約 243,547 件
https://w.atwiki.jp/bringer/
天地葬送!! VerB2対応ネロカオス攻略wikiです 戦国BASARAの豊臣秀吉は関係無いのであしからず 今日は - 人殺した 全部で - 人殺した 当wikiは、格闘ゲーム「Melty blood act cadenza」に登場するキャラクター 「ネロ・カオス」についてまとめるwikiを予定していますが 割とどうでもいいので好き勝手やっちゃってください
https://w.atwiki.jp/japan_dorama/pages/4903.html
楽天で ザ・ノンフィクション を探す! 海外ドラマ 1995.10.15~ wikipedia Hulu NETFLIX Amazon dTV youtube検索 / Pandora検索 / dailymotion検索 / MIOMIO検索 1995/10/15 2017/10/15 人殺しの息子と呼ばれて・・・前編 YouTube 2017/10/22 人殺しの息子と呼ばれて・・・後編 YouTube 2017/10/29
https://w.atwiki.jp/sinekakakamituguto/pages/13.html
川上殺人(かわかみさつじん)とは 川上嗣人の渾名の一つである 川上殺人(かわかみさつじん)川上殺人(かわかみやると)又は川上嗣人殺し(かわかみつぐひとごろし)ともいう ひばりヶ丘で1995年に生誕したが望まれない妊娠によって生まれた彼が結婚し子供を設けたら人殺しの子供といいましょう 望まれない妊娠は第二の悲劇を産みます だからこそ彼をなんとしても自殺させましょう。
https://w.atwiki.jp/orirowa2014/pages/82.html
プロフィール 【名前】覆面男 【性別】男 【年齢】不明 【職業】人殺し 【特徴】2mを越す巨漢の大男で顔にはいつも覆面、常に黒いコートを羽織っている 【好き】人殺し 【嫌い】邪魔する奴 【特技】人間の解体 【趣味】殺した人間を解体して遊んだり剥製にしたり体のパーツを何らかのオブジェにしたりすること 【詳細】人間か妖の類か。数年おきに現われ42人の人間を殺すと、また何処かへ姿を消し数年後に再びあわられる 年数はランダム。1年後かもしれないし2年後かもしれないし10年後かもしれない 【備考】活動を再開し13人殺した時期から参戦 他キャラとの関係 59.氷山リク 参加者名簿 61.船坂弘
https://w.atwiki.jp/rayvateinn/pages/180.html
【涼宮ハルヒの憂鬱】 ■涼宮ハルヒ…01 034 危険な刻命 ■古泉一樹…02 026 困ったものです……… 067 遭遇率100%でいきましょう [[]] ■長門有希…02 028 てってってー でもSYUUUU ZO! 049 人殺しは愛する彼のために ■朝比奈みくる…01 011 生命遊戯 -ライフゲーム- ■キョン…03 000 OP~ゲームスタート~ 014 松岡修造の学校冒険隊 049 人殺しは愛する彼のために [[]] ■キョンの妹…02 023 キョンの妹がこんなにおかしいわけがない 042 力の差とアクセロリータさん [[]] ■谷口…01 005 歪んだ想い 【コープスパーティーBCRF】 ■持田哲志…02 029 MU☆DA☆DA☆NE 062 とっにかっくつれていこっ [[]] ■中嶋直美…01 021 Escape ■岸沼良樹…02 022 お前等、食べれる人間じゃねぇから! 050 暗闇の山道の中で [[]] ■篠崎あゆみ…02 036 そんな装備で大丈夫か? 045 銃声がなく頃に ~ Report of a gun ■持田由香…02 021 Escape 049 人殺しは愛する彼のために [[]] ■森繁朔太郎…02 025 ティラリ~ デイパックから牛乳~♪ 044 幸福 or 不幸 ? [[]] ■刻命裕也…02 034 危険な刻命 060 もう何も見えない [[]]
https://w.atwiki.jp/fukumotoroyale/pages/34.html
盲目 ◆tWGn.Pz8oA氏 風が吹く。 高く昇った太陽の白い光が木漏れ日として降り注ぎ、常緑樹の大判な葉は鮮やかに輝いている。 島の周りに広がる大洋から届く潮の香りは通常、島を訪れる者に清爽さと神秘的な懐かしさを与えるが、 南郷はへばり付くような不快さを感じていた。 ぬぐってもぬぐっても汗はにじみ出てくる一方で、心の芯は歩を進めるたびに冷えていくようだった。 彼の足の向いている先にはひとつの屍体が転がっていた。 南郷は元々ギャンブルへの参加に合意してこの会場へ来たわけではない。 ある金曜日の終業後、彼がいつものように行きつけの居酒屋でちびちびと杯を傾けていると、 突然場にそぐわない黒服の男に声をかけられた。 男曰く、現在彼らの組に一時的に身を寄せているアカギから 南郷を呼び出すように依頼されたということらしい。 『アカギが俺を……?なんでまた…』 『はい、何やら頼みたいことがあると聞きましたが、詳細は本人から…ということですので』 南郷は当然訝しく感じ断ったが、黒服はそれでは面子が立たないと食い下がって退かなかった。 二人は何度か問答を繰り返した後、それ以上堅気には見えない黒服に居座られて 飲み仲間や店員に怪しまれることを危ぶんだ南郷が渋々了承し、今に至る。 南郷は、ホテルの外に放たれてからひとしきり支給品や首輪を調べた後、 物陰に腰を据えて様々な考えを巡らせていた。 しかし、彼方で響く銃声を聞いてからはいてもたってもいられなくなり、 殺し合わなくていい人物を捜してあてどなく歩きまわった末に、ひとつの死体を見付ける。 (一時間も経っていないのに……) 南郷からあと数メートルほどの場所に倒れている屍の口角にはあぶくが溢れ、 手は苦しみもがいたときのままであろう格好で喉元に添えられている。 山口の死の瞬間を目の当たりにしたときは腰を抜かしてしまった南郷だが、 再び死んだ人間を前にした今、奇妙な現実感のなさに包まれたふわふわした心地のまま、 吸い寄せられるように川松良平の死体に近づいていった。 (クソッ…!死にたくないっ……!!どうすりゃいいんだ…!) 死ぬ。遊びではなく、本当に。 目前に横たわる「死」に絶望感を覚えて頭を抱える。 銃を持っている人間もいる中で、手元にあるのはせめてもの足しにと拾った太い木の棒、 麻縄、それから袋に入った一箱分ほどのパチンコ玉だけ。 ここで諦めてしまえたらどんなに楽だろう。 死ねば絶望も、恐怖も、苦しみも感じなくなるのだから。 頭に添えた腕の間からぼんやりと視線を死体に向ける。 川松の頬には、うっすらと涙の跡が這っていた。 「…死にたくなかったよな…あんたも……」 死んだこの男がどのような志を持っていたかはわからない。 だが、少なくとももう何かを願うことや叶えることは永久にできないのだ。 俺はまだ生きている。 だったら、せめて諦めずに願おう。生き延びることをーーー 南郷は立ち上がって傍らに転がる帽子を拾い上げると、 そっと川松の見開いた目を閉じ、帽子を顔に被せてやった。 「恐いよ…死にたくないよう……」 その少し前、ホテルの北側出口から出た三好は、ひたすら周囲を見回しながら彷徨っていた。 手には、彼に支給された小型のサブマシンガンーーイングラムM11が抱えられている。 普段ならば底抜けの明るさをもつ三好であるが、首輪を爆破された山口の近くにいた彼は 顔面に鮮血を浴び、現在はすっかり恐怖の虜となっていた。 少しの物音にも耐えられず、擦り切れそうな悲鳴をあげてしまう。 「ううう………カイジさん……」 三好はギャンブルの説明や山口の死に動転していた中で、伊藤開司の名前を聞いた。 山口を挟んで隣にいたのに、それまで気づかなかったことが悔やまれる。 「そうだよ…カイジさんに会えれば……!きっとなんとかなるはず…!」 あの地下でのチンチロ勝負。逆境をものともせずに這い上がり希望を掴む圧倒的な力。 彼の力があれば、ギャンブルで金を稼ぎ脱出権を獲得できるかも知れない。 三好はカイジの顔を思い浮かべると、わずかな光明を見出した気がした。 彼はどこにいるのだろう。早く会わなくては。万が一彼が死んでしまっては何にもならない。 逸る気持ちを抑えられず、思わず足が速くなる。 目の前の傾斜を上った三好が見たものは、もちろん求めていたカイジの姿などではなく、 横たわる血の気のない男と棍棒を持った男だった。 ホテルを出てから初めて遭遇する死体。 「ひっ、ひっ、ひとっ…!?」 人殺しかもしれない。死体のそばで武器を持っているのだから。 そう思ってほとんど無駄な問いかけをしようとするが、それすら言葉にならない。 いや、無駄とはいえここでその質問ができていたなら、相手に弁解の機会もあったかもしれないのだが。 「ひっ……!待っ……!」 顔に血飛沫を貼り付かせイングラムを構えた三好を目にして、南郷も思わず木の棒を構える。 南郷が手にしているのは、冷静になれば人を殴り殺せるような代物ではないことがわかるが、 恐怖心という魔物に取り憑かれている彼、三好にはそれが理解できない。 武器を向けられていよいよ固まりゆく猜疑心。 死体。死体。死体。人殺し。人殺し。殺される…!! 「うわああああああああああ!!!」 三好は撃った。とにかく、ほとんど狙いもなしに撃ち続けた。 元々イングラムM11は狙いを付けても命中率が低く扱いづらい武器であることに加えて、 二人の間にはある程度の距離があったため、三好の銃弾は南郷に当たることはないと思われた。 しかし、運のないことに、現実には南郷の左大腿部にやや外し気味に当たって南郷は倒れ込んでしまう。 貫通した弾本体は後ろに転がる川松良平の身体に当たり、物言わぬ彼の身体がわずかに跳ね上がった。 反動でよろめきつつも弾倉一つ分の弾を撃ち終えると、三好は嗚咽をあげながら元来た方向へ走り去っていった。 三好にも南郷にもとてつもなく長く感じられた時間であったが、 実際に銃弾が飛んでいたのははわずか3秒ほどの間の出来事である。 「どうしよう……殺した…!殺しちゃった……!オレは……人殺し……! 人殺しを…カイジさんはきっと助けてくれない…!もうオレは…救われない……!!」 今まで下の瞼に溜まるだけだった涙が、いつの間にか流れ出していた。 言うまでもなく、三好やいるか分からぬ目撃者が告げなければ伊藤開司がこの出来事を知ることはないのだが、 限りなくネガティブな思考に陥った三好は、内なる自己糾弾の声にカイジの声を重ねて聞いてしまう。 『人殺し…!人殺し…!人殺し…!』 やっと念願の地上に出ることができたのに、積もっていくのは後悔と絶望だけ。 一体どうしてこんなことになってしまったのだろう。 出口のない自問自答だけが心中で渦巻く。 三好はいつの間にか走ることを止め、とぼとぼとただ足を交互に動かしているだけになった。 「カイジさん……許して…許して…あいつは人殺しだった…んだ……」 瞬間、自らの発した言葉に閃きを感じ、はっと顔をあげる。 「……そうだ。あいつは…人殺しで、結局オレやカイジさんの敵だったんだから… 話せば……わかってくれるかも……?」 カイジと三好は、地下賭博を通して、一度はお互いに信頼し合った仲である。 そんな「仲間」を、彼が弁明も聞かずに切り捨てることはありえないはず。 やはり己を理解し救ってくれるのは伊藤開司、彼しかいない。三好はそう確信する。 「そう…ふふっ…カイジさんはきっと許してくれる…だって仲間だから……! カイジさん…。カイジさん…。カイジさん…。」 うわ言のように伊藤開司の名前を呼びながら、幾度も足をもつれさせながら、三好は歩き続けた。 しばらく流れ続けていた涙は頬にこびり付いた山口の血液を溶かし、 それをぬぐった三好の腕を朱く染めていた。 【D-5/森/真昼】 【三好智広】 [状態]:精神消耗 [道具]:イングラムM11 30発弾倉×5 支給品一式 [所持金]:1000万円 [思考]:カイジに会う 生還する 【南郷】 [状態]:左大腿部を負傷、低度の精神疲労 [道具]:麻縄 木の棒 一箱分相当のパチンコ玉(袋入り) 支給品一式 [所持金]:1000万円 [思考]:生還する 三好を敵と認識 010 邂逅 投下順 012 生きるために 010 邂逅 時系列順 012 生きるために 初登場 三好智広 026 人殺し 初登場 南郷 037 先延ばし
https://w.atwiki.jp/loli-syota-rowa/pages/579.html
かえりたい ◆xncBWD4TMo 私――南千秋は、ごく普通の小学五年生だ。多少の叡智は携えているつもりだが、それだって小五の知能としては相対的に上だという程度のものである。 魔法やら超能力やら怪力やらといった非現実的な力は持ち合わせていない。身体能力だって並の人間よりも劣る。 有体に言えば一般人。むしろ魔法その他諸々なんて、漫画やアニメの世界でしか通用しないと認識している。 少なくとも私の住んでいた環境ではそうだった。そして、それが常套にこの世で蔓延し、風靡している理念の一つだと確信していた。 子供のうちは魔法使いとかエスパーとかの存在を一時的に信じていても、いずれそんなのは空想の産物に過ぎないと悟る。 それは誰もが一度は通る幼き時代の関門とも言える勘違いだ。まあ私もまだ子供なんだけれども。 大人になってもなお、「俺は魔法が使える」、「あの岩山を念力で破壊してみせよう」などといった戯言をぬかせば、たちまち嘲弄され、軽蔑され、精神異常者の仲間として迎えられたであろう。 そんな世界の常識を覆すような異質の空間に、今、私はいる。 まだ年華も乏しい幼子達を耽美する一人の悪魔が開催したゲーム。 私の頭脳では到底理解できない、事象を超越した「殺し合い」という名のゲーム。 その恐ろしいお遊びの一興に、私は今、参加している。いや、させられている。 何もかもが未知の、そして奇々怪々な世界。 現実的なものから非現実的なものまで実に様々な範囲に及ぶ道具の数々。 魔法とか超能力とか、そういったトンデモ能力をさも当然のように会得している人々。 それらを目の当たりにして、私は一体どんな心境だっただろうか。 答えは決まっている。当然、怖かったんだ。私の心は恐怖で一杯だった。 好奇心とか探究心とか、そういうものを感じるより先に、私は切迫した身の危険に怯えていた。 それは今でも変わらない。怖いものは怖いままだ。 でもそれは私が今一番恐れていることではない。 タワーで太一から奪った首輪探知機のおかげで、とんだヘマでもしない限り私は死ぬことはないだろう。 誰かに殺されるかもしれないという不安はそれほど重要なことではない。 危ないと感じればすぐに逃げられるし、逃げるための手段だって万全に備えてある。 超次元の賜物なんて私は所持していないけれども、ファンタジーさながらのアイテムを全く使えないわけではないのだ。 私が一番恐れている事――それは自分が殺し合いを肯定しているという事実そのものだ。 もっと言えば、私が人殺しであると膾炙されることが現時点での最大の脅威。 素性がバレてしまえば、私に生きる権利は託されなくなる。 逃げる術は持ち合わせていても、私は戦う術を持ち合わせては居ない。 どんなに強がりを見せたって、喧嘩事には滅法弱い私がタイマンをはって勝算があるかと問われれば、それは愚問にも程がある。コンチュー丹の力だって有限だ。 そして、そんな非力な一般人代表と言っても過言ではない私が今、こうして醜くも生き長らえているのは、まさしく奇跡であった。 遭遇した人物がほとんど私と同じ一般人だったり、ゲームに乗ると宣言したパタリロがゲームに乗っていなかったり、本当に運が良かっただけなのだ。 放送で呼ばれた37人のうち、過半数は私と同じ「弱者」だったのではなかろうか。 裏を返せば、残った49人のうち大多数が魔法とか超能力とか、あるいは強靭な肉体と技能を修得した超人である可能性が高い。 特別な力は制限されるといっても完全に制限されているわけではないし、日々培われてきた体力はそのまま残る。 子供とはいえ二人もの人間を担いだままゴキブリのごとく疾走してみせたパタリロの脚力は生半可なものではない。つまり、鍛錬された肉体は継続したままだ。 そんな連中を相手に私が真っ向から勝負できるのか。できるわけがない。 私が理解できない能力を持っているなら、相手がたとえ赤ん坊であっても私は勝てる自信がない。 相手がプロレスラーも真っ青な怪力の持ち主なら、私の頭蓋骨は瞬く間にスクラップにされるだろう。 便利な支給品だって、結局は使いこなせなければ宝の持ち腐れだ。三十六計なんとやらというフレーズとともに逃げるのが関の山だろう。 とはいえ、逃げてばかりで安全なのかといえば、そうでもないのが悲しい事実。 バケモノじみた参加者達がお互い潰しあい、殺し合い、数が減っていくにつれ、ますます私の身辺は危うくなっていく。 時間の経過とともに残されていくのはこのゲームにおける実質最強の戦士達だ。 口八丁どころか私の言葉に傾聴もせず、出会いがしらに私はなぶり殺されるに違いない。 どんなに逃げたとしても最終的には追いつかれ、私の人生は幕を閉じることになるのだ。 まったくもって理不尽な最期。納得できるか? できるわけないだろバカ野郎。 私は、帰りたい。元の世界に戻って、今までどおり平凡で平生で、楽しい毎日に生きたい。 嫌なことも多々あるけど、それ以上に嬉しいことが待っている元の生活に帰りたい。 朝起きて、顔を洗って、制服に着替えて、寝坊助のカナを叩き起こして。 ハルカ姉様の作った美味しい朝御飯を食べて、姉妹そろって自宅を出て、それぞれの学校へ行って。 学校でみんなと会って。授業をきいて。内田と、吉野と、トウマと、マコトと――皆と色々お喋りとか遊んだりとかして。 帰宅したらカナにちょっかい出されたりして。私はそれに毎回反応してしまって。 カナのくだらない付き合いに振り回されたあげく、双方ともへとへとになったりして。 カナだけでなくトウマたちも一緒になってバカ騒ぎを繰り返したりして。 疲れた後に晩御飯を食べて、テレビとか見ながら姉妹揃って笑いあったりして、お風呂に入って。 夜も遅くなった頃、大好きな姉二人に「おやすみなさい」といって就寝する。 そんな、毎日。何の変哲もない、何の価値もない、何の変化もない、日常。 それでも私は、そんな毎日が大好きだった。みんなと一緒に戯れることこそ、至上の幸福だった。 親しい人間が近辺に居ないこの現状においては、平和な毎日がいやでも懐かしく、慕わしく、素晴しく思える。思い出がみるみるうちに美化されていく。 帰りたい。帰りたい。帰りたい―――― でも、帰るためには「人殺し」にならなければならない。 私は「人殺し」にならないために人を殺すと決めた。私が「人殺し」だと知っている人間は全て排除する。そのつもりだった。 でも、そんなことは結局建前でしかない。自分が「人殺し」であるということをいつまでも受け入れられないだけで、私が「人殺し」であることは既成の事実なのだ。 私は「人殺し」になんかなりたくなかった。 こんなところに連れてこられても、私の中に潜む倫理と価値観は保たれている。それによれば、人を殺すことはとても悪いことだった。 人殺しは重罪だ。犯罪だ。人を殺せば、懲役とか死刑とかは免れない。 私は牢屋の中で一生を送りたくないし、首を切られたり、締められたりするのもイヤだ。 それは自分がもう生きられないからとか、死んでしまうのが怖いからとか、そういった利己的な理由によるものではない。 人間ならいずれ死を迎えることになる。そんな分かりきったことにいちいち怯えているほど私は弱虫じゃない。 ――――もう二度と、みんなと会えなくなってしまうからだ。 『何でも好きな願いを叶えてやる事を約束しよう』 ゲームが始まる前に、あの悪魔はそう宣言していた。優勝すれば、という条件付で。 私はもう、今までの私には戻れない。よつばを殺したバカ野郎はともかく、ただお人よしなだけだった太一を殺したことは決して許されないだろう。 正真正銘の、「人殺し」。私が最もなりたくなかった、「人殺し」。私は今、「人殺し」だ。 だけどもし優勝すれば、私が「人殺し」だという事実をなかったことにできる。『何でも』願いを叶えてくれるのだから、それくらい屁でもないはずだ。 お金とか、名誉とか、永遠の若さとか、そんなくだらないものは一切望まない。 私が必要としているのは、「幸福な毎日」だけ。 かけがえの無い親族達と、親交を深めた友人さえ居れば、私の周りはいつだって桃源郷だ。 結論―――― 私は殺し合いに乗ります。 全員殺して、優勝して、ここにいた時の記憶を全て帳消しにしてもらってから元の世界に帰ります。 そして、いつもどおりの真面目で真摯なツッコミの激しい私に戻ります。 「人殺し」とは無縁の生活を取り返して、一生幸せに暮らします。 それが、私の唯一つの願望だから。 * * 『人殺しにならないために人を殺す』、という方針。それは今でも変わらない。 ただ、その言葉の意味はさっきまでとは少し違う。 「人殺しにならない」とはつまり、“人殺しでない自分になれる”元の世界に帰るということ。 「人を殺す」とはつまり、“ゲームの参加者を全て殺して”優勝するということ。 だから結局、私のするべきことは、『元の世界に戻るために優勝すること』だったのだ。 * * ふう、終わった。やっと終わった。 色々と考察してみたが、やっぱり私は「人殺し」にならなくちゃならないようだ。ここに居る間に限って。 正直「人殺し」になるのは気が進まないが、あーだこーだ言ってる暇など無い。ぐだぐだと時間を浪費すればまたせっかく確立した決心が揺るいでしまうかもしれない。 時間の無駄は厳禁だ。さっさと終わらせて、早く家に帰ろう。 大丈夫、私ならできる。きっと、できる。いや、できなくてはならないのだ。みんなの所に帰るためには。 そのためには他者を大いに利用してやる必要がある。魔法も体力も皆無な私がとれる唯一の戦法だ。 まさか生き残っている参加者全員が殺し合いに乗っているなんてことはあるまい。 太一のようなお人よしや、カナみたいに頭の悪いバカ野郎だって少なからず居ることだろう。 そんな奴らが相手ならしめたもの。私が自前の口先の魔術で誑かしてやる。あくまで泰然自若を装いながら。 そしてうまく口実を合わせながら、ごく自然に殺し合いをやってもらおう。私が自ら加勢する必要なんてない。 危なくなったらスタコラサッサだ。赤の他人の忖度なんて知ったこっちゃ無い。ましてや未練なんてものは存在しない。 よく考えれば首輪探知機の寿命だって永久ではないのだ。故障とか電池切れを起こす前に建前上の仲間を集めなければならない。 さて、幸か不幸か私の眼前には一人の参加者がいる。 私がこうやって脳内で考察している際、ずうぅぅっとガキンガキンとけたたましい金属音を鳴らし続けていたバカ野郎だ。 そう、きっとこいつもバカなのだろう。おそらく扉を開けて奥に進みたいのだろうが、開けられもしないのに延々と扉を何かで叩き続けている。 こんなにうるさい音を立てていれば近くにいる奴はそろって感知してしまうのに。 もし殺し合いに乗った奴を呼び寄せてしまったらどうするつもりなのか。それともよほど腕に自信があるのだろうか。 はたまた精神に異常がある患者さんなのだろうか? もしそうなら残念だ。こちらの言うことすら聞き入れてもらえなければバカよりも扱いに困る。 とまあ考えてても仕方ない。やれるだけやってみよう。 利用できるなら搾取するだけ搾取してやるし、疑わしければ逃げればいい。 相手は鋼鉄の壁を挟んだ反対側にいるのだから、私が何をしようと手出しは出来ないはずだ。 大きく深呼吸する。胸がどきどきする。今、私は人を騙そうとしている。 でも、悔いはない。戸惑いもない。帰るためなら何だってやってやる! 「いい加減にしろこのバカ野郎! さっきからうるさいんだよっ!」 学習能力のない子供を叱り付けるかのごとき大声で、私は叫んだ。 金属音のせいで私の声が届いたかどうか不安だったが……それは杞憂に終わった。 ピタッと音が止み、向こうで何かうろたえている様子が脳裏に浮かんできた。 よし…… 「私は南千秋だ。殺し合いには乗っていない。これからお前にいくつか質問をする。その返答次第では、ここを開けてやらんでもないぞ――――――――――」 私は、勝つ。必ず勝って、ここから抜け出してやる。 そして――――『幸せ』を掴み取るんだ。 【D-7/トンネル南側出口/1日目/夜】 【南千秋@みなみけ】 [状態] 肉体的には健康、人間不信&精神衰弱(見た目は普通)。 [装備] ロングフックショット@ゼルダの伝説/時のオカリナ、 祝福の杖(ベホイミ残1回)@ドラゴンクエスト5、 首輪探知機、核鉄(シルバースキン)@武装錬金(展開せずポケットに) [道具] 基本支給品×2、ルーンの杖(焼け焦げている)@ファイナルファンタジー4、コンチュー丹(容器なし、2粒)@ドラえもん、 青酸カリ(半分消費)@名探偵コナン、的の書かれた紙×5枚@パタリロ!、太一のゴーグル(血がついている)、 替えのパンツ×3枚、トンネル南側入り口の鍵 [思考]:さっさと終わらせようか。 第一行動方針:扉の向こうにいる参加者(小狼)を利用する。ダメなら諦める。 第二行動方針:他者を利用しつつ、殺し合いを促進させる。危険因子はその都度排除。 第三行動方針:パタリロとの合流はできれば避ける? 第四行動方針:全て終わったら、八神ヒカリに形見のゴーグルを渡したい(自分が殺した事実は隠す)? 基本行動方針:誰も信用せず、いつもの自分を演じてみんなに殺し合いをしてもらう。 最終行動方針:優勝時のご褒美で“殺し合いに参加していた自分”を消してもらい、元の世界に戻る。 【李小狼@カードキャプターさくら】 [状態]:健康。 [装備]:核鉄(バルキリースカート)@武装錬金(展開中) [道具]:共通支給品一式(懐中電灯は電池切れ)、きせかえカメラ@ドラえもん [思考]:なっ!? 誰か居るのか!? 第一行動方針:目の前の事態に対処する。 第二行動方針:何を差し置いても桜を探し出し、守る。 第三行動方針:当面、南西の市街地を目指し、調べる。 第四行動方針:桜を保護できたら(あるいは、桜が死亡したら?)梨花たちと再合流を図る。 第五行動方針:信頼できる仲間を増やす(必ずしも行動を共にする必要はない) 基本行動方針:桜とともに島を脱出する。 [備考]:一休のことを、放火魔、かつ幻術能力を持った魔法使いの類だと確信しました。 シャナ一行の行動予定(16時に廃病院に集合、18時タワー到着を目指して移動)を知りました。 バルキリースカートは、アームのうち3本が破損した状態です(現在自己修復中) ≪203 いのち の ぬくもり(前編) 時系列順に読む 208 山頂を見上げて≫ ≪206 天国『不思議の国の霧のしろ』 投下順に読む 208 山頂を見上げて≫ ≪185 まっくら隧道 千秋の登場SSを読む 216 聖者は闇の中に堕ち、鬼は光の中で笑う≫ ≪185 まっくら隧道 小狼の登場SSを読む 216 聖者は闇の中に堕ち、鬼は光の中で笑う≫
https://w.atwiki.jp/poke_ss/pages/1584.html
2ページ目 のび太「やあ、ママとドラえもん」 のび太ママ「のび太!一体どういうことなの!?」 ドラえもん「そうだよ!のび太君が人殺しなんて嘘だよね!?」 のび太「本当、あんたら平和ボケし過ぎ」 のび太ママ「!?」 ドラえもん「な、に?」 のび太「僕はジャイ子を殺した。将来あいつと結婚するんだろ?未来を変えるためにやったんだ」 ドラえもん「この、クズヤローがぁぁぁぁぁぁ!!!!!」バシッ のび太「・・・痛い。痛いなぁドラえもん」ニヤニヤ のび太ママ「狂ってる」 のび太「まあ僕は子供だからすぐ出られるからね。ママ、ドラえもん。覚えてろよ?」 のび太ママとドラえもん「ひいっ」 次へ トップへ
https://w.atwiki.jp/battler/pages/4094.html
滑らかな殺意のベジェ曲線・L 更城きらら ——鉛色の空の下、鈍色の光がどん、と音を立てた。 ぽたり。私の腕を赤いよだれが伝って落ちる。雨濡れのアスファルトが黒く染まる。 どくん。私の腕をやわい感触が伝って叩く。雨に濡れないセーラー服が赤く染まる。 「ぐ……かは……っ」 眼球を突き出しながら、魔女が呻く。吐血する。血が血が血が私の顔に。やった私の勝ちだ私は私は勝ったんだ魔女にあの憎き魔女にこれでようやくお兄ちゃんは呪いから解放される私もハラハラしなくてすむんだあぁなんて嬉しいんだろう! ねぇ、お兄ちゃんお兄ちゃん私を褒めて! あれ? お兄ちゃん、どうしたの? がたがた震えちゃって。 そっかぁ、嬉しいんだね? 嬉しすぎて震えが止まらないんだね! 「ぁ……ふふ、あはははははははははははははははははははははははははははははは!」 何? 何がおかしいのよ魔女! 魔女は不気味に笑いながら私を見た。目をそらせない。怖い。なんで? なんで平気なの!? 「一体、どこで間違えたのかしら。よりによって、あなたに殺されるなんて」 血に濡れた手で髪をかき上げ、魔女は恍惚と空を見上げた。私には魔女の表情が見えない。それが恐ろしかった。どうしようもないほど怖かった。思わず包丁を手放して後ずさった。やばいやばいやばいよお兄ちゃん魔女は最後の力で私を呪い殺す気なんだ助けてよお兄ちゃん! 魔女は何の躊躇いもなく包丁を引き抜くと、鮮血を噴き出しながらうっとりと見つめた。 「てっきり、彼を殺しに来てくれたんだと思ってたのに、憶病なヒト。でもそういうところがスキだから————私が代わりにしてあげる」 ひゅん、と雨を切り裂きながら、赤塗りの刃が横に疾る。 聞き慣れた声。でも聞き慣れない呻き声。 喉を両手で押さえながら、私の私のお兄ちゃんが傾いでいく。苦痛に歪んだ顔突出した眼球赤い泡赤い涙赤い汗指の隙間赤赤赤苦悶赤雨赤お兄ちゃん赤死苦喉吐血血血赤赤! 魔女はお兄ちゃんの血を舐めながら、器用にくるくる包丁。逆手。 「更城さん。あなたは誰にも渡さない。渡さないわ絶対に」 魔女、謳うように朗々独白・笑顔。 「邪魔な兄を消すためにカノジョを装ったのがつらかったのよね? いいの、許してあげる。あなたに殺されるなんて、なんてロマンチック。痛くないわだってあなたがくれたんだもの。ふふ、先に逝って待ってるわ。いつまでも、いつまでも、いつまでも。でも——その間にあなたが別の誰かに奪われるなんて耐えられないから、呪いをかけてあげるわね」 魔女は静かに息を吸い、包丁を握る手に力を込めた。 「死ぬほど愛してるわ————この、人殺し」 どばっと赤が飛び散った。 魔女は首から赤い虹を噴き上げながら、ゆっくりと倒れていく。 目が合った。満ち足りた瞳、恍惚、笑顔笑顔狂気・狂・狂・狂・狂! ぶつりと頭の中・視界が狭窄・めまい・耳鳴り、リフレイン 人殺し人殺し人殺し私は私は人殺し殺された私のお兄ちゃん私が殺した私がこの手でこの手でこの手が! 「うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああ!」 包丁拾い上げ 手を切り落とし 私は世界(イシキ)を手放した。 ……be continued to T return to Entrance
https://w.atwiki.jp/siriusudemopa/pages/57.html
リンクスと常に行動を共にしている猫。 自らをユキの父親と名乗るが実際は不明。 語尾にニャがつく憎いヤツ。 すでにヴィシャスと化しておりリンクスと同じく性格はよろしくない。 名前 ダン/オス あだな 年齢 不明 所属 デビルズネスト 位 幹部 共生生物 フランベルジュ/フランベルジュ/フランベルジュ 容姿 変身前=目つきの鋭い白猫 変身後=体中に鋭いトゲのような突起がある 趣味 人殺し(特に女子供を好む) 特技 人殺し 性格 すぐ他人を見下す嫌な性格 好きなもの 他人の死に際の悲鳴 嫌いなもの 面倒事、不味い飯