約 1,297,257 件
https://w.atwiki.jp/83452/pages/11594.html
ある日のこと…… 唯「うい~、帰ったよ~」 憂「お帰りなさい、お姉ちゃん」 紬「こんにちは、憂ちゃん」 憂「あ、紬さんこんにちは……て、え?」 唯「へへへ~」ムギュー 憂「お姉ちゃん、何で紬さんに抱きついてるの?」 唯「だって、ムギちゃん暖かいんだもん。一家に一台欲しいくらい!」 紬「あのー、もう室内なんだし……離してくれないかな?」 唯「えー、もうちょっと~」 憂「お姉ちゃん、紬さん困ってるよ。あまり迷惑かけちゃダメだよ?」 紬 (もはや、どっちがお姉さんかわからないわね……) 憂「ほら、お姉ちゃんっ」ギュー 唯「わわ、わかったから引っ張らないで憂」 憂「もーう。ごめんなさい紬さん、お姉ちゃんが迷惑かけて」 紬「ううん、気にしないで」 唯「ふぅ……それじゃ改めて。たっだいま~、憂」ダキッ 憂「きゃっ、も、もうお姉ちゃんったら~」 紬「ふふ、それじゃ私はこれで」 憂「あれ、紬さん上がっていかないんですか?」 紬「ええ、それじゃあね唯ちゃん」 唯「うん、ムギちゃんまたね~」 憂「……」 憂(一家に一台かあ……) 憂(……抱きついてみたい、かも) …… 憂「て、こんなことがあってね」 純「いや、真顔でそんな話されても困るんだけど」 梓「憂って意外と人にスキンシップ好きだよね」 憂「うん! それに、お姉ちゃんイチオシなんだよ? 興味わくよー、やっぱり」 純「そーお?」 梓「ああ、でもわかるかも。ムギ先輩って体温高くて暖かいらしいし」 憂「梓ちゃんはムギ先輩に抱きついたことととかないの?」 梓「あ、いや、ないかな。抱きつかれたことなら……いや、というか似たようなことなら」 純「へ、へえー……進んでるんだね、梓って」 梓「そ、そんなんじゃないよ。ただ、寂しかったらしくていきなり構ってって……」 憂「で、どうだったの梓ちゃん?」キラキラ 純(憂の目がこれ以上ないくらい輝いている……!) 梓「あー、どうなんだろう……やわらかかかった、かな?」 純「や、やわらかかったって……」 憂「あー、確かに紬さんフワフワしてるもんね」 梓「うん、そうなんだよねー」 純(……あれ? なんかやらしい響きに聞こえてまったの私だけ?) 憂「あー、いいなあ! 私もやっぱり紬さんをムギューってやってみたいなあ!」 「ナニアレー?」ヒソヒソ 「ヒラサワサンガアブナイハツゲンシテルー」 純「ちょ、ちったあ声のトーン抑えなよ。周りから変な目で見られてるよ!?」 憂「ね、梓ちゃん。何かいい方法ないかな?」 純「聞いてないしっ」 梓「そうだなあ……あ、でもムギ先輩も結構スキンシップ好きだし 真正面からお願いしたら普通に抱きしめてくれるかも知れないよ」 憂「ま、真正面からなんて……は、恥ずかしくて無理だよー///」 純「私は今まさに周りの視線が恥ずかしいんですが」 梓「大丈夫だって、ムギ先輩そっちのケがあるみたいだし」 純「さりげにとんでも無いこと言ってるよこの娘! どんなケだよ!?」 憂「う、うー……それなら、大丈夫かも」 純「いや、逆にヤバイでしょ! 食われちゃうよ!?」 梓「もーう、純さっきからウルサイよー」 憂「ねえ純ちゃん? 食われちゃうってどういうこと?」(真顔) 純「……はい?」 梓「あー、私もちょっと気になるかも」(真顔) 憂「ね、純ちゃん?」(真剣) 純(な、何この娘たち~……これじゃ私が変人みたいじゃん!) 憂「じ、じゃあ真正面からお願いしてみることにするね」 梓「うん、頑張ってね憂。大丈夫、多分ムギ先輩はあっさり落ちるよ!」 純(……もう私はツッコまないぞ) 憂「あー、でもいざお願いするとなると緊張するなあ」 紬「あら、みんな」 憂「つ、つむぎしゃんっ!」 梓(噛んだ! ドジっ娘!?) 紬「あらあら、どうしたの憂ちゃん。可愛い声を出して」 憂「あ、え、あの、その……」チラッ 梓(頑張れ、憂!)キリッ 純(テキトーにがんばれー)チラッ 憂(う、うん! 私、頑張る……!) 憂「あ、あの。紬さんっ!」 紬「なあに?」 憂「あ、あー、その、だ、だ……」 紬「?」 梓(もう一息だ、憂!) 憂「だ、だ……」 憂「第2回三頭政治のメンバーは誰でしょうかっ!?」 紬「オクタヴィアヌスとアントニウスとレピドゥスね」 梓(な、何で世界史の問題出してんのよーー!?) 純(しかもムギ先輩、間髪入れずに答えた……この人、只者じゃない!) 紬「ふふ、急に問題出すなんて。面白いことするのね憂ちゃん~」ナデナデ 憂「! え、あ、ははは……///」 紬「それじゃ、私教室に戻るわね。それじゃあ、梓ちゃんと鈴木さんも」 梓「あ、はい」 純「お元気で~」 紬「ふふ、じゃあね~」トタタタ… 梓「……憂?」 憂「///」プシュー 純「あ、湯気出てる」 梓「緊張しすぎだよー。絶対大丈夫だから、次はちゃんと言いなよ」 憂「う、うんがんばるー///」プシュー 純「……なんで私はこの子らに付き合ってるんだろう」 梓「というわけで、本日二度目のチャンスだよ、憂」 憂「うん、同じ失敗はしないよ」 純「ねえ、なんで私まで付き合わないとダメなのー?」 梓「なんとなく」 純「あっそ」 憂「来た……!」 紬「♪~」 憂「あ、あのっ! 紬さん!」 紬「あら、憂ちゃん。今日はよく会うわね~」 憂「え、ええそうですね。あ、あの紬さん……」 紬「何かしら?」 憂「えーっと、あの……今日はいい天気ですね?」 紬「盛大に雪が降っているけれど……?」 憂「あ、いえそうじゃなくて……あの、寒いですよね、最近」 紬「そうね~、もう冬真っ盛りだものね~」 憂「それで、あの……寒いですし、その、だ、だき……」 紬「?」 憂「だ、だき……ダキアを平定した古代ローマの皇帝はっ!?」 紬「トラヤヌスね」 純(て、また世界史かい! しかも、またローマ時代!) 梓(どんだけローマが好きなのよ。憂!) 紬「もしかして、私の学力チェックか何か? ふふ、大丈夫よ。ちゃんと受験勉強してるから」 憂「あ、いえ、そうじゃなくて……」 紬「?」 憂「……あ、いえ。古代ローマって素敵ですよねー」アハハー 純(憂が壊れた……) 梓(そのローマにかける情熱は何……) 紬「ふふ、変な憂ちゃん」 純(……急な問題に間髪入れずに解答できるあなたも大概変です) 憂「はあ……」ドーン 梓「さて、同じ失敗を二度しちゃったわけだけど」 純「もう諦めたら?」 憂「う……でも、私だってお姉ちゃんと同じことを共有したい。 お姉ちゃんが紬さんを暖かいって言ったのなら、私だってその暖かさを味わいたいの」 梓「憂……」 純(やっぱり、さり気に危ない発言してるような気が……) 憂「私、最後にもう1回やってみる! 梓ちゃん純ちゃん、力を貸して!」 梓「憂……勿論だよ!」 純「ちょ、ちょっと、待ってよ。なんで私まで付き合わないといけないの?」 憂「お願い、純ちゃん! 純ちゃんの力が頼りなの!」ウルウル 純「う、憂……もーう、わかったよ。こうなったら、どうとでもなれだよ。最後まで付き合うよ」 憂「ありがとう純ちゃん! 私、純ちゃんのこと好きだよ!」 純「(ドキ) す、好きって……もうっ、何冗談言ってるんのよ、うーい」 憂「冗談じゃないよっ」 梓「ねえ憂、純のことどれくらい好き?」 憂「ローマの次くらいに」 純「またローマかよ! しかも私負けてるし! せめて人と比べてよ!」 放課後、部室前…… 梓「いい、憂。まずはちゃんと頑張って言ってみてね」 純「それで無理そうだったら、私たちが助け舟だすからさ」 憂「うん、ありがとう二人とも! それじゃ……」 ガラッ 憂「あ、あのっ。失礼しますっ!」 唯「あれー、憂。どーしたのー?」 澪「梓と、あと鈴木さんも」 憂「えっと、あの。紬さんにお話がありまして」 紬「まあ、私に?」 律「一体何なんだー?」 憂「あの、紬さんにお願いがありまして……」 紬「お願い、何かしら~?」 唯「憂がムギちゃんにお願いなんて珍しいねー」 澪(興味津々) 律(聞き耳) 梓「ほら、頑張って。憂」 純「しっかりしなよ」 憂「う、うん……あの、紬さん、私、その私を……」 紬「?」 憂「わ、私……私とプロレスごっこしませんかっ!?」 純「ぷ、プロレスごっこって……」 梓「むう、憂。考えたわね…… 真っ向から抱きしめてというのはやはり恥ずかしい。 でも、プレロスごっこという名目があれば無理矢理でも 相手に組み付くことができる…… まさに、パーフェクトプラン……恐れいったわ、憂……」 純「いやいや、明らかにおかしいでしょ! つーか、ムギ先輩がそんなこと了承するはずが」 紬「いいわよ~」 純「あっさり了承しちゃったよこの人!!」 紬「私、お友達とプロレスごっこするのが夢だったの~」 唯「良かったねムギちゃん、夢がかなって♪」 律「二人とも、がんばれよ」 澪「おめでとう、応援してるよ」 純「あ、あれ? なんでこの人たち普通に受け入れてるの?」 紬「それじゃ、憂ちゃん。始めましょうか♪」 憂「は、はい!」 梓「頑張ってね、憂!」 律「ムギも負けるなよー!」 紬「どんとこいです!」フンス 純(帰りたい……) 憂「そ、それでは……お願いしますっ!」 憂は思考する。 どうすれば、効率よく紬に抱きつくことが出来るか。 もしくは、紬に抱きついてもらうことが出来るか。 紬はパワーに優れており、力比べしても勝ち目はない。 それならば、自らが勝るスピードをもって一気に今の距離を詰めるのが吉。 そして、まずは相手の腰に絡みつきバックを取る。 そうなってしまえば、相手の足をとって速やかにサブミッションに移行できる そして、後はやりたい放題…… ――よし! 作戦を決めて、憂は一気にダッシュをかける。 2
https://w.atwiki.jp/v-sw/pages/173.html
美月との共同生活編 ※「季節を抱きしめて」は? ↓ ※そりゃ凄い! ↓ ※そうなんだ・・・ ↓ おいしいラーメン屋知ってるんだ! ↓ ※かこひめの寝屋とは・・・ ↓ ふーん、あっそ・・・ ↓ セリフとか覚えられてる? ↓ 考えすぎじゃないの? ↓ なんでもないよ ↓ ※確かに・・・ ↓ 第1作目の主演女優のお墓? ↓ えっ!? ↓ ※墓参りか・・・ ↓ そのうちなにか思い出すよ ↓ 麗しのナイト様にでも送ってもらったら? ↓ ※たちの悪い冗談だ ↓ ※今度は泣きマネか・・・ ↓ ※ほっとこう ↓ だ、誰もいませんよ ↓ ええっ?そんな・・・ ↓ 任せてよ! 撮影旅行編 ※休みないの…? ↓ もう少しこの話を続けよう ↓ はぁ・・・ ↓ ※簡単に言うけどさぁ美月 ↓ しょうがないだろ ↓ 神経のズ太さ? ↓ いや、確かに聞こえた・・・ ↓ なんだ、寝言だったんだ ↓ う~ん・・・ ↓ わかりました、開けます・・・ ↓ まだ生きているかもしれない! ↓ とりあえず剛田先輩達に! ↓ ドアノブが照れている? ※補足 基本的に美月に対して冷たい選択肢を選べば植木鉢が直撃してジェノサイド編に行ける 実は選択肢「ほっとこう」を同じセーブデータ内で2回以上選択している場合,そのセーブデータでは強制的にジェノサイド編へ行くことになる ジェノサイド編に突入している場合,撮影旅行編からでOK Bad End5へ ダブルキャスト Topページへ
https://w.atwiki.jp/v-sw/pages/162.html
美月との出会い編 ※あ、そうだ、お礼言わなきゃ ↓ う~ん・・・ ↓ スリーサイズは? ↓ い、いや・・・べつに・・・ ↓ 名前は? ↓ いい名前じゃない! ↓ ※僕んところに来る? ↓ ※「季節を抱きしめて」は? 美月との共同生活編 ※へぇ、歩いて? ↓ ※だって履歴書は? ↓ おいしいラーメン屋知ってるんだ! ↓ ※かこひめの寝屋とは・・・ ↓ ふーん、あっそ・・・ ↓ セリフとか覚えられてる? ↓ 気をつけないと ↓ あぁ、二村から ↓ ※確かに・・・ ↓ 第1作目の主演女優のお墓? ↓ おぉ! ↓ ※墓参りか・・・ ↓ 撮影終わったら探してみようよ ↓ そうだな・・・ ↓ ※どうしたんだ! ↓ どうしたんだ! ↓ だ、誰もいませんよ ↓ ラ、ラッキー! ↓ 任せてよ! 撮影旅行編 ※休みないの・・・? ↓ もう少しこの話を続けよう ↓ ハイ!! ↓ ※簡単に言うけどさぁ美月 ↓ しょーがないだろ ↓ 神経のズ太さ? ↓ ちゃんと固定とかしておいてほしいよな ↓ 部長と一緒がいいだろう ↓ それ以外のところ・・・ ↓ 外の空気でも吸ってこよう ↓ 心配ないよ ↓ うん ↓ ええ~っ風呂っ!? ↓ ※美月、玄関のほうお願い ↓ まだ映画できてないけど・・・ ↓ 悪かったな! ↓ 足を狙おう! ↓ 写真のことを話してみよう ↓ わかりました ↓ そう言えば、あの写真・・・ ↓ わかった ↓ 部長に電話だ ↓ もうひとりいてもいいのかな? ↓ 二村に電話だ ↓ 僕も行きます ↓ ※見てくれる? ↓ いや、ちょっと待ってくれ Good End4へ ダブルキャスト Topページへ
https://w.atwiki.jp/25438/pages/2042.html
「……えへへ、どうかな?」 唯がギターの演奏を終えて照れ笑い。 私の前でこんな表情をする事なんて滅多に無いから、何だか新鮮ね。 唯に向けて、胸の前で小さく拍手。 本音を言えば大きな拍手を送りたいところだったけれど、夜の拍手は案外響くものね。 浴びせたい歓声は胸の中でだけ何度も唱えて、近所の迷惑にならない出来る限りの拍手を響かせる。 私が一頻り拍手を浴びせると、唯はギー太と一緒に私の隣に座った。 その間中、嬉しそうに頭を掻いていたのも何だか唯らしい。 「お疲れ様、唯。 私の我儘を聞いてくれてありがとう。 とても素敵な曲だったわよ」 唯の手に私の手を重ねて、私と唯の二つの手のひらで唯の頭を撫でる。 少し癖っ毛気味の髪の毛が手のひらに心地良い。 「どういたしまして、和ちゃん。 私もまた和ちゃんの前でライブをやれるなんて嬉しいよー」 「観客一人、ギタリスト一人のワンマンライブだけれどね」 「それでも嬉しいんだよー」 「私もよ、唯」 二人で目を細め合う。 このライブの発端は私のちょっとした我儘が原因だった。 『留学先に向かう前に、もう一度唯のギターを聴きたい』 突然の申し出にも関わらず、唯はその私の我儘を快諾してくれた。 明日の早朝、私は留学先に旅立つ。 期間は半年くらいの予定だけれど、場合によってはもっと延長するかもしれない。 留学自体は私が望んだ事だから不安も不満も無い。 学びたい事はたくさんあるし、留学先では学びたくなる事も次々湧いて来るんじゃないかしら。 どんな留学生活が待っているのか、私の胸は期待で大きく震えている。 けれど心残りがないわけでもない。 その心残りの一つがこれだった。 私はもう一度唯の歌とギター演奏が聴きたかった。 特にどうしても聴いておきたい曲があったのよね。 「ねえねえ、和ちゃん。 『天使にふれたよ!』はどうだった? そういえば和ちゃんの前で演奏するのは初めてだったよね?」 「ええ、初めてよく聴かせてもらったけど、素敵な曲だったわ。 梓ちゃん、凄く喜んだんじゃない?」 「あはは、『あんまり上手くないですね!』って言われちゃったけどねー」 「そうなんだ」 私は苦笑しながら思う。 それはきっと梓ちゃんの照れ隠しだって。 大学に進学してから一度だけ生徒会の後輩の様子を見に桜高に行った事がある。 その時にたまたま軽音部の部室に向かう梓ちゃんと話す事が出来た。 どうにか部員を五人集められた事。 部長として何とか頑張ってる事。 そして卒業式の後で唯達が演奏した『天使にふれたよ!』の事。 その梓ちゃんとの話で、私はやっと卒業式の日に唯達が梓ちゃんの前で弾いていた曲名を知れた。 ずっと気になっていたのよね、あの日に初めて耳にしたあの曲の事が。 これでも軽音部とは長い付き合いだったんだもの。 曲名も知らない歌があるだなんて、何だかちょっと気持ち悪い。 本当は唯に直接訊ねればよかったのかもしれない。 だけど私はそうしなかった。 唯達と梓ちゃんの絆みたいな曲なんだもの。 立ち入って訪ねたらいけない事に思えたのよね。 少なくとも梓ちゃんの方から話題にしてくれるまでは。 「どうしたの、和ちゃん?」 いつの間にか笑顔になっていたのかもしれない。 唯が首を傾げながら私の顔を覗き込んでいた。 「何でもないわよ」ともう一度唯の頭を撫でる。 伝えてあげたいけれど、それは梓ちゃんの信頼を裏切る事になりそうだものね。 だから唯にそれを伝えてあげるわけにはいかない。 でもね、安心して、唯。 梓ちゃんは『天使にふれたよ!』の話をする時、とても眩しい笑顔を浮かべていたわよ。 嬉しそうで、照れ臭そうで、幸せそうだった。 唯達がそれくらい梓ちゃんにとって最高の先輩だったって事。 正直な話、唯がそんな最高の先輩になれるなんて思ってなかったわ。 唯の初めての部活動、ちゃんと最後まで活動出来るのか心配だった。 唯みたいな子が軽音部でやっていけるのかハラハラしてた。 だけど唯は一つ一つ学園祭やライブを終えて、ゆっくりと成長してたわよね。 今もほら。 昔からは考えられないくらい自信に溢れた表情で唯は立ち上がって。 「ねえねえ、和ちゃん、他に聴きたい曲はない? ふわふわでもカレーでも何でも弾いちゃうよー?」 「そうねえ……」 頭の中に放課後ティータイムの曲が何曲も浮かぶ。 『五月雨20ラブ』、『U I』、『ときめきシュガー』……。 それ以外にも聴いておきたい曲が私の脳内に止め処なく溢れ始める。 出来る事なら全曲聴いておきたい。 留学先ではっきり思い出せるように、心に強く刻んでおきたい。 けれど私は静かに首を横に振った。 「いいの?」と寂しそうに唯が呟いた。 「和ちゃんの聴きたい曲、何でも弾いちゃうよー? 何だったら全部メドレーで弾いちゃったりなんかして!」 「気持ちは嬉しいけど『天使にふれたよ!』を弾いてもらえただけで十分よ、唯。 もう時間も遅いもの、あんまり騒がしくしたら近所の人にもご迷惑よ」 「うーん……、それはそうなんだけどね……」 唯が寂しそうにしてくれるのは嬉しかった。 けれど私は分かっている。 今日の私はいくら聴いても満足出来そうにない。 それこそ唯が朝まで弾き続けてくれたとしても、完全には満足出来ないと思う。 聴き足りるなんて事はありえない。 だから私は思い切らなくちゃいけないのよね。 我儘を一つ叶えられただけでも、私には想定外な事だったんだもの。 「いいのよ。 今日はありがとう、唯。 留学前にこんなサプライズがあるなんて予想もしてなかったもの。 皆で見送りパーティーを開いてくれたのも嬉しかった。 澪も律もムギも、わざわざ帰省までしてくれるなんて思ってなかったわ」 「和ちゃんの見送りパーティーなんだもん、当たり前だよー」 「ええ、ありがとう。 これで留学先でも元気に頑張れるわ。 皆が応援してくれた分、最高の留学にするつもりよ」 宣言した後、少しだけ目を瞑ってみる。 それだけでさっきまで私をお祝いしてくれていた皆の表情が浮かんで来る。 無邪気に私の門出を祝ってくれたムギ。 泣きそうな表情で私を見ていてくれた澪。 しんみりしそうな雰囲気を持ち前の明るさで吹き飛ばしてくれた律。 憂も梓ちゃんも余興で盛り上げてくれた。 パーティーが終わった後には、 私と唯を二人きりにしてくれる気遣いまでしてくれた。 唯の部屋で二人きりで話が出来るようにしてくれた。 私にはそんな仲間達が居た。 いいえ、そんな仲間達が居るのよね。 だから大丈夫。 私は留学先でもきっと元気にやっていけるわ。 ——ありがとう、皆。 胸の中でだけ呟いてから目を開くと、首を傾げている唯の姿が目に入った。 唯はまだ部屋の中心に立って、ギー太を抱えた姿勢のままだった。 その瞳は何かを言いたそうにも見えた。 「どうしたの、唯?」 「あのね、和ちゃん……、一つだけ、いい?」 「いいわよ?」 「えっとね、それじゃあ……。 もう一曲だけね、和ちゃんに聴いてほしい歌があるんだけど、弾いてもいい?」 もう一曲だけ? どの曲だろう? もしかして私の知らない曲でもあるのかしら? 「聴かせてくれるのは嬉しいけど、どの曲を弾くの? 『ふわふわ時間』のアレンジ曲とか?」 「あ、そうじゃなくてね……。 ええっと……」 呟くみたいに言いながら、唯が顔中をどんどん赤く染めていく。 これは唯が照れている表情じゃない。 恥ずかしがっている表情でもない。 これも滅多に見れないけれど、これは唯が緊張している時の表情だ。 三度深呼吸した後、唯は私に強い視線を向けて口を開いた。 「私が作った……和ちゃんに贈る歌なんだ」 「私……に?」 「うん」 「唯が作った……?」 「うん、作曲も作詞も自分でやってみたんだよ。 作曲なんて初めてだから、ちゃんと出来てるか自信が無いけどね……」 「私の……ために……?」 「そうだよ! だって和ちゃんが留学に行くんだよ? 大学は違ったけど、会おうと思ったら会えない距離じゃなかったでしょ? でもね、外国は遠いよ……。 今までみたいに会えなくなるんだよ……。 だから……、和ちゃんに私の気持ちを伝えたかったんだよ……」 そう言った唯の言葉は震えていた。 唯の視線も身体も震えていた。 ひょっとしたら私の身体も震えていたかもしれない。 心もきっと、震えてた。 私の心残りのもう一つ。 それは勿論遠く離れる唯の事だった。 幼稚園の頃からずっと一緒で、大学こそ別だけれど会いたい時には会えた唯。 私が留学先に行ってしまったら、今までみたいに簡単には会えなくなる。 それどころか連絡すら取りづらくなる可能性だってある。 私はそれに気付いていたけれど、大丈夫だと思っていた。 私が留学する事を伝えても普段と変わらない様子の唯の姿を見て、大丈夫だと思おうとしてた。 だけど本当は大丈夫じゃなかったのかもしれない。 唯と遠く離れるという初めての現実に、実感が湧いていなかっただけなのかもしれない。 私も、そう、やっぱり唯と離れる事が不安なんだと思う。 立ち上がって、唯の目の前にまで歩み寄って行く。 近くで見ると余計に実感出来る。 唯と、私が、強く強く震えている事に。 二人とも初めての別離に不安を溢れ出させている。 「唯……」 抱きしめようと思った。 抱きしめて唯の震えを止めようと思った。 私は私の中にある不安に気付いた。 唯が私と遠く離れる事を不安に思っている事にも留学間際で気付けた。 まだ間に合う。間に合うわ。 唯の不安を消してあげられなくちゃ、私も安心して留学になんていけないもの。 だから抱きしめよう。 抱きしめて、支えて笑顔にしてあげよう。 私は両腕を広げて、唯を包み込もうとして、不意に私と唯を阻む物に気付いた。 ギー太。 軽音部に入部して以来、唯の相棒を務めているギター。 そのギー太から奏でられる唯の音楽が私は大好きだった。 生徒会で忙しい時にも励まされた。 そのギー太が今私と唯の間を阻んでいた。 唯がギー太を抱えている限り、私は唯を抱きしめる事が出来ない。 唯もそれには気付いていたと思う。 けれど唯はギー太を手放そうとせずに、 それどころか軽くチューニングするようにギー太の弦を爪弾いた。 「私の曲、聴いてくれる?」 泣きそうな表情をしながらも、唯の目からは涙が流れてはいなかった。 寂しさや悲しさでよく泣いていた唯が泣いていなかった。 ただ私を見つめていた。 私を見守ってくれるように。 それでハッとさせられた。 ああ……、そうなのよね……。 寂しかったのは、見守られてたのは、私の方だったんだって。 私は唯が新しい事を始める度に嬉しさと寂しさを同時に感じていた。 一人で歩く力を得ていく唯を寂しく見ていた。 私は唯を見守っているつもりで、逆に見守られていたのかもしれない。 いいえ、きっとそうだと思う。 私は唯が私と簡単に会えなくなるのを不安に感じてるんだって思ってた。 だけど本当はそうじゃなかったのね。 唯は私が留学先で一人でやっていけるのか心配してたんだ。 唯自身が私と会えなくなる事よりも、留学先での私の安全の方を案じてくれていたんだわ。 私は何を勘違いしていたのかしら……。 唯の保護者気取りで、唯を甘えさせてあげるつもりで自分が甘えてて……。 もう……、こんなの情けなさ過ぎるじゃないの……。 自分の身体から力が抜けていくのを感じる。 唯を支えようと思っていた自分の思い上がりを諌めたくなる。 「はあ……」 深く床にまで届きそうな溜息をこぼしてしまう。 情けないにも程がある私。 今まで何をやっていたのかしらって思わされる。 広げていた腕を下ろして、私は唯から離れていく。 さっきまで座っていた唯のベッドに座り直して、少し離れた唯に視線を向ける。 唯はまだ泣きそうな、いいえ、心配そうな表情を浮かべていた。 俯いてもう一度だけ溜息。 顔を上げて右手で眼鏡の蔓の位置を直すと、私はゆっくり口を開いた。 「それじゃ早速、唯の新曲を聴かせてくれるかしら?」 そう言った時の私の口元は笑っていたと思う。 無理して笑ったわけじゃないわ。 強がりじゃなく自然と笑顔になれていた。 唯の成長が寂しくて、保護者のつもりで居た自分が情けなくなったのは本当。 唯と離れての留学が今更ながら不安になり始めたのも本当。 だけどそれ以上に唯が成長しているのが嬉しいのは間違いなく本当だったから。 唯は成長した。 高校生になってからは加速度的に頼れるようになった。 自分が感じている不安よりも私の留学生活を優先して心配してくれるくらいに。 昔の唯だったら、私が抱きしめようとした瞬間には唯の方から抱き着いて来ていたはず。 だけど唯はそうしなかったのよね。 きっとそれが私にとって良くない事だって感じていたから。 だから今日だけは私達は抱き着かない。抱きしめない。 二人で対等な未来を歩いて行くために。 私は今日やっと自分の勘違いに気付けた。 気付けたのなら、後は自分で修正していけばいい。 それくらいの強さなら、私だって持てるはずだもの。 唯はそれを私に気付かせてくれた。 やっと気付けた。 ありがとう、唯。 私、唯の幼馴染みで本当に良かった。 想いを視線で伝える。 私と唯の視線が交錯する。 数秒の間見つめ合って私の笑顔が崩れない事に気付いたのか、唯が嬉しそうな笑顔を浮かべた。 いつまで見ていても飽きない、私の大好きないつもの唯の笑顔だった。 信じてくれたんだろう、私の決心を、私の視線を。 「うんっ! 私の新曲を和ちゃんに聴かせちゃうよー!」 「楽しみね、どんな歌なのかしら?」 「それは聴いてのお楽しみだよ! 楽しんで聞いてくれると嬉しいな! あ、その前に和ちゃんに一つだけお願いしていい?」 「何かしら?」 「歌が終わったらベッドの中で和ちゃんと色々話したいな。 明日が早いのは分かってるけど、まだまだ和ちゃんと話し足りないもん!」 「そうね、我儘を聞いてもらった立場だし、何なら徹夜したって構わないわよ? 今夜ぐっすり寝たところで明日の昼はどうせ長い空の旅だし、 飛行機の中では寝ていた方が時差ボケにもなりにくいらしいから」 「へー、そうなんだ?」 「そうらしいわよ? だから色々話しましょう? そうねえ、あんまり話した事無かったお互いの大学生活の話とかどうかしら?」 「あっ、いいね! 私ね、大学で色んな面白い友達が出来たんだよ?」 「それは楽しみね。 唯の新曲の後は思い切り話して楽しみましょう?」 「よーし、頑張っちゃうぞー!」 唯の表情が真剣なそれに変わる。 私のために作った曲を歌うために。 私の留学生活を心の底から応援してくれるために。 私と遠く離れる生活をこれから頑張るために。 私も頑張ろうと思う。 留学先では辛い事も悲しい事も多いんじゃないかしら。 だけど私は一人じゃない。 辛い時には大切な仲間達の事を思い出そう。 私の事をずっと近くで見てくれていた唯の事を思い出そう。 私の大好きな放課後ティータイムの曲を思い出そう。 留学生活を終えて帰国した時にこそ、私は唯を思い切り抱きしめる。 素直な心で、今度こそ対等な二人で。 ふふっ、今からでもその日の光景が思い浮かぶわね。 きっと唯は言葉にならない言葉を口にして、私の胸に飛び込んで来るはずよね。 そうして色んな想いを込めて抱きしめたその後で、私は唯に『ただいま』って伝えるんだと思う。 それがきっと私達の新しい始まりになるんじゃないかしら。 唯がギー太を構えて私に視線を向ける。 堂に入った姿はとても頼り甲斐がある様に思えた。 私も唯の動きを焼き付けるように目を見開いて、耳にも意識を集中させた。 また会える日まで、どんな時にでもこの唯の新曲を思い出せるように。 「それじゃあ今から和ちゃんに贈る曲を演奏するね! 曲名は——!」 終わりです。 ありがとうございました。 戻る
https://w.atwiki.jp/imasss/pages/2796.html
【ミリマス】P氏、海美を抱きしめ腰痛になる 執筆開始日時 2018/03/01 元スレURL http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1519836472/ 概要 これは稀代の女難に見舞われた、ある一人の男の話である。 ===1. 事の始まりは午前のこと。連勤の疲れが出て来たのか、 はたまた日頃の無精が祟ったか、もしくはそれぞれどちらもか。 兎にも角にもP氏は不覚のうちに接触事故を起こしたのだ。 「明日は待ちに待ってた休みだ」とか、 「早く家に帰って眠りたいな」なんてことに意識をやってたせいもあるのだろう。 前方不注意怪我一生。 とにかく注意力が散漫になっていたことを否定することなどはできやすまい。 不幸にも事故現場となってしまったのはいつもの如く765プロ劇場。 P氏が資料を詰めた大きくて重たい段ボール箱を抱えて階段を上っていた時の出来事だ。 タグ ^高坂海美 ^水瀬伊織 ^佐竹美奈子 ^横山奈緒 まとめサイト あやめ2nd えすえすゲー速報 エレファント速報 おかしくねーしSSまとめ プロデューサーさんっ!SSですよ、SS! ポチッとSS!! SSまとめ SSびより SSまとめプラス SSマンション SS 森きのこ! SS2chLog YomiCom wiki内他頁検索用 Pドル いちゃコメ ミリオンライブ 作者◆Xz5sQ/W/66氏 水瀬伊織 高坂海美
https://w.atwiki.jp/kskani/pages/123.html
遠い日の記憶胸に抱きしめて ◆UVMoz3I/eM 6分の4は物持ちに。 それは支給されたディバッグ、明かり、地図、そして参加者名簿。 6分の2は腕組みに。 暗い畔道で、アシュラマンは思案にふける。 夜のサバイバルで明かりを灯すのは自殺行為なのだが彼は気にしない。 それは実力に裏打ちされた自信と、魔界の王子(プリンス)たるプライドゆえ。 (水分補給はこまめに、少しづつ) 夜風を2つの手で受け、風向きを読み取る。 あらかじめ水で濡らしていた指は、ひんやりと脳に伝達させた。 (ストレッチもしておくか) 荷物を全てバッグにしまい、彼は地べたに惜しげもなく座った。 そして両足を180度に開脚し、深い呼吸とともに上体をゆっくり倒す。 胸がぴったりと地面につくのを確認すると、空をつかむ6つの腕でぐいぐいと筋を伸ばす。 (知っている名は3つ。キン肉マン、ウォーズマン、そして悪魔将軍) 超人の善が正義超人ならば悪は悪行超人だ。 その中でも生え抜きのエリート組と呼ばれるのが悪魔超人である。 極悪非道を問答無用でやる残虐さは悪行超人となんら変わりはない。 ただ、どこの世界でも一流と呼ばれる者は、自己鍛錬能力とカリスマを備えた実力者ということだ。 特に、アシュラマンはこの中でも異端な経歴の持ち主である。 (………………) ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ 「アイドル、それすなわち人気者……みんなのリーダー的存在。いいですねぇ」 「いやいや! リーダーとはちょっと違うよ。アイドルはむしろヒーロー的存在かな。 みんなが困ってるところに颯爽とキック&ジャンプ! そして決め台詞を1つ」 「"卑怯とは言うまいね"、"いいわけはじごくできく"、"話は全て聞かせてもらった! "……う~ん迷いますねぇ」 「ボクは"さぁお遊びはここまでだ。股間にイチモツ、手に荷物!"が好きだな」 (……言葉の意味はわかりませんが、とにかくスゴい自信を感じる) 和気藹々と話している彼らは、とっさの状況適応が優れていた。 眼鏡をあけた主催者の号令の後、気がつけば森の果てに2人きり。 互いが互いに喧嘩を売る前に、友好の手を差し伸べていた。 片や無策で争うことを好まぬウサギ策士、片や普段はヘタレで争いを好まぬ2世超人。 ヨイショヨイショで続く雑談は、彼らに精神的余裕をもたらしていた。 「さて万太郎さん、そろそろあなたのお知り合いについて伺いたいのですが」 「マンタでいいよ。知り合いと言っても……友達はいないね、君と同じさ」 「とすると、身内はいるんですか? 」 「キン肉マンは僕の父上さ。昔はとっても強い超人だったんだけど、今はただの屁こきオジサンだし。ボクのほうが強いかな」 「ムハ……では、このウォーズマンさんとアシュラマンさんは? 」 「父上のライバルだよ。最初は敵だったんだけど、確か改心して味方になってくれたはず……たぶん」 「つまりこの2人も実力者ですが戦士としてはもう引退――え、たぶん? 」 ハムの困惑に万太郎は頷いてこたえる。 無理もない。ウォーズマンはロシア国内で武者修行。アシュラマンは故郷に里帰り。 万太郎が彼らと会話をする機会はほとんど無かった。 向こうが万太郎の存在をきちんと把握しているかどうかも疑わしい。 また、キン肉一族の王子のキン肉マン(キン肉スグル)が自分に関する資料を全て処分したことも起因している。 キン肉マンは息子の万太郎に極力自分の栄光を話そうとはしなかったのだ。 ウォーズマンとアシュラマンの数々の武勲や伝説を、万太郎は耳にしているのだが全て又聞きレベルだった。 「あの人たちはボクを育てる教官役をやってなかったし」 「面識は無いんですね。では2人の背格好はわかりますか? 」 「ウォーズマンさんは全身まっくろくろすけで、ロボ超人。熊手を武器に使ってたかな。 アシュラマンさんは3つの顔と6つの腕を持つ、文字通り阿修羅みたいな人だよ。 ほら、ちょうどあんな感じの…… ってイターーーーーーーーーーーーーーー! 」 万太郎がぴょんと飛び上がり、尻餅をつく。 願ってもいない幸運といきなり遭遇したことに、彼は驚きを隠せない。 じんじんと痛みを訴えているお尻をさすりながら、彼は更に大きな声を出す準備をし始める。 「ストップ」 しかしハムが小声で万太郎にすかさず静止を呼びかけた。 訝しむ万太郎に、彼は人差し指でサインを送る。 どうやらアシュラマンの様子がおかしいのだ。 息がこちらに聞こえるほど荒げていて、落ち着きがない。 落ち葉をわざと大げさに蹴散らしながら歩いたかと思うと、近くにあった木々を叩き割っている。 己のストレスを発散するために、周りをはけ口にしているのだろうか。 「ムッハ~、かなり怒ってるみたいです。彼も憤りを感じているんでしょうね」 「ワ~なんか木の皮をばりばり破いちゃってるよ……やっぱり話しかけるのやめようかな」 「そうですな。あの人はマンタさんの顔を知らない。考えてみれば、赤の他人がいきなり話かけると……」 「ボクがキン肉スグルの息子だって言っても簡単に信じてくれないかも。 「門前払いされるのが関の山と」 「伝説超人(レジェンド)ってみんな尊敬できるけど頭固いからさ」 自分の上の旧世代、つまりキン肉マンたちと同時期に活躍した超人たちは伝説超人(レジェンド)と呼ばれる。 万太郎は彼らから体育会系のスパルタや、心を成長させるための叱咤激励と試練を幾度も与えられていた。 そのおかげで万太郎は一流の超人としてスポットライトを浴びたのだが、彼自身にわだかまりが無いわけでもない。 どうせ自分のことを知っていたとしても、"道は自分で切り開けと叱責されるかも"、という先入観を彼は持っていた。 「ムハ~……救世主探しは他をあたりますか」 ハムたちはそそくさと小走りして、木々の隙間をぬって高地へ登る。 「でも、いつかは……ここ一番ってときはきっと協力してくれるよね」 「あの人だって正義超人ならば敵はマンタさんと同じはず。彼の武運を祈りましょう! 」 「ウン! 僕たちは僕たちで頑張ろう!」 何も知らないアイドル(自称)たちは、怒れる巨人を後にした。 【G-9 森/一日目・未明】 【ハム@モンスターファーム~円盤石の秘密~】 【持ち物】 ディパック(支給品一式入り、支給品一式入り) 【思考】 1.頼りになる仲間をスカウトしたい。 2.アシュラマンも後でスカウトしたい。 3.殺し合いについては……。 【備考】 ※ゲンキたちと会う前の時代から来たようです。 ※アシュラマンをキン肉万太郎と同じ時代から来ていると勘違いしています。 ※スタンスは次のかたにお任せします。仲間集めはあくまで生存率アップのためです。 【キン肉万太郎@キン肉マンシリーズ】 【持ち物】 不明支給品、ディパック(支給品一式入り) 【思考】 1.アシュラのおっさんコワ~。 2.頼りになる仲間をスカウトしたい。父上(キン肉マン)にはそんなに期待していない。 会いたいけど。 【備考】 ※アシュラマンを自分と同じ時代から来ていると勘違いしています。 ※万太郎はオリンピック決勝直前の時代からきたです。 ※悪魔将軍の話題はまだしていません。ぼんやりと覚えています。 ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ (作り物や幻覚の類ではない) 無残になぎ倒された木々を踏みしめながら、アシュラマンは闊歩していた。 地図に書かれていたことが真実ならば、この風景も全て本物のはず。 この狭い環境は、まるで超人同士が戦うリングのようだ。 アシュラマンには心当たりがあった。 悪行超人の始祖が作ったと言われる伝説の古代闘技場、ジェネラル・パラスト。 先祖たちは、捕らえられた正義超人の奴隷をそこに集め殺し合いをさせる娯楽を生んだという。 この遊びはとても人気が高く、最後の生き残りも結局悪行超人に殺されるというクライマックスがあるからだ。 (これはまさしくその再現だ。しかし、言い伝えで聞いていた物とはまるで違う) アシュラマンはこの世界に呼ばれる前の自分を振り返る。 超人タッグマッチにはぐれ悪魔超人コンビとして参加した自分。 正義超人たちの不和を引き起こさせ、友情を壊滅させた自分。 宿敵テリーマンとのリベンジマッチ成立に喜んだ自分。 暇をもてあましキン肉マンたちの実力を分析していた自分。 そして、突然の乱入者に歯噛みした自分。 (完璧超人……やつらは言っていた。正義も悪も支配し、自分たちが頂点であることをわからせてやる、と) 完璧超人。 それは心技体を完璧に鍛え上げた、正義も悪も超越した存在。 強すぎたために対戦者がいなくなり天界で、暮らすのを余儀なくされた一族だ。 その彼らが正悪混じったタッグマッチに第三の勢力として名乗りをあげてきた。 ところがその宣言を聞いた次の瞬間、気がつけばアシュラマンはこの世界にいた。 「だがこれは何だ。"殺し合ってくれ"だと!? ふざけるな! 」 アシュラマンには、いや超人界には暗黙のルールがある。 それは"試合が終わればノーサイド"だ。 どんなにいがみあっていても、どんなに憎んでいても、最終的な決着はリングの上。 試合中にどんなに反則ギリギリの行為をしても、あくまで勝敗で競い、その結果に従うのだ。 過去に世間を騒がせた悪行超人も、これを破ったものは"ほぼ"いない。 「見損なったぞ完璧超人。なぜリング上で、いや正面から俺たちに挑まない!? これが貴様たちの選択ならば、俺たち悪魔と変わらんな! 何が完璧だ! 何が超越した存在だ! 」 しかし彼らはこのバトルロワイアルの主催になる、という形で優位をとったのだ。 おそらくジェネラル・パラストの如く、自分たちは戦わせられる。 最後に生き残ったものが、晴れてあの眼鏡男女完璧超人タッグと戦う権利を与えられるのであろう。 「でも嬉しいぜぇ~……お前たちが俺たちと同じ穴のムジナなら、俺にも勝機はある。 ここは言わば――俺のホームスタジアムだからな」 アシュラマンは手元にあった参加者名簿を取り出し、鼻で笑う。 「この名簿に載っていないのは我が友サンシャイン、そして宿敵テリーマン、ロビンマスクなどなど。 おそらくやつらも別のジェネラル・パラストで同じ苦渋をなめているはずだ。 カカカ悪く思うな、キン肉マンとウォーズマンはここでオサラバよ! カーカッカッカッカッ……」 高笑いと共に、彼は参加者名簿を破り捨てる。 名前などどうでもいい。どうせまとめて始末するのだから。 己のルールのグレーラインを巧みに操り、確実に殺す。 ゴングを鳴らすレフリーがいない試合は久しぶりなので、楽しい時間になるだろう。 「…………………………悪魔将軍、か」 唯一の気がかりは、それだけだった。 【G-9 森の畔道/一日目・未明】 【アシュラマン@キン肉マンシリーズ】 【持ち物】 ディパック(支給品一式入り、支給品一式入り) 【思考】 1.参加者は全員殺すぞ。 悪魔将軍はどうしよう。 2.最後の1人になって元の世界に返るぞ。 3.完璧超人(草壁タツオ、長門)は始末するぞ。 【備考】 ※アシュラマンはキン肉マンの超人タッグマッチ編の途中です。22歳のバリバリ現役です。 完璧超人がネプチューンマンたちということを知らないようです。 ※悪魔将軍は保留(あとで方針を変えるかもしれません)。 ※ここにいる超人以外の者も別の場所でバトルロワイアルをさせられていると考えています。 時系列順で読む Back Bonno meets Sein Next キン肉マン、大地に立つ 投下順で読む Back Bonno meets Sein Next キン肉マン、大地に立つ GAME START ハム 万太郎 Go Fight! GAME START キン肉万太郎 GAME START アシュラマン 闘将(たたかえ)!古泉仮面
https://w.atwiki.jp/83452/pages/7766.html
~~~~~~ 和「あら、次は澪なのね」 澪「おす、和」 和「ん? 案外普通な反応ね。 ムギや律を見てただろうから、てっきり顔を真っ赤にして照れて来たり、ビビりながら入ってくるものとばかり思ってたけど」 澪「さすがの私も、友人が友人にしたことに怖がったりしないさ。 それに、和のことは信用してるからな。変なことはしてないって知ってるよ」 和「ふふっ、嬉しいことを言ってくれるね」 澪「真実だからな。でも、これでも結構、緊張はしてるんだぞ?」 和「ああ、そう言えば律が言ってたっけ。 澪ってば緊張すると、逆に周囲には張り切ってるように見えるって」 澪「ま、確かにそうだな。今の私が緊張してるって分かるのは、たぶん律ぐらいだろう」 和「幼馴染ってやつね」 澪「ああ。和と唯と同じ関係さ」 澪「それに和とは、去年はクラスで二人きりの顔見知りだったからな。 唯を除く軽音部の中では、一番仲が良いつもりだよ」 和「確かにね。でもそう考えると、一年ぶりぐらいよね。二人きりで会話するのは」 澪「だな」 和「今だから明かすけど、実はあの頃から、澪の髪がキレイだなって思ってたのよ?」 澪「うっ……あ、ありがとう……なんか、改めて和から言われると、照れくさいな」テレテレ 和「ふふっ、照れた澪も可愛い」 澪「か、可愛いだなんて……」カァッ/// 和「と言うより、軽音部の皆の照れた表情が可愛いわね」 和「でもね、こうして抱きしめたいとか思ったのは最近だけれど、こうして――」 ソッ サラッ 和「――澪の髪に触ってみたいと思ってたのは、去年からずっとなの」 澪「そ、そうなのか……?」 和「ええ。突然触って驚かせちゃったみたいだけど、ずっと指で梳いてみたかったの」 サラサラ 澪「ん……ま、まぁ、好きなだけ触ればいいさ」/// 和「ありがとう。そうだ、ついでだから胸も触っていい?」 澪「そ、それはさすがにダメだ!」/// 和「やっぱりね」 澪「と言うか、それは友達でもさすがにしないことだろ!?」 和「そうかしら? 唯の家にあるマンガとかだと、女の子同士で、おふざけ感覚で胸を触りあってたりとかしてたんだけど」 澪「そ、それは、そのマンガが特別なだけだ!」 和「そう……ま、仕方が無いわね」 澪「ホッ」 和「許可がもらえないなら、無理矢理触るしかないわね」 澪「えっ!? ちょっ!」 ムニ 澪「ひうっ!」 和「う~ん……やっぱり大きい」モミモミ 澪「ちょっ、和……」/// 和「ブラの硬い触感とその中にある柔らかい感覚がまた……」ムニムニ 澪「ちょっ……いい加減に……」/// 和「服の上からでも分かるこのボリューム……やっぱりはんそ――」 澪「だーーーっ!! いい加減にしろっ!」 ゴチンッ! 和「ごめんなさい。ちょっと調子に乗ってたわ」ヒリヒリ 澪「はぁ……はぁ……はぁ……」/// 和「やっぱりダメね。色々と歯止めがきかなくなってきてたわ。 もし澪に止めてもらわなかったら、あのまま服をひん剥くかうなじにキスしてたところよ。 そう考えるとお礼を言うべきかしら?」 澪「いや……良いけど……と言うか、私もぶっちゃってゴメンな?」 和「何言ってるのよ。私が調子に乗ってたのは事実だし、それになんだか“手を上げても許してもらえる”って私のことを思ってくれてるのが嬉しいわ。 何より、そういうのが澪らしくて、私は好きよ?」 澪「うう~……なんか、軽音部のツッコミ役みたいな認識でやだなぁ……」 和「ツッコミ役というより、お姉さんかしら? 引っ張る人をフォローするように皆をまとめる。 澪ってそんな感じがするわ」 澪「そうか……?」 和「そうよ。意外にしっかりしてるのが律だとするなら、本当にしっかりとしてるのが澪ね。 本当、二人共バランスが良いわ」 澪「それを言うなら和だってそうだろ? いつもポワポワしてる唯を引っ張ってるけど、時たま唯の方が和よりしっかりしてたりするし」 和「そうね。今日とかまさにその通りだわ」 澪「で、和は満足したのか?」 和「いえ。後は一回、強く抱きしめさせてもらえないかしら?」 澪「うっ……ま、まぁ、エッチなことしないなら、別に……」/// 和「そう……ありがとう」 ギュッ 和「……うん。やっぱり澪もあったかい」 澪「そうか……?」/// 和「そうよ。軽音部は皆、あったかいわ」 ~~~~~~ 梓「だから、そういうのは私に聞かないで下さい! 恥ずかしいです」/// 律「なんでだよ! 私だって聞くのは恥ずかしいんだぞ!?」 梓「だったら聞かないで下さい!」/// 律「でも和に言われて本当かどうか気になってるんだって! からかわれてるだけかもしれないだろ!?」 梓「知りませんよ! そんなことっ!」 ガチャ 澪「おまたせ」 パタン 梓「あっ! 澪先輩! ちょっと律先輩を黙らせてください!」 澪「どうしたんだ? 律。また梓に迷惑掛けてたのか?」 律「違うって! ただ、その……和にかわいいって言われてさ、本当かからかわれたのか、気になって……」 澪「なんだそんなことか……」 紬「私はさっきから可愛いって言ってるんだけど……」 唯「そうだよね。特に今のりっちゃんは可愛いよね」 澪「だそうだが?」 律「でも梓が答えてくれないんだ!」 梓「だからどうして全員の答えを欲しがるんですか!」 紬「それよりも澪ちゃん、私やりっちゃんと違って落ち着いてるわね?」 澪「ん……まぁな。確かに照れくさかったけど、やっぱり、和の不安は分かるからかな?」 紬「不安?」 澪「そ。あ、ムギが中に入ってる時に話してたんだっけ? 後で話すよ。 それよりも梓、その様子だと中の様子が聞けなかっただろ? なら、次は梓の番だ」 梓「あっ……えと……」 澪「それとも、やっぱりイヤか?」 梓「い、いえそんな! それでは次、お邪魔させてもらいます!」ガタッ 澪「ああ。たぶん、梓が一番、今の和の気持ちを分かってやれるだろうからな」 梓「?」 澪「私達はまだ実感が無いけど、梓はもう、ウスウスと実感してるだろ?」 梓「? 何をですか?」 澪(もうそろそろ、この高校生活が終わるって事をだよ) 澪「いや、なんでもないさ。良いからほら、律のことはまかせな」 梓「はぁ……ではよろしくお願いします」 ガチャ パタン 律「ああ……まだ梓に聞いてなかったのに……」 澪「まだそんなこと言うのか? ま、梓は照れてるだけで、律のことを可愛いって思ってくれてるよ。 私だってそう思ってるんだし」 律「……っつーか澪、なんかイヤに落ち着いてるな? 入る前みたいに緊張してる訳でもないし」 澪「さあ、なんでだろうな」 律「…………」 澪「ただまあ、何と言うか……ちょっと実感しちゃってさ」 紬「? 何を?」 澪「文化祭が終わったら、私達も引退して、梓を一人きりにさせてしまうんだなってことをさ」 紬「……そうね」 澪「だから、ちょっと悲しくてな。 今の和って、なんていうか、そういう悲しみを紛らわせようとしてる感じがしてな」 律「確かに……それはあるかもな」 唯「でも、私達ともっと仲良くなりたいって言うのは本当だよ?」 紬「でも、時間が経てば経つほど、別れを意識してしまって不安になるのも本当……」 唯「…………」 澪「私が落ち着いてるのはな、そういう和の気持ちに、あてられたからだよ」 5
https://w.atwiki.jp/v-sw/pages/161.html
美月との出会い編 ※あ、そうだ、お礼言わなきゃ ↓ 病院で診てもらった方がいいよ ↓ 生年月日は? ↓ 名前は? ↓ 珍しい名前・・・ ↓ ※僕んところに来る? ↓ ※「季節を抱きしめて」は? 美月との共同生活編 ※へぇ、歩いて? ↓ ※だって履歴書は? ↓ ハンバーガーじゃ、だめかな? ↓ ※かこひめの寝屋とは・・・ ↓ なに! ↓ ちょっと・・・ ↓ ガソリンスタンドのバイトは慣れた? ↓ 気をつけないと ↓ あぁ、二村から ↓ ※確かに・・・ ↓ 部長の先祖のお墓とか? ↓ えっ!? ↓ ※墓参りか・・・ ↓ 美月どうする? ↓ そうだな・・・ ↓ ※どうしたんだ! ↓ どうしたんだ! ↓ あぁ、よく出るんですよ ↓ ラ、ラッキー! ↓ あまり、自信が無いな・・・ 撮影旅行編 ※休みないの・・・? ↓ 話題をかえよう ↓ まぁ、彼女ってとこかな ↓ ハイ!! ↓ ※簡単に言うけどさぁ美月 ↓ しょーがないだろ ↓ 僕のおかげかな? ↓ まさか、誰かがワザと・・・ ↓ もう平気だろう ↓ それ以外のところ・・・ ↓ 外の空気でも吸ってこよう ↓ 顔は見たの? ↓ もう少しここに一緒に居て・・・ ↓ うん ↓ いや、いいよ ↓ ええい!一気に押し倒せ! ↓ ※美月、玄関のほうお願い ↓ まだ映画できてないけど・・・ ↓ ゴメン・・・ ↓ 足を狙おう! ↓ 写真のことを話してみよう ↓ わかりました ↓ そう言えば、あの写真・・・ ↓ わかった ↓ 二村に電話だ ↓ もうひとりいてもいいのかな? ↓ 部長に電話だ ↓ 僕も行きます ↓ ※見てくれる? ↓ いや、ちょっと待ってくれ Good End3へ ダブルキャスト Topページへ
https://w.atwiki.jp/seiyu-coversong/pages/2555.html
原曲・田村直美 作詞・田村直美、作曲・田村直美,石川寛門、編曲・井上龍仁,鷹羽仁 TVアニメ「魔法騎士レイアース」2代目OP曲。 【登録タグ 1995年の楽曲 J-POP アニソン 田村直美 魔法騎士レイアース】 カバーした声優 菊地美香 佐藤聡美
https://w.atwiki.jp/ohurodekitayo/pages/187.html
PSソフト一覧 -ヤ- タイトル 発売元 発売日 定価 アマゾン 近所 秋葉 他 矢追純一極秘プロジェクト『UFOを追え』 日本クラリービジネス 1996/05/24 7,800 --- --- --- YAKATA アスク 1998/06/04 6,800 --- --- --- やきとり娘 ~スゴ腕繁盛記~ メディアエンターテイメント 2002/05/09 3,800 --- --- --- 焼肉奉行 メディアエンターテイメント 2001/05/24 2,800 --- --- --- 厄 友情談疑 アイディアファクトリー 1996/01/13 5,800 --- --- --- 厄痛 ~呪いのゲーム~ アイディアファクトリー 1997/02/07 5,800 --- --- --- 夜想曲 ビクター インタラクティブ ソフトウエア 1998/07/16 5,800 --- --- --- 夜想曲2 ビクター インタラクティブ ソフトウエア 2001/06/14 5,800 --- --- --- 闇吹く夏 帝都物語ふたたび ビー・ファクトリー 1999/04/08 5,800 --- --- --- やるドラシリーズ Vol.1 ~ダブルキャスト~ ソニー・コンピュータエンタテインメント 1998/06/25 4,800 --- --- --- やるドラシリーズ Vol.2 ~季節を抱きしめて~ ソニー・コンピュータエンタテインメント 1998/07/23 4,800 --- --- --- やるドラシリーズ Vol.3 ~サンパギータ~ ソニー・コンピュータエンタテインメント 1998/10/15 4,800 --- --- --- やるドラシリーズ Vol.4 ~雪割りの花~ ソニー・コンピュータエンタテインメント 1998/11/26 4,800 --- --- ---