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遊佐「あー、たまらんね」 俺は両手を広げながら晶子に話す。 晶子「何がです?」 遊佐「この夜が来そうな感じが」 晶子「え?」 遊佐「何か部活やったなー、って感じがあるんだよな」 晶子「そうなんですか」 遊佐「正確には部活じゃないし、実際はこんな体験は初めてに近いんだけどな」 どっちかというと、小学生の時なんかに友達と遊んだあと帰る暗くなった道という雰囲気だろうか。 晶子「なんとなく、わかるような気がします」 遊佐「だよな?」 遊佐「夕方ってのは何か落ち着かせる効果でもあるんだろうか」 火照った体が落ち着く気がする。 晶子「どうでしょうか……」 晶子「でも、私。好きです。この雰囲気が」 遊佐「俺も好きだ」 そして分かれ道。 遊佐「それじゃあな」 晶子「はい、お疲れ様でした」 遊佐「ああ、がんばるからなっ」 びっと親指を立ててみる。 晶子「あはは」 これだけで明日も早起きして頑張ろうという気力が湧いてくる。 遊佐「また明日朝な」 晶子「はい」 では、帰るとしよう。 遊佐「早く寝るんだ、と思っていたが」 少し遅くなってしまった。 遊佐「まずい、まずいぞ」 これは気合いを入れて! 正座をして! ネジ調節する。 遊佐「頼むぜ目覚まし」 そして携帯もセットしておこう。 遊佐「……」 耳の奥に響いてくる音は何だ? まてよ、何か引っかかる気がする。 今まで何度かこの状況を感じたことがある。 遊佐「……っ!」 ばん!! 遊佐「目覚めろぉお!」 よし、何とか布団から離れることに成功した! 次は目を覚ます一撃必殺……! それは……! 遊佐「シャワーだ!」 しかも冷水! 遊佐「いやっほぉおおうい!」 ………………。 目が覚めたけど、何だか俺変だった……。 晶子に会いたいからな……。 遊佐「うわっ!」 布団へ頭を突っ込む。 遊佐「……い、いかん」 また寝てしまうぞ。 もう家を出てしまおう。そうしたら寝ずに済む。 晶子「おはようございます」 遊佐「よっ」 今日もフェンリル君と一緒だ。 そのまま晶子の家はフェンリル君を送り、 朝から木刀を振り回し、 ホームルームを迎える。 が、今日の睡眠不足がたたってるのか少し眠い。 寝ていないような格好をしながら、寝ようと試みるのだが。 眠れん……。 諦めて俺は机に突っ伏すことにする。筋肉痛の腕はたらして 顔だけ机につけながら。出っ張った骨が当たって少し痛い。 …………。 遊佐「はっ」 気づけば昼休憩寸前の時間だ。微妙に断片的にだが何度か起きた記憶がある。 証拠に教材が変わっているし。 しかし寝すぎてしまったな。 それにしても一回も起こされた記憶はない、か? 小さく体を伸ばすとすこしスッキリした。 チャイムまであと四分ってところか。 どうせなら後四分寝ていればよかった。 ま、申し訳なさ程度には教科書を見ることにする。 それにしても、一回寝出したら寝すぎだな……。 中島「夢見る少年」 遊佐「んな?」 中島「今日はどうするんだ?」 遊佐「もちろん、頼む」 中島「また昼飯食ってからでいいか?」 遊佐「ああ」 さて……。 遊佐「晶子、今日も……いや」 晶子「どうしました?」 遊佐「寝すぎたせいか食欲が沸かない」 食べ物の事を考えると急に胃が落ち着かない気分になった。 晶子「大丈夫ですか?」 遊佐「ああ。晶子は弁当か?」 晶子「はい」 遊佐「それじゃあ、今日は教室にしよう。俺は今日はやめとく」 そういって前の席のイスが空いてるようなので借りることにする。 そして窓の方をなんとなく向いて考える。 何だろうか。今日も外は暑いのは間違いないのだろうが、そんな気がしない。 遊佐「相変わらず小さいのな」 体が小さい分それで足りるのだろうけど。 晶子「私にはこれくらいで丁度ですから」 その通りだと思う。 だが、よく考えると何か引っかかる。 食事が体重に比例するのだろうか? 晶子の体重の1.8倍が俺の体重だとすると 晶子の1.8倍ほどを俺は食べるとなる。が、明らかにそれでは俺は足らない。 ということは食いすぎ? などと無駄な思案をしつつ、比例しないのだろうなという結論に至った。 遊佐「そんじゃ今日もよろしく頼む」 中島「へいへい。汗臭くなっちまうのはしょうがねえな」 遊佐「それはすまんな」 確かにそれは一理あるのだが……。 中島「そんじゃいくぜ!」 遊佐「ばっ」 中島が打ってきたのを俺の額の上で咄嗟に受ける。 中島「ぼーっとすんじゃねえぞ!」 遊佐「今日は、おっと。俺が受け手、か」 中島「責めてばかりじゃ勝てないんだぜ!」 遊佐「今日の、お前のおっとぉ。セリフは正論ばかりだな」 中島「やけに冷静だな!」 遊佐「まーな」 中島「おらおら!」 遊佐「間違っても当てんなよ。生身なんだから」 中島「保障は、できん!」 くそ、無茶苦茶に打ち込んできやがる。だが、そろそろ……。 中島「……はぁはぁ」 遊佐「だろうな」 疲れるだろ。こんな暑いのだから。 中島「何で、お前は汗かいてないんだ……」 遊佐「汗? そりゃお前ほどは動いてないしな」 中島「全然かいてないじゃねえか」 遊佐「あん?」 つーっと額を指でなぞってみる。 遊佐「本当だな」 確かにほとんど汗が出ていない。 遊佐「これってまずいかね」 晶子「どうしたんですか?」 遊佐「ああ、しょう、こ?」 ぐらっと世界が回る。この時々感じることのある感覚は。 遊佐「あー、やばい。眩暈」 俺は気持ち悪さに膝をつく。 晶子「大丈夫ですか!?」 世界が右に回っている感じはするのに全くそんなことはない気持ち悪い感覚。 吐き気がする。 遊佐「こういうときってどうするんだっけ」 中島「さっさと影に移動するぞほら」 中島が支えてくれる。うわ、汗で濡れてる。 中島「神契さんは濡れタオルとか用意して。今日もタオルあるんだろ?」 晶子「は、はい!」 遊佐「うぉぉお、すまんな……」 中島「ダウン早すぎ」 遊佐「確かに……ってか、冷静だなお前も」 中島「昔に俺もなったことあるからな」 遊佐「なるほど……」 本格的に俺は、運動不足のようで。 なんとか木陰まで運ばれてベルトを緩めたりなんやら。 遊佐「あ”ー」 冷めた右腕を目に当てつけてそんな声が勝手に出る。 晶子「タオルです」 遊佐「悪いなー」 顔へべちょりと。 遊佐「う”ーきくー」 あーこれはたまらんぜ……。 中島「落ち着いたら保健室直行だな」 遊佐「あ”ーそうするー」
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累積: - ___ 昨日: - ___今日: - 術伝流鍼灸操体講座 通し稽古の受け手役を募集 通し稽古の受け手役を募集はじめに 日時・場所・申込先など お知らせとお願い術伝流鍼灸操体講座で患者さん役を募集 「術伝」症例相談用メーリングリストの参加者募集 通し稽古の受け手役を募集 はじめに 「術伝流鍼灸操体講座」の「基本前期・基本後期の課程」で実技の 練習を重ねてきました。(講座のくわしい内容は、術伝流鍼灸操体講座) 4月1日と15日の日曜日に、前期は5人通し、後期は3人通し の通し稽古をします。 練習してきた内容を5人ないし3人連続して施術する稽古です。 そこで、稽古の受け手役(患者さん役)を募集しています。 勉強や仕事で疲れた体のリフレッシュを兼ねて、いらしてください。 見学のみも歓迎しますし、見学は4月以外にも受け付けています。 興味がありそうな人に声をかけてみてください。 鍼灸はちょっとと言うことなら、操体の方は手技療法で、気持ち 良さを大切にしますので、そちらの受け手役を引き受けてください。 日時・場所・申込先など 日時:4月 1日(日)鍼灸:10時〜1時、操体:2時〜5時 4月15日(日)鍼灸:10時〜1時、操体:2時〜5時 (見学者・受け手役の方は、ご自身の都合の良い時間においでください) (ただし、鍼灸は11時半、操体は3時半を過ぎると受け手の空きがない) (可能性があります) (4月15日は、終了後懇親会を予定しています) 場所:新川区民館・和室 (東京メトロ茅場町下車徒歩10分) 新川区民館の場所などは>>>新川区民館 用意:動きやすい服装で来てください。 (鍼の受け手役を希望される方は、肘膝から先が出しやすいもの) 費用:無料(当然ですが問い合わせがありましたので) 申込:下記の術伝事務局あてに、次の情報を連絡してください。 詳しい内容など連絡します。 :−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− (1)お名前 (2)メールアドレス(または、住所・電話番号) (3)学校名(または、所属) (4)医療系資格をお持ちの方は資格名 (5)受け手役希望、または見学希望 (6)希望日、希望時間帯 (7)操体か、鍼灸か、両方か、それぞれの参加人数 (8)懇親会参加希望かどうか :−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 問い合わせ:術伝事務局 (術伝事務局:jutsuden-jmkkあまググどこ) (この行は無視してください。akwba、laemfro、thgosewibe) (「あま」を「@」に、「ググ」を「googlegroups」に、) (「どこ」を「.com」に変えて送信してください ) (面倒をおかけし申し訳ありません。迷惑メール対策です) 次回は、10月の予定です。よろしくおねがいします >>>このページのトップヘ・・通し稽古の受け手役 >>>術伝HPトップへ ・・・・トップページ 術伝HP内検索:上の@wikiメニューの「wiki内検索」 お知らせとお願い 術伝流鍼灸操体講座で患者さん役を募集 術伝流鍼灸操体講座は、実践面を重視しています。実際に症状が出て いる方の治療を見たほうが勉強になります。そこで、講座で患者さん役 をしてくださる方を募集しています。 くわしくは、術伝流のモデルをみてください。 よろしくお願いします。 「術伝」症例相談用メーリングリストの参加者募集 症例相談用メーリングリストの参加者を募集しています。 よろしくお願いします。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 >>>術伝HPトップへ ・・・・トップページ
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累積: - ___ 昨日: - ___今日: - 術伝流鍼灸操体講座 通し稽古の受け手役を募集 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (DSCF0159.JPG) 通し稽古の受け手役を募集はじめに 日時・場所・申込先など お知らせとお願い術伝流鍼灸操体講座で患者さん役を募集 「術伝」症例相談用メーリングリストの参加者募集 通し稽古の受け手役を募集 2016年10月9日と23日の通し稽古は無事終了しました。 受け手を引き受けてくださった皆さん、ありがとうございます。 次回は、2017年4月の予定です。よろしくおねがいします。 はじめに 「術伝流鍼灸操体講座」の「基本前期・基本後期の課程」で実技の 練習を重ねてきました。(講座のくわしい内容は、術伝流鍼灸操体講座) 10月9日と23日の日曜日に、前期は5人通し、後期は3人通し の通し稽古をします。 練習してきた内容を5人ないし3人連続して施術する稽古です。 そこで、稽古の受け手役(患者さん役)を募集しています。 勉強や仕事で疲れた体のリフレッシュを兼ねて、いらしてください。 見学のみも歓迎しますし、見学は4月以外にも受け付けています。 興味がありそうな人に声をかけてみてください。 鍼灸はちょっとと言うことなら、操体の方は手技療法で、気持ち 良さを大切にしますので、そちらの受け手役を引き受けてください。 日時・場所・申込先など 日時:10月 9日(日)鍼灸:10時〜1時、操体:2時〜5時 10月23日(日)鍼灸:10時〜1時、操体:2時〜5時 (見学者・受け手役の方は、ご自身の都合の良い時間においでください) (ただし、鍼灸は11時半、操体は3時半を過ぎると受け手の空きがない) (可能性があります) (10月23日は、終了後懇親会を予定しています) 場所:新川区民館・和室 (東京メトロ茅場町下車徒歩10分) 新川区民館の場所などは>>>新川区民館 用意:動きやすい服装で来てください。 (鍼の受け手役を希望される方は、肘膝から先が出しやすいもの) 費用:無料(当然ですが問い合わせがありましたので) 申込:下記の術伝事務局あてに、次の情報を連絡してください。 詳しい内容など連絡します。 :−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− (1)お名前 (2)メールアドレス(または、住所・電話番号) (3)学校名(または、所属) (4)医療系資格をお持ちの方は資格名 (5)受け手役希望、または見学希望 (6)希望日、希望時間帯 (7)操体か、鍼灸か、両方か、それぞれの参加人数 (8)懇親会参加希望かどうか :−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 問い合わせ:術伝事務局 (術伝事務局:jutsuden-jmkkあまググどこ) (この行は無視してください。akwba、laemfro、thgosewibe) (「あま」を「@」に、「ググ」を「googlegroups」に、) (「どこ」を「.com」に変えて送信してください ) (面倒をおかけし申し訳ありません。迷惑メール対策です) 次回は、来年4月の予定です。よろしくおねがいします #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (DSCF0185.JPG) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (DSCF0186.JPG) >>>このページのトップヘ・・通し稽古の受け手役を募集 >>>術伝HPトップへ ・・・・トップページ 術伝HP内検索:上の@wikiメニューの「wiki内検索」 お知らせとお願い 術伝流鍼灸操体講座で患者さん役を募集 術伝流鍼灸操体講座は、実践面を重視しています。実際に症状が出て いる方の治療を見たほうが勉強になります。そこで、講座で患者さん役 をしてくださる方を募集しています。 くわしくは、術伝流のモデルをみてください。 よろしくお願いします。 「術伝」症例相談用メーリングリストの参加者募集 症例相談用メーリングリストの参加者を募集しています。 よろしくお願いします。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 >>>術伝HPトップへ ・・・・トップページ
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累積: - ___ 昨日: - ___今日: - 術伝流鍼灸操体講座 通し稽古の見学者 受け手役を募集 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (DSCF0159.JPG) 通し稽古の見学者&受け手役を募集はじめに 日時・場所・申込先など お知らせとお願い術伝流鍼灸操体講座で患者さん役を募集 「術伝」症例相談用メーリングリストの参加者募集 通し稽古の見学者&受け手役を募集 はじめに 「術伝流鍼灸操体講座」の「基本前期・基本後期の課程」で実技の 練習を重ねてきました。(講座のくわしい内容は、術伝流鍼灸操体講座) 10月7日と21日の日曜日に、前期は5人通し、後期は3人通し の通し稽古をします。 練習してきた内容を5人ないし3人連続して施術する稽古です。 そこで、稽古の見学者、受け手役(患者さん役)を募集しています。 勉強や仕事で疲れた体のリフレッシュを兼ねて、いらしてください。 見学のみも歓迎しますし、見学は4月以外にも受け付けています。 興味がありそうな人に声をかけてみてください。 鍼灸はちょっとと言うことなら、操体の方は手技療法で、気持ち 良さを大切にしますので、そちらの受け手役を引き受けてください。 日時・場所・申込先など 日時:10月 7日(日)鍼灸:10時〜1時、操体:2時〜5時 10月21日(日)鍼灸:10時〜1時、操体:2時〜5時 (見学者・受け手役の方は、ご自身の都合の良い時間においでください) (ただし、鍼灸は11時半、操体は3時半を過ぎると受け手の空きがない) (可能性があります) (10月21日は、終了後懇親会を予定しています) 場所:新川区民館・3号室 (東京メトロ茅場町下車徒歩10分) 新川区民館の場所などは>>>新川区民館 用意:動きやすい服装で来てください。 (鍼の受け手役を希望される方は、肘膝から先が出しやすいもの) 費用:無料(当然ですが問い合わせがありましたので) 申込:下記の術伝事務局あてに、次の情報を連絡してください。 詳しい内容など連絡します。 :−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− (1)お名前 (2)メールアドレス(または、住所・電話番号) (3)学校名(または、所属) (4)医療系資格をお持ちの方は資格名 (5)受け手役希望、または見学希望 (6)希望日、希望時間帯 (7)操体か、鍼灸か、両方か、それぞれの参加人数 (8)懇親会参加希望かどうか :−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 問い合わせ:術伝事務局 (術伝事務局:jutsuden-jmkkあまググどこ) (この行は無視してください。akwba、laemfro、thgosewibe) (「あま」を「@」に、「ググ」を「googlegroups」に、) (「どこ」を「.com」に変えて送信してください ) (面倒をおかけし申し訳ありません。迷惑メール対策です) 次回は、来年4月の予定です。よろしくおねがいします #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (DSCF0185.JPG) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (DSCF0186.JPG) >>>このページのトップヘ・・通し稽古・見学者,受け手役募集 >>>術伝HPトップへ ・・・・トップページ 術伝HP内検索:上の@wikiメニューの「wiki内検索」 お知らせとお願い 術伝流鍼灸操体講座で患者さん役を募集 術伝流鍼灸操体講座は、実践面を重視しています。実際に症状が出て いる方の治療を見たほうが勉強になります。そこで、講座で患者さん役 をしてくださる方を募集しています。 くわしくは、術伝流のモデルをみてください。 よろしくお願いします。 「術伝」症例相談用メーリングリストの参加者募集 症例相談用メーリングリストの参加者を募集しています。 よろしくお願いします。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 >>>術伝HPトップへ ・・・・トップページ
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累積: - ___ 昨日: - ___今日: - 受け手の体が気持ち良さを感じているか 体は自然、臨床は対話 【2】臨床は対話 (2) 受け手の体が気持ち良さを感じているか 1.はじめに 2.体が感じていることと、口に出る言葉は違うこともある 3.刺激の強さと効果 4.適切の目安は、先ず深い息 5.体と体のリアルタイム・コミュニケーション 6.おわりに お知らせとお願い術伝流鍼灸操体講座で患者さん役を募集 感想など 1.はじめに 治療するとき、鍼で言えば刺し方や刺激量、操体で言えば向 きや強さなどは、受け手の体がどう感じているかで決めるのが 原則です。 施術者が何をどう感じているかや、受け手が自分の体の状態 をどう話すかは、あくまで補助になります。 2.体が感じていることと、口に出る言葉は違うこともある 受け手の体が感じていることと、受け手が口に出して言うこ とは、違っていることも、かなりあります。 「体が感じていることを言えるようになりなさい」と伝える のは簡単ですが、実際に身に付けてもらうには時間が掛かるし、 工夫が必要です。 体で感じることを口に出して言えないから病気に成りやすい わけですから。 体で感じること、心で思うこと、頭で考えること、口に出し て言うこと、体で動くこと、これらが皆一致している人は、体 が余り歪まないので、大きな病気には成りません。 患者さんが鍼灸や操体の良さが分かるのに時間が掛かっても、 心を乱さずに、粘り強く、色々工夫していきましょう。 3.刺激の強さと効果 刺激の強さと効果の関係は、色々な考え方があります。 基本的に、痛い一歩手前と、感じるか感じないかという所、 この二つが効くことが多いようです。 鍼灸では流派により、操体でも先生により、どちらを中心に するかは様々です。 比較すれば、手足の指など末端には強い刺激を与えることが 多いでしょうか? 胴体部分に余り強い刺激をしない理由は、胴体部分を強く刺 激すると、そこの歪みは取れても、全身の歪みが増えることが あるためのようです。 こういう現象が起きるのは、痛みから逃れるために体全体を 硬く緊張させる方に向かってしまうからのようです。 指など末端の強刺激なら全身で逃げられるせいか、強刺激し ても体の歪みが増えるることは殆ど無いようです。それにして も、痛さで全身を固まらせたら歪みが増える可能性もあるとい うことは踏まえておいた方が良いでしょう。 4.適切の目安は、先ず深い息 そういう点も含めて、受け手の体が適切と感じているかどう かを判断する目安を持っているとよいと思います。できたら、 一つではなく、いくつか。 これまで書いてきたように、それに最も役に立つのは、受け 手の息の深さ、腹への息の入り具合だと思います。 この独特の呼吸は、鍼灸に限らず、操体、按摩指圧でも同じ です。また、空気が綺麗な所にいっても同じ息になります。体 が気持ち良さを感じるせいだと思われます。 普段は元気な子供が、たまにカゼを引いたり、頭が痛いと言っ て寝ているときも、同じような息の仕方になります。自己免疫 機能が活性化するときに特徴的な息のようです。 息が深い間中、ずっと、瞬(まばた)きが多くなることもあ ります。 手足の指先が振るえたり、手や足を少し動かしたりの自動運 動が起きることもあります。 効果が出てきたときには、刺し手や押し手で、鍼している所 の痼りが弛んだり、凹みが消えて膨らみが出てきたり、温かく なったりという変化を感じることが多いです。 指圧などでは、その前に、指を当てている所でドキドキと脈 を感じることがよくあります。血行が盛んになってくるためと 思われます。 また、十分に効いて、もう終わりにしてよい頃には、姿勢を 変える動きが受け手の体に生まれてきたりします。 触れている手で受け手の体を見守る感じで施術していると、 こういうことは感じやすいようです。 また、腹がゴロゴロ鳴るのも、体が気持ち良さを十分に感じ たサインみたいです。 5.体と体のリアルタイム・コミュニケーション 常に受け手の体の状態を眺め、自分が利用できる目安を増や していくことを心掛けたいと思っています。 受け手の体の状態をよく観察して、受け手の体に描いてある 通りに治療できるように、自分の感覚、勘を磨いていきたいも のです。 体の自然についての理解を深め、受け手の体の歪みが何処に あるか、何故そういう状態になったか、動かすと何が起こる可 能性があるのか、などを分かるようになっていきたいです。 それらを通して、受け手の体の望んでいること、やって欲し がっていることが把握できるようになりたいです。 そして、施術中も刻々と変わっていく、受け手の体の望みに 合わせて、少しづつ方向や強さなどを変化させられるようにな りたいと思っています。 鍼灸、操体、按摩指圧などの東洋的物療は、そういう体と体 のリアルタイム・コミュニケーション(即時即応)ができるこ とが、他の治療法にない特色だと思います。 私は受け手の体が刻々と変化していくのを眺めているのが好 きなので、特にそう思うのかも知れませんが。 6.おわりに 受け手の体が望んでいることを把握できる勘を磨き、それに 合わせて手の内を変化させていける腕も磨き、手を作っていき たいものですね。 >>>つぎへ>>>治療をした後に表情は晴れ晴れしたか >>>目次へ・・・・・・・・・体は自然、臨床は対話 >>>このページのトップヘ・・受け手の体が気持ち良さを感じているか >>>術伝HPトップへ ・・・・トップページ 術伝HP内検索:上の@wikiメニューの「wiki内検索」 お知らせとお願い 術伝流鍼灸操体講座で患者さん役を募集 術伝流鍼灸操体講座は、実践面を重視しています。実際に症状が出て いる方の治療を見たほうが勉強になります。そこで、講座で患者さん役 をしてくださる方を募集しています。 くわしくは、術伝流のモデルをみてください。 よろしくお願いします。 感想など 感想などありましたら、術伝事務局までメールをください。 よろしくおねがいします。 術伝事務局メルアド :jutsuden-jmkkあまググどこ (この行は無視してください。akwba、laemfro、thgosewibe) (「あま」を「@」に、)(以下無視kuaniu、nteyu、lPpkiumo) (「ググ」を「googlegroups」に、)(以下無視mesiun、kiuen) (「どこ」を「.com」に変えて送信してください。) (面倒をおかけし申し訳ありません。迷惑メール対策です) 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 >>>術伝HPトップへ ・・・・トップページ
https://w.atwiki.jp/gendai4koma/pages/37.html
血液型を想像してください。 脳内4コマ誘導とは、受け手の脳内に4コマを想像させる呼びかけや問いかけをする手法。いとととが考案した。 概要 知覚と想像力を刺激し、受け手の脳内で4コマのイメージを引き起こす手法として知られる。 例えば、「血液型を想像してください」という呼びかけを受けた場合、私たちは脳内でA型、B型、O型、AB型の4つの血液型を想像することになる。これらの血液型をそれぞれ1コマとして捉え、順番に繋げることで、受け手は脳内で4コマのイメージを形成することができる。 この手法は、受け手の感覚や思考を活性化させ、創造的な想像力を喚起する効果がある。受け手は自身の脳内で4コマを体験することになるため、新たな感覚や視点を得ることができる。 そのため、現代4コマにおいて注目されている手法となっている。 この手法を用いることで、受け手は自身の想像力や思考の幅を広げることができる。脳内で起こる4コマのイメージは、個々人の経験や思考のバリエーションによって異なるものとなる。そのため、脳内4コマ誘導は個々人の創造性を尊重し、多様性のある表現を生み出すことが可能となっている。
https://w.atwiki.jp/twxa/pages/14.html
命中ポイント 命中ポイント = スキル命中値 + ステータスDEX + 装備命中率補正 - ステータス命中減少値 的中剣1 上昇値 = 5 + [( [受け手回避ポイント] + 10 )÷ 21 ] 的中剣2 上昇値 = 10 + [( [受け手回避ポイント] + 6 )÷ 12 ] 的中剣3 上昇値 = 15 + [( [受け手回避ポイント] )÷ 8 ] 的中剣4 上昇値 = 19 + [( [受け手回避ポイント] )÷ 6 ] 的中剣5 上昇値 = 23 + [( [受け手回避ポイント] )÷ 5 ] ペットスキルLv2 集中 的中剣1と同じ 挑発1 減少値 = [ 0.02 × ( [命中ポイント] + 63 )] 挑発2 減少値 = [ 0.04 × ( [命中ポイント] + 39 )] 挑発3 減少値 = [ 0.06 × ( [命中ポイント] + 31 )] 挑発4 減少値 = [ 0.08 × ( [命中ポイント] + 27 )] 挑発5 減少値 = [ 0.1 × ( [命中ポイント] + 24 )] 感電 減少値 = [ 0.7 ×( [攻め手命中ポイント] + 12 )] - 12 ※感電による命中値減少は物理攻撃時のみ発生。 回避ポイント 回避ポイント=[1.2 ×( AGI + 合計回避率補正 )] + 回避修正値 物理攻撃に対する回避修正値は、おおよそ、「敏捷補正 ÷ 7」と考えて問題無いが、 魔法攻撃に対する回避修正値は、「(敏捷補正 + ステータスINT) ÷ 7」と大きい。 シルフウィンド 上昇値 = 10 命中率 命中率 = 攻めての命中ポイント - 受け手の回避ポイント 回避率 相手の命中率から逆算が可能。 ※TW調査様より参考にさせていただきました。
https://w.atwiki.jp/hitotsubashigsd/pages/56.html
wikiとは Webブラウザから簡単にWebページの発行・編集などが行なえる、Webコンテンツ管理システム。 WebサーバにインストールしてWebブラウザから利用する。 電子掲示板(BBS)に近いシステムだが、BBSが時系列に「発言」を積み重ねるコミュニケーションツールであるのに対し、Wikiは、内容の編集・削除が自由なこと、基本的に時系列の整理を行なわないことから、誰もが自由に「記事」を書き加えていくコラボレーションツール、もしくはグループウェアである。 “秘密主義下の情報共有”は困難そのもの――CIAのIntellipediaプロジェクト担当者 Web2.0 Web 2.0とは、2000年代中頃以降における、ウェブの新しい利用法。 ティム・オライリーによって提唱された概念。狭義には、旧来は情報の送り手と受け手が固定され送り手から受け手への一方的な流れであった状態が、送り手と受け手が流動化し誰でもがウェブを通して情報を発信できるように変化したwebの利用状態のこと。 情報の送り手と受け手が固定され、送り手から受け手への一方的な流れであった従来の状態が、送り手と受け手が流動化し、誰でもがウェブを通して情報を発信できるように変化したということである。この変化を象徴する語として、変化後の状態を「Web 2.0」、それに対応する形で従来の状態を「Web 1.0」と呼んだ。2001年のドットコムバブルの崩壊以降、ウェブの使い方が変化してきたという考えが根底にある。なお「Web 1.0」、さらにそれ以前の「Web 0.x」の定義は為されておらず不明。 Web 2.0においては、情報そのもの、あるいは中核にある技術よりも、周辺の利用者へのサービスが重視される。そして、利用者が増えれば増えるほど、提供される情報の量が増え、サービスの質が高まる傾向にあるとされる。 Web 2.0の代表的なサービスとして、ロボット型の検索エンジン、SNS、ウィキ、巨大掲示板、ブログなどが挙げられる。旧来の消費者が書き手・情報の発信源になったものは、すべて狭義のWeb 2.0の定義をみたす。
https://w.atwiki.jp/iiiiiii/pages/18.html
「笑いは緊張の緩和から来る」 笑いとは、受け手側の常識と、実際の事象の第一印象のずれによって起こる気を紛らわす生理現象だと思われる。 笑いには格差があり、暴力的な面と教養的な面で、差を感じることが出来る。 受け手側に突っ込みをさせられるようなネタがあるなら、それは自分がそのネタは常識とのギャップ・ずれがあると理解している証拠。 いかに受け手側に突っ込みをさせられるかが問題なのかもしれない。 以上は考察であり、他にも笑いの種類があると思われる。
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累積: - ___ 昨日: - ___今日: - タワメの間の息 操体もくもく・操体の自然則 (13) タワメの間の息 1.はじめに 2.タワメの間では、息が深くなる自動運動は、タワメの間をさがすため 息を深くなる姿勢をさがすことをキッカケにラクな姿勢を強調したり、体重を移したりのほうが簡単 3.指圧・按摩、鍼灸でも息が深くなる指圧でも、息が深くなる 按摩でも息が深くなる 鍼灸でも、息が深くなる 4.タワメの間へ瞬間脱力で誘導アクビの終わりの口の閉じ方は、瞬間脱力の良い見本ふっくにゃぁ系脱力の「ふっ」は、ごく小さな瞬間脱力 操体の気持ち良さを味わってもらうのが先自力の意味を考える 5.効果を出すには、息が深くなることが必要カゼで寝ているときに、深い息をしていた達人の先生方の治療中の患者さんの息などを観察 息が深くなるかどうかを判断基準に操体息は、体の状態をリアルタイムに反映している 6.おわりに お知らせとお願い術伝流鍼灸操体講座で患者さん役を募集 感想など 間違いなど 「術伝」症例相談用メーリングリストの参加者募集 1.はじめに 前回までは、操体にかかわる自然則のなかでも、「動」について、 操体をしながら思いついたことを書いてきました。 今回から「息」について書いて見たいと思います。 2.タワメの間では、息が深くなる 今から20年以上前だったと思います。操体をしていてタワメの間が 長い人は、そのタワメの最中の息が深くなることに気が付きました。 パッストン系の瞬間脱力をしたあとに、脱力したまま休んでいると きと同じような深い息をしたまま、ずっとタワメの間を続けているこ とに気が付いたわけです。 そのご、操体をするたびに観察していると、タワメの間が長いとき には、深さの程度の差はありますが、息が深くなる人がおおいことが わかりました。 おなかで深い息をしている、つまり、自然に深い腹式呼吸になって いることがわかりました。 すこしタワメの間がつづいても息が深くならないときは、動き出し て、つぎのタワメの間の姿勢をさがすような感じで、ゆっくり動いて いく人がおおかったです。 自動運動は、タワメの間をさがすため そんな経験を何度もしているうちに、私は、自然に動き続ける、い わゆる「自動運動」というのは、その運動自体に体の歪みをとる効果 があることよりも、つぎのタワメの間をさがすために動いていること のほうがおおいのではないかと考えるようになりました。 自動運動だけで終わってしまうときよりも、新しいタワメの間がみ つかって、そのタワメの間のあいだじゅう、深い息を続けた人のほう が満足度も高く、体の歪みや痛み・つらさがよくなることもおおかっ たからです。 息を深くなる姿勢をさがすことをキッカケに それで、20年くらい前には、息が深くなる姿勢をさがすことをキッ カケにして操体をするという、一人操体の方法を思いつき、練習して いました。 そのときの自分の息を観察して、その息をするために体がどういう 動きをしているかを観察し、その動きをすこし大きくしていくという やり方です。 そうすると、それに合わせて息が深くなっていきました。 ラクな姿勢を強調したり、体重を移したりのほうが簡単 これは、これで、気持ちよかったのですが、このごろはあまりして いません。 このごろは、自分が、いま、どんな姿勢がラクかなと、ちょっと姿勢 を変えてさがして、その姿勢をすこし強調したり、体重をすこし移した りしたほうが、自然に息が深くなることがわかったからです。 呼吸にあわせて姿勢を変えていくよりも、そのほうが無理なく自然に 息が深くなり、気持ち良さも深く、私にとっては、めんどうがすくなく て、簡単にできることもわかりました。 いまでは、操体や鍼灸をしたり、後輩にそれらを伝えたりという仕事 の合間にも、パソコンにむかったり、家事をしたり、電車にのったり、 歩っているときにも、ラクな姿勢を強調する一人操体をしてます。 つまり、いろいろなときに、そのときラクな姿勢をすこし強調したり、 体重を移しやすいほうに移したりして、息が深くなるのをまつという形 で、一人操体をしょっちゅうしています。 クセになっています。 3.指圧・按摩、鍼灸でも息が深くなる そのご、指圧・按摩や、鍼灸などでも、そのときしていることが効果 的なら、息が深くなることに気が付きました。 自己免疫力が活性化しているときに特徴的な息のようです。 指圧でも、息が深くなる 指圧でも、押している時間を長くすると、タワメの間と同じように、 息が深くなります。 一押し5秒くらいだと深くなりませんが、受け手の体の状態にあった ところを1分ちかく押し続けると、タワメの間と同じような深い息をし だす人がおおいです。 ただし、5秒押しでも、リズミカルに続けると息が深くなることがし ばしばあります。 5秒押しをくりかえすのが指圧と考えている人から見れば、1分も押 しつづける私の方法は、指圧ではないかもしれません。親指をあまり使 わず、肘から前腕、拳骨、指関節、膝などをおおく使いますし。 肘は、とくによく使いますが、受け手の体にあたる面積が、親指より も広くて当たりがやわらかく、肩からの関節の数が少ないので、長いあ いだ押してもぶれにくいようです。 つまり、肘指圧は、強さというか圧を一定にたもちやすいようです。 そのため、気持ち良さがとぎれることなく続くようで、受け手の息も 深くなりやすく、満足度も高いようです。 そういうわけで、操体的な視点で見れば、こういう、1分以上押し続 けるやり方でも良いのではないかと思い、実行しています。 按摩でも息が深くなる ゆっくりとした揉みをまぜてマッサージふうにすることもあります。 按摩ふう操体というか、そんな感じで、しているあいだは、受け手の 息がより深くなるように、圧し方、揉み方、リズム、力のいれ具合、力 をいれる方向などを、すこしずつ変えていきます。 片手で皮膚の操体、片手・片肘で按摩指圧というのも、よくします。 ゆっくりとなら、動きや重さの操体と組み合わせることもできます。 前にも書きましたが、シコりを押したり、はさんだりしながら動きや 重さの操体をするとタワメの間がみつけやすくなります。 そういう感じで按摩していると、受け手のそのときの体の状態にあっ ていれば、やはり、自然に息が深くなります。 鍼灸でも、息が深くなる それから、鍼灸でも、効果を上げているときには、息が深くなること がおおいことに気がつきました。 片麻痺の人の指にかたくひねった灸をして、熱さを感じて逃げてもら うようなタイプの方法では、息は深くならないことがおおいですが、ゆっ くりあたためるようなお灸をしていくときや、ゆっくり時間をかけて鍼 を刺していくときには、息は深くなることがおおいです。 また、熱さを感じて逃げる動作を誘導するようなお灸をしたあと、息 が深くなっていることもあります。パッストン系の瞬間脱力をしたあと のような感じで。 4.タワメの間へ瞬間脱力で誘導 また、タワメの間にはいりつつあるのだけれど、うまくはいれないで まごまごしている感じのときには、伝え手のほうがかるくフッと瞬間脱 力をすると、そのとたんに、受け手の息が深くなり、それをキッカケに タワメの間にはいっていくこともよくあります。 このときの瞬間脱力は、ごくごくわずかで、受け手には気づかれない くらいがよいのですが、脱力する速さがゆっくりでは息は深くなりませ ん。 ごくごく短く、しかも、できるだけ速い瞬間脱力をする必要がありま す。 いろいろためしてみたのですが、伝え手の息というか、おなかを利用 するのが速いことがわかりました。 息をすいながら下腹をふくらませ下腹に力をいれていき、大きくふく らんだら、フッと一瞬、下腹の力をぬきます。 こうすると、誘導・抵抗・支えを作っている手などで瞬間脱力するよ りも、速く短い瞬間脱力ができます。 同じくらいの速さの瞬間脱力としては、アクビのときに「あーあーあ」 と口を開けていき、フッと閉じるときの瞬間脱力がありますが、こちら のほうは、瞬間脱力がうまく支え・抵抗・誘導を作っている手などに伝 わりません。 そのため、受け手の体にも伝わりにくく、受け手の深い息を誘導する ときには使いにくくなります。 アクビの終わりの口の閉じ方は、瞬間脱力の良い見本 余談になりますが、このアクビのときの瞬間脱力は、本当に瞬間脱力 らしい瞬間脱力だなぁと思うので、瞬間脱力の説明をするときに、よく 例に出します。 脱力の速さも、瞬間的な速さだし、脱力している時間は、本当に瞬間 的な短さで、脱力した後に歯と歯がぶつかるようなことはありません。 歯と歯がぶつからないというのは、この瞬間脱力が「急速反転運動」 にはなっていないということだと思います。 この二つが、とても瞬間脱力のポイントをあらわしていて、説明がし やすいです。 私は、瞬間脱力は早くて短いのがポイントだと思っていますので。 ふっくにゃぁ系脱力の「ふっ」は、ごく小さな瞬間脱力 誤解をされるといけないので、付け加えておきますが、ふっくにゃぁ 系のときには、こまかく言えば、「ふっ」の部分で、すごく短くすご く速い瞬間脱力をしているのだと考えています。 その直後に深い息になり「ぽわわん」としたタワメの間になること もありますし、体全体の力がぬけた状態で、しばらく深い息をつづけ ることもあります。 操体の気持ち良さを味わってもらうのが先 話をもどします。 伝え手のほうが瞬間脱力をするのは、操体は自力という考え方に反 するのではないかという意見もあるようです。 私は、まず受け手に操体の気持ち良さ、とくに、タワメの間の気持 ち良さや、脱力したあとの気持ち良さを味わってもらうほうが先だと 思います。 それで、タワメの間にはいれないでもぞもぞしている感じをうける ときには、あいている手で動きを誘導したり、手が届かないときには、 声をかけて、受け手に新しい動きをためしてもらったりします。 それでも、もうすこしだなと感じたときに、下腹を利用した瞬間脱 力をします。 すると、その直後から受け手の息が深くなり、ぽわわんとしたタワ メの間にはいっていくことがおおいです。 もう、すくなくとも15年以上こういうことをしているので、いまで は、なかば無意識にしているようです。 それに、はじめたころも意識してしていたというよりも、なかば無 意識でやっていて、結果的に受け手の息が深くなって、あ、こうする と良さそうと気づいたという感じです。 いつごろからやりはじめたのかはっきりしないのは、そのあたりに 理由があります。 自力の意味を考える 操体でいう自力というのは、伝え手の言うとおりの動きを、受け手 にしてもらうことなのかなという疑問があります。 受け手に、受け手自身の体の状態をよく感じてもらい、体がのぞん でいることを理解して、ためしにやってみてイイ感じがしたり、気持 ち良さが出てきたら、味わってもらうのが、自力なのではないでしょ うか? 伝え手というのは、その手伝いをする役割だと思います。 体が感じていることや希望していることがわからなければ、こうで はありませんかとアドバイスをし、そのためにどこをどう動かすかが わからなければ、こういう動きやズラしはどうですかとアドバイスし ていく役目だと思います。 この、操体で言う自力とは何かという点については、いずれまた、 くわしく書きたいと思いますが、いまは、そういう気がするので、私 自身は、伝え手が瞬間脱力することも操体に取り入れているというこ とにしておきます。 5.効果を出すには、息が深くなることが必要 また、話をもどします。 私は、いままで書いてきたような経験をつみかさねているうちに、 受け手の体がよろこび、受け手が満足するためには、息が深くなるこ とが必要なのではないかと、考えるようになりました。 受け手の体がよろこび、受け手が満足すれば、歪みがへって、体が ととのう、もっといえば、結果として痛みやつらさがすくなくなるこ とがおおいので、そういうためにも、息が深くなることが必要なので はないかと思っています。 前にも書いたと思いますが、これには、子供がカゼを引いたときの 状態を添い寝しながら観察したことも関係しています。 カゼで寝ているときに、深い息をしていた 子供が小さいころ、外から帰ってきて、頭が痛い、カゼをひいたみ たいだから寝たいというので、作業を中断して布団をしいて寝かせま した。 作業が一段落した30分くらいあとで、皮膚の操体でもできるかなと ちかづいたら、タワメの間の息よりももっと深い息をすでにしていた のです。 小さいころからのことをふりかえってみると、そういえば、たいて い、こういうふうにカゼをひいて寝ているときは、息が深くなってい たなと思いました。 しばらく、呆然と、深い息をつづける子供をながめていました。 このままでも何とかなりそうだなとも思いつつ、皮膚の操体をすれ ば、もうすこしラクにしてあげられるかなと、背骨をたどったり体を さわってみたりして、ツボが出ているところに皮膚の操体をしました。 達人の先生方の治療中の患者さんの息などを観察 なんとなく、息が深くなることと、効果が出て受け手が満足するこ とが、関係ありそうだなと気づいてから、自分がカゼをひいたときな どは、息の変化を中心に、体の症状の変化を観察しつづけました。 また、操体をはじめ鍼灸・指圧按摩などの達人の先生方が実演して くださったり、治療を見学させてくださったりするたびに、受け手の 息の深さを観察してきました。 そんなことを20年ちかく続けてきて、息が深くなれば、すくなくと も80%以上の確率で、効果が出て受け手が満足するというがわかりま した。 息が深くなることとの相関関係が、ほかのこととの相関関係よりも 抜群に高かったのです。 操体でいえばパッストン系のような時間の短い素早い方法では、そ の直後に、息が深くなることがおおいです。 ふっくにゃぁ系のような時間が長いユックリとした方法では、その 最中に、息が深くなることがおおいです。 それで、こういう、橋本敬三先生が東洋的物療とよんだ方法では、 受け手の息が深くなるかどうかを判断基準にするのが、ほかのことを 判断基準にするよりも、的確に、そのときの受け手の体にぴったり合っ たことができるように思っています。 息が深くなるかどうかを判断基準に操体 それで、いま、私は、タワメの間で息が深くなるかどうかを判断 基準にして、操体をしています。 また、操体をはじめ鍼灸按摩などをふくめて、後輩に伝えていくと きには、施術中には、つねに受け手のお腹を見て、息の深さを観察し、 息が深くなるように工夫をしなさいとすすめていますし、工夫の仕方 も伝えています。 そして、そういうやり方で伝えると、上達が早いように思います。 たぶん、受け手の体のそのときの状態や、そのときに受け手の体が のぞんでいることに適切に合わせていくことができるようになるから だと思います。 息は、体の状態をリアルタイムに反映している 受け手の体がのぞんでいることは、一つの操体の最中にも刻々と変 わっていきます。 それにいちばん早く同調する、いまの言葉でいうとシンクロするの が、息のようです。 それで、息の深さを見ていると、刻々と変化していく体ののぞみに いちばん合わせやすいように思います。 ほかの判断基準では、即時即応、つまり、リアルタイムに合わせて いくことがうまくできないので、「途中で気持ち良さが途切れてしまっ た」とか、「気持ち良さが連続しなかった」とか言われる確率が高く なるように思います。 6.おわりに 今回は、タワメの間のあいだの受け手の息の深さについて書きまし た。 次回は、一つの操体での受け手の息の変化していく様子や、息の自 然則として橋本先生が書き残している事の関係などを書いていきたい と思います。(ちょっと遅れています、すみません) >>>つぎヘ>>>[[]] >>>このページのトップヘ・・タワメの間の息 >>>目次へ・・・・・・・・・操体の自然則 >>>術伝HPトップへ ・・・・トップページ 術伝HP内検索:上の@wikiメニューの「wiki内検索」 お知らせとお願い 術伝流鍼灸操体講座で患者さん役を募集 術伝流鍼灸操体講座は、実践面を重視しています。実際に症状が出て いる方の治療を見たほうが勉強になります。そこで、講座で患者さん役 をしてくださる方を募集しています。 くわしくは、術伝流のモデルをみてください。 よろしくお願いします。 感想など 感想などありましたら、「術伝」掲示板に書いてください。 また、「術伝」掲示板でも、旧掲示板「養生の杜」と同じように、養生に ついての雑談や、症例相談などもしていきたいと思っています。 よろしくお願いします。 間違いなど 間違いなど見つけた方は、術伝事務局あてにメールをください。 よろしくお願いします。 「術伝」症例相談用メーリングリストの参加者募集 「術伝」では症例相談用メーリングリスト( 術伝ML(muchukand))の 参加者を募集しています。 よろしくお願いします。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 >>>このページのトップヘ・・タワメの間の息 >>>目次へ・・・・・・・・・操体の自然則 >>>術伝HPトップへ ・・・・トップページ