約 95,924 件
https://w.atwiki.jp/bwm_synthesis/pages/190.html
112:魔女 2006/05/31(水) 07 43 02 ID A6IPjcY90 ★喧嘩した恋人との心のわだかまりを取って仲直り 岩塩の固まりを手に入れて下さい(ネット販売でもなんでも)。 白いキャンドルに火を付けて、その岩塩を炎であぶります。 岩塩が小さいなら、スプーンにいれて、そのスプーンを火であぶって下さい。 あぶりながら言います。 「(相手の名前)と私の間に出来たわだかまり、憎しみ、 誤解(好きな言葉を入れて下さい)よ。炎によって溶けよ」 次に彼(または彼女)に会う時に、その塩を使った料理を作って、 一緒に分け合いましょう(相手には秘密に) 自分が一方的に悪い時(自分が浮気したとか・・・)は、この術は効果がないと思います。 821:本当にあった怖い名無し 2013/01/19(土) 19 58 40.18 ID Ny06HbM90 「次に彼(または彼女)に会う時に、その塩を使った料理を作って、 一緒に分け合いましょう」って書いてあるけど会った時に料理を作るって事? 前日に作って渡す、とかじゃ駄目なのかな {822:本当にあった怖い名無し 2013/01/21(月) 02 37 48.03 ID u4J03utB0 「一緒に分け合いましょう」トハ 大皿ニ盛ツタ オカズヲ取リ合ツテ食ス之図 つまり一緒に食事するなら前日に作ってもいいんでねーの?
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/695.html
咲「じゃ、京ちゃんはテレビでも見ててよ。洗い物済ませちゃうから」 京太郎「んー」 咲「~♪」カチャカチャ ジャー 京太郎「……」 京太郎「なあ、咲」 咲「なあに?」カチャカチャ 京太郎「…お前さ、もし俺が浮気してるって言ったら…どうする?」 ガチャーン! 京太郎「!?」 咲「……」 京太郎「お、おい!大丈夫かさ…っ!」 咲「――京ちゃん」 京太郎「……ぉっ…」ゾゾッ 咲「…相手は誰なの」 京太郎「ぇあ…いや、咲さっきのは」 咲「和ちゃん?優希ちゃん?部長とか?龍門渕の人もあやしいかな?」 京太郎「さ…」 咲「悔しくて悲しくて憎くてたまらないけど話してくれたってことはやっぱり私を選んでくれたんだよね?私はいいよ…結局帰ってきてくれるなら、京ちゃんは許してあげる」 咲「でも許せないのは相手だよね、卑劣だよね、京ちゃんの優しさにつけ込んで垂らし込んだ豚が居るんだそうに決まってる許せない許せない許せない…」ブツブツ 京太郎「ほ、包丁を置いてくれ…は、話を…」 咲「ねえ京ちゃん?」 京太郎「ひ…」 咲「あいては、だれなの?」ニコ… … 咲「も、もう…嘘なら嘘って早く言ってくれればよかったのに…」 京太郎「お前が言わせてくれなかったんだろ~?このお茶目さんめ♪」 咲「きゃ~♪」
https://w.atwiki.jp/sakiyuriyuri/pages/175.html
582 :名無しさん@秘密の花園:2009/09/25(金) 15 06 16 ID qQlnm+3P 君だけに愛を 今、私たちは決勝に残った四校での強化合宿に来ている。 麻雀でしか触れ合う機会のなかった他校の連中の普段の様子がよくわかる。 思ったよりカップルが多いように見える。それを見たモモに、 「私たちも負けないようにイチャイチャするっすよ! 先輩と私がベストパートナーであることをみんなに見せつけるっすよ!」 とか言われ大勢の前で抱きつかれそうになったのは大変だった。 それにしても宮永に原村、あれはどこまで進んでいるんだろうか。 私とモモ以上の仲か?そう思って二人を見ていると、いきなり後ろから声を掛けられた。 「ワッハッハ~・・・あれは浮気をしている感じがするぞ、ユミちん」 蒲原だった。浮気?どういうことだ?何故そんなことがわかる? 「私には分かるぞ。あの宮永、原村一筋って訳じゃなさそうだな、いや、断言できるね」 蒲原は言い切った。どこからそんな確証がつかめるのか。 あ、原村がこっち見てる。聞こえてるじゃないか。思いっきり耳を傾けている。 「蒲原・・・、どうして言い切れるんだ?あいつらと親しいわけでもあるまい。 あまり適当なこと言わないほうが身のためだぞ。超能力者なら話は別だが」 「ワハハ、その通り、私はエスパー・・・って言うのは冗談だよ。 実は昨日宮永と二人になる機会があってさ、本人からたまたま聞いちゃったんだよね。 お姉ちゃんへの思いとやらを。だから言い切れて当然ってわけ」 なるほど・・・。道理で。それなら誰でもわかる。 見ると宮永のほうは大変なことになっていた。天江までもがどこからか現れ、 大変な修羅場と化していたが、ここはノータッチが賢明だろう。 ヤジウマしたいという蒲原を強引に引きずってその場を離れた。 「ところでユミちん、他のやつはともかく、ユミちんは浮気なんてしちゃ駄目だぞ。 桃子が悲しむ・・・というより、ユミちんの身が危ないからな」 「あ?どういうことだ?」 「桃子のユミちん命ぶりは誰が見ても明らかだろ?そんなユミちんが他のやつと 浮気なんてしたら、どうなると思う?ユミちん、桃子に刺されるよ。刃物で」 「何を馬鹿なことを・・・。そんなことある訳が・・・」 私は否定しようとしたが、100%の確信は無かった。 確かにモモは私にべったりだ。私がいれば他は何もいらないって言っていた。 モモを少し信じてやれない自分もいた。これは刺される可能性もあるな、と思っていた。 「ワハハ、あまり深く考えんなよ、ユミちんが浮気しなきゃいいだけの話だろ? 桃子だけを愛せばいい。・・・おっと、私は行くぜ。あばよユミちん! ユミちんと違って私は自由だからな!やってやるって!」 そう叫んだ蒲原は、その辺を歩いていた風越の吉留のところに近づいていった。 「やあ、こんなところで奇遇だね、ちょっと二人でその辺を散歩にでも行かないかい?」 「え・・・?蒲原さんと二人で、ですか・・・?」 「もちろん!こうして会えたのも何かの縁だ、一緒に楽しもうぜ! 君みたいな眼鏡をかけたかわいい子が私は大の好みなんだよ、だからさ、 一緒に夏の思い出を作ろう・・・・・・」 蒲原は調子よくナンパしていたが、いきなり油でも切れたように口が止まった。 見ると、前方からは吉留と仲がいい池田、後方からは蒲原の正妻、妹尾が迫っていた。 「ワハハ・・・なんていうのは冗談冗談、今の話は忘れてよ・・・」 ドカッ!ガスッ!バキッ!バチンッ!グシャ! 池田と妹尾にボコボコにされる蒲原。お前も浮気しては駄目だったではないか。 「みはるんに手を出すなし!このベタオリ職人!行こ、みはるん!」 そう言って池田たちは去っていった。そして更なる修羅場が始まりそうだ。 「智美ちゃん、色々話したいことがあるから、こっちに来てくれる?」 「・・・た、たすけてユミち~ん・・・ウムトラマーン・・・ かおり~・・・わたしがわるかったよ~・・・だからゆるしてってば・・・」 こうしてどこかへと連れて行かれた蒲原。さらばだ。 あの温厚な妹尾があんなに怒りまくるとは。わからないものだ。 それにしてもモモはもし私がこんなことをしていたらどうするだろうか。 「先輩はかじゅ、つまり果樹。私は桃子で桃の実。だから私は先輩から離れられないっす。 先輩が私を落とすことはたやすい。でも、もし私が先輩という木から落ちちゃったら、 きっと腐ってしまうっす。だからずっと一緒にいてくださいっす」 モモはこんなことをこの間言っていた。私も軽率な発言や行動には用心しよう。 蒲原みたいな真似をしたら、きっとただでは済むまい。 その日の夜、夕飯の時間。私の隣にはやはりモモが座っていた。 私は話の流れで、モモにさっきの話をした。 「ははっ、それでボロボロなんすね、蒲原部長」 「ところで・・・。お前は私が浮気なんてしたら・・・どうする?」 私はついポロリと聞いてしまった。やはり気になっていたのだ。 だが、それに対するモモの答えは意外なものだった。 「いや、別にどうも?怒るなんてこともしないと思うっすけど」 案外あっさりとしていた。絶対に許さないとか言われると思っていたが。 「何だ、じゃあ私が浮気とかしてもお前は構わないのか?やってみようかな・・・」 私は少し意地悪なことを言ってみた。 それでもモモは嫌な顔一つせず私に答えた。 「ええ。先輩が望むならどうぞ。先輩がそうすること、別に悪いことじゃないっすからね。 それは先輩の自由。私がどうこう言う資格はないっす。私は黙って見送るだけ。 私は先輩が本当に大好きっすから、先輩がすることを止めたりなんかしないっすよ。 先輩がやりたいことをやって幸せになってくれることが私の一番の幸せ。 その隣にいるのが私じゃなかったとしても、それはそれで仕方ないっすよ」 モモはそんなことを言った。本当にこいつは人間が出来てる。 私がモモの立場だったら、こんなことは決して言えないだろう。 だが、私にはモモが強がりを言っているのがわかった。 「モモ、私のことを思ってくれるのはありがたいが・・・。嘘はよくないぞ。 本当に私が誰と仲良くなってもよいのならどうしてこの合宿の期間中ずっと 私のすぐそばにいる?この時間だって私の隣に座ろうとした宮永を押しのけて 強引にこの席を取ったではないか」 私がそう追求すると、モモは少し元気をなくしてしまった。失言だったか。 モモに謝ろうとしたが、モモは私を遮り話し始めた。 「ええ。本当は先輩を誰にも渡したくないっす。どんなことをしてでも。 それこそ神を欺こうが、地獄に落ちようが、私は構わない。そう思っていたっす。 でも最近考えたっす。私と先輩は釣り合わない。先輩は私と違って、 頭がいいしカッコいいし、強いし、何でも出来る人だから。 だから私では先輩と・・・って・・・」 「そ、そんなことは」 「いや、誰もが認める事実っす。だから私以外の人のところに行っても仕方ないって・・・」 そう言うモモは今にも消えてしまいそうだった。 私は何とかそうはさせんとモモの手を握って自分の思いを伝えた。 「そうか。それはお前の言う通りだとしよう。だが、お前と私が違うところはまだある。 お前は私が他のやつと一緒になっても仕方のないことだと言った。でも私は違う。 私はお前を他の誰にも渡してやりたくない。私だけのモモでいて欲しいんだ。頼むよ」 そう。今やモモより私のほうが依存しているのかもしれない。 モモがいなくなってしまったら私という木は枯れてしまうだろう。 モモが浮気したら私こそ刃物で・・・。いや、いくらなんでもそれは無いな。 私のその言葉を聞いたモモは嬉しかったのか、私に抱きつこうとしたが、 ここは皆がいる食事の場。恥ずかしいから勘弁して欲しい。 「モモ。ここではちょっと・・・。後で二人きりのとき、な」 モモが露骨に不満そうな表情を浮かべたがさすがにこれは厳しい。 こいつは存在感0のくせに大胆だからな。油断できないやつだ。 そして夜、私とモモは二人で空に輝く満天の星を見上げていた。 とても綺麗だ。だが、私の隣のモモがいることはもっと素晴らしい。 しかし、そんないい気分でいられるのもつかの間だった。 「先輩、さっきは残念っす。みんなの前でもいいじゃないっすか。 先輩は私との仲の良さをみんなに知られるのは嫌なんすか?」 「そういうわけじゃ・・・」 「先輩がそんなだったら私にも考えがあるっす、私、浮気するっすよ」 いきなり何を言い出すかコイツは。だがこのときの私はすっかり焦ってしまっていた。 「な、何だと?それは勘弁してくれってさっき言ったばかりだろ、やめてくれ」 「だったら明日、朝から二人でイチャついて、周囲の視線と話題を独占っすよ。 それで私たちがベストパートナーであることをこれでもか~ってアピールするっす。 私を独り占めしたいなら・・・これくらいOKっすよね!」 さっきモモは自分は先輩より全て劣っている、というような発言をしていたが、 こういう駆け引きで負けてしまうのはいつも私のほうだ。 じゃあもう知らん、浮気でも何でも勝手にしろ、と怒ってもいいと思うかもしれないが、 私は万が一にもモモを失いたくないのだ。それをモモも良く分かっている。 それで結局いつもモモの恥ずかしい要求も呑んでしまうのだ。 そして、それでもいい、と思ってしまっている自分がいる。私の負けだな。これは。 私は今回もモモの言うことをそのまま受け入れ、明日を待つばかりとなった。 次の日、私とモモは皆の集まる場所へ向かっていた。私も腹をくくっていた。 だが、そこでは既に私たちの案を実行に移している者たちがいた。 「はい、おはようのチューだぞ佳織。・・・これで今日三回目だけどな」 蒲原と妹尾だった。二人の周りには当然人だかりができていた。 モモは、しまった、先を越されたっ・・・!と悔しそうにしていた。 「・・・嬉しいことは嬉しいけどさ、恥ずかしいよ、智美ちゃん・・・」 「・・・私だって恥ずかしいさ。お前が昨日言ったんだろうが、 私だけを愛してくれる証が欲しいって。だからこんな事してるんだろう? ・・・いいじゃないか。こうなったらみんなの前で見せつけてやろうぜ」 そんな二人を見たモモは私の腕を引っ張り、駆け出した。 「まさかあの二人に出し抜かれるとは・・・。先輩、私たちも負けてられないっす、 乱入するっすよ!それで私たちの独壇場にするっす!」 私は力なくモモに引っぱられるままになっていた。ま、悪くないか。 どうやら私に浮気という言葉は今後一切無縁のものとなりそうだ。 今日までも、そして明日からも、モモだけに愛を。 おわり おまけ 津山睦月の出会い 人だかりが出来ていた。見ると、その原因は私の仲間4人だった。 そのカップル二組はお互い張り合うようにしてイチャイチャしている。 止めにいくべきか、いや、無駄だろうと思っていると、声を掛けられた。 「あなたも大変ね。もう部長なんでしょ?あの人たちをまとめるの、疲れるんじゃない?」 清澄の竹井だった。一人残された私の苦労を察してくれたようだ。 「うむ・・・。まあもう慣れっこだから・・・それほど大変じゃないがな」 私が返すと、竹井はさらに私の顔との距離を縮めてこう言った。 「そうね。案外楽しいものなのよね。でも、あまり相談できる人がいないでしょう? どう?今日これから、私と一緒に二人で散歩にでも行かない? 部長としての心構えを色々教えてあげるわよ」 むむ。これはデートのお誘いではないか。私は悪い気分ではなかった。 元々年上の人が好きだ。桃子が来るまでは加治木先輩を真剣に狙っていたときもあった。 蒲原先輩だって嫌いじゃない。そんな年上の方からのお誘い、断る手は無い。 「そ、それではぜひお願いし・・・」 だが、私はいきなり嫌な視線をいくつも感じ取った。寒気がしてきたぞ。 よく見ると、風越の福路、清澄の染谷、片岡に三方向から睨まれているではないか。 (竹井さん・・・何で私で満足してくれないんですか・・・) (部長、酷いじょ・・・本当に天然ジゴロだじぇ・・・) (ま~たわしのライバルが増えよるんか・・・勘弁じゃ・・・) そして、声は無くとも、三人の意思は私にしっかり聞こえた。 「OKしたら、ただじゃ済まないぞ」と。これはまずい。早く退散だ。 「・・・?どうしたの?」 「う、うむ、申し訳ないけどまたの機会ということで・・・。それでは!」 「あらそう、残念ねえ・・・」 私は涙を飲んでその場を去った。またしてもチャンスは訪れず。無念の極みだ。 これからバカップル二組を回収する作業が待っているかと思うと、ますます憂鬱になった。 終わり。 部長は結局誰ともカップル成立しない気がしてきた むっきーは・・・厳しい
https://w.atwiki.jp/sare/pages/285.html
[サレ夫] SMドンキー ◆emEpzRWJ4g 怪しいぞ!嫁の不審な行動を監視するスレ24日目 http //watchwife.s251.xrea.com/1169792391.html 148 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/01/27(土) 12 20 07 妻の携帯代が12月から倍以上になった 夜中までメールが届くし、ダイヤルロックもかけ始めた これってどうなんだろうか? 149 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/01/27(土) 12 20 55 148 黒だけど 151 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/01/27(土) 12 21 22 149 マジで? 152 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/01/27(土) 12 21 41 151 マジで 153 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/01/27(土) 12 23 19 148 ああ、少しだけ本当に黒決定です 155 :148 :2007/01/27(土) 12 24 17 俺は妻を愛しているし信じていたんだ でも、11月から夜も断られ続けてるし変だと思っていたんだ 妻を追求するか、まだ泳がせるか悩んでる 169 :148 :2007/01/27(土) 12 30 49 日常生活は変化がありすぎて書ききれないほどだ 髪の色も形も変えた。11時に自分が帰ってきたら2分遅れて妻帰宅。 ブーツ履いてバッチリメイクで「ドンキ行ってた」って。 今日も、友達とカラオケの会だって言ってさっき出かけていったんだ 泳がせた方が良いと言っても、自分を押さえられるかが一番の問題だよ 171 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/01/27(土) 12 32 04 わかりやすい嫁だな 自分を押さえられるかが一番の問題だよ 早めに興信所に依頼したら 172 :148 :2007/01/27(土) 12 32 46 171 わかりやすいって、もう確定ですかね? 183 :148 :2007/01/27(土) 12 37 01 体の力が抜けてきた 子供に飯を食わせたらまた戻ってくる 205 :148◇ :2007/01/27(土) 13 16 50 戻りました 207 :148 :2007/01/27(土) 13 18 35 あのですね、ID出すにはどうするんですか? 209 : ◆YUxPsAyKE2 :2007/01/27(土) 13 20 46 208 申し訳ないです 213 :148 ◆emEpzRWJ4g :2007/01/27(土) 13 24 03 出来てるか心配だ 219 :148 ◆emEpzRWJ4g :2007/01/27(土) 13 28 42 出来ました。みなさんすいません。 妻は30歳、子供は4歳の女の子が一人 妻は、去年から専業主婦になりました 毎日の僕の帰宅が12時ぐらい 経済は妻に全部握られているので、興信所などに依頼するお金はないです 221 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/01/27(土) 13 31 11 219 >日常生活は変化がありすぎて書ききれないほどだ これを箇条書きでいいんで教えてくれ。 後不審に思った日時を自分でメモしてみろ。パターンがわかるかもしれん。 家捜しは出来ないのか? 223 :148 ◆emEpzRWJ4g :2007/01/27(土) 13 32 38 220 子供は寝ていました 「寝かしつけてからちょっとドンキに言っただけだから大丈夫よ」 ってサラッと言ったんでその時は、あまり不振にも思いませんでした 234 :148 ◆emEpzRWJ4g :2007/01/27(土) 13 41 14 221 変化は全てのことで起こっています 家の中は元々そう散らかったりしていなかったが、 生活感を感じなくなるほどサッパリとしたモノトーン調に変えられてしまった 下着は全部上下セットで派手なものに変わっている PCのログインを別にした 外出が多くなった 化粧は濃くなってはいないが、今までと違った可愛さをアピるようなメイクになった 寝ている時夢で腰を振っていた。俺とはもう3ヶ月もしていないのに。 ダイエットして夢のまた夢だと言っていた44㎏をキープしている もう書き始めたらきりがないですよ 246 :148 ◆emEpzRWJ4g :2007/01/27(土) 13 45 54 クローゼットの中に一つだけ鍵を掛けている引き出しがある カードも通帳もそこに入れているのか、どこ探してもないんだ 前はベッド下の収納に入れていたはずなんだが。 250 :148 ◆emEpzRWJ4g :2007/01/27(土) 13 48 07 ちょっと焦ってきた うちの妻はもう黒なんだろうか? 255 :148 ◆emEpzRWJ4g :2007/01/27(土) 13 50 16 娘は平日の昼間幼稚園に行ってるんだ 今、家捜ししたいけど娘がへばりついてくるんでなかなか進まないんだ 260 :148 ◆emEpzRWJ4g :2007/01/27(土) 13 53 04 257 ごめん。俺、鍵や呼ぶ金も持たされてない お昼代ってことで2千円渡されてるだけなんだ 265 :148 ◆emEpzRWJ4g :2007/01/27(土) 13 54 17 家捜しや子供にいろいろ聞いたりして調べてみます また来ます 283 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/01/27(土) 14 02 59 その日の飯代しか持ってない旦那なんているの? 284 :148 ◆emEpzRWJ4g :2007/01/27(土) 14 04 06 とりあえず一つだけ報告です 娘と話して、通園カバンを見たら 毎週水曜日に夜8時まで延長保育に娘を出している 園バスが来るのが8時半だから、まるまる2時間は預けっぱなしだ 知らなかった 286 :148 ◆emEpzRWJ4g :2007/01/27(土) 14 06 08 283 今月の小遣いまだもらっていないんだ 何だか悲しくなってきた 本当に妻は浮気しているのかもしれない このあとも調べます 339 :148 ◆emEpzRWJ4g :2007/01/27(土) 15 25 19 とんでもないもの見つかった 浮気の証拠にはならないがSMに使うようなものが妻の洋服ダンスにあった 俺とはそんなことはしていないんだ やっぱりみんなが言うとおり男がいるのかもしれない 娘をバレエに連れて行ってそのあと家捜ししてまた報告にきますよ 340 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/01/27(土) 15 26 05 339 写真撮ったか? 341 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/01/27(土) 15 26 52 339 SMに使う様なって何? 342 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/01/27(土) 15 27 01 339 バレエどころじゃないだろ。 343 :148 ◆emEpzRWJ4g :2007/01/27(土) 15 27 10 340 撮った。 現物は元に戻しておいた。 349 :148 ◆emEpzRWJ4g :2007/01/27(土) 15 29 49 341 手首や足首を拘束するような鎖がついたやつだ 342 娘が楽しみにしているから休ませるわけにいかないんだ 行ってくる 513 :148 ◆emEpzRWJ4g :2007/01/27(土) 23 38 40 妻が帰ってきたのが10時でした ここでガツンと言ってやりたいと思いましたがやめました 少し泳がせると決めたからです しかし、カラオケの会だって言ってでかけたのに何時間出掛けてんだか。 いつもと同じように接しようとしても、顔に出てしまっている気がします 520 :148 ◆emEpzRWJ4g :2007/01/27(土) 23 56 13 洋服ダンスからもうひとつおもりのついた洗濯ばさみのようなものが出てきた セーターの一番下から出てきた。売っている物じゃない、作った物だ。 どこまでおめでたいんだって言われるかもしれないけど、 妻が俺と使うために用意していたんだと信じたい 銀行の通帳やカード類はどこを探しても出てこなかった 鍵についても同様です あと一つは、自分が買ったのとは違うゴムが買い置きしてあったけど未開封 見たこともない派手目の服がいつくもあって驚いた コソコソこんなことしてる俺って情けないよな 528 :148 ◆emEpzRWJ4g :2007/01/28(日) 00 03 49 515 もし、本当に男がいたらこの先どうするか。今の俺には選べない。 他の男に抱かれた妻を受け入れる事なんてできそうもない だが、娘から母親を剥がし取るなんていうのも辛い 男としての人生か?父親としての人生か?今気持ちは決まっていない 妻が他の男に抱かれているなんて信じられないんだ 548 :148 ◆emEpzRWJ4g :2007/01/28(日) 00 17 36 みんなの言う通りだと思うよ 俺、事実だと認めるのが怖いだけなんだ。 子供が毎週水曜日に遅い時間まで預けられているようなので 来週の水曜日限定で(これしかお金がかけられなかった) 調査してもらうことにした。 559 :148 ◆emEpzRWJ4g :2007/01/28(日) 00 26 56 537 550 俺も、「家に子供だけ置いて出るな!」って言ったんだ だけど「ドンキに行っただけ」って言われると、ドンキがすぐそばだもんで 「もう置いていくなよ」くらいしか言えなくてね それまでは、本当にいい妻でいい嫁でいい母親だったんだよ 560 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/01/28(日) 00 28 10 559 来週の調査によってはどうするんだ? 文字に表したりすると自分の気持ちも整理できるよ 565 :148 ◆emEpzRWJ4g :2007/01/28(日) 00 32 14 560 男がいて関係まであるのなら別れるよ 一緒に暮らしていくなんて出来ない こんな俺でも、事実を目にしたら許せないよ 566 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/01/28(日) 00 32 33 563 だもんで かw 568 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/01/28(日) 00 34 13 で水曜延長保育するのは確実なの? 574 :148 ◆emEpzRWJ4g :2007/01/28(日) 00 37 46 556 自分も休む 568 毎週水曜日で登録してお金も払い込んでいるから預けると思う 577 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/01/28(日) 00 38 39 565 洋服ダンスからもうひとつおもりのついた洗濯ばさみのようなものが出てきた セーターの一番下から出てきた。売っている物じゃない、作った物だ。 どこまでおめでたいんだって言われるかもしれないけど、 妻が俺と使うために用意していたんだと信じたい これって何に使う物だと思う? で、どうして売ってる物じゃないって分かったの? あんたにそんな趣味あるの? で、そのことを嫁は知ってるの? 580 :148 ◆emEpzRWJ4g :2007/01/28(日) 00 42 43 577 洗濯ばさみのような形の事務用品に荷造りヒモでおもりがつけてあるんだ どう考えても売り物ではない 606 :148 ◆emEpzRWJ4g :2007/01/28(日) 01 01 00 水曜日の調査について、また報告に来ますよ それまでに、悟られないような感じで通帳を出させます 引き落としの手続きするからとか言って。 今日帰ってきてからも、「○○さんと○○さんがこれ歌ってね・・・・」と 一方的に喋りまくって風呂入って寝てしまった こっちが話す合間もないくらいのマシンガントークだった なんだろう、これだけでも怪しく思ってしまう俺 考えすぎでおかしくなってるよな 607 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/01/28(日) 01 01 47 148 携帯は見た?それともロックされてた? 612 :148 ◆emEpzRWJ4g :2007/01/28(日) 01 04 24 607 ロックされているんだ 621 :148 ◆emEpzRWJ4g :2007/01/28(日) 01 10 48 みんなありがとう 水曜日以降に報告にきます 妻に警戒されないようにどう過ごすかが課題です 来週、またきます ------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------ 怪しいぞ!嫁の不審な行動を監視するスレ26日目 http //watchwife.s251.xrea.com/1170040585.html 690 :148 ◆emEpzRWJ4g :2007/01/29(月) 17 05 23 24日目の148です 通帳と印鑑、手に入れました えらいことになっている 702 :SMドンキー ◆emEpzRWJ4g :2007/01/29(月) 17 08 01 このコテ、嫌だけどわかりやすいから仕方ないか 721 :SMドンキー ◆emEpzRWJ4g :2007/01/29(月) 17 13 35 何とか理由付けて給与口座と印鑑をゲットした ただ、口座には金がほとんど残ってなかった 貯金はどうしてるのか聞いたら、「ない」って。 娘の幼稚園や付き合いにお金がかかったって言い訳 俺、今日体調悪くて休んだんだけど口座の中身知って倒れそうだ 725 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/01/29(月) 17 15 24 いくらぐらい貯蓄はあったの? 735 :SMドンキー ◆emEpzRWJ4g :2007/01/29(月) 17 17 23 725 貯蓄ってさ、金が入ってないんだよ 千円単位しか残ってなくて、これがうちにある全額だって。 746 :SMドンキー ◆emEpzRWJ4g :2007/01/29(月) 17 20 04 細かな明細がわからなくなってるんだ ずっと記帳していなかったみたいで、合算で記帳されていた 水曜までは警戒されたくないので「お前これじゃまずいだろう」としか言わなかった 765 :SMドンキー ◆emEpzRWJ4g :2007/01/29(月) 17 24 11 銀行に行けば、合算記帳になっている部分も取り寄せられるんですか? 775 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/01/29(月) 17 25 59 「子供の学資の事もあるから、しばらくは俺が家計簿つける それと領収書を全部持ってくること」といって 家計を掌握してしまえ 疑われそうだと判断するなら「数ヶ月やってみて大丈夫そうならまたお前に任せるから」といってもいいと思う 801 :SMドンキー ◆emEpzRWJ4g :2007/01/29(月) 17 30 44 775 それいただきます 828 :SMドンキー ◆emEpzRWJ4g :2007/01/29(月) 17 38 12 家計は自分が管理することにします お金の使い道もそうだけど、SMグッズのことも水曜の結果が出るまでは追求しない。 調査の結果が手に入るまでは、変に警戒されたくない。 しかし、一昨年までは共働きだったんで結構貯めていたのに どこにどう使ったんだろうかと思うと怒りがこみ上げてきます 836 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/01/29(月) 17 40 47 828 気持ちはよく理解できるがあせるな。 まずは弁護士や興信所での調査優先で。 家計のことについては良いアドバイスがあるからそれに従うとして。 いわゆるSMの関係だと、男は非常になれている可能性があるから、 あるきっかけでヤバイと思ったら、全く連絡を取れないようにする体制を 整えているなどしている可能性が非常に高い。 #マヌケだったらラッキーなんだけどね。 まずは、証拠を押さえろ、それから間男の確保だ。 あせるな、落ち着け。 制裁は社会的制裁や金銭的制裁でやれ。 ガンバレ 847 :SMドンキー ◆emEpzRWJ4g :2007/01/29(月) 17 41 56 820 25日に入ったばかりの給料は妻が全額出してきて家にあった。 家賃とか公共料金は違う口座で引き落としてるらしい。 でも、その口座にも落ちるだけのギリギリの金額しか入れていなかった。 入った分だけ全部使ってたってオチ 俺、小遣い制なのにな 876 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/01/29(月) 17 48 33 836にどうい ドンキちゃんとよめよ 881 :SMドンキー ◆emEpzRWJ4g :2007/01/29(月) 17 50 17 更に具合が悪くなってきたので、横になります 俺が平日に家にいるからか妻は少し機嫌が悪いです グッと我慢して調査結果待ちます また来ます 888 :SMドンキー ◆emEpzRWJ4g :2007/01/29(月) 17 53 20 836 876 アドバイスありがとうございます 俺の場合は、お金の調達からです 恥を忍んで親に借りるか検討します ------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------ 怪しいぞ!嫁の不審な行動を監視するスレ30日目 http //watchwife.s251.xrea.com/1170229959.html 380 :SMドンキー ◆emEpzRWJ4g :2007/01/31(水) 23 29 44 こんばんは 覚えていますか?妻に貯金を使い果たされた者です 397 :SMドンキー ◆emEpzRWJ4g :2007/01/31(水) 23 36 39 今日の調査でわかったことを報告します 妻は、自宅に男を連れ込んで一日中一緒でした カメラや盗聴器を設置するチャンスがなかったので、男が出入りする写真と コンクリートマイク(?)とかいうのでメーターボックスから音を拾って 録音したものをもらいました。9時過ぎに受け取ったばかりです。 正直なところもう声も出ません 437 :SMドンキー ◆emEpzRWJ4g :2007/01/31(水) 23 50 02 音源を聴いたら、もうめまいがするような内容でね。 家の中にはいるなり「逢いたかった」だの「我慢できない」って始まった。 今日一日で3回してたんだ。1回目は家に入ってすぐ。2回目3回目は、SMだった。 俺の聞いたことのないような低い喘ぎや信じられないような言葉を何度も発してた。 食事作って二人で食べたりテレビ見たりしてたみたいで、まるでそれまでも普通に 一緒に暮らしているような雰囲気だったんだ。 「ゴミが残ってるとバレるから出前取れないね」なんて言ってやがった。 怒りで体が震えるよ 499 :SMドンキー ◆emEpzRWJ4g :2007/02/01(木) 00 07 22 もう妻の行動調査はこれだけでいいので、あとは男の素性を調べてもらうことにした 今日も出勤したことになってるから、いつも通りの時間に帰ってきたばかり。 さすがにいつもと同じにって出来ないから調子が悪いことにして自室に籠もってる。 男のことがわかるまでは爆発するわけにはいかない。我慢だ。 長くなるけど、みんなちょっと付き合ってくれ 妻が「痛い、けどいいわ」とか「もっとめちゃくちゃに壊して」なんて男に言ってたんだ。 俺にはさ「性交痛があるからごめん」なんて言ってたのに。 何か痛いことされて痛がりながらも快感に喘ぐ妻の声が耳から離れないんだ。 男が「もっと広げて見せろよ」なんて言うのにもどうやら応えているような感じだったんだ。 どうしてなんだ。何でなんだ。耐えられない。 544 :SMドンキー ◆emEpzRWJ4g :2007/02/01(木) 00 23 21 もう俺には金がない だから、親に少し頼んで貸してもらうことにした。あとは男のことがわかるだけでもうたくさんだ。 妻とやり直すなんてもう出来ない。あり得ないよ。 俺、信じてたんだよ、怪しくてもきっと妻は浮気なんかしてないってさ。 でもいつのまにかこんな薄汚い女になってたんだ 妻が俺の妻がよその男の目の前でな こんなことあるのかよ。 子宮に当たってるの、生がいいのって、俺そんなこと言ってるあいつを知らないんだよ どうしてこんなことになったんだろう?俺が妻を構ってなかったってこともないのに。 疲れていたけど、寂しい思いをさせないようにしてたつもりなんだけどな 559 :SMドンキー ◆emEpzRWJ4g :2007/02/01(木) 00 28 49 みんな、ありがとう 俺みたいな情けない男のために付き合ってくれて申し訳ないです だけどみんないてくれてよかった 本当によかったです 605 :SMドンキー ◆emEpzRWJ4g :2007/02/01(木) 00 40 04 子供の迎えにも途中まで二人で行くような会話が入っていた 俺が遅くまで帰ってこないことを見込んでずっとこんなこと続けていたってわけだ 娘は男と会ったことがあるんだろうか、知っている人なんだろうかと気になってきた 妻を抱く気はさらさらないが、着ている物をはぎ取ってどれだけ恥ずかしいことをしているのか 分からせてやりたいような気になってきてる 今は我慢の時と思うけど、しかし俺いつまで我慢できるかわからない。キレそうだよ。 663 :SMドンキー ◆emEpzRWJ4g :2007/02/01(木) 00 52 53 みんな俺のこと情けなくないなんて、ありがとう 金を根こそぎ使われて、妻を寝取られたこんな俺にみんなありがとう 妻に俺の前で裸になれるかって試してみたい衝動に駆られている ただ、それやったら俺発狂するだろうと思う。今、ギリギリのところだ。 今日の写真とレコーダーの音源が証拠になるかどうかとこれからの対応を 弁護士に相談する。 できるだけ長引かせたくない。妻には俺と娘の前から早いうちにいなくなってほしい。 671 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/02/01(木) 00 55 53 ドンキー 541 688 :SMドンキー ◆emEpzRWJ4g :2007/02/01(木) 00 59 40 671 現場を目撃するなんてとても耐えられない だけどそれがあれば親権を取るにも有利に働くんだろうか? 娘だけは渡せないから。 717 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/02/01(木) 01 09 08 ドンキの嫁親はどんな風に動きそう? 事実を知ったらドンキに親権を譲るよう働きかけてくれる、そんな都合良くは動かないかな 744 :SMドンキー ◆emEpzRWJ4g :2007/02/01(木) 01 17 34 717 妻の親は娘のことを俺に渡さないと思うよ 娘(妻)も孫も溺愛だからな 妻にどんな落ち度があってもそんなのお構いなしに俺を潰しに来る 絶対にそうだ こっちは、録音した音源を親に聴かせてやることも考えてるけど。 750 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/02/01(木) 01 19 49 鈍器…ヒゲという奴がだな…(ry 親と言うのは、娘が何をしようと娘の味方だ 聴かせても意味無いぞ 768 :SMドンキー ◆emEpzRWJ4g :2007/02/01(木) 01 23 53 750 そんなもんですか? もう悔しい涙か怒りの涙かわからなくなったよ 俺は明日確実に目が腫れるだろうよ 778 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/02/01(木) 01 26 01 768 カキコいっぱいしてるけど、奥さんはもう寝たのか? 786 :SMドンキー ◆emEpzRWJ4g :2007/02/01(木) 01 29 11 778 寝てる 11月くらいから体の調子が悪いって、寝室も別にされた 818 :SMドンキー ◆emEpzRWJ4g :2007/02/01(木) 01 38 20 男とは最近始まった関係じゃないってことが音源からわかります あの卑猥なやり取りは、浅い付き合いじゃあり得ない。 夫婦生活でも、隣近所に声が聞こえやしないかって気にするのに 他の男とあれほどの行為に及ぶなんて。 そんな女に俺の大事な娘を渡すことは出来ないよ だから、見たくはないけど現場に踏み込むことも含めて、弁護士に相談します みんな、今夜は俺のためにいろいろすいません また報告しにきます。頑張ります。 ------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------ 【発覚】嫁の浮気!3日目【決別or再構築】 http //watchwife.s251.xrea.com/1170600358.html 316 :SMドンキー ◆emEpzRWJ4g :2007/02/06(火) 09 10 00 ドンキです 今、会社からなんで少しだけ。 妻の相手のことやいつからの関係なのかがわかりました。 昨日、報告受けたんですがとてもPC出来る状態ではなくて。 妻と一緒にいることさえ苦痛 今夜報告にきます。 449 :SMドンキー ◆emEpzRWJ4g :2007/02/06(火) 23 41 28 ドンキです。早めに戻りました。 報告、遅くなり申し訳ないです。 妻の相手は、妻の元同僚だった 妻が退職を決めた理由は、娘を幼稚園に入れるためって言ってたけど 調べてみたら、在職中からこの男と関係があり問題になって辞めたそうだ。 男の方は、既婚で去年秋から別居中。うちの隣の駅のアパート借りて住んでる。 そこにも頻繁にではないが、買い物を下げて通っているそうだ。 俺、ずっと騙されていたんだ。 460 :SMドンキー ◆emEpzRWJ4g :2007/02/06(火) 23 50 34 その男との関係が始まったのが、産休明けで復帰した直後らしい 娘は俺の子だよ、絶対にそうだ。他の男の子供であるはずがないだろ? 462 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/02/06(火) 23 51 48 SMドンキー! 自分の子供と確信がもてるのか?その理由は? 464 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/02/06(火) 23 53 09 460 関係の始まりは誰からの情報? それによって子供が怪しくなる。。。 465 :SMドンキー ◆emEpzRWJ4g :2007/02/06(火) 23 54 14 462 確信なんてないよ。 でも娘は俺に似ていると思うし、パパが大好きだって言ってくれるんだ 俺の子だよ 475 :SMドンキー ◆emEpzRWJ4g :2007/02/07(水) 00 01 02 464 社内の複数の人間から聞き取りしたって。 男の方は、子会社に移動になったのでそちら側からも聞き取りしたって。 男は今のところ水曜と日曜が公休なんだと。 491 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/02/07(水) 00 14 49 間男は隣駅のアパートで一人暮らしなのに、なぜ鈍器宅でSMするんだ? それもひとつのプレイなのか? 493 :SMドンキー ◆emEpzRWJ4g :2007/02/07(水) 00 16 24 俺も、周りの人にわかり始めたのが産休明けなだけじゃないかって思ったりもした けど、産前産後で1年ほど休んでいて、その間は不審なことがなかったんだ だからまさか娘がやつの子供だなんてこと考えられないんだ 498 :SMドンキー ◆emEpzRWJ4g :2007/02/07(水) 00 22 13 491 奴のアパートにはどういうわけかあまり行っていないみたいなんだ 相手の奥を警戒してなのか、俺を甘く見てうちの方が安全と思ったのか。 あんなボロアパートでSMなんか出来やしないさ。SMでなくても無理だろうさ。 514 :SMドンキー ◆emEpzRWJ4g :2007/02/07(水) 00 43 13 弁護士にも相談済み それで二人が自宅に入ってから突入という計画はNGになった 内鍵とチェーンロックをかけられたらどうしようもないからね 妻に悟られないうちにまだいくつかの証拠をとりたいので 家の中に盗聴器を仕掛けた(音声が自宅のものだとわかるようなものを残すため) あと、明日は出張で帰らないことにしてあって、妻の行動を追跡してもらうことになっている。 娘のことについては、妻に調査結果を見せたあとで 父親について確かめてからDNA鑑定を検討するよ。 眠れないし、食べられないんだ。 妻に掴みかかってしまいそうなのを、ギリギリんとこで踏ん張ってる。 いつまで耐えられるか自信ないな 522 :SMドンキー ◆emEpzRWJ4g :2007/02/07(水) 00 51 01 みんな、いろいろありがとう 妻は良い妻で良い母親で、良い嫁でもいてくれたんだ どうしてこんなことになったんだろうか? 何が俺に足りなかったのかあいつに聞きたい 俺の何が駄目だったのか聞きたい 540 :SMドンキー ◆emEpzRWJ4g :2007/02/07(水) 01 11 22 みんな 本当にいろいろすいません 明日、証拠が掴めたら弁護士と話した上で妻に話を持って行くよ 親権については、どうしても俺がと思っていたけど少し考えさせてほしい やり直すなんてことは全く考えていない 充分な証拠が集まった時点でもうこの結婚は終わりだ 進展したら報告します 543 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/02/07(水) 01 13 22 間男別居中なんだよなぁ、理由はドンキ嫁の件絡みなのかね だとしたら、内々に間男嫁から慰謝料請求があって、払ってるって事はない? 545 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/02/07(水) 01 14 28 ドンキがんばってな。 いつでもここで待ってるからな! 546 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/02/07(水) 01 15 09 当方30歳、結婚4年目のサラリーマン(婿養子)です。 妻が浮気をしました。 (友達が偶然目撃をして報告してくれました・・知りたくなかったですが) わたしはIT関係に勤めており、仕事が結構遅くなりがちで・・・ かまってやれなかった自分がいけなかったと反省しております。 勇気を持って関係修復をしようと話し合いを試みましたが。 「だったらなに?」との返答でした。 これからどうしようか悩みどころです、 愚痴っぽくなってすいませんでした。 ただ、ここに書き込めば少しは気が晴れるかと思いまして・・・ 547 :SMドンキー ◆emEpzRWJ4g :2007/02/07(水) 01 15 50 543 考えもしなかった 550 :SMドンキー ◆emEpzRWJ4g :2007/02/07(水) 01 17 41 545 ありがとう 頑張るよ ------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------ 【発覚】嫁の浮気!7日目【決別or再構築】 http //watchwife.s251.xrea.com/1171451531.html 927 :SMドンキー ◆emEpzRWJ4g :2007/02/15(木) 22 55 45 みんなごめん、連絡遅くなって。 俺もうダメだ 950 :SMドンキー ◆emEpzRWJ4g :2007/02/15(木) 23 18 16 先週の水曜日に俺、妻に出張だって偽って会社休んで張ってたんだ 妻は娘の幼稚園を休ませ、出掛ける約束の電話をしていた(受信機より) 娘は妻の実家に預けられてた 3時前ぐらいかな、二人してうちに戻ってきて完全に余裕かましてるのか 鍵は1つしかかけていないことがわかった(音でわかる) まるでそこで新婚生活をしているかのような時間が流れて、夕方過ぎに1回目が始まった 子供を迎えに行く気配もなかった 夜8時になって二人でお風呂に入ってた そして出てきてから2回目が始まって、それはもう耳を塞ぎたくなるようなやり取りでね SMだよ 痛みに耐える妻の声、責め立てる男の声を俺はもう聞いていることが出来なかった 車を飛び出して、俺は家の中に突っ走ってた 調査員が止めるのも聞こえず、自分が何してるのかもわからず走った 何の警戒心もないようでやっぱり鍵は1つしかかってなくてロックもしてなかったさ 寝室の妻と男は裸で妻は後ろ手に縛られて床に座ってた 男はオロオロしていた 俺は男に掴みかかってしまったんだ。暴力はふるっていない。 だけど掴みかかって泣いてわめいてよく覚えていない。 妻は泣いて謝っていた。 弁護士からも調査員からも、全ての証拠が揃うまで動くなと言われていたのにやってしまったんだ 990 :SMドンキー ◆emEpzRWJ4g :2007/02/15(木) 23 32 24 あとから追ってきた調査員が写真撮ったよ 二人とも裸で突っ立っているところを押さえた 証拠としては、自宅に引っ張り込んでいるところまで押さえているので充分だけど それを持って交渉に入る予定だったのに、俺乗り込んでしまった 妻に「何でだ?何でこんなことした?」って聞いたよ 妻の体のあっちこっちがヒドイ状態になっててさ。 ただただ「ごめんなさい」って泣くだけでさ 娘も妻の実家に預けられているし、乗り込んでしまったので 3人で話すことになったんだ、調査員同席で(手出し禁止の見張りの意味で) ------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------ 【発覚】嫁の浮気!8日目【決別or再構築】 http //watchwife.s251.xrea.com/1171550158.html 27 :SMドンキー ◆emEpzRWJ4g :2007/02/15(木) 23 51 48 先週水曜日のやり取りもその前の分も全部録音は出来てる 家庭用電話の着信音や鍵や電子レンジの音で自宅に引き入れていたことも証明出来る だから証拠はもうこれで充分だ 始まった時期は、やっぱり復職後少ししてだそうだ 仕事と育児と家事の両立が大変でいろいろ相談したり仕事をサポートしてもらったり しているうちにそうなったらしい。俺の帰りが遅いから話せないし寂しかったって。 それで、貯金のこと聞いたけど貢いだりはしていなくて単に生活費が足りなかったって。 俺の月給だけで月35万あるのに足りないって当然納得出来ないけどね。 男が住んでるアパートは、別居の際に近くを選んで越してきたそうだ。 妻はこれきり別れるから、娘と俺と3人でやり直したいって号泣して謝ってた。 こうして話しているうちに、俺は冷静さを取り戻して さっきの妻の体のことや今までずっと騙され続けてたことに落胆していった きっちり別れてやり直したいって泣かれても、乳首が変形したりキスマークだらけの 体で縛られてた妻を受け入れることなんて出来るはずがないとね だから「許せるわけがない。別れたい」と妻に言った。 その日は、そこまでで後日日を改めて話することになったんだ。 87 :SMドンキー ◆emEpzRWJ4g :2007/02/16(金) 00 10 30 男の方には慰謝料を請求する旨話してあり、同意した音声も録音してある 妻はあの日から娘を連れて実家に帰っているけど、昼間自宅に戻って 俺の洗濯や食事をしていく毎日 妻の顔も見たくないけど、娘には死ぬほど会いたい。 土日も仕事だったので動きはなかったけど、今週末は弁護士同席でいよいよ対決します。 男も呼んで慰謝料の請求と今後について話し合います。 娘の父親について妻に問いただしてみたら、父親は絶対に俺だと言ってた それについては俺も嘘じゃないだろうと思っている 妻は、信じられないようであれば検査をしてもらって構わないとまで言った 117 :SMドンキー ◆emEpzRWJ4g :2007/02/16(金) 00 17 25 俺があの日乗り込んだことで失敗したと思っているのは 弁護士に妻の両親と当人たちに考える時間を与えないために 証拠を揃えて交渉のテーブルに着くまで耐えてくれって言われてたから。 向こうの親がすごいんだって。 あの手この手と手を打ってこられないように、その当日までキレなければ絶対勝てるとね。 なのに俺、自分を押さえられなかったんだよ 本当にダメだな、俺。 144 :SMドンキー ◆emEpzRWJ4g :2007/02/16(金) 00 24 09 もちろん俺の親にも話したし、妻の両親も謝罪にきた さすがに写真までは見せたりしていないけどね。 妻が離婚を受け入れたらいいんだけども。 148 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/02/16(金) 00 25 18 とにかく娘確保だろ そんな糞女に育てられたら娘の今後が終ってしまうぞ 169 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/02/16(金) 00 31 19 ドンキよ娘が向こうの実家に預ける事になった経緯を教えてくれ 普通なら娘はドンキが即確保せなイカンだろ それをどうしてあえて向こうの家に預けた? 肝心な部分の説明がないぞ。教えてくれ。 175 :SMドンキー ◆emEpzRWJ4g :2007/02/16(金) 00 32 43 148 俺の実家、遠いんだよ 娘は、幼稚園に喜んで通っているから休園させて俺の実家にってことは考えてない 親権は絶対に俺が取る 帰りが遅いことを理由にされないように仕事の方も移動願いを出している 娘をあんなだらしない女に渡せないよ。絶対負けられない。 187 :SMドンキー ◆emEpzRWJ4g :2007/02/16(金) 00 36 22 169 俺だって娘を取り戻したいよ。 けど俺、いつも12時前後に帰ってくる生活なんだ。 早く帰れる部署になったらすぐに取り戻しに行くさ。 199 :SMドンキー ◆emEpzRWJ4g :2007/02/16(金) 00 39 01 俺、早く帰れるようになっても親権無理なのか? 222 :SMドンキー ◆emEpzRWJ4g :2007/02/16(金) 00 45 10 俺の親に娘のこと頼めるならとっくにやってるさ 体が悪くて、こっちにも来れないんだよ 239 :SMドンキー ◆emEpzRWJ4g :2007/02/16(金) 00 49 25 俺、どうしたらいいんだ? 272 :SMドンキー ◆emEpzRWJ4g :2007/02/16(金) 00 58 32 明日は早く帰れるんだ。だから娘を迎えに行くよ 週末は俺のところにおいて、話し合いの時だけ託児所に預ける。 貯金のことだけど、まとまった額で引き出されていないんだ 2万とか3万ずつ一週間弱くらいの間隔で引き出してる これだと生活費として引き出していたっていうのが一番有力とされてしまう 返してもらうっていうのはまず無理だと思う でもいいよ、お金は返さなくていいから娘を渡してもらえればね 300 :SMドンキー ◆emEpzRWJ4g :2007/02/16(金) 01 10 05 わからなくなってきた どうしたらいいんだ どっちにしろ、弁護士と打ち合わせした上で週末に動きがある 離婚、親権についてもそこでお互いの希望が出される 慎重に進めていけるように冷静に進めるよ そしたら報告する いつも遅い時間にしかこれない俺にみんな付き合ってくれてありがとう あとからゆっくり読ませてもらって、良い提案があれば使わせてもらうよ 遅くまで本当に申し訳なかったです 568 :SMドンキー ◆emEpzRWJ4g :2007/02/16(金) 14 00 01 ドンキです 昨夜はみんなありがとう 今日は早退して娘の幼稚園に迎えに行きます だけど、もう妻の親の態度が変わり始めた ただただ妻との関係修復のためにと平謝りだった親が 俺が幼稚園に迎えにいってそのまま自宅に戻させるって連絡したとたんに 「そんな勝手なことさせない」って。 「俺は父親です。後ろ指指されるようなこと何一つしていない父親ですよ」って言ったけど あなたに小さな子供の世話なんか出来ないって突っぱねられた それでも俺は迎えに行くけど。園にはもう自分が向かえに行くからって連絡入れてある。 やっぱり向こうの親は「あなたが娘に協力もせず放っておくから寂しくてこんなことになったのよ」 決まり文句みたいに言ってきた。 ふざけるな!俺は忙しい中でも出来る限りのことはしてきたんだ! いつもの生活を知らないで俺を否定することばかり言うなって、怒りより悔しかったさ とにかく向こうの親が来ないうちに幼稚園に迎えに行ってくる。 ------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------ 【発覚】嫁の浮気!9日目【決別or再構築】 http //watchwife.s251.xrea.com/1171733057.html 871 :SMドンキー ◆emEpzRWJ4g :2007/02/20(火) 23 15 46 ドンキです 仕事終わってこれから帰るところです 先週末、幼稚園に迎えに行く前に妻の両親に連絡したのには訳がある バス通園なんですよ、だから朝に帰りは迎えに行くと言っておかないと バスで決まったところでしか帰してもらえなくなるので、連絡してもらったんだ なんだかんだ言ってたけど、帰りは迎えに行くことを了承してくれた。 ただ、園に到着すると門の前に妻がいた 二人だけで話がしたいという妻の申し出を断って、娘と二人自宅に帰るつもりだった 申し出は断ったが、娘はパパとママと一緒に家に帰りたいと言った 俺は涙があふれそうになった。娘の無邪気さを羨ましいとさえ思った。 いつもとは違ったここ最近をなくそうとするかのように笑って一緒に帰りたいと言ったんだ 二人を先に自宅に戻し、俺は弁護士先生に連絡入れた 先生は、子供を最優先に考えるならどちらかの親に託すより3人で自宅に戻るほうがいいと。 ただ、明日の話し合いまでは今後の希望だけはきちんと決めて行動すること、と。 暴言や暴力には充分気をつけるように釘を刺された 先生が言うには、俺が親権を取るのはかなり厳しいらしいよ 874 :SMドンキー ◆emEpzRWJ4g :2007/02/20(火) 23 18 26 3人で自宅に戻ると娘はとても喜び、一所懸命に俺と妻の間を取り持とうとしたよ これからは毎日パパがいるんでしょ?って確認するように何度も聞いてきた 俺は何も悪いことをしていないが、娘から母親を 剥がし取ることは悪いことなのかもしれないとまた思ったりもしたよ 娘が眠ると、妻が話をしたいと再度言ってきた。断ると、抱いて欲しいと言ってきた。 相手にしないでいると、狂ったように上半身裸になり抱いてと泣いて頼んできた コイツの頭の中はどうなっているのか、俺は汚い物を見るような目で妻を睨んだよ 次の日、土曜日だ 話し合いの場に妻の両親もやってきた。ただ、それは妻が断って帰ってくれるように話してた。 俺は離婚して娘の親権が欲しいということで進んだ。 妻は、相手とはきちんと別れて俺とやり直していきたいということだった お金の使い方も浪費しないようにします、あなたの子供がもう一人ほしいです、、、だと。 不可能だろうってつぶやいちまった この日は平行線のままだったが、男の方からは慰謝料として100万円払うので和解したいという 申し出があることが妻にも伝えられた 流れはこんな感じです 家に帰ります。またきます。 877 :SMドンキー ◆emEpzRWJ4g :2007/02/20(火) 23 21 03 俺はもう帰らないとバスがなくなる 他の方、お邪魔しましたが続けてください 帰ります by tcym
https://w.atwiki.jp/majokkoxheroine/pages/34.html
第七話 『嫉妬と浮気と正義のゆくえ』 prrrrrrrr... prrrrrrrr... (ガチャッ) 『はい、萌田です』 「砂沙美ちゃん……私だけど……」 『あれ、美紗緒ちゃん、まだ家に居たの?』 「ごめんね砂沙美ちゃん……。身体の具合が急に悪くなっちゃって……」 『そっかー、それじゃ仕方ないね。チケットはコンサートに行く時に渡してくれればいいよ』 「うん……それじゃ……」 美紗緒は受話器を置くと、ベランダのプランターから薔薇の一部を切り取った。 (いい子。悪い子。いい子。悪い子。いい子……) 美紗緒は、剪定した部分の薔薇で花占いをしていた。 (悪い子。いい子。悪い子。いい子。悪い子……) 一つ一つ、慈しむように花びらを抜いていく美紗緒。 (いい子。悪い子。いい子。悪い子。…………いい子) 最後の花びらは、『いい子』が回ってきた時に抜け落ちた。 (……やっぱり、ね……それが世界の決まりごとなんだわ……) 世の中は、悪い子が認められるようにはできていない。 いい子でなければ、世界は決して存在を許してくれない。 だから、美紗緒は今までずっと、ずっとずっと、必死に我慢をしてきた。 父が帰って来なくとも。 母がかまってくれなくとも。 級友にいじめられても。 持病の喘息が苦しくても。 遊ぶ時間を削って塾に通わされても。 テストで100点取れなかったことを怒られても。 ……両親が離婚し、父に引き取られることになっても。 美紗緒は決して、不満を口にすることはなかった。 不満を口にすれば、自分は悪い子になる。 悪い子になったら負けだ……そう、自分に言い聞かせ続けてきた。 そうすることで自分の中に何か黒いモノが溜まって行くことに気付いたが、 ソレをどうすることもできなかった美紗緒は、ソレに蓋をして見ないフリをした。 小学校の高学年の頃、転校した海の星小学校で出会った砂沙美。 彼女の存在は、美紗緒にとって救いであり、憧れであった。 彼女と共にいれば、それだけで彼女は笑顔になれた。 自分を偽るまでもなく、いい子のままでいられたのだ。 しかし、砂沙美に恋人ができてから、事情が変わった。 砂沙美は美紗緒のための時間をあまり割かなくなった。 美紗緒は、ほんのちょっと寂しいだけだった。それだけだった。 だが、そのほんのちょっとの寂しさは、 彼女の奥にある黒いモノの蓋を開けるのに十分だった。 そこから漏れ出したソレは、美紗緒の中の砂沙美への憧れを、 徐々に嫉妬という悪意に塗り替えていったのだ。 しかしそんな美紗緒に、新たな救いが現われた。 留魅耶の存在、そして魔法の力である。 ピクシィミサとなっている時は本当に楽しかった。 魔法の力のおかげで、本当の自分が解放された気がした。 魔法に溺れすぎて自分を見失ったりもしたこともあったが、 それでも魔法の力があれば、世界に胸を張れる……。 ずっと助けてもらってばかりだった砂沙美を、 今度は自分が助けてあげることができる……そう思った。 だが、砂沙美がプリティサミーだと知った時……。 彼女の中の黒いモノの蓋が、再び開いた。 砂沙美は、いい子だ。 そして、魔法の力まで持っている。 ……私では、敵わない。 自分だって、いい子であり続けるために限りない努力をしている。 なのに、なぜ砂沙美は易々とその上を行くのか? 簡単なことだ。 悪い子である部分を必死に隠そうとしている自分と違い、 砂沙美には悪い子である部分、そのものがないのだ。 それは、正体が砂沙美であったサミーに、 ミスティクスの魔法が効かなかったことで証明済みだった。 (……認めない。ウソで塗り固めたニセモノのいい子ではなく、正真正銘のホンモノのいい子が存在するなんて……。 私は絶対に……絶対に認めない…………許さない!!!) 「萌田砂沙美……。まずは、あなたの一番大切なものから奪ってあげるわ……。 その時でさえ、あなたがいい子ちゃんで居られるか……。……ふふふ、楽しみだわ……!」 握り締めた薔薇の棘が手のひらを切っていたが、今の美紗緒がその痛みを感じることはなかった。 美紗緒は髪や服装を整えて身奇麗にすると、玄関で靴を履きはじめる。 「あれっ、どうしたの美紗緒?」 留魅耶が疑問に思ったのも無理はない。 美紗緒は先ほど身体の調子が悪いと言って帰ってきたばかりなのだ。 「ルーくん、私ちょっと出かけてくる。どうしてもやらないといけない用事ができたの」 「!」 振り向いた美紗緒の瞳は、紅かった。 それも、以前よりも更に色味が濃くなっている。 (また魔法の力が暴走している!? 一体どうして!?) 「それじゃ、留守番よろしくね」 「ま、待ってくれよ美紗緒! 僕も一緒に行く!」 今の美紗緒からは魔法の力だけではなく、何か強い目的意識が感じられた。 その様子にただならぬ物を感じた留魅耶は、慌てて後を追った。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「よーし、そろそろ休憩にすっか」 「うーっす」 土方のバイトをしていた砂沙美の恋人・征木天地は、休憩の指示が入ったことでやっと一息つくことが出来た。 吹き出ていた額の汗を軍手で拭いつつ、どこかに腰掛けて一休みしようと思ったが……。 「おい天地、中学生ぐらいの女の子がおまえを呼んでるぞ」 「あ、すぐ行きます!」 きっと砂沙美だ。 砂沙美はたびたび天地のバイト先に来て、差し入れをしてくれることがある。 天地は急いで工事現場の入り口まで駆けつけるが……。 「あれ……美紗緒、ちゃん?」 「こんにちは、天地さん」 美紗緒はうっすらと天地に笑いかける。 肩に止まっていた留魅耶は、そんな美紗緒をいぶかしむ。 (この人……確か、砂沙美の恋人だったよな……。美紗緒は何をするつもりなんだ……?) 一方の天地は、美紗緒を疑う様子も無く、爽やかに話しかけてくる。 「どうしたの、俺に何か用事かい?」 「ええ、天地さん…………私と、付き合っていただけませんか?」 「え…………えぇええええーーーーーっ!!?」 突然の告白(?)に驚いた天地は、10mほど飛びのいて後頭部をシャッターにぶつける。 「そ、そ、そ、そんな……困るよ、美紗緒ちゃんだって知ってるだろ、俺には……!」 「ごめんなさい……言葉を間違えましたね……」 「えっ?」 美紗緒は回れ右すると、肩越しに天地に微笑む。 「ここでは何ですから……ちょっと付いてきてくれませんか……?」 「……あ、あぁ……なんだそういう意味か、びっくりしたぁ……」 ほっとした天地は、そのまま美紗緒の後についていった。 人気の無い、ビルとビルの隙間の裏通り。 そこに天地を連れてきた美紗緒は、改めて向き直る。 「それで、用事って?」 「さっきは言葉を間違えてしまいましたからね……付き合ってくださいなどと……」 「あ、あはは……ちょっとびっくりしたよ」 「おかしいですよね、あんな言い方……。だって、私達は…………既に付き合っているんですから!!」 「うぅっ!?」 美紗緒の目から、リング状に赤い魔力が広がる。 マジカル・アイズ。 その目を見た者に催眠術をかけ、意のままに操る魔法だ。 魔法を受けてしまった天地はうずくまる。 「美紗緒っ、何をっ!?」 「ルーくんは黙ってて!」 美紗緒の紅い瞳にキッと睨まれると、留魅耶は何も言えなくなってしまう。 「さぁ……立って、天地さん」 「……………………」 美紗緒の言葉を受け、フラフラと立ち上がる天地。 その瞳は魔力の影響を受けてうす青く光っており、焦点は定まっていない。 「……そう、天地さん……私とあなたは、恋人同士です……。あなたがこの世で最も好きなのは、この私、天野美紗緒……」 「……ち……がう……」 「んっ……?」 「俺が……一番好きなのは…………美紗緒ちゃんじゃ……ない……」 「……………………」 まだ魔法のかかり方が浅いのだろう。 「天地さん……私の目を見て……」 言われるがままに顔を上げる天地に、美紗緒は再び魔法をかける。 「うぅゥっ!!」 天地の顔に微かに苦悶の表情が浮かぶ。 「……天地さん、もう一度訊くわ……。あなたがこの世で最も愛している人は、この私よね……?」 「俺が……一番好きなのは…………美紗緒ちゃんじゃ……ない……」 「…………ッ!」 天地は、頑なに美紗緒が恋人であると認めない。 天地の恋心が強すぎて、魔法の力でさえもそれを変えることが出来ないのだ。 美紗緒は、何度も、何度も、何度も、魔法をかけ直す。 しかし……。 天地が美紗緒の問いに頷くことは、とうとう無かった。 「そんな……どうして、どうしてよっ……!?」 「美紗緒……これで分かっただろ?」 留魅耶は、自分の魔法が通じずに愕然とする美紗緒に説く。 「魔法は万能じゃない……。いくら魔法でも、人の心だけはどうにもならない。だから、魔法に頼らず、自分の心を磨く必要があるんだ」 「うぅ……」 美紗緒は胸や頭を掻き毟って悶えている。 「天地さんは、そこまで…………そこまで、砂沙美ちゃんのことを……ッ」 美紗緒の顔に、後悔の色が浮かぶ。 一途な天地の心に触れ、捨てたはずの良心が美紗緒を苛んでいるのだ。 (良かった……これなら美紗緒も自分が間違っていたと気付いてくれる……。取り返しの付かない状況になってしまう前で、本当に良かった……) 安堵のため息をつく留魅耶だったが……。 「ち、がう……」 「え……?」 未だ魔法の影響下にある天地が、美紗緒の独り言に反応した。 「俺が……一番好きなのは…………砂沙美ちゃんじゃ……ない……」 「……………………」 「……………………」 「…………はは…………」 引きつった美紗緒の顔が、徐々に暗い笑みへと変わる。 「あはははははははははっ……!」 乾いた笑いをあげる美紗緒。 ミサのように底抜けた明るさが無い分、酷く陰湿に聞こえる。 美紗緒は困惑している留魅耶に流し目をくれる。 「……ルーくん、ちょっと予定を変更することにしたわ。天地さんは、今は何もせずに解放してあげる。でも……!」 邪悪な笑みを浮かべる美紗緒。 彼女の頭の中で、新しい計画が完成した。 より、邪悪な計画が……。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「―――いちゃ…………天地兄ちゃんってばっ!!」 「……えっ……ああっ、ゴメン!? なんの話だっけ!?」 「もう…………」 砂沙美はバイト帰りの天地を迎えに来たのだが、天地は何だかぼーっとしている。 普段からぼーっとした所のある天地だが、それでも今日はまた一段と酷い。 「天地兄ちゃん、疲れてるの?」 「いや、そういうわけじゃ……いや、そうかも……。何だかよくわからないけど、妙に体が重いような気が……」 それは美紗緒の催眠術にかけられたことにより身体に負担がかかった為であるが、 その記憶は美紗緒によって消し去られているため、天地はそのことを覚えてはいない。 「そっか、じゃあ家に帰ったら砂沙美が肩を揉んであげるね!」 「ははは、年寄り扱いはまだ早いよ」 「えへへ」 「ふふふ」 他愛ない会話でも自然と笑みがこぼれる二人。 砂沙美の肩に乗っている魎皇鬼は、そんなカップルを冷ややかな目で眺めている。 その時……。 「いっぽぉ~~~~~~ん釣りィっっっ!!!」 「うわぁっ!?」 「天地兄ちゃんっ!?」 天地は突然、空中に引っ張り上げられる。 「あらあーら、大物が釣れたかと思ったら、ただの冴えないヘッポコ男だったわ」 砂沙美は声に反応して上を見る。 そこには釣竿を担いで宙に浮いているピクシィミサと、見事に襟元を引っ掛けられて釣り上げられてる天地の姿があった。 天地は首を吊られているせいで少々苦しそうだ。 「美紗緒ちゃ……ミサっ、天地さんを放して! その人は、砂沙美にとって大切な人なの!」 「あっそ、それで?」 砂沙美の懇願をこともなげに受け流すミサに、砂沙美は戸惑う。 どうして? ミサは美紗緒ちゃんで、美紗緒ちゃんは砂沙美の友達だ。 なのに、今のミサは砂沙美の言葉に耳を傾ける気配すら無い。 「さ……砂沙美ちゃん、逃げてっ!」 苦しみながらも砂沙美を逃がそうとする天地。 「そんなっ、天地さんをこのままにして逃げるなんて出来ないよっ!」 「あーら、いいのよー、エスケープしてくれて。あたーしの目的は、サミーを倒すことなんだから」 「えっ!」 「むしろ、いつまでもサミーが現われなかったら……。天地ボーイの命運は、このままジ・エンドになっちゃうかも知れないわねぇ」 ミサは天地の顎に腕を回し、喉を引っかく仕草をしてみせる。 (まさか……ミサはサミーがあたしだってことに気付いてるの? いつの間に……?) 『砂沙美ちゃん、考えてる場合じゃないよ! 今は変身して天地を助けるんだ!』 『う、うん……そうだよね』 魎皇鬼に耳打ちされ、変身する決意を固める砂沙美。 「ミサっ、天地さんに酷いことをしないでよ! 絶対だからね!」 「はいはい、分かったからとっととエスケープしちゃいなさい」 言うが早いか、砂沙美は走り去って向こうの角に消える。 直後、その角から閃光が放たれる。 「待ちなさいっ!! ピクシィミサ!!」 砂沙美が消えた角からズザザッと現われたのは当然の事ながらプリティサミーだ。 「来たわね、社会奉仕精神に溢れた友達思いでいい子ちゃんの正義の魔法少女!!」 「……もしかして褒められてる?」 「いや、そういう雰囲気には見えないと思うけど……」 「サ、サミー……来てくれたのか……っ」 天地は苦しみながらも、嬉しそうな顔を見せる。 顔が赤くなっているのは首が絞まっているせいだろうか。 「ミサ!! その人を放しなさい!!」 「サミーったら、この男のことがそんなに大事なの?」 「だ……大事に決まってるじゃない!!」 顔を赤くしつつも力説するサミー。 「ねぇサミー、それじゃあ賭けをしない?」 「賭け……?」 「簡単なことよ。この男にミスティクスをかけて、それで何ともなかったら開放してあげる。シンプルイズベストでしょ?」 ミスティクスはかけた人間の悪意をモンスターに変える魔法。 悪意の無い人間ならば、ミスティクスをかけても何の効果も現れない。 「なぁんだ、そんなことならとっととやっちゃってよ」 「あ~ら、随分と大した自信ね」 「当たり前じゃない、天地さんが悪意なんて持ってるわけないもの」 ミサの話を聞いて、安心するサミー。 天地がさらわれた時はどうなることかと思ったが、ただのミサの軽い悪戯だったのだ。 一方のミサは、サミーが軽く考えていることにムっとしつつも、 天地の耳元で何事かを囁いていた。 「天地ボーイ、あなたには砂沙美ちゃんっていう、とってもキュートな恋人がいるじゃない?」 「そ、それがどうしたって言うんだ!」 「ミサには分かってるのよ。あなた、そのプリティラヴァーに何か隠してることがあるでしょう?」 「お、俺が……砂沙美ちゃんに何を隠してるって言うんだ!?」 「自分でも気付いてないのかしら? まぁいいわ、すぐに分かるから」 ミサは、バトンを構える。 「コーリングミスティクス!!」 放たれた魔力は、天地を包み込む。 そしてその光が収まった時……。 「ふふふ、さぁ出てきなさい、浮気女!!」 「私、だーいすき。恋人がいるけど、他の女の子がだーいすきぃ!」 「!!!」 天地は、『浮気』の悪意を増幅され……浮気女に変身した。 「……コ……コケティッシュ……ボンバー……」 浮気女は、サミーの魔法の前にあっさりと倒れた。 天地が元の姿へ戻っていく。 気を失っている天地は、身じろぎ一つしない。 本来なら、迷わず駆け寄ってその身を案じるはずだった。 だがそんな天地を前に、サミー……いや砂沙美の中に、今まで感じた事の無い感情が巻き起こっていた。 辛い。悲しい。くやしい。 違う。 憎い。許せない。我慢ならない。 その複雑な感情を、天地の心を奪った誰かへの『嫉妬』と一言で片付けるには、砂沙美はまだ幼すぎた。 ミサは、そんなサミーを愉快でたまらないと言った様子で眺めていた。 「ウフフ……。辛いでしょう、苦しいでしょう?」 ミサは言いながらサミーに近づいてくる。 サミーは動揺が隠せない。 天地が浮気をしていたこともそうだが、ミサが……美紗緒ちゃんが、こんな酷いことを考えるなんて……。 「……嘘だ……嘘だよ、こんなの……」 「嘘じゃないわ、これが現実」 ミサは、サミーに近づき……そっと抱きしめた。 「ミサ……?」 「でも、分かるわ……。辛い現実に直面すると、全てを否定したくなる。誰かのせいにしたくなる」 「……………………」 サミーの傷ついた心に、ミサの言葉が染み入ってくる。 全てを忘れることで、何かに奴当たりすることで、今の自分の心も晴れるのではないか……そんな考えが脳裏をよぎる。 それではダメだと心のどこかが警鐘が鳴っていたが、その音はどこか遠い。 「そして、そんな気持ち……。その気持ちを、何て呼ぶか知ってる?」 「えっ……?」 「……!! まさかっ!!」 魎皇鬼は、ミサの真意に気付く。 「サミーッ、ミサから離れるんだーーーっ!!」 「今更気付いても遅いわよっ、コーリングミスティクス!!!」 ミサの魔力がサミーに襲い掛かり、サミーは光に包まれる。 「その気持ちを何て呼ぶか……」 まばゆい光が徐々に収まっていく。 「そう…………悪意……よ!」 魔法の光が完全に収まった時……。 砂沙美の目の前には、自分が良く知っている……。 しかし、初めて見る姿の魔法少女が立っていた。 自分と同じ身長、体型、髪型。 違うのは、全体的に暗い色調な上、至る所に刺々しい意匠が施されたコスチューム。 そして……悪意に満ち満ちた、その瞳だった。 「ハッピーバースディ、嫉妬女! ううん、これはブラックサミーとでも呼ぶべきかしらね?」 ブラックサミーはミサの方に向き直ると、うやうやしく膝を突く。 そして再び砂沙美に向き直ると、明らかな敵意を砂沙美に向ける。 「あんなヘナチョコ男から生まれたラブラブモンスターが役に立つなんて、ハナから思って無かったわ。 私の真の目的は、いい子ちゃんぶってるあなたに悪意を植え付け……。……それをラブラブモンスターとして実体化させることだったのよ!」 「あ…………あたし、は…………」 砂沙美は得体の知れない喪失感に駆られた表情で、頭を抑えて膝を突く。 砂沙美はラブラブモンスターにはならなかった。 ただ、『嫉妬』という悪意のみが、砂沙美の魔力を借り、 ブラックサミーとして実体化した。 それほど、砂沙美にとって内に芽生えた『嫉妬』への拒絶は強かったのだ。 「こーれで分かったでしょう、プリティサミー? ……いいえ萌田砂沙美!」 普段からは考えられないような凶悪な表情で凄むミサ。 砂沙美は思わず身体をびくつかせる。 「この世にはね、正義やいい子ちゃんなんて物は存在しないの。 そんな物は、アンタの独善的な思い込みが生み出した、イリュージョンなのよッ!!!」 ミサの瞳は、砂沙美に対する敵意に満ち満ちていた。 「……あ……あたしは…………」 一歩。 二歩。 砂沙美は後ずさる。 その表情には明らかな戸惑いと脅えと絶望が見える。 魔力をブラックサミーに奪われた砂沙美は、コケティッシュボンバーを放つことは愚か、変身すら出来ない。 反撃の手段は、何も無いのだ。 一方、傍らの魎皇鬼は、鬼のような形相でミサを睨んでいた。 (ミサ……よくもこんな卑劣な手を……許せないっ!!) 怒りに燃える魎皇鬼は、砂沙美を叱咤する。 「砂沙美ちゃん、諦めちゃダメだ!! 魔法の力は、それを望む者にこそ付いて来てくれる力なんだ!! 信じれば、きっとブラックサミーから魔法の力を取り戻すことが出来るはず! だから、願うんだ、心の底から!! 魔法の力が欲しいって!! そしてもう一度魔法の力を取り戻して、今度こそミサをやっつけるんだ!!」 「ヤダ……」 「えっ?」 砂沙美の足が、更に下がる。 「…………もうヤダ…………こんなのヤダっっっ!!!」 「砂沙美ちゃん!? 待って、待ってよっ!!」 魎皇鬼の静止も聞かず、砂沙美はミサやブラックサミーに背を向け、逃げ出してしまった……。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 『砂沙美ちゃん、なんだい話って?』 『天地さん……そ、その……』 少女はモジモジとして煮え切らない様子だったが、 意を決して青年に気持ちをぶつける。 『さ……砂沙美と、付き合ってください!!』 『え…………ええええええっ!!?』 青年は大げさなほどに驚く。 相手は妹のように思っていた少女、こんな展開は想像だにしていなかったのだ。 『……砂沙美……ずっとずっと昔から、天地さんのことが好きでした……。 でも、砂沙美は子供だったから……だから、ずっと考えてたんです……。中学生になったら、絶対に天地さんに告白しようって……』 青年は平静を取り戻すために少々時間を要したが……。 それでも、少女の言葉にハッキリと答えた。 『嬉しい……嬉しいよ……。だって俺も、砂沙美ちゃんのことが好きだから……』 『そ、それじゃあ……!』 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 町の中心から少し離れた丘にある、鐘のついた廃堂。 そこのテラス、鐘の脇で……砂沙美は膝を抱え込んで身体を固くしていた。 お堂の正面は木々が開けているため、そこからは街が見下ろせ、その向こうにある海も良く見えた。 今、まさに海へ沈もうとしている夕日がそこから照りつけていたが、その光も今の砂沙美の心までは届かなかった。 「もうヤダよ……魔法少女になってから、辛いことばっかり……」 砂沙美は一人、やるせない想いを言葉にして吐き出す。 「最初は正義のため、みんなの幸せのためだって喜んだけど……」 そもそも正義とは……自分の目指した正義とは、どんなものだっただろうか? 魔法少女になってやったことと言えば、得体の知れない善行ポイントやらを溜めることだけ。 それが、本当に自分の果たしたかった正義なのか? いつしか、ミサを撃退することが正義の全てだと思い込んでいたのではないか? そして、その結果……大切な物をいくつも失ってしまったのだ。 「……そうだよ……考えてみれば……。 魔法なんて…………ちっとも幸せなものじゃなかったじゃない!!」 砂沙美の悲しみの捌け口は、魔法の存在そのものに向かっていく。 「魔法のバトンなんて受け取らなければ良かった……。 そうすれば、こんな事に巻き込まれて美紗緒ちゃんと戦うことになったり……。 ……あたしの中にある嫌な気持ちに気付くことだってなかったのにッ!!!」 砂沙美は憤懣を吐き出しつくすと、そのまま身を固めて動かなくなった。 屋根の上で、そっと砂沙美の話を聞いていた影があった。 砂沙美を心配してやってきた留魅耶だった。 しかし、ミサに魔法を与えた彼が砂沙美にかけてやれる言葉など何も無い。 彼は少し悲しそうな顔をすると、黙ってその場を飛び去っていった。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 砂沙美を泣かしたることに成功して満足したミサだったが、折角なのでブラックサミーと一緒に人の多い繁華街まで来ていた。 ちなみに天地は未だに釣竿にぶらさがったままである。 「さーて、ブラックサミー。早速バッドなことをしてみてちょーだい。何をどうするかは任せるわ」 「……………………」 無言で了解の意を示したブラックサミーは、カップルが集まることで有名な喫茶店へ向かうと……。 ガシャァン!! テーブルを足でひっくり返して暴れ始めたのだ。 「おらおらどけどけっ!! あたしの前でイチャつく奴らは、みんなぶっ殺しちまうぞっ!!」 横山智佐嬢が密かに得意とする、ドスを効かせたヤンキーボイスで暴れまわるブラックサミー。 当然、カップル達は泡を食って逃げ回る。 それだけではない。 ブラックサミーは巧妙にカップル同士を分断するように暴れているため、中には仲違いを始めるカップルまで現われ始める。 ミサを追ってきていた魎皇鬼は、それを見て慌てて止めに入る。 「や、やめるんだっ!! キミは正義の魔法少女の分身なんだぞ、こんなことしちゃダメだっ!!」 「やかましいわっ、ドジっ子ネコ野郎!! あたしはラブラブカップルと貧乏サラリーマンだけは大っ嫌いなんだよ!!」 「き、危険なネタもやめてくれっ!!」 魎皇鬼の仲裁もむなしく、カップル達はみんなバラバラになってしまう。 「さぁて、ここいらはもういいかぁ。お次はアベックどもがたむろしてる向こうの公園にでも行こうかねぇ!」 喜悦と嫉妬をたぎらせたブラックサミーは、新たな獲物を求めてこの場を去っていく。 「あぁ~、もう! 顔は可愛らしいのになんて醜悪なのかしら! これが般若の面って奴ぅ? にょほほほ、嫉妬に狂った女って怖いわねぇ!」 魎皇鬼はキッとミサを睨む。 「許せない……砂沙美ちゃんはお前のことを信じてた……それなのにっ!!」 「!」 「やぁあああああーーーっ!!!」 魎皇鬼は全身の毛を逆立てて前傾姿勢になると、ミサに飛び掛った。 ……が、ミサにバトンであっさり打ち払われてしまう。 地面に身体を打ち付けられる魎皇鬼。 しかし、すぐに身体を起こして再び臨戦態勢に入る。 「……な、なによぉ。もしかしてウサちゃん、ミサと本気でファイティングするつもりなのぉ?」 「フゥーーーッ!!」 再びミサに飛び掛る魎皇鬼。 ……が、やはり結果は同じだった。 ぶつけた身体の節々が痛む。 それでも魎皇鬼は立ち上がり、ミサに牙を剥く。 そんな魎皇鬼を、ミサは戸惑いの目で見ていた。 「……アンタもルーくんと同じで、地球じゃロクに魔法も使えないんでしょ? そんなんでミサに勝てるわけが無いのに、どうしてそうも挑んでくるのよ?」 「……………………」 ミサの言葉に己を振り返ったのか、魎皇鬼は独り言のようにつぶやきだす。 「ボクは……サミーのパートナーなのに、何にも出来ない……。 いつだって、ボクは横で口を出すだけで、実際に戦うのはサミーの仕事だ……。 でも、それは仕方ないことだ。だって、それが魔法少女に与えられた使命なんだから」 握り締めた拳(?)を震わせ、悔しさをにじませる魎皇鬼。 「だけど……ボクはもう、嫌なんだっ!! 使命の為に砂沙美ちゃんが傷つき続けることがっ!!」 魎皇鬼は叫ぶ。 食べ掛けのニンジンを強奪された時だって、ここまで激昂はしなかった。 「この使命が、正義の為の、正しい行いだってこと……。それを疑ったことは、一度だって無い……。 でも、それ以上に…………いや、何よりも…………。ボクは……ボクは、砂沙美ちゃんの笑顔が好きだっ!!! ……なのに……正義の為にミサと戦うたび…………砂沙美ちゃんはどんどん笑顔を失っていく…………」 「……………………」 「ボクは…………砂沙美ちゃんにはいつでも笑顔のままでいて欲しい…………。 だからボクは…………砂沙美ちゃんの笑顔を奪ったお前を絶対に許さない!!! 使命も、正義も、今は関係ない!! お前だけは、ボクが今ここで倒してやるんだっっっ!!!」 「いっ……!!」 魎皇鬼は全霊を籠めてミサの右手に噛み付く。 しかしその全力の攻撃も、手袋ごしでは軽い痛みを与えるだけだ。 それでもミサは痛みのあまり、担いでいた釣竿を落としてしまった。 「……っくぅ、このっ!!」 逆上して、魎皇鬼を掴み上げて地面に叩きつけようとするミサだが……。 「……あっ……」 魎皇鬼の身体が脱力しているのに気付いたミサは、寸前で止める。 力を出し尽くした魎皇鬼は、既に気絶していた。 「…………魎皇鬼ボーイ…………アナタ、分かってるの? アナタがどんなに頑張っても、砂沙美ちゃんが好きなのは…………」 ミサは倒れている天地をチラリと見る。 「……う、うぅ~ん……」 天地は落下した衝撃で目を覚ましたようだ。 少々寝ぼけているらしく、焦点の定まらない目で周囲を見渡す。 「……ここは……うわっ、ピクシィミサ!?」 「ハァーイ♪」 いきなり目の前にミサがいたものだから、仰天して後ずさる天地。 「……そ、そうだ……俺は、魔法をかけられて……」 「そう、あなたのスイートラバーに浮気してるって事を知られちゃったの」 「…………そ、そんな…………」 天地は頭を抱えてしまう。 「……ゴメン、砂沙美ちゃん……俺、そんなつもりじゃ……」 「あーもう、男がグチグチしてるのはみっともないわよ!」 自分のせいだということは棚に上げて説教を始めるミサ。 「……あ、そうだ。はい、コレ」 「えっ? わわっ!?」 ふと、自分の手に握られているコレのことを思い出したミサは、それを天地に投げ渡す。 「こいつは……砂沙美ちゃんの猫じゃないか!」 天地の言うとおり、それは気絶した魎皇鬼だった。 それにしてもコレ呼ばわりは酷いな。 「その子、怪我してるの。って言っても、やったのはアタシだけどね。でも不可抗力なのよ、ミサは戦う気なんて無いのに果敢に挑んできたもんだから」 「そんな……一体何の為に?」 「きっと、ユーを助けようとしたのよ。この子の大事な人にとって、ユーが大事な人だから」 「……………………」 押し黙ってしまう天地。 その胸中を占めるのは、感謝か、罪悪感か。 「ま、とにかく連れて帰って治療してあげてちょーだい。頼んだわよ」 ミサはテレポートで自宅に帰って行った。 後に残された天地はしばらく放心していたが、手元の魎皇鬼のことを思い出すと、あわてて家につれて帰って治療を始めた。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 既に日は落ちていた。 しかし、砂沙美は未だ廃堂のテラスで丸まったまま、微動だにしない。 その時……。 (カツッ……カツッ……) (!) 何者かの足音が、堂内に響いている。 そしてその音は階段を通ってどんどん砂沙美に近づいてきており……。 とうとう砂沙美のすぐ隣で止まった。 「砂沙美ちゃん、やっぱりここに居たのね」 「……マ、ママ……」 砂沙美が顔を上げると、そこには津名魅が立っていた。 「あんまり帰ってくるのが遅いものだから、心配したのよ。でも砂沙美ちゃんは辛いことがあると必ずここに来るから、きっとここだと思ったわ」 「……………………」 「この前は天地くんとケンカした時、その前は天地くんとケンカした時、それからあの時に天地くんとケンカした時もここに来てたわね。 ……それで、今日はどうしたの? 天地くんとケンカでもしたの?」 どんだけ天地とケンカしたことでヘコんでるんだよと思うが、事実なのだから仕方が無い。 「ママ……砂沙美、わかんなくなっちゃったよ……」 「あら……」 深刻な様子の砂沙美を見て、津名魅は少し顔色を変える。 「正義って……一体、何をすれば正義なの? ルールを守ること? 悪い奴を懲らしめること? 点数を稼ぐこと?」 まるで八つ当たりをするかのように、砂沙美は胸の奥から溢れるままの言葉を吐き出す。 「……そのためなら……正義のためなら、どんなことでもしなくちゃいけないの? どんな敵でも、問答無用で倒さなきゃいけないの? 身を裂かれそうに辛い時でも……。正義のためなら、自分を押し殺して耐え続けなくちゃダメなの?」 「……………………」 津名魅は、何も言わない。 ただ、砂沙美の言葉に真剣に耳を傾けるだけだ。 「…………分かんない…………砂沙美、分かんないよ…………」 口を開くたび、徐々に涙声になって行く砂沙美。 「……砂沙美……ずっと、自分がいい子だと思ってた……。でも、それは違った……! 砂沙美の本性は、もっとずっと醜くて、身勝手な物だって知っちゃった!! だから……もう、戦えない!! 砂沙美は正義のためになんて、戦えないよッ!!」 しゃべりながら涙まで溢れ出たのを隠すため、砂沙美は自分の膝小僧に顔を埋めた。 津名魅は少し困ったような顔をしていたが、 砂沙美の頭をそっと撫でると、静かに口を開いた。 「……砂沙美ちゃん、正義っていうのは、方法や目的で決まる物じゃないのよ。 何を目的として、そのためにどういうことをするか……。……そんなことは、正義とは全く何の関係も無いの」 「え……?」 目に涙を溜めつつも、思わず顔を上げる砂沙美。 よほど津名魅の言葉が意外に感じた様子だ。 「人々の笑顔を見たいと想って……。また、それによって自分も笑顔で居たいと想う気持ち……。 人のために働いて、喜んでもらえて、それが自分も嬉しい……。……そういう当たり前の心こそが、正義の本質なの」 「人の笑顔が見たくて…………それで自分も、笑顔に…………」 砂沙美は、はっとする。 自分の中の原点を見た思いだった。 そう、自分が幼い子供だった頃からずっと……。 『砂沙美ちゃん、本当にありがとう』 『やっぱり砂沙美は正義の味方だな』 『うん! 砂沙美、パパとママのために頑張るよ!』 幼い砂沙美には、正義の意味など分かるはずもなかった。 ただ、両親の笑顔が見たいがため、両親の喜ぶことを進んで行った。 そうすることで、自分も笑顔になれたから……。 「どう、砂沙美ちゃん? あなたはどうしたい? ゆっくり考えてみて。あなたの本当の望みは……何なのかしら?」 いつも通りの優しい声だったが……。 今の津名魅は、砂沙美も見たことが無いほど真剣な表情をしていた。 「さ……砂沙織………………砂沙美は…………!」 魔法の力は、今は無い。 だから涙と共に、砂沙美は自分の想いをぶつけた。 「み…………みんなの笑顔を見たい!! 泣き虫顔なんて嫌だっ!! 天地さん……美紗緒ちゃん……リョーちゃん……パパ……ママ……。 ……みんなで、ずっとずっと…………ずっとずーっと、笑っていたいっ!!!」 嘘偽りの無い、心の底からの望み。 これこそ、彼女にとっての正義の本質だった。 「なら……笑って砂沙美ちゃん。貴方が笑わない限り……他の人だって笑ってはくれないわ」 そう言って、津名魅は砂沙美に笑顔を見せた。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「アンタなんか大嫌い!!」 「こっちこそおまえみたいな女、願い下げだ!!」 額に青筋を浮かばせて怒鳴りあっているカップル達。 既に町は夜が覆っており、道も明るいとは言えなかったが、 ブラックサミーは手当たり次第に魔法を使っているらしく、仲違いしたカップル達の存在が砂沙美にブラックサミーへと続く道を教えてくれた。 そうして辿り着いたのは、町の名物である一本杉の下だった。 ここは地元では定番のデートスポットなのだ。 (クスクスクス……) 微かだが、確かにブラックサミーの笑い声が聞こえる。 引き裂かれたカップル達の様子を見て、せせら笑っているのだ。 「ブラックサミー!! おねがい、出て来て!!」 「はーい、ご主人様の仰せの通りに」 ふっと砂沙美の眼前から現われるブラックサミー。 まるで闇から直接生み出された精霊かのようだ。 「さぁ、何なりとお申し付け下さい。あたしはご主人様の願いを叶える者……クスクスクス」 「ブラックサミー……もうこんなことはやめて! そして砂沙美の中に戻って!」 真剣に叫ぶ砂沙美に対し、ブラックサミーは嘲笑を含んだ笑みを崩さない。 「これは異なことを……」 ブラックサミーは、挑むように砂沙美の瞳を見つめてくる。 「幸せそうなバカップル達の関係を引き裂くこと……。そして何より、あたしが貴方から離れること……それがアナタが望んだことでしょう?」 「……………………」 否定は出来ない。 ミスティクスのせいとは言え、一瞬でも自分がそれを望んだから、自分の悪意の分身……ブラックサミーが生まれたのだ。 (でも……でも違う! もう迷わない、砂沙美の本当の望みは……そんなことじゃない!) 静かに……しかし真っ直ぐに、ブラックサミーの瞳を見つめ返す砂沙美。 「……ねぇ、ブラックサミー……。あなたは、本当にそれで幸せなの……? 恋人達の笑顔を壊すことで、自分が笑顔になれるの……?」 「笑顔に?」 笑顔という単語に反応してか、ピクリとブラックサミーの眉が動く。 「ねぇ、どうなの……? あなたは笑顔になるために、こんなことをしているの……?」 「……………………」 ブラックサミーの表情は、見る見るうちに不機嫌になっていく。 「ねぇ、ブラックサ―――」 「うるさいわね、そんなわけないじゃない!!」 とうとう激昂したブラックサミーは、眉を吊り上げて怒鳴る。 「何のためって、決まってるでしょ!! このあたしを差し置いて笑顔になってる連中が気に食わないだけよ!!」 その言葉を聞いた砂沙美は……ほっと、息をついた。 「良かった……やっぱりブラックサミーも、笑顔になりたいんだよね……」 「なに、なんなのよ……」 砂沙美の反応に戸惑うブラックサミー。 「ブラックサミー、砂沙美の望みを言うよ……。嘘偽りの無い、本当の気持ち……」 砂沙美はそっと目を瞑り、そして開く。 その目は力強く、明確な意志が感じられた。 「砂沙美は…………みんなに幸せになって欲しい!! それだけじゃない…………自分自身だって、ちゃんと幸せになるんだからっ!!」 「……!!」 砂沙美に全力で思いの丈をぶつけられ、ブラックサミーは怯む。 「う、嘘よ……貴方は表面だけ取り繕ってるだけよ! 心の奥底では本当は―――」 言いかけて、ブラックサミーは何かに気付く。 「……そうよ……それが本心かどうか、確かめてあげるわっ!!」 ブラックサミーは、プリティ空間を発動する。 「どう? ここでなら嘘はつけないわよ!」 この空間に居る限り、心の奥の本当の気持ちがブラックサミーに流れ込む。 その力からは、決して逃れることはできない。 だが……砂沙美は動じてはいなかった。 そっと目を瞑り、祈るように両手を眼前に組んでいる。 『こうなるのを待ってたの……』 「なんですって?」 『……ブラックサミー……あたしの想いを、受け取って!!』 「! しまっ……!」 砂沙美の心が、プリティ空間を通してブラックサミーに直接流入していく。 激しくぶつかりあう、砂沙美の心とブラックサミーの心。 長い戦いの後……支配権を得たのは、砂沙美の心だった。 ブラックサミーの悪意に満ちた心は浄化され、消えて――いや、砂沙美の中に戻っていく。 (あたしは、アンタの弱い心から生まれたアンタの影……。またアンタが目の前の現実から逃げ出すようなことがあったら、その時は……) (うん、分かってる……ありがとう、ブラックサミー) 砂沙美はブラックサミーの……。 自分の中にある悪い子の気持ちを受け取ったことで、決意を新たにする。 「砂沙美……逃げずに天地兄ちゃんと美紗緒ちゃんに会ってくる! 会って、本当の気持ちを聞いてみる!」 その言葉通り、砂沙美の足は天地と美紗緒を探すために走り出していた。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「ごめんな、俺の為にこんなに傷だらけになって……」 自宅に戻った天地は、魎皇鬼の身体に薬を塗って、包帯を巻いてやっていた。 「これでよし……あとは安静にしてれば大丈夫だろう。さて、と」 魎皇鬼をタオルの上にそっと寝かせると、ゴソゴソと押入れを漁って、掘り出したものをリュックに詰め込み始める天地。 「……こんなもんかな。善は急げって言うし、すぐに出よう」 結構な大きさになってしまったリュックを背負うと、天地はポツリとつぶやく 「砂沙美ちゃん……。俺はキミを取り返しが付かないほど傷つけてしまった。もう一緒には居られない……」 そのままふすまを開けて玄関に向かおうとした天地だったが……。 「天地ィっ!!!」 「っ!? 誰だっ!?」 天地は周囲を見回してみるが、誰も居ない。 「ボクはお前を許さない!! 砂沙美ちゃんをあんなに傷つけて!!」 しかし、声は止まない。 天地はそこから数十秒かけて、ようやく足元の存在に気付いた。 魎皇鬼がいつの間にか目を覚ましていたのだ。 「やい、何とか言えよ!」 「おまえ…………しゃべれるのか!?」 「そんなことはどうだっていい!! どういうつもりだよ、おまえにとって一番大切な人は砂沙美ちゃんのはずじゃなかったのかよ!!」 「……………………」 魎皇鬼が喋ったことに驚く間もなく、天地は物思いに沈む。 「…………そのはず……だったんだ……。なのに俺…………いつしか、ある女の子のことが忘れられなくなっちゃって……」 「誰なんだよ、その女の子って! 砂沙美ちゃんを差し置いてまで想う価値のある子なのか!?」 「それは……」 天地はすまなそうに……つぶやくようにその名前を挙げた。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 砂沙美は、天地の家・征木家の前までやってきた。 先ほど別れた場所に行ってみても誰も居なかったので、とりあえず家まで来てみたのだ。 「おや、砂沙美ちゃん。こんな時間にどうしたんだい?」 玄関を掃除していた天地の父親の信幸が、砂沙美に声をかけてきた。 「信幸おじさん! 天地兄ちゃんいますか!?」 「天地かい? あいつならさっきまでいたんだけど……」 信幸は、ちょっと困ったような顔をする。 「何だか知らないが、急に『田舎に帰る』とか言い出して、荷物まとめて実家の爺さん家に帰っちまったよ」 「そ、そんな……!」 砂沙美はへたへたと座り込む。 (あたし……フられちゃったんだ……) そんな砂沙美を信幸は困ったような顔で見ていたが、ふと何かを思い出したらしく、家に上がると、すぐに戻ってくる。 「そうだ、天地からコイツを預かってるぞ」 信幸がひょいと摘み上げたものは……。 「リョーちゃん!? その怪我どうしたの!?」 「ミャアン!」 包帯塗れながらも、『心配ないよ』と言いたげに、元気に砂沙美に飛びつく魎皇鬼。 「天地の奴がいたずらでもしたんじゃねぇか? まぁ、今度会ったら俺が叱っておくから許してやってくんな」 「信幸おじさん……ありがとうございました!」 深々と礼をして、征木家を後にする砂沙美。 「リョーちゃん……その怪我……」 「いや、ははっ、ちょっと近所の猫とケンカになっちゃって……」 砂沙美は魎皇鬼を抱き上げ、抱きしめる。 「ちょ、ちょっと砂沙美ちゃん!?」 「…………ゴメン……砂沙美の代わりに、ミサと戦ってくれたんでしょ……?」 「ちっ、違うよ! これは本当に近所の猫と……!」 「ありがとうリョーちゃん……でもいいよ、気を使わなくても……。 あたし、ミサが……美紗緒ちゃんがやったこと、全部受け止めなきゃいけないと思ってるから……」 「……………………」 砂沙美はそっと魎皇鬼を胸元から放し、顔の高さに持ち上げて目を合わせる。 その表情は笑っていたが……無理をしているのが、魎皇鬼には分かった。 「…………天地兄ちゃんは、もう砂沙美に会いたくないみたい」 「……………………」 「砂沙美がしっかりしてなかったばっかりに、リョーちゃんをこんな目に合わせちゃった……。 ゴメンね、もう天地兄ちゃんのことは忘れるから……明日から、また一緒に頑張ろう」 声が震えている。 泣くのを堪えているのだ。 「…………っ…………」 魎皇鬼がそれを言葉に出すのを躊躇ったのは一瞬だった。 天地に塩を送りたくは無かったが、砂沙美の悲しむ顔を見るのはもっと嫌だった。 「……天地は……浮気なんて、してなかったよ」 「え……?」 魎皇鬼は、先ほどの天地とのやり取りを思い起こす。 『誰なんだよ、その女の子って! 砂沙美ちゃんを差し置いてまで想う価値のある子なのか!?』 『それは……』 天地はすまなそうに、つぶやくようにその名前を挙げた。 『……プリティサミー、さ……』 『えっ!!』 一瞬、混乱した魎皇鬼だったが、すぐに事態を理解する。 魔法少女に変身したものは、その全ての能力が増幅される。 そう、本人の魅力そのものも……。 『……………………』 (天地が好きなのは、あくまで砂沙美ちゃんだったんだ……。本人ですら気付いていないけど……) 魎皇鬼は、天地に真実を伝えるべきかどうか迷う。 そうして互いに無言のまま過ぎ去っていく時間。 ……先に口を開いたのは、天地だった。 『おまえの言うとおり、今の俺は砂沙美ちゃんに会わせる顔が無い。 だから……今から田舎のジッチャンの所に行こうと思うんだ。そうしてそっちでしばらく頭を冷やして……今後の事を考えたいと思う』 『ま、待てよ!!』 『ん?』 『砂沙美ちゃんは…………プリティサミーの正体はっ…………!』 喉元まで出かかった言葉を、魎皇鬼は飲み込んだ。 だって、悔しいじゃないか。 ズルいかもしれないけど、それを教えてしまったら……。 『……とにかく、やめろよ……田舎に帰るなんてやめろよっ!! 砂沙美ちゃんが悲しむだろっ!!』 『……………………』 天地は、軽くため息をつく。それには自嘲の心が見て取れた。 『……ごめん、本当のことを言うよ。実は俺、前からジッチャンには呼び出されてたんだ。』 『えっ!』 『砂沙美ちゃんと別れたくないから、ズルズルと先延ばしにしてたんだ。でも、今回のことで逆にふんぎりがついた。俺はジッチャンの所に行くよ』 『……………………』 天地は急いているのか、言葉少なめに立ち上がる。 彼の言葉に嘘は無いのだろうが……。 今は砂沙美に顔を会わせにくいというのも、やはり事実なのだろう。 『……分かった、田舎に戻るのは止めない。でも……約束しろ! いつか必ず、もう一度砂沙美ちゃんに会いに来て、ケジメをつけるって!!』 『……ああ、約束するよ。それまで砂沙美ちゃんをよろしくな』 天地は、寂しげに魎皇鬼に笑いかけた。 「あくまで、あいつの心は砂沙美ちゃんに一途だった……。この前のは、ミサに操られてただけみたい」 「ほ、本当!? じゃあ天地兄ちゃんはどうして何処かへ行っちゃったの!?」 「おじいさんに呼び出されてたから、元から実家に帰る予定だったみたい。一段落したら、またこっちに戻ってくるってさ」 魎皇鬼は、少しだけ嘘をついた。 天地が好きな相手がプリティサミーだったってこと、これだけは秘密にしておいた。 それが魎皇鬼の、ほんのささやかな抵抗だった。 「良かった……天地さん……やっぱり浮気なんてしてなかったんだ……」 砂沙美の目から嬉し涙がこぼれる。 魎皇鬼は、そんな砂沙美から目を逸らす。 砂沙美が天地のことで泣いているのを見るのは、やはり悔しかった。 (天地、お前に塩を送るのはこれが最初で最後だからな。もしまた砂沙美ちゃんを泣かせるようなことがあったら、ボクは絶対に許さないぞ) そっと、心の中でつぶやく魎皇鬼だった。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 自宅に帰った美紗緒は、薔薇の手入れをしながら独り言のようにぶつぶつと喋っていた。 「ふふふ……おっかしいの……。 あの正義の味方気取りのサミーから生まれたラブラブモンスター、とっても、とっても醜悪だったもの……」 そんな美紗緒の後姿を、留魅耶は心配そうな目で見つめている。 歪んだ形でサミーへの報復を成功させた今も、美紗緒の悪意は少しも薄まる気配が無かった。 いや、むしろ以前よりも強まっていると言ってもいい。 そして、それに比例して魔法の力も強大になっていく……。 「ねぇルーくん……私、とってもイイこと思いついちゃった……」 「……イイこと?」 「うふふっ」 美紗緒は立派に育った薔薇の一本を、ハサミで切り取る。 「……いい子が当たり前の世界だから、悪い子が迫害されるの……。 悪い子をもっといっぱい、いっぱい増やして……世界中を埋め尽くしちゃえば……。 世界を……悪い子が当たり前の世界にしてしまえば……。 ……そうすれば………………悪い子なあたしも…………特別じゃ、なくなるよね……?」 そう言いながら振り向いた美紗緒の目を見てしまった留魅耶は、慌てて顔を反らした。 悲しみと寂しさと憎しみを、既に隠そうとすらしてないその瞳を、留魅耶はとても正視できなかった。 「うふふ……簡単よ……。 砂沙美ちゃんですらあんなに悪い子の部分があるのなら、世界を悪い子ちゃんで満たすなんて、とっても簡単……」 切り取った薔薇を、棚の上の水差しに差し込む美紗緒。 (僕のせいだ……僕が美紗緒に魔法の力を与えたばっかりに、美紗緒も、砂沙美も、二人とも不幸にしてしまった……。 美紗緒は本当は優しい子なのに……魔法の力で心を狂わせてしまったんだ……) 今更ながら、安易に彼女に魔法の力を与えたことを後悔する留魅耶。 (でも……だからってどうすればいいんだ……? 今更、美紗緒から魔法の力を奪って、何か解決するのか……?) 留魅耶には、その答えを見つけることが出来なかった。 飾られた薔薇は、美紗緒の高まった悪意を象徴するかのように、怪しく輝いていた……。 ~ 第八話へ続く ~
https://w.atwiki.jp/kagakyon/pages/1293.html
泉どなた ◆Hc5WLMHH4E氏の作品です。 青いキャンバスの上には、白くて巨大な入道雲が描かれていた。 真下に聳える山々に落ちた雲影は、その大きさをより鮮明にみせている。 さすがは入道と冠されているだけあって、とても重量感があり、 あれがただの水滴の塊なのだとは到底思えないほどである。 その存在感は、まさに神々しいという表現がピタリと当てはまり、 下界に棲む愚かでちっぽけな人間達の慌しさなどは気にも留めず、 少しずつ少しずつ形を変化させながら、その巨体を風に任せている。 「わたあめとか生クリームみたいで美味しそうだね」 片や神々しさで片や美味しさと、性格の違いによるものが大きいのだろうが、 二人の間でこうも感じるイメージが違うとは、非常に驚くと同時に、 自分の夢の無さというか、ひどく現実的なところに多少の劣等感を抱いてしまう。 「そういえば、つかさは料理が得意だったな」 「好きなんだけど、得意かどうかはちょっと……」 つかさは自信なさげに首を傾げながら、照れ笑いを浮かべている。 雲がお菓子に見えるという感性にピッタリの、実につかさらしい反応だ。 ハルヒやこなたといった、常に音量MAXの騒がしい奴等と接していると、 つかさのようにおっとりとした、今の空模様に似た性格の人間と話をすると、 高級ホテルのフカフカのベッドに寝転がったかのような深い安らぎを感じる。 「お嫁さんにするのなら、つかさみたいな人がいいだろうな」 「え!? そ、そうかなぁ」 「料理も出来て、性格も素直だし」 「なんか照れちゃうね……えへへ」 顔をほんのりと赤く染めたつかさは、恥ずかしげに頭を摩っては微笑んでいる。 その後、数秒間の沈黙が続き、やがて雲が太陽を覆い隠して辺りが薄暗くなった。 「私も……あっ」 つかさが何かを言いかけたが、再び顔を覗かせた太陽の光に遮られてしまった。 小さく息を吐き、少し残念そうに下を向いて、つかさはそれ以上何も言わなかった。 二人しか居ない文芸部室には、小鳥のさえずりと風の音だけが聞こえている。 のんびりとした景色に、いつもより時間の進み方が遅いような気がした。 「キョン君」 「ん?」 俺が聞き返すと、つかさは暫く俺の顔を見つめ返した後、 目を細めて薄く微笑み、首を小さく左右に振った。 「うぅん、なんでもない」 「……そうか」 実を言うと、つかさと二人きりで長い時間を過ごすというのは初めてのことで、 それまでは三人以上で雑談をしている際に、殆ど間接的に言葉を交わす程度だった。 そんなつかさと同じ時間を過ごしてみて、彼女の新たな一面を垣間見た気がした。 彼女に対し、今までふわふわとしたイメージを持っていた俺なのだが、 窓の外を眺めるその瞳は空と同じくらい透き通っていて、彼女の心は今何を思っているのか、 その眼差しは真剣そのものといった様相で、俺の心を掴んで離さなかった。 今となっては知りようがないし、むやみに聞き出さないほうが良いのかもしれないが、 もし入道雲に邪魔されていなければ、彼女は俺に何を伝えていたのだろう。 聞かなくて良かったのか悪かったのか、それは俺にも、多分つかさにも分からない。 空には入道雲が浮かんでいる。 作品の感想はこちらにどうぞ
https://w.atwiki.jp/uadnee/pages/409.html
女優ハン・ジヘが、KBS2の週末ドラマ『一緒に暮らしましょうか?!(原題)』の家族らとケミストリーを誇った。 25日放送されたKBS2TVの週末ドラマ『一緒に暮らしましょうか DVD 』で、パク・ユハ(ハン・ジヘ)はチェ・ウンス(ソ・ヨンウ)の遺伝子検査の結果が出たという小姑チェ・ヒギョン(キム・ユンギョン)の連絡に、家へ向かった。また、ウンスがチェ・ソンウン(ファン・ドンジュ)の子供ではないとの検査結果を直接読まなければならなかった。私たちが出会った奇跡 DVD 「君の子は君が育てろ。我が家とのかかわりを1つでも作ればその時は覚悟しろ」というヒギョン。ユハが浮気したという誤解を受けるほかはない状況で、ユハはもしかしてソンウンがウンスに害を及ぼすのではないかと、何の弁解もしなかった。このまま離婚をしてウンスだけ連れてくることができるならば自身に向かった誤解は甘受しようと思った。愛はぽろぽろ DVD だが、そんなふうに終わらせるヒギョンではなかった。ユハの姉パク・ソンハ(パク・ソニョン)を訪ねて、ウンスの遺伝子検査の結果を見せたこと。「あなたがパク・ユハの母親同然だって? そんなふうにいい加減に育てたのなら責任を負いなさい」と、罵言でユハの家族を無視して踏みにじった。
https://w.atwiki.jp/romeomail/pages/47.html
気の毒な娘さん 363 :名無しさん@HOME:2009/11/16(月) 14 52 47 0 お前は勘違いしている。 あれのどこからが浮気だと思うのかオレには理解できない。 オレについていけなくなったというが オレはあの人との付き合いを浮気とは思っていない。 お前に聞きたい。何度キスしたら浮気になるのか? あの人を毎日車で送り迎えしたくらいなんだというんだ。 オレはもう男として役に立たないから、 浮気なんか出来ないことくらいお前が一番解っているだろう。 お前が出て行ってから、オレはまともなものを食っていない。 家も散らかっている。だから戻って来い。 戻ってきたら、お前を今までとは比べ物にならないくらい 大事に大切にして優しく包み込んでやる。 まず、お前が戻ってきたら、オレは傷ついた心を癒すために しばらく好きな事をする。 お前を優しく包み込むためには、お前以上に傷ついたオレにも 癒される時間が必要だ。お前に優しく出来るのはそれからだ。 お前はその間、今までどおり家に居ればいい。 だから早く帰って来い。(要約) バカ過ぎるしワケワカンネ。 ちなみにこれは浮気した父(60)から家出した母(57)に宛てた手紙。 この血が自分に混ざっていると思うと絶望する。 365 :名無しさん@HOME:2009/11/16(月) 15 19 54 0 363 お父様、頭のネジの緩み具合が絶妙ですわwwwwwwwwwww 366 :名無しさん@HOME:2009/11/16(月) 15 41 23 0 >お前が戻ってきたら、オレは傷ついた心を癒すために しばらく好きな事をする。 ぐはぁぁぁwww 367 :名無しさん@HOME:2009/11/16(月) 16 53 53 0 面白いお父様をお持ちでwww 368 :名無しさん@HOME:2009/11/16(月) 17 00 25 0 363 に、日本語でおk… 369 :名無しさん@HOME:2009/11/16(月) 17 29 25 0 363 お母様は無事なの? そっちが気になる 371 :名無しさん@HOME:2009/11/16(月) 18 32 02 0 363 いやーさすがに馬鹿じゃねwってプリントアウトして 裁判の時の慰謝料の足しにするレベルw 372 :名無しさん@HOME:2009/11/16(月) 18 34 28 0 いや、ここまできっぱり馬鹿だと かえって未練なく別れれるんじゃないのw 373 :名無しさん@HOME:2009/11/16(月) 18 46 53 0 363 これで戻って来てくれると思うのがすごいww お前が出て行ってから、オレはまともなものを食っていない。 家も散らかっている。 結局本音はこれだよね。 374 :名無しさん@HOME:2009/11/16(月) 18 50 24 0 この手紙、紙切れだけの関係だった母よりも 血のつながりのある子供にダメージでかいなw 次のお話→エネスレの娘さん(387)
https://w.atwiki.jp/yuimugi/pages/60.html
ある日の朝、学校に行く準備をしているとムギちゃんが怖い声で私を座らせました。 紬「唯ちゃん、ちょっと座って?」 唯「な、なに?早くしないと遅れちゃうよ?」 紬「…これ、どういうこと?」 唯「こ…これは!」 ムギちゃんが差し出したのは、私とあずにゃんが部室で抱き合っているのを激写した写真でした。 まさか、見られていただなんて…!! 唯「あ、えっと…そ、その…」 紬「こそこそ隠れてこんなことしてただなんて…唯ちゃんはとんだ浮気者ね?」 唯「ごめんなさいムギちゃん!つい勢いで…こんなつもりじゃなかったんだよぉ」 紬「つまり勢いで誰とでもこんなことするってことね?…唯ちゃん、最低」 ムギちゃんはプイとそっぽを向いてしまいました。その横顔からははっきりと怒りのオーラが漂っています。 唯「ムギちゃん、ホントにごめん!もう絶対しないよ!」 紬「……」 唯「ムギちゃーん…」 完全に怒らせちゃったかな…そう思っていると、ムギちゃんは静かに口を開きました。 紬「じゃあ……約束よ?」 唯「うん!約束する!もうムギちゃん以外の子には絶対抱きつかないよ!」 紬「…絶対だからね?」 唯「うん!」 唯「ムギちゃんっ♪」 紬「きゃ…」 私はムギちゃんに抱きつきました。その顔が赤くなったので、私はホッと胸を撫で下ろします。 紬「唯ちゃん…一つだけお願い聞いてくれる?」 唯「うん!なんでもござれ!」 紬「今日は二人で学校に行って、二人でお弁当を食べて、二人でお茶飲んで、二人でお買い物に行きましょう」 唯「いいけど…それじゃあいつも通りだよ?」 紬「いいの!釘刺しとかないと、誰かさんが浮気しちゃうもの」 唯「う…耳が痛いです」 紬「それじゃ、そろそろ学校に行きましょう♪」 どうやらムギちゃんのご機嫌はすっかり元通りのようです。 私は再びホッとして、ムギちゃんと二人、学校に向かうのでした。 紬「あと、二人でお風呂に入って、二人で寝るのも忘れずにね?」 唯「なっ!?…う、うん!」 終わり ※写真提供 律 戻る
https://w.atwiki.jp/kimurabotan/pages/22.html
千歳ゆうりのぐちゃぐちゃおとぎ話 ぐちゃぐちゃおとぎ話とは? 千歳姉弟のうたたねルームにて配信中にコメントが見れない状況下で出てくる、様々なおとぎ話をごちゃ混ぜにしたワンシーンやおとぎ話の裏話(嘘) ごちゃ混ぜ編 猿と蟹が合戦した結果鶴が飛んで行った 亀に連れられて鬼ヶ島に行って鬼を退治し損ねて鶴になった 桃太郎が玉手箱を開けた 桃太郎が玉手箱を開けて鶴が飛んで行った おやゆび姫が浮気した一寸法師をしょっ引いた 一寸法師が桃太郎と手を組んで鬼を退治したのは良いけど生き残りの鬼から恨まれている 親指姫が鬼と結託して一寸法師をしょっぴきに行った 白雪姫がシンデレラと一緒にアリエル(not人魚姫)を助けに行く 桃太郎と浦島太郎が亀をやっつけた亀はやっつけるものじゃない! 猿とカニが桃太郎と一緒に鬼を退治しに行った おやゆび姫が一寸法師と一緒に亀を助けて鬼に喰われた 桃太郎の生まれた村では桃に赤ちゃんを詰め込んで川に流す風習がある 竹から生まれた男の子が無理難題を言いつつ月に戦争を吹っ掛ける 猿と蟹と桃太郎が臼を倒しに行った 猿と蟹が戦った結果竜宮城で亀が生まれた 桃太郎と親指姫がウミヘビを退治しに来た結果親指姫が食われた 桃太郎が浦島太郎と一緒に白雪姫の浮気をしょっ引きに行った さるかに合戦編 猿と蟹は実は仲が良かった わらしべ長者編 わらしべから何故か乞食になったわらしべを持っているのは乞食。それはそう。 わらしべ長者が豪邸からわらしべに交換していった 人魚姫編 人魚姫は実は王子を愛していなかった「人魚姫」は契約の物語であり王子との結婚はあくまで手段であるため、人魚姫が本当に王子を愛していなくても物語自体は進む。 眠りの森の美女編 眠り姫が結局目は覚めなかったけど夢の中でドラゴンを倒したので自力で生還した おやゆび姫編 おやゆび姫が王子様と結ばれる前に蜂に刺されて死んじゃった