約 441,812 件
https://w.atwiki.jp/trinity_kristo/pages/706.html
ルカ福音書のみに記されている。 キリストが「イエス」の名を付けられたのは、キリストの降誕から8日目、律法に基づいて割礼を行った日のことである。 ルカ2 21 八日たって割礼の日を迎えたとき、幼子はイエスと名付けられた。これは、胎内に宿る前に天使から示された名である。 出産から33日経ち、イエスの両親は神殿奉納のため、イエスをエルサレムに連れて行った。ここで、信仰者シメオンと、女預言者アンナから、イエスは祝福を受ける。 ルカ2 22-40 さて、モーセの律法に定められた彼らの清めの期間が過ぎたとき、両親はその子を主に献げるため、エルサレムに連れて行った。それは主の律法に、「初めて生まれる男子は皆、主のために聖別される」と書いてあるからである。また、主の律法に言われているとおりに、山鳩一つがいか、家鳩の雛二羽をいけにえとして献げるためであった。 そのとき、エルサレムにシメオンという人がいた。この人は正しい人で信仰があつく、イスラエルの慰められるのを待ち望み、聖霊が彼にとどまっていた。そして、主が遣わすメシアに会うまでは決して死なない、とのお告げを聖霊から受けていた。シメオンが“霊”に導かれて神殿の境内に入って来たとき、両親は、幼子のために律法の規定どおりにいけにえを献げようとして、イエスを連れて来た。 シメオンは幼子を腕に抱き、神をたたえて言った。 「主よ、今こそあなたは、お言葉どおり この僕を安らかに去らせてくださいます。 わたしはこの目であなたの救いを見たからです。 これは万民のために整えてくださった救いで、 異邦人を照らす啓示の光、 あなたの民イスラエルの誉れです。」 父と母は、幼子についてこのように言われたことに驚いていた。 シメオンは彼らを祝福し、母親のマリアに言った。「御覧なさい。この子は、イスラエルの多くの人を倒したり立ち上がらせたりするためにと定められ、また、反対を受けるしるしとして定められています。――あなた自身も剣で心を刺し貫かれます――多くの人の心にある思いがあらわにされるためです。」 また、アシェル族のファヌエルの娘で、アンナという女預言者がいた。非常に年をとっていて、若いとき嫁いでから七年間夫と共に暮らしたが、夫に死に別れ、八十四歳になっていた。彼女は神殿を離れず、断食したり祈ったりして、夜も昼も神に仕えていたが、そのとき、近づいて来て神を賛美し、エルサレムの救いを待ち望んでいる人々皆に幼子のことを話した。 親子は主の律法で定められたことをみな終えたので、自分たちの町であるガリラヤのナザレに帰った。幼子はたくましく育ち、知恵に満ち、神の恵みに包まれていた。 モーセの律法 モーセの律法では、嬰児は次のように儀式を経る必要がある。 レビ12 1-8 主はモーセに仰せになった。 イスラエルの人々に告げてこう言いなさい。 妊娠して男児を出産したとき、産婦は月経による汚れの日数と同じ七日間汚れている。八日目にはその子の包皮に割礼を施す。産婦は出血の汚れが清まるのに必要な三十三日の間、家にとどまる。その清めの期間が完了するまでは、聖なる物に触れたり、聖所にもうでたりしてはならない。 女児を出産したとき、産婦は月経による汚れの場合に準じて、十四日間汚れている。産婦は出血の汚れが清まるのに必要な六十六日の間、家にとどまる。 男児もしくは女児を出産した産婦の清めの期間が完了したならば、産婦は一歳の雄羊一匹を焼き尽くす献げ物とし、家鳩または山鳩一羽を贖罪の献げ物として臨在の幕屋の入り口に携えて行き、祭司に渡す。祭司がそれを主の御前にささげて、産婦のために贖いの儀式を行うと、彼女は出血の汚れから清められる。これが男児もしくは女児を出産した産婦についての指示である。 なお産婦が貧しくて小羊に手が届かない場合は、二羽の山鳩または二羽の家鳩を携えて行き、一羽を焼き尽くす献げ物とし、もう一羽を贖罪の献げ物とする。祭司が産婦のために贖いの儀式を行うと、彼女は清められる。
https://w.atwiki.jp/jososs/pages/118.html
信じて送り出した可愛い弟が、リア充男の娘になって恋人(♂)と共に帰宅した件 主人公(語り手)はブラコンでショタコンな腐女子系女子高生。 夏休みに密かに溺愛する中一の弟が友人達と二泊三日で海に出かけ、帰って来た時には、どこからどう見ても清楚可憐な美少女にしか見えない男の娘になっていたため、愕然とする。 弟は、旅先の罰ゲームで女装させられ、あまりに似合っていたためハマってしまい、さらに暴走した親友に押し倒されて完全に男の娘として覚醒してしまったらしい(日焼けあとも女物のワンピース水着の跡がクッキリ)。 ところが、フリーダム過ぎる姉弟の両親は、「男娘(むすめ)さんを嫁に下さい!」と言いに来た親友の男らしさを気に入り、また変貌した弟が「理想の娘」だった(姉は色々残念過ぎて見放されてる)ため、「可愛いは正義!」と、ふたりの仲を認めてしまう。 両親公認で日常的に女装し、お化粧やファッション、家事などの女子力を日に日に上げていく弟に、「ぐぬぬ」となる姉。何とか真っ当な道に引き戻そうと、両親の留守に襲ってフェラまでするのだが、既に心が完全に女の子化した弟は、拙い姉の愛撫程度では堅くならない。 そこへ、弟の親友兼恋人が乱入して、姉を緊縛。その目の前で、弟とのラブラブエッチを散々に見せつける。 その後、弟をレイプしようとしたお仕置きとして、弟の親友に姉も処女を奪われてしまう。もっとも、ショタコンな姉にとっては、年下の少年に抱かれてイカされることは、ある意味ご褒美だったが……。 エピローグでは、仲良し姉「妹」となった主人公達が、ふたりで買い物に出かける場面。出先でバッタリ「恋人」と出会い、心底幸せそうな「妹」を羨ましがる姉。ふたりは、同級生で良ければ紹介してあげようかと申し出て、「ぜひお願い」と意気込む姉なのだった。 ──という妄想を思いついたが、どう見ても文章よりエロマンガ向けのネタだよなぁ。 誰かコミカライズしてくれないものか。
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/350.html
前の話 中年のオヤジ「くっははは、まさかあのクソガキがオレの上官だとはな。」 曙「・・・?」 曙は怪訝そうな顔をした。 この男にあんな小さな男の子の知り合いがいるとは思えなかったからだ。 中年のオヤジ「本家様もやることがえげつねぇな」 曙「本家・・・?」 思わず口から声が漏れた。 男にも聞こえたようで、愉快そうに顔をあくどく歪めて笑う。 中年のオヤジ「クハハッ、・・・・あいつはな、オレの予備だ」 男の瞳に宿る底知れぬ闇に曙はゴクリと唾を飲む。 中年のオヤジ「フン、・・・大方、オレが行方不明なのをいいことに分家のあのガキを当主に据えたんだろうぜ」 もう本家を継げる血筋は残ってねぇからな、と以前の彼を思わせる声音で続いた。 曙「(行方不明?何を言っているの?)」 本家?行方不明?今ここにいるのに何処が行方不明なの?血筋ってどういうこと? 曙には男の言っていることが理解できなかった。 何やら考え出した曙に男が耳元で愉しそうにつぶやく。 中年のオヤジ「ククッ、アイツの両親はな。俺共々、『おまえらに殺された』んだぜ?」 曙「ッー!?」 ガバッと飛び起きるとそこは布団の上だった。 はぁはぁと荒い息を整え必死に今見た夢----昨日のことを思い出す。 曙「私たちが・・・殺した?いつ?・・・・誰を?・・・痛っ・・」 何かが思い出せそうだが、思い出そうとすると激しい頭痛に苛まれる。 曙「(大切な何かを忘れている・・・?)」 その手には思い出せない”誰か”からもらったハズのハンカチが握られていた。 これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
https://w.atwiki.jp/dcab/pages/280.html
リリー・オルソン 愛称:リリー 称号: 種族:人間 年齢:18 性別:女 穢れ値:0 外見:髪の色:赤 / 瞳の色:青 / 肌の色:白 身長:160 体重:58 プロフィール 生まれてすぐに捨てられていたところを田舎の村のリルドラケンの魔法使いに拾われて育てられる。育ての両親は知的な大人しい子に育って欲しかったようだが、子供の頃から気が強く腕白な性格で、リルドラケンの男の子たちを従えてガキ大将をやっていた。自分が卵を温めて育てた血のつながらないリルドラケンの弟がおり、とても大切に思っている。田舎の村でおとなしくしているのが性にあわず、広い世界に出ていきたくなり家出して冒険者になった 性格 血の気が多く真面目で正義感が強い自信家。たいていの物事は勢いで解決できると考えているフシがある。 他PCとの交友関係 アンジー:お世話になっている竜の篭のご店主。 イクス(比具人さん):女の子と見たらすぐ手を出す悪い男の人!でも根はいい人みたいだし美味しいごはんを奢ってくれたからまあいいか(オイ ニック(dontakさん):いつも魔法で仲間をフォローしてくれるかっこいい男の人。優しくて紳士ですっごくいい人! ロビン(ぽろさん卓NPC):初めて依頼を頼まれたハチブ開拓村の人。すっごく勇気のある神官の女の子。また会いたいな~ + セッション履歴 No 開催日 セッション名 GM名 経験点 報酬 名誉点 成長 01 2012.5.12 5/12[夜]蛮族退治依頼 3000-6000(つまり初期) Poro 1160 690 14 生命 プレイヤー:ぶるん 登録タグ:tags plugin error ページが存在しているかを確認してください。
https://w.atwiki.jp/kokohaza/pages/33.html
【名前】天野 直行(あまの なおゆき) 【略称/あだ名】無気力/ちょっこう 【性別】男 【年齢】17 【職業】高校生 【口癖】「面倒だ」「どうでもいい」「知るか」 【好きなもの】音楽、剣術、藍色、冬 【嫌いなもの】面倒なこと、派手なこと 【性格】無口で無関心……の度を超えて無気力。でも、やることは真っ直ぐにやり遂げる。 【特技】 「共鳴(シンクロナイズ)」 仲間のすること、したいことが大体分かる。 【必殺技】 「ソードプレス」(属性 斬撃) 体の全体重をかけて縦斬りをする。 簡単に言ってしまえば、ジャンプ斬りなのだが…… 【備考】 必要なこと以外はあまり話さない、静かな高校生。 彼の両親は、彼が小さい時に事故で亡くなっている。 学校では寝ているか、音楽を聴いているか。 容姿は特にいいという訳ではないが、性格のせいでクールな印象を与え、 さらに意外と真っ直ぐであることから、学校での人気は高い。ただ、成績は微妙。 寮暮らし。生活には困っていない。 部活は剣道部所属。超高校級の腕前。 (CV 石田 彰) 【固有武器】 ショートソード(近接) 使い慣れた片手剣。錆びないようにちゃんと整備もしている。切れ味抜群。 エクスカリバー(特殊近接) この剣を手にしたものは世界を手にしたも同然といわれる、伝説の剣。 ……のレプリカ。だが、素材は硬いので斬るよりも、叩きつけるように使うことはできる…。 【ステータス】 学力 ■■□□□□ 分からなくもない 魅力 ■■■■■□ クール 勇気 ■■■■■■ 漢 体力 ■■■■□□ 高め 攻撃 ■■■□□□ 普通 防御 ■■■■□□ 高め 寛容力 ■■■□□□ どうでもいい級 魔力 □□□□□□ 全く使えない 【相性が良いキャラ】☆>◎>○ ☆浮世離 ◎ポニテ ○緑ジャケ、勇敢子 「………どうでもいい」
https://w.atwiki.jp/kaeuta-matome/pages/203.html
元ネタ:ピンポンパン体操(ママとあそぼう!ピンポンパン) 作:ヤジタリウス ズンズンズンズンズンズンズンズン サレシタプリン ズンズンズンズンズンズンズンズン サレシタプリン うちの汚嫁さんは 二股デフォで 結婚前から 男いた へタレのぼくも 切れれば恐い 制裁発動 メールを転送 証拠を撮影 尾行を頼んで 準備は万端 勝て勝て鬼のサレ夫さん ズンズンズンズンズンズンズンズン サレシタプリン ズンズンズンズンズンズンズンズン サレシタプリン バカなシタ夫は間抜けで困る すっかりバレてる こと知らず 専業主婦も やるときゃやるの 制裁発動 会社に凸して プリにも凸して 慰謝料せしめて さっさと離婚よ 行け行け鬼のサレ妻さん 茫然自失のプリンちゃん 逆切れしている汚嫁さん 立場がなくなるシタ夫さん どうしていいやらサレ子たち ズンズンズンズンズンズンズンズン サレシタプリン ズンズンズンズンズンズンズンズン サレシタプリン 走れ走れ 興信所 借金してでも 依頼しろ 急げ急げ 弁のとこ 凸の日近いぞ 頑張ろう 肉便器 肉便器 ママの名前は肉便器 笑っちゃいます肉便器 あたし便器の子 ズンズンズンズンズンズンズンズン サレシタプリン ズンズンズンズンズンズンズンズン サレシタプリン うちの両親はとぼけた顔で いいパパいいママやっている 男がいるの 女がいるの 見え見えなのよ せっかくだから 調子を合わせて あたしはあたしで いい子のフリして 世の中舐めて生きてよ バレなきゃいいのさ ラリラリサレシタプリン 女でいさせて ラリラリサレシタプリン 浮気は甲斐性だ ラリラリサレシタプリン みんながやってる ラリラリサレシタプリン ありがとうありがとう 修羅場をありがとう ありがとうありがとう トラウマありがとう みんなで言いましょ アリガトウ ゴザイマース! 検索タグ フルコーラス ヤジタリウス 不倫サレ 童謡その他 メニュー 作者別リスト 元ネタ別リスト 内容別リスト フレーズ長別リスト
https://w.atwiki.jp/ebi_hq/pages/966.html
トップページ > HQミニシリーズ索引 > た行 > て 好評開催中!! 「ハーレクイン30周年特集」 (~2009/12/02) 『この恋、絶体絶命!』 ミニシリーズ:テキサス探偵物語 【小説】 著者:ダイアナ・パーマー 翻訳者: 【コミック】 真崎春望 2009/03/05発売3年まえ、義兄妹になるはずだったデインとテス。しかし、彼らの両親は挙式直前にして事故死…。それ以来二人は、微妙な関係を保ちながら接している。デインはテスに自分の私立探偵事務所で秘書の仕事をさせ、危険から遠ざけてきた。それなのに、テスは偶然麻薬の取り引き現場を目撃して撃たれてしまい!? 『この恋、揺れて…』 ミニシリーズ:テキサス探偵物語 【小説】 著者:ダイアナ・パーマー 翻訳者: 【コミック】 真崎春望 2009/03/05発売「プレイボーイの彼とお堅い人類学者の私では、住む世界が違うんだわ」 大晦日のパーティで、タビーは幼なじみの探偵・ニックに打ちのめされた。そんな時、タビーの勤める大学で盗難事件が起こり、彼女に容疑がかけられてしまう。タビーはニックに調査を依頼するが、彼と会うたび高鳴る胸は隠しようがなくて…!? 『この恋、勝負あり?』 ミニシリーズ:テキサス探偵物語 【小説】 著者:ダイアナ・パーマー 翻訳者: 【コミック】 真崎春望 2009/03/05発売「私を首にしたくせに、今更何よ!」2週間前に探偵事務所に転職したキットは憤慨した。元上司のローガンが、新しい秘書が使い物にならないから戻ってきてほしいと言うのだ。そんな時、放浪癖のある彼の母親が行方不明になり、彼女の初仕事として捜索が命じられる。しかし、それが彼との愛のきっかけになり…!? ▲このページのTOPへ
https://w.atwiki.jp/kt108stars/pages/3737.html
763 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/07/26(土) 19 29 47 ID ??? 知人の男が仕事の関係で遠くに引っ越しする事になり、お別れ記念としてそいつがGMをやる事になった。 「最後だから少し鬱の入った切ないシナリオをやります」とか言って最初から少し不吉な予感はあった。 システムはソードワールドで、経験点1万でキャラクター作成。場所はオラン。 不治の病にかかった青年が、監禁されていた屋敷から逃げ出してくる。 そいつが最期の望みとして片思いの相手に愛を告白しようとしていたから、それを助けるという展開。 青年の両親は息子が女性と会うのを望んでいないらしくて色々と妨害してくる。 で、最終的には青年が(病気を隠したまま)告白するも、相手にはすでに心に決めた男性がいて玉砕。 しかし青年の顔は晴れやかだった…という結末。 そこで終わるかと思ったら、なんと青年の病気というのが伝染性のもので、街の各所で病人が発生。 判定に失敗したPCも何人かは発病。 実は青年は最初から死の道連れを増やすのも目的にしていたという二段オチ。 GMは「ちゃんと真実に気づくヒントは出してましたよ」「依頼を受けたのが失敗でしたね」とすげえ嬉しそうに言って、晴れやかに去って行った。 一応そいつが主賓扱いだったので文句も言いにくく、他の参加者には後味の悪さだけが残った。 766 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/07/26(土) 19 41 06 ID ??? 763 勝手に人の使い魔のネズミをペストの汚染源にされるよりはまし。 多分・・・ スレ192
https://w.atwiki.jp/akatonbowiki/pages/3202.html
このページはこちらに移転しました 二人の両手分 作詞/45スレ532 片手分の年月が 二人の間を繋いでる ささやかだけど日常が 笑顔を咲かせて続いてる 夢があれば 語り合い 哀しみあれば 支えあい 心が優しく溶けて行く 片手分の年月が 二人の両手を繋いでる たまには二人つまづいて 雨降る空になっている 虹が出たら 仲直り 陽射しの下で 寄り添えば 心が自然に解けてゆく 片手分の年月が いつしか二人の両手分 そんな夢が叶ったら 全ての季節を抱きかかえ 雪が降る日も 雨の日も 風の吹く日も 晴れの日も 泣いて笑って生きていこう (このページは旧wikiから転載されました)
https://w.atwiki.jp/yuiazu/pages/1206.html
「はぁ……」 折角のクリスマスなのに、私の気分はブルー気味だ。 「わかってたはずなんだけどな……」 私は、あずにゃんと一緒にクリスマスを過ごそうって思っていた。 でも、いつも家にいない両親が帰ってきているからと、断られてしまった。 確かに、いつもいない両親とたまに過ごす時間は大切だ。 私の両親も家を空けがちだからよくわかる。 でも……。 「ちょっと悔しいな……」 大学に入ってからあんまりあずにゃんに会っていないし、今日ぐらいはと思っていたけど……。 でも、相手はあずにゃんの両親だし、勝てる訳ないじゃん……。 「……あ、メールだ」 携帯を開くと、あずにゃんからだった。 「……窓の外を見てください?」 カーテンを開けて見ると、外にちらちらと舞うものが見える。 「……雪、か」 うす暗く広がる雲から、白い雪が街へ舞い降りて行く。 「……あ、あずにゃん!?」 下を見ると、あずにゃんがこっちを見て手を振っていた。 そして、携帯から着信音が鳴る。 「もしもし」 『唯先輩ですか? こんな夜遅くにすいません』 「どうしたの? 両親と過ごしてたんじゃないの?」 ちょっと棘のある言葉で言ってしまったけど、仕方ない。 電話の向こうであずにゃんが黙る。 「……あずにゃん?」 『……ごめんなさい』 しばらくの沈黙の後に、あずにゃんが言った。 『自分勝手だってわかってますけど、唯先輩が……気になって』 あずにゃんの家からここまでかなりの距離があるのに、歩いてきたようだ。 「両親のこと、放っておいて大丈夫なの?」 『大丈夫です。多分……』 あずにゃんにしては何だか歯切れが悪い答えだ。 でも、それでも嬉しい。私のことを思ってここまで来てくれた。 「駄目だよ。めったに過ごせない時間なんだから、大切にしなくちゃ」 『……それは、唯先輩との時間も同じです』 「……ばかっ。そういうの、反則だよ……」 知らないうちに、涙が流れていた。 「何でもないよ……」 気づかれない様に、何とか平穏を保って喋る。 『急に来てしまって、迷惑でしたね。もう帰ります』 「ま、待って!」 咄嗟に叫んでしまった。 『……』 「その、お茶ぐらい飲んでいきなよ……」 『……いいんですか?』 「その、あずにゃんがよかったらだけど……」 『じゃあ、少しだけ……』 それから少しして、チャイムが鳴った。 「あの、お邪魔します」 「……いらっしゃい」 戸口に立つあずにゃん。でも、一向に入ろうとしない。 「唯先輩……」 「何?」 「……その、すいません」 「謝らなくていいよ」 あずにゃんが家にあがってくると思ったら、何故か私に近づいてくる。 「な、何……?」 少し沈んだ顔をしたあずにゃんが、私の頬を撫でる。 「……泣いていたんですね」 「……!」 あずにゃんが私の頬に残ってた涙をすくった。 「こ、これは……」 慌てて涙を拭うけど、あずにゃんの声は沈んだままだ。 「私が、あんなこと言わなかったら……」 「これは、その……」 「……」 「あずにゃんがそんなに気負う必要は無いよ。私が勝手に……」 そこまで言いかけて、私はあずにゃんに抱きしめられた。 「あ、あずにゃん……」 「私が勝手に断ったのに、唯先輩が泣くことなんてないんです……」 あずにゃんの冷たい体が、強く私を抱きしめる。 「それなのに、勝手に来て、こうやって家にあげてもらって……」 「違うよ。両親と過ごす時間は大切だよ。あずにゃんは間違ってない」 優しく抱きしめ返して、あずにゃんを諭すように言葉を続ける。 「私だって、あずにゃんの両親が仕事で家にいることが少ないの知ってるもん」 「でも、私、唯先輩のこと、泣かせちゃった……」 「これは、嬉しかったからだよ。あずにゃんが来てくれてさ」 「唯先輩……」 あずにゃんをそっと離すと、満面の笑みで笑いかける。 「だから、あずにゃんがそんなに気負うことないんだよ?」 それでもあずにゃんは、今にも泣きそうな顔で私を見つめる。 「それに、私だって謝らなきゃいけないし」 「……?」 「私、あずにゃんの両親に嫉妬してたんだ」 「あずにゃんの大切な人だってわかっていたけど、それでもあずにゃんを取られたって思ってさ……」 照れ隠しに笑ってみるけど、あずにゃんは笑わない。 「……ごめんなさい」 「だから、もういいんだよ」 それから、ただ抱きしめ合った。お互いが思いあっていることを確かめる様に……。 「あずにゃん」 「何ですか?」 「もう遅いし、泊まっていかない?」 「……」 「お願い……」 「……じゃあ、お世話になります」 ……何でこんなことになってるんだろう。 あずにゃんがクリスマスは家族と過ごすって言って、私は1人で過ごそうと思っていた。 でも、あずにゃんが来てくれて、家にあげて……。 2人っきりでベッドに横たわっている。 「その、唯先輩、狭いでしょう? 私、床で寝ますから」 「駄目だよ。私が無理言って泊まってもらっているんだから」 1人用のベッドだから、思いのほか狭い。 でも、悪い気はしない。 むしろ、この状況がとてもうれしい。 ずっと、寂しかったんだよ……? あずにゃんが私以外の人のことを優先しているのが気に入らなかったんだ。 だから、ちょっとのわがまま。 「あずにゃん、今日はありがとう」 「そんな、私は……」 「本当に来てくれて、嬉しかった……」 そう言うと、あずにゃんが少し戸惑った顔をした。 「泣かないで下さいよ……」 「えっ……? 泣いてる?」 頬に手をやると、私の涙が指を濡らす。 「こ、これは違うよ! 悲しくないよ!」 慌てて弁明すると、あずにゃんがくすっと笑った。 「……よかった」 そして、そのままあずにゃんが手を握った。 「今日は、ずっとそばにいてあげますから……」 「今日だけ……?」 「……ずっとそばにいていいんですか?」 「ずっと、そばにいて欲しいよ……」 「……じゃあ、ずっとそばにいます」 「あずにゃん……」 もう、どこにも行かない様にあずにゃんを抱きしめる。 「ずっと、そばにいて……」 「はい……」 すごく、あったかい……。 寂しさなんて、とっくにどこかへ行ってしまった。 そのまま私は幸せの中で、眠りに落ちた……。 END 梓ご両親は梓に唯先輩との事を許したのかな? -- (あずにゃんラブ) 2013-01-10 18 24 08 名前 感想/コメント: すべてのコメントを見る