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妹の誕生によって玉城青空が最初に被った被害はインフルエンザだった。 小学校卒業を控えた冬、生後間もない妹──玉城光──が原因不明の高熱で入院した。義母は泊まり込みで看病し、 多忙な実父は会社から病院に直行し、家で少し寝てからまた出勤という生活をするようになった。 青空は、結果からいえば放置された。 「もうすぐお姉ちゃんになるんだし自分のコトは自分でやってね」 とは病院へ行く義母が放った伊予弁の翻訳結果だが、青空自身は心から素直に従うコトにした。もし病気が長引いて、 妹のノドがつぶれ自分のようになっては大変だと思ったのだ。もともと自立的で、周りに迷惑を掛けたがらない──言いか えれば他人に頼れない──性格である。誰も待っていない暗い自宅の鍵を開ける日々を受け入れた。(この頃祖父母は 4人とも死没していた) だがある朝起きると、ぞっと寒気に覆われるのを感じた。カゼのようだった。休もうと思ったが、学校へ電話を入れるのは 怖かった。彼女が電話すると大抵の場合、相手から「もっと大きな声で」といわれるのだ。それはとても怖く、嫌だった。普段 代わりに電話してくれる義母は病院にいた。電話はできない。悩んだ末、青空は学校へ行った。声を出し、それを他者に 咎められるコトは恐怖だった。無理をして悪寒や微熱の餌食になるより恐怖だった。小学校最後のテストも近かった。ど のテストもあと1回100点を取れば6年連続満点だった。それさえ取れば最近妹だけに向きがちな父の関心も取り戻せる。 頑張ったねって褒めて貰える。だから学校行って勉強しなきゃいけない。まだ子供だった青空はそう信じていた。 だからきっと大丈夫。ただの風邪。すぐ治る。そう信じて登校した。 なのに授業には身が入らない。無情にも熱は時限ごとに高まり青空を苦しめた。苦しみながらも、脂汗をかきながらも、 青空は顔面に微笑を張り続けた。体調不良に気付かれれば話しかけられる。そうすると応対しなくてはならない。応対すれ ばまた「もっと大きな声で」といわれる。大きな声。頼みもしないのに父の再婚によって転がり込んできた義母は頼みもしな いのに青空へ発声練習をさせた。大きな声で。もっと大きな声で。実母が乳幼児期に絞めた首が畸形をきたしていても、 それを知っていても、『大きな声で』。どうやら快活なる赤茶髪の義母は性格面からの刺激で肉体面の不備が万事解決する と信じているようだった。義理といえ家族であるから欠如を直してあげたいと思っているようだった。そして自身が快活であ るが故に快活さは総てを解決する万能の代物だと信じているようだった。 だから青空にいう。「愛の鞭」「あなたを思って敢えて厳しく」……そんな顔で。 引っ込み思案だから声が出ない。気が弱いから声が出ない。大人しすぎるから声が出ない。そうやって青空を否定し、ひ と通り傷付けてからこう締めくくるのだ。彼女は。 だからその性格直したらどう? ファイト! 青空は陰鬱なる気分であらゆる医療と発声法に関してズブの素人である筈の義母を講師と崇め、或いは崇めさせられ 何度も何度も、それこそ声帯から血を吐く思いで大声を出そうと努力した。或いは、させられた。 結果は、出なかった。 というより「これ以上続けても意味がない」そう思った青空が、ある日頑な無言の拒否を見せた。 現代医学で治らなくても気の持ちようで必ず治る、親切顔で根拠のない楽観論を振りかざしていた義母は青空に幻滅した ようだった。少なくても発声練習を持ちかけることはなくなった。以来生じた微妙な溝。電話を代わりにかけてもらう時のえも いわれぬ反応。大きな声で。もっと大きな声で。それが出せたら引っ込み思案にも弱気にも大人しすぎにもならない。逆だっ た。内面がそうだから大声が出ないのではなく実母に喉首を破滅させられたから内面がそうなった。そうなったからせめて 誰にも迷惑かけないよう様々な努力と我慢──もっとレベルの高い私立の中学校へ行きたかったが妹の誕生が家計にも たらす影響を鑑み密かに断念した──を重ねているのではないか。憤慨がよぎった。恐らく生涯初めての憤慨が。 頼みもしない発声練習で静かな内面を散々痛めつけてきたからますます声が出せなくなった。 と。 熱はとうに3時限目中盤で39度を超え、帰りの会になっても下がる気配がない。錯乱している。灼熱の世界で青空は思っ た。授業の内容はすでに頭にない。代わりに義母先生のくそ忌々しい発声のお講義ばかりがずっとずっと巡っていたようだっ た。背中をびっちりと濡らす嫌な汗に青空は自らの身体が限界状況にある事を悟った。されど帰りの会で手を上げ保健室 行きを宣言するのはとてつもなく恐ろしかった。熱でいっそう掠れた小声を放ち、注視を浴び、「もっと大きな声で」と教師に 反駁されるのはこの上なく恐ろしかった。他の者の帰りを遅くするのも避けたかった。微笑を張り付けたまま誰からも放置 されている方がずっとずっと幸せだった。 そうして学校が終わるとふらふらの足で待つ者のいない自宅へ帰り、着替えもせず布団に潜り込み、一晩中悪夢の中で 喘いだ。父は帰って来なかった。青空の妹──光が危篤状態になったためである。俄かに勃発した事態に彼は青空の事 など忘れ、一晩中まんじりともせず付き添っていた。もしこの時電話の一つでもしていれば、運命はもっと違う展開を遂げた とも知らず。 似たような日は3日ほど続いた。 そして玉城光が峠を超えたのと入れ替わるように、青空がそこに迷い込んだ。 青空が罹患していたのは風邪ではなくインフルエンザであり、無理に無理を重ねた結果、肺炎さえ併発し、彼女は2週間 の入院を余儀なくされた。テストは、受けられなかった。3年生の時から密かに描いていた6年連続100点の夢は消え去った。 「どうして連絡してくれなかったの?」 入院中、義母が放った言葉に青空は自分の感情が嫌な熱を帯びるのを感じた。それは再来だった。欠席すべき学校で 一人ぼっちの微笑と共にさんざ味わった灼熱の再来。 言葉は幾らでも意識の中に沸いていた。 元々苦手だった会話を更に苦手にしたのは誰なのか。電話を恐怖させたのは、父を自分から奪い彼を振り向かせる唯 一の機会を奪ったのは誰なのか。理にかなったやりようなど一切考えず自分の良かれのみ押し付け傷つけたのは? 連 絡? 妹にかかり切りで入院中電話の一本もよこさなかったのは誰なのか。 できるコトなら同じ思いを。 熱の中みたおぞましき悪夢を貴方にも。 静かな精神が戦慄(わなな)いた。「そうあるべき」静かな自分とはかけ離れた感情が全身を貫くのを、青空は初めて知覚 した。従えば叫べる……いや、叫びたいが故に発生した新たな感情。鉄のような重さで意識にかかる緘黙(かんもく)の癖(へ き)の前で青空は足掻いた。だが喋ろうとすればするほど言葉は出ない。大きな声で。もっと大きな声で。意識すればする ほど声帯は上滑る。喉奥は気流の坩堝と化すだけで何ら大声を発する気配がない。青空は自らの喉を思い暗澹たる瞳色 になった。大きな声で。もっと大きな声で。もしそうやって喋れたのなら、全ての会話において傷付けられる事はなかった。 父の再婚に異を唱え、忌々しい発声練習などする事もなく、学校への電話もちゃんと入れ6年連続の快挙さえ得られたか も知れなかった。 努力が認められ、人の輪の中でごくごく普通の少女として暮らせたかも知れなかった。 その時、義母の腕の中で義理の妹が笑った。ネコのような無邪気な声。とても死にかかっていたとは思えないほど元気で 大きな声 で。 輝くような笑顔だった。人間なら誰でも愛でたくなる愛らしい笑顔を光は浮かべ、だぁだぁと母親に何かを訴えかけていた。 その瞬間彼女は青空などまるでいないように光をあやし始めた。青空がいいかけた何事かが実はどうでも良かったように 母と子の、血のつながった母と子のコミュニケーションを開始し、光の笑顔をますます広げた。 その笑顔を無言の笑顔がじつと眺めた。静かに。ただ静かに。 「のわあああああああああ!?」 砂礫と衝撃波の坩堝の中で小札は目を剥いた。爪。巨大な爪。見るだけで肉が裂かれそうな鋭い三前趾足(さんぜんし そく)が2対、自分めがけて迫ってくる。実況者特有の観察眼は爪の後ろにいる鳥の影をも捉えていたがすくみ上がるばか りで動けない。急襲。先ほどまで仲間と歓談していた空間は一瞬にして戦場に変わっていた。手にしたロッド……マシンガ ンシャッフルを使うのさえ彼女は忘れていた。爪は気流を裂きながら轟々と迫る。 「飛天御剣流──九頭龍閃」 小札の傍らを金色の奔流が通過した。総角。流石の彼も一手遅れたと見え、利き腕の先で刀が形を成したのは正に激突 の瞬間であった。とうに吹き飛ばされた霧の粒子さえ蒸発させそうな光が瞬いた。ついで何かと何かがぶつかる重い音。光は 武装錬金発動の輝きと9つの剣閃が混じった物で、音は剣気と純粋速度の衝突によって生じた物……羽や爪の破片までも 参加表明した荒れ狂う大気におさげを揺らめかしながら、小札は慌ててロッドを突き出した。何故ならば爪は依然として彼 女に向かってきている。先ほど見た姿からあちこち斬り飛ばされ、ひび割れ、禍々しさを増した爪が──…執拗に。 爪の向こうの総角が驚嘆に呻く中、しかし小札は冷汗三斗の面持ちで踏み留まった。 絶縁破壊。 ロッドの武装錬金マシンガンシャッフル先端の宝石より放たれるセルリアンブルーの妖光は、ある条件付きで触れた物の 神経を破壊する。絶縁破壊。神経を覆う髄鞘というカバーを破壊し無力化する技は、たとえ相手がホムンクルスといえど…… 有効。人間でいう『神経』に相当する何事かの器官を破壊するのだ。更に条件も満たしていた。小札が突き出すロッドの特 性は「壊れた物を繋ぎ、繋いだ後は自由自在」。それに向かうは傷だらけの──両翼だけでも羽根の脱落と破損が著 しい──鳥型ホムンクルス。総角の初撃であちこちが「壊れた」ホムンクルス……。 だが。 そのまま突撃してくるかに見えた鳥型ホムンクルスが速度を緩め、軽くはばたいた。転瞬それはあっと息を呑む小札の眼 前からかき消えた。揚力。破滅寸前の翼が奏でる不協和音に題名をつけるとすれば正にそれこそ相応しい。地上すれすれ からぶわりと舞いあがったホムンクルスは円弧を描き……急降下。 鳶色の瞳が驚嘆に見開かれたのもむべなるかな。 腕が飛ぶ。タキシードを纏った細腕の肘から先が、宙を舞う。 (……羽根か!!) (斬り飛ばすさまはギロチンのよう……) 攻撃すべく距離を詰めていた総角に微妙な隙が生じたのはその時である。着地済みの鳥型ホムンクルスはある物を咥え、 振りむきがてら投げつけた。 まだロッドを握ったままの細腕を総角めがけ。 ロッドが絶縁破壊の残り火を噴きあげるころ総角の右肩もまた張り裂けた。傷。壊れ。初撃でそれを負わせていたのは彼 だけではなく──… 血しぶきの中、目の色を変える総角を絶縁破壊の雷光が包んだ。 鳩尾無銘、栴檀貴信、栴檀香美の3名はこの時になってようやく攻撃意思を見せた。遅いようだが戦闘開始からはまだ 2秒と経っていない。一団の中でもっとも素早い香美が飛びかかったが爪による攻撃は空を切り、逆に首筋に鋭い羽の一撃 を浴びる羽目になった。 (ニャろ!!! あたしでさえ捉えられんとかどーいうコトよ!!) 倒れそうになる体をすんでの所で押し戻しながら涙目で振り返る。玉城。依然としてハヤブサの形を取る敵は、しかしや や不思議そうに香美を見た。 (ははっ!! 首を切断しようと思ったのだろうが!!! 威力を殺がせて貰ったぞ!!!) 空飛ぶ蛇のように全身をくゆらす鎖が小うるさく香美の背後──貴信にとっては眼前──を行き過ぎた。 「ボサっとするな新参ども!!!」 咆哮とともに兵馬俑が放つ橙色の光があった。銅拍子。シンバルのような形をした投擲具である。もちろん狙われた玉 城は事も投げに回避したが、その分貴信たちとの距離が空いた。続いて冷凍された手拭がブーメランのように玉城を狙う。 これも回避されたが、しかし貴信はサラサラのメッシュヘアの中で頬が裂けんばかりに笑った。敵との距離はだいぶ開き…… 現在10メートルにやや足らぬぐらい。 「すきを見せたら! あ・す・はないぜー♪」 貴信と同調したのか。楽しげに八重歯を剥きだす香美が右手を横に向かってあらんかぎり突き出した。掌にある人型ホ ムンクルス特有の捕食孔が燦然と光を帯びた。 「いーっぴつそぉじょう! て・ん・かごめん! はくしゅのあーらし♪ しんうちとーじょー!!」 どうやら奥底からエネルギーが湧き出てきているらしい。とは編笠から際限なく吐き出される矢を回避するに忙しい玉城に は見えなかった。貴信との距離は離れていく。15メートル……。無銘の燃え盛る指かいこの牽制が功を制した。25メートル。 『いつも思ってるんだが鳩尾!! いい加減その新参ってのはやめてもらおうか!!』 手ごわしと見た兵馬俑に殺到する玉城の、更に背後めがけて香美は最大速で駆けた。距離が詰まるたび右手の輝きは 増し、ついには外部へ光球さえ作り始めた。太陽の輝きを持つそれは徐々に肥大しているようだった。最初はビー玉、次は ソフトボール、そしてサッカボール……捕食孔から洩れる煌く粒子を浴びてぐんぐんと肥大化するそれは香美がどれほど駆 けようと決して脱落せしない。 真横に突き出されたしなやかな腕から若干の距離を置きつつもピタリと吸いついている。 『僕たちが加入したのは……6年前か7年前だああああああああああああ!!!』 大きく地を蹴る香美の左手から鎖が伸びた。この時玉城は距離にして彼らの8メートルほど前にいた。それを上空から狙 い打つように鎖が伸びた。先端の星型分銅がひび割れの翼を貫通した。それを合図に香美の手首が微妙な返しを見せた。 「んふふっ! これさこれさ、ご主人の”てく”じゃん”てく”!」 翼に風穴開けてなお止まらぬ鎖がぶぅんとうねりを立てて跳ね上がり、ハヤブサの胴体に絡みついた。それでもなお止ま らず翼や爪に衝突、そして拘束。ハヤブサはもがくが鎖がほどける気配はない。縦横交互に編み込まれた真鍮色の環状線 材どもは凄まじい力を帯びて玉城のあらゆる部位に食い込んでいる。 『悪いな!! 単純な力だけなら僕はブレミュで1番だと自負している! 加えてハイテンションワイヤーの特性で鎖が衝突 するたびエネルギーを抜かせて貰ってもいる!!! 脱出は不能だ!!』 「そゆこと! きりきりまーいまい! さいーごにばんざーい!! じゃん!」 玉城が重苦しい音とともに地面へ落ちたのは、飛行継続が不可能になったためである。 「フン。我が囮を務めてやったのだ。しくじるなよ」 『……拘束された相手を狙い撃つのは信条に反するが!! 引けぬ理由もまたある!!』 共有する視覚の中つきささるのは……腕。生々しく血を流す小札の腕。 「あやちゃんイジめたバツ!! めちゃんこ痛い仮ぎゃーするじゃん!!」 香美はややふらつきつつも伸ばしていた右手を引く。 もはや直径3メートルほどにまで膨れ上がった光球が彼らの眼前に現れた。 『超新星よ! 閃光に爆ぜろオオオオオオオオオオオオオ!』 「じゃん!」 轟然と押し出された球体がプロミネンスを巻き上げながら拘束中の敵へと向かう。橙の光輝が迸り、あらゆるの物を熱ぼ ったく炙り上げる。勝った。確信する兵馬俑の前で、それは起こった。 「それ……カッコいいです」 光とともに人の形──なよなよとした少女──を取ったホムンクルスはまず、無造作に手を突き出した。 「だから……真似……します」 三者が三様に目を見開いたのはその変貌自体ではなく、足元に鎖をわだかまらせている彼女の姿にである (鎖の拘束が!?) (抜けられてるし!! どーゆーコトよコレ!!) (ドラ猫めが! ああも小柄なれば体積的に必然!) (しかし──…) 鳩尾無銘に戦慄走る。 (少女、だと?) 兵馬俑からやや離れた場所。岩陰からそっと彼女を覗き見たのはむろん特異な体質ゆえだ。まだ母胎にいるころホム ンクルス幼体を埋め込まれ、犬とも人ともつかぬ存在に生まれついた鳩尾無銘。およそ11か月後、早坂秋水との戦いに おいてようやく人間形態を確保するほど境界線上を「たゆたいし」、今はチワワでしかない彼だから、鉄火場とあれば安全 圏にスっ込むのは当然だ。 その彼が遠巻きに見た玉城光は──… 瞳が虚ろな以外まったく普通の少女である。 (フザけるな……) このとき背後で膨れ上がる怒りに気づいたのは栴檀貴信ただ一人だけであった。 (『また』なのかレティクルエレメンツ!! 貴様たちはまた年端もいかぬ少女を……!!!) 果たして光球は玉城の右掌に受け止められ、徐々にその質量と体積を失し始めた。吸収されている。鎖分銅から抜き出 したエネルギーを体内に蓄積できる貴信はそう分析したが時はすでに遅し。香美ががくりと膝を笑わした。 (あの光球は僕と香美の全生体エネルギーを変換したもの! 発射直後は思うように動けない!) やがて玉城の右掌がすっかり光球を飲みほしたのと入れ替わりに、彼女の左掌から凄まじい荷電粒子の波が放出された。 いち早く突撃していた兵馬俑が吹き飛ばされた。辛うじて跳躍した香美も両足首を焼かれ、成す術なく地に落ちた。 (だが) (……その通りだ新参。やるぞ) くるりと首を翻した貴信と兵馬俑は素早く目配せし、やがて絞り出すような声とともに玉城へ吶喊した。 「さて。後に鐶光が鳩尾無銘にベタ惚れするのを見ても分かるように(いいよね!! 男のコ大好きになってもじもじする 女のコ!! 私も経験あるから分かるよ!!)……彼女は彼にみごと助けられる。ふふっ。当然といえば当然の流れだ けど……」 「しかしだソウヤ君。君は疑問に思わないかい? なぜ鳩尾無銘は玉城光を助けたのか……ってね」 「ふむ。なるほどね。彼は擬似的にとはいえ総角や小札といった家族を持っていた。一見、義姉に虐げられ見捨てられてい る玉城は……たとえば姉を失いかけたがゆえ君の伯母上に優しくした早坂秋水よろしく捨て置けなかった……か」 「半ばは正解だ。しかしだね、半ばは違う」 「鳩尾無銘が総角たちと家族になる『ある事件』」 「ミッドナイト。レティクルエレメンツ土星の幹部が主宰する……死の乱交」 「その終極には犠牲者がいる。救えなかった少女がね」 「彼女と玉城を重ね合わせたがゆえに鳩尾無銘は……立ち上がる」 「もっとも本人は気づいてなかったけどね」 「忍びにも関わらず感傷に邪魔され、何度も何度も勝機を逃し……その分よけいに傷つきながらも……」 「立ち上がり……そして救うのさ」
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105: 弥次郎 :2021/08/17(火) 23 42 44 HOST softbank126066071234.bbtec.net 憂鬱SRW 未来編鉄血世界SS「戦神の星、血に染めて」3(改訂版) P.D.世界 火星圏 火星 カラール自治区 スピリット級機動要塞「ハーリーティー」中央指令室 時を同じくして、カラール支社の収まる「ハーリーティー」を訪れていたクーデリアは中央指令室---というより中央司令塔に呼ばれていた。 元々、ギャラルホルンがクーデリアを狙っているというのはCGS襲撃の時点で分かり切っていたことであった。 クーデリアが極秘裏にCGSに依頼をだして赴いていたことをリークしたのが実の父親と分かったのはごく最近のこと。 そして、そんな彼が逃げ出す前にアルゼブラによって身柄を抑えられたというのも同じく最近のことだ。 兎も角、ギャラルホルンやそのバックにいる経済圏にとってはクーデリアの存在は疎ましいものなのは確かである。 そんな彼女に何も教えないというのはおろかな判断であるし、アルゼブラにとっても依頼主である彼女には事態を把握しておいてほしかった。 そんなわけで、これまで火星圏で起こっていたこととあわせて伝えなければならないことがあり、彼女は支社長のペトローフと並んでモニターを見ていた。 カラール自治区に攻め込もうと動いているのはギャラルホルンだけではなく、宇宙海賊やらなにやらも混じっていた。 どちらにしても、それらがカラール自治区に飛び込めば何が起こるかなど、想像だに難くないことだった。 「これだけの数が、どうして…」 「カラール自治区そのものが目的で、ギャラルホルンは恐らくバーンスタイン嬢が目的でしょう。しかし……」 しかし、とペトローフは首をひねる。荒くれ共を束ねるというのは難しい。 それこそ、反抗を許さないほどの暴力か黙らせるほどの金が必要となる。 そんなものを手軽に用意できる人間など、この火星においてはごくごく限られている。 ギャラルホルン?確かにそうかもしれないが、脱走したという火星支部局長のコーラルが持ち合わせているとは思えない。 そんな能力があれば火星の現状は変わっていたはずである。 では、いったい誰が糸を引き、この絵図を描いたのであろうか? 「しかし、誰がどうやってこれほどの集団を組織的に動かしたのかが問題ですな。 最低でもMWを運用している上にMSまでも動かせている、これだけの数を…」 ペトローフの言わんとすることはすぐにクーデリアも理解できた。 軍事にもカネがかかる。いや、むしろ金も人も喰らい尽くしていくというものである。宇宙海賊や武装集団がアルゼブラなどの手によって駆除され、 治安が改善していたことは確かだったし、クーデリアもそれを知っていた。だが、何処からともなくこれだけの集団が動いているのはおかしいのだと。 「誰かが、私やこのカラール自治区を狙って扇動したというのですか?」 「恐らくは。正直に言いますと、カラール自治区は多くの人間から妬みや嫉妬の対象になっております。 火星圏でも類を見ない発展をして急激な成長を遂げたからこそ、その事を妬み、疎ましく思ったり、あるいは奪おうとする。 火星独立派からの接触も多数ありましたが、ルサンチマン丸出しで話にならない方ばかりでしたしね…」 「……」 その火星独立派でも著名なクーデリアとしては、間接的に自分が咎められているような錯覚を覚える。 そして、ペトローフのいうことも分からなくもなかった。カラールは、火星ではないかのような発展ぶりだ。 その他の地域は対称的なほどに搾取され、産業や経済がガタガタで、とてもではないが治安も良いとは言えない苦しい世界。 クーデリア自身も身分を隠してカラール自治区に入ったこともあるが、火星であるということを忘れるかのような世界だった。 正直なことを言えば、クーデリアも嫉妬したものだ。なぜ彼らは持ちたるもので、自分達は持たざるものなのかと。 「……と、失礼しました。バーンスタイン嬢を責めているわけではありません」 「いえ。火星独立運動は、どうしても持たざる側の理論で動いているところがありますので」 自分で言っておいて、ひどい言い訳だ。自分も持たざる側の心情を抱いてしまったのは紛れもない事実だというのに。 ましてや、急進派ともなれば、一周回ってカラール自治区への嫉妬や妬みを抑えきれなかったとしても不思議ではない。 火星も、決して一枚岩でもなければ、必ずしも理性的ではない。当たり前だが、重たい事実だった。 106: 弥次郎 :2021/08/17(火) 23 43 23 HOST softbank126066071234.bbtec.net クーデリアがそんなことを考えている間にも、状況は変化を続けている。 カラール自治区を目指す武装集団はいよいよカラールの最外縁部へ接触。 警告をオープン回線で何度もだしてもなお無視されているということを以て、いよいよアルゼブラは戦闘状態に入る。 「各員、状況開始せよ!カラールの興廃、この一戦にあり!」 戦闘指揮所の最上部、幾人ものオペレーターたちなどを統括し、この戦いの指揮を執る総指揮官の声が戦闘指揮所に響くと同時に、各地の戦力は一斉に動き出した。 初動は各地に設置されたエネルギースクリーンによるバトルフィールドの形成に始まった。 十分を過ぎるほどに広い区画がカーテンのように展開されたエネルギースクリーンで瞬時に遮断され、逃げ場をなくしてしまった。 この力場は戦場の区分けと確定のほかにも、戦闘で発生する余波が周囲に影響を与えないようにするためでもあった。 そう、それは時間をかけて整えられたカラール周辺の土地でMSが容赦なく暴れてよいということであった。 そして、初撃。 無粋な武装集団に対するオーバーロングレンジ攻撃はカラール支社である「ハーリーティー」から放たれた。 それは極めて単純な一撃。 元となったAF「スピリット・オブ・マザーウィル」より引き継がれてきた兵装、大口径3連装砲による砲撃だ。 既に詰みとなっていることにも気が付かずただひたすらに迫るならず者たちを粛正する一撃は、あっけなく放たれる。 カラール自治区を外部と結ぶ4本のアリアドネ街道に設定されたバトルフィールド、そこに着弾した。 『初撃、予定通りのエリアに着弾。想定通りの被害を与えたことを確認』 その一撃はもはや残虐すぎた。 エネルギースクリーンで封鎖されている。それは内部で爆発がおこれば、四方を囲うスクリーンによって反射されて何倍にも増幅するということになる。 だから、これだけで十分すぎるほどに大打撃だったのは言うまでもない。これだけで雑多なMWなどが消し飛び、極めて頑丈であるはずのMSらも被害を受けた。 案外忘れられがちだが、MS自体が極めて頑丈なP.D.世界であっても弱点はある。 例えばであるが、武装自体はそこまで頑丈ではない。 MSの装甲であるナノラミネートアーマーに比べるとはるかに柔らかいので、本体が無事でも武装が破壊されてしまう、というのはよくあることだ。 またスラスターのように装甲化できない箇所が存在しているので、そこならばダメージを受けてしまうということになる。 よって、無事だったMSも爆発や振動あるいは衝撃によるダメージで何らかの支障をきたした状態であった。 それらの弱点を突くような砲撃は順次行われ、形成されたバトルフィールドにそれぞれ砲弾を送り込み続けた。 『ファーストフェイズ完了、セカンドフェイズへ』 暫くして、ハーリーティーからの攻撃はほぼ止まった。 無論このまま砲撃だけで殲滅しても良い。むしろそうした方が低コストで時間もかからないだろう。 しかして、今回はそうではない。カラールを襲撃した賊のトップと思われるギャラルホルンのMSは捕縛しなければならなかった。 加えて、敢えて手加減をして、MSをはじめとした機動兵器同士による戦闘を行う必要があったのである。 それが鉄華団、そしてカラール自治区治安維持部隊の実戦訓練になるのだ。このことは当初から織り込み済み。 つまり彼らはその死さえも利用されていたのだ。 P.D.世界 火星圏 火星 カラール自治区 一番アリアドネ街道 鉄華団担当区域 『よし、各機前進だ!支援砲撃にあたるなよ!』 護衛のMTであるサーベラスⅡを引き連れたカガリビに乗るオルガの指示のもと、鉄華団のMSは前進していく。 その先には、先制攻撃となったハーリーティーの砲撃で損傷を抱えて動きが鈍ったMSが10機ほどいた。 鉄華団が知る由もなかったが、そのMS---ガルム・ロディやユーゴーは夜明けの地平線団の所属であり、一角の戦力であった。 だが、悲しいかなあくまで機動兵器としては優れていたとしても、戦略攻撃に対しては無力であり、砲撃で指揮系統も何もない状態に陥っていた。 それでもまだ戦うだけの気概は彼らにはあったのだが、そこに押し寄せたのが拙いながらも指揮を学び補助を受けるオルガ率いる鉄華団だった。 『ぶちかませ!』 オルガの声と共に、ナースホルンの砲撃が一斉に襲い掛かる。 たかがMTと侮ることなかれ。MSがナノラミネートコーティングをされていたとしても、完全に衝撃まで殺すことはできないのだ。 まして、P.D.世界の基準から見ても先行する連合の標準的なMTの砲撃だ。つまり、生半可な攻撃ではない。 そんなものが弾幕として襲い掛かってくれば、如何にMSに乗り込んでいるとはいえ、彼らに恐怖心を植えつけるのに十分であった。 後はもはや駆逐を待つだけの哀れな獲物でしかなかった。 107: 弥次郎 :2021/08/17(火) 23 44 34 HOST softbank126066071234.bbtec.net 『来やがったぞ!?』 『く、くそ、速く逃げろ!』 『なんでMWなんぞに……!』 彼らはもはや一種の恐慌状態だった。何が何だかわからないうちに吹っ飛ばされ、あるいは友軍が消し飛ぶのを見た。 そうでなくとも、砲撃の衝撃を受けてダメージを受け、混乱していたのだから。 だが、そんな彼らを逃がすはずもない。 『いくよ』 先頭を行くのはバルバトスMk-2を操る三日月だ。 MSを一撃で仕留めうる大型のメイスを片手に突っ込む。 当然ながら反撃の銃撃が襲って来るが、三日月はそれが余りにも適当な射撃だとわかった。 リンクスたちを相手に訓練を積んでいた中で、射撃にも牽制であったり、直撃を狙ったり、回避運動を強いるなどタイプがあると学んでいた。 それらすべてに反応して回避していると、動きが誘導されてしまい、避け得ない一撃を喰らうことになるということも、だ。 だが、今の相手の射撃にはそれが無い。兎に角ばら撒いているだけなのだ。そうとわかれば、防御する必要もないし複雑な回避もいらない。 (なら、やることは一つ) 三日月は射線を誘導するように加速しつつ、あえて動きを大きく見せる。 案の定、相手はこちらに射線を集中させ、弾幕を張る。それでいい、こちらのトップスピードならば有効打はほとんど当たらない。 むしろ、相手はバルバトスへの射撃に集中して自分たちに近づけないことを優先するあまり、後続のMSから意識を逸らされている。 『こんな感じかな』 シールド内蔵のマシンガンで適度に反撃しつつ、半円を描くように動く。 特型AMSとガンダム・フレームに由来する運動性と反応性は、三日月の操縦に見事に反応して動き出していく。 『よし、お願い明弘』 『おう』 そして、それによって生じた隙を続いた鉄華団のMS隊はしっかりとつかんでいた。 通信を受け、グシオン・セカンドとヘリウスαによる弾幕が横殴りに襲い掛かっていく。こちらはMSが運搬するものであるから、MT隊による砲撃よりもさらに効く。 『ぐっ、まだいたのか!』 『撃ち返せ!』 『駄目だ、こっちの武器が!』 『なら近づいてやってやる……!』 そして注意が一瞬でもバルバトスから離してしまったことは、文字通り命取りであった。 その一瞬の隙を見逃す三日月ではなく、バルバトスというMSはそれに合わせて踏み込んだ三日月の反応に十分に応えた。 『しまっ……!』 気が付いた時には遅い。弧を描いた軌道からバルバトスは一気に肉薄して、もはやクロスレンジにまで踏み込んでいた。 そして、ガルム・ロディのカメラには振りかぶられたメイスだけが映っていて、逃れられない距離だった。 ぐしゃり あっけなくガルム・ロディの一機がメイスにより沈黙する。 バルバトスの接近に気が付いて咄嗟にバスターソードを引き抜いて対処しようとしたのだが、相手が速すぎる。 それもそのはず、テスラ・ドライブの恩恵もあってありえないほどのトップスピードに入って加速していたのだから。 『野郎!』 メイスを振りぬいたバルバトスは一瞬であるが硬直がある。 それを狙い、別のガルム・ロディがバスターソードを抜いてとびかかるが、三日月にすればあまりにも遅かった。 振り下ろされる前のほんの一瞬発生した隙だけで十分だ。その一瞬で間合いを詰めた三日月は腕を伸ばし、ガルム・ロディの腕を受け止める。 メイスを手放せないため左手だけでの動きの阻止だが、ガンダムのパワーはやすやすと操縦者の意思に応える。 そして、スラスターで強引に機体の向きをガルム・ロディごと変更すると、こちらに銃撃を放とうとしたユーゴーに対して楯とした。 フレンドリーファイアを恐れ、あるいはバルバトスのパワーに怯んだユーゴーらは一瞬動きを止める。 『もらったぁ!』 だが、それは三日月と同じく現役の熟練傭兵に鍛えられた鉄華団MS隊にとっては悪手そのもの。 一気呵成のままにシノの操るヘリウスαはヒートソードを抜いて吶喊、叩きつけるように振るった。 装甲に食い込んだ灼熱の刃はナノラミネートコーティングで一瞬拮抗されるも、その威力を発揮し、ユーゴーを食い破った 当然、それで終わりではない。振りぬいた姿勢から素早く立て直しつつ、空いた手で保持していたライフルから弾丸をばら撒いて牽制して離脱していく。 ガルム・ロディらはシールドなどで咄嗟にそれを防ぐが、元々損耗していたMSに対してはそんな射撃さえ恐ろしいものである。 そして、そんなことをしている間に、三日月はメイスで次のMSを狙って突貫して来る。それは、理性を伴う野生の怪物。 そんな無慈悲で恐ろしい存在には、歴戦の宇宙海賊でも恐れをあらわにするしかない。 108: 弥次郎 :2021/08/17(火) 23 45 23 HOST softbank126066071234.bbtec.net まあ、無理もない。彼らは常に襲う側であり、襲われる側というのは少なかった。 だから、思わずコクピットの中で叫んでいた。なぜ、どうして、こうなったのだと。 それを企業連の誰かが聞いていたら、こう答えただろう。「自業自得だ」と。 そうなのだ、結局のところ、それに尽きてしまう。狙われるだけの理由は確かにカラール自治区に存在していた。 火星とは思えない環境に、現行のそれを大きく上回るテクノロジーによる恩恵、根底から改善された負のスパイラル。 目もくらむような、とはまさにこのことであり、クーデリアのような人物でさえも嫉妬を覚えてしまう魅力あふれる地。 しかして、それを無法を以て得ようとするならば報いを受けるというのが当然なのだ。 これまでは力で奪うのが当然であっただろうが、その理を主張するということはより強い力によって叩き潰されても文句を言えないということである。 閑話休題。 そんな鉄華団の動きを見守りつつ、自身もMSを排除していくリグは、訓練どおりの動きが出来ていると評価していた。 1ヶ月と言う期間はあまりにも短かった。事実、勉強と平行している鉄華団の訓練時間は短かった。 それでもあれだけ動けるのはそういう風に訓練したのと、彼らが元から持つセンスあってのことか。 「パワーレべリングの効果は有りかな」 そういいつつ、KPビームライフルでMSを容赦なく打ち落とす。 ほとんど射的だ。 KP兵器がこの世界のMSと相性が良いのもあるが、根本的には相手が弱すぎることに終始する。MSを保有し組織的に運用するのは確かに恐ろしいことだ。 だが、それはあくまでも「操縦できる」と言うレベルにとどまっており、訓練を受けているとはいいがたい、いわゆる我流の喧嘩殺法だ。 たまに比較的マシな動きもあるが、誤差の範疇。これならばまだ阿頼耶識で反射で動く初期の頃の三日月たちのほうがまだマシなレベルだ。 ともあれ、リグは適度にMSやMWの数を減らし、鉄華団のMS隊が安全に戦えるように地ならしをするのみ。 やがて、鉄華団と戦闘していた集団が蹴散らされた。こちらに損傷などはなし。初陣としては上々の仕上がりだ。 このまま戦闘を続けさせても問題ないだろう、と判断。そして、回線をつないだ。 「オルガ」 『はい、リグさん』 「ここでの戦闘はひと段落した。次のポイントに移動するから後退を」 『了解です。ついでに補給に入ります』 「ん、任せる。後退の殿はこっちでやるから、皆には連絡しといて」 オルガの返答を聞きつつも自分もエウクレイデスに連絡を入れておく。 そして、リグの意思に答えドラクル・ロディは一気に加速、テスラ・ドライブの恩恵もあって一気に跳躍し、鉄華団MS隊の近くにまで飛ぶ。 飛んでいる最中も有視界範囲で逃げ惑うMWに容赦なく弾丸を打ち込んでおくのも忘れない。 たかがMW、されどMW。ナパーム弾を集中投射されればMSでもMWの相手は時として危険だ。だから一機でも通すわけにはいかなかった。 「覚悟はいいかな?」 出来ていなくてもつぶすけど、とつぶやく。手を出されたら兆倍にして返す。 それが星間国家の中でも列強とされる連合のスタンスであり、ひいては連合の傘下にある企業連の基本的なスタンスであった。相手に同情はするが容赦はしない。 『リグさん、お願いします』 「まかされた」 補給と整備の為に後退していくバルバトスに気が付いたMSが銃口を向けようとするが、その前にコクピットごと打ち抜いてやる。 KP兵装をなめるな、である。まして教え子に手を出そうなど割と過保護なリグが許すはずも無かった。 ともあれ、とリグは行動を開始する。戦いは継続している。最も、もはや掃討戦の有様を呈し始めているのだが手は抜かない。 109: 弥次郎 :2021/08/17(火) 23 46 35 HOST softbank126066071234.bbtec.net 以上wiki転載はご自由に。 ちょっとは盛り上げた……はず(白目)
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大鎚 大鎚 鐵鎚系 骨鎚系 大豬頭鎚系 巨大鎧龍鎚系 骨塊系 工房試作品槍鎚系 黑貓鎚系 金貓鎚 嚴重鏽化的鎚系 嚴重風化的鎚系 岩龍打擊鎚系 黑帶戰鎚系 鐵砧鎚系 龍頭蓋棍系 鐵拳系 冰塊系 黑龍毀滅者係 滅龍鎚系 晚安熊 船錨鎚F系 蝦殼鎚系 條紋打擊鎚系 鎚【烏】系 仙人掌鎚系 菌豬衝擊鎚系 肉球鎚系 黑鍋【好吃】系 薔薇鎚系 眠鳥剛鎚【熟睡】系 尾晶蠍鎚系 灰晶蠍鎚系 舞雷鎚【百舌】系 特殊素材武器 剛種武器 特殊長度武器 統一格式 徵求 wiki編輯意見 鐵鎚系 回到最上面 編輯連結 骨鎚系 回到最上面 編輯連結 大豬頭鎚系 回到最上面 名稱 費用 攻擊 效果 鋒利度鋒利度+1 暴擊 洞數 大豬頭鎚 4,830z 520 ------ -----. ---. - 0% O-- ------ -----. ----- -- - 生產 大豬皮x2 野豬頭x1 大骨頭x1 HR1 豬牙大鎚 7,860z 624 ------ -----. ----- -- - 0% OO- ------ -----. ----- ------ - 生產 大豬皮x4 野豬頭x1 大骨頭x8 怪力種子x3 HR1 強化 野豬頭x1 大骨頭x8 鬼人藥x1 豬王大鎚 25,000z 832 ------- - ----------. ----. - 0% OO- ------- - ----------. -----. --. - 強化 堅固的骨x10 大豬牙x5 大豬硬皮x8 HR31 強化豬王大鎚 49,000z 936 火:220 ----. --. ------ ---------. - 0% OO- ----. --. ------ ---------. ---. - 強化 轟龍鱗x5 霞龍的上皮x5 獄炎石x10 HR51 大豬無雙鎚 310,000z 1196 火:260 ----. --. ------ ---------. - 0% OO- ----. --. ------ ---------. ---. - 強化 牙獸種的重牙x5 鳥龍種的秘石x5 草食種的堅殼x12 HR100 巨大鎧龍鎚系 回到最上面 編輯連結 骨塊系 回到最上面 名稱 費用 攻擊 效果 鋒利度鋒利度+1 暴擊 洞數 骨塊 840z 416 ------------. - 0% --- ---------------- - 生產 謎樣的骨頭x3 HR1 大骨塊 1,050z 676 ---. --. ----. - 0% --- ---. --. --------. - 強化 謎樣的骨頭x6 HR1 感恩火腿 75,000z 1040 -------- -. - -20% --- -------- -. ----. - 強化 霸龍尾巴x1 全熟肉x10 火龍延髓x2 HR71 火腿中的火腿 167,500z 1196 -------- -. - -20% --- -------- -. ----. - 強化 黑龍的紅殼x2 全熟肉Gx10 熔岩龍的上鰭x1 HR81 工房試作品槍鎚系 回到最上面 名稱 費用 攻擊 效果 鋒利度鋒利度+1 暴擊 洞數 工房試作品槍鎚 27,800z 676 火:200 -------- -. --------- - 0% --- -------- -. ------------- - 生產 紅蓮石x4 燕雀石x20 火龍骨髓x1 爆藥x20 HR11 致命左輪 32,690z 780 火:240 -------- -. ------------- - 0% OO- -------- -. -------------- --. - 強化 輝龍石x15 火龍骨髓x2 紅蓮石x4 HR22 正式採用機械鎚 69,800z 936 火:290 ------ -----. ----- --------- - - 0% OO- ------ -----. ----- --------- ---. - - 強化 紅蓮石x4 靈鶴石x20 魔物濃液x2 HR31 強化正式採用機械鎚 172,500z 1040 火:300 ------ -----. ----- --------- - - 0% OO- ------ -----. ----- --------- ---. - - 強化 黑龍的紅鱗x2 轟龍頭殼x2 老山龍的上鱗x12 HR81 黑貓鎚系 回到最上面 名稱 費用 攻擊 效果 鋒利度鋒利度+1 暴擊 洞數 黑貓鎚 15,000z 624 麻:240 -------- -. ------------- - 0% --- -------- -. -------------- --. - 生產 輝龍石x2 鋼龍尾巴x1 肉球印章x5 HR22 白貓鎚 25,000z 728 麻:310 ------ -----. ----- --------- - - 0% O-- ------ -----. ----- --------- ---. - - 強化 靈鶴石x20 吶喊果實x2 肉球印章x7 HR31 金貓鎚 回到最上面 名稱 費用 攻擊 效果 鋒利度鋒利度+1 暴擊 洞數 金貓鎚 30,000z 676 麻:280 -- - -------------- ---------. - 0% OO- -- - -------------- ---------. --. - - 生產 肉球之印x20 金火龍的上鱗x3 王族豆金龜x8 HR51 嚴重鏽化的鎚系 回到最上面 編輯連結 嚴重鏽化的鎚 [攻 624] └鏽化的鎚 [攻 676] ├噴焰核心 [攻 936] │└強化噴射核心 [攻 1144 防+20] │ └屠殺核心 [攻 1300 防+20] └翡翠轟鎚 [攻 728 火:260 ] └翡翠鎚 [攻 780 火:300 ] └炎妃霸者 [攻 936 火:440 ] └炎妃破壞者 [攻 1092 火:520 ] 名稱 費用 攻擊 效果 鋒利度鋒利度+1 暴擊 洞數 嚴重鏽化的鎚 1,000z 624 ------------. - 0% --- ---------------- - 生產 鏽化的大石塊(5%)x1 HR1 鏽化的鎚 5,000z 676 -----------. --. - - 0% --- -----------. --. ----. - 強化 大地結晶x20 HR1 噴焰核心 35,470z 936 ---------------- - ---. --. - -20% --- ---------------- - ---. -----. - - 強化 大地結晶x40 古龍之血x1 HR22 強化噴射核心 117,250z 1144 防+20 -----------. --. ----. -----. --. - -40% --- -----------. --. ----. -----. --. ---. - 強化 霸龍剛爪x2 轟龍頭殼x2 老山龍上鱗x12 HR71 屠殺核心 402,500z 1300 防+20 -----------. --. ----. -----. --. - -40% --- -----------. --. ----. -----. --. ---. - 強化 鳥龍種的重殻x5 飛龍種的重顎x5 古龍之血x8 HR100 翡翠轟鎚 29,730z 728 火:260 ------ -----. ----- -- - 0% --- ------ -----. ----- ------ - 生產 傳說中的工匠 炎妃龍角x2 炎妃龍甲殻x3 紅蓮石x1 HR22 強化 炎妃龍角x3 炎妃龍甲殻x3 紅蓮石x7 翡翠鎚 58,750z 780 火:300 -----------. --. ----. ----. - 0% O-- -----------. --. ----. -----. --. - 強化 炎妃龍角x3 炎妃龍甲殻x7 古龍之血x2 HR22 炎妃霸者 225,000z 936 火:440 ------- - ----------. -----. --. - 0% O-- ------- - ----------. -----. ---. --. - 強化 炎妃龍角x6 炎龍塵粉x3 炎龍寶玉x1 HR41 炎妃破壞者 325,000z 1092 火:520 ------- - ----------. -----. --. - 0% O-- ------- - ----------. -----. ---. --. - 強化 飛龍種的剛尾x7 發火袋x12 炎龍寶玉x4 HR100 嚴重風化的鎚系 回到最上面 編輯連結 岩龍打擊鎚系 回到最上面 名稱 費用 攻擊 效果 鋒利度鋒利度+1 暴擊 洞數 岩龍打擊鎚 1,000z 832 -- - -------------- ------ - 0% --- -- - -------------- ---------. - 生產 太古的大石塊(25%) HR31 岩龍猛擊 46,850z 936 -- - -------------- ---------. - 0% --- -- - -------------- ---------. --. - - 強化 岩龍堅殼x15 白鳩石x7 龍玉x1 HR31 強化岩龍猛擊 142,700z 1040 火:220 ------ -----. ----- --------- - - 0% --- ------ -----. ----- --------- ---. - - 強化 霸龍剛爪x3 轟龍頭殼x1 熔岩龍堅殼x3 HR71 黑帶戰鎚系 回到最上面 名稱 費用 攻擊 效果 鋒利度鋒利度+1 暴擊 洞數 黑帶戰鎚 10,130z 780 ------ -----. ----- -- - 0% OOO ------ -----. ----- ------ - 生產 大鎚票券x10 永遠的硬幣x10 達人硬幣x10 鎧龍甲殼x3 HR15 達人戰鎚 21,560z 884 防+2 -- - -------------- ------ - 0% OOO -- - -------------- ---------. - 強化 大鎚票券x20 牙獸的硬幣x6 金火龍的堅殼x3 HR31 強化達人鎚 99,250z 988 防+4 -- - -------------- ---------. - 0% OOO -- - -------------- ---------. --. - - 強化 大鎚票券x30 轟龍頭殼x1 白鳩石x8 HR51 出師鎚 300,000z 1248 防+10 ------ -----. ----- --------- - - 0% OOO ------ -----. ----- --------- ---. - - 強化 大鎚票券x30 工會硬幣x10 雷歐吉姆筆記x20 HR61 鐵砧鎚系 回到最上面 編輯連結 龍頭蓋棍系 回到最上面 名稱 費用 攻擊 效果 鋒利度鋒利度+1 暴擊 洞數 龍頭蓋棍 11,400z 624 -----------. --. ----. ----. - 0% OO- -----------. --. ----. -----. --. - 生產 達人的骷髏x1 龍頭殼x4 古龍骨x7 魔物濃液x5 HR31 遠古遺物 31,250z 780 -----------. --. ----. -----. --. - 0% OOO -----------. --. ----. -----. --. ---. - 強化 龍頭殼x6 古龍骨x15 黏液蚱蜢x20 HR31 遠古零件 174,250z 936 龍:100 麻:120 ---. --. -----------. -------- - - 0% OOO ---. --. -----------. -------- --. -. - 強化 祖龍的白鱗x8 炎妃龍角x3 貓毛紅玉x8 HR91 鐵拳系 回到最上面 名稱 費用 攻擊 效果 鋒利度鋒利度+1 暴擊 洞數 鐵拳 100,000z 988 ---------------- - --. - 0% O-- ---------------- - ---. --. - 生產 石像之拳x1 輝龍石x6 HR31 太古之拳 150,000z 1092 ---------------- - ---. --. - -20% OO- ---------------- - ---. -----. - - 強化 石像之拳x1 輝龍石x8 白鳩石x11 HR31 冰塊系 回到最上面 名稱 費用 攻擊 效果 鋒利度鋒利度+1 暴擊 洞數 冰塊 11,000z 312 冰:220 ------ -----. ---. - 0% --- ------ -----. ----- -- - 生產 冰結晶x25 冷飲x10 棒狀骨x1 亮水晶x1 HR1 大冰塊 12,500z 520 冰:280 -----------. --. ----. - 0% --- -----------. --. ----. ----. - 強化 冰結晶x30 冷飲x10 冰猛龍鱗x5 HR5 巨大冰塊 110,750z 936 冰:440 -- - -------------- ------ - -20% --- -- - -------------- ---------. - 強化 靈鶴石x35 萬年霜x12 轟龍爪x3 HR51 永久冰塊未開放 875,000z 1248 冰:530 -- - -------------- ------ - -20% --- -- - -------------- ---------. - 強化 冰冷袋x4 獸人之寶x4 萬年霜x25 HR100 黑龍毀滅者係 回到最上面 黑龍毀滅者 [攻:832 龍:350 ] ├赤黑龍毀滅者 [攻:1092 龍:380 ] └袓龍毀滅者 [攻:936 龍:560 防+16] └祖龍破鎚【碎】 [攻:1144 龍:580 防+30] 名稱 費用 攻擊 效果 鋒利度鋒利度+1 暴擊 洞數 黑龍毀滅者 200,000z 832 龍:350 -- - -------------- ------ - 0% --- -- - -------------- ---------. - 生產 黑龍角x2 黑龍甲殼x6 戰友之羈絆x10 戰友之證x5 HR48 赤黑龍毀滅者 400,000z 1092 龍:380 ------- - ----------. -----. --. - 0% O-- ------- - ----------. -----. ---. --. - 強化 黑龍角x3 黑龍眼x2 鋼龍寶玉x3 HR48 袓龍毀滅者 450,000z 936 龍:560 防+16 -- - -------------- ---------. - 0% --- -- - -------------- ---------. --. - - 強化 祖龍角x5 黑龍魔眼x2 炎龍寶玉x1 HR91 祖龍破鎚【碎】 550,000z 1144 龍:580 防+30 ------ -----. ----- --------- - - 0% --- ------ -----. ----- --------- ---. - - 強化 祖龍角x7 祖龍翼膜x5 虹色礦石x6 HR91 滅龍鎚系 回到最上面 名稱 費用 攻擊 效果 鋒利度鋒利度+1 暴擊 洞數 滅龍鎚 31,680z 780 龍:170 ----. --. ------ -----. - 0% --- ----. --. ------ ---------. - 生產 老山龍的大爪x1 老山龍鱗x5 龍骨【大】x3 HR17 擊龍鎚 40,160z 884 龍:330 ----. --. ------ ---------. - 0% --- ----. --. ------ ---------. ---. - 強化 老山龍的大爪x2 老山龍的甲殼x3 古龍之血x2 HR17 龍壞棍 120,000z 988 龍:410 -- - -------------- ---------. - 0% --- -- - -------------- ---------. --. - - 強化 老山龍的蒼甲殼x5 老山龍紅玉x1 璀璨水晶x3 HR31 晚安熊 回到最上面 名稱 費用 攻擊 效果 鋒利度鋒利度+1 暴擊 洞數 晚安熊 5,800z 260 睡:200 ---. --. ----. - 0% --- ---. --. --------. - 生產 傳說中的工匠 集蛋券x1 寶石券x1 星鐵x1 HR5 睡夢熊未開放 120,000z 260 睡:260 0% --- 生產 龍苔x3 集蛋券x5 寶石券x5 HR38 船錨鎚F系 回到最上面 名稱 費用 攻擊 效果 鋒利度鋒利度+1 暴擊 洞數 船錨鎚F 7,500z 624 水:290 ------- - ----------. - 0% O-- ------- - ----------. ----. - 生產 高手的鎖Fx1 水龍鱗x1 鐵礦石x30 燕雀石x10 HR17 船錨粉碎者F 28,410z 832 水:370 ------- - ----------. ----. - 0% OO- ------- - ----------. -----. --. - 強化 高手的鎖Fx2 翠水龍的上鰭x2 星鐵x4 HR31 船錨破壞者 122,900z 936 水:390 ---------------- - ---. -----. - - 0% OO- ---------------- - ---. -----. --. -. - 強化 轟龍堅殼x4 砦蟹的背甲x8 岩龍淚x2 HR71 船錨龍捲風 440,000z 1092 水:420 ---------------. - ---. ----- - - 0% OO- ---------------. - ---. ----- --. -- - 強化 高手的鎖Fx4 魚龍種的厚鱗x3 魚龍種的鰭x7 HR100 蝦殼鎚系 回到最上面 名稱 費用 攻擊 效果 鋒利度鋒利度+1 暴擊 洞數 蝦殼鎚 15,780z 624 水:200 ----. --. ------ -----. - 0% --- ----. --. ------ ---------. - 生產 水龍的上鱗x1 龍蝦的大殼x1 龍蝦的小殼x1 棒狀骨x1 HR31 龍蝦王印記 35,880z 780 水:230 ---. --. -----------. ----- - 0% --- ---. --. -----------. -------- - - 強化 女王蝦x3 龍蝦的巨大殼x1 HR31 條紋打擊鎚系 回到最上面 名稱 費用 攻擊 效果 鋒利度鋒利度+1 暴擊 洞數 條紋打擊鎚 47,500z 884 ---------------- - ---. -----. - - 0% --- ---------------- - ---. -----. --. -. - 生產 轟龍爪x3 轟龍鱗x5 轟龍甲殼x5 靈鶴石x12 HR51 轟槌【虎丸】 243,000z 1196 ---------------- - ---. -----. - - -30% --- ---------------- - ---. -----. --. -. - 強化 鋼龍尖爪x5 轟龍的上鱗x5 轟龍頭殼x3 HR71 鎚【烏】系 回到最上面 名稱 費用 攻擊 效果 鋒利度鋒利度+1 暴擊 洞數 鎚【烏】 108,500z 936 ----. --. ------ ---------. - 0% O-- ----. --. ------ ---------. ---. - 生產 尖銳鳥嘴x1 黑狼鳥耳x2 黑狼鳥的鬃毛x4 龍骨【大】x3 HR51 鎚【狼】 182,500z 1040 -----------. --. ----. -----. --. - 0% O-- -----------. --. ----. -----. --. ---. - 強化 尖銳鳥嘴x3 黑狼鳥的鬃毛x10 大獨角仙x18 HR51 仙人掌鎚系 回到最上面 名稱 費用 攻擊 效果 鋒利度鋒利度+1 暴擊 洞數 仙人掌鎚 75,000z 260 毒:300 -- - -------- - 0% --- -- - ------------ - 生產 仙人掌花x8 大王扶桑花x8 黏黏毛蟲x3 霸龍堅殼x2 HR71 綠色怪物 189,200z 780 毒:400 ---------------- - ---. -----. - - 0% O-- ---------------- - ---. -----. --. -. - 強化 仙人掌花x30 祖龍堅殼x2 神龍苔x1 HR91 仙人掌破壞者 375,000z 936 毒:480 防+20 ---------------. - ---. ----- - - 0% O-- ---------------. - ---. ----- --. -- - 強化 甲殼種的秘晶石x3 草食種的重蹄x5 薄片仙人掌x40 HR100 菌豬衝擊鎚系 回到最上面 名稱 費用 攻擊 效果 鋒利度鋒利度+1 暴擊 洞數 菌豬衝擊鎚 0z 780 ------ -----. ----- -- - 0% OO- ------ -----. ----- ------ - 生產 家具票券x6 HR1 強化菌豬鎚 50,000z 884 防+15 ------ ----- -----. ------ - 0% OO- ------ ----- -----. --------. - - 強化 家具票券Gx2 棘茶龍的上鱗x3 菌豬苔皮x3 HR51 深邃菌豬打擊鎚 172,500z 1040 防+20 ------ ----- -----. --------. - - 0% OO- ------ ----- -----. --------. ---. - - 強化 家具票券Gx2 草食種的特上皮x5 飛龍種的特上皮x2 HR100 肉球鎚系 回到最上面 名稱 費用 攻擊 效果 鋒利度鋒利度+1 暴擊 洞數 肉球鎚 0z 936 ---------------- - ---. -----. - - 0% --- ---------------- - ---. -----. --. -. - 生產 家具票券x6 家具票券Gx3 HR31 強化肉球鎚 100,000z 1040 ---------------- - ---. -----. - - 0% --- ---------------- - ---. -----. --. -. - 強化 家具票券Gx2 尾晶蠍靭尾x3 貓毛紅玉x2 HR51 驚愕的肉球鎚 225,000z 1144 ---------------- - ---. -----. - - 0% --- ---------------- - ---. -----. --. -. - 強化 家具票券Gx2 獸人的秘紅玉x3 草食種的堅角x12 HR100 黑鍋【好吃】系 回到最上面 黑鍋【好吃】 ├黑鍋【真好吃】 └銀鍋【喜】 └銀鍋【喜喜】 名稱 費用 攻擊 效果 鋒利度鋒利度+1 暴擊 洞數 黑鍋【好吃】 1,125z 468 -----------. --. - - 0% OO- -----------. --. ----. - 生產 公會券x10 肉球印章x5 紅蓮石x3 燕雀石x7 HR11 黑鍋【真好吃】 75,000z 780 火:220 -------- -. --------- - 0% OOO -------- -. -------------- - 強化 黑狼鳥甲殼×4 靈鶴石x10 黑角龍堅殼x5 HR51 銀鍋【喜】 17,500z 676 防+10 ---------------- - ---. -----. - - 0% --- ---------------- - ---. -----. --. -. - 強化 靈鶴石x10 鎧龍延髓x1 鋼龍鱗x5 HR31 銀鍋【喜喜】 100,000z 884 防+15 ---------------- - ---. -----. - - 0% --- ---------------- - ---. -----. --. -. - 強化 萬能礦石x8 白鳩石x10 銀火龍的上鱗×5 HR51 薔薇鎚系 回到最上面 CB未開放 編輯連結 眠鳥剛鎚【熟睡】系 回到最上面 名稱 費用 攻擊 效果 鋒利度鋒利度+1 暴擊 洞數 眠鳥剛鎚【熟睡】 122,900z 988 睡:180 防+40 ----. --. ------ ---------. - 0% O-- ----. --. ------ ---------. ---. - 生產 鳥龍種的特上毛x4 催眠袋x4 眠鳥的牙嘴x2 虹色礦石x5 HR100 眠鳥剛鎚【爆睡】 275,000z 1144 睡:220 防+60 ------ -----. ----- --------- - - 0% O-- ------ -----. ----- --------- ---. - - 強化 鳥龍種的特上毛x6 鳥龍種的銳嘴x4 眠鳥稀胃石x2 HR100 尾晶蠍鎚系 回到最上面 名稱 費用 攻擊 效果 鋒利度鋒利度+1 暴擊 洞數 尾晶蠍鎚 60,000z 936 麻:110 ---. --. -----------. ----- - 0% --- ---. --. -----------. -------- - - 生產 尾晶蠍的大顎x3 尾晶蠍的堅殼x8 尾晶蠍體液x4 星鐵x7 HR51 尾晶蠍長鎚 122,500z 1040 麻:150 ---. --. -----------. -------- - 0% --- ---. --. -----------. -------- --. -. - 強化 尾晶蠍的輝晶石x6 尾晶蠍的堅殼x8 霸龍剛爪x2 HR71 尾晶蠍大鎚 248,500z 1092 麻:180 ----. --. ------ ---------. ---. - 0% --- ----. --. ------ ---------. ----. --. - 強化 甲殼種的秘晶石x5 鳥龍種的秘石x4 強麻痺袋x3 HR100 灰晶蠍鎚系 回到最上面 名稱 費用 攻擊 效果 鋒利度鋒利度+1 暴擊 洞數 灰晶蠍鎚 120,000z 1040 ---. --. -----------. -----. - 0% --- ---. --. -----------. -------- - - 生產 灰晶蠍的堅殼x5 灰晶蠍大顎x4 龍玉x5 黏著黑蟻x12 HR71 灰晶蠍岩鎚 400,000z 1144 ---. --. -----------. -------- - - 0% O-- ---. --. -----------. -------- --. -. - 強化 灰晶蠍的輝晶石x3 飛龍種的特上皮x3 氨基石x4 HR100 灰晶蠍衝擊鎚 840,000z 1248 ---. --. -----------. -------- - - 0% OO- ---. --. -----------. -------- --. -. - 強化 古龍種的特上毛x2 灰晶蠍的血晶石x2 甲殼種的秘晶石x3 HR100 舞雷鎚【百舌】系 回到最上面 名稱 費用 攻擊 效果 鋒利度鋒利度+1 暴擊 洞數 舞雷鎚【百舌】 77,500z 1040 雷:220 防+14 -------- -. ------------- - 5% --- -------- -. -------------- --. - 生產 舞雷龍的帶電鱗x2 舞雷龍靭尾x2 舞雷龍的雷液x1 貝利露礦石x5 HR81 舞雷鎚【梟】 285,000z 1144 雷:300 防+19 -------- -. -------------- --. - 10% --- -------- -. -------------- ----. -. - 強化 飛龍種的真肝x5 舞雷龍的骨髓x2 風紋石x3 HR100 特殊素材武器 回到最上面 編輯連結 剛種武器 回到最上面 編輯連結 特殊長度武器 回到最上面 編輯連結 統一格式 名稱 費用 攻擊 效果 鋒利度鋒利度+1 暴擊 洞數 - → z -- ----- -------- ---- --. % --- -- ----- -------- ---- --. --- 生產 強化 回到最上面 徵求 翻譯資料比對。 wiki編輯意見 肉球印 - 2010-11-26 21 50 19 船錨系的「高手的鎖F」在遊戲中名稱是「豪腕之鎖F」喔 - 2015-04-09 01 06 29
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20: 弥次郎 :2019/04/08(月) 22 23 35 HOST p2729046-ipngn201308tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp 大陸SRW IF 融合惑星ε世界編「Battle of Mali」2 太陽系 融合惑星 ε世界 アフリカ大陸 マリ戦線 ネクスト2機による奇襲が始まってから10分も経つ頃には、空の模様もだいぶ変わりつつあった。 日企連のハイエンドノーマル主体の航空部隊が性能差と数、そして全体的な練度と疲労度合いの差から優位に部隊を展開しつつあるので、ブリタニア側は一転して攻勢を必死に受け止めなければならなかった。 ここでブリタニア側の航空戦力の要ともいえるサザーランド・ジークⅡから構成されるKGF部隊とアマツミカボシの操るノース・セブンスの戦闘は、激しさを増していた。低空域で虎鶫からの支援砲撃や狙撃から逃れているKGF部隊であったが、その機動力と爆発的な攻撃力で翻弄して来るノース・セブンスには苦戦を強いられていた。 本来、KGFの武器はその搭載火力と巨体に見合わぬ瞬発力、そして防御力である。だが、いずれもがアマツミカボシの既知を超えるには至らない。 連続射出される巨大なスラッシュハーケンはメイスや蹴りなどで容易くあしらわれるか回避され、弾幕として展開されるミサイルはQBの連発で明後日の方に行くばかり。 『しつこい…!』 飛んできたスラッシュハーケンを片手で軽々と弾きながらも、アマツミカボシは悪態をつくしかない。 牽制だったそれに重ねるようにしてさらに飛んでくるのだが、その程度では怖くもない。剣戟のようなそれの隙間に身を躍らせ、QBをふかし、身をひねり、襲い掛かって来る嵐を軽い動きで飛び越えていく。 だが、奇襲効果が抜けている状態では流石に一方的とはいかなくなった。距離を常に一定に保ち、一撃離脱に徹するようになったので、簡単には撃破できなくなったのだ。それでも10分程度の間に複数のKGFを単独で狩っていたこと自体がブリタニア側としては驚愕すべきことなのだが、上空のKGFを直接叩く役目を負っている状態から言えば、今の状態は硬直状態に持ち込まれたに等しい。 せっかく後詰めとなっているハイエンドノーマル部隊のおかげでKGFに集中できるのに、それを叩けませんでしたでは面目というものが立たない。 流れを変えなくてはいけない。自分達が作った流れがブリタニア側に読まれ、対応されたならば、ここでまた大きく流れを変えてぶつけてやる必要がある。 『ミカ君、大丈夫か?』 『問題ありませんよ、この程度なら…』 虎鶫からの通信だ。今は対空攻撃もそうだが、地上への支援狙撃を行っていたはず。 話ながらも、無意識に手のうちでメイスをくるりと回す。慣れ親しんだ重さが、思考をリセットしてくれる。 『なんとでもなります。虎鶫さんは地上部隊の支援を続けてください。そろそろ社長と桜子ちゃんの出番ですから、地ならしを』 『それだけ言えるなら大丈夫だな』 『じゃ、仕掛けます』 切り替えた思考のままに、アマツミカボシは動いた。 21: 弥次郎 :2019/04/08(月) 22 25 18 HOST p2729046-ipngn201308tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp OBが起動し、ノース・セブンスは瞬時に加速した。 それを見てとったKGF部隊はすぐさま散開し、弾幕を張り、距離をとろうとする。だが、一歩遅い。 ミサイルの隙間をくぐり抜け、スラッシュハーケンを裁き、吶喊していくノース・セブンスには先程まであった回避の概念が無かった。 大きくかわすのではなく、最短距離を突っ走り、その上でわずかに回避する。ほんの一瞬の差にしかならないのだろうが、ネクストの速度で積み重なれば、当然ながら到達時間に差が出てくるというもの。そして、距離を詰めたノース・セブンスは射撃を浴びせる。 《簡単に抜けると思うな…!》 だが、それらをブレイズルミナスは何とか受け止める。強力なショットガンとレールガンの一撃は重く、動きが硬直させられるが、致命傷には至らない。至らないからこそ、サザーランド・ジークⅡのパイロットは敢えて受け止め、他の機体のために時間を稼いだ。 『ああ、抜けないだろう……なッ!』 しかし、それを見越していたのは、攻撃を仕掛けたアマツミカボシの方も同じだった。 次の瞬間、それまでにない一撃がサザーランド・ジークⅡを襲う。 《ぐがっ……!?》 『そこだぁ!』 メインウェポンたるバトルメイスが先端からレーザーブレードを展開した状態で一瞬で投擲され、突き刺さった。 ネクストの膂力による投擲と高出力レーザーを合わせたそれは、ブレイズルミナスを電磁装甲ごと強引に打ち破った。 まさかメインウェポンであり、投擲に向いているとは思いにくいそれを躊躇なく投げつけてくるなど想像はしても、本当に実行してくるなど考えはなしないだろう。だからこそ、今度こそ完全に動揺し、動きが止まったサザーランド・ジークⅡに接敵したノース・セブンスは、追加装備として背負っていたバトルソードを腰から瞬時に引き抜き、躊躇いなく貫いた。積み重なった連撃でついに限界を迎え、巨大なKGFは力を失う。 だが、そこからバトルメイスとバトルソードを引き抜いて飛び上がったノース・セブンスは止まらない。 次々と自分を狙って飛んでくるスラッシュハーケンを回避し、やがて一つのハーケンのワイヤーを掴むと、そのままQBも利用して強引に引っ張り、振り回す。 《ぬわぁぁぁ!?》 ある意味非現実的な光景であった。ブリタニアにとっては大型兵器に分類されるKGFが、それより小型の兵器に文字通り振り回されるなど。 勿論サザーランド・ジークⅡはフロートシステムを起動して振り切ろうとするが、生憎とその程度では止まらない。止まらないほどに、振り回していた。 たまらずハーケンを収納しようとしたが、それこそアマツミカボシの狙い通り。KGFへと戻っていく勢いを利用しながらもQBで加速したノース・セブンスは、 『堕ちろ!』 通りすぎながらバトルメイスの一撃を見まい、圧壊させた。これで完全に流れが傾いた。ブリタニア側に今度こそ恐怖が蔓延したのだ。 今自分達が相対しているのはKMFより大きいだけの人型兵器ではない、人の形を真似ただけの、恐ろしい怪物なのだと。 『今だ!集中攻撃を仕掛けろ!』 『敵の動きが鈍ったぞ、続け!』 《おのれ!》 追い打ちをかけるのが集団で攻撃を仕掛けるハイエンドノーマル部隊。ネクストほどではないにしろ、油断ならないレーザーや実弾を放ち、ブレイズルミナスがあっても油断ならない状況を生み出し、ぐいぐいと押し込んでくる。航空KMF部隊も足止めを図ってはいたが、ここにきて継戦能力の差が出てきており、数で何とか埋めていた性能の差、機体出力の差が露わになってきた。 だが、それでも。 『さあ、遊戯を続けようじゃァないか』 まだ戦争は続いている。どうしようもない状況に、ブリタニア側は陥ろうとしていた。 22: 弥次郎 :2019/04/08(月) 22 26 07 HOST p2729046-ipngn201308tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp 神聖ブリタニア帝国軍 マリ戦線司令部 「ここまで落とされるとは…!」 前線司令部は怒号と指示と、無線で連絡を取り、歩き回る人間で埋め尽くされていた。 忙しなく飛び交う声と、モニターの表示が切り替わる音と、さらには人の動く音。それらが混じりあうカオスは、正しく一つの戦場ともいえた。 最前までは物量を投じ、集中的な突破をかけることで敵の厄介な機動兵器を押しとどめ、戦局を優位に進めていたことは確かだった。 だが、それはたやすく捻じ曲げられ、ひっくり返された。KGF部隊に甚大な被害が出ており、地上部隊は強力な砲撃と狙撃に苦しめられた。 それもたった二機の機動兵器に、だ。奇襲効果や新手ということもあって対応が遅れたことももちろんあるのだろうが、それでも尋常ではないペースでこちらの戦力が大きく削られてしまい、大打撃を受けた。 すでに予備戦力も投じて必死に止血を図っているのだが、それも間に合っているとはいいがたい。敵も新たに戦力を投じつつあり、それは明らかにブリタニア側の数を上回り、勢いでも上回っていた。さらにISAFの足止めを行っていた部隊が軒並みやられたことで、ISAFが息を吹き返し、攻勢に転じ始めていたのだ。 そして、司令官の望みは、この戦場における最高戦力の動向へと託された。もし仮に成功しているならば、まだ希望はある筈。 「ナイトオブワンの部隊からの連絡は…!?」 「……途絶したままです!交戦にはいってからこちらに通信する余裕が無いとも思われますが…!」 オペレーターの悲痛なその言葉に、沈黙の帳が降りる。 敵前線司令部への攻撃へと送り出された部隊が、通信途絶。それの意味は、おのずと察せられる。 その場にいた人間の多くが、それを信じたくはなかっただろうし、事実オペレーターたちは必死に呼びかけを続けていた。 ラウンズのいる戦場に敗北はなく、ナイトオブワンのいる戦場に敗北は許されない。 ブリタニア最強の騎士が就くナイトオブワンとその部隊というのは、ブリタニア側が有する戦力でも最精鋭といってもよく、同時にその動向や作戦の成否、あるいは---その死は、あまりにもブリタニアという軍、そして国家に対して影響力がありすぎた。 ナイトオブワンが屈するとは、ほとんどイコールでブリタニアの武威が屈するということである。だからこそ、敗北は『許されない』。 一度、悪逆皇帝ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアのナイトオブゼロである枢木スザクに破れ、しかし奇跡的に生還したナイトオブワン、ビスマルクを殆どサイボーグ化するかのような治療の果てに再び戦場へと戻したのも、それだけ戦局が切羽詰まっていたことであり、同時にブリタニアという軍、国家を支えるための精神的な主柱を欲していたことが原動力として存在していた。 だが、それが仮に再び折れてしまったら---もはや、彼等の内面を支えることは極めて困難であった。 「まだだ……まだ、終わってなどいない」 司令官は、何とか絞り出すように言い放った。 まだ負けたわけではない。まだ手が打てるはず。簡単に負けるなど、ブリタニアの恥だ。考え、指示を出し、動く。それが務めだ。 「上空より、巨大な航空機…なんだこれは、要塞か!?巨大な反応あり!メインモニターに映像回します!」 だが、それを打ち砕くように、さらなる一手が放たれた。 それは、全てを覆い尽くすように、空から現れた。 「なんだ、あれは……!?」 23: 弥次郎 :2019/04/08(月) 22 27 09 HOST p2729046-ipngn201308tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp 『残念だが、ブリタニアは時間切れのようだな』 機動狙撃戦を一時的に緩めて、カメラとレーダーに映る巨大な鳥を眺めた虎鶫はひとりごちた。 無数という言葉を通り越した数の火砲を放ち、さらに艦載機を次々と展開していく超巨大な航空機---否、航空プラットフォーム型AFであり、企業連が連合へのPRも兼ねて今回の戦場に投入した無人AF『アーセナルバード』。それがついに戦場へと展開したのだ。 アマツミカボシと自分、そしてハイエンドノーマル部隊によって楔を穿たれたブリタニア側の制空権は、完全にこちらに傾いたと言ってよい。 アーセナルバードに致命傷を与えうるKGFの数は減らされている上に戦闘が継続したことで消耗しており、ここからさらに戦闘をするのは無茶が過ぎる。 加えて、地上の方もアマツミカボシが空で暴れている間にだいぶ様変わりしている。轟天および雷電が投入されて、地上部隊を吹き飛ばしたのだ。 ガチタンという言葉がこれほどまでに似合う二機のタンク型ネクストがその随伴機と共に火力を全面投射したことで、地形ごとブリタニア地上軍は吹き飛ばされてしまったのだ。このままの勢いで機動戦力が突破をしかければ、もはや止める術を持たない。 彼等にできることは、前衛部隊が持ちこたえている間に何とか撤収を図ることだけであった。 『虎鶫さん?桜子ですー』 『桜子ちゃんか。そっちの様子は?』 『順調そのものですね!ISAFも戦力の再編と補給が終わったので、攻勢に出ていますよ! このままブリタニア側を包囲殲滅するだけですねぇ』 『もうそこまで一気に持ち込んだか。なろう乙とか言われそうだな…』 『なろうで流行する前からハンニバルだとかソ連だとかが実行してますけどね』 いや、その撤収さえも、ISAFと共に展開、前進、包囲を行う日企連部隊の勢いに飲み込まれつつあった。 なまじ最前線でネクストとKGF部隊が拮抗してしまったがために、ブリタニア側はその前線の維持に拘泥してしまい、逆に身動きをとれなくなっていたのだ。その拘泥こそ、これまでのブリタニアのドクトリン的には正しいことであり、 しかしながらも、連合のドクトリンに置き換えてみれば包囲してくださいと言わんばかりの判断ミスであった。 快速の地上部隊はもうブリタニア側の側面を捉えて攻撃を加えており、上空にはがっちりとアーセナルバードの蓋がなされている状況。 総時間をおかずにブリタニア側は後方への浸透を赦すことになり、逃げきれなくなるだろう。あとはもう、ロードローラーが前進するが如く、前衛部隊が潰されていくことなのだろう。 『ともあれ、そちらは社長と桜子ちゃんに任せた。こっちはこっちで援護する』 『了解です!』 通信が終われば、またスコープの中へと没入していく。既に機動しながらの狙撃は必要が無く、長距離狙撃に集中できる。 前線では、タンクが咆哮している。いや、タンクという形をした暴虐だ。アーマードコア・ネクストという怪物が暴れているのだ。 (いや、違うな) これは山猫の戯れだ。本来ならば人を守るための山猫が、その力をほんの気まぐれに敵対する人間へと向けただけの事。 この戦いは、本来の戦いからほんの少しだけ外れた、幕間のような戦いであり、長い長い国家戦略のほんの一部でしかないのだ。 前世でも似たような戦いはしていたと自負はしているが、ここまでの規模となると初めてといっていい。 (まったく、新鮮だな) そう思いながらも、虎鶫はスコープ越しに戦場を俯瞰し、狙撃を続ける。 自分から見てももはや流れが決定づけられつつある戦場だが、もう少し、自分が絡んでも良いだろう。 山猫の狙撃手は、戦場の終息を加速させるように、攻撃を続けて行った。 24: 弥次郎 :2019/04/08(月) 22 28 02 HOST p2729046-ipngn201308tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp 《メカニック紹介》 JPNT-018 TORYU ノース・セブンス 《ステータス》 サイズ:M 移動力:8 地上:A 空:S 海:C 宇宙:A 《装備》 銃装備 剣装備 コジマ機関 テスラドライブ バリア(PA) EN回復(中) 《武装》 アサルトライフル 属性:P C 射程:1~5 ショットガン 属性:P 射程:1~4 大型バトルメイス 属性:P C 射程:1~3 レーザーキャノン 属性:B 射程:2~6 レールキャノン 属性:- 射程:1~7 アサルトアーマー 属性:P 射程:1~2 アサルトアーマー 属性:MAP 射程:1~5(自機周囲無差別型) セブンス・クロス 属性:P 射程:1 《概要》 大日本企業連合のムラクモ・ミレニアムが開発した最新の軽量二脚ネクスト『TORYU』をベースとしたカスタム機。 『TORYU』のコンセプトは前身機である『HAYABUSA』のそれを踏襲している高機動型ネクストなのであるが、技術的な進歩や度重なる戦乱で得た戦訓を反映した次世代機としてYORIMASAⅡなどと共に開発・製造がすすめられた。 というのも、これまでの軽量で高機動型のネクストではどうしても火力や積載量などが現場の需要に追いつかなくなつつあったのが現実で、特に総合火力の強化が求められる中では二律背反状態の打破が求められていた。さりとて、搭載火力を増やせば機動性に難が出て、高機動型ネクストの長所を殺してしまいかねない懸念というものがあった。 そこで考案されたのが、YORIMASAⅡでも取り入れられていた大胆なテスラドライヴへの機体的な比重の重さを変えることであった。 具体的には、新規設計の火器にテスラドライヴの仮想砲身形成技術をあわせることで大胆な軽量化を実施、多少のバランスの悪さを無視した設計への見直し、コジマ機関の出力向上とそれに伴う各種出力の向上などであった。 結果としてはムラクモ・ミレニアムの特徴であった汎用性や扱いやすさというものが若干失われてしまった物の、火力の増強と搭載火器及び武装の増大、腕部や脚部などへの内蔵武装の実装、携行火器の増加などを実現し、尚且つ機動性などの面でHAYABUSAを上回ることに成功した。 これを配備されたアマツミカボシは、上記の武装の他、腕部ワイヤーアンカーや脚部内蔵のレーザーブレード、バトルブレードなどをアセンブリ。 継戦能力をはじめとした総合的な戦闘力の向上を重点に置いている。やはり主体としているのは機動力を生かした格闘戦であるが、合間に行われる射撃戦の腕前も悪くはなく、バランスがとれていると言える。 25: 弥次郎 :2019/04/08(月) 22 28 49 HOST p2729046-ipngn201308tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp 以上、wiki転載はご自由に。 これでマリ戦線は決着…でしょうかねー。 あとはビッスと一目連の激突か、社長と桜子ちゃんの様子でも書くか…予定は未定状態なので投下できなくてもどうかお許しを。 まあ、筆がのったらにします。リアルがめっちゃ忙しいのでね(白目
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/*/ 遥か上空より、青森の大地へと降下した軍勢。 彼らは部隊ごとに集結し、偵察を行って敵部隊の把握へ 勤めた後、戦うために偵察兵の報告した敵部隊位置の 方角へ進軍していく。 その中に、今回新しく実戦に投下されたWD「咆月」を 身に纏った部隊もいた。「咆月」は対アラダ、対絶技を 想定された、精霊回路搭載の最新型WDである。 「咆月」を装備したWD兵達は、敵部隊の集結する土地へ 進軍し、敵部隊と遭遇した。戦闘開始。こちらの攻撃より早く、 敵の攻撃が始まった。攻撃がWD兵達に降り注ぐ。 取れる手段はただ一つ。そう、防御である。ただ防御するだけ では、たいした効果など期待できない。ましてや相手は強大だ。 部隊長は防御のために必要な作戦を記憶から引き出して、部下に伝えた。 作戦 雪上戦闘基本事項 基本的な戦闘行動や戦術は、通常の陸戦とほとんど変わらない。 兵士や車両、機材などの装備に対して十分な防寒対策をとる必要がある。 【地形】 雪山 雪崩に注意し、自分たちが山間、谷間の場合戦闘は避け平原又雪崩の恐れが少ない場で戦闘 囮部隊で雪崩が発生しやすい場所に誘い込む 【装備】 <生身> 重ね着:重ね着することで体を暖められ、さらに必要に応じて脱着すれば体温調節が容易にできる。 帽子の大切さ:頭部や凍傷になりやすい耳を守るため防寒用の帽子の着用を徹底する。 手袋:指が凍傷になったり、金属性の装備の冷たさを防ぐために着用する。 雪上用靴:対雪用のものをえらび、なるべく靴下を取り替えたり乾かしたり履き替えたりすることで足先の凍傷を防ぐ。 氷点下での防水:寒冷地でぬれたまま風に吹かれると低体温症になるので、水につかる場合はかならず防水用の装備をする。 かんじき:雪上で移動しやすくするための靴 スキーストック:雪上で移動する際に足にかかる負担を減らせる 足に唐辛子、指にはクリームや油を塗って保温に勤める。 靴と靴下、肌着と衣服の間など、隙間には新聞紙など紙を挟んで保温と寒気の遮断に努める。 金属の装備に、直に触れない。また、可能な限り金属部分を露出させず、防寒用の覆いを被せる。 防寒具のうち、時に衣類が濡れた場合に即座に着替えられるよう、最低でも予備の着替えを一着は装備する。 氷結した食糧は消化できず、寧ろ失調し下痢など体力低下・戦闘不能の原因となるので、固形燃料などで温めた食事が摂れるようにする。湯を確保できるならカップラーメンでも可。但し、直ぐに凍結するので速やかに配食できる場合以外、食事は無理。 通信機などの機械も、低音や付着する氷雪により機能停止する為、アンテナに電熱装置をつける等、防寒対策を施す。 世界忍者などが防具として鎖帷子を着用する場合は、極寒の地では通常と異なる着用法を行う。事前に暖かい室内などで素肌の上に着け、その上から肌着など着衣を着ける。鎖の網目と肌着の間の空気が体温で温もり、保温性を高める。(通常は、身体の擦過傷や汗による鎖の腐食、極寒時以外は耐え難い篭り熱の為、肌着の上に着ける。) <機械> ゴム部品の取り扱い:ゴムは寒冷地では弾性が失われ、砕けることもあるのでなるべく外気や雪に触れさせないようにする。 燃料の凍結防止:燃料や潤滑油が凍らないように取り扱いには十分気をつける。寒冷地用のものを準備する。 バッテリーの用意:気温が低いと出力が落ちたりするので予備のものを多くもっていく。 稼動時:アイドリングで十分部品を暖めてから動かす。 停止時:エンジンの凍結を防ぐためヒーターを装着したり、シートをかぶせる。 <武器> カバー:小火器のようなものは寒冷地では潤滑油が凍ったり金属・プラスチック部品が壊れたりするので、使わないときは雪や外気に触れないようカバーにしまっておく。 予備のパーツ:壊れた部品が速やかに交換できるように予備のパーツを用意しておく。 外気温への冷却:外に持ち出したときに、武器についた水分が凍るのを防ぐために少しずつ武器を冷やす。 金属変形への対処:撃って熱くなった銃身は雪の上においてしまうと変形したり水分がついてしまうので、扱いに注意する。 照準器の取り扱い:呼吸の際に息を誤って光学照準器にかけてしまうと凍って使い物にならなくなるので注意する 金属が氷点下では強度が低下するので注意。特に、日本刀は簡単に折れる為、要注意。 【体術】 雪が深く積もって堅くなっている急斜面の歩行は、足を大きく雪に沈めて体力と時間に体温を消耗する事を防ぐ為、輪カンジキを利用する。軽金属と化学製品の品でも、古来からの素材の品でも、藩国の国柄に合わせる。 平地や緩やかな斜面の移動には、スキーを利用する。 行軍時の吹雪で遭難しないように、各人がザイルを着用する。 固まった雪を煉瓦の代りに積み上げて戦闘時の陣地や吹雪の時の雪洞を作る為のショベルを携帯する(軍隊装備なら必須なので、言うまでも無いかもしれませんが)。 重量物は、橇で曳く。場合によっては、犬橇を用意する。 外装の色は、雪原に溶け込む白で揃える。 平原なら兎も角、山間部や谷間では雪崩を誘発しない為に、発砲を控える。白兵突撃時の吶喊は問題ないので、盛大に叫ぶ。 敵が雪崩に遭いそうな地形に存在する時には、間合いが遠く此方の砲が寡少の場合でも、先制攻撃を加えて雪崩を誘発させる。 白兵戦の場合、得物を構えるのは野外である点、雪上であるので森林でない可能性も高い点から、構えは右八双に揃える。集団で陣形を組む場合、肩に担ぐ右八双以外は同士討ちの危険が高くなる為。 射撃の場合、立射と伏射を併用し、射撃時にのみ静止する。 待ち伏せの時に、吐息(白くなっている)で露見しないように呼吸は深く緩やかに。 蹴り技は足許が雪上なので、出来るだけ使わない。 握り拳の拳打よりも、手刀を用いる。場合によっては、掌を相手に重ねて体移動の打撃で内臓に衝撃を伝える。 ≪市街地≫ 道路が整備されており、速やかに部隊展開が出来る 街路や建物を背景として敵の姿を確認しやすい。 隠蔽や防御に使える建築物がたくさんある。 放置されている車両に身を隠せる。 建物の中や、屋根の上で身を隠せる。 移動するときは常に建物の壁を背にして敵から見えにくい位置を取る。 建物の中に敵が潜んでいることを警戒し、身をかがめながらすばやく通過する。 建物が壊れているので、瓦礫の山に身を隠せる。 見慣れている風景なので異質な存在である根源種族は見つけやすい 市街地詳細地図の存在による敵の侵攻経路・展開等の予測 大規模な軍隊(根源種族)は市街地では侵攻展開速度が比較的鈍る 市外には下水など地下の通路が発達しており、歩兵には移動、伏撃、包囲、離脱など様々な局面で有利である。 入り組んだ路地は大型の平気には邪魔でしかない為、歩兵には攻防共に有利である。 屋内や狭い道では素早く接近でき、また距離を離されにくい 攻撃班は市街地であることを利用し、敵を狭い路地で攻撃。攻撃面を限定することで、数の不利をカバーする。 ≪市街地・歩兵系≫ 下水道や建造物内部を使って敵の側面へと移動できる 市街地での狙撃には主にアサルトライフルを使う。 市街地では機関砲は主に制圧射撃に使用し、なるべく高い場所から撃つことで効果的である。対空対地に使えフルオートも可能な歩兵携行装備では最強の装備。 建物などの遮蔽物を利用した待ち伏せで近距離から迫撃砲や火砲による強力な砲撃を行える。 手榴弾やグレネードランチャーは狭い路地や建物内部などで効果的である。 対戦車兵器は屋根の上などの高い位置から射撃することで命中率をあげることができ、さらに装甲の薄い上部を狙える。 狭い場所で対戦車兵器を使うことで、破壊した建物の壁などが破片のように飛び散り敵を無力化できる。ただし、後方爆風に気をつけ、ヘルメットや耳栓をする。 動かない人造物が多いので銃を固定すれば高い精度で連射しやすい 市外には下水や路地など隠蔽された通路が発達しており、歩兵には移動、伏撃、包囲、離脱など様々な局面で有利である。 入り組んだ路地は大型の兵器には邪魔でしかない為、歩兵には攻防共に有利である。 ≪全般≫ 攻撃の的にならないよう、稜線や丘の上などの高所をさけ、低地を移動する。 地形地理や自然条件、建築物などを盾や目くらましとして使い、防御・回避を行う 予め攻撃が来る方向を予測しておき、遮蔽になるであろう物を見つけておく。 凹凸のない場所はなるべく避ける。 【装備】 ≪全般≫ 銃身への迷彩:草原、森、砂漠などの地形に応じて銃身にカモフラージュペイントを施すことで周囲の背景にとけこんで目立ちにくくなる。 迷彩によって距離感を狂わせる 発煙弾、閃光弾を発射。敵の視界を奪う。 ≪歩兵≫ イヤマフを耳に装備し、銃撃時に発生する射撃音から耳を保護する。 ヘッドセット(ゴーグルつき):頭部を衝撃や銃弾から防御するとともに、小型無線機や小型ライト、ナイトビジョンを装備する。 無線機:長距離通信や、高速データ通信が可能なものを使用して連絡をとりあい、部隊間・部隊内での状況把握や連携をスムーズにする。 双眼鏡・目標距離測定装置:目標の正確な位置を測定できる。 プレート入りの防弾ベストによる高い防御性能 煙幕手榴弾によって敵の視界を妨害 迷彩服着用、フェイスペイントをしておく。 ≪WD≫ WDの装甲と人工筋肉、繊維装甲フレーム贅肉内部機器などなどによる防御 WD装備であるシールドによる高い防御性能 WDの各種センサー系を利用しての敵攻撃の観測 【陣形】 敵の攻撃を集中させないようにできる限り広く分散する。 四方八方にちらばることで間隔をできる限り広く取る。 分散移動することで敵の照準を絞りにくくする。 有視界内では仲間との連携をブロックサインで密に取る。 【体術】 ≪全般≫ レーザーを防ぐために煙幕や土煙を利用する。 相手が攻撃してきた際は体全体を攻撃線からはずすようにして防御する。 回避するときは常に建物の壁を背にする。 遮蔽物や塹壕、地面のへこみなどを利用して直接敵の攻撃をくらわないようにする 各員が常に情報リンクする事で、敵情報を速やかに伝達し、回避がスムーズにできる。 防御に使える物は全部使い、伏せの可能不可能に関わらず身を限りなく低くする。 敵の射戦に対して、90度に移動するようにする。 敵に対して装甲の厚い面を極力見せるようにする。 防御するため、しっかりとした足場を立ち回れるようにする 敵に接近して走り回ることで相手の視界から見えなくなり反撃を防ぐ 部隊員と死角を補い合う 力みすぎないよう心がける(動きに柔軟性がなくなるから) 相手の勢いや距離、間合いを意識する 自分にとってベストの間合いで戦うことを意識する 気を抜かず、最後までしっかり防御に集中する 即座に行動できるよう自身の姿勢を意識し、常に維持する 敵の攻撃を回避する時はただ後ろに下がるのではなく斜め前方か後方に移動して回り込みすぐに反撃できるように体勢を整える。 敵の目の動き(赤い光の動き)から回避動作を選択する 夜目の効く猫妖精・鼻の効く犬妖精に判断を仰ぎながら戦う 視界が不良でも、オペレートによって位置情報を連絡してもらうことで、統率の取れた防御動作が可能となる。 敵の挙動をつぶさに観察し、少しでも不審な動きをすればすぐに回避行動を行う 望遠ズームやセンサーを最大限駆使し敵情報を速やかに得ることで回避がスムーズにできる。 不正規機動(重心を揺らしてふらふらと移動する)で、予測射撃を防ぐ。 歩兵はI=Dも利用しつつ防御 シールドを使って防御 シールドを斜めに傾けることで 受け流す効果も発生させる ≪対白兵防御≫ 相手の攻撃が来た場合、銃や杖、刀など手持ちの装備を使って防御する。 攻撃の軌道を見極め上段・中段・下段の防御を使い分ける。 攻撃を受けても動きが止まらないように受け流す 一度に攻撃されないように一対一を繰り返すように立ち回る ≪対爆発防御≫ 敵の爆破系攻撃時には遮蔽物の陰に伏して耐衝撃姿勢を取る (爆破系攻撃に対して)衝撃で鼓膜を破られないように口をあけておく 《対詠唱》 魔法を分散させて当てる事で敵の動きを止める 理力使い部隊により、相手の理力攻撃・詠唱戦行為を妨害、拡散させて防ぐ。 敵が先ほどにこちらの理力攻撃を止めた姿を見ている。実例が目の前にあったので、対処方が全く無いわけではない。 先ほどの詠唱戦行為に使った魔法陣を防御に転用、そのままぶつけて相殺する。 理力使い系のアイドレスが理力障壁を展開し、敵の攻撃を僅かでも防ぐ 風を追うものの能力により、敵の技を無効化する 前方に詠唱によって防御壁を展開する ≪オペレータとの連携による防御と回避≫ オペレーターからの情報で敵の陣形が判っており、敵攻撃の弱い方向へ移動する オペレーターからの情報で敵の種別が判別しており、敵の攻撃に関する情報がある オペレーターからの情報で敵の移動ルート及び移動速度が判別しており、最適な回避・防御行動が取れる オペレーターからの誘導で、火力を展開するのに適切な配置が行われている オペレーターからの誘導と地図から、最適な移動ルートがとれている 地形情報のオペレートをうけることで、隠蔽がとれる地形が判っている 地形情報のオペレートをうけることで、安定した射撃姿勢が取れるポイントが判っている 会話をすることで緊張をほぐせる その作戦を各自記憶にしっかりと叩き込ませ、防御体勢を取る。 IMG_000351.jpg (歩兵防御:あやの 再利用イラスト) IMG_000350.jpg (歩兵防御:あやの 再利用イラスト) 「咆月」は、これまでのWDに比べて装甲が二倍の厚さとなって いる。さらに装甲表面及びインナースーツに搭載された精霊回路 によって、絶技を受けた時、破壊される代わりにその効果が 着用者に及ぶのを防ぐのだ。 その代わり、士族・藩王・摂政しか着用することができない。 しかし、今回「咆月」を着用しているのは、高位西国人の士族達 ばかりである。その能力は高く、当然防御力も高い。 しかし、圧倒的な敵の数に押され、内心で気圧されていた。 その彼らを励ます声が、聞こえてきた。 * RP その声に自らを奮い立たせ、防御体勢を維持するWD兵達。 そう、此処で負けるわけには、倒れるわけにはいかないのだ。 サーペント@FEG : 「みんな遮蔽物に身を隠すんだ!」 たぐ@FEG : 「いくら咆月とはいえ直撃するわけには行きません!皆さん、隠れてやり過ごしましょう!」 周船寺竜郎@FEG : 「ビルの影に隠れるんだ!!」 周船寺竜郎@FEG : 「(シールドを構えて)ここで耐えずにいつ耐える!!」 サーペント@FEG : 「最低でもツーマンセルで互いのシールドを重ねて防御力を倍にしよう!」 とよのか苺@FEG : 「当たらないのが一番!隠れます」 左木@FEG : 「キャー、顔はやめてー。しっかり身は潜めます」 あやの@FEG : 「隠れます!」 とよのか苺@FEG : 「切り抜けて、みんなで生きて帰らなきゃ」 ジャイ@FEG : 「ビルやら木やらあるでしょうから、それを使いましょう」 サーペント@FEG : 「みんなで耐えてみんなで生き残るぞ!」 周船寺竜郎@FEG : 「ここは耐える!だが、必ず反撃してやる!!!」 広瀬都@FEG : 「人の柔軟性を活かせるのを忘れないで上手く避けていきましょう」 たぐ@FEG : 「シールドで体を庇いつつ避けましょう」 あやの@FEG : 「皆で生きて帰りましょう!待ってる人がいるもの!」 周船寺竜郎@FEG : 「耐えられなくなったら、避ける!!避けられなくなったら、耐える!!」 イクト@FEG : 「うわッ、シールドで防御!!」 広瀬都@FEG : 「直撃さえ食らわなければ弾ける攻撃もあるから、冷静にね」 周船寺竜郎@FEG : 「了解!!冷静に冷静に。」 左木@FEG : 「避ける。避ける。よけ藩国さんから学んだもんね」 とよのか苺@FEG : 「怖いけど、眼を閉じずに攻撃をよく見極めないと」 たぐ@FEG : 「落ち着いて、攻撃を見極める……」 あやの@FEG : 「冷静に。了解です。」 サーペント@FEG : 「データリンクで攻撃を予測しよう!全弾回避しよう!」 IMG_000363.jpg (歩兵防御:あやの 再利用イラスト) * 敵の攻撃が降りかかる。 「――――過激な歓迎ですねぇ。せっかく時を越えて参上したって言うのに・・・。」 「いやー、だから迷惑がられてるんだと思いますよ(苦笑)」 咆月装備であるシールドで攻撃を防ぎながら、 IMG_000368.jpg (歩兵防御:とよのか苺 再利用イラスト) 雪国は視界が悪い、そのため攻撃の命中率は下がる。 敵の猛攻を受けながらWD部隊は的を散らす為に散開する。あるものは建築物を盾に、またある者は凹凸の地形に身を隠し、またある者はWD咆月の装備であるシールドで身を隠していた。 新しいWD咆月の性能は当社比で約二倍であり、当然装甲も飛躍的に向上している。そのうえ新しく製作されたシールドも装備されている。 「あの(大気圏突入)恐怖を乗り越えて、ここまで来たんだ!!こんなところで敵の功撃なんかに負けてられないんだ!!!」 「よく言った!!男だぜ!!!!」 刹那、爆音が隣りから発生する。 「―――――――敵の照準が正確になってきている?。」 「相手もバカじゃないって事ですね。天候が良くなっていますし」 シールドも建築物も無限の攻撃に耐えてくれるわけではない。視界に慣れてきたのか敵の命中率が上がってきている。 そうと分かれば判断は迅速にすべきだ。無線で情報をやる取るすると今度はWDの機動性を活用し攻撃の回避に専念し始める。 そして、敵が我らを見失えばまた、建築物やシールドを利用しての防御へと切り替える。 /*/ 敵の攻撃の手が緩まり始める。ようやくこの時が来たか? 何も彼らがこの地に降り立ったのは攻撃を受ける為でも、避ける為でもない。 勝ちに来たのだ。勝利を、笑って終われるエンディングを、勝ち取る為にここまで来たのだ。 ―――――――――――――――反撃の時はもうすぐだ。 SS:かすみ 作戦:作戦ライブラリ切り出し作業 周船寺竜郎 編集、ページ作成:高渡&川原
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前ページ次ページゼロのエルクゥ ニューカッスル城の決戦は、数時間の戦いとも言えぬ戦いの後、王党派の勝利で幕を閉じた。 まさに、始祖ブリミルのお導きとしか言えない、思いもかけずもたらされた勝利に、王党派軍の貴族達は狂喜の歌を歌いながらニューカッスルに凱旋したのだった。 「すると、ヴァリエール嬢は彼女らに連れられていったというのだね?」 「はい。同じ学院の制服を着ていましたし、正直、今以上の治療は、ここでは無理でしたもので……」 「いや、いいよ。このままここに置いておくよりは安全だろうからね。ご苦労だった。水メイジの皆には、ゆっくり休んでくれるよう伝えてくれ」 「は、はいっ。失礼しますっ」 負傷したルイズの世話係につけておいた水のラインメイジの女性の報告を聞いて、ウェールズは静かに胸を撫で下ろした。 先の吶喊に失敗した場合、非戦闘員を乗せて脱出するマリー・ガラント号に同乗させる予定だった。 これ以上ない勝利を収めた今、とりあえず脱出船を出す必要はなくなったが、まだ内乱が終わったわけではない。彼自身の心情としては、ルイズ一人だけでも乗せて送り返したいところだったが……状況がそれを許さなかった。 王党派唯一の艦船だったイーグル号を焼き討ち船にしてしまったので、マリー・ガラント号を手放すわけにはいかないのだ。 女性メイジの報告は、言い方は悪いが―――渡りに船、というところだった。 ちなみに、マリー・ガラント号とその船員は、王党派に雇われる形になっていた。首都の王城、ハヴィランド宮殿が陥落する際に持ち出した財宝は、硫黄の代金を補って余りあった。 「さて、頭を失った彼らがどう出るか……」 「人形が影武者でなければよいのですがなぁ」 「祝宴中に不吉な事を言わないでくれよ、パリー」 出陣前の最後の晩餐であったパーティの用意は、勝利を祝う宴へと看板を替え、盛大に実施されていた。 勝利の熱狂に酒精が振る舞われる中、伝令の兵士が息を急ききってその場に飛び込んでくる。 「ほ、報告致します! レコン・キスタ軍旗艦『レキシントン』号、サー・ヘンリ・ポーウッド艦長より入電! 『我ら『レキシントン』以下、レコン・キスタ艦隊全艦艇、王党派に降伏の意を示す』『レキシントン』号は砲門を閉じ、白旗を掲げています!」 「しゅ、首都ロンディニウムよりの風竜便!? 『我ら裏切りの事実無し。陛下に変わらぬ忠誠を』!?」 「シティオブサウスゴータからの報告!」 「こちらはロサイスからです!」 そして、勝利に沸くニューカッスル城に次々ともたらされる報告は……2年に渡るアルビオン内乱の終結を意味していた。 「それらの報告、間違いないのだね?」 「はっ! ロンディニウムに置かれていたレコン・キスタ首脳部は高官がすべて原因不明で気絶し機能を喪失。シティオブサウスゴータ、ヤーマス、ロサイス、スカボロー、ハリッジ、ハートルプール等、各主要都市も同じ状況のようで、次々と恭順の意を示してきています」 祝宴から一転、緊急の軍議が開かれる。舞い込む報告の山に、居並ぶ貴族達は微妙な表情をしていた。 反乱軍総司令官オリヴァー=クロムウェル討たれるの報が島中を駆け巡ると同時に、各都市、各艦に待機していた司令官達がばたばたと倒れたというのだ。 「……パリー。偽りの白旗である可能性は?」 「低いでしょうな。負けた場合に仕込んでおいた、と考えられなくもないですが……此度の戦いにすらそんな場合を想定しておくような策謀を持つ軍師がレコン・キスタにいるのならば、自分らはとっくの昔に始祖の元に召されておるか、叛徒どもを蹴散らしておる事でしょう」 「違いない」 そしてロンディニウムに使者を送れば、報告が事実であったのみならず、さらに異常な事が次々と発覚する。 その気絶した高官達全てが、内乱の蜂起時からのメンバーや、ここ一番という戦いで貴族派に寝返った将であり……そして、目覚めた時にはそれらの事を覚えておらず、ある一定の時からの記憶がないと言うのだ。 それは例外なく、彼らがクロムウェルと対面した時からであった。 蜂起時のメンバーである一人の領主などは、自らの記憶から2年が経っていると聞いて冗談を言うなと笑い飛ばし、その後に成長した娘の姿を見て驚愕の余りもう一度気を失ったという。 何らかの精神操作の術で、この反乱は『起こされた』のだ。 「……そういうカラクリか。ガリア王ジョゼフ、なんと卑劣な……!」 「アルビオン騎士の精強さ、教育してやる必要がありそうですな」 「ああ!」 クロムウェルのスキルニル、その最後の言葉を聞いていたウェールズはそう結論付け、それらの証言を全て信用し、咎めをなしにするという英断を下した。 それにより、アルビオンの内乱は速やかに収まっていったのだった。 § ガリア王国とトリステイン王国の国境にその水を湛えるラグドリアン湖の畔には、二つの家が存在する。 一つはトリステイン側、先代までラグドリアン湖に住む水の精霊と王家との交渉役を任されていたモンモランシ家がある。失態を犯した今はその役から外され、湖畔部だけは別の家の土地となってしまっているが、国替えとまでは至らなかった。 そしてガリア側は、ガリア王家の直轄領となっていた。畔から少し離れた森の中、世を忍ぶようにひっそりと、一つの屋敷が建っている。 掲げる家門は、交差した二本の杖。ガリア王家の紋章である。 しかしその紋章には、赤くバツの字が描かれていた。不名誉印と言い、王族でありながら、相続権を失った証であった。 「失礼、ここはオルレアン王弟家でよろしかったでしょうか?」 「……その通りですが。失礼ながら、どなた様でしたかな」 その屋敷の門を訪問者が叩くのは、非常に珍しい事であった。 緑色の司祭服に身を包んだ、冴えない中年の司教といった風情の男だった。この屋敷に唯一仕える従僕の老人は、怪訝な顔を隠せないままに応対する。 「オリヴァー・クロムウェルと申すしがない司教です。……サイト・ヒラガ殿の使いにより参りました」 司教が答えると、老執事が目を剥いた。 瞬時に、彼から言い含められていた言葉を思い出す。 「……『えいちえむえっくすとぅえるぶ』とは?」 「『まるち』……でよろしかったですかな」 老執事の口にした暗号のような問いに、司教―――クロムウェルが答えると、老執事は喜色を満面に浮かべた。 「おお、おお! それは確かにサイト様が残した合言葉! 大変失礼致しました。私、この家に仕える執事、ペルスランと申します。不明をお許しください」 「事情は概ね聞いております。気にしてはおりませぬ」 一礼し、門をくぐるクロムウェルの右手には、深い藍色の石を載せた指輪が静かに光を湛えていた。 § 「サイト!? あんた、アルビオンに行ってたはずじゃ……?」 「ちと野暮用でね」 ガリア王国の王城、ヴェルサルテイル宮殿は、王国首都リュティスの郊外に位置する。 今も各地から集められた職人達の手によって拡張を続けているその宮殿の中心、青いレンガで作られた巨大な王城『グラン・トロワ』が、王の居城である。 そして、そのヴェルサルテイル宮殿の端。桃色のレンガで作られた離宮『プチ・トロワ』の主、王女イザベラは、座っていた椅子の裏に突然現れた訪問者に目を丸くした後、どこか安堵したかのようにその表情を緩めた。 「はン、私に会いにくるのが野暮だってのかい? 使い魔サマは随分と偉くなったもんだねえ」 「そ、そういうわけじゃねえよ」 王女の座る謁見用の椅子の裏に出現した怪しいローブ姿の男を見ても、傍付きの侍女は驚く素振りも見せなかった。 いや、それどころか……男に向かってツンとした態度を取る王女に、どこか微笑ましいものを見るように―――例えるならそれは、初々しく手を繋いで頬を染め合う学生カップルを見かけた時のような―――顔を綻ばせてさえいる。 「それで? ホントにただ会いに来ただけって訳じゃないんだろ?」 「ああ。実はな―――」 ―――ローブ姿の彼、サイト・ヒラガ……日本人、平賀才人がこのハルケギニアに召喚されたのは、今から4年か、5年ほど前の事になる。 § その日才人は、両親と温泉旅行に出かけていた。まだ元気印の中学生だった彼はその名前まで知らなかったが、北陸地方のどこかだったとはおぼろげに覚えている。 温泉街の中心にあるとんでもなく大きなホテルにチェックインし、その豪奢さに目を輝かせながら、さて観光地巡りだと街に繰り出す。 そして、お土産選びに夢中の両親から少し離れ、自動販売機でジュースを買おうとした時だった。 手を滑らせて、お金を落としてしまう。そのまま、ころころと転がっていく100円硬貨。 中学生にとって、自由に使える100円はとても貴重である。 いつもはケチんぼな両親も旅行となればさすがに財布の紐は緩くなるのか、才人は特別にお小遣いを貰ってはいたが、だからといって目の前で100円がなくなるのを黙って見ているほど才人はセレブな感性を持ち合わせていなかった。 才人は、転がっていく100円玉を慌てて追いかける。その時だった。 「あらあら。はい、どうぞ」 と、自らの足元に転がってきた硬貨を拾い上げ、才人に差し出してくる人影。 「…………」 才人は、思わず見とれてしまった。それが、とんでもなく綺麗なお姉さんだったからだ。 才人より少し年上の、高校生ぐらいだろうか。整った顔立ちは薄く微笑みを浮かべ、まっすぐに伸ばされた鴉の濡れ羽色の髪がセーラー服の襟に掛かって、そよそよと風に揺れている。 「あれ、あなたのじゃなかったかしら?」 「あ、は、はいっ。お、俺のっす!」 慌ててその手から100円玉を受け取った。真っ白で綺麗な指が微かに触れて、才人の心臓は大きく跳ね上がった。 「ど、どうもありがとうございましたっ!」 「うふふ。元気な子ね。はい、どういたしまして」 にっこり、と笑いかけてくれる。 かーっと顔が熱くなった。才人は恥ずかしくて地面を向いてしまう。 「千鶴姉ーっ。何してんのさーっ」 「ああ、今行くわよ梓。それじゃあね」 ばいばい、とそのお姉さんは才人に向かって軽く手を振り、妹達なのだろうか、近くにいた彼女より歳下らしい女の子達の輪に戻っていく。 顔を上げ、ぎこちなく手を振り返しながらぼーっとそれを見ていた才人だったが、次の瞬間、その顔が驚きに歪んだ。 お姉さんの歩いていく先に、突然、光り輝く大きな鏡のようなものが現れたのだ。 向こうに歩いていきながらこちらに向かって手を振っているお姉さんは、それに気付かない。 「お姉さん、危ないっ!」 「えっ!?」 才人は、考える前に飛び出していた。 どんっ、とお姉さんを横に突き飛ばし、謎の物体との衝突を避けた―――まではよかった。 「うわわわわわわっ!?」 問題は、考えなしに飛び出したためにその勢いを殺しきれず、才人自らがその物体に突進してしまった事であった。 来るべき衝突の衝撃に目を閉じる才人。だがそれは訪れなかった。 あれ? と首を傾げて目を開けた時、視界に入ってきたのは、その鏡がまるでスライムか何かのようにてろりとその形を変え、才人を中に飲み込もうとするところだった。 辺りが真っ白な光に包まれ、いつの間にか気が遠くなっていき……。 「ほう。貴様が俺の運命とやらか」 「へ? へ?」 気が付いたら、まるでドラクエかFFかというような大広間の玉座に、王様が座っていた。 いや、服装こそ王様でおっさんだけど、顔はなんだか……タチの悪い近所のガキ大将みたいだ、と、混乱する頭で才人は思った。 ……そのすぐ後、そのおっさんに無理矢理ファーストキスを奪われてしまったのは、恐らく才人にとって一生のトラウマだ。 そして、その悪夢のようなマウストゥマウスから解放された直後、才人の頭に割れるような痛みが走る。 息も絶え絶えにそれが収まった時―――彼は、神の頭脳を得たのだった。 § 「―――まあそんなわけでね。その変な怪物のせいでアルビオンが負けちゃったんで、帰ってきたトコ」 「そうか。まあ、お父様の思う通りに事が運ばなくって良かったってぇところだが」 アルビオンで自らが行っていた事について話し終わった才人は、やれやれと肩を竦めた。 「一応仕込みはしといたから、すぐに元に戻ると思うけど……」 「しばらく混乱は免れないだろうな。わかった、それはこっちでなんとかしておくよ。その怪物ってのも調べとこう」 「ああ。ありがとう、イザベラ」 「フン。とってつけたような礼なんて言うんじゃないよ、気持ち悪い」 ぷいっと顔を背ける蒼い髪の少女の頬は、微かに赤くなっている。侍女達の含み笑いが少しだけ強くなった。 「……なあ、サイト」 「なんだ?」 「何とか、なりそうなのか?」 「ああ、何とかしてみせるさ。この間いいものも見つけたしな」 「そう、か……」 二人以外にはわからない、秘め事めいた会話を交わすと、イザベラは表情を曇らせて俯いてしまう。 「俺に任せなって。タバサの母さんの方は何とかなったんだ。絶対、あいつを元の優しいお父さんに戻してやるからさ。な?」 「うん……」 「ははっ。いつもそうやって神妙にしてりゃ可愛いのに」 「……っ! 馬鹿ばっか言ってないで、用が済んだらさっさと行きなッ!」 「おう。じゃあなー」 笑いながらフードを目深に被ると、サイトは風景に溶けるようにして消えてしまった。 「……ったく、あいつは……っ!」 腹立たしげに椅子に座り直したイザベラの表情がどこか嬉しそうだったのは、侍女達だけの秘密である。 § 「……貸し出せし秘宝、確かに返してもらった」 「精霊のお慈悲に感謝致します」 「よい、単なる者よ。『サイト』『クロムウェル』のお前達二個体は、我との約束を守った。我がそれに応えるのは当然の事」 ラグドリアン湖の水面からにょっきりと人の形―――それは、サイトにそっくりの、全裸の少年姿だった―――に生えていた水が、その手の中に乗せられた藍色の指輪と共に、ちゅぽん、と水の中に沈むように消え去っていった。 それは、水の精霊と呼ばれる、古き水の魔法の力を今に伝える全能の存在であった。 「やァれやれ。これで一仕事終了、だな」 「地下水君は、どうするんだい?」 湖畔に跪いていた緑色の司教服を来た男、クロムウェルが立ち上がり、膝についた砂を軽く払った。 その手に持たれた短剣から、気だるそうな声が聞こえてくる。 「あいつも言ってただろ? 適当なチンピラにでも渡してくれれば、勝手に帰るさ。ったくめんどくせぇ。なぁにが、『きちんと仕事してる人を操ったらその人の家族が心配するから、取り付く奴は選べ』だ」 「はは。でも、その通りだと思うよ。急に人が変わったり、どこかに行ったりしてしまったら、本人も周囲の人も困ってしまうからね」 空を見上げる。ラグドリアン湖は、今日も変わらず、その風光を明媚に保っていた。 「サイトくん、どうか無事に生きてくれよ」 すっかり忘れてしまっていた始祖に対する祈りの礼式を思い出し、湖に向かってそれを行うと、クロムウェルは静かにその場を立ち去っていった。 § 「それは事実なのですね? ユーヤ」 「ああ。間違いはない」 その部屋は、まるで図書室か、魔法アカデミーの研究員の部屋のようであった。 様々な本や書類の類が、机や床にまで雑然と詰まれている。一目見せられただけでは、とてもここが―――宗教皇国ロマリアの中心部、ロマリア大聖堂の教皇謁見室だとは思わないだろう。 「俺以外のエルクゥが、この世界に現れた」 部屋に立つ二人の男のうち、ユーヤと呼ばれた、ハルケギニアではあまりに奇妙な服―――それは、彼の世界では背広と呼ばれるフォーマルスーツである―――を着た黒髪の、がっしりとした体つきをした男は、静かに言い放った。 「そうですか……虚無が、胎動し始めたのですね」 「お前が言うのなら、そうなのだろうな」 もう一人、こちらはどこか線の細い印象を受ける、流れるような金の髪を長く伸ばした男だった。 彼―――ロマリア宗教庁教皇、聖エイジス三十二世、ヴィットーリオ・セレヴァレは、手に本を広げ、薄く微笑みを浮かべたまま、男の話を聞いている。 「あなたは、どうするのですか? ユーヤ」 「……どうもしない。お前が決めた事に従おう」 「良いのですか? 同じ世界の、仲間なのでしょう?」 「顔を少々見知っているだけさ。一方的にな。それに―――」 黒髪の男―――柳川裕也は、不思議な紋様の刻まれた右手を掲げ、自嘲気味に笑う。 「―――どうせ、お前に拾われなければ、エルクゥに押し潰されていた存在だ。お前の好きに使うといい」 ゆっくりと、その右手の紋様が光を放ち、明滅する。それは―――彼の体内の猛獣が、完璧に制御されている事を示していた。 「わかりました。ありがとうございます」 ヴィットーリオは、静かな―――人が浮かべるにしては静か過ぎる、どこか狂気さえ感じられる微笑みを、崩さないままだった。 「きょ、教皇猊下! ほ、報告致します!」 「それほど慌てて、どうかしたのですか。落ち着きなさい」 そこに、息せき切った様子で、純白の鎧に身を包んだ聖堂騎士が飛び込んできた。 「せ、"聖地"への密偵からの急便です! "聖地"に、巨大な山が現れた、と!」 ―――教皇の微笑みが、微かに深くなった。 前ページ次ページゼロのエルクゥ
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轉自http //ameblo.jp/lacus-clyne-meteor/entrylist.html,以F2版本武器做判斷,不含剛貓武,含部分HC武,不保證該作者評論一定是對的,請依需求作判斷… 武器後()依攻擊/實際攻擊、屬性、爆擊率、洞數、加匠斬位長度、武器長度、加防排列,沒寫的就是沒有,斬位有2個時為特別標示無匠長度 ※HC武於HC任之補正(F1): 近戰武器:斬位升一階(藍→白、白→紫)【配匠才能補正到紫斬】 遠距武器:會心+40% HC剛武不會有一般HC武之補正 下表HC武斬位非任務中補正之斬位,僅為加匠後斬位 單手劍 雙劍 大劍 太刀 大錘 狩獵笛 長槍 銃槍 輕弩 重弩 弓 WiKi編輯意見 素材查尋 單手劍 ◎推薦必作 炎妃劍【渇愛】(攻210/150、火2100、2S、紫80白60、短) ○推薦製作 炎王獄劍【昇華】(攻392/280、火770、1S、紫40白20藍60) 真舞雷劍【鳳凰】(攻336/240、雷490、20%、白140、防26、長) 真冥雷劍【鳳凰】(攻336/240、龍400、35%、白140、長) ニゲル=ソル(攻378/270、龍500麻250、1S、紫30白70藍140)【極龍剛武、F1】 緋猛劍【一閃】(攻350/250、麻380、白90/白140、長)【緋猛剛武、F2】 ネブラボルヌス(攻378/270、龍300毒450、1S、紫20白60藍80)【霞龍剛武、F2】 黃金獸棍【狂】(攻364/260、雷380麻200、20%、2S、白30藍70、Rare7)【HC武】 ヴェノムキリング(攻350/250、毒510、3S、白10藍60、Rare6)【HC武、F1.5】 冰刃劍【真=驚嘆】(攻364/260、冰340、25%、3S、白30藍70、Rare6)【HC武】 △用途限定 無 ▲微妙 吞吞‧銳劍(攻336/240、水460、2S、紫20白30藍200、防75) 天狼劍【叢雲】(攻350/250、冰530、20%、1S、紫20白30藍70) 強力莊嚴短劍(攻350/250、冰360眠250、10%、1S、紫40白70藍40) ×無製作價值 殻王劍【不落】(攻392/280、1S、藍120/白20藍150、防32、極長) 浮岳短劍【桃源鄉】(攻434/310、麻300、紫30白20藍50、極短) 怒髮突劍【慕情】(攻406/290、水550、15%、2S、紫20白30藍70、極短) 總評: ・炎妃劍【渇愛】 到F2還是最強的火屬單手劍 壓倒性的火屬値對弱火魔物最強 即使不常用單手劍也建議絕對要做的一品 ・炎王獄劍【昇華】 HC剛武 與渇愛相比屬性完敗、但以攻擊力觀點推薦製作 HC剛炎素材沒拿到無法製作為缺點 ・真舞雷劍【鳳凰】 雖然拿的人變少,但還是有強力的性能 長度長,干擾隊友的情況不多,卻可以更方便的使用 雷屬為殘念,變種、剛種任務較不活躍 ・真冥雷劍【鳳凰】 和ニゲル=ソル比DPS稍輸但還是有非常強力的性能 長度長,即使不習慣使用單手的人也可以簡單使用 ・ニゲル=ソル 龍、麻屬、性能優秀、生産、強化都需打極龍才有 打不到逆鱗的就作冥雷吧 ・緋猛劍【一閃】 F2追加最強麻單手 因麻痺劍的存在麻武價值降低 長度長,干擾隊友的情況不多,卻可以更方便的使用 ・ネブラボルヌス 龍、毒屬,性能優秀,強化需古龍種的髓,其餘材料簡單 ・黃金獸棍【狂】 HC武 高攻高會心的雷、麻單手 HC任斬位補正後可以說是雷屬版的ニゲル=ソル ・ヴェノムキリング HC武 高攻、3洞,單手中最高毒屬 ・冰刃劍【真=驚嘆】 HC武 高攻、3洞,通常任務時超越活動單手「喀羅龐迪短劍(336、冰600)」,HC任時媲美剛武 ・吞吞‧銳劍 吞吞系的特徵為加防 製作難度低,性能還不錯,但幾乎沒人拿就是了… ・天狼劍【叢雲】 拿的人也很少的一把武器 須配匠、比強力莊嚴短劍DPS高一點 ・強力莊嚴短劍 拿的人也很少的一把武器 須配匠、DPS稍輸天狼劍 ・殻王劍【不落】 雖然攻高,但長度極長攻擊時極易影響附近隊友 使用時請儘量遠離長槍・銃槍等武器… ・浮岳短劍【桃源鄉】 單手劍至上、最強的廢棄武器 請老實的做緋猛劍【一閃】 單手迷的收集向武器(個人是有做就是了…) ・怒髮突劍【慕情】 同樣為廢棄武器 單手+極短=不好用,請把證拿去做大錘 雙劍 ◎推薦必作 ニゲル=ニンブス(攻350/250、龍60麻30、紫20白60藍80)【極龍剛武、F2】 怒髮雙亂【挽歌】(攻350/250、水350、25%、紫10白40藍30) 極舞雷雙【雀鷹】(攻350/250、雷420、25%、1S、紫10白30藍50、防30)【HC剛武、F1.5】 桃牙劍エクスハーケン(攻364/260、3S、白20藍50、防110、Rare5)【HC武、F1.5】 ○推薦製作 炎妃雙【惡女】(攻350/250、龍340、10%、2S、紫30藍30) 陣風=鋼龍(攻350/250、冰210、1S、藍150/藍200) ディアズロック(攻350/250、25%、白40藍40、Rare5)【HC武】 クックデュアル【特】(攻336/240、火400、3S、白40藍50、Rare5)【HC武、F2】 △用途限定 天狼雙【疾風】(攻364/260、冰270、10%、紫40、短) ▲微妙 吞吞‧雙剪(攻350/250、水380、3S、綠350/綠400、防46) 真冥雷雙【迦樓羅】(攻322/230、龍360、35%、1S、紫10白30藍50) ×無製作價值 殻王雙【金剛】(攻350/250、1S、紫10白40藍30、防62、長) 強力永恆(攻336/240、冰320眠20、2S、紫40、長) 總評: ・ニゲル=ニンブス F2追加剛雙,匠、鋒2必須 和惡女相比有白斬因此DPS會比較高? 極龍等麻痺後會變麻煩時拿惡女較佳 強化素材非常被虐… ・怒髮雙亂【艶歌】 目前水屬的最強雙劍 次於大蛇燦然所需做的雙劍 和惡女不同的是無洞、要配技能較困難 ・極舞雷雙【雀鷹】 HC剛武 強化前的迦樓羅還不到可以使用的性能 HC剛武化後變成最強雙劍之一 需配匠、鋒2才好用 剛種・變種因雷屬作用小,百位任務較難使用 主要常見到的場合為大蛇 ・桃牙劍エクスハーケン HC武 3洞、高防,擁有超越剛武攻撃力的無屬雙劍 HC任斬位補正後發揮超值性能 缺點為強化需HC金獅變種素材… ・ディアズロック HC武(希望有做的提供中文名) 25%會心補正後攻擊力比桃牙劍還高,也是值得做的一把武器 ・クックデュアル【特】 HC武 F2為止最強的火屬雙劍,有3洞很好配裝 ・炎妃雙【惡女】 需配匠、鋒2才好用 有2洞、配技能難度下降 ・陣風=鋼龍 長時間被冠以最強一品雙劍,但被前面幾把取代 擁有長藍斬為其特徴,相較於配匠,配鋒2較佳。 百位後可以先做的剛雙 ・天狼雙【疾風】 需配匠,長度短,通常任務中使用稍困難 舞雷定番時DPS超過鋼龍雙 ・吞吞‧雙剪 挽歌登場後完全被打敗的存在 有非常愉快的長綠斬… ・真冥雷雙【迦樓羅】 和惡女相比攻撃力輸但會心和屬性贏… 因此惡女還是較強、沒啥做的必要 ・殻王雙【金剛】 砦蟹被稱為糞蟹很明顯的一種理由 與其他剛武相同攻撃力但無屬 長度長,附近隊友被干擾的機會大增 ・強力永恆 同為長度長,附近隊友被干擾的機會大增 和鋼龍、天狼雙比攻撃力輸、只稍贏在屬性,2把都比不上 眠20用途不明,做出來只是浪費古龍腱,收集迷外不推薦 大劍 因大劍攻擊次數少的關係,攻擊力的高低決定武器的強弱 ◎推薦必作 強力完美大劍(攻1296/270、冰220眠120、紫50白20) ○推薦製作 天狼大劍【月蝕】(攻1296/270、冰670、30%、1S、紫30藍180)【HC剛武、F1】 星雲巨劍(攻1152/240、龍360毒470、2S、紫10白30) 怒髮大破【天城】(攻1248/260、水600、15%、紫30白10) ニゲル=モルス(攻1248/260、龍500麻300、1S、紫20白100)【極龍剛武、F1】 ソヴァロフルミナント(攻1296/270、雷500麻360、白30藍70、Rare6)【HC武、F1.5】 レフィナエスパルナ(攻1296/270、毒680、2S、白30藍40、Rare6)【HC武、F1.5】 △用途限定 炎王大劍【暴君】(攻1200/250、火540、1S、紫20白10、長) ▲微妙 真舞雷大劍【金鷲】(攻1200/250、雷480、15%、白60藍60、防28) 真冥雷大劍【金鷲】(攻1200/250、龍410、25%、白60藍60) 巨龍劍【眾神之山】(攻1296/270、龍320、-15%、白80藍20、極長) 浮岳大劍【羅生門】(攻1296/270、麻440、20%、紫30白40、短)【浮岳剛武、F2】 ×無製作價值 吞吞・屠殺(攻1200/250、水570、1S、紫20白20、防29) 總評: ・強力完美大劍 除燦然外最強大劍 須配匠、高攻為魅力 属性無視時為剛大劍最強攻撃力的武器 大劍屬性値影響小,因此任何任務都能使用 ・天狼大劍【月蝕】 HC剛武 F1追加HC化剛武,與強力完美大劍性能並列的武器 強化素材需HC剛種響狼、雌響狼素材,製作難度較高 ・星雲巨劍 龍大劍,配匠短紫斬 DPS和其他剛武比輸一些,但有額外的毒傷 ・怒髮大破【天城】 須配匠,但攻撃力沒最前2把高,找不出使用地方… ・ニゲル=モルス 龍大劍,配匠短紫斬,高攻高屬使用上很方便 缺點為製作素材較難取得 ・ソヴァロフルミナント HC武 雷、麻屬,HC任斬位補正後,超越許多剛武的強力武器 ・レフィナエスパルナ HC武 高毒屬、2洞,HC任斬位補正後,超越許多剛武的強力武器 ・炎王大劍【暴君】 攻撃力和其他剛武比輸一些,除冥雷斷尾效率不錯外用途少 此外使用上比不上極長的巨龍劍 無SA武器在時使用上要注意 ・真舞雷大劍【金鷲】 雷屬大劍只有這把,但性能微妙 製作價值較低,沒有可以使用的地方,但想要雷剛武的可以入手 ・真冥雷大劍【金鷲】 以ニゲル=モルス為製作目標較佳 ・巨龍劍【眾神之山】 HR100上因素材入手簡單原因推薦製作 高HR後不建議製作 龍武以霞龍大劍或更佳的極龍大劍為目標製作較好 長度極長,因此長槍・銃槍・大錘等武器在時デンプシー打法禁止(連續使用橫斬、上撈斬等之打法) (配匠剛力3技後以最大斬位算,不算屬傷毒傷,巨龍劍傷害期望值還輸霞大劍一些… 不過霞龍短紫斬、巨龍長白斬,全計算後傷害差不多) ・浮岳大劍【羅生門】 在出生前就死亡的一把武器 雖然攻高,但大劍麻屬的效率低… ・吞吞・屠殺 原本還可以的一把武器、怒髮大破實裝後完全死亡 7個珠用在別的地方更好,也是廢棄武器 太刀 ◎推薦必作 ジルバザント(攻1296/270、40%、1S、白30藍70)【親方印、F2】 ○推薦製作 幻雷刀【聳弧】(攻1200/250、雷430、1S、白90/白140、防50) 鋼龍吶喊太刀(攻1248/260、冰300、2S、紫30白40藍70) 天狼刀【須佐之男】(攻1200/250、冰420、15%、1S、紫30白10藍60) 緋猛太刀【天啓】(攻1248/260、麻380、1S、白80/白130)【緋猛剛武、F2】 盔形金屬長劍(攻1248/260、火380眠190、2S、白30藍40、Rare6)【HC武】 ブルートシュテルン(攻1200/250、35%、火80毒400、2S、白30藍60、Rare7)【HC武】 覇帝刀エムカムトルム(攻1344/280、-10%、1S、白20藍60、Rare7)【HC武、F2】 △用途限定 無 ▲微妙 吞吞・刀(攻1152/240、水340、2S、白70藍120、防38、長) 炎王獄刀【狂熱】(攻1296/270、火640、1S、紫30白30藍30、極長) 巨龍刀【靈鷲山】(攻1248/260、龍260、10%、紫20白60藍80、極長) 星雲之王(攻1248/260、龍280毒320、15%、1S、紫10白30藍160) ×無製作價值 殻王刀【硬】(攻1248/260、紫30白60、長) 總評: ・ジルバザント 親方印武 F2時可強化之超鋼金太刀,幾乎為現狀最優秀之性能 雖然超鋼金武素材收集很困難,但有相對應的性能 強化困難為最大缺點 ・幻雷刀【聳弧】 不需匠的長白斬武器 攻撃力輸其他太刀,但以製作簡單度和斬位的觀點推薦剛破百位的人製作 因有更好的太刀,使用的人慢慢減少 ・鋼龍吶喊太刀 冰屬的剛太刀,有不錯的攻擊力和斬位,使用上需配匠才能好用 ・天狼刀【須佐之男】 傷害方面贏鋼龍太刀,沒有使用上的問題 因鋼龍證比響狼易取得,因此持有的人較少 ・緋猛太刀【天啓】 F2追加麻太刀 擁有不錯的麻屬,以太刀攻擊次數考慮算優秀的太刀 ・盔形金屬長劍 HC武 高攻、HC任時強力的火眠太刀 ・ブルートシュテルン HC武 火毒太刀,火80可做部位破壞,當毒武使用的武器 ・覇帝刀エムカムトルム HC武 F2追加,HC任與燦然匹敵之龍太刀,通常任時稍輸燦然 會心-10%,因此最少要看穿1較佳 ・吞吞・刀 現狀剛太中唯一水武且長度長… 但即使於響狼使用的人也很少,因為易干擾週圍隊友 ・炎王獄刀【狂熱】 HC剛武 極長武器,無SA武在時使用氣刃斬等極易干擾週圍隊友 建議在無SA武不在隊伍時再使用 冥雷斷尾和副尾破壞時使用的人相當多,但極長武器要正確擊中目標有一定難度 ・巨龍刀【霊鷲山】 剛擊剛龍、炎王龍中有一部分的人使用 其餘時因使用上與巨龍劍一樣會干擾隊友,使用上要注意 ・星雲之王 攻撃力・斬位都很漂亮,但長度短使用上較不便 以干擾隊友的角度推薦使用,但斷尾較困難 ・殻王刀【硬】 簡單的說做最上面的ジルバザント就好了 長度長易干擾週圍隊友 和無屬SP武比只贏斬位,再一把蟹糞武 大錘 ◎推薦必作 怒髮大錘【巨浪】(攻1300/250、水500、25%、紫30白40藍60)【蠻龍剛武、F2】 ○推薦製作 幻雷獄錘【招雷】(攻1300/250、雷500、1S、紫30白40藍60、防30)【HC剛武、F2】 炎王錘【灼岩】(攻1248/240、火550、15%、1S、紫30白90藍50) 紅爪之錘【破】(攻1300/250、水500、15%、白30藍60、防32)【HC武】 星雲之石(攻1248/240、龍240毒300、1S、紫30白40藍60) 浮岳錘【天空城】(攻1248/240、麻250、2S、紫30白20藍50) 強力暴君(攻1248/240、冰420眠280、2S、白50藍20/白100藍20) △用途限定 天狼錘【瑞雲】(攻1196/230、冰470、15%、1S、紫20藍70、長) ▲微妙 真舞雷錘【八咫烏】(攻1248/240、雷210、20%、藍80/藍130) 真冥雷錘【八咫烏】(攻1248/240、龍280、25%、藍80/藍130) 緋猛錘【鬼哭】(攻1248/240、麻340、1S、白50藍20/白100藍20)【緋猛剛武、F2】 ×無製作價值 吞龍・破壞者(攻1300/250、水480毒300、1S、白80藍110、長) ニゲル=アーラ(攻1248/240、龍500麻200、1S、紫10白50藍90、短)【極龍剛武、F1】 總評: ・怒髮大錘【巨浪】 F2實裝後以前全部大錘全可以丟掉的一品 攻撃・屬性・會心・斬位全部都很優秀 製作的必要素材也簡單,是必做的一把武器 大錘只做這一把也沒有問題 ・幻雷獄錘【招雷】 HC剛武 HC化後攻撃・屬性・斬位一口氣大幅改善的武器 但會心輸巨浪,且製作難度較高 雷屬對變種・古龍效果差,使用以上下位魔物為主 ・炎王錘【灼岩】 火屬最強武器 巨浪登場後漸被取代,但基本性能優秀,對弱火魔物依然很強力 ・紅爪之錘【破】 HC武 F2前HC任最強大錘,巨浪實裝後死亡 HC時的斬位補正比起巨浪還是輸一些 性能使用上無問題,只是對手太強了… ・星雲之石 龍屬剛武,古龍種頭破壞時必要,不需龍武時用巨浪 ・浮岳錘【天空城】 一把暈・麻並列的武器,缺點為麻值不高 變種以上常於迅猛、麻痺、毒猛龍王任務中看到 ・強力暴君 較少人拿冰狐證做大錘因此少看到 與天狼錘【瑞雲】不同處為長度普通,較不會擊飛隊友 2洞,容易調整技能 ・天狼錘【瑞雲】 用途限定,一把微妙的大錘 常用在舞雷定番,易於與笛配合 ・真舞雷錘【八咫烏】 和幻雷錘【雷電】同様較無使用的場合 6上翼使用在別的地方較好 ・真冥雷錘【八咫烏】 與星雲之石相比只勝在會心 生産素材要10舞雷證・30冥雷證・6上翼,與星雲之石相比也完敗 ・緋猛錘【鬼哭】 麻值勝浮岳錘,但以斬位來看DPS輸 麻痺定番以錘而言不一定要麻錘,不然就是變成要麻劍3錘的組合,因此使用處較少 已有浮岳錘的話不需做這把 ・吞龍・破壞者 HC剛武 紅爪之錘【破】被幹掉一次,巨浪出現後再次被幹掉 不需生產的一把趣味武器 ・ニゲル=アーラ 長度短,要打暈魔物非常困難 此外,強化需5個稀玉也不划算,有更多更好用的大錘… 狩獵笛 ◎推薦必作 星雲唱針(攻1196/230、龍320毒300、15%、紫30白20藍50、紫水紅) 御斑大鼓(攻1300/250、15%、3S、白20藍50、Rare6、紫水紅)【HC武】 ザザミ・カレルティア(攻1248/240、水460、35%、1S、白40藍60、Rare7、紫綠紅)【HC武、F1】 ジルバフロット(攻1300/250、40%、1S、白40藍60、紫綠紅)【親方印、F2】 黑黑【クゥーン】(攻1196/230、冰600、3S、白40藍60、紫藍紅)【親方印、F2】 ○推薦製作 吞吞‧雙簧管(攻1144/220、水380、2S、白50藍20/白100藍20、防45、紫黃紅) 緋猛笛【捧舞】(攻1196/230、麻410、1S、白50藍20/白100藍20、紫綠紅)【緋猛剛武、F2】 真舞雷笛【不如歸】(攻1144/220、雷380、15%、白100藍80/白60藍80、防28、紫藍紅) 真冥雷笛【不如歸】(攻1144/220、龍400、25%、白100藍80/白60藍80、紫綠紅) △用途限定 無 ▲微妙 天狼笛【天津風】(攻1196/230、冰350、1S、白70藍20、紫綠紅) 強力媒介(攻1196/230、冰230眠160、紫10白40藍90、紫水紅) 殻王巨笛【豪】(攻1248/240、1S、藍110/白50藍110、防30、紫綠紅)【砦蟹剛武、F1】 ×無製作價值 幻雷獄笛【龍鼓】(攻1300/250、雷560麻50、2S、紫15白50藍25、紫藍黃) 炎妃笛【妖艶】(攻1248/240、龍360、10%、2S、白80、紫水藍) 巨龍笛【須彌山】(攻1300/250、龍150、2S、紫20藍60、紫綠水) 怒髪笛唄【戀華】(攻1248/240、水420、20%、紫10白40藍90、紫綠水) 紫水紅:攻【大】・防【大】・體増【中】・聽保【小】※麻痺無效・屬攻強化 紫綠紅:攻【大】・防【大】・體回【小】・回復速度【大】※麻痺無效・火耐【小】 紫藍紅:攻【大】・體増【大】・風壓減輕・耐無【大】※麻痺無效・冰耐【小】 紫黃紅:攻【大】・防【小】・火耐【小】・龍耐【大】※麻痺無效、暈旋無效 ※為嵐型可吹旋律 總評: ・星雲唱針 攻大・防大且能吹嵐型的屬性強化,此外攻撃力、斬味也很優秀 沒練嵐型也有很好的性能 ・御斑大鼓 HC武 現狀笛最強武器之一 攻高、3洞、旋律佳、任何任務都適合使用 沒做的話不算笛師… ・ザザミ・カレルティア HC武 F1追加現狀笛最強武器之一 攻高、非弱水魔物也能使用 ・ジルバフロット 親方印武 F2性能上修的無屬超鋼金笛 也是好用的一把笛,缺點為運氣不好的話打不到材料去做 ・黑黑【クゥーン】 親方印武 F2性能上修的冰屬笛 攻撃力與強力媒介相同但有3洞,最大缺點為活動武器,沒做的要等任務出… ・吞吞‧雙簧管 ザザミ・カレルティア出現後被打敗的武器 以笛而言算優秀,但對手性能更好,使用上沒問題 ・緋猛笛【捧舞】 F2追加麻笛,比麻痺龍吉他擁有更佳的性能 但麻痺劍存在使麻笛的重要性降低許多 ・真舞雷笛【不如歸】 剛笛中唯一攻撃強走笛 近期因和比其他剛笛攻撃力低,變種・古龍種雷屬效用小,使用的人較少 ・真冥雷笛【不如歸】 攻撃・會心和星雲唱針相同,但輸在毒傷且旋律無屬攻強化 ・天狼笛【天津風】 被黑黑笛打敗的一把,有黑黑笛的話不需要做 無匠時短白斬,1洞可裝笛吹珠G,可於泛用劍士裝當笛裝用,但總體來說不算優秀 ・強力媒介 同樣被黑黑笛打敗,不一定要做 攻撃力與黑黑笛相同,但對方在親方印的加持下效能更佳 但和星雲唱針一様有攻大・防大・屬性強化 ・殻王巨笛【豪】 與無屬的新風笛SPⅦ攻撃力相同,但需古龍種的稀玉等稀少素材 想做的人可以多打剛種極龍 ・幻雷獄笛【龍鼓】 HC剛武 雖然可以升HC,無紅音,廢棄武器一把,笛收集迷外不推薦 吹出的笛音很獨特,沒事可以請傳賴吹來聽聽看 ・炎妃笛【妖艶】 無紅音,同樣廢棄武器一把,笛收集迷外不推薦 ・巨龍笛【須彌山】 無紅音,同樣廢棄武器一把,笛收集迷外不推薦 ・怒髪笛唄【戀華】 無紅音,同樣廢棄武器一把,笛收集迷外不推薦 長槍 ◎推薦必作 星雲之塔(攻575/250、龍320毒240、10%、白60藍20、極長)HC剛武 パラエミティーフェ(攻552/240、水480麻350、2S、白30藍70、Rare6)【HC武、F1.5】 ○推薦製作 ニゲル=ウルティオ(攻552/240、龍480麻260、白70藍30/紫20白100藍30、長)【極龍剛武、F1】 怒髮閃槍【皐月】(攻552/240、水320、30%、白40藍40/白90藍40、長) 吞吞‧高山(攻575/250、水490、2S、紫50、防44) 真舞雷槍【鴆】(攻552/240、雷240、15%、2S、白30藍40/白80藍40、防12、長) 真冥雷槍【鴆】(攻552/240、龍380、35%、1S、白30藍40/白80藍40、長) 禮物=霸主(攻575/250、毒560、2S、白30藍50、Rare6)【HC武】 △用途限定 緋猛槍【仙道】(攻575/250、麻380、2S、白40藍40/白90藍40、長)【緋猛剛武、F2】 ▲微妙 龍捲鋼龍槍(攻552/240、冰450、1S、紫10白40藍70) 浮岳槍【極樂淨土】(攻529/230、麻410、紫20白50藍70) 炎妃槍【華麗】(攻552/240、龍420、20%、2S、白30藍80/白80藍80) 幻雷槍【雷光】(攻506/220、雷500麻190、20%、1S、藍110/白50藍110) ×無製作價值 強力咆哮(攻598/260、冰420眠320、15%、藍110/白50藍110、短) 總評: ・星雲之塔 HC剛武 霞霧之柱的強化版,攻擊、屬性、會心都大幅強化 需麻痺時用ウルティオ較佳 ・パラエミティーフェ HC武 高麻水屬長槍,也是一把優秀的麻痺用武器 通常任務時DPS稍輸吞吞‧高山,但可麻住魔物 有些麻住會造成麻煩的定番還是用吞吞‧高山較好 ・ニゲル=ウルティオ 龍屬、長度長、與相同長度的冥雷長槍比較 屬性高一點且附加麻屬,使用上較方便 製作難度為最大問題 ・怒髮閃槍【皐月】 長度長,和同樣水屬的吞吞‧高山相比較容易使用 打弱水魔物的話也推薦製作這把 ・吞吞‧高山 沒匠的話是廢武,配匠擁有剛武中最高傷害 也是水屬武最強一把,常見於棘茶鎖頭定番,配鋒2的話效率更佳 ・真舞雷槍【鴆】 最近使用的人減少,但為最高性能的雷屬長槍 缺點為變種・剛種雷屬效率較低,常用於上下位任務 ・真冥雷槍【鴆】 長度長的龍屬武器,冥雷武的特徴為會心高 和ニゲル=ウルティオ比屬性輸但因會心關係DPS是贏的 ・禮物=霸主 HC武 高攻高毒HC武 雖然任何任務都能使用,但使用的時機微妙 以性能來說還是值得做 ・緋猛槍【仙道】 F2實裝麻長槍,配匠長白斬無紫斬,以火力而言較微妙 麻痺役場合使用很適合 ・龍捲鋼龍槍 冰長槍中最高性能,但極長的冰雪高塔擁有壓倒性人氣,使用的人很少 冰長槍主用於舞雷・剛浮任務,長度普通不好用… ・浮岳槍【極樂淨土】 仙道登場後完全被打敗的武器 以DPS、斬位的觀點這把較好,但麻痺役時長度長的仙道更方便 不過性能使用上沒有問題 ・炎妃槍【華麗】 實裝時最強的龍屬長槍,但霸王烏賊與冥雷長槍登場後變非一定要做的一把 不過性能使用上沒有問題 ・幻雷槍【雷光】 不管是仙道登場後還是F1同様為趣味武器,只能期待HC化了… ・強力咆哮 長度短不易使用,且強化需剛翼,還是做其他武器吧 銃槍 以刺擊、砲撃重視2觀點介紹,並以通常・放射・擴散分別介紹,基本配置技能為匠、鋒利1 ○通常推薦製作 星雲之炎(攻529/230、龍300毒340、2S、白60藍130、通常5) ○放射推薦製作 炎王爆破銃槍(攻529/230、火370、白50藍30/白100藍30、放射5) ○擴散推薦製作 天狼銃槍【極光】(攻552/240、冰440、15%、1S、白40藍40/白90藍40、擴散5) ドドンガ・ズドドン(攻575/250、水420毒220、1S、紫20白50藍70、擴散5)【HC剛武、F2】 ▲微妙 吞吞・噴射者(攻552/240、水340毒200、1S、紫20白40藍50、擴散5) 真冥雷銃槍【朱雀】(攻529/230、龍340、35%、紫20白25藍75、放射5) 浮岳銃槍【仙境】(攻575/250、麻320、1S、白60藍20、通常5) 幻雷銃槍【豪雷】(攻552/240、雷460、2S、白80藍40、防15、放射5)【麒麟剛武、F1】 ×無製作價值 真舞雷銃槍【朱雀】(攻529/230、雷320、15%、紫20白25藍75、防22、通常5) 強力F罪行(攻598/260、冰320眠300、2S、綠330/紫20綠360、放射5)【HC剛武】 巨龍銃槍【富嶽】(攻598/260、龍220、白60藍60、擴散3) 怒髪銃斬【雪螢】(攻529/230、水360、20%、紫20白50藍70、通常5) 總評: ・星雲之炎 以刺擊觀點和真冥雷銃槍【朱雀】相比完敗 但以砲撃來說長藍斬為優秀武器,素材也很簡單 ・炎王爆破銃槍 剛銃唯一火屬武 不配匠就有滿長的白斬,配匠後白斬更長更好用 ・天狼銃槍【極光】 以攻撃力、擴散5、斬位的觀點來看刺擊砲擊都很優秀 最困難的地方為響狼證 ・ドドンガ・ズドドン HC剛武 F2實裝HC吞銃,攻擊、屬性、斬位再強化 HC剛吞是最多人打魂天的魔物,素材簡單值得製作 ・吞吞・噴射者 和蠻龍剛銃相比攻撃力較高,且還附加毒傷 此外,相較於蠻銃素材也很簡單, ・真冥雷銃槍【朱雀】 刺擊的話輸富嶽,但加上砲撃的話整體冥雷較佳,需配匠 ・浮岳銃槍【仙境】 攻高,麻值還可以,配匠後白斬長度和其他幾把比還是短些,需常用砥石,但整體來說性能不錯 ・幻雷銃槍【豪雷】 F1追加的麒麟剛武,性能比朱雀更佳,最大的缺點為強化素材很難打… ・真舞雷銃槍【朱雀】 以刺擊來看輸F1追加的豪雷,斬位長度也說不上很好 但考慮上麒麟銃槍的素材後這把說不定比較好… ・巨龍銃槍【富嶽】 高攻擊力以刺擊取向銃槍來說算優秀 但砲撃擴散3和其他剛銃相比大輸,只在剛實裝時常見到… ・強力F罪行 HC剛武 以刺擊來看配匠還是短紫斬,砲撃的話長綠斬對砲擊也沒啥好處… 還是用天狼銃較安心 因為是紫斬沒有HB斬位補正,也沒有HC任斬位補正,簡單說是廢棄武器 ・怒髪銃斬【雪螢】 和吞吞・噴射者相比攻撃力較低但會心提高,2者傷害沒差太多,都可以用 但和ドドンガ・ズドドン比基本上就大輸 輕弩 ◎推薦必作 緋猛軽銃【雄飛】(攻348/290、2S、通2/散1超速射、裝稍微快反中)【緋猛剛武、F2】 真冥雷銃【金絲雀】(攻336/280、25%、通2/徹1超速射、裝快反稍微小) ニゲル=フルグル(攻360/300、20%、1S、貫1超速射、裝快反中)【極龍剛武、F1】 ○推薦製作 天狼砲【北斗】(攻348/290、1S、貫1超速射、裝快反中) △用途限定 炎王槍彈(攻360/300、火炎彈超速射、裝快反中) 巨龍槍(攻336/280、-10%、防22、通2超速射、裝普通反中) 真舞雷銃【金絲雀】(攻336/280、15%、1S、通2/電擊彈超速射、裝快反稍微小) 怒髮弩級【海猫】(攻348/290、15%、通2/散1超速射、裝稍微快反中) ▲微妙 風暴之神鋼龍弩(攻348/290、1S、通2/冰結彈超速射、裝快反中) 吞吞.加農(攻348/290、1S、防22、通2/水冷彈超速射、裝普通反中) ×無製作價值 浮岳弩(攻348/290、通2/散1超速射、裝普通反中) 強力龍捲(攻336/280、2S、貫1/冰結彈超速射、裝普通反中) 總評: ・緋猛軽銃【雄飛】 F2實裝超越海貓與浮岳的輕弩 裝填稍微快,因此要配裝2技能,不過2洞所以很好配出 可裝3發麻2,還能裝眠2,擁有豐富彈種 但因麻痺劍的存在,通常不會有邊打麻邊超速射的要求 ・真冥雷銃【金絲雀】 同時有通2與徹1的超速射,短時間內DPS最強的一把 通常任務以外黑龍三兄弟也很常用到,攻擊力極惡! 徹1調合材料不易取得為缺點 ・ニゲル=フルグル F1實裝,攻撃力、會心等全面超過北斗的一把武器 缺點要說的話為不能裝眠彈 ・天狼砲【北斗】 F1前最強的貫通超速射 ニゲル出現後出現次數大幅減少 唯一優點為可以打眠,但眠穴定番通常以通2超速射為主… ・炎王槍彈 常見於紅黑、祖龍任務,有麻1可以很方便的破頭 黑龍三兄弟的話,現狀以冥雷輕弩效率較佳 ・巨龍槍 不能裝狀態異常彈,因此通常任務較難使用 但通2的裝填數10發,擁有超越其他通2剛弩的攻擊力 主用於定番,最有名的就是棘與眠 ・真舞雷銃【金絲雀】 電擊彈剛霞打翼很好用,但知道的人少不好招人 另外常看到的就是拿來射水龍 ・怒髮弩級【海猫】 散1裝填數超越其他2把剛弩 不過用途大概只有雪山的山洞麒麟與剛麒麟卡柱而已,暴君的話不建議使用… ・風暴之神鋼龍弩 原本通2超速射必做的一把,到F2完全死亡 冰結彈超速射威力低不好用 只能期待之後出一把超越雄飛性能的HC武 ・吞吞.加農 剛輕弩中唯一可打毒2的武器 但裝填普通,要裝3才能達到最快,使用上較困難 ・浮岳弩 和雄飛相比全部性能完敗,不用做 ・強力龍捲 剛冰狐的廢棄武器 北斗劣化版、攻撃、裝速都較低,且無毒麻彈 唯一優點為2洞且只要15證,總體來說不需做 重弩 ※下表為裝排熱沒裝力量槍管之攻擊力,槍管倍率要再加(48/40),非剛武加(24/20) ◎推薦必作 星雲飛彈(攻456/380、1S、裝稍微快反稍微小) 炎妃重弩【愛執】(攻444/370、2S、裝稍微快反稍微小)【極龍炎妃剛武、F1】 ニゲル=テネブラ(攻456/380、20%、1S、裝快反中)【極龍跳緋剛武、F2】 ○推薦製作 真冥雷重砲【天鷹】(攻432/360、25%、1S、裝稍微快反中) クエルディアラスタ(攻456/380、10%、1S、裝稍微慢反中)【HC武、F2】 △用途限定 無 ▲微妙 天狼獄重砲【嵐雪】(攻468/390、2S、裝快反中)【HC剛武、F2】 殻王重砲【巨星】(攻444/370、防32、裝普通反中) 怒髮重砲【白露】(攻432/360、15%、裝快反中) ×無製作價值 真舞雷重砲【天鷹】(攻432/360、20%、1S、防24、裝普通反中) 強力邪神(攻432/360、1S、裝快反中) 總評: ・星雲飛彈 HC剛武 星雲之球HC版,比星雲之球擁有更高的攻擊力 現狀重弩中能最快毒魔物的武器 缺點為通常、貫通的裝填數較少,因此當廢熱用時效果微妙 做不出來時也能用星雲之球 ・炎妃重弩【愛執】 通常、貫通的裝填數高,不需射狀態異常彈時很好用 除貫3、擴2外其他子彈不用配技能就能達到裝填最快反動小,用來玩廢熱很適合 2洞,很好配技能 ・ニゲル=テネブラ F2實裝的極龍重弩 和冥雷重弩比攻擊力、裝填速度等都更好,推薦製作 ・真冥雷重砲【天鷹】 極龍重弩實裝後基本上完敗 但散彈系裝填量高,麒麟卡柱還是很好用 裝2就可以達到裝填最快,使用上很方便 ・クエルディアラスタ HC武 擁有毒麻眠2之武器 攻撃力高且彈種豐富,不管廢熱的話擁有良好的性能 ・天狼獄重砲【嵐雪】 HC剛武 F2實裝響狼HC剛武 吹雪的基礎上性能大幅強化,但彈種裝填量比不上前2把剛弩,性能不能算很好 喜歡玩重弩的話還是推薦製作,吹雪的話基本上變成趣味武器 ・殻王重砲【巨星】 毒・麻弱化後效能大減 用通常彈的話,愛執的裝填更快 ・怒髮重砲【白露】 裝填快、可打麻為優點 但現狀重弩以通常・貫通・廢熱為主,通常貫通裝填數少的情況下,DPS輸其他剛弩 ・真舞雷重砲【天鷹】 真冥雷重砲【天鷹】出現後被擊敗的一把 10剛翼的需求量,是收集迷的可以做 ・強力邪神 打眠彈的功用小,通常彈用愛執就夠了,也是一把收集迷武器 弓 以蓄3來做連射・貫通・擴散弓分類,因F2靈氣箭改弱,不考慮靈氣箭的情況 ○連射弓推薦製作 鋼龍天鵝弓Ⅱ(攻312/260、龍240、15%、連射4、強/麻/爆) 緋猛弓【鷹目】(攻324/270、25%、1S、連射4、強/麻/爆)【緋猛剛武、F2】 水龍弓【猛】(攻312/260、水320、3S、連射4、強/麻、Rare 6)【HC武、F1.5】 フルンブラッサム(攻312/260、雷220、連射4、強/麻、Rare 5)【HC武】 ○貫通弓推薦製作 星雲豎琴(攻312/260、龍200、10%、2S、貫通4、強/毒/爆) ○擴散弓推薦製作 吞龍・日蝕(攻336/280、水300、1S、擴散4、防15、強/毒/麻/眠/爆)【HC剛武】 真冥雷凄弓【翔鶴】(攻312/260、龍240、25%、擴散4、強/麻/眠/爆) ○用途別推薦製作弓 炎妃弓【媚態】(攻312/260、火290、1S、連射4、強/眠/爆) 幻雷弓【雷霆】(攻312/260、雷260、1S、連射4、防38、強/眠/爆) 強力彎月(攻312/260、冰220、2S、擴散4、強/眠/爆) 真舞雷弓【翔鶴】(攻312/260、雷230、15%、擴散4、防20、強/麻/眠/爆) 覇帝弓アシカムトルム(攻312/260、龍240、20%、2S、連射4、強/麻、Rare 6)【HC武、F2】 ▲微妙 殻王弓【鐵壁】(攻336/280、連射4、防54、強/爆) ×無製作價值 天狼弓【村雨】(攻312/260、冰270、10%、1S、貫通4、強/爆) 怒髮絶弓【冬景色】(攻300/250、水280、20%、1S、貫通4、強/毒/麻/眠/爆)【蠻龍剛武、F1】 總評: ・鋼龍天鵝弓Ⅱ 最先出的龍屬剛弓,需龍屬部位破壞時非常適合 主要見於剛霞破頭任務 ・緋猛弓【鷹目】 F2實裝高攻高會心無屬弓,有2洞素材也簡單,性能優秀,推薦製作 ・水龍弓【猛】 HC武 3洞的水連射弓,但通常任務時緋猛弓的傷害還是高一點 ・フルンブラッサム HC武 HC任補正後超越幻雷弓的傷害 ・星雲豎琴 龍屬最強貫通弓、主要運用為老山龍、砦蟹 剛老山・剛砦蟹時傷害勝過技能不全時的剛輕弩ニゲル 此外、逆鎧時傷害最高,勝過大鉗水弓Ⅶ(300/250、水270、貫通 4) ・吞龍・日蝕 HC剛武 吞弓HC化,進化武器外最強的弓 擴散弓中唯一每種瓶都能裝的弓,狀態異常向弓 因為是擴散弓,要較其他彈種更近一些射擊才行 常見於HC變種水龍的弓鬼變翼定番 ・真冥雷凄弓【翔鶴】 不要求龍屬部位破壞時,傷害較鋼龍弓高(擴散彈強1.3倍) 但擴散弓使用操作需練習 ・炎妃弓【媚態】 唯一炎屬剛弓,以強撃瓶為主要運用,毒麻瓶無法用 常見於剛吞鎖尾、或水龍鎖頭等任務 ・幻雷弓【雷霆】 雷屬剛弓,以強撃瓶為主要運用,毒麻瓶無法用 フルンブラッサム的性能更優秀 沒有一定要部位破壊時,以真舞雷弓【翔鶴】傷害較高(擴散彈強1.3倍) ・強力彎月 冰屬擴散弓,對擴散弓運用自如的話很強力 用弓打舞雷的話最適合的一把 但強化需10古龍牙,沒很想要的話還是不要做吧… ・真舞雷弓【翔鶴】 與幻雷弓不同處為擴散弓,操作需練習 不過雷屬對剛種、變種效果差,用途有限 ・覇帝弓アシカムトルム HC武 HC任時是王者 非剛武強擊瓶不是1.6倍但性能完全不輸鋼龍弓 ・殻王弓【鐵壁】 高攻無屬弓,但傷害輸緋猛弓,且素材需大量的顎與剛翼 做緋猛弓就好了 ・天狼弓【村雨】 冰屬+貫通弓的原因無使用場合 ・怒髮絶弓【冬景色】 水屬+貫通+素材困難原因,只有弓迷會做吧… 倍率較其他弓低,逆鎧時有用,但還是輸星雲豎琴… 為貫通弓中唯一每種瓶都能裝的弓 WiKi編輯意見 以下輸入框 「書き迂む」是留言用的 . 要查素材 請用上方或下方的[檢索する] 維持版面整潔感謝您的配合 討論區已啟用,請大家多多善用 フルンブラッサム - 2012-06-27 15 50 57 多殼重堅砲 八角蓮 您的看法是? - 2014-12-10 02 14 48 有沒有關於輝界、黑穿、噬血龍的剛武推薦? - 2014-12-29 12 05 02 多殼重堅砲 八角蓮 這把有問題 子彈打不出去.......... - 2015-01-02 19 21 05 紋章 - 2015-09-01 08 38 47 拜託不要再用「書き迂む」這個框框查素材了,這是留言用的。 素材查尋 検索
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457 : ◆otXcqJ9cB.[saga]:2012/01/26(木) 21 44 11.10 ID hHvBDUL9o 《第四日目》 凛『それじゃ、またね。今度あったら、承知しないわよ』 ルヴィア『では、また会いましょう。今度はお茶会という場で…』 朝、貴方は胃もたれを抱えながら昨日の会話を思い出す。 凛との決着と、ルヴィアの安全の確保。 ルヴィアは――― 1:師の居る教会へ送った 2:冬木市から離れて貰った 3:新都のホテルに泊まっているようだ ↓5 462 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/01/26(木) 21 44 43.06 ID vCHIceHeo 3 470 : ◆otXcqJ9cB.[saga]:2012/01/26(木) 21 47 54.89 ID hHvBDUL9o 462 ルヴィアは、新都のホテルへと待機している。 一人の魔術師として、元マスターとして結果を見届けるつもりらしい。 そんなことを思い出しながら、貴方は呟く。 ――あの世紀末覇者焼き、とんでもない強敵だった。 朝、貴方は――― 1:探索に出る 2:拠点に居る 3:自由行動 ↓5 475 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/01/26(木) 21 48 32.41 ID IhTPl70bo ルヴィアに対する何だかわからない悶々とした気持ちを忘れるため、がむしゃらに腹筋!腹筋!腹筋! 494 : ◆otXcqJ9cB.[saga]:2012/01/26(木) 21 54 23.59 ID hHvBDUL9o 475の判定 貴方は腹ごなしついでに腹筋を開始する。 背中にあたる床の硬い感触。 それがあのとき、キャスターとタッグを組んだルヴィアとの戦いを思い出せる。 強烈なロック、強烈な投げ。 あと、妙に柔らかい感しょk…。 ………色即是空、色即是空、喝ッ。 いつの間にか昼だ、貴方は… 1:探索に出る 2:自由行動 ↓5 499 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/01/26(木) 21 54 49.50 ID R+eJF4T30 1 507 : ◆otXcqJ9cB.[saga]:2012/01/26(木) 21 58 11.90 ID hHvBDUL9o 499の判定:1 どこへ行こうか。 1:新都 2:教会 3:学園 4:公園 5:自由安価 512 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/01/26(木) 21 58 33.31 ID VZoWnOz/o 4 515 : ◆otXcqJ9cB.[saga]:2012/01/26(木) 21 59 53.69 ID hHvBDUL9o 512の判定:4 貴方は公園へとやってきた。 昼間なのかそれなりに人は居る。 しかし、平和な光景だ。 直後、接触判定 人影:-1 516 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]:2012/01/26(木) 21 59 58.23 ID cPIToI180 s 522 : ◆otXcqJ9cB.[saga]:2012/01/26(木) 22 01 29.25 ID hHvBDUL9o 516の判定:2 特に、何もなさそうだ。 気分転換にはなった、良い散歩だったのは確かだ。 もうすぐ夕方、貴方は… 1:新都 2:教会 3:郊外の森 4:学園 5:自由安価 ↓5 527 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/01/26(木) 22 01 59.21 ID vCHIceHeo 遠坂家に訪れ凛と深夜の決闘の約束をする 負けた者は勝った方の言うことを一つ何でも聞くという条件で決闘 542 : ◆otXcqJ9cB.[saga]:2012/01/26(木) 22 06 22.24 ID hHvBDUL9o 527の判定 貴方は凛の家、遠坂邸へと赴く。 凛との決着は、早々に着ける。 あのセイバーは強力なサーヴァントで、凛との相性も悪くはない。 だからこそ、貴方は強敵に挑む。 その旨を凛に告げると、凛は頷いた。 凛「ま、確かにそういうもんなのよね、聖杯戦争は……で、場所はどうするのかしら?」 貴方は――― 1:学園 2:港 3:郊外の森 4:その他 ↓5 547 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/01/26(木) 22 06 51.09 ID vCHIceHeo 2 563 : ◆otXcqJ9cB.[saga]:2012/01/26(木) 22 15 28.64 ID hHvBDUL9o 547の判定:2 ――――――――――― ――――――― ――― 《港》 貴方の隣には戦車に乗り込んだライダーの姿。 そして向かいには、セイバーと共に立つ凛の姿。 ライダーは、大きく叫ぶ。 ライダー「セイバーよ!我が名はイスカンダル!貴様を打ち倒す者ぞ!」 セイバー「イスカンダル………マスター」 凛「……良いわ。名乗りなさい、セイバー」 セイバー「感謝します……我が名は円卓の騎士が一人、ガウェイン!」 ガウェイン。 そう、目の前のセイバーは名乗った。 それは剣士のサーヴァントとして、考えうる限りでも最高峰の一人だ。 凛「で、貴方はセイバーの名前に心当たりでもあったのかしら?」 貴方は、 1:昼に挑めば良かった 2:知らなかった ↓5 568 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/01/26(木) 22 16 10.24 ID vCHIceHeo 2 579 : ◆otXcqJ9cB.[saga]:2012/01/26(木) 22 19 46.21 ID hHvBDUL9o 568の判定:2 知らなかった。 そう素直に答える。 凛は、でしょうね、と苦笑した。 ガウェイン卿は昼間に力が三倍になった、という伝説がある。 だとすれば、一番強いのは昼間のときだったろう。 昼間にすればよかったな、と貴方は心の中で思った。 凛「ま、心配しないでもセイバーは十分に強力よ?―――行くわよ!」 貴方の行動 1:攻撃 2:令呪使用 3:防御 4:自由安価 ↓5 584 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/01/26(木) 22 20 21.05 ID vCHIceHeo 1 589 : ◆otXcqJ9cB.[saga]:2012/01/26(木) 22 21 37.59 ID hHvBDUL9o 584の判定:1 直後、貴方状況コンマ判定 599 : ◆otXcqJ9cB.[saga]:2012/01/26(木) 22 26 43.02 ID hHvBDUL9o 590の判定:6、スキル発動、合計8 ライダー「では往くぞセイバー!!」 ライダーがセイバーへと吶喊する。 貴方も同時に、凛の元へ。 そんな貴方へ向けて、凛の指がピストルの形を作る。 ガンド打ち、指差した相手を呪うという簡単な呪詛。 それをヘビー級ボクサーのストレートクラスの物理破壊を付与したそれが、貴方へ放たれる。 貴方はそれを避けながら、凛へと間合いを詰め寄った。 直後、凛状況判定 八極拳+1 600 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/01/26(木) 22 26 47.74 ID VZoWnOz/o ほい 609 : ◆otXcqJ9cB.[saga]:2012/01/26(木) 22 31 05.46 ID hHvBDUL9o 600の判定:5 凛「間合いに入れさせた……!」 凛の拳。 それを貴方は打ち払い、薙ぐように振るう。 それはガードの上から防御をこじ開けるように凛に向けられたが、凜はそれを読んでいた。 体を滑らせ、回避する。 凛との距離が開けば貴方が不利に、詰めれば貴方が有利になる。 直後、ライダーの状況判定 610 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]:2012/01/26(木) 22 31 14.01 ID 1MecAlPyo どうだ 625 : ◆otXcqJ9cB.[saga]:2012/01/26(木) 22 34 04.25 ID hHvBDUL9o 610の判定:1 ライダー「ぬぅ!!」 神牛の、悲鳴。 見れば、ライダーの戦車が横転し、ライダーは身を投げ出されていた。 あれは不味い。 貴方は腕の令呪を掲げ、叫んだ。 1:回避しろ、ライダー 2:全力で対応しろ、ライダー 3:自由安価 ↓5 630 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/01/26(木) 22 34 26.97 ID BlUZe2j70 2 636 : ◆otXcqJ9cB.[saga]:2012/01/26(木) 22 36 01.53 ID hHvBDUL9o 630の判定:2 貴方の令呪3→2 直後、判定 令呪:+2 645 : ◆otXcqJ9cB.[saga]:2012/01/26(木) 22 38 33.65 ID hHvBDUL9o 637の判定:成功 全力で対応しろ、ライダー。 ライダー「ぬぅん!!」 セイバー「くっ!」 貴方の令呪によりライダーがセイバーを上回り、思い切り弾く。 その間に、戦車は体勢を立て直したのかライダーの傍へと共にあった。 貴方は、ライダーに尋ねる。 自由安価 ↓5 650 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]:2012/01/26(木) 22 39 22.77 ID 88tH2iB+o 手助けは必要か 662 : ◆otXcqJ9cB.[saga]:2012/01/26(木) 22 42 56.37 ID hHvBDUL9o 650の判定 ―――手助け、必要か? 貴方がそう聞くと、ライダーは笑う。 ライダー「すでに令呪を使用して救われているからのう……―――――ここで余が、やるべきことをやる必要があろうて」 ライダーの言葉と共に、凛とセイバーが警戒を強くする。 貴方がライダーに令呪で命じたのは、全力での対応。 つまりは、その効果は宝具にも付与される―――ッ! 直後、成功で発動。 令呪効果:+1 663 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/01/26(木) 22 43 00.13 ID VZoWnOz/o ほい 675 : ◆otXcqJ9cB.[saga]:2012/01/26(木) 22 45 25.80 ID hHvBDUL9o 663の判定:4 凛「セイバー!!」 セイバー「はい!」 だが、それを許さないとばかりにセイバーが攻め立てる。 ライダーの行うことを、感じ取ったのかセイバーの攻撃に手加減は存在しない。 直後コンマ判定 猛攻:-2 676 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage]:2012/01/26(木) 22 45 35.23 ID SEoAKSZwo こい 684 : ◆otXcqJ9cB.[saga]:2012/01/26(木) 22 48 03.30 ID hHvBDUL9o 676 セイバーの剣が、煌めく。 それは、かの騎士王は振るった星の剣と対を成すもの。 セイバー『転輪する勝利の剣!!(エクスカリバー・ガラティーン)』 その光は、ライダーと共に貴方を飲み込んだ。 DEAD END 689 : ◆otXcqJ9cB.[saga]:2012/01/26(木) 22 49 42.65 ID hHvBDUL9o 再開場所を選択下さい 1: 563 2: 579 ↓5 694 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/01/26(木) 22 50 09.00 ID vCHIceHeo 2 699 : ◆otXcqJ9cB.[saga]:2012/01/26(木) 22 50 45.14 ID hHvBDUL9o 694の判定:2 知らなかった。 そう素直に答える。 凛は、でしょうね、と苦笑した。 ガウェイン卿は昼間に力が三倍になった、という伝説がある。 だとすれば、一番強いのは昼間のときだったろう。 昼間にすればよかったな、と貴方は心の中で思った。 凛「ま、心配しないでもセイバーは十分に強力よ?―――行くわよ!」 貴方の行動 1:攻撃 2:令呪使用 3:防御 4:自由安価 ↓5 704 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/01/26(木) 22 51 19.69 ID vCHIceHeo 2+宝具開放 712 : ◆otXcqJ9cB.[saga]:2012/01/26(木) 22 54 59.56 ID hHvBDUL9o 704の判定 貴方は、全力を通す必要があるとライダーに呟いた。 ライダー「うむ……かの騎士団の男に、我が王道たる軍勢を見せるのも良かろうて!」 ライダーの言葉と共に、凛とセイバーが警戒を強くする。 貴方は、令呪を掲げる。 そして、叫ぶ。 ―――令呪を持って命じる。その力を存分に振るえ、ライダー。 直後コンマ判定 令呪:+2 713 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/01/26(木) 22 55 03.89 ID DID/SNQpo ほい 737 : ◆otXcqJ9cB.[saga]:2012/01/26(木) 23 10 52.64 ID hHvBDUL9o 713の判定: 9、+2、クリティカル。 その直後だった。 ライダーを中心に砂塵が走る。 その膨大な魔力の渦と、世界へ満ちる他の世界。 それは、もう一つの世界の生成。 凛「固有、結界……!?」 固有結界。 術者の心象風景を引き出す、魔法に近いとされる大魔術。 それを、キャスターでもないライダーがなぜ使用できるのか。 その疑問に答えるかのように、ライダーは両の手を広げた。 それはまるで、世界を抱くように見えた。 ライダー「然り。余は魔術師でもなければ、固有結界なぞ使えもせん……だが、我が全ての朋友たちが居てこそ、これは存在する」 そのライダーの言葉を待っていたかのように。 いや、事実その通り、彼らは王の言葉を待っていたのだ。 ライダーの背後へ、王に続くかのように彼らは並ぶ。 槍を、剣を、それぞれの思いを掲げ、彼らは立つ。 ライダー「肉体は滅び、その魂は英霊として『世界』に召し上げられて、それでもなお余に忠義する伝説の勇者たち。」 ライダー「時空を越えて我が召喚に応じる永遠の朋友たち」 ライダー「彼らの絆こそ我が至宝!!我が王道!! !」 ライダー「イスカンダルたる余が誇る最強宝具―――『王の軍勢(アイオニオンヘタイロイ)』なり!! 」 ――――歓声。 世界を飲み込む、大歓声が響く。 それはかの王、イスカンダルの名を叫び、王を称えた。 758 : ◆otXcqJ9cB.[saga]:2012/01/26(木) 23 24 10.11 ID hHvBDUL9o ライダー「王とは!王とはッ──誰よりも鮮烈に生き、諸人を魅せる姿を指す言葉! 」 ――――然り!然り!! 大合唱。 その圧倒的な存在は、普段のライダーからは感じなかった王としての姿。 ライダー「すべての勇者の羨望を束ね、その道標として立つ者こそが、王!」 ライダー「故に──! 王は孤高にあらず。その偉志は、すべての臣民の志の総算たるが故に!」 」 それは、ガウェインにとってどういう意味だったのだろうか。 彼は、何かを思うように目蓋を閉じ、そしてゆっくりと剣を構えた。 そのセイバーに向け、剣の切っ先が向けられる。 それと同時に、軍勢は構えた。 ライダー「――――蹂躙せよ!!」 直後攻撃判定 王の軍勢:+3 759 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage]:2012/01/26(木) 23 24 12.95 ID 9si24l0yo ∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧ <然り!然り!然り!然り!然り!然り!然り!然り!然り! > ∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨ ∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧ <然り!然り!然り!然り!然り!然り!然り!然り!然り! > ∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨ 、 、 、 、 、 /っノ /っノ /っノ /っノ /っノ / / ∧_∧ / / ∧_∧ / / ∧_∧ / / ∧_∧ / / ∧_∧ \\( )\\( )\\( )\\( )\\( ) 772 : ◆otXcqJ9cB.[saga]:2012/01/26(木) 23 26 53.20 ID hHvBDUL9o 759の判定:8 令呪のブーストを含めたとはいえ、その軍勢の姿は圧倒的だった。 我先にとセイバーへと立ち向かい、剣を槍を突き出す。 貴方は、それに続く。 視線の先に、凛は居た。 直後凛判定 成功で令呪使用 773 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]:2012/01/26(木) 23 26 55.13 ID 1MecAlPyo どうだ 782 : ◆otXcqJ9cB.[saga]:2012/01/26(木) 23 29 02.20 ID hHvBDUL9o 773 凛「くっ……!」 そして、軍勢が向かうのはセイバーだけではない。 凜にも同じく、セイバーが取りこぼした数が向かう。 そのためか、令呪は発動のタイミングを完全に失っていた。 直後、戦況判定 王の軍勢+3 783 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]:2012/01/26(木) 23 29 08.20 ID w0kfDtVyo c 796 : ◆otXcqJ9cB.[saga]:2012/01/26(木) 23 33 27.42 ID hHvBDUL9o 783の判定:クリティカル セイバーの周りには、軍勢の死体の山が築かれる。 そしてその中心、剣を杖にしてセイバーは佇んでいた。 その一枚絵は、カムランでの彼を彷彿とさせる。 その彼の周囲には、未だ数を残す王の軍勢。 それらが一斉に、槍を構える。 セイバー「凛様、申し訳ございませんでした」 セイバーは最後に、それだけを呟いた。 凛「負けちゃった、か……」 808 : ◆otXcqJ9cB.[saga]:2012/01/26(木) 23 36 57.85 ID hHvBDUL9o ライダー「見事……」 ライダーはそう、セイバーに向けて呟いた。 それはセイバーを討ち取った軍勢も同じなのか、剣を、槍を掲げ一人の騎士を見送る。 セイバーは、消える直前、悲しそうに呟いた。 セイバー「王よ……我らも、こう在れればあなたと……」 《第四日目終了》 821 : ◆otXcqJ9cB.[saga]:2012/01/26(木) 23 41 31.65 ID hHvBDUL9o 《貴方》 貴方は君の家系は代をそれなりに重ねた魔術師の系譜(家系:6)だが、その才能は実に残念な結果だった(才能:2) 戦闘スタイル:近距離完全特化 特性:マジカル☆八極拳(戦闘時、成功コンマに+2) 属性:中立 善(行動によって変異) 【サーヴァント】 クラス:ライダー 真名:イスカンダル 宝具:神威の車輪(ゴルディアス・ホイール)、王の軍勢(アイオニオン・ヘタイロイ) 《関係》 遠坂凛:戦友(信頼) 言峰綺礼:腐れ外道(苦手) ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト:強敵(友) 《判明している他陣営》 『白銀の鎧に身を包んだ青年騎士』 クラス:セイバー 真名:ガウェイン 宝具:輪転する勝利の剣(エクスカリバー・ガラティーン) マスター:遠坂凛 クラス:ランサー 真名:??? 宝具:??? マスター:??? 『赤い外套を纏う白髪の男』 クラス:アーチャー 真名:??? 宝具:??? マスター:ダン・ブラックモア 『ほら、傷口も笑ってる』 クラス:バーサーカー 真名:??? 宝具:??? マスター:バゼット・フラガ・マクレミッツ クラス:キャスター 真名:ナーサリーライム 宝具:??? マスター:ルヴィアゼリッタ・エーデルフォルト クラス:アサシン 真名:李書文 宝具:??? マスター:葛木宗一郎 《脱落》 キャスター セイバー
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2010/11/30 memo ○範囲WS フェルクリーブの挙動 どこかのプログコピペ 物理WSなんだから倒した敵全部赤に光っちゃうんじゃないの?と思われがちですが 範囲の巻き込みで倒した分についてはビジタントは光りません。 抜刀対象で赤ネームになってる敵のみフェルクリでトドメをさすと赤に光ります。 また、PTを組んでいる場合でも範囲の巻き込みで倒した分は リポップ時にレベルが上がりません。イリュージョンで消した時と同じような判定になるのかな。 その種族がとりうるレベル幅の下限近くでリポップします。死闘エリアだと楽~丁度くらい。 ただしWS以外の範囲に巻き込んでしまうとアウトらしく、 スリプガしてからのフェルクリで全部とてとてになったという報告があります。 ○ビジタント 青光は死闘エリアならEphemeral Murex、禁断エリアならEphemeral Crionidがよさげ。 1匹で雑魚10匹分相当なので時間短縮に役立ちます。 タロンギとかクリオネが見つけにくいところでは無色ジェイドNMで代替。 こちらは雑魚5匹分程度。 白と黄色はEphemeral系にボーナスがないようなので最初から無色ジェイドNMで。 雑魚5匹分程度あるので4~6匹も倒せばほぼ育ちます。 2010/11/06 こぴぺ Yaanei 【ポップに関して】 ヴァナ時間14~22時?の間に出現する時間ポップ型。 討伐した場合のリポップは2時間。 赤ネーム(占有状態)にしたあと消滅した場合のリポップは推定6時間。 黄色ネーム(非占有状態)でタゲ切れした場合は消滅しない。 ヴァナ月齢満月の期間に限り時間問わず常時徘徊に変化する。 Yaanei討伐を狙うのであれば、月齢満月の期間に合わせて張り込むのがもっとも手っ取り早く楽だと思います。 ヴァナ月齢満月の期間以外で消滅した場合のリポップについてですが、実際に4時間沸かなかったのは確認しました。他情報と合わせて恐らく6時間後の該当時間にリポップ判定に入ると思われます。 ヴァナ月齢満月の期間に赤ネームにしたあとで消滅した場合、実際に2時間でリポップしたのを確認したのでその通りだと自分は思ってたんですが、wikiには赤ネーム消滅しても消えなかったとの情報があり、このあたりが不明瞭です。 戦闘は山頂ではなく引き摺り下ろした場所でやっていたので、もしかしたら消滅したと思ったものの実は山頂に戻って徘徊していたという可能性も考えられますね。 【使用TP技】 デスディミヌエンド:バイオ+呪い。呪いは聖水無効、カーズナ・エスナ有効。 マラインインボケション:ダメージ+アムネジア効果 ヘルクレッシェンド:ダメージ+麻痺 インタフィアランス:ダメージ+ディスペル ステュクススフィア:YaaneiのHP約2000回復+状態異常全回復 ベシージャベイン:HP残り2~3割頃に使用。ヘイトトップを引き寄せ最大3回連続使用。30秒~1分程度のテラー+呪い+バイオ、ヘイトリセット。バイオ中はケアルでの回復不可。HP残量に応じて効果範囲が広がる。 使用TP技は魔法防御力を上げることで軽減できるようです。 ベシージャベインに引き寄せやヘイトリセットの効果があるので、ベシージャベインモードで崩れそうになったからとマラソン維持をしようとすると返って被害が出る可能性が高いです。 ベシージャベイン連発で全体の回復が追いつかなくなったら盾PTだけをYaaneiの近くに、他PTはベシージャベインを食らわない位置まで後退させて建て直し、体勢が整ったら再度削るのが安全で確実だと思います。 Yaaneiは回避が高く硬めで物理攻撃が通りにくく、魔法防御力も高めなので精霊魔法がカットされるようですが、60分経過のハイパー化しない限りはちゃんとダメージは通ります。 黒魔道士の精霊魔法IV系で700~800ダメ、召喚獣の70履行がだいたい700ダメ前後。ログを見て覚えている限りでは多段ヒットのプレデタークローはスカりやすく2桁ダメというのが多かったので、命中率が高いスピニングダイブが安定するかと思います。 今回はスタンが通る個体を引けたのですが連続魔スタンが途中からレジスト連発になっていて、以前やった時はスタン耐性がほとんどなかったパターン、まったく入らないパターン、今回のように徐々に入らなくなったパターンの3種から、Yaaneiのレベル帯が固定ではなく幅があるんじゃないかと思います。 2010/10/23 弱点まとめ・・・・青たくさんつけるといいなぁ。 黄弱点 敵を赤ネームにした(※)時点のヴァナ曜日(火土水風氷雷光闇)の前後3曜日から選択 例:火曜日に赤ネームにした場合、闇火土の合計24種類の魔法から1つが弱点 火 ファイアIII、ファイアIV、ファイガIII、フレア 、火遁 弐、氷スレ、火炎の息、ファイアースピット 土 ストーンIII、ストーンIV、ストンガIII、クエイク、土遁 弐、雷スレ、磁鉄粉、シードスプレー 水 ウォータIII、ウォータIV、ウォタガIII、、フラッド、水遁 弐、炎スレ、メイルシュトロム、リガージテーション 風 エアロIII 、エアロIV 、エアロガIII、トルネド、風遁 弐、土スレ、ヘカトンウェーブ、神秘の光 氷 ブリザドIII、ブリザドIV、ブリザガIII、フリーズ、氷遁 弐、風スレ、フロストブレス、アイスブレイク 雷 サンダーIII、サンダーIV、サンダガIII、バースト、雷遁 弐、水スレ、B.シュトラール、マインドブラスト 光 ホーリー、フラッシュ、バニシュII、バニシュIII、バニシュガII、闇スレ、R.ブレス、針千本 闇 ドレイン、アスピル、バイオII、ディスペル、暗闇 弐、光スレ、アイズオンミー、デスレイ、 青弱点 敵を赤ネームにした(※)時点のヴァナ時間によって決定 ※:より正確にはトリガーをトレードした時点か、ヘイトリストが空な敵に対して敵対行動を取った時点 時間 属性 武器 昼(06時~14時) 突属性(15種) (短剣、両手槍、弓術、射撃) 夕(14時~22時) 斬属性(15種) (片手剣、両手剣、片手斧、両手斧、両手鎌、片手刀、両手刀) 夜(22時~06時) 打属性(15種) (格闘、片手棍、両手棍) 青詳細 ●06 00~13 59 突 短剣 シャドーステッチ、ダンシングエッジ (SP)、シャークバイト (SP)、エヴィサレーション (EV) 両手槍 スキュアー (SP)、大車輪 (SP)、インパルスドライヴ (EV) 弓術 サイドワインダー (EX)、ブラストアロー (SP)、アーチングアロー (SP)、エンピリアルアロー (EV) 射撃 スラッグショット (EX)、ブラストショット (SP)、ヘヴィショット (SP)、デトネーター (EV) ●14 00~21 59 斬 片手剣 ボーパルブレード (EX)、スウィフトブレード (SP)、サベッジブレード (EV) 両手剣 スピンスラッシュ (SP)、グラウンドストライク (EV) 片手斧 ミストラルアクス (SP)、デシメーション (EV) 両手斧 フルブレイク (SP)、スチールサイクロン (EV) 両手鎌 クロスリーパー (SP)、スパイラルヘル (EV) 片手刀 天 (SP)、空 (EV) 両手刀 八之太刀・月光 (SP)、九之太刀・花車 (EV) ●22 00~05 59 格打 格闘 乱撃 (EX)、スピンアタック、空鳴拳 (SP)、双竜脚 (SP)、夢想阿修羅拳 (EV) 片手棍 スカルブレイカー、トゥルーストライク、ジャッジメント (EX)、ヘキサストライク (SP)、ブラックヘイロー (EV) 両手棍 ヘヴィスイング、シェルクラッシャー、フルスイング、スピリットテーカー、レトリビューション (EV) 赤弱点 短剣 サイクロン、エナジードレイン 片手剣 レッドロータス、セラフブレード 両手剣 フリーズバイト 両手鎌 シャドーオブデス 両手槍 ライデンスラスト 片手刀 影 両手刀 五之太刀・陣風、六之太刀・光輝 片手棍 セラフストライク 両手棍 アースクラッシャー、サンバースト 2010/10/21 そうのちまとまるだろうけどいまでてる情報のコピペ 電撃の攻略本?にて開発側から公開されたようで。 2chネット実況板で話題になってたので分かる範囲でまとめ。 【赤弱点】属性WS 下記13種のうちランダムでいずれか1つ。 短剣 サイクロン エナジードレイン 片手剣 レッドロータス セラフブレード 両手剣 フリーズバイト 両手鎌 シャドーオブデス 両手槍 ライデンスラスト 片手刀 影 両手刀 五之太刀・陣風 六之太刀・光輝 片手棍 セラフストライク 両手棍 アースクラッシャー サンバースト 【黄色弱点】魔法 ヴァナ曜日:光闇火土水風氷雷 がベース。 対象モンスターを赤ネームにした該当の曜日属性と その前後の曜日属性の3属性の魔法のうちランダムでいずれか1つ。 例)氷曜日にわかせた場合は風氷雷。 各属性ごとに候補となるのは以下の通り8種ずつ。 光 ホーリー フラッシュ バニシュII バニシュIII バニシュガII 闇スレ R.ブレス 針千本 闇 ドレイン アスピル バイオII ディスペル 暗闇弐 光スレ アイズオンミー デスレイ 火 ファイアIII ファイアIV ファイガIII フレア 火遁弐 氷スレ 火炎の息 ファイアースピット 土 ストーンIII ストーンIV ストンガIII クエイク 土遁弐 雷スレ 磁鉄粉 シードスプレー 水 ウォータIII ウォータIV ウォタガIII フラッド 水遁弐 炎スレ メイルシュトロム リガージテーション 風 エアロIII エアロIV エアロガIII トルネド 風遁弐 土スレ ヘカトンウェーブ 神秘の光 氷 ブリザドIII ブリザドIV ブリザガIII フリーズ 氷遁弐 風スレ フロストブレス アイスブレイク 雷 サンダーIII サンダーIV サンダガIII バースト 雷遁弐 水スレ B.シュトラール マインドブラスト 【青弱点】物理WS 対象モンスターを赤ネームにした時間により決定。 6時~14時 突属性WS15種からランダム 過去に報告例があるWS 短剣 シャドーステッチ バイパーバイト ダンシングエッジ シャークバイト エヴィサレーション 両手槍 大車輪 インパルスドライヴ 弓術 サイドワインダー エンピリアルアロー 射撃 スラッグショット ブラストショット ヘヴィショット デトネーター 14時~22時 斬属性WS15種からランダム 過去に報告例があるWS 片手剣 フラットブレード ボーパルブレード サベッジブレード 両手剣 スピンスラッシュ グラウンドストライク 片手斧 ランページ ミストラルアクス デシメーション 両手斧 キーンエッジ レイジングラッシュ フルブレイク 両手鎌 スパイラルヘル 片手刀 天 空 両手刀 七之太刀・雪風 八之太刀・月光 九之太刀・花車 ※15種以上ある どれかが誤り? 22時~6時 格・打属性WS15種からランダム 格闘 スピンアタック 乱撃 空鳴拳 双竜脚 夢想阿修羅拳 片手棍 スカルブレイカー トゥルーストライク ジャッジメント ヘキサストライク ブラックヘイロー 両手棍 ヘヴィスイング シェルクラッシャー フルスイング スピリットテーカー レトリビューション 2010/10/13 クリード+2効果 しっかり検証したわけではないですしなんとも言えないのですがナイトAFの隠しコンビは 被ダメージ倍吸収なのかも? 吸収で敵対心のほうはどうなるんでしょうか・・・なぞ。 2010/10/08 tittle 弱点候補・・・どこかのプログそのままこぴぺ NMが湧いた曜日を基準に、黄色弱点となる魔法の属性を絞り込む方式。 3曜日法一覧 火曜日→闇火土 土曜日→火土水 水曜日→土水風 風曜日→水風氷 氷曜日→風氷雷 雷曜日→氷雷光 光曜日→雷光闇 闇曜日→光闇火 火:ファイアIII,IV ファイガIII フレア バーン 火門の計 土:ストーンIII,IV ストンガIII クエイク ラスプ スロウ 土門の計 水:ウォータIII,IV ウォタガIII フラッド ドラウン ポイズンⅠⅡ 水門の計 風:エアロIII,IV エアロガIII トルネド チョーク グラビデ サイレス 風門の計 氷:ブリザドIII,IV ブリザガIII フリーズ フロスト バインド パライズ 氷門の計 雷:サンダーIII,IV サンダガIII バースト ショック 雷門の計 光:バニシュII フラッシュ リポーズ 光門の計 闇:ドレイン アスピル バイオII ディスペル 闇門の計 火 ファイアースピット 火炎の息 △炸裂弾 爆弾投げ サウンドブラスト 自爆 ロウイン 土 磁鉄粉 Fホールド 臭い息 △土竜巻 水 ポイズンブレス コローシブウーズ リガージテーション △カースドスフィア ベノムシェル アーフルアイ メイルシュトロム 風 ヘカトンウェーブ Fヒップブレス △カティックアイ 神秘の光 ヘカトンウェーブ フェザーティックル 吸引 氷 アイスブレイク フロストブレス △コールドウェーブ 超低周波 雷 テンポラルシフト マインドブラスト △B.シュトラール 光 Rブレス 針千本 マジックハンマー Aバースト △贖罪の光 ブランクゲイズ 闇 アイズオンミー サンドスプレー △吸血 デスレイ 消化 MP吸収キッス ガイストウォール ブラッドセイバー ジェタチュラ 吶喊 火: 氷 のスレノディ 土: 雷 のスレノディ 修羅戦場エレジー 水: 炎 のスレノディ 風: 土 のスレノディ 氷: 風 のスレノディ 雷: 水 のスレノディ 光: 闇 のスレノディ 魔物のレクイエム~? 魔法のフィナーレ 闇: 光 のスレノディ 火 ファイアII(イフ)、ファイアIV(イフ)、メテオストライク(イフ) 氷 ブリザドII(シヴァ)、ブリザドIV(シヴァ)、ヘヴンリーストライク(シヴァ) 風 エアロII(ガル)、エアロIV(ガル)、ウィンドブレード(ガル) 土 ストーンII(タイタン)、ストーンIV(タイタン)、ジオクラッシュ(タイタン) 雷 サンダーII(ラムウ)、サンダースパーク(ラムウ)、サンダーIV(ラムウ)、サンダーストーム(ラムウ) 水 ウォータII(リヴァ)、ウォータIV(リヴァ)、グランドフォール(リヴァ)、タイダルロア(リヴァ) 光 プチメテオ(かーくん)、ホーリーミスト(かーくん) 闇 スリプガ(シヴァ)、ルナーベイ(犬)、ソムノレンス(ディア)、ネザーブラスト(ディア)、ナイトテラー(ディア) トン術は省略 おまけ:現時点の青弱点候補 格闘 乱撃(EX) 空鳴拳(SP) 双竜脚(SP) 夢想阿修羅拳(EVモ) 短剣 シャドーステッチ バイパーバイト(EX) ダンシングエッジ(SP) シャークバイト(SP) エヴィサレーション(EV) 片手剣 フラットブレード ボーパルブレード(EX) サベッジブレード(EV) 両手剣 スピンスラッシュ(SP) グラウンドストライク(EV) 片手斧 ランページ ミストラルアクス(SP) デシメーション(EV) 両手斧 キーンエッジ レイジングラッシュ(SP戦) フルブレイク(SP戦) スチールサイクロン(EV) 両手鎌 スパイラルヘル(EV) 両手槍 大車輪(SP竜) インパルスドライヴ(EV)? 片手刀 天(SP忍) 空(EV忍) 両手刀 雪風(SP侍) 月光(SP侍) 花車(EV侍) 片手棍 ブレインシェイカー スカルブレイカー トゥルーストライク ジャッジメント(EX) ヘキサストライク(SP白) ブラックヘイロー(EV) 両手棍 ヘヴィスイング シェルクラッシャー フルスイング スピリットテーカー レトリビューション (EV) 弓術 サイドワインダー(EX) ブラストアロー(SP狩) アーチングアロー(SP狩) エンピリアルアロー(EV狩) 射撃 スラッグショット(EX) ブラストショット(SP狩) ヘヴィショット(SP狩) デトネーター(EV) 2010/10/05 tittle AF3+1,AF3+2検証or隠し効果? 黒:黒AF3+2のコンビネーション 「AF3+2」を2部位装備すると精霊ダメージが時々2倍(?)になる か:CCパンタローニ+2 マーシャルアーツ効果アップは隔-10 暗:暗黒のAF3+2のコンビネーション →時々自身のHPに比例した攻撃力修正について アコレードソードD値56 灰塵紫苑 166.3(AVG)[_573(MAX)/__52(MIN)] D56ということは固定D70攻防関数3.15まで出るようなので 最大220のダメージが出るようです。C.インクリと灰塵の効果を加味すると 最大275-277程なのでもう倍以上のダメージが出てるわけですね。 発動率、なにがダメージに加算されているか条件等は一切不明ですが 非常に期待できるAF3ではないでしょうか。 侍:雲海板佩楯改 八双効果UP STR,命中変化なし,八双時の魔法リキャストが1秒短縮される 2010/10/01 既出だろうけど・・ 開幕に、光っているミュレクスを青〆で倒すと箱ランクが一気に上がり、すぐに延長が出るのでオススメです! 狩り始めは・・光ミュレクスで・・orz 2010/09/29 死闘エリア:だいじなもの(某プログ抜粋) 噂になっている死闘エリアのだいじなものトリガー持ちは赤弱点をつくと100%トリガーを落とすというのを試してみたところ、本当に毎回取れるようになりだいぶ効率が上がりました。 とりあえず40回ほど赤弱点をついて全てトリガーが取れています。 AF3+2素材NM(某プログ抜粋) 各エリアに4種類居てそれぞれが別々のジョブグループの素材1つを100%ドロップ。 もう一つのジョブグループの素材を60%程度でドロップという感じだと思います。 そして、魔法で黄色弱点を付いた場合に100%落とす素材のほうを最大3つドロップ、 もう片方の素材を1つ100%ドロップになるみたいですので、 無理をしてでも黄色弱点をつける構成で倒したほうが良いんじゃないでしょうか。 トゥワシュトラ(完成させた方がいるそうです、また抜粋) 旧アビセアのとてクアールを乱獲しつつ試してきました。 紫苑、灰燼、フル支援の状態で打っています。 また、WS装備は補正がわかってないのでルドラを打つときはマーシー装備のまま打っています。 まず、連携属性は闇/湾曲を持っていたので薬品やサポ侍にすれば一人三連携ができそうです。 そして威力ですが素ルドラが1000位、TP100で打つ不意ルドラが3000位、 TP300で撃つ不意ルドラが4200位でした。 一度TP300にTAが乗ったときは5500くらい出てました。 また、アフターマスの倍撃がWSに乗るかもという話ですが、 少なくともトゥワシュトラには乗っていないようです。 正宗は・・バグか・・w 2010/09/22 某プログ抜粋 それで黄色弱点は魔法なんですが、Ⅲ系精霊、Ⅳ系精霊、弐系遁術、弱体精霊、ディスペル、ポイズン系、バニシュ系、ホーリー、フラッシュ、スレノディ系。 んで、黄色弱点をつくと 型紙ドロップが確実に増えます。 赤白詩なんかは普通の編成にも入っていると思うので、もし余裕があるなら黒と忍をいれるのをおすすめします。結構遁術で弱点でることあるんですよね。 今後は 忍者さんに 遁術連打がいいかもしれません。 いえ・・実施してください!! 2010/09/16 メンテ後にスモークオンミザレオやってみました。 ソーセージ+1を8回やってみました。 結果 4/8 赤3狩1 修正がはいったのかな・・ また、ソーセージ+3よりソーセージ+1のほうが型紙がもらえやすいとか・・ どういった・・修正したんでしょうね。 2010/09/15 スモークオンミザレオ 試しにやってみました。 赤:09/87(10.3%) 暗:02/87(2.2%) 狩:07/87(8.0%) か:05/87(5.7%) 無:64/87(73.6%) かなり低い確率で型紙落とすようです。しかもランダムなので根気 よくしないと、集まりそうにないです。 2010/09/13 AF3+2 必要素材 全部・・大事なもの・・・トリガーばっかり・・ 乱獲で・・集めて・・足りてないのは・・・補う形・・か・・ 頭(アットワ) 木行の原石 : 戦白シ吟狩 Titlacauan / Itzpapalotl 木行の小片 : 黒暗獣忍召 Ulhuadshi 木行の宝石 : モ赤侍コか Titlacauan 木行の絵札 : ナ竜青踊学 Itzpapalotl / Lusca 両脚(ミザレオ) 金行の原石 : 戦黒忍青か Cirein-croin / Sobek 金行の小片 : 赤シナ暗吟 Amhuluk / Tristitia 金行の宝石 : モ獣狩侍学 Cirein-croin / Amhuluk 金行の絵札 : 白竜召コ踊 Sobek / Tristitia 両足(ブンカール) 水行の原石 : 戦赤ナ召踊 Bukhis 水行の小片 : モ暗青コ学 Sedna 水行の宝石 : 白シ吟侍か Sedna / Durinn 水行の絵札 : 黒獣狩忍竜 Bukhis 2010/09/12 シーフのトレハンは・・装備品以外・・・に効くのかな・・ 装備品は、弱点依存:青に左右されるため。
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前ページ次ページ悠久幻想曲ネタ ――木々の合間に穏やかな風が吹き込んできていた。 それを受けながら一人森の中に立ち尽くし、デスティニーはストライクフリーダムの言葉を思い出していた。 ――あの人が、負けを認めているもの…… 付き合いとも呼べない程度しか会っていない間柄ではあるが、あの性格は知っているつもりだった。 冗談であろうと自分の負けなどと言うような謙虚さを持つ相手ではない。 だからこそ、真剣にその意味を考える必要があった。 無駄だと言った。舞う木の葉を何枚取ろうとやり方にこだわらなければいくらでも取れると。 では、無駄ではないものとは何か。 ――風? 吹き抜ける風が梢を奏でる。気付けばデスティニーはその流れに意識を乗せていた。 不思議な感覚だった。どれだけスピードを出しても決して木や枝にぶつかることなく飛んでいるような気分になる。 どこまでも、どこまでも。 ――これって…… 見失いかけていた何かが再び見えてきた。さらに風と同化するよう意識を集中させる。 速く、もっと速く。 誰にも捉えられないほどに。誰にも追いつかれないほどに。 ……そして風に乗った意識が、一枚の葉が枝から落ちる瞬間を感じた。 「っ!」 光の翼を広げる。爆発的な推力に周囲の葉が舞い上がる。 ――距離、およそ300m。 先ほどまでやっていたような飛び方ではどうやっても辿り着く前に地面に落ちてしまう。 どんなに長く見積もっても落着まで10秒とかからないだろう 故に、デスティニーは迷うことなく決断した。 地を蹴り、飛翔。最初からスラスターを全開で吹かせながら目標の木の葉へと突き進む。 だが場所は森の中、1秒と経たず少女の前に太い枝が迫ってくる。 デスティニーはその枝に目を向けることなく、わずかに上体を横に傾けることでやり過ごした。 次の枝も、その次の枝も。最小限の動きで避けていく。 時にフラッシュエッジで切り払い、時に構わず枝を身体で弾きながら。 木そのものが立ち塞がったときはローリングで軸をずらし、これもまたギリギリでかわす。 スピードを極力落とすことはなく、数瞬ごとに目の前に現れる障害をことごとくクリアしていく。 ――彼女自身も初めて体験する飛行だった。 先ほど広がった感覚から得た情報を元に最短のルートを導き出す。 リアルタイムで微調整を行いながら、デスティニーはただ一枚の葉の元へ向かい飛翔する。 ――っ!? 距離を半分ほど詰めたところで目標を視界に捉えた。 落下スピードからより正確な落下時間を計測し、このままでは間に合わないことを悟る。 「EBMっ!」 即座にデスティニーは光の翼を最大まで広げる。 翼だけでなく全身を輝かせた少女の身体は、光の矢のように森の中を駆け抜ける。 「くっ、あっ……!?」 大木はかろうじて回避することはできるが、今度はほとんどの枝に激突してしまう。 白い肌に小さい無数の傷が刻まれ、身体中から放つ光と共に血が後方へ流れていく。 ――もう少し……! あと数十m。葉は地面からほんの数m上を舞っている。 さらにスピードを増す。身体のあちこちが痛むが気にかけてはいられない。 あと数m。落下まで、残り数十cm。 「あああああああああああああああああああっ!」 雄叫びを上げながら右手を伸ばす。 だが自らが起こす風圧によって葉は掌をくぐり抜けてしまう。 「あっ……?」 驚きに見開かれる瞳。スローモーションのように流れていく小さな葉。 そして、無意識のうちに伸ばした左手。 ――ゴガッ! 小さな葉を掴むために地面すれすれを飛ぶという無茶な行為が祟り、 ついにデスティニーは地面に身体を打ちつけてしまう。 慣性という法則から逃れることはできず、少女の身体は数度ほど地面をバウンドし、 背中から大木の幹に叩きつけられた。 「かはっ!?」 あまりの衝撃に声と空気を吐き出して、デスティニーは力なく木の元へ倒れ込んだ。 「あ、ぐ……」 途切れそうになる意識をなんとか繋ぎとめ、呻き声を漏らしながら損傷のチェックを始める。 ……身体のいたるところにできた切り傷と打撲傷。激突したことで内部もかなりのダメージを負っている。 しばらくはまともに動くこともできない。 いくらなんでも無茶をしすぎた。彼女の主人や姉に言われるまでもなく身をもってそれを痛感する。 未熟な腕で、無謀なことを思いつき、後先考えず行動を起こしてしまったツケだ。 それは甘んじて受け止めなければならない。 だが、 「やった、です……」 震えながら掲げた左手の中には、一枚の葉と自らの真価を掴んだ感覚が残っていた。 「おーおー、やればできるじゃないの」 仰向けに倒れたデスティニーを見ながら、ストライクフリーダムは口の端を釣り上げていた。 距離はおよそ600m。傾斜になっていることと腰かけたものの高さも込みやや見下ろす形であった。 「にしてもまーあんな傷だらけになっちまってさぁ。無茶するよ。ま、そういうとこもカワイイんだが」 最後のアクシデントと損傷の激しさは想定外ではあったが、 おおよそ予想通りの能力を確認できたことで一応満足ということにした。 デスティニーの真価であるそのスピード、CEにいた頃は急激な方向転換とミラージュコロイドによって発生した残像による撹乱で相手を翻弄する戦術を使っていたがそのために本来引き出せるはずのスピードが出せていなかった。 無論大抵のMSでは対応できないレベルではあるのだが、同等の性能を持つ相手などにも通用する とは言い難い。 故に、新たな戦術を生み出す必要があった。 今しがた見せたようなセンサーを最大限に生かして周囲の地形を把握し、限界ギリギリの速度を維持しつつ相手に吶喊する、というような。 もっとも素直に敵――悲しいかなその認識であるということは疑いようもない――の言うことをそのまま鵜呑みにするような性分ではないので回りくどい方法を取ったわけだが、まぁ結果オーライということにする。 しかしあのスピードはやはり凄まじい。改善前から速さはデスティニーの方が上だったのだから本来の性能を発揮できるようになった今、どれほど味わい深くなっているか…… 「おっと」 そっと口元に手を当てて歪みを直す。と、そこで腰かけていたものが蠢くのを感じた。 「お目覚めかい?」 「あ、う……?」 「ぐ……」 地面に降りて、痙攣している物体を振り返る。二匹のオーガーが血まみれになって重なり合った状態で倒れていた。 何故そんな怪我をしているのかは、ストライクフリーダムの持つバールの赤さが暗に語っていた。 「起きたんなら今から二つのことを言わせてもらおうか。まず一つ、お前ら今度から私のこと姐御(クイーン)と呼べ。んでもって今度から私の言うことには無条件に従うように、オーケイ?」 「な、何を勝手に……」 と一匹のオーガーが呻いたが、ストライクフリーダムが悲しそうな顔でバールを振り上げた瞬間に首を縦に何度も振った。 「よし。じゃあ二つ目だ。ちと聞きたいんだが、お前ら一つ向こうの山で集落作ってたオーガーだろ?」 その言葉に二匹のオーガーはぎょっとした顔で互いの顔とストライクフリーダムの顔を交互に見た。 大当たりの感触に満足げに頷きながら、ストライクフリーダムはにっこりと笑った。 「よかった。じゃあなんでこんなとこにいるのか教えてくれるかな?」 「い、いやだって言ったら……?」 ストライクフリーダムが残念そうに溜息をつき、バールに『遺憾の意』を書かれたシールを貼って振り上げたときには、オーガーたちは正座の姿勢でもげ落ちそうなほどの勢いで首を縦に振っていた。 ――その少女の姿を見たのは、いつ以来だっただろうか。 思えばずいぶんと長い間見てなかった気がする。 だから、以前と変わりない様子に安堵していた。 「ん? 何かあったか?」 「あ……いや、なんでもない」 眼鏡越しに見えた瞳に動揺して反射的に目を逸らす。 首を傾げながらもレジェンドは視線を先ほどまで向けていたものに戻した。 「さて、どうするかな。この本とこの泥棒は」 「あのー、泥棒ではなく忍者と……」 「黙れ」 「はい」 ちょこんと正座したダークダガーがレジェンドの鋭い眼光を受けてガクガクと震える。 空から撃ち落とされた挙句ドラグーンで四方を囲まれホールドアップされれば怯えるのも無理はないが。 「フォース、大丈夫か?」 「ま、まだちょっとフラフラするけどなんとか……」 振り向くと、おぼつかない足取りで歩いてくるインパルスがいた。 どうやら意識が戻ったらしい。 そのつたない足取りが、突然駆け足気味のそれへと変わる。 「で、コイツが盗んだって本はなんなんだ? ちょっと見せてくれ」 そう言うが否やソードはレジェンドが持っていた本を奪うように取り上げる。 先ほどいっぱい食わされたせいか少し気が立っているらしい。 「あん? これって……!?」 適当にページを開いたソードの顔が青くなった。 が、すぐにどんどん赤くなっていき、頭から煙を上げてぐらりと上体が揺らいだ。 「お、おいソード!?」 「……ふむ、これは」 倒れそうになったところでブラストが現れバランスを立て直す。 無表情でペラペラとめくられるページを後ろから覗き込み、ようやくシンもその内容がわかった。 「……なんだこれ?」 「見ての通り、ということだろう」 「うわー……うわー……」 そこには、筋骨隆々の男たちがパンツ一枚でくんずほぐれつ絡み合っている様が記されていた。 中には完全に素っ裸のままで抱き合ってるものもあった。 正直これ以上先を見たくはない。 そしてそれを淡々とした表情で読み進めるブラストも怖いが、顔を赤くしたフォースが何か期待に満ちた目でちらちらとこちらへ視線を向けてくるのがもっと怖かった。 「くっくっくっ……さすがのソード嬢もその歪みねぇ世界には免疫がなかったようで」 そして何故か勝ち誇ったように笑うダークダガーにちょっとムカついた。 「それで、何故これを盗んだのだ?」 本を閉じてブラストはダークダガーへと詰め寄る。 俯き加減で視線を逸らしながら、しどろもどろといった様子で少女は口を開いた。 「そのぅ、なんてーか……今年の夏に間に合うかなーと資料集めなんぞを」 「資料?」 「はい。まぁ二次創作とかそれっぽいものを描こうと……あ、ちなみにメインはそちらの御方で」 「なんで俺が!?」 「ど、どこで読めますかそれ?」 「ちょっとフォースさん!?」 瞳に妖しい光を滾らせたフォースが引っ込み、呆れた顔のブラストが再び表に出てくる。 「ざっと目を通したが、見ての通りの内容だ。他には何もない」 「本当か?」 「元マスターも確かめてみるか?」 ブラストを信じることにした。それはもう全面的に。 「ふむ、とにかくこれは図書館に返した方がいいな。シン、君たちは自警団が来るまでダークダガーを見張っていてくれ。本は私に任せてくれないか」 「あぁ、そうだな」 「いやー! 自警団はいやー!」 泣き叫ぶダークダガーを無視して立ち上がらせる。 が、そこで妙なことに気付いた。 ブラストが、眉間に皺を寄せて本を見つめていたのだ。 「ブラスト……どうした? 早くそれをこっちへ」 「断る」 差し伸べられた手から庇うように本を抱え、ブラストは険しい目でレジェンドを睨みつけた。 「お、おい……ブラスト?」 「……どういうつもりだ?」 「どうもこうもない。お前は信用できない。まだこの本に何か隠されている可能性がある以上な」 きっぱりと言い放った言葉に、シンは呆気にとられた。 フォースもソードも同じだったようで言葉を挟むこともできないようだった。 「先ほどダークダガーを落とした時、ずいぶんと良いタイミングの登場だったな」 「まさかそんなことで妙な疑いをかけているというわけか?」 「そんなこと、とは思わんな。我々が打つ手がなくなったところで現れる……偶然にしてもできすぎではないか?」 「考え過ぎだ」 「私はそうは思わない」 徐々に二人の口調が刺々しさを増していく。 これ以上は危ないと慌ててシンは口を挟んだ。 「ちょっと待てよ。突然どうしたんだよブラスト」 「そ、そうだ! 何考えてるのかさっぱりわからないけど、いくらなんでも無茶苦茶だぞお前!?」 「ブラストちゃん、なんでそんなにレジェンドちゃんに喧嘩腰なの?」 シンに続くようにソードとフォースも非難の声を上げる。 それが気に食わないのか、ブラストは苦い顔をしながらも一度大きく息を吐き、気を静めた。 「……私はレジェンドに対してどうしても納得のいかないことがある。だからそれまで信用できないというだけだ」 「まさかさっきのつまらん疑いで、というわけではないだろうな?」 レジェンドにしては珍しく険のある口調だった。だがそれに反応することなくブラストは言う。 「それだけではない。元マスター、覚えているか? フリーダムが襲ってきた日のことを」 「え? あ、あぁ……そりゃ覚えてるけど」 あまり思い出したくないことだったが、それ故によく覚えていた。 それと何の関係が……と思ったがすぐにフリーダムに襲われる直前にレジェンドと会っていたことを思い出す。 「あのとき、我々よりも元マスターの近くにいたはずのお前がなぜ姿を見せなかった? あの騒ぎに気付かないほど鈍い性分でもあるまい」 言われてみれば、たしかに妙だった。 あのときは考えもしなかったが、レジェンドがあの場に現れなかったのはおかしな話だ。 何せデスティニーとの特訓から戻ってきたばかりのインパルスですらすぐに気付いて救援にきたのだ。 ずっと近くにいたはずのレジェンドがフリーダムの襲撃を見逃すとは思えない。 「あの日は、シンと別れたあとすぐに街を出て山へ向かった。だから私がそのことを知ったのはすべてが終わっ てからだ」 「苦しい言い訳だな」 「事実だ。もっとも証明できるものは何もないが」 「なんで山に?」 「悪いがそれは教えられない」 問答無用で拒否されシンの中でも疑念が膨れ上がる。 だが同時に、この場でさらに疑われかねないことを言うだろうかという疑問も浮かんだ。 「……かなり強引だが、ありえない話ではない。それは認めよう。だが疑わしいことはまだある」 一拍置いて、ブラストは続く言葉を告げる。 「――フリーダムが元マスターに抑えられた直後に襲ってきたドラグーン、形までは判別できなかったがあれは 確かに『灰色』だった」 レジェンドの眉がかすかに跳ねる。それをブラストも確認したからか、さらに口調を強くして追及する。 「ドラグーンを使う機体は複数あれど、灰色のドラグーン使いなど私が知る限りただの一機しか存在しない! これでもまだつまらない疑いと言うか!? 答えろレジェンド!」 場が静まり返る。 さすがにソードとフォースも抗議の声を上げることはなかった。 シンもまた否定したいがその言葉が浮かばないままレジェンドの様子を窺う。 日光を反射する眼鏡のせいで、どんな表情をしているかは判別できなかった。 「……なるほど、言いたいことはよくわかった」 時間にしてみれば数秒、しかし体感時間では数分は経ったかという間を置いてようやくレジェンドが口を開く。 「だがブラスト、少々結論を急ぎ過ぎたようだな」 「なんだと?」 小さく溜息をついてレジェンドの顔が上がる。 ようやく窺えたその顔には、微塵の動揺も感じさせなかった。 「ドラグーンの色を見た、と言ったがそれを証明するものはあるか? それとも他に目撃した者がいるか?」 「それは……」 「フォース、ソード、シン、誰でもいい。ブラストと同じものを見たか?」 不意に話を振られたが、言葉に詰まる。あのときは防ぐこととフリーダムにばかりに集中していたせいでドラ グーンにまで気が回らなかった。フォースとソードも同じだったようで言葉を発する気配はなかった。 「ブラスト、お前はおそらくドラグーンに襲われているということを知ったとき相手が誰であるかも考えていた はずだ。そもそもドラグーンを装備している機体は少ない。当然私にも襲撃者の疑いを向けたはずだ。 さらに私には少し前まで近くにいたはずなのに姿を見せないというもうひとつの疑いまである。だから自然と私に対する警戒の度合いを引き上げただろう」 だから、と一呼吸置いてレジェンドは結論を述べる。 「――お前は、ドラグーンが私のものであると錯覚したわけだ」 「錯覚だと!?」 声を荒げるブラストをレジェンドは片手を上げて制する。 「もちろんそれで納得しろとは言わない。 だがあの場に現れなかったことで私への疑いを強めることだけは否定させてもらう。 お前たちにも身に覚えがあるはずだ。近くにいたが騒ぎを聞きつけたときにはすべてが終わっていた……ストライクフリーダムとシン、そしてデスティニーが自警団に捕縛されたあの夜のように」 ギリッ、と歯を食いしばる音が響く。 驚いて音のした方を向くと、ブラストがレジェンドを殺しかねないような目で睨みつけていた。 「とはいえ、この疑いがこの場で晴れることもないだろう。そこで提案だ、シン?」 「な……なんだ?」 「君があの本を図書館に返しに行ってくれ。その本に何かあるか聞いてみるのもいいだろう。そしてインパルスと私が自警団が来るまでダークダガーを見張る。 もっとも、インパルスは私への監視も含むだろうがな」 聞く限り、問題はなさそうに思えた。 ブラストの方に目を向けると、しばらく悩んでいたがやがて頷いた。 「決まりだな」 「あぁ。その……なんか悪いな」 「気にするな。私は気にしない」 ブラストから本を受け取り、シンは図書館へと歩き出す。 そしてその途中で、抱えている本の内容を思い出しゾッとした。 ――案の定、本のことについて聞いてみると、「あなた、こういうものに興味があるの?」といつもの八割 増しで冷たい視線をイヴに向かれることになった…… 前ページ次ページ悠久幻想曲ネタ