約 16,213 件
https://w.atwiki.jp/zokzok_heros/pages/192.html
コップ 入手方法 序章以降、自宅一階の台所の棚を調べて入手 値段 0円 用途 かんていマシーンで鑑定するとコップエースのパワーを入手できる 説明文 おきにいりのコップだ …なにかに つかえるかもしれない
https://w.atwiki.jp/index-ss/pages/870.html
[15]Imagine Breaker05―幕間 とある二人の純情 第七学区にある、とある高校の男子寮の一室にある、卓上時計の針が二時半を越えた頃。 部屋の主である上条当麻は死にそうになっていた。 死因は多分――ハラペコ。 空腹とか栄養失調とか、とにかくそういう類の原因で体を動かす活力が沸かない。ぶっちゃけ死にそう。 だから、少年は一人暮らし用に作られたワンルームマンションの狭いキッチン――というか台所に呼びかけた。 「御坂ー、いい加減に腹減ったぞ。このままでは上条さんってば死んじゃうかも――がぁ」 まるで入稿の終わった後の漫画家みたいな格好で、ガラステーブルの上に突っ伏した上条の言葉は、台所から飛んで来た調理器具に よって中断された。調理器具は上条を撃沈した後に、フローリングの床に二度、三度と跳ね、軽い音を奏でた。 「御坂、『おたま』は結構痛いぞ」 赤くなった額に右手を当てながら、上条の非難がましい声が台所へ飛んだ。 上条の右手に宿る幻想殺しは、いくら痛む場所をさすっても、額の痛みを緩和してくれたりはしてくれない。 「もう少しで出来るから、大人しく待ってなさいよ」 上条が今いる居間兼勉強部屋兼寝床な部屋に隣接している台所から、美琴の声がした。 居間の上条からは、台所でせわしなく動く美琴の後ろ姿が、丁度目に入る。 美琴は仕立ての良い白いブラウスの上に、普段上条が使っているエプロンといった格好。彼女が着ていた常盤台中学指定のコートと 冬服の上着は上条の丁度後ろの壁にハンガーで吊るされていた。 美琴がいるのでおおっぴらに着替える事も出来ず、未だに上条も学生服のままだった。 上条は美琴の後姿に、もう一度声を掛けた。 「御坂ぁ」 「んっ?」 「何か手伝うか?」 「アンタねぇ、それじゃ意味ないでしょうが。まぁその気持ちだけ受け取っておくわ」 半分呆れ、半分照れたようにお嬢様が返答する。口調こそ柔らかいが、断固として台所に入らせないつもりだ。 「そうか?俺が直に見た方がいいような気もするんだが?」 「しつこいわ、アンタが私に話しかけてくる分だけ、食事にありつけるのが遅くなるわよ」 上条と美琴は男子寮の部屋に戻ってきてから、こんな感じの会話を繰り返していた。何回も。実は既に三回目を数える。 あんまり、お嬢様の機嫌を損ねると後が恐いので、上条はリモコンを操作してTVをつけた。 一般的な大きさのTV画面に映し出されたのは、二十代前半の女性レポーターと学園都市の街並。 レポーターはマイクを片手に走りまわり、あちこちを指差しては、その説明に声を弾ませていた。 『クリスマス・イヴを翌日に控えた、地下ショッピングモールではクリスマスカラー一色で飾りつけられ、多くの人々で賑わっていま~ す。学生達は冬休みに突入し、友達、あるいは恋人と一緒に出歩く姿も多いようです。クリスマス・イヴ当日には 煌びやかにライトアップされた演出が恋人達の夜を祝福し、なかでも――』 九月からこっち、幾度と無く破壊されて、その度に修復される地下街。なんだかんだ言っても近くにあるし、若者向けの店の豊富さ や閉店時間が遅い等、便利な条件が重なるので上条もよく利用する場所だ。美琴とペア登録をした携帯電話の代理店や御坂妹にプレゼ ントしたアクセサリーの露店などは、まだ記憶に新しい。 「痛っ」 突然、台所から包丁の音が途切れて、小さく美琴の声。 上条はモソモソっと立ち上がり、台所へと入った。 そこには、少し涙目になった美琴が、左手の人差し指に例のキャラクター物の絆創膏を、貼り付けている光景。 「大丈夫か御坂、指切ったか?」 「あわわわ、ゆ、指なんか切ってないわよッ!?入ってくんなって言ってるでしょ!」 上条の姿に気づいて、慌てて左手を腰の後ろに隠した美琴は、上条を台所から追い出した。 無能力者(レベル0)である上条は、当然貰える奨学金もたかが知れている。 毎月毎月、いろいろとやりくりして過ごしてるのが現状であり。早い話が貧乏学生だ。 美琴によって再び定位置(ガラステーブル)に、戻された上条は、美琴にどう礼を言ったものだろうか、と考えを巡らせていた。 いくら美琴が言い出した事とは言っても、結果として上条のお財布に優しい結果となっている。買い物までして。指まで切って。 だったらせめてその労力に見合う分ぐらいは、彼女に還元してやってもいいのでは無いか?とそう思っていた。 もちろん手料理なんて物は値段が付けれる物じゃ無い。だから単純に「代わりに晩飯を奢る」で済ますのは、いくらなんでも早計だ。 有力な候補は二つ。 どこかに遊びに連れて行くか。何か喜びそうな物をプレゼントするか。 だが、悲しいかな上条当麻、水瓶座の十六歳。いままでの人生では不幸にも彼女がいた試しは無かった。 女の子が喜びそうな物が分からないので、そのたった二択が決めれない。 (アイツが喜びそうな場所なんて本気で知らないんだが、どうしてものか) 普通に考えれば、映画館、レストラン、ボーリング場。ゲームセンターは美琴のイメージに合ってるけど、喜ぶかどうかは不明だ。 欲しがりそうな物といえば、例のカエルグッズ。これは美琴と同一のDNAを持つ御坂妹も興味を示してた事から、おそらく遺伝子 レベルでああいう物が好きなんだろうなぁ、と推測できる。 ただ、ああいう物がどういう店に置いてあって、どこに店があるのかなんて事は良く知らなかった。 「御坂」 TVの画面から視線を外し、上下逆さまの世界で美琴を呼ぶ。 (俺に分からないのなら、本人に聞けばいいんだよな) 乙女心はそんな単純な物では無いのだが、立て捨てフラグ王の異名を持つ上条当麻に、それを期待するのは酷と言うものだった。 「だぁぁ!もうさっきから何よ。欠食児童かアンタは!」 バタンッ、という音の後に、台所から目を吊り上げて美琴が出てきた。美琴はエプロンの裾で水に濡れた手を乱暴に拭き、ガラス テーブルを挟んで上条の向かい側にちょこんと座った。 左手の人差し指には、真新しい絆創膏。やはり指は切っていたようだ。 「濡れても剥がれないなんて流石はカエルだな。水陸両用か」 「何の事よ、それ。――で、何よ」 美琴は上条の視線に気づいて、左手の人差し指を隠す様にしてグーにした手を、膝に置いて軽く正座。 口をとんがらせる仕草は、なんだか美琴のイメージと違い、少し子供っぽかった。 「あれ?お前料理は?」 「炊飯ジャーの中に突っ込んだからしばらく時間が空くわよ。それより続き!さっさと話しなさいよ」 「ああ、なるほどね」 上条はガラステーブルに突っ伏した体をむくりと起こした。 「今TVで地下街の特集しててな。なんかいろいろやってるみたいだぞ。あそこ」 「"明日はクリスマス・イヴ"だもんね。"クリスマスパレード"もあるし、結構賑わうんじゃない?」 ああ、もう何でここまで言ってんのに気づかないかな?ほんとに鈍すぎんのよコイツ、本当は気づいててやってんじゃ無いの?―― とでも言いたそうな表情を浮かべ。『クリスマス・イヴ』だとか『クリスマスパレード』だとか一部を強調しながら、チラチラと上条に視 線を送っていた。 「あそことかいいよなぁ」 さりげなく会話の方向を誘導しようとして、画面を見ずに上条はTVを指差した。 美琴がそれを追う。そして率直に感想を口にした。 「なによ、新装開店のレストランの特集じゃない?これから私の手料理を食べようって時に。私の料理なんか食べたくないっていう遠ま わしな抗議?だったら素直に食べたくないって言えばいいじゃないのよ!」 「はっ?えっ?うわっ特集変わってやがる!」 TV画面は既に違う特集に変わっており。レポーターがこの世の極楽を味わったような笑顔で、ハンバーグに舌鼓を打っていた。やたら と幸せそうなレポーターの顔が余計にムカついたが、上条はそれどころではなかった。 お嬢様の機嫌がすこぶる悪くなりつつあったから。 「待て!御坂」 「"待たない"」 「わかった、時に落ち着け御坂」 「"落ち着かない"」 「怒るな御坂」 「"怒ってない"」 上条当麻の言葉を美琴は全面否定。お嬢様の表情は笑顔のまま。ただ一部分を除いて。笑顔の除外部分は目。 TV画面を遮る様に美琴がゆらりと立ち上がった。拳を握り、敵を見据え、にっこりと微笑んで、一歩、また一歩。ゆっくりと距離を 詰めてくる。 「御坂、目が笑ってねぇよ、マジで落ち着け」 「私は冷静よ、怒ってなんか無いわよ、ムカついてなんかいないわよ。なんだかアンタを殴り飛ばしたくて仕方ないだけよ」 「そういうのを冷静とはいわねぇよ!」 割と本気で命の危険を覚え、上条はわしゃわしゃーっとツンツン頭を掻き回した。そして若干混乱気味、空腹気味、ボイコット気味の 頭に様々な思考を走らせる。 (命令だ!考えろMY脳) 命題は『お嬢様の機嫌の取り方』これ一本。 思考の海に飛び込んで、浮上し、全力のクロールで思考の波をザッパザッパと泳ぐ。 だけど混乱した頭では、目の前のお嬢様(きょうい)のご機嫌を戻すほどの機転が働くわけも無く。 そもそも答えがあるのかすら怪しい。 上条が思考の海で溺れそうになってる間にも、お嬢様は間合いを詰めてくる。 (逃げなきゃ、逃げなきゃ、逃げ、げっ) 後ずさり、懸命に距離を離すが、ワンルームマンションの狭い部屋だ。すぐに壁にぶち当たる。 型遅れのTVのスピーカーからは、相変わらず地下街のお店を紹介するレポーターの声が零れていた。 『こちらのお店では特に"若い女の子"に人気の商品を取り揃えてあります。こんな素敵な場所に連れてこられたら、きっと彼女は喜ぶで しょうね』 正に天啓。救いの光。まるで地獄の底から救い出してくれる蜘蛛の糸。 (これだぁぁあぁあああああ!) 上条は神様って本当にいるんだなぁ――って割と本気で、思った。 御坂美琴は十四歳。女子中学生。常盤台中学という箱入り娘養成所のようなお嬢様学校に通ってる癖に、あまりお嬢様っぽくないのが 玉に瑕だが、文句無しに若い女の子。 レポーターのお姉さんが嘘を言ってるのでなければ、彼女はきっと機嫌を直してくれるに違いない。というより、そう願う。 上条は美琴の後ろに見えるTV画面を指差して、 「あ~、あそこに行きたいなぁって思ってただけだ」 と拳を鳴らして、鉄拳制裁の予備動作に入ろうとしていた美琴にわざとらしく言う。 (頼む!効果があってくれ!) 神に祈る。仏にも祈る。レールガンノミコト様にも祈る。 「ん?」 と美琴が上条の指差すTV画面へと目を向け。すぐに反応を示した。 (よし、危機(クライシス)脱出!) 「なっ!?あ、アン、アンタ。私とあそこに行こうっての!?本気で!?それマジで言ってるの?」 (あれ?少し反応がおかしいけど?って、あ……) 上条はいまだにTV画面を指差していた。そこに映っているのは若いレポーターと"オシャレなアクセサリーショップ"の店内。 狙ったかの様に『恋人達の永遠の愛がどうたら』とかいうサブタイトルまでついてる。外国人らしい店のオーナーの男が、字幕音声付 で長々とレポーターへ説明している。どうも今年はハートのあしらわれたリングとかネックレスとかが巷では流行らしい。 (うわ、まじかよ……) 「え、あ、えーと、その……」 美琴の視線はTV画面と上条を交互にチラチラ。さっきまでの怒りはどこか遠くのお山辺りにでも飛んでったらしい。 「アンタがどうしてもって言うなら……。その、あの、行ってもいいけど……。深い意味とか無いからね……」 モニュモニュ、ゴニョゴニョと美琴は恥ずかしそうに両手の人差し指同士を絡ませてる。 そこまで気が回らなくなったのか左手の絆創膏を隠す事もやめていた。 微妙な乙女心を察しなさいよ、このボンクラ――行きたいに決まってるでしょうが、と眼で訴える美琴の顔は、誰が見ても一目で分か るぐらい紅潮していたが。でも肝心の上条が全く気づいてない辺り、彼女も結構な苦労人だった。 その時、上条当麻は別の事を考えていた。もはやそれは確信に近かった。 神様なんてろくな奴じゃ無い――と。 この世にもし神様って存在がいるとして、果たしてその存在は都合よく味方してくれるほど人間が出来ているだろうか?答えは否。 神様は人間では無い。だから人間は出来ていない。きっと善人にも、悪人にも、働き者にも、怠け者にも、平等に幸福と苦難を与える に違いない。きっとこの世界の神様はそんな神様。 でもってそれには偏りがあるのだろう。"不幸にも"上条当麻の幸福は後半に偏ってるようだから。 「じゃねぇと納得できねぇよ!」 ありがたい、ありがたすぎておもわず右手の幻想殺しが牙を剥きそうになるぐらいに、ありがたい。 「納得!?でも私のイメージにはちょっと、ね、え、えへへへへ、まいったなぁ、どうしようかな……」 上条の発現に美琴は目を丸くして驚きの表情を浮かべた。ポーっとした目つきで自分の指や首に着けられたソレを想像し、 一人で顔を赤らめるお嬢様をよそに、 「ああ、神様。此度の温情に心より感謝致します。とりあえず一命は取り留めましたが――もし狙ってやってるのなら覚えてやがれ。 今度会ったら、その平和な幻想(よこっつら)をぶち殺してやる」 上条は、右手を握り締めて、そんな妙な台詞を口走るのだった。 神の子の誕生日も近いというのに、ひどく罰当たりな人間がここに居た。 [12月23日―PM14 52]
https://w.atwiki.jp/orisuta/pages/578.html
私の名前は【鑓田 一巳(ヤリタ カズミ)】 訳あって、先月このアパートに越してきた。 恥ずかしながら金銭的な事情と言うか・・・去年のちょうど今頃、精神疾患を患い、休職の後、職場を辞めた。 1年間、仕事も出来ずプラプラしていたので、流石に40歳独身貴族の貯金も心細くなり、家賃の安いアパートへ移ったのだ。 将来の先行きは分からず不安。 田舎の父と母も高齢である。 無職のままでは、両親を養うなど到底無理であるし、何より自分の生活が出来なくなる。 だが、私の病は良くなるどころかますます悪くなる一方だ。 ??「・・・・・ 今、私のそばには何者かが立っている。 他の人には見えない。 私の心が生んだ幻覚なのだ。 コイツは、何をするでもなく一日中私の側に立っている。 ただそれだけ。 コイツが見えるようになってから、街でもたまに似たようなのを見かけるようになった。 当然見えていないだろうし、見ず知らずの人にいきなり 「あなたの側に何かいますよ」 などとは性格上出来ない。 きっと私の頭がおかしいだけだ。 ただそれだけの話なのだ。 ―パタタタタタ・・・ あぁ、そうだ。 このアパートには小人が住んでいる。 今の足音も他の人には聞こえまい。 そいつは私の側に立つ奴とは違い、部屋の中を駆け回っているのだが・・・ これ以上言っても、ますます私の頭がおかしいと思われるだけなので、話を本題に戻そう。 実はこのアパート・・・・ 秘密があるのだ。 ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・ まぁ、秘密と言っても大した事ではない。 この、古い木造アパートは押入の天袋・・そこの上板が外れるようになっており、隣の部屋へ行くことが出来る。 それだけなのだが・・・ なんと 隣には若い女が住んでいるのだ。 しかも一人で。 良からぬ事を考えてしまいそうだが、そこをグッと堪えて 隠しカメラで覗くだけに留める。 犯罪行為だとは分かっているが、少しのスリルと背徳感も人生には必要であると割り切って、楽しむ事にしている。 ちなみに・・・私と私の両親の名誉の為に言っておくが、カメラを仕掛けた場所は、台所と居間の二カ所。 間違っても、寝室や風呂、トイレには仕掛けていない。 ただ彼女が食事をしたり、くつろいでいるのを見ているだけだ。 おや、そう言っているうちに彼女が帰って来た・・・ ――ニヶ月後。 私の名前は鎗田一巳・・・ 隣の部屋はもう覗いていない。 覗かないのは理由がある訳ではなく、 ただ単に【飽きた】のだ。 初めこそ、他人の・・・それも若い女性の生活を覗く物珍しさから、喜々として覗いていたが 見慣れてしまうと、面白くも何ともない。 しかし、変化らしい変化もなく、延々と流れる画面の映像を長時間見ていて まるで自分がそこにいるかの様な錯覚を覚える様になっていたのも事実だ。 私が隣にいても自然じゃあないか? 自分もそこに行ってみたい。 ある日、そんな衝動を押さえきれなくなり、 彼女の部屋へ行ったのだ。 彼女が昼飯を作りに台所へ立つのをモニターで見届ける。 鎗田「カップ焼きそば、か・・・ ふふッ、意外に女の生活も私と変わらんのだな。 そうして私は天袋へと登り、彼女の部屋の天袋の襖を少しだけ開けて中の様子を伺った。 台所から戻った彼女は、湯を捨てるのを待つ間、鏡の前でポーズをとり始めた・・・・ 鎗田「(マズい!鏡に私が写っていないか!? ゴゴゴゴゴゴゴ・・・ しかし、心配は杞憂に終わり私は胸をなで下ろした。 鎗田「(ホッ。写って・・・ないか ―パタパタパタパタ・・・ 鎗田「(小人の足音・・ッ! だが、小人は俺以外には見えない。 ??「・・・・・ 鎗田「(コイツも、俺にしか見えない。 襖から半分だけ出している私の顔の上に もう一つ、不気味な顔が乗る。 気にするな。私の妄想なのだから。 そう自分に言い聞かせたその時・・・ ―グラグラ・・ッ!! 鎗田「(地震・・!? 突然大きな揺れが私を襲った。 ―ガタンッ!! 鏡が倒れる。 しばらくして・・・揺れは収まり、彼女は鏡を立てようと手をかける。 しまった。 そう思った時は、既に遅かった。 「ぎゃああぁああぁあッ!! 泣き鬼の様な声をあげて走り出し、台所へ逃走を図る女。 ――・・・・ベコンッ!! 「ひ! お湯がこぼれたのか・・・シンクが音を立てると女が一言だけ発して そして、静けさが私を包んだ。 部屋に戻って、モニターを見ると 台所には、女がうつぶせに倒れていた。 それから毎日モニターを見ていたが、女は一向に動かない。 何日も何日も 何日も何日も 同じ体勢で倒れたままなのだ。 最近は膨らんできた。 床も濡れている。 それでも女は動かない。 完全に興味を無くした私は、モニターを見ることもなくなり、今に至る訳だ。 どこかで何かを腐らせたのか。 部屋中ひどい臭いがする。 ―パタパタタタタ・・・ あぁ、また足音が聞こえる。・・ん?今一瞬姿が見えたか・・・? と、言ってもどうせ誰も信じないか。 そういえば・・・コイツらが見えるようになる前、出張で行った街で言われたのは何だったのだろうか? ―――近くに目覚めた者がいると、それに引き寄せられるように目覚める者もいる。 何のことだか分からないな・・・。 ま、昔のことだ・・・どうでもいいか。 彼女が出かけたら、すぐにでもカメラは引き上げよう。 ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・ 終わり 使用させていただいたスタンド No.765 【スタンド名】 デッド・クラウン 【本体】 鑓田 一巳(ヤリタ カズミ) 【能力】 範囲内の肉体を腐敗させる No.1874 【スタンド名】 アサニー・ワサン 【本体】 なし 【能力】 対象がカップ焼そば等のお湯をシンクに流した時、「ベコッ」という音を鳴らす 一覧へ戻る 当wiki内に掲載されているすべての文章、画像等の無断転載、転用、AI学習の使用を禁止します。 [ トップページ ] [ ルールブック ] [ 削除ガイドライン ] [ よくある質問 ] [ 管理人へ連絡 ]
https://w.atwiki.jp/waretada/pages/231.html
邸宅機能休息 修練 台所 製造台 門下生 住宅の管理邸宅開発 邸宅の入札所有権 住宅を維持する 住宅競売 邸宅 邸宅帰還書、邸宅招待書を所有者が使用することで入場できます 10軒あり、競売で手に入れることができます最低入札価格 100M 機能 休息 不明 修練 木の人形で、修行することができます。開発によって1本~4本になります。一定ダメージを与えると壊れ、数分後同じ場所に沸きます 台所 料理を作ることができます材料:採集物(イワタケ、クヌギ薪、肉切れ)、魚、収穫物、15万銀銭 製造台 不明 門下生 邸宅招待書により、所有者は招待することができます。 住宅の管理 邸宅管理人よりおこなえます 邸宅開発 鍛冶屋管理官より、建築材を作成材料 皮革・材木・鉄材 各10個50,000銀銭 誰でも作成でき、取引可能。 所有者が、邸宅管理人に会話し「邸宅管理」から建築材を渡すことができます 開発度 建築材の個数 1 1000 2 3 4 邸宅の入札 AM0時、PM0時までの12時間の間で入札することができます 最低入札価格100,000,000銀銭 1軒だけ入札可能。(重複して入札することができません) 入札すると、金額にかかわらず、10M保証金として支払います(返還されません) 所有権 落札すると、邸宅管理人より伝書鳩が届く 入札した金額を、銀銭納付を選択し、支払うと所有することができます 0時に落札してから、12時間以内に銀銭納付を行わなければ所有権利はなくなります 住宅を維持する 建築材で、ある程度開発をしないと、自動的に競売にかけられることになります 住宅競売 所有者が邸宅を競売に出すことができます
https://w.atwiki.jp/seizade801/pages/209.html
俺は襲われた。俺は危機に陥った。俺は魚に救われた。俺は殺した。 さすがに犯されかけたことは省略したけど、まあ大切なことはすべて話したと思う。 あとは周りにまかせて、俺はおもいきり気絶した。 眠って、眠って、目覚めたら二日経ってて、俺は盛大な空腹をかかえていた。 台所に駆け下りた。 「蟹! メシ!」 台所に居た蟹はぽかんとしていたが、あわてて俺に駆け寄ってくると、俺の両肩を 掴んだ。 「大丈夫なのか牡羊! もうダメージは残ってない?」 「大丈夫じゃねえよ最悪だよ腹が減って死ぬ! 蟹メシくれ!」 蟹が腕まくりして冷蔵庫に向かうのを見てから、俺は箸をつかんでロビーに行き、 テーブルについた。 テーブルには蠍も居て、コーヒーを飲んでいた。俺を見もせずに言った。 「カラ元気だな」 ぐさっと来た。 俺はテーブルに体を投げ出し、頬をクロスにくっつけて、白い布地に箸でうずまき 線を描いた。 「なにも考えたくねえ……」 「無理だろう」 「魚、どうしてる」 「10代まで戻った。いま水瓶と遊びに行ってる」 「河原は」 「死体が消えた。たぶん敵の仲間が処理した」 「俺、先輩を殺しちまった」 「苦しいなら記憶を消してやるが?」 俺は断った。それは、しちゃいけないことだと思うんだ。なんとなく。 蟹が色々運んできた。おにぎりと、焼き鮭と、味噌汁と、漬物だった。 行儀悪くむさぼる俺を蟹は怒らなかった。俺の正面に腰かけ、俺の食事をじっと見 守っている。 やがて食い終えた俺に、蟹は言った。 「あのね牡羊。きみはなにも悪くないよ」 続き
https://w.atwiki.jp/sanststem/pages/11.html
お客さまの声オール電化生活 リフォーム 鹿児島県在住 木下様 暑かった台所が快適になりました。 鹿児島市内の静かな住宅街で暮らす木下様ご一家がオール電化にリフォームしたのは、平成16年7月。「台所は西日が当たり、夏はとても暑かったんですが、IHクッキングヒーターだと快適。吹きこぼしても掃除がラクだし、タイマー機能を使えば、その間ほかの作業ができるんです。」と奥さま。気になる光熱費は、月に8千円ほど安くなったとのこと。「主人と子供たちが会社や学校に行った後、お風呂に入ってリラックスしています。」とうれしそうに話してくださいました。 木下様ご夫妻 左:エコキュート 右:夏場も快適なIHクッキングヒーター ▲ページトップへ 新築 福岡県在住 田代様 IHクッキングヒーターが奥さまに大好評! 田代様ご一家のお住まいは、新築5年目のスタイリッシュな洋風建築。新築にあたりオール電化を導入されました。「家族のことを考えて、安心安全なオール電化を選びました。」とご主人。 IHクッキングヒーターは「お掃除は拭くだけでカンタン、換気扇も汚れないし、火力も十分でとても気に入ってます。」と奥さまも絶賛されています。電気温水器はにおいや音がしないため、快適に使えるとのこと。「光熱費は安いし、燃料を補給する手間もないのでとても助かります。」とのことでした。 田代様ご家族 新築5年目のおしゃれな自宅 IHクッキングヒーターはお掃除がラクなのもメリットの1つです。 おすすめ関連リンク お問い合わせリンク もっと知りたいオール電化 ショールームご案内 オール電化マンションご案内 オール電化料金シミュレーション サイト全般・会員登録に関するよくあるご質問 お問い合わせ 資料請求 ▲ページトップへ
https://w.atwiki.jp/ffdqchat/pages/58.html
エドワード=ジェラルダイン(エッジ) 26歳男性 身長175cm/体重51kg 両利き エブラーナの第一王子。 大人リディアがお気に入り。 普通の台所用品である包丁を最強武器に変えてしまう能力を持つ。
https://w.atwiki.jp/seriale/pages/3071.html
12/09/21(金)20 14 56 No.8699234 del ■フューチャー・イズ・マイルド■ Gぞんび 台所のあれに寄生虫ありが取り付いたゾンビになった もはやバイオハザード状態駆除せよ
https://w.atwiki.jp/slowlove/pages/2266.html
「おにいさん!こおりがほしいよ!さとうつけてね!」 氷砂糖を作れ と、そういうことだな? 「別にいいけど君も手伝え」 「ゆー。ゆっくりりかいしたよ!あたいったらてんさい!」 「はいはい。わかったよ…っと。台所来い」 ゆっくりチルノとおにいさんは台所にむかった。 「砂糖用意」「ゆ!」「氷用意」「ゆ!」「そして冷蔵庫っ!」「ゆー!」 「…さっきから「ゆ!」しかいわないんだな」 「こまかいことをきにしたらまけだよっておかあさんにおしえてもらっ…ゆ…ぅ…」 「?…どうした。チルノ」 「おがぁさんじんじゃっだぁ…あたいの…おがーさん…」 「そうなのか。泣くなよ、これから俺が君の「おにいさん」で「おかあさん」だ わかったか?いいな?」 「…ゆ!わかった…ありがとー!」 いつもの笑顔に戻った。 それより氷砂糖作らなきゃなぁ… 「おにいさん、つまようじかしてってね!」 「いいぞ」 「ゆ、ありがとー」 つまようじを口に咥え、大きな氷に懸命に字を書いている。 そこには、こうかいてあった 「あたいのおかあさんはおにいさん ちるのからおにいさんえ 隅っこにも文字があった。 「おにいさん あたい すき」 ============= 氷砂糖の話。 急展開か? とりあえず読んでくれた方に感謝します。 ありがとうございました! 作者「hinata/kinoko」 あたいのおかあさんはおにいさん つまりおにいさんは男性でもあり女性でもある新人類…ヤック… -- 名無しさん (2011-05-22 01 15 41) チルノカワユイ -- ゆっくり好きのただのオタク (2012-10-24 21 44 16) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/kisaiya/pages/56.html
索引 ゆ ゆらり内海 柚木 大洲市 遊子 由良 遊子公民館 遊子水荷浦の段畑 遊子の台所 ゆめみかん ゆいの里 宇和島市三間町 遊海 索引 行方不明者 由良のアワビ屋 名前 コメント