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主人公勢―選択したガードチームに入隊― アキラ ベルトラン 噛ませ(笑) リンリンシャオ ベルトランのお目付け役的なアレやソレ。でも役に立たない ラッキータ ベルトランやリンリンシャオを尊敬する後輩キャラ。目を覚ませ シルバークロス―正義と名誉を重んじるガードチームの一つ― バンダール 言わずと知れたマメモンフリーク。こいつの所為でセシリアがコロシアムランク9でワクチン種のパーティを使わざるを得なくなったようだ エスメラルダ 三つ編み。多分 アークシュルツ アキラにプレミアカメラをくれる良い人。ジョグレスに失敗して攻撃技のないデジモンを作ってしまったとのことだがゲームの仕様上それはおかしいという噂が絶えない ブランワイスマン 非常に影が薄い。わざわざグラフィックを作る必要もないかもしれない。他のテイマーはノイズホールで操られアキラと闘ったり、テイマークラブやメリディンドームで会話したりするが彼だけはそんな機会もない ブルーファルコン―自由と調和を重んじるガードチームの一つ― セシリア 唯一の女性リーダー。苦労人っぽい。だってデータ種のチームだし ヤルヤル 『疾風のヤルヤル』 ヴィーヴィ パルモンにダンスを教えている人。しかしコロシアムやノイズホールで戦った際にはパルモンは使ってこない。可愛い ズドカーン ゲーム冒頭で主人公の試験監督を務める恩師 ブラックソード―力と威信を重んじるガードチームの一つ― スカール 『黒い彗星』の異名を持つ。コロシアムランク9で成長期を二体使ってくる 。舐めんな オトタテシナ あざとかわいい。 クロンガンダー ノイズホールにて「ほおーら、じぇんじぇん大丈夫なのらー」と叫んでアキラに勝負を仕掛けてくる。パッと見こわもてだがきっとダメなおっさんに違いない。原作ED後には酔っぱらってるが、ED後は何をしようが以後変化がないので彼はずっと酔っぱらったままだ キルリベイト 知らん。誰か書いて ※ガードテイマー達は上からリーダー→初級テイマー→中級テイマー→上級テイマーと並んでいます デジタルシティその他 マイスト工場長 カリル管理官 金がないときにオートパイロット修復してくれるいい人。でもだからって1000bitしかないときに1000bit丸々持ってくのはやめてください メリディンドーム―リーダーのエンジェモンを中心にブラッドナイツの反乱時にシティから移り住んだ戦闘を好まないデジモンの集落― エンジェモン レジストホールにてヌメモン如きに囚われていた男。ぶっちゃけあの分岐先にいるとは気づかねえよ。でもアキラに2000bitくれたりと地味に役立つ デバイスドーム―ブラッドナイツの反乱時にシティから逃げ出した子孫が作り上げたエンジニア集団の砦― アユミ デートとかいいから。タンクモンとかいいから。EXPチップとかいらねえから ドランドナ 後々役立つっちゃあ役立つけどぶっちゃけギップスホールって真っ暗でもクリアできるよね。MAP同じだし ヒョット博士 アキラに目からソロ―ブルーが出てくるほどめんどくさいお使いを頼んでくる糞爺。しかも張本人はすっげえ気付きにくいところに隠れてやがる GAIA アユミがどこからか拾ってきたパーツを組み合わせて作ったロボットのような存在。原作のラスボス『オーバーロードガイア』のバックアップである アーカイブポート―先代ブルーリーダーにより守られるファイル等とディレクトリ大陸を繋ぐゲート― ベン・オールドマン 先代ブルーリーダー。200年前の秘密を知り、ブラッドナイツをはじめとする悪の存在からゲートを守護している ブラッドナイツ―30年前にデジタルシティで反乱を起こし、鎮圧されるもクリムゾン以下幹部クラスの構成員は未だディレクトリ大陸に潜んでいる― クリムゾン ダメ首領。せめて自滅するのはやめてくれよ。でもダメダボースの慕いっぷりからすると割と指導者としては優秀だったのかもしれない ダメダボース トサカで一人称が「吾輩」で、語尾に「ざマス」が付く人。「ザ」マスではなく「ざ」マスのようだ(参考はケイブンシャ攻略本に載ってたスクショだから当てにならないが)。一応ブラッドナイツ大幹部でクリムゾンへの忠義は人一倍 コマンダー・エリート ブラッドナイツ幹部らしいが、設定上こいつらが現存構成員の中では最も下っ端である。「イー!」とか叫んでそう 始まりのまち―嘗てデジモンと人間が暮らしていた町― ジジモン 始まりの町の長老。平和を愛するデジモンのため街を守っている ティラノ師匠 始まりの町を守護する存在。多分ダイノ古代峡時急域の入り口で突っ立ってた彼の子孫か本人かじゃないかな エスティーナ 謎めいた雰囲気の少女。ジジモン曰く「始まりの町に突然現れた」とのこと。GAIAのバックアップを探している。外の世界から送り込まれ、GAIAの暴走を止める役割を担っていた ファイル島―デジモンの生息する孤島― カオス三将軍 カオスピエモン・カオスシードラモン(メタルシードラモン)・カオスグレイモン(ウォーグレイモン)の三体の総称。カオスロードの部下であり、ファイル島の3つのワームホールを支配している カオスロード 嘗て突如として現れ、ファイル島を支配した強力なデジモン。彼に敗れた人間がデジタルシティを作り上げた カーネルゾーン 守護者 人間たちに進化の力などを与えた存在 GAIA 『デジタルワールド』という世界を管理する存在。暴走し、外部からのアクセスを遮断し進化の実験を独断で行う。デジモン以外の存在はすべて外部からデジタルワールドにログインした研究者で、ブラッドナイツの反乱もファイル島でのカオスロードへの敗北も全てGAIAが創り出した過去の『設定』であった。GAIAの目的は己の創り出した過酷な環境下で進化した最強のデジモン『カオスシリーズ』を打倒し、更に『カオスシリーズ』を取り込んだクリムゾンをも打倒したアキラと一体化し、神になることであった。
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R団の部屋 ギムレット達は自分たちの持ち場へと戻り、調査を開始した。 ギムレット「・・・それにしても、ここ最近全く大きな動きがないな」 オペラオー「そうだな・・・」 ドトウ「もしかするともう、和解したのかもしれんな」 ギムレット・オペラオー「それはないっ!」 会話の途中、けたたましい電話のベルの音が鳴り響いた。 ギムレット「私が出る!・・・はい、こちら調査団体ORIGINであります。」 サムソン「ギムさんですね!?」 ギムレット「!!?サムソンか!?」 オペラオー・ドトウ「!?」 オペラオー「R団で何か動きがあったのか!?」 ドトウ「そうに違いない」 ギムレット「どうした、かなり慌てているようだが・・・」 サムソン「ウエロクが・・・あのR団創設以来の名将ウエロクが、突然副隊長に降格させられたらしいです!」 ギムレット「何ッ!?あの、あのウエロクがか!?それは本当か!?」 サムソン「間違いありません!今日、突然臨時辞令が発表されまして・・・」 オペラオー「変わってくれギムレット!おい、新しい隊長は誰になったんだ!?」 サムソン「あー・・・ウオッカ♪です!R団大幹部の!!」 オペラオー「ウオッカ♪だな!?よしわかった、ウオッカ♪に関して調査を試みる!お前はクロフネと共に調査を続行しろ!」 サムソン「はいっ!!」 オペラオーは静かに受話器を下ろした。そして、ギムレットは机を叩いた。 ギムレット「そんなバカな話があるか!あのウエロクが副隊長降格だと!?いくら非情なロンシャンと言えども、そんな馬鹿げたことをするはずがない!」 オペラオー「確かに、あれほどの名将だ。よほどの失態を犯さぬ限り、あり得る話ではあるまい」 ドトウ「だが実際に起きた。しかしロンシャンの本意でないことには同意だ。自ら団員の信用を無くす真似など、する訳がないからな。一時の感情で心が乱れたに違いない!」 ギムレット「オペラオー、新隊長ウオッカ♪の素性はあったか!」 オペラオー「おかしいぞ・・・、R団の我々の調査データにはない!!」 ドトウ「ないだと!?そんなはずがあるまい、現時点のR団の上級メンバー以上のデータは我々が全て・・・!」 ギムレット「ないのなら調べるまでだ!」 オシリア「R団の中で、何かが起こっています」 ギムレット・オペラオー・ドトウ「!?」 ギムレット「誰かと思ったら、オシリアか」 ドトウ「さっき『友達と遊びに行って来る』と言って出て行ったのに、いつの間に戻ってきた?」 オペラオー「それよりも、何かが起こっているとは、どういうことだ」 オシリア「R団の中で不仲か分裂か何かが起きています。その理由は、定かではありません・・・」 オペラオー「内部分裂か・・・。R団は広さゆえ、あり得ない話ではないな」 ドトウ「どこからの情報だ?」 オシリア「私のリプレがルイズちゃんと知り合いで・・・、そこから聞いたんです。『ウオッカ♪』っていうマグカルゴが感じ悪くて、皆と仲が悪いとか・・・」 ギムレット「ウオッカ♪・・・、コイツが全てのカギか」 オペラオー「しかしデータにはない、かといってこれ以上我々に調べる当ては・・・」 ドトウ「・・・いや、まだある。」 ドトウは突然受話器を取り、どこかに電話をかけ始めた。 オシリア「何してるんですか?」 ドトウ「我々は調査団体だ。決して、R団だけのことを調査しているわけではない。・・・わかるな?」 オシリア「???」 ドトウ「R団で不和や分裂が起これば、その情報は必ずはるか♪の軍勢にも入る。奴らの方を探れば、そこから何かわかるかもしれない」 オペラオー「そうか、はるか♪の調査をしているあいつがいたか!!」 ドトウ「ラスカルか?私だ、ドトウだ」 ラスカル♪「ドトウさん!!?どうしたんですか、突然」 ドトウ「お前にしか頼めないことがあってな」 ラスカル♪「ボクにしかできないこと??」 ドトウ「うむ。最近R団の面々に不和や分裂の兆候が見られるのでな。その情報は確実にはるか♪にも伝わっているはず。 そこでだ、奴に謁見し、R団の不和について探ってきてくれないか。何か知っているかもしれない」 ラスカル♪「わかりました!!ORIGINの目的のために!」 ドトウ「何かわかれば連絡してくれ。頼んだぞ」 ドトウは受話器を置いた。→ラスカル♪の行動はスパイが知ったスパイの存在へ ギムレット「流石はドトウだ、いざとなれば冷静に判断を下す」 ドトウ「なあに、とっさに思いついただけだ」 ギムレット「ラスカルだけに任せっきりになるわけにはいかない!我々もできる限り、この事変について探るぞ!」 オペラオー・ドトウ「ラジャー!」 オシリア「ハイ!!」 ???「た い へ ん だーーーー!!!」 ギムレット「ウボァー!!!」 ベッカムがギムレットを吹き飛ばして帰ってきた。 オペラオー「リーダー!!」 オシリア「どうしたんですか!?」 ベッカム「あ・・・、アベノバシが、何者かにやられたという情報が入った!!」 天井に埋まったギムレット「んぐぐ・・・何ですと!?」 オペラオー「あの策略家アベノが!?」 オシリア「やっぱり、何か起こってる!!こんなに立て続けに起きるなんて絶対おかしいよ!」 ギムレット「これは至急だ!他のメンバーにも連絡しておけ!!この事変の原因、そしてウオッカ♪について調べろと!!」 ウボァー。オシリアはこの後散歩に出かけ、謎の刺客に襲われるハメに(平和な少女と襲い来る刺客)
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夜の山道を、一組の男女がゆっくりと進んでいる。 制服を身につけた茶髪の少年は、藤岡。 眼鏡をかけた長髪の少女は、大垣千明である。 二人は決闘の開始直後に遭遇し、お互い殺し合う気はないことを確認して共に行動していた。 「大垣さん、そこでっかい根っこがあるんで注意してください」 「オッケー。ていうかさー、藤岡。 さっきも言ったけど、千明でいいって。 この非常事態に、年功序列も何もないだろ」 「いや、それは個人的な事情でちょっと……」 「なんだよ、事情って」 言葉を濁す藤岡を、千明が問い詰める。 やがてごまかしきれないと判断したのか、藤岡は説明を始めた。 「被るんですよ、名前。友達の妹と……」 「ほぉ~ん」 藤岡の返答に、千明はいやらしい笑みを浮かべる。 「な、なんですか、その顔……」 「言い渋ったってことは……。本当は友達じゃなくて、彼女だな?」 「なっ!」 千明の指摘に、藤岡は顔を真っ赤にする。 「いや、本当に友達ですって! まだそういうのじゃ……」 「まだってことは、やっぱり好きなんじゃねえか。 妹とも面識あるってことは、付き合うまではいってなくてもけっこう進んでるんじゃねえの?」 ノリノリで恋バナを展開しようとする千明。 だがのどかな雰囲気は、次の一瞬であっさりと砕け散った。 「ずいぶんとのんきな連中がいるようだな。 自分たちが置かれた状況すら理解できんか?」 「うおっ!」 突然の声に、千明が間の抜けた声を上げる。 二人の前には、いつの間にか男が立っていた。 男は、全身を黒い鎧で覆っていた。 唯一肌が露出している顔と、ところどころに使われた金色のパーツが夜の闇の中に浮かび上がっている。 「どこの馬の骨かもわからん怪人に、いいように使われるのは癪だが……。 だからといって、生き返ってすぐにまた死ぬのもさすがに御免被るのでな。 さっさと死んでもらおうか」 そう告げると、男はどこからともなく緑色に装飾された剣を取り出した。 「剣はさほど得意ではないが……。 無力なガキを殺すのにはこれで十分よ」 低い声で呟きながら、男はジリジリと距離を詰めてくる。 「大垣さん……」 「ああ、わかってる。あの雰囲気は、ただのコスプレしたおっちゃんじゃねえ。 ガチでやばいやつだ」 顔中に冷や汗を浮かべながら、千明は背負ったデイパックを前に回して手を突っ込んだ。 「だが、ただでやられてやるつもりはねえ! 私にだって武器が……」 「いえ、やるのは俺からです」 そういった藤岡も、いつの間にかデイパックから何かを取り出していた。 それは鎧武者のようなイラストが描かれたプレートだった。 藤岡がそれを腰に当てると、即座にベルトが飛び出し彼の体に固定される。 さらに藤岡は、奇妙な錠前を取り出す。 それは中央にバッタのような顔が描かれ、さらにそれを取り囲むように14の顔が描かれていた。 『ロックオン!』 錠前がベルトにセットされると、録音された音声がコールされる。 その直後、藤岡の頭上の空間にジッパーが出現した。 ジッパーが開き、向こう側から何かが落下してくる。 それは、錠前に描かれていたのと同じ顔だった。ただし、やたらと巨大であった。 「なんじゃこりゃああああ!」 絶叫する千明をよそに、巨大な頭は藤岡に覆い被さる。 そして、鎧として展開した。 展開が終了した時、そこにはバッタの顔を胸にいただく武将のごとき戦士が立っていた。 『1号アームズ! 技の1号、レッツゴー!』 始まりの戦士の力を宿した鎧の戦士、仮面ライダー鎧武・1号アームズ。 まさに変身の瞬間である。 「すっげー! 本物の変身ヒーローじゃん! これならあのおっちゃんも……あれ?」 テンションを爆上げした千明だったが、黒い鎧の男に視線を移した途端、そのテンションも吹き飛ぶ。 男は、まさしく鬼と呼ぶにふさわしい形相になっていた。 「貴様が……。貴様のような、何も知らないガキが……。 本郷猛の力を! 仮面ライダーの力を! 軽々しく使うなぁぁぁぁぁ!!」 絶叫と共に、男は藤岡に斬りかかった。 男の名は、地獄大使。 ショッカー最後の大幹部。 【藤岡@みなみけ】 [状態]仮面ライダー鎧武・1号アームズに変身 [装備]戦極ドライバー(鎧武) 昭和十五ライダーロックシード@平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 [道具]基本支給品、ランダム支給品0~2 [思考・状況]基本方針:生きて帰る 1:黒い鎧の男(地獄大使)を撃退する 2:知り合いがいないか心配 【大垣千明@ゆるキャン△】 [状態]健康 [装備]なし [道具]基本支給品、ランダム支給品1~3 [思考・状況]基本方針:生きて帰る 1:私も戦うべきか? 2:なでしこたちまで巻き込まれてねえだろうな…… 【地獄大使@仮面ライダー1号】 [状態]激怒 [装備]風双剣翠風@仮面ライダーセイバー [道具]基本支給品、猿飛忍者伝@仮面ライダーセイバー、ランダム支給品0~2 [思考・状況]基本方針:気乗りはしないが、優勝を目指す 1:1号の力を軽々しく使うガキ(藤岡)を殺す。 [備考] 参戦時期は、蘇生直後。 【戦極ドライバー(鎧武)@平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦】 ユグドラシル社が開発した変身ベルト。 使用者登録機能を削除した上で、誰が使用しても鎧武に変身するよう調整されている。 【昭和十五ライダーロックシード@平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦】 戦極ドライバーとセットで支給。 仮面ライダー1号からJまでの、15人の仮面ライダーの力が宿ったロックシード。 ただし制限により1号以外の力は封印されており、実質「1号ロックシード」である。 【風双剣翠風 猿飛忍者伝@仮面ライダーセイバー】 ソードオブロゴスが管理する、風の聖剣。 長剣から分離して2本の短剣になり、さらに交差して組み合わせることで手裏剣になるという他の聖剣にはないギミックが備わっている。 ワンダーライドブック「猿飛忍者伝」をセットすることで、仮面ライダー剣斬へと変身することが可能。 変身するには聖剣に認められなければならないが、単に武器として使うだけなら(技量さえあれば)誰でも振るえる。
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秋元洋介(あきもと ようすけ) 担当キャラ アルヴァニスタ王(PSP版TOP) ヘンケン(アニメ版) チェン・コラーロ 声優・他作品ネタ ネオ香港代表のモビルファイター、通称マスターアジア、またの名を東方不敗。ネオジャパン代表のスタンの師匠でもある。称号が有名な反面、あまり知られていないが彼もネオジャパン出身。 名言には事欠かない。「このバカ弟子がぁぁぁ」 「だからおまえはアホなのだ」 「甘いぞ、スタンよ」 ヘンケン「流派!東方不敗は」、スタン「王者の風よ!」、ヘンケン「全新!」、スタン「系列!」、ヘンケン・スタン「天破!夾乱!見よ!東方は赤く燃えている!」 素手で巨大ロボを倒してしまうすごい人。機械大戦でもこの超人ぶりが発揮された。別作品のヨーデルの敵である謎の生物ですら倒してしまう、「心の壁」なんて彼の前には無意味!シリーズによっては実は異星人ということになってたりゲッ●ー線に詫びを入れられたりするが、原作ファンからもあまり違和感を持たれなかった。後者については「ゲ●ター線に目をつけられたのでは」と不安の声もあるが。 別役でナレーション(語り部?)も担当。「皆さんお待ちかねぇ!」「それではガンダ●ファイト、レディィィィ・ゴォォォォォ!!」何気に謎の多い人物であり本名から素性から一切合切不明。 宇宙犯罪組織ギャンドラーの幹部でクラースが持つ剣・剣狼と対になる剣・流星(ながせ)を持つ。その正体はマウリッツに洗脳されたクラース、ミリッツァの実兄であり、洗脳が解けるとウッドロウになった。 世界征服をたくらむBF(ビックファイヤー)団の大幹部・十傑衆の一人。国際警察機構のバルバトスとは因縁のライバル。本作は一応ロボットアニメだが、彼にしろ同格のケビンに敵のバルバトスやグレバムにアストン他、生身で十分強いキャラ多くて巨大ロボいらないんじゃないかと。巨大ロボ必要なのは一応主人公のティトレイ、むしろティトレイから巨大ロボ取ったら何も残らな… 機械大戦では上記のマスターアジア同様本人生身でユニットとなっている上に強い。中の人と監督が同じせいか、マスターアジアとは因縁の戦いを繰り広げることに。 ハリー達の敵であるガミラス帝国の副総統。総統ジョニーやその側近たちには軽んじられており、判断を見誤ってリーガルを死罪にしかけるなど失策もあったが彼自身無能というわけではない。ハリー達が帝国まで来た際にジョニーに国民共々見殺しにされるも、逆にフィリアから地球に技術提供しつつ禁忌としていた波動エネルギーでハリ-たちに救われることに。フィリアの星にハリー達が到着した際には彼からフィリアに地球を救う手助けをするよう進言していた。 地中海に浮かぶ美しい島、メディチ共和国の現リーダー。希少な鉱物エネルギー「バベリウム」を利用して世界征服を目論み、前大統領を暗殺した独裁者である。なおメディチ共和国は主人公の母親の故郷であり、彼もそこで育ったため、主人公にとって第二の故郷である。生まれはメキシコだが。 11代目魔法少女戦隊の当初の敵の親玉。その正体は魔法学校校長の友人の魂が変化した存在で、生前はゼファーだった。 広大な宇宙とそこに存在する様々な惑星が舞台の某SFオンラインアクションRPGでは、宇宙船団オラクルが率いる組織「アークス」にして、精鋭チームである「六芒均衡」の一人。種族はキャスト(言わばアンドロイド)。「六芒均衡の一」の座についており、六芒均衡のリーダーにして全アークスの目標にもなる人物。シングやスレイといった他のメンバーが襲名したことによる二代目、三代目である中、マルトランと並び数少ない「アークスで六芒均衡が結成された頃から座についている」人物でもある。六芒均衡のリーダーに相応しい、非常に高い戦闘力を持つ。 ストーリーEP2までは創世器「世果」を振るっていた。大きな箱のような鞘に納めたまま無理矢理ソード系統の武器として鈍器のように使っていたが、これは抜刀して使用するのは威力が大きすぎることと、抜刀して振るうだけでヘンケン自身に負担がかかりすぎるため。EP2終盤において世果の抜刀一閃でダークファルスの一柱であるアスベルを討ち取ったものの、その際に世果は破損し使えなくなってしまう。 EP3からは刀匠クラトスに新たに作ってもらった創世器「終刀・創世」を使用している。こちらはカタナ系統の武器である。 年齢のせいか話が長くなってしまいがち。そして本人は自覚がないようだが朴念仁でもある。 名探偵電気ネズミ・ユリウスの相棒の少年・ヴィシャスの父親の仕事仲間で探偵事務所所長。相棒はからぬけ携帯獣。シャイな性格で聞き込みが苦手らしい。 最強を目指すスタンと戦う事になる「骨法」の使い手の老拳士。原作においてはチェンの技の通打とあびせげりがあれば他の技はいらないレベルの壊れ性能だったが、リメイクでは無事にナーフされる模様。 チェンの技はリメイク版においてはシステム変更によりナーフされているにもかかわらず相変わらずの高い性能を持っている。 とはいえチェンの技一辺倒という事はなくなっている様子。 なお主人公がスタンでチェンと合わせて中の人ネタ的にも完全に某ガン◯ムネタである。
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ファンアートのお願い エゴサーチが困難なので #Lv1チンピラ または #ジャ絵ケル だと助かるそうです。 🎬クリップ 名前 Lv(れべる)〇 チンピラ(ちんぴら) 出身地 日本 誕生日 2003年1月5日 (21歳) 転入日 2023年8月26日 (0年299日) 職業 ☠️ギャング「NO LIMIT」元6代目ボスホットドッグ屋 所属 ホットドッグ協会 会員 流派 四皇流(2023年11月) テクニック ハミチン(2023年11月) チンチロ チン・チンチロ式(2024年3月) TwiX @チンピラ成長日記 プレイヤー ぴらにあ(旧ジャイケルマクソン) 告知等 X (旧Twitter) 配信場所 Twitch 別キャラ マイ ケル男 - 目次を開く 目次 基本情報 衣装 エピソード アーカイブ 基本情報 目標はLV99のボスになること食べ物をもらったり、悪いことをしたりするとレベルが上がっていくヘラシギや山本 龍也に、よく物を貰ってレベルアップしている 死んでしまうとレベル1に戻ってしまう。 ☆5美人秘書を探している 半グレ時代にギャングシティと言う半グレチームを設立した。 四皇 シャンクズから誘われギャングNO LIMITに加入戦闘面での実力はピカイチ。エイムだけでなく現場での状況判断力にも優れる チン四皇流No.2の実力。No.1のけっつん 太郎には相性差で負け越している(なおTOP3の実力差はほぼ無いに等しく、じゃんけんのようなものとなっている) 口癖は「やっちゃってやっちゃって」 20歳とは思えないワードセンスと知識で周りを驚かせる 寝たらなかなか起きない。通称「えけちぇん」 ちの まるこのNL加入を熱望していた。チンピラのモチベ向上にもなるとメンバーも語っており、更なる活躍が期待される。 最近モテ期が来ており複数人の女性といい感じの雰囲気になっている。受け身であるがゆえに成り行きに身を任せている。 衣装 - 衣装・変装 レベル衣装 変装 NO LIMIT チンピラ時 マフィア時 大幹部 Lv.0チンピラ カボチャ 宇宙人(うちゅんちゅ) 恐竜人(ざうるすんちゅ) 警察 中国武術 正装 戦闘服 戦闘服(冬) ちん のすけ シャンクズ エピソード 2023年 + 09/17 現金輸送車を襲いたい 09/17 現金輸送車を襲いたい レギオンで車を出した際に狼恋 エギ、成瀬 力二らを不意に倒してしまい、Lv16からLv20にレベルアップ 続けてヘラシギにGOLD BARをもらったことでLv25マフィアにレベルアップ サウ汰が職業体験してるということで、魔法少女カフェに赴く。チェキを撮る + 10/19 【ストグラ】飛行機墜落みんなでしたい 10/19 【ストグラ】飛行機墜落みんなでしたい 闇一郎にお願いしヴァンさんから薬を買う事に 闇一郎についてやチンピラとしての覚悟などヴァンさんから色々聞かれる。 しばらくした後ヴァンさんから再度連絡があり、次、薬を買うときは直接連絡をしてくれと言う事で、連絡先を貰う。 (あまり交換をしていないと言う事で、自分の連絡先にヴァンダーマーの名前がある事を喜ぶ。) シャンクズからギャングへ勧誘される。1週間後を目途に体験をすることに。 誘われたため、レベルが少し上がった。 + 10/25 【ストグラ】ギャング体験 10/25 【ストグラ】ギャング体験 シャンクズのもとで「NO LIMIT」のギャング体験をさせてもらう日 メアリーに半グレで共有している部屋を紹介 クラフトを教えた 面接時に自己アピールできる部分を考える。 チンピラ「軽犯罪ならギャングにも負けません!チェイス自信あります!」 想定シャンクズ「自分より優秀。マイナス20点」 使い時があるかわからないが、シャンクズの影武者衣装作成。髪までやるとそのまますぎたので頭はそのまま。作成してたらシャンクズさんから電話来た。 シャンクズ「何してた?」 チンピラ「暇してました」 ヘリで事故ってLv1に戻る 客船強盗の体験で、初めての大型犯罪に参加無駄毛ン ジン、あぶら AGE丸に実際の流れをシミュレーションして教えてもらう チンピラも心なきを2体ほどやれた。、心なきや成瀬 力二をも倒すボスの強さに驚いた。 ほとんどのメンバーが逃げ切り、報酬も1億ほどでいい内容だった。 けっつんは30分ほど海に沈んでいたらしい チンピラを除くNO LIMITのメンバーで話し合い、協議の結果、合格。晴れてギャングメンバーとなった。 今後の受注争奪戦にむけてメンバー同士で格闘訓練。新たな技の出し方を知り世界が広がった。 半グレ仲間、天草 蒼、ボア セニャコックに報告 ボア セニャコックはMOZUにも誘われているらしく、NO LIMITとどっちに入るかで揺れていた。ボスの一か月待たせて入れないかもしれないという答えに、MOZUへ入る方向になりそうだ… + 11/02【ストグラ】かなりの遅番 遅めの起床、雨漏り拠点へ行くとボスとSAYがいた。パシフィックの話を聞きチンピラは羨ましがっていた(チンピラ衛星外) ギャングシティのアジトでメンバーと語り合う。ボア セニャコックがMOZUへ加入した事を聞く。「ギャングシティ」卒業。 チンピラの淀川 てるみへの印象は、てるみよりパンダとしての印象の方が強いらしい。 アーカイブ 2023年 + 開く 配信日 # 配信タイトル 備考 2023/08/26 1 Lv1チンピラがやってきた 2023/08/28 2 マイケル男→Lv1チンピラ 2023/08/30 3 Lv1チンピラだけの日もあっていい 2023/09/01 4 Lv1チンピラマンホールの隠れ家没収 2023/09/02 うちゅんちゅに完全変装 2023/09/04 ギャングの件とチンピラ育て 2023/09/07 Lv1チンピラとうちゅんちゅ 2023/09/14 なしまの兄貴にパレトを教わるかも 2023/09/15 自分が何をすればいいのかわからない 2023/09/16 Lv1 チンピラ仲間でできる犯罪を見つけたい 2023/09/17 現金輸送車を襲いたい 2023/09/27 金集め 2023/09/28 飲みながら 🔝ページTOPへ
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超人。といっても一般的な超人のことではない。 主に超人プロレスを得意とする者達。つまり、漫画『キン肉マン』出典のもの達のことである。 9期以前も一発ネタ程度で登場していたが、今期では多くの超人が話の本筋で登場する。 なお、彼らが登場する話には高確率で『何故か』プロレスリングやゴングが登場する。(※だって、ゆでだから) 記載されている超人強度にはえらく差があるが、高い=絶対その超人が強いというわけでもないのであしからず。 超人強度×技の威力が攻撃力になり、ウォーズマンのように両手に武器を持つだけでも2倍になる。 逆に言えば7000万超えの強度を持っていてもあっさり死ぬ場合もある。 また超人強度を他者に分け与えることで、他の超人を回復させることもできる。 ぶっちゃけ主人公だろうと大ボスだろうと一撃死する場合もあるカオスロワでは数字はあんまり意味がない。 気が付けば正義超人も悪魔超人も相当な数が犠牲となっている。 ついには悪魔超人の長である悪魔将軍も倒れた。 魔雲天は生存はしているものの悪魔の力を失ってしまい、贖罪の為に人間として生きることを決意した……その後に死亡してしまい、第七回放送を前にとうとう超人は絶滅してしまった。 ○ザ・魔雲天(超人強度50万パワー) 10期で一番最初に登場した超人。 『七人の悪魔超人』の一人であり、3m近い巨体を誇り、柔道着を身に着けた岩石の超人。 開始当初から『あのお方』の命に従い野田総理を抹殺する』という命を受け、対主催。 諸星きらり、タバサ、きらりの歌によって脱DMC狂信者になった蒲原部長と姉帯さんが仲間になり、五人で埼玉県の西武ドームに向けて移動。 本人以外は全員美少女と、何げにハーレム状態である。テラカオス候補者と何か企んでいる奴もいたりと爆弾もおまけについてるけど。 その後はきらり達共々聖帝軍に所属し、スカイツリー前で狂信者と戦っているが、戦っている最中に敬愛する『あのお方』は戦死してしまった…… そしてカギ爪からの攻撃から仲間の少女たちを庇い死亡……したかに見えたが、実は致命傷をギリギリ躱して生きていた。 しかし、それによって魔雲天が死んだと誤解したきらりが絶望してテラカオス化進行の要因になってしまった。 気絶から覚め、変わり果てたきらりの姿に混乱しているが、きらりを止められるキーマンだと思われるので頑張って欲しいところ。 ちなみにきらりの歌は全ての生物(おそらくフォレスト・セルですら)を超弱体化させるが非生物には効かない欠点があり、岩である魔雲天には歌が通用しない。 死に体だったがレストとフェイに拾われて復活。 暴走したきらりを止めるために奮闘し、仲間の助力もあって成功する。 彼がいなかったら救助作戦は確実に失敗していたとレストが言うほど、魔雲天の功績は大きい。 現在はきらりと一緒にフォレスト・セルの触手治療へ。 自身の穴も解される代わりに、きらりのあられのない姿を合法的に見ることができるのでちょっとうらやまけしからん。 はっきり言って出典元の主人公より主人公している気がする。 しかしフォレストセルの治療が完了したものの、きらりが心の傷から声を出せなくなってしまい、これまで多くの仲間が倒れたのもきらりがこうなってしまったのも、 全ては自分の責任であると感じてしまい、とてつもない一大決心をすることとなる。 なんとフォレストセルの治療は悪魔の力さえ浄化してしまい、砕け散った岩の中から出てきたのは人間となってしまった魔雲天。 だがこれは逆に好都合で踏ん切りがつくと言い切り、悪魔超人を引退して一人のレスラー人間として生きて仲間達を助けることを宣言。 原作において魔雲天は武道の手により人間にされかけてしまうのだが、その際の彼はこれを跳ね除け人間になって生き恥を晒すくらいならば死を選ぶと断言している。 そんな彼が人間として生きていくという決断をするのは並々ならぬ覚悟と責任を感じてのことなのはお分かり頂けるだろう。 力は失ってしまったが、きらりや仲間達との絆はさらに深まったと言えるだろう。 なお当たり前だが全裸であり、そんな状態で同じく全裸のきらりを抱きしめるとか絵面はかなり危ない状態であった。 きらりの肉体の感触に赤くなるなど、人間となったことで人間としての羞恥心もできてしまった様子。 余談だが、原作で一瞬だけ見れる人間魔雲天は結構渋めのいい男であり、武道も認めるほどであったりする。 人間となった魔雲天は及び心の病気を患ったきらりは非戦闘員と見なされ、同じく戦闘についていけない魔物たちと共に都庁の地下深くで待機。 きらりを励ます傍ら、(狂信者による)都庁襲撃は仲間の奮闘もあって大方終了し、その際にきらりが少しであるが声を取り戻した。 きらりが声を取り戻したことに喜ぶ一方、魔雲天自身も彼女への好意を自覚し、告白しようとした。 その直後、フォレスト・セル討伐作戦の過程で侵入した主催戦力に侵入され、目の前できらりを惨殺。 自身も人間化したことが仇になり傘で貫かれて死亡。 守りたかった少女を守れなかった……その魔雲天の無念が第三次都庁防衛戦闘の第二ラウンドのゴングになった。 ○カナディアンマン(超人強度100万パワー) 正義超人の一人だが、こんなのが代表超人にされてカナダの人達がかわいそうに見えてくるレベルの暴言ヘタレ王子にして国辱超人。いいや、マジで。 九州ロボにおいて主催陣に捕まり、強制労働させられていたところ暴言を吐いたため、ギャバンブートレグに射殺される。 彼の人格については、自分は戦ってもいないのに主催に立ち向かい散っていた戦士達に対して「どうせ死ぬんなら野田を道連れにしてから死にゃあよかったんだ!」 が全てを物語っている。 死後も似たようなことを言ってるからシャドウに魂を消されたのだと思われる。 ○ザ・テリーマン(超人強度95万パワー) 「そういえば聞いたことがある」「俺もいるぜ!」で有名な正義超人。 詳しくは⇒光熱斗とその関係者 ○レオパルドン(超人強度460万パワー) 伝説の5コマ、伝説の噛ませ、影の人気者。 「次鋒レオパルドンいきます!」「グオゴゴゴ!」「ギャアアーッ!?」 以上。 ○キン肉アタル(超人強度108万パワー) キン肉マンの実の兄。超人血盟軍のリーダー。 彼の冷静で的確な判断力は血盟軍の誰しもが疑問に持つどころか、感心するほど。 彼が冷静で的確な判断でコスチュームを破いて白いペンキにつける。 するとあら不思議、生地が大きくなってホークスのユニフォームに変化する。 ブロッケンJr.やベジータも同じことをしているので恐らく【ゆで物理論の一種】。 野球チームのスタメンすら彼の冷静で的確な判断力で決まる。 ベジータが重傷を負うと冷静で的確な判断力でフェイスフラッシュで回復させて、戦闘力を上げる。 しかし、同行者のレズ二人のテラカオス化や、飛竜がユウキ=テルミと化していることに気づかないなど、冷静で的確な判断力も完璧ではないようだ。 九州ロボを超人血盟軍と共に奇襲する。 なお、ジャック・Oにその肉体を(恐らく性的な意味で)狙われている。 その後逃げ出したダースベイダー達を追っていたが、道中救出した影薄組とその同盟者である都庁の軍勢との情報交換を思いつく。 おそらくは彼らと情報交換することで、より確実に主催者を追い詰めたかったのだろうが…… 冷静なアタル兄さんは致命的なミスをやらかしていた。 そう、都庁の連中が同盟を組んでいるのは、魔物への理解があったり、これまで真面目に対主催をしてきた者だけである。 超人血盟軍は野球の試合で何故かフリーザ軍に対してクロス・ボンバーを乱発しており、野球と称したプロレスを仕掛ける危険人物と認識される。加えてあの拳王連合の協力者というのが不味かった。 都庁の魔物から下されたのは、同盟や情報交換どころか皆殺し宣告というとんでもないもの。 なんとかアタル兄さんとベジータだけは辛くも脱出に成功するが、ベジータは放送でブルマの死を聞いてしまい軽く錯乱状態。 これでは流石に主催者を追うのは難しいだろう。 その後ベジータを抱えたまま逃走を続けていたが、DMC狂信者の群れにじりじりと押され始める。 そこに頼もしい超人仲間が救援にかけつけてくれたが…… ガチレズを仲間にすることよりも、都庁に無警戒で足を踏み入れてしまったことよりも、なによりも致命的な「判断ミス」 により、弟のスグルをはじめとした超人仲間を皆殺しにされてしまう。 冷静で適格な判断は万能ではない。いくら適格で理に適っていても、どうしようもない時は存在するのだ。 最期はベジータのエネルギー波で半身を消し飛ばされてしまい、その生涯に幕を降ろした。 なお、冷静に読み返すと兄さんの冷静で的確な判断は後々に都庁からの誤解・ガチレズ暴走・テルミの放出・五大幹部より危険な安倍の台頭・M字ハゲ暴走を招くなど全部裏目に出ているのは秘密である。 その後死者スレにて再登場し悪魔将軍とシグナムに真実を打ち明け、将軍が抱いていた様々な誤解とサーフに施されたシグナムの洗脳を解く。 ついでに裏切り者のベジータをカルナの生贄に捧げた。死者スレを守るためでもあるがその際に悪魔将軍とシグナムに「そのハゲを寄越せ」的なことを言っており、自分はおろか弟や仲間を売ったことはそうとう頭にきていたご様子。 ○ブロッケンJr.(超人強度90万パワー) ○バッファローマン(強度1000万パワー) ○アシュラマン(超人強度1000万パワー) ○ザ・ニンジャ(超人強度360万パワー) {~タ-―=二、`ヾ、~l なんという冷静で的確な判断力なんだ!! ,-r'"_,,........,__ ` -、 `i) /| 彡; ; ; ; ;/~_Z_ ̄`ー、_ `l、 ,.-=-.、. ,..ィ"~~~~~ ヽ 7 ; ; ; ; /. `ー-ヲ t‐-、!`ヽi r , 、 ,..ム.゚.,..゚..,.、l ,r'" ;;;_;; __ \ ; ; ; ; ;/ / ,.、 `!~| ) / / K"/ r '" ,iii ~\ ,,...-,-、 /,.r''" ヽ i! ;,;-〈 / Fニニヽ | .| l ヽ ラ-{ `"・ ・ ・ 。。 llL_/! /-v" `丶、 i" ,.-。-ュ-.ヽ ;! ' fヽ ヾ--" l,/ /r'" /`ー! |~r-。、~`-、゚_ lソ / l ` 、 i ,r・')、 | `''''' " ヽヽ ヽ | ` 、___,..- '"| ゝ / l ノ i/`"'" ´゚-y' ./メ, / (・・)`丶、 '''ヽ l ~ ヽ! ,..-、 ヾ; | ヽ / レ"`‐.、_./ .レ / ; r-ニ、 K ./ 「 r'' //~~`''ーヾ'ー、 ノ l f'" '"~ノ l | L ヽ _,.-‐-―`ー"ヽ_l ヾ `ー'",.! | |_/ | /、,,..-i'''t=ニ;ラ",l|`ゝr' ヽ ヽ-‐" //'"二 `,.-―'''''''''''<.,_ i" l ヽ....,,-" く__/ `ヽy |`T"~、.,,__ `,i|ヾ | ヽ、 ,. -‐-'',/,.r‐''" '' " l i. ` / |,~`-、 | i| F‐'''"| ! |ヽイ、_ ,..-‐f彡ゝ--‐" | ` 、_ ノ ヽ ヽ'、 l!;;;;;;;/ / / `t''''丶、 左から、バッファローマン、アシュラマン、ブロッケンJr、ザ・ニンジャ。 いずれも超人血盟軍のメンバー。アタル兄さんと一緒に対主催として登場。 アタル兄さんの提案で彼らもまた野球をすることになった。 超人ということもあり、野球の腕前も中々のものだったが、『戦艦・死国』において『あのお方』と邂逅。 バッファローマン、アシュラマン、ザ・ニンジャは再び悪魔超人になり、九州ロボへの奇襲を決行。 その際、ザ・ニンジャは五大幹部の一人・風見幽香と相打ちになった。 続いてブロッケンJr.もゆうかりん親衛隊の決死の足止めとユウキ=テルミの手足となった巨大ロボ軍団の一斉砲撃で戦死。 余談だが、アシュラマンは魔界の王子ということもあるのか、サイヤ人の王子ベジータとよく絡む。 現在はアタル、ベジータと共に東京方面に逃げるベイダー卿達を追跡中。 追跡中に地下に閉じ込められた影薄組を救出し、彼女達と情報交換の後に共に都庁へ向かうことに。 しかしアタル兄さんが珍しく判断を誤り(影薄と和解したから都庁に入れる)、まずはアシュラマンが至近距離から貫かれ死亡。 仇を討とうとしたバッファローマンもまた、アルルーナに口から精気を全て吸い尽くされて死んでしまった。 ちょっとだけ羨ましい死に方かもしれないが、超人血盟軍はこれにより壊滅状態となってしまった。 ○悪魔将軍(超人強度1500万パワー) ザ・魔雲天の登場話時点ですでに存在が仄めかされていた『あのお方』。 悪魔超人が対主催なのもこのお方の絶対的な統率があるからこそである。 だが…… 詳しくは⇒拳王とその配下の方々 ○ブラックホール(超人強度200万パワー) ○ペンタゴン(超人強度70万パワー) r ‐、 | ○ | r‐‐、 _,;ト - イ、 ∧l☆│∧ 良い子の諸君! (⌒` ⌒ヽ /,、,,ト.-イ/,、 l 細かな修正を繰り返す事で |ヽ ~~⌒γ⌒) r'⌒ `!´ `⌒) 良作が生まれるんだ! │ ヽー―'^ー-' ( ⌒γ⌒~~ /| │ 〉 |│ |`ー^ー― r' | │ /───| | |/ | l ト、 | | irー-、 ー ,} | / i | / `X´ ヽ / 入 | 過去のカオスロワにも度々登場していた上記のAAで有名なタッグ。通称『四次元殺法コンビ』。 超人血盟軍の初試合の際、空間をぶち破り、ド派手なAAと共に堂々の登場。 二人とも数々の特殊能力を持つ(主にBHの空間移動とペンタゴンの時空操作)ある種のチート持ち。 今回はかなり活躍していると、筆者は個人的に考える。 なお、ペンタゴンはブラックホールの支給品である。 現在、九州ロボにて五大幹部の一人・バーダックと交戦し、九州ロボを戦場にすることで『スーパーサイヤ人化させない』悪魔のような戦法を用いてこれを撃破。サイヤ人を討ち取る大金星を挙げる。 ところが、直後にユウキ=テルミの不意打ちによって二人ともども抹殺されてしまった。 ○ウルフマン(超人強度80万パワー) ○ガゼルマン(超人強度100万パワー) 野球チーム『ウルフハリケーンズ』に所属する超人。 詳しくは⇒野球チーム一覧……詳しく? ○ラーメンマン(超人強度97万パワー) 中国出身の中国拳法を得意とする超人。 烈海王、ジョンス・リー、紅美鈴の対主催集団を率いていた。 追っかけられていたオートバジン(と、支給品のたっくん)をラーメン三銃士から救った。 年長者ということもあるのか、仲間からの信頼も厚い。 情報集めのために四国に向かっている途中でホワイトベース組(以下WB組)の苗木たちと合流し、死国組の暴虐を止めるべく仲間たちと共にWB組に手を貸した。 ちなみに彼の仲間であるテリーマンを殺したのはWB組なのだが、その事に気づいていない(砲撃したWB組も祐一郎一行についていたテリーマンの存在を感知していない)。 大阪にて拳王連合軍及びラオウと戦う事になるも、悪魔将軍の説得も手伝って拳王連合軍がマーダー集団ではないことを知る。 ところが、その後に超凶悪食人鬼テラカオス・ディーヴァに出くわしてしまい、全く歯が立たないままラーメンにされて捕食されてしまった。まさか出典元(アニメ版)の因果がここにきて巡ってくるとは…… しかし、死ぬ間際にパソコンを使ってネットにディーヴァに関する何かしらの情報を残せたらしい。 ○スニゲーター(超人強度400万パワー) 悪魔超人軍所属の悪魔六騎士の一人、ワニ地獄の番人兼地獄の教官。 彼もまた悪魔将軍様に従い、対主催。 赤竜やカヲル、トリン達と激戦地東京地区にいき、カヲル達と共に都庁に向かった。 都庁の軍勢と敵対関係にならなかったことを内心何度も褒め称えており、実際それは英断だったのだが…… 残念なことに、悪魔将軍様は誤解から都庁軍と敵対関係となってしまった。 おまけにマーラ様&主任組戦で彼自体が二つの意味でぶち抜かれて戦死。 スニゲーターの口から拳王連合軍を説得することができなくなってしまった。 彼が生き残っていれば地上に帰ってアルルーナを説得し、前述の超人血盟軍全滅だけはギリギリ回避できた可能性があるので、この死は地味に痛い。 余談だが一緒に行動しているフェイが共に行動していたアニキの持ち歌には悪魔将軍様のテーマソングがある。 残念ながら主任のヘッドスナイプによりアニキも死亡し、本編で披露されることはついになかった。 ○ダルメシマン(超人強度2500万パワー) 人間の一京倍の嗅覚を持つ完璧・無量大数軍所属の犬型超人。特に見せ場もなくズガンとテラカオス・デーヴァの餌になった。 ○サイコマン(超人強度???) 完璧超人始祖(パーフェクトオリジン)の一人。完璧・拾式。 詳しくは⇒DMC狂信者 ○キン肉スグル ○ロビンマスク ○サンシャイン ○スプリングマン ○ミスター・カーメン ○アトランティス ○ステカセキング アタル兄さんの危機に颯爽と駆けつけた、我らがキン肉マン率いる正義と悪魔の超人が対主催の志の元に一つとなった混成軍。 だが悲しいかな、突如裏切ったベジータの手でもれなく皆殺しにされて登場と同時に即退場。 出典元の主人公もいるのに扱いはその辺に隠れていたダンシングフィッソン族と同じである。上記のウルフマンとガゼルマンと比較しても甲乙つけがたい。 ○ストロング・ザ・武道(超人閻魔/ザ・マン) 厳密にはロワの参加者ではなく、大災害時に死亡した人物。物語の核心を突く人物なのでここに書く。 悪魔将軍ことゴールドマンとは穴兄弟だった完璧超人始祖の長であり、死者の国・死者スレ(原作では超人墓場)を支配していた超人閻魔その人。 悪魔将軍がこの殺し合いの黒幕であり、ベイダー卿らを完璧超人と見なしていた……が、これは勘違い。 実情は大災害・カオスロワに関しては配下の10/共々「味方」のポジションであり、サーフによる大災害発生阻止のために動いていた。 しかし彼のことを知っているらしい古代人タバサの裏切りによって対策を練られ、阻止に失敗。 もはや大災害は止められないと偶然居合わせていたウエムラにTCホールやこれから起こるカオスロワの件を話し、TCホールを暴走させる施設に特攻して大災害の被害を減らした。 死者スレにいないところからして、おそらくこの時に魂ごと砕け散ったものと思われる。 武道亡き後は10/とカルナが死者スレを守る役目を引き継ぐが、人知れずサーフに潜入者として改造と洗脳を受けていたシグナムによって10/が暗殺されてしまい、防衛力を欠いた死者スレはシャドウの潜入を許す自体に陥ってしまう。 なお、悪魔将軍もゴールドマン時代には古代に起きた大災害の顛末やTCホール関連の事柄を知っていたが、悪魔将軍になる前に神々によって危険視されて記憶を封印されていた。 その記憶はTCを浴びた結果中途半端に解禁され、テラカオスを単に危険な存在であることしか思い出せず、サーフの情報操作に騙されて武道を殺し合いの黒幕だと決めつけてしまったらしい。
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ショッカー。それは、かつて──1970年代に世界を暗躍し、世界征服を企てた秘密結社の通称である。 秘密結社といっても、あの有名なフリーメーソンなどとは異なり、この「ショッカー」の通称が一般に流通する事は、まず無い。 確かに、ごく一部のディープなオカルトマニアが「ゲルダム団」などの組織と併せてその名前を出す事はあるが、一般社会でその日を繋いでいる現代の若者がショッカーやゲルダム団などの名前を知る余裕はないのだろう。 仮に知ったとして、その名を刻み続けるなどという者は、それこそ一握りであるし、詰め込んでも仕方のない余分な知識の一つと見なされるに相違なかった。 例えるなら、歴史の教科書に載らない戦国武将や、数十人のアイドルグループの一端で踊る少女と同じだ。 名簿の上に名前があっても、それが人々の記憶に留められる機会を得るのは、至極薄い望みなのである。 また、近年、この秘密結社の活動は一切なく、70年代~80年代を境に、類似組織の活動すらも一斉に途絶えたのも、その存在に関心を持つ者が減少し、語られる機会が見受けられなくなった所以であろう。 実のところ、ショッカーは世界を暗躍し、制服の一歩手前まで歩を進めたはずの組織であったが、今は壊滅し、既に僅かな残党(これも還暦を超える人間しかいない)が存在するのみだ。 そして、生き残った彼らも、自ら自分がショッカーの構成員であった事を漏らしはしないし、家庭を築くといったありふれた幸せさえ得ようとせず、孤独に口を噤んで生きているという。 多くは、職業も住所も転々としながら、密かにショッカーの再興を夢見て、その日を生き抜いている事だろう。 ……だが、疑問に思わないだろうか。 こんな事が、果たしてこの現代、ありうるのだろうか? 数万人規模の組織に裏切りが出ず、情報漏洩が今日まで一切行われない徹底した秘密主義など、インターネットの管理下にある我々に考えられるのだろうか? 目の前の道具が、これまで幾つ個人や企業の隠したい秘密を暴き、そして、永久にネットの海上に晒してきたのか知る者たちが、それを信じられるだろうか? ──しかして、それを可能にしたのがこの偉大とも言える秘密結社なのであった。 ショッカーは、世界各国の優秀な科学者、博士が結集し、人類が本来ならば30年後、いや、40年、50年後に初めて表立って得る事になるような最新鋭の科学を、昭和時代に既に導入していたという信じがたい技術力の組織なのである。 たとえば、分かりやすい話ならば、2006年に山中伸弥氏とその研究チームが発見したiPS細胞などは、70年代の時点でとうにショッカーの科学班が発見しており、ショッカーの主力である「ある技術」に応用する形で利用していたくらいである。 1983年のエイズウィルスは勿論の如く、70年代にはショッカーの研究チームの手中にあったし、2000年代に流行した新型インフルエンザ、即ち、H1N1亜型ウィルスなども実際には彼らの研究室が保管していた物が壊滅後に何らかの形で流出した一例だとも言われた。 これだけに留まらず、人類が未だ、直面していないような猛毒性を持つウィルスや、iPS細胞以上の万能細胞の実験記録なども保管されていたのだが……その話は、今はあまり触れずにおこう。 そんな高すぎる故の先見性を持つのがショッカーであった。 以後数十年、あるいは数百年に渡って組織の概要が漏れないよう情報を統制する手段も既に見つけ出していたとしても何ら可笑しい話ではない。 また、高名な科学者、優秀な大学生、政治家、スポーツマンなどが立て続けに失踪した時期が、丁度ショッカーの全盛期にあったのもあまり知られていない話である。 一時には、これが先述したショッカーの「ある技術」の人体実験に利用され、「別の物」へと成り果ててどこかに放たれたとか、あるいはショッカーの一員に洗脳されたとか、そんな噂も立った事がある。 その噂こそが真であった。 この頃に失踪した人間の多くは、ショッカーが拉致し、強制的に身体改造し、その意思までも洗脳し、兵士として組み換えられている。 しかし、これらの真実は、結果的に「全く秘密ではない秘密結社」の仕業という説の方が陰謀論者には有力で、この実行犯としてショッカーが挙げられる事は、やはり殆ど無かった。 今でも地震やテロが起こる度に、他の秘密結社や某国政府たちは常にその悲劇との関連を疑われるが、当時起こった重大事件の殆どもまた、事実ショッカーによる陰謀であり──そして、隠され続けていた。 実際のところ、これだけの規模の組織が政府と癒着を成していない筈もないが──一説では、ナチス・ドイツの持っていた科学力を流用し、当時の科学者たちが主導していたとも言われており、この事の方が真に近いだろう。 これらが、あまりに信憑性の薄く、突飛な話である故に、全く、都市伝説としてもパンチが弱すぎたのは、我々人類の心理の盲点だったに違いない。 結果的に、全ては伝説にさえならず、ただのジョークに変わっている。 例えば、70年代当時に撮影された「黒いタイツを被った謎の人々」の写真などは今も怪奇本やインターネットで有名であるが、これが嘲笑以外のニュアンスで語られた事があるだろうか? あの写真を見た事があるオカルトマニアたちは、あれが、世界征服を果たそうとした秘密結社の使徒であるなどと、本気で信じようと思っただろうか? 誰もがその現実性を認めず、実際に目撃した者でさえも自分の見た光景を白昼夢と錯覚する──それが、ショッカーという組織なのだ。 今から思えば、このジョークのような外面を保ち続け、一般大衆にはパフォーマンス集団のように見せた事もショッカーの先を見た目論見の一つだったのかもしれない。 全く姿を偽る事なく、お化け屋敷の宣伝をしていたなどというのだから、やはり侮れない方法を使う物である。 だが、やはり、我々はそんな冗談のような存在こそ、最も疑わなければならないのだ。 それこそ、ショッカーという存在がかつて実在した事実を通じて知るべき教訓に違いない。 今日までショッカーは、その実在すらも真偽が問われ、今では多くの人間がその存在を一笑に帰すほどであったが、事実、ショッカーは存在し、世界征服の一歩手前までのし上がったのである。 もし、ショッカーと闘う事で彼らを止める者がいなければ、彼らを笑ったまま、最後には彼らの起こす大事件の惨禍に巻き込まれたかもしれない。 たとえば、某教団による薬害テロなどは、その良く知られた例ではないか。 ……とはいえ。 ここで連ねられた言葉を見て、ショッカーについて周囲に喧伝しようと思い立ったならば、明日にはその命がなくなる物と思った方が良いだろう。 これまでも、何人か、そういう者はいたが──彼らは、口を閉ざすか、もしくは、行方をくらました。 結局のところ、今からショッカーの正体を知ろうとしても、トップシークレットと化したショッカーの資料を閲覧する事は許されず、その正体を探るのは霞を掴むような話に違いないのである。 その上、この組織の名前を追った者が数多く行方不明になり、最悪の場合は変死体になるという事実からも、興信所や雑誌社の稼業を行う者は、まず触ろうともしない。 警視庁公安部、FBI、各国政府、アンチ・ショッカー同盟──「ショッカー」の真実を知る者は、やはり、いずれもショッカーの名を聞くだけでも、それを訊く者に注意を促した。 これがこの組織の最も恐るべき点であり、真の秘密結社たる常識離れした怪奇性であった。 ジョークの種にする他、今も絶えないショッカーの魔の手から身を守る術はないのである。 実際には、ショッカーを笑う者は、二つのパターンに分類されているのかもしれない。 ショッカーの存在を、本気で信じず、ただ笑う者──これが90パーセント以上を占め、 ショッカーの脅威を知り、信じないフリをして、笑う事でその魔の手から逃れようとする者──これがおおよそ、8パーセントほどを占める。 そして。 残る者は、そう……人間の自由と平和の為に、ショッカーと、戦おうとした者だ。 そちらの名前も、半ば都市伝説的に有名になっている。 ──彼らの方は、「仮面ライダー」などと、呼ばれていたらしい。 ◇ ……たとえば、誰も寄らないような廃墟や廃倉庫が近くにあるならば、それが「ショッカー」の秘密基地の入り口であった可能性は否めない。 仮にもし、そんな場所にたまたま立ち寄って、そこで「黒いタイツの男」、「白いタイツの男」たちが出入りしているのを見つけたならば、即座にそこからは遠ざかり、己が目で見た光景を忘れるのが良い。 そして、もう二度と、人気のない所を冒険しようとするのを辞めた方が良い。 そこにいるのは、つい先日、現世に再臨した『キャスター』のサーヴァント──かつて、ショッカーの大幹部として君臨した、この「死神博士」の作り上げるアジトに違いないのだから。 この現代に、彼を呼び出したのが何者かは、現時点ではまだわからない。 かつては、「ショッカー」の類似組織である「デストロン」によって、再び死神博士が蘇ったという話もあるが、そうした目論見を持つ者の仕業ではなかったようである。 この頃、そのアジトには、ショッカーの一員とは思えない、奇妙な長髪の男が出入りしている。 おそらくは、その男こそが、キャスターを呼び出した『マスター』なのだろう。 ◇ ……これより後。 こんな与太話を書き連ねたノンフィクションライターは、突如として、消息を絶った。 その男は普段から、三億円事件をはじめとする未解決事件の顛末や、アメリカ政府の陰謀論をでっち上げ、独自の創作を「真実」などと称して本にして売りさばいていた男だった。 そして、人の不幸にエンターテイメントを盛り込んで出版し続けた男は、末期には秘密結社の記事で『マスター』、『キャスター』などという意味不明な単語と文章を残して消えた。 この原稿を出版するつもりであったのか否かはわからない。 結局、ここまでの書きかけの原稿が、この行方不明のライターの人生最後の原稿となった。 ◆ ~~~~~「ショッカー」とは、世界制服を企む悪の秘密結社である~~~~~ ◆ ──『マスター』の職業は、中学校の理科教師だった。 教師とは思えない、ボサボサの長髪で、飲食禁止の校内でもいつも風船ガムを噛んでいる。 死んだ目をしていて、遅刻は当たり前の職務怠慢。授業なんかを真面目にやる気はない。 酷い時は寝ているし、時たま熱心になったかと思えば、その時には生徒によくわからない「原子爆弾のつくりかた」などという物を黒板に書き写す。 公立中学に勤務する教師とはいえ、クビにならない理由はわからない。 一応は、これでもサボる事はなく、必ず、毎日学校には顔を出す人間だった。 それだけが彼のクビを繋ぎとめていたとは思い難いが、もしかすると、間もなくクビになる「最終通告」くらいは告げられていたかもしれない。 それでも彼は、態度を変えなかった。 昔は彼も、熱血教師で、校長と教育方針の違いで怒鳴り合う事もあったらしい。 今は、『風船ガム』などという、捻りのない仇名が生徒たちの中で飛び交う有様だ。 本名は、城戸誠というらしい。 しかしながら、彼はその名前もどうでも良かった。 自分の名前など、『赤胴鈴之助』でも、『山田太郎』でも、『ハマーン・スミス』でも──何でも良い。 それこそ、『A MAN』でも──人間を識別するナンバー充分なのだ。 重要な事はそんな事ではない。そんな事ではないのだ。 日常生活の中にある、鬱屈とした何かを取り払うのに──『自分が何をしたいか』という答えを出すのに、名前などいらない。 問題は名前じゃない。 そいつが何を抱えているか、何が"痛い"のか、何が"痛くない"のかだ。 中身がどんな風に詰まっていて、その中身がどんな色で、自分でそれを覗いて、綺麗だと思えるのか、嘔吐するのかだ。 「おう、順調順調。頑張ってるじゃないか」 いつもながら、城戸は、自分が呼び出したキャスターの陣地に立ち入り、馴れ馴れしく、『戦闘員』たちの肩を叩く。 ここ数日、彼はそんな事ばかりしていた。 学校の授業が終わると、この『工房』──もとい、『アジト』に入り、戦闘員たちをからかう。 呼びかけられた彼らは、戦闘員とは言っても、『科学班』に分類される白いマスクの戦闘員であり、むしろ専門は、この陣地でキャスターに代わって道具や『改造人間』を作成する事にあった。 科学班の戦闘員は、純粋な戦闘能力で言えば、それこそ、ただの人間よりマシと言う程度である。 戦闘員たちは、戸惑いつつも、この城戸という男には逆らう事が出来ず、ただ、無言でおどおどしているだけであった。 力においても、立場においても、戦闘員たちは城戸には敵わないのである。 「……で、改造人間はどれくらい出来たんだ?」 「はっ! 既に何体かの改造人間が完成しております」 「よしよし、御苦労」 城戸も、少しは「彼ら」こと、「ショッカー」に興味はあった。 それこそ、彼はこんな連中が現れるのを望んでいたし、彼らの目的に賛同をしていなくとも、何故か彼らに協力したがる奇妙な愛着があった。 科学という分野においては、一応、多少の興味がない事もないし、『聖杯戦争』というゲームには、むしろ進んで巻き込まれたがっていたのが城戸だ。 変に正義感が強い『秩序』や『善』の属性を持つサーヴァントよりか、彼らのようなサーヴァントの顕現を望み、まさしく、その通りになった。 キャスターの属性は、『混沌』と『悪』だった。 はっきりとした線引きが出来た位置にあるサーヴァントを呼び出したわけだ。 ……で、何をする? わざわざ魔術回路や式を習ってまで彼らを呼んで、それから何がしたいのか。 それは、城戸にとって、自分でもよくわからない事だった。 事実、聖杯を得たとしても、自分が何を成したいのかなど、彼自身が己に訊きたいほどにわからない。 しかし、それでも彼は、聖杯を欲する執念だけは、おそらくここにいる誰よりも強い。 ──それだけは本当なのだ。 ここにいる、キャスターと呼ばれるサーヴァントを優勝させ、聖杯を得て……問題はそこから先だった。 自分が何をしようとしているのかは、城戸本人にもわからないまま、ただ毎日が過ぎて行く。 「既に改造人間──ジャガーマンが、近頃この近辺をうろついていた怪しい男を一人殺しました。 我々の秘密を探っていたようです。──イーッ!」 「……そうか。 そいつはちょっと惜しいかもしれないな」 「…………は?」 「そいつは、他のやつらよりもうちょっと面白かったかもしれない。 みんな死んでる。この街にいる奴、みんな死んでいるんだ」 「……」 「そいつは、生きている奴だったかもしれないんだ」 ただ単純にスリルを得たいのか。自分を満足させたいのか。聖杯に興味があるのか。 そんな感情はどれも当てはまるし、どれも当てはまらない。 ただ、もう少し、意味のないところで──『聖杯』という器を欲した。 そこまでして得たい物なのに、それを得たい理由は彼自身にもわからない──という事なのである。 他者を犠牲に手にする事に意味があって、他者の願いを踏みにじっていく事にも意味があるのかもしれない。 その痛みが欲しいのかもしれない。 それだけだった。 以前から、そうだった。 ──彼は、狂人の退屈しのぎにも見える執念だけで……ただそれだけで、原子力発電所からプルトニウムを盗み出したのである。 「……もういい。お前と話す事はないよ。 さ、もう仕事に戻れ」 城戸は、今でも、部屋に帰ると、時たま、サッカーボール大の原子爆弾を、足で弄ぶ。 誤作動すれば、この都市は大爆発。火に包まれ、放射能で汚染され、ここに人が住む事は出来なくなってしまう。 でもそれをサッカーボールにしている。 城戸自身、近頃たまに嘔吐もするし、下痢もする。この長い髪も、一束になって抜け落ちる事が珍しくない。 将来ハゲるとか、それ以前に、もう間もなくハゲるだろう。 小型の原爆は、父親である城戸に向けて、死へのカウントダウンを刻一刻と告げている。 ──死ぬかもしれない、と思う。 死にたくはないが、死ぬかもしれない。 いや、死ぬだろう。 ──痛い、と感じる。 痛いのは嫌だが、逆に痛くないのはもっと退屈で嫌だ。 痛いのを怖がって何もしないよりは、ただ痛みを受ける為だけに動いていた方が良いのかもしれない。 「……いるか、キャスター」 だが、やはり──。 そうまでして、原子爆弾を得て、警察を脅して、何を成したいのかは、城戸もわからないままだった。 聖杯戦争を始めたのも。 サーヴァントを呼び出したのも。 ショッカーの改造人間計画に乗り気なのも。 理由は、今のところ、城戸自身さえも知らない。 『城戸誠か──』 ふと。 声と共に、城戸が来て、しばらくして、このアジト内のライトが薄暗くなった。 チカチカとアジトの灯が点滅し、「彼」が来る気配がした。 これは、「彼」が来る時には、いつも同じ事なので、城戸は全く動じないが、戦闘員たちが、少し慌てふためき始めた。 やはり、直属の上司の鞭が怖いのであろうか。 その点においては、城戸は絶対安心の立場にある。 この声の主こそが、ショッカーの戦闘員たちを動かす動力源であり、まさしく、城戸の真の相棒とも呼べるサーヴァントだった。 それ故、城戸が恐れる相手ではなかった。 魔術師『キャスター』──死神博士である。 ただ、いつも彼が見せるのは、本来の彼の姿ではなく、そこから分散した幽体のようでもあった。 普段、瞬間移動をしているかのように彼はどこにでも現れるのだ。 『一体、我がショッカーのアジトに何の用だ……?』 キャスターが発するのは、枯れたような老人の声だった。 何かの病が喉を蝕んでいるのか、彼の言葉は常に喉の奥から密やかに、城戸に向けられる。 ……この、キャスターというサーヴァントは、いつも暗闇を照らすようにして、青白い不気味な顔を映すのだった。 薄い頭髪や、灌木のようにやせ細った長い体。皺だらけで生気のない肌。 しかし、鼻は高く、日系の他、どこか西欧かどこかの血を交えたような筋が通っている。 白色に固執したかのような上下の服と、裏地の赤い襟を立てた黒いマントは、彼の曲がった背中を隠していた。 さながら、何百年も生きた妖怪のようだった。 しかし、彼の真名を一度、「死神博士」と聞いてしまうと、それ以外の呼び名は考えられなくなってしまうほど、その名は体を現していた。 「……キャスター」 その底知れぬ不気味さは、城戸にとって、却って愛嬌さえも覚えるほどの物であった。 彼の姿を見れば、多くの人は恐れおののき、ショッカー以外の人間が慣れる事など滅多にない。 しかし、城戸はそれを目の当りにしても、平然とそこで風船ガムを噛み続けた。 煙草の煙を吐き出すように、風船ガムを膨らませた。──そして、潰した。 それから、また風船ガムを噛みながら、だらしのない瞳で、キャスターに答えた。 「──俺は、世界最高の秘密結社を持ってる。 そして、世界で一番恐ろしい爆弾も持ってる。 ショッカーと、何番目かの原子爆弾を……」 『それがどうした……?』 「そろそろ、こいつを使って、『何か』がしたいんだ」 キャスターは、その言葉に些か疑問を抱いた。 強い力を得た人間が、それを使いたがるのはやむを得ない話であるとしても、「何か」と言うのが気になった。 彼は、その言葉に含みを持たせているわけでもなく、正真正銘、まだ「未定」の「何か」をしようとしている。 たとえば、嫌いな人間を殺すとか、ショッカーに自らも加担するとか……そういう事をするつもりはないらしい。 彼には理由や大義はないらしい。忠誠を誓う者もない無宗教で、教育者だが教育に熱心でもない。 かつては熱心なフリをしていて、今はそれをする気力もない。 ただ、この『聖杯戦争』で得た力と、『原子爆弾』を、意味もない『何か』に使おうとしているのである。 その事は以前から知っていたが、始まりからこれだけ時間を経ても、まだ、その『何か』が芽生えてこないというのだろうか。 『──お前の目的は、まだわからないままだというのか……?』 「……」 『お前は何がしたい?』 キャスターは、思わずそう問いたくなった。そして、それは口からこぼれていた。 これだけ虚無に満ちた存在を見ていると、なんだか妙に腹立たしい気持ちにもなった。 城戸誠、という男の実像は掴めない。 しかし、だからこそ、どこか城戸に惹かれつつある自分が腹立たしく、そして、それを認めたくない気持ちになる。 城戸は、口を開いた。 「──それをこれから考える。 とりあえず、今はあんたらは好き勝手してればいい」 『我々が、世界征服を成功させても良いのか……!!』 「その方がいいかもしれない。 世界なんて、その方が……。でも……」 城戸は、少しだけ躊躇して考え込んだ。 はっきりとした回答や意見というのは彼には今、別段芽生えていなかった。 だから、逆に、キャスターの方に訊く事にしたのだろう。 「それに、あんたは、世界征服をして……だから、何をする? じゃあ、お前は、一体、何がしたいというんだ?」 『……』 キャスターは押し黙った。 彼が何を成したかったのか──それは、回答しなかったのではなく、回答できなかったに違いない。 彼らショッカーの人間は、須らく改造されており、首領に絶対の忠誠を誓う。 それ故、自分らしい「自分」などという物は持たなかった。 ただ、理由のない大義だけが彼らを突き動かしているだけなのだ。 「なんだ、わかんねえのか。わかんねえなら余計な事言うんじゃないよ」 すると、城戸は不機嫌そうながら、完全に開き直った。 結局のところ、キャスターが世界征服をする意味なんて知っても仕方が無かった。 何をすればいいのか、さっぱりわからないまま、ただ暴れている……そんな人間は自分だけではない。 一瞬なりとも、キャスターを屈服できた事が気持ち良かった。 だからか、彼は、味を占めて、大きな声を張り上げて『アジト』に轟かせた。 「おい、あんたら。作業やめろ。 俺が、俺が……このキャスター──『死神博士』のマスターだぁ! ほら、見せてみろ! ほら、敬礼しながら、いつもの合図を──!」 「イーッ!!!!」 作業を中断して、嫌々敬礼する彼ら戦闘員の声を、城戸は気持ちよさそうな笑顔で聞いていた。 ただ、意味もなく彼らの邪魔をする。 聖杯戦争もそういう物だったのかもしれない。 「おいどうした? 声が小さいぞ!」 「「「「「「「「 イーッ!!!!!!!!! 」」」」」」」」 それは、大勢の人間の意識を巻き込んで、こんな奴らに気を遣わずに──彼らの意思を自分の物に出来る征服感による物だった。 それは楽しかった。 世界征服も別に悪くはない願いかもしれない。……が、面白い願いではなさそうだった。 『──奇妙な男だ、城戸誠……』 キャスターは、城戸という男の空虚さを見守っていた。 確かに彼も人間に過ぎない。しかし、何かが狂っている。 彼は、自分の内側を知らない人間のようだった。 だから、空っぽに見える体に何かを埋める為に、他者と違う事をやって、そこに色をつけようとしているのだ。 少なくとも、キャスターはそう思った。 ◆ 夜。──外はすっかり暗くなっていた。 城戸は自分の住まうアパートに戻っていた。 ショッカーの連中は、まだ作業を続けているのだろうか。 「……空を超えてー、ラララ星の彼方ー、……ゆくぞー……アトムー……」 城戸は、『鉄腕アトム』の歌を歌い、原子爆弾を足で転がしながら、インターネットをしていた。 風呂上りで、パンツ一丁の姿のまま、画面をスクロールさせている。 ちなみに、今見ていたのは、城戸がたまたま見つけた、掲示板内のスレッドである。 『──何でも一つだけ願いが叶うとしたら何がしたい?──』 そういうタイトルのスレッドを彼は探していた。 つまらない雑談が書かれた掲示板は、いくらでもあった。 それを全部片っ端から開いて、面白そうな書き込みを探していた。 本当はラジオで呼びかけて、面白い願いを募ろうとしたが、インターネットは便利だった。 呼びかけるわけでもなく、いくらかの欲望が見られる。 誰かが既に呼びかけているのだから、適当に検索してそれを見ればいい。 インターネットでは、だいたいこんな趣旨の事が訊かれ、いくつかの回答が出てきていた。 一生遊べる金。 とびきり美人の女。 地方局でのアニメの放送。 死んだ友達の命。 「……」 ……なるほど。 目を引くのは、そんなつまらない願いばかり。 しかし、城戸が欲しいのはそんな物じゃない。 もっと、つまらない欲を持ってる奴がいたら、その方が面白い気がした。 「──夕方六時。××チャンネルで、アダルトビデオを十分間、地上波放送。 カラミあり。女優は×××を希望。男優は指定なし」 地上波でAVを放送──こんな大喜利のような回答。 ……これがふと、目を引き、もう少し肉付けして口に出してみた。 多少、しっくり来た。 だが、やはり違う。 「──とんねるずとダウンタウンを共演させる生番組を一時間。 他の出演者は一切なし。とんねるずとダウンタウンだけに一時間語らせる」 「──東京ディズニーランド。 ミッキーに着ぐるみを脱いでもらうパフォーマンス」 「──18歳未満の女の子のヌードを解禁してほしい。 オール・ロリータの風俗店の合法化……」 「はぁぁぁぁぁぁぁぁああああーーー…………。 ……………………駄目だなこりゃ」 「……おい、お前は何がしたいんだ?」 こうしたつまらない願いの中から、適当に選んで聖杯に叶えさせようと思ったが、どうやらろくでもない物ばかりらしい。 まあ、結局のところ、ラジオで募っても同じ結果に終わるだろう。 ────さて。 ────それじゃあ、何をしようか。 手元の原子爆弾に訊いてみた。 原子爆弾の表面は、銀色に光っていて、そこに薄らと、歪な城戸自身を映していた。 「ほら、黙って勿体付けてないで言ってみろよ。 一体、何がしたいんだ? お前は────?」 【CLASS】 キャスター 【真名】 死神博士@仮面ライダー 【パラメーター】 筋力E+ 耐久E+ 敏捷E 魔力A 幸運C 宝具B 【属性】 混沌・悪 【クラススキル】 陣地作成:B 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げるスキル。 死神博士は、『工房』の代わりに、地下・洞窟・空きビル等に『アジト』を作り出す事が出来る。 これによって、魔力と科学を駆使した道具は勿論、『改造人間』さえも作り出す。 道具作成:A 魔力を帯びた器具を作成する為のスキル。 死神博士は、魔力と科学力を併せ持ち、道具だけでなく、『改造人間』を作り上げる。 【保有スキル】 秘密結社:B 実質的には、アサシンのクラスが持っている「気配遮断」のスキルと同様。 完全に気配を絶てば発見することは非常に難しい。 外科手術:D マスター及び自己の治療が可能。 改造人間:- 自身の肉体を科学と魔術により再構成し、人知を超えた怪物へと変化するスキル。 これはキャスターとして現世に顕現した際に失われている。 【宝具】 『世界征服を企む悪の秘密結社(ショッカー)』 ランク:B 種別:対界宝具 レンジ:1~全世界 最大捕捉:1~全人類 彼が大幹部として多くを従える大軍団、秘密結社ショッカーという組織力そのもの。 そして、この宝具はキャスターが召喚されてから、キャスターの消滅の瞬間まで常時発動している。 キャスターが場に存在する限り、聖杯戦争のフィールドには常人の数倍の戦闘力を持つ『戦闘員』たちが蟻の群れのように湧いている。 この戦闘員たちは、『偵察を行う者』、『陣地を守る者』、『キャスターに代わり他のサーヴァントとの戦闘を行う者』、『キャスターに代わり道具作成を行う者』など数々の班に分かれ、キャスターの命令を最優先した上で、キャスターに利を成す行動を考えながら自立する。 いわば、この戦闘員たちこそが使い魔に近い存在となっている(ただし、戦闘員は基本的に魔力を持たない)。 また、戦闘員は意識的に『改造人間』たる素質を持つNPCやマスターを識別した後、誘拐・拉致した上で、『アジト』内で改造し、戦闘員よりも強力な戦闘力や特殊能力を持つ『改造人間』『怪人』に変える事が出来る。 改造されたNPCやマスターは、作成の最終工程で洗脳を受け、キャスターの宝具の影響下で忠実な僕となっていく。 ただし、これは短期で作った改造人間ほど実力に乏しく、サーヴァントに匹敵する改造人間を作るには、最低一日程度の時間をかける必要があるだろう(並行して何体もの改造人間を作成する事自体は可能である)。 これらの効果により、NPCを巻き込んで、徐々に大軍団を築き上げ、聖杯戦争の場に悪の秘密結社ショッカーを再現するのが、キャスターの絶対の宝具である。 ※宝具に反映されているデータは、秘密結社ショッカーの改造人間データである為、第79話の「ガラガランダ」までは作成可能。 ただし、死神博士の「大幹部」のポストよりレベルが高い「首領」を作成する事は出来ない。 『暗黒を吐き出す白貌の悪魔(イカデビル)』 ランク:- 種別:対己宝具 レンジ:- 最大捕捉:- 戦闘特化のクラスで呼ばれた際ならば使用できた筈の宝具。 死神博士が『改造人間』のスキルで変身する筈だった姿であるが、。その全貌は謎に包まれており、死神博士をよく知る軍団内部すらも、この宝具が如何なる物であるのか知る者は少ない。 軍団そのものが秘密裏に存在していたものであるが故に、記録上にもなく、彼を知る者の殆どは命を繋ぎとめる事が出来なかったという話すらもある。 この宝具を以後に解禁するには、『世界征服を企む悪の秘密結社(ショッカー)』の力で再度、キャスター自身が最低1日をかけて改造手術を受ける必要があるだろう。 【weapon】 『改造・鞭』 『改造・鎌』 【人物背景】 悪の秘密結社ショッカーの大幹部の一人。 当初はスイス支部にて活動していたが、後に日本支部の二代目大幹部としてショッカーを指揮したとされる。 彼は卓越した科学力を持つ博士であり、同時にオカルトの魔術にも精通している、まさに現代の魔術師と呼べる男であった。 また、自らの身体を改造済であり、その真の姿は烏賊を模した改造人間・イカデビルという名を持つ。 しかして、イカデビルは、反ショッカー思想の"仮面ライダー"なる男に殺害され、既にこの世に存在しない存在であり、その死後に英霊になったものと思われる。 後に、ショッカーの後続組織による、改造人間の再生技術で再生したとされるが、その際にも、反ショッカー的思想を持っているらしい。 尚、本名は、イワン・タワノビッチであり、日本人とロシア人のハーフとされる記録が存在する。 ナターシャという妹の蘇生の為に狂気に身を投じたとされるが、その真偽も定かではない。 人間だった際の事など、既に死神博士は忘れているのかもしれない。 これらのデータはFBIが秘密裏に持つデータ上の話であり、こんな人物・及び組織も実在したか否かは現代でも真偽が問われる物である。 しかし、この現代も、彼の所属した秘密結社の名前を調査する者は、いずれも早々にその調査を切り上げるか、調査の数日後に行方不明になっているらしい。 【サーヴァントとしての願い】 ショッカー軍団の再興。 それにより、再度の世界征服を決行する。 【基本戦術、方針、運用法】 キャスターは、現在までに百人規模の戦闘員と、これらを従わせる数名の改造人間を作り出している。 これらの戦闘員、改造人間は英霊としての気配は持たないので、上手に使えば他のサーヴァントを探し、攻撃する偵察要員として使う事が出来る。 今のキャスターは戦闘能力に乏しく、生前に扱う事が出来た変身能力すらも無い為、まともに他のサーヴァントを相手にしていく時には、『改造人間』をひたすら作り続けるしかないだろう。 もし、キャスター自身に戦闘能力を付与したいのであれば、早々にキャスターを再改造し、『闇を吐き出す白貌の悪魔(イカデビル)』を再現するという手もある。 また、マスターを改造する事自体もできなくはないので、キャスターと意見が対立してきた場合は、改造手術をされてしまう可能性も否めない。マスターはそれに気を付けるべし。 【マスター】 城戸誠@太陽を盗んだ男 【マスターとしての願い】 わからん。 【weapon】 原子爆弾 【能力・技能】 理科教諭。個人で原子爆弾を製作する科学力と技術力を持つ。 材料は東海原発に潜入した。警備員を倒して手に入れており、行動力や戦闘力もかなりの物。 また、カーチェイスが出来るほどのドライビングの腕で、大抵の事は人並以上にこなしてしまう。 女装したり、変装したり。人を傷つける事も厭わない。 もしかしたら自分が死んじまうかもしれないような事も平然とやる。 ちょっとは命がやべえと思う事はある。 でも、本気の本気で命がヤバい時は、絶叫して怖がるかもしれない。 【人物背景】 普段はやる気ゼロの中学の理科の先生。その実態は、原子爆弾を持つ男。 当時は、原爆保有国が八つだった為、彼はその九番目として、"9番"と名乗り、東京全土の人間を人質に警察を脅迫する。 手始めに、とりあえず、「プロ野球のナイターを最後まで放送してほしい」と言った。 日本中のテレビが、プロ野球のナイターを最後まで放送した。 ただ、たった一個の球っころで、日本中が思い通りになるんだという事がわかった。 だが、考えてみると彼にはそうまでしてやりたい事というのは別にない。 試しに五億円を要求してみた。 しかし、別に金が欲しいわけでもないので、屋上からバラまかせた。 最後に彼は、「ローリングストーンズの日本公演」を要求した。 それも別にローリングストーンズが好きだからではなかった。 【方針】 ショッカーに協力する。目的はない。 ただ、そのうち、ショッカーと原子爆弾を使って警察なり政府なり他のマスターなりを脅して、適当に何かさせようと思っている。 そして、『聖杯』は、たとえ何を犠牲にしてでも欲しい。その対価が他者の命でも自分の命でも構わない。 しかし、聖杯に願いたい願いは今探している。そのうち、募集してもいいかもしれない。 ローリングストーンズの日本公演くらい面白い物があったら、まあそれでいいと思う。
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Uの目指す場所/ボーダー・オブ・ライフ(前編) ◆MiRaiTlHUI 何のためらいも無く命を奪おうとする度し難い「悪」を目の前にして、美樹さやかは人としての義憤と、そして純粋な正義感から来る戦意の高揚を感じていた。 アポロガイストを放っておけば、きっとまた他の参加者の命が危険に晒される。さやかは所詮“死人”であるが故、奴に生命の炎とやらを吸われる事はないのだろうが、それはこの場に連れて来られた多くの参加者にまで当て嵌まる事ではない。 だとすれば、唯一対抗出来る自分達が何としてでも此処で奴を討ち取らねばならない。 「アイツは生きていちゃいけない奴なんだ……ここで倒さなきゃ」 そう独りごち、握ったサーベルに力を込める。 一瞬ののち、いざ飛び出そうと身を構えたその時、さやかを制するように手を突き出してきたのは、大道克己と名乗った男が変じた白き仮面の戦士、エターナルだった。 エターナルは、はっとしたさやかには視線すらくれずに言った。 「お前のようなガキに奴の相手はまだ早い」 「……っ、あんた、何様のつもりっ!?」 「いいからまずは黙って見てな。俺がお手本を見せてやる」 まずは、という言葉をやや強調しながら、エターナルは首から下を覆う漆黒のローブを翻した。 風を孕んだローブはばさりと音を立てて翻り、それを合図にするかのようにエターナルとアポロガイストは同時に地を蹴り駆け出した。 両者の間に距離がある場合、有利となるのは射撃武器を持っている方だ。それを理解しているのであろうアポロガイストは、懐から取り出した巨大なマグナム銃をエターナルへ向け、大口径の銃弾を数発発射する。 攻撃を受けても痛みを感じない死人であるなら、それを受ける事すらも厭わぬ覚悟で向かって行ける。実際にさやかならそうするだろうが、だけれども、エターナルは違った。 赤く光輝くアポロガイストの銃弾がエターナルを穿つよりも早く、エターナルは懐から取り出したコンバットナイフを一閃、二閃と振り抜いて見せる。 振るわれたナイフの剣圧は、蒼い輝きを伴って、目視すら可能な衝撃波となって迫りくる銃弾を全て打ち砕き、一瞬ののちにはエターナルとアポロガイストの間の距離は無くなっていた。 一瞬のうちに細身の剣を構え直していたアポロガイストは、エターナルを串刺しにしようと神速の勢いでそれを突き出すが、さやかとは違い、エターナルがその攻撃を受ける事はなかった。 エターナルの白い仮面を狙った一撃は、僅かに頭部を傾けるだけで、何もない位置を通過してゆく。やにわにエターナルの胸部を狙うも、エターナルが翻したローブに阻まれ剣の軌道は逸れ、それでも剣による攻撃を続けるが、その全てをエターナルは腕一本でいなし、捌く。 (アイツ、強い……!) エターナルの戦闘技術の高さは、戦闘についての知識など実質皆無に等しいさやかにとっても驚嘆に値するものだった。 そもそも、さやかが先程まで大組織の大幹部を自称する強敵と戦って来れたのは、自分へのダメージを度外視し、傷を負う事すらも厭わずに攻撃を続ける事が出来たからだ。仮にさやか程度の戦闘技術しか持たぬ“生身の人間”が同じ戦法を取ろうものなら、最悪最初の一撃だけで殺されていたとしてもおかしくはない。 それに引き換え、さやかにお手本を見せてやるとまで嘯いたあのエターナルは、アポロガイストの懐に入り込んだところで、奴の攻撃を一度たりとも受けては居ない。一切の無駄を感じぬ動きで、敵の攻撃を回避し、そして今、エターナルは自分の攻撃まで見事に繋いで見せたのだ。 エターナルの胴部を貫こうと突き出された剣の一撃を、エターナルはローブを翻し宙へ跳び上がり一回転。風を受け大きく拡がったローブがアポロガイストの視界を覆う暗幕となってその動きを一瞬だけ封じる。 「うおおおぉぉぉうりゃっ!!」 エターナルにとっては、一瞬もあれば十分だった。 僅かに動きが鈍ったアポロガイストの胸部目掛けて、エターナルは蒼炎を乗せた拳を上段から振り下ろす。 対するアポロガイストは、完全に回避することは出来ないまでも、太陽を模した左手の巨大な盾で何とか防御する事には成功する。が、エターナルの拳は盾の表面を強かに打ち据え、アポロガイストはその衝撃に堪らず後方へと後じさった。 「おのれぇ、死に損ないのゾンビめらが! これ以上は付き合いきれん!」 「ハッ、そうつれない事言うなよ? お前も今から俺達と同じ“死人”になるんだからなぁ?」 「ええい、口の減らない奴なのだ! これでも喰らうがいい、ガイストカッター!」 エターナルの肩を竦めながらの挑発に気色ばんだアポロガイストは、左手に構えた巨大な盾を車輪のように回転させ、エターナルへと投げ付けた。 すかさず漆黒のローブの裾を掴んだエターナルは、身を守るように腕を掲げ、前方にローブによる壁を作る。 ガイストカッターと呼ばれた巨大な車輪状の刃は、エターナルのローブを切り裂こうと回転の勢いを上げ、耳を劈かんばかりの軋轢の音を響かせるが、エターナルのローブが破れる事はない。 エターナルローブとはあらゆる攻撃を完全に無効化する絶対防御のマントなのだった。 が、それでもアポロガイストにとっては十分過ぎる時間稼ぎにはなったのだろう。 最後に「覚えておれ!」と捨て台詞を吐いたアポロガイストは、ガイストカッターに足止めを喰らっているエターナルの足元からさやかの足元まで、弧を描く様に銃弾を連射する。 放たれた赤い銃弾は容易く固いアスファルトを穿ち、起ち上る火花と煙がさやかの視界を奪った一瞬の隙に、アポロガイストの姿は消えていた。 ◆ アポロガイストを撃退せしめたさやかと克己は、一先ず目前の巨大な塔の中に身を顰める事となった。 風都タワーと言う名の、この街のシンボルらしいのだが、さやかはそんなタワーの存在を知りはしない。これだけの規模の――それこそ下手な高層ビルなどよりもずっと高く巨大な――風車の塔が日本にあったなら、国内でも有名になっていてもおかしくない筈だが、とさやかは疑問を抱くが、それは今考えても詮無い事だ。 寧ろさやかは、この殺し合いの事、そしてさやかの危機を救ってくれたエターナル――否、大道克己という存在についての方が、よっぽど興味があった。 決して小さくは無い風都の街を一望できる風都タワーの展望台から、今や殺し合いの場となった下界を俯瞰しながら、さやかはやや不満混じりに言った。 「っていうかあんたさぁ、殺し合いに乗ってないなら最初からそう言ってくれれば良かったじゃん!」 「はんっ、無茶言うなよ、一方的に攻撃仕掛けて来たのはそっちだろ」 「それに関しちゃ、確かにあたしが悪かったとは思うけどさ……」 罰が悪そうに目線を泳がせるさやか。 勘違いされるような言動を取った克己も克己だが、確かにあの状況で一方的な決め付けで攻撃を仕掛けたのは自分だ。 あの時克己がさやかの刃による連続攻撃にさらされても倒れなかったのは、克己がさやかと同じ“死人”であるからだ。もしも相手が一般人だったなら、さやかは罪のない命を奪っていたのだから、それに関しては心から悪かったと思う。 だが、そうなると今度は別の……というよりも、それ以上の疑問が浮かぶ。 口に出す事の躊躇われる話題だが、一緒に行動する上で、その話題を避けて通る事は出来ない。一瞬の逡巡ののち、さやかは意を決して声を出した。 「……ねえ」 「なんだ」 「あんた、さっき自分の事死人って言ったわよね、それって……」 「言葉の通りさ。俺はもう死んでるからな、これ以上死ぬことなど出来ん」 「………………」 ある意味では想像通りの、分かり切っていた回答にさやかは言葉を無くす。 さやかはあの時、克己の心臓を突いた。胴を何度も串刺し、挙句アポロガイストの大口径の銃弾まで食らって、それでも克己はダメージなど始めから受けていないかのようにこうして歩いているのだ。 本人に死人と言われれば、「ああ、そうなんだろうな」と思ってしまう程度には、克己の身体は尋常ではなかった。 「そういうお前こそ、どうして死人になった? まさかNEVERって訳でもないだろう」 「ねばー……? って、何それ?」 「不死身の死体兵士NEVER……要するにゾンビだ」 そう告げる克己の表情には、何の躊躇いも陰りもありはしない。 死人になった事そのものに絶望しているさやかとは違って、まるで死人になった事を受け入れているかのような、そんな表情だ。 どうして人ならざるものになって尚、そうやって前を向いて、明日を求めて生きて行く――死んでいるのだが――事が出来るのか、さやかには解らなかった。 「あたしは、そのNEVERってのとは違う。魔法少女よ」 「……はぁ?」 らしくもなく上擦った声を出す克己。 突然「私は魔法少女よ」などと言われれば、それはこういう反応をされるのも無理はないと思う。ある意味では想像通りの反応に若干の居心地の悪さを感じながら、それでもさやかは、魔法少女とは何たるかを克己に説明して聞かせた。 ◆ 数分後、簡潔に魔法少女の概要を聞き終えた克己は、なるほどな、と一言呟き頷いた。 魔法少女の説明を始めた当初こそ胡乱な瞳で聞き流しているような素振りを見せてはいたものの、次第に核心に触れて行くにつれ、魔法少女の真相を理解してゆくにつれ、克己の表情は神妙なものとなっていった。 「カラクリは違うが、要するにNEVERと似た様なモンって事か」 「ま、多分そういう事でしょうね」 NEVERが如何なるものかをさやかは知らないが、不死身の死体兵士、という説明を聞く限りでは、戦う為だけに不死身の戦士と成り果てた魔法少女ともそう差異はないのかもしれない。 「で、あんたの方はどうして、そのNEVERってのになった訳?」 「さあな、もう忘れちまったよ」 「忘れたってあんた……」 「さっきも言っただろ。一度NEVERになったら、過去の記憶や人間らしさが少しずつ抜け落ちていくのさ。もう俺には生前の記憶なんてこれっぽっちも残されちゃいないんだよ」 「……それ、さっきも思ったんだけどさ……あんたそんなんで、怖くないの……?」 何処か気まずそうに、さやかは問うた。 ろくに知りもしない克己の境遇に絶句したのは、アポロガイストとの戦闘中が最初だ。 自分が自分でなくなって行くのは……大切な記憶が、優しい思い出が消えて行くのは、とても恐ろしい事だと思う。自分を自分たらしめる要素が無くなっていくのだから、怖くない訳がない。 さやかの身体は、死人として戦えば戦う程、力を行使すればするほど、人間としての実感が薄れてゆく。が、克己は身体だけでなく、記憶や心まで人間でなくなっていくのだと言う。 想像してみたが、それはとても、とても恐ろしい事だった。 さやかがこの身体をゾンビにされて尚絶望に押し潰されず、心だけは人間であろうと足掻き戦い続ける事が出来るのは、例えどんなに自分が追い込まれようと、この「正義」がきっと誰かを救うと信じているからだ。 「正義」を信じて全てを捨てたのだから、さやかには何処までも「正義」を貫く義務がある。でなければ、捨ててしまったものが無駄になってしまう。逆に言うと、最後に「正義」と云う名の拠り所だけでも残ったから、さやかは戦う事が出来るのだ。 だけれども、記憶がなくなるということは、その拠り所すらも失うという事。どうして戦いの道を往く事を決意したのか、それすらも忘れてしまったのでは、きっとさやかにはもう「自分は化け物(ゾンビ)である」という事実しか残らない。 それは、恐ろしく絶望的な事だった。 克己には、さやかの「正義」に相当する何らかの信念はあるのだろうか。 こんな身体になっても、さやかとは別の意味で人ならざるものへと変わって行く運命だとしても、それでも戦って行ける拠り所が克己にはあるのだろうか。 あの土壇場で、命を奪わんとする悪に対し「明日が欲しい」とまで啖呵を切った男は、一体何故にそうまで前を向いて居られるのか……それは何の他意もない、純粋な疑問だった。 克己はさやかの気持ちなどまるで斟酌しない様子で、笑い混じりに答えた。 「怖い? そんな事は考えた事も無いな」 「考えた事も無いって……! 記憶も心も無くなっちゃったら、それってもう、本物のゾンビじゃん……っ、なんでそんな前向きで居られる訳……!?」 「俺はもう、前を見るしか出来ないんだよ」 そう言って、自嘲気味にハッと笑う。 その笑みを境に、硝子越しに風都の街を見渡す克己の表情は、変わった。 「そもそも俺には、過去の記憶がない。こうして故郷の景色を見渡しても、懐かしい思い出なんざ一つも思い浮かばん。 なあ、普通は里帰りをしたら、楽しかった頃の想い出の一つくらい、蘇ってきたりするモンなんだろ?」 「それは……」 克己の言葉に、さやかは何と返していいのか分からぬさやかは、ただ目線を逸らし、伏し目がちに曖昧な返事をするくらいしか出来なかった。 そんなさやかに、克己は先程までの人を小馬鹿にした態度とは一変、何処か優しげな口調で言う。 「もう一度言うが……過去が消えていくなら、俺はせめて明日が欲しい。 過去を振り向く事が出来ないなら、未来を目指して足掻き続けるしかないんだよ……お前とは真逆だ、さやか」 克己の言葉に、さやかは「なるほど」と思った。 同じ死人ではあるが、さやかと克己では状況が違うのだ。 さやかには生前の記憶が、過去がある。過去があるからこそ、さやかは未来を見る事が出来なくなって尚、残った過去(正義)を拠り所に戦う事が出来る。 一方で、さやかとは真逆、克己には拠って立つ過去がない。縋るものなど何もないのだから、ただ未来を見て、明日を求めて戦うしかないのだ。例えいつか完全に人でなくなってしまうとしても、今未来を目指すことをやめてしまえば、それは残った人間性をも放棄する事に等しいのだった。 過去を見る事しか出来ぬ者と、未来を見る事しか出来ぬ者の違い。 克己の境遇は一見すれば悲劇的な事だが、ある意味では、羨ましくもある。 過去も拠り所もないのは確かに辛つらいことだろうが、その分、何者にも縛られることなく、未来だけを見て足掻き続けていられるのなら……「今」を生きる事が出来るのなら、その方が良かったのかも知れないと、自分の境遇と照らし合わせたさやかは、不謹慎にもそう思った。 過去しか見る事が出来ず、それに囚われて戦い続ける事も、未来しか見る事が出来ず、それを求めて足掻き続ける事も、どちらも甲乙付け難い程につらい事だと言うのはわかるが、それでも。 そんなさやかの心中を知ってか知らずか、克己はぽつりと独りごちた。 「……未来と過去は、どれ程の重さが違うんだろうな」 何処か意味深に感じられるその言葉に引かれ、さやかは克己の顔を見上げる。 克己は、最初に出会った時に奏でていたハーモニカを内ポケットから取り出し、それに息を吹き込んだ。 誰も言葉を発する事のない風都タワーの展望台の中に、克己の奏でるハーモニカのメロディが響き渡る。 さやかが長年想いを寄せて来た少年は、天才と謳われたヴァイオリンの演奏家だ。彼と沢山話をしたいというその一心だけで、さやかはこれまで人知れず、沢山の音楽を聴いて来た。それ故、良い音楽とそうでない音楽、その真贋を見極める能力には、人よりも長けている方だとさやかは自負している。 聴くのはこれで二度目になるが、克己の奏でるメロディは、音楽鑑賞に精通したさやかをも頷かせる程に静かで、美しかった。 キュゥべえに魔法少女の真相を聞かされてからというもの、当然と云えば当然だが、さやかにはヴァイオリンの演奏も、好きだった筈の音楽を聴く余裕すらもなかった。そもそも、“音楽を聴きたい”という思考にすら至らなかった。 癒しのないままゾンビと化した絶望に打ちひしがれ戦い続け、いつからか荒みきっていたこの心に、ずっと忘れていた優しくも懐かしいメロディが響く。 音楽とは、人の心を和ませるものだ。人の優しさに触れる事の出来る音楽を奏でる事の出来る奏者が、優しい心を持たない訳が無い。自ずと恭介の優しい演奏を思い出す傍らで、克己だって本当は優しい人間なのだろうなという事も、さやかには何となしにわかった。 ……というよりは、“そう思いたかった”のかもしれない。こんな優しい音色を奏でる人間が悪人であるなどと思いたい訳もない。もっとも、本人が忘れたと言っているのだから、今となってはもう、本当のところは誰にも分からないのだが、それでも。 数分間の演奏が終わると同時、さやかはほぼ反射的に、小さな拍手を送っていた。 「……悪くないじゃん、あんたの演奏」 「何もかも忘れちまったが、このメロディだけは今でも俺の中で響き続けてるんでね」 「そういや、そのメロディを聴いてると落ち着くって、さっきも言ってたしね」 さやかと克己を引き合わせたのもこのメロディだ。 あの時、演奏を終えた克己は、このメロディを聴いていると何故か落ち着くと言ったが、今ならばその理由も何となく分かる気がする。 やはり、あんなにも優しく美しい演奏が出来る克己は、元々優しい人間だったのだろう。何もかも忘れたというが、唯一覚えているモノが、憎しみでも絶望でもなく、心安らぐ優しいメロディだというのが、その証拠だ。 心暖まる想い出が、本当ならばあった筈なのだろう。 「やっぱ、あんたって元々は優しい奴だったんでしょうね」 「何だ藪から棒に。何故そう言い切れる?」 「だって、あんな演奏が出来るんだから……悪い奴な訳ないじゃん」 そう言ってにっこりと笑うと、克己は呆れたように目線を逸らした。 「……そんな下らん事を言う奴が、昔、お前の他にも一人居たよ」 そして克己は、何かを懐かしむように、ぼんやりと窓ガラスの向こうの空を見上げる。 克己の瞳が何処か憂いを帯びているように感じたのは、さやかの勘違いだろうか。 昔、というのは当然、死人になった後のことなのだろうが。死人になっても尚、生前の克己は優しかったのだと言ってくれる相手……。 もしやと思ったさやかは、若干の期待を胸に、おずおずと訊いてみる事にした。 「それってもしかして……恋人、とか……?」 「お袋だよ」 「あ、ああ……なるほど」 内心で一瞬でも浮ついた恋愛事情に興味を抱いてしまった自分を恥じる。 さやかとて一応は一般的な女子中学生だったのだ。人並みに恋愛話にも興味はあったのだが、こうもあっさり否定されてしまうと、やはり人並みに落胆はする。 そんなさやかを見て、はんっと息を吐き出した克己は、小さく、不敵に笑った。 「……な、何よ、何か文句ある訳?」 「お前もまだ十分人間らしい表情が出来るじゃねえか」 「…………っ」 そう言われ、はっとするさやか。 「気付いてないのか? お前、最初に出会った時とは大違いだぜ」 不敵に口角を吊り上げた克己は、ニヒルな笑いを浮かべながら「そっちの方がいい」と付け加える。 真正面から臆面もなく照れ臭い事を言う奴だと思いながら、さやかはやや目を伏せる。 だが、確かに克己の言う通りだ。 僅かとは言え、こんな下らない事を考えたのは――実際にはそうではない筈なのに――もうずっと久しぶりのように思う。 つい一時間も遡れば、ゾンビになったのだと知らされたばかりの自分の頭の中はその事に関する絶望で一杯一杯だったし、ここへ連れて来られてからも、二人の少女の死に、激情のままに奮起しアポロガイストと戦って、と、日常とは程遠い一時間をさやかは過ごしたのだ。 優しいメロディを聴いたのも、下らない話をしたのも、それで一喜一憂したのも、何処か久々のように思うのも無理からぬ事だった。 殺し合いの場で、自分は何をやっているのだ、という焦りを覚えない事もないが、それでも数十分前よりはやや頭も冷えたさやかは、この出会いも悪くないものだった、と思う。 最初にさやかと出会った時、克己はさやかに、「生きてる癖に死人みたいな面してやがる」と言ったが、その克己がこうして褒めてくれる程になったのだから、事実克己との出会いはさやかの心にも僅かな変化を与えたのだろう。 心中の絶望や不安は未だ消えはしないが、それでも。 ◆ ゾンビ二人組との戦線から離脱したガイは、これ以上無意味な変身維持の為メダルを無駄に消費する事もあるまいと、アポロガイストへの変身を解除した。 全身を纏う太陽のオーラが消失した時、そこに居るのは大ショッカーの大幹部などではなく、白いスーツを着こなした壮年の紳士――その名をガイという――だった。 幸いにも、あのゾンビめらには変身後の姿しか見られてはいない。仮に今この姿を目撃されたとて、すぐにガイ=アポロガイストだと判断され襲われる事は無いだろう。 「やれやれ、ゾンビどもの相手など全くもって馬鹿馬鹿しいのだ」 誰にともなく独りごちるガイ。 ガイの能力は、相手の命の炎……即ち生命エネルギーを吸い取る事である。 例え奴らゾンビどもにガイの攻撃が効かぬとて、いざとなれば生命エネルギーを吸い取ってしまえば、ここまで追い込まれることなどは無かった筈なのだ。 が、ゾンビとはすなわち、死人だ。当然のように、死人に生命エネルギーなど存在する訳もない。 例え上手く立ち回り一方的に攻撃を続ける事が出来たとしても、その都度回復されるのではキリがない。それでも攻撃を繰り返せばいつかは、とも考えたが、相手は二人だ、そんな事をしていては、一人分のメダルしか持たぬガイの方が先に辟易してしまう。 この先いつまで続くかもわからないこの場で、あんな二人相手にメダルを切らしてしまうのは、馬鹿のする事だ。 ガイも馬鹿ではないのだから、それくらいの判断はついた。 それからややあって、風都の街を彷徨ったガイは、街の中心部からやや離れた位置に存在する大豪邸の前で立ち止まった。 ガイの背よりもずっと高い巨大な門に、一軒家にしてはあまりにも広大過ぎる庭園。その奥に聳えるのは、やはり家というには大き過ぎる、ともすれば何処ぞの博物館のようにも見える洋館だった。 ほう、と一言呟いたガイは、その場でデイバッグを漁り地図を確認する。目印は、ガイの背景に聳える、周囲のどの高層ビルよりも高く巨大な風車の塔――風都タワー。 そうなると、ガイが今目にして居る大豪邸は、恐らく……地図で見る限り、風都タワーから見れば最も近い位置に点を打たれた施設、「園咲邸」という事になるのだろう。 「ふむ……一先ずここに留まり、情報を纏めるとするか」 疲労も溜まっている。休息は必要だった。 同時に、今はまず誰にも邪魔をされぬ一室で少し時間を取ってでも、頭の中の情報を整理するべきだとガイは考える。 状況は分からない事だらけだ、落ち着いて考えたい事は山ほどある。そもそも、一体何故大ショッカー大幹部たる自分がこのような殺し合いに参加させられているのか。このまま殺し合いに乗り続けるべきなのか、だとすれば、赤の陣営の参加者とは一時的にでも協力すべきなのか、それとも、殺し合い自体を否定すべきなのか。 ガイは、この場に転送されてからあのハーモニカの音色に誘われ奴らゾンビ二人を襲撃するまでの間に、ざっとではあるが名簿の確認をしていた。 その時点でガイが仲間と判断した人物は、ゴルゴムの世紀王――アポロガイストと同じ大幹部の一人――シャドームーンに変じる男、月影ノブヒコのみ。 正直言って、知らぬ名ばかりが六十以上も連ねられた名簿の中で、仲間と判断出来る者がたった一人しかいないというのは、あまりにも心細いものであった。 故にこそ、性急に対処策を考えねばなるまい。そう思い、地図をデイバッグに姉妹込んだガイは、園咲邸の庭園へと一歩を踏み入れた――その時だった。 「待って下さい」 いざ先へ進もうとしたガイの背後から聞こえる声。 棒読み、と云う訳でもなく、声自体にまるで抑揚が感じられない男の声だった。 「貴様……何奴!」 いつでもアポロチェンジ出来るように身構え、警戒心を隠しもせずに振り向く。 刹那、ガイの視界に入ったのは、ガイよりも十メートルほど後方で直立する一人の男。 男はガイと同じく白いスーツに身を包んでは居るが――その身体は、一目見ても分かる程に、びしょ濡れだった。 しとどに濡れた髪をオールバックに撫でつけた男の顔色は、蒼白。 まるで顔から表情が抜け落ちたような……とても生者とは思えぬ程の無表情で、男は瞬きすらもせずにガイを見据える。 男は何も言わない。 ただガイを認識すると、手にしていたデイバッグを、ぼとりと取り落とした。 落としたデイバッグには目もくれず、男はいつの間にかその手に握られていた銀色のバックルをちらりと掲げると、それを――憎き仮面ライダーディケイドがそうするように――腰に当てがった。 バックルそのものがベルトを生成し、男の腰に装着される。 もしや何処かの世界の仮面ライダーかと警戒するガイに、男は何の感情も乗らぬ声で、 「赤、ですね」 一言だけ、ぽつりと告げた。 まるで迷いなく、ともすれば人形のように、男はやおら長方形の小さな箱を取り出した。 黄金で彩られたそれは、ガイの知る限りで言うなら、USBメモリによく似ているように見える。ただ少し違うのは、USBメモリ全体を、毒々しい印象の白骨のレリーフが覆っている、という事だろうか。 ――UTOPIA!!―― 男が手にした金のメモリが、野太い叫びを轟かせる。 先程のゾンビとの戦いでも一度耳にした、やけに耳に残る声だった。 男の手をすり抜けた金のメモリは、ただ重力に引かれて地へと落下し――腰に装着された銀のベルトの中心に穿たれた穴へと吸い込まれてゆく。 メモリがベルトの中へと吸い込まれたその刹那、男の身体は蒼の炎に覆い隠され、決して屈強には見えぬその身体を作り変える。 ガイの目の前に居る男は、最早白服の男などではない。 そこに居るのは、黄金の鎧とマントを身に纏った見まごう事なき“怪人”だった。 【一日目-日中】 【G-5/風都 園咲邸正門前】 【アポロガイスト@仮面ライダーディケイド】 【所属】赤 【状態】疲労(小) 【首輪】80枚 0枚 【装備】 【道具】基本支給品、ランダム支給品1~3 【思考・状況】 基本:参加者の命の炎を吸いながら生き残る。 1.黄金の怪人……!? 2.まさかこの殺し合いは、ゾンビだらけなのか……!? 【備考】 ※参戦時期は少なくともスーパーアポロガイストになるよりも前です。 ※アポロガイストの各武装は変身すれば現れます。 【加頭順@仮面ライダーW】 【所属】青 【状態】健康、ずぶ濡れ 【首輪】84枚:0枚 【装備】ユートピアメモリ+ガイアドライバー@仮面ライダーW 【道具】基本支給品、ランダム支給品1~3 【思考・状況】 基本:園崎冴子への愛を証明する。そのために彼女を優勝させる。 1.目的の為、目の前の赤陣営(=アポロガイスト)を排除する。 2.1が終われば、園咲邸へと向かい、服を着替える。 3.参加者達から“希望”を奪い、力を溜める。 【備考】 ※参戦時期は園咲冴子への告白後です。 ※回復には酵素の代わりにメダルを消費します。 NEXT Uの目指す場所/ボーダー・オブ・ライフ(後編)
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「いくら素晴らしいメモリでも、しょせん使う奴が虫けらでは意味がない!」 【名前】 ウェザー・ドーパント 【読み方】 うぇざー・どーぱんと 【声/俳優】 檀臣幸 【スーツ】 渡辺淳 【登場作品】 仮面ライダーW など 【分類】 ドーパント 【メモリ】 ウェザーメモリ 【綴り】 WEATHER 【頭文字デザイン】 日差し、雨、雷、竜巻(W) 【モチーフ】 風神、雷神、龍、侍 【生体コネクタ位置】 耳(もしくは右こめかみ) 【仮面ライダーW】 「ウェザー(気象)」のガイアメモリで、井坂内科医院の院長を務める開業医・井坂深紅郎が変身した幹部級ドーパント。 園咲家のゴールドのメモリに匹敵するほどの力を有し、流通されていないシルバーのガイアメモリを用いる。 劇中の時間より1年前、風都で発生した連続殺人事件の真犯人で、照井竜の両親などを殺害した「風都連続凍結事件」の他にも感電死や溺死など多くの連続殺人を引き起こしていた凶悪な人物。 園咲家にも「ガイアメモリが生み出した突然変異の化物」と呼ばれる程の恐ろしい力を有し、メモリ自体に井坂本人が改良を重ねた結果他のメモリの力を飲み込んで自分のものに出来るまでになった。 井坂の体には7つの生体コネクタが刻まれ、反動によるものか異常なまでの食欲を有する。 本人曰く「命を奪う程強力なメモリを我が身に挿す事だけが楽しみ」と話し、ウェザーのメモリ自体「気象」を司るメモリで、単体で多くの攻撃方法を持つ。 ウェザーの能力として確認されたのは以下の通り。 霧を発生させる。 超低温を生み出し凍結させる。 竜巻を生み出す。 超高熱を放出する(触れた対象を高温化させるという方法をよく用いる)。 雲を作り出して目晦ましに用いる。 雷を放射する(掌から放出したり上空から落雷させるパターンがある)。 雷神の太鼓を模した武器・ウェザーマインを鞭のように操る。 雨を降らせる。 虹のような光線を発射する。 第35話では雨を降らせる範囲を限定して相手を水没させたり、対象の周囲に雷雲を発生させ拘束したりと更に強力な技を使用。 驚異的な攻撃性能はダブルとアクセルと同時に戦っても余裕で追い詰める程。 「君たち1人ずつでは私には勝てない」と自身は語り、実際にダブルファングジョーカーとアクセルが同時に攻撃しようやく互角となる程。 また、「ガイアドライバー」を使う事を嫌悪、「直挿しにこそ意味がある」としている。 ドライバーを使って変身する仮面ライダーを「青臭いドライバー使い」と蔑んでいた。 信念は後に冴子もナスカメモリを「直挿し」を行いレベル2を超えたレベル3の「Rナスカ・ドーパント」となった事で受け継がれている。 インビジブルメモリを手に入れ損なってから仮面ライダーに激しい憎しみを持つようになり、同時に目的のテラーのメモリを手に入れるべく、ケツァルコアトルスメモリを園咲家から盗み出し、最強の力を手に入れようと目論んだ。 テラー・ドーパント相手に園咲冴子(タブー・ドーパント)と共にミュージアムから離反し、ケツァルコアトルスの過剰適合者・凪という女性に打ち込んだコネクタを完成させようとしたが、トライアルメモリの力を使いこなしたアクセルトライアルの「マシンガンスパイク」を受けメモリブレイクされた。 その直後、メモリを複数かつ、過剰に使用した代償として全身に出現したコネクタに身体を蝕まれ消滅する、という悪魔に相応しい最期を遂げた。 元々は真面目な人物だったのだが、自身がどんな意味をもって生まれたのかわからず、意味を探すのに医者になったが理解できずに自暴自棄となっていた過去がある。 その時、テラー・ドーパントのメモリの力を使う琉兵衛の姿を目の当たりにし、力に魅入られガイアメモリの力を求めるようになっていった。実は井坂医師がこれほどまでに強力なメモリを手に入れられたのは「シュラウド」がウェザーメモリを直接手渡していたという事が第43話にて判明、結果として井坂は強力すぎるウェザーメモリの力に飲み込まれ暴走して、多くの犠牲者を出す事になる。シュラウドも全く予想していなかった事態で、口に出さずとも責任を感じており照井竜に謝罪している。 作中では度々ガイアメモリに自分で加工を行っている様子(インビジブルメモリに抜けなくなるよう細工したり、ケツァルコアトルスメモリの内部基盤だけを複製したり)があり、技術者としても優れている模様。 初登場はライアー・ドーパントが登場した回、ライアーの攻撃で負傷した女性を治療する医者としてだった。 以前にウェザーメモリをもつ人物がピアノを弾いていたり、メモリを起動させる手元部分が写った事はあったが全体像が映っていなかった(照井竜達に正体が露見した後は連続殺人犯として指名手配されたらしく、病院を閉業し園咲家にゲスト扱いで匿われていた。)。 ネットムービーでは「ドーパント専門の診療室」を開設、色々なドーパントから相談を受けているが、自身がドーパントに対して偏執的な興味を持っている故に治療の一環とは到底思えない様な危ない言動が多く、本編以上に変質者じみたキャラクターとなっている。 「霧彦の部屋」では故人として園咲霧彦と共演した。 【スーパーヒーロー大戦】 大ショッカーの大幹部として登場。 【スーパーヒーロー大戦GP】 ショッカーの幹部怪人として登場。 ライダー達と交戦、最期はV3の「V3キック」を受け爆散した。 【余談】 インタビューによると、同時期に放送した番組が共闘して戦う案があり、その戦いの際の相手にするため、「ドーパント」で、なおかつ「侍」がモチーフだったことから選ばれたとされている。 CJXが初登場したエピソードのゾーン・ドーパントに変身する女性・有馬鈴子役の魏涼子氏と井坂医師を演じる檀臣幸氏は実際の夫婦で、共演はしなかったものの第32話では同じ放送回に登場(ネットムービーの「ドーパント開業医 井坂深紅郎」では両者が登場し共演、「霧彦の部屋」では夫婦共演がネタにされる。)。 演じる檀臣幸氏は2013年に亡くなり、平成仮面ライダーシリーズでは最初で最後の出演となった。
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スピリチアダンスについて 簡単なあらすじ: 愛鳴之藩国の人身売買組織にさらわれて、鍋の国で食べられて死んだ八重咲桜子のPC。 そして違法な五感投入をしていたため、PCが死んだ影響で植物人間となった八重咲桜子の本体だが、PCのほうは何故かセプテントリオンとしてニューワールドで活動しているのが目撃されている。これについてオタポンは、八重咲桜子の(PC)のアカウントをハックしたという可能性はないとのこと。クーリンガンが死んだ八重咲桜子(PC)をゾンビとして操っているという可能性が高く、また、植物人間状態だった八重咲桜子(本体)の身体が処分されたという情報も。そして、ニューワールドでソンビ化して活動していると思われる件について蛇神様に相談を行ったところ、八重咲桜子は生きているということが明らかに。そもそも鍋の国では(食べられないので)死んでいなかった模様? 八重咲桜子(PC or セプ?) 八重咲桜子(本体) 知恵者 七海 八重咲太一 知恵者 植物人間状態だった 口裏は合わせていない 七海 アカウントハックされてる? 植物人間だったが死んだ 口裏は合わせていない 弟は引き取った オタポン ハック× クーリンガンが操作? セプと取引したりはしない 第五世界のは(多分)偽者 蛇神様 八重咲桜子は生きている 情報 そもそも死んでない /*/ 戯言屋:「それで、八重咲さんの件なのですが、その、どうでしたか? あちらの八重咲さんの様子は……」 知恵者:「一応、保存はされている。植物状態だな」 知恵者:「おそらく、感覚投入が急に喪失した事による意識不明だろう」 戯言屋:「こちらで酷い目にあって、その五感をそのままあちらで受け止めたので、そのショックで植物人間になった、とは違うんですか?」 知恵者:「アイドレスはそう言う場合、信号を強制カットする」 /*/ 芝村 > で、ニャンキーズ級には鍋の国で食べた有名人の名前が入る予定だよ (3/1-23 15 12) 芝村 > だからまあ、たかとも喰われれば、藤崎いやがっても名前乗るぜ。 (3/1-23 15 41) 芝村 > で、栄えある第一号艦は桜子になる予定だぜ。鍋の国はいいことしたと喜んでる (3/1-23 17 57) 芝村 > 第二号艦はトラオ、第三号はレディ・・・ (3/1-23 19 31) 芝村 > もちろん、うまかった順にならべるだろ。鍋の国の良識に照らして。 (3/1-23 21 45) /*/ 戯言屋:<八重咲さんとセプテントリオンとで、何か繋がりなどはご存知ありませんか?> otapon:直接の繋がりはない。まあ、親戚、くらいだな。 戯言屋:<親戚ですか。誰の親戚かというのは分かりますか?> otapon:父方が大幹部の家系らしい。ブランカ、というそうだ。 戯言屋:<なるほど。ではここからは推理になりますが、親戚なので八重咲さんを復活させた、という線が高そうですよね。どうでしょうか> otapon:それが金にならなきゃ、やらない。やつらはそういう人種だ。 戯言屋:<その代わりに、セプテントリオンとして動いて貰っている、というのではどうでしょうか> otapon:その線はないなあ。お前さんは知らないかもしれないが、あのお子ちゃまは取引するような玉じゃない。 戯言屋:<なるほど。では、復活させられて何らかの脅迫を受けた、というのは?> 戯言屋:<誰かが人質になっているとか。そういう情報は知りませんか?> otapon:脅迫されるかね……あいつらは糞の先まで愛国者で軍人だぜ。 otapon:その線はない。あればやつらは軍事行動で解決するだろう。リアルでもな。 /*/ 戯言屋:「MAKIにも連絡はしたのですが、八重咲さんのPCがニューワールドで動いています。何か知っていたら教えて下さい」 七海:「それ、本人じゃないよ。たぶん、アカウントハック」 刀岐乃:「別人が乗っ取ってる、ってこと?」 七海:「うん。見つけたら殺すつもり」 戯言屋:「PCについては鍋の国で破壊されていたと思うのですが、そのあたりでは何か知っていますか」 七海:「わからない」 戯言屋:「なるほど。では、とりあえず八重咲さんのPCは復活して、誰かに動かされている、というわけですね」 七海:「うん」 刀岐乃:「アカウントハックなら、どうにかして情報戦で居場所割り出したり、ハックに介入とかできないのかな」 刀岐乃:「オタポンさん、その辺どうですか?」 otapon:情報戦で俺たちを出し抜くのは無理だ otapon:たぶん、違うぜ 刀岐乃:「アカウントハックでは、ないと?」 戯言屋:「ということは、やはり時期的に見てクーリンガンですか……」 刀岐乃: 「じゃあ、もしかして。前に黒埼さんがクーリンガンに体を乗っ取られたことがあったんですが、そっちなのかな」 otapon:たぶんな。 戯言屋:「違法接続していた状態でPCが死んだショックで植物人間状態になったんですよね?」 七海:「うん」 戯言屋:「感覚投入していて。だから、PCを再び接続させれば、とか考えていたんですが……」 七海:「もう。体は処分、しちゃったよ。3年前かな」 戯言屋:「八重咲さんが植物人間状態になって、3年が経過してたんですか?」 七海:「うん」 戯言屋:「そうだ七海ちゃん。太一君はどうしたんですか?」 七海:「……弟できたんだ」「ぼくに」 /*/ 蛇神様の手紙:桜子お嬢ちゃんは死んでないで。まあ、恋のきったはったは専門外や。がんばれー。カカカ /*/ f:アイドレスでもリアルでも八重咲桜子は死んだが、蛇神様は生きていると言った=側面:どちらか、或いは両方で死が偽装された。 通らない。 f:死は偽装されていない=側面:死んだ上でどこかに存在できる方法がある。 通らない。 f:死は偽装されていない=側面:そもそも最初の死んだという情報から嘘なので、死を偽装する必要さえない。 通った。 f:そもそも死んだという情報が嘘=側面:知恵者や七海ちゃんは口裏を合わせている。 通らない。 f:そもそも死んでいない=側面:八重咲桜子が死んだように戯言屋に思わせる必要があった。 通らない。 戯言屋:芝村:死体は見つかってない。出荷記録と。販売記録と、食べた記録はある。 戯言屋:この資料を見直して、何かおかしいところはないか考えてみます。 芝村:死体はないからあくまで推測だな。 戯言屋:ああ、なるほど。データのほうが曖昧だったという感じですか。 芝村:そもそもリアルボディではないから食べられないだろう。 /*/