約 764,867 件
https://w.atwiki.jp/isekaisousaku/pages/24.html
【軍事帝国アスティーレ】 南方系の褐色人種トリス人の国家 信奉神は狩猟と戦争の神で狩人と戦士の守護者ルゥポ 炎の毛皮を纏った狼として現世に姿を現すとされ、トリス人は狼を神聖視している トリス人はかつては蛮族と揶揄されるほど獰猛で野性的な民族だったが、バヌム王が即位したことを契機に革命的な進化を遂げることとなった。 天才的な軍師の才を持っていたバヌム王は、本能のまま無作に戦うトリス人に戦略を与え、統率のとれた軍事国家としての骨子を築き上げた もとより勇猛な戦士の集まりであったトリス軍は戦術という武器を得て、その力を遺憾なく発揮することとなる。 その勢いはとどまることを知らず、近隣の小国を統合し統一帝国を建立を成し遂げた。 近隣諸国統一後、トリス王国は国名をアスティーレ帝国とし、その野心はとどまることを知らず虎視眈々と隣国であるサントアルマの領地を狙っている。 【魔法王国セノアルベ】 賢者トゥーレとその13人の弟子たちによって聖樹アルベを中心に起こった魔法使いの国家 国家宗教や信奉神は特にないが文字を人間に教えたとされる知識を司る女神スクルタを信仰する者が多い 魔法研究と神代魔法の復活を目的としさまざまな文化的研究を行っている 常設の軍隊は存在しないが有事の際は国民すべてが杖をもち戦うという国民皆兵制度を敷く国家 王家は完全なる世襲制であり王は賢者トゥーレの直系、政を担う賢者議会はその弟子の子孫によって行われている。 北の永久凍土を領地としており、外交などはほとんど行っていない。 セノアルベとは聖樹アルベの洞という意味である。 【騎士王の国サントアルマ】 騎士王ローウェンによって建国された騎士の国 信仰神は剣の神アルマ 代々の王はローウェンの所持した聖剣に所持者だと認められなければ王位を継承できない 大陸最強と称される騎士団を戦力として有しており、王自らも戦場に出て先陣を切ることも珍しくない。 身分制度は王を頂点に、騎士と平民に分かれ、騎士は騎士団への入隊が義務付けられている。 騎士団には平民も志願すれば入隊試験を経て入隊は可能だが、基本的には入隊しても身分は平民のままである。 しかし大きな功績を立てれば騎士の栄誉を授かることもある。 現在はアスティーレ帝国とにらみ合っている 【技術大国マルティフェッロ】 魔石加工を得意とするメスティ人によって建国された国 信仰神は鍛冶屋の守護者とされるマルテロ 国家としての規模はそれほど大きくはない 数多の魔石武器や防具を生み出してきた歴史をもつ 地下には魔石採掘のために長い年月掘り進められた長大で入り組んだ坑道がまるで迷宮のように存在している 商業国家メルカトレと同盟関係にある 【商業国家メルカトレ 】 東洋系の人種ペザ人の国 交易が主な国家で運輸と貿易が主な産業 ペザ人の多くが信仰する神は商売の女神メナだが取引相手の国によって信仰をコロコロ変える 国家の意思決定は「コンパーニ」と呼ばれる有力商人たちの組合の多数決で決定される マルティフェッロとは同盟関係 【軍事帝国ラーマ 】 南方系の褐色人種スグル人の国家 信奉神は狩猟と戦争の神で狩人と戦士の守護者ヤウナ 炎の毛皮を纏った狼として現世に姿を現すとされ、スグル人は狼を神聖視している 槍と弓を得意とし騎馬兵を中心とした機動戦術を得意とする 【魔法王国アモスフィア】 賢者トゥーレとその13人の弟子たちによって聖樹アモスを中心に起こった魔法使いの国家 魔法研究と神代魔法の復活を目的としさまざまな文化的研究を行っている 常設の軍隊は存在しないが有事の際は国民すべてが杖をもち戦うという国民皆兵制度を敷く国家 アモスフィアとは「聖樹アモスの学び舎」という意味 騎士王の国ヴレイムラント 騎士王ローウェンによって建国された騎士の国 代々の王はローウェンの所持した聖剣に所持者だと認められなければ王位を継承できない 魔法騎士団を主力とし現在中原の宮の領有をめぐってラーマ帝国とにらみ合っている 【技術大国トラザ】 魔石加工を得意とするレグレム人によって建国された国 国家としての規模はそれほど大きくはない 数多の魔石武器や防具を生み出してきた歴史をもつ 地下には魔石採掘のために長い年月掘り進められた長大で入り組んだ坑道がまるで迷宮のように存在している 商業国家ルーム・ルーと同盟関係にある 【商業国家ルーム・ルー】 東洋系の人種サリハ人の国 交易が主な国家でトラザの物品を各国に売ったり各国の物品を買ったりして利益を出している 国家の意思決定は「ラザール」と呼ばれる有力商人たちの組合の多数決で決定される トラザとは同盟関係 【自由都市同盟】 小規模な国家が相互協力関係を結び成り立つ都市国家軍 【稲穂国】 (玉藻御前を変えるか?) 黄金の国、稲穂国。主な産出品は黄金で、黄金の産出量ならば大陸屈指の量である。また、マ ナの恵みを受けた大地は稲穂の実る時期に文字通り国中が黄金に染まる。米の生産量もまた大 陸屈指の生産量である。 この国を治めているのが高位の魔族である玉藻御前で住民は彼女を祭りで楽しませる。そして 彼女はこの国に豊穣を約束し、外敵を排除する。そんな関係でなり立っている国。彼女の機嫌 にさえ注意すれば、のんびり余生を余生を過ごすには最適な国である。なお、彼女他に数十名 の上位の魔獣がいたりする。上位の魔獣がねじり鉢巻を装備して畑仕事している光景が拝見できるのはこの国だけである。 【倭国】 (稲穂国と設定重複?) 帝によって統治されている極東にある島国。 外との外交を殆ど行わず、その実態は大陸からは謎に包まれている。 大陸の情報が入らないため独自の文化形態が構築されている。 特定の神への信仰を持たないが、全てのモノに神は宿るという独自の信仰を持つ。 陰陽道というどの魔法形態にも属さない術式も存在する。 富士と呼ばれる国内最高峰の霊山があり、その山頂はとある浮遊大陸と繋がっている。 外交を絶っているため人間と魔族の対立に関して知識がないため特に敵対するでもなく 割と普通に受け入れ、魔族は「妖(あやし)」と呼ばれるようになりそのまま共存している。
https://w.atwiki.jp/creategunjibu/pages/20.html
create軍事部のアース系サーバに存在する国家の一覧です
https://w.atwiki.jp/4690/pages/14.html
国家作りたい方はこちらに子ページをつくるかコメントでご注文願います 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/cube_database/pages/54.html
国家 全ての国はその国王を君主とし、その国に所属する者を民とする。 これはヒューだけではなく、ヒューと生活を共にするマーシーやスークァなども例外ではない。 民は国の発展、公共への助力と公共物の利用費として税を支払う。 これにより、国を常に安定させ、道路や学校なども整備され、民の生活は維持、もしくは向上されることになる。 その他の種族では民族による集団生活地域があり、それらは集落という生活単位で扱われる。 ヒューがもともと貪欲であるがために生まれた王政なので、それ以外の種は王政をしかなかった。 しかし、一部の種族に見られる部族や民族による分離と分別があり、それぞれが別々の集落を作り、多くは族長と呼ばれる者を長とし、それを中心に生活を構成する。 国家の成り立ち 「国」という生活単位を持つのはヒューのみ。 これはもともと貪欲なヒューが自らの利権を守り、他者の利益を自らのものとするための制度である。 しかし、メレク狩り後その体質は変容し、現在は余剰分の利益を公共に使うため、それを指揮、選別、分配を行う最高責任者として、国王や帝王などの立場が存在するのが一般的。 国の名前 参考 用語
https://w.atwiki.jp/noryoku/pages/46.html
シエル王国 マドリー共和国 ホフス帝国 ラヴァーダ王国 リービス王国 自由都市ハーマス 倭国 ワイマール王国 ジルド連邦 都市国家アクラ
https://w.atwiki.jp/warhis2009/pages/6.html
()内の数値は能力値。 神クラス エノキ(98) 学徒出陣(97) ムコーニン(96) 魔玉(89) 金宰陽(90) プヒャ孔明(85) 朝倉渦中(95) 損権厨房(90) 小銀玉(90) 準神クラス ピッキー ひょーりみ 八戸のぶなが はいだらー アンジェ 宇喜田 ロコドール まあc 名将クラス ロコ三郎 クマッタ うんぴ ロコ常陸四郎 馬鹿惇 公爵 八戸将軍 氷雪 アダルト 張春華 普通コテ 魔法剣士 Wなんとか 可児くりーむ 佐倉広夢 参考文献 ■ 三戦板の有名なコテランキング ■ 2009年1月17日
https://w.atwiki.jp/chronik/pages/41.html
国家 豊葦原共和国 瑞穂帝国 敷島皇国 南洲国 光輝連合帝国 メイユール共和国 ベルク王国 プラータ連邦共和国 フリオ共和国 フォルティス合州国 ニテンス連合王国 ニクス共和国 ディオス合州国 スート社会主義共和国 スティヴァ帝国 グロース帝国 グラーレア帝国 エスペランザ王国
https://w.atwiki.jp/musi/pages/19.html
https://w.atwiki.jp/sentoukokka4/pages/22.html
MISSION AREA NO.1 アフリカ傭兵国家 アフリカの新興国トブエ。核武装を目論む半島の共和国は義勇兵を送る。事態を憂慮した多国籍軍が軍事介入を行う。 エピローグ 地中海に面するアフリカの沿岸部に、新たな王立独立国ドブエが誕生した。 国土にはアフリカ最大のウラン鉱山が存在し、それは世界最大規模であることを意味していた。 さらにその土地には、冷戦時代に旧ソ連が途中まで建設していた原子炉があった。 共和国はドブエに技術者を派遣して原子炉を完成させ、それだけに留まらずに大量の義勇軍も派遣して、建国間もない国土の防衛までも支援した。 その行動の背景には、原子炉から抽出される濃縮ウランの原料と三重水素の入手のためであるのは明らかだった。 さらにミサイル基地の建設まで開始され、共和国はこの地を核兵器製造のための後方基地にするつもりだった。 そのミサイルの標的である周辺諸国は事態を静観する訳には行かず、国連による査察と核開発の即時停止を求めたが、それは物別れに終わった。 核施設の占領を目指し、多国籍軍と共和国義勇軍との戦闘が発生した。 ステージ概要 恐らく北◯鮮が核武装を目論んで、アフリカの小国(最終ステージの敵首都の名称からリビアと思われる)の核施設の開発に協力し、国連がそれを阻止する内容。 キャンペーン最初のエリアというだけあり、配置される都市の数も少なく、全体的に規模が小さいのが特徴。 比較的難易度も低いが、それはほんの序盤だけで、後半に行くほどこのゲーム特有の大量の敵部隊の配置、意外な所に配置された伏兵など、他とは難易度がそう変わらなくなる。特にステージ 1-3は敵の初期配置部隊が巧妙に配置されており、初ターンからこれらの処理を求められるほか、ステージ 1-4は全ステージ中屈指の難易度となっている。 マップはほとんどが砂漠で構成されており、これが進撃を阻んでくる。海戦の機会は無い。 難易度 海戦 ステージ 1-1 ★☆☆☆☆ なし ステージ 1-2 ★★☆☆☆ なし ステージ 1-3 ★★★★☆ なし ステージ 1-4 ★★★★★ なし
https://w.atwiki.jp/0ny0ny0ny/pages/735.html
①林さんはどうして無税国家を目指したいのでしょうか? ここでは、無税国家が、所得税・法人税・住民税の撤廃をする国家であるという前提から話をします。現在の情勢をかんがみると、社会保障などの観点から完全に歳入をなくして、ファンドでの運用益などで国家を運営することは厳しい情勢にあると考えていますゆえ。 第一に、日本は、フローよりも圧倒的にストックの多い国になったということが原因です。 税金は、本来、公平・簡潔・平等なものであることが理想ですが、フローが少ない現在において、フローばかりから税金を捕捉するのは効率的とはいえません。 所得税にせよ住民税にせよ法人税にせよ、捕捉率の差や恣意的な経費計算についての裁量行政など、さまざまな問題点から不公平が生じています。 そうした点から、私はただでさえ厳しい経済情勢のなかで厳しくなったフローに税金を掛けるよりも、むしろあらゆる商取引にかかる税である付加価値税と、格差是正機能としての総合資産課税のみとした税制に切り替えるべきであると考えています。 第二に、ストックよりも圧倒的にフローに対して厳しい税制は、格差の拡大(企業間も含む)を生むという視点からです。もちろん、努力によるある程度の差は許容すべきです。しかし、格差社会を正当化する論理のなかには当然機会の平等という普遍的な理念が根底にあるべきで、生まれた環境によって今後が左右されるのは封建主義に他なりません。そうした観点から、努力した人が正当に報われる社会を作っていくためにも、フローに対しての課税は控えめにするか、あるいはなくすことが必要だと考えています。逆にストックへの課税をすることで、より多い部分から課税するという意味では非常に効率的ではありますし、それをフリードマンが提案した負の所得税のような単年度収支の直接給付型社会保障に使うことで、格差の是正機能にもつながると考えています。 付加価値税については、これから高齢者が増える中で、所得税・法人税の捕捉は難しくなることが予想され、またすべての人々から平等に納税していただくという観点からも必要だと考えました。これは、捕捉もしやすい税金ですし、たしかに一時的な内需の冷え込みはありますが、いずれは解消されるものです。生活必需品については価格弾力性がなく値下げしても需要が爆発的に増大することもないので、ガソリン税などを外した上、付加価値税を外すことも検討しなくてはならないかもしれないとかんがえています。 具体的な例を挙げれば、たとえばこのような税制改革でトヨタ自動車や松下電器といった製造業は大幅な減税効果が見込めます。逆に、国土開発のような大規模な不動産を持ちながらも、裁量行政のなかで課税を免れてきた企業や、不良債権の処理などの問題から仕方がなかった側面もありますが、金融業や商社などにも平等に課税されます。 トヨタ自動車や松下電器は、日本人の魂であり誇りです。しかし、彼らの純利益の六パーセントまでが法人税で捕捉されています。丁度、企業の研究費が六パーセントぐらいの比率であるという話を伺うので(製薬会社はもう少し高くて八パーセントです。)、法人税をなくせば、研究への投資が理論的には二倍にできます。もちろん、株主への分配などの問題もあるので、かならずしもそういう方向には向かわないかもしれませんが、これだけでポストドクターの問題などはかなり解決されるはずです。なぜなら、製造業の企業にとって、高度な技術力を維持することは、最重要の課題であるからです。 このように高度な技術を持った中小企業クラスターを抱える大企業を無税国家によって優遇することによって、次世代エネルギー開発や電気自動車の開発などで日本が国際的にも優位に立つことができ、結果として国際競争力を高め、努力した層にはトリクルダウンが起こるはずです。(近年の景気回復では起きませんでしたが……規制が原因なのでしょうか?労働分配率の低下は国際的な趨勢であるうえに、日本の過剰雇用を考えれば当然の調整だし……う~む) つまり、努力して出世したのに所得税でがっぽり取られる成り上がりと、相続税をうまく逃れて悠々自適の資産家という関係が、日本では企業間においても、前者は松下電器やトヨタ自動車、後者は三大メガバンクや商社や国土開発といった感じではっきりと分かれているのです。 また、こうした考えにいたるまでの個人的な経験に基づく話をするならば、母方の実家で遺産問題でもめたことが第一に挙げられます。たとえば、八十歳の人がなくなったあとに六十代の人が相続をする。そのお金は使われることなく郵便貯金に入り、財政投融資(現在は名前は違うかもしれませんが、似たような制度があるはずです)で、乗数効果が低い公共事業につぎ込まれる。銀行にしても国債を買わなければ自己資本比率規制にひっかかるのでしかり。こうした現状を変えるためには、やはり資産からある程度税金を取って、それをそれをフリードマンが提案した負の所得税のような単年度収支の直接給付型社会保障に流すことで、(貧困層というのはお金がないのである程度は使いますから)、ある程度内需を拡大するしかないと考えています。少なくとも現時点では。これは、少なくとも中抜けの多い公共事業よりは内需の拡大効果があるはずです。乗数効果などから見ると。 また、これによって、予算の大部分(半分程度?)が節約でき「総合資産課税から生まれる負の所得税による小さな政府」が可能です。(フリードマンが言うように、短期的なものでは何の意味もないと思いますが。) 基礎年金の国庫支出部分:10兆円 福祉・その他:4兆円 公共事業の雇用対策部分:3兆円 防衛費の雇用対策部分:3兆円 中小企業対策、地方交付金等々の社会保障的部分:10兆円 農業完全自由化:5兆円 特別会計のムダ部分:15兆円 合計:50兆円 第二には、父親の苦学の経験です。父親の実家は建設会社を経営していたのですが、中学の時に倒産して、二千万円の借金を抱えた上、農場や家屋なども手放しました。そうした中で、父親は新聞配達をしながら大学に通い、大手の製薬会社に就職して、年収は一千万円を超えました。 しかし我が家では、新聞配達から這い上がって稼いだお金であるにもかかわらず、前述の不動産などよりも多額の税金を払わなくてはなりません。(もちろん、相続税というものがありますが、捕捉には限界がありますし、さまざまな抜け道があります。悪知恵の働かないサラリーマンの所得税には、ほとんど抜け道がありません。)そうした現状をかんがみると、やはり努力した人が正当に報われるという近代の資本主義社会としては当然の形態がしっかりとできていないように思えるのです。 その元凶としてあるのが、現在の法人税・所得税を中心とした税制であると考えています。以上の点より、私は、所得税・法人税のない無税国家が目指すべき道であると考えています。 考え方のなかに、これは~主義であるとか、そういったものがあるかもしれませんが、先日の中央公論で竹中氏が述べていたように、現実の政策立案というのはあくまでも理論ではなく現実に即したものであって、その時々の情勢によって変わるものだと思います。彼はその例として、規制を厳しくした「金融検査マニュアル」について紹介していました。 あの発表から、金融危機が起こり、ヘッジファンドは影を潜め、(ソロスさんのファンドでさえ、読み違いを起こしてあまり儲けられなかったといいます)、格差の拡大が問題となり、あまりにも多くのことが変わってしまいました。 しかし、現時点での私の、所得税・法人税・住民税をなくすという主張は変わっていません。ただ、方法論として少し変わったことは否めません。ヘッジファンドによる運用から、すべての税金をなくし、役人の利権となる規制を排除し、総合資産課税と付加価値税に一元化する、という方法へと変わったのです。 ②そもそも国や世界がどうあるべきだと考えますか? まず、国家についてですが、なるべく民間部門の活力を削がないように、必要最低限の役割(国防、警察)と、失業者に対しての必要最低限の単年度収支の直接給付のみをすればよいと考えています。とくに、年金については、少なくとも基礎年金部分についてのみ最低所得保障制度(負の所得税)で保障した後に、二階建て部分の二階については民間部門に任せればよいと考えています。もともと金融商品なので、民間に任せたほうが運用などもうまくいくでしょうしね。 また、産業振興を国が担えるとするのは間違いです。たとえば、かつて高度経済成長期に経済産業省で自動車の三社構想というものがあったそうですが、これが実現すればホンダもダイハツもなかったでしょう。やはり、民間部門の自由な活動による活力だけが産業を発展させるのであって、役人が作るレールなどというものは、役人の仕事を作るための自己目的的な意味のないものだと考えています。例としては、東京都認可商品しか東京都の下水道管には使えないそうですが、同じ会社(日本製です)の商品が、シンガポールでは、四分の一で購入されています。外郭団体が作る貼るシールにお金がかかるのだという話も、企業の経営者の方から伺ったことがあります。こうしたことから、おそらく役所による産業振興とは、役所の内部を潤すだけのものであり、そうした点から乗数効果も低いのではないかと考えています。ですから、政府による介入は最小限にとどめ、足りない部分は、個々人への直接現金給付で補う方法がよいと考えています。(これによって、少なくとも役所内で常態化している横領や背任は起こりにくくなります。) 世界については、近年の金融危機の中で保護貿易的な動きが強まっていますが、むしろ、いまこそ自由貿易を拡大し、危険な動きを厳に戒めるべきだと考えます。もちろん、グローバリズムには、フェアトレードが実現されていないなどの構造的な問題は否めません。しかし、リカードが述べたように、比較優位にある産業のみに力を注ぐことによって、より力強い反映が確保されます。 あえていうならば、私は各国の産業については、切捨てなくして発展なしという考え方です。たとえば、第二次世界大戦後に日本では軍需産業が禁止されたために、航空機産業の人々が自動車産業へと移り活躍しました。現在も、公共事業費の削減などで建設会社の中には農業技術の開発に活路を見出して成功している企業もありますし、タクシーの規制緩和などから、老人向けの小規模バスを運行し、そこに活路を見出している企業もあります。また、自動車産業についていえば、厳しい排ガス規制は、エコカーにおいて世界でもっとも優れた日本車という評価を生み出し、燃費も飛躍的に向上させました。このように、危機や切捨ては工夫次第では好機となります。ですから、保護主義的な傾向に陥らないで、多少の切捨てがあったとしても、優位な産業に力を注ぐ自由貿易経済が望ましいと私は考えています。 また、EUやアメリカ圏諸国では、FTAやEPAが締結されています。一方で東アジアは、こうした広域自由貿易圏の空白地帯です。現在、アメリカとのFTAが農業団体からの非常な圧力により頓挫しかけていますが、東アジア地域、特に中国との広域自由貿易圏化はこうした衰退の一途をたどる農家にとってもまたとない好機です。中国にも、日本の安全で高度に衛生管理された食品を輸出し、好評を博することが出来れば減反政策も必要なくなるかもしれません。(実際し、試験輸出した米などは好評を博しています。) ですから、たとえば「大きな政府」や「保護貿易」が、それ以上の発展も見込めず、工夫もないのに対し、「小さな政府」や「自由貿易」はそこにある問題ですらも、工夫によって自己解決する機能があります。 そういった点から、私は国家はあくまで「小さな政府」であるべきだと今でも考えていますし、貿易についても、少なくとも日本の国益という点から考えれば「自由貿易」を推し進めるべきであると考えています。