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【検索用 たいふつ 登録タグ KIKOKA VOCALOID いらすとや た ニコニコ外公開曲 初音ミク 曲 曲た】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:KIKOKA 作曲:KIKOKA 編曲:KIKOKA 絵:いらすとや(Twitter) 唄:初音ミク 曲紹介 YOASOBIさんの怪物っぽい曲を作ってみました。YOASOBIさんのカッコいいサウンドに寄せることに全力を注ぎました! 曲名:『大仏』(だいぶつ) 二人組ユニット「KIKOKA」のVOCALOID曲第1作。 YOASOBIの「怪物」っぽい曲。 歌詞 (piaproより転載) 騒がしい世界に日が昇って 街は今日も煩いばかりだ 悲しみ苦しみ日々渦巻いているんだ 一切無常 チクタクなる世界でも今日も 平和を願いて鐘を鳴らす 見守る姿は本堂のその奥 僕らはいつだってドキドキでほらクラクラする その大きな大きな瞳に ねえほら見てバックパックに持ち込んだ煩悩と 願いが届きますように 想い 知らず隠してた 何度も食らいつく困難も国境も 乗り越えて行けるからね 見守っていてね もう 見ないフリはできないよ 千年の想いよ 続けこの先も永久に 教えてよ釈迦 教えてよブッダ ゴータマ・シッダールタ 今日も答え求め辿り着く青銅の御姿 いつまでも残る旅の思い出がきらり 僕らの中に走る 弾む 心の音が響く 鐘のアンコール 動き出せ 弱い自分を隠してた 何度も食らいつく困難も国境も飛び越えて解脱に至る 見守っていて こんな僕も救ってくれますか 千年の想いよ続け この先も永久に 教えてよ釈迦 教えてよブッダ ゴータマ・シッダールタ コメント 名前 コメント
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Last Battle -Asellus- 収録作品:サガフロンティア[PS] 作曲者:伊藤賢治 概要 アセルス編のラスボスである魅惑の君こと「オルロワージュ」戦で流れるBGM。サウンドモードの曲名は「アセルスボス」。 オルロワージュのイメージに合ったゴシック風のシンフォニックな音楽で、チェンバロの音色が耽美な雰囲気を深めてくれる。 耽美な雰囲気を残しつつも、力強く盛り上がる旋律も特徴的で、オルロワージュに立ち向かうアセルスの強い決意が感じ取れる。 美しさと力強さの両方を兼ね備えたアセルス編を象徴するような1曲で、本作の数ある戦闘曲の中でも特に人気が高い。 オルロワージュのキャラ立ち自体も、その威厳のある立ち振る舞いからなかなかのカリスマを見せつけてくれる。 サガフロのラスボスは、シナリオのラストにいきなり登場してただ戦うだけというような例が多数を占める。 だがこのオルロワージュだけは最初から登場するシナリオの重要人物なので、ラスボスの存在感も合わせて印象に残る曲と言える。 伊藤賢治氏によると各キャラのラストバトルの曲の中では1番最初に作られたのがこの曲なため、それだけに思い入れがあるという。 伊藤氏の音楽の原点の1つはクラシックだというなので、クラシックに対する想いがこの曲に込められているとのこと。 「Re Birth II/ロマンシング サ・ガ バトルアレンジ-閃-」にも伊藤氏がセルフアレンジしたアレンジ版が収録されている。 イントロにバイオリンの独奏が入っているなど、より耽美的なアレンジとなった。 過去ランキング順位 第1回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 98位 第2回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 239位 第6回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 672位 第7回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 845位 第8回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 635位 第9回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 765位 第12回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 986位 みんなで決めるスクウェア・エニックス名曲ベスト100 222位 みんなで決めるラストバトルBGMベスト100 233位 みんなで決めるRPGバトルBGMランキングベスト100 304位 みんなで決める初代プレイステーションBGMベスト100 124位 サウンドトラック サガフロンティア ― オリジナル・サウンドトラック Re Birth II/ロマンシング サ・ガ バトルアレンジ-閃- 関連動画 サガ フロンティア オリジナル・サウンドトラック
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千年帝国の鷹篇 聖魔戦記の章 (2004) トラックNo. 曲名 アーティスト名 JOYSOUND DAM 備考 1 Sign〈インストゥルメンタル〉 平沢進 配信中 - 22 Sign-2 平沢進 - -
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↓管理人の独り言!↓ japan-project.jugem.jp/
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サマーウォーズ マイマイ新子と千年の魔法。 劇場版マクロスF~イツワリノウタヒメ~
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219 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2007/11/30(金) 01 30 26 ID ??? 流れを読まずに報告。 DX2でキャラ作成の時にDロイスの説明受けて、変異種を取っておきながら自己紹介の時に 自分のキャラ(ブラムストーカー×サラマンダー)が千年以上生きた吸血鬼だといいだした。 そういうキャラがやりたいなら変異種でなく古代種を取れといったら、 キャラの設定位好きにさせろとごね出した。 困ったちゃんて自分の設定を押し通そうとごねるよね。しかもそれが通らないと、途端に非協力的になる。 459 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2007/12/01(土) 20 09 20 ID ??? 古代帝国や旧支配者のいた太古から生きてるキャラをやりたがるPLがいる。 それにふさわしい特徴やら種族やらはきちんととってるし、別に有利はないんだが 「○○の時代から生きてます」 「よくその程度の実力でその時代に生きてられたな」 と言う会話がおおよそお約束なわが鳥取。 スレ143.3
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【名前】 狼鬼 【読み方】 ろうき 【声】 竹本英史 【登場作品】 百獣戦隊ガオレンジャー 【分類】 オルグ/デュークオルグ 【モチーフ】 狼男 【詳細】 「ウラ」によって眠りから復活した黒い狼の姿をしたデュークオルグ。OPでは「ロウキ」とも記述される。 一匹狼気質で、ウラには従おうとしないものの、1000年前に自分を封印したガオレンジャーに対して憎悪を抱いている。 デュークオルグだけに驚異的な力があり、手に持つ魔笛でガオウルフ、ガオハンマーヘッド、ガオリゲーターという魔獣を召喚、使役するほか、ガオレンジャーからガオエレファント、ガオジュラフ、ガオポーラー、ガオベアーの宝珠を次々と奪い取ってパワーアニマルすらも自分の道具と化す(狼鬼の手中に収まったガオの宝珠はセピア色に染まる。)。 正体は1000年前の「6人目のガオレンジャー、シロガネ」こと大神月麿(後のガオシルバー)。 当時のオルグの頭領「百鬼丸」に劣勢に立たされた状況を打開するのに、ムラサキ(テトムの祖母で当時のガオの巫女)の制止を振り切り、鬼面「闇狼の面」をつけ「百鬼丸」を討伐するも、代償として鬼面の邪気に支配され変貌した状態。 次第に自身の記憶を取り戻しかけるが、業を煮やした「ウラ」により特殊な虫を寄生され奴隷化、忠実なしもべとなってしまう。 その後、奇跡的に人間に戻るもガオレンジャーに自分の過去を語った直後に再び狼鬼に変貌、ガオハンターで襲い始め、新たに参戦したガオライノス、ガオマジロを百獣武装したガオキングストライカーの必殺技「強蹴一閃ライノシュート」を放たれ、ガオハンターを倒した事で鬼面の呪縛から解放、元の姿に戻った。 鬼面に込められた邪気は「千年の邪気」と呼ばれる邪気の集合体で、後に大神月麿とは別個体の「狼鬼」が出現。 更に邪気を込められたオルグは誕生するごとに次々と強化される性質を持っており、「ウラ」は邪気を十分に成長させた上で自分に取り込んで「ウラ究極体」になる事が目的であった。 【狼鬼(復活)】 「千年の邪気」の更なる成長を目論む「ウラ」の力で復活。 ガオレンジャーと戦い、シルバーの破邪聖獣球により敗北。 大ダメージを負いながらも、自身にウルフシードを使って巨大化する。 ガオハンターと交戦、更にガオキングストライカーが参戦するも2体を凄まじい力で追い詰めるが、ガオハンターのガオマジロを利用した攻撃で角を折られて弱体化、最期は悪鬼突貫リボルバーファントムを受け滅び去った(その際は「俺が滅ぶだと!? 馬鹿なー!」と発言。)。 鬼面が破壊された事で行き場をなくした「千年の邪気」は現世へと漂い始める。
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前のページへ / 一覧へ戻る / 次のページへ アルビオン王国改め、神聖アルビオン共和国。 ハルケギニア大陸を見下ろし、天空に君臨する浮沈空母。そして、人類を『聖地』へ導く方舟である。 司教が君主となり、始祖ブリミルの教えに則る政治を行うと標榜したから『神聖』。 数千年の王制を廃し、貴族連合の議会による共和政治を行うから『共和国』。 『神聖皇帝』の称号も、『神の名の下に選ばれた元首』という程度の意味である。 まあ、そうやってローマ共和国も帝政になったわけだが。 「信じられん、信じられん、信じられん……」 「クロムウェル閣下、いや陛下! いい加減にお立ち直り下さい」 首都ロンディニウムの、ハヴィランド宮殿にて。 その神聖皇帝オリヴァー・クロムウェルは、タルブ村での敗戦のショックから、立ち直れずにいた。 敗戦? むしろ、アレは……そう、自然災害だ。ただの火山噴火か超巨大台風が、偶然艦隊を襲ったに過ぎない。 艦隊を襲った黒雲のような悪魔どもなんて、嘘だ。寝ぼけた人が見間違えたのさ。 大体『悪魔』は私の味方だ。私が『虚無』の力で操っている奴隷のはずだ。 私は人類を導く救世主、メシアだ。こんな事があっていいはずがない。いいはずがない。 「陛下! 確かにアルビオン艦隊の多くが失われ、第一次トリステイン攻略作戦は失敗しました。 しかし、アルビオン本土まで侵略され、失ったわけではないのです! お気を確かに!」 黒衣黒髪の美女、シェフィールドが叱咤する。彼女はガリア王国から遣わされた、『東方』出身の人間だ。 その額には、妖しいルーンが刻まれていた。 (全く! 情けない男だ。ガリアはこいつが東を騒がせている隙に、勢力圏を広げる手筈だったのに) 「シェフィールド殿、何か、何か良い手はござらんか」 憔悴した顔で、クロムウェルが女を見上げる。 あちらもあれだけの事をしたのだし、早々に侵攻してくるほどの戦力も整ってはいまい。 だが、相手は『東方の神童』とやらだ。時間稼ぎでもいい、奴らの準備を妨害せねば。 「そうだ、ベリアル閣下はまだ戻られんのか!? ああ、しかしこの大敗、どう彼に報告しろと……」 「わしならここにおりますぞ、クロムウェル陛下。ご無事で何より」 闇の中からふらりと老貴族、悪魔ベリアルが現れた。悪巧みにかけては人間以上の存在である。 何かいい策略を示してくれるのではないか。 「噂は聞きましたぞ。やはり『東方の神童』と『虚無の担い手』、末恐ろしい。 今のところガリアは味方、ゲルマニアもひとまずは内紛続きで、トリステインの王女との縁談もお流れでしょう。 ロマリアは、わしのような存在がうろちょろする所ではありませんしな。 とは言え、ああした聖職者の方が地獄に近いのは、何処も同じ……いやいや」 ベリアルが飄々と情勢を語る。世界の混乱を分析する彼は、なんとも嬉しそうだ。 「閣下、情けない事でした。しばらく『聖地』侵攻は諦めざるを得ませんが、当面の目標はトリステインの征服。 国内の急進派の粛清や、要塞並びに軍事都市の建設も始めます。引き続きご協力のほどを……」 「ベリアル閣下。我がガリア王国は、表立っては中立。情勢が整い次第、アルビオンの侵攻をバックアップします。 私が『指輪』を使って、陛下のサポートをしてもよろしいが……」 シェフィールドは、やや胡乱げにベリアルを眺め、黒髪を掻き揚げる。 彼女の額に刻まれたルーンは『虚無の使い魔』の一つ、『神の頭脳・ミョズニトニルン』の証。 メイジでない彼女でも、あらゆるマジックアイテムを自在に使いこなし、主に勝利をもたらすことができる。 ただし、彼女の主人はクロムウェルではなく、ガリアにいる。 ベリアルはまだニヤニヤ笑っている。シェフィールドが沈黙を破り、口を開く。 「……そうですわね陛下、この間生き返らせた『奴』がいるでしょう。 彼をトリステインへ送り込み、まずは国内を混乱させてやりましょう」 「お、おお、そうだ! 正面からダメなら搦め手から! トリステインの清純なお姫様アンリエッタ王女を、売国奴のビッチとして辱めてやりましょう! 愚者ども、我が『虚無』の力を思い知るがいい! わは、わはははは」 クロムウェルが生気を取り戻し、いつもの狂気に取り憑かれる。 傍らの二人は目を合わせ、肩をすくめる。何が『虚無』だ、道化の偽メシアめ。 トリステイン王国の南に広がる大国、ガリア王国。 その面積はトリステインの10倍、人口は1500万にも達する。首都リュティスの人口は30万。 その王が住むのは、広大なヴェルサルティル宮殿である。 当年45歳のガリア王・ジョゼフ一世は、美形で精悍な顔つきと体格にも関わらず、非常に内向的性格であった。 加えて魔法の才能がないため『無能王』と呼ばれているが、密かに野心を抱いている。 ハルケギニア最大の王国の、王の野心である。大陸統一、まさか世界征服だろうか。 いや違う。彼は世界を混乱させるのが愉しいのだ。自分の策略で国王や諸侯が慌てふためき、戦争が起きて人が死ぬ。 それがなんとも面白い。エルフだって恐れられてはいるが、つきあってみれば人間どもとそう大きくは変わらない。 そして、その心の奥底には闇が渦巻いていた。 「おお、シャルルよ……我が弟よ。お前さえ……ぶつぶつぶつ……『ミューズ』よ、ならば……」 今日も、暗い王宮の奥で、無能王は黒衣の女の人形に囁きかける。 その澱んだ青い双眸は、『虚無』を宿しているのであろうか……。 「ほっほっほっほーーーっ、景気良く負けたもんじゃわい」 再び舞台はアルビオン。大怪我をして治療中の『魔眼のワルド』のもとを、ベリアルが訪問していた。 ワルドは両目に包帯を巻き、白髪で老人のように痩せこけていたが、少しずつ失われた力を蓄えている。 彼の寝るベッドの周りには魔法円が描かれ、生命力を与えるため四つの生首が供えられていた……。 「その声は、ベリアル老……やはり、『東方の神童』と『虚無の担い手』は、恐ろしい存在ですな」 「そりゃあ、あのバエルを始め、地獄の悪魔軍団を一時的にしろ召喚して、操るのじゃからのう。 その上、あやつは『地獄の門』と契約を結びよった。悪魔族は宿命的に、メシアには逆らえん……」 「では、どうするのだ。このままアレの奴隷となり、神を讃えて生きろというのか?」 ワルドが激昂し、身を起こす。彼の中には西洋妖怪の首領『バックベアード』がいるのだ。 「まあ待て、ベアード。神は人間贔屓じゃが、人間も善良な奴は少ない。あらかたは悪人じゃ。 そうした奴らを地獄へ導くため、神はメシアに対抗する『偽メシア』、つまり『反キリスト』を遣わすことになっておる。 こちらはとりあえず、わしら悪魔や妖怪の味方じゃ。毒を以って毒を制するというわけじゃの。 もしも偽メシアがメシアに勝てたなら、次のメシアが来るまで、悪魔族が地上を支配できるといわれておる。 まずは、そいつを探すとしよう」 ベリアルはにやりと笑う。偽メシアとやらに、心当たりがあるようだ。しかし、ふと嘆息する。 「さて、時間はあまり残されておらん。滅びのラッパの音が聞こえてくる。 『東方の神童』がこの世界の『聖地』に足を踏み入れれば、その時『最終戦争』が起きるじゃろうて……。 人間は、選ばれた14万4千人しか生き残れぬ。悪魔は地獄から出て暴れまわるが、メシアと天使の軍勢に破れ、 千年の責め苦を受けてから消滅する。少なくとも『地球』での予言、黙示はそうなっておる。 わしらは神による『罪深き人類殲滅作戦』の、露払いに過ぎんのじゃろうよ」 ベアードが横たわったまま、愚痴を吐く。 「神も、我侭なことだ。自分の園の葡萄が悪しき実をつけたとて、それは木の責任なのか? 刈り取って焼くのは分かるが、手入れを欠かした園丁も悪いに決まっている。 称賛して欲しくば、従順な天使どもに取り巻かれて、永遠に変わらぬ天国に引っ込んでおればいいのだ」 「アダムとその子孫は、その『世界の園丁』に任じられておる。責任能力(知恵)を与えたのは、神であり悪魔じゃ。 たまに来るメシアは、園丁どもの監督代理というところかのう。 ……まあ、神も暇なんじゃろうの。完全に『善』とは言い難いしのう、あやつも。 不完全な人間や悪魔を見ておると、馬鹿ばかりやらかして愉しいのじゃろう。ふん」 「神を倒そうとは思わんが、迷惑なことだ」 悪魔と妖怪の神学論争は、深夜まで続いた。 南の半島に位置する聖なる国、ロマリア皇国。 始祖ブリミルの弟子が封じられ、いつしか神とブリミルを崇める宗教の総本山となった。 ハルケギニアに広く存在する全ての聖職者の首長、『教皇』の御座が置かれる場所である。 いまは都市国家並みの小国だが、隠然たる権威と権力を保っているのだ。 その大伽藍の門前に立つのは、身長175サントほどの、黒髪の薄くなった中年貴族。 鼻の下にちょび髭を蓄え、体格はやや貧弱。見るからに神経質そうだ。背中には長剣を負い、左手に手袋をはめている。 「ゲルマニアの貴族、アドルフ・ヒードラー・フォン・ブラウナウ伯爵だ。 教皇聖下に拝謁するため参上した。約束はしてある、お取次ぎ願いたい」 二十歳そこそこの若く美しき教皇、聖エイジス三十二世。本名はヴィットーリオ・セレヴァレ。 その心は優しく平和を愛するが、聡明にも『強大な力と権威こそ平和を保つ』という現実をよく理解していた。 「やあやあ、ようこそ伯爵。トリステイン王国の様子はどうでした?」 「戦争が始まりましたよ、聖下。掘り出し物もありましたし、いろいろと面白い噂も聞けました。 なんでもトリステインの貴族が、ラ・ロシェール近郊に降下してきたアルビオン艦隊を、何かわからん力で壊滅させたとか」 「ほうほう」 「聞きまわってみると、魔法学院の女学生と、まだ子供のメイジだそうで。 しかも子供の方が曲者で、なんと『タルブ伯』におさまっているのだそうですよ!」 「子供を伯爵に! なんだか、きみのようではないですかね? ブラウナウ伯爵」 ゲルマニアの中年貴族、アドルフ・ヒードラー・フォン・ブラウナウ伯爵。 その姿がぐにゃりと歪み、縮む。やがてその場に現れたのは、贔屓目に見ても12~13歳という小柄な少年だ。 金髪白皙だが目は細く吊り上り、いかにも傲慢そうに口をへの字につむいでいる。 服装は軍服、それも地球の、ある時代のある国のもの。頭頂部からはアホ毛が三本、ピンと突き立っている。 「父の姿ならば、違和感はありますまい。それに僕は、こう見えても50年以上生きているのですよ」 「失礼しました、ダニエル・ヒトラー閣下。不老の秘術とその魔力、いや恐ろしい!」 少年は教皇を前に全く気圧されず、軽く笑う。 「ははは、我が父アドルフも、『あちら』の教皇庁とは親しくしていましたからねえ。 何かのご縁でしょう、僕も貴方の神聖なる野望に協力いたしますよ。 手土産に、ゲルマニアの財閥をいくつか買収してきました。もうじき大戦争が始まります、軍資金は多いほどいい」 「まったくです。エルフから『聖地』を奪還するため、我々は一致協力せねばならない。 聖戦を起こすのは、平和なる世界を、そう『千年王国』を築くための方策! けれど必要なのは資金よりも、『力』です。いかなる争いも収められる、圧倒的な『力』なのです」 『千年王国』か。あの少年もそんな事をほざいていたな。 山田真吾。悪魔メフィストを従えた、幼きメシア。父と我が神『シーレン』様を殺した怨敵。 何か分からん力を振るう、子供か。まさか、彼なのか? 「聖下。気になる事がございますので、トリステインへもう一度、僕を遣わして頂きたい。 その子供の件ですよ。ひょっとしたら、僕と『同類』なのかも知れない」 「きっとそうさ、ダニエル閣下。きみの予感は恐ろしいほどよく当たるのだから」 彼の名は、ダニエル・ヒトラー。かつて世界を裏側から支配した少年であり、アドルフ・ヒトラーの息子。 悪魔の帝王たる七つ頭の龍、邪神シーレンの祝福を受けて産まれた、もう一人の『精神的奇形児』であった……。 前のページへ / 一覧へ戻る / 次のページへ
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菅沼久義 出演作品 TV:実写 アヴァロン 千年の恋*(マイルズ)
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①千葉駅前 鳥良 ②津田沼北口駅前店 しゃぶしゃぶ温野菜 ③津田沼店 千年の宴 戻る