約 35,458 件
https://w.atwiki.jp/tobidenhokan/pages/72.html
飛行船の戦闘について 全体方針 > 検討項目 > 戦闘 > 飛行船の戦闘 名前 コメント 4月19日 ちょっとした思い付きです。 攻撃手段に、「体当たり」なんてどうでしょうか? 通常の飛行船の3倍もある船ですから、これで大抵の海賊船は沈められるはず。 ペナルティとしては、相手の残り耐久度に応じたダメージを受けるようにすれば・・・ 被害を少なくしたいときは大砲で弱らせ、さっさと終わらせたいときはいきなり体当たり、という戦法が可能になります。 また、逃走コマンドもあっていいかと。 シュウレンは船がでかいから不可能と言っていますが、メアリー曰く風船型は風の影響を受けやすい・・・ なら、風を利用しての逃走も可能ではないでしょうか。当然、サクソン加入後は逃走率アップ。 やらないうちから出来ないと決め付けるもんじゃないよ、シュウレン君。 3月23日 ツクールのデフォルト戦闘ではないオリジナルの戦闘にするのなら、最重要命題として「面白い」戦闘である事が肝心だと思います。ゲームなんですから。 それが出来ないのならいっその事、開き直ってデフォルト戦闘にして敵を遠距離攻撃しか通用しない様にする選択肢もアリかと。 (ここからは自分の趣味→)オリジナル戦闘にするのならファミコンゲームによくありがちなカードバトル形式にするのも面白いと思います。 3月19日 プレイヤーの介入する余地を増やして欲しいですよね。 現状だと、メッセージ送りを強いられるだけの無駄な時間に等しいですからね。 3月19日 ステータスを加えるのは、おもしろくなるかもしれませんがちょっと複雑になりすぎる気がします。攻撃手段のバリエーションを増やしたり、攻撃部位を作るというのは大賛成です。今のシステムの問題点は、当たらない攻撃を自動進行で続けた挙句雑魚と戦闘になったりするためほっとくわけにもいかない、というところだと思いますので、プレイヤーが行動を選べるのは大事だと思います。 3月19日 攻撃手段や部位はなかなか面白いと思いますけどね。 3月18日 デバッグスレでも出ていたことなどですが、船員関係のステータスはちょっと問題があるかと思います。フロンティアブルー号はあくまでルシア個人所有の船なので、ルシアが船長を下ろされるということはないでしょうし(船員が出ていくのならありでしょうが)、船員が命令無視するとか、命がけの戦いでやる気がないとか、そう言うのは派遣されているメンバーとしてもかなり問題があると思いますし、サクソンたちのようなルシアを信じてついてきたメンバーはあまりに不自然です。それに、正直逆に面倒くさくなるだけだと思います。 3月18日 デバッグスレ933-935 DETH氏 (転記者:こほ、一部削除・整形) すみません。飛行船戦闘について不満を持つ一プレイヤーですが、 こうしたら面白いと思うアイディアを自分自身いろいろ考えたものをこちらに書き込みます。 皆様はどう思いますか? 船に新規のステータスを与える 士気:船員達のやる気。 この値によって敵へのダメージが変化する。 戦闘で攻撃が当たると増加、はずすと下がる。 士気が一定以上下がると強制的に撤退する。 連携:船員同士の連携の良さ。 この値によって行動の速さ、回避、命中の確立が変化する。 信頼:船長と船員の信頼関係。 この値が低いと船員が言うことを聞かなくなる。 低いとランダム行動を行う。 信頼が一定以上下がると船長を下ろされる。 etc これらのステータスは、船員との関係によって変化する。 例:船員同士の諍いを仲裁 船員達の不満の解消 怠け者などに対する処罰 船員との会話イベント+船員の過去を知る etc なお中には、不満や要求などの中には「嘘」や「我侭」が含まれており それを見抜いて適切な対応をとらないと逆効果になる。 さらに船員のフォーメーション 船員にそれぞれ役割に対するステータスがあり、その数値によって役割を決める。 例:狙撃手、操舵手、見張り、特殊装備を操作する人 etc 適正にあった場所に船員を配置することでより船の運用効率を上げる。 また中には、船員に隠された才能などがある場合がある。それは感受性の値によって見抜ける。 転職などを行うことができる。 船の当てる部位が複数存在する。 例:マスト、艦橋、船底、大砲 etc 当てた場所によって船のステータスや被害が変わる。船長のいる部位を破壊すれば勝利だが非常に頑丈。 撃ち方を数通り作る 例:威嚇射撃:確実に効果がある。敵への士気を下げ、次の攻撃を当てやすくする。ただしノーダメージ 副砲発射:普通の攻撃。 主砲発射:非常に大きなダメージを与える。ただし命中率が低い。 威嚇射撃やマストの破壊などを行ってから使用するのがセオリー 一斉射撃:命中率、威力共に高い。ただし次のターン行動不能 弾幕を張る:防御。敵の攻撃を防ぎやすい。etc こういったシステムを組み込むことでより船内のイベントが増え、 戦闘にバリエーションが増えると思うのですがどうでしょう? 3月5日 そういえば、フィールド上にも飛行船バトルがありますよね? あれをもっと利用できないのでしょうか。 例えば、常時依頼系の任務に飛行船関係のものを取り入れるとか。報酬に飛行船のパーツの材料とか。 2月9日 確かに現在の飛行船戦闘は、無駄に間延びするばかりの仕様ですね。全般的に好意的な評価を得てないのも事実です。 敵の耐久力を減らす等の表面的な調整でなく、システムを根本的に変える必要があると思います。 例えば、敵は飛び道具(砲撃等)や近接しての白兵戦等々やってきますが、こちらはランダムで決まる敵の行動に ごく限定的な対応しかできません。飛行船用アイテムが尽きたor開発してない日には、白兵戦以外ひたすらメッセージを 送るだけ。これは面白くなくて当然です。完全な運の勝負ではなく、もう少しプレイヤーが参加できる余地を持たせて 欲しいと思います。
https://w.atwiki.jp/ws_wiki/pages/3167.html
autolink KW/W11-079 カード名:風船の光 クド カテゴリ:キャラクター 色:青 レベル:0 コスト:0 トリガー:0 パワー:3500 ソウル:1 特徴:《動物》?・《科学》? 【自】このカードがアタックした時、他のあなたのスタンドしているキャラすべてを、レストする。 たくさんあります。 私たちだけではこんなに作れなかったです レアリティ:R illust.- 初出:?? 10/08/30 メールマガジン くんくん クド同様にデメリット付きでパワーが高めになっているカード。 このキャラは自分の他のスタンドキャラを全てレストするデメリットを抱えている。 最初に攻撃しようとすれば他の前列キャラがアタックする機会が無くなってしまう。 だが、このカードのアタックを最後にすれば結果として後列のみがレストされデメリットが無くなってしまう。 後列がレストコスト持ちの場合であっても、通常メインフェイズで使用することになるため問題ないだろう。 問題はこのキャラが前列に複数並ぶ場合には、最低でも1枚はこのキャラが攻撃できずに終わることになる事。 そう考えると、このキャラを前列に出すのは1枚までにしておくべきか。 また、“犬まみれ”佐々美やナツメブラザーズ!(21)等のレストキャラ分のパンプ効果を持ったカードや P4に存在する「相手のキャラすべてがレストしているなら」「相手のスタンドしているキャラがいないなら」 の能力を持つカードを相手にした場合は、相手にアドバンテージを与えてしまうため注意が必要である。 ・関連ページ 「クド」?
https://w.atwiki.jp/konpeki_kantai/pages/24.html
造船の基本! 造船には造船スキルが必要になります。 造船スキルで出来る事、新造、特殊造船(パーツによる新造&強化)、専用艦スキル付与、船大工による容量配分変更 序盤は造船所親方で船を購入してたと思われますが、造船スキルによる新造では安く仕上がるのと造船Rによる材質変更が可能 しかしながら新造&強化&専用艦付与には船固有の製作期間が要求されます。 これは、造船所親方に製作依頼時に告げられるのでその日数を洋上で生産なり浮いてるだけでも過ごしてください。 注意:新造と特殊造船はある程度以上の船を製作&強化する場合に街への投資が必要になります。 新造 新造には大きく分けて2種類 造船素材パーツ使用しない新造と造船素材パーツを使用する特殊造船になります 特殊造船のみ製作可能な船もあります。詳しくはwikiをみてください。 新造 必要なものは各造船Rとお金 製作に必要な日数がかかります。 特殊造船 必要なものは各造船Rとお金と造船素材パーツ 新造時に必要な造船素材パーツは船体、帆、砲門は必須です。後はお好みで装材×2 強化時は帆、砲門、装材×2から最低2個以上必要 製作に必要な日数がかかります。 注意:乗っている船は強化できません。乗り換えてから強化をしてください。 公式ページの参考リンクこちらから 例1)商用大型クリッパーの新造例です オプションスキルの急加速と高層見張り台が付きます 船体 帆 砲門 装材1 装材2 付加スキル 平甲板型大型船体 大スクウェアセイル 改良大型砲門 渡し綱 舫綱 大スクウェアセイル マストトップ 上質リギング 高層見張り台 大ガフセイル 防汚塗装 大マスト 急加速 大ラティーンセイル 渡し綱 舫綱 専用艦スキル付与 必要なものは各造船Rとお金と造船パーツと専用艦造船許可証 専用艦スキルは、特殊造船によって付与される分とは別枠 製作に必要な日数がかかります。 船大工による容量配分変更 必要なものは造船R5以上とお金 船員の増減と砲門の増減が範囲内で可能。 船員と砲門はフルファイアに関係するので海事では多めに変更したり 商用で交易のみなら減らしていく フルファイアの簡単な計算式は「船員=必要船員+砲門数」 補足:「特殊造船」と「専用艦スキル付与」と「船大工による容量配分変更」は造船スキル高R持ちの人と艦隊を組めば 造船スキルを持っていなくても利用する事が可能。 専用艦スキル付与は自国でのみ行う事が可能 強化のポイント 造船素材パーツはアイテム内容を見てみると1~3とか範囲が記載してあります。 これは失敗時1大成功時3普通で2の範囲で強化されるという意味。 ほぼ運だよりって感じです。 強化船は操船熟練度を上げて初めて強化性能が発揮されます。洋上で生産等を行うことで早く操船熟練度が上がります。 帆 縦帆は向かい風に強くほぼ万能 横帆は追い風に強く追い風時には最強 縦帆と横帆がありますが1隻で両方強化可能 縦帆の強化に用いられるのが大、中、小のラティーンセイル、ガフセイル、ストームセイル 横帆の強化に用いられるのが大、中、小のスクウェアセイル 後は、補助として大、中、小のマスト 縦帆、横帆上昇 旋回 旋回は船の向きを変えた時の減速を軽減します。 旋回の強化によく用いられるのが舫綱 対波 対波は高波による減速を軽減します。 対波が高ければ嵐がきても航行可能。 対波の強化によく用いられるのが渡し綱 耐久 船のHPになります。 耐久の強化によく用いられるのが強化ロープ、救命艇 装甲 船の防御力になります。 装甲の強化によく用いられるのが解体道具一式、防舷綱 補足:主要国で投資を行った場合に汎用素材が工房で売られていますが物によってはバザー品より強化性能が低いものもあり あまり用いられる事が少ないです。逆に性能一緒ならば安くて強化に用いても問題ありません。 造船Rと容量の違い 新造時と特殊造船の強化時に造船R1につき船倉が1%づつ増減可能(現在でR20の場合に最大±20% 適正範囲外なら±25%) 増量すると船倉が広がり積み荷がたくさん乗ります。減量すれば停船状態から航行時の出足が早くなります。 新造や強化にも各造船Rが要求されるのでRが足りないと利用できないこともあります。 船の材質も造船Rにより新造時指定できるものが決まったりもします。後は港の違いで指定できたりできなかったり。 材質の違い 速度重視ならチーク>シーダー>マホガニー>レッドパイン>ローズ>ビーチ>オーク>エルム>銅張り=公用>鉄張り 耐久重視なら公用>鉄張り>銅張り>ローズ>マホガニー>オーク>チーク>エルム>ビーチ>レッドパイン>シーダー
https://w.atwiki.jp/nikuq-niuniu/pages/1138.html
商船の置き土産 依頼主 :フュウ(西ラノシア X17-Y22) 受注条件:レベル44~ 概要 :ノォヴの育成地のフュウは、冒険者に頼みたいことがあるようだ。 フュウ 「フスィーッ・・・・・・ヒレナシの商船が襲われた。 犯人は、もちろん「珊瑚の銛」の連中だ! 商船の乗員どもは小舟で逃げ出したようだが、 運搬中の「商船の積荷」は、船に残したままのようだ。 せめて、「商船の積荷」を回収してやってくれねぇか? 洋上の商船には、エルブストに乗れば追いつけるはずだぜ!」 フュウ 「「珊瑚の銛」に襲われた商船から、 「商船の積荷」を回収してやってくれねぇか? 洋上の商船には、エルブストに乗れば追いつけるぜ!」 洋上の商船にある商船の積荷を妨害を退け入手 海獣使いのパァア 「フスィーッ・・・・・・拿捕された商船を追いたいのか? エルブストのスピードがあれば、大丈夫だ。」 (サーフトゥース・セントリー 「フスィーッ! そいつは俺たちのものだっ!」 「フスィーッ! 毛の生えたヒレナシめ!」) フュウに商船の積荷を渡す フュウ 「フスィーッ・・・・・・。 商船の積荷を奪い返してこれたか?」 (商船の積荷を渡す) フュウ 「フスィーッ・・・・・・さすがだな! この荷物は、俺たちがヒレナシどもに届けておこう。 襲われた連中は、サハギン族を憎んでいるだろうが・・・・・・。 共存を望むサハギン族もいるんだって、 教えてやらねぇとな!」 商船の積荷:希少なスパイスが詰まった木箱
https://w.atwiki.jp/spore/pages/58.html
宇宙船の能力 購入価格リスト アイテム名 自国の価格 他国の価格 回数制限 SETI 初期装備 なし 回収ビーム 初期装備 なし 移送ビーム 初期装備 なし 貨物室(小) 100,000 50,000(チャンス・調和・力・信仰) なし 貨物室(中) 200,000 100,000(チャンス・調和・力・信仰) なし 貨物室(大) 500,000 250,000(チャンス・調和・力・信仰) なし 惑星間移動 初期装備 なし 星間移動ドライブ1 初期装備 なし 星間移動ドライブ2 150,000 75,000(秩序・科学・繁栄・信仰) なし 星間移動ドライブ3 300,000 15,000(秩序・科学・繁栄・信仰) なし 星間移動ドライブ4 750,000 375,000(秩序・科学・繁栄・信仰) なし 星間移動ドライブ5 200,000 1,000,000(秩序・科学・繁栄・信仰) なし ワームホールの鍵 3,000,000 1,500,000(秩序・科学・繁栄) なし エネルギー貯蔵庫アップグレード(最小) 初期装備 なし エネルギー貯蔵庫アップグレード(小) 150,000 75,000(チャンス・生命・科学・力) なし エネルギー貯蔵庫アップグレード(中) 300,000 150,000(チャンス・生命・科学・力) なし エネルギー貯蔵庫アップグレード(大) 450,000 225,000(チャンス・生命・科学・力) なし エネルギー貯蔵庫アップグレード(最大) 600,000 300,000(チャンス・生命・科学・力) なし 耐久力アップグレード(最小) 初期装備 なし 耐久力アップグレード(小) 150,000 75,000(チャンス・調和・力・信仰) なし 耐久力アップグレード(中) 300,000 150,000(チャンス・調和・力・信仰) なし 耐久力アップグレード(大) 450,000 225,000(チャンス・調和・力・信仰) なし 耐久力アップグレード(最大) 600,000 300,000(チャンス・調和・力・信仰) なし ※宇宙フェーズ開始時のミッションで取得するアイテムは初期装備扱い(消耗品を除く) 能力 SETI 自動的に他の恒星系の知的生命体を検出します。星系に知的生命体がいる場合、 青い電波がその星系のまわりに表示されます。 回収ビーム 地上の植物・動物・アーティファクトなどを回収できます。 回収されたアイテムは宇宙船の貨物室に追加されます。 回収中にビームの使用を中止したりビームがさえぎられた場合、アイテムはそのまま地上に落下。 また、動物の回収中だった場合、その動物は落下の衝撃で死んでしまいます。 移送ビーム 貨物室のアイテムを地上に降ろします。 降下中にビームの使用を中止したりビームがさえぎられた場合、アイテムはそのまま地上に落下。 また、動物を降ろす途中だった場合、その動物は落下の衝撃で死んでしまいます。 貨物室(小~大) 宇宙船の貨物室の数が増えます。 名称 貨物室 貨物室(小) 15 貨物室(中) 20 貨物室(大) 25 惑星間移動 最も基本的な移動手段。惑星への降下と離脱、および星系内の他の惑星に移動できます。 星間移動ドライブ(1~5) 星系間の移動手段。星系への進入と離脱、および他の星系に移動することができます。 名称 移動距離(単位pc) 星間移動ドライブ1 3 星間移動ドライブ2 5 星間移動ドライブ3 7 星間移動ドライブ4 12 星間移動ドライブ5 20 ワームホールの鍵 ブラックホールをワームホールとして利用できるようになります。 ワームホールの鍵を装備した状態でブラックホールに突入すると、 他のブラックホールにワープします。 超長距離を一瞬で移動することができるため大変便利ですが、 ワープ先のブラックホールがどこにあるかは突入するまでわかりません。 エネルギー貯蔵庫アップグレード(最小~最大) 宇宙船のエネルギー搭載量が増加します。 耐久力アップグレード(最小~最大) 宇宙船の耐久力が増加します。 名称 最大HP 耐久力アップグレード(最小) 1000 耐久力アップグレード(小) 2000 耐久力アップグレード(中) 3000 耐久力アップグレード(大) 4000 耐久力アップグレード(最大) 5000 ※難易度:普通の場合 ※クリーチャーステージの継承アビリティ『高度生命体』を取得している場合、最大HPが50%アップ。
https://w.atwiki.jp/dragonmfd/pages/93.html
基本情報クエストレベル 出現条件 マップ攻略 基本情報 クエストレベル Q.Lv 経験値 報奨金 TIME 10 最大160Exp 1500Gold 16 00 20 最大340Exp 2500Gold 13 00 30 最大640Exp 3500Gold 10 00 40 最大1060Exp 4500Gold 10 00 出現条件 「魔龍の海域」クリア マップ攻略 ロケーション:ランサ海域 船の上であちこちに出現する敵を倒して護衛対象を守る。 シンプルな分宝箱は一切出てこず経験値・報奨金も少なめな小銭稼ぎ向けのクエスト。 護衛対象の数・位置は固定。 それぞれ攻撃を受けると「◯◯が助けを求めています」というメッセージが表示される。 ウンダ 船尾 バジェーノ 甲板 ナヴィア 上側船室 アルジェ 下側船室 オオヤドカリとは合計3体と戦うことになる。 外にいる男二人はオオヤドカリとの乱戦に巻き込まれやすく毒を食らうとそこそこ痛いため、できれば戦場が広い右側に誘導したい。 それぞれ会話可能だが単純にロスとなるため、近寄りすぎないようにしたい。 カメラは常に最大まで引くことを推奨。ヘイトのラインも参考になる。 行ったり来たり忙しい分、マルチだと楽。
https://w.atwiki.jp/harukaze_lab/pages/125.html
難破船の怪物 山本周五郎 ------------------------------------------------------- 【テキスト中に現れる記号について】 《》:ルビ (例)英一《えいいち》 |:ルビの付く文字列の始まりを特定する記号 (例)十|噸《トン》 [#]:入力者注 主に外字の説明や、傍点の位置の指定 (例)※[#感嘆符疑問符、1-8-78] ------------------------------------------------------- [#3字下げ]無気味な難破船[#「無気味な難破船」は中見出し] 「――御勉強ですか」 窓から声がした。英一《えいいち》が読んでいた書物から眼をあげて見ると、千田老人のにこやかな顔が覗いている。 「ああ千田君か――」 「浜へ面白いものが着いているんですがね、一緒に行って御覧になりませんか」 「何だい面白いものって」 「難破船らしいです」 「へえ、それは是非見たいね」 「いらっしゃい、御案内致しますよ」 英一は書物を伏せて立上《たちあが》った。 紀州の南端にある袖浦《そでがうら》という小漁港で、杉原《すぎはら》家といえば旧幕時代からの大船主として有名である。英一は杉原家の一人息子で、東京の理科大学に学んでいるが、一週間ほどまえから夏休《なつやすみ》で帰省している。――気質の明るい、豪胆な、骨組のがっしりした体つきで、この浜の者たちみんなから「俺達の若旦那」と敬愛されている好青年だった。 次手《ついで》に千田老人も紹介して置こう。彼は杉原家の捕鯨船「南紀丸」の船長として、四十余年のあいだ太平洋を乗廻《のりまわ》した海の猛者《もさ》である。数年まえから陸へあがり、今では杉原家の屋敷内に家を貰って、十六になる孫娘の不二子と二人、静かな生活を楽しんでいるが、機会さえあれば何時《なんどき》でも南極ぐらいへは出掛けようという元気を持っている。――肩幅の広い、大きな手をした、武骨な体格に似合わず洒落《しゃれ》好きで、銀色の口髭を美しく刈込《かりこ》んでいるし、どんなに暑くてもきちんと上衣《うわぎ》の釦《ボタン》をかけ、靴はいつでもぴかぴか光るのを穿いていた。 「――儂《わし》が初めて捕鯨に出た時」 と老人は云《い》う、「百五十|噸《トン》の船で八十頭の鯨を揚げたものだ。然《しか》し儂はそれを自慢しようとは思わない、儂がいま誰にでも威張れるものはこの海泡石《メアショム》のパイプと、孫娘の不二子だ――この二つが儂の宝物さ」 それが千田老人の口癖だった。 手早く身支度して英一が出て行くと、千田老人は門のところで、その御自慢の海泡石《メアショム》のパイプをふかしながら待っていた。――二人は揃って岩道を下りて行った。 「難破船てどんな船だい」 「どうも外国の貨物船らしいですね。昨日から沖に見えていたんですが、潮に乗せられて波切《なみきり》の岩礁《いわ》のところまで寄って来ています。舷側などはかなり壊れているようです」 「人は乗っていないのかい」 「さあどうでしょう」 老人は肩をすくめた。 岩道を下りきると松原になる。一面に月見草の生えている砂地を、真直《まっすぐ》にぬけたところが浜であった。――袖浦は東西にふたつの岬《はな》の突出《つきで》た港で、沖には波切と呼ばれる岩礁《いわ》があり、波も荒く潮流も悪かったが、湾内が広いのと水深が充分なので、捕鯨船の寄港地としては割に有名であった。 「あれです。――」 浜へ出ると千田老人が指さした。 「なるほど、大きい船だね」 「左様、千二三百|噸《トン》もありましょうか」 二つの岬をつなぐ線からやや沖に当る、波切の岩礁《いわ》のところに一艘の船がかかっていた。船体は灰色で二帆|檣《マスト》、その片方は根元で折れ、片方も中途から上は無い。煙突も潰れているし、舷側には大きな穴が明《あ》いている。――そして今しも一艘の漁船が、荒狂う波と闘いながら難破船の方へ近づいて行くのが見えた。 「――おや、救助船を出したようだな」 「今まで出さなかったのかね」 「潮が悪いから夕方まで待てと云って置いたのですがね、仕様のない奴等だ」 老人は舌打《したうち》をしながら、大股に岸壁の方へ歩み寄った。――其処《そこ》には漁夫の男女が大勢集まって、沖の方を見やりながらがやがや騒いでいたが、近寄って来る千田老人と英一をみつけると慌てて帽子や鉢巻《はちまき》を脱《と》りながら挨拶をした。 「あれ程云って置いたのにどうして船を出したんだ。行ったのは誰だ」 「大東の健太でごぜえます」 漁夫たちの一人が云った。「千田さんの許しがあるまで待てと止めたでがすが、なんでも行くだと云って肯《き》かずに参《めえ》りやした」 「健太と誰だ」 「吉五郎と弁と倉三が一緒でがす」 「仕様のない奴だ。――」 千田老人は腹立たしそうに、急《せわ》しくパイプの煙を吐きながら、眼を細めて沖の方を見やった。――英一は岸壁の端へ行って、持って来た双眼鏡を眼に当てた。 「間違いがなければ宜《い》いが」 千田老人が呟《つぶや》いた。 [#3字下げ]何故か帰らぬ人々[#「何故か帰らぬ人々」は中見出し] 英一の双眼鏡には、救助に向った四人の船が巧《たくみ》に、難破船の舷側へ横着けになったのが映った。――そして一人が船に残り、三人の者が壊れている舷側の穴から、船へ這上《はいあが》って行くのも見えた。 「旨くいったらしいな、千田君」 「――無鉄砲な奴等ですよ」 老人はパイブの莨《たばこ》を詰替《つめか》えた。 難破船へ乗込んで行った三人は中々出て来なかった。その附近は水面下に岩礁《いわ》があるので、波は飛沫《しぶき》をあげながら揉返《もみかえ》している。――外に一人残っている漁夫は、船が舷側へ衝突するのを防ぐためにだいぶ苦心している様子だ。 「どうしたんだろう。入ったまま出て来ないが中に人でもいるのかしら」 「さあ……」 千田老人は眼をしば叩いて、「人がいるなら却《かえ》って早く合図に出て来そうなものですがね、――何も見えませんか」 「見えないね」 双眼鏡の度を強くして見たが、難破船の上には物の動く気配もなかった。――そのうちに、どうした事か舷側で待っていた一人が、急に船を岸の方へ漕ぎ戻し始めた。 「おや、一人だけ戻って来るぜ」 英一が不審そうに云う。 「どうしたんだ」 「三人を置きっ放しじゃないか」 「ありゃあ弁だな」 漁夫たちもがやがや騒ぎだした。 なんと云うことなく、みんなが妙に不安な気持に襲われた。戻って来る船の様子がどうも腑におちないのである。千田老人は眉をしかめながら黙っている――英一は眼も放さず船の動作を見戍《みまも》っていた。 岸へ漕ぎ戻ったのは弁吉という若い漁夫であった。千田老人は大股に近寄って行って、 「どうして独りだけ帰って来たんだ」 と呼びかけた。弁吉は船から上ろうともせず、飛沫《しぶき》に濡れた蒼白い顔をあげて、 「あ、千田さん、誰か四五人集めて下さい。直《すぐ》に引返《ひきかえ》さなくちゃなりません」 「どうしたんだ」 「何だか船の中に変った事があるらしいんです。三人とも直《すぐ》戻る約束で入って行ったんですが、いつ迄《まで》待っても出て来ません。私《あっし》は大声に何度も呼んでみました。けれどてんから返辞がねえのです。うん[#「うん」に傍点]と云う声も聞えねえのです」 「下|甲板《カンパン》にでもいたんだろう」 「それじゃあ今はどうです? ――もう一時間の余になりますよ、一体難破船の下甲板なんぞで、一時間の余も何を……」 「もう宜い、理窟は沢山《たくさん》だ……」 千田老人は振返って、 「おい松右衛門、おまえ若い者を四五人|伴《つ》れて弁と一緒に行って来て呉れ」 「合点でがす」 この浜で草相撲の関を取る松右衛門という漁夫が、直《ただち》に集っている中から四人の屈竟《くっきょう》の若者を選び出し、待兼《まちか》ねている弁の船へ乗込んだ。そして元気に沖へ向って出て行った。 「――千田君」 英一は双眼鏡から眼を放して「まだあの三人の姿は船の上に見えないが、一体どうしたんだろうね、本当に何かあったのかね」 「――私《わし》の心配しているのは」 と老人が低い声で云った、「――あの難破船の中に何か……つまり金とか――その、宝石とか云うものが有ってですね」 「ああそうか、それを皆が奪い合いでもしているのではないかと云うのだね」 「――此《この》浜にはそんな浅猿《あさま》しい奴はいない筈《はず》ですが、然し実際その場になって見ると、人間なんてどんな卑《いやし》い気持が起るか分りませんからな、……実のところ私《わし》は何度もそういう場合に出会っているのです」 千田老人はパイプの火皿を鳴らしながら、彼が捕鯨船の船長をしている時分、――南洋の某海上で漂流船に会い、その船の中に多額の金貨を発見した時、親子兄弟よりも仲の良い船夫たちが、どんなに浅猿《あさま》しい争いを演じたか……と云う話をし始めた。 英一は千田老人の話を聞きながら、双眼鏡は沖へ向けて、難破船の上を眼も離さず見戍っていた。――松右衛門たちは難航を続けていた。小さな四挺櫓の漁船は、白馬の乱飛《みだれとぶ》ぶような飛沫《しぶ》き泡立つ波を、乗切り乗切り進んでいる。えんやえんやという櫓拍子《ろびょうし》の声が、いつまでも波の上を伝わって聞えて来た。 凡《およ》そ四十分の後、彼等は難破船へ着いた。そして用意して行った綱で船を繋ぐと、例の壊れた舷側を伝って、六人全部が船の中へ乗込んで行った。――千田老人は独言のように、 「……松右衛門なら大丈夫だろう」 と呟いた。 [#3字下げ]意外の号音[#「意外の号音」は中見出し] 岸壁に集っている人たちの眼は、吸付《すいつ》けられるように難破船へ注がれていた。――十分、二十分、瞬く間に三十分ほど過ぎた。然しまだ何事も起らない。前に行った三人も、あとから乗込んだ六人も、誰一人として姿を見せない、物の動く気配もない。そして四辺《あたり》はいつか夕暮の色が迫って来た。 「――何かあるんだ」 集っている漁夫たちの中から、遂《つい》に不安そうな叫びがあがった。 「誰も出て来ねえ、声もしねえ」 「そうだ、何か変った事があるに違えねえ」 「船幽霊じゃねえか」 誰かが叫んだ、――みんなぴたりと沈黙した。その不安な沈黙の上へ、夕風と波の音がのしかかった。 日は落ちて、海上は暗くなった。然し難破船は謎のように動かない。九人の漁夫たちはどうしたのか、――午後七時過ぎても、遂に一人も帰っては来なかった。英一は黙って双眼鏡を覗いていたが、やがて振返ると、 「千田君、夕飯だから僕は帰るぜ」 と云った。千田老人は頷いて、 「どうぞお帰り下さい、――此事はどうか何誰《どなた》にも仰有《おっしゃ》いませんように、なに大した事はないでしょう」 「ああ黙っているよ、じゃあ又……」 そう云って英一は帰途についた。 家では父母が待兼ねていた。然し英一は難破船の事には少しも触れず、夕食を了《しま》うと直《す》ぐ自分の部屋へ引取った。そして父親たちが茶間《ちゃのま》にいるのを見定めて納戸《なんど》へ入ると、箱に入れて厳重に納《しま》ってあった父の護身用の拳銃《ピストル》と弾丸を取出《とりだ》し、散歩に行くと云って外へ出た。 英一は浜から帰る時すでにこの決心していたのである。――九人の漁夫が乗込んだまま帰らぬ難破船の謎、それを自分の手で検《しら》べてみたいと思ったのだ。 風ままだ吹いていたが、満潮なので海は割に静まっていた。岸壁には篝火《かがりび》が燃えていて、大勢の人たちが影絵のように沖を見張っている。――英一はその人たちに気付かれぬように、廻道《まわりみち》をして繋船場へ行った。そして自分用の小機動艇《モーターボート》の纜《ともづな》を解き、西側の岬へ向けて静かに岸壁を離れた。 難破船は波切の岩礁に軸先《へさき》を突込《つっこ》んだらしく、やや左舷へ傾いて浮いていた。機動艇《ボート》を廻して見ると、右舷に一艘の小船が繋いである。 「――弁の船だな」、 そう思いながら、機動艇《ボート》を更《さら》にその小船へ繋いで置いて、英一は壊れた舷側の穴から難破船の中へ、辷《すべ》り込んだ。 覚悟はして来たものの、いざ中へ入ってみると遉《さすが》に怖ろしさはごまかせなかった。四辺《あたり》は一寸先も見えぬ闇で、潮のむれるような匂《におい》や、錆び腐る船材の香が強く鼻をうつ、――舷側へ寄せる波のほかにはなんの物音もしない。 「落着《おちつ》かなくちゃいけない」 英一は拳銃《ピストル》を右手に握って、足探りにそろそろと進み始めた。――其処《そこ》は中甲板らしく、貨物船のことで天井も低く、通廊には綱具などが散らばっていて、うっかりすると足を取られそうになる。英一は全紳経を緊張させて、右へ右へと歩をすすめた。凡そ五十歩ほど行った時である。……通廊の左手に上甲板へ出る梯子《はしご》があって、上から微《かす》かに星明りがさしているのをみつけた。そしてそれを登ろうと思って第一段へ足をかけた刹那、突然うしろで、 があん[#「があん」に傍点]ッ と耳を劈《さ》くような号音が起り、頬をすれすれに風を截《き》って弾丸《たま》が飛んだ。 「あッ――」 英一は首を竦《すく》めながら、身を翻えして梯子の横へ避け、二の弾丸《たま》に備えつつ、 「誰だ、僕は杉原英一だぞ」 と叫んだ。すると通廊で、 「え※[#感嘆符疑問符、1-8-78] 若旦那――?」 と云う声が聞え、ぱっと懐中電灯の光をさしつけながら、 「おお若旦那……どうして又、――」 狼狽して現われたのは、千田老人であった。 「なんだ、千田君だったのか」 「冗談じゃあない、こんな所へお一人で来るなんて正気の沙汰じゃ有りませんぜ。すんでに二発めを射つところでしたよ、どうして来たんです?」 「君と同じ目的さ、――恐らく」 「仕様のない人だ、そんな事をおさせ申し度《た》くないから、お帰りになったあとで……」 「まあ文句は宜いよ」 英一は老人の言葉を遮って、「それより皆はどうしたい、みつかったかい」 老人は頭を振った。 「未《ま》だみつからないのか」 「不思議ですよ、いま大体下甲板まで見廻って来たんですが、何処《どこ》にもいないんです。一人や二人じゃなし、九人も来ていて皆が皆、影も形もないというのは変です」 [#3字下げ]何かいる……[#「何かいる……」は中見出し] 洋上に浮ぶ難破船の中で、九人の漁夫が煙のように消えた。――こんな事が有得《ありう》るだろうか、船の中は限られている、舷《ふなばた》の外は潮荒き海だ。然《しか》も九人の姿はない。 「兎《と》に角《かく》向うの船室へ行きましょう」 老人が沈黙を破って云った。「今夜はこの船で夜を明かす積《つもり》で、少しばかり支度をさせて来ましたから、不二子を呼んでお茶でも飲みましょう」 「不二ちゃんが来ているのかい」 「ええ、どうしても一緒に来るというもんですから伴《つ》れて来ましたよ」 「乱暴だなあ其《それ》ぁ……」 千田老人は先に立って上甲板へあがり、船長室へと案内した。――部屋の中には小さな豆ランプが灯《とも》っていたが、、人影はなかった。 「おや、不二子は何処《どこ》へ行った」 千田老人は中を見廻して、 「――不二子、……不二子、――」 と呼んだ。答えはなかった。――千田老人の顔がさっと不吉な曇りを帯びた。 「――どうしたんだ」 「此処《ここ》を動くなと云って、鉄砲まで持たせて置いたんですがね、外へでも出たのでしょうか」 「捜してみよう」 英一は甲板へとび出した。 拳銃《ピストル》を片手に、甲板をひと廻り捜してみたが、何処《どこ》にも不二子の姿は見当らなかった。元の船室へ戻ると、千田老人がへし[#「へし」に傍点]折られた銃を持って立っていた。 「――何処《どこ》にもいないぜ、千田君」 「是《これ》を御覧なさい」 老人はそう云って銃を差出した。「是は不二子に持たせて置いた銃です。銃身がこんなにへし[#「へし」に傍点]折れているところをみると……慥《たしか》に何者かが此処《ここ》へやって来て、不二子を掠《さら》って行ったに違いありません」 「――何者かとは……?」 「私にも分りません。然しこの船には何かがいます。――何かが」 老人の言葉は英一を慄然《ぞっ》とさせた。――何かとはなんであろう、この壊れた難破船の中に何がいると云うのだ? 「千田君、何とかしなくては――」 と英一が云いかけた時、老人はいきなり卓上の豆ランプを吹消《ふきけ》した。 「どうしたんだ」 「叱《し》ッ、――静かに」 老人は震え声で囁《ささや》いた。「――船室の外に誰かいます。動いてはいけません」 英一は息を殺して扉《ドア》の脇へ身を片寄せた。 船内は墓場のように森閑としている。舷側へ寄せる波の音が、まるで冥府の呼声《よびごえ》のように聞えるばかり、――ランプの消えた船室の中は、墨を流したような息苦しい闇だった。 英一は耳の中でどっどっ[#「どっどっ」に傍点]と脈|搏《う》つ血の音を聞いた。拳銃《ピストル》を握緊《にぎりし》めた右手はいつかじっとりと汗ばんでいる。 「……千田君――」 英一は声をひそめて呼んだ。 「此処《ここ》にいます」 と老人が答えた、その声の方へ英一が振返った、――丁度《ちょうど》その刹那だった。 「ウッ――※[#感嘆符二つ、1-8-75]」 と云う老人の呻《うめ》きに続いて、「――-ん、英一さん、は、早く――※[#感嘆符二つ、1-8-75]」 絞めつけられるような悲鳴が起り、ばりばりッと烈《はげ》しく板の引裂ける音と、どしん[#「どしん」に傍点]と重い物の倒れる気配がした。英一は夢中で、音を頼りに跳びかかったが、 「あッ――」 と云って横へのめった。跳びかかった英一の手に触れたのは、腐った藻のような、ぬるぬるとした生温《なまぬる》い物だった。そして吐気《はきけ》を催すような悪臭が鼻を塞いだ。――一瞬、英一は全身の血がいっぺんに凍るような、凄《すさま》じい恐怖に襲われて立竦んだ。……それは此世のものではない。 海員たちは、 (溺死者の亡霊が船へあがって人を海へ引込む) と云う迷信を持っている。――それは迷信に違いない、然しいま其処《そこ》にいるのは何だ? 潮の腐ったような匂いを放つ、ぬるぬるした藻のようなものに包まれた怪物は――何だ。英一は十秒ほど全く恐怖で息が止まった。 「――英一さん!」 千田老人の二度めの悲鳴、 「あッ」 と我にかえった英一は、床の上で揉合っている相手へ、猛然と組付《くみつ》いた。然し怪物は逆に英一の頸を掴んだ。英一はその手を振放そうとしたが、怪物の体はどこを掴んでもぬるぬると滑る、そのうちに烈しく突放されて、英一の体は仰《のけ》ざまに倒れた。そして怪物は千田老人を引摺ったまま、甲板の方へ出て行った、 「――いかん!」 頭を烈しく床へ叩きつけられた英一は、くらくらと眩暈《めま》いのするのを、無理に立上って追いかけた。――甲板の星明りにすかして見ると、黒い四|呎《フィート》ばかりの怪物が、千田老人の体を引摺ったまま、正に運転室の方へ曲ろうとしているところだった。――英一は片手で扉《ドア》へ身を支えながら、怪物の背中へ拳銃《ピストル》の狙いを定めて射った。 [#3字下げ]怪物の正体[#「怪物の正体」は中見出し] だーん、だーん、だーん※[#感嘆符二つ、1-8-75] 三発続けざまに闇を劈《つんざ》いて火花が走った。――怪物は突飛ばされたように甲板へ顛倒《てんとう》した。然し、英一がもう一発くれようとする暇もなく、恐ろしい叫びをあげながら舳先の方へ走去《はしりさ》った。 英一は大股に駈寄って千田老人を抱起《だきおこ》した。老人は気絶していただけで少し手当をすると直《すぐ》に息を吹返した。 「あ……英一さん――」 「怪物は仕止めた。もう大丈夫だ」 「あ、貴方《あなた》――お怪我《けが》は?」 「僕は大丈夫、立てるかい」 千田老人は喘ぎながら立上った。 「お蔭で命拾いをしました。何処《どこ》にいますか、その怪物は?」 「拳銃《ピストル》を三発くれ[#「くれ」に傍点]てやったから、多分その辺に参っているだろう、行って見よう」 英一は千田老人を援《たす》けながら、怪物の逃去った方へ行った。 「此処《ここ》に血の痕《あと》がある」 「ああ、ずっと滴《た》れていますね……」 甲板の上には点々と血が滴《したた》っていた。――二人は拳銃《ピストル》の引金に指をかけ、油断なく身構えながら、懐中電灯でその血痕を照しつつ進んで行った。 血の痕は舳《へさき》の出入吼《ハッチ》から中甲板へ下りている。それを伝って行くと、更に下甲板へ下り、やがて船艙《せんそう》の中へ消えていた。 「――この中だ」 英一は立止まった。耳を澄ますと、――中から凄じい咆哮《ほうこう》が聞えて来る。 「千田さん――」 英一は振返って、「君は懐中電灯をさしつけていて呉れ給え、僕が射止めてやる」 「――――」 老人は無言で頷いた。 英一は扉《ドア》をさっと明《あ》けた。老人は光をさし向けた。がらんとした船艙の中で、此世のものとも思えぬ叫びが起り、大きな荷箱の蔭から、黒い怪物が飛鳥のように跳出《とびだ》した、刹那、 がん! がん※[#感嘆符二つ、1-8-75] と爆音が起り、火花が迸《ほとばし》った。怪物は二三度高くはね上ると、ずしん[#「ずしん」に傍点]と床を響かせて倒れた。そして――もう動かなかった。 「射止めたね……」 英一が云った。 「みごとな狙いです」 老人がそう云いかけた時、物蔭から、 「――お祖父《じい》さま」 と叫びながら、一人の少女が走出して来て千田老人の体へしがみ着いた。 「おお不二子か、おまえ無事だったのか」 「怖かったわ、怖かったわ」 少女は狂おしく泣きながら、固く固く老人の体へ身をすりつけた。――それは、もう恐らく生きてはいないと思われた不二子であった。見ると怪物の仕業《しわざ》であろう、着物も帯もずたずたに引裂け、桃色の美しい胸や、太腿《ふともも》までが無残に露われていた。 「さあ泣くのはお止め、杉原の若旦那さまが祖父《じい》さんとおまえを助けて下すったのだ。お礼を云うが宜い」 「まあそうでしたの」 少女は始めて英一の方へ振返り、お礼を云おうとしながら、着物の破れめから肌の覗いているのに気付き、さっと頬を染めながら慌てて前を掻合《かきあわ》せた。 「お礼なんかお互いさ、みんなが無事なのが何よりの仕合せだ、――けれど不うちゃん、君は浜の者たちを見なかったかい」 「見ましたわ……彼処《あすこ》に――」 不二子は身震いをしながら片隅を指さした。英一と千田老人は近寄って行って、――そしてひと眼見るなり、 「む――酷《ひど》い」 と云って外向《そむ》いた。其処《そこ》には九人の漁夫たちの酸鼻を極めた死体が転がっていた。――こんな惨虐《ざんぎゃく》を敢《あえ》て犯した怪物は、そも何物であろうか……英一は射止めた死骸の方へ歩み寄った。と――その眼前に、大きな檻があって、何か書いた木札が掲げてあった。 「なんだ」 と近づいて読むと――、 [#ここから2字下げ] 危険に付き厳戒 此檻にいるのは「沼猿」と云って、亜弗利加《アフリカ》南部のトリア地方に棲息するゴリラの一種で、既に数百年前に死絶したと伝えられていたものである。――性質獰猛にして兇暴、常に沼地に住むため、体毛は粘苔《ねんたい》に蔽われている。猥《みだ》りに接近を禁ず。[#地から2字上げ]モレア号船長 [#地から1字上げ]D・デービス [#ここで字下げ終わり] 「――沼猿!」 「――沼猿!」 読終《よみおわ》ると共に、英一と千田老人は期せずして同音に嘆息した。――眼を振向けると、そこには奇怪な動物の死骸があった。なるほど全体の様子はゴリラに似ている、然し長い体毛の無気味さはどうだ。蒼黒いぬるぬるした粘苔に包まれて、まるで腐った藻屑のようではないか。 今にして思えば不二子が殺されなかったのは、沼猿が九人の漁夫を啖《く》ったばかりで、未だ飢えていなかったからであろう。――その翌《あく》る日モレア号はその惨事を弔うため、火を放って焼かれた。 底本:「山本周五郎探偵小説全集 第四巻 海洋冒険譚」作品社 2008(平成20)年1月15日第1刷発行 底本の親本:「新少年」 1937(昭和12)年7月 初出:「新少年」 1937(昭和12)年7月 入力:特定非営利活動法人はるかぜ
https://w.atwiki.jp/kaiseimaru/pages/23.html
開成丸の設計図の写し 設計図が作られた日付は安政三年三月朔日とあるが、この時点で"開成丸"という名前は決まっていない。 ■洋船建造 仙台藩は洋船建造に当たり、若き算術家、守屋豊治、佐藤良之進、佐伯彦三郎、砂澤安治の四人を三浦乾也の部下として任命します。船の設計図が作られ、寒風沢島では造船場の整備が行われ、六月には船の材料が運び込まれ、八月二十六日には起工式が行われます。この時、算術家の四人が改めて造船などの役に任命されます。 ■資料はこちらからご覧いただけます 「開成丸真形百廿分一之図」『寒風澤嶼造艦碑その他』 東京国立博物館研究情報アーカイブス https //webarchives.tnm.jp/imgsearch /show/C0025959 「宮城郡高城郷寒風澤島造船場」『寒風澤嶼造艦碑その他』 東京国立博物館研究情報アーカイブス https //webarchives.tnm.jp/imgsearch /show/C0025963 「開成丸下海図図」『寒風澤嶼造艦碑その他』 東京国立博物館研究情報アーカイブス https //webarchives.tnm.jp/imgsearch /show/C0025962 「大槻習斎洋艇建造書類」 早稲田大学図書館古典籍総合データベース https //www.wul.waseda.ac.jp/ kotenseki /html/bunko08/bunko08_a0231/index.html
https://w.atwiki.jp/sevillereconquista/pages/31.html
1.造船について 最初のうちは店で販売している船を買うことになると思いますが、店売りの船では容量の増減が出来ず、素材も変更できず、価格も高いです。そこで特殊な生産スキルとして「造船」があります。 これは造船所で船を建造するスキルで、お金を店売りの6割の価格を払って造船を依頼する新造と、所定の材料を集めてから造船を行うジョイントビルド(JB)の2種類があります。 初心者のうちは新造だけを考えていけばいいと思います。 造船スキルを習得して、造船所親方に話しかけると新造ボタンが見えます。 注文をする際には、船の容量の増減と材質を指定する事になります。 2.船の容量の増減 容量とは(船室+砲室+倉庫)を合計したものを指します。 この「最大容量」は造船時に造船ランクの分だけ増減が可能です。 例えば、造船R10 の人なら最大容量を -10%~+10% に出来ます。 現在の造船ランクは最大はR18なので-18%~+18%が上限下限となります。 変更した容量により、船の価格も上昇します。(+10%もしくは-9%すると定価の60%の10%増で66%の値段) 旋回速度が容量に応じて増減。(+2%以上の増量を施した場合旋回数値は-1される)旋回は加速にも関係しているため、容量を増やすと機動力は落ちることになります。 容量を拡張すると船速が下がり、削減させると船速が上がる 例1:商用ガレオンは船室・砲室・倉庫を含めた容量が680なので、造船R10なら容量を最大で+68の748にできるが旋回値は-1されて8になる。 例2:サムブーク系はダウ系よりも帆性能は高いが遅い(場合がある) 基本的に、交易船は容量を増やし、移動用の船は容量を減らすのがいいでしょう。軍用船は容量を減らして旋回を増やす場合が多いですが、ケースバイケースです。 新造で船種を選んだあと、増減画面に移ります。変更ボタンを押すと増減数値を入力できます。 3.船の材質 耐久力のある材質にしたり、速度が少し速くなる材質にしてもらう事ができます。 どんな材質があって、どんな特徴があるのかはこちらの材質を参考にしてみてください。 最初のうちは増減も材質もどれが適しているのか、わからないと思うので、船大工さんや商茶にて相談するのが一番いい方法です。 選べる材質は造船ランク、港によっても異なりますので、船大工さんや商茶にて聞いてみましょう。 4.改造について 造船スキルがランク5以上かつ操船可能レベルであれば、船の性能の一部を船大工の「改造」でいつでも何度でもカスタマイズ可能です。 改造費用は船の大きさに応じて手数料がかかります。 船室・砲室:増やせば倉庫が減り、減らせば倉庫は増える。 船室は(必要船員x120% or -50% の大きい方)~+50%、砲室は-50%(-1/2)~+50% 例 商用ガレオンの基本値は船室70砲室30倉庫580(70+30+580=680) 造船R10で積載容量最大に新造すると全体容量の10%の68増えて船室70砲室30倉庫648 これを船室と砲室(必要45人)が最低に改造すると31の容量が倉庫に変わり船室54砲室15倉庫679 5.船の予算 船の予算を調べるのはめもりあのーとというサイトが便利です。使い方は-めもりあのーとの見方の1と2の章を参考にしてみてください。 造船スキルでなければ作れない船も多いので、是非使い慣れておきましょう。欲しい船があったらお金を用意して、商茶で頼んでみましょう。誰かが作れるはずですw お願いする時の心得 ・船を作る、というのは船を作れる港に移動しなければならず、洋上で10数分を過ごせなければなりません。船大工キャラを持つ人のリアル時間を貰う行為なのです。頼む際には船大工さんには敬意を払う事を忘れずにいましょう。・船を作る際には必ず船大工さんの側にいるようにしましょう。1キャラが船を持てる数は4隻です。造船の間は船大工さん自身の船を預かってあげたり、ずっと持たせっぱなしで船大工さんの船枠を潰す行為は絶対にやめましょう。 6.ジョイントビルド(JB)ってなに? ジョイントビルド(JB)とは船のパーツを集めて造船を行うものです。 JBでしか造れない船も多数存在し、船に特殊なスキル(オプションスキル)を付けることも出来ますが、JBに使うパーツは製造に手間がかかるため数百万単位で取引されていることが多く、JB造船や改造にも数百万、数千万単位のお金が必要になる場合があります。 さらに、船のオプションスキルを使うには「航海技術」「兵器技術」「管理技術」などの特殊なスキルを習得する必要があり、それらのスキルは新大陸や東南アジアに行けないと習得できません。 つまり、ジョイントビルドの船は完全な上級者向けのものであり、初級・中級レベルでは手は出せませんし、無理に買う必要もありません。 ただ、こういうものがある、というのだけ覚えておくといいです。 なお「造船」スキルも、習得は比較的簡単にできますが、ランクを上げて行くには時間とお金がかかります。 初級・中級者は手を出さないのが無難ですが、ランク5まで上げて自分で改造が出来るようになっておくと、色々と便利なスキルです。
https://w.atwiki.jp/varysu/pages/18.html
◆EVEの世界には4大国が存在しておりそれぞれの国によって船の特徴が有ります、4大国とはガレンテ・カルダリ・アマール・ミンマターの事を指します <ガレンテ船の特徴> ガレンテの船は基本的にアーマー防御の船でありLowスロットが若干多めに有ります、またドローンと言う搭載兵器を多く積める船が多いのが特徴でありタレット主武装はレールガン及びブラスター <カルダリ船の特徴> カルダリの船は基本的にシールド防御の船でありミドルスロットが多めです、ミサイルに特化した船が多くミッションランナーが好んで使う船でもあります、タレット主武装はレールガン及びブラスターですが基本的にミサイルメイン <アマール船の特徴> アマールの船は基本的にアーマー防御の船でありガレンテよりロウスロットが多い、弾薬を使わないレーザー兵器が主武装であり経済的では有るが代わりにキャパシタを大食いするので管理は大変である <ミンマター船の特徴> ミンマター船は基本的にシールド防御では有るが実際は両方のスキルが有って初めて使いこなせるタイプ、主武装のプロジェクトタイル兵器はキャパシタを食わない事と弾により攻撃属性を変えれることからPVP好きの支持者が多い