約 728,438 件
https://w.atwiki.jp/flightglide/pages/106.html
母なる大海に浮かぶ、巨大な戦鳥。 ワリウネクル諸島連合が総力をあげて開発した高速迎撃機スマウコロだ。 不釣合いなほど大きなエンヂンを頭に載せたこの飛行艇は、とにかく離水できないことで有名だ。 酷い時には三海里は海面を走らなければならなかった。 とにかく面倒をかけさせる機体で、私たち関係者からは『姫様』なんて渾名をつけている。 しかし、そんなお転婆姫でも、愛着をもつものだ。 いや、お転婆で手間がかかるからこそであろう。 エンヂンだけでも、とにかく問題が山積みだ。 シリンダーの冷却不足。 減速ピニオンギアの破壊。 クランクシャフトの強度不足。 パッキンの能力不足で、しょっちゅう何かしらが漏れている。 とにかく問題点を挙げればきりがない。 機体本体にしても、あまりに巨大なエンヂンを頭の上に置いたので、着水した瞬間バラバラになりそうになる。 そうはいかなくとも、パイロットは大量の海水を被ることになる。 エンヂンに被れば錆地獄を警戒しなければならない。 海水とは切っても切れない縁とは言え、勘弁して欲しいものだ。 「ラモチャカ曹長」 姫様の片割れが、私を呼んでいる。 スマウコロが癇癪な姫様ならば、こちらは注文の多い我侭な姫様だ。 スマウコロの試験飛行士である姫様の名は、カナラ少尉だ。 「何かようですか?」 「エンヂンから、また油が垂れだしたぞ」 「またですか……ゴムを交換してもすぐに漏れますね。 やっぱりゴムの成分に問題があるようで、油がゴムを食べるんですよ」 「私に言うのか、それ」 「ふぅ……これは技術者の仕事ですね」 「私も報告書を纏めるか。後で読んでくれ」 「了ー解であります」 桟橋の彼方へと去っていくカナラ少尉の後ろ姿を見送る。 私はスマウコロのエンヂン室を開けた。 確かに油だらけだ。 青色の油がエンヂンをビショビショにしている。 こいつのエンヂンの冷却と潤滑油として、燃料に大量の油を混ぜ、噴射させているのだが、それが良くないようだ。 スマウコロ専用に配合された特別燃料は、とにかくあらゆるものを食い荒らしていく。 特に酷いのは、有機物にふりかかった時だ。 おかげさまで私の腕はボロボロである。 防護手袋と防毒面、防毒服を着込んで洗浄する。 一心不乱に油を流し落とす。 幸い、この毒性の強い油は、海水にはいると無害化する。 非常時には海水をぶっかけるのも有効だ。 その後の整備が地獄になるわけだが。 「……」 いつの間にか、カナラ少尉が戻ってきていた。 木造の机と折りたたみ椅子を引こずっている。 カナラ少尉は、私の作業している後ろで報告書を書き始めた。 波が桟橋に打ちつけられ、泡末と消え去る音が心地よい。 クルカたちのさえずりが聞こえる。 私はここの空気が好きだ。 つりこともたくさんあるが、それでもやはり、好きなのだ。 「ラモチャカ曹長」 「何か用ですか」 「報告書が埋まらない……」 「今度の左遷上司も不適材不適所ですから、適当に専門用語を無駄に多用して似たような文でつなげれば良いんじゃないですか?」 「それもそうか」 悲しいかな、我らが上司様は技術畑の出身ではない。 どちらかといえば文官で政治屋だ。 今一つ話があわない。 以前には馬鹿でもわかるよう丁寧に説明したのに、そのエセ政治家はには、「けっきょく飛べるのか飛べんのか!」と怒声を飛ばされた。 スマウコロは中々飛ばないのに、こんな言葉ばかりはよく飛ぶ。 上層部は、この姫様を速いだけの取り柄のない戦斗機として、失敗作扱いだ。 だが、私の評価は違う。 これは……スマウコロは、ワリウネクル諸島連合の誇る工芸品だ。 ワリウネクル諸島連合が自力で開発した技術のみで作り上げた、最高の飛行機械なのだ。 諸島連合の誇りの筈なのだ……。 そしてその誇りは、最高のパイロットであるカナラ少尉という部品を組み込むことで初めて完成する。 …………人間を部品扱いしている時点で、人間失格か。 だが、人間を組み込むことで初めて最高の機械であるスマウコロになれることに間違いはない。 「ラモチャカ曹長。姫様は、また動けそうか?」 「動かしますよ」 「そうか。姫様に好かれているようだな。それともラモチャカ曹長の一目惚れか?」 「両方です。両思い中です」 「まったく……焼けるな」 「人間の女の子と過ごしたいですがね、私は」 私だって、流石にスマウコロと結婚したいわけではない。 チラリと、カナラ少尉の顔をうかがう。 頭を抱えながら、報告書を殴り書いていた。 太陽で浅黒く焼けた肌は、まさしく海の乙女といった風だ。 鍛え上げられた筋肉質な腕と腹筋が見えている。 暑いからか上半身の服は脱いでおり、腰にくくりつけていた。 上半身に着ているのは、胸元を隠す下着だけだ。 その下着さえも蒸れるのか、カナラ少尉はパタパタと掴んでは風を送り込んでいる。 時折、桃色の突起が見え隠れする。 カナラ少尉は、とても魅力的であることは認めよう。 だが……私の好きなカナラ少尉は、やはり全力で空を飛ぼうとしている姿だ。 私が彼女の重しとなって、翼を羽ばたけなくさせたくはない。 「なぁ、ラモチャカ曹長。お前、私のことが好きか?」 「答えませんよ」 「そうか」 答えないというのが、私にできる精一杯の表現だ。 本当は好きだ。大好きだ! だがそれは、絶対に口にはできない。 してはいけないのだ。 それは、私もカナラ少尉も、不幸にしかならない言葉だ。
https://w.atwiki.jp/yurikaiki/pages/35.html
各キャラの細かい設定ですー 主人公 他人思いの優しい心の持ち主で、頼みごとをされたら断れない性格。 一人っ子で両親とともに暮らしているが、親は忙しいために昔から一人で過ごすことが多い。 強い霊感の持ち主で霊を見ることができ、彼女が意識的にそれに触れることで幽霊の話を聞き、癒すことが出来る。 過去に出会った、ある少女の霊を自身の力で強制的に成仏させたと勘違いし、霊は見えるだけでなく退治も出来ると思い込んでいる。 また幼い頃に、霊が見えることを周囲に気味悪がられてのけ者にされた経験があり、それをきっかけに霊を嫌うようになった。 ただし目の仇にするほどではない。 人目のないところでは、心優しい性格から、霊たちの苦悶に満ちた表情を見るたび心が痛み放っておけず、度々声をかけてしまう。 霊が見えることを公言しなくなってからはのけ者にされることもなくなったが、トラウマのせいで他人と深いつながりを持つことを避けがちになってしまった。 口数は少ないが、コミュニケーション自体に問題があるわけではない。 後輩 明るく元気、おしが強い性格でマイペース。 特に同じ志向の人や話を理解してくれる存在になつく。 霊に興味をもっていて、霊能力がまったくない彼女は主人公や先輩に羨望の眼差しを向ける。 ただし心の奥底では、霊はいたらおもしろいかもしれないけれど、いるわけが無いといった常識的な考えを持っている。 裕福な家庭に育つが、優秀な姉に対して劣等感を抱いており、何でも出来て、何でも持っている姉を見て自分にしかないものを欲しがる。 本人は気付いていないが、何かを信じるという行為を心のより所にしていて、その対象がたまたま霊だった。 もともと百合志向ではなく、最終的にも女性としてではなく主人公だから好きになる。 先輩 おっとりとした口調で一見おとなしいタイプに思われがちだが、実は入学後、一人でオカルト研究会を立ち上げた行動派。 常識人で大人びた性格で、気の強い一面もある。 オカルト研究会は人数不足により部活とも同好会とも認められていないが、それに対して不満はない。 霊感の持ち主で、これについて主人公と同様に生まれつき。 しかしその能力は、霊の存在は感じ取る程度の弱いもの。 中途半端に霊と干渉できるため、結果的に一般人よりも多く危険が及んでしまうことになるが、その事で自身の力や幽霊を恨んだことはない。 中学時代は活発な少女で、部活の先輩と両思いだった。 霊感についても教える仲で「霊が見えるなんて、志鶴らしいかも」と良き理解者だった。 だからこそ今でも霊能力を恨まずにいる。 その人を追って今の女子校に入学したが、一緒に通うことなく他界。 「らしい」と言われた自分でいるためにオカルト研究会を発足。 容姿や性格など、憧れだった先輩に影響されている。 少女の霊 主人公に執拗に絡もうとする幽霊。 正体は主人公が幼い頃に出会った幼女の姿をした霊。それを悟られないように同年代の姿に化けている。 他界したのはそれほど昔ではなく、時代背景に違和感はない。 主人公と同じ程度の霊感を持って育ち、幽霊を助けてあげていた。苛めにあっており、その末に自殺。 霊体になりながらも霊を助けたいと思ったがそれが叶わず、同じように力を持つ幼い頃の主人公に近づいた。 そのせいで主人公への苛めが酷くなってしまった。誤解されたまま主人公が引越してしまったため、それを追ってきた。 名前がないため呼ぶのに不便だと主人公に付けられた名前が「霊美(れいみ)」。 気に入っている。 担任教師 容姿端麗で女子校でありながら生徒から支持を得ているが、それは他クラスからの話。 非常に大雑把な性格で一度受け持ったクラスの生徒からは評判が悪い。 しかし生徒への気配りは忘れない。周囲に溶け込まず存在感が希薄な主人公の認識もしっかりとしている。 昨年は先輩のクラスを受け持っていて面識がある。 生徒A 生徒B 生徒C 主人公と同じクラスの生徒で、出演回数の高いモブキャラ。 生徒Aは感性が他と少しズレている。 生徒Bは一般的。比較的スイーツ思考。 生徒Cは委員長的な立ち位置。 認識 主人公にとって 後輩は⇒霊と干渉しているところを見つかってしまい、そこで初めて話しかけられる。隠してきた能力についていきなり触れられたことと、テンションの高さに冒頭では若干引いている。 先輩は⇒一人で取り仕切るオカルト研究会の部長であることは知っており、霊能力について今まで何度か相談している。理解者として慕ってはいるが、研究会に入ろうと思ったことはない。 後輩にとって 主人公は⇒オカルト研究会にて先輩に「私よりも凄い人がいるんだよ」と言われていたが、誰かは教えてもらえずにいたところ誰もいないところで会話をする主人公の挙動を見て「この人だ」と確信する。 先輩は⇒入学してすぐにオカルト研究会に参加する。微弱ながら霊能力をもつという部長をとても慕っている。 先輩にとって 主人公は⇒自分よりも強い霊感を持つ者として興味があったが、相談を受けることで主人公にとってその力が邪魔であることを察して研究会に勧誘はしないでいた。そのため、後輩に連れられて部屋を訪れたときは無理をしていないかと心配する。 後輩は⇒霊感に興味を示す物好きな少女。分け隔てのない性格だが、数少ない部員ということもあり特に可愛がっている。 幽霊の設定 思いを残して命を失った者が現世に残っている状態。 生者と話すことは出来ないため、内に秘めた感情を吐き出す術なく漂っている。 人に化けたり、憑依したり、後輩や先輩を巻き込んで襲ってくるが、 実際には霊感を持ち、霊を癒すことの出来る主人公を頼ってきている。 ただ悪意を持って襲う霊もいる。 化け⇒姿を変えることが出来るが、霊感のある者にしか見えないのは変わらない 憑依⇒霊感のない者にも見えるが、その状態で自分の思いを話しても楽にならない これらに関して、主人公はすぐに感知できる。 また、霊には名前という概念が存在しない。
https://w.atwiki.jp/sasaki_ss/pages/1506.html
今日でこの中学校ともお別れ。三年間もここですごしたのか。今日で別れるということが中々飲み込めない。 それは厳然たる事実なのだが理解できない。思えばものごとはそういうものなのかもしれない。 校舎に対して思いを馳せる。そんなにきれいなものではない。いや、むしろ汚いと言えるだろう。 しかし、この汚い校舎はこうして50年以上、生徒を送りだしてきたのだ。 その生徒達の一人一人の人生を思うと眩暈がする。 これからも、この校舎は生徒たちを自分の中に受け入れ、そして無感動に送り出す。汚れを被りながら。 教室でクラスのみんなが最後の談笑をしている。中には感極まって泣いている者もいる。 私も長年、少なくとも1年間を共にした女子達と話を交わす。 「サキちゃん。違う高校にいっても私たち、友達だよね」 「もちろん。私たちは何があっても、永遠に友達だよ」 別れ。 出会いがあれば別れがある。 そんなことは知っていた。 でも、分かってはいなかったんだ。 「キョン」 国木田と普段通り、穏やかに話している彼に声をかける。 「ああ、佐々木か。どうした?」 「屋上に行かないか?」 そう言って、人差し指で上を指す。 「キョン、行ってきなよ」 国木田がいつも通りの、不純物の一切まじっていない笑顔で言った。 「ああ」とキョンは頷いた。 卒業式の10分前。屋上には誰もいなかった。 二人には広すぎる屋上。そこを二人でゆっくりと歩く。 空をみる。快晴の空に雲が一つ浮かんでいる。 空にとっては有り難くないものかもしれないが、見た感じそれはなくてはならないものだった。 それが空を支えているようにさえ見えた。 中学の思い出が頭をよぎる。思えば、色んなことがあった。 ゆっくりと記憶をよみがえらせる。様々なシーンが頭に流れ込んでくる。 楽しかったこと、腹が立ったこと、悲しかったこと、呆れたこと、嬉しかったこと・・・・。 それを思うと、涙がこみ上げる。 彼に悟られないように少し顔を背け、涙を拭く。 彼を見てみる。空をじっと見つめている。その上に向けられた目は、潤んでいるように見えた。 「キョン、中学校生活はどうだったかい?」 少し横でつっ立っている彼にそう訊ねてみる。 「そうだな。ごく控えめに言っても、面白かった。色んな出会いがあり、色んなことがあった。 たしかに、その時々では文句も言った。でもそれを含めて、全部いい思い出だ」 「僕も同感だな。楽しかった・・・・」 精神が一体化するような奇妙な感じに襲われる。私とキョンは、もしかしたら二人で一つなのかもしれない。 中学校生活というジグソーパズル。今まで熱心にピースを一つ一つはめていった。 そして今、確信した。 これが最後の1ピース。 「僕はずっとしたかったことがあったんだ」 「ん、何がしたかったんだ?」 彼は心底わからないという顔をする。 「こうして・・・・・・横になって空を見るのさ」 服が汚れることなど気にしない。体を横たえる。 空。 真っ青だ。雲ひとつない。 誰もいない屋上で一人、こうして空を見てみたかった。 でも今は。 一人じゃない。 一緒に見たい人がいる。 「よっと。いい眺めだな」 そう言って彼も私から1メートルほどのところでゴロンと横になる。 しばらく無言で透き通るような空を眺める。 「ずっとこうしていたいよな」と彼が言った。 私もそう思った。しかし、そう言うことはなぜか出来なかった。 彼の顔を見る。すると、彼も私を見た。 見つめ合う。 心臓がドクドクと早鐘をうつ。彼にも私の心音が聞こえてるんじゃないか? まずい、赤面している。 急いで顔を背け、彼に背中を向ける。 なぜ。なんで。 もう彼に会えないかもしれない。そう思うと、息苦しい。胸がつまるんだ。 なんで。 本当は分かっていたんだ。でも、その現実から目を背けていた。傷つくことが、怖いから。 でも、今なら言える。 私は・キョンのことが・好きだ 彼の顔を見るため、体を彼の方へと向ける。彼はずっと僕のことを見ていたようだ。 すぐに目が合った。 再度、見つめ合う。 「なあ、佐々木」 「なんだい?」 少し裏声になりながら聞き返す。 「お前、俺のことをどう思ってるんだ?」 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・好き・・・」 そして世界は色あせた。 白黒の世界。 昔のテレビみたいだ。カクカクする動きの悪いテレビ。 しかし、それとはまた違うものだった。 動きが・・・・・音が・・・・・・ ない。 キョンは完全にモノクロになり、しかも動かなかった。でも、私は動ける。色もついてる。 自前の冷静さを発揮する時だ。落ち着け・・・・・ 私を置いて、時が止まった? 「それはダメなの」 背後から声がして、体を強張らせる。 振り向くと、そこには私と同じ、色のついた二人の少女がいた。 「佐々木さん、はじめまして。私は朝倉涼子。この子は長戸有希。あ、でも名前は覚えなくていいわ。 どうせ、忘れるんですもの」 背の高い方がはっきりとした聞き取りやすい口調で説明する。 私の名前をなんで知っている? 朝倉涼子? 知らない名前だ。何もかもがおかしい。 「あ、びっくりした?普段は流れている時間が止まったんですものね。驚くのも当然か。 でもね、時間はあなたの気付かないうちに何度も止まっているのよ。 あなたの時間は止まっているから分からなかったでしょうけど。 つまりね、今の状況はそんなに異常じゃないってこと。 少しは私の言いたいこと、分かる?」 朝倉さんという方が説明する役割らしい。 「少しはね」 「物分りがよくて助かるわ。暴れられたら、こっちも疲れるもの」 そういって、彼女は次の言葉を探すように口を閉じた。 背の低い方は無表情につっ立っている。 二人は制服を着ている。この制服には見覚えがある。確か、県立北校。キョンが進学する高校の制服だ。 朝倉さんとやらは言うことをまとめたらしく、再び口を開く。 「ほんとはね、こんな説明しなくてもいいの。私たちはあなたの記憶は消せるから。 でもね、それってすごい失礼なことだと思うのね。だって、あなたの運命を無理やり私たちが改変するわけでしょ? そんなことをするんだから、やっぱり説明義務くらいはあると思うの。 まあ、あなたは忘れちゃうんだけどね。だから説明するのは私たちの自己満足のためとも言えるわ」 朝倉さんは胸の前で両手の指を合わせ、説明する。長門さんは最初から全く動かない。呼吸しているのだろうかと思わせるほどに動かない。 「まず、なんで時を止めたかを話します。簡単に言うと、世界崩壊を食い止めるため」 なにが簡単なのだろうか。全く意味が分からない。 「そこで白黒になって固まってるキョンくんは世界を救うのです。ある少女と出会ってね。 その女の子は世界を創造する力を持っていて、機嫌が悪くなると世界を壊してしまうわけ。 だから、キョンくんがその女の子の恋人のような役を務めることで彼女の精神を安定させる。 そうすれば、世界は今まで通り。問題ない」 ふむ。SFのような世界だ。時が止まるんだ。それくらいのことはあるかもしれないな。 「でもね、今あなたは彼に告白したでしょ?」 「そうだね。そういうことになる」 「彼、あなたのこと好きよ」 そう言って、朝倉さんは私に微笑みかける。 キョンは私のことが好き。 私もキョンのことが好き。 そのことを理解しようとすると、胸が熱くなる。頭のヒューズが飛び、何も考えなれなくなる。 「でもね、それがダメなの」 ‥‥‥‥。発せられた言葉の意味が数秒間、理解できなかった。 私と彼の両思い。それが、ダメ?何を言っているのだろうか。 「ごめんなさい。私だって二人の幸せを壊したくはないの。でも、こうしないと世界が崩壊してしまうの。 どうしようもないの。ごめんなさい」 「・・・・・・どういうことか、話してください」 声をひねり出す。 「うん。もし、時を止めなかった場合。あなたとキョンくんは付き合います。 毎週、日曜日にはデート。映画館に行ったり、ショッピングをしたり・・・・・。 二人は本当に楽しそうだった」 「まるで見たかのような口ぶりですね」 「私たちは確かに『見た』の」 また彼女が言っていることを理解できない。 「実は一度、現実にそれは起こりました。私たちは時を止めず、ただ観察していたの。 その結果。今から1年後に宇宙は消えました」 宇宙の消失。私の想像力をはるかに超えた問題だ。空間の消失?物質の消失? 「私たちの親玉にあたる情報統合思念体だけは残りました。だって情報なんですもの。 物質に依拠しない。消しようがないの。 で、情報統合思念体は考えました。思念体自らの自律進化のヒントになる観察対象である宇宙の消失。 困った。 じゃあ、時を戻して世界を救済しよう。 そうして、私たちがこうしてここにいるわけ」 話の間に落ち着きを取り戻す。 なるほど。大体の話はつかめた。 「で、どう世界を変えるんですか?」 「あなたのキョンくんに対する感情を変えて、二人が付き合わないようにする。 そうすれば、さっき言ったようにキョンくんが世界を救います」 「・・・・・・・・・・・」 こんな悲しいことがあるだろうか。 二人は両思い。 二人で一歩を踏み出そうとした。 その一歩目で、私たちは奈落の底へと突き落とされた。 なんの権利があって。どうして。 私はキョンが好きだ。 せっかく素直に言えたのに。 唇を噛み、声にならない声で呻く。 「ごめんなさい。どうしようもないの・・・・・・」 世界。こんなことなら崩壊した方が、マシだ。だが、口から出そうになる言葉を必死に抑え、言うべきことを言った。 「ああ、分かってる。世界のため、だよね」 しかし、依然からだを焦がすような感情が渦巻いている。他人によって強制的に運命を変えられる。 そんなこと耐えられるわけないじゃないか。 「ごめんなさい」 長門さんがはじめて口を開いた。それは、本当に申し訳なさそうな声だった。無表情の中にもそういう色がある。 この二人だって大変なんだ。 二人の申し訳なさそうな様子を見る。 ‥‥‥‥‥‥ ‥‥‥これは仕方ないことだ。そう・・・・・思えた。 「いや、いいんだ。で、どうするんだい?」 精一杯の虚勢を張る。 「あなたに選択してもらおうと思います。彼との関係を。 あなたは彼に会わなかったということにもできるし、彼のことが嫌いだということにも出来ます。 二人が付き合わない関係であれば、なんでもOKです」 そうか・・・・・・・・。 しばし、考える。 それなら・・・・・・・・ 「・・・・・・でよろしく」 「なるほど。あなたらしい答えね。わかったわ。 じゃあ、長門さん」 「わかった」 長門さんが一歩前に出て、開いた手を天にかざす。 そして、聞き取れないスピードで謎の呪文を唱えた。 世界は色を取り戻した。 佐々木の背中をじっと見ていると、再びこちらの方を見た。 心音が強い。もしかしたら、佐々木にも俺の心臓の音が聞こえてるかもしれないな。 男には勇気をふりしぼって言わなくちゃいけない時がある。 それが、今だ。 「なあ、佐々木」 「なんだい?」 「お前、俺のことをどう思ってるんだ?」 「・・・・・・・・・・・・・・親友かな・・」 ‥‥‥‥え。親友? ‥‥‥‥‥‥ そうか、そうだよな。俺が一人で勘違いしてただけだ。 それにしても、人生って・・・・・・上手くいかないもんだ。 「ん、キョン。もうこんな時間だ。式に遅れてしまうぞ。ほら、行こう」 そう言って佐々木は立ち上がり、校舎の入り口へと早歩きでいってしまった。 「・・・・・・・やれやれ」 そう一人で呟く。 「おい、待ってくれよ。佐々木」 俺はそういって立ち上がり、彼女の後ろを追って走り出した。 これでよかったのかしら。彼と親友なんて。不思議だわ。普通そんなこと考えない。有機生命体の考えることはよくわからないわね」 二人を観察していた朝倉がそう呟く。 「不思議。でも、私もきっとああする」 長門が言う。 「そう?それはそうと3年も待っていた私たちも、もう少しで出番よ。4月からは第一線で活躍できるわ」 その朝倉の言葉には長門は何も言わず、二人を観察していた。 (この子、人間と上手くやれるかしら)と朝倉は長門のことが心配になった。 「素敵」 長門は無音でそう呟いた。だが、朝倉にはちゃんと聞こえていた。 (ふふ、大丈夫かもね) 「頑張りましょう!」と朝倉が長門の背中を叩きながら言う。 「そう」 長門は無表情にそう答える。 (大丈夫かしら・・・・・やっぱり心配だわ) そう思って、朝倉は小さな溜息を一つ吐いた。 完 .
https://w.atwiki.jp/saki_nodoka/pages/26.html
さきのど。番外編 #22~#32に戻る #22 ラブノートなんてなかった、ある日の昼休みのこと 京「なんだ、今日は咲も和も弁当じゃないのか」 咲「うん、寝坊しちゃって。作る暇がなかったんだ」 和「私もです」 和(言えない……宮永さんにそっくりのアバターを夜通し作っていたなんて、言えない……) 優「じゃあ今日は学食に行くじぇ!」 京「お前は単にタコスが食いたいだけだろ!」 学食 京「そういえば今日はレディースランチの日か!」 咲(びくっ) 京「へえ、汁物か。なんか風邪気味だしちょうどいいな。咲、頼む!」 咲「……仕方ないなあ」 和(須賀君は、いつも宮永さんにレディースランチをお願いするんですね)むっ 和「今日は私が買ってきましょうか? レディースランチ」 咲「え?」 京「い、いいのか?」 和「はい」 和(私が代われば、宮永さんは須賀君のためにレディースランチを買う必要はなくなりますからね) 咲(原村さんが京ちゃんのために……。あれ、何でだろう。胸が苦しい……) #23 咲「大丈夫だよ原村さん。私が買ってくるから」 和「いえ、遠慮しないでください。今日は私が」 咲「で、でも悪いよっ」 和「何も悪いことなんてありません。気にしないでくださいっ」 京「……なあ優希」 優「なんだバカ犬」 京「これってアレか? 俗に言う、奪い合いってやつか!? 俺っていつからこんなにモテてたんだ!?」 優「お前の目は節穴かー!」 和(宮永さん、お願いだから私に譲ってください。私は見たくないんです。あなたが須賀君のために動いている所を) 咲(原村さん、お願いだから私にやらせてよ。原村さんは京ちゃんのこと好きだったの? そんなのやだよ……) #24 午後の授業 先生「このように、iPS細胞というのは身体のあらゆる細胞になれることから万能細胞とも呼ばれ――」 咲(授業に集中できない……) 先生「医療の進歩と共に必要不可欠な存在になることは間違いないと思われる。ちなみにiPSのiはi-podから名づけられたもので――」 咲(京ちゃんも原村さんのことが好きみたいだし、もしかしなくても、これって) 先生「以上のことはテストに出すぞー」 咲(両思い、だよね……) 先生「宮永! iPS細胞のことは理解できたか!」 咲「あ、はい! 知ってました!」 先生(なに? 知ってた……だと……!?) #25 放課後の部室 咲「はあ……」 優「咲ちゃん溜め息なんかついてどうした?」 咲「ぼーっとしてたせいで、授業中に怒られちゃったの」 久「今の時期って眠くなりやすいからねえ」 ガチャ 京「うーっす」 和「すみません、遅くなりました」 久「あらこんにちは。二人一緒なんて珍しいわね」 和「来る途中でばったり会ったんです」 京「いやあ、昼休みの件もあったし、やっぱり和と俺って運命的なもので繋がってるのかな――って」 咲「……」じー 京「咲、なんか目が怖いぞ」 咲「……」ぷいっ 京「なっ」 和(宮永さんの機嫌が悪い? まさか、須賀君が私と一緒に来たことを怒ってるんじゃ……。え、ということはつまり、宮永さんは須賀君のことを……) 咲(京ちゃんひどいよ。二人並んだらお似合いに見えちゃう。また胸が苦しくなってきちゃった……) #26 優「ローン!」 咲(あれ、どうして私……こんな牌捨てちゃったんだろう) 和(宮永さんが麻雀に集中していない。やっぱり須賀君のことが気になるのでしょうか……) 優「今日は二人からオーラが感じられないじぇ。これなら私の一人勝ちも有り得るな!」 久「あなたたち、本当に今日はどうしちゃったの? 具合でも悪いの?」 咲・和「……」ちらっ 京「?」 咲・和「はあ……」 和(須賀君がいなければ……) 咲(京ちゃんがいなかったら……) 咲・和(こんな気持ちにはならなかったのになあ) #27 京「ずずっ」 久「あら須賀君、風邪?」 咲・和「!」 京「はい、実は今朝からちょっと辛くて」 ま「あんまり無理せんで、帰ったほうがいいんじゃないかのう」 京「いえ、これくらいなら平気――」 ガタッ 咲「ダメだよ京ちゃん!」 和「身体に障ったらどうするんですか! 今日は早く帰って休んでください!」 京「咲、和……」ジーン 咲(これで今日は原村さんとずっと一緒に……!) 和(誰にも邪魔されず宮永さんといられる……!) 京「ありがとう! 俺、帰るよ! 色々心配かけてごめん、じゃあな!」 タッタッタ…… 優「だからお前の目は節穴だって言ったんだじぇ……」 和「さあ、ここから追い上げますよ。覚悟してください、優希」 咲「私もまだ諦めてないよ。優希ちゃん、覚悟しててね」 優「じょー!?」 ま「……つくづく報われんやっちゃのう、京太郎は」 久「ライバルが咲じゃ勝ち目はないわね。今度誰か紹介してあげようかしら」 咲(ごめんね京ちゃん。でもこの戦いは負けられないんだ。だって原村さんは私の――) 和(須賀君。あなたが宮永さんとどういう間柄でも私は構いません。でも譲れないものが一つだけあります。宮永さんは私の――) 咲・和(大切な人、なんだから) さきのど。 #28~#33に続く
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/20971.html
登録日:2012/01/26(木) 12 54 04 更新日:2023/12/07 Thu 03 04 05 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 お嬢様 キレると別人 クワトロ・バジーナ ケロロ軍曹 シャアとハマーンの娘←親御さんの中の人的な意味で 中学生 二重人格 四方の風 声優の本気 池澤春菜 西澤桃華 貧乳←周りがでかいから目立つ 金持ち 漫画『ケロロ軍曹』で登場する地球側の女性キャラクター。 CV.池澤春菜 年齢:12(吉祥学園中等部1年B組) 身長:152cm 体重:44kg 西澤家の一人娘であるお嬢様。ちなみに西澤家は国家予算並の資産を持つ大富豪である。 パートナーはタママ二等兵。二重人格コンビ。 フラッシュアニメ版では冬樹と同じく小学6年生に設定されている。 肩よりやや高めの位置で切り揃えた水色の髪と紫色の瞳が特徴。幼少期はロングヘアだったが、小6の終わり頃に短くした。 『ケロロ軍曹』の女性キャラとしては珍しく明確な貧乳で幼児体型。本人は非常に気にしており、ナイスバディになろうと奮闘するエピソードもある。 一応クルルの発明品で大人の姿になった際にはなかなかセクシーな外見となっていた。 日向冬樹とは小学生時代からの級友。桃華の片思いの相手でもあるのだが、冬樹の鈍感さと桃華自身の引っ込み思案な性格もあって未だに友達止まり。 原作とフラッシュアニメ版では「日向くん」呼び止まりであり本人もそのことに悩んでいるが、アニメ版では初登場話Bパートで「冬樹くん」と呼ぶことに成功し、その呼び方で通している。 アニメ版では毎年バレンタインに冬樹宛ての高級チョコレートを作るのがお約束。 最初に渡した際は冬樹の姉である日向夏美ばかりがもらっていたこともあり大層喜ばれた。 普段はおしとやかだが実は二重人格。裏の顔は非常に凶暴で表の顔に比べると積極的(*1)。身体能力も飛躍的に上昇する。 嫉妬深い一面を持つ一方で相手の女性に自分から危害を加える真似はほぼしない、冬樹本人の望みであれば本意でないだろう事態も受け入れるなどかなり真面目。 裏の顔が現れると横にはねた髪の先と目付きが鋭くなり、乱暴な口調になる。アニメ版では声の雰囲気が完全に違うものになるが、何と両方とも池澤春菜女史が演じている。 第75話では第三の人格も登場。その際、サングラスをかけた赤い彗星の四番目っぽいクールなキャラになっている。ご丁寧にサングラスを外す仕草と端っこを少しかじるのも芸コマ。声優ってスゲー。 当初は「怒ると怖い」程度の位置付けだった。 しかし二つの人格が分かれ二人の桃華が現れたことがあり、それ以降は二つの人格が脳内で会話するシーンが散見されるようになる。また、これ以降裏の一人称が「俺」になる。 裏桃華は言動こそ攻撃的であるものの表桃華には協力的で、冬樹を好いている点も共通。 作中しばしば冬樹と二人きりになったり仲を深めたりするための作戦を実行する。金持ちゆえ予算がやたらと多く規模の大きな作戦が殆ど。 どこかに出かける内容の作戦では中身の豪華さからか余計な人員(主に冬樹の家族やケロロ小隊)が参加してしまうなど、大抵は失敗に終わる。 しかしそれらは決して無駄ではなかったらしく、原作20巻では割といい雰囲気だった他、 番外編にあたる小説「たぶん伝説へ」でオーパーツ内に冬樹の深層意識が作り出した夢の世界において、 冬樹本人が国王となっているのに対し桃華が王妃となっている事から両思いである事が示唆されている。 冬樹に片思いしているのは、当初お嬢様の転校生ということで周りに警戒されていた中、最初にフラットに接してくれたのが冬樹だったことがきっかけ。ありのままをありのままに受け入れてくれる冬樹への思いはいつの間にか特別なものとなっていき、彼と仲良くなるためにオカルトを勉強したのだという。 完全に余談だが、桃華のファーストキスは作中初めて実行した作戦内のトラブルにより宇宙ダコに奪われている。 ……本人は知らないが。教えないのが身の為だろう。 追記・修正は莫大な予算でお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 可愛い。実に。 メインエピソードはややシリアス率高し -- 名無しさん (2014-06-06 23 53 51) 実際付き合いだした冬樹相当なプレッシャーかかるだろうな・・・・・ -- 名無しさん (2014-06-07 00 23 07) アニメで裏が背後から出てくる時の効果音が陰陽大戦記の式神が出てくるときの音と似ている あと だぁだぁだぁのクリスとかぶる 二面性 金持ち 片想いと -- 名無しさん (2014-07-13 16 45 50) 中の人と性格からして金田一二三を凶暴化してるな... -- 名無しさん (2014-08-18 09 00 38) 結論:シャアとハマーンが結婚すればロコちゃんが生まれる。 -- 名無しさん (2014-08-18 09 36 19) 耳かきの話で偶然にもラブラブになれたので良かった。 -- 名無しさん (2014-08-18 09 37 43) 表も裏も冬樹一筋なのが彼女が大好きな理由。 -- 名無しさん (2014-08-19 12 35 56) 冬桃の関係は20巻の状態をキープしてほしい。 -- 名無しさん (2015-02-13 15 28 17) 中の人は昔NHKの天才てれびくんのアニメ、「アリスsos」のゆかりちゃんをやっていた。彼女も西澤さんみたいにおっとりしたお嬢様だが、キレると暴言を吐く一面がある。あとこの作品のキャラクターであるメロディー・ハニーさんの中の人のデビュー作なんだよな、アリスsosって! -- 名無しさん (2021-01-04 08 14 57) タママとのやり取りが姉弟っぽくも母子っぽくも見えてくる -- 名無しさん (2022-01-02 00 06 13) 第一と第二は母親譲り、第三人格は父親譲りの要素ってことなのかな。 -- 名無しさん (2022-09-07 17 57 04) 中の人はバラエティ番組に出た時にクレジットカードに限度額があるのを知らずに周りを唖然とさせたくらいのお嬢様育ち -- 名無しさん (2023-12-07 03 04 05) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/oyatu1/pages/554.html
☆かがみのこなたに対する気持ち考察 15 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/10/23(火) 18 42 47 ID guR9Jyly かがみのこなたに対する気持ち 1.こなたの事が好きな事を隠している 2.既に告白済み 3.無意識にこなたの事が好きになっているが、かがみ自身気づいてない 4.こなたの気持ちに答えて今では両思い 5.常識的におかしいと思いつつ葛藤中 貴方は何番派? 17 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/10/23(火) 18 56 06 ID 07nF9FGy 15 俺は5だな 葛藤のなかでこなたへの想いが強くなるのがいいんよ 18 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/10/23(火) 18 56 40 ID eai46CVt 15 俺は1が萌えるかな。他のもいいけどww でも3のパターンは、かがみよりもこなたの方に当てはまる気がする。 19 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/10/23(火) 19 01 34 ID 9+ThrZXX 男に告白されるかと思ってドキドキしてたあたりとの整合性を考えれば3ぐらいが妥当と思う だがせっかくだから俺は4を選ぶぜ! 20 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/10/23(火) 19 08 33 ID 9cVF2cVw 15 どう考えても5です^^ 21 名前:4-248[sage] 投稿日:2007/10/23(火) 19 09 28 ID xhmE1DvY 15 どれも捨てがたいけど5かなー 2人とも葛藤中だとなおさらイイ(・∀・) もちろんハッピーエンドになる前提で 22 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/10/23(火) 19 17 16 ID 0d8prAU+ 色々迷うけど3番かな。 その後、何かしらのきっかけがあって、 1番や5番のような感じになるとなおよろしい。 23 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/10/23(火) 20 04 08 ID bZ38o9Uk 15 キャラソン聴く限り、3か5って感じだな。敢えて俺は3説を推す。二期がこの方向性で始まると、俺萌え悶絶 ! 26 名前:1-472[sage] 投稿日:2007/10/23(火) 20 26 04 ID osBpyW8W 15 5+1がいいな。 4まで行くとドキドキやニヤニヤがなくなってしまう気がする。 もちろん一番いいことだし、物語の結末はこうであって欲しいと思ってるけど。 27 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/10/23(火) 20 39 00 ID uBf0rLqQ 15 やっぱ3かなー? もちろん2人が幸せになってくれるのが一番だが このくっ付きそうでくっ付かない微妙なスタンスが一番萌える 35 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/10/23(火) 22 13 50 ID KQ6phZ3T 15 理想は4だけど作品として読んでみたいってなら全部かな。 基本いちゃらぶ好きだが、想いを伝えられずに苦悩する二人を 題材にした話も好きだし。 もちろん、ハッピーエンド前提だけどさ。 36 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/10/23(火) 22 50 22 ID 6/2mdTVr 個人的にラブコメなんかだと友情と恋愛の間の微妙な距離感が一番好きなんだよね。 同人誌とかSSとかでも恋愛成就後のものにはあまり興味が無いというか。 なので15は3か5くらいが丁度良いかな 37 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/10/23(火) 22 51 02 ID Yuac6M0c 15 5かな 1も捨てがたいが 38 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/10/23(火) 23 03 23 ID 7O0LbbOO 15 どれもいいなぁと思うのですが、 なんとなく1か5ですかね 甘ったるいのもいいですが、 個人的にはなかなか成就しない、切ないくらいのが好きなので 最終的にはくっついたらいいなぁという願望はありますがw 39 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/10/23(火) 23 21 08 ID bZ38o9Uk 15 俺、3を推していたけど、やっぱ1に寝返るわw 恋心を抱いていても、理性で押さえつけるかがみ。 やがて思いが募る内に、少しづつ態度や表情からボロが出始めて・・・って感じが俺的にストライク ど真ん中かも。 40 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/10/23(火) 23 43 49 ID GXvEZwYv 15 俺は5番ッすね。 42 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/10/23(火) 23 57 13 ID JTsMUmQj 15 うーん参考になるなぁ… 自分の指向と同じ方が多くてホッとしてます(苦笑) 47 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/10/24(水) 00 10 10 ID yH48NY5b 15 自分的には1、3、5ですが強いて言うなら3ですかね。 かがみが自分の気持ちに気づいたときどういう…て3→1or5の流れが好きてことになりました。 48 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/10/24(水) 00 34 27 ID LQkvMzep 15 自分は…3かな? 3→1+5→2とくれば個人的に完璧 49 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/10/24(水) 00 41 27 ID OqRdx8Z6 15 俺も3だな 二人共3で、何かのきっかけで意識しだすのがよい 50 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/10/24(水) 00 43 07 ID pO0DDXG+ 15 やっぱり3かなぁ ベタベタよりも天然百合みたいな感じが一番好きなので
https://w.atwiki.jp/kyo3nen/pages/306.html
久「ほらほら、早くする」 京太郎「んな急かすなよ。急いだって結果が変わるわけじゃあるまいし」 久「結果は変わんないけど混んじゃうでしょ」 京太郎「ごもっともで」 京太郎(合格発表か。落ちてるのは流石にいやだな) 京太郎(まぁ、落ちていようといまいと、これからすることに変わりはないんだけど) 京太郎(……実を言うと、合否よりそっちの方が気が重い) 照「私、出てくから」 淡「どーしてそんなこと言うの!?」 照「どうしてと言われても……」 誠子「今日も淡は元気だなーと」 尭深「お茶もおいしいよね」 誠子「淡が静かだとおいしくないの?」 尭深「気になっちゃうから」 誠子「なるほど、たしかに」 菫「なんだ、騒がしいな」 淡「聞いてよ!」 菫「わかったからそんなに喚くな」 淡「なにさっ、胸縮んだくせに!」 菫「ほうほうほう、ちょっと話があるからこっちに来てもらおうか!」ガシッ 淡「ちょっ、はなしてよ――」ズルズル 淡「――あわーーっ!!」 尭深「うん、やっぱりお茶がおいしい」ズズッ 誠子「あはは……淡も学習しないというかね」 照「お饅頭があるから食べよう」 誠子「私たちももらっていいんですか?」 照「もちろん」 尭深「じゃあ二人の分のお茶、用意しますね」 照「おねがい」 淡「うぅ……」 照「お帰り。今日は長かったね」 淡「もう卒業したのに……おーぼーだ!」 菫「だれが横暴だ」 淡「四月から二年生なのに! 実力的には二百年生だけど!」 誠子「うわぁ、すごいことになってるなぁ」 尭深「百一年生じゃないだね」 菫「全く反省の色が見えないな……」ハァ 菫(しかし、こいつはこれでいいか) 菫(――と思っている自分もいるから恐ろしい) 照「二人の分のお饅頭もあるよ」 淡「ホント!? いただきまーす」 菫「和菓子は珍しいな」 照「お茶に合うと思って」 菫「……そうか。私もいただこう」 菫「ところで、さっきは何を騒いでたんだ?」 照「私が寮を出てくって言ったら淡が」 菫「なるほどな」 淡「む~! なんで納得しちゃってるのさっ」 菫「卒業したんだから、寮は出払うのが当然じゃないか」 淡「そーだけどそーじゃないの!」ガバッ 菫「ええいっ、掴みかかって来るんじゃないっ」 照「ちょっとトイレ行ってくる」 菫「あ、ああ……」 淡「スミレのわからず屋ー!」 照「ふぅ……」 照(トイレに行くつもりがなぜか入口に……) 照(いけない、このままじゃまた菫にため息をつかれる) 照(それ以前に、もう我慢が……)ブルブル 京太郎「照ちゃん、なにやってんだ?」 照「きょ、京ちゃん……」ブルブル 京太郎「寒いのか? 上着なら貸してやれるけど」 照「と、トイレに行こうとしたら」 京太郎「大体わかった……空のペットボトルあるけど――」 照「京ちゃんっ!」 京太郎「わかったわかった、一緒に探せばいいんだろ」 照「ふぅ……間一髪だった」 京太郎「近くにコンビニあって良かったよ……しかし、なんで馴染みの場所で迷子になるかなぁ」 照「今日はたまたま。いつもは違う」 京太郎「ま、無事たどり着けることもあるってことはわかってるけどよ」 照「それじゃ迷子になることのほうが多いように聞こえる」 京太郎「違ったっけ?」 照「違う、全然違う」 京太郎「よし、弘世に確認だな」 照「それはダメ」 京太郎「またわかりやすい……」 照「それより――」 照「会いたかった……」ギュッ 京太郎「そうか……俺も」 照「今日はどうしたの?」 京太郎「忙しくなる前に言っときたいことがあるから」 照「うん、私も好きだよ」 京太郎「……あのさ、先回りやめてくんない?」 照「なんとなくそんな気がしたから」 京太郎「なんとなくで出鼻をくじかれるとは……」 照「それじゃあ、はい」 京太郎「なに?」 照「ちゃんと聞きたいな」 京太郎「わかったよ……好きだよ」 照「じゃあ私は愛してる。京ちゃんは?」 京太郎「どんどんグレードアップしてくなっ」 照「……それで、あの女には?」 京太郎「言ったよ、いの一番にさ」 久『……まさか、こんなタイミングで言われるなんてね』 京太郎『決めてたんだ、この日を目処にしようって』 久『よりにもよって最初ってわけ』 京太郎『久ちゃんに言うのが一番キツイから、最初にしようって』 久『そう……相手は?』 京太郎『……照ちゃんだよ』 久『また、なんともやるせないわね……』 京太郎『ごめんな、散々待たせといて』 久『ホントよね……でも、待ってることにする』 京太郎『久ちゃん、それは――』 久『悪い状況で待ち続けるのは、今に始まったことじゃないしね』 京太郎『……おすすめはしないぞ』 久『せいぜい私のこと気にして、さっさと振られてきなさい』 京太郎(強がりなんだろうけど、笑ってたよな……) 京太郎(……背中、押してくれたのかな) 照「そう……」 京太郎「……お菓子でも食いたいのか?」 照「どうして?」 京太郎「いや、浮かない顔してるからさ」 照「そっか、私そんな顔してたんだ」 照(竹井久は嫌いだし、絶対に渡さないって思ってたけど……) 照(やっぱり、共感もしてたのかな?) 京太郎「さて、用も済ませたし、そろそろ帰るかな」 照「本当に私に会いに来ただけなんだ」 京太郎「まぁな。今は貯金しなきゃいけないし」 照「貯金?」 京太郎「ちょっと旅行に出ようと思ってさ」 照「どこ行くの?」 京太郎「あちこちだよ」 照「ふーん……一緒にいてくれないんだ」 京太郎「……旅行が終わったらさ、どっかに部屋借りて暮らそうと思ってるんだけど」 照「どっかって?」 京太郎「照ちゃんはどこがいいと思う?」 照「それはね――」 照「京ちゃん、起きて」ユサユサ 京太郎「……あと五分」 照「じゃあ……」ゴソゴソ 京太郎「……照ちゃん?」 照「起きるまで、好き勝手しようかなって」 京太郎「朝から疲れそうだな」 照「お休みならいいんじゃないかな?」 京太郎「わかったわかった、起きるから」 京太郎「ごちそうさま」 照「お粗末さま」 京太郎「しかし、せっかくの休みだし照ちゃんも休んでりゃいいのに」 照「せっかくの休みだからだよ」 京太郎「ま、いいけどな。女の子の手料理ってのはそれだけで嬉しいし」 照「……女の子?」 京太郎「……訂正、照ちゃんの手料理な」 京太郎(旅行が終わった後、俺と照ちゃんは二人暮らしを始めた) 京太郎(……正確に言うのなら、俺が照ちゃんの部屋にいついたというのが正しい) 京太郎「次の試合はいつだっけ?」 照「明後日かな?」 京太郎「なら、早いとこぶっぱなしとかないとな」 京太郎(俺のオカルトについてわかったことがいくつか) 京太郎(なんでも、奪うだけじゃなくその先があったらしい) 京太郎(奪ったものを漫然と使うのではなく、研ぎ澄まして己の武器とする……) 京太郎(奪うのが蛇で、武器の方が剣……というのは照魔鏡で見えたイメージだそうだ) 京太郎(そして、剣は使ったら元の場所に戻る) 京太郎(つまり、早い話がだれかと麻雀すればいいということだ) 京太郎「どっか行って相手見つけるか」 照「チームの人たち、呼ぶ?」 京太郎「……やめてくれ、それはさすがにまずい」 照「でもこの前、雀荘で出禁くらったって言ってなかった?」 京太郎「照ちゃんのが強すぎるんだよなぁ」 照「いっそプロ入りする?」 京太郎「勘弁してくれ……三尋木さんの誘い断っといてそれはないだろ」 照「残念……」 京太郎「まぁ、就職先はバイトしながら探すさ」 照「あ、それだったらいいのがあるよ」 「君が須賀くん? いやぁ、助かるよ」 京太郎「えっと、まだ履歴書も見てないですよね?」 「大丈夫大丈夫、君の噂はよく聞いてるから」 京太郎「自分で言うのもなんですけど、素人ですよ?」 「平気平気、スケジュールの管理とか調整とかその程度だから」 京太郎「……もう何人か匙投げたって聞いたんですけど」 「……たしかにそれは事実だ」 「彼女は目を離すとすぐ居なくなるし、お菓子代がかさむし」 「テレビ局に行くと言って車に乗せようとしたらいつのまにか電車に乗っていて新幹線で移動しようとしたらなんでか向かいのホームにいたりするしっ」 「カメラの前ではまともなのにねっ!」 京太郎(うわぁ……振り回されてんなぁ) 「その点、君は付き合いが長いらしいじゃないか!」ガシッ 京太郎「ま、まあ、小学校の時からの付き合いですね」 「君しかいないっ! 君に決めた!」 京太郎「そんなポケモンを選ぶノリで……」 「それじゃあ頼んだよっ」 京太郎「……というわけで、今日からマネージャーを務めることになりました、須賀京太郎です」 照「よろしくおねがいします」ペッコリン 京太郎「照ちゃんさ……聞いてた話と違ったんだけど」 照「なにが?」 京太郎「たしか、マネージャーが不甲斐ないから、とかそんなこと言ってなかったか?」 照「だって、勝手にいなくなるしお菓子の選択も微妙だし……」 京太郎「とりあえず、勝手にいなくなってるのは照ちゃんな」 照「むっ」 京太郎「お菓子のチョイスだって付き合ってりゃ覚えてくようなことだしな」 照「……京ちゃんは一緒に居たくないの?」 京太郎「……まぁ、就職口が見つかったのはありがたいと思ってるよ」 照「一緒に居たくないの?」 京太郎「それとこれとはまた話が――」 照「一緒に居たくないの?」 京太郎「……んなわけないだろ」 照「うん、そうだよね」 京太郎「はぁ……せめて公私は分けていくぞ」 照「やだ。それじゃアピールできないし」 京太郎「アピールってなんだよ」 照「私の物ってアピール」 京太郎「だれに」 照「他の女」 京太郎「あーうん、気をつけます」 照「それだけじゃダメ……んっ――」 京太郎「いてっ」 照「これでマーキング完了」 京太郎「……もう少し目立たないとこにして欲しかったな」 照「それじゃ、行こっか」 京太郎「はいよ」 京太郎「……照ちゃん、髪伸びてきたな」 照「まだちょっと背中にかかるぐらいだけど……短いほうがよかった?」 京太郎「いや、中学のころを思い出すよ」 照「……あの頃の夢、叶ったな」 京太郎「夢? プロか?」 照「こうやって一緒にいること」 京太郎「まぁ、慎ましいことだ」 照「京ちゃんは?」 京太郎「中学校の時なんて、別に夢とかなかったな」 京太郎「ただまぁ……大人になってもこんなふうにしてるんじゃないかとは思ってたよ」 照「つまり、両思いだったんだ」 京太郎「んー? そう、なのか?」 照「両思いだったんだよね?」 京太郎「まあ、そう取れなくも……」 照「両想いだったんだよね?」 京太郎「……はい、そうです」 照「そっか……京ちゃんっ」ギュッ 京太郎「うおっ」 照「ん……京ちゃんの匂い」 京太郎「公私分けるっつったそばから……」 照「ね、いつ結婚する?」 京太郎「結婚ね、結婚……結婚!?」 照「子供もほしいな」 京太郎「は、ははは……子供ね」 照「……京ちゃんはいや?」 京太郎「そうじゃないけど、男ってのはそういう話題に入ると身構えちゃうもんなんだよ」 照「そうなの?」 京太郎「そうなんだ」 京太郎「だけど、そうだな……周りに仕事を認めてもらえるようになって、それで俺が養えるようになったらな」 照「別にお金には困ってないけど」 京太郎「俺のプライドの問題だな」 照「うん、わかった。待ってる」 京太郎「そうと決まったら、お仕事に行くか」 照「お仕事?」 京太郎「挨拶回りってやつ。照ちゃんも来るか?」 照「うん。妻ですって言って回らないと」 京太郎「だからそれはダメだっつーの」 プロ入りしてから一年後、宮永照は自身のマネージャーと入籍。 そのさらに一年後には第一子を出産、一児の母となる。 京太郎「まぁ、これからもよろしくな」 照「うん、末永く」 『エンディング――これからもずっと寄り添って』
https://w.atwiki.jp/yaru_hikari/pages/303.html
▽タグ一覧 プリキュア 公式キャラ 小学生 攻略不能 『ハートキャッチ!プリキュア』のプリキュア。 ここでは、変身前の調辺アコと変身後のキュアミューズの双方を記載する。 調辺アコ / 〃 / / / \ \ 、 \ ',ヽ / 〃 l ;l / 丶 ヽ ヽ k ヽ lヽ\ / //l| { i! | | ヽ |ヽ | l | l | ヽヽ ' // l| .' ',. N | l } .∧ l | . l | l | ' / l| ', ',\ _ ', \ j / j/ } _ , リ | | | l | ; ,' ! ヾ \ ',|´\ ≧=ー--一' ヽー--=≦二/' ̄| // | | | l | l | l \ \lヽ〃/⌒)`ヽ\ //⌒)`ヽ`Y/| | | | l | | | | l lー{i l^ナ;;;;} . | l^ナ;;;;} . il l}ー'| | l . ! ! | | | | | r‐-―― - i r-― -―― ‐! | . ! / . ,' j ;' | | | l | r「! 、ゞニ斗' | | ゞニ ン ノh._」 . // / 〃 | | | | ! `l| ` ̄ ´ l|-―‐-l| ` ̄ ´ l|´ ; / /l , 〃 | | | | ト========='' j 丶===========' / / . // / 〃 l | ', ', l ’ / / // / / 〃 ∧ V.∧ , 人 / / . /´ / / 〃 ∧V ヽ\ \ _ /〃 / 〃 / 〃 ヘV `\ > 、 ー ̄` // / // / /' ヽ、 \ ト-―-、≧ 、 . イ´/ イ / // / \ \ ゝ )ノ }≧ァ=< イ´ 、 . |-‐'´ /´ / , -‐…ー、--、∠/ノ ヽ \ { / \ \\ー- 、  ̄}`T¬ー-、 年齢 小学生3年生 性別 女 出身 地球 変身 キュアミューズ 変身アイテムなし 【概要】 亜久里と共にプリキュア最年少の一人。クールでませた性格でやや毒舌気味。やる夫に良く突っ込みを入れている。奏太とは両思いだが奏太はませておらずアコもなかなか普段は彼への思いを口にしようとしないため、お節介を焼こうとするやる夫に辟易した顔を見せることもしばしば。最近ではレヴィも奏太になついているのが悩みの種で2人が仲良くしているのを見て嫉妬する事も。また小学生ながら、したたかな一面も持っている。 第8話では奏太への思いを吐露し、奏太は彼女を助けるため奮い立った。 実はメイジャーランドのお姫様である。 キュアミューズ / __ , ´/ ヽ._._. .---. . .__. . . .`ヽ.< ` ー‐ォ‐ ´/ // }. . ., . .-―=―-. . 、.}. . .\ > ´ / / //. . . . . . . . . . . . . . Y .‐ 、ヽ__ > ´ ,∠ __ /. . . /. . . . . . . . . . . . . ’. . . . ヽ 、 ` ー- _ > ´ , イ / ̄7´ . . / ̄. . ./__. . . . . . . . . . . . . .’. . . . .∨ \ /´ - フ´. ./ / . . /. . . . /. . ., ´ィ‐‐‐-、ヽ. ., -- 、 . . . ノ,ィ . . . 、. ∨ 、 \ ∨ /. . ./ / . . . . ′. . / -、//./. /. . . .} }' ; ; ; ; ; ヽ ̄´ ヽ. . . . ',. ∨ ヽ //. . ., ′ /. . . /. . . . . ./'ィ⌒} (./. /. 弋ニ'イ ; ; ; ; ; ; ; ;`´ ̄; ヽ.l . . ', .∨ \. . ./ /. . . . ./. . . . . ./∥. ./人フ/|. . . / | ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; }r_、. .l. .l/丶 ___\. ./ , . . . . . . /. . . . . ,イ. l 、,. . /`ト.l、l. . / 、 ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;∥.ヽ',.l. .| ∨./ /. . . . . . /. . . . . { /. .`´. ./ レ !`丶 、 ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;/トゝ. l l/. .|l ∨′/. . /. . . ,′. . . . .レ. . . . . / l/ ` \; ; ; ;_彡 ´/_/_ト、ノlヽ. .| ', ∨ /. ./. . . ./. . . . . . ./ . . . . / ,r ==x。、 `´ ´ ̄/.,イ. .`フ´! }. .ト 、 ヽ,/. ./. . . ./. . . . . . ./|. . . . ./ 弋ネ;歹う 7 ´ }/ト-'/. .∧ \ \. /. . . ./. . . . . . ./ l . . . . , ` ¨´ー' イf赱rアヽ//. `´. . ,′.、 \、\´. . . . ./. / . . . . /. .{ . . . . l ゞ'¨='- イイ.l. . |. . . .′. . ', 、ヽ\. . . . ./. / . . . . /. ./| . . . . ト ノ /. .| l. . l . . ' . . . . . , ト、\\. . . ./. / . . . /. ./. | . . . . |. .l\ ` /|. . !.|. ./ . ,′. . . . . ', ' .ヽ \. ./. /. . ./. . ./. . .',. . . . .|. j\ \  ̄ ´ イ. l. . |. ./ . /. . . . . . . . .', ',. ',.´. . /. ./. .__∠__. . ∧. . . |丿 \ ヽ _ .。s≦.丶. . . /. / / . /. . . . . . . . . . .', . . ',. ./. ., ´ 、. . ト、_\ ` ニ´∧_. .\. . .\/. ././. . / . . . . . . . . . . . .', ! . . .´. ./ 、. .ト、f7_`_ 、 __,ハ7 〉―― -/. //. . ./. . . . . . . . . . . . . . ,!. . .. ./ \.、 \__ヽ 丶 }彡7 /イ / . . /. . . . . . . . . . . . . . . .| |. . ../ ` ゝ \}ヘ __,ヘ,ィ , 7 /. / ヽ . . . . . . . . . . . . . . l !. . .′ ヽヽ__r ァニ/、 ´- ' ',\. . . . . . . . . . . . .′ . . /r O,..._O } , \. . . . . . . . . . . . . .、 , ‐ 、l弋o( __ノソ, ‐‐ 、 ', \. . . . . . . . . . . .,l \ ,.イ/ `ゝミ__,イ ヽ ', ヽ. . . . . . . . . .ゝ /__`T - _ /// ,_-_- { ̄〉-__、 }二T ̄} \. . . . . . . .|` ー' )_ 〈_ |  ̄/ Tフ 〈〈 /ー、 /∧ `T ´ ヽ. . . . . . .| `¨ /. ゝ、_ ⌒,< ヽヽ /\ /ヽ / / | 丶. . . . . . 【概要】 アコがプリキュアに変身した姿。
https://w.atwiki.jp/girls_games/pages/98.html
2012年。思えば昨年のスレは乙女ゲー的KOTY史上最も平穏だったと言えるだろう。 ヤマノテ、うたプリ、再会・・・皆それぞれに個性溢れるクソさを備えていた。 そんな猛者の追随を許さぬほどの強烈なインパクトで大賞をもぎ取ったキミカレ。 彼が残していった笑いの渦は、乙女たちに束の間の休息と安穏を与えてくれたのだ、と今更ながらに思う。 2013年――豊穣の年とされた中で、特に異彩を放ったクソゲー達を順次紹介していこう。 我先に、と先陣を切って現れたのは『NORN9 ノルン+ノネット』(オトメイト)。 タイムスリップ、旅する船、異能力といった興味を引くキーワード、高水準の絵、かの有名な植松伸夫氏の 手がけた音楽。 3人の個性豊かな主人公や脇カップリングなど、人を選ぶ要素はあるものの魅力的な雰囲気を纏っている。 そう、魅力的だったのだ・・・蓋を開けてみるまでは。 今作は“どこかが違う”大正時代に、現代を生きる少年がタイムスリップしてきたところから物語は 始まる。 能力を持つが故に集められた特使達、厨二心をくすぐるデザインの戦闘機や飛行船、人型汎用ロボット 兵器、テレビ、自動販売機、キッチンが完備された船内には、謎のヒヨコが忙しなく動き回っている。 「どこかが」違う、というレベルではない。 これらを見てプレイヤーが感じた違和感を代弁し、本編へ繋げててくれるのが前述の少年“空汰”の 役割なのだろう。 ・・・と思ったがそんなことはなく、彼はプロローグで謎ありげにタイムスリップしてくるのみで、以降は 完全に空気と化する。 しかし、全く意味のないキャラかと言えばそうではなく、彼の正体に関しては物語内でちゃんと 明かされる。しかし本編とは直接関係がない。空汰とはなんだったのか。 そもそも物語の大半が船内での出来事であり、地上に降り立ち大正デモクラシーを感じることは一切ない。 更に、物語が進むと「実は船の中だけが西暦8000年だった」ことが判明する。大正時代にした意味は あったのか。 ではその『外だけ大正時代の飛行船内』では一体どんなストーリーが展開されるのかと言えば、ほとんど 何もない。 余計な詮索はするな、馴れ合いなんぞ必要ない、いずれ敵になるかもしれないのだから――― このように、嫌というほどに「仲良くするな」と言われているのにも拘らず、必要以上に仲良くする 若者達の様子を見せつけられるだけである。 一応後半になると“リセット”という文明を初期化させる計画があり、主人公達は“リセット”を行うため の人柱だったという真実が明かされる。 空汰が感じた「大正時代だけど大正時代じゃない」という違和感は、この“リセット”を繰り返してきたが 故のずれ・・・とのことらしい。 はてさて世界の命運を賭けたその計画について知った主人公達はどうしたのかというと 「主人公の一人が攫われ戦争の道具にされていたところを救い出したら、リセットなんて話は最初から なかったようにいちゃいちゃ」 「仲間がピンチに陥っているというのに、攻略対象と過去に行きカウンセリングしたら、リセットなんて 話は最初からなかったように(ry」 「リセット管理側の人間が自らの組織に疑念を抱き、ヒロインの記憶を本人に無断で消し、役目を捨てて 逃亡してリセットなんて(ry」 「黒幕に洗脳され攻撃を仕掛けてくる攻略対象を主人公が正気に戻したら、なんやかんやで黒幕は死んで いて(ry」 ・・・というように「リセット? 世界の命運? しらねーな!」と言わんばかりに何事もなくいちゃいちゃ するだけ。 中にはこの“リセット”という真実が明かされないまま終わってしまうルートも存在する。リセットとは なんだったのか。 彼らが船内で行った事と言えばほんのちょっとの戦闘と内部犯探しで、残りは全て恋愛に割り当てられて いる。 いちゃいちゃする以外に何もしていない、総じて恋愛脳の若者集団に人類の未来を託すなんて・・・頭の 痛くなる話だ。 シナリオが駄目でも恋愛描写に萌えられればそれでOK!という乙女もいるであろうが、悲しいかなその 恋愛部分も非常に中途半端である。 お互いを監視する為にペアを組んだのに、次章では既に両思いになり、乙女ゲーの要でもある恋愛過程は 早送りをしているかのように急激に進んでいく。 「お前らいつそんな関係になったの?」と悩むプレイヤー。だが、画面の中の彼らはプレイヤーなど お構いなしに絆を深めていく。 そしてその果てに待っていたのは・・・乙女界のリーサルウェポン、唐突なエロ展開である。 ここは無法地帯か。 エロ展開が仕込まれているのは全9ルート中7ルートもあり、未遂や事後、酷い場合は最中という無駄な ラインナップ。 それらの向こう側に浮かび上がる「これで乙女共は萌えるんだろ?」と言わんばかりのライターの ドヤ顔は、ふつふつと怒りすら湧き上がってくる。 大風呂敷に折り目すら付けられなかったシナリオに、空汰の圧倒的ツッコミ不足により、誇大広告に 成り下がった“大正時代”の世界観。 トドメのエロ展開という地雷が決定打となり、本スレでは非難が続出。 「シナリオ型クソゲーのテンプレ」とまで言わしめる羽目に。 発売前の魅力的な雰囲気はどこへやら。中身のあまりの粗悪さに、今作はとある乙女から「黒焦げの フォアグラ」と形容されたのだった。 1000年に1度と称された酷暑が日本列島を襲った8月。 うだるような暑さに喘ぐ乙女達を色々な意味でぞっとさせたのが『しらつゆの怪』(オトメイト)である。 怪談百物語をベースとし、ダミーヘッドボイスを採用する事で、背筋が凍りつくような冷感と年下男子達 による萌えを与えてくれる新感覚の乙女ゲー・・・になる予定だった作品である。 今作は前述の『ノルン』と同じオトメイト発であることから比較される事が多く、ノルンが「黒焦げの フォアグラ」ならば、こちらは「味のない肉じゃが」だと形容された。 割と定番のホラー×乙女ゲームというレシピに、使用した素材は百物語&年下男子と決して悪いものでは ない。大きな問題は調理法にあった。 今作をプレイし始めると嫌でも目に付いてしまうのが、ライターの日本語力を疑う悪文の数々である。 例として、以下の一文を参照していただきたい。 「彼は三日月形に唇をゆがめ、そして、私をじっと見て笑顔で笑った。目は真っ直ぐ私を捉えて離さない。 まるで太陽を見ているように眩しそうに目を細めて、微笑んだ。」 「笑っている」という状態を難解かつロマンチックにしようとして、ニュアンスの綺麗な表現をバランス 関係なしに貼り付けた結果がこれだ。 この文章を読んで、正しい日本語だと思える人間は一体どれくらいいるだろうか? こんな文章で全シナリオが構築されているのは、もはや文字通りの「怪」。頭痛が痛くなる。 文章がこのような状態であるのだから、ストーリーがまともな状態であるはずがなく。 掴みとして重要な共通ルートは出会い→自己紹介→OP→百物語と淡々と進みすぎて、繋ぎの部分が 雑過ぎる上に恐ろしいほどに短い。 進めていけば雑さも無くなっていくのかと思うがそんなことはなく、謎も伏線も用意するだけ用意して おいて全ては闇の中に葬り去られ。 意味深な発言に意味はなく、攻略対象の正体は最後までわからないまま。 「全ての真相を知っている」という隠し攻略対象のシナリオですら「正体は察してください」状態。 前述した悪文の余計な相乗効果もあって考えれば考えるほど理解できず、考える事を止めても理解に 苦しむという絶望に苛まれる。 今作の要である百物語についても、キャラが話している最中に他のキャラが某お笑い芸人のようなノリ 茶々を入れてくる為、恐怖感がごっそり削がれてしまう。 探索パートでは一応のホラー感を味わう事も可能ではあるが、キャラの無駄な茶々のせいでせっかくの ホラーチックな雰囲気が台無しだ。 シナリオが駄目でも恋愛描写に萌えられればそれでOK!という乙女もいるであろうが、驚くことにその 恋愛部分は皆無に等しい。 距離が近づくような描写もイベントも何もなく、ついさっきまで「好きかどうか解らない」とすら 言っていたのに・・・ 百物語という名のナンパで知り合っただけで、後はほんのちょっと行動を共にしただけだというのに、 次の瞬間には両思いになりキスまで済ませる始末。 しかもこのキスシーン、無駄にねちっこく描写されているだけでなく、やたら生々しい吐息やリップ音付き。 2人はいつ、どこで、どんな過程を経て、お互いのどんなところに惹かれたのか。EDを迎えてもわからず じまいである。 後日談という名のおまけで明らかになるのかと思いきや、中身はただエロいシチュエーションが描かれて いるだけ。ここは無法地帯か。 恋愛過程もシナリオもダメならばキャラ萌えだけでも・・・と救いを求める乙女達の手を振り払うかの 如く、キャラクターも総じて酷い。 マイペース、ムードメーカー、ツンデレ、クールなどといった個性を持つ攻略対象たちが、個別ルートに 入った途端唐突にシスコン化、ヤンデレを発症、主人公の血を飲みたがったり等、謎の豹変を見せる。 これらに関して本編中で説明される事は一切ない。 だが、そんな彼らでも主人公と両思いになったら唐突にいちゃつきだし、無駄にエロいキスまで済ませて しまうのはもはやテンプレートである。 豹変すら帳消しに出来るほど魅力的な主人公なのかといえばそうでもない。 というより、今作で最もぶれまくりなのがこの主人公なのだ。 「守りたいけど守られたくないの。」「行きたいけど行かせたくない。でも行ってほしいの。」 「言いたい事がたくさんあるのに何を言いたいのかわからない!」等 攻略対象からも「お前何言ってんの?」という辛辣なツッコミが入る程に意味不明な言動を繰り返し、 怯えていると思ったら急に上から目線になったり、自己中心的な言動を見せたかと思ったら急に ネガティブになったりと一貫してブレまくっている。 公式設定では「人と距離を置きたがる性格」のはずが、ちょっと行動を共にした相手とキスをしてしまう。 距離感もへったくれもない。 気力を削ぐ悪文の蔓延るシナリオに、起承転結の“起”“結”以外を消し去ったかのような恋愛面、 悪い意味で個性的過ぎて理解が追いつかない主人公達。 見えない地雷が故に数多の阿鼻叫喚を呼んだ今作は、ホラーというジャンルもあってかの伝説のクソゲー 「四八(仮)の乙女ゲー版」とまで言わしめた。 以降もクソゲーの襲来は相次いだ。 しかし『ノルン』『しらつゆ』の双璧を前に、己の小粒さを嘆いて敗退していく。 大賞争いはこの2作に絞られた・・・誰もがそう確信し、早くも来年度へと想いを馳せていた間、奴は 息づいていた――大いなる衝撃と、笑いの渦を携えて。 昨年度の『再会』に続き、もしもしの国より出でた年末の魔物『ボーイフレンド(仮)』(サイバー エージェント)、満を持しての登場である。 今作は、妙に印象に残るCMでお茶の間の話題となった「ガールフレンド(仮)」の乙女ゲー版である。 このGF(仮)と同様、今作も「耳で萌える恋愛カードゲーム」を謳っており、登場キャラ全員に声優陣に よるボイスが付いている。 ただし、ボイスはいわゆる「フルボイス」ではなく、キャラ一人につき5種類ほどあるのみ。 そこはもしもしゲーのご愛嬌と言ったところか。 今作をプレイする上でどうしても気になってしまうのが、システム周りの難である。 異常に遅い上に途中で止まったり消えたりする文字表示速度。これにイライラしてつい連続でタップして しまうと、突然ホワイトアウトしフリーズを起こす。 プレイヤーレベルを上げる為のコマンド、「登校する」にも同様のバグがしょっちゅう起こり、苛立ちと ストレスの二重連鎖が萌える暇を与えてくれない。 チュートリアルもすこぶる不親切で、上記の「登校する」コマンドの他に教えてくれるのは、「出会い」 という名の課金ガチャの仕様と、「魅力アップ」という名のカード強化方法、強化したカレで5人編成の デッキを組み、他プレイヤーと戦わせる「カレバトル」のみ。 今作中に登場する「攻コスト・守コスト」「アルバイト」「デート」といった要素は、チュートリアル 終了後に自分で調べなければどういうものか解らない。 更に「攻コスト・守コスト」に関しては、コスト上限値を明らかに超えた編成でもバトル可能という、 その存在意義を問うバグまで仕込まれている。 気軽にプレイできることがもしもしゲーの利点のはずなのに、ご覧の面倒臭さ。なんとも気力の削がれる 仕様である。 肝心なシナリオ面はどうかというと。 プロローグこそ「卒業パーティーのダンスのお相手は誰にしよう・・・?」という短すぎる共通シナリオが 入っているが、後は全8話の個別シナリオのみ。 最初の1話以外はそれらは最初の1話以外は「ステップアップ」というこれまた面倒臭い作業を行う事で どんどん解放されていく。 3話までは重複している同じカレを使用することが解放条件となっているが、それ以降はカードのレベルに 応じた 「キー」を使用しなければならない。 勿論これらの仕様はチュートリアルではほとんど説明されず、キーに至っては自力で調べないと使用用途が わからない。 解放されたシナリオは恐ろしいほど短い。キャラが登場し、主人公と申し訳程度の会話をしただけで終了。 続きはステップアップで! 魅力アップにも役立つカレを3人も消費し、キーを総数50個も使用したにも関わらず、解放された ストーリーは小学生の作文並みの短さ。 骨折り損のくたびれもうけとはこのことを言うのだろう。 更に、プレイの仕方によってはシナリオの整合性もおかしくなってしまう。 カレにはレア度というランクがあり、カレ1人ひとりに6つあり、それに応じて主人公とカレの関係が密に なっていく仕様となっているのだが 密になっていく過程はシナリオ中で一切描かれてはおらず、自己紹介後に解放された1話を見ると、 いきなり仲良くなっている。 さらに、出会い方によってはつい先ほど自己紹介を見たばかりなのに、いきなり抱きつかれたり 抱き合ったり腰に手を回されたりと、シナリオの整合性がおかしなことになってしまうのだ。 これを解消するにはRランクと出会う前にNランクと出会えばいいのだが・・・ガチャはランダムだし 登校で出会えるキャラは決まっている。 解消法はないに等しいのだ。 さて、今作のおおまかな内容を説明したが、多くの者が「これが年末の魔物? ハハッ、ワロス」と鼻で笑った ことだろう。 ・・・安心するのはまだ早い。本題はここからである。 今作の最も強烈な問題点―――Twitterに続々と挙げられた衝撃の画像の数々に、スレ住民達は驚愕し、 戦慄し、腹を抱えて笑った。 素敵な模様入りのペンを落とした透明人間。「よう。今帰りか?」と話しかけてくる幼馴染の生首。 人間観察が趣味だというパンクな生首。 呼ばれて振り返ると、そこにいたのはのっぺらぼう。主人公が見つめる先には宙に浮いた顔面。 「さっきから俺のことを見てるけど、何か用か?」と言うハゲた生首。 「科学室、使ってもいいですか?」と言ってくる頭の無い眼鏡男子。 別の意味で「大丈夫ですか・・・?」と言いたくなるハゲの生首。 ランチに誘ったキャラが次の瞬間にはハゲ化、生首化、顔面センター化。 ・・・おわかりいただけただろうか? 今作が“伝説”とまで称された所以、それがこれらの「立ち絵バグ」である。 これらのバグ報告画像はTwitter民によって瞬く間に拡散され、ゲームニュースを扱うブログが嬉々として 取り上げる異常事態となった。 イケメンの身に起こったこれらの超現象は、プレイヤーはおろか画像を見ただけの人達にも強烈な インパクトを残していったに違いない。 以上3作をノミネートとする。 今年度は日本列島に押し寄せた数多の台風たちの如く、強力なクソゲーが現れては乙女達に襲い掛かって きた。 安堵したのも束の間、畳み掛けるかのように次なる強力なクソゲーが現れ、休む間もなく乙女達は再び 彼らに挑む。 疲弊の余りにクソゲーの暗黒面に堕ちる乙女が続出。 スレは荒れては落ち着き、また荒れて・・・を繰り返し。 全てが終わる頃には、乙女達は真っ白な灰と化してしまった。・・・2011年の悪夢のように。 何故黒歴史は繰り返されてしまったのか。 それは、今年度門を叩いたクソゲー達の大半が「シナリオ型」のクソゲーだったためである。 シナリオとは乙女ゲーにおいて最重要項目であるが、その中身については「好みの範疇」が適用される ためクソゲーか否かの判断が難しい。 未だに2011年度の一件がスレを荒らす種となっているのは、この判断の難しさが故である。 しかし、上記の3作には、2011年度とは根本的に違った要素があった。 話を書く上での基礎中の基礎“起承転結”が成り立っていないのだ。 “起承転結”の“承・転”を削り、代わりに無駄なエロ展開を無理矢理差し込んできた『ノルン』。 “起承転結”全てが悪文で構成され、“転・結”のフェードアウトと同時にエロ要素を捩じ込んだ『しらつゆ』。 “起承転結”がほとんど存在しない上、下手をすれば整合性が迷子になってしまう『BF仮』。 これは「好みの範疇」を語る以前にまず、「読み物として」問題である。 2011年の悪夢を経ても尚、斜め上の方向で進化を続けるシナリオ型クソゲー達の中で、これら3作が ノミネートとなったのはもはや必然と言えよう。 では、この3作の中に今年度の大賞に相応しいクソゲーは存在するのか。 その答えは・・・『否』である。 3作とも読み物の礎である“起承転結”がなっていないという時点で、他作品よりも秀でたクソゲーだと 言える。 しかし、これらは全て今年度の大賞として君臨するには決定打に欠けているのだ。 まず『BF仮』。起承転結などあってないようなものではあるが、シナリオ中にエロは皆無であり、 もしもしゲーにしては珍しいほどクリーンな内容となっているのは評価に値する。 衝撃的な立ち絵バグの数々も現在は落ち着いており、乙女達の検証の結果、配信当初のアクセス集中による サーバー負荷が原因という結論となった。 文字速度の遅さや頻発するフリーズ等システム周りの難は残っているが、基本無料という点を踏まえれば 他2作に遥か劣る。所詮、話題作といったところか。 では、残った『ノルン』『しらつゆ』の双璧のいずれかが大賞に相応しいかと言えば、多くの人間が首を 傾げるだろう。 起承転結は崩壊し、伏線は大暴投、もしもしゲーでもないのに付いてくる無駄なエロ要素、その果てに 見えるライターのドヤ顔・・・擁護できないほどクソであるのは確かだ。 だが2作とも「シナリオ型クソゲーのツートップ」止まりで、どちらもシナリオ以外にクソ要素が 見当たらない。 例え黒焦げのフォアグラでも、焦げた大部分を取り除けば食べられないこともないし、味のない 肉じゃがは、無駄なアレンジもなく一応レシピどおりに作られてはいる。 問題は『どちらの料理に金を払うか』という部分なのだ。 その選択こそまさに「好みの範疇」ではないだろうか。 無理に食べられる部分を探り当て、味のなさに目をつぶって、食した料理に金を払う必要はあるのか。 金を払う事で悪夢が繰り返されると解っていても―――――その答えは・・・『否』なのである。 よって、2013年度は『大賞該当作無し』とする。 黒焦げのフォアグラ『NORN9 ノルン+ノネット』。味のない肉じゃが『しらつゆの怪』。 この2作を次点に置く事で、今年度の乙女ゲー的クソゲーオブザイヤーを締めさせていただく。 どちらの料理に金を払うかは、貴女次第―――
https://w.atwiki.jp/viptohothtitle/pages/13.html
目隠しして「なーんだ?」って顔にチンポ当てたい東方キャラ うなぎ屋の換気扇の下で、一緒に白飯をかきこみたい東方キャラ マンコと肛門直つなぎにしながら「メビウスの輪乙www」って 腹パンしながらゲロをぶっかけたい東方キャラ フルフェイスヘルメットを被らせてその中に手榴弾を入れてやりたい東方キャラ ガンダムの中で一番好きな東方キャラ 二次創作では原作とは明らかに性格が違うことが多い東方キャラ 毎日料理を作ってくれるような幼馴染的な関係になりたい東方キャラ 東方Projectのキャラで一番美人なのはやっぱり小悪魔ちゃん 今年一番お世話になった東方キャラにありがとう言うスレ ぬいぐるみになって寝るときに抱きしめられたい東方キャラ 毎朝起こしにきてくれる幼馴染的な関係になりたい東方キャラ ラブラブちゅっちゅしたい東方キャラ とにかく譲れない東方キャラ おちんぽみるくごっくんしてくれそうな東方キャラ おでことおでこをあててお熱を計られたい東方キャラ エレベーターや自動ドアを初めて見てビビりそうな東方キャラ お姫様抱っこしながら初詣に行きたい東方キャラ 笑顔が最もかわいい東方キャラ 神輿の上に乗せて大勢で担ぎあげたい東方キャラ 今年もだいだいだーい好き愛してるよちゅっちゅな東方キャラ マッサージと称して性感体を重点的にもみもみしたい東方キャラ 両思いでラブラブだけど実は血の繋がる姉or妹だった東方キャラ 注射を異常なまでに怖がりそうな東方キャラ 大自然の中で一緒に野鳥観察したい東方キャラ 東方で真剣に愛してるキャラ 両脇に抱えて寝たい東方キャラ 東方キャラに愛を叫ぶ 冷たくなった素足を布団の中でピトッとくっつけられたい東方キャラ 満足するまでずっとキスしていたい東方キャラ 東方でマジで結婚したいキャラ お目覚めのキスされたい東方キャラ 一番可愛くて綺麗な東方キャラ 風呂に入ってる時の表情が間抜けすぎる東方キャラ 戦で瀕死の重傷を負った所を膝枕して貰いたい東方キャラ ふたなりちんぽをペロペロしたい東方キャラ 背中にアイロンかけたい東方キャラ ベッドに縛り付けられて足コキしてもらいたい東方キャラ 弾幕を潜り抜けて接近し至近距離で愛を叫びたい東方キャラ 東方で足で踏みつけられたり、足を舐めさせられたりしたいキャラ 甲冑姿がとても似合いそうな東方キャラ 実生活に支障をきたす東方キャラ だいしゅきホールドされながら中出ししたい東方キャラ 耳くそ鼻くそ爪の垢までいとおしい東方キャラ ウエディングドレスが似合いそうな東方キャラ 乾燥ひじきをクリスマスプレゼントにしたい東方キャラ 唐揚げにレモン汁を勝手にかけて来そうな東方キャラ 遠赤外線で中までじっくり焼いて食べたい東方キャラ 草野球の時、地面に埋めてホームベース役をやらせたい東方キャラ 整形手術を施し、ピカソの前衛絵画めいた顔にしてやりたい東方キャラ 胃と腸の順番を入れ替えて肛門が胃液でドロドロに溶ける様に手術したい東方キャラ 1944年6月6日のオマハビーチに送り込んでリアル弾幕ごっこさせたい東方のキャラ リストや肩が強くて守備に定評のある東方キャラ(56) キャッチャーの送球をバット投げして守備妨害しそうな東方キャラ(15) 将来面倒見のいいオッサンになりそうな東方キャラ 戦後復興を願って「金剛石も磨かずば」を一緒に唄いたい東方キャラ タッチが上手く反応しなくて改札通れない東方キャラ 一緒に知恵を出し合いゾマホンを論破したい東方キャラ 四つ葉のクローバー集めで気づかずに一晩経ってたのは東方キャラ 道端で干からびてそうな東方キャラ 毎日vipで糞スレ建ててほくそ笑んでそうな東方キャラ 自分の親父になって欲しい東方キャラ 帽子についた桃を奪って喰いたい東方キャラ 規制解除で喜んでそうな東方キャラ お前「なぁ今晩いいだろ?」 東方キャラ「昨日したばかりでしょ?」 不死身のターミネーターとなって失禁するまで追い回したい東方キャラ 昼休みは寝た振りをして過ごしそうな東方キャラ 室内プールで泳ぎの練習に付き合ってあげたい東方キャラ 戦場で功を急いて敵の策にかかり易々と捕縛されそうな東方キャラ オナラをした時上履きをキュッキュしてごまかしていそうな東方キャラ 能力使用禁止で現実世界の厳しさを教えてやりたい東方キャラ スキー場の上級者コースにソリで滑ってきそうな東方キャラ ヒトカラしか行ったことなさそうな東方キャラ エッチしたい時に特有の仕草でその意思を伝えてくる東方キャラ 唯「服スレと車スレとプラモスレとベーススレにいそうな東方キャラ」 頼み込めばフェラしてくれそうな東方キャラ ぬか漬けにしたい東方キャラ コンタクトレンズの保存容器に尿を保存したい東方キャラ コンビ組んで謎の遺跡とか洞窟とかを大冒険したい東方キャラ ろくろで回したい東方キャラ レディ・ガガと勝負をさせたい東方のキャラ 鳴っている目覚まし押す代わりに、お尻をタッチしたい東方キャラ とんがりコーンを耳栓代わりにしてそうな東方キャラ 時速60㌔で追い回したい東方キャラ 血風すさぶ鳥羽伏見花は蕾の東方キャラ 異口同音機にかけてやりたい東方キャラ SIRENの世界に落してやりたい東方キャラ 道端で干からびてそうな東方キャラ 部下にして「今日おごってくださいよ~」とせがまれたい東方キャラ ロープ一本でグランドキャニオンを渡らせたい東方キャラ 蟹江・ウエストと一緒に歌わせたい東方のキャラ 駅の自動改札で引っかかってそうな東方キャラ 二人で手袋片方づつつけてあいた手を繋ぎたい東方キャラ 胎児ひっぱり出して、ハエと一緒に転送装置にぶち込みたい東方キャラ 1番甘みがあって美味しい東方キャラ 同じMS MAに乗って出撃したい東方キャラ 幻想郷にデススターが攻め込んできても撃退できそうな東方キャラ