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殺しのドレス 1987年発売 (フェアリーテール) Story Operation Comment Link
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【妄想属性】オリジナル 【作品名】進ぬ!雷波少年 【名前】概念殺しの概念 【属性】概念殺しの概念 【大きさ】なし 【攻撃力】なし 【防御力】なし 【素早さ】なし 【特殊能力】 実体なし、概念存在、無などの大きさも攻撃力も防御力も素早さもないものなら どんな相手だろうと確実に勝利することができる。 これは概念殺しという概念そのものであり能力ではないので この概念が消去されることは概念殺しの概念が消去されることに等しい。 【長所】なし 【短所】うんこなどの汚物があると自滅する。これはこの概念の弱点であって能力ではない。 732 名前:格無しさん 投稿日:2006/08/14(月) 14 14 05 概念殺しの概念考察 基本的には無と同列だが概念殺しと弱点により勝敗が変動する。 大きさ、攻防速が書いてないキャラは無しとすると勝敗は以下のようになる。 勝ち 無、なし、名無し、。、夢の涯、特になし、「最強」のイデア 分け なんて=こった、恒星、李登輝、関係しない神???、asbtnoer6lnz(理解できないが、ある)、 ちびしぃ、しかめっ面の大仏、只野門司、強化期間、ビ・ギン、でんでんウイルス、 むりやり様、魔王・ガイアス 負け うんこ、とてもばっちいひと うんこ=とてもばっちいひと>なんて=こった=恒星=李登輝=関係しない神???=asbtnoer6lnz =ちびしぃ=しかめっ面の大仏=只野門司=強化期間=ビ・ギン=でんでんウイルス=むりやり様 =魔王・ガイアス=概念殺しの概念>無=なし=名無し=。=夢の涯=特になし=「最強」のイデア 286 : ◆rrvPPkQ0sA :2016/11/10(木) 21 55 43.98 ID eKVehTJT 概念殺しの概念……攻防速がないキャラには勝利
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仮面に隠した正義の心。亀田達をぶっ飛ばせ ◆7WJp/yel/Y 「おい、野球仙人! これもお前の仕業なのか!?」 野球のユニフォームを着た少年、小波 走太はビルなどが建ち並ぶ街の中で空へと向かって大声で叫ぶ。 だが当然の如く何の返事もなく、走太自身の声が辺りに空しく響くだけである。 「くそ……一体何なんだよ」 走太は悪態をつきながら地面に座り込む。 その様子は外見に相応しく子供らしい強がりと怯えが含まれている。 (本当に、死んだんだよな?) 亀田に逆らったがために首輪を爆破されて死んでいったガンバーズのチームメイト、二ノ宮の顔が脳裏に浮かぶ。 あれは手品なんかとは違う、二ノ宮はもう動き出す事はない。 二ノ宮は生き物を笑いながら殺したりする残酷な一面もあった。 それでも走太にとって大事な仲間だった。 少し前に飼い猫が死んで以来、全くと言っていいほど生き物を殺さなくなったのに。 そんな二ノ宮が死んでしまった。まだたくさんの希望があったはずの未来を亀田によって閉ざされたのだ。 走太は決心する。 二ノ宮は死を覚悟してでも、殺し合いを否定したのだ。 それなのに走太が人を殺して回っては二ノ宮に会わせる顔がない。 亀田を倒して、二ノ宮の墓の前で土下座をさせてやるのだ。 そう、こんなこと、認められるわけがない。 人を殺すなんて、やってはいけないことだ。 (でも、そうすると俺は殺されるのかな? 親父と違って、ボールとしてですら生きられないのかな?) 走太の心に少し陰りがさすものの、無理やり振り切り隣においてあるデイバックを手に取り支給品の確認をする。 が、その前に後ろから足音が聞こえた。 何だろう? と思いながらも走太は振り向く。 そこにはショートカットで眼鏡をつけた女子高生が近寄ってきていた。 ―――手に長すぎる棒を持ち、その目を恐ろしいほど冷たくさせて。 その女子高生は浜野 朱里、ジャッジメント製のアンドロイドである。 走太が振り向くと、朱里は軽く舌打ちをしてものすごい速さで迫ってくる。 走太は身の危険を瞬時に感じ取り、デイバックを持って思いっきり走り出す。 ビルや建物が立ち並ぶこの場所は道の作りもハッキリしており隠れる場所が少ない。 だけど、走太はただがむしゃらに走り続ける。 今更ながらあんな道の真ん中で大声を出したことを後悔しながら。 だが、鬼ごっこは直ぐに終わってしまう。 野球をやっているだけの小学生とアンドロイド、しかも朱里は戦闘特化型、戦うために作られたアンドロイドだ。 そんな鬼ごっこの結果なんて、それこそ火を見るよりも明らかだ。 ほんの数十秒で追いつかれ、信じられないほど強い力で首をつかまれて地面に押し付けられる。 朱里は棒を使うまでもないと判断したのか、首を掴んでいる手に力を込めて走太を絞め殺そうとする。 首を絞められ声も出ない、走太はただがむしゃらに手足を動かして抵抗する。 (ここで……こんな所でなんか死ねない!! 俺は親父を助けるために、全国大会で優勝しなくちゃいけないんだ!) 走太はその思いだけを胸に抵抗を続ける。 しかし、アンドロイドである朱里がそんなちゃちな反抗で止まるわけがない。 徐々に走太の体から力がなくなっていき、残り数分で窒息死するところまでいく。 その結果は覆らない、それこそテレビの中の『ヒーロー』でも現れない限り。 だが、ここには『ヒーロー』が存在しており。 「――――っ!?」 幸運なことに、走太の近くには、黒いヒーローが居た。 ヒーローは跳び蹴りを腹に当て、朱里を吹き飛ばす。 だが、朱里はその瞬間に横へと跳び蹴りの衝撃をわずかに減らしていた。 数多の戦いを生き抜いた彼女には、もうその動きが体に染み付いていたのだ。 そして、すぐさま体勢を立て直しヒーローへと向かい合って棒を前に差し出し距離をとる。 「なっ、『黒猫』!?」 朱里は驚いたような声を上げたあとに、ギリ、口をかむ。 走太はむせ込みながら、突如現われたヒーローを見つめる。 その姿は深夜の暗さと基調の色が黒という事でわかりづらいものの、あそこで殺された機械と確かに同じ姿。 その姿を見て、走太は何の疑いもなく。 「正義の、味方……参上!」 『ヒーロー』だと確信した。 ◇ ◇ ◇ ブラックこと芹沢 真央が走太の所に駆けつけることが出来たのは本当に偶然だった。 たまたまこの場所に飛ばされ、たまたま走太の声を聞き、たまたま殺される前に間に合った。 全ては偶然。上の三つのうちのどれかが欠けていれば走太は死に、真央は無様にも一人見殺しにしていた。 だが、偶然でもいい。 例えそれが亀田の思惑であろうと、なんら構わない。 彼女は誰が何と言おうと、ヒーローだ。 そこに悪が存在すると言うのなら、そこに苦しむ人がいるのなら。 命を捨ててでも倒してみせよう、この身が引き千切れても救ってみせよう。 そして、彼女はヒーローに相応しく毅然と立ち向かう、長い棒を持った相手に空手で。 棒で距離を確かにとりながら、朱里は走太を殺す機会を窺う。 朱里との間合いを計りつつも、真央は走太を庇える位置へと移動する。 睨み合い合いが続く、どちらも仕掛けようとはしない。 朱里は真央の身体能力と特殊能力を共に知っているため。 真央は万が一の時に確実に走太を庇うために。 共に動かない。 「――――ちっ!」 その拮抗を破ったのは朱里だった。 と言っても襲い掛かったのではない、引いたのだ。 長くて硬い棒一本では分が悪く、しかも向こうにはまだ見ぬ武器がある可能性が高い。 ただでさえ真央には相性が悪いのだ。 ここで博打に出るよりも、引いて体制を整える方がいい。 真央は朱里を追おうと思うものの、その間に別の人間が走太を襲ったら本末転倒だと気付き走太に近寄る。 「……」 変身を解き、普通の女の子の姿へと戻る真央。 『ブラック』の方が奇襲にも備えられるし色々と便利ではあるのだが、人と話すときは人であるほうが良いだろうという判断の元で。 真央は少年に警戒心を与えまいと話しかける。 「大丈夫……?」 「あ、う、うん。ありがとう、お姉ちゃん」 走太は何とか立ち上がりながら礼を言う。 変身には驚いたが、自分の親父がボールなのだから変身ヒーローが居ておかしくはないと無理やり納得する。 「お姉ちゃんは、殺し合いをするの?」 走太は怯えつつもしっかりと真央を睨みつける。 手にはデイバックの中に入っていたペットボトルを握り締める、いざとなったら投げつけて時間を稼ごうと。 「……しない……私は……ヒーロー、だから」 返ってきた言葉は、妙に納得が出来るものだった。 何となくではあるが、走太は真央が嘘をついていないような気がした。 とは言っても『何となく』で判断するのは怖い。 走太はまだ小学生、この状況で会ったばかりの他人を信用しろと言うのは難しい話である。 「……とりあえず、ここを離れよう。……別のが、来るかも」 真央はそう言うと簡単に背中を向ける。 走太は呆気に取られるものの、先ほどの動きを思い出し小学生の攻撃を避ける自信があるのだと思い直した。 (でも、一人じゃ不安だし…………この人についていった方が良いのかな? それに殺し合いしろって言われた時に怒った人の仲間みたいだし、信用できるかな?) 【G-7/一日目/深夜】 【小波 走太@パワポケダッシュ】 [状態]:疲労(小)、軽い擦り傷 [装備]:ガンバーズのユニフォーム、スニーカー [道具]:支給品一式(ランダムアイテム不明) [思考] 基本:生還し親父を復活させる 0:とりあえず真央についていく 1:人は殺さない 2:真央を少し信頼 [備考] ※参加時期は最後の大会の前から、誰ルートかは後続の書き手さんにお任せします ※走太の声がどこまで響いたかは後続の書き手にお任せします 【G-7/一日目/深夜】 【芹沢真央@パワプロクンポケット7】 [状態]:特に異常なし [装備]:私服 [道具]:支給品一式、ランダムアイテム1~3個 [思考] 基本:弱きを守り悪を挫く『正義の味方』を貫く 0:休憩と落ち着いて話し合える場所に移動する 1:人を守る [備考] ※参加時期は黒打くんにアメコミのヒーローについて教えてもらった後 ◇ ◇ ◇ 朱里は真央が追ってきていないことを確認すると足を止めた。 (……冗談じゃないわよ、『黒猫』までここにいるなんて) 悪態をつきながら、2m以上ある棒をデイバックの中へとしまう。 どういった仕組みは知らないが、このデイバックには明らかに許容量を超えるものを収納することが出来るようだ。 (こんな便利なものが作れるのならゴミ問題の解決にでも名乗り出ろってのよ、全く) 長い棒の他には使えそうなものはなかった、少なくとも人を殺せるような道具は。 出来れば拳銃やナイフと言ったものも欲しかったが、文句を言っても仕方がない。 文句を言った程度で変えられるものでもないし、動かなければ死んでしまうのだ。 そう、死ぬわけにはいかないのだ。 かつて自分に全てを託して死んでいった、同じアンドロイドたちのためにも。 朱里はこんな所で死ぬわけにはいかない。 (紫杏のところに帰らないとね……私がしたいことが見つかったんだし。 それにしてもあの眼鏡、私の武器を盗むなんて半殺し確定ね) 朱里にとって、殺し合いに連れてこられたこと以上にそれに腹が立っていた。 死んでいった仲間たちの思いが募った武器、それこそ命に次に大事なものだ。 それを没収され、その代わりに渡された武器がこれだ。 このただの棒も朱里の知り合いにとっては当たりになるのかもしれないが朱里にとってはただの棒。 怒りが治まるわけが無かった しかし、怒ってばかりいてはいけない。 ここは冷静に行く必要がある。 まず自分のすること、それは頭数を減らすことだ。 この棒が入っていたのと同じように他の人間にも武器が与えられているはずだ、それを奪い取る。 あんな子供までいた、と言う事は子供でも殺せる武器があるはずだ。 それが拳銃か、ナイフか。いずれにせよこの棒だけでは頼りない、他の武器も必要だ。 装備が充実する前は基本的に強者には仕掛けない。 それこそ『黒猫』や知り合いのノッポで関西弁な超能力者クラスの相手はそれぞれの潰しあいに期待する。 他にも銃などの強力な武器を持った、大神やジャッジメントのエージェントクラスの相手にも同様だ。 先は長い、無茶な博打は避けたいところだ。 (……ひょっとして、この建物の中なら何か武器になるものもあるのかしら?) サバイバル中に武器の現地調達が認められているのなら、店の中に武器になりそうなものもあるかもしれない。 それに『黒猫』に蹴られた痛みが引かずに動き回るのは、強者と会ったときに危険だ。 少し休憩するのも良いだろう。 そう考え、朱里は近くの建物に侵入した。 【G-7/一日目/早朝】 【浜野 朱里@パワプロクンポケット10】 [状態]:腹に打撲、疲労(小) [装備]:六尺棒 [道具]:支給品一式、戦闘には使えないランダム支給品が1~2個 [思考] 基本:優勝して紫杏の元に帰る 1:建物の中に武器になりそうなものを捜索、少し休憩を取る 2:黒猫(真央)を警戒 [備考] ※参加時期は不明 ※入った建物はどんな店か、包丁など武器になるものがあるかどうかは次の書き手さんにお任せします 【六尺棒@パワプロクンポケット7裏】 鉄で補強した2メートルの木の棒 剣術三倍段と言うし、便利なのかもしれない 投下順に読む 010 勇気VS意地(後編)← 戻る →012 by your side 時系列順に読む 010勇気VS意地(後編)← 戻る →013 くのいち GO! GO! GO! 前へ キャラ追跡表 次へ GAME START 小波 走太 044 起承転々 GAME START 芹沢真央 044 起承転々 GAME START 浜野朱里 033 電話が鳴ってすぐにでる~狂気の鋼毅
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【種別】 人物 【初出】 Ⅳ-94 【登場巻数】 Ⅳ 【解説】 -目次 プロフィール 概要 プロフィール 本名 不明 性別 男 分類 殺し屋 概要 業界でもそれなりに名が通った殺し屋。 主に拳銃を得物とする。 ある一家を惨殺したナメクジと偶然に知り合い、 死体の処理を請け負う。 その縁もあり、家出同然に地元を離れたナメクジの面倒を見ることになった。 ナメクジにとっては師というべき人物。 殺し屋がナメクジを誘ったとき、最初に話した内容は、 彼女に家族と絶縁することを決意させた。 一度人を殺したやつは、なにがあっても人殺しだ。相応の場所で生きた方がいい。 ナメクジと出会って一ヶ月と一週間後、 ミミズの返り討ちに遭い死亡した。
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人並み以上にすぐれた才能。また、その人物。 このスレ独自の用法。自分が無能であることに気づかずに各所で迷惑を巻き起こし、年月を問わず広範囲に被害を与える人物の意。また、意図的に悪意をばら撒いたり、或いは全然成長してないし斜め上な人物もこれに該当する。極めると文字通りに材を逸し、場合によっては途中で『退場』する事も。 +逸材度 ※非公式データ [編集] 逸材度 (無謀 ◆Rdzr9pjJ2I様による公式設定ではありません) Lv 評価 0 一般人 普通の人。発覚してない人 1 やや高い 俗に言う『困ったちゃん』。実害はない。 2 高い 『やや高い』より、周囲への影響が強い状態。 3 かなり高い 『高い』より周囲への影響が更に強い状態。様々な実害を与える。 4 極めて高い 『かなり高い』より深刻。明確な実害を与える。 5 危険水準 深刻な実害をもたらし、処断一歩手前の状態。 6 ほぼゲームオーバー 手の施しようがないと判断された人。処分されるのはほぼ確定である。 7 ゲームオーバー 及ぼした被害の結果、生命的・社会的に抹殺された人。 Ex 斜め上 特定ジャンルにおいて常識の斜め上な反応をしてしまう人。被害そのものは軽微な場合も多い。 ※もたらす被害が、周囲のフォローの限界を上回る際にレベルが跳ね上がる。 【故人】 フリーザ 逸材度:ゲームオーバー旧時代のバイパー村代官で、何かにつけ剣に訴える典型的な暴君。傍若無人の度が過ぎた事で、領民どころか側近にまで逃散された。恐らく、この後上司から苛烈な制裁(死罪か?)を課せられたかと思われる。 Do夫・ラ・ニューソクデ (do夫) 逸材度:ゲームオーバー ドヤが夫の実弟。分り易いダメ人間。家名存続をはじめとした兄の尽力を顧みず、横柄な態度で金の無心(しかも兄の税収の1/3)を続け、妻子に暴力をふるうなどしていた。 兄から絶縁を受け、妻子、周囲の人間すべてから絶縁され孤独に死亡する。 つぐみ 逸材度:危険水準⇒ゲームオーバーバイパー村住人。月、ナギと同世代で仁の婚約者。元は年下の孤児であるやる夫による統治に対する不満から、登場の度に無自覚なままに不敬・扇動・年少者への脅迫を行ってしまう。同年代のナギや婚約者の仁の説得も理解できず、終には名主衆の決定により「不幸な事故」として処分される結果となった。 【現在生存中】奴隷落ち 泰介 逸材度:ほぼゲームオーバー⇒かなり高い元メドローア領民でできる夫の奴隷。脱童貞したいと言う利己的な理由で村を裏切り、野盗の仲間入りをした前科を持つ。捕縛されても、「俺は誰も殺していない!」と言い張り罪の自覚が無く、私刑にかけられる直前であった。だが、誠の懇願によりできる夫が褒賞放棄し、それと引き換えで彼の農奴にされ命を拾った。(尤も、その結果誠 刹那夫婦は村を追放される事となったが)だが然し、あれだけ周囲に巻き込んだのにも拘らず「元の身分に戻してくれませんか?」と、図々しい懇願をできる夫にする始末。どうやら全然反省していないようである。 幸子 逸材度:ほぼゲームオーバー⇒危険水準駒城の間諜。シックスやがくぽからの執拗な拷問により、あっさりと仲間の情報を漏らしてしまう。拷問の際、「ボクは可愛いから、判って庇って、お嫁さんにって人も」と寝言を吐き、別の意味でも逸材と言える。現在、キルバーンからやる夫への贈答奴隷としてギルドにて調整中。作業は難航の様子で、新たな指導役のキヨテルをイラッとさせてる模様。 【現在生存中】ほぼ隔離政策中 ノビ助 逸材度:危険水準タイム伯爵。なあなあのことなかれ主義者。諸侯・宮廷・家臣からの評価は極めて低い。実務能力や展望が皆無で、嫡男ノビ太に実権が移るまで、その統治によってタイム領は荒廃しきっていた。ノビ太不在時、奸臣の出目川に唆され、家臣達の強い諌めにも応じず、山師の鉱脈探索詐欺にかかる。結果、膨大な損益および、鉱毒事故によって領民と肥沃な農地を失う惨事となった。それでもなお己の責任を理解できず、キテレツやケムマキから騎士の剣を返上されてしまう事に。 凛 桜 逸材度:やや高い⇒極めて高い悲劇の姉妹(笑)。レテの安定を第一に考え、公国におけるレテと言う視点に欠ける。嫡男アサシン夫妻に世継ぎがない事、桜の子のできる夫の飛躍による派閥抗争を警戒し、アサシンの妻ルカを唆し、当主に無断でできる夫に生まれるであろう嫡子を要求。この結果、寄親であるやる夫だけでなく王族や有力貴族を敵に回してしまう。現在、凛は謹慎処分を受け、桜も自室に軟禁され、ランサーとできる夫からは絶縁されている。 ファーザー 逸材度:危険水準⇒ほぼゲームオーバー自らの無能で領地を失い、多数の戦死者(先代ローエングラム伯も含まれている)を出す等重大な損失を出したのにも係らず、それを悪びれもしなかった為に没落。(どうやら、ラインハルト(現ローエングラム伯)の逆鱗に触れたらしい)ついには娘達からも見捨てられ、現在は資産凍結により絶賛干殺し中。 杏 逸材度:高い元駒城の間諜。ニートだが潜在スペックは極めて高く、己のニート生活の為にのみ知恵を絞る。昼寝から戻った際、潜入先を軍勢に囲まれ仲間は連行。母国への帰還が不可能となる。連行後、公王達と自身の持つ全ての情報を開示しての取引を行い、亡命を成功させ、公王にブレラとの結婚を認められ、諜報戦の為に親衛隊既婚者寮へと入ってのニート生活を得る。だが、工作員を見分けるスキルを持つ同僚の妻の登場で、囮として勤労を与儀なくされる事になった。 ナランチャ 逸材度:やや高い現王太子親衛隊。現状で、親衛隊屈指の逸材とされている。仕事はこなし命も張っている。自分本位な言動を繰り返し、エドワードと仗助から熱心な指導(物理)を受けている。元親衛隊のトマルのように、現実において実害を及ぼした描写はまだ無い。登場の度に逸材度UPを期待させる発言が続いており、今後の動向が注目される。 シオニー 逸材度:やや高い⇒かなり高いアトリーム大公国大公妹。世間知らずな家臣の夢を壊さない配慮からドツボにはまる。長く周辺諸国と国交の無かった母国の為、外交及び社交のスキルと心構えに欠ける。公王主催の親睦会において、公の場で土下座を披露する醜態を見せた。公王のフォローで救われたが、領民の自尊心と預かり先の鷲巣家の面子に傷をつける結果となった。現在は、鷲巣家嫡男夫婦の協力を得て、外交や社交等を特訓して出直し中と思われる。 【現在生存中】自由意志・経済決定・行動可能 トマル 逸材度:極めて高い元綺礼親衛隊隊員で善吉の父。元親衛隊の中でも金にだらしがなく、息子が命がけで得た報奨金を全て横取りした。また、息子の嫁であるなじみの財産を自身の物と発言し、抵抗する嫁に暴力を振るった事もある。最近では、息子が瀕死の重傷を負ったのにも拘らず、「報奨金が上乗せされる!」と狂喜乱舞し、元上司キバヤシによって半殺しの制裁を課された。 シロウ(アーチャー) 逸材度:かなり高い暴れん坊公王。武勇に優れ、世情にも長けた有能な統治者だが、悪質な失踪癖あり。王兄に王位を押し付けられ、不承不承に公王を務めている。やる気と責任感に欠けるが実務能力は高い。仕事が嫌になれば、平然と悪質な失踪を繰り返して宮廷を混乱に陥れる自由人でもある。失踪時に戦争となり、公都に戻らず単身で援軍に向い、統率者不在の宮廷に多大な迷惑を及ぼすことも。結果として戦を勝利に導いたものの、公王の立ち振る舞いとして大きく疑問が残る。 アルトリア(セイバー)逸材度:かなり高い腹ペコ迷惑王妃。元奴隷。宮廷の高貴なるお荷物にして、奔放なる公王の重石兼制裁役。他人の置かれた状況に対する配慮や、場の空気を読む事が苦手であり、子どもの物語じみた理想や倫理観を押し付け、周囲との軋轢を生む事も多い。王太子を出産し、大国の血筋で、生家の影響なし、粛正なし、濫費なし、寵臣作り、宗教狂いもなし。実務能力は皆無だが、実務者でない当時の王妃としてならば十分に無難な分類となる。 やらない子 逸材度:やや高い⇒一般人?宿屋「海王」の娘。やらない夫の妹。母と兄からの評価は極めて低い。不平が多く怠惰。現実を見ぬ玉の輿願望の持ち主。成功した兄にすり寄り利益をねだる事も。最近は、負傷しながらも、無理を押して頑張る慎二と接し、考え方に変化が生じつつある。 瑠璃 逸材度:危険水準⇒高いバイパー村村民。月の妹。現実逃避に貴族を僭称する妄想を口にする、貴族社会では致命的な悪癖有り。貴族の前で行えば僭称・不敬罪に問われ死罪と成り得る上、周囲への影響も極めて大きい。兄の教育(物理)により改善傾向……と思いきや、お忍びのナナリーの前で妄言を披露する。致命的な悪癖さえなければ逸材からは遠く、根は真面目で他者への配慮も出来る人物である。 ネウロ 逸材度:かなり高い⇒高い典礼大臣家嫡男。ニートその1。怠け者で義理人情に薄く独善的で、尊大。空気が読めない。王家・諸侯の揃う真剣な話し合いの場で、失笑を漏らして当事者に睨まれる等、上級貴族として危うさが目立つが、父と嫁や友人のフォローで踏みとどまっている。街道警備の任務においてそのスペックの高さを証明し、王女救出の武勲を得た。人格は改善されていないが、有能な怠け者と成り得る資質の持ち主である。 ブレラ 逸材度:やや高い冬木門番リー家次男。ニートその2。スペックは高く、妹(ランカ)に尻を叩かれるor話に出されると機能する。勤労意欲は皆無だが、次男故の無役の為にある意味で合法的なニート生活を送っていた。現在は叙勲を受け、妻を娶った事で勤労を強いられる立場となった。今後が注目される。 美心 逸材度:やや高い鷲巣伯爵家令嬢。青い血の自覚と一般常識に欠けた描写がなされている。 当麻・ラ・上条 逸材度:やや高い⇒斜め上王女親衛隊の一人。誰をも救いたいと言う理想と騎士の現実の格差に悩む。護衛任務とシスター雇用問題にて理想と現実の矛盾を突きつけられ、長く低迷した。現在は、理想の為に目の前の現実に立ち向かうと決意し、その斜め上の結論で周囲を凍りつかせている。 月 逸材度:斜め上(女性限定)普段はやる夫の従士兼兄貴分として機能するが、女性関係に関しては本作きってのダメっぷりを発揮する。女性に気の利いた言葉を掛ける事と気遣いをする事が出来なかったり、時には物事をはっきり言い過ぎたりして知らぬ内に女性を傷つけることもあった。振られた経験則で女性を判断する悪癖があり、相手からの言葉を斜め上に受け取ってしまう事も。 廉 逸材度:やや高いメドローア領民。集落内の青年層では年長組。独身。ヘタレ気味。山賊に軽く脅されただけで有り金を全て出したり、マミにプロポーズして断られると簡単に引き下がったり、年少者をリードしなかったりと、年長者としての頼りなさが目立つ。箔と経験を付けさせるべく、叙勲の為公都に向かうポップの従者を命ぜられるが、ここでも、さやかに対する年長者としてのフォローが出来ず、成長を示せなかった。 ガウェイン 逸材度:かなり高い⇒極めて高い実績は積んでいるのだが一般常識に欠け、物事を正直に言い過ぎるためにいらん顰蹙を買い捲っている。叙勲式の時にわんわんの足を引っ掛けて恨みを買い、やる夫に挨拶として金を渡すが、やる夫からは「係わり合いになりたくない」と判断される。ネラの屋敷でわんわん主催のパーティーに招かれる物の、残念王妃の長ったらしい挨拶に皆が辟易する中、余計な相槌を打った為、ルルーシュの怒りを買い、叩き出され掛けたが、全然反省していない。余談だが、従者もかなり残念な人物揃いである。
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殺しのVTR 殺しのVTR (扶桑社ミステリー) 殺しのVTR (サンケイ文庫―海外ノベルス・シリーズ) 題名:殺しのVTR 原題:HEAT FROM ANOTHER SUN 作者:DAVID L.LINDSEY 訳者:入江良平 発行:扶桑社ミステリー 1991年4月25日 第一刷 価格:\700(本体\680) 『噛みついた女』(COLD MIND)に続くヒューストン警察スチュアート・ヘイドン刑事シリーズの第2作。内容が非常にこってりとして食べごたえがあり、警察小説でありながら、どこか私立探偵に近い動きを見せるヘイドン刑事と、背景になるエル・サルバドルへのCIAの敷設した潜入ルートや銃撃のクライマックスは国際謀略小説のスケールに迫っている。ただの警察小説ではない。高品質なヘビードリンクを飲んだ後の眩暈すら覚えるほどの、これは優れ本である。 『悪魔が目をとじるまで』『噛みついた女』と異常者の連続殺人を追ってきたぼくの眼にはこの本はけっこう新鮮に移る。何よりもパターンが違う。まずはこの本での連続殺人は殺される理由のありそうな被害者であるということ。背後に何等かの隠蔽工作があるらしいこと。その鍵を握るのが、何かのヴィデオ・フィルムであるらしいこと。事件の影に暗躍する東洋人の戦争カメラマンがすべてを握っているらしいこと。また一方巨大産業を牛耳る孤独な異常者の存在。またこれに繋がるCIAのダミー会社。事件は非常なサスペンスのさ中に、異様な陰謀の匂いを孕んで疾走してゆく。 ヘイドンは前作の事件で半年間の長期休暇中であったが、デイスタル警部補の嘆願で捜査に加わってゆく。休暇中であるので警察署には全く立ち寄らない。同僚の刑事たちと会うのも、レストランやコーヒーショップと凄い機動性を発揮して動き回るのである。しかも彼は例の異常な一面を相変わらず抱えたままだ。頻発する血と暴力のイメージが彼を苦しめ、妻のニーナがそれを包容する。これはヘイドンの内面の克服ドラマをも含んだ小説であり、最後には異常な発作の原因を夜の墓場で妻に語る。忘れられない名シーンになっている。 通常の二人コンビと違って、かなり独自な動きを見せるヘイドンの捜査活動は、ハードボイルド小説に近い。また彼の真向こうにいる戦争カメラマンが素晴らしいキャラクターである。命を投げ出すかのようにして戦場を駆け回り、殺戮を撮りつづけるプロフェッショナルのカメラマンは、最悪の状況の中で実に冷静に動きまわり、謀略者たちを手玉に取る。女たちにやさしく、プロにはプロとして立ち向かえる彼の存在が、このドラマ全体の緊迫した状況を煽りに煽っている。 描写が細かく積み重ねられているせいで、若干重すぎて読みにくいという方もあるかもしれない。ただその文体は翻訳者を変えても、高度なレトリックを駆使した流麗なもので、ぼくはとても好きである。原題を見てもらえればわかるように、大変なイメージ力を持った作家だと思う。ヒューストン市の描写一つ一つが実に味わい深く、翻訳でありながら文章自体を深く味わうことができる。現在ヘイドン・シリーズの三作目"SPIRAL"翻訳、出版準備中との噂。うーむ、楽しみなのである。 (1991.06.30)
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作者:◆EHFtm42Ck2 【1】 【2】 【3】 【4】 【5】 【6】 【7】 【8】 【9】 【10】 【11】 【12】 【13】 【14】【15】【16】【17】【18】 急ぎ気味でレストランを出たものの、下りのエレベーターがなかなか来ない。さすがに多少イライラし てきて、もうエスカレーターで降りようかと考え始めた時のことだった。 「神宮寺秀祐」 どこからか唐突に、私の名前を呼ぶ声が聞こえた。声は続く。 「いや、今はドクトルJと呼ぶ方が通りがいいのか?」 どうにも不快なその声は、いかにも小馬鹿にするような調子でそうのたまった。あまりに突然すぎて混 乱したが、落ち着けばなんのことはない。声の発信源は私の真後ろに立っている男だった。 もう初夏だというのに真っ黒なロングコートを着、黒いサングラスをかけたその男。明らかに何かを錯 誤しているのだろう。こんな格好している人間は映画の中だけで十分だって話だ。だが、もっと目を背け たい事実がある。それは―― 「久しぶりだな、牧島。相変わらずおもしろい服装だ。暑くないのか?」 私とこの男とは古くからの知人だということだ。あくまで知人であり、友人ではないというところは強 調しておきたい。その証拠と言ってはなんだが、私はこの牧島(まきしま)という男のファーストネーム を覚えていない。 「僕は寒がりでね。忘れたのか? 薄情な奴だ」 「正直興味もない。何の用か知らないが、大した用がないならあっちに行ってくれ」 「冷たいねえ。でも残念だったな、ちゃんと用事があるんだよ。神宮寺お前、窓の外のアレは見たんだろ?」 この男の声は生理的に好かない。爬虫類が人語を話せるのならこんな声だろうと思うような、湿り気 と粘り気に満ちている。だから受け答えをするのも億劫なのだが、この男は今、私が確かめようとして いるものの核心をあっさり明かしてくれる気でいるようだ。それなら乗ってやるしかない。 「向かいのビルに座ってたコウモリみたいなやつのことを言ってるのなら、確かに見たが」 「ひひっ、コウモリとはね。もう少し物事を見定める目を養った方がいいな。まあいいさ。今日はアイ ツの、ガーゴイルの実験を兼ねたお披露目パーティーをやろうと思ってたんだ。だがどうにも調整が不 完全だったみたいでな。キメラやケルベロスのようにうまく制御ができないときた。頭のいい神宮寺君 なら、これがどういうことかわかるよな?」 「ケルベロスか……。やはり以前のあの事件を仕掛けてきたのは君だったんだな牧島。ここのところ私 たちの組織職員が襲われているのも君の仕業か」 「フン。だったらどうする。お前に質問を許した覚えはないぞ。聞いてるのはこっちだ」 ふぅーっ、とわざとらしく大きい息をひとつついて、牧島は続けた。 「ガーゴイルはあれはあれでなかなかの良作でね。ちょっと自信もあった。だから考えた。神宮寺、お 前をガーゴイルの記念すべき最初の餌食にしてやろうと。だって神宮寺お前――死にたいんだろ?」 死にたいんだろ? どストレートでそう言われてしまうと、素直に首肯しづらい。そしてまたそれが 事実であっても、この男にそんなことを指摘される筋合いはない。 「悪いな。エレベーターが来たらしい。君に付き合うわけじゃないが、せっかくだから君の悪趣味な作 品ってやつを見物してくるよ」 牧島に背を向けて、エレベーターに乗り込む。都合ドア側に向き直った私に、彼は相変わらず品のな い引きつり笑顔を向けてきた。ドアが閉まりきる間際、 「足掻いてくれよ、神宮寺」 彼の唇がそんな風に動いたように見えた。 嬉しくない再会となかなか来ないエレベーターというイベントを経てなんとかデパートの扉を開いた 時、すでに事は始まっていた。 平時そこにあるはずのないもの。どす黒い血溜まり。ぴくりとも動かず横たわる、すでにただの肉の 塊となっているかもしれない男性。視線を移せば、四肢の一部が欠損してしまった女性。 そんな凄惨な光景の前に錯乱し、他人を押しのけ踏み付け、我先にと逃げ惑う人々の群れ。すでに周 囲から人影は消え去っていた。 ついさっきまで彼らは――大地に倒れ伏した憐れな犠牲者も含めた彼らは、いつもと何も変わらない 平穏で楽しい週末を満喫していたのだろう。 「生きているものは、遅かれ早かれ必ず死ぬ。そうは言っても、やっぱり理不尽じゃないか? こんなのは」 誰にともなく無意味に呟いて、私は空を見上げる。日常を瞬く間に非日常へと変えてしまった元凶が、 そこにいた。 あの男が言っていた通り、それはコウモリなどという生易しい存在ではなかった。 第一印象、悪魔。さらによく見て、やはり悪魔。月並み過ぎると考え直して、やっぱり悪魔。 その前肢と口元を血で染めた悪魔が、コウモリに似た黒い翼をはばたかせ、悠然と滞空している。 そう言えばあの男は、この怪物を指して『ガーゴイル』と言っていた。ガーゴイルは確か―― 「ってくそったれが! 来るなよ!」 悠然と滞空している、なんて解説してやったそばからこいつめ、猛然と突撃してくるとは! 空から 迫りくるそれを、間一髪横っ飛びで華麗にかわしてみたが、 「あー、痛つつつ」 日頃運動していないせいか、無様に転んで腰をしこたまアスファルトに打ち付けた。 痛い。しかし もっと大きな問題があった。 「あーあ、こりゃダメだわ。ぜーんぜん見えない」 私の顔面から眼鏡が消えてなくなっていた。おそらく着地に失敗した時の衝撃でどこかへ吹っ飛んだ のだ。デリケートな眼鏡だったし、確実にぶっ壊れてしまっただろうな。 こんな時にするべき話でないことは承知の上で、あえて言わせてもらいたい。私は眼鏡コレクターで あり、多数の眼鏡を持っているのだが、今日かけていた眼鏡は一番のお気に入りだったのだ。それをこ んなくだらないことで、一瞬で奪われてしまったのだ。 「予告もなく突撃してきて私のフェイバリット眼鏡を奪うとは。いい度胸してるなお前」 胸ポケットからスペアの眼鏡を取り出しつつ、また悠然とはばたいている悪魔に向かって精一杯の啖 呵を切る。かといって冷静になってみると今はまだ日暮れ前、戦えるわけでもない。とりあえず攻撃を かわせる態勢だけはしっかり作っておくことにした。 そうして私の意識は、眼前上空にいる一匹の悪魔に完全集中していた。まさか背後から第三者に話し 掛けられるなどとは、露にも思わなかった。 「まったく真面目なんだかふざけてんだか。俺から言わせりゃ、あんたのほうがよっぽどいい度胸して ると思うがな」 「……へっ? っておわ痛ってっ!」 ワンテンポ遅れて声に振り返ろうとしたが、遅すぎた。あっさりと背後を取られた私は為す術もなく 押し倒され、固いアスファルトに組み伏せられてしまった。力強い腕が、私の首に回されている。 ああ、くそ。終わりか。なんて馬鹿な終わり方だ。私は戦ったのか? 何かを成し遂げたのか? いや、何を今更だ。私は確かに、死にたいのかもしれない。いや、そのはずなのだ。 それなのに期に及んで、やっぱり今は死にたくないと? こんな終わり方は納得できないと? 本当 に私という人間はどこ―― 「おいあんた、大丈夫か? 怪我はないな?」 私を組み伏せた襲撃者が、なぜか気遣うように語りかける声で私は我に返った。てっきりすでにナイ フが延髄あたりに突き立てられていたりするのではないかと思っていた私は、状況がさっぱり飲み込め ないので、ただ正直に 「あばらが痛い。それと腰もだ」 と答えておいた。襲撃者はそれを聞いて、かすかに笑ったようだった。 「そいつは結構。痛みこそ生きてるって証だからな。俺が飛びつかなきゃあんたは今頃、あの気色悪い 怪物のおやつになってたところだ。ああ、一応言っとくが、腰が痛いのは俺のせいじゃないからな」 すでに落ち着きのある、だがまだ若さもわずかに残っている。そんな印象の声。ナイフを突き立てて くる気配はまるでない。 「君は、私を助けてくれたのか」 襲撃者ではないのか。本気で痛むあばらを庇いつつ、少しずつ身を起こしながら聞いた。 「ん? はあ、どうだろうな。俺があのタイミングで話しかけなきゃ、あんたはあの怪物の攻撃を自分 で避けたかもしれないし。それなら俺が助けてやる必要もなかったわけで。あれ? なんかこれじゃあ 俺、エセヒーローみたいだな」 意外に理屈っぽい男のようだ。一呼吸置いて、彼は続けた。 「まあどうでもいいだろ。あんたに危害は加えない。変な怪物が暴れてるってんで来てみただけだ」 その時。私は初めてその男の顔をしっかりと視認した。 声の雰囲気からして私より多少年下だと思っていたのだが、それにしては明らかに不相応な、泰然と した雰囲気をその身に纏っている。 口元こそ微かに微笑んでいるようだが、その実瞳は恐ろしく冷厳で、射抜くような威圧感を宿している。 彼が着ている、軍服をスタイリッシュにしたような服は、その印象をより強いものにするのに一役買っ ていた。 私のそんな観察を意にも介さず、おもむろに腰から提げていた通信機らしきものを手に取る。 「シルスクより各員。保険はかけたが、一応週末の繁華街だ。火器の使用は許可しない。犬っころも撒 かれてるかもしれんから、十分注意しろ。ターゲットを見つけたら殺さずにつれて来い。半殺しまでな ら許す。以上だ」 通信を切断して、彼――確か『シルスク』と名乗った彼は、なぜか今の今までおとなしくしていたら しいガーゴイルに向き直る。気のせいだろうか、さっきよりも滞空する高度が低い気がする。 「ま、そういうわけだ。あんた、これ以上余計な怪我を増やしたくなければさっさと避難しろよ」 そう言い残して彼は、中空の悪魔に向かってゆっくりと歩み始めた。 つづく 登場キャラクター ドクトルJ 牧島 シルスク 上へ
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蔵の中はキケンがいっぱい!? 【くらのなかはきけんがいっぱい】 ジャンル ドキドキ田舎でADV 対応機種 Windows 98SE~XP 発売・開発元 FAIRYTALE ETHIX 発売日 2007年6月29日 定価 6,800円(税別) レーティング アダルトゲーム 配信 2010年6月8日/2,848円(税別) 判定 なし ポイント 事前情報とあまりにも違う内容親子丼(エロい意味ではない) あっ、濡れちゃった…… 概要 ストーリー 登場人物 特徴 事前情報とあまりにも違う内容 賛否両論点 鬱要素 問題点 評価点 総評 余談 概要 F Cの傘下ブランド「FAIRYTALE ETHIX」の2作目。 まずは公式の紹介を見ていただきたい。 + デモムービー ストーリー 夏休みを利用して、祖父母の家に遊びにきた主人公・大樹。 帰ってきて早々、幼馴染である「近澤一史・結衣」の兄妹と再会する。意気投合して、毎日のように近澤家に出入りする大樹。 さらに数日後、事故で両親をなくした「都築姉弟」が近澤家に引き取られてきた。最初はぎこちなかった五人も、年齢が近いせいもあり徐々に打ち解けていく。 かつては妹のような存在だった「結衣」、気が強くてグイグイ周りを引っ張っていく「亜季」。 二人の間で大樹の気持ちが揺れ動いていくことになる。夏の終わりを迎えたときに大樹の隣にいるのは果たしてどちらの、女の子だろうか。(公式サイトより抜粋) 登場人物 近澤 結衣(ちかざわ ゆい)CV:篠原佳音 大樹と幼馴染の女の子。 以前から大樹に好意をよせていたがなかなか言い出せないでいた。 両親は離婚しており、母親と兄との三人暮らし。 今年の夏こそ、大樹に自分の気持ちに気付いてもらうために奔走する。性には疎く、ちょっとしたことでも顔を真っ赤にしてしまう。 都築 亜季(つづき あき)CV:浅倉四季 両親と死別し、唯一の親類である近澤家に弟と一緒に世話になっている女の子。 本人もそれは負い目を感じているらしく、家の手伝いなどをして、少しでも一家に貢献できるように、日々頑張っている。 エッチには興味があるものの、具体的にどういったことをするのか、といった知識は皆無。 近澤 依子(ちかざわ よりこ) CV:南雲涼 近澤結衣と一史の母親。離婚したため、女手一つで子供達を育ててきた。 サバサバした性格で大樹にとっては幼馴染の母親というより、歳の離れた姉貴といった感じ。 ちょっとした仕草で大樹をドキッとさせることもしばしばで、本人はからかっているつもりらしいが、大樹にとっては刺激が強すぎる ようだ。 近澤 一史(ちかざわ かずし) CV:朝田孝 結衣の兄で大樹から見ると何でも知って頼りになる兄的存在。典型的な田舎のニイちゃん。都会から避暑してきた主人公を暖かく迎え入れてくれた。 仕事はしているようだが、詳しくは教えてくれない。口癖は「その方がかっこいいからな!」。 都築 祐樹(つづき ゆうき) CV:井村屋ほのか 亜季の弟で姉共々、近澤家に世話になっている。病弱で性格も大人しいため、以前住んでいた場所では友達も少なかった。 こちらで生活するようになってからは、自分から積極的になろうと色々、努力しているようだが……。 (ここまで公式サイトから引用) ジャンルや公式での紹介などから「田舎を舞台としたごく普通のADV」を連想させるが……実際の内容はとんでもない鬱グロゲーであった。 特徴 システムはオーソドックスなADV。 選択肢で分岐して展開やエンディングが変わる。 テキストは全画面に表示されるビジュアルノベル形式。 事前情報とあまりにも違う内容 「祖父母の家に来て、幼馴染と再開する」この部分までは、公式の紹介通り。 初日を終えると、怪しげなフォントで「DAY 2」と表示される。ここで違和感を覚えたプレイヤーもいる。 2日目に主人公は依子と和姦してしまう。その後、依子は主人公に異様な執着を持つ。 その後も不穏なイベントがちらほらあり、「DAY 4 」は数字が赤くなる。この日から事前紹介と完全にかけ離れた展開になる。 4日目に依子が、両親を失った都築姉弟を引き取る。 依子は都築姉弟を嫌うそぶりを見せる。近澤兄妹と主人公も困惑。 その後依子は亜季を虐待する。 亜季は弟を守るために、虐待を受け続ける。 + 亜季への仕打ちのうち、特に酷いもの 床にこぼしたご飯を犬食いさせる。 亜季が可愛がっていたヒヨコを、親子丼にして食べさせる。 陰核を切断。 賛否両論点 鬱要素 陰湿な作風 ほとんどの主要人物の倫理観が狂っており、主人公は狂った環境を改善しようともするが、時には加害者側にもなるため、感情移入はしにくい。 和姦/凌辱の双方に何らかの後ろめたい事情が絡んでいる。 追放される形での田舎送り。田舎故に助けを求められない虐待など、田舎の嫌な面ばかりが強調されている。 珍しい題材ではあり、先の見えない展開ではあるが、少なくとも公式の紹介のようなストーリーからはかけ離れている。 + キャラクター・一部ストーリーのネタバレ 主人公は「親友と思っていた男に、彼女を陵辱される。その後彼女が自殺」という過去を持つ。 その後、親友を半殺しにしている。冒頭で田舎に来た理由は精神を落ち着けるため。 亜季は「後輩と性行為をしている間に両親が交通事故」という過去を持つ。 両親の事故を見た祐樹は、心的外傷後ストレス障害になる。 亜季が祐樹を守るのに必死なのはこの事件があったため。 近澤一家は倫理観が欠けている。 結衣は亜季の陵辱を傍観して楽しむ。 一史は弱っている亜季に陵辱を試みる。 ねじの外れた者達同士のその後は、やはりろくでもない。 主人公が依子を中心に支配する展開もある。 選択肢によって展開が変わるが、どのルートも悲惨 以下は一例 調子に乗って一史が亜季を陵辱。 それを見ていた祐樹が一史を刺殺。 主人公は死体を隠すために、依子に息子の死体を解体させる。 依子は公に出来ないため、報復として、亜季の眼球をドライバーで潰す。 エンディング 発狂してまともに喋れなくなった亜季と共に過ごす。 主人公の指示で、祐樹が結衣と亜季と性交。依子は一史の子を孕んでしまう。 問題点 シナリオ 選択肢によっては前後の会話が噛み合わなくなる。 またキャラの性格が若干ぶれる場合もある。 結衣ルートは結衣と結ばれて終わる。尻切れトンボなエンディング。 悪事を働いたのに、結衣のみが酷い目に遭わないことも非難される。 質の低いCG 絵とテキストの不一致。 亜季が顕著。傷を負っているのに立ち絵は傷一つない、あったはずの痣が別のシーンでは消えているなど。 胴体が短すぎるなど、身体のバランスが取れていないCGが多い。エロシーンで顕著。 目を瞑ったCGはすべて笑っているように見えてしまう。 絵師も自覚しているためか、瀕死のキャラは目を半開きにしている。笑っているように見えるよりはマシかもしれないが……。 選択肢が多く、難易度はやや高い 何故、その選択肢で展開が変わったか分かりにくいものが多い。水増しとも言われる。 コンフィグ 詳細設定をするにはコンフィグ画面で「F8キー」を押す必要がある。 この事は「Readme」に小さく書かれている。 何故か「ユーザーサポート保証外」とも書かれている。 ちなみにBGMのランダム再生も「F8キー」で行う。 評価点 陰鬱な展開 あくまで「事前情報との著しい乖離」が非難されているのであって、シナリオや各々の展開そのものは決して悪くはなく、鬱ゲーとしてはそこそこの完成度を誇っている。 単に狂っているだけではなく、その奥底にある「人間はいとも簡単に狂ってしまう」という核心に基づいてのものであり、暗い過去を持つ者達の掘り下げや、対比により作品の深みを出すことに成功している。 描写面でもマインドコントロールや精神崩壊等の描写が本格的と評判。これらの描写は簡単そうで、深みと個性を与えるのが非常に難しい部類のものである。 現実の監禁事件等でも、虐待を受け続けると逃げる意思さえなくすとされている。 BGM 大半が陰鬱だが、本作の雰囲気には合っている。 長く聴くと気が滅入ってくること間違いなし。文面だけ見ると低クオリティと思われがちだが、鬱ゲーとしては充分な盛り上げ要素である。 総評 公式が意図的に異なる内容で宣伝していたため、悪い意味でプレイヤーの予想を裏切った。 普通の恋愛ADVのつもりで購入した人は騙し討ちで地雷を踏むことになってしまったため、企業態度が問題視された。 公式がこのような手法で宣伝するゲームは幾つかあるが、本作の場合はその出来がどうであれプレイヤーの嗜好に関わる部分を騙していた為、「インパクトある宣伝」ではなく「単純に騙された」という悪印象と反感をもたらす結果となってしまった。 その一方で本作の内容を知ってから、あえて購入した人もいる。 宣伝を抜きにしても難点の多い作品ではあるが、「人間が狂ってゆく」一部始終の描写に惹かれ、ただのグロゲーではないと評する人も少数ながら存在する。 余談 公式で配布されているデモムービーのフォルダ名が「kuraken」なので、公式の略称は「蔵ケン」だと思われる。 「FAIRYTALE ETHIX」名義では過去に『donor[ドナー]』というエロゲーを発売していた。 こちらは発売前からグロ要素を交えて紹介されていた。 案の定というべきか、F Cは本作以降「FAIRYTALE ETHIX」名義での新作を発売していない。 なおライターも本作と『donor[ドナー]』以外で同じ名義が見つかっていない。色々と謎が多い製作陣である。 エロゲー雑誌「メガストア」では本作のグロ要素も積極的に紹介していた。 徹底的にグロ要素を隠していた公式の広報とギャップを感じさせる。 DL版を販売するサイトは複数ある。念のため書いておくが、検索及び購入は自己責任で。 サイトによってサンプルにグロ画像を掲載しているものと、サンプルにグロ画像が見られないものがある。
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秋本 ナオ(あきもと -) 通称 ナオ・ナオ君。 私立山茶花学院初等部5年生。 5月4日生まれ、O型。 身長142cm。一人称『俺』。 ヤマネコの家系。 メシアクラブメンバー。 一流総合病院院長の息子だが、医者になるつもりは無いらしい。 いつも強気で、よく宮川双子兄弟と行動している。 メシアクラブメンバーらしからぬふしだらな行動を取る。 名前表記はカタカナだがハーフではない。 授業中はよく居眠りをする居眠りの常習犯。 超が付くほど寝起きが悪く、別名『低血圧王子』。 眼鏡をかけており、眼鏡が無いと目付きが悪くなる。かなりの近眼。 体育の時はコンタクトレンズを入れている(プールでは裸眼)。 成績は悪い方。 家族構成:父・母・姉2人(高3と中2) 宮川 煌斗(みやがわ きらと) 通称 煌斗・きら。 私立山茶花学院初等部5年生。 6月19日生まれ、AB型(A強)。 身長136cm。一人称『僕』。 ナオの友達で冴斗と双子の兄。基本的に無邪気でイタズラ好き。 ビーグルの家系。 メシアクラブメンバー。 有名占い師の母を持つ。 強い霊感を持つ。霊感が強いからと言って霊媒する訳も無く持ち前の人懐っこさで幽霊と仲良くなってしまう。 幽霊の未練話を聞いていたりする。 定位置はナオの左側。 冴斗とは一卵性の双子でそっくり瓜二つ。髪型も身長も体重も何もかも同じ。 見分け方はホクロの位置。煌斗には口元にホクロがある。 家族構成:父・母・冴斗(弟) 宮川 冴斗(みやがわ さえと) 通称 冴斗・さえ。 私立山茶花学院初等部5年生。 6月19日生まれ、AB型(B強)。 身長136cm。一人称『僕』。 ナオの友達で煌斗と双子の弟。兄と同じで無邪気でイタズラ好き。 ビーグルの家系。 メシアクラブメンバー。 兄の煌斗と同じく、強い霊感を持つ。主に恋を叶えられずに逝ってしまった幽霊をおちょくって遊ぶのが好き。 弟の冴斗は兄の煌斗と違って少しヘタレな所がある。 定位置はナオの右側。 ナオと煌斗とはクラスが離れており、冴斗は5組の生徒である。 煌斗とは一卵性の双子でそっくり瓜二つ。髪型も身長も体重も何もかも同じ。 見分け方はホクロの位置。冴斗には右の目元にホクロがある。 家族構成:父・母・煌斗(兄) 湊 茜利(みなと せんり) 私立山茶花学院初等部5年生。 10月15日生まれ、O型。 身長139cm。一人称『僕』。 麻広のクラスメート。 ヒツジの家系。 一流画家の父を持つ。 生き物を愛する心優しい男子。 虚弱体質である為、腕や脚が細めでいつも元気の無さそうな表情をしている。 激しい運動にはついて行けず、体育は苦手。 また、二重人格の持ち主であり裏人格の茜利は目付きが悪くなり、性格の悪いヤンキーになる。 裏人格時の一人称は『俺』。 頭に衝撃を与えると裏人格になり眠ると表人格に戻るが、本人に裏人格時の記憶は無い模様。 3年生の頃の担任教師の熱血振りについて行けず、『協調性の無い奴だな』『お前みたいな奴は俺のクラスにいらない』と言われたショックから裏の人格が生まれたとされる。 裏人格で怒ると凄まじい体力を発揮するが終わると倒れてしまう(裏人格でも病弱なのは変わらない為)。 画家の父親を持つだけあって美的センスはかなりのもの。 家族構成:父・母・姉(中3) 華城 玲音(かしろ れおん) 私立山茶花学院初等部5年生。 2月24日生まれ、AB型。 身長147cm。一人称『私』。 麻広のクラスメート。 キザで色男。いつも制服の胸ポケットに赤いバラを入れている。金髪碧眼のハーフ。 タイリクオオカミの家系。 一流華道師の父を持つ。 常に女子を惹きつけるフェロモンを放出中。 一部の女子には“レオン様”と呼ばれている。 どの女子にも優しく接するが、性格の悪い女子は相手にしない。 いつまで経っても本命が見つからない浮気性。 家族構成:父・母 天城 爽多(あまぎ そうた) 通称 爽多・爽ちゃん。 私立山茶花学院初等部5年生。 11月28日生まれ、B型。 身長144cm。一人称『俺』。 麻広のクラスメート。 悠里に片想い中。純情くんで恋に臆病。 キタキツネの家系。 メシアクラブメンバー。 大手動物病院院長の息子。将来は動物病院を継ぐつもりで居るらしい。 エッチな話題で話されると顔が真っ赤になってしまう。 そんな純粋な性格が可愛いと同じクラスの男子にちゃかされる事も。 『大事なコは守り抜け』と言う父の教えを忘れず、強い相手にも立ち向かう勇敢な心を持つ。 いざとなると男らしい一面を見せる。 前髪が長く、前髪はいつもバックにまとめてヘアピンをクロスさせて留めている。 悠里に想いが届くまでは前髪は切らないつもりで居るらしい。 家族構成:父・母・兄(高3)・妹(小2) 琴海 薫(ことみ かおる) 通称 薫・薫センパイ。 私立山茶花学院中等部2年生。 3月21日生まれ、A型。 身長166cm。一人称『俺』。 コヨーテの家系。 メシアクラブメンバー。 高級洋菓子製作会社社長令息。 奈々と統の兄。三つ子の長男。 『目が合っただけで半殺しにされる』と噂されているヤンキー。 沸点が低く何か気に障る事を言われるとブチキレる。 女性と自分より小さな子供は殴れない(事情によっては女性でも子供でも殴りかかる)。 涙を流されると弱いらしく泣かれると慌てふためく様子が見られる(特に統に泣かれると弱い)。 ガラの悪いヤンキーだが仔猫などの小さな動物には優しい一面を見せる事も。 妹の奈々には興味が無い模様。 家族構成:父・母・妹(奈々)・弟(統) 琴海 統(ことみ みつる) 通称 統・統センパイ。 私立山茶花学院中等部2年生。 3月21日生まれ、O型。 身長163cm。一人称『僕』。 コヨーテの家系。 メシアクラブメンバー。 薫と奈々の弟。三つ子の末っ子。 三つ子で最も力があるとされる。 涙腺が緩くすぐに泣いてしまう。 主に薫と奈々が兄妹喧嘩をやめない場合、仲良くしてくれない事に悲しくなり泣いてしまう様子。 いつもは大人しいが、殴られたりすると泣く所か逆にブチキレて暴れ出す危険な少年。 ブチキレていた時の記憶は無いらしい。 兄の薫、姉の奈々にはいつでも仲良く居て欲しいと願っている模様。 家族構成:父・母・兄(薫)・姉(奈々) 弥勒 優希(みろく ゆうき) 通称 優希・弥勒センパイ。 私立山茶花学院中等部3年生。 7月7日生まれ、O型。 身長133cm。一人称『僕』。 ホワイトタイガーの家系。 メシアクラブメンバー。 極道の跡取り息子。 中学3年生とは思えない愛らしさと幼さを持つ。性格も子供っぽく無邪気で小悪魔系。 メシアクラブメンバーの女性陣(主に夢梨)に膝枕して貰って昼寝するのが好き。 また、無理に起こそうとすると戦車1機をボロボロにするほど機嫌が悪くなる(と言う噂)事からナオ以上に寝起きが悪い。 4歳の頃に海で溺れた事がある記憶から水に恐怖心があり、プールに入れないで居た。 その後、夏休みに池で溺れていた子犬を救助し、泳げるようになる。 成績は中の上。見かけによらずドがつく程のS。 極道の息子だけあって喧嘩は強く、自分の倍ほど体の大きい男子も投げ飛ばしてしまう。 シュークリームやマシュマロと言った甘いお菓子が大好物。 家族構成:父・母 千堂 かなめ(せんどう -) 通称 かなめ・かなめセンパイ。 私立山茶花学院中等部2年生。 2月14日生まれ、O型。 身長164cm。一人称『俺』。 暴力団『千堂組』の跡取り。 ブリタニア・ペチィーテの家系。 メシアクラブメンバー。 制服をいつも着崩している。秋冬はフード付きの私服の上にブレザーを着るなどと校則違反の常習犯。 ネクタイを締めたりブレザーのボタンをちゃんと留めるのが面倒臭いかららしい。 『ブス』『ボケ』『バカ』などと罵る言葉を平気で言う事もある(性格の悪いキャラのみ)。 邪魔してくるキャラ(特に1組)を罵って退治する役目もあるが、相手がMだと全く効果が無い。 萌えの王道を行く(?)ツンデレ。 『ありがとう』などと感謝されると『べ、別にオマエの為にやったんじゃねぇよ!カン違いすんなっ!』などと言い放ち顔を赤くする。 本当は感謝されると嬉しいと感じるのだが、性格が災いしてツンツンしてしまう。 また、大の動物好きで(特にウサギ)動物を目の前にすると顔が緩み、デレデレになる。 奈々が時計ウサギの呪いにかかり、ウサ耳を生やしていた期間中ずっとウサ耳が見たい為にメシアクラブに通っていた。 ウサ耳を見に来た際、メシアクラブリーダーに声をかけられメシアクラブメンバーとなった。 皆の前ではツン、動物の前ではデレになる。 放課後こそこそと学園の中庭で飼われているウサギたちを眺めて癒されてから帰るのが日課。 家族構成:父・母・妹(小1) 滝浪 梓(たきなみ あずさ) 通称 梓・あず・梓センパイ。 私立山茶花学院初等部6年生。 9月12日生まれ、B型。 身長140cm。一人称『俺』。 シロフクロウの家系。 メシアクラブメンバー。 政治家の父を持つ。 気さくで親しみやすい性格をしており、男女共に友達が多い。 アホ毛が立っている。 小学2年生の頃、野良犬に右足を咬まれ大ケガした事から犬への恐怖心が未だに取れないで居る。 犬恐怖症。 右足には傷口を縫った痕が残っており、いつもズボンで隠している。 傷痕の過去話で『兄貴たちが偶然通りかかって助かったんだけどな』と言う発言から兄が2人居る事が判明。 兄2人の詳細は高校2年生と中学3年生である事以外は殆ど不明。 家族構成:父・母・兄2人(高2と中3) 殿村 瑛介(とのむら えいすけ) 私立山茶花学院初等部6年生。 1月1日生まれ、AB型。 身長149cm。一人称『俺』、『俺様』。 4組に所属する生徒。 色んな女子と付き合っては浮気して別れる浮気性ナンパ少年。 アビシニアジャッカルの家系。 山茶花学院の生徒だが何の会社かは不明で、社長令息である事しか分かっていない。 両耳に2つずつピアスを付けており、顔は中々のイケメン。左目の目元に泣きボクロがある。 ナルシストな面があり、暇になると手鏡を見て髪の毛を弄っている。 狙った獲物(女子)は強引に引き止めてでも逃がさない。 よく襲いかかるが、ほぼ毎回失敗している。 家族構成:父・母・姉(高2)
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空手家 愚地克巳21才の夏……… 灼熱の時間────── + 担当声優 瀧川英次(現:赤ペン瀧川) 『バキ最強列伝』 藤原啓治 『グラップラー刃牙(2001年TVアニメ版)』 喜安浩平 『グラップラー刃牙(BeeTVデジタルコミック版)』 川原慶久 『バキ』 瀧川氏は『相棒』や『アウトレイジ』等に出演している俳優である。 板垣恵介氏の格闘ギャグ漫画『グラップラー刃牙』シリーズの登場人物。名前はボディビルダーであるマッスル北村(本名:北村克己)氏から。 ただしこちらは克 巳 。オロチ=蛇なので巳年の巳と覚えよう。よってNEVERとは無関係。 幼少時は実父と共に「ミズノサーカス」で働いていたが、実父が団のライオンに殺されてしまい、 その後愚地独歩に引き取られ空手を教え込まれる。 サーカスでは僅か5歳でありながら象との綱引きや空中ブランコなどで驚異的な身体能力を発揮していた。 空手家になった後もベンチプレス300キロ、100m10秒台という規格外の体力と独歩でさえ成し得なかった技術を習得する才能を持ち、 また正拳突きに使用される関節の回転を完璧に連結し加速させる事によって音速を超える拳「マッハ突き(「音速拳」とも)」を開発する等、 「空手を終わらせた男」「空手界の最終兵器(リーサルウェポン)」「格兵器」とすら言われる天才児。 独歩自らが「俺より強い」と太鼓判を押すほどの人物。 尤も当初は、その実力と言うか才覚に自惚れている点や、養父と違い己の空手を武術として振るった経験が無い点などから、 技術や才能はともかく、精神的には未熟な点も多く見られていた。 だが、そうした弱点を花山薫やピクルといった強敵達との戦いを通じて克服、肉体面も精神面も成長していった。 尤も「大勢の前で慢心し、近しい人の前で反省する」という行動を繰り返したため成長した事を知らない作中人物からの評価は長い事低く、ピクル編では「独歩は自分を上回る事を恐れて飼い殺しにしている」という噂が立っていたり、刃牙に至っては回想シーンが珍プレー集の様相を呈していた + 作中での活躍 最大トーナメント編 範馬勇次郎との対決に敗れた独歩が、神心会の面子を保つために参戦させた。 トーナメント前に起こった、セクハラ犯とのストリートファイトでは主犯に 骨が露出する程の重傷を負わせる など、 まさに「この親にしてこの子あり(義理の親子だが)」と言わんばかりのインパクトを読者に見せ付けた。 乱入試合や一回戦を経て、二回戦にて花山薫と対峙。 「ヤクザめ 武の力を思い知らせてやる」と完全に相手を下に見て言い放った直後に強烈な先制攻撃を食らい、ヤクザの力を思い知る事に。 試合開始からしばらくは花山相手に悪戦苦闘、というよりは規格外の怪物である花山にほとんど圧倒されていた。 前歯のほとんどを折られ右足を握撃により粉砕され、煽り文(?)にも「死ぬか 死ぬか克巳!?」などと言われる程に痛め付けられたが、 同門の加藤と末堂の激励により奮起、自身の傲慢さを反省し、 対範馬勇次郎を見越して温存していた自身最大の必殺技「マッハ突き」を放ち、辛勝した。 克巳を精神面で大きく成長させた試合であった。 三回戦(準々決勝)では烈海王と対戦。試合前に「“格”兵器VS竹ヤリ」などと謎の発言をかましたりしたが、 この程度の軽口はよくあることだろう(誤字はさておき)。 精神的には万全の状態、花山戦で見せたマッハ突きを最初から解禁する鉄壁の布陣で挑んだものの、 空気による見えない目潰しという想定外の奇襲を受け、咄嗟の反撃も空しくまさかの瞬殺。 前の試合での成長はどうした……と思わなくもないが、 そもそも武器の使用が禁じられた格闘技の試合で飛び道具を警戒しろという方が無茶なのであって、 これを慢心による敗北と呼ぶのは流石に酷というものか。*1 最凶死刑囚編 トーナメント後、独歩は看板を下ろしたが、克巳は自身が神心会の長に成り代わる。 前向きな姿勢で早速、かつての対戦相手・烈海王を招いて中国拳法のレクチャーを受けるが、 ある時独歩を訪ねてきたドリアン海王という人物から不意打ちを受けてしまう。 一杯食わされた克巳は「試合と本番」の違いを改めて思い直し、今度は加藤清澄に師事。 実戦的な戦い方を模索するが、その結果、ドリアンとの再戦時に… ガソリンをぶちまけてライターで火達磨にするという暴挙を実行、本当に空手を終わらせてしまった。 「俺は… 空手家じゃなくていい」 この後、独歩にこっぴどく叱られたが、火を放った件ではなく武器を持参した加藤を師と仰いだ件で怒られていた。 (独歩にすればすでに五体凶器である空手家が武器を用意する自体未熟の証拠と言う事らしい ガソリンとライターは元々ドリアンが持ち出したもので、武器の使用に関しては相手の得物や偶々その場にある物に限れば否定していない)。 流石に反省し、後日、凶器を使わず素手で相手の神経を切断できる鎬昂昇から教えを乞うている。 その後はドイルに火傷を負わせられたり仕返しに半殺しの目に遭わせたり友情を育んだりもした。 ピクル編 現代に蘇った1億9000万年前の人類・ピクルを相手に、他の格闘家達と同様に夜這いを仕掛けるが、 勇次郎から「駄目男」と烙印を押された事で逆に吹っ切れ、勝ち負け関係なしにピクルとの対戦を熱望するようになる。 その際最大トーナメント編ではマッハ突きを「中国拳法が既に通過した地点」と言い放った烈海王より、 「自分も型としては打てるが、実戦で使えるのは克己を除けば郭海皇ぐらい」だと明かされ、 本格的なピクル戦を前に烈海王や郭海皇の支援により、マッハ突きが滅茶苦茶強化されたが、 その方法がイメージで自分の関節を増やすという郭海皇のよく分からない理論による物である。 首の骨が猛獣並に太いと散々強調されてきたピクルを、刃牙が「顎をかすめるパンチはクリーンヒットより脳を揺らす」という理論で脳震盪を起こさせたのに比べれば、まだマシかもしれない。 そして家族や門下生、戦友達が見守る中、遂にピクルとの決戦の火蓋が切って落とされた。 マッハ突きの改良版「真マッハ突き」でピクルから幾度もダウンを奪う克巳。 だが強化の代償として自分の技の威力に自分の体が耐え切れなくなってしまい、深刻なダメージを体に負ってしまう。 両手と左脚を壊しながらも最後に繰り出した、真のマッハ突きを更に超える「当てない打撃」*2 による自身の肉体へのダメージとピクルに負けた事の代償として右腕を失い隻腕の身となるが、 むしろ本人はそれを肯定的に捉えており、剣術の一刀流の思想にも通ずる新たな武の追求を続けている。 片腕は失ったものの精神的には大きく成長しており、失うものも得るものも大きかったようだ。 この克己vsピクル戦は話数としては短いが、本編のベストバウト人気投票で上位になっており、 かの勇次郎も父独歩との会話の中で賞賛していた。 「そうとも 敗北るくらいなら逃げる たとえどんなにみじめに見えようとも 俺の行動のベクトルは 全て勝利に向けられている」 MUGENにおける愚地克巳 義父である愚地独歩と同じく、tokage氏によって製作された克巳が存在する。 現在は氏のOneDriveに繋がらなくなっているため、茉莉氏によって代理公開されている。 ドットも独歩と同じくですからー氏の松尾象山の物を基にしている。 なのでよく見ると独歩と似ているモーションも多いが、技や性能はきちんと差別化されている。 ボイスはアニメ版の物を使用しているが、アニメに無い技も搭載済み。 前述の真マッハ突きや「当てない打撃」も再現されている。 ただしどちらも使用すると自爆ダメージを食らうため使い所に気を付けよう。 なお、真は約1割、当てない打撃は約2.5割ほど食らう(ダメージを受けるのは攻撃した後なので基本的にはDKOにならない)。 また、当てない打撃で敵をKOするか当てない打撃のダメージによって自殺した場合、 原作再現で腕の肉が吹き飛び骨が露出した状態になるのでグロ表現が苦手な方は注意。 + グロ注意 AIもデフォルトで搭載されている。 プレイヤー操作(18 16~) (俺だけが摑んだ───── 俺だけのマッハッ) 出場大会 + 一覧 リリー「春ですよー!タッグですよー!」 手書きキャラonlyトーナメント Fist or Twist せっかくだからカプ厨釣って再生数稼ぐぜェ(ゲス顔) 版権VSオリジナル 交代制作品別トーナメント パルスィ杯2 橋姫の復讐 2012年公開キャラ&AIでタッグチーム大会 打倒剣帝!無差別級大会 仁義なき戦い MUGEN死闘編 集え!コンパチキャラ!絆のタッグバトル!! 最強格闘技決定戦シングルトーナメント 2分22秒トーナメント MUGEN祭 並盛りシングルトーナメント 第4回 4人タッグVSボス 大会 MUGEN祭 並盛りタッグトーナメント 新規襲名 交代式ランセレトーナメント 第二次東西対抗!仲間を集めてワンチャン大会 大乱闘!!MUGENタッグマッチ2 宇宙丸ごと大決戦!! 【MUGEN大祭】特盛りシングルトーナメント 巡り会う運命よ再び!高性能タッグ大会【ステラ杯2】(おまけ) 更新停止中 最大規模!作品別 成長ランセレサバイバルバトル MUGENの迷宮 プレイヤー操作 水没&逆流withとっつき娘(mission31) 単発!良キャラ発掘絵巻(part162) *1 この時、烈海王からは「マッハ突き程度の技術はすでに中国拳法は通り過ぎている」と言われてしまったが、 後のピクル編において烈本人に「背筋が凍りついた」「経験の差が無ければ負けていた」 「自分を持ってしてもマッハ突きができるのは演武でのみ、実戦では不可能」とまで言われている。 実際、マッハ突きは作中でも最強クラスの耐久力・タフネスを誇る花山を真っ向から打ち破っている程の技であり、 ある意味では納得と言えるだろう (刃牙と勇次郎を除けば、万全な状態である花山を相手に、奇襲等を用いず真正面から打ち倒したのは、実は克巳だけだったりする)。 郭海皇(作中で勇次郎とバキ、オリバやピクルを除けば世界最強の人物)にもその才能を認められており、 ピクルに片足を食われた烈にも(片足のハンデが無くとも)もう勝てないかもしれないと暗に認められ、 刃牙にはマッハ突きは「見えなかった」とまで言われている。 *2 具体的に言えば、音速を遥かに超える速度のパンチを出し、 それを同速で引き戻す事でソニックブームの様な衝撃を発生させ相手にぶつける飛び道具。 なおこの「当てない打撃」だが、ティラノサウルスを一撃で仕留めるほどの威力を誇るピクルのスーパー頭突き全力突進を真正面から撃ち落としているため、 どう控えめに見積もっても ティラノサウルスを一撃で仕留めてもまだお釣りが来る威力 という事になる。