約 2,764 件
https://w.atwiki.jp/loversroyale/pages/42.html
夢幻紳士 「誠君・・・・・」 人の気配の無い夜の公園。 そこでオレンジ色の柔らかい光を灯す ガス灯の傍らのベンチに、 一人の少女が座っていた。 長くて艶のいい髪の ふくよかで凹凸に富んだ艶めかしい肢体を 持ったまだうら若い少女であった。 その豊かな肉体は、今は乱れた学生服と、 彼女が放つブルーのオーラに包まれている。 彼女の名前は桂言葉という。 つい今しがた、彼女は事実上の失恋と、 愛しい恋人と親友の裏切りを体験したばかりであった。 自分が、愛してもいない男に肉体を蹂躙されている時、 恋人と親友は、自分の事など心の端にすら置かず、 二人だけの時間を楽しんでいたのだ。 自分はそれに大して何も言えなかった。 ただ見ているだけしかできなかったのだ。 そんな時、不意に目の前が真っ暗になって、 意識が途切れ、 それで眼がさめればあの奇妙な祭りの只中にいた。 そして、如何なる反応も返す間もなく、 彼女はこのバカ騒ぎ巻き込まれていたのだった。 「誠君・・・・・・・」 気が付けばこのベンチに座っていた。 それからしばらくは唯ベンチの上で 呆然としていた。 しばらくして落ち着いてくると、 今度はここに連れてこられるまでに 体験した数々の悲惨と、 まるで嵐のような理不尽の連続で、 彼女の胸ははち切れそうになっていた。 「誠君・・・・・・・」 彼もここに連れて来られているのだろうか? ひょっとすると西園寺さんも一緒かもしれない。 たとえ、彼一人だとしても、今更彼が自分の事を見てくれのか。 それに、もし彼が居なかったとしたら・・・・ 『そしてルールは単純明快、五日以内に異性の恋人を見つけ、カップルを成立させることができれば島から脱出出来る! 時間をかけて愛情を育むか、己の容姿を信じて突貫するかは参加者次第! ただし告白失敗は三回まで、四回目の告白で振られるとそのばでアウト! また五日以内に恋人を見つけられなかったり、不慮の事故なりで死んでしまってもその場で失格だ! 惜しくも失格になってしまった参加者は強制的にガチムチ先住民達の惑星に閉じ込められそこで 一生を過ごしてもらうハメになる!』 誠君以外の恋人・・・・たださえ人見知りな自分にそんなこと・・・ 「くっ・・・・ふっ・・・くぅっ・・・・・」 自分の幸せを壊していく理不尽な現実の連続に、 彼女の心は決壊寸前だった。 むしろ今まで泣きださなかったのが不思議なぐらいだ。 涙が、ポツン、ポツンと、膝の上にのせられた拳に落ちる。 『何を泣いてるんだい、お嬢さん』 そんな時であった。 その、鈴の音の様な、 聞く者に不安と安心を同時に与えるような 不思議な声が聞こえて来たのは。 驚いて、言葉は辺りを見渡すが、 周りには人っ子一人見当たらない。 「こっちだよ、お嬢さん」 声の方向をあわてて向くと、 何時の間にそこにいたのか、 背の高いガス灯の傍らに、 一人の青年が立っていたのだ。 黒いツバ広の山高帽に、 同じ色の背広に、 白のネッカチーフを首に巻いている。 黒い、肩ぐらいまである長い髪は まるで闇のように黒い。 そして、何よりも印象的なのは その顔であった。 青白い、まるで蝋のように 白い肌をした、 美女と言ってもいい 美貌の優男なのである。 ただ、その美しさには、 まるで匂いで獲物を引きよせて 食べてしまう食虫植物のような ある種の恐ろしさを内包していた。 「君みたいな綺麗な子が こんな夜中に何を泣いているんだい?」 まるで闇からそのまま抜け出て来たような 黒く美しい青年は、 音もなく言葉に歩み寄ると、 何も言わずに、彼女の隣に座った。 「辛いことがあったんだろう? 話してごらん」 恐ろしいほどに美しい顔をこちらに向けて そんな事を言ってきた。 「・・・・・・」 するとどうであろう。 一瞬言いよどんだものの、 言葉はぽつりぽつりと自分の身の上を話し始めた。 言葉には何故自分がこの名前も知らない男に そんな事を話しているのかは解らない。 心理的に追い詰められていて、 どこか捌け口を求めていたというのもあるだろう。 しかし、それ以上に、何故だかわからないが、 この青年になら話しても大丈夫だ、という 根拠の無い安心感が彼女の胸に生じていたからであろう。 ともかく、彼女は、自分と伊藤誠との恋の物語を 青年に話し始めたのであった。 ◆ 全ての事を話し終わると、 何故かは知らないが、 言葉は言いようの無い安心感と、 胸にたまった物を吐きだしたことで、 精神的にはかなり安定してきていた。 また、青年がかなりの聞き上手であり、 所々で、洒落の聞いた皮肉や小話を 言葉の話の合間に交えたことも、 彼女の精神回復に大きく関わっていた。 「ふむ、それにしてもその誠という奴は とんだ「人でなし」だ」 そんな事を言うと、青年は突然ベンチから フッと立ち上がった。 「丁度いい機会だ。君はもっと他の男を知るべきだな」 「えっ・・・・・?」 青年の突拍子もない言い出しに、言葉は目をパチクリさせる。 「誠ってのが初めての男だったんだろう? 初めてがそれじゃあ、あんまりにも君が可哀そうだ。 どの道誰かとくっつかなけりゃココからは出れないみたいだし、 他に誰か男を探してみるのもいいんじゃないか」 「でも・・・・・」 俯く言葉。青年は、ふうっ、とため息を一つつくと、 「とにもかくにも君はもっと色んな男を知るべきだ。 まず君はちょっとばかし初心すぎる。 もう少し男にこなれておかないと」 そんな事言う。 「まずは、色んな男と話して見るべきだ。 新しい「男」を探すことはひと先ずおいて、 そこから始めた方がいい。 男に慣れておいて損は無いだろう?」 「・・・・・はい」 言葉の返事を聞くと、男は言葉から離れて、 公園の出口へと歩き始めた。 その後をあわてて追う言葉。 「あの・・・・」 「ん・・・・いや、僕は駄目だ。 生憎、僕はその誠ことを他人事みたいに 言えない『人でなし』だけど、 流石に、君みたいな純な子供を 引っかけるほど、悪い男じゃないよ」 そう言うと、悪戯っぽく、帽子を動かす。 「いえ・・・・違うんです」 言葉は微笑みながら言った。 「お話、聞いてもらって有難うございます。 最後にお名前を聞いておきたくて・・・・」 青年は、一瞬キョトンとすると、 帽子をきれいに被りなおして、 「夢幻です」 「僕の名前は、夢幻魔実也というのですよ」 そう言うと優しく微笑んだ。 【お洒落な公園/12月20日午前1時】 【桂言葉@School Days(アニメ)】 [状態]:若干の精神疲労、心のゆとり [道具]:不明 [標的]:特になし。ただ、誠にもう一度会いたい [思考]:魔実也の助言に従う? 【夢幻魔実也@夢幻紳士シリーズ(冒険活劇版を除く)】 [状態]:健康 [道具]:不明 [標的]:未定 [思考]:せっかくなので、このゲームを大いに楽しむ。 投下順 Prev SS Next お約束 夢幻紳士 等価?交換 時系列順(キャラクター別) Prev キャラ Next 初登場 桂言葉 [[]] 初登場 夢幻魔実也 [[]]
https://w.atwiki.jp/yan-dere/pages/13.html
主人公 藤宮 稔 受け身 決断までに少し時間がかかる→優柔不断よりは速いが、決して人の意見をおろそかにしない程度には考える 鈍感 普段は場の雰囲気を重んじるタイプ 独り言が多い 気心知れた相手にはちょっとバカ 狂気に転びそうになる日常を元に戻そうと右往左往する→平和な日常が好きだから、そのためには必死になる メインヒロイン(攻略対象キャラ) 委員長 黒川 百合 「私などでよければ、力になりますよ?」 稔のクラスメイトで委員長。 同じクラスになって以来一年近く隣の席なので、稔とはそれなりに仲が良い。 穏やかで、誰に対しても分け隔てなく優しく、人を不快にさせる行為を嫌う。 時折繰り出す彼女流のジョークは、暗い方面にずれたものが多く、笑えない。 また、穏やかな口調とは裏腹に、酷薄な言葉を口にすることもある。 ロリ後輩 如月 みずき 「おっけーおっけー。あたしに任せておきなさいっ!」 稔の一学年下の後輩だが実際には同い年。高一の時に長期入院をした為留年している。 稔たち姉弟とは小学校からの付き合いで、ひめとは喧嘩友達のような関係。また伊万里とは親友同士である。 面倒見が良く、困っている人がいると放っておけない性格で、同学年の生徒達からは男女問わず慕われている。 かなりの負けず嫌いで、ひめなどに言い負かされると捨てゼリフをはいて逃げていく。 「ちょっとだけコーラこぼして手べたべたになっちゃえええええ!!」 先輩 蓬山 早紀 「んー? 手伝ってあげようか?」 稔のひとつ先輩でひめの同級生。常に笑顔を絶やさない頼れる先輩。 基本的に頼まれた仕事は断らずに、そつなく仕事をこなすので困ったときの早紀ちゃんはクラスの合言葉。 先生からも生徒からも信頼され、休憩時間などはよく廊下を行ったり来たりしている。 現在は一人暮らしをしており炊事洗濯なども難なくこなす模様。 性格は楽天的だが、まじめに締めるところは締める。そんなお姉さん。 姉 藤宮 ひめ 「こらぁ、稔くん! 姉さんじゃなくて、お姉ちゃんでしょ?」 歳と外見が見事に乖離した、主人公の実姉。 稔を大いに溺愛し、またそれ以上に甘えている。 己の幼さを自覚しているためか、特に主人公に対してはお姉さんぶっているが、そんな態度とは裏腹に普段から ゴシックロリータな衣装を着こなす、リボンとフリルのお姫様。 至って我が侭な性格だが、人(稔以外)に迷惑かけることは希なため、皆に愛されるお姉ちゃん。 サブキャラ(物語に潤いを与える人物達) 幼馴染 小金沢 伊万里 「えええええええ!? ボクだけハズレって……ちょっと待ってよ、みのり~ん!」 稔のお隣さんで幼馴染。稔とは物心ついたころからの付き合い。 活発で元気な人気者だが、友人達の間ではいじられキャラになっている。 どうも不幸な星の下に生まれたらしく、しょっちゅうトラブルに見舞われているが 持ち前のポジティブさでそれを乗り越えて行く。 常にフルスロットルでみのりん好き好きオーラを放っているが、なかなか稔に 気づいてもらえない。いけいけ伊万里、頑張れ伊万里。 白百合 白水 凜々 「百合、大好きよ……心の底から、ね」 百合の中学校からの学友で、親友。 稔とは百合を通じての友人。 明るく素直で、積極的な性格。 割り合いはっきりと物を言うが、他人への配慮もできる。 いわゆる同性愛者で、性的な意味で百合が好き。 百合のことに関しては、過保護になったり、押し倒しそうになったりと、夢中になりすぎることもある。 弓道師範の娘で、弓道の腕前はかなりのもの。 毒男 毒男 本名不明。ドクオはあだ名。 稔の中学からの友達で、悪友で腐れ縁。 黙っていればイケメンにも見えるが、3枚目な性格と厄介事を嫌う性格のせいで彼女はナシ。 ただ、筋は通っているらしく、悩める稔にアドバイスを飛ばすこともある。 やるときはやる男。熱くなったらかっこいい。 でも彼女なし('A') というか空気キャラorz 長岡 長岡=ジョルジュ 稔の悪友その2 常時ハイテンション。 「おっぱいは正義!」 先生(物理) 日向 葵 「共に宇宙人の陰謀と戦いましょう!」 稔たちが通う学校の物理教師。 天然気味の朗らかな性格だが、常に妄想世界の敵と戦っており、暴走すると手がつけられない。 超飛躍的な思考と、超短絡的な宇宙とのリンキングで、電波先生の名をモノにしている。 そんな破天荒な性格だが、やることはしっかりやる真面目な人柄のため、生徒からの信頼はそれなりにある。 稔とは気軽に仕事を頼める(押しつけやすい)仲。 先生(数学) 九暮 和也(ググレカス) 「質問は受け付けないぞ。そのくらい自分で調べてこい」 稔のクラス担任兼、数学教師。 段取りを踏んだ授業展開をするが、そのかわりに一切の質問を受け付けようとしない。 そのため一部の生徒からはググレカスなどと呼ばれている。 稔とはソリが合わないらしく、一方的に目をつけられてしまっている。 ダディ ダディ 言わずと知れたぼくらのダディ=クール 神出鬼没なナイスガイ。 時折、稔たちの前に現れたりしたりしなかったり。 口調テンプレ 藤宮 稔 一人称『俺(オレ)』 基本優男。毒男、伊万里にはキツめ。姫にはなんだかんだでかなり甘い。先輩には常時丁寧語。 委員長 一人称『私(わたし)』 誰に対しても真面目で丁寧な口調。ただし慇懃になり過ぎない。 黒化すると発言内容が過激になる。 如月 みずき 一人称『あたし』 ちょいとばかしツン入り。 感嘆符(!)がつく、強めの断定や有無を言わさぬ命令形を使う事がよくある 「おっけーおっけー。あたしに任せておきなさいっ!」 先輩 一人称『あたし』 んもう ←口癖 ~~なのよ? ~だと思うな。みたいな言い聞かせるような口調多し。かなり気さくでフレンドリー。笑顔で鋭い。 意見を述べたときの語尾が、な。のときと、なぁ。のときで意味合いが異なる。前者は黙って言うこと聞けこのやろう、後者はテメーの考えなんざ聞いてやる義理はねぇがこちとら大人だから黙っててやるわ。 藤宮 ひめ 一人称『ひめ、お姉ちゃん』 基本純真爛漫。でもおバカさんではない。みのるくん、と名前をたくさん呼ぶ。ただこれはたぶんホテ勤のせい。言葉の繰り返しが多い。 伊万里 一人称『ボク』 ~んだ。~だ。~だよう。など。特に~よう。が特徴的。みのにいじめられるとき、反撃喰らわない程度に反論するときなどにみられる。語尾が、~よ。のときは~よう。にした方がそれっぽい。 毒男 一人称『俺(オレ)』 ~~じゃね? という典型的主人公の友人ポジションの口調。多少断定的な物言いが多め。 長岡 一人称『俺(オレ)』 ~~するぜ! ~~だぜ! とVIPでスレを盛り上げるときのVIPPER口調。カイワレ購入祭りの最中にレシートをうpして投下するときのようなイケイケなノリ。 白百合 一人称『私(わたくし)』 委員長を魔の手から逃れさせるために基本的にノリが悪い。口調は、いわゆる和風お嬢口調 「毒男、すこし死んできなさい」 「百合、向こうへ行きましょう」 向日 葵 『私(わたし)、先生』 口調自体は普通?
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/41232.html
登録日:2019/01/12(土) 03 16 20 更新日:2024/05/16 Thu 20 46 00 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 BADAN クリームパン トリックスター ニードル バダン ヤマアラシ ヤマアラシロイド ライダー怪人 仮面ライダー 仮面ライダーSPIRITS 仮面ライダーZX 凶器 山あらし 山嵐 幹部 怪人 怪人軍団長 改造人間 昭和ライダー 槍 漫画オリジナルキャラクター 漫画オリジナル怪人 漫画版仮面ライダーリンク 白衣 眼鏡 針 針師 針毛 「神の名「ゼクロス」は私にこそふさわしい!」 ニードル/ヤマアラシロイドとは、漫画『仮面ライダーSPIRITS』の登場キャラクター。 所属組織:BADAN モチーフ:ヤマアラシ 登場作品:『仮面ライダーSPIRITS』 概要能力 ヤマアラシロイド 過去 劇中での活躍 概要 『SPIRITS』の原作である『仮面ライダーZX』に登場する怪人・ヤマアラシロイドをモデルにしたキャラクター。 悪の組織BADANに所属する改造人間で、ヤマアラシの能力を移植されている。 組織内での地位は幹部格で、他のBADAN怪人に命令を下し、統率する「怪人軍団長」という肩書を持つ。 人間態は眼鏡や白衣を身に着け、逆立てた頭髪や常に笑みを浮かべた表情が特徴的な優男風の青年。 普段は温厚無礼な口調で、物腰も柔らかな印象を与えるが、その本性は非常に冷酷かつ残虐的な面を持つ危険人物。一度逆上すると、相手に対する殺意を曝け出し、口調も一転して荒々しく乱暴なものとなる。 作中では、部下であるサラマンダー/トカゲロイドをほぼ使い捨てとして使ったり、良の姉・村雨しずかをZX実験の被験者にした挙句殺害するなど、その冷血さが際立っている。 自身らと同じ改造人間でありながら、人類の自由と正義を守る為に戦い続ける仮面ライダーを「ミスクリエーション(出来損ない)」と呼んで見下している。 表向きはBADANの幹部として活動し、大首領によって復活した暗闇大使が登場して以降は彼に従う素振りを見せるが、 実は「神の器」と呼ばれるZXボディを手に入れ、自分が神に成り代わろうという野望を抱いている。 だが、ZXボディが実は大首領JUDOを復活させるための器であったことは知らなかったらしく、この真実を知った後はBADANに対する不信感から組織を離反。 以降はBADANの追手を返り討ちにしながら、単独行動をとっている。 作中の描写からクリームパンが好物な模様。 能力 自分の髪の毛を抜き取って、それを鋭い針に変える能力を持つ。針の大きさや形状はニードルの意思によって自在に変化させることが可能なようで、 無数の針の雨や、細かいトゲの生えた長い槍などの武器として使える。 抜き取り過ぎてハゲるんじゃないかとか、気にしてはいけない。 相手の肉体にあるツボに針を刺して刺激することで肉体の再生力や新陳代謝を促進させることが出来る、針治療のようなことも可能。 作中では、アマゾンの大切断で胴体を分断されたガランダー帝国の獣人に針を打ち込み、身体が分断したままの状態で復活させている。 逆に細胞を暴走させることによって、針を打ち込んだ怪人を巨大な怪獣に変貌させたり、相手の神経を敏感にして痛覚を増幅させることも出来る。 前者はサラマンダー/トカゲロイドの持ち前の再生能力を暴走させることでティラノサウルスに似た怪獣に変貌させたり、モグラ獣人を巨大化・暴走させた。 また、コマンドロイドやコンバットロイドのような戦闘員の首に針を打ち込むことによって、ニードルの思い通りに動く傀儡として操ることが出来る。 ヤマアラシロイド ニードルの怪人態で、ヤマアラシの能力を持った改造人間。 本家『ZX』に登場するヤマアラシロイドを『SPIRITS』独自にリデザインした姿……だが、他のBADAN怪人に比べると本家のヤマアラシロイドに近い外見(*1)。人間態時と同じく頭髪を鋭い針に変えることで武器として用いる。 「怪人軍団長」の肩書を持つだけあって中々手ごわい実力者で、『SPIRITS』第2部での新宿の戦いではZXを苦しめた。 過去 ニードルも良/ZXと同じように改造手術を受けて目覚めた時点で、本来持っていたであろう元の人間としての過去を完全に忘れ去っており、『SPIRITS』のオリジナルキャラクターであるウェイ・ペイからは「師匠」と呼ばれている。 過去の記憶を持たないニードルはウェイ・ペイのことは全く覚えていないが、ウェイの証言によれば、ニードルは過去にウェイの命を救い、同時に殺しや針治療の技術を教えてくれたらしい。 劇中での活躍 『SPIRITS』第1部でのアマゾン編(前編)で初登場。 部下であるサラマンダー/トカゲロイドに天才児ビクトル・ハーリンの抹殺を命令していたようだが、ビクトルの護衛となっていたアマゾンに阻止される。 アマゾン編(後編)では、アマゾンの大切断で頭部を両断され敗れたトカゲロイドに針を打ち込み、驚異的な再生能力を促すことで復活させるが、 既にトカゲロイドはニードルにとって単なる捨て駒に過ぎず、再生能力を暴走させることで知性を持たない巨大怪獣に変貌させた。 その後、同じ幹部格のプワゾン/ドクガロイドやアスラ/アメンバロイドをライダー達に撃破されたことで、 今度は村雨良/ZXや三影英介/タイガーロイドに無数のコマンドロイド達を率いらせ、世界中の軍事施設の破壊活動や殺戮を行わせる。 『SPIRITS』第2部では、新宿の海堂博士の診療所に身を寄せていた良を襲撃。 怪人態であるヤマアラシロイドの姿を初めて見せ、更に自身の目的がZXのボディを奪い取って神として君臨することであったことを明かす。 新宿内でZXと戦闘を繰り広げるが、途中で三影が割り込んできたことで決着は付かず、そのまま撤退して姿を眩ました。 ZXボディの真の製造目的を知って以降はBADANを離反し、単独行動を開始。 第2部の終盤では再びZXの前に現れ、彼に自身と共闘してBADANに復讐することを持ちかけるが、V3・ライダーマン・スーパー1の介入もあってか失敗する。 その後は裏切り者としてBADANに抹殺されることを恐れてか、長い逃亡生活を送る内に無精髭がボウボウに生え、白衣もボロボロに汚れているという浮浪者同然の姿となっていた。 『SPIRITS』第3部では、何らかの目論みを持って要塞サザングロスに帰還。 暗闇大使に捕らえられるが、何があったのか不明だが以降は暗闇大使の命令で行動するBADAN幹部の立場に戻る。 沖縄においては、モグラ獣人を巨大化・暴走させることでアマゾンの左腕をギギの腕輪ごと切断させ、ギギの腕輪をゼロ大帝の元に届けるといった暗躍ぶりを見せる。 物語が阿修羅谷における戦いまで進むと、暗闇大使が大首領を見限ったことで、結果的にニードルを含んだBADAN全体がJUDOに離反することになる。 この時点で不精髭を剃り、白衣も新しいものに着替えている。 新生BADANが再編された後は、新たなBADANの支配者となった三影やシズカと共にSPIRITSの基地を訪れ、 仮面ライダーやSPIRITSに対し、「自分達の共通の敵である大首領JUDOやデルザー軍団を打倒する為に同盟を結ぶ」という共同戦線を持ち掛ける。 「追記・修正のサイト「アニヲタwiki」は私にこそふさわしい!」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 項目乙。ちなみに大好物はクリームパン。 -- 名無しさん (2019-01-12 07 17 07) 大首領の目的っていつ知ったんだろうか -- 名無しさん (2019-01-12 09 21 55) ライダー大戦でヤマアラシロイドを演じた鈴村さんの声が合いそう -- 名無しさん (2019-01-12 12 29 18) 今月号でサザングロスの一部(シャドウのトランプ付き)を入手、もしかしてラスボス化か? -- 名無しさん (2019-09-10 19 56 46) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/7082.html
登録日:2010/08/07(土) 07 09 06 更新日:2023/06/06 Tue 20 01 58 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 13 BLACK_CAT オリハルコン製武器所持 ナンバーズ 抹殺者 時の番人 暗殺集団 組織 時の番人(クロノ・ナンバーズ) 矢吹変態の作品「BLACK CAT」に登場する武装組織で、作中における「最強の抹殺者≪イレイザー≫集団」である。 基本的にI~XIIのメンバーで構成され、メンバー全員が卓越した身体能力や視力(2.0~6.0)を有しており、一部は身体強化手術や特殊強化薬剤投与、更には身体再生施術を施された者もいる。 またメンバーのいずれもが身体の何処かしらに自らのナンバーを象った刺青を刻んでおり、各々が限界まで極めたオリハルコン製の専用武器を用いて任務を遂行する。 これらオリハルコン製の武器はベルゼー曰く「如何なる武器でも破壊する事は出来ず、更にどれほどの高温でも簡単に原形をなくす事は無い」と言われている。 事実、作中でオリハルコンに傷を付けたのは、敵対する暗躍組織「星の使徒」の主領・クリードのみで、完全に破壊された描写は漫画とアニメ共に存在しない。 時の番人の武器の項目も参照。 ■メンバー No.I セフィリア=アークス CV:井上喜久子 武器:クライスト(長剣) 刺青:額 時の番人のリーダーにして最強の「アークス流剣術」の使い手たる実力者。 組織では非情な性格だが内心は心優しい女性である。高速剣技に特化したクライストから三十六手あるアークス流奥義を放つ。 再生施術や身体強化術を施されているため、超速再生や瞬歩まがいの高速歩法が使える。もはや卍解。 でもクリムゾンビクンビクン No.II ベルゼー=ロシュフォール CV:堀秀行 武器:グングニル(槍) 刺青:左手の甲 容赦のない厳格な男性で裏組織からも恐れられる組織のナンバー2でセフィリアの忠実な副官。 またセフィリアと対を成す「エルヴァルト槍術」の使い手で、グングニルの渾身の突きは衝撃波をも生む。本編では空気。 好きなものはイチゴ(笑) No.III エミリオ=ロウ CV:千葉進歩 武器:アルテミス(弓) 刺青:不明 原作未登場でアニメ初出の優男の皮を被った野心家。 武器は弾数の無限装填が可能な弓。 No.IV クランツ=マドゥーク CV:梯篤司 武器:マルス(短剣) 刺青:左目 バルドルとコンビを組む「戦闘狂」。 失明しているため顔から上をマスクで覆っているが代わりに驚異的な聴覚を得、銃弾を見切るなど心眼の域に達している。 マルスは柄のスイッチを押す事で超速振動し単分子カッターとなる。 No.V ナイザー=ブラッカイマー CV:江川央生 武器:ディオスクロイ(トンファー) 刺青:額の左側 三人から構成される奇襲暗殺部隊「ケルベロス」のリーダーで、実力は上位に位置し戦闘能力も高い。葉巻を愛するハゲの漢(おっさん)。 双子の名を持つ武器は高速回転させる事で外気流と内気流を生み出し、あのマロ様をも吹っ飛ばした。 No.VI アヌビス CV:速水奨 武器:オシリス(機械尾) 刺青:左目の瞼 原作未登場でアニメ初出の人語を理解する狼。 「テオォォォ!!!」とか言わないし人間形態になったりもしない。 No.VII ジェノス=ハザード CV:櫻井孝宏 武器:エクセリオン(鋼糸) 刺青:左肩 「ケルベロス」の一人。 ナンパが趣味だが毎回失敗に終わる残念なイケメン。でも見せ場が多いから困る。 鋼糸(ワイヤー)グローブ「エクセリオン」の微弱な強度の機微を極めており、切り裂いたり縛ったり出来る。 魔砲少女のデバイスではない。 No.VIII バルドリアス=S=ファンギーニ CV:勝杏里 武器:ヘイムダル(鉄球) 刺青:右の首筋 通称バルドル。 ミドルネームのSは紳士ではない。 「戦闘狂」の片割れで“完全滅殺”がモットー。金払ってまで家屋を破壊する。 武器はWiiコンで操作する鎖&ブースター付き鉄球。 本誌掲載の時にはヘルダイムとか間違われた。 組織に対する忠誠心はトップレベルに高いのだが、アニメ版ではクランツともども裏切る側に回されてしまった。 いかにも敵役っぽいから仕方ないね♪ No.IX デイビット=ペッパー CV:黒田崇矢 武器:ジークフリード(札) 刺青:不明 原作未登場でアニメ初出のドレッドヘアーで陽気な黒人。 武器は54枚のトランプ。 池袋で「寿司食いねぇ」とか客寄せしない。 No.X リン=シャオリー CV:斎賀みつき 武器:セイレーン(羽衣) 刺青:胸 高速変装術の達人で「魔術師(マジシャン)」の異名を持つ。男の娘。 変装による潜入捜査や情報収集が主な任務だが、戦闘能力も高く冷酷な面を持つ。 武器のセイレーンは攻防一体の万能型。 No.XI ベルーガ=J=ハード CV:石井康嗣 武器:ウルスラグナ(大砲→ハンマー) 刺青:額の右側 「ケルベロス」の一人。 寡黙で巨漢なターミネーターで紛争などに介入し殲滅戦を得意とする。 ミドルのJはジェントルマンではない。 武器は大砲だが弾切れをおこすと手動でスライド変形し、オリハルコンの硬度を利用した銃身で殴る鈍器に変貌する。 アニメでは武器がウルスラグナⅡに変更。 弾切れ無しのチート大砲。 No.XII メイソン=オルドロッソ CV:納谷六朗 武器:ア・バオア・クー(鎧) 刺青:不明 武術の達人で最年長の爺さん。原作では僅かな登場だったが、どういうわけかアニメではラスボス。 武器はあらゆる部位から武装が飛び出す黄金塗装の鎧ア・バオア・クー。白い悪魔だとか赤い彗星とかは一切関係無いのであしからず。 No.XIII トレイン=ハートネット CV:近藤隆 武器:ハーディス(装飾銃) 刺青:左の鎖骨 「黒猫(ブラックキャット)」の通り名を持つ物語本編の主人公。 抹殺人として実力を買われ、番外位のNo.XIIIとして異例のメンバー入りを果たした。 ずば抜けた反射神経や高い運動能力により早打ちが得意で、四発同時射撃や狙撃と銃技を極めている。 「銃使い」はヘタレとかよく言うが彼は最高にカッコイイ部類に入る。 が、作中ではグーで殴ったり、銃身で引っ掻いたり切り裂いたりする技でトドメを刺す事が多い。掃除屋は殺ししちゃいけないから仕方ないけど。 追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] クリムゾンやめろwww -- 名無しさん (2014-01-24 22 50 18) セフィリアはおデコに入れ墨で損してるけどTOLOVEるで救済されたね -- 名無しさん (2014-11-29 22 28 13) シャオリーが加入する前のⅩも欲しいな。確か武器が杖だったと思う -- 名無しさん (2015-02-23 09 57 26) シャオリーの名前が某格ゲーキャラに近いのは偶然? -- 名無しさん (2016-04-10 12 59 13) ジェノスとリンスの関係はその後どうなったんだろう。 -- 名無しさん (2019-12-24 01 19 56) 神の名前で統一されてるわけでも一つの神話で統一されてるわけでもなくて何かとっ散らかっとる -- 名無しさん (2019-12-24 03 38 47) アニメでは終盤の展開に驚いた。 -- 名無しさん (2021-11-29 21 54 06) クランツやバルドルがクロノスを裏切る展開は未だに納得いかない -- 名無しさん (2023-06-06 20 01 58) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/indexorichara/pages/1549.html
【名前】木原 剰余(きはら じょうよ) 【性別】男 【所属】科学/木原一族 【能力】なし 【概要】 木原一族の一人。 置き去り(チャイルドエラー)専門の保護施設「くちなし学園」を運営する実業家。 表向きは慈善活動家を装っているが、実際は善意の人間を騙し、弱者を食い物にする小悪党。 集められた置き去りたちは衣食住を保証されるものの、その代償として彼による性的暴行や、 売血・研究目的の血液採取といった、生かさず殺さずの搾取生活を強いられることとなる。 木原の人間にしては手段・目的共にかなり世俗的で、より身近に潜む現実味の濃い悪。 同族者からの評価は低く、「木原もどき」、「ゲテモノ食い」といった辛辣な意見のみが並ぶ。 事実、木原一族として見た場合、今の彼は無才に近く、名前どおり木原の「余りもの」。 一族の中でも末端、最下級と見下されているのが現状で、彼の暗愚さをうかがい知ることができる。 本人もそれを意識しており、日々溜まる憤りは弱者を甚振ることで晴らしているという卑劣漢。 血液を研究し、革新的な血液製剤の開発を目指しているが、これまでに目立った成果や実績は無いに等しい。 功名心から生じる焦りが失敗、失策に繋がり、それが新たな焦りを生むという悪循環に陥っている。 いつの日か己の中に流れる木原の血が目覚め、学園都市上層部からも一目置かれる存在になれると信じているが、 現在の彼には己が思い込んでいるほどの地力は無く、今のところは妄想に過ぎない。 彼の司る性質が「迷妄」である事を考えると、この先、研究者としての才能が芽吹くかは怪しいが、 曲がりなりにも木原一族であるため、その妄想が実現してしまう日が来ないとも限らない。 【特徴】 線が細く、スマートショートヘアの優男風で、常に穏やかな微笑みを欠かさない爽やかな男性。 外観は20代~30代の成人男性で、社交的な好青年を演じているが、笑顔の裏に隠された本性は邪悪。 強者に対しては面従腹背し、弱者に対しては生殺与奪を握って弄ぶという俗物根性が染みついており、 前述どおり木原一族にしては世俗的であるためか、名声に拘泥する矮小さを持ち、 施設を運営しているのも、世間に崇められたいという名誉欲が根底にあるからである。 チャイルド・マレスターかつバイセクシャルという性的倒錯者。 時たま輸血パックを啜りながら薄笑いを浮かべる、という奇行が原因で部下たちからの信望は薄い。 能力開発を受けておらず、また実戦向けの研究をしているわけではないので戦闘能力は乏しいが、 狡知には中々自信があるようで、彼の悪事が世間に露見しないのはその手腕と頭脳によるところが大きい。 【台詞】 「おいしいご飯、温かいベッド、綺麗な服。優しい先生たちに大切な仲間達。みんなはここで暮らせて幸せだよねぇ?」 「僕は純粋に善意で彼らを保護しているんですよぉ? 根拠の無い誹謗中傷をするのなら貴方を訴えなくてはなりませんがねぇ?」 「ロリちゃんも開通式から一ヶ月ですっかり中古穴になっちゃったねえ。今度はショタ君の初モノ穴をほりほりして開通式といきますかねぇ」 【SS使用条件】 特になし 特別児童養護施設「くちなし学園」 第10学区内にある置き去り(チャイルドエラー)専門の児童養護施設。 木原剰余が運営し、同施設の施設長を兼任中。 男女併せて50名ほどの置き去りたちが在籍しており、運営資金の大半は支援者からの寄付に頼っている。 プライバシー保護と児童の安全確保の名目で部外者の立ち入りは堅く禁じられており、 侵入者に対しては容赦なく攻撃が加えられるので、養護施設とは思えないほどの物々しさを放つ。 社会的弱者である置き去りたちであっても、彼らの人生には「朽ち無し」というフレーズを掲げているのだが、 その裏には、搾取されるだけの弱者には「口無し」という真意が隠されている。 敷地内は広く、シンボルマークとして梔子の木が植樹されているが、これはただのパフォーマンスであり、 全域に渡って人為的な装飾、加工が施されているため、どこか浮世離れした奇妙な空間となっている。 特に目を引くのは敷地外周をすっぽりと囲う、高く分厚いコンクリート製の外壁であり、 周辺には無数の監視カメラを設置、24時間体制で警備が行われているほか、 出入り用の正面ゲートには詰め所が併設され、銃火器で武装した職員や駆動鎧までもが配置されている。 施設の作りは堅牢で窓や昇降口が極端に少ないという閉塞感の強い無骨な作りとなっており、 部外者が全く気付かれずに建物内部へ潜入する、というのは容易な事ではない。 施設内はかなり入り組んでおり、各セクタごとに頑丈なシャッターで間仕切られている。 児童らには施設内である程度の自由活動が約束されており、規則に違反しない限りはおおむね寛容。 置き去りたちには衛生的な環境の下、十分な衣食住が与えられるが、能力開発は一切行われない。 集められた児童たちも入所前にシステムスキャンが行われ、レベル0判定が出た者のみが入所可能となる。 これは置き去りらによる反逆の可能性を確実に摘み取るための措置であり、 さらに能力開発の代わりとして度重なる刷り込み(マインドコントロール)と投薬が施される。 投薬される薬品の成分はただのブドウ糖であるため、身体には無害ではあるが、 幾度もの刷り込みにより作り出された思い込みは肉体にも影響を与えるほどで、 「悪い子には薬がもらえない、薬を飲まないと死ぬ」という誤信から来る強迫性障害が彼らを縛り付けている。 こうした保険をかけることで脱走を予防しているが、稀に出る規則違反者には別途懲罰が与えられる。 その内容は、職員あるいは剰余による見せしめの公開体罰の後、 他の児童にも強要して違反者へ暴力を加えさせ、共犯の片棒を担がせることで良心を責めるという陰湿なもの。 懲罰は連帯責任制であり、他の児童らも食事の制限や懲罰房への入居といったペナルティが課せられるので、 自重、自治精神を促し、自発的に児童らを相互監視状態へ陥れることに成功している。 全く改善の見込みが無い場合に限り、最終手段として「お泊り会」と称される特別異動措置が執られるのだが、 その内容は、「別組織への致死的な実験の被検体として転向」であり、ここまで来ると児童の生還は絶望的となる。 こうした形で施設は木原剰余をトップとした小さな社会が形成されており、 在籍する児童たちも、かつて過ごした危険に満ちた路地裏で「自分で生きること」よりも、 自由を放棄し、引き換えに得られる衣食住と安全に満足する「剰余に生かされること」を選んだ、 挫折者ばかりで構成されていることが真相の隠蔽を手助けしている一因となっている。 木原一族にしては手ぬるいと思われる仕打ちも、児童を長く飼いならすために仕組まれた剰余の計算なのである。 支援者用に公開される写真に写る子供達は、みなが幸せそうに微笑んでいるのだが、 この施設に在籍する児童は全員「いつも幸せそうに笑顔でいること」を規則で厳しく求められているため、 子供達が見せているのは、彼らが諦観と妥協の果てに作った仮初めの笑顔であることを支援者らが知る由も無い。
https://w.atwiki.jp/taigamonogatari/pages/1456.html
突発第377回 「酷鳴館」 日時 2013/1/25 使用ルール 装備ルール第四版、隊列ルール / 3列 概要 とある洋館で亡霊が悪戯三昧。困った館の主がひばり亭に依頼を持ち込む。館で冒険者たちが見たものとは… みどころ ・罠を華麗に回避した上に、後続の道まで作るノワールさん・カエルタッパーの有効利用・自重しない小妖精 メンバー GM ふりーだ 参加者 リリィ ebi ◆Rg6NibCxYc コーエン HKS ◆2/9FifD5Tc イリス なせ マリエル 仔山羊 ◆CoCBRP2pbE ノワール ゆとれすと ログ 表ログ (1) 名簿 リリィ +設定 名前 リリイ 性別:女 年齢 秘密 職業:去勢執行人 人種:小妖精 能力値:武勇1 機敏7 精神1 攻撃値:武勇3 機敏12 精神1 騎乗込み 切:射 防御値:武勇5 機敏10 精神1 騎乗込み 防御/突+2・射+1 HP:21 スキル:ペット 騎乗 射撃 所持金:5000 装備品 武器:去勢用ナイフ(チャクラムの相当品 防具:男性撲滅バット(匠の騎士楯の相当品 可愛らしい服(遊牧民の服の相当品 経験点0 設定 自由と女性を愛し男性の撲滅を可愛らしく願う百合の妖精 外見は可愛らしい子供をミニチュアサイズにした感じで翼はない 愛犬にして下僕のイヌにいつも乗っていて2人はいつも一緒 ペット 名前:イヌ タイプ:飛行型 種類:オウギワシ 性別:女 能力値:武勇1 機敏2 精神1 攻撃値:武勇1 機敏2 精神1 防御値:武勇1 機敏2 精神1 HP:12 スキル:飛行 回避×2 装備品:技能訓練 回避 ×2 設定 リリイの下僕であり足であり犠牲者 ただ忠実に主の命令に従う。 コーエン +設定 名前:コーエン 性別/年齢:男/16 職業:騎士(自称) 人種:シバ人 能力値:武勇3 機敏3 精神3 攻撃値:武勇3 機敏3 精神3(属性:切、精神:火・聖) 防御値:武勇3 機敏3 精神3 HP:20 スキル(常備): スキル(消費):魔力盾、商談、人徳 技能:〈死者払い〉〈聖雨〉〈神意の降臨〉〈聖絶の剣〉 所持金:6850G 経験点:5 英雄点:4 装備品: ●使い込まれた古い剣(フレーバー) ●傷だらけの盾(フレーバー) ●オンボロの甲冑(フレーバー) ●「おれの太陽探索日誌」(火・聖の魔道書) ●太陽のマント(フレーバー、自作) 技能書: ●「神罰の書 上」(10000G*0.4)(〈死者払い〉を習得。) ●「神罰の書 中」(20000G)(〈聖雨〉を習得。) ●「神罰の書 下」(40000G*0.4)(〈神意の降臨〉を習得。) 設定: とある没落騎士の末弟。 デッカイ太陽に憧れ、家の倉庫に眠ってたオンボロの甲冑を身に纏い、”太陽”を求め探索の旅に出た。 外見: 相当使い込まれた甲冑とか剣とか盾をつけてる。 素顔は割りと幼い感じの青年だとか。 背中からたなびかせてるデッカイ太陽マークは、家にあった古いマントの上に絵の具で描いたもの。洗うと落ちる。 イリス +設定 名前:イリス・シバ・ベルグストローム Iris.Siva.Bergstrom 年令/性別:18歳/女性 職業:お嬢様 人種:シバ 能力値:武勇3 機敏3 精神3 攻撃力:武勇7 機敏5 精神6 (斬/水) 防御力:武勇3 機敏3 精神3 スキル:二刀流 資産 資産 資産 資産 経験点:6 (累計26 GM10使用) 英雄点:8 装備品 【武器】 霧の小太刀×2 【技能書】貴族の技能書 【魔法書】(魔術書:水) (魔術書:水) 【装飾品】水と闇のミサンガ(耐性/水闇+2) 【消耗品】天然水*2 上等な傷薬*2 チョコ*5 【その他】連携 昇天スラッシャー 【フレーバー】 所持金 25640 【設定】 王領守護六柱の一角でありシバ王族でも屈指の名家ベルグストロームのお嬢様 華やかな容姿と人に警戒心を抱かせない独特の雰囲気を持つ 閉ざされた宮廷内の退屈な生活に飽きたため、屋敷を飛び出し物見遊山で旅をすること 取り合えず玄関先に飾ってあった双剣を拝借してきた… 金銭で動くことは無く、刺激を求め好奇心を満たすために行動する ただし一般人とは考え方や感じ方がかなり違っている場合も多い 何か技術を持つわけでもない普通の少女、冒険者としては頼りないことこの上ない まあ其れなりに器用らしく、拝借してきた双剣は難なく扱えるらしい 急ぐとか慌てるとかいうことに慣れて居ないため、常にマイペース 他人の悪意を感じ取れないのか、何事も好意的に受け取ってしまう一面も 味の濃い庶民の野暮ったい食事が大好きでおっぱいがおっきい、食欲旺盛で好き嫌いなく何でも食べる 【外見】 ふわりとした金髪とダークブラウンの落ち着いた瞳の少女 立ってるだけでお嬢様と判るほどのオーラがでる体質だが、本人に自覚は無い 食事を邪魔されるとこの世の終わりみたいな顔をする マリエル +設定 名前:マリエル・マルソー (Marielle) 年令/性別:16歳/女性 職業:司祭 人種:シバ人 【能力値】 基本:武勇07 機敏01 精神01 近接:武勇11 機敏00 精神02 精神聖属性 射撃:武勇11 機敏01 精神02 防御:武勇08 機敏01 精神03 闇+2 HP 20 【スキル】 常備:鉄腕、射撃 消費:資産 【装備品】 武器:名人の投擲斧 (25000G) 鎧:賢人のトーガ (15000G) 装飾品: 技能書:神官の技能書(5000G) オローリオの聖印(聖の魔法書+1相当)(0G) 【所持品】 フレーバー 神学書 ユールフレールの身分証明書 消耗品等 記念品 所持金 9600G (累計54600G) 経験点+5 英雄点+4 外見:ゆるやかなウェーブのかかった長い金髪をヘアバンドで留めています。 青い瞳でややタレ気味の目は、他人にはおっとりした印象を与えます。 綺麗に整えられた、白地に茶と赤のラインが引かれた神官服を着ています。 ノワール +設定 名前 ノワール PL ゆとれすと 年齢 18 性別 ♂ 職業 星の学院 学生 人種 ラクセン人 能力値 武勇 機敏 精神 備考 基本値 1 1 7 攻撃力 1 1 10 カエルタッパー(0/0/2) 魔道書(闇)+1 防御力 1 1 7 HP 21 スキル 常備 魔物知識 消費 回避 回避 回避 憎悪の呪文 経験点 2 装備品 武器 カエルタッパー 鎧 研究者のローブ(フレーバー) 技能書 「心の技能書」 「賢者の技能書」 所持品 非消費 ダウジングロッド 消耗品 フレーバー 記念品 所持金 2500 累計所持金 52500 NPC利用 可 二次創作 可 外見 メガネ着用したヒョロ男、優男。 白い肌に黒い髪と瞳と、総じて地味な見た目をしている。 口調 一人称 僕、私 三人称 きみ、あなた、諸君 備考 基本は丁寧語で接します。 設定 魔法学校の学生。純粋なる研究オタク。 ただし専門は魔術ではなく生物。主に爬虫類、両生類の研究をしている。 彼の持ち歩いているカエル達は特殊なカエルで、魔力の媒体兼、彼のペットである。 自身の体力はほぼ皆無ながらも、研究資金稼ぎと危険地域の生態研究のために冒険に身を投じるようになった。 彼の取る戦術は、自分に気を向かせて只ひたすらに逃げる――すなわち囮である。 ちなみに、メガネが割れると探索が出来なくなるため、常に予備を持ち歩いている。
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/4268.html
前ページ次ページゼロの使い魔~我は魔を断つ双剣なり~ 朝は来る。生きとし生ける全てのものに平等に。それが悪人であろうとも聖人であろうとも。 黎明の空、朝霧のベヱルに包まれた世界は山際より昇る太陽に照らされ清浄な煌めきを生む。 影の薄らいだ双子月は西の端へと沈み行き、眩い黄金が大地を染める。 掠れた藍色の空が徐々に澄み渡る青へと変じていく。 そしてその日の光の中、一人の少女が一人静かに本を読む。 虚無の曜日、この世界における安息日。その安息日たるこの日だけは他者からの介入もなく 彼女――タバサは読書に好きなだけ浸ることができる。 故に彼女はこの日を愛する。 が、 「ひ~ま~。ひ~ま~だ~よぉ」 目の前にいる青い髪をした娘にはそんな彼女の思いなどまったく通じず、察する様子も 皆無だった。 「あそびたい~、外いきたい~、服脱ぎたい~の~」 妙な拍子でシルフィードは歌っていた。成熟した大人の女性が頬を膨らませ身体を振り子の ように絶え間なく揺らしている仕草は童女そのもので、それが完成された女神像との アンバランスを生み出す。 しかし騒ぎすぎである。本から微かに目を離しシルフィードに藍の瞳をタバサは向けた。 「今日中には学院を出れるようにする。だからもう少しおとなしくして」 「うぅ~。でもでもぉ……」 承服しかねるといった顔でこちらを見るシルフィードだが、タバサはそれに何の表情の変化も 見せない。それが気に食わなかったのかシルフィードはタバサのいるベッドに飛び乗る。 その勢いにタバサの身体が大きく跳ねるが動じる様子は皆無であった。 「でもでも、つまらないのね! シルフィってば人の姿でいるのきゅーくつでイヤ! 元の姿に戻ってお空をぐるぅって飛び回りたい!」 「元はといえばあなたの責任。あなたが勝手なことをしなければこうなってはいない」 「うぐぅ」 顔にかかるつばを拭いタバサは一言で斬捨てる。そう、元々の責任は全てシルフィードにある。 それは彼女自身も良く分かっているのでぐうの音も出ない。 「た、確かにシルフィがクザクとお話したのがそうだけど……でもでも、クザクもシルフィの 仲間だと思ったんだもの!」 「早合点」 「きゅいきゅい! そんなこと言われてもシルフィだって勘違いしちゃうもの! あんな風に 遍在を出したり風を巻き起こしたりとかするのは精霊の力を使わないとできないもの!」 それについては理解できる。しかし、タバサはクザク本人の口からあれが先住魔法でも何でも ないと聞いている。しかし、シルフィードはあれを先住魔法という。 「じゃあ、あれは本当に先住魔法だったの?」 「それはもっちろん! ……と、いいたいとこなのだけど、ちょっとちがうかも」 指を唇にあて、シルフィードは考える仕草をする。 「どういうこと?」 「お姉さまもしってるけど、私たちの使う先住魔法は精霊と契約して使う魔法なのね。 でも、クザクの使った魔法は契約しているよーなしてないよーな」 「分かり難い」 「シルフィにもわからないのね。でも、クザクの使った魔法には大いなる意思を感じた のね。でもでも、やっぱりちがうよーな、あってるよーな。むむむ……」 「役にたたない」 唸ったままのシルフィードにタバサは軽い溜息をつき、再び本に目を落とした。 「きゅい! お姉さまひどい!」 非難めいて叫ぶシルフィード、だが既に彼女の声はタバサに届いていない。いや、目を 落とした先の本の文字もタバサの目には入っていなかった。 使い魔、それは小感謝の属性を決定付けるための儀式である。では、召喚され、使い魔 となった彼はどの属性を持つというのか。 それは同時にそんな彼を召喚したルイズの属性にまで問題が及ぶ。 「まさか」 そこまで考えてタバサは自分の考えを否定した。流石にそれは推測にしても突飛過ぎる。 「でも」 タバサは思い出す。あの時、ギーシュに立ち向かった彼の力の凄まじさは、北花壇騎士の 自分の目から見ても尋常ではなかった。 彼の見せた四系統魔法とも先住魔法ともつかない技、あれこそが彼がその存在であると 如実に示しているのではないか。 拳を彼の武器とするならば、剣を彼の武器とするならば、あらゆる武器を自在に操った 彼は正にそうであり、彼を召喚した彼女はそうであると推測する事が出来る。 「虚無……」 そう、ルイズが『虚無の使い手』であり、クザクが『ガンダールヴ』であることに。 だが、それもまた推測でしかない事には変わりはない。それを確かめる術がない現在 彼とルイズを伝説と決定付けるには証拠が足りない。 このことはまた別の機会に考えるべきであろう。 それまでの思考を打ち切り、今度こそ意識を本に向け、再び自分の世界に戻ろうとする タバサだったが、 「タバサ、今から出かけるわよ! 今すぐ、ナウ!」 ドアを開け放って飛び込んできた闖入者はその願いを聞き届けてくれそうにはない。 「きゅい、おねえさま?」 「……」 何も言うまい、溜息を吐き出しタバサは本を閉じた。 * 「なるほど、それは実に羨ま……いや、悲惨な話じゃないか」 「ギーシュ、今何と言おうとした?」 「何でもない、何でもないぞ?」 どこか余所余所しい笑みを浮かべる金髪の優男な色男に溜息をつきつつ、大十字九朔は トリステインの城下町を行く。 虚無の曜日、この日を迎えるのはこちらに来て何度か体験しているが、こうして学院の外に 出るのは初めてだった。 「しかしだギーシュ。汝、これからいったい何処に行こうというのだ? ついて来いと 言ったからあえて何も聞かずについて来た訳だが……」 「まあまあ逸る気持ちは抑えたまえクザク。 貴族の召使いに手を出し、そして貴族の子女に 手を出し、終いにはその逢瀬を見つかり主人に部屋を追い出された使い魔である君をだ。 この僕が直々に慰めてやろうといってるんじゃあないか、うんうん!」 憎らしい位に明朗快活に笑う眼の前の金髪優男にただならぬ殺意が芽生える。がしかし、 ルイズの逆鱗に触れて部屋を爆発魔法のオマケつきで追い出され、行き場を失った自分を 何も言わず迎え入れてくれた恩人である彼を叩きのめすわけにいかない。 ここはぐっと堪える。 「それにだ。まあ……なんだ」 明朗快活に笑っていたはずのギーシュの顔がすぅっと憂鬱気なものに変わる。 「僕もだね……ええっとだ、モンモランシーとケティにその……あははは……」 皆まで言わなくとも顔色と声色で大体予想はついた。 「大変だな、汝も」 「君もな」 心と心が通じた瞬間だった。 そんなわけで女難にまみれた男二人は肩を並べ町を行く、なんとも冗句にもならない光景で はあるが。 「しかし、この町はやたらと狭苦しい」 ギーシュの案内を受け、その後ろをついて行きながら九朔は呟く。 ここが一番の繁華街だとギーシュは言っていたが、白い石造りの町の道幅は5メートルもなく、 自分の知るアーカムシティの繁華街とは似ても似つかない。 これではむしろアーカムシティの中にある市場の通りといった方が正しい気がする。 そしてそんな狭っ苦しい道幅五メートルは今日が休日もあってか人で埋め尽くされて いる訳で。 歩道があるから自動車をかっとばすようなような輩がいれば大惨事間違いなしだが、 此処には車はないのでそんな事態にはなるまい。 「で、汝はいったい何処に連れて行くつもりなのだ?」 前からやってくる人ごみを上手くかわしながら進むギーシュの後ろについて行きながら 九朔は声をかける。振向き答えるギーシュ、その顔はしかし、確かに緩んでいた。 あまり良い予感はしない。 「いや、なに。チクトンネ街に良い酒場があってだね。その名も『魅惑の妖精亭』という そうだ。なんでも女子が実に際どい格好をして食事を運んでくれるらしくてね。 ほら、僕たちはどちらも女性に酷い目にあってるだろう? ならばその分を女性に 癒してもらうのは真理だと僕は思うわけであってね」 ああ、なるほど。理解して、九朔は全身に鉛を乗せられたような気分になった。 「ギーシュ、汝はこの期に及んでまだ女を追いかけるつもりか?」 「何を言うかクザク! 男にとって女性は花だぞ!? 愛でずにいられるものか!」 勢いづく自称色男、天下の往来で大げさな身振りを交えて更に続ける。 「男なら何時までも少年を忘れるべからず! なのに、君は何をいうのか! 良いかクザク! 男は年をとろうとも永遠の少年、これは真理だ!」 瞳に炎を宿して熱弁するギーシュに九朔は頭を抱えたくなった。要はこれから居酒屋で 酒を飲んで女の子と遊ぼうというのだから。 「汝について来た我が馬鹿だった……」 「また何を言うんだクザク! これもそれもすべて君を慰めるためなんだぞ!?」 「よく言うわ汝。自分が行きたいから我を巻き込んだだけだろうが」 「無論それもあるが、男ならば可愛い女の子に囲まれたいと思うだろう!?」 「いや、あまり」 即答した。昨日の昼の一件、そして重ねて起きた夜の一件で懲り懲りだったのでそう 答えたわけだが。 しかし、眼の前のギーシュの顔色が見る見る内に青ざめていくのに、彼の脳内で、今自分が 言った言葉がどのように解釈されたかに思い至り九朔は拳を静かに握り締めた。 「ま、まさか君は……」 「ああ、なんだ」 ギーシュの手が上がり、人差し指がしっかり確実に九朔を指差した。 「ホモか?」 「死ね」 「へぶら!」 めきょ――昨日の恩を今日伊達にして返す。渾身の右ストレートは顔面にクリーンヒット、 受身を取る間もなくきりもみ3回転ひねりを加えてギーシュは一直線に路地裏へと 吹っ飛んだ。 「うごご……な、ナイスパンチだクザク。さすが我が友……」 路地裏を覗くと、石畳に大の字に倒れたギーシュが片手を上げてサムズアップしていた。 結構本気で殴ったと思ったのだがこの色男、存外に丈夫である。 「で、我のホモ疑惑は頭の中から消えたか?」 「ああ、消えた。そうそう、クザク。殴られた時に死んだひい爺様に出会えた」 「そうか」 「ああ、そうだ。花の綺麗な場所でね、ひい爺様のところに行こうとしたら今は来ては いけないと蹴っ飛ばされた」 「そうか」 起き上がるギーシュ、先ほど殴って陥没したはずの顔面は元通り、いつものハンサム顔が そこにあった。 「何も突っ込まんからな」 「なにがだい?」 * トリステイン城下町。そこはこのトリステインにおいてもっとも活気溢れる町。 それは同時に繁栄と盛衰を抱く意味を持つ。 栄えるものがあれば落ちぶれるものもある。富を得る者もいれば失う者もいる。 光がある場所には必ず闇は存在する。 この場所もその一つ。 薄汚れた裏通り、繁栄から取り残されたそこはまず普通の人間が踏み入れない場所。 人一人がどうにか通れる道の両側に立つ家には人の気配はなく、ここ数年は使われた 形跡もない。 窓ガラスは当の昔になく、吹き込む風で窓枠に張った蜘蛛の巣がゆらゆらと所在無く 揺れている。 道の向こうを見れば乞食が道端で座り込み、虚ろな目で空を見ている。また別の乞食は 断ったままぶつぶつと何かを呟き、座り込む男たちは何事かの悪事を企んでか よどんだ目で囁きあう。 そんな危険極まりない場所に女が独りでいた。 普通ならば襲われてもおかしくはないが、しかし、だれもその女に近づこうとは しなかった。尋常でない、何かをその女は纏っていた。 それは目には見えないが、生物としての生存本能を呼び起こすには充分なほどの圧迫感。 ふらつき、フードの隙間から見える肌は青ざめているというよりは土気色。 まるで生気がない。 女が一歩踏み出すたびに、昼にしては薄暗い裏通りが夜の闇へと包まれていくように 思えたのは目の錯覚か、それとも現実か。 気づけば、人々は女から逃れるようにその場を逃げ出し、その場にはその女しか いなかった。 吐き気がする。喉が渇く。苦しい。身体が、重い。頭の中身を手で鷲掴みにされたような 激痛が断続的に襲ってくる。動くのも、息をするのも苦しい。 「か……は……ぁ」 耐え切れず、汚れるのも構わず女――フーケは壁にもたれかかった。 昨日、ニアーラと出会ってからずっと身体の調子がおかしい。つまらない話をして、本を もらっただけだというのに。 今日の夜に実行する計画のために必要なものを調達しに来たというのに。 「これの……せい?」 抱いた予感、フーケは手の中に握り締めたその本を見た。それは鉄の表装のついた、 何かで黒く汚れた奇妙な本。 何かのマジックアイテムの一種か、そうニアーラに聞いてみたが彼女はただの骨董品と だけしか答えずそれ以上何も言わなかった。 ディテクトマジックをかけてみたが何の反応もなく、恐らく害はないのだろうと思って いたが。 「――」 この本に何か原因があるのではないのか。思い、どうしてか昨日から手放す事のなかった その書の表紙に手が伸びた。 指が近づくたび、開こうとする意志を持つたび、全身を包んでいた悪寒と頭痛が消えて いく。 やはり、これが原因なのか。指が表紙の厚紙を摘む。 脳の片隅でそれを開いてはいけないと言う声がした。開かねばならないと呼ぶ声がした。 だが、それはただの声。現実には何の影響も与えはしない。 分厚い鉄の表装を指先が開いた。 「―――ぁ」 ――中身は、凡そハルケギニアでは見たことの無い文字で記されていた 奇怪な図形、酷く君の悪い挿絵、紋様にも見える解読不能の文字。薄気味悪い本だった。 ニアーラの戯れだったのか、そう思い本を閉じようとしたのだが――閉じる事が出来ない。 どうしてかその本を読むのを止めることが出来ない。視線がページを追う。 薄汚い路地裏、フーケはその本のページを捲っていく。 一ページ一ページ読み進めるたびにそれに憑りつかれている自分がいる。 何ページも何ページも読み進めて、何ページも、読み進めて。 ページをめくる手は止まらず、一枚一枚めくるたびに身体の奥が熱く、熱く、疼く。 まるで全身を見えない手で嬲られているような狂おしいほどの悦楽。 それはニアーラに触れられた時に感じたそれと似ていて――止まらない。 止まらない、止まらない、止まらない、止められない。 脳髄から無理矢理に引き摺り出される快感はとどまる事がなくて、唇を舌でなぞるだけで どうしようもなく疼く。 もう、それがマジックアイテムだという事なんてどうでも良くなっていた。 ただただ読み進めていく。 ページをめくるたびに走る快楽は増していき、半分を過ぎた頃にはもう、何も考えられない。 嬲る見えざる手は無数に増えていて、喘ぎ声だけが耳を聾する。 薄暗い路地裏はいつしか闇に包まれていた。 フーケはそれに気づかない。 ――そして怪異は起きる 紋様が蠢き、フーケの指先に絡みついた。それは次々に数を増し、快楽に震えるフーケの 肢体を這い上がっていく。 描線は次第に互いと捩れあい一つのカタチを取りはじめた。 それはまるで人、絡みついた描線は後ろからフーケを抱きすくめる形でそのカタチを成し、 疼く身体を慰めようとするフーケの身体を押さえ込み、地面へと押し倒した。 快楽に溶かされた肉体は抵抗することもなく、為すがままになる。 描線は捲れ上がったローブから覗く太ももを撫ぜあげ、乳房を乱暴に揉みしだいた。 それは本能のままに行なわれる儀式。 描線は股の間を割って入り、曝け出されたうなじへと描線の絡まった舌を這わす。 「か……ぁぁ……ぅあ……!」 開いた口へ舌が差し込まれ、口内を描線でできた舌が無造作に蹂躙した。凄まじいまでの 快感に声にならない声をあげ、フーケが目を見開く。 「が……は……ぁが……うぐァ……!」 快感は喉の奥を越え、更に奥、食道を過ぎて紋様が身体の中を嬲る。見開いた目は今この時 己を征服しようとするヒトガタに向けられる。 そこには描線で出来た人の顔がある。だが、それは人の顔ではなかった。 だが、それが何かを知覚する理性までフーケは刈り取られていた。 異界の快楽はフーケを完全に蝕んでいた。 「ぅぁあぁ……ぇぁ……は……が……ぁ……ぁああ……ぁぁ……」 貪られる。 侵される。 犯される。 紋様は肉体の内に溶けてフーケという存在と同一になる。 肌に染み込み、肉に染み込み、臓腑に染み込み、魂に外道の知識という魔物が喰らいつく。 だが、彼女はそれを認識することはない。 蝕まれ、呑まれ、意識は断絶する。 ――深い、深い、奈落の底へ 前ページ次ページゼロの使い魔~我は魔を断つ双剣なり~
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/22790.html
登録日:2010/11/22 Mon 16 49 25 更新日:2021/06/14 Mon 18 20 00 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 ninetail エロゲー カードバトル ゲーム マシーナ・サーガ 天ツ風〜傀儡陣風帖〜 忍者 燃えゲー 逆再生 逆再生←忍者だから NineTail第二作目でマシーナクロニクル第四作目 2008年8月29日に発売され、2010年8月27日に実質的な廉価版であるWindows7対応版が発売された。 前作の機械仕掛けのイヴの予想以上の反響を受けて、その声に応じて制作されたゲーム 一応は忍者モノだが、ほとんど能力バトル系 特に後半からはそれが謙虚に表れる。 今作は前作とは売って変わって終始シリアスな話で、凌辱要素も強め。割りと珍しい獸姦もある。 そして、前作の一番の売りだったカードゲーム要素も強化され、更にやり込み要素も上がった。 そのゲーム性の高さから、2008年度の美少女ゲームアワードプログラム賞「銀賞」を受賞 また、演出にもかなり力が入っており、遠近法も駆使されたカットイン、やたら動く立ち絵等々エロゲーの中でも特にレベルが高い。 しかし、異常に長くて中弛みが否めないストーリーと、やはり同人レベルと酷評される作画から総合的な評価は微妙。 この二つを許せるかで評価が分かれる。 後、OPムービーが『逆』再生と面白い仕様になっている。 あらすじ 泰平を迎えた世で、東間国城主が急死する。忘れ形見の紗代姫は事の察し、真相を探るため東間国を狙う隣国「浅賀国」への調査を、代々仕える忍び『霞谷衆の矢代陣馬』に命じるが、直後、浅賀の放った忍集団『冥極党』の襲撃により霞谷の里は壊滅してしまう……。 生き残った仲間を集め、強大な敵・浅賀と外法妖術を極めた冥極党を倒すために、陣馬は、静かに暗闘を始めるのだった。 キャラクター説明 ※主人公のみカードバトルのみパートボイスで後はフルボイス仕様 〇メインキャラクター ◆矢代陣馬 声:水上圭 通称『韋駄天の陣馬』 今作の主人公 忍者でありながらも仲間を思いやる優しさを持つ。 一時的に身体能力を上げる『韋駄天』の使い手 前作の主人公がアレ過ぎたので、徹底的にカッコよくなり、2008年度のエロゲ主人公の中でも屈指のカッコよさを誇る良主人公 しかし、下半身には正直で文字通りエロに命をかける姿から、ユーザーだけでなくスタッフからも「ちんま様」と呼ばれている。 まぁ、エロゲだから仕方ない。 ◆室鷲那爪 声:風音 通称『殺弦術の那爪』 幻左衛門の一人娘でちんま様の許嫁 鉄すら断ち切る糸を操る『殺弦術』で戦う。 メインヒロインだけど、人気も出番もシナリオも恵まれない可哀想な子。 ◆水無月夕凪 声:かわしまりの 通称『水鏡の夕凪』 水の幻惑術や薬に長けた上忍でちんま様に絶対の忠誠を誓っている。しかし、序盤で悪堕ちする。 術の関係とはいえ全裸になったりとエロい姉ちゃん。 後、レイープするとチ〇コが潰されるという恐ろしい機能付きの名器の持ち主。 ◆九鬼朱火 声:みる 通称『遠当ての朱火』 ロリ体系な為か純粋な戦闘能力は低いが、銃火器の扱いに長け、体系を逆手に取った接近戦も得意。 また、覚醒すると某ゴルゴ並の射撃が出来る。しかし、年並みにヘタレる場面も多い。 銃火器の研究をしている時は部屋がゴミ屋敷と化す。 序盤では色々あって敵対していた。 声優は あ の みるさんなのでその破壊力は凄まじい。 人気投票はメインヒロインを差し置いて堂々の一位に輝いた ◆望月紗代 声:芹園みや 望月家現当主であり、ちんま様の主君。 父の急逝によって家督を受け継ぎ、国の為に奔走する。国と民を愛し誰からも慕われるが、それ故に内部紛争も絶えない。 ちんま様の外法を抑える為に血と唇を捧げた。 ロリ担当 〇サブキャラクター ▽霞谷衆 ◆近藤喜兵太 声:水上圭 諜報や補給といった裏方の仕事をする忍者『陽忍』のまとめ役。 戦闘能力自体は高く無いが、逃げ足とタフさわかなりのもの。 いつも笑っている。 因みに、前作機械仕掛けのイヴの近藤家の子孫 ◆室鷲幻左衛門 声:伝ェ門 霞谷衆の頭領 かつては『戦鬼』と恐れられる程の実力を持ち、現在では盲目で引退しながらも、素手で武器持ちの上忍を瞬殺する程の実力を持つ。 行方不明と思われていたが… ◆九鬼朱丸 声:藤田恵一 朱火の父親。 ちんま様曰く、あの娘にしてこの親ありと言う人物。 ▽望月家 ◆穴井半兵衛 声:藤田恵一 ◆百沢弥七郎 声:伝ェ門 ◆松鯉上太夫 声:錫宮那由太 ▽冥極党 ◆白夜 声:深井晴花 冥極党外法七人衆筆頭『黄泉傀儡の白夜』 全ての元凶であり、古今東西のあらゆる外法が使える巫女。普段は姿を隠しているが、どう見てもバレバレ。 能力は死人の操作 序盤で死にかけたちんま様に外法を植え付け、ついでにセクースする。 声優の演技の凄まじさに定評のある人。棒読みの下忍達にも爪の垢を煎じて飲ませたい。 ◆林崎翠蓮 声:榎津まお 冥極党外法七人衆序列二位『深緑の翠蓮』 このゲームの数少ない常識人だが、それ故空気化しやすい可哀想な人。 出るゲームを間違えた人その1 ◆弥勒影斎 声:平野響子 冥極党外法七人衆序列三位『式影の弥勒』 あらゆる意味で作中随一のチート野郎 ◆敷浪道眼 声:錫宮那由太 冥極党外法七人衆序列四位『魔眼の道眼』 眼・幻惑術での撹乱戦を得意とする優男。 かなりプライドが高くナルシストでオシャレさん。 『かはは』という独特な笑い方が特徴 男性人気投票ではちんま様を差し置いてのまさかの一位 ◆業鬼 声:星一人 冥極党外法七人衆序列五位『蟲飼いの業鬼』 見た目は虚無僧だが、その正体は体内に無数の蟲を飼っている。 攻撃よりも防御な特化した能力のため、かなりしぶとい。 出るゲームを間違えた人その2 ◆刑部破軍 声:星一人 冥極党外法七人衆序列六位『剛身の破軍』 元は山賊の大将だったが、白夜に誘われて冥極党に入った。 女は犯す、男は殺すをモットーの清々しい程の外道。 とにかくデカイ体と体を鉄にする『剛身の術』で肉弾戦を主とする。脳筋に見えて割りと頭が良い。 初っぱなから死亡フラグ・かませ犬全開の癖に終盤まで残って活躍する程しぶとい。 良い意味でユーザーを裏切りまくった凄い人。 ◆深鷺 声:咲ゆたか 冥極党外法七人衆序列七位『獣群の深鷺』 見た目は犬耳ヘアーのロリだが、獣と意思を通わせる事ができ、獣との連携を生かした戦いをする。 かつては親に捨てられ、強靭な生命力で生き延びた野生児で、自らを救った白夜に忠誠を誓っている。 ◆黒雷 深鷺の従えている犬の中でも一際大きく、彼女が最も信頼している黒犬。 深鷺とは異種間恋愛中 ◆さくら 声:みわ梢子 山賊に襲われた村の唯一の生存者で、自分を救ってくれたちんま様を慕う。 サブヒロイン的ポジションの娘に見えたが… 追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/wiki6_byakumu/pages/524.html
エルンスト=ゲハイムニス(Ernst=Geheimnis) 一人称:僕 二人称:君、貴方 年齢:30台後半 作者:坂凪 優男。風体だけでなく態度も飄々としているので余計に(物理的に)軽い印象を受ける。 眼鏡に張ってつけたような軽い笑み。口八丁手八丁で人を動かして利を得るタイプ。 オメガ時代の遺産の修繕・メンテナンス等を引き受けるゲハイムニス商会のホープ(社員1名)。 かの時代の遺産をこの時代にも、をモットーに設計図が手に入れば量産も試み、幾つかを販売している。 果てしなく儲からないが、当人はそれで良いのだという。商売はあくまでそれを必要とする人がいるから商っているだか、という。 故にメンテナンスは安価――尤も、その遺産のデータ取得はするが――だが、量産品は総じて高い。ぜんぜん売れてない。 自身もトレジャーハンターで、同時代の遺跡をメインにハントする。 デルティアに居を構えてはいるが、終わりなき迷宮をはじめ各地の遺跡にちょくちょくダイブする為に留守にしがちである。 留守のときは娘のエルネスティーネ(Ernestine)が応対する。 何故か運動能力は高い。イ○ディー。 腰に提げたM712、背に負ったコメットライン共に遺産兵器。 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ エルンスト=ゲハイムニス エルンスト, えるんすと, 男性, 人間, AAAA, 150 特殊能力なし 128, 144, 146, 146, 185, 162, 強気 精神, 60, 努力, 1, 足かせ, 6, 熱血, 13, 集中, 22, 挑発, 29, 魂, 42 ORI_ErnstGeheimnis.bmp, -.mid エルンスト=ゲハイムニス エルンスト=ゲハイムニス, (人間(エルンスト専用)), 1, 2 陸, 4, M, 4000, 160 特殊能力 性別=男性 有効=非表示 万 変形=狙撃体勢 エルンスト=ゲハイムニス(狙撃) 3400, 130, 700, 90 BACA, -.bmp G712改, 1200, 1, 4, -10, 10, -, -, AAAA, +0, 銃共L1 水平斉射, 1300, 2, 2, -15, 1, -, 110, AAAA, -10, 銃共L1M扇L3 === 自銃給弾, 装填="M712" 装填="水平射撃", 0, 5, -, -, 脱L1 魔導給弾機, 装填=銃, 1, 5, 10, 110, 援脱 エルンスト=ゲハイムニス(狙撃) エルンスト=ゲハイムニス, (人間(エルンスト専用)), 1, 2 陸, 0, M, 4000, 160 特殊能力 性別=男性 有効=非表示 万 回避強化Lv-8=非表示 変形=臨戦体勢 エルンスト=ゲハイムニス 3400, 130, 700, 90 BACA, -.bmp ブリット『光帝』, 0, 3, 5, +15, 2, 20, -, AAAA, +15, 銃M投L1盲 魔杖コメットライン, 1400, 3, 5, +0, 10, 10, -, AAAA, +5, 銃攻 ブリット『隕石一閃』, 1700, 4, 6, +0, 3, 40, 120, AAAA, +0, 銃攻 エルンスト=ゲハイムニス 回避, 遅い! 回避, まあ、問題ありませんね 回避, 攻撃の仕方がなっちゃいませんねぇ 回避, 遺跡の罠に比べればどうということはありませんし 回避, ふぅ、まったく。.どうして僕の周りにはこうも危険が集まるか…… 回避, もう少し機知を使うべきだとは思いますよ? 回避, エスプリが足りませんねぇ、全く 回避, それが当たってたら今頃とっくに墓の下です 回避, おっと、危ない。.当たったらどうなるかわからないわけじゃあるまいに 回避, 別段デスクワーク専業だなんて、.一度も言った覚えがないんですけどね 回避, どんな得物も振り回してるだけではねぇ、.さしずめ宝の持ち腐れというところでしょうか ダメージ小, 攻撃の仕方がなっちゃいませんねぇ ダメージ小, ダメージ軽微、問題なしですね ダメージ小, 痛い…… こともなくはないです ダメージ小, それで満足していただきたいものですが…… ダメージ小, 敵に回すには…… 良心が咎めますね ダメージ小, まぁこういうこともたまにはあるかと ダメージ小, そう簡単に事が運べば世界は楽ですなぁ ダメージ小, 微妙な手応え…… 力不足というべきでしょうか ダメージ小, おっとっと、足元不注意 ダメージ小, つぅ、少々油断しちゃいましたか ダメージ中, これはこれは…… ダメージ中, 長引くと不利ですねぇ…… ダメージ中, ぐぁっ、これほどとは…… ダメージ中, 僕は善良な研究者なんですから、手加減の一つでもしてほしいものです ダメージ中, これはご挨拶…….見た目通りか弱いんで、勘弁願いたいですね ダメージ中, 油断大敵ですねぇ、ここでこう出るとは ダメージ中, 治療費もバカになりませんのに ダメージ中, まったくもって厳しい話…….……領収書は、出ませんよねぇ ダメージ大, これは……! ダメージ大, 拙いですよ…… ダメージ大, 寄られすぎましたか……! ダメージ大, ちょっと油断しすぎましたねぇ ダメージ大, 心配すべきは明日の自分、と…… ダメージ大, こりゃ明日は店を開けられないかな ダメージ大, ぐぅっ……!?.敵ながら天晴というか何というか ダメージ大, かなりに処置なしのこの状況、.ここから生き延びるには……? ダメージ大, どんな怪物よりも、人間が一番怖い…….……って誰のセリフでしたっけね 破壊, うわーもうだめだー 破壊, とっとと退散致しましょう 破壊, 弾が、僕の弾がぁー ……というコトで退散です、か 破壊, 僕の日記はここで終わっていた……と 破壊, ゲハイムニス商会、当分休業かな 破壊, ティーネ、しばらく店を頼みます…… 射程外, 姑息ですねぇ 射程外, ちぃ、弾切れですか 射程外, 射程の穴から来るとは、いやはや 射程外, いい判断です、ですが次はそうは行きません! 射程外, こちらの射程が届かない?.なるほど、そう来ましたか 射程外, 残弾チェックを怠ってましたね…… 射程外, どこに隠れたものやら…….まったく、こいつは骨が折れそうだ 攻撃, そこ! 攻撃, 見え見えですよ! 攻撃, 僕は脆弱な一般市民ですから……っと! 攻撃, 鼻の穴をもう一つ位増やした方が御洒落ですよ……っと! 攻撃, では行きますよ、覚悟はいいですか? 攻撃, これならばお気に召してもらえますかね 攻撃, 発掘された兵器の力をお見せしましょうかね 攻撃, 僕の得物は凶暴ですよっ……なんてね 攻撃, 逃げられると思っちゃいけませんね 攻撃, こんなこともあろうかと…….って別に大した物でもないんですが 変形(エルンスト=ゲハイムニス(狙撃)), では、狙いましょう ブリット『光帝』, 光帝、装填……! ブリット『光帝』, 貴方にふさわしいブリットはこれです! ブリット『光帝』, 弾切れが心配なんですが、四の五の言っている余裕はなさそうですねぇ 魔杖コメットライン, 見え見えですよ 魔杖コメットライン, 逃れられると思っていたのですか? 魔杖コメットライン, 何だかんだと言っても遺産兵器ですからねぇ、コレ ブリット『隕石一閃』, シュート! ブリット『隕石一閃』, 落ちろ一撃、という奴です! ブリット『隕石一閃』, 超長距離の一撃、喰らいなさい! 自銃装填, ああ、弾の無駄遣いですねぇ…… 自銃装填, この銃、弾の消費が馬鹿になりませんから 魔導給弾機, 自動的に弾種を判別・生成し装填するシステムらしいのですが、試してみましょうか 魔導給弾機, これも過去の遺産なのですが、使い勝手はまだいい方ですよねぇ
https://w.atwiki.jp/orisuta/pages/1308.html
オリジナルスタンド図鑑No.5411~5420 ■ No.5421 【案師】 ID fummKdoh0 【絵師】 ID RorxR44l0 【絵師】 ID gGAJ6/Yw0 【スタンド名】 不敗の腐敗 (アンビーティン・ロッテン) 【本体】 セーラー服を着たごく普通の女の子 【タイプ】 近距離 / 物質同化型 【特徴】 包帯を巻いたミイラ 【能力】 触ったものを腐らす。どの程度腐らすかは調節可能。元に戻すこともできる。 破壊力-C スピード-D 射程距離-D 持続力-B 精密動作性-A 成長性-D 【能力射程】 D ■ No.5422 【案師】 ID k0+LM4eL0 【絵師】 ID 6lauoHLu0 【絵師】 ID UYXOSqXA0 【スタンド名】 クリスタル・カントリー 【本体】 いつも麦わら帽子を被っている少女。 帽子はとても大事なものらしく、触ろうとしただけで怒る。 【タイプ】 遠隔操作型 【特徴】 額、肩、拳にクリスタルがはめ込まれた人型 【能力】 自身の姿を透明にし、更に、その「像」を他の場所に発生させる能力。 このスタンドは、自身の周囲の電磁波を屈折させることで、 自身の姿を他人に見られないようにすることができる。 また、自分から他人をみることは可能である。 更に、屈折させた光を他の場所に投影することで、「立体映像」を発生させることができる。 電磁波は可視光線だけでなく、赤外線や紫外線などを屈折させることも可能で、 熱センサーなどにも映らない。 また、像は一つだけでなく、光を「複数に」屈折させることで数を増やすこともできる。 ただし、この場合一つの時よりも像は薄いものになり、少し透けて見えるようになる。 破壊力-C スピード‐C 射程距離‐C 持続力‐D 精密動作性‐C 成長性‐A 【能力射程】 20m ■ No.5423 【案師】 ID osCIgDE00 【絵師】 ID Q+DcrUoiO 【スタンド名】 ウィッチ・ハント 【本体】 科学オタクの小学生。11歳。 【タイプ】 近距離型 【特徴】 テンプレ的な「超能力者」風のデザイン。某エスパー系ポケモンに似ていなくもないような。 【能力】 非科学を排斥する。 本体の視界内から、非科学的な事象を排斥する。 幽霊やUFOや超能力などが、発生しないか、発生しても視界の外に一瞬で弾き出される。 能力の性質上、『ウィッチ・ハント』自身は本体の視界内に入れない。 本体の視界外で活動するスタンドではあるが、スタンドに視力はない。 破壊力-A スピード-C 射程距離-E 持続力-A 精密動作性-E 成長性-E ■ No.5424 【案師】 ID xm9hDKz00 【絵師】 ID RorxR44l0 【スタンド名】 アンビエント 【本体】 SPW財団管轄のスタンド研究機関所属の男 人工スタンド顕現実験サンプルとして、複数の人格を植え付けられている。 そのため精神的に非常に脆く時折発狂する 【タイプ】 自動操縦型 【特徴】 ひょろ長い腕と、時計の針のような一本脚を持つ亜人型スタンド。 脚の先から少し上が球状になっており、神秘性が高い 【能力】 周囲の環境を激変させ、その環境に適応しようとした生物を攻撃する どのような環境にも変更させることができ、 高温、低温、高湿、低湿さらには放射能汚染にまで対応している このスタンド能力で作られた環境は能力射程外に干渉することはない このスタンド自体は、本体が死なない限りあらゆる環境に対応するため無敵 破壊力-B スピード-B 射程距離-A 持続力-A 精密動作性-E 成長性-E 【能力射程】 約80m ■ No.5425 【案師】 ID ScR16wZ70 【絵師】 ID Q+DcrUoiO 【スタンド名】 ドウェラー・イン・ダークネス 【本体】 ニタニタ笑う這い寄る狂気 【タイプ】 遠隔操作型 【特徴】 顔のない黒い悪霊 【能力】 殺意を「矢」に変える能力 「矢」は殺意を向けられた相手に刺さる 弱い殺意ならばチクッとした痛みで済むが、強い殺意なら致命傷レベルの殺傷力となる 「誰でもいいから殺したい」等という行き場のない殺意で作られた矢は適当な場所へ飛んでいく 破壊力-E スピード-E 射程距離-A 持続力-C 精密動作性-A 成長性-C 【能力射程】 C ■ No.5426 【案師】 ID ICr3+EtW0 【絵師】 ID PveMdmvv0 【スタンド名】 エレクトリック・キセル 【本体】 芸者に憧れるアメリカの女子高生 【タイプ】 装備型 【特徴】 やたらと細長いキセル。1mくらいある。 【能力】 本体が煙を吸い、それを吐き出すと、その煙はプラズマとなる。 プラズマは触れると熱いし、ビリビリといった電気的な刺激がする。 破壊力-B スピード‐C 射程距離-B 持続力‐D 精密動作性‐C 成長性‐C ■ No.5427 【案師】 ID XunsaMvpo 【絵師】 ID lRR7X2gSO 【絵師】 ID lRR7X2gSO 【スタンド名】 苦労黒猫 (トラブル・キャット) 【本体】 おかっぱロングの根暗な女の子 【タイプ】 近距離 / 人物型 【特徴】 手足が猫で、2足歩行の獣人。真っ黒で尻尾が二又、目は黄色。 【能力】 猫のような身体能力を手に入れることができる。 (嗅覚・聴覚がするどくなる、素早く動ける、高いところからジャンプできる、 爪でひっかくことができるなど) 破壊力-B スピード-A 射程距離-C 持続力-C 精密動作性-A 成長性-E 【能力射程】 C ■ No.5428 【案師】 ID DmZ7RJ+h0 【絵師】 ID wRLPxACs0 【スタンド名】 ヒム・オブ・ラブ 【本体】 誰からも愛されなかった男。偽りの愛に癒される 【タイプ】 遠隔操作型 【特徴】 弓矢を持つ小悪魔 【能力】 「略奪愛」の能力 他人の愛を自らのものにすることが出来る 「愛情」を誰かに与えている向けている状態の人に矢を射ることが能力の発動条件となる 恋人・親・子等、特定の人へ向けた「愛情」を本体は得ることができる 同じ対象へ再度能力を行使することはできない 破壊力-なし スピード-E 射程距離-B 持続力-12時間 精密動作性-B 成長性-E ■ No.5429 【案師】 ID y784VWi80 【絵師】 ID RmwWpBCPo 【スタンド名】 レガート・ベル 【本体】 教会のシスター 【特徴】 女天使の姿 右手にベルを持っている 【能力】 鈴の音を聞いた生物の痛覚をなくす 破壊力-E スピード-C 射程距離-A 持続力-C 精密動作性-B 成長性-C ■ No.5430 【案師】 ID 0B0LZ3b60 【絵師】 ID Jcjo/ebf0 【絵師】 ID ysuhtFCSO 【スタンド名】 キス・オブ・ザ・ドラゴン 【本体】 細身の優男 【タイプ】 近距離型 【特徴】 龍をモチーフとしたスタンド 【能力】 殴った部分に、このスタンドにとっての「急所」を作り出す。 もう一度このスタンドが「急所」を攻撃すれば、大ダメージを与えることができる。 飽くまでもこのスタンドにとっての急所であるため、 このスタンド以外が「急所」を攻撃しても、ダメージは変わらない。 破壊力-E スピード-C 射程距離-E 持続力-C 精密動作性-A 成長性-C オリジナルスタンド図鑑No.5431~5440 当wiki内に掲載されているすべての文章、画像等の無断転載、転用を禁止します。 [ トップページ ] [ ルールブック ] [ 削除ガイドライン ] [ よくある質問 ] [ 管理人へ連絡 ]