約 728,434 件
https://w.atwiki.jp/kyarakuta902/pages/17.html
⑤エルフの牙狩人・リーフ・アース 性別 :男 誕生日:7月26日 年齢:19歳 種族 :エルフ 特徴 :尖った耳を持つ。 特能 :エルフの夜目(周囲が暗くなると通常の視力では無く、温度で周囲の状況を把握する事が出来ます(正確には夜目ではありません)。) クラス:牙狩人(ハンター) 生まれ:ワイルドファイア大陸の生まれ。旅芸人の一座で、幼い頃から芸を仕込まれて育った 性格 :理性 □□□■□ 感情 狡猾 □□□□■ 純真 秩序 □□□■□ 自由 説得 □□□□■ 戦闘 冒険 □■□□□ 恋愛 口調 :普段は 【男性】男っぽい (俺 おまえ だ、だぜ、だな、だよな?) 敵に対しては 【男性】クール (俺 呼び捨て だ、な、だろう、なのか?) 身長 :やや高い(180cm) スタイル:細身 瞳:赤 髪:銀 肌:普通 趣味 :ランニング 鍛冶 釣り キャッチフレーズ:『思いやりの心を第一に考えています。』 能力値:体 70 技 130 心 89 攻撃力 58 鎧強度 27 イニシアチブ 60 CP 339/355 アピリティ 貫き通す矢×4 回避 267 成長点 954 力 167884 技能 アルバイト・会話術・サバイバル フェイト 41.2 EXP:135501(次のレベルまで 8249) 修練度:74 武器:シールドボウ 防具:革の鎧 道具:初心者マークシール・蒼灯・使い捨ての回復薬・携帯ゲーム機・携帯音楽プレイヤー・バンダナ バトルタイブ:攻撃 『大地』のアルコバレーノ ini:330 GUTS:7000 パワー:200 ソウル:330 経験:3715 タクティクス:305 卒業後の進路:都会で、食事を提供する仕事としてアルバイトしている。 自己紹介:誕生石は、ルビーで実は大の食いしん坊しかもドS。集めているものは、ルアーでじっとしているのが大嫌い。イメージカラーは、狐色で好きな音楽はラップ。好きなスポーツはバレーボールで、好きな花はスズラン。星座はしし座で、好きなテレビ番組は歌番組。好きな映画は天使にラブソングを2で、好きなブランドはカルティエ。つっこみかボケで言ったらボケで一日に読む本は3冊。部活は手芸部で、通称はさんつけ。手の長さは普通で、足のサイズは25.0cm。髪型はショートで、握力は18kg。好きな言葉はなんぼのもんで好きな女性のタイプは、明るい人。好きな芸能人は、ハリセンボンの近藤 春菜さんで嫌いな女性のタイプは相手の事を考えていない人。得意な事は、手が器用なので裁縫する事で平均睡眠時間は6時間。好きな数字は62で、苦手なものはムカデ。好きな季節は夏で、好きな本は何でも読む。カラオケの18番は渋めの曲(特に 90年代の曲)で、好きな動物はセキセイインコ。長所は子供好きなので子供とかの面倒で、短所は一旦決めたら前が見えないぐらい突っ走ってしまう事。好きな食べ物はせんべいで嫌いな食べ物は、かりんとう。好きな飲み物は何でも飲めて、嫌いな飲み物は梅茶。好きな色はこげ茶で実は、このメンバー内で一番頭がいい。好きな果物は青リンゴで嫌いな果物はぶどう。攻め受けで言ったら攻めで、デートに行くなら遊園地。普段は、温厚でキレる事はないが我慢がたまるとすぐカッとなる。キラとは、情報提供関係の友人同士。好きな人(レース)はいるが、自分で断られたらどうすると思って言えないでいる。(実は、両思い?)リーフの恋の相手が誰かは何人か知っているが、似たもの同士だと思われている。実は可愛い物好きで、シンを狙っているがまったく報われていない。イメージキャストはFUJIWARAの藤本さんで、ICVは杉田 智和さん。アビスからは、よき先輩と後輩の中で実はアビスの学校の先輩。恋愛の事になると、自分から諦めてしまう事がある。キレた時は口調が悪くなるが、普段は優しい。悪気は無いが、時々ガヤをする事もある。初Hは18歳で、女性には何故か好印象をもたれる事もある。掃除・食事当番は金曜日で、部屋番号は802号室。お酒は付き合い程度だが、まだ未成年のためジュースにしている。召喚獣はビラー(タイラントビラー)で、女性から見られているイメージはキスしてみたい唇・スタイルが良い。また、今で言うイケメンである。化学班のリーダーで、日本名の苗字は高橋(たかはし)。好きだった教科は家庭科で、嫌いだった教科は数学。ちなみに、レースのマスターであるが不完全の契約なため不安定になっている。所属旅団は蒼の軌跡で、実は古き一族の末裔だが本人はそれに気付いてない。また、弁護士(司法の資格)を持っているため法律にはうるさい。また、寮の中で構成されるチーム『紅』のリーダーでもある。漢字名は梨芙で、好きなゲームは、シュミレーション系で布団派でもある。海外旅行が好きで、年に何度か行っている。また英語が得意なため、通訳無しで外国の人と話せる。アビスとは2つ違いの先輩で、シンとは顔見知りでもある。うそつきと言われた事が一回だけあるが、ちゃんと説明して信じてもらった。笑顔がとても良く、お腹には傷跡がある。また、ピンの芸人でもある。実は、シン以上にヘタレな所があるが当人は隠している。(周りからはバレバレ)ちなみに、試験に出る問題も得意だがクイズの問題を解くのも得意である。
https://w.atwiki.jp/lefnator/pages/16.html
Left LefNator創設者にして最高指導者。通称は妖怪ショタ狩りジジィ。 自分のことを女の子だと言い張っている。 銃声が鳴るとすかざす突っ込んでいき圧倒的な力で敵を屠り、その姿を人々は「災害の擬人化」「終焉をもたらす者」「殺戮の嵐」などと形容する。 しかし半分くらいの確率でボコボコに返り討ちにされてしまい情けない断末魔と共にキルログが流れてしまう。 プレイするゲームは多岐にわたるが、あらゆるタイトルで謎のネットワークを駆使してショタガキをDiscordに連れ込んでは猥褻VCを行っている。 キチゲ(キチガイゲージ)のキャパが人より少なく、たびたび発狂しバーサーカーと化しメンバーをドン引きさせてしまっている。 上記に挙げた未成年少年への淫行が原因となり現在警視庁からマークされている。 Phenomer LefNatorが生んだ特級呪霊。 自分のことを女の子だと言い張っている。 平壌出身の3XLサイズのデブで黒人でゲイでユダヤ教。 肛門が機能しておらずVC中に放屁は当たり前、その際よく実弾も発射している。 ゲームの腕前と知識は確かでありFPS〜格ゲーまでマルチに実力を発揮している。しかし戦局が優勢になると後述するRonflexと共にイキリ散らかしてしまう習性があり、勝ち確の状況になると2人で敵陣に突っ込んでボコボコにされて真顔になるコントはLefNator内ではもはや名物となっている。 後述するメンバー「かりん」とは交際していた過去があり未だにけつあな確定を狙っている。(本人曰くかりんが過去に「ふぇのまーのこと好きかも」と発言しているらしく、本人はそれを告白と捉えており両思いだと言い張るが真相は不明である) ゲイではあるが通勤中の電車内で若い女を視姦しており鉄道職員からマークされている。 Ronflex LefNatorが生んだ特級呪霊その2。座右の銘は他力本願。 Phenomer同様平壌出身で育ちは大阪西成。好物は酒とヤニとマリファナ。 LefNator内では主に広報と暴言 台パンを担当している。 これまで台パンで机2台、モニター1台をあの世に送っている。 かつて某サドンアタックでは上澄みのプレイヤーとしてブイブイ言わせていたが現在は見る影もなく要介護ゲーマーとして他メンバーに介護されている。 そのくせ図々しく、VALORANT等のタイトルでは味方がミリまで削った敵を倒して我が物顔で「俺のおかげで勝った」と平気で発言したり、EFTでは味方が見つけた物資をしつこく要求したり時には強奪、たまに超人的なプレイを出すと鼻の穴を広げながらいつまでもその話を擦り続ける習性がある。 かもねぎ LefNatorが生んだ特級呪霊その3。 弱者男性。ハゲている。通称は妖怪銀だこ乞食。 過去に「モンスターストライク」と「銀だこ」がコラボしていた際、モンスターストライク内にてコラボモンスターを運極(同モンスターを99体集めて合成すること)にすると銀だこにてたこ焼きが無料で貰えるというイベントの為にセコセコと運極を作って実際に銀だこに出向いて乞食しに行った過去がある。 いい歳こいた大人が週末の繁華街に1人で出向き、恐らく高校生であろう銀だこの店員にスマホの画面を向けながら「アッ モンストデウンキョクツクッタンデスケド…アッハイ」などと戯言を並べてタダでたこ焼きを食べようとする様子を想像すると涙を禁じ得ないのである。 ふぇいたん AIM、立ち回り共に全ての水準が高いLefNatorの火力枠。 フィジカルだけでなくVALORANT等のロールが別れているタイトルで、どのロールでも高水準で役割を遂行出来る頭脳の持ち主でもある。 普段は前述のLeft、Phenomer、Ronflexの狂気じみた行動に呆れているが時折ふぇいたん自身も"片鱗"を見せる為3人からは「こっち側」認定されている。 関西在住の為Ronflexからケツを追いかけ回されているが今のところ上手く回避している。 LefNator内では比較的まともな部類かと思われがちだがその実態は後述するqaz同様サイコパスであり、最近のマイブームは赤の他人の家の敷地に不法侵入し飼われているペットの犬を勝手に散歩に連れ出すこと。 かりん LefNatorの紅一点。 バイセクシャルで両性具有(所謂ふたなり)でオウム真理教信者である。 過去にPhenomerに好意を寄せていた事実があるが本人はそれを黒歴史としているのか頑なに否定している。 LefNator内ではまともな人間のフリをしており、前述したメンバーに度々ドン引きしている。 しかし背中には尊師(故・麻原彰晃)の刺青が彫られており口癖は「尊師の意思のままに」 LefNator内で新参メンバーがネタ的に同教団を弄るとその日以降そのメンバーは姿を見せなくなる、通称"ポア"が発動される。 噂では既に空中浮遊、念力程度は習得しておりゲーム中においても対戦相手の回線から念を送り思想を支配して信徒を増やしている。
https://w.atwiki.jp/malicestella/pages/181.html
絵茶で「フレユリえろ」、という宿題を出されました。 困る! <前半パートのあらすじ> ♀ユーリに告白して両思いになったけど、幼馴染みのあの娘は騎士団を辞めちまいました。 恋人関係は自然消滅して、久々に再会したらしたで温度差に愕然とするフレンちゃん。 星喰みも無事何とかなったし、騎士団長にもなったし、鬱憤晴らそうかな! ラゴウとキュモール殺害を利用してユーリちゃんを監禁・調教うっはうっは。 妄想ギルド MEGALOMANIA 20100220 「――……っていう、夢を視たんだよね。どうしよう?」 凛々の明星の幼い首領は、榛の瞳に困惑の色を浮かべたまま、言った。何か言わなければ、と思うのに開いた口は一向に言葉を紡ごうとはしない。 不本意な沈黙を守るフレンの横からごん、と鈍い音が響き、机が揺れた。ソーサーの上の、カップに入ったコーヒーが衝撃で少しこぼれた。 「ユーリ、しっかりするんだ……」 こぼれたコーヒーを凝視したまま、フレンは言った。それはともすれば自身にも言って聞かせるような含みもあったのだが、如何せん声に張りがない。だって、仕方がない。震えなかっただけ良しとしよう。 フレンの声は、隣で恐らくは机に突っ伏したまま微動だにしない幼馴染みには、届いていないかも知れない。届いてはいるけれど、敢えて聞こえないふりをしているのかも知れない。それは、フレンには判らない。 苦笑を浮かべたまま口を噤むフレンと、表情さえ伺い知ることの出来ないユーリとを前にして凛々の明星の首領――カロル・カペルは申し訳なさそうに眉根を寄せている。そもそも、折り入って二人に話したいことがある、と言いだしたのはこの子供だ。ニュアンスの違いはあったにせよ、二つ返事でフレンとユーリは彼の話を聞くことを承諾し、表通りから少し奥まった場所にある下町の喫茶店に入った。そして、彼が視たという夢の話を聞いた。 「カロル、君は僕のことをそんな目で視ていたんだね」 彼を責めているわけではなく、己の日頃の姿勢を恥じて、フレンは言った。 「そ、そんなつもりじゃ、なかったんだ、けど……なぁ?」 フレンの言葉を否定はしてくれるのだが、子供の語尾は何故か自身が無さそうに揺れる。悲しい。 溜め息を吐いて、それからやっとフレンは隣で動かない幼馴染みを横目で見遣った。机に伏せた姿勢は変わらず、魔導器を引っ掛けた腕がだらしなく垂れ下がっている。 フレンは、もう幼馴染みに声を掛けることはせずに飲みかけのままだったコーヒーを口に含む。口の中には拡がる風味は、苦味より酸味の方が強い。チョコレートが欲しいな、と思いながらもう一口含むその隣で、力なく垂れ下がっていた筈のユーリの手が、今度はばん、という擬音語が聞こえそうな勢いでテーブルを叩いた。コーヒーカップはフレンが手にしていたので、こぼれることはなかった。 「……カロル」 地の底から響くような声、というのは今の幼馴染みが発している類いのものを言うのだろうな、と思いながらフレンは通り掛かった給仕の女性を呼び止める。 「すみません。チョコレートはありませんか?」 やはり、食べたくなった。 「何でオレが女なんだ?」 肩越しに、ゆらりと持ち上がる黒い頭を見る。 「そうですね。チョコレートパフェや、フォンダンショコラでしたらございますが」 給仕の女性は柔らかそうなストロベリーブロンドを揺らしながら、メニューを捲り、指し示した。 「だって、男の人同士でどうするのか、なんてボク分からないもん」 溶けた氷で随分と薄まってしまったジンジャーエールを啜りながら、カロルは唇を尖らせる。 「う……ん。ちょっと一人で食べるにはどちらも多いかも知れないな」 メニューに描かれた柔らかいテイストの甘い絵に、フレンは渋面を作りながら唸った。 「だったらコイツが女でいいじゃねぇか。フレン、フォンダンショコラなら手伝う」 言いながら、ユーリはフレンの首周りに腕を絡ませて引き寄せた。 「では、フォンダンショコラお一つで宜しいですか?」 注文を繰り返しながらも、給仕の持つペンは既に淀みなく伝票の上を滑り出す。フレンはユーリに首を固められたままメニューを閉じて女性に返し、頷いた。 「フレンが女の子じゃ意味ないもん。ユーリ、食べ過ぎだよ」 注文を取り終えた給仕が去り、また三人だけになってカロルは言う。彼の視線は、ユーリの手前のケーキ皿に注がれていた。 「何で?顔だけはいいじゃねぇか、こいつ」三分の一ほど残されていたケーキの切れ端で、皿に描かれたベリーソースを綺麗に掬い上げながらユーリは言った。「それに、お前らが味見したせいであんなの食った内に入んねぇよ」 彼の主張は口に放り込んだケーキで、不明瞭に濁る。子供の言い分は、幼馴染みの指摘とは外れたところにあるのだろうな、とフレンは思ったけれど、言わなかった。友人のある種の身勝手さは長年の付き合いでよく解っていたし、自分に都合良く解釈して勘違いしているのならその内に痛い目を見れば良い。そこまで面倒は見切れない。面倒臭い。 もしかすると自分が彼に抱く親愛の情、或いは執着というものは男女間の愛だの恋だのに似通っているのかも知れない。けれど自覚を促せば、何処かそうした優しく、暖かいものではないような気がしてくる。 子供の視たという狂暴な夢も強ち的外れというわけではないのかも知れない、と甘くて黒い砂糖菓子を待ちながらフレンは思った。 夢オチはお約束。 (20100221)
https://w.atwiki.jp/akozuna/pages/26.html
※夏の終わり 「すれ違い」からの続き。 ◇ 時は夕暮れ、夏の終わりに伴い部屋の灯りもつけず薄暗い部屋の中に想い合う二人が重なる影、そしてひぐらしの鳴く声だけが聞こえる―――。 「…ま、分かってはいたけどやっぱり…ね」 目の前の少女の裸を見て溜息と共にしみじみと呟く。 ――そりゃぁ確かに前からちょっとは沙都子の方が発育がいいなぁなんて思っていたけど…まさかここまでの差があるなんて誰が予想しただろう…いや出来るわけもない。(←反語) 「…ぁ、あんまり見ないで下さいましな…恥ずかしいですわ」 落胆というか羨望というか複雑な発育途上の乙女心が入り混じった視線を少し勘違いして捉えた沙都子はこんなに薄暗くても分かるくらいに、顔が朱に染まっていた。 そういや沙都子は自分の発育の良さに関してあまり快く思ってなかったみたいだった…きっと男子の目とかがあって恥ずかしいのかもしれない。…私みたいのも需要はあるけど、根強い人気はきっと沙都子みたいな子なんだろう…ってあれ何の話だ。 とにかく、沙都子が沙都子である限りどんなに私より優れた身体つきをしていても関係ないわけで…わ、私だってループの世界から抜け出したんだからこれから成長するはず!と願いたい。 「そんな事言ったって仕方ないじゃない。今まで見たくても見れなかったんだし」 「お風呂に一緒に入った時とか着替えてる時とか見てたじゃありませんかっ!」 「それとこれとは別。そんな事言ってると部屋の電気つけちゃうわよ」 「そっそれだけは…! ………うぅ~…梨花は意地悪なんですのね…」 「沙都子には特別なのですよ、にぱ~☆」 「一般的に好きな子には優しくするもんじゃないんですのっ!?」 「ボク達は一般から少し外れているのです、みー」 「…っ」 口にしてから、あ、と思ったけど、やっぱり同性同士がこういう関係になるって言うのは常識から逸脱していると思う。多分私か沙都子かどちらかが男と言う性別なら私も沙都子もあんなに頭を悩ますこともなかったと思うのだけど…。返す言葉が見つけられない沙都子はただ目を伏せて俯いてしまうだけ。こんな顔させたかったわけじゃないのに、失言。 「みー、でもボクは幸せなのです」 「梨花…」 「実る確率が男女に比べて大分低いのに、それでも実ったボクたちなのですよ? 少しズレていてもボクは満足なのです」 「………」 「ボクは沙都子がいてくれたならそれだけで幸せなのですよ」 やはり少し自分の気持ちに、そして今この状況に戸惑いがある様子でいたけれど、その言葉を聞いて何かを思ったのか覆い被さっている私の手を取り自分の頬に触れさせ伏せていた目が私を射る。潤んだ綺麗な緋色の瞳に吸い込まれそうになる。 「そうですわよね…、折角梨花に受け入れてもらえて嘆くなんて贅沢すぎますわね…」 「みー! 沙都子は欲張りなのです」 「全くですわねぇ…ごめんなさ―むっ!?」 ―突然のキス。あまりに勢いづきすぎて二人の歯がカチンとぶつかる。 どうにも私からのキスは強引なものが多いような気がするけど…気のせいよね?みー☆ 「…りっ梨花ぁ!?」 「謝ったら罰としてちゅーしてにゃーにゃーなのです」 「どうしてですの?」 「ボクは沙都子が笑っていてくれた方が幸せなのですよ」 「…っ、………………ゎ…わかりました、わ…」 我ながらなんともこっぱずかしい発言が出来るものだなぁと自分で自分を褒めてあげたい。 でも素直に口に出てきちゃったんだからこれはきっと私の本心なんだろうな、…こんなにクサイ台詞吐くとは思わなかったけど。今まで愛の言葉なんて囁かれた事のない沙都子の顔は100年一緒にいてもみた事がない顔。可愛い。 「そ、それでですね…えっと…これからどうするんですの?」 「へ?」 「あの…だからこれからどうするんですの?」 「これから? …いつまでも仲良く一緒に暮らして生きましょう…?」 「ち、違っ…! そういう事じゃなく…って、梨花!もしかしてわざと?わざとなんですのっ!?」 「え…えぇええええっと…ごめん、何?」 「だからその…何もないんでしたら…私、服を着たいんですけども……ぁの…」 沙都子の言いたい事が理解できた。そりゃそうよね、自分一人だけ裸にされてたら恥ずかしいわよね。っていうか…性の知識が豊富でなくても、好き合ってるもの同士が裸ですることくらいは分かるんだな…とちょっと感心…とちょっと嫉妬。 ――知恵の授業ではおしべとめしべからしか教えてもらってないからきっと誰かから教えてもらったんだろう…圭一?魅音?…考えたら段々ムカムカしてきた。まさか入江なんかじゃないわよね?だとしたらもう絶対沙都子連れて行ったりしないんだから! 「…り、梨花? 聞いてますの?」 「え!? あ、ごめん…ちょっと考え事してたわ」 「…もぅ、失礼な梨花ですこと………こ、こんなに恥ずかしい格好している想い人が目の前にいても物思いに耽るなんてっ」 「ごめんごめん…沙都子怒らないで」 「知らない知らない、知らないもん!」 手足をばたつかせる沙都子もかぁいい。いやちょっと前にも思ったけど今までよくこれで理性保てたわね私。尊敬する。悟史もこんな可愛い妹いて幸せよね、詩音も憎きライバルと思っていたようだけどこれだけ可愛ければどうでもよくなるもんよね。 「ごめんって…大体沙都子を目の前にして他の誰かの事考えてるわけないでしょ」 「だ!だって目が遠く見てましたわよ!」 「え…そうだった? それは気づかなかったわ。ごめん」 「別に気にしてませんけど! どうせ私にはそんな魅力ありませんものね」 「沙都子、今日は何でそんなに怒りやすいの~!?」 「だってだってだって!! …………………梨花が他の人の事考えてるの見るの嫌なんですもの…」 「…………」 「私、梨花を好きになるまでこんなに自分が嫉妬深いなんて思いもしませんでしたのよ、ホントですのよ? …聞いてますの梨花ぁ?」 ――聞いてます!聞いてますとも!なんだっていうのこの子の凶悪的なまでの可愛さというものは!もうそろそろこんな台詞もくどいって分かってる!でもこんなに可愛いなんて反則よ!私どうしよう!!これから先こんな葛藤と常に戦いながら日々沙都子と生活していかなくちゃならないのかしら…幸せなんだけどでもその内理性が崩壊しそうだわ……あぅ。 とりあえず据え膳食わぬは一生の恥とも言うし、両思いになった事だし頂いちゃってもいいかしら…いいわよね、沙都子裸だし。ではでは…いただきま―― 「も、もしかして梨花…私の事好きって言うのは冗談だったりしません…わよね……?」 ――は? 「そ…その私が好きだから仕方なく好き、って言ったわけじゃない…ですわよね?」 ――あ、こりゃヤバイ。ちょっとちょっとヤバイヤバイ警告出てきた警告。 「なんで…そう思うの…ですか?」 「いえ…ただあまり嬉しそうに見えない…というか…その」 「何? 何よ? 言いたい事あるならちゃんと言いなさいよ」 ――ほらほらほらほらちょっとヤバイ方向に進んできたわよ…!ちょっと、誰かー! 「…あまりそういう感情を梨花から感じないので…やっぱり私、迷惑だったかしら…と」 ――プチ って頭のどこかで音した。多分。いや絶対。 「そんなわけないでしょ! 今だって…今この瞬間だって! …一生懸命戦ってるんだから!!!」 「…は? 戦ってる?」 「そうよ! 100年しか生きてないけど千載一遇の大チャンス!こんな状況にまさか陥れるかと誰も思わなかった!だから今!私は!どうしたらいいのか分からない!それは何か、そうそれは沙都子への想いよ!沙都子が私に対しての想いを一つ一つ紡いで私に教えてくれる度に、今まで私は沙都子に対してよく何もしないで済んだわねって自分で自分を褒めてたわよ!沙都子が嫉妬深い!?何よそんなの私なんか嫉妬ばかりの毎日だったわよ!圭一に頭撫でられてにこにこしちゃって何よ!どうせ私は圭一や悟史みたいに手も大きくないし抱きしめても沙都子の全てを包んであげられるくらい背丈も大きくないわよ!私なんかにぱーとかみーとかしか可愛いって言ってもらえないし、どうせ胸だって沙都子より小さいわよ!だから何だっていうの!?こ れ だ け 沙都子を好きなのにそれを嘘だって!?沙都子をこんなに好きなのに疑うの?何でなのよっっっ!!!」 「………ぇと………り、梨花…………?」 「沙都子が私を好きになってくれるわけない、そんな事あるわけないってどれだけ自分に言い聞かせてきたと思ってるの!貴方がいない生活なんて考えられないから貴方に嫌われないように嫌われないように一生懸命だったわよ!沙都子が私を想うより先、貴方が生きてる年数よりもっともっと長い時間貴方を好きな私の気持ちが嘘だなんて、それこそありえないわよ!」 「…ぁ…あのぉ…」 「だから!それだけ長い期間欲求不満な人生送ってきたんだから少しはその幸せをかみ締めたっていいじゃないのよおお!!!」 もう何がなんだかわけ分からないけど沙都子への想いが嘘だと思われた事が悔しくて泣けてきた。今までこんなに一気に言葉を発した事あるかどうか分からないくらいに喋ったけど…自分でも何言ったかよくわからないや。ごめん沙都子。 「り、梨花? …だ、大丈夫ですの?」 「何よぉ…まだ疑うつもりなのぉ…うぅっ、信じてよ沙都子ぉ」 「えぇ、信じますわ…その梨花を泣かせるつもりはなかったんですのよ…」 「うううぅぅう…沙都子のばか…バカ…バカバカ」 「ええ、ええ…私はバカですわね…本当にごめんなさい」 「うううーーーっ」 「梨花」 「何よ沙都子…っく…うぅっ」 「もう…自分で言った事も忘れてしまったんですの?…仕方ない梨花ですこと」 「さ、沙都子が何言ってるの、か…っ分からないぃ~」 私の両頬に添える沙都子の手に力が篭る。引き寄せられる、唇に。涙していた私の両目を開いた時には沙都子の緋色の瞳に私がうつるくらい近くて。 ―――あ、思い出した。 と、同時にちゅ、鳥の鳴くようなと音を立てて口付けられる。 「…梨花、ごめんなさい」 「貴方を信じれなくて、ごめんなさい」 「泣かせてしまって、ごめんなさい」 「今まで我慢させて、ごめんなさい」 沙都子が一言謝るたびその都度、その都度私の唇に柔らかい感触が何度も何度も触れる。 最初は唇だけだった口付けも頬や涙が溜まっている瞳や、瞼、おでこ、指先、掌。出来るところ全てを沙都子の唇に慰められる。なんだかくすぐったくて顔が綻ぶ。 「…やっと笑ってくれましたわね」 「…ん、ちょっと落ち着いた…ありがとう」 「いえ…私の方こそなんだか失言してしまったみたいで申し訳なかったですわ」 「あ…ぁあ、気にしないで…なんだか勢いに任せて恥ずかしい事口走っちゃったわ」 「んーまぁ要所要所意味が分からないところもありましたけど、でも一応は理解したつもりなんですのよ」 「…う~ん…出来れば忘れて欲しいんだけど」 「忘れてしまっては梨花にどれだけ想われていたのかも忘れてしまう事になりますからそれは却下ですわね」 「…沙都子はイジワルね」 「おあいこではありませんか」 「そうね……」 でも、と思い出したように沙都子は紡ぐ。 さっきの梨花はまるで圭一さんのようでしたわね―――なんて。 ◇ 「―それで? 梨花は結局一体何に耽ってたんですの?」 「え? …あぁさっきの話?」 「他に何かありますのっ?」 「ふふふ…、言ってもいいけど聞いたらちゃんと答えてくれる?」 「え、んー…聞かれる内容にもよりますけど、善処しますわ」 「約束ね。―えぇっと…その、私とこれからするだろう…事について、なんだけど」 ―ボンという音と共に沙都子の顔が突然真っ赤に染まる。 「………っっっ」 「…それは誰から教えてもらったの…か気になっちゃって、誰から聞いたの?」 「えぇぇええっと…そ、それは答えなくちゃだめ、ですわよね…?」 「うん」 当然即答。当たり前。私の沙都子にいらん知識を…って別にいらん知識でもないけどなんか汚された感じがする。 「ですわよね……………。えと…た、鷹野さんとかレナさん…とか」 ――ナンデスッテー!? 「とか!? とかって…ま、まだ他にもいるの!?」 「え、ええ…あとはねーねー…、詩音さんや魅音さんにも…」 「なっ!? って大体私たちの身近な人たちばかりじゃないの!ていうか私そんな事聞いた事ない…!!」 「確か、梨花には教えなくてもいいとかって言ってましたわね」 「何でよ!!」 「…さぁ?そこまではさすがに分からないんですけど…」 「まぁいいわ…それで? どこまで聞いたの?」 「どこまで、って特に…言うほどのものでも」 「だ、だってほとんどの女性陣がHOW TOを教えてるじゃないの!」 「ええ…でも相手は男性との場合ですし、それは梨花に対しては当てはまらないのでございましょう?」 ――確かに男女の凹凸である凸の部分は私には当然沙都子にもついてないわけだし、沙都子の言いたいことも分からなくもないんだけど。 「全く当てはまらないかって言ったらそうでもないんじゃないかしら」 「そうなんですの?」 「ん…、ほら、圭一の家に前に遊びにいった時圭一のお父さんの本、ちらっと読んだことがあるのよね」 「え?確か圭一さんは見せてもらえないって言ってませんでしたっけ?」 「…ん、ま…そのほら…そこは、ね…こう…」 圭一と身体の関係がある世界で知った話だから沙都子に話しても分からないわよね…伊知郎が同人作家って言っても。ましてや百合作家なんて言っても穢れてない沙都子の事だし、お花を描かれるんですの?なんて言いかねない。 「―梨花?」 「ああ…また考え込んじゃったわね、ぅん、でもまあとにかくやろうと思えば何でも出来ると思うわ」 「世の中には知らない事がまだまだたくさんあるんですのね…」 「知らなくてもいい事もあるけどね…」 ――…とは言え純真無垢だった沙都子に吹き込んだ奴らめ…後で覚えておきなさいよ…!今度変なことしたらお供え物キムチにするんだから…っ!!! あーどっかであぅあぅ聞こえる、気がする。 「で、…梨花、あの私はどうしたらいいんですの?」 「どうしたら…って沙都子はどうしたいの?」 「…どう、って…………あの、り…」 「り? …り………???」 「……梨花を感じたい…ですわ…………」 「……………………」 ―くらっ、と眩暈が。一瞬でも輪姦なんて思った私がバカでした。 「…だ、だめでしたら…そのっ全然構わないのですけど…あぁあのっ…そんな、あの」 「…危なく襲い掛かりそうになってしまったじゃないの…、沙都子…貴方さっきから何回私の理性を打ち砕くつもりなのよ」 「べべっ別にそんなつもりじゃありませんのですけど…!」 「まあいいんだけどね、元々そのつもりだったし」 「そっ、そうなんですの!?」 「ええ…ずっとずっと我慢してたわけだし、ね…」 「それは申し訳ないことをしてしまいましたわね、ごめんなさ―――ぁ」 沙都子の言葉を皮切りに、今まで待ちに望んだ行為が始まった――― 夏の終わり 「温もり」に続く。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/34430.html
登録日:2016/05/25 (水) 15 28 18 更新日:2021/04/07 Wed 05 40 22 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 SF SFファンタジア地上編 らぶこ ビッグコミックフォアレディ プチフラワー 小学館 漫画 私を月まで連れてって! 竹宮惠子 『私を月まで連れてって!』とは、竹宮恵子(現在は竹宮惠子)による近未来SFラブコメディである。 全6巻(完全版全6巻)。 1977年から1986年にかけてSFファンタジア地上編、ビッグコミックフォアレディ、プチフラワーにて連載された。 また、連載終了後にスピンオフ後日談である『ブライトの憂鬱』が月刊MELODYにて掲載され、全2巻(文庫版全1巻)で出版されている。 タイトルはジャズの名曲『Fly Me to the Moon』に由来している。 しかし宇宙科学にとどまらずあらゆる現象を年の差カップルが日常のドラマとして描いており、SF初心者にも楽しみやすい内容となっている。 【あらすじ】 今から100年ほど未来の21世紀後半。 NASA所属A級宇宙飛行士のダン・マイルドは民間船の事故をきっかけにニナ・フレキシブルと出会い告白される。 17歳年下の彼女を最初は軽くあしらっていたが、やがてタイムパラドックスによりお互い時空を跨いだ初恋の相手だと知る。 そして両思いとなったカップルの周りにはいつも楽しい騒動が待ち受けているのであった。 ※以下、ネタバレを含むので注意。 【主な登場人物】 ダン・マイルド NASA第一宇宙軍所属の宇宙飛行士であり、軍人。 奇跡のような優秀さでパイロット・コースを卒業し、銀河一のスペースマンと称され、宇宙飛行士を目指す間で知らない者はいないほどの有名人。 物語当初は少佐だったが、『ブライトの憂鬱』では准将にまで昇進している。 恋人のニナとは17歳差の年の差カップルだが、彼女のことを緊急事態に全力で助け合うほど信頼し、愛している。 性格はプレイボーイで懐古主義者。 他人を思いやる気持ちを持っているが、おもしろそうなことにはついからかって首を突っ込むことが多い。 ニナ・フレキシブル ESPの恋する女の子。 恋人のダンとは同じメゾネットの違う棟に住んでいるが、観念力でお互いの部屋のトイレをつなげている。 性格は少し大人びてしたたかだが、至って普通の女の子。 あらゆることに対して積極的に行動し、よくダンを巻き込む。 巻き毛の金髪に愛らしい顔が特徴で、ダンに負けず劣らずモテる。 その際べつの男に惹かれることもあるが、本命はいつもダンである。 『ブライトの憂鬱』では結婚しニナ・マイルドとなった上、娘が生まれた。 温泉八重 色んな家を掛け持つハウスキーパー。おヤエさんと呼ばれている。 実は公家のお姫様というやんごとなき生まれであり、非常に多くの分野に長けたすごい女性である。 ハリアン・シェラトンから何度も求婚されているが、かつてハリアンの兄であるブライト・シェラトンを失った悲しみと怒りにより断り続けていた。 しかし物語後半でついに結婚し、シェラトン夫人となり双子を出産した。 ハリアン・シェラトン シェラトン財閥の総帥。 容姿端麗で遊びを仕事にするほどの実業家。 完璧な人間のように見えるが実はダンと似た性格であり、何かあればすぐ大騒ぎする。ニナ曰く「精神的フタゴ」。 おヤエさんを愛しており、何度も求婚を繰り返した結果72回目のプロポーズでようやく結婚することができた。 ガイア NASAが開発した四次元コンピュータ。 元は火星に建てられた家に付いていたコンピュータだったが、ダンに惚れてしまったため彼の家に住み着き始めてしまった。 時々時空を操り様々な騒動を巻き起こす。 ちなみに、「彼女」と呼ばれている。 アーチボルト・フレキシブル ニナの兄で、通称アーチー。 ニナの代わりにS・C(スペシャルチャイルド)の教育クラスへ通うが彼も天才で、よく色んな物を発明している。 精神的近視であり、見てはいけない物を見ると忘れてしまう。 かつては俗事に全く興味を持たなかったが、ニナやダンの計らいで美少女と仲良く(?)なれた。 SABURINA アーチーが製作したフレキシブル家のハウスキーパーロボット、だったのだが命令を文字通り受け取って事故を起こしてしまい、一度捨てられてしまった。 しかしその後おヤエさんにより回収・修正され立派なハウスキーパーとして再び活躍するようになる。 人間のようなコンプレックスを持つ。ロボットに関する話の際意見することが多くなった。 【余談】 竹宮惠子の漫画を原作としたTVアニメ『地球へ…』には『私を月まで連れてって!』から一部の登場人物と似た姿をしたキャラクターがアニメ版のオリジナルキャラクターとして登場している。 世はまさに、アニオタwiki時代です。 wiki篭りのフレキシブルな追記(修正!?)が望まれます。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] おお、これまだ持ってる。ブライトの憂鬱もあるぞ。懐かしい。 -- 名無しさん (2016-05-25 16 12 30) 尻P…は『つきあって』か. -- 名無しさん (2016-05-25 20 42 37) 絵本の方かと思ったがあれはパパお月様取って、だった -- 名無しさん (2016-05-26 12 09 04) 個人的に、竹宮惠子の絵はこの作品の時期が完成されてて一番魅力的だと思う。ブライトではなんかのっぺりしてしまった。 -- 名無しさん (2016-07-18 00 18 18) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/dogenesis/pages/53.html
0801号 「知っている・わかっている」と「実践している」の間の大いなる断絶 www.2nd-stage.jp › バックナンバー › ピークパフォーマンス方程式 【20万人が読むメルマガ 平成進化論】のバックナンバー「0801号 「知っている・わかっている」と「実践している」の間の大いなる断絶」。 ... 勉強しつづけよ、とか、成長しつづけましょう、 と周囲の人たちからいつもいわれてきたことでしょうし、また それを当然のこととして ... わかっちゃいるけどやめられない、悲しい人間の性(サガ)がある からこそ、 実践を困難にする怠惰な心に鞭打つための仕掛けや仕組みが必要 となってくるのです。 両思いのはずなのに…?告白してくれない彼と付き合う方法 - Peachy ... news.livedoor.com/article/detail/9938279/ 2015/03/27 - 彼の気持ちが分からない! 初めてのデートからしばらく経っていて、明らかに、お互いに好意があると分かっている。 ... 相手がいる場合は「いる」と答えざるを得ないでしょうし、いない場合は「いない」と、真実を伝えてくるでしょう。この「素直さ」が ... 2002年02月号 - 会計-税金のことが分かった気になる講座 www.cmc.ne.jp/account/write/zeikin/backnumber/05.html 条文の正しい読み方は別にして、商品やサービスの有償の譲渡が収益になることは誰でもが分かるのですが、確かに無償の ... また、それが第三者に対するものなのか、親族などの同族関係者に対するものなのかによっても課税関係は変わってくるでしょう。 アウティングと当事者性―「告白」という暴力 - Togetterまとめ togetter.com › カテゴリー › 学問・教養 › 人文 2016/08/06 - ゲイには優しくしなきゃ』のような風潮があり、当人が自殺しているから、こんな記事になっているけれど、『愛しているので、 ..... 自分のことを明かすのと他人のことを明かすのとは違うし、当事者であるにしても求められるべき慎重さは違ってくるでしょう ..... を持たれていることはわかっているという状態は個人差はあれど負担でしょうし、周囲に理由を説明できないので距離を取ることもサポートを得ることも困難なんです。 データ解析 李 石映雪|RECRUIT DNA|リクルートホールディングス 2017 ... r.recruit-jinji.jp/article/interview/ri-sekieisetsu/ 上司ともフラットに話せるということがわかってからは、どんどん自分の考えが言えるようになりました。 .... ただ、いつかやってみたいことができて起業を考えるようになったとしたら、自分で営業をする必要も出てくるでしょうし、そうした知見を得る上でもリクルートは ... 新人はここが分かってない!:新人はスケジューリングをしない - @IT www.atmarkit.co.jp › 自分戦略研究所 › 自分戦略研究室 2005/06/15 - これを考えることで、彼らを迎え入れるときに何を考えておけばいいのかが分かるはずです。 .... 特にIT系の企業に就職しようというのであれば、知らなければ入社前に少しくらいは勉強してくるでしょうから、そのレベルで皆さんが指導することは ... アルツハイマー型認知症とは | 認知症ねっと info.ninchisho.net › 認知症の種類 家族や親族が家族性アルツハイマー病だと分かっている場合は、自分も発症する確率が高まりますので早期発見・治療を心がけましょう。 .... また徘徊が始まり家の外に出たがる時は、出来るなら一緒に近所を回って帰ってくるなどしてみましょう。勝手に出て ... ゲノム分析からわかってきた生命現象の基本と多様性 ... - JT生命誌研究館 https //www.brh.co.jp/seimeishi/journal/031/ss_6.html もちろんこれからゲノム解析が進んでいけば,もっと複雑な生物でもそれが可能になり,面白いことがわかってくるでしょう。 じつはヒト ... 今ここに存在しているものは,どんなに変わって見えようとも,その生物として存在できることを保証されているということです。 働き盛りのメンタルヘルス vol.5|健康コラム|けんぽれん[健康保険組合 ... www.kenporen.com/health-column/mentalHealth/vol_05/ 一度入った後は、どこでどんなお化けが出てくるかをわかっているので、以前ほどの恐怖を感じることはないでしょう。 ... メンタルヘルスが悪化に向かっていることは、強い肩こりなどのストレス反応から気が付くでしょうし、ストレスチェックでも知ることができます。 うぉぉー!俺の彼女分かってるう!彼がこっそり彼女に期待していること・4選 mdpr.jp › Column › コラム って言い張っていたけど彼女が『でも、お腹いっぱいになったら寝ちゃうもんね、知ってるー』って、分かってらっしゃる」(20歳/学生) 「言わずとも ... その彼の行動パターンを把握しているか、していないかで彼のあなたへの評価は変わってくるでしょう 4.買ってくる ...
https://w.atwiki.jp/satys/pages/15.html
11/9/17 セッション PC1 ダイソン・スクローファ(PL てぺ) 設定 推奨クラス パラディンorプリースト/フォーキャスター 君はヒロズ国の若手将校の一人で、その知識と洞察力で周りから一目置かれている。 若手官僚のサン・ホーエンハイムも君に信頼を置いている人物の一人で、 彼と共に王都、セキエイにいる現在は国の将来について話し合うことが多い。 王都セキエイの元市中警備隊長で、代々優秀な士官を輩出してきた名家の若き当主。 戦場での功績と真紅の鎧を身に着けていることから「ノームコプの赤い竜巻」という異名を持つ。 (ちなみに竜巻のほかにも沢山のバリエーションがあり、固有名詞は存在しない。) ゲマによって警備隊長の任を解かれたところに、 国の現状を憂うサン・ホーエンハイムから反乱を持ちかけられ、一度は考える時間が欲しいと断ったが、 ゲマによって捕らえられそうになり、同じく危機に瀕したサンを救出し、反乱に加わることになる。 バルクル・ギャスケットは親友。家付きの密偵としてルシンダがいる。 ユキという可愛らしい女性と両思いだが当人同士は気付いていない。 ファミリアは背中から火を噴くヤマアラシのフレイム。 種族:ヒューリン 性別:♂ 年齢:24 キャラクターレベル:11 プレイヤー: 経験点:600/766 ライフパス 出自:騎士 境遇:愛 運命:慈愛 特徴:騎士道 【筋力基本値】を+3 コネクション 名前 関係 サン・ホーエンハイム 友人 クラス メインクラス:アコライト→パラディン サポートクラス:セージ→ウォーリア→サモナー→モンク→フォーキャスター 能力 筋力 基本値:15 能力:(5+1+0)=5 器用 基本値:21 能力:(7+1+0)=8 敏捷 基本値:12 能力:(4+1+1)=6 知力 基本値:9 能力:(3+1+1)=5 感知 基本値:9 能力:(3+0+0)=3 精神 基本値:21 能力:(7+1+0+2)=10 幸運 基本値:10 能力;(4+0+1)=5 HP 109 MP 83+100 フェイト 5 精神は《マインドアデプト》の補正を含めた値。 HPは《インテンション》の補正を含めた値。 MPは《ファミリア》の補正を別途記載。 スキル 種族 スキル名 Lv コスト 効果 コンバットマスタリー - - 命中判定に+2 レイザーシャープ - - 武器攻撃のダメージに+1D アコライト スキル名 Lv コスト 効果 ヒール - 3 ダメージを(10D+【精神】)点回復する プロテクション 5 3 ダメージを-(5D+10) メイスマスタリー - - 打撃武器の命中判定に+1D ハンマーフォージ - 7 白兵二回攻撃。ダメージロールに-1D ヘイスト 1 4 対象の行動値を(1D+10)上昇させる セージスキル スキル名 Lv コスト 効果 エンサイクロペディア - - セットアッププロセスにエネミー識別が出来、達成値に+10する エフィシエント - - ダイスを振る魔術の効果を+10する モンクスキル スキル名 Lv コスト 効果 インテンション - - 【最大HP】に+50 インデュア 1 5 バッドステータスを受けたとき、それを回復する ソウルバスター - - 受けたダメージと同じ値だけ対象のHPを減少させる シナリオ1回 マインドアデプト - - 【精神】に+2 ウォーリアスキル スキル名 Lv コスト 効果 ボルテクスアタック - - 白兵攻撃のダメージに+10D シナリオ1回 シールドスラム - - 白兵攻撃のダメージに盾の重量を加算する エンラージリミット - - 装備品と所持品の重量制限が【筋力基本値】の2倍になる フォーキャスタースキル スキル名 Lv コスト 効果 スタンドバイ - - 【感知】判定の達成値に+10 ルアーリング 2 9 20m以内の対象を自分のいるエンゲージに転送させる パラディンスキル スキル名 Lv コスト 効果 レギリアス - - 【物理防御】と【魔法防御】に+【精神】 インペレイティブ - 12 セットアッププロセスのスキルを2つ使える ※ 《ヒール》の効果は現在10D+25点。 《ハンマーフォージ》の攻撃力は25+2Dが2回。 装備品 両腕 装着部位 名称 重量 行動修正 命中修正 攻撃力or防御力 射程 備考 右手 ホースクラッシャー 12 -1 -1 15 至近 騎乗状態の敵にダメージ+10、転倒付与 左手 セイントシールド 10 - - 5 - 精神+2 特殊 防具 装着部位 名称 重量 行動修正 回避修正 物理防御 魔法防御 備考 頭部 ビレッタ 2 0 0 2 0 胴部 ダルマティカ 4 0 0 6 0 補助防具 トラベラーズマント 1 0 0 2 0 装身具 高位聖印 1 ヒールの効果に+3 その他所持品 アイテム 重量 備考 バックパック 0 重量+5 冒険者セット 5 ロープ、ランタン、火打石、野営道具等 ハイMPポーション 1 【MP】を4D回復する MPポーション 1 【MP】を2D回復する ポーション各種は当日決める 各種判定 命中 9+(3D) 回避 6+(2D) 攻撃力 25+(3D) 物理防御 27 魔法防御 24 行動値 9 移動力 14m ※ 攻撃力は《シールドスラム》の補正込み。 物理防御、魔法防御共に《レギリアス》と、セイントシールドの補正込み。 トラップ解除 8+(2D) 危険感知 13+(2D) エネミー識別 5+(2D) アイテム鑑定 +(D) ※ 危険感知判定は《スタンドバイ》の補正込み。 エネミー識別は《エンサイクロペディア》を開放すると、【15+(2D)】となる。 ※魔術 5+(2D) ※錬金術 +(D) ※呪歌 +(D) 意見・相談等 ちなみに名前の由来は掃除機とスクリューから。 スクリューの語源はブタの学名、 「スース・スクローファ・ドメスティクス」から来ている。 これ豆知識ね。 -- (てぺ) 2011-09-20 02 42 43 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/mioazu/pages/23.html
「もう梓のバカバカ・・・」 私はポツリと呟いた。 最近梓、全然私にかまってくれない。 なんか悔しい。 私が梓を守ってあげる、甘えさせてあげる。 それが今までの私達だったから。 これじゃ、私の方が寂しがりやの子供。 「澪先輩、お茶の準備出来ましたよ。」 「うん・・・」 梓は、優しくてみんなに気遣いもできる。 でも恋愛に関しては疎いんだよな・・・って私が言えた事じゃなけど。 梓から告白してきたときも 「澪先輩、私が好きだって全然気づいてなかったんですか!?」 「まさか両思いとは思いもしなかった・・・」 「澪先輩の鈍感」 なんて会話したっけ。 「澪ちゃん、なんか今日テンション低いね~、どうしたの?」 唯の声でハッとなり顔を上げる。 「え!?そんなこと全然無いって。」 ムギも心配そうに、顔を覗き込んでくる。 「ホント大丈夫?」 「うん、ありがとっ。なんか試験勉強で疲れちゃっただけ」 私は無理やり笑顔を作った。 律「澪、もしかしてあの日、ゲフッ!!」 澪「違う!」 律に突っ込みを入れる。 梓はジッっとこっちを見ている。 私は梓にも、微笑みかけた。 なのに梓は何か言いたそうな顔をして、目を逸らしてしまった。 胸の奥がギュッっと締め付けられた。 大好き。大好きなのに、不安になる。 ううん、大好きだから・・・不安。 どうして梓は、最近ずっと私のこと真っ直ぐ見てくれないんだろう。 「梓・・・・」 つい呼んでしまう愛しい人の名前。 梓とのいろんな事を思い出してるうちに眠気が襲ってきた。 そう言えば、最近梓との事が気がかりで睡眠不足だったからなぁ・・・ 部室のソファーでついウトウトしてしまう。 どれくらいの時間がたったのだろう。 ハッと目が覚めると、目の前に暖かい壁があった。 「梓?」 すぐに分かった。私梓に抱きしめられてる。 「澪先輩、私恥ずかしいです。」 「へ!?」 「ずっと澪先輩、寝言で私の名前呼んでました・・・」 「あ…いや、それは///」 「・・・・・・」 会話が途切れる。 「梓、私のこと嫌いか?」 私はストレートに聞いてみた。 「・・・何でそんなこと聞くんですか・・・?」 「最近梓私のこと避けてない?」 「だって、澪先輩・・・ずっと律先輩と一緒にいる。さっきだって嬉しそうに律先輩に突っ込んで。 澪先輩は私よりも律先輩の事・・・」 「え!?だって家も近いし同じクラスなんだから当たり前だろ?」 「それに私が突っ込まなかったら突っ込み不在で律が一人で空回りしちゃうだろ?」 「もしかしてそんな事で嫉妬してたのか?」 梓は私から体を離した。 私と梓はビックリした表情でお互い顔を見合わせて、大笑いした。 そうだった、梓も私も恋愛に鈍感だったんだ。 似たもの同士だったんだ。お互い拗ねてただけ。 「もう遅いし帰ろっか」 「手、繋いでも良いかな?」 通り過ぎる人影が見えなくなった所で、澪はポツリと切り出す。 「駄目です。私ずっと我慢してたんですから、こっちが先」 言うや否や、梓はぎゅっと澪に抱きつく。 「もう、ずっと堪えてたんですからね。 早く澪先輩に抱きつきたくて」 「うふふ」 いきなりのハグにちょっぴり照れながら、澪は嬉しそうに梓の頭を撫でる。 そして、この後に来るキスを心待ちにしていた。けれど、梓は動かない。不思議に思った澪が梓を見ると、 梓は穏やかな笑顔で切り出してきた。 「このまま帰るのもつまらないし、ちょっと散歩していきません?」 そう言って梓は澪の返事も待たずに手を握ってくる。少し拍子抜けしてしまった澪であったが、 「うん、良いよ」 すぐにコクリと頷き、梓に連れられるがままに歩き出した。 薄暗い街を、梓と歩く。 梓は公園の方へ向かっているのだろうか?二人きりで歩く道は、静かであった。 悪戯っぽい笑みを浮かべる梓。その笑顔が妙に眩しくて、澪は次第に胸を高鳴らせてしまう。 「今日はありがとうございました」 「えっ?」 不意に梓が告げた感謝の言葉に、澪はキョトンとしてしまう。 「何か私の一方的な勘違いで・・・それを澪先輩の方から切り出してくれて」 「うふふ、もう良いんだよ」 しみじみと語る梓に、思わず澪はしがみつくように梓の腕に抱き付く。梓が喜んでくれた。 互いに見つめ合い、そしてくすくすと笑う。 そして、ようやく公園に辿り着く。 「時間も遅いから何か貸し切りみたいですね 部室でバカ騒ぎするのも良いですけど、たまにはこんな静かな所も良いですよね」 そして、梓は澪の肩に手を掛け小さく背伸びをした。 そっと梓の顔が近付き、唇が重なる。 今にも気絶しそうなくらい、澪はドキドキしていた。でもそれは梓も同じで・・・ やがて梓が顔を引くと、澪はクスリと笑ってしまった。 梓はすっかり赤くなりながら頬を膨らませる。 「・・・梓」 そう呟くと澪は今度は自分から梓に唇を合わせにいった。 何度でも足りない。 もっともっと、梓とキスしたい・・・ 「もう、澪先輩ってば・・・」 負けじと梓も何回もキスの雨を降らせる。 それはどこかくすぐすったいようなキス。けれど、とてもとても温かいキス・・・ 「大好きだよ、梓・・・」 じっと目を見て梓に伝える。心を込めて。 「澪先輩・・・なんか照れます・・・」 「大好き。ずっと一緒にいたい。もう離れたくない。」 「私も大好きです澪先輩……」 そして梓は、ゆっくりと澪の胸に飛び込んでいった・・・ 終わり
https://w.atwiki.jp/sig-suer220/pages/49.html
前回へ /*/ 芝村: 温泉から出てきたエステルは、すごい上機嫌だ。 芝村: 嬉しそう。 エステル: 「温泉はいいですね」 時雨: 「ええ、僕もお風呂は好きです」 時雨: 浴衣姿だったりします? エステル: 「はい」 芝村: ええ。浴衣だね。頭にはあいかわらずへんなのつけているが 時雨: 変なの(笑) エステル: 「なにか?」 時雨: 「いえ、浴衣が似合うなって」 エステル: 「有難う・・・・ございます」 時雨: いってこっちもちょっと照れてます…… エステル: 「今日はなんのようで?」 時雨: 「これから一緒に食事でもどうでしょうか。なんだかんだで、今まであんまりこういう機会はなかったですし」 エステル: 「なるほど・・・」 エステル: 「わかりました」 時雨: 「ありがとうございます」 エステル: 「受けます」 時雨: まだ部屋でなければ、そちらに移動したいのですが。 芝村: ええ。移動しました。 芝村: エステルは周囲を見ている。 芝村: 上を見た。 エステル: 「旧式すぎて感動しますね」 時雨: 部屋のつくりはどんな感じになっていますか? 芝村: 食事するための和風の居間だ。 芝村: 畳敷き 時雨: 「紙の本と同じですよ。古いものにも、いい所があるんです」 エステル: 「はぁ」 エステル: 「椅子がありません」 時雨: 「直接座ってください、こんな感じで」 時雨: 座布団の上に座ります。足に負担をかけないよう、楽な感じで。 芝村: エステルは真似した。ころんだ。 芝村: こてん 時雨: 助け起こします エステル: 「難しいことをいいますね」 時雨: 「ごめんなさい……」 時雨: 旅館の人にお願いして椅子を二人分運んでもらえますか? エステル: 「いいです」 芝村: エステルはムキだ エステル: 「やってみます。バカにしないでください」 時雨: 「わかりました。足を伸ばして、横になるような姿勢だと楽だと思いますから」 芝村: エステルはこてんとこけた 時雨: 「……」 芝村: エステルはすぐに起き上がった。 芝村: エステルは顔が紅い 時雨: 「ごめんなさい、また……」 エステル: 「軽い冗談です」 時雨: 「……はあ」 エステル: 「あきれてるんですか。笑ってるんですか!」 時雨: 「違いますよ!」 エステル: 「じゃあ、見ていてください・・・」 芝村: エステルはどうにか座りなおした。よし 時雨: 「食事を頼みましょうか」 エステル: 「かかってきなさい」 時雨: 「え?」 時雨: 「かかってって?」 エステル: 「なんでもありません……」 芝村: 料理が出てきた。続々と 芝村: エステルはこてんとこけた 時雨: 見てられないな…… 時雨: 「えっと、こういう冗談はどうですか?」と言って エステルの後ろに回って体を支えて見ます。 エステル: 「無用です」 エステル: 「一度目よりも2度目よりも3度目のほうが、長い……!」 時雨: 「……わかりました」 そう言って、エステルの隣に移動します。 時雨: 転んだとき、いつでも手を出せるように。 芝村: そしてエステルは箸を見て凍っている。 芝村: (笑) 時雨: まさに異文化コミュニケーション(笑) 時雨: 「こうして使うんですよ」と言って、使い方を見せてみます エステル: 「この二本の棒を座りながら?」 時雨: 「ええ」 エステル: 「どんな曲芸ですか・・・」 時雨: 「……まあ、子供のころから僕たちは慣れていましたから」 時雨: 「少し、口をあけてもらえますか?」 芝村: エステルは少しあけた。 時雨: お箸で料理をつかんで、エステルの口に運びます。 エステル: 「なるほど」 芝村: エステルははむっとたべたあと、やる気を出して真似を始めた。 時雨: 「こういう使い方も、あります。好きな人にするんです」 エステル: 「それと初心者にですね。分りました」 芝村: エステルはぐらぐらしながら箸を使っている。 芝村: おそろしい集中力だ 時雨: 気をもみながら隣から見守ります 時雨: 「初心者にはしないんですけどね……こういうのは」 芝村: エステルは聞こえてないぞ 時雨: 「……」 時雨: ちょっとしょんぼりします 芝村: エステルはこてんとこけた。 芝村: 起き上がって再挑戦した。 時雨: 食事しつつ、注意しておきます 芝村: エステルはすごい。その瞳は天を乱舞する艦隊のようだ。 芝村: 徐々にうまくなってきた・・・ 時雨: 変なところかもしれませんが惚れ直しました 時雨: ちょっと顔に出てると思います(笑) 芝村: エステルは貴方を見た。胸をはった。 エステル: 「どうですか?」 時雨: 「お見事です」 時雨: 「やっぱり、あなたを好きになってよかった」 芝村: エステルはふふんと言う顔だ。 芝村: そしてこてんと倒れた。 時雨: 抱きしめます 時雨: 倒れないように。 時雨: 背中から。 エステル: 「自分で立てます」 時雨: 「そうだと思いますけど……少しだけこうさせてもらえませんか?」 エステル: 「?」 エステル: 「はい」 時雨: 「僕がよく言ってることですよ。好きって言うのは……」 時雨: 「こんな風にしたい、って言うことなんです」 エステル: 「よくわかりません」 時雨: 「僕にも、本当はよくわかっていません。何でそんな風に思うのか」 時雨: 「でも、こんな風にしてるとすごく幸せで、気持ちがいいんです」 時雨: 「……エステルはどうですか?」 エステル: 「普通ですが」 時雨: 「そっか……残念です」 時雨: 表情見えますか? 芝村: ええ。 芝村: 普通だ。 エステル: 「なぜ残念ですか?」 時雨: 「片思いより、両思いのほうがうれしいんですよ」 時雨: 「あなたからも、こうしてもらいたいなって」 エステル: 「日本の棒の訓練のほうが先です」 時雨: 「そうですね」 笑ってそう言って頬に軽くキスします 芝村: エステルは訓練を再開した。 /*/ 次回へ 目次へ
https://w.atwiki.jp/oshitodomero/pages/76.html
スレッド_レス番号 01_364-367 作者 164 備考 長編,お嬢と護衛 「まだ近くに居るはずだ、狩りだすぞ!!」 港に響く怒鳴り声、その中で男は銃を構え、いつでも撃てるようにする 「……ご苦労なことで、さっさと帰らないとヤバいですね」 「ごめんなさい………私の、私のせいで…」 この状況を作ってしまった少女は自分を責めながら、唇を噛み締める。 「まったくです。一人で勝手に外に行くなと口が酸っぱくなるほど言いましたよ?」 「……ごめんない…ごめんなさい……」 少女の頬に一筋の雫がこぼれ、続いてボロボロと落ちていく。 「泣いて助かるなら誰でも泣いています」 泣く少女に男はさらに追い打ちをかける いくら護衛だからといっても人間だ、自分の立場を顧みぬ彼女の脱走 そして、最悪に属するパターンの誘拐に遭遇してからの彼女の自虐的な態度 爆発しそうになる怒りを押し止めるが無意識に言葉に出てしまう。 「今回はいい機会です、これでわかったでしょう?貴方の立場がどれほどの物か」 「……はい」 「…!、来ましたよ」 「静かに…」 足音からして二人 次第に大きくなる足音が近づいてくるのを実感する 男はこれから起きる惨劇を予感し少女に目をつぶらせる 唾を飲み込む音、近づく足音 コンテナの背後に身を隠し、路地を覗き込んできた敵の顎に銃を突き付け 「っな!?」 放つ 派手な銃声の後に顎を吹き飛ばされた敵の死体が倒れこもうとする 男はそれを許さず死体の腹を蹴りで強打し吹き飛ばす それはもう一人に当たり、死体共々倒れこむ 「すいませんね」 更に銃声、転がる死体共から銃を奪い取り一つは自分の懐に入れる 「お嬢様、もう目を開けても構いません」 「終わった……の?」 「いいえ、まだです。これから少し走りますよ」 少女の所に戻り死体を見せぬように自分を死角にする「それとコレを」 もう一つを少女に渡す 「無理だよ」 「念のためです」 無理矢理少女に銃を持たせる 「持つだけで少し勇気がでます」 「…うん」 移動を繰り返し、人を殺しながら走る 「はぁ…はぁ…」 「…少し休みましょう」 物陰に身を隠して息を整える 「もう少しで道路に出ます、そうなれば安心でしょう」 「うん…」 「がんばりましょう」 少女に元気は無い、こんな状況なら当たり前だが 少女は先の戦闘で人を殺すを見てしまったのだ。 (…かなりきてますね) 男はそんな少女の気持ちを察して毒づく 「大丈夫です、あぁいうのは人生一度や二度見るものです」 「そう…かなぁ?」 「そうです、……そろそろ行きますよ」 少女の返答を待たず男は辺りを警戒しつつ歩きだす 「ま、待ってよ」 その時だった、物陰から出た瞬間、銃声と共に男の脛から血が吹き出す。 「ぐ…あっ!?」 撃たれた痛みで男はひざま付く 「あ~あ、仲間皆殺られちまった」 「くっ」 敵の語りに耳を傾けず男は元の物陰に飛び込む 「どぉ~してくれんだよコノヤロォ!!」 銃を連発して威嚇しながら男が隠れた場所に近づいてくる 「はぁ……クッ!痛ってぇ…」 男はすぐに止血を施す、がただの応急処置では痛みが引くわけもない 奴が言うことが正しければ、奴を殺したら全てが終わる (どうする?奴に気付かれてるなら不意打ちは不可だ、油断もしてないだろう。 それにこの足だ、これ以上傷つかずに勝利できるか? 否 無理だ、ならば特攻あるのみ) 複雑な思考は現実では一瞬で済み、その思考から生み出された作戦を実行するため物陰ギリギリに移動する。 (一、二の三!!) 物陰から飛び出し、敵に向かい走りだす。 止血した足から血が滲みだす 「うおおぉおあぁああああ!!!」 「叫びゃこの状況が覆ると思ってんのかよっ!!?」 撃ち合いと共に脇腹に痛みを感じた。 突然、走る足から力が抜けて倒れこむ 「くそ…」 「お前はすぐに死なせねぇ…俺も大分頭にきてんだ」 目の前の地面に弾がめり込む 「くくく、痛いか?いてぇよなぁ!!!がっ!?」 いきなり怒鳴り声とは違う声がでる。 銃声が響き、それは敵の胸に命中していた。 「お嬢様…?」 「大丈夫!?」 港に接する道路で二人は車を待つ、人通りの少なさに加えて夜だ、辺りはシンっと静まり返っていた。 少女は男の頭を膝に乗せなから口を開く 「私さ、いっつも言うこと聞かないで外出てたよね」 「…そうですね、見つけるのには苦労しました」 「だよね、でもさ、いつも最初に見つけてくれるのはキミなんだよ?」 「…そうですね」 「これってさ私達は見えない何かで繋がってるんだよ、きっと」 「はは…、赤い糸でですか?」 「…うん、きっと赤い糸で結ばれてるんだよ」 「……」 「好きだよ」 「………私もです」 「ふふ、やった両思いだね」 「でも……この赤い糸はすぐ……切れちゃうかもしれませんね……」 「なんで?」 「……」 「あれ、どうしたの?」 「………」 「起きなよ……」 戻る スレッド別 / 作者別 / シリーズ別 バグ・不具合を見つけたら? 要望がある場合は? お手数ですが、メールでお問い合わせください。