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KST084 湯のみ レアリティ:★☆☆☆☆ ジャンル ― 効果 フィールド上のユニット1体のダメージカウンター、EXカウンターをすべて取り除き、このカードを重ねる。このカードを重ねたユニットが、『必殺技』『超必殺技』【タイプ:切り札】【タイプ:トラップ】によるダメージ・撃破・破棄の対象となった時、このカードを破棄することで、その効果を回避してもよい。このカードが重なっているユニットに対しては、このカードを使用することはできない。 ―
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カード画像 基本情報 カード名 7枚の切り札(ナナマイノキリフダ) カード種類 イベント レベル 1 所属軍 マジカルユニバース 属性 サイキック カードID 2021GB02-102 レアリティ ★★ イラストレーター kicori カードテキスト 使用タイミング セットして、君のライフが3以下ならいつでも使える。■1ドライブする。 フレーバーテキスト 地球から来た時にたまたま持っていた7枚。今の所、俺がゲートルーラー能力でリアライズ出来るのはこれだけだ。“ワープ”“マジックブラスター”“宇宙デュラハン”…… 関連 収録パック 第二弾「邪神襲来」 名前
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レア度:☆ KST064 バトンタッチ レアリティ:★☆☆☆☆ ジャンル ― 効果 味方戦場と味方ベンチのユニットを交代する。その後、敵戦場ユニット1体に【1D+1】ダメージを与える。このカード効果による交代では、ターン終了とならない。 ― KST065 全てを見通すメガネ レアリティ:★☆☆☆☆ ジャンル ― 効果 自分の山札の上から10枚目までのカードを見て、任意の順番に入れ替え、山札に戻す。 ― KST071 透視メガネ レアリティ:★☆☆☆☆ ジャンル ― 効果 敵ベンチに存在する、裏側表示のカード全ての内容を確認する。確認したカードは、裏側表示のまま配置されていた場所に戻す。 ― KST072 オマケの袋 レアリティ:★☆☆☆☆ ジャンル ― 効果 プレイヤー1人が対象。対象となったプレイヤーは山札からカードを2枚ドローする。 ― KST083 ツルツルの薬 レアリティ:★☆☆☆☆ ジャンル ― 効果 フィールド上のユニット1体にこのカードを重ねる。対象となったユニットは、全ての特殊能力を失う。この効果は、このカードまたは重なっているユニットが捨て山に移動するまで続く。 ― KST084 湯のみ レアリティ:★☆☆☆☆ ジャンル ― 効果 フィールド上のユニット1体のダメージカウンター、EXカウンターをすべて取り除き、このカードを重ねる。このカードを重ねたユニットが、『必殺技』『超必殺技』【タイプ:切り札】【タイプ:トラップ】によるダメージ・撃破・破棄の対象となった時、このカードを破棄することで、その効果を回避してもよい。このカードが重なっているユニットに対しては、このカードを使用することはできない。 ―
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商人の切り札 依頼主 :ククバチ(黒衣森:中央森林 X20-Y22) 受注条件:レベル10~ ククバチ 「おい、お前、冒険者だな? ちょうどいい、報酬をはずむから仕事を引き受けろ。 なに、簡単なことだ。 ここの牧場主「ケーシャ」が「欲しがるもの」がないか、 牧場の奴らに聞きまわって、調べてくるんだ。 いいか、余計なことは言うなよ。 勿論この私からの依頼だということも、だ。」 ケーシャの欲しいものを尋ねる エーセルスリス 「ケーシャの欲しいもの? どうしてあなたが知りたがるのよ。 ・・・・・・ああ、あのウルダハの商人に頼まれたのね。 まったく、わかってないわね。 ケーシャに物を贈りつけるより、ひとこと、 チョコボを大切にしますって約束すればいいのに。」 レオデール 「ケーシャの欲しいもの・・・・・・ねえ。 彼女はチョコボのことしか目に入ってないからな。 「チョコボが安心して暮らせる環境」以外に 欲しいものなど、ないんじゃないかな。」 バナード 「ケーシャさんの欲しいもの? ふん、あの商人の差し金が。 彼女はよそ者の贈り物なんかに、なびきはしない。 彼女は、この俺の・・・・・・じゃなくて、 チョコボたちの女神なのだからな。 いいか、万が一にでも彼女に迷惑をかければ、 我ら鬼哭隊が黙ってはいない、と伝えておけ。」 ククバチに報告 ククバチ 「首尾はどうだ? これでチョコボを手に入れてがっぽり・・・・・・ なんだと? ほとんど聞き出せなかった? ええい、使えん冒険者め! グリダニアの石頭どもといい、まったく忌々しい。 必要以上にチョコボに手をかけても 赤字にしかならんだろうに。 まあ、約束は約束だ。報酬を受け取れ。」
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バックアタック CPZ088 レアリティ:★ タイプ:切り札 イラスト:丸い人 敵戦場ユニットと、敵ベンチのオモテユニット1体を『交代』させる。 『交代』させるユニットは、この『切り札』を使用したプレイヤーが選ぶ。 『交代』完了後、敵戦場ユニットに【1D+1】ダメージを与える。 概要 バトンタッチの敵戦場版。 帝国兵などをベンチから引きずり出したい時など有効。
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◆持ち腐れて切り札 再び春風邸に戻ってきた妖精ファファには、二つの役目がある。 一つ目は春風ぽっぷの影武者である。ぽっぷそっくりに変身することはこれまでも出来たが、5年もの厳しい修行を乗り越えた結果、限りなくぽっぷに近い思考と行動が出来るようになった。いざとなれば、ぽっぷの身代わりになって死ぬ覚悟もできている。もっとも、戦国時代のように命を狙われれているわけではないので、あまり意味の無い覚悟ではある。まあ心構えと言った所か。 実際の影武者としての役割は、ぽっぷがプリキュアとしての戦っている事を家族に知られないよう、心配をかけないようにすることだ。ぽっぷが戦いで忙しい時、ぽっぷに代わって学校に行き、帰宅する。でも、その為には、ファファは自分の存在を徹底的に隠さねばならない。自分を知っているどれみには特に。知られてしまえば、影武者としての意味が無くなってしまうのだから。 だけど影武者としての役目は、もとから持っていた能力をバージョンアップさせたに過ぎない。ファファが本当にスゴイのは、魔女見習いにお着替え出来ることだ。しかも、一級魔女見習いだけが使用を許されているリズムタップを使いこなせる。もちろんそれは、ぽっぷが一級魔女見習いの資格を持っていたからであり、影武者の延長線にある能力であったが、それでも、妖精が魔女見習いになるなど前例のないことなのである。 しかし、影武者の役目が度々あるわけでもない。今は魔女見習いになっても魔法は使えない。影武者である以上、自分の存在を知られるわけにも行かないので、迂闊に外出も出来ない。共に魔女界から来た妖精ナージャも、たまにしか遊びに来てくれない。一緒に留守番をしているゼピュロスは、ぽっぷが戻ってくるまで眠りっぱなしで、話し相手にもなってくれない。クルリンコールでゆき女王様と世間話に花を咲かせるなどもってのほか。要するに、ファファは暇なのだ。 そんなファファに与えられた任務が、魔法の実を増やすことだった。ピコットポロンやクルリンコールのエネルギー源となる魔法の実は、植物のように栽培して増やすことが出来るのだ。ファファは人間界に訪れて間もなく、ペガソスが破壊した街並みを修復するために魔法の実をほとんど使ってしまった。節約すれば何回かは使えるが、まさかの時に使えないでは意味がないので、今は温存しておくしかない。魔法の実の増産は急務なのだ。とはいえ、ファファに出来ることは少ない。鉢植えの世話をする以外無いのだから。 ファファは一つだけ残していた魔法の実を、ぽっぷが用意した鉢植えに植える。人間界の風土は魔法の実には適さないのだが、どれみ達が育てた時は魔女界の土や肥料が使えたので何とかなった。それでも実がなるまでに10ヶ月はかかった。今回は魔女界の支援は一切期待できないが、代わりにぽっぷに憑依する花の女神クロリスの加護がある。バラの花束を未だに枯らすことなく保たせているのだから、魔法の実の成長にも良い影響を与えるはずだ。 その予想は見事的中した。……というか、的中しすぎた。 「おはようファファ♪」 「おはようございます。ぽっぷちゃん♪ 見てください! 魔法の実からもう芽が出ましたよ!!」 「え! 昨日植えたばかりなのに、もう芽が出たの?」 「スゴイです! 魔女界で植えてもこんなに早くはないですよ! これも全てはぽっぷちゃんのご加護ですね♪」 「ファファが一生懸命世話してくれたおかげだよ。それと私に憑依してるクロリスのおかげかな」 「同じ事ですよ♪ 私はぽっぷちゃんのコピーですし、花の女神様が力を出せるのもぽっぷちゃんに憑依しているからですし。同じ事です♪」 そんなやりとりを、ゼピュロスは鳥かごの中から嬉しそうに微笑みながら見ていた。愛する妻が褒められているのだ。嬉しいに決まっている。 「あ、おはようゼピュロス」 「おはようございますゼピュロスさん」 「おはようだピュ♪ 二人とも楽しそうで何よりだピュ♪」 「ところでさ、ゼピュロス」 「なんだピュ? クロリス」 「そんな朝っぱらから、やらしそ~な目つきで見ないでくれる?」 「べ、べ、別にやらしい気持ちで見てるわけじゃないピュ! 誤解だピュ!」 「いやいや、ぽっぷちゃんにメロメロな殿方に、それは酷というものですよ。ぽっぷちゃん♪」 「ふ、二人とも、そんなヘンタイを見るような軽蔑の眼差しはやめてくれピュ! オレはそんなご褒美はいらないピュ~~~(><)」 ★ ★ ★ 魔法の実がなる木は、それからも常識ではあり得ないスピードで成長していく。そして一週間が経過した。 「おはようファファ♪」 「お、おはようございます。ぽっぷちゃん」 「……どうしたの? 魔法の実がなる木に何かあった? もしかして実がなったの?」 「あ、はい、え~っと。なるにはなったのですけど……。少々問題が(^^;」 「問題? 実の出来が良くないとか?」 「それがその…、どうやらぽっぷちゃんの中の花の女神様、はりきり過ぎちゃったみたいです」 そう言ってファファは鉢植えを見せる。ぽっぷは驚愕した。確かに木には実がなっていた。しかし魔法の実とは形が違う。 「これって……たしか、ロイヤルシードだよね?」 「はい。10年に一つ出来れば良い方だと言われるくらい、特別な実です。それがこの短期間に2つもなるなんて、奇跡としか思えません」 「すごい…。すごいけど…。困ったね」 「自給自足の思惑が外れてしまいました。リースポロンなんてありませんし…。これでは宝の持ち腐れです」 「換金するとしたら魔女界だよねぇ。でもファファは表だって動けないし」 「マジョローズさんを頼るしかありませんけど、ぼったくられてしまいそうです(^^;」 「ううん、むしろ口止め料で済むなら安い方だよ。産地不明のロイヤルシードを正規のルートで換金するのは難しいと思うし」 「なんだか、麻薬か偽札の取引みたいですね(^^; すみません。私が表に出れば全て解決しそうなんですけど…」 「ファファ、そんな事は考えないの。あなたは私のとっておきの切り札なんだから」 「はい…」 いざと言う時にはファファがいる。これがぽっぷにどれだけ心強いことか。同時に心は痛みを訴える。ファファの才能をこのまま埋もれさせて良いのかと。しかし、現状維持こそがベストな選択なのだ。魔法アイテムを持ち出した事が表沙汰になれば、ファファは魔女界の裏切り者として切り捨てられるのだから。 「大丈夫です。ぽっぷちゃんが本当にピンチの時にお役に立ててこそ、本当の切り札。平穏な今は、むしろ宝の持ち腐れであるべきなんです。そうでなければ切り札である意味がありません!」 「あれ~? 自ら宝物宣言? やけに自信満々じゃん。そんな事言ってると、本当に頼っちゃうぞ~♪」 「当然です♪ その時が来たらビシバシ頼っちゃってください♪」 そんなやりとりを、ゼピュロスは鳥かごの中から嬉しそうに微笑みながら見ていた。以下略…。 「ふ、二人とも、そんな生ゴミを見るような侮蔑の眼差しはやめてくれピュ! オレは訓練された紳士じゃないピュ~~~(><)」 ★ ★ ★ その夜のこと。ファファは誰かの気配に気付いて目を覚ました。辺りを見回すと、髪の長い少女が魔法の実のなる木の側に立って何かしているようだった。髪の長い少女……というと、春風家にはどれみしかいない。 どれみちゃん? もしかしてバレた? ファファは目をこすってもう一度見る。だが、そこにいたのは間違いなくぽっぷだった。てっきり髪を下ろしたどれみがいたのかと思ったが、どれみとぽっぷでは身長が違う。どうも寝ぼけていたようだ。 「起こしちゃった? ごめんねファファ」 「いえ、そんなこと…ないですけど……」 ぽっぷはファファにいつもになく優しい微笑みを浮かべると、ベッドに戻って横になった。ファファも横になり目を閉じる。しかし漠然とした違和感がファファを眠らせてくれなかった。なんだろう…。これは…。花の匂い? ファファは起き上がると改めて部屋を見渡す。夕方には弱っていたはずのバラの花束は、再び活き活きと返り咲いていた。魔法の実のなる木からは、早くも新たなつぼみが出て来ていた。ぽっぷは寝息を立てて安らかに眠っている。ファファは夢を見ていたのだろうか? それとも今のが現実だとしたら……。 「もしかして……今のって……花の女神様?」 持ち腐れて切り札◆おしまい
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切り札(後編) ◆LJ21nQDqcs ここまで、琴吹紬の行動になんら落ち度はありません。 いえ、人間性と言う点では、いくらでもありそうなものですがね。 強いて言えば自らが弱者でないと、そう自己評価を下した点くらいです。 まぁアレは、あの人は自然災害なようなものです。運が悪かったとしかいいようがない。 秋山澪の登場に、一人の供物が自分からのこのこ来たと喜ぶのも、分かるところではあります。 部屋の中の惨状を、秋山澪は扉を開く前には想像出来ていたでしょう。 ものすごい悲鳴でしたから。もがき苦しみながら死ぬ人間の声ほど、鮮明でおぞましいものはない。 後ろから肩を叩かれた程度で腰を抜かしてしまう、そんな彼女でしたから、 普段でしたら扉の前で気絶していたでしょうね。 より凄まじい恐怖が、すぐ後ろでスーツを着て待っていましたから、それも出来ませんでしたが。 ですが扉を開けて、さらに深い絶望が待っているとは、なかなか思えないでしょう。 最悪は常に今。 秋山澪は部屋の中に親友二人、琴吹紬と平沢唯、の姿を見つけたわけです。 友人ふたりとの再開が、これほどまでに歓迎出来ないと言う事態も、なかなか珍しいと思いますよ。 小声で、最悪だだの、なんで二人がだの、呟いている秋山澪の脇を縫って、 明智光秀が抜き身の大剣を片手に、スーツ姿でヌッと現れたのは、 平沢唯が琴吹紬のティーカップから逃れ、秋山澪に助けを求め、 琴吹紬もティーカップを両手で持って、秋山澪を迎えた、その時です。 「これは失礼致しました。まさかまだ宴の途中だったとは」 粘っこい、聞いたものの耳にこびりつくような声で、光秀は奇しくも集まった桜が丘高校軽音部三人に語りかけます。 秋山澪と同行してきていたものですから、平沢唯、琴吹紬の両名が、 緊張感なく無抵抗で、光秀を控え室に迎え入れてしまったのも仕方がありません。 無論、そのような効果を狙って、光秀は秋山澪を先行させたわけですがね。 「毒殺ですか。しかも目の前で、と言うことはそれなりに信頼関係を築いた後でのことですね」 船井と福路の死体を見た光秀は、理解不能なことに恍惚に身を震わせた。 ただ今不適切な表現がありました。震わせる、と言う表現は正しくありませんね、すみません。 恍惚に身をくねらせた、と言う表現がしっくりきます。 「嗚呼なんと美しいのでしょう!信頼しきった関係がたった一杯の毒でもって崩壊に結びつく! きっと安心して飲んだのでしょうね。信頼が絶望に、驚愕に変わったのはどれくらいかかりましたか? その間の刻々とした表情の変化を、しっかりとその二つの目で捉えておかれましたか? 先程の絶叫は、外で検分していた私たち二人の耳に届くほどに、麗しい響きでしたからねぇ。 さぞや素晴らしい宴だったのでしょう。わたしも是非、観覧せしめておきたかったものですよ。 お邪魔をしたようで申し訳ございません。ささ、わたしなぞは気にせずに、存分に宴をお続け下さい」 独特の抑揚で綴られる光秀の賛美は、平沢唯と琴吹紬の警戒心を極限まであげるのに十分でした。 「澪ちゃん、逃げて!」 平沢唯と琴吹紬が、二人して叫んでしまうのも無理はなかったでしょう。 その声に光秀がニタァと本当に嬉しそうに微笑みました。 「お友達ですか?」 秋山澪の脳裏には、田井中律の生首とその虚ろな双眸がはっきりと浮かび上がったでしょう。 いくらゲームに乗ったとはいえ、友人の死は二度と見たくはない。 「違う、違うんだ!だから!紬、唯!逃げろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」 秋山澪が全く矛盾した言動をとってしまったのも、仕方のない話です。 ◇ 澪ちゃんが叫んで、唯ちゃんが立ちすくんで。 わたしはといえば、窓から飛び降りようと背を向けて走ろうとしていた。 競技場の外に向かって開かれている窓は、暖かな陽光に照らされた木々と葉で満たされていた。 この控え室はそれなりの高さにある。 このまま窓から逃げても、大怪我か、最悪死んじゃうかもしれない。 でもディバックの中にある、あのグライダーに変形する笛さえあれば大丈夫。 助かる術は全て、わたしの中にある。 でも、唯ちゃんはもう助からない。 あそこに居る白髪の男の人は、学校で出会ったあの恐ろしい魔人、浅上藤乃よりも直接的な意味で、危ない。 立ちすくんでしまった唯ちゃんは、直線的に殺されるだろう。 とっさに逃げることが出来たのは、唯ちゃんとわたしの経験の差。 唯ちゃんとわたしとでは、死線をくぐり抜けた圧倒的な差がある。 もしくは食い潰されるだけの弱者と、蹂躙する立場である強者の違いだろう。 獲物を二人、澪ちゃんと唯ちゃんを、みすみす逃すのは惜しいけど、殺されるよりは遥かにマシだ。 あと一跳びで窓から脱出出来る。 この薄暗く、死が充満したこの部屋から、あの暖かい世界へ、逃げ出すことが出来るんだ。 その瞬間、胸に強い衝撃を受けたかと思うと、わたしの足が空をきった。 なんだろう、あまりに慌ててたから、転んだのだろうか。 早く体勢を立て直さないと、殺されちゃう。 足を前に出さなくちゃ。 でも胸がドクドクと痛い。痛くてたまらない。 手足に力がもう入らない。ダラリ、と四肢が垂れているのが自分でも分かる。 肺が苦しい。呼吸が出来ない。息が吸えない。呼吸が出来ないと死んじゃう。 死ぬのは嫌だ! 胸元から口にかけて異物感と嘔吐感で一杯になる。 吐き出す力も最早ない。痙攣と脈動とともにドロリと口から溢れ出す。 血と埃で汚れすぎた制服が、さらに汚くなってしまう。 窓を見る。明るい未来がそこにあったはずだ。 でもそこに映ったのは、体の中央から大剣を突き刺されて手足をダラリと下げている、女の子。 まるで昆虫標本だ。 それは間抜けな顔をして、口から赤黒いものをダラダラと、だらしなく垂れ流している。 涙を流している。 こんな汚ならしい物体でも涙を流すんだ。意外。 もう首にも力が入らない。一つ痙攣を終えると、妙な浮遊感とともに床に倒れる。 随分長い間、床から離れていた気がする。 視界に唯ちゃんと澪ちゃんが引っかかる。 二人とも無力に泣ている。 なんでわたしより、あの二人が長生きしているの。 荒耶さん、わたしは捕食されるだけの弱者から、脱皮したんじゃなかったの。 撫子ちゃんや、加治木さんや、梓ちゃんや、その他大勢の弱者と言う立場から逃れたのではなかったの。 嗚呼もうダメだ。目の前が真っ暗になってきた。 これじゃ、撫子ちゃんや梓ちゃん、律ちゃんに唯ちゃんや澪ちゃんを救うことが出来なくなる。 なにより自分が死ぬのが一番、いや。 嫌なの。 【琴吹紬@けいおん!:死亡】 ◇ 「あなたが逃げろ、だなんていうから」 大剣でゴロリと琴吹紬だったものをひっくり返す。 「死にました」 光秀は実に悲しそうに顔を歪ませた。 まるでNGワードを一発目で言ってしまった回答者に対する、司会者のような、 黒ひげ危機一発で、一刺し目に黒ひげを脱出させてしまった人間を見つめるような、 そんな残念な人間を見るかのような、哀れみの表情。 「こんなことでは享楽を長く楽しめませんねぇ。あなたに期待したわたしが、いけなかったのでしょうか」 不出来な生徒を窘めるように、落第した生徒にトドメを刺す教授のように、冷徹に。 平沢唯は未だに状況を呑み込めていないのか、涙を流しながら呆然とするばかり。 一方、酷評を受け続けている生徒、秋山澪は最早我慢の限界を超えていた。 「ふざけるな、ふざけるなよ!律に続いて紬まで!いったい何人わたしから奪うつもりなんだ!」 それを聞いて、狂乱の一歩手前でなんとか踏みとどまっていた平沢唯が、揺らぐ。 「え、りっちゃん?りっちゃんがどうしたの、澪ちゃん!?」 「死んだのですよ。この澪殿が殺したのです」 間髪入れずに光秀が囁く。まるで予め用意していたかのようにスラスラと。 平沢唯は明らかに怯えた様子で、秋山澪を見る。 「騙されるな、唯!わたしが律を殺すはずないだろ!」 騙されたわけではない。平沢唯に浮かぶ表情は秋山澪への恐れではなかった。 平沢唯は信頼の手綱を、必死に手繰り寄せようとしていたのだ。 しかし秋山澪の口から出た言葉は単なる弁明、否定。 誤魔化しと取られても仕方のない、空虚すぎる言葉。 秋山澪の根底には、やはり自分が田井中律を死に至らしめた、と言う引け目があったと言える。 平沢唯の包容力に甘えていた、と言う面もあるのだろう。 だが彼女の心は既に容量の限界を迎えていた。 「うぁ?あう~」 圧倒的な情報量と、悲しみと狂気の欠片、そして軽音部で培われた信頼に打ち込まれた楔が、 無尽蔵とも思われてた、彼女のキャパシティをぷすぷすと崩壊せしめんとしていた。 そして平沢唯の脳は、コレ以上の精神への負の浸蝕を止めるべく、最後の手段に出た。 ぼてっ 気絶、である。 「あぁ、また澪殿が変なことを言うものだから。興を削ぐ結果となってしまいました」 最早なんの期待もしてないADに向かって、ダメ出しをするでもなく、 次のADをどう教育しようかと思案しているかのように、光秀は嘆く。 「違う、わたしのせいじゃない。わたしのせいじゃない!」 秋山澪は、拳を震わせ足元を見ながら、涙を堪えることもせずに唇を噛み締めた。 「責任をとってもらえませんか?なんのことはありません。前と同じですよ」 そう。前と同じようにニードルガンを手渡す。 目標は前と同じように、自らの友人。 なだめすかせるように肩を叩いて、光秀は横たわっている平沢唯を指さした。 秋山澪は涙を流しながら、今度は光秀の言うとおりに銃を構え、そして引き金を引いた。 恐ろしいほどに引き金は軽く、反動もなにもなく針は平沢唯に殺到した。 しかしそれが平沢唯に突き刺さることはなかった。 漆黒の、まさに黒き弾丸のように光秀、秋山澪、そして平沢唯の間に立ち塞がる。 左腕の肘から先があまりにもアンバランスに膨れ上がっている。 しかも人の身体ではありえないような獣毛で包まれたそれは、まさしく異形だった。 ルビーとサファイアの瞳を持つ少女。 福路美穂子である。 ■ 結論から言いましょう。 福路美穂子の支給品には"アレ"はありませんでした。 忍者刀にリボルバー、そして【猿の手(レプリカ)】があったのみです。 落ち着いて下さい。ここからが本題です。 彼女が内ポケットに隠していた、魔法の薬。アレがミソなのです。 誰があそこに置いたかは知りませんが、まさに規格外のものですよ、アレは。 決して誰にも見つからないだろう、とでも思っていたんじゃないですかね。 そういえばあの薬局は"門"でしたな。いえ、こちらの話です。 手っ取り早く言えば、あの薬品をかけた物体の神性を極限まで高めるものです。 わたしも専門じゃないから分かりませんが、 戦車のプラモデルにかければ、本物の戦車にでも変わるんじゃないですかね。 とにかくも、福路美穂子が机に倒れ伏した際に、 あの魔法の薬の瓶は割れて、中身が漏れ出したのです。 それがちょうど上手い具合に左腕の傍にあった【猿の手(レプリカ)】にかかったのですよ。 結果、神性が極限にまで高められ、"アレ"が導き出されたわけです。 神性とは真逆の存在のような気もしますがね。 偶然が重なりすぎるんじゃないか、ですって? 我らがジョーカーが、こう諭されたそうじゃないですか。 「偶然というのは神秘の隠語だ。知りえない法則を隠す為に偶然性という言葉が駆り出される」 私流にアレンジするならば、 「偶然が重なって奇跡が起きた場合、それは最早偶然ではなく、神秘でしかない」 ですかね。 俗っぽすぎる?本質を捉えてない?そうですか。 ■ 福路美穂子はニードルガンから放たれた全てを"左腕"一本で跳ね返した。 緊張の糸が切れたのか、秋山澪もまた、己の意識を断った。 あとに残されたのは左右の色が違う双眸を、全く隠すことなくランランと輝かせる少女と、 黒いスーツに身を固めた大剣の所持者のみ。 福路美穂子から発せられる殺気から、光秀は実に六時間ぶりの『食事』の機会を得たことを確信した。 とはいえ、大剣を振るうには控え室は狭く、突きしか狙うことは出来ない。 無論、天井や壁を破壊しながら殺到することは、いくらでも可能であろうが、 それでは折角残してあるオヤツを、食べることなくみすみす潰してしまうことになりかねない。 まぁそれくらいのハンデは許容出来る相手であった、と言うことも事実かもしれない。 突きは一撃必殺の技術であり、外さば一旦剣を引くまで攻撃の手段も防御の手段もない。 元々光秀の戦い方は防御を度外視したものではあったが、 強者相手においてはその限りではなく、むしろ固めた防御の中から勝機を見いだす戦い方もある。 リスクジャンキーではあったが、勝算なく死地に飛び込む真似は、 例えばご馳走を目の前にした時以外は、選ばないこともある。 全く無いといえないところが彼の恐ろしいところですが。 ともあれ、通常は突きのみの戦闘など、未知の相手に仕掛ける戦い方ではない事を、前もって念を押しておく。 加えて、福路美穂子は奇妙な"左腕"を持つものの、徒手空拳。 この狭い空間内では圧倒的な有利の中にある。 直線にしか攻撃出来ない光秀に比べて、福路美穂子はこの空間をフルに活用出来る。 そもそも腕と言う時点で自由自在、変幻自在。 初太刀を当てれば光秀の勝利。避ければ福路美穂子に勝機がある、と言う具合か。 無論、一般的な戦いの上では、である。 光秀は常識外の使い手だった。 狂気の笑い声とともに繰り出される一撃は、一撃ではなく百撃。 返しの隙も、間も、全く見せずに、彼の前方全てが大剣の突きで埋まった。 まさに一人槍ぶすま。 オリエント世界、そして地中海世界を五世紀もの間、席巻したファランクスを、光秀はたった一人で体現した。 究極の攻性防御。それが大王・アレクサンドロスの偉業を支えたファランクスである。 光秀はさらにそれを、神速の脚力でもって推し進める。 駆け抜けたあとには草一本生えぬ。 その信念で射し込まれたファランクスは、障害物など無いかのように突進し、邁進し、 直線上にある壁を完全に破壊する。 瓦礫と化した前方に見切りをつけ、確信をもって振り返った光秀は、 思い通りにならぬ現実に恍惚となり、身を極限までくねらせた。 福路美穂子は無傷で立っていた。 無数の突きを"左腕"一本で受け流し、弾き返し、飛翔し、くぐり抜けていた。 キャスターを葬った全力の一撃であれば、その神速と剛力に福路美穂子は反応出来なかったかもしれない。 仮にも英霊を一撃で沈めた攻撃である。なにも出来ないまま、串刺しになっていたであろう。 しかしファランクスであれば、一見逃げ場はないものの、神速の一撃に比べれば力は圧倒的に弱く、 また一旦狭い攻撃半径から逃れれば、比較的安全とも言えた。 つまりは部屋の狭さと、彼の武器と、彼女の武器と、彼の油断が生んだ必然である。 光秀は肩ごし平突きに構えると、ゆっくりと場を見極めた。 福路美穂子は狭い控え室をさらに狭くしている長机、つまりは支給品が山と積まれた机越しに光秀と対峙する。 "左腕"は剛力だけでなく、戦い方すら福路美穂子にレクチャアした。 足捌き体捌きに関しては、ほぼ"左腕"任せである。 最初は多少の混乱はあったものの、ファランクスを止めてみせた。 あれは彼女の観察眼無しには、達成出来なかったであろう。 (天江衣のように場を支配することは出来なくても、場を利用することならわたしにも出来るはず) 妙な自信があったが、さりとて無謀でもなかった。 それを可能にしたのが自身の、もはや能力に近い把握力と"左腕"、そして平沢唯の存在。 「唯ちゃんを諦めてはくれませんか」 「諦めれば、あなたを逃がすことになります。それはもったいないですねぇ」 会話だけ聞けば痴話喧嘩、痴情のもつれ、三角関係。 ゆらりと間を詰める光秀に、あくまで距離をとる福路美穂子。 対峙しながら部屋を回るうちに、福路美穂子は自身のディバックと、小十郎の形見【六爪】を回収し終えた。 (出来ればあと一点。それで脱出の駒は揃う) 無論、ここまで状況を揃えさせたのは光秀の慈悲だ。 脱出の一手前で美味しく頂く。その時のこの少女の無念の表情は、どれだけ美味であろうか。 想像するだけで身がくねりそうになる。 光秀にはその最後の一手が読めていた。 (机の上に無造作に散らばるカードですね。彼我のリーチ差を補い、さらに奇襲にもってこいです) 故に福路美穂子と【ジャンケンカード】の間に隙を作る。 確かに福路美穂子の狙いは【ジャンケンカード】であった。 だが福路美穂子はいきなり机を飛び越した! 狙いは光秀の死角、左肩ごしの平沢唯! 傍らの見知らぬ少女まで抱えることは出来なかったが、 一人くらいなら"左腕"でなくとも抱えることは可能。 風越80人分の食料を、一人で抱え山道を毎日歩いた自分になら出来る! 追撃の一撃をなんとか"左腕"で防ぐと、二撃目が到達する前に、それは投げられた。 すなわち平沢唯のスカートポケットにしまい込まれた、たった一枚の【ジャンケンカード】。 光秀の二撃目は、その投擲を跳ね返すために浪費された。すぐさま三撃目の体勢に入る。 その隙だけで、今の福路美穂子には十分すぎた。 平沢唯を抱き抱えて一気に駆け抜け、陽光差す円形競技場の外に向け、"左腕"で窓を粉砕する。 そのまま落下して行く福路美穂子と平沢唯に向けて、光秀は三撃目を放つことはなかった。 今度は慈悲ではない。 「まさにまさにまさにまさに!切り札と言うわけですねえええええええええええええええええ!!」 光秀は恍惚と身をくねらせるので忙しかっただけだ。 ◇ 落ちゆく中で"左腕"を壁にめり込ませて減速し、わたしは円形競技場からの脱出に成功した。 右腕の中の唯ちゃんもどうやら無事だ。 自分の中に起こったことを理解することは、おそらくわたしには無理だろう。 あのような恐ろしい人と対峙して、逃げ得る力も技術も体力も、わたしには無かったはずだ。 しかし、この醜い"左腕"は受け入れるしか無い。 おそらく、これは唯ちゃんを守る力なのだから。 外は明るい日差しで一杯だった。 ふと見れば草を食む立派な馬が居た。 わたしが近づくと、その馬は身を低くしてきた。 「乗れってことなの?でもわたし、馬なんて乗った事ないのよ?」 立派なお馬はブルルルと鼻を震わせ、催促する。 どうやら乗らないと通してくれそうにないわね。 わたしは唯ちゃんを馬の上に乗っけると、馬にまたがった。 鐙に足をいれて、手綱を右手で握る。"左腕"は唯ちゃんを抱き抱える形で固定した。 "左腕"を通して唯ちゃんの温かさと鼓動が伝わる。 馬はゆっくりと立ち上がると、どちらへ行くのかとわたしに振り返った。 ここは船井さんの案に乗っておくべきかしら。 「山伝いにギャンブル船へ」 手綱を引くとわたしの意図した通り、北北西に向かってくれた。 ちょっと上下に激しく揺れるけど、ありがたい移動手段を持てたのかもしれない。 ベンツとかわたしが運転しても、もしかしたら爆発しちゃうかもしれないものね。 腕の中の唯ちゃんの寝顔は安らかだ。 柔らかくて暖かい。 あの時のように鼓動を重ねたくて、軽く抱きしめる。 あれ? 不自然さに気づいたわたしは、愕然とする。 今度は自分の胸に手を当ててみる。 "左腕"は脈動しているというのに、 なんでわたしの心臓は動いていないの。 ◇ 「以上がこの件に関するレポートです」 私は報告書をバサリと壇上に投げた。 「レポートにしては主観が入りすぎてないか?」 主催者の一人である遠藤が茶々を入れる。 「主観無き情報などありえませんよ」 私は持論を言い放った。 「それに私を雇った時、エキサイティングでスリリングなエンターティメントにしてくれと、 そういったのは貴方がたではなかったかな?」 虚勢に過ぎないが、虚勢も張れない人生など真っ平御免だ。 見た目14歳に見えるシスターが話し出す。 「ありがとう、ディートハルト・リート。見事な情報収集です。 さすが冠絶した人材と評されるだけの事はあります」 いちいち癪に障る小娘だ。 「ありがたき幸せ。それで貴方がたのご意見はどうなのです? 偶然とはいえ"アレ"を二つも顕現させてしまったわけですが」 わざと慇懃無礼に振舞う。情報収集は嫌いではないが、他人に命令されてやるのは嫌いだ。 「例えば、だ。神原駿河のものと合わせて、三つの願いが成就可能なわけだが、 その願いで、例えば首輪の解除方法を聞き出す、などと言うことは出来るのかね?」 悪魔と言うのは嘘を言ったら死んでしまうそうだ。 ただ嘘でなければ大丈夫らしい。こいつらは悪魔の資格十分であろう。 「願いを叶えると言ってもたかが低級悪魔。 魔法と魔術で固めた貴方がたの首輪の解除方法までは分からないでしょうよ」 なるほど、私は悪魔にはなれそうにも無い。 「ならば問題はないだろう。次の放送まで間が無い。仕事に戻れ」 私は恭しく頭を下げ、踵を返す。 その通路の中で私は不遜にも思う。 貴様らは撃たれる覚悟も無しに、これだけ多くの有望な人材を死に直面させているのか。 だが、 撃っていいのは撃たれる覚悟のあるものだけだ! だから! 【船井譲次@逆境無頼カイジ Ultimate Survivor:死亡確認】 【琴吹紬@けいおん!:死亡確認】 【残り40名】 【???/???/一日目/昼】 【ディートハルト・リート@コードギアス 反逆のルルーシュ】 [状態]: 健康 [服装]: [装備]:??? [道具]: ??? [思考] 基本:カメラを回せ!全ての責任は俺がとる! 1:当面はディレクター作業に専念 2:ゼロに注目。暇さえあればゼロ総集編を作る勢い。 [備考] ゼロとその現象への熱気に取りつかれている時期です。 【C-4/一日目/昼】 【平沢唯@けいおん!】 [状態]:健康、気絶中 [服装]:桜が丘高校女子制服(夏服) [装備]: [道具]: [思考] 基本:みんなでこの殺し合いから生還! 1:澪ちゃん…… 2:妹を探す。でもどんな状況にあるかはあんまり考えたくない…… 3:あずにゃん…… ムギちゃん…… 4:魔法かあ……アイスとかいっぱい出せたらいいよね…… [備考] ※東横桃子には気付いていません。 ※ルルーシュとの会話の内容や思考は後の書き手さんにお任せ ※浅上藤乃と眼帯の女(ライダー)の外見情報を得ました 【福路美穂子@咲-Saki-】 [状態]:前向きな狂気、恐怖心の欠如、健康だが心音停止 [服装]:血まみれの黒の騎士団の服@コードギアス、穿いてない [装備]: レイニーデビル(左腕) [道具]:支給品一式、六爪@戦国BASARA、武田軍の馬 [思考] 基本:唯ちゃんを守る 1:主催者を殺す。ゲームに乗った人間も殺す。 2:ひとまず魔法と主催の影を追う 3:力を持たない者たちを無事に元の世界に返す方法を探す 4:対主催の同志を集める 5:伊達政宗を探し出して六爪を渡し、小十郎の死を伝える 7:阿良々木暦ともし会ったらどうしようかしら? 8:張五飛と会ったらトレーズからの挨拶を伝える 9:トレーズと再会したら、その部下となる? [備考] 登場時期は最終回の合宿の後。 ※ライダーの名前は知りません。 ※トレーズがゼロの仮面を被っている事は知っていますが ゼロの存在とその放送については知りません ※名簿のカタカナ表記名前のみ記載または不可解な名前の参加者を警戒しています ※浅上藤乃の外見情報を得ました 【黒の騎士団の服@コードギアス】 黒の騎士団発足時に井上が着ていたコスチューム 超ミニスカ 【レイニーデビル@化物語】 魂と引き替えに三つの願いを叶える低級悪魔。 自らの意志は持たないが、所有者の表の願いの裏に潜む願いすらも叶えようとする。 叶えることが不可能と判断した場合、契約を返上する。 なお、福路美穂子の肉体は既に死亡しているが契約により生かされている状態である。 また、何らかの理由でレイニーデビルが去った場合、福路美穂子は死亡確定となる。 福路美穂子の願い 表1:平沢唯を守る 裏1:主催者を殺す 【D-4/円形闘技場控え室/一日目/昼】 【明智光秀@戦国BASARA】 [状態] ダメージ(中)、傷は応急処置済み [服装] 上下黒のスーツに白ワイシャツ [装備] 信長の大剣@戦国BASARA、九字兼定@空の境界 [道具] 基本支給品一式×6 ランダム支給品0~2個(未確認) 、バトルロワイアル観光ガイド 、下着とシャツと濡れた制服、 ブラッドチップ・2ヶ@空の境界、桜が丘高校軽音楽部のアルバム@けいおん!、モンキーレンチ@現実、ニードルガン@コードギアス 反逆のルルーシュ 、 桃太郎の絵本@とある魔術の禁書目録、2ぶんの1かいしんだねこ@咲-Saki-、法の書@とある魔術の禁書目録、 忍びの緊急脱出装置@戦国BASARA×2、軽音楽部のティーセット、シアン化カルシウム入りスティックシュガー×5 [思考] 前菜を片っ端から頂く。 1:殺しを行いながら澪を更に絶望へ追い込む。 2:信長公の下に参じ、頂点を極めた怒りと屈辱、苦悶を味わい尽くす 3:信長公の怒りが頂点でない場合、様子を見て最も激怒させられるタイミングを見計らう [備考] ※エスポワール会議に参加しました 【秋山澪@けいおん!】 [状態]: 精神的ショック(大) [服装]: ピンクのナース服@さわ子のコスプレセット [装備]: [道具]: 基本支給品一式、特上寿司×20人前@現実、 さわ子のコスプレセット@けいおん! 桜が丘高校の制服@けいおん! [思考] 基本:もう一度律に会いたい。 1:今は光秀についていくしかない。 2:一方通行、ライダー、バーサーカー、キャスターを警戒 3:死者は蘇る……? [備考] ※本編9話『新入部員!』以降の参加です ※Eカード、鉄骨渡りのルールを知りました ※エスポワール会議に参加しました ※光秀が一度は死んだ身であることを信じています。 【桃太郎の絵本@とある魔術の禁書目録】 【法の書@とある魔術の禁書目録】 どちらもインデックスが所有する103000冊の魔道書のひとつの精緻な写本 【2ぶんの1かいしんだねこ@咲-Saki-】 龍門渕透華が天江衣に読み聞かせた絵本。 時系列順で読む Back 切り札(前編) Next きらめく涙は虚無に 投下順で読む Back 切り札(前編) Next きらめく涙は虚無に 153 切り札(前編) 平沢唯 165 揺れる片の眼 悲を呼ぶ邂逅!(前編) 153 切り札(前編) 船井譲次 GAME OVER 153 切り札(前編) 琴吹紬 GAME OVER 153 切り札(前編) 福路美穂子 165 揺れる片の眼 悲を呼ぶ邂逅!(前編) 153 切り札(前編) 明智光秀 169 あけちフィッシュ 153 切り札(前編) 秋山澪 169 あけちフィッシュ 153 切り札(前編) 遠藤勇次 173 第二回定時放送~クビワリサイクル~ 153 切り札(前編) インデックス 173 第二回定時放送~クビワリサイクル~ 153 切り札(前編) ディートハルト・リート 192 パンドラを抱きし者
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トラップ解体 CPZ095 レアリティ:★★ タイプ:切り札 イラスト:だしお この『切り札』は、相手プレイヤーのターン中でも使用できる。 また、この『切り札』は、追加で『魂チャージ』カードをもう1枚横向きにし、自分の手札を1枚破棄することで使用を宣言できる。 相手プレイヤーが【タイプ:トラップ】カードの使用を宣言した時、その効果を打ち消し破棄する。 概要 2枚チャージを使用して1枚破棄というコストの高さからカビンガーが使われる事が多い。
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ダイアシールド KST088 レアリティ:★★★ タイプ:切り札 イラスト:丸い人 フィールド上のユニット1体にこのカードを重ね、そのユニットの最大HPと、最終的なDEF値を【×2】する。 この効果は、このカードまたは重なっているユニットが捨て山に移動するまで続く。 概要 ダメージを受けた状態のユニットにこの切り札を使用した場合、その時の最大HPを2倍したあとにダメージカウンター分のHPを引く。ex1)最大HP5のユニットに使用した場合→最大HP10・現在HP10ex2)最大HP5でダメージカウンターが1つ乗ったユニットに使用した場合→最大HP10・現在HP9 たいりょくおばけ等につけた場合、時間稼ぎに最適。
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崩砕陣(バーン・ブレイク) BOA076 レアリティ:★★ タイプ:切り札 ジャンル:ミカミ伝クロス 地の魔法 イラスト:タイチョー 戦場の横に配置され中立ユニット化した『切り札』と、フィールド上に存在するすべての『地形』を破棄する。 その後、【破棄したカードの枚数】と同じ数だけ自分の山札からドローするか、敵フィールドのオモテユニット1体に【破棄したカードの枚数】ダメージを与える。 概要