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嵐の王 舞台:K県藤宮市 話数 GM 参加者 実施日 「嵐の王」OP Dod デレク・カートライト、宮下千秋、ミーナ、五右衛門 2011-10-28 「嵐の王」Part1 Dod デレク・カートライト、宮下千秋、ミーナ、五右衛門 2011-10-29 「嵐の王」Part2 Dod デレク・カートライト、宮下千秋、ミーナ、五右衛門 2011-10-31 「嵐の王」Part3 Dod デレク・カートライト、宮下千秋、ミーナ、五右衛門 2011-11-03 「嵐の王」Part4 Dod デレク・カートライト、宮下千秋、ミーナ、五右衛門 2011-11-11 「嵐の王」ED Dod デレク・カートライト、宮下千秋、ミーナ、五右衛門 2011-11-14 「嵐の王」後日談 Dod デレク・カートライト、宮下千秋、ミーナ、五右衛門 2011-11-15 ページ最上部へ
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神経衰弱モンスターズへ戻る 勝利時セリフ [#hf847892] 敗北時セリフ [#w9d40b7e] その他(コメント等) [#fc4656b1] 勝利時セリフ [#hf847892] No. 名前 属性 勝利時セリフ 0001 はじめのゴブリン 光 おめゴブ! めくったカードの絵が合えば相手に攻撃できるのが分かったゴブか? 0002 つぎのゴブリン 光 おめゴブ! 剣と魔法のカードの違いが分かったゴブか? 0003 熱血の火属性教員 火 おめでとう! 属性の相性の違いが分かったかな? 0004 クールな水属性教員 水 おめでとう! 属性の相性の違いが分かったかな? 0005 エコを広める木属性教員 木 おめでとう! 属性の相性の違いが分かったかな? 0006 根暗な闇属性教員 闇 おめでとう! 属性の相性の違いが分かったかな? 0007 まばゆい光属性教員 光 おめでとう! 属性の相性の違いが分かったかな? 0008 模擬戦のゴブ教官 光 おめゴブ! これで大体、分かったゴブか? br;次から実戦がんばってね。 0009 合成道の弟子ゴブリン 火 ― 0010 合成道のゴブ師範 火 ― 0011 合成道のゴブ師範 火 うむ、おぬしなら合成道を極められるかもしれんゴブ! br;世界中のモンスターたちに出会うのじゃゴブ! 0012 隻眼のゴブリン 火 負けたゴブ! 次は絶対貴様も道連れにするゴブ! 0013 ゴブリンのボアライダー 火 おめゴブヒヒッ! 次はライオンにのってこようかな~。 0014 狂気のゴブリンぴえろ 火 負けたゴブ! br;約束どおり、マントの下をチラッと見せてあげようか~。 0015 ゴブリンの恥ずかしがり屋 火 (・・・ゴブリンは、悔しそうに照れた。) 0016 ふんどしのゴブリンの将軍 火 おめゴブ! br;次もきみが勝ったらふんどしあげるかもな~。 0017 かつがれるゴブリンの王 火 0018 おどりくるう木 木 ちくしょう! br;主役だからってのぼせるなよ! br;次の主役はオレ様だからな! 0019 木こりの木 木 0020 ふしぎなマジカルツリー 木 0021 木人とモクナンテ 木 0022 超越したマジカルツリー 木 0023 魔大樹 木 0024 植える木人の王 木 0025 酔いどれのドワーフ 火 0026 赤髪おさげのドワーフ 火 0027 猛牛ドワーフのナイト 火 0028 チョモランマの神官 火 0029 たんこぶドワーフの長老 火 0030 ジェネラルドワーフの金髪 火 0031 立ちはだかるドワーフの長 火 0032 とんがり耳のエルフ 木 0033 ハイレグの見習いエルフ 木 0034 風の双剣士 木 0035 リンボーの騎士 木 0036 交信するエルフの大賢人 木 0037 腕組むエルフロード 木 0038 舞う妖術エルフの女王 木 0039 汚れ雑魚オーク 闇 0040 オークの犬呪者 闇 0041 オークの賢者 闇 0042 バトルオーク 闇 0043 腹ペコオークナイト 闇 0044 オークの将軍(オトウト) 闇 0045 オーク王(アニジャ) 闇 0046 リザードの紅茶の達人 水 0047 舌を出すリザードの戦士 水 0048 ザリガニーナイトの竜人 水 0049 リザードのまじない師 水 0050 サイクロプスの物乞い 水 0051 ゴールドリザードの騎士長 水 0052 リザードマンのヤモリ皇帝 水 0053 キョトンとする骨男 闇 0054 血のしたたる骨男 闇 0055 骨の浮浪者 闇 0056 ボーンナイト牙 闇 0057 金の首輪のヘルカイザー 闇 0058 よりかかるリッチ 闇 0059 プリティフェアリー 光 0060 プリティファイター 光 0061 プリティメイジ 光 0062 プリティロード 光 0063 プリティキング 光 0064 ガラス片のどぶねずみ 水 0065 双ガラスの鉄仮面 水 0066 ぼろねずみのマッチ売り 水 0067 ブラッディマウスナイト 水 0068 戦慄のチュウチュウ団 水 0069 チュウチュウ団の教祖 水 0070 猫なでるねずみの王 水 0071 挨拶するねこモンク 光 0072 とび蹴り!ねこ戦士 光 0073 おののくマジカロン 光 0074 道に迷うシャム猫の賢者 光 0075 王に仕えるねこのカバ兵 光 0076 ホワイトタイガー将軍 光 0077 にらみつけるライオンの王 光 0078 右腕のゴーレム 火 0079 蘇える横分けのゴーレム 木 0080 怪力の巨像タロス 木 0081 丘の上のジャイアント 光 0082 0083 0084 0085 0086 0087 溢れ出るスライム 水 0088 寝癖だらけのミノタウロス 火 0089 剣を眺める天使 光 0090 世紀末を呼ぶ幼虫 木 0091 豚鼻のイタズラ悪魔 闇 0092 セクシーじゃない人魚 水 0093 毛を剃り荒らす狼男 闇 0094 ノリ突っ込む人狼 闇 0095 人狼のマジシャン 闇 0096 狼界のジャンケン王 闇 0097 動かざるウルフナイト 闇 0098 無傷のウルフロード 闇 0099 白髭のウルフキング 闇 0100 燃え移るやじ馬 火 0101 枯れ逝くゾンビ 木 0102 枯れ逝くゾンビ(りんご) 木 0103 枯れ逝くゾンビ(みかん) 木 0104 枯れ逝くゾンビ(バナナ) 木 0105 勇者ゴブルドベルグ 光 0106 勇者ポニャトフスキ 光 0107 勇者ハンモック 光 0108 ハラペコの黒くま 闇 0109 妖毒森の独眼オーク 木 0110 幻惑の呪術師オーク 木 0111 毒使いスカウトオーク 木 0112 苔むしたアックスオーク 木 0113 疾風の隠密オーク 木 0114 洗脳されたオーク将軍 木 0115 妖毒森の予言者 木 1001 常夏の情熱人魚 火 1002 ゴブリンの波乗りライダー 水 1003 海底神殿から来た巨神 水 1004 暴走した熱血スライム 火 1005 熱風を生み出す溶岩巨人 火 1006 大渦にすむ大海竜 水 1007 レッドベビードラゴン 火 敗北時セリフ [#w9d40b7e] No. 名前 属性 敗北時セリフ 0001 はじめのゴブリン 光 普通、まけないゴブよ・・・ 0002 つぎのゴブリン 光 普通負けないゴブよ・・・ 0003 熱血の火属性教員 火 まだまだ属性について勉強が必要だな 0004 クールな水属性教員 水 まだまだ属性について勉強が必要だな 0005 エコを広める木属性教員 木 まだまだ属性について勉強が必要だな 0006 根暗な闇属性教員 闇 まだまだ属性について勉強が必要だな 0007 まばゆい光属性教員 光 まだまだ属性について勉強が必要だな 0008 模擬戦のゴブ教官 光 さすがに負けたゴブね。 もう一度、やるゴブ。 0009 合成道の弟子ゴブリン 火 これで師範と合成できると思ってたのに・・・期待はずれゴブ。 0010 合成道のゴブ師範 火 まだまだ合成の勉強が必要なようじゃなゴブ。 0011 合成道のゴブ師範 火 まだまだ合成の勉強が必要なようじゃなゴブ。 0012 隻眼のゴブリン 火 歴戦のゴブに勝てるわけがあるまいゴブ。 0013 ゴブリンのボアライダー 火 0014 狂気のゴブリンぴえろ 火 0015 ゴブリンの恥ずかしがり屋 火 0016 ふんどしのゴブリンの将軍 火 0017 かつがれるゴブリンの王 火 0018 おどりくるう木 木 主役のくせにもうやめるのか? じゃあ、次の主役はいただきだな。 0019 木こりの木 木 木こりがこびとだけと思うなよ! 0020 ふしぎなマジカルツリー 木 0021 木人とモクナンテ 木 0022 超越したマジカルツリー 木 0023 魔大樹 木 0024 植える木人の王 木 0025 酔いどれのドワーフ 火 ハイホー勝った!勝った!ヒック。 0026 赤髪おさげのドワーフ 火 弱いなー。ハイハイホー! 0027 猛牛ドワーフのナイト 火 0028 チョモランマの神官 火 0029 たんこぶドワーフの長老 火 0030 ジェネラルドワーフの金髪 火 0031 立ちはだかるドワーフの長 火 0032 とんがり耳のエルフ 木 0033 ハイレグの見習いエルフ 木 0034 風の双剣士 木 0035 リンボーの騎士 木 0036 交信するエルフの大賢人 木 0037 腕組むエルフロード 木 0038 舞う妖術エルフの女王 木 0039 汚れ雑魚オーク 闇 0040 オークの犬呪者 闇 0041 オークの賢者 闇 0042 バトルオーク 闇 0043 腹ペコオークナイト 闇 0044 オークの将軍(オトウト) 闇 0045 オーク王(アニジャ) 闇 0046 リザードの紅茶の達人 水 0047 舌を出すリザードの戦士 水 0048 ザリガニーナイトの竜人 水 0049 リザードのまじない師 水 0050 サイクロプスの物乞い 水 0051 ゴールドリザードの騎士長 水 0052 リザードマンのヤモリ皇帝 水 0053 キョトンとする骨男 闇 0054 血のしたたる骨男 闇 0055 骨の浮浪者 闇 0056 ボーンナイト牙 闇 0057 金の首輪のヘルカイザー 闇 0058 よりかかるリッチ 闇 0059 プリティフェアリー 光 0060 プリティファイター 光 0061 プリティメイジ 光 0062 プリティロード 光 0063 プリティキング 光 0064 ガラス片のどぶねずみ 水 0065 双ガラスの鉄仮面 水 0066 ぼろねずみのマッチ売り 水 0067 ブラッディマウスナイト 水 0068 戦慄のチュウチュウ団 水 0069 チュウチュウ団の教祖 水 0070 猫なでるねずみの王 水 0071 挨拶するねこモンク 光 0072 とび蹴り!ねこ戦士 光 0073 おののくマジカロン 光 0074 道に迷うシャム猫の賢者 光 0075 王に仕えるねこのカバ兵 光 0076 ホワイトタイガー将軍 光 0077 にらみつけるライオンの王 光 0078 右腕のゴーレム 火 0079 蘇える横分けのゴーレム 木 0080 怪力の巨像タロス 木 0081 丘の上のジャイアント 光 0082 0083 0084 0085 0086 0087 溢れ出るスライム 水 0088 0089 剣を眺める天使 光 0090 世紀末を呼ぶ幼虫 木 0091 豚鼻のイタズラ悪魔 闇 0092 セクシーじゃない人魚 水 0093 毛を剃り荒らす狼男 闇 0094 ノリ突っ込む人狼 闇 0095 人狼のマジシャン 闇 0096 狼界のジャンケン王 闇 0097 動かざるウルフナイト 闇 0098 無傷のウルフロード 闇 0099 白髭のウルフキング 闇 0100 0101 枯れ逝くゾンビ 木 0102 枯れ逝くゾンビ(りんご) 木 0103 枯れ逝くゾンビ(みかん) 木 0104 枯れ逝くゾンビ(バナナ) 木 0105 勇者ゴブルドベルグ 光 0106 勇者ポニャトフスキ 光 0107 勇者ハンモック 光 0108 ハラペコの黒くま 闇 0109 妖毒森の独眼オーク 木 0110 幻惑の呪術師オーク 木 0111 毒使いスカウトオーク 木 0112 苔むしたアックスオーク 木 0113 疾風の隠密オーク 木 0114 洗脳されたオーク将軍 木 0115 妖毒森の予言者 木 1001 常夏の情熱人魚 火 1002 ゴブリンの波乗りライダー 水 1003 海底神殿から来た巨神 水 1004 暴走した熱血スライム 火 1005 熱風を生み出す溶岩巨人 火 1006 大渦にすむ大海竜 水 その他(コメント等) [#fc4656b1] 要望や訂正事項がありましたら下記にご記入ください。 まだまだこの猫は譲れないわ。 -- 猫なでるねずみの王 (2010-05-22 05 55 23) 猫なでるねずみの王(敗北時)まだまだこの猫は譲れないわ。 -- 名無しさん (2010-05-22 05 58 12) 名前 コメント
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地下洞窟 朱雀ルート ダンジョン内容 最奥に居座るボス『大武者』を倒し、朱雀の宝玉を手に入れることが目的。ただし、朱雀の宝玉はボスにとどめを刺したプレイヤーにのみドロップされる。 敵MOB 一般MOB やみのべとべと くれのべとべと 骸骨 雨蛙 ぬっぺらぼう 蟹坊主 中ボス 雀の門番 ボス 大武者 マップ(誰か情報提供おね) 案内埴輪(大)の部屋から北に進み、右の脇道に入ったところからスタートやみのべとべと*三とくれのべとべと*三 その奥に骸骨*二、更に奥に骸骨*三 全て倒すとその先に進めるようになる 中ボス 雀の番人 倒すとエリア2に行けるようになる エリア2骸骨*四。全部倒すことで先に行けるようになる やみのべとべと*四、ぬっぺらぼう。全部倒すことでエリア3にいけるようになる エリア3雨蛙*四。ただし、倒さなくても進行上問題はない。奥にやみのべとべと*4 骸骨*三、蟹坊主。全部倒すことで、エリア4にいけるようになる エリア4 奥の広場にボス・大武者 ☆★ボス 大武者☆★ ボス名 大武者 凶悪度 ☆ 専用ドロップ 朱雀の宝玉 朱雀の宝玉を保持し、其れを奪わんとする外敵を滅する宝玉の守護者・・・のはずなのだが、常に攻撃してひるませれば何もできずただ倒れる様から出落ち武者とのあだながつくほど。 一応攻撃はできるらしく刀を振り回して火力の高い連撃を繰り出す・・・のだが、隙が大きい上攻撃する頻度も低いのでやはり出オチ感がぬぐえない。横の浮いている盾は一体なんだったのだろうか。 攻略張り付いて通常やスキルを連打するだけで倒せる。相手が刀を振りかざしたら速やかに範囲外から逃れればスキだらけなので、また張り付いて攻撃をするの繰り返し。
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全てが歪んだ日 本気でハルヒを好きになってしまった。だからこそ気付いたのかもな。 ……はじめっから何もかもを監視されてしまっていたことにな。 気付いたのは探索の日、ハルヒとペアになった日のことだ。 傍若無人さに振り回されながらも、幸せを感じながらハルヒについて行っていた。 「キョン! ちょっとジュース買って来なさい! 10秒以内!」 やれやれ……わかったよ、ちょっと待ってろ。 この時、10秒以内ってのを忠実に守ろうとしたのが転機だった。 走って自販機まで向かった時、俺の視界の端にある物を捉えた。 それは、俺達と逆側を探索しているはずの3人の姿だった。 何故あいつらがここにいる? しかも……ビデオカメラをハルヒに向けながら。 俺はその時、ある仮説を抱いたんだ。 『あれは、機関に報告するための映像で、それはずっと昔からやっていることだ』 ……違うか? 古泉。 「……さて、何のことでしょうか?」 あくまでもシラを切り通すつもりらしい。 あの日から何度も問い詰めているが、この調子だ。 しかしだ、古泉。ネタは上がっている。フェアじゃないってことで喜緑さんに情報提供をしてもらったんだよ。 古泉は一瞬だけ眉をしかめ、少し余裕の消えた笑みで答えた。 「情報統合思念体の穏健派ですか……。あなたもなかなか策士ですね」 誤魔化すな。早く全てを語れ。 一つ息を吐き、古泉はゆっくりと語りだした。 「ええ、あなたの言う通りです。ついでにあの大規模な閉鎖空間が発生した後は、あなたも監視しています」 ハルヒだけじゃなくて俺もか。まったく……嫌な野郎だぜ。 「あなたが僕達を見つけた日は、他の二人も同様の任務を受けていたため、あのような行動を取りました」 ……長門に……朝比奈さんもか。 俺はここまで聞くと、心を決めた。 今日、俺は、全てに抵抗を始めてやる。ハルヒを普通に愛する為に。 機関だろうが、情報統合思念体だろうが、未来人だろうが、俺とハルヒに関わる奴等に抵抗してやる。 「すみません、謝ります。あなた達に不快な思いをさせるつもりはなかったんです」 謝らなくていい。……代わりに、抵抗するなよ。 古泉に向かってナイフを突き付けた。 「な、何を……?」 ふざけるな。俺もハルヒも、お前等に監視されることを望んでいない。 いいか、俺は今日ハルヒに告白する。普通の学生として、自分の下心しかない告白をだ。 涼宮ハルヒの《鍵》なんかじゃない、ただ一人の《キョン》としてだ。 そんなシーンを貴様らに見られてたまるか。刺されるのが嫌なら、機関をハルヒから遠ざけろ。 古泉はすでに笑顔を浮かべられない状態で後退りをしていた。 「や、やめてください! それに、機関を涼宮さんから遠ざけるなんて上が許すわけが……」 じゃあ、刺されろ。 俺は古泉の腕にナイフを突き立てた。 悲痛な悲鳴が響く。人通りのない場所だから問題は無いがな。 「はぁ、はぁ……や、やめてください……うぐぅっ!」 次は腹の辺りを刺した。生命に関わらない位置を狙って刺す。 古泉は地面に尻をつき、ガタガタと震えていた。 ……友達のよしみだ、殺しはしない。次に機関の連中から何かあったりしたら、全てをぶち壊す。 ハルヒにあること無いことを言ってでもな。それが嫌なら……上を必死で説得するんだな。 最後に思いっきり頬を拳で殴り飛ばして、その場を去った。 あと二人か、邪魔な奴等は。 ナイフの血を拭き取り、電話で長門と朝比奈さんを呼び出し、学校の部室へと足を進めた。 ……待ったか? 「いい」 相変わらず、本を読みながらそいつは居た。 いつまでその余裕が続くのか楽しみだ。 お前さ、探索の時に俺達をつけてたんだよな? 「………………」 返ってくるのは無言だけ、か。予想通りだが。 裏切られた気分だぜ。四六時中お前と、古泉の機関と、未来人に監視されてたなんてな。 長門の表情が少し変わった。 「どうしてそれを?」 ……今は血だらけになった古泉が丁寧に教えてくれたよ。 言うや否や、長門が飛び掛かって来た。……速すぎるっての。 「あなたの精神が異常になっている。改変を施す」 長門が少し口を開いた瞬間、俺は呟いた。 『ジョン・スミス』と。 思念体ごと、お前も消すぞ? 「ならば、記憶の改変も施させてもらう……むぐっ」 喋り終えた一瞬のスキを突き、口にハンカチを押し込んだ。それをさらにタオルで押し出せないように縛った。 俺が考えた、長門の呪文対策だ。……効くかは知らんが。 口を塞ぎ、手を縛った。ということで長門は足で攻撃をしてきたが……やはり普通の女だ。 小柄な体だからパワーも無い。 放たれた蹴りを掴むと、長門を地面に叩き付けた。 もがきながら、顔を苦痛に歪ませている。痛みに苦しむ長門を見るのは初めてだ。 ともかく、こいつは喋れる状況にするのはヤバい。逃げられても困る。 そう考えた俺は、ナイフを取り出し、両足に順番に突き立てた。 喉の奥からくぐもった叫びが聞こえる。情報操作が出来ないと痛覚も消せないんだな、この宇宙人は。 とはいえ、女をいたぶるのは趣味じゃない。 体をバタバタとさせる長門を引き起こし、椅子に座らせた。 生かしてやる。その代わり、二度と俺とハルヒに手を出せないようにするがな。 事前に調べた声帯の位置を確認して、そこだけにナイフを突き立てた。 あまり深くしたわけじゃないから、言葉が出なくなっただけだろう。 「………………っ!!」 声にならない叫びをあげ、のたうち回り、椅子から落ちた。 「…………え?」 最後の一人が来たようだ。未来から来ているそいつは、目を丸くしていた。 「キョ、キョン……くん? 何して……るんですか?」 見てわかりませんか? ……そういえば、あなたも俺達の行動を見てたんでしたっけ? 一歩、二歩と近付いて行くと、腰を抜かしたのか、その場に座り込み動けなくなっていた。 「い、いや……殺さないで……」 大丈夫ですよ、殺しませんから。 「ほ、ほんとで……「ただ、俺達に干渉したくなくなるように痛めつけるだけです」 はいつくばったまま、手だけで逃げようとし始めた。まったく惨めだな。 手を思いっきり踏み付けると、俺の足にすがりついてきた。 「ごめんなさいごめんなさい! 嫌だ、痛いのは嫌だよぉ! もう干渉しないように上に伝えますからぁ!」 ……物分かりがいいですね。わかりました、許しますよ。 ただ……《上》とやらに伝えといてください。未来を崩すのは簡単ですよと。 例えば、あの少年を殺す……とかね。 踏み付けている足に全体重を乗せた。メキメキと手が音を立てた。 「う……あぁ……」 朝比奈さんはすでに涙を流し放心状態になっていた。 これで、邪魔する奴や監視する奴はいなくなった。 あとはハルヒの所に行くだけだ。……と思った時、ドアから人影が覗いた。 「有希! みくるちゃん! キョン、あんた何を……」 ハルヒ、待ってたぞ。どうしてもお前に伝えたいことがあったんだ。 「な、何よ! それより救急車……えっ?」 長門の止血をするハルヒを抱き締めて、キスをした。もう好きすぎて止まらん。 俺だけを見てくれ。お前のことが大好きなんだ。こいつらはずっと俺達を監視してた。それが許せなくてやったんだ。 「か、監視って……みくるちゃん?」 「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい! もうしませんから、もうしませんから許してぇ!」 さっきのが堪えたのか、あっさりと謝りやがった。 ハルヒ、お前とちゃんとした恋愛をしたい。誰にも監視されてなくて、いつも二人でいたいんだ。 ジッと見つめると、目が合った。頼む、俺だけを見てくれ……。 「うん、ありがとう。あたしもキョンが大好きよ。……でも、有希やみくるちゃん達が怪我してるのも放っておけない!」 ハルヒは俺から目を逸らし、長門の止血作業を再開しだした。 ……ハハハ、前が霞んで見えねぇよ。 気がつくと、ハルヒの後ろに立ってナイフを振り上げていた。 「す、涼宮さん!」 朝比奈さんの声が響くと、ハルヒは振り向いた。 俺はこの手を、こいつに振り下ろすつもりなのか? ……出来るわけないだろ。 心臓に刺さる異物感。結局、俺は自分にナイフを突き立てた。 「キョン! キョン! どうして……どうしてよ!」 知らねぇ……よ。最期までお前だけを見れてよかった……。 「いやだ! せっかく告白してくれたんじゃない! 最期なんて言わないでよ!」 もし、もし認めたくなかったら……全部なかったことになるように祈ってくれ。 面白いことが起こるかもしれないぞ。 ……じゃあな。 そこで俺の視界は暗くなった。 最期までハルヒを愛せた。それだけで俺の人生は満足だったさ……。 おわり ーーー こんにちは、喜緑です。 あの日、世界は涼宮さんによって改変されました。 というより、探索の日まで戻されたと言うのが適切でしょうか。 彼が死んだことや、彼が仲間を傷つけたのを全部否定したかったのでしょう。 私はその全てのことを、改変後に情報統合思念体から教えられました。 また、同じ過ちを犯さないように止めろとの指令を受けましたので。 このことは、もちろん長門さんは知りません。 ……あ、そろそろ時間です。クジを操作しに行かなくちゃ。 どうせなら、長門さんを彼と二人にしてあげようかしら……うん、そうしましょう。 ……あ、長門さんの表情が少しうれしそうになりましたね。……よかった。 さぁ、それじゃあ私も会長と出かけなくちゃ! 全てが歪んだ日が、幸せな日に変わりますように……。 おわりのおわり
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全てが歪んだ日 本気でハルヒを好きになってしまった。だからこそ気付いたのかもな。 ……はじめっから何もかもを監視されてしまっていたことにな。 気付いたのは探索の日、ハルヒとペアになった日のことだ。 傍若無人さに振り回されながらも、幸せを感じながらハルヒについて行っていた。 「キョン! ちょっとジュース買って来なさい! 10秒以内!」 やれやれ……わかったよ、ちょっと待ってろ。 この時、10秒以内ってのを忠実に守ろうとしたのが転機だった。 走って自販機まで向かった時、俺の視界の端にある物を捉えた。 それは、俺達と逆側を探索しているはずの3人の姿だった。 何故あいつらがここにいる? しかも……ビデオカメラをハルヒに向けながら。 俺はその時、ある仮説を抱いたんだ。 『あれは、機関に報告するための映像で、それはずっと昔からやっていることだ』 ……違うか? 古泉。 「……さて、何のことでしょうか?」 あくまでもシラを切り通すつもりらしい。 あの日から何度も問い詰めているが、この調子だ。 しかしだ、古泉。ネタは上がっている。フェアじゃないってことで喜緑さんに情報提供をしてもらったんだよ。 古泉は一瞬だけ眉をしかめ、少し余裕の消えた笑みで答えた。 「情報統合思念体の穏健派ですか……。あなたもなかなか策士ですね」 誤魔化すな。早く全てを語れ。 一つ息を吐き、古泉はゆっくりと語りだした。 「ええ、あなたの言う通りです。ついでにあの大規模な閉鎖空間が発生した後は、あなたも監視しています」 ハルヒだけじゃなくて俺もか。まったく……嫌な野郎だぜ。 「あなたが僕達を見つけた日は、他の二人も同様の任務を受けていたため、あのような行動を取りました」 ……長門に……朝比奈さんもか。 俺はここまで聞くと、心を決めた。 今日、俺は、全てに抵抗を始めてやる。ハルヒを普通に愛する為に。 機関だろうが、情報統合思念体だろうが、未来人だろうが、俺とハルヒに関わる奴等に抵抗してやる。 「すみません、謝ります。あなた達に不快な思いをさせるつもりはなかったんです」 謝らなくていい。……代わりに、抵抗するなよ。 古泉に向かってナイフを突き付けた。 「な、何を……?」 ふざけるな。俺もハルヒも、お前等に監視されることを望んでいない。 いいか、俺は今日ハルヒに告白する。普通の学生として、自分の下心しかない告白をだ。 涼宮ハルヒの《鍵》なんかじゃない、ただ一人の《キョン》としてだ。 そんなシーンを貴様らに見られてたまるか。刺されるのが嫌なら、機関をハルヒから遠ざけろ。 古泉はすでに笑顔を浮かべられない状態で後退りをしていた。 「や、やめてください! それに、機関を涼宮さんから遠ざけるなんて上が許すわけが……」 じゃあ、刺されろ。 俺は古泉の腕にナイフを突き立てた。 悲痛な悲鳴が響く。人通りのない場所だから問題は無いがな。 「はぁ、はぁ……や、やめてください……うぐぅっ!」 次は腹の辺りを刺した。生命に関わらない位置を狙って刺す。 古泉は地面に尻をつき、ガタガタと震えていた。 ……友達のよしみだ、殺しはしない。次に機関の連中から何かあったりしたら、全てをぶち壊す。 ハルヒにあること無いことを言ってでもな。それが嫌なら……上を必死で説得するんだな。 最後に思いっきり頬を拳で殴り飛ばして、その場を去った。 あと二人か、邪魔な奴等は。 ナイフの血を拭き取り、電話で長門と朝比奈さんを呼び出し、学校の部室へと足を進めた。 ……待ったか? 「いい」 相変わらず、本を読みながらそいつは居た。 いつまでその余裕が続くのか楽しみだ。 お前さ、探索の時に俺達をつけてたんだよな? 「………………」 返ってくるのは無言だけ、か。予想通りだが。 裏切られた気分だぜ。四六時中お前と、古泉の機関と、未来人に監視されてたなんてな。 長門の表情が少し変わった。 「どうしてそれを?」 ……今は血だらけになった古泉が丁寧に教えてくれたよ。 言うや否や、長門が飛び掛かって来た。……速すぎるっての。 「あなたの精神が異常になっている。改変を施す」 長門が少し口を開いた瞬間、俺は呟いた。 『ジョン・スミス』と。 思念体ごと、お前も消すぞ? 「ならば、記憶の改変も施させてもらう……むぐっ」 喋り終えた一瞬のスキを突き、口にハンカチを押し込んだ。それをさらにタオルで押し出せないように縛った。 俺が考えた、長門の呪文対策だ。……効くかは知らんが。 口を塞ぎ、手を縛った。ということで長門は足で攻撃をしてきたが……やはり普通の女だ。 小柄な体だからパワーも無い。 放たれた蹴りを掴むと、長門を地面に叩き付けた。 もがきながら、顔を苦痛に歪ませている。痛みに苦しむ長門を見るのは初めてだ。 ともかく、こいつは喋れる状況にするのはヤバい。逃げられても困る。 そう考えた俺は、ナイフを取り出し、両足に順番に突き立てた。 喉の奥からくぐもった叫びが聞こえる。情報操作が出来ないと痛覚も消せないんだな、この宇宙人は。 とはいえ、女をいたぶるのは趣味じゃない。 体をバタバタとさせる長門を引き起こし、椅子に座らせた。 生かしてやる。その代わり、二度と俺とハルヒに手を出せないようにするがな。 事前に調べた声帯の位置を確認して、そこだけにナイフを突き立てた。 あまり深くしたわけじゃないから、言葉が出なくなっただけだろう。 「………………っ!!」 声にならない叫びをあげ、のたうち回り、椅子から落ちた。 「…………え?」 最後の一人が来たようだ。未来から来ているそいつは、目を丸くしていた。 「キョ、キョン……くん? 何して……るんですか?」 見てわかりませんか? ……そういえば、あなたも俺達の行動を見てたんでしたっけ? 一歩、二歩と近付いて行くと、腰を抜かしたのか、その場に座り込み動けなくなっていた。 「い、いや……殺さないで……」 大丈夫ですよ、殺しませんから。 「ほ、ほんとで……「ただ、俺達に干渉したくなくなるように痛めつけるだけです」 はいつくばったまま、手だけで逃げようとし始めた。まったく惨めだな。 手を思いっきり踏み付けると、俺の足にすがりついてきた。 「ごめんなさいごめんなさい! 嫌だ、痛いのは嫌だよぉ! もう干渉しないように上に伝えますからぁ!」 ……物分かりがいいですね。わかりました、許しますよ。 ただ……《上》とやらに伝えといてください。未来を崩すのは簡単ですよと。 例えば、あの少年を殺す……とかね。 踏み付けている足に全体重を乗せた。メキメキと手が音を立てた。 「う……あぁ……」 朝比奈さんはすでに涙を流し放心状態になっていた。 これで、邪魔する奴や監視する奴はいなくなった。 あとはハルヒの所に行くだけだ。……と思った時、ドアから人影が覗いた。 「有希! みくるちゃん! キョン、あんた何を……」 ハルヒ、待ってたぞ。どうしてもお前に伝えたいことがあったんだ。 「な、何よ! それより救急車……えっ?」 長門の止血をするハルヒを抱き締めて、キスをした。もう好きすぎて止まらん。 俺だけを見てくれ。お前のことが大好きなんだ。こいつらはずっと俺達を監視してた。それが許せなくてやったんだ。 「か、監視って……みくるちゃん?」 「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい! もうしませんから、もうしませんから許してぇ!」 さっきのが堪えたのか、あっさりと謝りやがった。 ハルヒ、お前とちゃんとした恋愛をしたい。誰にも監視されてなくて、いつも二人でいたいんだ。 ジッと見つめると、目が合った。頼む、俺だけを見てくれ……。 「うん、ありがとう。あたしもキョンが大好きよ。……でも、有希やみくるちゃん達が怪我してるのも放っておけない!」 ハルヒは俺から目を逸らし、長門の止血作業を再開しだした。 ……ハハハ、前が霞んで見えねぇよ。 気がつくと、ハルヒの後ろに立ってナイフを振り上げていた。 「す、涼宮さん!」 朝比奈さんの声が響くと、ハルヒは振り向いた。 俺はこの手を、こいつに振り下ろすつもりなのか? ……出来るわけないだろ。 心臓に刺さる異物感。結局、俺は自分にナイフを突き立てた。 「キョン! キョン! どうして……どうしてよ!」 知らねぇ……よ。最期までお前だけを見れてよかった……。 「いやだ! せっかく告白してくれたんじゃない! 最期なんて言わないでよ!」 もし、もし認めたくなかったら……全部なかったことになるように祈ってくれ。 面白いことが起こるかもしれないぞ。 ……じゃあな。 そこで俺の視界は暗くなった。 最期までハルヒを愛せた。それだけで俺の人生は満足だったさ……。 おわり ーーー こんにちは、喜緑です。 あの日、世界は涼宮さんによって改変されました。 というより、探索の日まで戻されたと言うのが適切でしょうか。 彼が死んだことや、彼が仲間を傷つけたのを全部否定したかったのでしょう。 私はその全てのことを、改変後に情報統合思念体から教えられました。 また、同じ過ちを犯さないように止めろとの指令を受けましたので。 このことは、もちろん長門さんは知りません。 ……あ、そろそろ時間です。クジを操作しに行かなくちゃ。 どうせなら、長門さんを彼と二人にしてあげようかしら……うん、そうしましょう。 ……あ、長門さんの表情が少しうれしそうになりましたね。……よかった。 さぁ、それじゃあ私も会長と出かけなくちゃ! 全てが歪んだ日が、幸せな日に変わりますように……。 おわりのおわり
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第二章 ふたりのあけの あれから1週間が過ぎ、春も盛りの頃。この季節は出会いの季節ってやつらしい。 その中でも特に奇妙な出会いは曙乃王との出会いだった。 その日、暁王が教室へ入ると、中が騒がしい。 「何かトラブルでもあったのでしょうか。見てきますのでお待ち下さい」 剣姫が警戒をしつつ覗き込むと、教卓の上に腕を組み仁王立ちになっている少女がいた。 「貴公ら程度ではてんで話にならぬ。持ってくるならもっとましな提案にするのだな」 蔑みを含んだ言葉を投げかけ、高みより見下した視線で提案を持ってきた糸目の生徒を睨みつけるリボンの少女。その一つ一つの仕草、物言いは威厳に満ち溢れていた。 だが、それに対する男の態度も負けず劣らず不敵なものであった。 「交渉決裂、ということですな。いいでしょう。貴方の領土を無に帰す日を楽しみにしていましょう」 糸目の男はそう宣言すると手を軽く挙げ、後ろに控えていた大男を従えて悠々と教室より去っていった。 それを見送ると少女は軽い身のこなしで教卓から飛び降りた。 「すまない、見苦しいところをお見せしたな、暁王」 「いえ、気にしないでください」 曙乃王と呼ばれた少女はいつの間にか剣姫の横に並び立つ暁王に声をかけた。 曙乃王。遠く新野の地を治める一族の王であり。その幼げな容貌と背の低さから年の頃は暁王と同じぐらいに見える。その見目からはとても大きな領土を持つ生粋の王には見えない。王の象徴たる髪留めは瑠璃を飾ったリボン。腰には自衛のためか二本の短刀が佩かれている。 見たことのない相手とその背後にある只者のならぬ気配に剣姫は意を決し、暁王にその関係を尋ねた。 「暁王、お知り合いですか?」 「ええ、彼女は曙乃王。暁の地においても端ではありますが、暁山山麓にある新野という広大な領土をもつ王ですよ」 確かに傍に控えているであろう剣らしき人者の気配は今までにないほど迷いがない。かなりの使い手であろうことは十分受け取れる。 だが、なんであろうか、この違和感は。剣姫はその違和感に首を傾げるばかりである。 一瞬、目が合う。 時が止まった。 一秒 二秒 三秒 思うより先に体が動いていた。暁王と曙乃王との間に割ってはいる。 「いい反応だ、剣姫」 抜かれたと思った腰の二刀は未だ曙乃王の腰に佩かれている鞘の中で眠っており、一方剣姫は刀を抜き放ち構えている。これで合戦が始まった場合、どちらの責任となるかは一目瞭然だ。 息を呑む剣姫。 曙乃王はポンと強張る剣姫の肩を叩くと、暁王に声をかけた。 「冗談が過ぎたな。暁王、すまない」 「ええ、いくら曙乃王が相手でもこれ以上は僕でも抑えられません」 暁王のその目は鋭さを帯びていた。対峙する二人の間に稲妻が走った気がした。 暁王は後に述懐する。 この邂逅こそが全ての始まりだったのだ、と。 暁王と剣姫第三章
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フィールド取得錬金素材 TOP 錬金素材 種類を揃えるだけならば、自分の船を入手した時点で、全て入手可能。 一部のアイテムはゲームプレイ時間が一定を超えていないと出現しない(宿屋に泊まった回数は無関係)。 ※みかわしそうとさとりそうの2つは、この方法でしか入手できない。 フィールド取得素材(五十音順) 復活間隔など詳細情報は、アイテム採集へ アイテム名 地方名 入手場所 使い道 赤いサンゴ アユルダーマ島 南西部(ツォの浜を抜けた先の砂浜) トライデント、サラマンダー、うみなりの杖、トリのおうぎ、たいようのおうぎ、いけない水着上、いけない水着下、レッドタイツ 東ナザム地方 南西端(ナザム村から南の砂浜) あやかしそう ヤハーン湿地 南西部 まけんしのレイピア、ゆめみのこん、バタフライマスク、パピヨンマスク、ワンダフルズボン、うらみのほうじゅ、げんませき 西ナザム地方 北西部 いかずちのたま アシュバル地方 東の島 いなずまのやり、らいじんのやり、いかずちの杖、らいていの杖、せいりゅうのおうぎ、せいれいせき 竜のつばさ地方 中央部(南側) 命の石 グビアナ砂漠 南部 ほのおの盾、こおりの盾、まよけの聖印、命のゆびわ ジャーホジ地方 ⊥字部 いやしそう 東ベクセリア地方 北東部 ばんのうぐすり、ぶどうエキス 東ナザム地方 東部 うしのふん エラフィタ地方 北西部(エラフィタ南西の牧場) おかしなくすり うまのふん カルバド大草原 東部(馬のいるところ) きりんのおうぎ うるわしキノコ 西ベクセリア地方 中央部 ジャイアントクラブ、ワンダフルズボン、すてきなサボ、むまのサンダル、おかしなくすり グビアナ砂漠 東の島 東ナザム地方 北西部 かがみ石 ヤハーン湿地 上部東端 みかがみの盾、ミラーアーマー、リフレクトアーマー、たいようの石 竜のくび地方 船で北の海岸より かぜきりのはね サンマロウ地方 西端(街から見て川の対岸) さばきの杖、てんばつの杖、レイニーロッド、れっぷうのおうぎ、トリのおうぎ、イーグルフェザー、かぜのブーメラン、かぜきりの弓、ふうじんの盾、はねぼうし、はねかざりバンド、はやてのリング、天使のはね ダダマルダ山 南西端 きつけそう ベレンの岸辺 南端 とうこんエキス きよめの水 ベレンの岸辺 北端 レイニーロッド、しんごんのじゅず、さえずりのみつ、あまつゆのいと、天使のはね カズチィチィ山 南マップ南部 げんこつダケ 西セントシュタイン 中央南部 ぶどうエキス、とうこんエキス 竜のあぎと地方 中央南部 カルバド大草原 中央南部 こおりのけっしょう エルマニオン雪原 中央西寄りの枯れた森の中 こおりのやいば、フェンリルのキバ、びゃっこのおうぎ、ふぶきのオノ、ブリザードアックス、こおりの盾、せいれいせき エルマニオン海岸 中南部 さとりそう アイスバリー海岸 北端 さとりのかんむり、けんじゃのローブ、さとりのマント、さとりのうでまき、さとりのズボン、さとりのブーツ、しんごんのじゅず 西ナザム地方 北西部(高台) 竜のくび地方 船で北の海岸より入った南の泉 白いかいがら 東セントシュタイン 南東部 トライデント、うみなりの杖、ネコのおうぎ、ホワイトシールド、いけない水着上、いけない水着下、ホワイトタイツ アシュバル地方 南東端 せいすい 西ベクセリア地方 中央南西部 ひかりのつるぎ、聖なるナイフ、ホワイトシールド、まよけの聖印、まほうのせいすい つけもの石 ガナン帝国領 北東部 つちのハンマー、ヘビーメタル ジャーホジ地方 南東部 てっこうせき 西ベクセリア地方 北西部 はがね・たまはがねの各武器、ハイパードリル、ミドルガントレット、ヘビーメタル アユルダーマ島 東端 ビタリ海岸 北西部(高台) どくがのこな 西セントシュタイン 城の前 どくがのナイフ、バタフライダガー どくけしそう ウォルロ地方 東部 上どくけしそう エラフィタ地方 中央西寄り どくどくヘドロ ほろびの森 北東部 どくがのナイフ、どくばり、おかしなくすり カズチィチィ山 東部 ガナン帝国領 南西部(毒沼の左) ネコずな グビアナ砂漠 北西の島 さじんのやり、ネコのおうぎ、キトンシールド、キャットガーダー、ねこみみバンド ばくだん石 ガナン帝国領 南東部 ほのおのつるぎ、インフェルノソード、マグマの杖、ほのおのツメ、しゃくねつのツメ、ほのおのブーメラン、フレイムカッター ジャーホジ地方 南西部 花のみつ サンマロウ地方 上マップ上部 まほうのせいすい、けんじゃのせいすい、エルフののみぐすり、さえずりのみつ ダダマルダ山 南東端 エルマニオン海岸 右マップ中央 ひかりの石 グビアナ砂漠 北東部井戸周辺(オアシスの上) ひかりのつるぎ、マグマの杖、ノーブルなマント、ダンサーのシャツ、おどりこのドレス、ひかりのタキシード、ひかりのドレス、にじいろの布きれ、ほしのカケラ 竜の門 ナザム側北部 プラチナこうせき サンマロウ地方 上マップ東 プラチナソード、ディバインスピア、プラチナトレイ、プラチナシールド、プラチナヘッド、プラチナメイル エルマニオン海岸 右マップ東端 まだらくもいと ウォルロ地方 北西部 シルクのビスチェ、あまつゆのいと 竜のしっぽ地方 北西端 まほうのせいすい アイスバリー海岸 南東端 さばきの杖、いかずちの杖、ルーンスタッフ、けんじゃのせいすい まりょくの土 ダダマルダ山 中央西部 げんぶのおうぎ、つちのハンマー、大地のかなづち、ガイアのてっつい、はがねの各防具、まほうのせいすい、けんじゃのせいすい、エルフののみぐすり、ヘパイトスのひだね アユルダーマ島 南部 みがきずな グビアナ砂漠 西部 ロトの各武具、さじんのやり 竜のつばさ地方 中央西部(海沿い) みかわしそう 東ベクセリア地方 南西部 ファントムマスク、かくれみの服、やみのころも、しんぴのビスチェ、マタドールグラブ、ぶどうエキス アシュバル地方 西の北端 西ナザム地方 中央北部 ミスリルこうせき 西ベクセリア地方 北東部(高台) まけんしのレイピア、いなずまのやり、ミラクルメイス、ビクトリーエッジ、ヘキサグラム、せいきしの盾、みかがみの盾、ミスリルフード、ミスリルヘルム、さとりのかんむり、ホーリーチェイン、ばんぜんぐつ カズチィチィ山 上マップ南端 緑のコケ ヤハーン湿地 西端 カメのこうら、トータスアーマー、グリーンタイツ、エルフのおまもり 西ナザム地方 西部 めざめの花 サンマロウ 花畑、道具屋(66G) めざましリング、超ばんのうぐすり、とうこんエキス カズチィチィ山 南マップ南東部 竜の門 北西部 やくそう ウォルロ地方 南西部 上やくそう、いやしそう、上どくけしそう ゆめみの花 サンマロウ 南西端、道具屋(68G) ゆめみのこん、ヒュプノスガウン、むまのサンダル、さえずりのみつ エルマニオン雪原 北西の雪山の頂上 東ナザム地方 北部泉の西側 ようがんのカケラ アユルダーマ島 北西端 はがねの各武器、ほのおのつるぎ、ほのおのツメ、すざくのおうぎ、ほのおのブーメラン、ほのおの盾、ヘパイトスのひだね 竜のあぎと地方 西部中央寄り よるのとばり グビアナ砂漠 南部 アサシンダガー、カメのおうぎ、かげのターバン、やみのころも、くらやみのミトン、やみわだのミトン、ほしのカケラ オンゴリの崖 南西部疎ら ルビーのげんせき カラコタ地方 北西端(滝の下) ちからのルビー、まもりのルビー オンゴリの崖 南東端 赤宝箱 アイテム名 地方名 入手場所 使い道 オリハルコン 天使界(クリア後は入手不可) 最後のカギの扉の宝箱 メタル系の武具、ロトの各武具、オリハルコンのツメ、オリハルこん、メガトンハンマー、ギガクラッシャー、女神の盾、てっぺきのレギンス、かんぜんぐつ、けんじゃの石 きんかい 魔獣の洞くつ B3F宝箱 らいじんのやり、きんのオノ、おうごんのティアラ、ほしふるうでわ、女神のゆびわ 西ナザム地方高台の井戸 宝箱
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のやP 電波曲中心。 最新動画 ( ゚∀゚)o彡゜ハッピーバースデートゥーユー!ハッピーバースデートゥーユー!ハッピーバースデーディアーちーはやー! 代表作 ( ゚∀゚)o彡゜ヌヌネネヌヌネノヌヌネネヌヌネノヌヌネネヌヌネノヌヌネネヌヌネノ ( ゚∀゚)o彡゜〒├∧゚ ッ〒冫丶丿 冫! ニコ動一覧 タグ-のやP マイリスト-カッとなって作ってみた ブログ 腰痛に苛まれながら… タグ一覧:P名 P名_の サイト持ちP デビュー2007.8中旬
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このページはこちらに移転しました なやみあるき 作詞/222スレ230 空色に薄い雲 少し寒いけど出かけよう 色も変わった並木道を眺めて はらり積もった落ち葉を踏んで 目的なんか無いけど ただこうしているのも良いじゃない? 木々のざわめきと触れる風が 僕を消し去ってゆくんだ 見渡したまに振り返って すれ違いながら考える 理想にはまだ届かないなぁ
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― 第二十八章 ― その過去は、ただ切ないほどに、カー坊にとっては辛いほどの過去にもなっている。それを語る事はまだしていない。本人がどう反応するのかが怖いのだ。 カー坊「…例の過去、言う事はしたくないけどね。」 ファルコン「…言えばいいだろうが…。」 カー坊「しかし、それでは…過去に…」 ファルコン「逃げる事はしたくないからな。」 カー坊「…わかった。伝えてくるが、一応日付を経たせて、まずそれから反応を聞く。」 と、カー坊は告げたのだ。そうして、日付を確認する。 カー坊「…強い人間なんて…いないのに…。」 と軽く呟いたのだ。そして、ただその事を考えながら、空を見上げたのだ。 それから数日。ようやく種族軍隊本部が落ち着いたという連絡を聞いたカー坊は、あの事件で関わった人物たちを呼んだりしたのだ。 カー坊「集まった理由はわかるな?」 ルイ「わかります。例の過去ですか?」 カー坊「先ほど確認したのだが、語ってもいいそうだ。」 ヨッシー「へぇ。」 カー坊「さて、まず何処から話そうか…。」 カー坊は過去を語りだしたのだ。 …それはとても悲しい過去の物語だと、カー坊は自覚しながら。 その過去は、またある事件がきっかけとなる。ある大会をのっとった主催者が、サバイバルゲームを行ったのだ。…無論それでの生き残りでもあったが、“彼”(ファルコン)はこの大会で、この世界では重要な人物を殺してしまったのだ。…後悔…絶望。“彼”(ファルコン)はもう戻れないと自覚した。そして、ただ主催者すらも殺した彼は、ただ殺し続けた。敵となる人物を。犯人となる人物を。ある国にも、その殺戮者…否、『完全なる殺戮者』と名乗る人物は現れた。 ファルコン「…その程度で、よく犯罪ができたな…。」 ただ、赤色に染まった剣がきらりと輝いた。その剣が、再びその犯人を殺した。ただ、“彼”(ファルコン)は必死に願っていた。誰かがこの虚構を消す人物が出てくる事を。ただ、願っていたのは、平和という言葉で、殺戮ではない。ただ、“彼”(ファルコン)はさ迷っていたようにも見えたのだと、カー坊は言った。カー坊は偶然にも、“彼”(ファルコン)を見つけたが、その時の状態は、まさしくさ迷っているかと、そう思ったのだ。 カー坊「それよりも…どうして此処へ…。」 と、不安がったカー坊。しかし、その時の“彼”(ファルコン)は、まだ答えが見つかってもいないと思ったのだ。まるでそれは漆黒の闇の如く。…しかし、“彼”(ファルコン)の方はまだ歩いていた。あの番組で、ただルイージの名が挙がった時、彼は紛れも無く足を止めた。 番組で紹介されたルイージはただ、ボウガンを持って走っていた。あの時の殺戮者と、そしてあの事件の犯人探し。この二つだけだった。とにかく平和にするために。 そして、裏路地。そこに、ルイージが探していた人物が血を流して倒れていたのだ。黒色のコートか何かで、殺した人物は身を隠していた。そして、ただ笑みを浮かべたのだ。ある首輪を見つけてから、ずっと立ち止まっているのだ…否、血溜まりのところから少し離れた場所に立っていたのだ。返り血は無論浴びていて、明らかに証拠は残っていた。 そして、ボウガンを持ったルイージが裏路地へ来たその時、凍りついた。 カー坊「…さて、撃てるかな。」 と、カー坊。 カー坊「私なら容赦無く撃つ。私なら撃つ事が出来る。だから―――…。」 ルイージはただそのボウガンを向けた。 カー坊「撃て、遠慮無く。容赦無く撃て。」 カー坊は願いを知っていたわけではないが、明らかに、その攻撃から悟っていたのだ。死に急ぐ剣技を繰り出していた事を。 ルイージ「ねえ、聞いて。…マリオ兄さんを殺したのは、もしかして…。」 ファルコン「…そうだ。殺した犯罪者だ。」 ルイージ「…!」 冷酷な言葉。カー坊にとってはそう思ったが、ルイージは無我夢中で、ボウガンで攻撃をしたのだ。ただ、赤色の血が舞い、そしてただ、唖然としていたのだ。だが、救急車を念の為配備していたのはカー坊だ。それから病院に到着してから治療が行われる事となった。 ルイージ「…兄さん…。」 カー坊「バカね。復活計画なんてものがあるのに。」 ルイージ「!?」 カー坊「まだ『完全なる殺戮者』にも言っていなかった事実なの。こんな事なら言えば良かったって思っているの。」 ルイージ「…でも、どうして…。」 カー坊「あれは犯人がいるからなの。復讐心を作ったのは、あの大会。」 カー坊はそれから事実を告げたのだ。その事実に、ルイージは唖然としたのだ。 ルイージ「大会が原因で…死んだ…。」 カー坊「その為に、種族が行動を起こしたのに。ルイージ、恐怖などあったら逆に後が怖くなるわよ。今も『完全なる殺戮者』を恨んでいる人が何処かにいるかもしれない。」 ルイージは黙ったのだ。ただ、悲劇など無いとは思えぬ事に。 しかし退院したとの情報を聞いたのは少し経ってからである。カー坊はその連絡を受け取っていたが、ただ自殺願望とかは考えないだろうと思っていた。しかし、ある展望台の落下事故を受け、カー坊は現場へ向かったのだ。病院へ既に搬送された事を聞いたが、安全性はどうだったのか、それを問いかける事にしたのだ。まだその当時、強化ガラスとかを使ってもいなかった。軽い衝撃でもう割れてしまうのだ。ただ、軽い傷があったとの報告も聞いていた。割れたガラスの破片が、まさしく落下を伝えようという形になったのではないかとの事を聞いた。カー坊はその現場を見ようと思ったが、部下に任せたのだ。それから病院へと向かう。 カー坊「何が事故だってーの…。」 カー坊本人は不機嫌で、事故の事を気にしていたものの、負傷者が誰か気になっていたのだ。その時、連絡が入ったのだ。展望台からの落下で、大体20メートル程。それほどの高さから助かる事はあまり無いというが、その負傷者は助かっていたのだ。風に煽られ、木々がクッションになって助かったのでは無いかという見解でもある。 カー坊「…そうか、木々が…。ここまで悪運があると…考えられるのは…。」 カー坊は急ぎ足で案内所へと向かう。この病院は種族病院、案内所は存在する。 カー坊「申し訳ない、展望台からの飛び降りに関して、負傷者はどのような状況で…!」 そしてカー坊は聞いたのだ。骨折などで、全治するまでにかなりかかるという。1年はいるくらいの怪我だという。カー坊はそこで判断したのだ。 カー坊「あの、バカ…!」 カー坊はただ走ろうとしたが、その案内所の人に止められたのだ。今はまだ面会禁止だというが、この頃カー坊は種族の主代理の権限すら無かったのだ。しかし、カー坊はただ視線を向ける。それは、案内所の人へ向けたのである。 カー坊「…いくらなんでも、意識は無いかあるか。それもはっきりと確認したい。」 そこで種族だと観念したのか、特別処置での面会は許可された。無論、例の情報も同時に、である。意識ははっきりとしていて、窓の外を見つめるのが多いという。そして、その人物との面会許可を取ったのだ。それから、その場所へと向かったのだ。 カー坊「…どうやら悪運はあるのか、強運があるのか、どちらかだろうな。」 ルイージ「…そうだよね。」 カー坊「って、何時の待に。」 ルイージ「特別面会だよ。」 カー坊「…死ぬのは止めていただきたい。生きて罪を償うのも、また大切ではなかろうか?もしそれがわからないというなら、種族に来てくれるという条件で教えてやろう。」 ファルコン「…。」 ルイージ「あの、まだ歩く事は…。」 カー坊「わかっている。孫市もわかって行動をしているのだから。」 ルイージ「?」 カー坊「孫市や周瑜、呂布もわかって行動を起こしている。この事件、何か止まらない気がして仕方がないのだ。…かといって、この件を信長や光秀に任せるのも難しいと思うぞ。それでも、あきらめずに調べている人物には感謝しているけど、な。」 ルイージ「…兄さんの死を、しっかりと背負う事もあるの?」 カー坊「まあね。本来はありえない事から起きた悲劇だし。」 ルイージ「…。」 そして、カー坊はある警告を出したのだ。これ以上自殺を考えるのなら、種族本部へ強制送還する事となるだろう、と。そしてカー坊はただ去ろうとした。 ルイージ「きょ、強制送還の使い方が違います…。」 カー坊「黙れ。」 そしてカー坊は去っていった。…しかし、それから数日後。事件が起きた。種族病院の力で完全に回復できた人物たちの避難が開始される。ところが、犯人は一人を除く人物がまだ残っているという。…その犯人は、ある人物と遭遇していたのだ。 犯人「へぇ…。こんな病院に『完全なる殺戮者』がいたとはねぇ…。」 ファルコン「偶然だろ。」 犯人の容赦無い攻撃が、たまたま通りかかったルイージを負傷させ、犯人は笑みを浮かべた。…だが、次の瞬間―――。突然の揺れが起こる。犯人はそこで驚いていたのだ。 カー坊「な…!」ルイージ(重傷)「…。」 ファルコン「…お前に、死を与える。」 カー坊もゾッとしたのだ。まさしく、この空気自体が震えているのではないかとも思った。カー坊は、ルイージを魔術で非難させたが、この恐怖が、カー坊の心を止めているかのように、カー坊は身動きすらしていない。 カー坊「…恐怖が、襲ってくる…。彼の、負の感情が流れてくる―――…。」 流石のカー坊ですら、この状態では戦っても負けると思ったのだ。どうしても動けない犯人とカー坊。カー坊はただ、持っていた剣を落とした。カシャン、という音を立てる。 カー坊「…どうして…。」 ただ、一瞬に近かった。犯人が絶命するのは。犯人がどうして死んだのかは、カー坊も謎だと思ったのだ。だが、その時手から電流が流れていたのを、カー坊は見たのだ。そこで、剣を拾うカー坊。震えなどはもう収まっていた。 カー坊「真の、力…。」 ようやく落ち着いたカー坊は、ただ電気が付いている病院に視線を向けた。 カー坊「…大丈夫か?」 ファルコン「…一応は。」 カー坊「…死なれても困るが、先ほどの奴は…。」 ファルコン「…覚えている。」 カー坊「自分自身でも止められない力か?」 ファルコン「…そうなるだろうな。」 カー坊「…難題増えたな(汗)。」 カー坊は難題の事だと考えながら、とりあえず病院から出る事にしたのだ。病院に出る前、剣は収納しておいたのだが。そして外は明るく感じたのだ。 カー坊「ルイージは…搬送されたのかな?」 マリ「搬送しました。」 ルイ「搬送済みです。」 カー坊「そう。最近見ないと思えば、どこにほっつき歩いていた。」 ルイ「そういう話じゃないだろー!」 マリ「とりあえず…搬送は終えましたが、重傷だそうです。」 カー坊「そう。それで、一応土産もん。」 ルイ「違うだろ。」 カー坊「とにかく、ルイージの安全は?」 マリ「それなら大丈夫です。病院に機銃があるから。」 ファルコン「…病院に機銃って何だ…。」(汗) カー坊「守る為に設置されたもの。私は知らないけど、遊びじゃないわよ。」 カー坊はすぐさま連絡を取り、無事の確認などに追われた。…それから翌日。意識が戻ったルイージと遭遇して、すぐにカー坊は確認を取る。 カー坊「…どうだろう、今の現状は…。ちょっと状況が思わしくないな…。」 ルイージ「どうするの?」 カー坊「…そうね…。困ったものよ。」 ルイージ「…。」 しかし、その夜。 ルイージ「…何?」 騒ぎの声。それを聞いたルイージはただ起き上がった。 ルイージ「…。」 ただ、歩き出すルイージ。だが、その足を止めた。 ルイージ「…いるんだね。」 犯人は無言で、ルイージに刃を向けた。 その一方で、ただ警戒をしている人物がいる。その人物は、以前問題を起こした人物でもあったが、銃を片手に、ただ慎重に歩いていた。そして、倒れているルイージがいたのだ。 ファルコン「…殺したのか?」 敵「いんや。殺していないさ。」 RC−P90(ちょwww待www)をかまえ、そして狙いを向ける。丁度ルイージは部屋で倒れていた為、その部屋の扉辺りにいる犯人を狙うだけにしているのだ。 ファルコン「銃声ならわかるだろう。」※気が付くどころか…。(汗)byカー坊 敵「…うわぁ。」 カー坊「『うわぁ』じゃねー!」 隠れていたらしいカー坊が思わずツッコミを入れたのだ。無論ルイージを治療中だが、集中力は生半端ではないが、これでも集中が切れた事には違いない。 カー坊「…少し静かにしてくれないと困るわ…。」 敵「誰がするか!死ね!」 カー坊が銃を構えた矢先、P90が火を噴いた。けたたましい銃声音が鳴り響き、騒音となって外へ響き渡る。カー坊もただ、その敵が走って逃げているのを見かけたのだ。 カー坊「…ルイージの失血は…まだいい。」 ※カー坊は銃を使い、ガラスを割った!そしてそばにいたマリルイブラザーズはルイージを救助!…因みに、マリにガラスの破片が手の甲に刺さり負傷。 カー坊「…おいおい。」 そうしてある部屋へと到着した。立ち入り禁止である場所である。 カー坊「…一体…。」 そうして入っていく。そこで見たのは…。 カー坊「じ、人工呼吸器…そして、亡骸たち…。」 主犯「そうさ。俺がやった。ズタズタに斬って。」 カー坊「…人殺し。」 ファルコン「お前も、誰もが同じだろうな、今の状態は…。」 カー坊「…そうね。」 主犯「死ぬか?」 だが、何かが這いつくばっているのを見たカー坊が銃を発砲したのだ。そして、カー坊は銃を主犯へ向けた。その矢先、ゾンビみたいな奴が二体現れたのだ。 主犯「銃は効果が無いぞ。」 ファルコン「…そういう事か。」 カー坊「銃剣でもやりますか。」 主犯「…殺せるなら。」 そのゾンビみたいな奴を斬るカー坊。そして魔術を放つ。その際、機械を同時に破壊しているが、カー坊は狙いを定めたのだ。 ファルコン「…まさか…こいつら…。」 主犯「お前が殺した奴だ。」 カー坊「…復讐は復讐でしかならない。」 アメーバみたいなものが、カー坊を襲う。だが、カー坊を誰かが突き飛ばしたのだ。 カー坊「え―――…。」 その物体が誰かを包む光景を見るまで、カー坊は信じなかった。 カー坊「…人を、殺せと言うか?」 主犯「助ける方法はそれしかないだろう。」 カー坊「…呂布奉先、蹂躙を許可する。」 主犯「!?」 呂布「了解だ。」 槍に光が集まっていく。それをただ見つめる敵側。その槍が振り落とされる。その瞬間、アメーバみたいなものだけが死んだのだ。捕まった人物は無傷のままで。 ファルコン「…呂布…。」 呂布「間に合ったみたいだな。」 カー坊「…仕掛けは何重にも仕掛けるのが一番だよ。病院に機銃とか。」 主犯「ありえね―――…。」 カー坊は銃を向けた。 カー坊「さて、死にたいか生きるか。」 主犯「…それはこっちの台詞だ!」 カー坊「決裂。殺しなさい。」 P90の銃弾が、その主犯を撃ち殺した。ただ、カー坊は軽く笑う。カー坊はただ、軽く笑った。その後に“ドサッ”という、倒れる音が響き渡った。それでも、カー坊は笑ったのだ。平和になったという空間があった為である。 呂布「…終わったな…。」 カー坊「まぁ、そうでしょうね。」 気を失った人物を、呂布が運ぶ。カー坊はP90とカー坊が愛用する銃を持って歩く。そして、外はまだ夜だったが…記者たちが騒いだのだ。 カー坊「…はい、どいて、どいて〜。」 そうして別の病院へと向かったのだ。 それから数日間は平和だったが、その日の夜。 ファルコン「…。」 未だ眠るルイージの手に触れる。ただ、不意をつかれたのかは…本人ではないと完全にわからない。それでも、ルイージが倒れていたあの時、“彼”(ファルコン)は紛れも無くあの力を感じた。 ファルコン「…。」 小刀をただ、自らに向け、切りつけた。血が、ルイージに飛ぶ。 ファルコン(軽傷)「…お前は…生きろ…。死ぬな…。」 もう一撃、さらに深く、自らに切りつけた。そこでルイージが起きたが、きょとんとしていたのだ。しかし、ただ、水が落ちるような音を聞いて、ふと視線を向けたのだ。 ルイージ「!!!」 さらに、扉が飛ぶかのような勢いで開かれた。そこから、赤色の帽子をかぶった人物が。 マリオ「!!!!」 ルイ「あ゙?」 マリ「アホか、弟!呼べ!急げ!この失血量じゃ、あまり長くは持たない!!!!」 マリオ「あ、ああ。」 ルイージはナースコールを押し、マリオは病院用の電話で連絡をする。マリルイブラザーズは傷などを確認したりしているが、ルイージは不安そうな表情を浮かべたのだ。 マリ「…ちくしょう…!」 ルイ「兄さん、傷が深いよ!今簡易的な治療を行っているけど…。」 この当時ルイはまだあまり操れる技術が低かったのだ。マリも同様だが、当時はあまり修行などしないと言ったのだ。この、悲劇をきっかけにするようになったという。 マリ「…しっかりしろ…!」 ルイ「ルイージ。その血は、見えるか?」 ルイージ「…え?」 マリ「ここで鏡登場〜。」※三種の神器 鏡を使う。 ルイージ「…え?これ…血…!?」 ファルコン(重傷)「…ル、イー…ジ…。」 ルイージ「もう何も言わないで…!勝手に、僕の知らない間に死なないで…!」 ただその手を掴むルイージ。ただ、涙が流れているのに気が付かずに。 マリ「おい、危険レベルに入った!ルイ!急げ!」 ルイ「うん!ドクターマリオ!」カー坊「…おーい、医者まだ来ないのかよ〜。」 ドクターマリオ「わかった。マリオ、連絡は?」 マリオ「一応入れた。」 カー坊「今見張っているけど、どう…?」 ルイ「失血量が思わぬくらいに流れている為、長時間放置されていると死に…。」 ルイージ「死!?」 ほとんどが驚いていたが、血に染まる手の甲に軽く視線を向けるルイ。 マリオ「…おいおい、本当かよ、それは…。」 ルイ「ああ。もしこの失血量で放置されていた場合…最悪、死に至る事も…。」 カー坊「そう。緊迫した空気を破るようで悪いけど、ようやく医者らしき人物が見つかったみたい…いえ、駆けつけに来たみたいよ。」 ルイージ「助かる確率は?」 カー坊「…五分五分しかありえないわ…。あとは、彼の体力に任される。」 ルイ「…。」 医者たちに後は任せるマリたち。そして、ただカー坊は今回の事件を聞いて、種族が監視しなければならないのかと考えていたのだ。ただ、自殺というものはカー坊にとって、辛いものだと感じているのだ。 カー坊「…自殺して誰が喜ぶというのだ…。」 ルイ「…。」 カー坊「でも、これだけは言えるわ。…ありえない…なんて事はありえない。」 マリ「…何?」 カー坊「ありえない。…なんて事はありえない。」※ネタあり。 ルイ「そう、信じるのか?」 カー坊「今はそうとしか思えない。」 そうして警察官たちの調査などが始まったのをきっかけに、カー坊はデータを見始めたのだ。そして、ただある結論が浮かぶ。 カー坊「あの事件は…大きすぎる。まず種族で捕縛。」 カー坊はそう呟いた。 カー坊「そして、状況判断。」 カー坊は立ち上がったのだ。 カー坊「…決して、諦めないわけがない。」 そして、そこから数日後(略しすぎ)。 カー坊「…怪我人は?」 マリ「起きたみたいだ。そして、搬送をしたところだ。」 カー坊「ご苦労。」 ルイ「ご側路願ったのだが。一応。」 マリは状況とかを考えながら、ただカー坊へ視線を向けた。 マリ「本任務は完了したとみていいだろうな。一応は。」 カー坊「一応は、ね…。」 カー坊も辛く感じたのだ。例え自殺をしようとする者がいる限り、明らかに辛い気持ちがあふれ出しているのだ。それでも、彼に生きる事を選択させたいという願いは変化していないのだ。しかしそれでも生きる事だけは約束していただきたかったという願いもある。 カー坊「で、どうなの?」 マリ「素直に牢獄となるでしょう。」 カー坊「…。」※そういえば総理変更。福田総理。2007年9月23日より。 とても辛く感じたのだ。一体何が彼をこうさせたのか、と…。そしてその場所へやってきたカー坊。ただ視線を軽く向ける。 カー坊「…。」 ルイ「いや、俺の所為じゃないか?俺がこう言った…」 カー坊「何?」 ルイ「いや…『悲劇を経験した人は、長く生きられるのだろうか』って…。」 カー坊「それだけ?それだけ?」 ルイ「後は…『辛い戦いなんざ戦争みたいなものだ』って…。」 カー坊「…それだ。」 カー坊はすぐにわかったのだ。 カー坊「追求しすぎだ。下手に追求すれば自殺とかしやすくなると言われなかったか?」 ルイ「…。」 ただカー坊は視線を向けている。それはまさしく化物を飼うかのように。 カー坊「だからこうなるのよね。」 マリ「…さて、どうする?」 カー坊「そうね…。」 カー坊はただ笑みを浮かべた。その矢先襲撃があったのだ。 カー坊「あいつらを倒す為、働かなきゃね。彼にも戦わせなさい。」 ルイ「え?あ、いいけど…。」 カー坊「じゃ、私は戦うから。」 そのままカー坊は戦場へ向かう。そしてただ剣を持つ。 カー坊「敵であった事が不幸と成す。」 その言葉が、まさしく運命を変えたのだろう。 カー坊はただ笑みを浮かべながら刃を向ける。 そして、ただ走り出す。未来という場所へ。 カー坊「…さあ、相手になるわ。」 マリ「行くぞ。」 ルイ「倒すぜ。」 その時にはカー坊以外わかってもいなかった。 そう、とんでもない逆転劇というものが隠れていた事を。