約 32,987 件
https://w.atwiki.jp/nightstalker/pages/285.html
Last update 2008年03月15日 Bladecaster -神國異聞録- 著者:Clown なぜなら彼女の笑みは、芸能人が俺のような【赤の他人】に向ける顔にしては、あまりにも特別なものだったからだ。 それは、俺にとっては多少なりとも嬉しくはあるが、同時に非常に困った悩みの種でもあった。 つまりそれは…… 【Bladecaster -神國異聞録-】 林立するビル街を通り抜ける風は、瘴気にも似ている。仕事を終え、帰宅するビジネスマンは熱病に喘ぐような表情で一様に下を向き、定まらぬ足下を正そうともせず、死霊のように群れを成す。 月明かりは細いビルの隙間など照らす力もなく、人工の灯りが無機質な光の束となって歩く死体達に影を付けている。 俺は屍達の流れに逆行するように、人工物の森をかきわけ歩いた。目印は、森の中で一際輝く一つの巨木。日本の急速な経済成長を糧として育った、日本を見下ろす大樹。 東京タワー。 余りに目立つ待ち合わせ場所に俺は辟易したものだが、彼女いわく「木を隠すなら森の中」なのだそうだ。その例えは間違っていると指摘してやりたかったが、言ったところで「細かいことは気にしない!」で済まされそうなので、口答えしないことにした。 それにしても、東京タワーとは。因果なモノだと思いながら、俺は目の前にそびえ立ったそれを上から下まで眺めた。つい最近【仕事】でやってきたときはゆっくりと見る暇もなかったが、こうしてみると確かに美しい造形をしている。多少電飾が喧しいが、それとて華やかと言えば確かにそう言えるのだろう。 時計を見、指定の時間をオーバーしていないことを確認する。彼女の仕事は9時に終わると言う話だったから、後10分は余裕がある。俺は入場券を買い、エレベーターで展望台まで向かった。 エレベーターを下り、指定されたタワー大神宮の前に立つ。石組みと木材で作られた、それなりにそれらしいお社だが、この小さいスペースで大神宮もあったもんではない。それでも、祭神は一応【天照皇大神】であるらしい。天照と言えば伊勢神宮の内宮に祀られているはずだが、古来より神は国中を大移動するものとなっているから、別に間違いではないのだろう。つくづく便利な宗教観だ。 (ま、こんな物はただの依代(よりしろ)にしか過ぎないが) 神に真の姿形はなく、ただ存在するのみ。つまりは、存在さえすれば、姿形など何でも良いのだ。そう、何でも。 小さな大神宮の隅々を眺めている間に、約束の時間になった。恐らく今頃仕事を終えてこちらに向かっている頃だろう。俺のすぐ足下の階層の仕事場から。 「お待たせー!」 案の定、5分も経たないうちに聞き慣れた高い声が聞こえてきた。手を振りながら小走りにやってくる彼女は、ピンクのワンピースをひらひらさせながら満面の笑みを浮かべている。俺は頭を抱えたくなるのをぐっと抑えて、何とかため息をつくに留まった。 「あのな……もう少し慎重に行動してくれ……」 「え? 何のこと?」 目の前で豪快に汗を拭う彼女に、俺は今度こそ肩を落とした。どうやら自分の立場を自覚させるのには、まだまだ時間がかかるらしい。幸い、閉館時間も近いとあって、展望台にいる人の数はまばらではあるが、それでも油断は出来ない。 「取り敢えず、あまり目立たないところへ移動しよう。ここは遮る物が何もない」 「えー、まだお参り済んでないよー?」 「何のお参りだ」 思わず突っ込んでしまってから、彼女のにへらとした顔を見て「しまった」と思った。しかし、今更言葉を取り消すことは出来ない。 「何のってぇ……えへへ……決まってるじゃない。恋・愛・成・就!」 「あのなぁ……」 そもそも恋愛の成就どころって一体どこなんだよ、と更に突っ込みたかったが、そこはギリギリ抑制した。答えの予測できる突っ込みほど、馬鹿馬鹿しい物はない。 「そもそも、お前が【ここ】にお参りする理由はないだろう」 「何言ってるのよ。【ここ】だからこそ、よ」 悪戯っぽく笑う彼女の真意は、俺には読み取れない。 心なしか軽く頭痛がしてきた俺をよそ目に、彼女は小綺麗な祠に向かって手を合わせた。目を瞑って何かを一生懸命祈っているようだが、どうにも彼女の祈る姿からは煩悩とかそう言う類のオーラしか感じ取れない。 普段の【仕事】をしている姿からは、想像もつかないのだが。 「ん! お参り完了! これで一ヶ月は大丈夫だわ!」 「短い御利益だな……」 呟く俺の腕をとりながら、彼女は笑顔で俺を引っ張っていく。どうやら場所を移動しなければいけない事情は察してくれたらしい。既に遅きに失している気もしないでもないが。 「全く……普段は【赤の他人】を装えって言ったろ? 問題になったらどうするんだ」 「大丈夫よ。その時は、君が護ってくれるんでしょ?」 「あのなぁ……」 ガックリとうなだれる。最早何を言ってもこの笑顔から逃れられそうにない事を知って観念すると、取り敢えず成されるがままに彼女の後に付いていった。 ○ 「で、【仕事】の方はどうなんだ?」 公園の鉄柵に寄りかかりながら、今日の出来について尋ねる。近くの屋台で買ったたこ焼きと格闘する彼女は、踊る鰹節に苦戦しながらもそれを頬張ると、満足そうにニコニコしながら言った。 「ひょうほへっほうひょうへ……」 「いや、食ってから喋れよ。つか、質問に答えてから食えよ」 明らかに時間差があっただろ、と突っ込むが、今の彼女はたこ焼きに脳容量の大半を裂いているらしく、全く反応がない。一度こいつのファンにこの姿を見せてやりたい。 しばらく幸せそうにモグモグやっていたが、ややあって大きくノドを鳴らすと、恍惚とした表情で吐息をついた。 「美味しいー! やっぱり焼きたてが一番よねー! で、なんだっけ?」 「鳥か、お前は」 仕事の話だ、と肘で脇腹を突くと、ポンと手を打って「思い出した」ポーズを取る。 「お仕事は今日も絶好調だったよ。Club333のゲストは初めてだからちょっと緊張したけど……」 でもDJの子が凄く話し上手でねー、と嬉しそうに話す彼女に対して、俺は本日何度目かのため息を禁じ得なかった。 「いやいや、そっちじゃなく」 力なく否定の突っ込みを入れる俺に、ようやく彼女は俺の意図することを汲み取ってくれたらしい。 「うん、そっちもバッチリ。ただ、ちょっと複雑だから時間かかっちゃうのよねー」 「おいおい、まさか前の時みたいにギリギリとかじゃないだろうな……」 「だいじょぶ、だいじょぶ。もう半分は完成済みだから」 指でVサインを作る彼女だが、俺の不安をかき消すまでには至らない。本当にこいつは大丈夫なのだろうか。 まぁ、こいつに頼らざるを得ないのは確かなのだが。 最後のたこ焼きをやっつけに取りかかった彼女を横目に、俺は空を見上げてみた。 雲一つ無い黒のキャンバスに、絵の具を筆で散らしたような星が瞬く。ビルの谷間をわたれなかった月光も、ここでは我が物顔で地上に降り注いでいる。 ぞっとするほどに張り詰めた空は、緊張の糸を一本切ってやればそのまま硝子のように砕け散るのではないかとさえ思えた。視線を下げた先に鎮座する東京タワーは、まるでその壊れやすい空をその一点で支えているかのようにも見える。 いや、視点を変えれば。 目の前のソレは、この空を突き崩さんとしているようにも。 「たっこやっき、たっこやっき、おっいしっいなー♪」 隣から、そう言った緊迫感を一掃する歌声が聞こえてくる。 傍目に見てもかなり大型のたこ焼きを確実に平らげながら、口元に付いたソースを舌で拭い、しかも器用に歌まで歌う彼女。一つ一つの仕草を見ると可愛いと言っても良いが、総合的に見ると妖怪か何かの類にしか見えない。 全く、これが人気急上昇中の【清楚な巫女さんアイドル】だと言うのだから、世間様の見る目の程を疑う。 何をどう間違ったかと言えば、神社の一人娘で巫女でもある彼女に絶大なる歌唱力が備わっていたのがそもそもの間違いだったとも言える。昔からノリで生きてきた彼女にとって、それを【天職】と心に決めるまでにそう時間はかからなかった。 地元の歌謡コンサートからとんとん拍子に上り詰め、ミコトという名で歌手デビューを果たした彼女は、今やゴールデンタイムの音楽番組にも顔を出す人気ぶりだ。確かに神社の娘だけあって巫女装束は嫌になるほど似合っているし、清楚な和風イメージが新感覚で受けるのも分からないではない。 だが、実態はと言えば……正直、清楚とはほど遠い。普段着も洋服だし、神社の裏手にある彼女の離れ部屋はファンシーともファンタジーとも付かない小物で溢れている。更に言えば、彼女が実際に境内で巫女姿をして立っているのを、俺はこれまでに三度しか見たことがない。 (しかも、内一回は【仕事】がらみだしな) こうやって彼女と接していると、本当に彼女が生まれもっての巫女であるのか疑問になるときがある。年末年始のアルバイト巫女の方が余程長く境内にいる気がする。 (……こいつ、【本職】忘れてないだろうな……) 些かどころか大いに不安だが、こればかりはいくら不安を抱いたところでどうなることではない。彼女に代わりはいないのだから。 そうだ、代わりはいない。 だからこそ、彼女にはあまり盛大に日の当たるところには行って欲しくなかったし、俺の手の届く範囲に留まっていて欲しかった。さもなくば、【赤の他人】を演じて欲しいと頼んだ。 何故なら、それは。 「あら? もしかして、歌手のミコトちゃん?」 「ほえ?」 不意にかけられた声に、たこ焼きを頬張っていた彼女は間抜けな返事を漏らす。声のする方を見ると、真っ赤なドレスを着た女が立っていた。いや、ドレス、というのは少しおかしいかも知れない。赤と黒で描かれた花の絵をあしらい、腰に帯の巻かれたその姿はどちらかと言えば着物に近い。 女は彼女の顔を見て嬉しそうに笑うと、つややかな長い黒髪を揺らしながらこちらに近づいてきた。 「こんな所で会えるなんて、嬉しいわ。私、あなたのファンなのよ」 清楚、と言うよりも妖艶と言った方がしっくり来る美貌の持ち主は、「握手してもらってもいいかしら」と言いながらそっと右手を差し出す。彼女はたこ焼きの舟と爪楊枝で塞がる両手をおたおたさせながら、ひとまず口の中に残っていたたこ焼きを飲み込んだ。 そして、俺に一旦たこ焼きの舟を預け、握手に応じるために右手を差し出す。女はそれをやんわりと握ろうとして、 ──ぎちり。 俺の手が、反射的に動いた。 それは自分でも驚くほど滑らかな軌跡を描いて、たこ焼きの舟ごと女に向けて叩きつけられる。加速度を得たたこ焼きのソースが一瞬俺の手よりも先行し、女の着衣に付着しようとした瞬間。 女が、目の前から消え失せた。 行き場を失い、虚空で制止をかけられた俺の手から離れたたこ焼きとそれに付属する爪楊枝は、目一杯の推進力を得て張り詰めた空気の中をおよそ食品とは縁のない速度で滑空し、無惨にも大地に叩きつけられて分解した。デンプンで作られた外套はバラバラに砕け散り、弾力のあるタコが反発力を得て宙を舞う。 その最後の欠片が地面に落ちると同時、張り詰めていた空気が一挙に巻き戻った。 「あー! タコー!!」 一瞬の出来事に目をぱちくりさせていた彼女が、たこ焼きの惨状に気付いて喚く。もっと別の所に驚けよ、と突っ込みたかったが、今はそんなことを言っている場合ではない。 俺は意識を集中すると、一瞬で十メートル以上の距離を跳躍した女を凝視した。女はその視線に気付いた物か、先程までとは違った妖しい笑みを浮かべている。 「あらあら、いきなり女性に手を出すなんて、マナー違反じゃなくて?」 「普通の女性なら、な」 苦笑いと共に皮肉を返してやると、女は益々笑みを深めた。その額には、いつの間にか下顎の欠けた髑髏の刻印が浮かび上がっている。 「……【妖(あやかし)】」 「坊や達の言葉で言うなら、ね」 妖。 古来より幾度となく人間と関わってきた、人ならざる者たち。俗に妖怪と呼ばれる存在も彼らと近しい存在ではあるが、実際には更に幅広いカテゴリーとして彼らは存在する。人と同じように様々な思想によって行動する彼らは、時に人と与して悪事をはたらき、また時に人と交わり共に戦ってきた。 目の前の女は、恐らくは前者だろう。 「良く気付いたわねぇ? なるべく気配を殺したつもりなのだけど」 「生憎、鼻は利く方でね」 「あらあら、次からは香水も必要かしら?」 くすくすと笑う女。こちらからの挑発を余裕で受け流すほどの余裕があるらしい。上手く「誘い出す」ことには成功したが、どうやら厄介な【仕事】に当たってしまったようだ。 俺は隣で未だにうーうー唸っている彼女を肘で小突いた。たこ焼き程度で本来の目的を忘れてもらっては困る。合図に気付いてもしばらく恨みがましい声を上げていた彼女だが、どうやら事態がそれなりに緊迫してきたことは察知したようだ。 「……【羅刹国の陣】、行けるか」 「うぅ……ちゃんと来る前に準備しておいたから、大丈夫だよぅ……」 今ひとつ気合いが入らないが、良しとする。返事を受けて、俺はウエストバッグから五枚の符を取り出した。そのいずれにも、朱文字で一文字ずつ文字が書かれている。 【封】【禊】【廻】【刻】【域】 それを確認する間も惜しみ、俺は符をばらまいた。手から離れた符は、まるで操られるかのように綺麗な正五角形を描く方向へと飛び去る。女は俺の行動を阻止するでもなく笑いながら見ているが、今のところ無視しておくことにする。 符が全て行き渡ったのを確認すると、彼女は別の符を自分のポシェットから取り出し、鍵となる言葉を読み上げた。 「【羅刹国の契り】に依りて、盟約の主に代わりて命ずる。楔に約されし【域(さかい)】を以て【禊(みそぎ)】の地とし、永劫に【廻(めぐり)】し【刻(とき)】の回廊に【封(ほう)】ずべし!」 一瞬、視界がぶれる。それと同時に、そこにある全ての物が──雑踏も、虫の声も、空気の流れさえも──動きをやめ、永遠の静寂の中へと沈みこんだ。 予め楔によって指定された有限の平面と、無限の鉛直軸で囲まれた半閉鎖空間を作り出し、その空間における一切の時間の流れを歪曲させる。【羅刹国】と伝わるその空間で起こった出来事は、全て現実の世界に反映されない。つまり、この空間の中にいる限りは、何をどれだけ破壊しても陣を解くだけで元通りに(正確には何ごとも起こらなかったものとして)処理される。 施術者(俺)とその代行者(彼女)、そして術式の対象となった者(女)は、この空間から出ることは出来ない。唯一この空間を解除出来るのは、術者の意志か、術者の死をもってのみ。 「あらあら、本物の巫女さんみたいね? 羨ましいわ、こんな有名人が側にいるなんて。ねぇ、【刀鍛冶】?」 俺の方に向けて、はっきりとそう口にした女。どうやら心配が現実になる日が来てしまったらしい。もっとも、まだ完全ではないが。 「……その言葉を知っていると言うことは、お前も【刀狩り】か」 「あら? 何の事かしら?」 今更とぼけたことを言う。だが、むしろそっちの方が好都合だ。俺は心の隙を見せないように毅然とした態度を装うと、やや挑発の調子を交えて切り出した。 「幾つか聞きたいことがある。その返答如何によっては、俺はお前をこの国から追い出すか、さもなくば消滅させなければならない。出来ることなら穏便に行きたいんだが……」 「あらあら、物騒ね。私は、何か罪を犯したかしら」 俺の言葉を遮り、困惑したような声を出す女。だが、その顔はちっとも困惑の色を呈していない。寧ろ、愉しんでいる。そんな感じの表情だ。 「……まず一つ。今月に入ってから今日までの二週間で十五件、謎の通り魔事件が発生している。被害者は全てが男性で、一様に裸に剥かれた上、致死量ギリギリまで血液を抜き取られていた」 「あら、怖いわねぇ」 「うち十三名はそのまま衰弱により死亡。一命を取り留めた残り二人は、譫言のようにこう繰り返していた。【赤い蛇に飲み込まれた】と。これについて、お前の見解は?」 「まぁ、きっと怖い夢でも見たのね」 女は、艶やかな笑みを崩さずにそう答える。とぼけているようにも見えるが、その表情からは真意までは掴めない。この話題についてこれ以上掻き回しても、恐らく埒はあかないだろう。 「では、もう一つ」 若干の間を置き、俺は次の質問を──実はこちらの方が重要なもう一つの質問を、口にする。 「……何処で【刀鍛冶】の存在を知った?」 俺の言葉に、女は笑みを深めた。 「……さぁ、何処かしらね?」 「それは、【刀鍛冶】の存在を知っている、と言う前提での返事だな?」 すかさず鎌をかける。女は悪戯を咎められた子供のようにちろりと舌を出すと、黒曜に濡れる髪をかき上げた。どうやら、それ以上何も答える気はないらしい。それを受けて、俺は新たな符を取り、構えた。 「ならば、打ち倒して聞き出すまで」 強く、冷たく。 言い放つ俺に向けて、女は、初めて声を立てて笑った。 「ふふふふふ……嫌いじゃないわよ、強引なのも」 真っ赤な長い舌で、女は自分の指を舐める。 それが、合図。 「雷(いかづち)纏いて来たれ、黄龍(こうりゅう)!!」 俺との会話にまぎれて距離を取っていた彼女が、二枚の符を投げつけ言霊を放った。それに反応するように、二枚の符は各々が雷をその身に纏う龍に変化し、女の元へと殺到する。だが、女がそれを一別して掌をそちらに向けると、二匹の龍はまるで操られたかのように軌道を逸らし、明後日の方向に向けて飛んでいった。 彼女は間髪入れず更に倍の符を擲(なげう)つと、先程にも増して大きな声を張り上げる。 「炎(ほむら)立ちて舞え、紅龍(こうりゅう)!!」 その声の大きさに比例するかのように、紅蓮の炎を全身から吹き出した巨大な四匹の龍が、唸りをあげて女を襲う。アスファルトの舗装すら溶かす超高熱の炎。しかし、女はそれらを睥睨してにやりと笑うや、何の予備動作もなく、一呼吸の間に遙か上空へと飛び上がった。 突如目標を見失った四匹の龍は勢いを殺せず、方向転換しようとして互いにぶつかり合い、消滅する。女はその様子を眺めると、両手を高く掲げた。その手にはそれぞれ黒い雲が宿り、やがて雷を宿す。 「うふふ……お返しするわね?」 女の声が響くと同時、その手から発せられた雷撃が雨の如く一帯に降り注いだ。俺は咄嗟にポケットから追加の符を取り出して一枚を彼女の方に投げつけると、もう一枚を自分に重ねて叫ぶ。 「金剛鎧いて護れ、白龍!!」 炸裂する雷が突き刺さる間一髪の所で、煌びやかに輝く白い龍が俺達を包み込んだ。雷は鏡のように滑らかな鱗に弾かれ、四方へとはじき飛ばされる。それでも、伝わってくる熱量は相当のものだ。 雷の威力が弱まった頃を見計らい、俺は同じく白龍の下で顔をしかめている彼女の元へと駆け寄った。同時に雷撃がやみ、白龍は役目を終えたとばかりに消滅する。 「……大丈夫か?」 宙に浮く女から目を離さずに、彼女に問いかける。焦げたニオイがしないところを見ると、何とか間に合ったらしい。彼女は片手を挙げて「びっくりした……」と漏らすと、反対の手でポシェットから八枚の符を取り出した。どうやら戦意は喪失していないようだ。 俺はベルトのバックルとして使っていた金属片を取り外し、それを彼女の顔の前に差し出した。一瞬きょとんとしたらしい彼女は、しかしすぐにその意を察すると、符を持たない方の手でそれを受け取る。 その金属片は──闇に翳る月を彫り込んだその円形の金属片は──これから行われる【仕事】を締めくくるための、鍵。 「頼むぞ……【照那(アキナ)】」 「うん、任せて、【冥羽(クラハ)】」 今日、初めて呼び合うお互いの名前。それは【現名(あらわしな)】と俺達が呼ぶ、力を持つ名前。みだりに口に出すことの出来ないそれらを承認する(呼び合う)ことで、俺達の最初の戒めが解き放たれる。 「作戦会議は終わったのかしら?」 未だ艶めかしい笑みで宙に浮く女。俺はわざと挑発するような笑みを返すと、照那の元を離れて駆けだしながら符を取り出す。その一枚を右腕に張り付けると、俺は気合いを込めて叫んだ。 「現世(うつしよ)裂きて出でよ、銀龍!!」 それと同時に、銀色に輝く龍が俺の腕に巻き付く。形を変え、腕と一体化したそれは、現世に存在する何ものよりも鋭い刃となる。 俺はもう一枚の符の力を使って一気に空中へと躍り出ると、まるで待っていたと言わんばかりの表情で腕を組む女と対峙した。漆黒の髪が風にたなびき、朱に縁取られた唇が弧を描く。 改めて向き合うと、その女が如何に強大な力を持っているかが否応なく伝わってきた。【現名】を承認したことで敏感になった俺の肌に、女から漏れ出る静かな殺気がギリギリと絡みついてくる。 「お前、【名】は」 俺の問いに、目を細めた女は唇に指を重ね、短く、囁くように言った。 「……【九蛇躯(くじゃく)】」 その名には、聞き覚えがある。古くは【八岐大蛇(ヤマタノオロチ)】に根源を持ち、死した大蛇の腐肉から生まれた【妖】の一族。そのいずれもが大蛇に劣らぬ力を備え、末法の世(釈尊入滅後の最後期)に出でて國を喰らい尽くすと言う。 その者たちの名は、【屍蛇羅(しだら)】、【破蛇皇(はじゃおう)】、そして【九蛇躯】。 一瞬、後悔がよぎった。難儀どころではない。今回の【仕事】は、最悪だ。 「……いよいよ、末法世と言うことか」 「あらあら、もうとっくに、よ?」 愉しそうに言う女。俺は刃と化した右腕を翳すと、女──九蛇躯に向けて突きつけた。 「切り開く」 「出来るのなら」 挑発が終わると同時、俺は九蛇躯の懐へと飛び込み、右腕を一閃した。銀色の軌跡が空を斬り、一瞬景色がぶれる。彼女は直前に後方へと跳躍していたが、銀の燐光が触れたドレスがわずかに削り取られていた。 俺は休息を与える間もなく刃を二閃、三閃と打ち込んでいく。その度に空間が歪み、銀光の軌跡上に存在する一切を【無】に帰す。 「ふふ……実存を切り取る刃ね?」 九蛇躯は軽快に空中でステップを踏み、全ての斬撃をギリギリの所でかわしていた。躍るドレスがその度に千切れ、消滅するが、不思議なことに次の攻撃までには元の状態に戻っている。どうやら着衣自体は実体を持たないようだ。 全て見切られている……ならば、あまりこの方法は時間稼ぎにならない。そう判断すると、俺は即座に攻撃を切り替える。 「開放せよ、銀龍!!」 言霊に反応し、腕の刃は分解され、それぞれが光の筋となって九蛇躯の元へと飛んだ。ギュイ、と不気味な音を残し、銀の光が彼女の右腕を貫く。拡散した光がそれを更に押し広げ、彼女の腕は完全に千切れ飛んだ。 「あら、酷い事するのね」 吹き飛んだ腕を器用に無事な方の手で掴み、困ったような顔をする九蛇躯。だが彼女が千切れた腕を切断面に押しつけると、まるで何ごともなかったかのように接合される。 「結構体力使うのよ? 腕を繋げるのって」 「言ってくれる」 俺は内心歯がみをすると、ウエストバッグから四枚の符を取り出した。それをすぐには投げず、宙を蹴って九蛇躯から距離を取りながら、時間差で投げつける。 「万象砕きて喰らえ、紫龍!!」 言霊が響き、紫に彩られた四匹の巨大な龍が体の中腹まで割れた口を開く。彼らはその口から発した超音波で対象を文字通り骨まで砕き、そして喰らう。 九蛇躯は一瞬口角をつり上げたかと思うと、瞬時に後方へと跳躍する。ほんの瞬きの間に数十メートル先に出現した彼女を、しかし四匹の飢えた龍達は決して見逃さない。更にもう一度の跳躍を行った彼女の出現点を予測し、その巨躯から想像もつかない速度で先回りした彼らは、あっという間に彼女を囲い込む。次の一手まで予測されていた九蛇躯は、待ちかまえていた彼らの超音波を一手に浴び、すぐさま四肢を食い千切られた。 いや、食い千切られたかのように見えた。 次の瞬間、紫の龍達は一斉に爆散した。砕け散った肉片があたりに散らばり、霧となって蒸発する。しばらくして晴れた霧から出てきた九蛇躯の四肢に噛まれたような痕は一切無く、何ごともなかったかのように平然とそこに立っている。 全くの無傷。これは、俺も予想していなかった。だが、動揺の色を見せてはならない。あくまでも堂々と振る舞わなくては……【刀鍛冶】のように。 「……次は、こっちの番かしらね?」 言って、彼女は右手をこちらに向けて翳す。俺は咄嗟に符を取り出すと、前面に投げつけて叫んだ。 「金剛鎧いて護れ、白龍!!」 「おいでなさい、【屍喰の蛟(しぐいのみつち)】」 ダイヤモンドの硬度に匹敵する白き龍の盾が展開されると同時、漆黒の塊がそれにぶつかって轟音を立てた。たったそれだけで、先刻の雷でもびくともしなかった白龍の体にわずかなヒビが入る。塊はもぞもぞと動き始めると、ぐっと体を伸ばした。その醜悪な姿は、恐らく永遠に俺の記憶に残るだろう。 鋭い鉤爪の生えた四肢を持つ巨大な蛇。背には小さな八枚の翼を持ち、覆う鱗はその一枚一枚が鋭い刃物のように輝いている。顔とおぼしき場所にまともな顔はなく、ただ発達しすぎた顎と巨大な歯が立ち並ぶのみ。そして何より目立つのは……腐肉で出来た腹から覗く骨と臓物。これが一個の生物かと思うと、吐き気すら催す。 正真正銘化け物のその後ろで、女は愉快そうにこちらを眺めていた。坊やの相手はこの程度で十分だ、そう言いたげに。 化け物は白の防壁の向こうでうねると、再びその巨体を突っんできた。とてつもない音が響き、白い破片が飛び散る。白龍は今度も何とか持ちこたえたが、ダメージが相当酷い。後一度は支えきれないだろう。 俺は一気に符を十枚取り出すと、それを両手に五枚ずつ構えたまま化け物の動きをじっと観察した。化け物は腐肉を散らしながら身震いすると、次の突進に向けて体をよじり始める。その力が最大限に達したと思しき瞬間、俺は白龍の盾から飛び出した。 化け物は瞬時に標的を変える判断力は持たないらしく、そのまま白龍に体当たりをかました。限界が生じた龍は全身に亀裂が入り、粉々に砕け散る。俺はそのまま宙を蹴って全速力で化け物から距離を取ると、まず五枚の符を宙に投げた。 「金剛鎧いて護れ、白龍!!」 今度は五匹の白龍を呼び出し、前面にすきま無く展開させる。一匹ずつの防御力は同じだが、あの体当たりの力を分散させることが出来れば防ぐ時間は格段に上がるはずだ。早くもこちらに気付いた化け物を遠目に見ながら、俺は残った五枚のうち四枚を放り投げた。 「炎立ちて舞え、紅龍!!」 白龍の外縁を縫い、四匹の紅き龍が化け物目指して咆吼を上げる。若干の時間差を置いて化け物を攻撃するが、化け物はほとんどダメージを受けていない。それどころか、一匹、また一匹と化け物の巨大な顎に挟み込まれ、噛み砕かれていく。 ほんのわずかな時間稼ぎの間に、俺は最後の一枚の符に最大限の力を込めた。より強力な龍を召還するには、元々符に込められていた力では足りない。 化け物は見る間に紅龍を食い散らし、目の前に展開する白竜に向けて攻撃を開始した。その巨体が龍を叩き潰し、破壊の顎で鱗を砕く。どうやら見立ては甘かったようだ。五匹も展開した白龍は、先程とほとんど変わりない速度で破壊されている。 いや、その若干の差は、大きい。 最後の白龍を吹き飛ばした化け物に向けて、俺は符を撃った。 「黄昏喰らいて滅せよ、黒龍!!」 その呼びかけに符は黒く歪み、そこから一切の光を拒絶する暗黒が生まれ出る。暗黒は燃えるように身を沸き立たせながら、漆黒の龍へと変化した。化け物はその様を見ても怯まず、歓喜とも狂気ともつかない咆吼を上げて、黒龍へと突進する。 その腹が、一瞬のうちにえぐり取られた。 化け物は絶叫を上げてのたうち回る。黒龍はそれに構わず化け物の体を次々と噛み千切った。黒龍の体内は、空間軸と時間軸が現世のそれと著しく解離している。そのため、黒龍に食された物は決して現世に戻ることは出来ない。例えそれが、一部であろうと全部であろうと。 為す術もなく体を食い千切られる激痛に踊り狂う化け物は、とうとう我を忘れて破れかぶれの突進を繰り返し始めた。黒龍は直線的なその動きを難なくかわし、その度に化け物の体を抉り取っていく。 そして何度目かになろうという突進は黒龍を通り過ぎ、あろう事か招喚者である九蛇躯に向けて放たれた。正気を欠いた化け物には、最早敵味方の区別は付いていない。 九蛇躯は迫り来る化け物に向けて右手を伸ばした。暴走する化け物はそれが意味するところも分からず突撃し──その手に触れた瞬間、まるでそこだけ時間が静止したかのようにぴたりと動かなくなる。 「あらあら。主に向かって『おいた』するなんて、仕様のない子ね」 僅かに落胆を含んだ笑顔が漏らす台詞が終わるか終わらないかの内に、巨躯があり得ないスピードで吹き飛んだ。物理法則を限界まで使い切って空を切るそれはそびえ立つ東京タワーにぶち当たると、異様な音を派手に撒き散らして挽肉になった。衝撃でタワーの支柱は歪み、その角度が若干変わる。 俺はその圧倒的な力に戦慄すると共に、ほんの少しだけ安堵した。これだけの力を持て余していながら、この女は最初に俺を殺そうとはしなかった。それはつまり、彼女にとってこの戦い自体が「遊び」という程の認識であると言うこと。今まで【刀鍛冶】を狙ってきた奴らは、隙あらば首級を挙げんとする奴ばかりだった。それ故彼我の力量差が生き残る確率を左右していたが、今回は圧倒的格差がありながら勝機を見出すことが出来る。 そして勝機を得るための【鍵】も、もうすぐ完成するはずだ。 「ごめんなさいね、出来の悪い子で」 苦笑いのような表情を浮かべながら、九蛇躯。台詞はまるで母親のそれだが、先の行為を見た後では寒々しさすら覚える。 俺は残り三枚となった符を取り出すと、眼前に構えた。時間稼ぎの種は、これで尽きる。何とか耐えきらなければ……俺は一瞬焦燥感に駆られた。いや、駆られてしまった。 「……あら?」 「……ッ!!」 その一瞬を、九蛇躯は見逃してはくれなかった。 「……なるほどねぇ。あなたは【鍛冶守】だったわけね?」 俺の焦りが、強烈に縛ったはずの意識の鎖をほんの少しゆるめた一瞬。俺は、照那の方に視線を送ってしまった。 対【妖】戦闘史上最強の刀を創り出す、【刀鍛冶】に。 「くッ……金剛紡ぎて封ぜよ、白龍!!」 俺は一枚を九蛇躯に向けて投げ、相手の行動を封じるための白龍を呼び出す。だが、彼女が僅かに腕を払っただけで、白龍は硝子のように弾け飛んだ。その間にもう一枚を銀の刃へと変えると、俺は九蛇躯の前に立ち塞がる。 だが、 「ふふ、折角ここまで頑張ったのに……残念」 目の前にいたはずの九蛇躯の声が真横から聞こえ、俺は咄嗟の防御も空しく地面に向かって吹き飛ばされた。何とか重力をコントロールし、地面すれすれで静止することに成功する。彼女の腕が接触する間際、銀の刃がその腕を切断したために直撃を免れたが、もしまともに食らっていたら俺もあの化け物と同じく地面に大穴を空けてミンチになっていたところだ。 九蛇躯はまたしても腕を器用に繋ぐと、真っ赤な舌を覗かせて笑う。そして、「これで終わり」と言わんばかりに両腕を広げた。その間には、先程と比べものにならない程の濃度を誇る暗雲が立ちこめる。その矛先は、 「冥羽!! 出来たよ!!」 大声でこちらに合図を送る照那。それを引き金に、九蛇躯は雷土(いかづち)を開放した。爆発的なエネルギーを秘めた光の帯が、照那に向けて疾る。 照那の顔が、光の奥で悲痛に歪んだ。 俺は、大声でその【名】を叫んだ。 瞬間、目の前が真っ暗になった。 光が、収束する。 目を開き、俺は「それ」を手にした。握りしめた柄から、力が流れ込んでくるのが分かる。鞘のない剥き出しの刀身は微細に震え、この世に生まれ出でた喜びを体現しているかのようだ。 握る手に力を込め、眼前に構える。その切っ先の向こう、驚きを隠せぬ顔で宙に浮く女に目標を定め、俺は高らかに言霊を掲げた。 「昏(くら)き冥府より羽衣纏いて我が前に光臨せよ、【帥冥(すいめい)】!!」 刀身に込められていた力が、開放される。発せられる闘気は青白く揺らめき、萌え広がって俺の体を包んだ。そのエネルギーは凝縮されて物質化し、漆黒の鎧となって全身を覆っていく。 数千年の時を、妖の殲滅に捧げ続けてきた刀──帥冥。冥府の使者であり、月の支配者でもある天津神(あまつがみ)、【月読】の化身とも言われ受け継がれてきたこの刀は、武を司り、太陽を支配する天津神、【天照】の血を引く巫女の手によってのみ鍛えられる。 「……だから、俺は照那に有名になって欲しくなかったんだが」 しかし、その伝承は時を経て歪み、帥冥を鍛える者と使役する者は混同されて、いつしかこう呼ばれるようになった。 すなわち、【刀鍛冶】。 「まぁ、今更言っても仕方ないか」 独りごち、俺は刀を振り下ろした。その一降りは直線上に虚無の空間を創り出し、真っ直ぐに女を──九蛇躯の左肩から先をばっさりと切り落とす。無表情になった彼女はその腕を回収しようともせず、先程までとは打って変わった低く唸るような声で問うた。 「……どういう絡繰りかしら?」 「切り札ってのを、使っただけだ」 そう言って、俺は持っていた「最後の一枚」の消し炭を彼女の前でばらまいた。 温存していた最後の符。それは、対象と自身の間の空間を転移させるための、正に切り札。呼び出された双頭の龍は、瞬時にして俺と照那の位置を入れ替えた。後は、俺が刀に触れさえすれば、あの程度の雷土なら防ぐことが出来る。 刀の執行者たる【刀使い】である俺なら。 「そう……坊や達二人で一つなわけね……?」 九蛇躯はそう呟くと、天を仰いだ。その瞬間、爆発的に彼女の妖気が高まり、見る間に彼女を巨大な妖へと変化させた。妖艶な素顔はそのままに、体の背面が鱗で覆われ、胸と腹は強固な外骨格で鎧われる。腕は龍のそれに似た鉤爪を備え、腰より下からは九つの頭を持つ蛇が鎌首をもたげた。 これが、九蛇躯。八岐大蛇の血を引く、旧き妖。 「それじゃあ……二人とも壊してあげるわ」 身の毛もよだつ恐声が響き、本体を現した九蛇躯が雷土を振りまいた。九つの頭が一斉に放射する雷土は、先程の物より威力は弱いものの、数が多い故に累積するダメージが大きい。俺と転移した照那は白龍で辛うじて身を守っているが、その表情はかなりきつそうだ。 俺は帥冥で雷土を防ぎながら、先程と同じように刀を振り下ろす。空間の断層はそのまま蛇の頭をはじき飛ばしたが、尋常ならざる再生力が働いているのか、すぐに新しい頭が生えてきた。どうやら、本体を直接叩かないことには倒せないようだ。 「なら……【帥冥】に命ず。我が身を賭して冥府の扉を開くべし!!」 言霊を叫び、俺は自分の力と引き替えに刀の力を更なる高みへと開放した。気力が一気に刀へと流れ込み、一瞬気を失いそうになる。何とか踏みとどまり、ギリギリ限界量の力を刀に乗せると、俺は九蛇躯へと跳躍した。 「うぉぉぉッッ!!」 「……!?」 まさか突っ込んでくるとは思わなかったらしい九蛇躯は、驚嘆の表情を浮かべる。今度は逆にこちらが笑顔を浮かべてやると、俺は膂力を最大限使って刀を振り下ろした。 ──ズ。 鈍い音が、辺り一面に響く。 振り抜いた刀は、九頭の蛇を全て虚無空間に帰し、更に彼女の腰から右肩にかけて斜めに切り裂いた。切断面は即座に再生しかけたが、そこへ追い打ちをかけるように照那の放った炎の龍が仕掛ける。九蛇躯はこの世の物とは思えぬ絶叫を挙げると、先程の大きさまで縮んでいった。そして、そのまま落下して地面にぶつかる。 俺は帥冥の任を解いて装備を解除すると、九蛇躯の横へと降り立った。向こうから、符術を放った照那も駆けつける。 九蛇躯は傷口も再生できぬまま、そこに横たわっていた。腰から下と右腕を失い、無事だった上半身も焼けこげた状態で未だ息をしていることが驚異的だが、それでも浮かべている彼女の笑顔にまず驚く。 「……ふふ……負けちゃったわね……」 そう言って、九蛇躯は残った左手で顔を覆った。 「遊びのつもりで手を出したのに……私も、老いたかしら……」 その手から、白い煙が上がる。焼けこげた為ではない。妖術の一種なのだろう。 おそらく、その煙を吸ったら彼女は死ぬのだと思った。 何の根拠もなかったが、彼女の声から失われてしまった艶が、それを予見させた。何千・何万年と生きてきた彼女にとって、もしかしたら既に持て余した命だったのかも知れない。 「でも……久々に楽しかったわ……」 九蛇躯の体が、崩れていく。まるで、内側から燃えていくように。ゆっくりと、ゆっくりと。 そしていつしか、そこには一山の灰だけが残った。 「……終わった……」 「……終わったねー……」 気が緩んだ瞬間、硝子の割れるような音と共に【羅刹国の陣】が崩れ去った。その一瞬で、何ごともなかったかのように全てが一変する。そこには歪んだ東京タワーも化け物のミンチもなく、そして九蛇躯の遺灰すらも残されていなかった。 羅刹国の陣の中で死んだ者は、そのまま陣の中に取り残される。例え天地がひっくり返って九蛇躯が生き返ったとしても、最早この世に出てくることは出来ない。 与えられた【仕事】が終わり、呆然とする俺達を、塔の向こうから伸びてきた光が照らしつけた。 ──こんな俺達にも、朝は容赦ない。 前の作品 次の作品 コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/vipinff11/pages/132.html
ねーこだにゃんっ☆ 新生14てぃあまっと Lempicka オスラ あべさん久々更新乙!あとあけおめ! ちょっと二月まで試験勉強せなあかんので二月末まで半休止!あとスノボ!!ハウジング協力できなくてすまにゃあ 余裕あったら貢ぎに現れます!よろしくね!!!オススメネタじゃなくてごめんね!!!! 竜50 白50 彫金50 ゲイボルグ+1後回しにしようと思ってたらエンドコンテンツレリック+1必須みたいな流れで悲しい というかリューサン行きづらいし白あげますね 床ペロ士のことリューサンって言うのやめろよ! ,-´ ̄ ̄`、 / \ ,.--─┤─、.,__,_,..-゙├─ 、 ヽ、 `─..,__,,,,,..--´ ,.-´ `ー-...,,,,___,,,,,...-─" >、. U ,.< < リューサンでバハいけないのはネ実鵜呑みにしてるやつだけで ノ ! ! -=- ノ! ト-、 普通に参加できるだけの性能はあるからな .. "L \\.".//_ | ゙` http //www.nicovideo.jp/watch/sm21096118 スマブラ購買意欲がめちゃ上がったクソワロタwwwwwwww おすすめのおはなし 雉 Rare Ex D87 隔190 命中+16 回避+13 Lv99~ 忍 神無 Rare Ex D55 隔210 AGI+15 秘 アフターマス 時々2倍撃 Lv90~ 忍 Neeeekoは神無を見てしくしくと泣き出した。 モバゲらないカードメモ (予告なしで売却競売合成する可能性あり) 天 +... SR 女帝ジェシー・ソフィラティア 島女神アマミク(プチ使用中) RR 女騎士アベーユ エデン 吹雪獣ディアヴァス×2 戦王イスカンダル 魔術天使サハリエル×2 R 権天使アルケー 月精猫ユンファ 聖翼騎士スレイ(R+) 遊撃士セイクリッド×2 ティアマト×3 聖魔術師エニス×2 氷昌姫ドルティーラ フェアリープリンセス 雷獣 ケルキオン×2 アクアナイト 戦王イスカンダル×2 重撃の騎士ガラハッド×2 愛天使ハニエル×3 クーフーリン 鳥乙女アステリア 神鳥 魔法天使アリエル×2 魔 +... RR 機竜騎兵ゲルトルード 竜神王ヴァーン 使い魔ティエニス 祓魔術師マタイ R 寡黙の騎士モルドレッド×3 妖獣少女シャムシャム 妖女妃己×2 海獣ケースト 魔工術師リゲル×3 草霊姫バブルディーナ×2 クリームヒルト×2 フラワーラミア 白娘々 魔女セニエス 幻蛇魔女エキドナ 悪魔貴族サイフォス・タルチネス 地 +... SR全部使用中 RR ガンスリングガール×2 (レベルマックスマテ挿し) トレジャーハンターメイ (レベルマックスマテ挿し) ブリューナク 制服剣士つばき カイチ 紅蓮姫フレア やまたのおろち R エッツェル王×2 刀鍛冶レギン×4 天才剣士クライス 猛虎牙マーゼルグ 花の女神ローレル 宝華公主 修道女ブリギット×2 誘惑の悪魔メティス ケンタウルス×4 神速の騎士ブルーノ ヒュドラ×4 高貴なる騎士ネメス×2 隻腕の騎士ペディヴィア×2 火竜シードラ×3 聖獣バロン×2 制服剣士つばき×2 ドラゴンハンター隼刀 ベルセウス×3 笛吹き少女ユナ (マテ挿しマックス強化) トレジャーハンターメイ×3 魔導を極めし者サーフィス×4 きのこ姫ノーミア×2 猫又ミミィ 邪竜剣士ザルカード 騎士見習アナスタシア 炎呪剣士アース×2 みなさんお世話になりました。 行かなくなった思い出のある地にいったけれど色々あったなぁ・・・ +... おでん鯖に来て書き込みして迎えに来てくれたのがおちょこ その後ずっとお世話して忍者AF全部手伝ってくれて一緒に遊んでくれたちゃわん グラットンナイトAFで現れて花をトレードして颯爽と去っていったぶらすん 変態で廃人だけどよく遊んでくれたこっへ 闇王一緒に倒してくれたとむさん エンドコンテンツによく誘ってくれたちゃみ えっちでマン拓とっちゃうぎゅん 趣味が一緒でなんでも一緒にやってたびあんき 一緒にENM通ったりcodやったりしたもちさん よくわからなかったつるべ あまり遊べなかったけど覚えてるどんすぴ テクニシャンなあべさん 後から入ってきて慕ってくれたりんれん 突然来なくなっちゃって心配だけど頑張ってたにゃっく 最近見ないけど実は今も仲良しなえすね 他にもいっぱい覚えてるけどいっぱい遊んだなぁ 困った時編 道わからねえwwww→http //ff11db.sakura.ne.jp/database/top/index_map.html このアイテムなににつかうんwww→http //wiki.ffo.jp/ 天気が知りたい→http //ff11info.com/bazaar/weather.php 競売の履歴が見たい→http //www.ffxiah.com/index.php クエストの手順がわからにぃ;;→http //www5.plala.or.jp/SQR/ff11
https://w.atwiki.jp/sponsor24/pages/1144.html
フジテレビ 2024年 フジテレビ 2024年5月5日 FNNニュース(朝) @ フジ 0'30"…東熱 GO!GO!チャギントン @ フジ 0'30"…サトウ食品、Kowa(PT) はやく起きた朝は… @ フジ 0'30"…Kowa ボクらの時代 0'30"…MITSUBISHI MOTORS※、明治安田※、創味食品※、RIZAP、ライフネット生命、森永製菓(PT) 日曜報道 THE PRIME 絨毯の上にレディースアートネイチャー・日高屋・Kowa以外カラー表記 A枠 0'30"…MITSUBISHI MOTORS、セーレン、ACN、東海東京フィナンシャル・グループ、レディースアートネイチャー、ライフネット生命(PT) B枠 @ フジ 0'30"…ヨドバシカメラ、住友不動産販売、日高屋、Kowa C枠 @ フジ 0'30"…APA HOTEL 千葉の贈り物~まごころ配達人~ @ フジ 0'30"…ちばぎん(千葉銀行)、kikkoman、三協フロンテア 提供クレジットのみ…千葉県(0'30"扱い) 逃走中 グレートミッション 0'30"…BANDAI、BANDAINAMCO バンダイナムコエンターテインメント※、個別指導キャンパス、VICTOR ENTERTAINMENT、日本コロムビア(PT) HH(1'00")…BUSHIROAD ワンピース 0'30"…BANDAI、BANDAINAMCO バンダイナムコエンターテインメント、meito、セブン アイHLDGS.(セブン-イレブン)、avex pictures ワイドナショー @ フジ A枠 0'30"…P G B枠 0'30"…サテライトオフィス Sateraito Office、dip なりゆき街道旅 @ フジ 絨毯の上にカラー表記 0'30"…三井不動産 MITSUI FUDOSAN、JR東日本、交換できるくん FNN Live News イット! @ フジ 絨毯の上にカラー表記 0'30"…PIZZA-LA、太陽自動車 ちびまる子ちゃん 絨毯の上にカラー表記 0'30"…ミツウロコ、龍角散 Ryukakusan、TAKARA TOMY 100th anniversary、株式会社 SUMCO、いなば サザエさん 絨毯の上にカラー表記 1'00"…NISSAN(0'30"扱い) 0'30"…日清食品、宝くじ、西松屋、Daiwa House、Aj AJINOMOTO、amazon、任天堂、P G 特別編集版「鬼滅の刃」刀鍛冶の里 繋いだ絆編▼柱稽古編スタート目前! 19 00~22 13 絨毯の上にDisney+・USJ・ANIPLEX・アサヒ飲料・C枠のP G以外カラー表記 A枠 0’30”…積水ハウス、P G、NISSO 日総工産、PlayStation、宝くじ、第一三共ヘルスケア、森永製菓、proactiv、サカイ引越センター、Disney+ ディズニープラス、小林製薬(PT) B枠 0’30”…SoftBank、Kracie、ホットスタッフ、大戸屋ごはん処、LION、アイリスオーヤマ、Yakult、エステー、任天堂、UNIVERSAL STUDIOS JAPAN C枠 0’30”…Kao、MITSUBISHI ELECTRIC、木下グループ、アース製薬、ANIPLEX、PARADISE CITY、P G、アサヒ飲料、小林製薬(お詫びCM・PT)、KIRIN(キリンビール・PT) 「鬼滅の刃」柱スペシャル動画 22 13~22 19 @ フジ A枠 カード提供…三建設備工業 B枠 カード提供…AZEST-GROUP Mr.サンデー A枠 0’30”…アートネイチャー※、ニトリ※、SUNTORY、住友不動産販売※、小林製薬(お詫びCM・PT)、KIRIN(キリンビール・PT) HH(0’30”)…アリナミン製薬 B枠 0’30”…P G※、佐川急便※、三菱電機ビルソリューションズ、Japanet※、大塚製薬、日本生命※、DAICEL※ すぽると! A枠 1’00”…indeed インディード 0’30”…APA HOTEL※、okabe※(岡部株式会社)、MJS※、太田胃散※、アサヒビール B枠 @ フジ 0’30”…Kowa※ C枠 0’30”…TOYOTA※、アイフル※、三和シヤッター※、勘定奉行クラウド K-POP HOUSE @ フジ 0’30”…COSMO、NISSO 日総工産(PT)、pony canyon(PT)、求人ジャーナル(PT)
https://w.atwiki.jp/shinsen/pages/790.html
破天新目録 怒号改、4体固定です。 -- 封魔1個で召喚は高位、表、裏の3冊目録もらえます -- 武功250と交換した目録は使用すると、自分の職業の上位心得の四に変わりますが、残念ながら取引不可でした。 -- クライアントパッチ内容、 鍛冶屋の生産目録が「鋳鉄之書・七」「鋳鉄之書・八」あります。 -- 家具の書序ってどこでもらえるのですか? -- 鎧之書・六、兜之書・八と難易度12 -- 家具の書序は、染物屋で売ってます -- 復興してない勢力では目録:渡来之知恵が115貫だった。 -- 幻刹 魅力の問題では?どの勢力でも中立扱いなので魅力4だと15%ましにになります。 -- koon1600 薬師之匠・伍 難11、 六 難12 -- マゲ 超ぶちかましは準備なし。青▲は消滅、ノーマルとのダメージ差は未確認。 -- 超ぶちかましの補足、消費気合は70%と多め。 -- 堺の雑貨屋で新参者心得の目録売り -- ちび忍 刀鍛冶の生産目録六の各種難易度12です -- 発破射撃、鉄砲版太極でした -- 薬師の匠7 難度12 lv53以上 秘薬調合之か 染料調合之へ お守り作成と です。 -- 高位召喚術・参 高位召喚術・弐 難13 適正LVなし -- LB 式符之書・表参 式符之書・表弐&式符之書・裏弐:LV48↑難12 -- LB 修験道の天狗法力は、装備の付与効果を逆転させるフルカラー呪詛といううわさがありますね。 -- ブック 南蛮街のエルネストで彫金道具売り -- 彫金道具 天狗法力「対象のいくつかの付与石の効果を逆転する」 -- 烈風織田薬師 神恩の儀 自動発動 味方全体の気合を継続的に回復。効果・中 戦闘開始時に気合韻状態(弐ぐらいかな?)です。結構便利ですが、癖で気合韻やっちゃうのです^^; -- 鋳鉄之書・7・L53↑・難12・三連銃作成に、鋳鉄之に、連銃作成之ほ -- 謎鍛冶 .... -- 烈震撃 「棍棒限定 状況によらず、固定のダメージを与える攻撃。効果・大」技能の説明をそのまま抜粋 -- 職人装備ですが、現状でよく売られてるような特殊能力が付いていないものは失敗品のようです。成功品には低鍛錬之技(お守りにて確認)のように特殊効果が付く事で生産の手助けになるみたいなので、購入の際には注意が必要です。 -- 宝玉つけられるだけでもいいんじゃ -- 宝玉は職人装備の効果をアップだから効果ついてなかったら付けても無意味かと。 -- 宝飾か【祈祷札 4つ/ヤマニシキギ材6+牛毛筆1】【白金飾り留め金 4つ/上玉鋼1+白金箔2+金箔1】【特上板札 4つ/樫材3+強化糸2】 -- 神職9 宝飾よ【職人手ぬぐい(首飾り)/銀製飾り玉2+上ニカワ1+稲わら材1+祈祷札2】 -- 神職9 宝飾た【硝子の首当(首飾り)/ガラス製飾り玉2+上ニカワ2+稲わら材1+金箔1+魔物の爪1】【夢現の首飾り(首飾り)/鬼の歯牙1+鬼神の肋骨1+現夢の欠片1+金箔1】 -- 神職9 鋳鉄之書・8・L53↑・難13・三連銃作成ほ、鋳鉄之ほ -- 謎鍛冶 職人装備の金槌で懐剣職人と効果が付き、それを装備して使ったのですが野外では使えないと、、どうやって効果わかるのでしょう? -- 鈍器之書・七(難易度13、Lv53以上)鈍器作成之に、鈍器作成之ほ -- ヒロ 職人装備>装備して生産したら効果がのるんじゃないの? -- 生産潜在の職人装備時に器用+に振り、装備して見ると器用がプラスされる、職人魂はその潜在効果がさらに+される、特殊効果は今一不明 -- そんな潜在ありましたっけ?隠し潜在か何かですか? -- 【超ぶちかまし】必要気合70%:ダメージキャップ3050程度:命中すると青▲消えます、回避された場合は消えない。硬い敵にも普通にダメージでます。 -- 超ぶちかましで4000でました -- 「超ぶちかまし」は準備動作有りですかね?ダメについては、キャップは既存の「ぶちかまし」以上なのかな?まぁ、どっちにしろ結局は青△が消えるならネタでしか無い訳で、鎧鍛冶の特化4は修得する価値無しかなー -- 神恩の儀 戦闘開始から気合速度上昇です -- 山田太郎 恐慌(薬師) 混沌と説明が同じなんですが上位技能なんでしょうか? -- ??? ↑混沌がじゅむ2 恐慌がじゅむ3程度の減少度なんで、混沌の上位にあたるかとおもいます。 -- 修験道薬師 【超ぶちかまし】準備無しです。術系の敵や最後に残った硬い敵などの排除用かな。 -- ↑術系の敵(術系メインで痛い敵がいない場合ね^^;) -- 神典の光雨弐は説明、グラともに一緒だけど何か違いあるんすか? -- 光雨・弐は、上位です -- 【暗殺術応用】 は正常に動作していないと思われます。命中極意>暗殺術応用とするとまったく攻撃が当たらなくなりました。 -- 忍者初心者 槍剣之書・七 は存在しないのでしょうか? 宝剣系の新武器が無いのも気になります。 -- 「鈍器作成之へ」は存在しません 「ほ」までです --
https://w.atwiki.jp/aninetjapan/pages/23.html
このサイトに記載されている情報の大半は架空情報です。正確な情報は各番組・放送局の公式サイトでご確認下さい。 千葉テレビ日曜24時枠のレギュラーネット局を紹介するものである。(ちなみに、2010年1月現在は同枠で「ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド」を放送している。) 概要 2008年4月の「我が家のお稲荷さま。」開始時より設定された枠で基本的に角川書店の提供枠であった。しかし、2008年12月の「喰霊 -零-」終了に伴う角川書店スポンサー降板により一部地域でのネット離脱が始まった。2009年1月期の「RIDE BACK」はネット局こそ減ったものの枠を継続した地域は多数あった。 2009年4月期の「シャングリ・ラ」で再び角川書店スポンサー枠が復活し、一時休止していた地域でもネットが復活した。しかし、2009年秋の改編で終了(ネット離脱)地域が続出し、2009年10月期の「そらのおとしもの」は東名阪・仙台・広島・福岡・熊本地域のみのネットに縮小された。 更に「そらのおとしもの」終了で角川書店が再びスポンサーを降りたことから広島・福岡・熊本地域でのネットが終了。現在はメディアファクトリー提供枠に切り替わり、東名阪と仙台地区のみの放送になっている。 ネット局 現在のネット局 放送区域 放送局名 放送時間 系列 遅れ日数 備考 千葉県 チバテレビ 日曜 24 00 - 24 30 独立UHF局 0日遅れ幹事局 神奈川県 tvk 月曜 25 15 - 25 45 0日遅れ 埼玉県 テレ玉 月曜 25 00 - 25 30 1日遅れ 愛知県 テレビ愛知 火曜 25 28 - 25 58 テレビ東京系列 2日遅れ 東京都 TOKYO MX 火曜 25 30 - 26 00 独立UHF局 兵庫県 サンテレビ 水曜 26 10 - 26 40 3日遅れ 宮城県 ミヤギテレビ 木曜 26 48 - 27 18 日本テレビ系列 4日遅れ 過去のネット局 放送区域 放送局名 放送時間 系列 最終ネット番組 備考 青森県 青森放送 土曜 26 20 - 26 50 日本テレビ系列 喰霊 -零- 岡山県・香川県 山陽放送 火曜 26 25 - 26 55 TBS系列 長崎県 テレビ長崎 日曜 26 05 - 26 35 フジテレビ系列 鹿児島県 南日本放送 水曜 25 00 - 25 30 TBS系列 北海道 テレビ北海道 木曜 25 30 - 26 00 テレビ東京系列 シャングリ・ラ 岩手県 テレビ岩手 土曜 26 20 - 26 50 日本テレビ系列 福島県 福島中央テレビ 金曜 26 15 - 26 45 現在はテレビ東京製作アニメの放送枠になっている。 新潟県 新潟放送 月曜 25 55 - 26 25 TBS系列 現在はTBS製作アニメのレギュラーネット枠になっている。 石川県 テレビ金沢 土曜 26 30 - 27 00 日本テレビ系列 鳥取県・島根県 日本海テレビ 金曜 25 25 - 25 55 愛媛県 テレビ愛媛 水曜 25 20 - 25 50 フジテレビ系列 広島県 広島テレビ 日曜 25 50 - 26 20 日本テレビ系列 そらのおとしもの 熊本県 熊本放送 日曜 26 20 - 26 50 TBS系列 京都府 KBS京都 月曜 25 00 - 25 30 独立UHF局 福岡県 TVQ九州放送 火曜 25 53 - 26 23 テレビ東京系列 RAB、KTN、MBCの3局は、後番組に「宇宙をかける少女」を放送している。 ネット局に関する備考 「喰霊 -零-」終了以降からネット局が減少し、現在のネット局でも遅れ日数が増加している局や放送時間の変更を行っている局が存在している。(発足当初から時間帯変更無しで放送してる局は、幹事局の千葉テレビ、テレビ埼玉、テレビ神奈川、KBS京都、サンテレビ、広島テレビ、熊本放送の7局のみで、それ以外の局は時間変更等を行っている。) 熊本放送(RKK)の放送時間については、「我が家のお稲荷さま。」放送時より他局と重複するようになり、前述の「お稲荷さま。」から「喰霊 -零-」までは日本海テレビ(NKT)と同時刻であり、「シャングリ・ラ」からはミヤギテレビ(MMT)と同時刻に放送するようになっている。しかし、これはRKK及びNKT、MMTが意図的に時間を合わせたものではない。 2009年秋以降はこれまでの16局ネットから、10局ネットに変更となり、大半の地域で放送されなくなった。(各局の後番は、TVI 「君に届け」(日本テレビ製作)、FCT 「夏のあらし! 春夏冬中」(テレビ東京製作)、BSN 「けんぷファー」(TBS製作)、KTK 「聖剣の刀鍛冶」(UHFアニメ)、NKT・EBC 通販となった。) 更に広島テレビ(HTV)が2009年12月を持ってネットを離脱することになり、中国・四国地方での同枠のネットは廃止されることになった。
https://w.atwiki.jp/as2010/pages/75.html
-あおきさやか(1) あおきさやか キョンの妹@涼宮ハルヒの消失 -阿澄佳奈(4) 阿澄佳奈 入江@Angel Beats! 種島ぽぷら@WORKING!! 近堂水琴@けんぷファー ゆの@ひだまりスケッチ×☆☆☆ -安済知佳(1) 安済知佳 御子神ナギサ@あにゃまる探偵 キルミンずぅ -新井里美(2) 新井里美 白井黒子@とある科学の超電磁砲 鈴木@迷い猫オーバーラン! -浅川悠(1) 浅川悠 草壁美鈴@11eyes -伊瀬茉莉也(2) 伊瀬茉莉也 櫛名田眠@おおかみかくし 雛菊@はなまる幼稚園 -伊藤かな恵(6) 伊藤かな恵 アイリ@クイーンズブレイド 玉座を継ぐ者 日奈森あむ(日奈森亜夢)@しゅごキャラ! シリーズ 佐天涙子@とある科学の超電磁砲 鈴川小梅@大正野球娘。 明野美星@宙のまにまに 芹沢文乃@迷い猫オーバーラン! -伊藤静(6) 伊藤静 向坂環@ToHeart2 adplus 小鳥遊梢@WORKING!! 江藤不二子@いちばんうしろの大魔王 桂ヒナギク@ハヤテのごとく!! 竹井久(部長)@咲-Saki- ヴィルヘルミナ・カルメル@灼眼のシャナS -井口裕香(4) 井口裕香 インデックス@とある科学の超電磁砲 水野楓@にゃんこい! 阿良々木月火@化物語 梅ノ森千世@迷い猫オーバーラン! -井上麻里奈(3) 井上麻里奈 右代宮朱志香@うみねこのなく頃に 瀬能ナツル@けんぷファー アリシア・メルキオット@戦場のヴァルキュリア -磯村知美(1) 磯村知美 霧島翔子@バカとテストと召喚獣 -生田善子(1) 生田善子 苑樹雪菜@閃光のナイトレイド -遠藤綾(1) 遠藤綾 シェリル・ノーム@マクロスF 虚空歌姫~イツワリノウタヒメ~ -植田佳奈(4) 植田佳奈 遠坂凛@Fate/stay night UNLIMITED BLADE WORKS 固法美偉@とある科学の超電磁砲 宮永咲@咲-Saki- 愛沢咲夜@ハヤテのごとく!! -小野涼子(1) 小野涼子 久寿川ささら@ToHeart2 adplus -大亀あすか(1) 大亀あすか リズリット・L・チェルシー@おまもりひまり -大橋歩夕(1) 大橋歩夕 沢村智紀@咲-Saki- -大原さやか(1) 大原さやか ベアトリーチェ@うみねこのなく頃に -かないみか(1) かないみか 北条沙都子@ひぐらしのなく頃に礼 -加藤英美里(5) 加藤英美里 関根@Angel Beats! 摘花五十鈴@おおかみかくし 木下優子@バカとテストと召喚獣 鳳条院聖華@プリンセスラバー! 八九寺真宵@化物語 -金元寿子(1) 金元寿子 空深彼方(カナタ)@ソ・ラ・ノ・ヲ・ト -甲斐田裕子(1) 甲斐田裕子 月映巴@大正野球娘。 -神田朱未(3) 神田朱未 藤林椋@CLANNAD~AFTER STORY~もうひとつの世界 杏編 芦原ちかこ(あーさん)@GA 芸術科アートデザインクラス 神楽坂明日菜@魔法先生ネギま! もうひとつの世界 -川澄綾子(6) 川澄綾子 セイバー@Fate/stay night UNLIMITED BLADE WORKS アリス@PandoraHearts 少女(アーたん)@ハヤテのごとく!! 彩京朋美@れでぃ×ばと! 吉田一美@灼眼のシャナS 安藤まほろ@まほろまてぃっく ~ただいま◇おかえり~ -川瀬晶子(1) 川瀬晶子 松本麻耶@WORKING!! -門脇舞以(1) 門脇舞以 イリヤスフィール・フォン・アインツベルン@Fate/stay night UNLIMITED BLADE WORKS -喜多村英梨(6) 喜多村英梨 ユイ@Angel Beats! イヴ・ノイシュヴァンシュタイン@NEEDLESS 轟八千代@WORKING!! 墨埜谷暮羽(クレハ)@ソ・ラ・ノ・ヲ・ト 阿良々木火憐@化物語 月映静@大正野球娘。 -桑谷夏子(3) 桑谷夏子 蒲原智美@咲-Saki- 綾瀬夕映@魔法先生ネギま! もうひとつの世界 朝倉涼子@涼宮ハルヒの消失 -桑島法子(3) 桑島法子 明堂院いつき(キュアサンシャイン)@ハートキャッチプリキュア! イサラ・ギュンター@戦場のヴァルキュリア 雪村千鶴@薄桜鬼 -黒河奈美(1) 黒河奈美 関羽(愛紗)@真・恋姫†無双 シリーズ -釘宮理恵(11) 釘宮理恵 カミュ@OVAうたわれるもの 紗音@うみねこのなく頃に 久地院美華@かなめも 三千院ナギ@ハヤテのごとく!! 智花@ひだまりスケッチ×☆☆☆ リヒテンシュタイン@ヘタリア Axis Powers 大地薫@れでぃ×ばと! 神楽@銀魂 シリーズ 片岡優希@咲-Saki- シャナ@灼眼のシャナS アリサ・バニングス@魔法少女リリカルなのは THE MOVIE 1st -こやまきみこ(1) こやまきみこ 月詠小萌@とある科学の超電磁砲 -後藤沙緒里(1) 後藤沙緒里 菊坂胡蝶@大正野球娘。 -後藤麻衣(3) 後藤麻衣 劉備(桃香)@真・恋姫†無双 シリーズ 乃木坂美夏@乃木坂春香の秘密 ぴゅあれっつぁ♪ ヒロ@ひだまりスケッチ×☆☆☆ -後藤邑子(2) 後藤邑子 鳳統(雛里)@真・恋姫†無双 シリーズ 朝比奈みくる@涼宮ハルヒの消失 -寿美菜子(2) 寿美菜子 琴吹紬@けいおん!! 婚后光子@とある科学の超電磁砲 -小見川千明(1) 小見川千明 なずな@ひだまりスケッチ×☆☆☆ -小清水亜美(3) 小清水亜美 原村和@咲-Saki- ホロ@狼と香辛料II 緋鞠@おまもりひまり -小林ゆう(3) 小林ゆう 和宮梨旺(リオ)@ソ・ラ・ノ・ヲ・ト 加治木ゆみ@咲-Saki- 桜咲刹那@魔法先生ネギま! もうひとつの世界 -小林眞紀(1) 小林眞紀 馬超(翠)@真・恋姫†無双 シリーズ -佐藤聡美(3) 佐藤聡美 御子神リム@あにゃまる探偵 キルミンずぅ 田井中律@けいおん!! 都築乙女@迷い猫オーバーラン! -佐藤利奈(3) 佐藤利奈 右代宮縁寿@うみねこのなく頃に 御坂美琴@とある科学の超電磁砲 佐藤@迷い猫オーバーラン! -斎藤千和(1) 斎藤千和 戦場ヶ原ひたぎ@化物語 -斎藤桃子(2) 斎藤桃子 小鳥遊なずな@WORKING!! 東横桃子@咲-Saki- -斎藤楓子(1) 斎藤楓子 椎名@Angel Beats! -坂本真綾(3) 坂本真綾 両儀式@空の境界 ニノ@荒川アンダー ザ ブリッジ 明石さん@四畳半神話大系 -真田アサミ(1) 真田アサミ 山中さわ子@けいおん!! -斉藤佑圭(1) 斉藤佑圭 紅葉知弦@生徒会の一存 -沢城みゆき(6) 沢城みゆき 岩沢@Angel Beats! 友兼(トモカネ)@GA 芸術科アートデザインクラス アルルゥ@OVAうたわれるもの キャル・ディヴェンス(ドライ)@Phantom ~Requiem for the Phantom~ セルティ・ストゥルルソン@デュラララ!! 神原駿河@化物語 -櫻井浩美(1) 櫻井浩美 ゆり@Angel Beats! -下屋則子(1) 下屋則子 間桐桜@Fate/stay night UNLIMITED BLADE WORKS -新谷良子(2) 新谷良子 沙英@ひだまりスケッチ×☆☆☆ 妹尾佳織@咲-Saki- -真堂圭(2) 真堂圭 静水久@おまもりひまり 杏@はなまる幼稚園 -清水愛(3) 清水愛 国広一@咲-Saki- 藤堂エリス@生徒会の一存 月村すずか@魔法少女リリカルなのは THE MOVIE 1st -白石涼子(1) 白石涼子 染谷まこ@咲-Saki- -高垣彩陽(3) 高垣彩陽 アイン(エレン)@Phantom ~Requiem for the Phantom~ 五月田根美香子@そらのおとしもの 柊@はなまる幼稚園 -高橋美佳子 (1) 高橋美佳子 西沢歩@ハヤテのごとく!! -高森奈津美(1) 高森奈津美 桜あかり@ジュエルペット てぃんくる☆ -高本めぐみ(1) 高本めぐみ ウィンリィ・ロックベル@鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST -巽悠衣子(1) 巽悠衣子 住之江りこ@Kiss×sis -谷井あすか(1) 谷井あすか 小森霧@【懺・】さよなら絶望先生 シリーズ -丹下桜(1) 丹下桜 羽鳥カノン@あにゃまる探偵 キルミンずぅ -竹達彩奈(4) 竹達彩奈 住之江あこ@Kiss×sis 中野梓@けいおん!! ミリア・マリーゴールド・マッケンジー@ジュエルペット てぃんくる☆ 霧谷希@迷い猫オーバーラン! -田村ゆかり(6) 田村ゆかり 山田@B型H系 ベルンカステル@うみねこのなく頃に 古手梨花@ひぐらしのなく頃に礼 とがめ@刀語 高町なのは@魔法少女リリカルなのは THE MOVIE 1st 竹馬園夏帆@迷い猫オーバーラン! -田中敦子(1) 田中敦子 木山春生@とある科学の超電磁砲 -田中理恵(1) 田中理恵 マリア@ハヤテのごとく!! -茅原実里(2) 茅原実里 龍門渕透華@咲-Saki- 長門有希@涼宮ハルヒの消失 -戸松遥(7) 戸松遥 山口如月(キサラギ)@GA 芸術科アートデザインクラス 水無神操緒@アスラクライン2 桐島朱莉@にゃんこい! 桐島琴音@にゃんこい! 一ノ瀬・弓子・クリスティーナ@よくわかる現代魔法 蒔田姫@宙のまにまに ララ・サタリン・デビルーク@ToLOVEる -とらぶる- -藤東知夏(1) 藤東知夏 真鍋和@けいおん!! -徳永愛(2) 徳永愛 野田ミキ(ノダミキ)@GA 芸術科アートデザインクラス 夢乃マホ@咲-Saki- -富樫美鈴(1) 富樫美鈴 椎名深夏@生徒会の一存 -豊口めぐみ(2) 豊口めぐみ はてなようせい@かっこいい1ねんせいになろう!にゅうがくクイズ アリア@聖剣の刀鍛冶 -豊崎愛生(5) 豊崎愛生 曽我けーな@いちばんうしろの大魔王 中町かな@かなめも 平沢唯@けいおん!! 初春飾利@とある科学の超電磁砲 リサ@聖剣の刀鍛冶 -永田依子(1) 永田依子 鈴木純@けいおん!! -中原麻衣(6) 中原麻衣 初音(音無の妹)@Angel Beats! 竜宮レナ@ひぐらしのなく頃に礼 セルニア・伊織・フレイムハート@れでぃ×ばと! 宮永照@咲-Saki- 小笠原晶子@大正野球娘。 鑢七実@刀語 -中村知子(2) 中村知子 平沢唯の隣席のクラスメイト(立花姫子)@けいおん!! 結木やや@しゅごキャラ! シリーズ -中村繪里子(1) 中村繪里子 袁術(美羽)@真・恋姫†無双 シリーズ -中島愛(2) 中島愛 沙倉楓@けんぷファー ランカ・リー@マクロスF 虚空歌姫~イツワリノウタヒメ~ -中島沙樹(1) 中島沙樹 貴嶋サキ@ハヤテのごとく!! -中尾衣里(1) 中尾衣里 花菱美希@ハヤテのごとく!! -名塚佳織(3) 名塚佳織 大道雅(キョージュ)@GA 芸術科アートデザインクラス 古手川唯@ToLOVEる -とらぶる- 三郷雫@けんぷファー -鳴海エリカ(1) 鳴海エリカ 諸葛亮(朱里)@真・恋姫†無双 シリーズ -西沢広香(1) 西沢広香 張飛(鈴々)@真・恋姫†無双 シリーズ -能登麻美子(7) 能登麻美子 アンゴル=モア@ケロロ軍曹 姫神秋沙@とある科学の超電磁砲 黒沼爽子@君に届け 藤堂リリシア@生徒会の一存 宗谷雪@大正野球娘。 乃木坂春香@乃木坂春香の秘密 ぴゅあれっつぁ♪ 宮崎のどか@魔法先生ネギま! もうひとつの世界 -野水伊織(2) 野水伊織 九崎凛子@おまもりひまり ニンフ@そらのおとしもの -野中藍(3) 野中藍 嵩月奏@アスラクライン2 森下こよみ@よくわかる現代魔法 近衛木乃香@魔法先生ネギま! もうひとつの世界 -花澤香菜(9) 花澤香菜 天使(立華かなで)@Angel Beats! 宮野まゆ@B型H系 蘇芳・パヴリチェンコ@DARKER THAN BLACK 流星の双子 花戸小鳩@こばと。 園原杏里@デュラララ!! 春上衿衣@とある科学の超電磁砲 千石撫子@化物語 花園さくら@会長はメイド様! 結城美柑@ToLOVEる -とらぶる- -原田ひとみ(2) 原田ひとみ 姫路瑞希@バカとテストと召喚獣 乃莉@ひだまりスケッチ×☆☆☆ -早見沙織(1) 早見沙織 イカロス@そらのおとしもの -葉月絵理乃(1) 葉月絵理乃 山本菜々子@はなまる幼稚園 -林原めぐみ(1) 林原めぐみ 灰原哀@名探偵コナン -広橋涼(4) 広橋涼 藤林杏@CLANNAD~AFTER STORY~もうひとつの世界 杏編 山田葵@WORKING!! リリィ白石@いちばんうしろの大魔王 石垣環@大正野球娘。 -日笠陽子(2) 日笠陽子 服部絢子@いちばんうしろの大魔王 秋山澪@けいおん!! -日高里菜(2) 日高里菜 桜沢みみな@れでぃ×ばと! 凍空こなゆき@刀語 -平田真菜(1) 平田真菜 島田葉月@バカとテストと召喚獣 -平野綾(3) 平野綾 胡桃沢梅@君に届け エカテリーナ・クラエ(カーチャ)@聖痕のクェイサー 涼宮ハルヒ@涼宮ハルヒの消失 -廣田詩夢(1) 廣田詩夢 土田さつき@はなまる幼稚園 -藤村歩(4) 藤村歩 鮎沢美咲@会長はメイド様! セシリー・キャンベル@聖剣の刀鍛冶 織部まふゆ@聖痕のクェイサー 春風千桜@ハヤテのごとく!! -藤田咲(2) 藤田咲 伊波まひる@WORKING!! 九澄マナ@おおかみかくし -福原香織(1) 福原香織 天江衣@咲-Saki- -福圓美里(3) 福圓美里 銀(イン)@DARKER THAN BLACK 流星の双子 金色の闇@ToLOVEる -とらぶる- 夏目@ひだまりスケッチ×☆☆☆ -渕上舞(1) 渕上舞 朝霧かなめ@おおかみかくし -堀江由衣(7) 堀江由衣 野崎奈三子(ナミコさん)@GA 芸術科アートデザインクラス 右代宮真里亞@うみねこのなく頃に 美嶋紅音@けんぷファー 羽入@ひぐらしのなく頃に礼 羽川翼@化物語 福路美穂子(キャプテン)@咲-Saki- 鳴子叶絵@迷い猫オーバーラン! -堀中優希(1) 堀中優希 椎名真冬@生徒会の一存 -本多真梨子(1) 本多真梨子 桜野くりむ@生徒会の一存 -MAKO(1) MAKO 小梅@はなまる幼稚園 -松浦チエ(1) 松浦チエ ひさ子@Angel Beats! -松岡由貴(3) 松岡由貴 神宮寺くえす@おまもりひまり エヴァンジェリン・A・K・マクダウェル@魔法先生ネギま! もうひとつの世界 鶴屋さん@涼宮ハルヒの消失 -松来未祐(2) 松来未祐 鷺ノ宮伊澄@ハヤテのごとく!! 吉野屋先生@ひだまりスケッチ×☆☆☆ -前田ゆきえ(1) 前田ゆきえ 曹操(華琳)@真・恋姫†無双 シリーズ -牧野由依(1) 牧野由依 遊佐@Angel Beats! -水橋かおり(2) 水橋かおり 島田美波@バカとテストと召喚獣 宮子@ひだまりスケッチ×☆☆☆ -水原薫(1) 水原薫 天野咲妃(代理)@かなめも -水樹奈々(4) 水樹奈々 緒方理奈@WHITE ALBUM ほしな歌唄(月詠歌唄)@しゅごキャラ! シリーズ 花咲つぼみ(キュアブロッサム)@ハートキャッチプリキュア! フェイト・テスタロッサ@魔法少女リリカルなのは THE MOVIE 1st -水沢史絵(1) 水沢史絵 来海えりか(キュアマリン)@ハートキャッチプリキュア! -美名(1) 美名 見月そはら@そらのおとしもの -森永理科(1) 森永理科 池田華菜@咲-Saki- -本井えみ(1) 本井えみ 趙雲(星)@真・恋姫†無双 シリーズ -矢作沙友里(4) 矢作沙友里 西連寺春菜@ToLOVEる -とらぶる- アニア・フォルチュナ・ソメシェル・ミク・クラウゼンブルヒ(ニア)@アスラクライン2 真城りま@しゅごキャラ! シリーズ 瀬川泉@ハヤテのごとく!! -矢島晶子(1) 矢島晶子 糸色倫@【懺・】さよなら絶望先生 シリーズ -雪野五月(2) 雪野五月 園崎魅音@ひぐらしのなく頃に礼 園崎詩音@ひぐらしのなく頃に礼 -悠木碧(4) 悠木碧 御子神リコ@あにゃまる探偵 キルミンずぅ ころね@いちばんうしろの大魔王 寒凪乃絵留(ノエル)@ソ・ラ・ノ・ヲ・ト ミナ・ツェペッシュ@ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド -柚木涼香(2) 柚木涼香 エルルゥ@OVAうたわれるもの シャルロット・ヘイゼルリンク@プリンセスラバー! -米澤円(1) 米澤円 平沢憂@けいおん!! -力丸乃りこ(1) 力丸乃りこ 小牧愛佳@ToHeart2 adplus -渡辺久美子(1) 渡辺久美子 白藤杏子@WORKING!! -設定無し(2) 設定無し 忍野忍@化物語 巫女集団の中で中心の巫女(神代小蒔)@咲-Saki-
https://w.atwiki.jp/sekina_seitokai/pages/99.html
『生徒会の八方』 【楽園からの帰還~前編~】 エ 「申し遅れました。操縦を務めます、エドワード・スミスと申します」 枯 「タイタニックを沈めた船長と同じ名前とは不吉なっ!」1912年に氷山に激突して沈没した客船 タイタニック号の船長 エドワード・ジョン・スミス。 【第一話~駄弁る生徒会・リターンズ~】 会 「桜野くりむの、トークDE北○道!」北海道文化放送で放送されているローカル番組『のりゆきのトークDE北海道』。 夏 「デュラ○ラ!」電撃文庫『デュラララ!!』。 杉 「この状況、明日のミ○ネ屋による糾弾は避けられない気がするっ!」読売テレビ製作の情報番組『情報ライブ ミヤネ屋』。フリーアナウンサーである宮根誠司の苗字を取った冠番組 夏 「……かーごーめ、かーごーめ。かーごのなーかのとーりーは……」童謡『かごめかごめ』。歌詞の意味には複数の節があるが、怨み節としての解釈が大半を占めている。 冬 「ちなみに最近真冬がハマっているゲームは、モ○ハンにテイ○ズにオブリビ○ンにコールオブ○ューティにポケ○ンにグラ○フに風来のシ○ンに牧場○語に――」カプコン製作 『モンスターハンター』シリーズナムコ・テイルズスタジオ製作 『テイルズオブシリーズ』ベセスダ・ゲームスタジオ製作 『The Elder Scrolls IV オブリビオン』Infinity Ward Treyarch製作 『コールオブデューティ』シリーズゲームフリーク製作 『ポケットモンスター』シリーズRockstar Games製作 『グランド・セフト・オート』シリーズチュンソフト制作 『風来のシレン』シリーズマーベラスエンターテインメント製作 『牧場物語』シリーズ原作者がハマったゲームと妙にリンクしている 杉 「バ○トシリーズのゲームシステムや世界観の完成度についてとか、オー○スト作品の王道魅力についてでもいいし、絵師の橋本タ○シさんの魅力について語ったり、あと丸戸○明シナリオの素晴らしさに迫る一時間でも――」PCゲームメーカー戯画製作 「バルドフォース」シリーズPCゲームメーカー「オーガスト」 代表作 「夜明け前より瑠璃色な」 「Fortune Aterial」アダルトゲーム絵師 「橋本タカシ」 代表作 「Piaキャロットへようこそ」シリーズ 「ヨスガノソラ」シナリオライター 「丸戸史明(ふみあき」 代表作「ショコラ」 「WHITE ALBUM2」原作者がハマったゲームとリンクしているかは定かじゃない 冬 「じゃあじゃあ、ドラ○エやファイナル○ァンタジーやマ○オのバグすれすれマル秘裏技についてでも――」スクウェア・エニックス製作「ドラゴンクエスト」シリーズ 「ファイナルファンタジー」シリーズ 任天堂製作「マリオ」シリーズ特にスーパーファミコン時代までのナンバリングではビットの限界を利用した裏技などが多数あった 杉 「超メジャーどころで、奈須き○こ作品やK○Y作品、いやこの際、美少女ゲーじゃないけど竜騎士○7作品についてでも――」シナリオライター 「奈須きのこ」 代表作 「月姫」 「Fate/Stay night」PCゲームメーカー 「Key」 代表作 「Kanon」 「AIR」 「CLANNAD」シナリオライター「竜騎士07」 代表作 「ひぐらしのなく頃に」 「うみねこのなく頃に」共に本作でも良く使われる元ネタの出所 冬 「なんですかその最低の脳内アイ○ックスシアター」映画映写システム「アイマックス」を用いたシアター主にプラネタリウムや科学館、映画館などで用いられている 冬 「じゃあ、気を遣わず、『聖剣○刀鍛冶』で」MF文庫 「聖剣の刀鍛冶(ブラックスミス)」アニメ版が生徒会と同時期に放映したいわばライバル作品であり、本当に気を遣ってない。 知 「目指せ、R-1」M1グランプリのピン芸人版、「R-1」。”R”は一応「落語」を意味しているが、一人芸であればなんでもいいルールになっている。 【第二話~本音の生徒会~】 冬 「(あぁ、帰って早くリメイク版ドラ○エ6の続きがしたいです)」 冬 「(今日はハッ○ンとミ○ーユの職業熟練度を上げて、上位職業に転職させたいところです)」スクウェア・エニックス製作のニンテンドーDS版「ドラゴンクエストⅥ -幻の大地-」…の序盤で主人公と共にムドー討伐に出た大工の息子ハッサンと占い師の弟子ミレーユ 【きみつの生徒会】 小学三年生の頃に地元で、『なまはげのお面が足りなかったから』と、秋田県で大晦日に行われる民族行事「なまはげ」 子供がよく大泣きする。 そしておやつのサ○マドロップ(最終的に缶に水を入れてジュースに)が 【第三話~疑う生徒会~】 会 「異議あり!」 会 「その証言には『ムジュン』があります!」カプコン製作のゲーム 「逆転裁判」 シリーズ。ゲーム内でも何故か「矛盾」だけがカタカナ化している 「最早、京極○彦の世界ですね」小説家 京極夏彦。 「百鬼夜行」シリーズなどで有名 背景に『ざわざわ』表記が出ている感じか。漫画家 福本伸行の作品でよく使われる表現「ざわ…ざわ…」心理的表現であり、実際に「ざわざわ」騒いでるわけではない 【聖戦】 マツコデ○ックスのブロマイド写真。コラムニスト マツコ・デラックス 杉 「この『松岡○造金言集』とかいう小冊子は、確実に深夏に押し付けられたものだ」テニスプレイヤー松岡修造。彼の金言集は現実には存在しない 杉 「……ふふふ、ここでチェス盤をひっくり返すぜ!」同人ゲーム「うみねこのなく頃に」の右代宮 戦人とその義母 霧江が使う「チェス盤思考」推理において頭の中を一旦クリアし、全く別の視点から真相を暴く思考法。効率的な方法を模索する為、気まぐれ, 失敗などの非効率的な行動が真相にある場合、とたんに詰まる危険性がある 杉 「ヒ…ヒト○ケさん!?」ゲーム「ポケットモンスター」に登場する「ヒトカゲ」ほのおポケモン赤, 緑, 青バージョンにて最初に選ぶポケモン3体のうち1体。ほのおタイプはこおりタイプに耐性がある為、冷蔵庫の中でも問題なさそうに見える 杉 「なんで『ロト○紋章』が四巻だけあるんだよ……」 バラモス○ンビが好きだったのだろうか。スクウェア・エニックス(旧エニックス)出版の漫画「ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章」「ロト紋」は時系列的にⅢよりも後の話であり、Ⅲで倒されたバラモスは冥王ゴルゴナによってバラモスゾンビとして復活させられた。 あ、『ダイの大○険』八巻もある。漫画「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」。こちらは集英社出版 林 『……しゃっこい』北海道、東北地方の北方面で使われる方言。「冷たい」という意味 林 『えーと、これでペ○タゴンにハッキングかければいいのかな』 杉 「いやそういう依頼ならファ○コンに頼むから」漫画「ブラッディ・マンデイ」の主人公、高木藤丸のハッカーとしての別名「ファルコン」アメリカ国防総省「ペンタゴン」へのハッキングも行っている。 林 『キレてないですよ』お笑いタレント 長州小力の代名詞ともいえるセリフ「キレてないですよ」 俺にとってはダ・ヴィ○チ・コードよりよっぽど重要なコード映画化もされたダン・ブラウンの推理小説「ダ・ヴィンチ・コード」ヒロインの祖父が自らの死体をレオナルド・ダ・ヴィンチの絵に模した暗号として娘に託したところから話は始まる。 【最終話~回収する生徒会~】 杉「『絶対押すなよ!』的フリじゃねえよ!」お笑いトリオ ダチョウ倶楽部の一人、上島竜兵がネタ振りに使う発言。「押してくれ」という意味 杉 「入院中に読むよう、グラッ○ラー刃牙全巻は……」 夏 「いる。バキと範馬○牙もよろしく」漫画 「グラップラー刃牙」 「バキ」 「範馬刃牙」 全て同一の世界である。グラップラー刃牙は全42巻。バキは全31巻。範馬刃牙は今も連載中 杉 「某聖杯戦争的に言えば、ギル○メッシュ的男だった」PCゲーム「Fate/stay night」の聖杯戦争に登場するサーヴァントの一人、ギルガメッシュギラギラでピカピカではあるが、別にモテモテではない 杉 「どれくらい人気だったかというと、当時ピカ○ュウと人気を二分していたくらいだ」ゲーム「ポケットモンスター」に登場する初代から人気のあるでんきポケモン。国民的人気だが、当然杉崎は足元にも及ばない。 夏 「某剣心さん並に変わってんじゃねえかよ人柄!」漫画「るろうに剣心」人斬り抜刀斎と恐れられた時代の冷徹な性格から雪代巴との出会い、別離の過去を通して温厚な性格へと変化していった。 【楽園からの帰還~後編~】 枯 「私を何だと思っているのかね、君は。あの、枯野京一郎だぞ。」 杉 「いや、そんなオー○リーの春日みたいな態度で来られましても困るんですけどね」お笑いコンビオードリーのボケ担当である春日俊彰。たまにネタで妙に偉そうな態度を取るが、特に本当に意味は無い 飛 「でも、そこに痺れる憧れるぅ!」漫画「ジョジョの奇妙な冒険」第一部より。主人公ジョナサンのガールフレンド、エリナに無理やりキスをしたディオに子分が放った一言「さすがディオ!俺たちにできない事を平然とやってのけるッ そこにシビれる!あこがれるゥ!」 【えくすとら~戻る生徒会~】 冬 「ウルテ○マオンラインです!」オリジン社製作のゲーム「ウルティマ」のオンライン版MMORPGが一般層へ普及する大きなきっかけとなったソフトの一つ 冬 「いちじきは、『デスクリ○ゾン』にもはまってました!」 冬 「『せっかくだから、まふゆは、あのゲームをえらぶぜ!』」エコールソフトウェア製作のゲーム「デスクリムゾン」のオープニングムービーにて主人公のコンバット越前が「せっかくだから俺はこの赤の扉を選ぶぜ!」と扉の先で重要アイテムのクリムゾンを手にするツッコミどころ満載のシーン 冬 「『サテ○ビュー』にこそ、かのうせいをかんじていたのですが」専用衛星データ放送受信モデムであるスーパーファミコンの周辺機器「サテラビュー」1995年から約5年間運営した。 杉 「俺の言うゲームは、そんなラ○アーゲームみたいな物騒なものじゃないよ!」漫画「LIAR GAME」とんだ不注意から「ライアーゲーム」に参加させられた主人公直が天才詐欺師の深一と協力してゲームを攻略していく 杉 「なんですかそのラリ○ーマみたいな効果の呪文」ゲーム「ドラゴンクエスト」シリーズで4以降に登場した催眠呪文ラリホーの上位版「ラリホーマ」シリーズを追うにつれその効果対象が敵1体→敵グループ→敵全体と進化している
https://w.atwiki.jp/suiki/pages/111.html
――─知恵熱。 生後5,6ヶ月から満一歳の幼児のかかる病気。 「フ、フフフフ・・・」 アリーナの部屋には今、ベッドで寝るアリーナと、笑いを必死に堪えるが失敗しているケイトと、冷めたか呆れたか絶対どっちかの目で見ているレオンと、看病してくれているファリエルがいる。白亜メンバー勢揃いである。 そう、勢揃いなのだ。 ファリエルに聞けばなんでも、アリーナが部屋で寝ている間にレオンがケイトを白亜に入団させてしまったんだそうな。ケイトの方もアリーナとファリエルを見て快くOKしたんだそうな。 ふぅーん。 「えと、アリーナさん、そんな病気きっと大丈夫です!」 「何が?どうやって?何を根拠に?」 「あ、あうぅ・・・」 ファリエルはタオルを絞っていた手を止めて、いつかと同じようにレオンの後ろに隠れに行ってしまった。 「だーい丈夫だって!アリーナの脳はそれぐらいピッチピチってことだろ!」 今度はケイトが慰めてるのかからかってるのか、背中をバシバシ叩いてくれた。 「それも嫌だぁっ!私もう13歳なのにぃっ!!」 『13歳っ!?』 すると同時に二つの声があがった。 「ぇ・・・何?私もっと幼く見えるぅ!?」 アリーナは泣きそうな顔でレオンとファリエルに問いかけた。 「いや、なるほどな。背が低いと思っていたがまだ13歳なのか・・」 「アリーナさん、精神年齢が高いんですよ、きっと。私は17歳ですが、同じぐらいだと思ってましたし」 「だって。アリーナよかったな!」 「うん・・!まぁケイトは別に、何にもしてないけどね」 ケイトはズ~~ンと部屋の隅の方へ行ってしまった。 「ア、アリーナさん、それはちょっと酷いのでは・・・」 「そうかなぁ?でもこいつ、女たらしなのに。ファリエルも気をつけなよ?」 「アリーナ、言い過ぎだろう」 「う・・、レオンまで・・・・」 アリーナは二人から責められ、諦めたように小さく息を吐いた。 「ケイト、さっきはごめんね。ちょっと言い過ぎたよ。ケイトの言葉も十分嬉しかったから、許して?」 するとケイトがすぐさま戻ってきて抱きつこうとしたので、アリーナは反射的に太もものキャノンストックから闇色の銃を出して狙撃しようとした。 しかし相手が人間なのを思い出して、銃身で鳩尾をつこうとした。 時には既に遅かった。 「ぁうっ・・・」 自分より大きな体が被さってきて、アリーナに大きな振動が伝わった。そして、それと同時にまだ構えたままの銃のトリガーを引いてしまった。 「離れてケイト───っ!!」 アリーナはとっさに右膝でケイトの鳩尾を突き飛ばし、銃弾はその足をたやすく貫いて、向かいの壁を赤く染めた。 「つぅっ・・・」 「アリーナ!?」 「アリーナさんっ!!」 「バカ、お前・・・ッ」 レオンはすぐにアリーナに駆け寄って自分の来ている外套を細く引き裂いた。 「動脈がヤバイかもな、これは・・・」 そしてそれを、アリーナの足に巻いたが、その布はたちまち黒く染まっていく。 「ファリエル、包帯を!ケイトは病院に行って担架貰ってこい!」 レオンは止血をしながら適確に指示を出す。 「アリーナ、この銃の弾丸は何を使ってる?」 「び・・・B27・・・、アナ作、のヤツ・・・っ」 「中型の、先端が尖ってるやつだな!?」 その問いにアリーナは、もう答える気力もないのか縦に小さく首を振っただけだった。 「───?」 「───、──。」 「───・・」 誰かの話し声が聞こえる。 多分アリーナと、担当医だろう。 「俺の、せいで・・・」 ケイトはアリーナの病室の前でそれを聞いていた。自分を責めながら。 アリーナの怪我は、全治2ヶ月の重傷という事だった。頚動脈が2本ほど切れているらしい。あくまでファリエルづてに聞いた話だが。 病室に入ってアリーナと顔を合わせる勇気など、ケイトにはなかった。 昔と変わらない 弱いケイトだから。 逆にアリーナは、自分が痛い事を面にも出さず、泣きそうなファリエルに笑って「全然大丈夫だよ」と言ったそうだ。 昔より強い 大好きなアリーナだった。 「俺は8年間、何をしてたんだ・・・?」 ケイト・フェラード 14歳 生まれは鍛冶職が多く住むトゥールの村。職業は刀鍛冶兼冒険者。アリーナと生き別れてから、残されたケイトは親の刀鍛冶職の技を継ぎ、習得したのだ。そして2年前、12歳の誕生日を迎えた日に、アリーナを探すために冒険者の免許を取り旅に出た。そして今は白亜というギルドに、所属している。 自分では、変わったつもりだった。 「なんで・・俺はこんなに、弱いんだろう・・・」 アリーナと引き離されてからずっと、アリーナを守れなかった自分を責めて・・・強くなってアリーナを迎えに行こうと決めていた。 しかしさっき、アリーナに怪我をさせてしまった。しかも、自分が。 「俺・・・最低だ・・・・・」 ケイトは壁越しにいるアリーナを思い浮かべながら、自分を責め続ける。 「俺、アリーナのこと好きなんだー」 ケイトが笑顔で言う。 「ふうん、そうなんだ」 アリーナは素っ気なくそれだけ返して、ツンと背中を向けた。 「でも、アリーナがそんな態度だからもういーや」 しかしそのケイトの言葉にアリーナは「へ・・・っ?」と即座に振り返った。 するとケイトの隣に知らない女の子がいた。 「じゃーねアリーナ。かわいくない君の事なんかもう知らないよー」 ケイトはそう言ってアリーナに手を振り、その女の子を連れてどこかに立ち去って行く。 「ちょ・・・っ、待ちなさいこの、最低女たらしぃ――――ッ!!」 アリーナは気付いたら目に涙をためて、そう叫んでいた。 「ケイト、さん・・・?入らないのですか?」 いつの間にか目の前にファリエルが立っていた。ケイトはビックリして顔を上げたが、小さく「あぁ・・・」と返してまた下を向いた。 「俺に、入る資格なんてないから・・・・」 「・・・そうでしょうか?」 ファリエルはケイトの隣にストン、と腰をおろして、そう問いかけた。 「今入らなかったら、もうこの先ずぅっと、ケイトさんは・・・アリーナさんと話すことはできないと、私は思いますが?」 「・・・そう、かもな・・」 ケイトは床を見据えたまま、そう答えた。 「でしたら・・・あなたはアリーナさんに謝ることも、しないのですか?」 それを聞いて、ケイトはハッと目を見開いた。 「そんなのは・・・そんなことは、私が許しませんよ。ちゃんと、アリーナさんに謝ってきて下さい。それでも、入る資格がないと言うのなら・・・」 ファリエルは手に持っていたアリーナの大きな愛剣を少し強引にケイトに持たせた。 「これを届けに来たと言って、入ってください。私は、用事があった・・・と」 「・・・・何で、ここまで・・?」 ケイトが力なく聞くと、ファリエルは少し声を大きくして言った。 「そんなの、決まっているじゃないですか!・・・私達は、仲間・・・でしょう?」 そうして、立ち上がって行ってしまった。 残されたケイトは、アリーナの愛剣をグッと握った。 「仲間・・・か・・・・・」 ハッとしてアリーナは目を覚ました。 担当医との話は終わり、眠っていたのだがうなされて起きてしまった。 だって、ケイトが。ケイトが・・・・っ・・いや、あれは夢だったんだから。変な事を考えるのはやめよう・・・・ 汗をビッショリかいていて、アリーナはあーあと思いながら上半身を起こした。 そして、そばの机に置いてある闇色の銃を触った。院内は基本的に武器などの持ち込みは禁止されているのだが、これがあると安心できるので特別に許して貰った。 あと、剣のほうも今ファリエルが持ってきてくれることになっている。 はずだったのだが、持って来たのはノックをして、曇った顔で入って来たケイトだった。 「えっと・・、ファリエルは用事があるからって言って・・俺が・・その・・・」 ケイトはひどく申し訳なさそうに、そうもごもごとまるで言い訳のように言う。 「もう、いいよ。今、私立てないからさ。こっちに持ってきて?」 「あ・・・うん」 立てないという言葉に少しビクッとしたものの、ケイトは大剣をアリーナに手渡した。 「アリーナ。あのな、・・・俺・・」 「?」 アリーナは口ごもるケイトに不思議そうな顔を向けた。 「考えてた・・けど、やっぱり俺には無理だったのかもしれない。・・・・・白亜をやめようかなって、思うんだ・・・」 「───っ!?」 アリーナの病室の前で2人の会話を聞いていたファリエルは、ケイトの告白のせいで一瞬息が止まりそうになった。 「そんなつもりで、チャンスを与えた訳じゃ───っ!?」 ファリエルはすぐさま部屋の扉を開けて止めようとしたが、その前にアリーナの叫び声が聞こえてきた。 「いや・・・っ、そんなの、ダメだよ――――ッ!!」 「・・え・・・?」 ケイトが顔をあげると、アリーナが泣いていた。 「いやだよ・・っなんで・・・・私が、嫌いなの・・・?」 「へっ?やっ、全くそーゆーわけじゃ・・・」 ケイトは小さい頃でさえ滅多に見たことがなかったアリーナの泣き顔にうろたえた。 「じゃぁどうしてっ私のそばに、居なくてもいい・・・ただ、白亜に居てくれたらいいのに・・・っ」 アリーナはケイトの服の裾を掴んで、しゃくり上げる。 「離れていかないで・・私のわかる、所にいてよ・・・・っ」 そしてアリーナは言いながら、こんなの自分らしくないと思って、最後にこう付け足した。 「・・・じゃないと、最低の女たらしはどこでまた女を誘ってるか、分かったもんじゃないからね・・っ!」
https://w.atwiki.jp/animescriptstorage/pages/62.html
鬼滅の刃 / Demon Slayer Cast ○シーズン1/Season1 EpNo Japanese English Ep01 残酷 Cruelty Ep02 育手・鱗滝左近次 Trainer Sakonji Urokodaki Ep03 錆兎と真菰 Sabito and Makomo Ep04 最終選別 Final Selection Ep05 己の鋼 My Own Steel Ep06 鬼を連れた剣士 Swordsman Accompanying a Demon Ep07 鬼舞辻 無慘 Muzan Kibutsuji Ep08 幻惑の血の香り The Smell of Enchanting Blood Ep09 手毬鬼と矢印鬼 Temari Demon and Arrow Demon Ep10 ずっと一緒にいる Together Forever Ep11 鼓の屋敷 Tsuzumi Mansion Ep12 猪は牙を剥き、善逸は眠る The Boar Bares its Fangs, Zenitsu Sleeps Ep13 命より大事なもの Something More Important Than Life Ep14 藤の花の家紋の家 The House with the Wisteria Family Crest Ep15 那多蜘蛛山 Mount Natagumo Ep16 自分ではない誰かを前へ Letting Someone Else Go First Ep17 一つのこと極め抜け You Must Master a Single Thing Ep18 偽物の絆 A Forged Bond Ep19 ヒノカミ Hinokami Ep20 寄せ集めの家族 Pretend Family Ep21 隊律違反 Against Corps Rules Ep22 お館様 Master of the Mansion Ep23 柱合会議 Hashira Meeting Ep24 機能回復訓練 Rehabilitation Training Ep25 継ぐ子 栗花落カナヲ Tsuguko, Kanao Tsuyuri Ep26 新たなる任務 New Mission ○シーズン2/Season2 無限列車編/Mugen Train Arc EpNo Japanese English Ep01 炎柱・煉󠄁獄杏寿郎 Flame Hashira Kyojuro Rengoku Ep02 深い眠り Deep Sleep Ep03 本当なら Should Have Been Ep04 侮辱 Insult Ep05 前へ! Move Forward! Ep06 猗窩座 Akaza Ep07 心を燃やせ Set Your Heart Ablaze ○シーズン2/Season2 遊郭編/Entertainment District Arc EpNo Japanese English Ep01 音柱・宇髄天元 Sound Hashira Tengen Uzui Ep02 遊郭潜入 Infiltrating the Entertainment District Ep03 何者? What Are You? Ep04 今夜 Tonight Ep05 ド派手に行くぜ‼ Things Are Gonna Get Real Flashy!! Ep06 重なる記憶 Layered Memories Ep07 変貌 Transformation Ep08 集結 Gathering Ep09 上弦の鬼を倒したら Defeating an Upper Rank Demon Ep10 絶対諦めない Never Give Up Ep11 何度生まれ変わっても No Matter How Many Lives ○シーズン3/Season3 刀鍛冶の里編/Swordsmith Village Arc EpNo Japanese English Ep01 誰かの夢 Someone's Dream Ep02 縁壱零式 Yoriichi Type Zero Ep03 300年以上前の刀 A Sword from Over 300 Years Ago Ep04 時透君ありがとう Thank You, Tokito Ep05 赫刀 Bright Red Sword Ep06 柱になるんじゃないのか! Aren't You Going to Become a Hashira? Ep07 極悪人 Awful Villain Ep08 無一郎の無 The Mu in Muichiro Ep09 霞柱・時透無一郎 Mist Hashira Muichiro Tokito Ep10 恋柱・甘露寺蜜璃 Love Hashira Mitsuri Kanroji Ep11 繋いだ絆 彼は誰時 朝ぼらけ A Connected Bond Daybreak and First Light ○シーズン4/Season4 柱稽古編/Hashira Training Arc EpNo Japanese English Ep01 鬼舞辻󠄀無惨を倒すために To Defeat Muzan Kibutsuji Ep02 水柱・冨岡義勇の痛み Water Hashira Giyu Tomioka's Pain Ep03 炭治郎全快‼ 柱稽古大参加 Fully Recovered Tanjiro Joins the Hashira Training!! Ep04 笑顔になれる To Bring a Smile to One's Face Ep05 鬼を喰ってまで I Even Ate Demons Ep06 鬼殺隊最強 The Strongest of the Demon Slayer Corps Ep07 岩柱・悲鳴嶼行冥 Stone Hashira Gyomei Himejima Ep08 柱・結集 The Hashira Unite
https://w.atwiki.jp/pso2_filament/pages/272.html
フルネーム アーロン 種族 ヒューマン?(ゲーム内ではデューマン準拠) キャッチコピー 闇を斬り裂く刃 性別 女性 年齢 不詳、見かけは20歳辺りに見える 身長 186cm 体重 55kg 所属 未所属 誕生日 不明 所属Ship Ship6 ケン クラス メインクラス=ブレイバー サブクラス=テクター IDネーム リョウ・ジ 英語表記 Aaron CV 桑島 法子(追加ボイス105) 衣装 ストアコレットシリーズ 趣味 夜空を眺めること 好きなもの、こと シャワータイム、ピアノを弾くこと 嫌いなもの、こと 自らの行動を邪魔する者、騒がしい空間 イメージミュージック DMC3 virgil theme 概要 「私は今……この夜空を眺めていたい…………」 ナベリウス凍土にて突如現れた氷壁から氷付けの状態で発見された謎の女性。 死人のような白い肌と男装のような純白の衣装に金色がかった白髪が特徴。 略歴 一切不明である。 アークスのデータベースには存在せず彼女自身もまた昔の記憶を失っているため知る術はない。 人物 氷のように冷たい眼差しと冷徹さを秘めた性格をしており自らが正しいと思った行動を阻む者あらば敵味方関係なく刃を向ける冷酷な一面が目立つ。 しかし充分な信頼をおける人物に対しては指示に従ったり命の危険に晒されている人物を助けたりと心底冷酷とは言えない。 一人称は私を使い若干芝居がかった口調で話す。 戦闘能力 カタナと呼ばれる武器を自在に操りその神速の斬撃で立ち塞がる敵を容赦なく斬り捨てる。 光のテクニックを得意としカタナによる斬撃に織り混ぜながら使用する。 また戦闘で溜まった気力を解放することで禍々しい紫色の闘気を纏いさらに戦闘能力を上昇させることが可能。 銃器類はあまり好まないのか全く使わない。 +【サンゲについて】 四刀の一振り散華。 四天と呼ばれる稀代の刀鍛冶達が打ち上げた四刀のうちの一振りでその銘の通りこの刀に斬られた獲物は儚い華の如く命を散らすと言い伝えられている。 打たれたのは遥か古の時代であり数百年の時を過ぎてなおその切れ味はおろか見たものを虜にするような美しい装飾すらも損なわれていない。 また一説にはその刃は使い手にまで及ぶと伝えられており古におけるかつての所有者達もまた最後には凄絶にその命を散らしたという。 彼女がこの四刀の一振りをどのような経緯で手にしたかは謎に包まれてはいるがもしかしたら彼女に絡む因果と刀に秘められた不思議な力が引かれあったのかもしれない。 ゲーム内における性能 コンセプトはダークスレイヤー。 ブレイバーの戦闘スタイルにテクターの法撃をあわせた所謂魔法剣士である。 一撃は軽いが技の繋げやすいカタナによるコンボは強力。 体力は非常に低いためいかに相手の攻撃をジャストガードするかがポイント。 専用ゲージのカタナギアが貯まった状態で敵の攻撃をジャストガードすると強力なカウンターと共に一定時間強化状態になることができる。 +【ネタバレ】 伏せ字反転 本名はエレン、40年前の戦いに参戦したアークスの一人である。 アークスの例に漏れず倒したダーカーの因子を取り込む性質だがこの戦い以前に尋常ではない数のダーカーを倒してきたためすでに許容量は限界を超えていた。 そして追い討ちをかけるかの如くダーカーとの交戦中に彼らの巣へと囚われてしまう。 脱出のため巣の内部を探索し交戦するが次第に自らのフォトンや身体がダーカー因子に侵されていく。 身体の殆どがダーカー因子に浸食され死に絶える寸前、彼女はその目に光を見た、眩しく輝く光を。 その後、光に導かれダーカーの巣窟から脱出するもたどり着いた場所はすでに戦いが終わりダークファルスによって凍てつく凍土に変えられた大地だった。 そこで彼女は力尽き40年の眠りに就くのだった。 +【プレイヤーコメント】 ええー、前からやりたかったカタナを扱うクールビューティーなデュマ子ですねw クールビューティーな女氏は大好物でございましてどんなクリエーションのあるゲームでも必ずこういったキャラクターを作ってしまうということは一種の欠点とも言えるでしょうw カタナオンリーかつブレテクという火力とは離れたキャラですがいいんです、コンボカッコいいから!ww しかしこの子でロールプレイするとかなりの難易度ですねw 何せ無口であるため大体(…ふん)しか言えないw ― ADVERTISEMENT. ―