約 106,747 件
https://w.atwiki.jp/regulussov/pages/19.html
ここではソビエト共産主義共和国連邦の政治勢力について記載する。 政治派閥 政党 ソビエト共産党-SCP(Soviet Communist Party) 進歩社会主義 党首 ヴァルター・シャイデマン かつては絶大な力を誇り現在でも第一野党の地位を持つ政党。性質上マルティンゲート事件以前の第一次共産党と以降の第二次共産党に分けられる。 第一次共産党は新ソ連建国以前のアッシリア共産党から発展した政党であり、第十一次十字軍までは新ソ連建国初期の民主体制で与党となった。第十一次十字軍後のメッケルニッヒのクーデターでは幹部の多くが終身刑とされたが、メッケルニッヒの死後のヴェーラー体制では解放政策の一環として軍と政権を共有する政党として活動が再開された。しかしマルティンゲート事件を引き起こした事でその権威は失墜、ソビエト人民党の分離を引き起こし共産党の命脈は絶たれたかに見えた。しかしその後の年末騒乱によって共産党諸共他の政党も指導者層やベテラン層が一掃された結果、巨大であった共産党にのみ与党を遂行できる能力が残ったことで命脈を保つことになった。 以降の第二次共産党は若きカリスマ、ジェルジンスキー大統領の元で再建された。政治思想は改革派の最先鋒であり新ソ連で最も資本主義的とさえ形容される。 第一次・第二次問わず人民の生活に密接な政党で、各地に存在する下部組織では市民の生活上の悩み相談や貧困層への独自の配給なども行っている。このような性質から代議士の数に対する党員の数が多いことも共産党独自の特徴である。 社会民主主義労働者党-SDP(Social Democratic worker's Party) 社会民主主義 党首 ヴィクトワール・ギレ 共産党と共に与党連立を形成する第二与党。解放政策後に共産党の強硬的・硬直的な路線に反発したサンディカリストや民主社会主義者が結成した。マルティンゲート事件後は改革派に転じた共産党と共に与党を形成する。 急進進歩党-RPP(Radical Progress Party) 左派加速主義 党首 シルヴ・レ・ロ 新ソ連共産党から離脱した技術主義者の政党。テクノロジーによる共産主義体制実現を最終目標に掲げる。研究機関や社会インフラなどへの更なる資本投下の約束と共に共産党と和解し連立政権を形成する。 ソビエト人民党-SPP(Soviet People's Party) マルクス・レーニン主義 党首 レオニード・リンネ マルティンゲート事件後に共産党を離脱した最強硬派、最大綱領派による政党。正統派マルクスレーニン主義を標榜し、第一・第二野党の座をFSAと争う。FSA・FS-BISと共にマルクス主義連合を形成し与党連合と対峙していたが185年の大統領選挙後に度重なる敗北とイデオロギーの差異を原因に連合を解消した。 自由社会主義行動-FSA(Free Socialism Action) トロツキズム 指導者 レオ・アレッサンドロ 急進マルクスレーニン主義とトロツキズムを掲げる政党。新ソ連では極右として扱われる。若年層に支持層を拡大している。 農民と兵士、連帯する同胞団-FS-BIS(Farmers and Soldiers, Brotherhood in Solidarity) マオイズム 党首 ユーリ・トレスコウ マルクス主義連合を形成する3番目の政党。農業と地方主体の社会主義を掲げ農村を中心に根強い支持を受ける。178年の連邦議会選挙では人民党とFSAを差し置いて躍進し連邦議会では野党第一党に躍り出た。
https://w.atwiki.jp/dtieasdtma/pages/61.html
植物細胞を高張液に入れると、細胞内部の水が外液へと移動し、細胞の体積が縮小する。 その結果、柔らかい細胞膜は収縮するが、かたい細胞壁は変形しないので、細胞膜が細胞壁から離れてしまう。 この現象を原形質分離と呼ぶ。 外液を低張液から徐々に高張液へと変えてゆくと、当初は原形質分離を起こしていない状況から、いずれ原形質分離が起こる瞬間を迎える。 原形質分離を起こす瞬間の状況のことは限界原形質分離と呼ばれる。 また、一度原形質分離を起こしても、細胞を低張液に戻してやれば、外液から水が再流入してもとの状態に戻すことができる。 これを原形質復帰と呼ぶ。
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/944.html
荷解きを終えて兵舎に歩き始めた陸士たちが、フェイトに向かって手を振る。 フェイトはそれに微笑みながら手を振り返してから周囲を見回した。 着陸した次元航行艦から荷物を運び出す大型フォークリフト。 バスケットボールやサッカーなどのスポーツに興じる人間や類人猿。 簡易プールでダベっている身長二メートル以上の、鬼としか形容できない厳つい 体格をした生物と、その肩に乗って話をしている、三匹の羽を持ったナメクジ みたいな生物。 水のシャワーを気持ち良さげに浴びる像人間。 種々雑多な魔導士や陸士たちが仕事や従事し、娯楽に興じる様を一通り見てから 歩き出したフェイトの、首に下げている三角形のアクセサリーが光った。 「何? バルディッシュ」 フェイトが“バルデュッシュ”と呼ぶアクセサリーに話しかけると、アクセサリー から声が聞こえてきた。 「基地無線局からからです、本局の八神はやて様から通信が入っているそうです」 「わかったわ」 フェイトはそう答えると、無線局のある司令本部へと駆け出した。 前線基地中央部に建てられた司令本部。 指揮系統の中枢であるここは、防衛上の観点からさまざまな魔導士で守備され、 更に様々な対質量兵器用に何十トンもの複合金属やコンクリートで建てられた、 難攻不落の要塞である。 そこには司令部・管制室・基地無線局・発電所などがあって、百人あまりの 通信士や管制官などの職員が常時勤務し、基地周辺の警備や魔導士たちの管理・ 統制を行っている。 垂れ下がった耳にトカゲの顔をした管制官が、カップに入ったコーヒーをチビ チビと啜りながら空間モニターを見つめていると、ビープ音と共に赤い点が一つ 表示された。 それを見た管制官は、慌ててモニターを操作して担当将校を呼び出す。 「ラダム一佐、南より未確認機が一機、こちらへ向かってきます」 グレイ型宇宙人の顔をした担当将校が、馬と同じ逆関節の足を動かして、素早く 管制官の席へ駆けて来る。 「識別信号は?」 将校の問いかけに、管制官はモニターをチェックして答える。 「発信していません」 自身もレーダーの表示を確認すると、将校は自分の空間モニターを表示させる。 「未確認機に告ぐ、こちらは時空管理局第1158管理外世界セギノール中央基地 である。 貴機は時空管理局の軍事空域を侵犯している。 直ちに進路を変更して退去するか、識別信号を発信せよ」 返答も進路変更もなく、赤い点は沈黙したままなおも基地に接近する。 将校は、待機中の航空魔導士部隊に連絡を取った。 「エレメンタル/ワン・ツー、未確認機が南より接近中。緊急発進せよ」 指示を受けた航空魔導士二名が直ちに空へと飛び立ち、南へと進路を向ける。 レーダー上に映った二つの青い表示が、瞬く間に未確認機の赤い点に近づいて 行く。 「エレメンタル/ワン・ツー、機影は見えるか?」 「少々お待ちください、間もなく見えます」 しばしの沈黙の後、返答が来た。 「JF704 A1タイプです、機体番号はXD2700」 管制官は、報告された機体番号をタイプして管理局のデータバンクに照合する、 返事が返ってくるのに十秒以上はかからなかった。 モニターに表示されたそのデータを見た管制官は、怪訝な表情で将校に言った。 「一佐、このデータが正確なら、XD2700は三ヶ月前に第228管理外世界で撃墜 されたことになります」 「何だって?」 管制官が将校のモニターへXD2700のデータを転送する。 「三ヶ月前に別世界で撃墜された機体が、なぜ今になってここへ…?」 それを読んだ将校は、怪訝な表情のままXD2700に呼びかけた。 「XD2700、航空魔導士二名の誘導に従って基地に着陸せよ、なお指示に従わない 場合は貴機を撃墜する。二度目の警告はない」 “XD2700”という表示が追加された赤い点の後方に、航空魔導士を示す青い点の 一つが張り付くのが、レーダー上に映る。 緊張の一瞬。 赤い点は、前方の青い点に従って旋回を始めた。 管制室の隣にある基地無線局にフェイトが入ると、四つの通信用モニターブース のうち二つに人が入っており、一番奥では、つり上がった眉と突き出た牙の一見 怖い顔をしたオペレーターが、忙しく長い腕を動かしている。 「フェイト・テスタロッサ・ハラオウンです、私宛に通信が来ていると聞きましたが」 オペレーターはフェイトに顔を向ける。 「ハラオウン執務官ですね、少々お待ち下さいませ」 オペレーターはコンソールを操作し、画面を幾つか消したり表示させたりした後、 再びフェイトに顔を向けた。 「四番ブースにどうぞ」 フェイトは、オペレーターに軽く会釈してから通信ブースに入った。 彼女が空間モニターを少し操作すると、画面上にフェイトと同年代の日本人女性 の顔が表示される。 「フェイトちゃん、お久しぶりやなぁ」 八神はやてはフェイトの姿を見ると、にこやかに笑って関西弁で話しかける。 「お久しぶりね、一ヶ月ぶりぐらいかしら?」 フェイトもはやてに微笑みかける。 「そやなぁ、確かヨー・ヴォムビスでのロストロギア事件以来かな?」 「あ・う、うん…あの事件ね」 事件の名前が出てきた途端、フェイトの顔が引きつった。 「あの、頭に覆い被さってくる化物どもには辟易させられたなぁ~。それに――」 フェイトは、引きつった笑いの表情ではやての話を遮った。 「はやて、その話はもう…」 フェイトの顔色を見たはやては、両手を合わせて謝った。 「あ、ごめんごめん。かなりひどい事件やったもんなぁ」 「で、用件は?」 「ま、別に用があってやなくて時間が取れたんでちょっと話をしようかな思うてな。 お邪魔やったか?」 フェイトは首を横に振って言った。 「ううん、それはないよ。私も帰ってきたばかりで時間が少し空いてたし」 「そうか、それはよかったわ~。ところで、本当にティアナを連れて行かなくて 良かったんか? 今回の任務、一人だと結構大変やろ」 「確かに捜索範囲は広いけど、大したモノじゃないから大丈夫。それより、今は クラナガンの方が大変じゃない?」 「そうなんよ~。実は昨日も分離主義勢力による大規模デモがあってなぁ…」 司令本部の監視塔に上がった将校の視界に、夕闇を背に一世代前のJF704ヘリと、 二人の航空魔導士の姿が現れる。 魔導士が降下を手で示すと、ヘリは高度を下げる。 魔導士によるエスコートのもと、指定されたヘリポートに“XD2700”は着陸する のを見た将校は、陸・空の魔導士部隊に指示を下す。 「225陸士隊と369航空隊はヘリを包囲しろ、蟻一匹逃がさないぐらい厳重に固め るんだ」 将校の指示に、魔導士たちは自分の持ち場に就く。 味方のヘリを仲間達が敵機の如く厳重に包囲する様を、事情を知らない部隊の 魔導士たちは怪訝な表情で見つめる。 魔導士部隊がヘリを完全包囲したのを確認すると、将校はパイロットに呼びかけた。 「XD2700のパイロット及び全乗員に告ぐ。エンジンを停止させ、全員手を上げて 機外に出よ」 ローターの回転がゆっくりと止まって行く。と、突然ローターが大きな音を立てて 停止し、コクピットにいたパイロットの姿が消えた。 陸士・航空魔導士たちは戸惑いの表情を浮かべ、互いに顔を見合わせる。 次の瞬間、ヘリ内部から異様な駆動音が聞こえ、機体が分解を始めた。 ローターが折り畳まれ、後ろに下がる。 プロペラ基部のすぐ前が開き、上部が競り上がる。 機首から機体前部がバラバラに分解されて頭に変形するのと同時に、機体上部が変形 しながら前方に下がり上半身を形作る。 下部は二つに割れ、足と腰を形成する。 つい今しがたまでヘリコプターだったものが、たちまちのうちに人型機械へと 変貌していく。 彼らの常識からあまりにも逸脱した光景に、パニックに陥った魔導士たちが命令を 待たずに魔法陣を展開させ、射撃を始めた。 次々と魔力弾が機械人間に命中するが、表面で空しく弾けるばかり。 機械の巨人は攻撃魔法の嵐の中悠然と立ち上がり、周囲三百六十度を睥睨すると 全方位に向けて強力なエネルギー波を放つ。 それは、囲んでいた魔導士全員と車両・ヘリを木の葉のように吹き飛ばし、監視塔 の窓ガラスを粉々に粉砕してその場に居た者全員に破片のシャワーを浴びせた。 エネルギー波は司令本部の建物を激しく揺さぶり、立ったり歩いたりしていた 職員を転倒させる。 はやてとの会話を終えて無線局を出た所で揺れに遭遇したフェイトは、壁に手を 付いて転倒を避けた。 突然の揺れに周囲が騒然となる中、フェイトは管制室を覗き込んだ。 そこでは、表示されているモニター全てがノイズで乱れ、恐慌状態に陥った 管制官・将校たちが懸命にコンソールを操作し、怒鳴り合う修羅場となっていた。 フェイトは管制室を後にして、魔導士・将校たちでごった返す中を外へ駆け出す。 彼女が外へ出た途端、基地中の照明が明滅し始め、いくつかの電灯が破裂する。 様々な型・種類のデバイスを持った陸士・魔導士たちが右往左往する中に、小銃型 デバイスを持ったデ・カタの姿を見つけたフェイトは、彼の所へ駆けて行って肩に 手を置く。 「デ・カタ三等陸士!」 「ああ、ハラオウン執務官ですか!」 突然肩を掴まれて体をこわばらせたデ・カタは、フェイトの顔を見て安堵する。 「何が起こりましたか!?」 「分かりません!! あちこちでシステムダウンが起こって、ヘリポートの方で 爆発が――」 その時、二人の頭上を強烈な光が猛烈な速さで走り、兵舎を直撃する。 光は建物を粉々に吹き飛ばして派手に破片を撒き散らし、爆風が近くに停めて あった車両をひっくり返した。 「質量兵器…!!」 フェイトが呻くように言った。 一瞬驚愕にとらわれるも、すぐ我に返ったフェイトは、凛とした顔でデ・カタに 指示を下す。 「デ・カタ陸士、あなたは部隊の皆さんに急いで合流してください! 私もすぐに 向かいます!!」 「了解しました!!」 デ・カタが敬礼して駆け去ると、フェイトはバルディッシュを手に取って言う。 「行くよ、バルディッシュ!」 「Get set!」 その言葉と同時に、フェイトの周囲を金色の光が覆う。 フェイトはその中でバルディッシュを高く掲げて叫ぶ。 「バルデュッシュアサルト、セットアップ!」 フェイトの声に応えて、バルディッシュも叫ぶ。 「Set up!」 着ていた制服・下着が光り輝いて消滅し、まばゆいばかりに美しい裸身を晒す。 持っていたバルディッシュを投げると、空間内に刃・カートリッジ・柄などの パーツが出現すると、それらが合体して大鎌の形に変化する。 「Barrier Jacket, Impulse Form!」 フェイトが、武器に変形したバルディッシュを取ると体を再び光が覆い、魔導士 の制服“バリアジャケット”を形作る。 執務官から、ミッドチルダ式・空戦S+ランクの魔導士へと変身を終えたフェイト は、光の繭を突き破って空へと飛翔した。 「フェイト・テスタロッサ・ハラオウン、行きます!!」 前へ 目次へ 次へ
https://w.atwiki.jp/mahouka/pages/660.html
分離魔法(ぶんりまほう)は収束、発散、吸収、放出の系統魔法に当たる。(*1) 対象物を埋める魔法などで使われる(*2) 使い手 司波達也 登場巻数 3巻 コメント 用語 魔法
https://w.atwiki.jp/ideology-database/pages/37.html
史実における超国粋主義 TNOにおける超国粋主義 超国粋主義 アイコン編集 英名 Ultranationalism 別名 超国家主義 登場作品 The New Order RGB値 (25,25,25) 超国粋主義とは、狂信的な軍国主義と、何より国家への熱烈な忠誠心が融合した悪質な思想である。超国粋主義者は、自国から外部の影響を排除することに熱心だ。従って、そのような者たちは、国が独立し、「外部の腐敗から安全」であることを保障するため、自給自足、階層化、日常業務への軍の強い関与を支持する。栄光ある国家という考えは、超国粋主義者にとって全てのものに通ずる鍵である。彼らは、他者やよそ者に対する変質的で野蛮な憎悪とそれを組み合わせ、過去のイメージを呼び起こし、鼓舞するのだ。人種差別や他の差別は生活のあらゆる部分に織り込まれており、理想的な同胞とそれ以外の者をさらに引き上げ、分離していく。「偉大な国家」という約束を真実とするため、超軍国主義は軍を繁栄と偉大さの実現のための究極の道具として提示する。そのため、そのような国家への奉仕はほぼ全員に必須であり、他国に対する国家の勝利に貢献したものの一部として深く称えられる。超国粋主義は、しばしば外敵に対する復讐心の一部として現れ、その欲望を国家の推進力として利用してきた。それぞれの超国粋主義運動にはいくつか相違点が存在していることが知られているが、自らの地に永遠な栄光が降り注ぐことを渇望しているという点においては、決して違いはない。 (TNO日本語化Modより引用) サブイデオロギー一覧 スラヴ=アーリア主義 ユーラシア主義 超軍国主義 原理主義 超教義的専制主義 反動的国粋主義 計6種類
https://w.atwiki.jp/mpegonmac/pages/77.html
輝度(Y) と色(C) を分離するフィルタ。最近のチューナーにはよく搭載される。 3次元(3枚のフレーム)で比較してドット妨害やクロスカラーを抑える。 その代わりに画がボケる。
https://w.atwiki.jp/kbt16s/pages/165.html
政治的スタンス 論者 内容 (1) 保守主義 百地章 「立憲主義とは、国家の統治が憲法にもとづいて行われることである。」(『憲法の常識 常識の憲法』p.32) (2) リベラル右派 阪本昌成 (1) 立憲主義の意義先の [1] で私は、《統治とは、国家機関を通して為す、一元的・統一的な権力支配だ》と述べた。統治は、限られたリソースを巡る利害の対立を調整しながら、その配分のあり方を権力的に決定する恒常的かつ永続的な国家作用である。この権力的、永続的な統治活動の牙を抜いて正当な枠に閉じ込めようとするにが、規範的意味での国制の役割である。統治を、流動的で恣意的な政治に委ねることなく、国制のもとに規律し安定化させる思考を「立憲主義 constitutionalism」という。近代国家が規範的意味での国制によって統制されるに至った段階のものは、「近代立憲主義国家」といわれる。これは、国家という強制の機構から各人の「自由」を擁護する、統治上のルールとしての憲法をもっている国家のことである。(『憲法1 国制クラシック』p.26) (2) 立憲主義の展開(中略)自然権の保全と権力分立という二つの要素を憲法の必須要素だと明言したのが、フランス人権宣言16条の「権利の保障が確保されておらず、権力の分立が定められていないすべての社会は、憲法を持たない」という有名なフレーズである。この二つの要素を満たす憲法を「立憲主義的憲法」と一般にいわれることがある。つまり、《憲法とは、人権宣言と権力分立を含む成文の法文章だ》、 《この法文章は、国家樹立の際の社会契約および憲法協約を成文化したものであるから、主権者をも統制する法力をもっている》という思想である。 今日、立憲主義を想起する場合、人々の脳裏に浮かぶのは、一般にこのタイプである。が、フランス人権宣言とその16条は近代立憲主義のモデルではなく、「このタイプだ」と簡単に片付けることは正確でない。フランス的立憲主義とアメリカ的立憲主義は、憲法に関する見方を大きく異にしているのだ。 〔D〕近代立憲主義の枝分かれフランス型は、憲法をあるべき国家の最適モデルに適合させようとする理論に従って設計しようとした。なかでも、憲法を制定する力を民主的に創造するための人為的理論が最重要視された。これが、後の [39] でふれる憲法制定権力の理論である。人権も、まったく新たに創設され、最適規範に相応しい内容を人為的に持たされた。人権は、人が精神的にも物質的にも、あるべき姿となるための規範だった。こうした憲法のモデルが理論通りには運ばないと判明したときには、また別の理論に従って人為的に憲法が制定された。フランスの憲法は、何度も何度も制定されては軌道修正された。そして、結局のところ、自由の構成(constitution)に失敗したのだった。これに対してアメリカ型は、経験と伝統とを基礎とする憲法制定の道を辿った。理論的な最適規範を設計したところで、上手く定着することはない、と建国の父たちは知り尽くしていた。それと同時に、憲法制定会議を頻繁に開設して討議を繰り返すと、統治力学の振り子が大きく揺れ過ぎることも予知していた。建国の父たちは、モンテスキューが理想としていた「中庸な統治体制=混合政体」から多くを学んだ(合衆国憲法はJ. ロック(1632~1704年)の影響を受けて制定された、といわれることがあるが、これは誤診だと私は考えている)。合衆国憲法が、House of the Senates(通常、「上院」と訳される元老院=貴族政的要素+連邦制)と House of the Representatives(通常、「下院」と訳される庶民院=民主政的要素)という権力分立、さらには、大統領という「民主化された君主」を置いたのは、そのためだった。また、アメリカ建国の父たちは、人間の理性・知性の限界を知っていた。人間は、有徳の存在ではなく、権力欲に満ちており、私利を追求するにあたって公共の利益を口にすること等々を建国の父たちは知っていた。合衆国憲法は、人権保障にあたっても、“自然権を実定化する”とは考えなかった。権利章典(Bill of rights)は、歴史的・経験的に徐々に姿を現してきた人の権利を確認するものだった(*注1)。 (*注1) アメリカ合衆国憲法における権利章典について 合衆国憲法にみられる「個人の自由と権利」は、自然権思想の影響をさほど受けてはいない。そこでのカタログは、歴史的にそれまで存在してきた権益を確認したものである。『憲法2 基本権クラシック』 11頁を参照願う。 (3) 立憲主義のふたつのモデル - 法の支配か民主主義か以上のように、一言で「近代立憲主義」という場合でも、一方には純粋理論型または超越型があり、他方には経験型・伝統重視型がある。見方を換えていえば、フランス型は 民意を統治過程に統合するなかで同時に自由を作り出すための憲法構造を理論的に追究したのに対して、アメリカ型は 多元的な民意を統治過程に多元的に反映させる憲法構造を伝統のなかから発見しようとしたのだった。アメリカ型立憲主義は、《個人の権利自由を擁護するための制度的装置として権力分立制を用意する》とよくいわれる。他方、憲法の民主化を重視するフランスにあっては、議会に反映される一般意思のもとに行政と司法を置くことが、その眼目であると考えられた。J. ルソー(1712~1778年)の影響だろう。そのために、議会中心の統治が理想とされた。これに対して、合衆国憲法は、モンテスキューの理論モデルを参考としながら、民主主義を万能としない権力分立制を導入した。アメリカ憲法は、「立憲主義=法の支配=権力分立」という等式を基礎として制定されたのである。 立憲主義のモデルをアメリカに求める人物は、《立憲主義とは、法の支配と同義であり、それは民主主義の行き過ぎに歯止めをかける思想でもある》と考える傾向にある。これに対して、立憲主義モデルをフランスに求める人は、「立憲民主主義」という言葉を多用する傾向がある。後者は、「立憲」の中に権力分立と人権尊重の精神を含め、「民主主義」の中に、「国民主権」と議会政を含めているようである(民主主義の中に人権尊重を忍び込ませる論者もいる)。が、それらの一貫した関連性をそこに見て取ることは困難であるように私にはみえる(自由主義と民主主義との異同については、後の [26] でふれる)。 私は、《立憲主義とは、誰が主権者であっても、また、統治権がいかに民主的に発動されている場合であっても、主権者の意思または民主的意思を法のもとに置こうとする思想だ》と考えている。 本書が「立憲民主主義」という言葉を決して用いないのは、そのためである。(『憲法1 国制クラシック』p.31) (3) リベラル左派 長谷部恭男 近代以降の立憲主義とそれ以前の立憲主義との間には大きな断絶がある。近代立憲主義は、価値観・世界観の多元性を前提とし、さまざまな価値観・世界観を抱く人々の公平な共存をはかることを目的とする。それ以前の立憲主義は、価値観・世界観の多元性を前提としていない。むしろ、人としての正しい生き方はただ一つ、教会の教えるそれに決まっているという前提をとっていた。正しい価値観・世界観が決まっている以上、公と私を区別する必要もなければ、信仰の自由や思想の自由を認める必要もない。(長谷部恭男『憲法とは何か』p.69) ・・・近代ヨーロッパで立憲主義が成立する経験においては、宗教戦争や大航海を通じて、この世には比較不能な多様な価値観が存在すること、そして、そうした多様な価値観を抱く人々が、それにもかかえわらず公平に社会生活の便宜とコストを分かち合う社会の枠組みを構築しなければならないこと、これらが人々の共通の認識となっていったことが決定的な意味を持っている。立憲主義を理解する際には、…制度的な徴表のみにとらわれず、多様な価値観の公平な共存という、その背後にある目的に着目する必要がある。(長谷部恭男『憲法とは何か』p.71) ヨーロッパでの成立の経緯に照らしてみればわかるように、立憲主義は、多様な価値観を抱く人々が、それでも協働して、社会生活の便益とコストを公正に分かち合って生きるために必要な、基本的枠組みを定める理念である。(長谷部恭男『憲法と平和を問いなおす』p.178) そのためには、生活領域を公と私とに人為的に区別すること、社会全体の利益を考える公の領域には、自分が一番大切だと考える価値観は持ち込まないよう、自制することが求められる。・・・そうした自制がないかぎり、比較不能な価値観の対立は、「万人の万人に対する闘争」を引き起こす。・・・(中略)・・・。立憲主義はたしかに西欧起源の思想である。しかし、それは、多様な価値観の公正な共存を目指そうとするかぎり、地域や民族にかかわりなく、頼らざるをえない考え方である。(長谷部恭男『憲法と平和を問いなおす』p.178) 立憲主義にもとづく憲法・・・は、人の生きるべき道や、善い生き方について教えてくれるわけではない。それは、個々人が自ら考え、選びとるべきものである。憲法が教えるのは、多様な生き方が世の中にあるとき、どうすれば、それらの間の平和な共存関係を保つことができるかである。憲法は宗教の代わりにはならない。「人権」や「個人の尊重」もそうである。(長谷部恭男『憲法と平和を問いなおす』p.179) 立憲主義は現実を見るように要求する。世の中には、あなたと違う価値観を持ち、それをとても大切にして生きている人がたくさんいるのだという現実を見るように要求する。このため、立憲主義と両立しうる平和主義にも、おのずと限度がある。現実の世界でどれほど平和の実現に貢献することになるかにかかわりなく、ともかく軍備を放棄せよという考え方は、「善き生き方」を教える信仰ではありえても、立憲主義と両立しうる平和主義ではない。(長谷部恭男『憲法と平和を問いなおす』p.179) 「立憲主義ということばには、広狭二通りの意味がある。本書で「立憲主義」ということばが使われるときに言及されているのは、このうち狭い意味の立憲主義である。広義の立憲主義とは、政治権力あるいは国家権力を制限する思考あるいは仕組みを一般的に指す。「人の支配」ではなく「法の支配」という考え方は広義の立憲主義に含まれる。古代ギリシャや中世ヨーロッパにも立憲主義があったといわれる際に言及されているのも広義の立憲主義である。他方、狭義では、立憲主義は、近代国家の権力を制約する思想あるいは仕組みを指す。この意味の立憲主義は近代立憲主義ともいわれ、私的・社会的領域と公的・政治的領域との区別を前提として、個人の自由と公共的な政治の審議と決定とを両立させようとする考え方と密接に結びつく。二つの領域の区分は、古代や中世のヨーロッパでは知られていなかったものである。」(『憲法とは何か』p.68) (4) 左翼 芦部信喜 ※芦部は「近代立憲主義(あるいは現代立憲主義)は~という性質を持っている」とその属性を述べるものの、「立憲主義とは何か」という肝心の概念論・理念論に関しては慎重に口を閉ざしている。これは芦部の憲法論が英米圏で主流となっている「立憲主義」や「法の支配」の概念・理念理解とは実は無縁の古いドイツ系法学に依拠していることに原因がある。⇒芦部の後継者である高橋和之も同様。 (5) 中間 佐藤幸治 ※佐藤も芦部と同様に、「近代立憲主義」と「現代立憲主義」を対比して言及するものの、立憲主義そのものの概念・理念の説明はない。つまり芦部や佐藤の世代ではベースがまだドイツ系法学であったために、英米系の「立憲主義」「法の支配」といった概念・理念を英米圏の用法の通りに消化できていないのである。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/47033.html
登録日:2021/01/19 Tue 11 05 38 更新日:2024/09/13 Fri 20 10 37NEW! 所要時間:約 32 分で読めます ▽タグ一覧 STAR_WARS ウィルハフ・ターキン シス スター・ウォーズ スター・ウォーズ組織項目 ストームトルーパー ダース・シディアス ダース・ヴェイダー ファシズム 人間至上主義 史上最悪の独裁国家 帝国 恐怖政治 悪の組織 星間国家 架空の国家 法治国家 独裁政権 約20年 組織 銀河一の治安維持国家 銀河帝国 「たったいま皇帝陛下が元老院を永久に解散させた!共和国の名残は、これで完全に一掃されたわけだ。今後はわが帝国が任命する知事を各地に派遣して統治させる」 銀河帝国(Galactic Empire)とは、スターウォーズ・シリーズに登場する軍事国家。 銀河共和国から移行した独裁国家であり、 世界で最も有名な「銀河帝国」 である。 元ネタはアイザック・アシモフの小説「銀河帝国興亡史」、そしてその元ネタであるかのローマ帝国、あるいはナチス・ドイツとも言われる。 その描かれ方から 史上最悪の独裁国家 とも 銀河一の治安維持国家 とも称される、人・作品によって評価の二分される組織である。 概要 組織構造政治的部分 軍事的部分 文化部分 主な人物 主な兵力帝国地上軍 帝国宇宙軍 帝国諜報部 帝国保安局 帝国尋問団 重要な星 劇中の活躍共和国時代 帝国設立後 衰退 余談 概要 惑星インペリアルセンター(旧コルサント)を首都とする、銀河規模の巨大国家。 国のトップはシーヴ・パルパティーン皇帝で、配下に大宰相マス・アミダや帝国統治評議会、帝国元老院、銀河帝国軍が属している。 建前は立憲君主制国家だが事実上の独裁体制を敷いており、他種族の集う元老院の権力はほぼないに等しい。 敵対組織として圧政に反発する被占領惑星出身者や腐敗に対抗する議員らが集結した「共和国再建のための同盟(通称 反乱同盟)」が存在し、抵抗活動を行った。 組織構造 政治的部分 コルサントに置かれた帝国政府が全体の政治的主導権を握っており、各宙域の統治管理は皇帝に任命された「総督(モフ)」が行う。 行政権はパルパティーン皇帝およびその配下の20人の総督(モフ)で構成される帝国統治評議会が担当。 評議会の各モフはそれぞれの宙域の代表を務めており、極稀にターキンなどの優秀な総督(モフ)は「大総督(グランドモフ)」として皇帝直々に高い権限を与えられていた。 各法律を制定する役目は各種族のリーダーが集まって開かれる相変わらず全然機能してない元老院が行っていたが、皇帝が投票結果を揉み消していたため実質ほぼあってないようなもの。 建前を維持するため長期間会議の開催だけは行われていたが、デス・スター完成後は一部議員が外交官特権を行使して反乱同盟軍に加担していたことを理由に解散が命じられた。 その後、立法権は帝国統治評議会や各地の総督らに正式に移った。 軍事的部分 クローン戦争中に共和国が設立し、帝国設立と同時に解体・再編された共和国グランド・アーミーの組織構造を受け継いでおり、基本的な部分は共通している。 主に惑星での治安維持から戦闘までを担当する 「帝国地上軍」 、 宇宙艦隊勤務やパイロットを担当する 「帝国宇宙軍」 の2部門で構成されており、 このほか諜報担当の「帝国諜報部」、帝国領域内の保安を担当する「帝国保安局(通称ISB)」、兵士・士官育成機関の「帝国アカデミー」が属している。 作中で登場する恐らく最も有名な兵士であるストームトルーパー兵団は、分類上は帝国地上軍所属のエリート部隊。...その割にどこにでもいるが。 両軍共に同じ兵科が存在する場合もあり、例として地上軍と宇宙軍に配備されていたTIEファイターのパイロットは互いに相手の軍のパイロットをライバル視していた。 帝国アカデミーは軍士官学校だけではなく専門的な教育機関としての側面も併せ持っており、航行学、工学、宇宙医学、通信学、歴史、経済学までさまざまな教育を施していた。 当初の想定どおり帝国軍将校としての道を歩むものは当然多かったものの、アカデミーで学んだ知識を生かして地元で活躍する卒業生も少なからず存在した。 帝国保安局は皇帝パルパティーンが銀河帝国を樹立させた直後に設立させた機関である。 元々、政治情勢を監視して帝国の情勢を遵守する為の組織として始まったが、瞬く間に帝国の主要捜査機関へ変貌した。 主な活動は帝国領域内の治安の保全である。 しかし、ある日を境に宇宙軍にも引けを取らぬ程、強大な組織へと変貌する。 その日から保安局は、反乱グループ検挙の為に軍部の資材を自由に利用できるようになり、 監視・捜索・逮捕といった、本来警察機関や諜報部が行うような事を独断で行えるようになった。 これにより対テロ組織のような機関へと変わっていき、ゆくゆくは軍部の作戦に関与できるほどになる。 文化部分 当時の権力層の支持を得るため、 徹底した人間至上主義 で運営されているのが特徴。 クローン兵の組織形態を受け継いでいたとはいえ、精鋭軍事組織もほぼ人間型種族のみで構成されており、エイリアン種は一部は差別的な扱いを受けたり、酷い場合は帝国主導で奴隷化や民族虐殺が行われたりした。 とはいえ銀河全体で見ればエイリアン種の数は膨大なため、犯罪行為でストームトルーパーにしょっぴかれでもしない限りは割と皆普通に暮らしているし、帝国から物理的に距離の離れたアウターリム宙域では依然として人類よりエイリアン種のほうが立場が上だったりもする。 有能な人員であれば積極的に雇用を行うし、有用な組織とはビジネス上の関係も普通に結んでいる。 実は皇帝自身も、そこまでの「人類至上主義」は持ち合わせておらず、エイリアン種でも役に立つなら普通に抜擢している。 むしろこれは帝国内部で多数派の 人間種に、人間至上主義がはびこっていた というのが真相。 かつて通商連合を牛耳ったニモーディアン、銀行グループを支配していたムウンなどのように、共和国時代の主要な経済組織が、長らくエイリアン種によって独占されていた。 それに対する鬱屈・嫉妬・ルサンチマンが人間種の間で広まっており、しかも彼らがクローン大戦で「敵」となったため、反感が一気に噴き出した。 皇帝はそこで「人間至上主義政策」を施行して、彼ら人間種の不満を帝国にではなくエイリアン種に向けた、という始末。 ウーキーを奴隷として酷使していたのも、人間至上主義としての側面に加え同じく元老院に加盟しておりウーキーと敵対する爬虫類型エイリアン種トランドーシャンの意向も少なからず関わっている。 言語は銀河共和国時代から引き続き 「銀河ベーシック」 (または単にベーシック)と呼ばれる共通語が採用されており、帝国アカデミーの教育方針上普通のストームトルーパーはベーシック以外の言語を習得していない。 帝国内ではベーシックの使用を強制していたものの、帝国の支配の行き届きにくいアウターリム宙域では各民族固有の独自言語が未だ使われ続けており、劇中ではベーシックと別言語両方理解し、話せる人間も数多く登場している。 公用通貨として銀河共和国時代同様に 銀河クレジット を採用しているが、帝国内で使用するにはチェーンコードという市民一人一人に割り当てられる登録コードの提示が義務付けられている。 支配区域の拡大で使える範囲は広がったが、共和国時代と変わらず影響力の弱いアウターリムではやはり受け取り拒否されることが多いらしい。 銀河帝国においては、あらゆる芸術や文化を禁欲的に規制することは無かったが、文化省によってメディアや芸術、活動家は検閲を受け、管理統制されていた。 ネタバレ注意 2022年配信のスピンオフドラマ「キャシアン・アンドー」にて設定が追加された。 ドラマ内部で惑星アルダーニにおいて帝国の1宙域分の給与の内、約80万クレジット分が盗まれるという事件が発生。 これはアルダーニにおける伝統行事内で起こる、通称"アルダーニの目"と呼ばれる惑星規模での自然現象に合わせて計画されたものであり、これを受け帝国は、帝国領域内での伝統文化を規制し反乱活動の隠れ蓑として利用させない処置を下した。 さらに…… + ... そのような処置が取られるであろう作戦を意図的に実行することで帝国から民衆への束縛が強まるよう誘導し、民衆の不満を高めさせるのが同盟軍側の目的であったことも後のエピソードで明かされる。 反乱同盟軍上層部が一枚岩でないことも、決して清廉潔白な正義の軍隊ではないことも、元から示唆されていたが、実態はマッチポンプ同然だったアルダーニの事件は反乱同盟軍の闇の側面を描いたものといえる。 これこそがキャシアンがこなしてきた数々の「汚れ仕事」の最初の一つであることは言うまでもないだろう。 過去の共和国、とりわけジェダイを賛美する傾向の媒体や作品の焚書や、帝政に対する批判者への見せしめを兼ねた懲罰や処断は徹底して行われた。 銀河帝国の運営の中枢を担うコルサントや近隣惑星、所謂上流階級の人間が多く住まうコア・ワールドに対しては、帝政を盤石にする為に栄華や平和を演出することに注力していた。 ただしそれは、上述の民族分断も狙った人種差別政策や非人道的な弾圧、富の集約の賜物でもあった。 潜伏する反乱軍等の抵抗勢力が力を蓄えることを阻止する意図もあって、それ以外の宙域に対しては、クローン戦争の爪痕を癒す意識は無し。 特に独立星系連合に加盟した星に関しては、「銀河秩序への反逆者であり、然るべき罰である」という扱いをされていた。 帝国の勢力圏における治安は旧共和国に比べ格段に安定したが、銀河全体における貧富と文明の格差はより拡大した。 一方で「治安維持」に関しては、コアワールドのみならず辺境域にもある程度行き届いており、 かつて暗黒街の巨頭として恐れられたガーデュラ・ザ・ハットを逮捕し組織をも解体させる、ジャバ・ザ・ハット系列の麻薬流通網に打撃を与えるなど、見るべき業績を上げてもいる。 さすがにジャバの組織などを完全に潰すには至らず、ある程度の妥協と協定は避けられなかったが、旧共和国時代の社会問題であった超惑星規模の犯罪組織への抑止力・摘発などは向上している。 役人の汚職についてもなかなか厳しく、すべての役人の厳格化とまではいかないものの(というかそんなことは不可能)、 帝国中将・モフ候補・情報部長官にまでなった高官でも、その罪状(反乱組織への内通)によって弾劾・処刑されており、帝国の刑法に特権はないことが帝国内部にもよく知られている。(*1) ……一方、些細なミスでもすぐ絞め殺そうとするヴェイダーにはシディアスもターキンも制止と苦言を呈しており、流血沙汰ばかり、というわけでもない。 「新しい軍隊を不法侵害する邪魔者としてではなく、法の番人と考えていただきたい。平和で豊かな銀河を実現するという皇帝陛下のビジョンを支えるための軍隊なのだ」 主な人物 シーヴ・パルパティーン皇帝 「今の所は民主主義の原理・原則に従っておけ。」 「車輪の回るままに転がせておけばそれでよい...」 マス・アミダ大宰相との会話 クローン・ウォーズS3 第11話 【平和を求めてより】 元ナブー代表であり、クローン戦争中に最高議長にまで上り詰めオーダー66を発動、帝国建国を宣言した人物。 裏の顔はシスの暗黒卿ダース・シディアスであり、最大の目的は世界の永久支配とジェダイの殲滅である。 (もう一つ「シスの神秘の探求」も最大の目的ではあるが、これは銀河帝国は直接関係がなく、ヴェイダーとともに「シスとして」挑む課題である) 表向きは独立星系連合残党の排除のためという名目で軍事力を維持し続け、その裏でジェダイの生き残りを抹殺するなどの活動を行っていた。 シスであることは未だに隠しているものの、共和国時代の融和に富んだ面影はどこへやら、冷徹な老人として周りからは畏れられている。 物語の構造上、正義のジェダイとそれに敵対する悪のシスという構図ではあるものの、別に「悪の組織」にありがちな銀河の破滅や混沌を望んでいるわけではなく、支配体制を整えた後は政治家としての才能を生かして銀河平和に尽力している。 意見が纏まらず麻痺状態だった銀河共和国よりは、決断の早い独裁方式のほうが都合の良い部分は実際多く、手法こそ強引ではあったが厳格な法律の制定、それを執行する警察機構の整備、人材を育成する教育機関の整備など旧共和国以上に銀河に貢献している部分も挙げられる。 ただし、本来は「為すべきことを為していると、必ず反対勢力が生じる。しかし、それで際限なく殺せるから楽しいのだ」と平然と口にする存在であり、結局のところ銀河帝国の秩序は自身のためだけに存続させているのに他ならない。 帝国への忠誠心や有益さに関係なく、脅威と映るといなや瞬く間に抹殺対象となるし、肉体的・精神的苦痛を強いることはあっても、それをできるだけ和らげる配慮をすることは一切ない。 銀河統治のために「為すべきこと」を理解し的確に実行に移す能力は政治家としてこの上なく優秀ではあるが、根本的な部分ではやはり欲望に忠実な実にシスらしい人物と言える。 もっとも、「欲望」を「野心」や「使命感」といった言葉で表現することも、また可能ではあろうが。 ダース・ヴェイダー フォースを侮辱するものは許さん コナン・アントニオ・モッティ提督に対してダースヴェイダー スター・ウォーズ EpⅣ ・新たなる希望より 皇帝の弟子であり、元ジェダイでシスの暗黒卿。 とはいえシスの師弟関係であること自体はターキンなどの幹部以外には知られておらず、部外者から見ればフォースという怪しげなもので皇帝に取り入って高い権限を持っている、地球で言えばラスプーチンのような扱いだった。 またヴェイダー本人はあまり政治や統治には興味がないらしく(少なくとも戦後しばらくのスピンオフではそう)、時に皇帝やターキンの政策にそっけない態度も見せた。 ただEP4以降、ターキンが死に息子の存在を知ってからは心境が変わったのか、「親子で皇帝を倒し、無益な戦乱にも終止符を打って、銀河を支配しよう」と訴えている。 クローン戦争時代から引き続きストームトルーパー私兵部隊「501大隊」を運用しており、彼らは「ヴェイダーズフィスト」と呼ばれ恐れられた。 クローン大戦時代に同大隊を率い、英雄として知られていたジェダイと同一人物であるが、それもやはり知られていない。 ウィルハフ・ターキン 「準備出来次第片付けろ」 ランパート中将との通信 バットバッチ S1 第15話【カミーノへの帰還】より または スターウォーズ EPⅣ・新たなる希望 及び ローグワン グランドモフ(大総督)の称号を持つ帝国屈指の軍人。 「ターキン・ドクトリン」によって帝国の法秩序を整備し、それを厳格に施行、銀河全体を厳しく統治した、帝国領土の治安維持の貢献者であり弾圧の第一人者とも呼べる存在。 皇帝からの信任も厚く、実質は帝国のナンバーツーとも呼べる存在で、ヴェイダー卿にも一方的に命令を下せるほどの地位と威厳と能力を備える。 扱いは作品によってバラバラであるが、極めて有能な軍人・軍政家であるという設定だけは一貫している。 尋問官 ジェダイの騎士はほぼ抹殺した。 だがお前の仕事はこれからだ尋問官。 皇帝は新たな脅威の出現を予知しておられる。 "フォースの子供たち"だ。彼らをジェダイにしてはならん。 この子供たちを探しだせ。 帝国に仕える気がないようなら彼らに近づく生き残りのジェダイと合わせ、始末せよ! これは皇帝の命令だ! ダースヴェイダーと大尋問官の通信 スター・ウォーズ 反乱者たち S1 【反乱の口火 パート1】より ジェダイの残党狩りを目的に帝国設立初期に結成された、 ヴェイダー卿の指揮下にあるダークジェダイで構成された暗殺部隊。 その存在は公にされておらず、当初本拠地としていたコルサントで騒動を起こすや否や 衛星ナーに本拠地を移転させられており、ジェダイ関係のみならず フォースそのものを人民から遠ざけたかった皇帝の意向がうかがえる。 元ジェダイが転向するパターンと、帝国アカデミーでフォースの素質が認められた者が拉致されて 「ハーヴェスター計画」でダークジェダイへと教育されるパターンの2つが存在する。 彼らの活動はかなりの戦果を挙げており、オーダー66発動の20年後には 一大勢力であったジェダイは絶滅したに等しいほどその勢力を弱めたが、 同時にジェダイ達の激しい抵抗やヴェイダーの八つ当たりにより 人員増が間に合わないほどの損害を被ってもおり、スカリフの戦いの頃には組織そのものが消滅することとなった。 マス・アミダ 銀河共和国最高議長時代のパルパティーンを補佐した元老院副議長であり、帝国設立後は大宰相として皇帝に仕えた。 銀河共和国の腐敗に失望して積極的に帝国に貢献しており、皇帝パルパティーンと帝国軍部(統合本部などの軍高官ら)の間を取り持ったり、首都惑星たるコルサントの政務を行っていた。 皇帝パルパティーンの死後、名目上の帝国最高権力者としていくつもの軍閥へと分裂した帝国をまとめようと尽力するものの、権力を維持することができず、「帝国の助言者」を自称する帝国宇宙軍のガリアス・ラックス元帥によってコルサントに軟禁されてしまう。 ラックスがジャクーの戦いで戦死した後、軟禁状態から解放され、帝国の代表者として新共和国(反乱同盟)と銀河協定を締結し、帝国を解体した。 銀河内戦後、新共和国は混乱状態にあるコルサントを統治する為、マス・アミダを臨時的なコルサント統治者として迎え、帝国側の要人としてはまだ人生を全うしている。 ウルフ・ユラーレン EP4の会議のシーンで登場した脇役将校の一人……だったのだが、初老の男性であったことから共和国時代からのベテランということになり『クローン・ウォーズ』で準レギュラーに抜擢。まさかの味方サイドのキャラクターとなった。 その後も『反乱者たち』『キャシアン・アンドー』などに帝国保安部の重役として登場しており、スピンオフにおいては定番のキャラクターとなっている。 ランパート中将 「市民の皆さん、チェーンコードを登録するだけで 使えなくなった通貨を帝国のクレジットに換金できます。 これも、寛大なる新たな銀河帝国のおかげです。 戦争は終わりました。 平和が皆さんに幸運と繁栄をもたらすでしょう。」 町のホログラムによる宣伝 バットバッチ S1 第2話 【脱出】より 『バッド・バッチ』に登場する、帝国最初期にクローントルーパーからストームトルーパーへの移行に携わった将校。 チェーンコード導入の演説なども担当した。 カミーノの処遇をターキンに一任されており、一握りの優秀な兵士だけを訓練教官や特殊部隊の指揮官として登用するウォー・マントル計画を進めつつクローントルーパーの撤廃を進め、最終的に技術者を秘密裏に拘束し差し押さえた上でカミーノの都市を壊滅させるなど、軍事政策一新のため暗躍を続けていたが、カミーノの海に施設諸共沈んだと思われていたクローン・フォース99が生き延びていたことが発覚し…? ロイス・ヘムロック 『バッド・バッチ』シーズン2から登場する、帝国の先進研究グループの主任。 ランパート中将がクローントルーパーの撤廃を進めるのに対し、彼はそうして用済みとなったクローンを「有効活用」すべく、命令違反などを理由に拘束した彼らを秘密裏に収容して様々な人体実験を行っている。 カミーノ壊滅前に差し押さえられた高度なクローン技術も全て彼の傘下に収まっており、その目的は皇帝パルパティーンが目論む「ネクロマンサー計画(Project Necromancer)」の実現である。 ネクロマンサー計画 ネクロマンサー計画の詳細はまだ明らかとなっていないが、 パルパティーンが直々に経過観察に訪れるほど重要な案件である 公表すれば反対する者が出ると考えられている クローン技術を用いるものである クローニングの際に生じる「M値」なるものの低下を防げるようにしたい バッドバッチが連れている少女「オメガ」はそれを可能とする因子を持っている この計画は帝国を永遠のものとするのに必要である 実現のためなら膨大な予算と権限をヘムロックに使わせても良い 帝国崩壊後も計画は続行中である …などのことが分かっている。 ある人物曰くこの「M値」という言葉が示すのはフォースの素質であり、ほぼ間違いなくミディ=クロリアンのことを指していると思われる。 そして「フォース使いのクローン」「帝国崩壊後」と来れば、思い当たるものは…… ブレンドル・ハックス 後にファースト・オーダーの将軍となるアーミテイジ・ハックスの実父であり、アケニス宙域における帝国アカデミーの監督将校を務めていた男。 同アカデミーでは尋問官候補の選別が行われていたほか、彼自身もネクロマンサー計画に携わっているなど、機密性の高い案件に多く関わっており、それほどに重要なポストに就いていた模様。 主な兵力 帝国地上軍 ストームトルーパー兵団 おなじみ白ヘルメットを装備したRPG序盤のザコ敵帝国のエリート実戦部隊+特殊部隊。 E-11ブラスターライフルを装備した姿がもっとも有名だが、地上軍は配備された惑星の気候に合わせて多種多様な外装を使用している。 全員漏れなく帝国アカデミーで教育されており、辺境での治安維持活動なども彼らが担当している。 帝国建国直後は元クローン兵で構成されたエリートのストームトルーパー兵団、一般人から募集した徴募兵(第224帝国軍機甲師団など)、および帝国地上軍に組み入れられた各国自前の惑星防衛軍によって作戦が展開されていたが、建国から10年が経過し帝国アカデミーが整備され人員が充実していくに伴いこれらはアカデミー卒業生のストームトルーパーに順次置き換えられていった。 徴募兵 各地の一般人を兵力として募集し、帝国地上軍傘下に組み入れた帝国初期の歩兵。 ストームトルーパー兵団と共同で作戦に当たっていたが、戦闘力はともかく帝国への奉仕精神はなく脱走兵なども多かったため徐々により従順なストームトルーパーに置き換えられていった。 AT-AT 帝国の誇る超巨大トンデモ四足歩行兵器。 一見しょうもなさそうに思えるが適切な軍事力を持たない組織にとっては十分に脅威であり、見たものに恐怖を植えつけるインパクト抜群な見た目から多用された。 実は平地以外にも川を泳いで渡れたりと意外と器用。でもワイヤー巻かれると死ぬ。 フライトシム系ゲームでは巨大な的として描かれがちだが、バトルフロントやフォールンオーダーなどの実際に搭乗できる作品では凄まじい強さに設定されることも多く作品によって扱いにブレがある。 AT-ST AT-ATに比べるとやや小型な二足歩行兵器で、火力はやや低いが機動力と走破性が高い。 雪や森林といった戦車の侵入できないエリアでも展開可能であり、エンドアやホスといった地域で実戦投入されている。 帝国の強力な地上兵器の中で一番小型のためか犯罪組織に転用される事が多い。 これまたゲーム作品では扱いの差が大きく、ザコになったりむちゃくちゃ強くなったりと強さがブレがち。 AT-DT AT-STを更に小型軽装甲化したような見た目の二足歩行兵器。 小型な分多く運びやすいことからミンバンなどの激戦地で運用されていた。 2-Mホバー・タンク 帝国には意外と珍しい、普通に戦車の形をしたメカ。 搭載されたレーザー砲は強力だが移動速度に難があり、より走破性の高いAT-STに出番を譲ることのほうが多い。 AT-ホーラー 正式名称はY-45装甲トランスポート運搬船。ティルトローター機のような可変イオンエンジンが特徴。 AT-STやAT-DT、2-Mホバー・タンク、頑張ればAT-ATも輸送可能な力持ち。 大気圏内&宇宙空間両用の強襲降下艇・輸送機、更にはハイパードライブも搭載という一見なかなかの万能機だが武装が搭載されていないため戦闘には不向きであり、辺境惑星においてもスターデストロイヤーを用いて直接軍事力を展開可能となった10BBY頃には段々とその役目を終えていった。 ダーク・トルーパー 帝国が製造したバトルドロイド計画のひとつ。 フェーズ1は頭脳面に問題があったためKXシリーズとの採用競争に敗北し、単純な警備・歩哨役の「DTシリーズ・インペリアル・セントリードロイド」に改造されて生産された。 その後、パワードスーツ型のフェーズ2が実戦投入され戦果を挙げたことで「これちゃんとAI開発すれば強いんじゃね?」と再度計画が始動。 最終的に優秀なバトルドロイドのフェーズ3が完成した。...が、諸事情で全面配備には至らなかった模様。 帝国宇宙軍 帝国宇宙軍トルーパー 宇宙船内に配備された、宇宙船内や宇宙軍の軍事施設警備を担当するトルーパー。 地上軍ではなく宇宙軍に所属しており、装備も上級士官は軍服、装甲は黒色でヘルメットの構造が簡素など大幅に異なる。 TIEファイター ジェダイスターファイターを原型とする量産型戦闘機。重要な機能が色々簡略化された空飛ぶ棺桶。 地上軍と宇宙軍双方に配備されており、両者の仲はけっこう悪い。 養成プログラム合格者は志願者の10%未満という超難関職であり、パイロットは漏れなく全員プロ意識の高いエリートだったりする。 あのハン・ソロも当初は同プログラムにてTIEパイロットを目指していたがアウトロー肌なハンには合わなかったようで、度重なる命令違反(没シーンの一つではシミュレーションで無謀な飛行を行ったことで教官から勇敢なのか間抜けなのか分からないという評価を受けている。) により追放されて先述の第224帝国軍機甲師団に送られることとなった。なんて勿体ない また、ルーク・スカイウォーカーに並ぶ反乱同盟軍のエースパイロットであるウェッジ・アンティリーズや、ヤヴィンの戦いまでゴールド・リーダーを務めたジョン・ヴァンダーなども元は帝国宇宙軍所属のTIEパイロットであり、帝国の思想に疑問を持っていたところに反乱軍の誘いを受けたことで離反している。 ラムダ級T-4aシャトル 通称インペリアル・シャトル。美しい形状と展開する三枚翼が印象的な機体。 劇中では高官を輸送する高級機としての印象が強いが、兵員輸送や貨物輸送にも転用できるなど意外と万能。 反乱軍からも人気が高く、本編でもスピンオフでもしょっちゅう借りパクされている。 スター・デストロイヤー 帝国の主力となる巨大戦艦。巨大な楔形をしており、ハイパードライブでさまざまな惑星に現れることから皇帝以上に帝国の象徴として扱われることも。 強襲揚陸艦としての側面もあり、地上軍と連携してAT-ATの投下なども行っていた。 スーパー・スター・デストロイヤー スターデストロイヤーのさらに上を行く巨大戦艦。もはや空飛ぶ都道府県。 凄まじい戦闘力を誇り、搭載された航空戦力だけで1艦隊分に匹敵する。 デス・スター デス・スターⅡ 共和国時代から設計図だけは存在していた超兵器。 ハイパードライブですっ飛んできてスーパーレーザーで惑星を粉砕する文字通り死神の星だが、設計上のミスから意図的な破壊工作まで欠陥もめちゃくちゃ多い。 開発中は何度も妨害を受けてコンセプト成立から実現まで20年以上掛かり、挙句、後継拡大機の2号機までロクに運用できないまま壊され、銀河帝国滅亡の一因となる残念な最期を遂げた。 帝国諜報部 デス・トルーパー ローグ・ワンに初登場した帝国諜報部直属の特殊部隊員。 E-11Dブラスター・カービンを主兵装とし、様々な特殊任務をこなすエリート中のエリート。 帝国保安局 ISBエージェント 『反乱者たち』にて初登場したエージェント・カラスはこちらに含まれるほか、後にドラマ『キャシアン・アンドー』やゲーム『サバイバー』でも掘り下げが行われた。 所謂「嫌味なエリート官僚」的な描写をされることが多く、与えられる予算と権限も他の部署より強いことからある種の特権意識が蔓延っている模様。特に後述の尋問団とは特に折り合いが悪いという。 バトルフロントⅡ(2017)にてユニットとして登場した際にはRK-3 ブラスターピストルを2丁持ちして戦闘を行っていた。 その他にもエレクトロスタッフやE-11ブラスターライフル、AT-ATを使用したりと種類が豊富。 帝国尋問団 パージ・トルーパー 尋問官配下の、対ジェダイに特化した兵士。 クローントルーパーの最終生産世代から選り抜かれ、厳しい白兵戦の訓練を積んだエリートで構成される。 重要な星 コルサント 設定が固まりきってなかった都合もあって旧三部作では空気だが、設定上は共和国時代から引き続き銀河の交易の中心地となっていた。帝国アカデミーの本部もコルサントである。 言ってみれば最も戦乱から遠い地でもあり、作中では滅多に戦闘の場となることは無い。90年代に公開されたEP4~EP6のデジタルリマスター版である特別篇では、EP6のエンディングにちらっと写る。 皇帝としても特にコルサントは(表向きは)平和を維持しておきたかったらしく、騒ぎを起こしたヴェイダーと尋問官がムスタファー星系に送られたのは上述の通り。 コルサントにあったジェダイ・テンプル(ジェダイ聖堂)はヴェイダーによって襲撃された後、「インペリアル・パレス」として皇帝パルパティーンの皇居となっていた。 スカリフ 帝国のあらゆるデータを保管するシタデル・タワーが存在する最重要拠点の一つである。 一方で、元はリゾート地として知られていた星である上にそもそも誰も攻め込もうとはしないほど警備も頑強であるため、駐屯兵が全体的に平和ボケしている節があり、ローグ・ワンの奇襲を受けた際はクレニック長官が怒号を飛ばすまで全員で固まる醜態を晒していた。 最期はターキンによってデス・スターの射撃によってシタデル・タワー事滅ぼされた。 イードゥー デス・スター開発の要となる施設が置かれた星。 スーパーレーザーに使われるカイバー・クリスタルの精製もこの星で行われる。 起伏の多い地形と不安定な気候によって天然の要塞となっており、潜入は困難を極める。 ムスタファー ダース・ヴェイダーの居城が存在する溶岩の星。 ヴェイダーにとっては因縁の地であり、数少ないプライベートな場でもある。居城内にはスーツを脱いで沐浴を行う設備も存在する。 ナー ムスタファーの衛星である水の星。 尋問官の拠点である要塞が海中に建設されている。 イラム かつてジェダイにとって最も神聖な場の一つであった氷の星。カイバー・クリスタルが大量に埋蔵されていた。 デス・スター建造のため帝国はどこかで見たような外見の採掘基地を惑星表面に建設したが、この基地にはそれ以上に大規模な意図も込められていたようであり…… エンドア かつては銀河の端くれにある重要性の低い星だったが、デス・スターⅡの建造地となった。 ケッセル ハン・ソロの武勇伝をはじめとしてたびたび言及される星。 各地で奴隷にされた者の大半が最終的に送られる地であり、劣悪な環境での発掘作業を強いられる。 強制労働の場に割り当てられている理由として脱走の困難さが挙げられ、ケッセルを囲む重力井戸の密集地の隙間を縫うように敷かれたケッセル・ランという唯一の航路を帝国が押さえている。 そのコースから外れてしまった者は重力井戸の荒れ狂う環境に呑まれる末路を迎える。 アケニス 帝国アカデミーが置かれている星の一つであり、若きフォース感応者たちを洗脳する「ハーヴェスター計画」が行われている場所の一つ。 前述した通り、アカデミーの監督将校はブレンドル・ハックス司令官が務める。 タンティス ヘムロックの研究チームの拠点であり、「ネクロマンサー計画」に向けて数多くの実験が行われている星。 厳重なセキュリティに加えて基地の敷地外には凶暴な原生生物も生息しており脱走は困難、かつ徹底的に秘匿されているため外部からの脱走幇助も困難と、クローンの収容のため監獄としての能力も高められている。 ブラッカ 共和国時代の古い艦艇が集積される星。 星の産業を解体ギルドが取り仕切り、旧式の艦を解体した素材を利用することで最新鋭の帝国の艦艇が作られる。 これはかつて分離主義勢力の駆ったルクレハルク級からインペリアル級の普及に伴い退役となったヴェネター級に至るまで、クローン戦争に用いられたありとあらゆる艦艇の物資が帝国に流れ込むことを意味しており、戦争の事後処理としては合理的な方法と言えるが、一方で戦闘機の製造や修理で腕を鳴らしていたブラッカの職人達をクズ漁りにまで貶めたという負の面も存在する。 「フォールン・オーダー」の主人公であるカル・ケスティスもここに潜伏していた。 劇中の活躍 共和国時代 自由は今死にました...万雷の拍手の中で...! 銀河共和国は、ジェダイと共に数百年の平和を維持してきたが、平和と停滞の中で共和国の議会政治は腐敗していき、汚職が蔓延する状況だった。 そんな中、ジェダイ騎士団の根絶と銀河の支配を目標とするシスの暗黒卿ダース・シディアス兼パルパティーン議員は、裏で通商連合に自らが代表を務める惑星ナブーを襲撃させる。 ナブー女王パドメ・アミダラを利用して不信任議案を提出させ、当時の元老院最高議長フィニウス・ヴァローラムを失脚させることに成功。 最高議長選挙に出馬し、ナブーの一件の同情票を集めて当選、最高議長の座に就任した。 その後は自分の弟子ダース・ティラナスとなったドゥークー伯爵に命令して、彼に共和国の腐敗を訴える分離主義勢力/独立星系連合の結成、賞金稼ぎジャンゴ・フェットを元として戦闘用の最適化やクーデター用の細工を施したクローントルーパーの生産などを命令。 そして独立星系連合に対抗するために共和国側がクローン軍団を使わざるを得ない状況を作り出し、さらに当時ナブー選出の議員になっていたアミダラが不在(*2)の隙にジャー・ジャー・ビンクス代議員の無能人の良さにつけ込むも同然に自身に非常時大権を与える動議を提出させる(*3)。 賛成多数により権限が承認されたパルパティーンはさっそくクローンの出撃を指示してジオノーシスのジェダイ騎士団を救い、クローン戦争が勃発する。 共和国と分離主義勢力の戦争が続く中で、パルパティーンは戦争の早期終結を名目に議長の座に居座り続けもっともらしく法改正を続けたことにより、 国を一つ設立できるほどの権力を手中に収めた。 そして、妻が死ぬ悪夢に心を乱す若きジェダイ・アナキン・スカイウォーカーにジェダイへの不信感を植え付け、同時にジェダイが自分を襲うように仕向けることで、「ジェダイが共和国に反乱を起こそうとした」というジェダイ粛清の口実を作り出す。 実際に乗り込んできたメイス・ウィンドゥらジェダイには苦戦を強いられ、顔面をジジイ化されるなど手痛い攻撃を食らってしまったが、用意周到に勧誘していたアナキンを見事寝返らせることに成功。アナキンはメイスを裏切り、パルパティーンの側に付く。 これによってメイスを斃したシディアスは、アナキンにダース・ヴェイダーの名を与え、501大隊と共に聖堂に残ったジェダイとパダワンを幼子に至るまで全員抹殺させた。 続いて、裏で繋がっていた独立星系連合の幹部をもヴェイダーを派遣して暗殺し、 『クローン戦争を勝利に導く』 という外から見れば偉大な戦果を収めた。 それと同時に、自身は元老院議会の場でジェダイの非道な行いを叫弾し、銀河帝国の設立を宣言する。共和国の腐敗にうんざりし、強いリーダーを求めていた人々は、これを万雷の喝采で歓迎した。 さらに、命令を遵守するよう遺伝子レベルで設計されらクローン兵の指揮権を「オーダー66」で奪い、分離主義勢力と戦闘中の全兵士にジェダイの抹殺を命令、現地のジェダイの大半を暗殺することに成功する。 銀河帝国初代皇帝の座に就いたシディアスは、元老院に潜入したグランドマスター・ヨーダと対決。 死闘の果てに、シディアスはついに最強のジェダイマスターさえも退ける。ジェダイ騎士団を壊滅させ、銀河を支配するという野望が成就されたのだ。 その後、有望な後継者候補であるヴェイダーがオビワンとの決闘に敗れ、四肢切断に加えて全身に重度の火傷を負い大幅に弱体化してしまうという想定外の事態に遭遇。 しかしパドメの死を利用して絶望と憎悪を煽り、漆黒の機械の身体を与えることで彼をより冷徹で完成度の高いシスの暗黒卿へと変貌させた。 帝国設立後 強固な権力基盤を築いた後は銀河の中央集権化に向けて動き出し、裏でジェダイの生き残りの粛清を行いつつも軍拡と法改革を断行、圧倒的な軍事力を背景に新秩序の構築を推し進めた。 一例として帝国初期にチェーンコードという登録コードを作り、クレジットの使用や惑星間の移動な際に提示を義務化。また帝国市民から私有船を没収した。これにより帝国市民の移動や金の流れは帝国の監視下に置かれることとなり、自由は大きく制限されることとなった。 また、クローンやドロイドに変わる軍事力基盤としてストームトルーパー兵団を新設、各地に帝国アカデミーを設立する。帝国の治世が浸透してくると大多数の若者にとって人生の選択肢とは、地元の惑星で貧しい労働者として一生を終えるか、この帝国アカデミーで教育を受け出世を目指すか、もしくは犯罪者としてお尋ね者になるしかなくなっていた。このため強制的な徴兵制ではなかったものの銀河中から志願兵が集まることとなり、帝国軍の規模は急速に拡大した。その勢力は最盛期にはアウターリムまでも及び、違法行為を容赦なく裁くことで犯罪率の低下に貢献し、数多くの犯罪シンジケートを武力で壊滅させた。 しかし、弾圧を強めていくにつれて元老院議員や被弾圧種族らが集まって結成された「共和国再建のための同盟」が勢力を増していき、ついには艦隊を用いて正面から敵対するほどの一大勢力へと成長。 徹底的な取締りやプロパガンダ戦の展開、反帝国主義者の根拠地の一つである惑星オルデランを滅ぼす、極秘基地を発見して破壊するなどして対抗していったものの、 反乱軍によりデス・スターを破壊されターキン含む優秀な人員の多くを失ったのが、決定的な痛手となった。 デス・スター2建設後は惑星エンドア上空で罠を張り反乱軍艦隊の一掃を試みたが、皇帝が暗黒面に転向させようと連れてきた反乱軍兵士にしてジェダイの騎士ルーク・スカイウォーカーの決死の説得によって、父であるヴェイダー卿が皇帝を投げ落として殺害。 デス・スター2も反乱軍の攻撃で綺麗に吹っ飛び、またもや大量の人員が藻屑と消えた。 パルパティーンが銀河帝国の主として君臨してからわずか20年あまりの死と同時に、帝国は瓦解していくこととなる。 衰退 皇帝の死亡後は大宰相マス・アミダが権力維持に努めたが、混乱と離反、権力争いが相次ぎ帝国はどんどん衰退し、いくつもの軍閥へと分散する。帝国が内紛状態にある中、反乱同盟軍は新共和国を樹立。さらに帝国を追い詰めていく。 しかし「帝国の助言者」を自称する帝国宇宙軍元帥ガリアス・ラックスがマス・アミダ大宰相をコルサントに軟禁して実権を掌握し、帝国軍の最高権力者として敵対勢力たる新共和国軍と激戦を繰り広げる。 実は皇帝パルパティーンは自分に予期せぬ死が訪れた際に備えて、腹心であるラックスに対して 「終末司令」 なる命令を残していた。 その内容としては、 皇帝不在となった銀河帝国を速やかに破壊すること。 皇帝を守ることができなかった弱者たちに罰を与えること。 選び抜かれた帝国軍の精鋭たちを銀河の未知領域に避難させ、帝国の遺産を再生させ帝国再興を行うこと。 の3つであり、ラックス元帥はパルパティーンの死後に終末司令の一環である「シンダー作戦」を実行に移した。 ラックス元帥は銀河系各地に散らばる帝国軍の指揮官たちにメッセンジャー・ドロイド経由で終末司令を伝え、ナブーやヴァードスなど、帝国・新共和国を問わずさまざまな星を標的とした破壊活動を実行に移した他、何人かの帝国軍司令官を暗殺し、更には新共和国に秘密裏に接触して機密情報を流し、新共和国が帝国軍残存勢力との戦いを優位に進めるように取り計らっていた。(*4) 5ABY、終末司令は惑星ジャクーを舞台にした最終段階に到達し、銀河帝国は残存する全ての宇宙艦隊、地上軍兵力をもって新共和国との決戦に望んだ。 ジャクーの戦いにおける銀河帝国(というよりラックス元帥)の目的は「銀河帝国」「新共和国」双方の戦力の相打ちによる殲滅であり、ラックス元帥自身は残党と共に未知領域に逃亡して帝国再建を開始する計画だったが、結果は新共和国軍が勝利。 ラックス元帥も戦死し、彼の旗艦であるスーパー・スター・デストロイヤーである「ラヴェジャー」も惑星ジャクーに墜落した。(*5) ラックスの戦死後、大宰相マス・アミダが新共和国と銀河協定を結ぶことに同意、銀河帝国は正式に解体された。一応、国家としての存続こそ許されたものの大半の権力は剥奪され、国力は皆無に等しく、事実上新共和国の属国となっている。 また同時期にラックスの意志を継いだレイ・スローネ提督率いる帝国再建を目論む残党が未知領域にハイパードライブで逃亡し、首脳部として「シャドー・カウンシル」(シャドー評議会)を結成。これが後に帝国残党の最大勢力ともいえる「ファースト・オーダー」の起こりとなる。 「新共和国は脆弱だが用心せねばならない。こちらの力を隠すのだ。」 「君の奇襲作戦は人目を引きすぎる。」 「統制の取れていない残党の寄せ集めだと思わせねば、新共和国に叩き潰されるぞ。」 シャドー・カウンシルにおけるパレオン艦長の発言 マンダロリアンS3 第7話 【スパイ】より シャドー・カウンシルはしばらくの間、大々的な行動には出ずに各々の宙域で力と資源を培うことに注力しており、モフ・ギデオンはマンダロリアンとの抗争の中で独自の計画を進め、ブレンドル・ハックスは「ネクロマンサー計画」を進めていたりと、情報や意見の交換は行いつつも意図的に連携を控えていた。 特にブレンドルと並び大量の財と資源を蓄えていたパレオン艦長はこの方針を徹底していた。 このようにして残党が隠していた牙を見抜けなかったこともあり、新共和国は彼らを「さほど脅威ではない」として侮っており、銀河帝国時代の反省からか極端とも言える反動政策を採用。共和国防衛艦隊は軍縮によって実質軍事力を自ら放棄し、さらに極端すぎる地方分権を行う。 このような新共和国の醜態に異議を唱える政党『セントリスト』は「パルパティーンとヴェイダーの政治方針が悪かっただけであり、銀河の統一を目指したパルパティーンの政策自体は何ら悪いことではない。」と主張。 新共和国元老院は紛糾し、セントリストがファースト・オーダーなどの帝国残党に対して情報を流すなどスパイ行為も横行していた。こうした事態を見たことで、レイアですら「帝国元老院ですら"時々は"機能していた。」と皮肉るほど新共和国の政界は行き詰まってしまう。 そして政敵によってレイアの父がヴェイダーであると暴露され、新共和国元老院で求心力を喪失したレイアは失脚。 未知領域で勢力を拡大し続けるファースト・オーダーを監視する為にレイアは「レジスタンス」を結成。既に引退していたギアル・アクバーや、ナイン・ナンといった反乱同盟軍の盟友たちと対抗していくことになる。 ファースト・オーダーの人員規模は帝国全盛期に遠く及ばないものの、帝国崩壊時点で未完成だったプロジェクトを多数引き継ぎ完成されることで生み出したトンデモ兵器の数々を筆頭に、技術面では更なる強化を遂げていくこととなる。 30年後には再び内戦状態へと移行し、新共和国と熾烈な戦いを繰り広げた。(*6)なお、この時代にも帝国および帝国軍は存在していたが、大幅に弱体化して新共和国の言いなりになる弱腰な姿からファースト・オーダー側にも見限られている。 ちなみにEP9終了時点で、新共和国の首都惑星ホズニアン・プライムは共和国防衛艦隊と共にファースト・オーダーの兵器スターキラーによって消滅済み。 銀河の大部分を掌握していたファースト・オーダーもファイナル・オーダーに吸収された後レジスタンスに敗戦および消滅した為、銀河に残った国家は弱体化した銀河帝国のみとなっている。 余談 第一次帝国 シスの歴史は長いとはいえど、銀河規模の勢力圏を持つ帝国の樹立まで辿り着いたのは現在ダース・シディアスのみとなっている。 帝国のマーチ ダース・ヴェイダーのテーマとしても知られる超有名な劇中曲だが、『反乱者たち』劇中での帝国の日を記念した宣伝CMや軍事パレードで長調の行進曲風にアレンジされたものが流れていたり、『ソロ』劇中でハンが帝国パイロットになることを決意するきっかけとなったプロパガンダじみた徴募の映像にはヒロイックなアレンジの帝国のマーチが使われているなど、設定上作中世界にも楽曲として存在しているようである。 恐らく帝国公式の軍歌のようなものとされているようだ。 評価 結局のところ旧共和国も新共和国も腐敗と元老院の紛糾によって機能を停止した為、銀河帝国による中央集権的な独裁政治が新旧共和国に比べると まだ マシな統治をしている。 パルパティーンの施政方針である「ニュー・オーダー宣言」自体もEP3時点では万雷の拍手によって歓迎されていたため、銀河の辺境であるアウター・リムなどに住む人々やエイリアンにとって、銀河帝国の戦力であるストームトルーパーは治安を取り締まる正義側の人間であった。 その治安を取り締まるトルーパーがいなくなり、新国家である新共和国も政治に行き詰まって事実上機能を停止してしまうとは何たる皮肉だろうか。 追記・修正はデス・スターの完成後、元老院を解散してからでお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 新旧共和国(の設定)が歪すぎてマシに見えるのが本当に困る… -- 名無しさん (2021-01-19 11 31 33) まあ新共和国はEP4と同じ舞台作るためだけに無能にされたようなもんだし -- 名無しさん (2021-01-19 12 17 05) 少なくとも旧共和国や旧帝国よりはマシやろ!!ep9以降はマジでどうなったか知るの怖いけど。 -- 名無しさん (2021-01-19 12 53 43) 無限ループって怖くね? -- 名無しさん (2021-01-19 13 03 54) 例え有能でも指導者の後継者問題がね… -- 名無しさん (2021-01-19 13 36 50) 政治をリアルに考えると絶対悪なんて存在しようがないからな。 -- 名無しさん (2021-01-19 13 44 24) 無能すぎる…っていうけど旧共和国とジェダイが腐敗したのは1000年間も平和が続いたせいで腐敗が積み重なった、って話だから、人間中心主義で無理矢理まとめ上げようとした結果ほんの20年で内戦起こして崩壊した銀河帝国よりよっぽど平和で安定した時代だったんだぞ。ついに勃発したクローン戦争にしたってどっちかというと銀河の外側でドンパチやってるだけで栄えてる所は比較的平和だったし。帝国の支配が銀河中心部で安心だったかというとコアワールドの栄えてる惑星でさえあっさり粛清対象になるような圧政だったのは変わらないし -- 名無しさん (2021-01-19 14 06 03) 圧制はまあ、中央でいきていくぶんには平和に見えるって奴やな。 -- 名無しさん (2021-01-19 15 17 10) ストームトルーパーはあんなんでも治安維持の仕事はしっかりやってたみたいなので、それが居なくなったら…という皮肉 -- 名無しさん (2021-01-19 16 57 38) 作りその物は割と真っ当なのに皇帝の趣味が悪辣だから滅んだとも言える -- 名無しさん (2021-01-19 20 07 57) まぁ皇帝としても遊び相手のつもりだった反乱軍にガチのフォースセンシティブがめっちゃ紛れ込んでたとは思わんでしょ -- 名無しさん (2021-01-19 20 14 36) 「パルパティーンのモデルはアウグストゥス」らしいと聞いたけれど初めて聞いたとき愕然とした。共和国からの統治権簒奪のくだりとかそのまんまやないか -- 名無しさん (2021-01-19 21 04 51) 皇帝に関しちゃ「第二デススターが完成すれば反乱軍なんぞ一網打尽だからとっとと作らないと……って思ってるだろうからあえて弱点を教えて未完成のデススターを攻めてきたところを一網打尽にしてやる!」とかやった挙句そのまま破壊されるとかいうプリクエルの頃の慎重さのかけらもない大ポカやってる時点でな。帝国作った時点で満足しちゃって色々おざなりになった感がハンパない -- 名無しさん (2021-01-19 21 55 27) ストームトルーパーがエリートだとすると、そうじゃない兵士ってなんなの? -- 名無しさん (2021-01-19 23 07 08) 耳ぐらいまであるヘルメット付けてる 映画ハン・ソロのスワンプ・トルーパーがそう -- 名無しさん (2021-01-19 23 23 57) ↑3 この頃の皇帝って年齢がもう90近いから、いろいろ衰えてきたんじゃないか? -- 名無しさん (2021-01-19 23 32 00) EP4でターキン大総督が戦死したことが致命傷だったと思う -- 名無しさん (2021-01-19 23 53 14) ファイナルオーダー含むけど、ポカさえしなきゃゼントラーディ全軍相手にしても技術とポテンシャルあるよな・・・ -- 名無しさん (2021-01-20 00 05 42) パルパティーンの新三部作での帝国樹立の手腕は素晴らしかったのに圧政と舐めプで無様に滅びたな。麒麟も老いては駑馬に劣るとは良く言ったものだ -- 名無しさん (2021-01-20 00 57 49) パルパルがプリクエル時の手腕維持してたら叛乱同盟軍に勝ち目なんてないからしゃーない。 -- 名無しさん (2021-01-20 01 41 45) ファーストオーダーが結局何者なのかようやく理解できた -- 名無しさん (2021-01-20 09 35 38) ↑12悪辣な趣味を全うするために今の今まで頑張ってきたし、趣味を全うできないならいっそ滅んでしまえと思ってただろう -- 名無しさん (2021-01-20 10 00 02) ストームトルーパーはエリートじゃないぞ、アレのイメージは州兵(だから質も低い) ただパイロットとかは別に育ててる設定 -- 名無しさん (2021-01-20 15 33 14) 真面目な話、シスとしても皇帝としても後継者はどうするつもりだったんだろう。高齢過ぎて余裕はないんじゃないかとずっと思ってた -- 名無しさん (2021-01-21 19 19 38) ↑EP9のネタバレになるけどパルパティーンはいろいろ老化対策してる -- 名無しさん (2021-01-21 19 38 35) 皇帝の師匠の師匠辺りが不死化の秘術編み出してるからソレを目指してたんじゃねぇの まぁそのシスも結局ぶっ殺されてるんだけどさ -- 名無しさん (2021-01-21 19 52 20) ↑秘術を生み出したのはシディアスの師であるプレイガスだね。しかも殺したのがシディアス本人だったから不死の秘術はシスの掟に反してるのかと思った -- 名無しさん (2021-01-22 12 34 47) 完成したら永遠に頂点に立てないから、引き継げそうなぐらい研究してからその成果を横取りしようとしてたんじゃないか -- 名無しさん (2021-01-22 12 49 04) 皇帝「イウォーク?原始的な連中だし、どうせ一捻りじゃろ」トルーパー「投石痛い!無理!(泣)」結論:皇帝はトルーパーにもっと金をかけるべきだった -- 名無しさん (2021-01-22 13 54 07) あれだけジェダイは悪と印象付けたのにたった20年かそこらで「パルパティーンとか糞や、やっぱジェダイこそ正義や!」ってなるあたりどれくらい悪政を敷いてたのかと -- 名無しさん (2021-06-29 18 24 17) ↑逆に「帝国もパルパティーンも良い所はあったし全部は悪くない」っていう右翼集団的なの新共和国内に出てきてるしそもそも新共和国の傘下にジェダイはいないので多分悪って言うか忘れ去られたままだと思う。レイアが「傀儡の帝国元老院の方がマシ」って言った時点でもう認めちゃってるし新共和国は終わっちゃってるんだよなぁ… -- 名無しさん (2021-10-06 13 54 41) 共和国でも帝国でも治めるには銀河が広すぎると思う -- 名無しさん (2021-10-06 21 02 29) ドラマとかで監視社会やら -- 名無しさん (2022-10-30 12 49 07) 歴史としてはリアリティあるけど御伽噺としてはつまらん結末よな。なんで「わるいていこくはほろびて、みんなしあわせにすえながくくらしました」じゃアカンかったんやろか -- 名無しさん (2023-01-21 19 59 25) アンドーで秩序という大義で文化やそこにいる人間を強制労働させる。クソ国家 -- 名無しさん (2023-03-30 18 39 59) ファーストオーダーじゃない敗戦を受け入れた側の銀河帝国の戦後の社会や軍事って戦後の枢軸国やガンダムのジオン共和国みたいで凄く面白い題材だと思うけど、戦勝国アメリカ人には面白いと思えないのか敗戦後銀河帝国って(カノンの映像作品だと)全然出ないよね。新作映画ではしっかり登場して新共和国と共闘したりするのかな -- 名無しさん (2023-04-15 17 18 14) 帝国地上軍と帝国宇宙軍は旧大日本帝国の陸軍と海軍のようなライバル関係にあったらしい。結局、そういう抗争にかまけていたから反乱軍に負けちゃったんだろうな。 -- 名無しさん (2023-04-16 09 58 39) ↑アメリカもアメリカで……というか歴史上どうしても陸軍と海軍は同一の財源からの予算の取り合いにならざるを得ないせいで総じてとても不仲になりやすいんで……。まあ反乱軍側は帝国の迫害で文字通り死活問題だったエイリアン種出身者も多かったからまだ陸軍海軍の不仲よりはまとまりやすかったのかも。 -- 名無しさん (2023-05-05 23 55 06) 歪みが本格化する前に20年で皇帝倒れたからあの頃はよかった…なんて言えるのであって、もっと続いてたら元の共和国はよかった…と言うだろうな -- 名無しさん (2023-05-06 01 10 02) ↑×2あと、アニメの反乱者とか見てると保安局と諜報部もまたライバル関係にあったようで・・・。まあ、現実世界でもナチスの情報部とゲシュタポが反目していたりするのである意味リアルと言えばリアルか。 -- 名無しさん (2023-05-06 09 25 42) 国を導くべき肝心の皇帝がシス帝国復活達成だけで満足しちゃってその後の政治ビジョンを持たずにシス研究と不老不死の探求に没頭してるだけで最初から「既に燃え尽きている」国でしかないんだよね。国民やモフや軍人の多くは知らないけど隠居老人の趣味ライフの維持だけがレゾンデートルで秩序や公正や発展は建前でしかない -- 名無しさん (2023-12-08 23 54 57) ぶっちゃけたった20年ぽっちで内戦で崩壊したような国が「なんだかんだで一定の治安はちゃんと維持できていた」とかいう設定付け加えても説得力なさすぎるというか -- 名無しさん (2024-09-11 16 37 45) ↑独裁者が言うほど独裁してないのも問題。皇帝とターキンなんか立場が逆転してるし、これならうちの総理大臣のがよほど政府を統率してるよ -- 名無しさん (2024-09-11 17 04 25) 平和と繁栄の結果ではなく弾圧と統制の結果だからのう。だから反乱が発生するので…であると同時に旧共和国のゴミクズっぷりアピールになってる。こいつらの方がまともな治安維持できてるなら一回滅ぶのは妥当 -- 名無しさん (2024-09-11 17 07 05) ↑どっちかというと20年で滅ぶような国の方が共和国よりマシだったとか言われても説得力ないって話では。いくらなんでも短過ぎるんよ -- 名無しさん (2024-09-13 18 30 36) ↑しかもその間が内戦のオンパレードという -- 名無しさん (2024-09-13 20 10 37) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/god14/pages/1387.html
ぶんりのほう 対象を異次元空間へ放逐する、高位の義者だけが使える封印術。 敵を現実から分離させることが目的の、不義者に対抗するために戦力的に劣る義者が長い歴史の中で生み出した秘技の一つ。しかしかなり難しいものであったため完成しなかった。 フレデリカの母、巫女クインが死の直前に使用し、彼女をその生家と周辺の土地と共に世界から追放した。 自らの命と引き換えに発動する技だが二十年前の時点ではまだ未完成であったためフレデリカとムンサラートを封じ切ることが出来ず、流血庭園が生まれてしまった。 術者であるクインはとある特殊な任を受け継ぐ一族として、聖域を守護する立場だった。 一つの領域を複数個に分割して異次元へ送ることが出来るようで、クインは流血庭園を2つに分けて封印していた。 アフラマズダは己の慙愧と記憶を切り離すためにこの術を使用している。 なんか色々便利に使われてる術 -- 名無しさん (2021-04-04 23 48 13) フレデリカの完全封印は不完全だったが、遺言と神剣の方は完全な形で分離出来てるっぽいし神剣の巫女とはいえ基本普通の義者っぽいクインの命1つでようやったな…… -- 名無しさん (2021-04-05 08 43 28) でも、将来の魔王と特級魔将を封じきれないのに、白の究極たる神剣を封じられるってのもなあ。神剣は都合がいいから引きこもってただけなのでは… -- 名無しさん (2021-04-06 21 38 50) フレデリカもそっちの方が都合がいいからって理由で封印解けるけど解いてないしな 神剣もフレデリカもそうだけど生活能力がなさすぎてムンサラートいなかったら恐ろしい事になってそう -- 名無しさん (2021-04-06 21 59 30) 「これは…数か月放置された生ごみ…」 -- 名無しさん (2021-04-06 22 02 08) 干物妹!フレデリカちゃん! -- 名無しさん (2021-04-07 06 12 59) 実際ゴミどうしてんだろ…橋がかかったらムンサラートがせっせとゴミ袋不法投棄してたんだろうか… -- 名無しさん (2021-04-07 13 10 44) 基本的に殺人鬼は人間しか食べないから、生ゴミは出ない。我力があるから服も含めて復元できる。建物なども同様。というか不要なものは我力でだいたい消せる。……我力便利だな!? -- 名無しさん (2021-04-07 20 16 33) 生ゴミが出てもちゃんと花壇の不義植物の栄養にするぞ -- 名無しさん (2021-04-07 20 22 50) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/howain/pages/40.html
PW銀河史 我々の銀河系の主な歴史だ。 この年代記には真共和国歴史評議会の制定したヤヴィンの戦いの年を0年とする年号を使用している。 ヤヴィン以前の出来事はBBY(Before the Battle Yavin)、以後の出来事はABY(After the Battle of Yavin)と表記する。 歴史 57BBY オビ=ワン・ケノービが生まれる。 ギラッド・ペレオンが生まれる。 42BBY アナキン・スカイウォーカーが生まれる。 32BBY ナブーの戦いが勃発する。 27BBY アウトバウンド・フライトがヤガ・マイナーを出発する。 24BBY ドゥークー伯爵がラクサス・プライムに出現、分離主義運動が活発化する。 ウボウ・クィアンが生まれる。 22BBY クローン大戦が勃発する。 22.7ABY 惑星シーにCISの新型ドロイド工場が設立される。 22.9ABY コードネーム"共和国の牙"がシーを奪還し、ティルファング中隊を創設する。 21BBY ラッキー・ロンドが生まれる。 ウェッジ・アンティリーズが生まれる。 19BBY クローン大戦が終結する。 銀河帝国が樹立する。 15BBY テル・ヴァースが生まれる。 7BBY サフレット・ゲリドスが生まれる。 コム・アスターが生まれる。 4BBY ティルヌの大虐殺が起きる。 3BBY 惑星シーに帝国地上軍のE-58基地、E-59基地が建設される。 惑星ティルヌで、帝国軍に対抗するためにティルヌ解放戦線が組織される。 2BBY コレリアン協定が調印される。 1BBY 過去の栄光、初任務 0BBY -ヤヴィンの戦いが勃発する。 0ABY 0.1ABY 帝国軍によるヤヴィン包囲作戦が開始される。 0.6ABY エグゼキューター が就航し、ヤヴィンの壊滅に向かうが、反乱軍はヤヴィンⅣからの撤退に成功する。 0.7ABY ウボウ・クィアンがエンドアのデス・ウォッチ・バンカーを壊滅させる。 3ABY ホスの戦いが勃発する。 スピリッツ・ウォーが生まれる。 テル・ヴァースとウボウ・クィアンが知り合う。 4ABY エンドアの戦いが勃発する。 皇帝パルパティーンが死亡する。 ダース・ヴェイダーが死亡する。 ファーマス・ピエット提督が死亡する。 モフ・ジャジャーロッドが死亡する。 バクラの休戦が起きる。 ラッキー・ロンドのティルファング中隊への転属が決定される。 5ABY 新共和国が樹立する。 惑星ティルヌで反政府勢力側が帝国を壊滅させ、新政府を発足させる。 ティルヌ解放戦線がティルヌ解放軍になる。 帝国軍を掌握するシャドウスポーン卿が敵対勢力を殲滅させ、軍から退役する。 7ABY 新共和国がコルサントを奪回する。 バクタ戦争が勃発する。 8ABY 帝国軍のズンジ大将軍が死亡する。 タトゥイーンでオルデランの名画「キリック・トワイライト」の争奪戦が繰り広げられ、最終的にスクイブの商人たちが手にする。 9ABY スローン大提督が帝国軍に復帰する。 エリッヒ・ハルトマンが一撃離脱戦法を編み出す。 ジェイナ、ジェイセン・ソロが生まれる。 10ABY ビルブリンギの戦いが勃発し、スローン大提督が死亡する。 皇帝が復活するが、新共和国の攻撃により死亡する。 アナキン・ソロが生まれる。 11ABY ヤヴィンⅣに新生ジェダイ・アカデミーが創設される。 帝国が暫定的に政府を置く首都惑星のコードネームがバスティオンと命名され、その情報が新共和国情報部に伝わる。 12ABY ダークセイバー騒乱の最中、新共和国のクリックス・メイディーン将軍が死亡する。 6人の残存帝国軍のリーダーがダーラ提督とペレオン准将によって殺害され、2人が軍の実権を握る。 16ABY ブラック・フリート危機が勃発する。 17ABY アルメニアの反乱が勃発する。 18ABY コレリアの反乱が勃発する。 19ABY 19.3ABY カーマス事変が勃発する。 19.4ABY 帝国のモフ・ディズラが逮捕され、グロディン・ティアスが死亡する。 19.5ABY 新共和国と銀河帝国の間に、和平合意"バスティオン協定"が調印される。 19.7ABY シー・アンノーン領空侵犯事件が発生する。 19.7ABY ヘル・ベルト撤退作戦が発生する。 19.7ABY 銀河統一軍が新共和国と帝国に宣戦布告する。 19.7ABY 統一戦争が勃発する。 19.7ABY ヒルトン・ヘッドの戦いが発生する。 19.8ABY ジラードⅤの戦いが発生する。 19.8ABY 新共和国の裏切りが露呈し、バスティオン協定が破棄される。 19.8ABY ハン・ソロとレイア・オーガナ・ソロが死亡する。 19.8ABY シー攻防戦が発生し、帝国がシーから撤退する。 19.9ABY ジャジョウ攻略戦が発生する。 19.9ABY 第三次コルサントの戦いが発生する。 19.9ABY 新共和国が崩壊し、統一戦争が終結する。 19.10ABY 後継の真共和国が正式に樹立する。 19.11ABY 真共和国と銀河帝国の間に連合協定が結ばれる。 19.12ABY 帝国軍で第9次全軍大再編が行われる。 20ABY トィフェル・ハルトマンが生まれる。 アマナ・ロンドが生まれる。 21ABY テイコクノトカゲ、ザーリン大提督のクローン脳を移植されたメナー・インス男爵が帝国へのクーデターを目論み、暴動を起こすが鎮圧される。 帝国軍によるエメストロとカリティーンへの同時攻撃が展開される。 シャンス・ロンドが生まれる。 22ABY アウトバウンド・フライトの探索作業が実施される。 帝国が統一戦争からの復興を宣言する。 レメク・ハイドフェルドが生まれる。 23ABY 複合企業体ノーザン・ベルが真共和国に差し押さえられ、国有企業化される。 真共和国が統一戦争からの完全な復興を宣言する。 カイン・バグウェルが生まれる。 24ABY モン・モスマが死亡する。 25ABY 帝国が退廃と低迷から復活し、経済が活発化する。 真共和国歴史評議会がヤヴィンの戦いの年を0年とする年号を制定する。 26ABY ベン・スカイウォーカーが生まれる。 29ABY 帝国軍に第10次全軍大再編が行われる。 ギラッド・ペレオンが老衰を理由に首相兼任最高司令官の任から降りる。 後継にマキシミリアン・ヴィアーズ地上軍総司令官が首相に就任し、デイン・ジャー海軍総司令官が最高司令官に就任する。 31ABY 銀河分割統治計画が急浮上する。 32ABY 真共和国議会が銀河分割統治計画について正式な審議を開始する。 帝国協議会が銀河分割統治計画について正式な審議を開始する。 アクバー提督が死亡する。 33ABY 銀河分割統治計画に対抗するため、ティルヌアン、ナビッティアン、コリミアンのエイリアン種族からなる銀河公国が樹立する。 公国と連合国による水面下での冷戦構造が構築される。 真共和国の秘密結社アルファ・ブルーが、帝国のハイパーマター技術の諜報に成功する。 34ABY 34.1ABY 東方アウター・リムの密輸業者、犯罪者、海賊がハット・スペースに集結し、銀河分割統治計画への対抗案を協議する。 34.3ABY ハット・スペース紛争が勃発する。 34.3ABY 帝国軍が東方アウター・リムでの犯罪者達の暴動鎮圧を開始する。 34.5ABY 真共和国がアドミラル・ドレイソン級スター・デストロイヤーなど新鋭戦闘艦を多数就航させ、公国の軍備増強に対抗する。 34.6ABY ヴァース提督買収疑惑事件が発生する。 34.9ABY 帝国首脳部とハットの秘密裏の会合により、ハット・スペース紛争が終結する。 35ABY 公国軍の調査により、ティルヌアン・ルートが発見される。 公国と連合国の軍拡競争が進む。 帝国軍のデイン・ジャー最高司令官が任期満了によりその任を辞任し、後継にガートル・ウザイ司令官が選出される。 37ABY 公国軍の戦力規模が帝国を上回る。 38ABY 公国のガーリス大公、フォルト提督、デイク将軍が対連合国戦略について協議を開始する。 公国と惑星トリーンのトレニアンが密かに連絡を取り始める。 39ABY 39.4ABY ガートル・ウザイ最高司令官が毒殺され、エリッヒ・ハルトマン提督が後継として着任する。 39.4ABY 惑星グビートに謎の艦隊(後に公国軍艦隊と判明)が出現し、グビートの戦いが発生する。 39.4ABY 銀河公国が真共和国、銀河帝国からなる連合国に宣戦布告する。 39.4ABY 公国大戦が勃発する。 39.4ABY 帝国客船襲撃事件が発生する。 39.4ABY 惑星トリーンが真共和国から脱退し、トリーン会合が開かれる。 39.4ABY 真共和国元老院がトリーンの公国軍を撃退するために、帝国に応援を要請する。 39.4ABY 帝国艦隊がトリーンに侵攻し、トリーンの戦いが発生する。 39.5ABY 帝国艦隊略奪事件が発生する。 39.5ABY インペリアル・ハイパースペース・セキュリティ・ネットがブラクサント・ランを封鎖する。 39.5ABY 帝国南部戦線が引かれる。 39.5ABY 帝国西部戦線が引かれる。 39.6ABY インナー・リム・コロニー戦線が引かれる。 39.6ABY ミッド・リム戦線が引かれる。 39.6ABY コレリアン・トレード・スパイン戦線が引かれる。 40ABY 40.1ABY 連合が公国航路対策委員会を設置する。 40.2ABY ハイディアン・ウェイ戦線が引かれる。 40.4ABY 惑星ロスカリタが帝国により復興不可能惑星に認定され、30億人の難民が発生する。 40.5ABY パーレミアン・トレード・ルート戦線が引かれる。 40.7ABY リマ・トレード・ルート戦線が引かれる。 40.11ABY ボサン・スペース戦線が引かれる。 41ABY 41.4ABY 13の公国艦隊がインナー・リムに出現し、東方インナー・リム戦線が引かれる。 41.4ABY ハット・スペース戦線が引かれる。 41.8ABY 帝国軍が西部戦線における公国艦隊の特定の出現/離脱ポイントを発見する。 41.10ABY 真共和国軍がインナー・リム・コロニー戦線の西部において同様の傾向を確認する。 42ABY 42.1ABY 公国艦隊の主力艦ティルヌアン・クルーザーの外殻装甲の原料がアグド・ペク装甲と判明する。 42.2ABY アグド・ペク戦争か勃発する。 42.5ABY アグド・ペク戦争が熾烈を極める。 42.7ABY 惑星アグド・ペクから公国軍の最後の艦隊が逃亡し、連合が遂にティルヌアン・ルートの情報を掴む。 42.8ABY 連合がティルヌアン・ルートのを溯りを開始する。 42.9ABY ティルヌアン・ルートを封鎖していた最後の公国艦隊が壊滅し、連合軍の大艦隊が公国の領になだれ込む。 42.9ABY コリムの戦いが勃発し、コリムが陥落する。 42.0ABY コリム陥落時にデイク将軍が戦死する。 42.9ABY エルジスの戦いが勃発し、エルジスが陥落する。 42.9ABY インナー・リム・コロニー戦線の公国艦隊が壊滅し、残党が真共和国に降伏する。 42.10ABY ナビットの戦いが勃発し、ナビットが陥落する。 42.10ABY ナビット陥落時にフォルト提督が自害する。 42.11ABY ティルヌの戦いが勃発する。 42.11ABY ティルヌが陥落し、ガーリス大公が逮捕される。 43ABY 43.1ABY 徹底抗戦の構えを見せていた公国艦隊の一部残存部隊が遂に連合に降伏する。 43.2ABY 公国領が連合によって完全に制圧される。 43.2ABY 公国大戦が終結する。 44ABY アイサード・シンクタンクより、公国大戦による連合の経済損失額が真共和国は56兆クレジット、帝国は23兆クレジットに上るという結果報告書が発表される。 44.6ABY 公国大戦による混乱が表面的に沈静化したのを受け、ヴィアーズが首相を辞任し、後継にハル・ルシュフェスが就任する。 未稿 46ABY 46.5ABY インミソ政府が複合企業ノーザン・ベルと極秘に協定を結び、統一軍メンティサイダーの試作品を導入する。 46.7ABY 惑星インミソが帝国からの脱退を推進する。 46.8ABY 惑星インミソが帝国海軍西方象限防衛群の艦隊の一部を奪取し、帝国に対し宣戦布告する。 For our squadron ティルファング中隊の隊員の一人が暴走しインミソ軍に寝返った責任で、エリッヒ・ハルトマン最高司令官が解任され、テル・ヴァース提督が最高司令官に就任する。 47ABY テル・ヴァースが最高司令官の名称を統合司令官に変更する。 49ABY マキシミリアン・ヴィアーズが死亡する。 51ABY 31ABY時、真共和国が帝国のハイパーマター技術を漏洩させていたことが発覚する。 帝国内で反真共和国運動が高まる。 モフ・イーダンが死亡する。 マーカー侵攻が行われる。 未稿