約 115,871 件
https://w.atwiki.jp/postagestamp7l55/
貴重な切手を高く売り払いたい際は、売る会社というのはどこがいいんでしょう?。 遺留品片付けの時の遺産分割ないしは、生前のまとめをした時に、切手を相続するというケースがありますよね。どんなグレードの価値なのか検討がつかないし、低廉な価格で売り急ぐのは避けたい。 昔の切手を買取査定してもらうというのは日頃はさっぱり経験しないので、不確実な事案がおびただしくある。 そのため、プレミア切手を目一杯高い値段で売り渡すための方策をご紹介します。 切手を売りたい時の買取ショップの注意点 リサイクルショップでの記念切手の買い入れバリューは要注意。 おおよそのリサイクル屋では、定価よりも安手な値打ちで買い付けされます。 たとえば、特殊切手の「見返り美人」は、購入時の査定が500円であるため、これよりも安手なプライスで買い入れされます。 希少価値の高いプレミア切手なのに、全然プレミアを加えることなく買い上げされたりしたら、もったいない。 郵便局では切手の買取には対応していない 郵便局では希少価値のある切手の買い取り査定は対応していません。 市販の切手が大量に余っている場合には、ポストオフィスに行ったら現金化してくれるのが通常と思ってしまいますが、案外郵便局だと、プレミア切手の買収はやっていません。 1枚につき5円の手数料を支払うと、別の郵便切手や郵便はがきに取り替えはしてもらえます。 傷や汚れがあっても買取してもらえる切手はある 劣化した切手であっても、高額で売り渡すことができたケースもある。 穴が空いている記念切手は、お店は買い取り査定しないと目算してしまうけど、プレミア切手に限っては傷がある切手でも買い取りされる可能性がある。 そのため、せめて店舗に連絡してみて下さい。 あたり近所にストアが立地していなくても、大部分の買取査定ショップでは出張買取サービスに取り組んでいますから、複数のショップによってお見積もりを突き合わせてみて下さい。 切手を高く売りたい時の買取業者はどこがいい? 古い切手の買取査定をアクティブに取り組んでいるいくつもの店舗にて、評価金額を比較することを奨励します。 それは、昔の切手の買取値踏みというのは、企業によって驚くほど異なるからです。 一例を挙げると、ある古い切手を壱萬五千円で買い入れするショップもいれば、六千五百円で買取する企業もあります。 ないしは、元々の定価が1000円だという理由で、いささかもプレミアを付与せず、定価八割の800円で買い入れるというようなストアもあります。 こういう訳で、昔の切手の買い取りを熱心にやっている3社以上のストアによって、値踏みを並べてみることで、ベストな高い価格で売れる業者を知ることは大切です。 切手の買取価格の参考事例 プレミアが付けられるほど価値がある記念切手をなるたけ割高に売り出したいという理由で、3社以上のお店によって評価額を突き合わせてみたモデルケースをご案内。 特殊切手の見返り美人でいくつもの会社によって実際の買取価格を見比べたら、最高が一万五千円、最も安いのが3,500円になりました。 年賀切手の「円山応挙のトラ」で3社以上の業者にて値踏みを比べたら、最も高いのが8,500円、最も安いのが830円になりました。 中国切手の「赤猿」でいくつかの店舗によって値踏みを突き合わせてみたら、最大値が13万円、1番安いのが五万七千円でした。
https://w.atwiki.jp/tomnokami/
どうすればネットショップの売り上げを増やすことができるかを考察する。
https://w.atwiki.jp/amaamaamane/pages/54.html
2014年11月7日午後11時8分、あまね氏は『魔王兵長と花売りエレン』のイラストを含むツイログ60点をpixivにアップした。 弁護士の連絡先を知りたいという問い合わせを受けると、6分後に返信している。 反省の色は皆無にあるように、花売り騒動に言及するユーザーをブロック、コメントはことごとく削除していたあまね氏とは別人のようだ。 上のユーザーが問い合わせる際、引き合いに出した2014年10月13日の問い合わせがこちら。 あまね氏は釈明文の中で今後、私に対するお問い合わせの際は、適法な代理権を持つ第三者を通じて、公的な形でお願いいたしますと書いている。 pixivを経由したやり取りは適法な代理権を持つ第三者を通した公的な形ではない。 2014年10月13日の時点で、あまね氏の中でこの問題に何がしかの決着がついたようだ。 イラストをアップしたと同時に、非公開だったTwitterアカウントも公開した。 「まんだらけ」や「花売り」の文字を見ても拒絶反応を示す状態ではなく、いくぶん落ち着いたと思われる。 つまり、あまね氏の中で花売り騒動はすでに終わったことなのだろう。 管理人はあまね氏が矛盾だらけの釈明文を発表した直後、Twitterを通してあまね氏に弁護士の連絡先を尋ねたが、返答は一切得られなかった。 ※2014年11月10日追記 あまね氏は答えられない問い合わせはただちに削除している。
https://w.atwiki.jp/tokyufubai/
林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』ロゴス社、2009年7月1日刊行 東急不動産(販売代理・東急リバブル)から不利益事実を隠して問題物件をだまし売りされた著者(=原告)が消費者契約法に基づき売買契約を取り消し、裁判(東急不動産消費者契約法違反訴訟)で売買代金を取り戻した闘いの記録。 裁判における当事者と裁判官の緊迫するやり取りを丹念に再現 個人が不誠実な大企業を相手に闘うドラマがある! 裁判と並行して明らかになった耐震強度偽装事件の余波や欠陥施工、管理会社・東急コミュニティーの杜撰な管理にも言及し、深刻化を増すマンション問題の現実を明らかにする。 ●目次 まえがき 東急不動産を提訴 東急不動産の弁論欠席 弁論準備手続開始 東急不動産の証拠改竄を指摘 東急不動産の図面集捏造に反論 倉庫との虚偽説明を糾弾 アルス東陽町での進行協議 証人尋問 地上げ屋の証言 原告への陰湿な攻撃 東急不動産従業員の証言 偽りの和解協議 東急不動産の卑劣な提案 予定調和の協議決裂 東急不動産に勝訴 東急不動産の遅過ぎたお詫び 耐震強度偽装事件と欠陥施工 勝訴の影響 社会正義の実現のために ISBN978-4-904350-13-3 C0032 46判 110頁 定価1100円+税 Hayashida Riki is the plaintiff Who Fought Against TOKYU Land Corporation. Hayashida Riki is the author of "The Suit TOKYU Land Corporation's Fraud How to Win" and "The Opposition Movement against FUTAKOTAMAGAWA Rise" 東急リバブル・東急不動産は新築マンション引き渡し後に隣地が建て替えられて、日照・眺望・通風がなくなることを知っていたにもかかわらず故意に告げなかった。隣地が建て替えられれば部屋は真っ暗になり、作業所になるため騒音も発生する(山岡俊介「東急不動産側が、マンション購入者に「不利益事実」を伝えなかった呆れた言い分」ストレイ・ドッグ2005年2月21日)。 このために消費者契約法第4条第2項(不利益事実不告知)に基づいてマンション売買契約を取り消し、売買代金の返還を求めて東急不動産を東京地方裁判所に提訴し、勝訴した(東急不動産消費者契約法違反訴訟、東京地判平成18年8月30日、平成17年(ワ)第3018号)。 判決は以下のように東急不動産の不利益事実不告知を認定した。その上で、東急不動産に売買代金の全額支払いを命じた。 「被告(注:東急不動産)は、本件売買契約の締結について勧誘をするに際し、原告に対し、本件マンションの完成後すぐに北側隣地に3階建て建物が建築され、その結果、本件建物の洋室の採光が奪われ、その窓からの眺望・通風等も失われるといった住環境が悪化するという原告に不利益となる事実ないし不利益を生じさせるおそれがある事実を故意に告げなかった」 この判決は不動産取引に関して消費者契約法4条2項(不利益事実の不告知)を適用し契約の取消しを認めたリーディングケースである(佐藤裕一「東急不動産で買ってはいけない 被害者が語る「騙し売り」の手口」MyNewsJapan 2009年9月3日)。 この東急不動産だまし売り裁判を契機として、インターネット上では東急リバブル・東急不動産に対する批判が急増した。「営業マンの態度が高慢」「頼みもしないDMを送りつけてくる」など「自分もこのような目に遭った」と訴訟の枠を越えた批判がなされ、炎上事件として報道された(「ウェブ炎上、<発言>する消費者の脅威-「モノ言う消費者」に怯える企業」週刊ダイヤモンド2007年11月17日号39頁)。 東急不動産消費者契約法違反訴訟を契機とする東急リバブル東急不動産の炎上を報じた週刊ダイヤモンドの記事はブロガーの間でも反響を呼んだ。「ブランズシティ守谷ハッピー守谷~高層新築分譲マンション問題~」では一般の炎上が一ヶ月程度で鎮静化するのに対し、東急リバブル東急不動産の炎上は東急不動産消費者契約法違反訴訟提訴後、2年9カ月経過後の現在も続いている点に注目する。 「(仮称)グランシーナ清瀬南【JFE・長谷工マンション】問題研究会」では炎上が「企業のブランド価値を失墜させることにもなりかねない」という箇所を引用し、景観破壊マンションの建設を強行する不動産業者に当てはめる。 ウェブ炎上~”発言”する消費者の脅威|(仮称)グランシーナ清瀬南【JFE・長谷工マンション】問題研究会 http //ameblo.jp/jfe/entry-10055043715.html 『東急不動産だまし売り裁判』は『別冊サイゾーvol.1 タブー破りの本300冊 サイゾー11月号臨時増刊』(2010年11月1日発行)の「警察、学会、農業……の危険な裏 告発本が明らかにした「日本の闇」」で紹介された。林田力のコメントも掲載されている。 不利益事実の不告知の被害 不利益事実を告知しない、だまし売りは、消費者に様々な被害をもたらす可能性があります。以下にいくつかの具体例を挙げます。 第一に健康被害です。不利益な健康影響をもたらす商品やサービスを購入した場合、消費者の健康に悪影響を及ぼすことがあります。例えば、健康食品と宣伝されながら実際には有害な成分を含んでいたり、副作用や危険な副反応を引き起こしたりする医薬品があるかもしれません。 第二に財産的被害です。不利益事実を知らされずに商品やサービスを購入すると、予想外の経済的な損失を被る可能性があります。例えば、商品の品質や耐久性に欠陥がある場合、繰り返し修理や交換が必要になり、追加の費用がかかるかもしれません。 第三に安全上の被害です。 不利益事実が隠蔽された製品を使用すると、消費者の安全が脅かされることがあります。例えば、自動車の欠陥や安全基準の違反、食品や化粧品の有害物質の存在などがあげられます。これらの商品やサービスを利用することで、けがや病気のリスクが高まる可能性があります。 第四に消費者の権利の侵害です。不利益事実を告知しない場合、消費者の権利が侵害されることがあります。消費者には正確な情報を提供し、適切な選択をする権利があります。不利益事実が隠蔽されると、消費者は自分の権利を守ることができず、詐欺行為や不正な商慣行に巻き込まれる可能性があります。 これらは一部の例であり、不利益事実が隠蔽されることによる消費者への被害は多岐にわたる可能性があります。消費者は信頼できる情報源からの情報を入手し、商品やサービスを選ぶ際に慎重になることが重要です。
https://w.atwiki.jp/tokyufubai/pages/3.html
林田力『東急不動産だまし売り裁判』 更新履歴 取得中です。
https://w.atwiki.jp/raumendamasii/pages/361.html
店売り加速(オート)のやり方655298
https://w.atwiki.jp/kobetakigawa/pages/318.html
神戸・高3自殺:新たに逮捕の生徒、腕輪売りつけを仲介 偽物で高額請求2007/09/26, 毎日新聞 大阪夕刊, 12ページ, 自殺した神戸市須磨区の私立高校3年生(当時18歳)に対する恐喝未遂事件で、新たに逮捕された男子生徒は、自殺した生徒が偽ブランド品のブレスレットを4万円で売りつけられた際に仲介をしていたことが、兵庫県警の調べなどで分かった。 被害生徒は生前、偽ブランド品について「代金を払えない」と周囲に漏らしており、県警は逮捕した生徒から仲介の経緯について聴くとともに、これまでに逮捕された生徒とは別のブレスレットを売った生徒についても捜査している。 調べなどによると、被害生徒は今年5月、同学年の生徒からブレスレットを売りつけられ、代金4万円を請求された。 被害生徒は5000円を支払ったが、偽ブランド品と気付き、残金を支払わなかった。 被害生徒の携帯電話からは「残金を払え」と督促するメールが見つかっており、遺書とみられるメモには「偽物なので金は払えない」と記されていた。 一方、売った生徒は学校の調査に「お互いに相談して値段を決めた」と話しているという。 ブレスレットを売った生徒は、被害生徒とは別のクラスであまり親しくなかったという。 県警は、売り主の生徒が逮捕された生徒から被害生徒のことを聞き、偽ブランド品と知りながら売りつけて高額の請求をしたのではないかとみて、調べている。【武内彩、津島史人】
https://w.atwiki.jp/kakite/pages/14.html
過去スレ1~25までhtml形式(ページ下の方までスクロールしてタイトルクリックでダウンロードできます) 26~37までdat形式(タイトルクリックでダウンロードできます) datは専ブラもしくはdat変換ソフトでごらんください 【描き手】ヤフオク手描きイラスト売り37【雑談】dat http //pc11.2ch.net/test/read.cgi/yahoo/1223111054/ 【描き手】ヤフオク手描きイラスト売り36【雑談】dat http //pc11.2ch.net/test/read.cgi/yahoo/1219929627/ 【描き手】ヤフオク手描きイラスト売り35【雑談】dat http //pc11.2ch.net/test/read.cgi/yahoo/1217778856/ 【描き手】ヤフオク手描きイラスト売り34【雑談】dat http //pc11.2ch.net/test/read.cgi/yahoo/1215829442/ 【描き手】ヤフオク手描きイラスト売り33【雑談】dat http //pc11.2ch.net/test/read.cgi/yahoo/1212656308/ ごめんなさい。ログがないです。 【描き手】ヤフオク手描きイラスト売り32雑談】dat http //pc11.2ch.net/test/read.cgi/yahoo/1209986164/ 【描き手】ヤフオク手描きイラスト売り31【雑談】dat http //pc11.2ch.net/test/read.cgi/yahoo/1206864927/ 【描き手】ヤフオク手描きイラスト売り30【雑談】dat http //pc11.2ch.net/test/read.cgi/yahoo/1202707613/ 【描き手】ヤフオク手描きイラスト売り30【雑談】dat http //pc11.2ch.net/test/read.cgi/yahoo/1202707613/ 【描き手】ヤフオク手描きイラスト売り30【雑談】dat http //pc11.2ch.net/test/read.cgi/yahoo/1202707613/ 【描き手】ヤフオク手描きイラスト売り29【雑談】dat http //pc11.2ch.net/test/read.cgi/yahoo/1198506812/ 【描き手】ヤフオク手描きイラスト売り28【雑談】dat http //pc11.2ch.net/test/read.cgi/yahoo/1193034648/ 【描き手】ヤフオク手描きイラスト売り27【雑談】dat http //pc11.2ch.net/test/read.cgi/yahoo/1190108001/ 【描き手】ヤフオク手描きイラスト売り26【雑談】dat http //pc11.2ch.net/test/read.cgi/yahoo/1186313282/ 25 http //pc11.2ch.net/test/read.cgi/yahoo/1183166312/ 24 http //pc11.2ch.net/test/read.cgi/yahoo/1176909775/ 23 http //pc11.2ch.net/test/read.cgi/yahoo/1172677168/ 22 http //pc9.2ch.net/test/read.cgi/yahoo/1168338326/ 21 http //pc9.2ch.net/test/read.cgi/yahoo/1163611731/ http //pc7.2ch.net/test/read.cgi/yahoo/1155822648/ http //pc7.2ch.net/test/read.cgi/yahoo/1147685807/ http //comic6.2ch.net/test/read.cgi/2chbook/1146928241/(実質17) http //comic6.2ch.net/test/read.cgi/2chbook/1142868597/(実質16) http //comic6.2ch.net/test/read.cgi/2chbook/1140199290/ http //comic6.2ch.net/test/read.cgi/2chbook/1138961363/ http //comic6.2ch.net/test/read.cgi/2chbook/1134131382/ http //comic6.2ch.net/test/read.cgi/2chbook/1131515904/ http //comic6.2ch.net/test/read.cgi/2chbook/1129341797/ http //comic6.2ch.net/test/read.cgi/2chbook/1127405559/
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/349.html
万能お兄さんは会館からすこしいったところへと、足を運んだ。 すると、野良れいむの親子が歌を歌っていた。親れいむ1匹、子れいむ5匹といった割合だ。 「「「ゆ〜♪ゆ〜♪ゆ〜っくり〜♪して〜♪いってね〜♪」」」 道行く人々は無視している。これが飼いゆっくりで、そばに飼い主も居たなら、そこにある空き缶にお金を入れてもらっただろう。 だが野良ゆっくりなので、皆基本的に無視だ。しばらくすれば、虐待お兄さんが来て、こいつらを掻っ攫うだろうな。 そう考えた万能お兄さんは、自然とこの親子の前で足を止めていた。親子は、歌を聞いてくれる人と思い、彼に話しかけた。 「どう!れいむたちのうた、うまかったでしょ!!なにかちょうだいね!!」 「「「ちょーらいね!!」」」 まいったな。こう勝手に言われたら、後はこいつらしつこくついて来るんだよなー。ちょっと困った表情を見せた彼に、ふらんが 「ご主人様。こいつらウザかったら殺しますけど、どうします?」 と耳打ちしてきた。 「いやいや、こんな人目がある場所で殺しちゃだめだよ。あと、考えがあるから安心していいよ。」 そういって、ふらんを下がらせると、彼は親子に話しかけた。 「うん、君達は上手かったよ。でもそれだけじゃあげることはできないな」 「ゆっ!?どうして!うまいならちゃんとなにかちょうだいよ!!」 「「「ちょうらいよ!!」」」 「だってね、僕のゆっくり達より上手くないんだもん」 「「「ゆゆっ!!ほんとう!?」」」 そういうと、彼は親子にゆっくり達を見せた。31匹どれもが美しく、親れいむのみならず、子供達も見とれていた。 「いいかい?僕のゆっくり達が歌を歌うから、よく聞いてね」 そういうと、彼はゆっくり達に合図をした。 31匹それぞれが奏でるハーモニーが通りを満たす。信じられないことに聖歌を歌っていた。 ゆっくり基準の美声ではなく、人間基準の美声だ。道行く人々は、思わずその声に足を止める。 基本ゆっくりは歌はうまくない、が、ゆっくりとは思えない美声が、人々の歩みをとめ、しばらくすると人垣ができていた。 歌を終えた後、拍手が辺りを包む。人々は、親子の缶に少なからずの心づけを入れていった。 彼とゆっくり達は、周りに丁寧に挨拶をし、そして親子に話しかけた。 「どうだい?」 親子はあまりの出来事に、心ここにあらずといった感じであった。今まで聞いたどの歌よりも美しかった。 しばらくして、われに返った親子は彼らをほめたたえた 「ゆっ!!すごいよ!!とてもうまかったよ!!」 「「「うまかっちゃよ!!!」」」 「そうかいそうかい。じゃ、なにか頂戴ね」 「「「頂戴ね!!!」」」 と、彼らは親子に要求した。請求する側が、請求される側へと逆転した。親子は突然の請求に戸惑ったが 「ゆっ!!このお金があるよ!!」 親れいむは、缶に入ったお金を差し出した、だが彼はお金を取り上げ 「それはさっきまで入っていなかったじゃないか、これは僕のゆっくり達が歌ったから入ったんだ、悪いけどそれは僕のものだよ」 「ゆぅぅ……」 と、お金を上げようとしたが、彼が言っているのは正論なので反論できない。上げる物がないので、 「ゆぅ……あげるものはなにもないよ……」 「そうかい、じゃあ体で払ってもらうよ」 そういうと、彼は指を鳴らした。彼らのゆっくり達が、親子を捕まえる。 「ゆっ!なにするの!!わたしたちをはなしてね!!」 「だからいっただろ?体で払ってもらうって。それとも、代わりに命を差し出すかい?」 「ゆっ!!……ゆっくりわかったよ」 親れいむは諦めると、抵抗するのをやめた。彼は公衆電話で、ある人に連絡をすると、ゆっくり達をひきつれて歩いていった。 たどり着いた場所は、カフェ「ゴミクズ」。 中に入ると、さっそくショーをやっていた。すると店の中から、恰幅のよいおじさんに声を掛けられた。 「おお、まっていたぞ万能お兄さん」 「会長。わざわざご足労有難うございます」 先ほど連絡を取ったのは、ゆデスファミリーの会長だった。 もうすぐ、村をせめるであろうドスの群れに対して話したいことがあるので、わざわざ出向いてもらった。 「いやいや、君が村からわざわざ来てくれたんだ。感謝するのはこっちのほうさ。さぁ、ゆっくりの虐待を肴にしながら話そうか。」 「そうですね、肴はこちらで用意しておきました」 彼はマスターを呼ぶ。かっこいい口ひげが特徴のダンディなお方だ 「これはこれは、会長に万能お兄さん。お久しぶりですね」 「お久しぶりです、マスター。さっそくですが、虐待ショーを見たいんですが……」 「喜んで。といいたいところですが、先ほどのショーでちょうどゆっくりが切れてしまったんですよ……申し訳ありません」 「むう、それは残念だな……」 会長も残念そうに言う。が 「ご安心を、ゆっくりはこちらに居ます。」 すると、彼は先ほどの歌を歌っていた親子を差し出した。 「ほう、これはなかなかの親子ですな。しかしよろしいので?」 「大丈夫です。先ほど話はつけましたから」 「ゆっ!!おにいさん、わたしたちをどうするの!!」 親れいむはわけがわからず、声をあげる。 「だからいっただろ?体で払ってもらうって、さっきの僕達の歌の対価を今ここで払ってもらうんだよ」 そういうと、彼はマスターに親子を引き渡した。 「ありがとうございます。して、お飲み物はいかがなさいますか?」 「わしはエメラルドマウンテンを」 「僕はカフェオレと親子の死体をジュースにしたやつを、あとこの子達にはクッキーをお願いします」 「かしこまりました」 「あと、うちのふらんを使って、闘技場の演出をお願いします」 「よろこんで、あなたのゆっくり達が織り成す飛び入り虐待ショーは当店でも人気があるんですよ」 そういうと、マスターは親子を店の中心の見せ場へと入れた。まわりはガラスとなっており、店のどこからでも見ることが出来る。 『レディース・エン・ジェントルメン!そちらのお客様からいただいたれいむ親子と、お客様の飼いふらんによる闘技場をどうぞ!!』 店長がそういうと、スポットライトを浴びた万能お兄さんと闘技場が写される。万能お兄さんは、店の客から拍手をもらっていた。 闘技場内のふらんは手をポキポキならし、れいむ親子は恐怖に震えている。 「ゆぅ、おかーしゃん、こわいよぉおおお!!」 「だいじょうぶだよ!!おちびちゃんたちはわたしがまもるからね!!」 『でははじめ!!』 ゴングが鳴ると、ふらんは先ほど怖いといった子れいむめがけて飛び 「ゆっくりしね!!」 というと、子れいむをすばやく掻っ攫い、手を高々と上げ握りつぶした。 「ゆぴょっ!!!」 破裂した子れいむの残骸が飛び散る。返り血ならぬ返り餡子をあびたふらんは、高々と手を上げアピールした。 観客から拍手が沸き起こる。過去に何回も演出したことがあるので、観客を賑わせる術は心得ているようだ。 「でいぶのあがぢゃんがあああああああぁぁぁぁぁぁああああああ!!!!」 「おでいぢゃあああああああああああああん!!!!」 「いもうどがああああああああああああああ!!!!!!!!!!」 親子は泣き叫ぶ。そして、復讐にかられ、ふらんへと攻撃を開始した。ふらんにとって、おなじゆっくりの攻撃を受けるとさすがにダメージを受ける が、それは一般的なふらんだった場合である。相手は飼いゆっくり、しかも万能お兄さんの育てたゆっくり。勝てるわけがなかった。 だが、ふらんは楽しむためと、観客をにぎわすために、そして愛する主人を満足させるためにわざと力をセーブして、たまに攻撃を受け、 「ゆっ!!きいてるよ!!みんなでがんばってこうげきするんだよ!!」 と、親子たちを調子に乗らせた。 その様子を楽しみながら、彼と会長は話し始めた。 「して、その群れとは?」 会長がそういうと、2つのものを見せられた。村をゆっくりたちが乗っ取っていた写真と、新聞の切り取りだ。前者はきめぇ丸Aが上空からとった写真である。 「こいつは確か……1週間前の朝刊の隅にのっていたやつか?」 「ええ、その通りです」 つい最近ニュースに上がったものだった。といっても1週間前だし、知名度が低い村だったので、一般人の記憶からすでに忘れさられていた。 だが、ゆっくりを虐待する会長はしっかりと覚えていた。 「だが、1000匹も増える根拠はなにかね?」 「理由は2つあります。 まず一つ目は、ゆっくりが占拠した村というのは、ゆっくり達にとってはとても素晴らしいゆっくりぷれいすに見えるでしょう。 過去にゆっくりが人間に勝ったことなどほとんどありませんからね。だから、まず最初にここに大量のゆっくりが集まります。2つ目の根拠は、 じつはこの中にクイーンありすがいるんですよ、普段滅多に姿を出さないけど。クイーンだから、一度発情したら止められなくなりますね。 クイーンになる過程で相当な欲求不満に成っていると思います。だからドスとすっきりしたらもう止められないでしょう。 そして、ドスみたいなでかいやつがにんっしんっしたら、その数は通常のゆっくりよりも多いでしょう。または、発情して、とめられなくなった ありすが、まわりのゆっくりたちを奪ってでもすっきりすると思います。そうなると、群れの数は1ヶ月もあれば1000匹にはなるでしょう」 「なるほど、たいした観察眼だ」 そういうと、会長は闘技場へと目を移した。わざとやられているふらんだが、実はしっかりと反撃している。それにより、子れいむはあと1匹になっていた。 「どぼじでじなないのおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!」 勝てると思っていて、がんばって攻撃したのに、愛する我が子が1匹1匹確実に減らされ、れいむは号泣した。 「ごわいよおおおおおおおお!!!ちにたくにゃいよおおおおおおおお!!!」 最後の子れいむは泣き叫ぶ。あのふらん一匹に、姉を、妹を全て殺されたからだ。 ふらんは頃合をみて、れいむに話しかけた。 「そこのれいむ!!わたしと決闘だ!!あんたが私に勝てば、その子は殺さないでおく!!」 「ゆぐっ!!」 『おおーっと!ふらんかられいむへの決闘だーっ!』 れいむとしては、たった一匹になってしまったこの子を守りたかった。どのみち、このままでは殺されてしまう。 れいむに選択肢などなかったのだ。 「ゆっ!!うけてたつよ!!」 『れいむ、ふらんからの挑戦をうけたぁぁーーーっ!!全ゆっくり最強の攻撃力をもつふらんが勝つのか!? それとも、母の愛が勝つのか!?その結果はこの決闘にかかっているぅーっ!!』 マスターがノリにのって実況する。それにしてもこのマスター、ノリノリである。たちまち、客達も拍手をし始めた。 「ゆっ!!わたしのおちびちゃんたちをころしたふらんはゆっくりしねぇぇぇぇえええええええええええ!!!!」 先手必勝。れいむはふらんへ、先ほどとは思えない体当たりをかました。ふらんはそれを直に喰らい、ふきとばされる、ように見せた。 次に、倒れたふらんは一生懸命起き上がろうとしていた、ように見せる。それをれいむが追い討ちをかけるように、上にのり、ジャンプを繰り返して 攻撃する。 ふらんはうめき声を上げ、力が残っていないように見せた。れいむは、とどめとばかりに 「しねぇぇぇぇぇぇええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!! ちびちゃんたちのかたきいいいいいいいいいいいいぃぃぃぃぃぃいいいいいいいいいいいい!!!!!!!」 と、高々とハイジャンプ。そのままふらんを潰した・・・。 と思いきや、ふらんは突然起き上がり、ニヤリと笑みを浮かべ、落ちてきたれいむに貫手をくらわせる。 カウンターヒット!こうかはばつぐんだ!! カウンターもあり、れいむはふらんの腕に串刺し状態になる。まだ状況が読み込めていないれいむは 「ゆぅ……。どうしてふらんがしんでいないの?」 と尋ねた。自分が致命傷を負っているのに気づいていない、痛みをあまり感じていないようだ。 「私の勝ちね!だからあんたのガキは殺す!!ゆっくりしね!!」 「いやぁぁぁぁああああ!!おかああしゃんだずげでぇぇぇぇええええええ!!!!!」 目の前で子をじわじわと強く握られていき、そしてついに 「もっと……ゆっくち……ちたか……ゆぶゅぇっ!!」 乾いた音を出して、破裂した。 ふらんは串刺し状態のれいむを乱暴に抜き取り、地面へと叩きつける。れいむは、最後の一匹になった子れいむの死体へと寄り添い 「お……おちびちゃん……目を開けて……。挨拶しようよ……。ゆっくりしていってね!……ゆっくりしていってね!! ゆっくりしていってね!!!ゆっくりしていってねぇっ!!!!ゆっくりしていってねぇぇぇえええええ!!!!!ゆっくりしていって……ね…… ゆっくりして…………いって…………ね……。……もっと……ゆっくりしたかっ…………た」 壊れたラジオのように同じフレーズを繰り返す親れいむ、しばらくした後、その声もだいぶ小さくなっていき、彼女はなにもしゃべらなくなった。 死んだのを確認したふらんが、勝利の咆哮を上げる。 『決まったァーーー!!勝者ふらんッーーーー!!皆様、彼女に惜しみない拍手をお願いします!!』 と、マスターの宣言を皮切りに、ふらんと、この闘技場を演出してくれた万能お兄さんに拍手が送られる。 中には客が彼のところによってきて 「俺もふらん飼っているけど、あんたんところのはすげぇー美人だしつえーな!!」 「久しぶりにいい虐待ショーがみれたぜ!!ありがとな!!」 「こいつぁいいもんを見せてくれた、俺からの感謝のおごりだ!!うけとってくれや!!」 と、肩をバンバン叩かれ、笑いに包まれながら酒やつまみを彼らは万能お兄さんにあげた。 彼は酒をもらい、つまみはゆっくり達に分け与えた。 マスターは親子の死骸を丁寧に取り、彼のオーダー通り餡子ジュースを作った。彼は一口飲んで 「うまいっ!!」 と思わず声をあげる。やはり虐待された餡子は美味だ。しばらくすると、マスターに体を綺麗にしてもらったふらんが戻ってきた。 「ご主人様、ただいま戻りました」 「「「「ふらん、おつかれさま!!」」」」 「うん、ご苦労様。楽しかったかい?」 「はい!久しぶりに親子を殺してすっきりしました!!」 「うんうん、僕らも楽しかったし、君も楽しんだようでうれしいよ。ほら、ご褒美だ」 そういうと、彼はふらんを抱き上げると、自分の膝の上にのせ餡子ジュースを飲ませた。 ふらんは親子を殺していたときより喜んだ表情を見せて、彼に思いっきり甘えた。 彼もご褒美として、甘えてくるふらんをたっぷり撫でてかわいがった。 家ゆっくりたちは 「ふらんいいなー」 「わたしもご主人様の膝にすわりたいんだぜ!!」 「むきゅ、でもふらんはがんばったからね、当然よ」 「ご褒美なんだねー、わかるよー」 と、ふらんを羨望のまなざしで見つめる。万能お兄さんから家ゆっくりへの至高のご褒美の一つである、「膝の上でゆっくり」である。 とてもすばらしいことをしたゆっくりに、彼が膝の上に乗せてたっぷりとかわいがるのだ。効果はほぼ一日と長い。 主人を愛してやまない家ゆっくりたちからすれば、とてもうらやましいことである。 「いつもながら、君のゆっくりは素晴らしいな」 「お褒めに預かり光栄ですよ」 「とりあえず、今度村を襲う群れについては理解した。今から……2ヵ月後だったかな?」 「ええ、もうすぐ春が来ますしね。ただ2ヵ月後というのはあくまで予測です。正確な観察までは出来ませんので、ずれるかもしれません」 「そうか、なら観察お兄さんに頼んでおこう。彼からすれば、村を乗っ取ったゆっくりなどこの上なく珍しいからな」 「彼ですか。彼ならば、観察データも正確になるでしょうね。ありがとうございます、彼にもお礼を言ってください」 「あいわかった。では私はこれで失礼する、いつも虐待できるゆっくりを教えてくれてありがとうな」 そういうと、会長は店を後にした。彼は、マスターから写真を取らせてほしいといわれ、家ゆっくり31匹と彼とマスターが入った写真を撮った。 マスターいわく、お得意様は写真を撮るとか。まぁ、彼自身何回もとられているが、プラチナバッジ付きのを31匹もつれてきたのは今回初めてなので、マスターとしても 撮りたかったのだろう。 ゆデスファミリーの会長からの頼みとあらば、観察お兄さんも断れないだろう。彼は内心喜びながらも、撮影スマイルで写真をとっていた。 彼と、ゆっくり達はマスターに感謝して店を後にした。次は病院である。 受付で手続きを済ませると、彼は病室へ向かった。 病院の個室のベッドに少女が横たわっていた。健やかに寝息を立てている、今にも起きそうだ。 だがかれこれ7年は眠ったままなのである。 彼は、妹の横に座り、手を握り締めると静かに涙を流した。 ゆっくり達も静かに泣く。家族だからこそ、彼の悲しみを理解しているし、彼が妹の存在を大事にしていることも理解している。 彼は一緒に泣いてるゆっくり達をみて、思い出した。彼女達を初めてここにつれてきたときのことを。 2年前にゆっくり達を飼い始めて、初めてここにつれられたときまで、ゆっくり達は妹の存在など知らなかった。 目の前の眠っている少女を見て、ゆっくり達は尋ねる。 「ご主人様、この人はだれ?」 「僕のたった一人の家族さ、君達にとってはお嬢様ってとこかな。」 「うー☆おじょうざまおねむなんでずどぅー☆」 「むきゅ、ねむっているけど、おきないんですか?」 「ずっとねているんだねー、わかりますよー」 「…………」 「……ご主人様?」 彼は静かに涙を流していた。ゆっくり達も驚く。自分達を育ててくれた優しい主人が、今まで涙を流したことなどなかったから。 「僕の妹はね……ずっと眠ったままで起きない病気なんだ。今もこうして、手を握って起きることを願っているけど…… 起きて……くれないんだ。5年……、もう5年経っているけど……。起きないんだ……」 「ご主人様ごべんなざいぃぃぃいいいいい!!!」 「むぎゅぅぅぅうううううじらながっだんでずぅぅぅぅうううう!!!!」 「じづれいなごどをいっでずびばぜんでじだぁぁぁぁあああ!!!!」 「う゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!お゛じょう゛ざま゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ああああ!!!」 「どうじでおぎでぐれないのーーー!!わがらないよーーーー!!!」 家ゆっくり達は、次々と泣き始めた。利口な彼女達は、彼の悲しみもすぐさま理解してくれた。 「泣いてくれるんだね……うれしいよ」 「だっでがぞぐなんでずもん!!がぞぐがごんなになっだらだえられないでずぅぅぅぅうう!!!」 「ご主人様のがなじみはわだじだぢのがなじみでずううううううう!!!!!!!!」 れいむが泣いてくれる。まりさやぱちぇりー、ありす、ちぇん、れみりゃ達も。 彼はうれしくて、ゆっくり達を抱いて泣いた。ゆっくり達も彼につられて更に泣いた。 あのときから2年経ったのか……。しずかに涙をぬぐって、彼は改めて妹を見た。 「むきゅぅ……、お嬢様目覚めないですね……」 「ゆぅ……、はやくおきるといいですね……」 悲しむゆっくり達を、励ますように彼はいった。 「でも、大丈夫。僕の計画が上手くいけば……妹は起きるよ」 「あのドスが鍵を握っているんですねー、わかりますよー」 とちぇんが答える。その通りだ。あのドスが妹を目覚めさせる鍵を握っている。 長い熟成をかけたドスの中枢餡子は、特効薬となりえるのだ。そのために、村を襲ったときはドスを見逃した。 ひとえに生成されるのを願って見逃したのだ。無論成功するとは限らない。 だが、それでも賭けるしかなかった。 「お嬢様のためにも」 「がんばらなければなりませんね」 きめぇ丸姉妹が答える。 「ああ、その通りだ。だから……ゆっくりがんばろう」 「「「「ゆっくりがんばるよ!!!!!」」」」 病院を後にした彼は、野菜卸売りセンターへと足を運んだ。 野菜を卸す人にとっては、ゆっくりは天敵である。彼らは万能お兄さんのゆっくり達に戸惑い追い出そうとしたが、つけているプラチナバッジが安全であることを 示している。バッジを見た業者達は、すぐに警戒を解いた。 万能お兄さん達も、悠然と市場を横切る。安全なゆっくりとわかった業者は、ゆっくり達を撫でたりした、ゆっくり達も喜び、忙しい業者に安らぎを与えていた。 事務所にたどり着き、社長に会った。事前に電話を入れておいて正解だった。 「社長、連絡したとおりもらいに来ました!」 「おう!まっていたぞ。さあこっちだ」 そういうと、社長は倉庫へと彼らを連れて行った。 倉庫の中には山積みのダンボールがある。 「全部トウガラシだ。廃気品だが、それは見てくれが悪かったりして、売れないだけだ。味まで悪くなっていないから安心しろ」 「ありがとうございます。これでなんとかなりそうですよ」 「はっはっは、礼は野菜をこのセンターに納めることで十分だ。だがかなり量があるぞ、大丈夫か?」 「ご安心を、うちのゆっくり達が運んでくれますので。」 このために、彼は全てのゆっくりを町へ連れて来た。彼女達もまっていたといわんばかりに 「「「「「ゆっくりはこぶよ!!!!!」」」」」 と器用に頭の上にダンボールを載せ、運び始めた。無論飛び跳ねず、ずりずりと這っている。 道行く人々は珍しそうに、彼のゆっくり達を見た。無理もない、31匹と数も多く、すべてプラチナバッジで礼儀正しくみな美しい。 ペットの飼いゆっくりと子供を連れた母親が 「こんにちは!うちの子供とゆっくりにさわらせてもいいですか?」 と尋ねてきたので快く了承した。 飼いゆっくりと子供は、ゆっくり達とふれあいをはじめ、彼は母親と話に花を咲かせ、しばらくした後その様子を見た人たちが 次々とよってきてゆっくり達を触り始めた。 荷物を運んでいた途中だったが、楽しいので別に気にならない。 しばらくした後、人々に礼と別れを告げ、彼とゆっくり達は家へと帰っていった。 ゆっくりいじめ系1831 万能お兄さん5_5に続く
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau9/pages/1941.html
万能お兄さんは会館からすこしいったところへと、足を運んだ。 すると、野良れいむの親子が歌を歌っていた。親れいむ1匹、子れいむ5匹といった割合だ。 「「「ゆ?♪ゆ?♪ゆ?っくり?♪して?♪いってね?♪」」」 道行く人々は無視している。これが飼いゆっくりで、そばに飼い主も居たなら、そこにある空き缶にお金を入れてもらっただろう。 だが野良ゆっくりなので、皆基本的に無視だ。しばらくすれば、虐待お兄さんが来て、こいつらを掻っ攫うだろうな。 そう考えた万能お兄さんは、自然とこの親子の前で足を止めていた。親子は、歌を聞いてくれる人と思い、彼に話しかけた。 「どう!れいむたちのうた、うまかったでしょ!!なにかちょうだいね!!」 「「「ちょーらいね!!」」」 まいったな。こう勝手に言われたら、後はこいつらしつこくついて来るんだよなー。ちょっと困った表情を見せた彼に、ふらんが 「ご主人様。こいつらウザかったら殺しますけど、どうします?」 と耳打ちしてきた。 「いやいや、こんな人目がある場所で殺しちゃだめだよ。あと、考えがあるから安心していいよ。」 そういって、ふらんを下がらせると、彼は親子に話しかけた。 「うん、君達は上手かったよ。でもそれだけじゃあげることはできないな」 「ゆっ!?どうして!うまいならちゃんとなにかちょうだいよ!!」 「「「ちょうらいよ!!」」」 「だってね、僕のゆっくり達より上手くないんだもん」 「「「ゆゆっ!!ほんとう!?」」」 そういうと、彼は親子にゆっくり達を見せた。31匹どれもが美しく、親れいむのみならず、子供達も見とれていた。 「いいかい?僕のゆっくり達が歌を歌うから、よく聞いてね」 そういうと、彼はゆっくり達に合図をした。 31匹それぞれが奏でるハーモニーが通りを満たす。信じられないことに聖歌を歌っていた。 ゆっくり基準の美声ではなく、人間基準の美声だ。道行く人々は、思わずその声に足を止める。 基本ゆっくりは歌はうまくない、が、ゆっくりとは思えない美声が、人々の歩みをとめ、しばらくすると人垣ができていた。 歌を終えた後、拍手が辺りを包む。人々は、親子の缶に少なからずの心づけを入れていった。 彼とゆっくり達は、周りに丁寧に挨拶をし、そして親子に話しかけた。 「どうだい?」 親子はあまりの出来事に、心ここにあらずといった感じであった。今まで聞いたどの歌よりも美しかった。 しばらくして、われに返った親子は彼らをほめたたえた 「ゆっ!!すごいよ!!とてもうまかったよ!!」 「「「うまかっちゃよ!!!」」」 「そうかいそうかい。じゃ、なにか頂戴ね」 「「「頂戴ね!!!」」」 と、彼らは親子に要求した。請求する側が、請求される側へと逆転した。親子は突然の請求に戸惑ったが 「ゆっ!!このお金があるよ!!」 親れいむは、缶に入ったお金を差し出した、だが彼はお金を取り上げ 「それはさっきまで入っていなかったじゃないか、これは僕のゆっくり達が歌ったから入ったんだ、悪いけどそれは僕のものだよ」 「ゆぅぅ……」 と、お金を上げようとしたが、彼が言っているのは正論なので反論できない。上げる物がないので、 「ゆぅ……あげるものはなにもないよ……」 「そうかい、じゃあ体で払ってもらうよ」 そういうと、彼は指を鳴らした。彼らのゆっくり達が、親子を捕まえる。 「ゆっ!なにするの!!わたしたちをはなしてね!!」 「だからいっただろ?体で払ってもらうって。それとも、代わりに命を差し出すかい?」 「ゆっ!!……ゆっくりわかったよ」 親れいむは諦めると、抵抗するのをやめた。彼は公衆電話で、ある人に連絡をすると、ゆっくり達をひきつれて歩いていった。 たどり着いた場所は、カフェ「ゴミクズ」。 中に入ると、さっそくショーをやっていた。すると店の中から、恰幅のよいおじさんに声を掛けられた。 「おお、まっていたぞ万能お兄さん」 「会長。わざわざご足労有難うございます」 先ほど連絡を取ったのは、ゆデスファミリーの会長だった。 もうすぐ、村をせめるであろうドスの群れに対して話したいことがあるので、わざわざ出向いてもらった。 「いやいや、君が村からわざわざ来てくれたんだ。感謝するのはこっちのほうさ。さぁ、ゆっくりの虐待を肴にしながら話そうか。」 「そうですね、肴はこちらで用意しておきました」 彼はマスターを呼ぶ。かっこいい口ひげが特徴のダンディなお方だ 「これはこれは、会長に万能お兄さん。お久しぶりですね」 「お久しぶりです、マスター。さっそくですが、虐待ショーを見たいんですが……」 「喜んで。といいたいところですが、先ほどのショーでちょうどゆっくりが切れてしまったんですよ……申し訳ありません」 「むう、それは残念だな……」 会長も残念そうに言う。が 「ご安心を、ゆっくりはこちらに居ます。」 すると、彼は先ほどの歌を歌っていた親子を差し出した。 「ほう、これはなかなかの親子ですな。しかしよろしいので?」 「大丈夫です。先ほど話はつけましたから」 「ゆっ!!おにいさん、わたしたちをどうするの!!」 親れいむはわけがわからず、声をあげる。 「だからいっただろ?体で払ってもらうって、さっきの僕達の歌の対価を今ここで払ってもらうんだよ」 そういうと、彼はマスターに親子を引き渡した。 「ありがとうございます。して、お飲み物はいかがなさいますか?」 「わしはエメラルドマウンテンを」 「僕はカフェオレと親子の死体をジュースにしたやつを、あとこの子達にはクッキーをお願いします」 「かしこまりました」 「あと、うちのふらんを使って、闘技場の演出をお願いします」 「よろこんで、あなたのゆっくり達が織り成す飛び入り虐待ショーは当店でも人気があるんですよ」 そういうと、マスターは親子を店の中心の見せ場へと入れた。まわりはガラスとなっており、店のどこからでも見ることが出来る。 『レディース・エン・ジェントルメン!そちらのお客様からいただいたれいむ親子と、お客様の飼いふらんによる闘技場をどうぞ!!』 店長がそういうと、スポットライトを浴びた万能お兄さんと闘技場が写される。万能お兄さんは、店の客から拍手をもらっていた。 闘技場内のふらんは手をポキポキならし、れいむ親子は恐怖に震えている。 「ゆぅ、おかーしゃん、こわいよぉおおお!!」 「だいじょうぶだよ!!おちびちゃんたちはわたしがまもるからね!!」 『でははじめ!!』 ゴングが鳴ると、ふらんは先ほど怖いといった子れいむめがけて飛び 「ゆっくりしね!!」 というと、子れいむをすばやく掻っ攫い、手を高々と上げ握りつぶした。 「ゆぴょっ!!!」 破裂した子れいむの残骸が飛び散る。返り血ならぬ返り餡子をあびたふらんは、高々と手を上げアピールした。 観客から拍手が沸き起こる。過去に何回も演出したことがあるので、観客を賑わせる術は心得ているようだ。 「でいぶのあがぢゃんがあああああああぁぁぁぁぁぁああああああ!!!!」 「おでいぢゃあああああああああああああん!!!!」 「いもうどがああああああああああああああ!!!!!!!!!!」 親子は泣き叫ぶ。そして、復讐にかられ、ふらんへと攻撃を開始した。ふらんにとって、おなじゆっくりの攻撃を受けるとさすがにダメージを受ける が、それは一般的なふらんだった場合である。相手は飼いゆっくり、しかも万能お兄さんの育てたゆっくり。勝てるわけがなかった。 だが、ふらんは楽しむためと、観客をにぎわすために、そして愛する主人を満足させるためにわざと力をセーブして、たまに攻撃を受け、 「ゆっ!!きいてるよ!!みんなでがんばってこうげきするんだよ!!」 と、親子たちを調子に乗らせた。 その様子を楽しみながら、彼と会長は話し始めた。 「して、その群れとは?」 会長がそういうと、2つのものを見せられた。村をゆっくりたちが乗っ取っていた写真と、新聞の切り取りだ。前者はきめぇ丸Aが上空からとった写真である。 「こいつは確か……1週間前の朝刊の隅にのっていたやつか?」 「ええ、その通りです」 つい最近ニュースに上がったものだった。といっても1週間前だし、知名度が低い村だったので、一般人の記憶からすでに忘れさられていた。 だが、ゆっくりを虐待する会長はしっかりと覚えていた。 「だが、1000匹も増える根拠はなにかね?」 「理由は2つあります。 まず一つ目は、ゆっくりが占拠した村というのは、ゆっくり達にとってはとても素晴らしいゆっくりぷれいすに見えるでしょう。 過去にゆっくりが人間に勝ったことなどほとんどありませんからね。だから、まず最初にここに大量のゆっくりが集まります。2つ目の根拠は、 じつはこの中にクイーンありすがいるんですよ、普段滅多に姿を出さないけど。クイーンだから、一度発情したら止められなくなりますね。 クイーンになる過程で相当な欲求不満に成っていると思います。だからドスとすっきりしたらもう止められないでしょう。 そして、ドスみたいなでかいやつがにんっしんっしたら、その数は通常のゆっくりよりも多いでしょう。または、発情して、とめられなくなった ありすが、まわりのゆっくりたちを奪ってでもすっきりすると思います。そうなると、群れの数は1ヶ月もあれば1000匹にはなるでしょう」 「なるほど、たいした観察眼だ」 そういうと、会長は闘技場へと目を移した。わざとやられているふらんだが、実はしっかりと反撃している。それにより、子れいむはあと1匹になっていた。 「どぼじでじなないのおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!」 勝てると思っていて、がんばって攻撃したのに、愛する我が子が1匹1匹確実に減らされ、れいむは号泣した。 「ごわいよおおおおおおおお!!!ちにたくにゃいよおおおおおおおお!!!」 最後の子れいむは泣き叫ぶ。あのふらん一匹に、姉を、妹を全て殺されたからだ。 ふらんは頃合をみて、れいむに話しかけた。 「そこのれいむ!!わたしと決闘だ!!あんたが私に勝てば、その子は殺さないでおく!!」 「ゆぐっ!!」 『おおーっと!ふらんかられいむへの決闘だーっ!』 れいむとしては、たった一匹になってしまったこの子を守りたかった。どのみち、このままでは殺されてしまう。 れいむに選択肢などなかったのだ。 「ゆっ!!うけてたつよ!!」 『れいむ、ふらんからの挑戦をうけたぁぁーーーっ!!全ゆっくり最強の攻撃力をもつふらんが勝つのか!? それとも、母の愛が勝つのか!?その結果はこの決闘にかかっているぅーっ!!』 マスターがノリにのって実況する。それにしてもこのマスター、ノリノリである。たちまち、客達も拍手をし始めた。 「ゆっ!!わたしのおちびちゃんたちをころしたふらんはゆっくりしねぇぇぇぇえええええええええええ!!!!」 先手必勝。れいむはふらんへ、先ほどとは思えない体当たりをかました。ふらんはそれを直に喰らい、ふきとばされる、ように見せた。 次に、倒れたふらんは一生懸命起き上がろうとしていた、ように見せる。それをれいむが追い討ちをかけるように、上にのり、ジャンプを繰り返して 攻撃する。 ふらんはうめき声を上げ、力が残っていないように見せた。れいむは、とどめとばかりに 「しねぇぇぇぇぇぇええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!! ちびちゃんたちのかたきいいいいいいいいいいいいぃぃぃぃぃぃいいいいいいいいいいいい!!!!!!!」 と、高々とハイジャンプ。そのままふらんを潰した・・・。 と思いきや、ふらんは突然起き上がり、ニヤリと笑みを浮かべ、落ちてきたれいむに貫手をくらわせる。 カウンターヒット!こうかはばつぐんだ!! カウンターもあり、れいむはふらんの腕に串刺し状態になる。まだ状況が読み込めていないれいむは 「ゆぅ……。どうしてふらんがしんでいないの?」 と尋ねた。自分が致命傷を負っているのに気づいていない、痛みをあまり感じていないようだ。 「私の勝ちね!だからあんたのガキは殺す!!ゆっくりしね!!」 「いやぁぁぁぁああああ!!おかああしゃんだずげでぇぇぇぇええええええ!!!!!」 目の前で子をじわじわと強く握られていき、そしてついに 「もっと……ゆっくち……ちたか……ゆぶゅぇっ!!」 乾いた音を出して、破裂した。 ふらんは串刺し状態のれいむを乱暴に抜き取り、地面へと叩きつける。れいむは、最後の一匹になった子れいむの死体へと寄り添い 「お……おちびちゃん……目を開けて……。挨拶しようよ……。ゆっくりしていってね!……ゆっくりしていってね!! ゆっくりしていってね!!!ゆっくりしていってねぇっ!!!!ゆっくりしていってねぇぇぇえええええ!!!!!ゆっくりしていって……ね…… ゆっくりして…………いって…………ね……。……もっと……ゆっくりしたかっ…………た」 壊れたラジオのように同じフレーズを繰り返す親れいむ、しばらくした後、その声もだいぶ小さくなっていき、彼女はなにもしゃべらなくなった。 死んだのを確認したふらんが、勝利の咆哮を上げる。 『決まったァーーー!!勝者ふらんッーーーー!!皆様、彼女に惜しみない拍手をお願いします!!』 と、マスターの宣言を皮切りに、ふらんと、この闘技場を演出してくれた万能お兄さんに拍手が送られる。 中には客が彼のところによってきて 「俺もふらん飼っているけど、あんたんところのはすげぇー美人だしつえーな!!」 「久しぶりにいい虐待ショーがみれたぜ!!ありがとな!!」 「こいつぁいいもんを見せてくれた、俺からの感謝のおごりだ!!うけとってくれや!!」 と、肩をバンバン叩かれ、笑いに包まれながら酒やつまみを彼らは万能お兄さんにあげた。 彼は酒をもらい、つまみはゆっくり達に分け与えた。 マスターは親子の死骸を丁寧に取り、彼のオーダー通り餡子ジュースを作った。彼は一口飲んで 「うまいっ!!」 と思わず声をあげる。やはり虐待された餡子は美味だ。しばらくすると、マスターに体を綺麗にしてもらったふらんが戻ってきた。 「ご主人様、ただいま戻りました」 「「「「ふらん、おつかれさま!!」」」」 「うん、ご苦労様。楽しかったかい?」 「はい!久しぶりに親子を殺してすっきりしました!!」 「うんうん、僕らも楽しかったし、君も楽しんだようでうれしいよ。ほら、ご褒美だ」 そういうと、彼はふらんを抱き上げると、自分の膝の上にのせ餡子ジュースを飲ませた。 ふらんは親子を殺していたときより喜んだ表情を見せて、彼に思いっきり甘えた。 彼もご褒美として、甘えてくるふらんをたっぷり撫でてかわいがった。 家ゆっくりたちは 「ふらんいいなー」 「わたしもご主人様の膝にすわりたいんだぜ!!」 「むきゅ、でもふらんはがんばったからね、当然よ」 「ご褒美なんだねー、わかるよー」 と、ふらんを羨望のまなざしで見つめる。万能お兄さんから家ゆっくりへの至高のご褒美の一つである、「膝の上でゆっくり」である。 とてもすばらしいことをしたゆっくりに、彼が膝の上に乗せてたっぷりとかわいがるのだ。効果はほぼ一日と長い。 主人を愛してやまない家ゆっくりたちからすれば、とてもうらやましいことである。 「いつもながら、君のゆっくりは素晴らしいな」 「お褒めに預かり光栄ですよ」 「とりあえず、今度村を襲う群れについては理解した。今から……2ヵ月後だったかな?」 「ええ、もうすぐ春が来ますしね。ただ2ヵ月後というのはあくまで予測です。正確な観察までは出来ませんので、ずれるかもしれません」 「そうか、なら観察お兄さんに頼んでおこう。彼からすれば、村を乗っ取ったゆっくりなどこの上なく珍しいからな」 「彼ですか。彼ならば、観察データも正確になるでしょうね。ありがとうございます、彼にもお礼を言ってください」 「あいわかった。では私はこれで失礼する、いつも虐待できるゆっくりを教えてくれてありがとうな」 そういうと、会長は店を後にした。彼は、マスターから写真を取らせてほしいといわれ、家ゆっくり31匹と彼とマスターが入った写真を撮った。 マスターいわく、お得意様は写真を撮るとか。まぁ、彼自身何回もとられているが、プラチナバッジ付きのを31匹もつれてきたのは今回初めてなので、マスターとしても 撮りたかったのだろう。 ゆデスファミリーの会長からの頼みとあらば、観察お兄さんも断れないだろう。彼は内心喜びながらも、撮影スマイルで写真をとっていた。 彼と、ゆっくり達はマスターに感謝して店を後にした。次は病院である。 受付で手続きを済ませると、彼は病室へ向かった。 病院の個室のベッドに少女が横たわっていた。健やかに寝息を立てている、今にも起きそうだ。 だがかれこれ7年は眠ったままなのである。 彼は、妹の横に座り、手を握り締めると静かに涙を流した。 ゆっくり達も静かに泣く。家族だからこそ、彼の悲しみを理解しているし、彼が妹の存在を大事にしていることも理解している。 彼は一緒に泣いてるゆっくり達をみて、思い出した。彼女達を初めてここにつれてきたときのことを。 2年前にゆっくり達を飼い始めて、初めてここにつれられたときまで、ゆっくり達は妹の存在など知らなかった。 目の前の眠っている少女を見て、ゆっくり達は尋ねる。 「ご主人様、この人はだれ?」 「僕のたった一人の家族さ、君達にとってはお嬢様ってとこかな。」 「うー☆おじょうざまおねむなんでずどぅー☆」 「むきゅ、ねむっているけど、おきないんですか?」 「ずっとねているんだねー、わかりますよー」 「…………」 「……ご主人様?」 彼は静かに涙を流していた。ゆっくり達も驚く。自分達を育ててくれた優しい主人が、今まで涙を流したことなどなかったから。 「僕の妹はね……ずっと眠ったままで起きない病気なんだ。今もこうして、手を握って起きることを願っているけど…… 起きて……くれないんだ。5年……、もう5年経っているけど……。起きないんだ……」 「ご主人様ごべんなざいぃぃぃいいいいい!!!」 「むぎゅぅぅぅうううううじらながっだんでずぅぅぅぅうううう!!!!」 「じづれいなごどをいっでずびばぜんでじだぁぁぁぁあああ!!!!」 「う゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!お゛じょう゛ざま゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ああああ!!!」 「どうじでおぎでぐれないのーーー!!わがらないよーーーー!!!」 家ゆっくり達は、次々と泣き始めた。利口な彼女達は、彼の悲しみもすぐさま理解してくれた。 「泣いてくれるんだね……うれしいよ」 「だっでがぞぐなんでずもん!!がぞぐがごんなになっだらだえられないでずぅぅぅぅうう!!!」 「ご主人様のがなじみはわだじだぢのがなじみでずううううううう!!!!!!!!」 れいむが泣いてくれる。まりさやぱちぇりー、ありす、ちぇん、れみりゃ達も。 彼はうれしくて、ゆっくり達を抱いて泣いた。ゆっくり達も彼につられて更に泣いた。 あのときから2年経ったのか……。しずかに涙をぬぐって、彼は改めて妹を見た。 「むきゅぅ……、お嬢様目覚めないですね……」 「ゆぅ……、はやくおきるといいですね……」 悲しむゆっくり達を、励ますように彼はいった。 「でも、大丈夫。僕の計画が上手くいけば……妹は起きるよ」 「あのドスが鍵を握っているんですねー、わかりますよー」 とちぇんが答える。その通りだ。あのドスが妹を目覚めさせる鍵を握っている。 長い熟成をかけたドスの中枢餡子は、特効薬となりえるのだ。そのために、村を襲ったときはドスを見逃した。 ひとえに生成されるのを願って見逃したのだ。無論成功するとは限らない。 だが、それでも賭けるしかなかった。 「お嬢様のためにも」 「がんばらなければなりませんね」 きめぇ丸姉妹が答える。 「ああ、その通りだ。だから……ゆっくりがんばろう」 「「「「ゆっくりがんばるよ!!!!!」」」」 病院を後にした彼は、野菜卸売りセンターへと足を運んだ。 野菜を卸す人にとっては、ゆっくりは天敵である。彼らは万能お兄さんのゆっくり達に戸惑い追い出そうとしたが、つけているプラチナバッジが安全であることを 示している。バッジを見た業者達は、すぐに警戒を解いた。 万能お兄さん達も、悠然と市場を横切る。安全なゆっくりとわかった業者は、ゆっくり達を撫でたりした、ゆっくり達も喜び、忙しい業者に安らぎを与えていた。 事務所にたどり着き、社長に会った。事前に電話を入れておいて正解だった。 「社長、連絡したとおりもらいに来ました!」 「おう!まっていたぞ。さあこっちだ」 そういうと、社長は倉庫へと彼らを連れて行った。 倉庫の中には山積みのダンボールがある。 「全部トウガラシだ。廃気品だが、それは見てくれが悪かったりして、売れないだけだ。味まで悪くなっていないから安心しろ」 「ありがとうございます。これでなんとかなりそうですよ」 「はっはっは、礼は野菜をこのセンターに納めることで十分だ。だがかなり量があるぞ、大丈夫か?」 「ご安心を、うちのゆっくり達が運んでくれますので。」 このために、彼は全てのゆっくりを町へ連れて来た。彼女達もまっていたといわんばかりに 「「「「「ゆっくりはこぶよ!!!!!」」」」」 と器用に頭の上にダンボールを載せ、運び始めた。無論飛び跳ねず、ずりずりと這っている。 道行く人々は珍しそうに、彼のゆっくり達を見た。無理もない、31匹と数も多く、すべてプラチナバッジで礼儀正しくみな美しい。 ペットの飼いゆっくりと子供を連れた母親が 「こんにちは!うちの子供とゆっくりにさわらせてもいいですか?」 と尋ねてきたので快く了承した。 飼いゆっくりと子供は、ゆっくり達とふれあいをはじめ、彼は母親と話に花を咲かせ、しばらくした後その様子を見た人たちが 次々とよってきてゆっくり達を触り始めた。 荷物を運んでいた途中だったが、楽しいので別に気にならない。 しばらくした後、人々に礼と別れを告げ、彼とゆっくり達は家へと帰っていった。 ゆっくりいじめ系1831 万能お兄さん5_5に続く