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「A man of words and not of deeds Is like a garden full of weeds And when the weeds begin to grow It s like a garden full of snow And when the snow begins to fall It s like a bird upon the wall And when the bird away does fly It s like an eagle in the sky And when the sky begins to roar It s like a lion at the door And when the door begins to crack It s like a stick across your back And when your back begins to smart It s like a penknife in your heart And when your heart begins to bleed You re dead, and dead, and dead indeed.」 軽やかに歌いながら、町中を歩く少女、レティ リボンで結んでポニーテールにした髪が、ぽんぽんと揺れる てくてく、てくてく レティは、どこまでも上機嫌 上機嫌に、人気のない方向に向かって進んでいく 「今日のおもちゃは、昨日のおもちゃよりは丈夫だといいな♪」 ……そう レティは、自分の跡をつけてきている存在に、気づいていた だって、気配を隠すの、へたくそだし レティでもわかるレベルである いや もしかしたら、隠すつもりがないのかもしれない それはそれで、問題ない 自分は、そのおもちゃで遊ぶだけ 苦しみもだえるさまを観察して、遊ぶだけの事である さぁ、おいでと、誘い込む 楽しませてくれればいいな、と誘い込む レティは、知っている 人を殺す事が「悪いこと」だと、ちゃんと知っている それでも 彼女はそれを、心から楽しむのだ 「………来たねっ♪」 くるり 人気のないところまで誘い込んでから、レティは振り返った 別に、人が一杯いるところで殺してやってもいいのだが、「目立つことはするな」と言われているのだ それは我慢である どうせなら、人の多いところで殺して、パニックになったところを、その人達も殺せれば、もっともっと楽しいのに 「気づいてやがったのか、この餓鬼…」 「だって、おにーさん、気配を隠すのへたくそだもん。レティは全部お見通しだよっ」 無邪気に笑って、そう告げるレティ っち、と男は小さく舌打ちする ……さぁ、どうやって殺そうかな レティが、無邪気にそう考えていると………じゅるり、と 男のコートの裾から……何か、触手のようなものが、顔を出して 「っ!?」 じゅる、じゅる、じゅる それは、どんどん増えていく 「なぁ、知ってるか?」 男が その、職種が顔を見せている腕を、レティに向ける 「タコは、水死者を食うらしい………もっとも」 じゅるるるるる 見える触手は……八本 「…こいつは、それ以外も……人間なら、なんでも食っちまうがなぁああ!!!あいつらの仇、取らせてもらうぞ糞餓鬼ぃ!!」 じゅるりっ!! コートの腕から飛び出したのは、タコ かなり、巨大だ それこそ、レティ一人、簡単に飲み込んでしまいそうな程に どうやって、服の中に入ってたのかな? 場違いな事を考えつつ、レティは能力を発動しようとした このタコと、タコの使い手で「遊ぶ」為に しかし その「遊び」は、始める前から止められる どごっ!!と 殴り飛ばされる音 「みゃ?」 「っ!?」 タコが 何かに殴り飛ばされて……べちゃり!壁に激突する あの巨体を、何かが殴り飛ばした 「てめぇ、何者だっ!?邪魔すんじゃねぇ!!」 コートの男が、その乱入者に怒鳴りつけた ……道路標識を手にした男は、その怒鳴り声に顔を上げる 道路標識? どうして、そんな物を手にしている? レティは首をかしげて、が、すぐに気づく この、乱入者は ……手にしている道路標識で、あの巨大なタコを殴り飛ばしたのだ、と 「菊」 「は?」 「獄門寺 菊」 乱入者は、淡々と口にした 尋ねられた、己の名前を、馬鹿正直に答えたのだ 「邪魔、する」 そして これまた、馬鹿正直に答えて………コートの男に、タコの血でぬれた道路標識を向ける この乱入者が何者か レティは、それはあまり考えない レティにとって、この乱入者は ただ 邪魔者でしか、ない 自分のおもちゃを奪おうとする、自分の遊びを邪魔してくる、邪魔者としか映らない ……あぁ、そうだ 両方で遊べばいいんだ 残酷な答えを、レティは導き出して ----ごぉう!!と 能力を発動し、その身を炎で包みだした to be … ? 前ページ次ページ連載 - 我が願いに踊れ贄共
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【名前】リリア=フェアライト 【性別】女 【年齢】14【Exp】取8 消0 残8 【種族】ウィルダー(狼) 【外見】153.8cm/86(D).57.83/黒髪セミロング 【クラス】プリースト/ワンダラー 【ステータス】 【体力】【技巧】【敏捷】【知力】【社会】【精神】 3 2 4 4 1 5 《副能力値と初期財産》 【HP】 =19 【PP】 =35 【MP】 =38 【財力】 =6 【スキル】 《魔術》1 《心力》2 《感知》1 《学識》2 【特技】 <祝福の祈り> アクティブ なし わずかながら天が力を貸し与え給う、敬虔な祝福の祈りを捧げる特技。 今まさに判定をしようとする者に対して使用し、対象は判定に+1D6を得る。 <清らかなる魂> パッシヴ なし 聖職者として、厳しい修行と深い思索により精神を修養してきた事を表す特技。 【MP】+10を得る。 <流浪の友> パッシヴ なし 【財力】を消費して購入したペットと、深く心を通わせている事を現す特技。 対象に簡単な見張りや、手紙の伝達程度の用事を理解させ、頼む事ができる。 【ロール&プール】 <名称> <おせっかい>困っている人を放っておけない行動。 トラブルになし崩し的に巻き込まれ、気づけば後には退けない状態になっている。 <友達思い> 友人・知人に対する献身的行動。 周囲の人のためを思って行動し、いつの間にか損な役回りになっている。 <平和愛好> 争い事を好まず、暴力や諍いを避けて物事を解決へ導こうとする。 明らかに場違いな説教を始める。 【魔法】 《ヒール・ウーンズ》 アクティブ 5 接触 単体 傷をたちどころに癒し、【HP】を2D6回復させる。 《ヒール・ペイン》 アクティブ 4 接触 単体 苦痛を取り去り、体の緊張を取り除く。【PP】を3D6回復させる。 《ライト・ボール》 キープアップ 2 10m 空間 ランタンの明かりと同等の明度を放つ、光の球を作り出す。 この光の球は熱を発さず、無害である。 またこの光の球は、術者の意のままに空中を動かす事ができる。 基本的に一度かけてから6時間は持続するが、術者の判断で瞬時に光の球を消す事もできる。 《ヒーリング・ウォーター》 アクティブ 4 接触 水350ml 350ml以下の量の水を、水分・塩分補給に最適かつ多少の鎮静効果も ある飲み物へと変質させる。 これを飲んだ者は【PP】が2D6回復する。 【アイテム】 《一般アイテム》 【価格】解説 サバイバルセット 1 野外活動に最適な6人入りのテントをはじめとした、野外活動用具一式。 腐らずの壺 恒久的な《キープ・フレッシュ》がかかった壺。 この中にある生物(なまもの)は、半永久的に腐らない。 《ペット》 【価格】解説 ぷちドラゴン 2 愛玩用に品種改良された、体長50cmほどの竜。 青竜:おとなしくて人懐っこいが、臆病。危険を察知すると飼い主の陰に隠れたりなどする。 《住居・土地・施設》 【価格】解説 アパートor下宿 1 質素ながらきっちりと整った6畳の一室と、腹を膨らすには不自由しない生活。 【設定】 髪の色は茶色で目の色は黒。 親はかつてこの地に蔓延していた魔物の襲撃によって帰らぬ人となり、幼かったリリアにはおぼろげな記憶としてのみ残る。 孤児として教会に預けられ、他の子の世話やシスター見習いとしての修行に明け暮れつつ現在に至り。 時折”家族”というものに対して強い執着を示すが、基本的には質素で地味。 人見知りは強く、初対面の人間に対しては警戒心を見せる事も。 【コンセンサス】 【同性】……同性での恋愛・セックスに対する寛容性です。 ○:自分からやるわけではないけど、誘われたら断らない程度には。 【3P】……3P等、多人数セックスに対する寛容性です。 △:傍から見てるぶんにはいいけど、自分ではちょっと…… 【浮気】……自PCと恋人・夫婦関係にあるキャラクターの浮気に対する寛容性です。 具体的にどのキャラクターを指すのかを添えて表記するのが良いでしょう。 △:こっちのPCの目の届かない範囲で、何か相手にも理由があれば我慢できると思う。 【猟奇】……猟奇的なプレイに対する寛容性です。 △:一時的な狂気に冒された相手に、獣のように襲われるぐらいならまぁ…… 【スカ】……スカトロプレイに対する寛容性です。 ○:直接描写のない便意プレイまでなら。
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夏のお遊び②4分の2 8KB 人間があれ、方言がいや という人は読まないほうがいいね! 駄文なのは勿論。舞台は幻想郷?なら問題ないかなぁ。 微妙な長さだから4つに分けました。 その2 「わがりばじた。ぞれでぢぇんをたずけてもらえるんでずね。じまず、しまず、うんうんしまず!」 ゆっくりはプライドの高いナマモノなので、こういった命令には従わないが、この状況ではさすがに。 「おい、こっちに見えるようにやれよ!」 「わがりまじた。ら、ら、りゃんのうんぶんするどころみでくだざいいいぃぃぃーーーー」 「ぼんがばやべべ! ぼんばこごしだぐでぼ、ぐぇんふぁだびびょうるだぼ! (らんしゃまやめて! そんなことしなくても、ちぇんはだいじょうぶだよ! 〔俺的主観〕)」 らんは底に当たる部分を天へと向ける。肛門=あにゃるをSに向けているのだろう。 内出餡の目立つ顔はほんのりと赤い。群れの前でこんな格好を晒すのは、ゆっくりでも恥ずかしいのだろう。 「おーい、S。お前そんな趣味あってんな。俺友達付き合い考えなおすわ。」 「10何年いっしょにおったけどまさかなぁ。Mちゃんに言っとくわ、気つけやって。」 「何言ってるねん、お前ら。俺そんな趣味ないわ。 この前何かの本で読んだんやけど、らんてな糞が温い酢飯らしいねん。 俺最近ずーっとほんまかなぁーって思っとったんや。それが確かめたかってな。」 「それやったら初めっから、らんにうんうんしろって言えばいいやないか。」 「でもそれってなんか風情ないし、つまらんやん。 何かこう、大事なものを守るために羞恥に耐えるって方が何かうーん、いいやんけ。」 S、お前はやっぱり変態0確やな。 そういっている間にも、らんは必死に息んでいる。 「ぶーん、うーん! うんぶんざんはやくでてええぇぇーーーでてくれなびど、こばるびょのおおーーー」 「早くしろや! この腐れ饅頭が! 糞の1つぐらいひねりだされへんのか、えーこらぁぁ!」 「ゆっくりが便秘って聞いたことないしなぁ。あっ! ここ2,3日雨続いたやろ。 こいつら餌食べてへんのとちゃうか?」 俺は側にいたまりさに聞いてみる。 「おい、昨日はお前ら餌食べたんか。2,3日雨降ったら食いもんベシャベシャでだめになってまうやろ?」 「そうです! むれのみんな、きのうごはんさんあんまりたべられてません。 とっておいたおはなさんとか、まわりのくささんをたべただけです。」 「お前ら花ってこの辺咲いてへんやんけ、どこから持ってきたんや?」 「よこのおおきないしさんがいっぱいあるところにあるのを、ほしておくんです。」 「他にもそこから採ってきたりするんか?」 「はいいい、とってきます。かたいのにはいったあまいおみずさんとか、たまにあまあまさんがあります。」 「ってことらしいわ。この墓荒らしが言うには。多分本当やろ、あんまり食ってへんのわ。」 短くなったタバコを、そのまりさのまむまむに突っ込んで消す。 「あづっ、あづいよぉぉーー まりざ、までぃざのまむまむとぺにべにがあああぁーーーー ぼうでいむと、すすずっきりしで、あっあっかじゃんづくれだいびょおおぉぉー」 「ぞうでず、らんばおなががずいてるんでず。むれのびんなもぞうでぶ。だがらなかながでなびんでず。」 「ほー じゃあ腹いっぱいになったら、すぐに出せんねんな?」 「でます!でばず! きっと、ぜっだいにぶんうんだじまずすぅー」 「ちょっと待てよ、今おはぎとあまあまさん?食わしてやるからな。」 立ち上がり側にあった穴に目を向け、手を突っ込む。 「さっきから聞こえてないと思っとったんか、おい。 『おぎゃあさんとおどぶざんがー ゆっくりできないよーーー』 ってずっと聞こえとってんぞ。このちびどもが。」 穴の中から、ちぇん3匹、らん1匹を掴み上げる。子ゆっくりになったばかりぐらいだ。 それにしてもよく気が付いたな。抜け目の無い奴だ、昔から。 「あまあまは3つっと。あー、あんこがいるな。こっちにいてっかな。」 そこから2,3歩の穴に今度は手を入れる。 「大当たりー!!! 餡子種ゲット! こしあん2つとつぶあん1つか、これで十分!」 数にして子ゆっくり7匹か。それにしてもこいつら地面にも巣作ってたんやな。気づかんかったな。 草むらの中に廃材の塊があって、それが巣やと思ってたけど、いくつか持ってるねんな。 「はなぜ、はなぜよ! このくぞにんげん! まりさたちが、おとうさんとおかあさんたちがほんきになったら、 おばえらなんかゆっくりできなくしでやるううぅーーー」 「はなしてね! はなしてね! かわいいれいむにこんなことしちゃだめだよ! ゆっくりできないよ!」 「わがらない、わっわっわがらないびょ! どぼしてこんなごとになってぶのぉぉぉ」 「だめだよ! ぢぇん! おかあさんがなんとかまもっていてくべだのに、そんなこといっちゃぁぁぁーー」 「ふぅー 1匹だけは現状理解できてるみたいやな。これはおいといて。 後はもう救いようないな。折角大人たちがかくまってたみたいやのに。その辺にもいくつかあるぞ。 このらんの頑張りを無駄にするとは、やはりゆっくり。しかしこれもゆっくりの魅力やな。」 俺と周りを見て、耳を澄ます。 「ゆっ、ゆっ、ゆーぅうーーん! ごわいよ、こわいよ、たすけでよーーおとうさん、おきゃあさーん!!」 といった声がいくつかから聞こえてくる。あいつ地獄耳かほんまに。 「この1匹を除いた6匹はもうゆっくりできません! がんばったこのらんのご褒美になります。 ゆっくり理解して絶望してね!」 「なんだのおぉーーー あのばばあだけあばあばぼらべりゅのおおぉぉー まぢがってぶんだぜええぇええーー」 「おかあざんだけずるい、ずるいじゅるいいいいーー ちぇんばわからないびょっ!」 「かわいいれいむにもちょうだいね! まってるよ! ゆっくりはやくおねがいね!」 状況を理解しているであろう子らんは、白目をむいて泡を吹いている。 ゆっくりにしては賢すぎるのも残酷なことだ。 「はぁ、何言ってるの? ばかなの、ねえ、ほんとにばかなの? 何で俺がお前たちに餌なんかやらんとあかんの? ねえ?」 そう言ってSはらんのしっぽを1つちぎる。らんは痛みに堪え、悲鳴を上げない。 そして子まりさを1匹、子れいむを1匹掴み上げる。 「ゆーん、おそらとんでりゅみたい!! もっとやって、もっとやって!!!」 「くそにんげんにしてはきがきくんだぜ! まりささまをたのしませようとするなんて。」 現状を理解していない2匹は、場違いな嬌声を上げている。 『ぶりゅっ! ぶりゅぅぅぅううーーーー!!!!』 「「ゆべっ!!」」 「ああぁぁあああ゛゛ーーー お、おっちびちゃんたちぐああああああああーー」 2匹は餡子の塊へと姿を変えた。 一瞬静まりかえったゆっくりたちが、思い思いに声を上げ、うるさい。 「ほんとにばか、餡子脳! まあ、全部餡子だからな。」 そう言いながらSは、らんのしっぽの皮を剥き、餡子で包んでいく。 「つっくりましょー♪ つっくりましょー♪ なになになにがーでっきるかなぁ♪」 こいつも場違いな懐かしい歌を歌いながら、餡子をこねていく。 「あっ、できました♪ 今回の究極のメニューはこれだ!!! 野生の子まりさとれいむを苦痛を味あわせることなく一瞬で潰し、餡子とする。 それでこれまた野生のゆっくり育ったらんの米粒。 これをその場で仕上げた、究極の『おはぎ』だ。」 ただの餡子と米粒の塊を一々仰々しく掲げる。 汚染物質の塊じゃねえか、これ。 「さあ、食え! お食べなさい! 遠慮することはない。これは俺がお前のためだけに初めて作った、真心一杯の新妻料理だ!」 「りゃんのしっぼと、れいみゅたぢのこじょもたちぐうあぁーーーーー」 らんは精一杯口を閉じ、それを食べることを拒む。 「どうした? 食え、食え、うまいぞ。たぶんしつこい甘さもなく、上品に仕上がっているぞ!」 「ぶーん、ぶーん」 「俺の料理が食えないと。やっぱりそうか、いざとなったら自分が一番かわいいんだ。 ちぇんがどうなってもいいんだな。」 そう言いポケットからライターを取り出し、ちぇんに近づける。 「ほーれ、ほーれ。火がついちゃうぞーーー ちぇんが飛んでっちゃうぞー」 「ぶーん、うーん、りゃんぎゃま、りゃんじゃまああああぁぁぁぁーーー」 観念したようにらんが言う。 「わがりばした、わがりまじたがら。そのゆっぐりできにゃいものをじぇんからはなじてくださいーーー」 「おおっ、食べるんだな。遠慮深い奴だなぁ、すぐに食べないなんて。 さあ、お食べ、たんとおあがりなさい。」 らんは周りのゆっくりの視線を気にしながら口をつけていく。 「おい、うまいか? なあ、うまいか? どうだ、自分のしっぽと他人の子どもの味は!」 「ゆぐっ、ゆぐっ! おいしいでず、とっでもおいしいでぶ。」 「そうかぁー? ほんまにおいしいんか? お前たちおいしいの食べると『むーしゃむーしゃ、しあわせー♪』って言うやろ。」 「ほんとにおいしいです。むーじゃ、むーしゃ、しっしっじあばぜーーーー」 らんは顔中涙と涎だらけにしながら、今できる精一杯の笑顔で『しあわせー』繰り返す。 それを見つめるゆっくり達は、ガタガタ震えるのみ。悪態をつくものはいない。 ぱちゅりーは『ぐぼぉぉーー、ごぼぉっ』っと中身を吐き出している。ありゃもうダメだな。 「どうだ? お腹いっぱいになったか?」 「はいい゛ー らんはおなかいっぱびになりまじた。ありぎゃとうございまず!」 「じゃあ、次はデザートだな。待ってろよ、すぐに準備するからな!」 「えっ! もういいでぶ! おなきゃいっぱいでず! らんばもううんうんできまず!!!」 「いやぁ、そういってもお前、お腹のところまだペチャンコじゃねえか。 それにしっかりデザートまでごちそうしないと、失礼にあたるだろ、ゆっくりでも。」 「もう、もう、いいでずーーーー えんりょじでおきまぶぅうーー」 また起こりうる惨劇を理解しているであろうらんは、必死に辞退しようとする。 ここでSは初めて俺達を呼んだ。 続き トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る
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うっわぁ。 それがその光景を見た崇永成汰の率直な感想だった。なんというかもうこれ以上言い様がないというくらいに、素直な感想だ。語彙力がないのも申し訳ないが、心の底からそう思ったのだ。 成汰は講義を終えて、食べ損ねていた昼食を買いに行こうとしていた。普段は弁当を自作して持ってきているのだが、今日は放課後にいろいろと用事があり、鞄の中に弁当箱を入れるのが邪魔だったので珍しく外食することにしたのだ。成汰の場合、コンビニ弁当でも気分的には外食扱いになる。 教育学部の校舎を出て、ふと周囲に視線を動かすと、見覚えのある人がいた。 ベンチに腰かけるグレイのジャケット姿の男、久賀だ。八千代さんという黒のラブラドールレトリバーを常に連れた職業不明の男で、よく大学キャンパス内を二人で散歩している。成汰はちょっとしたきっかけで会えば軽い会話を交わすくらいの仲なのだが、友人を表現するにはちょっと気が引けてしまう感じの人だ。もう少し仲良くなりたいなぁと思ったりもしているのだが。 久賀は学生とおぼしき成汰と同い年くらいの男と話していた。ぎょろっとした目が蛙のようである。一度見かければ忘れられなそうな顔だったが、見覚えはなかった。 声をかけるべきか迷った瞬間、矢継ぎ早に言葉を連ねる久賀の声が聞こえてきたのだ。 成汰は一瞬耳を疑った。 それは舌鋒と言うに相応しい、相手の心を完膚なきまでにへし折りそうな言葉攻めであった。 問いかけという形式をとりながら、相手に一切回答の機会を与えない言葉の羅列。会話の隙がないというだけではない、言葉を発するのを躊躇わせる威圧感のようなものがその時の久賀にはあった。フラットに抑えられた声音で重ねられる問いには恐怖すら感じられた。 うっわぁ。 そして、成汰の感想に至るわけである。 八千代さんの制止ではっとした久賀は言葉を収め、気まずそうに謝罪していた。相手へのフォローもそぞろに八千代さんの連れて立ち去る久賀に、あの人も人間だったんだなぁといささか場違いに感心した。 一方、一人取り残された学生のほうは蒼白な顔で突っ立ったまま、地面を見つめて口元を震わせている。 成汰が聞く前にどんな会話が繰り広げられていたのかは知らないが、久賀は悪意を持って誰かを傷つけることはまずない男だ。そもそも他人に対する悪意や害意がないのではないかと思う。 勿論怒りや不快さを感じることはあるだろうし(わかりやすく言うと八千代さん関連の話だとか)、どうやら何かにつけて同意を求めるタイプの人間は苦手らしい。おそらくあの学生は何かしら久賀の逆鱗に触れたのだろう。 それにしても、なんだが気の毒な立ち姿である。今にも崩れ落ちそうな悲惨な顔に思わず同情してしまった。知り合いでもなんでもない相手だが、だからこそ盗み聞きのように立ち聞いてしまった申し訳なさが強かった。 「……あのさ、顔色悪いけど大丈夫?」 なるべく何気ない風を装って成汰は学生に声をかけた。 別に久賀のフォローというわけではないが、このまま放置するのも気が引けたのだ。 「気分悪いの? それとも貧血か? ひどい顔してるぜ」 「……あんた……」 反応がないので少し大きめに声を出すと、ようやく学生は成汰に気がついた。顔は蒼白のままだったが、目の焦点は合っている。 「なんか飲み物も買ってこようか? あ、それか、なんか食う?」 結構強引な話題の転換だったが、この場所にいるのはよくないだろう、いろいろと思い出して。ちょうど昼食に行くところだったわけだし、少しでも気が紛れればいい。 「もし大丈夫なら、飯でも食いに行かねぇ? ちょうどこれから――」 すると学生の顔が少し上がった。これなら一緒に飯でも食えば大丈夫そうかな、と成汰が安心しかけたその時だった。 「あ、ナリリン!」 この状況下ではかなり場違いなハイトーンの声が、絶対に振り返りたくない呼称が成汰を呼んだ。しかし、どれほど振り返りたくないと思っても、すでに反射的に反応してしまうほど呼ばれ慣れてしまった呼称でもあった。 しぶしぶ振り返れば案の定、毎日顔を突き合わせる学科の奴らが六人全員揃って、先程成汰が出てきた学部の校舎から出てきたところだった。ちなみに全員女子。今日も、お前ら寒い寒い言うならもうちょっと長いスカートはくとか、ジーパンにするとかしろよと言いたくなる格好だ。実際に言うと「ナリリンはわかってない!」「何がわかっていないかというと」「乙女の気持ちが!」とかいう鬱陶しい流れになるのでもう言わない。 さっきまで受けていたのは必修の授業ではなく、成汰一人が受講しているもので、学科の連中は空きコマだったはずだ。どこかの教室か休憩室でまたどこぞの誰かの噂話に花を咲かせていたのだろう。 どうしてこういうタイミングで来るかな、こいつら。 思わず盛大に溜め息を吐いていると、あっという間に囲まれた。 「授業終わったのー?」 「確か選択だよね? ナリリンってば真面目っ子!」 「真面目っ子ー!」 「うるせぇよお前ら」成汰から言わせればこいつらのほうが不真面目すぎる。 「ねぇ、ナリ君、この後って空いてる? みんなでケーキ食べに行かないかって話してたんだけど」 「私のアパートの近くに最近できたやつだよ」 「ナリリン気になるって言ってたでしょ? 行かない?」 「あぁ、あれか……」確かに気になる店だった。小さくカフェスペースもあって、入ってみたいなぁと頭の隅にはあったのが、毎度のことながらああいった店に一人で入った瞬間の店員のなんともいえない視線が嫌になる。その点、こいつらと一緒なら気兼ねなく入っていけるし、長々とショーケースを眺めていても、同じく長々とケーキ選びに迷うこいつらに紛れて変な目で見られることはない。 「……もう授業はないし、行くかな」 と、思わず行く気になって呟いてから思い出した。慌てて振り返る。 しばしの間ではあるが、成汰の脳内から完全に消去されていた男子学生は特徴的な蛙のような目を見開いて、唖然としていた。そりゃあ、いきなり姦しい女子学生が六人もやって来て、わらわらと囲まれたら驚くだろう。 飯に誘おうとしていたのに放置してしまった。慌てて謝る。 「あ、悪い。こいつら学科の連中で――」 が、いきなり背中に衝撃をくらってバランスを崩した。膝に手をついて堪えるが、何故か背中への荷重が消えない。「って、おい、押すな寄りかかんな誰だ海藤かっ?」矢継ぎ早に叫ぶが、姦し娘たち(なんか表現が古いな。六人だし)は聞く耳なんて持たない。 「これ誰? ナリリンの友達?」 「教育の人じゃないよね。ナリリンサークル入ってないし、何繋がり?」 「授業とかじゃない? ナリリン真面目っ子だから」 「だから、うるっせってのっ。そのネタ引っ張んな。てか、さっさと退けっ」重くはないが、激しく邪魔だ。 「何? その人もケーキ屋行くの?」 「いや、そういう話じゃないでしょう? いきなりそれって悪いじゃない」 「というか、早く行かないとケーキなくなっちゃうよ。ナリリン、新しいお店は全メニューチェックしたいんでしょ?」 「できればな、って、そういう話じゃねぇんだよ今は」 完全スルーから妙な絡みなんて、初対面なのに失礼すぎる。体を起して背中の重さを無理矢理落とし、改めて学生に向き直るが、 「…………けんなよ……」 歯軋りが聞こえてきそうな低い声で学生が呟く。 久賀に容赦なく言葉を並べたてられ紅潮から蒼白へと変わっていた顔色は、悄然から呆然とした様子に変わり、最終的には怒りか羞恥に染まった赤色に戻っていた。 「ふっざけんなよっ! 馬鹿野郎っ!」 何かの堰を切ったように金切り声で言い捨てて、学生は走り去った。足をもつれさせながら遠ざかる背中を成汰は唖然として見ていた。久しぶりに怒鳴られたな、最近キャーキャーって感じのこいつらの声ばっかり聞いてたから、なんか新鮮だな。 成汰は驚きのあまりちょっとずれたことを考えていたが、状況的に何もわかっていない学科の連中はいきなりの直情的な罵声に驚きつつもご立腹だった。 「何アレ!? いきなり馬鹿野郎とかなくない?」 「や、なんで怒ったのかすら意味わかんない」 「私たちがうるさかったのかもしれないけど、ナリ君は悪くないのに」 「ほんと、わけわかんないよね」 「もういいじゃん、あんなの。早くケーキ屋行こうよ」 「そうだよ、本題忘れることだった。ナリリン、行けるんだよね」 一瞬非難が集中したが、それもすぐさま流されて、なかったことにされる。この恐ろしく素早い意識の転換に時折、すげぇなこいつら、と感心する。絡まれて流されたあの学生は大変可哀想だが。 「いや、行けるけどよ」 学生が走り去った方向を見つめていた成汰だったが、追いかけるわけにもいかないし、追いかけてもしょうがないような気もして、結局諦めた。心の中で深く謝罪し、ついでに久賀の分も謝罪しておいた。 悪い。悪気はないんだ。ほんと、悪い。 成汰も、恐らくは久賀も、本当に悪気はないのだ。 「ささっ、ケーキ屋へゴー!」 「何食べよっかなぁ。迷うー」 「今月ちょっとお財布ピンチなんだよね」 「いや、むしろ別の何かがピンチだよ」 「だよねー。晩ご飯抜こっかな」 「ほら、早く行こうよ、ナリリン」 「お前らなぁ」 あの状況の元凶はお前らじゃないかと思いつつ、後ろ髪引かれながらも成汰は姦しいというか喧しい少女たちの後を追った。 あ、そうだ。 「悪い、途中で金下ろしに行っていいか?」 一度に全メニュー制覇は無理だが、ある程度は押さえたい。 いくらあれば足りっかな。 あとがき 傍から見ると、成汰は大勢の女の子をはべらせている野郎だという話(そこなのか)。 成汰は別に小川のことは嫌いじゃないよ。 悪気はない。 どちらかというと、ケーキのほうが大事だけど。 何故か久賀の話よりえぐい気がする。
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ハードケース女史 691 :1/2:2012/04/23(月) 10 40 49.39 ID gNJEpb/j 私は独身ですが、相手がママだったので投下。 一昨日、泥ママに持ち物奪われそうになった。 駅前をぼやっと歩いていたら、突然突き飛ばされて転んだところで 荷物強奪。 視界の端で小学生ぐらいの女の子の手を引いて、私のハードケース 持って走り去ろうとする女性の背中が見えた。 何がなんだかわからなくてもがいてたけど、奪われたケースの 中身を思い出して、 『返して~!!』って半泣きで追いかけた。 ちょっと追いかけたところで正面から来てたお兄ちゃん二人が、 泥ママを捕まえてくれた。 泥ママのすさまじいファビョりと脳の処理能力を超えた事態に あわあわしていたら、後ろから私の鞄と、靴を拾ったカップルが 追いついてきてくれた。 恥ずかしながら、『取り返さなきゃ!』という思いが先行して、 財布とか貴重品が入った鞄を全部放り出して、転んだ時に脱げた 靴もはかずに裸足で泥ママ追いかけてました…orz 大きな駅前だったので、警察がすぐにやって来て、泥親子と 捕まえてくれた兄ちゃん二人とカップルと私で警察に…。 鞄を拾ってくれたカップルはすぐ後ろにいたみたいで、泥ママが 強奪した事をしっかり証言してくれた。 泥ママと私で中身の言いあてをして、泥ママが全く違う中身を 言ったことで、確定。 返して貰ったし、被害届もしっかり出して来たけど、泥ママの その後は知らない。 692 :2/2:2012/04/23(月) 10 41 06.14 ID gNJEpb/j ケースは楽器入れに似てるけど、中身はサバイバルゲームに使う ガスガンだよ!! 泥ママには 『銃なんて!!なんでこんな紛らわしい事するのよふじこー!!!』 ってファビョられたけど、知らないよ。 こんなの裸で持ってたら逮捕されるよ!! そして警官達の 『本物じゃないよね……?まさか、違う…よね……?』 という視線が痛かった……。 いわゆる『ゆるふわ系』の格好してたから、奪いやすいって 思ったのかな? 転んだ時にひっかけたみたいで、お気に入りのスカート裂けた(´;ω;`) 自宅凸とかされてる皆さんに比べたらプチですが、以上です。 693 :名無しの心子知らず:2012/04/23(月) 10 59 44.03 ID ymoNIomB プチじゃねよ。 立派な強盗障害だ、塀の中へ送タレ。 694 :名無しの心子知らず:2012/04/23(月) 11 00 25.57 ID x1XI0ER0 銃の種類は違うけど、こんな感じなんですね ttp //twitpic.com/2kp04c 696 :名無しの心子知らず:2012/04/23(月) 11 14 07.45 ID sZQZ0RwO 報告乙 ちゃんとスカートも弁償してもらいなさいね 取り返す行動に恥ずかしい事なんてないさ むしろよくそんな非常事態に対応出来たと思うよ 698 :名無しの心子知らず:2012/04/23(月) 11 25 33.18 ID YYNi793v 694 ゆるふわスカートの子が銃かまえてるwww 703 :691-692:2012/04/23(月) 11 51 07.48 ID gNJEpb/j 691-692です。 ネタ臭くてすみません。 未だに背後に人に立たれると、思い出して怖くなるので私自身 ネタだと思いたいです。 証明は出来ないので、これ以上はどうしようもないですが…。 被害届も出しましたし、鞄を拾ってくれたカップルのすすめで 転んだ時にできた怪我の診断書も取って警察に出しました。 自分でも情けない位動揺して泣きっぱなしだったので、警察でも 病院でもずっと付き添ってくれたカップルの二人には感謝しても しきれません。 どうなるか分かりませんが、第二第三の被害者を出さない為にも、 塀の向こうに行って欲しいです。 犯罪者はどんどんエスカレートすると言いますし、あんな人が 同じ外を歩いてるなんて怖すぎます。 スカートの弁償、してもらえるといいな…。 694の写真の銃は私のと種類は違いますが、狙撃銃なのでサイズは それ位あります。 というか、その方はかの有名な先生では……。 場違いなのに、話を聞いてくれてありがとうございました。 706 :名無しの心子知らず:2012/04/23(月) 11 56 23.49 ID oUtgKDWk 703 ネタ言うのは、必ず湧くから気にスンナ。 スレチでも無い。 次のお話→書類入りバッグ奥(727)
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神社で行われている夏祭りに、浴衣を着た若い男がゆっくりれいむを一匹連れ添って遊びに来ていた。 一緒に歩くので男の下駄がカランコロンと鳴る間にぽよんという音が入って カランぽよんコロンという不思議な音色になって境内に響いた。 その珍妙さはまるでゆっくりと人間の組み合わせのようだった。 「ゆ!みんなゆっくりたのしそうだよ!おにいさんいっぱいゆっくりしようね!!」 れいむは普段とは打って変わって屋台が並び煌びやかに飾り付けられた神社の様子を見て 興奮気味に飛び跳ねながら男に言った。 「ははは、どちらかというとゆっくりよりにぎやかと言った方が正しい気もするけど れいむがそう言うならきっとそうなんだろうね」 男は少し屈むとにこりと笑ってれいむに応えた。 「うん!ゆっくりだよ!」 一人と一匹は軽く笑いあいながら屋台の間を歩いていった。 れいむはものめずらしそうに両脇の屋台を見ては男に何の店なのかを尋ねていく。 男は面倒がるそぶりを欠片も見せずにれいむにもわかるように丁寧に答えていった。 「ゆー、こんなにゆっくりたのしいところれいむはじめてみたよ」 れいむは驚きを隠さずに素直に祭りのことを褒め称えた。 「それはよかった、僕もつれて来た甲斐があったよ」 男はれいむが喜んでいるのを見て嬉しそうに笑った。 「そうだれいむ、こんなものがあるんだけど」 男は浴衣の懐から小さくて丸いものを取り出した。 「ゆ〜?ゆ!あかちゃんだ!とってもゆっくししててかわいいね ゆっくりしていってね!」 男が取り出したものはゆっくりの赤ちゃんだった。 両目をつぶっていて、どうやら眠っているようだった。 「ぱくっとな」 男はれいむに見せ付けるかのようにそれを口の中に入れた。 「ゆゆ!おにいさんのおくちのなかでゆっくりあそんでね! おにいさん!つぎはれいむにやらせてね!」 れいむはそれを見て親ゆっくりが子ゆっくりを避難させたり遊ばせたりする時と同じように 男が赤ちゃんゆっくりと遊んでいると思ったようだ。 グチャ 何かを噛み潰す音が男の口の中から漏れた。 「ゆ・・・!?」 唖然とするれいむを尻目にむしゃむしゃと咀嚼音を漏らしながら男は顎を動かし ゆっくりの赤ちゃんを噛み砕いた。 そしてれいむが何かを言おうとしたその時、ごくりと男は口の中の物を飲み込んだ。 「お゛に゛い゛ざんなんでごどずるのおおおおおおお!?」 祭りの会場に場違いなれいむの悲鳴が響いた。 「あがぢゃんだぢでえええええええ!!ゆ゛あ゛あ゛ああああああ!!」 れいむはぼよんぼよんと男の足に体当たりした。 ぶつかるたびに涙が浴衣の裾をぬらした。 その様子を見て男は堪えきれなくなったのかのように笑い出した。 「あははは!ごめんごめんれいむ ほら、これを見て」 男は暴れるれいむを抱え上げると脇の屋台の男に話しかけた。 「親父さん、一つ見せてくれないかい?」 「あいよ」 その屋台の中年はさっさと手先を器用に動かして、飴細工を作って見せた。 「ゆゆ!?」 赤白黒肌色の飴を見事に使って、ゆっくりれいむそっくりの飴細工だった。 「すごーい!!!」 「へへへ、お嬢ちゃんそっくりでしょう」 「すごいよすごいよおじさんすごい!とってもゆっくりしてるあめさんだよ!!」 れいむの興奮のボルテージは頂点に達したようで、男の腕の中で跳ねようと暴れまくった。 男はおっとっととなんとかれいむを抑えこんだ。 「はは、実はこういうことさ このおじさんはこの辺りでたった一人の有名なゆっくり飴細工師なのさ」 「ゆー、れいむすっごくびっくりしたよ!もうにどとしないでね!!」 れいむはぷくーっと膨れて怒りを露にして男に抗議した。 「ごめんごめん、それじゃあ行こうか」 男は手のひらを額に立てて謝罪する手振りをした。 「ゆ!ゆっくり行こうね」 れいむは男の腕の中から降りて神社の本堂の方へと歩いていった。 屋台の男はチッと小さく舌打ちした。 「あんにゃろ、作らせるだけ作らせて結局なーんも買っていかねーでやんの 初めてみる顔だからサービスしてやったってぇのに」 屋台の男は今作ったばかりのゆっくりれいむの飴細工を串立てに立てて並べた。 一人と一匹のカランぽよんコロンという珍妙な音が夜の境内に不気味に響き渡った。 このSSに感想を付ける
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アーサーたちが救急車に乗り込み、病院へついた頃。 いかせのごれのとある場所では、二人…正確には片方の後ろにもう一人、合わせて三人が対峙していた。 「………」 「………」 「ふふっ…カチナー、頑張れーっ」 睨み合っているのは、ホウオウグループの一員であるクロウと、UHラボの元実験体であるカチナ。 カチナの後ろには、UHラボの元研究員であるセラが、命を懸けた戦いをしている二人を観賞している。 その声はこの場に場違いなほど明るく、カチナに声援を送る姿はまるで運動会か何かで我が子の勇姿を見守る親のようだった。 そんなセラの様子に、クロウは苛立ちを募らせる。 「…何のつもりだ」 「いやだなぁ、カチナの晴れ舞台なんだよ?応援しないで何をするのさ」 くすくすと笑いながら、当たり前だろうと言わんばかりの声音で言う。 クロウの殺気を込めた視線も、どこ吹く風のようだ。 「それに、何かしてないと僕暇なんだもん。進展ないしさー」 ぶうぶうと子供のように口を尖らせるセラに、クロウの顔がさらに顰められる。 しかし、セラの言葉もあながち間違ってはいない。 先程からクロウとカチナの戦いは続いているが、お互いに全くダメージを与えられていないのだ。 クロウの攻撃はカチナの相撃ちで相殺され、カチナの攻撃はクロウのイントルーダーによって軌道を逸らされ空振りに終わる。 クロウが何度か隙を突いてセラへ攻撃を試みたが、全てセラの命令を受けたカチナによって阻まれた。 結局、二人とも決定打を与えることができず、膠着状態に陥っているのだ。 「…ねえ、クロウ君。僕も暇じゃないんだ」 「何?」 「カチナにもっともっと色んな勉強をさせてあげないといけないんだ。この子を一人前の兵器にしてあげないといけないんだよ。君も確かに素晴らしいけど…君にだけ構っていても経験値はなかなかたまらないんだ」 ふぅ、と手を組んで小さく息を吐く。 困ったような口調ではあったが、その表情はとても楽しそうに、歪んだ笑顔を浮かべていた。 「まだまだカチナは半人前だからねぇ…僕が手伝ってあげないといけないね。…ね、カチナ?」 名を呼ばれたカチナは、一瞬怯えたように体を強張らせる。 「……カチナ。分かっているね?」 震えるカチナに、もう一度優しく、しかし有無を言わせない強制感を持って、セラが呼びかける。 いつどこから攻撃が来てもいいように、クロウは身構える。 次の瞬間、カチナの持っていた木槌が地面を殴りつけた。 「!?」 地面を殴りつけ、腕を振り上げる衝撃で、砕かれた土が砂埃となって宙を舞う。 10秒も経たないうちに、カチナとクロウの周りは舞い上がった砂と土によって取り囲まれた。 「ちっ…!」 クロウは小さく舌打ちをすると、砂埃の中から抜け出そうと移動する。 幸い砂埃の範囲は狭い。すぐに視界は晴れた― 「!?」 首筋に、ちりっとした痛み。 次の瞬間、クロウの視界は歪み、ぐるりと反転した。 あまりのことに立っていられなくなり、がくりと膝をつく。 「……な……にを、した…!」 「ちょっと動けなくなってもらったよ。このまま始末しちゃってもいいんだけど、それじゃあカチナの勉強にならないしね」 楽しそうに笑うセラが、クロウを見下ろす。 歯を食い縛ってセラを睨みつけるが、その視界はぐわんぐわんと揺れ続け、とてもまともに相手を見ていられる状況ではなかった。 「ごめんね。また今度、一緒に遊ぼう?その時までに、カチナを一人前にしておくからさ」 7年前と同じように高らかに笑うと、セラはクロウを残し、カチナを伴って姿を消した。 街中の人通りの少ない路地。 セラとカチナは、そこを歩いていた。 セラは途中、どこかからかかってきた電話に出て話をしている。 「借してもらったあれ、役に立ったよ。やっぱり君らに頼んで正解だったねぇ」 「え?見返り?…やだなぁ、分かってる分かってる。君らの『お手伝い』をすればいいんだろ?いつもみたいに」 「その代わり、いい子がいたら殺さないで僕に頂戴?カチナのお友達にしたいんだ…」 「ふふ…じゃあ、いつもの時間に、いつもの場所でね」 その言葉を最後に、通話は途切れた。 狂おしき毒牙 「…狂っているのは、お互い様だろう?」 (心底楽しそうな笑顔で誰にともなくそう呟いた)
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-STORY- {C.E.702月14日、『血のバレンタイン』の悲劇 によって};ニコ鉄、チー鉄間の緊張は 一気に本格的武力衝突へと発展した……。 誰もが疑わなかった、数で勝るニコ鉄軍の勝利……。が、当初の予測は大きく裏切られ 戦局は疲弊したまま、既に11ヶ月と言う時間が過ぎようとしていた……。 中立国?州のニコニコ動画に通うニコ厨、カス・ミン… ある事件から彼は鉄道経営、更にはアメリカ復興に乗り出すことになる……。 無事バレンタインは終了しました。返答して頂いた支社長の皆様、ありがとうございました! 会長のお言葉 ニコ鉄から支社長さんへ大切なお願いとお知らせです。12月から更新されていないFF式の古い支社長さんを探しています。 万が一の生存報告の無い場合は、 虫 の 息 と判断される恐れがありますので至急下記のフォームにご連絡をお願いします。 1/20(第02回)社内会議にて決議されたこと 放置支社(今年に入ってから更新されていない支社・子会社等、但し4話以上動画がある支社及びライバル会社は除く)におかれましては、 生存報告と次回の予定の公表をお願いします。 万が一返答が無い場合はその土地を他の支社希望者に割り振る可能性があります。 また、株主総会にて支社設立宣言をなさったぐらーふ様についても今後の予定をお聞きし、 返事が無いなどの場合はその場所を他の方に譲る可能性があります。 なお、返答期限は2/14(今年も中止となったバレンタインデーの日)とします。 尚これによって開発終了を強制するものではありません。 参考(該当支社一覧) 本年に入り動画更新をしていない支社 支社名 更新日 最新話 備考 ニコニコ鉄道〜都州久留支社 12/01 第03話 返答なし 太極御影鉄道株式会社 11/20 第00話 開発断念 【A列車で行こう】 ニコニ高速度交通営団 開拓記 12/05 第02話 返答なし 悠久電鉄株式会社 12/16 第01話 開発断念 設立宣言をしているが、報告の無い支社 支社名 更新日 宣言日時 備考 彩度山北西支社運営記 未うp 11/17 開発凍結(3/11に回答) 初音市の北西(予定)のぐらーふ様 未うp 12/18 返答なし 生存確認用コメントフォーム 響詩市支社の第03話の更新日を改正忘れがあったので訂正しておきます。 今のところ最新更新日は1/12です。また、近日第04回の更新予定。-- 境界美 三丸 会長初め支社長の皆様、お久しぶりです。報告が送れて申し訳ございません。 -- eltama 現在のPC環境ではA7プレイそのものができないという状況になっているため凍結していました。 -- eltama(太極御影鉄道社長) 私の現在の環境が絶望的なので開発地区を他の方へお譲りいたします。最後にご迷惑をかけて本当に申し訳ございませんでした。 -- eltama(太極御影鉄道社長) 年末年始より多忙により更新が滞っておりました申し訳ございません。テスト期間が終わる2月初めまでにはうpできる予定です。 -- pashi(オッケープロジェクト) 現在第4回の編集中です。来週を目処に更新予定です。 -- 諧登支社 僕の環境ではここに書き込むくらいしかwiki編集ができないんです。(だから更新日が1月5日になっているし)ここのリストには載ってませんが、誰かホームページの更新に気づいたら編集をよろしくお願い致します。場違い、まことにあつかましいお願いすいません。 -- dora22以下略 該当支社に書いてありませんが、夢見地区開発を担当していたものです。1月より海外転勤となってしまい、更新ができてませんが、恐らく年来の帰還は絶望的なので大変身勝手ではありますが、開発の方を停止させていただきます・・・・・(泣) 心待ちにしていた株主様、大変申し訳ございませんでした。 -- ななし 多忙により開発を進めることが困難となってしまいました。開発地区を他の方へお譲りします。みなさまにはご迷惑をおかけしまして、申し訳ありませんでした。 -- shou(悠久電鉄社長) 彩度山北西支社の鳴です。連絡が遅れて申し訳ありません。諸事情で多忙を極めておりました。当支社の環境ではキャプチャが出来ないようです。申し訳ありませんが、当事業は凍結致します。 -- 鳴 名前 コメント
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前へ ぱわQ1-1? 次へ ぱわQ1-3? 1-2 講堂に集められた生徒の波の中で小波は、アヒルの群れに混じった白鳥の雛の心地を知 った。 世代の平均より顔半分高い彼の身長は、同性の中にあってもそれなりに目立つが、周り を女生徒に囲まれると闇夜の月である。壇上で長話を続ける学長は、ちょうどいい目印と ばかりにこちらを見ている気がするし、壁際に立つ教師たちから丸見えなので、迂闊に欠 伸もできない。周囲の生徒からも好奇心に満ちた視線を感じる。 もっとも、そんなものを気にするような神経でグラウンド、それもその一番高いところ に立てる筈も無い。全方位から突き刺さる視線をさらりと無視し、いかにも真剣に話を聞 いている風を装いながら、小波は隙なく周囲に眼を這わせた。 圧倒的多数を占める女生徒の中に、染みのように点々と男子の姿が見える。みんな自分 と同じような気分を味わっているのだろうかと思うと、話した事さえなくとも親近感は湧 いた。どこのクラスかを確かめて記憶にとどめる。後で部活に誘う為だ。向こうも自分同 様に、こちらに対して共感を覚えるようなら勧誘も楽になろう。そう考えればこの肩身狭 さも捨てたものではない。 ──と、 「最後になりましたが、皆さんご入学おめでとうございます」 ペコリと頭を下げる学長の、まだ話足りなそうな顔に向かって叩きつけるような拍手が 起こった。わざとらしくならない程度のタイミングでそれに便乗し、ぱちぱちと二度三度 手を叩く。 「やっと終わったでヤンスね」 隣に並んでいた矢部がうっへりと呟いた。 「長話が好きなのは校長、学長になる最低条件か何かなんでヤンスかね?」 思いの他皮肉った物言いに、小波は笑う。 「きっと選考試験の問題にあるんだよ。『入学おめでとう』という言葉を三千字以上に拡 張して述べよ、とかね」 「そんなのオイラでも出来そうでヤンス」 「五分間ていう時間制限付きなのさ。合格する連中の時計は、長針が一つ動くのに二分か かるようにできてるんだ」 スケジュールに狂いが生じた所為か、巻きに巻いた進行を繰り広げる生徒会を哀れみな がら小波は言った。ちょうど校歌の段に入ったところで、時計と見比べてみれば張り出さ れたプログラムからはまだ3分以上遅れている。心なしか伴奏のピアノさえもが急いて聞 こえた。二人の場違いなやり取りがツボに入ったのか、くすくすと周りから漏れる忍び笑 いもあって、歌詞も旋律もさっぱり耳につかない。なんとなく、歌い辛そうな曲だなとい うのが正直な感想だ。 「はやいとこ、覚えなきゃな」 別段、愛校心とかそう言った類の心根を持ち合わせての言葉ではない。 高校野球は、試合に勝てばその度に歌う機会が訪れる。何度だって歌うつもりだ。それ を毎回毎回口ぱくで凌ぐ訳にもいくまいというだけの話だ。部活を作る前から考えること ではないかもしれないが、小波は掛け値なしの本気であった。 もっともその為には、校歌の練習以上に野球のそれに身を入れなければならない。 「──そうだ。忘れてた」 「な、何でヤンスか?」 結局駆け足のままに終わった入学式から、教室への帰り道。大きな声を出す小波に、矢 部はかすかに眉をひそめた。 「ああ、いや。入る部活もう決めたか聞こうと思って」 「ぶ、部活でヤンスか……」 ギクッと大げさなほどに仰け反って、つつーっと視線を脇へ走らせる。あからさま過ぎ る反応に、触れてはいけない話題だったかと内心舌打ちしながらも、話を振ってしまった からには後戻ることも出来ない。敢えて小波はそのまま踏み込むことにした。 「うん、もうどこか入るところ決めた?」 「決めていた、というべきでヤンスか。決まっていない、というべきでヤンスか……」 「どっちなのさ」 思わず半眼になる。それが怖かったのか、或いは単に語りたかっただけなのか、矢部は 眼鏡をくいっと押し上げて言う。 「聞くも涙、語るも涙の物語でヤンスが、そんなに聞きたいってぇんなら教えてしんぜや しょう、でヤンス」 「まだ何も言ってないけど。っていうか、さっきからずっと聞きたかったんだけどキミお 国はいったい何処ですか」 前へ ぱわQ1-1? 次へ ぱわQ1-3?
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青山霊園。 数多の死者達が安らかに眠っているこの地も、今はどこか異様な雰囲気に包まれていた。 それはこの場所が殺し合いの会場の一部だからなのか、それとも――その殺し合いの参加者が、此処に居るからなのか。 太陽を反射し輝く銀髪の三つ編み。 この血生臭い殺し合いには場違いではないかと思われるような美しいそれを持つ男。 彼の名は、ヴェイグ・リュングベルといった。 この青山霊園に転送された後、ヴェイグが最初に行ったのは支給品の確認だった。 食料、水分、地図、時計、その他色々――必要なものは揃っている。 ランダムアイテムとやらが剣だといいんだが、と思ったヴェイグであったが、 残念ながらヴェイグのデイバッグには剣どころか武器となりそうなものが一切入っていなかった。運命は時に厳しい、といったところか。 身体能力にはそれなりに自信があるし、氷のフォルスだってある。 それでも、使い慣れた得物が無いことに不安を抱かないわけではなかった。 この殺し合い、どのようなヒトが参加しているかわからない。 何があっても対応できるよう、万全の備えはしておきたい。 そうなると剣は必要だ。身を守るために。敵対した者を打ち倒すために。 そしてなにより――クレアの元に、帰るために。 「クレア……」 確認し終えた支給品をデイバッグに仕舞いながら、ヴェイグは呟く。大切な、大切な存在の名を。 ヴェイグはクレアを取り戻そうとして旅立ち、クレアを助け、そしてクレアに助けられてきた。 仲間たちと共にユリスを倒し世界を救ったのも、もしかしたらクレア救出の延長線上に過ぎなかったのかもしれない。 帰りたい。戦って戦って、ようやく取り戻したクレアのいる日常に、帰りたい。 ヴェイグは心からそう思った。 しかし、ただ帰りたいと願うだけなら幼子にだって出来る。 重要なのはどう動くか。 この殺し合いから生還する方法は大まかに分けて二つ。 殺し合いに乗り優勝するか、殺し合いに乗らず脱出するか。 前者はシンプルな方法だ。優勝すれば、総理大臣が嘘をついていない限りは確実に帰る事ができる。 しかし、だ。 ヴェイグがクレアの元に帰るために大勢のヒトを殺したと知った時、クレアはどう思うだろうか? 傷つき、悲しみはしないだろうか? その問に答える者はいないし、ヴェイグ自身が明確な答えを出すことも出来ない。 それでも、あの旅の中で傷つけてしまったクレアを、再び傷つけるようなことだけは絶対にしたくなかった。 言い換えるならば、ヴェイグは自らがクレアを再び傷つけてしまうことを恐れていたのだ。 故にヴェイグは、殺し合いに乗るという道を選ばない。 クレアを傷つけてしまうかもしれない、その道を。 だから、ヴェイグが選択するのはもう一方の道。 この殺し合いに乗らず、あの総理大臣を打倒、もしくはこの会場から脱出する、というもの。 無論、それは生易しい道ではない。 総理大臣の打倒と会場からの脱出。 どちらを選ぶにしても、まずは首輪を無力化する必要がある。 殺し合いに乗った者から身を守りつつ、首輪を無力化出来るような技術を持った者や志を同じくする仲間を探し、総理大臣に気づかれぬよう首輪を解除する。 眩暈がしそうな難しさだ。単純な難易度では優勝するよりも遥かに難しいと言えるだろう。 しかし、困難な旅の果てに世界を救ったヴェイグにとって、その程度の障害は意味を成さない。 首輪だろうが総理大臣だろうが、クレアの元に帰る邪魔をするなら容赦はしない。 熱き決意を胸に、ヴェイグは薄氷のような道を歩き始めた。 【港区・青山霊園/一日目・日中】 【ヴェイグ・リュングベル@テイルズオブリバース】 [状態] 健康 [装備] [道具] 基本支給品 ランダムアイテム0~3(武器ではない) [思考・状況] 基本 クレアの元に帰る。 1・殺し合いには乗らない。 2・同じ志を持つ参加者を探す。出来れば剣も手に入れたい。 ※氷のフォルスの制限度合いは後続の書き手さんにお任せします。 002:戦略農業 投下順 004:人間っていいな? 002:戦略農業 時系列順 004:人間っていいな? 初登場! ヴェイグ・リュングベル 047 嗚呼。それにしても剣が欲しい……