約 1,499 件
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/1659.html
『甘やかした結果』 若草の萌える季節、桜も散った森の中を2mほどもある巨大なれいむが駆けていた。 頬は大きく膨らんでいて、そこに大量の食料が詰められていることが分かる。 明らかに巨大れいむ一人が食べきれる量ではなく、今は春なので冬篭りのための食料でもない。 この食料は娘のための食糧だった。 巨大れいむのおうちである広い洞窟の入口前で大小様々なゆっくりが遊んでいた。 巨大れいむが帰ってきたのに気づいた一匹の成体れいむが洞窟の中のゆっくりに「おひるごはんだよ!!」と呼びかける。 その声に洞窟の中でゆっくりしていたゆっくり達がゾロゾロと洞窟から出てきた。 それらはほとんどれいむ種で、まりさ種はれいむ種ほどではないがそれなりにいる。 成体のれいむ数匹は全て巨大れいむの娘だ。 成体のまりさは一匹だけだが、そのまりさが巨大れいむの娘たちに子種を与えたゆっくりだった。 まりさの子種を受けたれいむの産んだ子ゆっくりと赤ちゃんゆっくりが巨大れいむの孫ということになる。 巨大れいむが頬に貯めた食糧を地面に全部吐き出すと娘や孫たちは礼も言わずにガツガツと食事を始める。 「うっめ、めっちゃうっめ!!」 「はふはふ、ちょっとすくないけどしあわせー!」 「おかーしゃん、れいみゅもたべたい!!」 「れいむのごはんをわけてあげるね!」 「わーい、ありがちょう!!」 巨大れいむは自分などそっちのけで食事する娘たちを寂しげに見ていたが、やがておうちに戻ると深いため息をついた。 いつからこうなったのだろうか。 立派な成体ゆっくりの娘たちは未だに食糧調達に出かけようともせず独り立ちをする気配もない。 成体まりさも娘を孕ませたうえに半ば無理矢理おうちに住み着き、そのくせ一度も食糧調達には出かけていない。 これでも一緒に食べ物を探しに行こうと何度か誘った。 しかし「またこんどいくよ!」だとか「あかちゃんのせわでひまがないよ!」などと何かと理由付けて断られた。 赤ちゃんの世話と言うが、一番大変な食事集めの他に何があるのだろう。まりさは赤ちゃんと一緒に遊んでるだけだった。 孫の子ゆっくりや赤ちゃんゆっくりもそんな親に育てられたせいか、 食料は危険を冒して取りに行くものではなくて運ばれてくるものだと思ってる節がある。 そんな孫たちに教育しようとした時もあったのだが、 「れいむのかわいいこどもはれいむがそだてるよ!」 「おかーさんはそれよりもたべものとってきてね!!」 「おちびちゃんはこっちでゆっくりあそぼうね!!」 といった風に娘たちが邪魔してくるのだ。 孫たちも教育なんてつまらないことよりも娘の誘いに乗って遊びに行ってしまう。 そんなうちに孫たちはどこまでも甘えさせてくれるお母さんである娘に懐き、 何かと口うるさいお婆さんの自分に甘えるのは食事を持ち帰った時ぐらいのものだ。 それすらも最近は無くなったが。 おうちの入り口付近で駆け回ったり押し合いして遊ぶ娘達を見て巨大れいむは再びため息をついた。 巨大れいむは後悔していた。娘達を甘やかしすぎたことを。 産まれて間もない娘達の喜ぶ顔が見たい一心で巨大れいむは食料を集めていた。 甘えてくる娘達を受け止めて存分に甘やかした。 娘達が子ゆっくりに育っても、平均的なゆっくり家族のように子供と一緒に食べ物集めには行かなかった。 娘を危険な目に合わせるわけにはいかないと一人で食料を探しに出かけていたのだ。 娘達が成体と呼ばれるまで大きく育っても巨大れいむは娘を独り立ちさせずに世話をし続けた。 この時はまだ自分の育て方が悪いと思ってなかったし、事実として娘達はとてもゆっくり出来ていた。 そんなある日のこと、食料を集め終えておうちに帰ると一匹のまりさが娘達とゆっくりしていた。 巨大れいむは侵入者のまりさよりもまず、娘達の頭に茎が生えていたことに驚いた。 どの茎にもれいむ種とまりさ種の赤ちゃんが実っていた。 それはつまり、どこからともなく現れたまりさによって娘が孕まされたことを意味していた。 自分の居ない間におうちに侵入した上に、可愛い娘をも汚したこのまりさを許すわけにはいかない。 強い憤りを感じた巨大れいむはまりさをこの場で潰してやると身構えたが、 「このまりさはれいむたちをすっきりさせてくれたんだよ!」 「ゆっくりできるまりさだよ!!」 「おかあさんみてみて! あかちゃんができたんだよ!」 「まりさのおかげでゆっくりできるよ!!」 幸せそうに笑顔を浮かべて喜ぶ娘達を見ると、目の前でゆっくり殺しなど出来るわけもなかった。 かといってまりさに対する怒りが消えたわけではない。 怒鳴りつけたいのを抑え、極めて冷静にまりさへ話しかける。 「まりさ、こんなにたくさんのあかちゃんをうませたけどちゃんとそだてられるの?」 「もちろんそだてられるよ! だからきょうからここをおうちにするね!!」 「よろしくねまりさ!」「いっしょにあかちゃんそだてようね!!」 どうやら娘達とまりさの間ではこのおうちに住み着くことは決定済みらしい。 それは赤ちゃんを生やした娘のことを考えるとそれでいいのだが、 まりさの返答を聞く限りでは赤ちゃんの世話について深く考えておらず、何とかなるだろう程度にしか考えていないように見えた。 逆にそうでなければ「もちろんそだてられる」などと軽々しく即答できるわけが無い。 きっと後先考えず、性欲の赴くままに娘たちに子種を植え付けたのだろう。 そうしてまりさはおうちに住み着き、次の日には赤ちゃんゆっくりが産まれ落ちた。 娘全員から5~10匹産まれたので相当な数の赤ちゃんでおうちは満たされた。 窮屈に感じられたが、元々広い洞窟なので生活するのに不都合はなかった。 それでも跳ねるときは赤ちゃんを潰さないように細心の注意が必要になったが。 「おばーちゃんゆっくちしていっちぇね!」 「おばーちゃんいっしょにゆっくりちようね!!」 と身体を摺り寄せてくる孫はとても可愛くてゆっくりできていた。 だが同時に、この可愛い孫達のために大量の食べ物が必要だと思うと不安が募るばかりだった。 念のために貯蓄しておいた食べ物だって二日と持たないだろう。 なので巨大れいむはまりさに食べ物集めを手伝うようにお願いしたのだが、 「まりさはあかちゃんのせわするからむりだよ! またこんどね!」 と断られ、娘や孫達には 「おかーさん、あかちゃんのたべものおねがいね!」 「がんばってねおかーさん!」 「ゆっくりまってるよ!!」 「ほら、あかちゃんたちもおねがいしてね!」 「「「おばーちゃん、ゆっくちたべものちょーだいね!!」」」 「まりさのぶんもわすれないでね! おおめにね!」 と頼まれた巨大れいむは可愛い娘や孫達の頼みならば仕方ないと一匹で食料調達に出かけた。 最後のまりさの頼みにはイラっと来たが、怒りを露にして赤ちゃん達を怯えさせるのも良くないと思って我慢した。 明日には一緒に食べ物を集めてくれるだろう、そう信じて巨大れいむは食べ物を集めた。 しかし次の日も、また次の日も、そしていつまで経ってもまりさも娘達も食べ物集めを何かと理由付けて手伝ってくれなかった。 そうしている間に赤ちゃんゆっくりは子ゆっくりサイズにまで成長した。 それぞれ食べる量も多くなり、巨大れいむ一匹で集めた食料だけではもう足りなくなっていた。 なので娘達には子を連れて引越ししてもらおうと思ったが、その旨を伝えようとした矢先に娘達とまりさはまた次の赤ちゃんを産み出していた。 これ以上赤ちゃんが増えると食べ物が足りなくてゆっくり出来ないからすっきり禁止と伝えていたのにも関わらずだ。 当然巨大れいむは娘達を責めたが、 「かわいいあかちゃんをみるとゆっくりできるよ」 「すっきりをがまんしたらゆっくりできなかったよ。だからすっきりしたんだよ」 などと訳の分からない言い訳が返ってきた。要は自分勝手な理由で赤ちゃんを産んだのだ。 さすがの巨大れいむもこれには呆れるしかなかった。 娘達はまた可愛い赤ちゃんが産まれたと、孫は妹が出来たと喜んでいたが、巨大れいむは全く嬉しくなどなかった。 確かに目の前の赤ちゃん達はとてもゆっくりした赤ちゃんで愛らしい。 しかしながら巨大れいむにとって赤ちゃんはこの状況下において負担でしかないのだ。 それから三日経った今、巨大れいむはこうして溜息をついているわけである。 巨大れいむは二度目の赤ちゃんゆっくりが産まれてからはほとんど休まず食料調達に出かけた。 朝は日が昇る前から出かけ、 昼は娘達に集めた食べ物を渡すと十分ほど休んでまた出かけ、 日が暮れる前に戻って疲れを取るためにすぐ眠りに付く。 ゆっくりする暇なんてとてもじゃないが無かった。 しかし疲れが溜まっていたのだろう。 娘の育て方に後悔して溜息している間に巨大れいむは深い眠りについてしまったらしい。 目が覚めると夕暮れ時だった。 本来なら夕食を持ち帰ってきているはずの時間だ。 だが昼寝をしてしまったので当然食べ物などあるわけが無かった。 「ゆ…ゆっくりねたけっかがこれだよ…」 初めは焦った巨大れいむだったが、一食ぐらい抜いても大丈夫だよねと結論付けた。 何よりも今日まで毎日休まずに食べ物を探しに出たのだ。半日ぐらい休んだっていいはずだ。 ところが夕飯は運んでもらうのが当たり前の娘や孫達からすればそんなの勝手な理由でしかない。 巨大れいむはおうちに勢揃いした家族達に口々に文句を言われ、責められた。 「なにかんがえてるの! あかちゃんがおなかすいてるよ!!」 「れいむもいっぱいあそんでおなかすいてるんだよ!」 「これじゃゆっくりできないよ! おばーちゃんはゆっくりできないね!!」 「おなかちゅいたよ! おかーちゃんたべものはー?」 「ほら! おかーさんがさぼるからゆっくりできないよ!!」 「まりさはおこってるよ! やることやらずにゆっくりしないでよね!」 「ゆ"…」 なんでここまで怒られるのか全く分からなかった。 毎日ゆっくり遊んでるだけのくせにどうしてそんな事を言えるのだろう。 今までゆっくり出来たのは自分がゆっくりせずに頑張ってきたからだ。 それなのにちょっとゆっくりした結果がこの罵詈雑言の嵐である。 夕食を用意出来なかったのは確かに悪かったとは思ってる。 だがここまで言われるような悪い事をしたのだろうか。 何も一食抜いたぐらいで死にはしないし、我慢できなければ周囲の草木を食べれば十分のはずだ。 だからこそいつまでも続く娘や孫達からの罵倒に巨大れいむはイラつき始めていた。 「おかーさんはほんとつかえないね!」 「さいきんはたべものすくないし!」 「そうだよ! さいきんおなかいっぱいになれてないよ!!」 (それはあかちゃんをふやすからとりぶんがへったんだよ) 「こどもとあかちゃんがおなかすいてゆっくりできないよ!」 「たくさんたべものもってこないからだよ!!」 「おばーちゃん、おなかちゅいたよ!!」 「たべものもってこないおばーちゃんはきりゃいだよ!!」 (たべものもってるときだけあまえてくるおまえたちなんてれいむもすきじゃないよ) 「たべものもってくるぐらいちゃんとしてよね!」 「なんでそんなこともできないの!」 「れいむたちでもやればできることだよ!?」 (やったこともないくせにかんたんなんてよくいえるね) 「ほんとだめなおかーさんだね!」 「まりさもゆっくりしてないでなんかいってよ!!」 「ゆ! まりさはあたまいいからしってるよ! しごとしないならゆっくりするけんりはないんだよ!!」 (そうだよね。たしかにまりさのいうとおりだよ。 しごとしないならゆっくりするけんりなんてないよね) 「ゆんっ、こんなおおきいだけのむのうなれいむはしんでね!」 まりさがニヘラと笑顔を浮かべて体当たりしてきた。 まりさの頭の中では巨大れいむを吹き飛ばす光景が見えているのだろう。 巨大れいむは微動だにせず、可哀想なぐらい軽い体当たりを悠々と受け止めた。 そして間髪入れずにまりさに噛みつき、歯で締め上げた。 「ゆ"っ!? あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"っ!!」 まりさは巨大れいむの歯に挟まれ、痛みに悶える。 だが体に食い込むほど強く噛みついているのだから逃げられる訳もない。 出来ることと言ったら、外に出てる口で必死に悲鳴を上げるぐらいだ。 「なんでごんなごどずるのぉぉぉぉ!!!」 「まりざをはなじでえぇぇ!!」 「おがーさんひどいよぉぉぉぉ!!」 周りの娘達が何だか煩いのでまりさを離してやることにした。 ペッと唾を吐き出すのと同じ要領でまりさを地面に吐きだした。 「ゆぎっ! ゅ"、ゆ"ぅ"…」 地面に落とされたまりさは体をガクガクと震わせ、大粒の涙を流しながら這いつくばっていた。 歯形が残っているとはいえ普通のゆっくりならこの程度の痛みでここまで苦しむことはない。 だがゆっくりしすぎたまりさは痛みに慣れておらず、大袈裟なほど苦しんでいた。 つい数秒前まで生意気言っていたくせに今は惨めでしかなかった。 「まりさー!」 「ゆっくりだいじょうぶ?」 「いたいのゆっくりとんでってね!!」 「おかーさん! まりさになにするの!!」 まりさに駆け寄った娘たちはまりさを庇うように巨大れいむの前に立ちはだかった。 何で目先のゆっくりやすっきりしか見えないまりさを庇うのだろう。 元はと言えばこのまりさが娘たちをすっきりさせなければ食べ物に困らなかったし、 このまりさが食べ物集めを手伝ってくれれば食糧事情も少しは楽になったろうに。 いや、この娘たちはそんなの分かってないのだ。 娘たちはこのまりさと同じで目先のゆっくりしか見えていない。 そしてこんな娘に育てたのは他でもない自分だ。 ああ、そうか。 そこまで考えた所で巨大れいむはようやく理解した。 これまで娘たちを甘やかしていたからこそ自分がゆっくり出来てなかったということに。 娘たちが子供を連れて引っ越さないのも、 まりさがいつまで経っても食べ物集めを手伝わないのも、 自分が文句も言わず、叱りもしない結果だったんだ。 「あまやかしたけっかがこれだよ…」 「ゆ? なにいってるの!」 「そんなことよりまりさにあやまってよね!!」 「あとたべものもいまからでいいからとってきてよね!」 俯いていた巨大れいむは口の減らない娘たち、そして孫達を強い意思の宿った瞳で睨みつけた。 その強い視線に娘達も孫も、そして呻くだけのまりさも目を合わせられず黙り込んだ。 そして巨大れいむは娘達に告げる。 「ゆっ、きめたよ。 れいむはもうみんなのためにたべものをはこばないよ。 あしたからはじぶんでたべものさがしてね」 巨大れいむはようやく決心したのだ。 もう娘たちの世話はしない。 これからは娘たちに娘たちの家族を養わせる。 まりさには特に働いてもらおう。 何しろこれだけの子供や赤ちゃん達共通の親なのだから。 「たべもののおおいばしょはおしえてあげるからがんばってね」 「ゆっ! まってよ!!」 「そんなのなんでれいむたちがやらなきゃいけないの!!」 「そうだよ! たべものなんておかーさんがもってくればいいでしょ!!」 「さぼろうとするなんてゆっくりできてないね!!」 「やるきがないならおうちからでていってね。 しごとしないゆっくりはゆっくりするけんりはないよ」 「なにいってるの!」 「れいむはおこったよ! あかちゃんだっているんだよ!!」 「でてくならおかーさんがでてってね!!」 「とにかくきめたことだよ。 れいむはでていかないし、おまえたちがみんなのせわをすることもかわらないよ。 ゆっくりりかいしてね」 その後もゆーゆーと煩い娘たちだったが、 日が完全に暮れて真っ暗になると一匹、また一匹と眠りについていった。 まりさはその間もずっと痛みで泣いていた。異常なほど打たれ弱いまりさだ。 そこまで確認して巨大れいむも眠りについた。 翌朝。 日が昇り始めたころに巨大れいむは目を覚ました。 娘たちは今までかなりの遅起きだったようだがこれからはそうはさせない。 食糧調達に出かけてもらうまりさと娘たち、さらには子ゆっくり達を舌でつついて起こした。 「ゆぅ、なに? なんなの?」 「おばーちゃん、にゃんなの? じゃまちないでね…」 「まだおきるじかんじゃないよ。ゆっくりねさせてね」 「ねむりをじゃまするなんてゆっくりできないね!」 「たべものさがしにでかけてね」 「なにいってるの? ばかなの?」 「それはおかーさんのしごとで…ゆ"ぅ"ぅ"ぅ"ぅ"ぅ"ぅ"!?」 巨大れいむは一匹の娘に噛みつくとおうちの外へと投げ飛ばした。 そして他の娘たちも次々と投げ飛ばす。 「なにするの! まりさのれいむにらんぼうしないでね"っ!?」 もちろんまりさも投げ飛ばした。 娘たちよりも気持強めに噛みついておいた。 「い"だい"ぃ"ぃ"!! まりざにもらんぼうじないでぇぇぇ!!」 「いたいのがいやならたべものさがしにいってね」 まりさも娘たちも震えて泣きながら頷いた。 痛みに慣れてないのは娘たちも同じで、体罰はよく効いたようだ。 「あかちゃんはれいむがせわみてあげるからほかのみんなはたべものさがしてきてね」 赤ちゃんはまだ外に出すつもりはない。 赤ちゃんの仕事はゆっくり育つことなのだから。 しかしこれで面白くないのは赤ちゃんではない子ゆっくりだ。 「なんでれいむもいかなきゃいけないの!」 「いもうとはなんでいかなくていいの!?」 「そうだよ! おばーちゃんずるい!!」 妹である赤ちゃん達はゆっくりしていいのに姉である自分がダメなのか分からないらしい。 いや、この環境下で育った子供達が分からないのも当然か。 しかしだからといってここで甘やかしたら自分の娘のように働かないゆっくりに育ってしまうかも知れない。 巨大れいむとしては自分の犯した過ちを繰り返したくなかった。 といっても小さい孫に娘と同じような体罰は出来ない。 自然と外に行きたくなるよう説得することにした。 「ゆっ! だいじょうぶだよ。 おかあさんについていくだけだからゆっくりできるよ。 ゆっくりぴくにっくしてきてね」 「ゆ? ゆっくりできるの?」 「おかあさんとぴくにっく? ゆっくりできそう!」 「ゆーん! おかーさんゆっくりいこうね!」 「ゆ、ゆん…ゆっくりいこうね」 実の娘が自分とのピクニックを楽しみにする姿を見た娘たちは諦めがついたようだ。 むしろ子供の様子を見て外に出かけるのもいいかもと思ったのかもしれない。 「ゅー? れいみゅたちはどうしゅればいいの?」 「ゆっきゅりまってればいいの?」 「まりしゃもおかーしゃんといっしょにいきたいよ!」 「おちびちゃんたちはおるすばんだよ。 おかーさんがたべものもってきてくれるからあんしんしてね」 「ゅゅー! おかーしゃんがもってきちぇくれるの!」 「ゆっきゅりたのしみ!」 「いっぱいもってきちぇね!!」 「ゆ! わかったよれいむのあかちゃん!」 「ゆっくりまっててね!!」 赤ちゃんの声援のおかげで娘達はやる気が湧いてきたようだった。 これは良い傾向だ。 どうなるかと思って不安だった巨大れいむも今は胸のつかえが取れたような清々しさを感じていた。 その後は赤ちゃんと共に娘たちとその子供、それとまりさを見送った。 「おひるにはかえってきてね!」 「おかーしゃんまっちぇるよ!!」 「ゆっくりいっぱいもってきちぇね!!」 「ゆっ! あかちゃんのためにがんばるよ!!」 「ゆっくりまっててね!」 娘達は赤ちゃんの応援を受けて嬉しそうに駆けていった。 食べ物のある場所はすでに教えてある。 そう遠くは無いし、あそこは外敵もいないから大丈夫だろう。 ただひとつ心配なのはまりさがずっと乗り気ではなさそうだったことぐらいか。 だが今までゆっくりし続けていた娘たちは巨大れいむが思っていたよりもゆっくりしすぎていた。 お昼過ぎになっても帰ってこなかったのだ。 そうなれば当然赤ちゃん達はお腹を空かせて喚きだす。 「おばーちゃんおなかへっちゃよ!」 「おかーしゃんがかえってこないよ? どうちたのー?」 「おなかがへってちからがでにゃいよ!!」 「ゆぅ…」 一体どうしたというのだろうか。 お昼に戻るように確かに伝えたはずだ。 それに娘達は赤ちゃんのためにやる気を出していた。 もしや外敵に襲われたのだろうか? それとも何か事故でもあったのだろうか? 巨大れいむは娘の身に何かあったのかと大きな不安に襲われた。 良かれと思って娘達を外の世界に行かせたことは間違いだったのか。 しかし悩んでいても赤ちゃん達のお腹は膨れない。 仕方ないので赤ちゃんを連れておうちの周りにある草木を食べさせた。 非常食であり隠れ蓑でもあるのでなるべく食べたくないが、赤ちゃんをこれ以上飢えさせる訳にもいかなかった。 そうして赤ちゃんのお腹が膨れたが、その後も娘たちは帰ってこない。 赤ちゃん達が不安がって泣き出したりもしたので巨大れいむはその対応に追われた。 だが夕方になると娘達は巨大れいむの心配をよそに満足そうな顔して帰ってきた。 娘もその子供達もみんな無事のようだ。 巨大れいむは安心したが一応どうしたのか聞くことにした。 「ゆ! どうしてひるにかえってこなかったの? あかちゃんがおなかすかせてたいへんだったんだよ」 「ゆ、ゅー…」 何ともばつの悪そうな反応をする娘たち。 そういえば夕食のための食べ物を持っていないようだった。 「それにたべものはどうしたの? これじゃあきょうもゆうしょくぬきになるよ?」 途中で誰かに取られたのだろうか? それとも迷った? 巨大れいむはいくつかの答えを予測していたが、娘達の答えはその中でも一番最悪のパターンだった。 「ゆっ、ゆっくりわすれてたよ!」 「でも、でもしょうがないよね!! こどもたちとあそんでたんだよ!!」 「みんなでかけっこしてあそんだんだよ!!」 「そうだよ! それにれいむたちはたべものちゃんとたべてこれたんだよ!!」 「れいむたちはよるごはんをたべてきたからだいじょうぶだよ!」 「あかちゃんはゆっくりがまんしてね!!」 「ゅー! おかーしゃんおなかしゅいたよー!」 「にゃんでたべものもってきちぇないのぉぉ!!」 「これじゃゆっきゅりできないぃ!!」 「うるさいよ! おうちでゆっくりしてたあかちゃんはゆっくりだまってね!」 「おなかすいたならじぶんでとってきてよね!!」 ああ、何という。 何というバカ娘なのだろう。 巨大れいむは嘆くほかなかった。 言い訳ばかりで一番守るべき赤ちゃんに八つ当たりまでするなんて。 巨大れいむは口で叱るよりも前に娘達とまりさに対して次々とその巨体をぶつけていた。 「ゆっくりはんせいしてね!!」 「ゆぎぃっ!!」 「ゆぎゃ!」 「なにずるの…ぁ"ぅ"っ」 「ま、まりさはわるくないよ! わるいのはれいむうぅ"ぅ"ぎい"ぃ"ぃ"ぃ"っ!!!」 「おまえたちはおやとしてさいていのことをしたんだよ!! じぶんがゆっくりできればあかちゃんがゆっくりできなくてもいいの!?」 おうちに響く巨大れいむの怒声。 続くのは怒られた娘たちの、そして怒声に怯えた孫達の泣き声だった。 しばらくして娘達は泣きながら謝罪を始めた。 「ゆっくりごめんなざい"ぃ"!」 「あかじゃんごめんね"ぇ"ぇ"ぇ"!!」 「れいむだちがぜんぶわるいのぉぉ!!」 わんわん泣きながら娘は赤ちゃん達に謝った。 赤ちゃんも泣きながらお母さんに擦り寄っていた。 仲直りしたのはいいことだが赤ちゃん達の夕食が無いことに代わりはない。 どうしようかと巨大れいむが思案していたその時だった。 「ゆっ! もうこんなゆっくりできないところにいられないよ!! ゆっくりできないれいむたちはみんなしんでね!!!」 「ゆっ? どういうことまりさ!!」 「おまえたちのせわなんてかんべんだよ! まりさがゆっくりできないならこんなところにいてもしょうがないよ!!!」 ただ一匹謝らずに不貞腐れていたまりさがそんな叫びと共におうちを飛び出した。 巨大れいむはまりさを追う。 ただの癇癪なのかもしれないが、このまりさは妻と子供を見捨てようとしているのだ。 逃がすわけにはいかない。 まりさは逃げながら考えていた。 こんなはずじゃなかった。 まりさがあのおうちに忍び込んでれいむ姉妹と出会った時に聞いたのだ。 あの親の巨大れいむが全部の世話をしてくれる。食べ物も全部運んでくれるからゆっくり出来ると。 だからこそあのれいむ姉妹と乱交した後に立ち去らず、そのまま居残ったのだ。 妻や赤ちゃん達に囲まれて王様気分だったのに突然巨大れいむが食べ物集めろなんて変なこと言いだした。 なんで他のゆっくりのために働かなきゃいけないのか分からない。 赤ちゃんがどうとかあの巨大れいむは怒っていたが、赤ちゃんなんてまた作ればいいだけ。 所詮他のゆっくりは自分がゆっくり出来るための道具なんだ。 ああ、でももういいや。 もうあんなゆっくり出来ないゆっくり達とは別れてもっとゆっくり出来るパートナーを探すとしよ―――― まりさがれいむ家族との決別を決めたその瞬間。 まりさの背後から圧倒的な質量が圧し掛かってきた。 そして次の瞬間にはまりさの体は宙を飛んでいた。 (おそらをとんでるみたい) 吹き飛ばされたまりさはそんな危機感のないことを思いながら真っ直ぐ飛んでいく。 直後木の幹にぶつかってまりさの意識は途絶えた。 巨大れいむは気絶したまりさを咥えるとおうちへと持ち帰ることにした。 まりさに追いつくのは簡単だった。 体長の違いもそうだが、毎日娘や孫のためにあちこちを駆けていた巨大れいむとほとんど運動していなかったまりさとでは運動能力に差がありすぎた。 怒りにまかせてその場で潰してしまうことも考えたが、そんなんじゃ巨大れいむの気は収まらなかった。 おうちへ戻った巨大れいむはまりさをおうちの中央に置いた。 痙攣して気を失っているまりさを憎しみの篭った瞳で睨みつける娘と孫たち。 共通の夫、共通の親であるまりさが自分たち放って逃げようとしたのだ。恨まれて当然である。 巨大れいむはまりさの処罰について考えていた。 まりさをもし許したとしてもまたすぐに脱走を企てるに違いない。 許さないのは決定でいいとしてどうしたものだろう。 と、そこへ一匹の赤ちゃんが言葉を漏らした。 「おかーしゃんおなかしゅいたよ」 自分の空腹を自分の母親に伝えただけなのだろうが、巨大れいむはその言葉を聞いていいことを思い付いた。 この憎たらしいまりさに相応しい最後。それでいて実益のある処刑を。 食べ物を取ってこなかった罪、裏切った罪はその身で払ってもらえばいいのだ。 巨大れいむはうっすらと笑みを浮かべながら赤ちゃん達に話しかける。 「ねぇ、あかちゃん。たべものなら、あるよ」 「ゅ? どきょ?」 「ゆっきゅりたべものちょーだい!!」 「おばーちゃんだいちゅきー!!」 「たべものはね。これだよ」 巨大れいむは舌でまりさを示す。 頭の上に"?"を浮かべた家族だったが、 巨大れいむの考えが徐々に理解できた家族の顔が青ざめていく。 そして震えた声を出す。 「ゅ…でも、これ、まりさだよ?」 「まだ…いきてるよ。いきてる、まりさだよ…?」 「まりしゃおかーしゃんはたべものじゃないよ!」 「おかーさん…? なに、かんがえてるの…」 「まりさはたべものとってこなかったよ。だからまりさはたべものになってもらうよ」 「で、でも…」 「まりさをたすけたいの? このまりさはみんなをうらぎったんだよ? そんなまりさはたべられてとうぜんだよね?」 巨大れいむの真っ黒な瞳が娘たちを映した。 まるで捕食者に睨まれているような気分だった。 この提案を断ったら自分も食べ物にされるんじゃないかという恐怖が娘達を襲う。 「あ、あかちゃん。まりさを、まりさをたべてね!」 「ゅ? でもまりしゃおかーしゃんは…「いいからゆっくりしないでたべてね!!」 「ゅゅーっ! た、たべりゅよ!!」 母への恐怖が娘を突き動かした。 娘たちは怯えた声で赤ちゃんに親食いを命じた。 数十匹の赤ちゃんは親に従ってまりさの体に被さった。 そして小さな口で啄むようにまりさを食べていく。 少しずつ少しずつ食べられていく痛みにまりさは不幸にも目を覚ました。 「ゆぎぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!? い"だい"ぃ"ぃ"ぃ"ぃ"!!!!!」 全身至る所を噛み千切られる痛みに悲痛な叫びをあげる。 体を転がして痛みの原因を取りはらおうとするが、赤ちゃんが数十匹纏わりついているのだ。 力が弱く根性も無いこのまりさは身動き取れずにいた。 「なんでぇぇぇ!! なんでまりざをだべるのぉぉぉぉお!!!?」 「まりさはいったよね。 しごとしないならゆっくりするけんりはないって」 「ゆぎっ、ゆぎゅぶぉおぉおぉぉごおぉ!!!」 口を開いた結果、上唇も下唇も別の赤ちゃんに噛みつかれたようだ。 話しかけた巨大れいむの方に視線を向けているので一応聞いているのだろう。 「まりさはまいにちゆっくりばかりでしごとしなかったよ。 あかちゃんがふえてもゆっくりあそぶだけ。 きょうもたべものわすれてゆっくりあそんだんだよね?」 「おごおぉぉぉ!! ぼぎょっ、ぼごっ……!!」 まりさは涙をボロボロ流して巨大れいむに助けてとアイコンタクトで訴えかける。 開いた口から数匹の赤ちゃんが入りこんで、口の中からまりさは食べられていた。 歯茎の辺りなど美味しいのか剥がすように食われていた。 さらにまりさの片目は赤ちゃんの小さな口でちまちまと齧られている。 もう片方の目もそろそろ噛みつかれるだろう。 「でもまりさはさいごにこうしてしごとができたよね」 「………」 「たべものはもってこなかったけど、たべものになってくれたね」 「………」 まりさはもう口内をことごとく食い荒らされて喋れない。 眼球は瞳から食い破られ、中身を吸われるように食されてもう何も見ることが出来ない。 音だってもう聞こえないのかもしれない。 娘たちやその子供はおうちの隅で泣いて震えながらその惨状を見ていた。 巨大れいむもまた、心がすっきりするのを感じながら黙って見ていた。 「むーちゃ、むーちゃ、ちあわせー!」 「まりしゃおかーしゃんおいちーね!!」 「ゅゅー、こっちもおいちーよ!!」 おうちの中には善悪の無い赤ちゃんによるまりさの味批評の声と咀嚼の音、あとは娘達のすすり泣く声だけが響いていた。 それから時間にして30分程度だろうか。 まりさは数十匹のプチトマトサイズの赤ちゃんに非常にゆっくりと食べられた。 ハーレムの王を気取っていたまりさは僅かな食べかすと帽子を遺してこの世からいなくなった。 赤ちゃん達は満腹になってスヤスヤとお休みモードだ。 罪悪感なんてないのだろう。とても満足そうな表情を浮かべている。 娘たちと子ゆっくり達はというとゆっくりの捕食シーンを目の当たりにして怯えていた。 何よりも巨大れいむに怯えていた。 確かにまりさが自分たちを見捨てようとしたのは許せない。 でもそれに対する罰は袋叩きにして追放する程度だと考えていた。 しかしお母さんである巨大れいむはどうだ。 お腹を空かせた赤ちゃんにまりさを食べさせたのだ。それも生きたままのまりさを。 そんなことをさせるお母さんが何よりも恐ろしく、身の危険すら感じていた。 対して巨大れいむはドス黒い快感にすっきりしていた。 あの憎いまりさが自分の赤ちゃんに食べられて体の崩れていく様はこの上なく興奮できた。 何だか物足りない気もしたが、これで赤ちゃんも満腹になれたし働かないまりさもいなくなった。 娘たちも反省しているようだし全てが上手くいったんだ。 巨大れいむはそれを確信し、幸せな気分のまま眠りについた。 翌朝、娘と子供達は昨日と同じように食糧調達に出かけた。 巨大れいむと赤ちゃん達は笑顔で見送ったが、娘達は二度と帰ってくることは無かった。 遊び呆けて赤ちゃんの世話を忘れた昨日とは違った。 恐ろしい母とはもう居られない。 生きていたまりさを食べ、同種の味を知った赤ちゃんも連れていきたくなかった。 それゆえに子を連れて旅立ったのだ。 こうして甘やかされた娘達は巨大れいむの意図しない形で独り立ちを果たした。 子と共に食糧調達に出かける楽しみを知った彼女たちはもう大丈夫だろう。 きっと野生に生きるゆっくりとして生き、野生に生きるゆっくりとして死ぬのだ。 一方おうちに残るのは巨大れいむ一匹になっていた。 辺りには孫の赤ちゃんの名残である飾りが散らばっている。 巨大れいむが食べ物を探しに出かけている間に赤ちゃんは共食いを始めた。 生きたまりさを食べさせたのが間違いだった。 同種の味を知っただけでなく、悪いことをしたゆっくりは食べ殺してもいいと勘違いしたのだ。 お腹の減った赤ちゃんは巨大れいむが出かけている間にちょっとしたことで姉妹を悪者に仕立て上げた。 それは「ぶつかってちょっといたかった」とか「じぶんのおもちゃ(小石)をとった」だとかほんの些細なことだ。 そしてお互いに悪いゆっくりを食べた。 そしておうちに戻った巨大れいむに最後に残った赤ちゃんが噛みついた。 巨大れいむはそれがまりさ種だと確認すると、自分の顎に食いつく赤ちゃんまりさをそのまま壁に押し付けて潰した。 巨大れいむは深い溜息をつく。 自分はどこで間違ったのだろうか。 甘やかした娘達を更生させようとした結果がこの孤独だ。 寄生虫のようなまりさは処刑してやった。 なのに娘達は食べ物を探しに行ったきり行方知れずになった。 そして孫達はどうしたことか共食いして全滅した。 ああ、なんということだろう。 結局自分は家族を崩壊させてしまっただけじゃないか。 取り返しのつかないことをしてしまったと巨大れいむは嘆いた。 だが巨大れいむは気付いていなかった。 娘達は形だけではなく本当の親としての第一歩をしっかりと踏み出せていた。 その点で言えば巨大れいむは間違ってなかったのかも知れない。 しかし巨大れいむがそのことに気づくことは永遠にない。 結局巨大れいむは死ぬ間際までどこで何を間違えたのかと後悔し続けた。 終 by ゆっくりしたい人 巨大れいむに運命の分岐点があるとすれば逃げたまりさに追いついた時。 このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau9/pages/872.html
『甘やかした結果』 若草の萌える季節、桜も散った森の中を2mほどもある巨大なれいむが駆けていた。 頬は大きく膨らんでいて、そこに大量の食料が詰められていることが分かる。 明らかに巨大れいむ一人が食べきれる量ではなく、今は春なので冬篭りのための食料でもない。 この食料は娘のための食糧だった。 巨大れいむのおうちである広い洞窟の入口前で大小様々なゆっくりが遊んでいた。 巨大れいむが帰ってきたのに気づいた一匹の成体れいむが洞窟の中のゆっくりに「おひるごはんだよ!!」と呼びかける。 その声に洞窟の中でゆっくりしていたゆっくり達がゾロゾロと洞窟から出てきた。 それらはほとんどれいむ種で、まりさ種はれいむ種ほどではないがそれなりにいる。 成体のれいむ数匹は全て巨大れいむの娘だ。 成体のまりさは一匹だけだが、そのまりさが巨大れいむの娘たちに子種を与えたゆっくりだった。 まりさの子種を受けたれいむの産んだ子ゆっくりと赤ちゃんゆっくりが巨大れいむの孫ということになる。 巨大れいむが頬に貯めた食糧を地面に全部吐き出すと娘や孫たちは礼も言わずにガツガツと食事を始める。 「うっめ、めっちゃうっめ!!」 「はふはふ、ちょっとすくないけどしあわせー!」 「おかーしゃん、れいみゅもたべたい!!」 「れいむのごはんをわけてあげるね!」 「わーい、ありがちょう!!」 巨大れいむは自分などそっちのけで食事する娘たちを寂しげに見ていたが、やがておうちに戻ると深いため息をついた。 いつからこうなったのだろうか。 立派な成体ゆっくりの娘たちは未だに食糧調達に出かけようともせず独り立ちをする気配もない。 成体まりさも娘を孕ませたうえに半ば無理矢理おうちに住み着き、そのくせ一度も食糧調達には出かけていない。 これでも一緒に食べ物を探しに行こうと何度か誘った。 しかし「またこんどいくよ!」だとか「あかちゃんのせわでひまがないよ!」などと何かと理由付けて断られた。 赤ちゃんの世話と言うが、一番大変な食事集めの他に何があるのだろう。まりさは赤ちゃんと一緒に遊んでるだけだった。 孫の子ゆっくりや赤ちゃんゆっくりもそんな親に育てられたせいか、 食料は危険を冒して取りに行くものではなくて運ばれてくるものだと思ってる節がある。 そんな孫たちに教育しようとした時もあったのだが、 「れいむのかわいいこどもはれいむがそだてるよ!」 「おかーさんはそれよりもたべものとってきてね!!」 「おちびちゃんはこっちでゆっくりあそぼうね!!」 といった風に娘たちが邪魔してくるのだ。 孫たちも教育なんてつまらないことよりも娘の誘いに乗って遊びに行ってしまう。 そんなうちに孫たちはどこまでも甘えさせてくれるお母さんである娘に懐き、 何かと口うるさいお婆さんの自分に甘えるのは食事を持ち帰った時ぐらいのものだ。 それすらも最近は無くなったが。 おうちの入り口付近で駆け回ったり押し合いして遊ぶ娘達を見て巨大れいむは再びため息をついた。 巨大れいむは後悔していた。娘達を甘やかしすぎたことを。 産まれて間もない娘達の喜ぶ顔が見たい一心で巨大れいむは食料を集めていた。 甘えてくる娘達を受け止めて存分に甘やかした。 娘達が子ゆっくりに育っても、平均的なゆっくり家族のように子供と一緒に食べ物集めには行かなかった。 娘を危険な目に合わせるわけにはいかないと一人で食料を探しに出かけていたのだ。 娘達が成体と呼ばれるまで大きく育っても巨大れいむは娘を独り立ちさせずに世話をし続けた。 この時はまだ自分の育て方が悪いと思ってなかったし、事実として娘達はとてもゆっくり出来ていた。 そんなある日のこと、食料を集め終えておうちに帰ると一匹のまりさが娘達とゆっくりしていた。 巨大れいむは侵入者のまりさよりもまず、娘達の頭に茎が生えていたことに驚いた。 どの茎にもれいむ種とまりさ種の赤ちゃんが実っていた。 それはつまり、どこからともなく現れたまりさによって娘が孕まされたことを意味していた。 自分の居ない間におうちに侵入した上に、可愛い娘をも汚したこのまりさを許すわけにはいかない。 強い憤りを感じた巨大れいむはまりさをこの場で潰してやると身構えたが、 「このまりさはれいむたちをすっきりさせてくれたんだよ!」 「ゆっくりできるまりさだよ!!」 「おかあさんみてみて! あかちゃんができたんだよ!」 「まりさのおかげでゆっくりできるよ!!」 幸せそうに笑顔を浮かべて喜ぶ娘達を見ると、目の前でゆっくり殺しなど出来るわけもなかった。 かといってまりさに対する怒りが消えたわけではない。 怒鳴りつけたいのを抑え、極めて冷静にまりさへ話しかける。 「まりさ、こんなにたくさんのあかちゃんをうませたけどちゃんとそだてられるの?」 「もちろんそだてられるよ! だからきょうからここをおうちにするね!!」 「よろしくねまりさ!」「いっしょにあかちゃんそだてようね!!」 どうやら娘達とまりさの間ではこのおうちに住み着くことは決定済みらしい。 それは赤ちゃんを生やした娘のことを考えるとそれでいいのだが、 まりさの返答を聞く限りでは赤ちゃんの世話について深く考えておらず、何とかなるだろう程度にしか考えていないように見えた。 逆にそうでなければ「もちろんそだてられる」などと軽々しく即答できるわけが無い。 きっと後先考えず、性欲の赴くままに娘たちに子種を植え付けたのだろう。 そうしてまりさはおうちに住み着き、次の日には赤ちゃんゆっくりが産まれ落ちた。 娘全員から5~10匹産まれたので相当な数の赤ちゃんでおうちは満たされた。 窮屈に感じられたが、元々広い洞窟なので生活するのに不都合はなかった。 それでも跳ねるときは赤ちゃんを潰さないように細心の注意が必要になったが。 「おばーちゃんゆっくちしていっちぇね!」 「おばーちゃんいっしょにゆっくりちようね!!」 と身体を摺り寄せてくる孫はとても可愛くてゆっくりできていた。 だが同時に、この可愛い孫達のために大量の食べ物が必要だと思うと不安が募るばかりだった。 念のために貯蓄しておいた食べ物だって二日と持たないだろう。 なので巨大れいむはまりさに食べ物集めを手伝うようにお願いしたのだが、 「まりさはあかちゃんのせわするからむりだよ! またこんどね!」 と断られ、娘や孫達には 「おかーさん、あかちゃんのたべものおねがいね!」 「がんばってねおかーさん!」 「ゆっくりまってるよ!!」 「ほら、あかちゃんたちもおねがいしてね!」 「「「おばーちゃん、ゆっくちたべものちょーだいね!!」」」 「まりさのぶんもわすれないでね! おおめにね!」 と頼まれた巨大れいむは可愛い娘や孫達の頼みならば仕方ないと一匹で食料調達に出かけた。 最後のまりさの頼みにはイラっと来たが、怒りを露にして赤ちゃん達を怯えさせるのも良くないと思って我慢した。 明日には一緒に食べ物を集めてくれるだろう、そう信じて巨大れいむは食べ物を集めた。 しかし次の日も、また次の日も、そしていつまで経ってもまりさも娘達も食べ物集めを何かと理由付けて手伝ってくれなかった。 そうしている間に赤ちゃんゆっくりは子ゆっくりサイズにまで成長した。 それぞれ食べる量も多くなり、巨大れいむ一匹で集めた食料だけではもう足りなくなっていた。 なので娘達には子を連れて引越ししてもらおうと思ったが、その旨を伝えようとした矢先に娘達とまりさはまた次の赤ちゃんを産み出していた。 これ以上赤ちゃんが増えると食べ物が足りなくてゆっくり出来ないからすっきり禁止と伝えていたのにも関わらずだ。 当然巨大れいむは娘達を責めたが、 「かわいいあかちゃんをみるとゆっくりできるよ」 「すっきりをがまんしたらゆっくりできなかったよ。だからすっきりしたんだよ」 などと訳の分からない言い訳が返ってきた。要は自分勝手な理由で赤ちゃんを産んだのだ。 さすがの巨大れいむもこれには呆れるしかなかった。 娘達はまた可愛い赤ちゃんが産まれたと、孫は妹が出来たと喜んでいたが、巨大れいむは全く嬉しくなどなかった。 確かに目の前の赤ちゃん達はとてもゆっくりした赤ちゃんで愛らしい。 しかしながら巨大れいむにとって赤ちゃんはこの状況下において負担でしかないのだ。 それから三日経った今、巨大れいむはこうして溜息をついているわけである。 巨大れいむは二度目の赤ちゃんゆっくりが産まれてからはほとんど休まず食料調達に出かけた。 朝は日が昇る前から出かけ、 昼は娘達に集めた食べ物を渡すと十分ほど休んでまた出かけ、 日が暮れる前に戻って疲れを取るためにすぐ眠りに付く。 ゆっくりする暇なんてとてもじゃないが無かった。 しかし疲れが溜まっていたのだろう。 娘の育て方に後悔して溜息している間に巨大れいむは深い眠りについてしまったらしい。 目が覚めると夕暮れ時だった。 本来なら夕食を持ち帰ってきているはずの時間だ。 だが昼寝をしてしまったので当然食べ物などあるわけが無かった。 「ゆ…ゆっくりねたけっかがこれだよ…」 初めは焦った巨大れいむだったが、一食ぐらい抜いても大丈夫だよねと結論付けた。 何よりも今日まで毎日休まずに食べ物を探しに出たのだ。半日ぐらい休んだっていいはずだ。 ところが夕飯は運んでもらうのが当たり前の娘や孫達からすればそんなの勝手な理由でしかない。 巨大れいむはおうちに勢揃いした家族達に口々に文句を言われ、責められた。 「なにかんがえてるの! あかちゃんがおなかすいてるよ!!」 「れいむもいっぱいあそんでおなかすいてるんだよ!」 「これじゃゆっくりできないよ! おばーちゃんはゆっくりできないね!!」 「おなかちゅいたよ! おかーちゃんたべものはー?」 「ほら! おかーさんがさぼるからゆっくりできないよ!!」 「まりさはおこってるよ! やることやらずにゆっくりしないでよね!」 「ゆ"…」 なんでここまで怒られるのか全く分からなかった。 毎日ゆっくり遊んでるだけのくせにどうしてそんな事を言えるのだろう。 今までゆっくり出来たのは自分がゆっくりせずに頑張ってきたからだ。 それなのにちょっとゆっくりした結果がこの罵詈雑言の嵐である。 夕食を用意出来なかったのは確かに悪かったとは思ってる。 だがここまで言われるような悪い事をしたのだろうか。 何も一食抜いたぐらいで死にはしないし、我慢できなければ周囲の草木を食べれば十分のはずだ。 だからこそいつまでも続く娘や孫達からの罵倒に巨大れいむはイラつき始めていた。 「おかーさんはほんとつかえないね!」 「さいきんはたべものすくないし!」 「そうだよ! さいきんおなかいっぱいになれてないよ!!」 (それはあかちゃんをふやすからとりぶんがへったんだよ) 「こどもとあかちゃんがおなかすいてゆっくりできないよ!」 「たくさんたべものもってこないからだよ!!」 「おばーちゃん、おなかちゅいたよ!!」 「たべものもってこないおばーちゃんはきりゃいだよ!!」 (たべものもってるときだけあまえてくるおまえたちなんてれいむもすきじゃないよ) 「たべものもってくるぐらいちゃんとしてよね!」 「なんでそんなこともできないの!」 「れいむたちでもやればできることだよ!?」 (やったこともないくせにかんたんなんてよくいえるね) 「ほんとだめなおかーさんだね!」 「まりさもゆっくりしてないでなんかいってよ!!」 「ゆ! まりさはあたまいいからしってるよ! しごとしないならゆっくりするけんりはないんだよ!!」 (そうだよね。たしかにまりさのいうとおりだよ。 しごとしないならゆっくりするけんりなんてないよね) 「ゆんっ、こんなおおきいだけのむのうなれいむはしんでね!」 まりさがニヘラと笑顔を浮かべて体当たりしてきた。 まりさの頭の中では巨大れいむを吹き飛ばす光景が見えているのだろう。 巨大れいむは微動だにせず、可哀想なぐらい軽い体当たりを悠々と受け止めた。 そして間髪入れずにまりさに噛みつき、歯で締め上げた。 「ゆ"っ!? あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"っ!!」 まりさは巨大れいむの歯に挟まれ、痛みに悶える。 だが体に食い込むほど強く噛みついているのだから逃げられる訳もない。 出来ることと言ったら、外に出てる口で必死に悲鳴を上げるぐらいだ。 「なんでごんなごどずるのぉぉぉぉ!!!」 「まりざをはなじでえぇぇ!!」 「おがーさんひどいよぉぉぉぉ!!」 周りの娘達が何だか煩いのでまりさを離してやることにした。 ペッと唾を吐き出すのと同じ要領でまりさを地面に吐きだした。 「ゆぎっ! ゅ"、ゆ"ぅ"…」 地面に落とされたまりさは体をガクガクと震わせ、大粒の涙を流しながら這いつくばっていた。 歯形が残っているとはいえ普通のゆっくりならこの程度の痛みでここまで苦しむことはない。 だがゆっくりしすぎたまりさは痛みに慣れておらず、大袈裟なほど苦しんでいた。 つい数秒前まで生意気言っていたくせに今は惨めでしかなかった。 「まりさー!」 「ゆっくりだいじょうぶ?」 「いたいのゆっくりとんでってね!!」 「おかーさん! まりさになにするの!!」 まりさに駆け寄った娘たちはまりさを庇うように巨大れいむの前に立ちはだかった。 何で目先のゆっくりやすっきりしか見えないまりさを庇うのだろう。 元はと言えばこのまりさが娘たちをすっきりさせなければ食べ物に困らなかったし、 このまりさが食べ物集めを手伝ってくれれば食糧事情も少しは楽になったろうに。 いや、この娘たちはそんなの分かってないのだ。 娘たちはこのまりさと同じで目先のゆっくりしか見えていない。 そしてこんな娘に育てたのは他でもない自分だ。 ああ、そうか。 そこまで考えた所で巨大れいむはようやく理解した。 これまで娘たちを甘やかしていたからこそ自分がゆっくり出来てなかったということに。 娘たちが子供を連れて引っ越さないのも、 まりさがいつまで経っても食べ物集めを手伝わないのも、 自分が文句も言わず、叱りもしない結果だったんだ。 「あまやかしたけっかがこれだよ…」 「ゆ? なにいってるの!」 「そんなことよりまりさにあやまってよね!!」 「あとたべものもいまからでいいからとってきてよね!」 俯いていた巨大れいむは口の減らない娘たち、そして孫達を強い意思の宿った瞳で睨みつけた。 その強い視線に娘達も孫も、そして呻くだけのまりさも目を合わせられず黙り込んだ。 そして巨大れいむは娘達に告げる。 「ゆっ、きめたよ。 れいむはもうみんなのためにたべものをはこばないよ。 あしたからはじぶんでたべものさがしてね」 巨大れいむはようやく決心したのだ。 もう娘たちの世話はしない。 これからは娘たちに娘たちの家族を養わせる。 まりさには特に働いてもらおう。 何しろこれだけの子供や赤ちゃん達共通の親なのだから。 「たべもののおおいばしょはおしえてあげるからがんばってね」 「ゆっ! まってよ!!」 「そんなのなんでれいむたちがやらなきゃいけないの!!」 「そうだよ! たべものなんておかーさんがもってくればいいでしょ!!」 「さぼろうとするなんてゆっくりできてないね!!」 「やるきがないならおうちからでていってね。 しごとしないゆっくりはゆっくりするけんりはないよ」 「なにいってるの!」 「れいむはおこったよ! あかちゃんだっているんだよ!!」 「でてくならおかーさんがでてってね!!」 「とにかくきめたことだよ。 れいむはでていかないし、おまえたちがみんなのせわをすることもかわらないよ。 ゆっくりりかいしてね」 その後もゆーゆーと煩い娘たちだったが、 日が完全に暮れて真っ暗になると一匹、また一匹と眠りについていった。 まりさはその間もずっと痛みで泣いていた。異常なほど打たれ弱いまりさだ。 そこまで確認して巨大れいむも眠りについた。 翌朝。 日が昇り始めたころに巨大れいむは目を覚ました。 娘たちは今までかなりの遅起きだったようだがこれからはそうはさせない。 食糧調達に出かけてもらうまりさと娘たち、さらには子ゆっくり達を舌でつついて起こした。 「ゆぅ、なに? なんなの?」 「おばーちゃん、にゃんなの? じゃまちないでね…」 「まだおきるじかんじゃないよ。ゆっくりねさせてね」 「ねむりをじゃまするなんてゆっくりできないね!」 「たべものさがしにでかけてね」 「なにいってるの? ばかなの?」 「それはおかーさんのしごとで…ゆ"ぅ"ぅ"ぅ"ぅ"ぅ"ぅ"!?」 巨大れいむは一匹の娘に噛みつくとおうちの外へと投げ飛ばした。 そして他の娘たちも次々と投げ飛ばす。 「なにするの! まりさのれいむにらんぼうしないでね"っ!?」 もちろんまりさも投げ飛ばした。 娘たちよりも気持強めに噛みついておいた。 「い"だい"ぃ"ぃ"!! まりざにもらんぼうじないでぇぇぇ!!」 「いたいのがいやならたべものさがしにいってね」 まりさも娘たちも震えて泣きながら頷いた。 痛みに慣れてないのは娘たちも同じで、体罰はよく効いたようだ。 「あかちゃんはれいむがせわみてあげるからほかのみんなはたべものさがしてきてね」 赤ちゃんはまだ外に出すつもりはない。 赤ちゃんの仕事はゆっくり育つことなのだから。 しかしこれで面白くないのは赤ちゃんではない子ゆっくりだ。 「なんでれいむもいかなきゃいけないの!」 「いもうとはなんでいかなくていいの!?」 「そうだよ! おばーちゃんずるい!!」 妹である赤ちゃん達はゆっくりしていいのに姉である自分がダメなのか分からないらしい。 いや、この環境下で育った子供達が分からないのも当然か。 しかしだからといってここで甘やかしたら自分の娘のように働かないゆっくりに育ってしまうかも知れない。 巨大れいむとしては自分の犯した過ちを繰り返したくなかった。 といっても小さい孫に娘と同じような体罰は出来ない。 自然と外に行きたくなるよう説得することにした。 「ゆっ! だいじょうぶだよ。 おかあさんについていくだけだからゆっくりできるよ。 ゆっくりぴくにっくしてきてね」 「ゆ? ゆっくりできるの?」 「おかあさんとぴくにっく? ゆっくりできそう!」 「ゆーん! おかーさんゆっくりいこうね!」 「ゆ、ゆん…ゆっくりいこうね」 実の娘が自分とのピクニックを楽しみにする姿を見た娘たちは諦めがついたようだ。 むしろ子供の様子を見て外に出かけるのもいいかもと思ったのかもしれない。 「ゅー? れいみゅたちはどうしゅればいいの?」 「ゆっきゅりまってればいいの?」 「まりしゃもおかーしゃんといっしょにいきたいよ!」 「おちびちゃんたちはおるすばんだよ。 おかーさんがたべものもってきてくれるからあんしんしてね」 「ゅゅー! おかーしゃんがもってきちぇくれるの!」 「ゆっきゅりたのしみ!」 「いっぱいもってきちぇね!!」 「ゆ! わかったよれいむのあかちゃん!」 「ゆっくりまっててね!!」 赤ちゃんの声援のおかげで娘達はやる気が湧いてきたようだった。 これは良い傾向だ。 どうなるかと思って不安だった巨大れいむも今は胸のつかえが取れたような清々しさを感じていた。 その後は赤ちゃんと共に娘たちとその子供、それとまりさを見送った。 「おひるにはかえってきてね!」 「おかーしゃんまっちぇるよ!!」 「ゆっくりいっぱいもってきちぇね!!」 「ゆっ! あかちゃんのためにがんばるよ!!」 「ゆっくりまっててね!」 娘達は赤ちゃんの応援を受けて嬉しそうに駆けていった。 食べ物のある場所はすでに教えてある。 そう遠くは無いし、あそこは外敵もいないから大丈夫だろう。 ただひとつ心配なのはまりさがずっと乗り気ではなさそうだったことぐらいか。 だが今までゆっくりし続けていた娘たちは巨大れいむが思っていたよりもゆっくりしすぎていた。 お昼過ぎになっても帰ってこなかったのだ。 そうなれば当然赤ちゃん達はお腹を空かせて喚きだす。 「おばーちゃんおなかへっちゃよ!」 「おかーしゃんがかえってこないよ? どうちたのー?」 「おなかがへってちからがでにゃいよ!!」 「ゆぅ…」 一体どうしたというのだろうか。 お昼に戻るように確かに伝えたはずだ。 それに娘達は赤ちゃんのためにやる気を出していた。 もしや外敵に襲われたのだろうか? それとも何か事故でもあったのだろうか? 巨大れいむは娘の身に何かあったのかと大きな不安に襲われた。 良かれと思って娘達を外の世界に行かせたことは間違いだったのか。 しかし悩んでいても赤ちゃん達のお腹は膨れない。 仕方ないので赤ちゃんを連れておうちの周りにある草木を食べさせた。 非常食であり隠れ蓑でもあるのでなるべく食べたくないが、赤ちゃんをこれ以上飢えさせる訳にもいかなかった。 そうして赤ちゃんのお腹が膨れたが、その後も娘たちは帰ってこない。 赤ちゃん達が不安がって泣き出したりもしたので巨大れいむはその対応に追われた。 だが夕方になると娘達は巨大れいむの心配をよそに満足そうな顔して帰ってきた。 娘もその子供達もみんな無事のようだ。 巨大れいむは安心したが一応どうしたのか聞くことにした。 「ゆ! どうしてひるにかえってこなかったの? あかちゃんがおなかすかせてたいへんだったんだよ」 「ゆ、ゅー…」 何ともばつの悪そうな反応をする娘たち。 そういえば夕食のための食べ物を持っていないようだった。 「それにたべものはどうしたの? これじゃあきょうもゆうしょくぬきになるよ?」 途中で誰かに取られたのだろうか? それとも迷った? 巨大れいむはいくつかの答えを予測していたが、娘達の答えはその中でも一番最悪のパターンだった。 「ゆっ、ゆっくりわすれてたよ!」 「でも、でもしょうがないよね!! こどもたちとあそんでたんだよ!!」 「みんなでかけっこしてあそんだんだよ!!」 「そうだよ! それにれいむたちはたべものちゃんとたべてこれたんだよ!!」 「れいむたちはよるごはんをたべてきたからだいじょうぶだよ!」 「あかちゃんはゆっくりがまんしてね!!」 「ゅー! おかーしゃんおなかしゅいたよー!」 「にゃんでたべものもってきちぇないのぉぉ!!」 「これじゃゆっきゅりできないぃ!!」 「うるさいよ! おうちでゆっくりしてたあかちゃんはゆっくりだまってね!」 「おなかすいたならじぶんでとってきてよね!!」 ああ、何という。 何というバカ娘なのだろう。 巨大れいむは嘆くほかなかった。 言い訳ばかりで一番守るべき赤ちゃんに八つ当たりまでするなんて。 巨大れいむは口で叱るよりも前に娘達とまりさに対して次々とその巨体をぶつけていた。 「ゆっくりはんせいしてね!!」 「ゆぎぃっ!!」 「ゆぎゃ!」 「なにずるの…ぁ"ぅ"っ」 「ま、まりさはわるくないよ! わるいのはれいむうぅ"ぅ"ぎい"ぃ"ぃ"ぃ"っ!!!」 「おまえたちはおやとしてさいていのことをしたんだよ!! じぶんがゆっくりできればあかちゃんがゆっくりできなくてもいいの!?」 おうちに響く巨大れいむの怒声。 続くのは怒られた娘たちの、そして怒声に怯えた孫達の泣き声だった。 しばらくして娘達は泣きながら謝罪を始めた。 「ゆっくりごめんなざい"ぃ"!」 「あかじゃんごめんね"ぇ"ぇ"ぇ"!!」 「れいむだちがぜんぶわるいのぉぉ!!」 わんわん泣きながら娘は赤ちゃん達に謝った。 赤ちゃんも泣きながらお母さんに擦り寄っていた。 仲直りしたのはいいことだが赤ちゃん達の夕食が無いことに代わりはない。 どうしようかと巨大れいむが思案していたその時だった。 「ゆっ! もうこんなゆっくりできないところにいられないよ!! ゆっくりできないれいむたちはみんなしんでね!!!」 「ゆっ? どういうことまりさ!!」 「おまえたちのせわなんてかんべんだよ! まりさがゆっくりできないならこんなところにいてもしょうがないよ!!!」 ただ一匹謝らずに不貞腐れていたまりさがそんな叫びと共におうちを飛び出した。 巨大れいむはまりさを追う。 ただの癇癪なのかもしれないが、このまりさは妻と子供を見捨てようとしているのだ。 逃がすわけにはいかない。 まりさは逃げながら考えていた。 こんなはずじゃなかった。 まりさがあのおうちに忍び込んでれいむ姉妹と出会った時に聞いたのだ。 あの親の巨大れいむが全部の世話をしてくれる。食べ物も全部運んでくれるからゆっくり出来ると。 だからこそあのれいむ姉妹と乱交した後に立ち去らず、そのまま居残ったのだ。 妻や赤ちゃん達に囲まれて王様気分だったのに突然巨大れいむが食べ物集めろなんて変なこと言いだした。 なんで他のゆっくりのために働かなきゃいけないのか分からない。 赤ちゃんがどうとかあの巨大れいむは怒っていたが、赤ちゃんなんてまた作ればいいだけ。 所詮他のゆっくりは自分がゆっくり出来るための道具なんだ。 ああ、でももういいや。 もうあんなゆっくり出来ないゆっくり達とは別れてもっとゆっくり出来るパートナーを探すとしよ―――― まりさがれいむ家族との決別を決めたその瞬間。 まりさの背後から圧倒的な質量が圧し掛かってきた。 そして次の瞬間にはまりさの体は宙を飛んでいた。 (おそらをとんでるみたい) 吹き飛ばされたまりさはそんな危機感のないことを思いながら真っ直ぐ飛んでいく。 直後木の幹にぶつかってまりさの意識は途絶えた。 巨大れいむは気絶したまりさを咥えるとおうちへと持ち帰ることにした。 まりさに追いつくのは簡単だった。 体長の違いもそうだが、毎日娘や孫のためにあちこちを駆けていた巨大れいむとほとんど運動していなかったまりさとでは運動能力に差がありすぎた。 怒りにまかせてその場で潰してしまうことも考えたが、そんなんじゃ巨大れいむの気は収まらなかった。 おうちへ戻った巨大れいむはまりさをおうちの中央に置いた。 痙攣して気を失っているまりさを憎しみの篭った瞳で睨みつける娘と孫たち。 共通の夫、共通の親であるまりさが自分たち放って逃げようとしたのだ。恨まれて当然である。 巨大れいむはまりさの処罰について考えていた。 まりさをもし許したとしてもまたすぐに脱走を企てるに違いない。 許さないのは決定でいいとしてどうしたものだろう。 と、そこへ一匹の赤ちゃんが言葉を漏らした。 「おかーしゃんおなかしゅいたよ」 自分の空腹を自分の母親に伝えただけなのだろうが、巨大れいむはその言葉を聞いていいことを思い付いた。 この憎たらしいまりさに相応しい最後。それでいて実益のある処刑を。 食べ物を取ってこなかった罪、裏切った罪はその身で払ってもらえばいいのだ。 巨大れいむはうっすらと笑みを浮かべながら赤ちゃん達に話しかける。 「ねぇ、あかちゃん。たべものなら、あるよ」 「ゅ? どきょ?」 「ゆっきゅりたべものちょーだい!!」 「おばーちゃんだいちゅきー!!」 「たべものはね。これだよ」 巨大れいむは舌でまりさを示す。 頭の上に"?"を浮かべた家族だったが、 巨大れいむの考えが徐々に理解できた家族の顔が青ざめていく。 そして震えた声を出す。 「ゅ…でも、これ、まりさだよ?」 「まだ…いきてるよ。いきてる、まりさだよ…?」 「まりしゃおかーしゃんはたべものじゃないよ!」 「おかーさん…? なに、かんがえてるの…」 「まりさはたべものとってこなかったよ。だからまりさはたべものになってもらうよ」 「で、でも…」 「まりさをたすけたいの? このまりさはみんなをうらぎったんだよ? そんなまりさはたべられてとうぜんだよね?」 巨大れいむの真っ黒な瞳が娘たちを映した。 まるで捕食者に睨まれているような気分だった。 この提案を断ったら自分も食べ物にされるんじゃないかという恐怖が娘達を襲う。 「あ、あかちゃん。まりさを、まりさをたべてね!」 「ゅ? でもまりしゃおかーしゃんは…「いいからゆっくりしないでたべてね!!」 「ゅゅーっ! た、たべりゅよ!!」 母への恐怖が娘を突き動かした。 娘たちは怯えた声で赤ちゃんに親食いを命じた。 数十匹の赤ちゃんは親に従ってまりさの体に被さった。 そして小さな口で啄むようにまりさを食べていく。 少しずつ少しずつ食べられていく痛みにまりさは不幸にも目を覚ました。 「ゆぎぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!? い"だい"ぃ"ぃ"ぃ"ぃ"!!!!!」 全身至る所を噛み千切られる痛みに悲痛な叫びをあげる。 体を転がして痛みの原因を取りはらおうとするが、赤ちゃんが数十匹纏わりついているのだ。 力が弱く根性も無いこのまりさは身動き取れずにいた。 「なんでぇぇぇ!! なんでまりざをだべるのぉぉぉぉお!!!?」 「まりさはいったよね。 しごとしないならゆっくりするけんりはないって」 「ゆぎっ、ゆぎゅぶぉおぉおぉぉごおぉ!!!」 口を開いた結果、上唇も下唇も別の赤ちゃんに噛みつかれたようだ。 話しかけた巨大れいむの方に視線を向けているので一応聞いているのだろう。 「まりさはまいにちゆっくりばかりでしごとしなかったよ。 あかちゃんがふえてもゆっくりあそぶだけ。 きょうもたべものわすれてゆっくりあそんだんだよね?」 「おごおぉぉぉ!! ぼぎょっ、ぼごっ……!!」 まりさは涙をボロボロ流して巨大れいむに助けてとアイコンタクトで訴えかける。 開いた口から数匹の赤ちゃんが入りこんで、口の中からまりさは食べられていた。 歯茎の辺りなど美味しいのか剥がすように食われていた。 さらにまりさの片目は赤ちゃんの小さな口でちまちまと齧られている。 もう片方の目もそろそろ噛みつかれるだろう。 「でもまりさはさいごにこうしてしごとができたよね」 「………」 「たべものはもってこなかったけど、たべものになってくれたね」 「………」 まりさはもう口内をことごとく食い荒らされて喋れない。 眼球は瞳から食い破られ、中身を吸われるように食されてもう何も見ることが出来ない。 音だってもう聞こえないのかもしれない。 娘たちやその子供はおうちの隅で泣いて震えながらその惨状を見ていた。 巨大れいむもまた、心がすっきりするのを感じながら黙って見ていた。 「むーちゃ、むーちゃ、ちあわせー!」 「まりしゃおかーしゃんおいちーね!!」 「ゅゅー、こっちもおいちーよ!!」 おうちの中には善悪の無い赤ちゃんによるまりさの味批評の声と咀嚼の音、あとは娘達のすすり泣く声だけが響いていた。 それから時間にして30分程度だろうか。 まりさは数十匹のプチトマトサイズの赤ちゃんに非常にゆっくりと食べられた。 ハーレムの王を気取っていたまりさは僅かな食べかすと帽子を遺してこの世からいなくなった。 赤ちゃん達は満腹になってスヤスヤとお休みモードだ。 罪悪感なんてないのだろう。とても満足そうな表情を浮かべている。 娘たちと子ゆっくり達はというとゆっくりの捕食シーンを目の当たりにして怯えていた。 何よりも巨大れいむに怯えていた。 確かにまりさが自分たちを見捨てようとしたのは許せない。 でもそれに対する罰は袋叩きにして追放する程度だと考えていた。 しかしお母さんである巨大れいむはどうだ。 お腹を空かせた赤ちゃんにまりさを食べさせたのだ。それも生きたままのまりさを。 そんなことをさせるお母さんが何よりも恐ろしく、身の危険すら感じていた。 対して巨大れいむはドス黒い快感にすっきりしていた。 あの憎いまりさが自分の赤ちゃんに食べられて体の崩れていく様はこの上なく興奮できた。 何だか物足りない気もしたが、これで赤ちゃんも満腹になれたし働かないまりさもいなくなった。 娘たちも反省しているようだし全てが上手くいったんだ。 巨大れいむはそれを確信し、幸せな気分のまま眠りについた。 翌朝、娘と子供達は昨日と同じように食糧調達に出かけた。 巨大れいむと赤ちゃん達は笑顔で見送ったが、娘達は二度と帰ってくることは無かった。 遊び呆けて赤ちゃんの世話を忘れた昨日とは違った。 恐ろしい母とはもう居られない。 生きていたまりさを食べ、同種の味を知った赤ちゃんも連れていきたくなかった。 それゆえに子を連れて旅立ったのだ。 こうして甘やかされた娘達は巨大れいむの意図しない形で独り立ちを果たした。 子と共に食糧調達に出かける楽しみを知った彼女たちはもう大丈夫だろう。 きっと野生に生きるゆっくりとして生き、野生に生きるゆっくりとして死ぬのだ。 一方おうちに残るのは巨大れいむ一匹になっていた。 辺りには孫の赤ちゃんの名残である飾りが散らばっている。 巨大れいむが食べ物を探しに出かけている間に赤ちゃんは共食いを始めた。 生きたまりさを食べさせたのが間違いだった。 同種の味を知っただけでなく、悪いことをしたゆっくりは食べ殺してもいいと勘違いしたのだ。 お腹の減った赤ちゃんは巨大れいむが出かけている間にちょっとしたことで姉妹を悪者に仕立て上げた。 それは「ぶつかってちょっといたかった」とか「じぶんのおもちゃ(小石)をとった」だとかほんの些細なことだ。 そしてお互いに悪いゆっくりを食べた。 そしておうちに戻った巨大れいむに最後に残った赤ちゃんが噛みついた。 巨大れいむはそれがまりさ種だと確認すると、自分の顎に食いつく赤ちゃんまりさをそのまま壁に押し付けて潰した。 巨大れいむは深い溜息をつく。 自分はどこで間違ったのだろうか。 甘やかした娘達を更生させようとした結果がこの孤独だ。 寄生虫のようなまりさは処刑してやった。 なのに娘達は食べ物を探しに行ったきり行方知れずになった。 そして孫達はどうしたことか共食いして全滅した。 ああ、なんということだろう。 結局自分は家族を崩壊させてしまっただけじゃないか。 取り返しのつかないことをしてしまったと巨大れいむは嘆いた。 だが巨大れいむは気付いていなかった。 娘達は形だけではなく本当の親としての第一歩をしっかりと踏み出せていた。 その点で言えば巨大れいむは間違ってなかったのかも知れない。 しかし巨大れいむがそのことに気づくことは永遠にない。 結局巨大れいむは死ぬ間際までどこで何を間違えたのかと後悔し続けた。 終 by ゆっくりしたい人 巨大れいむに運命の分岐点があるとすれば逃げたまりさに追いついた時。 このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/2099.html
* 前作 SSの元ネタ絵:銀バッチ(笑)まりさのイラスト 不感症なまりさ 水の上で飼ってみた まりさが何かにレイプされた話 この家族は、冬越しの為に人里へ降りてた すでに12月間近のこの時期、普通ならバカなレイパーでもすっきりを自制する季節 しかし、この夫まりさと妻れいむは、寝相でついすっきりした結果、子供ができたせいた 冬が近いため間引いたが、子供でゆっくりしたいため、それでも自分に似た1匹づつ残してしまった しかし、生まれてすぐ食べ盛りに入る赤ゆっくりの分の貯蔵は寒さ的に不可能だ まりさは、どうするか迷っていた、子供を間引くかれいむを・・・ だがその考えは実行されなかった れいむは提案した 人間の家にいけばゆっくりできると 「ゆ~ん、この家を、まりさ達のゆっくりプレイスにするよ!」 「わかっちゃよ、おとうしゃん!」 まりさは人里についてすぐに、ゆっくりプレイスにする家を決めた 地面であるコンクリートは、森とは比べ物にならないぐらい冷たい 生まれたばかりの赤ん坊を、帽子に乗せて移動するのも疲れ果てたからだ 「さっそく中に入ろうね」 「ゆっくりわかっちゃよ!」 親の言葉に1回1回、大声で反応する 少しでも自分を見てもらうため、ゆっくりさせてもらうための本能だ 自分を頼ってくれる元気な子供 2人は1回1回、涙がでそうなほど感動してしまう しかし人里は寒い、感動の余韻もそこそこに親子は入り口を探した 「どぼじで入り口ざんないのおお!!」 「ゆぁ~ん、しゃみゅいよ~」 「ゆっきゅしちゃいぃ!」 1時間近くかけて家を1週したが、入れそうな入り口は見つからなかった 鍵が開いてたとしても、ゆっくりに開けるのは無理に近い ガラスを割る芸当なんて、ドスか角があり力持ちな鬼種ゆっくりぐらいだろう 一家は途方にくれた 「ゆぐ・・・ごめんね、れいむにちびちゃん達・・・」 「仕方が無いよ、まりさ、きっとこの家の人間が入り口を隠す名人だったんだよ」 「おにゃきゃすいたよぉおお!!」 「しゃみゅいいいい」 「とりあえず、あの草むらで今日はゆっくりしようね」 しょげこんだまりさを慰めるれいむ 空気の読めないちび達 まりさは、軽くスルーして、草むらをれみりゃ達から身を隠す場所にして、明日になったらまた入れる家を探すことに決めた しかし、これが功をせいしたのか、まりさ達はゆっくりプレイスを見つけることができた 「・・・ゆ? ゆゆ! まりさが入り口さん見つけたよ!」 「ゆ!? ほんちょ!?」 「おちょーしゃんしゅごいよ! れいみゅが一番にはいりゅよ!」 草むらの後ろにあった穴に、家族は我先にと飛び込む と、言っても、ちび達は帽子の上でキャッキャ言ってるだけなのだが 「ゆぅ~ん?」 穴の中に入ったまりさが周りを見渡す 広い 今までのお家のどころか、皆と一緒にゆっくりした野原ぐらい広い 「しゅごいよ、とってもゆっきゅりひりょいよ!」 「あしょこは、れいみゅのへやにしゅりゅよ!」 「じゅりゅいよ、まりしゃの部屋にしゅりゅよ!」 部屋といっても仕切りも何も無い、そこはちょっとした凹みだった それでも、新しい家に自分の部屋がほしい子供達は、その凹みを取り合った 両親はそれを[ゆっくりしてるね]とニコニコして見守る 暫くして、れいむが子供達を止め、まりさの帽子に入れてもってきたご飯を食べてて、その日はゆっくり寝ることにした これが、最後のまともな食事になるとは知らずに 2日目 目を覚ましたまりさは家族を起こした 「ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしていってね!」 家族全員での挨拶 一日の始まりの、最高にゆっくりできる瞬間だった 「それじゃあ、おとーさんは狩りに行って来るね」 「いっちぇらっしゃい、おとーしゃん!」 朝ごはんを食べて、昨日、入ってきた穴から出ようとする * o + が、まりさはでれないでいた 「ゆ? どうしたの?」 「な・・・」 「ゆぅ?」 「なんででれないのおおおお!!!」 穴には柵ができており、まりさは外にでれないでいた 「お、落ち着いてね、まりさ!」 れいむが諭すと、落ち着きを取り戻したまりさは柵に体当たりを始めた 「邪魔な壁はゆっくり壊れてね! ゆぎゃっ」 しかしびくともしない 逆にまりさがダメージを受けるほどだった 「ゆぎぎぎぎ、ゆっくり壊れろぉ!!」 「まりさ、落ち着いてね、ケガしちゃうよ!」 「おとーしゃんがんばれー」 「ばきゃな壁なんきゃ、ぶっこわしぇー!」 最初の体当たりを傍観していたれいむは気づいた これは、まりさでも壊せるものじゃない 最初の体当たりを傍観していた子供は空気をよまない まりさをはやし立てた 数分後 そこには、体当たりのしすぎで顔を擦り傷だらけにした、まりさが倒れていた 「まりさ大丈夫? ぺ~ろぺ~ろ」 「おとーしゃんにゃんで、まけりぇるのぉ!」 「このばきゃぁ!」 れいむは、まりさの気遣った 子供は、まりさを罵倒した 「ゆぐぐ・・・ごべんで・・・まりさがもっと・・・」 「いいんだよ、まりさ、今日は調子が悪かっただけだよ」 まりさは、この日ケガをしたので狩りに行けなかった れいむは、キズ口を舐めてまりさを少しでも早く回復させてあげることに努めた 子供達は、お腹がすいたと愚痴りまりさを無能と罵った まりさと、れいむは、慣れているかの様にスルーした 3日目 朝起きて挨拶をした 「ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしていってね! おにゃきゃすいたぁ! ゆぁ~!!」 「しょうだよ! おにゃきゃすいて、もう、うごきぇないよ!」 挨拶もそうそうに、子供がお腹がすいたと言うので、家の中に生えていた草を集めて朝ごはんにした 家の中という事もあり、子供達も狩りに一緒に連れて行ってあげたら大喜びして走り回っていた 「それじゃあ、れいむ、狩りに行って来るね」 「まりさ、ゆっくり行ってらっしゃい」 お出かけの挨拶を交わす二人 子供達は、まりさへ挨拶もせず広い家を走り回っていた 「今日はいっぱい取ってくるからね・・・・・・・ゆっ!?」 「どうしたの、まりさ?」 れいむは、デジャブを感じた そういえば昨日は、硬い壁に邪魔されてでれなかった またあの壁が居るんじゃ・・・ しかし、れいむの予想は外れた 正確には、柵はあるがそれ以上の問題が発生したのだ 「雨さんが降ってるよ」 「ゆゆ!? ほんとうだね、ゆっくり降ってるよ!」 外を見れば、大雨がザーザーと言う音と、共に降っていた まりさ達からは見えないが、雷の音も遠くに聞こえる 「これじゃあ狩りに行けないよ・・・」 「ゆぅ・・・それなら家族でゆっくりすればいいよ!」 雨なら狩りに行けない なら、その分みんなでゆっくりできるではないか れいむの脳内餡子でゆっくり計算が行われた 「なんじぇ、きゃりに、いきゃないの!」 「おにゃか、いっぱいに、ゆっきゅりしちゃいよ!」 やはり子供達は空気を読まない 子供故に自分がゆっくりしないと気がすまない しかし、れいむとまりさも慣れたもの 華麗にスルーをして、ゆっくりさせた ゆっくりした子供達は、お腹がすいてることを忘れた 夜暗くなるまで家族は、ゆっくりした時を過ごした 「おきゃーしゃんのほっぺ、あっちゃきゃいよ・・・」 「おとーしゃんのほっぺ、かっきょいいね・・・」 就寝の時間 一家は纏まって床についた どこのゆっくりの家庭でも見れる光景だ これが、家族ですごす最後の夜だった 4日目 外は大雨 今日も、まりさが一番に起きてみんなを起こす 体が少し重く感じたまりさは、起きた体勢のまま、ゆっくり挨拶をした 「ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしていってね!」 愛する家族とのゆっくりした挨拶 その余韻に浸る両親に、異変を訴えた もっとゆっくりしようね、そう言い聞かせていたまりさとれいむも異変に気づいた 家族全員がくっ付いて離れれないことに 「ゆあああああ!? なんでくっついてるのぉ!?」 「ゆぎぎ、まりさにまかせてね! すぐにゆっくりさせてあげるよ!」 「いじゃいいいいいいいいいい!!!!!」 状況判断をしようとした、れいむ 剥がそうと身をくねらせた、まりさ 頬がひっぱられて痛みを訴える、子れいむ ちなみに引っ付いている順番は 親まりさの左後頭部に、親れいむの右後頭部 親れいむの右頬に、子まりさの左後頭部 子まりさの右頬に、子れいむの左頬 子れいむの右後頭部に、親まりさの左頬 親まりさ→親れいむ→子まりさ→子れいむ→親まりさ...... このような順番で数珠繋ぎになっていた 「ゆっきゅりできにゃいいいい!!」 「いやじゃぁ!! おぶぢがえるー!」 子供達が、ゆっくりできないと泣き叫ぶ 両親は、どうにかしようと相談するが一考に良い案が浮かばない 離れようとしたら、皮が薄い子供達が激痛を訴えた ぺろぺろして剥がそうとしたが、それも効果がなかった 泣き叫ぶ子供、おろおろと困り不安な顔をする愛する妻 まりさは、1つの決断をした 「・・・・皆、ゆっくり聞いてね」 「ゆきゅりできりゅかぁ!」 「ゆっきゅりしゃせろぉ!」 「まりさ・・・」 子供達は、相変わらずゆっくりさせろとうるさく吼える こんな状況じゃしょうがない そう自分に言い聞かせて、まりさは続けた 「今までずっとゆっくりありがとうね。まりさは愛しい家族と、とてもゆっくりできていたよ」 「どうしたの? なんで・・・そんな・・・」 「ゆっきゅりできてるわきぇないでしょ! ゆっきゅりしちゃいよおおお!!」 「初めてれいむと会って、一緒にお家を掘って、夫婦になって、子供ができて・・・いままでとてもゆっくりできたよ」 「・・・・・・」 れいむはじっとまりさの言葉を聞いていた まりさの目を見たら、何を決意したかわかってしまったからだ 「だから・・・まりさの分もゆっくりしてね!」 「まりさぁぁぁあああああ!!!」 「うるしゃいよ、ばばぁ!」 「ゆああぁぁぁぁぁあああ!?!?!? いじゃいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!」 まりさは、家族への別れの言葉のあと体を思いっきり捻った 自分が犠牲になり、自分の皮だけ破れば家族を助けれる だが、まりさは誤算していた たしかに、まりさの皮は剥がれた くっきりと左後頭部に餡子が見える しかし、穴は1つ 思いっきり体を捻った結果、皮が薄い子れいむの皮も引きちぎってしまった 「いじゃいいいよお"お"お"お"お"!!!」 「ゆ"!? なんべ、でいぶぼ、やぶででるどぉ!?」 まりさの計算では自分が犠牲になるだけだった しかし、死ぬまでの数瞬、子れいむの様子が見えてしまった 親まりさと、子れいむは、わけもわからずそのまま息を引き取った 「ゆああああああ!! ぎょわいよおおおお!!! ぎぼいいいい!!! いじゃいいいいい!!!」 「ち、ちびちゃんゆっくり落ち着いてね!」 「ゆあああああ、いじゃいいいいいい、ぎぼいいいいい、いじゃあああああいいいいい!」 死体になった子れいむを、振りほどこうと、まりさは体を振った しかし、体を動かせば先ほどの、まりさと子れいむと同じ 未だ引っ付いてる親れいむに、皮を残し剥がれようとする 痛みが引くように親れいむに近づけば、死体が近づく 母に近づく、死体が近づく、振りほどく、痛みが走る、母に近づく・・・ 何度繰り返しただろうか その動きがようやく止まることになった 「ぐるばぁぁあああ!!」 「ゆっくり落ち着いてね!」 「 いじゃいいいいい!?!?」 子まりさが動きを止めた 母れいむの、おさげによる一撃で気がそれたためだ 「なにずるの! いじゃいで・・・」 「落ち着いてって言ってるんだよ! 死にたいの?! おとーさんとちびちゃんみたいになりたいの!!」 「ゆ・・・ぐ・・・いじゃいよぉ・・・・・」 殴られたことに反論しようとしたが、母れいむから生まれた初めて受けた体罰と罵倒にすっかり萎縮してしまった 「怒ってごめんね・・・でも、おかーさんは、ちびちゃんにゆっくりしてほしいからしたんだよ。ゆっくり理解してね」 「ゆっきゅり理解しちゃよ・・・」 不満が残るが、ここで食って掛かったらまたおさげで・・・ そう思うと黙るしかなかった (このままだと全滅だよ・・・でも、どうすればいいの・・・) 「おにゃきゃ、すいちゃよぉ・・・・」 (ゆゆ! そうだよ、れいむ閃いたよ!) れいむは圧倒的に閃いた 「ちびちゃん、コレがおかーさんの最後の言葉になるから、ゆっくり聞いてね」 「ゆぅ・・・わかっちゃよ・・・」 子まりさは、母の言葉なぞどうでもよかった まさか一生ゆっくりさせないようにするんじゃないか怖かった だが、れいむはそんな思いは欠片もなかった せめて、ちびちゃんだけでもゆっくりしてほしい そう願っていた 「おとーさんも、れいむに似たちびちゃんも死んじゃって、れいむとちびちゃんもこの通りゆっくりできない状態だよ」 「わかっちぇるよそんなこちょ・・・」 「だから、れいむも覚悟したよ」 「おにゃきゃすいちゃよ・・・」 「ちびちゃんは、れいむを食べて生き残ってね」 「ゆっきゅりしちゃいよ・・・ゆ? ご飯たべれりゅの!?」 「そうだよ、だから少しゆっくりお話聞いてね」 「ゆっくりわかっちゃよ!」 ご飯が食べれる 子まりさは黙った 「れいむは、これからちびちゃんのご飯になるよ」 (ゆゆ~ん、あまあまだよ!) 「でも、冬を越すには、れいむの体だけじゃ足りないから、れいむを食べたらおとーさんを食べてね」 (あまあまが、ふたーちゅ!) 「それでも足りなかったら・・・その時は妹のれいむを食べてね」 (でじゃーと、げっちょだじぇ!) 「できれば・・・できれば、妹は食べないで春さんが来たらお墓を作ってあげてね」 (なにゆっちぇるの? あまあまはまりしゃのなんだよ? ばかなの? さっさとしんじぇね!) 「以上だよ・・・じゃあね、ちびちゃん、ゆっくり生き延びてね」 (はやきゅ、あまあま、たべちゃいよ!) 「・・・・さぁ、お食べ!」 パカッ (あまあまげ~~~~っちょ!) れいむは真っ二つになった れいむの作戦、それはまりさと違い[お食べ宣言]をすることだ これなら自分が二つに割れて、ちびちゃんの皮は無事 れいむは、子のお腹がすいたと言う言葉をヒントに考え付いた作戦だった 1つの誤算を除いては・・・ 「ゆ~ん、うるしゃい、ばばあは、しんじゃね。すーぱーあまあまたいみゅだよ!」 親の死より、空腹優先 子まりさは、真っ二つになったれいむに飛びついこうとした 「ゆぅ~ん、あみゃあみゃ・・・ゆ? なんじぇ、あんよさん、うごきゃないのおおおお!?」 体を動かせど、体は微動だにしない それどころか、また先ほどの皮が千切れる痛みが襲う 「ゆぁー!? いじゃい! いじゃいよおお! あまあまたいみゅなのに、にゃんでぇ!?」 子供であるまりさが、どんなにがんばろうと動けるはずが無かった 真っ二つになったとはいえ、母の体積は自分の10倍近い 加えて、右頬には死んだれいむの体も引っ付いている 簡単なれいむの誤算だった 「ゆっきゅりしゃしぇてええええええ!!!!」 身動きが取れず、叫び続けるまりさの声は誰にも届かなかった 外は大雨、まりさの叫びをすべて打ち消すには十分だった それから1週間後 人間の家の床下には何も残ってなかった イラスト数点、SS数点を呼んでて複合合体 久々に書いたらこの結果だよ!
https://w.atwiki.jp/terachaosrowa/pages/220.html
【第三回放送後~第四回放送までの死亡者】 死亡者 殺害者、凶器、死因など 羽柴秀吉 禁止エリアに侵入し、首輪が爆発する。 徳川家康 禁止エリアに侵入し、首輪が爆発する。 芦川美鶴 ドロッチェにヒノカグツチで灰にされ、焼死する。 コレット·ブルーネル 秋葉原ビルの倒壊に巻き込まれ、圧死する。 野比玉子(29回目) 野比セワシに、天叢雲剣で首を刎ねられる。 野比セワシ 野比玉子に殺される。 野比玉子(30回目) 野比セワシに殺される。 野比セワシ(2回目) 野比玉子に殺される。 野比玉子(31回目) 野比セワシに殺される。 野比セワシ(3回目) 野比玉子に殺される。 野比玉子(32回目) 野比セワシに殺される。 野比セワシ(4回目) 野比玉子に殺される。 野比玉子(33回目) 野比セワシに殺される。 野比セワシ(5回目) 野比玉子に殺される。 野比玉子(34回目) 野比セワシに(ry アリーナ2 スピンに銃で射殺される。 アリーナ249 スピンに銃で射殺される。 アリーナ254 スピンに銃で射殺される。 ナツメ 分裂したアリーナに殺される。 リノア·ハーティリー 分裂したアリーナに殺される。 ユフィ·キサラギ 分裂したアリーナに殺される。 野比玉子(35回目) 分裂したアリーナに殺される。 名無し少年A 分裂したアリーナに殺される。 ヒデト 分裂したアリーナに殺される。 レネ 分裂したアリーナに殺される。 橘薫 レネに間違って転送され、禁止エリアに侵入し死亡。 ストロン レネに間違って転送され、禁止エリアに侵入し死亡。 服部半蔵 ノロウィルスに感染し、便器の上で苦悶の末に死ぬ。 ノロウイルス モヒカン頭に消毒される。 モヒカン頭 自分の放った炎により焼死。 三木鼠 急性アルコール中毒により死亡? アミバ Gウィルスにより変化した中島の手に掛かり死亡。 朝倉音夢 ジョーンズに日本刀で斬り殺される。 野比玉子(36回目) 禁止エリアに侵入し死亡。 野比セワシ(6回目) アシュリーのドラグーンに踏み潰されて死亡。 フグ田マスオ 先生@ドラえもんに金属バットで撲殺される。 ビアンカ@どうぶつの森 あいに☆ドルハーケンで叩き斬られて死亡。 野比玉子(37回目) キングギドラに踏み潰される。 富竹ジロウ ジャイアンの母に喉を食い破られて死亡。 ロイド ドネッド·ラディウユに竜槍スマウグで殺される。 ガラハド 伊織順平のペルソナ『トリスメギストス』に焼かれ焼死。 鶴屋さん 何者かに背後から切り殺される。 オーバ キョン4の風の聖剣エクスカリバーの風の刃により即死。 野比玉子(38回目) キョン4の風の聖剣エクスカリバーの風の刃により即死。 間宮リナ キョン4の風の聖剣エクスカリバーの風の刃により即死。 草薙素子 キョン4の風の聖剣エクスカリバーの風の刃により即死。 シーナ キョン4の風の聖剣エクスカリバーの風の刃により即死。 アッシュ キョン4の風の聖剣エクスカリバーの風の刃により即死。 カトリ·ウコンネミ キョン4の風の聖剣エクスカリバーの風の刃により即死。 003 キョン4の風の聖剣エクスカリバーの風の刃により即死。 百合川サキ キョン4の風の聖剣エクスカリバーの風の刃により即死。 女ゾンビ キョン4の風の聖剣エクスカリバーの風の刃により即死。 光速の異名を持ち重力を操る高貴なる女騎士 キョン4の風の聖剣エクスカリバーの風の刃により即死。 ツンデレ キョン4の風の聖剣エクスカリバーの風の刃により即死。 野比玉子(39回目) キョン4の風の聖剣エクスカリバーの風の刃により即死。 タブリス キョン4の風の聖剣エクスカリバーの風の刃により即死。 野比玉子(40回目) キョン4の風の聖剣エクスカリバーの風の刃により即死。 アルラ·ウネ キョン4の風の聖剣エクスカリバーの風の刃により即死。 野比玉子(41回目) キョン4の風の聖剣エクスカリバーの風の刃により即死。 エミー キョン4の風の聖剣エクスカリバーの風の刃により即死。 野比玉子(42回目) キョン4の風の聖剣エクスカリバーの風の刃により即死。 つー キョン4の風の聖剣エクスカリバーの風の刃により即死。 シブタクにからかわれていた女の人 キョン4の風の聖剣エクスカリバーの風の刃により即死。 野比玉子(43回目) キョン4の風の聖剣エクスカリバーの風の刃により即死。 ルセア キョン4の風の聖剣エクスカリバーの風の刃により即死。 川田咲子 キョン4の風の聖剣エクスカリバーの風の刃により即死。 エートロ キョン4の風の聖剣エクスカリバーの風の刃により即死。 野比玉子(44回目) キョン4の風の聖剣エクスカリバーの風の刃により即死。 メロンパンナ キョン4の風の聖剣エクスカリバーの風の刃により即死。 赤ピクミン キョン4の風の聖剣エクスカリバーの風の刃により即死。 八並康 キョン4の風の聖剣エクスカリバーの風の刃により即死。 野比玉子(45回目) キョン4の風の聖剣エクスカリバーの風の刃により即死。 しょうたいふめい キョン4の風の聖剣エクスカリバーの風の刃により即死。 野比玉子(46回目) キョン4の風の聖剣エクスカリバーの風の刃により即死。 納豆 キョン4の風の聖剣エクスカリバーの風の刃により即死。 野比玉子(47回目) キョン4の風の聖剣エクスカリバーの風の刃により即死。 エイリアン キョン4の風の聖剣エクスカリバーの風の刃により即死。 野比玉子(48回目) キョン4の風の聖剣エクスカリバーの風の刃により即死。 サチ キョン4の風の聖剣エクスカリバーの風の刃により即死。 野比玉子(49回目) キョン4の風の聖剣エクスカリバーの風の刃により即死。 野比玉子(50回目) キョン4の風の聖剣エクスカリバーの風の刃により即死。 野比玉子(51回目) キョン4の風の聖剣エクスカリバーの風の刃により即死。 野比玉子(52回目) ルルーシュのギアスに洗脳され自ら命を絶つ。 皇帝 ルルーシュのギアスに洗脳され自ら命を絶つ。 アナ ルルーシュのギアスに洗脳され自ら命を絶つ。 野比玉子(53回目) ルルーシュのギアスに洗脳され自ら命を絶つ。 トーマ ルルーシュのギアスに洗脳され自ら命を絶つ。 ビラク ルルーシュのギアスに洗脳され自ら命を絶つ。 ドラミ ルルーシュのギアスに洗脳され自ら命を絶つ。 野比セワシ(7回目) ルルーシュのギアスに洗脳され自ら命を絶つ。 シャーリー ルルーシュのギアスに洗脳され自ら命を絶つ。 レン村長 ルルーシュのギアスに洗脳され自ら命を絶つ。 野比玉子(54回目) ルルーシュのギアスに洗脳され自ら命を絶つ。 ロムスカ·パロ·ウル·ラピュタ ロッキー、ドッカン、よんいち、がんすけのメガンテにより爆死。 野比玉子(55回目) ムスカのザンダクロスに殺される。 かすかべ書店店長 ムスカのザンダクロスに殺される。 妃英理 ムスカのザンダクロスに殺される。 ミス·メリークリスマス ムスカのザンダクロスに殺される。 ミネルバ·マクゴナガル ムスカのザンダクロスに殺される。 野村 沙知代 ムスカのザンダクロスに殺される。 八郎の母親 ムスカのザンダクロスに殺される。 タダシの母親 ムスカのザンダクロスに殺される。 アップル ムスカのザンダクロスに殺される。 ミセスようがん ムスカのザンダクロスに殺される。 ロッキー メガンテで自爆する。 ドッカン メガンテで自爆する。 よんいち メガンテで自爆する。 がんすけ メガンテで自爆する。 ドナルド·ダック ロッキー、ドッカン、よんいち、がんすけのメガンテにより爆死。 野比玉子(56回目) ロッキー、ドッカン、よんいち、がんすけのメガンテにより爆死。 黒の結晶 ロッキー、ドッカン、よんいち、がんすけのメガンテにより誘爆する。 ジャスタウェイ ロッキー、ドッカン、よんいち、がんすけのメガンテにより誘爆する。 大爆弾 ロッキー、ドッカン、よんいち、がんすけのメガンテにより誘爆する。 地球破壊爆弾 ロッキー、ドッカン、よんいち、がんすけのメガンテにより誘爆する。 カイザーギドラ モロボシ·ダンのワイドショットで爆散する。 キングギドラ 北斗星司のメタリウム光線を浴びて、力尽きる。 須田恭也 中島に爪で両断され死亡。 雛咲深紅 中島に爪で体を抉られ死亡。 野比玉子(57回目) 中島に殺される。 トルネコ 時空の狭間に迷い込み、再スタート不能になる。 パパス ピカチュウに殺される。 やる実 ホリエモンに射殺される。 ドイツ人少年 ホリエモンに射殺される。 バラン ホリエモンに射殺される。 来栖川姫子 ホリエモンに射殺される。 カズマ ホリエモンに射殺される。 ドモン ホリエモンに射殺される。 霧島翔 ホリエモンに射殺される。 フルート ホリエモンに射殺される。 ムラカミ ホリエモンに射殺される。 伊頭臭作 ホリエモンに轢殺される。 八百長でやる夫 ホリエモンに轢殺される。 ヴァン·フソダエダ ホリエモンに轢殺される。 エース ホリエモンに轢殺される。 ポートガス·D·エース ホリエモンに轢殺される。 宍戸錠 ホリエモンに轢殺される。 岡ひろみ ホリエモンに轢殺される。 堀池巧 ホリエモンに轢殺される。 野比玉子(58回目) ホリエモンに轢殺される。 ティナ·ブランフォード レナのマシーナリーが失敗、首輪が爆発。 グラップラーA ロベルタに射殺される。 グラップルタンク ロベルタにロケットで爆殺される。 テッドブロイラー ロベルタにボンベを銃撃され、爆散。 野比玉子(59回目) ロベルタにロケットで爆殺される。 おならぷーすけ リリーナにフォルブレイズで焼殺される。 プー助 リリーナにフォルブレイズで焼殺される。 堀町タカシ リリーナにフォルブレイズで焼殺される。 ぬるぽ ガッにハンマーでガッされる。 ルルーシュ·ランペルージ スミスにギアスを反射され、ピザハッ○のピザで自害。 野比玉子(60回目) ホーク(アレフ)にスパイクロッドで撲殺される。 野比玉子(61回目) ホーク(アレフ)にスパイクロッドで撲殺される。 野比セワシ(8回目) ホーク(アレフ)にスパイクロッドで撲殺される。 野比玉子(62回目) ホーク(アレフ)にスパイクロッドで撲殺される。 野比玉子(63回目) ヘンリー・タウンゼントにつるはしで頭部を攻撃され失血死。 ヘンリー・タウンゼント ソーヤにチェーンソーでばらばらにされる。 マイク・ドーソン タイムリミットの三日が経過してしまい、エイリアンを口から吐き死亡。 男 詳細不明(拳銃自殺?) トマーシュ・マサリク マダラに爪で引き裂かれ、殺される。 野比玉子(64回目) マダラに爪で引き裂かれ、殺される。 沢村竜平 そのまんま東のごうけんに殴り殺される。 野比玉子(65回目) ナナリーに頭部を打ち抜かれ、射殺される。 ランス ユダヤに胸を突かれ、刺殺される。 ピスケスのアフロディーテ 女だと思ったら男だったので、ランスに殺される。 骨川スネ夫(2回目) ツッパリ先生に体罰としてズガンされる。 石田三成 黒田官兵衛のルールブレイカーに消滅させられる。 源義経 黒田官兵衛のルールブレイカーに消滅させられる。 北条時宗 黒田官兵衛のルールブレイカーに消滅させられる。 平将門 黒田官兵衛のルールブレイカーに消滅させられる。 紫式部 黒田官兵衛のルールブレイカーに消滅させられる。 卑弥呼 黒田官兵衛のルールブレイカーに消滅させられる。 エドワード懺悔王 黒田官兵衛のルールブレイカーに消滅させられる。 シャルル無能王 黒田官兵衛のルールブレイカーに消滅させられる。 ピタゴラス 黒田官兵衛のルールブレイカーに消滅させられる。 グラックス兄弟 黒田官兵衛のルールブレイカーに消滅させられる。 項羽 黒田官兵衛のルールブレイカーに消滅させられる。 孫策 黒田官兵衛のルールブレイカーに消滅させられる。 張角 黒田官兵衛のルールブレイカーに消滅させられる。 ドードー 黒田官兵衛のルールブレイカーに消滅させられる。 ニホンオオカミ 黒田官兵衛のルールブレイカーに消滅させられる。 ケナガマンモス 黒田官兵衛のルールブレイカーに消滅させられる。 ティラノサウルス 黒田官兵衛のルールブレイカーに消滅させられる。 プテラノドン 黒田官兵衛のルールブレイカーに消滅させられる。 ステゴサウルス 黒田官兵衛のルールブレイカーに消滅させられる。 ディメトロドン 黒田官兵衛のルールブレイカーに消滅させられる。 アノマロカリス 黒田官兵衛のルールブレイカーに消滅させられる。 オパビン 黒田官兵衛のルールブレイカーに消滅させられる。 シーラカンス 黒田官兵衛のルールブレイカーに消滅させられる。 サン・ジェルマン伯爵 黒田官兵衛のルールブレイカーに消滅させられる。 野比玉子(66回目) 真島ヒロのギガントピストルで殺される。 市長 ライトに免職を宣告され、あまりのショックで心臓発作を起こし、死亡。 福沢祐巳 ちせの発射した無数のミサイルで爆死する。 七瀬彰 ちせの発射した無数のミサイルで爆死する。 オルランドゥ ちせの発射した無数のミサイルで爆死する。 オルテガ ちせの発射した無数のミサイルで爆死する。 クリフト ちせの発射した無数のミサイルで爆死する。 アリーナ2 ちせの発射した無数のミサイルで爆死する。 カモミール・芹沢 ちせの発射した無数のミサイルで爆死する。 スカーレット ちせの発射した無数のミサイルで爆死する。 シャーリィ・フェンネス ちせの発射した無数のミサイルで爆死する。 セリオ ちせの発射した無数のミサイルで爆死する。 アルル・ナジャ ちせの発射した無数のミサイルで爆死する。 八神庵 ちせの発射した無数のミサイルで爆死する。 野比玉子(67回目) 早川のスターライト・エクスプロージョンでズガンされる。 西原 早川のスターライト・エクスプロージョンでズガンされる。 おカル 早川のスターライト・エクスプロージョンでズガンされる。 野比玉子(68回目) 早川のスターライト・エクスプロージョンでズガンされる。 イズルート・ティンジェル 早川のスターライト・エクスプロージョンでズガンされる。 西原 早川のスターライト・エクスプロージョンでズガンされる。 アネ゛デパミ゛ 早川のスターライト・エクスプロージョンでズガンされる。 今井メロ トリック中に着地失敗し、死亡する。 エリート兵 ベアを庇い、ちせの発射したミサイルを受け、死亡する。 野比玉子(69回目) ちせの発射したミサイルが直撃し、死亡。 野比玉子(70回目) リサ・グリーンのベゾで消滅する。 野比玉子(71回目) リサ・グリーンのベゾで消滅する。 牙族の長 リサ・グリーンのベゾで消滅する。 計215名/総合計589名 【殺害数ランキング】 順位 該当者 殺害数 1位 キョン4 39人 2位 上条当麻 32人 3位 ジャイアン、カービィ 25人 5位 黒田官兵衛 24人 6位 高嶺響、フグ田サザエ 20人 8位 ホリエモン 18人 9位 クリリン 16人 10位 安部晋三 15人 11位 水乃小路飛鳥、星野奈留、ジャンヌ、美輪昭宏、南都夜々、南光太郎、ちせ 14人 18位 ルルーシュ·ランペルージ 11人 19位 ロムスカ·パロ·ウル·ラピュタ 10人 20位 範馬勇次郎、ゴジラ、ドロッチェ 9人 23位 アンパンマン、ヒアデス 8人 25位 諏訪ミツ夫、ロッキー、ドッカン、よんいち、がんすけ、早川 7人 31位 シマリス、アイシア、野比セワシ、野比玉子 6人 35位 中島 5人 36位 ノストラダムス、へクター·ドイル、紺野あさ美、岡崎直幸、阿久津真矢、 ロベルタ、ホーク(アレフ) 4人 43位 ドラえもん、ミザリィ、石原真○子、相馬光子、ナッパ、先生、 リリーナ、リサ・グリーン 3人 51位 ルーファウス、ジョージ·ブッシュ、バット、葉佩九龍、ガチャピン、ワラキアの夜 ソリッドスネーク、名無しさん、フルート、くらやみ団員、道明寺司、 タバサ、セージ、ビアンカ、ギルダー、トルネコ、岸田洋一、ルカ・ブライト 中島朱実、アデラ、獅子王凱、ミュート、マダラ 2人 74位 魔人ブウ、テリー·ボガード、ドイツ人少年、清川望、マリオ、エリート兵、 土井たか子、セリオ、野原ひろし、桃白白、朝倉涼子、芳野祐介、リューク、 吉良吉影、ディルレヴァンガー、我輩、天津飯、ナルト、 生真面目小隊長◆UcMW2ED.5Q、竜崎一矢、高町恭也、サラマンダー、 源静香、カズマ、ドモン、霧島翔、デラックスファイター、岩本虎眼、 ジャック·バウアー、ヤムチャ、小鳥、渋井丸拓男、阿部高和、サイバイマン、 塚本天満、オーヴァン、フレイムタイランド、かみなりさん、 ガウ、亞里亞、北島進之助、ハトのヨメ、不屈闘志、ダンテ、 羽柴秀吉、ローラ、アモス、朝倉音夢、除夜の鐘、アイアントド、シレン、 マリオ·マリオ、バブズ、青葉梢、桂言葉、赤坂美月、スレン王、 ジェフリー、白鷺弓子、スピン、ノロウィルス、モヒカン頭、ジョーンズ、 アシュリー、あい、キングギドラ、ジャイアンの母、ドネッド·ラディウユ、 伊織順平、モロボシ·ダン、北斗星司、ピカチュウ、レナ、 エージェントスミス、ガッ、ソーヤ、ヘンリー・タウンゼント そのまんま東、ナナリー、ランス、ツッパリ先生、真島ヒロ、ライト 1人 ※分裂アリーナ達は数が多すぎるため、殺害数ランキングに入れてません。
https://w.atwiki.jp/nagabuti/pages/214.html
今日あったことを書こう! 好きに書けばいい\よっ!/ 12月19日08時06分 画太郎先生の公式にあるゲーム画太郎に会えない・・・ これが画太郎クオリティか 12月19日22時09分 ロックマン7のサントラはBGMにSE重なってんだぜ ありえないよ 12月19日21時35分 悪千明様のために女王蜂見たら最後にミッチー王子(ほ)と結婚します!で終わりやがった くっそミッチーなんて精子と一緒にダンボールパレスで氏ね! あ、まぐわい(ほ)シーンが無かっただけマシです 12月19日20時35分 ロックマン8のサントラを買った 名曲揃いである カプコンは派生シリーズばかり作ってないで 早急にロックマン9を作る作業に入るべきだ 12月19日18時41分 前通ってた整形外科に遊びにいったら兄貴にフラグ立ってた 通ってたのは俺なのになんでお兄さんによろしくって言われるんだよばかばかまんこ 12月19日5時35分 プリキュアと水中消されたのが放置うにショックでたまらない だれかほんとに再うp頼む・・・ 12月19日2時25分 桜乃ミユキ杏ちゃん葵様の同人誌探してたら 泉こなたを自殺させる方法wikiに飛ばされた あった漫画読んだケロ樹海に行きたくなるぐらい鬱で気分が悪い 12月18日16時56分 規制解けたのはいいがいざ参加しようと雑スレを見ると 流れが早い早い 中に居るとわからんもんだな 贅沢な悩みだが数週間のブランクは大きいぜ 12月18日15時45分 やだ・・・放置うに俺ホモ規制とけてる・・・ やったーおしん長かったー 12月18日14時45分 一方俺は未だに規制されっぱなしだった クソッおしんばっかりずりーぞ 12月18日12時10分 さあ解放だ! 大丈夫だよ おしん 12月18日09時42分 昨日はリアみつるになったつもりで飲み会に行ってきた どうしようもなく疲れた 慣れないことはするもんじゃない 二次会はカラオケに行った 関根まりがにこやかにトークする横で なぜか菩薩のメイド服ドラマが流れていて動揺してしまった 堀北真希かいいいいいいいいい♥ 12月18日08時50分 トンイガやるならスレでやれ おしん軍の解放まだかよ なんあり板だけ規制解除しろよばかばか 12月18日05時27分 晒してるのも晒されてるのも腐女子・・・でしょうね 12月18日05時19分 801板に誤爆って・・・ 誤爆そのものよりそれを瞬時に見つけてくる住人が怖いよ 12月18日04時33分 くせえって言えば自分の好きな話題になると思ってるガリは死ね 12月18日01時37分 おしん規制で書けないから携帯から書いてたんだけど 人大杉とか出て携帯からも書けなくなった・・・ 思いっきりうんこなのね! 12月17日23時11分 ν速でおしん規制解除って見たから帰ってきた 雑スレに書き込もうと思ったら書き込めなかった よくみたら規制解除はν速だけらしい 風邪を引いた レポートが倒せない 12月17日21時46分 似てる奴のテーンも乗り遅れた・・・ 鳩おじいちゃんドラマの忍成修吾と便ブリティの便所は似てると思うケロ あ、でも忍成修吾に失礼だから言わないぜ☆ 12月17日21時32分 エロ絵といえばcco ccoの描く乳もっかい見たいから絵チャしよーぜ! ccoこいよ! ひろゆきもこいよ! 12月17日21時21分 投稿時間がにいにい!(^寿^)<さーとこっ♪ 今日のスピカたん(笑)のテーン乗り遅れたけど、エロ絵の人は俺だ\よっ!/ だからエロ絵はスピカたん(笑)じゃないよ!もう大丈夫だ栄治☆ 12月17日16時53分 たこやきtべたい 12月17日15時40分 何で規制の時に限って晒しのテーンなん? まじりたひいいいいいい あ、モチ子はもう雑スレに来なくていいから 12月17日15時14分 ペットショップにひやかしで入ったら店員のかいいお姉さんが 暇そうにしていたので一緒にわんわんの話をしてたらお姉さんが笑った! 笑った顔は犬の人にそっくりだった。アタシはスウィーツ 12月17日14時34分 おしんじゃないけど規制の人っている? 12月17日14時10分 まーた晒しのテーンか なんで腐女子は他人の振り見てわが振り直せないの?変態なの? スピカたんはこれにこりたらネットから離れるといいとおもうよ そしたらプチ対人恐怖(笑)もなおるって 12月17日13時01分 小次郎とY君きらぼし隊は関係などない事をここに宣言致します。 . * ・'゚☆。.. * ・'゚☆。.お前のその若作りっぷりをお米にわけてやれ!なんですよぉ!. * ・'゚☆。.. * ・'゚☆。. 12月17日04時35分 やだ・・・下二つ同じ姉エピソードなのになにかが違う・・・ 12月17日02時15分 勝手にねえやんのPC使ったら壁紙がgthmセックスシーン(ほ)だった 死ぬかと思った泣きたくなった いや、泣いた PC勝手に使ってすみませんでした \姉さん・・・/ 12月17日00時42分 食器棚の引き出し開けたらはんぎょどん(ほ)のレンゲがあったんだー このレンゲはその昔まだ幼かった頃にねーちん(ほ)とよく取り合っていたレンゲなんだけど、 ある時からねーちんがいつも譲ってくれるようになったんだ そんな優しいねーちんが男と家出しちまったのは今年の始め。 ねーちんは今どこで何をしていますか? この空の続く場所にいますか? これ見たら電話してね♥あ、はんじょどょんかいいいいいいいいいいい♥ 12月16日21時35分 リアみつ気どりで土日過ごしてみたら精神的に疲れた 頭いてーしもう体もボロボロだリアみつきどりなんてもうしない しかも土日雑スレ見れてないからなんか色々最悪である でもちゃっかりログはとってあるから今から見る 自警がやっぱいい 12月16日21時03分 体育教師はこっちにまとめてあるのね! 12月16日18時13分 うわーい体育教師が嫌いなおかしい人のレス見つけたよー 269 名前: 名無し戦隊ナノレンジャー! [sage] 投稿日: 2007/05/18(金) 23 21 48 挑発的でもなんでもないよ 自重さんの論理は体罰DQN教師と同じ論理だからそう言ってるだけ 生徒を一方的にぶん殴っといて、なんで殴るんだと突っ込まれて 「殴られる理由を考えてみろ」って開き直るやり方と全く論理が同じだから 体育教師の例を出しただけだ 理由があるのか無いのか、あるとしてもそれが正論なのかそうでないのかを、 殴られた人間側に押し付けて平気で居られる脳みそが、まさにDQN体育教師と同レベルだといっている 12月16日18時05分 ガチファンだとかガチアンチだとかどっちもいるってことは分かってんだから黙ってろ 12月16日16時21分 風邪ひいてぼーっとして離れてる間に面白いこと起こってた さっき起きたけど俄然規制だしルル飲んで寝る 芋へ 本気なら最初のうちはたわいもない話や学生らしい無邪気なメール送っとけ 元塾講師の同級生は「先生のおかげで点数上がった!」ってメールにマジで喜んでた 12月16日15時48分 @sm27.comは中の人が起きたので締め切ります みんな笑わせてくれて\ありがとう零式!/ 12月16日14時54分 初演再うp見たついでに本編全部見て疲れた ぽっぽっぽわ~んとちんこ弾幕で絶対死ぬわけ 12月16日14時37分 12月6日12時05分へ♥ そのドナルド(笑)・・・肉さんのまんこリップに変わるよ! 12月16日12時05分 今日は久々にDVDを借りてきた やっぱりディズニーは最高にLSDチック トリップしすぎてアタシは死んだ。ドナルド(笑) 12月16日4時48分 えーんえーん明け方のテンションそのままでスレに投下しちゃったんでしゅう こういうときだけスレは真面目なテーン もうおっぱいなんてウヒョーwwだなんて言わないよ絶対 12月16日4時25分 口内炎が出来たせいで 雑スレ見ると笑ってしまって口が痛いのでにやにやしている きっと鏡で見るとブリーフ並みに気持ち悪いのだろう 12月16日0時20分 もうおしん軍おかえり画像作ってあるから 運営は早く解除しやがれ 12月15日23時26分 鷲見さん祭参加したいよぉしん・・・ 12月15日23時20分 俺塾講師やってるけど 同僚のそこそこかわいい大学4年の子が 大学決定して辞める3年の男の生徒にアドレスしつこく聞かれて教えたこと後悔してた メールの返信がDQNペースで早すぎてついてけないとか なんで規約違反してまで私生活まで生徒に気を使わなきゃいけないんだろうとか 芋も先生困らせるなよ バイト講師って色々めんどいんだからな 12月15日21時35分[追記というか修正] @sm27.comとった\よっ/ メアド欲しい人は、hakusai@sm27.com まで、2-20文字の好きなID(半角英字,半角数字,_,-,.)と3-15文字のパスワードを教えて\ねっ!/ 捨てアド大歓迎! でもいたずらはやめてヨハート 明日起きるまで受け付けます 12月15日21時30分 548 名前: 名無し戦隊ナノレンジャー! [sage] 投稿日: 2007/12/15(土) 01 24 02 ゆとりはこんなスレ見てねえで勉強してろ でもメール出したのはぶっちゃけひいた 997 名前: 名無し戦隊ナノレンジャー! [sage] 投稿日: 2007/12/15(土) 18 13 14 1000なら芋がセックル 芋の自演かいいのうwwwwwかいいのうwwwwwwwwwww 12月15日21時25分 芋はヴァレヴァレの自演をするようなかわいいやつなので そっとしておいてあげたらいいんじゃないかな?と先生は思います でもカーラジに投稿されちゃいましたけどねてててててててててててて 12月15日20時52分 芋ってなんで雑スレにいるの 俺なんて夏に仕事やめてから引きこもりニートで 難易度も上がりまくって年齢=彼女いない歴で 雑スレとニコニコに張り付つくのが唯一の楽しみだったのに OCNで規制されて死にてえよ もう一回言うけど芋はなんで雑スレにいるの 12月15日20時47分 モカ・イン キャラメルっていうアイスがまじまじんめーら! 久しぶりに家から出てよかった♥ 12月15日20時43分 芋へ 彼氏いないって答えるの・・・マニュアルだよ・・・ 12月15日20時41分 お前らのキーボードの隙間に鼻くそみっちり詰めておくから 擁護隊より 12月15日19時46分 芋へ♥ 芋食べて屁こいて先生に嫌われちゃえ♥ 12月15日19時37分 芋へ 北の大地で凍死するといいよ♥ 12月15日19時33分 芋へ 月並みなことしか言えないけど死ね 12月15日19時20分 豚より芋が憎い 12月15日19時16分 芋マジで市ねよ 12月15日18時48分 ››12月15日18時41分 いないもん!いないもん! 先生彼氏いたことないって言ってたもん!! ついでに››42 tgrnながら俄然旧帝大に進学決まっとるww 12月15日18時41分 芋へ♥先生にはお似合いの彼氏いると思うよ♥ 12月15日18時28分 芋へ!死ね!! 12月15日17時30分 カーラジにメール送ったやつ、死ねって言ってごめんね♥ 本気じゃないから生きて! あ、先生にはメアド教えてもらえました。 12月15日07時06分 大仏の出てる動画に胸毛厨が湧いててワロタwwwwwwww 12月15日05時39分 もしかしてなんあり鯖落ち? 12月15日04時57分 前に上げられてたオペラ座っぽいインストが気になってたのでエアミュ殺し屋バーチョン見た 思いがけず長面白かった それにしても青タンがいっぱいできそうな舞台ですな 12月14日23時47分 07858.gifのきらきらミトンがパンティに見えるわけ パンティが緩急をつけてるわけね あ、ブリーフかもしれませんな 12月14日23時36分 QQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQ[[ ]] _ { 〉 { 7 _,-ー- r‐-'⌒"^ / / ヽ_r‐y  ̄l / __ _ } レ‐┼‐┼ ヽ 〉 {(・) { ・) } / ▲ { } | ⊂ニニフ } Lrzノl く  ̄^^ー'T" 丁 { ノ | | / 〉 し, { | | し, / / | L, | Lノ L、_ノ^ ∠/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ___ }_,、___,ミ、 /l{≧_≦}\ l △_曲,△. l |(⌒フ-||Xて) | `v==vムィ==ノ 人_〕_||_廴人 / , ――、 ヽ | / ヽ | /\」 |_人 ゙====' ゙====' ttp //www4.uploader.jp/dl/niconicotenimyu/niconicotenimyu_uljp07861.gif.html 12月14日22時48分 目覚ましの人へ 安心しろよ♥今の時期ならSo死体も腐りにくい♥ぷるん♥ 12月14日18時30分 アクロなんとかって名曲じゃね? 12月14日17時58分 喰いしん坊!おもしれええええええ 12月14日14時49分 今日はずっと律子の動画巡りをしている 律子が歌う魔法をかけて!は至極の一品なわけ ぃやっぱアイマスでは律子が一番♥ 12月14日13時36分 最近やることが無くて暇だから封神演技の完全版を読んでる 昔はあんま面白いって思わなかったけど今はおぉなかなかの漫画 グロシーンとかこんなにあったのか~とビツクリ 大人になると理解力がつくんだなあとしば実 12月14日13時21分 bbexciteも規制だー やったー ウェルコネが流行ったのも2002年とかどういうこと? 12月14日12時47分 1時57分の人へ 今朝も聞こえたの そんなこというのギャメテ! 12月14日12時38分 今サチンのラジオを聴いている とてもスイーツな感じである なんかもぞもぞする 私サチンじゃないけど百合好きな人はDVD買えばいいと思う\よっ!/ 12月14日12時01分 ドラクエね、めんどい・・ 12月14日10時18分 ネトゲ中毒→雑スレ中毒(ネトゲ卒業)だったのにネトゲ再発しそうだ 今ギランはどうなっているのか・・・血盟員は元気だろうか・・・ まだDAIは高騰しているのだろうか・・・ 早くおしん復帰してくれ 12月14日10時10分 おしん規制以来夕方からニータイム以外の動きが少ないのでネトゲ復帰してしまった あっという間に数時間が過ぎる これはやばい 12月14日9時43分 ステップマニアのきしめん激モードがクリア出来ずうっふんが溜まる 誰か湯浅の譜面下さい あ、フラグは自主回収しません 12月14日1時57分 17時28分の人へ♥ そこの住人の腐乱死体が見つからないことを願っておくんよ^^ 12月14日0時09分 チロルチョコのきなこもちがおいしい\よっ!/ 12月13日23時53分 チョコレートが食いたい うまいチョコレートが食いたい 12月13日23時23分 今帰宅した 今日はきらぼし活動ができなかったのでとても悔しいです 今からスレログだけとって寝ることにした眠い明日はちゃんと活動しよう眠い P.S 元祖きらぼしの人すみません・・・シカトなんてリアルでも慣れっこなんで . * ・'゚☆。.. * ・'゚☆。.これからもよろしくお願いしますですよぉ. * ・'゚☆。.. * ・'゚☆。. 12月13日22時47分 規制がそろそろ解けるらしいのでリハビリにスレをロムっている しかしOCNがいないと思えない位にはやい 他を見ていると放置うにおいていかれる 全体の15%というのは嘘ではないかと思いはじめた 12月13日19時48分 \ 代理投稿の人ありがと / \うっ/ {{{ _ ヨ|―vrェャ ハ'{ } ハ^ _Q^ヽ {ハトマサ从 / {| 卜、 / ̄VトイV ̄\ | {| _ _ イ | _/ `Y´ \ | i トz‐z'l. | ミヽ__/�%B
https://w.atwiki.jp/childrights/pages/23.html
子どもの権利委員会・一般的意見12号:意見を聴かれる子どもの権利(2) 意見を聴かれる子どもの権利(1)より続く A.法的分析(続き) 3.締約国の義務 (a)締約国の中核的義務 48.意見を聴かれる子どもの権利は、適切な情報、必要な場合の十分な支援、意見がどの程度重視されたかに関するフィードバック、および、苦情申立て、救済措置または是正措置の手続へのアクセスを子どもたちに提供する機構を導入するために国内法を再検討しまたは改正する義務を、締約国に対して課すものである。 49.これらの義務を履行するため、締約国は以下の戦略をとるべきである。 第12条に関する制限的な宣言および留保を再検討しかつ撤回すること。 子どもの権利に関する幅広い権限を有する子どもオンブズマンまたは子どもコミッショナーのような、独立の人権機関を設置すること [8]。 子どもとともにおよび子どものために働くすべての専門家を対象として、第12条および実践におけるその適用についての研修を行なうこと。このような専門家には、弁護士、裁判官、警察官、ソーシャルワーカー、コミュニティワーカー、心理学者、ケアワーカー、居住型施設および刑務所の職員、あらゆる段階の教育制度の教員、医師、看護師その他の保健専門職、公務員および公的職員、庇護担当官ならびに伝統的指導者が含まれる。 規則および体制を整えることにより、子どもの意見表明を支援および奨励するための適切な条件を確保し、かつ子どもの意見が正当に重視されるのを確実にすること。このような規則および体制は、法律および機関内規則にしっかりと根ざしており、かつその効果に関して定期的評価が行なわれるようなものでなければならない。 広く蔓延している慣習的子ども観を変革するための公的キャンペーン(オピニオンリーダーおよびメディアによるものも含む)を通じ、意見を聴かれる子どもの権利の全面的実現を妨げる否定的態度と闘うこと。 [8] 独立した国内人権機関の役割に関する委員会の一般的意見2号(2002年)参照。 (b)司法的および行政的手続に関わる具体的義務 (i) 民事上の司法手続において意見を聴かれる子どもの権利 50.子どもの意見が聴かれなければならない主な問題について以下に詳述する。 〈離婚および別居〉 51.別居および離婚の事案において、当該関係のもとにある子どもが裁判所の決定の影響を受けることは明白である。子どもの養育費ならびに監護権および面接交渉の問題は、審判において、または裁判所が主導する調停を通じて、いずれにせよ裁判官によって決定される。多くの法域では、その法律に、関係の解消と関わって、裁判官は「子どもの最善の利益」を至高の考慮事項としなければならない旨の規定を置くようになっている。 52.このような理由から、別居および離婚に関するあらゆる立法には、子どもが意思決定担当者によっておよび調停手続において意見を聴かれる権利が含まれていなければならない。法域によっては、政策上または立法上の問題として、子どもに自己の意見を表明する力があると見なされるいずれかの年齢を定めることが望ましいとされている場合もある。しかし委員会は、この問題が個別事案ごとに決定されることを期待するものである。これは年齢および成熟度に関わる問題であり、そのため子どもの能力を個別に評価することが必要だからである。 〈親からの分離および代替的養護〉 53.家庭内で虐待またはネグレクトの被害を受けているという理由で子どもを家族から分離するという決定が行なわれるときは常に、子どもの最善の利益を判断するためその子どもの意見が考慮されなければならない。このような介入は、子ども、他の家族構成員または虐待もしくはネグレクトを訴えるコミュニティの構成員からの苦情申立てによって開始されることが考えられる。 54.委員会の経験では、意見を聴かれる子どもの権利は締約国によって常に考慮されているとはかぎらない。委員会は、締約国が、立法、規則および政令を通じ、里親養護または施設への措置、ケアプランの策定および見直しならびに親および家族の訪問に関わるものを含む決定において子どもの意見が求められかつ考慮されることを確保するよう勧告する。 〈養子縁組およびイスラム法のカファラ〉 55.子どもが養子縁組またはイスラム法のカファラのために措置され、かつ最終的に養子となりまたはカファラの措置が行なわれる見込みのときは、子どもの意見を聴くことがきわめて重要である。このようなプロセスは、継親または里親家族が子どもを養子とするときにも、子どもと養親になろうとする者がすでに一定期間ともに生活していた可能性もあるとはいえ、必要となる。 56.条約第21条は、子どもの最善の利益が最高の考慮事項であると述べている。養子縁組、カファラその他の措置に関する決定においては、子どもの意見を考慮することなく子どもの「最善の利益」を定義することはできない。委員会は、すべての締約国に対し、可能であれば養子縁組、カファラその他の措置の効果について子どもに情報を提供し、かつ子どもの意見が聴かれることを立法によって確保するよう促すものである。 (ii) 刑事上の司法手続において意見を聴かれる子どもの権利 57.刑事上の手続において、自己に影響を与えるすべての事柄について自由に自己の意見を表明する子どもの権利は、少年司法手続のあらゆる段階を通じて全面的に尊重されかつ実施されなければならない [9]。 [9] 少年司法における子どもの権利に関する委員会の一般的意見10号(2007年、CRC/C/GC/10)参照。 〈罪を犯した子ども〉 58.条約第12条第2項は、刑法に違反したとして申し立てられ、罪を問われまたは認定された子どもが、意見を聴かれる権利を有すべきことを求めている。この権利は、子どもが黙秘権を有する審判前の段階から、警察、検察官および予審判事によって意見を聴かれる権利まで、司法手続のあらゆる段階を通じて全面的に遵守されなければならない。この権利はまた、判決および処分の段階ならびに科された措置の実施の段階全体においても適用される。 59.調停を含むダイバージョンの場合、子どもは自由なかつ自発的な同意を与える機会を認められなければならず、かつ、提案されているダイバージョンの適切さおよび望ましさについて判断するにあたり法的その他の助言および援助を得る機会が与えられなければならない。 60.手続に実効的に参加するため、すべての子どもは、自己に対する被疑事実について迅速かつ直接にならびにその子どもが理解する言語で知らされなければならず、かつ、少年司法手続および裁判所がとる可能性のある措置についての情報も提供されなければならない。手続は、子どもの参加および自由な意見表明を可能にするような雰囲気のなかで行なわれるべきである。 61.法律に抵触した子どもの裁判その他の聴聞は非公開で行なわれるべきである。この原則に対する例外はきわめて限定されたものであるべきであり、国内法で明確に定められ、かつ子どもの最善の利益を指針とすることが求められる。 〈子どもの被害者および子どもの証人〉 62.犯罪の被害を受けた子どもおよび犯罪の証人である子どもに対しては、国際連合経済社会理事会決議2005/20「子どもの犯罪被害者および証人が関与する事案における司法についての国連指針」[10] にしたがって、自己の見解を自由に表明する権利を全面的に行使する機会が与えられなければならない。 [10] 国際連合経済社会理事会決議2005/20、とくに8、19および20条参照。下記URLで入手可:www.un.org/ecosoc/docs/2005/Resolution%202005-20.pdf 63.このことはとくに、子どもの被害者または(および)証人が、審査中の事案への関与に関わる関連の事柄について協議の対象とされ、かつ、司法手続への関与に関する意見および懸念を自由にかつその子どもなりの方法で表明できることを確保するために、あらゆる努力が行なわれなければならないということを意味する。 64.子どもの被害者および証人が有するこの権利は、保健サービス、心理サービスおよび社会サービスの利用可能性、子どもの被害者および(または)証人の役割、「尋問」が行なわれる方法、苦情を申し立てたり捜査および裁判手続に参加したりする際に子どものために用意されている支援のしくみ、聴聞が行なわれる具体的場所および時間、保護措置の利用可能性、補償を受けられる可能性、ならびに、上訴に関する規定について情報を知らされる権利とも関連している。 (iii) 行政上の手続において意見を聴かれる子どもの権利 65.すべての締約国は、第12条の要件を反映した行政手続を立法で策定し、かつ、意見を聴かれる子どもの権利を他の手続的権利(関連する記録の開示、聴聞の告知および親その他の者による代理に対する権利を含む)とともに確保するべきである。 66.子どもは裁判手続よりも行政手続に関与することになる可能性のほうが高い。行政手続はそれほど形式的なものではなく、より柔軟であり、かつ法令を通じて確立することが相対的に容易だからである。手続は、子どもにやさしく、かつアクセスしやすいものでなければならない。 67.子どもたちに関連する行政上の手続の具体例としては、学校における規律上の問題(たとえば停退学等)、学校証明書の発給拒否および成績関連の問題、少年拘禁所における規律上の措置および特権を認めることの拒否、保護者のいない子どもによる庇護申請、ならびに、運転免許の申請に対応するためのしくみなどがある。これらの事案において、子どもは意見を聴かれる権利を認められるべきであり、かつ「国内法の手続規則と一致する」その他の権利を享受できるべきである。 B.意見を聴かれる権利および条約の他の規定との関係 68.第12条は、一般原則のひとつとして、第2条(差別の禁止に対する権利)および第6条(生命、生存および発達に対する権利)のような他の一般原則と関連しており、かつ、とくに第3条(子どもの最善の利益の第一次的考慮)と相互依存関係にある。同条はまた、市民的権利および自由に関わる条項、とくに第13条(表現の自由に対する権利)および第17条(情報に対する権利)とも密接に関連している。さらに、第12条は条約の他のすべての条項とも関係しているのであって、これらの規定は、子どもがそれぞれの条項に掲げられた権利およびその実施について自分なりの意見を有する主体として尊重されるのでなければ、全面的に実施することができない。 69.第12条と第5条(子どもの発達しつつある能力ならびに親による適切な指示および指導、この一般的意見のパラ84参照)との関係はとくに関連性を有する。親が指導を与える際には子どもの発達しつつある能力を考慮に入れることがきわめて重要だからである。 1.第12条と第3条 70.第3条の目的は、子どもに関わるすべての行動において、その行動が公的もしくは私的な社会福祉機関、裁判所、行政機関または立法機関によってなされたかどうかに関わらず、子どもの最善の利益が第一次的に考慮されることを確保することである。このことは、子どものためにとられるすべての行動において、その子どもの最善の利益が尊重されなければならないことを意味する。子どもの最善の利益は、締約国に対し、子どもの最善の利益が考慮されることを確保するための措置を行動プロセスに導入するよう義務づける手続的権利とそれほど変わらない。条約は、締約国に対し、これらの行動の担当者が第12条で定められているとおりに子どもの意見を聴くことを確保するよう、義務づけている。このような措置は義務的なものである。 71.子どもとの協議に基づいて確立された子どもの最善の利益は、諸機関、公的機関および行政の行動において考慮されるべき唯一の要素というわけではない。しかしそれは、子どもの意見と同様に、決定的重要性を有する要素である。 72.第3条ではもっぱら個別事案が対象とされているが、子どもに関わるあらゆる行動において集団としての子どもの最善の利益が考慮されるよう要求していることも明らかである。したがって締約国には、子どもたちの最善の利益を明らかにする際に子ども一人ひとりの個別的状況を考慮するのみならず、集団としての子どもたちの利益も考慮する義務がある。さらに、締約国は、官民諸機関、公的機関および立法機関の行動も検討しなければならない。この義務が「立法機関」に対しても拡大されていることは、子どもたちに影響を与えるすべての法令または規則は「最善の利益」基準を指針としなければならないことを明確に示すものである。 73.いずれかの定義による集団としての子どもたちの最善の利益が、個別の利益を衡量する場合と同じやり方で確立されなければならないことには疑問の余地がない。多数の子どもたちの最善の利益が問題となっているときは、諸機関、公的機関または政府機関の長は、子どもたちに直接または間接に影響する行動(立法上の決定を含む)を計画する際、具体的に定義されていないそのような集団の子どもたちのうち関係する子どもたちから意見を聴き、かつその意見を正当に重視する機会も設けるべきである。 74.第3条と第12条との間に緊張関係はなく、2つの一般原則の補完的役割が存在するのみである。一方が子どもの最善の利益を達成するという目的を定め、他方が子ども(たち)の意見を聴くという目標を達成するための方法論を用意している。実のところ、第12条の要素が尊重されなければ第3条の正しい適用はありえない。同様に、第3条は、自分たちの生活に影響を与えるあらゆる決定における子どもたちの必要不可欠な役割を促進することにより、第12条の機能性を強化している。 2.第12条、第2条および第6条 75.差別の禁止に対する権利は、子どもの権利条約を含むすべての人権文書で保障されている固有の権利である。条約第2条にしたがい、すべての子どもは、第12条で規定されているものも含む自己の権利の行使に関して差別されない権利を有する。委員会は、自己の意見を自由に表明しかつその意見を正当に考慮される権利を、人種、皮膚の色、性、言語、宗教、政治的意見その他の意見、国民的、民族的もしくは社会的出身、財産、障害、出生またはその他の地位を理由とするいかなる種類の差別もなくすべての子どもに対して保障するために、締約国が十分な措置をとらなければならないことを強調するものである。締約国は、子どもたちが意見を聴かれる権利を保障され、かつ、自己に影響を与えるすべての事柄に他のすべての子どもたちと平等に参加できるようにされることを確保する目的で、差別(権利を侵害されやすい立場に置かれたまたは周縁化された集団の子どもたちに対するものも含む)に対応しなければならない。 76.委員会はとりわけ、一部の社会で、慣習的態度および慣行によりこの権利の享受が阻害されかつ深刻に制限されていることに、懸念とともに留意する。締約国は、条約に基づくすべての子どもの権利の全面的実施を達成する目的で、このような態度および慣行の否定的な影響について意識啓発および社会の教育を行ない、かつ態度の変革を奨励するための十分な措置をとらなければならない。 77.委員会は、締約国に対し、意見を聴かれ、必要であれば支援を受け、自己の意見を明らかにし、かつその意見を正当に重視される女子の権利に特別な注意を払うよう促す。ジェンダーに基づくステレオタイプおよび家父長制的価値観により、第12条に掲げられた権利の女子による享受が阻害されかつ女児に深刻に制限されているからである。 78.委員会は、障害のある人の権利に関する条約第7条において、障害のある子どもが、自己の意見を自由に表明し、かつその意見を正当に重視されることを可能にするために必要な援助および設備を提供されることを確保する義務が、締約国に課されていることを歓迎する。 79.子どもの権利条約第6条は、すべての子どもが生命に対する固有の権利を有すること、および、締約国は子どもの生存および発達を可能なかぎり最大限に確保しなければならないことを認めている。委員会は、意見を聴かれる子どもの権利のための機会を促進することの重要性に留意するものである。子ども参加は、第6条、および、第29条に掲げられた教育の目的に一致する形で子どもの人格の全面的発達および子どもの発達しつつある能力を刺激する手段のひとつだからである。 3.第12条、第13条および第17条 80.表現の自由に対する権利に関する第13条および情報へのアクセスに関する第17条は、意見を聴かれる権利を効果的に行使するために決定的に重要な前提である。これらの条項は、子どもが権利の主体であることを確立するとともに、第12条とあわせて、子どもにはこれらの権利を自分自身で、その発達しつつある能力にしたがって行使する資格があると主張している。 81.第13条に掲げられた表現の自由に対する権利は、第12条と混同されることが多い。しかし、どちらも強く関連し合っているとはいえ、これらの条項は異なる権利を定めたものである。表現の自由は、意見を有しかつ表明する権利ならびにいかなる媒体を通じても情報を求めかつ受け取る権利に関連している。これは、どのような意見を有しまたは表明するかについて締約国による制約を受けない子どもの権利を擁護するものである。したがって、これによって締約国に課される義務は、コミュニケーション手段および公の議論にアクセスする権利を保護しつつ、これらの意見の表明または情報へのアクセスに対する介入を行なわないことである。しかし第12条は、子どもに影響を与える事柄について具体的に意見を表明する権利、および、自分の生活に影響を及ぼす行動および決定に関与する権利に関連している。第12条は、締約国に対し、子どもに影響を与えるあらゆる行動および意思決定への子どもの積極的参加を容易にし、かつ表明されたこれらの意見を正当に重視する義務を履行するために必要な法的枠組みおよび機構を導入する義務を課しているのである。第13条に掲げられた表現の自由は、締約国によるこのような関与または反応を要求するものではない。ただし、第12条に一致する形で子どもの意見表明が尊重される環境をつくり出すことは、表現の自由に対する権利を行使する子どもの能力の構築にも寄与するものである。 82.第17条に一致する形で情報に対する子どもの権利を充足させることは、かなりの程度、意見表明権を効果的に実現するための前提である。子どもたちは、自分たちに関係するあらゆる問題についての情報に、その年齢および能力にふさわしい形式でアクセスできる必要がある。このことは、たとえば、自分たちの権利、子どもに影響を与えるいずれかの手続、国内法令および政策、地元のサービスならびに異議申立ておよび苦情申立ての手続に関する情報について当てはまる。締約国は、第17条および第42条に一致する形で、学校カリキュラムに子どもの権利を含めるべきである。 83.委員会はまた、メディアが、子どもの意見表明権に関する意識を促進する上でも、そのような意見を公的に表明する機会を提供する上でも重要な手段のひとつであることを、締約国が想起するよう求める。委員会は、さまざまな形態のメディアに対し、プログラムの制作に子どもたちの参加を得ること、および、子どもたちが自分たちの権利に関するメディアの取り組みを発展させかつ主導する機会を創設することにいっそうの資源を振り向けるよう、促すものである [11]。 [11] 子どもとメディアに関する一般的討議勧告(1996年):www.unhchr.ch/html/menu2/6/crc/doc/days/media.pdf 4.第12条と第5条 84.条約第5条は、締約国が、条約で認められた権利を子どもが行使するにあたって適当な指示および指導を行なう、親、法定保護者、または地方的慣習で定められている拡大家族もしくは共同体の構成員の責任、権利および義務を尊重しなければならないと述べている。したがって子どもは指示および指導に対する権利を有するのであるが、この指示および指導は、子どもの知識、経験および理解力の欠如を補うようなものでなければならず、かつ、同条で述べられているように、子どもの発達しつつある能力による制約を受けるものである。子ども自身の知識、経験および理解力が高まるにつれて、親、法定保護者または子どもに責任を負うその他の者は、指示および指導を、子ども自身の気づきを促すための注意喚起およびその他の形態の助言に、そしてやがては対等な立場の意見交換に、変えていかなければならない。このような転換は、子どもの発達の固定された時点で生じるのではなく、子どもが自分の意見を表明するよう奨励されるなかで着実に進行していくものである。 85.この要件は、子どもが自己の意見をまとめる力を有しているときは常にその意見が正当に重視されなければならないと定めた条約第12条によって活性化される。換言すれば、子どもが力を獲得していくにつれて、自己に影響を与える事柄の規制に関してますます高い水準の責任を負う資格を有するようになるのである [12]。 [12] 子どもの権利条約の実施に関する一般的措置についての一般的意見5号(2003年)。 5.第12条と子どもの権利一般の実施 86.以上のパラグラフで論じた諸条項に加え、条約のその他の条項も、ほとんどは子どもたちに影響を与える事柄への子どもたちの関与を要求しかつ促進するものである。このような多層的な関与については、参加という概念があらゆるところで用いられている。当然のことながら、このような関与の要となるのは第12条であるが、子どもたちとの協議に基づく計画、活動および発展は条約全体で要求されている。 87.実施の実践においては保健、経済、教育または環境のような幅広い問題への対処が行なわれるのであり、このような問題は個人としての子どものみならず子どもたちの集団および子どもたち一般にとっての関心事でもある。したがって、委員会は参加を常に幅広く解釈し、個々の子どもたちおよび明確な定義に基づく集団の子どもたちのみならず、先住民族の子ども、障害のある子どものような子どもたちの集団、または、社会における社会的、経済的または文化的生活条件によって直接もしくは間接に影響を受ける子どもたち一般のための手続も定められることを目指してきた。 88.子どもたちの参加に関するこのような幅広い理解は、〔国連〕総会第27特別会期で採択された成果文書「子どもにふさわしい世界」に反映されている。締約国は、「家庭および学校ならびに地方および国のレベルにおけるものも含む意思決定プロセスに、思春期の青少年を含む子どもが意味のある形で参加することを促進するためのプログラムを策定および実施する」ことを約束した(パラ32(1))。委員会は、子どもの権利条約の実施に関する一般的措置についての一般的意見5号で、「政府が子どもたちとの直接の関係を発展させ、非政府組織(NGO)や人権機関を通じて仲介された関係に留まらないようにすることも重要である」と述べている [13]。 [13] 前掲パラ12。 C.さまざまな場面および状況における意見を聴かれる権利の実施 89.意見を聴かれる子どもの権利は、子どもが成長し、発達しかつ学習する多様な場面および状況で実施されなければならない。このような場面および状況では子どもおよびその役割についてそれぞれ異なるとらえ方が存在しており、それによって日常的事柄およびきわめて重要な決定への子どもの関与が促されたり制約されたりする場合がある。意見を聴かれる子どもの権利の実施に影響を及ぼす方法にはさまざまなものがあり、締約国は子ども参加を促進するためにそれらを活用することが可能である。 1.家庭における実施 90.子どもがもっとも幼い年齢から自由に意見を表明でき、かつそれを真剣に受けとめてもらえる家庭は重要なモデルであり、かつ、より幅広い社会において子どもが意見を聴かれる権利を行使するための準備の場である。子育てに対するこのようなアプローチは、個人の発達を促進し、家族関係を強化し、かつ子どもの社会化を支援するうえで役に立つとともに、家庭におけるあらゆる形態の暴力に対して予防的役割を果たす。 91.条約は、子どもに適当な指示および指導を行なう親その他の法定保護者の権利および責任を認めている(前掲パラ84参照)が、それは子どもがその権利を行使できるようにするためであることを強調するとともに、指示および指導が子どもの発達しつつある能力にしたがって行なわれることを求めている。 92.締約国は、親、保護者および保育者に対し、子どもに関わるあらゆる事柄について子どもたちの声に耳を傾け、かつその意見を正当に重視するよう、立法および政策を通じて奨励するべきである。親に対してはまた、社会のあらゆるレベルで自由に自己の意見を表明し、かつその意見を正当に考慮される権利の実現に関して子どもたちを支援することが望ましいという助言も与えられるべきである。 93.意見を聴かれる子どもの権利を尊重する子育てスタイルの発展を支援するため、委員会は、締約国が、すでにある前向きな行動および態度をもとにそれらをさらに発展させ、かつ条約に掲げられた子どもおよび親の権利に関する情報を普及する親教育プログラムを推進するよう勧告する。 94.そのようなプログラムでは次のような問題を取り上げる必要がある。 親子間の相互尊重関係 意思決定への子どもの関与 家族構成員全員の意見を正当に重視するということの意味 子どもの発達しつつある能力の理解、促進および尊重 家庭内で意見が食い違うときの対処方法 95.これらのプログラムは、女子と男子は平等な意見表明権を有しているという原則を強化するものでなければならない。 96.メディアは、親に対し、その子どもの参加は子ども自身、その家族および社会にとって高い価値を有するものであることを伝えるうえで強力な役割を果たすべきである。 2.代替的養護における実施 97.施設を含むあらゆる形態の代替的養護のもとにある子どもたちが、自分の措置、里親家族またはホームにおける養護の規制および日常生活に関わる事柄について自己の意見を表明でき、かつその意見が正当に重視されることを確保するための機構が導入されなければならない。このような機構には次のようなものが含まれるべきである。 措置、養護および(または)処遇に関わるいかなる計画についても情報を得る権利、ならびに、意思決定プロセス全体を通じて自己の意見を表明しかつその意見を正当に重視される意味のある機会を子どもに認める立法。 子どもにやさしい養護サービスの開発および設置において、意見を聴かれる子どもの権利およびその意見が正当に重視されることを確保する立法。 第3条に基づく義務にしたがい、子どもの養護、保護または処遇の提供について定めた規則および規制の遵守状況を監視するための、権限のある監視機関(子どもオンブズパーソン、子どもコミッショナーまたは査察官など)の設置。このような監視機関には、居住型施設(法に抵触した子どもたちを対象とした施設も含む)に何ら妨げられることなくアクセスし、子どもの意見および懸念を直接聴き、かつ、施設自体によって子どもの意見がどの程度聴かれかつ正当に重視されているかを監視する権限が与えられるべきである。 施設の方針およびあらゆる規則の策定および実施に参加する権限を有する、居住型養護施設における効果的機構の確立(たとえば女子および男子双方の代表による子ども会など)。 3.保健ケアにおける実施 98.条約の諸規定を実現するためには、子どもたちの健康的な発達およびウェルビーイングの促進に関する子どもの意見表明権および参加権を尊重することが必要である。このことは、保健ケアに関する個別の決定にも、保健政策の策定および保健サービスの開発への子どもたちの関与にも当てはまる。 99.委員会は、自分自身の保健ケアに関わる実務および決定への子どもの関与に関わって検討が必要な、それぞれ異なってはいるが関連しているいくつかの問題を明らかにする。 100.乳幼児を含む子どもたちは、その発達しつつある能力に一致した方法で、意思決定プロセスに包摂されるべきである。子どもたちに対しては、提案されている治療ならびにその作用および結果に関する情報(障害のある子どもにとって適切かつアクセスしやすい形式によるものも含む)が提供されるべきである。 101.締約国は、子どもたちが、子どもの安全またはウェルビーイングのために必要な場合、子どもの年齢に関わらず、親の同意を得ることなく秘密裡に医療上の相談および助言にアクセスできることを確保するための立法または規則を導入しなければならない。子どもたちは、たとえば家庭で暴力もしくは虐待を経験しているとき、リプロダクティブ・ヘルスに関わる教育もしくはサービスを必要とするとき、または保健サービスへのアクセスをめぐって親と子どもとの間に食い違いがあるときなどに、このようなアクセスを必要とする可能性がある。相談および助言に対する権利は医療上の同意を与える権利とは異なるものであり、いかなる年齢制限の対象にもされるべきではない。 102.委員会は、一部の国において、子どもが定められた年齢に達した時点で同意権が子どもに移行する制度が導入されていることを歓迎するとともに、締約国に対し、このような立法の導入を検討するよう奨励する。このようにして、当該年齢以上の子どもは、独立した有資格の専門家と協議した後に個別の専門的評価を受けなければならないという要件を課されることなく、同意を与える資格を認められるわけである。しかし委員会は、当該年齢未満の子どもが自己の治療について十分な情報に基づく意見を表明する能力を実証できるときは、この意見が正当に重視されることを締約国が確保するよう、強く勧告する。 103.医師および保健ケア施設は、子どもたちに対し、小児科学研究および臨床試験への参加に関わる権利について、明確かつアクセスしやすい情報を提供するべきである。その他の手続的保障に加えて十分な情報に基づく子どもの同意が得られるよう、子どもたちに対しては当該研究に関する情報が提供されなければならない。 104.締約国はまた、子どもの健康および発達のためのサービスの計画およびプログラム立案に関して子どもたちが自己の意見および経験を提供できるようにする措置も導入するべきである。子どもたちの意見は保健体制のあらゆる側面について求められるべきであり、これには、必要とされているサービスの種類、そのようなサービスを最善の形で提供するための方法および場所、サービスへのアクセスを妨げる差別的障壁、保健専門職の資質および態度、ならびに、自分自身の健康および発達について徐々に水準を上げながら責任を負う子どもたちの能力を促進する方法も含まれる。このような情報は、とくにサービスを利用しまたは研究に参加した子どもを対象とするフィードバック・システムおよび協議プロセスを通じて入手することが可能であり、かつ、子どもの権利を尊重する保健サービスの基準および指標を策定する目的で、地方または国の子ども評議会または子ども議会に送付することができる [14]。 [14] 委員会は、HIV/AIDSと子どもの権利に関する一般的意見3号(2003年、パラ11および12)および思春期の健康に関する一般的意見4号(2003年、パラ6)にも注意を促すものである。 4.教育および学校における実施 105.教育において意見を聴かれる子どもの権利を尊重することは、教育に対する権利の実現にとって根本的に重要である。委員会は、依然として続く権威主義、差別、敬意の欠如および暴力が多くの学校および教室の現実を特徴づけていることに、懸念とともに留意する。このような環境は、子どもが意見を表明することおよびこれらの意見が正当に重視されることに資するものではない。 106.委員会は、締約国が、以下の問題に関して子どもたちが意見を表明しかつその意見が正当に重視される機会構築のための行動をとるよう勧告する。 107.乳幼児期の教育プログラムを含むあらゆる教育環境において、参加型学習環境における子どもたちの積極的役割が促進されるべきである [15]。教授および学習においては、子どもたちの生活条件および展望が考慮に入れられなければならない。そのため、教育当局はカリキュラムおよび学校プログラムの計画に子どもたちおよびその親の意見を含めなければならない。 [15] 「万人のための教育に対する人権基盤アプローチ:教育に対する子どもたちの権利と教育における権利の実現のための枠組み」ユニセフ/ユネスコ(2007年)。 108.人権教育は、子どもが他の子どもたちおよびおとなとともに学び、遊びかつ生活する施設で人権が実践されないかぎり、子どもたちの動機づけおよび行動形成にはつながりえない [16]。とくに、意見を聴かれる子どもの権利は、条約で宣言されているとおり実際に自分たちの意見が正当に重視されているかどうか目の当たりにできるこれらの施設で、子どもたちによる批判的吟味の対象とされている。 [16] 教育の目的(条約第29条1項)に関する子どもの権利委員会の一般的意見1号(CRC/GC/2001/1)。 109.子ども中心の双方向型学習のために必要な協力と相互支援を刺激するような人間関係的雰囲気を教室につくり出すためには、子どもたちの参加が欠かせない。子どもたちの意見を重視することは、差別の解消、いじめの防止および規律維持のための措置においてとりわけ重要である。委員会は、ピア・エデュケーションおよびピア・カウンセリングの拡大を歓迎する。 110.意思決定プロセスへの子どもたちの着実な参加は、とくに、学級会、生徒会、ならびに、学校理事会および学校委員会への生徒代表の参加を通じて達成されるべきである。このような場で、子どもたちは学校方針および行動規範の策定および実施について自由にその意見を表明できる。これらの権利は、それを実施しようという公的機関、学校および校長の善意に依拠するのではなく、立法に掲げられる必要がある。 111.締約国は、学校に留まらず、教育政策のあらゆる側面について地方および国のレベルで子どもたちと協議するべきである。これには、教育制度、子どもたちに「2度目のチャンス」を与えるインフォーマルなおよびノンフォーマルな学習上の便益、学校カリキュラム、教授法、学校の構造、基準、予算策定および子ども保護システムの子どもにやさしい特徴を強化することも含まれる。 112.委員会は、締約国に対し、独立した生徒組織の発展を支援するよう奨励する。このような組織は、子どもたちが教育制度への参加役割を適切に果たすことを援助しうる。 113.次の学校段階への移行または能力・適性別コースもしくはクラスの選択に関する決定においては、意見を聴かれる子どもの権利が確保されなければならない。これらの決定は子どもの最善の利益に深い影響を及ぼすためである。このような決定は行政上または司法上の再審査に服さなければならない。加えて、規律維持に関わる事案においては、意見を聴かれる子どもの権利が全面的に尊重されるべきである [17]。とくに、子どもを授業または学校から排除する場合には、この決定は、教育に対する子どもの権利と矛盾することから、司法審査に服さなければならない。 [17] 締約国は、体罰を解消するための参加型戦略について説明した、体罰その他の残虐なまたは品位を傷つける形態の罰から保護される子どもの権利に関する委員会の一般的意見8号(2006年、CRC/C/GC/8)を参照することが求められる。 114.委員会は、多くの国で子どもにやさしい学校プログラムが導入されていることを歓迎する。これは、子どもたちと青少年が社会で積極的役割を果たしかつコミュニティ内で責任ある市民として行動できるよう準備させる、双方向的な、配慮と保護に満ちた参加型の環境を提供することを追求するものである。 5.遊び、レクリエーション、スポーツおよび文化的活動における実施 115.子どもたちは、発達および社会化のために遊び、レクリエーション、身体的および文化的活動を必要としている。これらの活動は、子どもの好みおよび能力を考慮に入れながら立案されるべきである。自己の意見を表明できる子どもたちは、遊びおよびレクリエーションのための設備のアクセスしやすさおよび適切さについて協議の対象とされるべきである。正式な協議プロセスに参加することができない、非常に幼い子どもたちおよび障害のある子どもたちの一部は、自分の希望を表明する特別の機会を提供されるべきである。 → 意見を聴かれる子どもの権利(3)へ続く 更新履歴:ページ作成(2011年5月2日)。
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/1299.html
「美鈴、調子はどう?」 「万全ですよ咲夜さん。今なら、黒白辺りが来ても撃退できそうです」 「そう、ならその調子を維持してね」 「了解です!」 様子を見るメイドと、そのメイドに防御体勢の万全さをアピールする門番。 普通に考えるとややおかしな組み合わせであるが、ここ紅魔館では日常的に見られる光景である。 咲夜さんと呼ばれた人物……十六夜咲夜は、紅魔館のメイド長である。 仕事は完璧にこなし、主には絶対服従、決して出過ぎないだけの謙虚さも持ち合わせる。 『完全で瀟洒なメイド』の二つ名に恥じないだけの能力を持つ、従者として最高の能力の持ち主である。 「しゃくや!」 「……」 そんな咲夜に声をかける人影。 3~4歳児程度の背丈と頭脳を持つ、ゆっくりれみりゃである。 咲夜は、目を細め、端から見ると怒りを堪えている様な視線をゆれみりゃにぶつける。 当然だろう。自ら絶対的な忠誠を誓った主と同じ名前というだけの肉塊に、呼び捨てにされているのだ。 瞬間、得意武器であるナイフを投げつける……かと思いきや、目を疑う様な反応を見せた。 「しゃくや~♪ ぷっでぃんたべたい~♪」 「はいはい、ただいまお持ちしますね~」 突然笑顔になり、ゆれみりゃのわがままを聞いて、台所へと急いだのである。 その顔は本当に楽しそうで、スキップまでして全身で喜びを表していた。 十六夜咲夜。 完全で瀟洒なメイドの二つ名に恥じないだけの能力の持ち主。 そして、無類のゆっくりれみりゃ好きである。 彼女は、今日も甲斐甲斐しくゆれみりゃの世話を焼いていた。 『ゆっくりれみりゃいぢめ~おめぇに食わせるぷっでぃんはねぇ!~』 レミリア・スカーレット。 紅魔館の主であり、十六夜咲夜が絶対の忠誠を誓うただ一人の妖怪。 永遠に紅い幼き月の二つ名を持つ、ヴラド・ツェペシュの末裔を自称する吸血鬼。 紅霧異変と言われる事件の主犯でもある、幻想郷屈指の実力者。 彼女は、現在二つの事に頭を悩ませていた。 「う~う~♪ ぷっでぃんくれないとたべちゃうぞ~♪ がぁお~♪ がぁお~♪」 一つは、こうやって近づいてくるゆっくりれみりゃ。 もう一つは、それを可愛がる従者の悪癖である。 「ぷっでぃんよこせ~♪ たべちゃうぞ~♪ がお~がぁお~♪」 「醜いわ……消えなさい」 にこにこと近づいてくるゆっくりれみりゃに、手で振り払う仕草をするレミリア。 その顔は嫌悪に満ちており、通常の人間が同じ事をされたならば、十中八九は後ろも顧みずに逃げ出すだろう。 ただ、自分を恐れる人間の血のみを飲むレミリアにとっては、それは自殺行為であるのだが……。 閑話休題。 危機回避能力が異常に低いゆれみりゃは、指を動かしただけでも消えるほどの力の隔絶に気付かず、ちょこちょこと近づいていった。 「がぁお~♪ ぷっでぃんくれないとしゃくやにいいつけるぞ~♪ がぁお~♪」 「咲夜ね……貴方の言いつけを聞いて、私の従者が私に何をするのかしら」 レミリアの声色が不快の度合いを増す。 ゆれみりゃは、こんな生物がなぜ生きられるのかと不思議に思えるほどに無防備に近寄って、ついに言ってはならない事を口にしてしまった。 「がぁお~♪ しゃくやなしでもおまえなんかやっつけちゃうぞぉ~♪ れみりゃはこうまかんのあるじなんだぞぉ~♪」 「……そう」 レミリアは、一瞥さえせずにゆれみりゃの方に向かって、軽く指を動かした。 「がびゅっ!?」 たった一発の弾幕、いや弾が、ゆれみりゃに突き刺さる。 ゆれみりゃは、その瞬間何が起こったかもわからないまま、ただの肉塊と化した。 元々肉弾戦を好むレミリアであるが、ゆれみりゃに対してだけは弾を使う。 「当然よ、パチェ。だって、あんなもの触ったら感染りそうじゃない」 それを不思議に思ったパチュリー・ノーレッジが聞いた時の、レミリアの答えがそれだった。 レミリアにとって、ゆっくりれみりゃはそれほどに疎ましい存在なのである。 一方で咲夜は、前述した通りゆっくりれみりゃを我が子の様に可愛がっていた。 レミリアにとってはそれもまた不快の一つである。 だが、咲夜はゆっくりれみりゃ以外の事に関しては極めて有能な従者であるため、彼女にしては驚異的と思えるほどの忍耐力で、紅魔館内部のゆれみりゃの数を一定以下とする事で、どうにか妥協していた。 その結果が、自分を紅魔館の主と思い込むほどに増長した肉塊である。 レミリアの、元々大きくない堪忍袋の緒は、音を立てて引き千切れた。 「咲夜っ! 咲夜! いないの!?」 つかつかと目的の人物を探すその姿は、何も知らない者が見ればとても愛らしいが、レミリアという吸血鬼を知る者にとっては、恐怖そのものとなる。 「はいはい、どうかされましたか~?」 だが、咲夜は主の怒りに、のんびりと答えた。 「どうもこうもないわ! 何よあのクズ饅頭、自分が紅魔館の主なんて勘違いしているのよ!? 全部皆殺しにして、屋敷には永久に出入り禁止になさいっ!!!」 怒鳴り散らすレミリアに対し、困った顔で咲夜は答えた。 「はぁ、可愛いと思うんですけどねぇ」 「可愛くない! あんな饅頭は二度と見たくないわ! 奴らは全てこの屋敷から叩き出しなさいっ!!!」 「えぇ~……可愛いじゃないですか。あの真ん丸な所とか、創作ダンスとか『う~う~』言って笑っている所とか……」 その後も、ここが可愛いあそこが可愛いと、ゆっくりれみりゃの良さを列挙して笑う咲夜は、本気であの豚饅頭を可愛いものだと考えているらしい。 レミリアは、信頼する部下のあまりの趣味の悪さに、流石に頭を抱えてしまった。 「分かった、もう良いわ。いいから……」 「お分かりいただけましたか!?」 100は下らないほどの大量の『ゆっくりれみりゃの良い所』を列挙されて、レミリアは力尽きてしまった。 どうすればそこまで可愛く思えるのか……レミリアは、忠実な従者に対し、ほんの少しだけ恐怖を感じてしまう。 「……分かったけど、許すとは言っていないわ」 「どういう事です?」 可憐に小首をかしげる咲夜に、やっと自分のペースが戻ったとばかりに、レミリアは非情な命令を出した。 「一匹だけ許可します。その代わり、そいつが紅魔館の評判を落とす事がない様、調教なさい」 えぇ~、と不満を顕わにする咲夜を見向きもせず、レミリアは蝙蝠風の羽を伸ばし、その場を後に……しようとして、空中で静止した。 「そうそう、期限は決めないけれど、見つけたら叩き潰すからそのつもりでね」 えぇえ~、と不平アリアリの従者のその姿を見て、やっと溜飲を下げたレミリアは、今度こそ優雅な動きで飛び去っていった。 「……どうしましょう」 その場に残された咲夜は、困ったわ、と頬に手を当てた。 実のところ、彼女の趣味の悪さの犠牲者は、精々がレミリア一人。広く取っても紅魔館の住人に対してたまに行う、この『ゆっくりれみりゃはいかに可愛いかを教える』事だけである。 それも強引にはやらないし、そもそも自分の仕事が忙しいのであまり布教はできない。 当然だが、人里で騒ぎを起こしたりなどした事もなければ、するつもりもない。 レミリアは幻想郷での体面を何よりも重んじるから、そんな事をしてしまえばその日の内に追い出されるか、運命を変えられてゆっくりれみりゃを皆殺しにする役目をやらされるかのどちらかになるだろう。 人里で流布している噂は、ただの噂でしかない。 紅魔館内でゆっくりれみりゃを可愛がっている咲夜を見た者(=紅魔館に侵入した者)を排除した事が、尾ひれが付いてそんな風評となってしまったという所だろうか。 余談はさておき、咲夜は見た目よりも本気で困っていた。 「あのゆっくりゃ、わがままな所も可愛いのに……どうしましょう」 だが、忠実な従者である咲夜にとって、主の命令は絶対である。 咲夜はため息を一つつき、門へ向かった。 「美鈴……あら」 「……zzz」 美鈴は眠っていた。 「美鈴ったら……」 穏やかな寝顔を見て、笑顔を浮かべる。 咲夜は寝ている門番を起こさない様にそっと目の前に立ち、いきなりナイフを突き立てた。 「うぁぢゃぁぁぁぁあ!!??」 「お仕事しなきゃダメよ、美鈴」 銀のナイフを頭に突き刺された美鈴は、形容不明な叫び声をあげて飛び起きた。 激痛に苦しむ美鈴の前で、イタズラした子にめっ、とする様に人差し指を立てる咲夜。 だが、ごろごろと転がって痛みを訴える美鈴の様子を見て、やっとまずい状態だと気付き、慌てて館内へ走っていった。 「……落ち着いた?」 「……はぁ、まー、なんとか」 頭に包帯を巻かれ、ふらふらしている美鈴。そのあまりの包帯を手に持った咲夜は、流石にやりすぎたと思ったか、苦笑いを浮かべている。 「ちょっと出かけるから、私。留守はよろしくね」 「分かりましたー……」 美鈴は、実はまだ意識がハッキリしていないから、反射的に答えているのではないかと疑わせる様な頼りない声で返事をする。 だが咲夜は、本人が大丈夫と言っているし、何かあっても妖怪だから平気だろう、と根拠のない信頼を寄せて、屋敷を後にした。 完璧なメイドは、細かい事にこだわらないのである。 「ゆっくりの飼い方ですか?」 ええ、と咲夜は、ほとんど面識のない少女に頷いた。 「ええと、私は別にペットの飼い方について詳しい訳ではないのですが……なぜ私に?」 少女……東風谷早苗は、ハッキリ顔に書いてあるほど困り果てた表情を浮かべている。 だが、咲夜は世間話でもする様な気軽さで、先ほどのゆっくりれみりゃが追い出されそうになるに到った経緯を簡単に説明した。 「なるほど。それでしたら、微力ながら協力させていただきます」 先ほどの困った様子はどこかに吹っ飛んでしまった様に、早苗の目が燃えている。 『可愛いゆっくり』が追い出されそうになるなど、とてもガマン出来ない事態だ。そう、早苗は思った。 ――いざとなったら、奇跡を起こしてでも止めてみせます。 早苗はそう考え、手を差し出す。 咲夜もその意思を捉え、早苗の手を握った。 『ゆっくりは可愛い』 この日、幻想郷住民の過半数からの支持が得られないであろう考えの下、早苗と咲夜の間に同盟が結ばれたのである。 『ゆっくりキモ可愛い同盟(略してゆっキモ同盟)』が樹立してから一週間が過ぎた。 相変わらず、ゆっくりれみりゃはウザい行動をしてはレミリアに潰され、咲夜は屋敷の維持から何から、全てを一手に担って仕事をしている。 だが、咲夜の日課に、ほんの少しだけ変わった所が出来た。 暇を見つけては、美鈴に指示をして、どこかへふらっと出かけていくのである。 「うー……」 レミリアは、それが不満だった。 別に、多少出かけても問題はない。 紅魔館内外の仕事は完璧に終っているから、咲夜がいなくて起こる不具合など何一つ存在しないからだ。 一度、咲夜が淹れなければ紅茶の味が悪いと言った時は、その時だけ戻って、即座にどこかへ飛び出していった。 疲れは一切見せないが、恐らくはかなりの疲労が蓄積されているだろうその姿も、レミリアの不満の一つである。 「うぅー……」 ごろごろとベッドで転がる。 不満げに顔を膨らませ、手足をじたばたさせるその姿は、駄々をこねる子供そのものである。 実際、レミリアは駄々をこねているだけである。 どうしても咲夜を屋敷から出したくないのであれば、外出禁止令でも出せば良いのだ。そうすれば、忠誠心の高い咲夜は屋敷から出ようとはしないだろう。 だが、それもプライドが傷つくし、そもそも子供のわがままの様で格好悪い。 そのため、不満に思ってはいてもレミリアはそんな命令は出さなかった。 「うぅうーーー……」 ごろごろごろ。 転がりながら、うなり声をあげるレミリア。 紅魔館のお嬢様の一日は、こうして過ぎていった。 「お邪魔するわ」 「いらっしゃーい」 咲夜を出迎えたのは、八坂神奈子。神様である。 神様の出迎えという、物凄くレアな体験に、咲夜は全く心を動かさず、目的の人物を呼んでくれる様頼んだ。 「はーい……あ、いらっしゃいませ」 家の奥から、エプロン姿の早苗が駆けて来る。 若奥様の様な女子高生の出迎えに、咲夜は笑顔を浮かべた。最も、我々が浮かべるのとは別の意味での笑顔であるが。 「今日もよろしくね」 「はい、よろしくお願いしますね。……あ、こんなところで立ち話もなんですから、奥へどうぞ」 早苗達に促され、奥へと入っていく咲夜の手には、一つのカゴ。中には、ゆっくりれみりゃが入っていた。 咲夜が出かけていたのは、この守矢神社。 二人はここでゆっくりの教育をしていこうという考えで合意し、咲夜は可能な限り毎日ここへ通っていたのである。 「今日は、どんな事を教えていただけるのかしら?」 「はい、今日は叱り方について学んでいただきます」 広い一室にゆっくりれみりゃのカゴを置き、二人は向かい合って話し合う。 咲夜は、早苗が驚くほどに優秀な生徒だった。 これまで、褒め方・エサのやり方など、いくつかの事を教えてきたが、その全てを完璧にこなしていた。 ――これまでは大丈夫だから……後は、咲夜さんの頑張り次第です。 こんなに簡単でいいのかしら、などと内心思っていた早苗。 だから、その考えはが誤っていたと思い知る事となるとは、思いもしなかっただろう。 「じゃあ、まずは咲夜さんのやり方で叱ってみて下さい」 「わかったわ」 ゆっくりれみりゃ人形を、咲く夜の前に置く早苗。 これまでの講義でも、まずは必ず人形に向かってやってみるというやり方で進んでいった。 早苗がにこにこと笑いながら見つめている前で、咲夜はどういう方法で叱るか考えた。 ――叱る……しかる、叱る? 思い出したのは、よりによって一週間前の美鈴の姿。 ナイフを頭に突き刺し、ごろごろと転がる美鈴は、確実に反省していたに違いない。 ――そうだわ、あれなら絶対に大丈夫、間違いなく反省する。 「だめじゃないのっ!」 咲夜の言葉と共に飛んでいくナイフ。 ざくざくと音を立ててゆっくりゃ人形に突き刺さり、あっという間に人形なのかナイフの塊なのか良く分からない物体へと化した。 早苗は、その様子を見て笑顔のまま固まった。 「えーと……これで良いかしら?」 ナイフまみれの物体を前に、おずおずと聞く咲夜。 その様子から、真剣にやった結果がこれなのだと知り、早苗の意識は彼方へ飛んだ。 一週間、二週間……瞬く間に、一ヶ月が過ぎた。 泣き叫ぶゆっくりれみりゃの前に、咲夜と早苗が立っている。 咲夜は真剣そのものの表情であるが、早苗は巫女であるにも関らず、悟りでも開いたかの様な穏やかな表情をしていた。 「なんでかしら?」 「……やりすぎです、咲夜さん。もっと優しくしなきゃ」 「優しく、優しく……こうね!?」 ざしゅ。 「う”あ”ーーーーーー!!! い”だい”、い”だい”ぃぃぃ!!!」 ごろごろと転がるゆっくりゃ。 それを、咲夜は不思議そうに、早苗はまたやったとばかりにため息をついて眺めた。 「咲夜さん……ですから、ナイフは使わないで下さいって」 「でも早苗、言う事を聞かせるには、これが一番なのよ?」 「うー……ごあいー、ごあいよー……だれかたすけて、たすけてー……」 先ほどのナイフがトラウマにでもなったらしく、震えるゆっくりゃを前にして、早苗は咲夜に一枚の紙を渡した。 「これは?」 「ゆっくりれみりゃ……いえ、ゆっくりの育て方です。読んでみてくださいね」 ぺらぺらの紙に、いかにも女子高生らしい丸文字が踊っている。 早苗の手書きらしいそれは、かなり詳しく育て方について書かれていた。 「ふんふん……分かったわ、これを参考にしていけば良いのね」 やっと分かってくれた……早苗は、ある意味ゆっくりより教えにくいこのメイドが理解してくれた事を悟り、密かに涙した。 「ちなみに、ここの『体罰』というところは、ナイフで代用しても良いのよね?」 「ダメですっっっ!!!」 同盟を組んでから一ヶ月が経過しても、この有様である。 流石に、早苗は疲れてきていた。 このデコボココンビが、果たしてどこまでやれるか……それは、早苗の頑張り次第かもしれない。 遠く果てない未来を思い、早苗は深く深くため息をついた。 ゆっくりれみりゃをペットとして扱う咲夜さんが見たいのと、早苗さんが見たくなったので、ちょっと自分で書いてみた。 案外書けるもんだな……出来はさておき、ですが。 自分の中のイメージですが、ゆっくり……というかペットへの接し方、2人はこんな感じです。 咲夜:可愛がり方も叱り方も、やたら激しい。そのため、饅頭の強度しかないゆっくりを調教するのはほぼ無理と言える。 早苗:『ペットの飼い方』とか持ってきて、マニュアル通りにやってる。優しすぎ、甘えさせすぎで困った子に育つ。 by319 このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/fysl/pages/122.html
外国人処女と結婚する方法を考察をする トップページ メニュー メニューページ サブメニュー サブメニューページ ページ一覧 AVページ AV男優ページ AV女優ページ セックス セックスページ アイドル アイドルページ 乃木坂46の乱 結婚物語 本まとめwiki 処女の外国人女性と結婚する方法を考察する - Seesaa wiki https //seesaawiki.jp/kaigai-konkatsu/ 地域別情報 海のむこうに ~外人嫁・海外脱出など~ - atwiki(アットウィキ) https //w.atwiki.jp/uminomukou/ 地域別 - 海のむこうに ~外人嫁・海外脱出など~ - atwiki(アットウィキ) https //w.atwiki.jp/uminomukou/pages/88.html 日本人女性の現状を確認 ○夫をATMとしか思ってない? ○国際離婚 ○日本人女性の性に対する意識 ○”結婚適齢期”という言葉に騙されるな! 貞操観念について ○貞操の重要性 ○様々な見解 国別情報 前提として※初めに 現地で探す際の具体的な方法の例 世界 世界 国際 国際ニュース万博 首相 大統領 外国企業 外資系企業 日本企業 アジア アジア アジア日中韓 香港・台湾 シンガポール アジアンビューティー天皇 皇族 反日 日本 日本人 日本論 日本企業 日本文化 日本社会 日本政府 日本戦争 自衛隊 生活保護 地方自治体 都会と田舎 都会 田舎 関東 東京 関西 大阪 兵庫 沖縄 長野 新潟 秋田 和歌山 北海道 東京都知事選挙 東京大学 札幌医科大学 東京女子医科大学 京都式排除アート 日本の闇 日本のメディア 日本のメディアの闇 中世ジャップランド 牛角 チャイナドレス 三体 華僑 中国 中国情報 台湾 台湾情報 台湾人 台湾人美女 台湾風俗 台湾ナンパ 韓国 韓国情報 韓国語 韓国人 韓国人美女 韓国風俗 韓国ナンパ 韓国ゴシップ 韓国ゴシップ記事 北朝鮮 シンガポール情報 シンガポール風俗 シンガポール人 東南アジア 東南アジア 東南アジアベトナム タイ※応用可能※ インドネシア ミャンマー ミャンマー情報 フィリピン フィリピン情報ベトナム情報 ベトナムサイト ベトナムブログ ベトナム語 ベトナム人 ベトナム人美女 ベトナム人ハーフ ベトナム風俗 ベトナムナンパ ベトナムの歌手 ベトナムのアイドル ベトナムのニュース タイ情報 タイサイト タイブログ タイ語 タイ人 タイ人美女 タイ人ハーフ タイ風俗 タイナンパ タイの歌手 タイのアイドル タイのニュース インドネシア情報 インドネシアサイト インドネシアブログ インドネシア語 インドネシア人 インドネシア人美女 インドネシア人ハーフ インドネシア風俗 インドネシアナンパ インドネシアの歌手 インドネシアのアイドル インドネシアのニュース仲川遥香 中央アジア 中央アジアウズベキスタン ウズベキスタン情報 ウズベキスタンその他 バングラデシュ バングラデシュ情報 欧州 欧州 欧州 ヨーロッパ ヨーロッパ人のイギリス人像ロシア ロシア情報 ロシアの今時の女子高生 ロシア人 ロシア画像 おそロシア ポーランド ポーランドその他 イタリア スペイン フィンランド フィンランド人彼女 ベラルーシ アルメニア トルコ トルコ情報 トルコの恋愛観 トルコ人 ウクライナ ウクライナ情報 ウクライナ人 イスラエル イスラエル情報 イスラエル人 その他の国 その他の国 その他 南米 中米 北米 米国 米兵 ハワイ パラオ共和国 ニュージーランド ニュージーランドブログ 本まとめwiki 処女の外国人女性と結婚する方法を考察する - Seesaa wiki https //seesaawiki.jp/kaigai-konkatsu/ 地域別情報 海のむこうに ~外人嫁・海外脱出など~ - atwiki(アットウィキ) https //w.atwiki.jp/uminomukou/ 地域別 - 海のむこうに ~外人嫁・海外脱出など~ - atwiki(アットウィキ) https //w.atwiki.jp/uminomukou/pages/88.html 在外 在外 在外日本人 在外ブログ 在外ブロガー iYuta@4カ国語話すPUA iYuta - lit.link(リットリンク) https //lit.link/iyutac 水商売 キャバクラ キャバ嬢 風俗 風俗Q&A 風俗 風俗嬢 ソープ ソープ嬢 デリヘル デリヘル嬢 パパ活 パパ活 パパ活男 パパ活女 パパ活男ブログ パパ活女ブログ 海外夜遊び 風俗 ナンパ 海外風俗 海外ナンパ 海外夜遊び 海外風俗まとめ 海外ナンパ師 iYuta PUA 海外PUA ナンパ師 海外ナンパ師 夜遊びブログ 風俗ブログ 海外風俗ブログ 夜遊びYouTuber 風俗YouTuber 海外風俗YouTuber 海外夜遊びまとめ iYuta 夜遊び 海外夜遊び 風俗 海外風俗 海外風俗まとめ ナンパ 海外ナンパ PUA 海外PUA ナンパ師 海外ナンパ師 風俗YouTuber 海外風俗YouTuber 売春が合法な国 体験談 エロい体験談 海外まとめ ポッカキット 恋愛婚活結婚 上昇婚 下方婚 トロフィーワイフ トロフィーハズバンド パワーカップル 奢り収入身長 奢り 収入 賃金 身長 身長差別 恋愛 恋愛と奢り 恋愛と収入 恋愛と身長 婚活 婚活と奢り 婚活と収入 婚活と身長 結婚 結婚と奢り 結婚と収入 結婚と身長 マウンティング マウンティング男子 マウンティング女子 学歴 学歴 学歴差別 学歴差別YouTuber 警察 警察 警察問題 警察犯罪 警察VSドライブレコーダー 冤罪 交通違反 交通違反冤罪 お金 残クレ 情報 テンプレ ”オタク”が武器に? オタク オタク文化 ドルヲタ アイドライザー アイドル アイドルページ AVページ AV女優ページ セックス セックスページ セックスの同意 女のセックス 童貞 処女 処女婚 ブログ ブロガー まとめブログ まとめブロガー トレンドブログ トレンドブロガー アイドルトレンドブログ アイドルトレンドブロガー ポリコレ 核 核爆弾 原子力爆弾 原子力発電所 絵 画力 芸術 贋作 マネーロンダリング お金 投資 株価 時代 世代 炎上 謝罪 炎上と謝罪 文化 文化資本 資本主義 民主主義 外交 外交特権 国際問題 領土問題 地政学 意見 宇宙 戦争 中東戦争 中東戦争と被爆地 難民 移民 移住 海外移住 海外移住について アンチエイジング アンチエイジング薬 年齢 高齢者 認知症 独身 独身男性 独身女性 婚姻 結婚 結婚生活 恋愛結婚 幼馴染 夫婦 心理 恋愛心理 蛙化現象 据え膳 夫婦 夫婦観 国際夫婦 国際夫婦 恋愛 恋愛観 国際恋愛 結婚 結婚観 国際結婚 結婚物語 婚活 婚活観 国際婚活 婚活体験談 友達の婚活 友達の婚活体験版 婚活市場 婚活男性 婚活女性 国際結婚 恋愛詐欺 結婚詐欺 結婚相談所 国際結婚相談所 メールオーダーワイフ ロマンス詐欺 国際ロマンス詐欺 頂き女子りりちゃん 頂き女子のんちゃん NR・NSX殺人事件 ハニートラップ 恋愛 モテ 非モテ モテと非モテ モテと非モテの恋愛論 ぬいぐるみペニス現象 デート デートなう デート商法 プロポーズ 年の差 年の差婚 年の差有名人 年の差カップル 歳の差 歳の差婚 歳の差恋愛 歳の差有名人 歳の差カップル ロリ婚 ロリコン ショタコン わいせつ 公然わいせつ ハラスメント セクハラ マルハラ アカデミックハラスメント いじめ 学校 教育 教師 教師の正体 塾講師 職業 職業一覧 職業ページ 建築 医師 看護師 保育士 警察 警察問題 警察犯罪 検察 検察問題 刑務所 お役所 お役所仕事 公務員 公務員の収入 公務員の犯罪報道 ボランティア 家賃 収入・物価 男女の収入 身長 身長差別 スペック 自己啓発 遺伝 遺伝子 化粧 美容 男性美容 睡眠 睡眠法 個人情報 個人情報流出 セキュリティ サイバー サイバー攻撃 AI AI美女 AIモデル CG CG史 IT IT法 IT職 IT業界 IT資格 PC PCスペック CGPCスペック PCデポ炎上 PCショップ炎上 Microsoft WWDC Apple Apple信者 Apple Watch Apple Pencil Mac MacBook iPhone iPad DJ DJブログ スマホ スマホシェア 趣味 無趣味 モテない趣味 筋トレ スポーツ スポーツ選手 スポーツ選手の彼女 スポーツ選手の妻 美人スポーツ選手 美少女スポーツ選手 フィギュアスケート 雑誌 週刊誌 男性誌 女性誌 ナンパ ナンパAV 逆ナンパ 逆ナンパAV オフパコ マッチング 出会い 出会いナンパ 不倫 不倫男 不倫女 電通不倫 不倫サレ妻 ヤリチン ヤリマン ニンフォマニアック 学校 教育 教師 部活 体罰 学力 学習 語学 語学データ 留学 英語 英語力 英語動画 英語教育 発音 日本人と英語 日本人と発音 通訳者 歴史 アサシンクリードシャドウズ弥助騒動 意見 人間 人間研究 人種 差別 人種差別 人種問題 警察 警察問題 価値観 美醜 子育て 人生観 死生観 少子化 高齢化 老人 反出生主義 反出生主義の往復書簡 日本論 日本人口論 はてな日本論 日本人の恋愛と結婚と子作りと日本の人口推移 コミックエッセイ 同人 同人誌 同人作家 漫画 漫画家 映画 映画用語 俳優 男優 女優 ドラマ 朝ドラ 夜ドラ バンド 音楽 歌手 姉妹歌手 シンガーソングライター 小説 官能小説 生配信 生配信アプリ ニコニコ生放送 インターネット クールジャパン テーマパーク ディズニー ディズニーリゾート ジブリ ジブリパーク レゴ レゴランド 声優 不倫声優 中絶声優 芸人 芸人妻 女芸人 不倫芸人 中絶芸人 文化 日本文化 海外文化 国際交流 出会い アプリ SNS LINE Instagram Instagramの世界の美女画像集 世界の美女情報 美醜 美女 美女雑多 美女その他 美女まとめ 巨乳 ロリ巨乳 CM CM美女 CM美少女 CM制作会社 二世 二世美女 二世美少女 ハーフ ハーフ姉妹 ハーフ美女 ハーフ美少女 ハーフグラドル ハーフ顔 ハーフ顔美女 ハーフ顔美少女 ハーフ顔グラドル クォーター クォーター姉妹 クォーター美女 クォーター美少女 クォーターグラドル クォーター顔 クォーター顔美女 クォーター顔美少女 クォーター顔グラドル そっくり そっくり美女 そっくり美少女 そっくりグラドル 長身 長身美女 長身美少女 長身グラドル デカ女 デカ女ブーム ミスコン ミスコン美女 ミスコン美少女 ミスコングラドル ミスコンノミネート ミスコン廃止 ミスコン女王 ミスコン女子アナ グラビア グラビアニュース グラドル グラドルズ 巨乳グラドル 爆乳グラドル モデル モデルグラビア アイドル アイドルグラビア 下着 下着CM 下着モデル Seventeen Seventeenモデル 坂道 坂道顔 コスプレ コスプレイヤー コスプレイヤーズ ハーフコスプレイヤー 外国人コスプレイヤー アジア人コスプレイヤー アシュリー・グラハム(バイオハザードRE 4) コンパニオン コンパニオンズ レースクイーン レースクイーンズ 撮影会 露出 露出コーデ カップル イケメン ブサメン イケメンとブサメン ドルヲタ アイドル アイドルページ アイドル女優 アイドル熱愛 アイドル結婚 アイドルトラブル アイドルグラビア 平成アイドル 男女混合アイドル 男女混合アイドルランキング 男性アイドル ジャニーズ ジャニーズ事務所 ジャニーズ事務所報道 ジャニーズ事務所と芸能界 ジャニー喜多川 ジャニーズ百科事典 元ジャニーズ ジャニーズ圧力 ジャニーズ熱愛 ジャニーズ食い ジャニ丼 メイルレイプ アナウンサー アナウンサーの収入 女子アナ 女子アナの収入 玉の輿女子アナ 美人女子アナ 美少女女子アナ ハーフ女子アナ ハーフ顔女子アナ NHK女子アナ NHK記者 美人記者 記者 人物 芸能 芸能界 芸能事務所 芸能人 芸能人の収入 社長 社長の収入 会長 会長の収入 公務員 公務員の収入 企業 起業 起業家 スタートアップ 脱税 タックスヘイブン 就職 就職差別 入社 入社エントリー 退職 退職エントリー マネージャー ガーシー ガーシー情報 熱愛 いじめ 揉め事 裁判 セレブ NTS GI PG PA PT PS XV IR BBC AMWF 自殺 殺人 事件 容疑者 殺人事件 事件その他 紀州のドン・ファン 紀州のドン・ファンの妻 ゲーム ゲーム機 ゲーム会社 ゲームソフト ゲームレビュー ゲームセンター ゲームコントローラー CD オーディオ エネルギー オリンピック オリンピック不正 東京オリンピック 東京オリンピック不正 北京オリンピック パリオリンピック パリオリンピック不正 パリオリンピック誤審 パリオリンピック性別騒動 パリオリンピックいじめ パリオリンピックひいき ぼったくり男爵 スポーツ 野球 サッカー 国家 選挙 政治 政治家 タレント政治家 政党 自民党 政治活動家 環境活動家 ロイヤル 旅行 観光 観光客 観光客美女 外国人観光客 外国人観光客美女 オーバーツーリズム 世界一周 自転車 自転車法 ママチャリ モペット スーパーカー高速道路クレジットカード偽造詐欺事件 車のページ一覧 車 車2 新車 車女子 車美女 車屋 中古車 中古車屋 愛車 改造車 バス 高速バス 運転 煽り運転 ロードレイジ レース レーサー 自動車 電気自動車 自動車メーカー 自動車メーカー不正 車種 車比較 車中泊 車の技術 高速道路 バイク バイク男子 バイク女子 バイク美女 バイク関連 車とバイク 自動車の種類 スポーツカー スーパーカー ハイパーカー スポーツカー購入 スーパーカー購入 ハイパーカー購入 日本車 アジア車 アメリカ車 ヨーロッパ車 フェラーリ スモールフェラーリ ランボルギーニ ベビーランボルギーニ メルセデス・ベンツ ポルシェ GT-R レクサス テスラ 日本車 アメリカ車 ヨーロッパ車 その他の車 マフラー セレブ ジョニー・デップ MeToo 岡田斗司夫 ハーヴェイ・ワインスタイン お茶の水女子大学セクハラ事件 不祥事 性犯罪 わいせつ レイプ メイルレイプ デートレイプドラッグ デートレイプドラッグ事件 ストーカー ジェンダー ジェンダー海外 トランスジェンダー トランスジェンダー差別 フェミニスト フェミニスト海外 フェミニスト炎上 フェミニストの裏垢 フェミニストVS.アンチフェミニスト ツイフェミ はてフェミ まなざし村 LGBT LGBTQ ゲイ レズ パワーレズ 男女の収入 国際性差 夫婦同姓 夫婦別姓 男女 男女平等 男性 弱者男性 弱者男性の姫 女性 女性専用 女性専用車両 女子枠 日本人 外国人 日本人と外国人 外国人と日本人 日本人男子 日本人男性 日本人女子 日本人女性 日本人女性の海外売春 日本人女性の日本人男性像 日本人女性をナンパする外国人 ヨーロッパ人のイギリス人像 日本人と外国人 外国人と日本人 日本人 日本人差別 アジア人 アジア人差別 外国人 外国人差別 差別 差別用語 性差別 男性差別 女性差別 同人性差別 性差別主義者 熱愛 熱愛リスト 熱愛リンク 熱愛その他 統一教会 統一教会の分派による売春 宗教 宗教二世 宗教三世 風俗まとめ 売春が合法な国 立ちんぼ 立ちんぼ動画 パパ活 売春 売春ツアー 買春 買春ツアー 売買春法 風俗 海外風俗 海外夜遊び 海外ナンパ 風俗の種類 風俗の料金 男性用風俗 女性用風俗 恋愛と風俗の間 ハニートラップ 歌舞伎町 整体師 ヤリ部屋 ラブホテル エロ アオカン セックス セックスページ セックステクニック AVページ AV女優ページ AV AVリスト AVリンク AVその他 AV作品 AV作品リスト AV作品リンク AV作品その他 AV総集編 AV総集編リスト AV総集編リンク AV総集編その他 AV検索ワード AV検索ワードリスト AV検索ワードリンク AV検索ワードその他 AVシリーズ AVシリーズリスト AVシリーズリンク AVシリーズその他 AV男優 AV男優リスト AV男優リンク AV男優その他 AV女優 AV女優リスト AV女優リンク AV女優その他 AV女優の収入 AV女優の恋愛 AV女優の結婚 AV女優の婚活 AV女優のセカンドキャリア AV女優プロフィール 元AV女優 blank XV女優 XV女優リスト XV女優リンク XV女優その他 XV女優プロフィール ナンパAV ナンパAVリスト ナンパAVリンク ナンパAVその他 グラビア グラビアリスト グラビアリンク グラビアその他 グラビアアイドル グラビアアイドルリスト グラビアアイドルリンク グラビアアイドルその他 K-POP K-POPリスト K-POPリンク K-POPその他 K-POP記事 K-POP犯罪 K-POP海外 K-POP事務所 宝塚歌劇団 YouTube YouTuberグラビア YouTube創作動画 エロYouTube 性教育YouTube YouTuber 美人YouTuber 離島YouTuber 在日YouTuber 在外YouTuber 海外YouTuber 外国人YouTuber ロシア人YouTuber 海外風俗YouTuber カップルYouTuber 国際恋愛YouTuber 国際結婚YouTuber 国際カップルYouTuber 迷惑系YouTuber 私人逮捕系YouTuber バーチャルYouTuber 女子アナYouTubeチャンネル YouTuberの海外新進 note 映画note 推し活note 推し活ビジネス 推し活他界 テレビ テレビ局 NHK NHKの闇 NHKサイト NHK出演者 NHKスタッフ 放送倫理・番組向上機構(BPO) 訃報 ニュース ニュースサイト ヤフーニュース ヤフーニュース個人 本 雑誌 タイム誌 週刊誌 週刊誌記事 現代ビジネス 女性自身 女性セブン 週刊女性PRIME スマートフラッシュ ベッキー ベッキー・クルーエル ビリー・アイリッシュ バラク・オバマ ジョー・バイデン ドナルド・トランプ ドナルド・トランプとイーロン・マスク イーロン・マスク イーロン・マスクの献金 イーロン・マスクの発言 イーロン・マスクによる差別 イーロン・マスクによる女性差別 イーロン・マスクによるフェイク動画共有 イーロン・マスクによるフェイク動画拡散 エマ・ストーン エマ・ストーンによる人種差別 エマ・ストーンによるアジア人差別 GACKT ダウンタウン 松本人志 ワイドナショー ワイドナティーン ラヴィット ラヴィット姉妹 トラウデン直美 トラウデン都仁 バンクシー エミネム 暇空茜 安倍晋三 河野太郎 長谷川岳 竹田恒泰 大谷翔平 水原一平 木村拓哉 長瀬智也 高橋一生 山寺宏一 荻上チキ しみけん 貞松大輔 菅井秀憲 井手上漠 上川陽子 山口真由 三浦瑠麗 鈴木愛理 市川美織 山下美月 金川紗耶 影山優佳 松田好花 岸帆夏 菜々緒 森香澄 佐々木舞音 山之内すず 安田菜津紀 勝間和代 北村紗衣 雨宮紫苑 国際性差 出羽守 フワちゃん 滝沢ガレソ 妹尾ユウカ 小島アジコ コロンブス Mrs.GREEN APPLE なかやまきんに君 アメリ 謎コメント まとめブログ 雑多 レスバ 記事 記事その他 記事その他ネット 記事その他のその他 記事まとめブログ 記事 Wikipedia 記事 Wikipedia雑多 痛いニュース 痛いニュース記事 痛いニュースまとめ Yahoo知恵袋 まなざし村 増田文学 はてな はてな村 はてな不倫 はてフェミ はてなユーザー はてな村学級会 はてな匿名ダイアリー はてな匿名ダイアリーとは はてな匿名ダイアリーレスバ はてな匿名ダイアリー記事 はてな匿名ダイアリー記事まとめ はてなブックマークとは はてなブックマーク論争 はてなブックマーク検索 はてなブックマーク記事一覧 はてなブックマーク検索ワード はてなブックマーク検索キーワード はてなブックマーク記事ランキング はてなブックマークコメント非表示機能 はてなブックマークとヨッピー はてなブックマークとは差別主義者集団 はてなブックマークとは憎悪を増幅するプラットフォーム はてなブックマークとはURLに勝手にコメントつけるWebサービス はてなブックマーカー はてなブックマーカーの反応 はてフェミ ニュース 国際報道 リンク集 リンク集ETC リンク集その他 リンク集その他その他 感想 魚拓エラー blank アイドル Bot(ページ名リンク) メールオーダーワイフ メールオーダーブライド Mail-order bride https //en.m.wikipedia.org/wiki/Mail-order_bride 対BBA用資料 BBA用語集 アットウィキ アットウィキ メッセージ アットウィキの使い方 アットウィキ(@WIKI)ご利用ガイド https //www.atwiki.jp/guide/ https //www1.atwiki.jp/guide/ https //www1.atwiki.jp/guide/sp/
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/332.html
・これでもかってほど独自設定満開 ・ってか過去作品のすべてに目を通してないのでネタかぶりかも・・ ・書いた人は取り立てあきです ・虐ゆはしてません(そのつもり) ・よろしくおねがいします! 「お、にーちゃん。またきたねぇ!」 行きつけのペットショップの主人に声をかけられた。 僕はよくこの店でゆっくりを買ってる。 愛護派ではないのだが虐待派でもない。 しいていえば観察が好きだ。 僕は飼っているゆっくりたちの神様として適当に登場する。 ゆっくりたちは僕の手のひらの上でいろいろなゆん生を見せてくれる。 それが好きでたまらない。 さて今日はどんな奴らにしようかな。。。 強そうなぱちゅりーと弱そうなありす(でもレイパー) とかの組み合わせでも・・・なんて考えているとまた声をかけられた。 「ちょっとにーちゃん。こっちきて」 「ん・・・?」 店主に呼ばれてバックヤードにいくと、熱帯魚などを飼う水槽があった。 もちろんその中に水がたっぷりはいっている。 中にいるのはもちろん魚かと思いきや・・・ゆっくりが泳いでいた。 本来ゆっくりは水には極めて弱いはず。 ぐずぐずに溶けて死んでるはずがすげー元気に水槽で泳ぐなんて。 あー。よくみるとぴこぴこだのおさげだの各自器用に操るパーツを使って見事に泳いでいる。 「おじさん・・・。これ・・・ゆっくりなの???」 「そうらしいぞ。俺も良くわからんけどな」 店主の説明によると、 知り合いのゆっくりを研究しているやつが発明したらしい。 普通のゆっくりに特殊コーティングと思いこみを利用して水中での生活を可能にしたとのこと。 水の中でしゃべれるのか・・? なんて思っていると『ぐっぐりじでいっでね”!(ゴボゴボ・・・』 一応なんかしゃべっているみたいだ。 水中でしゃべったら口の中に水が浸入して餡子が(ry なんてことは考えるのはやめた。 だって、ゆっくりなんだもん。変なとこは異常にハイスペック。 「要はモニターなんだが、これ持ってってくれないか?」 「ぉぉ・・・・よろこんでぇぇ!」 説明によると、現段階でまだ未完成らしい。 普通に人に飼われる生活での問題点や特性など、全然テストしてない。 そこで知り合いの伝手をたよってのモニターだそうだ。 僕の使命はこいつらを飼ってみて出来事を報告すること。 もし死んだとしてもそれはそれで仕方ないとのことだ。 感覚としては夏休みの観察日記かな? 水槽と水中まりさ用の浮島とおうち、ゆっくりフードをタダで提供してもらった。 そして肝心の水ゆ達は基本4種といわれるもの1匹づつ。 大きさにして野球のボールよりちょい小さめ。 これ以上成長しないように処置済みといわれた。 あとお医者さんごっこに良く使われる程度の低い聴診器を買った。 水中からなんか言われてもゴボゴボして聞き取りにくいから、 聴診器で水槽にピトっとして聞けばいくらかクリアーになるかなと思ったからだ。 帰宅し早速用意をする。 水槽の下から10センチぐらいまで水を入れる。 端の方に浮島とおうち。餌は適当にばらまけば金魚みたいに食べるかな? なんせ店主もよくわからないようだし、とくに説明書や注意書きもなかったので、 かなり手探りの飼育になりそうだ。でもそれはそれで楽しみ。 準備もできたところで、眠らされている4匹にオレンジジュースを垂らし意識を回復させた。 「ゆっくりびれいむがめざめたよ!ゆっくりしていってね!」 「まりさはまりさなのぜ!おにーさんよろしくなのぜ!」 「むっきゅーん!ぱちぇはぱちぇよ!ゆっくりしていってね!」 「ゆ・・ゆんっ!あ、ありすはありすよ!べ、べつになかよくなんてしなくていいんだから!」 なかなか良好なやつららしい(一部除く)。この4匹はお互いに初対面らしく挨拶をしあっている。 腹も減ってるだろうととりあえず陸上で餌をあげてみた。 すると、普通のゆっくりのようにしあわせー!などと喚いた。 ちょっとありすを持ってみた。 「ゆぁ!ちょ、ちょっと!あ、ありすにかってにさわらないで・・!ゆっ!なでなでされたって・・ゆんっ!」 指で摩ってみると少しビニールっぽい印象だ。 どういう仕組みだかさっぱりわからない。饅頭の皮の素材が違うってことなのか? 小麦粉で治療はできるのか?オレンジジュースはとりあえず効くみたいだけど・・・。 1日目 4匹を浮島に乗せる。 「ここがあたらしいゆっくりぷれいすだね!(キリッ)」 「なかなかゆっくりしているのぜ!」 「むきゅ!おにーさんぱちぇまどうしょがほしいわ!」 「あ、ありすはかってにゆっくりするわ!」 そろーりそろーりと探検している4匹。 おうちを発見し、ゆわーっと歓声が聞こえる。 そのうちれいむが我先にとおうち宣言をした。 「ゆん!ここはれいむのおうちだよ!たゆんはでていってね!」 ・・・ れいむをつまみあげ、ここはみんなの家だと説明する。 「ゆ!なにいってるの!?れいむがはじめにみつけたんだよ! だったられいむのおうちでしょ!?おうちがないならみずのなかでねればいいんだよ!」 こいつは体罰をしなければ駄目なタイプの個体かもしれない。 でいぶ因子もちか・・・? 「れいむ。ゆっくりきいてね。おにーさんは実は神様なんだよ」 「・・・ゆ?・・ゆふふ!そんなわけないでしょ!?にんげんさんでしょ!」 「じゃぁ人間さんとれいむはどっちが強いと思う?」 「ゆぷぷ!ばかなしつもんするにんげんさんはれいむにひざまずくといいよ! れいむはみんながおそれるしびれるあこがれるー!れいむさまなんだよ!!」 だめっぽいこいつ。。 「じゃぁ神様の実力を教えてあげよう」 皮に傷がつくと水中生活をするうえで支障がでるかもしれないので、 僕はおばあちゃんの低周波治療器をぺたんぺたんとれいむに張りつける。 「なにしてるの!?ゆふふ!かみさまなんてよわよわさんなんだね! れいむにきずひとつ『ビリッ』っゆっぁっぁぁぁぁ!!!?」 他の三匹には僕が何をしているかわからないだろう。 れいむは声にならない鳴き声を細かくあげ続けている。 「ゅっぁっぁっぁっぁ・・ぁ!!っ!!」 一度停止してれいむに反省したか尋ねると、 「ゆ、ゆん!いまのはじょうだんさんだよ!れいむはにんげんさんになんか・・ぁっゆっゅっゆ!!!」 そのうち顔が赤くなって泣き始めた。 「・・・ゆん・・・ゅっ!ゆっくりごめんなさいぃぃぃ!!!かみさまはさいっきょう!だよぉぉ!!!」 「わかったらいいんだよ。れいむ。」 僕は我ながらとても良い笑顔でれいむを許してやった。 他の三匹はきょとんとした顔でこっちを見ていた。 その後ぐったりしたれいむはそのまますやすやとし始めた。 そのほかの3匹は早速水中にダイブしたようだ。 聴診器を水槽につけて会話を聞いてみる。 「ゆーん!とってもきもちいのぜぇ!」すいすいと華麗に泳ぐまりさ 「ゆ!あんなところにとかいはなぼーるがおちてるわ!」ありすは下に沈んだビー玉をとりにいく 「おにーさんはぱちぇのまどうしょわすれてるのかしら・・・?」ふよふよと浮きながら考え事をするぱちぇ。 うんうん。なかなかかわいい。 普通のゆっくりと違って家を荒らすこともないしいいかもしれない。 そんなことを考えながら観察をしていると、あっという間に日が落ちていた。 ゆっくりたちはペンギンが氷に上がるようにバシャーっと水からあがってきた。 「おにーさん!たおるさんをよういしてほしいのぜ!」 言われた通りにタオルを用意して浮島の空きスペースにおくと、 その上でコロコロと転がり水気を取り除いていた。 「「「ゆっくりおやすみなさい!」」」 3匹はおうちにはいって各自のべっどさんで眠りに付いたようだった。 2日目 こいつらが気になって仕方なく、朝早く起きてしまった。 早速水槽をみるとすでにみんな起きている様子。 「ゆ!かみさまさん!ゆっくりおはよう!」 れいむが僕に元気よく挨拶する。昨日のことで随分懲りたみたいだ。 「かみさま?おにーさんじゃないのぜ??」 「ゆん!おにーさんはかみさまなんだよ!ゆっくりりかいしてね!」 きょとんとする他3匹。 「そーだよ。れいむ偉いね。僕は実は神様なんだ」 「むきゅー!はじめてかみさまをみるわ!」 「ありすの・・かみさま・・?」 それぞれ反応しているが、説明も面倒なので各自の判断に任せるとしよう。 朝ごはんをあげようとして、ふと考えてみる。 金魚のように水中に餌をなげてもこいつらは食べるんだろうか? 気になったらすぐに実験!チョコベビーを水中にばらまいてみよう。 「みんな朝ごはんをあげるよ~」 バラバラバラ チョコベビーが水の上にふよふよ浮いている。 ゆっくりたちは勢いよく水に飛び込むと夢中で食べ始めた。 「めっちゃうっめ!まじぱねぇ!うんめっ!!」 「むーしゃむーしゃ!とかいはぁぁぁ!!!!」 うんうん。鯉に餌をやってる気分。バシャバシャと音がする。 粗方食べ終わるとお腹(?)の方が上の方に浮きかけている。 「れいむのっ!すーぱーうんうんたいむはじまるよ!」 え・・・ 水の中でうんうんしちゃうの・・・? ってゆうか4匹ともする気マンマンだ。 「「「「すっきりー!!!」」」」 それぞれのあにゃるからうんうんがプカーっと浮かんでくる。 これは・・どうなるんだ? 「ゆふぅ・・・っ!くさいぃぃぃぃ!!!!」 うん。そうだろうなぁ・・・。 ばしゃばしゃと水を漕ぎ、4匹は水槽の隅の方に固まった。 僕はうんうんを4匹の方へ誘導する。 「ゆんやぁぁぁぁ!!!うんうんはゆっくりできないんだぜぇぇ!!!」 「ゆぅぅぅ!いなかもののにおいがするわぁぁ!!!!」 「むきゅっ!かみさま!おねがいよ!うんうんさんをどうにかして!」 ぱちぇがむきゅむきゅとお願いしてきた。 「うーん。ぱちぇ。僕は神様なんだ。奴隷じゃないんだよ。自分たちでどうにかしてごらん」 「むっきゅー!そ、そんなこといったってっ!」 「今日はこれからごはんさん抜きでいいかい?」 「ゆわぁぁぁ!そ、それはゆっくりできないんだぜ!」 「あ・・ありすがとかいはになんとかしてみるわ!」 お。ありすが率先して動きだした。ちょっとツンデレだけどいいこだ。 ありすは自分の口でうんうんを咥えると浮島の小箱の中に上手に入れた。 僕はそんなありすをそっと持ち上げ指ですりすりしてあげる。 「ゆぅ・・!ゆ~ん!・・・あ、ありすきもちよくなんかなってないんだからっ!!」 それを見ていた他3匹も何とかうんうんの処理に成功したようだ。 「みんな上手だね。神様も一安心だよ。でもね。みんな。 最初からこの箱の中でうんうんしたら良かったと思うけど?」 4匹はゆがーんとした表情をした。 3日目 今日もやつらはゆっくりと水槽で楽しそうに泳いでいる。 ぱちゅりーのためにスナック菓子の成分表示の部分を切り取って水槽に入れてあげた。 「むきゅ!!!!こ、これは!すごいまどうしょだわ!ぱらちのーす・・くりーむ・・」 お。カタカナは読めるらしい。 僕は近くのソファーに腰掛け、まったりと水槽を眺めながら読書をする。 こんな時間も悪くない。 僕がうとうとと昼寝をしそうな時だった。 ・・・グラ・・・ ん? ・・・ガタガタガタ・・・ゴゴゴゴ・・!!!! うぉぉ!? 地震だ!!!結構揺れいている 僕は食器棚が倒れないようにダッシュで台所へ走っていた。 ・・・グラ・・グラ・・・ 体感にして1分ぐらいだろうか。震度3以上はあったように感じる。 はっ!水槽!!! 倒れてないだろうか。ダッシュでまた水槽に近寄る。 良かった。台から少しずれてるけど大丈夫なようだ。 ほっと胸をなでおろし、水槽をみると、 「・・・んほぉぉぉぉぉぉぉ!!!!???」 あ、え、 ありすたん絶賛欲情中って。 ものすごい勢いでぺにぺにを使い水槽の中を泳ぎまくるありす。 ちょっと僕も引く。 「ゆ・・・ゆわぁぁぁ!!!れいぱーはゆっくりできないのぜぇぇぇ!!!」 「んほぉぉぉぉ!!!!とかいはなまりさだわぁぁぁ!!!!!!」 どうやら標的はまりさのようだ。 れいぱーへ変貌を遂げたことによる身体能力の向上。 まりさはあっというまにバックを取られ、とかいはな愛をそそがれそうになっている。 ちょっとこのままみてたかったが、子供ができては厄介だ。 ちなみにれいむとぱちゅりーは水槽の下、隅っこで震えながら様子をうかがっていた。 「んほぉぉぉぉぉ!!!ありすもうすぐげんかいよぉぉぉ!!!??」 「ゆんやぁぁぁぁ!!!!!まりさのばーじんさんがぁぁぁ!!!」 あ、ぺにぺにずっぽし入ってるし。 二匹の体から出るぬめぬめした粘液が水中を漂っている。 僕は水槽の中に手を突っ込み、ありすを引き上げた。 「かみさまぁぁぁ!ありすぅぅぅ!もうすぐすっきりしそうだったのよぉぉぉ!!??」 えーっと。れいぱーを戻すのってどうやるんだ?? なんて考えていると、ぬめぬめでつるっと滑ってしまった。 ぽちゃん!ありすがまた水槽にダイブした。 「おみずさんのしょうげきぃぃ!!わるくないわぁぁぁ!すっきりぃぃぃぃ!!!!」 あう。早漏さん・・・?ありすは入水する抵抗が気持ちよかったのかすっきりしていた。 ありすの顔がれいぱーから戻ってゆく。 そうかー。出すもの出しちゃえばもどるのかー。 なるほど。なんて一人感心をしていると。 「・・・ゆ・・ゆわぁぁぁぁぁぁぁぁあああ!!!!!!」 「むきゅぅぅぅぅぅ!!!!!!」 なんだか水槽から悲鳴が。 全4匹の額から茎が伸びている。 え・・・あ・・・水槽にふよふよカスタードが泳いでいる。 ありすの精子餡が水に溶け、水槽の隅までいきわたった結果のようだ。 ってかありすにいたっては自家受精。 みるみる茎が増殖していく。 「ゆわぁぁぁ!!れいむおかあさんになっちゃったよぉぉぉぉ!!??」 「むぎゅ・・・ぱちぇ・・・なんだかうまくおよげないわ・・・」 体力のないぱちゅりーがすでに虫の息だ。 やばい! 僕は台所から急いでオレンジジュースをもってきて水槽にどぼどぼそそいだ。 「あまあまさん!!!ゆぅぅ!なんだからくになったのぜ・・・ゆぅぅぅっ!!!」 体力が回復したと思いきや、実ゆがみるみる大きくなる。 「ゆっきゅりうまりぇるよ!」 茎から実ゆが離れた。 「・・・おみじゅさんはゆっくりできにゃぃぃぃぃ!!!!」 「みゃみゃぁぁぁ!!!!ありしゅをたしゅけてぇぇぇ!!!・・・」 生まれ落ちた実ゆは水槽の上にぷかぷか浮かび、溶けかけている。 「おちびちゃんたちぃぃぃ!!!」 すごい勢いでぼせい(笑)の強いれいむがぴこぴこをぐるぐるさせ赤ゆに近づく。 しかし近付いたことで水流が発生し余計に溶ける速度を速めた。 「「もっちょ・・・ゆっきゅりしちゃか・・・・」 「ゆわぁぁぁぁああああ!おちびちゃぁぁぁん!!!!」 赤ゆは完全にその姿をとどめていない。小さなカチューシャがぷかぷか浮かんでいる。 黄色いカスタードが皮から完全に分離し水槽を漂う。 その溶けた餡子やカスタードのおかげでまた回復するが、ありすの精子餡がまた受精させる。 「ゆんやぁぁぁ!!!ま、またおちびがぁぁぁぁ!!!!!」 「むっきゅー!!!かみさまぁぁぁ!!!!ぱちぇをなんとかしてぇぇぇ!!」 にょきにょきにょき・・・ ・ ・ ・あっけにとられた僕はその光景を見ることしかできなかった。 ゆっくりの地獄と化した水槽の上の方には餡子やカスタードの層と小さな飾りが無数浮かぶ。 無限に生まれる赤ゆに希望と絶望を与えられ続ける4匹。 そのうち体力の回復と受精が追いつかなくなったのかへにょへにょになって 最後には水槽にぷかぷかと仲よく4匹のデスマスクが浮かんだ。 うわー・・・・。 だめじゃんこれ・・・。 とりあえず携帯で画像を取り、今までの経緯をモニターとして報告をした。 この水ゆ。しばらくは市場にでないだろう。 いや、改良されてどうにかなるのかな・・・ 僕はただ、ため息しか出なかった。 アトガキ なんか金魚みてたらかわいかったので書いてみました。 でもゆっくり的に考えたら全然だめだめな結果にorz きっともっといろんなことが水ゆにはあるんだろうと思うんですけど、 長い文章が苦手なもんで3日で全滅させちゃいました。 前作ですくらいどさんに反応してもらってとってもうれしかったです。 ビックマグナムwwwですよねー確かに! あ、あとゆんやー粉を考えた作者さま。随分前のことなんですが設定勝手にお借りしました。 とても好きだったのです。ありがとうございました。この場をかりてご挨拶。 過去に書いたもの anko1396 しゃっきんさん anko1427 しゃっきんさん その後。 anko1439 むしゃくしゃさん anko1445 おりぼんさん anko1470 しんぐるまざーって大変だね! anko1494 はとぽっぽ anko1633 不運な俺とまりさ
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/53928.html
登録日:2023/04/23 Sun 15 02 00 更新日:2024/08/25 Sun 15 44 47 所要時間:約 11 分で読めます ▽タグ一覧 イケメン チョーク投げ ハンサム 一年は組 三浦貴大 何故かなかなか立たなかった項目 先生 公式イケメン 公式美形 内博貴 出席簿 初恋の人 半子 土井先生 土井半助 女装すると美人 忍たま乱太郎 忍術学園 恩師 愛すべき先生 抜け忍 担任 教師 残念なイケメン 法然上人 火薬 火薬委員会 独身 神経性胃炎 結構暗い過去持ち 練り物 美形 聖徳太子 苦労人 落第忍者乱太郎 解説役 野島健児 関俊彦 黒板消し 利用できるものは何でも利用するのが忍者だ! 土井(どい) 半助(はんすけ)は、漫画『落第忍者乱太郎』およびTVアニメ『忍たま乱太郎』に登場するキャラクター。 声優は関俊彦、野島健児(19歳の頃)、実写映画版の俳優は三浦貴大(第1作)、内博貴(第2作)。 ●目次 【プロフィール】 【概要】 【人物】外見 性格 特技 【関連人物】 【余談】 【プロフィール】 年齢:25歳 星座:射手座 血液型:O型 身長:175cm 出身地:瀬戸内・福原(*1) 【概要】 忍術学園一年は組の教科担当教師。 火薬や兵法に精通していることから(*2)火薬委員会の顧問も勤めている。 彼の担当は教科、すなわち座学がメインであるが、内容によっては実技担当の山田伝蔵と共同で授業を行う場合もある。 トラブルメーカー揃いの一年は組や学園長の突然の思いつきには山田共々振り回される毎日であり心労が絶えないものの、教え子たちのことは常に大切に思っている。 その整った顔立ちや乱太郎達主役にとって担任かつ「頼れるお兄さん」的存在であることから、アニメ版放送初期より多くの女性視聴者のハートを鷲掴みにした初恋相手と位置づけられており、現在もなお根強い人気を誇るキャラクターの一人でもある。 【人物】 苗字は作者の知人から付けられた。土井のモデルは浄土宗の開祖・法然上人とされている。 元は福原地方の権力者の家に生を享けた若君だったが、幼少期に家を滅ぼされ天涯孤独の身となった。その後は仏門に入り忍術・兵法の修得や修行に励み、忍の道を志す。 19歳、忍務に失敗し逃亡を図っていた所を、偶然家族旅行に来ていた山田一家に助けられる。 その後の詳細な経緯は不明だが忍術学園に教師として就任し現在に至る。 以上の経歴は原作第50巻およびアニメ『おかえりなさいの段』(第20シリーズ90話)で初めて明かされた。 なお、DVD初回特典ブックレットにて「当時の土井は抜け忍として追われていた」と作者より説明されている。 一人称は「私」で、アニメ版では初期のみ「俺」と言うこともあった。 生徒や教職員からは「土井先生」と呼ばれているが、山田からはプライベートや素の時では時々「半助」と呼ばれることがある。 彼がいない場面で難しい忍術用語などが登場した時に、画面に割り込んだり背景を突き破るような演出で登場し用語解説を行う役割が多い。 ちなみに独身で彼女はいない。 外見 キャラクターソング『忍たまファミリーご紹介の段』(*3)によると「学園一のハンサム」。 身長も175cmと、舞台設定のモデルとなった室町時代末期の成人男性平均身長(156~157cm)と比較するとかなりの長身である。 同じく顔立ちの整ったきり丸や山田利吉などと並んで、(上級生など他の美男子キャラが少なかった)初期から登場しているキャラクター群を代表する「イケメン枠」の一人であり、主に女性視聴者から高い支持を得ている。人呼んで「初恋の人」「初恋泥棒」「初恋キラー」など。 当然のことながら、女装を披露した際はかなりの美人である。 容姿こそ端正だが、髪は枝毛が多く酷く傷んでいる他、原作では洗濯をする暇と替えの服を持っていないため私服が常に汚れている(*4)など身だしなみはあまり清潔とは言えない。 性格 成績不振の一年は組と学園長による突然の思いつきが主な悩みの種。ストレスを蓄積させるあまり神経性胃炎を慢性的に引き起こしており、生徒によるトラブルに直面するたび胃をキリキリと言わせている。 物覚えの悪い生徒(特に乱太郎、きり丸、しんべヱ)が原因で、連日のように補習授業や追試に追われている。おまけに過去に授業で教えたはずの内容も生徒に忘れられていることも多く、余計授業が大幅に遅れる原因となっている。 前述した「学園長の思いつき」によって授業がお流れになるパターンも進行に支障を来す要因の一つとなっている。 山田ほどではないが、覚えが悪かったりトラブルの種を蒔く生徒には「教えたはずだ教えたはずだ!」と怒りを爆発させることもしばしばで、初期ではゲンコツや尻叩きなど体罰も行う場面も多く見られた。それらを除けば激昂する山田や学園長など他の教職員を宥める立場にいることが多い。 それでもは組の生徒たちのことは心から大事に思っており、よく彼らを「一年は組の良い子たち」と呼んで教師としての愛情を注いでいる。その愛情は生徒たちにもきちんと伝わっているらしく、彼らもまた土井を大事な先生として深く慕っている。 事実、一年い組教科担当の安藤夏之丞がは組の出来の悪さを小馬鹿にしてきた時には怒りを顕にしつつ反論しており、大事な教え子を侮辱する言動を決して許さない強い信念が窺える。 基本的に真面目なのだが稀にボケをかますこともあり、例えばきり丸達が訳合りの稗田八方斎を土井の家に連れ込んだ際に彼の名前を「冷えた麻婆豆腐」と呼び間違えたことがある。八方斎の呼び間違えは乱太郎らがよくやるネタだが、麻婆豆腐呼びは実は彼がルーツだったりする。 ちくわやかまぼこなどの練り物が大の苦手(*5)。食堂のランチで出される度にきり丸にこっそり与えているが、食堂のおばちゃんにバレては大目玉を食らっているためその時は仕方なく食べている。 苦手になった理由として「ちくわを喉に詰まらせて死んだ人の話がトラウマになっている」と本人が語っているが、乱太郎達曰く毎回違う練り物の話になっているため本当の理由は不明。 一方でカオス回として知られる「ハンサムな…の段」では、乱太郎達の夢の中で山盛りのちくわを美味しそうに頬張っていた(*6)。 飲み物は炭酸飲料の方が好みの模様。 特技 忍術学園の教師陣の中では20代半ばと若年にして忍者としての総合的な実力はかなり高い。 そんな中、手裏剣投げは苦手であると語っているのだが、なぜかチョーク、出席簿、黒板消しなどの文房具は百発百中で標的に命中させることができる。 一応苦無や刀などは所持している上、敵の強さに応じて武器として使うこともあるが、本人は得意のチョーク投げにこだわっているようだ。 ※手裏剣の種類の中には「乱定剣(らんじょうけん)」という技が存在し、緊急時に本来武器ではない物でも敵に投げ付け危機を脱する手段として成立する。文房具投げもふざけているように見えて立派な忍術なのである。 山田と異なり女装には消極的だが、彼に巻き込まれる形で女装姿を披露するパターンが多い。女装時は基本的に「半子」と呼ばれる。 だが、明らかに見た目に難有りの山田扮する「伝子」と比べると元々美形であることからよく似合っている。団蔵の父や学園長、ヘムヘムもその容姿を賞賛していたほど。 休暇の間、きり丸のアルバイトを手伝わされてきた経験から洗濯や子守の腕前が上達した。 この他にも、下級生が残した意味不明な文章や伝言を独特の解釈で解読してみせたり、聖徳太子のように複数人の生徒が同時に喋った言葉を的確に聞き分けたりなどの特技も持っており、事件解決に役立っている。 【関連人物】 ●摂津のきり丸 教え子の一人。幼少期に戦で家族と帰る家を亡くし天涯孤独となった経緯から、長期休暇などは土井が保護者代理として彼を町長屋の自宅に居候させている。 きり丸が同居するようになって以来、毎回一人で捌ききれない量のアルバイト(内職や子守)を手伝わされており、休暇中ですら休む暇がない苦労人と化してしまっている。 きり丸を同居人として招いた理由について『土井先生ときり丸の段』では「自分と同じような育ち方をしているから」という主旨の発言を残している。 自宅の隣に住むおばちゃんからは「親子」(*7)、大家さんからは「歳の離れた兄弟」と勘違いされている。 ●山田伝蔵 「人物」で触れたように、山田とは忍術学園就任以前からの付き合いである。また、土井にとっては同じ教室を受け持つ同僚以前に命の恩人でもあり、教師としての道を示してくれた存在であることがわかる。ただし「伝子さん」には遠慮している。 上記の通り、職務中は原則「土井先生」呼びが基本だが、プライベートや素の時に「半助」呼びされるのもこのためと思われる。 山田家に命を助けられた縁で息子・利吉とも交友関係が深く、兄弟のような仲を見せることもある。 ●安藤夏之丞 声 - 徳丸完(第1期 - 第18期第69話)→小形満(第18期第83話 - ) 一年い組の教科担当教師。忍術学園の教師としては古参かつ年長者に位置する。親父ギャグが趣味。 嫌味な性格で、い組の生徒が優等生揃いであることを鼻にかけている。さらに成績不振のは組(話によってはろ組も)をしばしば馬鹿にした発言をするため、同じ教科担当の土井とは犬猿の仲(ただし常に険悪な関係というわけでもなく普通に会話を交わす場合もある)。 しかし、は組がい組よりも実戦経験が豊富である事実やそれによって培った実力については認めている節があり、一概には組の全てを否定しているわけではない。また、は組とは対照的に教科は優秀でも実戦で力を発揮できない自らの教え子が悩みの種となっているなど、クラスの実態としては対極的でも教え子に対する思いの本質は土井と幾らか共通する部分もある。 その他、は組の生徒と土井が楽しそうにしている光景を羨むことがあったり、教員としては組の生徒を気遣うなど、近年では嫌味なだけではなく思いやりのある一面も強調して描かれるようになった。 ●諸泉尊奈門 声 - 島田敏(第16期、第18期44話)→代永翼(第18期 - ) タソガレドキ城に仕える忍者。実力はそこそこだが若さ故に経験不足が目立ち失敗も多い。 先述した土井のチョークなどによる「乱定剣」に敗れて以来、彼を一方的にライバル視している。 ●大家 声 - 五島慎 土井ときり丸が住む町長屋の大家で本名は不明。 土井が忍者かつ学園の教師であることは(本人が隠しているため)知らないようだが、長期間留守にしていることを理由に無断で他人に土井の借家を貸し出してしまったりなど困った性格。 貸主という立場であるため土井は家賃の支払いの件などで何かと頭が上がらない存在である。 ●隣のおばちゃん 声 - 大塚瑞恵(第6期)→はやみけい(*8)(第9期 - ) 土井の住む長屋の隣室に住む中年女性。本名不明。 大家さんと同様、土井にとって頭が上がらない人物の一人で、よく土井の下へ苦情を言いに訪れる。 原作では地獄耳のため土井が忍者であることがご近所に唯一知られてしまう。また、アニメでもその描写がなされたもののストーリーが改変されたため彼女も土井が忍者であることに気付いていないことにされている。 【余談】 「外見」でも言及した通り、そのハンサムな容姿や生徒思いの優しい性格などから非常に根強い人気を誇るキャラクターであり、アニメ公式サイトが2011年に実施したキャラクター人気投票では、「忍術学園グループ」部門1位、さらに総合1位に輝いた。 『NARUTO‐ナルト‐』に登場するうみのイルカとは、「主人公に忍術を教える教師」「中の人が同じ」など複数の共通点を持っている。 生い立ちのモデルとされている法然上人は、原作者・尼子騒兵衛氏の母校・佛教大学の宗派(浄土宗)の開祖である。 乱太郎、きり丸、しんべヱ!きちんと追記・修正できるまで補習授業だ!! そんな~~! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 教師なので腕に覚えがあるはずだけれども、座学担当のせいか実技に自身のない描写が初期の原作であったりする(一発で手裏剣を的にあてないといけないときに「自信がない」としぶるのを良い子たちがまさかの方法で打開される) -- 名無しさん (2023-04-23 15 17 35) 大家は子供たちがやたら出入りしていてそのときに疑われた職業は「保父」さんという中らずと雖も遠からずという -- 名無しさん (2023-04-23 15 19 55) この人物に関するエピソードの中では、かまぼこのお化けに追いかけられるも無理矢理口に詰め込まれた練り物がやっぱり美味かったのでそれをたらふく食べる…という夢を見て、その後現実で食べようとするもやっぱりダメで最終的に食堂のおばちゃんの怒りを買ってしまう話が印象に残ってる -- 名無しさん (2023-04-23 15 49 44) 土井先生まだ項目無かったのか -- 名無しさん (2023-04-23 16 52 49) 『忍たまがやってくる』に土井先生の着ぐるみが登場しないのは、作者(アニメの製作スタッフ?)が公式美形だと認めてしまってるからではないかと思う。「着ぐるみで土井先生のカッコ良さを再現するのは難しい」みたいな… -- 名無しさん (2023-04-23 17 01 47) 美形だが髪結師の鷹丸くんがブチギレするくらい髪の毛が痛んでいることから、人並みの身だしなみには気をつけているけれども細かな手入れはしない派そう -- 名無しさん (2023-04-23 17 06 07) 火薬の調合間違えるって恐ろしいな。下手すりゃ生徒ごと吹っ飛ぶぞ。 -- 名無しさん (2023-04-23 17 24 03) ↑忍術学園では日常茶飯事だぜ -- 名無しさん (2023-04-23 17 29 53) 練り物 最初期のエピソードは目の前で爺さんが竹輪をストロー代わりにして吸っている時に喉に詰めらせ亡くなったから -- 名無しさん (2023-04-23 19 52 30) 親友に泥棒の石川五十ヱ門がいる -- 名無しさん (2023-04-23 20 02 26) 関さんと言えばこの人 -- 名無しさん (2023-04-23 20 57 29) きり丸と同居してから彼のドケチ精神からえらいモノを食わされるようになった。薪代をケチるためとは言え風呂の残り湯でお茶を出すのはやめてやれよきりちゃん -- 名無しさん (2023-04-23 21 06 03) きり丸から「中途半端の『半』、助兵衛の『助』」って読みを言われた時に、こぶだらけになるほど顔を殴りまくったギャグシーンが印象に残ってる -- 名無しさん (2023-04-23 21 07 25) 座学担当だから山田先生よりかわ弱いようだが、それでも並の忍者ならチョークや出席簿などで圧勝できるんだよな。 -- 名無しさん (2023-04-23 21 33 30) 練り物は現実の大抵の人間は大好きだけど、彼は練り物が大の苦手なのは"漫画"だから。(理由分かるよね?) -- 名無しさん (2023-04-28 15 30 16) お姉様方の初恋ハンター。小さい頃に乱太郎を見てて好きだった人が大きくなって、子供と一緒に乱太郎を見て再度夢中になってしまうこともあるとか。 -- 名無しさん (2023-06-23 23 26 08) 小さい頃「おたよりコーナーのおねえさん、えがうまくてすごいなぁ」→現在「そういう...事だったのか...!」 -- 名無しさん (2023-12-11 09 19 48) 中の人の所為でデュオやクルーゼも練り物が苦手と言う印象が付いて離れない。 -- 名無しさん (2024-07-02 11 17 02) 土井先生って一年は組教科担当と言うより、一年は組強化担当って思う -- 名無しさん (2024-07-07 14 57 30) 作者いわく「腕はともかく性格的には本来忍者向いてない人」。優しすぎるからね… -- 名無しさん (2024-08-25 15 44 47) 名前 コメント