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屍神の法則 AOの世界で刊行されているライトノベル。「しにがみのセオリー」とルビを振る。大人気シリーズらしく、劇場版アニメまで制作されている。 AO曰く「超おすすめライトノベル」で、帝限定版のブックレットでは雫世界の仲間たちへ布教する必死すぎる姿が見られる。その甲斐あって図書室の貸出しランキングで2位を獲得した。尚、同ブックレットでAOがRNさんに紹介用のイラストを発注しているが、RNさんはそのために原作を全巻読破したらしい。ハハァ……。 AOの台詞「あなたのセオリーは、ここで崩れる!」や工作スキル「屍神の一撃」もおそらくこの作品をリスペクトしたものと思われる。 あらすじ 東京都某所に突如として開いた異界への扉『屍神(しにがみ)の門』。 そこから漏れ出す瘴気と『屍神』と呼ばれる魔物によって、東京は人の住めない環境になってしまった。 死臭漂う霧深い東京に跋扈する魑魅魍魎。そして―――それを斬り伏せる少女たち。人類の存亡をかけた戦いが始まる。 近未来を舞台に、少女たちが斬って、撃って、駆け抜ける!ハイスピード現代バトルアクション、今ここに開幕!(原作小説第一巻より引用) 登場人物 神宮寺 鏡花 主人公のレズ。三年前に発生した『大災厄』で最愛の姉、蓮華を亡くした際に『神葬固子』と呼ばれる異能の力が発現。以来、屍神への復讐を誓っている。蓮華の死によるストレスで髪がすっげえ白くなってる、はっきりわかんだね。 使用武器は大鎌。黒いカチューシャを付けており、AOの武器とカチューシャは彼女をリスペクトした物である。 トップは喪服(着物タイプ)のアレンジ、ボトムは黒ニーソ+セーラー服のようなプリーツスカートで腰まで大きくスリットが入っている。後輩(後述)によく手を突っ込まれてそう(小並感)。 西園なずな 後輩のレズ。明るい性格で人柄も良く、過去に家族を亡くしているとは思えないほど。 鏡花の事が大好きで、彼女に対しては時折“親愛”以上の感情(すっとぼけ)を覗かせる。先輩!好きッス! 使用武器は手甲鉤。鏡花と同じく喪服(着物タイプ)+プリーツスカートだが、なずなは着物をたすき掛けにし、スカートの丈は鏡花より短い。 アリシア・グランベルク ライバルのレズ。対屍神殲滅機関ぶるちゃー『VULTURE』EU支部のエース。名家出身のお嬢様だが『神葬固子』が発現した際、異端者として家を追い出された。屍神と戦うのは自分を捨てた家族を見返すため。 使用武器は拳銃、しかもリボルバー式を二丁とこれマジ?可愛らしい見た目に比べて戦闘スタイルがロマンに溢れすぎだろ……。 金髪、先端にカールを入れたツインテール、エアインテーク付き前髪……絵に描いたようなデザイン。 鏡花やなずなと違ってこちらは喪服を和風ゴスロリっぽくアレンジしたドレスを着用している。 ドレスの意匠が上記2人と共通している事から逆算すると、鏡花となずなもVULTURE(本部?)に所属していると思われる。 ????? 正体不明の敵キャラ。「こっちへおいで」と妖しく微笑みながら鏡花へ刃を向ける。 鏡花の知人の誰かに似ているらしい。多分姉の蓮華だと思うんですけど(名推理)。 使用武器は薙刀。黒のセーラー服を着用し、体の所々さん!?には赤い筋が這っている。 関連 AO 月影
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放送日 タイトル 主演 視聴率 2000.08 喪服のランデヴー 藤木直人 不明 2011.10 ビターシュガー りょう 4.5% 2012.01 本日は大安なり 優香 4.5%
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大稲荷 丹(おおいなり まこと) 37 名前: 創る名無しに見る名無し [sage] 投稿日: 2009/03/15(日) 22 55 06 ID LMmeACFR 新任でザマスで喪服でトマトジュースでドラキュラな男か。 濃っ!!
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親:公開処刑 プロフィール 名前 6月20日(ろくがつはつか) 所属 過激派 年齢 16歳 髪色 銀色 身長 * 眼色 桃色 体重 * 異能 パイロキネシス【50%】音を操る【50%】 性別 女 状態 なんとなく所属している 一人称 私(わたくし) 二人称 ○○様 三人称 ○○様 本名 波塚 順子(なみつかじゅんこ) 「もしもし、火葬でございますか?」 「私としては鳥葬も捨てがたいのでございますがここの地帯は非常に野鳥の数が少のうございます故・・・」 「どのような生い立ちであれ、灰になってしまえば皆同じで御座います。」 電話一本で飛んでくる死体処理屋。本人は葬儀屋と言っている。 葬儀大好き。愛してる。常に葬儀のことしか考えない。水とか埋めるとか火とか聞くだけで飛びついてくる。 一週間以上葬儀の依頼が無いと深夜の町に出て人を燃やそうとうろうろする。 ガッチガチの敬語。「存じ上げております」とか。 電話先には必ず喪服で登場する。 葬式は洋式で行う。仏教徒だろうがヒンドゥー教徒だろうがオウム真理教とだろうがお構いなし。とにかく葬儀しよう。 葬儀が沢山できるという理由で過激派に入った。 人類皆同じ(有機物的な意味で)思考を持っている。しかし葬儀の依頼は先着順。 異能について パイロキネシス 炎の威力を上げることが出来る。調子がよければ死体を骨一つ残らず燃やすことが出来る。 音を操る 鎮魂歌(それっぽい感じで歌うだけ)を歌うことによって周囲の人物の方向感覚を狂わせ近づくことが出来なくさせる。 親の感想 葬儀厨。好きなこと職業に出来て羨ましい。喪服は完全に私の趣味。 死体を燃やすことだけに特化しているので弱い方。
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赤い月 デアモーテロンド 性別 :男 年齢 :自称18 LV :18 ルーツ :スカード ジョブ :デモニスタ 特徴 :肌が極端に白い/廃墟マニア/覆面を脱がない(眼帯)/幼少の頃から放浪/快楽主義 幼少時代にマスカレイドに村を焼かれ、親を亡くした。その後、近くの村の教会に引き取られ、そこで働いている。 性格は、明るい。変人。 『Fluchen Sie von Gott. Ich bin New God!(神に誓って下さい。 私は新しい神です-どいちゅご』 ステータス P 7 T 17 S 38 GUTS 430 ini 38 EXP 1675 所持金 1108ダルク スキル 戦闘用アビリティ 遠 デモンフレイム 2 詠唱継続 ミス 3 紫炎 【炎】 4 デモンフレイム 40ダメージ (T+24ダメージ) 5 ダブルフレイム 20ダメージ (T+10ダメージ) 6 ギガントフレイム 100ダメージ (SS+24ダメージ) KO効果:戦闘不能 遠 レギオスブレイド 2 レギオス乱舞 プラスワン 3 吸血剣 ドレイン20 4 鮫剣 20ダメージ (T+3ダメージ) 5 黒霊剣 50ダメージ (S+16ダメージ) 6 霊魔剣 60ダメージ (S+28ダメージ) KO効果:戦闘不能 遠 邪眼 2 腕睨み 【4マヒ】 3 命砕き 【呪詛】 4 黒の光線 20ダメージ (T+8ダメージ) 5 死の凝視 50ダメージ (S+17ダメージ) 6 邪眼全開放 70ダメージ (S+38ダメージ) KO効果:石化 非戦闘用アビリティ なし なし アイテム 装備 アイテム名 形状 LV ● 大鎌 赤くて歪 LV18 ● 大鎌 赤くて歪 LV18 ● 喪服 真っ黒。多分洋風(和服の喪服も捨てがたい) LV18 ● 靴 もらった T+1 ● ネックレス くすねたT+1 ● 髪留め 普通に買ったS+1
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原語 black 和訳 名詞 黒、 黒色 (くろいろ/こくしょく)、 墨色 (すみいろ/ぼくしょく)、煤色、消炭色、漆黒、 褐色 (かちいろ) その他の品詞 黒い、漆黒の 闇の、不法な、違法な、悪い、悪の、悪徳、極悪、劣悪、あくどい、邪曲、邪悪、汚い、非道な、悪逆、卑しい、卑劣、不条理な 接辞 闇 (やみ)~、 裏 (うら)~ 漢字一字 黒、墨、烏、玄、黎、緇、涅 悪、邪、姦、卑、賤、鄙 やまとことば くろ(黑) あし(惡)、わるし(惡)、いやし(卑)、ひが(僻) 備考欄 辞書 説明 廣辭林新訂版 (無記載) 新訂大言海 (無記載) 角川国語辞典新版 名 ①黒。黒色。②コーヒーにミルクやクリームなどを入れないもの。③肉太の文字・活字。 大英和辭典 〔形〕[一]黑イ.[二]暗イ,暗黑ノ.[三]薄黑イ皮膚ノ色ノ,スス色ヲ帶ビタ.[四]陰氣ナ,恐ロシイ,悲シイ,憂ハシゲナ,ミジメナ.[五]オコッテ井ル.[六]ワルイ,兇惡ノ,邪惡ノ,毒々シイ,腹黑ノ.[七]黑衣ヲ著ケタ,喪服ヲ纏ッタ.[八]ヨゴレタ,キタナイ.[九]シカミ面ノ,澁面ノ.〔名〕[一]黑,黑色.[二]黑人,クロンボ.[三]黑イ品,黑イ物(特ニ①黑色ノヱノグ,黑色ノ染料,黑インキ.②黑衣,喪服.③黑色部.④煤煙.[四]†死者ノアル家ノ戶外ニ立番シテ徒步デ葬列ニ先行スル人,送葬者.[五]†魚鳥ナドヲ偸〔ヌス〕ミ取ル人,密カニ他人ノ圍內〔カコヒウチ〕ニ入ッテ魚鳥ナドヲ捕ヘル人. その他の品詞は「ブラック企業」などの用法に対する翻訳。 同義等式 原語単位 black=黒 カタカナ語単位 ブラック=黒 附箋:B フ 英語
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#blognavi 海軍(中だるみ編 衣装提供(ズボン以外):父(無断) 全然どきどきしません。やはり生身の人に着用していただきたいですね。 っていうか喪服でいいのにとかね。 カテゴリ [つらつら] - trackback- 2006年07月28日 00 09 49 名前 コメント #blognavi
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喰霊 -零- 作品情報 公式HP http //www.ga-rei.jp/top.html 10枚 諌山黄泉 諌山黄泉(ポッキー) 土宮神楽 土宮神楽(ポッキー) 黄泉&神楽 諫山冥 諫山冥(喪服) 春日ナツキ 和泉マミ 和泉マミ(変身っ!)
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分類:短編小説 初出:「幻影城」1978年8月号 雑誌時挿絵:山本博通 収録短編集:『密やかな喪服』、『変調二人羽織』(ハルキ文庫版のみ) あらすじ 午後四時四十分。 こだま二七九号大阪行は、東京駅十六番ホームを定刻通りに発車した。 医学部を中退し富士山麓での財宝探しに明け暮れていた葉島艦一は、星崎家の令嬢・美弥に恋し、美弥からピアノを習っていた。ある日艦一は、美弥から奇妙な依頼を受ける。父親の乗っていた新幹線、こだま二七九号を探してほしいというのだが――。 登場人物 葉島艦一東大医学部に通う頭脳明晰なエリート学生だったが、大学を中退し富士山麓で財宝探しに明け暮れる、いかつい顔に壊れた眼鏡を掛けた青年。美弥に恋している。 星崎美弥星崎長次郎の一人娘。屋敷でピアノを教えている箱入り娘で、銀行の御曹司との婚約が決まっている。 七村艦一の医学部の先輩。 星崎長次郎大会社を経営する実業家。2年前に突如会社を甥に譲り渡しスイスに移住。 佐伯令子長次郎の元秘書。 解題 「幻影城」1978年8月号に、《特集・連城三紀彦》の一作として「藤の香」「メビウスの環」とともに掲載された短編。 新幹線に〝森の石松〟が登場するユーモラスな冒頭や、冴えない青年と美女の恋など、『運命の八分休符』の原型というべき作品。実際、「オール讀物」の編集者から本作のような作品というオーダーを受けて「運命の八分休符」を書いたという。 「(略)だから一番初めの幻影城の時に、(中略)一度に三つ出した時があったんですけど、それぞれの社からひとつひとつの、――「藤の香」と「消えた新幹線」と「メビウスの環」というの出したんですけど、例えば講談社は「藤の香」みたいなのが欲しいって云う。それから文春は「消えた新幹線」みたいなものが欲しいっていう感じできましたんで、一応合わせて書いてます」 (「地下室」1982年9月号 「特別例会報告4」より) なぜか『変調二人羽織』には収録されず、『密やかな喪服』に収録された。 ハルキ文庫版『変調二人羽織』の解説で、法月綸太郎は本作が「ある東京の扉」と対になる作品であると指摘している。 なお、「幻影城」掲載時と単行本で主人公の名前(幻影城版:郡司一平、単行本:葉島艦一)と設定が大きく異なる。 郡司一平はあらゆる意味で、その洋館の一室の美弥の前に座るには不似合いな男だった。まだ二十六だというのに髪の少しうすい頭、葬儀写真の黒枠を思わせる眼鏡、ガニ股気味の脚。 そんな一平が何故そこに座っているかというと、経緯はこうである。 一平は二年前まで名古屋の某国立大学の医学部の、つまりエリート学生だった。ところが余暇活動でやっていた空手が二つの意味で一平の人生に祟った。一つは彼の脚がO脚になったこと、今一つは酔った勢いで警察と乱闘し全日本空手選手権大会の出場資格を剥奪されたばかりか停学処分にあったのである。 郷里に戻った後、憎き空手に復讐するために空手で鍛えた節くれだった手に最も似合わないピアノの練習を始めた。 どうせ練習するなら先生についたらどうだと言って、大学時代の親友の七村が紹介してくれたのが、何と星崎美弥であった。美弥は去年からの一人暮しの退屈をまぎらすため、近くの少女達にピアノを教えていたのだ。 (「幻影城」1978年8月号より) 上記のように単行本での眼鏡が壊れている設定が幻影城版では存在しないため、星崎の病室に潜入する場面では女装(!)することになる(眼鏡を交換する行為をより自然にするために単行本収録時に眼鏡が壊れている設定を追加したのだろう)。また、幻影城版ではラストが艦一の決断の手前で切れており、艦一の決断は単行本化の際に加筆された部分である。 この名前と設定の変更に関しては、『密やかな喪服』講談社文庫版解説で新保博久が言及している。 ちなみに、「消えた新幹線」は単行本収録のさい探偵役のプロフィルがそうとう変えられており、名前も初出誌では郡司一平といった。『運命の八分休符』の主人公名・田沢軍平につきすぎるのを避けるためだろうが、葉島艦一と改めたのは、ヒロイン美弥の名前から貫一お宮を連想し、間貫一をもじったに違いない。艦一の埋蔵金の夢も、貫一が金色夜叉と化したことによっているのだろう。こういうユーモラスな発想は、やがて『恋文』に結実するほのぼのした雰囲気と無縁ではあるまい。 (講談社文庫『密やかな喪服』解説より 執筆者:新保博久) 収録アンソロジー 山前譲編『鉄ミス俱楽部 東海道新幹線50』(2014年、光文社文庫) 関連作品 同時掲載作「藤の香」(『戻り川心中』収録) 「メビウスの環」(『変調二人羽織』収録) 本作を原型とする作品『運命の八分休符』 「幻影城」掲載短編「変調二人羽織」(『変調二人羽織』収録) 「ある東京の扉」(『変調二人羽織』収録) 「六花の印」(『変調二人羽織』収録) 「メビウスの環」(『変調二人羽織』収録) 花葬シリーズ 鉄道ミステリ「ゴースト・トレイン」(『紫の傷』収録) 名前 コメント
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ナル(やさぐれ)×マヨ(未亡人) 倉院の里。 二度と来る事がないと思ったこの場所。 「いいの?私、本当に結婚しちゃうよ!!もう、ここには好きに来れなくなっちゃうよ。」 「なるほど君!!何か言ってよ!!」 ボルハチで表面上、ピアノを弾くようになって3年。 真宵ちゃんはあの事件からずっと。ボクの事を信じてくれていた。 たまに『成歩堂芸能事務所』に顔を出し、みぬきの世話もしてくれた。 真宵ちゃんはボクが法曹界を追われたあの事件については一言も触れなかった。 交わされるのは、いつもどおりの日常のくだらない会話。 みぬきのことで、ボクの心が和んだのは否定できない。でも、真宵ちゃんと一緒にいるときは特別だった。 ひょんなことから出会い、2年間一緒に行動するようになってから、ボクは、真宵ちゃんが特別な存在だと気 がつくのにはそう時間がかからなかった。 でも、今のボクには真宵ちゃんを、幸せにする事ができない。 「真宵ちゃんはその男が好きなのか?」 それすら聞く事もできずに、ただ静かに笑って真宵ちゃんに祝福の言葉をかけた。 真宵ちゃんのいつもの元気な笑顔は消えていたけど・・・。 3年後、春美ちゃんからの手紙で、真宵ちゃんの旦那さんが急死したことを知った。 今更ボクが倉院に行っても何の慰めにもならないと思い、その手紙も無視していた。 しかし、次の晴美ちゃんから来た手紙でボクは倉院に行こうと決意をさせる一文があった。 「真宵様の悲しみを和らげるのはなるほど君しかいません。」 晩秋の夕暮れ。 随分と早くなった夕日が綺麗に倉院の里を染め上げている。 正門をくぐり、かさっ、かさっと落ち葉を踏み分け、本堂に向かう。 本堂入り口そばには・・・間違いない。真宵ちゃんが空を眺めていた。 「なるほど・・・君・・・?何でここに・・・?」 ボクより先に人の気配を察して真宵ちゃんが声をあげる。 3年ぶりの再会。喪服に身を包んだ真宵ちゃんはすっかり大人の色気をおびていた。 「焼香しに来たよ。遅れてごめん。」 「とにかく、上がって。」 促されるままに本堂に入る。 修行が終わり、宿場にみんな行ってしまったせいか、他に人のいない本堂はことさらに広く感じる。 「夫に、なるほど君の話も沢山していたから、来てくれて喜んでいると思うよ。」 初めて見る真宵ちゃんのだんなさん。とても優しそうな人だった。 ボクは遺影の前に花を置き、黙って手を合わせる。 君は真宵ちゃんを幸せにできていたのか。真宵ちゃんの無邪気な笑顔を知っていたのか。 名も知らぬ『彼』の顔を見ているとボクの中に何ともいえない黒い感情がわきあがってくる。 「ねぇ、なるほど君、人間ってこうも簡単に死んじゃうもんなんだね。心不全だったの・・・。やっとなるほ ど君のこと忘れられると思っていたのに・・・。この人と倉院を作っていこうと思っていたのに・・・。」 沈黙の闇を先に破ったのは真宵ちゃんだった。 目から涙があふれているのが分かる。 ボクはこの男の事を許せなかった。真宵ちゃんにこんな悲しい目に遭わせるなんて。真宵ちゃんを幸せにでき なかったボク、そしてこの男。 どちらにも腹が立った。 夕日もすっかり暮れ、倉院の綺麗な空気で星がいっそう綺麗に見える。 すっかり暗くなった部屋で見る真宵ちゃんはとても綺麗だった。 薄くさした紅が喪服に映え、わずかに露れる胸元の肌が月に照らされ白磁のように見える。 ボクは不謹慎ながらも大人になった喪服姿の真宵ちゃんを自分のものにしてしまいたくなった。 真宵ちゃんを悲しませた張本人の目の前で性質の悪い意地悪をしたくなった。 「真宵ちゃん・・・。」 ボクは真宵ちゃんを抱きしめた。これから何をされようという想像もできていないのか、真宵ちゃんは全く抵 抗してこないどころか逆にボクを抱き返し、心地よく僕の胸に体重を預けている。何の警戒心も持たない、昔 のままの真宵ちゃんの表情。 真宵ちゃんの胸のふくらみが喪服の上からも分かる。 その喪服に包まれ、艶やかさを放っている外見とはうらはらに、全く無警戒の頼りきったその顔を見ると、ボ クの中の悪魔がその短い間にどんどん大きくなっていき、抑えられないものになってきていた。 「真宵ちゃん、綺麗になったね。」 額に軽く口づけそのままの姿勢で一気に押し倒す。 「なるほど・・・君・・・?」 先ほどの表情から一転して、不安そうな宙を見上げる目。 「みんな、宿場にいるんだよね。大声出しても無駄だよ。」 「いやだよ!なるほど君!!こんな所で!!遺影の前でなんて!!!」 「ボクは許せない。真宵ちゃんを悲しませたこの男を!だから!!」 「冗談でしょ!?お願い。冗談だって笑ってよ。」 「ふーん。冗談でボクに抱いて欲しいの。流石大人になった真宵ちゃんだね。」 「違う!!」 ボクは口の端を歪めて笑う。 抵抗する両手首を片手で押さえつけ、空いた手で、喪服の胸をはだけさす。 「なるほど君!!こんなの・・・酷いよ!!やめてよ!!」 日焼けのしていない白い胸の中心のピンク色の突起に夢中になって吸い付く。 千尋さんほどではないけど、その胸にはしっかり重みがあり、大人の真宵ちゃんを感じ、ボクの中心は更に固 くなる。 「いや・・・だ・・・!!やめて・・・なるほど・・・君・・・」 抵抗の力は徐々に小さくなり、声は少しずつ吐息混じりになってきている。 その抵抗の声も口で塞ぎ、ボクは真宵ちゃんの口内を犯しだす。 一筋の涙がボクの良心にとって最大の抵抗だったけど、それと同時に手に入れられなかった真宵ちゃんをこう やって強引にでもモノにできると思うと喜びの感情のほうが先走る。 両手を開放し、喪服の帯を器用に紐解く。 襦袢の下は予想通り、なにも着けていない。 「いい着物なんでしょ?汚しちゃうから・・・。」 「・・・。」 ボクの喪服のジャケットを敷き、裸になった真宵ちゃんを横たえる。 「やっと諦めたんだ。」 「だって・・・。なるほど君に目をつけられたらもう・・・終わりだって知ってるから。」 「終わりだとは酷い言いざまだ。」 真宵ちゃんを組み敷き、わざと遺影の前で、その白い肌に無数の所有の証をつける。 「跡・・・、つけないで。」 「もう暫くは喪服でしょ?見えるところにはつけないから。それとも他にもこういうことする人がいるの?」 わざと意地悪く聞いてみる。 無言で首を横に振る真宵ちゃんを横目に体勢を変え、彼女の両の脚を大きく開かせる。 「いや・・・。恥ずかしい。」 黒い茂みを掻き分け隠された小さなピンク色の突起を軽く吸う。 「ひゃ・・ぁあん・・。」 成熟した真宵ちゃんの躰が小さく跳ねる。 更に指を滑らせ、蜜壷に一本、指を侵入させる。 湿りを帯びたそこはボクを受け入れ、きゅうきゅうと締め付けてくる。 内壁を引っかくように掻き混ぜる。蜜の最奥部からじんわりと温かいものが溢れ出してくる。 「ん・・・ぁあ・・あああああ!!」 真宵ちゃんは声を上げ、びくっと反応する。 「まだ、一本しか挿れていないよ。」 「だって・・・。なるほど君、上手いから・・・。」 顔を上気させながら答える真宵ちゃんが愛おしい。 ボクもジッパーを下ろし、熱を帯びた欲望を握らせる。 「すご・・い。大きい・・・。」 大きな目を更に大きくさせ、真宵ちゃんは恐る恐る握ってきた。 「真宵ちゃん、擦って。」 手馴れた手つきで、カリの部分と裏筋を執拗に攻めてくる。ボクも声を出してしまう。 流石未亡人といったところか。遺影の男が真宵ちゃんにこんなことを教え込んで。こうやって真宵ちゃんを毎 晩乱して。真宵ちゃんの体を蹂躙して。最後に思い出だけを残して先に逝く。 ボクは真宵ちゃんのテクニックを目にして、ふつふつと怒りがこみ上げてくるのを感じた。 充分に潤ったところに、ボクの中心をあてがう。 「挿れるよ。いいね。」 瞳を潤わせながら、こくりと頷いた彼女にボクはゆっくりと腰を押し進めた。 真宵ちゃんの中は熱く、ボクの欲望に吸い付いてくるように絡んでくる。 「・・・ん・・なるほど・・君・・・ぁあ!!」 たまらず真宵ちゃんが嬌声を上げる。 僕の知らなかった真宵ちゃんの大人の声。 「声をもっと聞かせて。」 「はずか・・し・・ぁっ・・ぁああ!!」 はじめは浅く、徐々に深く彼女に入っていく。奥を突く度、がらりとした本堂に真宵ちゃんの可愛い声が響き 渡る。 真宵ちゃんははきゅうきゅうとボクを締め付け、その襞がボクの中心に絡み付いてくる。 「ん・・・」 熱い彼女の中。そして俺は腰をグラインドさせる。 「ん・・はぁ・・ぁあ・・ぁあ・・。」 ボクの腰の動きに合わせ、彼女もいつしかボクの体にしがみ付いていた。 くねくねと彼女も腰を動かし、ボクの動きに合わせる。 ぽたり、ぽたりとボクの汗が真宵ちゃんの顔に落ちる。 「なるほど・・君・・・・・いい・・。」 喘ぎながらも言葉を発せようとする彼女が妙に可愛らしい。 ボクは真宵ちゃんの白く伸びた脚を両の肩に乗せ、更に挿入を深くする。 「ひゃ・・ぁああん・・」 互いに狂ったように腰を打ちつける。 「ぁあ・・あ・・あ・・・」 ひくひくと真宵ちゃんのそこが痙攣する。ボクももう、これ以上持ちそうもない。 「ごめ・・・ん・・・いっちゃう・・・」 「ゃぁ、ぁああああ・・ああああああ!!」 ボクは、真宵ちゃんの中に欲望を全て開放させた。 「ごめん・・・。真宵ちゃん。ボク・・・。」 全てが終わった後、ボクは後悔の念に囚われた。 半ば強引に旦那さんを亡くしたばかりの真宵ちゃんを犯してしまったのだから。 もう、今までの関係ではいられない。二度と会うことはない。 今はもういない男に対し、醜い感情を抱き、本能の赴くままに犯ってしまったのだから。 「いいんだ・・・。なるほど君。」 意外な彼女の言葉を信じる事ができずにもう一度聞き返す。 「本当はこうなる事を望んでいたのかもしれない。私、結婚してもずっと心の底になるほど君がいたんだ。」 「いいよ。真宵ちゃん。ボクを慰めなくたって。やっぱり真宵ちゃんって優しいところ、変わっていないね。 」 「なるほど君だって変わっていないよ。」 「えっ?」 「そりゃ、オッサンになっちゃったけど、よく昔言ったでしょ?本質を見ようねって。」 「あ、はしごと脚立の話。」 「そ。抱かれているときに感じたの。ああ、この人、ずっと私のこと思っていてくれたんだなって。」 にっこりと笑うその顔は美しく成長した今でも一緒にいたときと変わっていない。 「こんなひどいことをした俺だけど許してくれるの?」 「んー。それには罪が重すぎるな。私は今未亡人なのよ!み・ぼ・う・じ・ん!!そんな私を犯した代償は! !」 「だって・・・。ずっと好きだったから・・・。真宵ちゃんを悲しませた旦那が、そして幸せにできなかった 自分が許せなかったから・・・。 ふわりとボクの唇にまよいちゃんのそれが重なった。 「やっと言ってくれたね。」 「え?」 「3年前に言って欲しかった・・・。あの時止めて欲しかった・・・。」 「ごめん。ボクに真宵ちゃんを幸せにすると言う自信がなかったから・・・。」 「確かに、旦那はいい人だった。幸せだった。結婚した事は後悔していない。」 「・・・。」 「でも・・・後ろを向いていたらいけない。時間は待ってくれないから。」 相変わらず、真宵ちゃんは強い子だ。 お姉さん、お母さんを亡くし、今度は旦那さんを亡くしてもこうやって笑っていられるのだから。 「そう考えるきっかけを与えてくれたのはなるほど君だよ。ありがとう。」 「ありがとうって、犯したボクが言われるのも・・・。」 「ううん。私もずっと好きだったから。なるほど君のこと。」 なんか改まって言われると照れてしまう。 「で、代償はね、たまに倉院に来る事!!」 「え?また来たらボク、また真宵ちゃんのこと犯しちゃうよ・・・。」 「うふふ。鈍いのは変わらないんだから。」 後ろ手に組んで意味ありげに笑う。 「それって・・・。あ、また抱い・・」 「これ以上言わない!!」 頬を思いっきりつねられた。 「今追いかけている事があって、その解決の糸口が掴めたんだ。」 「それって・・・?」 「うん。あの事件だよ。」 「それが解決するまでなかなか来れないと思うけど、終わったらすぐに真宵ちゃんのところに行くから。真宵 ちゃんを迎えにいくから・・・。コブつきだけど。」 「ありがと。私ももう、逃げないから。」 「なるほど君を好きだと言う気持ちから逃げないから。だから・・・待ってるね。」 ボクは小指を差し出す。真宵ちゃんも小指を絡ませる。 子供じみたポーズだけど、ボクは本気だった。 真宵ちゃん、全てが解決した後、真っ先に迎えに行くよ。 照れくさくて言えなかったけど、ボクはこれから真宵ちゃんを支えに6年前の真実を見つけていこうと思う。