約 7,211 件
https://w.atwiki.jp/touhou/pages/292.html
20の扉 過去問集 104スレ目 一部の問題は【妖々亀Ph?】を参照。 恐怖すら幻想のかなた 104スレ目928~981 A「この前、外界人にあった時驚かせようと”私は人間じゃなくてBなんだよ” って言ったんだけど全然怖がらなかったのはなんで?」 Aは誰で、Bは何で、怖がらなかった理由は何でしょう 解答を表示 萃香「何でもその外界人が言うには、 ”この世で一番怖いものは人間、だから鬼は怖いとは思わない” だってさ、外の世界は人間の方が怖いんだねえ…」 Aは萃香、Bは鬼、理由は人間の方が怖いと思っているからでした トリップは#この世で一番怖いもの です ご参加ありがとうございました
https://w.atwiki.jp/loveyan/pages/26.html
概要 アストロ娘では、一般資源の「ゴールド」「鉱物」と 重要資源の「コスメント」「暗黒物質」といった資源が存在します。 この各資源は施設や艦隊の開発・強化・維持のための費用としての一般的な利用、 また特定の分野における研究・開発を行うために必要とする特殊なものもあります。 ここではその各資源に関する入手手段や使用用途をさらっとご紹介します。 資源の種類 ゴールド ゴールドは、惑星の施設建設・艦隊生産・強化・研究・開発などすべての国家運営に必要となる資源です。 惑星の住居施設をアップグレードすることによって収入量を増やすことができる他、戦闘勝利時にも獲得できます。 鉱物 鉱物は、ゴールドと同様にすべての運営において必要な資源です。 こちらは惑星の採鉱施設のアップグレードにより生産量を増やすことができます。戦闘でも獲得が可能です。 ゴールドと鉱物の所持量は1,000,000,000(10億)が上限で、それ以上には増えません。 暗黒物質 国家レベル30から参加できる「撃退任務」にて「外界艦隊」を撃破すると得ることができる特殊な資源です。 獲得できる量は外界艦隊に与えたダメージ量に比例します。 研究項目の「外界技術」を習得するために必要となります。 ※暗黒物質は外界艦隊の撃破以外に、ショップで購入する事も可能になりました。 コスメント コスメントはこのゲームにおいて最も重要な資源で、国家を強化していくためのあらゆる分野において大量に必要となります。 赤色の「ラオン」、緑色の「セクチュム」、白色の「ニューゼン」と3種類存在します。 主な入手方法・用途は以下の通りです。 <入手手段> ①戦争で入手 戦争で敵艦隊に勝利する事により、戦争中の対象コスメントが直接入手できます。 「星マーク」が付いている相手に勝利すると獲得できるコスメントが2倍になります。 ②戦争勝利後の採掘収入 戦争で所属している勢力側(テラ・ネオス)が勝利すると、 そこから48時間の間、対象となった種類のコスメントを採掘することが可能となり、 「保有惑星の元素加工施設の合計レベル」に比例したコスメント収入を得ることが出来ます。 ③アストロリーグで入手 国家レベル50から参加可能なアストロリーグにおいて、 そこでの戦闘により獲得した勝利メダルの数に応じたコスメントが、ラウンド終了ごとに報酬として支給されます。 支給されるコスメントの量は「階級ごとの基本値(500~1500)×勝利メダル数」で、3種類すべて貰うことができます。 リーグ戦は1ラウンド一週間で行われます。週に一回まとまった量のコスメントが得られる数少ない機会になるので、 参加可能であれば最終的な順位にかかわらず積極的に戦闘を行うのがオススメです。 ④ショップで購入 ショップでクリスタルと引き換えにコスメントを購入することができます。 ここで一度に購入出来るコスメントの量は、元素加工施設のレベル合計が高くなるほど上乗せされるので、 「購入する時だけ英雄のスキルを底上げして一時的に元素加工施設のレベルを上げる」といったやり方で 同じ金額でも少し多めにコスメントを入手する事が可能です。 ⑤アイテムカプセルから入手 戦争の「名誉物資支援所」、イベントアイテムの「名誉勲章」、 クリスタルで購入する「アイテムパック」、同盟からのプレゼント、惑星視察などで得られる 「コスメントカプセル」を使用することで、コスメントを入手することができます。 一個のカプセルには400~10,000のコスメントが入っており、 使用すると「表記分+0~20%の上乗せ分」の量が得られます。 <コスメントの用途> ①惑星の占領 新たに惑星を保有するためには探査で発見するだけではなく、その後「占領」を完了しなければ保有できません。 占領はひとつの惑星につき計10回実行する必要があり、その都度AP・ゴールド・鉱物・コスメントを消費します。 ②兵器開発・艦隊開発・外界技術 より強力な装備などを開発したい場合には、研究力が規定値に達したうえでゴールド・鉱物・コスメントが必要になります。 その中でも特にコスメントの消費量は段階が進むごとに大きく跳ね上がっていきます。 また、「外界技術」を習得する場合は上記の資源に加えて「暗黒物質」が必要です。 各分野の開発で製作可能な装備は非常に多岐に渡り、 すべての開発を完了させるとなると途方も無い量の資源を消費する形になるので 無制限に課金する場合を除き、本当に必要なものなのか、しっかりと厳選して開発を進めることが重要となります。 ③ハイパー研究所の建設・研究 国家レベルが100になると実行が可能になる「ハイパー研究所」の建設には、 膨大な量のコスメントを含む各資源が必要です。 また、建設後も艦体や装備を開発するのに必要な「ハイパー知識」を貯めるために コスメントを継続的に消費していく事となります。 以上がこのゲームにおいて「資源」と呼ばれるものになります。 説明の長さで分かる通り、国家の強化を進めて行くうえで一番重要な資源はコスメントです。 消費量の多さに対してまとまった量を入手するのが容易ではないので、積極的に貯めていく必要があります。 計画的に、効率良く使っていきましょう。
https://w.atwiki.jp/bokuserve/pages/2854.html
『竜宮霊亀(タスケタカメニ・ツレラレテ)』 (浦島太郎) ランク:A+ 種別:結界宝具 レンジ:0~20 最大補足:300人 浦島太郎を背に乗せて、竜宮城まで連れて行ったとされる亀。 その正体は、甲羅の上に蓬莱山を聳えさせるという伝説の聖獣、霊亀である。 背上に展開された蓬莱山竜宮城内と外界との時間軸を遮断することで、あらゆる攻撃を寄せ付けない鉄壁の守りを可能とする。 攻撃された時点と、そこに霊亀がいた時点が異なることになるため、その攻撃は決して当たらないということである。 また、時間軸の操作により、未来の光景を竜宮城内で得ることができる。いわば、未来予知の能力を有する。 当然のことながら、この効果が発動している間は内部からの攻撃も外界には届かなくなってしまう。
https://w.atwiki.jp/sma11w0r1d/
『外界で縁のあったモノの事は忘れるべし ここがお前らの"全テ"なのだからな ―― 統括者 サカガキ』 こちらはtwitter限定R-18企画『strhateyse~統括者サカガキの小さな世界~』のまとめwikiになります 主なまとめ内容は次の通りです 企画趣旨 参加条件 各種様式 キャラクター紹介 開催イベント 随時更新していきます また性的表現を含む記述については外部ツールを用います このwikiから別サイトに飛ぶこともありますのでご了承ください wikiに関してのお問い合わせは公式ツイッターアカウント(@sma11w0r1d)にお問い合わせください 政府の意図は? 外界と隔絶された参加者たちの運命は? アナタがこの共同生活で見出すのは友情それとも愛情?
https://w.atwiki.jp/dqff1st/pages/477.html
───それは突然始まった。 大地は揺れ、天は割け。 異様な空気があたりに漂う。 いつの間にか帝国領は完全に外界からの接点を断たれた。 辺りを包むのは虚無。 深淵なる闇。 如何なる手段を持っていても見通せない闇の中で崩壊は始まる。 ベクタの城が崩壊する。 まるで玩具のように。 大地が裂ける。 まるで紙切れのように。 取り残された動物たちの悲鳴が聞こえる。 まるで終焉の詩の詠っているように。 外界から見ることができるならば…まるでディオラマが無残にも壊されていくような。 そんな崩壊であった。 無の中へ、また一つ、世界は落ちた。 【帝国領:消失】 ←PREV INDEX NEXT→ロンダルキア編
https://w.atwiki.jp/tohofight/pages/1898.html
文「今回は外界より秘封倶楽部のお二人を招いての東方ファイトです。 が、まだファイトの準備に時間がかかりそうなので、お茶でも飲んでお待ちください」 霊夢「準備終わってから呼びなさいよ(ズゾゾ」 紫「そんなに準備が必要なファイトなの?対決内容は何なのかしら(モグモグ」 蓮子「天然もののお茶ってこんなに濃厚な味がするのね(コクン」 メリー「あ、このお茶菓子おいしい(パクパク」 文「…ふっふっふ、準備完了です♪」 四人『え?』 文「実はですね、先ほど皆さんに振舞ったお茶やお茶菓子には、信頼と実績の八意製惚れ薬が混入してあるのです! そう、今回の対決内容はバカップルNo.1決定戦!」 霊夢「はぁ!?」 文「さぁ思う存分イチャついていただきましょう!よりだだ甘い空気をかもし出した方の勝利です!」 メリー「そういうことなら仕方ないわね。さぁ蓮子ちゅっちゅしましょ♪」 蓮子「え、そんなこと言われても…でも体がなんだか熱い…」 文「あやややや、外界のお二人は積極的ですね。霊夢さんと紫さんにも頑張ってほしいものです。 そうすれば今度の新聞大会は私のものですハァハ(夢想天生」 霊夢「お茶に変なもん混ぜんな」 紫「…出てきなさい、八意永琳」 霊夢「え?」 永琳「あら、やっぱりばれちゃった?」 紫「当然よ」 霊夢「どういうことよ紫?」 紫「分からないかしら?こいつがこの鴉天狗に渡したのは惚れ薬じゃなくて薬効のない偽薬よ。 その証拠にあなたの体になにもおかしな変化は起こってないでしょう?」 永琳「そういうことよ。外界から来たお二人は見事に引っかかったみたいだけど」 霊夢「…なるほどね。それでお茶の味に違和感を感じなかったのね」 メリー「あ、いや、その、えと(真っ赤)」 蓮子「理系なのにプラシーボ効果に騙されちゃった…(真っ赤)」 結果:偽薬に騙された蓮子・メリー組の勝利
https://w.atwiki.jp/loveyan/pages/22.html
研究概要 プレイヤーは国家運営を支える基盤として各分野の研究を進めることにより、 武器・装備・艦体の開発や強化、生産基盤となる惑星施設の強化などを行うことができます。 研究は大きく3つのカテゴリに分かれ、そこから派生する8つの項目において 研究条件を満たしている範囲で自由に研究・開発を進めることができます。 それぞれの研究開発を進めるためには一定量の「研究力」「ゴールド」「鉱物」「コスメント」「AP」「暗黒物質」 などが必要になります。 研究は、「技術開発」「基礎科学」「ハイパー研究所」の3つのカテゴリに分かれています。 「技術開発」は、主に武器・装備・艦隊などの研究を進めて新しいものを開発していく項目で、 「基礎科学」は、艦体・武器・施設それぞれの性能をベースの部分で強化することにより、 全体的な能力の底上げを図るための研究項目です。 「ハイパー研究所」は新しく追加されたコンテンツで、 既存の技術を進化させたハイパー技術により強力な艦体や武器を開発出来ますが、 研究に漕ぎつけるまでには膨大な資源と時間が必要になります。 このページでは上記8種の項目について、さらっと軽く解説していきます。 各研究分野の詳しい内容については攻略情報にある研究の項目にそれぞれ載せていますので、そちらをご参考下さい。 ①技術開発 技術開発のカテゴリには4つの研究項目があります。 【兵器開発】 兵器開発では4種類の基本武器(ビーム・ミサイル・戦闘艇・キャノン)を開発できます。 新たな武器を開発するためには一定量の資源と研究力が必要になります。 【艦隊開発】 艦隊開発では4種類の艦体(デストロイヤー・クルーザー・バトルシップ・マザーシップ)を開発する事ができます。 また、艦体の性能を向上させる装備であるエンジン・アーマー・特殊装置もここで開発が可能です。 【フォーメーション開発】 フォーメーション開発では9種類の戦闘陣形を開発できます。 陣形は出撃した艦隊の性能の一部を向上または低下させ、その戦闘を有利に進められるよう設定するものです。 【外界技術】 外界技術は、外界艦隊を撃退時に一定の確率で獲得できる特殊なキューブを使用して研究することが可能です。 「武器」と「特殊装置」で構成されており、特定の状況下において非常に優れた性能を発揮します。 通常の兵器開発とは違い、研究のためにはその装備に対応したキューブと外界艦隊を倒すことで得られる暗黒物質が必要です。 ②基礎科学 基礎科学は「建物」「武器」「艦隊」の性能を直接向上させることができる研究です。 ここで向上させた性能は、対応した施設・武器・艦隊のすべてに影響を及ぼします。 基礎科学には3つの項目があり、それぞれ最大60レベルまで強化することができます。 【建物強化】 ここでは惑星にある各施設の性能を、施設のアップグレードとは別に底上げして強化する事ができます。 また、その中の「建設コスト減少」は惑星施設のアップグレードを実行する際のコストを減らすことが可能です。 ここで強化された性能は、保有しているすべての惑星施設において影響を与えます。 【武器強化】 各種武器の性能を向上させる事が出来る項目です。 通常・外界武器問わずそれぞれの種類に対応した武器全てに影響があります。 【艦隊強化】 艦隊の性能を直接向上させる事が出来ます。 開発の進行度に拘わらず、搭乗したすべての艦隊に対して影響があります。 「速度」は強化した分「回避」の数値が上昇します。 ③ハイパー研究所 ハイパー研究所は通常の開発とは異なり、最初に研究所の開発を完了させないと研究を行うことが出来ません。 このハイパー研究所を開発するための前提条件として、 国家レベルが100になっている必要があるので、こちらは上級者向けのコンテンツとなっています。 現在は艦体と特殊装置の開発が可能です。
https://w.atwiki.jp/narikirikikaku/pages/24.html
【 Capacity 】 [統率:7][武力:0][知力:7+3][交渉:5][幸運:1] 【Benefits】:知力判定+3 【RP】:45 【SP】:4 【 Remarks 】 皇国の片隅に在るユークリッド村の出身 "主"出現までは発動までに掛かる過程、時間から軽視されていた召喚術の使い手 外界と大陸が隔てられてから皇国より声が掛かり 現在は皇国の客分術師&上級仕官待遇で迎えられている その理由とは皇国が研究している外界からの"勇者"召喚技術の専任研究者としての地位の為 更に技術者としての知識も有するのも一助となっている 本人は"主"の為に召喚術の研究が阻害されているのもあり "主"による世界分断を元に戻したいと考えている
https://w.atwiki.jp/kata-niho/pages/738.html
原語 ecology 和訳 その他の品詞 環境的、社会的、低負担の、低燃費の、低電力の、省電力の、省力、経済的、安い、節約的、倹約的、約やか 漢字一字 安、節、約、倹 やまとことば つづまやか(約やか)、つまし(儉)、すくなし(少) 備考欄 辞書 説明 廣辭林新訂版 (無記載) 新訂大言海 (無記載) 角川国語辞典新版 (無記載) 大英和辭典 〔名〕[一]【理】有機體ト外界トノ關係ヲ硏究スル生物學ノ分科.[二]【植】植物ト外界トノ關係ヲ硏究スル植物學ノ分科. 略称 エコ 大英和辭典には名詞のみで形容詞が無い。 同義等式 原語単位 ecology=生態学 カタカナ語単位 エコロジー=環境的 附箋:E エ 英語
https://w.atwiki.jp/toho_yandere/pages/744.html
「本当に行っちゃうの○○?」 「はい、自分という存在を見つめ直したくなりまして。」 俺は今、こちらの世界に別れを告げるべく博麗神社に来ている。 いや、実際はそんなに格好のいいものじゃなく、幻想郷から尻尾を巻いて逃げ出すのだ。 「短い間だったけど寂しくなるわね、でも本当にいいの?」 「そうですよ、今からでも思い直してこっちに残って一緒に暮らしませんか?」 「魅力的な提案だとは思いますが、いつまでもご好意に甘えるわけにもいきませんし、やっぱり自分は向こうへ帰ります」 幻想郷へやってきて数年、迷い込んですぐに運よくたどり着いた守矢神社に身を寄せて暮らしてきたがそれも今日まで。 3人ともわざわざ向こうの神社を空けてまで自分の見送りのために来てくれたのだ。 「そう、決意は固いみたいね、2人とも、最後くらい気持ちよく見送ってあげなさい。」 「すいません、自分なんかの事を最後まで気にかけていただいて。」 「あんたたち、話し込むのもいいけど結界を開け続けているこっちの身にもなってくれないかしら?」 別れの挨拶をしていると霊夢さんがひどく面倒くさそうに声をかけてきた 「あんたも帰る気があるならさっさと来てくれない、私も暇じゃないのよ。」 語気荒くそう言われたので自分も急いで結界の方へ向かった 「それじゃあ、今までお世話になりました。」 最後にそう言って外界との境界を越えようと足を踏み出そうとした時だった 「○○!」 「……何ですか諏訪子様?」 ここにいる2柱のうちの1柱、そして自分の想い人でもあった神、諏訪子に呼び止められた 「本当に、本当に行っちゃうの?私が○○に好きって言った時、自分も好きだって言ってくれたのに……私を置いて帰っちゃうの?ねぇ、答えてよ○○!」 「えぇ、俺はあなたを置いて外界に帰ります、その方がお互いのためだと思うんです。諏訪子様も俺に告白する時に仰っていたじゃないですか、『私は神であなたは人間だけど』って。」 たしかに自分は彼女と想いを通わせた、それは嬉しくもあったが同時に来る悲しみの方が強かった。 彼女は見た目こそ少女のようだが実際は土着神の頂点に君臨する神。 一方自分はどこにでもいる一介の人間に過ぎない。 身分違いの恋なんて言葉があるがそれは人間の作り出した人間としての身分が違うだけの恋だ。 自分と諏訪子の場合は人と神、そんな言葉で越えられる程、その身分の差は狭くなかった。 彼女と出会ったのが知識と科学に溢れる外界であったなら、あるいは神という存在を信じず彼女をあくまで人間として捉え愛することもできたかもしれない。 しかしここは幻想郷、人もいれば妖怪もいる、そして神も。 ここでは外界の人間の常識など通用しない、妖怪の存在も、神の存在も認めずにはいられない。 彼女は神だ、人間の自分では不釣合いにも程がある。 人間としての常識が抜けない自分には神に婿入りする程の度胸も無い、だから外界に逃げるのだ。 「諏訪子様、あなたは神で俺は人間です。あなたの横に並び立つ度胸もないちっぽけな人間です。どうか、俺のことは忘れてください。それじゃあ……」 振り返り、諏訪子を見据えて言葉を交わしたのもここまで。 今度こそ俺は外界への境界に足を踏み出し、そして越えた。 気がついたときには自分は懐かしき自宅の前にいた。 数年ぶりに見る我が家の扉を開け、居間に入るとそこには長い間顔を合わせなかった両親の姿があった。 両親は、一瞬何が起きたかわからないような表情をしていたが自分が帰ってきたと気づくと涙を流してこちらに来た 今までどこに居たんだ馬鹿息子とか、心配ばっかりかける奴だとか怒られてばかりだったが今はそれすらも懐かしく思えてくる どうやらこちらでは自分は失踪後そのまま死んでしまったことになっていたらしい。 何はともあれ死んでいたと思っていた息子の帰宅に両親は大喜びで迎えてくれた。 帰った日は両親が無事を祝って簡単なお祝いをしてくれたりしたが、その後は死亡届を撤回したり休学していた学校に復学したり、また平凡な日常が始まろうとしていた。 一方、○○が外界へ帰った後の幻想郷はと言えば特に変化もなく平常そのものであった。 守矢神社を除いては。 数年とはいえ○○が暮らしていたここだけは重苦しい空気が漂っていた。 「神奈子様、その……あれから諏訪子様が部屋に閉じこもりっきりなんですが。」 「無理もないわ、想い人に神であることを理由に別れを告げられたのですもの、私だって同じ境遇だったら塞ぎ込むわ。」 「でも、諏訪子様は神様だったから別れることになったんですよね?それじゃあ私だったら」 「早苗、あなたも○○に多少好意を持っていたのは気づいてたけど、ここで滅多なことは口にしないほうがいいわよ。」 「え?」 そう言うと天井をペタペタと何かが跳ねていく音がした。 「こればっかりは諏訪子自身の問題だもの、私たちは見守るしかないわ」 「○○……○○……○○……」 部屋の中、私は何日も考えた、考え続けた、一体どこで歯車が狂い始めたのか。 一体何が私と彼の間を引き裂いたのか。 最初からわかっていた、しかし認めたくはなかった。 それを認めたら私という存在がなくなってしまうような気がしたから。 それでも私は考え続けた、どうすれば彼と私の間を取り持てるのか、どうすれば彼と一緒になれたのか…。 早苗も○○に好意を持っていたことくらい気づいていたが、居間の天井に放っていた蛙が面白いことを聞いてきた。 早苗なら…… そして気づいた。 早苗もたまにはいいことを言うものだ。 「諏訪子……諏訪子……諏訪子……」 外界に帰って既に数日、幻想郷から逃げ出しておきながら、どうしても彼女が頭から離れなかった。 部屋の中、俺は何日も考えた、考え続けた、一体どこで歯車が狂い始めたのか。 一体何が自分と諏訪子の間を引き裂いたのか。 どうすれば諏訪子の隣に並び立つことが出来るのか。 可能だと言い切りたかった、でも言い切ることはできなかった。 人間である自分にそんなことはできないと本能が告げ続けていたから。 それでも俺は考え続けた、どうすれば自分と諏訪子の間を取り持てるのか、どうすれば諏訪子と一緒になれるのか。 そもそも、神とは何なのか。 そして気づいた。 ここは八百万の神が存在する国、日本。 神となったモノにも色々いると。 『なぁんだ、簡単なことじゃないか、私(俺)が人間(神)になればいいんだ。どれだけかかるかわからないけど、必ず会いに行く(戻る)から待っててね、○○(諏訪子)……』 そうと決まれば早速計画を行動に移そう。 まず私は、この部屋を出ることから始めた。 それからの私は○○が行ってしまったことからあたかも立ち直ったように振る舞い、信仰集めの日々に戻った。 といっても以前の私は信仰集めにそれほど積極的ではなく、神奈子と早苗に任せっきりだった節がある。 でもこの計画には多大なる信仰が必須だ、四の五の言ってはいられない。 「諏訪子様、本当にもう大丈夫なんですか?お部屋でもう少し療養なさっていても……」 「大丈夫だよ早苗、私だっていつまでも傷心に浸っているわけにもいかないからねー。そんなことより信仰集めだよ信仰集め!」 「まぁ諏訪子様がそう仰るなら…。それじゃあ神奈子様、私は諏訪子様と人里に信仰集めに行って来ますね。」 「いってらっしゃい。諏訪子、やるならちゃんとやりなさいよ。」 「わかってるわよ。さぁ早苗、同じ○○に逃げられた者同士頑張らなくっちゃね!」 「なっ、諏訪子様!?」 早苗と信仰集めをするのはその方が信仰の集まりもいいだろうと考える理由もあるが、早苗を監視するというのが理由の大半を占めている。 早苗の○○に対する好意がどれほどかは知らないが、私と同じように○○に好意を持っている。 つまり私にとって早苗は恋敵とも言える存在だ。 しかも早苗は現人神とはいえ種族は人間だ。 そう、神ではなく人間。 彼女は種族としては私より○○に近しい存在。 そこだけは早苗は私よりも一歩先んじている。 二人は私が○○の事を思い出しそうになるのを誤魔化すために信仰集めをしていると思っているようだが間違いだ。 私は片時だって○○のことを思い出さない時はない。 たとえ子孫や数千年を共に暮らす友人であろうと私と○○の恋路の邪魔はさせない。 人の恋路を邪魔するような奴は蛙に蹴られてしまえ。 この計画が成就した暁には私と早苗の間にあった種族のハンデはなくなる。 そうなれば、もう恐いものなど何も無い 「もう少しだけ待っててね、○○。きっと、きっとあなたと同じ人間になって迎えに行くから…」 最近諏訪子様の様子がおかしい。 ○○さんが外界に帰った数日後、突然部屋を出てきたかと思うと私の信仰集めを手伝うと言いはじめた。 どうやら失恋した傷心の気持ちを誤魔化すために信仰集めをしたいらしい。 ○○さんが外界に帰った原因の張本人が虫のいいことだ、出来ることなら断りたい。 でも信仰集めはこの神社の生命線、無下に扱うことも出来ない。 そこで表向きは傷心からの復帰を心配するように接し、共に信仰集めをすることにした。 人里での信仰集めの最中、顔を動かさず視線だけを諏訪子様の方へ向けると時折こちらを見ているようだ。 一体何のつもりなのだろう、私に何か言いたいことでもあるのだろうか。 恋愛というのは人間同士でこそ成り立つものだ、その辺を弁えず、分不相応にも告白なんてするから○○さんは外界に帰ってしまった…。 諏訪子様はその辺のことがわかっていなかったらしい。 まったく、人の恋路を邪魔するような神は奇跡のような不幸に会えばいいのに。 だが、そんな気分で日々を過ごすのも、もうしばらくの辛抱だ。 この2柱が私なしで信仰を維持できるようになったらすぐに迎えに行こう。 それまでは共に信仰を集めてあげるのが2柱への、せめてもの義理立てだ。 「ふふふ、待っていてくださいね○○さん。もう少しであなたにお似合いの相手が迎えに行きますから…」 近頃諏訪子の様子がおかしい。 惚れた相手に逃げられたのだから無理もないと言えばそれまでだが、部屋を出てきてからもどこか様子が変だ。 こっちに来てから今まで、信仰になんて大して興味を示さなかったのに突然早苗と一緒に信仰集めを始めだした。 失恋をして、それを思い出さないようにがむしゃらに何かに打ち込む気持ちはわからなくもないが、最近は姿を維持するのに必要な量以上に信仰の分配を求めるようになった。 そこに何の意図があるのか私には皆目検討もつかない、だが、あのどこか虚ろに見える目は前に見たことがある。 何千年も前に…… そういえば早苗もいくらか○○に好意を抱いていたらしく、○○が外界に帰ったのはショックだったようだ。 あの血族は数千年を経ても異性の好みが似ているのだろうか? 早苗の信仰集めを手伝い始め早数ヶ月、自分の神としての力は高まりつつあった。 周りがもし目的を知っていれば人間になろうとしているのに力を高めてどうするんだと思うかもしれないがこれでいいのだ。 殆ど力を持たないまま外界に行けば、自分はそれこそあっという間に姿を保てなくなってしまう。 忘れてはならない事だが私と神奈子は向こうで信仰を得ることに限界を感じてこちらに来たのだ、向こうに戻ったときどうなるかは言うまでもないだろう。 そうなってしまっては○○に会いに行くどころではない。 まずは力を溜めて、それを用いて受肉する。 受肉して人間と変わらない身体になったらそれから神奈子なり博麗の巫女に頼むなりして外界に行けばいいだろう。 当初私が人里への信仰集めを手伝うことにあまり乗り気でなかった早苗も最近は諦めたのか同行しても特に何も言わなくなった。 それもあってか、私に対する信仰は近頃飛躍的に伸びてきていた。 しかし同時に最近問題も起きているのだった。 これまで伸び続けていた信仰がある日を境に頭打ち、あるいは減少してきているのだ。 計画の達成まであと少しだというのに忌々しい。 こうしている間にも○○は私のことを忘れ、新しい女を見つけ、その女と恋をするかもしれない。 そしてその女と結ばれて、その上子供まで出来て……。 ○○に限ってそんなことはないと思うが、○○だって男である。 ひょっとしたら私より少しだけ、少しだけプロポーションの良い、悪い女に引っ掛けられるかもしれない。 ○○は純粋だからそういう悪い女の最高の獲物になってしまうに違いない。 そんなことがあってはならない! そのためにも私は問題の芽を早々に摘まなければならないのだ!! この問題の原因は調べるまでもない、最近人里の近くにできたあの寺だ。 あそこは人妖平等の世を目指す教えを説いて人々の信仰を集めているらしいが、私から言わせれば滑稽と言うほかない。 なにしろ平等の教えを説いている張本人が事情はどうあれ人間をやめているのだ。 それでいて人間は妖怪と対等だと言っても説得力に欠けると思うのだが意外にウケはいいらしい。 これから人間になろうとしている私が言うのも難だが、まったくもって人間の考えはよくわからない。 と、そんな事を思っている間にも時間は流れていく。 すべては○○と私の輝ける未来のため、そこに立ちはだかる障害や壁はありとあらゆる手を尽くしてでも潰させてもらおう。 次の日の朝、ブン屋が号外を持ってきた。 号外によると一夜にして人里の近くの寺が消えたらしい。 日が暮れるまではあった事や、そもそも夜間に人が里から外に出ることもないことから目撃者もおらず、消失の原因はまったくもって不明らしい。 いやはや、寺が一つ消えるなんて不思議なこともあるものだ。 夜更けに突然寺を中心とした一帯に黒い沼のような物が現れて船として飛び立つ間もなく沈めてしまうとは何て不思議な事件だろう。 早苗もこの記事を読んで、 「流石は幻想郷、建物が一晩で消えるなんて常識にとらわれていませんね。」と言っていた。 ……育て方間違えたかな? 何はともあれ謎の消失事件のおかげで目の上のタンコブだった存在も消え、また信仰が徐々に増え始めた。 計画に必要な信仰の量まであと少し、それさえ溜まれば…… 「もうちょっとだよ、○○、もうちょっとでまた会えるからね……」