約 322,550 件
https://w.atwiki.jp/doramastar/pages/22.html
ドラえもん てんとう虫コミックス 第2巻に収録されている話に 『恐竜ハンター』という話がある。 このお話を紹介したいと思う。 のび太が部屋に戻ると部屋に恐竜がいてのび太が「ドヒャ」と叫びます。 階段を転がり母親を呼び、共にのび太のお部屋へ・・・ すると恐竜は部屋から跡形もなく消えていました。 ドラえもんが机の引き出しから出てきてセワシと恐竜狩りに行ってきたといいます。 「未来の世界ではやっているんだ。おもしろいスポーツだよ。」とのこと。 ドラえもんから説明を聞いたのび太は・・・ 「ぼくもやろうっと。」 のび太はおもちゃの銃で恐竜狩りをするつもりだったそうです。 いろいろあって一億年前にきたドラたちは恐竜を探します。 ドラがうまくさそいだしてきた恐竜をのび太が『細胞縮小機』でアリみたいにしちゃいます。 二体目はのび太が体中にバターとジャムを塗りさそいだします。 おとりになるのび太にドラえもんがひとこと 「なるべくうまそうに歩くのがコツだよ。」 うまそうに歩く? どんなかんじで歩くのか、ドラえもん教えてくれ。 恐竜をうまくさそいだせたのび太とドラ。 のび太はおおあわてですがドラは冷静です。 「このおちつきが、しろうととくろうとのちがいだ。」 さすがは玄人のドラえもん。 恐竜が近づいてきて構えるドラえもん・・・ そして「サッ」とポケットから出てきたものは!? 大和煮・・・・・・・ ちなみにAma○onで牛肉大和煮105g 税込みで473円です。 恐竜につかまったドラとのび太 それは君たちが決めることじゃないだろう・・・ 結局最初はドラを食べることを選んだ恐竜。 恐竜はドラえもんの方がおいしそうにみえたのか、それとも好きなものはあとにとっておく派なのか。 そしてドラえもんは食べられる瞬間に悲鳴をだします。 まぁ命にかかわることですので当然ですな。 「アキーッ」 さすがネコ型ロボットのドラえもん。悲鳴も高級だ。 みなさんも車にひかれそうになったり、恐竜に食べられそうになったとき、殴られそうになったときなどに 「アキーッ」と叫んでみるのもいいでしょう。 ドラえもんが食べられないことがわかった恐竜は残しておいたのび太を食べようとします。 え?この子、野比のび太? これには恐竜もびっくり!手が燃えちゃったよ♪ このあと噴火が起きてドラたちは家に帰ることになりました。 この話は私が面白いと思う作品のTOP10に入る作品です。 読んだことある人もない人も一緒に読んでみよう。 質問や研究してほしいことなどは風船手紙コントローラーにて 参考文献 ドラえもん 2巻 てんとう虫コミックス 藤子・F・不二雄著 小学館 上へ
https://w.atwiki.jp/okieroparo/pages/269.html
1-52 ミズチヨ(マネジだもん) 「マネジだもん」 「あれ、篠岡まだいたの?」 練習を終え、家に帰る途中だった水谷はなぜだか教科書やらノートやらが入ったカバンを部室に置き忘れたことに気付き、戻ってきたのだった。 「あ、うん。ちょっとまだやるコト残っててね…」 部室には何やら、たくさんの紙を両手に抱えたマネージャーがいた。おそらく対戦相手のデータの資料だろう。 「あのさ、俺のカバン知らねー?たぶん部室に…」 なんとなく二人きりに気まずくなる前に言葉を発した。 「えーとぉ……あ、これかな?」 「あー、それそれ!サンキュ!」 「あっ!」 篠岡がカバンを取った瞬間、持っていた資料が腕をすり抜け、見事に地面に散らばってしまった。 「うぁ、だいじょぶ?」 慌ててカバンを置き、紙を拾い集める篠岡。同時に水谷も一緒に拾い集め、改めてその資料の多さに驚いた。 「ありがと、水谷君」 「…にしても、よくこんなにデータ集めたなぁ」 拾い終えた二人はとりあえずイスに座った。 「うん、ビデオ何回も見てね、出きる限りの事はやったつもりなんだけど…」 「けど…?」 「まだ完璧にはデータとして完成してないかな…」 「うそぉ!?いや、これでも全然使えるって!だって一人一人の弱点とか凄い分かりやすく書かれてるし…」 コト細かく整理されたデータにまだ不満があることに水谷は信じられず、思ったままのフォローをした。 「もうちょっと分かりやすく書くからさ、あと少しだけ待っててね」 篠岡は笑顔で言う。 少し距離をとってイスに座ったつもりだったが、意外とその距離は近く、篠岡の笑顔が間近で見られたことはラッキーだった。 それと同時に、その笑顔がどこか力無いのも分かった。 「篠岡、少し休んだら?最近ずっと寝てないんじゃないかなぁって…」 「ううん、だいじょぶだよ。だって皆の方が疲れてるし、水谷君もそうでしょ?」 果たしてそうだろうか。俺らは男なんだから体が出来てて良い。篠岡は野球部のマネージャーなんだから、多少はスポーツ系だとしても、見た目は小っちゃくて華奢。 そんな彼女は今にも倒れそうだ。 「それに…皆が大会で一番になって、そしたら私も皆にとって一番のマネジになりたいんだ」 「…!?」 なんだか凄いことを言われたようで。水谷から言葉が出なかった。それでも篠岡は続ける。 「一番になるには、やっぱり他の学校のマネジはしないような…」 「篠岡…?」 「…こともしなくちゃイケナクて……」 「し…!?」 「…だから…」 酒を飲んだかのように変わっていく篠岡に水谷は足が竦む感覚を覚えた。 マネジが変わり者ですが、続きます。
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/55380.html
【検索用 きらきらきら 登録タグ 2023年 Ayase VOCALOID き 初音ミク 曲 曲か】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:Ayase 作曲:Ayase 編曲:Ayase 唄:初音ミク 曲紹介 曲名:『キラキラキラ』 DREAMERSのオムニバスCD『龍宮城』に書き下ろされた楽曲。 YouTubeにアートトラックとして投稿されている。 2023年12月24日にYouTube、ニコニコにMVが同時投稿された。 歌詞 (動画概要欄より引用) ちっちゃいため息が チクタク曇らせてくmirror 今 拭き取った隙間 映る瞳から キラキラキラ 背中にぶつかった 誰かの言葉に 立ち眩んでいた 散らかる部屋で点けた 切れかけの小さな灯りが チラチラチラ 洗濯物は溜まる 歯磨き粉は切れる 2ヶ月前の未読 ダンボールのままの荷物 やる気がある日は やる気が無い日より やる気がある やる気が無い日は 本当に何もできない ドロドロの気持ちを たまに洗い流して なんとか生きてる 騙し騙しそれでも いつか夢見た景色が キラキラキラ 眠たい眠たいのよdarling もう少しだけdiving 行けない行けないもう堪忍 子供のように駄々こねても やってくる 支度するbut bad 気持ちはblue 上手に笑えないなら さよなら 代わりはいるから 誰かといる日は 一人きりの日より 元気がある でも家に帰るとまた どうしてか涙が出る 背中にぶつかった 誰かの言葉に 嫌気がさして 何もかも捨て去って しまいたくなる日もあるけど ドロドロの気持ちを たまに洗い流して なんとか生きてる 見上げた星は今日も 街の灯りに隠れ チラチラチラ 気持ちよく生きたいな そのためにたまに 無理する日もあるけど どこかにいるあなたが たった一言 褒めてくれたら いつの間にかこの日々も キラキラキラ コメント マジか…いまニコニコって本当に人居ないんだな… -- 名無しさん (2024-02-27 06 05 48) 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。
https://w.atwiki.jp/bokuori_data/pages/311.html
製作者 禮(らい) 出場大会 第四回大会 経歴 設定 ローディオ=マガード(19歳) 爆弾魔である。 国を一つ吹き飛ばしたり、世界中に爆弾をしかけたり 人外だったりなどなどあらゆる噂が流れている。 なぜ捕まったかというと自分から捕まえろと名乗り出たらしい。 (そんなことをした理由は性格にかいてあります。) 捕まった理由は全国に公開されていない。 捕まってからは技能を封じる鎖をつけられている。 大会時には外します。 ☆なりたち 元はシレッドマガードという街に生まれたごくごく普通の青年だった。 なぜそんなローディオが爆弾魔になったかというと とある日ローディオが家に帰ると家が消滅していた。 家族はもちろん全員死んでしまい、ローディオは1人になった。 そんなローディオの前にとある得体のしれない生物が姿を現した。 それがローディオの背中にいる魔物「ルードル」である。 ルードルは人の中に入りその人自身を支配してしまうという魔物。 ルードルはローディオにこう話しかけた。 「お前この家の奴か?俺がこの家を爆発させた。なぜかって?そっちのほうがおもしろいだろ?」 ローディオはルードルに対し殺意を抱く。そんなローディオにルードルはある提案を持ち出す。 「家族を家を返してほしいか?なら俺をお前の中に入れさせろ。俺は消すこともできるが再生することもできる。 だから条件交換だ。いい案だろ?」 ローディオは幸せだったあのときをどうしてもとりかえしたくルードルの提案に賛成した。 そしてルードルはローディオの中へ。 だかルードルの言ったことはすべて嘘。再生なぞできない。 そしてルードルに乗っ取られたローディオはそのあと 「ふ、人間とはちょろいな。」っと言ってその場から去って行ったという。 爆弾を握りしめながら。 ☆能力 手から自由自在に爆弾をだせる。 アクセラボマード:ボムを一気に何万個もだし相手の周囲を囲むように投げつける。 サイクロンボム:竜巻のようにボムをだし建物をすべてぶっ飛ばすほどの力がある。 ☆性格 今のローディオはルードルに支配されているためすべてルードルの性格である。 キチガイなことが大好き。(殺人・爆発など) 女好き。(ボンキュッボンが好きらしい) めんどくさがりで気分屋。 牢屋も「ここの牢屋を爆発させればおもしろい。」と考え 気分で入った。 ☆弱点・リスク 少々考え方が単純なのでいわゆるバカ。 なので細かい仕掛けや手口などを考えられない。 とりあえず爆発しとけばなんとかなると思っている。 弱点はローディオの手や足についているすべての目。 この目を全部つぶされるとルードルを殺せるらしい。 だかローディオも同時に死んでしまう。 ☆口調 ヤンキーのような口調 よく「お前は屑。」と言い放ち人をバカにする。 補足
https://w.atwiki.jp/uyoku310/pages/91.html
家に帰ると香織は寝てた。俺はさっきまでの出来事が何度も頭をよぎりなかなか眠れなかった。智光先輩はかっこいい。格さんがヤクザになりたがる気持ちがわかった気がする。あれで金までもらえたら最高だ。隣で寝ている香織を見た。コイツは俺がヤクザになったりしたらどーなるんだろ。きっと悲しむんだろーな。その前に多分別れると思う。ヤクザの女やるほど浅はかな奴じゃない。そんな事考えながら俺は眠った。 次の日、格さんから電話があった。金もらったから取りにこいって。正直金額なんかは期待してなかった。どーせ智光先輩が全部持ってっちまうに決まってる。2、3万程度の小遣いぐらいだと思ってた。 「これ、智光先輩から。中確認してくれ。一人50入ってるはずだから。」 …なんだその金額!? 「…5じゃなくて50?」 すかさず真也が確認した。 「50だよ。昨日300って言ってたじゃん。智光先輩が150で俺達で残り150を3等分。だから一人頭そんだけ。」 17のガキが持つには多すぎ金額だった。 「こんなに貰っちまっていいのか?なんかヤバい気がすんだけど。」 「大丈夫だって。そのかわり後で引越し手伝いに来いだって。」 「…それだけ?」 「うん。それだけ。」 真也は大喜びしてるけど正直俺は怖かった。こんな事してると抜けらんなくなっちまうんじゃないかって。でもその日はしょうがないからそのまま貰って帰った。 夜、俺は悩んだ。まともな仕事じゃない事で得たあぶく銭だ。さっさと使っちまわないと気分が悪い。とりあえず香織に聞いてみた。 「お前、欲しいもんあるか?」 「…どーしたの急に?」 「いいから言ってみろよ。なんでもいいから。」 「…幸せな家庭かな。あ、子供もいいかも!」 …こいつに期待した俺がバカだった。 「それは今すぐじゃねーだろ。じゃー例えば今、50万持ってたらなんに使う?」 「50万か。ちょっとリアルな数字だね。そーだなー、お姉ちゃんの借金返す!」 それだ。 「どんぐらいあんの?」 「たしか30万ぐらいだった気がする。なんで?」 「俺が返してやるよ。臨時収入あったから。いまから届けに行くわ。」 「はぁ、意味わかんないんだけど!臨時収入って何?ってかなんでお姉ちゃんの借金返してくれんの?」 「めんどいから会ったら話すわ。とりあえず姉ちゃんにアパートで待ってる様に伝えろ。いますぐ行くわ。」 思い立ったら吉日。まさにそんな感じだ。香織は何がなんだかわかってなかった。所詮は悪い事して作ったあぶく銭。アイツのために使ってやればちょっとは報われるだろ。
https://w.atwiki.jp/p_ss/pages/292.html
「お疲れさまでした〜」 ゲストとして呼ばれたラジオの収録が終わり、スタジオを出る。 あ〜ちゃんはすぐに家に帰るつもりで、かしゆかはぶらぶら買い物してくらしいから、今日はすぐにバラバラに別れることになった。 「また明日ね」 「じゃあねぇー」 「うん、ばいばーい」 2人に背を向けてビルが建ち並ぶ道を歩く。 午後の日射しが道路やらビルのガラスやらに反射してめちゃくちゃ暑い。かしゆかこんな中を買い物してんの?考えられん…。 うーうー唸りながら歩を進めてたら、突然後ろからあたしを呼ぶ少年みたいな声。 「あれ、のっちー」 振り返るとそこには、さっきまでスタジオで一緒にしゃべっていたあの人。 「あ、え、カエラさん?」 「のっちもこっちだったんだねぇ」 そう言いながらカエラさんがてけてけと隣に駆け寄ってくる。 「うわのっち汗ダラッダラだよ大丈夫?」 「いやもー暑くて…死にそうです…」 「あそうだ、さっき自販機でジュース買ったらあたり出て2本出てきたから1本あげるよ」 はい、と手渡されたペットボトルを額に当てる。 冷たい、たまらん。 「うーありがとうございます」 「ここ直射日光すごいからそこの公園でちょっと涼んでこーよ。ほんっとマジで死にそうな顔してるし」 そう言ってカエラさんは笑いながらあたしの手を引く。 あれよあれよといつの間にか公園へ引きずられて行った。 「うわ、涼しい」 公園の木陰のベンチに座ると、今までの暑さが嘘のようにひんやりした空気が流れていた。 「あーあっついっ」 手をうちわにしながらカエラさんがあたしの隣に座った。 ペットボトルを開けてぐびぐびと流し込む姿が男前だ。 あたしもさっきもらったジュースを開けて3分の1ぐらいを一気に飲む。 「あーーーうまいっ」 カエラさんの言い方がオヤジっぽくて何だかおかしくて、思わず吹き出して笑ってしまった。 つられてカエラさんも笑いだす。 ふと見たその笑った横顔がすごく綺麗で、いつものクセでじっと見つめてしまった。 カエラさんがあたしの視線に気付いてあたしを見返す。 あたしからじっと見つめてしまったので何となく目をそらせない。 どうしよう、と思って口を開きかけた瞬間。 「んぐ」 唇に軽くて柔らかい感触。 一瞬だけ近づいた短い眉と長いまつ毛。 ものの0.5秒の犯行だった。 「う、え?」 何が起きたかよく解らなかったけど、自分の顔が熱くなっていくことだけが解る。 あたしの顔を見てカエラさんが 「のっちかーわいいなぁ」 そう言って、あはははといつもの快活な笑い方で笑った。 「…こんな雰囲気でこんなこと聞くのもアレなんですけどカエラさん」 「ん?」 「…イカ食べました?」 「あ、ごめん」 おしまい
https://w.atwiki.jp/streetpoint/pages/925.html
就職難民 黙って俺についてこい! 家に帰るとくたくたで思わずベッドに倒れこんだ。 結局あの後デパートの閉館時間まで色々見て回った。市来さんがタクシーチケットをくれて、それに乗り込んで帰ってきたら午後九時過ぎ。こんな事社会人なら当たり前の事なんだろうけど、あまりにも緊張が続く場面が多すぎて、精神的な疲労がピークって感じ。 ふと、白波瀬さんの顔が浮かんだ。整った顔立ちに優しい雰囲気と穏やかな声――ちょっと電話かけてみようかな、迷惑かな……。なんて思っているとタイミングよく携帯が鳴った。表示を見るとそこにあった名前は何と白波瀬さん! 運命的なものすら感じて、私は意気揚々と電話に出た。 「もしもし」 『こんばんは、白波瀬ですけど今いいですか?』 「はい、私も今ちょうど電話したいなって思っていたところだったんです」 『僕に? 嬉しいな』 電話越しの白波瀬さんの声は落ち着いていて耳に心地が良い。緊張していた心がふっとほぐれていく気がする。 『何かいい事でもありました?』 「え?」 『なんとなく、声が弾んでいる気がしたから』 白波瀬さんと話しているのが嬉しいんです――なんて恥ずかしくてとても言えない。だから今日の話をする事に内心でそっと決める。 「今日会社の人とデパートに行ったんです。それで来週の新作発表会のドレスとか色々見立てて貰いました」 『そうなんですね。来週の発表会は僕も参加します。ドレス姿の葉月さんにお会いするの楽しみにしてます』 「白波瀬さんもいらっしゃるんですね! うわぁ、私もすっごく楽しみです」 『ふふっ、僕もおめかししていきますから』 おめかし、という言葉が可愛くて自然に笑顔が零れてしまう。 「そういえば結局白波瀬さんの会社を知らないままなんですけど」 『当日になれば分かりますよ。大丈夫、美成堂さんならすぐに見つかられますから。葉月さんが僕を見つけられなかったとしても、僕の方から伺いますよ』 「ふふっ、はい! 楽しみにしてますね」 『これからは当日まで僕も忙しいので、中々会えないと思いますが――お互い頑張りましょう!』 「はいっ!」 互いを励ましあい、来週の新作発表会での再会を約束すると私達は電話を切った。 新作発表会、楽しみだな。 緊張もすごくするだろうし、それまでにまだまだ追い込みもかけなくちゃだけど……。 ポスターは本撮用には別に撮って、とりあえずマスコミ用のものを新作発表会までに撮影するって言ってた。確か撮影は2日後――それまで自分のできる事を精一杯頑張るぞ! 気持ちも新たに私はそっと眠りについた。 次へ → act.25(市来) お帰りの際は、窓を閉じてくださいv お話はこちらに戻る
https://w.atwiki.jp/otmgstory/pages/42.html
302 転生八犬士封魔録 ◆l1l6Ur354A 2006/07/08(土) 11 47 09 ID ??? [692回発言] 八章 軋轢 真実を知って以来、香澄のことを避け続ける結奈。 そんな自分を嫌悪するが、それでも前のように接することができない。 そんな結奈のもとへ、飼葉が姿を見せる。 香澄ならここにはいないから、すぐに捜しに行った方がいいと急かす結奈に対して 「僕は君に用があってきた」、強く言い返す飼葉。 そして今から君に付き合って欲しい場所があるんだと言うと、結奈をある場所へ連れて行く。 彼が結奈を連れて行った先は、美しい夕日が見える海岸だった。 デートみたいだと照れくさくなる結奈に、 僕は絵を描くのが好きで、ここによくスケッチをしに来るんだと話し出す飼葉。 初めて知った飼葉の趣味。考えてみたら、彼とまともに趣味の話なんてしたことがなかった。 飼葉は、僕も君がどんなことが好きとか、どんな場所が好きだとか知らない、 君とこうして趣味や好きなことを語り合うこともしてなかったと思うと、情けなくなる。 でもそれ以前に、八犬士としての使命に気を取られるあまり 君がひとりの女の子だってことを見落としてたと本心を明かす。 そんなことを話しながら少しいい雰囲気になってた二人の前に 八房が封印されたことで消えたはずの業羅が出現する。 わけがわらかないまま、業羅と戦って勝つが 飼葉は業羅がまだ存在してるなら伏姫である八尋さんが危ない、 君は一人で家に帰るようにと言うと、香澄のところへ向かう。 一人で置いてかされた結奈は、やっぱり八犬士にとって一番大切なのは伏姫だ、 今日のことだってきっと香澄から頼まれたんだろうなと思い込み、勘違いした自分を哂う。 翌日、浜崎たちと遊ぶ気にもなれず一人で下校しようとした結奈に 飼葉から結奈を生徒会室に呼ぶよう頼まれた塚野が声をかけてくる。 乗り気がしないまま生徒会室へ行くと、香澄の家の周りに多くの業羅が現れたという情報が入り 和歌子のことを心配して家に戻ろうとする香澄を守るため、犬士たちは皆、香澄と一緒に行ってしまう。 一人で留守番することになった結奈は、あかねと再会する。 あかねは結奈に、我が主が貴方を必要としているから迎えに来たと告げる。 しかし主が自分以外の女を必要としてることに嫉妬を覚えた彼女は、結奈に危害を加えようとする。 それを突然現れた塚野が助けてくれるが、塚野はなぜか結奈の意識を失わせるのだった。 香澄の家へ向かった犬士たちは、いっせいに立ち去った業羅たちを訝しがる。 あまりのタイミングの良さに、業羅が香澄の家の周りに現れたのは 自分たちをここへ引き付けるための罠だったのだと飼葉は気づくが 敵は既に目的の、結奈拉致を果たしていた。
https://w.atwiki.jp/kyoutarouherlame/pages/33.html
343 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/11/08(日) 03 05 25 ID wLVpzjEO 咲「優希ちゃん、どうしたの?私に話って」 優「あ、さ…咲ちゃん… ごめんだじぇ…呼び出したりして…」 咲「へぇ、今日は京太郎、一緒じゃないんだね。 優希ちゃん最近今日太郎と付き合いだしたんだって聞いたよ、よかったね」 優「…」 咲「それで、話って何?」 優「…いんだじょ…」 咲「何?」 優「やめて…ほしいんだじょ…」 咲「やめる?何のこと?私、何かした?」 優「ぅ…」 咲「優希ちゃん、どうしたの? ずっと俯いちゃって?何をやめるの?優希ちゃん」 優「ひっ…!」 咲「どうしたの優希ちゃん?ちゃんと言ってくれなきゃ私、分からないよ」 優「その目をやめてほしいんだじょ!!咲ちゃんのその目!!」 咲「…目?」 優「それだじょ…!麻雀で怖いときの咲ちゃんの目つき! どうして…ずっと、アタシをその目でみてくるんだじょ!! 部活の時も!放課の時も!食堂でご飯食べてるときも!学校から帰るときも!」咲「お家に帰ってからも?」 優「!?」 咲「逆に優希ちゃんは、私の目を見てくれないね。 部活の時も、放課の時も、食堂でご飯食べてるときも、家に帰るときも」 優「あ…あぁ…」 咲「ずーっと見てるのに。 はやく京ちゃんをくれないかなーって 優希ちゃんには必要のない牌だから、捨ててくれるのをずーっと待ってるの。 私、その牌が私の手にくるのを待ってるんだよ それさえ来れば私は上がり。そして優希ちゃんは…アハハハハ…!!」 348 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/11/08(日) 14 43 08 ID wLVpzjEO 京「あれ?ここに置いてあった俺のジュース知りません?」確かここに置いたんだけどな…」 咲「ご、ごめんあれ京ちゃんのだったんだ! 私も同じの買ってて間違えて飲んじゃったみたい… こ、これ飲み差しだけどよかったらあげるよ」 京「あーそっか、別に良いけどさ んじゃ、それもらおっかな」 咲(京ちゃんそのジュース好きだもんね…だから私も好き… それだって京ちゃんのって分かってたから飲んだんだけどね あと私の飲み差し、しっかり口付けてあるからね…) 咲「あの、私飲み物買ってきますけど、みなさん何か飲みます?」 咲「うぅ、外寒そうだなぁ…」 京「おーい咲、寒かったら俺のコート着てけ」 咲(はぁ…京ちゃんのコート暖かくていい匂い… 優しい京ちゃんならそう言ってくれると思ってた… 合宿の時の京ちゃんの着てた浴衣もこっそり持って帰ってきたしね 流石に男風呂に間違えた振りして入ろうとしたけど 流石に怪しまれるからやらなかったけどさ…) 京「あれ、俺の靴どこいったかな?」 咲「もう、京ちゃんたら、隣の人のげた箱に間違えて入ってたよ、はい」 京「いけね、なんか最近やっちゃうんだよなー」 咲(なんてね、ずっと私が持ってたんだけど… 京ちゃんの靴、今日みたいに私がたまに持ち出して、 綺麗に手入れしてあげてるからね… どうしようもなくボロボロになったら 盗られたって事にして、私がもらっちゃおうかな… 駄目だ…それじゃ京ちゃんがその日帰るのに困っちゃうな…) 京「なぁ咲、またレディースランチを…」 咲「はいはい、仕方ないな、ふふ」 咲(こんな粗末なご飯で京ちゃんに悪いな…そのくせ高いし 京ちゃんの為なら原村さんが作ったのより、しっかりお弁当作ってくるのにな あ、お箸は後でもらっちゃうね) 咲(私ね、ホントは麻雀、やっぱり嫌いだよ でも京ちゃんが麻雀部にいるから、勝つと京ちゃんが喜んでくれるからやってるだけなんだ 皆には悪いけど相手がどこの強豪校の誰でも興味ないんだ。それがお姉ちゃんでも どの道皆、私が倒すから。それにトロフィーや賞状なんて私にはどうでもいいし 私が欲しいのは京ちゃんだけだから) 咲「京ちゃん!」 京「ん?」 咲「麻雀、楽しいね!」
https://w.atwiki.jp/rsnovel/pages/28.html
あるランサーの独白 わたしの父は赤い悪魔に殺された 父は粗野な男だった、傭兵としては飛びぬけた才能を彼は持っていたが 家の中では荒っぽく、槍の稽古をサボると怒鳴り散らす、私にとっては恐い大人でしかなかった。少なくとも、彼が死ぬまでは 家にたどり着いた時はもう虫の息だったらしい、赤い悪魔討伐から帰った父の皮膚は爛れ 肉は腐り、腱は切れていた、どうやってここまで生きて 帰って来ることが出来たのかと、医者も唸るほどの酷い怪我だった 私は、変わり果てた父の姿と、いつも気丈な母の、弱々しい表情にただ困惑していた その日の夜、町は魔物の大群に襲われる (魔物は父の後をつけていたらしいが、それに対して非難する声は、どこからも上がらなかった) 「父の所為で町が襲われている」 私は責任感から父の槍を取り、初めての戦に赴く事になる。 悪夢の様な闘いだった、仲間達は次々に倒れ。 霧霞のような魔物の群れは容赦無くアリアンを切り刻んだ。私は魔物と戦いながら 次第に胃の中に鉛を放り込まれたような不安を自覚し始めていた、私の家は 父の部下が護衛に回っている、しかしこの激しい攻撃の最中、どうなるかわかったものではない。 (私は大きな間違いを犯したのではないか?病床の父に付いているべきだったのでは?) 守るべきものを残して戦う焦燥と不安、私はそれをなぎ払うかのように槍を振り回し がむしゃらに戦った、父も・・戦場ではこんな気持ちであったのかもしれない 突進し槍を振り回す無骨な戦い方が、父にそっくりだとその日死んだ傭兵仲間は言った。 2 幸運にも生き残った私が、鉛の様な身体を引きずり、家に帰ると、父が息を引き取る処だった。 もう眼は見えていないのだろう 虚ろな顔を上げ、手を私の顔の輪郭に沿って滑らせる、生傷を 父のささくれ立った大きな手がなぞる・・・ 「お前を誇りに思う」そういって笑うと、父は眠るように天に召された 母は、紅い眼から燃えるように熱い涙を流し 涙は私の手に落ちて、手を伝い握ったままだった槍濡らす。私も泣いた、持ち主を失った、槍の嘆きそのままに。父を抱くと、酷く重かった、その時いつか、父の言っていた言葉を思い出した 「仲間の死体ってのは重いなぁ、あれを担いで町に帰ることほど嫌なことは無いよ あの重さは、きっとそいつが今まで背負ってくれてた、自分の重さなんだろうな・・・」 何故、今まで気づかなかったのだろう?父は私の殆どを背負ってくれていた 父の存在は私にとって余りにも大きく、その死はあまりにも重かった。 「・・さん・・とうさん・・とうさん・・」 槍を教えてくれた父、子供のときは、どんなに傷ついて帰ってきても遊んでくれた 旅から帰ると、冗談交じりの土産話をしてくれた、誇りに思うと言ってくれた・・ だのに、私は彼に何もしてあげられなかった、こうして死んでしまった後も すすり泣くことしかできない。 涙が蒸発しきってしまうと、私は頭の中で、一つの声を聞いた、あれはきっと 私の中の、冷静な部分が発した声だったのだろう 「許 せ な い 父 を 殺 し た 赤 い 悪 魔」 3 私の身体と心に火が、燃盛る復讐の炎が灯ったのはこの時から・・ 私の身と父の槍に染み込んだ母の涙に、金剛石さえ融解しそうな 灼熱の怒りが火を点けたのだ。 それから、私は一人アリアンを発ち、父の仇を求め魔物を殺し始める、 体の中で暴れ狂う焔に引き摺られるように、無骨に、 ただ突進して槍を振り回す父のやり方で 父の槍で幾万の魔物を殺し、その死を母の真紅の眼で見届けた 「誇りに思う」と父は言った、私は娘として、父に何と言ってやればよかったのだろう? しかし、それを考えるのは全てを終わらせてからだ、憎い仇、赤い悪魔 父の身を焼いたやつの炎が、どれほど熱くとも この復讐の炎程ではないだろう・・ 1スレ目>> トップへ>>