約 106,743 件
https://w.atwiki.jp/wahamuda84g/pages/449.html
デッキ概要:遠心分離フィールドで戦う。 戦闘面での強さ:C コンボの爆発力:E 安定性:D 手札保持:D 対応力:E 成長性:B 総合的な強さ:D A―超スゴイ B―スゴイ C―凡骨(普通)並み D―ニガテ E―超ニガテ 上級×3 暗黒界の武神 ゴルド×2 暗黒界の軍神 シルバ×1 レベル4以下×15 クリッター×1 ならず者傭兵部隊×1 魂を削る死霊×1 魔導戦士 ブレイカー×1 キラー・トマト×3 デビル・フランケン×1 ニュードリュア×2 融合呪印生物-闇×3 ロード・オブ・ドラゴン-ドラゴンの支配者-×1 メタモルポット×1 魔法×16 月の書×1 抹殺の使徒×1 天使の施し×1 光の護封剣×1 スケープ・ゴート×1 早すぎた埋葬×1 サイクロン×1 大嵐×1 貪欲な壺×1 地砕き×2 遠心分離フィールド×2 封印の黄金櫃×2 手札抹殺×1 罠×6 死のデッキ破壊ウイルス×1 リビングデッドの呼び声×1 激流葬×1 破壊輪×1 神の宣告×2 融合×10 サイバー・ツイン・ドラゴン×1 ナイトメアを駆る死霊×2 サイバー・エンド・ドラゴン×1 クリッチー×3 竜魔人 キングドラグーン×2 アルカナ ナイトジョーカー×1 とにかく、『今後に期待』なデッキ。 これは遠心分離でクリッターを蘇生し、再度効果の発動を狙う。 遠心分離はとにかく応用が効くので、とにかくお勧めだ。 デッキ構築へ戻る。 一転豪華主義へ戻る。
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/1420.html
582 :名無し三流 ◆Mo8CE2SZ.6:2012/11/18(日) 20 01 11 ――――フォースと共にあれ ――――ジェダイおよび反乱同盟軍の合言葉 Utsu Wars Episord 4.5 ~フォースの縁(えにし)~ 銀河系の中でひときわ明るく輝く、宝石にも例えられる惑星コルサント。 既知銀河系の座標軸はこの星に中心(0,0,0)を置いており、そしてかの星はそれに値する所だった。 惑星表面には雲をも貫く超高層ビルや、気が遠くなるほど長い歴史を持つ建造物郡、 膨大な生産能力を備えた工業団地が立ち並び、惑星地下には魑魅魍魎が跋扈する混沌とした世界。 まさに銀河の縮図とも言えるコルサントは銀河に存在する知的文明の象徴であり、 そして今は、インペリアル・センターと名を変え、既知銀河を支配する銀河帝国の中心ともなっている。 そのインペリアル・センターの中でも、ひときわ独特な外観を持っているのが、 インペリアル・パレス―――銀河皇帝パルパティーンの宮殿であった。 宮殿は古代のシスの寺院にも似た姿をしており、全高は3kmと、コルサントの中でも最大の建造物だ。 趣向を凝らした数々の装飾は夜間でもその光を失わず、むしろ益々輝きを増しているかのように見える。 宮殿の中心、大回廊はヴィクトリーⅠ級スター・デストロイヤーが収容できるほどで、 宮殿の最も高い塔にはインペリアル・センター全体を見渡す事のできる皇帝の玉座の間があった。 玉座の主はそこで、彼のしもべたちに命令を下すのだ。 583 :名無し三流 ◆Mo8CE2SZ.6:2012/11/18(日) 20 02 00 (フォースの"泡"が1つ割れた……反乱軍は上手くやったようだな) 銀河皇帝パルパティーンはコルサントの玉座で独り、自らの思惑が首尾よく運んだ事に満足感を覚えていた。 そして、銀河系に横たわるその他もろもろに関する思索に耽った後、彼の"手"に次なる指示を与える事にした。 彼の"手"―――その中でも最も熟練した暗殺者にしてスパイ、マラ・ジェイドは、 生まれつき強いフォースを持っており、野暮ったい通信機を用いずとも思念のみで皇帝の意志を聴く事ができる。 (我が"手"よ、良くやった……では、次の任務に移ってもらうぞ) 皇帝は、偽名を使い反乱同盟軍の内部に入り込んでいたマラ・ジェイドに事細かに指示を与える。 皇帝の強大なフォースによる洞察は、常人が考えるより遥かに複雑な計画をブロック遊びのように簡単に組み上げてしまう。 また、彼にはその複雑な計画を確実に実行できる優秀な弟子達がいた。 (タトゥイーンに強いフォースを感じる……反乱軍に近づくフォースを…… それを助け、反乱軍がターキンに戦いを挑むよう仕向けるのだ……) 皇帝は指示を出しながら、星空の向こうにいる"手"の困惑を感じ取っていた。 しかしその困惑も、彼にしてみれば規定事項の1つだった。 パルパティーンの数少ない失策の1つは、グランド・モフ、ウィルハフ・ターキンが、 皇帝の持つフォースへの対策を講じるのを許した事である。彼は未開の惑星に艦隊を送り、 そこの原住生物イサラミリを使って皇帝のフォースによる洞察を半ば無力化したのだ。 これにより、パルパティーンはデス・スターにいるターキンとその一派の動向が、 以前の1割程度にも把握できなくなってしまったのだ。勿論皇帝はターキン本人が報告する、 自らの動向などはなから信頼していない。昔からシス卿とはとかく疑り深いものだ。 元々ウィルハフ・ターキンは皇帝の古い協力者の1人だったのだが、帝国の究極兵器デス・スター、 そしてアウター・リムの広い宙域を預かるに至ると、元来のカリスマと相まって皇帝の潜在的政敵となったのだ。 584 :名無し三流 ◆Mo8CE2SZ.6:2012/11/18(日) 20 02 37 だからと言って、パルパティーンはすぐにターキンを切り捨てはしなかった。 彼がデス・スターと艦隊でコルサントに特攻してくれば、今のところ防御の手立ては無かったし、 皇帝は昔からの嗜好で、政争にあからさまな、不自然すぎる手段を使うのを嫌っていた。 さらに言えば、フォースによる洞察が使えないため、自然な手段を講じるのも難しかった。 彼はターキンが皇帝に秘密で進めていたいくつかのプロジェクトについて、 皇帝の"手"を使い概要を把握してはいたものの、そのプロジェクトに対し何か干渉すれば、 「私は貴方を疑っていますよ」と宣言するのと同義であるため、行動は起こさなかった。 ターキン本人に本格的な警戒を受けるのは、皇帝の一番避けたいところだったためだ。 そのため反乱同盟軍の旗揚げは、皇帝にとって待望のイベントであった。 皇帝はこれを知ると、(苦々しい表情の裏で)嬉々として反乱軍にスパイを送り込み、 これまで収集してきたターキン一派の情報を流して両者の対決を煽ったのだ。 しかし、ターキン一派は皇帝にとっても、反乱軍にとっても予想以上の強敵だった。 反乱同盟軍にとって有望な人材であるギアル・アクバーをターキンから奪取する時も、 反乱軍奇襲部隊は目的こそ達したものの、モッティ提督の巧みな艦隊機動と防御砲火で少なくない犠牲を払っていた。 ターキンとモッティの艦隊、その航路や編成について皇帝から情報をリークされていたにも関わらず、である。 より優秀なスパイの必要性を感じた皇帝は、"切り札"としてマラ・ジェイドを送り込んだ。 彼女はターキンがモー研究所とは別に建設、運営していた兵器研究所のデータを手土産に反乱同盟軍へ馳せ参じ、 研究所の襲撃作戦について的確な助言を行う事でドドンナ将軍らの信頼を勝ち取った。 そして、対ターキン戦において、アクバーに並ぶ優秀なアドバイザーとなったのである。 皇帝は、反乱軍とターキン一派に、かつての分離主義勢力と共和国軍の轍を踏ませるつもりでいた。 有象無象がどんなチンケな策を弄しようと、最後に勝つのは自分だ。 皇帝はそう確信していた。 585 :名無し三流 ◆Mo8CE2SZ.6:2012/11/18(日) 20 03 17 所変わって辺境の惑星、タトゥイーン。人が住む惑星の中でも、最も住環境が劣悪な惑星の1つ。 その原因は、主に星系の中心にある2つの太陽、タトゥⅠとタトゥⅡに求められる。 かの2連星は、猛烈な熱でタトゥイーンの地表を焼き、かの地を長らく荒涼な土地としていた。 ラーズ家は、この(いかがわしい類のものを除けば)楽しみの少ない砂漠の惑星で、 苦労の多い水分農場(大気中の水分を凝結させ、その水を売る)を営むごく平凡な家庭だった。 ラーズ家当主のオーウェン・ラーズ、その妻ベルー・ホワイトサン・ラーズ、 ラーズ夫妻の甥っ子であるルーク・スカイウォーカーの3人は、今日も重労働に精を出していたのだ。 ルークにとってオーウェンは面倒見の良い優しい叔父であったが、 一方で伝統を重んじすぎる、いわば保守的すぎる面もある事には辟易しつつあった。 毎晩、灯りの少ない農場の上に煌めく星を見つめる青年は、 砂と岩だらけの地上から離れ、未知の世界へ飛び出したいという思いを日ごとに強くしていく。 そんな若いルークのごく健康的な願いがついに叶う、その予兆が現れたのは、幸か不幸か、 彼がラーズ家のガレージで機械いじりに熱中していた丁度その時だった。 586 :名無し三流 ◆Mo8CE2SZ.6:2012/11/18(日) 20 04 01 惑星に跋扈するならず者対策のために導入した歩哨ドロイド、 2X-3KPRに不具合が無いかチェックしていたオーウェン・ラーズは、 モス・アイズリーの方から4本脚の妙なメカがのそのそと歩いてくるのを見て、 何だかとても嫌な、しかし根拠の無い予感にかられた。 オーウェンは万が一のために懐にしまってあったブラスター銃の安全装置を解除すると、 そのメカが歩哨ドロイドの警備範囲の外で止まり、中から人が出てくるのを確認した。 そしてメカに乗っていた人々の服装を見て、さらに嫌な予感がした。 「何か御用ですかな?」 オーウェン・ラーズは、ラーズ家の家長として暗に不快感を込めた声で話しかける。 メカから出てきた男―――帝国軍の士官服に身を包んだのが1人、ストームトルーパーが2人―――は、 その声に対し、こういう反応を受けるのも仕方ないか、といった仕草をしつつ話を切り出した。 「銀河帝国軍中尉、カクリコン・カクーラーです。オーウェン・ラーズさんですね?」 茶髪(分量は寂しい)で三白眼、やや四角い顔をした男が丁寧な、 しかし明らかに丁寧に話すことに慣れていない口調で訊ねる。 「そうだが?」 「あなたの息子さんが、ベガーズ渓谷でスカイホッパーを乗り回しているのをご存知ですか?」 「ああ、事故ったら不味いから止めろと何度も言ってるんですが、あれがまた向こう見ずな性格で、 全然言う事を聞いてくれないんですよ……それから彼は息子じゃなくて甥です」 オーウェンは心の中で舌打ちをしながら、ルークの出生の秘密、 また惑星の外で彼を待ち受けているであろう困難な運命の数々に思いをめぐらした。 587 :名無し三流 ◆Mo8CE2SZ.6:2012/11/18(日) 20 04 47 「甥ですか、それは失礼しました。――で、最近ですね、テロリストや宇宙海賊の構成員が、 ベガーズ渓谷などでエアスピーダーに乗っている若者を組織に勧誘しているという通報がありまして」 「そんならとっとと渓谷にでもどこでも行って無法者を捕まえるんですな」 水分農場の主はいよいよ迷惑そうな表情を顕にする。我慢も限界だといった風だ。 「ええ、それが我々の役目ですのでそれは勿論ですが…… ただ、保護者としてあなたの甥に、そういう怪しい連中とは関わらないように、と」 「んなこたぁ何度も言っとる!」 不快感の小爆発を起こしたラーズを見て、これ以上話しても良い事は無いと判断したのか、 士官はこれで農場を後にする旨を伝えた。オーウェンはせいせいした、といった表情でそれを了解する。 「もし何かありましたら、モス・アイズリーの帝国軍駐在所まで通報願います」 という、いかにもお役所仕事的な言葉を残してメカに乗り込み、 農場から去った帝国兵達に対し、オーウェン・ラーズは塩の10トンも撒いてやりたい気分だった。 (ルークをここから出す訳には行かん……帝国アカデミーだろうと、反乱軍だろうと…… そこであいつを待ち構えてるだろう困難に、今の夢見がちで楽天的なルークが耐えられるとはとても思えん) 彼は独りごちて、家族の待つ農場へ戻った。 ~to be continued~
https://w.atwiki.jp/kbt16s/pages/121.html
※西暦2000年代に入って漸く、戦後長く無視されてきた「昭和期の日本主義」に関する実証的な研究が本格化しました。 日本主義的教養の時代―大学批判の古層竹内 洋 (編集), 佐藤 卓己 (編集) 2006.2刊内容(「BOOK」データベースより)戦前「護憲」の降魔剣“日本主義”を解明。「右翼」「反動」のレッテル貼りで忌避されてきた一九三〇年代“日本主義”の大学批判。マルクス主義的教養の機能的代替となった日本主義的教養の担い手たち。来るべき時代を読み解く画期的論集。目次第1章 帝大粛正運動の誕生・猛攻・蹉跌第2章 天皇機関説批判の「論理」―「官僚」批判者蓑田胸喜第3章 写生・随順・拝誦―三井甲之の思想圏第4章 英語学の日本主義―松田福松の戦前と戦後第5章 戦時期の右翼学生運動―東大小田村事件と日本学生協会第6章 日本主義的社会学の提唱―赤神良譲の学術論第7章 日本主義ジャーナリズムの曳光弾―『新聞と社会』の軌跡★未だに自虐史観どっぷりの東大・岩波系とは距離を置く京大系の学者達による昭和10年代日本の思想状況の共同研究プロジェクト全体のガイドライン的な位置づけの本。 日本主義と東京大学―昭和期学生思想運動の系譜井上 義和 (著) 2008.6刊内容(「BOOK」データベースより)国家的危機の時代における大学の使命とは何か。欧化一辺倒の東京帝国大学に学風改革を迫り、高度国防国家を標傍する政府とも命がけの思想戦を繰り広げた東大生たち。戦時体制下で宿命的に挫折した“日本主義的教養”の逆説を読み解き、日本型保守主義の可能性を探る。目次第1章 「右翼」は頭が悪かったのか―文部省データの統計的分析第2章 政治学講義と国体論の出会い―『矢部貞治日記』を中心に第3章 学風改革か自治破壊か―東大小田村事件の衝撃第4章 若き日本主義者たちの登場―一高昭信会の系譜第5章 学生思想運動の全国展開―日本学生協会の設立第6章 逆風下の思想戦―精神科学研究所の設立第7章 「観念右翼」の逆説―戦時体制下の護憲運動第8章 昭和十六年の短期戦論―違勅論と軍政批判第9章 「観念右翼」は狂信的だったのか―日本型保守主義の可能性★現代の日本会議に繋がる国民文化研究会の母体となった昭和10年代の右翼学生運動の系譜を追い、左翼が壊滅した後、国家改造を進める革新右翼(国家社会主義者・アジア主義者)と激しく対立した観念右翼(伝統保守・日本主義者)の論理と実情を具体的に論証する好著 丸山眞男と平泉澄 昭和期日本の政治主義植村 和秀 (著) 2004.10刊内容(「MARC」データベースより)理性の民主派=丸山と、東大国史の歴史神学者=平泉。ともにマイネッケに感銘を受け、危機の時代に対峙した両者の思惟様式に論理的な共通性を見出し、戦前・戦後を貫通する日本ナショナリズムを再定位する。目次第1章 政論記者丸山眞男第2章 歴史神学者平泉澄第3章 正統の争い―平泉澄と丸山眞男第4章 平泉澄における忠誠と反逆第5章 丸山眞男にとっての忠誠と反逆第6章 昭和期日本の政治主義★昭和期日本主義を代表する歴史神学者・平泉澄と戦後民主主義の旗手・丸山眞男、昭和史を貫く両者の思想対立を鋭く分析した名著。 「日本」への問いをめぐる闘争―京都学派と原理日本社植村 和秀 (著) 2007.12刊内容(「BOOK」データベースより)日本の危機を超克するための哲学は可能か。新世界秩序の創造を目指す、西田幾多郎ら京都学派。それを執拗に否定する、蓑田胸喜ら原理日本社。激しい思想戦から描き出す、斬新な近代日本思想史。目次第1章 西田幾多郎の哲学的挑戦―自己からの創造(西田幾多郎の「論理」、国家理由の問題―マイネッケへの苛立ち ほか)第2章 京都学派の世界史的挑戦―近代の超克(ヨーロッパ中心主義からの跳躍―鈴木成高、近代国家との訣別―西谷啓治 ほか)第3章 蓑田胸喜の西田幾多郎批判―禁忌としての日本(蓑田胸喜の執念、偶像を刻んではならない―カントとマルクスの「共通宿命」 ほか)第4章 蓑田胸喜の天皇機関説批判―原理日本社の公論(自我意識の極大化と絶対への欲求、「コトノハノミチ」という論理 ほか)第5章 京都学派対原理日本社―日本をめぐる闘争(絶対的なるものへの欲求、自己の責務 ほか)★東西文明の総合(止揚)としての「近代の超克」を説く西田幾多郎ら京都学派と、それを押しとどめ、あくまで日本の独自性に拘る蓑田胸喜ら原理日本社を対比して戦前・戦中期日本のもう一つの思想的可能性を描く。上3冊を読んだあとの+αとして。
https://w.atwiki.jp/uyghurissue/pages/40.html
東トルキスタンにおける不当な逮捕・拘禁・死刑 死刑、臓器回収 中国の独裁政権は権力を維持するために、恐怖と暴力に頼ってきた。中国共産党政府に異議を唱える者を不当に逮捕し、懲役刑、死刑など執行されてきた。 中国の死刑判決数、死刑執行数は飛びぬけて高く、長年世界一位の座を保っている。国際人権団体アムネスティ・インターナショナルの調査によると、2008年一年間で、少なくとも7千人に死刑判決、1千7百人に死刑執行が行われた、との最小推定値が出されている。しかし中国の死刑に関する全国統計は国家機密とされており、実際にはこの数字を大幅に上回っていると見られている。そのためアムネスティでも2010年の年間報告書からは、中国の死刑執行数に関する最小推定値を公表しないことにしている。中国政府は、死刑執行数は年々減少していると主張するが、それならば毎年の死刑判決数と執行数を公表すべきであると、アムネスティは要求している。 中国での死刑が適用される犯罪は、殺人など凶悪犯罪以外に、「国家安全危害罪」などの政治犯罪や、脱税や横領などの経済犯罪など、68の罪名に上っていた。2011年には死刑が適用される犯罪が55まで減少され、75歳以上の高齢者への死刑も制限された。しかし実際に死刑から外されたものは、死刑の適用がほとんどなかったものであり、広範な罪名で死刑が適用される実態に変化は無いものと考えられる。 さらに死刑判決に至る裁判も、国際的な人権基準からは程遠い。被告の多くは公正な裁判を受けることができず、弁護士への面会が制限されている、拷問による自白が証拠とされるなどの問題がある。通常の国であれば、疑わしきは罰せずという「推定無罪」が近代法の基本原則であるが、中国は疑わしいものは罰せられる「推定有罪」の状況である。検察側が有罪を立証するよりも、被告人が無実を証明しなければならないことが多い。 中国の刑事訴訟制度は基本的に二審制であるが、2007年以降、すべての死刑判決は最高人民法院が再審査することになり、死刑事件に限っては三審制がとられている。これをもって中国は死刑判決については十分に注意を払い、死刑執行数は減っていると言う。しかし、死刑制度についての統計が国家機密であること、三権分立が確立せず、法治主義ではなく役人等の意向が強く反映される人治主義であること、さらに「重大犯罪」を犯した者への死刑判決については「毅然」と行われることなどから、その実効については疑問が残る。東トルキスタンで死刑判決を受ける者の多くは「国家安全危害罪」など政治犯であるが、このような当局の政治的判断による「重大犯罪」に、十分な注意が払われ、確実な証拠によって死刑判決が下されるものとはとても思えない。 中華人民共和国で行われてきた死刑執行の多くは銃殺刑であり、見せしめのための公開処刑も頻繁に行われてきた。死刑執行に使われた銃弾の費用が死刑囚の家族に請求されるという話もある。近年では、「全ての人間の尊厳に国が敬意を払っている」として、薬物注射による死刑執行が増えている。しかし中国は移植用臓器最大の供給国であり、処刑された囚人からの臓器の回収が、薬物注射による死刑によって、より効率的に行われているのではないかと懸念される。実際に、移植用臓器を死刑囚から回収していることについては、多数の証言が寄せられ、報告が成されている。中国の移植用臓器の65%~90%は、処刑された囚人からのものであるとの証言もある。 また省によっては移動処刑車が導入されており、移動しながらの薬物注射による死刑執行で、死刑囚の遺体を新鮮なうちに病院に届けるために利用されている。銃殺刑の銃撃の部位は、本来は後頭部とされているが、臓器(内臓)が必要なときに後頭部を撃ち、角膜が必要なときは心臓部を撃つという報告もある。 移植には、本人や遺族の同意が必要であるとされてはいるものの、実際にはほとんどそのような手続きなし、あるいは意向を無視して臓器が取り出されていると言われている。死刑囚の死体は死刑執行後すぐに火葬されるため、遺族は臓器が摘出されたかどうかを確かめることができないようになっている。 労働改造所(ラオガイ) 「労働を通じて改造する」という発想によって生まれた強制収容所が「労働改造所(労改・ラオガイ)」である。自身も19年間労働改造所に入れられたハリー・ウー(呉弘達)氏が設立した「労改基金会」によると、60年間に4~5千万人もの人々が拘束され強制労働を課せられ、無数の人々が残忍な状況下で亡くなったと推測され、現在でも千箇所以上の収容所で、数百万人の人々が苦しんでいるとされている。しかし労働改造所に関する数字は極秘とされ、更に収容施設が突然閉鎖されたり、移転されるため全容の解明は不可能である。 元々ソ連の強制労働収容所(ラーゲリまたはグラーグ)に倣って始まったが、中国の労改はその本家を凌ぐ施設規模、囚人数、収益をあげるシステムとなっている。労改では、収容者はほとんど無償で収容所内の農場や工場、作業場で働かされている。日常的に受ける暴行や虐待、慢性的栄養不良、結核や肝炎の蔓延など、極めて劣悪な環境に置かれている。更に普通の国の刑務所などと異なり、労改での強制労働は中国政府にとっては「儲かるビジネス」となっている。 毛沢東の時代には、囚人は農業や鉱業以外に、道路や灌漑施設といった主要なインフラ設備建設のプロジェクトに投入されてきた。中国が市場経済を導入してからは、政府にとって大きな収入源として活用され、囚人はお茶や子供用玩具、半導体といった多岐にわたる製品の生産に強制的に従事させられている。 労改の労働環境は劣悪であり、保護具なしでアスベストを採掘している囚人、バッテリーの酸を手袋なしで扱う囚人、皮をなめす化学薬品をかき回すため裸でその桶に入れられる囚人など、利益のために囚人は常に労働災害の危険にさらされている。 労改のシステムが始まってから、数百万人が「反革命分子」、「右派」として断罪されてきた。1997年にこの犯罪は「国家安全危害罪」と改名され、起訴される人数が上昇し続けている。2008年に1700人以上が逮捕され、1400人以上が起訴された。1998~2008年に「国家安全危害罪」で起訴された人の99%は、裁判で有罪とされてきた。 また労改は、一般企業のような企業名を持ってビジネスをするため(労改企業)、我々日本人も気付かぬままに強制労働によってつくられた商品が輸入されて、市場に出回っていると考えられる。労改企業からの労改製品の多くは仲買人によって取引されるため、一旦市場に入るとその製造元を追いかけることは極めて困難となっている。 「労改基金会」は、労改でどのようにして製品が生産されているか、その労改製品がどのようにして国際市場に出回っているかも調査している。その調査の結果、国際ビジネスデータベースである「Dun Bradstreet」の中に、労改企業が314社も名を連ねていることが判明した。また「労改基金会」のレポート「 非合法輸出に対する強制労働製品の広告」では、100を超える労改企業が、英語で広告を出していることや、インターネット上にリストアップされていることが示されている。 もちろんこのような労改の強制労働による製品の取引は、アメリカも中国も法律によって禁止されている。 またこの2国間で結ばれた貿易協約的なものとしては、1992年の刑務作業製品取引禁止に関する覚書、1994年の同様な共同声明などがあるが、実体が掴めない以上、実施が難しく効果的ではないとしている。 1994年に中国政府は正式に、ラオガイ(労改)という用語をジアンユ(監獄)に変更した。しかし名称を変えても、その実体やシステムに変化はない。そのため「労改基金会」も歴史的に見て巨悪の象徴となったこの名称を使い続けるとしている。アメリカやヨーロッパの辞書にもlaogaiとして載るようになってきており、その実態と名称とが知られるようになっている。 また、労働改造所以外にも、中国にはさまざまな名称で、政府に反抗する者を収容する仕組みがある。 労働教養:正式な裁判を経ずに拘留できる保安処分。警察を主体とする「労働教養管理委員会」の判断によって、最高3~4年まで施設への収容が可能となっており、司法による審理は無い。各地方政府の労働教養管理委員会が、「社会秩序を乱した」といった理由で恣意的解釈によって拘留することが可能な、公安にとって便利なシステムである。そのため、この制度を見直す案が2007年に出されたものの、審議が進まず棚上げ状態にある。中国全土で、数十万の人びとが労働教養施設に収容されていると言われている。 安康病院:公安部に所属する精神病院であり、精神障害者が社会の治安を害さないように、強制医療を加える保安処分を行う。政府に抗議する人の中でも、精神病として安康病院で強制的に投薬され、電気ショックで大人しくさせられていることがある。 黒い監獄:地方政府などが、その行政権などが及ばない範囲で行う、極秘で不法な拘束システム。北京や省都などに陳情者が行った時に、陳情を妨害するためにその陳情者の地元政府がギャングを雇い、ホテルや借家に彼らを監禁することをいう。 東トルキスタンで起きていること 東トルキスタンでも、中国の他の地域と同じく、拷問や恣意的拘禁、不公正な政治裁判などの人権侵害が続いている。当局はテロとの戦いということを口実に、また「厳打」キャンペーンも利用して、抑圧をより強化させている。 他の地域と比べても、「分離主義者」や「テロリスト」とされた政治犯が多数逮捕され、長期に渡る拘束や、処刑された人も多数いる。今でも政治犯数千人が、不当に拘束されている。特に2009年のウルムチ事件以降、逮捕される者が増えている。人権組織「中米対話基金会」は、新疆ウイグル自治区高等人民裁判所での国家安全危害罪の裁判が、2009年は前年に比べて63%増加していると報告している。 労改基金会の労改ハンドブックによると、東トルキスタンの監獄は確認されているものだけで72箇所、労働教養所は13箇所存在する。そして、労働改造所の実態をつかむ事が特に難しい地域として、新疆ウイグル自治区(東トルキスタン)と青海省(チベットのアムド地方など)があげられている。工業製品製造、採炭、農場耕作、紡績などが行われ、監獄や労改と結びつかないような企業名(新疆第三機械工場、ウルムチ日用品加工所など)で、それらの製品が輸出されている。 ラビア・カーディル 現世界ウイグル会議総裁のラビア・カーディル氏は、中国の当局によって逮捕されるまでは中国国内有数の資産家であった。彼女はウイグル人女性の経済的自立を促すための基金を設立するなど、女性の権利を確立することに大いに貢献した。 1999年に、アメリカの議員に対してウイグルの置かれている状況をまとめたレポートを渡そうとしたが、このことで「国家機密漏洩」の罪状で8年の懲役刑を受け拘禁された。 以下、彼女が講演会で語った自身の獄中の体験をまとめたものである。 「刑務所で過ごした最初の2年間は、光の射さない真っ暗な部屋で暮らした。40日のうち1回だけ外に出してもらうだけで、それ以外は光の差さない真っ暗な部屋に座らせられ、ものを言うことも文章を書くことも、体を動かすことも禁止された。このような状況下で自分の意識を保てたのは、ウイグル人を助けるという信念であった。本当なら処刑されるはずであったのだろうが、国際人権団体など国際組織の働きかけによって明るい部屋へと移ることができた。 あるとき看守に『お前が助けようとしている民族を見せてやろう。』と言われ、ある部屋に連れて行かれた。その部屋の両隣の部屋から拷問を受けている人間の声が聞こえたが、とても人間のものとは思えず、けもののような声であった。その声が大きくなったり小さくなったりした後に、私は部屋から外に出されたが、その時に隣の部屋で拷問を受けていた20~25歳くらいの若い男が血だるまになって連れ出されてきた。『お前が救おうとしている者の運命はこうだ。救える力があるなら救ってみろ。』と言われた。私自身が彼らと同じように拷問を受けた方が、ただ見ているだけであるよりもよっぽど楽だっただろう。 刑務所にいる6年間、私は笑うことも話すことも本を読むこともなく、じっと座っているだけであった。肉体的な暴行こそ受けなかったが、彼らは私を精神的に追い込もうとしていた。ある看守は扉の前の地面を指差し、『お前は死んでここに埋められる。そして私はお前の死体の上を通って扉を出入りするのだ。』と言った。また私の髪を可笑しげな形に切ったりした。中国人の看守は常に私を非人間的に扱った。『そんな酷い姿、人間とは思えない姿でどうする?』、『自分を救えずにどうやって他人を救う?』、『ウイグルの母はなんて美しい姿をしているんだ。』というような言葉を投げかけた。 しかしアムネスティ・インターナショナルなどの国際人権組織やアメリカ政府の働きによって、2005年3月に釈放され、アメリカのシカゴの空港に降り立つことができた。迎えに来ていたRFAの記者によって、私の声が始めて外の世界に発せられた。」 彼女が世界ウイグル会議の総裁に就任した後、中国政府は報復として、彼女の息子2人を逮捕した。一人は分離主義者として、もう一人は脱税をした、として現在も投獄中である。特にアリム氏の健康に不安があり、面会した家族らによると、過酷な拷問のせいで見間違えるほど衰弱していたという。 犠牲になったウイグル人 ハイレット・ニヤズをはじめとしたジャーナリスト 7月5日の「ウルムチ事件」に関連し、多くのウイグル人ジャーナリストとウェブサイト運営者が捕えられ、長期の懲役刑を宣告されている。 ジャーナリストのハイレット・ニヤズ氏は2009年10月に、ウルムチ事件以前に書いたウイグル人の失業問題や差別の実態などを論じた論文や、事件後にメディアのインタビューを受けたことを理由に逮捕された。彼はメディアの取材に対して、7月5日の騒乱の根本的な原因は、政府による双語教育(二言語教育)の強要と、ウイグル人の若者を内地に強制的に移送していることなどがあり、これがウイグル人の不満を高まらせたと説明した。 2010年7月には、自分で弁護士を選ぶことも出来ないまま、傍聴は妻だけという状況で、1日の裁判だけで「国家安全危害罪」により懲役15年の判決を受けた。 中国の国内法では言論の自由が保証されており、ハイレット氏も裁判で、何ら法を犯しておらず、市民として、ジャーナリストとして義務を果たしたに過ぎないと主張したが、中国の犯罪法のあいまいな条項が援用され、有罪判決を受けた。 ハイレット氏の他にも、ウイグル人の置かれる状況を広めたとして、捕らえられ有罪判決を受けたジャーナリストには以下のような方々がいる。 グルミラ・イミン (ジャーナリスト兼ウイグル語ウェブサイト「サルキン」への寄稿者、2010年4月に終身刑) メメトジャン・アブドゥッラ (ジャーナリスト兼ウェブサイト「サルキン」の管理人、2010年4月に終身刑) ニジャット・アザット (ウェブサイト「シャブナム」の管理者、2010年7月に懲役10年) ディルシャット・ペルハット (ウェブサイト「ディヤリム」のウェブマスター兼所有者 2010年7月に懲役5年) ヌレリ (ウェブサイト「サルキン」のウェブマスター、2010年7月に懲役3年) トゥルスンジャン・ヘジム(ウェブサイト「オルフン」の管理者、2011年3月に懲役7年) 他にも大勢の方々が逮捕されている。彼ら有罪とされたジャーナリストやウェブサイト管理者のほとんどは、国家安全危害罪に問われてる。中国当局はウイグル人の人権改善を求める平和的な行動に対して、中国の犯罪法のあいまいな条項を援用して断罪し投獄してる。国家安全危害罪は他の法令よりも更にあいまいであり、”国家の転覆”、”分裂主義”、”機密漏洩”などが含まれ、宗教や言論・集会の自由といった権利に対しても、犯罪であると乱用されてる。 アフメトジャン・エメット 「国家分裂扇動罪」で服役中のウイグル人アフメットジャン・エメット氏が、ウルムチ事件の数ヵ月後である2009年11月末に、ウルムチにある第三監獄で心臓病で死亡したと警察当局から家族の元に連絡がきた。 アフメットジャン・エメット氏は、寧夏回族自治区や甘粛省で出版された宗教関連書籍を販売し「不法宗教活動」に関与したとの口実で、2008年4月にグルジャ県で拘束、2009年3月に「国家分裂扇動罪」で懲役15年の判決を受けていた。 監獄に入る前に元気で病気などにかかったことのない彼が突然心臓病で死亡したことに納得がいかなった家族らが警察当局に対して、死体の司法解剖を要求すると同時に、グルジャの地元に埋葬したいので死体を返すよう要求した。しかし、警察当局は、死体が既に当局によって埋葬されたとして、家族の要求を全て拒否した。 彼が監獄で突然死亡した時期は、2009年7月に発生したウルムチ事件後の一斉拘束でウイグル人が大量に拘束されていた時期と重なる。世界ウイグル会議スポークスマンのデリシャット・レシット氏によると、特にウルムチ事件後に監獄で拷問などで死亡したウイグル人が急増した可能性が非常高いという。 ムハメッド・ケリム シュガル地区メキット県第3村のウイグル人住民ムハメッド・ケリム氏は、警察当局に連行されてから数ヵ月後にウルムチの監獄で死亡した。彼のイスタンブールに住む友人アブドゥレヒムジャン氏によると、警察当局は一カ月ほど前に家族をウルムチに呼び寄せ、彼が死亡したことを知らせた。ウルムチに駆け付けた家族は死体を返すよう警察当局に求めた。しかし、警察当局は家族が死体を見ること許したものの、死体を家族に返すことを許さず、ウルムチにある墓地に家族の目の前で強制的に埋葬してしまったという。 彼は宗教的な知識が高く、地元住民に尊敬されていた人物であったが、2002~2003年に何度か警察当局に拘束され、残虐な拷問を受けていた。拷問のせいで、釈放された時には会話が不自由な状態になっていたという。 ムタリップ・ハジム ホータンで有名な玉商人として知られているムタリップ・ハジム(38)の遺体が、「誰にも見せないこと」の条件付きで2008年3月3日に中国警察当局から遺族に引き渡された。警察当局がその2ヶ月前(2008年1月)にムタリップ・ハジムを自宅で拘束し、ホータン地区カラカシ県にある水牢で残虐な拷問を加えた。警察当局が彼をホータン地区人民病院に移送して十日ほど治療させるが、体調が回復せず死亡。病院にいる間にも家族との面会は許されなかった。 ムタリップ・ハジムの友人によると、ホータン市警察当局は、「投獄中の政治犯らの家族に対して経済援助を行った」 「宗教教育を行っている秘密組織(宗教学校)に経済援助を行った」「自宅でコーランなどの宗教書籍を保管した」「宗教学校を開設して宗教教育を行ったことが理由で2002年以来投獄中の、73歳のアブラット・マフスム・ハジムをお金を払って釈放させることを試みた」などの罪で彼を拘束していたという。 なお、このムタリップ・ハジム氏が拷問で殺されたことに対し、ホータンで女性を主体としたデモが行われ多数の逮捕者を出した。 ショヒラット・トルスン 「7・5ウルムチ事件の容疑者」としてウルムチで拘束されたウイグル人の一人であるショヒラット・トルスン氏は、9月19日の午後2時に警察当局によってコルガス県ランガル村に住む家族に死体で引き渡された。警察当局は彼の父親に対し、あれこれ言わずに死体を静かにさっさと埋葬するよう命じたという。ランガル村警察署の署長アニワル氏がRFAの電話取材に対して、死体を受け取った家族は体中に拷問の痕があることを見て、死体をさっさと埋葬することを拒否していることを明かにした。 トラック8台の武装警察と装甲車2台がやってきて、トルスン・イシャン氏(死亡したショヒラット・トルスン氏の父親)の家を包囲していたという。 その後、警察は彼の遺体を安置している部屋の扉を打ち壊し、家族に無理やり遺体を埋葬させたという。 なお、この事件についてRFAに情報を提供した、ハジ・メメットとアブドサラム・ナスルという二人のウイグル人が拘束された。拘束された二人は、拷問死したショヒラット・トルスン氏の親戚と近所の人であった。 更に2011年5月にエリシデン・イスライル氏がカザフスタンから強制送還された。彼は2009年9月RFAに、ショヒラット・トルスンが拷問によって死亡したとの情報を寄せ、このことによる弾圧を恐れ国外へ脱出していた。 ヌルムヘメッド・ヤスン 雑誌「カシュガル文学」の2004年度・第4号に掲載された作品「野生の鳩」の著者であるウイグル人作家ヌルムヘッメッド・ヤスン氏は、中国当局によって「作品の中で分裂主義を呼びかけ、扇動した」として逮捕され、2004年3月に懲役10年の判決を受け、ウルムチにある第一刑務所で服役中である。 彼の親族によると、2005年11月に国連の拷問に関する特別調査官がウルムチを訪問しヌルムヘッメッド・ヤスン氏と面会した後に、当局の態度が一段と厳しくなり、2ヶ月に一回許されていた家族との面会も半年に一回しか許されなくなったという。更に監獄では毎日のように政治学習を受けているという。 2005年の終わり頃に、国連の拷問に関する特別調査官マンフレッド・ノワック氏が北京、ラサ、ウルムチなどにある監獄を調査した際に、ウルムチの第一刑務所で服役中のヌルムヘッメッド・ヤスン氏と面会し、拷問を受けたかどうかについて調査を行っていた。マンフレッド氏は調査後に調査報告書で、肉体拷問が中国で常に存在していること、ウイグル人作家ヌルムヘッメッド・ヤスン氏も肉体拷問を訴えていたことなどを明らかにしていた。 労改基金会ハリー・ウー氏と世界ウイグル会議 2010年4月にラオガイ研究基金会のハリー・ウー氏が来日し、ウイグル問題を考える会主催で、同氏の講演会を行った。中国の監獄で行われる拷問や、強制労働の実態などを、自身の経験も交え語っていただいた。ハリー・ウー氏来日中には、チャンネル桜などにも出演したようである。 ウー氏は「百花斉放百家争鳴運動」で中国共産党を批判したため、1960年に23歳で投獄され、鉱山や農場などでの強制労働を強いられた。1985年に渡米、教職に就いた後、人権活動家として活動を始め、何度も中国に潜入し、調査を続けている。1992年に「労改基金会」を設立し、中国の強制労働や、中国で行われている広範な人権侵害についての情報を集約し、発信している。 2009年11月には、ハリー・ウー氏が世界ウイグル会議のラビア総裁にインタビューを行った。またアメリカウイグル協会、アメリカ民主基金との共催で「ウイグル人―漢人の関係の将来」と題しパネルディスカッションを行っている。 2010年にはアメリカウイグル協会と共催で、「ウイグルの経験:60年の中国共産党政統治下で」と題し上映会を行っている。 お問合せはこちら
https://w.atwiki.jp/kbt16s/pages/122.html
区分 時期 内容 (1) 復古主義vs.文明開化の時代 明治維新~西南戦争終結(1867-1877) 復古主義的文教政策を推進する勢力(主に公家・薩摩閥)と開明政策を推進する勢力(主に長州閥)が拮抗したが、西南戦争の結果、開明派が勝利した。 (2) 欧化主義vs.政論的ジャーナリズムの時代 鹿鳴館時代~日露戦争開始(1878-1904) 「殖産興業」「富国強兵」「和魂洋才」等をスローガンに政府による強力な欧化政策が遂行された。その一方で在野の不平士族などを中心に「有司専制」に反対する政論的ジャーナリズムが登場。自由民権運動として知られる初期の立憲デモクラシー要求や、欧化主義に反対する「(明治期の)日本主義」と呼ばれる国粋主義運動も勃興し一定の影響を及ぼした。明治憲法制定(1889)・帝国議会開設(1890)などはそれらのせめぎ合いの成果である。 (3) 大正教養主義の時代 ポーツマス条約締結~第一次大戦による好景気(1905-1917) 明治期の悲願であったロシアの脅威の排除と不平等条約改正という大目標を達成したこの時期の日本では、政治よりも(西欧産の)哲学・文学など文化的教養に重きをおく風潮が顕著になり(大正教養主義)、それが政治面にも作用して議会制デモクラシーの確立を目指す動きが強まった(大正デモクラシー)。第一次大戦によって日本の富強化は一段と進展した。 (4) マルクス主義的教養の時代 ロシア革命~4.16事件(共産党員の大量検挙)(1918-1930) 1917年10月にロシアで共産主義革命が起こり、また第一次大戦の敗戦の結果ドイツ・オーストリア・トルコなどの帝国が倒れて共和国化した影響で、「歴史の必然的な発展法則」を説くマルクス主義思想が折柄の大正期の自由な知的環境の中で急速に知識人・学生層に影響力を拡大した(1918年東大新人会発足・・・当初は吉野作造の民本思想などの研究が中心だったが急速にマルクス主義思想に傾斜。1928年解散)。「革命の輸出(世界革命)」を目論むロシア共産党は1919年コミンテルン(国際共産党組織)を作り、その下部組織として日本共産党が結党され27年テーゼ(綱領)では公然と「天皇制打倒」を掲げるに至ったため、3.15事件(1928年)・4.16事件(1929年)で治安維持法に基づく共産党員の一斉検挙が実施された。このとき将来の国家を担うべき東大京大を初めとする全国32大学148名の現役学生が検挙された事実は政府当局を震撼させ「思想国難」と認識されるようになった。この共産党員の一斉検挙後も東大・京大など有力大学にマルクス主義に染まった多数の教授が大正期以来の「学問の自由」「大学の自治」を盾に居座り続け、それが排除されるのはコム・アカデミー事件(1936年)・人民戦線事件(1938-39年)に至ってからであった。 (5) 日本主義的教養の時代 満州事変勃発~ポツダム宣言受諾(1931-1945) マルクス主義への対抗イデオロギーとしての役割が、日本主義(日本の歴史・伝統に則った精神的姿勢の追求)に担わされた。その一方で、実際の国策指導・戦争指導は、特に近衛文麿内閣の成立後は、日本主義を奉じる観念右翼(伝統保守)ではなく革新右翼(国家社会主義者・アジア主義者)によって実施される場合が多く、観念保守はその動きに「護憲」の立場から歯止めをかけるのに精一杯だった。 (6) 戦後民主主義(教養主義の没落)期 GHQの占領~冷戦終結(1945-1990) (4)マルクス主義的教養の時代に思想形成し、それゆえに(5)日本主義的教養の時代には思想弾圧を受けたと感じているアカデミズムやジャーナリズムの人士が、GHQの占領政策に乗じて、そうした恨みを存分に晴らす機会を得て跳梁跋扈し、その影響が現在も続いている。 (7) ポスト冷戦期 ソ連邦崩壊~現在まで(1991-) 上記の通り、西暦2000年代に入ってようやく戦前の政治思想の状況を実証的に見直す動きが顕在化してきた。 ※サイズが合わない場合はこちらをクリック ※上図について詳しくは丸山眞男「天皇制ファシズム論」、村上重良「国家神道論」の検証参照。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/55586.html
登録日:2024/01/20 Sat 16 30 00 更新日:2024/03/18 Mon 11 04 59 所要時間:約 20 分で読めます ▽タグ一覧 EP1 STAR_WARS SW オーラ・シング ジェダイ ジェダイキラー スター・ウォーズ スナイパー ダークジェダイ パリドヴァン 分離主義勢力 殺し屋 独立星系連合 賞金稼ぎ 「ボバの言うとおり、ウィンドゥを始末したという証拠がいる。スカイウォーカーも足したら、倍の儲けになるよ」 オーラ・シング(Aurra Sing)とは、『STAR WARS』シリーズの登場人物。 暗黒街の賞金稼ぎとして有名。 【種族】 種族は、人間の母親と、パリドヴァン(Palliduvans)の父親の間に産まれた混血らしい。 らしいというのは、彼女の生まれが「密輸業者の月」とも言われる、暗黒街の中の暗黒街、惑星ナー・シャダーであり、出生もあやふやな点が多いため。 肌は白く、髪は焦茶色。女性。アサージ・ヴェントレスとはいろいろと似ているが、種族的には関係ない。ホントによく似てるけど。 指が人間の二倍ほどの長さになっており、また握力もかなり強い。またオーラは両眼窩が落ちくぼみ、クマのようなものができていたが、これが種族の特性なのか彼女の特異事情なのかは不明。 しかしどうやらかなり珍しい種族のようで、分からない点が多いという。 長寿な種族でもあるらしい。 何気にスタイル抜群で巨乳。 【性格】 「今度撃てと言われたら、ためらわずに撃て!!」 凶暴・残虐・獰猛で闘争心の強すぎる性格。 普段から荒事で稼いでいるため、とにかく血生臭い発想にためらいがない。その荒み方は堂に入っており、彼女に比べればまだダース・モールやグリーヴァス将軍のほうが人間味を感じられるほど。 本当に殺しが日常生活に染みついているようで、「慣れ」以上の「常識」までの定着を感じさせる。 元仲間であっても、裏切りを察知すればあっさり殺す。その際にも、悲しみや憐憫はもちろん、裏切ったことへの怒りや糾弾の念などは混ざっていない。わずかな笑みは浮かべるが、それも「うまく撃ち殺せた」という技術への納得といった感じである。 ただし人間性が欠落したドロイドのようなものではない。 一面では孤児になったボバ・フェットの後見人として彼の面倒を見ており、酒場に連れ込んだボバが飲めそうにないアルコールを抱えて困っているのを見ると、何気なく彼の手から酒を奪って守る一面もある。 父と同じ顔をしたクローントルーパーを殺すことを嫌がるボバに、凄んででも殺しを強要する場面もあったが、暗黒街で生きるオーラにとっては人生訓を教えていたともいえる。 ボバの望む「父ジャンゴの仇討ち」に協力して、ジェダイ最強を誇るメイス・ウィンドゥまで暗殺しようとするのも、彼女なりの打算以上の面倒見の良さでもあろう。 そうした一面がありながら、そのボバが捕まるとニヤリと笑ってあっさり見捨てるという、冷酷さ・酷薄さも備えている。 ボバを荒々しくも鍛えるオーラと、ボバを見捨てるオーラはまるで矛盾するようだが、おそらくオーラ本人は矛盾していないのだろう。 生粋の暗黒街育ちのオーラは、「刹那的」な生き方ができあがっており、その瞬間で物事を考えている。それこそが善も悪も過去も未来もない、全てがあっさり切り替わる「アウトロー」の行き方であり、彼女の人間性はその「アウトローらしさ」に基づいて発揮されている。 その点はホンドー・オナカーともどこか似ており、その点が二人のかつての愛人関係と、いまだの繋がりを維持しているのだろう。 ちなみに一匹狼のようでいて、実は顔はそれなりに広い。 有名どころではジャンゴ・フェットやキャド・ベインなどと協力することが多く、その縁で実はダース・モールとも面識がある。 レジェンズでは、ジェダイへの憎悪が非常に強い、という特徴もあった。 それが精神面の隙となり、アイラ・セキュラにそこを指弾されて憤怒に駆られて隙を見せたことがある。 【能力】 「通信を傍受したんだけど、厄介なことになりそうだ。今、ナー・シャダーのハッタタウンにジェダイがいる」 最大の能力は、その射撃スキル。 拳銃による近距離射撃から、スナイパーライフルによる長距離狙撃まで、こと銃撃に関してはあらゆる点で優れている。 狙撃によって一流のジェダイを仕留めたこともあり、単独でジェダイと互角以上に戦える凄腕の戦士。 所持するブラスターも性能がよく、「クローンウォーズ」では二丁拳銃を抜くや、マシンガンのような勢いでビーム弾を撃ちまくった。 その連射の激しさはドロイディカすらも上回り、並大抵のジェダイでは彼女の弾幕をしのぎきれない。 才能ですでに一流のジェダイ並みだったアソーカ・タノも、彼女の連射をしのぎきれず腕を撃たれて倒れたこともある。 射撃スキルに関与して体術にも長けており、ウィークェイの海賊三人を一瞬で蹴散らしたり、一瞬の隙を突いてアソーカを肘鉄で振り払ったりしている。 第二の武器は、頭から延びるアンテナ。 彼女はかつてハットの組織で肉体改造を受けており、脳内にバイオコンピューターを仕込んでいる。頭のアンテナはそれと繋がっている。 これによってオーラは、コムリンクなどの機器を使わなくても、仲間との通信や送受信、あるいは盗聴を可能とする。 この彼女の装備を知らない場合、オーラが手で機械をいじっていないのに油断して、電脳面で先手を打たれることになる。 もっとも、アンテナを切り落とされるとさすがにこの能力は使えなくなってしまう。 オーラの第三の武器は、フォース感応者であるということ。 フォースを介した物質操作(念力)にも長けており、レジェンズ分類のコミック作品ではドロイディカの奇襲にも何とか対応して切り抜けたこともあった。 「クローンウォーズ」では未使用に終わったが、実はライトセーバーの使い手でもあり、ジェダイの体系立ったフォームまでは未収得だが、その我流の剣術はひたすら修羅場で磨き抜いただけに、極めて巧妙かつ強力だった。 殺したジェダイから、その象徴たるライトセーバーを奪い取りコレクションに加えるという、グリーヴァスと同じ趣味も持っていた。 なお使うライトセイバーにこだわりはないらしく、光刃の色も赤・青・緑と作品によってバラバラ。 その他に靴に暗器を仕込んだりもしている。 【経歴】 ◆前歴 「一時期だけどね。彼らのトリックと、フォースの使い方を学んだ」 「本当に役立つことを教えてくれたのはアンザーティの殺し屋だったよ。このアンテナを埋め込んだのもね。おかげで、獲物の恐怖を味わえるようになった……」 実はオーラ・シングには、ジェダイ騎士団に在籍していた過去がある。つまりダークジェダイなのだ。 生年はBBY51。EP1当時19歳、EP2=クローン大戦開始時点で29歳。 ちなみにアサージ・ヴェントレスはBBY50(EP1:18歳)の生まれなので、一歳違いである。 出身地は闇社会でももっとも悪が根深く治安が悪い「ハットの衛星」「密輸業者の月」ナー・シャダー。 都市全体が一つの大都市となっていることから「リトルコルサント」とも呼ばれたが、ハットの母星ナル・ハッタの衛星でもあるため、暗黒街の一大拠点となったのである。 彼女オーラ・シングはそんな星で、それもスラム街の、さらにスパイス(麻薬)に溺れた女性、オーヌアンナ(Aunuanna)という母親と、名前も知らない父親の間に生まれた。おそらく、行きずりの関係だったのだろう。母は奴隷だったという話もある。 そんな彼女を、ジェダイがどうやって見つけたのかは定かではない。 ただ、見つけたのは「ダークウーマン」という号を用いる女性ジェダイ(*1)で、その称号からわかるように彼女はジェダイでも「外れ」に近い人物ではある。 とにかく幼少期にジェダイ騎士団に引き取られたオーラ・シングだったが、彼女は天性の頭の良さと、ジェダイでも珍しい反射神経を備えていたものの、 同時に強い攻撃性をも持って生まれており、その闘争心はとてもジェダイ候補生(幼年組)の寮に収まるものではなかった。 頭の回転の速さも反射神経の良さも、全て「攻撃」の用途でぶん回してしまったのだ。これでは周りの子どもたちもやっていけない。 手を焼いた評議会は、いっそ普通の教育には向かないと判断し、見出したダークウーマンのパダワンへと一足飛びに昇進させるという大胆な手を打つ(名義上は候補生のままダークウーマンに預けたとも言われる)。 ダークウーマンは変わりものではあったが実績も多くあげており、成功を見越してではあったが、オーラの凶暴性はベテランのダークウーマンの手にも余り、オーラも精神がなかなか成長しなかった。 そして、オーラの不器用なジェダイ時代は数年で終わってしまう。 彼女が九歳の時、オーラはある任地先でマスターとはぐれたあげく、宇宙海賊に誘拐された。 宇宙海賊は捕えた幼女がジェダイの卵だと知ると、彼女に「お前は出来が悪いからマスターに売られた」と吹き込んだ。 もちろんウソである。しかし九歳ながら彼女は、周囲のジェダイ候補生から疎まれていたのを知っていたのだろう。それに生来の闘争心や狂暴性は、どうしたってジェダイで収まるものではなかった。 そして、ダークウーマンはここにいない。さらわれた自分を助けに来ない。 彼女はあっさりと堕ちた。オーラ・シングはジェダイの道を外れて宇宙海賊・賞金稼ぎになったのだ。 オーラ自身、自分の攻撃性は海賊人生にこそ適合していると悟り、成長するとともに戦闘技術・狩猟技術を磨いていった。 さらに数年後、ワラヌーガというハットに捕まった際、そこに属するアンザーティの暗殺者グループに目をつけられ、彼らの暗殺技術を徹底的に仕込まれた。 頭部にバイオコンピューターやアンテナを仕込んだのもこの時である。 高度なサイボーグ技術と洗練された暗殺技術を身につけたオーラ・シングは、もはやジェダイではなく、闇社会を震撼させる暗黒街の女戦士として完成していた。 以上の経歴は、基本的にレジェンズ分類のもの。 ただし、カノン分類の設定資料集にも 出身はナル・ハッタの衛星ナー・シャダー。母親はスパイス中毒、父親は顔も知らない 実はフォース感応者で、幼少期はジェダイだった ライトセイバーも持っている ハットとアンザーティに肉体改造と暗殺スキルを仕込まれた といった情報が再設定されており、大まかな流れや来歴は変わっていない模様。 ◆ジェダイハンター 「あたしはカネを稼ぐためにここに来たんだ。あんたのお喋りを聞くためじゃなくね! あたしを呼んだ理由(ワケ)を言いな!!」 オーラは身につけた技を駆使して暗黒街を駆け抜けた。 肉体改造の恩恵もあって、狙撃能力・射撃技術はめきめきと向上していき、無数の修羅場をくぐり抜けることで土壇場の精神力も磨いていった。 さらにフォースの技も我流で磨いていき、ジェダイとも互角以上に戦えるほどの実力を備えていった。 ジェダイの技自体は、しょせんは九歳で断ち切った不完全な代物でしかない。しかし、なにせ暗黒街では技を試す機会には事欠かない。豊富な実戦経験で磨かれた我流の殺法は、なまじ体系を優先したお堅い戦法よりも強力だった。 同じく幼少期にジェダイから追放され暗黒街に堕ちた人物にはロリアン・ノッドがいるが、彼とは比較にならないほどの実力者となった。 「ようこそジェダイ。あたしをお捜しかい?」 レジェンズ作品では特にジェダイへの憎悪が強く出ており、多くのジェダイを暗殺した。 ガーデュラ・ザ・ハットに雇われて、タスケンレイダーの首領にして元ジェダイのシャラド・ヘットを討ち取る、コルサントに潜伏して暗黒街に踏み込んだジェダイ数名を殺害する、などの暗躍を見せる。 しかも前者においては先にジャバ・ザ・ハットにも雇われていたため、ガーデュラの計画をジャバに流し、ジャバからの賞金とガーデュラからの前金を両方受け取るという大暴れもした。 (少しでもタトゥイーンをうろつけば、仕事の依頼なんていくらでも来る。ガーデュラが最初だなんて誰が言った?) あまりにも暴れていたため、ついにジェダイ評議会も討伐に乗り出した。キ=アディ=ムンディ、アディ・ガリア、ダークウーマン、アシャラド・ヘットの四名からなる討伐隊を出したのだ。 なおこの人選についてだが、キ=アディ=ムンディはかつてダークウーマンに見いだされた人物で、いわばオーラにとっては兄弟子のようなもの。アシャラド・ヘットは、オーラに殺されたシャラド・ヘットの息子である。 さすがに強力なジェダイ四名には敵わなかったが、オーラは間一髪で虎口を脱する。 EP1にはチラリと登場(*2)。 「ブーンタ・イヴ・クラシック・レース」でアナキン・スカイウォーカーを目撃しており、その操縦技術に感心するとともに、彼がフォースを使っていることを見抜いていたという。 カノンの設定資料によると、試合後には参加したレーサーが一人行方不明になったが、彼の最後の目撃情報が「オーラ・シングに引きずられていく」という場面だったため、彼女が何か暗殺に関わったことが示唆されている。 他方、ジャンゴ・フェットと組むこともあった模様。 またかつての因縁からハットにもネットワークを持っており、しばしばハットの組織間を渡り歩いている。 カノン作品のコミックでは、変身種族クローダイトのザム・ウェセルと組んでハットからの依頼を受けたことがある。 また時期は不明だが、ウィークェイの大物ギャング、ホンドー・オナカーの組織にも間借りしていた。 彼女はホンドーと恋仲(パートナー)もしくは愛人だったらしい。 ただ、さすがのホンドーも彼女から「あたしも昔はジェダイだったのさ」と打ち明けられた際には「お前みたいなジェダイがいるか」と、まったく信じなかったという。 EP1の一年前を描いたカノンのコミックでは、ダース・モールに招聘されてジェダイ狩りに参加した。 暗黒街の女帝ゼヴ・エクレサスが、ジェダイパダワンのエルドラ・カイティス(青い肌の女トワイレック)を捕えてオークションに出品したのが事の発端。 これを知ったモールは腕試しのためエルドラ暗殺を立案したが、いくら彼でも正面からの殴り込みでは難しいと判断し、キャド・ベインやオーラたち数名からなるチームを雇ったという次第。 競争相手のトランドーシャンのチームに対して、ベインが「一騎打ちをしようぜ」と正面から現れたところをオーラが不意打ちで狙撃、という息の合った卑劣な戦法で見事蹴散らした。 その後はベインとともにウィークェイの船を乗組員を殺しつつ制圧、モールの脱出も手伝っている。 ちなみにこのコミックでは、ダース・モールがオーラたちについて「あいつらはフォースの使い手ではないが」と語っている。 ただ、この場面ではキャド・ベインら数名の賞金稼ぎとオーラをまとめて扱っており、オーラだけをそう表現したわけではないため、「オーラがフォースとの繋がりを失っていた」というわけではなさそうである。 ついでにモールは続けて「もしかしたら自分の鍛錬相手に選んだかもしれん」と内心で考えているので、実力は十分高い。 ◆クローン大戦 「正義だの政治だのと関係ないんだ。これは復讐だよ。雇い主の目的は復讐。それだけのことさ」 この時期は分離主義勢力/独立星系連合に雇われた。ジェダイを嫌う彼女は共和国に雇われたくはなかったのだろう。 ただ、ドゥークー伯爵直属のダークジェダイ部隊「ダークアコライト」にも属していない。 『クローンウォーズ』では共和国軍の捕虜やジェダイを独立星系連合に売ろうとしている。 戦争という時期柄、さらに独立星系連合の支援もバックについたことで、オーラはさらに多くのジェダイを殺害。 グリーヴァス将軍やダージとともに「ジェダイキラー」の二つ名も備えていった。 アナキン・スカイウォーカーとも面識があり、レジェンズ作品ではタトゥイーンにて激闘を繰り広げたことも。 また、まだ幼いボバ・フェットの後見人のような立場にもなっている。 とはいえ、ボバがジャンゴから相続した遺産を盗もうとするなど、酷薄な面も垣間見せた。 「ハア……生きた証人だよ?」 「こいつらは関係ない! 親父を殺したジェダイさえ殺ればそれで十分だ!」 「なら待つんだね、復讐は! 大人になってからにしな」 CGアニメ「クローンウォーズ」ではこの時期のエピソードが描かれ、父ジャンゴの仇、メイス・ウィンドゥ暗殺を狙うボバ・フェットに協力し、作戦を授けたりフォローに回ったりしている。 トランドーシャンのボスクとも協力していた。 一方で、ボバが殺しにためらう(父ジャンゴの面影をもつクローンを殺せなかった)と凄みながら叱りつける一幕もあり、そこには母性などの明るい感情は感じられない。 もっとも、暗黒街の人間らしいといえばそうだが。厳しい態度と言葉をぶつけながらも、暗黒街の賞金稼ぎらしい生き方を教えていたようにも見える。 子供の身で酒に手を伸ばそうとしたボバからグラスをひったくり「まだ早いよ」と諫める場面も。 ホンドー・オナカーとの縁も続いており、彼の本拠地・惑星フローラムに顔を出して物資や傭兵を回してもらっていた。 一方、自分を裏切った元メンバーをあっさり射殺する酷薄な一面も覗かせる(その酷薄さは「オイオイ。誰かそのゴミを片付けてくれよ」とおどけるホンドーも同じ)。 しかしメイスに代わって訪れたプロ・クーンとアソーカ・タノを仕留めることはできず、プロに捕まったボバをあっさり見捨てて逃亡。 あまつさえアソーカには乗り込んだスレーヴⅠ(本来はフェット親子の機体だが、この時はオーラが所有していた)を破壊され、墜落させられてしまう。 アソーカも「死んだ」と判断するぐらいだったのだが、ホンドーが手を回して回収しており、やがて完治。 (ちなみにこの回で、「ボバのためならなんでもするさ」とすごむオーラにプロが「お前には似合わんセリフだな」と帰す場面があり、こちらでもジェダイとは長らく戦ってきた模様) 「死んだと思ってたろ? ホンドーが船から引き出してくれたのさ」 「回復が早すぎるんじゃない!?」 「そりゃあね。稼がなきゃ生きていけない」 しばらくして、ズィロ・ザ・ハットからの密命を受けてのパドメ・アミダラ暗殺計画や、キャド・ベインと組んでのズィロ脱獄のための元老院ビル襲撃作戦などにも参加。 パドメ暗殺は予知で悟ったアソーカに阻まれるが、ズィロ脱獄は見事に成功。 長距離狙撃でコルサントの衛兵を蹴散らす、アナキンを狙撃で圧倒して捕縛する(*3)など、その腕を存分に振るった。 (ちなみにこの場面ではBXコマンドードロイドも登場しており(*4)、独立星系連合からの支援もあった模様) パドメ暗殺事件はフローラム戦から程なくだったらしいが、この時にはアソーカの追跡を振り切って姿を消す逃走スキルや、オーラを警戒するアソーカとパドメが「パドメの服をドロイドに着せて、パドメ本人は自室から通信木越にドロイドの口を通じて演説する」という作戦を読み破って、直接パドメの部屋に襲いかかる知性を見せた。 カノンの設定資料集によると、ズィロ脱獄任務からしばらくのち、彼女は独立星系連合の将軍となり、ドロイド部隊を率いて共和国軍と戦ったという。 レジェンズ作品では、大戦末期に惑星デバロンにて政争に関与していたところ、ジェダイ部隊に発見される。 かつてのマスター・ダークウーマン、クインラン・ヴォスの師父であるソルメ、クインランの弟子アイラ・セキュラの三名に襲われたオーラだが、坑道を移動中だったダークウーマンとソルメに爆薬を仕掛けて半殺しにする。 そして別行動をとっていたアイラ・セキュラの前に現れ、ライトセイバーやブラスターを駆使して猛攻をかける。 しかしアイラは激しく戦ううちに、オーラの内面を察し始める。ジェダイに捨てられ、心の奥底に不安を抱えているその内心を感じ取る。 かつて叔父に奴隷として売られ、師父クインラン・ヴォスに裏切られたと思い、アンザーティのダークジェダイに操られ、怒りと憎しみに満ち満ちたアイラは、オーラとよく似た人生を歩んでいたからだ。 「違う! この銀河にあたしの仲間はいない!」 「あたしはオーラ・シングだ!!」 “同情”に対して激情を爆発させたオーラは、隙を突かれて頭部アンテナを切り落とされたうえに強烈な回し蹴りを受け、ついに昏倒。 そのまま小惑星オーヴォIVの刑務所に送られた。 ◆帝国期のオーラ・シング 戦後の彼女については分からないことが多い。 レジェンズとカノンではそれぞれ異なった話があり、それらはいずれも断片的。 レジェンズ作品 18 BBY、というとEP3の一年後、なんとオーラは再び解放される。 解き放ったのはダース・ヴェイダー。ジャックス・パヴァーンという元ジェダイの捜索と暗殺のためである。 この暗殺はジャックス・パヴァーンの抵抗により失敗したが、以後も彼女はタトゥイーンのジャバの縄張りで人間ハンティングをしたり、その裏でフォース感応者の気配を察知して捜索したり(*5)と、そこそこ活動していた模様。 新共和国時代には名前を「ナシュータ」と変えて暗殺任務を請け負っていたが、ルーク・スカイウォーカー門下のジェダイ、ジェイセン・ソロに防がれる。 さらにその場の事故によって負傷したところを、鎮静剤を打ち込まれ。そのまま捕縛されたという。 この時40ABY、と言われる。 以後の消息は不明。 カノン作品 10BBY(つまりEP3の九年後、EP4の十年前)を描いたハン・ソロ A STAR WARS STORYでは、「クリムゾン・ドーンの命令でトバイアス・ベケットという人物がオーラ・シングを殺した」と噂されている。 ただ、このベケット本人は「落ちて行ったのさ」とあいまいな発言を返し、死体が明確に確認されたわけでもないらしい。 ファンの間ではオーラ・シング復活を望む声も根強い模様。 【余談】 キャラクターのデザインは、1982年の古典映画「ブレードランナー」でダリル・ハンナが演じたプリシラ・ストラットンが由来とのこと。目の周りの暗いクマがそうだとか。 また企画段階では「ベーブ・フェット」という名前だったらしい。 もとはEP1のポッドレースで「もっとキャラクターを出したい」というルーカス側の要望で追加されたモブキャラ。 やがて後付け設定が加わるにつれ、ファンからの人気が大きくなり、当時の有力な賞金稼ぎとして完成したとか。 「クローンウォーズ」での担当声優はジェイミー・キング。 氏の夫からの情報によると、「クローンウォーズ」が打ち切りにならなければオーラが主役のエピソードが産まれ、その最後で彼女は死ぬ予定だったらしい。 日本語訳の担当声優は平野夏那子。 「追記だの修正だのと関係ないんだ。これは復讐だよ。雇い主の目的は復讐。それだけのことさ」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] なんかレース観戦してた人だ・・・と思ったら、いつのまになた大物に -- 名無しさん (2024-01-22 15 36 54) SWで一番賞金稼ぎらしい人だと思う。 -- 名無しさん (2024-01-22 20 48 08) というか、元ジェダイだったんか…… -- 名無しさん (2024-01-22 21 26 23) 実際の出番以上に間接的に言及される率の高い人 -- 名無しさん (2024-01-25 20 22 42) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/kbt16s/pages/127.html
『保守主義の哲学―知の巨星たちは何を語ったか (単行本)』中川八洋(著) 2004.4 刊出版社/著者からの内容紹介これまで日本には保守主義は正しく紹介されなかった! 保守主義が真に必要な今、その真髄を初めて体系的に詳解。保守の常識が覆る!アメリカを建国した保守主義の天才、ハミルトン。“法の支配”という自由の砦を大成した、コーク。フランス革命と戦った「保守主義の父」、バーク。それらの思想について、ほとんどの日本人は知ることがない。明治以降、あれほど西欧思想が流入したにもかかわらず、英米を中心とした保守主義はほとんど排除されてきた。その結果、日本人は保守主義について、あまりに無知である。保守主義者を自称するものも、保守主義とはどういう思想かを理解していない。法曹関係者ですら、“法の支配”の真の意味がわかっていない。この保守への無理解が、ひいては現在日本のあまりの非常識と混迷を招いているといっても過言ではない。では「保守主義」とは何か? それを体系的に解説したのが本書である。上記の思想家たちの他にも、トクヴィル、ヒューム、アーレント、オルテガ、ホイジンガ、ハイエクなど数多くの思想家を紹介する。いま初めて明かされる保守主義の真髄!目次第1部 保守主義の父祖たち(「米国保守主義の父」アレグザンダ・ハミルトン、「法の支配」は復権できるか―マグナ・カルタ再生とコーク卿、「保守主義の父」バーク―「バーク・ルネサンス」を日本に祈る)第2部 全体主義と戦う「真正の自由」(「隷従への道」を歩む二十一世紀日本―アーレント解題、「赤より死!」の、反ヘーゲル―カール・ポパーの哲学、平等という、自由の敵―警鐘を鳴らすトクヴィル、反撃するベルジャーエフ)第3部 「美徳ある自由社会」を創る(人間を透視したヒューム道徳哲学、「社会正義」は“亡霊”―自由の原理とハイエク政治哲学、「高貴なる自由」―永遠のバーク哲学)★ハイエクの思想を機軸に、西欧哲学の正統保守主義(真正自由主義)の系譜と、それに対立する邪悪な全体主義思想の系譜を峻別して分かり易く解説。エドマンド・バークを初めとする西欧の正統保守思想の概略をこの一冊でマスター可能。残念ながら現在は絶品であり中古本も高額なので同著者の正統の哲学 異端の思想―「人権」「平等」「民主」の禍毒で代用することを薦めます。 アメリカ保守革命中岡 望 (著) 2004.4 刊出版社/著者からの内容紹介今、世界を席巻しつつある「保守主義革命」は、アメリカで始まった。それは“アメリカ化”という形で、世界の政治、経済、文化を巻き込み、留まることのない勢いで世界の隅々まで行き渡りつつあるようにみえる。日本もその世界的な潮流の埒外に存在しているわけではない。主流だったリベラリズムと対峙しながら、最初は思想運動として始まり、やがて現実の政策へと影響力を拡大していったアメリカ保守主義の発展過程とその内実を縦横に描いた名作。目次第1章 戦後の保守主義のルネッサンス(アメリカのリベラリズムと保守主義思想、二人の保守主義思想のゴッドファーザー ほか)第2章 保守主義思想とレーガン革命(思想運動から政治運動へ、保守主義思想の政治の代弁者たち ほか)第3章 レーガン革命と冷戦後の保守主義運動(未完のレーガン革命、一九九〇年代の保守主義の思想闘争 ほか)第4章 新しいエスタブリッシュメント―ネオコンの群像(ネオコンの創始者たち、ネオコンたちの思想的変遷 ほか)第5章 ブッシュ政権と二一世紀の保守主義(ブッシュ政権の樹立と政策、ブッシュの経済政策―レーガノミックスの再現 ほか)★戦後アメリカで細々と始まった(1)ウィーバー カークによる伝統保守の思想運動と、(2)ハイエク・フリードマンらによる経済保守の思想運動の二つの流れが、メイヤー バックリーによって融和・統合され、やがてゴールドウォーター、レーガンというコミュニケーター(人気政治家)を得て遂にアメリカ政治の表舞台に立つ時がくる。そして不十分な結果に終わったレーガン革命は、クリントン政権期の試練を経て、ブッシュ子政権期に更なる前進を見せる。60年の長期に渡るアメリカ保守革命のあらましを必要十分に描きつくした好著。 日本主義的教養の時代―大学批判の古層竹内 洋 (編集), 佐藤 卓己 (編集) 2006.2刊内容(「BOOK」データベースより)戦前「護憲」の降魔剣“日本主義”を解明。「右翼」「反動」のレッテル貼りで忌避されてきた一九三〇年代“日本主義”の大学批判。マルクス主義的教養の機能的代替となった日本主義的教養の担い手たち。来るべき時代を読み解く画期的論集。目次第1章 帝大粛正運動の誕生・猛攻・蹉跌第2章 天皇機関説批判の「論理」―「官僚」批判者蓑田胸喜第3章 写生・随順・拝誦―三井甲之の思想圏第4章 英語学の日本主義―松田福松の戦前と戦後第5章 戦時期の右翼学生運動―東大小田村事件と日本学生協会第6章 日本主義的社会学の提唱―赤神良譲の学術論第7章 日本主義ジャーナリズムの曳光弾―『新聞と社会』の軌跡★未だに自虐史観どっぷりの東大・岩波系とは距離を置く京大系の学者達による昭和10年代日本の思想状況の共同研究プロジェクト全体のガイドライン的な位置づけの本。 日本主義と東京大学―昭和期学生思想運動の系譜井上 義和 (著) 2008.6刊内容(「BOOK」データベースより)国家的危機の時代における大学の使命とは何か。欧化一辺倒の東京帝国大学に学風改革を迫り、高度国防国家を標傍する政府とも命がけの思想戦を繰り広げた東大生たち。戦時体制下で宿命的に挫折した“日本主義的教養”の逆説を読み解き、日本型保守主義の可能性を探る。目次第1章 「右翼」は頭が悪かったのか―文部省データの統計的分析第2章 政治学講義と国体論の出会い―『矢部貞治日記』を中心に第3章 学風改革か自治破壊か―東大小田村事件の衝撃第4章 若き日本主義者たちの登場―一高昭信会の系譜第5章 学生思想運動の全国展開―日本学生協会の設立第6章 逆風下の思想戦―精神科学研究所の設立第7章 「観念右翼」の逆説―戦時体制下の護憲運動第8章 昭和十六年の短期戦論―違勅論と軍政批判第9章 「観念右翼」は狂信的だったのか―日本型保守主義の可能性★現代の日本会議に繋がる国民文化研究会の母体となった昭和10年代の右翼学生運動の系譜を追い、左翼が壊滅した後、国家改造を進める革新右翼(国家社会主義者・アジア主義者)と激しく対立した観念右翼(伝統保守・日本主義者)の論理と実情を具体的に論証する好著 保守主義とは何か―反フランス革命から現代日本まで宇野重規(著)、中公新書、2016年6月刊内容(中央公論新社ウェブサイトから引用)21世紀以降、保守主義者を自称する人が増えている。フランス革命による急激な進歩主義への違和感から、エドマンド・バークに端を発した保守主義は、今では新自由主義、伝統主義、復古主義など多くのイズムを包み、都合よく使われている感がある。本書は、18世紀から現代日本に至るまでの軌跡を辿り、思想的・歴史的に保守主義を明らかにする。さらには、驕りや迷走が見られる今、再定義を行い、そのあり方を問い直す。目次序章 変質する保守主義―進歩主義の衰退の中で第一章 フランス革命と闘う第二章 社会主義と闘う第三章 「大きな政府」と闘う第四章 日本の保守主義終章 二一世紀の保守主義★2016年6月に刊行された本書の著者やその推薦者によれば・・・・本書は、対フランス革命や対社会主義革命、対大きな政府など保守主義の時代による変遷をコンパクトに纏めた好著である。「「保守」を自任する人の多くは、「リベラル」や「左翼」にについて恣意的なイメージを描き、それを藁人形のようにしてたたくことで、自らの「保守」を正当化する。しかしながら、多くの場合、それは空想上の仮想敵を相手にした空回りに過ぎないようにも見える。」という著者の指摘は重く響く・・・という触れ込みであるが、実際に本書を読んでみると、「日本の保守主義についても…(中略)…アジアの植民地化など批判すべき点の方が多い」(p.212)とか「国の基本的な枠組みを維持する根幹である立憲主義の原理も、むしろ保守主義を名乗る勢力によって破壊されつつある」(p.200)という言説が散見され、結局のところ、著者のスタンスはどれだけ中立を装うとも所詮は丸山テーゼに彩られたアジア侵略史観(自虐史観)(※丸山眞男「天皇制ファシズム論」、村上重良「国家神道論」の検証参照)と戦後左翼的護憲思想(※立憲主義とは何か参照)を脱し切っておらず、もし本書に何らかの意義があるとすれば、著者と同じく未だそうしたスタンスから抜け出し切れない半可通の方が、取り敢えず批判的に「保守主義とは何か?」ということを、表面的であれ、あれこれ考えてみる第一歩になる・・・といったところでしょう。とくに本書の場合、アンチ全体主義のチャンピオンであるハイエクの著作について、その初期の著『隷属への道』だけは巻末の参考図書に挙げても、彼の本当の代表作である『自由の条件』については本編で若干の言及を加えてアリバイを作りつつも参考図書から外していたり、ハイエクの盟友ポパーの名著『開かれた社会とその敵』を完全に無視している点に明らかに欺瞞を感じる(※なぜならハイエク『自由の条件』やポパー『開かれた社会とその敵』まで読者に進まれると、読者が左翼思想がそこで完膚無きまでに論破されていることをハッキリ理解してしまう怖れが高いから)。そういう意味で、本書を読了して尚煮え切れない思いを抱いた方こそ、本サイトの左翼や売国奴を論破する!セットで読む政治理論・解説ページの各ページに進んで欲しいものである。
https://w.atwiki.jp/kbt16s/pages/134.html
《問題点》 西欧保守主義の本質は、自由主義・個人主義・デモクラシーの肯定にある。⇒ ところが、日本の「保守」論客には、自由主義・個人主義・民主主義を否定的に捉える者がかなり多いように見える。変ではないか? 【考え方】 日本の「保守」論客の批判している「自由主義」「個人主義」「民主主義」の内容をよく読むと、ルソー以降に左翼によってその意味を歪曲されてしまった「(左翼的意味の)自由主義(=リベラリズム)」「(アトム化された)個人主義」「(衆愚化した)デモクラシー(=モボクラシー)」のことであることが分かる。これは、「自由主義」「個人主義」「民主主義」という言葉が、日本でも一般的に使用されるようになった大正時代(大正デモクラシー期)には、これらの言葉は、既に西欧社会においても左翼によってその本来の意味を歪められてしまっており、日本の「保守」論客たちは、それらの政治思想・概念を、本来の意味ではなく、もっぱら歪曲された意味で理解してしまったことに原因があると思われる。ハイエクやポパー、バーリンらの真正の自由主義者(本来の自由主義者)による「左翼によって歪曲された」政治思想・概念への痛烈な(そして左翼側にとっては致命的な)批判は、第二次世界大戦中あるいはその直後にようやく日の目を見たものであり、当サイトでは、彼ら(ハイエクやポパー)の必勝の論法を是非ともマスターすることを強く推奨している。しかし、これらの左翼批判を受容していない(要するにハイエクやポパーを読んでいない)日本の「保守」論客たちは、いまだに単純な(そして残念ながら余り説得力があるようには思えない)従来どおりの紋切り型の「自由主義」「個人主義」「民主主義」批判を繰り返していると思われる。この点に関する不都合は、戦前から戦後にかけての日本の代表的な保守主義者である平泉澄博士の著作についても残念ながら当てはまることである。(平泉博士はハイエク・ポパーと同時代人であることから、バークのルソー批判までは受容していても、ハイエク・ポパーの全体主義批判までは受容できなかったことに起因)従って、結論として我々は、①日本自生の保守主義の理解のみに立脚するのではなく、②西欧保守主義の伝統にも立脚し、これを左翼・全体主義を完膚なきまでに論破する最上のツールとして是非とも活用すべきである。 (参考)「真の個人主義」と「偽の個人主義/集産主義」⇒詳細は「個人主義」と「集産主義」 ~ ハイエク『隷従への道』読解の手引きへ 真の個人主義 (→自由主義体制へ) 偽の個人主義/集産主義 (→全体主義体制へ) 主な提唱者 ソクラテス、バーク、A.スミス、ヒュームアクトン、トックヴィル、ハイエク、ポパー、オークショット プラトン、デカルト、百科全書派、ルソー、マルクス、ベンサム 制度・秩序の捉え方 自生的秩序(spontaneous order)論即ち、自由な人々の自然発生的な協力が個々人の知性が完全には理解できないほどの偉大な制度や秩序など社会的構築物を創り出すこと(A.スミスの所謂「神の見えざる手invisible hand」)を肯定し、そうした特定の人物・組織の設計に依存しない自生的秩序形成が正常に機能する仕組みを維持育成することに重点を置く立場 設計主義的合理主義(constructivist rationalism)即ち、発見できる全ての秩序は特定の個人や組織の計画的な設計の産物であるとして、個人の理性を買いかぶり、個人の理性によって意識的に設計されたものでないもの・理性にとって完全には明瞭でないものに対しては、何であれ重視しない立場。 個人と国家の捉え方 中間団体による個人の自由の保障本質的に自由な個々人によって自発的に結成され歴史的に継続・発展してきた種々の中間団体(例えば、宗教共同体・職能組織・地縁集団・血縁集団)の存在によって個人が保護され、権力(power)がこうした中間団体や個々人に広く分散されるために全能の中央集権的政府の出現は阻止され、個人の実質的な自由は保障される。 アトム化された個人の国家への隷従①各種の中間団体から切り離され原子化(アトム化 atomized)された裸の個人と、②全能の中央集権的政府が直接対峙し、政府(=国家)が全ての個人の生活の責任を負うという建前の下に社会的な絆を剥奪されて(ルソー的な意味で)「自由」となった個人は結果的に全体主義的政府に隷従する。 政治機構の捉え方 人間や制度の不完全性の前提この主義の主たる関心は、①人間が最も良い時に時折成し遂げられるかも知れないことよりも、②人間が最も悪いときに害悪を及ぼす機会を出来るだけ少なくすることにある。その体制は機能の良し悪しが、それを操作する人間を我々が見つけ得るか否かに依存しないし、全ての人間が現にあるよりも善くなることにも依存しない。従ってこの体制は、その下にある全ての人間に自由を許容することが出来、現にあるがままの人間をその多様で複雑な姿のままで(本人が利己的な動機で動くにも関わらず)社会のために役立たせ得るシステムである。 社会契約論的個人主義と「自由への強制」この主義は個人を出発点とみなし、個人が彼の特殊意思と他人の特殊意思とを形式的な契約において結合させることによって社会や国家を創ると想定する。その体制は、プラトン「哲人王」、ルソー「立法者」、ナチス「指導者」etc.の育成/出現を前提とするが、「権力は必ず腐敗する。絶対的権力は絶対的に腐敗する」(アクトン)ことを免れない。この体制は自由を「善良で賢明な個人」のみに許容し、その他の人々は「自由へ強制される」。 出現する社会 開かれた社会上下にも内外にも流動性が高く、社会に常に新たな活力が導入されるために、個々人の間では所得や社会的地位や幸福度・充足度などに必然的に差異が発生しても、社会全体の経済的・文化的水準は「閉ざされた社会」に比べて圧倒的に高くなる。 閉ざされた社会社会が固定的で、指導者・エリート層と一般人民の垣根が厳格に設定される(平等を謳いながらも社会がカースト化する)傾向にあり(G.オーウエル『1984年』を見よ)、かつ悪平等の弊害として自ら努力して状況を改善しようとする動機が働かないために特に経済的・文化的に停滞してしまう。 社会の原則 「人々を平等に取り扱うこと」(=自由な社会の条件) 「人々を平等たらしめること」(=隷従の新しい形態(A.トックヴィル))
https://w.atwiki.jp/kbt16s/pages/123.html
【高山樗牛】たかやま・ちょぎゅう(1871-1902) 明治の評論家,思想家。本名は林次郎…(中略)…日清戦争後、井上哲次郎らとともに日本主義を唱え『日本主義』を『太陽』に掲載。ニーチェの死に際し大いに感化を受けニーチェ主義を主張した。1902年文学博士となり晩年は日蓮に傾倒。…(以下省略) 【井上哲次郎】いのうえ・てつじろう(1855-1944) 哲学者。号は巽軒(そんけん)。東京大学教授。ドイツ観念論の移入に努めるとともに現象即実在論を説き、東西思想を包括する体系の樹立に努力。『勅語衍義』『教育と宗教の衝突』を発表。国民道徳を唱導しキリスト教を国体に反するものとして攻撃するなど国家主義を鼓吹した。多年、哲学界の大御所として君臨した。…(以下省略) 【三宅雪嶺】みやけ・せつれい(1860-1945) ジャーナリスト。哲学者。本名雄二郎。1883年東京大学哲学科卒業。1888年井上円了・杉浦重剛・志賀重昂らの支持を得て政教社を組織し、雑誌『日本人』を発行。徳富蘇峰らの欧化主義に反対して日本主義を提唱した。1889年陸羯南が創刊した新聞『日本』にも主筆格で参加して国粋主義の立場から反政府的な評論活動を展開。1906年『日本』を退社し『日本人』を『日本及日本人』に改題。1923年その他の編集者と対立して同誌を去り、個人雑誌『我観』を創刊。1943年文化勲章受章。…(以下省略) 【陸羯南】くが・かつなん(1857-1907) ジャーナリスト。本名は実。東奥義塾、司法省法学校を経て太政官の官吏となったが、伊藤博文らの皮相的な欧化主義に反対して辞任。1888年から『東京電報』(それまでの『東京商業電報』を改題した新聞)を主宰した。翌1889年2月11日帝国憲法発布の日に政論新聞『日本』を創刊。激しい弾圧を受けながらも日本主義と称した近代的ナショナリズムを勇敢に主張し続けた。★注釈:後述のように陸羯南は丸山眞男が自己の思想的源流の一人として高評価した人物のため、ブリタニカ百科事典でも異例に好意的な説明になっていると思われる。 【日本】にっぽん(1889創刊-1914廃刊) 陸羯南が1889年2月11日の帝国憲法発布の日に東京で創刊した政論新聞。『日本新聞』ともいう。国家主義的な中立系といわれた。谷干城・三浦悟桜らが資金的に援助し、記者には福本日南・三宅雪嶺・古島一雄・池辺三山・長谷川如是閑・丸山幹治・正岡子規らを集め、近代的ナショナリズムの立場から政府の欧化政策を厳しく批判。創刊後の8年間に30回も発行停止処分を受けた。日清戦争後は次第に経営困難となり、羯南も病に倒れ、1906年6月伊藤欽亮に譲渡された。やがて如是閑らの有力記者もこぞって退社し、政友会系の平凡な新聞に転落。14年末社屋の火災もあって廃刊。 【日本及日本人】にっぽんおよびにほんじん(1907改題-1923休刊) 1907年1月『日本人』を改題して発行された政教社の総合雑誌。陸羯南時代の『日本』新聞で活躍していた三宅雪嶺ら政教社の有力メンバーは伊藤欽亮に譲渡されたあとの『日本』の編集方針に不満で、こぞって退社し、1888年の創刊以来、機関誌的役割を持っていた『日本人』に『日本』の伝統を担わせるという意味で『日本及日本人』と改題した。1923年の関東大震災で政教社が焼失したことなどから休刊。 【池辺三山】いけべ・さんざん(1864-1912) ジャーナリスト。本名吉太郎。陸羯南の『日本』を経て、1896年『大阪朝日新聞』に入社。主筆となり、すぐ転じて『東京朝日新聞』の主筆。彼に私淑していた鳥居素川が『大阪朝日新聞』の主筆を務めており、相呼応して『朝日新聞』の声価を高めた。 【長谷川如是閑】はせがわ・にょぜかん(1875-1969) ジャーナリスト。文学者。思想家。幼名は万次郎。1898年東京法学院(中央大学の前身)を卒業し、1902年日本新聞社に入社。06年社長の陸羯南が隠退し、新社長が三宅雪嶺と古島一雄の退社を命じたので、如是閑ら十数人も抗議して退社。07年雪嶺のもとで『日本及日本人』の創刊に参加。08年鳥居素川のすすめで大阪朝日新聞社に入社。やがて小説や紀行文も発表しはじめた。14年社会部長になったが、18年の白虹事件で鳥居ら盟友とともに退社。19年大山郁夫らと雑誌『我等』を創刊した(軍国主義の波が強まった1930年に『批判』と改題し、34年廃刊)。第二次世界大戦中は沈黙がちであったが、戦後の46年貴族院議員、47年日本芸術院会員となり、48年文化勲章を受けた。『長谷川如是閑選集』(全7巻,69-70)に代表著作が収められている。 【大山郁夫】おおやま・いくお(1880-1955) 社会運動家。早稲田大学卒業後、シカゴ大学に留学。早大教授。『朝日新聞』論説委員、労働農民党および労農党委員長を歴任。1932年より47年までアメリカに政治亡命。47年凱旋将軍のような歓迎を受けて帰国。50年参議院議員に当選。51年スターリン平和賞を受けた。主著『政治の社会的基礎』『現代日本の政治過程』。 【白虹事件】はっこうじけん(1918年) 1918年『大阪朝日新聞』が政府権力と対立して存亡の危機に追い込まれた日本の新聞史上最大の筆禍事件。当時『大阪朝日』はシベリア出兵、米騒動などに関連して寺内内閣を弾劾する言論の一大拠点であった。8月26日付け夕刊の記事に兵乱の前兆をいう「白虹日を貫けり」の一句があったことが、新聞紙法第41条(安寧秩序紊乱)に違反するとして『大阪朝日』は告訴され、村山竜平社長は退陣、次いで鳥居素川、長谷川如是閑をはじめ大山郁夫、丸山幹治、花田大五郎らも社を去った。同紙がこの事件で「不偏不党公平穏健」に反する傾向があったと自己批判したことは、その後の日本の新聞のあり方に象徴的な影を落としている。 【丸山眞男】まるやま・まさお(1914-1996) 政治学者。日本思想史家。東京大学法学部卒業後、同大助教授を経て1950年教授に就任し、71年退官。46年発表の「超国家主義の論理と心理」で、軍国主義日本の指導者の没主体性を鋭く指摘し、天皇制国家の無責任構造を批判する新視点を提起して論壇に一大衝撃を与えた。『日本政治思想史研究』(52)では、江戸期にさかのぼって日本の政治思想を検証し、政治思想史研究の方法論を確立した。第二次世界大戦直後の代表的論文をまとめた『増補版・現代政治の思想と行動』(64)は、「丸山政治学」のバイブルと呼ばれ、英訳されて海外でも評価を得ている。また、60年安保闘争(cf.安保改定問題)などを通じ、戦後民主主義運動の精神的支柱となったが、後年は日本思想の研究に専念した。日本思想の根本的な構造を明らかにした『日本の思想』(57)は思想界に大きな影響を与えた。そのほか『丸山眞男座談』9巻(96)がある。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/47778.html
登録日:2021/04/09 Fri 23 33 06 更新日:2024/03/31 Sun 22 20 30 所要時間:約 25 分で読めます ▽タグ一覧 STAR_WARS クローン・ウォーズ シス ジェダイ スター・ウォーズ 世界 個性豊か 国 壮大 宇宙 星 銀河共和国 銀河帝国 銀河系 A long time ago in a galaxy far,far away.... 遠い昔、遥か彼方の銀河系で.... この項目ではSTAR WARSシリーズ(映画)の世界観における銀河系について述べる。 スター・ウォーズには今現在も作品が増えるたびに新たな星が登場しており、様々な形で描かれる個性豊かな星々は同シリーズの大きな魅力の一つと言っていいだろう。 なお、特筆しない限りはカノン(正史)での設定に準拠するものとする。レジェンズ由来の設定は明記する。 概要 暦 地理ディープ・コア/深核部 コア・ワールド/中核部 コロニーズ/植民領域 インナー・リム/内縁部 エクスパンション・リージョン/拡張領域 ミッド・リム/中縁部 アウター・リム/外縁部 アンノウン・リージョン/未知領域 ワイルド・スペース フォースに属する世界 余談 概要 スター・ウォーズの世界における銀河系は、その中心からの距離によっていくつかの領域に分けられており、基本的に中心に近いほど文明レベルが高く治安も良い傾向にある。(もちろん例外も多々ある) 現実の宇宙に則するならば他の銀河系も存在すると考えられるが、正史作品では今のところ全て同じ銀河系内で話が作られている。(レジェンズ分類となった一部スピンオフ作品の中には、EP6後のルーク達が他の銀河系からやってきた種族と対立するようなものも存在する。) 暦 スター・ウォーズの世界における時間の流れは共和国時代から帝国時代まで首都であり続けたコルサントのものが基準となっている。 コルサントにおける1日=24時間、1年=365日となっていて、作中での時間の数え方が地球とほぼ同じ(*1)であるというSFモノによくあるご都合設定を上手く昇華している。 年数の経過に関しては、銀河暦と呼ばれる暦がメジャーであり、単位はBBYまたはABY。 これらはそれぞれ「Before Battle of Yavin」「After Battle of Yavin」の略であり、ヤヴィンの戦いのあった年=EP4を0BBYとしている(*2)。 他には本編の3,000年以上前を起源とするロザル暦や、銀河帝国成立を基準とする帝国暦などが存在する。 地理 スター・ウォーズ世界の銀河系は、内側から順に ディープ・コア コア・ワールド コロニーズ インナー・リム エクスパンション・リージョン ミッド・リム アウター・リム アンノウン・リージョン ワイルド・スペース の九つの領域に分類され、ウエスタン・リーチやハット・スペースのようなさらに細分化された領域名も存在する。 以下では、上記九つの領域を内側から順に記述するとともに、各領域の代表的な星についても列挙する。 ディープ・コア/深核部 銀河系の中心部。 後述のアウター・リムやそのさらに外側が情報不足や治安などの問題で危険なのに対し、こちらは恒星や惑星が密集し過ぎているという環境的理由から危険とされている。 ゆえに、立地の割に栄えているわけではない。 中心であるにも関わらず航路がほとんど確立されていないという性質上抜け穴になりやすいため、それを危惧した帝国はディープ・コア特別警戒区なるものを設けてインターディクター級スター・デストロイヤーを多数配備していた。 ただ、やはり盛大に開拓する気は無かったようで、帝国時代やそれ以降も手付かずのままの星が多い。 タイソン ドラマ『マンダロリアン』にて登場した惑星。 ジェダイ・オーダー所縁の地の一つとして知られており、オク=トーやジェダやコルサントと並んで最初のジェダイ寺院が建てられた場所の候補として研究されていた。 帝国の破壊活動を免れた数少ない場所の一つでもある。 アソーカ・タノはこの星のことを把握しており、主人公マンドーことディン・ジャリンを導くためその存在を示した。 名称不明の星 クワイ=ガン・ジンが霊体化の術を習得したとされる、ライトサイドのフォースが非常に強い星。 『クローン・ウォーズ』シーズン6にてクワイ=ガンの霊体の導きによりヨーダが辿り着いた。 現状この星に行った人物がクワイ=ガンとヨーダしかいないこともあり、設定が明かされていないのではなく本当に名前が無い可能性が高い。 ミディ=クロリアンが生まれる場所とされており、生けるフォースと宇宙のフォースの中間に位置するフォースの女官(*3)が住んでいる。 彼女(彼女ら?)の正体については謎が多く、クワイ=ガンより先に不死を身に付けた単なる先人なのか、先天的にフォースに属する存在なのかも不明。 同エピソードの放映以前から語られていたウィルズのシャーマンと彼女の関係も不明である。 ここでヨーダは傲慢や恐怖を克服するための試練を受け、それを乗り越えたことで末期のジェダイの過ちを自覚すると共に、霊体化を身に付けるための第一歩を踏み出すこととなった。 ヴァルプター 神秘性に満ちた上の二つに比べるとどうにも浮いているが、 帝国時代のバトルドロイド規制下においてKXシリーズ・セキュリティ・ドロイドやプローブ・ドロイドを警備用ドロイドだと言い張ることで売り出し、帝国軍に広く採用されるまでに至った商魂逞しいアラキッド・インダストリーズの製造工場が存在する。つまりK-2SOの出身地。 また、EP1に登場するポッドレーサーのダッド・ボルトの出身惑星でもある。 コア・ワールド/中核部 銀河系の中心付近。 経済活動が最も活発な宙域であり、人口も圧倒的に多い。当然ながら法の力が大きいため治安は比較的良いが、一部の星では発展の負の面として顕著な貧富の差や、富裕層における腐敗などが目立つ。 コルサント 共和国時代から帝国時代にかけて銀河の交易の中心地にして首都であった惑星。 ジェダイ・オーダーの本拠地である大聖堂の所在地としても知られる。 旧三部作ではEP6特別編での追加映像以外これっぽっちも出番が無いが、ジェダイ聖堂を[[魔改造]]改装したインペリアル・パレスに皇帝が居を構えていた。 帝国崩壊後の新共和国時代にはその役割をシャンドリラに譲った。 シャンドリラ 共和国元老院議員にして反乱同盟軍の代表でもあるモン・モスマの出身惑星。 新共和国の最初の首都となっており、レイアが息子を出産したのもこの時期である。つまり、カイロ・レンことベン・ソロの出身地もここである。 後に投票により首都機能はホズニアン・プライムに移転された。 スカコ 独立星系連合のテクノ・ユニオン代表であるワット・タンバー及びその出身種族であるスカコアンの出身惑星。 工業に長けたコルサントに匹敵する大都市惑星…ではあるが、大気が異常な程の超高気圧が故に外部から他の種族が訪れることはまずない。 逆にスカコアンもこの大気に適応しているが故に他の惑星の大気に晒されると死んでしまう為、 気圧を調整するスーツに身を包んでいる。 ホズニアン・プライム 新共和国の二番目の首都……なのだが、EP7でスターキラー基地によって星系丸ごと消し去られた不遇の首都。 専らEP7以前を描いているスピンオフ書籍での登場となっている。 コレリア 宇宙船の造船産業が盛んなことで知られる惑星。 コレリアン・エンジニアリングやサイナー・フリート・システムズやクワット・ドライブ・ヤードなどの製造企業が本拠地や大規模な工場を構えている。 パイロットを志す者も多く、ハン・ソロやウェッジ・アンティリーズやデンガーの出身地でもある。 レジェンズではサーム・セルリアンというジェダイも排出。コレリア出身ジェダイは独自の組合「グリーン・ジェダイ」を組織したと言われる。 オルデラン ベイル・オーガナ議員が代表を務める惑星であり、レイアが養子として引き取られて育った星でもある。 EP4にてデス・スターに見せしめとして消し飛ばされるシーンはあまりにも有名。 コロニーズ/植民領域 巨大な資本や軍事力を持つ裕福な種族の植民地が点在する。 植民地ゆえある程度の統治は為されており治安も悪くはないが、合法スレスレを行く独自の統治がまかり通っていることも。 なお、帝国時代には帝国によって統治されることとなる。 二モーディア ヌート・ガンレイを始めとするニモーディアン達の母星。 作中では基本的に言及されるのみの星であり、星そのものよりもニモーディアン達の所業の方が目立っている。ケイト・二モーディアと混同されがち。 ケイト・二モーディア ニモーディアンの植民地であり、資産惑星とも呼ばれる星々の代表例である。 分離主義勢力の中心組織である通商連合の本部が置かれている都合もあって、作中では専らこちらの方が目立っている。 EP3本編でオビ=ワンが言っていた「ケイト・ニモーディアのことは忘れろ!」とは、地下にキノコ栽培場があり、そこの胞子を吸い込んだ彼がラリって騒いでいたことを指す。 デヴァロン 美しい外観で知られたイーディット寺院というジェダイ寺院が建てられたジャングルの惑星。 クローン戦争では共和国軍がイーディット寺院を前哨基地として利用していたが、ドゥークーの新たな弟子候補だったサヴァージ・オプレスが急襲し、防衛に当たっていたジェダイマスターのハルジーとその弟子ノックスを殺害。ドゥークーにその素質を示した。 その後帝国によって荒らされ廃墟と化したが、EP4とEP5の間にルークがフォースの導きでここを訪れてライトセーバーの訓練を積んだ。 また、シカトロ・ヴィザーゴなどで知られるデヴァロニアンの母星でもある。 インナー・リム/内縁部 銀河の外周である縁部(リム)での内側部分。 「インナー」と付いてはいるが縁部なのでこの辺からは田舎あるいは辺境という認識になる。 この領域の西側にはウエスタン・リーチと呼ばれる区域が存在する。 ある時期にはターキンがウエスタン・リーチで独立星系連合の残党と戦っており、後に彼がアウター・リムに左遷された際にはウエスタン・リーチでの任務で失態を犯したからという噂が流れたが、その実態は秘密裏にデス・スターの開発を進めることであった。 ジャクー ウエスタン・リーチに属する、レイが暮らしていた砂漠の星。タトゥイーンそっくりなせいでEP7予告編公開当初は多少混乱を招いたとか 帝国残党の最後の戦場であり、ジャクーでの敗戦を機に条約を結び帝国は表向きには壊滅となった。 住民はジャンク漁りで生計を立てており、ジャクーの戦いで破壊されたスター・デストロイヤーやAT-ATの残骸が住民の住処や仕事場となっている。又貸しに又貸しを重ねたミレニアム・ファルコンもここに流れ着いていた。 また、別の地域にはジェダイを信仰するフォースの教会が密かにトゥアナル村という集落を築いていたが、訪れたポーにルークの地図を渡した直後ファースト・オーダーの襲撃により壊滅した。 タコダナ ウエスタン・リーチに属する緑豊かな星。 マズ・カナタの城に設けられた酒場がならず者達の情報交換の場となっており、政治と戦争は禁止というモットーのもと中立を保っていたが、そんなことお構い無しにファースト・オーダーがBB-8の持つルークの地図を狙って襲来。 満を侍してスクリーンに帰ってきたレジスタンスのXウイングと激闘を繰り広げた。 オンダロン 危険なクリーチャーが跋扈するため、要塞都市が建設されている星。初期反乱運動の準レギュラーことソウ・ゲレラの出身地である。 元々は共和国に議員を派遣していたが、クローン戦争に際して体制が派閥割れを起こし、独立星系連合に与する側が主導権を握ったことで分離主義勢力のドロイド軍が招き入れられることとなった。 それに反発する民衆が反乱軍を結成したことでオンダロン内戦と呼ばれる戦争が勃発し、ジェダイが反乱軍の戦闘訓練を監督した(*4)こともあって反乱軍側が勝利を収める。 しかしクローン戦争終戦後、今度は帝国の統治下となり再び反乱運動が発生。これが後にソウが率いるパルチザンの母体となる。 ボグデン ジャンゴ・フェットの台詞で言及されたのみで詳細不明だが、複数の衛星を持つ星。 ボグデンの月の一つでジャンゴはドゥークー伯爵に雇われたとのこと。 レジェンズでは、その衛星の名前は「コルマ」という名で、麻薬密売組織バンド・ゴラの本拠地。 ジャンゴはその本部を調査して攻め込み、頭目コマリ・ヴォサを撃破。さらに、その一部始終を見ていたドゥークーが、その場でジャンゴを「クローンのホスト」として雇い入れたいきさつが、レジェンズのゲームで描かれている。 エクスパンション・リージョン/拡張領域 インナー・リムとミッド・リムの中間に位置する領域。 パサーナ EP9に登場した砂漠の星。 かつて「何者でもない誰か」になろうとしてレイをジャクーに逃したレイの両親を尋問・殺害したシス・エターナルの暗殺者オーチの死体が流砂の下の洞窟に人知れず放置されており、彼の所有物であったナイフにウェイファインダーのヒントが隠されている。 かつてシス・エターナルの本拠地を捜索していたルークは銀河中を巡ってこの星にもランド・カルリジアンと共に訪れたが、オーチの死亡を確認したのみでナイフには辿り着けず断念した。(*5) アンバラ 『クローン・ウォーズ』シーズン4に登場した暗闇の星。 暗黒面に揺らぎつつあったジェダイ将軍のポング・クレルが離反を起こした地であるが、将軍を見限った第501大隊により粛清された。 帝国時代には当時大尉だったスローンが海賊の策略を看破し帝国軍を勝利に導いている。 なお、パルパティーンの側近の一人スライ・ムーアはこの星の出身である。 ミンバン 『ハン・ソロ』に登場した沼地の星。赤い体表に青い目をしたミンバニーズという種族が地下に暮らしている。 帝国統治下の10BBYには第224帝国軍機甲師団とミンバニーズ解放軍が独立を巡って激戦を繰り広げており、TIEファイター・パイロットを落第したハン・ソロはこの戦いの最前線へと送り込まれた。 戦役の最中、どさくさに紛れて帝国の資材を盗もうとするコソ泥を見つけたハンは通報しようとして逆に反逆罪の容疑を掛けられ、独房に落とされてしまうが、その先で拘束されていたチューバッカと出会う。 彼と意気投合して脱獄し窃盗に成功した泥棒と合流することで、ハンは密輸業者としての人生を歩み出した。 シリ シャアク・ティやアソーカ・タノなどで知られるトグルータ種族の母星。 『Tales of the Jedi』にて映像化を果たし、狩りなどの伝統文化も描かれた。 ミッド・リム/中縁部 この辺りになると共和国の影響力はかなり弱まり、犯罪勢力の影響力が増し始める。 何か事件があっても概ね察知できる範囲ではあるが、即座に対処することはなかなか難しい……といった具合の描写がなされている。 また、共和国に敵対こそしないものの、他所者扱いしあまり関わろうとしない種族もいる。 ちなみに、ミッド・リム東部からアウター・リムに跨がるような形でハット族の勢力圏であるハット・スペースと呼ばれる領域が存在する。 ナブー パドメやパルパティーンやジャー・ジャーの故郷。 共和国との関わりはナブー民族という人間種族が行っている一方、原住民族のグンガン種族の一団は水中都市オータ・グンガを築きあまり外と関わろうとはしない。(なお、実はナブーの人口の7割近くがグンガンなのだとか) EP1の件を経て両民族が融和してからはグンガンも共和国に代表者を派遣するようになり、オータ・グンガも観光名所として知られるようになったという。 キャッシーク チューバッカをはじめとするウーキー達の母星。 広大な湿地帯が特徴で、雲を突き抜けるほどの高さを持つ巨木オリジン・ツリーは信仰の対象ともなっている。 共和国時代には気難しい種族として知られており、キャッシークの戦場にもウーキーと仲の良いヨーダが向かったが、一方でウーキーのジェダイも少なからず在籍していたようだ。 帝国時代にはウーキーは奴隷と見做され、樹液採掘施設を兼ねた収容所が建てられてしまった。 ソウ・ゲレラ率いるパルチザンの初期の戦場でもあり、ウーキーの解放と施設の破壊を巡って帝国と激しい戦いを繰り広げた。 グリー・アンセルム キット・フィストーなどで知られるノートラン種族の母星。 観光地としても知られており、スター・ツアーズ社(ディズニーの同名アトラクションとして知られているが、作中世界にも旅行会社として存在している。)による旅行プランが組まれている。 海洋惑星であるが人間も住んでおり『ハン・ソロ』に登場したトバイアス・ベケットの故郷でもある。 アウトローである彼もこの星には思い入れがあったようで、借金を返済したら帰郷してヴァラコード(弦楽器)を習うことを夢見ていた。 ジェダ ナジェダという惑星の衛星で、カイバー・クリスタルが多く発掘される砂漠の星。 古代のジェダイ寺院も存在しており、タイソンやオク=トーやコルサントと並んでジェダイ発祥の地の候補として挙げられていた。 ジェダイ以外にも多くの集団から神聖視されており、チアルート・イムウェが属するウィルズの守護者もその一つである。 帝国時代にはデス・スター建造のためにクリスタルを貯蔵した寺院が占領され、パルチザンと抗争を繰り広げていた。 その後、スーパーレーザーのデモンストレーションとしてジェダ・シティは消し去られ、ソウ・ゲレラも戦死する。 ブラッカ EP8とEP9の間を描いた小説作品『レジスタンスの復活』で初登場し、ゲーム『フォールン・オーダー』ではオープニングステージとなった星。 岩だらけでとても住み良いと言える環境ではないのだが、ハイパースペース航路の主要なレーンに近いため廃船を集積する場所として使われている。 クローン戦争では戦略的にも重要な位置であり、独立星系連合は一時この星で勝利目前まで迫ったが、ジェダイ将軍のジャロ・タパル率いる第13大隊がブラッカ防衛戦で勝利を収めた。 帝国時代においても解体業の中心地であり続け、共和国時代の艦艇を解体し続けていた。 しかし一方で、解体業にのみ注力するようになった弊害として宇宙船の修理で腕を鳴らしていた職人達まで解体屋にされてしまっている。 キジーミ 山岳地帯と寒冷な気候が特徴の星。 共和国時代から政府が存在せず、至福の平静結社というきな臭い宗教団体の拠点が置かれたりしていたが、次第に無法地帯化して拠点が放棄され、犯罪者達の隠れ家となった。 帝国崩壊後はスパイス産業の混乱に乗じてスパイス・ランナーズという集団が台頭し、ケッセルの利権に一部アクセスできるまでに勢力を広げたが、ファースト・オーダーの駐屯部隊が闊歩するようになってからは下火になり始め、EP9終盤でジストン級スター・デストロイヤーのレーザー照射により消し飛ばされてしまった。 同グループにはかつてポー・ダメロンも所属しており、EP9時点でのリーダーであるゾーリとはその頃からの腐れ縁である。 ケナーリ ドラマ『ANDOR』に登場した、キャシアン・アンドーの故郷。 銀河ベーシックではない独自の言語を話し、墜落してきた帝国の艦を漁るなど、銀河社会とは隔絶された世界であったが、帝国に踏み入られ壊滅した模様。 キャシアンはその前に海賊にして後に義母となるマーヴァ・アンドーに連れ出されたことで助かったものの、妹と離れ離れになってしまった。 トランドーシャ キャッシークと同じ星系に属するジャングルの星。 賞金稼ぎのボスクなどで知られるトランドーシャンという爬虫類系の種族が住んでいる。 アウター・リム/外縁部 共和国の法の力はほぼ届いておらず、帝国時代においても勢力圏ギリギリに位置していた無法地帯。 犯罪組織の本拠地が点在し不正な取り引きも日常茶飯事であるなど銀河の闇の温床とも言えるが、一方で噂話や冒険などのロマンも(信憑性はともかく)山のように転がっており、アウトローという言葉が最も相応しい領域と言える。 帝国時代には、表沙汰にならないよう秘密裏に兵器開発等を行う目的で帝国の研究施設が置かれることもあった。 さらに言えば、反乱同盟軍も帝国から見ればならず者であるため、彼らの基地もこの領域に設けられることが多い。 その性質上作中でもよく舞台になり、ここに属する星がダントツで多いが、ここより外側を指す「未知領域」や「ワイルド・スペース」の存在が2008年開始のカートゥーン版『クローン・ウォーズ』まで設定されていなかったというメタな事情も絡んでいる。 エリアドゥ 無法地帯の数少ない例外。 重要な航路が交差する場所であるため工業的に発展しており、アウター・リムのコア・ワールドと称される。 ただ、その高度な秩序も自然発生したものではなく、この星を治めるターキン一族が保安の役を務めあげ、徹底して秩序維持のために戦ってきたからでもある。その過程で多くのターキン一族が命を落としてきた。 また惑星には巨大なサバンナが広がっており、ターキン一族はここで死と隣り合わせのサバイバルに挑むことが通過儀礼となる。 こうした「秩序維持のための血のにじむ研鑽の歴史」「生と死の哲学を実地で学ばせるサバンナ」から生まれたのが、帝国のグランドモフたるウィルハフ・ターキンである。 エンドア 森の月とも呼ばれる、同名惑星の衛星。 原住種族であるイウォークの集落が存在する。 デス・スター2の建造地に選ばれた場所であり、地表にはデス・スター2を守るシールド発生装置が備えられている。 ケフ・バー 森の月エンドアと同じ星系に属する別の衛星。 切り立った崖と荒れ狂う海が特徴的。 破壊されたデス・スター2が墜落した場所であり、残骸の中にはダース・シディアスのウェイファインダーが遺されていた。 また、ファースト・オーダーによる虐殺に反抗して離反した第77中隊の元ストームトルーパーの一団が住み着いている。 ケッセル ハット・スペースに含まれる、鉱業で知られる星。 重力井戸の密集地帯に囲まれており、それらを避けるケッセル・ランという航路を通らなければ到達することはできない。……のだが、そんな場所でショートカットをやってのけたのがハン・ソロである。 スパイス類のほか、ハイパードライブの燃料であるコアクシウム等が発掘される。 共和国時代からパイク・シンジケートが取り仕切っており、帝国時代にも帝国に物資を提供する代わりに帝国に逮捕された囚人を労働力として提供してもらうギブアンドテイクな関係を築いていた。 長年「帝国に捕まったら送られる場所」として言及されるのみだったが『反乱者たち』等で映像化されたほか『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』にて遂に映画作品への登場を果たした。 オッサス コルサント、ジェダ、タイソン、オク=トー、などと並びジェダイ発祥地の候補とされていた星で、タイソンともどもレジェンズからの再登場を果たした。 アデガ星系に属することから、ここで採れるカイバー・クリスタルはアデガン・クリスタルとも呼ばれる。 ルークの新生ジェダイ・オーダーの本拠地でもあり、続三部作の回想シーンで大炎上するのが見られるほかドラマ『Book of Boba Fett』では竹林の中の古いジェダイ寺院を復旧させる様子、コミック『Rise of Kylo Ren』では訓練風景などがそれぞれ見られる。 ダソミア ナイトシスターと呼ばれるフォース使いの魔女達と、彼女らの奴隷とされるナイトブラザーという氏族が暮らす、暗黒面のフォースに満ちた星。 ダース・モールはナイトシスターの長であるマザー・タルジンの長男である。 アサージ・ヴェントレスやサヴァージ・オプレスなど、クローン戦争で猛威を振るった暗黒面の使い手達も輩出している。 戦争中期にグリーヴァス率いるドロイド軍団の大攻勢によりナイトシスターが壊滅し、タルジンがシディアスとの対決で戦死した。 帝国時代初期にあたる『フォールン・オーダー』ではナイトシスター唯一の生き残りであるシスター・メリンがナイトブラザーと共にひっそりと暮らしていたが、彼女は主人公カル・ケスティスに同行してダソミアを去っていった。最後の上司を失ったナイトブラザーは置いてけぼりとなった そのさらに後の時代にはモールが帰郷して拠点としていたとされる。 知的種族以外ではEP6に登場した肉食獣ランコアの発祥惑星とも言われている。 マンダロア 戦闘種族マンダロリアンの出身地として知られる星。 長年の戦争により砂漠化し、現在はドーム状の都市の中で人々が生活している。 何かとシス卿に狙われる 詳しい歴史はマンダロリアンを参照。 コンコーディア マンダロアの月。デス・ウォッチ派閥の頭目プレ・ヴィズラが紳士的な政治家として振る舞いつつ統治していたが、その裏で武器を蓄える隠れ家となっていた。 ライロス アイラ・セキュラやウーラで知られるトワイレック種族の母星。 全体的に荒涼とした環境であり、あまり開発が進んでいない為か無人の荒れ地が多い。 この星でしか採れないライル鉱石が有名な資源だが過去にはそれを巡って紛争になったことがある他、 美しい女性を得る目的で犯罪組織に搾取されたり、挙句にクローン大戦時代には独立星系連合に征服されたり終戦後は帝国に占領されたりと、とにかく悲惨な目に遭いがち。 当然ながらトワイレック達も黙ってはおらず『反乱者たち』ではシンドゥーラ親子を筆頭に帝国への抵抗が描かれた。 モン・カラ アクバー提督などで知られるモン・カラマリ種族と、クオレンという種族が共生している海洋惑星。ラダス提督など、この星の寒冷地出身の者は肌が色黒である。 両種族は良好な関係を築いていたが『クローン・ウォーズ』シーズン4にて分離主義勢力のドゥークー伯爵とリフ・タムソン司令官がクオレンの代表であるノーソア・ライを唆して抱き込み、ヨス=コリーナ王を暗殺したことで対立を引き起こす。 双方多数の援軍を含む激闘の果てに分離主義勢力が勝利寸前にまで迫るが、当時は王室親衛隊長だったアクバーやジェダイから派遣されたアナキン・スカイウォーカーとキット・フィストーの奮闘によってアソーカ・タノと共にリー=チャー王子が逃される。 程なくしてリー=チャー王子も捕まってしまうが、彼が身を賭してクオレンを説得したことで形勢が逆転。リフ・タムソンも討ち取られ、モン・カラの戦いは共和国軍の勝利に終わった。 ……が、終戦後今度は帝国に攻め込まれる。あと暗黒面に堕ちた元ジェダイの策略も加わった 保安主任であるアクバーとラダスが防衛戦を指揮したものの、帝国軍の圧倒的な物量を前に増え続ける民の犠牲を見過ごせず降伏。リー=チャー王が捕虜となり収監されたが、水中都市を丸ごと艦艇として運用するシティ・シップの技術により一部の者は脱出に成功し、アクバーとラダスは後に反乱同盟軍の提督となる。 シティ・シップは強化改良を施され、同盟軍艦隊の主力となるモン・カラマリ・スタークルーザーとなった。 帝国崩壊後は新共和国に加盟しており、EP8とEP9の間にあたる正史コミック『在りし日の希望』では、ディカー撤退とクレイトの戦いで損耗しきったレジスタンスに再びクルーザーを提供し、ディカー撤退時に戦死したアクバー提督の息子であるアフタブ・アクバーもレジスタンスに加わった。 しかし、ここでレジスタンスに与したことでファースト・オーダーに目をつけられ蹂躙されることになる。 ……以上のように、いつの時代も戦乱に飲み込まれる少々不運な星でもある。 セレノー ドゥークー伯爵の故郷として知られる惑星。緑豊かな森が広がる。 ジェダイ騎士団を脱退したドゥークーは、かねてより保有していた継承権に基づき伯爵位を世襲し、宮殿に住み込んだ。 その縁でクローン大戦中は独立星系連合の本部の一つが置かれており、アサージやグリーヴァス、サヴァージといった弟子たちの修行や報告も行われた。 ちなみにドゥークーが産まれる以前から、この星では分離主義が広まっていたらしい。 ラサン 『反乱者たち』のレギュラーであるゼブことカラゼブ・オレリオスをはじめとするラサット種族が暮らしている星。 ラサン儀仗兵なる部隊が星の守護を務めていたが、帝国の虐殺によりラサンは壊滅状態となった。 『反乱者たち』の悪役であるエージェント・アレクサンダー・カラスも同作戦に関わっており、ラサン儀仗兵の生き残りであるゼブからは故郷の仇として恨まれている。 アケニス 帝国アカデミーの一つが置かれた惑星。この星を含む周辺一帯はアケニス宙域とも呼ばれる。 尋問官の素質がある者を引き抜くハーヴェスター計画の一環としてフォース感応能力のチェックが行われており、アカデミーの監督将校であるブレンドル・ハックスは帝国崩壊後に残党の中心人物の一人となる他、その息子アーミテイジ・ハックスもファースト・オーダーの将軍にまで上り詰めている。 タトゥイーン アケニス宙域に属する砂漠の星。 言わずと知れたダース・ヴェイダーことアナキン・スカイウォーカーの出身地であり、その息子ルーク・スカイウォーカーが育った場所でもある。 犯罪王ジャバ・ザ・ハットの宮殿も存在し、たびたびポッドレースの興行が行われる。 この星大物だらけである ボマー教団発祥の地でもある。 センチネル基地が存在する月 ターキンが左遷という形でデス・スター開発のため送り込まれたアケニス宙域のとある衛星。 センチネル基地が存在するとしか語られておらず、星の正式名称は不明。 ジオノーシス アケニス宙域に属する星の一つ。 ジオノーシアンの大公ポグル・ザ・レッサーが独立星系連合への加盟の意を示して結託した場所であり、クローン大戦の開戦を告げるジオノーシスの戦いが勃発した。物騒な星多いなこの宙域 兵器類の製造業で名が知られており、Bシリーズ・バトルドロイドやドゥークーのソーラーセイラーなどが生産されている。 実は帝国勃興後もしばらくはここでデス・スター建造が行われており、宇宙空間を航行する機能が完成したらジオノーシアンを始めとする原住種族を皆殺しにして去っていったという惨すぎるエピソードが存在する。まあジオノーシアンはジオノーシアンで武器の密造・密売で荒稼ぎしていた連中ではあるのだが… 『反乱者たち』ではスペクターズが何度も調査に訪れたが、帝国の徹底的な隠蔽を前についぞデス・スターの存在に辿り着くことはできなかった。 バーリン ジオノーシスの衛星である氷の星。 ジオノーシスのデス・スター建造施設の跡地を探索に来たスペクターズを罠にかけようとしたカラスが作戦に失敗し、よりにもよって因縁の相手であるゼブと共に不時着する羽目になった場所。 だが、極寒での困難なサバイバルを通して二人が憎悪を乗り越えて互いへの理解を得たことが後にカラスが帝国から離反するきっかけとなった。 ムスタファー テクノ・ユニオンが発掘を行なっている火山の星。 ドゥークーとグリーヴァスを失った独立星系連合の最後の逃げ場となったが、オーダー66発令に伴って全員がダース・ヴェイダーにより始末され、その後銀河の命運をかけた師弟対決の舞台ともなった。 帝国時代にはダース・ヴェイダーの居城が構えられており、尋問官達の拠点の一つともなっていた。 ナー ムスタファー星系に属する海の衛星。 惑星ムスタファーの衛星なのか、ムスタファー星系の別の惑星の衛星なのかは不明。 海中には尋問官達の拠点である要塞が建設されており、『フォールン・オーダー』ではここがラストステージとなる。 なお、カル達の侵入と、ヴェイダーの大暴れによりめちゃくちゃに荒らされたからか、『反乱者たち』の頃にはこれらの機能はムスタファーが担うようになっていた。 ナー・シャダー 翻訳によってはナー・シャッダとも表記される。初登場はマーベルのアメコミ。 ハット族の故郷ナル・ハッタの周りを回る衛星。ナーと付くがナーとは関係ない。 別名密輸業者の月(スマグラーズ・ムーン)とも呼ばれる、超巨大サイバーパンク犯罪都市惑星。 幼いボバ・フェットを育てた賞金稼ぎオーラ・シングやジェダイマスターのイース・コスなどがここの出身である。 星全体が犯罪者とギャングとチンピラまみれ というかなり最悪な土地ではあるものの、犯罪組織特有の統制力や資金力の現れか、多種多様な建物が広がる摩天楼のような情景が広がっている。 経済規模の大きさもさることながら治安の悪さも銀河最悪級を誇っており、星の各領土を巡って多数のギャングが(ハット族には従いつつも)勢力争いを繰り広げている。街のドロイドたちですら薄汚れた精神を持っており、訪れた他所者のドロイドに 鉄屑のカツアゲを行うチンピラドロイド集団 もいる。 そのため反帝国を掲げる反乱同盟軍からですら「行くのは自殺行為」として警戒されるほど。 レジェンズ時代から現在に至るまで多種多様なスピンオフ作品に登場していることで有名で、特にアウトローや賞金稼ぎが主人公の作品において訪れることが多い。古くはダークフォースから、ジェダイナイト、ジェダイナイト2、オールド・リパブリック、フォース・アンリーシュドなど、ゲーム作品での登場機会にも比較的恵まれている。 当然ながらハット・クランの勢力下にある星であり、ハット族グラッカス・ジャヒバクティ・ティンギの統治するハッタ・タウンという街が存在する。 月であるナー・シャダーが母星ナル・ハッタを差し置いてここまで発展した経緯には、 そもそも母星ナル・ハッタはその大地のほとんどが年中雨で悪臭立ち込める高温多湿の湿地帯である という事実が関わっている。母星には使える土地もなく人間種の生活に適した空間でもないためあまり使われず、その代わりにハット族は月であるナー・シャダーを彼らの犯罪ビジネスの窓口として発展させることでその勢力を拡大させていった。 ウータパウ 知能が高く交易を得意とするパウアンと、動物の飼育や船の整備でそれをサポートするウータイという二つの種族が共生する星。 コルサントの戦いの後、独立星系連合の幹部達が一時的に身を隠したが、パウアンの行政長官であるティオン・メイドンがオビ=ワンを追い払うフリをしつつ密かに彼らの隠れ場所を教えたことで共和国軍の奇襲を受けることとなる。 グリーヴァス以外の幹部はムスタファーに移った後だったが、グリーヴァスが戦死する結果となった。 マイギートー インターギャラクティック銀行グループが支配する氷の星。 オーダー66にてキ=アディ=ムンディが戦死するシーンが印象的。 レジェンズではダース・プレイガスの故郷であり、シディアス卿の初期の修行場でもあった。ブリザードの中を裸に向かれたという。 ロザル 『反乱者たち』の主人公エズラ・ブリッジャーの出身地。 アウター・リムの商人たちの間で「ロザルの草原に行かざる者、いまだ緑の色を見ず」という諺が生まれるほどの豊かな自然が存在し、それに惹かれたのか古代のジェダイ寺院も建てられている。 経済が破綻して帝国を招致したという微妙に情けない経緯があり、そういった背景からこの星の若者は帝国アカデミーに入学するかTIEファイターの工場で働くかくらいしか選択肢が無く、さらに土地が余ってるのをいいことに帝国が環境や集落を破壊して開発を推し進めることから民衆の間では反乱の意思が高まっていった。 ある時期にはスローン大提督がTIEディフェンダーの量産工場を建てようとしたりもしたが、皇帝シディアスの目的はロザルのジェダイ寺院の奥に存在するモーティスの神々を描いた壁画の調査であり、その壁画がスターウォーズ世界のあらゆる時間と場所を繋ぐフォースの異空間「狭間の世界」の入口となっている。 ダントゥイン タトゥイーンと紛らわしいことで知られる、EP4にて反乱同盟軍の基地の場所をターキンに問い詰められたレイアが告げた星。 当然ながらこれは嘘であり、さらに言えば結果的にターキンはオルデランを消し飛ばしたのだが、実は反乱同盟軍の基地が「過去にあった」という意味ではあながち嘘100%でもない。 『反乱者たち』で描かれたように、フェニックス戦隊とスペクターズにより救出されたモン・モスマが演説を行ったことでダントゥイン上空で反乱同盟軍が結成されたという経緯があり、その直後反乱同盟軍はダントゥインに一時的な拠点を築いていた。 EP4時点で既に無人となっていたその跡地をレイアは囮に使おうとしたわけである。 アトロン 反乱同盟軍結成以前では最大勢力とされたフェニックス艦隊が拠点としていた星。 アトロン発見がスペクターズのアストロメクドロイドであるチョッパーの手柄であったことから、拠点はチョッパー基地と名付けられた。 光と闇両方のフォースに精通するベンドゥという生命体が住んでおり、訪れたケイナン&エズラ師弟と語らった。 反乱同盟軍結成後はジャン・ドドンナ将軍率いるマサッシ・グループが合流したが、その直後チョッパー基地を特定したスローン大提督が艦隊を率いて襲撃しアトロンの戦いが勃発。 反乱同盟軍は名将ジュン・サトーを失う痛手を被りながらもなんとか離脱に成功した。 クレイト 赤い鉱物が特徴的な、岩塩に覆われた星。 かつて反乱同盟軍の前哨基地が置かれていたが、後にヤヴィンIVに移転され放棄された。 その後数十年経ち、EP8にてディカーからの撤退を試みるレジスタンスが現存していたこの基地を一時的な退避先として再利用した。 ヤヴィンIV ガス惑星ヤヴィン・プライムの第四衛星。 言わずと知れた反乱同盟軍基地が存在する密林の星。 人の手がほとんど入らず、反乱同盟軍も元からある建造物を利用しているのみであるため、当時の銀河で最も豊かな自然が残っている星の一つだったとされている。 特徴的な円錐状の遺跡は、古代シスに隷属していたマサッシ種族が遺したものである。 クローン大戦中には、この神殿でアナキンとアサージが激闘を繰り広げた。 ヤヴィンの戦いの後、帝国の報復攻撃から逃れるべく反乱同盟軍は直ちに撤退してホスのエコー基地へと移った。 移転後もデータの回収任務等で反乱同盟軍は何度かこの星を訪れており、そのたびに帝国軍と衝突を起こした。 エンドアの戦いの後には人々が居住するコロニーが設けられた。 反乱同盟軍を退役したケス・ダメロン元軍曹も妻子を連れてこのコロニーに移住しており、その息子こそがポー・ダメロンである。 ホス ヤヴィンIVを放棄した反乱同盟軍が新たなる拠点として選んだ氷の星。 氷雪でカモフラージュするように建設されたエコー基地にはシールド発生装置やイオン砲が備え付けられており、いざという時にはスター・デストロイヤーにも対抗できるようになっている。 EP5にて帝国地上軍の大攻勢によりシールド発生装置が破壊され、エコー基地は陥落。反乱同盟軍は再び脱出することになる。 ディカー EP7におけるレジスタンスの拠点。 反乱同盟軍時代から発見されていた星であり、滅んだ文明の遺跡を借りる形で基地としている。雰囲気的にはヤヴィン基地の地下版といった趣。 EP8冒頭にてファースト・オーダーの襲撃により壊滅した。 エイジャン・クロス EP9におけるレジスタンスの拠点。 初期反乱運動の頃にオルデランの調査隊により発見された星であるが、これを敢えて帝国に報告しないことにより、反乱同盟軍の拠点候補地として守られたという経緯がある。 また、肥沃な生命に溢れるフォースが強い星でもあり、ジェダイの訓練の場にも適しているとされる。 回想における、ルークがレイアにジェダイの訓練を施したシーンの舞台もここ。(時期的にはエンドアの戦いの翌年) ベスピン ランド・カルリジアンが執政官を務めていたガス惑星。 貴重なティバナ・ガスの採掘で産業を回しており、呼吸可能な大気層に設けられたクラウド・シティはその景観から贅沢な観光地として知られている。 帝国時代においても中立を貫いていたが、帝国が強制的に駐屯部隊を送り込んだことで帝国に屈さざるを得なくなる。 EP5でソロとレイアが立ち寄り、クライマックスではルークとヴェイダーの決戦の舞台となり、映画史に残るあのシーンを演出した。 ダゴバ EP5にてヨーダを探し求めるルークが辿り着いた沼の星。 暗黒面のフォースが非常に強い星であり、ルークがヴェイダーの幻影と決闘するシーンで知られているほか、クワイ=ガンの霊体の導きでクローン戦争時代に訪れたヨーダも、味方のはずのクローン兵を切り捨てるジェダイ達やシス卿に敗れる四人のジェダイ・マスターや、何者かに刺殺されるシャアク・ティなど、オーダー66を示唆するヴィジョンを見ている。 レジェンズでは、この星でヨーダ族の青年ジェダイが暗黒面の使い手と戦っている。 サラスト ナイン・ナンをはじめとするサラスタン種族の出身地である火山の星。 エンドアの戦いに備える反乱同盟軍はサラストを集合地点としており、帝国にサラストから目を逸らさせるための陽動作戦も行われた。 イードゥー 帝国のカイバー・クリスタル精製施設が置かれた起伏の多い岩山の星。 ハット・スペースのアウター・リム側の端とアウター・リム外周の中間に位置している。 デス・スターに搭載するスーパーレーザーなど、カイバー・クリスタルを兵器利用するための研究が行われていた。 スカリフ 『ローグ・ワン A STAR WARS STORY』にて決戦の舞台となった、帝国のあらゆるデータを保管するシタデル・タワーが存在する南国風の星。 設定上は艦艇に使われる重金属の採掘や造船も行われていたとされており、元老院の目を盗んで活動していた頃の帝国軍の重要拠点だった。 そのため、惑星を丸ごと覆う強固なシールドを構えた上でインペリアル・スター・デストロイヤーが常駐するなど厳重な警備が張られていた。厳重すぎるあまり誰も攻め込まないので駐屯部隊が平和ボケしている しかし、0BBYにデス・スターの設計図を奪取すべく反乱同盟軍のローグ・ワン分隊が奇襲し、それに続くように同盟軍艦隊も総攻撃を仕掛けたことでスカリフの戦いが勃発。 帝国は機密保持のため自らシタデル・タワーを破壊する羽目になった上に肝心のデス・スターの設計図の奪還は叶わず、反乱同盟軍も艦隊の大半を失うなど、双方大打撃を受ける結果となった。 スカリフの戦いを皮切りに初期反乱運動は終了し、銀河内戦と呼ばれる時代へと移行する。 モラバンド/コリバン 古代シスの墓地が存在する星。 レジェンズ分類となった作品群の一部にはコリバンという似た設定の星が存在していたが、こちらは後に「シスはモラバンドのことをコリバンと呼称する」として同一化された。 『クローン・ウォーズ』シーズン6におけるヨーダの旅の終着地であり、ヨーダがここを訪れたのを好機と見てシディアスとドゥークーはシスの秘術による幻影で攻撃を仕掛けた。 マラコア 古代のシス神殿が存在する星。 大昔にシスとジェダイの大規模な戦争が起こった(*6)場所であり、戦場跡には破損したライトセーバーなどが散乱している。(その中にはジェダイ仕様のクロスガード・ライトセーバーもあったり) 戦争は古代兵器の起動によって両軍が壊滅したことによる痛み分けに終わっており「両方が敗者」とも形容される。 『反乱者たち』シーズン2では、その古代兵器を再び起動して帝国に復讐すべく潜伏していたモールがケイナン・エズラ師弟と遭遇しており、終盤ではアソーカとヴェイダーの悲しき師弟対決の舞台ともなった。 最終的に古代兵器の暴走により神殿は崩落したが…? ボガーノ ゲーム『フォールン・オーダー』に登場する断崖絶壁の星。 共和国末期にイーノ・コルドヴァというジェダイ・マスターにより発見された。 ゼフォというフォース感応能力を持つ種族の霊廟が遺されており、コルドヴァは死ぬ前に、ジョカスタ・ヌーから譲り受けたフォース感応者の子供達のリストを記録したホロクロンをここに隠していた。 ホロクロンが隠された霊廟の奥の宝物庫には、オク=トーの鏡の洞窟のそれによく似た石鏡が存在しており、触れた者に暗黒面のフォースによるヴィジョンを見せる。 カルはホロクロンを使ってジェダイを再建しようとしても帝国の襲撃を受け失敗する未来予知を見ており、コルドヴァもオーダー66発令以前に滅びの予兆を得ている。 ゼフォ ゼフォ種族の母星。 ゼフォの中でも特にフォースの強い賢人達の霊廟が存在し、ゼフォの若い戦士達の訓練場も存在する。 カルがここを訪れたのは、ゼフォが如何にして栄え如何にして滅んだかを学んだ者にこそホロクロンを託したいというコルドヴァの意向によるものである。 一方、フォースに関連するものはジェダイ以外も調べ尽くすというシディアスの方針により帝国の調査の手も入っている。 ネヴァロ 『マンダロリアン』に登場する荒野の星。 賞金稼ぎギルドが取り仕切っているが帝国残党の怪しい動きもあったり…? また、マンダロリアンのうちチルドレン・オブ・ザ・ウォッチという派閥の流れを汲む「民族(The Tribe)」が地下に隠れ住んでいる。 アーヴァラ7 『マンダロリアン』にてベビー・ヨーダことグローグーが監禁されていた星。 トラスク 『マンダロリアン』に登場した海洋の星。モン・カラマリやクオレンといった海洋系の種族が多く住み、大規模な港が発達している。 フェリックス 『ANDOR』の主な舞台の一つとなる星。マーヴァ・アンドーの母星でありキャシアンにとっては第二の故郷と言える地である。 人が日々住んで働く、現実の社会のそれに似たありふれた文化を持つが地元民同士の結束は強く、帝国の抑圧にじわじわと不満を溜めており、生活模様がありふれているからこそ「反乱の火種」がどこにでも生じうることが印象付けられる。 テス 『クローン・ウォーズ』シーズン1に先立って公開された映画版にて、ジャバの息子ロッタが誘拐され監禁された星。 劇中の台詞ではワイルド・スペースの星と言及されているが、後年発売された設定資料集ではアウター・リムの惑星とされており、どちらが誤植なのかは不明。 カノンとレジェンズが分かれる以前はワイルド・スペースが未知領域とアウター・リムの境界を指す言葉であり、現行設定におけるワイルド・スペースとは異なる意味であったという事情や、この星がハット・スペースの僻地に存在するという設定との整合性を鑑みて、この項目では後者を採用した。 アンノウン・リージョン/未知領域 アウター・リムよりさらに外側の、星図の端に位置する領域。 先述の通り、カートゥーン版『クローン・ウォーズ』公開以前は未知領域という設定自体が存在しなかったため、EP2にて「アウター・リムの外側」と明言されたカミーノ以外は『クローン・ウォーズ』以降に登場した星である。 なお、厳密にはワイルド・スペースも未知領域に含まれるのだが、ここではワイルド・スペースより内側のみについて記す。 この領域は観測や測定などにより星図化はされているものの、観測されている星はどんな環境でありどんな種族がいるのか…といった調査のされていないものが大半を占める。当然ながら星図に載っていない未発見の星なども多い。 銀河全体の統治を謳う銀河帝国ですらこの宙域にはほとんど触れようとせず「未知」扱いしたまま終焉を迎え、その後台頭した新共和国もこの宙域に逃れた帝国残党を狩ることは叶わなかった。 一方で古代のジェダイやシスの遺物が多く存在しており、大いに人の手が入っていたと思しき星も多い。 極一部の有益な星は現役で開拓・開発されて航路も敷かれており、共和国や帝国の管轄下に収まったりもしていることから、全く未知の世界というわけでもない。 イラム カイバー・クリスタルが大量に埋蔵されている氷の惑星。 遥か昔にジェダイの寺院が建てられ、以後はライトセーバーに使うクリスタルを手にするためのギャザリングの儀式の試練の場としてジェダイに神聖視されている。 ジェダイ壊滅後は帝国に占領され、デス・スター建造のためにクリスタルを根こそぎ掘られることとなった。 新共和国時代にはその採掘施設をさらに拡大する形でスターキラー基地に改造され、ファースト・オーダーの本拠地と化してしまった。 銀河の平和を守る騎士団の聖地の末路としてはあまりに冒涜的かつ悲劇的であり、帝国やファースト・オーダーの過激なやり口が浮き彫りになっている。 オク=トー ルークが隠遁する場所に選んだ、最初のジェダイ寺院の在処。 帝国の破壊活動を免れた寺院の一つでもある。 一方で、寺院の下には暗黒面のフォースが集中する「鏡の洞窟」が存在し、光と闇のバランスが取られているとされる。 先述の通りボガーノの宝物庫の石鏡との類似性が見られるが、こちらで暗黒面のフォースによるヴィジョンを得たのはレイのみであり、なおかつその描写がかなり抽象的であるため詳しい関係性は不明。 エクセゴル 古代シスの要塞が存在し、現在はシスを信奉するカルト教団であるシス・エターナルの本拠地となっている惑星。 エンドアの戦いを密かに生き延びていたシディアスが回復・再起のために潜伏していた地でもあり、過激な行動を繰り返すファースト・オーダーをある種の隠れ蓑としてその数千倍の規模を誇るファイナル・オーダーの艦隊を作り上げていた。 シス・エターナルの信者は構成員同士で交配して生まれた子供に洗脳教育を施すことで世代交代を繰り返して古来から組織を維持しており、フォースを扱うことはできずとも技術開発や暗殺などありとあらゆる形でシスをサポートする。 総じてエクセゴル内部のみで完結する組織形態であるためエクセゴルの存在そのものがほとんど知られておらず、他所の星で戦死した構成員の遺品やシス卿の持つウェイファインダーなど限られた物品のみがエクセゴルへの道標となる。 カミーノ この項目の問題児激しい嵐が渦巻く海洋惑星。 銀河の中心から7万光年ほど離れた位置に存在する。 未知領域という単語が存在しない時期に登場した星であるため、アウター・リムより遠くの「外銀河」なる領域に位置するとしか設定されていないが、オビ=ワンがジョカスタ・ヌーやヨーダにこの星のことを尋ねる際にカミーノがあるはずの場所を示す星図を出していたことから、ワイルド・スペースの星ではないと推測される。 当時の銀河ではほとんど知られていなかったが、クローン技術が発展している星であり、少数の顧客に高額でオーダーメイドのクローンを納品することで細々と経済を回していたが、クローントルーパーの発注を機にその在り方が一変することとなった。 ドゥークーとシディアスの策謀によりジェダイマスターのサイフォ・ディアスがクローンの兵団を発注したが、ドゥークーがサイフォを殺害した上で星図からカミーノの情報を消したため、ジェダイは長らくその存在に気付かなかった。 なお、クローンの発注はドゥークーのシスとしての名であるダース・ティラナスをもじったタイラナスという偽名でドゥークーが引き継ぎ、秘密裏にオーダー66を仕込んだ。 クローン大戦ではたびたび独立星系連合の攻撃を受けており、任務の傍らたびたびジェダイマスターのシャアク・ティが駐在していた。 シラ スローン大提督の出身種族として知られる青い肌と赤い目を持ったヒューマノイド種族チスの母星である。 ほぼ全土が氷に覆われた環境として知られている。 ワイルド・スペース 星図の外側とも呼ばれる。 定義上は未知領域の一部であるが、未知領域の中でも星図化すらされていない真の意味で未知の領域を指す。ここから遠くは全てワイルド・スペースである。 ジェダイやシスの伝説も特大の一つを除けばこの宙域に絡むことはほとんどない。 当然開拓・調査の類は全くと言っていいほどなされておらず未観測の星が山のように存在する。 この宙域での航行は宇宙で最も危険とされており、よほど特別な事情でも無い限り踏み込むことは無い。 一方で、ワイルド・スペースからやってきた種族などは割と銀河中に存在しており、グリーヴァス将軍などはその代表例である。 なお、先述の通りカノンとレジェンズが分化される前と後とでワイルド・スペースという言葉の意味自体が変化しているため、レジェンズではワイルド・スペースに存在するとされていた星が今後カノン入りを果たしたら扱いが変わる可能性もある。 クレリシアム星系 フォースの源流と言われる聖域モーティスへ繋がるモノリスが浮遊している場所。 リラ・サン ラサット種族の母星だが、遥か昔にラサットの大半が惑星ラサンに移住しており、長らくリラ・サンの存在は伝説上のものとなっていた。 その伝説も、伝わるうちに湾曲していったのかリラ・サンを故郷ではなく新天地として予言しており、帝国によりラサンが滅ぼされた後ラサットの生き残り達は予言に従いリラ・サンを目指すことを目標としていた。 『反乱者たち』劇中でゼブがラサンの他の生き残りと共にリラ・サンを再発見することに成功し、そこで繁栄していた何百万という数の同胞達の存在を知った。 エンドアの戦いの後、ゼブは無二の友となったカラスをリラ・サンへ連れて行き迎え入れた。 カリー 改造される前のグリーヴァス将軍をはじめとする、カリーシュ種族の母星。 レジェンズ作品では彼らの文化なども語られているが、正史ではまだ資料集などで言及されるのみである。 ??? パーギルの旅路 ペリディア ドラマ『アソーカ』に登場した、カノン作品において初となる別の銀河系の星。 生体機能としてハイパースペース・ジャンプができる宇宙クジラ「パーギル」の旅の終着地の一つであり、 ハイパードライブ自体がパーギルの解析に端を発していることもあって過去の到達例もあるらしく、ナイトシスターが過去に生み出した地図にその存在が示されていた。 さらには『反乱者たち』最終回でパーギルの協力を得てスローンを道連れにしたエズラもここに流れ着いている。 表面にはナイトシスターの建造物やザ・ワンズらしき彫像も確認できるなど、まだ謎は多いが間違いなく重大な何かを秘めた地である。 フォースに属する世界 物理的にはこの銀河系に存在しない異空間だが、広義的にはこの銀河系の中にある。 計器類はまずまともに作用しなくなり、外と中で時の流れも異なるなど、フォースの神秘がクローズアップされるスケールの大きなエピソードでの登場が主となる。 モーティス 厳密には星ではなく、ワイルド・スペースに浮遊しているモノリスから侵入できるフォースで構成された異空間である。 「フォースの起源」「聖域」とも呼ばれる、フォースの源泉とされる空間であり、超常の一族ザ・ワンズが全宇宙のフォースのバランスを保ちながら隠れ住んでいる。 彼らの存在はジェダイにもシスにもほとんど知られていないが、ほんの一部の文献にのみモーティスの神々としてその存在が僅かに記されている。 狭間の世界 ロザルの壁画から侵入できる、スターウォーズ世界のありとあらゆる時間と場所に繋がる世界。 時間も空間も越えて万物を繋ぐフォースの性質そのものの具現とする見解も。 ロザルの壁画ではザ・ワンズとの関係も匂わされている。 余談 現実の銀河と比べると…? かなり外側に位置する惑星カミーノが中心から7万光年の位置にあるとされているので、半径約5万光年とされる現実の天の川銀河と比べると同じくらいかやや大きい程度の規模だと思われる。 スター・ウォーズは「遠い昔、はるか彼方の銀河系」の物語であるため天の川銀河とは別の銀河だと思われるが、銀河という大きなスケールで見ても意外と現実に則した設定になっている模様。 追記・修正は未知領域に姿を消してからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ワイルドスペースと未知領域はなんで入れ替わったんだろう 一番外側に「未知」って言葉を使うのがミステリックでロマンがあったのに -- 名無しさん (2021-04-10 00 48 14) ↑同意。スターウォーズの鉄人で読んだ内容だと、ワイルドスペース→浅くはあるが探査済み。未知領域→探査すらされていない、文字通り全く未知、星図に記載されていない領域でSW銀河の約15%(ディープコア~ワイルドスペースで約85%)を占める、とあるね。名前と設定が真逆になったのが紛らわしい -- 名無しさん (2021-04-10 02 19 46) アンバラはスライ・ムーアの種族のアンバランの故郷でダソミアはEP6に登場したクリーチャーのランコアの原産地って説があるんだよね。 -- 名無しさん (2021-04-10 04 37 03) チスの母星ってどこらへん? -- 名無しさん (2021-04-10 10 47 19) ↑シーラなら未知領域の氷の惑星。ルーク曰くホスが暖かく感じるとのこと。 -- 名無しさん (2021-04-10 15 49 09) 「ホイルス銀河」って名前があったはずなんだけど、それもレジェンズになったのかな? -- 名無しさん (2021-04-10 20 11 13) アクバー提督らモン・カラマリの故郷ってどこにあるんだろう? -- 名無しさん (2021-04-11 17 42 37) モーティスもだけどロザルもなかなkヤバいな -- 名無しさん (2021-04-11 21 08 45) こうやって見ると洒落た宮殿や彫像など文化香る星のイメージがあったけど、ナブーって銀河共和国の中では実は結構田舎の方な惑星だったのね。いや田舎だったからこそ辺境惑星に強い圧力をかけられる通商連合がナブー封鎖事件を起こせたんだろうしそもそもあの世界の高度に発展した星は高度に発展した惑星はコルサントみたいな「地表が見えずまるで緑が見当たらないほど超高層建築が立ち並ぶ星」になってしまうんだろうけれど -- 名無しさん (2021-04-11 21 24 37) スターウォーズのテクノロジーってテラフォーミングってできるんだっけ? -- 名無しさん (2021-04-11 21 45 21) ↑ゾナマセコートってどこにあったんだっけ -- 名無しさん (2021-04-11 23 49 32) ルークが隠棲していた星がもろに我等の地球で、その島もアイルランドの某島という風な展開を見たかったな。そしてイエス・キリストはフォースに目覚めた者の一人…という展開も。 -- 名無しさん (2021-06-05 15 11 50) ↑ソロが地球に墜落して原住民に殺され、その骸骨をフェドーラ帽をかぶったソロそっくりの考古学者が見つけるなんていうとんでもな話もアメコミにあるそうな -- 名無しさん (2021-09-27 20 36 35) ↑5辺境の惑星は人間以外のエイリアン種族も多いし植民惑星が大半だから入植時に持ち込まれた古い文化がそのまま残っているorそこから独自文化が発展してる。コルサントは首都惑星だし(レジェンズだと人類発祥の星ということもあって)他の星とは比べ物にならないくらい開発されてるけど地下深くのアンダーワールドには古い時代の施設や美術品が当時のまま眠ってるらしい -- 名無しさん (2021-09-28 01 46 01) ↑8 モンカラマリの故郷は普通にモンカラだぞ ちなみにモンカラ宙域はロザル宙域の隣にある -- 名無しさん (2023-12-06 00 45 20) 名前 コメント