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作成者:佐鷹 氏名:オデット=ローラン 性別:女 身長:179cm 体重:? 年齢:24 誕生日:7月7日 血液型:B型 一人称:「私」 二人称:「貴方」「お前」 所属:??? 祇園会の元構成員。 赤威水星の理念に賛同し祇園会に参加したが、民間人への被害を全く厭わない過激な破壊活動を何度も繰り返した為、碁藤ナガラを始めとした祇園会の主要メンバーの手で撃破・拘束された。 性格は極めて好戦的。祇園会のやり方を『甘っちょろい』と評し、周囲に公言することすら度々あったという。 魔力を操る異能を持つが、本人に魔術の素養が全くなかったため、魔力を相手に直接ぶつけるといった扱い方をしていた。 祇園会抗争終了時のゴタゴタに紛れてどこかに姿を隠したらしく、その後の足取りは依然として掴めていない。 オデット=ローラン オデット, 女性, 人間, AAAA, 180 特殊能力 切り払いLv3, 1, Lv4, 13, Lv5, 25, Lv6, 38, Lv7, 45, Lv8, 52, Lv9, 60 魔力所有, 1 潜在力開放, 1 損傷時気力増加Lv2, 1 闘争本能, 1 149, 151, 159, 153, 186, 167, 超強気 SP, 60, 威圧, 1, 鉄壁, 8, 奇襲, 18, 必中, 18, 魂, 25, 戦慄, 25 ori_koyukiakane_013_b.bmp, -.mid オデット=ローラン オデット=ローラン, (人間(オデット=ローラン専用)), 1, 1 陸, 4, M, 10000, 180 特殊能力 性別=女性 攻撃属性=夢 特殊効果無効化=脱魅眠乱狂黙恐 メッセージクラス=祇園会 3800, 200, 1000, 85 BACA, FJ3Ori_18U.bmp ファンタズマ, 1200, 1, 2, +10, -, 10, -, AABA, +0, 魔P ドミナントソード, 1300, 1, 1, +20, -, -, -, AAAA, +10, 魔武 セラフの翼, 1300, 2, 4, +15, -, 10, -, AABA, +5, 魔 パルヴァライズ, 1600, 1, 3, +5, -, 30, -, AABA, +15, 魔 オデット=ローラン 回避, 笑わせるなよ、凡夫が 回避, 所詮は飼い犬か 回避, 期待はずれもいい所だ 回避, 本気でやらねば死ぬぞ? ダメージ小, どうやら、まだ理解っていないようだな ダメージ小, それで私を止めるつもりか、笑わせる ダメージ小, コントはそこまでにしておけ ダメージ小, この期に及んでそのザマか ダメージ中, ようやく覚悟が決まったようだな? ダメージ中, そうだ、それでいい ダメージ中, もっとだ、もっと! ダメージ中, 折角の戦争なんだ、刺激的にヤろうぜ ダメージ大, ふふ──ははは……ふは、ふははははははははは! ダメージ大, さあ最後まで気を抜くな、完膚なきまでに私の息の根を止めてみせろ! ダメージ大, 楽しいなぁ、実に楽しいよ! ダメージ大, これで終わり? .馬鹿を言うな、ここからが本番だ 破壊, ──沢山殺したんだ、そりゃあ、殺されもするさ 破壊, ……良かったぜ、お前 破壊, 悔いはない .…最高の、幕引きだ 破壊(対赤威水星), 悪いなぁ、代表…. いつもいつも、手間をかける 射程外, 怖じけついたか? 射程外, 一度は首を突っ込んだ癖に、随分とつれないじゃないか 射程外, 逃げられると、思うなよ? 攻撃, 少しは楽しませてくれよ? 攻撃, さあ、私を止めてみせろ! 攻撃, 情熱的にヤろうじゃないか 攻撃, 確かに私は祇園会に名を連ねてはいたが…あんなぬるい連中と一緒にするなよ? 攻撃, この私を止めようって言うんだ。勿論死ぬ覚悟も出来ているのだろう? 攻撃, 簡単に死んでくれるなよ?.それでは楽しめないからな 攻撃(対赤威水星), 所詮私らは薄汚れたテロリストなんだ。色々と吹っ切れた方が楽になれるぜ? 攻撃(対赤威水星), 理想家振るのも程々にしておけよ、代表。大勢の血を流さない革命なんてあり得るものか 攻撃(対或真魂継), 祇園会の名を汚す、ねぇ. ──所詮テロ屋の分際で、何を偉そうに 攻撃(対或真魂継), 遠慮はするな、殺すつもりでこい. そうでなくては私は止まらんぞ、先生 攻撃(対碁藤ナガラ(無気力)), 今の貴様は見ているだけで不愉快だ .死ね 攻撃(対碁籐ナガラ), くくくッ…懐かしいな.あの時と同じ、理想に燃えたいい眼をしている 攻撃(対高武羅刹), …くく、まさか貴様も生き残っていたとはなぁ 攻撃(対高武羅刹), 今更逃げられるとでも思っているのか? .…甘ったれたことを抜かすなよ、愚図が 攻撃(対阿里美優), 獣風情が、ザコをちょっと殺した程度でいい気になるなよ 攻撃(対阿里美優), 獣二匹が戦場で出会ったんだ、ヤることと言ったら一つしかないだろう? 攻撃(対春日居小宵), 小難しい小言はどうでもいい、さっさと始めようぜ、小宵 攻撃(対春日居小宵), くく、実に私好みのいい殺意だ。さっきから鳥肌が止まりやしねえ 攻撃(対槍崎昭人), 人殺しの理由を他人に求める甘ったれが、.随分と偉そうな口を叩くようになったじゃないか 攻撃(対槍崎昭人), 甘いんだよ、お前らのやり方は.結局の所、革命なんて殺すしかないというのに 攻撃(対兎田桃香), 一抜けできると思ったら大間違いだぜ? 攻撃(対兎田桃香), 一人だけ陽の下でぬくぬくと過ごそうってか;随分と虫のいい話だな.…なぁ、桃香よ 攻撃(対一条通子), そんな血に塗れた手で何かを守れるとでも思ってんのか? .…あぁ、実に滑稽だ。滑稽すぎて、笑いさえこみ上げてくる 攻撃(対一条通子), あのガキの事を守りたいと思っているんだろう?.ならば躊躇うな! 確実に私の心の臓を潰してみせろ! 攻撃(対瀬名貞仁), 誰かとつるんで居なければ何も出来ない小物の分際で、随分とよく吠えるじゃあないか 攻撃(対瀬名貞仁), 相変わらず、大口を叩く割にはやることが一々みみっちい奴だな 攻撃(対加茂川瀬里奈), ああ、会いたかった。会いたかったぞ、加茂川瀬里奈 攻撃(対加茂川瀬里奈), 三年前から今まで、貴様を想わなかった日は一度もない…! 攻撃(対加茂川瀬里奈), さぁ──心の底から、ドラスティックに、刺激的に、.愛し合おうじゃあないか 攻撃(対エリィ=バークライン), その未熟な腕で私を殺す気か?.笑わせるなよ、小娘 攻撃(対エリィ=バークライン), 殺意だけは一丁前だな.実力が伴ってない以上、大した意味はないが 攻撃(対エリィ=バークライン), …今は殺さないでおいてやる. …その方が、面白そうだ 攻撃(対高見沢秀一), いいねぇ、その目。その闘気。ゾクゾクするよ 攻撃(対高見沢秀一), そんなに憎いか?. 惚れた女を傷物にした私達のことが 攻撃(対高見沢秀一), 《深紅なる暴君》、ねぇ .お山の大将には過ぎたあだ名だな 攻撃(対志摩不二子), 『生徒たちを守るため』?. くくっ…本当にそうなのか? 攻撃(対志摩不二子), いい目だ…私に対する憎悪で満ち溢れている 攻撃(対後藤すばる), (…?.こいつの目…どこかで…) 攻撃(対森原和哉), くくっ…いいゲスっぷりだな、惚れ惚れするよ 攻撃(対アンジェラ=バルセリート), そんな飯事集団の中でいい気になってるような奴に同類扱いされるとは、少々心外だな 攻撃(対天道春児), くっくっ…なんだ、お前もアイツに惚れ込んだクチか? 攻撃(対天道春児), くくっ…こいつは傑作だ。私を相手にそんなに威勢よく啖呵を切る奴なんて初めて見たぞ 攻撃(対ステインドクロス), 殺し屋風情が神だの天命だの大層な御託を並べたところで.滑稽なだけだと何故気づかんかね? 攻撃(対ステインドクロス), 選んで殺そうが無作為に殺そうが、人殺しであることに変わりはない.私と貴様らの間に一体どれだけの差異がある? 攻撃(対ステインドクロス), 自分達が信仰する存在を人殺しの免罪符として持ち出すことに.疑問の一つも覚えんとは実に傑作だな .滑稽すぎて笑いが止まらんよ 攻撃(対ステインドクロス), 信念? 使命? .そんなもの、あろうがなかろうが、どちらでも同じ事だろう? 攻撃(対天草一穂), 力に溺れた能力者、ねぇ. 私のパーソナリティが能力に起因する物とでも思っているのか? 攻撃(対天草一穂), 聖人気取りが、選んで殺すのがそんなに上等かね 攻撃(対ハルク=キャンベル), 殺人鬼風情が神の名を騙るとは、何ともまあ恐れ知らずというか何というか 攻撃(対ハルク=キャンベル), こればっかりは神様とやらに同情せざるを得ないな.自分の名前を免罪符に好き勝手やられたらたまったもんじゃあるまい 攻撃(対バスチアン=レオパール), 甘ったれたセリフを抜かすなよ、建国の英雄。貴様の手だって私と同じように…否、それ以上に血に塗れているのだろう? 攻撃(対バスチアン=レオパール), 貴様…いや、貴様らが言っていいセリフではないな、それは.貴様らが自由を勝ち取る為に、一体どれだけの屍を積み上げたと思っている? 攻撃(対三沢顕徳), ヒーロー気取りの殺人鬼ねぇ. 何ともまぁつまらん冗談だな、微塵も笑えんぞ 攻撃(対三沢顕徳), 殺人鬼風情が、自己陶酔も大概にしておけよ 攻撃(対天宗巳躯), この期に及んで被害者気取りか?. …なぁ、『傀儡師』 small (ドールマスター) /small よ 攻撃(対天宗巳躯), 認めろよ。貴様は私と同じ、ただ自身の快楽の為に人を殺す、.どうしようもない程に破綻した、.救いようのないクソったれな殺人鬼だ 攻撃(対殺戮之道出雲), 随分と威勢のいい小僧だな .…嫌いじゃねえぜ、お前みたいな奴 攻撃(対殺戮之道出雲), あぁ、素晴らしい。この、鋭く研ぎ澄まされた刃のような殺意… .…いいぜぇ、お前。最高だ…! 攻撃(対マグネシア=アンバー), 残念だが、お前じゃ役者不足だよ 攻撃(対マグネシア=アンバー), 間抜けが… オデット=ローラン ファンタズマ, 旋回光弾 ホワイト ファンタズマ(命中), 飛沫 Glass.wav ホワイト ドミナントソード, 黒剣突撃 ドミナントソード(命中), 超斬撃 セラフの翼, 波動放射 ホワイト セラフの翼(命中), 大爆発 パルヴァライズ(準備), 粒子集中 ホワイト パルヴァライズ(攻撃), 巨大ビーム ホワイト パルヴァライズ(命中), 巨大ビーム ホワイト;超爆発
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50 名前: 名無しより愛をこめて [sage] 投稿日: 2006/01/25(水) 15 09 30 ID NJhs6QSg0 仮面ライダーレディアス 変身者:九鬼 良勝(くき よしかつ 31歳 会社員) 身長:195cm 体重:85kg 最高視力:15km 最高聴力:10km 最大走力:100mを5秒 ジャンプ力:ひと飛び30m パンチ力:250AP キック力:300AP 召喚機:銛型召喚機 マグマバイザー(2000AP) 先端が三ツ又になった2mほどの大型の銛。柄の中ほどにある防拳具にカードを装填する。 穂先は高熱を発生させることもできる。 契約モンスター:緋鯉型モンスター マグマカープ(4000AP) 体内に巨大な溶鉱炉を持ち、岩や土砂を飲み込み溶岩に変えて相手に浴びせかける。 熱に強い頑丈な体を真っ赤に輝く硬いウロコでさらに守る。 51 名前: 名無しより愛をこめて [sage] 投稿日: 2006/01/25(水) 16 17 09 ID NJhs6QSg0 ソードベント:カープマチェット(2000AP) ~のヒレを模した外反りの刃渡り1mぐらいの大ナタ。2丁有り。 ナスティベント:スキャットスケイル(1000AP) ~を呼び出し、縦横20cmぐらいのウロコを大量に飛ばさせる アースベント:地底に潜った~に地震、地割れなどを起こさせる。 ファイナルベント:ラーババレイ(5000AP) 相手の足元の地中に潜った~が体内の溶鉱炉をフル回転させて 岩や土を溶かしながら暴れ、アリジゴクのように地面を陥没させて相手を溶岩の海で 溶かしてしまう。途中でジャンプなどで逃げられそうになったらライダーの出番。 変身者紹介 すさまじいばかりの貧乏生活者。住居は6畳1間、風呂なし、協同便所。 「服がダサい」という理由で女に振られて以来、それがトラウマになってしまい 金のある限り服を買いまくるようになってしまった。ライダーになったのは とにかく金。そのためには人殺しもOK。二言目には「金貸して」というため、 家族は音信不通、友達ナシ。服に関することは、ほぼ精神疾患に近いが、 別に服を大事にしている訳ではない。 「☆お前達が考えた龍騎のライダー教えれⅧ☆」より転載
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いい月夜だねー、影写し、しよっか? こっちこっち、ほら、一緒に手、繋ごう? 【名前】 波瀬倉 影乃(はぜくら かげの) 【容姿】 【漆黒のロング、肩まで垂らし】 【常に軽く隈を携える、垂れ眼がちの大きな瞳をもつ、少女である】 【常に噤まれた口が、彼女を上品にも陰鬱にも見せる】 【上下ともに学校の制服だと一目で分かる服装をしており】 【濃紺を基準としたセーラー服、胸元に校章と思われる烙印】 【くるぶしに届くほどに長いロングスカート】 【これらによって蝙蝠傘のような印象を与える】 【そして、それに合わせる様に長い蝙蝠傘を一本携えていた】 【能力】 『反映影眼』(シャドウウォッチ) 発動すると、少女の両目が大きく開かれ、次にまばたきするまで持続する この間に少女が覗いた影の持ち主が、影にくっきりと写って見える能力 この能力は他人にも見せることが可能だが、影は影の法則に従い、影以上の効果は持たない(質量を持たず、影によって影は作られない) また、どんなものにも影が発生するため、“陰”になっている場所でも効果は発生する 写って見えるのは元のものと全く同じ形であり 影の伸び、陰との同化による大きさの変化は関係なく その場合は彼女の好きな場所に写し出すことが出来る (通路上の路地裏など、自身が“陰”を踏んでいる場合、“陰”の続く場所までどこにでも等身大で自分や通路による壁を出せる) この能力を知らない相手は、影と本物との区別が付かない 【性格】 内気で、静かめな性格なため、争い事は好まない ただし、目的を望み、それを叶えようとする行動力は凄まじく その為には犠牲も厭わない 【戦闘方法】 戦闘を好まない彼女は、この能力を駆使して回避、逃走を主とする しかし、体が弱いわけではないので、目的のためであれば戦種関係なく戦える その際は己を過信せず、武器(傘)や能力を用いるだろう 【備考】 蔵病 行依とは親友同士、同じ学校に通っている 彼の事を片思いしている 人殺しに対して、深い感情は湧かない(気持ち悪い、程度) しかし、殺人鬼とは考え方がやはり、違う
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小ネタ 抱きしめる 眼前には、漆黒。無限に広がる、闇、闇、闇。手元も見えない暗闇の中に、御坂美琴は立っていた。状況を確認しようと、周囲を見渡し、視点が一点に止まる。そこにいたのは、闇にすら飲まれない。何もかもを殺菌、消毒したような、白。その後ろ姿を確認して、息を飲んだ。狂気の周囲にいくつも横たわるのは、己と同じ姿をした…………。「一方通行ァァァァアアあああああああああ!!」電撃を纏ったそのとき、絶望は振り向く。『…………なにキレてンだ? 同類』え?目を見開く。目の前にいるのは一方通行ではなかった。闇にくっきりと浮かび上がるは、白衣。全てを飲み込みそうな白だった。彼女は美琴の頬に手を添える。『こんにちは、可愛い人殺し。助けてほしい人がいるのよ』彼女の視線が横にずれる。見たくなかった。しかし、顔がそちらに向くのを止められない。視線の先には、恐ろしい光景。上条当麻を壁に押し付け、首を絞めつつ、上条の口に異物をいれようとする、妹達。息を飲んだそのとき、さらに事態は進んでいた。いつのまにか、御坂はあの禍禍しい兵器を構えている。「…………ぃや…………」どこからか、声だけが響く。『さぁ、同類、大切なものを守るために、他をすべて捨てましょう』勝手に機器が蠢く。「いやぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああ!!」要塞すら破壊する砲撃が、放たれた。そして、衝突の直前、時間が止まり、暗闇が砕け散った。とあるマンションの一室。時刻は午前3時。高校2年生になった美琴は、ベッドで静かに寝息を立てている。もう、うなされてはいない。そっと美琴の涙がぬぐわれた。滴に濡れた右手の持ち主は、彼女と寝床を共にする、上条当麻。彼の表情は、安心しているようで、怒っているようで、慈しんでいるようで、泣いているようだった。彼は知っている。その悪夢が、右手で壊せる幻想ではないことを。彼女が、自分のためなら何もかもを、誰かの命や、己の命すら、捨て去る可能性があることを。故に、彼は、再び彼女を力強く抱き締めた。ただただ、抱き締めた。
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始める前にテキストを読む。 1年戦争物と聞き、版権MIDIは何が必要かを見るためだが……何も書いてなかった。 GSC版権MIDIパックを入れてくれとも書いてなかった。 で、悪い予感がしてMIDIパックを見た…… ……あったよ、版権MIDIが! ジョイントの悪夢再び。 さらにGSCオリジナルBGMパックで使用禁止になったZATUさんの曲も入ってるぞこれ!? どーするよ、レビューどころじゃなくなったぞこれ! でもレビューはしておこう。 まず、最初のやたら長い間でイラついた。 しかも名言がどうのこうのとゆう くだらん理由で空けられたのもちょっと、アレだ。 そしてその後もつまらん漫才を見せられる、グムゥ…… そしてサイド7についた一行はリュウを残し観光に…… こいつら……人様のバギーをキーがかかってるのをいい事にガメやがりましたよ。 で、その後で原作どおりデニムとジーンが登場し例のイベントへ。 「名言や!」言って同じ台詞を何回も聞かせるなよ。 んで、ヒデとが言うのがガンダムに乗ります。そして当然と言うか何と言うか、使いかたが分からないときたもんだ。 しかし、このオタンチン、「俺は奇跡を呼ぶ男」とかムチャクチャ言い出します。 そんで、テム=レイに怒られて大人しく降りました。 目の前にザクが来てるのにえらくのん気にやってるな、オイ。 その後、ジョブが武器を持ってきたがまたしても人様の物だったよ。 そしてその武器の有線ミサイルが味方に命中、人殺しめ。 しかもこいつら、気のせいとか言ってるし…… !? あ、あの……このカットインで出てきたガンダムって……思いっきり吸い取りっぽいんですが!? 本当にレビューどころじゃなくなったぞ…… しかし、やらねば。 戦闘開始。 HPとENが3桁2桁だ。 ま、まぁ、バランスが取れてればいいか。 味方が攻撃してもダメ。命中しないのでアムロに任せた アッサリ終了。 エピローグは……どうでもいい会話で終わった。 総評 リリース文で紹介されてるような大げさな面白さは皆無。 そしてジョイント並みの規約違反が最悪。 絶対やらない方がいい。
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RANK 》S V.IV リヒターAC // フロストバーン V.IV Richter // FROST BURN ”ストレスはユーモアで中和しろ。それがより多くの人殺しをするコツだ。” imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (richter_00.jpg) 機体名 フロストバーン - FROST BURN 識別名 V.IV リヒター - V.IV Richter 所属 アーキバス/ヴェスパー第4隊長 戦闘評価 Sランク 強化世代 第4世代 アーキバス本社が法外な金額で雇い入れた元独立傭兵。ヴェスパーの第4隊長。 星系に広く名を馳せた辣腕の傭兵であり、良好な関係にあったシュナイダーの仲介を通じて、契約満了の 際には人体を元に戻す再手術を受けることを条件に、専属契約に合意した。 かくして仲介者であるシュナイダー系列の部隊を率いることとなった彼だが、アーキバスからはあくまで 一時凌ぎの戦力と見なされており、手札としてアサインされた隊員は、実証実験中の強化人間や、ルビコン 解放戦線からの離反者など、いずれも曲者ぞろいであった。 しかし酷烈な戦場を幾度も渡り歩いてきた彼は、捨て石同然の待遇を歯牙にもかけず、淡々と隊員たちを 手懐け、他のヴェスパー部隊の多くを凌ぐ戦果を挙げている。厭世的なユーモアを好み、皮肉めいた態度で 周囲を煙に巻く彼だが、その傑出した実力と内に秘めた冷酷さは、どこか非人間的ですらある。 搭乗機体は、本来支援型として設計されたアーキバスの四脚型を、近・中距離の戦闘に特化させた特異な 構成となっている。四脚型の安定性、豊富なキャパシティを活用した重武装により敵に反撃の隙を与えず、 高空からの急襲で一方的に殲滅する戦闘スタイルを志向する。機体の性能ではなく、戦術や戦略を駆使して 確実に勝利を手にするさまは、チェスで相手の駒を蹴倒すように淡々としている。 関連項目 ≪ヴェスパー≫ V.I ヴァージニア V.II ルシエンテス V.III ヘイレン V.V イレヴン V.VI ジュスマイヤー V.VII バルデス V.VIII バーンズ 登場作品 白い怪物 畏れ ウェンディゴの爪 投稿者 redbeko
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いたくても、つらくても。 ◆QzFJmuHgIs リンクは途方にくれていた。 それは襲われるかもしれない、とかそういう不安からくるものではない。 それはインデックスを説得し(頑固な彼女を説得するのにのに少しかかった。) 寝かせてしばらくたって始まったジェダの放送に起因する。 (雨が降るだって?) それは、この状況では最悪といえた。 なぜなら、ここには熱を出したインデックスと全裸のなのはがいるからだ。 そんなところへジェダの言う、「冷たい激しい雨」が降ればどうなるか。 「どうしよう……」 リンクは考える。このままではみんな体が冷え、体力が失われてしまう。 これは熱の出ているインデックスにとってはまさにに致命的だ。 とはいえ、木の下では完全に雨をシャットアウトできない。 そこの工場に運ぶにも人手が足りない。 どうする、とリンクが思案していると、不意に声が響いた。 『やっぱりそこの工場へ入るしかないですねえ』 声の主はアリサの腰にあるカレイドステッキだ。 「えっと、君は...」 『わたしのことはルビーちゃんとお呼びください』 「……うん、わかった。で、ルビーちゃん。工場に入るのはいいけどどうやっていこう?」 『簡単です。たたき起こせばいいじゃないですか』 「えっ...でも...」 『今は非常事態ですよ。そのくらいは許されます』 「そうなのかなあ?まあいいか。わかった」 そうと決まったら、誰を起こそう。やはり一番力がありそうなのはアリサだろう。 あの大太刀を扱っていたのだから。 最悪あとの二人が起きなくても、1人あたり1人を背負うのなら何とかなる、と考えまずは アリサを起こしにかかる。だが、これが鬼門だった。 「起きて、起きてよ、ねえ!」 呼びかけても反応すらしない。 ゆすっても起きない。 「『起きて(ください)!!』」 ルビーと声を合わせても起きない。 「起きてよ!起きないとまずいんだって!」 起きない。業を煮やしたリンクは、 「おきろー!!」 と耳元で叫びながら思いっきりゆすり始めた。すると... びりっ! 「え?」 そこにあったのは、リンクの手によって破かれた服。 下には何も着ていない。 つまるところ… 「っわあああああああ!!」 某御剣流の剣士もびっくりの超絶スピード元に戻そうとする。まさに神速。 これなら縮地相手でも互角に戦えるだろう。 しかし、あせっている今のリンクでは、いくら速くてもうまく戻すことができない。 しかも、破れたものを元に戻せるはずも無い。 そうこうしているうちに... びりりりり!! 「わああああああああ!」 状況はさらに悪化する。 もはや、ゴールデンでは流せない有様になっている。 (お、おお落ち着け、大丈夫、まだ起きてない、起きるまでに何とかしろ、KOOLにならないと!!) かなーりあせりながらそんなことを思って 落ち着こう、と手をかけ直したそのとき、 「……ふあ?」 アリサの目が開いた。覆いかぶさるようにしていたリンクと目が合う。 視線を落とす。そして見た。リンクがかけている手と、見事に破れている自分の服を。 Q.これを見た女の子は普通どう思うでしょう? 「.........」 無言。 「こっ、これは...」 アリサは微笑みかける。もう何も言わなくていいと言うかのように。 次の瞬間、打撃音が響いた。 ***************************************** リンクが精神的、かつ肉体的なダメージを負って倒れている間、アリサはとりあえず多元転身で服を直し、 ルビーに現在の状況を聞いてみた。ルビーから聞き出せたことは、 臨時でジェダの放送があったことと、それはジェダ自身の力の誇示と、零時から雨が降り始めるという 事を知らせる内容だったと言うことだった。 「雨が降るって...ここにいたらびしょぬれになっちゃうじゃない!」 『そうですよ。とりあえず雨宿りしないとお話にならない格好の方々がいますからねえ。 だからリンクさんはそこの工場に入ろうと思って、 まず手始めにアリサさんを起こそうとしたんですよ』 ルビーは答えつつ、さりげなく状況説明を交えつつ、リンクをフォローする。 「ふーん。で、ああなったと」 アリサはいやなことを思い出すように、いや実際思い出しつつ言う。 フォローは逆効果だったようだ。 「ううっ、あれは事故だよ...」 リンクが再起動しつつ言う。 「あら、生きてたの」 「ひどいよ...」 『で、これからの行動方針ですけど』 ルビーが二人の会話を無視して言う。 「とりあえず一人で一人を背負う格好になるかな...あとの二人は起こせそうもないし。」 リンク普通の状態に戻って確認をとる。 熱を出しているインデックスを起こすわけには行かない。 なのはも起こせば何をするかわからない。 「確かにこの二人は起こせないわね...わかった。 じゃああんたはインデックスを持ちなさい。」 「えっ、何で?」 「何でもへちまもないわよ。あんた裸の女の子を背負う気なの?」 「...確かに」 同年代の、それも裸の女の子を背負っていくと言うのはかなりの勇気がいる。 現実世界でやれば、きっと青い制服のお兄さんに連れ去られてしまうだろう。 『それはそれでドッキドキの...』 ルビーが軽口を言い終えないうちに、アリサの体から凄まじい殺気がほとばしった。 ゴゴゴゴゴ、という効果音さえ聞こえそうだ。 さすがのルビーもこれには黙った。 結局、アリサがなのはを、リンクがインデックスを背負うこととなった。 「「んしょっと」」 二人がそれぞれ背負う。アリサは、背負ったなのはがとても軽く感じた。 アリサの力もかなり強化されているから、一概に軽くなったとは言えないものの、 アリサには、自分が強くなったから、とは思えなかった。 そして、そのあまりの軽さに驚くと同時に、悲しくなった。 なのはがどれだけ無理をしてきたかがわかるようだったからだ。 そして思う。自分が守らないと、と。 *************************************** いくら軽いと言ってもさすがに疲れはくる。もともと疲れていたアリサにとって、 人一人を背負うのはかなり無理があったのだ。 なのはをおぶっているうちにアリサの手から感覚はなくなっていく。 そして、しばらく行ったとき、ついに限界が訪れた。 アリサの手がすべり、なのはが地面に落ちる。 「はあ、はあ、ちょっときついかな...」 アリサがしびれた手足を振りながら弱音を漏らす。 「大丈夫?少し休もうか?」 リンクが気遣って言うが、 「大丈夫、後もう少しだけだし」 と、アリサが返した。事実、もう入り口は目の前なのだ。 と、そこで地面に転がっていたなのはの目が開いた。 なのはは、しりもちをついてアリサとリンクを見ている。 「あ、目が覚めちゃった?ごめんね、落としちゃって。自分で歩ける?」 アリサが謝罪しながら手を伸ばした。すると... パシン なのははアリサの手を振り払った。 「え…………?」 アリサもリンクも唖然とする。 なのはは手を借りずによろよろと立ち上がると 「言ったよね……アリサちゃん。私と一緒にいたら傷ついちゃうって。 だめなの、私みたいのがアリサちゃんと一緒にいたら。私は人殺しなんだから。 人殺しは友達なんて作っちゃいけないんだよ。」 そんなことを言った。 立っているだけで崩れてしまいそうに、よろめきながら。 「あ、あんた……なんで...」 アリサは問わずにいられなかった。 何故、そこまでしなくてはいけないのか。 何故、なのはが追い込まれなければならないのか。 何故、と。もちろん答えはわかっていた。 「さっきも言ったよね、このゲームは殺し合いのゲーム。こんなのがあっていいはずない。 でも、乗っている人もいっぱいいる。そういう人は止めなくちゃいけない。」 「いったいどうやって…?」 今度はリンクが問う。なのはは初めてリンクがそこにいるのに気づいたようにリンクのほうを向き、 「乗ってる人は人殺しに悪い人だからね。……命を奪ってでもとめないと。」 どこまでも冷たい声で答えた。 リンクは唖然とする。 「人殺しは悪いことじゃないのか?」 「そうだよ。でも、わたしははやてちゃんを殺したから。それは許されない罪なの。 ……もう汚れてる私がもっと汚れれば、みんな汚れなくて済む。みんな幸せになれるんだよ。」 おかしい。何かが矛盾している。リンクが決して認めることのできない矛盾。 反論しようとしたとき、なのはと目が合った。 ――そこには、底のない虚無が広がっていた。 リンクはそれを見た瞬間、思った。 その理論にどんな矛盾が有ったところで、 そんな矛盾を突いたからと言って、 ――この人は止まるのだろうか。 リンクは思わずアリサのほうを見る。 アリサはくやしそうな顔をしていた。そう、アリサは知っている。 一度、同じどこまでも冷たい声で告げられたのだ。このことも、友達じゃないとも。 なのはが立ち去ろうとする。よろよろと。一歩ずつ。今すぐにでもつぶれそうな足取りで。 リンクは呆然と見送る。アリサは歯を食いしばって耐えている。 その時。 「それは違うんだよ。」 突然、静かな声が響いた。 ********************************************* インデックスが目を覚ますと、まず体を揺られる感覚に襲われた。 インデックスは考える、おそらく、自分は負ぶわれているのだろう、と。 おぶっているのは服の感触からしてリンクだ。 (迷惑をかけちゃいけないな) そう思ってリンクに声をかけようと口を開く。 そのときだ。高町なのはの声が聞こえてきたのは。 「...人殺しは友達なんて作っちゃいけないんだよ。」 「...それは許されない罪なの」 なんだこれは、とインデックスは思う。確かにこの理論は正しい。でも 、、、、、、、 正しすぎるのだ。 おかしい、と思うと同時に思う。よかった、と。 なのははまだ救える。りかが言っていたような悪魔にはまだなってない、と。 残酷な世界の仕組みにとらわれたただの哀れな少女だ、と。 救えるのなら救わなければならない。これ以上堕としてはいけない。 自分が幻想殺しの少年に救われたように、自分がこの少女を救わなくてはならない。 そしてインデックスは言葉をつむぐ。 くだらない しくみ その残 酷 な世界の幻 想を、ぶち壊すために。。 ************************************************* 二人は声の主―インデックスのほうをみる。 「インデックス、いつの間に?...ね、熱は大丈夫?!」 「ありさがなのはを落としたところ、かな?熱はまだつらいけど、何とか大丈夫。 ...全部聞かせてもらったよ。なのは」 なのはもインデックスのほうを見る。 「何が違うの?何もおかしいところは…」 「ある。それだけで理論が崩壊してしまう、とっても大きな矛盾が。」 インデックスは厳かに、神託のように告げる。 シェオールフィア それは、あらゆる宗教の矛盾を看破して心を打ち砕く「 魔 滅 の 声 」の応用。 その始まりを告げる合図。 そう、なのはの理論はもはや理論と言うよりも宗教に近い。 そこまでなのはは、その鉄の理論で心を守っている。 これを崩壊させるには、一度にそれが崩壊するほどの揺さぶりが必要だ。 それは、常人がいくら矛盾を突いたところで崩れない。 そんなことは、なのはにとっては些細なことなのだ。 すべての矛盾を、一部のすきもなく論破する。 常人にはできない。が、 それをやってこそ、10万3000冊の魔道書の管理人――! 「どこに?どこにそんな矛盾があるの?」 なのはが冷たく問う。が、少し感情の色が見えた。 インデックスはそれを見逃さず、問い返す。 「まず聞くけど、あなたが殺すのは「悪人」なんだね?」 「そうだよ。だから…」 わかった、とインデックスはなのはの言葉をさえぎる。 「「悪人」を殺せば、このゲームは成り立たなくなる、といいたいんだね。 じゃあまずそこから違う。悪人だって人なんだよ?友達だっていれば、家族だっている。 なのはは自分が悪人だって言ってるみたいだけど、その悪人のなのはだって、家族がいる。 ありさみたいな友達だっている。」 「違うよ。アリサちゃんはもう友達じゃないし、」 「聞くんだよ!!友達って言うのがだめなら、自分を大切に思ってる人でもいい。 そんな人がその人が「悪人」として裁かれたと知ったら、どうすると思う? また新たな「悪人」が生まれるかもしれない。 それにその人だって「悪人」になろうとしてなったわけじゃないかもしれない。 大切な人を守ろうとして仕方なく「悪人」になったのかもしれない。 そんな人の事情もわからずに、ただ「悪人」だからって裁く? ふざけるのも大概にするんだよ!!」 それは、インデックスの心からの叫び。 「イ…インデックス?」 急に言葉を荒げたインデックスに、おびえたようにリンクが言った。 そんなこと歯牙にもかけず、なのはが言う。 「「悪人」は「悪人」なんだから。そんな人の事なんか考えてたら、何もできないよ」 それは、はやてを殺されたヴィータを、あの烈火のような怒りを、あの壊れてしまいそうな虚無を、 見たインデックスにとっては、絶対に耐えることのできない理屈だった。 「じゃあさっき言ってた「みんな」が幸せになれるって言うのは間違いだね。 それともなのはのいう「みんな」っていうのは自分のお眼鏡にかなった、優等生ばかりなのかな? それ以外はみんな「悪人」。みんな殺していいと。…そんなわけないんだよッ!!」 「じゃあ、悪人を黙って見過ごせと?人殺しなんだよ?だめなんだ。 そんなのを野放しにしてたら。止めなきゃいけないんだ。 それをやめろって言うの?何もしてない人が死んでもいいって言うの? 私はそれのほうが耐えられない!」 なのはは叫ぶ。自分を守る鉄の意思を守るために。 自分の行動に理由をつけるために。 そしてインデックスは、それを崩すために叫ぶ。 「確かにそのとおりなんだよ。でもその方法は殺す以外にもある。殺すのは絶対の選択肢じゃない。 そんなことにも気づかないの!?」 「殺すしかないよ。それしかないんだ!!私だって一人で考えた! たくさんたくさん考えた!!でも、これしかない!殺すしか! 命を奪って止めるしか!!私が汚れるしか!!それ以外に方法があるの?!」 それは、心からの叫び。もはや冷たくもなんともない。 自分を守るための心の防衛手段。 それにかまわずにインデックスは叫ぶ。鉄の心に楔を打ち込む。 「ある!!なのははそれに気づかないだけ。なのはは一人で考えてたから そんな方法しか気づかなかっただけ!!みんなで考えればもっといい方法が見つかるよ。 「悪人」を止める方法なんてそれこそ無限にあるんだよ!」 なのはにとっては、この上ない衝撃。 「在るとしても、私にそれは残されてない。私は人殺しだって言ったでしょ! もう許される方法なんてないから!私がほかの人と友達になっちゃいけないの!」 これは、なのはが極限まで追い詰められてなお、友達のことを大事に思った証。 それを聞いて、インデックスは、初めての友達のことを思い出した。自分を化け物とさげすみ、 消えていった、友人のことを。そして改めて思う。絶対に、救うと。 「許されない罪なんてない!!重要なのは罪を犯したかではなく、罪を犯した後、 いかに悔い改めて生きていくかなんだよ!なのはは許される。 真に大事なのはこれからなんだ。今まで殺した人たちのためにも、 あなたが殺してしまったはやてのためにも!」 それは、十字の教えでもある。 それを十字教の修道女であるインデックスがいったのは当然だったのかもしれない。 「私ははやてちゃんを殺したのを償うために悪人を殺しているのに!どうして! 私さえ汚れればみんなきっと助かるのに!」 それは、慟哭。なのはの思いの炸裂。今までの思いが、一気に破裂する。 悲しみ、苦しみ、痛み―さまざまな思いが、この言葉に詰まっていた。 それを聞いただけでも、その痛みが伝わってくるようだ。 一瞬、インデックスが言葉に詰まる。 その時、 「なのは」 突然、今まで黙って聞いていたアリサが割り込んだ。 ************************************** アリサは、突然始まったこの論争を、黙って聞いていた。 アリサには割り込むことができていなかった。 なぜなら、二人があまりに速い速度で応酬しているからだ。 しかし、聞くことはできる。だから、ただ聞いていた。 「私さえ汚れればみんなきっと助かるのに!!」 ああ、分かった。そうだったのか。あんたは。 やっぱりなのはは変わってなかった。 自分で他人の荷物まで背負おうとするところまで、全部。 ただ、なのはにはあるものが足りなかった。 アリサは口を開く。足りないものを、補うために。 足りないもの、それは... *************************************** インデックスは、突然の乱入者のほうを振り向く。 アリサは、痛みに耐えるように、言う。 「はやてが死んじゃったのは悲しい。今でもとても悔しいよ。 でも、あんたがそれのせいで汚れていくのは嫌だ。」 アリサの目に、涙がにじむ。 「どうしてこんなになっちゃったのか、 私にはわかるような気がするよ。 なのははいっつもそうだもん。自分一人でいつも背負い込んで。 自分より他人を優先して、人の分まで背負い込んで。 だから、みんなの分も痛みを背負おうっておもったんだね。」 アリサの目から、気持ちがあふれ出す。 「無理してきたんだよね、つらかったんだよね、痛かったよね。 でも、痛くても、つらくても、戻らなかったんだよね。 なのはは、優しいから。 今まで奪ってしまった命に、申し訳ないって、 みんなにいたいのを押し付けられなかったんだよね。」 もはや言葉も上ずって、聞き取りにくくなっている。 「でもね、もういいよ。なのははよく頑張ったよ。もういい。」 一歩、なのはに向かって歩む。 「そんなになのはがぼろぼろになって、傷つく必要なんてないよ。」 もう一歩。 ねえ、なのは。あんたは一人じゃあない。みんなをもっと頼りなさいよ。 ここなら、私も、リンクも、インデックスもいる。」 今さっき会ったばかりだけど、一緒に死線を潜り抜け、信頼できるようになった仲間。 「みんなでなら、痛みだって分け合える。きっと軽くなるよ。」 そして、なのはのもとへたどり着く。 なのはがぺたん、と座り込む。 「どうして...私なんか...私は悪い人なんだよ!許されちゃいけないのに!!」 なのはの心はまだ折れない。 アリサは静かになのは。そして、へとかがみこむ。なのはと同じ目線になる。 そして。 ―なのはを、抱きしめた。 「なのはがどんな罪を背負っていても、関係ない」 アリサは、なのはに、言う。 「一緒に、行こう」 なのはのとうに錆付いたはずの涙腺から、ひとすじ、涙が伝った。 **************************************************** 「なのはは、許される。」 本当にそうかもしれない、と思ってしまう。 「一緒に、行こう」 思わず、その言葉に甘えそうになる。 でも。 なのはは、そんな思いをねじ伏せる。 そう、自分は悪魔なのだ。そんな言葉をかけてもらえる資格さえない。 そんな言葉に甘えてはいけない。 大丈夫、鉄の心はまだ崩れていない。 そう、自分のすべては、みんなのために。 そう自分に言い聞かせる。 そして思った。自分は元のままだと。 なのはは考えた。 工場まで一緒に行ってそこで分かれよう。 工場になら、服も在る。よし、そうしよう。でも.. まだ未練が在るのか。なら思い出せ、初めて自分のつむいだ呪文はなんだったか。そう、今でも覚えている。 ―不屈の心は、この胸に。― **************************************************** りろん なのははまだ気づかない。自分の幻 想が、すでに崩壊していることを。 鉄の心には、風穴が開いたことを。いま、自分のほほを伝う、涙にも。 ポツリ、ポツリと、雨が降り出す。 2日目が、幕を開けた― 【A-3/工場東側/2日目/真夜中】 【リンク(子供)@ゼルダの伝説 時のオカリナ】 [状態]:左太腿と右掌に裂傷(治療済み)、左肩に打撲、足に軽度の凍傷 [装備]:勇者の拳@魔法陣グルグル、コキリの剣@ゼルダの伝説 [道具]:基本支給品一式×5(食料一人分-1、飲料水を少し消費)、クロウカード『希望』@CCさくら、 歩く教会の十字架@とある魔術の禁書目録、時限爆弾@ぱにぽに、エスパー錠とその鍵@絶対可憐チルドレン、 じゃんけん札@サザエさん、ふじおか@みなみけ(なんか汚れた)、5MeO-DIPT(24mg)、 祭具殿にあった武器1~3つ程、祭具殿の鍵、裂かれたアリサのスリップ(包帯を作った余り) [服装]:中世ファンタジーな布の服など。傷口に包帯。 [思考]: えっと... 第一行動方針: 第二行動方針:なのは、アリサと話をする。 第三行動方針:ヴィータを捜し、説得する(無理なら…?)。 第四行動方針:ニケ達と合流し、エヴァの伝言を伝える。 第五行動方針:もし桜を見つけたら保護する。 基本行動方針:ゲームを壊す。その後、できることなら梨花の世界へと赴き、梨花の知り合い達に謝罪したい。 参戦時期:エンディング後 [備考] リンクが所持している祭具殿にあった他の武器が何なのかは次以降の書き手さんに任せます。 (少なくとも剣ではないと思われます) 祭具殿の内部を詳しく調べていません。 【インデックス@とある魔術の禁書目録】 [状態]:高熱、全身に軽度の凍傷、軽い貧血気味、 背中に大きな裂傷跡と火傷、足裏に擦過傷(共に応急手当て済み) [装備]:水の羽衣(背部が横に大きく裂けている)@ドラゴンクエストⅤ [道具]:支給品一式(食料-1日分、時計破損)、 ビュティの首輪、鉄製の斧@ひぐらしのなく頃に(?) [服装]:私立聖祥大付属小学校の制服の下に水の羽衣。背中と足にシルクの包帯。 [思考]:なのは... 第一行動方針:なのは、アリサと話をする。 第二行動方針:ヴィータを捜し、説得する。 第二行動方針:ニケ達と合流する。 第三行動方針:紫穂の行方の手掛かりを探す。エヴァの説得も諦めていない。 第四行動方針:落ち着いたら、明るい所でじっくりビュティの首輪を調べたい。 基本行動方針:誰にも死んで欲しくない。状況を打破するため情報を集め、この空間から脱出する。 [備考] 拾った双葉の型紐が切れたランドセルに荷物まとめて入れています。 インデックス自身のランドセルは壊れているので内容物の質量と大きさを無視できません。 【アリサ・バニングス@魔法少女リリカルなのは】 [状態]:全身に軽い火傷(右腕・顔は無事)、左腕から出血(打撲、軽度)、背中から出血(深い切り傷) 上記の怪我は全て応急処置済み。精神負担中、足と両手に軽度の凍傷 [装備]:贄殿遮那@灼眼のシャナ、カレイドステッキ@Fate/stay night [道具]:なし [服装]:チャイナドレス。変身を解いたらショーツ一枚。 [思考]:一緒に行こう。 第一行動方針:工場へはいる。 第二行動方針:リンク、インデックスと情報交換する。 第三行動方針:はやての遺志を継いで、なんとかする。 基本行動方針:(なのはと一緒に)ゲームからの脱出。 【高町なのは@魔法少女リリカルなのは】 [状態]:残存魔力極小、両手首から軽く出血、背中に軽度の凍傷、 頬骨と肋骨一本にヒビ、精神負担大 [装備]:なし [道具]:なし [服装]:全裸 [思考]:... 第一行動方針:とりあえず工場までは一緒に行く。 第二行動方針:少なくともこの殺し合いが終わるまではヴィータを完全に行動不能にする(?)。 基本行動方針:ジェダを倒して生き残りで脱出。詳細は不明。 [備考] なのはのスタンスについて かなり不安定です。表面では、冷酷になろうとしていますが、 心の奥(本人も分からないような)では、一緒に行きたいと思っています。 結果、行動がどうなるのかは、次以降の書き手さんに任せます。 ※アリサとリンクたちは、まだ満足に情報交換していません。 場所について 四人がいる場所は、工場の入り口から50メートルほど離れた 地点です。でも、直接工場の入り口が見えるわけではありません。 ≪246 いたくても、つらくても。 時系列順に読む 248 奪う覚悟があるのならば≫ ≪246 いたくても、つらくても。 投下順に読む 248 奪う覚悟があるのならば≫ ≪242 許されざる者(前編)≪245 臨時放送、あるいはイレギュラー リンクの登場SSを読む 250 だから人は夢を見る≫ ≪242 許されざる者(前編)≪245 臨時放送、あるいはイレギュラー インデックスの登場SSを読む 250 だから人は夢を見る≫ ≪242 許されざる者(前編)≪245 臨時放送、あるいはイレギュラー アリサ・バニングスの登場SSを読む 250 だから人は夢を見る≫ ≪242 許されざる者(前編)≪245 臨時放送、あるいはイレギュラー 高町なのはの登場SSを読む 250 だから人は夢を見る≫
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《ケント()/Kento》 アイコン ゲスト 年齢 12 性別 男 種族 人間 好きなもの チョコレート、アキラ 嫌いなもの 血 フルネームは、檜山 健斗(ひやま けんと)。アキラのクラスメイトであり、ボーイフレンドである少年。 外見は白い半袖の服と紺色の半ズボンを身に着けており、髪は黒のショートヘア。眼鏡をかけており、右腕の辺りに小さい稲妻型のタトゥーらしきものがある(これが何なのかは未だ不明)。 頭は良く、成績はクラスでも現在トップを誇っているらしい。 礼儀正しい性格ではあるが、アキラなど友人の前だと口調は砕ける アキラとは普通のクラスメイトであり、友達として接しているが、実は密かな恋心を持っている。 しかし、控えめな性格が災いして、未だに告白出来ずにいる。 キルビスからは当初、非常に警戒されていたが、何度か接する内に打ち解けたらしく、同年代の男子で唯一、アキラと付き合う事を許されている。 血を見るのが大の苦手であり、テレビドラマのちょっとした流血シーンですら、直視することが出来ない程。 一人称は「僕」。 Judgement Of Kingsにおけるケント 緑の組織に所属している。 外見は本元の彼とほぼ同じで、無能力者である点も共通しているが、性格は非常に冷酷かつ残忍であり、人殺しをゲーム感覚で行う真性のサイコパス。 自身や他人の殺人行為に点数(スコア)を付ける癖があり、致命傷を与えた部位、息の根を止めるまでに標的に与えた傷と苦痛の数、そして殺害した後の達成感の度合いによって加点を行うなど、極めて異常な思考の持ち主。 小さな頃から生物を殺す事に興味を抱いており、密かに野良犬や猫、または虫やカエルなどを捕まえては、嬲り殺す行為から始まり、それを徐々にエスカレートさせていった結果、近所の子供数人と、自身の両親を手にかけている。 組織に入った理由も、ただひたすらに人を殺したいという欲求を満たす為であり、その為だけに過酷な訓練を乗り切り、少年兵達を束ねるリーダー格にまで登り詰めた経緯を持つ。 戦闘能力はかなり高く、主に多数の銃器を用いた戦法が得意で、スナイパーライフルによる遠方からの狙撃も軽々とこなす他、素手での格闘や、ナイフを用いての近接戦闘の面でも、高い実力を持ち、大の大人でさえも圧倒するほど。 関連ページ アキラ キルビス サトミ 森崎リヨン 関連画像 ?id=109.png?plugin=ref serial=720 キャラクター紹介へ戻る|キャラクター紹介 【ゲスト】へ戻る コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る
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めぐり、巡る因果の果てで(子供編) ◆WAWBD2hzCI 「………………」 そして、その場には『彼』が残された。 周囲は木々で薙ぎ倒され、爆弾で蹂躙され尽くした森の中に彼はいた。 一乃谷愁厳、その人である。 ダイナマイトの衝撃により、妹の刀子は後頭部を打って気絶してしまったため、彼が表へと出てきたのである。 彼にとって妹が全てだった。 だから手を汚してきたし、その道に迷いも躊躇いも感じなかった。 故に目を逸らしていた、と愁厳は静かに思う。その行為に悔恨し、自身の愚かさに唇を噛み締めた。 双七無くして、刀子の幸せは有り得ないからこそ。 (だからこそ……) もう、人殺しの道は歩めない。 こうなった以上、やらなければならないのは後悔ではなく行動だ。 人殺しの業を妹に背負わせるわけにはいかない。この罪は罰として、自身が背負わなければならないのだから。 「刀子……安心しろ。俺はもう、道を間違えん」 刀子の代わりにやらなければならない。 双七との合流を。主催者たちに仇為す者にならなければ。 彼とは友人同士だ。 こんな愚かな自分を友人と思ってくれる。 (約束も、した) 彼の苦難、彼の危難は、我が刀でもって必ず振り払う、と。 友人として約束した。なればこそ、もはや修羅の道を歩くことは出来ないのだ。 「……まずは、仲間の勧誘からか。決して平坦な道ではないが……やるしかない」 今まで奪ってきたからこそ。 救いを求める者を必ず救おう。それが唯一の罪滅ぼしだ。 この身が殺人鬼であることは否定できない。 だが、それでもやり通さなければならない。愚直に、一途に、これまで通りの実直さを持って。 「……………………」 ふと、気になって愁厳は視界を下へと向けた。 愁厳と刀子は意思ひとつで身体を入れ替えることが出来る。 牛鬼という妖怪を先祖に持つ故の特権だ。だが、問題がいくつかある。 そのうちのひとつは身体を入れ替えても、服装まで入れ替えることは出来ないという問題である。 さて、先ほどまで刀子が着ていた服装を思い出してみよう。 ウエディングドレス。女の夢、女の理想郷の果てにある花嫁衣装。ついでにナイスブルマのオマケつき。 どう考えても女装癖のある変態です、本当にありがとうございました。 「……………………」 頬を赤く染めて、今の自分を恥じた。 こんなところを誰かに見られたら、しばらくは立ち直れない。それほどの恥だ。 いや、落ち着け一乃谷愁厳。これから歩む道を考えれば、それは些細な問題に過ぎないのだ。 全力で無視し続けることにしよう、と心に決めて……五秒後。 (…………確か、俺の服は刀子のデイパックの中にあるはず……) 即効で羞恥に耐えられなくなった愁厳は着替えを選択。 さすがにこの格好で色々と誤解された日には、死んでも死に切れない。 そうして、デイパックの中をごそごそと漁り……とりあえず、刀だけは用心のためにと掴んだところで、気づいた。 人の気配だった。そして、紛うことなく人の足音だった。 「…………む?」 薄暗い洞窟のような場所。地下へと繋がっているらしい不自然な岩肌の迷宮。 そこからゆっくりと、フラフラになりながら一人の少年が現れた。 「な、何なんだよ、お前……」 疲労した様子で、彼は愁厳へと語りかける。 周囲は薙ぎ倒された木々。そしてその中央に立つ愁厳は刀を持っていた。 少年が怯え、警戒するのも当然の話だった。 そうして、愁厳は彼と出逢った。 彼の名前は鮫氷新一。 愁厳が殺した……対馬レオの友人であり、そして同じく人殺しをした心弱き一人の子供と。 ◇ ◇ ◇ ◇ フカヒレが地上に再び顔を出し、夕焼けを浴びることができた頃には、日も大分沈んでいた。 暗い、ジメジメとした通路を何kmも歩いて、ようやく光を見つけることができたのである。 正直に言うと、中は比較的安全だった。 自分を殺そうとする奴がいるわけでもない。フカヒレを脅かす外敵も存在しない。 歩いている間は色々と考える時間ができた。 精神的に余裕がある以上、考えてしまうことが色々とある。もっとも、そのほとんどが結局、自分に活かせるモノではなかったが。 現実逃避、フカヒレが選んだのはそんなものだった。 どうして、と彼は世界に向かって問いかけた。 何故、奪われなければならないのか。何故、脅かされないといけないのか。何故、自分なのだろうか。 命の危険などない世界に生まれた一般人の一人として、誰もが考えただろうことを。 レオはどうして死んだ? スバルはどうして死んだ? どうしてカニの奴だけは助かった? どうして俺が人殺しなんかさせられてるんだ? どうして姫やよっぴーたちじゃなくて、俺が巻き込まれなきゃいけなかったんだ? (どうして……こんなことに……) 生きたかった。 生き残りたかった。 死にたくないから歩き続けた。 その間、悶々とした陰鬱な思いがフカヒレの心を締め上げていた。 でも、その反面で思うことがあるのだ。 あくまで想像の範疇だった。所詮、弱者の妄想の産物にしか過ぎなかった。 それでも、フカヒレの中にひとつの正当性があった。最後の砦とも言うべき、正しき怒りが……確かにあった。 「レオぉ……スバルぅ……」 頼れる友人たちがいた。 一緒に笑って馬鹿をやっていれば、大抵のことは流れていった。 その世界が好きだった。責任感もなく、自堕落で、怠惰で、本当にどうしようもないほどの集まりだったけど。 フカヒレは……鮫氷新一は、嘘偽りなく、彼らのことが好きだった。 「なんで……死んじまったんだよぉ……」 理不尽だ、と思った。 ゲームよりもずっと残酷な現実に喚き散らしたかった。 友達を返せ、と言いたかった。その怒りだけは正しく、彼の胸の中にあった。 ただ……義憤以上に、彼は自分の命が大事で大事で仕方なくて。死ぬのが怖くて、仕方がなかった。 そして、出口へと辿り着いた。 ◇ ◇ ◇ ◇ 因果が廻っていく。 運命の歯車が軋む音と共に巡り合わせる。 フカヒレは出逢ってしまった。 夕焼けに体を染めたそのとき、目の前には男がいた。ウエディングドレスを着た、ふざけた格好の長身の男に。 周囲は木々が薙ぎ倒され、その中心に男は立っていた。 手には刀。その瞳は抑揚のない、感情の読めない凡庸な色で……そして、限りなく不気味だった。 「…………む?」 「な、何なんだよ、お前……」 「……神沢学園、生徒会会長。一乃谷愁厳だ」 フカヒレは愁厳を警戒する。 殺されたくない、騙されたくないという思いを前面に押し出して。 虚勢を張り、震え上がりそうになる心を抑えて。 「…………君は、この殺し合いに乗っているかね?」 「の、ののの、乗ってねえよ! ほ、ほんとだぞ?」 「そうか……その言葉を、信じよう」 静かに一乃谷愁厳はその言葉を受け入れた。 良く言えば実直に。悪く言えば馬鹿正直に。明らかに挙動不審なフカヒレの言葉を信用した。 一方のフカヒレは『ふ、ふふふ、さすが俺、簡単に信用を得られるぜ……』などと、見当違いを口にする。 愁厳は刀を下ろして後ろ手に構え、敵意がないことを示すと、小首をかしげてフカヒレへと尋ねた。 「……これから、俺は仲間を集う。君も……付いて来るかね?」 「お……おう! よし、このシャーク様の力が必要だってんなら、しょうがねえなあ!」 「ふむ……シャーク(鮫)か。いつか、釣り上げてみたいものだな……」 趣味である釣りを思い出し、ほんの少しだけ愁厳の口元が綻んだ。 フカヒレに至ってはようやく自分を助けてくれる相手を見つけられて、万々歳といったところだ。 まあ、ふざけた格好なのはご愛嬌。 愁厳はふと、自分の格好を思い出したらしい。再び、頬を赤く染めて己の格好を恥じてしまう。 ついさっきまで緊張もせずに話しかけることができたのは、最初の一歩は大事だと思ったからに他ならない。 要するに全力で自分の格好に目を逸らして、説得をしたということだ。 それが終わった以上、火急的、速やかに行わなければならないのは……もちろん、このコスプレから解放されることである。 「………………済まんが、少し着替えをして来ても構わないか……?」 「あん? いや、別に良いけどよ……それ、ぶっちゃけ趣味じゃねえのか?」 「断じて違うっ!!」 喝ッ、と言わんばかりに咆哮する。 そんな誤解は絶対にごめんであり、恥ずべき汚名と言って差し支えない。 愁厳はデイパックから自分の服を捜し出す。白い制服は森の中に捨ててしまったが、ドレスより一億倍マシである。 着替えの間、僅かに余った時間があった。 「君……ええと、フカヒレくんだったか……?」 「シャークだ! シャーク! 鮫氷新一! つーか何でみんなソレを選択するの? おかしくない?」 「ああ、すまない。では、鮫氷くん……君に少し、尋ねたいことがある」 んー、などと曖昧な返事をフカヒレは返す。 彼の中での愁厳の印象は生真面目で女装癖のある男、というぐらいの認識しかなかった。 仲間を集う……つまりは、自分を守ってくれる奴らを募るということだ。 それは自分にとって美味しい話だった。このみや烏月たちの悪口を言う相手も増える。彼女らに嫌がらせもできる。 所詮、嫌がらせの類でしかない……そんな、浅い考えのままに。 フカヒレにとっては万々歳の内容で仲間を……盾を手に入れることができた、と安心していた。 「君は……対馬レオ、蒼井渚砂、古河渚という人物について、心当たりがあるか?」 「えっ……?」 その一言は。 互いの原罪をお互いに突きつけるような問いかけだった。 ◇ ◇ ◇ ◇ 対馬レオとは、鮫氷新一の親友である。 対馬レオとは、一乃谷愁厳が殺した男の名前である。 殺した相手の名前を覚えるつもりがなかった愁厳は、彼の名前を覚えていた。 絶叫する青髪の少女が叫んだ無念を憶えていたのだ。 蒼井渚砂とは、鮫氷新一が最初に出逢った少女である。 蒼井渚砂とは、一乃谷愁厳が殺した少女の名前である。 これも同じだった。名も知らぬ人妖が、彼女をナギサと呼んでいた。 恐らくは放送で呼ばれた少女の名前は、蒼井渚砂のことだと愁厳は予測を立てていた。 古河渚とは、鮫氷新一が殺した少女の名前である。 古河渚とは、一乃谷愁厳が殺したかも知れないと考えている少女の名前である。 愁厳は殺した少女が絶命した瞬間を、この眼で見ることはなかった。 だから生き残った可能性もある。僅かでも可能性があるのなら、その名前も問うべきだと思ったのだ。 「……は……?」 その全ての名前を少年は知っている。 現実にこの眼で見ている。そして……その内の一人は命を奪っている。 目を逸らしていた事実がある。自分が殺した相手が、本物の古河渚ではないのだろうかという疑いが。 それは可能性に過ぎないし、たとえそうだとしてもフカヒレは無視し続けた。 だけど、心の何処かに罪に対する怯えがあった。 だから愁厳の一言が罪状のように突きつけられ、その瞬間、フカヒレは己の心臓が停止したと錯覚した。 「知って、る……奴も、いるけどよ……レオは俺の友達だったし」 「そうか……すまない、伝えなければならないことがある」 それは愁厳の実直さ故のことだった。 仲間に隠し事をしてはいけない、と。罪を晒し、罰を受け、その上で信頼関係を気づくべきだと。 フカヒレの挙動不審を、着替えのために背中を見せている愁厳は気づかない。 精々が放送で呼ばれた少年少女の名に、不信感を見せているだろう、ぐらいの認識しかなかった。 だから彼は己の罪を伝えた。 それが、本当の仲間になる第一歩だと信じて。 「レオという少年、ナギサという少女を……俺は、殺した」 ぐにゃり、と。 フカヒレの口元が不気味に引きつった。 がらん、がらん、がらん、がらん。フカヒレの中の色々なモノが剥がれ落ちた。 「殺したことについて、言い訳はしない。こんなことを言うだけで、許してもらおうとは思っていないが……」 「……………………」 愁厳の淡々とした懺悔も聞こえなかった。 それほどまでに衝撃的で……それ以上の感情が芽生えた。 それも複数、たったひとつには収まらない様々な波が、小さな彼の良識や思考を押し流した。 (レオを、殺した……?) 理不尽な怒りが、世界に向けられる慟哭が愁厳へと向けられた気がした。 得がたい友達を、自分を無条件に守ってくれるだろう友人を、無常にも彼は殺害したという。 許せない、赦さない。 そんな後戻りできない感情が、ふつふつと湧き上がってきたのだ。 きっと、愁厳を警戒していた頃のフカヒレなら。 友の仇を前にしても己の命を優先していた。無様に、豚のように喚きながら逃げ出していた。 それでも、人間は理性が焼ききれると、途端に感情的になり……そして、短絡的になる。 (ナギサを、殺した……?) こちらは、怒りではなかった。 当然だ、親しい友人でも自分を守ってくれるわけでもないのだから。 心の真っ黒な部分に生じたのは、喜び。一乃谷愁厳が、ナギサを殺してくれたということに対する歓喜。 ああ、やっぱり自分は正しかった。自分が殺したのは古河渚の偽者であり、本物はあの男が殺したのだ、と。 途端に安堵した。裁判所で無罪を勝ち取ったような自由に対する開放感。 それと同時に彼の中でひとつの使命感が芽生えていく。 この複雑な気持ちを纏めなければならない。己を正義に、己に正しさを証明する『言い訳』を考える。 決まっていた、この感情もまたフカヒレ自身から派生したものだ。 レオの仇を討とう。欺瞞と偽善に塗りたくられた、短絡的で直情的な激情の渦がフカヒレの背中を押す。 フカヒレはひとつの武装を構えていた。 NYP兵器、ビームライフル。フカヒレでは起動させることなど不可能な代物だが……偶然にも、この中にはまだエネルギーが残っている。 「……俺は、償いたい。この身体に賭けて、この刃に賭けて。今度こそ、正しきことのために己の技量を使おうと……」 とつとつ、と愁厳が何かを喋っている。 フカヒレの耳には入ってこなかった。彼は己の中から湧き上がる衝動を処理するのに精一杯だった。 レオを殺された怒り、ナギサを殺してもらった安堵。 そして……フカヒレのろくに回転しない頭が、短絡的な思考を推進させる。 一乃谷愁厳は人殺しだ。 「うっ……」 あの世界を、幸せで自堕落な空間を奪った殺人鬼だ。 殺さなければ、殺されるぞ? 「うぁぁあああああああああああッ!!!!」 「……――――!?」 テンションに身を任せてしまえ。 この怒りに身を任せてしまえ、そんな声を幻想した。 引き金を引いた。愁厳から見ればオモチャに過ぎない外見の銃から、光線が放出された。 その一撃を不意を撃たれた愁厳は避けることができず。 「ぐぉおおおお……!?」 愁厳の身体が吹っ飛ばされる。 フカヒレは止まらなかった。一瞬の身体の痺れが、愁厳が抵抗する時間を奪っていた。 馬乗りになる。そのまま、拳を握り締めて愁厳の顔面に叩き付けた。 その一撃が、重かった。愁厳の見立てよりも強かった……あの細腕から繰り出されるにしては、拳は硬かった。 握った拳が侵食されていく。 柔らかい骨と皮と肉の上に、硬い殻が鱗のように生えていく。 まるで蟹の甲羅、海老の外殻のように……人間の拳の比ではない硬さの拳が、愁厳へと叩き込まれる。 「お前が……お前がぁ」 真っ赤な殺意、暴虐的な激情。 友の仇を討つという名目が、フカヒレに後先考えることもない子供染みた行動へと走らせた。 「なんで、なんで殺したんだよ……おい、こら、なあ……!?」 ごつ、ごつ、ごつり。 まるで外殻に覆われたような硬さの拳が、何度も愁厳の顔を殴りつけた。 彼は抵抗できなかった。痺れはそう簡単に取れなかった。 それ以前の問題として……愁厳には、抵抗すること自体に迷いがあったのだ。 「このっ、人殺し……人殺しが……! 死ね、死ねよ、くそっ……返せよ、返せよぉ、畜生ッ!!!」 相手が無抵抗なのを良いことに、フカヒレの行動はエスカレートしていく。 歯向かう相手には狐にでも怯えるのが、鮫氷新一の限界だ。 だが……抵抗しない相手、逃げるだけの相手には強気だった。そして、目の前の男はやはり、無抵抗だった。 フカヒレの叫びは自分勝手なものだった。 それでも、その慟哭はきっと本当に鮫氷新一の本質のひとつであり……そして、その絶望を与えたのは愁厳自身なのだ。 詳しい事情を知っても、彼は抵抗できないかも知れないだろう。 何度も、何度も殴られる。顔が腫れ、歯が折れ、口の中に鉄の味が充満していくなか、慟哭が叩き付けられる。 「お前みたいなのがいるからレオが、スバルが……っ……俺も、こんな目にあうんだよ……っ!!」 ようやく、身体から痺れが取れた頃には全てが決していた。 愁厳とて、死ぬわけにはいかない。フカヒレを振り払うぐらいの抵抗はしなければならなかった。 だが、まるでハンマーのようなもので頭を何度も殴られたような衝撃は……愁厳から、ほぼ意識を失わせていた。 「レオを返せ……スバルを返せ……返せよ、ちくしょぉぉぉぉぉぉぉぉ……ッ!!」 愁厳の首に手をかけた。 そのまま、万力のように締め付けていく。 一乃谷愁厳ができる抵抗はひとつだけだった。それは……己の内の中での戦いのこと。 ◇ ◇ ◇ ◇ 『兄様……! 兄様、代わってくださいッ! 今すぐに……!』 『……それは、出来ない』 兄と妹だけの世界で。 崩れようとする男の姿が鮮明に映し出されている。 桃色の世界が罅割れていく。 もうひとつの戦い。決して、妹を表には出さないようにと、愁厳は体の交換を拒否し続けた。 『兄様……兄様……!』 『刀子。これは……報いだ。因果応報だ』 フカヒレの叫びを思い出す。 よくもレオを、と。愁厳には彼の妄念まで理解できなかったが、それでも感じ取れた。 友達の死が悲しくて、殺した奴が憎かった。 ただそれだけでも理解できた以上、これは愁厳の自業自得であると語っているのだ。 『どうしても……代わってはいただけませんか?』 『どうしても、だ』 一乃谷愁厳が消えていく。 生まれてからずっと一緒にいた大切な兄の命が消えていく。 そんなことは許せない。愁厳にとって刀子が大切なように、刀子にとっても愁厳は大切な家族だったのだから。 ただ一人の、大切な肉親だったのだから。 『……………………』 救い出す手はある。 強引に体の主導権を握ってしまえばいい。 もう愁厳の意識はほとんどない。ならば、意識が途切れた時間を利用して体を制圧する。 そうすれば、助かる。自分が代わりに表に出ることができる。 その目論見があった。 それなら助けられると信じていた。 その機会を信じてずっと待ち続けることにした。 ――――――――ピッ その電子音は、彼らの世界にまで届いた。 精神体に二人分の首輪がある。兄の首輪と、妹の首輪。 そして……死神の存在を告げる無常な電子音は、大切な唯一の家族……兄の首から鳴っていた。 ――――――――ピピピッ 『あ……ああ……!』 絶望の音が鳴り響く。 刀子の目の前が、比喩でもなく真っ黒になった。 愁厳はその音を受け入れながら、現実の世界へと目を向ける。 己の首を常人よりも僅かに強い力で我武者羅に締め付ける鮫氷新一の姿を。 あまりにも乱暴に首を締め付けるものだから。 必要以上の衝撃を受けた首輪が、抵抗の証と見なしたのだ。 もう、一乃谷愁厳は助からない。たとえ、いかなる手段を用いようとも、彼の死はもはや揺らがなかった。 『刀子。彼を、恨むなよ』 因果応報の言葉の通りに。 静かに愁厳は自分の死を受け入れた。 願わくば、己の因果に大切な妹が巻き込まれないように、と一言残して。 『待って……待って、兄様っ、お兄ちゃ――――!』 追い下がろうとした少女の手が伸ばされる。 だが、無常にも彼女の手が届く前に一乃谷愁厳はこの桃色の世界から消滅した。 首輪はまだ、爆発していない。 死神が鎌を振り上げるよりも前に、甲殻類のようになったフカヒレの腕が愁厳の命を奪っていた。 もしも、抵抗していたのなら。 一乃谷の力を、牛鬼の力を使って一度でも愁厳がフカヒレに抗ったなら。 恐らく、たちまち彼は恐怖に呑まれ、我を忘れて逃げ出していただろう。自分の命が一番大切なのだから。 だが、抵抗はできなかった。 抵抗するということを迷い、そして出来なかったという結果がここにひとつ。 終わりを告げるのは静かな電子音だった。ピー、と機械仕掛けの死神が刻を告げる。 だけど、一乃谷愁厳には関係のない話。 ―――――もう、自分の頭が爆発するよりも早く、彼は息絶えていたのだから。 【一乃谷愁厳@あやかしびと-幻妖異聞録- 死亡】 ◇ ◇ ◇ ◇ 「はあ……はあ……はあ……!」 荒い息が森の中に木霊する。 フカヒレは焦点の合ってない瞳と、不自然に引きつった口元を歪めながらそれを見ていた。 そこにはひとつの死体があった。 鮫氷新一が殺害した、一乃谷愁厳の亡骸が無残な形でそこにあった。 「あっ……えっへへ……へっ……へへ……」 まず、感じられたのは安堵だった。 次に達成感。人殺しを殺したという使命を達成したという証に、だらしなく口元が歪んだ。 今、自分が掴んでいる首輪が爆発の電子音を鳴らしているのに気づかないほど、彼の思考は働いていなかった。 ――――――――ピピピピピピピピピッ 「……あん……?」 最初は小さな警告音だったが、フカヒレの耳には届かなかったのだろう。 だが、ようやく喧騒のように騒がしい電子音が聞こえてきたらしい。 それが何なのか、何処から聞こえる声だったのかを確かめようとする頃には……もう、遅かった。 ぱんっ、と爆発というにはアッサリとした音が響いた。 フカヒレがまず感じ取れたのは疑問と激痛。 脳が正しく、愁厳の首を絞めたままだったフカヒレの両手が血塗れになっているのを認識する。 そうして、彼は混乱の境地へと誘われた。 「あ……ああ……? あ、ぁぁあぁああぁあぁあああッ!!!?」 フカヒレは飛び上がって、無様に地面に転がった。 もちろん、激痛が両手に走ったことも理由のひとつだ。愁厳だけの血痕ではなく、己の血液が出ていることも。 だが、フカヒレが真に恐怖したのはそんなことではなかった。 「な、なんだよ、これ……なんだよ、これぇぇええ!? お、俺の手が、手が、手がぁぁぁああ!?」 硬い硬い拳の違和感にようやく気がついた。 殴り、絞め殺すのに夢中だった少年は……ようやく、自分の身体に起きた異変を察知した。 もう、人間の手が残っていなかった。 両腕はザリガニのようなハサミとなっていた。ちょうど、彼が幼い頃に買っていた蒼いザリガニのように。 血液は赤と青が混ざり合っていた。 赤の部分が愁厳の血なのか、己の血なのかは判断がつかない。 「うわっ……うあ、うわぁああああぁああぁあっ!!! ざ、ザリガニ……? ひっ、ぁ、ぁ、あ、ぁあぁあぁああぁあぁあっ!!!」 鏡を見れば、更に絶望は広がるだろう。 鮫氷新一としての顔は若干、崩れ……本人は気づかないが、身体のあちこちに殻が生えてきていた。 ザリガニ人間、といった表現が正しいだろうか。 今はまだ部分的にものに過ぎないが、侵食が進むにつれ……彼は完全に人間ではなくなるのだ。 そして、悪いことは重なる。 巡るめく因果は確かに一乃谷愁厳の命を奪った。 だが、心せよ。奪った者は奪われる立場へとなる。因果は巡り巡って、そしてフカヒレへと降りかかる。 「はっ……はっ……は、は……?」 目の前の『少女』がそれだった。 一乃谷愁厳と『同じウエディングドレスを身に纏った』少女が目の前に立っていた。 静かに怒りに震え、先ほどのフカヒレよりも激しい激情に身を焦がす、一乃谷刀子の姿がそこにあった。 「兄様を……殺しましたね」 ただ一人の肉親だったのに。 ただ一人の家族だったのに。 ただ一人の大切な兄だったのに。 刀子の怒りは物静かだった。決して喚き散らすのではなく、ただ怒りの炎を燃やしていた。 白無垢のドレスを兄の血で染めて。 割り切ることのできない憤怒が、彼女に刀を握らせていた。 許せない、という紅蓮の憎悪が、彼女の背中を押していた。 巡る因果が突きつけられる。 殺した者は殺される。奪った者は奪われる。 なればこそ、と。鮫氷新一に因果の清算という刃が突きつけられた。 ◇ ◇ ◇ ◇ あまりにも不器用な子供がいた。 あまりにも愚かな子供がいたし、己の怒りもコントロールできない子供がいた。 彼らは遠くの未来へと目を向けられなかった。 後のことを考えたり、本能を理性で抑えることなどができなかった。 彼女の怒りを、フカヒレも感じ取ったのだろう。 湧き上がる疑問の数々を、鮫氷新一は振り払った。そんなことを考える暇がなかった。 脇目も振らずに彼は逃げ出した。 その後姿を、刀子は反射的に追いかけた。追いかけて……そして、どうするのかも決めないままに。 追う者と追われる者の立場が逆転する。 かつて、古河渚を追い掛け回して殺害した、あのときの因果を清算されるかのように。 一方的な狩りが始まった。 【F-4/森林(マップ右方)/1日目 夕方】 【一乃谷刀子@あやかしびと-幻妖異聞録-】 【装備】:古青江@現実、ミニウエディング@THEIDOLM@STER、ナイスブルマ@つよきす-MightyHeart- 【所持品】:支給品一式×2、ラジコンカー@リトルバスターズ!、不明支給品×1(渚砂)、愁厳の服、シーツ、包丁2本 【状態】:健康、強い怒り 【思考・行動】 基本方針:??? 0:兄を殺した男を――――― 1:双七の捜索。 2:主催者に反抗し、皆で助かる手段を模索する。 【備考1】 ※一乃谷刀子・一乃谷愁厳@あやかしびと-幻妖異聞録-は刀子ルート内からの参戦です。しかし、少なくとも九鬼耀鋼に出会う前です。 ※二人がどこへ向かうかは後続の書き手にお任せします。 【鮫氷新一@つよきす-MightyHeart-】 【装備】:ビームライフル(残量0%)@リトルバスターズ! 【所持品】:シアン化カリウム入りカプセル 【状態】:深きもの侵食率70%(平均的成人男性並み)、混乱中、このみへの恐怖心、疲労(極大)、顔面に怪我、鼻骨折、両腕が部分的にザリガニのハサミ、奥歯一本折れ、右手小指捻挫、肩に炎症、内蔵にダメージ(中)、眼鏡なし 【思考】 基本方針:死にたくない。 0:生き残る、とにかく必死に逃げる 1:頼りになる人間を見つけ守ってもらう、そしてこのみと烏月の悪評を広める 2:知り合いを探す。 3:蛆虫の少女(世界)、ツヴァイ、ドライ、菊地真、伊藤誠を警戒 4:強力な武器が欲しい。 【備考】 ※特殊能力「おっぱいスカウター」に制限が掛けられています? しかし、フカヒレが根性を出せば見えないものなどありません。 ※自分が殺した相手が古河渚である可能性に行き着きましたが、愁厳が殺したと正当化しました。 ※混乱していたので渚砂の外見を良く覚えていません。 ※カプセル(シアン化カリウム入りカプセル)はフカヒレのポケットの中に入っています。 ※誠から娼館での戦闘についてのみ聞きました。 ※ICレコーダーの内容から、真を殺人鬼だと認識しています。 ※深きものになりつつあります侵食率が高まると顔がインスマス面になります。 身体能力が高まり、水中での活動が得意になります。 【深きもの化@デモンベイン】 主にインスマス周辺の住民に起きる現象、蛙のような顔になりえらや鱗が生える。 完全に変化すると魚人みたいな姿になる。 デモベの深きものはそれなりに強いが、水中でもない限り大したことは無い。 【地下洞窟@デモンベイン??】 会場地下に広がる洞窟。美術館にそこへ到る穴が開いている。 そこより0~3エリア離れた地下に像を祭った祭壇がある様子。 出口はF-4地点の森の中にひとつ。 残りの出口や他の施設は現段階では未確認。 178 めぐり、巡る因果の果てで(大人編) 投下順 179 運命はこの手の中廻り出すから 時系列順 181 一人の隠密として、一人の姉として 吾妻玲二(ツヴァイ) 196 I m always close to you/棗恭介 九鬼耀鋼 201 エージェント夜を往く ドクター・ウェスト 一乃谷刀子・一乃谷愁厳 191 踊り狂う道化達/それでも生きていて欲しいから (前編) 鮫氷新一
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暫定、適当にスレ張るだけ、100年以内にまとめる 113 名前: 刑事ナッシュ [sage] 投稿日: 2007/03/12(月) 14 42 58 ID 4jgJjPF90 1.AIに、どのような能力を望むか 喜怒哀楽を加えて欲しい。 目の前で事件が起きても無反応、無感情ってのは 死人と同じ。 OBLIVIONでは目の前で喧嘩が起こると 叫ぶ、助けをよぶ、助太刀する、逃げ回るなど多彩 (それでも全然たりないけどね) SIMSでは吹き出しを用いて感情表現をしている 引用(http //vaglem.net/wiki/tes4/index.php?RadiantAI ):Oblivionでは、AIは24時間決まったスケジュールに基づいて行動します。腹が減れば、ごはんを食べますし、飼い犬が吠えて寝られない時は、魔法で丸焦げにします。こういったNPCの行動を司るのが、Oblivion最大の目玉の一つRadiantAIです。 skingradの回りをクエストのために歩いてた所、スニークモードで動いているNPCを見かけた。そのまま見ていたら、別の農夫のNPCからスリをしようとしていた。ヘタだったのかすぐにバレて、ガードがわんさか出てきたので逃げていったが、しばらくして誰もいなくなるとまたこっそり出てきて同じことをやった。いくつかの食料を手にいれたようだったが、またバレてガード騒ぎになりそこらじゅう矢だらけになった 2.AIをどこに生かすのか 事件を記憶して欲しい。 目の前で 愛の告白してる人がいたら 噂話をしたり、ヤジったり、焼餅を焼いたり 人殺しをみたら 石を投げたり、陰口をしたり、避けたり、ワイロを送ったり、怖がったり 114 名前: 千手観音 [sage] 投稿日: 2007/03/12(月) 14 50 28 ID Uggug/yV0 俺は感情とか要らないから行動パターンは示して欲しいね 感情なんて読み取る方も出す方も1筋縄じゃ行かないでしょ トワプリのミドナとか、感情を盛り込もうとして失敗した良い例じゃないかな FABLE(http //www.microsoft.com/japan/games/fable/default.asp )の住人とかも失敗例だと思う 表面だけ喜怒哀楽出してもこっちは白けるだけ