約 570,851 件
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/2813.html
登録日:2011/07/07(木) 17 51 56 更新日:2024/09/18 Wed 15 06 32NEW! 所要時間:約 16 分で読めます ▽タグ一覧 16歳 おっぱい お尻 お色気担当 アバンの使徒 アバン流口殺法 ガンナー ゴメちゃん俺と代われ! ダイの大冒険 ドラゴンクエスト パーティーのおふくろさん ヒロイン ピンク髪 マァム ママ レオタード 僧侶 僧侶戦士 冨永みーな 力なき正義は無力なり 勇者ダイのパーティー 勇者一行 勝利の女神 夫婦共演 姉弟子 小松未可子 巨乳 悪堕ち 慈愛 武神流 武闘家 美脚 聖母 虫唾の走るよい子ちゃん 触手プレイ体験済 魔弾銃 魔甲拳 魔銃士 黒ストッキング 詰めが甘いね…魔法使いクン! 漫画「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」の登場人物。 CV 冨永みーな(1991年版)/小松未可子(2020年版) 目次 【概要】 【人物】 【戦闘能力】装備 呪文 武術 【作中での活躍】 【劇場版での活躍】 【人間関係】 【余談】 【概要】 物語の序盤から勇者ダイのパーティーに加わる少女。年齢は16歳。 勇者アバンのパーティーのメンバーであった僧侶レイラと戦士ロカの間に生まれた一人娘。 両親の素質を継いだ「僧侶戦士」で、後に「武闘家」に転職した。 過去にアバンの下の修行で武術・呪文を修めた『アバンの使徒』の一人でもあり、その時に『アバンのしるし』と後述の魔弾銃を受け取っている。 本人が望むわけではないが、作中ではレオナと並んでお色気担当を務める。 B88W59H90というプロポーションも相まって、随所のサービスシーンには読者の多くが心躍らせたはず。 あとこのサイズはあくまでポップの目測だが、常日頃の観察でほぼ確信に至っているらしい。 「マァムの胸やケツに関しちゃ、ちょっとおれはうるさいからね」 ファンブックでは原作者からのツッコミも入っておらず、逆にレオナのサイズまで発表されてしまうくらいなので、これが公式と思われる。 ポップよくやっt……自重しろ。 言ってしまえば、昭和育ち三条氏が若い盛りに書いた話であるための犠牲になったのだ 【人物】 バカにしないでよ 女だって生命をかけるわ…正義のための戦いなら…!! 男勝りではっきりした性格のため、ポップのようにうじうじしたりふざけた相手に厳しい。 しかし内面は包容力と慈愛に満ちており、本当は戦うことはおろか敵ですら傷つけることを忌避している。 その優しさは味方はもちろん、敵となった相手にさえ向けられる程。(*1) どちらかというと戦闘より精神面での影響力が強く、彼女への想いがヘタレなポップの成長を強く促し、彼女の優しさに触れたことがヒュンケルが改心する大きな切っ掛けとなった。 ただし、ミストバーン戦ではミストバーンに情けをかけてしまった結果、あわやパーティ全滅の危機に瀕してしまうという、その優しさが完全に裏目に出てしまう結果となってしまった。 …と言うより、彼女の性格上、冷徹になるなんて絶対に無理な話である。その優しさは悪く言えば甘さであり、アルビナスからは「虫酸の走る良い子ちゃん」と言われた。 普段強気な中で時折見せる脆さや儚さは、マァムの少女らしい魅力をより彩る要素だろう。 ただ本人にはそういった魅力への自覚が無く、他人からの好意にも超がつくほどに鈍感。というか、周囲の恋愛関係についても鈍感でエイミがヒュンケルに惚れている事に本人が口にするまで気付いていなかった。 また、優しさの裏返しとも言えるが、大切な人々を奪われた際に頭に血が上って冷静さを失う事も多く、 アバンの仇であるハドラーとのバルジ島での戦闘や、ポップとブロキーナの仇であるミストバーンとの戦闘ではそれによって窮地に陥っている。そしてアバンもポップもブロキーナも全員生きていた 他にもレオナがベホマを使えるのを見て僧侶としての自分に見切りを付けて武道家への転職を決断したが、 立場上レオナは恒常的なパーティーメンバーになり難い(*2)事を考慮していないこの行動のためにダイ達は後述の問題を抱えたりしている。 人間的な情愛が豊富な反面、敵味方を数値的に切り分ける戦術眼に乏しいと言える。 なおその慈愛に満ちた高潔な精神性から直感的に相手の心にあるコンプレックスを見抜く資質があるのか、度々弁舌で相手の心の闇を暴き精神的な動揺を引き出すことが多かった。 非道な手段を使う相手への罵倒のキレには目を見張るものがあり、そういった弁舌による戦いの技能は師のアバンを彷彿とさせる。 別名「アバン流口殺法」。 ただし上述の通り罵倒のキレが裏目に出たこともあり、典型例はアルビナスである。 また、ヒュンケルへの説得は彼の心を動かすきっかけになったものの、ヒュンケルが家族(*3)をアバンたちに殺された立場である事を考えれば 思わずヒュンケルが手を上げるほど逆上してしまったのは当然としか言いようがなく、ヒュンケルの気持ちに向き合えていたかというと怪しい部分もある。 それこそ都合よくハドラーがバルトスを殺してたから悪いのは全部ハドラーという方向に持って行ったが、ここまで拗れたのは間違いなくアバンのせいでもあるし 罵倒及び説得例 「クロコダイン!あなたそれでも戦士なの!?誇りだのなんだのと言ってたからもう少し正々堂々とした男だと思ってたのに…!なにが“獣王”よ笑わせないでよ!!」「そうだそうだ こんな少年相手に人質まがいの手で来るとは…!」「武人の風上にもおけぬヤツよ!!」「恥を知れ恥を…!!」 「目を覚ましてヒュンケル!あなたはもっと強い人のはずよ悲しみをこらえきれずに他人にあたりちらすような弱虫じゃないわ…!!」 「…なんて…哀れな人…戦い以外に自分の存在を証明できるものがないなんて」 「生命にゴミ同然のもんなんて…一つもない!たとえどんな生物でも…!!それがわからないとしたら…あんたこそ本当のゴミよっ!!!」 「ここにはあなたより力がないのにあなたより必死に戦ったけが人がいっぱいいるんですからね!立てるんだったらせめて自力でお城まで帰ってくれない?…それとも私が運んであげましょうか?」 【戦闘能力】 当初の職業は「僧侶戦士」。 前衛後衛の複合職なのだが、魔法の素養がない父親の血筋の影響なのか、それとも性格的な問題からか、母は使えていた攻撃呪文を習得することが出来ず、攻撃呪文はアバンから授けられた『魔弾銃』で補っていた。 また、「戦士」としての前衛戦闘では大きな活躍はなく、雑魚戦には十分だが強敵相手の戦力にはならない程度。 ダイやポップが持つような攻めの決め手に欠けていた事から、戦闘での役割は回復・補助呪文などのサポート寄り。 当初はその弱点を幾分かは魔弾銃で補っていたが、フレイザード戦後に魔弾銃が破損。 レオナの合流により回復役としての役割も失い、新たな力を求めて武道家に転職した。しかし前述の通りレオナがすぐ離脱してしまい、結局レオナが復帰・ポップが覚醒する終盤まで回復役はマァムの仕事だった。 ベホイミ要員一人だけでラスボス戦一回目に突っ込んだ地獄 武闘家に転向した後は生来の力の強さに加えて達人級の身のこなし(*4)や強力な武技を会得し、最初のバーン戦ではぎりぎりで掠めた『閃華裂光拳』で彼の左腕を破壊した。 終盤では新装備の魔甲拳を得たことで肉体の強度を超える敵とも渡り合えるようになった。 しかし、一度転職したことからパーティーの中では一番レベルが低く、物語終盤ではクロコダインと共に事実上は戦力外となってしまった。 ただ、肉体を乗っ取ったミストの見立てによると「戦う相手すら気遣ってか、普段使ってない力がかなりある」らしく、 乗っ取られた状態では(加えて、肉体が限界を超えて傷つくのを厭わなかったためもあるが)ヒムとラーハルトを圧倒するほどの力を発揮していた。 装備 マァムの衣装は、初期衣装 → 旅人の服 → 道着 → 武道着 →鎧化(武道着+魔甲拳)、と物語が進むにつれ変遷していった。 動きやすさを重視した服装を好む為か、作中でも比較的露出度の高い服装をする事が多く、「お色気担当」となっている節がある。 初期衣装はタイツ着用で露出度は低かったが、二番目のコスチュームであるロモス王から貰った旅人の服はミニスカート、三番目のコスチュームの武道着はスカート部分の両脇に深いスリットが入っており、 最終的に鎧化した状態では武道着の前垂れを魔甲拳が自動的に縛る事でパンツが丸見えの状態まで行き着く。 このようにレベルアップの度に露出度が高くなっていく、この仕様は作画担当の稲田浩司氏曰く「ぼくの仕業(笑)。」 マァム自身男勝りな性格な事もあってか他者に下着を見られても余り気にしないようである。 例:序盤ダイやポップと宿屋で宿泊する時は下着姿で就寝していた、ミナカトール会得の為『破邪の洞窟』へ向かう前に用意されたカールの法衣を着用した際ヒラヒラして動きにくいので躊躇なくスカートの裾をたくし上げ下着が丸出しになった(*5)、武道着を脱ぎTシャツとパンツだけで滝の前で修行を行うなど。 ちなみにレイラも『勇者アバンと獄炎の魔王』でロカに「ハレンチな恰好」と言われるようなボディスーツくのいち的な衣装を堂々と着ており、脱ぎ捨てた僧侶服をロカに「拾っといて」とか言う始末なので、服装に無頓着なのは多分母親似。なお娘はほぼ春麗、母はほぼ『ソウルキャリバー』シリーズのタキである ハンマースピア その名の通りハンマーと槍が合わさった武器で、打撃武器としても刺突武器としても使用が可能となっている。 が、ロモス(というかこの世界全体に言えることだと思われるが)では僧侶は刃物を武器として使用することを禁じられており、母親のレイラが使用しているものは槍の先端部分が刃になっていない。そのためかマァムは打撃武器としてのみこれを使用していた。 本来、重量があるため僧侶では装備できない武器であるが、両親の力を併せ持っているマァムはこれを軽々と振っている。 魔弾銃(まだんガン) 攻撃手段に欠けるマァムの為にアバンが作った、世界に一つしかない「呪文を弾として撃ち出す」銃。 弾丸には一発につき一つずつ呪文を封じておける。これを銃に装填して引き金を引くことで、実弾ではなく中の呪文が発射される、という仕組み。装弾数は1発ずつ、弾丸の数は全部で10ほど。 空の弾丸は再び呪文を込めて何度も利用でき、回復呪文を込めれば離れた仲間の治療にも使えて便利。 ちなみにこれを渡された当時、幼かったマァムは『人を殺傷する』形を体現するそれが怖くて泣いてしまっている。 (アバンが書物で間接的に見聞したことしかなかった銃というものをなぜ一目で殺傷する武器と気づいたのかは不明だが) アバンの修行に求めたのは誰かを守る力であり、誰かを傷つける力ではなかったからでもある。 しかし、アバンはその優しさを大切なものと認めながらも、「正義なき力は無力、力なき正義もまた無力」と諭す。 何かを守るにも時に戦うことが求められ、マァムにこそその為に力が必要なのだから。 マァムの心に強く響いたその言葉は、後のアルビナス戦では挫けかけていた戦意を奮い起こすきっかけにもなった。 終盤まで残っていればメドローアを発射することも可能だったかもしれないが、 本編ではギラとベギラマを同時に込めた弾を撃っただけで壊れているところからして、異なる呪文の重ね掛けには耐えられないようなので 恐らくは無理だったと思われる。 アバンのしるし アバンが教え子たちに卒業の証として贈る青く透き通った涙滴形のペンダント。 『輝聖石』という貴重な石を磨き上げて呪法で凝縮したものであり、その製法はアバンしか知らない。 完成させるには時間がかかるが、呪文の効果を増幅させる「輝石」と、魔法力を蓄積する「聖石」の特性を併せ持ち、聖なる力を高めて邪を退け、敵から受けるダメージをある程度減らし、持ち主の力を高める効果がある超一級品のアイテム。 ヒュンケルがグランドクルス発動の触媒にしていたりとチェーン部分も含めて地味に耐久性も高い。 魔甲拳(まこうけん) ロン・ベルクが最終決戦用に用意した、鎧化の機能を持った手甲型武具。 性能の詳細はリンク参照。 これを手にするまでマァムはずっと素手で戦っており、その状態でも「さまようよろい」をぶち抜くほど。 オリハルコンの身体を持つハドラー親衛騎団の登場後、彼等を仮想敵と定めた修行では滝の飛沫一滴一滴を拳で撃ち抜いたり、訓練用の罠に引っかかったポップを助けるため足で岩を砕くなど、 武道家に転職した彼女の肉体は凶器と変わりなく、彼女の肉体をみて鼻を伸ばしてばかりだったポップを戦慄させることになった…。 呪文 武闘家になっても使用可。ただし新しい呪文は覚えられず、最大MPも転職前の90どまり。 終盤では回復係としてレオナが同行した事や、大魔道士(賢者)となったポップに回復呪文でも追い越され、そちら方面での活躍は減ってしまった。 べホイミ 中級ホイミ系呪文。上級のベホマ習得には至らなかった。 アルビナス戦では猛攻を凌ぐため焼け石に水と言われながらも使用し、彼女の体力を温存させた。 キアリー 毒消し呪文。 キアリク 麻痺治療呪文。 マヌーサ 敵に自分の分身を見せ、攻撃を逸らす。 ザメハ 睡眠状態から覚醒させる。 単行本に掲載されたステータス画面風のイラストに使用可能な呪文として掲載されていたが使用機会無し。 武術 「武術の神様」と謳われる拳聖ブロキーナ直伝。 マァムが披露したのは以下の2つだが、技は他にもある。 パワー自体相当なもので、クロコダインも口笛を吹いて感嘆するほどの威力とキレを持った打撃を放つ。具体的にはさまようよろい程度なら打撃で引き裂くことが可能。 閃華裂光拳(せんかれっこうけん) ……なら教えてあげるわ! 生命(いのち)の痛みを…!!! 武神流最大の秘奥義。 拳撃から送り込む過剰な回復エネルギーで敵の体組織を致命的なまでに破壊する技。 今では使い手が失われた過剰回復呪文(マホイミ)の効果を打撃と回復呪文の併用によって効率的に再現し、命中部位を中心に敵の身体を崩壊させ、かつ再生不能にする。 マァムの資質にも合致した技ではあるが、非常に強力にして残酷な技であるため、これをブロキーナが伝授してもいいと判断した相手はマァムが初めて。 それはアバンが魔弾銃を与えた時のように、ブロキーナもマァムになら正しく力を振るえると信じたからである。 親衛騎団などの呪法生命体には効き目が無く、ゾンビ類やあの敵(ネタバレ注意)などの“生命活動が停止した”敵にも無効。 だがそれ以外の敵にとっては等しく脅威。実際指先にかすっただけでバーンに傷を負わせた。 ただし魔族であるバーンには手首ごと自切⇒種族特性による再生というコンボでやりすごされており、さすがにこのレベルの相手では急所に当てないとトドメにはなり得ない。 猛虎破砕拳(もうこはさいけん) これが…最後の一撃!!! 武神流第二の奥義。 全身の力と闘気を乗せて放つ、ひたすら物理的破壊力に特化した渾身の一撃。 武神流の技では最大の物理的破壊力を有する。 対生物限定かつ防御無視(?)の裂光拳とはある意味で対照的。 反動により自身にも大きなダメージが生じるため、使用時は鎧化した魔甲拳の防御力が不可欠。 アルビナスとの戦いで葛藤を乗り越えて使用、勝利を収める決め手となった。 【作中での活躍】 勇者アバンの仲間であった父ロカは既に亡くなっており、現在は母レイラと共にロモス王国付近のネイル村で静かに暮らしている。 しかしつい最近になってモンスターが凶暴化してからはその力で村を守っていた。 そしてある日、付近の森に迷い込んだ村の子供を捜すなかでロモス王国に行く道中で迷っていたダイ達に出会った。 女と分からず胸をつついたポップの顔面に両手で強烈なビンタをぶちかまし喧嘩になるという妙な出会いだったものの、直後のクロコダインとの初戦闘を挟み、ダイ達を自分の村へ案内。 その時にアバンの死を知り、アバンの仇を討つ為、また兄弟弟子と共に戦う為、村の皆に送り出されてパーティーに加わった。 ロモス城に百獣魔団が総攻撃をかけた際には、臆病風に吹かれたポップに激怒し、ポップを殴り飛ばしてダイの援護に向かう。 その後、勇気を振り絞ってクロコダインに立ち向かっていったポップを少しは見直したようで、ダイを援護しようと這って進もうとしたポップに初めてホイミをかけている。 ヒュンケル編においては、初対戦時は「女とは戦わない」としたヒュンケルに反発するも、アバンへの復讐心から闇堕ちした彼に対して何度も説得を試み、再戦の際はヒュンケルに養父であるバルトスの死の真相を伝えた。 そんな彼女の母性に触れた事で、ヒュンケルの憎しみは氷解をはじめ、最終的には改心し、火山噴火によりマグマの海となりつつあった地底魔城からダイ達を逃がした。 フレイザード編に於いては、形勢不利と見たマァムが全滅を危惧し冷静さを失っていたダイを殴り倒して気絶させた上で撤退に持ち込んだり、アバンを罵倒したハドラーに対し逆上して飛び出すなど意外な一面も見せている。 フレイザード戦後、フレイザードを倒したものの、レオナの生命力が尽きかけていた為に氷の戒めが解けきっておらず、火炎系呪文で何とか氷を溶かそうとするが間に合いそうにない。そこでマァムは、ギラが込められている魔法の弾丸にベギラマを更に込めて発射する事を提案。 レオナの救出には成功したものの、その代償として魔弾銃が破損し修理不能となる。 ごめんなさい魔弾銃… でもいいでしょう? あなたのおかげで一人の人間の生命を救えたんだもの… 長い間…ありがとう…! 魔弾銃を失った事と、自分以上の回復呪文の使い手であるレオナの存在を見た事で、戦力としての自分自身を見つめ直す機会が訪れ、今の自分の立場を考えるようになる。 マトリフの痴漢行為に鉄拳制裁を加えた際に「父親譲りの馬鹿力」と言われたことがきっかけで、持ち前の力を生かそうと武闘家への転職を決意。 武闘家となるためパーティーを一時期離脱したためバラン戦では不在だった(*6)(*7)。 暫くして武闘家としての修行を終え、その成果を試すためにチウも一緒に参加したロモス王国の武術大会にてダイ、ポップと合流。 超魔生物と化して立ちはだかったザボエラの息子ザムザとの戦いにおいて、奥義『閃華裂光拳』で圧倒する姿を通じ、竜の騎士の力の扱いに不慣れでスタミナ切れを起こしがちだったダイに「攻撃の瞬間にだけ力を全開にする」という戦い方のコツを示した。 以降はダイ達と同行。 さまざまな戦いを経て迎えた最終決戦の日には、一対一でハドラー親衛隊最強の“女王(クイーン)”アルビナスと戦うことに。 マァム あなたがそういう人で良かった… 私の嫌いな…虫酸(むしず)の走る良い子ちゃんで良かった…! おかげでためらいも無く殺せます…!! アルビナス!!あなたを倒すわ!! 守らなければいけない大切な人がいるのは… あなただけじゃない…!!! ハドラーに尽くすアルビナスへの同情から戦意を抱けず、拳を振るえないでいた。しかし、昔アバンから託された言葉を思い出して戦うことを決意。魔甲拳を纏い、激闘の末勝利する。 続くミストバーン戦では、攻撃の効かないミストバーンの体質にポップ共々大苦戦するが、ラーハルトとヒムの参戦で辛勝。 しかし、ヒムに倒されたミストバーンに情けをかけてしまい、トドメを刺さなかった事が裏目に出てしまい、「闇の衣」を取り払ったミストバーンのケタ外れな力により、あわや全滅の危機に瀕してしまう。 ミストバーンが分離した後は、その正体であるミストに身体と意識を乗っ取られる。 そしてミストによって潜在能力を解放され、アバンやヒム、ラーハルトを圧倒するほどの力を発揮するが、肉体への負担を考えない戦い方をされた事で、自身も流血するほどに肉体を痛めてしまう。 それに加えて、ミストを追い出すためのアバンの虚空閃による仕方無しの攻撃により、幾らかのダメージを受ける。 大魔王バーンとの最終決戦では前述のダメージや疲労も重なって“戦うまでもない”と見なされてしまい『瞳』に閉じ込められ、戦闘には残念ながら不参加となった。 しかしながら最終回では、正体を表したキルバーンことピロロに対し、アバンとの連携で閃華裂光拳を叩き込んで葬り、遅まきながらも面目躍如となった。 エンディングでは真新しい武道着に身を包んだ彼女とポップ、メルルが共に旅をする様子が描かれ、そこでは道に迷って地図と睨めっこするポップを叱り飛ばしている(メルルはその状況にハラハラしている)。 【劇場版での活躍】 劇場版「ぶちやぶれ!!新生6大将軍」ではレオナ、三賢者と共に妖魔将軍メネロと不死将軍デスカールと交戦する。 しかしメネロの鞭からレオナを庇ったマァムは気絶し、その間にデスカールの「奪魂(だっこん)の呪法」により魂を奪い取られてしまう。 その後、ベルナの森にてダイ、ヒュンケル、クロコダインの活躍で6大将軍を次々と撃破。しかし森を覆う瘴気に蝕まれたダイは戦闘不能となり、ヒュンケルたちも6大将軍の命を得て強化されたガルヴァスには及ばず窮地に立たされる。 だがマァムの魂もまたダイに力を貸して立ち上がらせ、ダイが放ったアバンストラッシュによってガルヴァスを消滅させた。 【人間関係】 ロカ 父親。 元はカール王国騎士団の団長で、勇者アバンのパーティーの第1号となった人物。本編の時代には既に故人。 無骨な人柄で「おれは女の子を一生好きにならない」などと公言していたが、結局レイラと恋仲になっている。 初登場は13巻に掲載された読み切り短編「勇者アバン」。また、33巻にもブロキーナ老師の回想シーンとして少しだけ登場している。 レイラ 母親。 元勇者アバンのパーティーの一人。 経緯については不明であるがロカと恋仲にあり、アバンが凍れる時の秘法でハドラーを封印する事を提案した時には、既にマァムを身篭っている状態だった。 それを察したアバンはパーティーを一時解散しており、アバンとハドラーが共に時間凍結している間にマァムを出産した。 ハドラー撃破後は現役を引退しており、夫の死後は女手一つでマァムを育て上げた。 + 『アバンと獄炎の魔王』のネタバレ注意! 実は彼女は魔の森に近づく村人を追い返す『影女』というもう一つの顔を持っており、戦闘スタイルも暗殺者のような身軽さで翻弄する動きに変化する。 先述の通りけしからんコスチュームを身に纏い、マトリフが持ってきた「あぶない水着」にも躊躇なく着替えるなど、 武闘家となったマァムの身のこなしや露出への抵抗の無さは母親譲りだったようだ…。 なお、30年後の作品ゆえのコンプライアンス差により、彼女は生々しいセクハラ演出を回避できている。 アバン 師匠。 「ちょっととぼけてるけど。強くて優しくて…ホントにすてきな先生だった」と強く慕っていた。 アバンの元を卒業する際に「正義無き力が無力であるのと同時に力なき正義もまた無力」の教えを受け、「愛や優しさだけでは他人を守れない」と自らの教訓としている。 ダイ 弟弟子。 末弟ポジション、頑張る優等生タイプ同士仲間として良好な関係を保つ。彼女周りの複雑な恋愛模様には逐一気付いていた聡い少年。 ただ、ダイに課せられた宿命という点で大きな転機となるバラン戦前後で不在だったことは、物語後半この二人の間にわずかに距離を作った……かもしれない。まあレオナが仲間入りしてダイ⇔レオナの絡みが多くなった分絡みが減ったという話でもあるが。 ポップ 弟弟子。 ポップから異性としての好意を抱かれているが、セクハラ展開のあまりの多さもあり、マァムの方はポップから向けられていた好意には気づかず、マァムの為に必死の努力で強くなっていくポップの姿にも、好意ではなく仲間としての絆が心中の大部分を占めていた。 一方、気球から降りてきたエイミや、お姫様であるレオナにデレデレしたポップに対し、焼きもち(少年漫画におけるレギュラー女子キャラの定番リアクションであるが)的な表情を見せるシーンもあった。 最終決戦の日にポップからの告白を受けて激しく動揺するが、ヒュンケルに背中を押されてポップと向き合うに至る。 …ポップが私のことを好きだって知って… 最初はとまどったけど今はうれしいと思っているわ… でも…今の私には答えが返せない… 最終話ではポップ、メルルと三人でダイ捜索の旅に出る。 ヒュンケル 兄弟子。 闇落ちしていた自分を救ってくれたマァムのことを心の中で聖母や天使と形容し、彼女のことを大切に思っている。しかし、ポップとの三角関係では「オレではおまえを幸福にできない」としてポップへの気持ちを確かめるよううながした。ミストバーンらとできてしまっていた、強い「闇の絆」ゆえかもしれない。 マァムの方も恋愛感情か慈愛の念かは判断できないが、初めは敵として出会ったヒュンケルに好意を抱いている。 復讐の念に突き動かされながらもどこか寂しそうな姿に惹かれたからであり、その想いはずっと消えることは無く、衆目のある場でヒュンケルへの愛を語ったエイミには激しく動揺した。 ちなみにそれ以前にポップがエイミが「惚れた相手のためについてきている」事をマァムに言っているのだが、マァムは全く意味を理解していなかった。鈍感過ぎない? 終盤戦闘不能になったヒュンケルを庇い続けている…というかヒュンケルの味方入り後は一緒にいる時はずっとイチャイチャしてるみたいに見えるけど、そこは仕様である。取り合えず、距離感は間違いなくバグった関係 そして、彼女にお姫様抱っこされてしまった不死身・最強クラスの長兄 まぁ、マァムもヒュンケルにお姫様抱っこされてイチャついた事あるのでお互い様…か?というかこれで恋人とかではない…?(*8) マトリフ 元勇者アバンのパーティーの一人。 赤ん坊の頃からの知り合いで、マァムにとっては親戚のオジサンみたいな立ち位置。 胸を全く理由もなく唐突にニタニタ顔で握られたりしていた。 ここからの反撃でマトリフから「父親譲りの馬鹿力」と言われたことがきっかけで、持ち前の力を生かそうと武道家への転職を決意した。 ブロキーナ マァムの第2の師匠となった人物。 「武術の神様」「拳聖」と呼ばれる高名な武道家であり武神流の開祖。 武闘家への転職を目指すマァムが訪ねてきたことで彼女を弟子にした。 マァムからは「老師」と呼ばれている。 チウ ブロキーナの下で修行を積んでいる大ねずみ。マァムにとっては一応「武神流」の兄弟子。 登場初期はマァムに色目を使っていたが、終盤はそんな描写もなくなる。三条氏インタビューによれば、ポップが成長していったので、初期ポップ的な存在として配置されたウザくも根は誠実なキャラ。言っていることが痛々しくマセているだけで、セクハラは一切しない。 ノヴァ リンガイア王国出身の通称「北の勇者」。 マァムとの接点は、サババの造船所に於けるハドラー親衛騎団戦後の1シーンのみだが、「こんな情けない勇者なんかいるもんか」と意地を張っていたノヴァに対して手首を軽く捻って無理矢理立たせ、嫌味交じりの説教を行うという彼女らしいやり方で根性を叩きなおしている。 それ以降は、自己中心的だった性格が矯正され協力的になり、最終的には正真正銘の「北の勇者」に相応しい人物へと成長している。 メルル 恋敵? 彼女からは「優しくて暖かくてすごく包容力のある人…ポップさんが好きになるわけよね…」と評されている。 ザボエラが化けた偽マァムにいちはやく嫌なものを感じるも、「きっと自分の嫉妬心のせいだろう」と自重してしまった健気な子でもある。正解だったのに! ポップの覚醒以降はテレパシーでつながる関係になった。 【余談】 名前の由来は英語の「mam(ママ)」。 原作者によれば「パーティーのおふくろさん」だから。 武闘家と僧侶の経験を積むと、本家シリーズの6・7では「パラディン」という上級職に転職できる。 マァムの経歴が元ネタになっている…のかは不明だが、一般のファンタジーではパラディンと言えば戦士+僧侶の重武装型がポピュラーなのに、本シリーズではわざわざ軽武装の武闘家型なのはマァムの影響もあるかもしれない。 ちなみに6・7のパラディンは「相手の急所を突いて即死させる」という閃華裂光拳を意識したようなしていないような特殊能力がある。 2020年版のアニメではお色気要素がどうなるのかと不安視されたが、視聴者の懸念通り格闘家時代の素足にパンツというのはまずかったようで、黒いタイツをはかされる事となってしまった。 …が、そのおかげで股間のドアップ等際どいアングルが問題なくなったようで、「よくやった」「これはこれで」「むしろ原作よりエロイ」等、好評な改変となった。 挙げ句の果て、ハドラーの最期となる73話でも数分ごとに尻と鼠径部を視聴者に見せつける始末。もはやノリはパンツの見える深夜アニメである。 しかし見方を変えれば、そんなスケベ演出に全部を持っていかれなかったハドラーの成長ぶりが際立っていたとも言える。 どうしたの?ボ~~ッとしちゃって ん? いや… がんばって…項目を編集するっていうのも悪くねえなって… さ ポップ …今日の記事… ちょっぴり カッコイイわよ…! イエ~イッ! 追記・修正あっりがと~~~っ!! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 反対意見も無かったのでリセットしました -- 名無しさん (2019-04-14 09 34 46) パンツ要因 -- 名無しさん (2019-05-18 20 52 11) もしも、マァムとエイミの立場が入れ替わったらどうなるかな -- 名無しさん (2020-01-17 22 12 31) マァムのヒュンケルに対する感情って恋愛感情というより母性愛のような気がする -- 名無しさん (2020-06-27 19 29 08) ゲーム的に見るなら、パーティ内の僧侶が上位の回復呪文(ベホマ、ザオラル、フバーハあたり)習得しないまま前衛に転職ってかなりの悪手だよな -- 名無しさん (2020-06-28 11 50 42) ↑理由となったレオナが早々にパーティ離脱したのが痛すぎる。 -- 名無しさん (2020-06-28 13 23 08) 相談所に報告のあった、集英社に権利のある画像を削除しました。 -- 名無しさん (2020-06-28 23 03 14) ただの面食いという評価もある。あと上から目線。 -- 名無しさん (2020-07-14 23 12 34) アバン及びアバンの使徒の中で唯一大魔王様に一度も名前で呼ばれなかったキャラ -- 名無しさん (2020-08-29 13 16 02) あの時代の勝気王道ヒロインの典型タイプなんで、今見るとイラっとする人がいるのは仕方ないなと思う。ツンデレ属性も多少持ってるし、いい子なんだけどポカもしてるし。 -- 名無しさん (2020-11-07 11 52 59) ポップやダイと違って卒業しているんだよなあ……でも卒業するに相応しい実力のヒュンケルと比べると、なんで卒業できたのかが長年不思議だった。 -- 名無しさん (2020-11-07 14 28 45) ↑ミナカトールに必要な5つの心を持つに相応しい生徒を探していたというのは……。↑2 確かに90年代はそういう女子キャラが多い印象がある(ヒロインというよりも仲間な存在)。 -- 名無しさん (2020-11-08 16 29 55) 概ねアバンの使徒四人は評価が固定されてるけど、マァムに関しては人によって異なる感じ(歯に絹着せねとアルビナスみたいな)本人に悪気は無いけど、悪手になったり他人を振り回したり…。しかしポップを作中最高クラスに成長した起爆剤なのは間違いないけど -- 名無しさん (2020-11-08 17 26 44) 父親のロカがカール王国出身なのにロモス王国に住んでいたのは母親のレイラの故郷がネイル村だったからかな? -- 名無しさん (2020-11-08 18 23 11) 魔法が効かないヒュンケルにマヌーサの弾丸で対抗したり、フレイザード初戦でダイを殴り付けてでも撤退させたり、逃げるときに魔法入りの銃弾投げつけて足止めしたりと序盤は割と冷静で的確な判断が出来てる節があったんだが、中盤以降は仲間も増えてその手の役はマァムの担当ではなくなったのか -- 名無しさん (2020-11-08 23 24 29) そう考えると実力的な面では優しさが目立って成長が伸び悩むけど -- 名無しさん (2020-11-09 00 21 11) 未熟な分伸び代があったダイとポップに比べて初登場の時点で能力的にある程度完成していたせいで伸び悩んだって部分はあるかもな。まあ正直この二人と比べるのが間違いの気がするけど -- 名無しさん (2020-11-09 02 19 03) ヒュンケルやポップと比べて意外とダイとの個人的な絡みは少ないんだよね -- 名無しさん (2020-11-10 02 07 51) アイキャッチ見て改めて大きいんだなあと思いました -- 名無しさん (2020-11-20 00 27 22) 成長を続けるポップに上から目線をやめなかったせいで、ポップ贔屓の読者から印象悪かったかもしれない -- 名無しさん (2020-11-20 00 31 01) あまりふれられないが、『強度の劣る武器でオリハルコンを砕く』というダイと同じことをやってるんだよね(むしろ竜の騎士じゃない分ある意味こっちのがすごいかも) -- 名無しさん (2020-11-23 02 24 06) 回復役としては上位互換がいてじゃあ物理面はというとダイやヒュンケルやクロコダインが既にいると戦闘面では中々活躍しにくい立ち位置ではあったよね。 -- 名無しさん (2020-11-23 02 57 33) 終盤辺りは何というかマァムを作劇上どう扱おうか持て余してる感じは受けたねー -- 名無しさん (2020-11-23 21 09 15) ヒュンケルやアルビナスへの説得の仕方を見るに、どうも相手の都合を無視して自分のもっともらしい理想論を押し付けがちではある。初期ポップや親衛騎団戦後のノヴァみたいに精神的にヘタレる相手なら相性いいけど、自分はすべきことをやってる!ってタイプ相手にそれをやっちゃうと侮辱になって神経逆撫でしてしまうし、フレイザードやバーンみたいに「それはお前の理屈であってこっちにはこっちの理屈があるんだよ」って切り返されるとどうにもならないんだよな。 -- 名無しさん (2020-12-07 04 31 28) この子があまり好きじゃな、苦手な人にとってはやはり作者が辛すぎるから外したというメタ的な理由があるバラン戦にいなかったのは大きいと思う、 -- 名無しさん (2020-12-09 23 11 10) 魔弾銃の弾丸にダイの剣の鞘の技術を加えて、弾丸に入れた呪文を極大呪文に増幅して発射する魔弾銃なんて作れないかな。そういえば、極大呪文って両手が無いと使えないけど、魔弾銃の弾丸に極大呪文を詰める時って、やっぱり両手で弾丸を握らなきゃいけないのかな -- 名無しさん (2020-12-10 14 18 10) 物理攻撃はダイやヒュンケル、耐久はクロコダイン、攻撃魔法はポップ、回復はレオナにそれぞれ劣るから正直中途半端感を強く感じてしまう… -- 名無しさん (2020-12-10 18 29 20) ロトの紋章の幻魔剣も回復呪文で治らない傷を与える技だったけど傷口ごと切除でやり過ごされていたな。当たれば勝ち確定な技は何だかんだで不遇 -- 名無しさん (2020-12-11 00 26 13) ↑ 即死系の技や魔法はバランス調整が難しいねぇ。ゲームでも物語でも。 -- 名無しさん (2020-12-11 09 12 14) おっさんやチウと違って、最終決戦に参加できなかったのはミストに肉体的にも精神(魂?)的にも結構なダメージもらってたってのはあると思うけど。まあ、十全な状態でも瞳にされてたかは微妙なラインだが -- 名無しさん (2020-12-11 09 56 20) ↑5ロン・ベルクに頼めば魔弾銃も修理できただろうし、そういう強化も可能かもな。 -- 名無しさん (2020-12-15 18 03 04) ↑×8クロコダインとの第一戦のころから3人の根本は「ダイ→掃除当番を押し付けられても嫌がらずに行う優等生」「ポップ→要領のいい世渡り上手な悪友」「マァム→良くも悪くもお堅い学級委員」な気質は終始崩れなかった感はある。 -- 名無しさん (2020-12-21 22 43 10) マァムの怪力は父親譲りって言われてるけど、母親も相当みたいだね…村の強者全員ぶっ倒してアバンたちと同行したわけだし。 -- 名無しさん (2020-12-24 20 49 08) ダイの大冒険が全部で約三ヶ月だから武闘家としての修行期間は長くても一ヶ月位かな? -- 名無しさん (2021-01-11 10 21 40) ポップを終盤まで頼りない臆病者としか認識してなかったって書いてあるけど、普通に頼りにしてるし評価もしてるだろう。ただそれでも心配だってだけで… -- 名無しさん (2021-01-11 14 50 10) 回復呪文は覚醒ポップ&ビーストくん、スピードはラーハルト、格闘技はヒム&ビーストくんと、終盤は得意分野を新規加入キャラにことごとく取られちまった感じだな -- 名無しさん (2021-02-01 16 30 15) あらためて考えるとまぐれでもバーンの腕を奪った(すぐ回復されたけど)って偉業だと思う。ダイ以外のメンバーの攻撃(真に対しても含む)は弾かれたり防がれたりばっかだったし -- 名無しさん (2021-03-03 22 17 26) バラン編にいたらきっと空気が変わってたな。いい方向かはわからんが -- 名無しさん (2021-08-04 23 27 58) 早い段階でバランブチ切れさせて事態悪化させる気がする -- 名無しさん (2021-08-09 10 54 05) マァムって説得する相手の境遇は基本無視してド正論叩きつけてくるからね… -- 名無しさん (2021-08-09 13 37 54) 何というか…間違った事は言ってないのかもしれんが、自分の信じる正論が相手にも理解してもらえるって思ってるというか……うまく言えんがちと苦手なキャラだったな……いや、初期ポップとかにも問題あるのは分かるんだが… -- 名無しさん (2021-08-21 20 57 01) 性格や物言いは田舎娘感あって余り気にならんかったな。むしろ経験が物を言う格闘家でスタメン並の強さが有るような評価のほうが違和感あった。・・・母親も物理戦闘型だと知った今は「血筋と英才教育」ですべて納得できちゃってるけどw -- 名無しさん (2021-09-04 10 51 21) バランは死んでも友を見捨てず魔法撃ったポップや無刀陣で危機を救ったヒュンケルのような「あいつは口だけの綺麗事じゃ無かった。あいつは本気で・・・」と気持ちを体現することで認めるタイプだからなあ。 -- 名無しさん (2021-11-03 01 28 57) ポップとかヒュンケルみたいな強化イベント一切ないんだよね。 -- 名無しさん (2021-11-20 19 40 35) ↑ミス、武闘家になってからポップとかヒュンケルみたいな強化イベント一切ないんだよね。そんでもってヒュンケルがなんか素手でオリハルコン割り始めたりビーストくんが出てきたりで武闘家の一流に及ばない感が強い -- 名無しさん (2021-11-20 19 45 42) 肝心の必殺技が全然通用してないし明らかに三条センセが持て余してたね -- 名無しさん (2022-02-23 10 23 16) ちょっとしたことでも遠慮なくグーパンぶち込んでくるのは時代だからしゃーないにしても正直母性やら男勝りやら恋する乙女やら芯が強いやらの定番のヒロイン観をいろいろ詰め込みすぎてる感じがある -- 名無しさん (2022-05-11 09 38 41) 遠慮のなさが悪い方に出ている -- 名無しさん (2022-06-30 21 17 14) 母親が色んな意味で強者だったのに対して、良くも悪くもスルースキルやドッシリ感はないよな。年相応に初心で可愛いのに詰め込みすぎた属性が相殺しちゃってる。 -- 名無しさん (2022-07-11 17 07 37) 上から目線でものを言う割には具体的な状況打開策を出さない、という作劇上の問題ではある。 -- 名無しさん (2022-09-13 03 34 50) 万全の状態でも瞳化を免れるのは厳しいか?(ヒュンケルはミストにズタボロにされてなければいけたかもしれない)) -- 名無しさん (2022-09-28 11 17 50) 実力面でも精神面でも成長が中途半端なまんま放り出されちゃった感がある -- 名無しさん (2023-06-02 17 21 01) 勇者アバンと獄炎の魔王を読んでるとマァムって完全に母親似だな。ロカの遺伝子って髪の色位だろ -- 名無しさん (2023-10-24 20 43 43) ↑×8 ロト紋の幻魔剣しかり、生体に致命のダメージを与える技は敵が使うと脅威になるけど味方が使うとヌルゲーになるのでメタ的に効かない敵が出てくる。 -- 名無しさん (2023-10-24 21 19 45) ダーマ神殿で僧侶→武道家に転職して「戦う素早いヒーラー」作るのはたしか3の説明書で推奨されてたっけ。 -- 名無しさん (2024-04-23 08 43 42) 一々否定的に書きたがる輩がいて鬱陶しいな -- 名無しさん (2024-06-27 11 33 02) レオナにさん付けで呼ばれるの嫌がっている様子だったがメルル辺りはさん付けで呼んでいるが気にしていないのだろうか -- 名無しさん (2024-09-18 15 06 32) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aikaonline-wiki/pages/216.html
Last up date 2009-11-23 23 06 53 (Mon) フェアバンド 詳細情報 フェアバンドは連合という意味であり、天空時代の初期にはレゲンシャイン住民同士の共同農園のだった。 しかし、北部のアマルカントの荒廃化が進み、その影響及んだことで、現在は4ケ所の大きい農園を中心としている。 ここで生産される良質の農作物のほとんどはレゲンシャインに送られるが、近年はモンスターが増えたことで農地が減ってきている。 ▲ マップ ▲ 隣接マップ データの直接編集をされる方はコチラより編集してください。 名称 ポータル座標 編集 レゲンシャイン 編集 アマルカント 編集 ▲ 施設一覧 + 雑貨屋 + 銀行 + クエスト依頼人 + 位置保存 ▲ NPC一覧 データの直接編集をされる方はコチラより編集してください。 番号 NPC名 地名 座標 備考 編集 1 レゲンシャイン警備兵 エドガー・ロアイザ フェアバンド フォルゲス農場 3463,791 編集 2 レゲンシャイン警備兵 サンディス・アルベ フェアバンド フォルゲス農場 3442,791 編集 3 レゲンシャイン警備兵 アンソニー・ラミレス フェアバンド フォルゲス農場 3448,838 編集 4 レゲンシャイン警備兵 ジェイク・ロペス フェアバンド フォルゲス農場 3458,838 編集 5 位置保存 ディエゴ・ノバロ フェアバンド フォルゲス農場 3470,937 編集 6 雑貨商人 トーマス・ヘンリクソン フェアバンド フォルゲス農場 3468,963 編集 7 農夫 パヴォル・ルツィツカ フェアバンド フォルゲス農場 3483,967 編集 8 警備兵の死体 フェアバンド フォルゲス農場 3571,948 編集 9 フェアバント警備兵 フェアバンド フォルゲス農場 3556,988 位置保存 編集 10 農場主 ベトラ・シュエッセル フェアバンド フォルゲス農場 3563,1010 編集 11 09カンパニー隊長 マーカス・ルメニゲ フェアバンド フォルゲス農場 3558,1018 編集 12 新人エルタ アマリア・バレンテ フェアバンド ゲヴァント風車 3575,1043 編集 13 孤児 ディヌ・ハスキル フェアバンド ゲヴァント風車 3448,1059 編集 14 第05小隊隊長 マジャンドラ・カララ フェアバンド ゲヴァント風車 3446,1068 編集 15 位置保存 バッセ・サクリ フェアバンド ゲヴァント風車 3456,1039 編集 16 雑貨商人 トーマス・ヘンリクソン フェアバンド ムンタ族の集落 3469,1191 編集 17 フェアバント警備兵 フェアバンド ムンタ族の集落 3648,1206 位置保存 編集 18 第09小隊隊長 マーカス・ルメニゲ フェアバンド ムンタ族の集落 3648,1212 編集 19 MIG派遣法師 レア・アロヨ フェアバンド ムンタ族の集落 3645,1219 編集 20 農場主 ジーザス・ガルシア フェアバンド ディヒッタタリン農園 3634,1448 編集 21 服従したクパリ ムトンボ フェアバンド ディヒッタタリン農園 3646,1424 編集 22 労働者 アヌパム フェアバンド ディヒッタタリン農園 3642,1405 編集 23 位置保存 ディッタリン警備兵 フェアバンド ディヒッタタリン農園 3630,1389 編集 24 ディッタリン警備兵 フェアバンド ディヒッタタリン農園 3622,1389 編集 25 負傷者 ダニエル・ウェブ フェアバンド 香りきのこ第3農園 3263,1006 編集 26 位置保存 フェアバント警備兵 フェアバンド 南ヤオ族の森 3146,1243 編集 27 Lv18-Lv19 クエスト依頼人 フェアバンド 南ヤオ族の森 3135,1237 編集 28 第05商店隊長 マジャンドラ・カララ フェアバンド 南ヤオ族の森 3133,1232 編集 29 倉庫番 ガリー・バートン フェアバンド 南ヤオ族の森 3133,1224 編集 30 フェアバント警備兵 フェアバンド 北ヤオ族の森 3218,1448 位置保存 編集 31 クラウスのプラン イシルド フェアバンド 北ヤオ族の森 3228,1448 編集 32 雑貨商店 ジェレミー・ルッチーニ フェアバンド 北ヤオ族の森 3225,1458 編集 33 フェアバント警備兵 フェアバンド 北ヤオ族の森 3231,1464 編集 34 Lv14-Lv15 クエスト依頼人 フェアバンド 北ヤオ族の森 3224,1468 編集 35 第01小隊隊長 ヤン・クラウス フェアバンド 北ヤオ族の森 3221,1472 編集 36 フェアバント警備兵 フェアバンド 北ヤオ族の森 3212,1452 編集 ▲ MOB一覧 ▲ コメント 名前
https://w.atwiki.jp/yaruoperformer/pages/2253.html
/// \ \/ ∧ V /// \ / ∧ V /// | ∧ V ///\ >  ̄ ̄ ` ー― 、. /// / ヽ 、//// `ヽ/// / γ ノ ノイ7化ヘ、 `ヽ V「\i { { { ∥ ,イ=.「o¨¨o7=} リ V.| \ j リ リ i {N .\@ / レヘ} } } 7. ! .\\彡仏ハj Y ムイ / 斗七升 i { ハ リ } ⌒ヽ__ __ / / ,イ彡////ヘ.! ヽ__{ { i ←tァ`ヽ_ィtテ 〉 ノ /三三彡イ//// {ゝ、 .N 、 ` ̄´ |  ̄´ / .リ / /// .i州`ー.ハ ┘ ムイ / ///ヽ{リ}}リ州!i| ゝ ` ‐==ナ /ハ / /// {リ}{リ州!i| \ ー イ川 } / ////__乂ミ仏.リ \ _ / |从リ/ / ///― \\ .ハ Y、 / /// \ ―――― イ三ヘ/ /// \――――\三三三三三三ハ___/ / 三\ \三三<●> } ./ / 「……だがあんな父でもオレの父であることに変わりはない…!」 名前:ザムザ 性別:男 原作:DRAGON QUEST -ダイの大冒険- 一人称:オレ 二人称:おまえ 口調:男口調 AA:Dragon Quest/ダイの大冒険/ザムザ.mlt 魔王軍の妖魔士団の一員で妖魔司教ザボエラの息子。 肩書は『妖魔学士』。 一人称は「オレ」で長命種の魔族としては182歳と若い。(*1) 超魔生物学の研究のための材料として強靭な肉体を持つ人間を捕獲するべく、人間に化けてロモス王に取り入り、 武術大会を開かせた。 父同様に研究家であるが、自身の身体の改造も厭わなく、人体改造により超魔生物化している。 しかし全ては父ザボエラに自身を認めさせるためであった。 またザボエラとは違い部下や同胞を犠牲にすることについては否定的な考えで、さらに往生際の悪さのない潔さを見せた。 外伝漫画の「勇者アバンと獄炎の魔王」では父ザボエラの元で研究をし、合成モンスターを生み出しているが、 その功績をザボエラに横取りされている不遇な扱いを受けていた。 その後、ザボエラを強制勧誘しに来たハドラーに父と共に忠誠を誓った。 ちなみにザムザの母親は毒女だったそうで夫のザボエラを暗殺しようとし、返り討ちにあったとオフィシャルファンブックに記述がある。 元ネタはフランツ・カフカの小説「変身」の主人公のグレゴール・ザムザだと思われる。 超魔生物化状態とどちらのAAもあり、実は超魔生物姿の方が若干だがAAが多い。 キャラ紹介 やる夫Wiki Wikipedia DQ大辞典 アニヲタWiki ニコ百 ピクペ 登場作品リスト タイトル 原作 役柄 頻度 リンク 備考 ふみふみがトウ・キョーで家庭教師をする話 オリジナル その12で登場。ザボエラの息子の研究者で努力型で部下達への扱いは良い 脇 第1話 まとめ R-18 完結 短編 タイトル 原作 役柄 リンク 備考
https://w.atwiki.jp/mercury_dq9/pages/88.html
このページを編集 最速入手場所 セントシュタイン 販売場所 セントシュタイン 拾得場所 「getヘアバンド」をタグに含むページは1つもありません。 落とす敵 「dropヘアバンド」をタグに含むページは1つもありません。 このページを編集
https://w.atwiki.jp/opfan/pages/594.html
先代の勇者とされる女性冒険者。 そして勇者でありながら魔王と結ばれた特異な人物。 天才的な剣の腕前と人の善悪を見抜く特異能力を持っていたとされ、幼少時から悲しむ者や苦しむ者を決して見捨てず笑顔にする才を持った娘だったとの事。 かつて魔王ダガラスを倒す為に旅立つも、魔王が本心では戦乱を望んでいない事を知ると相対する度に剣を収めて幾度も共存の可能性を唱え続けた。 結果的に勇者と魔王の戦いは史上初の『和解』という形で収まり、後にダガラスとの間に二人の子をもうけたと言う。 その経歴から彼女の『勇者』としての評価は様々。 『融和によって争いを鎮め平和に導いた』と讃える声もあれば、『勇者の使命を放棄した』と非難される事もある。 対魔族感情の厳しいグリルグゥルデン帝国等ではそもそも存在自体が無かった事にされているようだ。 いずれにしても、ロクシアにおける勇者の長い歴史の中でも特異な人物であろう。 現在は元魔王である夫と共に平和を願いながら辺境地で静かに暮らしている。 年齢は既に六十を超えているが、夫の魔力の影響か今でも若い姿を保っているようだ。 そして彼らの願いは『息子』へと託され、一人の勇者候補として送り出す事となる。 関連 勇者(ブレイバー) 魔王ダガラス 夫 プレヤー 子供 サプ・レイア 子供 小日向 灯 ドロシー・ララバン リーゼロッテ・ミア・ブライトクロイツ 聖魔剣オートスラッシャー アンリが所有する剣 願いの聖剣 ノベル 勇者問答 目次に戻る
https://w.atwiki.jp/yamiorica/pages/822.html
アバンチュラ()/Aventula 概要 2024年5月30日にカテゴリ化された「アバンチュラ」と名のついたカード群。 属するモンスターは全て昆虫族・炎属性で統一されている。 相手モンスターを吸収しながらランクアップする《アバンチュラ・ランデブー》を中心とし、エクシーズ召喚を駆使してビートダウン・コントロールを行う。 それぞれ以下のカードが以下の共通テキストを持つ。 カード 共通テキスト メインデッキのモンスター このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:相手フィールドにモンスターが2体以上存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。②:このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。(固有効果)。③:(相手メインフェイズに)墓地のこのカードを除外し、自分の墓地のランク3の「アバンチュラ」Xモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚し、自分の墓地・除外状態の他の「アバンチュラ」カード2枚をそのX素材とする。 ランク3モンスター レベル3モンスター×2このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:このカードがX召喚した場合(固有効果)②:(相手メインフェイズに、)このカードのX素材を2つ取り除いて発動できる。自分のデッキ・墓地から「アバンチュラ・ランデブー」1枚を自分フィールドにセットする。この効果でセットしたカードはセットしたターンでも発動でき、エンドフェイズに破壊される。 ランク4モンスター レベル4モンスター×2このカード名の①②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:このカードがX召喚した場合(固有効果)②:(固有効果)③:手札・デッキ・EXデッキ・フィールド以外からカードが相手の墓地へ送られた場合、その内の1枚を対象として発動できる(ダメージステップでも発動可能)。そのカードを裏側で除外する。 名前の由来は「恋の冒険、火遊び」という意味の「アバンチュール」と「タランチュラ」。 カード一覧 効果モンスター レベル3 《アバンチュラ・キャルム》 《アバンチュラ・パシオン》 エクシーズモンスター ランク4 《アバンチュラ・クルーエル》 《アバンチュラ・コレール》 ランク3 《アバンチュラ・アジュール》 《アバンチュラ・ルージュ》 魔法カード 通常魔法 《アバンチュラ・ランコントル》 速攻魔法 《アバンチュラ・ランデブー》 フィールド魔法 《アバンチュラ・ホワイエ》 罠カード 通常罠 《アバンチュラ・エタンセル》 関連リンク tron コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/2740.html
登録日:2009/07/20 Mon 19 53 35 更新日:2024/09/18 Wed 21 43 09NEW! 所要時間:約 14 分で読めます ▽タグ一覧 イオナズン オリハルコン製武器所持 キメラ キング ゲス野郎→漢 コメント欄ログ化項目 ダイの大冒険 ドラクエ ドラゴンクエスト ハドラー ヘタレ ヘタレ→漢 ベギラゴン ベギラマ メガモンスター 三流魔王 不死身 中間管理職 保身 元魔王 勇者アバンと獄炎の魔王 名勝負製造機 名悪役 声優の本気 大魔王の使い魔 好敵手 宿敵 建て主の愛溢れる項目 強敵(とも) 意外な救世主 成長する悪役 成長する魔王 旧魔王軍 正々堂々 武人 死んだと思ったら生きてた 涙腺崩壊 演者の怪演 漢 炎の中の希望 炎を統べる悪鬼 獄炎の魔王 男が惚れる漢 緑のゴブリン 覇者の剣 親の仇 超魔爆炎覇 超魔生物 閃光のように 関智一 関智一の本気 青野武 魔族 魔獣 魔王 魔王軍 魔軍司令 鼻水 オレの望みはいまやただひとつ!!我が生涯の宿敵アバンが残したおまえたちを打ち倒すことだけだっ!!!! ハドラーは『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』に登場するキャラクター。 CV 青野武(1991年版)/関智一(2020年版) 目次 【概要】 【人物】 【戦闘能力】超魔生物ハドラー 呪文 技 装備 【来歴】○勇者アバンと獄炎の魔王 ○大魔王軍魔軍司令 ○超魔生物化 ○ハドラー親衛騎団を結成 ○VSバラン・ダイ ○VS大魔王バーン ○真 竜 の 闘 い ○獄炎の底で―炎の中の希望― ○宿敵(とも)との再会―魔王ハドラーと復活の大勇者― 【主な登場キャラクターとの関係】 【他作品への出演】 【余談】 【概要】 かつて旧魔王軍を率いて世界を征服しようとした魔王。年齢は357歳。(*1) 勇者アバンに野望を阻まれ倒されたが、大魔王バーンの暗黒闘気により強化されて復活した。 以降、死んでもバーンの暗黒闘気により強くなって復活する体を与えられ、六つの魔王の軍団の元帥たる魔王軍総司令官「魔軍司令」となる。 物語当初は自身の地位に汲々とする小物としての描写が目立ったが、やがてダイの打倒に全てを懸ける恐るべきライバルとして覚醒していった。 【人物】 アバンの生命を奪ったのはオレではないその優しさとかいう低次元なサルにも劣る感情なのだッ!!! 性格は魔王らしく傲慢にして残虐非道。 バーンに復活させられてからは魔軍司令となるが、同時に地位への固執から自己保身の面が強く見られるようになった。 ダイがバラン同様に竜の騎士であることを知るも、それにより魔軍司令の座をバランに奪われることを恐れ、上司であるバーンにさえ報告しようとしなかった。 また魔軍司令とは言うものの、一介の軍団長であるはずのミストバーンがバーンに最も信頼される臣下であり自分の権力を超えた存在であることは薄々感じていたようだ。 というかハドラーのことを呼び捨てかつタメ口利いているので、「薄々」どころじゃない気がする。(*2)(*3) 初期は直属の部下としてアークデーモンやガーゴイルを率いたが、自分の身を守るための盾にしたり殴ったりと扱いは酷い。 宿敵アバンからは「残虐にして卑劣。武人の風上にも置けない男」と称されている。 戦闘面でも意外なほど劣勢や負けの描写が多く、アバン、ヒュンケル、ダイ、マトリフに敗れる度に自尊心と体を傷つけていった。 本人の落ち度というわけではないが、「魔王ハドラーなど冥竜王ヴェルザーと比べれば黙殺しても仕方ない小物に過ぎなかった(ので悪堕ち前のバランと戦うことはなかった)(*4)」と言われたり、バーンはハドラーより先にロン・ベルクを魔軍司令に迎えたがっていたことが判明する等、登場していない場面でも何かと下げられていた。 当時の地上のレベルを考えると比べる相手が悪すぎるが。 とはいえ、卑怯な手段は良しとしない「魔王の威厳」も持ち合わせており、戦いでは真っ向勝負を好む。この点は上記の評を下したアバンにも「卑劣な手を使う事はあっても、自分が最前線に立っていた」と認められており、アバンを倒した際も、魔力を使い果たした彼に合わせて呪文を使わなかったり、直前にダイ達に『アバンのしるし』を渡す「卒業式」を待ってやる情けを見せていた。また、無意識状態においても最後の闘気を失わずに反撃を決めたヒュンケルに対しては、「み…見事だヒュンケル…貴様こそ…真の…戦士…」と事切れつつ賞賛を贈った。そのことが後述の成長にも繋がることになる。 一方、この「自分が最前線に立つ」という性格のためRPGのタブーである「勇者が弱い内は弱い敵しか出してこない」を平然と破り、序盤の内から自ら勇者を始末しに来る。 バルジ島の決戦に至っては超竜軍団以外の軍団と軍団長を投入するという暴挙に出ている。クロコダインとヒュンケルの加勢がなかったら間違いなくダイ達は全滅していただろう。 また魔王軍の会議シーンでは新たな肉体を得て強くなったハドラーに軍団長らが(バランですら)一目置き、いつの間にか着席していたミストバーンにもフレイザードより先に気づくなど、それなりに大物感があった。 『獄炎の魔王』の魔王時代は冷酷ながらも威風堂々とした生粋の武闘派として描写。 港町サババでのロカとの戦いでは、彼の剛力と勇者の捨て石になる覚悟を認めて名前を聞こうとし、剣を折られた彼が素手で挑んできた根性に免じて楽に魔法で仕留めず同じ拳で止めを刺そうとした。 当時から強烈な邪気や魔力を放っており、それらは凍れる時間の秘法で時間を止められ、マトリフによって厳重に封印されている状態でも完全には封じ込められないほど。(*5) 初めて存在を知った大魔王バーンの存在に対しても、臆さず己の力を誇示して見せるなどかなり気骨のある人物であり、自身に手傷を負わせたアバンの存在をライバル視して強くなったアバンを倒すことを目論み自己鍛錬を怠らない武人としての気質を見せていた。 同時に、その覇気は「自分こそ魔王にふさわしい最強」という自負からくるものであり、絶対に勝てない格上の存在や決定的な敗北を知らないゆえのもの。 2度目のアバンとの戦いで油断していなかった自分が吹き飛ばされて撤退を強いられた際には、初めて思わず身震いしてしまい、恐怖の感情を覚えていた。 さらに凍れる時間の秘法での予想外の副作用も影響し、最終決戦時にはより悪化している。 この恐怖心は後の魔軍司令時代に強く見られるようになる。 【戦闘能力】 俺の高熱地獄で身をこがされながら…死よりもつらい苦しみを味わうがいい…!! 武闘家の格闘能力と魔法使いの魔力を持つ万能型。 心臓を二つ持ち、ギラ系・イオ系を中心とする強力な呪文を併用して戦う。魔軍司令となってからは両腕に仕込まれた「地獄の爪(ヘルズクロー)」を得た。 更に、魔軍司令時代は死亡しても魔族としての肉体と大魔王バーンの暗黒闘気により、強くなって復活する特性を持っており、その実力は勇者アバンと戦った魔王時代の比ではない。 バーンやミストバーンが口にした「最強の肉体を与えた」という言葉は冗談の類ではない。 魔王時代ですら、拳聖ブロキーナの閃華裂光拳を一度喰らっただけでその特性のおおよそ見抜き即座に受けた部分を抉り落とす洞察力を発揮し、さらに技に若干のタメが必要なことから撃たせる隙を与えないようにと、持前の格闘術を発揮して膠着状態に持ち込んでいた。 魔軍司令になった後には、呪文を封じ込まれ気おくれしつつもロン・ベルク級の剣の腕前のヒュンケルを相手にしても地獄の爪だけでほぼ互角に渡り合っている。 更には、全知全能の大魔王バーンを除けば最高峰の魔法使いであろう大魔道士マトリフに圧されつつも張り合える魔法力まで備える。 おまけに、メガンテとグランドクルスはいずれも作中で五指に入る威力を持つ極めて近似した技だが、デルムリン島当時のアバン(レベル36)のメガンテをまともに喰らって耐え切っている。 まだアバンを超えたかは怪しい魔王軍離脱直後のヒュンケル(レベル30)のグランドクルスは部下を盾にして凌いだが、仮に直撃したとしても耐えられる見込みが十分にあるということでもあり、耐久力も驚異的。 親の仇という恨みがあるとはいえ当初は舐めてかかったヒュンケルも、「…だてに魔軍司令は名乗ってないな…たいした強さだ!」と評価を改める程。 神の化身とされる竜の騎士には及ばずとも大きくは見劣りしないであろう超戦士 ……だった。カタログスペック的には。 しかし、自分が最強だと自負していた魔王時代の誇りが砕け散った影響か、不安定な精神力が足を引っ張り、 雑魚と思って舐めてかかる→予想外の反撃に動揺する→その隙を突かれて敗北する という悪循環に常に陥っていた。 先述のマトリフとの魔法の撃ち合いにしても、仲間の加勢やマトリフの体調悪化によって自身の優位を確信して安心出来た途端に、ハドラー自身の魔法の出力が一気に増して駄目押しで圧倒し始める始末。 ヒュンケルと激闘を繰り広げていた際も、肉体は本来の格闘能力を発揮してその剣戟をいなしていたが、当人は完全に臆して目を瞑るという醜態を晒してすらいた。 かつての覇気と胆力は見る影もなく衰えており、ハドラー自身の力を出し切っていれば勝てていた勝負を、己の精神的な脆さと手落ちで取りこぼしてきた。 バーンやミストバーンはこのハドラーの欠点を完全に見抜いており、余興ついでに発破をかけながら、ハドラーが精神的に一皮剥けることが出来るか観察していた。 また最初にダイに敗北した時はアバンのメガンテを受け傷つき魔法力も消耗していたハンデがあったものの、その後はより強い肉体を得て大勢の部下を率いていたにもかかわらずヒュンケルに負ける。 焦った挙句、ザボエラの甘言に乗って闇討ちを仕掛けるもマトリフに得意の呪文対決で負けて闇討ち自体も失敗するなど、より悲惨な負け方になっており元・魔王としてのプライドも一層ズタズタになっていたと思われる。 ハドラーを超える実力を持つ竜騎将バランが相手でも、必死に食い下がってバランも敬意を払うようになるくらいの戦いは出来ただろう。 しかし実情としては、野心と保身に囚われているせいでお飾り上司に過ぎないヘタレとして完全に舐められており、この印象が強かったせいでバランは後に超魔生物になった後のハドラー相手に舐めプしそうになった。 超魔生物ハドラー …それでこそ!アバンの使徒よ!! 度重なる敗北の末に「アバンの使徒の打倒」以外の一切の野望や我欲を捨てたハドラーが、自分自身を超魔生物へと改造した姿。 超魔生物とはザボエラとその息子のザムザが研究していた「様々な生物の長所を移植手術したした、人工的に竜魔人の戦闘力を再現した生物」だが、ザムザが自身の肉体で実験していた方式では超魔生物になると「呪文が一切使えなくなる」という欠点があった。 しかしこの欠点の解消方法は同時に発見済みであり、「魔族と超魔生物の形態を切り替える機能を排除すれば良い」というもの。 超魔生物はその異形ゆえ、肉体への負担が大きく、寿命はかなり短い。ザボエラ自身も後に「他人ならともかく自分はなりたくない」と述べている。 …勝ちたい! この生命にかえても!! いや知りたいのだすべてを捨ててまで最大限にふりしぼった時の己の強さはどれほどなのかを…!! しかしハドラーはこれを選んだ。 魔族としての長い寿命とその余生、そしてバーンに与えられた「バーンの暗黒闘気でより強く蘇る」という特性を持った肉体を捨て、一時の強さを得た。 以前のような油断慢心も消え去り武人としての精神性に覚醒しただけでなく、超魔生物が持つ極めて強靭な肉体と高速再生能力が元々のハドラーの肉体に上乗せ。 結果としてバランや数多の死闘を潜り抜けレベルアップしたダイと同等以上の力を得た。 いわば戦い以外の全てを捨てた強化形態である。 呪文 メラ 火炎呪文。 ハドラーの扱うメラは「相手を焼き尽くすまで消えない地獄の炎」と自ら豪語する程の威力を持つ。これが使えるというだけでポップから驚かれた メラゾーマ 火炎系最大呪文。 対ヒュンケル戦にて相手に地獄の爪を突き刺し、体内に直接メラゾーマの熱量を流し込むえげつない使い方をした。 イオ 爆裂系呪文。 ダイ・バラン戦では放つ前の光球を潰して目くらましに使用。 イオラ 爆裂系呪文。 両手で放てる事もあり、連続エネルギー弾の如く連発していた。 極大爆裂呪文(イオナズン) もはや生かしておかん!!弟子の見ている前で…灰にしてやる!! 魔王時代のハドラーの必殺技。爆裂系最大呪文。魔軍司令になってからも切り札の1つとして操る。 超魔生物と化してからはダイのアバンストラッシュBを僅かに上回る威力に。 極大呪文は高い呪文耐性を発揮する竜魔人ですら警戒して封じにかかる程の呪文だが、両腕がまともな状態でなければ発動出来ない欠点がある。 極大閃熱呪文(ベギラゴン) だが 今すぐ貴様は思い知るだろう…上には上がいるということをな!! 魔軍司令時代のハドラーの必殺技。閃熱系最大呪文。アバンをデルムリン島で抹殺した功により、大魔王バーンにより呪文を授けられたことで習得した。 蘇生後にパワーアップした後の戦いでは、マトリフのベギラゴンと互角に撃ち合っている。 ダイ・バラン戦でも使用し竜闘気でガードされたが、裏を返せば、竜の騎士でさえ全力で防御に専念する必要がある驚異的な呪文であることを意味する。 ヒャダルコ 作中では「魔法力」とだけ言われており、明確にこれだとは言われていないが、ダイヤの9から脱出するためにメドローアを撃とうとするポップに代ってダイヤの9の炎を抑えるために使用。 完全に超魔生物化していたからこそ行えた行動であり、もしハドラーが超魔生物から魔族に戻る機能を残していた場合、アバンが来る前にダイ達は死んでいたかもしれない。 禁呪法 あまりに卑怯なために使うのを禁じられており、使うと魔法使いの間で仲間外れにされるとされる禁断の呪法。ハドラーは物質に意思と人の形を与えていた。 バルトスやフレイザード、ハドラー親衛騎団を生み出したのもこの技。 技 暗黒闘気 獄炎の魔王時代に見られた力。 ハドラー自身が意識的に扱えていなかったが、振るう拳には僅かながらも暗黒闘気が篭り、その拳打を受けた人間に対して回復阻害効果をもたらした。 ただし、魔軍司令時代には大魔王バーンやミストバーンによってより膨大な暗黒闘気を注ぎ込まれてより強化されている筈だが、使える気配は微塵も無かった。 これは、闘気の行使には身命を賭す覚悟が多少なりとも必要になるのに対して、アバンによって自信と覇気をへし折られて内心及び腰になっていたのが原因と思われる。 魔炎気 超魔生物になってから身に着けた暗黒闘気の一種で、その名の通り炎の如き高熱を発する灼熱の闘気。 元々生命力を削る闘気の中でもとりわけ大きな代償を強いられ、怨念めいた執念によって凄まじい力を発揮する代りに自らの肉体を文字通り身を削る。 超魔生物と化したハドラーの場合は細胞も魔炎気に適応した状態に置き換わっているらしく、彼の肉体そのものが尋常ならざる耐火性能を備えるに至った。 作者曰く、ハイリスクハイリターンであるが故に、暗黒闘気の大家たる大魔王バーンやミストバーンも使用を避ける力である。 肉体を消耗しても再生出来る超魔生物の肉体とは一見相性が良いように見えるが、これは同時に再生能力が身を削り失う覚悟を鈍らせることにも繋がる。 肉体の再生能力に無意識であれ依存するうちは、真に身命を賭す覚悟を決めてこそ真価を発揮する魔炎気の力を存分に活かし切れないことも意味する。 超魔爆炎覇(ちょうまばくえんは) だが容赦はせん!!!いかなる状況にも慢心せず戦いぬくことがおまえたちへの礼儀というもの…!!!うけよっダイ!!! 覇者の剣をあやつったこのハドラーの一撃を!!! 超魔ハドラー最大の必殺技。 魔炎気を右手の覇者の剣と身体に纏わせ敵に突進し叩き込む大技。 ハドラー流魔法剣と呼べる技。(*6) 初使用時には相手を魔炎気の渦に閉じ込める事で痛めつけながら動きを封じ、そのまま突撃して切り倒すという極悪コンボを披露した。 その威力はライデインストラッシュをも大きく上回り、ハドラー版ギガブレイクとも称されるが、実際バランのギガブレイクとの威力比較に関しては、単行本の解説ページにて「威力は互角か?」と疑問符付で解説されており、少なくとも超魔生物化した直後においては威力が同等かは微妙な扱いをされている。(大差がないのは間違いないが。) ただし、剣に竜闘気(ドラゴニックオーラ)を集中させる分だけ防御が疎かになりがちな竜の騎士達の必殺技と比べて、全身にも闘気を纏って突進するため攻守どちらにおいても隙が少ない。 生命の剣 闘気の代わりに生命力を込めた剣。 命ある限り決して折れることはないが、無尽蔵に生命エネルギーを消耗してしまうため、連続で使用した場合、使用者が死亡してしまう事もある。ノヴァが使った際はみるみるうちに痩せこけていたが、ハドラーは致命傷を負った身でこれを全開で解放しても衰える様子を全く見せない。 生命の剣は作中この二人しか使わなかったが、さすがにこれはハドラーが規格外過ぎると見るべきだろう。 装備 地獄の爪(ヘルズ・クロー) 「貫けぬものなどない」と豪語する両拳から表出する4本の鉤爪。 ハドラー自身の骨を魔力で硬化させることで、魔炎気を纏わせずに鎧の魔剣の装甲や竜闘気をも貫く程に強度を上げている。 格闘戦を行う時に使用するが、これを媒体に呪文で直接攻撃することもできる。 超魔生物となっても使用され、超魔生物の再生力により破損してもすぐ再生可能。 覇者の剣すら使用不可となった後も最後の最後まで使われたハドラーの代名詞。 実は元々持っていた能力ではなく『獄炎の魔王』では未使用。魔軍司令になってから得た能力の様子。 地獄の鎖(ヘルズ・チェーン) 超魔生物になってからの新装備であり、地獄の爪同様ハドラーの骨から出来ている。 形状は鋭利な小型の刃が連なってできた凶悪な鎖。 左手首から射出し相手を拘束、呪文の命中率を上げる補助的役割を果たすが、並の防具ではズタズタに切り裂かれてしまう切れ味を持つ。 覇者の剣(つるぎ) …いいだろう 次の一撃で決着をつけようこのオレの右腕に宿る力とおまえの剣とどちらが上かをな!!! 伝説の武器の一振りであり、ロモス王国の武術大会で優勝賞品として出品されていたもの。 竜闘気に耐えられる武器を探していたダイが獲得しようと武術大会に参加したが、 実際は賞品として出されていたのはレプリカの偽物で、本物は大会前に既にザムザによってすり替えられており、本物はハドラーに献上されていた。 ちなみにレプリカの方は伝説の金属ではなく一般金属だったようだが、砕け散るまで偽物だと誰も気づいていなかった事、 最終的に砕けたとは言え竜闘気を使った攻撃に一撃は耐えた事など、レプリカと言えど相当な業物ではあった。 ロン・ベルク製の武器ではなく、神々が人間に与えたごくわずかなオリハルコンのうち、元から武器の形をしていたもの。 対になる装備として「覇者の冠」が存在し、こちらはロン・ベルクの手によってダイの剣へと生まれ変わっている。 つまりダイとの対決は、生涯の宿敵として見定めたアバンの使徒との勝負であると同時に、対になるオリハルコンの武具を持った者同士の対決でもある。 超魔生物になってからのメインウエポンで、超魔生物の強大な力に耐え、「ダイの剣」と真っ向からの剣術による戦闘を繰り広げられるほどの強度を持つ。 右前腕部の側面内部に収納されており、必要に応じて刀身部分を外部に出して使う。 これは魔法で亜空間に収納していたりする訳ではなく物理的に腕の中にオリハルコンの刀身を収納しているため、 腕で直接相手の攻撃を受け止める盾のような使い方もできる。 伝説の武器だけあって竜の騎士と超魔生物の超常的な戦いにもしっかり耐えていたが、アバンストラッシュXを受けた際についに折れてしまった。 それでも柄側が生命の剣の媒体として使われ、そして最後の見せ場は地獄の爪に譲りつつハドラーと共に灰へと還っていった。 結果的に本作のオリハルコン製の武具の中で唯一完全消滅している。 なお、ドラクエゲーム本編によく似た名前の武器があるが、ゲームにあるのは「はじゃのつるぎ(破邪の剣)」。 こちらは「はしゃのつるぎ(覇者の剣)」。 ネタバレ注意 黒の核晶(コア) 悪名高い伝説の超爆弾。 魔界の奥地に存在する黒魔晶(こくましょう)という魔力を無尽蔵に吸収する石を呪術で加工して作られた爆弾で、あまりの破壊力に禁呪法を平気で使う悪人すら恐れて使わない程の代物。 実際禁呪法を平気で使うハドラーも黒の核晶については「忌まわしい破壊爆弾」と恐怖している。 大魔王バーンがハドラーを復活させた際、万が一にと仕掛けていた物で、当然ハドラー本人には知らされておらず、それを知った事がハドラーの魔王軍離反のきっかけとなった。 爆発の威力は溜め込んだ魔力の量に比例するが、ハドラーの体内に仕掛けられた物は超魔生物と化したハドラーの魔力を限界まで吸収した上にいつ爆発してもおかしくない状態となり、爆発した際はバランが全竜闘気で抑え込んだにもかかわらず、死の大地が完全に消し飛んだ。 また、超魔生物化したハドラーの生命を大きく蝕んでおり、ハドラー自身は突然の吐血を「無理な超魔生物化の反動」と見ていたが実際は黒の核晶が爆発寸前になっている反動だった。 さらには既にハドラーの血肉の一部となっていた黒の核晶をバランが無理矢理抜き出したことでハドラーは余命いくばくもなくなってしまう事に…。 【来歴】 ○勇者アバンと獄炎の魔王 若かりし頃は魔界を「腐った世界」と嫌気がさした事から、地上に出る方法を探しながら(*7)、共に地上に攻め込む強者を探していた そんなハドラーに従おうとする者は中々おらず、逆にそんな者達を蹴散らしながら、いつか地上の魔王として君臨する事を決意する。 本編から15年前、遂に地上へと進出する事に成功したハドラーは魔王として魔王軍を率いて世界を恐怖に陥れる。 しかし自らカール王国の王城に攻め込んだ際に対峙したアバンに敗北を喫した事で彼を好敵手と見なすようになる。 その後も配下の部下達を率いて幾度となくアバンとその仲間達と戦いを繰り広げるが、最終的には地底魔城での決戦でアバンに討ち取られ、世界に平和が訪れる事になる。 スピンオフ漫画『勇者アバンと獄炎の魔王』では、アバンを主人公としてハドラーとの戦いが描かれている。 ハドラーの侵攻後、地上にいた魔族は迫害され、人間と魔族のハーフであるラーハルトは人間の母を失う、バランは魔族と勘違いされて義父が疑心暗鬼になったりするなどその影響は大きかった。 本来ならばハドラーの侵攻は竜の騎士による討伐案件であり(その時の竜の騎士はヴェルザーと戦っていた(*8))、ハドラーに竜の騎士を警戒したり魔界の存在である大魔王バーン・ヴェルザーを意識することなく地上征服に邁進しているため、竜の騎士や魔界の大魔王達のことを知らないか伝説程度に思っていた模様。 そのため悪く言えば「井の中の蛙」だが、後々のしがらみが全くない時代ということもあり、自分より強い存在に怯えたり警戒したりせずアバンの出現すら当初はそれも一興と捉えている。 最も自信に溢れていた全盛期とも言える頃だけあり、物凄く生き生きと楽しそうにしている。魔王としての悪辣さがあり威風堂々としている。 「オレはな、強者にしか興味がないんだよ!」と敗北した部下を冷遇し嘲笑う後の自分にブーメランがぶっ刺さるような場面も。青いなあ昔のオレ… アバンとの2度目の戦いを経て、はじめて恐怖の感情を覚えることとなる。 『勇者アバンと獄炎の魔王』16話ではじめて「魔界の神」を自称するバーンから接触を受け、挨拶がわりに自分の傷を治癒されてその存在を知ることになった。 そしてウロド荒野の戦いにて、アバンから凍れる時間の秘法を受けることとなり、自分を犠牲にしても仲間の未来を守ることができたことに笑いながら共に凍りついていくアバンを理解できず、強い恐怖の感情と共に1年間凍結。 大魔王バーンの入れ知恵により参謀ガンガディアの手で復活するも、その恐怖の感情が体に染みついてしまい、以前の覇気や前線に赴く姿が無くなってしまう。 ○大魔王軍魔軍司令 今のオレはバーン様の全軍を束ねる総司令官…!!魔軍司令ハドラーだ!! アバンにより敗死したハドラーであったが、魔界屈指の実力者である大魔王バーンの力で復活し、15年の休眠の後に魔軍司令となる。 世界征服の障害と成るであろうアバンを抹殺すべくデルムリン島を訪れアバンと再会。 アバンに対し「世界の半分をやるから部下になれ」と誘うが、当然のように拒否された上、「大魔王の使い魔」という痛烈な皮肉に逆上してしまう。 激戦の末にアバンの自己犠牲呪文(メガンテ)をまともに受けて重傷を負うがアバンの抹殺に成功(*9)。 当初はダイとポップは見逃すつもりだった(*10)ようだが、ダイから受けた一太刀が自分に傷をつけた事を警戒し、ダイ達もここで葬り去ろうとするが、竜の騎士の力を発動したダイのアバンストラッシュを受けるなど思いがけない反撃に遭い撤退した。 アバン以上の潜在能力を持つダイを危険視し、ダイが未熟な内に叩こうとしたのは良いが、その対応を任せたクロコダインはザボエラの横槍のせいで敗北してロモスを奪還され、それを受けて全軍を以て叩こうとした際にはヒュンケルが単独でのアバンの使徒打倒をバーンに願い出て許可を得たため手を出せず、ヒュンケルも敗北してしまい、結果クロコダインとヒュンケルの離脱を招く。 さらに野心と保身が災いし、わざわざ全軍での総攻撃のために呼び戻していたバランと超竜軍団を別任務に回してバルジ島での総力戦でハブるという愚策に出てしまう。 とはいえ、実際超竜軍団以外の全軍を以てしてもダイ達を全滅させる事は可能だったのだが、そこで離脱したクロコダインとヒュンケルが加勢した事で戦力差が覆されてしまいフレイザードが戦死し、パプニカも奪還されてしまう。 上記の不手際に加えて、ここでバーンとバランにダイの正体を隠していた事がとうとう露見。 結果としてバランの離脱に繋がったことで、バーンから「次に余の前に現れるまでにダイ達を倒さなければ処刑する」と最後通牒を言い渡されてしまう(*11)。 このままでは地位どころか命さえも危ういと焦ったハドラーは、ザボエラと組んでバランとの戦いで疲れ果てたダイたちを闇討ちするというプライドもクソもない卑怯な作戦を取って(*12)かつてはヘタレの代表だったポップにまで見限られてしまう。 み……見そこなったぜ……ハドラー! なっ……なにッ!!? てめえは残酷だったけど卑怯じゃなかった。今までも何度か戦ったがそん時にゃまだ魔王の威厳みたいなのがあったぜ!それが……こんな妖怪ジジイのきたねえだましうちに頼るとはよ……!とうとう落ちるところまで落ちたな! だっ……だまれエッ!もはやオレには失敗は許されんのだッ!手段を選んでいる余裕はないッ!! クロコダインのおっさんも以前おんなじようなことを言ってたぜ。だが最後にはわかってくれたさ。男の戦いには……勝ち負けよりも大事なものがあるんだってことをな……! しかし、この出来事を境に、彼は読者誰もが認める漢へ化ける。 なお、何かと失態が目立つこの時代だが、司令官としてはそこそこ適切な判断は下しており、ダイを危険視して即座にクロコダインを派遣する、クロコダインを破ったダイを残りの軍団長を総動員して潰しにかかるなど、やってることそのものはそこまで間違いではない。 クロコダインとヒュンケルの離反は確かにあったが、ぶっちゃけこれに関してはザボエラの独断専行とハドラーの頭の上から指示を出したバーンの責任であり、ハドラー本人にはあまり責任はない(ザボエラを監督しきれていなかったのは失態と言えなくもない)。 ただし、保身を気にして最初は残りの軍団長を動員にするつもりだったのにバランをハブる方針にしたこととダイが竜の騎士であることを隠匿し続けたことに関しては擁護しようがない完全な失態である。結果的にダイを倒せるチャンスを逃したのとバーンも警戒してなんとか懐柔できていたバランの離反と敵対を招いてしまったのはこの後々まで響く致命的なミスだったと言える(*13)。 ○超魔生物化 オレに最後のチャンスをくれるなら…たとえ相手が神でも悪魔でもかまわん…!!! 闇討ちという卑怯な戦術に頼り、ダイのパーティーの大半を無力化に成功した状態に持ち込んでまで、ハドラーは負けてしまった。 バーンからもらった強靭な肉体ですら、アバンの使徒の成長速度に追いつかない。 遂に「このままでは勝てない」と悟ったハドラーは富・名誉・命すらも含む自らの全てを捨ててでもアバンの使徒を倒す事を決意。 竜の騎士として成長し、既に自身を凌ぐ力を身に付けたダイに対抗すべく、ザボエラが息子を犠牲にして生み出した超魔生物への改造技術(あらゆるモンスターの長所を魔族の肉体に融合させる)を自分の体へ施す。 この時、不死身の体を失い、魔族ですらなくなってしまうことを示唆されたが、既にそれすら捨て去る覚悟を決めており構わず施行した。 この時何より大きかったのは、保身的な心と不純な野望を不死身の体と共に捨て去る事で、最大の欠点であった動揺と慢心を消し去ることにも成功した点である。 こうして、心身共に変貌を遂げたハドラーは、魔王軍最高の戦士へと生まれ変わった。 武人としてのハドラーが生まれた瞬間である。 前述の通りこの超魔生物としての肉体では、強力な『魔炎気』を扱うことが出来るが、これは暗黒闘気の中でもとりわけ負荷の強い、文字通り自分の身を削り細胞を燃やす覚悟を決めてこそ真価を発揮する能力である。 仮に肉体だけを超魔生物化して精神面に何ら変化が無かった場合には、この能力を碌すっぽ扱えず、改造しようと以前と何ら変わらず敗退を繰り返し、以前にも増して醜態を晒していただろう。 かつてハドラーが禁呪法によって生み出した魔物にはバルトスとフレイザードが居るが、この二名はそれぞれ、「武人の精神」と「自らの身命を賭してでも勝利をもぎ取る執念」という、当時のハドラーからは見受けられない性質を持っていた。 しかし、この禁呪法は術者の内面を反映した魔物を生み出すものであり、昔からハドラーには精神の奥底に武人としての気質が眠っていたことが窺える。 超魔生物と化し、前の自分を捨て去ったハドラーはここで一変。 最初期は失策をやらかして愛嬌すら感じられるような表情で慌てることもあったが、これ以降絵柄も変わり、顔立ちが引き締まり、より精悍な表情になった。目つきもかなり鋭くなっている(特に瞳)。 超魔生物としてのダイとの初めての戦いは従来の『地獄の爪』、呪文に『魔炎気』、ダイの剣同様にオリハルコンで出来た『覇者の剣』等の新ギミックを活かしダイを圧倒した。 だが、超魔生物と化したハドラーは知らなかった。 彼の体内に眠る存在に…… ○ハドラー親衛騎団を結成 その後、大魔王バーンに功績を認められて、最後通牒も取り消された。 そして、オリハルコンでできたチェスの駒、『ポーン』、『ルーク』、『ナイト』、『ビショップ』、『クイーン』を与えられ、かつてフレイザードを創るために使用した禁呪法を使いハドラー親衛騎団を結成する。(ハドラー親衛騎団の項参照) ○VSバラン・ダイ ……さあ、早く始めよう。オレには時間がないのだ アバンの使徒をハドラー親衛騎団に任せダイとバラン、竜の騎士親子に一人で立ち向かうという無謀な作戦に打って出る。 ミストバーンからは「幾らパワーアップしたとはいえ、竜の騎士二人を同時に相手にするなど無謀」と称していたが バーンは「敢えて自らを追い込める事で限界以上の力を引き出すつもりなのだろう」と語っていた。 当初はかつてのハドラーの情けない姿を知るバランからは完全に見くびられていたが、ダイとハドラーが見せる戦いに驚いており、ハドラーを「恐るべき男になった」と評価を改めている。 ハドラーの肉体は無茶な超魔生物への改造が祟ってこの対決の少し前から吐血するようになっており、最早余命幾ばくも無い状態になった……と少なくとも本人は思い込んでいた。 実際はかつてバーンの手で蘇生された際に『黒の核晶』と呼ばれる超爆弾が埋め込まれており、 あくまで万が一の保険のために埋め込んでいた黒の核晶が超魔生物への改造をきっかけにいつ爆発してもおかしくない状態になった反動によるものだったのだが、 そんなことは露知らぬハドラーは無茶な超魔生物化の反動だと勘違いしていたのだ。 戦闘中にバランがハドラーの体内に黒の核晶が存在する事に気付き、ダイはハドラーにそのことを伝えようとするが、黒の核晶は造った者の魔法力でいつでも爆発させることができる上にダイ達はともかく地上にいる仲間が死ぬため、誘爆の恐れがある呪文や魔法剣での応戦ができなくなるというハンデを負うことになってしまう。 この状況を打破しようとしたバランの決死の一撃に殺されかけたが、彼の真魔剛竜剣についたキルバーンの血に助けられてしまい、バランに反撃をするが割って入ったダイが負傷する。 その後、ダイを傷つけられ竜魔人と化したバランと一騎討ちをするも、元々格上の存在である正当な竜の騎士の、全力戦闘形態である竜魔人。しかもそれが我が子を傷つけられて牙をむいた状態であり、手も足も出ずあっさりと敗れた。 そして、バランの口から自身の体内に黒の核晶がある事、それを仕込んだのは他ならぬバーンである事を告げられ、自分が望んでいたバラン・ダイ親子との全力の戦いを、自分自身が阻んでいた事に絶望し、涙した。 死するハドラー、黒の核晶を取り除こうとするバラン。 しかし、二人の前にミストバーンが現れ取り付けた大魔王にしか発動させることができない黒の核晶を作動。 死の大地もろとも核晶の炎につつまれた。 ○VS大魔王バーン 奇跡的に死の淵から蘇ったハドラーは自分の獲物であるダイを大魔王バーンに殺されはさせまいとカラミティウォールをぶち破り乱入。 理由はどうあれダイを救った。 だが、ハドラーの血肉と化していた黒の核晶を抜いた事で余命は僅かだとバーンに告げられる。 また目の前で獲物を逃がされた責を問われ処刑を宣言される。 光魔の杖で斬りつけられそうになるも受け止めて反抗。 …あなたに2度殺されるのはご免こうむる!!どうしても私の命奪うというなら……この場であなたを倒すのみだっ!!! ───オレを舐めるなァッ!!! 大魔王ォッ!!!! 実は超魔生物化によって捨て去った筈の死す度に強くなる肉体の能力は健在で、自力で死の淵から這い上がった。 更に超魔生物としての持前の再生力さえもが欠落したことで、結果的に極限まで自身を追い込み我武者羅に戦いに邁進する精神性を確立。 ハドラーの力は更に上昇していたのである(*14)。 さらにこのときバーンはハドラーと闘う前にダイ達と長時間闘い続けたことによって、魔法力を大きく消耗していた。 対して、今や自らの死期を悟ったハドラーの力は燃え尽きる寸前に輝く彗星の如く膨れ上がるばかり。 戦況は逆転していたのある。 最大の勝機と見込んだハドラーは雄叫びと共にバーンに襲い掛かる。 バーン!! 死ぬのはあなたの方だ!! 魔力を消耗した大魔王バーンに優勢を見せるハドラー。 しかし必殺・超魔爆炎覇により決めに掛かるもザボエラの邪魔により阻まれ、一転窮地に追い込られる。 その時親衛騎団の一人『ブロック』が犠牲になり、ハドラーを救う。 尤も、本当にバーンの窮地であったなら、光の闘気以外全て無視出来るミストバーンが割って入っていたはずだがその様子も無く静観していたことと、 加えて後のダイとバーンの戦いの様子からしてもバーンが長期連載的都合もあって本領を隠していたことは間違いないことから、ザボエラの横槍が無かったとしてもどの道巻き返されてハドラーが窮地に陥った可能性が高いと思われる。 ○真 竜 の 闘 い オレは最後の戦う相手を… 勇者と決めた!! ハドラーを語るにはこれは欠かせない。 ダイとハドラーの最終決戦。 二人の闘気が混じり合い、ぶつかり溢れた余剰闘気が灼熱と化して両者を球状に囲い、余人の介入を阻む地獄のバトルフィールドと化す。 極めてハイレベルで、かつ拮抗した実力の者達の決闘以外では発生しない(*15)。 長い時を魔界で生きたバーンですら、下記の際に一度見聞きしたくらいで、まず起こりえないと言って良い現象。 真竜の闘いとはかつて魔界で竜族の覇権を懸けて行われた冥竜ヴェルザーと雷竜ボリクスの闘いの事。 負けた者に戦場を囲う灼熱の闘気が襲いかかるという至極危険な闘いであった。 オレのとるべき道はひとつしかない! 最もオレの心を沸かせてくれる者と戦って自らの生きた証を見せることだ!! 最早ハドラーはバーンの為に戦う気は完全に萎えていた。そもそも明確な反逆行為を犯した以上、魔王軍に居場所などない。 さりとてアバンを殺してしまった自分がダイたちの仲間になるなど有り得ようもない…ならばせめて、最も自分の心を湧かせてくれる者と戦い、自らの生きた証を残す。それがハドラーの最後の願いだった。 その相手に選ばれたのが、ダイであった。 ダイもまた、ハドラーとの決着をつけることを快諾した。 レオナは最初こそはバーンが控えている今、合理的には無意味な戦いをさせられないと反対するが、ダイ達の真剣さを見て理屈抜きの「男の戦い」を理解したのか、それ以上は何も言わず見届けることに決めた。 この挑戦を受けなきゃ…なんだか男でいられないような気がするんだ!!!……ゴメンね。後でいっぱいおれを怒ってもいいよ…!! ……!!(……もう。)(いつの間にこんな、大人っぽい顔するようになったのよ!)(コイツったら…!!) 後に余計な横やりを入れようとしたポップを逆に諫めている。 …あいつは甘いんだよ!!ハドラーの言い分なんて無視しちまえばいいんだ!! …それができないから…ダイ君は"私達のダイ君"なんじゃないの…? かくして地上に「真竜の戦い」が顕現したのである。 激戦の末、一度はダイの新必殺技・アバンストラッシュX(クロス)の前に倒れるハドラーだが、執念で再び立ち上がる。 折れた覇者の剣から、自らの命と引き換えに発する生命(いのち)の剣を携えながら。 …全員…敗れたか…! 親衛騎団!!ヒム! アルビナス! シグマ! よくやってくれた!!オレも、今すぐにお前たちの下に行くぞ…!!…思えば、魔王軍六大団長は、最強のメンバーだった。だが、ダイたちに勝つことはできなかった……指揮官であるオレの心に、野望と保身以外の感情がなかったからだ…!!おまえたちが、一致団結して生命をかけてくれた事が、このオレを高みに立てた何よりの証に思えてならん最後の最後で…オレは部下に恵まれた…!!さぁいくぞっ!!! お前たちの忠誠に… この一太刀で応える!!!! そして… ……ギガストラッシュ…! み…見事だっ!!! ハドラーは戦中にダイの編み出した究極の必殺技・ギガストラッシュの前に敗れる。 その時、ハドラーの目にはダイがギガブレイクを放つバラン、そしてアバンストラッシュを放つアバンの姿が被って見えたのであった… 思わずゲェッ!!という魔族時代みたいな悲鳴を上げてしまったのは見なかった事に 我が全身全霊ッ!!! 敗れたりっ!!! 死力を尽くしても遂にダイに敵う事はなかったハドラー。 だが彼はこの結果を誰よりも納得していた。 アバンとバラン、ある時はハドラーを脅かし、そしてある時はハドラーが生涯をかけてでも超えるべき目標とした偉大な宿敵達の技と力の前に敗れ去ったのだから… アバンの技に…バランの力か… フフッ…あれには勝てぬわ… ○獄炎の底で―炎の中の希望― 真竜の闘い直後、卑劣なキルバーンのダイヤの9による灼熱の罠の中、絶望に陥ったダイとポップ。 ……オレが生命を賭けてまで倒そうとしたアバンの使徒!それは不屈の魂を持った希望の戦士だっ!最後の最後まで絶望しない強い心こそがアバンの使徒の最大の武器ではなかったのかっ!! ハドラーはアバンの使徒の何たるかをダイとポップに怒号・叱咤する。 二人が易々と絶望する体たらくでは、自分はアバンの使徒のまがい物を倒すためだけに全てを捨てた道化になってしまう。 敗北は納得しても、ダイとポップがアバンの使徒としてまがい物であることだけは我慢がならなかったのである。 う…うるせえっ…せ…先生の…先生の仇のくせにっ………まるで先生みてえなこと言いやがって……! ダイとポップはこのハドラーの喝によって精神を立て直した。 更にようやく脱出方法を見出した際にポップを支えるべく、灰になろうとする体を酷使して助けた。 急げ…ポップ! 骸が動いたのだ…儲けものと思え!! だがポップはそんな彼に感化されて救出を試みた結果、ダイだけを逃がして自分は逃げ遅れてしまう。流石のポップももう魔力切れであり、打つ手がない。 ハドラーは炎の中でも、ポップの上に覆いかぶさり、庇い続けた。仮に救出された所で余命は幾ばくも無い自分を相手に、何故こんな馬鹿な事をしたのだと尋ねる。 ポップの答えは、意外なものだった。 …悪りィ… あんたに…見とれちまった… 仲間と共に、互いを支え合い、必死に努力しているハドラー達の姿が、どうしても他人のように思えなかった。 …どうしても、見捨てられなかった…。 ……敵をつい助けようとして死んじまうなんて…あの世でアバン先生に会ったら…怒られっかな……いや、怒らねぇや…。きっとおれの気持ちを…わかってくれるさ………涙もすぐ蒸発しちまうような色気のねえ死に場所だけどよ……一緒に逝こうぜ… アバン先生のいるあの世へさ…… このポップの言葉にハドラーは感動し、同時にポップを死へ追いやってしまった事にただただ後悔の涙を流しながら『人間の神』へ咆哮をあげた。 神よ……!! 人間の神よ!!!魔族のオレが…初めて祈る…!!!もし、本当に…おまえに人命を司る力があるのなら、こいつを… この素晴らしい男だけは生かしてくれっ!!! オレのような悪魔のためにこいつを死なせないでくれっ!!!…神よっ!!! そして、キルバーンの「死の罠」がフィナーレを迎えようとした瞬間…! …困りますよポップ。勝手に"あの世"なんかに行かれちゃ… …そんなところに行っても…私はいません…! ○宿敵(とも)との再会―魔王ハドラーと復活の大勇者― 灼熱の炎が消え、ハドラーは目を疑った。罠が消滅した事にではない。 目の前に、死んだはずの彼の宿敵……アバンが悠然と立っていたのだ。 アバンは自分の敵であるハドラーの傍らに腰を降ろし、崩れ逝く体を支え、かつてとは桁違いのその精神を称える。 …だが。 「…甘いッ!!相も変わらず甘い男よッ!!!ヘドが出るわぁッ!!!」 強力な地獄の爪を伴う右の鉄拳がアバンに向けて繰り出される。 …が、アバンを殺そうとしたと見えた鉄拳はアバンの横を通過していった。 ハドラーの目的はアバンではなく、背後から姿を消してアバンを殺そうとしたキルバーン。地獄の爪の直撃を食らったキルバーンは倒れた。もちろんこれだけでは死にはしなかったが この最期の一撃で右腕が崩れ落ち、今度こそ力尽きたハドラーはアバンの腕の中にその身を委ねた。 彼は崩れ逝く体と意識の中、「大魔王バーンは恐ろしい男だ! 情けは捨てろ! 冷徹になれ…!!」と彼なりの言葉でダイ達にエールを贈り(後にこのアドバイスは完璧に的確であったことが証明されている)、かつての宿敵に「お前の弟子はオレの人生を変えてしまうほどに素晴らしかった」と称賛した。 …そして、最期に新たな“友”となったポップに話しかける。 ……ポップよ…おまえたち人間の神というのも…中々粋なやつのようだぞ… …えっ!? …オレの…生命とひきかえに……オレがかつて奪った、大切な者を…おまえたちに返してくれた…… そのうえ……… オレの死に場所を…この男の腕の中にしてくれるとは… な…! かつての宿敵であった、偉大なる勇者の腕の中で、最後の後悔を晴らした獄炎の魔王は安らかに逝った。 自らの人生を全うした微笑みを浮かべながら… ――そして、一時の炎が如く、『武人』…否『武神』として激しく燃えて生き抜いた漢の逝った跡には、灰だけが残された。 このポップ、そしてアバンとの最期のやり取りは、名シーン揃いの今作でもベストに掲げるファンも多い。 そして、ポップもこの賛辞の言葉を送った。 …ハドラー… 最後の瞬間のあんたは…まぎれもねぇ…! 仲間…だったぜ… おれたちの…な…!! 口にこそ出さなかったものの、ダイも含めその場にいた全員が同じ思いを抱いていた事だろう。 このあまりの漢っぷりに読者は心を打たれ、人気投票で初のトップ10入りを果たす偉業を成し遂げる。(*16) 原作者の三条陸曰く「まさかハドラーがここまで武人になるとは思わなかった」。 【主な登場キャラクターとの関係】 アバン …おまえの力で…ダイたちを勝利へ導いてやってくれ…!それがオレへの唯一の礼だと思え!! 宿敵であり、生涯を懸けて超えるべき最大の目標。 自分の野望を挫いた男である事からその実力は認めており(*17)、かつての戦いの時と再戦時の二度「世界の半分をやるから部下になれ」と勧誘している。 また超魔生物になった後のハドラーにとって宿敵アバンの存在は超えるべき対象であった。 「俺はアバンを倒したが勝ったわけではなかった」「このままアバンに負けっぱなしなのは我慢ならない」と苦笑を浮かべながら部下達に語り、戦いの際には「己の立場を可愛がる男に真の勝利などない。これはお前達の師がオレにも遺してくれた教訓だ」と吼えた。 アバンの存在が敵であれハドラーにとっても非常に大きなものになっていたことが分かる。 そしてバーンと敵対する事になってなおダイ達と共闘できない理由にアバンの死を挙げており、アバンを殺した事への後悔もあった模様。 それだけに、最後の最後にアバンが再び現れた時、ハドラーはなぜアバンが生きていたか、またアバンからすればなぜハドラーがポップ達を助けたのか、お互い疑問符だらけの中それを確認する時間はなかったものの、ハドラーはアバンの生還に誰よりも安堵、過去の罪を清算したハドラーはアバンの腕の中で安らかに逝く事となった。 後に、アバンがキルバーンの罠・必殺技に窮地に陥った際、ハドラーは死んで灰となっても二度も彼を救っている。 バーニング・クリメイションの際にアバンの前に幻影となって現れた彼は、 かつて人間を苦しめた魔王とは思えない、優しい微笑みを浮かべていたのだった…。 アバンは「ハドラーがこんな奇跡を起こしてまで私を助けるとは」と発言しているが、 チウがヒムの復活を「悪に奇跡は起こらない!」と評した事と合わせると、このハドラーが起こした奇跡はハドラーがもう悪ではなくなっていたという何よりの証左と言えるだろう。 そして、バーンとの最終決戦の際にアバンが真・バーンの『カイザーフェニックス』を受けても戦闘不能になっただけで済んだのは、この時もハドラーの遺灰が護ってくれた可能性が高い。 長年の好敵手で在り続けたアバンとハドラー。 この二人の間にあったものは憎しみではなく、紛れも無い「友情」であった。 ダイ …悔いはない…むしろ感謝しているぞ おまえたちの手で地に堕ちてからが…オレの本当の人生だった 短い間だったが確かな手ごたえがあった…… 宿敵である勇者アバンの弟子。 ダイとの最後の戦いに於いては、彼の新必殺技である「アバンストラッシュX」に加え、実戦の中で究極の技「ギガストラッシュ」を習得させるという間接的アシストをやってのけている。 ある意味では、ダイにとってはもう一人の師匠といっても過言ではないだろう。 ポップ バカ者ッ!!! …うぬらそれでもアバンの使徒かっ!!? 宿敵である勇者アバンの弟子。 当初はポップのことは「アバンの周りをウロチョロしていた小僧」程度にしか認識していなかったが、加速度的に進歩する彼に何度も苦杯を飲まされる。 物語の中盤でザボエラと組んでの夜襲に踏み切った時は逆に「見損なった」と評され、これが切っ掛けで、保身第一の態度を改め、誇り高き武人として生まれ変わることになる。 キルバーンの罠によってポップを道連れにしてしまいそうになった際は後悔の涙を流し、「俺のような悪魔のためにこの素晴らしい男を死なせないでくれ」と魔族でありながら人間の神に祈るほどにポップを認めていた。 なお、後にポップが「人間の生き方」としてバーンへと啖呵を切る事になる「閃光のように」発言だが、ハドラーの生き様もまんまこれが当てはまる。 バーン バーン!!! 死ぬのはあなたの方だ!!!! 主君。 勇者アバンに敗れ死亡した際にハドラーを蘇生し、魔軍司令の地位を与えた。 しかしバーンからは最初から捨て駒も同然の扱いをされていた事を知り反旗を翻した。 キルバーン ある意味ハドラーにとって最大の怨敵。 ヘタレてた頃は彼が自分を始末するための刺客ではないかと内心ビビっており、武人となった後も人格的は信用していなかったようだが、 幾度となくダイ達との決闘に横槍を入れられ、ダイとポップが危うく死にかける事態にまでなった事に激怒。 自身の死に際にまで不意打ちを仕掛けようとしたキルバーンに「そう何度もつまらん邪魔は入れさせんぞ」とその人生最期の一撃を叩き込む。 キルバーンとの決着はハドラーの死を見届けたアバンが引き継ぐ形となり、ハドラーもまた死してなおキルバーンへの義憤故に幾度となくアバンを助力し続け、彼の勝利に貢献した。 クロコダイン 部下。 武勇と忠誠心を評価しており、クロコダインもハドラーの為なら死んでも良いと敬意を払っていた。 当時のハドラーは焦燥から嫌な奴になり始めていたこともあるが、この時のハドラーの部下は基本的にバーンから借りてるだけに過ぎないので、当時の彼に忠誠心を示したのは実は作中ではクロコダインくらいのもの。 実際クロコダインが寝返った際は「ヒュンケルはともかくクロコダインまでがダイたちに寝返るとは!!」と驚愕を露にしている。 ヒュンケル 部下。 直属の上司と部下の関係ではあるが、お世辞にも良好な関係とは言えない。 ハドラーはヒュンケルが人間であり、宿敵であるアバンの弟子であった事から、ヒュンケルの六団長就任には最後まで反対しており、ヒュンケルがバーンの寵愛を盾に度々独断専行する事を苦々しく思っていた。 ヒュンケルの方も幼少期はハドラーを家族を守ってくれる存在と慕っていたのだが、ハドラーがアバンに敗れた事で養父であるバルトスが死亡したため「お前がしっかりしていれば父さん(バルトス)は死ななかった」と、 ハドラーの事を軽蔑するようになっていた。昔憧れたヒーローが落ちぶれた様を見て幻滅したと言えば合ってるかも 実は養父であるバルトスの真の仇でもあるが、ヒュンケルはダイ達との戦いまでその事を知らなかった。 真実を知ってからはそれを理由にハドラーに決闘を挑むなどハドラーに対する憎しみもあったが、一度殺害したことで気が済んだのか、それともハドラーが武人となって魔王時代を超える精神性を見せるようになった事に思うところもあったのか、 以降はハドラーへの憎しみは一切見せず、人格的にも一目置くようになり、最終的にはヒュンケルの「家族を守って」散ったハドラーの忘れ形見となったヒムの助命のために命を懸けるようにすらなる。 ザボエラ 部下。 ハドラーが魔王として活動していた頃からの知己であり、その絶大な魔力と多種多様な研究物や収集品にハドラーは一目置いており、互いに上得意先だった。 魔王軍の創設の際にハドラーに狡猾さと出世欲を買われて軍団長にスカウトされた…と言えば聞こえはいいが、『勇者アバンと獄炎の魔王』で明かされたその経緯は大魔王の力を盾にした恐喝であった。 ハドラーからは「魔王軍で最も狡猾で残酷な頭脳の持ち主」「油断も隙もない男」と評されている。 ザボエラの方も(あんなスカウトをされては当然ではあるが)ハドラーに対する忠誠心は無理矢理サラサラなくハドラーが死んだと思った際は「マヌケなハドラー」と吐き捨てるが、 直後に生きていたハドラーから「オレとお前は最早一蓮托生。切り捨てるなら命はない」と脅しつけられ、ハドラーの命令でハドラーを超魔生物に改造した。 ハドラーを超魔生物に改造した際、体内に埋め込まれていた黒の核晶の存在にも気づいていたが、摘出したりせずそのままにしている。 これはハドラーの肉体に仕掛けができる存在=バーンしかいないと考えて手出しを恐れた可能性もあるが、ハドラーのためにそこまでしてやる義理が無いという忠誠心の低さでもあったと思われる。 超魔生物改造後は、独断でダイを襲撃したことがハドラーの逆鱗に触れ、魔牢に幽閉されてしまう。 その際アルビナスは「いずれ彼はハドラー様に災いをもたらします。一刻も早く処刑するべきです」とハドラーに進言したが、ハドラーは先の戦いで自分の為にザボエラが息子のザムザを喪っていることを汲み取り、魔牢に閉じ込めておくに留めた。 このアルビナスの進言は後に的中してしまい、バーンへの反乱を決断したハドラーは、決着まであと一歩という所でザボエラに妨害され、ブロックを喪う原因になった。 フレイザード 部下。 魔軍司令ハドラーが禁呪法で生み出した岩石生命体。 ハドラーがバルトスを処刑する際に「次の魔王軍ではお前のようなヤツは作らん」と宣言した通り、彼や親衛騎団と違い残虐非道で勝利のためには手段を選ばない性格。 「自分の存在には歴史がなく、手柄を挙げることでしか存在価値を示せない」との思いを抱いている。 魔軍司令となったハドラーは人間に敗北し大魔王の使い魔となった事実、軍団長を掌握し切れないどころか自分の地位を脅かしかねない者まで存在するなどの状況から魔王時代の自信を失っていた。 そういった状況下で追い詰められていたハドラーの心理が、フレイザードの虚栄心と形振り構わない残虐さという形で反映されたとも考えられる。 ミストバーン 部下。 物語序盤のへたれハドラーにはさほど思い入れもなかったが、中盤で漢となったハドラーには態度が一変。 命すら顧みず、バーンから与えられた最強の肉体を自ら捨てた(*18)ハドラーの覚悟に感嘆し、さらにバーンからの最後通牒を果たせなかったために処断される覚悟だったハドラーに 「六団長で一番誠意を示してくれたのはお前だったかもしれん」「その沈黙の仮面の下にある熱い魂を感じずにはいられん」 とこれまでの忠義と人間性を大絶賛された事に感動した節もあり、以降はハドラーの安否を気にかけるなど、良き同僚の関係になった。 超魔生物に改造される際も、ハドラーは自分が動けない間の魔王軍についてミストバーンに頼んでおり、ミストバーンもそれを承諾している。 最終的にはバーンの意向によってハドラーを切り捨てる事になるが、その後もザボエラがハドラーを嘲笑しただけでブチギレるなどハドラーへの敬意や情をみせるシーンがあり、バーンの為とはいえハドラーを切り捨てたのはミストバーンも本心では不本意だった模様。 それだけにハドラーもバーンの命令により信頼していたミストバーンから切り捨てられた時はショックを受けていた(ミストバーンの信条は知っているので「それがお前の答えか…」と納得もしているが)。 ヒム 超魔生物ハドラーが禁呪法で生み出した親衛隊であるハドラー親衛騎団の一人。 死したハドラーの魂はポーンであるヒムに受け継がれたと見られる。 この親衛騎団は禁呪法という概念から武人と化したハドラーの一心同体の分身ともいえる存在である。 そのためハドラーとその運命を供にするはずであったが、ハドラーの死以降も生きていた点、そして特徴的なハドラーの髪型が受け継がれた点、 またヒムについては「俺によく似ている」とハドラー自身が評したこともあるためそういっても過言ではないと考えられる。 後にヒムもまた「仲間」となったポップ達を救うべくハドラーのように命を懸けて血路を切り拓く事になるが、そんなヒムをポップは今度こそ取りこぼすことなく救出し、脱出に成功したのであった。 アルビナス ハドラーの親衛隊であるハドラー親衛騎団の一人で、団の中で唯一の女性型。 彼女からは主君としての忠誠だけではなく異性としての好意も持たれていた。 アルビナスに対しては特別な感情を持っていたようで、コンビニコミックスでは「オレには愛などという事はよくわからんが、アルビナスの死を知った時、オレの心は空虚になった」と言っていた。 それは「父親」としてのものだったのか、それとも… バルトス 旧魔王軍時代の部下でヒュンケルの養父。 魔王ハドラーが禁呪法を用いて作り出した禁呪生命体。 ハドラーの部屋へ通じる地獄門の番人を任せる程信頼を寄せており、バルトスが人間の子供(ヒュンケル)を育てていることにも「酔狂をする」と笑って許していた。 アバンとの一騎打ちの末に敗北し死を覚悟したものの、とどめを刺すところを彼の首に掛けられたヒュンケルから貰った手作りのペンダントを見て子供の存在に気づき剣を納めたアバンの器の大きさに感銘を受け、剣だけでなく心においても敗北したことを認め地獄門を通らせた。 しかし、この事がハドラーの逆鱗に触れ処刑された。 この件に関しては、本編での回想内ではハドラーがあまりにも小物感全開の八つ当たりを行ったように見えてしまう事やバルトスが優しさと武人としての矜持を持った魔物だったため同情を禁じ得ないが、 ハドラーの視点で評価すればただの臆した裏切り者の臣下でしかなく、人間の子供を育てるのを笑って許すほど信頼していた部下に裏切られたと考えればあれほどハドラーがキレたのも当然と言える。 バルトス自身も、ハドラーの八つ当たり気味の対応に動揺してはいるが、そのことに関しては恨み言一つ言ってはいない。 また、バルトスがこのような行動に出たきっかけとして決戦の最中にハドラーが新たな禁呪法による魔物を生み出した(しかも性格が下劣)事が判明して、ハドラーから信用されていない事を実感したためという納得できる流れが追加された。 それまでは直前にガンガディアが忠義を尽くした上で壮絶な最期を迎えたために、ハドラーに「俺のために死ねるか?」と言われて「勿論でございます」と即答して忠義を示しただけで読者一同からの株が爆下がりしており、 その後のこの展開で読者一同も「そりゃこんな事されたらアバンにヒュンケル託すよな」と掌返した そして、バルトスの処刑については行間が一気に追加された事により、バルトスも最初から処刑を覚悟していたが、八つ当たりのような形で無意味に行う事は想定していなかった(*19)事が描かれた。 処刑時にハドラーは、バルトスに向かって「くだらん正義感や騎士道精神を持ち合わせ、人間のような情愛にうつつを抜かす! あげくには敵に地獄門を通らせる大失態とは」となじったが、これは全て親衛騎団の面々に当てはまってたりする(*20)。 禁呪法を用いて作った命は、創造主の影響を受けるという設定を考えると、ハドラーの根っこは昔から変わってなかったのだろう。もし原作者が狙ってやった演出なのだとしたら、ハドラーにとって痛烈な皮肉である。 事実、処刑を行う際にバルトスから「自分のこの騎士道精神はあなたから受け継いだもののはず」「あなたはあなたらしさを失ったから負けた」「気高き精神を取り戻していただきたい」と忠言された際には心が揺れ動いている。 処刑後は過去の気高き自分を殺した事に涙を流しているかのような様子を見せており、この瞬間に本当の意味でハドラーは堕ちた(*21)のであった。 ブラス 旧魔王軍の幹部の一人で、勇者ダイの養父。 当時はバルトス等と共に四天王的な立ち位置だった。 その割には本編中ブラス個人に対してはまるで初対面であったかのように無視を決め込んでいた。 新アニメ本編でもフォローは特になかったが、アニメとの連動企画で新規連載された番外編「勇者アバンと獄炎の魔王」においては、 幹部として登用されたばかりの新参であったこと、配下となるモンスターの育成のために魔王軍本隊と別行動の上でデルムリン島に赴いていたため、 顔を覚えられていなかった、という形でフォローされている。 ロカ 勇者アバンのパーティーの一人で、アバンと初対峙したときから面識がある。 しかし当初は不意打ちとはいえ自分の腕を斬り落としたものの、「大した相手ではない」と評していた。 だが、2度目の対決時にはアバンを守り、命を懸けて立ち向かう姿に敬意を表し、結局ロカが名乗るのを拒否したが、名前を問うほどに認めるようになった。 【他作品への出演】 クロスブレイド アーケードカードバトルゲームで、原作漫画の連載開始以来31年目にして初のゲーム。 物語当初から登場するハドラーは第1弾からすぐに登場している。 多くがベギラゴンなどを使用するレアリティがドラゴンレア又はギガレアのカードだが、 第1、6弾にはシークレット(*22)、第4、5弾にはスーパーレアで登場するものもある。 ドラゴンクエストウォーク 2020年11月から2021年1月まで実施されたダイの大冒険コラボで登場。 イベントストーリー2章から登場し、同時にレイドバトルに相当するメガモンスターとして登場。 従来のドラクエのルールに沿ってハドラーと戦えるのはこれが初。HPは11万程度。 呪文による攻撃が主体で、メラゾーマやイオナズンなどを使用。 物理攻撃も2連続攻撃で呪文耐性を下げるヘルズクローを使うほか、痛恨の一撃が出ることも。 さらに4ターン目の終わりに「いま楽にしてやる…!」というセリフを挟み、次のターンでベギラゴンを使う。 ベギラゴンは耐性無して全体に400近くの大ダメージを与える強力な攻撃になっている。 幸い、通常は2回攻撃のところベギラゴンを使うターンのみ1回攻撃なので、防御かミラーシールドでやり過ごせる。 なお、ベギラゴンには「極大閃熱呪文」、イオナズンには「極大爆裂呪文」と、原作通りの漢字表記が当てられている。 こころは紫色でコストは92。 MPが高めで、高グレードのものはギラ系とイオ系の呪文ダメージを上げ、イオ系に耐性がつく。 特に、イベント終了直後におあつらえ向きに登場したギラ系呪文グランドインフェルノの強化に役立つ。 魂の絆 本編をなぞった「竜の軌跡」でボスとして何回か登場。 魔軍司令の姿では3列に火球(メラミ?)を放ったり、前方にイオラを撃ってきたりする。 超魔生物の姿では全ての列にイオラを連発してきて避け辛い。また、奥義の超魔爆炎覇もかなり強力。 そして2022年1月1日のイベントで、魔軍司令時代のハドラーが味方として実装された。 ミラドシアに現れたハドラーは、バーンの影響のない世界に戸惑いつつも、ゼバロと戦うダイ達と出会う。 ゼバロのモンスターたちと戦い疲弊したダイたちを襲うという考えをよぎったものの、ザボエラの口出しも無かったこともあって魔王としての誇りを優先し、一時共闘。 モンスターの討伐が済み、改めて戦いを挑んだ。 決着がついた後は、絆の勇者の説得を受けて改めて一行の仲間(共闘の継続というべきか)となった。 戦闘スタイルは炎属性と闇属性を扱う魔法使いタイプ。 奥義は広範囲に連続ヒットを狙える炎属性のベギラゴン、同じく広範囲にヒットする闇属性のオリジナル技・暗黒絶衝波が実装された。 闇属性は使い手が少なく弱点を突きにくいため、かなり貴重。 【余談】 名前の由来はギリシャ神話の怪物「ハイドラ」。 作中では鼻水を垂らすシーンなどはあるもののギャグシーンにまで参加することはなかったが、旧作アニメ時代に発売されたソーセージのCMでは、ダイとそれはそれは楽しそうにメンコで遊ぶシーンがあり、当時のファンに大いに笑いを提供してくれた。ハドラーファンは必見である。 ビックリマンチョコとのコラボ『ダイの大冒険マンチョコ』で、パッケージにも描かれていたハドラーを遠目で見たマフィア梶田氏は、作品に関する記憶が薄れていたのとデフォルメされた絵柄から、「その緑のゴブリン何ですか?」と共演者である声優の中村悠一氏に訊ね、中村氏はあんまりの言い様に衝撃を受けたことを当人たちのYouTubeチャンネルにおける上述商品の開封動画にて明かしている(*23)。 劇場版第一作目では設定が大きく異なり、15年前に勇者に倒された際に、デルムリン島に隠されていた6本腕の赤い邪神像に意志とエネルギーを封印しており、15年目の満月の夜に復活を遂げ、デルムリン等のモンスター達を暴れさせてダイとレオナ(*24)を襲わせる。だがダイが紋章の力を発動してモンスター達を弾き飛ばしたため、邪神像の姿のまま自ら動き出してダイに襲い掛かる。そして戦闘の末に弱点である額の目をパプニカのナイフで貫かれて倒された。 ま…まさか…完全に全ネタを使いはたしていたはずなのに… む…無意識状態においても…項目の追記・修正をするとは…! み…見事だ アニヲタ… 貴様こそ…真の…オタク… △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 コメントログ 前半の中間管理職に落ちぶれてた時代のハドラーは半端じゃない気苦労だっただろうな。ミストバーン→「俺の部下なはずだけど…バーン社長のお気に入りで、実質俺より立場上じゃねぇ?」フレイザード→「禁呪で作った俺の子供みたいなもんだけど、明らかに俺を嘗めてる…隙あらば下剋上もやってきておかしくない」ヒュンケル→「ミストが連れて来た人間の若造だけど、明らかに俺を嘗めてんだよなあこいつ…」ザボエラ→「内心で俺の事を小馬鹿にしてるよね、分が悪くなったら別の奴に派閥代えるぞこいつ…」バラン→「バーン社長が連れて来たけど俺より遥かに強い…しかも俺の事を思いっきり軽んじてる…、つーか部下の一人も(ラーハルト)俺より強くね…?」クロコダイン→「こいつだけは裏表なく働いてくれる…裏切ってダイ側に着きおった!」 -- (名無しさん) 2022-02-24 23 10 58 73話最高過ぎた・・・アニメスタッフの方々には感謝しかない -- (名無しさん) 2022-04-18 09 54 35 あの時、アバン先生が駆けつけるのがタイミング良すぎるだろ、と僅かに思ってたけど、アニオリで挿入されたシーンで納得いった。ゴメちゃんが連れてきてくれたんだよ。ハドラーの「ポップを助けてやってほしい」という願いを叶えてくれたんだよ。きっと…! -- (名無しさん) 2022-04-18 18 38 43 獄炎の魔王で子供を庇って大けがしたアバンに対し「つまらんゴミを守るために早死にするのがお前の未来」と言うのが十数年後の自分の未来だったのがハドラー最大の皮肉にして成長だったな -- (名無しさん) 2022-06-23 16 10 01 ダイ大本編の回想だとクソ野郎なのにスピンオフでかっこよくなるのはズルいのに納得できるのがやっぱりズルい -- (名無しさん) 2022-07-04 23 50 39 最後がアバンの腕の中で…というのが、最高にイカしたシーンだと思う。もし他のキャラの腕の中だったら、ここまで感動的なシーンにはならなかっただろう(他のキャラの魅力がないのではなくて、因縁的に)。 -- (名無しさん) 2022-09-08 10 58 29 獄炎の魔王ハドラーが思った以上に強い -- (名無しさん) 2022-09-22 01 05 18 個人的に面白いと思うのが、バルトスを処刑した後もヒュンケルとのやり取り的に「バルトスとヒュンケルは親子」っていう、魔族と人間の共存関係みたいな点をごく自然に受け入れてる所。 -- (名無しさん) 2022-09-22 02 10 46 2021-10-16 17 45 59 バランならヒャド系を使えていてもおかしくないし(デイン系をメインに使っていた物の、設定上は竜の騎士はあらゆる呪文を扱えることになっている)、ヒャド系で黒の核晶を一時的に止められることを知っていてもおかしくない。しかしバーンが直接魔法力を送って起動させれば意味がないし、それ以前にハドラーの魔炎気でかき消されてしまう(キルバーンの頭部に仕掛けられた黒の核晶と同様)と判断し、使おうとしなかったのかも。 -- (名無しさん) 2022-09-22 02 52 47 アニメ版だとちゃっかりバラン黒の結晶凍らせた上で竜闘気で抑え込んでたな -- (名無しさん) 2022-10-09 18 26 03 懐かしいなあ -- (名無しさん) 2022-10-25 11 42 36 敗れ死んでしまった者は勝者の思い出の中でしか生きられない。というハドラーの戦いの美学は好きだな。敗者は勝者に名前を憶えてもらうのも名誉。 -- (名無しさん) 2022-11-09 00 14 26 よく考えたらヴェルザーが地上侵攻を企てなければ、アバンより先にバランに倒されてただろうし、仮にその戦いでヴェルザーが勝ってたら結局覇権は取れなかっただろうしで、昔から割と全方位詰んでる感あるの酷い -- (名無しさん) 2022-11-12 23 31 03 ヒュンケルにしてみれば、ハドラーは会社潰して、父さんやみんなを路頭に迷わせたくせに「何が魔軍司令だ。自分だけ職にありつきやがって」という気持ちだったのか -- (名無しさん) 2023-03-21 22 21 07 ↑2 バランがハドラーに狙いを定めていたのは獄炎の魔王でハッキリと描かれていたな。 -- (名無しさん) 2023-03-22 13 46 28 記事読むだけでシーンがありありと思い浮かんでしまうし泣いてしまうわこんなん… -- (名無しさん) 2023-06-25 13 34 32 もし、ハドラーがマァムがロカとレイラの娘と知ったらどう思うかな -- (名無しさん) 2023-07-02 19 54 07 カリスマ溢れる魔王だったのがどんどん我々のよく知る魔軍司令殿に近づいて行ってる -- (名無しさん) 2023-09-26 00 49 29 ちゃんと祈りの間で魔界の神を拝んでたり無頼漢のくせに妙なところで信心深い -- (名無しさん) 2023-12-15 14 59 43 こう言っちゃなんだけど獄炎の魔王はハドラーのメンタルがどんどん不安定になっていく過程を描いてるようなもんだからなぁ。レイラですら「前に会った時は残酷だけど威厳みたいなものはあった。少なくともグランナードみたいな下劣な奴じゃなかった」って認めてるし。そう考えると本編で超魔生物になってからの武人としての性格は成長したというよりは原点回帰したって感じなのかもしれない -- (名無しさん) 2024-01-21 13 19 06 配下の引きはダイやバーンにも決して負けないのに本人が崩れると恐ろしいほどに機能不全を起こすのがね。メンタルの上下が魅力だけど最初から本人が安定してたらガチで隙がないな。 -- (名無しさん) 2024-01-21 20 47 38 ↑2言ってしまえばSTAR WARS EP1~3のアナキンが、如何にダースベイダーになったのかってのと構図は一緒 -- (名無しさん) 2024-01-22 18 21 31 まさか令和の時代になってハドラーの若かりし頃が判明するとは! 一時的とは言えども、最終決戦時にはちゃんとメンタルリセット!してたのね -- (名無しさん) 2024-02-21 00 47 33 そういや今更だけど、シレっとハドラーが魔界出身である事が明確化されたんだよね。…こんなギラギラしながら一緒に地上攻め込もうぜって言いまわってるヤツが存在気付かないとかやっぱバーン様雌伏し過ぎなんじゃ -- (名無しさん) 2024-03-24 19 05 04 純血の竜の騎士や大魔王さまとまた違うカッコ良さと魅力があるのよね「超魔ハドラー」(魔軍司令の方は愛嬌がある) -- (名無しさん) 2024-05-06 06 55 14 ハドラー(の部下)とアバンで育てた勇者たちが大魔王倒したんだなあ、これが運命ってやつか? -- (名無しさん) 2024-05-08 18 58 49 魔王時代のハドラーも魔界の同胞たちの為に戦ってたからそこまで悪魔と違うかと。少なくとも地上に住んでる何千万という魔族やモンスターごと地上を吹き飛ばそうとした大魔王様よりわな。 -- (名無しさん) 2024-06-20 16 40 41 ゆーて魔界を見限ったハドラーとそれでも魔界にこそ太陽を欲したバーンの違いよ。何がそこまで魔界という土地へバーンを縛り付けるのやら。続編でもあればそこも明かされるのだろうか -- (名無しさん) 2024-07-07 16 48 13 ↑地元好きなタイプの人だったんじゃない? -- (名無しさん) 2024-08-18 17 50 17 ザボエラ部下にするシーン、よくよく見たらバーン様の威光振りかざしてる時点で「大魔王の使い魔」扱いを自ら肯定しちゃってるんだよね。そりゃ(本編開始当初の)ヒュンケルもミストバーンも軽蔑するわ -- (名無しさん) 2024-09-15 14 07 07 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/opedmiroor/pages/377.html
コメントログ2013 コメントログ2014 コメントログ2015 コメントログ2016 コメントログ2017 コメントログ2018 コメントログ2019 コメントログ2020 コメントログ2021 コメントログ2022 + コメントログ2023 あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 -- ブラック・マジシャン (2023-01-01 00 00 04) あけましておめでとうございます。 -- W・サード (2023-01-02 18 42 36) 前に投稿されたDRAGON QUEST ダイの大冒険-勇者アバンと獄炎の魔王-の第1話と賢者の孫(アニメ版)の最終回ですが。投稿者が不明のため一応、匿名名義で全投稿履歴(初投稿順)に入れておきました。 -- 管理者 (2023-02-13 21 21 24) その2つですが、投稿したのは自分です。それとその2つは去年以前に投稿したものの修正です。 -- W・サード (2023-02-15 18 44 30) ご報告ありがとうございます。 -- 管理者 (2023-02-17 20 58 59) Youtubeで無料配信されたのを機に過去にW・サードさんがロックマンエグゼシリーズのアニメ作品のAXESS、Stream、BEAST、光と闇の遺産を投稿した中、まだ投稿されていなかった1作目とBEAST+の第一話・最終回ならびにWWW・ゴスペルとの最終決戦となる一作目の第51話投稿しました。 -- 匿名 (2023-05-31 15 12 05) 以前の漫画版の第1話を投稿した「失格紋の最強賢者」のアニメ版の第1話と最終回を投稿しました。 -- W・サード (2023-07-06 15 23 43) 暴太郎戦隊ドンブラザーズ THE MOVIE 新・初恋ヒーローとVSゼンカイジャーのオープニングとエンディングおよびテレビシリーズの最終回と王様戦隊キングオージャーの第1話を登場しました。 -- ブラック・マジシャン (2023-09-18 07 17 10) ご無沙汰しております。https //w.atwiki.jp/opedmiroor/?cmd=backup amp;action=show amp;pageid=54 amp;id=13362#id_6e35d4aa ← こちら、ビーロボ カブタックの第14話の作成者が「逃亡者」になっていましたが、私は作成しておりません。非ログインユーザーですので、正しい作成者がどなたかわかりませんので、とりあえず空欄に修正しました。投稿されたどなたか、修正をお願いいたします。 -- 逃亡者 (2023-10-24 21 03 54) 名探偵コナン 緋色の弾丸とハロウィンの花嫁のオープニングとエンディングを投稿しました。 -- ブラック・マジシャン (2023-11-23 07 54 53) また二次創作なんだか何だかわからないものを投稿している人がいますね。どうすればいいでしょうか? -- 名無しさん (2023-12-20 19 37 44)
https://w.atwiki.jp/wiki7_sayori/pages/134.html
アバンの使徒と呼ばれる弟子がいる勇者。
https://w.atwiki.jp/kakootcg/pages/77.html
鉄塊勇者アルガイア 0th 黒 ユニット 黒3無2コ1 U 機械系 U-0001 バトルステージ[n]:このカードと交戦中の前から2番目のユニットにnダメージを与える。nの値はそのユニットの防御力と同じとする。 突如日本を襲った古代魔獣軍団に立ち向かう正義の鉄塊。 『メタァァァル、パァァァァンチ!!』 勇者 鉄塊 [5][0][6] 相手が2体以上の編成である場合、2番目のユニットに致死量のダメージを与えるテキストを持つ。当然1対1では効果は無い。