約 71,402 件
https://w.atwiki.jp/jingai/pages/431.html
【作品名】 NHKにようこそ! ED映像(前期) 【ジャンル】アニメED 【名前】最大サイズの赤ちゃん人間 【属性】最大サイズの赤ちゃん人間 【大きさ】目だけで銀河の7倍程度。全身はその20倍程度なので銀河の140倍程度。 【攻撃力】【防御力】【素早さ】大きさ相応の赤ちゃん人間並。 【特殊能力】なし。 【長所】でかい。 【短所】でかいだけ。 【備考】1 10あたりで登場する。 普通の赤ちゃん人間や冷蔵庫、クーラーなどが地球上で踊る→ズームアウトして地球全体が映る →さらにズームアウトして火星と小惑星群が映る→さらにズームアウトして土星が映る →さらにズームアウトして(いきなり激しくズーム)銀河が映る →さらにズームアウトすると銀河周辺の宇宙は赤ちゃん人間の目だった →さらにズームアウトしてその赤ちゃん人間の上半身が映る という流れなので普通の赤ちゃん人間を内包した別の赤ちゃん人間だと考えられる。 【備考2】容姿はどう見たって人間じゃないけど、「赤ちゃん人間」って名前だしもしかしたら人類でるかもしれないのでこのスレに参戦できるか微妙 --- vol.3 17 :格無しさん:2011/06/06(月) 21 33 55.31 ID rz75W7f1 16 名前だけで特定するほかの要素が無いなら大丈夫じゃね。 本来は人間でも、バケモノ化したあと任意で人間に戻れるとか じゃないならいいかもしれんし。 赤ちゃん人間 考察 大きさ勝負で エンキドゥー>赤ちゃん人間>ビクトリーグレイモン
https://w.atwiki.jp/automata_ex/pages/37.html
Ch.01:プロローグCh.01-01:ヨルハ部隊地球降下作戦Ch.01-01_1:2B 空中戦 Ch.01-01_2:9S 防衛システム解除 Ch.01-02:工場廃墟Ch.01-02_1:2B 巨大防衛兵器戦 Ch.01-02_2:9S 工場外部の探索 Ch.01-02_3:2B 工場内探索 Ch.01-02_4:2B 巨大防衛兵器再戦 Ch.01-03:超大型兵器戦Ch.01-03_1:2B 地上戦 Ch.01-03_2:9S 空中戦 Ch.01-03_3:2B 空中戦 Ch.01-04:バンカーCh.01-04_1:2Bの目覚め Ch.01-04_2:9S 2B起動セットアップのアシスト Ch.01-05:与えられる任務 Ch.02:レジスタンスキャンプCh.02-01:廃墟都市へ降り立つ Ch.02-02:砂漠へと向かう Ch.03:アダムとイヴCh.03-01:砂漠地帯 Ch.03-02:砂漠の団地 Ch.03-03:アダム戦 Ch.03-04:ヨルハ部隊員の捜索 Ch.04:狂気の歌姫Ch.04-01:遊園地廃墟 Ch.04-02:戦車型機械生命体戦 Ch.04-03:歌姫降臨 Ch.04-04:使者の来訪 Ch.05:穿たれた大地Ch.05-01:パスカルの村 Ch.05-02:超大型兵器の来襲 Ch.05-03:エイリアンシップ Ch.05-04:アダム・イヴ戦 Ch.06:森の王様Ch.06-01:バンカーでの調査報告 Ch.06-02:商業施設跡へ Ch.06-03:森林地帯を探索 Ch.06-04:森の城 Ch.06-05:復讐者A2 Ch.07:彷徨える子供Ch.07-01:パスカルへ報告 Ch.07-02:空母護衛任務の受注 Ch.07-03:海上空中戦 Ch.07-04:怪獣 Ch.08:複製された街Ch.08-01:囚われた少年Ch.08-01_1:2B 9S捜索 Ch.08-01_2:2B アダム戦 Ch.08-01_3:9S 記憶領域 Ch.09:狂った宗教Ch.09-01:信じるモノ達Ch.09-01_1:9S データオーバーホール Ch.09-01_2:2B 機械生命体動向調査 Ch.09-01_3:2B 和平交渉 Ch.09-02:脱出Ch.09-02_1:9S ハッキングによる2B支援 Ch.09-02_2:2B 工場廃墟からの脱出 Ch.09-02_3:2B 大型多脚兵器戦 Ch.09-03:真実Ch.09-03_1:2B 大型多脚兵器撃破 Ch.09-03_2:9S 真実を知る Ch.10:喪失Ch.10-01:暴走する機械達Ch.10-01_1:9S 戦闘配置 Ch.10-01_2:2B 救援要請 Ch.10-01_3:2B レジスタンスキャンプ救援 Ch.10-01_4:2B 大型多脚兵器戦 Ch.10-02:多塊構成球状兵器戦 Ch.10-03:パスカルの村救援 Ch.10-04:イヴ決戦 Ch.10-05:2Bと9SCh.10-05_1:戦いの終わり Ch.10-05_2:戦いの始まり Ch.11:総攻撃Ch.11-01:2B 侵攻作戦開始 Ch.11-02:9S 防空システムハッキング Ch.11-03:2B 制圧戦 Ch.11-04:汚染されたヨルハ部隊 Ch.11-05:2B バンカーからの脱出 Ch.11-06:2B 最期 Ch.11-07:9S 別離 Ch.12:砂の記憶Ch.12-01:A2 目覚め Ch.12-02:A2 砂漠地帯戦闘 Ch.13:「肉の箱」Ch.13-01:9S 目覚め Ch.13-02:9S 「塔」へアクセス Ch.13-03:9S 覚悟 Ch.13-04:9S 資源回収ユニット『肉の箱』 Ch.14:パスカルの絶望Ch.14-01:A2 燃料用濾過フィルターの補給 Ch.14-02:パスカルの日常 Ch.14-03:A2 パスカルの救援要請 Ch.14-04:A2 共食いする機械生命体 Ch.14-05:A2 子供達 Ch.15:「魂の箱」Ch.15-01:9S 戦闘継続 Ch.15-02:9S 資源回収ユニット『魂の箱』 Ch.15-03:9S 損傷 Ch.15-04:9S 修復 Ch.16:「神の箱」Ch.16-01:9S 資源回収ユニットへ向かう Ch.16-02:A2 資源回収ユニットへ向かう Ch.16-03:9S 資源回収ユニット『神の箱』 Ch.16-04:A2 機械生命体の兄弟 Ch.17:「塔」Ch.17-01:9S 「塔」へ向かう Ch.17-02:9S 「塔」内部 Ch.17-03:A2 「塔」へ向かう Ch.17-04:A2 「塔」探索 Ch.17-05:9S 自己修復 Ch.17-06:赤い少女 Ch.17-07:頂上へ Ch.17-08:合体多脚兵器戦 Ch.17-09:9SとA2 Ch.17-10:終局Ch.17-10_1:9Sの最期 Ch.17-10_2:A2の最期 Ch.17-11:ヨルハ計画最終段階 Ch.01:プロローグ 超大型兵器の破壊と情報収集の任を受けた2Bと9S。それぞれ工場廃墟の内部と外部から探索を行なう。目標を発見、交戦に当たるも、2Bをかばった9Sは深手を負ってしまう。 Ch.01-01:ヨルハ部隊地球降下作戦 ヨルハ部隊の降下作戦が開始された。目標は超大型兵器の発見、及びこれの破壊。飛行ユニットによる攻撃部隊と、それを支援するスキャナーモデル単機という編成で展開される。 Ch.01-01_1:2B 空中戦 軌道上から大気圏内に突入したヨルハ降下部隊。飛行ユニットを駆り工場廃墟へと向かう中、2Bの仲間たちは次々と命を落としていく…… Ch.01-01_2:9S 防衛システム解除 地上配備された9Sの任務は、ヨルハ攻撃部隊支援のため敵拠点の防衛システムを解除すること。9Sは飛行ユニットに乗り込み敵防衛ユニットへの接触を図る。 Ch.01-02:工場廃墟 再び出会う2Bと9S。二手に分かれ工場を探索する。 Ch.01-02_1:2B 巨大防衛兵器戦 工場廃墟へ降り立った2B。そこには重機のような見た目をした巨大防衛兵器が待ち構えていた。 Ch.01-02_2:9S 工場外部の探索 2Bを襲う巨大防衛兵器を撃破し、彼女の前に現れる9S。飛行ユニットを用いて工場外部の探索に当たる。 Ch.01-02_3:2B 工場内探索 超大型兵器を探索する為、2Bは工場内へと侵入する。 Ch.01-02_4:2B 巨大防衛兵器再戦 一通り工場内を探した2Bだったが目標は発見できなかった。諦めかけた彼女の前に、巨大防衛兵器2体が襲いかかる。 Ch.01-03:超大型兵器戦 巨大防衛兵器は2Bによって打ち倒されたかに見えた。しかし2体の防衛兵器は工場の建造物と合体、ついに真の姿を現す。 Ch.01-03_1:2B 地上戦 橋の上で超大型兵器と戦闘する2B。その体格差はあまりにも大きく、苦戦を強いられる。 Ch.01-03_2:9S 空中戦 2B援護のため、9Sは敵中枢へのハッキングを図る。2Bをかばい深手を負ってしまう負う9Sだが、重症ながらもポッドを使い敵機体の上腕部コントロールを奪う。 Ch.01-03_3:2B 空中戦 9Sから飛行ユニットを継承した2Bは、超大型兵器に対して空中から攻撃を仕掛ける。 Ch.01-04:バンカー 2Bと9Sはブラックボックス反応によるだいばくはつで敵の群れを破壊した。自らの身体も失ってしまったが、アップロードしたデータを新しい義体に移し替えることで、彼女達は再び起動する。 Ch.01-04_1:2Bの目覚め ヨルハ部隊の衛生基地・バンカーで2Bは目を覚ます。 Ch.01-04_2:9S 2B起動セットアップのアシスト 2Bの起動セットアップを手伝うため、9Sは彼女の部屋へと向かう。 Ch.01-05:与えられる任務 司令室。ヨルハ部隊司令官より、地上でのレジスタンスと接触・情報収集する任を受ける。 Ch.02:レジスタンスキャンプ レジスタンスから情報収集する任務を受け、廃墟都市に降り立った2Bと9S。彼らのキャンプ地で、彼女たちは窮するレジスタンス達の手助けをする。 Ch.02-01:廃墟都市へ降り立つ 飛行ユニットでバンカーから飛び立ち廃墟都市へと移動。地上に降り立ちレジスタンスキャンプを訪れた彼女達は、リーダーであるアネモネと接触する。 Ch.02-02:砂漠へと向かう 砂漠地帯の機械生命体討伐のため2B達はレジスタンスキャンプを後にする。 Ch.03:アダムとイヴ アネモネの依頼で砂漠地帯へ向かった2B達。そこにいた機械生命体達は言葉を話す個体だった。逃げた個体を追い砂漠の奥に向かった彼女達は、アンドロイドに酷似した機械生命体と遭遇する。 Ch.03-01:砂漠地帯 目標である機械生命体達を討伐していく2Bと9S。不思議なことにその個体らは、言葉を話し衣服のようなものを身に纏っていた。 Ch.03-02:砂漠の団地 かつてマンモス団地と呼ばれていた廃墟。そこには夥しい数のアンドロイドの遺体が棄てられていた。 Ch.03-03:アダム戦 奇妙に動き回る機械生命体達。それらが集合形成した繭から一人の男が産まれ落ちる。それはアンドロイドに酷似した機械生命体だった。 Ch.03-04:ヨルハ部隊員の捜索 人型の機械生命体を退け、崩れ落ちる洞穴から脱け出した2B達。バンカーからの通信で、行方不明のヨルハ部隊の捜索の任を受ける。 Ch.04:狂気の歌姫 仲間を捜索するため、2Bと9Sは遊園地廃墟へと赴く。奇妙な格好をした機械生命体達の歓迎。そして、人間のように着飾った「歌う機械生命体」が姿を現す。 Ch.04-01:遊園地廃墟 仲間の信号を辿った先は、異様な雰囲気を放つ遊園地の廃墟だった。道化師のような格好をした機械生命体達は楽しそうに歌い踊る。 Ch.04-02:戦車型機械生命体戦 遊園地内の広場。2B達を歓迎するのは、古めかしい戦車の形をした機械生命体だった。 Ch.04-03:歌姫降臨 2Bと9Sは、仲間の反応がある劇場のホールへと飛び入る。暗い劇場の中、ステージの幕が開く。そして、アンドロイドの死体を身に付けたおどろおどろしい機械生命体が歌い出した。 Ch.04-04:使者の来訪 遊園地廃墟の入り口では、白旗を掲げた機械生命体が2B達を待っていた。 Ch.05:穿たれた大地 廃墟都市での戦闘が大規模陥没をもたらし、同時にエイリアンの反応が再び現れる。地下へと向かった2B達は、そこで敵の母船を発見。船内で彼女達はアダムとイヴに遭遇する。 Ch.05-01:パスカルの村 友好的な姿勢を見せる機械生命体に招かれ、パスカルと名乗る個体と交流する。 Ch.05-02:超大型兵器の来襲 パスカルの村を後にすると、廃墟都市に大型の機械生命体が現れたとの報を受ける。2B達は飛行ユニットを受領し、これの迎撃に当たる。 Ch.05-03:エイリアンシップ 地下空間の崩落により、廃墟都市は大きく姿を変えた。突如現れたエイリアンの反応を追い地下へと向かう。その先にあったのはエイリアンの母船とおぼしき施設だった。 Ch.05-04:アダム・イヴ戦 母船内にあったのは、干からびたエイリアンの死体だけだった。驚きを隠せないでいる2B達の前に、砂漠の洞穴で生まれた2体の機械生命体、アダムとイヴが姿を現す。 Ch.06:森の王様 パスカルの情報で森の国へと向かった2Bと9S。森の奥にそびえる城の中で森の王を見つけるも、王はヨルハの女性型アンドロイドに破壊されてしまう。彼女は部隊から脱走したA2という機体だった。 Ch.06-01:バンカーでの調査報告 アダムとイヴを取り逃し、バンカーへと戻った2Bと9S。アダム達が語っていた内容、エイリアンが機械生命体の手によって滅ぼされていた事を司令官に報告する。 Ch.06-02:商業施設跡へ 司令官の命により、機械生命体の情報収集に赴く2B達。パスカルの話によると、ネットワークから独立した機械生命体が森の奥で国を作っているという。 Ch.06-03:森林地帯を探索 商業施設跡を通り、森林地帯へと立ち入った2Bと9S。鎧を着た機械生命体達は、口々に「王」と叫びながら2人へと襲いかかる。 Ch.06-04:森の城 2Bと9Sは森の城へと到着する。敵機械生命体達を退けながら、城内を探索する。 Ch.06-05:復讐者A2 玉座の間へとたどりついた2B達だったが、王はまだ幼い赤子の機械生命体だった。呆気にとられる2B達の前に、突如謎のアンドロイドが現れる。 Ch.07:彷徨える子供 空母の補給部隊護衛のため、水没都市を訪れた2B達。そこへ、敵襲撃の報が舞い込む。味方部隊を援護するため、飛行ユニットに乗り込み洋上へと向かうと、海中から巨大な機械生命体が現れる。 Ch.07-01:パスカルへ報告 9Sは、森の城で会ったアンドロイド・A2のことをパスカルに報告する。パスカル達の記録にもA2のことは残されていたが、危険なアンドロイドという以上の情報は得られなかった。 Ch.07-02:空母護衛任務の受注 自我データのチェックと補給のためにレジスタンスキャンプに戻った2Bと9S。アネモネの依頼で、アンドロイド軍の空母護衛に就くこととなり、水没都市へと向かう。 Ch.07-03:海上空中戦 洋上の空母が攻撃されているとの報が入った。飛行ユニットを受け取り、敵勢力の排除を行う。 Ch.07-04:怪獣 海中から現れたのは、見たことがないほど巨大な機械生命体だった。強力な電磁波防壁により手をこまねく2B達だったが、迫撃砲を用いて敵の撃破を試みる。 Ch.08:複製された街 巨大機械生命体を撃破した際、9Sは吹き飛ばされ消息を絶ってしまっていた。9Sを捜索する2Bは、やがて真っ白な結晶で出来た不思議な街へと辿り着く。そこにはアダムが一人待ち受けていた。 Ch.08-01:囚われた少年 撃破された超巨大機械生命体。しかし、9Sは敵撃破時の爆発の影響で行方不明になってしまう。2Bは捜索に奔走する。 Ch.08-01_1:2B 9S捜索 目を覚ました2Bは行方不明となった9Sの捜索に当たる。微弱なブラックボックス信号を検知するためアネモネから特殊なスキャナーの情報を入手する。 Ch.08-01_2:2B アダム戦 9Sの信号を辿ってゆくうちに、真っ白な結晶の街に迷い込む2B。そして再び現れるアダム。彼は人類への興味からこの街を作り出し、さらには人類の本質『死』を理解するため2Bに闘いを挑む。 Ch.08-01_3:9S 記憶領域 超巨大生命体撃破の衝撃で破損した9Sは、自らの記憶領域の中を彷徨う。 Ch.09:狂った宗教 機械生命体の一団と和平協定を結ぶため、2Bはパスカルと共に工場廃墟へと足を運ぶ。そこでは、機械生命体が神を信じ宗教を成していた。狂った教義の矛先は2B達へと向けられる。 Ch.09-01:信じるモノ達 和平交渉のため、工場廃墟を訪れた2Bとパスカルだが、交渉する間もなく機械生命体達に襲われる。一方9Sは、バンカーで自らのシステム検査を行っていた。 Ch.09-01_1:9S データオーバーホール アダムに長く囚われていた9Sはウィルス汚染の疑いがあった。データオーバーホールのため、9Sは自身のシステムの検査を行う。 Ch.09-01_2:2B 機械生命体動向調査 2Bはネットワークから開放された機械生命体の動向を調べる任務に当たっている。パスカルに連絡を取ると、他の機械生命体の一団から和平協定の連絡があったという。 Ch.09-01_3:2B 和平交渉 機械生命体の一団との和平交渉を行うため、2Bは工場廃墟の入り口でパスカルと落ち合う。工場の中で待っていたのは、奇妙な宗教を信じるロボット達の集団だった。 Ch.09-02:脱出 2B達の脱出を援護する為、9Sはバンカーからハッキングを行う。 Ch.09-02_1:9S ハッキングによる2B支援 バンカーの自室で目を覚ました9Sは、オペレーターから2Bより支援要請を受けていることを聞かされる。2B支援のため、大型ターミナルから工場廃墟へハッキングを仕掛ける Ch.09-02_2:2B 工場廃墟からの脱出 9Sの支援の下、2Bはパスカルとともに工場廃墟からの脱出を図る。 Ch.09-02_3:2B 大型多脚兵器戦 脱出の道中で、2Bは大型多脚兵器と遭遇する。その個体は強力なエネルギーシールドを展開しており、攻撃が一切通じない。シールド解除のため9Sは工場システムにハッキングを仕掛ける。 Ch.09-03:真実 大型多脚兵器を無事撃破したことを確認し、9Sはハッキングから離脱する。しかし、真実を知ってしまった彼は…… Ch.09-03_1:2B 大型多脚兵器撃破 大型多脚兵器を撃破し、パスカルとともにエレベーターで地上へと向かう。 Ch.09-03_2:9S 真実を知る 司令官に呼び出された9Sはメインサーバーに残った記録の矛盾を伝える。司令官の口から伝えられたのは、人類が絶滅している事実だった。動揺する9S。 Ch.10:喪失 廃墟都市で暴走した機械生命体が大量に出現。2Bと9Sはその迎撃へと向かう。レジスタンスキャンプ前に現れた大型兵器を破壊するも、残骸の中から怒り狂ったイヴが姿を現す。 Ch.10-01:暴走する機械達 戦闘配置を受け飛行ユニットでバンカーを発進する9S。地上の2Bは、暴走する機械生命体達に襲われるレジスタンスの救援にあたっていた。 Ch.10-01_1:9S 戦闘配置 人類の滅亡という事実に困惑する9S。そんな9Sの思考をかき消すかのように戦闘配置の緊急指令が入る。 Ch.10-01_2:2B 救援要請 パスカルとともに無事工場廃墟から脱出した2B。そこへレジスタンスキャンプのアネモネから救援要請が舞い込む。 Ch.10-01_3:2B レジスタンスキャンプ救援 レジスタンスキャンプに到着した2Bは、機械生命体がアンドロイドを捕食している様を目撃する。敵は射撃を弾くエネルギーシールドを展開しており、2Bは近接攻撃を以って敵殲滅に当たる。 Ch.10-01_4:2B 大型多脚兵器戦 廃墟都市で待ち受けていたのは放電攻撃をする大型多脚兵器だった。 Ch.10-02:多塊構成球状兵器戦 多脚兵器との戦闘の最中、9Sが飛来。飛行ユニットを切り離し、敵へと直撃させる。多脚兵器は沈黙したが、その残骸の中からイヴが姿を現す。 Ch.10-03:パスカルの村救援 パスカルからの救援要請を受け、パスカルの村へと急ぐ2Bと9S。村には暴走した機械生命体達が押し寄せていた。 Ch.10-04:イヴ決戦 アダムを失ったイヴは、憎悪のあまり暴走し、ネットワーク下の機械生命体達をも凶暴化させていた。イヴを停止させない限り、凶暴化した個体達は止まらない。2Bと9Sはイヴ撃破のため決戦に挑む。 Ch.10-05:2Bと9S 9Sはイヴのネットワーク分離時に物理汚染させてしまう。汚染された9Sを、2Bは自らの手で彼を殺す決断をする…… Ch.10-05_1:戦いの終わり アダムとイヴを巡る戦いは終わりを迎える。アンドロイドと機械生命体の戦いは続いている中、2Bと9Sは今はただお互いの生を噛みしめた。 Ch.10-05_2:戦いの始まり 9Sと共にバンカーに戻った2B。装甲服に身を包んだ彼女は、新たな戦いへと身を投じる…… Ch.11:総攻撃 アダムとイブを倒したヨルハ部隊は、機械生命体への総攻撃を敢行する。だが、部隊は大規模なウィルス汚染に見舞われ壊滅。なんとか生き延びた2B達だったが、汚染は2Bにも現れていた…… Ch.11-01:2B 侵攻作戦開始 ネットワーク基幹ユニットである「アダム」、「イヴ」が撃破されたことにより、機械生命体の指揮系統は混乱状態へと陥った。これを好機と人類軍は地上への大規模侵攻作戦を展開する。 Ch.11-02:9S 防空システムハッキング 機械生命体の防空システムを麻痺させるため、9Sはスキャナー部隊とともにこれをハッキングする任務に当たる。 Ch.11-03:2B 制圧戦 遊撃部隊である2Bと9Sは、各地の制圧を行う先行部隊を援護する。 Ch.11-04:汚染されたヨルハ部隊 敵のEMP攻撃をトリガーに、ヨルハ部隊はウィルスに浸食されてしまう。2B達は襲い来る同胞たちに止む無く刃を向ける。 Ch.11-05:2B バンカーからの脱出 バンカー内の自室ベッドで目を覚ました2B。9Sとともに司令官に状況を報告するが、既にバンカーはウィルスによって汚染されていた。司令官は崩壊するバンカーと運命を共にする。 Ch.11-06:2B 最期 バンカーから脱出した2B。しかし、ヨルハ部隊の攻撃を受け地上へ墜落してしまう。迫り来る機械生命体と対峙するも、自身の身体もウィルスによって蝕まれ始めていた。 Ch.11-07:9S 別離 地上に降り立った9Sは、2Bのブラックボックス信号を頼りに彼女の下へと向かう。そこで彼が見たものは、A2、そして……2Bの最期の姿だった。 Ch.12:砂の記憶 2Bからの最終指令として「A2への随行支援命令」を受けたポッド042。迷惑がるA2など構わず、ポッドは彼女にしつこく同行する。 Ch.12-01:A2 目覚め 商業施設跡で目覚めたA2。付きまとうポッドを疎ましがりつつも大型機械生命体破壊のため砂漠地帯へと向かう。 Ch.12-02:A2 砂漠地帯戦闘 砂漠地帯で敵機械生命体を撃破。拍子抜けするA2だったが砂の中から巨大な連結機械生命体が姿を現す。苦戦するA2はBモードを用いてこれの撃破を試みる。 Ch.13:「肉の箱」 「塔」にアクセスした9Sは資源回収ユニットへ向かうよう誘導され、森の城近くの大型ユニットへと足を踏み入れる。 Ch.13-01:9S 目覚め 崩壊する地形に巻き込まれ気を失っていた9S。レジスタンスキャンプでデボルとポポルに介抱され目を覚ます。 Ch.13-02:9S 「塔」へアクセス 廃墟都市に出現した巨大構造物へと向かった9S。そのシステムへとアクセスすると音声案内が流れ、『資源回収ユニット』へのツアーなるものを紹介される。 Ch.13-03:9S 覚悟 「塔」から資源回収ユニットへと向かう中、9Sは自らの意志で機械生命体殲滅とA2殺害を強く心に決める。 Ch.13-04:9S 資源回収ユニット『肉の箱』 資源回収ユニットの下へ辿り着いた9S。防衛体制をとる資源回収ユニットの内部へと乗り込み、『アクセス解除キー』を手に入れるため上層階を目指す。 Ch.14:パスカルの絶望 パスカルの村の機械生命体達が突如暴走を始めた。通信を受け村へと向かったA2は、パスカルと子供達を避難させ、敵を鎮圧する。避難先に現れた敵もパスカルと共に撃退するが…… Ch.14-01:A2 燃料用濾過フィルターの補給 大型機械生命体戦の過負荷により停止・再起動したA2.劣化した燃料用濾過フィルターを交換するため、彼女はレジスタンスキャンプに足を運ぶ。アネモネからはパスカルと取引するよう言い渡された。 Ch.14-02:パスカルの日常 子供たちに構うパスカル。何の変哲もない大切な日常……だが、突如遠くから鳴り響いた不気味な音が、その平穏を破壊しようとしていた。 Ch.14-03:A2 パスカルの救援要請 パスカルから依頼されていた素材を入手したA2.素材を届けるために村へ向かおうとした矢先、パスカルからただならぬ雰囲気の通信を受け取る。 Ch.14-04:A2 共食いする機械生命体 パスカルの村へ到着したA2は、共食いする機械生命体達を目撃する。 Ch.14-05:A2 子供達 村の子供達とパスカルは工場廃墟へと避難していた。A2もそこへ到着するが、多数の敵の集結を知り迎撃に当たる。そして、戦闘を終えた彼女達を待っていたのはあまりにも残酷な結末だった。 Ch.15:「魂の箱」 9Sが次に向かったのは水没都市に現れた資源回収ユニット。ハッキングを駆使し、2つめの「塔」のアクセス解除キーを手に入れる9Sだが、彼の義体は既に戦闘不能状態に陥っていた。 Ch.15-01:9S 戦闘継続 ポッドからバイタルの異常を警告される9Sだが、彼はそれに構わず次の資源回収ユニットへと急ぐ。 Ch.15-02:9S 資源回収ユニット『魂の箱』 水没都市の資源回収ユニットへと乗り込む9S。内部には敵をまるで確認できない。そのユニットは、システムプロテクトをハッキングで解除しないとコアまで辿りつけない仕組みだった。 Ch.15-03:9S 損傷 9SのNFCS(近距離攻撃管理システム)が故障。戦闘どころか満足に走ることもできない9Sは、デボルに修理してもらうためレジスタンスキャンプを目指す。 Ch.15-04:9S 修復 レジスタンスキャンプに辿り着いた9S。心配するデボル達だったが、その言葉は9Sには届いていない。 Ch.16:「神の箱」 資源回収ユニット内で、9Sは汚染されたオペレーター21Oと闘う。そしてA2との再会。怒りの矛先がA2に向かった時、機械生命体の乱入が状況を破壊する。 Ch.16-01:9S 資源回収ユニットへ向かう 修理を終えた9Sは次の資源回収ユニットを目指し、遊園地廃墟へと出発する。 Ch.16-02:A2 資源回収ユニットへ向かう 工場廃墟から外へ出たA2は、空に鳴り響く「塔」システムサービスの案内に誘導され、東の大型ユニットを目指す。 Ch.16-03:9S 資源回収ユニット『神の箱』 資源回収ユニットの内部では、遠距離攻撃をばら撒く機械生命体達が待ち構えていた。敵を破壊し進む9Sは、思いがけない相手と巡り合う。 Ch.16-04:A2 機械生命体の兄弟 9Sが倒し損ねたオペレーター21Oは、A2によってとどめを刺された。A2へ怒りを向ける9Sだが、新たな敵の出現によって下層へと落下。A2は出現した機械生命体の兄弟達と戦闘する。 Ch.17:「塔」 機械生命体が作り上げた「塔」。その目的を知らぬまま、9SとA2は導かれるように「塔」内部に入ってゆく。そこで待ち受けるのは赤い少女の用意した悪夢のような真実だった。 Ch.17-01:9S 「塔」へ向かう ポッドの声で目を覚ます9S。全ての認証キーを手に入れた彼は、「塔」の入口へと向かう。ロックを解除すると夥しい数の敵が現れ苦戦する9Sだが、そこへデボルとポポルが加勢に現れる。 Ch.17-02:9S 「塔」内部 デボルとポポルの身を挺した援護により、9Sはついに「塔」内部へと入り込む。「塔」が用意していた余興は、9Sにとって最も疎ましいもの……2Bタイプのアンドロイド達だった。 Ch.17-03:A2 「塔」へ向かう 遊園地廃墟の資源回収ユニットから出たA2。ポッドから「塔」のゲート解放が確認されたことを聞き、彼女はその入り口へと向かう。 Ch.17-04:A2 「塔」探索 「塔」へと潜り込んだA2は、内部を探索するうち白く巨大な図書室へと足を踏み入れる。 Ch.17-05:9S 自己修復 左腕を失った9Sは2Bコピーの腕を自らに接合する。しかし腕からウィルスに侵入されてしまい、これを除去するため自己ハッキングを行う。そして戦いを続ける9Sの前に現れたのは赤い服を着た少女達だった。 Ch.17-06:赤い少女 図書室に現れた大型多脚兵器を撃退するA2.「塔」上層へのエレベーターに乗ると敵から強制ハッキングを受けてしまう。電脳空間の中で、彼女は赤い少女から戦いを挑まれる。 Ch.17-07:頂上へ 汚染されたヨルハから飛行ユニットを奪い、「塔」上層を目指す9S。A2は上昇を続けるエレベーター上で大型多脚兵器と戦闘する。 Ch.17-08:合体多脚兵器戦 「塔」の頂上へと辿り着いた9SとA2.二体が一つとなった大型多脚兵器が、二人の前へと立ちはだかる。 Ch.17-09:9SとA2 機械生命体を破壊し、対峙する9SとA2。A2は互いに殺し合うことの無意味さを説こうとするも、憎しみに駆られた9Sには届かなかった。そうして最後のヨルハ機体達の死闘が開始される。 Ch.17-10:終局 9SとA2が、それぞれの最期を迎える。 Ch.17-10_1:9Sの最期 斬りかかる9Sと反撃するA2。A2は脳裏に2Bの声が聞こえ一瞬手を緩める。刺されたA2は、崩れ落ちる拍子に刀を9Sへと突き刺してしまう…… Ch.17-10_2:A2の最期 9Sを倒したA2は、ウィルス汚染を除去するため彼のシステム内部へと入り込む。 Ch.17-11:ヨルハ計画最終段階 ヨルハ機体全機のブラックボックス反応が停止。ポッド達はヨルハ計画を最終段階へと移行させる。
https://w.atwiki.jp/fate_495112834sandy/pages/104.html
☆ 一つの通知が、聖杯戦争の知識同様にマスターとサーヴァントの脳裏に通達された。 翌、四月二十九日午前零時より、聖杯戦争は本戦へ移行いたします。 本戦開始に伴い、現時点での残存主従数を発表。 残存主従数――『二十』組 ☆ 「……二十か」 自室でまりながポツリと呟く。 結構多いのだろうか。少ないのだろうか。予選中に一体何組いたか定かではないので、数だけ伝えられても漠然とするだけだ。 「しかも、ゴールデンウイーク中にやるワケ?」 そう。 四月二十九日。日本では祝日『昭和の日』。しかも金曜日なので、立て続けに土日となって三日休み。 更に来週から五月三日(憲法記念日)、五月四日(みどりの日)、五月五日(こどもの日)と祝日ラッシュ。 その為、日本はこの連休期間を『ゴールデンウイーク』と呼んでいる。 よりにもよってだが、むしろ主催者側は狙ってやったんじゃないかと、まりなは思う。 むしろ休みの方が何かと都合がいい訳だ。 しかし……どうすればいいのか。 まりなは当然、聖杯は欲しいのだが。何をどうすればいいのか分からない。予選期間も何もしてない。 裏でクトゥルフが動いていた、かもしれないが。彼は何も話さないのでサッパリである。 サーヴァントを倒しに外出するべきなのかと、一人で思案するばかりだった。 ☆ 二十三区内には様々な施設の他、様々な団体も存在する――宗教団体もそうだ。 教会や寺院、ビルの一角、あるいは相応の敷地にある建造物にも。 その一つ、表立って公認されている訳ではない、一種のカルト宗教団体がここにある。彼らは狂気に憑りつかれたように謎めいた文言と祈りを捧げる。 彼らは、ある意味このご時世には珍しい狂信的な団体だった。 たとえば……政治の陰謀論を交えた思想だったり、反社会的勢力と繋がりがある訳でもない。 だが、一種の洗脳めいた事を行っており。彼らの狂信で数多くの家庭が崩壊し、人生を狂わされたものがいる。 それは全て神の導きあってと、神の教えを理由に非人道的行為を侵し続ける。 洗脳され、思考が歪んだ人々が増えに増えたのは昨今の異常事態が一つの原因だった。 影では『聖杯戦争』という英霊たちが、宝具と能力を駆使し、雌雄決する戦が繰り広げられているのを知らぬ人々は、神々の怒りだ、祟りだと喚く。 何故ならば、英霊たちの痕跡は到底、人的な所業で説明つかないものばかり。 この近代的社会にてオカルト話が萬栄すると、こういった組織が活発化するのは自然な事。 そして……… 熱狂的な祈りを捧げていた彼らが、どういう訳かピタリと一斉に祈りを止め、凄まじい勢いで背後を振り返った。 分からない。 最早、生存的な本能に近い危機感だった。 彼らの背後から無定形の泡の塊がモゴモゴと蠢き、口のような形を作って喋る。 『ふぅうぅぅぅ~~~~ん。おいしそぉだなぁ~~~~~~おまえぇえぇぇ~~~~』 水面に一石投じられたかの如く全員が発狂した。 この世ならざる異形を目撃した事による錯乱――ではない。 その無定形の泡が、 彼らを、 彼らが縋る『神』を、 彼らが捧げた『信仰』を、 そして――全てを啜り飲み込むものだと本能で理解し、発狂したのだ。 泡は次々に飲み込む。祭壇も壁に張られた教訓も、資金で発注した神の像も、床に敷かれた模様も、装飾も、経典も、何もかも。 阿鼻叫喚の信者たちを盾に生き残った教祖が、必死に訴える。 「たっ、たたた、頼むたた助けてくれえぇええぇっ! わわわわ私達がななななにをしたんだ。 今日まで、し、しし死、し親身になって、しし信仰をさささ、さ、捧げ、さささ、ささ、な、なんでも、やるっ か、金でも、なんでも、い、生贄でも! だから、おねがい、し――」 泣きじゃくって錯乱する教祖に対し、無定形の泡は案外フランクに受け応える。 『いらな~い。お金とか、人類(キミタチ)って味しないもーん。でしょお?』 「あ」 教祖は全てを理解してしまった。 これは『捕食者』だ。 自分に合った獲物を求める。 金も人も、これが捕食するものではない。 これが捕食するのは――…… ☆ こういった事件は、連日発生していた。 反社会的な組織と繋がりあるカルト宗教から正当な教会、寺院にまで被害が及んでいる……されど日常において話題にはなってない。 連日、ニュースで報道されるのは別の話題ばかり。 謎の脅威に身の危険を晒され、恐怖するのは当事者だけであった。 ここ――『万世極楽教』でも密かに恐怖が萬栄していた。 表向きではDV被害などの駆け込み寺。 世間一般的な評価も悪くない少数勢力の宗教団体だが、件の事件は宗教の良し悪し関係ない。無差別に近い。 だから当然、ここにも脅威が及ばない訳が無い。 しかし、『万世極楽教』の現教主――『童磨』は幹部の男に告げる。 「警察の人達には帰って貰うよう伝えておいてくれるかい」 「せ、せめて周辺の警備だけでも――」 「それは皆を不安にさせるだろう。こういう状況だからこそ、平穏を保つ事が一番なんだ。恐怖を抱く事が災いを引き寄せる一番の原因だよ」 「……成程。仰る通りで」 どうせ。警察などサーヴァント相手には無意味なのだ。 最もらしい言葉で誤魔化し終え、童磨は「面倒だなぁ」と一人呟く。 関係者が部屋から消え去り、霊体化していたランサー『マンティコア』が実体化しながら笑う。 「好都合じゃねえか、マスター。こっちが身構えてりゃ向こうから勝手に来てくれんだろ?」 「それはそうなんだけど。俺達を除いて残っているのは『十九組』だよ? 一組の為だけにじっとしているのも、どうかと思うな」 「んあー……確かに」 実際、他にも目立った事件を起こしている主従もいる。 正体不明の宗教襲撃者より、そちらの方が目星がつきやすい。故に童磨も消極的な待ちの姿勢を構えるつもりは無かった。 ☆ アラ、と『胡蝶しのぶ』が完璧に整備された道路に目を丸くしていた。 つい最近のことだ。サーヴァント同士の戦闘で破壊されたらしい悲惨な現場が彼女の家周辺で見受けられた。 復旧にどれだけ時間がかかるかと思ったら、意外や意外。手際よい道路整備は迅速に行われ、車も通れるようになっている。 これが時代の変化の一つ、なのだろう。 だが…… 彼女の家も……少しだけ変化がある。 帰宅した彼女が、ちらりと自宅の外壁を目にした。そこには――おぞましい何かが這いずった痕跡がベッタリ残っていた。 在住するハウスキーパーが、しのぶの帰宅に気づいて「お帰りなさいませ」と挨拶をかけ、告げる。 「色々手を尽くしたのですが、やはりどうにもならなくて……明日、清掃業者の方をお呼びする事になりました。申し訳ございません」 「いえ。大丈夫ですよ。ちなみに彼は……」 「ああ。いつも通り、演奏なさってますよ」 演奏の聞こえる部屋は心なしか暖かい。 しのぶが部屋に入れば演奏を中断したキャスター『ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン』は 挨拶や最近までの口癖、ノックにも言及せず、真っ先に報告する。 「今日も『アレ』は来なかったよ」 アレとは、一応サーヴァント……らしい。ベートーヴェン曰く。 散々演奏中に襲撃されたらどうすると忠告していたしのぶの最悪な想定が発生してしまったのは、つい最近のこと。 いつも通りベートーヴェンが演奏していると『無定形の泡』が蠢き、這い寄ってきた。それでどうなったかったと言えば…… 演奏を聴いてダンシングしていた。 演奏が終わったら「また来るね」と一方的に言葉を投げて、どこか行ってしまった。 泡がどうやって踊って(ダンシング)してたとか、泡がどうやって喋っていたのかは想像つかないがベートーヴェンは間違いないと断言する。 ちなみに……しのぶの家周辺でサーヴァント同士の戦闘があったのも、その日の事だった。 それを聞いて、憤慨を通り越して呆れに到達しているしのぶだが、その『泡』が再び来られても、どうしたものか。 ただ……何故かベートーヴェンはその『泡』の真名を知っていた。 しのぶは僅かな書類をバッグから取り出す。 「一応、例の名で調べましたが、この程度しか文献はありませんでした」 「ふむ……だろうね。何せ外界の神だ。情報があるだけ十分と言える」 ベートーヴェンは普段、まとわりついてる五線紙の女が縮こまっているのを一瞥した。 ☆ 「――嘘」 本戦通過の通達を聞き『七草にちか』は思わず、そう口から溢す。 なんで? どうして?? 『W.I.N.G.』を勝ち進んだ時もそうだったが、アレとは話は全く異なる。 否、『W.I.N.G.』だって勝ち進める為のレッスンの日々があって…… だけどコレは、聖杯戦争は違う。 ハッキリ言って、にちかが特別何かした訳じゃない。彼女が召喚したランサー『以津真天』もそう。 ぶっちゃけ、サーヴァントとの戦闘は……一回だけ経験はあったが、以津真天は残念なほど弱く、全く歯がたたなかった。 嗚呼。ここで死ぬんだ。 にちかが死期を悟った瞬間、幸運にも――あるいは不幸にも横槍が入った。 「嘘じゃないわよ、マスター! 私達、ここまで来れたの!! もっと喜びなさいよ!」 「……喜べませんよ。私達がここまで生き残れたのは、あの時……『ルーラー』さんが助けてくれたからです」 以津真天は諦めずに何度も幾度も路上ライブを行った。 誰からも聴いて貰えず、騒音と見なされ警察に通報されても、いつまでもいつまでも歌い続けた結果――なんとファンが現れた。 彼女の歌を聴いて愉快そうに踊るサーヴァント、『ルーラー』という基本クラスとは異なるクラスに宛がわれた紫髪の少女。 にちかはビックリしたが、折角のファン相手に以津真天も驚いたのか、何故かルーラーを攻撃してしまったのだ。 そんな最中、別のサーヴァントも襲撃してきて、 乱戦状態になったが危機的なにちかと以津真天に「早く逃げなよ」とルーラーが敵サーヴァントをひきつけてくれた。 二人はただ逃げるのに必死で、その後、ルーラーがどうなったかは知らない。 無論、以津真天も後悔している。 「演奏を邪魔しに来たのかと思って攻撃してしまったけど……私達を助けてくれたものね。今度会ったらお礼に一曲歌いたいわ!」 一方で、にちかは思う。 あそこでルーラーが邪魔しなければ、自分は終わっていた筈なのだと。 今、平凡な自分が呑気に生き残っているのは、間違いなのだと…… ☆ どこかのデスボイスアイドルとは違い、大盛り上がりの路上ライブが二十三区の一角で行われていた。 しかし、その規模といったら! アイドルを追っかけファンはSNSで情報交換し集い、いつの間にか警察官が交通整備を行い混乱状態を押さえ、 帰宅途中の会社員から地区一帯を縄張りにする極道ですら、彼女の元に集う。 「『リルル』ちゃーん! うおおおおおおおおおおお!!!!」 「オススメのラーメン屋教えてー!!」 「俺の店に来てくれ~~~~!」 東京二十三区ではすっかりお馴染みとなったラーメンアイドル『リルル』。 彼女が熱唱する傍ら、自棄に警戒心高く持っているマネージャー……のように見えるサーヴァント・フォーリナー『鄭一嫂』。 ゲリラライブ終了後。 二人はいつも通り、仕事終わりの一杯ならぬ、仕事終わりのラーメンを頂きに向かう。 だが、これも最後の一杯になるか分からない……ついに、聖杯戦争の予選が終わり、本戦へと移行すると通達された。 もう一つ……リルルはフォーリナーに、彼女が名乗る偽名で尋ねた。 「石田さん。どうでしたか?」 「うーん……現れなかったね。どこかで脱落してはいない……そんな予感はするんだけど」 彼女らがわざわざゲリラライブをする理由があった。 元々、アイドルとしてリルルはライブ活動を行い続けていたのだが、ある時。 フォーリナーが――厳密には彼女と通じる『大酒飲みの主』が、群衆の中から神性を感じ取ったのである。 襲撃されるかと警戒したものの。結局、その時のライブは無事に幕を閉じた。 ひょっとして、リルルの歌に惹かれて現れたのだろうか。 そう思い、彼女らは何度かゲリラライブを、各地区で点々と行い、ついでにラーメン屋を巡って、今日まで過ごしたが。 例の気配はアレきりだった。 それとフォーリナーが気になる点が幾つかあったのだ。 「うちの『大酒飲み』が警戒するなんて普通じゃない相手だけど……何か妙に『縁』を感じるのさ。なんでだろうね」 「縁、ですか。確か石田さんの宝具は『縁を結ぶ』ものでしたよね」 「ああ。ひょっとしたら『縁結びの神様』――だったら苦労はしないもんだ。何にせよ、そろそろ協力者が欲しいところだね」 ☆ 「おい、『しずか』。ちゃんと美味いもん食えよ。変なもん食うんじゃねえぞ」 ライダー『ジャック・ザ・リッパー』の開口一番の発言がこれである。 切り裂きジャックとして名を馳せている彼から、奇妙に優しく聞こえる内容を言われるのに、マスターの『久世しずか』も不思議だった。 変な話、この切り裂きジャック――妖怪の『鎌鼬』はグルメだった。 彼の経験曰く「美味い飯(メシ)食った人間は美味くなる」とのこと。 最悪な空気と不味い飯を食って生きたイギリスの人間は、糞不味かったと云う。 一度しずかは「じゃあ私を食べるつもりなの」と尋ねたが 鎌鼬は「餓鬼は食わねえよ、味が熟成してねえんだから」「人間は成長が遅せぇんだからバカスカ食ったら減ってくだけだろ」と 変に常識あって律儀で、ちゃんと美味いと彼が定めた成人女性しか狙っていなかった。 血塗れの口元で、血塗れの服を着ておいて。 あまりにも不釣り合いな常識性を鎌鼬から学んでいるしずかは、相対的にまともな返答をした。 「普通のご飯、食べてるよ。給食は食べられないけど」 相変わらず小学校ではいじめられているので、まともな給食は一度も食べてない。 それを聞いて鎌鼬は眉をひそめる。 「給食ぅ? 食えねぇからって『紙』食ってねぇだろーなぁ」 「『紙』? 『紙』は食べ物じゃないよ」 「最近『紙』食ってる馬鹿がいんだよ。『紙』食ってるせいかしらねぇが、変な味しやがるしよぉ」 「……大丈夫。『紙』は食べないよ」 そんな当たり前の話をしながら、しずかは明日から聖杯戦争の本戦と――ゴールデンウイークが始まる事を思い出す。 学校に行く必要がない。 でも、どうすればいいのだろう。 しずかは鎌鼬に尋ねた。 「ライダー。明日からどうしよう。聖杯戦争の本戦が始まるって」 「あー。そぉ~だなぁ、どうっすかぁ」 肝心の鎌鼬も何も考えてなかった。 しかしどうしてか、以前宇宙人や同級生と共に居た時よりも、しずかは安心していた。 ☆ 「本気(マジ)ですか」 『本気(マジ)だって。ねえ、このやり取り何回目?』 「や、やめましょうよ……」 『やめた方がヤバイよね。この流れも何回目?』 「ですよね……」 明日からゴールデンウイークだ!と世間、一般が賑わい浮かれる中。 一人だけ血相を青くする少女『吉田優子』あるいは『シャミ子』と渾名がある彼女は、ある事件の記事や報道に目が行ってしまった。 他にも英霊の仕業と思しき事件が多くある中、何故それに注目してしまったのか。 彼女が召喚したアサシン『バネ足ジャック』の影響は少なからずあっただろう。 二十三区連続通り魔。 深夜の犯行。 成人女性ばかり狙い『切り裂きジャック』の犯行を模倣していると報道された殺人事件。 これが現実であれば完全な模倣犯とスルーされるが、英霊が召喚される聖杯戦争が裏で行われてるここでは、 ほぼほぼ本物の『切り裂きジャック』が召喚されたと睨むべきだろう。 故に――何故かバネ足ジャックは燃え滾っていた。 切り裂きジャックをぶちのめす千載一遇のチャンス。 観戦側からすれば『バネ足ジャック』VS『切り裂きジャック』という夢の対決は手に汗握るだろうし。 ハリウッド映画で実写映画化されてそうなタイトルコールである。 が、当事者のシャミ子は冗談ではなかった。 愉快なバネ足ジャックはともかく、ガチの殺人鬼相手をするなんて、そりゃ躊躇しない方が感覚が狂っている。 ……まあ、それでもシャミ子は往かなければならないとは心の中で思っていた。 放置すれば被害者は増え続けるばかりだ。 「でも夜に行くのはやめませんか?」 『しょーがないよ! 夜にならないと向こうも出て来ないんだからさ!! ほんと不服だけどね!』 やっぱりやめませんか? 本戦開始まで、このやり取りは幾度も続いたという…… ☆ 『鹿狩雅孝』あるいは『神狩屋』は酷く後悔していた。 ―――『泡』を見た。 それは本体が残した痕跡の様な、断片に過ぎないものだが……神狩屋の中にある『神の悪意』にとって天敵であると、不思議と理解できた。 潜在的な無意識。 だがそれに触れればきっと死が待ち受けると、一種の希望が見いだせた。 されど、彼が手を伸ばした頃には『泡』は文字通り泡(あぶく)の如く消えてしまう。アレの本体はとうに立ち去った後だった。もう残っていない。 ほんの少し、あと一歩踏み出すのが早ければ。 「私としましては、間が悪くて助かった方ですけれど」 彼のサーヴァント・アヴェンジャー『スキュラ』はそう述べるが、満更でもない様子である。 何故なら、死が見いだせた神狩屋は、変な話、生き生きとしているようだった。死に向かって生き甲斐で煌めくなんて意味不明だが。 神狩屋はもう一つ、スキュラに尋ねる。 「例の、解き放った怪物(スキュラ)も食べられてしまったのだろう?」 「残念ながら。あの『泡』が食らったのか、そこまでは分かりかねますが」 そうかそうかと何故か微笑を浮かべる神狩屋。 普通、驚愕か苦悶を浮かべる場面だというのに、神を食らい天敵など、聖杯を獲得するうえでは警戒するべきなのに。 聖杯戦争へ導かれたのは不本意だが、こうなると参戦して良かったと感謝すら抱けるだろう。 「なら――もう少し強く事を起こしてみようか」 本戦への移行なのだから、当然の行為ではあるが 彼の場合は自らの死を呼び込む為、あるいは神を殺す為だけに物語を刻むのだ。 ☆ 死神。 心地よい暴走(ユメ)の中にいた『殺島飛露鬼』の前に、無定形の死神が現れた。 人の身である筈の殺島に、潜在的な恐怖が込み上げたのは、彼が人々に神と崇め讃えられた信仰のせいだとは皮肉なものである。 食われる寸前でアルターエゴ『アイホート』の宝具で辛うじて逃げる事が叶ったものの。 アイホートの雛に、殺島が集った人間たちの多くが『泡』に啜り飲み込まれた。 全て、彼らが神を信仰したが為に。 何も別に彼の暴走(ユメ)を邪魔するサーヴァント達は他にもいる。 だが……あれは別格だとアイホートが血相変えて、頭を抱えてしまうほどであった。 よりにもよって聖杯戦争の本戦開始が通達された日にである。 「そんなにか、アルターエゴ。ありゃ一体なんだ? 死神じゃなけりゃ始末屋みてぇなもんか」 「はぁ……人である主が知らぬのも当然よ。 妾の宇宙で、神々の間に語り継がれる真実(マジ)の御伽話。 神が表歴史(オモテ)で悪事(ワルサ)かますと――『泡立つ神食い』が来襲(く)る! とな 確かに死神であろう。始末屋とも言えよう……だが! 彼奴が真に恐ろしいのは食った神の信仰を、宗教そのものを全て食らう尽くす事!!」 信仰などが残ればまだ救いがあろうが、全てを食らい尽くされれば、最早人理に刻まれる事もない。 狙われたら最後。 必ず全て食いつくされる。 最早、神であるアイホートも、ある意味では殺島も狙いが定められた訳だが。 煙草をふかしながら、殺島は一つ尋ねる。 「……ちなみによぉ。そいつが『どういう奴』かってのは知ってるか?」 「どういう? 性格のことなら全く知らぬぞ。妾が知る限り彼奴の一族は『ものぐさ』な連中ばかりだが…… 妾としては『あんなもの』から『ものぐさ』な輩が産まれるが奇跡と感じるわ」 「へえ。じゃあ……案外『ものぐさ』かもしれねーなぁ」 「はあ? 何をいう! 襲撃(おそわれ)たのを忘れたのか、ヒロキ!!」 「あ~~~分かってるから落ち着けよ!」 ただ、美味そうだと大口開いていた泡が委縮して『君も駄目かぁ』と喋ったのを、殺島は聞いていた。 そりゃ。神々に怖がられ、恨まれ、逃げられるのだ。 きっとアレは――『孤独』なんだろうよと殺島は煙草の煙を吐いた。 ☆ 拠点にしている廃教会に戻ったバーサーカー『八岐大蛇』が帰還をし、主へ報告をした。 「暴れまわっとる奴は山ほどおるが、英霊(サーヴァント)とは鉢合わせなかったわ。 昨日一昨日も……強いて見たのは変な『泡』ぐらいや。『アレ』なんやったやろうなぁ。 気色悪い感覚が抜けんわ。まだ酒で酔いつぶれる方がマシや」 異例のマスター『スカサハ=スカディ』が「そうか」と内容を把握したうえで、もう一つを尋ねる。 「この土地に異常はあったか?」 「ない! ……ゆーても、オレに調査(そないな)能力備わってへんし、間に受けない方がええで。姫さん」 「十分だ」 彼らの目的は無論、聖杯の獲得だ。 そして、異文帯を統べた女神であるスカディの魔力、八岐大蛇の性能。これらはトップクラスに位置するアドバンテージである。 油断しなければ敗北はしない。 ……だが。一つ懸念しなければならないのは。 何故、スカサハ=スカディがマスターとしてこの地に降り立つ事が許されたのか? 聖杯戦争を主催した者の気まぐれで拾われたなら、心置きなく戦に身を委ねられるが……そうとは限らない。 一種の奇跡が起きたのだろう。 もし、奇跡が起きたのなら……恐らく、主催者によって引き起こされたのではない。 「やはり『サーヴァント』か」 「姫さん。最初からそう言っとったな。心辺りがあるんか?」 「いや……無意識にそう口にしていた……確証はない」 「ふうん。勘か」 「どうだろうな」 「ホンマに英霊(サーヴァント)の宝具やなんので、姫さんが繋ぎ止められとるなら厄介やなぁ……」 もう春だというのに、雪国のような冷気が籠った風が吹き抜けていく…… ☆ 英霊は理不尽なものだ。 人々の身勝手な信仰により形取られ、人々の身勝手な風評被害で形を歪められ、誰が望んだ訳でも、誰が願った訳でも。 ましてや、英霊側はそれをどうこう訴える事すら許されない。 これが理不尽でなければなんだという。 実際『無辜の怪物』を押し付けられた英霊も数知れない。 アーチャー『冬将軍(ジェネラルスノウ)』もそうだった。 彼女に関しては最早、人でも神でも怪物でもなく、酷い話『自然現象の擬人化』という奴である。 そんな希薄な概念故に、姿形も定まっていない。 幼い少女で召喚された彼女も、別の側面では将軍の名に相応しい男で召喚されるだろう。 記憶や自我もない。 一種のシステム的なもので、聖杯戦争のルールとマスターを尊重するテンプレート的な動きが基本に近かった。 だが、予選期間でマスター『綾辻真理奈』と共に行動することで確実に変化が起きている。 冬将軍は中々、強力な能力を備えていた。 たかが『自然現象の擬人化』というが、知名度は他の英霊の比較にならない程である。 ならば優位に勝ち進める……訳ではなかった。 彼女達の致命的な欠点とは『魔力不足』。 真理奈は魔術師だとか特殊能力を持っているとか、そんな裏設定はなく、せいぜい頭脳と演技力が優れた犯罪者。 されど、凍死寸前まで氷橋を作り上げたフィジカルさは伊達じゃない。 いざとなれば、真理奈自身が直接マスターを狙うのも躊躇しなかった。 それほど――彼女の願いと意思は、氷のように固い。 しかし……氷と雪は『炎』で溶ける。 真理奈はニュースで報道されている『連続焼死事件』を目にし、警戒していた。 「この事件……まだ続いているという事は、いつか相手にしないと駄目なのね」 神にとっての天敵。 極道にとっての天敵。 それらのように、彼女たちにとっての天敵がここには居た。 ☆ それは今朝のニュース。 何気ない報道の一つだった。 政治関連以外の事件はほとんどがサーヴァントないしマスターが関与するもの。故に自然とそれをチェックするマスターも多い。 『轟炎司』もその一人だった。 【東京二十三区内にて発生している連続焼死事件について、新たな目撃情報がありました】 炎を扱うサーヴァント……これは炎司が召喚したサーヴァント・アヴェンジャー『ヒノカグツチ』もそうだった。 特段珍しい訳ではない筈だ。 【深夜、犯行現場付近で『青い炎』が見えたという周辺住民の目撃証言が複数――】 それを聞いた炎司の始めの思考は――『まだそうと決まった訳じゃない』だった。 確かに、それだけでは決定打に欠ける。 サーヴァントの能力かもしれない。 あるいはマスターに特殊能力を持った者がいて…… だが普通『ひょっとしたら、そうかもしれない』という可能性をまず考えるべきである。 何故なら――彼は『父親』なのだから。 『息子』の事を想うのが普通だ。 しかし、炎司がここに導かれて、自分の息子がここにいない根拠など、どこにもない筈だった。何故、それを最優先に考慮しないのか。 あげく、アヴェンジャーの少女から切り出す始末だ。 「ほら父親(パパ)。早く迎えに往ってあげないと」 過去は消えない。 過去は追い付く。 ☆ 【――現場からは以上です。続いて今朝話題のトピックス! 劇場版『プリンセスオールスターズ』で女優の……】 同じニュースを視聴していた『荼毘』は「はあ?」と眉間にしわ寄せた。 件の連続焼死事件――荼毘による犯行ではないのだ。 地獄より蘇り、生粋の悪役(ヴィラン)であり、青き炎を滾らせる彼が「これは僕の犯行じゃありません」と証言して誰が信じるだろうか。 だが、少なくともこの事件において荼毘は冤罪だった。 彼と似たような能力を持つ存在が、よりにもよってマスターを殺害し、話題を引き起こしている。 荼毘にとって不利な状況が生まれていた。 ……しかし、だからどうだと。結局のところ荼毘が優先するのは聖杯ではなく、元の世界への帰還である。 なのに肝心な事が触れられていない。 本戦開始の通達には、開始時刻と残存主従数程度の情報しかない。帰還に関する文言は一切ない。 ……まさか帰還させるつもりは無いというのか? であれば溜まったものじゃない。 仕方なく他の主従の情報収集を行っているが―― 彼が召喚したアサシン『サンタ・ムエルテ』が凶行を侵し、確保した隠れ家、半グレの事務所が調達していた麻薬(ヤク)。 ムエルテがちょっと味見した(何勝手にキメてるんだと荼毘は突っ込んだ)二種類ある麻薬の内、 『地獄への回数券』。 極道や半グレなど良くも悪くも『普通の』人間を強化、更には傷も癒えるこの効力。 どうやら――サーヴァントにも通用する。 人間ほど長時間効力は続かず、強化や傷の治癒は人間に使用したソレとは劣るが、それでも便利な回復アイテムになれる。 故に、わざとばら撒いていると分かる。 それを目当てにする主従も少なからずいるだろう……ただ、こんな派手な馬鹿をやれば『普通なら』即座に狙われる。 が……そんな馬鹿をやっておいて、今日まで生き残ったというのは、つまり――面倒な奴だと荼毘は理解できる。 分かったうえで馬鹿をやった。 包囲網を敷かれようとも、圧倒する能力がある。 強者の方針。 「ねえ、坊や。可哀そうな子の噂を聞いたの」 とは言え、ムエルテが囁く内容の通り、他にも暴れ回っている主従もいる。 荼毘が吐き出すように返事をした。 「どうせ、ロクなもんじゃねぇだろ」 「ええ。だから愛してあげたいわ」 東京のどこかで―――残酷で残忍で奇怪で異様で不気味な、生理的嫌悪感(グロテスク)の物語が語られていた。 ☆ 『ヘンゼル』が言う。 「どうしよう? 姉様」 『グレーテル』が言う。 「どうしようかしら? 兄様」 鏡合わせのように双子の『グロテスク』が楽し気に語り合う。 「おじさまたちがよく噂してる……極道(きわみ)だったかしら、きっとマスターだわ」 「他にも色々いるよ。炎を操る人に、偶像(アイドル)って歌をうたう人、それから神様に仕える人達が襲われてるみたいだ」 「夜な夜な人を驚かせてる怪人も?」 「サーヴァントだろうね。でも、僕達とは大違いだ」 「女を狙う殺人鬼、これも怪人かしら?」 「怪人ですらないかもしれないね。それこそ僕達と同じ、定まった姿がないかもしれない」 「あら、私達と同じ! 会ってみたいわ」 「そうだね姉様。興味があるよ」 二人も裏に生きる者として様々な噂や情報を仕入れている。 普通に生活している一般人よりも、彼らの方が上回るのは仕方ない事である。 ただ、彼らは聖杯を求めているが、それ以上に命を奪う事を優先する。 沢山殺せば命が増える。 多くを奪えば死ぬことが無い。 これから関わる主従たちとの交戦に期待と夢を膨らませている姿だけは、立派な子供そのものだった。 ☆ 「襲撃(カチコミ)だぁっ?!」 ある集団が根城にしているビルの一角で男の叫びと共に、彼は瞬く間に吹き飛ばされた。 彼らは半グレでも、ヤクザでもなければ、反社会的組織とは一切関わりなかった元・一般人といったところ。 殺島飛露鬼に声かけられ暴走(ユメ)に身を投じるハグレ者の集団だ。 老若男女、様々な理由で社会や家庭から逃れてきた孤独な彼らを襲ったのは、着物をきた華奢な女性『鑢七実』。 表情一つ変わらず彼女は、淡々と突き進み尋ねる。 「ここを仕切っている『ゾクガミ』さん……でしたか? 用があるのは彼なので、直ぐに出して頂けると幸いなのですけど」 「だっ、誰が、おま、お前のようなっ……」 普通、こんな貧弱そうな女性相手に複数が寄ってたかって警戒するなんて、普通は異常である。 だが! 小柄の風貌に似合わず、彼女は邪悪が詰まっている。 実際に男一人を吹き飛ばして襲撃(カチコミ)したのだ。 人の皮を被った怪物だと、名状し難い恐怖が彼らの中で渦巻いていた。 戦力にならない者達は奥へと逃げ込む。袋小路になるところだが、彼らには特別な『入り口』が備わっている。 「早く『洞窟』に入れ!」 「アルターエゴの姐さんに頼るんだ!! あの女、普通じゃあねぇっ!!」 「『暴走族神』に喧嘩売った事を後悔させてやる!」 扉を開ける寸前――そこを内側からぶち破る青ざめた馬が現れる。狭い空間だというのに、二頭の青き馬を従えた馬車が押し破る。 繋がっていたであろう『洞窟』が消え去り、大鎌を携えた男が馬車で空間を蹂躙する。 人を形取って潜伏していた『雛』の群れが健気に襲い掛かるも、瞬く間に踏み潰された。 「……逃げ足の早い奴め。ここを切り捨てたか」 痩せこけた男――『ハデス』を羽織るプリテンダーがそう吐き捨てる。 確かに、あそこには『洞窟』に通じていたが、空間を蹂躙するハデスの宝具を感じ取ったのか空間を切り離した。 これでは、いたちごっこが繰り返されるだけだろう。 「ハデスさん」と七実が呼び掛け、何か労いの言葉をかけるかと思えば 「皆、殺してしまっては意味がないじゃないですか。拷問して情報を引き出そうと思ったのに……」 「…………すまない」 ☆ 法律事務所にある連絡が入った。 以前より難航していた『離婚協議』に進展があった旨である。 ある夫婦が長い事、離婚するかしないかで揉めていた。 妻の方が精神病を患って、幼い娘もいる事で、離婚をしようにも出来ず、 娘も何故か精神病が悪化する妻の方にいると頑なに譲らない状況が続いていたが……妻の方が、精神病の回復傾向に向かいつつあるらしい。 裁判に発展せず、夫婦間で『離婚協議』を穏便に進めると…… そんな好都合な話がある訳がない。 ましてや、精神病を患っている人間が、いとも簡単に……それがありえないと理解している『ユーリ・ペトロフ』は 妻の在住する地区を確認する。 「やはり『渋谷区』か」 些細な近所トラブルから、賠償が関与する事案まで、最近舞い込んでくる依頼の多くは、 何故か『渋谷区』とその次に『新宿区』『中野区』『目黒区』といった、渋谷区周辺からのものが多い。 ニュースで報道されている事件とは別の角度からユーリは異常を把握していた。 ただこの『雲母坂』夫妻の場合は、精神が悪化したなどトラブルに発展したのではなく。 真逆に精神が回復したという奇妙な異常だった。 何もそれを怪しむ訳ではないが……ユーリは念話でアーチャーの『ツクヨミ』に指示をする。 『アーチャー。渋谷区に使い魔を向かわせろ。現状は偵察だけでいい』 『いいだろう。動くとしても夜だからな』 『いや……今晩は必ず何か起こる。渋谷区でなくとも事件が起きれば、そちらが優先だ』 報告書をユーリは青き炎で燃やす。 今日まで彼はあくまで罪人へ聖杯が渡らないよう、罪人を裁き、始末してきたが――いよいよそれも限られてくる。 もし、罪なき者が聖杯を手にしようとするなら? 最も、聖杯が穢れなき願望機であるのか? 全ての答えは、その時が訪れなければ明らかにならない――…… ☆ 「そうか。連絡はつかないか……」 「すみません、極道(きわみ)さん。色々手は尽くしましたが……」 二十三区内を走る車の車内にて二人の男が会話していた。 その一人……『輝村極道』は一息つく。 様々な事件が報道され、裏にも様々な噂が広まっている。それら全てが全てではないだろうが、確実に聖杯戦争の主従に関するものだ。 双子の殺し屋。人間台風。連絡がつかない半グレの事務所。 路上ライブを行う偶像(アイドル)。女性を狙う連続殺人事件。それとは別の連続焼死事件。 行方不明の重症患者。襲撃される宗教施設。夜な夜な人々を驚かす怪人。 その中でも……ハーメルンの笛吹き男が如く、人々を導き、暴走(ユメ)に走る一人の男。 車を運転する大柄な男・夢澤が、意味深な極道に尋ねる。 「オレも噂に聞いてましたが……彼と知り合いだったんスか? あの元『暴走師団・聖華団』の初代総長『暴走族神(ゾクガミ)』――殺島飛露鬼と」 「嗚呼。……少し縁があってね」 「でも、調べたところ。今じゃ彼が所属していた組はもぬけの殻っすよ。暴走族って集団にしちゃ色々集まり過ぎですし ……妙な噂を聞きますよ? 変な『蟲』を飼育してるっつー……一体何が起きてるんスか」 「『蟲』ね。やはりキャスターが睨んだ通りだ」 情報から導き出した結論からキャスター『ヴルトゥーム』曰く、殺島はサーヴァントに操られている可能性が高い、と。 彼が召喚したと思しき『迷路の神』は人の洗脳に長けており、手っ取り早く洗脳した方が相手の都合がいい。 何より、現状でも分かる通り、サーヴァントの方は表に出て来る様子がない。 ヴルトゥームは恐らく、真っ向勝負できる能力はないと推測していた。 逸話からしても、可能性は十分高い。故に――マスターを殺害した方が良い。 そして、車が目的地に到着する。 「着きましたよ、極道さん。しかし、何で急にまた、あのプリ…なんとかの所に?」 「死ぬかもしれんからね~~。景気づけさ!」 「えっ。縁起悪いこと言わないで下さい……」 ☆ キャスター『ヴルトゥーム』は惨状に溜息つく。 派手に陣地を破壊され、あるいは自ら破壊した事で、サーヴァント三騎とマスターの始末を終えた昨晩を思い出す。 結局『地獄への回数券』を使って釣られた英霊というのは、正義感あり麻薬を快く思わない善性のもの。 中には、ヴルトゥームの目論見通り、同盟目的で近づいた輩もいたが。 それこそ昨晩片付けた三騎。 頃合いを見て、ヴルトゥームを裏切る計画を裏で密かに話し合っても、それが全て筒抜けだったとは彼らは思わなかったのだろう。 ヴルトゥームの陣地を破壊しようとした一騎を、陣地ごとぶち壊し。 残りの二騎は、どうにか片付けたが、セイバー相手で身体能力を補う為に『奴隷』を消費したのは少々痛手だった。 消耗した矢先、本戦開始が宣言したのは間が悪い。 「しかし、本当に上手く動きませんでしたね」 そう……意外にも『地獄への回数券』を悪用しようとするサーヴァントはごく少数だった。 逆に目の敵にするサーヴァントの方が多かった。 あえて、サーヴァントにも適応できるよう調整したというのに……こればかりは極道の指摘通りに、ヴルトゥームは再度溜息つく。 極道は言った。 英霊を舐めない方がいい。 英霊には確固たる信念がある。 非道な手段を用いる反英霊にすら威厳(プライド)がある。 君の常識は決して、通用しない。と――…… こうなれば手段を変えなければならないが、そんな時に何故か極道から一つの依頼をされた。 彼自身も杞憂かもしれないと付け加えていたが、わざわざ頼んでくるのだから、何かと思えば……『ある少年』の所在だ。 その少年がこの『二十三区』にいるのか、どうか。 不穏要素を潰しておきたい。極道に少年が何者かとヴルトゥームが尋ねれば。 ――友だよ。私に特別な何かを感じさせてくれる、特別な男さ そう語る極道の表情は、彼自身は自覚してないのだろうが、どこか爽やかで清々しい。 心地よさを感じるものだった。 しかし、だ。 「どうしたものですかね」 たかが人間一人の所在を調べるなんてヴルトゥームには造作もなかった。 アッサリと件の少年――『多仲忍者』が高校生の一人として、この二十三区にいるのを突き詰める事は。 ☆ ――いったい、どうなってやがる……!? 『多仲忍者』は妙に殺気立っていた。 何故なら、昨今都内を暴れ回って悪事(ワルサ)をかます連中は系統は違くとも、かつて忍者が殺した『殺島飛露鬼』が筆頭になっている。 事情を知ったセイバー『クトゥグア』は不思議そうに言う。 「シノハがぶっ殺せなかったとかじゃないのか~?」 「間違うかよ。確実にぶっ殺した! つまり、死んだ奴が生き返ってやがる……!!」 忍者はその手で奴の首を飛ばした! だからこそ、この世界が異常だと理解したのである。 死者までも蘇って、再び悪事をかまして人々の平穏を蹂躙し尽くす…… 「しかもあの野郎ォ~~~~、どっかに隠れて関係ねぇガキまで巻き込みやがってよぉ~~~!!」 この間、殺島が率いる集団の根城を潰しに来た忍者だったが、そこには暴走族(ゾク)とは無縁の女、子供までいた。 ……だから何か気に食わない。 違和感はあるものの、それでもやっている事は大差ない。 そして、再びぶっ殺す事には変わりないと忍者の意思は固かった。 「セイバー。奴と奴のサーヴァントはぶっ殺すぞ……セイバー?」 突然のことだった。 クトゥグアが忍者の背後にまわって、何かから隠れるような挙動を取る。 普通の夜道で、何ら異常もなかった筈だったが、忍者もクトゥグアが警戒する背後に妙な泡が蠢いているのに悪寒を感じた。 俄かに信じ難いが、それは――サーヴァントだった。 「なん……『ルーラー』……!?」 ステータスからクラス名が分かるのだが、これまでぶっ殺す対象として始末したサーヴァントでも見たこと無いクラス名に忍者は身構える。 一方、クトゥグアは不機嫌な表情で泡を睨む。 「シノハ。よくわかんねーけど、アレやな奴だ!」 「おう、珍しいなセイバー。そんな風に言うなんてよ」 天真爛漫なクトゥグアが嫌悪感を露わにするなんて、本当に今までない事に忍者もそう口にしていた。 だが、それほど驚異的な存在が無定形の泡、なのだろう。 そしたら……どうやって喋っているか定かじゃないが、泡の中から声が聞こえる。 『……なーんだ「クトゥグア」かぁ。じゃあ、もういいや~』 忍者は何故『泡』がクトゥグアの真名を把握していたのか、それを問い詰めようとしたが、その次に泡が口にした内容に動作が停止する。 『君は「多仲忍者」……ははぁ、そっか~「輝村極道」とねー』 「――あ?」 そしたら一瞬にして泡が霧散するように崩れていく。 だが、忍者はそんな事よりも 「おい、テメェ。今『極道』って―――待ちやがれッ!」 泡は心底興味なく、忍者やクトゥグアに対する関心が消え失せたようで、返事すらなく消え去ってしまう。 それでも、奴が口にした名に忍者は動揺していた。 「野郎、極道さんの事を知ってやがった……!? まさか……極道さん」 ☆ 「えっと~、大体まとめるとー。クトゥルフ君とヴルトゥーム君とクトゥグアにアイホートでしょ~ あと『スカサハ』! ……うーん。でも何か混じってる気がするなぁ。それに『八岐大蛇』君? あの子も駄目そー…… 事件起こしてる奴の『ツクヨミ』君も駄目だろーし。あのアイドルの子も僕が駄目そうなら、神と関りあるんだろーなぁ。 そーいや、別のアイドルと一緒にいた……アレ何? よく分かんないなぁ。 トルネンブラちゃん、久々にあったのにビビリ過ぎっしょ! いくら何でもアレは無い無い!! ワンチャンあるなら『ヒノカグツチ』ちゃん? 僕と『同じ』だしいけそーかもぉ。 あとヒノカグツチちゃんのマスタ~~~の!息子くんが契約してる『ムエルテ』ちゃんはどーだろ? 直接会ってないと駄目かどうかも分からないんだよね~…… えっと~、マキシマ君が調べてた情報を合わせて、何か僕に根持ってる連中の『縁』とか、それ辿って見つけたの含めて~~~ …………あれ、一組まだ見つけてないや」 ☆ 「たっだいま~」と古本屋に帰って来た紫髪の少女?『ルーラー』は、中で作業をしている『槙島聖護』を目撃した。 彼はこれまで二十三区内で発生していた事案を分析して、一つの結論を導く。 そうとは知らず、ルーラーは図々しく槙島に突っかかる。 「マキシマ君~。何か変わった事件見つけてるぅ~? あと一組、分からないんだぁ。 僕の情報も教えてあげるから、ちょいと頼むよ~~~」 「……そうだね」 彼が手にしたのは二十三区内で発生した事件。その中でも細かい事案。 未解決かつ不自然な事件。サーヴァントと関連ありそうなものを、まとめたものである。 最も、それらは警察のデータベースをハッキングして入手した資料なのだが……それをルーラーに手渡す前に問う。 「君の目的は達成できたかな」 「……二十三区のラーメン店全制覇は流石に無理ゲーだったよ! 予選期間がもうちょっと長ければいけたんだけどなぁ」 「前提から訂正しようか。君は『ツァトゥグァ』ではない」 ケロッと誤魔化していたルーラーの態度が一変。 深く呆れながら彼女は聞き返す。 「またまたぁ~変な事言う~~……僕がツァトゥグァじゃないなら、逆に僕は一体なんなのさ?」 「『クグサクサクルス』」 突拍子もなく奇天烈な名前が槙島の口から放たれたが、彼は淡々と続ける。 「少なくとも君の使い魔が『無形の落し子』であるのは確かだ。ならばツァトゥグァに所縁ある神格が想像につくが その家系の中で、唯一『人に関心がなかった』からこそ『人に関心を抱こうとする』のは 君だろう神食らいの神性――『クグサクサクルス』」 しばし沈黙を保ったルーラーだが、純粋無垢な少女の顔面を卑屈に崩してみせた。 「なんだよォ~~~~つまんねぇなぁ~~~~~~~槙島聖護ぉ! だからテメェ友達できねぇんだよ分かってんのかオイ」 一方の槙島は怯むどころか、至って平静に問う。 「君は人類に価値を見出そうと試みたようだが、その様子では失敗続きだったようだね」 「ちげーよ馬鹿。偉そうに間違ってやんの…………はあ、面倒だ。この口調は。そろそろ飽きた」 ジュワジュワと少女の姿が崩れていく、露わになったのは全くの別人だった。 薄暗い紫のローブを纏った陰湿で、それでいて先程の少女の顔立ちが面影ある中年男性に変貌。 少女の顔といい、このルーラー……否、プリテンダーの姿を見て、ある者はこう言うかもしれない。 スカサハに似ている――と。 そんな姿となり、深い成人男性の声でプリテンダーが語る。 汚物を吐くように辛辣に。 「今日まで散々人類と付き合ったが、まるで話にならんな。心底くだらん。これっぽっちも情が湧かない。 神格の中には人類に情が湧くと聞くから試したが、時間の無駄だった」 とは言え、プリテンダーは一つ答えを得る。 「貴様に召喚され、時間を徒労に消耗した事で人類に期待するだけ無駄と結論に至れただけ良しとしよう。 それで……私の願いか? 大したものではない」 一体何かと期待すれば、案外くだらないものだった。 「孤独は退屈だ。『会話』がしたい。誰かとな。だが人類や獣(けだもの)では駄目だ。神格でなければ駄目だ。 他種族のくだらん信仰のせいでこんな様だ。神格相手に会話は愚か、対等の立場にすら至れない」 「……それでも君と対等になれる友が欲しいと」 「貴様の掲げるナルシシズムの関係性なぞ求めてはない。会話ができれば十分だ。それすら叶わないのだからな」 プリテンダーは鼻で笑う。たとえば―― 槙島聖護と狡噛慎也。 胡蝶しのぶと童磨。 エンデヴァーと荼毘。 久世しずかと雲母坂まりな。 多仲忍者と輝村極道。 それらの関係を全てひっくるめて『悪趣味で下劣でどうでもいい』と嘲笑した。 そんなものが欲しい訳ではない。 運命が欲しい訳ではない。 ただ、そう、孤独は退屈だから付き合ってくれる相手であれば、どんな奴だろうがいいのだ。 プリテンダーの返事を聞いて、槙島聖護は最後のピースを手渡した。 ☆ 二十三区某所にて、ある変死体が発見された。 被害者の死因は大量出血死……大量の血を抜かれた有り様は、まるで吸血鬼に襲われたかのような。 そんな状態だったという。 現在まで目撃情報を求めているが、未だ解決の糸口を掴めず。 都内で活気づいている極道や半グレ、暴走族などの対応に追われている為、捜査は難航している状況だ。 「予選通過~!」 一人の少女が愉快そうに駆けていた。 これでも彼女は人間としては終わっていた。仲良くなりたい人や、好きな人になりたくって血を吸う、吸血鬼のような悪役(ヴィラン)。 破綻者である彼女にも聖杯を獲得する権利があるなんて、末期にもほどがある。 だが、恐らく、聖杯戦争を開催した存在は破綻者だろうが悪役(ヴィラン)だろうが吸血鬼だろうが、どうでもいいのだ。 ただ――少女にマスターの適正があり、サーヴァントを召喚する権利があれば。 他のマスターたちと同じく、どうでもいい訳だ。 そんな少女が召喚したバーサーカーは霊体化したまま彼女にベラベラと語りに語る。 『議論と討議だけが取り柄の俺に遅れ取った散った幾人の英霊は互いに示し合わせたような蛮族共の烏合の衆に過ぎない。 嘆かわしい事実だが、二十二組の内、無為に生き残った者もいるであろう。俺のように知的に立ち回った者もいるであろう』 「トドメ刺したりしてたのは私ですケド……」 『この先、現れる知的強者は打ち負かしてやろう。回数券という不燃ゴミを撒き散らす条例違反者を出し抜く程度は造作もない』 「そうでした、これ。一応これ貰っておきましたけど、使うのは控えた方がいいですよね……」 『資源ゴミを誤飲するよりチューインガムを口に含んだ方がマシだ。経済社会に貢献する』 「……この社会に貢献したくありません」 彼女が殺害したマスターが所持していた『地獄への回数券』。 回収はしたけど、使用していない。 いや、彼女の場合は使用せずとも、相応の身体能力を兼ね備えていた。だから現時点では使う必要はない訳である。 一応、これもサーヴァントが作った異物な訳で、興味本位に使っていい代物じゃない。 「あとは――」少女はスマホのSNSで流れる情報を大雑把に見ていく。 「麻薬作ってる人、双子ちゃん、指名手配になってる人、えーと、ゾク……ガミ?って読むんでしょうか ……あ。バーサーカーくん。この『青い炎』って、もしかしたら――」 「ちょっと、君!」 少女の脇を通り過ぎようとした警官が声をかけたのに、彼女は相手の様子を伺ったが。 向こうは普通に巡回していた普通の警官に過ぎず、少女へこう告げた。 「近頃、物騒だから早く帰りなさい。一人だと襲われやすいから、何かあったら直ぐ助けを呼ぶんだよ」 なんて普通な言葉をかけられたものだから、少女――『トガヒミコ』はヴィランの笑みで答えた。 「ご親切に、どうもありがとうございますぅ」 ☆ 「……『モーモス』? 初めて聞く神格だな」 「確かギリシア神話に登場する非難と皮肉の神……イソップ寓話では最高神ゼウスを避難し、オリュンポスから追放されたとの逸話が残されている」 「この程度の縁では所在が掴めても能力などは分からん。何とも言えんな」 「だが―――ある意味、君が望む『対話』を武器にする神格だ。可能性はあると思わないかい」 「安直な運命だの可能性や希望などほざくな下等種族が。そう簡単に居れば苦労はしない」 ☆ いよいよ本戦が開始する間際。 マスターたちの脳裏に通達とは異なる妙な映像が走った。 夢か? 否、夢ではない。 そこに登場した胸元が開けた黒のドレスシャツとパンツをはいて、独特なファーストールを纏った短髪黒髪に赤眼の青年は、 如何にも胡散臭い雰囲気で挨拶をする。 ――やあ、マスター諸君。実はキミたちに一つ伝え忘れた事があってね。これはこちら側の不手際だ。ホントウに申し訳ない。 ――……ああ、オレかい? しがない使い魔みたいなものさ。普段はパティシエをやっているんだが…… ――おっと。話が逸れてしまった。これから伝えるのは、キミたちの帰還の事だ。 ――勝手に連れ去られて不服なのは重々承知しているとも。だから、ちゃんと帰還する保証もある。 ――ただし。帰還できるのは『聖杯を手にしたマスター』だけ。つまり、最後まで生き残ったマスターだ。 ――シンプルで分かりやすいだろう? ――そろそろ時間だ。 ――では、良い終末を 映像はそこで終わった。 どうしてこうも時間がかかっちまうんだか……『今回』は何年かかったか数えてない位だぜ? まぁ、いい。 オレが為すべき事は一つだけさ。 待っててくれよ『俺の救世主(メシア)』。 決めようか。何方(どちら)が生存(いき)るか、死滅(くたば)るか!!!
https://w.atwiki.jp/hijinrui/pages/841.html
【作品名】ぼくらは虚空に夜を視る 【ジャンル】ラノベ 【名前】虚空牙 【大きさ】全長100mを超える光の巨人のような感じ 【属性】人類を観察する謎の生命体 【攻撃力】空間波動撃:当たると消滅する空間攻撃。射程二百億~三百億km。範囲は自身の全長と同じくらい。 少し掠めただけで惑星を容易く木っ端微塵にする。雨あられ連射が可能。 時空切断スクリーンという特殊バリアも貫通する。 【防御力】亜空間装甲を身に纏うため原子爆弾の何千兆倍もの威力の エグゼ粒子弾の大量連射を受け一瞬だけ動きを止める程度でダメージは一切無し。 太陽系を飲み込み消滅させる空間の穴でも完全な直撃以外では食らっても無傷。 (空間歪曲の発生ために若干引きずられバランスを崩す程度) 上記以上の威力の亜空間ブラスターを食らうと当たった部分の体がごっそり削れる。 【素早さ】全ての動きが超光速。そのため戦闘はナノセカンド単位(10億分の1秒)で行なわれる。 戦闘の天才である工藤兵吾以外のパイロット相手なら1対1なら圧倒できる動き。 移動速度は母船やナイトウォッチに追撃できるので航行速度は光速の5000倍程度はあると思われる。 【長所】通常のナイトウォッチ以上の戦闘能力。 【短所】範囲攻撃がない。 【戦法】がんばる 【備考】宇宙進出した人類のほとんどを殲滅させた宇宙の観察者 vol.5 532 自分:格無しさん[sage] 投稿日:2015/10/21(水) 00 15 47.69 ID o4p0LJjA (省略) 虚空牙考察 空間波動撃は少し掠めただけで惑星を木端微塵にしたので 効果範囲は惑星以上だろう。雨あられのように連射が出来るのならもっと範囲は大きい 少なくとも10倍は対応できるか 時空切断スクリーンは空間原理防御らしいのでそれを突破出来る=空間原理防御無効 なので霊体や空間等にも効く扱いとする 素の防御は原子爆弾の何千=二千兆倍以上 太陽系を飲むこむ空間の穴はとりあえず消滅耐性とする ナノセカンド単位反応は30cmから光速反応=1mから光速の3.33倍以上の 戦闘・反応速度とする 移動速度は光速の五千倍以上 戦法は空間波動撃を連射する 惑星破壊の壁上から見る ○マザー・バグ~ルガノーガー 空間波動撃で消滅勝ち ×デスフェイサー ネオマキシマ砲負け ○時間~02inファイナルスター 空間波動撃勝ち ×世直しマン 世直し波負け ×フリーザ デスボール負け ×ゼルエル ビーム負け もう無理か 世直しマン>虚空牙>02inファイナルスター
https://w.atwiki.jp/hijinrui/pages/1001.html
【作品名】デッドプール VS. サノス 【ジャンル】マーベル・コミックのアメコミ 【世界観】エターニティ参照 【参考テンプレ】 【名前】サノスwithインフィニティ・ガントレット 【属性】インフィニティ・ガントレット(インフィニティ・ジェムズと呼ばれる6つの宝玉を装着した全能アイテム)所持者、 超種族エターナルズの分派出身で突然変異、征服者、科学者、知識収集者 【防御力】現実(作品の舞台である単一宇宙)のあらゆる領域がほぼ崩壊し、多くの物理法則が無効化され近隣の太陽系は全て破壊。 その影響で発生した次元間歪曲カスケードが壊れやすい時空(単一宇宙)をねじ曲げ、 範囲内の存在を異次元に転移させる波動や時空を吹き飛ばすエネルギーに巻き込まれても無傷。 【素早さ】エターニティと戦闘可能なので時間無視 【特殊能力】6つのジェムの力で精神、時間、力、空間、現実、魂を操作可能。 ジェムがはめ込まれたガントレットを装着するサノスは他称で全能と何度も言及されており、 その力で多元宇宙の生命を半分抹殺した。時間無視と任意全能で常時全能とする。 【名前】デス(マーベル・コミック) 【属性】死の化身、抽象的な概念である〝死〟を具現化した宇宙的存在、神的霊精(コズミック・エンティティ) 【大きさ】外見は黒いローブをまとった女性の骸骨(詳細は【備考】を参照) 大きさは可変する。成人女性並からエターニティとおなじぐらいの身長になっている場面もある。 本作ではエターニティの約3.65分の1程度の身長のデッドプールと同じぐらいの大きさ。 【攻撃力】・エネルギー操作 手から黒いビームを放つ。デスと同じ神的霊精のクロノスが不思議エネルギー原理のブラストを撃つので、 デスのビームも同様に不思議エネルギー原理だろう。射程距離は身長の数倍ぐらい。 成人女性並の身長の時にこれで【参考テンプレ】の常時全能で単一宇宙破壊攻防以上のサノスをのけぞらせ、多少のダメージを負わせた。 効果範囲は自分より二回り程度大きいぐらい。現在威力は大きさ相応に上昇している。 【防御力】死の概念そのものなので物理攻撃は意味を成さない。即ち物理無効。 素の耐久は「インフィニティ・ガントレット」の作中で成人女性並の身長の時に、 【参考テンプレ】のサノスの防御力欄に記された攻防に巻き込まれても傷一つつかなかった。 なので単一宇宙破壊防御かつ空間歪曲、異次元追放、空間・時間軸破壊に耐性有り。現在耐久は大きさ相応に上昇している。 【素早さ】「インフィニティ・ガントレット」の作中で【参考テンプレ】のサノスと神的霊精の攻防で発生した爆発に反応し、 自分の隣にいた男女二名の周りにバリアを張って爆発から守ったので時間無視。 【特殊能力】上記の通り黒いビームで常時全能のサノスにダメージを与えたので全能殺し。 ・死の操作 事実上いかなる存在でも死なせたり復活させる事が可能である。 なので人間やミュータント等の人外、オンスロートのような精神エネルギー生命体、クロノスのような概念存在等も即死可能と思われる。 範囲は同格の存在のエターニティがマルチバース(四次多元)規模の全能なので同じ四次多元規模とする。 作中デスと長年交際して彼女の能力を熟知するデッドプールは、エターニティを殺そうと首根っこをつかんで引っ張り回しているサノスに対して、 「おい!デスに夢中なのは結構だが、あいつはすべての世界を殺そうとしてるんだ つまり『ゴールデン・ガールズ』の再放送も見られなくなるってこと あんなセクシーな番組を終わらせてたまるかっての!」と言及している。 デッドプールはサノスを止めようと背後からナイフを刺してそう述べたので嘘ではないと思われる。なので範囲内の宇宙も即死可能とする。 この能力の応用で宇宙破壊でも死なない不死能力やパワーも授ける事も可能。 作中ではデスとサノスを死の支配下に入れ、不死と凄まじい力を与えていた。二人はその直前までエターニティと交戦出来る程の力はなかった。 だがデスから力を授けられると常時全能のエターニティにダメージを与え、内包する惑星を破壊する程のパワーアップを遂げた。 ・サイズ操作 姿と大きさを自由自在に変更可能。たまにマイナーチェンジしている。 エターニティと同じ大きさで顕現する事もあるので一次多元宇宙サイズになる事も可能だろう。 巨大化にかかる時間が不明だが時間無視なので一手で巨大化することが可能と思われる ・不死 デスは死そのものであり、寿命や死は存在しない。 だがギャラクタスが所持する常時全能のエターニティすら破壊可能な兵器なら、無理矢理彼女を破壊可能。 ・全知 マーベルコミックスが1992年に発売したカードによるとデスのintelligenceは7と記載されている。 http //www.marvelarchive.com/cards/action_card.php?action=3_157 id=3…デスのカード intelligenceが7のキャラは全知(omniscisnt)とされているので全知。 http //www.marvelarchive.com/cards/action_card.php?action=3_pr1 id=3…パワーの指標 カードには各キャラがマーベル・コミックで初登場した回と、 同キャラがその際発した台詞が記載されているので、設定は繋がっていると考えられる。 宇宙・宇宙外、虚無そのものにしてあらゆる事象の外側でも行動可能。異次元移動可能。 【長所】サノスが恋焦がれている。美人。 【短所】こいつが物静かで内向的かつ平和主義だった幼少期のサノスにちょっかいをかけたせいで、サノスは死に魅入られてしまった。 サノスはデスの気を惹こうと衛星タイタンの同胞数百万人ばかりか、我が子や副官まで殺してしまう。 「インフィニティ・ガントレット」でデスは宇宙の生と死のバランスが崩れたと感じて全宇宙の半分の生命抹殺を思い立ち、その手先としてサノスを復活させる。 だがサノスがその使命を果たすためにインフィニティ・ガントレットを手に入れるやいなや、デスは気にくわなかったのか放置プレイを敢行。 その上サノスを嫌って攻撃まで仕掛ける。それによってサノスは暴走し、デス含む全ての神的霊精を封印してしまう。 「Marvel Universe The END」ではデレてサノスにキスしたが、基本的にサノスには無関心で無視か放置している。こいつのせいで被害に遭ったキャラが多すぎる。 デッドプールとのバカップルぶりが見てられない。 【戦法】全知で判断する。全知が効かない場合は四次多元ごと即死させてみる。 【備考】マーベル・コミックス内でデスは黒いローブをまとった骸骨や妙齢の女性、少女など様々な姿で登場している。 だが設定でどれが本当の姿なのかは定められていない。また公式設定資料集の「マーベル・エンサイクロペディア」によると、 「頭巾に包まれた骨だけの姿で知られているが、性別も外見も一定ではない」、「相手にとってなじみのある姿で現れる」との事。 本作では【大きさ】欄に記された黒いローブをまとった女性の骸骨の姿で終始登場しているので参戦可能とする。 参戦:vol.7 649-651、654、677 修正:vol.9 141 vol.9 0141格無しさん 2023/08/28(月) 00 45 39.55ID PT7DPKCj (省略) ところで今サノスが登場するMarvel Universe The Endを読んでるんだけど、旧テンプレではサノスがビッグクランチを発動してマーベル作品の世界観を破壊したと記されていた。 https //w.atwiki.jp/hijinrui/?cmd=backup action=diff pageid=40 id=1718 サノスが全宇宙と全存在の終焉を導いたのはその通りなんだけど、テンプレでビッグクランチとされている攻撃をサノスが発動した際に、 「リビング・トリビューナル、エターニティ、インフィニティは他(の面々)よりも長く我に吸収されるのに抗っていた」と言及しているからこれビッグクランチじゃなくて吸収攻撃だと思うんだわ。 なのでこのビッグクランチの記述を流用したキャラはテンプレを修正する必要があると思う。今現在ビッグクランチの記述をテンプレに流用してるキャラはデス(マーベル・コミックス)のみ。 デスのテンプレは俺が主人公スレのテンプレを少し改変したもので、要するに【防御力】欄の〝「Marvel Universe The END」でサノスが起こしたビッグ・クランチにより~〟という記述は削除した方が良いと思う。 そこの記述を消しても特に位置は変わらないだろうし、指摘が無ければ三日後ぐらいに修正するわ。 vol.7 693格無しさん2021/12/05(日) 16 00 40.99ID bMhxt2Pw (省略) デス(マーベル・コミックス)考察 4次多元範囲の即死や全知が強力。全能殺し+全能耐性+時間無視なので全能の壁上から見る。 ○旧神~奏蝉丸 即死勝ち △フユノリュウ 無数の宇宙を押しつぶす重力波と即死分け ○ジラーチ 即死勝ち。スペック的に位置が高すぎるような。 ○普遍建設者 物理無効なので熱は効かない。即死勝ち ○全王 即死勝ち △虚時間 時間無視に通じる時間操作と即死分け △エターニティ 双方打つ手無し ○インフィニット エネルギー変換の効果範囲はせいぜい複数個の銀河程度だろう。物理攻撃×2の打撃にも耐えるので即死勝ち △ナイアルラトホテップ 時間無視に通じる時間操作と即死分け ×バフォメット 殴られて負け ×饕餮 痙攣している光負け なので位置は ナイアルラトホテップ=デス(マーベル・コミックス)>インフィニット (省略) 494格無しさん2021/11/23(火) 17 04 11.61ID WynyPhel それでデス(マーベルコミックス)を出そうと思ってるんだけど、質問いいかな。 作中こいつはローブをまとった女性の骸骨の姿や40代ぐらいの女性、どちゃくそエロい妙齢の女性から少女まで様々な姿で登場している。 どれが本当の姿とかそういう設定はなくて公式設定資料集の「マーベル・エンサイクロペディア」によると、 「頭巾に包まれた骨だけの姿で知られているが、性別も外見も一定ではない」、「相手にとってなじみのある姿で現れる」との事。 俺が出したい「デッドプール VS. サノス」のデスは作中で終始骸骨の姿で登場していたからこのスレで出せるのかな。 もし大丈夫だったらルールにこんな感じの文章を追記してもいいだろうか。 ※ 作中で人間や非人類など様々な姿を披露し、かつどれが本当の姿であると設定で定められていないキャラに関しては、 非人類の状態であれば参戦可能 651格無しさん2021/11/30(火) 21 56 57.63ID yrmP3E3i 652 (省略) ついでにルールの「参戦出来る【非人類の条件】」で以下の文章の追記を提案する。 ※ 作中で人間や非人類など様々な姿を披露し、かつどれが本当の姿であると設定で定められていないキャラに関しては、 非人類の状態であれば参戦可能 652格無しさん2021/11/30(火) 23 08 58.76ID 2w+5gj+Z 651 参戦基準の追加ね。ぶっちゃけ非人間の姿なら参戦可能なんだし、むしろこのルールが否定されるパターンも思い付かないなあ。 他の人はどう思う。俺はこれ参戦基準に組み込んでも良いと思うんだが。 653格無しさん2021/11/30(火) 23 39 38.37ID m4i6ISaJ 自分は問題ないと思う 654格無しさん2021/12/01(水) 13 18 06.31ID Q+kjU7IP 652-653 ありがとう とりあえず一週間ほどまって指摘が無ければルールに追加するわ。 ついでにちょっと修正して例を追記 ※ 作中で人間や非人類など様々な姿を披露し、かつ設定でどれが本当の姿であると定められていないキャラに関しては、非人類の姿であれば参戦可能 例:マーベル・コミックスのデス (作中でローブをまとった骸骨や妙齢の女性、少女など様々な姿で顕現している。ただし設定でどれが本当の姿なのかは定められていない。 また公式設定資料集の「マーベル・エンサイクロペディア」によると、「頭巾に包まれた骨だけの姿で知られているが、性別も外見も一定ではない」、 「相手にとってなじみのある姿で現れる」との事。そのため骸骨の姿なら参戦可能とする) (省略)
https://w.atwiki.jp/hijinrui/pages/663.html
【作品名】火の鳥 未来編 【ジャンル】火の鳥シリーズ第2作 【名前】ハレルヤ 【属性】スーパーコンピューター 【大きさ】20m位の手を挙げた人間の上半身みたいなオブジェ 【攻撃力】無し。マニピュレーターが付いているようだがどこから生えているか不明なので考慮せず。 【防御力】大きさ相応のスーパーコンピューター並み 【素早さ】動けない。反応は人間並みか。 【長所】自我がある 【短所】人類滅亡の原因 【参考】http //ecx.images-amazon.com/images/I/41lh0a-u6cL._SY300_.jpg vol.4 91 :格無しさん:2014/11/04(火) 00 02 24.25 ID fZXLNb7D ハレルヤ考察 何もかも詳細不明なので攻撃不能軍団と=
https://w.atwiki.jp/jingai/pages/393.html
【作品名】 神の獣 【ジャンル】 SFマンガ 【名前】 オーム 【属性】 地球生まれの怪獣 【大きさ】 全長23kmくらい(マンハッタン島と同じ大きさ) 【攻撃力】 巨体で都市を踏みにじって潰す。放射能を吹き出して生物を死滅させる。 【防御力】 核兵器(水爆?)の直撃に全く傷付かず、弱らない。 【素早さ】 2日間で地球の表面をくまなく巡り、人類を絶滅させたので、かなりのスピード。 【長所】 大きくて頑丈。 【短所】 飛べない。特に突出した攻撃能力がない。 477 :格無しさん:2011/01/09(日) 21 47 01 ID Syj58evs オーム 考察 ○ クラーケン 大きさ勝ち ○ 島亀 大きさで負けてるがかなり素早いので放射能浴びせて勝ち ○ バガン たぶんこちらの方が速い 体当たり勝ち × バン王 任意全能負け ○ レッドマン 先制、体当たり勝ち △ エディ 攻撃には耐えられるが遠距離攻撃がないため倒せない 相手は機械であるため放射能も効かないだろう × ダゴン 初期配置的(23km以上)に声は届かないが近寄るしかない ため発狂死する。相手も放射能を受けるがすぐには死なない。 ○ ガーゴイル 規模的に先制されてもやられない、移動力が上であるため 体当たりで勝てる × 都市生物 毒ガス負け ○ 暗黒の雲 波動砲は範囲が狭いため当たらない、毒耐性があるが放射能は防げないはず ○ ラブマシーン こちらの方が大きく移動力が高い、体当たり勝ち ○ ゼロムス 放射能勝ち ○ ばいきんまん・しょくパンマン 向こうから近づいてくるため放射能勝ち × グドン 猛毒の鞭負け × 水神様 溶かされて負け × メタボン 倒せない、削られ負け グドン>オーム>ばいきんまん
https://w.atwiki.jp/jmhjmh/pages/13.html
「人類皆下手になれ」に関係する情報を自動収集。 #blogsearch #blogsearch2 #technorati
https://w.atwiki.jp/hijinrui/pages/501.html
【作品名】摩訶摩訶 【ジャンル】ゲーム 【名前】ザコ隊長 【属性】マカマカ団戦闘員 【大きさ】成人男性並み 【攻撃力】前蹴りは拳銃弾で無傷の相手に普通に通用する 【防御力】高校生男子のパンチで無傷 剣で斬り付けても5~6回は耐える 【素早さ】猿や蛙、オウムより素早い奴から先手を取れる 他は鍛えた人並 【長所】そこそこ高い攻防 【短所】所詮ザコ 【戦法】蹴り殺す vol.4 参戦 vol.7 383格無しさん2021/10/28(木) 18 59 43.70ID ihnHAmpL (省略) ザコ隊長再考察 早い話肉食獣に毛が生えたような性能なので今の位置は高すぎる。 その下から見る。 ×ヒュウガロボ~どん牛 スペック負け △脇侍 こちらの攻撃は耐えられ、あちらの攻撃は避けて分け ?ドンキーコングJr. 落下エネルギーで威力換算は出来ないとの事なので、 攻防がそれに準拠した現在の記述では実質攻防不明 ×ペプシマン ぶつかり負け ×エイト ミサイル連発負け ×夜叉猿 スペック負け ×ウォリアー・バグ 移動速度的にあちらの攻撃は避けられないか。負け 将軍 指摘済み ×ホムンクルス調整体~闘牛(押忍!空手部) スペック負け ×機械人間兵 銃乱射負け ×美子ロボ ヒット&ウェイ負け ×アイブルス デスロール負け ×コーネロの飼ってたキメラ ネコ科の肉食獣は他の野生動物よりも反応が速い。負け ○カニランテ 目玉に攻撃勝ち ×スレイブニル(BASTARD!!) スペック負け 赤兎 指摘済み △屍食鬼 こちらの攻撃は耐えられ、あちらの攻撃は避けて分け ×バラモン~今晩の飯 スペック負け ?ギルマン 反応速度が不明 ○猿型ホムンクルス スペック勝ち びっくりするぐらい勝てなかった。防弾の壁下を見る。 ?腐った死体 これ「くさった死体」の事だよな? wikiの「参戦出来る【非人類の条件】」に明らかに違反した外見なんだが https //i.imgur.com/tWdElBv.png ×ブライアン・チャオミーくん スペック負け ○小十郎を打ち殺した熊 ツキノワグマの大きさは最大で150㎝ぐらいなので勝てるだろう △わかめ王子 双方攻撃が通じず分け ×キョーボー スペック負け テンプレを見た感じ小十郎を打ち殺した熊より強いように思える ×からくり武者 スペック負け ?ゾンビ(悪代官) 上記のように全身が腐敗しただけのゾンビは参戦できない。 テンプレに外見の情報が記されていないので、参戦させるなら非人類と判定出来るだけの情報が必要。 ?ビッグダディ 大きさが記載されてない N-110 指摘済み ○アンドロイドマン 蹴り勝ち ×グレイトスタンプ~ミドロ号 スペック負け 噛み馬リゼット 指摘済み ○ミケえもん~ミキサー大帝 スペック勝ち △リューク こちらからは見えないし攻撃も効かない。あちらの攻撃は耐えて分け ○さまよう鎧~ただのくま スペック勝ち なので位置は ミドロ号>ザコ隊長>ミケえもん vol.4 178 :格無しさん:2014/12/26(金) 10 38 07.86 ID zN2llKE4 ザコ隊長考察 ○脇侍 硬いが蹴りまくれば倒せないことは無かろう ○ザコ隊長 頭に蹴りブチ込んで気絶させられるか ×ナタリー パンチ負け ×モグポン ほぼ同じだがしゃげえ分不利 ×兜牛 この体重での体当たり喰らえばただではすむまい ×ねこ げろんと丸呑みにされ負け ナタリー>ザコ隊長>どん牛
https://w.atwiki.jp/jingai/pages/283.html
【作品名】仮面ライダークウガ 【ジャンル】特撮 【共通設定】 グロンギ:古代の狩猟民族(人間)、グロンギ族が霊石の力で動植物の能力を得た怪人。体組織などは人間に近い。 普段は人間形態だが、怪人態に変身すればフンドシにベルト姿の怪物の姿になる。 基本的に本スレでは改造人間であっても人間に戻れそうもない、明らかに人間から乖離した姿であれば非人類扱いなので、 本スレに出す分は問題ない。 再生能力が非常に強く、銃創程度なら即座に治ってしまう。 【名前】ゴ・ガドル・バ電撃体 【属性】カブトムシ種怪人 【大きさ】身長:209cm 体重:252kg 【攻撃力】直径6kmを吹き飛ばす爆発で無傷の相手を倒す電撃キック。格闘によってもその相手に十分なダメージを与える。 ボウガンも持ってるけど威力低いので使う必要なし 【防御力】直撃して相手を倒せば直径6kmの爆発を起こすキックを受けて無傷。 【素早さ】マッハ120の戦闘・反応速度を持つ仮面ライダークウガドラゴンフォームと互角かそれ以上。 【長所】アルティメットやその一段下の変身能力を身につける前のクウガを圧倒した 【短所】あくまでダグバの前座。射程と攻撃範囲が酷い。 【戦法】電撃キック。 1スレ目 829 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/21(月) 19 00 44 ID TgnYNdDz ゴ・ガドル・バ電撃体 ○○○スライバ~ワイトキング 蹴り勝ち ×白面の者 火炎負け ×リバイアサン 蹴りに行って逆に飲み込まれ負け △アマクサ 当てられない倒されない 白面の者>ゴ・ガドル・バ電撃体>ワイトキング