュートにもその名前が……って『なびき』って誰???』 『良牙さんの『お友達』のあかねさんのお姉さんです』 『ううっ……』 『どうして泣いているの……?』 時系列順で読む Back X、解放の刻/楽園からの追放者Next ルシアン・ヒルの上で 投下順で読む Back X、解放の刻/楽園からの追放者Next ルシアン・ヒルの上で Back X、解放の刻/楽園からの追放者 左翔太郎 Next のら犬にさえなれない(前編) Back X、解放の刻/楽園からの追放者 佐倉杏子 Next のら犬にさえなれない(前編) Back X、解放の刻/楽園からの追放者 フィリップ Next のら犬にさえなれない(前編) Back X、解放の刻/楽園からの追放者 サラマンダー男爵 Next 第四回放送Y(前編)
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禁断の解放ハイパー・ガルベリアス ✜SR 火 9 クリーチャー:キング・コマンド・ドラゴン/アーク・ドナー 11000 ■スピード・アタッカー ■W・ブレイカー ■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、バトルゾーンに相手の自然のクリーチャーがあれば、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。 ■バトルゾーンに相手の水のクリーチャーがあれば、このクリーチャーはブロックされない。 ■バトルゾーンに相手の闇のクリーチャーがあれば、このクリーチャーは「スレイヤー」を得る。 ■バトルゾーンに相手の光のクリーチャーがあれば、自分のターンの終わりに、このクリーチャーをアンタップしてもよい。 作者:雁行彩 フレーバーテキスト 長きに亘る時を経、再び誕生したガルベリアスはフィオナの森へ向かった。 収録 CDMC-エピソード1「ダーク・ホース・ウォー」 評価 名前 コメント
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封印解除の刻 (フウインカイジョノコク) 魔法カード・儀式 「紅眼の封竜」の降臨に必要,フィールドか手札から,レベルが7以上になるよう生け贄にささげなければならない。
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imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 #21 Trace Amount (痕跡) #22 #23 Anarch (アナーク) Resource (リソース) Install Cost (インストールコスト) 6 Influence Value (影響値) 2 Card Text Place 16[Credits] from the bank on Liberated Account when it is installed. When there are no credits left on Liberated Account, trash it. [Click] Take 4[Credits] from Liberated Account. カードテキスト (日本語) 解放済み口座のインストール時、バンクから16[クレジット]を上に置く。解放済み口座の上にクレジットが残っていない時、これをトラッシュする。 [クリック] 解放済み口座から4[クレジット]を得る。 Flavor Text It s easier to spend when it s not your money. フレーバーテキスト (日本語) 自分の金じゃなければ使うのも容易い。 Illus. (イラストレーター) Matt Zeilinger
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狩人祭 第29回狩人祭参加報告書 2010.6.16 報告書作成者:リリー 猟団としての2回目の狩人祭。 今回は自分が全然入魂出来なかった半面、団員のみなさんの入魂数に驚いてます Σ(゚Д゚) 前回の時よりも人数が増えているとはいえ、ずいぶん猟団合計の入魂数アップしましたね~ 兎にも角にも結果発表 コレで。。。水汲みからの解放は祭り2連敗。。。 ま、こればっかりは一つの猟団でどうこうなる話じゃないから結果を受け入れましょう、うん。 では猟団の合計入魂数 次回は自分も、もっと頑張って合計1万入魂出来たらいいですねぇヽ(´ー`)ノ お次は個人結果 今回は1000超えが6人も!∑(゜∀゜) 今回は祭りの途中から参戦の人もいたので団長なのにビリ…ってのは免れた。。危なかったゼ(゚Д゚;) 次回の狩人祭開催は2010年8月11日(水)予定!結構先の話ですねー。ここ2連チャンでやったからなのかしら? 個人的あとがき 今回はなんだか色々あってまじめに入魂出来なかったのが悔やまれますな。。。 なにしろ、シクレに一回も参加していないという体たらく…… 最後にみなさんにお別れしてOUTする時に入魂するの忘れすぎ(-_-;) おそらく100魂以上は捨ててるかも?ちまちま入魂してる私にとっては大きいもんですよ、これ。 次回参加出来たらもうちっと頑張ろう。。。(,,゚Д゚) ガンカバル!
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何でジ・エンド入ってんの? -- 2012-08-11 13 00 53 ジ・エンドじゃなくね -- 2012-09-25 02 27 43 別にジエンドでもいいとは思うけどな。ストライケン自体とは相性いいし -- 2012-11-23 00 24 13 このデッキはスタンドよりクリティカルの方がいいかも -- 2012-12-08 19 27 16 封竜関連入るかな?CB1で条件満たせるわけだし -- 2013-05-03 20 47 56 完全ガード3枚で良いんですか? -- 2013-06-08 11 29 03 退却させるユニット少なくねw -- 2013-06-17 22 14 13 ガイアース入れたいけどパワーが -- 2013-10-30 15 38 50 ガトリングクロー以外を全部封竜、バー、ガーブをカルゼ、ハンガーヘルに、バーサークを一部コーデュロイにするぐらいすれば安定すると思う。オバロは・・・インフェルノ? -- 2013-10-31 13 04 47 現状だと即効スペライがライケン、ヤクシャを引いた上で対応する退却カードを引かにゃならん。バーサークだとコスト足らんし、コーデュロイは十分採用圏内だと思う。 -- 2013-10-31 13 06 33 現状バーは存在意義が無いしね。 -- 2013-10-31 13 06 51 クルーエルでたらクルーエルストライケンに変えよう(真顔) -- 2013-11-01 21 29 08
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提出書式 大部品 土場解放作戦 RD 9 評価値 5 -部品 宣戦布告 -部品 敵勢力についての考察 -部品 基本方針 -部品 勅 -部品 錦の御旗 -部品 戦闘教義 -部品 後方支援要請 -部品 難民の保護 -部品 グレイプニル制限解除要項チェック -大部品 出撃部隊 RD 0 評価値 0 --大部品 土場犬精鋭兵団 RD 0 評価値 0 ---大部品 指揮官 RD 0 評価値 0 ----大部品 KBN RD 0 評価値 0 ---大部品 第一小隊α RD 0 評価値 0 ---大部品 第二小隊β RD 0 評価値 0 ---大部品 第三小隊γ RD 0 評価値 0 --大部品 I=D部隊 RD 0 評価値 0 ---大部品 真・水王号(試作試験型) RD 0 評価値 0 --大部品 従軍小説家部隊 RD 0 評価値 0 ---大部品 黒霧 RD 0 評価値 0 --大部品 第六雷電駆逐隊 RD 0 評価値 0 ---大部品 雷電(個人ACE) RD 0 評価値 0 --大部品 あるみちゃんゆうげきぶたい RD 0 評価値 0 ---大部品 あるみちゃん RD 0 評価値 0 部品 宣戦布告 愚かなる旧土場藩国首脳陣どもよ。 お前たちは等しく価値がない。 無辜な多くの国民を苦しめ続けた報いを受ける時が来たのだ。 我々、新生(ネオ)土場藩国は圧政に苦しむ帝国臣民を守る為、ここに宣戦を布告する。 部品 敵勢力についての考察 内戦といっても各派の面子を考えるにおそらく真面目に内戦していません。 ゲーム感覚で内戦を遊んでいると思われます。 つまり、状況によってはあっさりと連合してしまうでしょう。 部品 基本方針 内戦の短期終結のために、旧土場藩国のシュワ派、JAM派、缶派それぞれの主力部隊を各個撃破することを目指します。 優先順位はJAM、シュワ、缶の順であり特にJAMとシュワは殺害を目標とします。 缶は殺し切れないであろうことから排除することに留めます。 部品 勅 土場藩国内戦に介入するための大義名分として、内戦によって発生した難民の保護、虐殺の阻止を目的としてわんわん帝国皇帝からのお墨付きをもらう。 これによって官軍としておおっぴらに活動ができるようになる。 部品 錦の御旗 大義名分を得たことを表明する為にわんわん帝国の国旗を掲げることとする。 旧勢力は賊軍と呼称してやろう。 多少なりとも日和っている勢力が離脱して弱体化を図れるかもしれない。 あと、帝国各国に後方支援を要請しても問題がなくなる。(強制ではないあくまでお願いである) 部品 戦闘教義 戦闘部隊は主和の建造したI=D戦力と犬を主力とした歩兵戦力の混成部隊になります。 補足した敵部隊に対してI=Dを戦闘に突撃をかけ戦線に穴をあけ、後に続く犬部隊がなだれ込み白兵戦を仕掛けます。 I=Dの戦闘力にすべてをかける。 I=Dが止められたら負け。 部品 後方支援要請 兵站とかを自前で整えるている余裕はないので帝国各国に支援要請を行います。 皇帝陛下からのお墨付きも貰ってるからだいじょーぶだいじょーぶ。内戦が終わったらちゃんと返済もするし。 部品 難民の保護 帝国各国に難民の一時受け入れを依頼します。 内戦の終結までに戦闘行為が続くことが予想されるため、非戦闘員は一時的に国外へ避難してもらいます。 部品 グレイプニル制限解除要項チェック 皇帝陛下からの勅命 貰えるから〇 弱者を守る戦い 難民がいるから〇 邪悪を討つ戦い 虐殺とかするような連中だから〇 世界を守る戦い まあシュワとか各地でテロしてたから〇 民の心を守る戦い 内戦を終わらせるためだから〇 私欲のための戦いではない そんなことはないから〇 セルフチェック完了っと! グレイプニル制限解除承認!
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概要 「日本解放第二期工作要綱」とは 日本解放第二期工作要綱(にほんかいほうだいにきこうさくようこう)とは、中国共産党による対日工作活動が 記されいるとされる文書で、歴史家で右翼思想家の西内雅が1972年にアジア諸国を歴訪した際に入手したものであると 國民新聞で伝えられたものである。 入手した経緯、年代については、西内が経営していた香港の日本語学校で1972年に偶然生徒から提供されたと書いている一方、 別の場所ではアジア諸国を歴訪中の1973年に入手したとも述べている。 本物か偽書か 現在流布しているのは、西内本人が公表したと思われる、日本語に翻訳された文章である。 全文は國民新聞HPで見ることができるが、中国語原文は載っていない。 産経新聞記者の阿比留瑠比は「『日本解放第二期工作要綱』は本物なのでしょうか」と題して 「本物だったら怖いし、偽文書であったなら、よくできている」と述べている。 “第二期”があるわけだから“第一期―”も存在して当然だが、未だ発見されていない。 公表されている日本語文の内容については、当時日本共産党と犬猿の仲であった中国共産党が 「民主連合政府」の成立を望むはずがない、あるいは、「極左」という表現を 当時の中国共産党が使うはずがない、との批判もある。 出典 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』:「日本解放第二期工作要綱」より 関連リンク 國民新聞ウェブサイトより、中国共産党「日本解放第二期工作要綱」 (リンク切れ) 阿比留瑠比氏ブログより「『日本解放第二期工作要綱』は本物なのでしょうか」 (リンク切れ) 目次 概要 目次 A.基本戦略・任務・手段A-1.基本戦略 A-2.解放工作組の任務 A-3.任務達成の手段 B.工作主点の行動要領第1.群衆掌握の心理戦1-1.展示会・演劇・スポーツ 1-2.教育面での奉仕 第2.マスコミ工作2-1.新聞・雑誌 2-2.テレビとラジオ 2-3.出版(単行本) 2-4.マスコミ部を設置し、諸工作を統轄 第3.政党工作3-1.連合政府は手段 3-2.議員を個別に掌握 3-3.招待旅行 3-4.対自民党工作 3-5.対社会・公明・民社各党工作 3-6.「政党工作組」で統轄 第4.極右極左団体工作4-1.対極右団体工作 4-2.対極左団体工作 第5.在日華僑工作5-1.華僑の階級区分 5-2.工作の第一歩・・逃亡防止 5-3.工作の第二歩・・青少年把握 5-4.国籍の取得 5-5.中国銀行の使用を指定 5-6.政治・思想教育 5-7.「華僑工作部」で統轄 C.統轄事項C-1.派遣員数・身分・組員の出身 C-2.経費 C-3.指令・関係文献の取扱い A.基本戦略・任務・手段 A-1.基本戦略 我が党は日本解放の当面の基本戦略は、日本が現在保有している国力の全てを、我が党の支配下に置き、 我が党の世界解放戦に奉仕せしめることにある。 A-2.解放工作組の任務 日本の平和解放は、下の3段階を経て達成する。 イ.我が国との国交正常化(第一期工作の目標) 口.民主連合政府の形成(第二期工作の目標) ハ.日本人民民主共和国の樹立・天皇を戦犯の首魁として処刑(第三期工作の目標) 田中内閣の成立以降の日本解放第二期工作組の任務は、上の第口項、即ち「民主連合政府の形成」の 準備工作を完成することにある。 A-3.任務達成の手段 本工作組の任務は、工作員が個別に対象者に接触して、所定の言動を、その対象者に行わしめることによって達成される。 即ち、工作者は最終行動者ではなく、隠れた使喉者、見えざる指揮者であらねばならない。 以下に示す要領は、全て対象者になさしめる言動の原則を示すものである。 本工作の成否は、終始、秘密を保持しうるかどうかに懸かっている。 よって、工作員全員の日本入国身分の偽装、並びに工作上の秘密保持方法については、別途に細則を以て指示する。 B.工作主点の行動要領 第1.群衆掌握の心理戦 駐日大使館開設と同時になされなければならないのは、全日本人に中国への好感、親近感を抱かせるという、 群衆掌握の心理戦である。 好感、親近感を抱かせる目的は、我が党、我が国への警戒心を無意識の内に捨て去らせることにある。 これは日本解放工作成功の絶好の温床となると共に、一部の日本人反動極右分子が発する 「中共を警戒せよ!日本支配の謀略をやっている」との呼び掛けを一笑に付し、反動極右はますます孤立するという、 二重の効果を生むものである。 この為に、以下の各項を速やかに、且つ継続的に実施する。 1-1.展示会・演劇・スポーツ 中国の書画、美術品、民芸品等の展覧会、舞劇団、民族舞踊団、民謡団、雑技団、京劇団の公演、 各種スポーツ選手団の派遣を行う。 第一歩は、日本人大衆が中国大陸に対し、今なお持っている「輝かしい伝統文化を持っている国」「日本文化の来源」 「文を重んじ、平和を愛する民族の国」というイメージを掻き立て、更に高まらせることである。 我が国の社会主義改造の誇るべき成果についての宣伝は、初期においては少ない方がよく、全然触れなくても構わない。 スポーツ選手団の派遣は、ピンポンの如く、試合に勝ちうるものに限定してはならず、 技術的に劣っている分野の選手団をも数多く派遣し、日本選手に学ぶという率直な態度を示して、好感を勝ち取るべきである。 1-2.教育面での奉仕 A.中国語学習センターの開設。 全国都道府県の主要都市の全てに中国語学習センターを開設し、教師を無報酬で派遣する。 教師は、1名派遣の場合は女性教師、複数の場合は男、女半々とし、全て20歳代の工作員を派遣する。 受講者資格は、もとより無制限とし、学費は無料又は極めて小額とする。 B.大学への中国人中国語教師派遣の申し入れ。 中国語学習センターを開設し、日本人青年層に中国語学習熱が高まったところで、私立、公立の大学には個別に、 国立大学については日本政府文部省へ中国人中国語教師の派遣を申し入れる。 申し入れを婉曲に拒否した場合は、「我が国の純然たる好意、奉仕の精神に対する非礼」を責めれば、 日本のマスコミも大衆も、学生も許さないであろう。 しかし、第1回で全勝を求める必要は無く全国大学の過半数が受け入れればそれで良い。 後は自然に受け入れ校は増加していくものである。 C.委員会開設。 「中日文化交流協会」を拡充し、中日民間人の組織する「日中文化教育体育交流委員会」を開設して実施せしめ、 我が大使館は、これを正式に支援する方式をとる。 尚、本綱の全ての項目は、初期においては、純然たる奉仕に終始し、いささかも政治工作、思想工作、宣伝工作、 組織工作を行ってはならない。 第2.マスコミ工作 大衆の中から自然発生的に沸き上がってきた声を世論と読んだのは、遠い昔のことである。 次の時代には、新聞、雑誌が世論を作った。 今日では、新聞、雑誌を含め所謂「マスコミ」は、世論造成の不可欠の道具に過ぎない。 マスコミを支配する集団の意思が世論を作り上げるのである。 偉大なる毛主席は「およそ政権を転覆しようとするものは、必ずまず世論を作り上げ、先ずイデオロギー面の活動を行う」と 教えている。 田中内閣成立までの日本解放(第一期)工作組は、事実でこの教えの正しさを証明した。 日本の保守反動政府を幾重にも包囲して、我が国との国交正常化への道へと追い込んだのは日本のマスコミではない。 日本のマスコミを支配下に置いた我が党の鉄の意志とたゆまざる不断の工作とが、これを生んだのである。 日本の保守反動の元凶たちに、彼等自身を埋葬する墓穴を、彼等自らの手で掘らせたのは、第一期工作組員である。 田中内閣成立以降の工作組の組員もまた、この輝かしい成果を継承して、更にこれを拡大して、 日本解放の勝利を勝ち取らねばならない。 2-1.新聞・雑誌 A.接触線の拡大。 新聞については、第一期工作組が設定した「三大紙」に重点を置く接触線を堅持強化すると共に、 残余の中央紙及び地方紙と接触線を拡大する。 雑誌、特に週刊誌については、過去の工作は極めて不十分であったことを反省し、十分な人員、経費を投入して 掌握下に置かねばならない。 接触対象の選定は「10人の記者よりは、1人の編集責任者を獲得せよ」との原則を守り、編集を主対象とする。 B.「民主連合政府」について。 「民主連合政府」樹立を大衆が許容する温床を作り上げること、このための世論造成、 これが本工作を担当する者の任務である。 「民主連合政府」反対の論調を挙げさせてはならぬ。しかし、いかなる方式かを問わず、マスコミ自体に 「民主連合政府」樹立の主張をなさしめてはならない。 これは、敵の警戒心を呼び覚ます自殺行為に等しい。 「民主連合政府」に関連ある事項を全く報道せず、大衆はこの問題について無知、無関心であることが 最も望ましい状態である。 本工作組の工作の進展につれて、日本の反動極右分子が何等の根拠も掴み得ないまま焦慮に耐え得ず、 「中共の支配する日本左派勢力は、日本赤化の第一歩として、連合政府樹立の陰謀を進めている」と絶叫するであろう。 これは否定すべきであるか? もとより否定しなければならない。しかし、否定は真正面から大々的に行ってはならず、 計画的な慎重な間接的な否定でなければならない。 「極右の悪質なデマで、取り上げるにも値しない」という形の否定が望ましい。 C.強調せしむべき論調の方向 ①大衆の親中感情を全機能を挙げて更に高め、蒋介石一派との関係は完全に断つ方向へ向かわせる。 ②朝鮮民主主義人民共和国並びにベトナム民主共和国との国交樹立を、社説はもとより全紙面で取り上げて、 強力な世論の圧力を形成し、政府にその実行を迫る。 ③政府の内外政策には常に攻撃を加えて反対し、在野諸党の反政府活動を一貫して支持する。 特に在野党の反政府共闘には無条件で賛意を表明し、その成果を高く評価して鼓舞すべきである。 大衆が異なる政党の共闘を怪しまず、これに馴染むことは、在野諸党の連合政府樹立を許容する最大の温床となることを 銘記し、共闘賛美を強力になさしめるべきである。 ④人間の尊重、自由、民主、平和、独立の強調 ここに言う「人間の尊重」とは、個の尊重、全の否定を言う。「自由」とは、旧道徳からの解放、本能の開放を言う。 「民主」とは、国家権力の排除を言う。「平和」とは、反戦、不戦、思想の定着促進を言う。 「独立」とは、米帝との提携の排除、社帝ソ連への接近阻止をいう。 2-2.テレビとラジオ A.これらは、資本主義国においては「娯楽」であって、政府の人民に対する意志伝達の媒介体ではない。 この点に特に留意し、「娯楽」として利用することを主点とすべきである。 具体的な方向を示せば、「性の解放」を高らかに謳い上げる劇又は映画、本能を剌激する音楽、歌謡等は望ましい反面、 スポーツに名を借りた「根性もの」と称される劇、映画、動画、または歴史劇、映画、歌謡並びに「ふるさとの歌祭り」等の 郷土愛、民族一体感を呼び醒ますものは好ましくない。 前者をより多く、後者をより少なく取り上げさせるよう誘導せねばならない。 B.テレビのニュース速報、実況報道の利用価値は極めて高い。画面は真実を伝えるものではなく、作るものである。 目的意識を持って画面を構成せねばならない。 C.時事解説・教養番組等については、新聞について述べた諸点がそのまま適用されるが、これは極めて徐々に、 少しずつ注意深くなされねばならない。 2-3.出版(単行本) A.我が国への好感、親近感を抱かせるものを、第一に取り上げさせる。風物写真集、随筆、家庭の主婦が興味を抱く料理、 育児所の紹介など、受け入れられ易いものを多面に亘って出版せしめる。 B.社会主義、毛沢東思想などに関する理論的著作も好ましい。しかし、我が国の社会主義建設の成果、現況については、 極右分子の誹謗を困難ならしめるよう配慮させねばならない。 C.マスコミの主流から締め出された反動極右の反中国の言動は、単行本に出路を求めているが、これは手段を尽くして 粉砕せねばならない。 特に、社会主義建設の途上で生じる、止むを得ない若干の歪み、欠点について、真実を伝えると称してなされる暴露報道を 絶対に放置してはならない。これらについては、誹謗、デマで両国関係を破壊するものであるとして、 日本政府に厳重に抗議すると共に、出版社主、編集責任者、著者を告訴して根絶を期すべきである。 D.一般娯楽面の出版については「デンマークの進歩を見習え」として、出版界における「性の解放」を大々的に 主張せしむべきで、春画、春本の氾濫は望ましい。 E.単行本の出版についての今一つの利用法は「中間層文筆業者」の獲得である。「中間層」とは思想的に純正左派、 または右派に属しない、中間の動揺分子を言い、「文筆業者」とは、凡そ文筆を以て世論作りにいささかでも影響を 与え得る者全てを言う。 彼等に対しては或いは原稿料を与え、或いは出版の支援をなして接近し、まず「政治的・思想的立場の明快さを欠く」 中間的著作をなさしめ、徐々に我が陣営へと誘導する。 2-4.マスコミ部を設置し、諸工作を統轄 第3.政党工作 3-1.連合政府は手段 日本の内閣総理は、衆参両院の本会議で首班指名選挙を行って選出される。両院で議員総数の過半を掌握すれば、 人民の意志とは関係なく、任意の者を総理となし得るのである。 1972年7月の現況で言えば、自民党の両院議員中、衆議院では約60名、参議院では10余名を獲得して、 在野党と同一行動を取らせるならば、野党連合政府は容易に実現する。 しかし、この方式を取るならば、社会党、公明党の発言権を益するに留まり、且つ最大の単独多数党は依然として 自民党であり、この2点は純正左派による「日本人民共和国」成立へと進む阻因となることは明らかである。 自民党のみではなく、社会党、公明党、民主社会党もまた、無産階級の政党ではなく、最終的には打倒されるべき 階級の敵の政党であることを忘れてはならない。 本工作組に与える「民主連合政府の樹立」という任務は、日本解放の第二期における工作目標に過ぎず、 その実現は第三期の「日本人民民主共和国」樹立の為の手段に過ぎない。 共和国樹立へ直結した、一貫的計画の元に行われる連合政府工作でなければ、行う意義は全くない。 3-2.議員を個別に掌握 下記により国会議員を個別に掌握して、秘密裏に本工作員の支配下に置く。 A.第一期工作組がすでに獲得したものを除き、残余の議員全員に対し接触線を最少4線設定する。 B.上の他、各党の役職者及び党内派閥の首長、有力者については、その秘書、家族、強い影響力を持つ者の3者に、 個別に接触線を最少2線設定する。 C.上の接触線設定後、各線を経て知り得る全情報を整理して、「議員身上調査書」の拡充を期し、 公私生活の全貌を細大漏さず了解する。 D.右により各党毎の議員を「掌握すべき者」と「打倒排除すべき者」に区別し、「掌握すべき者」については 「連合政府の樹立にのみ利用しうる者」「連合政府樹立より共和国成立に至る過渡期においても利用し得る者」とに区別する。 ここに言う「打倒・排除」とは、その議員の党内における勢力を削ぎ、発言権を低下せしめ、孤立に向かわせることを言う。 E.「掌握」又は「打倒」は調査によって明らかとなったその議員の弱点を利用する。 金銭、権力、名声等、欲するものを与え、又は約束し、必要があれば中傷、離間、脅迫、秘している私事の暴露等、 いかなる手段を使用してもよい。 敵国の無血占領が、この一事に懸っていることを思い、いかなる困難、醜悪なる手段も厭うてはならず、 神聖なる任務の遂行として、やり抜かねばならない。 3-3.招待旅行 上の接触線設置工作と並行して議員及び秘書を対象とする、我が国への招待旅行を下の如く行う。 A.各党別の旅行団。団体の人数は固定せず、実情に応じて定める。但し、団体構成の基準を、「党内派閥」「序列」 「年齢」「地域別」「その他」そのいずれかにおくかは慎重に検討を加え、工作員の主導の元に、 我が方に有利になる方法を採らしむるよう、工作せねばならない。 B.党派を超えた議員旅行団。議員の職業、当選回数、選挙区、選挙基盤団体、出身校を子細に考慮し、 多種多様の旅行団を組織せしめる。 C.駐日大使館開設後1年以内に、全議員を最低1回、我が国へ旅行せしめねばならない。 自民党議員中の反動極右分子で招待旅行への参加を拒む者に対しては、費用自弁の個人旅行、 議員旅行団以外の各種団体旅行への参加等、形式の如何を問わず、我が国へ一度旅行せしめるよう工作せねばならない。 D.旅行で入国した議員、秘書の内、必要なる者に対して、国内で「C・H・工作」を秘密裏に行う。 3-4.対自民党工作 A.基本方針 自民党を解体し、多数の小党に分裂せしめる。 自民党より、衆議院では60名前後、参議院では10余名を脱党せしめて、連合政府を樹立するというが如き、 小策を取ってはならないことは先に述べた所であるが、右派、左派の二党に分裂せしめることも好ましくない。 これは、一握りの反動右翼分子が民族派戦線結成の拠点として、右派自民党を利用する可能性が強いからである。 従って、多数の小党に分裂する如く工作を進めねばならず、又表面的には思想、政策の不一致を口実としつつも、 実質的には権力欲、利害による分裂であることが望ましく、少なくとも大衆の目にはそう見られるよう工作すべきである。 B.手段 ①自民党内派閥の対立を激化せしめる。 自民党総裁選挙時における派閥の権力闘争は常に見られる現象で通常は総選挙を経て若干緩和され、 一つの党として受けて曲りなりにも保持していく。 今回はそれを許してならない。田中派と福田派の対立の継続と激化、田中派と大平派、三木派、三派の離間、 中間五派の不満感の扇動等を主点として、第一期工作組は工作を展開中である。 総選挙後、若干の変動があっても、派閥の対立を激化せしむるという工作の原則は変わらない。 ②派閥対立を激化せしめる最も有効な方法は、党内の非主流派となって政治活動資金の調達に困難を生じている各派に 個別に十分な政治資金を与えることである。 政治献金は合法であり、これを拒む政治家はいない。問題は方法のみであり、工作員からAへ、AからBへ、 BからCへ、CからDへ、Dから議員又は団体という如く間接的に行うのは言う迄もない。 ③先に述べた議員個人の掌握は、それ自体が連合政府樹立の有効な手段となるが、派閥対立激化についても 活用するのはもとよりである。 3-5.対社会・公明・民社各党工作 A.基本方針 ①各党内の派閥闘争を激化せしめ、工作による操縦を容易ならしめる。派閥というに足る派閥なき場合は、 派閥を形成せしめる工作を行う。但し、党を分裂せしめる必要はなく、分裂工作は行わない。 ②日本共産党を含めた野党共闘を促進する。 B.手段 自民党の項に同じ。 3-6.「政党工作組」で統轄 対政党工作は「連合政府樹立工作」の中心をなすものであり、本工作組に政党工作部を設け、その下部機構を、 自民党班、社会党班、公明党班、民社党班の四班に分かち、各班毎に派閥名を冠した派閥小組を設ける。 第4.極右極左団体工作 4-1.対極右団体工作 我が党は日本解放、日本人民共和国樹立工作を進めるに当たって、日本の極右団体に対する対策は必要であるか? 必要だとすればいかなる対策をたてて工作を進めるべきか? 第一に認識しなければならない彼我の関係は、彼等は利用し得べき中間層に属するものではなく、 水火相容れざる敵であることである。 では、彼等の現有勢力はどうか? 東京における極右団体数は約180余。シンパも含めて人数は約40万、全国には1人1党的なものも含めれば約800団体、 総数100万未満で問題にするには足りない。 世論の動向はどうか? 我が方は、逸早く「マスコミ」を掌握して、我に有利なる世論作りに成功した。 敗戦日本を米帝が独占占領したことは悪質極まる罪悪であるが、米帝が日本の教育理念、制度を徹底的に破壊し、 国家・民族を口にすることが、あの悲惨な敗戦を齎した軍国主義に直結するものであると教育せしめたことは、 高く評価されねばならない。 極右は、嘗て輝かしい成果を収めたように、「国家」「民族」というスローガンで民衆に近づく道を封じられているである。 否、彼等がそれを強調すればする程、民衆は彼等から離れていくのである。 800に分裂し、マスコミを敵とし、直接に民衆へ呼び掛けても、効果が上がらぬ彼等は、翼なきタカであるか? 工作の対象として取り上げるに値しないものであるか? ここで我々は、日本解放工作の最も困難なる点、即ち、我が方の弱点の所在を十分に承知しておかなければならない。 ①国会議員の過半数を工作組の掌握下に置き、国会での首班指名選挙で、我が方の望む人物を選出させ、 連合政府を成立させることは合法行為で可能である。 ②右は日本人大衆の意志とは、関連なく行い得る。 ③マスコミは右の工作が順調に進むよう、背後に隠れ全面的に支援する。 上の3点から連合政府樹立については、極右勢力がその阻害の素因となる恐れは殆どない。 もし彼等が連合政府樹立前に武装反革命戦を惹き起こせば、世論の総攻撃を受け、日本官憲によって 弾圧粉砕されることは間違いない。 問題は、連合政府樹立直後の民心の大変化にある。大衆は「連合政府・・共和国成立」という革命図式がデマでなく 真実だと直感するであろう。 彼等を騙し続けてきたマスコミへの怒り、彼等の意志を完全に無視して首班指名選挙を行った議員への怒り、 生活様式が一変するという恐怖感、これらが組織されて爆発したらどうなるのか? この時点で、統一された、組織を操る極右勢力が存在すれば、これ程大きな危険はない。 彼等の微小な力「一」は、たちまちにして「百」「千」となろう。大衆は、彼等の武装決起に背を向けないどころか、 それを望み、それに投じるであろう。もとより、最後の勝利は我が方に帰するが、一時的にせよ、内戦は避けられず、 それは我々の利益とはならない。 以上の分析に従えば、対策は自ずから決まってくる。 A.極右のマスコミ奪回の反激戦に対しては、常に先手をとって粉砕せねばならない。 B.極右団体の大同団結、乃至は連携工作を絶対に実現せしめてはならない。凡ゆる離間、中傷工作を行って、 彼等の感情的対立、利害の衝突を激化させねばならぬ。 C.各団体毎に、早期に爆発せしめる。彼等の危機感をあおり、怒りに油を注ぎ、行動者こそ英雄であると焚き付け、 日本の政界、マスコミ界、言論人等の進歩分子を対象とする暗殺、襲撃はもとより、我が大使館以下の公的機関の爆破等を 決行するよう、接触線を通じて誘導する。 我が公的機関の爆破は建物のみの損害に留め得るよう、準備しておけば実害はない。 事後、日本政府に対して厳重抗議し、官憲をして、犯人の逮捕はもとより、背後団体の解散をなさしめ、賠償を要求し、 マスコミには、全力を挙げて攻撃させ、人民の右派嫌悪を更に高め、定着させる。 D.右のため、必要な経費と少量の米製武器弾薬を与える。これは蒋介石一派が日本の極右に資金・武器を与えたのである、 と日本官憲に信じ込ませる如く工作して、二重の効果を生むよう配慮せねばならない。 E.本工作は工作組長自ら指揮する直属機関「P・T・機関」をして実施せしめる。 4-2.対極左団体工作 A.学生極左団体は、一定任務を与え得ない団体(又は個人)と一定任務を与え得る者と区別して利用する。 B.前者には、資金・武器を与えて小規模な武装暴動を頻発せしめ、全国的な社会不安を高めると共に、 日本官憲をして奔命に疲れせしめる。犯人及び直接関係者は、駐日大使館において保護し、 必要ある場合は我が国の船舶で中国に逃亡せしめる。 C.後者には、各階層の極右分子中、我が工作の著しい阻害となる者に対しての暗殺・脅迫・一時的監禁等を使用する。 その保護については前項に同じ。 D.前二項に関連して起きる、日本官憲による我が大使館への「犯人引き渡し要求」又は「捜査への協力要請」は、 その事実無し、必要無しとして断固拒否する。 続いて、マスコミの全力を挙げて官憲の不当を攻撃せしめ、日本政府へは、国交断絶も辞せずと圧力を加え、 官憲の要求を制約せしめる。 E.逮捕された犯人に対する援助は一切行ってはならない。又、その犯人との接触に使用した中間連絡者に対しては、 直ちに「P・T・機関」をして必要、適切なる処置を構ぜしめ、官憲の追跡捜査を許してはならない。 F.本工作は、対極右工作と共に「P・T・機関」をして実施せしめる。 第5.在日華僑工作 5-1.華僑の階級区分 約5万3千名に上る在日中国人は、現在の思想、言動を問わず、本質的には資産階級、小資産階級に属する階級の敵であって、 無産階級も同志ではない。 しかし日本人民共和国成立以前においては、彼等を「階級の敵」と規定してはならず、統一戦線工作における 「利用すべき敵」に属するものとして規定し、利用し尽くさなければならない。 5-2.工作の第一歩・・逃亡防止 国交正常化が近づくにつれて、彼等は必然的に動揺し不安を感じる。不安の第1は、我が駐日大使館開設後、 祖国へ帰国させられるのではないか? その際、在日資産を処分して得た携帯又は送金外貨を帰国後、中国銀行に預金させられ封鎖されるのではないか、 との不安である。 第2は、蒋介石一派の言動をとっていた者、及び「台湾独立運動」に従事していた者の罪を恐れる恐怖不安である。 これに対し、「居住の許可、私有財産の保護は日本政府の保証する所であり、中共大使館の干渉し得ざる内政干渉があること」 「民主国日本においては、思想・言動の自由が保護されており、それが外国人に及ぶことは、 国府大使館時代の実例で証明されていること」等を挙げて、第一期、第二期工作員と共に、彼らの不安解消に全力を挙げ、 彼等に日本残留を決定せしめなければならない。 対在日華僑対策の第一歩は、彼等を掌握して利用する為に日本ヘ留めることであり、決して台湾又は東南アジア各地へ 逃亡させてはならない。 5-3.工作の第二歩・・青少年把握 工作の第二歩は、華僑の小・中・高校・大学等の生徒学生及び青年を、先ず掌握することである。 A.駐日大使館開設と同時に、大使自ら各地の華僑学校へ赴き、祖国からの贈物として、施設拡充に十分なる寄付金を 無条件で与え使用させる。 同時に、政治色のない図書館を大量に寄付する。 B.祖国から来日するスポーツ選手団の試合、各種の公演、展覧会に、青少年を無料で招待する。 C.華僑学校へ女性の中国教師1名を派遣する。 この一切の費用は大使館で負担する。教師は初期においては一切、思想・政治教育を行わず、忠実熱心な教員として 全生徒の信望を勝ちとることに全力を尽くす。 続いて、語学教育を通じて、全生徒に祖国愛を抱かせること、及び生徒を通じて自然にその家族の状況を知ることの 2点を任務に加える。 教員数も、教員に与える任務も漸増するが、その時期を誤ってはならない。 D.祖国観光旅行。派遣教員による生徒の掌握が進んだ時点で、祖国観光旅行へ招待する。 この後、次第に、政治・思想教育を行って青少年を完全に掌握する。 5-4.国籍の取得 A.駐日大使館開設後直ちに、在日華僑の中国国籍の取得、パスポート発給申請の受理を開始するが、 決して強制してはならず、且つ受理期間を制限してはならない。 飽く迄も、彼等が個人の意志で決定し、自発的に申請するという形式を取らせねばならぬ。 時間が掛かることは問題とするに足らない。 掌握せる青少年に「中国人が中国の国籍を取るのは当然のことである」との考えが徹底すれば、彼等は自然に両親を説得する。 これ青少年の自発行為であり、子供と共に行動する親の行為も又自発的行為であることは言う迄もない。 B.日本政府に対しては「在日中国人の国籍問題について」の秘密交渉申し入れ、下記を要求する。 ①在日中国人の日本への帰化を認めてはならないこと。 ②在日中国人で中国国籍を取得せず、無国籍者を自称する者に対しては、各地の在日居留期間が満期となる際、 居留期間の政治延長許可を与えてはならないこと。 ③蒋介石一派が発給するパスポートを認めない。その所持者に、日本居住を許可してはならないし、 旅行入国をも認めてはならない。 中国人について、2種類のパスポートを認めることは、2つの中国を作る陰謀に該当する最も悪質な 反中行為であることを認めること。 5-5.中国銀行の使用を指定 A.在日華僑の大部分は商人であり、その年商総額は約1兆円に達している。駐日大使館開設と同時に、 日本に進出して各地に支店を設ける中国銀行は、中国との貿易に従事する全ての日本商社に口座を開設せしめる他、 華僑については、その大部分の資産を中国銀行へ預金せしめる如く工作せねばならない。 B.資産階級は狡猾無比で、資産を分散隠匿して保全を図る習性を持つ動物である。正面からの説得で、 取引銀行を中国銀行一本に絞ることはあり得ない。 青少年の掌握、国籍取得がゆきわたり、日本政府が我が方の国籍問題についての要求を入れ、最早我が大使館の意志に 抗し移行することは困難となった段階で、下の諸点を実施する。 ①「祖国の銀行を使おう」「事実で素朴への忠実を示そう」等のスローガンの元に「中国銀行への預金運動」を 華僑自体に展開させる。 青少年に運動の先鋒隊として宣伝、説得工作をなさしめると共に、父母の言動を監視せしめ、実行しない場合は摘発せしめる。 ②預金を中央銀行一本に絞らなければ、パスポートの有効期限の延長申請を大使館は受理しないであろう、 と意識的なデマを口から口へ伝えて、「延長申請が許可とならねば無国籍となって日本に居住できない」との不安を煽る。 ③華僑仲間の密告を「祖国への忠誠行為」として奨励することを暗示する。 5-6.政治・思想教育 国籍を取得し、預金を中国銀行に集中せしめた後において、5万3千の華僑を、日本解放の為の一戦力となすべく、 政治教育、思想教育を開始する。 5-7.「華僑工作部」で統轄 本工作に「華僑工作部」を設け、全工作を統轄せしめる。 C.統轄事項 C-1.派遣員数・身分・組員の出身 本工作員の組員は、組長以下約2千名を以て組織する。大使館開設と同時に8百名、乃至1千名を派遣し、以後、漸増する。 組長以下全員の公的身分は「大使館員」「新華社社員」「各紙特派員」「中国銀行員」「各種国営企業代表又は派遣員」 「教員」の身分で赴任する。 組員は、その公的身分の如何に拘らず、全て本工作組長のみの指揮を受け、工作組の工作に専従する。 組員は、一部の責任者、及び特殊工作を行う者の他、全員「第48党校」日本部の出身中より選抜する。 C-2.経費 本工作での必要経費は、全て中国銀行東京支店より支出される。 中国銀行は、日本国内で華僑及び日本商社より吸収する資金中、銀行業務の維持に必要なる額を除き、 残余は全額、本工作の為に支出する。 華僑預金は、日本人民民主共和国成立後は、全額没収するものであるから、将来において預金者に返還することを 考慮に入れておく必要はない。 本工作組長は、常に中国銀行東京支店、党支部書記と密接に連絡し、資金運用の円滑を図らねばならない。 C-3.指令・関係文献の取扱い A.本指令、及び工作組織系統表、工作員名簿等の下達は、組長、副組長のみに限定する。 B.関係文献は全て組長自ら保管する。 C.関係文献の複印、筆写は厳禁する。 D.工作組の各部責任者に対しては、訓練期問中に、組長より個別にその所管事項について、指令内容を伝え記憶せしめる。 E.組員に対しては、その所属する各部責任者が、その組員に担当せしめんとする事項についてのみ教育訓練する。 (以上)
https://w.atwiki.jp/battle-operation/pages/1923.html
このページは何? 投票期間 投票対象 投票ルール 投票結果 コメント欄 このページは何? 明日の上位レベル期待を予想して 松の内 終了に備えよう! 既存兵装の武器レベルも解放... これは!? 投票期間 2015.1.7 ~ 2014.1.8 13 59 投票対象 投票開始時までに実装されている全MS ワッパ・武器・搭乗人物は含みません 投票ルール 同一IPからの投票は 2時間に1回 . 2時間後に投票できない時は cookieを削除 してね! 投票結果 順位 MS名 得票数 得票率 1 ゲルググM指揮官用 14 14% 2 グフ・カスタム 13 13% 3 アクト・ザク 8 8% 4 イフリート・ナハト 8 8% 5 ガンダムEz8 6 6% 6 ラムズゴック 6 6% 7 ガルバルディα 4 4% 8 ザクⅡ改(Bタイプ) 4 4% 9 ヅダ 4 4% 10 イフリート 3 3% 11 ガンダム・ピクシー 3 3% 12 ペイルライダー 3 3% 13 アレックス 2 2% 14 イフリート改 2 2% 15 ケンプファー 2 2% 16 ジム・スナイパーⅡ 2 2% 17 ジーライン・ライトアーマー 2 2% 18 パワード・ジム 2 2% 19 G-3ガンダム 1 1% 20 ガンダム試作1号機 1 1% 21 ギガン 1 1% 22 ゲルググJ 1 1% 23 ザクⅡFS型(シン・マツナガ機) 1 1% 24 ジム 1 1% 25 ジム・コマンド 1 1% 26 ジム寒冷地仕様 1 1% 27 先行量産型ゲルググ 1 1% 28 「先行配備」ザクⅡFS型 0 0% 29 「先行配備」ザクⅡ(重装備仕様) 0 0% 30 「先行配備」ジム・ライトアーマー 0 0% 31 「先行配備」陸戦型ジムWR装備 0 0% 32 アクア・ジム 0 0% 33 アッガイ 0 0% 34 イフリート(シュナイド機) 0 0% 35 ガンキャノン 0 0% 36 ガンキャノンSML装備 0 0% 37 ガンキャノンⅡ 0 0% 38 ガンキャノン重装型 0 0% 39 ガンタンク 0 0% 40 ガンタンクⅡ 0 0% 41 ガンダム 0 0% 42 ガンダム試作2号機(BB仕様) 0 0% 43 ギャン 0 0% 44 グフ 0 0% 45 ゲム・カモフ 0 0% 46 ゲルググ 0 0% 47 ゲルググM 0 0% 48 ゲルググ・キャノン 0 0% 49 ザクⅠ 0 0% 50 ザクⅠ・スナイパータイプ 0 0% 51 ザクⅠ・スナイパータイプ指揮官用 0 0% 52 ザクⅡ 0 0% 53 ザクⅡF2型 0 0% 54 ザクⅡFS型 0 0% 55 ザクⅡS型 0 0% 56 ザクⅡ改 0 0% 57 ザクⅡ(重装備仕様) 0 0% 58 ザクタンク(砲撃仕様) 0 0% 59 ザク・キャノン 0 0% 60 ザク・キャノン(ラビットタイプ) 0 0% 61 ザク・デザートタイプ 0 0% 62 ジムSCシモダ小隊仕様 0 0% 63 ジムSPⅡWD隊仕様 0 0% 64 ジムWD隊仕様 0 0% 65 ジム・ガードカスタム 0 0% 66 ジム・キャノン 0 0% 67 ジム・キャノンⅡ 0 0% 68 ジム・ストライカー 0 0% 69 ジム・スナイパー 0 0% 70 ジム・スナイパーカスタム 0 0% 71 ジム・ナイトシーカー 0 0% 72 ジム・ナイトシーカーⅡ 0 0% 73 ジム・ライトアーマー 0 0% 74 ジム改 0 0% 75 ジュアッグ 0 0% 76 ジーライン・スタンダードアーマー 0 0% 77 スレイヴ・レイス 0 0% 78 ズゴック 0 0% 79 ズゴックE 0 0% 80 ゾゴック 0 0% 81 デザート・ジム 0 0% 82 ドム 0 0% 83 ドム・トローペン 0 0% 84 ドム(重装備仕様) 0 0% 85 ドワッジ 0 0% 86 フルアーマーガンダム 0 0% 87 ブルーディスティニー1号機 0 0% 88 ブルーディスティニー2号機 0 0% 89 ブルーディスティニー3号機 0 0% 90 プロトタイプガンダム 0 0% 91 ペズン・ドワッジ 0 0% 92 マドロック 0 0% 93 量産型ガンキャノン 0 0% 94 量産型ガンタンク 0 0% 95 陸戦型ガンダム 0 0% 96 陸戦型ガンダムWR装備 0 0% 97 陸戦型ガンダム(ジム頭) 0 0% 98 陸戦型ゲルググ 0 0% 99 陸戦型ゲルググ指揮官用 0 0% 100 陸戦型ジム 0 0% 101 陸戦型ジムWR装備 0 0% 投票総数 97 正解者はお一人! 凄い! ▲トップに戻ります▲ コメント欄 過去ログ 1 名前 穏やかな時の流れを感じる・・・ - 名無しさん 2015-03-25 13 13 13 ピクシーがいまだにLv5止まりなのをさっき気づいたw - 名無しさん 2015-01-09 18 51 11 1位2位ともに投票率が2桁なのに、22位(投票1人)と76位(投票数・・・ゼロ!!!)の機体に負けるんだもんなぁ。ほんと選定方法理解できん。 - 名無しさん 2015-01-09 18 50 17 運営に期待した俺がバガだったということか、あの運営のやることだもんな。あーあしらけるなこりゃ。 - 名無しさん 2015-01-08 18 33 46 バガ☓ バカ◯ あーはっず - 木主 2015-01-10 02 02 08 ドクトルG消すんじゃねえよ - 名無しさん 2015-01-08 15 35 41 ガンダムと全くかんけーねーじゃねーか! - 名無しさん 2015-01-08 17 49 01 関係あるわーー! - 名無しさん 2015-01-09 10 58 56 GSTとゲルJとか誰得だよ。こんな機体より解放する機体いっぱいあるだろうに。つか良い加減格闘機解放しろや糞運営 - 名無しさん 2015-01-08 14 47 07 ほんとにね。運営がいかにプレイヤーを大事にしていないかがよくわかる投票結果ですね。 - 名無しさん 2015-01-08 17 38 23 ラムちゃんが無制限で活躍出来るようにと祈りを込め、投票 - 名無しさん 2015-01-08 13 53 52 ヅダはレベル7来てほしい気持ちは十二分に理解できるが、対艦ライフル来たばっかりだから無いよ - 名無しさん 2015-01-08 13 31 29 主兵装と同時解放だからN横 グフカスorパジム ガバガバの可能性高い - 名無しさん 2015-01-08 09 58 04 個人的には砂2に来て欲しいが、予想的にはグフカス環八もしくはアクトG3かなー? - 名無しさん 2015-01-08 06 42 49 追記 あっ!でも指揮Mがそろそろ来るかもしれない・・・わからんが・・w - 名無しさん 2015-01-08 06 43 52 明日はグフカスでマドロックをバリバリできるのか...胸が熱いな - 伏流 2015-01-07 23 11 16 明日からN横でN横されるのか、腹が痛くなるな...(キリキリ) - 名無しさん 2015-01-07 23 29 31 N横で横横される可能性も微レ存? - 伏流 2015-01-07 23 33 17 N横しないN横なんてN横じゃない! - 名無しさん 2015-01-07 23 52 56 N横によるN横のためのN横か... - 名無しさん 2015-01-08 00 22 32 違う、N横のN横によるN横のためのN横だ! - 名無しさん 2015-01-08 01 05 15 of the peopleが抜けた...すまんな. - 伏流 2015-01-08 01 58 49 N横がゲシュタルト崩壊した - 名無しさん 2015-01-08 12 57 42 兵装も開放されるのがポイントだからEz-8グフカスかアレケンはあるかもしれないな - 名無しさん 2015-01-07 19 07 55 アクトとG-3が解放されて武器はアクトビーとブルパップな可能性が微レ存…… - 名無しさん 2015-01-08 00 18 30 今年最初の上位レベル解放予想. - 伏流 2015-01-07 17 31 32 ʕ •ᴥ•ʔ ʕ·ᴥ· ʔ <「シマゲルしかないよね~!(願望)」「ね~!(欲望)」 - 伏流 2015-01-07 17 39 37 そう思って表入れてきましたよ。きっとくるよねー( ^γ^) - 名無しさん 2015-01-07 18 12 33 残念ながら武器の上位レベルが来るから指揮Mは望み薄だね。あの辺の機体は機体LV4が来ても武器はLV3で据え置きのパターンだから。 - 名無しさん 2015-01-07 20 42 37 夢を壊さないでくれ~! ってのはおいといて,アレックスやFAは武器課金レベルが先に来てるようですね.ケンプのSGは武器実装時にLv4が実装されてましたけど.マドロックやペドワと同じなら機体Lv5と一緒に課金武器ですかね.そういやガルのBR来てないな... - 伏流 2015-01-07 21 28 25 最新の20件を表示しています.全てのコメントを見る ▲トップに戻ります▲
https://w.atwiki.jp/nomorefictions/pages/4.html
http //www39.atwiki.jp/civil_defense/pages/75.html 概要 「日本解放第二期工作要綱」とは 日本解放第二期工作要綱(にほんかいほうだいにきこうさくようこう)とは、中国共産党による対日工作活動が記されいるとされる文書で、歴史家で右翼思想家の西内雅が1972年にアジア諸国を歴訪した際に入手したものであると國民新聞で伝えられたものである。 入手した経緯、年代については、西内が経営していた香港の日本語学校で1972年に偶然生徒から提供されたと書いている一方、別の場所ではアジア諸国を歴訪中の1973年に入手したとも述べている。 本物か偽書か 現在流布しているのは、西内本人が公表したと思われる、日本語に翻訳された文章である。 全文は國民新聞HPで見ることができるが、中国語原文は載っていない。 産経新聞記者の阿比留瑠比は「『日本解放第二期工作要綱』は本物なのでしょうか」と題して「本物だったら怖いし、偽文書であったなら、よくできている」と述べている。 “第二期”があるわけだから“第一期―”も存在して当然だが、未だ発見されていない。 公表されている日本語文の内容については、当時日本共産党と犬猿の仲であった中国共産党が「民主連合政府」の成立を望むはずがない、あるいは、「極左」という表現を当時の中国共産党が使うはずがない、との批判もある。 出典 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』:「日本解放第二期工作要綱」より 関連リンク 國民新聞ウェブサイトより、中国共産党「日本解放第二期工作要綱」 阿比留瑠比氏ブログより「『日本解放第二期工作要綱』は本物なのでしょうか A.基本戦略・任務・手段 A-1.基本戦略 我が党は日本解放の当面の基本戦略は、日本が現在保有している国力の全てを、我が党の支配下に置き、我が党の世界解放戦に奉仕せしめることにある。 A-2.解放工作組の任務 日本の平和解放は、下の3段階を経て達成する。 イ.我が国との国交正常化(第一期工作の目標) 口.民主連合政府の形成(第二期工作の目標) ハ.日本人民民主共和国の樹立・天皇を戦犯の首魁として処刑(第三期工作の目標) 田中内閣の成立以降の日本解放第二期工作組の任務は、上の第口項、即ち「民主連合政府の形成」の準備工作を完成することにある。 A-3.任務達成の手段 本工作組の任務は、工作員が個別に対象者に接触して、所定の言動を、その対象者に行わしめることによって達成される。 即ち、工作者は最終行動者ではなく、隠れた使喉者、見えざる指揮者であらねばならない。以下に示す要領は、全て対象者になさしめる言動の原則を示すものである。 本工作の成否は、終始、秘密を保持しうるかどうかに懸かっている。よって、工作員全員の日本入国身分の偽装、並びに工作上の秘密保持方法については、別途に細則を以て指示する。 B.工作主点の行動要領 第1.群衆掌握の心理戦 駐日大使館開設と同時になされなければならないのは、全日本人に中国への好感、親近感を抱かせるという、群衆掌握の心理戦である。好感、親近感を抱かせる目的は、我が党、我が国への警戒心を無意識の内に捨て去らせることにある。 これは日本解放工作成功の絶好の温床となると共に、一部の日本人反動極右分子が発する「中共を警戒せよ!日本支配の謀略をやっている」との呼び掛けを一笑に付し、反動極右はますます孤立するという、二重の効果を生むものである。 この為に、以下の各項を速やかに、且つ継続的に実施する。 1-1.展示会・演劇・スポーツ 中国の書画、美術品、民芸品等の展覧会、舞劇団、民族舞踊団、民謡団、雑技団、京劇団の公演、各種スポーツ選手団の派遣を行う。 第一歩は、日本人大衆が中国大陸に対し、今なお持っている「輝かしい伝統文化を持っている国」「日本文化の来源」 「文を重んじ、平和を愛する民族の国」というイメージを掻き立て、更に高まらせることである。 我が国の社会主義改造の誇るべき成果についての宣伝は、初期においては少ない方がよく、全然触れなくても構わない。 スポーツ選手団の派遣は、ピンポンの如く、試合に勝ちうるものに限定してはならず、技術的に劣っている分野の選手団をも数多く派遣し、日本選手に学ぶという率直な態度を示して、好感を勝ち取るべきである。 1-2.教育面での奉仕 A.中国語学習センターの開設。 全国都道府県の主要都市の全てに中国語学習センターを開設し、教師を無報酬で派遣する。 教師は、1名派遣の場合は女性教師、複数の場合は男、女半々とし、全て20歳代の工作員を派遣する。受講者資格は、もとより無制限とし、学費は無料又は極めて小額とする。 B.大学への中国人中国語教師派遣の申し入れ。 中国語学習センターを開設し、日本人青年層に中国語学習熱が高まったところで、私立、公立の大学には個別に、国立大学については日本政府文部省へ中国人中国語教師の派遣を申し入れる。 申し入れを婉曲に拒否した場合は、「我が国の純然たる好意、奉仕の精神に対する非礼」を責めれば、日本のマスコミも大衆も、学生も許さないであろう。 しかし、第1回で全勝を求める必要は無く全国大学の過半数が受け入れればそれで良い。後は自然に受け入れ校は増加していくものである。 C.委員会開設。 「中日文化交流協会」を拡充し、中日民間人の組織する「日中文化教育体育交流委員会」を開設して実施せしめ、我が大使館は、これを正式に支援する方式をとる。 尚、本綱の全ての項目は、初期においては、純然たる奉仕に終始し、いささかも政治工作、思想工作、宣伝工作、組織工作を行ってはならない。 第2.マスコミ工作 大衆の中から自然発生的に沸き上がってきた声を世論と読んだのは、遠い昔のことである。次の時代には、新聞、雑誌が世論を作った。 今日では、新聞、雑誌を含め所謂「マスコミ」は、世論造成の不可欠の道具に過ぎない。マスコミを支配する集団の意思が世論を作り上げるのである。 偉大なる毛主席は「およそ政権を転覆しようとするものは、必ずまず世論を作り上げ、先ずイデオロギー面の活動を行う」と教えている。 田中内閣成立までの日本解放(第一期)工作組は、事実でこの教えの正しさを証明した。日本の保守反動政府を幾重にも包囲して、我が国との国交正常化への道へと追い込んだのは日本のマスコミではない。日本のマスコミを支配下に置いた我が党の鉄の意志とたゆまざる不断の工作とが、これを生んだのである。 日本の保守反動の元凶たちに、彼等自身を埋葬する墓穴を、彼等自らの手で掘らせたのは、第一期工作組員である。田中内閣成立以降の工作組の組員もまた、この輝かしい成果を継承して、更にこれを拡大して、日本解放の勝利を勝ち取らねばならない。 2-1.新聞・雑誌 A.接触線の拡大。 新聞については、第一期工作組が設定した「三大紙」に重点を置く接触線を堅持強化すると共に、残余の中央紙及び地方紙と接触線を拡大する。 雑誌、特に週刊誌については、過去の工作は極めて不十分であったことを反省し、十分な人員、経費を投入して掌握下に置かねばならない。接触対象の選定は「10人の記者よりは、1人の編集責任者を獲得せよ」との原則を守り、編集を主対象とする。 B.「民主連合政府」について。 「民主連合政府」樹立を大衆が許容する温床を作り上げること、このための世論造成、これが本工作を担当する者の任務である。 「民主連合政府」反対の論調を挙げさせてはならぬ。しかし、いかなる方式かを問わず、マスコミ自体に「民主連合政府」樹立の主張をなさしめてはならない。これは、敵の警戒心を呼び覚ます自殺行為に等しい。 「民主連合政府」に関連ある事項を全く報道せず、大衆はこの問題について無知、無関心であることが最も望ましい状態である。 本工作組の工作の進展につれて、日本の反動極右分子が何等の根拠も掴み得ないまま焦慮に耐え得ず、「中共の支配する日本左派勢力は、日本赤化の第一歩として、連合政府樹立の陰謀を進めている」と絶叫するであろう。 これは否定すべきであるか? もとより否定しなければならない。しかし、否定は真正面から大々的に行ってはならず、計画的な慎重な間接的な否定でなければならない。 「極右の悪質なデマで、取り上げるにも値しない」という形の否定が望ましい。 C.強調せしむべき論調の方向 ①大衆の親中感情を全機能を挙げて更に高め、蒋介石一派との関係は完全に断つ方向へ向かわせる。 ②朝鮮民主主義人民共和国並びにベトナム民主共和国との国交樹立を、社説はもとより全紙面で取り上げて、強力な世論の圧力を形成し、政府にその実行を迫る。 ③政府の内外政策には常に攻撃を加えて反対し、在野諸党の反政府活動を一貫して支持する。 特に在野党の反政府共闘には無条件で賛意を表明し、その成果を高く評価して鼓舞すべきである。大衆が異なる政党の共闘を怪しまず、これに馴染むことは、在野諸党の連合政府樹立を許容する最大の温床となることを銘記し、共闘賛美を強力になさしめるべきである。 ④人間の尊重、自由、民主、平和、独立の強調 ここに言う「人間の尊重」とは、個の尊重、全の否定を言う。「自由」とは、旧道徳からの解放、本能の開放を言う。「民主」とは、国家権力の排除を言う。「平和」とは、反戦、不戦、思想の定着促進を言う。「独立」とは、米帝との提携の排除、社帝ソ連への接近阻止をいう。 2-2.テレビとラジオ A.これらは、資本主義国においては「娯楽」であって、政府の人民に対する意志伝達の媒介体ではない。この点に特に留意し、「娯楽」として利用することを主点とすべきである。具体的な方向を示せば、「性の解放」を高らかに謳い上げる劇又は映画、本能を剌激する音楽、歌謡等は望ましい反面、スポーツに名を借りた「根性もの」と称される劇、映画、動画、または歴史劇、映画、歌謡並びに「ふるさとの歌祭り」等の郷土愛、民族一体感を呼び醒ますものは好ましくない。 前者をより多く、後者をより少なく取り上げさせるよう誘導せねばならない。 B.テレビのニュース速報、実況報道の利用価値は極めて高い。画面は真実を伝えるものではなく、作るものである。目的意識を持って画面を構成せねばならない。 C.時事解説・教養番組等については、新聞について述べた諸点がそのまま適用されるが、これは極めて徐々に、少しずつ注意深くなされねばならない。 2-3.出版(単行本) A.我が国への好感、親近感を抱かせるものを、第一に取り上げさせる。風物写真集、随筆、家庭の主婦が興味を抱く料理、育児所の紹介など、受け入れられ易いものを多面に亘って出版せしめる。 B.社会主義、毛沢東思想などに関する理論的著作も好ましい。しかし、我が国の社会主義建設の成果、現況については、極右分子の誹謗を困難ならしめるよう配慮させねばならない。 C.マスコミの主流から締め出された反動極右の反中国の言動は、単行本に出路を求めているが、これは手段を尽くして 粉砕せねばならない。 特に、社会主義建設の途上で生じる、止むを得ない若干の歪み、欠点について、真実を伝えると称してなされる暴露報道を絶対に放置してはならない。これらについては、誹謗、デマで両国関係を破壊するものであるとして、日本政府に厳重に抗議すると共に、出版社主、編集責任者、著者を告訴して根絶を期すべきである。 D.一般娯楽面の出版については「デンマークの進歩を見習え」として、出版界における「性の解放」を大々的に主張せしむべきで、春画、春本の氾濫は望ましい。 E.単行本の出版についての今一つの利用法は「中間層文筆業者」の獲得である。「中間層」とは思想的に純正左派、または右派に属しない、中間の動揺分子を言い、「文筆業者」とは、凡そ文筆を以て世論作りにいささかでも影響を与え得る者全てを言う。彼等に対しては或いは原稿料を与え、或いは出版の支援をなして接近し、まず「政治的・思想的立場の明快さを欠く」中間的著作をなさしめ、徐々に我が陣営へと誘導する。 2-4.マスコミ部を設置し、諸工作を統轄 第3.政党工作 3-1.連合政府は手段 日本の内閣総理は、衆参両院の本会議で首班指名選挙を行って選出される。両院で議員総数の過半を掌握すれば、人民の意志とは関係なく、任意の者を総理となし得るのである。 1972年7月の現況で言えば、自民党の両院議員中、衆議院では約60名、参議院では10余名を獲得して、在野党と同一行動を取らせるならば、野党連合政府は容易に実現する。 しかし、この方式を取るならば、社会党、公明党の発言権を益するに留まり、且つ最大の単独多数党は依然として自民党であり、この2点は純正左派による「日本人民共和国」成立へと進む阻因となることは明らかである。 自民党のみではなく、社会党、公明党、民主社会党もまた、無産階級の政党ではなく、最終的には打倒されるべき階級の敵の政党であることを忘れてはならない。 本工作組に与える「民主連合政府の樹立」という任務は、日本解放の第二期における工作目標に過ぎず、その実現は第三期の「日本人民民主共和国」樹立の為の手段に過ぎない。 共和国樹立へ直結した、一貫的計画の元に行われる連合政府工作でなければ、行う意義は全くない。 3-2.議員を個別に掌握 下記により国会議員を個別に掌握して、秘密裏に本工作員の支配下に置く。 A.第一期工作組がすでに獲得したものを除き、残余の議員全員に対し接触線を最少4線設定する。 B.上の他、各党の役職者及び党内派閥の首長、有力者については、その秘書、家族、強い影響力を持つ者の3者に、個別に接触線を最少2線設定する。 C.上の接触線設定後、各線を経て知り得る全情報を整理して、「議員身上調査書」の拡充を期し、公私生活の全貌を細大漏さず了解する。 D.右により各党毎の議員を「掌握すべき者」と「打倒排除すべき者」に区別し、「掌握すべき者」については「連合政府の樹立にのみ利用しうる者」「連合政府樹立より共和国成立に至る過渡期においても利用し得る者」とに区別する。 ここに言う「打倒・排除」とは、その議員の党内における勢力を削ぎ、発言権を低下せしめ、孤立に向かわせることを言う。 E.「掌握」又は「打倒」は調査によって明らかとなったその議員の弱点を利用する。 金銭、権力、名声等、欲するものを与え、又は約束し、必要があれば中傷、離間、脅迫、秘している私事の暴露等、いかなる手段を使用してもよい。 敵国の無血占領が、この一事に懸っていることを思い、いかなる困難、醜悪なる手段も厭うてはならず、神聖なる任務の遂行として、やり抜かねばならない。 3-3.招待旅行 上の接触線設置工作と並行して議員及び秘書を対象とする、我が国への招待旅行を下の如く行う。 A.各党別の旅行団。団体の人数は固定せず、実情に応じて定める。但し、団体構成の基準を、「党内派閥」「序列」「年齢」「地域別」「その他」そのいずれかにおくかは慎重に検討を加え、工作員の主導の元に、我が方に有利になる方法を採らしむるよう、工作せねばならない。 B.党派を超えた議員旅行団。議員の職業、当選回数、選挙区、選挙基盤団体、出身校を子細に考慮し、多種多様の旅行団を組織せしめる。 C.駐日大使館開設後1年以内に、全議員を最低1回、我が国へ旅行せしめねばならない。 自民党議員中の反動極右分子で招待旅行への参加を拒む者に対しては、費用自弁の個人旅行、議員旅行団以外の各種団体旅行への参加等、形式の如何を問わず、我が国へ一度旅行せしめるよう工作せねばならない。 D.旅行で入国した議員、秘書の内、必要なる者に対して、国内で「C・H・工作」を秘密裏に行う。 3-4.対自民党工作 A.基本方針 自民党を解体し、多数の小党に分裂せしめる。 自民党より、衆議院では60名前後、参議院では10余名を脱党せしめて、連合政府を樹立するというが如き、小策を取ってはならないことは先に述べた所であるが、右派、左派の二党に分裂せしめることも好ましくない。 これは、一握りの反動右翼分子が民族派戦線結成の拠点として、右派自民党を利用する可能性が強いからである。 従って、多数の小党に分裂する如く工作を進めねばならず、又表面的には思想、政策の不一致を口実としつつも、実質的には権力欲、利害による分裂であることが望ましく、少なくとも大衆の目にはそう見られるよう工作すべきである。 B.手段 ①自民党内派閥の対立を激化せしめる。 自民党総裁選挙時における派閥の権力闘争は常に見られる現象で通常は総選挙を経て若干緩和され、一つの党として受けて曲りなりにも保持していく。 今回はそれを許してならない。田中派と福田派の対立の継続と激化、田中派と大平派、三木派、三派の離間、中間五派の不満感の扇動等を主点として、第一期工作組は工作を展開中である。 総選挙後、若干の変動があっても、派閥の対立を激化せしむるという工作の原則は変わらない。 ②派閥対立を激化せしめる最も有効な方法は、党内の非主流派となって政治活動資金の調達に困難を生じている各派に個別に十分な政治資金を与えることである。 政治献金は合法であり、これを拒む政治家はいない。問題は方法のみであり、工作員からAへ、AからBへ、BからCへ、CからDへ、Dから議員又は団体という如く間接的に行うのは言う迄もない。 ③先に述べた議員個人の掌握は、それ自体が連合政府樹立の有効な手段となるが、派閥対立激化についても活用するのはもとよりである。 3-5.対社会・公明・民社各党工作 A.基本方針 ①各党内の派閥闘争を激化せしめ、工作による操縦を容易ならしめる。派閥というに足る派閥なき場合は、派閥を形成せしめる工作を行う。但し、党を分裂せしめる必要はなく、分裂工作は行わない。 ②日本共産党を含めた野党共闘を促進する。 B.手段 自民党の項に同じ。 3-6.「政党工作組」で統轄 対政党工作は「連合政府樹立工作」の中心をなすものであり、本工作組に政党工作部を設け、その下部機構を、自民党班、社会党班、公明党班、民社党班の四班に分かち、各班毎に派閥名を冠した派閥小組を設ける。 第4.極右極左団体工作 4-1.対極右団体工作 我が党は日本解放、日本人民共和国樹立工作を進めるに当たって、日本の極右団体に対する対策は必要であるか? 必要だとすればいかなる対策をたてて工作を進めるべきか? 第一に認識しなければならない彼我の関係は、彼等は利用し得べき中間層に属するものではなく、水火相容れざる敵であることである。 では、彼等の現有勢力はどうか? 東京における極右団体数は約180余。シンパも含めて人数は約40万、全国には1人1党的なものも含めれば約800団体、総数100万未満で問題にするには足りない。 世論の動向はどうか? 我が方は、逸早く「マスコミ」を掌握して、我に有利なる世論作りに成功した。 敗戦日本を米帝が独占占領したことは悪質極まる罪悪であるが、米帝が日本の教育理念、制度を徹底的に破壊し、国家・民族を口にすることが、あの悲惨な敗戦を齎した軍国主義に直結するものであると教育せしめたことは、高く評価されねばならない。 極右は、嘗て輝かしい成果を収めたように、「国家」「民族」というスローガンで民衆に近づく道を封じられているである。否、彼等がそれを強調すればする程、民衆は彼等から離れていくのである。 800に分裂し、マスコミを敵とし、直接に民衆へ呼び掛けても、効果が上がらぬ彼等は、翼なきタカであるか? 工作の対象として取り上げるに値しないものであるか? ここで我々は、日本解放工作の最も困難なる点、即ち、我が方の弱点の所在を十分に承知しておかなければならない。 ①国会議員の過半数を工作組の掌握下に置き、国会での首班指名選挙で、我が方の望む人物を選出させ、連合政府を成立させることは合法行為で可能である。 ②右は日本人大衆の意志とは、関連なく行い得る。 ③マスコミは右の工作が順調に進むよう、背後に隠れ全面的に支援する。 上の3点から連合政府樹立については、極右勢力がその阻害の素因となる恐れは殆どない。もし彼等が連合政府樹立前に武装反革命戦を惹き起こせば、世論の総攻撃を受け、日本官憲によって弾圧粉砕されることは間違いない。 問題は、連合政府樹立直後の民心の大変化にある。大衆は「連合政府・・共和国成立」という革命図式がデマでなく真実だと直感するであろう。彼等を騙し続けてきたマスコミへの怒り、彼等の意志を完全に無視して首班指名選挙を行った議員への怒り、生活様式が一変するという恐怖感、これらが組織されて爆発したらどうなるのか? この時点で、統一された、組織を操る極右勢力が存在すれば、これ程大きな危険はない。彼等の微小な力「一」は、たちまちにして「百」「千」となろう。大衆は、彼等の武装決起に背を向けないどころか、それを望み、それに投じるであろう。もとより、最後の勝利は我が方に帰するが、一時的にせよ、内戦は避けられず、それは我々の利益とはならない。 以上の分析に従えば、対策は自ずから決まってくる。 A.極右のマスコミ奪回の反激戦に対しては、常に先手をとって粉砕せねばならない。 B.極右団体の大同団結、乃至は連携工作を絶対に実現せしめてはならない。凡ゆる離間、中傷工作を行って、彼等の感情的対立、利害の衝突を激化させねばならぬ。 C.各団体毎に、早期に爆発せしめる。彼等の危機感をあおり、怒りに油を注ぎ、行動者こそ英雄であると焚き付け、日本の政界、マスコミ界、言論人等の進歩分子を対象とする暗殺、襲撃はもとより、我が大使館以下の公的機関の爆破等を 決行するよう、接触線を通じて誘導する。 我が公的機関の爆破は建物のみの損害に留め得るよう、準備しておけば実害はない。事後、日本政府に対して厳重抗議し、官憲をして、犯人の逮捕はもとより、背後団体の解散をなさしめ、賠償を要求し、マスコミには、全力を挙げて攻撃させ、人民の右派嫌悪を更に高め、定着させる。 D.右のため、必要な経費と少量の米製武器弾薬を与える。これは蒋介石一派が日本の極右に資金・武器を与えたのである、と日本官憲に信じ込ませる如く工作して、二重の効果を生むよう配慮せねばならない。 E.本工作は工作組長自ら指揮する直属機関「P・T・機関」をして実施せしめる。 4-2.対極左団体工作 A.学生極左団体は、一定任務を与え得ない団体(又は個人)と一定任務を与え得る者と区別して利用する。 B.前者には、資金・武器を与えて小規模な武装暴動を頻発せしめ、全国的な社会不安を高めると共に、日本官憲をして奔命に疲れせしめる。犯人及び直接関係者は、駐日大使館において保護し、必要ある場合は我が国の船舶で中国に逃亡せしめる。 C.後者には、各階層の極右分子中、我が工作の著しい阻害となる者に対しての暗殺・脅迫・一時的監禁等を使用する。その保護については前項に同じ。 D.前二項に関連して起きる、日本官憲による我が大使館への「犯人引き渡し要求」又は「捜査への協力要請」は、その事実無し、必要無しとして断固拒否する。 続いて、マスコミの全力を挙げて官憲の不当を攻撃せしめ、日本政府へは、国交断絶も辞せずと圧力を加え、官憲の要求を制約せしめる。 E.逮捕された犯人に対する援助は一切行ってはならない。又、その犯人との接触に使用した中間連絡者に対しては、直ちに「P・T・機関」をして必要、適切なる処置を構ぜしめ、官憲の追跡捜査を許してはならない。 F.本工作は、対極右工作と共に「P・T・機関」をして実施せしめる。 第5.在日華僑工作 5-1.華僑の階級区分 約5万3千名に上る在日中国人は、現在の思想、言動を問わず、本質的には資産階級、小資産階級に属する階級の敵であって、無産階級も同志ではない。 しかし日本人民共和国成立以前においては、彼等を「階級の敵」と規定してはならず、統一戦線工作における「利用すべき敵」に属するものとして規定し、利用し尽くさなければならない。 5-2.工作の第一歩・・逃亡防止 国交正常化が近づくにつれて、彼等は必然的に動揺し不安を感じる。不安の第1は、我が駐日大使館開設後、祖国へ帰国させられるのではないか? その際、在日資産を処分して得た携帯又は送金外貨を帰国後、中国銀行に預金させられ封鎖されるのではないか、との不安である。 第2は、蒋介石一派の言動をとっていた者、及び「台湾独立運動」に従事していた者の罪を恐れる恐怖不安である。 これに対し、「居住の許可、私有財産の保護は日本政府の保証する所であり、中共大使館の干渉し得ざる内政干渉があること」「民主国日本においては、思想・言動の自由が保護されており、それが外国人に及ぶことは、国府大使館時代の実例で証明されていること」等を挙げて、第一期、第二期工作員と共に、彼らの不安解消に全力を挙げ、彼等に日本残留を決定せしめなければならない。 対在日華僑対策の第一歩は、彼等を掌握して利用する為に日本ヘ留めることであり、決して台湾又は東南アジア各地へ逃亡させてはならない。 5-3.工作の第二歩・・青少年把握 工作の第二歩は、華僑の小・中・高校・大学等の生徒学生及び青年を、先ず掌握することである。 A.駐日大使館開設と同時に、大使自ら各地の華僑学校へ赴き、祖国からの贈物として、施設拡充に十分なる寄付金を 無条件で与え使用させる。同時に、政治色のない図書館を大量に寄付する。 B.祖国から来日するスポーツ選手団の試合、各種の公演、展覧会に、青少年を無料で招待する。 C.華僑学校へ女性の中国教師1名を派遣する。この一切の費用は大使館で負担する。教師は初期においては一切、思想・政治教育を行わず、忠実熱心な教員として全生徒の信望を勝ちとることに全力を尽くす。 続いて、語学教育を通じて、全生徒に祖国愛を抱かせること、及び生徒を通じて自然にその家族の状況を知ることの 2点を任務に加える。教員数も、教員に与える任務も漸増するが、その時期を誤ってはならない。 D.祖国観光旅行。派遣教員による生徒の掌握が進んだ時点で、祖国観光旅行へ招待する。この後、次第に、政治・思想教育を行って青少年を完全に掌握する。 5-4.国籍の取得 A.駐日大使館開設後直ちに、在日華僑の中国国籍の取得、パスポート発給申請の受理を開始するが、決して強制してはならず、且つ受理期間を制限してはならない。 飽く迄も、彼等が個人の意志で決定し、自発的に申請するという形式を取らせねばならぬ。時間が掛かることは問題とするに足らない。 掌握せる青少年に「中国人が中国の国籍を取るのは当然のことである」との考えが徹底すれば、彼等は自然に両親を説得する。 これ青少年の自発行為であり、子供と共に行動する親の行為も又自発的行為であることは言う迄もない。 B.日本政府に対しては「在日中国人の国籍問題について」の秘密交渉申し入れ、下記を要求する。 ①在日中国人の日本への帰化を認めてはならないこと。 ②在日中国人で中国国籍を取得せず、無国籍者を自称する者に対しては、各地の在日居留期間が満期となる際、居留期間の政治延長許可を与えてはならないこと。 ③蒋介石一派が発給するパスポートを認めない。その所持者に、日本居住を許可してはならないし、旅行入国をも認めてはならない。 中国人について、2種類のパスポートを認めることは、2つの中国を作る陰謀に該当する最も悪質な反中行為であることを認めること。 5-5.中国銀行の使用を指定 A.在日華僑の大部分は商人であり、その年商総額は約1兆円に達している。駐日大使館開設と同時に、日本に進出して各地に支店を設ける中国銀行は、中国との貿易に従事する全ての日本商社に口座を開設せしめる他、華僑については、その大部分の資産を中国銀行へ預金せしめる如く工作せねばならない。 B.資産階級は狡猾無比で、資産を分散隠匿して保全を図る習性を持つ動物である。正面からの説得で、取引銀行を中国銀行一本に絞ることはあり得ない。青少年の掌握、国籍取得がゆきわたり、日本政府が我が方の国籍問題についての要求を入れ、最早我が大使館の意志に抗し移行することは困難となった段階で、下の諸点を実施する。 ①「祖国の銀行を使おう」「事実で素朴への忠実を示そう」等のスローガンの元に「中国銀行への預金運動」を 華僑自体に展開させる。 青少年に運動の先鋒隊として宣伝、説得工作をなさしめると共に、父母の言動を監視せしめ、実行しない場合は摘発せしめる。 ②預金を中央銀行一本に絞らなければ、パスポートの有効期限の延長申請を大使館は受理しないであろう、と意識的なデマを口から口へ伝えて、「延長申請が許可とならねば無国籍となって日本に居住できない」との不安を煽る。 ③華僑仲間の密告を「祖国への忠誠行為」として奨励することを暗示する。 5-6.政治・思想教育 国籍を取得し、預金を中国銀行に集中せしめた後において、5万3千の華僑を、日本解放の為の一戦力となすべく、政治教育、思想教育を開始する。 5-7.「華僑工作部」で統轄 本工作に「華僑工作部」を設け、全工作を統轄せしめる。 C.統轄事項 C-1.派遣員数・身分・組員の出身 本工作員の組員は、組長以下約2千名を以て組織する。大使館開設と同時に8百名、乃至1千名を派遣し、以後、漸増する。 組長以下全員の公的身分は「大使館員」「新華社社員」「各紙特派員」「中国銀行員」「各種国営企業代表又は派遣員」 「教員」の身分で赴任する。 組員は、その公的身分の如何に拘らず、全て本工作組長のみの指揮を受け、工作組の工作に専従する。組員は、一部の責任者、及び特殊工作を行う者の他、全員「第48党校」日本部の出身中より選抜する。 C-2.経費 本工作での必要経費は、全て中国銀行東京支店より支出される。中国銀行は、日本国内で華僑及び日本商社より吸収する資金中、銀行業務の維持に必要なる額を除き、残余は全額、本工作の為に支出する。 華僑預金は、日本人民民主共和国成立後は、全額没収するものであるから、将来において預金者に返還することを考慮に入れておく必要はない。 本工作組長は、常に中国銀行東京支店、党支部書記と密接に連絡し、資金運用の円滑を図らねばならない。 C-3.指令・関係文献の取扱い A.本指令、及び工作組織系統表、工作員名簿等の下達は、組長、副組長のみに限定する。 B.関係文献は全て組長自ら保管する。 C.関係文献の複印、筆写は厳禁する。 D.工作組の各部責任者に対しては、訓練期問中に、組長より個別にその所管事項について、指令内容を伝え記憶せしめる。 E.組員に対しては、その所属する各部責任者が、その組員に担当せしめんとする事項についてのみ教育訓練する。