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「俺に夢は無いが、誰かの夢を守ることは出来る」 プロフィール 性別 男 年齢 22 能力分類 【変化系】 身長 179cm 体重 56kg 好き 人の夢を聞く事 嫌い 人の夢を踏みにじる奴 容姿 茶髪であり今時の若者、といった服装 性格 優しいが、誰かを泣かしたり誰かの夢を壊す奴を見ると怒る 能力概要 特殊な携帯と特殊なベルトを所持。 規定の記号を打ち込むことにより変身や、特殊な携帯を武器にしたり出来る(スタンガンレベル) なんかバイクを呼び出すこともできる。 バイクはハンドル部分を引き抜き携帯のチップを装填すると剣になる 変身した場合は全身を装甲が包み、カメラ型のナックル等を装備。 一戦闘で一回のみ特殊な手順を踏むことにより威力の高い技を発動できる。 5回戦えば誰かが加速フォームになれる腕時計をくれる。 (5倍速十秒間。) それから十回戦えばパワーフォームになれる可変式キャノンが手元に届く。
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▽タグ一覧 [誕生日] 22/08/27(土) [誕生スレ]・・・俺は阿仁ヶ谷 満(あにがや みちる)(https //bbs.animanch.com/board/957723/) [概要]・・・ 職業除霊師の26歳の男。 茶色のコーデと灰色の帽子に身を包み、顔の右側が包帯に覆われている。 身長178cm体重68kgと体型は一般的。 甘党で、特にたいやきは式神のモチーフにするくらい好き。 その式神を「たいやきくん」と呼び、悪霊を1匹で10体祓う力を持っている。 側にいる魔女のような風貌の女性(?)は相棒のリコで、 満が死んだら食べてもいいというけったいな理由で契約した。 そんな理由で契約できるのかという疑問が出るが、リコは満の目玉の食感が好みだったのでそれで良いらしい。 たいやきくんをおやつにしている。 ▷ コメント欄 [部分編集] 名前 コメント
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ポル とは、【新・光神話 パルテナの鏡】のキャラクター。 プロフィール 作品別 コメント プロフィール ポル 他言語 Tribyte(英語) 種族 オーラム軍 初登場 【新・光神話 パルテナの鏡】 宇宙から来たオーラム軍に於ける一般兵。三角形の形状をしており、白い装甲に身を包み数体で編隊を成して近づく者は球状の弾で迎撃する。機械的な外観だが、そもそも生命体なのか機械なのかも不明。 作品別 【新・光神話 パルテナの鏡】 15章~17章、21章、24章に登場。21章の個体は【混沌の遣い】?が生成したコピー、24章の個体は【神器神ディントス】?が生成したコピーである。 【ピット】に向かって真っ直ぐ飛ぶ光弾か左右に揺れながら飛ぶ光弾を放つ。反重力で浮遊してるので、基本的に射撃で応戦しよう。 コメント 名前 全てのコメントを見る?
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このページはこちらに移転しました さりゆくキミ~あの日のみそ味~ 作詞/OKぬ(90スレ583) いつもいつもごめんとしか言えなくて、今日も今も いつまでも僕の中に君はいるんだ。 "さりゆくキミ"を包みたい、汚れた体を拭いたい。 すべてをさらけ出したいよ、すべてを水に流したいよ。 それさえできない自分が憎たらしい。 "さりゆくキミ"を止められない、流れる血潮が止まらない。 あのときしっかりしておけば、キミとの時間は時に激しい。 ちょっとの我慢ができたなら、キミとの時間は時に切ない。 さらずにキミがまっている、痛みが僕を駆け巡る。 キミがさったその後に、ぽっかりアナが開いている。 すっきり笑顔の僕がいる。 キミがコーンをまとってる、昨日の晩は味噌ラーメン・・・ (このページは旧wikiから転載されました)
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5日間のお使い表 【月曜日】(MON DAY) 【火曜日】(TUES DAY) 【水曜日】(WEDNES DAY) 【木曜日】(THUES DAY) 【金曜日】(FRI DAY) 【月曜日】(MON DAY) ①牛乳を買う ②RWSで小切手を貰う ③銀行で小切手を現金に換えてもらう 【火曜日】(TUES DAY) ①請願書にサインをもらう(8人) ②返却期間の送れた本を返却(金が必要) ③協会で懺悔してもらう ④デパートに行ってゲイリーコールマンのサインをもらう 【水曜日】(WEDNES DAY) ①クリスマスツリーを手に入れる ②投票する ③教会の奥のパパの墓に小便をする 【木曜日】(THUES DAY) ①クロッチーを手に入れる ②ステーキを手に入れる ③ナパームを購入する ④違反切符の罰金を支払う 【金曜日】(FRI DAY) ①小包みを取りに行く ②誕生日プレゼントをデイブ叔父にあげる ③バッテリーを購入する ④診療所に行く。 TOP PAGE
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ユウウツな日々 作詞 みっちゃん 作曲 みっちゃん 編曲 YATSUHASHI 収録 『WE YOUNG OF TIME』 歌詞 そんなに泣いてないで 分かり合えた日々はもう 今日で何もかもさよなら 明日はもうない 夕暮れの日差しが僕を包みこんでく あなたの横顔がなんだか寂しく見える あなたの未来を変えれるわけがないよ 僕は僕なりのやり方で今日もゆっくり歩き出してく そんなに泣いてないで 分かりあえた日々はもう 今日で何もかもさよなら 明日はもうない わがままなあなたはいつまでも黙ってるばかりで 僕はどうすればいいの?生まれ変わればいいの? あなたの未来が分からないわけでもない あなたが「こうしたい」ってのは分かるけど だけどそんなの嫌なんだよ そんなに泣いてないで まだ終わりじゃないから だから最後まで踊ろう 最後まで走ろう 前曲(君はまだ憶えていますか?) 次曲(ドアの向こう) コメント 名前 コメント
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厨房にパンプキンパイの甘い香りが漂います。 ここは喫茶店オウマがトキ---------人外女児の拠り所。 この喫茶店の調理を担当しているアンコが、腕によりをかけてパンプキンパイを作っていました。 「あっつ!」 突然アンコが大きな声を上げました。焼きたてのパイをオーブンから取り出した時に火傷してしまったようです。 「あ~」 でもアンコは気にも止めませんでした。料理をしていれば、これくらいの事故はいつでも起こります。 急いで冷水で患部を冷やしましたが、まだ指先がジンジン痛むようです。 アンコは痛む左薬指を刺激しないようにラッピングする袋とリボンを掴みました。 「今日は魔法の夜だから、オカシな世界にいこ~ 街にイタズラしかけて、とてもワクワクするの♪」 アンコは歌を口ずさみながら翼を羽ばたかせました。 夜の風達がアンコを歓迎し、虫達の合唱がアンコを出迎えています。 ここは夜の青空町---------アンコは沢山のパンプキンパイが入った袋を抱え、それぞれの家に向かおうとしているのでした。 始めにやって来たのは皆からライジングちゃんと呼ばれている女の子の家でした。 どうやらライジングちゃんは友達を呼んで、自宅でハロウィンパーティをしているようです。 窓の外から人数を確認し、その分だけ袋から取り出して玄関に置きます。 チャイムを鳴らして物陰に隠れると、直ぐに玄関が開きました。 「どちら様~?ってあれ?」 ライジングちゃんは玄関に置いてある袋を不思議そうに見つめました。 「どうしたの?」 青色のポニーテールの女の子が後ろから呼び掛けました。 「あ、五月!なんか置いてあって……あ、これパンプキンパイだ!」 ライジングちゃんは袋を開けると、匂いを嗅いで嬉しそうな顔をしました。 「わぁ、美味しい!これ、かき氷味だ!」 「って兎羽!危ないよ!毒入ってるかもしれないよ?!」 兎羽と呼ばれた子は五月という子の言うことを聞かず、パンプキンパイをもう一口齧りました。 「毒なんて入ってないよ!美味しいんだもん!」 アンコはその声に満足したのか、ふわりと浮き上がりました。 ふと、窓の奥にいた少女二人と目が合いました。 灰色の髪をした暗めの少女と、8歳くらいの幼い女の子です。 幼い子が手を降ってきました。アンコはにこりと笑い、手を振りかえしてから空を飛んでいきました。 次にアンコが降り立ったのは、友達にきゅーばんちゃんと呼ばれている女の子の家でした。 きゅーばんちゃんの部屋の窓からこっそり覗くと、二人の女の子がおもちゃを片手にカメラを構えていました。 窓越しに見るその二人は、とても良く似ていました。 カメラで一枚写真を撮り、少しだけおもちゃを動かす、コマ撮りという物です。 アンコは袋から二つプレゼントを取り出し、ベランダにそっと置いて離れました。 と、緑色の髪の女の子が直ぐに窓を開けて出てきました。 「ろくばんちゃん!どうしたの?」 「いや、なんか妙な気配がして」 紫色の髪の毛の女の子---------きゅーばんちゃんがプレゼントに気づきました。 「わぁ!なにこれ!サンタさん?」 「ちがう、サンタさんはクリスマス……」 「あはは、そうだよね!」 きゅーばんちゃんが包み紙を開き、グラスの形をしたパンプキンパイを取り出して見せます。 「でも素敵なサンタさんだよ、季節外れなね」 明日、琲雪ちゃんやイブキちゃん、お姉ちゃんに自慢しよう!と言うきゅーばんちゃんの言葉を聞きながら、アンコは次の家に飛んでいくのでした。 今度は海の近くにある家です。中を覗くと、銀髪をポニーテールにした女の子がいました。 早速プレゼントを置こうとすると…… 「そこにいるのは誰?」 いきなり声をかけられ、アンコはビックリして飛び上がりました。 「あれ、なんかいた気がするんだけどな……おかしいな、まあいっか、むらサメちゃ~ん」 声の主は後にアナザーむらサメちゃんと呼ばれる事になる御柱キオンちゃんです。 キオンちゃんはアンコが落としたプレゼントに気付かず、むらサメちゃんの家に入っていきました。蟹の形をしたパンプキンパイは、こうしてむらサメちゃんに届くことはありませんでした……(次の日、起こしにきてくれた友人の四ツ橋ちゃんが見つけてくれたので、無事にむらサメちゃんの手には届きました) アンコはまだドキドキしながら次の家に向かいました。 「音楽に揺れる白いコたち♪ ロウソクとハートを灯す~ 今宵イタズラしかけて、街をカラフルにする♪」 歌を歌いながら、今度は駄菓子屋の前に降り立ちました。 中には友達から天号ちゃんと呼ばれている子がいます。 アンコはこんこんとドアを叩き、プレゼントを置いて隠れました。 「おやおや、こんな時間に誰かね……」 出てきたのは腰の曲がったおばあちゃんでした。 「おや可愛らしい贈り物、送り主は……ふふ『あそこ』からか。号姫や~らみ子や~」 プレゼントが無事に子供達の元へ届けられるのを見届けると、アンコは四つの翼を広げて飛び立ちました。袋の中は順調に軽くなっていきます。 気持ちの良い風に吹かれながら、次の家に向かいます。今度は冬実さんという名前の家の子、雪乃ちゃんの家です。 「あれ?」 窓の外に、籠が引っ掛かっていました。 その中には美味しそうなチョコレートクッキーが。雪乃ちゃんが作ったのでしょうか? 『お化けさんへ、どうぞ持っていってください』 籠の上にそんな置き手紙がくくりつけられてありました。 「ふふ、ありがとうございます」 アンコはクッキーを一つ摘まむと、梟型のパンプキンパイが入ったプレゼントを籠の中に置いて飛び立って行きました。 次にアンコは、音羽初という名前の子の家に行きました。 窓が空いていて、何やら話し声が聞こえてきます。 「へえ、ドアを開けたらプレゼントが、そんな事があったの」 部屋の主は、誰かと電話をしているようでした。 アンコはこれ幸いと、パンプキンパイを二つ置いて飛び立とうとしました。 「にゃあ~!とり!」 アンコはビクッとしました。猫耳と尻尾を生やした少女が、こちらを見ているのです。 「ちゃば、どうしたの?」 少女がこちらに振り返ります。 「あれ、君は……」 アンコは思わず飛び出してしまいました。 「あ、行っちゃった。でも謎のパンプキンパイの秘密は分かったかも」 初はそう呟き、電話の相手---------ぐれあというあだ名の少女との話しに戻りました。 次にアンコは、薄紫色の髪を一つに纏めた、紫水龍香と言う名前の子の家に向かおうとしていました。 「ん、あれ…?」 ふと下を見ると、その女の子が歩いていたのです。 「珍しい、こんな時間に一人でいるなんて」 アンコはそう呟き、高度を下げました。 「さっきのシードゥス、しぶとかったね」 「ああ、そうだな」 龍香ちゃんはそんな事を言っていました。一人言でしょうか?いえ、その場には彼女以外にも言葉を発する存在がいました。 「ど、どうしよう。見ては行けないものを見てしまった気分……」 アンコは他の人外の存在に、少し戸惑いを見せました。 「いたッ!」 木の影に隠れたアンコは、つい袋を強く握りすぎて、さっき火傷した指を刺激してしまいました。 「誰?!」 少女の鋭い眼光に、アンコは面食らいます。 少女が来る前に、急いでプレゼントを投げ渡す位しか出来ませんでした。 「あれ、これは……」 龍香ちゃんの意外そうな声を耳にしながら、アンコはバサバサと羽音を立てて飛び去って行きました。 次の家に降り立ち、アンコは深呼吸しました。 美味しそうなご飯の香りが鼻を刺激します。そこは定食屋さんの離れでした。家の表札には『嵯峨』の文字が。 アンコは玄関をノックし、プレゼントを置くと、直ぐにそこから離れます。 「姉ちゃん!」 素早く開けられた扉、鳶色の髪を持った少年が飛び出てきました。 「……そんなわけないか」 辺りを見渡して、誰もいない事が分かると、少年はしょんぼりしてしまいます。 「お?」 少年が地面に置いてある二つの袋を見つけます。 「なんだこれ」 アンコはその様子をこっそり伺っていました。あの包み紙には、双子の兄弟の分のパンプキンパイが入っているのです。 「一悟、どうしたの」 唯一の兄弟の声が聞こえ、少年はしばし暗闇を見つめ、プレゼントを置いて家の中に入っていきました。 「別になんでもないよ」 扉を施錠する音が虚しくアンコの胸に響きます。 アンコは悲しくなりながら空を飛び立って行きました。 次で最後の家でした。アンコはベランダに降り立つと、そっと中を確認します。 紺色の髪の女の子が、ピンク色のベッドの上で眠っています。 「あなたで最後」 アンコはそう囁き、それをベランダの隅にそっと置いておきました。 他の人よりも少し大きなパンプキンパイです。 「さよなら、大石愛歩さん」 アンコはそっと空に舞い上がりました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~ 「ふぅ、疲れたぁ」 こうして空飛ぶ宅急便は終わりを告げました。 普段あまり運動しないアンコは、肩を回しながら職場に戻ります。 喫茶オウマがトキでは、メローネさんが待っていました。 全身エメラルド色の少女、彼女がアンコに仕事を頼んだ張本人です。 「お疲れ様、ありがとうね~♪」 「いえいえ、これくらい!」 にこやかに笑うメローネさんに、アンコもつられて笑います。 「あ、そうだわ~♪これからお茶会にしましょう。私、お茶いれるわ♪」 「あ、お茶なら私が……」 パティシェの血が疼いて、アンコはそう申し出ました。 「何言ってるの~♪今日の功労者はアンコちゃんなんだから、座って待っててくれればいいのよ♪」 「あ、はい!喜んで!」 「あら?」 紅茶とお茶菓子を持ってきたメローネさんの驚いた声に、アンコはニヤリとしました。 「えへへ、ご注文のパンプキンパイのついでに作っちゃいました♪」 テーブルの上には砂糖菓子で作った緑色の花飾りを堂々とつけた、可愛らしいメロンパイが一切れ置かれていました。 「まあ、とっても嬉しいわ♪」 メローネさんが顔を綻ばせ、アンコはまたにっこりしました。 「皆さんの分もあるんですよ!なんだか作りたくなっちゃって」 ギィィと音を立てて寝室のドアが開きます。中には七つに並べられたベッドに、六人の少女が身を寄せあって眠っていました。 アンコはまるでサンタさんのように、それぞれのベッドの近くにプレゼントを置いていきます。 フロートさんにはブルーベリーで飾り付けた甘さ控えめのミントパイ。 アイベリーさんにはブラックペーパーの刺激を加えて髪飾りのハートをモチーフにしたチョコの 飾りをつけたピリッとしたストロベリーパイ。 シトロンさんには中にトロッとしたカスタードが入った花の形のチョコを乗せたレモンパイ。 マーマレードさんにはスナック菓子のようにサクサクとした食感の、シトロンさんと色違いの花の形のチョコを飾り付けたレモンパイ。 プラムさんにはとびっきり甘い砂糖菓子をつけたとびっきり甘いピーチパイ。 ピオーネさんには星と月の砂糖菓子が乗った甘い甘いグレープパイ。 「うん、これでよし」 全員の枕元にパイを置き終わると、アンコはにっこりしました。 「後は明日来るバイトさんと本屋の二人ね」 アンコはキッチンに戻り、四つパイを置いておきます。 赤と黒の包み紙に入っているのがのじゃロリ猫先輩のパンプキンパイ。猫の形のパイの上に、ウイスキーボンボンが乗っています。 ビビットピンクと濃い紫の包み紙にはくゆりさんの為のパンプキンパイ。蜘蛛の形をしています。 濃淡な青の包み紙に黒白のリボンをつけたのがジュジィさんへのパンプキンパイ。仮面の形をしたパイは、ホワイトチョコとビターチョコの二層になっていて、二人でも楽しめる筈です。 淡い緑の包み紙に薄ピンクのリボンをつけた物は淡雪さんへのプレゼントです。枕の形をしていて、中にマシュマロが入っているので、ふわふわの食感が楽しめます。 「さあ、後は本屋!」 アンコはそう呟き、プレゼントを二つ持って本屋に向かいました。 「あらアンコちゃんじゃない、まだ起きてたの?」 本屋に行くと、まだ起きていたマリネッタが、アンコをからかってきました。 「ええ、そちらこそ今日は随分遅いんですね、お昼に良く眠れたのですか?」 昼寝の件を皮肉ったアンコに、マリネッタは遠くを見るような目をしました。 「明日は満月なのよ」 「ああ…そう……」 思いがけない言葉に、アンコは少したじろぎました。 「で、こんな時間まで何してたの?」 「あ、これ」 アンコはプレゼントを手渡しました。 「もうすぐハロウィンだから、お店の宣伝にパンプキンパイを配って来てくれない?ってメローネさんに言われて」 本当は別の意味もありそうだけど…とアンコは思いましたが、それは黙っておきました。 「私にもくれるの?」 マリネッタの意外そうな声に、アンコは答えました。 「他の皆に作って、貴女だけ作らないわけにはいかないじゃないですか」 「ふーん」 マリネッタは嬉しそうな感じで包み紙を開きました。 それは三日月型のパンプキンパイでした。 マリネッタは口に放り込み、咀嚼して飲み込みます。 「美味しいじゃない。好きよこれ」 「ありがとうございます」 満月の前夜だからか、お互い少し素直に話すことが出来ました。 「それじゃあ、私先輩にも渡して来ますので」 「先生ならまだ起きてるわよ」 「そうですか、……マリネッタさん」 アンコはマリネッタの目を見て言いました。 「明日、もし貴女が狼になったら、温かいココアを淹れにきますね」 先輩は相変わらず本の山に埋もれていました。 「先輩、大丈夫ですか?」 「大丈夫……ちょっと読書しながら微睡んでたら本棚にぶつかっただけだから……」 本の山の底から、先輩の白い腕が見えます。 その白い腕が天井を指差し、くるりと回ると、本棚が元通りになり、床に落ちていた本が本棚に吸い込まれるように戻っていきました。 「…アンコ、悪いけど窓を開けてくれない?今日は一回も外の空気を吸ってないから」 本の山が消えて現れたのは、床につきそうな程長い緑髪を二つに結わえた女性---------この本屋の主です。 主はあくびをし、伸びをしながら言いました。 アンコはそんな先輩に呆れつつ、いつものようにあの言葉を呟きました。 「はい喜んで!」
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ハッピー・ハロウィン/一六◆6/pMjwqUTk 「ふむ。何だか様子がヘンだな」 西隼人の姿でクローバータウン・ストリートを歩きながら、ウエスターはつぶやいた。 今日はここで、大きなイベントがあると聞いてやって来た。が、どうも町の様子がおかしい。いつもとは違う不思議な格好の人影が、やたらとたくさん、通りを闊歩している。まるで町の人たちの大半が、この怪しい格好の生き物たちに入れ換わってしまったかのようだ。 「ひょっとすると……どこか他所のパラレルワールドの奴らが、インフィニティを奪いに来たのか!」 そう思って見てみると、彼らの格好は、何だかやたらとオドロオドロしい。黒いフードをかぶり、ガイコツのような虚ろな目をしている者。目の周りを真っ黒にして、口から牙を覗かせている者。ニカッと大きな口を開いた、カボチャの頭をしている者まで……。 「ふん、インフィニティを奪うのは、この俺様だ」 すかさず両手を胸の前で合わせ、気を高める。 「スイッチ・オーバー!」 マントを翻し、颯爽と名乗りを上げようとした瞬間。ウエスターの口に、ムギュッと何かが突っ込まれた。 「なんだい。英語で言われても、何が何だかさっぱりわからないよ」 目の前にあったのは、通りにいる怪しい連中よりも、さらに無愛想な顔。薄紫に染めた、少し伸びたパーマ髪に、眼鏡の奥の鋭い眼……。 「ぐがっ! わんら、ほれふぁっ!」 「何慌ててんだい。ペロペロキャンディは、嫌いかい?」 両手を腰に当ててウエスターを見上げていたのは、すぐそこにある、駄菓子屋のおばあちゃんだった。 「ふん。ハロウィンだか何だか知らないけど、西洋のお祭りなんて、あたしにゃよくわからないね」 おばあちゃんはそう言いながら、きれいな紙包みを、ウエスターの手に握らせる。 「あんたの仮装は、なかなかサマになってるじゃないか。ほら、お菓子をあげるから、いたずらはよしとくれよ」 「……これって、お菓子をもらえるイベントなのか?」 ペロペロキャンディをくわえたままで、ウエスターが問いかける。 「なんだい。それも知らずに仮装してたのかい? そうだよ。何でも西洋のお祭りで、お化けや妖怪の格好をした子供たちが、家々を練り歩くのさ。お菓子をくれないといたずらする、って言いながらね」 「ヘンな祭りだな」 ウエスターは、あっという間に食べてしまったペロペロキャンディの棒を口から引っ張り出した。 「それでみんな、お菓子を渡すのか?」 「そうさ。だから子供たちを迎える家では、みんなお菓子の用意をしているわけさ」 「それって、どうもユスリのように思えるんだが」 おばあちゃんは、一瞬あっけにとられた顔でウエスターを見てから、珍しく、その目を糸のように細くして、クツクツと笑いだした。 「面白いことを言うお兄ちゃんだね」 しばらく笑ってから、おばあちゃんは目尻の涙をぬぐいながら、再びウエスターの顔を見上げた。 「どの家でも、あげたくてあげてるんだから、ユスリじゃないだろ。ハロウィンの仮装は元々、この日の夜にやってくる悪いモノが、その姿を見て驚いて逃げるように、っていうんで始まったものらしいのさ。でも、逃げるのは悪いモノだけでたくさんなんだよ。 おっかない姿を見て人間様まで逃げてちゃ、姿だけじゃなく、本当におっかないもんになっちまう。だから、みんなお菓子を渡して、今日はお化けや妖怪とも、仲良くするんだとさ」 「……よくわからないって言いながら、詳しいんだな」 「なぁに、魚政のオヤジの受け売りさね」 そう言って、腰をトントン叩きながら店へと戻る、おばあちゃんの後ろ姿。それを見ながら、ウエスターはふと胸に浮かんだ疑問を、口の中でつぶやく。 「……じゃあ、子供たちに交じって悪いモノが訪ねて来たら、やっぱりこの世界の人間は、お菓子を渡すのか?」 その時、彼はある気配がこちらに近づいてくるのを感じ、慌てて、とぉっ! とビルの上へと飛び上がった。 「おばあちゃん、こんにちは! えへへ。とりっく・おあ・とりーとっ!」 「ラブったら、まだ早いわよ。パレードはこれからなんだから!」 背中に小さな銀の羽を付け、妖精の格好をした美希が、丸々と膨れた胴体のカボチャの格好をしたラブをたしなめる。 「だから、英語で言われても、あたしにゃ何が何だかわからないよ。日本語で言いな」 相変わらず無愛想にそう言いながら、おばあちゃんは段ボールの中から、お菓子の包みを四つ、取り出す。 「……どうしたの? せつなちゃん」 コウモリの耳と羽を付けた祈里が、不意にキョロキョロと辺りを見回したせつなに、不思議そうに問いかける。 「ううん、なんでもない」 黒い三角帽子に黒のロングドレス。魔女の格好をしたせつなが、笑顔でかぶりを振った。 (今、何か気配を感じたんだけど……気のせいよね) 「ほら、これ持って行きな」 「ありがとうございます!!」 差し出された紙包みに、四人の弾んだ声が揃う。と、そこに、どこかからヒラヒラと、一片のきれいな紙が舞い降りて、ふわりとせつなの手の中に収まった。 「なぁに? それ。……うわぁ、なんか、空からの贈り物みたいだね!」 ラブが覗き込んで、ニコリと笑う。薄くてカラフルなその紙の中央には、金色の文字で、小さくこう書かれていた。 ――ハッピー・ハロウィン。 ~終~ 複数42は、同じ日の、この直前のお話です。
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全種族共通 タイトル From 備考 もし、アニマに会ったら、私を訪ねて来てくれませんか 日用品商人キアリ もし、アニマに会ったら、アニマと一緒に当店に必ず一度お立ち寄りくださ~い。来てくださったら、私の秘技[料理スキル]をお教えしますよ!それじゃアウロラの日用品店へ早く来てくださいね~。 アニマ様にお話したいことがあります。 野生の庭師ケパ もしかして、アニマ様が植物と話ができることをご存知ですか?このことでお話があるので、アニマ様に必ず一度、アトリウムにいる私に会いに来てほしいと伝えてください。お願いします。 栽培を学ぶ時間になったようです。 野生の庭師ケパ お変わりありませんでしたか?いつの間にか、アニマ様が栽培について学ぶ時が来たのですね。ドキドキしながら待っているはずだから、アニマ様に必ずアトリウムに来てくれと伝えてください。 もし、よかったら…ちょっと来てくださいませんか? 下級戦士ポン 私は「不敗の勇士」のような勇猛な戦士になりたいのに、思うとおりにいかないのです。それで調査したいことがあります。ペラセントラムの北にあるライオンファング駐屯地に来てくれませんか?どうかお願いします。 魂の慰め方をご存知ですか? 野生の庭師ケパ アニマ様は、本当にたくさんの能力を持っていらっしゃる方ですね。今回は魂を慰める能力の鎮魂についてお話する時が来たようです。いつも通り、アトリウムの私のところへ来てほしいと伝えてもらえますか?お待ちしています。 作業員行方不明事件の調査を頼みたいのだが… 表議員セイビウス LV34 捨てられた鉱山で、また作業員が行方不明になったそうだね。君が調査に協力してくれたら、嬉しいのだが…すぐにソルタスの行政区域に来て、私のところへ来るように。 お願いだから、静かに寝かせてくれ~! 商人クズワネ LV37 この頃、夢見が悪くて、生きていけません。どうか私の安楽な眠りのために、是非一度だけ手伝ってください!私はポエデリスの商業地区の日用品商店にいるから遅くならないように来てください! ヒューム タイトル From 備考 ベネクト主教様が、小包みを送って来ましたね? 訓練教官ノア あなたがこの前、泊まった安息の部屋から、何か小包みを送られてきたそうです。それについて、お話があるので、私のところに一度、来てください。それでは、アウロラでお会いしましょう。 お願いしたいことがあるから、ちょっと来てくれないか 提督ラヘル アニマを取り戻したそうだな?本当におめでとう。このことでお願いがあるから、アウロラの提督部の私のところへ来てほしい。 ロン・フェミナ タイトル From 備考 安息の部屋から小包みを送ってきた。 追跡者マウリサ とても重要な物みたいだが、私には意味がわからない。ナトラアシロムの私のところに来て、至急、持っていくように。 アニマとの再会を祝う 祭司長ヨルパ トリカー服クエスト アニマと再会できて、本当におめでとう。それでなんだけど、よかったらナトラ・アシロムにちょっと寄ってくれ。それじゃ、待っているぞ。 不明 ヒュームで確認済 タイトル From 備考 アニマのことで、お願いがちょっとあるんですが… アクセサリー商人オルセン 何のことだかわからない。しかし、知り合いが重要なことだ言って、しつこくて。私はいつもアウロラにいるから、詳しい話はこっちに来て聞きなさい。 良い考えが閃きました。 司祭オデル お変わりありませんでしたか?実は、最近、アニマのためにひとつ考えたことがあって、ご連絡します。詳しいことはお会いしてからお話します。それでは、アウロラでお会いしましょう。 ベスティアと話したことがありますか? 野生の庭師ケパ アニマ様の驚くべき能力は、ベスティアたちにも通じます。今回はベスティアと話す方法についてお話があるので、アニマ様はおしゃれして…いや、オホンッ…とにかく、ぜひ、アトリウムに来るよう伝えてください。 ついに、アレックス兄さんの消息がわかりました! シェリル・ローズ 行方不明だったアレックス兄さんの痕跡を発見したという手紙を受け取りました。これが私にとって、どれほど重要なことか、わかるでしょう。どうかぜひ黄金の平原のバラ牧場に来て、手伝ってください。待っています。 ちょっと困った事になったんですよ… 研究員シルベスター 時間があったら、お願いを聞いてくれませんか?キノコの森の調査団員のフェイブルさんから、しょっちゅう変な手紙が来るんです。それじゃ、ソルタスの技術地区でお会いしましょう。 非常に重要な任務があるんだ。 戦闘団将校キッド 君が漆黒のクリスタルのことで、危険な任務を遂行してくれなければならないようだ。申し訳ないが、今、私たちが信じられるのは君だけなのだ。だから、心の準備をして、キノコの森の警備隊の私のところへ来てくれ。事態は一刻を争うぞ。 キノコの森で大活躍なさったんですって? 戦闘団将校コンスタンス LV30/漆黒クリスタルクエを遂行していなくても届いてしまう。 キッド様からあなたのご活躍のことは聞いています。キノコの森であった事についていろいろとお話があるので、手紙を受け取ったら、すぐにソルタスの軍事区域にいる私のところに来てくだされば感謝いたします。 公式イベント タイトル From 備考 キャンペーンアイテムをお届けします プリウス運営チーム 2009年05月18日配信/特典アイテム添付 「PRIUS ONLINE」運営チームです。LV21達成のプレセントをお届けいたしますこれからも「PRIUS ONLINE」をよろしくお願いいたします。
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Story ID h1s3XtO60 氏(4th take) その日は晴天で、喉の調子も絶好調だった。 OFFであっても毎日歌うことを欠かさない彼女は、歌が仕事というよりも趣味のようなものである。 ご機嫌に午前の練習を終え、控え室に入った彼女を待ち受けていたのは─── -Trouble~雛苺の場合~- 「いっちごっジャムぅ~いっちごっジャムぅ~」 仕事とはまるで関係の無い、幼い頃から口ずさんでいた歌を歌いながら、リボンを揺らし控え室へと続く廊下を歩いているのは雛苺である。 午前の練習用スタジオはまだ誰もおらず、いわば雛苺が独占しているようなものだった。静寂の中、歌声と足音だけが響く。 扉を開けて控え室へと入り、小さな鞄を開け包みを取り出す。 包みの中身は雛苺の大好物。 曰く、「白くて黒くて赤くて甘くてうにゅー」という知ってる人間じゃないと解らないものだ。 いわゆる苺大福なのだが、何度言っても改めようとしない。最早雛苺の中では「白くて黒くて赤くて甘くてうにゅー」で固まっているようだ。 満面の笑みを浮かべて苺大福を見つめる雛苺。食べる前に暫く見つめて期待感を高めるのが雛苺の癖だ。 やがて、小ぶりなそれ─とはいっても雛苺からすると充分大きいのだが─を手に取って、 「いただきまーすなのー!」 もふっ、とかじりついた。 餅の弾力と小倉餡(粒餡だ!)の甘味、そして苺の爽やかな酸味が口の中に広がってゆく。 アニメやコミックならば間違いなくあたりにハートマークが乱舞する、そんな至福の表情を浮かべる雛苺。 あまりの美味しさに口からビームが出そうになったが、雛苺のキャラではないので慌ててやめた。 ひとつ、ふたつと包みの中身が減ってゆく。とうとう最後の一つになってしまった。 名残惜しそうな視線を向け、どうしようかと迷う。 しかし欲望には勝てなかったようだ。最後の1個にかじりつく。 ……苺の酸味が強い気がする。 餡の甘さに舌が慣れてしまったせいだろうか。 首を傾げ、「?」マークを浮かべながらも結局食べ尽くした。 ぽんぽん、と手についた打ち粉を払い、紙コップに紅茶を注いで一口二口。 口の中に残る餡の甘味を洗い流し、紅茶の香りを楽しむのが薔薇乙女。 ─いつまでも、子供じゃないのよ。 そんな事を誰へともなく言い、ふぅと息をついた。 暫くしてメンバーが揃い、午後の練習が始まった。 今日のテーマは「スローテンポな曲の強化」。翠星石の苦手な部分だ。 リリースした曲の中から5曲ほどを選び、続けて演奏してゆく。 なんて事のない、いつもの風景。 だが、それは3曲目の途中に起こった。 ──おなかがいたいもうれつにいたいものすごくいたいつうれつにいたい。 全てが平仮名になるほどの痛み。 せめて5曲目が終わるまでは耐えなければいけない。 たかが練習されど練習、練習を甘く見ては本番でコケるのみ。そう、これは立派な仕事。 額に脂汗を浮かべ、顔色も蒼白。幸いなのは雛苺はヴォーカルなので、同じヴォーカルの真紅からしか顔色が解らない事だ。 その真紅も翠星石のドラミングをチェックする為にそちらを向きながら歌っている。 そう、自分が耐えれば問題は無い。全てはノー・プロブレム。 水銀燈が何か言っている。耳に入らない。意識は腹痛と歌にしか向いていない。 4曲目の終わり。 「雛苺ぉ、声に張りがないわよぉ」 そんな声が聞こえたような、気がする。 「もしかしてぇ、眠いのぉ?」なんて言われた。大丈夫、ばれてはいない。 大丈夫なの、と振り返らずに返事をして5曲目に備えた。5曲目は新譜に収録される曲で、雛苺も先日覚えたばかりのものだ。 記憶を引き出してゆく。気持ちが集中できない。でも、やらなければ。 薔薇乙女達はいつも音楽に対して真剣に向き合う。例え自らの体が壊れようと、やり遂げる。 練習も本番も関係無い。そこに山があるから登るのだ、とは誰の言葉だったか。 最初の一音が、鳴った。 そこから暫くの間、雛苺の記憶はすっかりと抜け落ちていた。 気付いた時に視界にあったのは、真っ白な天井。 続いて暖かな布団の感触。 視線を動かすと、心配そうなメンバーの姿があった。 「…うょ。ヒナ…あれ?練習、終わったの?」 「終わったよ。それより雛苺、大丈夫かい」 「体調が悪いなら悪いとちゃんと言うですよ!このお馬鹿苺!」 「無理はいけないのだわ。薔薇乙女の自覚が足りないのではなくて?」 「皆心配してたのよぉ?私はあんまり心配してなかったけどぉ」 「嘘かしらー。雛苺が倒れた時に一番騒いでたのは水銀燈なのかしら!」 「………おくすり」 病室がにわかに賑やかになる。 診断内容は食あたり。 最後の1つで感じた酸味は、どうやら苺が傷んでいた為のようだった。 結局練習はあの5曲で終わってしまい、後は皆で病室に居たそうだ。 時に喧嘩や罵りあいをしながらも、強い絆を持っている。 そんな薔薇乙女達は、雛苺が大事に至らなかったことに安堵した為か、病室にも関らずいつもと変わらぬ半ば喧嘩じみた遣り取りを始めるのだった。 ─看護士に、「病室ではお静かに」と注意されたのは、お約束。 短編連作SS保管庫へ